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  1. 春日部市議会 2016-12-16
    平成28年12月定例会−12月16日-08号


    取得元: 春日部市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-16
    平成28年12月定例会−12月16日-08号平成28年12月定例会  平成28年12月春日部市議会定例会 第19日 議事日程(第8号)                            平成28年12月16日(金曜日)  1.開  議  1.各常任委員長報告とそれに対する質疑  1.議案第88号から議案第114号まで並びに請願第4号に対する討論、採決  1.議第17号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.議第18号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.議第19号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.議第20号議案の上程、説明、質疑、討論、採決  1.特定事件継続審査の件  1.市長の挨拶  1.閉  会 出席議員(32名)      1番   石  川  友  和  議員      2番   水  沼  日 出 夫  議員      3番   斉  藤  義  則  議員      4番   坂  巻  勝  則  議員
         5番   卯  月  武  彦  議員      6番   大  野  と し 子  議員      7番   佐  藤     一  議員      8番   金  子     進  議員      9番   井  上  英  治  議員     10番   松  本  浩  一  議員     11番   今  尾  安  徳  議員     12番   並  木  敏  恵  議員     13番   鬼  丸  裕  史  議員     14番   岩  谷  一  弘  議員     15番   滝  澤  英  明  議員     16番   吉  田     剛  議員     17番   古  沢  耕  作  議員     18番   海 老 原  光  男  議員     19番   矢  島  章  好  議員     20番   木  村  圭  一  議員     21番   鈴  木  一  利  議員     22番   荒  木  洋  美  議員     23番   会  田  幸  一  議員     24番   山  崎     進  議員     25番   河  井  美  久  議員     26番   小  島  文  男  議員     27番   栄     寛  美  議員     28番   小 久 保  博  史  議員     29番   蛭  間  靖  造  議員     30番   武     幹  也  議員     31番   栗  原  信  司  議員     32番   中  川     朗  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長      石  川  良  三       副市長     池  貝     浩   市長公室長   菊  地  豊  明       総合政策部長  白  子  高  史   財務部長    大  川  裕  之       総務部長    宇  内  啓  介   市民生活部長  折  原  章  哲       福祉部長    内  藤  信  代   子育て支援担当部長                健康保険部長  桜  井     厚           小  谷  啓  敏   環境経済部長  村  田     誠       建設部長    泉  田  英  臣   都市整備部長  宮  崎  智  司       鉄道高架担当部長永  井  儀  男   庄和総合支所長 鈴  木  照  子       会計管理者   大  澤  雅  昭   消防長     田  中  二 三 夫       病院事業管理者 三  宅     洋   病院事務部長  落  合  和  弘       水道事業管理者職務代理者                                    会  田  和  彦   教育長     植  竹  英  生       学校教育部長  木  村  浩  巳   学務指導担当部長川  崎  信  雄       社会教育部長  大  山  祐  二   監査委員事務局長井  上     優 本会議に出席した事務局職員   次長      須  田  芳  次       主査      小  川  裕  司   主任      野  口  剛  史 △開議の宣告 ○会田幸一 議長  ただいまから本日の会議を開きます。  午前10時00分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △発言の訂正 ○会田幸一 議長  並木敏恵議員より発言を求められておりますので、これを許します。  12番、並木敏恵議員。                    〔12番並木敏恵議員登壇〕 ◆12番(並木敏恵議員) 貴重なお時間、ありがとうございます。発言の訂正をさせていただきます。  12月14日の私の一般質問の中で、「国保の都道府県化に当たって、今以上の国保税の引き下げはあってはならないと思いますし、改めて国保税の引き下げを求めます」と発言をしてしまいましたが、「今以上の国保税の引き下げはあってはならない」という誤りでありまして、「国保税の引き上げはあってはならない」というふうに訂正をさせていただきます。申しわけありませんでした。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △各常任委員長報告会田幸一 議長  日程第1、各常任委員長報告とそれに対する質疑を行います。議案及び請願に対する審査の経過と結果並びに陳情の意見交換について、順次報告を求めます。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇総務委員長報告会田幸一 議長  最初に、総務委員長金子進議員。                    〔金子 進総務委員長登壇〕 ◎金子進 総務委員長  おはようございます。総務委員長の金子でございます。今定例会において、当委員会に付託された議案10件及び請願1件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。なお、陳情1件についても、あわせて報告いたします。  最初に、議案第89号 春日部市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第90号 春日部市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第91号 春日部市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、議員の期末手当を0.1カ月分引き上げるということだが、議員全体での影響額は幾らか伺いたいとの質疑に対し、議員全体の期末手当引き上げに伴う影響額については174万1,800円ですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、今回の一部改正で議員の期末手当は、6月と12月を合わせ0.1か月分、5万4,000円の引き上げで、年間の影響額は全体で174万1,800円です。職員はサラリーマンですので、人勧によって民間企業サラリーマンの収入に合わせて上げるというのは当然です。議員は職員と同じ立場ではありません。市民の納税義務者1人当たりの所得は、平成21年度322万円に対し、25年度は302万円、27年度は303万円でこの間は低い水準で推移しています。相対的貧困率も16%を超えています。議員は市民の声の代弁者です。市民の生活が大変厳しい中、市民の理解は得られないと考えます。よって、この議案に反対します。なお、議案第92号も同様の理由から反対といたしますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、今回の一部改正は、これまでと同様に人事院勧告に準拠した「一般職のボーナス改定」に歩調を合わせた改定内容となっております。人事院では、社会情勢に適応した適正な給与を確保するために勧告を行っており、これに準じた対応として、国会議員の期末手当引き上げ改定となっております。このような背景の中、今回の条例改正は、本市の一般職を初め、他の多くの自治体の議員の改定状況とも整合が図られ、適正な改正であると考えます。今後もしっかりと社会情勢を見据えた中で適正な対応を図っていただくよう要望し、賛成討論といたします。また、議案第92号 春日部市特別職の給与に関する条例及び春日部市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についても、同様の理由により適正な改正であると考え、賛成いたしますとの討論がありました。  採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第92号 春日部市特別職の給与に関する条例及び春日部市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第93号 春日部市税条例等の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、条例の一部改正により、これまで控除されなかったスイッチOTC薬が控除できるようになるということだが、このスイッチOTC薬というのはどの程度の種類があるのか伺いたいとの質疑に対し、スイッチOTC薬は平成28年10月17日現在1,525品目ありますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第101号 春日部市消防本部及び消防署の位置並びに名称及び管轄区域に関する条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第102号 春日部市火災予防条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、市内の防火対象物の件数は幾つあるか伺いたいとの質疑に対し、平成28年4月1日現在4,981件あります。  そのうち、不特定多数の方が利用し、火災発生時に人命の危険のある防火対象物は1,165件ありますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第103号 埼玉県都市競艇組合規約の変更についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、地方公営企業法の一部適用に伴う主な改正点について伺いたいとの質疑に対し、発生主義・複式簿記を導入するとともに、民間企業と同様の精度の高い財務諸表を作成する点ですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第104号 財産の取得について(情報系システムセキュリティ強化対策業務機器一式)を議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成28年度春日部市一般会計補正予算(第3号)、総務委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、市町村による提案・実施事業補助金は、春バスに対するどの部分が補助の対象になったのか伺いたいとの質疑に対し、春バス3台のクレヨンしんちゃんのラッピングに要した費用及び6カ月分の著作権の使用料が補助の対象となっています。なお、補助率は2分の1ですとの答弁がありました。  また、市債の残高はどれくらいになるのか伺いたいとの質疑に対し、市債の補正予算後の年度末残高は、約710億6,000万円を見込んでいますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第5号 春日部市新庁舎を春日部駅東口地区に求める請願を議題とし、紹介議員からの説明を省略し、意見を求めたところ、この請願に関連し執行部においては、本庁舎整備基本計画案について、今月から市民意見提出制度、いわゆるパブリックコメントが予定されております。庁舎の位置については、こういった市域全体からの声や特別委員会での最終報告を踏まえ、今後議案として提案されるであろう市長の考えも勘案した上で、議会として最終判断を行ったほうが適切であり、この請願については今回は継続審査とすべきと考えますとの請願の継続審査を求める動議が提出されました。  そこで、継続審査を求める動議を議題とし、採決の結果、全員一致で請願第5号を継続審査とすることに決しました。なお、この旨、12月15日付で文章にて議長に申し出てあります。  次に、陳情第24号 陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件外2件)、総務委員会所管分についてを議題とし、意見を求めたところ、意見なく、陳情第24号についての意見交換を終結しました。  以上で、当委員会に付託された議案等の審査の経過と結果並びに陳情についての報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇厚生福祉委員長報告会田幸一 議長  次に、厚生福祉委員長、佐藤一議員。                    〔佐藤 一厚生福祉委員長登壇〕 ◎佐藤一 厚生福祉委員長  厚生福祉委員長の佐藤でございます。今定例会において当委員会に付託された議案11件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。なお、陳情1件についてもあわせて報告いたします。  最初に、議案第95号 春日部市介護保険条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号 春日部市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、指定地域密着型通所介護サービスを、条例に定めなければならなくなった理由を伺いたいとの質疑に対し、国の基準が改正されたことに伴い、市の条例改正が必要となったことによるものです。なお、記録の整備については、市が独自の基準を設け、省令で2年となっているところを5年としていますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第97号 春日部市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、この条例改正の内容を伺いたいとの質疑に対し、議案第96号において、地域密着型通所介護サービスが整備されることによって、本条例の基準も変更となることから、条例改正を行うものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第98号 春日部市在宅重度心身障害者手当支給条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、この条例改正に伴い、影響を受ける人数と金額を伺いたいとの質疑に対し、今回の改正により、29年度で支給制限となるのは3名、年額で15万円の減額となりますとの答弁がありました。
     以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、今回、県の補助要綱の見直しに伴い、これまで在宅重度心身障害者手当の支給の対象であった3名が支給の対象から除外されるということになりました。重い障害を持ち、自宅で暮らすこともままならないという二重、三重に困難なお子さんに対する手当の取りやめは、福祉の心に反すると思いますので、この議案に反対しますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、この議案は、埼玉県障害者生活支援事業補助金交付要綱の改正に合わせて支給対象者を見直すものです。在宅重度心身障害者手当の支給については、埼玉県の補助を受けて実施しており、今回、埼玉県が支給制限に係る対象者を見直し、児童福祉法に規定する各種児童施設の入所者を支給制限としたことから、市の条例についても見直しを行うものと理解しています。また、本手当は、在宅の重度心身障害者に対し手当を支給することにより、障害者の生活の向上と福祉の増進を図ることを目的とする手当であり、このことに照らし合わせても、今回の県の要綱改正に合わせた条例改正は適正であると考えます。今後も引き続き、障害のある方への適切なサービスの提供を要望し、賛成討論としますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第100号 春日部市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、3年連続で国保税の限度額を引き上げる理由を伺いたいとの質疑に対し、現在、国保税は収支不足を一般会計からの法定外繰り入れで補填しており、自主財源の確保として、負担能力に応じた負担を求めることが必要なため、地方税法施行令の改正に合わせ見直しを行うものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、国保税の限度額が3年連続の引き上げとなっています。国保加入者の中では所得の高いと言われる方々ですが、3年連続での限度額引き上げは、加入者の理解や納得は得られないと思いますので、この議案に反対しますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、今回の条例の一部改正は、国民健康保険税基礎課税額等見直し等に伴い、課税額の規定等を改正するものです。課税限度額の改正については、国民健康保険税基礎課税額等地方税法施行令で規定されている課税限度額とするものであり、課税限度額の見直しによって、負担能力に応じて国民健康保険税を負担いただくことは、公平な税負担に沿うものと考えます。また、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る国民健康保険税の課税の特例における規定については、国の税制改正に関連する法律改正に伴い調整を図るもので、税法上の観点から適切な改正と考えます。今後も自主財源である国民健康保険税の確保と、医療費の適正化などの歳出の抑制に努めることを執行部に要望し、賛成討論としますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成28年度春日部市一般会計補正予算(第3号)、厚生福祉委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、保育士試験受験手数料補助事業が計上されているが、この内容を伺いたいとの質疑に対し、平成27年度より創設された県の補助事業で、平成27年、または平成28年の保育士試験の合格者が市内で保育士として勤務することが決定した場合に、受験手数料として1万2,700円を補助する事業となっていますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第108号 平成28年度春日部市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、高額療養費の動向を伺いたいとの質疑に対し、高額療養費の実績が伸びている要因として、医療費水準の高い前期高齢者数が増加傾向となっていること、医療技術の高度化で1件当たりの医療費が増加していることなどが要因と捉えていますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第109号 平成28年度春日部市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第110号 平成28年度春日部市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第111号 平成28年度春日部市立看護専門学校特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第113号 平成28年度春日部市病院事業会計補正予算(第1号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、薬品費が多額の補正となっているが、この理由を伺いたいとの質疑に対し、効果が高く副作用の少ない高額な抗がん剤の適用できる範囲が広がったことによるものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、陳情第24号 陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件外2件)、厚生福祉委員会所管分についてを議題とし、意見を求めたところ、意見なく、陳情第24号についての意見交換を終結しました。  以上で、当委員会に付託された議案の審査の経過と結果並びに陳情についての報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇建設委員長報告会田幸一 議長  次に、建設委員長栄寛美議員。                    〔栄 寛美建設委員長登壇〕 ◎栄寛美 建設委員長  建設委員長の栄でございます。今定例会において、当委員会に付託された議案5件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。なお、陳情2件につきましても意見交換を行いましたので、あわせて報告いたします。  最初に、議案第94号 春日部市手数料条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、手数料を取る理由と過去の実績がどれくらいであったのか、また申請に来る主な方を伺いたいとの質疑に対し、道路台帳等の写しは、個人あるいは法人の要求に基づき、その方々の利益のために行う事務で、行政サービスにおける公平性や受益と負担の適正化といった観点から手数料を徴収するものです。平成27年度の窓口での交付数量は、道路台帳の写しが約3,600枚、官民境界に関する資料の写しが約7,800枚、公共下水道台帳の写しが約3,000枚、水道台帳の写しが約4,000枚で、合計で約1万8,400枚です。主に不動産事業者や測量事業者、上下水道の設備関係の事業者の方々に交付していますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第105号 損害賠償の額を定めるについてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、漏水が原因となった事故について、再び起きることのないよう現在どういった対応がとられているのか、また市の職員が修繕できるものなのか伺いたいとの質疑に対し、道路上での漏水が発生した場合、速やかに対応することを申し合わせし、事故防止に努めています。漏水修繕は、事業者との年間契約を結んでいますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成28年度春日部市一般会計補正予算(第3号)、建設委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、街路事業費のうち武里内牧線整備事業の進捗状況を伺いたいとの質疑に対し、現在、事業用地の取得を進めており、平成27年度末の時点で事業用地1万1,100平方メートルに対し、取得面積は約6,700平方メートルでした。今回の買い戻し面積1,074平方メートルを含めると、取得面積は約7,800平方メートルで約71%になるものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第112号 平成28年度春日部市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第114号 平成28年度春日部市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、公共ます等設置工事を債務負担行為として設定する理由を伺いたいとの質疑に対し、この工事は、公共ますが設置されていない土地に、土地所有者などからの申請に基づき、公費で公共ますを施工するものです。設置の申請がある場合には、来年度4月から工事を行う必要が発生し、前年度に契約などを行うため設定するものですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、陳情第23号 市道の改修が原因となって発生するようになった私道の冠水についての陳情を議題とし、意見を求めたところ、委員より、執行部に対し参考意見として、陳情に関するこれまでの経緯と市が行った対策について伺いたいとの発言があり、執行部から、20年から30年くらい前に、市道6―297号線がかさ上げされたことにより、接道する私道が冠水するようになったとの連絡を平成26年4月にいただきました。市では現地を確認した後、陳情者の了承を得て、市道の路面排水が私道に流れ込まないようグレーチングつきの横断側溝を設置しました。その後も、私道に流れ込んでいるとの連絡を受け、市道と私道の接続部2カ所に逆流防止弁の設置をしました。なお、平成27年7月には、道路冠水のおそれがあるとして、私道の全体的なかさ上げを施工するよう要望がありましたが、市では、平成26年に必要な対策を実施しており、私道のかさ上げは対応できない旨を説明してきたところですとの参考意見がありました。  また、委員より、確かに私道よりも市道のほうが上がっており、私道の水の流れる場所がなくなってしまい、水がたまるのは当然だと思いました。市道が上がったことによってたまってしまったわけですから、単に流入だけでなく、水を流す対策を市もやるべきではないかと思います。現場の状況などを勘案しながら、陳情者とも納得する形で何らかの対策をとっていくべきではないかと思いますとの意見がありました。  以上で、陳情第23号についての意見交換を終結しました。  次に、陳情第24号 陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件外2件)、建設委員会所管分についてを議題とし、意見を求めたところ、これまでも同じような内容のものが出ています。不動産業者という団体ですから、それなりの知識等も持っていることは事実ですが、利害が絡んでくることも考えられ、そういう方を入れるのは問題になるおそれがあるので、やめたほうがいいのではないかと考えます。また、都市計画道路の沿道の農振除外は、地権者の方々の「何とか開発できるようにしてほしい」という願いに一定の配慮をすることも必要かとも思いますが、やはり不動産業者から出ているというのは問題です。農振除外と市街化調整区域における基準の緩和についても、農業を守るという立場も含めた中で、地元の地権者の意向も踏まえながら慎重に検討していく問題だと思いますとの意見がありました。  以上で、陳情第24号についての意見交換を終結しました。  以上で、当委員会に付託された議案の審査の経過と結果並びに陳情についての報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇教育環境委員長報告 ○会田幸一 議長  次に、教育環境委員長、荒木洋美議員。                    〔荒木洋美教育環境委員長登壇〕 ◎荒木洋美 教育環境委員長  教育環境委員長の荒木でございます。今定例会において、当委員会に付託された議案4件及び請願1件について、審査の過程における主な質疑及び討論並びに審査の結果を報告いたします。なお、陳情1件についてもあわせて報告いたします。  最初に、議案第88号 春日部市立図書館運営審議会条例の制定についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、審議会はどこの課が所管するのか伺いたいとの質疑に対し、教育委員会社会教育部社会教育課で所管する予定ですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、図書館法は、第14条で「公立図書館に図書館協議会を置くことができる。図書館協議会は、図書館の運営に関し、館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に対して意見を述べる機関とする」と定めています。今回、中央図書館の指定管理者導入に伴って、館長の諮問機関として設置されていた図書館協議会を廃止して、教育委員会の諮問機関として運営審議会を設置するため条例を制定するというものですが、公益社団法人日本図書館協会は、8月26日、「我が国の今後の公立図書館の健全な発達を図る観点から、公立図書館の目的、役割・機能の基本を踏まえ、公立図書館への指定管理者制度の導入については、これまでの見解と同様に、基本的になじまない。公立図書館は地方公共団体が直接運営することが基本」との見解を発表しています。市立中央図書館は、市民が学び、知る権利を保障する施設として、長年にわたり専門職員である司書によって資料を収集・蓄積し保存してきました。そして、館長や司書などの図書館職員は専門職員として市民と直接接して、利用者の声を直接聞き、政策や運営に反映させ、図書館行政を豊かなものにしてきました。今回提案されている期間の限定された民間の指定管理者制度による館長では、運営審議会が教育委員会の諮問機関となるため、直接、政策立案に参加できないばかりか、継続的な取り組みも保障されず、市民や利用者の声も反映されにくくなります。長年積み上げてきた社会教育の根幹とも言える市立図書館に対して指定管理者制度を導入することは、図書館行政の大きな後退です。したがって、図書館法による図書館協議会を廃止して、図書館運営審議会を設置するというこの条例を認めることはできません。以上のことから、この議案に反対しますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、この議案は、平成29年4月1日から中央図書館に指定管理者制度を導入することに伴い、現在、館長の諮問機関として設置されている図書館協議会を廃止し、新たに教育委員会の諮問機関として、図書館運営審議会を設置するため、条例を制定するものです。審議会の設置は、中央図書館への指定管理者制度導入を見据えた対応で、学校教育及び社会教育の関係者や学識経験者などから幅広く意見を伺うものであり、多様な知見等を持つ第三者機関の活用は、市立図書館の円滑な運営に非常に有効であると考えます。今後、この審議会において活発な議論が図られ、市立図書館の市民サービスがより一層向上されることを要望し、賛成しますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第99号 春日部市環境センター条例の一部改正についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第106号 指定管理者の指定について(春日部市立中央図書館)を議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、指定管理への移行に当たり、現在勤務している司書職員の意見を聞いてきたのか伺いたいとの質疑に対し、司書職員に対しては、個人面談等を行った中で、指定管理者制度への経緯などを説明し、意見を聞いてきましたとの答弁がありました。  また、指定管理に移行することによって、開館日や開館時間に変更があるのか伺いたいとの質疑に対し、現在と同様の開館日や開館時間を考えていますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、この条例は、庄和図書館、武里図書館に続いて、図書館の統括館として位置づけていた中央図書館に指定管理者制度を導入し、株式会社図書館流通センターを指定管理者として指定し、図書館の管理・運営を委託するというものですが、春日部市立図書館も加入している日本図書館協会は、「我が国の今後の公立図書館の健全な発達を図る観点から、公立図書館の目的、役割・機能の基本を踏まえ、公立図書館への指定管理者制度の導入については、これまでの見解と同様に、基本的になじまないと考えます」との見解を表明していることからも、中央図書館への指定管理者の導入は考えられないことです。言うまでもなく、公立図書館は、住民が持っている基本的な権利やさまざまな要求に応えるために、地方公共団体が設置し、運営する図書館であり、乳幼児から高齢者まで住民全ての生涯にわたる自己教育を行い、住民が情報を入手し、芸術や文学を鑑賞し、地域文化の創造に役立てることを目的とした教育機関です。そして、公費によって維持される公の施設であり、住民はだれでも無料でこれを利用することができる重要な施設です。公立図書館における指定管理者制度の導入は、発足時との比較でやや増加したものの、日本図書館協会の2015年調査によると、全国3241の公立図書館のうち、指定管理者制度を導入したのは、たったの430館、導入率13.2%であり、指定管理者制度を導入し、直営に変更した館が12館あると報告しています。市立中央図書館に指定管理者制度を導入するという図書館の管理・運営の重大な変更に当たって、図書館協議会で十分議論された形跡がありません。市民や利用者、図書館職員の意見を聞かず、市の職員のみで決めたことは重大です。市立中央図書館に、利益を目的とした株式会社に指定管理をすることにより、長年にわたって築き上げられてきた市立図書館の貴重な取り組みを後退させるばかりか、専門職員である優秀な司書職員から、図書館で働く場を奪うことになります。同時に、低賃金で不安定な雇用労働者を行政がつくり出すことになります。これは、決して許されることではありません。また、多数の市民の情報が流失することも心配されます。図書館法では、図書館とは、「図書、記録、その他必要な資料を収集し、整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設」と定めています。公立図書館は、自治体が直接管理・運営することが基本であり、民間業者に委託するなどとても認められません。以上のことから、この議案には反対しますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、この議案は、新たに中央図書館に指定管理者を指定するものですが、指定管理者候補者に選定された株式会社図書館流通センターは、図書館運営において、全国的に多くの公立図書館の指定管理実績を有しており、豊富な経験と実績により、多様な市民ニーズに対応可能な体制を整備していると伺っています。また、読書通帳の導入、図書館を使った調べる学習コンクールなど、一層の市民サービスの向上が期待されます。さらに、中央図書館を初め、春日部市の図書館3館が指定管理者となることで、図書館司書が3館を指導監督するとともに、小中学校への図書館支援を実施することができることから、児童生徒の本への興味や学力の向上が期待できるものと考えます。執行部においては、良好な市民サービスを継続的に提供できるよう厳正に指導監督を行うことを要望し、賛成しますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号 平成28年度春日部市一般会計補正予算(第3号)、教育環境委員会所管分についてを議題とし、執行部の説明を省略し、質疑を求めたところ、江戸川中学校の改修について今後の整備予定を伺いたいとの質疑に対し、補正予算が可決されたならば、設計業務委託を契約し、地質調査や増築校舎の設計などを行い、平成31年4月の開校に向けて、29年度の後期から30年度の中期にかけて工事を行う予定ですとの答弁がありました。  また、給食センター建設に当たり活用している補助金の処分制限期間について伺いたいとの質疑に対し、給食センター建設に当たり、学校給食施設整備費補助金を活用していますが、処分制限期間として建設後28年の設定がありますとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の立場から、この補正予算には、義務教育学校整備事業として4,619万3,000円が計上されています。これは、庄和北部地域に施設一体型による義務教育学校・小中一貫校を、現在の江戸川中学校に設立するため、校舎や体育館やプールなどを改修し、校庭に小学1年生から4年生までが入る校舎建設など、施設等を整備する設計を行う補正予算です。しかし、そもそもことし4月からスタートした義務教育学校については、教育的効果もデメリットも検証されていません。日本の義務教育は、長年、小学校6年間、中学校3年間として、児童生徒の発達段階に即して進められ、大きな成果を上げてきました。国際的に見ても初等教育と中等教育は、別にした教育制度が主流となっています。そのような中で、歴史と伝統のある宝珠花小学校、富多小学校、江戸川中学校を閉校して、新しい種類の義務教育学校を設立することには慎重でなければならず、住民に十分説明し、納得と合意を得た上で進めることが大切であるにもかかわらず、そのような状況になっているとは言えません。小学校がなくなるということは極めて重大なことです。失敗は決して許されません。また、宝珠花小学校も富多小学校も校舎は建設してから22年、28年と新しく、それに比較して江戸川中学校の校舎は築35年にもなっており、プールは築50年、体育館も築45年で倉庫がなく、体育用具の置き場に困っています。比較的新しい校舎である2つの小学校を閉校にして、多額の予算をかけて古い校舎である江戸川中学校の施設を改修し、小学1年生から4年生が使用する校舎を新しく建築するなどは、極めてもったいないことです。したがって、この補正予算には賛成できず、この議案に反対しますとの討論がありました。  また、賛成の立場から、今回の補正は、歳出での主なものは、農林水産業費では、国の米政策に基づき、需要のある作物として飼料用米の生産がふえたことから、自給率向上推進補助金を増額するものです。また、意欲ある農業者の方へ農地の集積、貸し借りが進んだことから、農地流動化奨励補助金を増額するもので、農業振興には欠かせない費用です。教育費においては、全国大会等で活躍する生徒に対し、各種大会児童・生徒派遣補助金を増額し、子供たちの活動を支援するものです。また、中学校施設維持管理事業においては、老朽化により不具合が生じている緑中学校のエレベーターを更新、小学校施設維持管理事業におけるトイレ等の修繕など、児童生徒や職員の安全衛生に寄与するものです。さらに、義務教育学校整備事業においては、庄和北部地域の義務教育学校の施設整備を行うため、学校施設の増築及び改修工事等の設計を実施するもので、義務教育学校の平成31年4月開校に向けて必要なものと考えます。以上のことから、今回の補正は、いずれも農業の振興や教育の維持向上につながるものと期待し、賛成しますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第4号 芝のサッカースタジアムの創設を求める請願を議題とし、紹介議員からの説明を省略し、紹介議員に対する質疑を求めたところ、芝は天然芝と人工芝のどちらを要望しているのか伺いたいとの質疑に対し、利用頻度を考えると、できれば人工芝がよいのかと思っていますが、特に限定はしていないようですとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、委員より、執行部に対し参考意見として伺いたいが、芝のグラウンドを建設した場合の概算費用について伺いたいとの発言があり、三郷市で陸上競技場を含めた人工芝のグラウンド建設を計画しているところの費用で申し上げますと、約22億円と伺っていますとの参考意見がありました。  以上で意見交換を終結し、討論を求めたところ、採択に賛成の立場から、本市の体育施設は極めて貧弱であり、平成5年作成の体育施設整備基本計画がいまだに実行されていないばかりか、貧弱な施設が多くある中で、早急に体育施設整備基本計画を見直して、この芝のサッカースタジアムを初めとするおくれた体育施設の整備を行うという点でこの請願に賛成しますとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、全員一致で採択とすべきものと決しました。  次に、陳情第24号 陳情(市町村公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件外2件)、教育環境委員会所管分についてを議題とし、意見を求めたところ、意見なく、陳情第24号についての意見交換を終結しました。  以上で、当委員会に付託された議案等の審査の経過と結果及び陳情についての報告を終わります。 △休憩の宣告 ○会田幸一 議長  この際、暫時休憩といたします。  午前10時47分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○会田幸一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午前10時47分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △各常任委員長報告に対する質疑 ○会田幸一 議長  最初に、総務委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、厚生福祉委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、厚生福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、建設委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、教育環境委員長報告に対する質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、教育環境委員長報告に対する質疑を終結いたします。 △休憩の宣告 ○会田幸一 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午前10時48分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○会田幸一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午前11時15分開議
      ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議案第88号から議案第114号まで並びに請願第4号に対する討論、採決 ○会田幸一 議長  日程第2、議案第88号から議案第114号まで並びに請願第4号について順次討論を行い、採決をいたします。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第88号の原案可決 ○会田幸一 議長  最初に、議案第88号 春日部市立図書館運営審議会条例の制定についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、4番、坂巻勝則議員。                    〔4番坂巻勝則議員登壇〕 ◆4番(坂巻勝則議員) 議案第88号 春日部市立図書館運営審議会条例の制定について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  中央図書館の指定管理者制度導入で、図書館長は指定管理者である民間企業の社員ということになります。図書館運営審議会が教育委員会の諮問機関となるため、直接政策立案に参加できないばかりか、継続的な取り組みも保障されず、図書館運営審議会に図書館長が出席しても、単にオブザーバーとしての参加になってしまうのではないでしょうか。来館者の希望や現場の声が審議会に届きにくくなる、また審議会での審議内容が図書館運営に反映できないのではないかと懸念されます。図書館法では、第14条で、公立図書館に図書館協議会を置くことができると定めています。そして、図書館協議会は、図書館の運営に関し、館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に対して意見を述べる機関とすると定めています。このように図書館法は、公立図書館は自治体の直営で運営することを前提にしています。今回、中央図書館まで指定管理にしてしまうために、図書館長が公立図書館の職員ではなくなってしまい、図書館長の諮問機関である協議会が成立しなくなってしまうために、新たに教育委員会の諮問機関である審議会を設置するというのが今回の条例です。  よって、この条例は、そもそも図書館法から逸脱していると言わざるを得ません。したがって、図書館法による図書館協議会を廃止して、教育委員会の諮問機関として図書館運営審議会を設置するというこの条例を認めることはできません。  以上のことからこの議案には反対をします。 ○会田幸一 議長  次に、1番、石川友和議員。                    〔1番石川友和議員登壇〕 ◆1番(石川友和議員) 議案第88号 春日部市立図書館運営審議会条例の制定について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  この議案は、平成29年4月1日から、春日部市立中央図書館に指定管理者制度を導入することに伴い、現在、館長の諮問機関として設置されている図書館協議会を廃止し、新たに教育委員会の諮問機関として図書館運営審議会を設置するため、条例を制定するものであります。  この図書館運営審議会の設置につきましては、中央図書館への指定管理者制度導入を見据えた対応で、学校教育及び社会教育の関係者の方々並びに学識経験者などから幅広く意見を伺うものであり、多様な知見等を持つ第三者機関の活用は、市立図書館の円滑な運営に非常に有効であるものと考えます。今後、この図書館運営審議会において活発な議論が図られ、より一層市民サービスが向上されることを要望し、賛成討論といたします。 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する教育環境委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第89号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第89号 春日部市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第90号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第90号 春日部市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第91号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第91号 春日部市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、10番、松本浩一議員。                    〔10番松本浩一議員登壇〕 ◆10番(松本浩一議員) 10番、松本浩一です。議案第91号 春日部市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  この議案は、市議会議員の期末手当を現行の年間4.2カ月分から4.3カ月分へと0.1カ月分、年間約5万4,000円引き上げるというものです。今、労働者の実質賃金は下がり続け、不安定な非正規労働者が多くなっており、消費税増税と物価上昇の二重苦が国民の暮らしと中小企業を圧迫しております。市民が苦しい生活を強いられているときに、苦しみを分かち合うべき議員の期末手当引き上げるということは、市民の理解を得られません。  よって、この議案に反対いたします。  同時に、議案第92号で、市長、副市長、教育長の期末手当も同じように年間0.1カ月分、市長は約11万円、副市長は約10万円、教育長は約9万1,000円を引き上げる、このことも市民の理解を得られません。よって、議案第92号 春日部市特別職の給与に関する条例及び春日部市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正することについても反対を表明して、討論を終わります。 ○会田幸一 議長  次に、2番、水沼日出夫議員。                    〔2番水沼日出夫議員登壇〕 ◆2番(水沼日出夫議員) 議案第91号 春日部市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  今回の一部改正は、これまでと同様に、人事院勧告に準拠した一般職のボーナス改定に準じたものとなっております。人事院勧告は、社会情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有するものであり、これに準ずることは広く国民の理解を得る最も合理的な方法であると認識しております。また、今回の改定内容を見ると、本市の一般職を初めほかの自治体の改定内容、さらには国の特別職や国家議員の期末手当の改定状況から見ても、整合が図られているものと考えます。以上の理由により、この条例改正は適正な対応であると判断し、賛成討論といたします。  なお、議案第92号 春日部市特別職の給与に関する条例及び春日部市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についても、同様の理由により適正な改正であると考え、賛成いたします。 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第92号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第92号 春日部市特別職の給与に関する条例及び春日部市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第93号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第93号 春日部市税条例等の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第94号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第94号 春日部市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。
      ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第95号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第95号 春日部市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第96号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第96号 春日部市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第97号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第97号 春日部市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第98号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第98号 春日部市在宅重度心身障害者手当支給条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、12番、並木敏恵議員。                    〔12番並木敏恵議員登壇〕 ◆12番(並木敏恵議員) 12番、並木敏恵です。議案第98号 春日部市在宅重度心身障害者手当支給条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表し、反対の立場で討論を行います。  この制度は、県の補助制度で、県が要綱を見直したので、市もそれに倣いたいというものですけれども、これによって児童福祉法に規定されている3つの施設の入所児は手当が支給されないことになります。春日部市では3名の重度障害を持ったお子さんが支給されないということです。もともと在宅の方への手当なので、施設入所者は対象にすべきではないという市の判断があったそうですが、今回、支給されなくなる施設の一つは、乳児院または児童養護施設です。ご存じのとおり、この施設に入所するお子さんは、保護者がいないとか養育放棄や虐待など、家庭で暮らせない、家庭がないために施設で暮らしているお子さんで、在宅は選択できない子供であります。春日部市の3名のお子さんがどういう事情でどの施設に入所しているかは個人情報ですから存じませんけれども、いずれにいたしましても重い障害を持ち、自宅で暮らせないなど、二重、三重に困難を抱えるお子さんに、これまで支給していた手当を打ち切るというのは、余りにも冷た過ぎます。影響額はわずか15万円、県の補助がなくなっても、その分を市が負担してでも支給すべきです。狭く在宅と限定して支給を制限するのではなく、手当の増額、対象の拡大など、障害があっても人間として大切にされる充実、改善を強く求めまして、反対討論といたします。 ○会田幸一 議長  次に、3番、斉藤義則議員。                    〔3番斉藤義則議員登壇〕 ◆3番(斉藤義則議員) 議案第98号 春日部市在宅重度心身障害者手当支給条例の一部改正について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  この議案は、埼玉県障害者生活支援事業補助金交付要綱の改正に合わせて、支給対象者を見直すものです。在宅重度心身障害者手当は、在宅の重度心身障害者に対し手当を支給することにより、障害者の生活の向上と福祉の増進を図ることを目的とする手当であり、埼玉県の補助を受けて実施しております。今回、埼玉県が支給制限に係る対象者を見直し、児童福祉法に規定する各種児童施設の入所者を支給制限としたことから、市の条例についても見直しを行うものと理解しています。また、条例の目的に照らしても、今回の県の要綱改正に合わせた条例改正は適正であると考えます。今後も引き続き障害のある方への適正なサービスの提供を要望し、賛成討論といたします。 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第99号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第99号 春日部市環境センター条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する教育環境委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第100号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第100号 春日部市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、5番、卯月武彦議員。                    〔5番卯月武彦議員登壇〕 ◆5番(卯月武彦議員) 議席番号5番、卯月武彦です。議案第100号 春日部市国民健康保険税条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場で討論を行います。  今回の改定は、国民健康保険税賦課限度額の医療分と高齢者支援分をそれぞれ2万円、合わせて4万円引き上げ89万円とするものです。限度額は3年連続で引き上げられ、12万円もの増額となります。今回の改定で影響を受ける世帯は710世帯で、総額2,700万円の増税となります。夫婦と子供2人の4人世帯で年収約840万円以上が対象となるということです。この収入を市職員に当てはめると、40代半ばの課長級職員とほぼ同じです。このケースの市職員の保険料は、約42万6,000円です。国保の89万円はその倍以上ですから、極めて重い負担であることは明らかです。また、4人家族で年収840万円では、決して高額所得者とは言えず、教育費や住宅ローンなどのために生活が決して楽だとは言えない状況も少なくないと思います。値上げの理由として、低所得者層の負担の軽減が挙げられていましたが、今回の改定で軽減されているわけではありません。国民健康保険税が加入者に大きな負担となっているそもそもの原因は、国保会計の重要な財源である国庫負担金を国が年々削減してきたことにあります。市は、被保険者への負担像ではなく、国に対して国庫負担金の増額を強く求めていくべきです。  また、一般会計からの繰り入れを増額し、負担を軽減すべきです。さらに、広域化後も一般会計からの繰り入れを行い、少なくとも増税とならないようにすべきです。  以上の点を指摘いたしまして、反対討論といたします。 ○会田幸一 議長  次に、8番、金子進議員。                    〔8番金子 進議員登壇〕 ◆8番(金子進議員) 議席番号8番、金子です。議案第100号 春日部市国民健康保険税条例の一部改正について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  今回の条例の一部改正は、国民健康保険税基礎課税額等の見直しに伴い、課税額の規定等を改正するものです。課税限度額の改正については、国民健康保険基礎課税額等を平成28年3月31日付改正されました地方税法施行令で規定されている課税限度額とするものです。この改正は、課税限度額の見直しを行うものであり、負担能力に応じて国民健康保険税を負担いただくことは、公平な税負担に沿うものと考えます。また、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る国民健康保険税の課税の特例における規定については、国の税改正に関連する法改正に伴う調整を図るもので、税法上の観点から適切な改正と考えます。今後におきましても財政健全化の観点から、自主財源である国民健康保険税の確保と医療費の適正化など、歳出の抑制に努めることを強く要望し、賛成討論といたします。 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第101号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第101号 春日部市消防本部及び消防署の位置並びに名称及び管轄区域に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第102号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第102号 春日部市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。
      ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第103号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第103号 埼玉県都市競艇組合規約の変更についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第104号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第104号 財産の取得について(情報系システムセキュリティ強化対策業務機器一式)を議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する総務委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第105号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第105号 損害賠償の額を定めるについてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第106号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第106号 指定管理者の指定について(春日部市立中央図書館)を議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、4番、坂巻勝則議員。                    〔4番坂巻勝則議員登壇〕 ◆4番(坂巻勝則議員) 議席番号4番、坂巻勝則です。議案第106号 指定管理者の指定について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場から討論を行います。  2012年12月19日付文部科学省告示172号、図書館の設置及び運営上、望ましい基準では、公立図書館は、事業の継続性、安定性のもとにサービスを計画し、適切な図書館評価を行い、改善を図りながら運営することが求められるとしています。春日部市立図書館も加入している日本図書館協会は、ことし8月26日にこのような基本的性格に照らせば、公立図書館は地方公共団体が直接運営することが基本であり、本来図書館の管理をほかのものに行わせることは望ましくないと見解を表明しています。このことからも中央図書館への指定管理者制度の導入は考えられません。市は、指定管理者制度に移行する目的を民間企業、民間業者のノウハウを活用することで、サービスの向上と効率的な管理運営で、経費の削減としています。  本会議質疑では、市直営でサービス向上が図られない理由の答弁はありませんでした。指定管理にすることにより、長年にわたって築き上げてきた市立図書館の貴重な取り組みの継続性を後退させるばかりか、専門職として意欲を持って取り組んできた優秀な司書職員から図書館で働く場を奪うことになってしまいます。また、指定管理者制度導入で多数の市民の情報が流出してしまうのではないかという心配もあります。経費削減についてはさらに問題です。公立図書館は、無料の原則により指定管理者側の事業収入が見込めず、経済的利益拡大のためには、人件費を抑えざるを得ない構造上の事情から、不安定な雇用状況の中、厳しい条件のもとでの労働を生み出すことになります。本会議質疑で指定管理者導入により、年間約2,400万円の経費が削減されるそうですが、これはまさしく官製ワーキングプアを生み出すことになり、決して許されることではありません。そもそも中央図書館への指定管理者制度導入は、誰がどのように決めたのでしょうか。図書館の管理運営にかかわる重大な変更を図書館協議会で十分協議した形跡が見当たりません。  5月23日に開かれた第1回春日部市立図書館協議会の議事録によると、指定管理についての協議はされていなく、制度導入の報告しかありませんでした。協議会において結論も出していません。市民や利用者、図書館職員、図書館協議会の意見すら聞かず、ほんの一部の市職員のみで決めたことは重大です。公立図書館において、公正で安定した管理運営を行い、サービスを維持向上させていくことができる物的能力、人的能力を確保することは、地方自治体の責務であり、みずからが直営で維持管理し、運営していくことが必要であり、民間業者に委託することなどとても認められません。  以上のことからこの議案には反対します。 ○会田幸一 議長  次に、7番、佐藤一議員。                    〔7番佐藤 一議員登壇〕 ◆7番(佐藤一議員) 議案第106号 指定管理者の指定について(春日部市立中央図書館)について、新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  この議案は、新たに春日部市立中央図書館に指定管理者を指定するものであります。今回、指定管理者候補者に選定された株式会社図書館流通センターは、図書館運営においては全国的に多くの公立図書館の指定管理実績を有しており、豊富な経験と実績により多様な市民ニーズに対応可能な体制を整備していると伺っております。また、提案のあった読書通帳の導入、図書館を使った調べる学習コンクールの実施など、豊富な経験と実績によるノウハウを生かした図書館運営がなされ、一層の市民サービスの向上が期待できるものと考えます。  さらに、中央図書館を初め本市の図書館3館が指定管理者となることで、図書館司書が3館を指導監督するとともに、市内小中学校への図書館支援をすることができるということから、児童生徒の本への興味や学力の向上が期待できるものと考えます。執行部においては、良好な市民サービスを継続的に提供できるよう厳正に指導監督を行うことを要望し、賛成討論といたします。 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する教育環境委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第107号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第107号 平成28年度春日部市一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、6番、大野とし子議員。                    〔6番大野とし子議員登壇〕 ◆6番(大野とし子議員) 議席番号6番、大野とし子です。議案第107号 平成28年度春日部市一般会計補正予算(第3号)について、日本共産党議員団を代表し、反対の立場で討論を行います。  この補正予算は、義務教育学校整備事業4,619万3,000円が計上されています。庄和北部地域の学校再編を義務教育学校とすることが前提となっています。義務教育学校は、この4月に法制化され、教育的効果もデメリットも検証されていません。先行的に取り組んだ地域において、特に最高学年のリーダーとして活躍する6年生の発達が十分に保障されない問題や、5年生からの教科担任制が受験体制を早めるだけだとの指摘もあります。  小学校5、6年生は思春期の始まりであり、担任との深いかかわりの中で精神的にも成長していくことが大切なときです。また、地域において、学校再編計画地域検討会でこの案が承認されたといっても、地域全体の理解を得ているとは言えないと思っております。長い歴史を持った宝珠花小学校と富多小学校、江戸川中を廃止することは重大なことです。宝珠花小、富多小ともすばらしい校舎であり、学校です。新たな再編をするのですから、住民の皆さんともよく協議すべきです。戦後の日本に定着した義務教育6・3制は、児童の発達段階を大切にした施設だと考えます。庄和北部地域の学校再編は、小学校、中学校が連携した小中一貫校とすべきです。  以上の点を指摘し、反対討論とします。 ○会田幸一 議長  次に、13番、鬼丸裕史議員。                    〔13番鬼丸裕史議員登壇〕 ◆13番(鬼丸裕史議員) 議席番号13番、鬼丸裕史です。議案第107号 平成28年度春日部市一般会計補正予算(第3号)について新政の会を代表し、賛成の立場から討論いたします。  景気はこのところ弱みも見られますが、緩やかな回復基調が続いており、先行きについては雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって緩やかな回復に向かうことが期待されております。このような状況の中で、歳入については国庫支出金などを活用するなど、一般財源の負担の軽減が図られるという点で評価できるものと考えます。  一方、歳出では、民生費における移動支援事業や障害児通所給付事業において、利用時間などの増加に伴い補正するものが、障害者が自立して暮らせるまちづくりの推進に向け評価できるものです。  土木費における武里内牧線整備事業は、土地開発公社が先行して取得した公共用地の計画的な買い戻しを行うものであり、土地開発公社の経営健全化に寄与するものと思われます。  消防費における常備消防事務は、平成29年度新規採用予定職員の被服などを購入するもので、来年度へ向けて切れ目なく消防力を維持するために必要なものと考えます。  教育費における小中学校施設維持管理事業は、老朽化などによりふぐあいが生じている施設を修繕するもので、児童生徒の安心安全な学校生活を維持するために必要不可欠であると考えます。また、義務教育学校整備事業は、庄和北部地域の義務教育学校の施設整備を行うため、学校施設の増築及び改築工事などの設計を実施するもので、平成31年4月の開校に向けて魅力ある教育環境づくりの整備推進に向け期待できるものです。  最後に、限られた財源の中でより一層の市民サービスを提供していけるよう、効率的な財政運営に努めていただくことを要望し、賛成討論といたします。 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する各委員長報告は原案可決であります。各委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第108号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第108号 平成28年度春日部市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第108号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第109号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第109号 平成28年度春日部市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第109号は原案のとおり可決されました。
      ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第110号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第110号 平成28年度春日部市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第110号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第111号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第111号 平成28年度春日部市立看護専門学校特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第111号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第112号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第112号 平成28年度春日部市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第112号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第113号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第113号 平成28年度春日部市病院事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する厚生福祉委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第113号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇議案第114号の原案可決 ○会田幸一 議長  次に、議案第114号 平成28年度春日部市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本案について討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案に対する建設委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議案第113号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────────────      ◇請願第4号の採択 ○会田幸一 議長  次に、請願第4号 芝のサッカースタジアムの創設を求める請願を議題といたします。  本件について討論の通告がありますので、発言を許します。  24番、山崎進議員。                    〔24番山崎 進議員登壇〕 ◆24番(山崎進議員) 24番、山崎です。請願第4号 芝のサッカースタジアムの創設を求める請願について、新政の会を代表して、賛成の立場から討論いたします。  本年の夏に行われましたリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでは、日本選手団は合わせて65個のメダルを獲得するという輝かしい成績を残し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け大きく期待が膨らむところです。さらに、2020年東京オリンピックでは、埼玉県内で4競技が開催される予定となっており、サッカー競技では、埼玉スタジアム2002が会場として採用されるなど、スポーツに対する気運が非常に高まっております。ぜひ本市においても生涯スポーツなどの身近なスポーツから、将来世界で活躍していただきたい子供たちのためにも、スポーツ施設の整備と充実が必要不可欠だと考えます。そのため、現在の春日部市体育施設整備基本計画の見直しの際に、芝のサッカースタジアムの創設を計画していただくことを要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本件に対する教育環境委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、請願第4号は採択と決しました。 △休憩の宣告 ○会田幸一 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午後 0時05分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○会田幸一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午後 1時10分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △日程の追加 ○会田幸一 議長  お諮りいたします。  本日、議員提出議案4件が提出されました。これを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  ご異議なしと認めます。  よって、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第17号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○会田幸一 議長  日程第3、議第17号議案 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書を議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  13番、鬼丸裕史議員。                    〔13番鬼丸裕史議員登壇〕 ◎13番(鬼丸裕史議員) 議席番号13番、鬼丸裕史でございます。議第17号議案 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書について、提案議員を代表いたしまして、提案理由の説明を行います。  地方創生が我が国の将来にとって重要な政治課題となり、その実現に向け地方議会の果たす役割は重要となっています。このような状況の中、地方議会議員は、議会活動のほか地域における住民ニーズの把握などさまざまな議員活動を行っており、近年においては、都市部を中心に専業化が進んでいる状況にあります。  一方で、統一地方選挙の結果を見ると、投票率が低下傾向にあるとともに無投票当選者の割合が高くなるなど、住民の関心の低さや地方議会議員のなり手不足が深刻な問題となっています。  よって、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するよう強く求め、意見書を提出するものでございます。  議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○会田幸一 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  質疑がありませんので、議第17号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
                       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議第17号議案は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第18号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○会田幸一 議長  日程第4、議第18号議案 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  32番中川 朗議員。                    〔32番中川 朗議員登壇〕 ◎32番(中川朗議員) 議席番号32番、中川でございます。議第18号議案 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書について、提案議員を代表いたしまして、提案理由を述べさせていただきます。  東日本大震災や熊本地震を初め、近年自然災害が相次ぐ中、迅速な復旧・復興とともに、安全安心な国づくりに資する防災・減災対策は喫緊の課題となっております。被災者支援システムの全自治体への完備・普及など、地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を図るための取り組みを進めることを求めます。  よって、政府におきましては、地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を図るため、次の事項について取り組むことを強く求めます。  1、被災者支援システムの全自治体への完備・普及や学校区単位での自主防災コミュニティの組織化や訓練の実施等地域防災力の向上を図ること。  2、大規模水害から住民の命と暮らしを守るための自治体の枠を超えた流域ごとのタイムラインの作成や避難行動に直結するハザードマップの作成、適切な避難勧告・指示発令のための体制構築を図ること。  3、災害に強い防災拠点の整備として、スマートフォン等で家族の安否や緊急連絡を得られるようにするための公衆無線LANの設置や災害時におけるトイレ機能確保のためのマンホールトイレの整備を促進すること。  4、子どもや女性、高齢者や障がい者が、避難所生活でつらい思いをすることがないよう避難所の環境整備や防犯体制を強化すること。  以上、議員各位のご賛同を賜りますようお願いし、提案理由といたします。 ○会田幸一 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  質疑がありませんので、議第18号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  討論がありませんので、討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○会田幸一 議長  起立全員であります。  よって、議第18号議案は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第19号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○会田幸一 議長  日程第5、議第19号議案 派遣された南スーダンの自衛隊撤退を求める意見書についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  5番、卯月武彦議員。                    〔5番卯月武彦議員登壇〕 ◎5番(卯月武彦議員) 議席番号5番、卯月武彦です。議第19号議案 派遣された南スーダンの自衛隊撤退を求める意見書について、提案議員を代表して、提案説明を行います。  12月12日から南スーダンに派遣されている自衛隊が新任務を実行できるようになりました。南スーダンは、政府自身が決めた自衛隊派遣の前提である停戦合意や中立性など「PKO参加5原則」そのものが壊れているのが現実です。ことし7月には、首都ジュバで大規模な戦闘が発生し、数百人が死亡しました。その後も戦闘は各地で続いています。11月1日に公表された国連特別調査報告書は、7月の戦闘によって和平合意は崩壊したと断定しています。7月の戦闘で国連スーダン派遣団(UNMISS)関連施設なども攻撃、襲撃を受けました。国連特別調査報告書は、南スーダン政府軍の関与も指摘しています。自衛隊が駆け付け警護を行えば、政府軍との交戦という事態も起こりかねません。政府軍との戦闘は、憲法9条が禁止する海外での武力行使そのものです。違憲の戦争法の具体化は、直ちに中止すべきです。憲法9条を踏みにじり、自衛隊創設以来初めて、殺し、殺される事態になりかねない閣議決定と今回の命令は撤回し、南スーダンからの自衛隊の撤退を強く求め、意見書を提出するものです。  ご賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○会田幸一 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  質疑がありませんので、議第19号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。  11番、今尾安徳議員。                    〔11番今尾安徳議員登壇〕 ◆11番(今尾安徳議員) 11番、今尾安徳です。議第19号議案 派遣された南スーダンの自衛隊撤退を求める意見書について、日本共産党議員団を代表して、賛成の立場から討論します。  南スーダンPKO(UNMISS)に派遣されている自衛隊に安保法制に基づき新たに付与された駆けつけ警護任務が12日から実施可能となりました。同国では、政府軍によるUNMISS、国連、NGOの職員らへの攻撃が続発しており、自衛隊員が殺し、殺される現実的な危険が差し迫っています。  駆けつけ警護は、PKOの多国軍兵士や国連、NGOの職員らが襲撃された際、離れた場所にいる自衛隊が現場に駆けつけて救助する任務です。安保法制によって駆けつけ警護の任務遂行のための武器使用も認められています。安倍内閣を含めて政府は、駆けつけ警護に伴う武器使用を国または国に準ずる組織に対して行えば、憲法9条が禁じる武力の行使に該当するおそれがあるとの憲法解釈を示しています。  南スーダンでは、2013年12月以来、深刻な内戦が続き、ことし7月には、首都ジュバで大規模な戦闘が起こっています。その際、80人から100人の政府軍兵士が国連やNGOの職員の滞在するホテルを襲撃し、殺人、暴行、略奪、レイプなどを行いました。こうした事態のもとで自衛隊が駆けつけ警護を行えば、南スーダン政府軍に対し武器を使用することになり、日本政府の解釈からも憲法が禁止する海外での武力行使になります。  安倍首相は、南スーダン政府は、自衛隊のPKO部隊を受け入れることを明確にしているとか、干戈を交えることにはならない、つまり戦争することにはならないと言っていますが、正しい現状認識とは思えません。直近の国連報告書は、南スーダン政府、軍がUNMISSに対し任務遂行中の移動妨害や領民の逮捕、拘束、迫害、襲撃、脅迫など、敵対的行為を持続的・組織的・恒常的に行っていることを詳しく明らかにしています。受け入れ同意が維持されているなどとは到底言えないのが現状です。違憲の武力行使につながる新任務付与の撤回はもちろん、自衛隊を速やかに撤退させ、日本の支援は非軍事の人道支援、民生支援に切りかえることこそ必要です。  以上を述べて、派遣された南スーダンの自衛隊撤退を求める意見書への賛成討論とします。 ○会田幸一 議長  ほかにございますか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○会田幸一 議長  起立少数であります。  よって、議第19号議案は否決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議第20号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○会田幸一 議長  日程第8、議第20号議案 後期高齢者医療制度での「特例軽減」廃止の中止を求める意見書についてを議題とし、提案理由の説明を求め、質疑、討論、採決をいたします。  本案について提案理由の説明を求めます。  6番、大野とし子議員。                    〔6番大野とし子議員登壇〕 ◎6番(大野とし子議員) 議席番号6番、大野とし子です。議第20号議案 後期高齢者医療制度での「特例軽減」廃止の中止を求める意見書につきまして、提案議員を代表し、提案理由の説明を行います。  厚生労働省は、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度で低所得者の負担軽減のために保険料を最大9割軽減している「特例軽減」について、2020年度までに段階的に廃止する方針です。保険料は2倍から10倍に跳ね上がり、耐えがたい負担が強いられます。現在、年金収入が、@、年80万円から168万円の人は8.5割軽減、A、年80万円以下の人は9割軽減とする特例が行われています。これを廃止すれば7割軽減となり、@の方は、平均保険料の月570円が2020年度には月1,130円に倍化し、Aの方は月380円が1,130円に3倍化します。  年金収入が年153万円から211万円の人を5割軽減していた、「所得割」の特例は17年度に廃止、211万円の人の場合、保険料が月4,400円に倍化し、均等割を加えると6,290円に引き上がります。扶養家族だった人にも2年間、9割の特例減額が行われていましたが、これも廃止です。年金収入が年168万円以上の保険料は、17年度から月380円が1,890円に5倍化します。18年度からは、77歳以上の人は軽減がなくなり、月3,770円に跳ね上がる人が出てくる上に、新たに所得割の負担を求めています。年金収入が264万円を超える場合、保険料は月1万2,000円を超え、大幅負担増です。「特例軽減」は、「後期高齢者医療制度は、姥捨て山だ」との反対世論に押されて、2008年4月の制度導入時に設けられました。長きにわたり社会に貢献してきた75歳以上の方々に大きな負担を強いることは、やってはならないと考えます。以上のことを提案いたします。  議員各位のご賛同を心よりお願い申し上げます。 ○会田幸一 議長  本案に対する質疑を求めます。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  質疑がありませんので、議第20号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論を求めます。  12番、並木敏恵議員。                    〔12番並木敏恵議員登壇〕 ◆12番(並木敏恵議員) 12番、並木敏恵です。議第20号議案 後期高齢者医療制度での「特例軽減」廃止の中止を求める意見書について、日本共産党議員団を代表し、賛成の立場で討論を行います。  12月8日、社会保障審議会医療部会は、高齢者を狙い撃ちにした医療費の負担増と給付削減を主な内容とする最終整理案を決定しました。その内容は、65歳以上の療養病床の居住費、いわゆるホテルコストを1日320円から370円に値上げ、また70歳以上の高額療養費について、現在は所得にかかわらず自己負担上限月4万4,440円としておりますけれども、住民税を納めている1,400万人については、69歳以下と同じ水準にするということで、年収370万円以上ですと、月4万4,400円の上限が最大で25万2,600円と5倍に跳ね上がり、それ以下の一般所得でも入院で月4万4,400円から5万7,600円に1万3,200円の負担増、そして75歳以上の後期高齢者医療の保険料の特例軽減を17年度から段階的に廃止というものです。  下流老人と言われるほど深刻な高齢者の貧困化に拍車をかけるものと言わざるを得ません。今回、意見書の後期高齢者医療保険料の軽減措置は、2008年に後期高齢者医療制度が始まるときに、重い負担と高齢者差別に大きな批判が広がる中で、この批判をかわすために、高齢者の立場できめ細かな対応をするとして行ったのがこの軽減措置です。春日部市でもこの軽減措置は、多くの高齢者が受けております。全国では、75歳以上高齢者で年金収入が80万円以下という方が4割を超えています。軽減措置があってもなお、後期高齢者医療保険料の滞納者は24万人、正規の保険証をもらえない方は2万5,000人にも達しております。戦前戦後を生き抜いて、長い間社会に貢献された方が75歳を超えたら別枠の保険に追いやられる、これだけで耐えがたい高齢者差別ですけれども、わずかな年金で暮らす高齢者への保険料軽減までもなくすのは、余りにも残酷な仕打ちです。  高齢者の貧困化がますます深刻になっています。特例軽減廃止で保険料が最大10倍にもなったら、保険料が払えない無保険高齢者を激増させかねません。今回の見直しには、与党からも負担増は影響が大き過ぎる、現状維持にすべきといった声が上がっております。低所得高齢者に耐えがたい負担を押しつけ、貧困化に拍車をかけ、医療の権利すらも奪いかねない後期高齢者医療保険料の特例軽減の廃止は断念すべきです。
     よって、この意見書提出に賛成をいたします。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○会田幸一 議長  ほかにございますか。                    〔「なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  以上で討論を終結し、採決をいたします。  本案について賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○会田幸一 議長  起立少数であります。  よって、議第20号議案は否決されました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △日程の追加 ○会田幸一 議長  次に、お諮りいたします。  特定事件継続審査の件を本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  ご異議なしと認めます。  よって、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △特定事件継続審査の件 ○会田幸一 議長  日程第7、特定事件継続審査の件を議題といたします。  特定事件については、各常任委員長、議会運営委員長、地域活性化対策検討特別委員長、議会改革検討特別委員長の申し出により、特定事件一覧表としてお手元に配付いたしました。  最初に、議事の都合により、総務委員長の申し出のうち、請願第5号 春日部市新庁舎を春日部駅東口地区に求める請願についてお諮りいたします。  請願第5号については、総務委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査事項として、総務委員会に付託したいと思います。これに賛成の議員の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○会田幸一 議長  起立多数であります。  よって、請願第5号は閉会中の継続審査事項として総務委員会に付託することに決しました。  次に、ただいま先議いたしました請願第5号を除く部分については、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査事項として、それぞれの委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○会田幸一 議長  ご異議なしと認めます。  よって、請願第5号を除く部分についても各委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査事項として、それぞれの委員会に付託することに決しました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △市長の挨拶 ○会田幸一 議長  これをもちまして今定例会の日程は全て終了いたしました。  市長の挨拶を願います。  石川市長。                    〔石川良三市長登壇〕 ◎石川良三 市長  今定例会にご提案申し上げました議案29件につきまして、議員各位におかれましては慎重なるご審議をいただき、全て可決あるいは同意を賜り、厚く御礼申し上げます。今定例会におきまして、議員各位から賜りました意義ある貴重なご意見は十分に尊重し、今後の行政を執行してまいる所存でございますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。  年の瀬に当たりまして、一段と寒さが厳しくなってきておりますので、議員各位におかれましては、健康に十分ご留意をいただき、来年に向けてさらなるご活躍をご期待申し上げますとともに、よい年を迎えられますよう心から祈念申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △閉会の宣告 ○会田幸一 議長  以上で平成28年12月春日部市議会定例会を閉会いたします。  午後 1時36分閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    平成28年12月  日         議     長   会   田   幸   一         副  議  長   栗   原   信   司         署 名 議 員   滝   澤   英   明         署 名 議 員   吉   田       剛         署 名 議 員   古   沢   耕   作...