春日部市議会 2019-02-28
平成31年 2月28日建設委員会−02月28日-01号
◆河井 委員
予定時間はどのぐらいかかりますか。
◎樋口
建設部次長[兼]
道路管理課長
一応、支所で一度10分ぐらい休憩を挟みまして、こちらに戻ってくるのが12時ごろを予定してございます。
以上です。
○木村 委員長
ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
なければ、それでは、ただいまより現地視察を行いますので、委員の皆さん及び関係職員は、
市役所中庭駐車場にお集まり願います。
また、そのほかの職員につきましては、自席にて待機をお願いいたします。
≪委員、
関係職員現地視察≫10:04〜11:50
休憩 11:50
再開 12:58
○木村 委員長
休憩前に引き続き会議を開きたいと思います。
◎議案の審査
これより、
水道部関係の審査を行います。
なお、質疑、答弁ともに簡潔にし、予算関係の質疑の際には、ページ数をお示しの上、関連しているものを除き、歳入と歳出に分け、最初に歳入より行い、歳入終了後、歳出ということでお願いいたします。
また、委員及び執行部が発言する際には挙手し、委員長が指名した後に発言するようお願いをいたします。
それでは、議案の審査に入ります。
◇議案第6号の審査
○木村 委員長
最初に、議案第6号「
消費税法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、
建設委員会所管分のうち、
水道部関係について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第6号に対する質疑を求めます。
○今尾 副委員長
議案第6号、
消費税法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、水道関係についてお聞きをします。
本会議の中で、影響額について7800万円というご答弁があったと思うんですけれども、一般家庭の標準的な水道料金でいうと、およそ、ある程度の月額で上がって、年間の負担となるのはどれぐらいなのかというのをお聞きしたいと思います。
◎斉藤
業務課担当課長[兼]
春日部営業所長
消費税法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてのご質疑に答弁申し上げます。
水道事業としての影響額約7800万円は、分担金と水道料金の合計額で、水道料金のみでは約7500万円でございます。水道料金月20立方メートルの使用で申し上げますと、現在の消費税8%では月額で2635円で、10%の消費税となりますと2684円となり、49円の増となります。年間にいたしますと588円の増となるところでございます。
以上です。
○木村 委員長
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で議案第6号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第16号の審査
○木村 委員長
次に、議案第16号「春日部市水道事業の
布設工事監督者及び
水道技術管理者に関する条例の一部改正について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第16号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
ないようですので、以上で議案第16号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第33号の審査
○木村 委員長
次に、議案第33号「平成31年度春日部市
水道事業会計予算について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第33号に対する質疑を求めます。
○今尾 副委員長
来年度予算について、何点かお聞きをします。
3ページの水道料金についてなんですけれども、一般的な家庭の水道料金、先ほどの質疑で、現行で言うと2635円ということで、年20立方メートルでということでしたけれども、県内比較ではどうなっているのか、お示しをいただきたいと思います。
4ページの
県水受水費約9割を見込むということですけれども、これは県内で一律なのか、近隣、県内についてですけれども、一番県水の割合が低いところと高いところはどうなっているのか、お示しをください。
5ページの分担金について、これは金額と、口径20ミリの場合の分担金の額というのは、近隣ではどうなっているのか、お願いをいたします。
最後、内部留保についてなんですけれども、本会議の中で、28年度は42億、29年度40億、30年度見込みで30億7000万、31年度見込みだと思うんですけれども、26億3000万というご答弁だったと思うんですけれども、減少の主な要因はどうなっているのか、お伺いをいたします。
◎斉藤
業務課担当課長[兼]
春日部営業所長
予算説明資料3ページの水道料金についてのご質疑に答弁申し上げます。
水道料金の県内比較でございますが、平成29年度
地方公営企業決算状況での県内比較で申し上げますが、この調査は1カ月10立方メートル使用での県内比較となっておりますので、その金額で申し上げます。春日部市は1177円です。
近隣事業体につきましては、さいたま市1339円、上尾市1296円、越谷・
松伏水道企業団1026円、草加市810円となっております。
以上です。
◎古谷 工務課長
予算書4ページ、
県水受水費についてのご質疑に答弁申し上げます。
最初に、県内一律なのかにつきましては、それぞれの自治体が、埼玉県企業局に毎年度配水量の見込みを立てて、自己水と水量等に応じて、受水の申し込みをする仕組みとなっております。
自己受水の受水量等につきましては、それぞれの自治体の水運用に異なります。そのため、県水受水率もそれぞれの自治体ごとに異なってくるため、県内一律ではございません。
次に、県内で県水を受水している最も高い団体及び低い団体につきましては、平成29年における埼玉県の調査によると、最も県内で受水率の高い団体につきましては、吉見町、滑川町の100%、最も低い団体につきましては、飯能市の13.2%でございます。
以上でございます。
◎関口
水道部次長[兼]
施設管理課長
予算書27ページ、
予算説明資料5ページ、分担金について、答弁いたします。
近隣事業体の分担金、これは20ミリの状況ですが、平成29年度
地方公営企業別決算状況により、申し上げます。越谷・松伏企業団23万7600円、さいたま市10万8000円、草加市20万5200円、久喜市37万8000円、上尾市20万円、宮代町41万400円。
以上でございます。
◎照井 業務課長
予算説明資料8ページ、
内部留保資金につきましてのご質疑に答弁申し上げます。
内部留保資金につきましては、水道施設の更新財源として活用しておりまして、近年は
企業債借り入れの抑制や
水道施設更新事業の増によりまして、減少傾向にございます。
本会議答弁でお示しさせていただきました
内部留保資金につきましては、平成28年度、29年度につきましては決算額、30年度、31年度につきましては予算額でございまして、30、31年度につきましては、予算額を全て執行した場合の
内部留保資金の見込みとなっております。
工事請負費などの執行残につきましては、その分、
内部留保資金を活用しないということになりますので、30、31年度の決算額が確定した場合は、若干の額の変動が生じます。
以上でございます。
○今尾 副委員長
ありがとうございました。
すみません。ちょっと分担金について、春日部市の金額が、ちょっと私聞き取れなかったのか、あれなんで、もう一度、近隣じゃなくて春日部市の金額、ちょっと教えていただけたらというのが、まず1点。
あとは、水道料金については、近隣市で春日部より高いところとか低いところとかというのがあるというのはわかりました。
内部留保資金に関しては、30年度と31年度は予算上の見込み額ということで、残れば、当然またここに戻ってくるということなので、やはりまだ20億以上の安定した資金があるということで、やはり水道料金の引き下げ可能なのではないかなと私は感じますけれども、水道料金について、2回目は有収率についてなんですけれども、これは見込みで92.4%ということですけれども、この間の有収率の推移、これも水道料金にかかわってくると思いますので、その推移についてお示しをください。
◎関口
水道部次長[兼]
施設管理課長
それでは、春日部市の分担金額でございますが、20ミリで、20ミリと13ミリ一緒なんですけれども、24万6240円でございます。
続きまして、有収率の3年間の推移について答弁いたします。なお、平成29年度までの決算ベースで申し上げます。平成27年度、91.93%、平成28年度、91.81%、平成29年度、92.61%。
以上でございます。
○今尾 副委員長
ありがとうございます。
有収率については、この間は全市的な調査をするようになってから、かなりよくなってきていると思うんですけれども、今後さらに、やはり有収率向上の取り組みが無駄な水を使わないということになると思いますけれども、この取り組みについてお聞きをします。
◎関口
水道部次長[兼]
施設管理課長
有収率向上の取り組みについて答弁いたします。
有収率向上の取り組みにつきましては、大きく分けて2点ほどあります。
1点目は、漏水調査の継続でございます。本市では、平成27年度から一般家庭や事業所等の給水管の漏水調査に加えまして、道路や鉄道の軌道下等に埋設してある水道本管の漏水調査を実施しております。漏水調査を実施することにより、早期に漏水箇所がわかり、発見した箇所を早急に修繕することで有収率の向上につながるものと考えております。
2点目は、配水管を含めました老朽管の計画的な布設がえの継続でございます。今後の見通しにつきましては、新
水道事業ビジョンや基幹管路の耐震化計画に基づき、優先順位の高い老朽管から計画的な更新を進めることにより、さらなる有収率の向上を目指すものでございます。
以上の取り組みにより、不明水が減り、有収水量はふえ、有収率の向上につながるものと考えております。
以上でございます。
○木村 委員長
ほかに質疑はございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
ないようですので、以上で議案第33号に対する質疑を終結いたします。
水道部関係の審査はこれまでとします。
なお、この後、建設部及び
都市整備部関係の審査に入りますので、水道部の職員は
会田水道事業管理者職務代理者を残し、自席にて待機をお願いいたします。
≪職員入れかえ≫
○木村 委員長
それでは、引き続き会議を開きます。
それでは、これより建設部及び
都市整備部関係の審査に入ります。
◇議案第3号の審査
○木村 委員長
最初に、議案第3号「春日部市
地域公共交通活性化協議会条例の制定について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第3号に対する質疑を求めます。
◆井上 委員
公共交通のことですけれども、審議する内容、予定はどんなものなのか、教えてください。
◎青木
都市整備部次長[兼]
都市計画課長
議案第3号、春日部市
地域公共交通活性化協議会条例についてのご質疑に答弁申し上げます。
協議会における検討内容についてでございますが、本協議会は、
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく
法定協議会として設置いたしまして、春日部市
地域公共交通の形成計画の事業推進を目的としているものでございます。
主な協議内容といたしまして、市内の公共交通である鉄道、バス、タクシーの利用促進や公共交通に関する事業について、計画や協議を行うことを予定しております。
今回の条例化により、市が目指す
まちづくりの将来像である
コンパクトシティ・プラス・ネットワークの都市構造に向けて、より利便性の高い
公共交通網の構築とあわせ、将来の
まちづくりを担う
交通基盤整備となるよう協議を行い、市の施策に意見を反映させてまいります。
以上です。
◆井上 委員
二、三日前の新聞なんかにも、どこかの町で無人運転をやっているものも載っていましたけれども、無人運転とか、私は前から言っていますデマンドについての議論は、そこでやる予定はあるのかどうかお伺いしたいと思います。
◎青木
都市整備部次長[兼]
都市計画課長
自動運転、無人運転についてに関しましては、現在も日に日に技術が進歩しているということで、公道での実用化に向けて実証実験等を行っている企業や自治体もございます。
今後は制度化に向けた国や
自動車メーカーなどの動向を協議会でも注視してまいりたいと考えております。
また、
デマンド交通につきましては、さきの協議会におきまして、本市にはなじまない交通形態だということで、協議会のほうで結論づけております。
以上でございます。
○木村 委員長
ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で、議案第3号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第4号の審査
○木村 委員長
次に、議案第4号「春日部市
中心市街地まちづくり審議会条例の制定について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第4号に対する質疑を求めます。
◆井上 委員
この委員の中、17人入っているということですけれども、
まちづくりということですから、
まちづくりのプロ、僕なんかは
デベロッパーがいいんじゃないかと思うんですが、三菱地所とか、大手のそういったところを入れる予定はないのかどうか、お伺いします。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
議案第4号、春日部市
中心市街地まちづくり審議会条例の制定についてのご質疑に答弁申し上げます。
新たに設置する審議会、また、これまでも実施してまいりました
意見交換会や出前講座を通じて、市民の皆様と今後の
中心市街地の
まちづくりについて議論してまいります。
まずは、その方向性や将来のあり方などにつきまして、合意形成を図りながら取りまとめてまいりたいと考えております。取りまとめた後におきましては、
デベロッパーなど、さまざまな分野の専門家の必要性があれば対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
◆井上 委員
念のため伺うんですけれども、
中心市街地の範囲について、ちょっと教えてください。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
再度のご質疑に答弁申し上げます。
範囲につきましては、これまで、現在取りまとめております
中心市街地まちづくり計画に加えまして、その範囲に加えまして、今後、鉄道で高架化する区間の付近も含めた範囲としております。
ですので、計画としましては、約150ヘクタールに対して計画を取りまとめていきたいと考えております。
以上でございます。
◆井上 委員
150ヘクタールの前の計画は何ヘクタールなんですか。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
150ヘクタールの前の計画は100ヘクタールでございます。
◆井上 委員
50ヘクタールふえたということですね。鉄道高架の関係でふえたと。主にどんな地域が該当するのか。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
ふえた部分につきましては、
北春日部方面、また、八木崎方面の鉄道が高架化する区間を含めた部分でございます。
◆井上 委員
川だったね。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
ええ。古隅田川の。
○木村 委員長
よろしいですか。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で、議案第4号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第6号の審査
○木村 委員長
次に、議案第6号「
消費税法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定、
建設委員会所管分のうち、建設部関係について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第6号に対する質疑を求めます。
○今尾 副委員長
こちらは消費税法の一部改正ですけれども、本会議で影響額が4900万円というご答弁だったと思うんですが、20立方メートルの下水道使用料は2333円ということですけれども、10%になったときにこれが幾らになって、負担増幾らで、年間では幾らになるのか、お願いをいたします。
◎染谷
下水道課経理担当課長
議案第6号のご質疑に答弁申し上げます。
消費税の改定によりまして、月20立方メートル、2376円、43円の負担増で、年間にしますと516円の負担増になるところです。
以上です。
○木村 委員長
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で、議案第6号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第17号の審査
○木村 委員長
次に、議案第17号「市道路線の認定について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第17号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
ないようですので、以上で議案第17号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第18号の審査
○木村 委員長
次に、議案第18号「市道路線の廃止について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第18号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
ありませんので、以上で議案第18号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第19号の審査
○木村 委員長
次に、議案第19号「平成30年度春日部市
一般会計補正予算(第6号)、
建設委員会所管分について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第19号に対する質疑を求めます。
◆岩谷 委員
それでは、平成30年度
一般会計補正予算について、大きく2点、質疑いたします。
まず第1点目ですが、概要書の36ページから40ページあたりに全部載っているんですが、社会資本整備総合交付金についてです。
今回の補正では、かなり減額となっています。これは国の交付金の額が予定よりも少なかったということでしょうか。そして、交付金がつかなかった工事は行わなかったことが多かったようにも感じます。しかし、橋梁などの一部は、一般財源に振りかえを行っても工事を進めているように見えます。この辺の工事をやる、やらないについて、市の方針をご答弁ください。
次に、2点目、概要書37ページ、コミュニティバス運行事業について質疑します。
7776万円から6284万円へ、1491万円減額されていますが、これは予定より運賃収入がよかったからこうなったのか、この仕組みについて教えてください。また、全体的に想定より順調な路線、不調な路線をご答弁ください。
以上。
◎神田
道路建設課長
議案第19号、平成30年度春日部市
一般会計補正予算、社会資本整備総合交付金を活用した事業執行方針についてのご質疑に答弁申し上げます。
本市が受けている社会資本整備交付金は、主に通常の社会資本整備総合交付金と防災安全交付金の二つに分けられます。
まず、通常の社会資本整備交付金は、一般的なインフラの新規整備などで、道路改良工事、都市計画道路、下水道管の新設などの整備事業に充てられており、国費率は交付金対象事業費に対しまして50%となっております。
また、防災安全交付金は、地域の防災、減災、安全を実現するため、通学路の安全対策の推進としての区画線等の設置事業、インフラマネジメント計画による舗装修繕工事、長寿命化計画による橋梁の修繕工事、下水道ポンプ施設の耐震化工事、安之堀川の100ミリ安心プランなどの事業に充てられており、国費率につきましては、交付金対象事業費に対しまして、通学路の安全対策と橋梁の修繕工事は55%、安之堀川の100ミリ安心プランは3分の1、その他の事業は50%となっております。
社会資本整備総合交付金につきましては、整備計画により異なりますが、近年の交付実績といたしまして、実際の要求額に対し30から70といった厳しい状況でございます。
社会資本整備総合交付金の交付率が低かった場合の事業執行についての基本的な考え方でございますが、交付金に見合った金額、規模で事業を進めることを原則としております。
しかし、現実的には完了間近となっている事業や、年次計画的に進めなくてはならない事業、橋梁のように交付金に見合った工事として報酬を分離して行うことが物理的に不可能な事業につきましては、同一の整備計画内であれば、事業間で国費額の配分調整を行うことや、財政部局と協議の上、市の単独費を投入するなど、事業が円滑に進捗するよう最大限の努力をしているところでございます。
以上のように、春日部市の方針といたしましては、交付金を有効に活用することを基本に事業を進めてまいりますが、各事業の内容、進捗状況、完成目標年次などに応じて対応している状況でございます。
以上でございます。
◎青木
都市整備部次長[兼]
都市計画課長
補正予算事業別概要書37ページ、コミュニティバス運行事業のご質疑に答弁申し上げます。
減額の理由でございますが、コミュニティバスの運行業務委託料につきましては、運行にかかる経費から運賃収入を差し引いた額を運行経費としておりまして、運賃収入につきましては、天候や市内の交通状況などで利用者数が増減することから、当初予算では運行経費で予算計上を行い、3月定例会におきまして、運行にかかる運賃収入の見込み額を計上して減額補正を行っているものでございます。
次に、路線の乗り込み状況についてでございますが、平成30年度の春バス利用状況については、平成29年7月からワゴン車による新規2ルートの運行を開始したことから、既存4ルートと新規2ルートに分けてお答えさせていただきます。
既存4ルートでは、平成29年4月から12月までと、平成30年4月から12月までの運行期間の比較となります。粕壁・幸松地区ルートは4万2328人、前年度と比較しまして5603人、約15%の増加。春日部駅西口から増戸・豊春駅ルートは1万1459人、前年度と比較いたしまして2571人、約29%の増加。庄和地区北ルートは5395人、前年度と比較して291人、約5%の減少。庄和地区南ルートは5289人、前年度と比較して1048人、約25%の増加。既存4ルートの合計では6万4471人、前年度と比較しまして8931人、約16%増加しております。
ワゴンによる新規2ルートでは、運行を開始した翌月の平成29年8月から12月までと、平成30年8月から12月までの運行期間の比較となります。赤沼から武里駅ルートは1384人、前年度と比較しまして173人、約11%の減少。豊春駅・内牧・北春日部駅ルートは1290人、前年度と比較して202人、約19%の増加。ワゴン2ルートの合計では2674人、前年度と比較して29人、約1%増加しております。
以上により、春バス全体では利用の定着が進み、利用者は増加しているものと考えております。また、乗り込みの評価につきましては、春バスは民間路線バスを補完する役割でございまして、個別の路線ごとに評価するべきではないと考えており、市全体の公共交通の利用者は大幅にふえているため、不調とは考えておりません。
以上でございます。
◆岩谷 委員
今、社会資本整備総合交付金の内容について、すごく細かく教えていただき、大変理解は進んだんですけれども、市の方針が非常によくわかって、大変充実した答弁いただいて、ありがとうございました。こちらについては結構でございます。
コミュニティバスについてなんですが、ちょっと私が訪ねたところが、少しちょっと抜けていたんですけれども、もう一回確認なんですが、要はこういうことでいいんですか。当初予算で7276万円が計上されていて、運賃収入はとりあえずゼロと考えて最初は計上すると、補正予算で運賃がこれぐらい上がってきそうだというのを、ここに、今回の1491万円入れて補正した額にしている形なので、別に成績がよくなったからそうなったというわけではないというふうに理解していいのかどうかを、ちょっと再度質疑させてください。
◎青木
都市整備部次長[兼]
都市計画課長
お見込みのとおりでございます。
○木村 委員長
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で議案第19号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第23号の審査
○木村 委員長
次に、議案第23号「平成30年度春日部市都市計画事業西金野井第二
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第23号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
ないようですので、以上で議案第23号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第26号の審査
○木村 委員長
次に、議案第26号「平成30年度春日部市
下水道事業会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第26号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で議案第26号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第27号の審査
○木村 委員長
次に、議案第27号「平成31年度春日部市
一般会計予算、
建設委員会所管分について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第27号に対する質疑を求めます。
◆古沢 委員
2点について、お聞きしたいと思います。
1テーマごとにお聞きしてよろしいですか。
事業概要書の122ページ、橋梁長寿命化修繕事業についてお伺いしたいと思います。
これは本議会のほうでも指摘がありましたので、重なる部分あると思いますが、まずはこの事業の概要を、そして、具体的に31年度、どの橋をどういうふうな形で補修するのか、まずはその点についてお聞きしたいと思います。
◎神田
道路建設課長
議案第27号、平成31年度春日部市
一般会計予算橋梁長寿命化修繕事業の平成31年度事業内容につきまして答弁申し上げます。
平成31年度の事業内容といたしましては、業務委託と工事を予定しております。
まず、業務委託につきましては、藤塚橋を含む10橋についての長寿命化補修設計、約100橋の橋梁定期点検、また、主要な橋梁以外の約550橋についての長寿命化修繕計画の策定を実施するものでございます。
また、工事につきましては、備後西・武里中野にかかります大須賀橋、金崎にございます平松谷橋、永沼・下柳にかかります3055橋の3橋につきまして、長寿命化に取り組むものでございます。
以上でございます。
◆古沢 委員
ありがとうございます。
藤塚橋を含む10橋で調査設計ということでしたが、これについて、地元ということもあって具体的にお聞きたいと思いますが、スケジュールですとか、もうちょっと詳しい内容、これについて、藤塚橋をどういうスケジュールでどういうふうな補修行われるのか、ご説明お願いします。
◎神田
道路建設課長
再度のご質疑に答弁申し上げます。
藤塚橋の今後のスケジュールと見通しという形で答弁させていただきます。
スケジュールでございますが、今年度に実施しました藤塚橋長寿命化対策検討業務の中で、藤塚橋の長寿命化やかけかえの比較検討の結果から、かけかえには工事だけでも最短で約13年の期間を要することや、藤塚橋は建設後、既に53年が経過し、老朽化した橋でもありますことから、まずは早急に長寿命化工事を行うことと判断したところでございます。
今後のスケジュールについてでございますが、施工計画を作成する上で、最も重要な仮設計画、施工期間等を河川管理者と協議する必要がありますので、来年、平成31年度に予定をしております藤塚橋長寿命化補修設計業務委託の中で調整をしてまいりたいと考えております。
今後の見通しにつきましては、まずは長寿命化工事を早急に行い、橋梁点検の結果を注視しながら、その間にかけかえ等についての課題でございます仮橋の設置、それに伴う用地の確保、河川計画に合わせた橋の高さ等の変更に伴う周辺への影響などを含め、かけかえや補修の検討をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
◆古沢 委員
ご説明よくわかりました。ありがとうございます。
私がこれにこだわるのは、最終的に銚子口橋というのが念頭にあります。というのは、これから3年後に豊野地域でいいますと、東埼玉道路、3年後開通予定、そして、豊野工業団地の拡張がやっぱり3年、4年後、目指してという動きがある中で、ユリノキ通り、ゆりのき橋できましたけれども、渋滞の問題がなかなか解消しないという中で、藤塚橋を優先して、私も一般質問でお聞きしましたが、銚子口橋の必要性は満たしていると市長もおっしゃってくださっていますが、やっぱりその中で藤塚橋を優先するというようなご答弁ですので、であれば、急いでいただいて、その辺の工業団地等ができた後になってからでは遅いので、全体的なことを総合的な中で考えて、できれば早く動いてほしいという思いで質疑させていただきましたので、その点も含めてよろしくお願いいたします。
すみません。2点目をお聞きしたいと思います。
同じく事業別概要書の130ページになります。
子育てふれあい公園リニューアル事業、これはきょうも視察で一緒に回らせていただきました。ありがとうございました。
これは、ことしは私の地元でありがたいことなんですが、藤塚第4公園が選ばれたということですが、これまではこのリニューアル事業でどんな公園が選ばれ、藤塚第4公園、六軒町にありますが、どうしてここが選ばれたのか。そして、どのようなスケジュールで、どのような公園にしていくというようなお考えがあるのか。
◎柿沼
公園緑地課長
議案第27号、平成31年度春日部市
一般会計予算事業別概要書130ページ、子育てふれあい公園リニューアル事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
初めに、子育てふれあい公園リニューアル事業における公園の選定基準についてでございますが、対象公園を面積900平方メートル以上で、地元自治会等と美化協定を締結している公園で、開設告示後25年を経過した公園という全ての条件を満たした公園が対象となります。また、地元自治会からリニューアル要望や、リニューアル事業を実施した公園との地域バランスなどを考慮し、来年度、藤塚第4公園を設定したものでございます。
過去に実施した公園といたしましては、平成24年度、中央町第5公園、粕壁東第3公園、平成25年度、藤塚第3公園、谷中公園、平成26年度、外谷津第2公園、大沼第3公園、平成27年度、みどり第1公園、平成28年度、豊町第4公園、平成29年度、備後第1公園、そして今年度、元町公園を行っているところでございます。
今後のスケジュールでございますけれども、平成31年度に入りまして、4月早々に地元の方のアンケート等をとりまして、地元の意見を反映しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆古沢 委員
最後の地元の意見というところで、アンケートというのがありましたが、例えば自治会への説明会なり、その辺の話し合いを持つとか、そういうことも含めて、いろいろ地元の声を吸い上げてほしい。そういう希望をいろいろ聞いた上で、2000万かかるのを予算でつくっていただけると思いますが、その辺は何か考えていらっしゃいますでしょうか。
◎柿沼
公園緑地課長
スケジュールのもう少し詳しい内容を申し上げたいと思います。
まず、4月当初、対象公園から半径250メートルの住民を対象にリニューアル公園に関するアンケートを実施し、意見の集約を行います。その結果をもとに、6月ごろ住民との
意見交換会を実施し、意見を取りまとめ、整備方針を決定し、設計作業に入ってまいりたいと考えております。そのため、整備内容については予算の範囲ではございますが、地域住民の皆様のご意見を尊重した整備内容となる予定でございます。
その後、工事の発注を行い、10月ごろには業者を決定し、翌年3月に完成し、完成式典となる予定でございます。
以上でございます。
◆坂巻 委員
それでは、私、予算事業別概要書のページで質問しながら、まず、122ページの道路施設維持管理事業についてですけれども、側溝の清掃とか街路樹の剪定の実施とかは本会議質疑でわかりましたので、私は道路の破損についてお伺いしたいと思います。
破損による事故の件数とその対応はどういう対応だったのか、お伺いします。
124ページ河川施設維持管理事業についてですけれども、こちらは河川の定期除草について、状況をお伺いいたします。
それから、125ページですが、先ほどもちょっと質疑があったので、ちょっとかぶっちゃうところもありますけれども、まず、今現在、カウントシステムと呼んでいいのか、呼び名わからないですけれども、車内にカメラを設置してデータを収集しているんですか。そのデータ、どのようなデータを収集しているのか、お願いします。
それから、利用者数の推移についてですけれども、先ほど、岩谷さんも聞いていましたけれども、私のほうからは、第二次運行時の平成27年と直近の平成29年、30年、比較ができるように4月から12月の期間で、各ルート別にお願いいたします。
126ページ、地域拠点におきます福利事業についてですけれども、こちらは豊春駅東口駅前広場用地購入で2500万円計上されていますけれども、一点ちょっと残っちゃっている地があるようですけれども、そこの用地取得だと思いますが、あそこで大体終了になるんですか。その場合、31年度の工事予定、どのような予定になるのか。また、広場は最終的には何年に完成するのか、お願いします。
それから、今回は一ノ割駅については予算がちょっと見受けられなかったんですが、一ノ割駅の今後の予定はどうなっているでしょうか。
それから、130ページの新たな森整備促進事業、先ほど、マイクロに乗って行っているとき、「あの森、あの森」と言っていましたけれども、みんな大変関心が高いんです。工事が目に見えて今始まったという実感がちょっとでも動いていっていますけれども、県の事業ですけれども、用地の取得率と進捗状況なんかについてお願いします。それから、今後のスケジュールもわかればお願いしたいと思います。
それから、131ページ、庄和インター周辺整備事業、こちら進捗状況をお願いします。
同じく131ページ、連続立体交差推進事業についてですけれども、今年度中に都市計画決定というふうに聞いていたんですけれども、もう2月もきょうで終わっちゃいますが、見込みはどうなんでしょうか。
それから、関連して、富士見町地下道のエレベーター設置については、今回、予算は何も見受けられなかったと思うんですけれども、こちらは今どうなっているのか、お願いをします。
132ページ、春日部駅構内通行費用支援事業についてですけれども、この事業の内容と実績についてお願いします。対象者の要件と人数、申請方法、支給方法、実績と利用率についてお願いします。
132ページの市営住宅管理事業と、133ページ、市営住宅民間借上型整備事業についてですけれども、全体で何戸あるのか。それから、民間借上は何戸になるのか、お願いをします。
それから、133ページ、ふれあい家族住宅購入奨励事業、これは本当にいい事業だと思っているんですけれども、こちらの3年間の実績、交付件数と交付額についてお願いいたします。
以上です。
◎榊原
道路管理課道路維持担当課長
事業別概要書、122ページ、道路施設維持管理事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
初めに、道路の破損による事故の件数でございますが、平成30年度におきましては、平成31年1月末時点で、道路の段差による事故が1件、道路の陥没による事故が2件、縁石の破損による事故が2件、側溝部などの破損による事故が1件、合計で6件でございます。
続きまして、事故後の対応についてでございますが、事故当事者からご連絡をいただいた後、直ちに市職員による現地調査を行い、破損箇所の応急修繕等を実施するとともに、事故当事者から事故の詳細についての聞き取りを行っております。
なお、事故当事者との示談交渉の状況でございますが、現在のところ、平成30年度に発生した6件の道路事故のうち、示談成立が4件、示談交渉中が2件でございます。
以上でございます。
◎畑岸 河川課長
事業別概要書124ページ、河川施設維持管理事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
定期的な除草につきましては、準用河川や調整池、主要な水路など、合計約15万5000平方メートルにつきまして、6月と10月のおおむね年2回実施しているところでございます。
以上です。
◎青木
都市整備部次長[兼]
都市計画課長
予算事業別概要書37ページ、コミュニティバス運行事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
乗降客数カウントシステムにつきましては、車両の入り口及び出口付近に専用のカメラを取りつけ、乗降客数の把握を行うもので、現在運行している春バス車両4台と予備車両2台全てに設置をされております。このシステムにより、春バスの運行ルートや運行ダイヤごとに利用状況が収集できるものでございます。
次に、4年間の利用者数の推移でございますが、春バスの運行ルートや運行ダイヤが違うということから単純に比較することはできませんが、同時期で比較できる平成27年度の4月から12月について、お答えさせていただきます。
平成27年度の4月から12月では、春日部・幸松ルートで4万9965人、春日部駅西口から増戸・豊春駅ルートでは1万5571人、庄和地区ルートで1万5482人、合計8万1018人でございます。
平成29年度の4月から12月では、春日部から幸松ルートで3万6725人、春日部駅西口から増戸・豊春駅ルートで8888人、庄和地区北、南ルートの合計で9927人、既存の小型バス4ルートの合計は5万5540人でございます。
平成30年度4月から12月では、春日部・幸松ルートで4万2328人、春日部駅西口から増戸・豊春駅ルートで1万1459人、庄和地区北、南ルートの合計で1万684人、既存の小型バス4ルートの合計は6万4471人でございます。
以上でございます。
◎金子
まちづくり推進課長
予算事業別概要書126ページ、地域拠点駅
まちづくり事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
初めに、豊春駅周辺の整備でございますが、用地につきましては、駅前広場整備予定面積約1400平方メートルのうち、86%が取得及び覚書を締結しており、用地が確保できている状況でございます。
続きまして、平成31年度の事業内容につきましては、駅前広場の一部用地の測量、不動産鑑定及び用地の取得、給排水管布設工事、タクシー乗り場の上屋、いわゆるシェルターの設計業務を実施します。また、並行して、埼玉県警察本部による豊春駅前交番の移設工事を実施していく予定です。
続きまして、完成予定につきましては、駅や交番、駐輪場、駅前広場を使用しながらの段階的な施工方法をとりますことから、平成32年度、2020年度の完成を目指しております。
続きまして、一ノ割駅周辺の整備につきましては、駅前広場など、駅を中心とした各事業を総合的かつ一体的に実施することが駅周辺の課題を抜本的に解決できる最良の方策と考えています。このため、関係機関等とも、協議はもとより、地権者や地区にお住まいの方々と協議をして、整備に対する共通認識を図り、他の事業の進捗状況を見きわめながら、駅周辺の
まちづくりを取り組んでまいりたいと考えております。
以上です。
◎柿沼
公園緑地課長
事業別概要書130ページ、新たな森整備促進事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
初めに、用地の取得率と進捗状況でございますが、埼玉県大宮公園事務所に伺ったところでは、用地取得率につきましては、現在約90%と伺っております。また、工事の進捗状況につきましては、平成31年2月末現在で51.8%の発注率と伺っております。
最後に、今後のスケジュールについてでございますが、南園については、ことしの春に部分供用を開始すると伺っております。また、平成33年、2021年春には、全面開園を予定していると伺っているところでございます。
以上でございます。
◎金子
まちづくり推進課長
予算事業別概要書131ページ、庄和インター周辺整備事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
事業の進捗状況でございますが、庄和インター周辺地区の増大した交通量を安全かつ円滑に国道に誘導するため、市道2−210号線、市道2−221号線の道路拡幅事業に取り組んでおります。現在の進捗状況でございますが、完了している部分は、総延長563メートルのうち、ホンダカーズ側の延長263メートルでございます。
平成30年度につきましては、延長160メートルの拡幅工事を実施しており、平成31年度におきましては、残りの140メートルを施工し、全線を完成させていく予定です。
以上です。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
続きまして、連続立体交差推進事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
春日部駅付近連続立体交差事業は、現在、年度内の都市計画決定に向けて、着実に事務手続が進んでいると伺っているところでございます。
以上でございます。
◎神田
道路建設課長
事業別概要書131ページ、連続立体交差推進事業に関連した富士見町地下道エレベーター設置についての質疑に答弁申し上げます。
鉄道高架事業におきましては、現在、都市計画決定に向けた手続が行われているところであり、都市計画決定後の具体的な設計を進める中で、エレベーターの設置に向けた調整が必要となることが想定されますので、関係部署と調整してまいります。
以上でございます。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
事業別概要書132ページ、春日部駅構内通行費用支援事業の内容と実績について答弁申し上げます。
本補助金制度は、円滑な東西通行の即効対策として、昨年度に実施した後、今年度より通年の制度としたものでございます。
まず、本補助金制度の補助の対象となる方は、年齢が75歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、または精神障害者保健福祉手帳のいずれかを所持する方、未就学児の保護者でございます。なお、障害者手帳に旅客運賃減額種別第1種の記載がある方は、同日、介助者1名分も補助の対象としております。
本補助金制度による補助を受けるためには、あらかじめ登録認定を受ける必要がございます。2月27日現在の有効登録認定者数は、215人でございます。
続きまして、補助金の申請と交付についてでございます。
申請につきましては、入場券を券売機で購入した際に発行する領収書を取得していただき、補助金の申請用紙と領収書を提出していただきます。また、定期入場券を利用の場合は、現物を提出していただきます。
また、補助金の交付につきましては、事前の登録認定申請時に指定した金融機関の口座に入金いたします。
続きまして、利用実績でございますが、現在、請求期間を年間2回に分けて実施しており、今年度前半の4月から9月分の請求実績を申し上げます。請求件数は70件でございまして、交付金額は16万9650円でございます。請求締めの9月末時点の登録認定者数は196名であり、請求率にしますと35.7%となっております。
以上でございます。
◎石塚
住宅政策課長
事業別概要書132ページ、市営住宅管理事務、133ページ、市営住宅民間借上型整備事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
市営住宅の管理戸数につきましては、平成31年1月末現在で申し上げますと、全体では15団地452戸となっておりまして、そのうち、民間借上によるものが1団地27戸となっております。
続きまして、事業別概要書133ページ、ふれあい家族住宅購入奨励事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
過去3カ年の実績でございますが、平成27年度は交付件数173件で、交付額2657万円、平成28年度は交付件数194件で、交付額3209万9000円、平成29年度は交付件数203件で、交付額3429万5000円となっております。
以上でございます。
◆坂巻 委員
2回目の質疑をお願いします。
まず、道路施設維持管理事業についてですけれども、先ほど、事故は6件ということがわかりました。数はそんなに多いとは思えませんけれども、でも、事故につながるというのも危険ですので、道路の破損とか傷んで穴があくような場合は、事前に見て回るとわかるんじゃないかなと思うんですけれども、地下が空洞になっちゃって穴があくというようなのは、なかなか見たことがないのでわからないと思いますけれども、事前に予見をして補修をする対応というのが必要なんじゃないかなというふうに思いますけれども、定期的な事前の補修とか、定期的な補修についてはどうお考えでしょうか。
それから、河川施設維持管理事業についてですけれども、定期除草は6月と10月の年2回ということですけれども、夏場、ちょうど暑いときに除草がないということですよね。夏場の草の成長、私も農業やっているので、本当に毎年大変な思いをしていますけれども、草の成長、大変早くて、1カ月もたったらもう全くもとどおりというふうになっちゃうものなんですが、要望も大変多く出ていますから、定期除草の回数をふやす検討はないでしょうか。
コミュニティバス運行事業ですけれども、平成29から30で見ると、どの路線もふえてきているかなというふうな感じはしますけれども、それでも、第二次運行と比べると、まだまだもとに戻っていないという感じがするんです。
せっかくカウントシステムでデータを収集しているので、このデータをどのように活用をしていくのか、お願いします。
それから、新ルートについては、これは1日置きに運行をしていますけれども、1台のマイクロを北春日部と、あと武里行きとを使っているので交互に運行になっちゃうと、これはやっぱり車をふやしてでも毎日運行にする必要があるんじゃなかと思いますけれども、その辺はどうでしょうか。
それから、春バスについてなんです。春バスの利用者というのは、やっぱり生活の足に使っている人が大半だと思うんです。第三次運行では、早朝からバスの運行をしています。早いところだと5時台から出ているところもあるようですけれども、本当はバスの台数をふやして、以前のように9時台というのを復活してほしいところですけれども、バスの台数をふやせないということでしたら、早朝の便をなくしてでも朝9時台の復活を検討したほうがいいのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
地域拠点駅
まちづくりについては、1回目で結構です。
新たな森についても状況わかりましたので、結構です。
庄和インター周辺整備事業についてですけれども、
まちづくりの観点から、無秩序な開発にならないように進めていく必要があるんじゃないかと思いますが、その辺どのように取り組んでいるんでしょうか。
連続立体交差推進事業についてですけれども、今後、都市計画決定がされた後、どのように進んでいくのか、見通しをお聞かせください。
春日部駅構内通行費用支援事業についてですけれども、利用されている方が思いのほか少ないのかなという気がしますが、35.7%という、これやっぱり使い勝手が悪いんじゃないかなというふうに思うんですけれども、利用されている方から感想とか反応とか、そういったのはどのようなものが。もし来ているようであれば紹介していただきたいなというふうにお願いします。
市営住宅管理維持事業と市営住宅民間借上整備事業についてですけれども、こちら、今後の市営住宅の管理運営についてどのようにお考えになっているのでしょうか。
それから、政策空き家が46戸あると本会議質疑でありましたけれども、これについても、どのように考えているでしょうか。
ふれあい家族住宅購入奨励事業ですけれども、これはやっぱり件数も交付額もふえてきているようですけれども、本当にいい事業だと思うので、今までも大分充実をしてきていると思うんですけれども、引き続き、さらに充実をさせていくという考えについていかがでしょうか。
○木村 委員長
この際、暫時休憩をいたします。
再開は20分といたします。
休憩 14:09
再開 14:20
○木村 委員長
休憩前に引き続きまして、会議を開きます。
◎榊原
道路管理課道路維持担当課長
道路施設維持管理事業につきまして、再度のご質疑に答弁申し上げます。
道路補修の対応方法についてでございますが、事故につながりかねない、緊急を要する危険箇所の補修や市民要望をいただいた道路破損個所を最優先に対応するなど、事後保全のため維持管理を行っております。このことから、道路の破損を予見することによる事前の補修や定期的な補修につきましては、実施していないところでございます。
今後におきましても、道路事故等を未然に防止するために、危険箇所の早期発見を目的とした職員による道路パトロールや市民の方々からの情報提供などにより、道路破損箇所の迅速な補修対応を行い、道路交通における安全性の確保に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
◎畑岸 河川課長
河川施設維持管理事業についての再度のご質疑に答弁申し上げます。
除草につきましては、水路の周辺における住宅の立地状況や治水上の重要度などを踏まえて、先ほど申し上げました15万5000平方メートルにつきまして定期除草を行っており、その他の場所につきましては、市民の方からの要望に基づき、随時対応していくところでございます。
また、定期除草をしても著しく草が伸びてしまう箇所につきましては、2回の除草の時期を若干ずらすことで対応しており、回数をさらにふやすことは考えておりません。
以上です。
◎青木
都市整備部次長[兼]
都市計画課長
コミュニティバス運行事業について、再度のご質疑に答弁申し上げます。
カウントシステムを活用した利用者数等のデータにつきましては、春バス運行ガイドラインに基づいた運行改善の検討におきまして、基礎データとして使用してまいります。また、次期第四次春バス運行計画の策定にあたりまして、路線の選定やダイヤの編成にデータを有効に活用してまいります。
次に、新規2ルートの毎日運行につきましては、春バスは利用者の利便性の向上を図りながらも持続可能な公共交通とするため、経費の削減に努めながら運行する必要がございます。このため、新規2ルートにつきましても、庄和地域と同様、利用者を集約しながら運行の効率化を図る必要があるということから、1台のワゴン車両により隔日で運行を行っており、毎日運行は考えておりません。
次に、春バスの朝9時台のダイヤ復活につきましては、春バスは鉄道や路線バスを補完し、地域の日常生活を支援する交通手段として役割を位置づけております。また、第三次運行計画策定の際に実施した市民アンケートでは、通勤、通学のほかに、買い物や病院への利用に対する要望も多かったということから、市内の主な病院への開院時間、主に10時台に合わせたダイヤの設定を行っております。
また、春バスは路線バスが余り運行していない地域を比較的長いルートで運行しているということから、1回当たりの運行時間も長く、全ての利用者の希望どおりのダイヤとすることは困難であると考えております。
以上です。
◎金子
まちづくり推進課長
庄和インター周辺整備事業について、再度のご質疑に答弁申し上げます。
庄和インター周辺の開発でございますが、庄和インター周辺地区は、交通の利便性にふさわしい産業、流通系の土地利用を誘導するため、埼玉県と旧庄和町において協議の上、平成15年に都市計画法第34条12号の区域を指定し、建築物の用途を定め、市街化調整区域での産業系の立地を供用したところでございます。
産業団地の整備等につきましては
土地区画整理事業で行うことが一般的でございますが、庄和インター周辺の基盤整備につきましては、民間開発事業者が建築物を建築する際に、都市計画法及び春日部市開発条例による開発技術基準に基づき、造成、道路、排水設備等の整備を行う手法としているところでございます。
また、春日部市開発条例では、近隣への説明会の実施や意見提出の機会などを設け、近隣の方々とのトラブルを未然に防ぐよう配慮を求めているところでございます。
以上です。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
連続立体交差推進事業についての再度のご質疑に答弁申し上げます。
春日部駅付近連続立体交差事業の都市計画決定後の必要な手続でございますが、都市計画決定の告示後に、埼玉県による国の事業認可の取得等に向けた手続となっております。なお、現在のところ、その時期につきましては、お示しできる段階に至っていないものでございます。
続きまして、春日部駅構内通行費用支援事業についての、再度のご質疑に答弁申し上げます。
本補助金制度について、昨年度に実施しました実証実験の際に利用者アンケートを行いましたので、その結果をもとに答弁申し上げます。
利用された方々の目的としましては、買い物、通院、習い事というものが最も多い結果でございました。
また、春日部駅の東西の移動で駅構内を通行することについての問いに対し、80%の方が、大変よい、あるいはよいとのお答えをいただいております。
一方、駅構内を通行して悪かった点につきましては、混雑していた、通路が狭い、自転車が通れないという点を挙げる方が多く見られました。
以上でございます。
◎石塚
住宅政策課長
市営住宅管理事務、市営住宅民間借上型整備事業についてでございますが、今後の市営住宅の管理面につきましては、春日部市市営住宅長寿命化計画に基づき実施しております。
この計画において、用途廃止する等の住宅につきましては、その戸数の補完といたしまして、公営住宅需要変動への対応の両立性を考慮しつつ、民間賃貸住宅の借り上げを基本として整備を行っていくこととしております。なお、中層耐火構造の住宅等となっている団地につきましては、住宅の状況に合わせた改善を行うことで延命化を図り、ライフサイクルコストの縮減を図る長寿命化型と位置づけ、長期にわたり安定的に活用することで、計画的かつ適切な維持管理を行ってまいりたいと考えております。
また、政策空き家に指定しております住宅につきましては、これまでも入居されている方に対しましては住みかえ交渉を行っておりまして、今後も引き続き既存の市営住宅や借上住宅等への住みかえをお願いしてまいりたいと考えております。
次に、ふれあい家族住宅購入奨励事業の充実についてでございますが、まずは平成31年度の制度拡充による事業の効果を見きわめてまいりたいと考えております。
以上でございます。
◆坂巻 委員
最後、3点お伺いします。
連続立体交差事業、こちらの工事期間が最短でも12年というふうなんですけれども、非常に長い工事期間を有するということで、この工事期間中の東西自由通路の確保について、どのようにお考えでしょうか。
それから、春日部駅構内通行費用支援事業、これはやっぱり使い勝手が悪いような気がするんです。駅構内通行チケットみたいなのを申請時に渡すとか、そういう利用しやすくする検討はされていないのかどうか。
最後、市営住宅についてですけれども、今後、入居者の高齢化が進んでいくと思いますが、住宅のバリアフリー化とか、上層階の入居者を下のほうに移すとか、そういう対策はどのように考えているでしょうか。
市営住宅の需要、今後ふえていくと思うんですけれども、市営住宅そのものをふやしていくお考えはどうでしょうか。
以上です。
◎齊藤
鉄道高架整備課長
連続立体交差推進事業につきまして、再度のご質疑に答弁申し上げます。
事業期間中の仮設地下通路などの安全対策につきましては、大野議員の質疑でも答弁したとおり、都市計画決定及び埼玉県による国の事業認可取得後、事業に向けた詳細な検討をした上で明らかになってくるものと考えております。
したがいまして、まずは連続立体交差事業の都市計画決定と、その後の埼玉県による国の事業認可の取得等に向けた実績につきまして、埼玉県、東武鉄道株式会社とともに最優先で取り組んでまいりたいと考えております。
次に、春日部駅構内通行費用支援事業についての再度のご質疑に答弁申し上げます。
現行の東武鉄道発行の入場券、または定期入場券以外の方法で駅構内に入場することにつきましては、東武鉄道と複数回協議を行いました。しかしながら、春日部駅だけをそのような運用にするということは難しいという回答でございました。
春日部駅構内通行費用支援事業の手続に関しましては、春日部市補助金等の交付別規定に関する規則に基づき運用しております。
その中で、これまで補助金の申請と請求を1回の手続としたことや、郵送での受け付けも可能としたことなど、簡素化を行ってまいりましたが、引き続き努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
◎石塚
住宅政策課長
市営住宅についてでございますが、高齢の方や障害がある方など、社会的弱者に低家賃の住宅を提供するという公営住宅の目的を果たす必要があるということは、十分認識しているところでございます。
市営住宅につきましては、長寿命型と位置づけました住宅5団地と、借上型市営住宅グランドソレイユがございますが、この中で、西宝珠花北住宅とグランドソレイユにつきましては、エレベーターが設置されております。また、平成31年度、西宝珠花北住宅のエレベーター改修工事を実施する予定となっております。
その他の団地につきましては、建物の構造等を踏まえ、バリアフリー化等の対策を講じてまいりたいというふうに考えております。
次に、市営住宅につきましては、春日部市市営住宅長寿命化計画に基づきまして、現状の戸数を維持してまいりたいというふうに考えております。
今後につきましても、現在、管理している住宅や政策空き家、また、県営住宅を含めた市内全域の公営住宅の状況等を見きわめながら、住宅の保管に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○木村 委員長
ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で議案第27号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第31号の審査
○木村 委員長
次に、議案第31号「平成31年度春日部市都市計画事業西金野井第二
土地区画整理事業特別会計予算について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第31号に対する質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で、議案第31号に対する質疑を終結いたします。
◇議案第35号の審査
○木村 委員長
次に、議案第35号「平成31年度春日部市
下水道事業会計予算について」を議題といたします。
本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
それでは、議案第35号に対する質疑を求めます。
○今尾 副委員長
4点ほどお聞きします。
予算書3ページ、他会計からの補助金について、本会議で過去3年間の推移についての質疑がありましたけれども、この補助の基準はどうなっているのか、お願いします。
6ページ、25ページの受益者負担金について、前年度の予算と比べて減少している理由は何でしょうか。
6ページと25ページ、26ページの汚水管渠建設費について、平成31年度は西金野井東地区13.2ヘクタールなどの下水道を整備していくということでしたけれども、下水道の整備率の過去3年間の推移はどうなっているでしょうか。
6ページと26ページ、雨水管渠建設費について、工事請負費3億3050万円の概要についてお示しください。
◎染谷
下水道課経理担当課長
私のほうからは、予算書3ページ、他会計からの補助金についてのご質疑に答弁申し上げます。
補助の基準でございますが、下水道事業におきましては急速に整備を進めてきたことから、公債費が高くなっている状況がございます。このため、下水道使用料のみでは費用の全てを賄い切れないことから、収支不足分として補助金を繰り入れているものでございます。
以上です。
◎大塚
建設部参事[兼]下水道課長
私のほうからは、受益者負担金と汚水管渠建設費について、答弁させていただきます。
まず、予算書6ページ及び25ページの受益者負担金についてのご質疑に答弁申し上げます。
受益者負担金は、下水道の整備費用の一部を受益者となる方々に負担していただくものでございます。受益者負担金を賦課する時期は、下水道が使用できる年整備工事の翌年度ということでございます。平成30年度の賦課面積は平成29年度に工事を完了した粕壁地区、西八木崎地区、西金野井東地区などの31.7ヘクタールでございましたが、平成31年度の賦課面積は、平成30年度に工事が完了する西金野井東地区の15ヘクタールとなりますので、受益者負担金が減額するものでございます。
次に、予算書6ページ及び25ページ、26ページ、汚水管渠建設費についてのご質疑に答弁申し上げます。
下水道整備率の過去3年間の推移でございますが、西金野井第二土地区画整理を含めて答弁させていただきます。
平成27年度は南1丁目地区など18.9ヘクタールを整備し、整備率は95.4%でございました。平成28年度は八木崎駅周辺地区など7.0ヘクタールを整備し、整備率は95.7%でございます。平成29年度は粕壁、西八木崎地区など33ヘクタールを整備し、整備率は97.2%となったところでございます。
以上でございます。
◎畑岸 河川課長
予算書6ページ及び26ページ、雨水管渠建設費についてのご質疑に答弁申し上げます。
工事請負費の内容でございますが、浸水・冠水被害の軽減を図るため、会之堀川第一幹線の整備工事を行うもので、立沼集会所から上流区間の武里・内牧線横断部分について、ボックスカルバートを約25メートル整備するものでございます。
また、埼玉県が実施しております一級河川新方川の整備に伴い、武里東幹線の水路を切り回しするものです。
以上です。
○今尾 副委員長
ありがとうございました。
では、改めてお聞きをしてまいりますが、まず、他会計からの補助金については、徴収する費用だけでは賄えないので、収支不足分を繰り入れているということでしたけれども、この間、他会計からの補助金、減少傾向にあって、また、前年度の予算と比べても減少していると、せめて前年並みの補助金を入れていくことで下水道の使用料を引き下げられないのかどうか、お願いをいたします。
受益者負担金については、年整備、ヘクタールが減少しているということで、これはわかりました。農地に対する負担金がこの間の議論で、原則宅地と同様で土地の面積に応じた負担ということで、ただ、申し出によって原則5年間猶予することができるというふうにお答えになっていたと思います。生産緑地に指定された農地は全額免除ということですけれども、農地に関しては免除するべきではないかと考えますが、これについて改めてお考えをお聞きしておきたいと思います。
下水道の整備率については、わかりました。97.2%までですけれども、もう少しで100%までいくということですけれども、平成30年度と31年度の下水道整備率の見込みはどうなっているのでしょうか。
雨水管渠建設費について、100ミリ安心プランを含めて整備ということでわかりました。今後の雨水管渠の整備の予定についてお伺いをいたします。
◎染谷
下水道課経理担当課長
下水道使用料の引き下げでございますが、企業会計は即日精算が原則となっており、財政の健全性が求められております。また、公共下水道を使える方と使えない方との公平性を保つことも重要でございます。
このことから、使用料については、適正化に努めていく必要がありますので、引き下げは考えていないところでございます。
以上です。
◎大塚
建設部参事[兼]下水道課長
受益者負担金についてでございますが、委員さん、ご質問の中にもあったとおり、生産緑地に指定されている農地については全額免除となっております。
市街化区域というのは、市街化を促進する区域ということでございまして、市街化区域内にある生産緑地以外の農地につきましては、農地転用により宅地化することが比較的容易であるため、土地需要を図ることができるということから、受益者負担金を免除することは考えておりません。
続きまして、汚水管渠建設費でございますが、平成30年度と31年度の下水道整備費見込みということで、こちらについても西金野井第二土地区画整理を含めて答弁申し上げます。
平成30年度は、西金野井東地区など16.2ヘクタールを整備し、整備率は97.9%となったところでございます。平成31年度につきましては、西金野井東地区など13.9ヘクタールの整備を予定しておりますので、整備率は98.5%となる見込みでございます。
以上でございます。
◎畑岸 河川課長
今後の雨水管渠の整備予定でございますが、引き続き、現在の区間から粕壁郵便局までの区間について、会之堀川第一幹線の工事を実施いたします。
また、武里東幹線につきましては、一級河川新方川の整備に支障となるゲートの移設などを実施してまいります。
以上でございます。
○今尾 副委員長
ありがとうございました。
それでは、2点だけお聞きします。
使用料については、適正、独立採算が求められていると、公平性の観点からも適正化に努めていく必要がありということでしたけれども、そうしますと、結局、必要な財源がふえていけば、住民負担がどんどんふえていくということになってしまうんじゃないかなと私は思うんですけれども、使用料は適正化に努めていく必要がありという適正化というのはどういうことなのか、お願いをいたします。
農地に関しては、市街化区域の農地は宅地化が容易で、そこを進めていくということでしたけれども、やはり農地となると面積的にも広くて、大変な負担となると思うんですけれども、近隣の自治体ではどうなっているのか、わかる範囲でお願いいたします。
◎染谷
下水道課経理担当課長
適正化につきましては、未接続世帯の解消、収納対策などによる収入の確保、料金につながらない不明水対策や適正な定員管理などによる経費の節減に取り組んでいくことで、適正な使用料を維持していくというものでございます。
以上です。
◎大塚
建設部参事[兼]下水道課長
受益者負担金、再度の質疑に答弁申し上げます。
近隣市の状況についてでございますが、さいたま市と越谷市につきまして、答弁させていただきます。
さいたま市では、農地の受益者負担金は5年間猶予され、生産緑地は猶予となっております。越谷市は本市と同様でございまして、農地の受益者負担金は5年間猶予され、生産緑地は全額免除されるということになっております。
以上でございます。
○木村 委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○木村 委員長
以上で議案第35号に対する質疑を終結いたします。
本日の審査はこれまでといたします。
次回日程について申し上げます。
あすは午前10時より会議を開き、陳情の意見交換及び議案に対する討論、採決を行います。
本日はこれをもって散会いたします。
散会 14:44...