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平成25年 12月 定例会(第4回)-12月13日-06号

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    平成25年 12月 定例会(第4回)-12月13日-06号


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    平成25年 12月 定例会(第4回)-12月13日-06号平成25年 12月 定例会(第4回) 平成25年 第4回狭山市議会定例会 第17日   ------------------------------------- 平成25年12月13日(金曜日)   第17日議事日程    1.開  議  午前9時    2.諸報告      (1) 地方自治法第199条第9項の規定による平成25年度定期監査(第一回)        の結果報告    3.議案第77号~第97号一括上程    4.委員長報告       総務経済委員長       文教厚生委員長       建設環境委員長    5.委員長報告に対する質疑    6.討  論    7.採  決    8.議員提出議案の報告、上程(議員提出議案第4号、第5号)    9.議案の説明
      10.議案に対する質疑   11.議案の委員会付託省略   12.討  論   13.採  決   14.所管事務調査報告       総務経済委員長       文教厚生委員長       建設環境委員長   15.所管事務調査報告に対する質疑   16.埼玉県都市競艇組合議会議員の選挙   17.議員派遣の件   18.特定事件の閉会中継続審査の申し出の報告   19.特定事件の議会運営委員会及び各常任委員会付託   20.姉妹都市親善行政視察派遣議員の報告   21.市長のあいさつ   22.閉  会   ------------------------------------- 本日の出席議員   22名   1番  新 良 守 克 議員     2番  金 子 広 和 議員   3番  綿 貫 伸 子 議員     4番  笹 本 英 輔 議員   5番  高橋ブラクソン 久美子 議員 6番  矢 馳 一 郎 議員   7番  土 方 隆 司 議員     8番  内 藤 光 雄 議員   9番  加賀谷   勉 議員    10番  齋 藤   誠 議員  11番  萩 原 義 典 議員    12番  太 田 博 希 議員  13番  町 田 昌 弘 議員    14番  大 沢 えみ子 議員  15番  広 森 すみ子 議員    16番  猪 股 嘉 直 議員  17番  大 島 政 教 議員    18番  磯 野 和 夫 議員  19番  小谷野   剛 議員    20番  栗 原   武 議員  21番  田 村 秀 二 議員    22番  東 山   徹 議員 本日の欠席議員    0名   ------------------------------------- 職務のために出席した事務局職員   古 谷 貢 男  事務局長        加 藤 孝 幸  事務局次長   綿 貫 和 博  事務局主幹       小 川 啓 寿  事務局主査   山 下 和 幸  事務局主査   ------------------------------------- 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者  仲 川 幸 成  市長          濵 野 良 一  副市長  向 野 康 雄  総合政策部長      粕 谷 文 勝  総務部長  山 﨑 堅 司  市民部長        山 岸 康 晴  環境経済部長  宮 本 雄 司  福祉こども部長     本 木 義 弘  長寿健康部長  木 村 孝 由  建設部長        田 中 文 男  都市整備部長  岩 田 光 伸  上下水道部長      吉 川 明 彦  教育委員長  松 本 晴 夫  教育長         栗 原 秀 明  生涯学習部長  古 谷 広 明  学校教育部長      中 山 眞 男  監査委員  小 澤 一 巳  総務課長   -------------------------------------  (午前 9時00分 開議) 出席議員 22名    1番      2番      3番      4番      5番    6番      7番      8番      9番     10番   11番     12番     13番     14番     15番   16番     17番     18番     19番     20番   21番     22番 欠席議員  0名   ------------------------------------- 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長           副市長          総合政策部長    総務部長         市民部長         環境経済部長    福祉こども部長      長寿健康部長       建設部長    都市整備部長       上下水道部長       教育委員長    教育長          生涯学習部長       学校教育部長    監査委員         総務課長   ------------------------------------- △開議の宣告 ○東山徹 議長 ただいまから本日の会議を開きます。   ------------------------------------- △諸報告 ○東山徹 議長 初めに、諸般の報告をします。  監査委員から提出されました地方自治法第199条第9項の規定による平成25年度定期監査(第一回)の結果報告書の写しを配付しておきましたのでご了承願います。   ------------------------------------- △議案(第77号~第97号)の一括上程 ○東山徹 議長 次に、今期定例会に提出された議案のうち、さきに議決した議案第76号を除く議案第77号から議案第97号までの21議案を一括して議題とします。   ------------------------------------- △各常任委員長報告 ○東山徹 議長 次に、各常任委員長から審査の結果について、それぞれ提出されました審査報告書の写しを配付しておきましたのでご了承願います。   -------------------------------------総務経済委員長報告 ○東山徹 議長 これより各常任委員長から審査の経過について順次報告を求めます。  まず、総務経済委員長の報告を願います。  町田総務経済委員長。          〔13番 町田昌弘議員 登壇〕 ◎13番(町田昌弘 議員) おはようございます。ご報告申し上げます。  今期定例会において、総務経済委員会に付託された案件は議案4件であります。  当委員会に付託された案件の審査の結果につきましては、議長に提出したものの写しがお手元に配付されていると思いますので、あわせてご参照ください。  当委員会は、12月5日に関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。  これより、その審査の経過と結果について申し上げます。  初めに、議案第86号 狭山市市民健康文化センターの指定管理者の指定について申し上げます。  今回の指定管理者の候補者は、現在の当該施設の指定管理者であるが、過去4年間の評価はどうかとの質疑に、主に各種文化事業や温水プール、お風呂を利用した健康増進事業を行っており、来場者数も多く好評と聞いているとの答弁。
     施設の利用者数と利用料の推移はどうなっているのかとの質疑に、利用者数は平成21年度は市の直営で約7万4,000人、平成24年度は約8万5,000人と増加している。利用料については、直営で行っていた平成21年度は約1,360万円、平成24年度は約1,450万円になっているとの答弁。  他者との比較ができない状況でこの1者に決定したが、最大の理由は何かとの質疑に、利用率、利用料金、利用者数の増加など、3年半の実績及び新たな提案内容、また、指定管理料については、入退場システムの導入によりリースが年間約200万円、5年間で約1,000万円になるが、指定管理料については現状と同水準で契約できることが理由であるとの答弁。  申請希望団体が複数になり、適正な競争が行われるような指定管理者制度としていただきたいとの意見がありました。  施設の目的が市民の健康増進と文化教養の向上ということから、健康推進を所管する部局が担当するのが適切と考えるが、今回指定管理者を新たに募集するに当たって、そういう協議はなされたのかとの質疑に、そこまでの議論には上がっていないが、当該施設のあり方を鑑み、どこが所管していくのか今後の課題と考えているとの答弁。  狭山市市民健康文化センターを所管する部署については、施設の目的を考慮して今後の検討をされたいとの意見がありました。  狭山市の風土や文化を理解した上で企業活動に取り組むとはどういうことかとの質疑に、地域密着型の活動を推進していて、商工祭への参加を初め、近隣の商店街のイベントなどにも参加している。また、当該施設内で市を開催して、地元の野菜、米などを販売しており、今後も開催回数をふやしていく予定であるとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第92号 狭山市商工会館の指定管理者の指定について申し上げます。  市として建物の老朽化対応をどう考えているのかとの質疑に、大規模な改修については来年度の予算に計上をしているが、その内容は電気設備のキュービクルの老朽化に伴うものである。また、平成27年度には市の公共建築物改修計画に基づいた外壁補修を予定しているとの答弁。  利用時間については、現在の4時間単位から2時間単位に見直す考えはないのかとの質疑に、商工会議所についてはほとんどが企業の会議での利用であり、4時間が一番好ましいことから、細かい単位区分にはしていないとの答弁。  今後の商工会館のあり方については、建物の建てかえや移管なども選択肢の中に入れて検討されたいとの意見がありました。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第93号 狭山市地域新事業創出基盤施設の指定管理者の指定について申し上げます。  現在のインキュベーションセンターの入居率はどうなっているのか、また、狭山市総合振興計画では平成27年度には入居率100%の目標設定をしているが、達成に向けての取り組み状況はどうかとの質疑に、現在87%ほどで推移しており、8部屋中1部屋があいている。平成22年度は100%を達成している。年間約30件の視察があり、首都圏産業活性化協会と入居審査をしながら推進をしており、今あいている1部屋のPRに努めていきたいとの答弁。  施設のPR方法はとの質疑に、インターネットの活用や埼玉県内の同様の施設を通じてPRしているほか、首都圏産業活性化協会通称TAMA協会において起業家の方に案内を行っているとの答弁。  現在まで新製品はどれくらい生まれているのか、また入居期間の平均はどれくらいかとの質疑に、平成15年の開設以来、約8件の製品が生まれている。それとともに、公的助成金・補助金を受けているものが8件ほどあり、約300万円から最高では約2,000万円の支援を受けながら進めている。入居期間については、平均で約3年程度、最短で約7ヵ月から最長で約7年間となっているとの答弁。  市は今後の施設運営上の課題をどう捉えているのかとの質疑に、県内に19あるインキュベーションセンターの実績と比較しても、狭山市は平成25年度だけでも4件の公的助成が入るなど、ものづくりでは進んでいる。今後は、市内で開発研究から製造まで行い、優良な納税者になっていただきたいと考えている。現在まで、施設から世に出た企業が18者あり、市内に残っているのが6者、そのうち市内で工場を開業したのが1者であるとの答弁。  民間などが手を挙げて競争原理が働くことで、より密度の濃いサービスや開発が出てくる可能性があると思うが、なぜ他に手を挙げるところがなかったのか、呼びかけなどはしなかったのかとの質疑に、特命としたのは、通称TAMA協会とのつながりに重きを置いたところにある。このTAMA協会に狭山商工会議所が会員として登録されており、さまざまな支援を受けていることから、有能なインキュベーションのコーディネーターができることが理由であるとの答弁。  インキュベーションセンター施設の目的を実現していくために、市はどのようなかかりわり方をしているのかとの質疑に、IMT(インキュベーション・マネジメント・チーム)会議で、インキュベーションセンター所長、TAMA協会の職員、商工会議所、市の職員が一緒になって、年間七、八回のミーティングを行っている。平成21年度から平成24年度までで、およそ35者を対象にしながら約200回の会議を開催して連携を図っている。主な会議内容は、入居審査を初め新製品開発、そして製品レベルの相談などである。また、公的助成金や特許の申請についても指導しているとの答弁。  若い起業家を初め、大学との連携を図るなど、産学連携のさらなる強化策を講じて、まちづくりに参画する働きかけをしてほしいとの意見。  市が主導して、ビルのエネルギーマネジメントについては話し合いをしてほしいとの意見がありました。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号 平成25年度狭山市一般会計補正予算(第3号)、歳入18款寄附金、19款繰入金、歳出2款総務費、6款農林水産業費及びこれに関連する歳入16款県支出金、債務負担行為について申し上げます。  初めに、歳入18款寄附金、19款繰入金について申し上げます。  基金の活用には上限はあるのかとの質疑に、具体的にこの金額までという細かい取り決めはない。総合振興計画の実施計画事業で年次計画を策定しており、その段階で基金を財源として見込んでいるので、それが一つの基準になると考えているとの答弁。  次に、歳出2款総務費について申し上げます。  市民広場管理事業費の内容はとの質疑に、公衆トイレの設置が中止されたことから、トイレの清掃と緊急時の呼び出しボタンの委託料を補正減するものであるとの答弁。  防犯灯と道路照明灯のLED化についての考えはとの質疑に、蛍光灯と比べLED灯は、電気料の削減や環境負荷の低減にも有効である。道路照明灯については、老朽化あるいは新設のときにLED灯に交換をしているが、防犯灯については自治会管理となっている。今後、費用対効果や事業手法などを含め検討したいとの答弁。  1月から総合窓口が開始となるが、証明発行系窓口の受付業務委託を2月からとする理由と業務委託内容はとの質疑に、総合窓口とあわせて住民基本台帳システムが新しくなるため、職員が機器の操作になれ、業務の流れが円滑に進むようになる期間を考慮して2月からを考えている。パソコン操作をする場合もあるが、基本的には申請書受け付けが業務になる。2月から準備業務ということで、4月から完全委託を予定しているとの答弁。  地区センターの対応も変わると思うが、地区センターに対する研修状況はとの質疑に、新しいシステムでは地区センターの職員が市民課の証明発行以外に税の証明も発行することになる。これまでとやり方が違うことから、地区センターと税務3課との間にマニュアルをつくり、バックアップ体制も税の関係課がきちんととれるような形で話し合いが行われており、研修は12月中に行う予定であるとの答弁。  新しいシステムのパスワードの管理とアクセス履歴について、きちんと把握し、管理してもらいたいとの意見がありました。  次に、歳出6款農林水産業費及び関連する歳入16款県支出金について申し上げます。  審査に先立ち、当委員会は上奥富堰の被災状況を現地視察いたしました。  補助金5,000万円が今後の協議により変わる可能性はあるのかとの質疑に、補助率は71%を見込んでいるが、3年連続の災害になっているので、さらに補助率は高いということで県との協議を行っているとの答弁。  工事は年度内の完了は可能なのかとの質疑に、災害復旧事業の性質から、年度内竣工ということが大前提となっている。今の予定では、工事の契約が1月の下旬から2月の上旬くらいになることから、工事期間は2月と3月の2ヵ月になる。しかし、材料が特注品のため、材料の搬入状況なども考慮し、繰越明許で4月もしくは5月の上旬くらいまでの工期内に終わらせることで進めていきたいと考えているとの答弁。  3年連続の災害復旧事業ということであるが、堰は頻繁に壊れるものなのかとの質疑に、取水堰は農業用水の取水をするためにあるが、堰を余り強固なものにすると横の堤防が決壊し、人的被害が想定されることから、計画洪水位を超えた場合は堰本体が壊れる強度の設計がされているとの答弁。  県事業の川まるごと再生の魚道の関係と今回の申請で中間部分に残ってしまうところはどうするのかとの質疑に、川まるごと再生で魚道を設置する県の事業があるため、県と協議をしながら進めている。今回申請できないところは、査定でそこまで見られると一度に直せるので一番よいが、災害復旧事業の性質から、国の考え方に基づいて、今回は壊れたところを年度内に竣工することで進めているとの答弁。  次に、債務負担行為の補正について申し上げます。  窓口受付業務委託事業費を債務負担行為にした理由はとの質疑に、2月から段階的に窓口業務の委託化を進め、4月1日から完全移行するため、2月から来年度末までの契約を結ばないと支障があるということで、2ヵ月分を平成25年度補正予算として計上し、4月からの分を債務負担行為という形で予算化しているとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、当委員会に付託されました案件の審査の経過と結果について申し上げましたが、何とぞ慎重審議の上、当委員会の決定どおりよろしくお願いいたします。   -------------------------------------文教厚生委員長報告 ○東山徹 議長 次に、文教厚生委員長の報告を願います。  齋藤文教厚生委員長。          〔10番 齋藤誠議員 登壇〕 ◎10番(齋藤誠 議員) おはようございます。ご報告申し上げます。  今期定例会において、文教厚生委員会に付託された案件は、議案10件です。その審査の結果につきましては、議長宛て報告し、その写しがお手元に配付されていると思いますので、あわせてご参照ください。  当委員会は、審査日程に従い、12月5日、関係部課長の出席を求め審査を行いました。  これより、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第77号 狭山市社会教育委員設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員委嘱に当たり、文部科学省令で示された基準に加え、新たに「公募により選出された者」の項目が追加されているが、選出の基準及び方法はとの質疑に、狭山市審議会等委員の公募に関する要領に設けた基準に沿って行い、具体的には、本市に引き続き1年以上住所を有する者、委嘱日現在で20歳以上70歳未満の者、応募日現在で狭山市の審議会等の委員になっていない者と定めている。また、応募の志望動機、小論文をもとに、公募委員候補者推薦委員により評価を行い、その後、市の審議会等委員推薦委員会に付して選任を行うとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第78号 狭山市社会福祉会館条例の一部を改正する条例については、さしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第79号 狭山市保育所条例の一部を改正する条例について申し上げます。  定員の120名以外に病後児保育の受け入れ枠が3名あるが、病後児保育に関して条例や規則、規程で定める必要はないのかとの質疑に、今年度中に必要な例規を整備し、4月の開園には支障のないように対応していくとの答弁。  新たに完成する祇園保育所の敷地内には何台の駐車場が確保されているのかとの質疑に、住民からの要望を踏まえ、敷地内に5メートル通路を確保したことから、通路を挟んではいるものの、身障者専用のスペースを含む約15台を確保できる予定であるとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第87号 狭山市社会福祉会館の指定管理者の指定について申し上げます。  指定管理者となる社会福祉協議会は、現在多くの事業を展開しており、社会福祉会館以外にも事務所を設置しているが、1ヵ所に集約するなどの検討や協議はなされたのかとの質疑に、社会福祉会館への事務所の集約は、障害者団体や地域の福祉団体に利用していただいている貸し館業務の利用を制限することとなり、また、社会福祉協議会が移動するとなると混乱が起きるとの声もあったことから、現状の利用形態を継続することで今回の指定管理者の指定となったとの答弁。  社会福祉会館の運営については、引き続き利用団体の利用状況や意見、意向も踏まえた上で対応されたいとの意見がありました。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第88号 狭山市立狭山台児童館の指定管理者の指定について申し上げます。  今回、指定管理者候補者と選定されたシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が運営上評価された部分はとの質疑に、利用者へのサービス向上として、休館日を年末年始及び年3回程度とし、開館日数を増加させる提案。管理運営費が低額、全国で多数の指定管理者としての管理実績、プライバシーマーク取得による個人情報保護体制の充実及び災害・火災対策などの各種マニュアルが整備されていることなどが評価されたとの答弁。  指定管理者の選定に当たり、各種書類の審査やプレゼンテーション及び質疑応答など、どの程度の時間をかけているのかとの質疑に、プレゼンテーション及び提案資料に基づいた質疑応答については、1事業者30分程度で実施しているが、第1次審査としての書類の審査に始まり、福祉こども部所管指定管理者選定委員会、また、狭山市公の施設の指定管理者選定委員会があり、全体では相当の時間を要しているとの答弁。  指定管理期間は担当部局でモニタリングを行いチェックしているが、中間報告など市議会に対する定期的な報告についての考えはとの質疑に、指定管理期間の途中における報告は実施していないが、福祉部門以外の指定管理もあることから、全庁的な課題として狭山市公の施設の指定管理者選定委員会などの意見も踏まえ、検討することを考えたいとの答弁。  指定管理者に対するモニタリングの結果などの運営状況について、年度及び中間報告を適宜実施されたいとの意見がありました。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第89号 狭山市立広瀬児童館の指定管理者の指定について申し上げます。  広瀬児童館においては、児童が負傷した事故が発生しているが、安全管理面において、施設管理や遊具・備品等の更新についての協議等はとの質疑に、事故後の対応として再発防止に向け指定管理者と協議を重ね、チェック体制を強化した。具体的には、運営委員全員で施設の点検を行い、さまざまな視点と複数の目で危険箇所を洗い出し、意見をいただいている。また、日常点検においても、チェック表を作成し、注意する箇所を明確にするとともに、指定管理者に対して安全教育等を徹底するように指導したとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第90号 狭山市立老人福祉センターの指定管理者の指定について申し上げます。  今後5年間の指定管理期間中に、市側の予算にて実施する改修等の計画はとの質疑に、不老荘については、浴槽の改修や電気設備などのふぐあいについて順次実施していく必要があると考えており、その他の施設についても利用状況を踏まえ指定管理者との協議を行う中で必要な改修工事を実施していくとの答弁。  安全確保についての提案があるが、AEDの操作訓練は従事者全員を対象としているのかとの質疑に、従事者全員を対象とすることとしているが、一部清掃従事者までは徹底していないとの答弁。  従事者全員がAEDを操作できるよう訓練を徹底されたいとの意見がありました。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第91号 狭山市ふれあい健康センターの指定管理者の指定について申し上げます。  平成24年度の利用実績の24万1,248人に対し、5年後に28万4,000人にするとの提案がされているが、達成に向けての施策はとの質疑に、稼働率が5割から6割程度の会議室や研修室の利用率を上げる取り組みに加え、自主事業の充実によって利用増を図り、毎年6,000人の増加を見込んでいるとの答弁。  障害者雇用についての提案内容及び市の考えはとの質疑に、具体的な雇用人数については明記されていないが、雇用やインターンシップの積極的な受け入れとの提案がされていることから、市としても着実に取り組まれるように事業者と協議を行い、対応していくとの答弁。  法定雇用率を遵守することを指導するとともに、障害者の働く場を確保する方向で積極的に協議されたいとの意見がありました。  修繕料の費用負担区分が50万円以下から130万円以下に変更された理由及び設定額の根拠はとの質疑に、利用者等からの要望や経年劣化による修繕の対応を素早く実施するために増額した。また、根拠は、随意契約の範囲やほかの事例等を参考にし金額を定めたとの答弁。  ふれあい健康センターは駅前施設であることから、災害発生時においては帰宅困難者の一時的な受け入れ場所となることが想定されるが、協議の予定はとの質疑に、東日本大震災発生時においてさまざまな対応があったことを踏まえ、引き継ぎ時に帰宅困難者等も想定した内容を含めて協議をしていきたいとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号 平成25年度狭山市一般会計補正予算(第3号)歳出3款民生費、4款衛生費、10款教育費及びこれらの歳出に関連する歳入15款国庫支出金、16款県支出金について申し上げます。  歳入、民生費県補助金に市民後見推進事業補助金を追加補正しているが、市民後見人の育成状況は、また今回の補助金は毎年計上されるのかとの質疑に、市民後見推進事業は平成24年度から社会福祉協議会で始まった事業で、今年度は養成講座を終了した21名を対象にフォローアップ研修等を開催する予定であり、引き続き社会福祉協議会の市民後見事業を支援していく。また、来年度の補助金の交付については確定していないとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第95号 特定事業契約の締結について申し上げます。  堀兼学校給食センターの更新事業に伴い、運営業務の予定事業者であるシダックス大新東ヒューマンサービスの食中毒の発生事例は、また、どのような理由から安全性を判断したのかとの質疑に、シダックスの名を冠したのは平成24年からであり、シダックスグループ傘下の企業が食中毒事故を起こした事例はあるものの、大新東ヒューマンサービスは昭和61年の創業以来、全国342ヵ所で給食調理を行い、1日当たり約30万7,000食を提供している現在に至るまで食中毒を出していない実績があることから、高い安全性があると判断したとの答弁。  特定事業契約の締結により、今後15年間で見込まれる削減効果額を財源に、地元の食材を活用する地産地消に取り組む考えはとの質疑に、地産地消については価格と規格及び安定供給が課題となるが、食育や郷土食に親しむ観点からも必要なことと認識しているとの答弁。  新たな給食センター稼働後の出入りするトラックの台数や時間帯はとの質疑に、給食を運搬する車両は4台で、午前の配送と午後の回収を行う。また、廃棄物の収集車が午前1台、午後1台であり、食材の搬入車両は15台程度を予定しており、車両全体では20台前後と想定しているとの答弁。  近隣には高齢者が利用する施設もあることや、搬入搬出に伴う交通量が増加することを踏まえ、安全対策を講じられたいとの意見がありました。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査の経過と結果についての報告を終わりますが、何とぞ慎重ご審議の上、当委員会の決定どおりよろしくお願いを申し上げ、ご報告といたします。   -------------------------------------建設環境委員長報告 ○東山徹 議長 次に、建設環境委員長の報告を願います。  加賀谷建設環境委員長。          〔9番 加賀谷勉議員 登壇〕 ◎9番(加賀谷勉 議員) おはようございます。ご報告を申し上げます。  今期定例会において、建設環境委員会に付託されました案件は、議案9件です。
     委員会は、12月5日に関係部課長の出席を求め、審査を行いました。  これより、付託表の順序に従いまして、審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。  なお、審査の結果については、議長に提出したものの写しがお手元に配付されていると思いますので、あわせてご参照ください。  まず、議案第80号 狭山市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  し尿のくみ取りなど、業務を委託する必要があるものは消費税を8%に改め、その他の業務で委託する必要がないものは条例改正しないという解釈でよいのかとの質疑に、そういうことであるとの答弁。  市街化区域の中にくみ取り式の世帯は何件ほど残っているかとの質疑に、下水道処理区域での調査で、平成25年3月現在、236世帯がくみ取りを行っているが、その約半数が下水道処理区域にあるとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第81号 狭山市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について申し上げます。  平成18年の道路法施行令の改正に伴う地下電線に関する改正であり、軽微だったことで条例改正は他のものとあわせて今回行うとのことだが、改正のタイミングはどのように捉えているのかとの質疑に、改正の時期については、道路法施行令も時々変わることから、その時期を捉え改正していきたいとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第82号 狭山都市計画事業狭山市駅東口土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  現祇園保育所は、事務所として利用するための改修工事をするのかとの質疑に、現在の施設を現状のままで使える見通しが立っていることから、改修しないとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第83号 狭山市水道事業給水条例の一部を改正する条例について申し上げます。  中途清算と特別な場合における料金の期間で、「検針日から」と「検針日の翌日から」では取り扱いに違いがあるのかとの質疑に、取り扱いは今までと全く変わらないとの答弁。  支払いができない方の件数とその対応はとの質疑に、この4月からお客様サービスセンターがオープンし、連絡のつく方については全て協議を行い、4月1日時点では支払いの協議が調っていない方は1件もないという状況である。今後もご家庭の事情に応じた金額を提示いただき、弾力的に運用していくとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第84号 狭山市下水道条例の一部を改正する条例については、質疑なく、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第85号 狭山都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び狭山市公共下水道事業受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  分担金と負担金の違いはとの質疑に、地方自治法に基づいて徴収している分担金条例は、市街化調整区域第1期事業に適用しているもので、市街化区域及び調整区域第2期・第3期については都市計画法に基づく事業として実施しており、負担金条例として規定して賦課徴収しているとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号 平成25年度狭山市一般会計補正予算(第3号)歳入21款諸収入については、さしたる質疑なく、次に、歳出4款衛生費について申し上げます。  稲荷山環境センター管理事業費の光熱水費で、電気料値上げに起因する電気代が不足による補正増額とのことだが、値上げがなければ予算内におさまったのかとの質疑に、十分足りたとの答弁。  施設の老朽化で思わぬところが故障したとのことだが、今後もそのようなことがあるのかとの質疑に、そういう状況はこれからも起きる可能性はあるとの答弁。  更新に向けた体制づくりについてはどのように考えているのかとの質疑に、現在、第1次改修計画を平成26年まで予定して実施しており、平成26年度からは省エネルギーや補助金を導入した新たな改修計画を5年間実施する予定があることから、この5年を見ながら準備に取りかかりたいとの答弁。  施設の老朽化に伴い、更新に向けた体制づくりを進めるべきであるとの意見がありました。  次に、歳出8款土木費について申し上げます。  入曽駅東口の調査設計委託料は、入間小跡地の設計に要する費用を除いて減額とのことだが、その費用はとの質疑に、入間小跡地利用計画については、今年度策定する予定で進めているが、それにかかわる内容として境界確認測量と雨水対策検討業務委託があり、それらを含めて609万4,000円であるとの答弁。  狭山市駅上諏訪線の平成24年度繰り越し箇所については、平成25年度で終わるのかとの質疑に、繰り越し箇所については建物移転4棟、用地の取得5筆、全て年度内に契約が終わるとの答弁。  開通するまでの見通しはとの質疑に、今後平成27年度、平成28年度、用地取得と道路工事も含めて行い、平成29年度には完了したいとの答弁。  他にさしたる質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号 市道路線の認定については、質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第97号 市道路線の認定については、質疑なく、採決の結果、総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、当委員会に付託されました案件の審査の経過と結果について申し上げましたが、何とぞ慎重審議の上、当委員会の決定どおりよろしくお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○東山徹 議長 以上で各常任委員長の報告を終わります。   ------------------------------------- △委員長報告に対する質疑 ○東山徹 議長 これより、各常任委員長の報告に対する質疑を行います。  まず、総務経済委員長の報告に対する質疑を願います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、次に文教厚生委員長の報告に対する質疑を願います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、次に建設環境委員長の報告に対する質疑を願います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、以上で各常任委員長の報告に対する質疑を終結します。   ------------------------------------- △採 決 ○東山徹 議長 ただいま議題となっております21議案については、討論の希望がありませんので、直ちに採決します。   ------------------------------------- △議案第77号 ○東山徹 議長 まず、議案第77号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第78号 ○東山徹 議長 次に、議案第78号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第79号 ○東山徹 議長 次に、議案第79号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第80号 ○東山徹 議長 次に、議案第80号を採決します。  本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第81号 ○東山徹 議長 次に、議案第81号を採決します。  本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第82号 ○東山徹 議長 次に、議案第82号を採決します。  本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第83号 ○東山徹 議長 次に、議案第83号を採決します。
     本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第84号 ○東山徹 議長 次に、議案第84号を採決します。  本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第85号 ○東山徹 議長 次に、議案第85号を採決します。  本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第86号 ○東山徹 議長 次に、議案第86号を採決します。  本案に対する総務経済委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第87号 ○東山徹 議長 次に、議案第87号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第88号 ○東山徹 議長 次に、議案第88号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第89号 ○東山徹 議長 次に、議案第89号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第90号 ○東山徹 議長 次に、議案第90号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第91号 ○東山徹 議長 次に、議案第91号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第92号 ○東山徹 議長 次に、議案第92号を採決します。  本案に対する総務経済委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第93号 ○東山徹 議長 次に、議案第93号を採決します。  本案に対する総務経済委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第94号 ○東山徹 議長 次に、議案第94号を採決します。  本案に対する各常任委員長の報告は可決です。本案は各常任委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第95号 ○東山徹 議長 次に、議案第95号を採決します。  本案に対する文教厚生委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第96号 ○東山徹 議長 次に、議案第96号を採決します。  本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議案第97号 ○東山徹 議長 次に、議案第97号を採決します。  本案に対する建設環境委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕
    ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。   ------------------------------------- △議員提出議案の報告、上程(議員提出議案第4号、第5号) ○東山徹 議長 次に、10番、齋藤誠議員外3名から議員提出議案第4号 消費税増税に伴う軽減税率制度の導入をはじめとする諸課題の早期解決を求める意見書の提出について、19番、小谷野剛議員外4名から議員提出議案第5号 UR賃貸住宅狭山台団地の継続家賃値上げ中止と高家賃引き下げを求める意見書の提出についてがそれぞれ提出されましたので、報告します。  事務局長に朗読させます。  古谷事務局長。          〔事務局長朗読〕  議員提出議案第4号    消費税増税に伴う軽減税率制度の導入をはじめとする諸課題の早期解決を    求める意見書の提出について  地方自治法第99条及び狭山市議会会議規則第14条の規定により、標記のことについて別紙のとおり意見書を提出する。    平成25年12月12日  狭山市議会議長 東 山   徹 様      提出者 狭山市議会議員   齋 藤   誠      賛成者    同      金 子 広 和             同      小谷野   剛             同      栗 原   武  議員提出議案第5号    UR賃貸住宅狭山台団地の継続家賃値上げ中止と高家賃引き下げを求める    意見書の提出について  地方自治法第99条及び狭山市議会会議規則第14条の規定により、標記のことについて別紙のとおり意見書を提出する。    平成25年12月12日  狭山市議会議長 東 山   徹 様      提出者 狭山市議会議員   小谷野   剛      賛成者    同      金 子 広 和             同      齋 藤   誠             同      猪 股 嘉 直             同      栗 原   武  以上であります。 ○東山徹 議長 ただいま報告した議案は配付しておきましたので、ご了承願います。  議員提出議案第4号及び議員提出議案第5号を一括して議題とします。   ------------------------------------- △議員提出議案第4号、第5号の説明 ○東山徹 議長 次に、議案の説明を行います。  まず、議員提出議案第4号について、提出者の説明を求めます。  10番、齋藤誠議員。          〔10番 齋藤誠議員 登壇〕 ◎10番(齋藤誠 議員) 議長のお許しをいただきましたので、議員提出議案第4号 消費税増税に伴う軽減税率制度の導入をはじめとする諸課題の早期解決を求める意見書の提出について、提案趣旨の説明をさせていただきます。  説明に先立ちまして、議案の提出に当たりご賛同を賜りました議員各位に厚く御礼を申し上げます。  現在、我が国において少子・高齢化が世界に類を見ない早さで進む中で、特に社会保障費の増大は避けられない現実となっております。日本の社会保障制度を将来にわたって持続可能なものとしていくために、安定した財源の確保も大きな課題の一つであります。  このため、国では平成26年4月から消費税率を引き上げ、その増税分を社会保障の充実と安定化に充てるとしています。長年の景気低迷からようやく回復の兆しが見えてきた今、消費税増税でその流れを腰折れさせることなく、景気回復の実感を得られるようにするべきであります。  さらに、消費税増税に伴い検討すべき課題については、明確な結論が出ているとは言えません。しかし、消費税率の引き上げは広く一般国民に大きく影響を与えるものであります。特に、低所得者ほど負担感が重くなる逆進性を緩和する対策としての軽減税率制度の導入と中小事業者等の事務負担軽減、徴税事務の簡素化等の議論について早急に取りまとめるべきであります。  そこで、狭山市議会といたしましては、1、回復軌道に乗りつつある経済を増税後に腰折れさせることなく、政府、国会、日銀が総力をあげて、これまで進めてきた経済政策の実効性をさらに高め、景気回復の実感を得られるようにすること。2、軽減税率制度の導入については、議論を加速し、早期に結論を出すこと。3、中小事業者等に関する事務負担の軽減や徴税事務の簡素化等、影響を最小限にとどめる制度設計を速やかに行い、環境整備を図ること。以上の3項目を付して、国に対して速やかに実施を求めるよう意見書を提出しようとするものであります。  以上、提案趣旨の説明とさせていただきますが、何とぞ議員各位のご賛同を賜り、ご可決くださいますようよろしくお願いいたします。 ○東山徹 議長 次に、議員提出第5号について提出者の説明を求めます。  19番、小谷野剛議員。          〔19番 小谷野剛議員 登壇〕 ◎19番(小谷野剛 議員) 議長の許可をいただきましたので、議員提出議案第5号 UR賃貸住宅狭山台団地の継続家賃値上げ中止と高家賃引き下げを求める意見書の提出について、提案趣旨の説明をさせていただきます。  説明に先立ちまして、議案の提出に当たりご賛同賜りました議員各位に対し厚く御礼を申し上げます。  さて、都市再生機構におきましては、平成26年4月1日より継続家賃の改定を予定し、現在作業を進めております。これは、3年ごとの改定ルールによるものであります。狭山台団地の現状を申し上げますと、世帯主の約7割が60歳以上、年金生活者は半数を超え、その世帯収入はその6割が年収250万円以下とのことであります。さらに、ひとり住まいの高齢者の増加も顕著であり、こうしたことから家賃の負担は重いものとなっております。  家賃改定の目的は、継続居住者の家賃を近傍同種家賃まで引き上げることが目的であります。しかしながら、現在では高家賃団地ほど空室率が高い傾向が顕著になっており、狭山台団地におきましても、約10%程度の空室が生じております。  都市再生機構の賃貸住宅は、法制上、住宅セーフティネットに位置づけられており、また、都市再生機構法の附帯決議におきましても居住者に過大な負担にならない家賃への配慮を求めております。平成21年4月の改定の際には、狭山市議会でも家賃減免の意見書を議決いたしましたが、全国の地方議会からも同様の要請をした結果、値上げが見送られた経緯がございます。  3年ごとの改定ルールを単に理由とすることなく、現状を踏まえた家賃の維持、空室の早期解消に努めることこそが最重要な課題であるとの認識から、3項目の要望を付して意見書を提出するものであります。  以上、提案趣旨の説明とさせていただきますが、何とぞ議員各位のご賛同を賜り、ご可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○東山徹 議長 以上で議案の説明を終わります。   ------------------------------------- △議員提出議案第4号、第5号に対する質疑 ○東山徹 議長 これより議案に対する質疑を行います。  まず、議員提出議案第4号について質疑を願います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、次に、議員提出議案第5号について質疑を願います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、以上で議案に対する質疑を終結します。   ------------------------------------- △議員提出議案第4号、第5号の委員会付託省略 ○東山徹 議長 お諮りします。  ただいま議題となっている2議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっている2議案については、委員会への付託を省略することに決定しました。   ------------------------------------- △休憩の宣告 ○東山徹 議長 この際、討論の通告を確認するため暫時休憩いたします。                              (午前10時01分 休憩)   -------------------------------------  (午前10時01分 再開) 出席議員 22名    1番      2番      3番      4番      5番    6番      7番      8番      9番     10番   11番     12番     13番     14番     15番   16番     17番     18番     19番     20番
      21番     22番 欠席議員  0名   ------------------------------------- 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長           副市長          総合政策部長    総務部長         市民部長         環境経済部長    福祉こども部長      長寿健康部長       建設部長    都市整備部長       上下水道部長       教育委員長    教育長          生涯学習部長       学校教育部長    監査委員         総務課長   ------------------------------------- △開議の宣告 ○東山徹 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。   ------------------------------------- △議員提出議案第4号、第5号の採決 ○東山徹 議長 ただいま議題となっている2議案については討論の希望がありませんので、直ちに採決します。  まず、議員提出議案第4号を採決します。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○東山徹 議長 起立多数です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第5号を採決します。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○東山徹 議長 起立総員です。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ただいま議決しました議案において、字句その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、字句その他の整理は議長に一任することに決定しました。   -------------------------------------所管事務調査報告 ○東山徹 議長 次に、各常任委員長から提出されました所管事務調査報告書の写しを配付しておきましたので、ご了承願います。  これより、各常任委員長から所管事務調査の経過について順次報告を求めます。  まず、総務経済委員長の報告を願います。  町田総務経済委員長。          〔13番 町田昌弘議員 登壇〕 ◎13番(町田昌弘 議員) ご報告申し上げます。  総務経済委員会では、総合窓口業務の実施につきまして、今期定例会において所管事務調査を行いましたので、調査経過についてご報告申し上げます。  本件については、平成26年1月から税総合システムと住民記録システムの統合化に合わせた総合窓口業務が実施されることから、調査を行ったものであります。  まず、説明の概要について申し上げます。  初めに、総合窓口業務として、1、総合窓口業務の概要、2、窓口レイアウトの変更と案内表示、3、窓口業務の流れ、4、システムの構築の主な4点について説明がありました。  まず、総合窓口業務の概要として、業務の位置づけは狭山市情報化基本計画及び第4次狭山市行財政改革大綱・個別行動計画に位置づけられたワンストップサービスの一つの業務形態として窓口業務を総合化するものであり、その狙いは証明発行業務と住民異動に係る手続業務の窓口をわかりやすく配置し、事務処理の効率化と円滑な市民動線を実現することにより、市民サービスの向上を図るものである。  狭山市の総合窓口業務の考え方として、①証明書の発行窓口の集約、②書類作成の省力化と処理時間の短縮、③税3課と福祉課、こども課、保育課、保険年金課、学務課の8課が連携した業務実施の3点が挙げられる。  実施時期は、平成26年1月からとし、新たな市民サービスとして、①案内員の配置、②番号発券機と大型ディスプレイの設置、③複数課の窓口で手続を行う方に対して、手続の案内書を作成して説明をするプッシュ型のサービス、④市民課での手続後、次の窓口であらかじめ必要書類を作成し、来庁者の記載の手間を省くことなどの4点を充実させていくとの説明がありました。  次に、窓口レイアウトの変更については、窓口業務の連携を行う課はできるだけ1階低層棟に配置し、来庁者がワンフロアで手続ができるよう配慮したこと、窓口空間と執務空間を分離したレイアウトとし、職員が業務に集中できる配置としたこと、案内表示については、窓口の種類により色分けを行い、視覚的、直感的に判断ができるようにしたこと、来庁者の目的に合った窓口がわかりやすいよう、課名よりも手続名を優先し表示することとしたことなどの説明がありました。  次に、窓口業務の流れについては、証明発行業務と住民異動の手続業務の2つのパターンについて説明がありました。  証明発行業務は、案内員による誘導、市民による申請書の記入、番号票の発行、本人確認と受け付け、事務処理、受け渡しと精算の順で手続が終了し、住民異動の手続は、案内員による誘導から、本人確認と受け付けまでは証明発行業務と同様であり、その後、第1窓口の市民課が異動情報を処理、手続に必要な事項を確認、案内書作成、市民に手続を説明、他の手続がある課へ案内書を送信、市民は案内書を受信し、事前に手続の準備をした第2窓口以降の課に移動し手続を行うことで、総体として処理時間の短縮が図られるとの説明がありました。  次に、システムの構築については、新システムでは住民記録システムや税総合システムを1つのパッケージシステムで運用するとともに、クラウドサービスを利用し、福祉関係等のシステムへ住民記録データ及び税データを提供することとなる。  来年1月4日にシステム運用の最終確認及びシステムの負荷テストを実施する予定であるとの説明がありました。  以上が説明の概要であり、続いて、質疑について申し上げます。  証明発行窓口での事務処理の手順はとの質疑に、市民が申請書を記入して発券機で番号を取得した後、番号でお呼びして申請書を受け付け、税証明も含めて市民課内で処理を行い、証明発行窓口で受け渡しと精算を行うとの答弁。  例えば年金関係の手続、税関係の相談を行いたい場合はどういった手順になるのかとの質疑に、年金関係は保険年金課近くへ番号発券機が配置される予定であり、案内員が保険年金課へ案内して、発券機から番号票を受け取り、お待ちいただくと保険年金課からその番号でお呼びすることになる。税3課には直接案内することから、番号発券機は不要であるとの答弁。  番号発券機は各課窓口に全て配置されることになるのかとの質疑に、証明発行窓口、住民異動窓口用が1台、保険年金課の窓口付近に1台、こども課、保育課両方で使用する発券機が1台の計3台が配置されるとの答弁。  今まで市民課で使用していた1階フロアにこども課と保育課が配置された場合に、事務スペースは十分足りるのかとの質疑に、総合窓口化に伴い、ユニバーサルデザインを取り入れて、机の変更やキャビネットの配置を工夫し、スペースを広めていくとの答弁。  フロアマネージャーは何人になるのかとの質疑に、通常は3名の対応だが、月曜日と年度末である3月は1名増の4名体制を計画しているとの答弁。  外国人に対し英語表記の案内があるとのことだが、少なくとも二、三ヵ国語の表記による案内が必要ではないのかとの質疑に、検討は行ったがスペースの都合で案内の文字が小さくなってしまうこともあり、そのほかは個別に対応する形を基本にしていくとの答弁。  繁忙期の対応をどう考えているのかとの質疑に、待合の椅子は通常期に36席用意しているが、繁忙期にはさらに簡易な椅子を用意し、座ってお待ちいただくようにしていくとともに、証明発行系の窓口を最高の3席とし、異動系窓口の受け付け入力を充実させるように対応していくとの答弁。  総合窓口部分のサイン計画と比較し、正面玄関から入って左側の福祉部門は案内表示がないとサービスが見劣りする印象があるが、そのことについて検討はされたのかとの質疑に、当初は福祉部門も同様のデザインとし、大きく見直す計画はあったが、予算の面で折り合わなかったことから、今後の状況により対応していくこととしたものであるとの答弁。  総合窓口業務の実施に向け、事前に市民にアンケート調査は行っているのかと質疑に、実施前の12月中にアンケート調査を行い、実施後にも調査を行って比較できる形をとっていくとの答弁。  ワンストップサービスの一つの業務形態とあるが、1つの窓口で手続が全て完結するスタイルのワンストップ窓口ではないという理解でよいのかとの質疑に、今回の総合窓口はワンストップサービスの1形態と位置づけており、手続に来た市民が本当に必要とするサービスだけを案内するプッシュ型サービスに切りかえる形である。システムで用意された質問により、窓口職員の能力によらずに標準的なサービスを受けられるところが大きなメリットであるとの答弁。  プッシュ型サービスのプッシュの意味は、必要な窓口への案内を受けられるというふうに理解してよいのかとの質疑に、システムから出力される市民への案内書には、必要な手続名称や窓口番号、必要な書類が表示されており、同時に関係課にもその情報がプリンターで出力されるとともに、メール配信されることで関係課は手続する人が窓口へ来るのを待つ体制が可能となるとともに、申請書への記入も簡略化できる仕組みとなっているとの答弁。  企業の動向で転出入が増減するなど、想定外の状況にも臨機応変に対応していただきたいとの意見。  アンケート調査の結果やその結果による改善の方法、また市民の直接的な意見などについては、今後の委員会で報告を願いたいとの意見がありました。  以上が総務経済委員会が行いました所管事務調査の概要であります。  以上で報告を終わります。   ------------------------------------- △休憩の宣告 ○東山徹 議長 この際、暫時休憩いたします。                              (午前10時15分 休憩)   -------------------------------------  (午前10時31分 再開) 出席議員 22名    1番      2番      3番      4番      5番    6番      7番      8番      9番     10番   11番     12番     13番     14番     15番   16番     17番     18番     19番     20番   21番     22番 欠席議員  0名   ------------------------------------- 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長           副市長          総合政策部長    総務部長         市民部長         環境経済部長    福祉こども部長      長寿健康部長       建設部長    都市整備部長       上下水道部長       教育委員長    教育長          生涯学習部長       学校教育部長    監査委員         総務課長   ------------------------------------- △開議の宣告 ○東山徹 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。   -------------------------------------
    所管事務調査報告(続き) ○東山徹 議長 次に、文教厚生委員長の報告を願います。  齋藤文教厚生委員長。          〔10番 齋藤誠議員 登壇〕 ◎10番(齋藤誠 議員) ご報告申し上げます。  今期定例会において、文教厚生委員会では、市立中学校の統廃合に関する検討協議の状況について、市立幼稚園の統廃合に向けた進捗状況について及び市立保育所における防災への取組み状況についての所管事務調査を行いましたので、その経過について申し上げます。  初めに、市立中学校の統廃合に関する検討協議の状況について申し上げます。  なお、当調査は昨年6月、12月、本年6月に引き続き行ったところであり、その後の経過等について説明を受け、調査したものであります。  まず、所管に概要説明を求めましたので、その内容について申し上げます。  初めに、入間川地区について申し上げます。  入間川地区の中学校の統廃合については、平成23年11月14日開催の第6回検討協議会で東中を統廃合の対象校と合意され、続いて、平成24年度から学区部会を設けて通学区域の見直しを行い、学区部会の検討結果を受け、平成25年3月27日開催の第10回検討協議会において学区案が合意された。  また、富士見小通学区域のうち、中央中学校へ通学できる特別許可地区を新たに設けることとし、富士見小と東中の新旧PTA会長や関係する自治会長との協議を重ね、原案をまとめ、平成25年10月1日開催の第11回検討協議会において、特別許可地区については狭山中央通りの北側の一部とし、あわせて、統廃合の時期について平成28年4月とすることが合意された。  次に、説明会の開催は、保護者を対象に、通学区域の見直しを中心とした説明会を8回、通学区域の見直しと統廃合時期を中心とした説明会を5回開催した。  また、地区住民への説明会は、入間川地区自治会連合会へ2回、狭山台地区自治会連合会へ2回実施した。  次に、狭山台地区の対応については、平成25年7月30日に狭山台地区自治会連合会の正副会長、狭山台小学校、狭山台中学校のPTA会長により、受け入れ態勢を検討し、8月28日に検討組織を設置した。  続いて、入曽地区について申し上げます。  入曽地区の中学校の統廃合については、平成23年10月5日開催の第5回検討協議会で、入間中を統廃合の対象校と合意され、続いて平成24年度から学区部会を設けて通学区域の見直しを行い、学区部会の検討結果を受け、平成25年3月14日開催の第9回検討協議会において学区案が合意され、あわせて、統廃合の時期については平成27年4月とすることが合意された。  次に、これらの合意内容を受けて、平成25年6月5日開催の第10回検討協議会より、入曽地区の中学校の統廃合に関する計画の内容の検討が始まり、平成25年11月26日開催の第13回検討協議会において提言書としてまとまり、教育委員会に提出された。  提言書は、13の章と6つの資料で構成されている。  1章の計画策定の趣旨から始まり、2章から5章まで、中学校の規模と配置の適正化の必要性と方法や中学校の統廃合に関する基本的な合意事項などを記載した後、6章から10章までは、通学路の取り扱いや制服等の取り扱い、統合先の中学校の環境整備、跡地の活用等などの提言となっており、最後の13章において、検討協議会会長の結びの言葉で締めくくっている。  次に、説明会の開催は、保護者を対象に、通学区域の見直しと統廃合時期を中心とした説明会を7回、中学校の統廃合に関する計画の概要の説明会を6回開催した。  また、地区住民への説明会は、入曽地区自治会連合会などを対象に5回実施した。  次に、主な質疑について申し上げます。  入間川地区においては、狭山台中と中央中どちらでも選択できる特別許可地区を設定しているが、対象となる生徒数はとの質疑に、平成28年度、平成29年度ともに100名程度を見込んでいるとの答弁。  統合校となる狭山台中に特別支援学級を設置する考えはとの質疑に、狭山台中への設置は今後の課題と考えているが、保護者等の意見をもとに進めていくとの答弁。  入曽地区における中学校の環境整備や教員の増員の対応は、また、その具体的な予算額はとの質疑に、平成26年度はトイレの改修及び駐輪場の整備を予定しており、山王中約5,500万円、入間野中約6,000万円を見込んでいる。また、臨時教員については平成27年度に各校とも3名の配置を予定しているとの答弁。  統廃合に伴う保護者からの要望はとの質疑に、アンケート調査の結果、部活動の新設・充実への要望が多いことから、入間中にある部活は統合先に設置することを最優先とし、新設についてはサッカー部を希望する意見が多かったことを踏まえて、学校と協議していくとの答弁。  次に、各委員の意見について申し上げます。  統廃合に伴い、子どもたちへの支障が一つも出ないよう万全の対応を図られたい。  引き続き、丁寧な説明会を開催し、保護者や地域の関係者等との信頼関係や合意形成を高められたい。  統廃合に伴う教員配置や環境改善及び安全対策に対する予算措置については、最大限の対応をされたい。  現時点において不確定な項目については、早い時期に決定し、文書等で回答されたい。  通学路の対策については、今後具体的に整理し、説明されたい。  狭山台中への特別支援学級の設置については、最大限に配慮されたい。  東中と狭山台中の生徒や保護者の事前交流など、統廃合がスムーズに進むように対策を講じられたい。  入間川中の適正規模についても、引き続き配慮されたい。  以上が、市立中学校の統廃合に関する検討協議の状況についての所管事務調査の概要であります。  次に、市立幼稚園の統廃合に向けた進捗状況について申し上げます。  まず、所管に概要説明を求めましたので、その内容について申し上げます。  市立幼稚園は、園児数の減少に伴い、平成27年4月から現在の5園を2園に統廃合することに決定した。今後は、統廃合に向けて、①幼児教育の研究と実践の推進、②幼保小の連携の推進、③特別支援教育の充実、④預かり保育の実施、⑤通園者用自動車駐車場の確保、⑥施設改修等の実施などを行い、教育内容や教育環境の充実を図っていく。  1番目の幼児教育の研究と実践の推進については、平成24年度、平成25年度は入間川幼稚園が研究実践園として、県教育委員会や市教育委員会から委嘱を受けたテーマに基づき研究成果を発表し、公開保育も行った。その模様は、私立幼稚園にも公開した。  平成26年度の研究実践園は、狭山台幼稚園を予定している。  2番目の幼保小の連携の推進については、小1プロブレムなどの解決に向けて、幼児教育から小学校教育への円滑な接続を図るために、幼稚園、保育所、小学校とが連携して研究・実践をし、その成果を私立幼稚園、保育所等と共有するための幼保小連携協議会を設置した。また、入間川、水富両地区には小学校、幼稚園、保育所による地区協議会も設置し、校庭で一緒に遊んだり、小学校の図書委員による読み聞かせなどの取り組みを通して問題の解決を図っていく。  次に、3番目の特別支援教育の充実については、特別な支援が必要とされる幼児等が年々増加している中で、このような幼児が地域社会の中で健やかに成長できるように、市立幼稚園が主体となって青い実学園や保健センター等の関係機関と連携し、今後もより一層特別支援教育の充実を図っていく。  次に、4番目の預かり保育の実施については、保護者の要望に応じて統廃合後の入間川幼稚園と水富幼稚園において、平成27年4月から実施できるように園長、副園長を交えて現在具体的に検討協議を進めている。  次に、5番目の通園者用自動車駐車場の確保については、保護者の要望を受けて駐車場を用意し、平成26年4月から遠方からの通園にも対応していく。  水富幼稚園は、幼稚園の南側の駐車場を借り上げて用意する。また、入間川幼稚園は地権者と直接交渉し、28台分の駐車場を確保できる見込みである。  最後の施設改修等の実施については、快適で安全な教育環境を確保するため、入間川幼稚園と水富幼稚園に耐震補強を初めとして空調設備の改修、保育室やトイレ等の改修など、計画的に実施する。  耐震工事は、水富幼稚園では平成23年度に終了しており、入間川幼稚園でも本年10月末でほぼ終了し、それにあわせて保育室壁面などの塗装工事も実施した。来年度は、トイレについて和式から洋式への改修工事を実施する予定である。  なお、ことしの夏は猛暑日が続き、園児の熱中症が心配されたことから、既に2階ホールにエアコンが設置されている柏原幼稚園を除く4園に急遽1教室ずつエアコンを設置した。  次に、主な質疑について申し上げます。  入間川、水富2園への平成26年度の募集状況及び応募者の居住地域はとの質疑に、園児の募集状況は、入間川幼稚園57名、水富幼稚園45名であり、両園合わせて102名となっている。また、居住地区は、入間川幼稚園には入曽、堀兼、奥富、柏原、水富、新狭山であり、水富幼稚園には水富地区と柏原地区となっているとの答弁。  統合される狭山台、新狭山、柏原の3園は、平成26年度において年長のみの1学年となるが、対応はとの質疑に、各園とも20名程度と少なくなるが、小学校との連携を含め、楽しい体験を通して子どもたちの幼稚園生活が有意義なものになるよう進めるとの答弁。  特別支援教育の充実に向け、園児に対応している支援員が必要とする資格はとの質疑に、特別支援員として必要となる資格は特にないが、県や青い実学園主催の研修及び教育センター主催のコーディネーター研修等を受講した職員が、研修内容を支援員に伝え、共通理解を図っている。また、青い実学園や保健センターの指導員から指導も受けているとの答弁。  園児送迎のための駐車場確保に伴い、駐車場から園までの安全対策はとの質疑に、入間川、水富両園ともに交通誘導員の配置を予定しているとの答弁。  次に、各委員の意見について申し上げます。  残る2園に単学級が生じないよう、教育内容及び教育環境のさらなる充実を図られたい。  特別支援教育の充実に向け、平成26年度から準備を進められたい。  通園に伴う子どもたちへの交通安全対策には、十分配慮されたい。  統合となる3園の運営面において、保護者への負担が過度とならないよう配慮されたい。  以上が、市立幼稚園の統廃合に向けた進捗状況についての所管事務調査の概要であります。  次に、市立保育所における防災への取組み状況について申し上げます。  本調査は、東日本大震災から2年半以上が過ぎ、震災後の混乱の中における保育所運営の状況を改めて検証し、非常時でも安全に子どもを預かり、サービスの提供ができる保育所運営との視点に立ち、大きく4つのテーマに基づき調査を実施しました。  まず、所管に概要説明を求めましたので、その内容について申し上げます。  1番目のテーマは、保護者との連絡及び児童の引き渡し状況であり、まず震災当日の状況は、保護者との電話連絡は全くつかず、引き渡しはほとんどの家庭で開所時間内にできたが、交通機関の停止、道路の混雑等により、数園でお迎えが深夜に及んだ園児もあった。  保護者が帰宅困難となったことで、保護者以外の祖父母等によるお迎えがあり、その対応として本人確認後、防災連絡カードに記入いただき引き渡しをした。  最終的には、民間保育所も含め、全児童を無事引き渡すことができ、市のホームページで子どもたちの全員の無事を伝えた。  次に、課題としては、緊急時における保護者との確実な連絡の確保や児童の引き渡しができない場合等さまざまな状況を想定したマニュアルの必要性が挙げられ、それらの対策として本年度より緊急配信メールシステムを導入し、また、以前から使用している災害用伝言ダイヤルに加えて、各保育所に携帯電話を設置し、さらに現在使用中の防災連絡カードに緊急配信メール登録者の項目の追加を予定している。  そのほか、災害時の約束事を改めて保護者へ周知するとともに、保護者の防災意識を高めるよう努めている。  2番目のテーマは、児童・職員及び施設・備品類の状況であり、まず、震災当日の状況は、児童・職員の安全確認を最優先で行い、震災直後は電話連絡が可能であったため、園児のけがや大きな施設の損壊等がないことを保育課が確認した。  また、原発事故に伴う対応として、戸外での保育時間の短縮や放射線量が高いとの情報等があった箇所を避けた散歩コースの設定などを行った。  次に、課題としては、けが人がいた場合の対応や施設の安全性についての再確認が挙げられる。  次に、対策として、備品類の固定箇所を再確認し、転倒防止策を強化している。蛍光灯やガラス等に飛散防止カバーを取りつけ、また、今までの安全点検チェックリストを見直し、災害時の被害状況チェックリストを作成した。  また、園庭の空間放射線量を毎月1回測定し、保護者に知らせるとともに、ホームページ等にも載せて周知し、さらに保育士が緊急時に素早く対応できるよう、保育中でも携帯電話と園児の名簿を持つようにした。  3番目のテーマは、食材その他物資の調達と給食の対応状況であり、まず、震災当日の状況は災害用の御飯50人分のパックと水が半日分と菓子類等が備えてあったが、夜間まで残った園児が少人数であったため使用せず、コンビニで食糧等を調達した。  翌日以降は、計画停電と給食材料の入手が困難となったため、調理ができない期間が約半月あり、お弁当や水筒を持参していただくなどして対応した。  次に、課題としては、少人数でも対応できる食材や給食にかわる対応、さらに非常時の電源確保が挙げられる。  次に、対策として備蓄の防災用御飯を50人タイプと個食タイプの併用とし、職員、児童、保護者への啓発と防災食の入れかえを兼ねて、年に1回、防災食を使用した給食を実施している。  また、災害時の必要備品としての防災食、水の備蓄及び保管場所などを再確認した。  最後に、4番目のテーマは、計画停電時の対応であり、震災後の状況は計画停電により企業の土日就業に伴う休日保育の必要があり、緊急的な対応の必要性が課題として生じた。  対策として、7月下旬から9月の中旬まで新狭山保育所で休日保育を実施した。市内全保育所から受け入れを行い、公立のみでなく、民間の園児の利用もあった。  今後については、今年度に入り、保育課と保育所の所長会の代表で、今回の経験を生かしながら非常時のマニュアルを作成している。  次に、主な質疑について申し上げます。  東日本大震災発生時の園児の状況や反応はとの質疑に、毎月1回、ふだんの保育の中で繰り返し避難訓練を実施してきたことからか、慌てることも泣き出すこともなく、通常の訓練と同様に冷静に避難できたとの答弁。  保育課においては、震災発生時に保育所の状況確認をどのように行ったのかとの質疑に、公立については全園の子どもの状況、施設の被害状況等について現地を直接確認した。また、民間については直後に電話での確認を行い、翌日も全園に電話にて再確認をしたとの答弁。  散歩などの外出時や緊急時の保育士との連絡はとの質疑に、通常の保育の中では携帯電話の通話にて対応しているが、緊急時の対応として保育士を含む職員全員が緊急配信メールに加入しているとの答弁。  保育課と各保育所との連絡体制はとの質疑に、震災発生時において保育課と各園との連絡体制が滞ったことを踏まえ、昨年度に相互に通報訓練を実施したとの答弁。  月に1回実施する避難訓練はどのような内容かとの質疑に、年間計画に基づき月に1回実施しており、4月は入所時であることから、机上訓練にて職員間の共通理解を行い、5月以降は火災、地震及び不審者対応など、幅広く訓練を実施している。また、散歩中の設定や早朝、昼寝中、お迎え時など、さまざまな場面での訓練を実施しているとの答弁。  地域防災計画において、保育所の位置づけはとの質疑に、地域防災計画の体系では、保育課は保育班という位置づけになっているが、現在見直しを行っていることから、福祉こども部として保育所のあり方について意見提言していくとの答弁。  今回、東日本大震災以降の保育所における防災への取り組みについての資料が出されたが、これまでの部内での取りまとめの状況はとの質疑に、震災後の対応や課題については部署ごとでまとめていたが、保育所に関連するものを全体でまとめ、整理したのは今回が初めてであるとの答弁。  震災等の教訓は、時間の経過や担当者の変更に伴い希薄化するが、その対応はとの質疑に、当時の課題をきちんと整理し記録に残すことは重要であることから、改めて点検をしていくとの答弁。  次に、各委員の意見について申し上げます。  震災時の情報収集の充実を図るとともに、全ての園が同一の情報を得られるように対策を講じられたい。  災害発生時に速やかに避難体制がとれるよう、さまざまな視点から対策を講じられたい。  以上が、市立保育所における防災への取組み状況についての所管事務調査の概要であります。  以上で、今期定例会において文教厚生委員会が行いました所管事務調査の報告を終わります。 ○東山徹 議長 次に、建設環境委員長の報告を願います。  加賀谷建設環境委員長
             〔9番 加賀谷勉議員 登壇〕 ◎9番(加賀谷勉 議員) ご報告を申し上げます。  建設環境委員会では、水道事業の実施状況について、今期定例会中の12月6日に所管事務調査を委員会室において行いました。  これより、調査の経過と内容についてご報告申し上げます。  今回、調査対象を地方公営企業会計制度の見直しについてとした理由につきましては、会計制度等の見直しは昭和41年以来となる大きな改正であり、水道事業及び下水道事業の会計処理において広い範囲に影響があり、この新しい会計基準は、平成26年度予算及び決算から適用されるためであります。  また、内容につきましては、会計制度等の見直しに至る背景と見直しに当たって現行の企業会計原則の考え方を最大限取り入れたものにすることや、地方公営企業の特性等を適切に勘案することなどがあり、見直しの概要について関係部課長の出席を求め、説明の後、質疑を行いました。  主な質疑について申し上げます。  今回改正されることによるメリットは何かとの質疑に、公営企業会計は一般企業と比較した場合、余りにも乖離があったが、今回の制度改正で借入資本金制度の廃止やみなし償却制度が廃止され、一般企業会計と比較しやすくなった。  また、みなし償却制度の廃止に伴い、経理上の収支に影響がないよう従前のみなし償却制度の趣旨を引き続き実現するため繰延収益制度が導入され、毎年補助金等に相当する部分の減価償却に合わせた長期前受金の収益化により、経理上実害のない改正となっているとの答弁。  電算システムなどを変更するに当たって市の費用負担はあるのかとの質疑に、システムに対する経費はかけないで済むような形で進んでいるとの答弁。  上下水道の値上げに対する影響や損益とバランスなどをいかにあらわすのかとの質疑に、民間の企業会計に少しでも近づけようとすることが今回の制度改正だと思っており、料金等の損益にはね返るようなことがないよう新たな制度を組み入れるとともに、現金の流れを1つの表にしたキャッシュ・フロー計算書の添付が義務化されたことで、公営企業会計の資金の流れも少し透明性が出たと思っているとの答弁。  会計制度の見直しによって、今後の上下水道の運営や市民生活への影響はあるのかとの質疑に、上下水道料金の値上げなどにつながるものではなく、財務諸表等の内容が民間のものに近づいたことで、相互比較の可能性が高まったというのが今回の見直し制度であると捉えているとの答弁。  今後の経営に影響はないのかとの質疑に、今後の経営状況への変化はないとの答弁。  埼玉県内の他市の状況はどうかとの質疑に、埼玉県で公営企業会計を採用しているところは全てこの制度に合わせることになるとの答弁。  以上が、建設環境委員会が行いました所管事務調査の概要であります。  以上で報告を終わります。 ○東山徹 議長 以上で各常任委員長の報告を終わります。   -------------------------------------所管事務調査報告に対する質疑 ○東山徹 議長 次に、各常任委員長の所管事務調査報告に対する質疑を行います。  まず、総務経済委員長の報告に対する質疑を行います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、次に、文教厚生委員長の報告に対する質疑を願います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、次に、建設環境委員長の報告に対する質疑を願います。  ご質疑ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご質疑ないようですから、以上で各常任委員長の報告に対する質疑を終結します。   ------------------------------------- △埼玉県都市競艇組合議会議員の選挙 ○東山徹 議長 次に、埼玉県都市競艇組合議会議員の選挙を行います。  埼玉県都市競艇組合議会議員の任期は本年12月31日で満了となりますので、埼玉県都市競艇組合規約第5条第2項の規定により議員1名を選挙します。  お諮りします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選により行うことに決定しました。  お諮りします。  指名の方法は、議長が指名することにしたいと思います。  これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、議長が指名することに決定しました。  埼玉県都市競艇組合議会議員に、22番、東山徹議員を指名します。  お諮りします。  ただいま議長が指名した22番、東山徹議員を埼玉県都市競艇組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、東山徹議員が埼玉県都市競艇組合議会議員に当選しました。  会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知します。   ------------------------------------- △議員派遣の件 ○東山徹 議長 次に、地方自治法第100条第13項及び会議規則第156条の規定による議員派遣について、議員派遣書を配付しておきましたのでご了承願います。  議員派遣の件を議題とします。  お諮りします。  議員派遣については、議員派遣書の内容のとおり決定したいと思います。  これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、そのように決定しました。  次にお諮りします。  ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に一任願いたいと思います。  これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、そのように決定しました。   ------------------------------------- △特定事件の閉会中継続審査の申し出の報告 ○東山徹 議長 次に、議会運営委員長及び各常任委員長から、特定事件について閉会中継続審査を行いたい旨の申し出がありました。特定事件一覧表として配付しておきましたので、ご了承願います。   ------------------------------------- △特定事件の議会運営委員会及び各常任委員会付託 ○東山徹 議長 特定事件の継続審査の件を議題とします。  お諮りします。  特定事件については、議会運営委員長及び各常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査事項としてそれぞれの委員会に付託したいと思います。  これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○東山徹 議長 ご異議なしと認めます。  よって、そのように決定しました。   -------------------------------------姉妹都市親善行政視察派遣議員の報告 ○東山徹 議長 この際、先般帰国されました姉妹都市親善行政視察派遣議員を代表して、18番、磯野和夫議員から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。  18番、磯野和夫議員。          〔18番 磯野和夫議員 登壇〕 ◎18番(磯野和夫 議員) 議長の許可をいただきましたので、このたび、高橋ブラクソン久美子議員、大沢えみ子議員、そして私、磯野和夫の3名は、姉妹都市である統營市議会議長の招請をいただき、去る10月31日から11月2日まで、統營市議会並びに統營市の行政について視察してまいりましたので、視察議員を代表して、その概要についてご報告申し上げます。  視察の詳細につきましては、議長宛て報告し、その写しを配付してありますので、ご参照ください。
     今回の訪問目的は、統營市の地域産業、文化施設及び議会運営等について調査を行うとともに、統營市議会及び統營市長と狭山市議会との意見交換、情報交換を行い、もって姉妹都市である統營市とのさらなる交流の進展に寄与することであります。  統營市は、韓国第2の都市釜山市から150キロメートルほど西に位置し、三方を海に囲まれた大小150もの島々から成る風光明媚なすばらしい港町であります。市の面積は239.17平方キロメートルで、狭山市の約4.8倍、人口は約14万人です。  また、統營市は韓国の国民的英雄、李舜臣(イ・スンシン)将軍ゆかりの地としての歴史都市であり、都市全体が名勝や遺跡で、海上観光の宝庫であるとともに、著名な芸術家を輩出した芸術のまちとも言われております。現在では、韓国の工芸を代表する螺細(ラジョン)漆器については世界的に有名であり、市では郷土文化芸術都市を掲げて市政を推進しております。  それでは、視察の概要について申し上げます。  私たち一行は、10月31日午前5時に狭山市役所を出発し、成田空港午前9時45分発の航空機にて韓国に向かい、12時15分、釜山市の近郊にある金海(キメ)空港に到着、関係者の出迎えを受け、車で統營市に向かい、午後3時ごろ到着いたしました。統營市へは、金海空港から2010年12月に完成した世界最深の海底トンネルを通る巨済(コジェ)島からのルートで、車で約1時間30分で到着いたしました。  到着後、統營市議会と市長を表敬訪問いたしました。市議会では、金萬玉(キム・マンオク)議長、姜惠源(ガン・ヘウォン)副議長を初めとした議会関係者の丁重なる歓迎を受け、本会議場を見学するなど、議会の概要をお伺いいたしました。続いて、市長室を訪れ、金東鎮(キム・ドンジン)市長からも温かい歓迎を受けました。議長及び市長とも、両市の交流の重要性について言及があり、私からは、来年市制施行60周年を迎える狭山市への来訪を強く要請したところです。短い時間でしたが、双方打ち解けた雰囲気の中、友好を一層深められたと確信しております。また、市庁舎と議会棟の入り口には、大きく狭山市議会歓迎の横断幕が掲げられており、大変印象的でした。  統營市議会は、議員定数12名で、選挙の仕組みとしては5つの選挙区があり、それぞれから各2名が選出され、そのほか比例代表として2名が選出されます。議長、副議長のほか、常任委員会として企画総務委員会、定数6名、産業建設委員会、同5名、議会運営委員会、同5名があり、必要に応じて特別委員会が設置されます。議会運営として、本会議の総日数は年間80日以内とし、20日以内の範囲内で本会議の議決で延長することができ、定例議会は年2回、7月と12月に開会、臨時会は随時必要に応じて開会とのことです。  この日の夜は、金萬玉(キム・マンオク)議長主催の歓迎夕食会に招かれ、終始和やかな雰囲気の中で親しく歓談し、友好のきずなを深めたところであります。  翌11月1日は、地域産業の行政視察として、統營市が100%出資する統營観光開発公社が運営するケーブルカー事業を視察いたしました。同社のイサンギュン社長から事業概要の説明を受け、質疑等を行いました。  このケーブルカーは、韓国の100大名山の一つである標高461メートルの弥勒(ミルク)山に2002年から2007年の5年をかけて完成させ、2008年4月から運営開始された、韓国の中で最も長い1,975メートルのケーブルカーであります。そもそも、統營市は漁業が盛んなまちですが、近年は中国や日本との関係で漁獲高が減少傾向にあったため、将来を見越し、地元の漁業関係者から提案されたのが観光産業であり、その成果がこのケーブルカー事業であるとのことでした。韓国の六、七人に1人は乗ったことがあるとのことで、この事業の経営状況は極めて良好で、市に対してこの5年間で約100億ウォン、日本円で10億円を還元しており、全国の模範の事業となっているとのことでした。私たちは、このケーブルカーに乗り頂上まで行きました。展望台からは、閑麗(ハルリョ)海上国立公園に広がる島々と東洋のナポリとも呼ばれる統營港などを眺望することができ、天気のよい日には日本の対馬が見えるとのことで、ちょうどこの日にはかすかではありましたが、見えたような気がいたしました。  次に、文化施設の行政視察として統營国際音楽堂を訪問いたしました。同施設は、統營市の海が一望できる小高い丘に、敷地面積が約3万3,000平方メートル、5階建てで2006年から8年間に総工費約500億ウォン、日本円で50億円が投じられ、クラシック専用公演会場として本年3月に完成した施設です。施設の外観は、グランド・ウイング(大きな翼)の形をしており、建物からせり出した屋根を持ち、カモメ2羽が海上を飛ぶ姿をしているのが特徴で、展望台に行けば統營の海が視界に広がり、海からの自然の音がこのグランド・ウイングに反響し、大自然を直接肌で感じられるまことにすばらしい構造です。  主な施設として、1,300席のメーンホール、リハーサルルーム、300席の多目的ホールなどがあり、コンサート、音楽コンクール、映画会、子どもたちのための音楽劇などと幅広い利用が可能となっており、一般市民も利用できる状況にあるとのことでした。なお、施設は統營市が建設し、運営は統營国際音楽財団に委託しており、公式公演は3月の統營国際音楽祭に始まり、多様な演奏会や音楽祭、また、ピアノ、バイオリン、チェロなどの国際的なコンクールや海外で活動している専門家のための音楽アカデミーの開催なども予定されており、来年からは統營市出身の世界的音楽家でドイツで活躍した尹伊桑(ユン・イサン)国際音楽コンクールもこちらで開かれるとのことでした。  午後からは、産業観光及び文化遺跡施設の視察として、統營市の所有する船で閑山(ハンサン)島に向かいました。  閑山島は、閑麗(ハルリョ)海上国立公園の中心に位置して、面積は14.78平方キロメートルの島で、壬辰倭乱、日本では文禄・慶長の役と言われております、1592年から1598年、この壬辰倭乱初期、李舜臣(イ・スンシン)将軍が水軍を率いて、亀甲船を利用し大勝利をおさめたところとして歴史的意義のある島です。また、閑山(ハンサン)島沖は環境汚染の影響を受けていない地域で、カキやワカメなどの養殖が活発に行われ、複雑なリアス式海岸は韓国一で、釣り場としても有名です。  この島には壬辰倭乱当時、5年の間、戦闘を指揮した李舜臣(イ・スンシン)将軍の作戦司令部だった建物があります。中には幾つかの海戦図の絵があり、当時の様子をかいま見ることができるほか、亀甲船(コブッソン)の縮小模型や当時使用していた武器などが展示されておりました。  閑山(ハンサン)島を後に、船に統營港に戻り、統營港周辺の活気にあふれる魚市場や亀甲船(コブッソン)が停泊する市内を視察いたしました。  この日の夜には、市長主催による夕食会に招かれ、金東鎮(キム・ドンジン)市長をはじめ、市の関係者が出席する中、親しく歓談することができ、一層の友好関係を深めることができました。特に、金(キム)市長からは、国の間ではいろいろなことがあっても、民間や自治体レベルでは交流を続けていくことが大事だとの趣旨の発言があり、この言葉は大変印象的で、私も全く同感ですと応じたところであります。  翌11月2日は帰国のため空港に向かう途中、文化施設の行政視察として、統營が生んだ世界的作曲家である尹伊桑(ユン・イサン)記念館を視察しました。この記念館には尹伊桑(ユン・イサン)が生前弾いていたチェロなど、遺品170点とともに、尹伊桑(ユン・イサン)の胸像が展示されておりました。館の職員による丁寧な説明を聞き、尹伊桑(ユン・イサン)に対する認識を新たにするとともに、国際音楽堂の建設とも考え合わせると、統營市の文化芸術に対する力の入れようをかいま見たような思いがいたしました。  尹伊桑(ユン・イサン)記念館の視察を終え、金海(キメ)空港にて3日間通訳をしていただいた潘泰進(バン・テジン)市場開拓担当、鄭香權(ジョン・ヒャングォン)議会事務局担当の方々の見送りを受け、午後1時55分発の航空機にて帰国の途につきました。  今回、親善行政視察として、表敬訪問等各種の懇談を初め、地域産業や文化施設等、さらには産業観光施設などの視察により、姉妹都市統營市の現況と歴史や文化を学ぶことができ、大変充実し、かつ有意義なものとなりました。  このたびの訪問を契機に、今後、両市議会の相互訪問を続けることにより、両市の理解と友好関係がさらに深く固く結ばれていくことを期待してやみません。  今回の訪問の機会を与えていただきました議員の皆様を初め、関係各位に感謝を申し上げまして報告といたします。ありがとうございました。 ○東山徹 議長 以上で今期定例会の議事は全て終了しました。   ------------------------------------- △市長のあいさつ ○東山徹 議長 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  仲川市長。          〔仲川幸成市長 登壇〕 ◎仲川幸成 市長 議長のお許しをいただきましたので、お礼のご挨拶を申し上げます。  今期定例会は、11月27日を初日といたしまして本日までの17日間の会期でありましたが、議員の皆様には年末の公私とも大変お忙しい中、ご出席をいただき、ご提案申し上げましたそれぞれの議案につきまして慎重かつ熱心にご審議を賜り、まことにありがとうございました。  今期定例会にご提案申し上げました議案は22件でありましたが、それぞれ原案どおりご同意、ご可決をいただき、厚くお礼を申し上げます。  なお、議案審議を初め、一般質問等においていただきましたご指摘、ご意見、ご要望につきましては、鋭意調査研究をいたしまして、可能な限り市政に反映させてまいりたいと思っております。  また、議会におかれましては、消費税増税に伴う軽減税率制度の導入を初めとする諸課題の早期解決を求める意見書を採択されましたが、まことに時宜を得たものであり、ご同慶にたえないところであります。  また、UR賃貸住宅狭山台団地の継続家賃値上げ中止と高家賃引き下げを求める意見書を採択されましたが、居住者の居住の安定及び空き家の解消等の観点からも大変重要な内容と認識をいたしているところでもあります。  結びに、本年も残すところあとわずかとなりましたが、議員の皆様におかれましては健康に十分ご留意をいただき、さらなる市政進展と市民福祉の向上のために一層のご活躍を賜りますようお願い申し上げるとともに、新しい年が希望に満ちた年でありますよう心からご祈念を申し上げまして、お礼のご挨拶といたします。まことにありがとうございました。   ------------------------------------- △閉会の宣告 ○東山徹 議長 以上をもって、平成25年第4回狭山市議会定例会を閉会します。                              (午前11時23分 閉会)   ------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議     長   東   山       徹      署 名 議 員   内   藤   光   雄      署 名 議 員   加 賀 谷       勉...