○議長(柿沼秀雄君) 日程第1、第6号議案から日程第7、第30号議案までを一括議題といたします。 7議案に関し、委員長の報告を求めます。
△
民生教育常任委員長
○議長(柿沼秀雄君)
民生教育常任委員会、
齋藤理史委員長、ご登壇願います。 (
民生教育常任委員長 齋藤理史君 登壇)
◆
民生教育常任委員長(齋藤理史君)
今期定例会において、
民生教育常任委員会に付託されました7議案につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 当委員会は、去る2月26日、第2委員会室において、
委員全員出席の下開催し、審査に当たりましては関係課長の出席を求め、詳細な説明を聴取し、審査を行った次第であります。 それでは、論議のありました主なものについて申し上げます。 初めに、第6号議案 令和3年度加須市
国民健康保険事業特別会計予算について、特定健診受診率の目標達成のための対応はとの質疑に対し、AIを使った受診率の向上への取組や地域ごとのチラシの作成等、工夫をしながら進めていくとの答弁がありました。 また、一般会計からの繰入増の理由はとの質疑に対し、
国保事業費納付金が増額となったが、コロナ禍の影響により、
賦課限度額のみを引き上げる必要最小限の変更にとどめたことから、不足分については
法定外繰入金を増額し、国保事業の安定的な運営を図るものであるとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、国保税の引上げを基に予算編成されたものであることから、本案に反対との意見や、
医療費削減のため疾病予防を推進していただくことを要望し、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第7号議案 令和3年度加須市
国民健康保険直営診療所特別会計予算について、一般管理費が増となった理由はとの質疑に対し、備品購入費としてレセプトコンピューターの更新が主な要因であるとの答弁がありました。 また、当診療所において、
新型コロナウイルスワクチンの接種は受けられるのかとの質疑に対し、接種場所として予定をしているとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、コロナ禍の中、身近な
かかりつけ医として重要な存在であり、引き続き地域に質の高い医療を提供していただくことを要望し、本案に賛成との意見や、市民から信頼され、慕われている診療所であり、今後も健全な運営を期待し、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成総員をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第8号議案 令和3年度加須市
後期高齢者医療特別会計予算について、新年度の
保険料軽減割合の縮小状況はとの質疑に対し、均等割の縮小が7.75割から7割となり、対象者は3,254人、対象金額が8,586万300円であるとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、低所得者への均等割特例軽減を廃止し、本則の7割軽減のみに改悪している。2割負担の導入も計画されていることから、本案に反対との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第9号議案 令和3年度加須市
介護保険事業特別会計予算について、
認知症サポーター講座の修了者をどのように
ステップアップ講座に導いていくのかとの質疑に対し、講座修了時にアンケートを行い、これまで264人の方から認知症施策への協力の意思表示があった。
チームオレンジ制度が始まるに当たり、
市ホームページや広報紙での周知に加え、それらの方々に声がけをしていきたいとの答弁がありました。 また、
介護人材確保事業の見込み人数はとの質疑に対し、
受検手数料補助として、介護福祉士8人、
介護支援専門員20人であり、
入門研修修了者は施設とのマッチングを行い、1年間で25人の確保を目標としているとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、負担増を行う
介護保険料の改定に伴う予算であることから、本案に反対との意見や、要
介護者認定者数の増加により、
介護サービス費の増加が見込まれる。給付と負担のバランスを考慮していることから、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第13号議案 令和3年度
河野博士育英事業特別会計予算について、特に質疑はなく、意見・要望について申し上げますと、加須市の子どもたちを育成するすばらしい事業であり、河野博士の思いに感謝の心を忘れずに勉強に励んでいただくことを願い、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成総員をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第25号議案 加須市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、
賦課限度額を段階的ではなく引き上げた理由はとの質疑に対し、コロナ禍という特別な事情を考慮し、
賦課限度額のみを上限まで引き上げる必要最小限の改正を行うものであり、高所得者への適正な負担と中・低所得者への
保険税負担に配慮したものであるとの答弁がありました。 また、今回の
賦課限度額の引上げは、何年度の所得に対して課税するのかとの質疑に対し、令和2年中の給与収入で約1,000万円以上、コロナ禍の厳しい状況の中でもそれだけの収入を得ている方を対象としており、収入減となっている方には負担をかけないよう配慮したとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、一般会計からの繰入れは一定評価できるものの、コロナ禍の下、国保税の引下げが求められており、増税は容認できないことから、本案に反対との意見がありました。一方、予防医療にさらに取り組み、
医療費削減に努力していただくことを要望し、本案に賛成との意見や、医療費が増えており、高所得者への適正な税負担は収支の均衡を図るために必要な改正であることから、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第30号議案 加須市
介護保険条例の一部を改正する条例について、保険料改正による全体への影響額はとの質疑に対し、年額4,710円の増となり、令和3年度における計画上の被保険者数3万3,726人を乗じると、影響額は年間1億5,884万9,460円であるとの答弁がありました。 また、調整給付金の交付率5%のところ、第8期計画では1.43%と見込んでいる。不足分が第1号被保険者の保険料に影響しているのではとの質疑に対し、調整交付金の交付率が少ないことは
介護保険料に直接影響するため、市として国に強く要求していくとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、保険料の7%の引上げは高齢者の新たな負担増となることから、本案に反対との意見がありました。一方、保険料の引上げは大変厳しいことであるが、
各種サービス提供のためやむを得ない。調整交付金については、引き続き国に要望することを求めて、本案に賛成との意見や、第8期計画の策定に向けて事業等を見直し、介護保険の制度改正等を踏まえ、給付と負担のバランスを考慮し、決定したものであることから、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 以上、当委員会に付託されました議案に係る審査の経過並びに結果についてご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
△
産業建設常任委員長
○議長(柿沼秀雄君) 日程第8、第10号議案から日程第12、第15号議案までを一括議題といたします。 5議案に関し、委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員会、
中條恵子委員長、ご登壇願います。 (
産業建設常任委員長 中條恵子君 登壇)
◆
産業建設常任委員長(中條恵子君)
今期定例会において、
産業建設常任委員会に付託されました5議案につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 当委員会は、去る2月26日、第3委員会室において、
委員全員出席の下開催し、審査に当たりましては関係課長の出席を求め、詳細な説明を聴取し、審査を行った次第であります。 それでは、論議のありました主なものについて申し上げます。 初めに、第10号議案 令和3年度加須市
農業集落排水事業特別会計予算について、大越処理区における修繕計画の内容はとの質疑に対し、令和3年度は
マンホールポンプ等の修繕で1,216万500円を計上しており、令和5年度までに終了予定であるとの答弁がありました。 また、各処理施設の老朽化対策の取組はとの質疑に対し、16処理区のうち2処理区は大規模改修を完了したが、そのほかについては使用年数が20年を超えていないため、使用年数30年を目安に財政状況等を見極めながら検討していくとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、大越処理区で
PFI事業を行っているが、不要不急の事業であることから、本案に反対との意見や、農業地域の環境向上、加入促進、施設の維持管理などにより事業を推進していただくことを要望し、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第11号議案 令和3年度
加須都市計画事業野中土地区画整理事業特別会計予算について、保留地の残りの区画数はとの質疑に対し、保留地は全42区画のうち26区画が残っており、全て一般保留地で、令和3年度に2区画が公売予定であるとの答弁がありました。 また、令和3年度予算の国費が減額となった理由はとの質疑に対し、国費の要求は市の負担分に応じて行っているが、令和3年度予算は市の負担分が減額となるため、国費も減額となるとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、総事業費73億円のうち約42億円を市民の税金で負担しており、身の丈を超える事業であることから、本案に反対との意見や、地権者の同意を得て早期の完成を願い、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第12号議案 令和3年度
加須都市計画事業栗橋駅西(大利根地区)
土地区画整理事業特別会計予算について、今後、事業の清算業務を行う中、この特別会計はどうなるのかとの質疑に対し、この特別会計は令和4年3月31日で事業認可が切れるため、閉鎖を検討していくとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、総事業費約64億円のうち74.8%が市の税金で負担している。当事業は違う手法があったと考えており、本案に反対との意見や、当事業は清算金の業務を残して令和4年度に完了するとのことなので、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第14号議案 令和3年度加須市
水道事業会計予算について、
石綿セメント管の残延長はとの質疑に対し、令和3年度末の残延長は約60キロメートルとなる予定であり、毎年約2.6キロメートルを更新しているので、令和25年度におおむね更新が完了する見込みであるとの答弁がありました。 また、旧簡易水道の使用状況はとの質疑に対し、旧簡易水道は所在が不明なものが多く、現在、約2,000戸が旧簡易水道を使用しているとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、水道料金に消費税10%が転嫁されていることから、本案に反対との意見や、有収率の向上に向けて努力していただくことを要望し、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、第15号議案 令和3年度加須市
下水道事業会計予算について、処理場の
長寿命化対策の状況はとの質疑に対し、第1
次長寿命化対策は終了したが、川口地区の
管渠工事終了後に第2
次長寿命化対策を検討していくとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、
下水道使用料に消費税10%が転嫁されていることから、本案に反対との意見や、加入率の向上のほか、業務委託に関しては、加須市民を多く雇用していただくことを要望し、本案に賛成との意見があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 以上、当委員会に付託されました議案に係る審査の経過並びに結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
△
総務常任委員長
○議長(柿沼秀雄君) 日程第13、第48号議案を議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
総務常任委員会、
新井好一委員長、ご登壇願います。 (
総務常任委員長 新井好一君 登壇)
◆
総務常任委員長(新井好一君)
今期定例会において、
総務常任委員会に付託されました第48号議案 令和2年度加須市
一般会計補正予算(第12号)につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 当委員会は、去る3月10日、議場において、委員全員の出席の下開催し、審査に当たりましては関係課長の出席を求め、詳細な説明を聴取し、審査を行った次第であります。 それでは、論議のありました主なものについて申し上げます。 初めに、歳出第2款総務費では、
庁舎維持管理事業に関し、
新型コロナウイルス感染予防対策として修繕する本庁舎トイレの
洗面器自動水栓化の対象はとの質疑に対し、本庁舎1階から5階までの全てのトイレが対象であり、内訳は、男子トイレが10か所、女子トイレが11か所及び多機能トイレが2か所の計23か所であるとの答弁がありました。 歳出第3款民生費では、
公立保育所管理運営事業及び
あすなろ園管理運営事業に関し、保育室の換気対策として整備する空気清浄機の使用はとの質疑に対し、ミクロのウイルスを除去する仕様であり、
フィルター交換を不要とするなど、
ランニングコストがかからないよう想定したとの答弁がありました。 歳出第4款衛生費では、
新型コロナウイルス感染症医療機関支援事業に関し、新たな支援の内容はとの質疑に対し、診療・
検査医療機関として県の指定を受け、
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの両方の診療を行う市内の8医療機関に対し、新たに
看護師人件費の一部を補助するものであるとの答弁がありました。 また、
新型コロナウイルスワクチン接種事業に関し、市外に
かかりつけ医がある方に対する
ワクチン接種の対応はとの質疑に対し、現時点では、原則市内で接種いただくことになっており、今後、高齢者に次いで接種する基礎疾患のある方については、市外の
かかりつけ医で接種できる予定であるとの答弁がありました。 歳出第7款商工費では、ちょこっとおたすけ
絆サポート券高校生世代支援事業に関し、高校生世代を支援の対象とした理由はとの質疑に対し、
絆サポート券の過去の配布実績や児童手当の支給が中学生までとなっている点などを考慮し、新たに支援が必要な世代として高校生世代を対象としたものであるとの答弁がありました。 また、
地域活力応援事業に関し、当事業の周知方法はとの質疑に対し、「市報かぞ」や市の
ホームページに事業の案内を掲載するほか、商工会が毎月会員へ発送する郵便物に案内を同封するなどにより、広く周知を図ってまいりたいとの答弁がありました。 歳出第10款教育費では、
学校教育管理事業に関し、学校における消毒作業の外部委託の考えはとの質疑に対し、学校の実態を把握した上で、希望する学校が多い場合には一括して委託するなど、状況を確認しながら進めてまいりたいとの答弁がありました。 次に、意見・要望について申し上げますと、今回の補正予算は、
新型コロナウイルス感染症予防対策をはじめとした重要な予算が計上されている。教育現場の
感染症予防対策や売上げ減少の
事業者支援をしっかりと行っていただくほか、
新型コロナワクチン接種についても、スムーズに実施いただくよう要望し、本案に賛成との意見がありました。 また、高校生への
絆サポート券の配布は地域経済の
事業者支援にもつながる一方、
売上げ減少事業者への給付金支給については、より広く周知するとともに、支給対象の基準について、弾力的に対応いただくよう要望し、本案に賛成との意見がありました。 以上のような審査経過を踏まえ、採決の結果、賛成総員をもって原案のとおり可決することに決しました。 以上、当委員会に付託されました議案に係る審査の経過並びに結果についてご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
△
予算決算常任委員長
○議長(柿沼秀雄君) 日程第14、第5号議案を議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員会、
田中良夫委員長、ご登壇願います。 (
予算決算常任委員長 田中良夫君 登壇)
◆
予算決算常任委員長(田中良夫君)
予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
今期定例会において当委員会に付託されました第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算につきましては、去る2月25日の本会議終了後、
予算決算常任委員会を開催し、付託された議案を総務分科会、民生教育分科会及び産業建設分科会へそれぞれ再付託いたしました。 各分科会における審査終了後、
予算決算常任委員会において、各分科会長から審査結果の報告を求め、総括質疑並びに意見・要望、採決を実施した次第であります。 分科会の審査に当たりましては関係課長等の出席を求め、再付託案件の審査を行い、総括質疑に際しては市長をはじめ副市長、教育長、関係部長等の出席を求め、慎重なる審査を行いました。 それでは、初めに、総務分科会で論議のありました主なものについて申し上げます。 まず、総合政策部の所管事業では、広報紙等発行事業に関し、子ども版「市報かぞ」の発行時期はとの質疑に対し、秋から冬にかけて2回発行する予定であるとの答弁がありました。 また、コミュニティバス運行事業では、デマンド型乗り合いタクシーの増車に関わる予算額はとの質疑に対し、増車分の運行経費約230万円と予約センターのシステム改修費用等を見込んでいるとの答弁がありました。 次に、総務部の所管事業では、自治体間交流事業に関し、新たな姉妹都市交流に向けた検討状況はとの質疑に対し、旧大利根町のときから童謡に関してつながりのある、長野県中野市との交流などを検討しているとの答弁がありました。 また、加須市住宅資金等貸付事業に関し、特別会計から一般会計へ変更となる住宅新築資金の未償還者への対応はとの質疑に対し、臨宅訪問や電話連絡等により返済計画の相談を継続し、引き続き債権回収に努力していきたいとの答弁がありました。 次に、部に属さない秘書課、市民相談室、会計課及び行政委員会事務局の所管事業では、消費者自立支援事業に関し、消費者被害防止のための啓発品はとの質疑に対し、高齢者にはポケットティッシュ等、小学生にはパンフレット、中学3年生にはクリアホルダーをそれぞれ配布するとの答弁がありました。 また、衆議院議員総選挙執行事業に関し、コロナ禍における投票所の運営はとの質疑に対し、マスク及びゴム手袋の着用、消毒液の設置、定期的な会場内の換気、飛沫感染防止パネルの設置、ソーシャルディスタンスを確保するための会場レイアウトなどの対策を講じるとの答弁がありました。 続きまして、民生教育分科会で論議のありました主なものについて申し上げます。 まず、こども局の所管事業では、産後ケア事業に関し、事業の拡充内容はとの質疑に対し、訪問型では対象を3か月未満から12か月未満に、また、回数を5回までから7回までに拡充し、デイサービス型では3か月未満から4か月未満に拡充するとの答弁がありました。 また、保育所アレルギー等対応特別給食提供事業に関し、対象児童を2名以上とした理由はとの質疑に対し、県の補助事業であり、2名以上のアレルギー対象児童に対応して調理員1名を加配した場合に補助を行うことになっているとの答弁がありました。 次に、福祉部の所管事業では、社会福祉協議会助成事業に関し、事業費が増となった要因はとの質疑に対し、社会福祉協議会では、新型コロナウイルスの影響で、生活資金の貸付け事務の増加など、増え続ける事業と社会福祉への需要が大きくなっていることから、職員1名増員により、人件費の増によるものであるとの答弁がありました。 また、生活困窮者学習支援事業に関し、委託料が昨年度と同額であるが、業者の選定方法はとの質疑に対し、県が実施するプロポーザルコンペにより、プレゼンテーションで企画、提案し、見積りを基に内容を審査し、業者選定しているとの答弁がありました。 次に、健康医療部の所管事業では、妊婦保健事業に関し、新生児聴覚調査の周知方法はとの質疑に対し、産婦人科医院に周知するとともに、母子手帳取得時に周知していくとの答弁がありました。 また、がん検診事業に関し、検診回数の増及びウェブ予約の内容はとの質疑に対し、コロナ禍であることから検診は1回の人数を減らし、回数を増やしていく。また、ウェブ予約は、胃がん、肺がん検診から試験的な導入に向け、調整しているとの答弁がありました。 次に、生涯学習部の所管事業では、文化財の保護と活用による地域活性化事業に関し、騎西城跡出土品の展示予定はとの質疑に対し、5月頃及び秋頃の2回展示したいとの答弁がありました。 また、女子硬式野球振興事業に関し、女子硬式野球周知のためのPR方法はとの質疑に対し、女子野球連盟と協議し、講演会や野球教室等を行っていきたいとの答弁がありました。 次に、学校教育の所管事業では、学校ICT教育活用事業に関し、端末を利用した学習に取り組まれている中、学校教育の基本を押さえた上での活用が必要ではとの質疑に対し、端末はツールであり、これを効果的に活用して学習内容を定着させていくため、最後の見直し等はノートや教科書を併用し、パソコンを使うことが目的にならないよう、時間配分等を含め、教育課程検討委員会で検討中であるとの答弁がありました。 また、防災教育推進事業に関し、災害時の避難場所における中学生の役割をボランティア教育の中で後押しする考えはとの質疑に対し、ボランティアリーダー研修に引き続き取り組むとともに、新年度に配布する防災ノートにより、避難場所で子ども自身がどう動けるか、どう動ければいいかということを学習させていきたいとの答弁がありました。 続きまして、産業建設分科会で論議のありました主なものについて申し上げます。 まず、騎西総合支所及び北川辺総合支所の関連事業を含む環境安全部の所管事業では、交通安全施設整備事業に関し、カーブミラー等の整備予定はとの質疑に対し、カーブミラーは自治協力団体の要望箇所に16機、そのほかの整備に関しては、交通事故多発箇所や死亡事故発生箇所を予定しているとの答弁がありました。 また、自主防災活動組織育成支援事業に関し、令和3年度の事業内容はとの質疑に対し、自主防災組織のリーダーになる方を対象にした研修会やコロナ禍でも実施できる訓練を検討しており、防災講演会も開催したいと考えているとの答弁がありました。 次に、騎西総合支所、北川辺総合支所及び大利根総合支所の関連事業を含む経済部及び農業委員会の所管事業では、農地利用集積推進事業に関し、令和3年度の集積箇所はとの質疑に対し、加須地域、割目、大室地区及び騎西地域の牛重、根古屋地区の2地区を予定しているほか、数か所を検討しているとの答弁がありました。 また、住宅改修等需要促進事業に関し、5年という期限を設けた理由はとの質疑に対し、住宅改修のサイクルを調査した結果、10年未満というサイクルが多かったため、5年という期限を設定したものであるとの答弁がありました。 次に、北川辺総合支所及び大利根総合支所の関連事業を含む建設部の所管事業では、旧川しゅんせつ推進事業に関し、当事業の工事の実施予定はとの質疑に対し、令和3年度の秋頃から工事を実施する予定であるとの答弁がありました。 また、橋梁維持改修事業に関し、橋梁点検の内容はとの質疑に対し、橋梁点検が98橋、橋梁修繕が2橋、令和4年度に向けての設計が2橋、それぞれ予定しているとの答弁がありました。 続きまして、本案に関する意見・要望について申し上げます。 第1に、安心・安全の観点から、PCR検査を誰もが受けられる制度がない点。第2に、多様性の尊重の観点から、市の管理職や自治協力団体等に女性を積極的に登用していない点。第3に、協働の精神の観点から、不公平感の解消のために飲食に税金を使っている点や市の職員を育成するような制度がない点から、本案に反対との意見がありました。 また、新型コロナウイルス感染拡大を抑えるための戦略や社会的検査の充実がない点、
介護保険料と国保税を引上げ、市民に負担増を行っている点、マイナンバーカードや住民票のコンビニ交付は不要不急の事業であり、個人情報漏えいのリスクが高まる点、野中土地区画整理事業は身の丈を超える開発事業である点、敬老祝金を減額し、同和事業の団体補助に多くの税金が使われている点から、本案に反対との意見がありました。 一方、第2次加須市総合振興計画に位置付けられた5つのまちづくりの基本目標に沿った予算であり、
新型コロナウイルス感染症対策や埼玉県済生会加須市加須病院の開院に向けた事業など、評価できる予算である。市民が
新型コロナウイルスワクチンを安心・安全に接種できる体制づくりを要望し、本案に賛成との意見がありました。 また、新型コロナウイルス感染拡大により市税の減少が予想されるとともに、地方交付税の合併算定替の終了など厳しい財政状況の中で、収支の均衡、債務残高の圧縮、将来の備えを財政運営の基本方針として予算編成が行われている。「安心安全な笑顔あふれる加須市づくり」を目指して第2次加須市総合振興計画に位置付けられた44の施策、750の事業を実施する内容となっており、本案に賛成との意見がありました。 以上のような審査経過を踏まえ、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決することに決しました。 以上、当委員会に付託されました議案に係る審査の経過並びに結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。
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△第5号議案に対する修正案の提出
○議長(柿沼秀雄君) ただいま議題となっております第5号議案については、修正案が提出されておりますので、修正案を議題といたします。
△提案理由の説明
○議長(柿沼秀雄君) 修正案の朗読は省略し、直ちに第5号議案に対する修正案の提案理由の説明を求めます。 提出者代表、
小坂徳蔵議員、ご登壇願います。 (28番 小坂徳蔵君 登壇)
◆28番(小坂徳蔵君) ただいま議題となっている第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算に対する修正案について、発議者を代表して、提案理由を説明します。 今、
新型コロナウイルス感染症が拡大する下で、長期にわたり自粛生活が続き、市民の収入が大幅に減少しております。これに伴って、加須市の地域経済は大変な状況に陥っております。 2021年度の予算編成に当たって、
市当局は、市民の所得と地方経済について分析しております。その結果、市民所得は前年度比でマイナス8.1%も大幅に落ち込む見通しです。さらに、地域経済については、企業の休廃業や業績悪化などにより、法人市民税はマイナス20.2%も大幅に落ち込むと見込んで歳入予算を編成しています。 こうしたコロナ禍による未曽有の危機から収入減に遭遇している市民の暮らしを支え、経営難にあえぐ加須市経済について、持続可能な地域経済に立て直すことが何よりも重要な喫緊の課題となっております。 このような認識の下に、以下の修正を行うものです。 まずは、新年度予算の規模に関して、予算第1条第1項で定める予算の総額について、原案の416億7,000万円から2億9,900万円を増額して、予算の総額を419億6,900万円に増額修正するものです。 また、予算第1条第2項で定める1歳入に関しては、第18款の繰入金及び第20款諸収入の第5項雑入について、表のとおり修正しております。 また、第1条第2項で定める2歳出に関しては、表に記載してあるとおり、第2款から第4款まで並びに第7款から第8款及び第10款について、各款における所要の項について修正を行っております。その明細については、該当する款及び項に関わる表に記載してある通りです。 それでは、予算修正について、具体的に修正した内容について説明します。 まず、第1は、新型コロナ感染対策として、市中感染を抑止するため、攻めの検査に転換していることです。
ワクチン接種が始まっていますが、ワクチン供給は全く不透明な状況です。また、ワクチンが接種されても、
市ホームページ掲載のように、ワクチンを受けた方から他人への感染をどの程度予防できるか、まだ分かっていません。さらに、感染力が強いと言われる変異型ウイルスの感染が拡大しています。このようなとき、感染を抑止するには、PCR検査による社会的検査を行って、感染者を把握して保護することが効果的であることは、全国の自治体における先進例から明らかになっております。 そこで、感染症から市民の命と健康を守るため、感染すると重篤に陥りやすい高齢者や障がい者施設の職員等約1,500人の対象について、社会的なPCR検査を実施する経費2,152万円を第4款第1項の保健衛生費に増額修正し、従来型の検査方式から積極的に感染抑止を図る、攻めのPCR検査に大きく転換する措置を講じております。 また、今年度、市内の医療機関が実施したPCR検査によって受検した患者のうち、約3%が陽性者と確認されて保護し、感染症の抑止に大きな役割を担っております。このため、新年度も引き続いて、市内の医療機関によるPCR検査について財政支援する348万円を同項に予算措置しております。 第2は、新型コロナ対策として、緊急事態宣言等の自粛による収入減によって、新年度は市民所得が8.1%も大幅に落ち込む見通しの上に立って、市民の暮らしを支援する対策を講じています。 その1つが、地域経済と連携する
絆サポート券を1世帯当たり5,000円を交付する措置として2億4,000万円を第7款商工費第1項商工費に予算化しております。 2つ目は、コロナ禍による収入減によって生活が困窮しているひとり親家庭について、
絆サポート券を世帯当たり1万円を交付し、第二子以降にさらに1万円を交付して生活を支援する措置として、同項に1,266万円を予算化しております。 3つ目は、地域経済が、企業の休廃業や業績悪化などにより法人市民税がマイナス20.2%も大幅に落ち込む見通しを踏まえ、持続可能な加須市経済を構築する措置を講じています。 具体的には、制度融資の保証料を全額補助し、利子補給についても現行の20%から50%へと2.5倍に大幅に引上げ、中小零細企業を支援する措置180万円を商工費に予算化しております。 この予算修正は、コロナ禍の下で苦境に直面している商工業者に対し、必ずや地域経済を支援するという、市から発する強い大きなメッセージになる、このように確信するものです。 第3は、高齢化社会の下で、市民のご長寿に対し、市が心から敬意と祝意を表す温かいメッセージを発信する心温まる予算修正を行っていることです。 新年度予算は、米寿を迎えられる高齢者に対する敬老祝金を40%も大幅に減額する冷たい予算になっております。これに対して、予算修正は血税無駄遣いの予算を組替え、米寿を迎えられる高齢者の方々に心からご長寿をお祝いし、減額した敬老祝金を5万円に戻す内容に修正し、第3款民生費第1項社会福祉費に1,000万円を増額して予算化しております。 第4は、コロナ禍の下で生活難に直面している子育てを支援する修正を行っております。 具体的には、1つ、幼保無償化による財源を活用し、公立と私立の保育所と公立幼稚園の副食費を無償化する経費7,282万円を予算化しております。保育所関係の副食費を無償化する予算は民生費の第2項児童福祉費に5,020万円、公立幼稚園の副食費を無償化する措置は第10款教育費第4項の幼稚園費に2,262万円をそれぞれ予算化しております。 2つ目は、子ども医療費について、無償化の範囲を高校卒業するまで拡大する予算修正を行っています。 具体的には、民生費の第2項児童福祉費に子ども医療費を高校卒業まで拡大し、市外の医療機関で受診した場合も窓口払いをなくす事務費を含め、4,200万円を予算計上しております。 3つ目は、小学校の新1年生に対し、今後の成長を心から願って、学校備品である小学校の机の引き出しをプレゼントする経費75万円を小学校費に予算化しております。 第5は、水害や地震など、自然災害から子どもと市民を守る予算修正を行って、予算措置を講じております。 その1つは、災害時に避難所となる小・中学校の体育館にエアコンを設置するための調査費を予算計上しております。教育費の第2項小学校費に小学校22校分の調査費3,520万円を予算化し、第3項の中学校費に中学校8校分の調査費1,280万円を予算化しております。 2つ目は、通学路の安全対策を講じております。 市内の通学路には、危険なブロック塀30か所が放置されております。児童・生徒が登下校の際に地震が起きたとき、子どもの命と安全を守るため、撤去費用と撤去後の築造に補助を行って改善を促進する経費450万円を、第8款土木費第1項土木管理費に予算措置しております。 3つ目は、突然の地震に対する措置を講じております。 おとといの明け方、強い地震がありました。突然襲ってくる地震から子どもの安全を守るため、緊急地震速報の端末を設置する経費を、小学校費に小学校22校分として605万円、中学校費に中学校8校分220万円を予算化しております。 4つ目は、県内40市で長期にわたって最低水準となっている木造住宅耐震化事業について、補助額を大幅に増額する修正措置を行っております。 耐震診断は、現行比で2.4倍の1軒当たり6万円に引き上げております。また、耐震化工事に対する補助は、現行比で5倍に大幅に引き上げて、1軒当たり50万円の補助額を修正しております。さらに、高齢者と障がい者が利用するときはさらに10万円を増額して60万円に引き上げる予算措置を土木費の第1項土木管理費に345万円を増額修正しております。 以上、提案しました予算修正の内容は、歳出科目の中で14か所に及んでおります。その経費は4億6,924万円に上ります。 その財源は、我が議員団が指摘している事業を組み替えて、各修正科目に充てております。具体的には、1つは、同和事業を全廃する、2つは、身の丈を超える開発事業とオリンピック関連及び不要不急事業を見直し、財源を組み替えております。 なお、不足する財源は、戦後初めてとなるパンデミックに遭遇し、未曽有の危機に直面している市民の暮らしを支援、持続可能な地域経済を構築するため、財政調整基金を取崩して対応しております。 我が議員団の予算修正案の内容は、コロナ禍で大変な状況に置かれている市民と中小零細企業者に対し、市と市民が力を合わせ、必ずやコロナ禍を乗り越えていこう、その強いメッセージとなることを強く確信し、説明を終わります。
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△休憩の宣告
○議長(柿沼秀雄君) ただいまの委員長報告及び修正案に対する質疑及び討論通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。
△休憩 午前10時57分
△開議 午前11時30分
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△開議の宣告
○議長(柿沼秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△委員長報告及び修正案に対する質疑
○議長(柿沼秀雄君) これより質疑に入ります。 発言通告はありませんので、質疑はないものと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。
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△委員会付託の省略
○議長(柿沼秀雄君) お諮りします。ただいま議題となっております第5号議案に対する修正案は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(柿沼秀雄君) ご異議なしと認めます。 よって、第5号議案に対する修正案は委員会の付託を省略することに決しました。
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△討論
○議長(柿沼秀雄君) これより討論に入ります。 発言通告がありますので、順次これを許します。 初めに、9番、池田裕美子議員、ご登壇願います。 (9番 池田裕美子君 登壇)
◆9番(池田裕美子君) 第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算、3つの観点から申し上げます。 まず、安心・安全の観点から申し上げます。 加須のまちをゼロコロナに近い状態にすることこそ、今の市民の最大の安心・安全です。新型コロナウイルスの特徴は、感染していても無症状の方たちが感染を広げているということです。
ワクチン接種を希望者全員が受けられる時期が見えない状況において、自治体でできる対策は、条件なしのPCR検査です。今は検査機器の研究開発が進み、利便性に優れた機種も、国内でも活用が広がっています。条件なしのPCR検査を当初予算に盛り込んでいただきたかったです。 次に、多様性の尊重という観点から申し上げます。 例えば、子ども版「市報かぞ」などは、多様性の尊重を具現化しています。しかし、ジェンダー不平等を積極的に解決していくためのもっと積極的な予算を望みます。 最後に、育むという観点から申し上げます。 例えば、特定の地区に、ほかの地区にはない予算をつけるという事業が幾つかあります。ぜひ、共に学び合い、共に良い活動をなされるよう、予算を生かしてもらいたいものですが、それには、あるべき活動に向けて誰もが納得して、爽やかな心持ちでいられるよう、心を育むための充実した説得力を感じる事業が必要です。相対的にハード面ではなくソフト面、特に心を育てていく施策をもっと手厚くしていただかなければなりません。 以上のとおりの理由によりまして、この議案に反対させていただきます。 続きまして、第6号議案 令和3年度加須市
国民健康保険事業特別会計予算、第8号議案 加須市
後期高齢者医療特別会計予算、第9号議案 加須市
介護保険事業特別会計予算、第25号議案 加須市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例、第30号議案 加須市
介護保険条例の一部を改正する条例、以上、5つの議案につきまして、まとめて討論させていただきます。 コロナ禍にあって、感染拡大の収束及び社会不安が解消されない中、こういうときに一定の年数ごとに改定されていく国民健康保険税制度がいよいよ見直される時期が到来してしまいました。 国保制度は、国が大きな枠組みをつくり、県がその枠組みに応じて、市町村ごとに県内統一算定方式による標準的な水準を示すことになりました。それは一覧表となって、県の
ホームページで既に見ることができます。 さて、議案の説明をしていただいた翌日から知り合いの市民の方々に話を聞き、新聞等を調べ、厚生労働省や埼玉県の
ホームページも閲覧してみると、様々な思いと疑問が次から次へと湧いてきました。 最も印象が強いのは、埼玉県が昨年8月19日から9月18日に実施した埼玉県国民健康保険運営方針(第2期)(案)に係る県民コメント意見と県の考え方に紹介された内容でした。県民コメント意見は、保険料引上げに慎重であるべきだ。これに対しまして、県は、定率国庫負担の引上げ等を引き続き国に要望してまいりますと答え、法定外繰入れ解消を拙速に決めないでほしいという意見には、国保の安定的な運営のため、法定外繰入れは解消していくべきと考えますと回答しています。 県も苦しい立場です。国が大きな枠組みをつくり、社会保障と税の一体改革を行ったことで、2018年から年間3,400億円の公費が国民健康保険に投入されるなどしても、制度を支える基礎自治体の住民の日々の暮らしを安心なものにできないからには、このままでは賛成し難いと考えます。本市も、職員の皆様のご努力によりまして国や県の要請に応える設計が出来上がりましたが、それでも不安が払拭できないのです。 令和2年度現在の状況の厳しさを、市の
ホームページの加須市国民健康保険税試算フォーム令和2年度を使いまして考察してみました。総所得125万円で子どもが1人いるという40歳のひとり親の方を想定します。国保に加入し、国民年金保険料を納める、こういう場合について計算してみました。医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分として18万4,100円を納めることになります。さらに、国民年金保険料19万8,480円を納めることになります。すると、社会保険料負担額だけで総所得額の30.6%を占めてしまいます。残りの86万円から国税と地方税をも払うとなると、生活が成り立ち難いことが分かります。親子で希望を持とうと顔を上げようとしても、それには大きな心のエネルギーが必要になります。新年度、コロナ禍の下、これ以上の厳しさを求めるわけにはいきません。 ここで、市独自の総合合算制度をつくってみるのも一つの選択であると思います。所得額に応じて、個人として支出する社会保険料、介護関連費用、育児関連費用を総合的に合算して、一定額に達してしまったら、それ以上の個人負担を減免するような仕組みが必要ではないでしょうか。また、もう少し変化の割合を少なくするという選択もあったかもしれません。 国保制度が現実離れしてしまっている現状、これにさらなる負担をお願いすることになるこのたびの国保関連の議案には賛成できません。地方の声を大きな声にして、国と県に届けるのが議会の使命にほかならないのではないでしょうか。 それから、第11号議案 令和3年度
加須都市計画事業野中土地区画整理事業特別会計予算、本事業の継続に疑問があることから、賛成しかねます。 本事業継続への疑問につきましては、2月24日、第19号議案の反対討論で述べたとおりです。 以上で、私の討論は終わります。ありがとうございました。
○議長(柿沼秀雄君) 以上で、9番、池田裕美子議員の討論は終了いたします。 次に、7番、関口孝夫議員、ご登壇願います。 (7番 関口孝夫君 登壇)
◆7番(関口孝夫君) それでは、
産業建設常任委員会に付託されました5議案の中より、特筆すべき2議案に、令和会として賛成の立場で代表して討論を行います。 最初に、第11号議案 令和3年度
加須都市計画事業野中土地区画整理事業特別会計予算、そして次に、第14号議案 令和3年度加須市
水道事業会計予算の2議案について申し上げます。 少子化に伴う人口減少は、加須市はもちろん、隣接する県北部同様、ほとんどが人口減になっているのが現状であります。 こうした中、私たちのまちの東の玄関口とも言える野中地区の開発は、平成13年に事業計画を決定し、公共団体施工として区画事業を開始いたしました。その後、平成22年に施工面積を縮小するとともに事業が縮減され、事業を進めてきたと伺っております。JRの栗橋駅に近いという利便性もあり、全体の人口は減少という中にありましての、この野中地区の優位性があるものと思っております。そして、既に多くの市民の方が居住をされております。今まさにまちとして成り立っていると言えます。 引き続き、僅かな事業につきましても、的確に進めていただきたいと心から思っております。 次に、第14号議案 令和3年度加須市
水道事業会計予算についてであります。 コロナ禍において大変な中においても、基本料金の免除という収入減の中においても堅実経営と言えるでしょうか、を維持されていることは大変な経営努力があると感じております。 今後においても、引き続き適切な運営をお願いいたしたいと心から思います。そしてまた、漏水調査等の対策強化を図り、
石綿セメント管などの老朽管敷設替工事により、有収率アップに心がけていただき、事業を推進していただきたいと思います。 以上、2点、第11号議案 令和3年度
加須都市計画事業野中土地区画整理事業特別会計予算、第14号議案 令和3年度加須市
水道事業会計予算につきまして、さきに決定されました第2次加須市総合振興計画の基本構想の下、すばらしいまちになることと信じ、賛成の討論といたします。 以上です。
○議長(柿沼秀雄君) 以上で、7番、関口孝夫議員の討論は終了いたします。 次に、28番、
小坂徳蔵議員、ご登壇願います。 (28番 小坂徳蔵君 登壇)
◆28番(小坂徳蔵君)
産業建設常任委員会に付託して審査した2021年度予算について、日本共産党議員団を代表し、討論を行います。 まず、第10号議案 2021年度加須市
農業集落排水事業特別会計予算に関して討論を行います。 本案には、大越処理区の
PFI事業が含まれます。当該事業は、国・県の補助金が大幅に減額され、事業の縮小が具体的に検討された経緯があります。それを
PFI事業として事業化したわけですが、私が当初から指摘したように、不要不急の事業であったことが明白になっております。なぜならば、合併処理浄化槽の設置経費と比較し、
PFI事業は何と17倍も高くつく事業だったわけであります。
PFI事業の維持管理費の支出は不透明であり、一方、SPCの利益は昨年3月末で4,276万円に上ります。利益の原資は、市民の税金と加入者が支払う使用料です。今、10年が経過し、農集の
PFI事業とは、一体誰のための事業で何のための事業だったのか、今日、改めて厳しく問われているものです。 よって、本案に反対するものです。 次に、第11号議案 2021年度
加須都市計画事業野中土地区画整理事業特別会計予算の問題です。 本案は、身の丈を超える典型的な開発事業で、事業が進めば進むほど、税金の負担額が増加する仕組みになっています。 当該事業費は、水道管布設費用を除き73億円です。新年度予算を含め、これまで投じた事業費は約43.2億円です。このうち、税金が23.5億円に上り、総事業費の54%は税金です。次年度以降、つまり2020年度以降の事業費は29.7億円です。このうち、税金の負担が18億円です。ところが、工事費に充当する保留地処分金が、地価下落によって、計画したときよりも55%も大幅に下落し、つまり半減以下になっているわけです。資金計画では、保留地処分金を8.3億円見込んでおります。しかし、地価が計画よりも55%も大幅に下落し、損金が約5億円に上っているのです。 この結果どうなるか、2020年度以降、工事費に注ぐ税金は、先ほど指摘したとおり18億円です。これに地価下落の損金5億円が加算されます。その結果、今後の事業費29億円に対する市民の税金は約23億円となります。つまり、野中土地区画整理事業は、これからの事業費はほとんど税金で賄わなければならない宿命となっております。 これが、今回の審査で明白になった新事実であります。まさに大失敗の、身の丈を超える開発事業であり、本案に反対するものです。 次は、第12号議案 2021年度
加須都市計画事業栗橋駅西(大利根地区)
土地区画整理事業特別会計予算の問題です。 本案は、事業は既に終了し、新年度も清算事業となっております。当該事業費は64億円余りです。しかし、そのうち税金投入が48億円に上り、74.8%を占めております。 よって、まちづくりの手法を誤った、このように言わざるを得ないもので、本案に反対するものです。 次は、第14号議案の2021年度加須市
水道事業会計予算及び第15号議案 2021年度加須市
下水道事業会計予算の問題です。 まず、本年度の水道事業に関しては、コロナ危機から市民の暮らし、事業者を応援するため、内部留保資金などを活用し、基本料金を1年間にわたり免除する措置を講じていることに関し、私は評価しております。 しかし、新年度は消費税10%増税によって、消費税が水道事業で2億4,000万円、下水道事業で5億4,000万円転嫁されており、企業会計2議案に反対するものです。 以上。
○議長(柿沼秀雄君) 以上で、28番、
小坂徳蔵議員の討論は終了いたします。 次に、25番、佐伯由恵議員、ご登壇願います。 (25番 佐伯由恵君 登壇)
◆25番(佐伯由恵君) 日本共産党議員団を代表し、
予算決算常任委員会で審査した第5号議案 2021年度加須市
一般会計予算及び
民生教育常任委員会で審査した第6号議案と第8号議案及び第9号議案の特別会計予算、さらに関連する第25号議案及び第30号議案の条例改正の計6議案について、市民の立場から討論を行います。 初めに、第5号議案 2021年度加須市
一般会計予算について意見を述べます。 本案の歳入及び歳出予算の総額は416億7,000万円で、前年度比では、額で36億5,000万円の増額、率で9.6%の伸びとなっています。本案には、2022年6月の済生会加須病院の開院に向け、補助金や周辺整備の費用、不動岡小学校大規模改修工事設計費、不足する介護職員人材確保対策費、住宅リフォーム拡充など、市民との関係で前向きな予算を講じています。 また、原発事故から10年、新年度も放射能測定を継続し、原因者負担の原則に基づき、東京電力株式会社に対し経費を粘り強く請求し、適切に対応しようとしています。 しかし、
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの下、当該予算を詳細に分析すると、市民の立場から到底容認できない基本的な問題があります。 まず、第1の問題は、新型コロナウイルス感染対策は市政の最優先課題と位置付けながら、その対策が極めて不十分なことです。新型コロナ感染症のパンデミックによって、昨日16日現在で、世界の感染者は1億2,026万人となり、死者は266万人に上ります。日本の感染者は45万人で、死者は8,702人です。埼玉県内の感染者は3万1,068人です。市内の感染者は、昨日の8人の陽性者を加え、昨年4月の感染発生から累計279人に上り、陽性者は増加の一途をたどり、収束には程遠い状況です。 市は、現在、
ワクチン接種を始めるための準備をしております。ワクチンはコロナ収束に向けた有力な手段です。しかし、ワクチンの供給は不透明で、市民に行き渡るには、かなりの時間を要します。また、接種後、重篤化を防ぐ効果は確認されていますが、感染そのものを防げるかどうか、明らかになっていません。専門家は、今後は変異株が主流になると指摘しています。変異株の中には抗体が効かないものもあり、ワクチン頼みになってはなりません。 今、重要なことは、
ワクチン接種を進めるとともに、攻めの感染対策を同時並行で行うことです。現状を打開するため、PCR検査を抜本的に拡充し、高齢者施設、障がい者施設、医療機関など、社会的検査を頻回、定期的に実行する、そのための医療機関の支援を行う、こうした戦略が必要です。ところが、本案には肝腎なコロナ対策が極めて不十分で、予算の総額416億7,000万円からすっぽり抜け落ちています。 これに対し、ただいま上程され、小坂徳蔵団長が提案した我が議員団の修正案には、重篤化しやすい高齢者や障がい者の施設で働く職員等に対しPCR検査を実施するための費用を措置するとともに、医療機関への支援を講じています。 第2の問題は、コロナ危機で苦しむ市民に対し、冷たい予算になっていることです。 本案では、新年度の個人市民税は49億4,150万円で、前年度比では、額で4億4,252万8,000円、率で8.1%の減、法人市民税は6億3,119万1,000円で、前年度比では1億5,966万8,000円、率で20.2%の大幅な落ち込みを見込んでいます。 市は、コロナによる所得の減少、企業の休廃業、業績の悪化等の影響と説明しています。昨年4月から6月期のGDPは、年率28.1%減という戦後最悪の落ち込みになり、その後も家計消費が大幅減になるなど、失われた需要と消費は戻っていません。アベノミクスの下で労働者の実質賃金は低下を続け、2度の消費税増税は暮らしと経済に重大なダメージを与えました。そこにコロナ危機が襲い、家計、雇用、中小零細企業は深刻な危機に直面しています。特に、女性は非正規労働の労働者の6割を占め、雇用の調整弁にされ、仕事を失い、収入が途絶え、自殺増加の要因になっています。看護師、介護士、保育士など、ケア労働は低賃金で、その多くは女性です。 最も困難な状況に置かれているのは、ひとり親家庭です。コロナ禍の下で、市がこれまで実施した全世帯への
絆サポート券支給、低所得者に配慮した子育て世帯への
絆サポート券支給、水道料金の基本料1年間免除、新生児に10万円の給付金など、市民の暮らし支援に大変寄与しました。
絆サポート券は、市民の家計応援と同時に地域経済の活性化を連携させる点で、非常に効果的です。 市は、コロナ禍の下、感染予防、生活支援、
事業者支援を適切、迅速、一体的に取り組むと説明していますが、本案にはその視点が欠落しています。我が議員団の修正案は、コロナ危機から市民の暮らしを守るため、全世帯に
絆サポート券を交付、さらにひとり親家庭に
絆サポート券を交付する措置を取っています。また、市内業者の経済活動が継続できるよう、制度融資の拡充も図っています。 コロナ禍で暮らしが大変なときに国保税や
介護保険料を引上げ、市民に負担増を行っていることも大問題です。市民の命と健康を守る国民健康保険制度、新年度の加入者は2万6,430人、1万6,430世帯を見込んでいます。国保は低所得者が多く加入し、医療保険制度の中でも保険税が最も高いという構造的な問題を抱えています。1世帯当たりの平均所得は103万円、これに対して国保税は14万円です。6世帯に1世帯が払いたくても払えず、滞納理由の9割は生活困窮です。 ところが、市は、新年度の国保税について、医療分と介護納付金分の限度額を合計6万円引上げ、加入者343世帯に対し、約1,000万円の増税を行っています。市民への増税は8年連続です。0歳から18歳までの子どもに対し、1人3万5,000円を課税し、子育て支援にも逆行しています。 介護保険では、介護を社会で支える目的で、1999年度にスタートしました。対象は、65歳以上の約3万3,000人。2021年度から2023年度の3か年は、第8期事業計画に当たります。この計画期間の最終年度には、特別養護老人ホーム100床の増床が計画され、前向きな点もあります。しかし、新年度から
介護保険料を現行の年額6万7,660円を4,710円引上げ7万2,370円に7%引き上げています。高齢者に対し、総額1億5,884万円もの負担増を行う内容です。
介護保険料が高くなる最大の要因は、国が交付金を大幅に減額し、その分を高齢者が穴埋めしているからです。 介護保険財政のスキームは、介護費用の25%を国が負担することになっているにもかかわらず、国はこのうちの調整交付金5%を毎年減額しています。新年度は1.43%で、3年間の減額は約10億2,000万円に上ります。これは、高齢者1人当たり1万円に相当する額です。国が満額支給すれば、
介護保険料を1人当たり1万円引き下げることができます。 そもそも、介護保険は自治事務であり、国の見える化システムで加須市の
介護保険料が決まること自体おかしな話です。
市当局は、市民に説明できないという矛盾を抱えております。 75歳以上の高齢者を囲い込んだ後期高齢者医療制度、新年度の被保険者は約1万5,700人を見込んでいます。保険料は2年に1度改正され、今年度は
賦課限度額と所得割額が引上げられ、合わせて約900万円の負担となっています。さらに、新年度は所得割額軽減縮小と均等割額特例軽減廃止で、1人当たりの保険料は642円増えて6万157円です。1人当たりの平均所得は約49万円で、高齢者の負担能力を超えています。年金は減らされ、医療費は3割負担に続き、2022年度には2割負担が導入されようとしています。医療も介護も年金も悪くなるばかりで、政府の消費税10%増税は社会保障のためという看板は、全くの偽りだったと厳しく指摘します。 新年度は、米寿の敬老祝金も減額され、高齢者は踏んだり蹴ったりです。なお、修正案は、米寿の敬老祝金を5万円に戻す措置を講じています。 よって、第6号議案 2021年度加須市
国民健康保険事業特別会計予算及び関連する第25号議案 加須市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例、第8号議案 2021年度加須市
後期高齢者医療特別会計予算、第9号議案 2021年度加須市
介護保険事業特別会計予算及び関連する第30号議案 加須市
介護保険条例の一部を改正する条例の5議案について反対します。 第3の問題は、震災から市民の安全を守る対策が極めて不十分なことです。 東日本大震災で、市内では約3,500棟の住宅が損壊しました。加須市の木造住宅の耐震診断及び耐震補強工事の補助制度は県内最低レベルで、市民に活用されず、毎年度、国に補助金を返還しています。市建築物耐震改修促進計画の耐震化率を2020年度末までに95%にする目標も未達成です。 我が議員団の修正案は、震災から市民を守るため、木造住宅耐震診断及び耐震補強工事の補助率を引き上げる措置を講じています。 第4の問題は、費用対効果を誤った不要不急事業及び個人情報漏えいに関することです。 費用対効果を誤った不要不急事業の最たるものが、マイナンバーカードを使ってコンビニから住民票等の交付を受ける住民コンビニ交付事業です。1枚当たりの税金投入に対し、市に入るお金は僅かで、地方自治における財政運営の基本、最小の経費で最大の効果を上げることに反しています。 また、マイナンバーカードは、年金機構をはじめ個人情報の漏えい問題が発生し、コロナの給付金申請をめぐっては、マイナンバーカードでのオンライン申請方式を持ち込んだことでかえって給付を遅らせ、混乱を広げました。 個人情報の保護などの不安から、市民のカード取得率は21.8%にとどまり、目標の47.8%の半分にも届いていません。政府は、マイナンバーカードの普及を促進するため、今月からカードを保険証として使えるようにしましたが、医療を受けるたびに持ち歩くことになり、個人情報漏えいのリスクは一層高まることは明白です。 第5の問題は、身の丈を超える野中開発事業です。 野中土地区画整理事業は総事業費73億円で、63.5ヘクタールを開発し、人口3,800人を増やす計画です。水道施設整備をすれば、総事業費は77億3,600万円にも上ります。税金頼みの事業で、およそ6割は血税です。1世帯当たりおよそ10万円に相当します。 また、先ほどの小坂議員の指摘のように、さらに地価の下落によって、事業費は税金の投入が見込まれます。まさに税金の使い方を誤った、身の丈を超える開発です。 本案は、この事業に5,500万円振り出しています。市民の税金は、市民の暮らしや福祉の増資に使うべきです。 第6の問題は、税金の無駄遣いである同和行政、同和教育の問題です。 本案の同和事業費総額は4,400万円に上ります。一番の問題は、同和団体補助金351万6,000円です。研修と称して税金を使い、温泉地に泊まって税金の大盤振る舞い、血税無駄遣いの温床になっています。このような不適切な補助金は、すぐに廃止すべきです。 同和集会所学級では、教師を毎年度約180人を導入し、教師の多忙化に拍車をかけています。このほかにも同和団体の利権となっている同和問題相談員や同和事業継続の根源となっている村解放同盟との行政交渉など、枚挙にいとまがないのが実態です。 同和事業は廃止し、コロナ禍で浮き彫りになったジェンダーギャップ指数、男女格差の是正、多様な性の尊重など、持続可能な17の開発目標SDGsに位置付けられたジェンダー平等の実現に、かじを今こそ切るべきです。 我が議員団の修正案は、不要不急事業及び身の丈を超える開発事業や同和事業などを廃止し、その財源を攻めのコロナ対策と減収で苦しむ市民の暮らし応援や子育て支援、災害対策等に組み替えています。 以上、第5号議案 2021年度加須市
一般会計予算案に反対するものです。 我が議員団は、新年度もコロナ対策に全力を挙げるとともに、自然災害から市民の命を守るため、逃げ遅れゼロ、犠牲者ゼロの防災対策を構築するため、全力で取り組んでまいります。 コロナ禍で浮き彫りになった女性の人権をはじめ、ジェンダー平等の実現、誰一人取り残さない加須市をつくるため、市民と力を合わせ、引き続いて全力で取り組むことを表明し、討論を終わります。 以上。
○議長(柿沼秀雄君) 以上で、25番、佐伯由恵議員の討論は終了いたします。
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△休憩の宣告
○議長(柿沼秀雄君) ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時10分といたします。
△休憩 午後0時08分
△開議 午後1時10分
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△開議の宣告
○議長(柿沼秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、13番、大内清心議員、ご登壇願います。 (13番 大内清心君 登壇)
◆13番(大内清心君) 私は、公明党加須市議団を代表し、第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算について、賛成の立場から討論します。 令和3年度は、本市の今後の10年間のまちづくりの指針となる第2次加須市総合振興計画が始動する年であります。最優先で取り組んできた埼玉県済生会加須病院の開院が令和4年6月に決定し、建築工事が進んでおりますが、少子化による人口減少、長寿化による人口構造の変化、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う市税の減収等、本市を取り巻く行財政運営は、さらに厳しさを増しています。 そのような中で提案された令和3年度加須市
一般会計予算は、「安心安全な笑顔あふれる加須市づくり」を推進していく予算として、歳入歳出それぞれ416億7,000万円であり、前年度比36億5,000万円、9.6%増となっています。 それでは、本市の将来都市像である「絆でつくる 緑あふれる 安心安全・元気な田園都市 加須」の実現に向け、加須市総合振興計画に位置付けられた5つのまちづくりの基本目標ごとに、評価できる点、また、さらに要望したい点について申し上げます。 1つ目の「安心安全でいきいきと暮らせるまちづくり」では、病気を早期発見、早期治療につなげるため、AIの技術を用いた分析と受診勧奨により、受診率の向上を図るとしています。また、20歳から40歳未満の方ががんと診断され、在宅療養する場合に利用する在宅サービス利用料の一部を助成するターミナルケアの支援制度を新たに設けるなど、市民の皆様の健康寿命の延伸が図られる事業であり、評価するものです。 次に、感染症対策の迅速・適切な実施の中で、国や県の行うPCR検査の対象外であっても、市が必要と認める範囲でPCR検査を行い、検査費用の助成を行うとしており、感染拡大の防止が期待できます。さらに、感染予防のため、国保健診やがん検診など、集団健診を受けやすくするため、検診回数を増やし、新たに休日の電話予約やウェブ予約を導入するなど、感染予防と利便性の向上が図られ、評価するものです。 また、済生会加須病院の開院と利根保健医療圏における周産期医療施設の整備促進に努めるとしております。これまでも要望してまいりましたが、子どもを産み、育てやすいまちとするため、周産期医療機関の早期誘致を要望いたします。 高齢者支援では、フレイル予防の取組やこれまでの認知症サポーター養成講座に加え、より実践的な認知症サポーター
ステップアップ講座を新たに開設するとしています。要望させていただいておりましたので、大変ありがたく、感謝申し上げます。多くの方に認知症サポーター
ステップアップ講座を受講していただき、地域において、認知症の方やご家族を支えるさらなる体制づくりをお願いいたします。 次に、水害対策の強化では、災害対策情報収集室を中心に、適時的確に情報を収集し、新たに防災アプリの導入、防災ラジオの電波力の増強など、市民の皆様に正確かつ迅速な情報提供ができると思います。広域避難等、引き続きスムーズに避難できる体制づくりをお願いいたします。 震災等対策の強化では、避難場所の充実を図るため、小・中学校の避難場所等35か所に新たに備蓄用倉庫を設置し、震災等における避難支援対策として、災害時要援護者への支援を充実するとしています。今後も、災害時要援護者の登録と避難援助者とのマッチングに力を入れていただきたいと思います。 一昨日の早朝にも、茨城県で震度4の地震がありました。大きな地震がいつ来てもおかしくない時期に来ていると思います。市民の皆様の命を守るため、さらなる震災対策の強化をお願いいたします。 2つ目の「未来へつなぐ人を育むまちづくり」では、不妊治療の支援として、国の施策と連動し、治療費の助成を行うこととし、また、先天的な聴覚障害について、生まれて間もなく早期に発見し、適切な対応ができるようにするため、検査費用の一部を助成する制度を創設するとしています。公明党市議団で要望してきた経緯があり、大変ありがたく、感謝いたします。 また、産後ケア事業及び産後サポート事業について、利用できる期間を延長するなど、サービスの充実に取り組むこととしています。全国的に、コロナ禍で産後鬱になる方が増えています。今後も、育児不安を抱えた方に寄り添った支援をお願いいたします。 子育て支援タクシー事業では、出産後の経済的支援として、1歳未満の子どもの通院時のタクシー代を助成するとしており、安心して出産できる体制が充実することから、高く評価するものです。 学校教育の充実では、小・中学校に本市独自で加配教員を配置し、ティームティーチングや少人数指導を行うとしています。また、児童・生徒に1人1台の端末を配備するICT教育が本格的に始動します。子どもたちの学力向上につながる積極的な活用をお願いいたします。 3つ目の「魅力と活力を生む産業のまちづくり」では、新たな産業用地を確保し、企業誘致をしていくとあります。地域経済の活性化と雇用の創出につながると期待いたします。 農業の活性化では、農業経営の安定化や効率化を図り、収益性の向上と持続的な農業を促進するとしています。引き続き、市独自の受益者負担のない埼玉型加須方式による低コスト型圃場整備に取り組んでいただきますようお願いいたします。 次に、にぎわう商店街推進事業の中の取組で、商店街等が取り組むにぎわい創出や空き店舗活用による1dayチャレンジショップなど、商業の活性化が期待できます。今後も空き店舗を活用した取組をお願いいたします。 4つ目の「豊かな自然と快適な環境のまちづくり」では、浮野の里や風の里の保全事業、オニバスの保護活用及び渡良瀬遊水地の活用事業等があります。市内の貴重な自然を活用し、自然との触れ合いの場となるような取組をお願いいたします。 循環型社会の構築では、ごみの資源化、減量化に努めており、6年連続でリサイクル率が全国上位5市に入るなど、大きな成果を上げております。日本一のリサイクルのまち実現に向けて、さらなる資源化、減量化に努めていただきますようお願いいたします。 5つ目の「協働による持続可能なまちづくり」では、「市報かぞ」が令和3年5月号からオールカラーとなり、さらに見やすくなることから、市民の皆様に関心を持っていただき、多くの方に読んでいただけると確信いたします。 また、
ホームページ上の「魅力発信かぞ」や加須市のPR動画の充実を図るとしていますが、加須市の魅力を全国に発信し、さらなるPRをお願いいたします。 加須駅南口周辺まちづくり推進事業では、病院を核とした新たなまちづくりを進めるとし、土地利用上の様々な課題等の解決を図り、計画的な土地利用を総合的に推進できるようにするため、まちづくり課内に、新たに土地利用推進担当を設置するとしています。病院が開院しても、周りに何もないということがないよう、早急に加須駅南口周辺の開発を進めていただきますよう要望いたします。 以上、令和3年度
一般会計予算における特に評価の高い事業の一部と要望を申し上げました。 令和3年度は、第2次加須市総合振興計画のスタートとなる年であります。本計画の策定に当たっては、SDGsが掲げる目標を意識し取り組むこととし、本計画の各施策分野にSDGsの17のゴールを明確に関連付けることで、総合振興計画、地方創生、SDGsを一体的に推進するものとするとしています。 これまで、公明党市議団は、SDGsの取組を提案し、加須市総合振興計画の策定に当たっては、SDGsの理念を踏まえながら、持続可能なまちづくりを目指した計画策定となるよう強く要望してまいりました。 よって、第2次加須市総合振興計画前期基本計画には、SDGsの誰一人取り残さない社会の実現を目指した理念がしっかりと位置付けられ、令和3年度当初からの着実な取組が展開される本予算を高く評価いたします。 大橋市長は、誰もが生きがいを感じられ、それぞれの立場で活躍することができ、将来にわたって持続可能な成長と成熟のバランスの取れた加須市をつくっていくと強い決意を述べられております。誰もが、加須市に住んでよかった、加須市に住んでみたいと思っていただける予算となることをご期待申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(柿沼秀雄君) 以上で、13番、大内清心議員の討論は終了いたします。 次に、24番、
吉田健一議員、ご登壇願います。 (24番 吉田健一君 登壇)
◆24番(吉田健一君) 創政会を代表し、第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算に賛成の立場で賛成討論を行います。 本予算の総額は、歳入歳出それぞれ416億7,000万円、前年度比9.6%増の予算となっております。 まずは、予算の特徴と評価について申し上げます。 第1に、本予算は、既に議決した第2次加須市総合振興計画基本構想に基づき、令和12年度を見据えた10年のまちづくりの真の初年度に当たり、そのスタートの性格を持っています。すなわち、将来の都市像である「絆でつくる 緑あふれる 安心安全・元気な田園都市 加須」を、5つのまちづくり目標に沿って、いずれも適時的確に取組を行っており、評価するものです。 第2に、特に今回の予算は、
新型コロナウイルス感染症の世界的流行が既に1年以上が経過する中、いまだ収束が見通せない中、国民、市民の命と生活を守る予算として国・県と連動し、国・県の交付金、補助金等を有効かつ適切に専決処分、さらに数回に及ぶ補正予算5億円に本予算と一体のものとして措置している点を高く評価するものです。 第3に、予算規模、考え方についても、従来の3つの方針、収支の均衡、債務の残高の圧縮、将来への備えを堅持し、厳しい行財政環境の中、工夫を凝らしております。特に、済生会加須病院の開院に伴う支援については、医療体制確保基金を取崩し、ふだんより将来の備えを行ってきました。今後は、各種基金残高が少なくなっており、財源確保にしっかり議論をする必要があるかと思います。 次に、特に重要な事業について、何点か述べます。 まず、済生会加須病院の開院であります。 市が最も優先してきた事業であり、これにより、地域医療体制は飛躍的に充実します。そして、済生会加須病院が利根医療圏の中心的な病院として地域医療ネットワークが進み、高度な効率的な医療が期待できます。また、気象変動化、自然災害が多発する中、一昨年の台風19号の経験を踏まえ、洪水、水害対策費の強化が求められています。 本予算では、国及び近隣の自治体との広域連携の取組がされており、情報発信、共有の向上、市の独自の取組でも、市民との一層の情報の共有のもと、防災アプリの稼働、自主防災の強化、広域避難の連動の向上など、逃げ遅れゼロを目指した予算となっており、さらに、マイナンバー事業では、コロナ禍の中、社会のデジタル化の訪れが指摘される中、市民が利便性を実感できる行政サービスの向上を目指すことができるよう取り組んでいただきたいと思います。 最後に、今後の大きな課題について、一つ考えてみます。 企業誘致など、市内経済の活性化を目指した土地利用をバランスよく発展、整備することが問われております。 市では、まちづくり課に土地利用推進担当を新設しました。このことは、新たな工業団地の整備や、加須駅南口に開院する済生会加須病院を核とするまちづくりプランの策定に大きな前進が期待できます。今後の土地利用の変更は、難しい関係法令との調整が必要ですが、知恵を結集して問題解決に当たっていただくことを強く期待しております。 以上、来年度予算に関わる評価をしてきましたが、今後の加須市にとって極めて重要な予算となっており、創政会といたしましても、積極的な政策議論、提言を行い、また、議会としての要望活動など、加須市政の前進のために議員の役割を果たしていく決意であります。 以上、申し上げまして、賛成討論といたします。
○議長(柿沼秀雄君) 以上で、24番、
吉田健一議員の討論は終了いたします。 次に、6番、小勝裕真議員、ご登壇願います。 (6番 小勝裕真君 登壇)
◆6番(小勝裕真君) 第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算につきまして、新政会を代表して、本案に賛成の立場で討論を行います。 新生加須市が誕生して12年目となる令和3年度は、第2次加須市総合振興計画の初年度であり、この計画に基づき、今後10年間のまちづくりがスタートします。 大橋市長は、施政方針において、
新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、災害対策をはじめ地域医療体制の確立、少子化対策や長寿社会対策など、本市が抱える諸課題の解決に的確に対処し、「安心安全な笑顔あふれる加須市づくり」を皆様との協働により推進することを述べ、市政運営の基本方針として市民の皆様の幸せを願い、加須市に関わりを持つ全ての関係者の絆を大事にしながら、信条である誠意と熱意、公平と公正、そして信頼、市政運営の基本姿勢である改革、継承、市民との協働、市役所運営のポイントであるチャレンジ、対話、オープンの政治姿勢を貫き通し、市政を運営してまいりますと表明しています。 このような決意の下、提案されている
一般会計予算は、前年度比9.6%増の416億7,000万円と、初めて400億円台となる予算規模となりました。そして、総合振興計画に定めた44の施策と750の事業を実施することにより、市民福祉の増進、市民サービスのさらなる向上を目指す積極的な予算となっています。 まず、歳入を見てみますと、根幹を占める市税は、
新型コロナウイルス感染症の影響による所得の減少や企業の休廃業、業績悪化等を勘案し、前年度比5.5%減の144億6,600万2,000円とし、地方消費税交付金も同様の理由から、前年度比4.4%減の21億5,000万円を計上しました。 地方交付税は、政府予算案や地方財政対策等を勘案し、前年度比5.6%増の56億6,000万円、繰入金は、埼玉県済生会加須病院に対する補助に充てるため、医療体制確保基金からの繰入れや本庁舎受変電設備棟の建築工事に充てるための公共施設等再整備基金からの繰入れなど、前年度比245.3%増の42億9,478万7,000円となっています。 また、国県支出金を有効に活用し、市債は、地方交付税の不足を補うため、国が臨時的に発行を認めた臨時財政対策債について、政府予算案や地方財政対策を基に計上するなど、市債全体では、前年度比35.5%増の31億8,210万円を計上しています。 予算編成に当たりましても、財政運営の基本方針である収支の均衡、債務残高の圧縮、将来への備えの3本柱を堅持しており、高く評価するものです。 次に、歳出につきましては、総合振興計画の5つのまちづくりの基本目標ごとに、特に評価できる事業について申し上げます。 1つ目の「安心安全でいきいきと暮らせるまちづくり」では、令和4年6月1日の開院が決定した埼玉県済生会加須病院の建設支援に関わる補助金を交付するとともに、埼玉一の健康寿命のまちを目指して、病気を早期に発見し、治療につなげるため、国保健診やがん検診などの実施、人間ドックへの助成などを行うとともに、AIの技術を用いた分析と受診勧奨により、受診率の向上を図るものとなっています。 また、20歳から40歳未満の方ががんと診断され、在宅で療養する場合に利用する在宅サービス利用料の一部を助成するターミナルケアの支援制度が新たに創設されます。
ワクチン接種については、国・県、医療機関と連携し、安全かつ迅速に接種するとしています。 急性期医療を担う病院の開設は、加須市民の長年の悲願です。 これまでの間を振り返りますと、平成28年7月1日に栗橋病院在り方検討委員会が設置され、第1回会合は同年8月9日、その後、平成29年3月までに7回開催されました。加須市側の委員である、当時の北埼玉医師会の福島副会長、細田
健康医療部長、萩原副部長は、久喜市側委員の発言に対し、真摯な態度で丁寧に対応していただきました。そして、何より大橋市長と遠藤前病院長、長原現病院長との強い信頼関係により、久喜市と加須市の綱引きではなく、利根保健医療圏の医療体制をいかに構築するかという強い信念の下、加須市の最優先課題として取り組まれた結果が大きく実を結びました。大橋市長と執行部の皆様に、改めて敬意と感謝を申し上げます。 2つ目の「未来へつなぐ人を育むまちづくり」では、結婚、出産、子育てへの連続性のあるきめ細やかな支援として、まずは出会いの場として加須市結婚相談所「であいサポートi」の支援のほか、新たに婚活グルメツアーを企画するなど、結婚につながる出会いの機会を創出する取組、教育面では、小・中学校に本市独自で加配教員を延べ48人配置し、複数の教員が関わり指導するティームティーチング、少人数指導を継続的に行うとともに、中学生を対象とした学力アップ講座「加須まなびTime」、本市独自の学習教材でもある「ひとり学びノート」、さらにはこいのぼり問題集も引き続き活用するとしています。 子どもは国の宝です。教育のまち加須市として、子どもたち一人一人の個性を捉え、伸ばすために、今後ともよろしくお願いいたします。 スポーツの振興では、本市を拠点とする全国初のプロ野球チームを冠した埼玉西武ライオンズ・レディースの活動開始や女子野球タウンとしての認定を契機に、関係団体とこれまで以上に連携し、女子野球の聖地の定着とさらなる推進を図るため、新たに女子野球教室などを開催するとしています。 3つ目の「魅力と活力を生む産業のまちづくり」では、埼玉一の米どころとして、圃場の拡大など、農作業の効率化による生産コストの低減や収穫量の増加など、生産性の向上のため、受益者負担のない本市独自の埼玉型加須方式による低コスト圃場整備に取り組むとともに、農地中間管理機構による圃場整備に、新たに2地区着手するとしています。 さらに、中小企業、地場産業の経営の安定化及び経営基盤の強化を支援するとともに、企業間や農業、工業、商業の産業間の連携を促進し、地域経済の活性化を図り、加須市産業の活性化を目指しています。 観光によるまちおこしでは、加須市の特産品であるうどんとこいのぼりを活用し、魅力を全国に向けて発信することで交流人口を増加させ、地域のにぎわいと地域経済の活性化を図っていただくようお願いいたします。 4つ目の「豊かな自然と快適な環境のまちづくり」では、循環型社会の構築において、市民との協働により、日本一のリサイクルのまちの実現に取り組み、リサイクル率が6年連続で全国上位5市に入っておりますが、さらなるごみの資源化、減量化に努める内容になっています。 また、公共下水道については、川口地区における幹線管渠整備を引き続き行うとともに、花崎ポンプ場の汚水ポンプの増設を行い、きれいな水の再生に努め、自然環境の保護に積極的に取り組むとしています。 さらに、市民との協働で取り組んできた市内一斉清掃、渡良瀬遊水地クリーン作戦、会の川清掃などを継続し、環境への興味、関心を高めていくとともに、清潔な町並みの形成を図るとしており、環境を守り、維持することの大切さを市民に注視し、実践いただくようご尽力をお願いいたします。 5つ目の「協働による持続可能なまちづくり」では、広聴広報の推進の一環として「市報かぞ」をオールカラーにするとともに、中学生による記事や写真の提案により、新たに子ども版「市報かぞ」の年2回発行を予定しています。市民参加の裾野が広がることは大切なことです。 また、NHKのど自慢の公開番組が本年4月に行われるところですが、本市の魅力を全国に発信していただきたいと思います。 さらに、加須駅南口に立地する埼玉県済生会加須病院の周辺においては、病院を核とした新たなまちづくりを進めることが、加須市の新しい顔づくりとして重要です。土地利用については、市民の多様なニーズがあります。これに応えるため、土地利用上の様々な課題等の解決を図るとともに、計画的な土地利用を総合的に推進できるようにまちづくり課内に新たに土地利用推進担当を設置することは、今後のまちづくりの羅針盤となるものです。 以上、令和3年度
一般会計予算における特に評価の高い事業について申し上げました。 私たち新政会議員は、令和3年度も一丸となって、大橋市長とともに加須市の将来都市像である「絆でつくる 緑あふれる 安心安全・元気な田園都市 加須」づくりに邁進する決意を申し上げ、新政会を代表しての賛成討論といたします。
○議長(柿沼秀雄君) 以上で、6番、小勝裕真議員の討論は終了いたします。 以上で、発言通告者の討論は終了いたしました。 これをもって討論を終結いたします。
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△採決
○議長(柿沼秀雄君) これより採決に入ります。 採決の方法は、各議案ごとに起立採決をもって行いますから、ご了承願います。
△第6号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 初めに、第6号議案 令和3年度加須市
国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第7号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第7号議案 令和3年度加須市
国民健康保険直営診療所特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立総員)
○議長(柿沼秀雄君) 起立総員であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第8号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第8号議案 令和3年度加須市
後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第9号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第9号議案 令和3年度加須市
介護保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第13号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第13号議案 令和3年度
河野博士育英事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立総員)
○議長(柿沼秀雄君) 起立総員であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第25号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第25号議案 加須市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第30号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第30号議案 加須市
介護保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第10号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第10号議案 令和3年度加須市
農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第11号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第11号議案 令和3年度
加須都市計画事業野中土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第12号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第12号議案 令和3年度
加須都市計画事業栗橋駅西(大利根地区)
土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第14号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第14号議案 令和3年度加須市
水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第15号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第15号議案 令和3年度加須市
下水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第48号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第48号議案 令和2年度加須市
一般会計補正予算(第12号)を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立総員)
○議長(柿沼秀雄君) 起立総員であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
△第5号議案修正案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 次に、第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算については、修正案が提出されておりますので、初めに修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立少数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立少数であります。 よって、本修正案は否決されました。
△第5号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 続いて、第5号議案 令和3年度加須市
一般会計予算の原案について採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
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△第51号議案の上程
○議長(柿沼秀雄君) 日程第15、第51号議案を議題といたします。
△提案理由の説明
○議長(柿沼秀雄君) 議案の朗読は省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。 大橋市長、ご登壇願います。 (市長 大橋良一君 登壇)
◎市長(大橋良一君) ただいま上程いただきました第51号議案 加須市
教育委員会教育長の任命について、提案理由をご説明申し上げます。 本案は、加須市
教育委員会教育長、渡邉義昭氏の任期が本年3月31日をもって満了となりますが、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりまして、議会のご同意をお願いするものでございます。 なお、同氏の経歴書をお手元に配付しておきましたので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
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△質疑
○議長(柿沼秀雄君) これより質疑に入ります。 発言通告はありませんので、質疑はないものと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。
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△委員会付託の省略
○議長(柿沼秀雄君) お諮りいたします。ただいま議題となっております第51号議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(柿沼秀雄君) ご異議なしと認めます。 よって、第51号議案は委員会の付託を省略することに決しました。
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△討論の省略
○議長(柿沼秀雄君) お諮りいたします。第51号議案は人事に関する議案でありますので、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(柿沼秀雄君) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。
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△採決
○議長(柿沼秀雄君) これより採決に入ります。 採決の方法は、起立採決をもって行いますから、ご了承願います。
△第51号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 第51号議案 加須市
教育委員会教育長の任命についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立総員)
○議長(柿沼秀雄君) 起立総員であります。 よって、本案は同意することに決しました。
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△教育長就任の挨拶
○議長(柿沼秀雄君) ここで、教育長から発言の通告がありますので、ご了承願います。 (教育長 渡邉義昭君 登壇)
◎教育長(渡邉義昭君) 議長のお許しをいただきましたので、一言御礼申し上げます。 このたび
教育委員会教育長の任期満了に当たりまして、大橋市長から再任のご提案をいただき、ただいま議員の皆様方にご賛同を賜りましたこと、この上ない光栄であり、改めて身の引き締まる思いでございます。心から厚く御礼申し上げます。 拝命しました上は責任の重さをこれまで以上に感じつつ、決意を新たに、未来を担う子どもたちの教育をはじめ、市民一人一人が家族、地域の絆を大切にしながら元気で心豊かに暮らすため、加須市人づくり宣言(教育大綱)の実現を目指し、引き続き市長との連携を密にし、さらなる本市の教育行政の充実、発展に誠心誠意取り組んでまいります。 議員の皆様におかれましては、これまで以上のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
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△議第1号議案の上程
○議長(柿沼秀雄君) 日程第16、議第1号議案を議題といたします。
△提案理由の説明
○議長(柿沼秀雄君) 議案の朗読は省略し、直ちに提出者代表、小勝裕真議員より提案理由の説明を求めます。 提出者代表、小勝裕真議員、ご登壇願います。 (6番 小勝裕真君 登壇)
◆6番(小勝裕真君) ただいま上程いただきました議第1号議案
加須市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を説明いたします。 本案は、行政手続等において、原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、委員会の記録に関わる押印の規定を削るほか、所要の改正を行うものです。 それでは、本案の改正内容につきまして申し上げます。
加須市議会委員会条例第30条に規定する委員会の記録において、委員長の「署名又は押印」から「押印」を削り、電磁的記録による保管について規定するほか、次回の改選後における
予算決算常任委員会の委員定数を、改選後の議員定数に準じた定数として26人から23人に改めるものであります。 以上が、議第1号議案
加須市議会委員会条例の一部を改正する条例の趣旨及び内容でございますが、議員各位におかれましては、本案の趣旨をご理解いただきまして、ご賛同賜りますようお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。
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△休憩の宣告
○議長(柿沼秀雄君) ただいまの議第1号議案に対する質疑及び討論通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時54分
△開議 午後1時54分
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△開議の宣告
○議長(柿沼秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△質疑
○議長(柿沼秀雄君) これより質疑に入ります。 発言通告はありませんので、質疑はないものと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。
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△委員会付託の省略
○議長(柿沼秀雄君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議第1号議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(柿沼秀雄君) ご異議なしと認めます。 よって、議第1号議案は委員会の付託を省略することに決しました。
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△討論
○議長(柿沼秀雄君) これより討論に入ります。 発言通告はありませんので、討論はないものと認めます。 これをもって討論を終結いたします。
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△採決
○議長(柿沼秀雄君) これより採決に入ります。 採決の方法は、起立採決をもって行いますから、ご了承願います。
△議第1号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 議第1号議案
加須市議会委員会条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(柿沼秀雄君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議第2号議案の上程
○議長(柿沼秀雄君) 日程第17、議第2号議案を議題といたします。
△提案理由の説明
○議長(柿沼秀雄君) 議案の朗読は省略し、直ちに提出者代表、
吉田健一議員より提案理由の説明を求めます。 提出者代表、
吉田健一議員、ご登壇願います。 (24番 吉田健一君 登壇)
◆24番(吉田健一君) ただいま上程いただきました議第2号議案
加須市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を説明いたします。 本案は、議第1号議案と同様に、当条例に規定された様式における押印を廃止するものです。 それでは、本案の改正内容につきまして申し上げます。
加須市議会政務活動費の交付に関する条例第7条に規定する政務活動収支報告書の様式中、(印)の表示を削るものであります。 以上が、議第2号議案
加須市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の趣旨及び内容でございます。 議員各位におかれましては、本案の趣旨をご理解いただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
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△休憩の宣告
○議長(柿沼秀雄君) ただいまの議第2号議案に対する質疑及び討論通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時57分
△開議 午後1時57分
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△開議の宣告
○議長(柿沼秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△質疑
○議長(柿沼秀雄君) これより質疑に入ります。 発言通告はありませんので、質疑はないものと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。
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△委員会付託の省略
○議長(柿沼秀雄君) お諮りします。ただいま議題となっております議第2号議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(柿沼秀雄君) ご異議なしと認めます。 よって、議第2号議案は委員会の付託を省略することに決しました。
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△討論
○議長(柿沼秀雄君) これより討論に入ります。 発言通告はありませんので、討論はないものと認めます。 これをもって討論を終結いたします。
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△採決
○議長(柿沼秀雄君) これより採決に入ります。 採決の方法は、起立採決をもって行いますから、ご了承願います。
△議第2号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 議第2号議案
加須市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立総員)
○議長(柿沼秀雄君) 起立総員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議第3号議案の上程
○議長(柿沼秀雄君) 日程第18、議第3号議案を議題といたします。
△提案理由の説明
○議長(柿沼秀雄君) 議案の朗読は省略し、直ちに提出者代表、
吉田健一議員より提案理由の説明を求めます。 提出者代表、
吉田健一議員、ご登壇願います。 (24番 吉田健一君 登壇)
◆24番(吉田健一君) ただいま上程いただきました議第3号議案
加須市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由を説明いたします。 本案は、議員の本会議や委員会における欠席事由及び産前産後期間を明文化するほか、所要の改正を行うものであります。 それでは、本案の改正内容につきまして申し上げます。
加須市議会会議規則第2条に規定する議員の欠席事由について、これまで事故として規定していたものを、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助、その他のやむを得ない事由に改め、出産のため出席できないときの産前産後の期間を原則としてそれぞれ6週間及び8週間を規定し、請願に関わる押印の規定を改正し及び議場または委員会の会議室における携帯品を見直すほか、規定の整備をするものであります。 以上が、第3号議案
加須市議会会議規則の一部を改正する規則の趣旨及び内容でございますが、議員各位におかれましては、本案の趣旨をご理解いただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
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△休憩の宣告
○議長(柿沼秀雄君) ただいまの議第3号議案に対する質疑及び討論通告取りまとめのため、暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時01分
△開議 午後2時01分
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△開議の宣告
○議長(柿沼秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△質疑
○議長(柿沼秀雄君) これより質疑に入ります。 発言通告はありませんので、質疑はないものと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。
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△委員会付託の省略
○議長(柿沼秀雄君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議第3号議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(柿沼秀雄君) ご異議なしと認めます。 よって、議第3号議案は委員会の付託を省略することに決しました。
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△討論
○議長(柿沼秀雄君) これより討論に入ります。 発言通告はありませんので、討論はないものと認めます。 これをもって討論を終結いたします。
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△採決
○議長(柿沼秀雄君) これより採決に入ります。 採決の方法は、起立採決をもって行いますから、ご了承願います。
△議第3号議案の採決
○議長(柿沼秀雄君) 議第3号議案
加須市議会会議規則の一部を改正する規則を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立総員)
○議長(柿沼秀雄君) 起立総員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△閉会中の継続審査の申出
○議長(柿沼秀雄君) 日程第19、閉会中の継続審査の申出についてを議題といたします。 本件に関し、
予算決算常任委員会田中良夫委員長から、会議規則第110条の規定により、閉会中の継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(柿沼秀雄君) ご異議なしと認めます。 よって、本件は委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 以上をもちまして、
今期定例会に付議されました事件は全て終了いたしました。 ここで、本年3月31日をもちまして定年退職されます部長等へ、市議会を代表いたしまして御礼の言葉を申し上げたいと存じます。 高橋宏晃
総合政策部長、高橋 章総務部長、江原和弘建設部長、長島資名市
上下水道部長、細田 悟
騎西総合支所長、大和田一善
会計管理者。 退職される部長等の皆様におかれましては、長きにわたり、市民福祉向上のためご尽力を賜り、大変ご苦労さまでございました。今後においても、それぞれの立場で加須市の発展のためにお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げます。そして、これまでのご苦労に心から感謝を申し上げまして、御礼の言葉とさせていただきます。本当にご苦労さまでした。 (拍手)
○議長(柿沼秀雄君) ご着席ください。
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△閉会の宣告
○議長(柿沼秀雄君) これにて令和3年第1回定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。
△閉会 午後2時03分 署名議員 議長 柿沼秀雄 副議長 田中良夫 署名議員 新井好一 署名議員 小坂 裕...