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  1. 春日部市議会 2019-11-29
    令和 元年11月29日教育環境委員会−11月29日-01号


    取得元: 春日部市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-16
    令和 元年11月29日教育環境委員会−11月29日-01号令和 元年11月29日教育環境委員会. 開催期日  令和元年11月29日(金) 2. 開催場所  第1委員会室. 出席者    (1) 委 員(8名)      ◎石 川 友 和   ○吉 田   稔    酒 谷 和 秀       榛 野   博    大 野 とし子    松 本 浩 一       小久保 博 史       (欠席:武   幹 也)    (2) 執行部(29名)       【環境経済部(7名)】         日向 環境経済部長         鈴木 環境経済部次長(兼)商工振興課長         橋本 環境経済部参事(兼)リサイクル推進課長         野沢 環境経済部参事(兼)環境センター長         矢野 環境政策課長         添田 観光振興課長
            福井 農業振興課長       【教育委員会(1名)】         鎌田 教育長       【学校教育部(9名)】         大山 学校教育部長         柳田 学校教育部学務指導担当部長         篠原 学校教育部次長(兼)学校総務課長         田村 学校教育部学務指導担当次長(兼)指導課長         白石 学校教育部参事(兼)学校総務課担当課長(兼)市民文化会館長         宮野 学校教育部参事(兼)施設課長         小岩井 学務課長         佐山 指導課教職員担当課長         正籬 指導課担当課長(兼)教育相談センター所長       【社会教育部(9名)】         村田 社会教育部長         関根 社会教育部次長(兼)社会教育課長         須藤 社会教育部参事(兼)中央公民館長         根岸 社会教育課生涯学習推進担当課長(兼)視聴覚センター所長         中野 文化財保護課長         實松 文化財保護課担当課長(兼)郷土資料館長         野口 スポーツ推進課長         伊田 スポーツ推進課スポーツ施設担当課長         城田 中央公民館事業担当課長       【農業委員会事務局(2名)】         関口 農業委員会事務局長         金子 農業委員会事務局次長    (3) 議会事務局(1名)        小 泉 勝 美 4. 傍 聴 者(0名) 5. 議題   (議案)  ◎議案第98号 手数料の額の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定、教育環境委員会所管分について  ◎議案第104号 春日部市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正について  ◎議案第105号 春日部市立小・中学校普通教室等エアコン整備PFI事業契約議決内容の一部変更について  ◎議案第107号 春日部市旧し尿処理施設解体工事請負契約議決内容の一部変更について  ◎議案第108号 緑中学校体育館外壁等耐震対策工事請負契約議決内容の一部変更について  ◎議案第113号 指定管理者の指定について(春日部市道の駅「庄和」)  ◎議案第114号 指定管理者の指定について(春日部市立中央図書館春日部市立武里図書館及び春日部市立庄和図書館)  ◎議案第115号 令和元年度春日部一般会計補正予算(第5号)、教育環境委員会所管分について   (陳情)  ◎陳情第3号  陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件 外3件) 6. 報告事項  ◎エコアクション21の取組について(環境政策課)  ◎春日部市役所プラスチックスマート宣言について(リサイクル推進課)  ◎専決第15号 専決処分書地方自治法第180条関係)及び予備費充用について(施設課)  ◎専決第16号 専決処分書地方自治法第180条関係)及び予備費充用について(施設課)  ◎活躍する春日部の子供たちについて(指導課)  ◎放課後子ども総合プラン春日部行動計画(第2次)(案)の策定について(社会教育課)      教育環境委員長  石 川 友 和 開会 9:59 ○石川 委員長   ただいまから、教育環境委員会を開会いたします。  今定例会における委員会の日程は、本日1日間となっております。  また、当委員会に付託された議案は、条例の制定が1件、条例の一部改正1件、議決内容の一部変更3件、指定管理者の指定2件、補正予算1件の合計8件並びに陳情1件となっております。  お諮りいたします。  本日は、議案の審査並びに陳情の意見交換を行い、引き続き、議案の討論、採決を行いたいと思います。  以上の日程でいかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕  ◎議案の審査 ○石川 委員長   ありがとうございます。  なお、委員及び執行部が発言をする際には挙手をし、委員長が指名した後に発言するようお願い申し上げます。  また、質疑、答弁ともに簡潔明瞭にお願いいたします。  ◇議案第98号の審査 ○石川 委員長   それでは、これより議案の審査を行います。  最初に、議案第98号「手数料の額の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定、教育環境委員会所管分について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、議案第98号に対する質疑を求めます。 ◆大野 委員   では、98号について質疑を行います。  これは農業にかかわる証明書ということになりますね、この委員会の中では。農業区域除外証明など9種類の証明書の値上げという提案がされているわけですが、まずは決算が出ている平成30年度のそれぞれの1つ1つの種類の交付数、誰が申請するのか、農家の方なのかとか、業者とかとあると思いますけれども、それをお願いしたいのと、あわせて、簡単で一言でいいんですが、どんな証明書なのかと、意外にやっぱり聞きなれない言葉もありますんで、簡単にこういう証明書なんですとご説明、そして、じゃ100円アップしたことによって、市の収入見込みというのはどれくらい増額するのかということでまずは1回目、お答え願いたいと思います。 ◎福井 農業振興課長   議案第98号「手数料の額の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」のご質疑のうち、農業振興課所管分について答弁申し上げます。  農業振興課所管分の証明につきましては3点ありまして、手数料の名称、平成30年度の交付件数の順に申し上げます。  初めに、農用地区域除外証明、こちらは農地区域から除外されているかどうかという証明になりますが、そちらが142件、農用地施設用地の証明、こちらが0件、農用地区域内の証明、こちらが26件となります。  また、申請者につきましては、主に開発などの手続を行う事業者の方となります。また、市の収入増の見込みといたしましては、昨年度の実績として168件あったことから、1万6800円増の見込みとなります。  以上です。 ◎金子 農業委員会事務局次長 
     農業委員会所管の証明について答弁申し上げます。  農業委員会所管の証明は9点あり、手数料の名称、平成30年度の交付件数、申請者の順に申し上げます。  農家証明64件、主な申請者は農家から依頼を受けた事業者でございます。こちらにつきましては、10アール以上の農地を耕作している農家であることの照明でございます。次、耕作証明12件、主な申請者は農家さんでございます。こちらにつきましては、耕作している農地面積を証明するものでございます。次に、交付証明114件、主な申請者は事業者でございます。内容としましては、農地法に関する許可書、届け出の受理書、許可書を交付したという証明でございます。次に、受理許可済証明、こちらにつきましては0件でございます。内容としましては、許可届け出受理書、許可書の記載内容を証明するものでございまして、主には許可書等をなくされた方が内容について証明するものでございます。次に、現況確認証明、こちらも交付はありませんでした。内容としましては、現況が山林原野など非農地となってしまった、または災害等により農地としての復旧が困難になった農地で、農地法の適用を受けない土地であるという証明でございます。次に、小作地証明、こちらも交付件数はありませんでした。証明の内容については、小作地について農地台帳記載事項、所有者ですとか小作人の名前、あと農地面積等を証明するものでございます。  次に、市の収入増の見込みとしましては、平成30年度の交付実績が190件あったことから、1万9000円の増が見込まれるものでございます。  以上でございます。 ◆大野 委員   農業委員会のほうですね、全て申請する方は農家の方という理解でよろしいですかね。農家証明とかいうのがありましたけれども、全てこのかかわるところは農家の皆さんというふうな理解でいいかということが1つ。  そして、2回目は県内状況ですね。春日部市の近隣ということで、市として近隣という形で、一応私のほうはさいたま市、上尾市、草加市、宮代町、杉戸町、加須市、久喜市、白岡市、松伏町といただけたらありがたいと思いますが、調べられる範囲もあるということでしたので、この中でもそれぞれの県内状況は幾らなのかということをお願いしたいということが1つと、値上げの根拠は本会議で人件費と紙代などがかかるということから、値上げしていきたいんだという根拠は述べられておりますけれども、じゃこの農業に関するこの証明に関しましては、そういう人件費や紙代の費用を見通して、1枚当たりは幾らになると試算されたのか。200円では不足だったのかということで、この2つについて、3つか、よろしくお願いします。3点についてお願いします。 ◎金子 農業委員会事務局次長   証明書、全ての証明について申請者が農家さんでいいかということなんですけれども、農家証明耕作証明につきましては、これは農家さんである場合、農家さんがほとんど。また、農家証明については、これは農家住宅、また農業用倉庫等を建てる場合に使う書類でございますので、開発ですとか建築確認を依頼された事業者さんが取りに来ることが多いということでございます。交付証明については、こちらは過去に農地転用の申請を出されて地目変更、農地から宅地であるとか雑種地に変えてですけれども、地目変更されてなかった方が後で地目変更したいということで来られる場合がほとんどでございまして、ほとんど事業者さんということでございます。  以上でございます。 ◎福井 農業振興課長   再度のご質疑に答弁いたします。  県内の状況につきましては、近隣市町で申しますと、ちょっとデータ的にある範囲で申し上げます。  さいたま市、宮代町、松伏町が300円、越谷市、白岡市、杉戸町が200円となってございます。  また、1枚当たりの人件費や紙代の算定された費用につきましては、約400円と算定しております。  今回料金につきましては、そういった中で近隣市における同種費用を参考に300円としている状況でございまして、200円では不足ということになります。  以上でございます。 ◆大野 委員   私は結構です。 ○石川 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上で議案第98号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第104号の審査 ○石川 委員長   次に、議案第104号「春日部市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、議案第104号に対する質疑を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   質疑がありませんので、以上で議案第104号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第105号の審査 ○石川 委員長   次に、議案第105号「春日部市立小・中学校普通教室等エアコン整備PFI事業契約議決内容の一部変更について」を議題といたします。  本案について、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、議案第105号に対する質疑を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   質疑がありませんので、以上で議案第105号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第107号の審査 ○石川 委員長   次に、議案第107号「春日部市旧し尿処理施設解体工事請負契約議決内容の一部変更について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、議案第107号に対する質疑を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   質疑がありませんので、以上で議案第107号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第108号の審査 ○石川 委員長   次に、議案第108号「緑中学校体育館外壁等耐震対策工事請負契約議決内容の一部変更について」を議題といたします。  本案について、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、議案第108号に対する質疑を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   質疑がありませんので、以上で議案第108号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第113号の審査 ○石川 委員長 
     次に、議案第113号「指定管理者の指定(春日部市道の駅「庄和」)について」を議題といたします。  本案について、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、議案第113号に対する質疑を求めます。 ◆松本 委員   1点伺います。この長年道の駅「庄和」は庄和商工会のほうに指定しているわけですけれども、この経営状況はどうでしょうか。 ◎添田 観光振興課長   議案第113号「指定管理者の指定について」のご質疑に答弁申し上げます。  春日部市道の駅「庄和」の経営状況でございますが、初めに、収益から申し上げたいと思います。  現在の指定管理の期間の実績で申し上げますと、収益の推移といたしましては、平成27年度は346万5409円、同じく28年度は181万3272円、29年度は564万4421円、30年度は427万8915円となっております。このように収益は継続的な経営改善等の取り組みによりまして、全体として増加傾向を示しているところでございます。このようなことから、経営状況につきましては、安定的な施設の管理運営がなされているものと評価しているところでございます。  以上でございます。 ○石川 委員長   よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上で議案第113号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第114号の審査 ○石川 委員長   次に、議案第114号「指定管理者の指定(春日部市立中央図書館春日部市立武里図書館及び春日部市立庄和図書館)について」を議題といたします。  本案について、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、議案第114号に対する質疑を求めます。 ◆松本 委員   本会議でも卯月議員が質疑してましたけれども、何点か質疑いたします。  まず、貸し出し数ですね、3年間よろしくお願いします。  それから、本会議質疑の中で図書購入費が物すごく減っているんですよね。28年度指定前ですけれども、3793万8655円と、3793万円だと。これは30年度は2598万と。指定管理になってからもう減っているわけです。物すごく減ってます。1200万円も減ってしまっているんですよね。この28年と30年の差を比べても。やっぱり新しい本が入らないといけないですけれども、これ大幅な減なんですけれども、指定管理になってからね。これはどうしてかというのは卯月さんは聞かなかったんで、ここでお聞きしたいと思います。  それから、図書館の役割というのは貸本屋じゃありませんので、資料の収集とか保存と。そういう点では継続性が必要なわけです。ころころ変わっては困るわけなんですけれども、だから直営でやっているところが圧倒的に多いんですけれども、この件についてはもちろん市の職員がやっているということで確認してよろしいか。  それから、本会議質疑で3年間、29、30、31見て、特に30年度が異動や退職ですか、これが多いんですよね。28人有資格者がいて、この年度に12人異動、退職をしていると。これはちょっと考えられないことなんだけれども、この辺についての理由は何か。  それから、県内全国指定管理の状況はわかったんですけれども、近隣市、特に比較区域の草加、越谷、さいたま市、上尾、蓮田、白岡市の図書館は指定管理者になっているのかどうかでございます。  それから、もう一つだ、大体1社なんですけれども、競争性が発揮されてないなと思うんですけれども、どうして1社なのかということですね。以上6点ですね。以上お願いします。 ◎関根 社会教育部次長[兼]社会教育課長   議案第114号「指定管理者の指定について(春日部市立図書館)」のご質疑に答弁申し上げます。  初めに、3館合計の貸し出し点数の推移を平成28年度から平成30年度まで年度別に申し上げます。  平成28年度は121万7371点、平成29年度は117万246点、平成30年度は110万9754点でございます。  次に、図書購入費が減少したのはなぜかについてでございますが、市の予算としては減額となっておりますが、平成29年度から図書館3館に指定管理者制度を導入し、電子書籍貸し出しサービスを実施していくところでございます。電子書籍は従来の本と異なり、文字の大きさを変えられたり、しおりやメモ機能があるなどの利点のほか、パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも貸し出し、返却ができるため、利用者の皆様の利便性の向上につながっているところでございます。  また、今回の指定管理者の提案により、図書館内でスマートフォンなどから閲覧できる電子版雑誌利用サービスを新たに導入する予定であり、さらなる利便性の向上が期待できるところでございます。図書の購入は図書館サービスにとって重要なものであるところから、予算要望も行いながら、今後においても全体の予算の中で優先順位を見きわめながら、指定管理者と連携して図書館サービスのさらなる充実に努めてまいります。  次に、資料の収集、保存は市の職員が行っているかについてでございますが、購入図書の選書や除籍など、図書館の根幹をなす業務は市の司書職員が行っております。  次に、指定管理者司書職員の異動、退職理由でございますが、指定管理者が雇用、人事管理を行っているため、市では把握しておりませんが、指定管理者に聞いたところ、中央図書館では異動、退職者のうち異動者と退職者の割合は同程度となっており、異動内容につきましては、自社が受託している市外の図書館への社内異動が多く、退職理由は自己都合がほとんどであったと伺っております。  次に、近隣自治体図書館指定管理状況でございますが、埼玉県図書館協会令和元年度埼玉の公立図書館によりますと、令和元年5月1日現在の状況でございますが、さいたま市は全25館中1館指定管理、上尾市は9館全てが直営、草加市は全1館で直営、越谷市は全4館中本館以外の3館が指定管理、蓮田市は全1館で直営、白岡市は全1館で直営による管理運営となっております。  次に、指定管理の募集に1社しか応募がなかった理由でございますが、募集を開始する前に来庁した業者で結果的に申請されなかった業者が1社あり、申請に至らなかった理由を聞いたところ、募集要項では図書館サービスの質を確保するため、常勤職員の6割以上を司書の資格を有するものとしておりますが、図書館業務専門業者ではないため、多くの有資格者を確保することは難しいとのことでございました。  以上でございます。 ◆松本 委員   貸し出し数は減っているわけですね。3年間でね。10万点ぐらい減っているのかな。それから、購入費は何といったって44%減ですからね。ちょっと聞きたくなったのは、電子書籍などが入っているということですけれども、この電子書籍などの費用というのはどこが持っているのかというのが1つね。  それから、収集はいい。異動、退職が12人中半々だと言うんだけれども、こんなに1年間で退職するというのは異常ですね。28人いて12人異動、退職で、退職が半分といったら6人でしょう。あり得ない数だなと思いましたね。そういう点でも継続性に非常に問題がある。  指定管理の状況は圧倒的に直営が今のところでは多いということですね。  じゃ、1点だけ伺いますけれども、電子書籍の購入はどこが持っているのか。 ◎関根 社会教育部次長[兼]社会教育課長   電子書籍については指定管理者のほうで負担しております。 ◆松本 委員   こんなに44%も減るって、半額に近くなっているんですよ、この二、三年で。二、三年どころじゃないですよ。28年度が直営だったんで、その次の年は指定管理、29年指定管理になったんだけれども、3793万から2893万といって、これ約1000万ですよね。30年度になると2598万だから1200万も本を購入する費用が減ってしまっていると。これは要求はしているんですか。しているんだけれども減らされてしまっているんですか。どっちなんでしょう。教育委員会としては要求しているんですか。3700万あったのが2500万だけれども、どの程度要求しているんですか、これ。予算要求は。 ◎関根 社会教育部次長[兼]社会教育課長   予算要望のほうは行っております。  以上でございます。 ◆松本 委員   いや、どのぐらいの金額やっているんですか。大体でいいですよ。前年度並みか。いいです、いいです、今わからないですから。とにかく古い本だけ並べておいたってだめですよ、やっぱり。やっぱり新しい本どんどん入っていかないと、子供は古い本見ますか。もちろん古い本は貴重ですよ。だけどもやっぱりどんどん本出ているわけだから、そういう本を買わないとやっぱり、電子書籍もいいですよ。それは否定しませんが、これはもう深刻な事態ですね。まあいいです。 ○石川 委員長   答弁よろしいですか。 ◆松本 委員   はい。 ○石川 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上で議案第114号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第115号の審査 ○石川 委員長   次に、議案第115号「令和元年度春日部一般会計補正予算(第5号)教育環境委員会所管分について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。
     それでは、議案第115号に対する質疑をまず歳入より行います。よろしいですか。続いて、歳出について質疑を行います。 ◆大野 委員   順番で全部いいですか。教育のほうも環境のほうもあわせて聞いてよろしいですか。 ○石川 委員長   多いようであれば分けましょうか。 ◆大野 委員   多くないです。4点です。 ○石川 委員長   4点なので、じゃそのままどうぞ。 ◆大野 委員   では、この概要書ですかね、補正予算の。ページで14ページですが、農地集積事業と。この事業の内容、この事業における支援、市としての支援は何なのか。また、この事業に取り組んでいる地域は何であるかということをまずこの概要を押さえておきたいと思います。  2点目は、16ページ、教育相談センター運営事業と。LANの購入ということですが、補正の内容についてお願いしたいと思います。  3点目は、17ページ、文化財保護事業とうことで、旧宝珠花小学校の計画をつくっていくに当たって補正をしていくと、そういうことなので、補正の内容など少し詳しくまずお尋ねしておきたいと思います。  4点目は、図書館職員人件費ということですね。人事のことですが、お答えしてもらえるということでしたので、減が5000円と、そういう金額なんですよね。私は司書の今の方たちがこれ以上少なくなってはならないと、そういう観点も含めて、この5000円の理由や、現在図書館司書は何人いらっしゃるかを改めて確認しておきたいと思います。  以上4点でございます。 ◎福井 農業振興課長   事業別概要書14ページ、農地集積事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  事業の内容につきましては、農地の有効利用、本市担い手農家での農地の集積を推進するもので、具体的な支援の内容といたしましては、2種類の事業費補助金があります。初めに、農地流動化奨励補助金は、農地の有効利用を図り、中核的な担い手となる農家の確保及び育成を促進するため、一定の要件を満たす農地の貸し借りを行ったものに補助するものでございます。毎年4月1日に利用権を設定されている借り手、貸し手に対し、10アール当たり2000円の補助金の交付を行っております。  次に、農地中間管理機構集積協力金は、主に新たに農地中間管理機構を活用した貸付面積により、地域への補助金を支払うものでございます。  また、現在進めている地区といたしましては、増田新田地区や薄谷地区、小平地区、飯沼地区などがございます。  以上でございます。 ◎正籬 指導課担当課長[兼]教育相談センター所長   事業別概要書16ページ、教育相談センター運営事業の補正予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  大沼中学校内に設置されております適応指導教室「そよかぜ」及び庄和南公民館内に設置されております適応指導教室「すくすく」において、インターネットを使用できる環境を整えるため、LAN配線を整備するものでございます。  適応指導教室には各2名の嘱託職員が配置されておりますが、市の情報系端末が使用できるパソコンが貸与されておりません。そのため、職員間でのメールや共有フォルダ−を通しての情報交換ができず、職員が直接書類等を届けており、事務遂行に時間を要している状況にございます。そこで、市の情報系端末を使用できる環境を整え、業務の効率化と適応指導教室の相談指導の充実を図るものでございます。  以上でございます。 ◎中野 文化財保護課長   事業別概要書の17ページ、文化財保護事業の補正予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  委託業務の内容でございますが、旧宝珠花小学校跡地にかかわり、用途変更などの法令手続に対応するため、改修工事に先立つ設計業務を委託するものでございます。当該小学校跡地は市街化調整区域に立地し、また、今後は学校としての利用と異なる活用を予定しておりますので、都市計画法や建築基準法、消防法など関係法令への適合や施設用途に応じた改修などが必要となってまいります。例えば建築基準法では、学校から他の施設へ用途、機能が変更されることに伴い、床の荷重など構造にかかわる規制が厳しくなってまいります。具体的にはどこに何をどの程度置くかなど、法令に沿った構造的な検証と並行した各施設の設計を行う必要がございます。また、消防法に規定される設備の内容や設置位置、数なども変わってまいります。このため、改修工事に向けた調査や構造検討、検証、詳細な設計業務に相応の時間を要することとなりますので、令和2年度への繰り越しを前提とした改修工事設計業務などの補正予算を計上させていただくものでございます。  以上でございます。 ◎関根 社会教育部次長[兼]社会教育課長   先ほどの図書館職員の人件費でございますが、人事課所管でございますので、当方のほうではお答えできませんので、よろしくお願いいたします。 ◆大野 委員   では、2回目の質疑ですね。農地集積事業から、数少ない政策の中で、私はこれが充実することが重要という考えのもと、増加した件数、また補正予算にかかわっている地域どこかと。そしてまた、できるだけ地域でみんなで力を合わせるみたいな捉え方の中では、今後取り組もうとしている地域など、今後の見通しについてお示しいただければと思います。  教育相談センター運営事業につきましては、なるほどと。嘱託ではなくて職員が届けていたということで、基本的な効果はわかりましたが、それでも一応今回この取り組みの中で市としてどういう効果が上がっていくと、改めて市の言葉としてお尋ねしておきたいと思います。  文化財保護事業、いよいよ旧宝珠花小学校への跡地活用も動き出していくという思いの中で、活用が違ってくるということですね。それでコンセプト、どこかの時点でこの宝小については地域コミュニティと大凧等の文化保存、保護、地域文化財の継承という、そういうコンセプトのもとに考えていきたいというご説明なりお話があったと思いますけれども、基本的にはこのコンセプトに向かっていくという、そういう設計調査でいいかという確認をしておきたいと思います。  図書購入費については答えられないということではわかりました。できるということだったので聞いたんですが。オーケーです。じゃ、よろしくお願いします。 ◎福井 農業振興課長   再度のご質問に答弁いたします。  今回主に農地中間管理機構集積協力金について、新たに交付対象となる地域の増加等に伴い、補正するものでございます。具体的には、増田新田地区と薄谷地区で、対象者が75件、約20ヘクタールの地域に対して補助金を支払うものでございます。  なお、この地域に対しての補助金の財源につきましては、県支出金となっております。  次に、今後の展開についてですが、現在、地域が抱える高齢化、後継者不足などの課題を明確にし、今後の農業のあり方を地域の話し合いをもとに策定していく。人・農地プランの実質化に向け、農地中間管理機構と県農林、また市の3者でご説明などを行っているところでございます。今回補正対象である増田新田地区や薄谷地区、また小平、飯沼地区などを含めまして、今後につきましても地元と調整し、計画的に進めてまいりたいと考えております。 ◎正籬 指導課担当課長[兼]教育相談センター所長   再度のご質疑に答弁申し上げます。  情報系端末が使用できることにより、着実な情報共有と個人情報の適切な管理、また相談者に対してスムーズな情報提供ができるようになります。さらに教材作成や相談記録のまとめ等が効率化され、適応指導教室に通室する生徒一人一人の状況に応じた学習や進路指導等の充実が図られると考えております。  以上でございます。 ◎中野 文化財保護課長   旧宝珠花小学校の跡地活用のコンセプトについてでございますが、庄和北部地域学校施設跡地活用方針に基づきまして、地域コミュニティの場、大凧あげ祭り、文化遺産の発信の場として活用できますよう、設計業務委託を通して検証してまいります。  以上でございます。 ◆大野 委員   じゃ、結構です。 ◆松本 委員   1点だけ。39ページかな、ごみ収集運営事業でリサイクル推進課のほうで、この動物死体収集運搬委託料に不足が見込まれるということは、どのぐらいふえているのかと。39万2000円の補正ですけれども、何でこうふえてきているのかというのをお伺いします。 ◎橋本 環境経済部参事[兼]リサイクル推進課長   事業別概要書13ページ、ごみ収集運営事業、補正額39万2000円の増額理由についてのご質疑に答弁申し上げます。  ごみ収集運営事業につきましては、家庭から排出される可燃ごみ、不燃ごみ、資源物や粗大ごみの収集運搬、道路などで死亡した動物死体の収集運搬などを行う事業でございます。このうち道路などで死亡した動物死体の収集運搬を行う委託料に不足が生じるおそれがあるため、補正予算を計上させていただきました。  増額の内容でございますが、当初予算編成時、一月当たり動物死体の収集運搬件数を75件、これは過去3年の実績ベースで年間900件と見込んでおりました。一方で12月補正予算編成の時点で、5カ月間の4月から8月でございますが、既に月平均85件の対応を行っている状況でございました。このことから、今後委託料に不足が生じないよう、月平均85件、年間1020件の対応が可能となるよう積算した結果、39万2000円の増額補正を計上したものでございます。  以上でございます。 ◆松本 委員   道路とか、びっくりしましたね。年間900件ってそんなに車にひかれたり何なりするんだろうけれども、それがふえてしまっているというのはどういうことが考えられますか。わからないかもしれないけれども。 ◎橋本 環境経済部参事[兼]リサイクル推進課長   基本的に道路、市道、それから国道も含めて道路上に死んでいるものは通報があれば、うちのほうで収集をする。そのほかに水路沿いだとか公園の中、そういったものも依頼があれば廃棄物としてリサイクル推進課のほうで委託をしておりますので、収集する。  それから、まれになんですけれども、やっぱり家庭の中に小鳥だとかネズミだとか、そういったものが死んでいるので、どうにかしてほしいと。当然ペットではなくて、よそから来た動物ですので、そういったものもというご依頼があります。恐らくここ3年でいきなりふえたというのはどうしてかというわけではないですけれども、鳥だとか、そういったものを普通は自分でつかんで袋に入れて可燃ごみで出していただければ、小さい動物は焼却炉で燃えるんですが、なかなかそういう行為が自分自身でできなくなってきている人もふえてきたというような現象も、正確ではありませんが、恐らくそういうパターンも依頼されているのであるんだろうと思っております。  以上でございます。 ◆松本 委員   いや、これひとり暮らしとか高齢化しているとか、それから、そういうので猫とか、猫はつないでおけないからあれだけれども、そういうのが道路上に出てきたりしてひかれてしまう。ということは、これからまたどんどんふえていくと気持ち悪いですよね。環境推進課だか政策課だかあたりでそういう要因をちょっと分析をして、余りそういうことが起きないように対策を講じる必要があるんじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。 ◎橋本 環境経済部参事[兼]リサイクル推進課長   例えば飼っている猫、要はペットとして家から飛び出してひかれるパターンがふえているかどうかはちょっと検証はしてませんが、基本的にはタヌキだとかイタチだとか、そういったものも水路から飛び出してひかれているケースもあります。ですので、解決策というのはちょっとすぐには見つけられないとは思いますが、現状としてはそういう状態。タヌキ、イタチ、そういったものもひかれておりますので、あと亀とかも、そういうのも全て処分に行きます。  以上でございます。 ○石川 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上で議案第115号に対する質疑を終結いたします。  ◇陳情第3号の意見交換 ○石川 委員長 
     続いて、陳情の意見交換を行います。  ◇陳情第3号の意見交換 ○石川 委員長   陳情第3号「陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件外3件)、教育環境委員会所管分について」を議題といたします。  当陳情に対する各委員の意見を求めます。 ◆松本 委員   ちょっと1点だけ、参考意見として伺いたいんですけれども、これは何回も出ているんですけれども、これ多分教育環境委員会は2番の国道、県道、都市計画道路の沿道の農振除外白地区域に関する件と、これが該当しているのかなと思うんだけれども、これは市のほうはどのように考えているんですか。こういうことがされてないから何回も何回も出てくるんだけれども、宅建のほうからね。これはどんなものですかね。市の考えはこれに対して。 ○石川 委員長   執行部で答えられますか。 ◆松本 委員   答えられるでしょう、これは。 ◎福井 農業振興課長   こちらの国道、県道、都市計画道路の沿道の除外につきましては、宅地としての除外については市が作成する農業以外の土地利用計画に基づき、関係機関と調整が整った上で農用地区域の変更をすることとなります。という形ではお答えしています。 ◆松本 委員   そういうことをよく理解してもらうように、常日ごろからしてもらいたいなと。何回も何回も同じのが出てくるから、それは理解してもらえてないからこれが出てくるんで、理解してもらえるように、ひとつ努力をお願いしたいと思います。  以上です。 ○石川 委員長   ほかにご意見ございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上で陳情第3号に対する意見交換を終結いたします。  ◎議案に対する討論、採決 ○石川 委員長   引き続き、当委員会に付託された議案8件について、順次討論を行い、採決をいたします。  ◇議案第98号に対する討論、採決 ○石川 委員長   最初に、議案第98号「手数料の額の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定、教育環境委員会所管分について」を討論いたします。 ◆大野 委員   議案第98号「手数料の額の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」、反対の立場で討論を行います。  農業に関連する証明書、農用地区域除外証明を初め、9種類ありますが、平成30年度1年間での発行枚数は358枚、それによる税収の増の見込みは3万5800円です。農業従事者の経営は国の農業政策の悪政の中で赤字覚悟での厳しい状況にあると考えます。近隣市もまだまだ200円の自治体も多い状況です。厳しい状況でも農業で頑張っていらっしゃる皆さんを励ますためにも、値上げという住民への負担を強いるのではなく、まずは現状を維持していくべきとの観点から、この議案に反対いたします。 ◆榛野 委員   議案第98号「手数料の額の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」、教育環境委員会所管分につきまして、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  今回の条例の制定は、証明や許可などの手数料といった特定の市民に対する行政サービスの対価について、サービスを利用しない市民との公平性を考慮して、受益者負担の観点から各料金の適正な額に改定するものです。各料金の算出に当たっては、1件当たりの事務処理に要する職員の人件費及び用紙代などの物品費をもとにしており、現行の額に照らして改定が必要になるものについて見直しが行われ、示されております。さらに近隣市の料金と比較して、同程度となるよう配慮されており、条例は必要かつ適正な内容であると考えます。  今後においても制度を適正に運用していただくとともに、市民の皆様の混乱を招かないように十分な周知を徹底し、これを要望し、賛成討論といたします。 ○石川 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手多数〕 ○石川 委員長   挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第104号に対する討論、採決 ○石川 委員長   次に、議案第104号「春日部市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正について」、討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○石川 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第105号に対する討論、採決 ○石川 委員長   次に、議案第105号「春日部市立小・中学校普通教室等エアコン整備PFI事業契約議決内容の一部変更について」、討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○石川 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第107号に対する討論、採決 ○石川 委員長   次に、議案第107号「春日部市旧し尿処理施設解体工事請負契約議決内容の一部変更について」、討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕
    ○石川 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○石川 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第108号に対する討論、採決 ○石川 委員長   次に、議案第108号「緑中学校体育館外壁等耐震対策工事請負契約議決内容の一部変更について」、討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○石川 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第113号に対する討論、採決 ○石川 委員長   次に、議案第113号「指定管理者の指定(春日部市道の駅「庄和」)について」、討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○石川 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第114号に対する討論、採決 ○石川 委員長   次に、議案第114号「指定管理者の指定(春日部市立中央図書館春日部市立武里図書館及び春日部市立庄和図書館)について」、討論を求めます。 ◆松本 委員   議案第114号「指定管理者の指定について」、反対の立場から討論を行います。  春日部市立図書館も加入している日本図書館協会は、我が国の今後の公立図書館の健全な発達を図る観点から、公立図書館の目的、役割、機能の基本を踏まえ、公立図書館への指定管理者制度の導入については、これまでの見解と同様に基本的にはなじまないとの見解を表明しています。  このことからも図書館への指定管理者の導入は考えられないことです。公立図書館は公費によって維持される公の施設であり、住民は誰でも無料でこれを利用することができる市にとって重要な社会教育施設です。公立図書館における指定管理者制度の導入は、日本図書館協会の30年調査によると、全国3219の公立図書館のうち、指定管理者制度を導入しているのはたったの551館、導入率17.1%です。県内でも207館中62館、30%にすぎません。近隣市でも少ない状況です。それは市立図書館に利益を目的とした株式会社が指定管理をすることにより、長年にわたって築き上げられてきた市立図書館の貴重な取り組みを大きく後退させるばかりか、専門職員である優秀な司書職員から図書館で働く場を奪い、同時に低賃金で不安定な雇用労働者を行政がつくり出すようになっているということが明らかとなっております。  これまでの指定管理者制度の導入によって、市の図書購入費は平成28年度3793万9000万円から、30年度には2598万円と約1000万円、44.9%の減少、大幅に削減され、貸し出し数は減少しております。28年度と30年度を比べますと、約10万点の減であります。指定管理者制度の導入は図書館行政を大きく後退させ、市の魅力を失う1つの大きな要因となっております。今市に求められているのは図書館をさらに充実させることです。図書館法では、図書館とは図書記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査、研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設と定めています。したがって、公立図書館は自治体が直接管理運営することが基本であり、民間業者に委託するなど到底認めるわけにはまいりません。  以上のことから本議案には反対をいたします。 ◆榛野 委員   議案114号「春日部市立図書館指定管理者の指定について」、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  この議案は、現在、指定管理者により管理運営が行われております市立図書館3館の指定期間の満了に伴い、新たに指定管理者を指定するものです。今回指定管理者候補に選定されました株式会社図書館流通センターは、中央図書館においては平成29年度から、武里図書館及び庄和図書館においては平成27年度から管理運営を行っており、利用者アンケートにおいて、毎年その指定管理者としての評価は高いと伺っております。引き続き指定管理者となることにより、質の高いサービスの提供と事業の継続性が期待できるものであると考えられます。  また、全国的に多くの公立図書館指定管理実績を有しており、安定した運営が期待でき、幾つか示された提案事案の中でも新たにフロアマネージャーの導入やブックポストの増設などが提案されており、より一層の市民サービスの向上も期待されます。  執行部においては、良好な市民サービスが提供できるよう引き続き指定管理者に対しては、利用者の満足度をより向上を目指し、指導、監督を行うことを強く要望し、賛成討論といたします。 ○石川 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手多数〕 ○石川 委員長   挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第115号に対する討論、採決 ○石川 委員長   次に、議案第115号「令和元年度春日部一般会計補正予算(第5号)教育環境委員会所管分について」、討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○石川 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  なお、お諮りいたします。  ただいま議決した議案等に関する委員会報告書の作成等については、委員長に一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ご異議なしと認めます。ありがとうございます。  よって、当委員会報告書の作成等については、委員長に一任していただくことに決しました。  ◎閉会中の特定事件について ○石川 委員長   次に、「閉会中の特定事件について」を議題といたします。
     事務局、資料の配付をお願いします。 《閉会中の特定事件、報告事項配付》 ○石川 委員長   閉会中の特定事件は、ただいまお手元に配付したとおりの内容でよろしいでしょうか。  〔「はい」と言う人あり〕 ○石川 委員長   ありがとうございます。  それでは、閉会中の特定事件については、この旨、議長に報告しておきます。  ◎その他 ○石川 委員長   次に、その他ということで、報告事項があるようですので、順次報告をお願いいたします。 ◎日向 環境経済部長   環境経済部より2件報告事項がございます。  順次担当の課長より説明申し上げます。 ◎矢野 環境政策課長   環境政策課から報告事項1、エコアクション21の取り組みについて報告いたします。  エコアクション21は、環境省が策定した環境マネジメントシステムでございますが、省エネ、廃棄物の削減を実施するとともに、光熱水費等の経費の削減が期待できるものでございます。ことし10月1日に市長がエコアクション21認証取得宣言をいたしまして、11月21日に職員を対象としたエコアクション21導入研修会を実施したところでございます。  今後のスケジュールにつきましては、令和2年10月1日の認証登録に向けて取り組みを進めてまいりますが、環境活動レポートの作成、外部審査人による審査を受けた後に認証登録となる見込みでございます。  以上でございます。 ◎橋本 環境経済部参事[兼]リサイクル推進課長   リサイクル推進課から報告事項2、春日部市役所プラスチックスマート宣言についてご報告申し上げます。  現在、春日部市ではSDGsの取り組みを進めています。近年海洋汚染など世界各国で問題となっているプラスチックごみ問題に対して、市みずからによる率先した実践行動としてパイロット事業を行うこととしました。本市では、一般廃棄物の分別回収に関して、他自治体よりもいち早く取り組み、リサイクルも適正に行っていますが、プラスチックをめぐる問題に対して、改めて市役所や市職員が責任ある消費者の1人としてできることを見直し、行動に移す取り組みを行います。この実践行動を別添資料2の春日部市役所プラスチックスマート宣言に基づき、12月1日から実施いたします。  以上でございます。 ◎大山 学校教育部長   学校教育部より3件報告事項がございます。  順次担当課長より説明させていただきます。 ◎宮野 学校教育部参事[兼]施設課長   施設課より2件報告いたします。  初めに、報告事項3番、専決第15号「専決処分書及び予備費充用について」報告いたします。  別添資料3の専決処分書をごらんください。  相手方につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。  事故の概要でございますが、令和元年9月28日午後1時50分ごろ、桜川小学校に駐車していた5台の相手方車両に、敷地内の木が倒れ、車体を損傷させた車両物損事故でございます。  損害賠償額及び和解の要旨につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。  なお、損害賠償金につきましては、予備費を充当し、5件のうち1件、70万5585円の支払い手続を現在進めているところでございます。また、支払う損害賠償金につきましては、施設所有者賠償責任保険に全額補填されます。  続きまして、報告事項4番、専決第16号「専決処分書及び予備費充用について」報告いたします。  別添資料4の専決処分書をごらんください。  相手方につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。  事故の概要でございますが、令和元年9月28日午後1時50分ごろ、桜川小学校に駐車していた5台の相手方車両に、敷地内の木が倒れ、車体を損傷させた車両物損事故でございます。  損害賠償額及び和解の要旨につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。  なお、損害賠償金につきましては、予備費を充当し、5件のうち1件、16万7277円の支払い手続を現在進めているところでございます。また、支払う損害賠償金につきましては、施設所有者賠償責任保険により全額補填されます。  報告は以上でございます。 ◎田村 学校教育部学務指導担当次長[兼]指導課長   指導課より報告事項5、活躍する春日部の子供たちについて報告いたします。  春日部市内の小・中・義務教育学校の児童生徒は、毎年部活動や各種展覧会など、さまざまな分野の全国大会等で入賞するなど、目覚ましい活躍を見せ、輝かしい結果を残しております。  本年度につきましては、別添資料5のとおり、9月30日現在までの全国大会に出場した児童生徒の活躍についてまとめ、報告いたします。  以上でございます。 ◎村田 社会教育部長   社会教育部より1件の報告事項がございます。  担当より報告をさせていただきます。 ◎関根 社会教育部次長[兼]社会教育課長   社会教育課から報告事項6、放課後子ども総合プラン春日部行動計画第2次案の策定について報告いたします。  第1次の放課後子ども総合プラン春日部行動計画が平成31年度に終了することから、放課後子ども総合プラン春日部行動計画第2次を策定するものです。策定に当たっては、国が示した新放課後子ども総合プランに基づき、継続的な整備等を進めるため、第2期春日部市子ども・子育て支援事業計画と一体的に策定するもので、市民意見提出手続につきましては、第2期春日部市子ども・子育て支援事業計画に内包される形で実施しております。  以上でございます。 ○石川 委員長   ほかに何か報告ございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○石川 委員長   以上をもちまして、教育環境委員会を閉会いたします。 閉会 11:00...