秩父市議会 > 2017-03-06 >
03月06日-議案質疑-02号

  • "給水管等"(/)
ツイート シェア
  1. 秩父市議会 2017-03-06
    03月06日-議案質疑-02号


    取得元: 秩父市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    平成29年  3月定例会                秩父市議会定例会議事日程 (2)平成29年3月6日(月) 午前10時開議 1 議案に対する質疑 2 議案の委員会付託 出席議員(20名)    1番   浅  海     忠  議員     2番   江  田  治  雄  議員    3番   清  野  和  彦  議員     4番   金  崎  昌  之  議員    5番   大 久 保     進  議員     6番   福  井  貴  代  議員    7番   竹  内  勝  利  議員     8番   赤  岩  秀  文  議員    9番   黒  澤  秀  之  議員    10番   新  井  重 一 郎  議員   11番   木  村  隆  彦  議員    13番   笠  原  宏  平  議員   14番   斎  藤  捷  栄  議員    15番   出  浦  章  恵  議員   16番   山  中     進  議員    17番   落  合  芳  樹  議員   18番   髙  野     宏  議員    19番   五 野 上  茂  次  議員   20番   松  澤  一  雄  議員    21番   小  櫃  市  郎  議員 欠席議員(2名)   12番   冨  田  俊  和  議員    22番   荒  船     功  議員 説明のための出席者(18名)     久  喜  邦  康   市  長      持  田  末  広   副 市 長     新  谷  喜  之   教 育 長      髙  橋     進   市長室長     町  田  恵  二   総務部長      福  原  隆  夫   財務部長     小  池  正  一   環境部長      横  田  好  一   市民部長     岡  田  啓  介   福祉部長      笠  原  明  彦   保健医療                                         部  長     江  田  和  彦   産業観光      井  上  雄  二   地域整備                  部  長                   部  長     新  井  和  美   吉田総合      加  藤  伸  之   大滝総合                  支 所 長                   支 所 長     藤  代     元   荒川総合      風  間     操   病  院                  支 所 長                   事務局長     湯  本  則  子   会  計      新  井  康  代   教  育                  管 理 者                   委 員 会                                         事務局長 事務局職員出席者(4名)     山  岸     剛   事務局長      黒  澤  康  彦   管 理 幹     深  町  博  士   主  幹      千  島  崇  史   主  査午前10時00分 開議 △開議 ○議長(松澤一雄議員) ただいまから本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程について ○議長(松澤一雄議員) 本日の日程はお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。                        ◇ △議案に対する質疑      ・議案第1号、議案第2号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) これより議案に対する質疑に入ります。  まず、議案第1号及び議案第2号の2件について質疑を願います。  1番、浅海忠議員。 ◆1番(浅海忠議員) 浅海です。初めての質疑をさせていただきます。  市道大滝幹線20号線、いわゆる940号線を市道に認定するという形になっていると思います。先日、(仮称)大滝トンネルの開削のお話が出ました。これらに向けての工程、また市道としての認定に行くまでの取り組み方について質問をいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 国道140号大滝トンネルの今後の工程につきまして、まずご説明をさせていただきますが、先日の地元説明会におきまして西関東連絡道路建設事務所から説明がございましたが、今後調査等を実施した後に設計を行い、その後、工事に着手するということだそうでございます。また、国道140号大滝トンネルが開通するということで、市道20号線として路線認定をさせていただくわけですけれども、あくまでも今回は路線認定のみをさせていただきまして、大滝トンネルが開通した後に市道としての供用開始をするという予定になっております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 1番、浅海忠議員。 ◆1番(浅海忠議員) 支所長、ありがとうございました。そうすると、当然認定はされたけれども、現道の140号についての維持管理、また安全対策等やっていただけるということで、地域の人も安心すると思います。  あわせて、同じ路線の認定で、21号線、678号線、いわゆる二瀬からの140号の旧道、上道、下道です。これについてのこれからの取り組み方について質問いたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。 ◎加藤伸之大滝総合支所長 21号線、678号線につきましても、今回国道140号の上道と下道ということで、上道につきましては栃本を経由して川又まで行く路線、下道につきましては秩父湖の護岸道路を川又まで行く路線になっておりますが、これにつきましては埼玉県秩父県土整備事務所と覚書を締結いたしております。その内容によりまして、今後、秩父県土整備事務所と秩父市が、もう既に現地の立ち会いは行っておりますが、県土整備事務所におきまして危険箇所等の舗装等の修繕等を行い、最終的には道路台帳整備まで行っていただいた後に今回認定した路線の供用開始をする予定でございます。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第3号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第3号について質疑を願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第4号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第4号について質疑を願います。  3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 3番、清野です。よろしくお願いします。  第4号なんですけれども、財産の無償譲渡についてということですが、秩父市公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した公共施設の効率的かつ効果的な利活用を図るために、今回大滝地内で約30年間の活動実績のある学校法人光の村学園に無償で譲渡したいためというのがありますが、こちらの無償譲渡ですけれども、どのような検討の結果、無償譲渡したいというようなことになったのか、その経緯について伺いたいと思います。今後の公共施設等総合管理計画に基づくファシリティーマネジメントの実施についての参考になると思いますので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 旧光岩小学校の無償譲渡の検討ですが、これにつきましては昨年の5月に旧大滝小学校の無償譲渡につきまして公募するということになりました。その時点で、旧大滝小学校の譲渡についても無償、土地については無償で貸し付けという形の方向性が定まりましたので、この旧光岩小学校につきましてもその方向性に基づきまして、建物については無償譲渡、土地については無償の貸し付けという形で行うことになりました。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  確認なんですけれども、こちらの今回の6件の建物等については、公募ということではなくて、どういう経過だったのかなということがちょっとわかりづらかったんですけれども、もう一度確認ですが、何かこの学校、新しく使う方を募集とかをしてこういう無償譲渡になったのか。それについて確認します。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。 ◎加藤伸之大滝総合支所長 今回の譲渡に関しましては、公募等は一切行わないで、既に旧光岩小学校につきましては、この光の村学園が以前に旧上中尾小学校を昭和61年から使いまして自閉症児の特別支援学校という形でやっておりまして、上中尾小学校が大分老朽化したということで、たまたま旧光岩小学校があいていたということで、そちらのほうへ移りたいということで、当時の旧大滝村の時点で旧光岩小学校のほうへ移っていただいたという経緯がございまして、そのまま現状でもお使いをいただいておりますので、今回は議案説明でもさせていただいたんですけれども、耐震工事も行いたいという形がありまして、市としてもそれについてはぜひやっていただくということもございまして、無償で譲渡をするという形になりました。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  今までの使用実績とか、そういうことも踏まえて、ふさわしいというふうに考えたということでよろしかったでしょうか。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。 ◎加藤伸之大滝総合支所長 清野議員のおっしゃるとおりでございます。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) 9番、黒澤です。  先ほど清野議員が質問されていますんで、同様の質問、かぶる部分があるかもしれませんけれども、その部分は割愛をしていただいて構いませんけれども、まず学校法人光の村学園についてということで、先ほど清野議員のほうからも、30年活動実績があるということで、秩父の市民の方が学校法人光の村学園というのをそもそも余り詳しくないということがあると思いますんで、その学園そのものがどういうものかということが1点目。  それから、2点目、施設改修工事ということで、先ほど耐震工事という話があったんですけれども、それは今回どのようなものなのか。  それから、民間の、学校法人ですけれども、譲渡するということになりますと、固定資産税が逆に市のほうに入ってくるのかなというふうに想像ができるんですけれども、その辺が今後どのようになるのか。  それから、最後ですけれども、この学校法人に入所しているというか、施設に入っている秩父市民の方がいるのかどうかを教えてください。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 お答えをさせていただきます。  初めに、光の村学園という組織でございますけれども、光の村学園は、先ほどもお話をいたしましたとおり、自閉症等の知的障がい者を対象にいたしました自立を目指す特別支援学校として、昭和61年から旧上中尾小学校施設を活用して、平成16年4月からは旧光岩小学校へ移り、ことしで30年の実績を歩んでおります。その間、地域住民の雇用を初め、地元の敬老会と地元の紅葉まつりへのイベント等の参加、これは主に子どもたちの太鼓なんですけれども、文化祭には地元の住民の方を招待をしていただいたりしております。また、生徒がつくりましたパンの販売については、秩父市地域を移動販売という形で市民の方と幅広く交流をしていただいたり、地域に貢献をしていただいておるところでございます。  次に、耐震改修の計画の概要でございますけれども、鉄骨づくり2階建ての体育館の耐震工事と私どもは聞いておりますが、これを今後、国、県の補助金を受けて計画を行うものと聞いております。  譲渡後の固定資産税につきましては、概算額ということでございますけれども、光の村学園は学校法人でございますので、税の優遇措置が講じられ、不動産取得税及び固定資産税は非課税となります。したがいまして、概算額は算出しておりません。  もう一点、市民の方の在学状況でございますが、これは年度によっても異なるんですけれども、最近ですと昨年は高校生が1名、また来年度につきましても高校生が1名入学を予定していると聞いております。生徒は全員で28名、中学校と高等学校という形になっています。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) ありがとうございました。  要は、この学校法人光の村学園につきましては、これまで長い実績があって、大滝の方々、それから近隣の住民の方々からしても十分に信頼の置ける学校法人であるものという判断をされたから無償譲渡するということでよろしいんでしょうか。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。 ◎加藤伸之大滝総合支所長 黒澤議員お見込みのとおりでございます。 ○議長(松澤一雄議員) 14番、斎藤捷栄議員。 ◆14番(斎藤捷栄議員) 14番です。1点お伺いをしておきたいと思います。  この議案を見ると、建物の無償譲渡ということになっております。この建物が所在する土地の地権者はどなたで、その地権者との関係はどういうふうに整理をされるのか、この点だけ確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 土地の地権者につきましては秩父市でございます。また、今後につきましては、先ほども申し上げましたとおり無償で貸し付けをするという形を予定しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第5号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第5号について質疑を願います。  3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 3番、清野です。  こちらの議案第5号ですけれども、埼玉県人事委員会勧告によるものというような説明がありますが、もともと人事委員会勧告自体がどのような目的を持って、何を目指してされたものなのかについて、市の認識を伺います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  総務部長。    〔町田恵二総務部長登壇〕 ◎町田恵二総務部長 公務員給与につきましては、国におきましては人事院勧告によりまして報告され、また勧告がなされております。各都道府県におきましては、人事院勧告に準ずるような形になろうかと思いますけれども、各人事委員会がそれぞれ調査をしまして、公務員給与につきまして報告並びに勧告をしているものでございます。それに沿いまして、秩父市は給与改定等実施させていただいております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  私の質問の仕方がちょっと間違っているかもしれません。今回、例えば配偶者にかかわる手当額を他の扶養親族にかかわる手当額と同額まで引き下げるとともに、子にかかわる手当額を引き上げる等の見直しを29年度から段階的に実施するというようなことがあります。これが、つまりどういうことを目指したものなのかという認識について伺いたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  総務部長。 ◎町田恵二総務部長 今回の条例改正で準じました埼玉県人事委員会では、扶養手当の見直しについて、次のような報告をしております。本件においても配偶者に係る手当を支給する民間事業者の割合や配偶者を扶養親族とする県職員の割合は減少傾向にあるとともに、県内民間企業における配偶者及び子に係る手当の見直し状況等も踏まえ検討した結果、国に準じて扶養手当の見直しを行うことが適切であると判断したとあります。このことから、女性の就労をめぐる状況の変化や少子化対策の推進等が背景にあるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第6号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第6号について質疑を願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第7号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第7号について質疑を願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第8号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第8号について質疑を願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第9号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第9号について質疑を願います。  4番、金崎昌之議員。 ◆4番(金崎昌之議員) 4番、金崎です。  この議案第9号につきましては、今年度末をもちまして市立の原谷保育所の閉鎖をするという内容のものでありますけれども、これにつきましては、昨年の3月議会の市長の施政方針の中でこの件に触れまして、秩父市立保育所再編計画に基づき、近隣に民間保育所が開設されることに伴い平成28年度末で閉所する原谷保育所については、保護者と協議し円滑な対応を図りますというふうに述べられております。この保護者と協議し円滑な対応がどのように図られてきたのか、1点はお尋ねをいたします。  もう一点は、公立の保育所でありますけれども、この公立の保育所の保育定員に対する充足率について、この4月入所予定の段階での充足率がわかりましたら、お答えいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  福祉部長。    〔岡田啓介福祉部長登壇〕 ◎岡田啓介福祉部長 ご質問にお答えいたします。  保護者との協議の関係でございます。現在、18名のお子さんが在籍をしております。そのうち2歳児が7名、3歳児が7名、4歳児が1名、5歳児が3名在籍をしております。5歳児3名の方につきましては、終了いたします。その残りの15名の方につきましては、全て転所先が決まっておりまして、公立が4人、私立が11人という形になって、全て転所先が決まっております。  続きまして、今年度の公立保育所の今現在における入所率でございます。定員440名のところが385名となっております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第10号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第10号について質疑を願います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第11号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第11号について質疑を願います。  14番、斎藤捷栄議員。 ◆14番(斎藤捷栄議員) 14番です。  これについて参考資料等も提出をされておりますが、個別具体的にどういうふうに影響があるのかということについてお示しをいただきたいというふうに思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  福祉部長。    〔岡田啓介福祉部長登壇〕 ◎岡田啓介福祉部長 ご質問にお答えいたします。  具体的に申しますと、今回の改正によりまして、介護保険料を判定する際には、実は合計所得金額から租税特別措置法に規定される特別控除額を控除することになるわけでございます。今までは、公共事業のために土地を譲渡した場合など、翌年の介護保険料が高くなることがございましたけれども、今回の改正によりまして特別控除後の金額を判定に用いることになりまして、介護保険料が引き上がらないようになります。具体的な話で申しますと、例えば保険料の算定例としまして、年金収入が200万円、所得が80万円とします。当然市県民税は課税者でございます。ここに土地収用でおよそ2,000万円の収入があった場合、改正前で計算しますと2,080万円になりますので、当然今の改正法でいう13段階の年額16万2,000円、月額1万3,500円になりますが、今後改正いたしますと合計額80万円で計算しますので、第6段階の年額7万4,520円、月額6,210円になります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第12号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第12号について質疑を願います。  14番、斎藤捷栄議員。 ◆14番(斎藤捷栄議員) 14番です。  ただいまの第11号の質問と同様の質問を、これについてもしておきたいというふうに思います。この第12号は長い文面での提案になっておりますが、内容は2条によって構成されています。1条の文については、該当施設は当市には現在ないという説明がございました。第2条については、その辺がどうなのか。それと、先ほどと同様に個別具体的な影響等についてご例示をいただけるとありがたいというふうに考えます。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  福祉部長。    〔岡田啓介福祉部長登壇〕 ◎岡田啓介福祉部長 ただいまの2点についてお答えいたします。  1条につきましては、現在のところ、実はこの条例が通りますと、地域密着型通所介護という事業が20か所、実は地域密着型がございます。重篤な方をやる施設は、現在ではないという形でございます。  2点目でございますが、実は地域密着型サービスは市が指定監督等を行うサービスでございまして、認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームを初め、今回8種類のサービスの指定基準を条例で定めるわけでございます。身近な市が指定監督等を行いますことで、きめ細かい適切な指導や支援を行うことができると考えております。  特に事業者が利用者や家族、地域の代表者で構成する運営推進会議を開催し、提供サービスの内容等を明らかにすることによりまして、地域に開かれたサービスとして地域との連携が図れ、運営の透明性を保ち、質の高いサービスの提供につながるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第13号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第13号について質疑を願います。  3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 議案第13号についてなんですけれども、秩父まつり会館条例の一部を改正する条例についてですが、今回、参考資料で別表も配られておりますけれども、一般の方の利用費が、今まで410円だったものが500円に、小中学生が200円だったものが250円にということで、団体に関しても割引はありますが、準じて今回値上げになる予定ですけれども、そもそもですが、今回値上げすることを提案するに至った検討の過程について伺いたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  産業観光部長。    〔江田和彦産業観光部長登壇〕 ◎江田和彦産業観光部長 今回は大人を90円、子どもを50円ということで値上げをさせていただきますが、そもそもこのまつり会館につきましては、開館以来33年経過しておりまして、大分老朽化が激しくなっております。また、その上で今回3年間にわたってリニューアルをいたしまして、そういう費用も今後かかる、またかかってきましたので、今回リニューアル工事をきっかけに入館料の値上げが必要だと考えておりまして、金額についても410円から500円。500円ですとワンコインですので、このぐらいでしたらお客様の理解も得られるのではないかと考えまして、提案させていただきました。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  順次リニューアルをしてきて、その結果、お金もかかるということもありますので、それに充てるためということもあって、今回、入場料の値上げを検討しているということだと思うんですけれども、順次リニューアルをしていて、中身もかなり変わってきましたけれども、実際、リニューアルの効果みたいなものは出ているのか。例えば入館者数の上昇であったりとか、そういうものは見られるのかについて伺うのと、あと、今後どれくらい今までよりも入館者がふえていくという予測であったりとかを持っているかについて伺いたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  産業観光部長。 ◎江田和彦産業観光部長 リニューアルの増加につきましては、平成26年にまず第1回行いまして、26年から27年にかけては約5%、入館者が伸びております。さまざまな理由もあるかと思いますが、今後、ユネスコの認定も受けておりますので、現在27年度が6万6,512人年間ございまして、28年はまだ集計が終わりませんが、行く行くは7万人くらいの入館者を目指していきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  いろいろまつり会館だけのことではなくて、秩父全体が注目を浴びると、まつり会館も来館者数がふえるというところはあると思うんですけれども、産業観光部として、今後、このまつり会館をよりPRするために、入館者をふやすために考えている手法であったりとか、そういうPRの方法であったりとか、そういうことは考えていますでしょうか。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  産業観光部長。 ◎江田和彦産業観光部長 まず、やはりまつり会館がリニューアルしたということをいろんな方面に知らしめる必要、PRする必要があるかと思っておりますので、まずリニューアル後のパンフレットを今作成中でございまして、間もなくできます。そういうパンフレットを広く多方面に配布しまして、まつり会館のよさをPRしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第14号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第14号について質疑を願います。  9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) 9番、黒澤です。  端的に、この秩父市教育研究所なんですけれども、教育委員会の傘下にある行政組織なんですけれども、今回教育研究所のみ荒川総合支所に設置する理由を教えてください。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 ただいまのご質問にお答えいたします。  教育研究所は、教職員の研修、教育相談、適応指導教室を担当して、芸術文化会館2階の4室を使用してまいりました。このたびの芸術文化会館の閉館に当たり、業務を引き続き実施するとともに、今後の新しい教育活動に対応するべく教職員の研修をより一層充実させるためには、荒川総合支所2階を使わせていただくのが最適と判断したものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) ありがとうございました。  市役所本庁舎、それから市民会館の建設の目的の一つに、歴史文化伝承館の目的外使用を解消するということがあったかと思います。実態として、この歴史文化伝承館には市の行政機関、サービス部門が残る形になるんですけれども、市役所本庁舎建設に関しては、反対の意見も多々ございました。その争点は建設費であったんですけれども、建設費抑制のために本庁舎の施設面積の縮小が今回図られたようにもとれますけれども、そのようなことが今回の教育研究所をほかの施設に設置しなければならない根拠ともとれるわけなんですけれども、これを踏まえて庁舎をつくって、そこに庁舎の行政機関を集めるという思想がまず初めにあって、さらに歴史文化伝承館の目的外使用の話を解消するという話もあったと思うんですけれども、実際にその辺の基本的な考え方、今回、歴史文化伝承館にも残る、さらには教育研究所は荒川総合支所に行くということですから、その辺の基本的な考え方を教えていただきたいのと、またその当時お話があった秩父市歴史文化伝承館の目的外使用による国庫補助金等の返還がないと見てよいのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  地域整備部長。    〔井上雄二地域整備部長登壇〕 ◎井上雄二地域整備部長 基本的な考え方ということでございまして、これは平成23年度までさかのぼることでございますが、当時、建設基本構想というのを策定していました。コンサルとして埼玉県住宅供給公社と一緒に策定したわけでございますが、そのときに本来あるべき庁舎の面積というのを、人口規模ですとか、そういうことから算定いたします。当時、総務省の基準、また国土交通省の基準というのがあるわけでございますが、それとは別に、人口の割合からして近年つくった庁舎を調べていきますと、プロットしていくわけです、人口規模に合わせた面積。そうすると、ある一定の比例が出てまいります。その当時、その面積からすると約1万3,300平米があるべき姿という試算を出させていただきました。歴史文化伝承館、もともと庁舎の部分というのは約3,000平米ございますので、本来ここの地に1万300平米ぐらいなものをつくると、全国の面積に合うという、そういう結果が出たわけでございますが、実際に今回4,810平米で、2分の1よりも少ない面積でございまして、これは当然いろんな要素がございますが、建設費を抑えたと、そういうことも一つ言えますし、この基本構想から庁舎は、よりコンパクトに、可能な限りコンパクトにするということで進めてまいりましたので、ご理解いただきたいと思います。  また、歴史文化伝承館の目的外使用ということにつきましては、私のほうといたしましては、今回、東日本大震災による緊急避難的なことということで、返還、補助金等に及ぼす影響はないと、そのような形で考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 4番、金崎昌之議員。 ◆4番(金崎昌之議員) ただいまの黒澤議員の質問に関連して、1点質問したいと思います。  教育研究所を荒川総合支所に移した主な理由として、教職員の研修のしやすさというようなことが挙げられておりましたけれども、もう一つ、この教育研究所で行っている業務として相談業務がありまして、相談については、距離が、荒川に行ったということで使いやすさの点でどうなのか。あるいは、今の教育委員会から離れたことによって、相談のしやすい体制ができるのか。その主な点で相談の点ではどうでしょうか。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育長。    〔新谷喜之教育長登壇〕 ◎新谷喜之教育長 今回、荒川支所のほうに移るわけでございますけれども、やはり相談については、距離的な問題は、秩父市の場合、どこにおいてもかなり距離があるんです。荒川支所の場合、これは明らかに受忍限度内であろうというふうな判断をいたしました。  それから、それ以外につきましても、荒川に行くことによって、先ほども申し上げましたけれども、非常に落ちついた環境で仕事ができるということが非常に大きいかな。教員の研修にしましても、研究にしましても、やはり落ちついた環境が必要ということで、そういう意味でも荒川支所が非常に適当であると。教育委員会本会との連携につきましては、これは指導主事が連絡を密にとり合うということ。例えばメールでとり合うとか、あるいは週に何回か荒川のほうで会議を開くとか、そういった体制をとっておりますので、心配には及ばないかというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第15号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第15号について質疑を願います。  16番、山中進議員。 ◆16番(山中進議員) 16番、山中進です。  49ページ、教育費、ユネスコ無形文化遺産登録記念事業委託料とありますが、まずこの使い道について教えてください。 ○議長(松澤一雄議員) 文教福祉委員会の所管です。 ◆16番(山中進議員) 発言を取り消します。 ○議長(松澤一雄議員) 17番、落合芳樹議員。 ◆17番(落合芳樹議員) 17番、落合でございます。  私は、1点だけ、学校のエアコンの設置事業についてお尋ねいたします。補正予算に関する説明書の44ページから45ページの小学校施設維持管理事業の普通教室空調設備設置第2期工事が1,710万8,000円減額されました。この工事は、たしかこちらに平成28年度の当初予算にのっておりますが、たしか西小、花の木小、秩父第一小、高篠小、荒川東小の小学校5校のエアコンの設置工事で、当初予算としては1億3,614万5,000円でありましたが、今回の補正予算として減額されておりますので、差し引き1億1,903万7,000円で完了したことになると思いますが、確認ということでお尋ねいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 ただいま落合議員のおっしゃるとおり、そのとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 17番、落合芳樹議員。 ◆17番(落合芳樹議員) わかりました。  それでは、再質問といたしまして、財源についてなんですけれど、こちらの44ページのほうに財源が載っておりまして、まず国からの補助金、学校施設環境改善交付金416万円、これはたしか12月定例会のときに国からの第2次補正予算でしたか、それが出ることになったのでということで、たしか前回、前の議会では第3期工事だったと思うんですけれど、そちらに使いまして、こちらの第2期工事のほうにも使えるようになったという理解でよろしいのか。  それからあと、この下の小学校校舎空調整備事業債、これはいわゆる合併特例債になるのかどうか。この点についてもお聞きいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。 ◎新井康代教育委員会事務局長 ただいまのご質問でございますが、第2期工事の財源につきましては、合併特例債公共施設整備基金及び一般財源が充てられる予定でございまして、その財源内訳につきましては決算後に確定するというふうに聞いております。  それと、先ほど落合議員がおっしゃいました学校施設環境改善交付金につきましては、第3期工事のみでございますので、今回の第2期工事には充てられませんので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(松澤一雄議員) 17番、落合芳樹議員。 ◆17番(落合芳樹議員) 44ページに学校施設環境改善交付金、これ載っているんですよね。これが、だから国の国会で、たしか第2次補正予算として出ることが決まったので、こちらにも何で使えるんかなと思って聞いたわけなんですけれど、もしわかりましたら。また、当初予算のほうでもこれに関連することをお聞きいたしますが、よろしくお願いします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  財務部長。 ◎福原隆夫財務部長 財源の関係でございますが、歳出につきましては第2期工事の減額補正となっておりますが、今回最終の補正でございますので、歳入は歳入でまた、この歳出第2期工事分だけでなく、財源内訳としての補正が入っておりますので、ご了承いただきたいと存じます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) 9番、黒澤です。歳入、歳出1件ずつ、2件お伺いをいたします。  まず、補正予算に関する説明書の5ページです。歳入のところですけれども、14款2項1目1節、地方創生推進交付金、総務管理費補助金ということで3,416万6,000円が減額をされております。議案の説明では、各種調査費用、それから無線公衆LANほかの国庫補助金が交付対象外になったというような説明があったんですけれども、意見を言ってはいけませんけれども、イメージからすると地方創生から逆行するというイメージがあるんですけれど、その辺がどういう理由でこれが減額になったかという部分を、もう少し細かく、国全体の流れからすると、地方公共団体に対して地方創生ということで交付していくというイメージなんですけれど、これが減額されているということですから、これはどういう理由で減額に至ったのかが1点目。  それから、2点目が歳出になりますけれど、補正予算に関する説明書11ページ、真ん中からちょっと下です。2款1項7目13節委託料ということで、ふるさと納税事業のふるさと納税事務委託料ということで、この議案説明では、寄附金の増加に伴う必要経費を措置した旨、説明がございました。この事務委託料については、単純にふるさと納税の寄附額で返礼品に充てるのが1,800万円なのか、委託業者に額がふえると委託金がふえていくのか、その辺をちょっとお伺いをしたいなというふうに思うんです。よろしくお願いします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市長室長。    〔髙橋 進市長室長登壇〕 ◎髙橋進市長室長 ただいまのご質問、5ページ中段の地方創生交付金3,416万6,000円の減額についてお答えいたします。減額の理由は、ご指摘のとおり国の交付金の対象が狭くなったということでございますけれども、その中で性質として給付金に当たるような性質のもの、これについては対象外としたというようなご説明が国のほうからございました。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 財務部長。    〔福原隆夫財務部長登壇〕 ◎福原隆夫財務部長 11ページ、ふるさと納税事業のふるさと納税事務委託料についてのご質問にお答えいたします。ふるさと納税事業の委託業者への委託料は、寄附額の増加に比例して増加いたします。その内訳は、寄附額に対する一定率の事務手数料、それから特典品の代金、送料となっております。予算上では、寄附額に対して約6割をこれらの諸経費として見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) わかりました。  再質問なんですけれども、給付金扱いのものが対象外ということであると、給付でないようにするやり方も多分あろうかと思うんですけれど、その辺の区割りがわかりにくいんで、教えていただければというのが1点。  それから、確認ですけれど、ふるさと納税のほうは、ふるさと納税額が上がれば、返礼品とは別に必ず事務手数料は取られるということでよろしいでしょうか。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市長室長。 ◎髙橋進市長室長 ただいまの再質問に対してご答弁いたします。  具体的には、多子世帯に対する補助金あるいは水道多量使用者に対する補助金等、これにつきまして国のほうに確認しましたところ、対象外であるというようなことで、今回減額に至ったという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 財務部長。 ◎福原隆夫財務部長 ふるさと納税の関係でございます。寄附額の一定率の事務手数料がかかります。さらに、一番大きいのが特典品の代金でございますが、特典品につきましては、寄附額の約4割程度を考えております。それにさらにプラス送料で、合わせまして寄附額の事務手数料、特典品の代金、送料合わせまして寄附額の約6割を見込んでおります。逆に言いますと、寄附額の4割程度が市の純粋な収入になるという、そういう考えでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) わかりました。  では、ふるさと納税が多ければ多いほど、自前でやることも可能だということで、要は額がふえていけば事務手数料をいっぱい払うわけですから、その事務手数料を市の中で人件費として措置すれば、ある一定額のふるさと納税に対する人件費分で事務手数料はかからなくなるわけですから、逆に言うと歳入がふえるというイメージ。済みません。もう一度説明しますけれども、いわゆる1億円、2億円、3億円と、どんどんふるさと納税が上がってきた場合に、必ずそれに比例して事務手数料を払わなきゃいけないという制度だというお話をされたんですけれど、確認は、金額が上がれば上がるほど事務手数料は取られるわけですから、もともと委託しているわけで、それを委託しないで自前でやれば、ある一定の金額だけ市の行政機関として支出さえすればよくなるわけですから、ある一定量の限界利益を超えていけば、事務手数料的な業者を使わなくても自前でふるさと納税の制度を運用ができるということもあるということでよろしいですか。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  財務部長。 ◎福原隆夫財務部長 ただいまのご質問ですが、事務手数料の率についてはちょっと非公表ですので、具体的な率は申し上げられませんが、大ざっぱに十数%は事務手数料としてかかってまいります。ふえればふえるほどという話ですが、現在、かなりの部分をこの手数料として支払いまして、事務的な部分は業者に委託しているわけですけれど、やはり直接市に問い合わせ、そういう部分がかなりございます。現在もかなり財政課として手いっぱいでやっているような状況でございますので、ふえれば、逆に今度は人件費として相当、事務手数料を払わないでやるとなると、市の職員の人件費として相当かかるんではないかなという、そういう感じでおります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 15番、出浦章恵議員。 ◆15番(出浦章恵議員) 15番、出浦章恵です。  48、49ページで、10款5項2目の13節委託料200万円についてお尋ねいたします。ユネスコ無形文化遺産登録記念事業委託料ということですけれども、今回、この市庁舎、市民会館竣工記念式典の日に中近笠鉾の飾り置きをするという委託料200万円の計上だというふうに把握しております。  まず1点目、飾り置きに至る経緯は。屋台町会は6町会ありますけれども、なぜ中近町会のみになったのか。  2点目、そもそも論としてですが、ユネスコ無形文化遺産登録の内容というのは、何がどういうことで登録されたのか、改めてお尋ねをいたします。  3点目、この登録指定と本庁舎、市民会館竣工記念式典との関連をどう結びつけたのか、説明をしてください。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 ただいまの出浦議員のご質問にお答えいたします。  まず、今回のユネスコ無形文化遺産登録記念事業、市民会館の開館式典の日に中近笠鉾の飾り置きをしていただくことになっておりますが、こちらにつきましては、屋台町会6町会に全部こちらからお願いをしたところでございます。そうしましたところ、やはり土日、今回3月25、26日、土日にかかったり、準備からいろいろで3日間ぐらいかかるだろうとかということで、町会のほうでご協議いただきましたが、中近町会さんのみご参加いただけるというご回答をいただいて、1町会のみの参加となりました。  それと、ユネスコ無形文化遺産に登録が決まったという経緯というお話でございますが、こちらにつきましては、全国で「山・鉾・屋台行事」33団体でユネスコの登録を目指して、ずっと活動を続けてきたところでございますが、昨年、平成28年の12月1日未明にユネスコの無形文化遺産に登録が決まったところです。  今回屋台を飾り置きさせていただきまして、ユネスコの登録が決まった直後に夜祭がございましたものですから、なかなか町会、地元の皆様にご紹介できることも少なかったものでございますので、今回はユネスコの無形文化遺産への登録を市民の皆様にもわかっていただくという、いい絶好の機会ではないかということで、こちらの開館記念式典とあわせてやらせていただくということと、間もなく春になりますので、観光客の方にも、こちら今回久しぶりの飾り置き、本来の形での笠鉾をつけた飾り置きになりますので、そちらのほうを観光客の方にも見ていただくように今回このような計画をいたしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 15番、出浦章恵議員。 ◆15番(出浦章恵議員) 15番、出浦です。  ユネスコの登録がされたというのは、秩父祭としてされたんだと思うんですが、どこがどういうことで登録をされた、選ばれたのか、このことについてはお答えがなかったかと思いますが。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育長。 ◎新谷喜之教育長 まず、これは登録を我々申請しておったのは、33団体として申請をして、これはユネスコのほうで認めて認可をされて登録されたものということでございます。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 15番、出浦章恵議員。 ◆15番(出浦章恵議員) 15番、出浦です。  今の教育長の答弁は、今私が言ったとおりだと思うんです。ですから、これはユネスコのこれとどう関連をするのか、関連をしたのか、この点についてもお答えをいただいていないというふうに思いますけれども。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育長。 ◎新谷喜之教育長 この秩父市の場合、ユネスコの33団体の一つなんです。秩父市にとっては非常におめでたい話なんです、そこの中の一つとして今回登録されたということで。それをお祝いをしましょうというのが今回のこの記念行事です。秩父市としてそれをお祝いしようというのが今回の記念行事だと、そういうことでご理解いただければと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 4番、金崎昌之議員。 ◆4番(金崎昌之議員) 今の出浦議員の質問に関連してでありますけれども、この飾り置きの委託の金額200万円の積算根拠について、1点お尋ねいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 ただいまのご質問にお答えいたします。  積算根拠は、あくまでも私ども教育委員会のほうでこちらでつくった数字ではございますが、半分ぐらいが、200万円の半分100万円ぐらいが人件費になるというふうに、こちらとしては考えております。といいますのは、土曜日に組み立てをしていただきまして、日曜日に笠をつけたり幕をつけたりいたしまして、1日飾り置きをしていただきます。そして、屋台ばやしも演奏していただく時間もございます。翌日の月曜日、3月27日の午前中には解体ということで、都合3日間の拘束をさせていただくということで、人件費、お礼になるのでしょうか、そういった形でしていただくので、そのようにしております。そのほかは、今回、花をつくっていただきますので、花飾りも、ここ2月の中旬あたりからだんだん準備も始めておるというふうには聞いておるところですけれども、そういった消耗品ですとか、あと夜間の夜警、警備もございますので、そういった警備費も必要だろうということで、いろいろそのような経費を考えての200万円でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 議案第15号について、複数ございます。歳入、歳出一緒になります。  まず、4ページの14款2項1目、地方創生推進交付金3,416万6,000円の減額について、先ほど黒澤議員の質問にも関連するんですけれども、黒澤議員への答弁の中で、給付金となるようなものは対象とならなかったということがありますが、その中で、先ほど多子世帯の保育料軽減事業と水道多量使用事業補助金、どちらも大変重要な事業だと思うんですが、こちらが今後というか、どのように実施することになったのか。実施することになったのか。実施が減ったりとか、そういうことがないのかについて、まず伺います。  続きまして、8ページ、21款1項2目衛生費、こちら1億8,030万円減額になっておりますが、上水道老朽管更新対策事業出資債1億1,130万円が減額、もう一つ、上水道広域化施設整備事業出資債6,900万円を減額しておりますが、こちらの両方の減額理由について伺います。  次、歳出に移りまして、2款1項7目、先ほどの地方創生推進事業にかかわるんですけれども、今回、減額の対象となった産業創出基盤形成基礎調査委託料について、改めてこの事業の内容について伺いたいと思います。  同じく10ページ、2款1項7目、CCRC調査等委託料ですが、こちら1,000万円減額となっておりますが、この減額理由について確認いたします。  同じく2款1項7目、ちちぶ公衆無線LAN環境整備補助金、こちらも減額になっているわけですけれども、先ほどの減額理由で、これは同じ理由なのか。給付対象なのか、給付的なものだから入らなかったのか、ちょっとわからないんですけれども、その減額理由の確認と、あと今後事業の実施についてはどのようになるのか。今後というか、事業の実施についてはどうなるのかについて伺います。  もう一点です。34ページの7款1項4目、工事請負費の大滝温泉源泉ポンプ交換工事について、この事業の実施の計画について伺いたいと思います。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市長室長。    〔髙橋 進市長室長登壇〕 ◎髙橋進市長室長 ただいまのご質問のうち、まず歳入ですけれども、5ページ、地方創生交付金3,116万6,000円の減額に関連してお答えいたします。先ほどご質問の多子世帯補助金あるいは水道多量使用者への補助金につきましては、内部で検討の結果、交付金については対象外となってしまったのですが、重要性に鑑み、単独事業としてそれぞれ実施するということで継続するということで実施をしているというところでございます。  続きまして、歳出のほうですけれども、11ページ中段にございます13委託料のCCRC調査等委託料1,000万円の減額についてでございますけれども、この調査費につきましては、平成27年度予算と平成28年度当初予算、二本立てで計上させていただいたというような経緯がございます。といいますのも、おととしの11月ごろ、予算編成時には、国の交付金、地方創生交付金、これは補助率が2分の1でございます。その後、年明け後に国のほうが地方創生加速化交付金ということで、補助率10分の10の補助金の補助メニューを用意されたということで、昨年3月の総務委員会においてもご説明させていただきまして、並行して計上させていただき、加速化交付金、有利な交付金がついた場合には新年度予算分のほうを減額させていただくというような経緯がございましたんで、今回減額補正をさせていただくというものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 環境部長。    〔小池正一環境部長登壇〕 ◎小池正一環境部長 8ページから9ページにかけての上水道債1億8,030万円の減額理由でございます。説明のところに書いてございます出資債2つ、これはいずれも地方債を起こして得られた資金を水道事業会計へ出資するものでございます。  まず、上水道老朽管更新対策事業出資債の減額でございますが、これは今回国より生活基盤施設耐震化交付金等の補助決定が、これは水道事業でございますけれども、補助決定されたことに伴いまして、対象事業が減少し出資する必要がなくなったため、減額補正するものでございます。  それから、上水道広域化施設整備事業出資債、これも生活基盤施設耐震化等交付金の補助決定がされまして、国庫補助の対象事業費が減額となったため、減額補正するものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 産業観光部長。    〔江田和彦産業観光部長登壇〕 ◎江田和彦産業観光部長 ご質問の11ページ、産業創出基盤形成基礎調査委託料についてご説明申し上げます。この産業創出基盤形成委託事業につきましては、事業の内容といたしましては、秩父地域の企業の実態、地域経済構造の分析、または秩父の企業の持っている強み等を日本立地センターに委託いたしまして分析するものでございまして、具体的にはアンケート等を実施すること、また各企業を回りましてヒアリング調査を実施するという内容でございまして、今後、成果品については今年度末にはできてくるものと考えておりまして、今回、国の事業の補助金から外れましたが、これは企業支援、企業誘致にぜひとも必要な事業でございますので、市の単独事業ということで460万円で計上いたしまして実施しているところでございます。  次に、ちちぶ公衆無線LAN環境整備補助金につきましては、こちらにつきましても国の事業で認められませんでしたが、秩父を訪れる外国人観光客の利便性を高めるためにぜひとも必要な事業でございます。現在、駅等には設置されておりますが、番場通りはいまだにこちらのエリアが環境整備されておりませんので、これも市の単独事業ということで、おもてなし公社に補助する形で番場町を中心に現在ワイファイ環境整備をしているところでございまして、今年度、ある程度、西武秩父駅から秩父神社周辺までのエリアはワイファイ環境が整備できるものだと考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 説明書35ページ、大滝温泉源泉ポンプ交換工事についてご説明を申し上げます。  平成28年、昨年の10月24日ですけれども、源泉ポンプが電気的トラブルにより故障いたしました。早急な復旧を行うため、源泉ポンプの日本総代理店の業者と打ち合わせを行いまして、レンタルにより源泉ポンプ及び配電設備の設置が可能であるということから、緊急工事を予備費をいただきまして実施して、12月12日より大滝温泉遊湯館へ供給を再開しております。  源泉ポンプにつきましては、シンガポールで製作をするため、運搬等の期間も考慮して、今回の補正に計上させていただき、早急な発注をしたいと考えております。また、現在稼働しておりますレンタルの機器につきましても、6か月間という条件がついておりますので、5月末までには新たなポンプを設置したいということで、今回補正に計上させていただきました。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  主に地方創生事業に関する質問が多かったわけなんですが、それぞれご答弁いただいたように、本来地方創生の国の政策のもとでできればということでしたけれども、実際、それが対象にならなかったということで、ただ事業は重要だということで、単独で行ったということかと認識しました。  こちらなんですけれども、国もこういうふうに地方にどんどんやっていただきたいということを地方に言ってくるわけですが、やはり実際のところ、この段階になるとお金が出ないということがあるということを考えると、もともと給付系のものは対象にならないとか、そういう話はあったのか。それとも、後出し的に変わっていったのかについて、何かその情報収集の必要性を感じるんですけれども、何かこういうことをなくすために考えられることというのは市としてあるのかについて伺いたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市長室長。 ◎髙橋進市長室長 ただいまの再質問に対してお答えいたします。  やはり予算の計上時については、できる限りの情報収集をして予算計上しておるんですけれども、その後の国の方針等、国の予算等の関係もあろうかと思いますが、そうした関係で対象が絞られたり、拡大するというようなことは、ある程度やむを得ない部分はあるのかなというふうに考えますが、できる限り情報収集については進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。  暫時休憩いたします。    休憩 午前11時13分    再開 午前11時30分 ○議長(松澤一雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案に対する質疑を続行いたします。                        ◇                          ・議案第16号から議案第20号までに対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第16号から議案第20号までの5件について質疑を願います。  9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) 9番です。議案第20号 平成28年度秩父市駐車場事業特別会計補正予算。済みません。失礼しました。訂正いたします。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 3番、清野です。  議案第20号 平成28年度秩父市駐車場事業特別会計補正予算についてですけれども、こちら繰越明許費の中に三峰駐車場観光トイレ改修事業というのがありますが、改修の現状と見通しについて伺いたいと思います。  そして、秩父市はユニバーサルデザイン化を推進するような動きがありますけれども、ユニバーサルデザイン化についても伺いたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 三峰駐車場観光トイレ改修事業につきましてご説明をさせていただきます。現在、工事は順調に進んでおりますが、工事の竣工につきましては5月の連休前を予定しております。  また、清野議員おっしゃるとおり、ユニバーサルデザインにつきましては十分考慮した形のトイレとさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  5月の連休前からということですけれども、ユニバーサルデザイン化について再質問します。先ほどユニバーサルデザイン化については考慮しているということですけれども、これはどんな方にも使いやすい、例えばトイレであったりとか、それは本当に障がいのある方にもない方でもいいと思うんですけれども、実際、これをデザインする、つくるときに、何かしら当事者の方々の意見を聞いたりとか、そういう実際使う方々の意見も含めた形のユニバーサルデザイン化になっているのかについて伺いたいと思います。先ほどの答弁ですと具体性がちょっと低かったかなと思いますので、例えば大人も使えるようなベッドがあるとか、そういうような何か具体的なことも伺えたらと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。 ◎加藤伸之大滝総合支所長 お答えを申し上げます。  この設計に当たりましては、特にそういう皆さんからのご意見というのはお伺いしておりませんけれども、設計コンサル等のほうからいろんな内容を提案していただきまして、清野議員おっしゃるとおり、現在大人の方でも使えるベッドですか、そういうものも設置するような形で進めております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 16番、山中進議員。 ◆16番(山中進議員) 16番、山中進です。  同じく第20号の繰越明許費、三峰の成蹊殿広場ということなんですけれど、あそこ広場で、芝生の上で腰かけたり、非常にゆったりできるところなんですけれど、この金額で言うと、どの辺から舗装にするのか、教えてください。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 成蹊殿前広場の舗装事業なんですけれども、成蹊殿の前、主に平らな部分を、今回、三峰の駐車場が混雑時にあそこにも車を入れるということで、舗装といいましても、アスファルト舗装ではなくて、舗装する前の路盤材の砕石にアスファルト乳剤という舗装する前にかける、いわゆる物で言えばコールタールみたいなものを散布しまして、その上に砂をかけるという形で、砂を固まらせておくという状況になりますんで、見た目としては、舗装というよりは砂利が主に見えてくるような形の舗装を予定しておりまして、おおむね40台ぐらいの車をあそこに混雑時には入れる予定でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第21号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第21号について質疑を願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第22号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第22号について質疑を願います。  3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 最初にさせていただきます。複数ありますので、よろしくお願いいたします。  まず、歳入に関していきます。20ページです。市税です。1款1項1目個人市民税、1款1項2目法人市民税について、まず伺います。個人が0.1%減、法人が17.1%減と、両方減額になっておりまして、全体では8,499万5,000円の減額となっております。こちら秩父市に住む方々の人口や所得、経済状況等を鑑みての数値となっていると思うんですけれども、改めて算出の根拠と、それを踏まえた秩父市の景気の動向について、市の認識を伺いたいと思います。  続きまして、1款2項1目、同じページです。固定資産税、7,871万5,000円、前年比増額ですけれども、この理由について改めて伺います。  同じく20ページ、1款3項1目軽自動車税、前年比2,401万9,000円増額の理由について伺います。  1ページめくっていただきまして、22ページ、地方交付税についてです。10款1項1目地方交付税ですが、こちら大変大事な財源であるわけですけれども、地方交付税が増額になっている理由として、説明の中で、2億円ほど減額されるけれども、繰上償還をするため増額になっているというような説明があったんですが、改めてどのような繰上償還と地方交付税の関係があるかについて教えていただきたいと思います。  次が、13款1項1目なので、24ページです。秩父宮記念市民会館使用料、こちらが1,012万5,000円というふうになっていますけれども、この秩父宮記念市民会館使用料の算出の根拠となる稼働率について、どの程度を想定しているのかについて教えてください。  続きまして、14款2項1目ですので、30ページから始まりますが、こちらの総務費国庫補助金、個人番号カード交付事業費補助金並びに個人番号カード交付事務補助金について、これは毎年指摘しているんですけれども、この額で全ての事業が行われているのか。つまり国の国庫補助でできているのかについてですが、市の持ち出しはどれくらいを想定しているのかについて伺います。  次、40ページ行きます。18款1項1目繰入金について、こちら大きなものとして、ちちぶ夢創り基金が2億円、財政調整基金が9億円、これ前年比がプラス2億円になります。そして、減債基金繰入金が前年比プラス4億5,000万円の5億7,000万円、公共施設整備基金繰入金は、これは大きく減りまして、マイナス13億1,625万4,000円ということで、3億2,000万円なわけですけれども、それぞれの繰り入れの理由について伺いたいと思います。  続きまして、46ページ、21款1項6目臨時財政対策債になります。これも毎年聞かせていただいていることなんですけれども、この臨時財政対策債について、一部の自治体などはなるべく手をつけないようにしているという話も聞きますが、国の方針によって大きく変わるこの臨時財政対策債の政策ですけれども、秩父市としては国の方針についてどのように今考えているかということを把握しているか。国の方針についてどのような把握をしているか、伺いたいと思います。ここまでが歳入です。  続きまして、歳出の79ページ、2款1項6目企画費の地方創生推進事業、13委託料の秩父版CCRC推進事業委託料4,000万円の委託先と委託内容について伺います。  続きまして、80ページです。2款1項6目、同じ企画費なんですが、今度は移住政策推進事業、13委託料のほうが、こちらが3,440万円になっておりますけれども、この委託先と委託内容について、若干説明などもあったかと思いますが、改めて伺います。  続きまして、187ページ、上水道事業費の、こちら水道事業会計補助金というものと水道事業出資金、そして水道広域化推進負担金というものが大きなところを占めておりますけれども、それぞれどのような目的かについて改めて整理したいので、伺います。  210ページ、こちらの林業振興活動支援事業の木材活用推進事業がここから続きますけれども、施政方針の中にありました秩父ブランドの家具づくりを推進するFurniture Art 大滝という事業は、この事業の中に入っているのか。もし入っていなかったらどこに入っているのか。そして、どのような内容の事業になっているのか、伺います。  222ページ、7款1項2目、企業支援事業、先端産業育成補助金、これは新しい事業かと思うんですけれども、こちらも施政方針でありましたが、その内容と財源について伺いたいと思います。  268ページ、災害対策費です。9款1項4目、災害対策費、こちら決算の審査等でも指摘させてもらったんですけれども、経年的に見て、決算になると需用費を中心にかなり多額の不用額が発生している傾向があるのかなと考えていますが、平成29年度の予算編成について、なるべく厳密な予算編成ができるようにということで留意した点はあるかについて伺います。  336ページ、12款公債費です。これは全般的な質問なんですけれども、公債費がかなり大きな額になっていると感じております。当初予算の15%ほどを占めているということなんですけれども、現在というか、秩父市は中期財政計画のほうを公表しているわけですけれども、現在のところ、ホームページ等で公開されている28年度1月付の秩父市中期財政計画では、この次年度の29年度にこのような大きな公債費がふえるような記述はないんですけれども、改めてどのような考えのもとで今回公債費が大きくなっているのかについて説明をお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  財務部長。    〔福原隆夫財務部長登壇〕 ◎福原隆夫財務部長 予算書20ページ、個人市民税の予算算出についてから、順次お答えいたします。  個人市民税は、主に均等割と所得割とからなっております。まず、均等割の算出につきましては、前年度9月と今年度9月の納税義務者数をもととし計算いたしますが、計算には有効求人倍率等、県内の雇用情勢を勘案するほか、未申告者の割り出しなども考慮に入れ、新年度の納税義務者数を予想いたします。平成29年度につきましては、雇用情勢が改善しているとの情報を受け、納税義務者数を100人増といたしました。  次に、所得割につきましても、前年度9月と今年度9月の所得割額をもとに計算いたしますが、計算するに当たり、内閣府の月例経済報告や景気情勢などを参考に増減いたします。  次に、法人市民税につきましては、法人税割額と均等割額の合計額で計上いたします。まず、法人税割額の算出方法ですが、前年9月までの実績及び10月から3月までの調定見込み額を計算した上で、経済情勢や内閣府の経済報告などを参考に新年度の予算額を見込みます。今年度につきましては、昨年度に比較すると調定額が大幅に減額していることを踏まえ、約8,135万円の減額といたしました。次に、均等割ですが、法人に対する均等割の税率は、資本金等の額と従業者数によって、1号から9号法人に区分されます。このため予算を算出するに当たっては、本年度の課税状況調査の納税義務者数をもとに法人の設立や解散などの申告状況を見ながら増減を見込み、算出しております。平成29年度につきましては、10社の減といたしました。  次に、固定資産税の予算算出についてでございますが、まず土地につきましては、平成29年度は評価の据え置き年度に当たるため、評価額は原則据え置かれることになりますが、地方税法の規定に基づき、地価の下落率を土地評価額に反映させました。  次に、家屋ですが、家屋は評価の据え置き年度に当たり、既存家屋については平成28年度の価格が据え置かれることになるため、既存建物の変動を考慮せず、課税標準額を積算いたしました。既存家屋の課税標準額に新増築分家屋の課税標準額に見込み率を乗じたものを加え、減少分家屋の課税標準額に見込み率を乗じたものを減じ、算出をしております。  次に、償却資産ですが、償却資産は、企業や個人事業主が所有する事業用の構築物、機械器具、備品等をいい、その評価方法は取得価格を基礎として、取得後の経過年数に応ずる価値の減少を考慮して評価いたします。  次に、軽自動車税の増額理由につきましては、近年、普通車からの乗りかえなどが影響し、登録台数がふえております。さらに、昨年度から、購入後13年を経過した自動車には重課税が適用となっております。平成29年度につきましては、平成28年度中の軽自動車の登録状況及び抹消状況を勘案した台数を勘案して台数をふやしたことや重課税となる年数が1年ふえたこと、また平成28年度の決算見込みを考慮し、現年課税分を1億9,898万1,000円といたしました。  次に、22ページに参りまして、第10款地方交付税の平成29年度当初予算と今後の見通しについてお答えいたします。地方交付税のうち平成29年度の普通交付税は、合併特例措置の終了に伴う縮減率、それから平成28年度中の償還終了による減少、さらには平成29年度の繰上償還に伴う交付税措置、この交付税措置につきましては、歳出のほうで改めて説明いたします。この交付税措置による増額を見込み、前年度と比較し8億円増の67億5,000万円を計上しております。今後は合併特例措置の終了に伴う減額が平成32年度まで続きますが、市債の繰上償還を積極的に行う計画であり、繰上償還を実施する年度には償還額の一部が普通交付税に算入されるため、一時的に増加する場合がございます。なお、特別交付税につきましては、子育て支援、医療・福祉等の特殊財政事情による措置も見込まれますが、災害のあり、なしによって交付額が変わるなど不確定要素が多いため、前年度と同額の8億5,000万円を計上しております。  続きまして、40ページ、第18款繰入金のうち、ちちぶ夢創り基金、財政調整基金、減債基金、公共施設整備基金の繰り入れ目的についてでございますが、各基金とも基金条例によりその処分が規定されておりますので、それぞれの規定に従い繰り入れるものですが、ちちぶ夢創り基金はふるさと納税された寄附金を寄附者のご趣旨に沿った事業の財源として繰り入れるものでございます。  続きまして、財政調整基金につきましては、年度間の財源の不均衡を調整することを目的として設置されたものであり、その使途は特定されませんが、歳入歳出の不足額を補うための財源としております。  また、減債基金につきましては、市債の償還に必要な財源を確保し、将来にわたる市財政の健全な運営に資するために設置された基金でございますが、地方債の償還元金に充当いたします。  次に、公共施設整備基金でございますが、この基金は公共施設整備の財源を賄う目的で設置された基金でございまして、平成29年度の主な充当先は、ふるさと集落生活圏形成推進事業、中央通線街路整備事業等でございます。  続きまして、46ページ、第21款市債のうち臨時財政対策債についてでございます。臨時財政対策債は、地方交付税の現金の直接給付のかわりに地方自治体が特例的に発行できる、いわば赤字地方債でございます。本来なら国が借金して地方自治体へ交付税として分配すればよいのですが、現状では国の予算が足りない状態であり、臨時財政対策債で賄っている状況でございます。なお、後年度における臨時財政対策債の償還額は、地方交付税において全額措置されます。  最後に、歳出の336ページ、第12款公債費、地方債償還元金についてでございます。公債費が大きく増加しておりますが、この増加原因につきましては、平成19年度に借り入れました義務教育施設整備事業債の繰上償還約18億9,000万円を行うためでございます。なお、この義務教育施設整備事業債につきましては、全て合併特例債であるため、償還額の7割に相当する部分、金額にして約13億2,000万円が地方交付税で措置されます。また、残りの3割に相当する部分、金額にして約5億7,000万円につきましては、減債基金を取り崩して対応いたします。このように繰上償還の全額が地方交付税と減債基金で賄えるため、他の事業の財源に影響を及ぼすことはございません。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市民部長。    〔横田好一市民部長登壇〕 ◎横田好一市民部長 清野議員さんのご質問にお答えいたします。  まず、秩父宮記念市民会館使用料についてでございますが、稼働率ということでありますが、年間310日を設定いたしまして、大ホールフォレスタにつきましては40%、全国平均が52.2%を参考にさせていただきまして設定しております。けやきフォーラムにつきましては50%と設定させていただきました。  次に、番号制度についてですが、歳入の補助金の関係ですが、市の持ち出しについてということなんですが、事務費につきましては、現在、国から示されている金額でいきますと約101万円の持ち出しということ計算になります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市長室長。    〔髙橋 進市長室長登壇〕 ◎髙橋進市長室長 予算書79ページ中段、13委託料、秩父版CCRC推進事業委託料4,000万円についてお答えいたします。その内容としましては、姉妹都市である豊島区を初めとした中高年齢者を主な対象に移住を推進していくため、市内にサ高住や交流施設等の建設を行うための基礎調査業務委託でございます。まだ、このほか、建設後の入居者募集に向けた移住希望者への事前PR事業、建設運営等のための資金計画の策定等の、いわゆるCCRC構想にあるモデル事業の調査業務を想定しているものでございます。また、委託先につきましては、中高年齢者へのサービス拠点施設の整備や運営に精通した事業者を選定してまいりたいと考えております。  次に、81ページ下段、13委託料、移住推進事業委託料3,440万円の委託内容といたしましては、お試し居住ツアーやホームページ作成、アドバイザー委託、お試し居住用建物整備、移住候補地の立地環境等周辺調査及び整備委託を想定しております。  なお、委託先につきましては、この3,440万円、各事業に分かれておりますので、各事業ごとに事業者を選定していく予定でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 環境部長。    〔小池正一環境部長登壇〕 ◎小池正一環境部長 予算書の186ページから187ページの上水道事業費についてご説明を申し上げます。  187ページの負担金補助及び交付金、水道事業会計補助金2億3,052万3,000円につきましては、水道料金の改定の際の高料金対策の協定及び職員共済費一部負担の協定に基づき、一般会計から支出する基準外の繰出金2億730万円のほか、企業債の利息等に関して国が定めた繰り出し基準に沿って一般会計が負担すべきものを補助金という形で支出するものでございます。  次に、投資及び出資金の水道事業出資金5億1,965万8,000円につきましては、上水道広域化事業出資債4億1,830万円のほか、浦山ダム使用権の割賦償還金出資金7,901万9,000円及び簡易水道債償還元金出資金2,233万9,000円となっております。  それから、水道広域化事業(定住)の推進負担金2,000万円でございますが、定住自立圏共生ビジョンで位置づけられております水道広域化事業への負担金でございます。  続きまして、210ページから211ページ、林業振興活動支援事業及び212ページの木材活用推進事業でございます。ご質問のFurniture Art 大滝、これがこの事業に予算として含まれているかについてでございますが、この事業には予算として含まれておりません。林業振興関係では、このFurniture Art 大滝関係の予算については入っておりません。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 産業観光部長。    〔江田和彦産業観光部長登壇〕 ◎江田和彦産業観光部長 223ページ、先端産業育成補助金についてお答えします。  市では、地域経済の振興を図るため先端産業の誘致、育成に取り組んでおりまして、特にドローン、無人航空機の分野では、既に県内のドローン開発メーカーによる研究開発活動を支援しているところでございます。このほかにも自動走行や医療福祉分野でも秩父の地域特性を踏まえた活動が展開されることが期待できます。しかしながら、先端産業に挑戦したいという意欲があっても、資金状況等の理由により、なかなか参入に踏み切れない現実があります。そこで、市内の中小企業が先端産業に部品供給等により参入することを支援するため、新規事業として今回この事業を計上いたしました。具体的には新製品や部品の試作、開発等を対象に、補助率は3分の2で、100万円を上限として補助する事業でございまして、財源については一般財源でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 総務部長。    〔町田恵二総務部長登壇〕 ◎町田恵二総務部長 私からは、268ページ下段、9款1項4目災害対策費についてお答え申し上げます。平成29年度の予算編成に当たっては、特に高額となる防災行政無線システムの整備費について、実施設計業務により算出された金額をもとに予算計上するなど、過大積算とならないよう十分留意してございます。また、他の費目につきましても同様でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午後 零時01分    再開 午後 1時00分 ○議長(松澤一雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案に対する質疑を続行いたします。  3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 引き続き再質問させていただきます。午前中はありがとうございました。それぞれ幾つかございます。  まず、20ページの市税について、先ほど個人市民税、法人市民税についても減額理由について説明いただきました。特に今回注目すべきところは法人市民税の減少かと思います。先ほど部長からお話がありましたけれども、そういう状況を鑑みると、先ほどもちょっと質問したんですけれども、秩父市の経済状況についてどういうことが考えられるかについて伺いたいと思います。つまり積算がこういうふうになるということは、そういう秩父市の経済状況があってのことだと思うんですけれども、今そういうところを秩父市としてはどういうふうに認識しているのかについて伺いたいと思います。法人さんをめぐる状況とか、そういうことです。  それと、同じく財務関係なんですけれども、22ページの10の地方税についてですけれども、先ほど再質問でお答えしますということがありました。29年度の交付金措置と繰上償還の関係について伺いたいと思います。  続きまして、13款1項1目なんですけれども、こちら24ページです。秩父宮記念市民会館の使用料、先ほど答弁の中で、大ホールの稼働率を40%と見込んでいると。全国平均が52%ぐらいであるということでした。もう一つのけやきホールでしたか、そのほうは50%ということなんですけれども、以前、議会でも26年度に私も質問しているのですが、平成21年度の旧市民会館、稼働率が14.10%で、平成22年はさらに減って13.60%ということだったんですけれども、この40%の大ホールの稼働率というのは、以前の傾向からするとかなり大きくなっておりますけれども改めて伺いますけれど、今までの経過も含めて40%の稼働率になるという根拠について、改めて伺いたいと思います。  それと関連してなんですけれども、こちらの使用料が1,012万5,000円、稼働率40%のときですけれども、見込んでいますけれども、関連して予算書68ページの2款1項5目の財産管理費のほうですと、こちら秩父宮記念市民会館管理運営事業が1億3,782万4,000円になっていると。ちょっとまためくっていただいて70ページ、例えば19の負担金補助及び交付金のほうは1,000万円がちちぶオペラ開催負担金となっているということで、このちちぶオペラ開催負担金というのはオープニングイベントなのかなと思うんですけれども、あと年間では1億3,782万4,000円ぐらい予算を見込んでいると。そうなると、使用料の見込みが今40%稼働で1,012万5,000円、これと比較するとかなりの額がかかるということですけれども、そこの見解について市の考えを伺いたいと思います。  40ページです。18款1項1目繰入金について、ちょっとページ戻ります。これは繰入金です。こちらも先ほど各基金の繰入金の理由についてお話がありました。全て条例に基づいているということなんですけれども、1点気になることがありまして、財政調整基金が今回前年度比プラス2億円になっておりますが、過去の経年的に見て、平成27年度の決算段階は7億円で、28年は予算が7億円ということで、今回は9億円になっています。ちょっと前を見ると、そこまで額が行ってなくて、25年度の場合は決算で3億1,263万円、26年は決算で4億1,970万円ということで、今年度、今までの経過的に見るとかなり上がっていると思うんですけれども、このことの理由についてちょっと伺います。先ほど歳入歳出の不足額を埋めるためというようなお話もありましたが、そこと関連があるのかなというふうに思いますので、伺いたいと思います。  歳出のほうに移ります。79ページ、先ほどこちらは79ページの2款1項6目企画費の地方創生推進事業ですけれども、CCRC推進事業委託料について質問させていただきました。こちら市民の方から、具体的にどういうものが、どの時期になったらわかるのか、見えてくるのかという質問を多くいただいていますので、29年度の事業の計画であったりとか、今後、年度的にはどれぐらいになると事業として始まるものなのか。どういう想定をしているのかについて伺いたいと思います。  同じく2款1項6目、こちらは80ページになりますが、先ほど説明ありました移住政策推進事業ですけれども、こちら委託先はそれぞれ分かれていて、これから事業者選定をしていくということで、これから年度が始まってから対象となるようなそれぞれ事業について、ばらばらで委託先を見つけていくということでいいのかについて確認の質問です。  187ページです。先ほど上水道事業費について、それぞれ答弁いただきました。この中の水道事業出資金、出資債を立てて行うということでしたけれども、出資金と水道広域化推進負担金についてなんですけれども、これは29年度はこの予算ですけれども、今後も広域化事業推進というか、広域化にしていくわけですけれども、今後ずっとこの出資金というのと負担金というのは同様の額を負担し続けることになるのかについて伺いたいと思います。  あともう一点、最後です。210ページ、先ほど林業振興活動支援事業について、この中にFurniture Art 大滝というのは入っていないんですよということでしたけれども、つまりどこに入っているのか。済みません。私の見落としかもしれませんけれども、伺いたいと思います。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  財務部長。 ◎福原隆夫財務部長 再質問にお答えいたします。  まず、一番最初の秩父の経済状況ということでございます。予算上は、昨年前半がよかったという部分がありまして、平成29年度につきましては平成27年度並みということで考えております。政府の月例経済報告によると、景気はこのところ弱さも見られるが、穏やかな回復基調が続いているというような発表もございますが、秩父についてはその回復基調の影響が若干おくれてきているのではないのかなというような予想を見ております。  それから、繰上償還の交付税措置の関係でございますが、繰上償還をした額の、今回繰上償還しますのが合併特例債ですので、先ほども申し上げましたように7割相当額が交付税措置されるものでございます。  それと、次の財調が上がっているということですが、財源がやはり徐々に厳しくなってきているということがございます。今回交付税を増額はしましたが、その増額の理由が、先ほど申し上げましたように繰上償還したという理由です。繰上償還した理由で増額はしていますが、繰上償還分そのもの満額増額になっているわけではなくて、合併特例措置終了に伴う減額が始まっておりますので、その減額分が約2億円を見込んでおりますので、財源不足分をやはり財政調整基金で賄う必要が生じてきております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市民部長。 ◎横田好一市民部長 清野議員さんのご質問にお答えいたします。  まず、40%の稼働率についての根拠ということなんですが、先ほども申しましたように全国平均が52.2%ということで、それに近づけるように頑張るという意味を含めて40%にさせていただきました。それにつきましては、前回の旧市民会館につきましては貸し館が主でありまして、16%ですか、14%ぐらいになっていると思うんですが、その使用料の中に、もう一つ、入場料が45ページの雑入の中にあるんですが、入場料を2,192万2,000円見ております。そのほかにオペラの関係なんですが、入として350万円の補助金も見込んでおります。40%にしたということは、全国平均52%ですが、40%まで自主事業を含めて持っていきたいという目標値を定めたという捉え方でお願いしたいと思います。自主事業につきましては、コンサート、演劇、公演、バレエ公演、伝統芸能普及育成事業、ミュージカル、ワークショップ、舞台技術者養成講座等々、自主事業として行いまして、使用料及び入場料ということで、入を見込んでいるということでございます。  それから、オペラにつきましてなんですが、おっしゃっているとおり会館オープン記念ということで、オペラを市のほうから依頼するということで、負担金として1,000万円見込んでおります。ただし、それにつきましては入場料は市のほうへ納めていただくということで、約300万円の入場料を見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市長室長。 ◎髙橋進市長室長 それでは、CCRC、移住に関するご質問について、順次お答えさせていただきます。  まず、79ページ、13款委託料4,000万円、この具体的なスケジュールということでございますけれども、この4,000万円につきましては、いわゆる先ほど申し上げましたが、構想で言うところのモデル事業ということでございまして、これはサ高住等の拠点施設、それから地元の皆様を中心とした交流施設の建設でございますけれども、敷地、土地に対して新築するような場合につきましては、測量、それから基本設計、詳細設計、許認可関係、これらを含めておよそ1年ぐらいかかるんではないかと。それから、建物等をリニューアルして使う場合には、建物の耐震性の調査あるいはコンクリートの劣化状況の調査、これらを含めてやはり1年ぐらいと。次の年度で改修工事あるいは建設工事を行って、次の年度に入居開始するというようなイメージで進めていくことになるのではないかというふうに考えております。これにつきましては、現在策定中の基本計画の中でも、ある程度明らかにしていけるのではないかというふうに思います。  それから、81ページの移住政策の関係、下段にございます13節委託料3,440万円、こちらのほうは構想で言うところの総合事業に当たるものでございまして、市長からもご説明申し上げましたが、地場産センターの中に移住相談センターを置いて、4月から活動していくというような、そういった活動に関する委託でございまして、移住相談センターに係る経費と、先ほど申し上げましたお試し居住整備、ホームページ作成、居住ツアー、こういったものを個々個別に委託契約を結んでいくというようなスケジュールで考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 環境部長。 ◎小池正一環境部長 上水道事業費の出資金がいつまでというふうなご質問をいただきました。1回目のお答えで各出資債の金額を申し上げましたが、この出資債ごとに若干ずれがございまして、まず上水道広域化事業出資債につきましては、平成28年度から37年度までと聞いておりまして、その間の出資ということになります。それから、浦山ダム使用権の割賦償還金並びに簡易水道償還金の関係につきましては、返し終わるまでというふうに聞いております。それから、定住自立圏の負担金につきましては、共生ビジョンが位置づけられている間ということでございます。  それから、林業振興費の関係でございます。Furniture Art 大滝の関係、予算につきましては林業振興費に関しては特に計上してございません。 ○議長(松澤一雄議員) 大滝総合支所長。 ◎加藤伸之大滝総合支所長 ただいま環境部長のほうからお話がありましたFurniture Art 大滝について、私のほうから説明させていただきますが、このFurniture Art 大滝につきましては、今年度、大滝地域の事業推進アドバイザーとして委嘱をさせていただいております株式会社伊佐ホームズの伊佐裕社長様、この方が大変大滝産の木材を有効に活用していただくということで、今、かなり積極的に進めていただいておる方でございまして、その方が旧大滝小学校の活用について、先ほども申し上げましたが、昨年の5月に公募したところ応募がなかったという形で、その後の活用策についていろいろ検討していただいたところの中で、この伊佐ホームズさんのほうから、このFurniture Art 大滝構想というものを出していただいております。内容につきましては、大滝産の木材を使った家具をつくる職人の育成を旧大滝小学校で行うと。それには家具の指導者もそれなりに日本でも有名な方を招聘してくるというような内容でございまして、市としてはあくまでも予算に計上するものではございませんので、これがうまく進んでいけば、旧大滝小学校の利活用について、市としてはその部分で全面的な協力をさせていただくというような形になると思います。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  最後の3回目なんですけれども、先ほど財務部長から、経済状況について、ありがとうございます。もう一点確認したいんですけれど、先ほど繰上償還、特例債が償還なので、7割相当額が交付税措置されるということなんですけれども、この交付金措置なんですけれども、つまり交付税が入ってくるときに、この分が償還したときの7割相当分ですよということがわかる形で来るのか。それとも、それが算定されていますよという前提で来るのかについて、この仕組みのことを伺いたいと思います。本当に、例えば7割相当がそのまま全額来ているのか。それとも、それはわからないものなのかについて伺いたいと思います。  続きまして、先ほどの秩父宮記念市民会館使用料の件ですけれども、52.2%に近づけるということは40%。入場料というのも、また別個、実施事業について取るんですよということですけれども、それでも40%稼働したとしても、かなりこの運営事業自体に1億3,700万円ぐらいかかるということで、単純に比較するのも難しいですけれども、歳入に比べて歳出というのはかなり大きくなっているということについて、見解を伺いたいと思います。  それと、もう一個、財務ありました。財政調整基金の件なんですけれども、先ほど部長から、やはり財源が徐々に厳しくなっている。それで、地方交付税の減っている分をこの財政調整基金でカバーしていくんだという考えがありましたけれども、これは今後も、いわゆる形式収支が赤字にならないようにということもあると思うんですが、同じように地方交付税が減っていく分を財政調整基金で補填していくという考えであるのか。それを続けていくのかについて、ちょっと伺いたいなと思います。  それと、あと、済みません。CCRCに関してですけれども、こちら、先ほど少し年度的なことが出ました。29年度が測量であったりとか許認可関係とか、私が聞いた感じで、1年、2年、3年という形で考えると、29年度がそういうものであって、30年度が工事改修であって、31年度が大体入居開始みたいな形でよいのかどうかについて伺いたいと思います。  私からは以上です。
    ○議長(松澤一雄議員) 財務部長。 ◎福原隆夫財務部長 交付税措置の関係でございますが、これにつきましては普通交付税に算入されております。普通交付税につきましては全額計算式どおりに入ってきてまいりますので、普通交付税につきましては、はっきりと数字が出てまいります。  それから、財源の補填の関係でございます。今後も交付税の減額は予想されるわけでございますけれど、歳出の削減も含めて総合的に財源の調整を図っていく必要があると思います。当然財政調整基金で補填する部分もございますが、またほかの基金もございますので、その辺を全体的に見ながら予算を組んでいく必要があると思っています。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市民部長。 ◎横田好一市民部長 再度お答えいたします。  まず、歳出に比べて歳入の1,000万円が相当低いんじゃないかということなんですが、一般的に使用料についてはランニングコストの1から2割ということでありまして、使用料プラス入場料で3,200万円、見させていただいています。使用料につきまして、料金自体抑えておりますので、実際の使用料の入につきましては大分少なくなっていると思います。ただ、これ以上上げますと、また使っていただけないという点もありますので、40%以上を目指して今後頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 市長室長。 ◎髙橋進市長室長 ただいまのCCRCの概略スケジュールについてでございますけれども、29年度の早い段階で候補地等が決定できれば、おおむねお見込みのようなスケジュールで進んでいけるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 11番、木村隆彦議員。 ◆11番(木村隆彦議員) 11番、木村でございます。歳入、歳出含めて8点ほどお伺いをさせていただきます。  まず、歳入の45ページ中段になります20款5項1目6節の雑入になります。英語土曜学習参加者負担金24万円が計上されておりますが、その詳細についてお伺いをいたします。  続きまして、歳出、177ページ上段、4款1項4目19節の負担金補助及び交付金、省エネ家電買いかえ助成金100万円が計上されていますが、その点について詳細をお伺いいたします。  続きまして、229ページ中段、7款1項4目15節工事請負費、まつり会館改修工事2,800万円が計上されております。議案第13号において、秩父まつり会館のリニューアルが完了したと記載されていますが、この工事の内容についてお伺いをいたします。  続きまして、241ページ、243ページ、245ページの8款2項3目の幹線51号線の今後の工事内容及び今後の工事予定についてお伺いをいたします。  続きまして、279ページ中段下にあります10款1項2目学校教育推進事業の予算の中にコミュニティ・スクールの事業費が含まれていると説明がございました。どのように配分されているのか、お伺いをいたします。  続きまして、285ページ中段、10款1項3目、ICT活用教育推進事業及び少子化・人口減少に対応した活力ある学校教育推進事業について、本年度の事業内容についてお伺いをいたします。  続きまして、297ページ中段、10款3項1目、中学校施設維持管理事業の13節委託料の普通教室空調設備設置第4期工事実施設計業務委託料278万1,000円は、どこの中学校の設計を行うのか、お伺いをいたします。  最後になりますが、311ページ上段、10款5項2目、「古秩父湾」保存活用計画策定委員会負担金20万円の詳細についてお伺いをいたします。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 私から木村議員のご質問に3点お答えさせていただきます。  まず、1点目でございます。45ページ中段にございます英語土曜学習参加者負担金は、中学生を対象に市内4会場で2つの講座を開催いたします。第1期といたしまして英検合格を目指した講座、第2期といたしまして英会話の実践をする講座でございます。両方とも各会場40人、全部で160人を計画しておりまして、英検合格の講座につきましては、1人1,000円の負担金をいただくことで、40人、4会場で16万円。第2期の英会話の実践につきましては、同じく40人で4会場、1人500円をいただくことになっておりまして、8万円、合計24万円でございます。昨年度、今年度と英検の合格を目指す講座を実施したわけでございますが、より実践的な内容を英会話の実践ということで加えまして、英語教育の強化を図ってまいりたいと存じます。  続きまして、予算書297ページ中段の普通教室空調設備設置第4期工事実施設計業務委託料につきましては、秩父第一中学校、影森中学校、秩父第二中学校、尾田蒔中学校の合計4校の実施設計業務委託料でございます。  続きまして、311ページの上から2番目でございます「古秩父湾」保存活用計画策定委員会負担金につきましては、古秩父湾は平成28年3月1日に古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群といたしまして、吉田取方の大露頭を初め、秩父郡市6か所の地層と埼玉県立自然の博物館の所有する化石が国の天然記念物に指定されました。そこで、埼玉県が中心となりまして、秩父地域1市4町が協力いたしまして、「古秩父湾」保存活用計画策定委員会を組織し、平成29年度から31年度までの3か年で保存活用計画を策定いたします。こちらにつきましては、策定委員会の運営及び事業を実施するための費用の秩父市負担分でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 環境部長。    〔小池正一環境部長登壇〕 ◎小池正一環境部長 177ページの上段、省エネ家電買いかえ助成金100万円についてお答えいたします。家庭からの二酸化炭素排出を削減するための電気使用量の多い冷蔵庫について、省エネ性能にすぐれたものを新たに購入し、それまで使用していたものをリサイクル処分した方に対し、リサイクル料を含めた買いかえ費用の一部助成を考えております。具体的には、統一省エネルギーラベル、4つ星または5つ星のもの、これは省エネ効果が高いものということですけれども、そうしたものに買いかえを行う場合、1件当たり2万円の助成を予定しております。冷蔵庫の買いかえを契機に省エネについて関心を深めていただきまして、家庭からの二酸化炭素排出削減に一層努めていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 産業観光部長。    〔江田和彦産業観光部長登壇〕 ◎江田和彦産業観光部長 229ページ、秩父まつり会館改修工事についてお答えいたします。同会館は昭和59年3月に竣工し、33年が経過したことから建物全体の老朽化が進んでおり、補修工事が必要な箇所が発生しておりまして、具体的には展示室などの雨漏りやロビーなどのガラスのひび割れでございます。これらの箇所は、放置したままでは展示物を破損または汚損する可能性がある上、建物の傷みをさらに大きくする可能性もあり、また見ばえやリニューアルしたまつり会館のイメージにも影響することから、今回必要箇所の補修費用を計上するものでございます。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 地域整備部長。    〔井上雄二地域整備部長登壇〕 ◎井上雄二地域整備部長 幹線51号線について、それぞれご説明いたします。  初めに、予算書の241ページとなりますが、8款2項3目22節補償、補填及び賠償金、幹線51号線の450万円でございますが、電柱13本の移設補償費の予算計上となっております。  次に、243ページ、8款2項3目15節工事請負費、幹線51号線の9,500万円でございますが、道路改築工事の本体工事で西武駅交差点から札所13番交差点までの施工延長180メートル、幅員16メートルでございます。  続きまして、予算書245ページ、8款2項3目19節負担金補助及び交付金の幹線51号線踏切拡幅負担金1億3,940万円でございますが、幹線51号線の道路拡幅部分の秩父鉄道及び西武鉄道敷の軌道敷内の踏切の改良費といたしまして予算計上してございます。  なお、スケジュールでございますが、平成29年度、先ほど申し上げた工事が行われまして、実際の長さにつきましては310メートルでございますが、工事は平成32年度の完成ということで予定しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 教育長。    〔新谷喜之教育長登壇〕 ◎新谷喜之教育長 予算書の279ページの学校教育推進事業のうち、コミュニティ・スクール導入事業についてご説明いたします。コミュニティ・スクールとは学校運営協議会が設置された学校で、教育委員会から任命された地域住民等が学校運営協議会委員として一定の権限と責任を持って学校運営に参画します。平成29年度は、制度導入初年度として、小中学校4校をモデル校とすることを予定しております。調整役として、コミュニティ・スクールディレクター1人を教育委員会に配置します。なお、歳出は総額で188万4,000円、歳入では国、県から導入に係る経費の3分の2を補助するもので、市では経費の3分の1を負担します。  次に、285ページのICT活用推進事業のほうでございますけれども、平成28年度に配備いたしましたタブレット端末を有効に活用していくため、全小中学校にデジタルテレビや画像転送装置を配備いたします。普通教室でのインターネットの活用やICT機器を活用した学習活動を行うため、各教室フロアに1台以上のデジタルテレビが配備できるよう25台を購入するものであります。  また、少子化・人口減少に対応した活力ある学校教育推進事業は、本年度から文部科学省からの委託を受けまして、今後の児童生徒数の減少に伴う学校の小規模化に対応し、小規模校のデメリットを最小限にし、メリットを最大限に生かす教育活動につきまして、大田小中学校を研究校としてICT活用も含めまして研究を進めていく事業であります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 11番、木村隆彦議員。 ◆11番(木村隆彦議員) 11番、木村でございます。  コミュニティ・スクール事業についてなんですが、現在、各学校において学校評議員会というものが行われておりますが、その辺と学校評議員会との影響についてお伺いいたします。  それから、2点目なんですが、古秩父湾ということで、定住自立圏事業として行えないのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育長。 ◎新谷喜之教育長 再質問のうちコミュニティ・スクールについてお答えさせていただきます。  この学校評議員会との関係でございますけれども、現在、この学校評議員会でその学区についてのいろんなご意見も頂戴しております。コミュニティ・スクール、この学校運営協議会も同様の機能を持っておりますので、指定校、まずモデル校とするところにつきましては、学校評議員会を発展させるという形で学校運営協議会に持っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 教育委員会事務局長。 ◎新井康代教育委員会事務局長 古秩父湾の関係で定住自立圏構想ということでございますが、こちらのお話を秩父市というか、秩父のほうで話し合いが始まったのがごく最近でございます。定住自立圏構想につきましては、毎年、多分夏のあたりには次の年度についての話し合いが行われていますので、今後、そういったことも視点に入れて検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(松澤一雄議員) 8番、赤岩秀文議員。 ◆8番(赤岩秀文議員) 8番、赤岩です。歳出のみ質問をさせていただきます。  それでは、まず63ページ、2款1項2目、委託料の着ぐるみ製作委託料51万9,000円についてですけれども、28年度にも計上されたと思うんですけれども、29年度も3回目の着ぐるみを製作するという考えでよいかどうか、お伺いいたします。  続いて、71ページ、2款1項5目、負担金補助及び交付金のちちぶオペラ開催負担金1,000万円についてです。これは経年ですと大体100万円ということで、29年度において1,000万円になるということですけれども、この金額の積算根拠と詳細な使途についてお伺いしたいと思います。  次に、73ページ、2款1項5目、工事請負費のNHK共聴施設大規模改修工事、この改修工事の概要について教えていただきたいと思います。  続きまして、79ページ、2款1項6目、負担金補助及び交付金の無認可子育て施設支援補助金50万円について、この補助金が該当する施設はどのような施設か、お伺いします。  続きまして、79ページ、2款1項6目、備品購入費の公用車423万3,000円について、どのような用途の公用車か、お伺いいたします。  87ページ、2款1項9目、備品購入費のDVDディスク19万円について、これは毎年このDVDディスクを購入しているようですけれども、今現在、このDVDディスク、備品だと思いますので、どの程度、市で所有しているか、お伺いしたいと思います。また、購入先はどのようなところになるのか、お伺いします。  続きまして、93ページ、備品購入費の公用車180万円について、28年度に410万円の予算が組まれていたと思うんですけれども、今回この180万円についてはどのような用途の公用車か、お伺いいたします。  95ページ、2款1項12目自治振興費の集会所等建設事業補助金600万円について、該当する町会はおおむね決定しているのでしょうか、お伺いいたします。  続きまして、95ページ、2款1項13目交通安全対策費の啓蒙用DVDディスク16万円について、先ほどDVDディスクのことでちょっとご質問いたしましたけれども、こちらも毎年購入しているようですけれども、所有枚数はどの程度あるのか。また、購入先はどこになるのか、お伺いしたいと思います。  続いて、97ページ、2款1項15目都市交流費のアンチオック姉妹市親善協会補助金90万円について、経年に比べ3倍以上になっていると思われますけれども、これは姉妹都市50周年の事業をする上での予算増額なのかどうか、お伺いいたします。  続きまして、103ページ、2款2項1目賦課徴収費の航空写真図作成委託料2,753万円について、事業の詳細な内容をお伺いしたいと思います。  続きまして、269ページ、9款1項3目消防施設費の消防団詰所測量登記業務委託料160万円、それから消防団詰所新築工事設計業務委託料760万円、消防団詰所新築工事2,500万円について、これは同一の消防詰所を建設するに当たっての予算なのかどうか、お伺いいたします。  また、消防団詰所というのは大体同じような大きさになると言われていますけれども、かなり予算額に開きがあると思うのですが、この辺についてのご説明もよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市長室長。    〔髙橋 進市長室長登壇〕 ◎髙橋進市長室長 予算書63ページ上段、13委託料の下から2行目、着ぐるみ製作委託料51万9,000円でございますけれども、ポテくまくんの着ぐるみにつきましては、平成26年度に2体、平成28年度に1体作成し、現在3体の着ぐるみがございますが、昨年度は82件、今年度は102件の利用申請があり、市役所内での利用件数と合わせますと180件の利用があり、利用が重なった日もあって、その人気も非常に高くなっております。そのような中、市内の女性の方から、ぜひともポテくまくんの着ぐるみをふやして、さらに知名度アップを図ってほしいとのことで、作成代に見合う60万円の寄附がございました。そこで、その意を酌みまして、4体目の着ぐるみを作成いたしたいということで考えております。当面4体体制にしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 市民部長。    〔横田好一市民部長登壇〕 ◎横田好一市民部長 それでは、赤岩議員さんの質問にお答えいたします。  まず、71ページ、ちちぶオペラ開催負担金1,000万円につきましてですが、詳細をということなんですが、まず出演料、演奏料等で390万円、舞台監督料、振りつけ料137万円、大道具、衣装、照明、音響など359万円、交通費、通信運搬費138万円、宣伝、印刷費92万円そのほかで1,000万円ということで決めさせていただきました。先ほども清野議員さんのところで説明いたしましたが、ただし入場料は全額市に納めていただくということになっております。  続きまして、備品購入費、79、81ページになると思うんですが、423万3,000円につきましては、浦山線のバスを購入し、教育委員会のほうで運営していただくということになっております。ちちぶ夢創り基金を財源といたしまして購入をしていきたいと思います。43万4,603キロという距離を現在走っておりまして、非常に乗客がもしもの場合危険だというところまで来ておりますので、買いかえをさせていただいて利用させていただくということで計上させていただきました。  続きまして、95ページ、DVDにつきましては、毎年計上させていただいているんですが、これにつきましてはVHSのデッキ自体がもうなくなるということで、VHSの内容のものをDVDに買いかえるということで、現在に合ったものをということで買いかえております。今現在、25、30ぐらいのものはあるんですが、半分ぐらいがVHSになっておりまして、その部分をDVDに買いかえていくという備品でございます。  続きまして、アンチオックに関してなんですが、前回の議会の中でもご説明させていただきました50周年記念にちなみまして記念誌の発行、それから交流事業についての金額となっております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 73ページ、NHK共聴施設大規模改修工事につきましてお答えいたします。これはNHKが大滝の大輪神岡地区の共聴施設大規模改修工事によりまして光ケーブルの設置を行いますが、この工事に伴い、各家庭ですけれども、光受信機を設置するものでございまして、大輪市有住宅7件の設置工事を行うものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 総務部長。    〔町田恵二総務部長登壇〕 ◎町田恵二総務部長 私からは総務部所管分についてお答え申し上げます。  初めに、87ページ下段、2款1項9目人権推進費の18節備品購入費のDVDディスク19万円について、現在の所有枚数は15枚、ほかに人権ビデオ44本を所有しております。また、購入先は、市内業者による競争見積もりにより、最も安価な業者から購入をしております。なお、平成28年度は株式会社小石川書店でございます。  次に、95ページ上段、2款1項12目自治振興費の19節負担金補助及び交付金の集会所等建設事業補助金600万円は、下宮地町会から公会堂の新築事業に対し補助金交付の要望書が提出されたことから、要綱に基づき市単独補助金の上限額500万円を計上するとともに、通常分の100万円を計上したものでございます。なお、通常分は、これから提出される町会等からの要望書に基づき交付を行うものでございます。  次に、269ページ中段、9款1項3目消防施設費中、消防団詰所の建設は、おおむね3か年計画で進めることとし、1年目は建設場所の測量及び登記の業務委託、2年目に建設工事の設計業務委託、3年目に新築工事と考えております。  まず、消防団詰所測量登記業務委託料160万円は、上白久、日野田町、下山田の3か所の詰所の用地測量でございます。  次に、消防団詰所新築工事設計業務委託料760万円は、近戸町と上白久の詰所2棟の設計業務でございます。なお、上白久の詰所につきましては、建築場所の選定に時間を要したことから、用地測量と設計業務が同一年としてございます。  次に、消防団詰所新築工事2,500万円は品沢詰所の新築工事で、今年度新築した別所詰所とほぼ同一の設計となることから、その契約額を考慮し予算計上したものでございます。なお、詰所新築工事の予算額は解体工事の規模や合併浄化槽の設置、敷地の形状等による外構工事等により増減いたします。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 荒川総合支所長。    〔藤代 元荒川総合支所長登壇〕 ◎藤代元荒川総合支所長 予算書93ページの公用車180万円につきましてお答えいたします。職員が通常業務の遂行に必要な移動手段として使用しております公用車1台、これが老朽化したことに伴いまして買いかえを行うものでございまして、軽自動車の購入を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 財務部長。    〔福原隆夫財務部長登壇〕 ◎福原隆夫財務部長 予算書103ページ、航空写真図作成委託料についてお答えいたします。  本業務は、平成30年度評価がえに向けて、固定資産税課税客体の現況を正確かつ効率的に把握するため空中写真撮影を実施し、宅地評価の均衡化、適正化を図るための基礎資料を整備することを目的としております。なお、この業務は3年に1回実施しております。  撮影後は固定資産業務支援システムにセットアップをし、毎日の固定資産税賦課業務での活用はもとより、前回平成26年度に撮影したものと比較して、新増築家屋や滅失家屋の状況確認をする家屋判読調査や山間部や崖地等の現場確認が困難な土地の確認等にも利用しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市長室長。    〔髙橋 進市長室長登壇〕 ◎髙橋進市長室長 申しわけございません。答弁漏れがございましたので、追加をさせていただきます。  79ページ上段、19負担金補助及び交付金のうち、無認可子育て施設支援補助金50万円でございますけれども、対象としましては皆野町にございます花の森こども園を想定しております。同園の入園者は、皆野町民だけではなく秩父市民など秩父地域の住民も入園していることから、同園よりちちぶ定住自立圏での支援を求められたことによるものでございます。  ただし、実際に支援するためには、同園が無認可施設であることや、どのような目的で支援するかなど、支援制度を構築するまでの課題があるため、現在検討を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 8番、赤岩秀文議員。 ◆8番(赤岩秀文議員) 答弁いただきました。おおむねあれなんですけれども、ちょっとまだ理解が足りないものについて質問させていただきます。  DVDディスクの件なんですけれども、いつからVHSからDVDディスクに購入が変わったのか。  それから、このDVDの活用方法について、あとは内容を皆さんごらんになられたことがあるかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。  それから、荒川総合支所の公用車180万円、軽自動車ということなんですけれど、軽自動車で180万円というとかなり高額に感じるんですけれども、どのような感じのものなのか、改めてお伺いをしたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  総務部長。 ◎町田恵二総務部長 それでは、まずDVDにつきましてご答弁させていただきます。  私ども総務部で所管しておりますDVDでございますが、平成22年度からDVD、その前がビデオというふうになってございます。  次に、内容でございますけれども、その時々の社会情勢等が刻々と変化する中で、人権啓発上、タイムリーな題材となるような、また題材に偏りが出ないようなさまざまな人権問題をテーマとしてDVDを研究し、毎年継続的に購入しております。当然、私も見ております。  貸し出し状況でございますけれども、平成27年度の数値で言いますと小中高で14校、高校が2回ございましたので、全部で15回、平成28年度は少し少なくなっております。小中高、計7校になってございます。それ以外に秩父市人権教育推進委員会研修会等でも上映をしております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市民部長。 ◎横田好一市民部長 DVDについて、私のほうからもお話をさせていただきます。  市民生活課なんですが、平成24年からDVDのほうを買い始めております。内容としましては、交通安全教室のときに視聴していただくように購入しております。「ヒヤリ・ハットに学ぶ高齢者の交通安全」ですとか、「真剣に考えよう自転車のこと」等DVD化に、徐々にVHSをDVDにかえております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 荒川総合支所長。 ◎藤代元荒川総合支所長 公用車180万円につきましてお答えをいたします。荒川地域の地域性を考えますと、急傾斜地も多いこと等、また未舗装道路も多いということから、台風や雪害等にも対応可能なような四輪駆動タイプの、ちょっと車高の高目の軽自動車を購入したいと、このように考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 14番、斎藤捷栄議員。 ◆14番(斎藤捷栄議員) 14番です。私は、1点だけお伺いをしておきたいと思います。  議案書ページ数で55ページになりますけれども、総務費、職員適正人員管理事務費及び職員能力開発事業費についてであります。これは経年で多額の不用額を計上しているにもかかわらず、過去に類似した予算額が計上されています。ちなみに、全部申し上げるとあれなので、職員適正人員管理事務費のみ申し上げますが、これが26年度決算では予算現額1,366万9,000円に対して、執行額が422万5,000円、つまり944万4,000円の不用額を計上しています。それから、27年度決算では同様に1,213万6,000円に対して、執行が446万3,000円、767万3,000円の不用額を計上しております。そういう状況の中で、28年度当初予算も1,254万3,000円が計上され、今年度も1,230万6,000円というふうに類似した予算額が計上されている根拠についてお伺いしたいと思います。なぜこれを聞くのかと申しますと、今回随所にこういう傾向が見られたためにお伺いをするわけであります。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  総務部長。    〔町田恵二総務部長登壇〕 ◎町田恵二総務部長 ご質問いただきました55ページ中段、職員適正人員管理事務費及び職員能力開発事業の予算計上額の根拠につきましてご説明申し上げます。  まず、職員適正人員管理事務費では、嘱託員報酬、臨時職員賃金及びそれに係る社会保険料において、過去、多額の不用額が出てございます。この予算は、年度途中に他の所属において緊急または突発的に臨時職員等を雇用する場合の予算として人事課で計上しているものでございます。各所属において急に臨時職員等を雇用する必要が生じた場合には、この予算を使用して募集、雇用を行います。そして、執行した予算については、その後、各所属で補正予算を措置いただき、この予算へ繰り入れを行うルールとしております。そのため決算上は不用額となりますことをご理解いただきますようお願い申し上げます。  次に、職員能力開発事業では、自治大学校や市町村アカデミー等、各種研修機関が実施する研修への参加負担金や、それに伴う旅費、また市が独自に実施する研修経費や職員が専門の資格を取得するための補助金等を計上してございます。このうち、近年、研修への参加負担金と旅費が多額の不用額を出しております。市では、職員の能力向上のため、なるべく多くの職員に高度な研修に参加する機会を提供したいとの考えで、毎年同規模の予算を計上してございます。ご指摘の不用額につきましては、研修に参加しやすい職場環境の構築等に努め、予算の有効活用を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午後 2時02分    再開 午後 2時15分 ○議長(松澤一雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案に対する質疑を続行いたします。  5番、大久保進議員。 ◆5番(大久保進議員) 大久保です。3点ほどお伺いをいたします。  予算書123ページ、20節扶助費の福祉タクシー利用助成金の内訳を教えてください。  それと、127ページ、障がい者等災害時援助用バンダナ作成委託料、何枚ほどのバンダナを作成する予定なのか、教えてください。  そして、153ページ、15節工事請負費、宮地学童保育室改修工事、この内容を教えてください。  以上3点、お願いいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  福祉部長。    〔岡田啓介福祉部長登壇〕 ◎岡田啓介福祉部長 ご質問にお答えいたします。  まず、123ページ、福祉タクシーの利用助成の関係でございます。在宅生活をしている障がいのある方に対しまして、通院、買い物などで外出、その他社会参加のための移動手段の確保としまして、タクシー利用料金の一部を助成するもので、初乗り料金に相当するチケット24枚つづりを交付するものでございます。内訳は、過去4年間の利用者数の平均が535人、また平均チケット使用枚数が14枚から算出しております。そして、タクシー業者に助成金を支払う手数料が1枚当たり100円もかかりますので、初乗り料金730円プラス100円と、使用枚数7,490枚を掛けたところで621万7,000円を計上させていただきました。  続きまして、127ページ、障がい者等災害時援助用バンダナ作成でございますが、予定数量は150枚を予定しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 続きまして、153ページ、最初にございます宮地学童保育室改修工事についてご説明申し上げます。現在の宮地学童保育室のございます宮地児童館が大変老朽化しているため、宮地学童保育室を秩父第一小学校内に移設するものでございます。工事の内容につきましては、小学校の1階教室及び通路部分の壁、床、洗面所などの改修、本棚、配膳室、外玄関、職員室などを設置する予定でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 4番、金崎昌之議員。 ◆4番(金崎昌之議員) 4番、金崎です。私からは2点だけ質問をしたいと思います。  予算書の223ページの下段になりますけれども、商工費の中で水道多量使用事業補助金の関係ですけれども、補正予算の質疑の中でも話が出ておりましたけれども、国の交付金の対象外となったけれども、重要な事業なので、単独事業として行うというような答弁がありましたけれども、改めて事業内容の説明と、予算金額1,600万円の計算の根拠についてお尋ねをいたします。  もう一点が、283ページ下段の教育費の中の教育研究所で行っている教育相談事業の関係ですけれども、この相談の件数及び不登校児童生徒の数の推移についてお尋ねをいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  産業観光部長。    〔江田和彦産業観光部長登壇〕 ◎江田和彦産業観光部長 223ページ、水道多量使用事業補助金についてお答えします。  秩父市には工業用水がなく、水道料金体系も累進使用量制のため、多量に水を使用する事業所にとりましては大きな負担となっております。特に平成26年度の水道料金引き上げに伴う企業経営の悪影響が懸念されたことを受けまして、平成27年度から補助対象の拡大及び補助金額の引き上げを実施しております。現行制度では、市内の事業所が使用した年間水道量のうち、4,000立方を超え10万立方以下については1立方当たり15円を、10万立方を超える分については1立方当たり20円を補助しており、上限額は1,000万円となっております。平成27年度は58社に1,540万円の補助金を交付しております。  なお、積算根拠でございますが、前年度の水道使用量をもとに交付見込み額を算定しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 続きまして、教育相談事業についてお答えいたします。  教育相談事業の相談件数と推移につきましては、平成26年度は1,651件、平成27年度は1,731件、平成28年度は1月末までで1,295件と、多少の増減はございますが、全体といたしましてはほぼ同じように推移しております。  続きまして、秩父市の不登校児童生徒数と推移につきましては、累計30日以上の欠席者数は、平成26年度は34人、平成27年度は39人、平成28年度は1月末までで41人と、ほぼ同様の推移でございますが、やや増加の傾向でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 4番、金崎昌之議員。 ◆4番(金崎昌之議員) それぞれ答弁いただきました。  この水道多量使用事業補助金の関係で、これの施行によって事業者のほうからの反応とか、そういうものがもし出ていましたらお尋ねします。  それから、教育相談の関係では、増減、多少はあるけれどもというお話がありました。不登校については、若干ふえているというような状況もありますけれども、こうした中で、この相談体制で当面は対応していけるというふうに判断をされているのか、お尋ねします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  産業観光部長。 ◎江田和彦産業観光部長 こちらの水道の補助金につきましては、平成27年度、先ほどご質問ありましたが、大幅に拡大したところでございまして、従来は製造業のみでございましたが、今度につきましては全業種が対象でございまして、これは申請主義でございまして、申請してくださる会社からは、非常にありがたいという声は出ております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 教育長。 ◎新谷喜之教育長 先ほど相談体制についてのお尋ねでございますけれど、不登校について見ますと、これはいろんな要因が絡み合っておりますので、実は国全体もやや増加傾向にあるんです。少子化の中にあって増加傾向でございます。そういう意味で、もう少し注意深くこの秩父市の不登校の推移を見る必要があるかなと思っております。それと関連しまして、この相談体制でございますけれども、学校にさわやか相談員さんを配置しております。今後、そういう学校の相談とこの教育研究所における相談室との連携をさらに強化するなどして、教育委員会も学校と連携を図ったような相談体制の整備というものをさらに進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 15番、出浦章恵議員。 ◆15番(出浦章恵議員) 15番、出浦です。  予算書281ページ、10款1項3目19節、親の学習推進事業についてお尋ねをしたいと思いますが、親学という表現をこれまでしてきたと思うんですが、親の学習と言いかえた意図について説明を願います。  2点目、285ページ、10款1項3目、ICT活用教育推進事業、これにつきましては木村議員から質疑がありまして、これはわかりました。  少子化・人口減少に対応した活力ある学校教育推進事業につきまして、これも新規事業のようでありますが、説明をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育長。    〔新谷喜之教育長登壇〕 ◎新谷喜之教育長 親の学習推進事業についてお答えをしたいと思います。秩父市教育委員会では、平成27年度まで、親学の名称で研修会等を行う事業を実施してまいりました。一方、埼玉県教育委員会は同様の趣旨の研修会を親の学習という名称を用いて行ってきておりまして、同じ趣旨のものだということでございますので、同じ趣旨のものに2通りの言い方をするのも紛らわしいということから、平成28年度より、埼玉県教育委員会に倣い、親の学習という言い方に文言を整理したものでございます。  それから、少子化・人口減少に対応した活力ある学校教育推進事業、それは先ほど木村議員にお答えしたとおりでございますので、そちらのほうでご理解いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 6番、福井貴代議員。 ◆6番(福井貴代議員) 6番、福井でございます。少し数が多いんですけれども、一つ一つお願いをいたします。通告をしたもので既に説明の済んでいるところは省いていきたいと思います。  最初に、81ページの上段にございます地域公共交通網活性化事業、19の負担金補助及び交付金の新しい事業、通学定期購入補助金1,000万円の補助内容について伺います。  続いて、207ページ下段のほうにございます元気村管理費、11の修繕料557万8,000円の内容について伺います。  続いて、213ページ、林業振興費、下のほうにございますけれども、森林保全事業の13委託料、林地台帳整備委託料405万7,000円の内容についてお願いをいたします。  続いて、223ページの下段のほうにございます商工業振興費、企業支援事業、19負担金補助及び交付金の中で、がけ地整備事業費補助金、これについて説明をお願いいたします。  続きまして、229ページの観光施設維持管理・整備事業、15の工事請負費の中で、先ほど秩父まつり会館改修工事について説明がありましたので、これは除きまして、その下の秩父ふるさと館改修工事、そして大滝温泉改修工事、この2件について説明をお願いいたします。  そして、続いて263ページ、中ほど下にあります市営住宅管理事業、15工事請負費、老朽市営住宅解体撤去工事480万円の場所についてお伺いいたします。  それから、267ページの上段にございます常備消防維持事業、19負担金補助及び交付金、秩父広域市町村圏組合負担金(消防費)に関してですけれども、昨年より6,131万円のプラスとなっております。この理由と内容等についてご説明をお願いいたします。  それから、269ページ、ここのところについては先ほどもちょっとありましたけれども、1点は上段のほうにあります18備品購入費のところの消防自動車です。この配備場所、また仕様についてお伺いをいたします。  同じページの中段にございます消防施設維持管理事業、これについて先ほど質問があり、お答えをいただいて理解できたところがございますが、1点だけお聞きしたいのは、現状整備ニーズ、今までも幾つか整備してきましたけれども、その整備ニーズに対して進捗状況はどうなっているのか。また、その計画について、進め方等について説明をいただければと思います。  最後の1点ですけれども、271ページの最下段にございます防災情報伝達事業、15の工事請負費、防災行政無線システム整備工事について、これは説明ありましたが、もう少し詳細にわかりましたらご説明をお願いいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市民部長。    〔横田好一市民部長登壇〕 ◎横田好一市民部長 それでは、高校生通学定期券購入助成事業について、詳細を説明させていただきます。  高校生の通学支援として公共交通の利用を促進したいという目的を持ちまして始めるものでございます。まず、路線バス通学定期につきましては、月額6,000円に対し3,000円限度、年間3万6,000円ということです。これは140人を見込んでおります。鉄道通学定期につきましては、年額2万円を超えた分につきまして6,000円限度、700人を予定しております。合計で924万円ということなんですが、増加する部分を見越して若干多くとらせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 吉田総合支所長。    〔新井和美吉田総合支所長登壇〕 ◎新井和美吉田総合支所長 説明書207ページ、元気村管理費の修繕料について説明させていただきます。  平成25年12月27日付で消防法施行令の改正強化に伴い、平成30年3月31日までに当施設に自動火災報知機を設置するよう秩父消防本部から指導を受けていることから、自動火災報知機を設置する予算を計上したものでございます。このほかに、コテージのサッシ等の交換修繕、それから元気村センターハウスの雨どいの修繕、同じくセンターハウスの宿直室の床と壁の腐食の修繕を計上しているものでございます。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 環境部長。    〔小池正一環境部長登壇〕 ◎小池正一環境部長 213ページの森林保全事業の委託料についてお答え申し上げます。  林地台帳整備委託料405万7,000円でございますが、平成28年の5月に森林法の一部改正がございまして、林地台帳制度が創設されたことによりまして、市町村が実施しなければならない林地台帳整備の委託料でございます。  各市町村では、平成29年度及び30年度に林地台帳整備事業を実施し、経過措置終了の平成31年3月末日に以降、林地台帳を公開することとなっているため、秩父市といたしましても、埼玉県の指針に基づき、昨年度導入した森林地理情報システムを活用しながら林地台帳及び地図の整備を行うものでございます。平成29年度事業といたしましては、林地台帳地図の整備及び森林GISの林地台帳管理機能の拡張、一部地域、これは浦山と大滝の一部になりますが、こちらの地域についての地図版データ化等を予定しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 産業観光部長。    〔江田和彦産業観光部長登壇〕 ◎江田和彦産業観光部長 223ページ、がけ地整備事業費補助金についてお答えします。この補助金は、企業活動を支援するために平成29年度から新たに創設する制度で、崖地に隣接する企業が自社の敷地内で安全対策工事を行った場合に補助するものでございます。具体的には、崖崩れの被害を防ぐために擁壁の設置、あるいは法面整備の工事などに要する費用を対象に、補助率2分の1で1,000万円を上限として補助する制度でございます。平成29年度予算の150万円につきましては、堀切地内の企業から工場敷地内対策工事を行いたいという要望が出ておりまして、これに対して補助したいと考えております。  次に、229ページ、秩父ふるさと館改修工事についてですが、秩父ふるさと館は旧柿原商店の店舗や土蔵から成り、いずれも昭和初期の建築物で、国の登録有形文化財に指定されております。この中の旧柿原商店土蔵Cと呼ばれる店舗の南西、埼玉縣信用金庫側にある土蔵の屋根瓦が現在破損しておりまして、ここから雨が土壁に浸入し、現在は壁面が剥離し始めております。さらに、雨どいも壊れており、放置しておくと壁面の剥離が広がることから、早急に工事を行いたいため、今回補修工事の費用を計上するものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 地域整備部長。    〔井上雄二地域整備部長登壇〕 ◎井上雄二地域整備部長 263ページ、老朽化市営住宅解体撤去工事480万円についての解体する予定の住宅につきましては、中宮地町26番17号の建物でございまして、秩父ふたば幼稚園北側にあります中宮地住宅1棟4戸でございます。また、山田1693番地の建物で、札所4番金昌寺西側にあります堂ノ前住宅2棟4戸の合計2団地2棟6戸でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 ご質問の229ページ、観光施設維持管理整備事業のうち工事請負費、大滝温泉改修工事についてご説明を申し上げます。  これは大滝温泉遊湯館の改修工事でございまして、大きく3つの工事を予定しております。まず初めに、玄関自動ドアの交換工事でございます。これにつきましては、二重になる自動ドアのうち内側のドアが故障で、もう既に修理は不可能ということですので、交換するための工事を70万円予定しております。  次は、ヘアキャッチャー交換工事でございます。これは、浴槽水の循環経路中にごみ、汚れ、髪の毛等を取り除く装置でございまして、これがヘアキャッチャー5台が今動いているわけですけれども、この5台を全て交換する工事でございます。  最後が、浴槽関係制御施設修繕工事でございます。これは、浴槽、上がり湯、源泉槽、排湯槽、貯湯槽等の温度制御等を行いますこの施設のメーンの制御盤となりますが、先ほどのヘアキャッチャーと同じでございまして、平成6年の11月開設以降、初めて交換をさせていただくという形になっております。合わせまして550万円の予算を計上させていただきました。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 総務部長。    〔町田恵二総務部長登壇〕 ◎町田恵二総務部長 私からは総務部所管分についてお答え申し上げます。  初めに、267ページ上段、9款1項1目常備消防費の19節負担金補助及び交付金の秩父広域市町村圏組合負担金8億6,764万2,000円について、その増額理由は、新規事業の高機能消防指令センター総合整備事業と災害対応特殊消防ポンプ自動車の購入が主なものでございます。  次に、269ページ上段、2目非常備消防費の18節備品購入費の消防自動車3,300万円は、3台の消防自動車を購入するもので、いずれも吉田大田方面隊の阿熊、取方桜井、上吉田に配備するものでございます。この消防自動車は普通積載車で、本年3月から施行される改正道路交通法に基づく免許区分の普通免許で運転できる3.5トン未満の車両とし、小型動力消防ポンプや消防用給水管等の消防用備品、また各種照明等の電装品を装備する仕様でございます。  次に、同じページ、9款1項3目消防施設費中、消防団詰所に関係いたしまして、秩父市消防団詰所の現状と今後の建て替え計画の進め方についてご質問をいただきました。秩父市の消防団詰所は、現在77棟ございます。詰所の構造は、木造軽量鉄骨造、補強コンクリートブロック造で、耐久性等を考慮しますと、木造で35年から40年、鉄骨造で40年から45年で建て替えが必要と考え、毎年1棟から2棟の建て替えを行う計画としております。なお、計画の策定に当たっては消防団幹部との協議を重ね、各消防団のニーズを踏まえた更新計画であると考えております。  今後の予定では、先ほど申し上げましたとおり3か年計画で進める予定でございますが、合併等のこともございますので、経過年数の古いものからとは限らず、古いものから順次建て替えとはならない場合もあるというふうに考えております。  最後に、271ページ下段でございます。4目災害対策費の15節工事請負費の防災行政無線システム整備工事3億2,134万円は、280メガヘルツ帯、いわゆるポケベル波を利用したデジタル防災無線システムを導入するものでございます。平成29年度は、本庁及び各総合支所の配信局の整備、城峯山及び栃本の送信局の整備、荒川地区全域の屋外拡声子局の整備と戸別受信機の貸与、大滝地区の一部となりますが、屋外拡声子局の整備と全域への戸別受信機の貸与を計画しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市民部長。    〔横田好一市民部長登壇〕 ◎横田好一市民部長 一部言いかえをさせていただきたいと思います。  高校生通学定期購入助成事業の部分なんですが、路線バスのところで、「月額6,000円に対し」と申したようですが、月額6,000円を超える額に対して3,000円を限度に補助するということでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 地域整備部長。    〔井上雄二地域整備部長登壇〕 ◎井上雄二地域整備部長 先ほどご答弁いたしました、中宮地住宅1棟4戸とご答弁したようでございますが、正しくは1棟2戸の誤りでございました。訂正いたします。済みませんでした。 ○議長(松澤一雄議員) 6番、福井貴代議員。 ◆6番(福井貴代議員) ありがとうございました。何点か再質問をさせていただきたいと思います。  今、市民部長からご説明ありました通学定期購入補助金のところ、意味がわかってよかったです。ありがとうございました。6,000円の補助、約半額補助ということで、大きな補助になるかと思います。人数を見ましても、かなり多くの人数がこれでカバーできるということになると思いますが。    〔「半額じゃない、超えた分」と言う人あり〕  超えた分に補助ですね。済みません。  バスを利用する人、それから電車を利用する人、人数的にどのくらいか、ちょっと把握ができないんですけれども、ほとんどのメンバーがカバーできるのかどうか、その具体的なイメージがもしわかりましたら、教えていただきたいと思います。  それから、もう一つですけれども、大滝温泉の改修工事がございました。説明書229ページのところですけれども、状況がよくわかりました。この工事の改修をするに当たって、大滝温泉、ちょっと閉鎖していた時期もあったり、さまざま利用する方に残念な思いをしてしまった部分もあるかと思うんですが、この工事をするに当たって利用者の方への影響、また工事期間等についてわかりましたら、教えてください。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市民部長。 ◎横田好一市民部長 福井議員さんのご質問にお答えいたします。  実際の人数というのが、はっきりちょっとつかめないんですが、平成27年捉えなんですが、市内中学生進路調査というものがありまして、秩父高校22%、秩父農高34%、皆野高校3%、小鹿野高校7%と、秩父管内の高校についてはパーセントで捉えております。  それから、進路調査結果の推移ということで、この補助金の参考にした人数なんですが、西武観光バスが140人、秩父鉄道が460人、西武鉄道が240人、その他850人という数字が出ております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 大滝総合支所長
    加藤伸之大滝総合支所長 ご質問の大滝温泉改修工事の内容なんですけれども、まず利用者の方に原則としてなるべくご迷惑をかけないようにやっていきたいというのが大原則でやりたいと思いますが、例えば玄関のドア工事につきましては休館日を活用する。あとはヘアキャッチャーの工事がかなり大きな工事になってしまうと思うんですけれども、これは年末の休業期間中にこの工事をやりたいという今予定でおります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 16番、山中進議員。 ◆16番(山中進議員) 16番です。2点ほどお伺いいたします。  まず、1点目は、81ページ、2款1項6目企画費、移住政策推進事業5,930万円3,000円。これは過去決算ベースで見ると、26年はゼロ円になっているんですけれども、27年が654万5,000円、そして28年当初で5,047万3,000円となっていまして、ことしは新たなという言葉が使われておりますけれども、これだけ上がった、28年度で上がっているんですけれども、この28年度にはどういうことをやって、これから、施政方針の中にも幾つか説明がされておりましたけれども、さらにその深い内容、28年度の内容と、それから29年度に向けてこうだというような何かあれば説明願います。  それから、ページ187、4款4項1目19節、これは上水道事業の負担金補助及び交付金ですが、まずこの質問する前に、小鹿野町ではこの出資金については、されなかったというお話を伺っております。これらを頭に置いて聞きたいんですけれども、まず定住分を差し引いた2億3,052万3,000円の内容について、まず教えてください。  それから、24節の投資及び出資金について、広域議会で秩父市の出資金4億1,300万円を差し引いた1億135万8,000円の内容についても説明をお願いしたいと思います。  なお、これについては広域議会でもこういうありまして、構成市町から受ける金額が、いいですか、簡易水道債償還利息に対する補助金、これは3番議員にも答えてあると思ったんですが、次に浦山ダム建設費割賦負担金償還利息に対する補助金、それから児童手当補助金、高料金対策助成補助金、簡易水道不採算経費補助金、広域化に伴う水道料金差額分補助金となっております。今出した数字の中で、この内訳について少し説明をお願いしたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市長室長。    〔髙橋 進市長室長登壇〕 ◎髙橋進市長室長 まず、予算書の81ページ、CCRCの関係でございますけれども、これに関連してということで、昨年度どのような事業を実施したかというご質問かと思いますが、28年度の予算額5,047万3,000円につきましては、4,007万3,000円が地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金、いわゆる加速化交付金を活用した秩父版CCRCに関する事業ということで、具体的にはCCRC関連の基本計画の策定を行っているところでございます。  それから、もう一点ですが、今年度の事業の詳細ということでございますが、この5,900万円のうちの3,440万円の委託料の中身ということかと思いますが、具体的には、先ほどもちょっとお答えしましたが、お試し居住整備あるいはお試し居住ツアー、ホームページの作成委託、事業推進委託、移住候補地調査環境整備委託、あるいは行政アドバイザー委託、これらを予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 環境部長。    〔小池正一環境部長登壇〕 ◎小池正一環境部長 上水道事業についてご質問いただきました。清野議員にお答えした部分と重複しない部分でお答えさせていただきます。  まず、187ページの負担金補助及び交付金、水道事業会計補助金の2億730万円でございますが、これは議員示された広域組合水道事業予算書のうちの高料金対策補助金に当たります。それから、このほか国が定めます繰り出し基準に基づく簡易水道債償還利息補助金が787万4,000円、浦山ダム割賦負担金償還利息補助金が1,352万円、児童手当補助金が182万9,000円でございます。  それから、投資及び出資金の5億1,965万8,000円から出資債4億1,830万円を差し引きました1億135万8,000円の内訳でございますが、これは簡易水道債償還元金の2,233万9,000円、もう一つが浦山ダム建設費割賦負担償還金元金の7,901万9,000円でございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 16番、山中進議員。 ◆16番(山中進議員) 16番、山中です。わかりました。  移住というか、昨年はそうだったんで、ことしから本当に新たにそれをするということで来てもらう方向で、本気で腰を据えてやるということなんですね。その拠点が地場産センターだと思うんですけれども、やはりこの広い秩父地域全体を見渡した形での取り組みが必要だと思うんですけれども、その点1点についてどうでしょう。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市長室長。 ◎髙橋進市長室長 ただいま議員ご指摘のとおりでございまして、27年、28年につきましては、CCRCの構想、計画の策定ということでございましたが、来年度につきましては地場産センターの中に移住相談センターを設けまして、移住政策に本当に力を入れていくというようなことでございますんで、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 16番、山中進議員。 ◆16番(山中進議員) 16番、山中です。  次は、187ページの水道料金、上水道の負担金なんですが、先ほど小鹿野町の出資金について冒頭述べましたけれども、これやっぱりそういう町があるにもかかわらず、こうしたことを出して、はい、そうですかというわけにいかないもんですから聞くんで、こうした高額料金になって、やっぱり一人一人の水道料金で賄うということはありますから、これはきちんとこうに使いますということをやっぱり市民の皆さんにわかるように出すべきだと思います。  それから、確認ですが、浦山ダムの建設費の利息分と、それから要するに今30年間、建設した建設資金を市のほうで合わせて7,900万円がこの中に入っているということでいいんですね。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  環境部長。 ◎小池正一環境部長 負担金補助及び交付金の水道事業会計補助金のほうが利息のほうの補助金になります。それから、投資及び出資金のほうから元金のほうの資金に充ててもらうということで、水道のほうに出資しているものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 17番、落合芳樹議員。 ◆17番(落合芳樹議員) 17番、落合でございます。  私は1点だけ、小中学校のエアコンの設置事業についてで、一般会計予算書の297ページの中にあります普通教室空調設備設置第4期工事実施設計業務委託料についてお聞きしますが、これについては前に木村議員のほうから質問がありましたので、大体わかりましたが、私がお聞きしたいのは、去年、平成28年度の一般会計の予算書があります。それから、あと27年度のほうを見ても、この設計業務委託料、278万1,000円ということで同額なんですが、教室の数だとか、多分3か年で3つの工事で違うと思うんですけれど、なぜ同額なのかということをまずお聞きいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 ただいまの落合議員の質問にお答えさせていただきます。  こちらの金額につきましては、過去3年間の契約実績をもとに積算したものでございます。前年度、前々年度の小学校5校に対しまして、来年度、平成29年度は中学校4校を予定しております。学校数は少なくなりますが、秩父第一中学校、第二中学校と比較的規模の大きい学校を含むことから、前年度と同額を積算しております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 17番、落合芳樹議員。 ◆17番(落合芳樹議員) それでは、再質問といたしまして、今回は当初予算で設計業務委託ということで出てきまして、多分工事の関係については補正予算、恐らく6月の補正予算で出てくると思うんですけれど、この工事費という中には、例えば今回は第4期ですよね。それで、最初が、あれは原谷小学校でしたか、寄附金をいただいてという関係もあって、それを入れて、もう4回。残りがあと1回になるわけですけれど、幾らでできましたかという場合に、設計料というのは工事費とは別で、入れないのが普通なのかどうか、その辺お聞きいたします。  それと、もう一点、4校、今度工事する4つの中学校の名前、木村議員のほうから質問しまして答弁がありましたけれど、そうすると残りが吉田中学校、荒川中学校、大田中学校、高篠中学校、この4校になると思うんですけれど、それらを含めていつごろまでに、来年度になってしまうのか、今年度中に終わるのか、それもお聞きしたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  教育委員会事務局長。 ◎新井康代教育委員会事務局長 ただいまの再質問は3点の項目にわたるのかと存じます。  まず、第4期、今回設計いたします工事につきましては、現在のところ平成30年度を予定しておりますが、今年度、今回第3期の工事が国の補正予算をいただけることになりましたので、事業を前倒しして今年度行っておりますが、そのようなことがまた、国のほうで対応いただければ、平成29年度の補正予算として計上することがあるかとは存じます。  続きまして、工事の工事費と設計業務委託料につきましては、予算計上の場合には別にとらせていただいております。ただ、国の補助決定を受けて工事を実施する場合には設計業務委託料につきましても補助対象になる場合がございます。  最後に、工事の事業完了の予定につきましては、今のところ平成31年度に最後の4校、高篠中、吉田中、荒川中、大田中の工事を終了させていただいて、最後終了ということで計画をしております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 17番、落合芳樹議員。 ◆17番(落合芳樹議員) わかりました。  そうすると、かなりこのエアコン設置事業につきましては進んでまいりまして、項目で財源は何だったかというのを調べてみますと、例えば基金の取り崩しがあったり、それから合併特例債を使ったり、一般財源を使ったり、そういったのがあると思うんですけれど、合併特例債、これは名称で言うと学校の校舎空調設備事業債というんですか、これになると思うんですけれど、合併特例債、かなり使っていると思うんで、合併の効果があったという理解でよろしいのかどうか、最後にお尋ねいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  総務部長。 ◎町田恵二総務部長 合併効果につきましては、人件費の削減もありますけれども、学校の耐震化もございます。また、エアコンにつきましては合併特例債を利用させていただいておりますので、十分に効果があったというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午後 3時06分    再開 午後 3時20分 ○議長(松澤一雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案に対する質疑を続行いたします。  9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) 9番、黒澤です。長くなるかもしれないですけれど、よろしくお願いします。  まず、歳入からです。予算書の27ページからです。13款1項2目3節、大滝デイサービスセンター利用料11万7,000円、12月の定例会、前回の定例会の第92号に大滝デイサービスセンターの廃止が議題上程されているんですけれども、29年度に予算が計上されているということで、その理由を教えていただきたい。  それから、29ページ、同じようなので、2つ一遍に言いますけれども、文化体育センター使用料、13款1項9目1節と3節です。文化体育センター使用料、それから宮地グラウンド使用料ということで、額が41万7,000円と9,000円。28年度予算になかった使用料ということですんで、29年度から徴収するという、特に宮地グラウンド使用料、これは28年度にはなかったということで、今後取るようになるのかということです。  それから、33、37ページ、これも14款と15款一緒にですけれども、2項2目2節保育士試験による資格取得支援事業補助金、これは国と県、合わせて30万円ついておりますけれども、この補助対象の想定人員は何名になるんでしょうか。  続いて、同じ33ページですけれども、14款2項2目2節、保育所等整備交付金、認定こども園施設整備交付金ということで、3億1,853万1,000円と2億6,137万7,000円。両補助金合わせますと合計5億7,990万円になるんですけれども、各派代表者会議で、この3施設、秩父ふたば幼稚園、秩父こども園、秩父さくら幼稚園の保育園3園の話がありましたけれども、それ以外のところに、歳出では149ページに7億5,041万円というのがあるんですけれど、差額が1億7,050万円ぐらいあるんですけれど、これはどこから出てくるものなのか。また、市の持ち出しというふうになるのか、教えていただきたい。  それから、同じ33ページ、37ページ、これは他の議員の方が若干質問していますけれども、コミュニティ・スクール導入等促進事業補助金、14款2項5目1節、2節、それから37ページでは15款2項6目1節、2節ということで、小学校費補助金、中学校費補助金ということで、このコミュニティ・スクール導入等促進事業補助金の交付目的です。コミュニティ・スクールを導入するということですけれども、総額122万8,000円になるのかなというふうに思うんですけれども、県と国を合わせて。その内容、これは概略で構いません。  それから、このコミュニティ・スクール導入における市の歳出額がどのくらいに予定されているのかということをお聞きいたします。  それから、37ページです。15款2項3目1節、両方とも保健衛生費補助金ということで、まず早期不妊治療費助成補助金25万円、それから同じく利用者支援事業(母子保健型)補助金134万8,000円、これも新設の補助金になるみたいですけれども、この2つの新設補助金の内容を教えていただきたいと思います。  歳入で最後になりますけれども、45ページになります。先ほど来出ていた話なんですけれども、20款5項1目6節、秩父宮記念市民会館自主事業入場料、雑入、2,192万2,000円です。これは市が行う自主事業に伴う入場料収入だというふうに思うんですけれども、この自主事業、概略で構いません、どの程度やられるのか。どんなものをやるのか。  それから、4月から行政組織改正があることを踏まえますと、雑入でなくて、ほかの科目になるんではないのかなと思うんですけれど、入場料ということで雑入なんですけれども、入館料や使用料という位置づけなんで、雑入ではなくて、ほかの枠に入るのかなというふうに思います。その辺の考え方を教えていただければというふうに思います。  それから、先ほど行政組織の改正があるということで、市民部に秩父宮記念市民会館という行政組織が位置づけられて自主事業がされるわけなんですけれども、今後、主要な成果報告書にも区割りとして事業が盛り込まれるのか。これは歳入ではこういう形で今回出るんですけれども、歳出の決算の審査のときに必要なデータになるかなというふうに思いますんで、今後その自主事業等、秩父宮記念市民会館の事業については主要な成果報告書に事業として上げられるのか、お伺いをするものです。歳入は以上です。  歳出が、またかなり長くなりますけれども、よろしくお願いします。59ページ、2款1項1目13節、工事検査事業(工事検査課)、委託料で601万円、これは電算システム改修委託料なんですけれども、当該電算システム改修委託料の内容がどのようなものかということです。  それから、67ページになります。2款1項5目15節、本庁舎管理事業(管財課)、庁舎総合管理業務委託料5,900万円。平成28年度と比較しまして2,868万円増加ということで、本庁舎が28年度にはなかったんですけれども、28年度に予算化されておりまして、その28年度予算比でいっても相当額が上がっていることで、この庁舎総合管理業務委託料の中身について、事細かくは構いませんので、どういうようなものか、教えていただければと思います。  それから、69ページ、2款1項5目11節、秩父宮記念市民会館管理運営事業(生涯学習課)、印刷製本費666万円、これは市民会館ができることによって印刷製本費を666万円計上するんだと思うんですけれども、何か刊行物というか、パンフレット出すのかかもしれない。その辺がどのようなものか。今後どういうようなものを出す予定があるのかということをお聞かせいただければと思います。  それから、同じ69ページで13節委託料です。同じ運営事業の中で委託料、舞台つりもの装置保守点検委託料、舞台照明設備保守点検委託料、音響・映像設備保守点検委託料、運営支援業務委託料、イベント開催委託料ということで、それぞれあるんですけれども、初年度に当たるんですけれども、この舞台関係、つりもの、照明、音響・映像、保守委託料ということで、実務として存在するのかどうかというのはまた別なんですけれども、どのぐらい必要になるのか。今後ともこれがずっと永久的に必要になるのかどうか。  それと、舞台関係の委託業者というのは、先ほど言ったように3項目、つりもの、照明、音響・映像というのがあるんですけれども、別々の会社に委託をするものなのか、それとも1者なのか。  それから、運営支援業務委託料というのは何を指すのか。  それから、先ほどの話と関連するかもしれませんが、イベント開催委託料、平成29年度の計画というものがどういうものがあるのか。  この秩父宮記念市民会館管理運営事業については、この委託料というのが固定費としてかかるんだと思うんです、今後も。その辺の考え方も含めて、そういうふうになっていくのか。常にこの額がかかっていくのかということをお聞きしたいと思います。  71ページ、2款1項5目14節、これも同じです。その中にちょっと目新しい著作権料というのが119万8,000円計上されているんですけれども、著作権料というのは一体何なのかということと、予算上、どういうものなのかということです。  それから、同じ71ページになりまして、2款1項5目11節、クラブハウス21運営維持管理事業(市民生活課)、修繕料、需用費、174万円。このクラブハウス21の運営事業なんですけれども、この修繕料は一体何を指すのかと、このクラブハウス21については、ほぼ固定されている方が使っているという形で、昨年あった決算審査なんかでもその話は出ましたけれども、FMの観点で、利用状況、特定使用者のみが使用しているということを勘案して、今後このクラブハウス21、修繕含めて、今後どうしていくのかというのが決まっていればお伺いをしたいというふうに思います。  それから、先ほどちょっと、ほかの議員がお聞きしたのかもしれない。ちょっと私の聞き漏らしかもしれませんけれど、83ページの2款1項6目19節、移住政策推進事業(地域政策課)、事業推進補助金1,500万円。移住相談センターを地場産センターに設置するということの補助金なんだと思うんですけれど、どういうところに出して、どういうふうな形で、具体的なものがわかるんであれば教えていただければというふうに思います。  それから、99ページ、2款1項16目13節、地域防災対策事業(危機管理課)、空き家対策計画策定業務委託料1,260万円。この委託先と具体的な内容です。何でこういうこと聞くかといいますと、住宅空き家のみの対象なのか、それとも住宅を伴う店舗も含めた空き家対策を対象とするのか。なぜかといいますと、商工課所管の空き店舗対策事業補助金ということで、222ページに空き店舗の対策事業補助金がついているのと、同じ商工課所管の空き家バンク業務委託事業ということで、これは193ページにも空き家に関連する事業委託料や補助金がほかに計上されていますんで、この辺との絡みがどうなるのか。この額、委託先というのは教えてほしいんですけれども、もう既にやっている空き家対策との関連性についてお伺いをいたします。  それから、105ページ、2款3項1目19節、住民基本台帳等事務費(市民課)、個人番号カード等関連事務委任交付金、負担金補助及び交付金2,154万2,000円。28年度と比較しまして1,550万4,000円増額になっております。この辺の内容です。個人番号カードに関連する交付金、この増額の理由です。  111ページ、2款4項2目19節、市長選挙費(選挙管理委員会)、その中に病院等不在者投票施設経費負担金21万9,000円。この負担金の内容です。これは選挙が毎年何らかあるんですけれども、病院等不在者投票施設経費負担金という名目を見たことがなくて、名前からしますと病院等に入院している患者が投票できるような仮設不在者投票場所の設置というのが想像できるんですけれども、この負担金の内容がどういうものか。  それから、133ページ、3款1項6目13節、高齢者生きがいづくり推進事業(高齢者介護課)、高齢者生きがいと居場所づくり事業委託料950万円。これも新設された事業なんですけれど、若干議案説明で説明があったかもしれないんですけれども、この事業の内容と委託先がもしわかれば教えていただければというふうに思います。  同じく、これは15節になりますけれども、いきがいセンター改修工事ということで、工事請負費90万円が出ていますけれども、このいきがいセンター改修工事がどういうものなのか。  それから、137ページなんですけれども、7目のところにふれあいセンターの管理運営事業というのが社会福祉課であるんですけれども、屋根防水及び外壁改修工事ということで2,322万円ついています。ふれあいセンターは、過去老朽化して、畳とかエアコンとか、いろいろ改修の話が一般質問の中でもあったわけなんですけれども、2,322万円の改修工事の内容です。  それと、先ほどもお話ししましたけれど、この辺はFMの観点で、先ほど言ったいきがいセンターとふれあいセンター、どういうふうな考え方でいるのか。施設自体はかなり古くなってはいるんで、その辺の考え方がもしわかれば教えていただければというふうに思います。  それから、3款2項2目19節負担金補助及び交付金、子育て環境支援事業(こども課)、多子世帯保育料軽減事業助成金2,049万7,000円。これは県の補助金も充当しているようなんですけれども、当該事業の補助金の内容を教えていただければというふうに思います。  それから、飛びまして269ページ、これは消防団の関係になりますけれども、9款1項2目18節備品購入費、先ほど消防自動車とか詰所の話があったんですけれど、小型動力ポンプというのが194万4,000円ついているんですけれども、これがどこの小型動力ポンプなのか、教えていただければというふうに思います。  それから、271ページ、9款1項4目14節、防災活動支援事業(危機管理課)、除雪機借り上げ料ということで、使用料及び賃借料ということで524万9,000円。ことしからリースされている除雪機の来年度平成29年度のリース料金なのかなというふうには想像ができるんですけれども、その辺。過去の話で、この除雪機は、リース用であれば国が補助を出してくれると。買い上げてしまうと、それは国として補助金は出ないよなんていう話を議案質疑でお聞きしたような気がするんですけれども、この525万円ぐらいは毎年、4年リースだという話もお聞きしているんですけれども、同一額が除雪機の借り上げ料ということで毎回予算措置をされるものなのか、お伺いします。  それから、287ページ、10款2項1目13節、小学校管理運営事業(教育総務課)、スクールバス運行業務委託料3,475万6,000円、これが28年度に比べて956万円増額になっているんです。平成28年度の予算は2,519万6,000円なんで、この大幅な増額がどういう理由で小学校のスクールバスの運営に当てはめて、理由がどういうものなのかということ。  それから、同じページの10款2項1目17節、同じく小学校管理運営事業(教育総務課)、土地購入費というのが712万5,000円、公有財産購入費です。小学校の関連する土地を712万円で公有財産を購入するということなんですけれど、この内容と目的、それから場所がどういうものなのか、教えていただければというふうに思います。  続きまして、小中学校あるんで一遍にお聞きしますけれども、289ページ、10款2項1目15節、これは小学校です。中学校が297ページで、10款3項1目15節。両方とも諸工事なんです。工事請負費。小学校のほうは諸工事として2,379万7,000円、中学校の諸工事というのは1,203万4,000円なんです。これは諸工事なんですけれども、諸工事の中身を知りたいのは知りたいんですけれども、平成28年度は1,127万1,000円で、同一諸工事ということで予算化されているんですけれども、諸工事という大くくりな言葉ですね。部署によっては数十万円とか数百万円で、しっかりと予算書ないしは決算書に掲示をしているんですけれども、議員からもチェックがかかるように、どういう諸工事をするのかというのがわかるんですが、諸工事というのが一くくりにまとめられて、さらに片方は2,400万円ぐらい、片方が1,200万円という額になっていまして、この諸工事の中身が全くもって判断ができませんので、ちなみにこの諸工事をくくっているのは教育委員会だけなんです。ほかのところは比較的細かく記載をしていただいていまして、予算のチェックがかけやすい、決算がかけやすいんですけれども、このガイドライン的なものがあるのかどうか。この諸工事でくくっていい金額のくくりです。どういうものがあるのか、教えていただければと思います。  それから、305ページ、10款5項1目19節、生涯学習推進事業(生涯学習課)、県北美術展補助金240万円。この県北美術展補助金というのが、27年、28年度に予算化されていないんです。ですから、新設になるのかもしれないんですけれど、3年置きにやっているのかもしれないんですけれど、その辺がどういう内容かというのをお聞きしたいと思います。  それから、309ページ、10款5項2目15節、文化財保護保存事業(文化財保護課)、内田家住宅修理工事、工事請負費100万円ついています。きょうも、先ほどの休みのときに内田家住宅の改修の記録というこの分厚い資料をいただきましたけれども、28年度に終わっているんではないかと思うんです。改修工事、国の主体のやつです。今回100万円、また28年度にも実は100万円予算計上されておりまして、この内田家住宅に関係する修理工事というのが毎年100万円ずつ計上されているんですけれども、一体これがどういうものなのか、お聞かせいただければと思います。  続きまして、311ページ、10款5項2目8節と11節、文化財調査事業ということで、文化財保護課、一つが8節が謝礼金、11節が印刷製本費です。それぞれが105万円と144万9,000円で250万円ぐらい入っているんですけれども、28年度に比較しますと、文化財関係でいきますと28年度予算は謝礼金が45万円、印刷製本費が45万円なんです。かなり増額をしているんですけれども、文化財の関係で何か刊行物を出すのかどうか、お聞かせいただければと思います。  それから、311ページ、10款5項2目13節、文化財普及事業(文化財保護課)、ユネスコ無形文化遺産登録記念事業委託料、補正で200万円出ておりますけれども、29年度にも240万円ということで予算がついております。この中身を教えていただければと思います。  長くなりますが、あと3つになります。319ページ、10款5項6目13節、14節、図書館管理運営事業(秩父図書館)、システム改修委託料、それから電算機等使用料、248万4,000円と435万1,000円。このシステム改修委託料と電算機等使用料の内容です。ちなみに平成28年度には予算措置されておりませんので、新規の改修、それから使用料になるかと思いますんで、教えていただければと思います。  同じ319ページの15節になりますけれども、図書館管理運営事業、防犯カメラ設置工事と防水工事というのがそれぞれ71万1,000円と97万円ついて、図書館への防犯カメラ設置理由。それから、防水工事というのは、老朽化もしていますから、ある程度イメージは湧くんですけれども、この辺の理由、あと内容。図書館も古くなりましたから、防水工事が97万円でできるのかどうか。FMの観点も含めてになるかもしれませんけれども、どのようなものか、教えていただければと思います。  長くなりましたが、最後になります。327ページ、10款6項2目11節、温水プール施設管理運営事業(市民スポーツ課)、修繕料280万円。温水プールと市営体育館については、かなり1億円ぐらいですか、毎年必ずかけていて、利用料の改正なども昨年行っているわけなんですけれど、今回280万円修繕が入っていますんで、その内容を教えていただければというふうに思います。  長く、数も多いんですけれども、よろしくお願いします。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  福祉部長。    〔岡田啓介福祉部長登壇〕 ◎岡田啓介福祉部長 黒澤議員のご質問に対しまして、随時お答えをいたします。  まず、27ページ、大滝デイサービスセンターの利用料についてでございます。介護報酬の支払いはサービス提供月の2か月後となるため、会計年度は3月分から翌年2月分を1年度として取り扱っております。大滝デイサービスセンターは平成29年3月31日で廃止となりますが、平成29年3月分の介護報酬は29年度収入となるため予算計上いたしました。  続きまして、33ページ、37ページの保育士試験による資格取得支援事業でございますけれども、1人分を想定しております。事業内容は、民間の保育所に勤務する保育士資格を有しない者が保育士資格を取得するために指定保育士養成施設の卒業により保育士資格を取得した場合に補助金を交付するものでございます。  続きまして、33ページ、保育所等の整備交付金でございます。歳出の149ページにもありますように、秩父ふたば幼稚園、秩父こども園、秩父さくら幼稚園、3園の幼稚園の施設整備に係る補助金、合計7億5,041万円でございますが、このご質問のとおり、交付金が5億7,990万8,000円、差し引いた1億7,050万2,000円が市の負担となります。  続きまして、歳出に移ります。133ページ、高齢者生きがいと居場所づくり事業委託料でございます。この事業は、大滝デイサービスセンター事業を今年度で廃止するため、閉じこもりを防止しながら地域の高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせる生活を継続できるようにすることを目的としております。  初めに、事業内容でございますけれど、健康チェック、生活指導、レクリエーションやゲーム、集会所での出張型の事業、心身機能維持のための運動及び活動が主な事業で、65歳以上の高齢者を対象として、月曜日から金曜日まで、各地区から利用者を集めまして事業を行うものでございます。委託先でございますが、秩父社会福祉協議会を予定しております。  続きまして、135ページ、いきがいセンター改修工事についてお答えをいたします。この工事は、中村町にありますいきがいセンターの雨漏りを補修するための平家屋根部分の防水シートの張りかえを行うものでございます。  続きまして、137ページ、ふれあいセンター管理運営事業の関係の屋根の防水及び外壁工事の関係でございます。また、FMの観点、2点についてお答えをいたします。  ふれあいセンターの1階屋根部分の防水改修工事と外壁のシーリング及びウレタン塗装等を行う事業でございます。  FMの観点で当該施設の今後の考え方ですが、所管課としましては、ふれあいセンターについては障がい者等の社会参加の拠点施設として、またいきがいセンターについては介護予防の拠点施設として、安心、快適に利用できる施設の維持管理等を目指していきたいと考えております。  続きまして、最後に143ページ、多子世帯保育料軽減事業の助成金の関係でございます。市内在住で、保育園、認定こども園、地域型保育事業に通園する第3子以降の児童に対する保育料に対しまして助成を行うことにより、多子世帯における経済的負担の軽減を図り、少子化の改善を図ることを目的としまして、ゼロ歳から2歳については全額、県と市でお互いに2分の1ずつ持ちまして全額補助、3歳から5歳児につきましては、市の単独事業としまして2分の1を補助するものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 市民部長。    〔横田好一市民部長登壇〕 ◎横田好一市民部長 続きまして、市民部の管轄の分を説明させていただきます。  まず、29ページ、文化体育センター使用料、同じく宮地グラウンド使用料とありますが、これにつきましては、確実に入るもの、特に宮地グラウンドにつきましては、今まで催事がありまして、近く催事がありまして、グラウンドにお店を出すということで、今までは違う場所を使っていたんですが、警察の指導によりまして、安全なところを使いなさいということで、確実にそこを借りるという借り上げができましたので、そういう文化体育センターにつきましても確実に歳入が見込めるということでありまして、29年度から予算上へのせさせていただきました。  続きまして、45ページ、市民会館自主事業入場料につきましてですが、入場料についての行事等ということでありますが、コンサート、演劇公演、バレエ公演、伝統芸能公演、普及育成事業、ミュージカル、ワークショップ、舞台技術養成講座、オペラ等、見込んでおります。  なお、最終的に雑入としてはという疑問があったんですが、会計上の判断ということで雑入に入れさせていただきました。  それから、成果報告書につきましては、主要な施策の成果報告書へ掲載することになると考えております。  続きまして、歳出の部に移ります。69ページ、秩父宮記念市民会館運営事業660万円ということでありますが、これにつきましては、開館をするということで、部屋の写真入りのパンフレット、それから料金表、それから定期的に発行ができる情報誌の発行を予定しております。  続きまして、同じく69ページの秩父宮記念市民会館運営事業ということで、3事業につきましては、保守点検でございますので、舞台運営上、安全を保つという意味から保守点検は今後もやっていかなくてはならないと考えております。  それから、運営事業委託料につきまして、これは何年かは予算をいただきましてやっていかなくてはならないと考えております。  イベント開催委託料なんですが、これにつきましては、コンサートや演劇公演、バレエ公演、伝統芸能等、ただいま交渉中でありますが、そこへ委託する場合の委託料ということで考えております。  続きまして、71ページなんですが、秩父宮記念市民会館運営事業ということで、使用料なんですが、著作権料ということで、例えばコンサート、演劇等行った場合、その作者等著作権がかかる場合がございますので、その著作権料を確保する意味で著作権料を上げさせていただきました。  それから、同じく71ページのクラブハウス21につきましては、需用費なんですが、修繕ということで、174万円上げさせてもらっていますが、電気メーターの切り離しということで、1階、2階を切り離して、計算しやすいようにするということが一つと、雨どいが昨年の大雪で壊れてしまいまして、保険適用が確定しましたので、その工事を96万円で行いたいということ。それから、その他小修繕ということで5万円確保させていただいています。合計174万円ということです。  それから、105ページ、住民基本台帳等事務費ということで、歳出2,154万2,000円ということでとらせていただいていますが、これにつきましては、J―LISといいまして、地方公共団体情報システム機構のほうへ支払いするものでございます。歳入、歳出とも同じ額をとらせていただいています。これにつきましては国の示す金額がまだ来ていませんので、最大を予想してとらせていただいています。  続きまして、ちょっと飛びまして305ページです。生涯学習課の事業なんですが、県北美術展の補助金ということで、240万円ございますが、これにつきましては、8年に1度、8市町が交代で会場を指定しまして開催するということです。来年度は秩父市の順番ということで、予算を確保させていただきました。会場使用料等確保ということで240万円計上させていただきました。  続きまして、319ページ、図書館の借り上げシステムの関係なんですが、図書館につきましては、現在、図書館システム購入後5年間経過しまして、1年間の保守契約を延長して運用しております。本館及び4館を結ぶシステムでございますが、ウエブ上でも予約ができるという状態のシステムでございます。旧システムから利用者情報の移行、サーバー等、機器データ消去等業務をシステム改修委託料として計上したものでございます。  電算機等使用料につきましては、現在の図書館システムを購入したため保守委託料のみを計上しておりましたが、新規に導入するシステムがリース契約による導入を計画しておりますので、予算上に計上させていただきました。  次に、防犯カメラでございますが、図書館では年間約200冊、約36万円の書籍の紛失があります。誰が借りて、いつ返したかというものも確認できますので、防犯カメラをつけさせていただきまして、その冊数を減らすという役目をひとつさせていただければということで、防犯カメラをつけさせてもらいました。  それから、防水シートですが、3階の機械室の設備からの水漏れの発生によりまして、2階の書庫のほうまで雨漏りが予想されることから、大至急その部分だけでも防水工事をさせていただきたく計上させていただきました。  続きまして、温水プールでございますが、温水プールのろ過タンク内に送り込まれたプールの水をろ過するためのろ材の交換を行うものでございます。ろ過能力が低下しますと、微細なごみや毛髪等収集できず、プールの水が濁ってしまうため、定期的にろ材の交換を実施しておるものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 教育委員会事務局長。    〔新井康代教育委員会事務局長登壇〕 ◎新井康代教育委員会事務局長 続きまして、教育委員会所管の部分をご説明申し上げます。  まず、歳入で予算書33ページ及び37ページにございますコミュニティ・スクール導入等促進事業補助金についてでございます。コミュニティ・スクールは、現在、全国で約9%、埼玉県では0.8%という導入状況でございます。今後、国ではこの導入を促進するために、国と県で導入促進のための導入に係る経費をそれぞれ3分の1補助することになっております。市では、そちらの補助金を活用して今年度計上させていただいておりまして、市では経費の3分の1を負担いたします。  なお、歳出につきましては、予算書279ページの学校教育推進事業の中にコミュニティ・スクール導入事業といたしまして、モデル校4校分の経費、総額184万4,000円を計上してございます。  続きまして、歳出に移ります。予算書287ページ、小学校スクールバス運行業務委託料の増額についてお答えいたします。来年度平成29年度には、影森小学校に入学する児童が市営路線バス浦山線を利用して通学することになっております。このため、この路線を通学の児童も利用できる混乗型スクールバスとして運行したいため、委託料約950万円を総務費、総務管理費、企画費の地域公共交通網活性化事業から移管したことによる増額でございます。  また、スクールバスの運行につきましては、秩父市スクールバス運行規則に基づき利用の範囲等を定めております。しかし、このうち、一部の児童につきましては地域の現状を考慮して、特例で利用を認めている場合がございます。今後はこのような状況が続いていることから、今年度中に現状に即した形での規則改正を行いたいと考えております。  続きまして、同じく287ページ、小学校管理運営事業の土地購入費につきましては、秩父第一小学校の用地としてお借りしている土地について、地権者の方から買い取りの申し出がありましたため、購入いたしたく予算を計上したものでございます。  続きまして、289ページ、小学校施設維持管理事業、諸工事及び297ページ、中学校施設維持管理事業、諸工事について説明いたします。予算書の記載につきましては、教育委員会では慣例によりまして、300万円以上の工事について工事名を記載し、300万円未満につきましては、まとめて諸工事とさせていただいております。  諸工事の内容につきましては、各学校からの工事要望に対し、8月に現地工事ヒアリングを実施した結果と各種維持管理点検結果により指摘のあった箇所の工事について、緊急性等を勘案し、優先順位をつけて選定した工事で、今回、小学校31件、中学校16件がございました。  なお、小学校費、中学校費とも工事費が平成28年度より増額した理由につきましては、施設の老朽化の進行及び維持管理点検結果に伴う改修工事が増加したためでございます。  続きまして、文化財に移らせていただきます。309ページにございます内田家住宅修理工事でございますが、こちらは内田家住宅、秩父市黒谷にございます秩父市指定の有形文化財の内田家住宅の修理、修復工事を予定しております。来年度平成29年度につきましては、風雨対策のため、母屋の北側の土壁の破損部分の修復を計画しております。なお、28年度には風雨対策のため、母屋の雨戸の復元新調工事を行わせていただきました。  続きまして、311ページ、文化財調査事業の謝礼金、印刷製本費の増額につきましては、塚越の花まつりの映像記録作成のほか解説書の刊行を予定してございます。謝礼金といたしましては、調査に対する委員謝金及び原稿執筆謝金として予定しております。印刷製本費につきましては、例年発行しております市内遺跡発掘調査記録写真のほか、塚越の花まつり解説書500冊の印刷製本を予定しております。  最後に、311ページのユネスコ無形文化遺産登録記念事業委託料240万円でございます。こちらにつきましては、来年度、自治総合センターから180万円の助成をいただきまして、7月の上旬にユネスコ登録記念シンポジウムを開催するための委託料でございます。委託先はユネスコ無形文化遺産登録記念事業実行委員会を予定しておりまして、委託内容といたしましては、基調講演の講師、コーディネーター、パネラー等への謝礼、ポスター、チラシ、報告書等の作成を予定してございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 保健医療部長。    〔笠原明彦保健医療部長登壇〕 ◎笠原明彦保健医療部長 続きまして、保健医療部の所管についてお答えいたします。  予算書37ページの衛生費県補助金、保健衛生費補助金、早期不妊治療費助成補助金25万円の内容についてお答えいたします。埼玉県が平成29年度から導入を準備しておりますウェルカムベイビープロジェクトの中で、既に県が実施している特定不妊治療費補助に市町村が上乗せする方式で補助するものでございます。  内容は、県が補助している特定不妊治療費補助30万円に条件つきで市町村が10万円までを追加補助するものでございます。県2分の1、市2分の1の負担となります。追加補助の条件が、体外受精、顕微授精治療の特定不妊治療を受けた場合で、妻の年齢が35歳未満であること、初回の特定不妊治療であること、指定医療機関での治療であること等条件が厳しいため、過去の申請内容の実績をもとに5名程度と見込み、25万円を計上しております。当市は、既に秩父市ゆりかご支援事業実施要綱に基づき、不妊治療への助成を実施しております。今回の新規補助対象者も、既に補助対象として実施してまいりました。このため県に確認したところ、該当者がいた場合に追加の上乗せ補助で対応できることがわかりました。2月28日に県の実施要綱案と交付要綱案が届きましたので、現在内容を確認しており、今後、要綱等を整備し、準備してまいります。  続きまして、利用者支援事業(母子保健型)補助金134万8,000円の内容についてお答えいたします。埼玉版ネウボラ推進事業において、子育て世代包括支援センターに係る市町村への助成事業の一つに利用者支援型事業(母子保健型)がございます。子育て世代包括支援センターとは、国と県が支援して市町村に設置する子育て世代の総合相談窓口です。専門職の保健師、助産師、ソーシャルワーカーなどが、妊娠前、妊娠期、出産、産後、育児まで切れ目のない支援体制を構築し、利用者に対して相談、助言、指導などの支援を実施するものです。その設置運営に関しての国と県の支援の一つが、今回の利用者支援事業(母子保健型)となります。  補助金の対象経費として専門職の人件費や事務補助職員の賃金、消耗品等、運営に必要な経費が認めらてれています。市では、専門職と事務補助職員の臨時職員2名を確保し、保健センターを中心に保健師等と連携して相談に対応する計画でおります。補助率は、国3分の1、県3分の1、事業費404万6,000円の3分の1、134万8,000円を計上させていただきました。なお、国の補助につきましては、33ページ、子ども・子育て支援交付金の中に含まれております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 総務部長。    〔町田恵二総務部長登壇〕 ◎町田恵二総務部長 私からは、総務部所管分並びに選挙管理委員会事務局所管分についてお答え申し上げます。  初めに、59ページ中段やや下、2款1項1目中、工事検査事業の13節委託料のうち電算システム改修委託料601万円は、工事成績評定システム内の考査項目及び配点について、国土交通省より一部改正の通達があったことから、予算額282万4,000円によりシステム改修を行うものでございます。また、平成24年度に更新した現行システムが定期更新時期となります5年に達することから、予算額318万6,000円によりサーバーの更新事業もあわせて行うものでございます。  次に、99ページ中段やや上、2款1項16目諸費の13節委託料の空き家対策計画策定業務委託料1,260万円について、まず委託先は、今後入札制度を利用し業者選定を行います。  次に、この業務委託の具体的な内容は、市内全ての建物調査を実施、空き家と思われる建物を危険度別にランク分けを行い、利活用可能か、管理不全で危険な空き家なのかの把握を行い、その上で空き家所有者に対する意向調査の実施、そして地理情報システムによる空き家管理システムの構築を行います。  次に、空き家の調査対象は、住居を伴う店舗等も対象といたします。  次に、商工課所管の空き店舗対策事業補助金や空き家バンク業務委託料との関係では、空き家所有者の意向調査を行う際に、こうした制度の情報提供や空き家バンクへの登録希望の有無についてもあわせて調査をいたします。その上で、関係部署と可能な範囲内で情報共有をしたいと考えております。  次に、111ページ中段やや下、2款4項2目、市長選挙費の19節負担金補助及び交付金の病院等不在者投票施設経費負担金21万9,000円についてお答え申し上げます。不在者投票制度の一つとして、病院や老人ホーム等に入院や入所中の方々が当該施設内において不在者投票を行う制度がございます。この負担金は、不在者投票ができる施設として埼玉県選挙管理委員会が指定している施設に対し、不在者投票所の設置に必要な経費を市が負担するものでございます。この負担金の内訳は、事務費として投票者1人当たり753円、また外部立会人への報酬として1時間当たり1,258円を単価として、市内12か所の施設を対象に算出してございます。  次に、269ページ上段、2目非常備消防費の18節備品購入費の小型動力ポンプ194万4,000円は、平成30年度の埼玉県消防操法大会に秩父支部の代表として出場する隊に貸与するもので、出場隊は本年6月の秩父市消防団ポンプ操法大会で出場隊1隊を決定いたします。  最後に、271ページ中段、除雪機借り上げ料524万9,000円は、市から小型除雪機の無償貸与を95町会が希望されましたが、その除雪機の年間借り上げ料でございます。なお、この借り上げ料は、市のハードではなく、ソフト事業の除排雪経費として特別交付税の算定の対象となります。ハードは対象とならないものでございます。  リース期間は平成28年12月から平成33年11月までの5年間、リース料は月額税込みで43万7,346円、年間524万8,152円となります。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 財務部長。    〔福原隆夫財務部長登壇〕 ◎福原隆夫財務部長 財務部所管分についてお答えいたします。  67ページ、庁舎総合管理業務委託料は、いわゆるビル管理のことで、法定管理業務、定期建物維持管理業務、不定期管理業務を行います。法定管理業務としては、消防設備点検、水質検査等、定期建物維持管理業務は、床、ガラス清掃、空調フィルターの点検清掃等、不定期管理業務は、屋外雨水ますや排水管等の清掃でございます。本庁舎及び市民会館分がふえたため、前年度より増額となっております。 ○議長(松澤一雄議員) 市長室長。    〔髙橋 進市長室長登壇〕 ◎髙橋進市長室長 続きまして、市長室所管分、予算書の83ページ上段、19負担金補助及び交付金の2番目、事業推進補助金1,500万円についてお答えいたします。補助内容といたしましては、移住者等が市内の空き家等購入して移住した際のリフォーム助成や移住者が都内等の職場へ通勤する際の交通費助成等を想定するものでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 総務部長。    〔町田恵二総務部長登壇〕 ◎町田恵二総務部長 大変申しわけございません。先ほどの答弁で誤りがございました。  271ページの除雪機借り上げ料524万9,000円のところで、私、小型除雪機の無償貸与を95町会と言ってしまったそうでございます。75町会でございます。大変申しわけございません。訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 ○議長(松澤一雄議員) 暫時休憩いたします。    休憩 午後 4時16分    再開 午後 4時30分 ○議長(松澤一雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。                        ◇ △会議時間の延長(2時間) ○議長(松澤一雄議員) この際、お諮りいたします。  議事の都合上、会議時間を2時間延長し、午後7時までとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、会議時間を2時間延長し、午後7時までとすることに決しました。 ○議長(松澤一雄議員) 議案に対する質疑を続行いたします。  9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) 9番、黒澤です。ありがとうございました。また、数点だけ再質問させていただきます。先ほどちょっと聞かなかったこと、漏れていたところもあるんで、改めてお聞きしたいというふうに思います。  まず1点目が、25ページの、これは清野議員も聞いたんですけれど、秩父宮記念市民会館使用料のところで、清野議員からは稼働率の話が出ていたんですけれども、お聞きしたいのは、この1,012万5,000円が使用料として入るわけなんですけれども、通告していますんで、多分用意されていると思うんですけれども、限界利益と損失分岐点、要は先ほどランニングコストの一、二割を使用料として取るのが普通ではないかというふうな一般論があったんですけれども、要は建てたからイベントをやるというのは当然なんです。稼働率を上げていく。やればやるほど、市の持ち出しがふえるわけです。その辺をどうお考えかということをお聞きしたかったんです。稼働率を清野議員は聞きましたけれども、限界利益と損益分岐点がどのぐらい、これは多分常に赤字になっちゃうから限界利益はないんだと思うんですけれども、逆に言うと1事業に対して丸一日ホールを使うとどのぐらい市の持ち出しが発生するのか。この稼働率を例えば40%、大ホールやるとすると、年間で40%使用するわけですから、それが1日使ったとして、やればやっただけ市の持ち出しがふえるわけですから、その辺がどのぐらいを想定しているのか、お伺いをいたします。それにのっとって、使用料、普通は取るんでしょうけれども、その辺がどうお考えか、お聞きします。  それから、33ページのコミュニティ・スクールの導入促進事業、モデル事業4校という話だったんですけれども、私の聞き漏れかもしれないですけれど、どこをモデル校とするか、もしわかればお聞かせいただければと思います。  それから、同じなんですけれども、69ページに、これも市民会館なんですけれども、先ほど舞台関連が3つ保守点検委託料があるんですけれども、これが3項目あって、3者別々なのか、1者でそれを全部包含するものなのかというお答えを恐らく漏らしていたかと思うんですけれども、この辺、舞台関係、音響、つりもの、照明関係を業務委託をするんですけれども、この辺が1者でやられるのか。入札制だと思うんですけれども、その辺がどうなっているのか、お伺いします。  それから、同じに市民生活課のところで、クラブハウス21の話は電気メーターが云々という修繕の話をされたんですけれども、FMの観点で修繕をされる、今後の修繕というのは、どこの施設もそうですけれども、FMの観点を見ながら修繕をしていくのか。はたまた利用者に応分の負担を求めていくのか。いろいろ考え方が分かれるのではないかというふうに思うんです。意見言っちゃいけないんで、言われていると思います。この辺がFMの観点、先ほど質問したんですけれども、お答えがなかったんで、お聞かせいただければと思います。  それから、99ページ、これは危機管理課になるんですけれども、空き家対策のところで、先ほど商工課の所管との関係性をちょっとお伺いしたんですけれども、お聞きすると、何となく事業が2つに分かれちゃっていて、何となく二重になっているようなイメージを持つんですけれども、今ある空き店舗対策事業補助金と空き家バンク業務委託料と、今回新設するランク分けして云々という話があったんですけれども、コラボレーションしていくわけではなくて、単独で別にやって、そちらを吸収していくのかどうかという話です。ずっとパラレルでやられるのか。はたまた、先ほど説明にあった市内全てをランク分けして利活用できるかというのをやった後に、その空き店舗対策事業補助金の関係の事業と空き家バンク業務委託料の関係が吸収されていって、空き家は一本でやっていきますよという、その大もとになるのが今回の業務委託料ですよという位置づけでいいのか。  続きまして、133ページの高齢者生きがいと居場所づくり事業委託料なんですけれども、先ほどの説明では大滝が閉所に伴うというようなイメージだったんで、この950万円は大滝に関係するものだけなのか。理由の一つとして大滝という話をされたのかもしれないんですけれども、その辺がちょっと今の説明では、大滝に関してこの高齢者生きがいと居場所づくり事業をやっていくよというイメージに聞こえたんで、その辺がもう少し違うよということであれば、そのお話を聞かせていただければと思います。  それから、福祉部でいきますと、もう一つ、137ページのふれあいセンターといきがいセンターなんですけれども、FMの観点で目指していくという話があったんですけれども、目指していくという意気込みを聞いているのではなくて、どうしていくのかが、もうわかっているんですかというところをお聞かせいただければと。先ほどのクラブハウス21とも全く同じです。今あるものを修繕していくという考え方と、スクラップ・アンド・ビルドしていくという考え方があると思うんですけれど、この辺、考え方が出た上で修繕をかけているのか、そうでないのか。  それから、あと消防団運営事業です。269ページの小型動力ポンプの話なんですけれども、平成30年に操法大会に貸与するという話があったんですけれども、これは小型ポンプは普通の消防団には設置されておりまして、恐らく大会もそれを使っていると。平成30年に向けて新たにこの小型ポンプを購入して貸与するのか、ふだん使いなれたポンプを使うのか。要は大会のためだけに買うものなんですかということ。何となく操法大会に貸与するというと、操法大会に出るから新しいポンプ買ってやるよというイメージに説明が聞こえたんで、それがどうなっているのか、お聞きしたいと思います。  それから、289ページ、297ページの小学校、中学校の施設維持管理事業、先ほど教育委員会の新井事務局長からは、教育委員会は300万円をラインにしていますよという話がありましたけれども、財務部長にお聞きしたいんですけれども、予算書をそもそもつくる段階で、予算審議に当たって、こういう何か部課で統一されたものがないと予算審議がなかなか思うようにいかないなというイメージがあるというか、実際そうなんですけれども、その辺、何か統一されたものが全体としてあるのか、ないのか。先ほど教育委員会が300万円をラインにしていますという話がありましたけれど、全体としてあるかどうかをお聞きします。  それから、エアコンの設置工事、第4期工事の実施設計業務委託料、一中、二中、影中、尾田蒔中ということで、平成30年度に工事をするに向けてということなんですけれども、これもちょっと話が飛ばないようにしますけれど、この議案そのものにするんですけれど、この選定が、先ほどもちょっと皆さんお聞きしていましたけれども、小学校の改修状況、これは耐震化はもう既に全校終わっているんですけれども、じゃ、本当に今後改修をしていく小中学校に対して、ここでエアコンを設置する。さらに、数年後に改修しなきゃいけないなんていう、FMの観点、これも同じなんですけれども、そういうところも考慮して、この選定をしているのかどうか。この一中、二中、影森、尾田蒔。特に尾田蒔が今耐震化、大規模改修やったものを除くと実は尾田蒔中学校一番古いんです。ですから、改修が近いんではないかというのがある上で、さらにエアコンの設置が今回こういうふうになされるので、FMの観点にかなり近いんですけれども、その辺の改修の話とエアコンの設置がどういうふうな関連性があっていくのかをお聞かせください。  あと、先ほど内田家のところは私の勘違いでしたんで、あれなんですけれども、100万円つけてやっていくということかなと。  それから、311ページの塚越花まつりを文化財のいろんなものを出していくということで、これは塚越の花まつりに特化するものなのか。たまたま地区の中でそういったお祭り行事が文化財的なものがある場合に順次やっていくものなのか。単発的なものなのか。もし単発であれば、なぜ塚越なのかというところがあればお聞かせいただきたいと思います。  あとは、319ページの図書館の防犯カメラですけれども、先ほど200冊紛失するということで、年間に直すと毎日1冊ずつぐらいなくなっているという非常に、今初めて聞いたわけなんですけれども、防犯カメラを設置して抑止力を高めるということで、盗難というか、紛失されるのを防ぐということなんですけれども、高価な本も、専門誌になると1万円、2万円なんていうのはざらにありますから、そういう意味からすると、防犯カメラだけで本当にこれは、例えばその200冊、年間紛失するということの解決策になるのか。タグをつけてなんて、もっと高価なやり方もあるんですけれども、防犯カメラにしてそれを周知していくということで、抑止力に結びつけるということだと思うんですが、その辺の考え方があればお聞かせいただければと思います。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市民部長。 ◎横田好一市民部長 それでは、まず市民会館のコストについてお答えをしたいと思います。  まず、1割2割のランニングコストということで、先ほど述べさせてもらいましたけれど、1平米当たり1万5,000円という全国平均の計算の例があるんですが、それで言いますと、現在の市民会館約5,000平米ありますので、7,650万円という計算が出てまいります。全国平均の52.2%の稼働率を考えた場合162日なんですが、40%を考えますと124日ということになります。そうすると1,012万5,000円ということで歳入見込みしているところなんですが、それを実際に1日当たりの収入見込みということで、6万円ぐらいになるという計算をさせてもらっています。これを職員の人件費や光熱水費等全部換算していきますと、47万2,000円から80万円ぐらいになってしまう、使用料について。そこまで考えていかないと採算はとれないという計算になってしまいます。先ほども申しましたけれど、使用料を上げるわけにもいかないので、稼働率を40%に設定して、全国平均の50%に近づけるように努力して、コストをまた計算し直していくというふうに今のところは考えております。  続きまして、図書館の防犯カメラにつきましては、実際に200冊が4館、本館と、あと吉田、大滝、荒川ということで、館が全部合計で200ということですが、ほとんど本館の場合のみです。そんなことを考えますと、金額にすると36万円相当がなくなっているということを考えますと、防犯カメラで抑止力を高めて、職員一人一人も気をつけて見ていただくということをやっていかないと、いずれは大変な額になってしまうんじゃないかということで、今回防犯カメラをつけさせていただくということになりました。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 総務部長。 ◎町田恵二総務部長 私からは、最初に空き家対策計画策定業務委託料につきましてご答弁させていただきたいと存じます。  この事業は、2か年計画で実施したいというふうに考えております。1年目は、先ほどお話ししましたとおり、最終的には空き家所有者に対する意向調査の実施と地域情報システムによる空き家管理システムの構築でございます。2年目につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法がございますので、特定空き家等を調査すると。実際にどのように対応するのかというのを構築するものでございます。そのような中で、私ども総務部といたしましては、防犯上、危険な空き家の調査と、危険とならないように維持管理していただくための調査をしたいと。ただ、大金をかけて実施する以上は、関係部局におきまして、できるだけ活用していただきたいという気持ちがございます。それが空き家バンクであり、移住促進であり、また私どもであれば土砂災害警戒区域につきましても、しっかりどのうちが該当するのかというのも調査したい。ですから、できるだけ多く活用したいという気持ちがございます。  次に、2点目の小型動力ポンプの関係でございます。秩父市では、平成27年度から消防団へ配備している小型ポンプは4ストロークエンジンのものを採用しており、これは競技用と同等レベルの能力を発揮できるものでございます。大会終了後は更新する積載車へこの小型動力ポンプを積載するため、余剰なポンプを購入するものではございません。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 福祉部長。 ◎岡田啓介福祉部長 ご質問2点についてお答えをいたします。  高齢者の生きがいづくり推進事業でございますが、大滝の地区の方だけではございません。ただ、実施場所は、大滝の今やっておりますデイサービスセンターを利用しているところで実施していくのが中心でございますので、通常は大滝地区の20区を送迎車で集めるというものでございます。  続きまして、もう一点、ふれあいセンターといきがいセンターのFMの関係でございますが、FMの結論はまだ出ておりません。ただ、現状ではFMの統一観点はございませんけれども、担当部課では今後ともFMの統一路線のほうに、この両施設とも今後とも利用、活用していくということで推し進めていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 教育委員会事務局長。 ◎新井康代教育委員会事務局長 教育委員会からは3点お答えしたいと思います。  コミュニティ・スクール導入校につきましては、現在のところ、尾田蒔小学校、尾田蒔中学校、影森中学校、そしてもう一校は現在検討していただいているところでございます。  続きまして、エアコンの設置でございますが、こちら導入する基準といたしましては、1教室の生徒数の多い学校から導入させていただいているということで、今回中学校の中では一中、影森中学校、二中、尾田蒔中学校となっております。大規模改修につきましては、このエアコンの設置とは別に考えておりますので、今後検討していくことになっております。  続きまして、塚越の花まつりに関しましては、こちらのお祭り、子どもたちが参加するお祭りなんですけれども、地元塚越地区にも子どもさんたちが少なくなってまいりまして、ほかの地区からも応援をいただいているような状況でございます。参加の子どもたちが減少してきて存続が危ぶまれてきてしまっている状況でございますので、早急に記録を残す必要があると判断いたしまして今回取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 財務部長。 ◎福原隆夫財務部長 小中学校の諸工事の関係でございますが、現在予算書上、諸工事が何点か出ております。事業によって、小さい事業の少額の諸工事もございますし、教育委員会の場合は施設数がかなり多くございまして、なおかつ学校もかなりの金額の工事もありまして、諸工事の予算額自体、大きくなっております。予算査定につきましては、かなりの工事件数がありますので、なかなか一本一本全て細かく予算査定するということも難しく、かなりの要求は各学校から出てきているようです。そこで、前年度予算と各年度の財源を見ながら、教育委員会のほうに財務部のほうから総額この範囲内で予算をつけて、その範囲内で諸工事、各学校の工事をやってくださいということでお願いして予算をつけております。将来的には枠配分予算の検討もしなくてはだと思うんですが、その先駆けをいっているような感じで今やっておりますので、ご了承いただきたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) ありがとうございました。3回目ですから、まだ答えていただいていないところが数件、実際あるんですけれども、そこを質問して、私のほうは終わりにしたいというふうに思うんですけれども、秩父宮記念市民会館の委託業者が、委託業務関係が3つあって、それが1者なのか、3者なのかというところがまず一つ。  それから、クラブハウス21、福祉関係で、福祉部長からはFMの観点は出ていないという話があったんですけれども、このクラブハウス21のところのFMの観点というのがどうなっているのかが出てこなかったということで、もう一度確認をさせていただきます。  あと、空き家対策のところですけれども、1年目、2年目ということでわかったんですけれども、最終的に私が聞きたかったのは、ほかに業務委託料があったり、補助金があったりするのが統合されていくと。1年目はこうだ、2年目はこうだという話で、できるだけ多くの情報を皆さんで使えるようにしましょうという総務部長の意気込みはよくわかるんですけれども、計画的なものは統合されて、空き家バンクという事業そのものが1個に残るという、将来はそういうふうにしていきますよということなのか。それすらも今のところはなくて、1年目、2年目というのがあって、当面はパラレルで動きますよということなのか。その辺をお聞かせいただければと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  市民部長。 ◎横田好一市民部長 大変申しわけございません。抜けていたようです。  まず、69ページの委託料におきましては、それぞれ専門の業者さんのほうへお願いする予定でおります。  それから、クラブハウス21のFMの関係ですが、今後、4月以降も今年同様、管理貸し出し業務を行ってまいりながら、利用状況を再確認しながら方向を見きわめていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 総務部長。 ◎町田恵二総務部長 空き家対策につきましてご質問をいただきました。  私どもが今考えておるのは、空き家の調査、また防災上の対策、特定空き家に対する対策、これらは総務部で対応する。それから、空き家バンクにつきましては産業観光部のほうで担当する。そして、移住促進につきましては市長室のほうで、おのおの強力に推し進めるということで、別々の形で進めるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第23号から議案第30号までに対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第23号から議案第30号の8件について質疑を願います。  16番、山中進議員。 ◆16番(山中進議員) 16番、山中進です。第30号、1点についてお伺いいたします。  316ページ、2款1項1目28節繰出金1億円について、議案説明では大滝地区の振興に係る目的として使用されると説明がありました。苦い経験がありまして、これは合併してからですか、大滝に寮があったときの寮の跡地を売ってしまって、一般会計に入れてしまって、どこに使ったかわからなくなってしまったという、私ども地域に住んでいる人間として非常に苦い思いがあるもんですから、このことについてはぜひ色をつけてでも大滝の地域で使われるということがどうに示されるのか、説明をお願いしたいと思います。これは財務ですか。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  財務部長。    〔福原隆夫財務部長登壇〕 ◎福原隆夫財務部長 まず、本日配付させていただきました議案第30号参考資料をごらんいただきたいと存じます。駐車場事業特別会計繰出金から一般会計への繰出金1億円の使途につきましては一般会計で計上しております。ふるさと集落生活圏形成推進事業の旧大滝中学校改修工事3億9,000万円に使うことを意図しております。参考資料に記載したとおり、この事業には国庫補助金と市債、基金繰入金を充当しており、残りの1億1,655万1,000円が一般財源となっております。予算書には明記されておりませんが、この一般財源部分に繰入金の全額を充てる計画でございます。  なお、予算書の財源内訳欄に明記していない理由につきましては、特別会計からの繰入金は一般財源として取り扱うこととなっているためでございます。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 9番、黒澤秀之議員。 ◆9番(黒澤秀之議員) 4点ほどお伺いをいたします。  まず、議案第23号です。平成29年度秩父市国民健康保険特別会計ということで、歳出です。予算に関する説明書23ページ、1款1項1目13節、一般管理費ということで委託料がシステム改修業務委託料が540万円、この業務委託料の内容。  それから、同じく説明書の43ページに、4款1項1目19節、前期高齢者納付金が336万8,000円ということで、平成28年度比で291万5,000円増額しています。その理由を教えていただきたいというふうに思います。  それから、3つ目が、議案第25号 平成29年度秩父市介護保険特別会計予算ということで、歳出になります。特別会計予算書に関する説明書の155ページ、3款2項1目19節、一般介護予防事業、地域サロン活動事業補助金。28年度から地域サロン活動ということで100万円つけて、秩父市の各地域の中に地域サロンを広めていこうと。元気なお年寄りをつくっていきましょうという、コミュニティーをつくっていきましょうという話であったと思うんですけれど、今回50万円増額になっていまして、施政方針では平成37年度の10年間で市内80か所程度に設置する計画。1町会に1地域サロンということなんですか、80町会ありますから。聞きたいのは、昨年度、28年度に10件、たしか目指していたと思うんですけれども、その実績と29年の設置目標。平成37年には80か所になっていますから、昨年10か所で、29年度に何か所に設定しているのか。150万円の根拠を教えていただければと思います。  それから、159ページの3款3項5目11節、在宅医療・介護連携推進事業、印刷製本費ということで、平成28年度から見ますと、この需用費、印刷製本費が176万円ぐらいふえているんです。29年度の予算が231万2,000円ですから、何かしらこの在宅医療・介護連携推進事業で刊行物を出すのかなというふうに思うんですけれども、その辺の内容がわかれば教えていただければというふうに思います。  以上4点です。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  保健医療部長。    〔笠原明彦保健医療部長登壇〕 ◎笠原明彦保健医療部長 国民健康保険特別会計予算、23ページ、システム改修業務委託料についてお答えいたします。当事業は、平成30年度に実施される国保制度改正に対応するための基幹系システムの改修であり、1点目は県の国保情報集約システムへ提供するデータの作成及び国保情報集約システムからデータの受け入れを可能にするものでございます。2点目は、制度改正に伴う被保険者証等の様式変更、高額療養費の該当回数の通算等を実施可能とするものでございます。委託先は、基幹系システムを運用している委託会社を予定しております。  次に、43ページ、前期高齢者納付金についてお答えいたします。前期高齢者納付金予算が昨年度予算比291万5,000円増となっておりますが、加入者1人当たりの負担調整対象額、係数といいますが、大幅に変わったことが大きな要因として挙げられます。前年度54円という数値で算定されていたものが、今年度は193円という単位に変更となったほか、前年度の精算調整額を減額したものとなっております。また、それ以外の調整率も全体的に変更されておりますが、高齢者の医療の確保に関する法律の納付金を精算するための係数を、実際にかかる医療費に基づいて公平に負担することとなるよう前期高齢者の負担割合を見直したことによるもので、金額の上昇については全国的に同じような傾向となっております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 福祉部長。 ◎岡田啓介福祉部長 介護保険特別会計のうち、質問が2つありましたので、お答えいたします。  155ページ、サロンの関係でございますが、一般介護予防事業の秩父地域サロン活動事業の平成28年度の実績でございますが、10団体を目標としておりましたが、2月末日現在、12団体に交付しております。平成29年度は15団体を目標として事業を進めてまいります。  続きまして、159ページの関係でございます。印刷製本費でございますが、内訳としまして、介護保険医療サービス提供事業所等一覧、それから2番目としまして、私の療育手帳、3番目としまして、私の療育手帳の啓発チラシ、4番目として、私の療育手帳のQアンドAのリーフレットを作成していきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) 3番、清野です。私は、議案第29号の秩父市公設地方卸売市場特別会計と第30号の秩父市駐車場事業特別会計について、それぞれ1点ずつ質問いたしたいと思います。  296ページです。1款1項1目、こちらの卸売市場費ですけれども、こちら過去に以前から議会でも指摘されている屋根の修繕についてどのようになったのかについて伺いたいと思います。  次は、議案第30号、312ページ、こちら駐車場の会計ですけれども、1款1項1目の使用料ですけれども、この三峰駐車場の使用料の実績というか、経年的にどのように変化しているかについて伺いたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  産業観光部長。    〔江田和彦産業観光部長登壇〕 ◎江田和彦産業観光部長 公設地方卸売市場特別会計についてお答えいたします。  市場の大屋根の雨漏りにつきましては、昨年6月にドローンの運営会社の協力を得て上空からの調査を行い、大屋根の破損部分が発見されました。屋根には穴がぼこぼこあいている状態でございましたが、昨年10月に破損箇所の修繕を行い、費用は44万8,200円でございました。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 福祉部長。    〔岡田啓介福祉部長登壇〕 ◎岡田啓介福祉部長 先ほど黒澤議員にご答弁したところで、ちょっと文言が間違っておりましたので、訂正をさせていただきます。  療育手帳と私言ってしまいましたが、療養手帳でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(松澤一雄議員) 大滝総合支所長。    〔加藤伸之大滝総合支所長登壇〕 ◎加藤伸之大滝総合支所長 三峰駐車場の使用料についてお答えをさせていただきます。  変動の大きくなった前後の平成24年度より申し上げたいと思います。平成24年度、金額で申し上げます。2,131万1,450円、対前年比104.1%、平成25年度、3,694万9,250円、対前年比173.4%、平成26年度、4,875万4,950円、対前年比132%、平成27年度、6,290万6,090円、対前年比129%となっております。  以上でございます。 ○議長(松澤一雄議員) 3番、清野和彦議員。 ◆3番(清野和彦議員) ありがとうございます。  秩父市の駐車場会計について、関連で1つだけ伺います。かなり伸びが出ていまして、本当に利用者の方がふえているんだなというふうに思うんですけれども、以前からこの議会でも、渋滞がやっぱり問題になっているということで、平成29年度、渋滞解消に向けた何か取り組みであったりとか、以前この議会でもいろいろ提案されていますけれども、何かしら実施するような計画があるのかについて伺いたいと思います。 ○議長(松澤一雄議員) 当局の答弁を求めます。  大滝総合支所長。 ◎加藤伸之大滝総合支所長 昨年の12月議会におきまして、浅海議員よりもパークアンドライドについてのご質問を頂戴しております。私どもも、このままほうっておくわけにもいかないということで、警察、西武バスさん、あとは三峯神社さん等々といろいろ協議をしているんですけれども、その中で私のほうで、まず西武バスさんに提案をさせていただいたのが、ツアーバスを組んでいただきたいということでご提案をさせていただいたところ、3月1日に所沢発の1便、それから西武秩父駅発の1便。2便のツアーバス、これは観光ツアーという形のツアーバスですけれども、それは行っていただきました。今後につきましては、現在、私どももパークアンドバスライドの可能性について今後検討はしていきたいと思っているところでございます。  以上です。 ○議長(松澤一雄議員) 他に質疑ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。                        ◇                          ・議案第31号に対する質疑 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案第31号について質疑を願います。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松澤一雄議員) 質疑なしと認めます。  以上で議案に対する質疑を終結いたします。                        ◇ △議案の委員会付託 ○議長(松澤一雄議員) 次に、議案の委員会付託を行います。  議題となっております議案は、お手元に配付しておきました議案の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  以上で本日の日程は終了いたしました。                        ◇ △次会日程の報告
    ○議長(松澤一雄議員) あす7日は午前10時から本会議を開き、請願・陳情、市政に対する一般質問を行います。                        ◇ △散会 ○議長(松澤一雄議員) 本日はこれをもって散会いたします。    散会 午後 5時08分...