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  1. 春日部市議会 2018-12-14
    平成30年12月定例会−12月14日-08号


    取得元: 春日部市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-16
    平成30年12月定例会−12月14日-08号平成30年12月定例会  平成30年12月春日部市議会定例会 第19日 議事日程(第8号)                            平成30年12月14日(金曜日)  1.開  議  1.各常任委員長報告とそれに対する質疑  1.議案第98号から議案第114号まで、議案第117号及び議案第118号並びに請願第6号から請願第8号に対する討論、採決  1.議第23号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.議第24号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.議第25号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.議第26号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.議第27号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.特定事件継続審査の件  1.市長の挨拶  1.閉  会 出席議員(32名)      1番   井  上  英  治  議員      2番   酒  谷  和  秀  議員
         3番   榛  野     博  議員      4番   坂  巻  勝  則  議員      5番   卯  月  武  彦  議員      6番   大  野  と し 子  議員      7番   石  川  友  和  議員      8番   水  沼  日 出 夫  議員      9番   佐  藤     一  議員     10番   松  本  浩  一  議員     11番   今  尾  安  徳  議員     12番   並  木  敏  恵  議員     13番   金  子     進  議員     14番   鬼  丸  裕  史  議員     15番   滝  澤  英  明  議員     16番   永  田  飛  鳳  議員     17番   吉  田     稔  議員     18番   山  口  剛  一  議員     19番   古  沢  耕  作  議員     20番   木  村  圭  一  議員     21番   鈴  木  一  利  議員     22番   荒  木  洋  美  議員     23番   会  田  幸  一  議員     24番   山  崎     進  議員     25番   河  井  美  久  議員     26番   海 老 原  光  男  議員     27番   栄     寛  美  議員     28番   岩  谷  一  弘  議員     29番   小 久 保  博  史  議員     30番   武     幹  也  議員     31番   栗  原  信  司  議員     32番   中  川     朗  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長      石  川  良  三       副市長     種  村  隆  久   副市長     池  貝     浩       市長公室長   宮  崎  智  司   総合政策部長  桜  井     厚       公共施設事業調整担当部長                                    土  渕     浩   財務部長    宇  内  啓  介       総務部長    木  村  浩  巳   市民生活部長  大  川  裕  之       福祉部長    新  井  道  彦   こども未来部長 内  藤  信  代       健康保険部長  折  原  章  哲   環境経済部長  日  向     誠       建設部長    渡  辺  隆  之   都市整備部長  中  島     拓       鉄道高架担当部長濱  田  史  郎   消防長     佐  藤     晃       病院事業管理者 三  宅     洋   病院事務部長  落  合  和  弘       水道事業管理者職務代理者                                    会  田  和  彦   教育長     植  竹  英  生       学校教育部長  大  山  祐  二   学務指導担当部長川  崎  信  雄       社会教育部長  小  谷  啓  敏   監査委員事務局長村  田     誠       選挙管理委員会事務局長                                    木  村  浩  巳 本会議に出席した事務局職員   局長      白  子  高  史       主査      小  川  裕  司   主事      杉  浦  健  太 △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  ただいまから本日の会議を開きます。  午前10時01分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △各常任委員長報告 ○鬼丸裕史 議長  日程第1、各常任委員長報告とそれに対する質疑を行います。議案及び請願に対する審査の経過と結果について、順次報告を求めます。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇総務委員長報告 ○鬼丸裕史 議長  最初に、総務委員長鈴木一利議員。                    〔鈴木一利総務委員長登壇〕 ◎鈴木一利 総務委員長  おはようございます。総務委員長の鈴木でございます。今定例会において、当委員会に付託された議案2件及び請願1件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。  最初に、議案第98号 春日部市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成30年度春日部市一般会計補正予算(第4号)、総務委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、交通安全施設設置・管理事業が補正で増額せざるを得なくなった理由を伺いたいとの質疑に対し、道路反射鏡の支柱が腐食しているものや反射鏡部分の棄損などで早急に対応すべきものについて予算不足が見込まれるため、また道路区画線の路面標示の劣化などで標示が薄くなった箇所について再塗布の要望が多く、予算不足が見込まれるため、補正増とするものですとの答弁がございました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第7号 憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願を議題とし、紹介議員からの説明を省略し、意見を求めたところ、憲法改正に当たって国民合意を得ることや慎重な審議を行うことは、ごく当然のことだというふうに思います。民主主義を否定するような立場でない限り、反対する理由はないのではないかと思いますとの意見がございました。  以上で意見交換を終結し、討論を求めたところ、採択に賛成の立場から、安倍首相は憲法改正の自民党案を国会に提出することを繰り返し主張しております。特に、9条に自衛隊を明記するとしております。安倍首相は、今ある自衛隊を憲法で追認するだけで何ら変わらないかのように述べています。しかし、自衛隊が明記されれば9条2項が死文化し、無制限に集団的自衛権の行使としての戦争に参加できるようになるとの指摘があります。実際はどうなのか十分に明らかにする必要があります。NHKが4月に行った世論調査では、「憲法改正は必要」が29%、「必要ない」は27%でほぼ拮抗しています。「憲法9条を評価する」は70%、「しない」が25%で与党支持層でも67%が「評価する」という結果となっています。自衛隊を明記することについても「賛成」は3割にとどまっています。憲法改正論議を進めるべきか、他のことを優先すべきかという質問には、「他を優先すべき」が68%、自民党支持層でも「他を優先すべき」が54%となっています。この世論調査の結果を見ても、憲法改正について国民合意が得られていないことは明らかです。国民合意がないまま改憲を進めるべきではありません。以上の理由で請願の採択に賛成しますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された議案及び請願の審査の経過と結果についての報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇厚生福祉委員長報告 ○鬼丸裕史 議長  次に、厚生福祉委員長水沼日出夫議員。                    〔水沼日出夫厚生福祉委員長登壇〕 ◎水沼日出夫 厚生福祉委員長  厚生福祉委員長の水沼でございます。今定例会において、当委員会に付託された議案11件及び請願1件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。  最初に、議案第102号 指定管理者の指定(春日部市立第9保育所、春日部市立春日部子育て支援センター及び春日部市春日部第2児童センター)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、評価項目の内訳について伺いたいとの質疑に対し、1点目は、市民の平等な利用が確保できるかということ、2点目は、施設の効用を最大限に発揮するとともに、管理経費の縮減が図れるかということ、3点目は、安定して管理を行う経営基盤を有しているか、4点目は、個人情報の適切な取り扱いを確保できるかの4項目で評価していますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、本議案は、第9保育所と子育て支援センター、そして第2児童センター指定管理者として平原学園さんとアクティオさんを継続するという、こういう案件です。まず、指定管理者制度の最大の目的が今回の審議を通じて経費の削減ということが明らかになりました。保育所、児童センターそれぞれ公立で運営するよりも2億円安くなる。合計4億円という経費の節減がやはり最大の眼目なのだということです。そして、その内訳は、主に人件費ということですから、まさにこの公的な仕事を民間に丸投げすることによってワーキングプアをつくり出す温床にもなっているというふうに言わざるを得ません。今回の議案は、保育、子育てに安上がりを求めるという点、5年ごとの契約で保育の継続性が保てないという点、その2点が大変な問題だということを指摘し反対します。また、103号につきましても、同じく指定管理者の指定ということで、こういった同じ問題点を指摘いたしますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、学校法人平原学園は、市内において昭和39年から幼稚園を、平成17年からは認可保育園をあわせて運営し、現在、市外を含めて幼稚園2施設、認可保育園1施設の運営実績を持っています。また、アクティオ株式会社においても、指定管理者として本市の児童センターを初め数多くの運営実績を有しています。これらの2者は、共同事業体として、平成21年度の本施設開設時以来、本施設の運営を良好に行っています。保育所と子育て支援センターを運営する学校法人平原学園については、学校体験やお寺探検など特色を持った事業を実施し、児童センターを運営するアクティオ株式会社については、チャリティーフリーマーケットや「グーかす夏まつり」のほか、中・高生向け受験勉強対策講座など独自性のある事業を実施するなど、共同事業体としてそれぞれの強みを生かした事業展開を行っています。今後においても、これまでの豊富な運営実績のもと、民間手法を生かしたサービスや公平性、安全性を考慮した安定した運営が見込めるとともに、適正な施設管理とさらなる利用者サービスの充実が期待できる点を評価し、賛成討論とします。なお、103号における指定管理者の指定についても、指定先については期待し得る内容であると思い賛成しますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第103号 指定管理者の指定(春日部市立庄和第1保育所及び春日部市立庄和子育て支援センター)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、評価項目ごとの点数の内訳について伺いたいとの質疑に対し、1点目の市民の平等な利用が確保できるかの項目では、配点が8点のうち得点は7.56点、2点目の施設の効用を最大限に発揮するとともに管理経費の縮減が図れるかの項目では、配点53点のうち得点は44.64点、3点目の安定して管理を行う経営基盤を有しているかの項目では、配点35点のうち得点は29.11点、4点目の個人情報の適正な取り扱いを確保できるかの項目では、配点4点のうち得点は3.56点ですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第104号 指定管理者の指定(春日部市放課後児童クラブAブロック)について、議案第105号 指定管理者の指定(春日部市放課後児童クラブBブロック)について、議案第106号 指定管理者の指定(春日部市放課後児童クラブCブロック)について、3件の議案を一括して議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、評価の点数がAブロックだけ高くなっているが、その違いについて伺いたいとの質疑に対し、相手方の事業者が異なっていることによるもので、相手方の事業者とのサービスの内容の比較によって点数を定めるものであることから、点数に差が生じているものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、議案第104号について討論を求めたところ、反対の立場から、今回春日部市で放課後児童クラブが公立になって以来、20年にわたる放課後児童クラブの歴史や実績が大きく変更になるということになりました。今回のこの指定管理者の指定について、一番根っこのところに市と社会福祉協議会の連携が不十分だった、ここが一番の問題だというふうに審議を通じてわかりました。先ほど特別支援児の解釈について伺いましたが、特別支援児への指導員の加配に限らず、この20年間、市と社会福祉協議会放課後児童クラブのパートナーとして運営してきたにもかかわらず、さまざまな内容で食い違いがあったということだと思います。何といっても指定管理の応募に当たって社会福祉協議会は前向きに検討してきたけれども、市の提案内容では受けられないので、断腸の思いだったというふうに保護者に説明をしましたけれども、春日部市は大変残念だということで、お互いの信頼関係がない中でこういう事業が行われてきたというのは大変な問題だというふうに思います。  2点目は、春日部市の放課後児童クラブの基準価格が低過ぎるということです。本会議の中で松本議員が他市との比較を述べましたが、同じように指定管理している放課後児童クラブであっても、春日部市の価格は他市に比較をして大変安いという、こういう実態です。指導員の給与体系について市の考えは、嘱託保育士の基準があるというふうに言っていますが、今回の株式会社トライさんが今、臨時スタッフ募集をかけていますが、その臨時スタッフ募集で、資格なしでも高額を確保すると。資格なしでも時給1,300円から1,400円、1日8時間掛ける週5日、20万からスタートということで、勤務地春日部の学童保育の臨時スタッフの募集をしています。市が考える適正価格が余りに安いという、そういうことだというふうに思います。  3つ目は、今回の放課後児童クラブが初めて株式会社に指定管理されることになるわけですが、学童保育の変質が懸念をされるというふうに思います。保育の質について、維持向上を目指すというふうな課長、部長の発言だけでは質を守る保証はありません。提案書の中では法令や条例に書かれたことをまじめにやることと、トップアスリートとの交流ですとか、100ます計算ですとか、これまで学童保育が培ってきた保育内容とは、大きくかけ離れた内容になっています。  そして、4つ目は、長い間、社会福祉協議会が行ってきた市の放課後児童クラブから民間の株式会社に運営がかわるということで、子供にも父母にも関係者全体に不安が広がる中で、指導員の雇用についても保育の内容についても基本的には業者任せというのが市の姿勢だというふうに思います。  そういった点で、これまでの春日部市が築いてきた子育てになくてはならない子供たちの居場所としての放課後児童クラブが守られる保証がないというふうに思いますので、この104号に反対します。同じく105号、106号についても同じ内容で反対をいたしますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、今回、長きにわたり放課後児童クラブを運営してきた春日部市社会福祉協議会にかわり、新たに指定管理者候補者として株式会社トライグループが選定されました。この、株式会社トライグループは、放課後児童クラブ放課後こども教室の運営などにおいて培ってきた専門的な知識やノウハウを活かし、さらによりよい放課後児童クラブの運営ができるものとして、総合的な審査により選定されたと伺っています。株式会社トライグループは、教育業界において全国的にも知名度が高く、支援員を確保できる体制も整っています。また、トップアスリートによる特別教室の実施や、入退室管理システムによる児童の登室の有無を保護者へメールで通知するなど、これまでにないサービスを実施することで、多様化する利用者ニーズに即した運営が期待できるものと思います。今後においても新たな指定管理者のもと、引き続き質の高い保育サービスが安定して提供できるよう、執行部に対し強く要望し、賛成討論とします。また、同様の理由で、議案第105号及び第106号についても賛成討論としますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、議案第104号から106号共通で、賛成の立場からの討論ですが、今回の指定管理者制度に対しては、制度にのっとった形での選定であると思います。また、市のほうの選定理由等についても信頼を寄せていますが、今回問題になりましたのは社会福祉協議会、純然たる民間企業というふうに言えないような立場の団体からの移行ですので、確かに協議不足、もしくは相互の連絡不足があったかなという懐疑もございますが、こちらについては答弁等をいただいていますとおり、全力を挙げて子供たちの保育の質を担保し、そして不安をできるだけ解消するという言葉をいただいていますので、この議案に対しては賛成をいたします。ただ、本日傍聴いただき、請願にも来られた、今まで頑張ってこられた指導員の方々も春日部市で育つ子供のために気持ちを込めて働いてこられた方々でございますから、その方々の要望、雇用という部分に対してしっかりとした対応をしていただければというふうに思いますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、議案第105号及び議案第106号については、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成30年度春日部市一般会計補正予算(第4号)、厚生福祉委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、公定価格の増額の理由について伺いたいとの質疑に対し、主に人件費の増によるもので、保育士の処遇改善の加算や事務職員雇い上げ加算など、各種加算項目ごとの価格が総体的に前年度の公定価格から増となったことによるものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第108号 平成30年度春日部市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第109号 平成30年度春日部市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第110号 平成30年度春日部市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第111号 平成30年度春日部市立看護専門学校特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第113号 平成30年度春日部市病院事業会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、医師事務作業補助者派遣はどういうところから派遣されるのか伺いたいとの質疑に対し、派遣元として、医療関連事業への人材を派遣できる企業を想定していますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第6号 酷暑から春日部市民の命と健康を守る対策を求める請願を議題とし、紹介議員からの説明の後、紹介議員に対する質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、賛成の立場から、ことしの夏は例年にない記録的な酷暑となりました。この暑さはことしだけで終わる保証はなく、来年以降もさらに地球温暖化という傾向の中で続くことが予測をされています。今回の要望項目は、65歳以上の高齢者、障害者、要介護高齢者、就学前のお子さんの世帯にエアコンの設置費を助成してほしいと、まずこういう要望ですが、これは請願理由の中にもありますが、東京の荒川区では既に酷暑から命を守る緊急対策ということで、この7月から所得制限を設けず、65歳以上の世帯、心身障害者手帳などの保持者、そして就学前の子供がいる世帯で上限5万円の助成が実現をして、区民の命と健康を守ることに大いに役立っている、こういう事例が生まれています。まさに今、エアコンなしで過ごすということが命にもかかわる、そういう事態になっていますから、命を守る、健康を守る対策として、エアコンの設置費、さらには電気代、こういった補助を実施することは市の役割として大変必要になっていると思います。以上の点からこの請願に賛成をいたしますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された議案及び請願の審査の経過と結果についての報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────────────
         ◇建設委員長報告 ○鬼丸裕史 議長  次に、建設委員長木村圭一議員。                    〔木村圭一建設委員長登壇〕 ◎木村圭一 建設委員長  建設委員長の木村でございます。今定例会において、当委員会に付託された議案5件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。  最初に、議案第99号 春日部市手数料条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第101号 春日部市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成30年度春日部市一般会計補正予算(第4号)、建設委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、道路整備事業について、市道2―40号線の道路用地を取得するための補正とあるが、もう少し詳しく伺いたいとの質疑に対し、県道春日部松伏線の牛島交差点から国道16号に向かって約100メートルの部分に拡幅されていない場所があり、その道路用地の協力が得られたことから、補正予算を計上したもので、公有財産購入費と補償、補填及び賠償金を合わせて1,200万円となるものですとの答弁がありました。  また、公園維持管理事業について、公園施設の修繕を実施するための補正とあるが、具体的に何が壊れて、何件あったのか伺いたいとの質疑に対し、主に台風24号により、南4丁目運動広場の高さ10メートルの防球ネットの支柱が5本と、中野運動広場の高さ6メートルの防球ネットの支柱が6本傾いたのと、倉松公園のネットフェンスを交換するものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第112号 平成30年度春日部市水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第114号 平成30年度春日部市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された議案の審査の経過と結果の報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇教育環境委員長報告 ○鬼丸裕史 議長  次に、教育環境委員長、石川友和議員。                    〔石川友和教育環境委員長登壇〕 ◎石川友和 教育環境委員長  教育環境委員長の石川でございます。今定例会において、当委員会に付託された議案4件及び請願1件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。  最初に、議案第100号 春日部市環境センター条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、現在の職員配置について伺いたいとの質疑に対し、現在の職員配置ですが、平成30年11月時点において、再任用職員も含めて事務職員8名、ごみ処理技術技師2名、電気技師5名、化学技師3名、建築技師1名、嘱託技師4名の合計23名が配置されておりますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成30年度春日部市一般会計補正予算(第4号)、教育環境委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、観光計画をつくるということになっていますけれども、いつごろでき上がるのか伺いたいとの質疑に対し、計画の完成時期ですが、平成31年3月中に策定してまいりたいと考えておりますとの答弁がありました。  また、長寿命化の工事の中に炉が入らなかったのはなぜか伺いたいとの質疑に対し、全体の大きな部分を基幹的設備改良工事で行うため除かれておりますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第117号 旧春日部市商工振興センター解体工事請負契約の議決内容の一部変更についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、ヒ素の検査は後回しにして埋め戻すのか伺いたいとの質疑に対し、お見込みのとおり、埋め戻しまして、その後、詳細な調査を行いますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第118号 平成30年度春日部市一般会計補正予算(第5号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第8号 市立小・中学校の体育館にエアコン設置を求める請願を議題とし、紹介議員からの説明を省略し、意見を求めたところ、この体育館というのは子供たちの教育の場所でもあるけれども、災害対応という面でもぜひ春日部も計画をつくって進めていったらどうかなと。この請願は、市民の皆さん、学校の皆さんの要望だと思いますとの意見がありました。  以上で意見交換を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、市執行部及び教育委員会では、学校施設が抱えるさまざまな課題がある中、優先順位を見きわめながら取り組んでおり、これまでも耐震補強工事、体育館内部のつり天井などの耐震化対策や普通教室へのエアコン整備、そして体育館、校舎のトイレ改修など、計画的に学校施設の充実を図ってきております。体育館のエアコン設置につきましては、去る9月定例会において、小中学校では全国で1.2%、埼玉県では0.4%と、設置率は非常に低い状況であることが示されております。さきに松本委員のほうから、県内においては朝霞市が市内体育館にも設置している事例があるということでしたが、この朝霞市については近隣に自衛隊などがあり、もともと校舎、体育館など防音対策もしてあった状態から特殊事例で補助金により設置していたということを聞いております。ということから、エアコン設置には、電源容量の増設が必要となるほか、既存の体育館は断熱性が低く、構造的に問題があることから、省エネルギーや環境負荷の点でも検討を行う必要があるなど、多くの課題があるものと考えます。万一、災害の発生により体育館が避難所となった場合には、その時期に応じた臨時の冷暖房装置の設置などの対応も可能であり、また避難者の身体状態による個別の対応が必要な場合においても、冷暖房エアコンが整備されている普通教室を避難場所として使用することも可能な状況であります。このようなことから、まずは全会一致により採択された特別教室のエアコンの整備に取り組んでいくことが子供たちの学習環境の充実には必要と考えます。引き続き、特別教室のエアコン設置に向け、積極的に事業を進めていただくよう要望し、本請願の採択に反対いたしますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、この請願は、新日本婦人の会春日部支部と庄和支部の2団体より提出されました。春日部支部については、体育館のエアコン設置にかかわって、9月議会より引き続きの請願提出です。酷暑から子供たちの命、健康を守っていきたいという強いあらわれと言えます。避難所ともなる体育館へのエアコン設置は、国も力を入れてきています。国の費用を支援として、現在行われている緊急防災・減災事業債があり、新たに補正予算としてブロック塀・冷暖房設備対応臨時特例交付金も成立しました。朝霞市では、子供たちによりよい環境を整備する防災機能の向上を図ることを目的に、市内15校の小中学校の体育館と3校の武道場にエアコン整備事業を進めております。国の緊急防災・減災事業債を活用しています。これは充当率100%なので、初年度に一般財源の必要がなく、70%が交付税措置されているため、市の負担は30%で大変有利な財源です。しかし、現在は2020年度までの政策となっております。日本共産党市議団は朝霞市に視察に行き、市がやる気を持って工夫すれば、体育館のエアコン設置も十分可能ということを実感してきました。国の有利な財源を生かし、子供たちの命を守るために、まさに今、体育館のエアコン設置に踏み出すべきです。以上の理由により賛成しますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された議案等の審査の経過と結果についての報告を終わります。 △休憩の宣告 ○鬼丸裕史 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午前10時34分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午前10時34分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △各常任委員長報告に対する質疑 ○鬼丸裕史 議長  最初に、総務委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、厚生福祉委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、厚生福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、建設委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、教育環境委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、教育環境委員長報告に対する質疑を終結いたします。 △休憩の宣告 ○鬼丸裕史 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午前10時35分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午前11時02分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議案第98号から議案第114号まで、議案第117号及び議案第118号並びに請願第6号から請願第8号に対する討論、採決 ○鬼丸裕史 議長  日程第2、議案第98号から議案第114号まで、議案第117号及び議案第118号並びに請願第6号から請願第8号までについて順次討論を行い、採決をいたします。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第98号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  最初に、議案第98号 春日部市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第99号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第99号 春日部市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第100号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第100号 春日部市環境センター条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する教育環境委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。
      ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第101号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第101号 春日部市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第102号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第102号 指定管理者の指定について(春日部市立第9保育所、春日部市立春日部子育て支援センター及び春日部市春日部第2児童センター)を議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、5番、卯月武彦議員。                    〔5番卯月武彦議員登壇〕 ◆5番(卯月武彦議員) 議席番号5番、卯月武彦です。議案第102号 指定管理者の指定について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  この議案は、第9保育所と子育て支援センター、第2児童センターの指定管理をこれまでどおり平原学園・アクティオ共同事業体に指定するというものです。第1に、福祉分野を民間に任せ、営利の対象にすること自体が問題です。市が直接運営し、市の責任において福祉の増進を図るべきです。民間のノウハウを活用したほうがよいというのは、市職員の能力を過小評価し、責任を放棄するものです。  第2に、継続性という点でも問題があります。今回は、引き続き平原学園・アクティオ共同事業体を指定することになりましたが、今後も継続していける保証はありません。アクティオ株式会社は、民間企業ですから経営破綻する可能性がないわけではありません。万が一そうなれば、平原学園の指定も取り消されることになります。放課後児童クラブの指定でも大きな混乱と不安が広がっていますが、第9保育所でもそうした事態が起こらないとは言えません。  第3に、ワーキングプアを生み出すことが問題です。アクティオが行っている他の公共施設の職員の募集では、専門の資格を有している常勤職員でも月額20万円で、賞与もなく、とても家族を養える額ではありません。指定管理者の最大の目的が経費削減とされ、それが低賃金につながっています。  以上の理由から、指定管理者制度をやめ、市が直接運営すべきであり、この議案に反対いたします。 ○鬼丸裕史 議長  次に、7番、石川友和議員。                    〔7番石川友和議員登壇〕 ◆7番(石川友和議員) 議席番号7番、石川友和でございます。議案第102号 指定管理者の指定(春日部市立第9保育所、春日部市立春日部子育て支援センター及び春日部市春日部第2児童センター)について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  この議案は、指定管理者候補者選定委員会において、書類審査や事業計画書に基づくプレゼンテーションを実施し、厳正に審査した結果、平原学園・アクティオ共同事業体指定管理者候補者に選定したものでございます。平原学園・アクティオ共同事業体は、今回で3期目の受託となります。これまで春日部市立第9保育所、春日部市立春日部子育て支援センター及び春日部市春日部第2児童センターを運営してきた中で、春日部市が求める保育内容や子育てサービスの必要性を十分に理解した上で、民間ノウハウを生かし、保護者のニーズに即したさまざまな事業を展開していることから、新たな自主事業の展開や保護者との信頼関係の構築が期待できるものと考えております。  今後においてもこれらの豊富な運営実績のもと、安定した運営が見込めるとともに、より一層の市民サービスの向上が期待できる点を評価し、本議案に賛成いたします。  なお、議案第103号 指定管理者の指定についても、提案されている団体、株式会社コビーアンドアソシエイツは、本議案同様、豊富な運営実績、民間手法を生かしたサービス、安定した運営が見込まれるため、賛成いたします。 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立多数であります。  よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第103号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第103号 指定管理者の指定について(春日部市立庄和第1保育所及び春日部市立庄和子育て支援センター)を議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、発言を許します。  6番、大野とし子議員。                    〔6番大野とし子議員登壇〕 ◆6番(大野とし子議員) 議席番号6番、大野とし子です。議案第103号 指定管理者の指定について、日本共産党議員団を代表し、反対の立場で討論を行います。  この議案は、春日部市立庄和第1保育所及び春日部市立庄和子育て支援センター指定管理者を引き続き株式会社コビーアンドアソシエイツに指定するというものです。反対する第1の理由は、継続性の問題です。このように5年に1度指定管理者を選定していくことは、事業者がかわれば子供たちにかかわっていく職員もかわるということです。小さな子供たちにとって環境の大きな変化は心身の成長に大きな影響を与えます。保育の分野に指定管理者は不適切です。  第2に、処遇の問題です。給料において保育士の年収は平均300万円です。低過ぎる給与と言わざるを得ません。指定管理者制度の目的の一つは経費の削減です。そのために人件費を削らざるを得ないというのが現状です。官製ワーキングプアを生み出すことになります。そして、何よりも春日部市の子供たちの保育を利益を目的とした株式会社に託し、安定して保育に携わってもらっているのですよと市が第三者的に発言すること自体が問題です。保育所は、春日部市の子供たちを育て、豊かな成長を保証する場所です。市が直接責任を持って運営することを強く求め、反対討論とします。 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立多数であります。  よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第104号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第104号 指定管理者の指定について(春日部市放課後児童クラブAブロック)を議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、10番、松本浩一議員。                    〔10番松本浩一議員登壇〕 ◆10番(松本浩一議員) 10番、松本浩一です。議案第104号 指定管理者の指定(春日部市放課後児童クラブAブロック)について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  春日部市の放課後児童クラブ、学童保育は、51年前の1967年(昭和42年)に武里団地において共同保育の会が発足し、保護者の自主運営によりスタートいたしました。集会所などを点々としながら、保護者が協力し合って運営をし、市への要望活動が進められてきました。保護者の熱心な運動により、1972年(昭和47年)に大畑小学校の敷地の一角にプレハブが建てられ、市内で初めての公設民営のめだかクラブがつくられました。翌年の1973年(昭和48年)には備後・武里地域に、これも公設民営のどんぐりクラブがつくられ、埼玉県は単独で20人以上のクラブに対して補助を開始をいたしました。1975年(昭和50年)には藤塚地域に、これも公設民営の風の子クラブが、1977年(昭和52年)には豊春地域に初めて民設民営のつくしクラブ、1978年(昭和53年)には正善・備後地域にひまわりクラブが結成され、市は市の単独補助として1年生から3年生の40人を超える施設にあっては、指導員補助3人分を支給する都市児童健全育成事業を開始をいたしました。同時に、母子家庭に対する補助も行われるようになりました。  その後も学童クラブは市内各地に結成され、1979年(昭和54年)には緑地域に仲よしクラブ、八木崎地域にたんぽぽクラブ、幸松地域にまつぼっくりクラブがつくられ、家賃補助が開始されました。その後も毎年のように市内各地に結成され、粕壁地域には杉の子クラブ、上沖地域にはモミの木クラブ、谷中・沼端地域には竹の子クラブ、立野地域にはコスモスクラブ、豊野地域には青空クラブ、牛島地域にはわんぱくクラブ、内牧地域にはどろんこクラブ、小渕地域にはあすなろクラブと1991年(平成3年)まで続き、春日部地域全域に保護者に自主運営による学童クラブがつくられました。家やアパートなど施設を借り、指導員を雇い、保護者が協力し合った自主運営の学童保育は、市の子育ての貴重な財産であります。  1991年(平成3年)には、学童保育の全国的な運動により、児童福祉法が改正をされ、放課後児童健全育成事業がスタートし、1998年(平成10年)に市内全小中学校敷地内に公設公営の放課後児童クラブが設置をされ、福祉公社の管理運営となりました。庄和地域では、児童館で学童保育が行われておりました。2005年(平成17年)に合併により新春日部市が誕生し、翌年の2006年(平成18年)に春日部地域の18クラブに初めて指定管理者制度が導入され、市福祉公社に随意指定し、2年7カ月の管理運営が行われました。2008年(平成20年)に庄和地域の児童館内の2施設が閉室され、中野小学校、桜川小学校、川辺小学校の3校に学童クラブが新設をされました。この年、初の指定先公募により福祉公社が1年間の指定管理となり、翌年の2009年(平成21年)4月より社会福祉協議会が業務を引き継ぐ形で5年間の随意指定され、以後、公募による指定管理を経て、今日に至っております。  以上のように、春日部市の学童保育は、自主運営から51年、市が実施主体となって20年の歴史と伝統、実績があります。春日部市の学童保育は、一朝一夕にでき上がったものではなく、保護者、指導員を初めとする地域住民、市民の切実な運動によってでき上がったものであります。  この議案は、来年から5年間、春日部市に縁もゆかりもない大阪市の営利を目的とした株式会社トライグループに指定管理を指定するというものでありますが、これは長年にわたって築き上げられてきた市の学童保育をないがしろにするものであります。学童保育は何よりも継続性、安定性、専門性が最も求められる事業であります。5年ごとの指定管理では継続性は保たれず、いつ経営不振に陥るかもしれない民間業者では安定性は図られず、学習塾専門企業では学童保育の専門性がゆがめられることにつながりかねません。160名の指導員に何ら責任はなく、突然の解雇など許されることではありません。  今回の事態は、市と社会福祉協議会の意思疎通が極めて不十分で、お互いにパートナーと言いながら、しっかりとした連携を怠ったことにより引き起こされた重大な事態であります。地方自治体の本務は福祉の増進です。学童保育という福祉の根幹に当たる子育て事業を営利を目的とする株式会社に指定管理するということは、子育て日本一を標榜する春日部市のやることではありません。越谷市のように市が責任を持って運営することこそ学童保育の目的が達成できるのであります。学童保育の大切な役割を担っている指導員さんの確保のためには、年収が最高でも260万円では余りにも低過ぎます。生活できる待遇の改善がどうしても必要です。子供たちが安心して放課後や土曜日、夏休みなど、豊かな遊びや生活が保障できるよう、市が責任を持って運営することを強く求め、反対討論といたします。  なお、議案第105号、106号も同様の理由により反対をいたします。 ○鬼丸裕史 議長  次に、7番、石川友和議員。                    〔7番石川友和議員登壇〕 ◆7番(石川友和議員) 議席番号7番、石川友和でございます。議案第104号 指定管理者の指定(春日部市放課後児童クラブAブロック)について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  この議案は、指定管理者候補者選定委員会において、書類審査や事業計画書に基づくプレゼンテーションを実施し、厳正に審査した結果、株式会社トライグループ指定管理者候補に選定したものでございます。株式会社トライグループは、既に他市における放課後児童クラブや放課後子ども教室などの運営実績もございます。また、市が求めている支援員の確保策が現実的であること、自主事業やサービス向上のための方策や管理執行体制がすぐれていることなどにより、利用者の満足度がある良質な保育サービスの提供が期待できるとの説明もございました。  今後、執行部においては現在の保育環境に影響が生じないよう、必要な支援員が確実に確保され、放課後児童クラブの安定的な運営に役立て、指定管理者の変更に伴う綿密な引き継ぎなど十分に留意いただき、サービスの質の向上と持続性の確保と、何より放課後児童クラブに通われている子供たちや保護者が混乱することのないよう強く要望し、本議案に賛成をいたします。  また、同様の理由で、議案第105号及び106号、指定管理者の指定についても賛成といたします。 ○鬼丸裕史 議長  次に、27番、栄寛美議員。                    〔27番栄 寛美議員登壇〕 ◆27番(栄寛美議員) 議席番号27番、栄寛美であります。議案第104号、105号、106号、指定管理者の指定について、関連をしておりますので、一括させていただきまして、前進かすかべ。未来の会を代表して、指定することに賛成の立場から討論いたします。  放課後児童クラブは、保護者が労働等により昼間家庭にいない者に、授業の終了後、児童に対して適切な遊び及び生活の場を与え、子供の状況や発達段階を踏まえながら、その健全な育成を図る事業として、これまでも確実な運営に努めているものと認識しております。  このたびは放課後児童クラブの運営をA、B、Cと3ブロックに分けて指定しますが、全てにおいて株式会社トライグループが選定され、提案がなされました。応募から選定に至るまでの間には、現在の指定管理者である春日部市社会福祉協議会の応募がなく、実質の辞退がありました。ここでは議案として上がっている応募団体を指定してよいかということが問われているわけであります。それについては、応募団体の継続性や安定性、提案内容を確認させていただき、市による選定理由については信頼を寄せているところであります。特に新しい指定管理者のこれまでの実績を評価するとともに、保有するノウハウを活用することによって、一層の良質なサービスが提供できるものと確信をいたしております。  一方で、これまでには市議会に対して子供たちの成長、保護者の就労保障、指導員の雇用を守る放課後児童クラブ事業の継承のためのお願いとして、陳情やさまざまな形でご意見も出ていることも事実であります。これまでも春日部市の放課後児童クラブの指導員の皆様は、子供たちのために気持ちを込めて働いてこられた方々であり、心からの感謝を申し上げます。市議会においての答弁では、市は全力を挙げて子供たちの保育の質を確保して、不安を解消していくという言葉をいただいております。これまで働いてきた現指導員の雇用に関しては、移行した時期、指定管理者の経営に関することであるので、市が決めることではありません。しかしながら、これまで指導員が培ってきた経験や思い、そこから来る声にも耳を傾けたい。  そこで、以下、意見を付して賛成をいたします。これまで指定管理者を担ってきた社会福祉協議会は、純然たる民間企業ではなく、市と近い位置にあったことを踏まえ、これまでと違う民間企業が担う上で十分に監督する立場として管理を徹底いただき、確実に保育の質を確保すること、現在の指導員の雇用継続に関して、次期指定管理者へ働きかけを行うこと、それをもって設置者たる市としての責任を全うすることを求めます。そして、何よりも子供たちを第一に考えることをお願い申し上げ、議案第104号、105号、106号には賛成の意を表し、賛成討論といたします。 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立多数であります。  よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第105号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第105号 指定管理者の指定について(春日部市放課後児童クラブBブロック)を議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立多数であります。  よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第106号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第106号 指定管理者の指定について(春日部市放課後児童クラブCブロック)を議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                       〔起立多数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立多数であります。  よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第107号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第107号 平成30年度春日部市一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する各委員長報告は原案可決であります。各委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第108号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第108号 平成30年度春日部市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第108号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第109号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第109号 平成30年度春日部市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第109号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第110号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第110号 平成30年度春日部市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第110号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第111号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第111号 平成30年度春日部市立看護専門学校特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第111号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第112号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第112号 平成30年度春日部市水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第112号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第113号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第113号 平成30年度春日部市病院事業会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第113号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第114号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第114号 平成30年度春日部市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第114号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第117号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第117号 旧春日部市商工振興センター解体工事請負契約の議決内容の一部変更についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する教育環境委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第117号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第118号の原案可決 ○鬼丸裕史 議長  次に、議案第118号 平成30年度春日部市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する教育環境委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
                       〔起立全員〕 ○鬼丸裕史 議長  起立全員であります。  よって、議案第118号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇請願第6号の不採択 ○鬼丸裕史 議長  次に、請願第6号 酷暑から春日部市民の命と健康を守る対策を求める請願を議題といたします。  本件について討論の通告がありますので、発言を許します。  11番、今尾安徳議員。                    〔11番今尾安徳議員登壇〕 ◆11番(今尾安徳議員) 11番、今尾安徳です。請願第6号 酷暑から春日部市民の命と健康を守る対策を求める請願について、日本共産党議員団を代表し、賛成の立場から討論をします。  日本気象協会が発表した熱中症にまつわる2018年夏の4大ニュースでは、1、6月から8月の夏の平均気温は、東日本で統計開始以来最も高い、2、東京で7月上旬までに10日連続の真夏日(過去140年で初めて)、3、7月23日に埼玉県熊谷市で日最高気温41.1度を観測(歴代全国1位の記録を更新)、4、熱中症による全国の救急搬送者数は、昨年と比べて7月は約2倍、8月は約1.7倍とことしの猛暑が過去にない事態であったことを示しています。  室内で熱中症になる確率はおよそ40%と言われており、室内で熱中症になりやすい理由は2つ、油断と節電と言われます。しかし、節電はエアコンがそもそもあればという話です。さらに、エアコンが設置されていても電気料金が気になり、使用自体を控える人がいることも被害に拍車をかけます。経済的理由により市民の命や憲法が保障する健康で文化的な最低限度の生活そのものが脅かされる事態となってはなりません。  よって、市として自宅にエアコンがない65歳以上の高齢者世帯、障害者、要介護4以上の方のいる世帯、就学前の子供のいる世帯にエアコン等冷房機器購入費の助成、自宅にエアコンを保有しない生活保護世帯にエアコン等冷房機器の購入、保護世帯が安心してエアコンが使えるように電気代の補助の早期実施を求め、賛成討論とします。 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本件に対する厚生福祉委員長報告は不採択であります。本件について採択することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立少数であります。  よって、請願第6号は不採択となりました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇請願第7号の不採択 ○鬼丸裕史 議長  次に、請願第7号 憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願を議題といたします。  本件について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、12番、並木敏恵議員。                    〔12番並木敏恵議員登壇〕 ◆12番(並木敏恵議員) 12番、並木敏恵です。請願第7号 憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願について、日本共産党市議団を代表し、賛成の立場で討論を行います。  安倍首相は、自民党総裁選に当たって、秋の臨時国会に自民党の改憲案を提出する、総裁任期の3年間で改憲にチャレンジするなどと公言してきました。その後の党人事と内閣改造でも、改憲推進本部長に安部氏側近の下村博文元文部科学大臣、党総務会長には安部氏に近い加藤勝信前厚生労働大臣、そして党選対委員長に首相の盟友、甘利明氏を復権起用するという異常な改憲シフトをしきました。しかし、臨時国会最終盤、自民党の改憲4項目の提示を狙っていた憲法審査会の開催を断念せざるを得なくなりました。これは、各種世論調査で改憲を急ぐべきではないという声が半数を超える中、自民党内からも与党だけで改憲議論をしても失敗するという声が出るなど、国民合意のない首相の強硬路線が破綻を深めていることのあらわれです。  私ども日本共産党は、5野党1会派の合意に基づき改憲ありきの一方的な憲法審査会の開催に反対ですが、憲法改正に当たって国民合意、慎重審議は当然の前提です。国民の合意がないまま安倍首相による拙速な改憲が強行されることのないよう、意見書提出の請願に賛成をいたします。 ○鬼丸裕史 議長  次に、1番、井上英治議員。                    〔1番井上英治議員登壇〕 ◆1番(井上英治議員) 議席番号1番、井上英治でございます。少し長くなりますけれども、憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願への反対討論を行います。  この種の請願は、さきの平成30年3月議会で、3月16日に否決された憲法第九条の改定を行わないよう、意見書を国に提出することを求めるについての請願と同じように、現実を見ない、いや見ようとしない暴論であります。請願の過ちを4点指摘します。  第1に、国民合意ということですが、国民合意などできるわけがないのをわかっていて、それを求めるのは憲法改正阻止の口実と政治をわかっている者だったら理解するのが当然でしょう。例えば「9条の会」は、「改憲の企てを阻むために揺るぎない改憲反対の多数派を形成しよう」と言っています。はなから国民合意ではなく反対運動を目指しているのです。そういうわけで憲法改正派との合意などできない相談です。  また、例を言いますと、「週刊金曜日」という雑誌がありますが、ことしの12月7日号では、日本共産党の小池書記局長、知っていますか。小池書記局長が憲法問題についてインタビューを受けて、こういうふうに言っています。小池氏は、「憲法審査会、土俵入り口で食いとめる」と答えています。何のことはない、憲法を議論する場である憲法審査会の議論阻止を宣言しているのです。国民合意を求めるこの請願を春日部の日本共産党議員団6人全員が紹介議員に名を連ねていますが、その日本共産党本部の大幹部は、議論阻止を宣言しているのです。  この間に、日本を取り巻く安保環境は年々悪化しております。日本の安全保障の危機がわからないのかと言いたくなります。現憲法が1945年5月に施行された。9条が存在した1952年に朝鮮戦争は、北朝鮮と中国の侵略で始まり、サンフランシスコ条約で日本領土と認められた竹島は、9条が存在した1952年1月、韓国に奪われて、今では韓国の国会議員が竹島上陸も行っております。さらに言えば、中国は尖閣諸島を狙おうということで、宮沢内閣時代である1992年2月に制定の中国の国内法である領海法で一方的に尖閣は中国領土であると定め、これを日本に強制的に認めさせようとたびたび接続水域に侵入してきています。そして、ロシアによる北方領土の固定化など、「9条があるから日本は何もできない」とやりたい放題なのです。諸国民の公正と信義などということでは国家は守れないのです。  第2点目、慎重審議という点では、今までどれだけ議論していれば気が済むのかと言いたくなります。まず、自民党は、1955年の結党から自主憲法を制定し、72年の憲法改正の必要と問題点以来、1972年の憲法改正大綱草案、82年の憲法総括中間報告、2005年の新憲法草案、2012年の日本国憲法改正草案を発表していますが、それから数十年がたっているにもかかわらず、いまだに憲法改正は実現できておりません。  政治政党だけではなくて民間においても、21世紀の日本と憲法有識者懇談会、通称民間憲法臨調は、2007年5月に「新憲法に向けて」を発表し、読売新聞は1994年11月に「読売の憲法改正試案」を発表し、産経新聞も「国民の憲法」として2013年4月に草案を発表しております。  国会では、2000年1月に、衆参両院の憲法調査会が5年にわたる膨大な報告書を提出しています。それを受けて2007年には国民投票法が成立しました。しかし、今国会に見られるように憲法改正の発議権を持つ憲法審査会の実質的審議は野党の職場放棄で全く進みませんでした。自民党改憲案4項目、つまり9条へ自衛隊を明記する、衆参議院の選挙区の合区解消、緊急事態条項を定める、教育の充実さえ提出することはできませんでした。  したがって、この市民の会の請願書は国会ではなく、憲法審査会の審議に応じない野党、立憲民主党などに提出すべきではないでしょうか。  以上のことから、国会は、慎重審議ではなく、衆議院100人、参議院50人以上によって速やかに国会法68条第2により憲法改正案を上程し、国会法102条6に基づき憲法審査会は、審査の責務を果たし、国民の判断を問うべく、国会発議を行うべきなのです。  3点目、請願の文書の中に「日本国憲法は再び戦争の惨禍が起こることのないよう平和への願いを込めて生み出されました」とありますが、こんなうそを書いて恥ずかしくないのでしょうか。さきの平成30年3月議会の反対討論でも指摘しましたが、現憲法は昭和21年2月のGHQのマッカーサー・ノートによって指示されて、民生局次長ケーディス大佐がたった1週間で英語によって日本に要求したからこそ書かれたことは、本人であるケーディス大佐自身が証言しているので、今や明らか、常識です。そのため、明治憲法との整合性はなくなり、その事実を隠蔽するべく新しい理論を主張したのが東大法学部教授の宮沢俊儀氏であり、その後継者であるやっぱり東大の教授でありました芦辺信喜氏による8月革命説です。この8月革命説によって、残念ながら憲法学会の主流を形成し、憲法9条は、学者や政治政党によって解釈がばらばらで、安保問題を議論する際の障害となっているのです。  国会において憲法改正議席3分の2を得られた今こそ、誰が読んでもぶれない、世界の安全保障の常識に沿った内容に改定するべきであります。つまり、自衛隊を警察的位置づけではなく、はっきり軍隊と位置づけて、軍隊として行動できるように憲法9条を改正すべきなのです。  最後に、4点目、どこの調査会社のものだか明記しませんでしたけれども、世論では、改憲の理由は半数以下、9条は3割以下と言っていますけれども、NHKの2018年4月の調査、何か委員会でも発表があったようでありますけれども、憲法を改正するほうが29%、不必要派は27%と低いのです。NHKのこの調査を見ればわかるとおりであります。それから、9条への自衛隊明記では、このNHKの調査では、賛成が31%、反対は23%と賛成派がリードしていることをこのNHKの世論調査は証明しているわけです。もしこれが国民投票であれば、拮抗していても勝ちは勝ちなのです。1票でも国民投票ではなっております。それは法律なのです。9条への自衛隊明記では、そういう状況にあります。このNHKの世論調査の結果も請願反対の理由となります。  最後に、格言を再度言います。「平和を望むならば、戦いに備えよ」という古代ローマの格言を述べ、反対討論といたします。  以上、終わります。                    〔何事か言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  静粛に願います。  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本件に対する総務委員長報告は不採択であります。本件について採択することに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立少数であります。  よって、請願第7号は不採択と決しました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇請願第8号の不採択 ○鬼丸裕史 議長  次に、請願第8号 市立小・中学校の体育館にエアコン設置を求める請願を議題といたします。  本件について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、15番、滝澤英明議員。                    〔15番滝澤英明議員登壇〕 ◆15番(滝澤英明議員) 議席番号15番、滝澤でございます。請願第8号 市立小・中学校の体育館にエアコン設置を求める請願について、新政の会を代表し、反対の立場から討論をいたします。  学校施設が抱えるさまざまな課題がある中、市執行部及び教育委員会では、優先順位を見きわめながら学校施設の充実に取り組んでおります。これまでも児童生徒の安心安全を最優先に、そして計画的に校舎、体育館の耐震補強工事、体育館内部のつり天井などの耐震対策、普通教室へのエアコン整備、体育館、校舎のトイレ改修など、確実に取り組みを進めております。  体育館のエアコン設置率につきましては、9月定例会において、小中学校では全国で1.2%、埼玉県においては0.4%と、非常に低い状況であることが示されました。  また、今定例会では、小中学校の体育館は大空間である上に、屋根や外壁面に断熱性がなく、窓ガラスの機密性も低いなど、構造上の問題があるため、体育館を冷やすためには、長時間エアコンをフル稼働させて、必要以上の電気量を消費しなければならないことや、既存体育館に設置した市では、体育館を冷やすためにエアコンの設定温度をかなり低くして稼働させ、電気料金を年間70万円見込んでいることが示されたところです。このように体育館へのエアコン設置には、省エネルギーや環境負荷の点で検討を行う必要があるなど、多くの課題があると考えます。  また、災害の発生により体育館が避難所として開設された場合には、その季節に適応した臨時の冷暖房装置の設置なども可能であり、もし避難者の身体状況のために個々の配慮が必要となる場合においても、冷暖房エアコンが整備されている普通教室を避難場所にすることも可能な状況であります。  このようなことから、まずは全会一致により採択された特別教室のエアコン整備に取り組んでいくことが子供たちの学習環境の充実には必要と考えます。現在、特別教室のエアコン整備に向けて検討を進めているようですが、特別教室のエアコン設置について、さらに積極的に事業を進めていただくよう要望し、本請願の採択には反対といたします。 ○鬼丸裕史 議長  次に、4番、坂巻勝則議員。                    〔4番坂巻勝則議員登壇〕 ◆4番(坂巻勝則議員) 議席番号4番、坂巻勝則です。請願第8号 市立小・中学校の体育館にエアコン設置を求める請願に、日本共産党議員団を代表して、賛成の立場から討論を行います。  ことしの夏は、全国で35度を超える記録的な酷暑となりました。気温が体温を超える日が何日も続き、気象庁は、命にかかわる記録的な暑さと警戒を呼びかけました。体育館にエアコンのない学校では、熱中症で体調を崩す子供が続出いたしました。本市では、2016年度に市内の小中学校の普通教室にエアコンが設置され、普通教室では快適な学習環境の中で授業が進められました。しかし、特別教室や体育館にはエアコンが設置されておらず、暑さのために体調を崩す児童もいました。  また、西日本豪雨では、体育館に避難した被災者が熱中症になる事例が相次ぎました。国も熱中症対策に乗り出し、2017年度から緊急防災・減災事業債を使って、指定避難所になっている学校体育館にエアコンを整備することができるとしました。この事業債は、起債充当率100%、その元利償還金の70%を後年度交付金措置されるため、実質的な地方負担は30%となる大変有利な制度です。しかし、現段階では2020年度までの緊急制度であるため、早急な対応が必要です。  朝霞市では、この制度を利用して、2017年度から市内小学校10校、中学校5校の体育館と武道場にエアコン整備事業を進めています。小学校を優先し、毎年3校ずつ設置して、5カ年で完了する予定です。起債充当率100%のために、初年度に一般財源の必要はありません。ことし3校のエアコン設置が完了し、築40年を超える古い体育館ですが、外気温35度で、エアコンが稼働すると1時間で体育館の中は25度まで下がりました。古い体育館で断熱材が入っていなくても、大空間であってもエアコンがきくことが立証されました。有利な財源もあります。特別教室へのエアコンの設置はもちろん進めていただきたいですが、緊急防災・減災事業債は並行して体育館へのエアコン設置も進められるほどの有利な財源です。できない理由は何もありません。春日部市でも有利なこの制度が期限切れになる前に、避難場所となる体育館にエアコンを設置すべきです。  よって、この請願に賛成いたします。 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本件に対する教育環境委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立少数であります。  よって、請願第8号は不採択と決しました。 △休憩の宣告 ○鬼丸裕史 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午前11時59分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午後 1時00分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △日程の追加 ○鬼丸裕史 議長  お諮りいたします。  本日、議員提出議案5件が提出されました。これを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
      ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第23号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○鬼丸裕史 議長  日程第3、議第23号議案 認知症施策の推進を求める意見書についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  32番、中川朗議員。                    〔32番中川 朗議員登壇〕 ◎32番(中川朗議員) 議席番号32番、中川でございます。議第23号議案 認知症施策の推進を求める意見書について、提案議員を代表いたしまして提案理由を述べさせていただきます。  世界に類例を見ないスピードで高齢化が進む日本では、認知症の人は年々ふえ続けており、2015年推計では約525万人から、2025年には700万人を突破すると見込まれております。認知症は、今や誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、認知症施策の推進は極めて重要であります。また、認知症施策の推進に当たっては、認知症と診断されても尊厳を持って生きることができる社会の実現を目指し、当事者の意思を大切にし、家族等も寄り添っていく姿勢で臨むことが重要であります。  若年性認知症など、これまで十分に取り組まれてこなかった課題にも踏み込んでいく必要があります。認知症施策に関する課題は、今や医療・介護だけでなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっております。公明党はこれまで認知症対策の国家戦略、新オレンジプランの策定をリード、認知症を正しく理解して、本人や家族の支えになる認知症サポーターの1,000万人突破を推進してまいりました。ことし9月には、認知症施策推進基本法案の骨子案を取りまとめました。基本法が制定されれば、省庁横断で対策が進み、認知症施策のさらなる充実、加速化を目指し、一層の取り組みが必要であります。  意見書では、1、基本法の制定、2、認知症サポーターの活用やガイドブックの作成、3、若年性認知症の支援、4、ビッグデータの活用、次世代認知症治療薬の開発・早期実用化や早期診断法の研究開発、リハビリや介護方法に関する研究などを強く求めております。  以上、議員各位のご賛同を賜りますようお願いし、提案説明といたします。 ○鬼丸裕史 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  質疑がありませんので、議第23号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。  12番、並木敏恵議員。                    〔12番並木敏恵議員登壇〕 ◆12番(並木敏恵議員) 12番、並木敏恵です。議第23号議案 認知症施策の推進を求める意見書について、日本共産党市議団を代表いたしまして、反対の立場で討論を行います。  人生100年と言われる時代を迎え、元気で長生きしたいと誰もが願っております。介護予防の対策は前進しておりますが、認知症については予防も治療も確立していないというのが現状です。意見書案のとおり、医療・介護、地域づくり、そして生活支援など多面的な認知症対策を政府の責任で進める必要があるということにつきましては、同感でございます。  しかし、今回の意見書で4項目め、認知症の全国規模の疫学調査と疾患登録に基づくビッグデータの活用を通し、有効な予防法や行動心理症状に対する適切な対応など認知症施策の推進に取り組むこととあります。このことについては賛同できません。医療や介護の情報は保護されなければならない個人情報で、個人を識別することは禁止をされております。認知症対策にビッグデータを活用するということは、現在それぞれの機関が保有している、そして保護されている保険・医療・介護等の情報をインターネットなどを通じて集積するということになります。これは、個人情報保護の観点から大問題です。どんなに対策を講じても個人情報流出のリスクがなくなるということがありません。一たび流出した情報はもとには戻らず、時間や空間を超えて広がる可能性があります。誰も責任を持てない、そういうリスクを持っているのがビッグデータです。  よって、ビッグデータの活用を含めた認知症施策の推進の意見書には反対をいたします。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。  22番、荒木洋美議員。                    〔22番荒木洋美議員登壇〕 ◆22番(荒木洋美議員) 議席番号22番、荒木洋美でございます。議第23号議案 認知症施策の推進を求める意見書について、公明党を代表して、賛成の立場から討論いたします。  急速な高齢化の進展に伴い、2025年には認知症の人が約700万人、65歳以上の5人に1人に達すると見込まれております。認知症は、今や誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、認知症施策の推進は極めて重要です。認知症施策に関する課題は、今や医療・介護だけでなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっております。認知症の人が尊厳を保持しつつ暮らすことができる社会の実現を目的に掲げ、認知症の人の意見を尊重した支援に加えて、当事者の要望を受け、居住する地域にかかわらず日常生活、社会生活を円滑に営むことができるよう推進されなければなりません。  また、認知症については、いまだ治療の研究は十分ではありません。認知症の症状は、年齢や生活環境によって症状が違うので、その人に合った正しい情報によって適切な治療ができるように、一人でも多くの方の情報を集めることが治療薬の開発につながっていきます。政府におかれましては、認知症施策のさらなる充実、加速化を目指し、基本法の制定も視野に入れた取り組みを強く求めまして、賛成討論といたします。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立多数であります。  よって、議第23号議案は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第24号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○鬼丸裕史 議長  日程第4、議第24号議案 Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  21番、鈴木一利議員。                    〔21番鈴木一利議員登壇〕 ◎21番(鈴木一利議員) 議席番号21番、鈴木一利でございます。議第24号議案 Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書につきまして、提案議員を代表させていただき、提案理由のご説明をいたします。  まず、このSociety5.0の意味からご説明をいたします。Societyとは、人間中心の社会という意味になります。そして、そのバージョンナンバーである5.0が記載されております。ですので、日本語で訳しますと、人間中心の社会をつくる5番目のバージョンになってくるという言い方であります。  では、バージョン1.0は何だと申し上げますと、これは狩猟社会、原始の社会になってまいります。そして、2.0は農耕社会、そして工業社会である3.0、情報社会、今現代はこの情報社会、4.0と言われております。それに続く新たな社会像を指すものであって、第5期科学技術基本計画において、我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。  具体的にもっとわかりやすく申し上げれば、AIの活用により自動運転自動車が走る世の中、また宅配などにドローンが活用されていくことなど、今まで以上によりよい社会がプログラミングの活用によってつくり上げていく社会とも言えます。そんな時代に対応するためにも、小中学校ではプログラミング教育が始まってくるのでございます。  また、教育とテクノロジーを合わせたEdTechが展開されようとしております。しかし、現状の学校環境はいかがでしょうか。学校教育現場におけるICT環境の実態は、整備状況に自治体間格差も大きくなってきております。それは春日部市内でも同様でございます。  そこで、Society5.0時代を迎えるに当たり、まずは未来を担っていただく児童生徒の教育現場でのより一層の環境整備と先生方の負担軽減の意味でも専門家、ICT支援員の配置などを強く要請し、意見書を提出するものでございます。  議員各位の皆様におかれましても、ご賛同をお願い申し上げ、提案理由のご説明とさせていただきます。 ○鬼丸裕史 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  質疑がありませんので、議第24号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。  10番、松本浩一議員。                    〔10番松本浩一議員登壇〕 ◆10番(松本浩一議員) 10番、松本浩一です。議第24号議案 Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  安倍政権になって科学技術イノベーションのかけ声がしきりにかけられております。Society5.0は、科学技術基本法に基づき5年ごとに改定されている科学技術基本法の第5期、2016年度から2020年度の範囲でキャッチフレーズとして登場したものであります。今、鈴木議員が説明されたように、Society1.0は狩猟社会、Society2.0は農耕社会、Society3.0は工業社会、Society4.0は情報社会で現在のことでありますが、これに続く新たな社会を指すものが第5期科学技術法において、我が国が目指すべき未来社会としてSociety5.0ということで提唱されたものであります。  サイバー空間、仮想空間とフィジカル空間、現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会、ソサエティーと内閣は定義をしております。政府広報には、ドローンが宅配をしてくれるので配送業者が要らなくなる。AI冷蔵庫が人のかわりにレシピを考えてくれる。ロボットが普及するので、介護や重労働を人間を行う必要がなくなる。車の自動走行が実現するので運転手が必要なくなるなど、人が要らなくなるシナリオばかりで、AIやロボテックスなどが進化すれば、現在人が担当している作業の大部分は自動化できるのかもしれません。しかし、人間中心の社会というからには、新しく生まれる時間や余暇を使って人が何をやるのか、自動化が進んだ社会における人の役割は一体何であるのかといった事柄に関する技術が全く見当たりません。人が無用になるビジョン、AIやロボットの提供するさまざまなサービスの消費者として以外に、人の積極的な役割を生み出せない社会のビジョンは、目指すべき人間中心の社会ではあり得ません。  また、ここには経済力の格差が外されております。例えば非正規労働者の増加等で広がった経済格差の解消や中小企業の支援対策などは想定されておらず、一切雇用されておりません。Society5.0における超スマート社会は、技術革新の名のもとに規制の撤廃を促しながら、働く国民の権利を生産性革命に対応させて破壊するものにほかなりません。これは経団連を中心とした財界主導の国家戦力であり、国民不在の政策だと言わざるを得ません。  この意見書は、Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求めるものであります。今、教職員の長時間労働は社会問題になっております。昨年、政府も教職員の長時間勤務の早急な是正を掲げました。しかし、その対策には肝心の教職員の定数増はなく、全く不十分な内容となっております。英語、プログラミングなど新たな授業が次々とふえ、教職員も子供たちも学習や生活に追われる状況となっております。  そのような実態を考慮もしないで、ICT等の教育を学校教育に取り入れることになれば、ますます学校は大変な状態に追い込まれてしまいます。子供たちは、人類が蓄積した文化を学び、他者との温かい人間関係の中で、一人一人が個性的に人として育ちます。その人間形成を支えるのが教職員の仕事であります。今必要なことは、教職員をふやし、少人数学級にし、一人一人に行き届いた教育ができるようにすることです。これは、子供の教育条件として極めて大切な国民的課題となっております。  同時に、老朽化した校舎などの施設設備などの整備、拡充が必要です。これらを軽視して、ICT環境の整備などあり得ません。国民不在の教育現場の実態を無視し、人間性軽視の財界の都合よい人づくりを目指す科学技術イノベーション総合戦略では、子供たちの基礎学力、成長を保障する教育、人間中心の社会など、できるはずもありません。  よって、この意見書には反対をいたします。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。  20番、木村圭一議員。                    〔20番木村圭一議員登壇〕 ◆20番(木村圭一議員) 議席番号20番、木村圭一でございます。議第24号議案 Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書に、賛成議員を代表いたしまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。  先ほどの提案説明でもございましたとおり、人類の歴史は今に始まったことではなく、狩猟社会、そして農耕社会、工業社会、情報社会を経て、これらの情報活用や、そしてロボットとAI技術の共生、さらには自動運転技術の融合などによりまして、新たな時代に入ろうとしています。このような時代を迎えるに当たりまして、教育現場においても進化が求められております。  そこで、エデュケーションとテクノロジー、いわゆる教育と技術を融合したEdTechを活用することにより、教育の質の向上が図られるだけではなくて、教員の負担軽減にもつながることが期待をされます。しかしながら、このEdTechを活用するためには、ICT環境の整備と日々進歩する最新のICT情報を把握したスペシャリストであるICT支援員の配備を充実をさせて、教員や児童生徒へのICTの利活用を援助していくことは必要不可欠でございます。  また、教育環境の差別を防ぎ、教育の質の向上を図るためには、学校現場と企業等が共同することにより、企業などが持つ専門性を生かした開発、実証につながり、そしてその結果、これからの時代を切り開く人材育成教育の充実にも期待をされることから、本意見書に賛成するものでございます。  以上で賛成討論を終わります。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございませんか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立多数であります。  よって、議第24号議案は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第25号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○鬼丸裕史 議長  日程第5、議第25号議案 後期高齢者医療の窓口負担の引き上げに反対する意見書についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  11番、今尾安徳議員。                    〔11番今尾安徳議員登壇〕 ◎11番(今尾安徳議員) 11番、今尾安徳です。議第25号議案 後期高齢者医療の窓口負担の引き上げに反対する意見書について、提案議員を代表して提案説明を行います。  財務省は、財政制度審議会の分科会に示した提言で、世代間の公平性や制度の持続性確保の観点から、後期高齢者の医療費窓口負担を現行の1割から2割に引き上げることを改革の一つに挙げています。後期高齢者医療に関しては、低所得者に対する保険料軽減特例が2017年度から見直されたため、埼玉県だけでも元被扶養者や低所得者の負担増の総額は、約9億6,000万円に上っています。  一方、被保険者の平均所得は、制度発足以降の10年間で約10万円もの減収となるなど、高齢者の生活は一層厳しさを増しています。後期高齢者の窓口負担増については、全国後期高齢者医療広域連合協議会も政府に宛てた要望書で、「制度の根幹である高齢者が必要な医療を確保するという観点から、現状維持に努める」よう求めているところです。  よって、国におかれましては、後期高齢者医療費の窓口2割負担の導入を行わず、保険料や窓口負担の軽減に向けた抜本的な対策を講ずるよう要望するものとなっております。
     議員各位のご賛同をお願いいたしまして、提案説明とします。 ○鬼丸裕史 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  質疑がありませんので、議第25号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。  12番、並木敏恵議員。                    〔12番並木敏恵議員登壇〕 ◆12番(並木敏恵議員) 12番、並木敏恵です。議第25号議案 後期高齢者医療の窓口負担の引き上げに反対する意見書について、日本共産党市議団を代表し、賛成の立場で討論を行います。  財務省が10月9日に財政制度等審議会の分科会に提言した内容は、今回の意見書にある75歳以上の後期高齢者について、窓口負担を現行の1割から2割に引き上げるというもののほかにも、介護保険の利用料も原則2割に引き上げるなど、高齢者の医療・介護の負担増が列挙されております。  さらに、国民健康保険会計に一般会計からの繰り入れを速やかに撤廃するよう求める内容もあります。この間の医療・介護・年金の連続改悪に続き、高齢者を標的にさらなる痛みを押しつけるもので、許されません。  そもそも後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を一般の国民と切り離し、高齢者自身に保険料を負担させ、医療内容も差別するという世界に類のない高齢者差別の制度であります。窓口負担が1割から2割になれば、医療費が2倍にはね上がりますから、受診の抑制を招きます。75歳以上の高齢者が受診を控えるということは、重症化し、命にかかわる重大な事態を招きかねません。長い間、社会に貢献してきた高齢者が安心して医療を受けられなくなる後期高齢者の窓口負担の引き上げは認められません。  よって、意見書提出に賛成をいたします。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立少数であります。  よって、議第25号議案は否決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第26号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○鬼丸裕史 議長  日程第6、議第26号議案 くらしも景気も壊す消費税増税の中止を求める意見書についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  4番、坂巻勝則議員。                    〔4番坂巻勝則議員登壇〕 ◎4番(坂巻勝則議員) 議席番号4番、坂巻勝則です。議第26号議案 くらしも景気も壊す消費税増税の中止を求める意見書について、提案議員を代表して提案理由についてご説明いたします。  8%への増税が行われてから4年半、消費は冷え込んだままです。総務省の家計調査によると年間の家計消費は、2014年4月の消費税引き上げ以来、一月たりとも増税前を上回ったことがありません。1世帯当たりの家計消費は年間約25万円も減ってしまいました。8%増税でこれだけ消費が冷え込んだのに、この上、10%への増税などとんでもありません。暮らしも景気も壊す消費税10%増税は、きっぱりと中止するしかありません。  ところが、政府は、2019年10月の消費税率10%への引き上げの姿勢を崩していません。税率10%への引き上げで1人当たり年間2万7,000円、1世帯当たり6万2,000円の増税という試算も出ています。このような状況で消費税を引き上げれば大不況が再来してしまいます。消費税増税は「社会保障のため」としていますが、政府がやろうとしていることは、75歳以上の医療費を原則2割負担にするとか、介護保険は、要支援だけでなく、要介護1も要介護2も介護保険制度から外すなど、医療も介護も大改悪です。消費税増税は「社会保障のため」というのは通用しません。  そもそも消費税は、所得の少ない人ほど負担が重く、貧困と格差を拡大する根本的な欠陥を持つ税制です。増税されるたびに消費税の滞納額がふえ、国税滞納率に占める消費税の割合が高くなっているのはその証拠です。アベノミクスのもとで大企業の利益は過去最高になり、内部留保は400兆円を超えました。今こそ、大企業にしっかりと力を発揮してもらうときです。大企業が負担している法人税の実質税率は10%、ところが中小企業は18%です。大企業優遇をやめて、中小企業並みの法人税を求めれば、4兆円の財源が生まれます。消費税増税など必要ありません。  日本国憲法は、応能負担原則にのっとった税制の確立を要請しています。「能力に応じた負担」の原則に立って、税金の集め方、使い方を見直し、大企業や富裕層を優遇する不公平税制を正す改革を進めれば、消費税増税をしなくても格差を是正しながら、社会保障や教育、暮らしの予算のための財源を確保することができます。  そこで、政府におかれましては、消費税の10%増税はきっぱりと中止するとともに、消費税に頼らない税制改革に取り組むよう強く求めるものです。  議員の皆さんのご賛同を心よりお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 ○鬼丸裕史 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  質疑がありませんので、議第26号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。  5番、卯月武彦議員。                    〔5番卯月武彦議員登壇〕 ◆5番(卯月武彦議員) 議席番号5番、卯月武彦です。議第26号議案 くらしも景気も壊す消費税増税の中止を求める意見書について、日本共産党議員団を代表して、賛成の立場から討論を行います。  安倍内閣は、来年10月から消費税率を8%から10%へ引き上げようとしています。生活必需品への増税は、低所得者層や年金に頼る高齢者の生活を直撃します。そもそも所得が少ない人ほど負担が重くなる逆進性の強い消費税そのものに問題があります。自民党や公明党は、軽減税率の周知やカードで買った場合のポイント還元、プレミアムつき商品券の発行などを求めています。これらの対策が増税による消費者や中小企業の負担を緩和するどころか、逆に費用や手間をふやすものばかりで混乱にさらに拍車をかけることになります。  食料品などの税率を8%に据え置く複数税率の導入は、軽減でも何でもありません。逆に外食は10%の税率で持ち帰りは8%になるため、飲食施設のあるスーパーやコンビニでの混乱は必至です。小売店にとっては複数税率に対応する専用のレジを準備する必要があり、その費用も深刻です。キャッシュレスやクレジットカードで買物をすれば、ポイントで還元するというのも、そうした決済を利用しない高齢者などには何の恩恵もありません。自動車や住宅などの減税も購買力がなければ無縁です。  消費税は、売り上げにかかった税額から仕入れにかかった税額を差し引いて納税する仕組みです。増税4年後の2023年10月からは、仕入れにかかった税額を証明するインボイスが必要となります。年商が1,000万円以下の免税業者はインボイスを発行できないので、取引から除外されるおそれがあります。消費税増税は消費者だけでなく、零細業者にも格差を拡大するものです。低所得者ほど負担が重い消費税増税は、深刻な消費不況の中、景気をさらに後退させ、格差と貧困を広げる最悪の政策です。増税はきっぱり中止すべきです。社会保障などに必要な財源は、消費税に頼らず経済の立て直しと、大企業や高額所得者の適切な負担で確保すべきです。  以上の理由でこの意見書に賛成をいたします。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立少数であります。  よって、議第26号議案は否決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第27号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○鬼丸裕史 議長  日程第7、議第27号議案 春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  6番、大野とし子議員。                    〔6番大野とし子議員登壇〕 ◎6番(大野とし子議員) 議席番号6番、大野とし子です。議第27号議案 春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議につきまして、提案議員を代表し、提案理由を述べさせていただきます。  春日部市放課後児童クラブは、父母たちによる自主運営から50年、市が実施主体となって20年にわたる歴史と実績があります。子供たちの遊びと生活を保障し、働く父母の権利を守ってきた、子育てになくてはならない存在です。しかし、2019年度から指定管理の委託先が変更されることに、子供にも父母にも指導員にも大きな不安が広がっています。社会福祉協議会が行った父母説明会でも「20年の経験がある社協が断念した条件で、民間株式会社が運営することになれば、指導員の待遇や保育の質が下がるのではないか」と、疑問と不安が相次いで出されました。  よって、子供と父母の不安をなくし、これまでの保育環境を維持するために、下記の事項を求めるものです。  1、放課後児童クラブの安定的な運営と20年間で培ってきた保育の質を継続、発展させるために、市が放課後児童クラブの運営に責任を持つこと。  2、保育環境を維持するために、現指導員の継続雇用を働きかけること。  以上の2点です。  議員各位のご賛同を心よりお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○鬼丸裕史 議長  本案に対する質疑を求めます。  21番鈴木一利議員。                    〔21番鈴木一利議員登壇〕 ◆21番(鈴木一利議員) 議席番号21番、鈴木一利でございます。議第27号議案 春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議につきまして、質疑を行わせていただきます。  午前中のさまざまな採決の中で、株式会社トライグループさんが議決をされ、いよいよこれから始まってくることかと思っております。ここにあるタイトルにあります春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議、充実を求めるという部分につきましては、全く私自身もそのとおりだと思っております。これからしっかりと株式会社トライグループさんが責任を持って運営を行っていただければなと思っております。  今回のこの決議文について何点かお伺いをさせていただきます。この決議文には、春日部市放課後児童クラブの充実を求めるとございますけれども、先ほど申し上げたとおり、春日部市が放課後児童クラブの運営に責任を持つという文言が出ております。これまでも春日部市の責務として、実施責任者の責務として、また現在も真心を持って子供たちの面倒やお世話をしてくださっている支援員さんのお力を全面的に頂戴をしながら、責任を持って春日部市としても、また今現在は社会福祉協議会がこの事業を行ってきたことだと思っております。ここで改めて、市が放課後児童クラブの運営に責任を持つということの決議を求めるということで、ではこれまで以上に市は何の責任を持っていくべきなのかとお考えなのでしょうか。  また、今まで春日部市としての何か問題点があったからこそ、このような文言になっていくのでしょうか。まず、第1点としてそちらをお伺いいたします。  2点目、現指導員の継続雇用を働きかけることと記載されております。現支援員さんの雇用につきましては、社会福祉協議会株式会社トライグループで今後の雇用について話し合っていくと聞いております。また、これまでのさまざまな質疑、または一般質問等の中で、春日部市は、ある意味支援員に関する必要な情報提供を行うことなどの働きかけを行っていくというような形で関与していくしかできないのだと答弁がございました。ここで現指導員の継続雇用を働きかけるということで、ではどのように春日部市は関与していくこと、そして働きかけていくということをお考えなのでしょうか。具体的な方策があればお示しをいただければと思っております。  この問題、あえて私問題と言わせていただきましたけれども、春日部市放課後児童クラブのさまざまな部分においては、正確な情報が正確に伝わってきたのかという部分も私自身少々疑問に思っているところもあります。だからこそ混乱を来してしまいましたという部分もあるのかなと思っております。ですので、やはりここでこういう決議を求めるのであれば、しっかりとした正確な情報、そして支援員の皆様方が安心してこれからも頑張っていただけるような情報を提供していかなければならないという思いをしておりますので、今回このような質疑をまず1回目させていただきます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  6番、大野とし子議員。                    〔6番大野とし子議員登壇〕 ◆6番(大野とし子議員) 議席番号6番、大野とし子です。鈴木議員には質疑をしていただき、ありがとうございます。質疑の中でより一層深められればと思っているところでございます。早速質疑にお答えしてまいりたいと思います。  春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議に対する質疑ですけれども、要望事項の1つ目に、市が放課後児童クラブの運営に責任を持つこととあることについて、市の責任とは何なのか、市としての問題はあったのかというご質疑に答えてまいりたいと思います。  この決議自体は、市に問題があったからとかそういうことを問うているものではありません。その点で責任を求めるという決議ではなく、今までの指定管理者は、市の職員が派遣されている社会福祉協議会であったことや、20年間にわたる歴史と実績を積んできたわけですが、今回の指定管理者は初めて株式会社トライグループと、民間会社に委ねるということになったわけです。この点において、今まで築いてきた保育の質を継続し、子供たちの遊びと生活を保障し、居場所となる放課後児童クラブの保育を一層充実させてほしいと願い、指定管理者の管理運営に責任を持っていくべき市に対して、責任を持って指導していただきたいと、市が放課後児童クラブの運営に責任を持つことといたしました。  また、2点目の現指導員の継続雇用を働きかけることについて、市及び議会はどのようにかかわっていくのかという質疑にお答えいたします。現指導員さんの継続雇用は、来年からどんな支援員さんになるのか、今までと同じように保育をしてもらえるかなど、子供たちや保護者の皆さんの不安に応えるためにも重要なことであり、支援員さんにとっても働いていく保障となります。市としても、部長の答弁から何度も積極的に働きかけてまいりますと、そういう答弁がありました。ですから、私たちは市議会としても子供たち、保護者の皆さん、支援員の皆さんの不安を少しでもなくしていくために、市議会としての意思を表明することが重要と考え、この決議を提出いたしました。  まず、2つの質問に対しては以上です。 ○鬼丸裕史 議長  21番、鈴木一利議員。                    〔21番鈴木一利議員登壇〕 ◆21番(鈴木一利議員) ありがとうございました。  先ほど大野議員のほうからございましたけれども、まず1番目、春日部市がこれからどのような形で責任を持っていくのかという部分については、今までもしっかり持ってきたのだと、それを改めてここでという形の答弁でしたか、そのように理解しております。であるならば、別に決議を求める必要性はないのではないかなと思ったりもします。しっかりとしてやっているわけですから、それこそ誤解を招いてしまいます。ここで改めて決議を求めるという形であれば、誤解を生じてしまう可能性がある。であれば、やはりしっかりとここは今までどおりに頑張っていただきたいという部分で、市としても行っていただきたいと思っております。  また、2点目、現指導員の継続雇用を働きかけることという部分については、意思を示すことが重要である。僕も全くそうだと思っております。それも重要なものの一つだと思っております。しかし、もうこの問題につきましては、今現状、支援員さんが4月からはかわっていくというか、トライグループさんの中で働いていかなければならない問題でございます。より現実的に、そして実現ができるような形での決議、または働きかけというものができるのかどうなのかということが、やはり支援員さんなんかも一番気にするところではないのかなと思っております。これが5年後の話であれば意思を示すことは重要であるということはわかります。しかし、4月からそういった形でかわってしまうという、私の身はどうなってしまうのだろうという真剣な問いにはやはり真剣に答えていきたいと思っております。だからこそ、私はどういったことが必要なのかと、働きかけるということはどういうことなのかと思って質疑をさせていただきました。  では、2点目、続きましては、まさしく春日部市放課後児童クラブの充実は行っていかなければなりません。そこで、今回のこの決議を求める文章の中には、現状の支援員さんにしっかりと継続雇用を働きかけるというような話だけが言及されているところでございますけれども、今後、当然のことながら、株式会社トライグループで雇用される予定の支援員さんも加わってきます。そのような方々とはどのような、雇用される予定の支援員さんは、この決議文では書かれておりませんけれども、どのようにお考えでしょうか。  また、充実を訴えていくのであれば、当然のことながら、今後の部分においてこのトライグループさんの支援員さんについての言及というものも大切だと思っておりますけれども、ここに言及されていない意味は何かあるのでしょうか、お伺いいたします。
    ○鬼丸裕史 議長  6番、大野とし子議員。                    〔6番大野とし子議員登壇〕 ◆6番(大野とし子議員) 2回目の鈴木議員の質疑にお答え申し上げます。  今までも市が責任を持ってきているのだから、改めてここで決議を上げるのはむしろ誤解を生じるのではないかというご指摘でしたが、私たちは、この二元代表制のもと、もちろん質疑もし、市に対してはきちんと保育の継続を求め、そして充実していくようにと、それができるのかということで質疑もしてまいったところでございます。そういう中で市は市として頑張っていくのかということへの理解は一定しております。しかし、ですから市議会は市議会として、二元代表制なのですから、市がやったから、ではお任せしようではないと私たちは思ったわけです。もう一度申し上げます。私も放課後児童クラブの説明会出させていただきました。お母さんたちそんなにご意見出ないのかなと思っておりましたが、いやいや2時間近いその説明会で、本当に我が子は新しい環境になれていくのが大変苦手な子供なのだと、やっと今の指導員さんになれてきたのに、来年からどうなってしまうかと本当に不安ですなど、挙げれば切りがないのですけれども、保護者の皆さんのそういう思いにまずは応えていきたいということもありますし、そして指導員の皆さんも本当に働けると思ってきたのに、まだ現時点でははっきりしないわけです。継続の雇用というのは、子供たちのためにも支援員さんのためにも絶対必要と私たちは強く感じて、市議会としても執行部の後押しをすると言ったらいいのでしょうか、しっかりやってほしいと、そういう意味で今回、市に責任があるとかそういうことではなくて、今後も引き続き継続、発展させてほしいと、市議会としての意思を示したのだということは、先ほどもお話しさせていただいた、まさにこれに尽きます。  そして、2点目の充実を求めるに当たり、なぜトライグループの支援員さんの言及がなかったのかという2つ目の質疑にお答えしてまいりたいと思います。1つは、私たちも実際に職員の雇用というのはトライグループさんの本来の仕事ですから、議会としてああしたほうがいいとかこうしたほうがいいとか、むしろそれは言いがたいとは思っておりますけれども、そういうことよりも、この決議は、先ほども申し上げましたが、子供たちや保護者の皆さんのその環境が変わることへの大変な不安に対して、市議会として後押しといいますか、意思を示していくと、職員に対して、そして議会と、両方から市民のためにバックアップするということが大きな価値があるのではないかと思ったわけです。  もちろん新しい支援員さんにも子供たちの心に寄り添い、子供たちの居場所となるような保育実践をしていただきたい、これはもう本当に切に願っております。そこは、今後のことでもありますし、保育の質を継続、発展させていくということを市に求めていったというのが今回の決議の内容でございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  鈴木議員、よろしいですか。  ほかにございませんか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  以上で21番、鈴木一利議員の質疑を終了いたします。  以上で議第27号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。  23番、会田幸一議員。                    〔23番会田幸一議員登壇〕 ◆23番(会田幸一議員) 議席番号23番、会田でございます。議第27号議案 春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議につきまして、新政の会を代表し、反対の立場から討論いたします。  この議案は、放課後児童クラブの充実として、保育の質の継続と現指導員の継続雇用を求めるものです。放課後児童クラブの運営につきましては、指定管理者の指定が本議会に上程され、本日、賛成多数で可決されたところであります。質疑や厚生福祉委員会の中でもさまざまな議論がなされ、慎重な審議を行ってまいりました。長年、放課後児童クラブの運営を受託してまいりました社会福祉協議会が次期指定管理者に応募しなかったことから、今後の放課後児童クラブの運営において、現在の保育環境や保育の質を継続し、維持、向上できる団体として、株式会社トライグループ指定管理者候補者として選定され、本議会において指定管理者として指定されたものであります。  審議過程において、トライグループは現指導員の継続雇用に積極的に取り組むことも明らかになっております。また、春日部市においても適切な働きかけを行うことが方針として示されております。  このように本議案の提案内容は、既に指定管理者の議案審議の中で議論がなされ、現指導員の継続雇用についても働きかけており、指定管理者に対して春日部市が求めていくことは明らかであります。そのため改めてこのような決議を求める必要性はありません。  また、放課後児童クラブ指定管理者の指定に対して反対の意思を示しながら、このような提案をなされることについて疑問を覚えるところであります。また、放課後児童クラブ指定管理者の指定に対して反対の意思を示しながら、このような提案をする共産党のお考えについては、強く疑念を覚えざるを得ませんことを指摘しておきます。  執行部に対しましては、新たな指定管理者であるトライグループとの連携を密にし、保育環境と保育の質が確実に継承、継続し、さらに向上されますよう徹底した指導を行っていただくことを要望し、反対討論といたします。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。  11番、今尾安徳議員。                    〔11番今尾安徳議員登壇〕 ◆11番(今尾安徳議員) 11番、今尾安徳です。議第27号議案 春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議について、日本共産党議員団を代表して、賛成の立場から討論をします。  児童福祉法第6条の3第2項、放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学している児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいない者に、授業の終了後に、児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業をいうと位置づけられています。  学童保育とは、一人一人の子供に寄り添い、その子のよいところも弱いところも丸ごと受けとめて、その子が安心して過ごせる居場所をつくり、子供の望む適切な遊びや異年齢集団での生活の場づくりを通して、子供自身の健やかな育ちを保障することが目的の第一義となります。このことが達成されることで父母が安心して働くことを保障することになります。  指導員は、子供の人権の尊重やみずからの資質の向上が位置づけられ、学童保育の目的達成のためには、その専門性及び継続性が大変重要となります。これらを踏まえ、春日部市の学童保育では、保護者主体の運営から50年、市が実施主体となってからも20年の間、実践の積み重ねによって今日の学童保育の水準が維持、向上されてきました。今回の指定管理者の変更は、このようにつくり上げられてきた保育の質と日々のその保育の質向上に努められてきた指導員の雇用継続の危機であり、子供にとっても保護者、指導員にとっても、そして春日部市にとってもはかり知れない損失となりかねない事態です。  この決議とほぼ同様の趣旨の要望署名は、全国から2万3,000筆以上の署名が寄せられ、昨日市に提出されています。児童福祉法第2条では、国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負うとあります。  よって、市が放課後児童クラブの運営に責任を持ち、この間、子供の健全育成を担い、子供たちの笑顔を守ってきた現指導員の継続雇用の働きかけを二元代表の一翼である議会の意思として決議することを強く求め、賛成討論とします。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。  30番、武幹也議員。                    〔30番武 幹也議員登壇〕 ◆30番(武幹也議員) 議席番号30番、武でございます。議第27号議案 春日部市放課後児童クラブの充実を求める決議について、反対の立場で反対議員を代表いたしまして、討論を行います。  放課後児童クラブ事業は、子供たちの放課後における居場所づくりにおいても、また男女共同参画の視点からも非常に重要な事業であることは認識しているところでございます。今回、春日部市として指定管理者の変更があったことはご存じのとおりでございます。この件は、春日部市放課後児童クラブの大きな転換であったことは間違いありません。本市では、指定管理者制度放課後児童クラブが運営されております。これまでも放課後児童クラブの運営を担ってまいりました前指定管理者社会福祉協議会は、確かに長年責務を十分に果たしてきたと思います。その陰には、支援員の皆様を初め関係者の皆様のお力を全面的にご協力をいただき、春日部市放課後児童クラブの高い保育の質を維持してくることができました。今後においても新指定管理者株式会社トライグループが継続的に今まで同様の保育の質を保ち運営されていくことについても、執行責任者であります春日部市の責務の中で果たしていくべきものと考えております。  その中で、今回のように春日部市が現指導員の継続雇用のさらなる働きかけまで議会の中で決議を求めるような行為は、厳に慎まなければならない行為だと思います。それこそ民間企業圧迫につながりかねない行為だと思います。  放課後児童クラブの充実については、何よりも重要であり、大切なことであります。だからこそ春日部市としては、新指定管理者トライグループが今後、春日部市放課後児童クラブの運営を今までの事業者である社会福祉協議会以上に、質の向上と責務を果たしていただき、今後、春日部市が誇る質の高い放課後児童クラブにしていくためにも、現指導員さんと新指定管理者トライグループの支援員さんともに応援していかなければならないと強く感じております。  そして、必ずや来年度からの放課後児童クラブ運営が児童、保護者、そして支援員、その全員が新指定管理者株式会社トライグループさんになってよかったと言えるように、全力で私どもも支援してまいりたいということを申し上げまして、反対討論をさせていただきます。 ○鬼丸裕史 議長  ほかにございますか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○鬼丸裕史 議長  起立少数であります。  よって、議第27号議案は否決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △日程の追加 ○鬼丸裕史 議長  次に、お諮りいたします。  特定事件継続審査の件を本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △特定事件継続審査の件 ○鬼丸裕史 議長  日程第8、特定事件継続審査の件を議題といたします。  特定事件については、各常任委員長、議会運営委員長、議会改革検討特別委員長の申し出により、お手元に配付しました特定事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査事項としてそれぞれの委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、特定事件継続審査の件は、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査事項としてそれぞれの委員会に付託することに決しました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △市長の挨拶 ○鬼丸裕史 議長  これをもちまして今定例会の日程は全て終了いたしました。  市長の挨拶を願います。  石川市長。                    〔石川良三市長登壇〕 ◎石川良三 市長  今定例会にご提案を申し上げました議案21件につきまして、議員各位におかれましては慎重なるご審議をいただき、全て可決、あるいは同意を賜り、厚く御礼を申し上げます。今定例会におきまして、議員各位から賜りました意義ある貴重な意見は十分に尊重し、今後の行政を執行してまいる所存でございますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。  年の瀬に当たりまして、一段と寒さが厳しくなってきておりますので、議員各位におかれましては、健康に十分ご留意をいただき、来年に向けてさらなるご活躍をご期待申し上げますとともに、よい年を迎えられますよう心から祈念申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △閉会の宣告 ○鬼丸裕史 議長  以上で平成30年12月春日部市議会定例会を閉会いたします。  午後 2時08分閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    平成30年12月  日         議     長   鬼   丸   裕   史         副  議  長   荒   木   洋   美         署 名 議 員   松   本   浩   一         署 名 議 員   今   尾   安   徳
            署 名 議 員   並   木   敏   恵...