春日部市議会 2019-11-29
令和 元年11月29日厚生福祉委員会−11月29日-01号
○水沼 委員長
それでは、議案第103号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上で議案第103号に対する質疑を終結いたします。
◇議案111号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第111号「
指定管理者の指定(春日部市春日部第1
児童センター)について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第111号に対する質疑を求めます。
◆並木 委員
第1
児童センターの
指定管理者の選定ということなんですけれども、まず1点目は、この参考資料の中の最後のページに、今回応募してきた3団体の比較が出ておりますが、3者の中で今回コマームが選定をされましたけれども、特にすぐれている点ですね。3者の比較の中ですぐれていた点はどういう点ですかということが、まず1点。
それから、コマームの提案の中で、これは市の事業としてはできないというような、民間でなければできないというような、そういう事業があるのでしょうか、どうでしょうか。
3点目に、今回この募集要項の中で、募集要項の2ページのところに、基準価格を2億7965万4000円というふうに設定をしています。この根拠は何かということで伺いたいんですが、この同じ資料の中の39ページを見ますと、多分4年間の現在の業者が幾らの収入でどういうといいますか、会計報告が出ているわけなんですけれども、それを見ますと、4年間で2億3230万5927円支出をしているんですね。年平均しますと、5800万円の費用が今の事業者が今の事業をやるのにかかっているということになるわけなんですが、今回2億7965万4000円ですと、5593万円ということで、今の水準よりも低い価格になっております。これはどういう理由なのかということも含めて、基準価格の根拠をお願いしたいと思います。とりあえずこの3点をお願いします。
◎野口
こども政策課長
議案第111号「
指定管理者の指定(春日部第1
児童センター)について」のご質疑に答弁申し上げます。
株式会社コマームの特にすぐれた点でございますが、
児童センターの運営に当たりまして、本社に
児童育成事業チームが組織され、
児童センターの運営に最優先業務としてかかわっていくという体制が整っております。また、これによりまして施設の
バックアップ体制が今まで以上に強化されること、また、職員体制におきましては、館長をサポートする館長補佐の配置、事務面の全面的な
運営サポートを行う庶務職員の配置を行うなど、職員体制が整っていること。また、地域の関連組織と懇話会の実施や地域と連携した事業の実施など、地域との交流を充実させる提案がございました。これが特に優れていた点でございます。
続きまして、2点目の
民間ならではの提案ということでございますが、
株式会社コマームにおきましては、県内で複数の
児童センターを運営している実績がございます。この
ネットワークを生かしまして、
児童健全育成推進財団の助成事業や民間企業の助成事業を活用しまして、観劇会や
手袋人形教室などを実施する提案もございました。また、今後の将来的な小学校の
授業カリキュラムに対応した事業として、外国人講師を招きまして、絵や音楽を使って楽しく英語を学ぶような英語教室の開催、また、
パソコンコーナーを利用した
プログラミング教室の開催などの提案がございました。
続きまして、3点目の基準価格についてでございますが、基準価格につきましては、
指定管理者制度導入に伴う統一的なルールを定めました
指定管理者制度運用指針の考え方を踏まえまして、人件費や事務費、事業費などをそれぞれを積算したものでありまして、管理に要する経費の目安となる基準でございます。人件費につきましては、市で定めた統一的な単価に基づきまして、これまでの運営状況を参考にして積算しております。また、事務費、事業費につきましては、これまでの実績に基づいて積算しており、適正な価格となっております。
以上でございます。
◆並木 委員
すみません、2点目の市では行えないであろうことというのが、先ほど答弁いただいた県内の複数の
児童センターとの
ネットワークですとか、英語教室をやるですとか、そういうのは公立ではやれないという、そういうお答えだったんでしょうか。これは確認です。
それと、その基準価格が昨年の実績も踏まえて適正だということなんですけれどもね、先ほども申し上げましたが、現在の事業は年間平均5800万円の費用がかかっているという会計報告になっておりまして、この2億7965万円では、年間5800万ずつかけていくと足りなくなってしまうということになりますから、当然、経費を節減しなければ、今の水準よりも経費を節減しなければ、この価格では運営できないということになるわけなんです。
指定管理者は本来的に経費を節減するという目的がありますから、市の側としては低い価格で想定するのかもしれませんけれども、それがですね、現状よりもサービスの低下を招くということにはならないんでしょうか。そういうことは心配していませんかということと、これで計画をしていく中で、
さまざま社会情勢が変化していきますから、これでは運営し切れないというふうな事態になった場合には、それはもう事業を削減するとか、そういう方向にならざるを得ないのかなという気もいたしますけれども、それでいいのかといいますか、そういうときに何か費用の面について協議をするという、そういう可能性もあるんでしょうか。
◎野口
こども政策課長
並木委員の2回目のご質疑に答弁申し上げます。
まず1点目の
民間ならではの事業についてですが、こちら、やはり県内、所沢市ですとか、後は川口市において
児童センター、そのほかも児童クラブですとか、さまざまな子育て支援の事業を実施しております。その辺のノウハウですとか、そういったものを生かした事業を展開していくという提案がございましたので、それについては
民間ならではの提案というふうに捉えているところでございます。
続いて、2点目のサービスが低下してしまうのではないかというところでございますが、今回の
指定管理者の募集には3団体から応募がございまして、これまで以上にサービスを向上させるための提案も数多くございました。
株式会社コマームにつきましては、これまで人気の高い部分につきましては引き続き実施をしていき、利用者のニーズを的確に把握しながら独自の事業を展開していくという意向を持っておりますので、サービスが低下することはないと考えております。
また、市といたしましても、これまで以上に来館者に楽しんでもらえるような
児童センターになるよう努めていきたいと考えております。
続きまして、3点目なんですが、今後、契約後、特に事情が変わった場合どうするのかというところだと思うんですが、まず、市との協定を結ぶ、これから市と
指定管理者の協定を締結するんですが、その協定書におきましては、指定管理料の額を変更すべき特別な事情が生じた場合については、その都度、協議の上、定めるものとするとしておりますので、特別な事情が生じた場合は、双方協議の上、契約の変更を行っていくことになります。
以上でございます。
◆並木 委員
すみません、もう1点。
人気の高い事業がこれまでどおりやるし、新たな事業の提案もあるということですが、費用の面では、今までよりは使っちゃだめよという、それが市の枠組みになっておりまして、安い費用で高いサービスができる、何ですか、財政的な保障といいますか、裏づけといいますか、それはどういうところにあるんですか。
◎野口
こども政策課長
並木委員の再度の質疑に答弁申し上げます。
協定書を結ぶときに、
指定管理者のほうから、相互協議の上、見積もりを出していただきまして、その金額で5年間実施する旨のことを定めますので、それはもう担保されているというふうに考えております。
○水沼 委員長
以上で、議案第111号に対する質疑は終結になります。
◇議案112号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第112号「
指定管理者の指定(春日部市
庄和児童センター)について」を議題といたします。
本案については執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第112号に対する質疑を求めます。
◆並木 委員
112号は、
庄和児童センターの指定管理ということです。
先ほどと同じ内容で伺いたいのですが、こっちの
庄和児童センターのほうもシダックスさんを含め3者が応募してきているということで、3者の中でシダックスさんが選ばれた理由、すぐれている点、これは何か。
それから、先ほどコマームさんでも伺いましたが、このシダックスさんの事業の中で、公立の事業としてはやれないことがあるのかないのか。
3点目は、やはり同じく基準価格の算定なんですが、こちらは1億9805万4000円という基準価格です。これは、5で割りますと3961万円なんですね、年間平均。今現在の
庄和児童センターは、市のほうから毎年3350万を支出しておりまして、ほぼその範囲で運営しているという状況です。こちらの
庄和児童センターにつきましては、これまでの運営費よりも高い価格が基準価格として設定をされておりまして、この点については、やはり根拠ですね。1億9805万円の根拠はどういうことなのかということでお伺いします。
◎野口
こども政策課長
議案第112号「
指定管理者の指定(
庄和児童センター)について」のご質疑に答弁申し上げます。
シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社の特にすぐれていた点でございますが、人材育成という面で、看護師や臨床心理士を講師に招いた研修の実施など、専門知識を向上させる教育、研修体制が充実していることが挙げられます。また、社内や施設間での
コミュニケーションツールとして使用している専用のSNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用しまして、全国にある施設の職員間でさまざまなイベントの企画や実施例を
リアルタイムで共有し、現場の個性も生かしつつ他の施設のいいところを取り入れたり、改善につなげるなど、現場の
スキルアップやモチベーションアップを図る取り組みなど、業務水準を高く保つ体制が構築されているところが特にすぐれている点でございました。
続いて、2点目の
民間企業ならではの提案でございますが、今申し上げました専用SNSを活用し、社内の施設、職員間でさまざまなイベントの企画や実施例を
リアルタイムで共有する取り組みを生かしていくというところが、
民間ならではの提案だというふうに考えております。
また、消耗品など約3000アイテムを厳選して取り扱う
カタログ通信販売システムを活用しまして、消耗品を一括して購入することでコスト削減を図ることを可能とするほか、現場の職員が消耗品等の購入に係る時間、労力を大きく軽減でき、業務に専念できる環境を整えていると提案がございまして、これも
民間ならではの提案だというふうに考えております。
3点目の基準価格についてでございますが、こちらも議案第111号と同様になりまして、市で定めた統一的な単価に基づきまして、これまでの運営状況を参考にした人件費の積算、また、事務費、事業費については、これまでの実績に基づいて積算をしているところでございます。
以上でございます。
◆並木 委員
基準価格ですが、これまでの実績に基づいての積算ということなんですが、この会計報告を見ますと、先ほども申し上げましたが、市は3350万円を毎年支出をしておりまして、ほぼその範囲で運営をされておりまして、今回の、これ基準価格ですから、これより下じゃだめと言っていないという意味なのかもしれませんが、市が基準とする価格水準は今までの実績を上回る基準を設けているわけですよね。だから、今までの実績を踏まえた算出というふうにはならないと思うんですけれども。そこはどうなんですか。
◎野口
こども政策課長
並木委員の再度のご質疑に答弁申し上げます。
こちら前回の募集につきましては、当時、
指定管理者の指針の中で、更新時は基準価格を設けないという形になっていました。なので、基準価格がない中で、指定管理料を決めるに当たっては、その前期、前の期の決算について、それを参考に指定管理料を決めているような形になっておりまして、当時ちょっと基準価格がなかったものですから、積算自体がその当時とは違う積算という形になっております。
回答については以上でございます。
◆並木 委員
ということは、前回同じだったということは、その10年前に契約したときに出した基準価格がほぼ10年間生きていたみたいな、そういうことになってしまっているということなのかという確認が1つ。
それで、今回、10年前と今回の市の基準価格の違いというのは、何ですか、物価の上昇とか人件費とか、そういう内容なんですかね。ちょっとそこも確認。
◎野口
こども政策課長
並木委員の再度のご質疑に答弁申し上げます。
おっしゃるとおり10年間、そうですね、10年間ほぼ多分変わらない金額で、10年じゃないですね。
庄和児童センターは22年からですので、そうですね、約10年ぐらいですか。変わらない金額になっていたと思われます。
上昇した理由につきましては、やはり物価の上昇ですとか、後は人件費の積算がここでしっかり、人件費で積算しておりますので、その辺が変わってきたところだと思われます。
以上でございます。
◆並木 委員
結構です。
○水沼 委員長
以上で議案第112号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第115号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第115号「令和元年度春日部市
一般会計補正予算(第5号)、
厚生福祉委員会所管分について」議題といたします。
本案については執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第115号に対する質疑を求めます。
◆並木 委員
一般会計の補正ですが、大方、人事院勧告に伴う給与改定ですので、その点については伺いませんが、まず、
事業別概要書の9ページ、障害福祉費の中の
更生医療支給事業ということで4638万9000円の補正増となっています。支給件数が当初の見込みより増になるということのようなんですが、金額が大変大きいものですから、どういう内容なのかということでお尋ねしたいと。
それから、概要書の10ページ、介護保険費の中で
地域密着型サービス等整備助成事業費等で、建設工事の労務費、資材費の高騰などがあったので、県の単価が引き上げになったということですが、この内容ですね。どういう単価がどういうふうに変わったのかということについて内容を。
それと、もう一つ下の
介護保険事務の中で、補助金を受けて開設した事業所が廃止になって、その交付金を国に返還すると。その償還期間が満了しないうちに廃業になると返還金は返すということになっておりますが、これについても補正の内容、146万3000円の内容についてご説明をいただきたいというふうに思います。
◎清水 障がい者支援課長
議案第115号「令和元年度春日部市
一般会計補正予算(第5号)」につきまして、
事業別概要書9ページ、
更生医療支給事業のご質疑に答弁申し上げます。
増額となった理由でございますが、支給件数が当初見込みよりもふえたことによるものでございます。支給実績では、
腎臓機能障害に対する支給件数が多い状況で、その対象医療はほぼ人工透析となっております。
なお、扶助費が大幅に増額となる理由につきましては、今年度の支給実績として、公費負担が10割である
生活保護受給者への支給件数がふえてきていますことから、その実績を踏まえたものとなっております。扶助費の補正額の約93%、約4300万が
生活保護受給者でございます。
以上でございます。
◎内藤
介護保険課長
事業別概要書10ページ、3款1項7目の介護保険費の
地域密着型サービス等整備助成事業等補助金につきましての内容についてでございますが、この補助金は、国の基金を活用しまして埼玉県が実施する
地域密着型サービス等整備助成事業等補助金を受けまして、市が公募・選定した業者に対しまして、県が市を介して補助を行うものです。このたび建設工事費の労務費、それと資材費の高騰など、それと消費税率の引き上げなどを踏まえまして、埼玉県の補助単価が10月1日から引き上げになったことに伴い、補助単価が増額となるものです。
補助単価でございますが、引き上げ前が80万円でございましたが、引き上げ後は83万9000円となっております。
続きまして、2点目の返還に係るものですが、こちらにつきましては、平成23年度に地域介護福祉空間整備等施設整備交付金を市が国から受け、公的介護施設等整備費補助金として、市から小規模介護老人保健施設へ交付したものでございます。その交付を受けた小規模介護老人保健施設では、補助金を活用してスプリンクラーの整備を行いましたが、スプリンクラーの財産処分の制限期間が8年間のところ、開設期間7年間で施設が閉鎖となったために、残る1年分の設置費用に充てる補助金が返還となるものです。
なお、返還された補助金につきましては、市から国に返還をするものでございます。
以上です。
◆並木 委員
3点目の何ですか、小規模介護施設の閉鎖ということで、国に補助金を返還することについては異議はありませんが、その入所者さんですか、利用者さんが何人かいらっしゃったんだろうと思いますけれども、そういう事業所の閉鎖に伴って、補助金は返せば済むんですけれども、利用者さんの行き先というのはどういうふうなことになるんでしょうか。
◎内藤
介護保険課長
並木委員の2回目のご質疑に答弁申し上げます。
入所されていた方々につきましては、全員、近隣の老人保健施設へ移られたということで伺っております。
◆並木 委員
わかりました。
○水沼 委員長
以上で議案第115号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第116号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第116号「令和元年度春日部市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について」を議題といたします。
本案については執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第116号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上で議案第116号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第117号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第117号「令和元年度春日部市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。
本案については執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第117号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上で議案第117号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第118号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第118号「令和元年度春日部市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について」を議題といたします。
本案については執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第118号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上で議案第118号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第119号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第119号「令和元
年度春日部市立看護専門学校特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。
本案については執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第119号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上で議案第119号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第121号の審査
○水沼 委員長
次に、議案第121号「令和元年度春日部市
病院事業会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。
本案については執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、議案第121号に対する質疑を求めます。
◆並木 委員
人件費の補正につきましては、人事院勧告に基づくものですので、これはありませんが、債務負担行為の中で医師事務作業補助者派遣というのが債務負担で今回計上されております。もちろん今、補正されているものを新年度以降も継続するという意味で、必要な補正だというふうに思っておりますが、医師事務派遣作業補助者というのは、医師の過重な業務を軽減するという意味で、大変重要な人材ではないかなと思っておりまして、春日部医療センターにおいて、医師事務作業補助者の現状がどういう状況になっているのかということと、この派遣の内容はどういうことなのか。
そして、今回補正になりますが、拡充の考えなどはあるのかどうかということでお願いいたします。
◎佐藤 医事課長
議案第121号、
病院事業会計補正予算(第2号)、並木委員のご質疑に答弁申し上げます。
まず、医師事務作業補助者の現状ということでございますが、令和元年の11月1日現在で、春日部
市立医療センターの医師事務作業補助者は14名在籍しております。内訳といたしましては、嘱託職員7人、臨時職員5人、派遣職員2人となっております。
それから、医師事務作業補助者の業務内容ということでお答えさせていただきますと、おっしゃるとおり、医師事務作業補助者は医師の事務負担軽減及び
効率化を図ることを目的として業務を行っております。主な業務といたしましては、診断書、診療記録、主治医意見書等の書類作成や診察、検査の予約などの代行業務となっております。
派遣の職員につきましては、医師事務作業補助者として専門的なノウハウや資格を有する人を配置して、現場の指導的な役割として位置づけておりまして、全体職員の
スキルアップや業務の状況に合わせたバックアップを行っております。
今後につきましても同様の体制で、来年度につきましても補正予算を計上させていただいたところでございます。
以上です。
◆並木 委員
結構です。
○水沼 委員長
以上で議案第121号に対する質疑を終結いたします。
◇陳情第3号の審査
○水沼 委員長
続いて、陳情の意見交換を行います。
陳情第3号「陳情(市町村
公的審議会等委員への
宅地建物取引業者の登用に関する件外3件)、
厚生福祉委員会所管分について」を議題といたします。
なお、
厚生福祉委員会所管分は、「1、市町村
公的審議会等委員への
宅地建物取引業者の登用に関する件」のうち、その他各種委員への登用を要望するという内容の部分になります。
当陳情に対する各委員の意見を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
ございませんか。
以上で陳情第3号に対する意見交換を終結いたします。
◎議案に対する討論、採決
○水沼 委員長
引き続き、当委員会に付託されました議案10件について順次討論を行い、採決いたします。
◇議案第102号に対する討論、採決
○水沼 委員長
最初に、議案第102号「春日部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第103号に対する討論、採決
○水沼 委員長
最初に、議案第103号「春日部市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第111号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第111号「
指定管理者の指定(春日部市春日部第1
児童センター)について」討論を求めます。
◆並木 委員
議案第111号「
指定管理者の指定について」、反対の立場で討論を行います。
指定管理者導入の最大の目的は経費の節減ということですが、多くの場合、人件費などが削減の対象となっておりまして、専門職を安定的に確保できないなど、市民サービスの低下が懸念をされております。また、5年ごとに契約更新ということで、継続性が確保できないという問題もございます。公的な責任が果たせなくなるということが危惧をされますことから、私どもは、福祉や教育の分野に
指定管理者制度を導入することには基本的に反対をいたしております。
その上で、今回の第1
児童センターの指定管理につきましては、特に基準価格が現行の水準を下回っておりまして、市民サービスが低下せざるを得ないものというふうに考えます。
以上の点から、この議案には反対をいたします。
◆鬼丸 委員
議案第111号「
指定管理者の指定について(春日部市春日部第1
児童センター)」につきまして、新政の会を代表し、賛成の立場から討論します。
春日部市春日部第1
児童センターの
指定管理者候補者につきましては、候補者選定委員会において、書類審査及び事業計画に基づくプレゼンテーションを実施し、厳正に審査した結果、
株式会社コマームに選定されたと伺っています。
株式会社コマームは、現在、埼玉県内において公設の児童館及び
児童センターを7施設運営しており、エンゼル・ドームと同規模の
児童センターの
指定管理者としての運営実績があるとのことです。
また、
児童センターを管理運営していくに当たっての基本方針を踏まえた利用者本位の柔軟なサービスの提供や、本社が埼玉県川口市にあるということで、施設をバックアップする体制が今まで以上に強化されることにより、安定した管理運営の実施が期待できるとのことであります。
エンゼル・ドームは、開設以来、安定した運営が行われており、利用者からの評判は大変高いものと認識しています。今後、執行部におきましては、
指定管理者の変更により現在のサービスに影響が生じないよう十分に留意していただき、綿密な引き継ぎを行いながら、サービスの質と継続性を確保していただくことを強く要望し、賛成討論といたします。
○水沼 委員長
ほかはよろしいですか。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○水沼 委員長
挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第112号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第112号「
指定管理者の指定(春日部
庄和児童センター)について」討論を求めます。
◆並木 委員
議案第112号「指定管理者の指定について」、これも同じく反対の立場で討論を行います。
基本的には、
指定管理者制度、先ほども111号で申し上げましたとおり、福祉や教育の分野に
指定管理者制度を持ち込むものではないという、そういう立場であります。子育て支援という大切な事業を担う中核施設に安上がりという発想を持ち込むべきではないというふうに思いますので、これも反対をいたします。
◆滝澤 委員
議案第112号「
指定管理者の指定について」、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。
春日部市
庄和児童センターの
指定管理者候補者につきましては、候補者選定委員会において、書類審査及び事業計画に基づくプレゼンテーションを実施し、厳正に審査した結果、
シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に選定されたと伺っております。
シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社は、全国で児童館、
児童センター、23施設の運営実績があり、豊富な事業運営のノウハウを生かし、利用者本位のサービスの提供や公平性・安全性を考慮した安定した運営が見込まれ、適正な施設管理が期待できるとのことであります。
また、平成22年8月の開設から平成27年3月までの間、
指定管理者として
庄和児童センターの運営を円滑に行っていた実績もございます。
今後、執行部においては、現在のサービスに影響が生じないよう引き継ぎに留意していただくとともに、サービスの質の向上と事業の継続性を確保していただくことを強く要望し、本議案に賛成いたします。
○水沼 委員長
ほかよろしいですか。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○水沼 委員長
挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第115号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第115号「令和元年度春日部市
一般会計補正予算(第5号)、
厚生福祉委員会所管分ついて」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第116号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第116号「令和元年度春日部市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)ついて」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第117号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第117号「令和元年度春日部市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)ついて」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第118号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第118号「令和元年度春日部市
介護保険特別会計補正予算(第3号)ついて」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第119号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第119号「令和元
年度春日部市立看護専門学校特別会計補正予算(第2号)ついて」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
◇議案第121号に対する討論、採決
○水沼 委員長
次に、議案第121号「令和元年度春日部市
病院事業会計補正予算(第2号)ついて」討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。
本案に賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○水沼 委員長
挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。
なお、お諮りいたします。
ただいま議決した議案等に関する委員会報告書の作成等については、委員長に一任願いたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
ご異議なしと認めます。
よって、委員会報告書の作成については、委員長に一任していただくことに決しました。
◎閉会中の特定事件について
○水沼 委員長
次に、「閉会中の特定事件について」を議題といたします。
事務局、資料の配付を願います。
《閉会中の特定事件一覧表、報告事項配付》
○水沼 委員長
閉会中の特定事件は、お手元に配付したとおりの内容でよろしいでしょうか。
〔「はい」と言う人あり〕
○水沼 委員長
それでは、閉会中の特定事件については、この旨を議長に報告しておきます。
◎その他
○水沼 委員長
次に、その他ということで報告事項があるようですので、順次報告をお願いします。
◎新井 福祉部長
福祉部から報告事項が3件ございますので、順次担当課長より報告をさせていただきます。
◎溝口
生活支援課保護担当課長
報告事項1、生活保護変更決定書の取り消し等請求控訴事件の判決の確定についてご報告させていただきます。
最高裁判所に上告された本事件につきましては、上告人の申し立ては棄却となりました。
事件番号、上告人、被上告人につきましては、記載のとおりです。
こちらをもちまして、本件に係る裁判手続が終了いたしました。
報告事項1につきましては、以上でございます。
◎熊田
高齢者支援課長[兼]
高齢者福祉センター幸楽荘所長[兼]大池憩いの家所長[兼]薬師沼憩いの家所長[兼]
大枝高齢者憩いの家所長[兼]
庄和高齢者憩いの家所長
報告事項2、第8期春日部市
高齢者保健福祉計画及び
介護保険事業計画に係る
アンケート調査の実施について報告いたします。
第8期春日部市
高齢者保健福祉計画及び
介護保険事業計画の策定に当たり、計画期間は令和3年度から令和5年度でございますが、要介護状態になる前のリスクの発生状況や社会参加状況を整理し、地域の抱える課題を把握するため、
アンケート調査を実施するものです。
調査内容は、ご家族や生活状況、体を動かすこと、地域での活動及び健康などについて質問を設定し、現状を伺うものです。
調査対象者は、要介護1から5以外の高齢者となっております。
実施は、令和元年12月上旬を予定しております。
以上でございます。
◎清水 障がい者支援課長
報告事項3、第4期春日部市障害者計画に係る
アンケート調査の実施について報告いたします。
令和3年度から令和8年度までを計画期間とする第4期春日部市障害者計画の策定に当たり、市内に居住する障害のある人の実情や市民の障害者施策に対する意見、今後の施策のニーズや課題などについて把握するため、
アンケート調査を実施するものです。
調査内容は、生活状況や災害対策、就学、仕事、社会参加、現在の施策に関することなどについて質問を設定し、意見等を伺うものです。
実施は、令和2年1月中旬を予定しております。
以上でございます。
◎深堀
病院事務部長
病院事務部より2件、報告事項がございます。
それぞれ担当課長より報告をさせていただきます。
◎関根 管理課長
報告事項4、
免震用オイルダンパーの経過について報告させていただきます。
内容ですが、平成31年3月定例会、
厚生福祉委員会において、医療センターに設置されている
免震用オイルダンパー8本全てが適合品であるとのKYBとカヤバシステムマシナリーの製造会社による調査結果に対し、1本を新品と交換し、抜き取ったオイルダンパーを第三者機関立ち会いのもとで検査し、その結果で今後を判断してまいりたいと報告をさせていただきました。
その後、国土交通大臣指定の性能評価機関、一般社団法人日本免震構造協会から、製造会社が実施したその調査方法は適切であるとの評定書が交付されました。また、評定書の交付を受け、工事業者、大成建設、設計工事監理業者、昭和設計からの
市立医療センターの
免震用オイルダンパーについては、交換する必要はないとの見解書が提出されました。
このような状況から、製造会社の報告内容を承諾し、今後、当センターのホームページ等で建物の安全性について周知してまいります。
以上でございます。
◎佐藤 医事課長
報告事項5、年末年始の診療について、医事課より報告申し上げます。
市立医療センターでは、休日が連続する年末年始において、1月4日土曜日になりますが、外来診療を行います。
なお、このことは広報かすかべや医療センターホームページ等で周知を図ってまいります。
以上でございます。
○水沼 委員長
ほかに何かございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○水沼 委員長
以上をもちまして、
厚生福祉委員会を閉会いたします。
閉会 10:49...