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  1. 春日部市議会 2017-12-01
    平成29年12月 1日教育環境委員会-12月01日-01号


    取得元: 春日部市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-16
    平成29年12月 1日教育環境委員会-12月01日-01号平成29年12月 1日教育環境委員会. 開催期日  平成29年12月1日(金) 2. 開催場所  第1委員会室. 出席者    (1) 委 員(7名)      ◎荒 木 洋 美   ○斉 藤 義 則    松 本 浩 一       鬼 丸 裕 史    滝 澤 英 明    海老原 光 男       中 川   明       (欠席:井 上 英 治)    (2) 執行部(29名)       【環境経済部(7名)】         日向 環境経済部長         篠原 環境経済部次長(兼)商工観光課長         松本 環境経済部参事(兼)資源循環推進課長         野沢 環境経済部参事(兼)環境センター長         山崎 環境政策推進課長         金子 農政課長
            新井 環境センター施設担当課長       【教育委員会(1名)】         植竹 教育長       【学校教育部(10名)】         宇内 学校教育部長         川崎 学校教育部学務指導担当部長         高橋 学校教育部次長(兼)学校総務課長(兼)庄和教育支所長         舘野 学校教育部学務指導担当次長(兼)指導課長         白石 学校教育部参事(兼)学校総務課担当課長(兼)市民文化会館長         宮野 学校教育部参事(兼)施設課長         今井 学校総務課学校管理担当課長         大倉 学務課長(兼)学校給食センター所長         大野 指導課教職員担当課長         加藤 指導課担当課長(兼)教育相談センター所長       【社会教育部(9名)】         大山 社会教育部長         関根 社会教育部次長(兼)社会教育課長         須藤 社会教育部参事(兼)中央公民館長         根岸 社会教育課生涯学習推進担当課長(兼)視聴覚センター所長         中野 文化財保護課長         實松 文化財保護課担当課長(兼)郷土資料館長         野口 スポーツ推進課長         伊田 スポーツ推進課スポーツ施設担当課長         城田 中央公民館事業担当課長       【農業委員会事務局(2名)】         前島 参事(兼)農業委員会事務局長         柿沼 農業委員会事務局次長    (3) 議会事務局(1名)        小 山 裕 一 4. 傍 聴 者(0名) 5. 議題    (議案)  ◎議案第77号 第2次春日部市総合振興計画基本構想教育環境委員会所管分について  ◎議案第81号 春日部市教育相談センター条例の一部改正について  ◎議案第82号 春日部市立学校設置条例の一部改正について  ◎議案第83号 義務教育学校校舎等増築工事請負契約の締結について  ◎議案第87号 平成29年度春日部市一般会計補正予算(第4号)、教育環境委員会所管分について    (陳情)  ◎陳情第9号 陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件 外3件)、教育環境委員会所管分について 6. 報告事項  ◎第2次春日部市環境基本計画(案)の市民意見提出手続きの結果について(環境政策推進課)  ◎事業系一般廃棄物の搬入の周知について(環境センター)  ◎春日部市汚泥再生処理センターの愛称決定について(環境センター)  ◎最終処分場第二期B工区の跡地利用の進捗状況について(環境センター)  ◎春日部市学校施設長寿命化計画(案)の市民意見提出手続の実施について(施設課)  ◎活躍する春日部の子供たちについて(指導課)      教育環境委員長  荒 木 洋 美 開会 9:57 ○荒木 委員長   ただいまから、教育環境委員会を開会いたします。  今定例会における委員会の日程は、本日1日間となっております。  また、当委員会に付託された議案は、総合振興計画基本構想1件、条例の一部改正2件、契約の締結1件、補正予算1件の合計5件、並びに陳情1件となっております。  お諮りいたします。  本日は、議案の審査並びに陳情の意見交換を行い、引き続き議案の討論、採決を行いたいと思います。  以上の日程でいかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   なお、委員及び執行部が発言する際には挙手し、委員長が指名した後に発言するようお願いいたします。  ◎議案の審査 ○荒木 委員長   それでは、これより議案の審査を行います。  ◇議案第77号の審査 ○荒木 委員長   最初に、議案第77号「第2次春日部市総合振興計画基本構想教育環境委員会所管分について」を議題といたします。  本案についての執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   それでは、議案第77号に対する質疑を求めます。 ◆松本 委員   まず、基本計画のほうで、28ページ、教育分野です。28ページを開いていただいて、施策の1-2-1で「生きる力」を育む学校づくりの推進と、この中で28ページ、29ページに基礎学力の定着及び向上とありまして、児童生徒の基礎・基本の定着を図るため、交流・表現の場を設定し、思考力・判断力・表現力を育む授業を創造しますと。この基礎学力という教育委員会としての考え、いろんな考え方があるのですけれども、学習要領もそうなんですけれども、そして、これを定着させて向上させると。その指標というのは一体何なのかということと、その29ページの成果指標の中で、「伝え合い、学び合い」に取り組む授業の普及する割合を71.5から80.0と書いてありますけれども、ちょっとよくこれがわからないので、この辺の説明を。割合を伸ばすというのは、一体どんな、全国学力・学習調査というのはいわゆる全国の調査の中の1つを伸ばそうということなんだと思うのだけれども、ここに重点を置いているわけですよね。よく、算数や国語や、市長選でも学力の問題が春日部は低いというような話もあったので、その辺は一体どのようになっているのか、総振では。  それから、32ページ、幾つかまとめてやりますね。  32のページなのですけれども、1-2-3充実した学校環境づくりの推進と、こういうのがあります。これはいろいろあるのですけれども、一番気になることとして、33ページに学習環境の充実の中で、学校図書館図書標準の達成を目指し、あわせて学校図書館支援員の拡充を推進しますとあります。これは4校に1名の小学校で支援員が配置されて、いいことなのですけれども、さらに全ての学校にというのはちょっと難しいことなんですけれども、これの拡充というのは、どこまで拡充するのか、この5年間で。その内容についてお伺いしたいと思います。  それから、よりよい教育環境を整備しという中で、学校トイレ洋便器率を35%に伸ばしていくんだと、こういうことなんですけれども、この根拠はそこに書いてありますが、もうちょっとスピードアップできないのかなと、これは強い要求で請願も通っていますよね、そういうことです。  それから、施設設備については、いろいろ現場から言われて施設課は大変な思いをされているということはわかっているのですけれども、特にロッカーが非常に狭くて、古くて、子供はいろいろな持ち物を持っているのですよね、持っていくのですよね。私、常々そう思っているのですけれども、狭いと思っているので、その辺どういうふうに考えているのか。  それから、備品もいつも言われるのですよ、スペースのところが、ぼろい、汚い。改修を一回全体でやったことあるのですよ。そういうことなんかを考えたらいいんじゃないかと思うのですけれども、その辺についてはいかがか。そのことについても具体的なものは語れないのでしょうけれども、整備していくのでしょうけれども、その辺はいかがですか。  それから、気になるのが、学校規模の適正化を図りますとあるのですが、33ページに学校規模の適正化を図りますと。この適正化というのは一体どういうことなのか。文科省は言っていますけれども、あれは何の根拠もないですから、小規模校をさらに統廃合していくのかと、そういう考え方なのかどうかということ。  それから、長寿命化計画というのは前から言われているのですけれども、この策定をしていると思うのですけれども、これは一体いつごろまでにできるのかと。  まず、基本計画1のそれだけいいですか。あとはその後で。 ◎舘野 指導課長   第2次春日部市総合振興計画の中の施策1-2-1生きる力を育む学校づくりの推進における取り組みの中の基礎学力に関するご質疑にご答弁申し上げます。  取り組みの2つ目の項目にある基礎学力についてでございますが、まず、学力をどう捉えるかということにはさまざまな議論やお考えがあろうかと思いますが、基礎学力については、教育委員会では、学習指導要領で示されている評価等の学習を進めるに当たって、学習内容や発達段階に応じて最低限身につけておくべき知識や技能、あるいは意欲や態度などであり、その都度身につけておかないと次の段階の学習に支障を来すようなものであると捉えております。その基礎学力を定着させ、向上させるために、交流・表現の場を設定し、思考力・判断力・表現力等を育む授業を創造してまいります。  次に、学力に関する指標につきまして申し上げます。
     29ページをごらんください。  成果指標①として、「伝え合い、学び合い」に取り組む授業の普及する割合としておりますが、これは教育委員会が一貫して推進し続けている春日部の教育の基本原理ともいうべき春日部メソッド、「伝え合い、学び合い、育ち合い、思い合いがうれしい教室、うれしい学校」に結びつくものでございます。  ちなみに、このメソッドは、新学習指導要領においても盛んにうたわれている主体的、対話的、深い学びにも相通じるものであると認めております。  そして、目標の根拠欄に示しておりますが、全国学力学習状況調査における学習内容の定着度に関する調査ではないもう一つの調査、学習状況に関する調査、いわゆる質問紙調査の項目の中に、話し合う活動を通じて自分の考えを深めたり広げたりすることができているという質問があり、それにできていると答える児童生徒の割合を指標として取り入れることといたしました。  その理由でございますが、指標とした質問項目と学力調査などの結果との相関関係を調べてみますと、できていると答えている児童生徒の総合的な学力は、良好であるという傾向が見られるからでございます。  そこで、全国学力学習状況調査のこの項目の一つを成果指標とし、ポイントをふやすための取り組みを進めることが生きる力を育む学校づくりの推進に結びつくと考えたところでございます。  以上でございます。 ◎今井 学校管理担当課長   第2次総合振興計画基本計画、32ページ、充実した学校環境づくりの推進の32ページ、学校環境の充実の中の学校図書館支援員の拡充及び学校規模の適正化に関するご質疑に答弁申し上げます。  初めに、学校図書館支援員の拡充についてでございますが、現在の学校図書館支援員の配置につきましては、先ほどご指摘ございましたように、平成28年度に引き続き、6名の学校図書館支援員を配置しているところでございます。  学校図書館支援員につきましては、これまでも業務内容や司書教諭との役割分担、図書館ボランティアとのかかわりなどアンケートを実施し検証を行ってまいりましたが、一定の成果はあったものと考えています。  また、現在、学校図書館支援員に対しまして、司書職員により年4回研修を実施するとともに、それに加え、今年度からは、学校図書館支援員に対する支援を開始し、各学校にある個々の相談やサポートをしていただいており、学校図書館の充実に努めているところでございます。  今後におきましては、関係部署との調整を図り、学校図書館支援員の補充も視野に入れながら、学校図書館支援員のスキルの向上を目指し、支援員に対する研修の充実、司書職員の支援の充実を図り、学校図書館支援員の拡充を推進していくものでございます。  続きまして、学校規模の適正化についてのご質疑に答弁申し上げます。  学校規模につきましては、今後新たな住宅開発や少子化の影響により教育環境が変化し、著しく学校規模のバランスが崩れ、余儀なく見直しを求められる場合がございます。今後そのような場合、現在、武里南部地域及び庄和北部地域で進めている学校再編と同様、地域の方々、保護者、教職員等の意見を十分に伺いながら、地域の実情に合った学校を設置することで、よりよい教育環境を整備し、充実した学校教育の実現を目指すため、学校規模の適正化を図るものとしたものでございます。  以上でございます。 ◎宮野 施設課長   第2次春日部市総合振興計画基本構想に基づき、第2次春日部市総合振興計画基本計画に係る施策1-2-3充実した学校環境づくりの推進についてのご質疑に答弁申し上げます。  最初に、学校トイレ洋便器率35%に係る「スピード感を持って」についてでございますけれども、第2次春日部市総合振興計画基本計画に示しましたように、過去5年間の上昇率が4.9%だったことから、今後5年間で約2倍の8.6ポイント程度向上させることを目標にしまして、さらなるスピード感を持って推進を図っていくために設定したものでございます。  トイレの整備のための主な事業として掲げている学校体育館トイレ改修事業につきましては、児童生徒教育環境の向上はもとより、災害発生時に地域住民の避難場所となるため、優先的に整備を進めており、今年度におきましても国の補正予算を活用し、小学校2校、中学校3校において、トイレ改修を実施しているところでございます。  今後につきましても、平成33年度を目標に計画的にトイレ改修を進めてまいりたいと考えています。また、校舎トイレの改修事業につきましては、現在、学校のトイレの状況について職員による調査を進めております。児童生徒数や教室の配置、トイレの利用頻度などを考慮しながら、効果的な改修を検討していきたいと考えております。  続きまして、机や椅子の交換、ロッカーの改修についてでございますが、机や椅子、ロッカーなど、子供たちが使用し、時代をつないできたものを時間の経過だけを理由に新しいものに交換してしまうのではなく、今あるものを大切に使う心を育むことも非常に大切な教育の1つであると考えております。  なお、机や椅子のがたつき、ロッカーの破損などふぐあいが生じているものにつきましては、今後も学校との連絡を密にしながら交換や修繕などの対応を行ってまいります。  次に、春日部市学校施設長寿命化計画の策定状況につきましては、市長部局を含めた関係部署の職員をメーンとした春日部市学校施設長寿命化計画策定検討委員会を設置し、議論を重ね、また専門家からも助言をいただいてまいりました。今年度中に春日部市学校施設長寿命化計画を策定してまいります。  以上でございます。 ◆松本 委員   2点ほど確認させていただきますけれども、基礎学力についてはわかりました。そして、全国学力学習状況調査の中での2つの中の1つの指標をこの目標としているのですね、春日部市は。ということは、知識、技能というか、いわゆるテストの結果ですよね、簡単に言うと。その結果を公表したり、そこだけを重んじているというものでは、そっちよりむしろ2番目におっしゃられたことを重視して、春日部市としてはいくと。そのことのほうがむしろ大事だという考えで、指標としては1番目のほうを上げないで、こちらを上げているんだということでよろしいかというのを1つ確認します。要するに公表はしないというような、公表することによるデメリットというのはかなり多いことはわかっていますけれども、私もそれには賛成ですけれども、そういうことでいいんですね、ということだね。  それから、図書館支援員の拡充というのは、本を管理して読んで、市の図書館との連携なんかも多くのところで図っていますから、その点では非常に春日部はおくれているなと思っているのです。市の図書館を充実させるためにも、また読書好きの子供たちをつくるという意味でも、学力を高めるという意味でも非常に重要だと思うので、それで言うと、学校に1人の支援員といいますか、本当は必要ですけれども、そういう人が必要だと思うのですけれども、支援員と言っていますから、これは拡充ということですから、今6名だけれども、これはふやしていくということでよろしいのか。拡充ですから、そういうことを1回確認しておきたいと思います。2つ、お願いします。 ◎舘野 指導課長   今、委員ご指摘のとおりでございます。いわゆるできたできない、数値の調査も1つの要素ではございますが、春日部市教育委員会といたしましては、2つ目の質問紙調査にある項目を重視して、指標としての目標とさせていただいております。  以上でございます。 ◎今井 学校管理担当課長   図書館支援員につきましては、今後とも関係部署との調整を図って、連携を図りながら、学校図書館支援員の補充も視野に入れながら、学校図書館支援員スキル向上を目指して、拡充に努めていきたいと思っております。  以上でございます。 ◆松本 委員   次に行きます。次に、基本目標3です。  78ページからの社会教育の分野とスポーツレクリエーションの分野であります。  3-3-1社会教育の充実とあります。  ここでは2点伺いたいと思います。  公民館のことが余り書いていないんですよね。積極的な活動については、今もかなり一生懸命やっていることはわかるのですけれども、いつも出てくるのは、この公民館の施設や設備の老朽化した改修ですよね。この中で施設設備の改修、79ページの一番上に、多様化・高度化する学習ニーズに応えるため、公民館施設・設備の計画的な整備を図りと、こうあります。具体的には、今いろんな要望が出ているんですけれども、もうちょっと市民が利用しやすい今の時代に合ったものにする必要があるんじゃないかと思うのですけれども、具体的にはどういうことを進めようと、どういうように進めようとしているのか。  それから、図書館なんですけれども、指定管理者になりましたが、この中で図書館運営事業の主な事業の中で、真ん中辺の、司書職員による学校図書館支援を拡充しますと、今ちょっと話があったんですけれども、これは具体的にはどういうことをやっているのか、もうちょっと詳しく説明いただけますか。  それから、次に84ページに飛びまして、3-4-2で郷土の歴史と文化遺産の保護と活用というのがあります。それで、市民が春日部市の歴史や文化遺産に愛着や誇りを持つことと、すごくいいことなのですけれども、この中で文化遺産の価値の周知というのがありまして、神明貝塚です、要するに。神明貝塚国指定史跡化と健全な保護を進め、市内外への魅力の発信を行いますと。この遺跡といいますか、これ相当なものだと思うのですけれども、この健全な保護、保存ということですね。これはどのようなことなのか。あわせて、指定の見通しといいますか、その辺のこともどのように考えているのか、この中では。  それから、86ページ、87ページなんですけれども、3-5-1スポーツレクリエーション活動の推進、この問題についてはかなり春日部市のスポーツレクリエーション施設というのがいっぱいあるけれども、なかなか老朽化していたり、不整備であるというのは市長選の中でも政策の一環として公約に出されておりましたけれども、基本計画の見直しというのが87ページに書いてあります。見直されないでずっと来ちゃったのだけれども、これ早く見直して、大沼グラウンドでも見られるように、またサッカー場がないというようなことがあって請願が出されているわけですけれども、見直しを、いつまでに見直すのか。いつまでも見直している場合じゃないと、見直しは大事なんですよ。見直しを早くやって、急いで整備する必要があるんじゃないかと思うところです。  そう見ると、見直しを行われなかった、この10年間で何か新設、改修されたところがあるのかなと思うのですけれども、その辺はどうなっているかということですね。  大沼グラウンドは、このまま使えるのか、使えないのか、整備するべきなのか、その辺の状況についても。あそこは相当ひどいですから、あそこじゃ無理なのかどうか、その辺も含めて。  以上、基本目標3について。 ◎須藤 中央公民館長   78ページ、基本目標3、市民参加・文化・スポーツ社会教育の充実のうち公民館部分について答弁申し上げます。  公民館施設・設備の計画的な整備につきましては、公民館施設全体の運営に大きな影響が生じる空調設備などの修繕や改修工事など、施設利用の安心安全を最優先に実施しているところでございます。特に修繕につきましては、修繕カルテを作成し、全体の修繕の優先順位を考慮し、実施しております。  今後も公共施設マネジメント計画との整合性を図りながら、計画的な施設整備や修繕を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◎関根 社会教育課長   社会教育の充実のうち図書館の部分について答弁いたします。  司書職員による学校図書館支援についてのご質疑に答弁申し上げます。  司書職員による市内中学校への学校図書館支援については、平成29年度からの新たな取り組みとして実施したもので、生徒が読書意欲を向上させ、学校図書館のさらなる利用向上につながるような取り組みや司書のスキルを活用した授業支援など、それぞれの中学校の要望に応じ、先生方と連携して行うものでございます。  今年度につきましては、中学校からの要望が多かった学校図書館環境整備や本の展示、紹介等を重点的に行い、生徒が学校図書館に足を運び、本に親しみを感じてもらえるような支援を実施してきたところでございます。  学校図書館支援の拡充につきましては、学校図書館を担当する先生方と連携しながら、司書職員の専門性を活用した授業支援などをさらに充実させてまいります。  以上でございます。 ◎中野 文化財保護課長   施策3-4-2郷土の歴史と文化遺産の保護と活用の中の神明貝塚に係りますご質疑に答弁申し上げます。  神明貝塚につきましては、史跡指定に向けた取り組みに加え、後世へ確固たる恒久的な保護と保存を実現するための公有地化を見据えて健全な保護としたところでございます。  続きまして、史跡指定に向けた見通しでございますが、今年度作成しております発掘調査で明らかにいたしました神明貝塚の実態を取りまとめます総括報告書を文化庁への提出と承認を得た後に、平成30年度から地権者との史跡指定の合意形成に着手したいと考えております。その完了後には、埼玉県とともに、史跡指定の申請であります意見具申の提出となるものでございます。  以上でございます。 ◎伊田 スポーツ施設担当課長   第2次春日部市総合振興計画基本計画、86ページ、施策3-5-1スポーツレクリエーション活動の推進についてのご質疑に答弁申し上げます。  春日部市体育施設整備基本計画の見直しでございますが、本年5月に庁内検討委員会を立ち上げました。市全体の体育施設機能の向上を図るために、どのような体育施設を計画的に整備したらよいか、複合化や統廃合も含め検討しているところでございます。計画の見直しに当たりましては、平成31年3月を目途に策定する予定でございます。  次に、この10年間で新設、改修されたスポーツ施設・設備でございますが、主なもので申し上げますと、大沼テニスコートや庄和テニスコートの人工芝の張りかえをいたしました。大沼陸上競技場では、グラウンドの土の入れかえや不陸整正などの改修工事を行ってまいりました。  また、各屋内体育施設につきましても、施設の設備や維持管理に努めており、昨年度は総合体育館、今年度は庄和体育館の屋上防水維持修繕などを行っております。  引き続き、維持管理をしている指定管理者と連携を密にし、利用者が安心安全にご利用いただけるよう努めてまいりたいと考えております。  続きまして、大沼グラウンドなど既存の体育施設につきましては、市全体の体育施設の状況などを見据え、春日部市体育施設整備基本計画の見直しの中で検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆松本 委員   じゃ、基本目標4と5に移ります。  90ページ、これは環境に優しい持続可能な取り組みの推進ということで、地球温暖化対策というのが世界的に、地球的にやらなきゃいけないんだということですけれども、その中でも春日部市もその中での推進をしているようなんですけれども、その中で、市全域において再生可能エネルギーを初めとする環境配慮型設備の普及と、こういうのがあります。太陽光だけじゃなくてさまざまな機器がありますので、こういう点でも市民の皆さんに周知をして普及をしていくということは、地球温暖化の対策にとって重要な対策になると思うのです。  それで、環境配慮型設備の普及というのは、具体的には一体どういうことなのか。そういう太陽光に今補助していますけれども、それらについてもそういうふうにやっていこうという考え方なのかどうなのかというところ。  それから、基本目標5に行って、112ページ、今度は商業です。中心市街地にふさわしい活気あふれる商店街の形成と、こういう中で、一番下に旧春日部市商工振興センター跡地の有効活用とあります。これについては、論議があったところですけれども、国との関係でどうなっているのかということですね。土地の半分程度は国に売却をするのか、国が買うことになっているのか、その辺について。そうすると、残りの活用ということなんですけれども、残りは活性化につながる活用に、この辺はどういうふうに考えているのか。  それから、122ページで、農業が継続的に行われる環境整備、これも後継者問題が最大の課題なんですけれども、とにかく65歳以上にだんだんなってきて、農業できる人がいなくなっちゃうんじゃないかということであります。そこで、123ページの担い手の育成・確保とありますけれども、具体的には余り目新しいことはないんですけれども、もうちょっと抜本的な対策が必要なんじゃないかなと思うのですけれども、具体的にはどういうことか伺います。  次のページの124ページで、5-4-2農産物の生産と消費拡大と、この中で125ページに春日部産の農産物の情報発信ということで、直売所や観光農園などの情報発信と。情報発信はいいんですけれども、直売所自体を市の考えとして普及していくと、こうではないと生産と消費拡大にならないと思うんですよ。それだけじゃないですけれども、直売所ってやっぱり重要な意味があるんですけれども、この辺についてはどう考えているのか。  何か農協が、大分南彩農協が春日部市のほうに本部が来るような話を聞いていますので、あそこの直売所はもうなくなっちゃうんじゃないかと思うのですけれども、そういうことも情報として入っているとは思うのですけれども、もうちょっと直売所をふやしていく必要があるんじゃないかと思うのですけれども、これについてはどういうふうに考えているのか。  以上、お願いします。 ◎山崎 環境政策推進課長   第2次春日部市総合振興計画、90ページ、施策4-1-1環境に優しい持続可能な取り組みの推進の中の環境配慮型設備の普及について答弁申し上げます。  環境配慮型設備は、地球温暖化防止として温室効果ガスの排出抑制を図るため、これまでの太陽光エネルギーを利用した発電設備に加えまして、家庭用燃料電池給湯器、家庭用ガスエンジン給湯器、太陽熱を利用した設備、地中熱を利用した設備、また、電気を蓄えるためのリチウムイオン蓄電池や電気自動車を蓄電池として建物との受給電ができる電気自動車等受給電設備などの環境配慮をした設備となります。  また、この普及につきましては、現行の太陽光発電設備設置補助に、先ほど申し上げました環境配慮型設備を追加し、環境配慮型設備の普及促進に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◎篠原 商工観光課長   基本計画書112ページ、施策5-1-2についてのご質疑に答弁申し上げます。
     国から市の中心部にハローワークや労働基準監督署を移転建てかえしたいという相談を受けておりまして、現時点で正式には決定はいただいておりませんが、旧商工振興センター跡地の一部、約45%の敷地を取得し、春日部労働総合庁舎を建設したいとの話を受けております。  今後につきましても、地域住民の方などのご意見を伺い、さまざまな角度、視点から、中心市街地の活性化につながるような施設の建設について検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎金子 農政課長   基本計画書122ページ、施策5-4-1農業が継続的に行われる環境整備のうち、農業の担い手の育成・確保についてのご質疑に答弁申し上げます。  農業の担い手の育成・確保につきましては、認定農業者の育成、農業以外からの新規参入者の育成、企業参入などにより人材の育成や確保を図ってまいります。  認定農業者の育成につきましては、農業制度資金、利子助成、農地流動化奨励補助金、農産物紹介事業などにより支援し、市の基本構想で示された農業経営を達成できるよう引き続き支援してまいります。  農業以外からの新規参入の育成につきましては、「明日の農業担い手育成塾」を設置し、県や農業委員会、農業団体等と連携し、新たな農業経営を営もうとする定年等の確保に努めてまいります。  企業参入につきましては、県と連携し、新規参入の意向がある企業の情報収集を行い、条件などから受け入れ可能な地域があれば調整を図ってまいります。  新たな農業経営者を確保するためには、就農相談から就農経営定着の段階まで、きめ細かに支援していくことが重要であると考えているところでございます。県、農協、農業委員会、地域指導農家などの関係機関や関係者と連携し、就農に向けた相談、サポート体制を構築するとともに、地域において人・農地プランでの担い手、農家としての位置づけ、農地中間管理機構を活用した農地の集約などにより担い手の育成を図ってまいりたいと考えております。  次に、基本計画書124ページです。施策5-4-2魅力ある農産物の生産と消費拡大のうち、直売所についてのご質疑に答弁申し上げます。  市内の主な直売所としましては、春日部農産物直売所「はくれん」、道の駅「庄和」、ふるさとの駅「庄黒郎」、産直の里「内牧」などがございます。このほか各農家での庭先直売や観光農園、春日部農産物直売所「はくれん」の有志によるララガーデン春日部での出張販売、市内各スーパーでの地元の生産者の直売コーナーなど、旬の農産物を購入できる場所もふえているところでございます。  市としましては、既存の各直売所などにおいて、農産物の品ぞろえを充実していただき、情報発信などにより支援をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆松本 委員   2点伺いました。商工振興センターということは、45%は国に売却をして、残り55%は市と、この基本的な考え方でいくのかと。ということは、ここにそういうことが書けなかった段階でしょうけれども、今それだけ確認したいのですけれども、そういう方向で進んでいくということですか。国が買う方向で今来ていて、返事は来たのかどうか、まだ来ていないのかもしれないけれども、そういう流れでいくのかということですね。この5年間に可能なことになるでしょうからね。  それから、農業の担い手のほうの話なんですけれども、このやはり成果指標の中には担い手をどのぐらいにするとかという成果指標というのは、難しいことはわかっていますが、そういう成果指標、こういうものの目標は立てなかったのかどうか。  以上、2点お願いします。 ◎篠原 商工観光課長   再度のご質疑に答弁申し上げます。  跡地活用でございますが、皆様のご理解を得ながら、そのような方向で進んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ◎金子 農政課長   成果指標に担い手を設定できなかったかということでございますけれども、担い手につきましては、大変、委員も言われたように非常に難しいところでございまして、特に新規に担い手になるのか、農業をやっていくことになるのかというところがございまして、数字的に目標値を定めることが難しかったというか、特に後継者の、既存の農業の後継者の目標を立てるのが難しかったということで、指標のほうには入れてございません。  以上でございます。 ◆松本 委員   終わります。 ○荒木 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上で議案第77号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第81号の審査 ○荒木 委員長   次に、議案第81号「春日部市教育相談センター条例の一部改正について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   それでは、議案第81号に対する質疑を求めます。 ◆松本 委員   2点伺います。  土曜日を開庁するということなのですけれども、本会議質疑の中でも、質疑の中で説明があったかどうか、もう一回確認したいのですけれども、相談件数といいますか、回数といいますか、その辺の推移ですね、年間の。過去3年間ぐらいの。土曜日を開くということについて、件数ついてはどうだったのか。要するに、ふえているのでしょうけれども、その辺の数ですね。  それで、現在の職員体制は4名と聞いていますけれども、その数とか資格とか、今後ふやすわけですから、補充はしないということですけれども、これもう大変なことになっているんじゃないかなという気がするので、近々ふやしたほうがいいんじゃないかなと思うのですけれども、その辺についてはどうでしょうか。2点お伺いします。 ◎加藤 教育相談センター所長   議案第81号「教育相談センター条例の一部改正」に係るご質疑に答弁申し上げます。  まず、教育相談センター本館における過去3年間の相談回数の推移を申し上げますと、平成26年度は2504回、27年度は3033回、28年度は2714回となっております。そのうち土曜日における相談回数でございますが、26年度が79回、27年度が140回、28年度が101回となっております。  現在の職員体制でございますが、教育相談センター本館におきましては、所長及び司法書士のほか嘱託の相談員3名、相談員の補助を行う臨時職員が4名、臨床心理士5名、学校心理士2名、スクールソーシャルワーカー3名を配置しております。  相談員の資格につきましては、採用に際し特別求めている資格はございません。現在は退職校長1名、相談員経験者1名、心理士資格を持つ者1名の計3名を配置しております。  今後につきましては、今年度当初予算におきまして臨床心理士が1名増員されたところでございますが、近年の相談回数の急激な増加を踏まえまして、相談員1名と司法書士1名の増員を要望しているところでございます。  以上でございます。 ◆松本 委員   はい、いいです。 ○荒木 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上で議案第81号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第82号の審査 ○荒木 委員長   次に、議案第82号「春日部市立学校設置条例の一部改正について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   それでは、議案第82号に対する質疑を求めます。 ◆松本 委員   3点ほど伺います。  1つは、義務教育学校を設置をすると、富多小、宝珠花小、江戸川中を1つの施設一体型の小中一貫校と、こういうことで県内で初めてと、全国でもまだ少ないですね、四十何校ですかね。ということで、県内では初めての試みなわけです。  これについて、さまざまな問題点が指摘をされているわけですけれども、一応4点ほどお伺いしたいです。  1つは、教育課程の問題なんですけれども、教育課程というか全体の問題なんですけれども、1年生から9年生までと、このようになっていくわけです。やっぱり戦後、小学校6年、中学校3年と、6・3・3・4制とこういうものが定着をしてきているという中で新たな取り組みなのですけれども、この節目ですね、特に小学校を卒業する、それから中学校に入学する、これ私の経験上、非常に重要な節目だなと思っているのですよ。そういう点では、これがなくなることについて、どのように考えているのかということですね。1年生に入学して、9年生で卒業ですから、途中ないですからね。余りにも長い。  それから、教職員数なのですけれども、現在この3校ではどうなっていて、義務教育学校になったらどうなっちゃうのか。免許の問題もありますからね、両方の免許を持っていなくちゃいけないという、基本的にはありますよね。そこで小学校、宝珠花、富多小は今何人がいて、江戸中は何人。校長さんは3人いることはわかるのですけれども。ほかの職員はということですね。  それから、転出入の問題がどうしても出てくるのですよね。庄和地域は前から学区の自由化というか選択制というか、そういうことで庄和は、春日部は違うのですけれども。そういう点では、転出入というのは可能なわけですよね。例えば9年間ありますけれども、途中の6年生まで行ったら違う学校へ行っちゃうとか、または途中から入ってくるとか。そういうことでの教育課程が違いますので、その辺はどういうふうに考えているのかということ。  それから、通学ですね。義務教育学校は広い地域が1つのところに小学生から中学生まで通学してくるわけですよね。今でも広いですけれども、江戸中なんか大変ですけれども、自転車で来ているのですけれども。小学生はそういうわけにいかないと、その辺はどういうふうに考えているのか。やっぱりバス通学みたいなのが必要なんじゃないかなという気がするのだけれども、その辺の検討はどうなっているかということです。  それから、小学校2校廃校と、なくなっちゃうわけだね、この条例によって。江戸川中もなくなるわけですよ、形としては。江戸中は残るけれども、施設として残るけれども、でも小中一貫校になるわけですから。  ただ、小学校の2校というのは、宝珠花小も富多小も100年以上の歴史があり、学校がなくなるということは地域にとっては大変なことなんですよ、実は。拠点がなくなるわけですからね、すごい重みがありますよね。もう一回戻そうと言ったって、戻せるものじゃないですから、学校施設は新しいですからね、富多小も宝珠花小も、建てかえて。歴史は140年とか120年ありますけれども、施設は新しいですから。この辺の活用については、教育委員会の手を離れるのか、離れないのか。今は学校は教育委員会の管理ですよね。教育施設ですよね。だから、教育委員会としては、これはやはり教育施設としてこの活用をしていくのかどうかということを聞きたいんですよね。私はやっぱり学校があったと、ここにあったんだということはやっぱり重要だと思うのですよ。特に長い学校ですから。その辺の社会教育施設として活用するとかという、教育委員会の考え方というのはどうなのか、お聞きしておきたいと思います。  それから、校名です。これは検討条件については適宜お聞きしたところですけれども、この校名に決定した理由といいますか、経過と理由、その辺をお願いしたいと思います。 ◎舘野 指導課長   議案第82号「春日部市立学校設置条例の一部改正について」に係る義務教育学校におけるご質疑に答弁申し上げます。  私からは、教育課程の節目、教職員数、転出入に関する部分について答弁申し上げます。  まず、小学校過程から中学校過程へ移行する際の節目についてでございますが、小学校の卒業式や中学校の入学式に当たる行事を実施するか否かにつきましては、最終的には学校長が子供の実態、保護者、地域の思いや願いなどを勘案して決定するものでございますが、義務教育学校の新しい校長は現段階では未定でございますので、再編の対象となる3校の校長を中心に現在話し合いを重ねているところでございます。  次に、教職員数についてでございますが、埼玉県の公立小中学校の教職員数は、埼玉県市町村立小中学校学級編成基準及び県費負担教職員配当基準によって配当をしております。それらに合わせて、加配により配置された教員を加えて、今年度現在ではございますが、宝珠花小学校に10名、富多小学校に10名、そして江戸川中学校に13名の教職員が配置されております。
     しかしながら、義務教育学校の教職員数については、現在同様の基準が明示されてはおりませんので、現段階ではお答え申し上げることができません。今後、県教育委員会からの指導を受け配当されるものと考えております。  次に、転出入についてでございますが、義務教育学校においても教育課程は学習指導要領に基づき前期課程6年と後期課程3年として編成されますので、これまでの6・3制の小中学校における転出入の場合と違いはございません。したがって、現行の転出入と同様に、事前に転出入児童生徒や保護者に丁寧な説明やガイダンスを行ったり、学校間での連携を密にするなどにし、例えば学校行事等により授業の進度に差が見られる場合などについては、必要に応じて補習授業を実施したり、家庭学習の課題を提示したりするなどの支援を行ってまいります。  以上でございます。 ◎大倉 学務課長   続きまして、義務教育学校における登下校時の児童の安全確保についてのご質疑に答弁申し上げます。  ご指摘のとおり、小学校2校の学区が統合されることにより、児童の通学区域は大幅に拡大されます。現状の通学状況は、宝珠花小学校は通学班による徒歩通学、富多小学校は学校近くの指定場所まで各自集合した上で、そこからの通学班による徒歩通学と、それぞれ状況が異なっております。  義務教育学校が新設される江戸川中学校は、田園地帯の一角にあり、周辺に民家がなく、人の目が届きにくい環境でございます。また、隣接する道路は主要県道であり、県外ナンバーの交通量が大変多い状況となっております。このことから、児童が交通事故や連れ去りなどの犯罪に巻き込まれる危険性が高いことを強く認識しております。  そのため、教育委員会では、登下校時の児童の安全を確保するため、徒歩通学以外のさまざまな通学手段について現在検討を進めているところでございます。  今後は、学校やPTA、地域の方々と協議を行いながら、児童の安全確保を第一優先の課題として、地域の実情に適した通学手段を確保してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎今井 学校管理担当課長   議案第82号「春日部市立学校設置条例の一部改正について」の2校が廃校となるが、廃校後の施設について及び校名決定の経過及び理由についてのご質疑について答弁申し上げます。  初めに、2校が廃校となるが廃校後の施設はどうなのか、教育委員会として教育施設として活用する予定はあるのかについてのご質疑でございますが、2校が廃校となる廃校後の施設は、教育委員会といたしましては、文化財や郷土資料の展示収蔵施設や地域活動のコミュニティーの場所として活用を要望しているところでございます。学校施設の跡地活用に関する検討部会により、全庁的な活用方法の検討を進めているところでございます。  続きまして、校名の決定に至る経過及び理由でございますが、庄和北部地域の校名に関する検討経過や応募状況につきましては、校名募集を平成29年3月1日から平成29年4月30日まで実施し、応募総数215件、応募種類102件でございました。  応募されました校名案の票数が多い上位9件と、準備委員会で選出した3件の12件について学校再編準備委員会で審査を行い、7件の校名候補を決定いたしました。その7件の校名候補に対して、また義務教育学校という名前を付与した4件を加えまして、11件の校名を候補とし、地域の意見や応募の際の思いを十分に踏まえ、総合的に判断し、最終候補を市長が決定いたしました。  なお、江戸川学園と最終決定した理由といたしましては、短い言葉でインパクトのある学校名であること、江戸川への思いが込められていること、新しい学校のイメージが想像できることなどの思いを市長より伺ったところでございます。  また、武里南部地域の検討経過、応募状況、その校名に決定した理由でございますが、春日部南部地域の校名募集につきましては、平成29年3月1日から平成29年4月30日まで募集を実施し、応募総数769件、応募種類271件でございました。  応募されました校名案を票数が多い上位11件と準備委員会で選出した2件の合計13件を学校再編準備委員会で審査を行い、5件の校名候補を決定いたしました。その5件の校名候補から地域のご意見や応募の際の思いなどを十分に踏まえ、総合的に判断し、最終候補を市長が決定いたしました。  なお、武里南部地域につきましても、最終的に春日部南中学校とした理由といたしましては、学校再編準備委員会での校名候補の5件の中で春日部南中学校の審査結果が最高得点だったことが最終的な決め手でございます。  また、武里南小学校、武里西小学校から合流する中学校であることから、どちらかに偏ることなく、広く捉えて春日部市の南に位置する中学校としたいという思いを市長より伺っているところでございます。  以上でございます。 ◆松本 委員   教員の数は未定ということなんですけれども、小学校と中学校で人数多くなりますけれども、現在33名ということになりますけれども、これは原則として義務教育学校ですから、小学校の免許と中学校の免許と、義務教育学校の免許ってないですからね、そういうのはまだないですからね。両方持っているということが基本的な条件になりますかね、新しい学校の、義務教育学校の教員というのは。  中学校の先生が小学校の免許を持っていると。また、小学校の先生が中学校の免許を持っている場合はあるかもしれない、私もそうなんですけれども、だから両方教えたことありますけれども。だから、基本的にはそういう両方の免許を持っている人を新しい学校の教員にすると、もちろん今いる人、継続的にやらないと子供たちが混乱しちゃうから、当面のこの措置というのがあるのでしょうけれども、原則としてそういうことになるのかどうなのかと。ただ、そういう人は限られてくるんじゃないかなという気がしますけれども。  それから、通学なんですけれども、徒歩以外ということなので、安全第一ですけれども。そうすると、例えば江戸中の生徒はほとんどが自転車ですよね。1人だけ近い子がいるから歩きだけれども。小学校に自転車ということはあるのかどうか。ないんじゃないかと、危ないからまずいと思うのだけれども、徒歩以外というとそういう部分がありますからね、車を使って来るとか。  あとは、マイクロバスをやっぱり選択肢の1つに当然考えているんだと思うのですけれども、その辺はどうなんですかね。それも選択肢の1つかどうかということよりも、むしろそういう方向かということだね。  それから、武里南部についてはわかりました。ちなみに、参考に庄和北部で一番多かった学校名、応募の中で、215件でしたっけ。この中で一番多かった、あとは2番目とか3番目ぐらいまでちょっと教えてください。 ◎舘野 指導課長   義務教育学校の教職員の免許についてでございますが、委員ご指摘のとおり、小学校及び中学校両方の免許状を持つ者の配置が原則でございます。しかしながら、当分の間はどちらか一方の免許状だけでよいと示されてもおります。教育委員会といたしましては、県の助言、指導をいただきながら配置を行ってまいりたいと考えています。  なお、最近の大学の傾向として、小学校、中学校、両方の免許を取得するように働きかけている大学もふえつつあるというふうに伺っております。  以上でございます。 ◎大倉 学務課長   児童の通学に関する再度のご質疑に答弁申し上げます。  通学手段の検討においては、児童が最も安全に通学できることを主体に置き、検討しておりますことから、自転車通学については検討の一材とはしておりません。徒歩通学以外の通学手段で検討しているものといたしましては、路線バスの活用やスクールバスの導入などを中心に検討しているものでございます。  以上でございます。 ◎今井 学校管理担当課長   校名の決定した理由についての再度のご質疑に答弁申し上げます。  応募票数の中で1位だったものが「江戸川学園」、2位が「江戸川小中学校」、3位が「庄和江戸川学園」でございます。  以上でございます。 ○荒木 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上で議案第82号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第83号の審査 ○荒木 委員長   次に、議案第83号「義務教育学校校舎等増築工事請負契約の締結について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   それでは、議案第83号に対する質疑を求めます。 ◆松本 委員   この図面を見ているのですけれども、いろいろ検討を重ねてこういうふうになったのでしょうけれども、一番気になったのがプールなんですよ。中学校のプールで小学生がやったら溺れちゃいますから。コンクリートの非常に古いプールでありますけれども、よいプールらしいから、それでも小学生にはつくらなければならないと思うんだけれども、この辺の検討というのはどうなっているんですか、施設として。 ◎宮野 施設課長   議案第83号「義務教育学校校舎等増築工事請負契約の締結について」のご質疑に答弁申し上げます。  今回の義務教育学校校舎等増築工事にはプールに係る工事は含まれていませんが、現在の中学校のプールにおいて、特に小学生にとってプールの深さは大きな課題となっています。小学生の水泳授業への対応につきましては、さまざまな角度から検討を行っております。  今後も開校に向けて、学校や関係部署と綿密に協議を重ねてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○荒木 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上で議案第83号に対する質疑を終結いたします。  ◇議案第87号の審査 ○荒木 委員長   次に、議案第87号「平成29年度春日部市一般会計補正予算(第4号)、教育環境委員会所管分について」を議題といたします。  本案については、執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   それでは、議案第87号に対する質疑を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上で議案第87号に対する質疑を終結いたします。  ◎陳情の意見交換 ○荒木 委員長   続いて、陳情の意見交換を行います。
     ◇陳情第1号の意見交換 ○荒木 委員長   陳情第1号「陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件 外3件)、教育環境委員会所管分について」を議題といたします。  当陳情に対する各委員の意見を求めます。 ◆松本 委員   これは何回も出ているんだけれども、いつも言っている気がするのですけれども、これは何回も出ているのだけれども、そうはならないのだけれども、これは説明してもわかってもらえないのでしょうかね、その辺はどうなんですかね。それだけなんです。何回も言っている。説明をしているのかどうか。これは関係のところ、関係部署。 ◎前島 農業委員会事務局長   ただいまの宅地建物取引業者の登用についてのご意見でございますが、農業委員会におきましては、先日農業委員会委員の委嘱に関して同意をいただいたわけなのですが、そのときも説明したとおり、今回全て公募となってございますので、法律を読んでいただければ公募ということでわかる範疇だと思うのですが、説明というよりも、法律が変わったことによって、それはそういった形をとっていただければというふうに考えております。  以上でございます。 ◆松本 委員   だから、陳情が出てくるということは取り入れられていないですよね、陳情が出ているのですから。だから、農業委員会でも説明をこの陳情者に対して説明しないと、また来るわけですよ。もう何回も来ていますから、これ。だから説明不足なんじゃないかなと思うのだけれども。 ◎前島 農業委員会事務局長   再度の意見交換で、ただいまの件につきましては、今年度の内容につきましては法律改正によって法律をごらんくださいというような形で申し添えておきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○荒木 委員長   以上で陳情第1号に対する意見交換を終結いたします。  ◎議案に対する討論、採決 ○荒木 委員長   引き続き、当委員会に付託された議案5件について、順次討論を行い、採決をいたします。  ◇議案第77号に対する討論、採決 ○荒木 委員長   最初に、議案第77号「第2次春日部市総合振興計画基本構想教育環境委員会所管分について」討論を求めます。 ◆松本 委員   議案第77号「第2次春日部市総合振興計画基本構想について」、反対の立場から討論を行います。  春日部市の最大の課題は、人口減少に歯どめをかけることです。合併後、第1次総合振興計画のもとで行われてきたものは、さまざまな市民への負担増とサービスの引き下げです。教育環境分野では、公民館の有料化、市民プールの廃止、体育施設や図書館への指定管理者制度の導入など、特に社会教育での後退が市の魅力を失わせ、子育て世代の人口減少を招いたと言えます。  この総括、反省なくして、新たな計画を立てるようなことはできません。来年度からの10年間にわたる総合的、計画的なまちづくりの指針となる第2次総合振興計画でのまちの将来像は、「つながる にぎわう すまいるシティ 春日部」です。これを実現する上で、教育環境分野での施策や取り組みは極めて重要です。  しかし、残念ながら第2次の基本計画を見る限り、人口減少に歯どめをかけ、近隣自治体にまさる抜本的な施策は見られません。これでは、かけ声だけに終わるのではないかと危惧せざるを得ません。「つながる にぎわう すまいるシティ 春日部」と言うならば、まずは公民館を無料に戻し、住民がつながる拠点とすること、子供から高齢者まで楽しむことができ、健康増進にも役立つ体育施設や図書館などの文化施設を拡充すること。市民プール建設、大沼グラウンドなどの体育施設や図書館などへの指定管理者制度をやめて、直営で職員が市民と一緒になって市民目線で活動することであります。  商業、農業を活性化し、にぎわい、定住化を図る抜本的な施策を打ち出すようなことが極めて必要ですけれども、この計画では、これまでの延長線上にとどまっているとしか見えません。  9月議会での28年度決算審査で明らかなように、市民の切実な要望に応え、未来に投資できるだけの財源はあります。春日部市の危機的な状況を打開し、市の魅力を取り戻し、かつてのような活気ある市政に変えていくには、極めて不十分な第2次総合振興計画と言わざるを得ません。  よって、この議案には反対します。 ◆鬼丸 委員   議案第77号「第2次春日部市総合振興計画基本構想」、教育環境委員会所管分につきまして、新政の会を代表し、賛成の立場から討論をいたします。  まず、教育の分野におきましては、子供の教育のあり方、いじめや不登校の問題、家庭、地域の教育力の低下などの課題が複雑化、深刻化する中、確かな学力、豊かな心、健やかな身体など、調和のとれた生きる力を確実に育むことや学校、家庭、地域が一体となった教育の推進が求められております。  このような中、子供が幸せに育ち、生きる力を育むまちをまちづくりの基本目標として、児童生徒一人一人を大切にした教育の充実、学校環境の整備推進、地域社会と協力した青少年の健全育成の推進により、子供の生きる力を育むことが位置づけられており、課題を見極めた適切な内容であると評価しております。  次に、文化・スポーツの分野におきましては、学びを通じて、人々の交流を活発にするとともに、誰もが心豊かで充実した人生を送ることが大変重要になっております。  このような中、市民が主役となって活躍し、生きがいを持てるまちをまちづくりの基本目標として、多様な学習活動の支援とともに、文化、芸術やスポーツレクリエーションの振興を図り、誰もが生きがいを持ち、いつでも学べることが位置づけられており、市民のニーズを十分に反映した内容であると評価しております。  次に、環境の分野におきましては、地球環境の保全に対するリスクの高まりとともに、持続可能な社会の推進が求められております。  このような中、恵まれた自然の中で安心安全に暮らせるまちをまちづくりの基本目標として、人と自然が共生した地球環境に優しいまちづくりを目指して、市民一人一人が環境に配慮した行動を行うことが位置づけられており、評価に値するものと考えております。  最後に、観光・産業・経済分野におきましては、東京オリンピック・パラリンピックを契機として、訪日外国人観光客などの増加が見込まれる中、いかに春日部市の魅力を発信し、交流人口をふやしていくかが求められております。  また、春日部市では、雇用、所得環境の緩やかな回復傾向が見られますが、春日部駅周辺の中心市街地の活性化が大きな課題となっております。  このような中、地域の資源を生かした魅力あふれるまちをまちづくりの基本目標として、地域資源を有効に活用した新たな農産物や観光の創出、企業誘致や企業支援の推進、農・商・工業における人材育成や経営支援などの活性化対策、さらに、交流とにぎわいのある魅力あふれるまちをつくるという方向性が位置づけられており、大いに期待が持てる内容だと思います。  今後のまちづくりにおいては、人口減少、少子高齢化社会の進展により、ますます厳しさを増すことが想定されますが、春日部市の将来のさらなる発展を見据え、これまで以上に積極的な施策の展開と円滑な事業の実施を期待いたしまして、賛成討論といたします。 ○荒木 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手多数〕 ○荒木 委員長   賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第81号に対する討論、採決  次に、議案第81号「春日部市教育相談センター条例の一部改正について」討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○荒木 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第82号に対する討論、採決 ○荒木 委員長   次に、議案第82号「春日部市立学校設置条例の一部改正について」討論を求めます。 ◆松本 委員   議案第82号「春日部市立学校設置条例の一部改正について」、反対の立場から討論を行います。  宝珠花小学校は、開校141年、富多小学校も120年を超え、江戸川中学校は開校65年の歴史を持っています。庄和北部地域は、富多小学校、宝珠花小学校で複式学級になるまで、児童数の減少が進んでいることから、小学校2校を統合することについてはやむを得ないと理解できます。  しかし、江戸川中学校の敷地内に施設一体型の小中一貫校である義務教育学校を新設することについては、以下の理由により反対いたします。  9年間の小中一貫教育では、人間関係が固定しやすい。小学校の卒業式、中学校の入学式という重要な節目がなくなる。行事活動等で小学校五、六年生のリーダーシップ性を育てる機会が減少する。カリキュラムを早期化する場合、9年間の途中で学習に挫折する可能性がある。教職員の教員免許は小学校の教員免許及び中学校の教員免許を有する者でなければならないが、現在両方の免許を持つ教員は少ない。  小学校段階から教科担任制を導入すると、学級担任制のメリットがなくなる。単元や授業の区切りごとに行ってきた小学校段階のテストが定期テストでの評価に移行することで生じる児童へのストレスや負担の増加。中高一貫教育との整合性がない。1つの自治体の中に小学校、中学校、義務教育学校が併存することになる。1人の校長が9つの学年を把握しなくてはならない。小学生が中学生の影響を受けることによる非行の低年齢化、性の低年齢化など、多くの問題が指摘されています。  国際的に見ても、初等教育と中等教育、中学校・高等学校に属する教科は別にした教育制度が主流となっております。日本においても、戦後一貫してこの教育制度が行われ、しっかりと定着しています。  小中学校の連携は重要ですが、教育的効果もデメリットも検証されていないままの義務教育学校を新設することは、極めて問題であります。  よって、この議案に反対いたします。 ◆鬼丸 委員   議案第82号「春日部市立学校設置条例の一部改正について」、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  この議案は、平成31年4月の学校再編に伴い、庄和北部地域に小中一貫教育を行う県内初となる義務教育学校を設置するとともに、武里南部地域では、中学校2校を統合し、新たな中学校を設置するため、学校名を定めるものです。
     学校名の選定に当たっては、両地域とも地域の住民の方を対象に校名募集を行うとともに、地元自治会、PTAの方々や児童生徒などから意見を伺い、校名候補案を絞り、新たな校名に対する思いなどを考慮した上で決定したという経過があるということでした。  学校は地域の拠点で、このたび提案のあった学校名については、地域の多くの方々から末永く親しみを込めて呼ばれるものと考えます。また、義務教育学校は、小中一貫教育の推進が図られるものと考えます。  今後とも、平成31年4月の開校に向けて、引き続き地域と連携、協力を図りながら準備を進めていくことを要望し、賛成討論といたします。 ○荒木 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手多数〕 ○荒木 委員長   挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第83号に対する討論、採決 ○荒木 委員長   次に、議案第83号「義務教育学校校舎等増築工事請負契約の締結について」討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○荒木 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ◇議案第87号に対する討論、採決 ○荒木 委員長   次に、議案第87号「平成29年度春日部市一般会計補正予算(第4号)、教育環境委員会所管分について」討論を求めます。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に賛成の委員の挙手を求めます。  〔挙手全員〕 ○荒木 委員長   挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当委員会に付託された議案の審査並びに陳情の意見交換は全て終了いたしました。  なお、お諮りいたします。  ただいま議決した議案に関する委員会報告書の作成等については、委員長に一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   ご異議なしと認めます。  よって、委員会報告書の作成等については、委員長に一任していただくことに決しました。  一回休憩いたします。 休憩 11:15 再開 11:25 ○荒木 委員長   休憩前に引き続き、会議を開きます。  ◎閉会中の特定事件について ○荒木 委員長   閉会中の特定事件についてを議題といたします。  事務局、資料の配付をお願いします。 《閉会中の特定事件並びに報告事項配付》 ○荒木 委員長   閉会中の特定事件は、ただいまお手元に配付したとおりの内容でよろしいでしょうか。  〔「はい」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   それでは、閉会中の特定事件については、この旨議長に報告しておきます。  ◎報告事項 ○荒木 委員長   次に、その他ということで報告事項があるようですので、順次報告をお願いいたします。 ◎日向 環境経済部長   環境経済部から4件報告をさせていただきます。  1件目の第2次春日部市環境基本計画(案)の市民意見提出手続の結果についてを山崎環境政策推進課長より、2件目の事業系一般廃棄物の搬入の周知についてを野沢環境センター長より、3件目の春日部市汚泥再生処理センターの愛称決定についてと、4件目の最終処分場第二期B工区の跡地利用の進捗状況についてを新井施設担当課長より、それぞれ報告いたします。 ◎山崎 環境政策推進課長   第2次春日部市環境基本計画(案)の市民意見提出手続の結果についてご報告をいたします。  第2次春日部市環境基本計画につきましては、平成29年10月1日から平成29年10月31日まで、市民意見提出手続を実施し、1名の方から1件の意見がございました。  意見内容といたしましては、生物多様性基本法に基づく生物多様性地域戦略の策定を要望するもので、第2次春日部市環境基本計画(案)の内容についてではございませんでした。  また、第2次春日部市環境基本計画(案)では、生物多様性に特化した部分はないものの、生物多様性の重要性にも配慮した内容を盛り込んでおります。  今後の策定スケジュールにつきましては、庁内各部と春日部市環境審議会に内容の最終確認を行い、改めて必要な修正を加えた後、3月に計画書を配付する予定でございます。  なお、本計画の作成に当たりましては、外部委託ではなく、環境政策推進課職員がコンサルに頼ることなく、みずから手づくりしたものとなっております。  以上でございます。 ◎野沢 環境センター長   報告事項2、事業系一般廃棄物の搬入の周知につきまして報告いたします。
     内容ですが、豊野環境衛生センターは市内から廃棄される一般廃棄物の焼却施設ですので、家庭から排出される一般廃棄物のほかに事業活動に伴い排出されるものでも、紙くずなどは事業系一般廃棄物として受け入れ処理をしております。  この事業系一般廃棄物につきましては、これまで事業所の方々には適正な分別及び処理にご協力をいただいておりましたが、近年、廃棄物の材質が多種多様化してきておりまして、廃棄物と一般廃棄物との判別が難しくなってきています。このことから、分別が不完全なままのいわゆる混合ごみなどの搬入が増加してきておりまして、焼却炉への影響が大きくなってきております。  こうしたことから、産業廃棄物と一般廃棄物の種類をわかりやすく分類した資料を事業者の方々へ配付して周知し、事業系一般廃棄物の徹底分別について、引き続き事業者の方々にご理解とご協力をお願いするものであります。  後ほど議員の皆様には資料を配付させていただきたいと考えております。  以上です。 ◎新井 環境センター施設担当課長   環境センターより報告事項3、報告事項4について報告いたします。  報告事項3、春日部市汚泥再生処理センターの愛称決定について報告いたします。  汚泥再生処理センターにつきましては、衛生的な生活環境を維持する上で重要な施設であることから、広く市民から親しみが得られますよう、愛称を募集いたしました。  愛称の募集は、広報かすかべなどの公募のほか、環境センターの施設見学に来場いただきました小学生にもご協力を呼びかけ、応募をしていただきました。  平成29年5月1日から平成29年11月6日の期間で応募をいたしました。応募総数でございますが、総数853件と多くの市民及び全国の方々より応募がございました。この中から施設の目的や特徴がイメージしやすく、また覚えやすく親しみやすいものなどの基準によりまして、市内小学生の作品の愛称でございます「環境ゆめランド」に決定をいたしました。  なお、愛称の発表並びに授賞式につきましては、平成30年1月ごろを予定してございます。  次に、報告事項4、最終処分場第二期B工区の跡地利用の進捗状況について報告いたします。  最終処分場第二期B工区の跡地利用につきましては、地元自治会などで構成されます東中野埋立地連絡協議会と協議をいたしまして、民間事業者に場所を貸し付け、事業者みずからが太陽光発電設備を設置する事業が決定されたところでございます。  平成29年9月28日に公募型プロポーザル方式の広告を掲載いたしましたところ、2者の事業者から提案書の提出がございました。この2者の事業者による提案の説明、質疑応答などを実施いたしまして、提案内容のすぐれた事業者の1者を候補者といたしているところでございます。  今後は、各種関係法令等の手続を経まして、平成29年度内に事業者を決定する予定でございます。  以上でございます。 ◎宇内 学校教育部長   学校教育部から2件報告をさせていただきます。  初めに、ナンバー5、春日部市学校施設長寿命化計画(案)の市民意見提出手続の実施について宮野施設課長から、次に、ナンバー6、活躍する春日部の子供たちについて舘野指導課長から、それぞれ報告をさせていただきます。 ◎宮野 施設課長   施設課より報告事項、春日部市学校施設長寿命化計画(案)の市民意見提出手続の実施について報告いたします。  春日部市学校施設長寿命化計画につきましては、学校施設の老朽化が進む中、施設の長寿命化や計画的な更新を図り、中長期的な維持管理などに係るライフサイクルコストの縮減及び財政負担の平準化、学校施設に求められる機能・性能を確保するため、平成30年度から平成59年度までの30年間の計画として、今年度作成を進めてまいりました。  策定に当たりましては、市長部局及び教育委員会関係部署の職員を委員とした春日部市学校施設長寿命化計画策定検討委員会を設置し、さまざまな方面から議論をいただくとともに、学校施設の長寿命化計画策定に係る専門家からも助言をいただきました。  本計画は、単に学校施設の目標使用年数を延ばすだけではなく、将来を担う子供たちが生き生きと学び生活する場所として充実した学校環境を実現するために、施設設備の水準なども定めています。  また、各学校施設について、現在の劣化状況の評価を行った上で、大規模改修の実施設計を示すなど、より実情に即した計画となっています。  つきましては、春日部市学校施設長寿命化計画(案)に係る市民意見提出手続を本日から平成30年1月4日までの間の期間で実施してまいります。  別添資料5をごらんください。  今回、市民意見提出手続に充てました春日部市学校施設長寿命化計画(案)の概要版でございます。  では、その概要のポイント部分について説明させていただきます。  表紙を1ページおめくりください。  本計画は7章立てとなっております。めくりまして、1ページをごらんください。  Ⅰ、背景と目的の章となります。  1の目的でございますが、学校施設につきましては、老朽化や機能低下が進んでいること、各種設備など建築当時の機能・性能のままとなっていること、また、建築時期が集中していることで改修・建てかえの時期を迎えた場合、大規模な財政負担が見込まれるとした課題がございますことから、ライフサイクルコストの縮減や財政負担の平準化、学校施設に求められる機能・性能を確保するため、本計画を策定したものでございます。  2、計画の位置づけにつきましては、それぞれの計画の関係を示したものでごらんのとおりとなっております。  3、計画期間でございますが、平成30年度から平成60年度までの30年間としており、10年ごとに見直しを行うものとしております。  続きまして、2ページになりますけれども、こちらがⅡ学校施設の実態の章となります。めくりまして、3ページをごらんください。  2、学校施設の老朽化状況の実態としまして、構造躯体の健全度及び構造躯体以外の劣化状況等の調査を行いました。その結果を健全度という評価指標であらわしています。  評価結果としましては、施設の種類ごとに円グラフで健全度別の割合を示しております。表の下のほうの米印、上段2行になりますけれども、国の基準では健全度40点未満の建物は優先的に対策を講じることが望ましいとされております。  5ページをごらんください。  Ⅳ、学校施設整備の基本的な考え方の章となります。  四角の中、下から2行になりますけれども、これまで60年程度だった建物の目標使用年数を80年程度に延ばすことを目指していくものを示しております。  6ページをごらんください。  Ⅴ、施設整備の水準等の章としまして、四角の中になりますけれども、長寿命化を図るため、統一的な方針として、今後の大規模改修による整備水準を設定しました。  大きくは4つの項目となっておりますけれども、4つの目標とする学校施設づくりのための個々の整備水準を定めております。  続きまして、7ページをごらんください。  Ⅵ、長寿命化の実施計画の章になっております。  (1)改修等の順位づけの考え方を示しておりまして、四角の枠にありますように、健全度の点数が低い施設から順に行うことを基本としますが、改修等の実施時期の平準化を図るために、点線の枠で囲んだ優先順位の検討にありますように、優先度1「健全度の点数」、次に優先度2「建築年度が古い学校施設」、優先度3「過去の改修履歴」をもって改修等の優先順位づけを行うものとしています。  その順位づけの結果としまして、平成30年度から10年間の第1期実施計画について示したものが8ページとなっております。8ページの上からは優先度が高いものになっております。  下のほうの、下から2行のところになるのですけれども、工事実施段階の躯体の詳細な調査の結果を踏まえ、学校規模の状況や児童生徒数の推移、学校周辺の公共施設の状況など、各学校を取り巻く環境を総合的に判断した上で必要に応じた見直しを行うものとしております。  戻りまして、7ページになりますけれども、ページの下から4行目になりますけれども、この長寿命化計画は事業に絡む形で、トイレ改修については大規模改修に合わせて実施することが学校運営への影響などの面で効果的ですが、児童生徒が一日の大半を過ごす学校において安心してトイレを利用し、健康的な生活を送ることができるよう、優先的に取り組むことを検討してまいりますと考えております。  詳細な計画内容につきましては、ホームページ等でごらんいただきたいと存じます。  報告は以上でございます。 ◎舘野 指導課長   指導課から報告事項6、活躍する春日部の子供たちについて報告をさせていただきます。  春日部市内の小中学校の児童生徒は、毎年、部活動や各種展覧会などさまざまな分野で目覚ましい活躍を見せております。別添でお配りした資料6は、全国レベルの大会等の結果について、11月22日現在での学校からの報告をまとめたものでございます。  これ以外にも、またこの日以降にも春日部市内の子供たちは、スポーツ、芸術、文化などさまざまな分野で活躍をしております。  また、今回の結果については、本人の努力はもちろんですが、指導者を初め、保護者や市民の方々の支援や協力によるところも大変大きなものであります。  議員の皆様方にも学校や展覧会に足を運んでいただくなど、常日ごろからご支援いただいていることに深く感謝を申し上げます。ありがとうございます。  指導課からの報告は以上でございます。 ○荒木 委員長   ほかに何かございますか。 ◆鬼丸 委員   すみません、6番のさっきの全国大会などの活躍、この表でちょっとお聞きしたいのがあるんですけれども、まず、南桜井小の空手の子供、1番と16番は同一人物なのか。あと、全国中学の水泳大会とえひめ国体、3年生、22番から27番、これは同一人物なのか。あと、八木崎小学校の7番のトンボ絵画コンクール、これは学校として文部科学大臣賞を取っているという意味でよろしいんですか。その3点を。 ◎舘野 指導課長   ただいまの質問にお答え申し上げます。  まず、1点目の、この別添資料の1番と16番の子供についてでございますが、同一人物でございます。  それから、22番から27番までの各種の水泳大会の該当でございますけれども、それぞれに重なっている生徒もいますが、ばらばらでございます。  そして最後、7番の八木崎小が受賞した文部科学大臣賞でございますが、これは学校として約5000校の中の1校ということで選ばれた賞でございます。  以上でございます。 ○荒木 委員長   ほかにございますか。  〔「なし」と言う人あり〕 ○荒木 委員長   以上をもちまして、教育環境委員会を閉会いたします。 閉会 11:44...