行田市議会 > 2022-06-14 >
06月14日-06号

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  1. 行田市議会 2022-06-14
    06月14日-06号


    取得元: 行田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-11
    令和 4年  6月 定例会        令和4年6月行田市議会定例会会議録(第9日)◯議事日程 令和4年6月14日(火曜日)午前9時30分開議 第1 市政に対する一般質問          一般質問通告一覧順質問者氏名質問事項13 2番 町田 光議員     ※一問一答1 日本遺産について  ①日本遺産認定獲得のための取組から現在の事業内容、そして今後の日本遺産事業の取組について 2 学校給食について  ①小中学校の給食の内容・質について1418番 細谷美恵子議員     ※一問一答1 予防医学に立った帯状疱疹ワクチン接種の助成について  ①本市における予防接種の体制はどうなっているのか  ②本市は帯状疱疹ワクチンについてどう考えるか  ③他の自治体や他の健康保険組合の取組を踏まえた、本市の方針はあるか 2 市内交通網の利便性向上について  ①循環バスの利便性向上のため、増便も再考すべきではないか  ②循環バスの利便性向上のため、運行時刻の延長を検討すべきではないか  ③デマンドタクシー利便性向上について、利用時間を拡大すべきではないか  ④デマンドタクシー利便性向上について、免許自主返納者も利用できるようにすべきではないか15 1番 福島ともお議員     ※一問一答1 地域公共交通について  ①デマンド型乗合タクシー「愛タク」について  ②自動運転バスの実証実験について 2 子育て世帯支援について  ①子育て世帯定住促進奨励金について  ②子育て世帯向け移住定住促進住宅について
     ③子育て出産奨励金もしくは子育て支援金について  ④浮き城のまち・子育てジョイ・ハッピー事業について  ⑤チャイルドシート購入費補助制度について 3 スクールバスについて  ①運用について 4 言な絶えそね-行田創生RPG-について  ①(仮称)言な絶えそね2について  ②他の自治体の地方創生RPGとの連携について 5 危険ブロック塀について  ①撤去費補助制度について16 3番 高澤克芳議員     ※一問一答1 流域治水  ①田んぼダム  ②下忍遊水池 第2 議案第40号~第46号の一括上程、委員会付託-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程に同じ-----------------------------------◯出席議員(20名)     1番  福島ともお議員    2番  町田 光議員     3番  高澤克芳議員     4番  木村 博議員     5番  柴崎登美夫議員    6番  野本翔平議員     7番  加藤誠一議員     8番  吉野 修議員     9番  小林 修議員    10番  橋本祐一議員    11番  田中和美議員    12番  村田秀夫議員    13番  小林友明議員    14番  香川宏行議員    15番  吉田豊彦議員    16番  梁瀬里司議員    17番  高橋弘行議員    18番  細谷美恵子議員    19番  江川直一議員    20番  斉藤博美議員-----------------------------------◯欠席議員(0名)-----------------------------------◯説明のため出席した者        石井直彦   市長        石川隆美   副市長        渡邉直毅   総合政策部長        横田英利   総務部長        吉田悦生   市民生活部長        江森裕一   環境経済部長        松浦由加子  健康福祉部長        青山義徳   都市整備部長        長谷見 悟  建設部長        齋藤 操   教育長        小池義憲   教育部長-----------------------------------◯事務局職員出席者        局長     新井康夫        次長     大澤光弘        書記     田島裕介        書記     亀山智弘        書記     高橋優太-----------------------------------            午前9時29分 開議 ○吉田豊彦議長 おはようございます。 出席議員が定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。----------------------------------- △議事日程の報告 ○吉田豊彦議長 本日の議事日程は、お手元に配付した印刷文書によりご了承願います。----------------------------------- △市政に対する一般質問 ○吉田豊彦議長 これより、日程の順序に従い、議事に入ります。 日程第1、市政に対する一般質問を行います。 昨日に引き続き、順次発言を許します。--まず、2番 町田 光議員。     〔2番 町田 光議員 登壇〕 ◆2番(町田光議員) 皆様、おはようございます。 通告に基づき一般質問を行います。 「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」というタイトルで、行田市は、平成29年4月28日に県内初の日本遺産に認定されました。 日本遺産は、文化庁が平成27年度に創設した文化財制度であり、従来の遺産を点として指定・保存する文化財行政から、点在する遺産を面として活用・発信していく活用重視の文化財行政日本遺産事業として今も進められています。しかし、全ての文化財や遺産が日本遺産に認定されるわけではなく、行田市は創設年度から、認定獲得のためエントリーしていたと認識しています。 3年目、3回目のチャレンジで、埼玉県初、県内、小江戸・川越で有名な川越市を抑えての全国で41番目の認定獲得となり、今年度で5周年を迎えました。令和2年度までで、日本遺産に認定された箇所は、全国で104か所になります。 今年の3月14日に、令和3年度第1回行田市日本遺産推進協議会が行われました。その協議会で、文化庁の日本遺産の事業の見直しについての説明があり、その中に取消し制度の導入という項目があり、行田市が取消し候補であるかのような説明を受けました。 行田市にとって、認定された市町村として、日本遺産の認定が取り消されることはあってはならないことだと思っています。 そこで、日本遺産認定獲得のための取組から現在までの事業内容、今後の日本遺産の活用・発信、そして事業計画についてお伺いします。 1点目、なぜ日本遺産の認定を得ようとしたのか、その理由について。 2点目、認定後5年間の補助金の内容について。 3点目、認定後5年間の一般財源からの予算の内容について。 4点目、今年度から担当課が替わったが、その理由について。 5点目、これまでの活用・発信、日本遺産事業の自己評価について。 6点目、現時点での文化庁の行田市に対する日本遺産事業評価について。 7点目、行田市として、今後の活用・発信、日本遺産事業計画について。 次の質問をいたします。 行田市の小学校の学校給食についてお伺いします。 長引く新型コロナウイルス感染症と今年の2月末からのロシアによるウクライナ侵攻による大きな影響、そして円安による後押しも重なり、今までにない急激な物価高騰が起きています。しかも、その高騰はどこまでなのか、予想がつかない状態です。 マスコミ等では、2022年に値上がりする食品が1万品目を超えると報道されています。その急激な物価上昇は、原材料や物流費の高騰を値上げで補うため、さらに加速するとも言われています。 最近にはなりますが、マスコミ等で学校給食の値上げが報道されるようになりました。行田市も、決して豊富な予算で学校給食が調理され、用意されているわけではありません。行田市がその係る経費、保護者が食材費、それぞれを負担して、学校給食に関わる方々のご努力により、一定の金額内で児童・生徒に学校給食を用意しているものと認識しています。 だからこそ、この厳しい世界情勢の中、物価高騰が学校給食に与える影響が大きいと考え、小中学校の学校給食の内容・質についてお伺いをいたします。 1点目、学校給食の内容・質に基準や決まりがあるのか。また、現在、小・中学校の1食当たりの金額についてお伺いします。 2点目、世界中で物価が高騰する中、同じ価格で学校給食の内容・質は保たれているのか。また、今後も学校給食の内容・質は保持できるのか、お伺いします。 以上、日本遺産と学校給食についてお伺いします。よろしくお願いいたします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。     〔小池義憲教育部長 登壇〕 ◎小池義憲教育部長 ご質問の1番目、日本遺産についての日本遺産認定から現在の事業内容、今後の取組について、他の部署が所管する部分もございますが、一括してお答え申し上げます。 初めに、日本遺産認定を申請した理由についてでございますが、本市には、さきたま古墳群や忍城跡、足袋蔵など、魅力的な文化財が数多く存在しております。これら文化財などの歴史遺産を、これまでのように保存するだけでなく、文化庁の補助金を活用しながら、まちづくりや観光振興に生かして、地域活性化に資することを目的に、日本遺産の認定を申請したところでございます。 次に、認定後5年間の補助金の内容についてでございますが、日本遺産の認定を受けた団体は、認定の年から3年間、国の文化芸術振興費補助金の対象となり、平成29年度からの3年間、行田市日本遺産推進協議会において、日本遺産に係る情報発信や普及啓発、人材育成のための事業を実施しております。 詳細を申し上げますと、平成29年度は、3,841万4,904円の交付を受け、BSテレビ番組及びPR動画やウェブサイトの作成、構成資産パンフレットの全戸配布などを行ったところでございます。 平成30年度は、2,327万5,000円の交付を受け、観光ガイドブックの作成やウェブサイトの多言語化、フランス・パリで開催されたJapan Expoへの出展などを行ったところでございます。 令和元年度は、868万7,139円の交付を受け、英語とフランス語によるプロモーションの実施、観光まちづくりを担う人材育成のための行田みらい塾の開校、日本遺産一斉公開の開催などを行っており、これら3年間の交付額の合計は7,037万7,043円でございます。 なお、昨年度は、日本遺産の補助金とは別に、日本博の補助金71万5,000円を活用し、日本遺産構成資産の紹介動画を作成して市ホームページで公開したほか、日本遺産構成資産を巡るツアーを開催いたしました。 次に、認定後5年間の市予算の内容についてでございますが、認定初年度の平成29年度は、一般財源から123万7,898円を支出し、認定記念式典の開催費用や横断幕、のぼり旗作成費用に充てております。 2年目の平成30年度は、167万4,876円を支出し、行田市観光周遊アプリ「たびなび行田」の日本遺産ページの増設などを行ったところでございます。 3年目の令和元年度は、298万3,889円を支出し、観光情報誌「ぶらっとぎょうだ」の編集及び増刷、旧忍町信用組合店舗前広場で、音楽や芸術、文化を楽しむテアトルヴェールの開催、日本遺産一斉公開の記念品の作成費用などに充てております。 4年目の令和2年度は、249万8,858円を支出し、認定後に追加された構成資産などを反映した新たな日本遺産パンフレットの作成や、愛媛県今治市で開催された日本遺産フェスティバルへの出展費用などに充てております。 5年目の昨年度は、136万5,664円を支出し、石川県小松市で開催された日本遺産サミットへの出展費用や旧忍町信用組合店舗の管理・公開等の費用に充てております。 これら5年間の一般財源からの支出総額は、976万1,185円でございます。 次に、担当課が替わった理由についてでございますが、本事業は、認定後3年間で補助事業による土台づくりを行い、それを基に、文化観光を中心とする地域活性化事業を展開するよう制度設計がされております。そのため、当初3年間は、補助対象事業の総合的な調整を要することから、総合政策部企画政策課を所管課としておりましたが、令和2年度からは、日本遺産が文化庁の所管であるため、文化財保護課を所管課としたものでございます。 次に、これまでの活用・発信、日本遺産事業の自己評価についてでございますが、3年間の補助事業は順調に実施してまいりましたが、その後は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、予定していた事業が展開できない状況でございます。 しかしながら、昨年1月に観光DMO行田おもてなし観光局が設立され、DMOと連携した観光振興事業が着実に成果を上げ始めており、構成資産への来訪者も増えてきております。今後におきましても、アフターコロナを見据えた情報発信、構成資産の活用にさらに努めてまいりたいと存じます。 次に、現時点での、文化庁の本市に対する評価についてでございますが、補助事業を実施した平成29年度及び平成30年度には、文化庁から日本遺産プロデューサーが派遣され、個別に評価を受けております。この中では、戦略立案や人材育成など7項目について、AからEまでの5段階評価がなされ、平成29年度は、C評価が3点、D評価が4点であったものが、平成30年度は、B評価2点、C評価5点と評価が上昇しております。 次に、今後の活用と発信、事業計画についてでございますが、今年度につきましては、4月に行われた蔵めぐりまちあるきへのPR、5月には、日本遺産認定5周年を記念した、これまでの取組を紹介する写真展を開催いたしております。 今後は、7月から行田ケーブルテレビでの構成資産の魅力を紹介する連続番組を放映し、また、放映後には、ぎょうだ動画チャンネルに掲載する予定でございます。その後、7月から9月には日本遺産クイズラリーを、10月から11月には構成資産を巡る見学ツアーの開催を予定しているほか、各種5周年記念の冠イベントや、館林市など近隣の認定団体と連携したPRや情報発信などを予定しております。 また、庁内の関係各課で日本遺産推進庁内検討委員会を組織し、これまでの取組の総括を行うとともに、来年度以降の事業計画の立案についても検討することとしており、庁内を挙げて取り組んでいるところでございます。 本市は、埼玉県内で唯一の認定団体であり、今後も貴重な資産を有効活用し、文化財の活用やDMOなどと連携した観光振興を推進していくことで、地域活性化に取り組んでまいります。 次に、2番目の学校給食についての小中学校の給食の内容と質についてお答え申し上げます。 初めに、学校給食の内容や質に関する基準、1食当たりの金額についてでございますが、本市の学校給食は、文部科学省が内容や質に関して定めた学校給食実施基準に基づき提供しており、1食当たり、小学校が240円、中学校が284円でございます。 次に、物価が高騰しても同じ価格で内容と質は保たれているか。また、今後も保持できるのかについてでございますが、本市では、今般の物価高騰にあっても、現在もこれまでと同様の質を維持しており、可能な限り保護者の皆様にご負担をおかけすることなく、質を維持してまいります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。     〔2番 町田 光議員 質問席〕 ◆2番(町田光議員) ありがとうございました。 順次再質問をさせていただきます。 最初に、担当課が替わった理由のところで、令和2年度からというようなご答弁があったんですが、これ確認なんですけれども、日本遺産推進協議会の中の規約の改正に係る議題の中では、令和4年3月14日からということで、協議会の事務局を行田市教育委員会文化財保護課に置くとなっているんですけれども、これは年数の間違い、それとも、担当課が替わったのがそれより前にあったという解釈でよろしいでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 担当部署の移管につきましては、令和2年ということになります。 こちら、規約の関係につきましては、協議会自体、開催できていなかったということで、改正が令和4年3月14日となったところでございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) 分かりました。ありがとうございます。 担当が替わったことに対して、もう1つ再質問させていただきます。 認定後3年間が経過し、事業が軌道に乗ったと。そして、日本遺産は文化庁の所管だからということで、文化財保護課が所管になったというご答弁をいただきましたが、所管する文化庁が、点在する遺産を面で捉えて活用を発信していくんだという表現をしています。 そういう文化財行政なんだよと変化している中に、行田市は、文化財を指定保護の考えに戻るという考えでよろしいんでしょうか。ちょっと確認でお伺いします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 主管課が文化財保護課になることをもって、日本遺産を文化財保存中心で進めていくということではございません。文化庁と同様に、本市におきましても、文化財をまちづくりや観光振興に活用しながら継承していくと、そういった考えで進めているところでございます。 日本遺産という文化財を面的に捉えてその魅力を発信する、また、まちづくりや観光振興に活用して地域活性化につなげていくと、そういった考えについては変わるところではございません。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) 認定を獲得にいった当初から、課をまたいで、文化財保護課のほうも一緒にやっていたというイメージはしっかり持っていますので、内容は分かりました。 次の再質問をさせていただきます。 補助事業の3年間は順調に実施できたというご答弁がありました。ただ、コロナウイルスの関係で、事業が思ったとおりにいかなかったという部分でしたが、行田おもてなし観光局が設立され、連携した観光振興の成果を上げていると。行田おもてなし観光局と今現在の担当課は、この1年間でどのくらい関わりを持ってきたのか。 また、行田おもてなし観光局は、日本遺産の現状や文化庁の制度変更に対して認識はあるのかお伺いします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 行田おもてなし環境局文化財保護課との連携ということでございますが、昨年8月に打合せを行って以降、随時連絡は取り合っているところでございます。 具体的には、行田おもてなし観光局が誘致したバスツアーの団体客を、忍城跡、郷土博物館、足袋とくらしの博物館など日本遺産構成資産に誘客したほか、本年5月には、おもてなし観光局主催で実施した足袋蔵を巡るツアー、こちらに文化財保護課の職員が説明員として協力したところでございます。 このほかにも、昨年度からは、日本遺産推進協議会の構成員として、おもてなし観光局の方を迎えておりまして、日本遺産推進に向けた情報共有を図っております。 今後も、本市の観光振興に取り組む行田おもてなし観光局と連携を密にいたしまして、本市における日本遺産を一層盛り上げてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) コロナで止まっていたのが、せっかく動き出した部分もありますので、その辺はしっかりお願いいたします。 もう1つ、再質問のほうを進めさせていただきます。 ちょっとよく分からないところがあったので、平成29年度と平成30年度の評価、7分野の評価をAからEで評価したと伺いました。 これは、僕なんかの時代で、中学校時代の通信簿が、7教科で3が3教科で、2が4教科で、1年たった次の学年では4が2教科で、3が5教科になりました。全体的に上がっていますという解釈でいいんでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 先ほど申し上げましたAからEの評価ということで、Aが一番いいわけでございますが、今ご指摘されたとおりでありまして、平成29年、平成30年を比較しますと、全ての評価が向上もしくは現状維持という状況でございました。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) そうすると、平成29年の評価と平成30年の評価は、104件の日本遺産がその年度、その年度で認定されているので、全部104件の評価とは多分かかわらなくて、その年度に評価対象になったところだということだと思うんですけれども、平成29年度の評価と平成30年度の評価は、他の認定をされたところと比べるとどうなのか、どういう位置にいるのか、お伺いします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 平成29年と平成30年、補助事業を実施したことに対する評価になっているわけですが、それぞれ平成29年に認定になった団体には、結果が行田市と同じようにされているわけですけれども、その結果について公表というものはされていませんので、比較ができない状況でございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) 日本遺産推進協議会の中で、日本遺産事業についての評価対象みたいなのがあって、計画審査といって、A、B、Cでこちらは表されているんですけれども、ということは、これはあくまで補助金の3年間に対する評価という考えで、補助事業に対する評価が5段階で表されたということでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 そのとおりでございます。補助事業に対する文化庁の評価ということです。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) そうしますと、認定取消しになるわけでは、まだ今のところ全然ないわけですけれども、認定取消しに係る評価の一部になるということですか。それとも、これは認定取消しの評価には属さないという解釈でいいんですか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 昨年度、平成27年度に認定になった団体の状況を見る限りにおきましては、補助事業の評価が認定継続に影響したというところは見られませんので、この評価がどうかというのは影響はないものと考えております。 しかしながら、本市においては、平成29年、平成30年度のところで向上していますので、特に問題はないのかなと考えております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) そうすると、認定取消しに係る評価というのは、いつになるんですか。これからなんですか。 要は、推進協議会の中で、今104件ある日本遺産を、入替え戦という言い方が適しているかどうか分からないんですけれども、100件ぐらいの形で、しっかり事業を継続的に行っていないところは取り上げちゃうよと、それで、新たに削れた分を足していくよというような、ごめんなさい、説明を受けました。書き留めていなかったので、協議会の中では、そのような認識を持っています。 ということは、平成29年、平成30年に受けた補助事業に対する評価は、あくまで補助事業に対しての評価であって、行田市が日本遺産のこのバッジがなくなるかなくならないかというのは、これから始まるということですか。その時期と、いつからなのかちょっと教えてください、お願いします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 本市でいうと、平成29年度認定のときに、6年間、平成29年から本年度、令和4年度までの地域活性化計画というのを策定しております。その6年間の取組の総括評価というものと、今後、令和5年度から令和7年度までの3年間のこの先の事業計画、この2つを今年度末、3月までに文化庁に提出するという形になっておりまして、それを文化庁で評価しまして、結果は来年の7月に出ることとなっております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) 今年度中にということですね、今年度中に。 そうすると、すみません、先ほどの庁内に日本遺産推進庁内検討委員会をつくって、今までの総括を行い、来年度以降の事業計画の立案の検討を行いと言っているんですけれども、庁内を挙げて取り組むのは大変結構なことだと思いますが、来年度以降で間に合うんですか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 私のほうで、報告受けた範囲で、きちっと答えていきます。 まず、日本遺産の関係なんですけれども、今までやっていたのは日本遺産だけでやったんですけれども、このままでは取消しになる可能性があるというのは、今年度の事業を見て、そして、その結果で判断されるという話を受けています。ですから、このままでは駄目だ、だから、当然DMOだとか観光だとか、そちらのほうと一体となってやっていかない限り、本当に取消しになってしまうよと。 今のところは、まだ取消しになったところはないらしいんですけれども、そんな中で、いかに行田市も日本遺産と、そしてDMO、観光事業、そういうものが一体となってやっていくものだというような指示を私が出させていただきました。それでない限り、日本遺産だけでは駄目なんだよと。 なぜかというと、先ほどの評価がありましたよね、CだとかDだとか。これじゃ駄目だ、だから当然、もっと観光と、そういうような入り込み数だとか、また売上げだとか、そういうものが関係しなければ駄目なんだよ、そのためにこういうことをやりなさいという指示の下に行ったものです。 以上、答弁とさせていただきます。ほかにありましたら、どうぞ担当のほうから。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) 市長が先頭に立って指示されるのは大変すばらしいことだと思いますが、私の質問とすると、来年度以降の事業計画の立案の検討を行うというのがありますけれども、これで間に合うんですかということなんですけれども。 先ほどの市長の答弁の中にも、今年度の事業というのがあります。今、極端に言えば、あしたからやってもらわないとできませんよということだと思うんですけれども、そこのところ、どうなんでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--初めに、市長。 ◎石井直彦市長 今、日本遺産が継続されるかどうかというのは、あくまでも今年度中の事業結果だ。将来こういうことをやるから取消しするとかしないとかという話ではないはずだよね。担当者、大丈夫だよね。 だから、当然そのような認識の下に、今年度中にこういうこともやっていかなければ駄目なんだよ、その報告がきちっとできるようにしなさいという下に行われているものです。 ですから、計画のためではなく、来年度以降の計画によって取消しされるとかされないという問題ではないんですよ。だから、その辺のところは当然担当者と話をして、今指示を出しているところです。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) 日本遺産は、私も取り消されるからやるとかやらないとかではなくて、当たり前なんですけれども、要は国内の身内が身内にくれた認定だと思っています。 それから、日本遺産は、いろいろきれいな言葉で書いてありますけれども、文化庁にしてみれば、日本遺産の看板を上手に使って、一生懸命活性化してねと。単純に言えば、日本遺産の看板の下で地域活性化してくださいねということだと思っています。 先ほどの答弁の中で、私、最初からずっとこれ関わっているので、この場所に立つ前から関わっているので、これを取った経緯もよく分かっています。先ほど市長が言いましたけれども、埼玉県で唯一です、川越市を抑えて。 説明を聞くと、文化庁の認定取消しというのは、どうしても事業が動かない地域がたくさんある中で、言い方は悪いかもしれませんが、半分ちょっと脅したような気がします。圧力のような気がします。 だけれども、それをやっていく必要性があるだろうし、ましてや埼玉県で初めて、1つだけです。行田市だけ認定されて、認定取消しが、今度は、日本で行田市が最初ですなんていうと、とても僕は恥だと思っています。 だからこそ、総括何々はいいですので、すぐ始めてください。始めてくださいというより、先ほどの答弁の中で、もうDMOと連携取っていますと。庁内またいで、課をまたいで、部をまたいで、事業を進めていくということになっているわけですから、その辺はぜひよろしくお願いします。 1つ、学校給食のほうにいきます。 1食当たりが240円、284円とのことです。1食当たりの金額は、これ食材のみの金額ですか、それとも児童・生徒が給食を食べるために係る経費が入った金額でしょうか。よろしくお願いします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 こちらについては、食材のみの金額ということでございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--2番 町田 光議員。 ◆2番(町田光議員) これは、埼玉県内63市町村になると思いますけれども、給食費の位置的にはどの辺なんでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 手持ちの資料でございます平均金額と比較いたしますと、小学校が244円、中学校が291円ということで、僅かながら本市は安い状況でございます。 ○吉田豊彦議長 町田 光議員、時間が来ましたので、よろしいですか。 ◆2番(町田光議員) はい。 ○吉田豊彦議長 暫時休憩いたします。            午前10時10分 休憩-----------------------------------            午前10時24分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、18番 細谷美恵子議員。     〔18番 細谷美恵子議員 登壇〕 ◆18番(細谷美恵子議員) 一般質問を始めます。 大項目の1点目、予防医学に立った帯状疱疹ワクチン接種の助成について伺ってまいります。 まず、予防接種は何のために必要なのでしょうか。自分がかからないため、かかったときに症状を軽く済ませるため、周りの人にうつさないため。この重要な目的と防げる病気を知った上で、自分のため、また大切な人のためにと予防接種は推奨されています。 予防接種には、定期接種、臨時接種、任意接種と3種類があります。定期接種と臨時接種は、費用が原則として公費で負担されるのに対し、任意接種は費用を自己負担しなければならないため、接種を希望する方にとって大きな負担となっています。 予防接種の推進のため、任意接種についても重要なものには助成を行っていくべきではないかと、ここに帯状疱疹の予防接種について取り上げます。 帯状疱疹は、日本人成人の9割以上の体内に潜んでいると言われる水ぼうそうのウイルスが原因で発症します。50歳以上になると発症率が急増し、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。これは、子どもの頃かかった水ぼうそうが、その後も水痘帯状疱疹ウイルスとして体内に残っていて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、そのウイルスが再び暴れ出して帯状疱疹を発症するというものです。 ちなみに、水痘とは水ぼうそうの正式な呼び名です。 帯状疱疹は、皮膚症状に先行して痛みが生じます。その後、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水膨れが多数集まって帯状になります。このような皮膚症状が現れると、ぴりぴりと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。 多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によって、その後も痛みが続くことがあります。3か月以上痛みが続くものを帯状疱疹後神経痛といい、焼けるような、締めつけるような持続性の痛みや、ずきんずきんとする痛みがあります。この神経痛が長引く方が、罹患者全体の10%から50%程度と言われています。 この帯状疱疹後神経痛は、最も頻度の高い合併症ですが、ほかに帯状疱疹が現れる部位によって、目の症状として角膜炎や結膜炎、ぶどう膜炎などの合併症を引き起こすこともあります。重症化すると視力低下や失明に至ることがあります。 耳の神経への影響は、耳鳴り、難聴、目まいなどがあります。その他の合併症として、顔面神経麻痺や耳介の帯状疱疹を特徴とするラムゼイハント症候群と呼ばれるものがあります。 ちなみに、今朝、私が朝のワールドニュースを見ていましたら、世界的有名なアーティスト、ジャスティン・ビーバーさん、27歳なんですけれども、このラムゼイハント症候群を発症したということで、活動を停止するということでありました。こんな若い方でも、このように帯状疱疹から、こういう病気を発症するんだということです。 戻ります。 帯状疱疹は、加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下や、糖尿病やがんなど免疫力が低下する病気が発症の原因と言われており、かなりの多くの人が罹患し、後遺症も含めて影響が大きい病気だと言えます。それゆえ、発症した際は、速やかに皮膚科を受診するように言われています。 帯状疱疹の治療には、抗ウイルス薬と痛み止めが処方されます。治療費は1万円ほど、それ以上かかってくると言われております。 さて、数年前から、発症予防と症状の軽減を目的に、任意接種として予防のための接種ができるようになりました。この帯状疱疹の予防接種は2種類あります。1つは、弱毒性水痘ワクチンです。2014年に小児用に水ぼうそう予防の定期接種ワクチンとなり、今から8年前ですね、その2年後、2016年に、帯状疱疹の予防も効能として追加されました。もう1つは、その4年後、2020年に認可されたシングリックスです。現在、どちらの帯状疱疹ワクチンも50歳以上の人が受けることができます。 ところで、2014年から子どもへの水ぼうそうワクチンの定期接種が行われるようになってからは、水ぼうそうの発症者は当然減っています。それが逆に、大人の帯状疱疹発症を増加させています。普通は、水ぼうそうにかかった人は、もう水ぼうそうにかかることはありません。それはなぜかというと、水痘帯状疱疹ウイルスへの免疫ができるからであります。 しかし、その免疫も、長い間には力が衰えます。そのとき、周囲に水ぼうそうにかかったお子さんがいれば、そのウイルスに感染することで、免疫が再活性化して免疫力が高まります。これはブースター効果と呼ばれています。今、コロナの3回目のワクチン接種と同じ意味です。しかし、2014年に水痘、水ぼうそうワクチンの定期接種が始まって、水ぼうそうにかかる子どもが減ったためにブースター効果が生じず、その結果として、大人の帯状疱疹が増えているというのです。 このように、帯状疱疹は今後も増加するおそれがあり、一旦発症した場合には、大きな苦痛と体力の消耗と、かなりの医療費がかかることになります。予防接種により発症を防ぎ、苦痛を軽減し、医療費の削減にもつながることから、以下の質問をしていきます。 中項目の1点目として、行田市における予防接種の体制はどうなっているのか。 定期接種について、市の費用負担と健康被害の補償はどうなっているのかについて伺います。 その次に、やはり大人の任意接種についての市の費用負担と健康被害の補償はどうなっているのかも伺います。定期接種と任意接種ですね。 そして、中項目の2点目、本市は帯状疱疹ワクチンについてどう考えているのか。 先ほどワクチンについて申し上げましたが、1点目、生ワクチンと不活化ワクチン、いわゆる弱毒性水痘ワクチンとシングリックスについての発症予防効果や費用の比較。 2点目、生ワクチンと不活化ワクチンのそれぞれの副作用・副反応をどのように考えているか伺います。 中項目の3として、ほかの自治体、他の健康保険組合の取組を踏まえた本市の方針はありますかについて伺います。 ほかの自治体、例えば隣の鴻巣市、それから北本市とか、ほかの健康保険組合、国保でない東電とか補助を始めています。その背景をどう捉えていますか。 2点目、本市の方針としてはどのようにお考えですか、お尋ねいたします。 次に、大項目の2点目、市内交通網の利便性の向上について伺います。 これはもう随分議論されていることですが、今回の改正により利便性の向上が図られています。特に総合福祉会館で、乗り継ぎや経路の整理については、いわゆるバスですね、私自身も利用者から、大変評価するという声をいただいております。 そこで、さらなる市内交通網の利便の向上を目指して、循環バスと、その補完と位置づけられるデマンドタクシーについて伺います。 中項目の1点目、循環バスの利便性向上のため、増便も考えるべきではないでしょうか。 次に、2点目、循環バスの利便性向上のため、運行時刻の延長も検討すべきではないでしょうか。 次に、中項目の3点目、デマンドタクシーの利便性向上について、利用時間を拡大すべきではないでしょうか。 そして、中項目の4点目、デマンドタクシーの利便性向上について、免許証の自主返納者も利用できるようにすべきではないでしょうか。 現在、デマンドタクシーの利用者というのは、75歳以上の方、高齢者の方と、それと障害のある方に限られています。しかし、デマンドタクシーを利用するのに、今まで運転をしていた人が運転免許を返上した、その方にも利用していただくという、利用者の拡大ということを図るべきではないでしょうか。これを4点目として伺います。 以上で最初の質問といたします。既に内容は通告してありますので、簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。1回目の質問といたします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--初めに、健康福祉部長。     〔松浦由加子健康福祉部長 登壇〕 ◎松浦由加子健康福祉部長 ご質問の1番目、予防医学に立った帯状疱疹ワクチン接種の助成についての1点目、本市における予防接種の体制についてお答え申し上げます。 初めに、定期接種についての市の費用負担と健康被害の補償についてでございますが、定期接種の対象となる疾病は、予防接種法により、感染力や重篤性の大きいことから蔓延予防に比重を置いたA類疾病と個人の発病や重症化予防に比重を置いたB類疾病に分類されており、その分類により、接種の努力義務、接種勧奨の有無、被害救済の水準など、公的関与の度合いが異なるものでございます。 A類疾病は、ジフテリア、百日咳、破傷風などの14疾病、B類疾病は、高齢者の肺炎球菌感染症及び季節性インフルエンザの2疾病となっております。 定期接種に係る接種費用につきましては、市町村の負担とされておりますが、本人からの徴収も可能とされております。本市においては、A類疾病については全て公費負担とし、B類疾病については、ご本人に一部費用を負担いただいた上で、残りを公費負担としているところでございます。 また、定期接種による健康被害に対する補償につきましては、予防接種法に基づく健康被害救済制度が適用され、これにより各種救済が行われるものでございます。 次に、任意接種についての市の費用負担と健康被害の補償についてでございますが、任意接種は予防接種法に基づかない疾病に対する予防接種で、医師の十分な説明に基づき、本人の意思で接種いただくものでございます。任意接種に係る接種費用につきましては、原則全額自己負担であり、本市による公費負担はございません。 また、任意接種による健康被害に対する補償につきましては、予防接種法に基づく健康被害救済制度が適用されないため、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による救済制度をご利用いただくものと認識しております。 次に、2点目の帯状疱疹ワクチンについての考えの生ワクチンと不活化ワクチンの発病予防効果や費用の比較についてでございますが、疾病の発病予防効果につきましては、各種研究等において、生ワクチンは50から70%程度、不活化ワクチンは90%以上とされておりますが、ワクチン接種後の効果の持続期間や接種費用と疾病に罹患した場合の治療費等の比較につきましては、現在、国の厚生科学審議会等で検討されているところでございますので、その動向を注視してまいりたいと存じます。 次に、生ワクチンと不活化ワクチンの副反応・副作用についてでございますが、それぞれのワクチンの添付文書によると、大きな副反応の記載はございませんが、接種部位の痛み、発赤、腫れなどの局所症状などがあるとのことでございます。 次に、3点目の他の自治体や健康保険組合の取組を踏まえた本市の方針についての他の自治体や健康保険組合が補助を始めた背景をどう捉えているか及び本市の方針につきましては関連がございますので、一括してお答え申し上げます。 帯状疱疹ワクチン接種の助成に関する取組につきましては、それぞれの団体の方針によるものと存じますが、帯状疱疹ワクチンについては現在、国の厚生科学審議会において、期待される効果や効果の持続性、疾病の発症頻度等を踏まえた最適な対象年齢、費用対効果などについての検討が行われ、定期接種化に向けた審議が継続されておりますことから、国の動向を注視してまいりたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 次に、市民生活部長。     〔吉田悦生市民生活部長 登壇〕 ◎吉田悦生市民生活部長 ご質問の2番目、市内交通網の利便性向上についての1点目、循環バスの利便性向上のための増便についてお答え申し上げます。 通勤ラッシュ時の利用者数に見合った運行頻度が確保されているかについてでございますが、通勤・通学で多くの方が利用される時間帯においても、利用者が乗車できないなどの実態はないことから、現在の運行頻度は適切であると認識しております。 次に、2点目の循環バスの利便性向上のための運行時刻延長についての東循環、北東コース、北西コースの運行時間は、利用ニーズに合わないのではについてでございますが、運行時間につきましては、利用実態等を考慮し設定しているところでございます。 今後、運行時間の見直しが必要となった場合には、これまでと同様に利用実態等を考慮するとともに、市民を対象としたアンケート調査を実施し、総合的に判断してまいりたいと存じます。 次に、3点目のデマンドタクシー利便性向上のための利用時間の拡大についての利用時間が限られている理由についてでございますが、利用者の多くが75歳以上の高齢者であり、日中の移動が多いことから、医療機関の診療時間等も勘案し、午前8時30分から午後5時までに設定したものでございます。 次に、4点目、免許証自主返納者もデマンドタクシーを利用できるようにするべきではについての75歳未満の免許証自主返納者も利用できるようにするべきではについてでございますが、本市では、加齢による身体機能の低下に不安を持つ方などに運転免許証を自主的に返納していただくことのきっかけづくりを目的とし、運転免許証自主返納者への支援として、タクシー利用券を交付しているところでございます。 75歳未満の方の免許返納に対する支援につきましては、運転免許証自主返納者の状況や先進自治体の取組なども参考に、調査研究してまいりたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。     〔18番 細谷美恵子議員 質問席〕 ◆18番(細谷美恵子議員) それぞれご答弁ありがとうございました。 時間が迫っておりますので、矢継ぎ早に質問をさせていただきます。 まず、帯状疱疹ワクチンのほうなんですけれども、今答えていただいた、先ほど私も説明しましたけれども、定期接種、臨時接種、任意接種と3種類あるんですね。その定期接種のところを説明していただいたんですが、これ、ほとんど子ども向けなんです。 ですから、私が今聞いているのは、大人の定期接種というのはないんですよ、ほとんどね。それで任意接種になるわけなんですけれども、帯状疱疹ワクチンですね。 帯状疱疹ワクチンの予防接種を、先ほどの答弁ですと、予防接種法で定期接種になっていないから、国の動向を見極めたいということなんですけれども、2種類、帯状疱疹の予防接種、生ワクチンともう1つ、シングリックスが出している、すごく効くというあれですね、2つありますが、弱毒性水痘ワクチン、これ生ワクチンで2016年から認可されています。これは1回の費用が8,000円ですね。もう1つ、シングリックス、こちらは不活化ワクチンで、2020年、2年前から認可されています。1回大体2万2,000円、それを2回受けなければいけない、4万4,000円ということで2種類あります。 このワクチン、2つとも認可されていますよね、どうですか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 生ワクチンと不活化ワクチン、いずれも薬事承認されております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) そうですね、生ワクチン、弱毒性水痘ワクチンというのは、水ぼうそうを薄めて、私の表現が的確かどうか分からないですけれども、分かりやすく言いますと、薄めて打つということで、本当にお子さんにも、2014年から定期接種になっています。1歳児から3歳でしたっけ、なっていますよね、どうですか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 水ぼうそうワクチンについては、子どもの定期接種となっております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 2014年10月から、子どもに対して、1歳児から3歳児だと思うんですけれども、水ぼうそうの予防ワクチン接種が始まっています。 その2014年の2年後、今度は50歳以上の方に、これは任意です、定期ではありません。ですから公費は出ないんです。だけれども、50歳以上の方にどうぞということで、もちろんワクチンとしては認可されています、子どもにも打っていますからね。そういうものが、2016年から弱毒性水痘ワクチンというのが50歳以上の方に、1回費用8,000円で打っていいですよと、任意接種です、あります。 これは、でも、8年から10年で効果が消えてしまうんだと。だから、もう一回打たなくてはならないのかなというところでありますが、もう1つ、2年前、2020年に出たシングリックスという不活化ワクチン、こちらは、発症予防効果が約97.2%とか、神経痛になる予防効果が88.8%、長期予防効果がほとんど長く、1回打てばそれでいいみたいなことを聞いています。 ただし、今のコロナワクチンのように副反応があるんだというようなことを聞いていますが、これについてはどうですか、ご存じですか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 不活化ワクチンにつきましても薬事承認されたことは承知しております。 効果の持続期間につきましては、様々な報告があるところではございますが、実はまだはっきりしていないところでございまして、国の審議会でも、そういったものをよく検証する必要があるのではないかとされておりますので、本市としては、そういった動向も注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 国の審議会、審議中というのは、定期接種に向けて審議中なんですよね。どうですか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 定期接種化に向けて、様々な観点から審議されていると認識しております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 定期接種になると公費負担ということであります。 そして、定期接種、言葉を換えれば、努力して受けてくださいという接種の種類なんですね。定期接種というと、あたかも定期的に受けるみたいなイメージを持たれる表現ですけれども、これは、受けてくださいと、できれば受けてくださいというような意味合いだと思います。定期接種に向けて、今、国の審議会で審議中だということです。 ですから、中項目の3つ目ですか、ほかの自治体、例えば鴻巣市、北本市、桶川市、名古屋市なんかも任意接種ですけれども、助成金を出しています。半額、例えば、生ワクチンのほう8,000円ですけれども、4,000円とか出しているんですね、半額で受けられるようにしています。 あと、東京電力、これは組合ですね、会社の健康保険組合ですけれども、全額負担というようなことになっています。これについては、どのように感想を持ちますか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 他自治体や健康保険組合のほうで助成を始めていることは認識しております。 ただ、本市といたしましては、先ほど申し上げた国の審議会で、そもそも帯状疱疹ワクチンが帯状疱疹の罹患や、先ほど議員のお話にもありました合併症の帯状疱疹後神経痛に期待できる効果や安全性の面でも、十分に今、技術的な専門的な審議をしているところでございますので、その審議の内容について注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 他市では、文京区なども大分前から助成を始めています。 子どもに打っているものを大人が打つということについて、今、安全性、安全性と言っていますけれども、これについては私も専門家でないので、1歳児から3歳児まで打つものを大人に打ったら危険ということもあるのかもしれませんが、一応、他自治体でも先駆けて、こういう助成をしているところがあるということであります。 行田市においては、認可が下りている、ワクチン自体は認可が、安全性があるということで認められている、認可のあるこういう帯状疱疹ワクチンというのが、もう既に、いわゆる水ぼうそうのワクチンが帯状疱疹にも効くんだということが分かったときから、そういうことについて、行田市民に対して広報等は行っていますか。
    吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 任意接種につきましては、特別な広報は実施しておりません。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 私も今回、どうもコロナになって、帯状疱疹にかかる人が増えているといういろんな報道を見まして、その真偽のほどは分かりません。なぜかというと、帯状疱疹については保健所への報告義務がないそうですね。保健所への報告義務がない。ですから、数が分からないんですね、かかった数が。 ただ、今までの統計上、50歳から80歳までの間に3人に1人がかかると。ですから、この中で何人かかるかという話であります。これは統計上、出ているということであります。 それが悪くすると神経痛、私の周りにも、そのようにかかって大変な思いしている方を私、見ています、男女の区別もなくかかると。先ほど言ったジャスティン・ビーバーは27歳で、もっと悪くしてしまった形のことに悩まされているということでありますので、国の方針を、動向を見つつも、こういう情報というのは差し上げてもいいのかなと思います。 任意ですから、定期接種でもそうですね、今は本当にお勧めしますということで、どこまでも義務ではありませんので、そういう意味では任意も、それから定期接種も、本当は最終的には本人の意思で決まるものでありますが、情報として皆さんに知らしめるのも、行田市、行政の役割かと思いますが、いかがでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--健康福祉部長。 ◎松浦由加子健康福祉部長 お答えいたします。 帯状疱疹の疾病の内容ですとか任意接種がありますよということの周知につきましては、他自治体の例も参考にしながら検討してまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) ぜひ、情報というのは大事ですので、後から、ほかが全部やってからの情報では、何の行政サービスにもなりませんので、早くこういう情報をキャッチして、広く知らしめていただきたいと思います。あくまでも、接種するかしないかは本人のご希望ですから。ただ、薬としては認可されているということをお知らせするのがよろしいのかなと思います。 時間がないので、次にいきます。 市内交通網の利便性の向上について伺います。 循環バス、大変よくなったなと思いますが、増便の必要はない、積み残しはないということなんですけれども、それはそれで了解いたしました。 2点目にいきますけれども、例えばやすらぎの里、コースが全部、やすらぎの里に行って、やすらぎの里で乗り継ぎができるようになっているので、非常にいいなと思います。早速使って、便利だと言われています。やすらぎの里へ行って、北東コースで乗っていって、やすらぎの里で10分か20分くらいで、今度は北西コースに乗り換えられると。非常に、行田市のざっと北の東から西へ動けるんだということで、大変研究されてよかったなと、私もこれは評価します。いいなと思います。 ただ、1つだけ聞きたいんですが、やすらぎの里発、夕方4時が最終便なんですね。プールの利用も4時までなんですね。そうすると、プール利用した方は、このバスに乗り遅れてしまうということなんですが、このあたりはどうなんでしょう。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市民生活部長。 ◎吉田悦生市民生活部長 お答え申し上げます。 個別のそういう利用の仕方というのも確かにございますけれども、今回のダイヤ改正につきましては、総合的な利用実態等を勘案して設定したものでございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) いろいろと難しい部分もあると思いますが、また調査研究を続けていただければと思います。 次に、デマンドタクシーのほうなんですけれども、デマンドタクシー、私も大分いろいろと今までも、過去にも質問をさせて、取り上げさせていただいておりますが、利用者も拡大して、本当に循環バスを補完する交通手段としてはいいなと思っております。 ただ、時間とそれから利用者、これを拡大してほしいということで、③、④で質問をさせていただきます。 なぜ利用時間、デマンドタクシー、夕方5時までなのか、これは何でですか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市民生活部長。 ◎吉田悦生市民生活部長 お答え申し上げます。 先ほどの答弁にもございましたけれども、利用者の多くが75歳以上の高齢者であり、やはり医療機関の診療時間等を勘案したという部分がございます。 実態といたしましては、例えば4月の実態を見ますと、約7割の方が午前8時半から12時までの間、利用されているということで、比較的午前中に用を済ませる方が多いことから、特に高齢者の方の移動ということで、17時までということで設定しているものでございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 逆に伺いますが、17時以降が駄目ということはあるんですか。17時以降に設定できないという理由はありますか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市民生活部長。 ◎吉田悦生市民生活部長 お答え申し上げます。 今後、利用者のそういう意見とか聞きながら、検討していかなくてはならないかと思うんですけれども、運行するタクシー事業者、こういうところとの合意も必要になってきますので、今後の検討課題としたいと思います。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 私、今回調べましたら、医療機関が17時までとおっしゃいましたけれども、例えば行田総合病院は17時半までやっているんですね。その後、診察終わってから会計、それから薬もらったりすると、とても17時のバスには乗れません。 それから、まちのいろいろなお医者さん、18時までやっていますね、夕方。歯医者に至っては、20時までやっているところも結構あります。そういう意味で、医療機関が17時までというのは、ちょっとそれは理由にならないと思います。市役所自体は17時15分までやっていますよね。 ですから、公共施設が17時までだからという、この設定が、まずもっていい加減だなと、いい加減と言ったらあれですけれども、昔、こういう公共施設の温度設定28度というのは、大分今になったらおかしいということですね。28度というのも、誰かが言ったから28度をずっと守ってしまったと。28度では違うのではないかと最近なりまして、作業効率が下がるということで、28度は高過ぎるということで今下げたりしていますが、この17時というのも、初めにぱっと決めたことがずっと変えられないというのは、ちょっとおかしいと思います。 それと、7割の方が、高齢者の7割は午前中使っているんだと言うんですけれども、もちろんそういうところあると思います。ただ、交通弱者の方の補完の交通機関としては、17時で終わってしまう、バスのほうも17時ぐらいで終わってしまいますからね、北部のほうは。そうすると、何を利用するかといったら、普通のタクシーをそれなりの料金で使ってくださいということになってしまいますので、ここのところはぜひ医療機関、ましてやこれから、買物行くのも、夏、暑いときですよ、17時だとまだ。日本はインドと同じような感じですから、物すごい暑い17時ぐらいに、タクシーで買物に行く方もいらっしゃいます、スーパーにですね。だから、そういうことも考えると、日射病等々を考えると、時間の延長というのをぜひ考えていただきたい。 17時以降駄目というのは、タクシー会社との話合いだということで、タクシー会社、私も昭和タクシー、伺ったりしていますが、タクシーを3台増やして対応していますということで、非常に一生懸命やっていますし、これに対して、本当に、タクシーの需要も増えてよかったということでありますので、タクシーが17時以降で、逆にその頃に使いたいということもあると思いますので、検討していただきたいと思いますが、これはいいです。ぜひその方向でお願いいたします。 もう1つ、免許証自主返納者、これは今度、75歳以上の方で過去に違反歴のある方は、実車試験というのが導入されますね。今導入されているんですか。そうすると、免許の更新ができないということであります。 それだけはなくて、75歳に達しなくても、運転にちょっと自信がないという方に、代替手段として何があるのかといったら、循環バスかデマンドタクシーしかないわけですよ、ちょっとそこら辺に行くのはですね。 今、タクシー券を交付しているから、これタクシー券て、私が言って成立したやつなんですけれども、いわゆる前の市長のときに、タクシー券、運転免許証を自主返納して、警察に行って、そこで返納しましたというと、運転経歴証明書というのを1,000円ぐらいでもらうわけですよね、1,000円払ってですね。それを持って市役所に行けば、タクシー券12枚つづりを2セットもらえると、500円のですね。毎年毎年更新できると、申請すれば、また2セットずつもらえるというようなことだったんですけれども、今は1回限りとなりましたね。それで、タクシー券交付しているというけれども、1回限りなんですよ。 それがデマンドタクシーにも使えるようにしてくれと、なりましたけれども、やっぱり、そういうふうにあまり大して、タクシー券を交付しているからといったって、そこまでのあれはないんですよ。むしろ、75歳未満、74歳でも73歳でも、今まで運転していた人が車が使えなくなるわけですから、自主返納すればですね。その方にタクシー券ではなくて、タクシー券の利用率も今低いではないですか。どのぐらいですか、ちょっと伺います。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市民生活部長。 ◎吉田悦生市民生活部長 お答え申し上げます。 タクシー券の利用率でございますけれども、16.5%でございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) そのぐらいですよね。なかなか差し上げても、利用しなければそのまま終わってしまうということで、16%ぐらいということでは、これを見直さなければならないのかなと思います。 ですから、デマンドタクシーを75歳以上と決めたのも、後期高齢者ということですけれども、これも最初に決めたら、それをずっと守らなければならないということではありませんので、私、何度も言っている、東松山市はゼロ歳児からオーケーということでありますので、75歳以上でなければならないという理由はないんですよね。 いっぱいお金が、行田市の半分補助ですから、そういう意味で苦しいというのはあるんですけれども、せめて免許証を自主返納した方には、デマンドタクシーに登録する権利というか、登録可能ですよということについて広げていくという、利用可能な方は今75歳以上、あと障害をお持ちの方と、この方だけになっていますけれども、自主返納した方、それが60歳でも、それは可能ということについて考えていくということはいかがでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市民生活部長。 ◎吉田悦生市民生活部長 お答え申し上げます。 デマンドタクシーの運行につきましては、そういう仕組みだとか様々なものを、今後いろんな利用者の意見等も踏まえながら、調査研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) これはやっぱり、市長が最後には判断していただくということが肝要かと思います。 タクシー券の交付も前よりも減らしたわけですから、そういう意味では、免許証自主返納の75歳に満たない方にも、デマンドタクシーの利用を拡大するということにしてほしいと私は考えますが、いかがですか、市長。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 実態調査した上で、やるべきかどうか判断していきます。 75歳以下の人が何人いるだとか、そのような実態を調査した上で、できればやっていくというような形は、調査の上という形で、何人いるんだか、ちょっと報告もまだ受けていないものですから、その辺のところをやった上で判断していきます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--18番 細谷美恵子議員。 ◆18番(細谷美恵子議員) 私も担当課を通して、これ警察が把握しているということだと思いましたので、調べてくれと言ったら、警察に連絡したら分からないということなんですよ。 ですから、何人ぐらいということではなくて、免許証を自主返納した方にはデマンドタクシーに登録できますよと、そういうことがなければ、では何で交通手段を得たらいいのかということになります。循環バスがあるではないかということでしょうけれども、循環バス、プラス、デマンドタクシーと、75歳以上の方にはそういうことが、循環バスは75歳以上の方は無料で乗れるということがありますので、免許証を今、運転に自信のない方はどんどん返上しましょうという国の流れであります。 行田市としては、人数を数えてからということではなくて、そのあたりの前広の考えというのを市長からぜひいただきたく、もう一度質問します。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 財政は、きちんとした全的な判断なものですから、はい、やりますというわけにもなかなか行かないので、来年度の予算の中で、果たしてこれがいいのかどうかという判断を、今予算をこれから組みますので、そんな中で判断していくという意味で理解していただければと思います。 ◆18番(細谷美恵子議員) ぜひよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 ○吉田豊彦議長 暫時休憩いたします。            午前11時09分 休憩-----------------------------------            午前11時24分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、1番 福島ともお議員。     〔1番 福島ともお議員 登壇〕 ◆1番(福島ともお議員) 通告に基づきまして、市政に対する一般質問をいたします。 大項目で5点お伺いいたします。 まず、大項目1、地域公共交通についてです。 令和3年6月定例会の一般質問で、交通について取り上げさせていただいたことがあります。その際、「私は、むしろデマンドタクシーと、市内循環バスなんですけれども、場合分けといいますか、例えば都市部はバスを走らせて、ほかの地域は主にデマンドタクシーでやっていくというような、そういうところも検討してみてもいいのかなと勝手に思ったりしています。あとは、デマンドタクシー自体が非常に利便性も高いわけですから、もちろんその際は、中心部の人が使えないというわけではなくて、みんな使えるけれども、バスの走らせる範囲というものをもうちょっと考えてもいいのかな。あるいは、技術とかに関しても、やっぱりこれからどんどん自動運転とかが普及されていく中で、将来的にはバスも自動運転、オートメーションになって、人件費というのが多分、もう少し先だと思うんですけれども、なくなる未来もあるとは思うので、そこら辺もいろいろと考えていただけたらなと」と発言しております。 令和4年度から市内循環バスの一部ルート変更があり、太田地区の関根を通らないルートになりました。調査の結果、利用者がいなかったとのことでしたが、説明に疑問のある住民の方からは、ルートを残すための署名運動をして、請願や陳情を出したほうがいいのではとの声が一時期上がりました。 このときに私は、改めまして、中途半端に市内循環バスのルートを変更するよりも、抜本的な改革の必要性を感じました。 ①デマンド型乗合タクシー「愛タク」についてです。 配付しました資料は、群馬県富岡市で実施されていますデマンド型乗合タクシー愛タクの乗り方ガイドと、令和4年5月13日時点の愛タクマップになります。主要公共施設、スーパーマーケット、医療機関等、439か所の停留所がございます。 毎日8時から17時まで運行されており、市民の方であれば1乗車100円です。往復の利用であれば200円です。電話もしくはスマートフォンアプリで5日前から予約でき、当日の利用希望時刻の15分前までにすれば、1人でも走ります。 高齢化が進む中、市民の方にとって、より利便性の高い制度へと転換する必要があります。もし本市でやるのであれば、部分的に導入してから徐々に拡大していくのがよいと思います。 1点目、このような制度を導入する可能性はあるのかお聞かせください。 続きまして、②自動運転バスの実証実験についてです。 先月、茨城県境町の自動運転バスを見てまいりました。公道を時速20キロメートル以下で走行しておりますので、ゆっくりではありますが、運転席はなく、テーマパークのアトラクションのようでした。 観光に力を入れている本市で、例えば八幡通り、北谷通り、蓮華寺通りを、観光客を乗せて自動運転バスが走る姿を想像してしまいました。 1点目、実施する可能性はあるのかお聞かせください。 次に、大項目2、子育て世帯支援についてです。 ①子育て世帯定住促進奨励金についてです。 本市では令和2年9月30日まで、市外から転入した子育て世帯が1年以内に住宅を取得した場合、最高で60万円、市内在住の子育て世帯が住宅を取得した場合、最高で40万円の奨励金を交付しておりました。本市に戻ってきてくれました子育て世帯の市民の方から、この制度がなくなってしまって残念との言葉をいただきました。 1点目、復活する可能性はあるのかお聞かせください。 続きまして、②子育て世帯向け移住定住促進住宅についてです。 茨城県境町の例を紹介いたします。子育て世帯、新婚世帯を中心に、境町への移住・定住を希望する方のための賃貸マンション、アイレットハウスを整備しており、北関東初のPFI方式により造られる住宅で、国の交付金と民間企業の資金や経営ノウハウ等を活用して、建設、維持管理、運営を行っています。地域優良賃貸住宅制度により、子育て世帯もしくは新婚世帯等であり、所得基準に該当される方は、減額後の家賃で入居することができます。 1点目、建設する可能性はあるのかお聞かせください。 続きまして、③子育て出産奨励金もしくは子育て支援金についてです。 群馬県板倉町では、子育て支援と定住化を促進し、活力あるまちづくりを図ることを目的とし、子育て支援金を支給しております。第1子の場合、出産時と小学校入学時にそれぞれ3万円支給します。第2子の場合は4万円となり、第3子以降は6万円となります。 また、茨城県境町では、第3子以上の児童を出産された方に出産奨励金を支給しております。奨励金は、3人目以上の児童1人につき最大50万円を限度に支給します。 1点目、支給する可能性はあるのかお聞かせください。 続きまして、④浮き城のまち・子育てジョイ・ハッピー事業についてです。 本市では、第3子以降のお子さんの誕生を祝して、出生児童1人当たり1万8,000円相当の子育てハッピー券をその保護者に贈呈し、各協賛店舗が用意するオリジナリティーあふれる子育てハッピーセット、お祝いセットと引き換えていただくものです。 1点目、第1子、第2子まで対象を拡大する可能性はあるのかお聞かせください。 続きまして、⑤チャイルドシート購入費補助制度についてです。 群馬県板倉町では、自動車に乗車中の幼児の安全確保と健やかな成長を支援するため、チャイルドシートの購入者に対して、その費用の一部を補助する事業を行っています。チャイルドシート1台につき1万円を上限として、購入価格(税込み額)の2分の1を乗じた額(1,000円未満切捨て)となります。 1点目、復活する可能性はあるのかお聞かせください。 次に、大項目3、スクールバスについてです。 ①運用について伺います。 住民の方から、朝、スクールバスが遅れるという話をいただきました。本年度からの実施でありますので、不慣れなところがあるのかなと思っておりました。しかし、6月3日も8分遅刻したという話をその日に直接伺いました。ほかの方からも、10分程度遅刻することがある、何とかしてほしい、これでは統合しないほうがよかったのではないかとのお声もありました。 旧星宮小学校区の子どもたちを忍小学校に送った後に、そのスクールバスで旧須加小学校区の子どもたちを見沼小学校に送っているから、始業時間が異なるといえども、スクールバスが遅刻するのだと思います。 1点目、登校時、旧星宮小学校区の児童を忍小学校に送った後、旧須加小学校区の児童を見沼小学校に送っているが、現状問題はないのか。 2点目、登校時、忍小学校、見沼小学校、それぞれ別のスクールバスを用意することはできないのか。また、その場合、費用はどのくらいになるのか、それぞれお聞かせください。 また、配付しました写真は、旧須加小学校区の保護者の方から頂きました登校時のスクールバスの様子です。運転手を入れまして定員29名の29名です。新型コロナ禍の中で補助席まで使っており、心配だとの声をいただきました。 3点目、登校時、旧須加小学校区の児童は補助席を使用している状況だが、バスのサイズを大きくすることはできないのかお聞かせください。 次に、大項目4、言な絶えそね-行田創生RPG-についてです。 自治体による地方創生RPGの先駆けとなるのは、何を隠そう本市の言な絶えそね-行田創生RPG-です。 ①(仮称)言な絶えそね2についてです。 1点目、制作する可能性はあるのか。 2点目、制作する場合、クラウドファンディングやふるさと納税の寄附金で費用を捻出したほうがよりよいのではないか、それぞれお聞かせください。 続きまして、②他の自治体の地方創生RPGとの連携についてです。 1点目、共同プロモーションする可能性はあるのかお聞かせください。 次に、大項目5、危険ブロック塀についてです。 ①撤去費補助制度についてです。 市内でブロック塀が傾いていたり、ひびが入っているところも見かけたりします。首都直下地震の発生も予見される中、本市にも危険ブロック塀撤去費補助制度があればと思い、伺います。 1点目、導入する可能性はあるのかお聞かせください。 以上でございます。執行部におかれましては、ご答弁のほど、よろしくお願いいたします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--初めに、市民生活部長。     〔吉田悦生市民生活部長 登壇〕 ◎吉田悦生市民生活部長 ご質問の1番目、地域公共交通についての1点目、デマンド型乗合タクシーについてお答え申し上げます。 制度導入の可能性についてでございますが、デマンド型乗合タクシーについては、バスとタクシーの中間的な役割を果たす移動手段の1つとして、今後策定する行田市地域公共交通計画の中で、本市独自の交通ネットワークの構築に合わせ、総合的に判断してまいりたいと存じます。 次に、2点目の自動運転バスの実証実験についてでございますが、自動運転技術の進歩等を含め、実施の可能性について研究してまいりたいと存じます。 次に、2番目の子育て世帯支援についての5点目、チャイルドシート購入費補助制度についてお答え申し上げます。 制度復活の可能性についてでございますが、本市では、チャイルドシートの着用が義務化された平成12年の道路交通法の改正時に、その周知と普及啓発を目的に、3年間の時限的な補助事業として実施したものでございます。法改正から20年が経過し、チャイルドシートの着用義務は定着していることから、制度の復活は予定しておりません。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 次に、総合政策部長。     〔渡邉直毅総合政策部長 登壇〕 ◎渡邉直毅総合政策部長 ご質問の2番目、子育て世帯支援について、他の部署が所管する部分もございますが、一括してお答え申し上げます。 初めに、1点目の子育て世帯定住促進奨励金の復活する可能性についてでございますが、子育て世帯定住促進奨励金制度は平成25年度から実施してまいりましたが、制度開始以来6年が経過し、同様の制度を設ける市町村が増加傾向にあったこと、また、利用者アンケートを分析した結果、本奨励金が必ずしも財政負担に見合うインセンティブとなっていないことから、令和2年9月末をもって廃止いたしました。 このような経緯から、本奨励金の復活は予定しておりませんが、市といたしましては、保育所や学童保育室の待機児童ゼロの維持やこども医療費の18歳までの無料化、また、学力向上支援教員の配置や英語検定取得への支援などによる子育て環境や教育環境の充実などを通じ、本奨励金を通じて転入された子育て世帯を含む本市にお住まいの子育て世帯の方々に、住んでよかった、住み続けたいまちと感じていただける取組に今後とも努めてまいります。 次に、2点目の子育て世帯向け移住定住促進住宅についての建設する可能性についてでございますが、現在のところ、子育て世帯向けの住宅を建設する予定はございません。 本市では、子育て世帯が市営住宅への入居を希望される際には優先的に入居できることとしており、現在、市営住宅の入居率は約85%で空き部屋があることから、これからを有効活用してまいりたいと考えております。 次に、4番目の行田創生RPG「言な絶えそね」についての1点目、(仮称)「言な絶えそね2」についてお答え申し上げます。 制作する可能性及びクラウドファンディングやふるさと納税による費用の捻出につきましては、関連がございますので、一括してお答え申し上げます。 行田創生RPG「言な絶えそね」は、忍城の城下町等を舞台にしたスマートフォン用の和風ファンタジーRPGで、ストーリーを楽しむだけでなく、登場する歴史上のキャラクターをはじめ、忍城やさきたま古墳群、足袋蔵など、市内に実在する地域資源などを通じて、観光振興や郷土愛の育成にも寄与するコンテンツとして制作したものです。 加えて、古代蓮の里や観光情報館「ぶらっとぎょうだ」など、市内17のスポットを実際に訪れ、アプリを通じてGPS通信をすることで、ゲームを有利に進めることができるアイテムが入手できるほか、ゲーム内で入手できるクーポンを市内の協賛店舗で利用できるなど、市内の名所や店舗等を実際に訪れていただくための仕掛けも設けております。 ゲームは、2018年2月に配信を開始して以降、2020年2月には、制作当初に目標としていた10万ダウンロードを達成したものの、その後は、リリースからの年月経過に伴い新規ダウンロード数が減少しており、また、各スポットにおけるGPS通信回数についても、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛等の影響もあり、伸び悩んでいるところでございます。 こうしたことから、当面は現在の行田創生RPG「言な絶えそね」のさらなるプロモーションやクーポン協賛店の充実を図るなど、引き続きRPGゲームを活用した市の活性化に取り組んでまいります。 次に、2点目の他自治体のRPGとの連携についての共同プロモーションについてでございますが、本市以外にも、千葉県佐倉市や宮城県石巻市、兵庫県南あわじ市など数例、地方公共団体が作成したスマートフォン用RPGゲームがございますが、その開発目的やゲームのストーリー、登場キャラクターなども千差万別であることから、現在のところ、共同プロモーションに関する具体的な予定はございません。 しかしながら、他自治体の共同PRを実施すること自体は、相互にメリットがあるものと認識しておりますことから、今後、効果的な連携方法について調査研究してまいりたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 次に、健康福祉部長。     〔松浦由加子健康福祉部長 登壇〕 ◎松浦由加子健康福祉部長 ご質問の2番目、子育て世帯支援についての3点目、子育て出産奨励金または子育て支援金及び4点目、浮き城のまち・子育てジョイ・ハッピー事業につきましては、関連がございますので、一括してお答え申し上げます。 現在、本市独自の子育て世帯を支援する給付事業として、第3子以降の児童の誕生をお祝いし、まちの活性化を図るため、市内の協賛店舗で使用可能な1万8,000円相当の商品券を贈呈する行田市浮き城のまち・子育てジョイ・ハッピー事業を実施しております。 現状では、本事業における対象児童の拡大や出産祝い金などの新たな給付事業を実施する予定はございませんが、他自治体の給付事業などについて調査研究してまいりたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 次に、教育部長。     〔小池義憲教育部長 登壇〕 ◎小池義憲教育部長 ご質問の3番目、スクールバスの運用についてお答え申し上げます。 登校時、旧星宮小学校区の児童を忍小学校に送った後、旧須加小学校区の児童を見沼小学校に送っているが、現状問題ないのか及び登校時、忍小学校、見沼小学校、それぞれ別のスクールバスを用意することはできないのか、また、その場合、費用はどのくらいになるのかにつきましては、関連がございますので、一括してお答え申し上げます。 2台のバスを2つの学校で時間差をつけて運行する現在の方法につきましては、両校の児童の登校時刻に差があることや各学校の教育活動に支障がないことから、問題なく円滑に運行できているものと認識しております。 また、経費についてでございますが、スクールバス1台当たり年間約520万円でございます。 また、バスのサイズを大きくすることはできないかにつきましては、現在運行しているマイクロバスを中型バスに変更する場合には、運行できる道路が限られ、バスルートの変更が必要になることから、現在のところ、バスのサイズを変更することは考えておりません。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 次に、都市整備部長。     〔青山義徳都市整備部長 登壇〕 ◎青山義徳都市整備部長 ご質問の5番目、危険ブロック塀についての撤去費補助制度についてお答え申し上げます。 危険ブロック塀等の撤去を対象とした補助制度の導入は、現在のところ予定はしておりません。 民有地にあるブロック塀等の所有者に対しましては、安全性を確保するための対応について、引き続き市ホームページや市報を通じて、周知啓発に努めてまいりたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--1番 福島ともお議員。     〔1番 福島ともお議員 質問席〕 ◆1番(福島ともお議員) ご答弁のほど、ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきたいと思います。 全体的な印象として、調査研究とゼロ回答のところが多かったのかなと思います。 まず、大項目1点目の地域公共交通、この件に関しましては、壇上でも読み上げましたけれども、壇上で読み上げたときは財源のところ、特に触れていませんでしたが、富岡市の令和3年度当初予算、この年から本格的に乗合タクシーを始めたのですが、そのときの乗合タクシー運行事業が1億5万円、それでいて、令和4年度、今年度、富岡市の場合は、乗合タクシー「愛タク」維持費等補助金で6,800万円、それで、乗合タクシー「愛タク」予約システム構築委託で1,400万円となっております。 それに対して、行田市の今の要は公共交通、市内循環バス運行事業で1億500万円ですね、およそ。デマンドタクシーがおよそ2,300万円。それでいて、ここに加えるか加えないか、議論があるかもしれないですけれども、生活路線バス運行事業の7,000万円を加えますと、本当2億円近いお金がかかっていると。生活路線バス運行事業を除いたとしても、1億3,000万円近いお金がかかっている。 それに対して、市民のほうが、今の循環バスの状況にある意味満足しているのかどうかと言われれば、やっぱり空気乗せて走っているとかいうお声をいただいたりします。それなので、今回はこうした形で、デマンド型乗合タクシー「愛タク」という富岡市の例を出させてもらっています。 一応データとしては、令和4年6月1日時点で、富岡市の人口は4万6,637人、面積が122.85平方キロメートル、それに対して、行田市が7万9,011人、面積が67.49平方キロメートルということで、面積では富岡市のほうが大きいんですね。それで、可住地面積にすると、富岡市が76平方キロメートルで、行田市はほとんど住めるという意味では、可住地面積が67平方キロメートルということで、ほとんど可住地面積で見ると差がない状態、人口で3万人ぐらい差はありますけれども。 乗合タクシー「愛タク」は、今後600か所とか増やしていく予定ですが、現状439か所なんですよ。それに対して、行田市のデマンドタクシーの乗降場所というのは600超えていますよね。 ある意味、転換がしやすいといいますか、今までのデマンドタクシーで得たノウハウをうまく乗合タクシーに転換しても、私はそこでうまくやっていけるのかな、もちろん運行事業者どうするとか、あるいはAIを使ったそういうシステム導入するとか、いろんな課題はあると思いますけれども、やっぱり富岡市の乗合タクシー「愛タク」の一番いいところというのは、距離に関係なく定額、1乗車100円、そこが大きいと思うんですよね。往復しても200円。 行田市のデマンドタクシーの場合は、2,000円未満だと500円で、タクシーメーター料金合わせて500円、1,000円、1,500円、2,000円、2,000円以上のところは上限がないとなっていますけれども、でも、やっぱり公平・公正な、市内の中でも要は遠い地域の方は、やっぱりそれだけ距離走らなければいけないので、自己負担が多くなってしまう。なので、富岡市の制度設計であれば、本当にみんな同じ、公平・公正だと私は思いました。 それなので、ぜひ、ちょうど今見直しの時期でございますから、こうした転換も含めて検討していただきたいなと思っております。率直に市長のご意見等もお伺いしたいので、お聞かせいただけたらと思います。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 富岡市の取組、参考にはなると思うんですけれども、やはり地域の事情とタクシー業界の事情だとか、そしてあと、いいことばかりではなくて、いろんな形で逆の面もあるのではないかと思って、そういうことを調査しない限り、何とも言えないなと思うので、できるだけこれから調べていきたいと思います。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--1番 福島ともお議員。 ◆1番(福島ともお議員) 分かりました。 ぜひ庁内のほうでも、こうした他の自治体の例を取り上げて、ぜひ調査していただけたらなと。それでいて、実現にまで持っていけたら幸いでございます。 続きまして、自動運転バスの実証実験についてということで、これはどちらかというと、これも茨城県境町の例なんですけれども、堺町は今すごい、こういった投資ができているというのは、やっぱりふるさと納税が、例えばですよ、平成30年度がおよそ60億円のふるさと納税寄附額で、関東一だったと。そこで余裕をつくって、それで市民に還元している。その一環として、自動運転バスの実証実験として、結構予算投入もできるわけなんですね。 それなので、行田市としても、結局財源の話、お金の問題になってしまうと思いますので、ぜひともふるさと納税のほうに、まずは力を入れていただきたいなと思っていますが、でも、それでも私としては、自動運転バスが行田市の市内、もちろん主要幹線とかではなく裏通りですよね。例えば北谷通り、蓮華寺通り、あるいは八幡通り、ああいうところをゆっくり観光目的として走らせていたら、非常に目玉になるのかなというのはちょっと思ったんですよ。 それなので、そういった方向に関しても検討していただけたらという意味合いで、ちょっと今回質問に加えさせていただいております。 大項目1は以上でございます。 続きまして、大項目2のほうに移ります。 子育て世帯支援についてということで、これ県のホームページ、埼玉県のホームページを見ますと、令和元年度、行田市の出生率0.99、383人、令和2年度が出生率1.11、371人と。それで、埼玉県は令和元年、令和2年度、どちらも1.27ということで、特に令和元年がすごい、1切ってしまっているという状態でございます。 こういうデータが出てきてしまうと、ここの部分をどうにかしていかなければいけないという意味で、私、今回、子育て世帯支援ということで取り上げさせていただきました。 要は金銭的な補助をして支援する、それと同時に、箱という観点で、移住定住促進住宅というのは質問させてもらいました。でも、これはお金がかかるから、そんな一朝一夕にできるようなことではないです。 私がこの5つ取り上げた中で、一番可能性があるのが④番だと思っていまして、浮き城のまち・子育てジョイ・ハッピー事業の対象拡大、第1子から第2子まで拡大したほうがいいのではないかというのは、データ的に見て、第1子、第2子まで拡大しても、2万円で計算しても、本当に800万円いかないぐらいでできるんですね。 それなので、ぜひ浮き城のまち・子育てジョイ・ハッピー事業の対象者を初めは拡大して、今、ジョイ・ハッピー事業でどういうのをやっているのかといえば、要は市内の協賛店舗のところへ行きますと、例えばオードブルもらえるとか、パーティーセットですか、あるいはファミリーセットでラーメンとか、あるいはお米をもらえるとか、あるいは床屋へ行って親子仲よく散髪券とか、あるいは大島薬局ではプルルンお肌セットみたいな、いろいろなものを用意してくれているなとは思いますけれども、やっぱりまずはジョイ・ハッピー事業を使える人を増やしてもらいたい。その上で、協賛店舗を含め、今後見直していく必要が僕はあると思っています。 要は、板倉町みたいに直接現金給付にしてしまう、第1子以降はみんな3万円配るみたいにしても、1,500万円もいかないんですよね、それでも現状のデータで見てしまうと。 それなので、ぜひそういった部分も含め、要は子育てジョイ・ハッピー事業を今のまま続けるよりも、対象拡大と同時に現金給付に切り替えるみたいな、そういうことをしないと、出生率があまりにも低いし、それに対して、有効な手だてというのを見つけるのは難しいのは僕も分かっていますが、でも、何かやらなければいけないという意味では、こういうふうに板倉町とかのことを見てしまうと、非常に魅力的だななんて僕は思ってしまうんです。 なので、ぜひ、そうした直接的な現金給付等も考えていただけたらと思います。こちらに関しても、ぜひ市長のご見解等もお聞かせいただけたらと思います。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 0.99、大変問題だと思っているんですよ。ただ、本当にこういう子育ては、お金がないから出生率が減っているのかね。 もちろん言うとおりだと思うんですよ、一つ一つ、例えば板倉町でそうやって現金払ったら、では板倉町は本当に人口増えているのかとか、出生率が上がるのかとか、そういうようないろんな組合せによって初めて決まるというような意味においては、できることをやっていくべきだと思うんですけれども、本当にいい方法はまだまだ見つかっていません、0.99ではね。 やはりフランスではないけれども、もっともっと出生率が上がっていくような、国策でやってくれればまた変わるんでしょうけれども、行田市においては、まだまだ本当に低くて申し訳ないんですけれども、どれがより有効で効果があるのか、その辺のところを見極めて、複合的要素の中から選択していくべきだと。 ですから、これやったら必ずこうだという傾向が見られれば簡単なんですけれども、そういうわけにいかないので、あらゆるものをこうやって検討しながら、やっていく必要があると思っています。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--1番 福島ともお議員。 ◆1番(福島ともお議員) そうですね、市長のおっしゃる部分も当然あるかなとは思いますし、やっぱり総合的に判断していくというのが大事なんですけれども、まずは何か手を打っていくと、そして制度もいじっていく。 現行の制度のままで、私はちょっとまずいのかな、ほかの自治体がそこにどんどん付加価値をつけて魅力度高めているわけですから、行田市もその競争に負けてはいけませんから、ぜひそれについていく政策を期待しております。 続きまして、大項目3点目のほうに移ります。 スクールバスについてということで、これ完全にゼロ回答だったんですけれども、総政部長にお聞きしたいのですが、仮に、スクールバスを別々に用意するということは、財政負担的に厳しいのでしょうか、どうなのでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--総合政策部長。 ◎渡邉直毅総合政策部長 お答え申し上げます。 別々に運行した結果、バスが増えるという面においては、やはり財政負担が増えるということでしょうから、そこは財政負担は当然、台数が増えれば増えるんだろうと単純に認識をしております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--1番 福島ともお議員。 ◆1番(福島ともお議員) すみません、私の聞き方が悪かったのかもしれないですけれども、行田市として、やっぱり今みたいに旧星宮小学校区のほうのバスをそのまま旧須加小学校区のほうに回すという、そういうことをせざるを得ないぐらいの状況だという判断でよろしいのでしょうかという意味なんですけれども。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--総合政策部長。 ◎渡邉直毅総合政策部長 それぐらい財政状況が厳しいのかというご質問ですが、それは何をするにしても、厳しいですよ、厳しいですが、必要なものについては出すわけでございます。 その必要性についての議論を踏まえて、今の形として運行がされていると認識をしております。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--1番 福島ともお議員。 ◆1番(福島ともお議員) それでは、ぜひその考えをできれば改めていただきたいなというのが私の意見でございます。 お手元に配付させてもらった資料の写真、それは旧須加小学校区の保護者の方から送られてきた朝の学校の様子でございます。やっぱり補助席まで使っている状態なので、事故とかあったとき心配だというようなお声もいただきました。 それでいて、その写真をやっぱり、市民の方にもどうでしょうねということでお見せすると、ぎゅうぎゅうで子どもたちがかわいそうとか、やっぱり29人の定員で29人では、コロナ禍ですし、ちょっと密なのかな、何で私、今財政状況のことを聞いたのは、スクールバスを削減せざるを得ないほど財政状況が逼迫しているのかなと思ったので、お聞きしました。 ということは、どのような経緯でこのような判断に至ったのかというのをお答えいただけますでしょうか。バスの共同利用といいますか共同運行ですね。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育部長。 ◎小池義憲教育部長 お答えいたします。 現在の忍小学校のルートから見沼小学校のほうへ2台、ルートを回しておりますが、これにつきましては、効率的な運用を図るということで行っているところでございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--1番 福島ともお議員。 ◆1番(福島ともお議員) 効率化と言いますけれども、やっぱり、でも、それだと何か、効率化・合理化を選択するのが、僕はちょっと分からないんですよね。 そこで効率化・合理化を選択した結果、スクールバスが遅刻しているんですよ、8分とか10分とか。その状況を容認しているのが、私はちょっと理解できないですね。実際私のところには、そういった保護者の方からのお声が来るわけです。 それでいて、来年は太田小学校、こちらのほうも旧太田東小学校区の子たちに、やっぱりスクールバスを出さなければいけないわけですよ。その際どうするのかというのがありまして、要は、今現状、旧北河原小学校区だけは、ある意味専属でついているわけではないですか、バスが。それに対して、旧星宮と旧須加小は共同利用になってしまっているから、旧須加小学校区のほうで、そういった遅刻ということが起きてしまう。 それでいて、朝ですから、やっぱり保護者の方からすると、大事な時間なんですよ、朝というのは仕事もありますから。実際そういったお声、僕は直接言われるわけです。だから、今回取り上げたんです、早速。 それなので、やっぱりこの問題点としては、そもそも忍小は忍小でバスを置く、それで、見沼小は見沼小でバスを置く、それで太田小は太田小でバスを置くという、それが何でできないのかというところなんですよね、将来的な意味でも。 ですので、ぜひそこでスクールバスを、要は今3台になっていますけれども、なぜ5台ではないのかな。バスのサイズのところも、できれば大きくしてほしいというのがありますけれども、そもそもバスの台数を増やして、ちゃんと旧星宮小学校区も2台、旧須加小学校区も2台で運用し、ちゃんと保護者の方も子どもたちも安心・安全で回せる、そういうスクールバスにすべきなのではないかと。 そこに対するお金というのは、僕は投資だと思います。ちゃんとそこに投資して、それでやるべきなのではないですか。そこで効率化・合理化を選択するというふうに至った経緯が知りたいから、私、財政状況を聞いたんです。 財政状況がそれだけ逼迫しているなら、そういう意味で、ある意味負担を強いなければいけないのかもしれない。でも、別にそこまでの状況ではないのであれば、やっぱりお金をかけてでも、そこはスクールバス出すべきだと思いますが、これに関しては、石井市長、どうお考えでしょうか。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--市長。 ◎石井直彦市長 初めに考えたんですよ。学校教育部からこういう報告が来たんですよ、星宮2台、須加2台、北河原1台、来年は太田2台、こんな形でやっていきますと、いずれはもっと学校も統合していかなくてはいけない。当初は約700万円ぐらいだったと、1台当たりがね。 そうすると、端的にいっても5,000万円ぐらいは必要だというような中で、何とか工夫ができないのかというような中で、そしてあと、先を見据えるということも大事だと思っているんですよね。今年ばかりではなくて、来年、再来年、これ5年だよね、たしか契約がね。5年間の間にどういうふうな推移を示していく、その人数も分かっていますので、そうすると、その5年間の先まで見据えて、しかも道路事情だとかそういうこと、学校までみんな集まってもらう、私が一番いいのは、元の学校に集まってもらい、そこからやればいいんですけれども、それでは芸がないなということで、できるだけ住宅のほうに来てほしいというようなこともありましたので、その意味においては、やはり道路事情とかいろんなことを考えて、忍小と、そして見沼小の関係だとか、そういうようなものを総合的に考えたら、何とか今はこういう形になって、きちんとできるのかなというような判断の下に行ったものです。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 次に、教育長。 ◎齋藤操教育長 1点だけお願いがございます。 何かといいますと、学校に遅刻してきてというお話と取れるかと思いましたが、学校の教育課程には影響なしと、学校の校長からは報告を受けております。 バス停には遅刻していくことはあるかもしれませんが、学校の教育課程には影響なしということで学校長から報告を受けてございます。 ○吉田豊彦議長 今答弁しているから、終わってからにしてください。 再質問ありますか。--1番 福島ともお議員。 ◆1番(福島ともお議員) もう時間がないので、そういうふうに今言わせていただきました。 スクールバスが遅刻をするというのが問題だというのを僕は言っているんです。結果的にそこには間に合っているのかもしれないけれども、でも、ホームルームに間に合うためにみんな走っていくと私は言われました。だから、今回はこのように言っているんです。 だから、私は、要は合理化にしか見えないので、やっぱりそこは必要な投資としてお金をかけるべきだというのが私の意見でございます。 教育長も、ご意見、もう一度お聞かせください、だったらもう。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--教育長。 ◎齋藤操教育長 それでは、質問にお答え申し上げます。 私どもが望むことは、子どもたちが安全に学校にきちんと行って、そして楽しく帰ってくる、このことだけでございます。 以上でございます。 ○吉田豊彦議長 暫時休憩いたします。            午後0時10分 休憩-----------------------------------            午後1時09分 再開 ○吉田豊彦議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、3番 高澤克芳議員。     〔3番 高澤克芳議員 登壇〕 ◆3番(高澤克芳議員) 市政に対する一般質問を通告に従い行います。 今日は流域治水ということで、田んぼダムと、それから新しく計画されております下忍の調整池ということでお話をさせていただきます。 6月6日に梅雨に入りました。梅雨に入りますと、マスコミも水に関するニュース等が多くなってまいります。 まず耳にしたところで、あれっと思ったのが、明治用水という用水路が漏水のために、ポンプ百六十何台も出して用水を確保したということがございました。かなり身につまされる事例だったかなと思います。これも水を利用するということで、大変貴重な財産としての水をどう利用するか。一朝事あれば、工業用水、農業用水に支障を来すということでございます。 それと、近くのお話ですが、本庄市、深谷市、熊谷市に、妻沼にございます備前渠用水路土地改良区という土地改良区が世界かんがい施設遺産というのに認定されまして、この前発表会がございました。これは、100年以上続いたかんがいを保持して、利用して、現在まで続いている、そういうものをユネスコみたいなものが顕彰するというところでございます。 本庄市の利根川から取水をしまして、本庄市、深谷市、熊谷市と、23キロあるんだそうです。その用水路を造ったのが、伊奈町にございました伊奈の代官さん、伊奈備前守忠次という方でございます。この方が江戸時代に、江戸の徳川家康が入部したときに、まず、関東平野をどうするかというところで家康と協議をして、水だということで、飲料水と、それから農業用水、当然その当時は、食糧としての米が大事でございますので、米の増産ということで、どうするかということをやりまして、そこで、見沼代用水を造ったり、備前渠というものを造ったと。 備前渠というのは、備前堀とよく言われるんですが、その備前というのが伊奈備前守の備前で、23キロを1年でやったと、掘ったと。1年で掘ったのは、伊奈流というのが、自然の地形を利用してかんがいをやるという方法らしいです。ですから1年でできたと、用水です。 その用水が、最後は福川に入ります。福川に入ったものがまた利根川に入る。だから、利根川のバイパスみたいなもので、それを本庄市、深谷市、熊谷市が使うと、余った水を今度は行田市が使うと、そういう話になっております。 それと、またニュースで恐縮ですが、雨の季節になって台風になったというと、大水だという話が出まして、100年に一度のハザードマップではなく、1,000年に一度のハザードマップをNHKが独自に解析したそうでございます。 そこで、浸水危険箇所にどのくらいの人間が住むかという統計を取りましたら、4,700万人が危険水位のところに住むと。どこの都道府県が一番多いか。1位が埼玉県、2位が茨城県、3位が岡山県。NHKの担当者の解析では、こういう原因というのが出ていまして、市街化調整区域に、ある年度から宅地の造成をしても構わんと規制を緩和したと。市町村は争って、人口が増える、市税が上がる、こういうことで開発をしたそうです。そのときに、田んぼを埋めるのを少し怠ったと。当然、低いところに住宅が建つことによって浸水被害が起きるんだよというようなことで、都市計画法を改正して、そういう浸水被害があるところには家を造るなという話がこの前出たと思います。それが、1,000年に一度のハザードマップということでございます。 大体、茨城県と埼玉県、どういう話かといいますと、家康が来たときに、利根川を東遷といいまして、今の利根川の流れではなく、前はもっと春日部市とか吉川市とか、そこら辺に流れていた利根川を東遷、東のほうに寄せた。今の利根川の道筋というのは鬼怒川でございました。鬼怒川を利根川に付け替えちゃったと、残った川が古利根ですね。それから、荒川は大宮台地の外側に持っていったと。残ったところが優良な田園になったということで、台風だとか何かのときにスマホで見ますと、大河川、それから中小河川というところで見ますと、中小河川のところへクリックしますと、網の目のような、本当のレースみたいな状態で川が出てまいります。これは、川の水を資源として米を作るために、まず利水ということを考えて、一生懸命、先人が何百年もかけて造った施設でございます。一朝洪水が起きますと、これは困った、これは天災だということで、災難ということで逃げられちゃったと。 治水ということであると、当然、真っすぐな水路を東京都まで持っていけば済むわけですけれども、それをやらなかったと、できなかった。なぜできなかったというと、意味がない。農業をするのに水をいっぱいこの地域にためるためには、河川の長さを長くしなければいけない。排水をなるべく少なくして、その排水をまたせき止めて使って、また残って使って、残って使ってということで、ずっとやってきました。 ここ行田市も、先ほど申し上げましたように福川から取水して、鴻巣市の安養寺までを忍川でつないで、忍川を、元荒川をかさ上げして鴻巣市をかんがいします。その後、分水路、武蔵水路ができましたので、放水路というのができましたり、水門ができました。これが、見沼中の南にある荒木の水門、それから長野落の放流口、8号放流口、それから旧忍の放流口、それから佐間水門、堤根の放水口、それから川面の水門ということでなっています。 この前の台風のときにちょっと見てみましたら、その全てのところに洪水、溢水が起きています。ですから、ただ単純につけたわけではないということですね。それで、台風が今度また来るかもしれませんし、1,000年に一度、どうなるか分かりませんけれども、今まで何もしなかったもんですから、ああいう状態になりました。 その対策として、洪水の対策として、市は何をやろうかという話になったときに、水をためる方法として、1つは田んぼダム、それから忍小ですか、それの浸透ます、浸透の設備、それから下忍の、県ですけれども、これは県の調整池等がございます。 田んぼダムは、どういうことになるかといいますと、田んぼというのは稲を植える場所ですので、稲は水生植物ですので、水がないと育ちません。水をためるためにトラクターでうねりますと、トラクターの歯によって地面をたたくんですね。それを何回かやりますと、硬い盤というのができまして、それから下には水が漏れなくなります。ですから、畑でも何でも、トラクターでうねりますと、そこに水がたまります。水田だからたまるのではなく、畑でも何でもたまります。10センチためると、1,000平方メートルですから、100トンたまります。それがいっぱい集まれば、相当な流量になります。それを田んぼダムといいます。 なぜ緑町、向町が溢水したかといいますと、2つあります。大きく分けて2つですね。 下流に流れなかった。これは、下流というのはどこが下流かというと、佐間の水門から向こうが下流ではないんです、もっと下流です。鴻巣市のもっと下流です。もっと下流、もっと下流、もっと下流なんです。 元荒川をどんどん下流のほうへ行きますと、元荒川と長野落があったので、それから野通川というのがありまして、野通川と元荒川がくっついて、またそれが1つになって元荒川になって、それが中川という川になります。中川から旧庄和町に行って、地下の神殿に入ります。その地下の神殿からポンプで江戸川に放流されます。江戸川から東京湾に流れると。だから、行田市で降った雨は、最終的には東京湾に、このルートで行きます。 つまり、行田市の水が鴻巣市であふれるか、岩槻市であふれるか、向こうであふれるか、どこであふれるか分かりません。つまり、どこかが詰まった、止まったので、上から流れてきた水の動きが止まって、どんどん上から来たのであふれたと。水は正直ですから、止まればあふれます。 それと、上流からが多くなったと、流れる以上に流れてきたと、これが原因です。だから、どうするか。流れをよくするか。逆に言えば、下忍集落、鴻巣市寄りにもっと大きいものを造れば、それは元荒川が流れる。元荒川が流れれば、忍川は吸収されて流れていきます。それが1つか、忍川の水を少なくするしかないんです。 忍川の水を少なくする方法が、1つが田んぼダム、これは排水を止める。それと、和田裏堰という堰があります。斎条堰のちょっと下流になるんですが、そこの堰を、そこは角落しという、上から止めるのではなくて下から上げていく堰ですから、そこへ角材を入れて止めていきます。上はオーバーフローで流れます。それをひとつやってみようという話になっています。つまり、酒巻導水路から忍川に流れる水を抑制しようということが1つ、それと田んぼダムで、1つは忍川に流れる排水を少し少なくしようということが、行田市でできる手段です。 県は、元荒川の水の流れをよくするために調整池を造ります。これはそういうことなんです。忍川の水が流れるようにということは、元荒川が流れないとできません。元荒川の水がどんどん行きまして、全部集まって中川になって放流されます。そのどこかで詰まる、停滞すると、どんどん上流にバックウォーターという現象が起きてきて、低いところであふれます。ですから、田んぼダムというのは、それを抑制する、今考えられる唯一の手段です。 最初に申し上げた、何年か前、2年前ですか、に申し上げたのが、稲刈りが終わったら排水のパイプを、どうなっているか分かりませんが、90度上げると、要するに。落とすのではなくて、上げると止まると。台風が終わったら、また元へ戻すと排水できる。つまり人間の手間がかかると。 それを多面的機能の支払いの対象として、1日出たら、日当払いますよということでお願いしたらどうかということでご提案申し上げた、要は。その後、いろんなところで出てきて、私も多面的機能のものをやっていますので、市からやってくれというような話も聞きました。いろんなところからも聞きました。ただ、残念なことに、実際上やったことがなかった。なかったというのは、幸いなことに、台風が影響するような降水量がなかった。これは本当によかったことなんです。 そこで、市としては、その手間が、例えば、逆に言えば危ない、台風が来てすぐはできない。稲刈りもやめてやるんだという話はちょっと難しいだろうということで、最初から排水溝に水が遅れて出るような装置をつけると、そういう方策にシフトしたと、こういうことです。 ですから、何もしなくても、その器具を取り付けた田んぼには時間的なロスができると。要するに、1時間で出ていたものが1時間半、2時間かかるよと。その間に水が流れていけばいいのではないかという、そういう器具だそうです。これは、新潟県のほうでやった田んぼダムにくっついているんだそうです。それを行田市でやろうと、こういう話だそうです。 ですから、それをうまく使えば、人間がある日突然こう行って、どうしようこうしようということではなく、何もしなくても自然に動いていくんだろうと、こういうこと。 ところが、こういう問題もある。逆に言うと、今まで行田市でつけたことがない、見たこともない。そうすると、農家の人分からないよね、どういうもんだか分からない。水がたまるようなもんだよという説明でもすれば、これは畑なり田んぼが湿気を帯びてしまうのではないかとか、こういう心配事があるわけです。だから、それはちゃんと説明しなくてはならない、時間的な問題ですと。1時間、2時間だか、2時間だか3時間だか、半日だか1日だか分かりませんけれども、結局その程度の問題で、1週間、10日だとかと、そういうことではない。 つまり、稲を作るときの段階で、その時間が必要か必要ではないかというときには、こういう話になります。田植をして稲が育って、土用干しというのがあります。土用干しというのは、稲刈りをするときに下がぐちゃぐちゃしてしまうので、水を抜いて下を硬くするのと、稲にショックを与えて、もう育つのはやめろと、もう子孫を残せという圧力を加えて穂にすると、要するに米をならせるというところで、8月のお盆当たり過ぎにやることです。その開始がちょっと早まるかもしれない。これはちょっと、やってみないと分からない。 ただし言えることは、新潟県でやっているということ。新潟県というのは米の一大産地である。米の一大産地でやっていて、行田市でできないことはないと。米作っているところで推奨していて、米ができているわけですから、それが間違った器具であるわけがない。これはよく説明をして認識を求めたほうがいいと思います。 質問が長くなると、答えがなくなると困るので…… ○吉田豊彦議長 ちょっと時間止めて。 高澤議員、答弁の時間もいただきたいので、質問内容をまとめてしてください。お願いします。時間回してください。 ◆3番(高澤克芳議員) それでは、質問に移りたいと思います。 田んぼダムの認識ですね、市はどのような認識を持っているのか。 また、新潟大学の教授に意見を聞いたそうですが、どのような認識を持っておられるか、お話をいただきたいと思います。 私は、行田市民ができる最良の方法は、田んぼダムを実施すれば、緑町、向町の洪水は防げるのではないかと思います。その最良の方法が田んぼダムだと思っています。 その周知方法はどうしたか、その反応はどうだったか、進捗状況はどうなのか。それから、問題点、これからどうなるのか、どうするのかということをお聞きしたいと思います。 次の調整池でございます。 調整池が下忍にできるということで測量に入っております。下忍のところに測量に入っていますが、その最大の容量はどのくらいでしょうか。容量によって、役に立つか立たないか、足りるか足りないかというのはあれです。ただ、市がとやかく言えるあれでもないし、県のお話ということでお聞きしたいと思います。 それから、調整池に蓋をかけるわけにはいきませんから、雨が降ると、そこへ雨がたまります。当然、同じ状態で雨がたまります。そうすると、習字のときのすずりを思い出していただければよろしいかと思いますが、平らなところがあって、それから深いところがある。雨が降ると、その平らなところから深いところへ水が集まる。つまり、いつも水があるようなところができて、乾いたところ、これから雨がたまるところができる、多分そういう構造になるんだろうと思います。ほかのところも大体そうです。 その水の降雨の処理、これは、ただためておくのか、ポンプでアップして忍川へ流すのか、元荒川へ流すのか、これをお聞きします。 それから、どのように調整池に水を流し入れるのか。 霞提というのがあるんですが、土手を片方だけ低くしますと、水がいったときに、ある程度の高さになったときに、低くなったところから水が入るようにするのが霞提。越流提とか、そういうふうにいうんですが、これは武田信玄が造ったりなんかしている、流域治水ではよく使う霞提という方式で、自然に土手を低くしたところからほかのところへ移っていく、それが霞提。 それから、これは操作ができない。いつ入れるのではなくて、そのときになったらば入っちゃう。人間の感性ではなく自然の力、水で入れちゃう。さもなければ、今度は堰を造る。堰を造るということは、誰かが開けるなりやるから、これは人間の意思が働く。今開けよう、今閉めようと、こういうことができる。これはある意味必要な措置である。これをお聞きしたい。 それから、今度は、流入の水路はどこをやるのか。忍川から入れるのか、元荒川を入れるのか、元荒川と忍川両方入れるのか。あそこに前谷落というのと清水落というのとあります、これみんな入れちゃうのか。いろんな方法があります。それによって、たまる速度も違うし、効果も違う。どこをどういうふうに入れるのかお聞きします。 以上、ご答弁をお願いいたします。 ○吉田豊彦議長 執行部の答弁を求めます。--初めに、環境経済部長。     〔江森裕一環境経済部長 登壇〕 ◎江森裕一環境経済部長 ご質問の流域治水についての1点目、田んぼダムについてお答え申し上げます。 初めに、田んぼダムについての認識でございますが、田んぼダムは、田んぼがもともと持っている水をためる機能を利用し、湛水被害を軽減する取組で、大雨が降ったときに一時的に田んぼに水をため、排水路等に時間をかけてゆっくり流すことにより、水路、河川から水があふれることを防ぐものであり、治水対策における有効な手段の1つであると認識しております。 令和元年東日本台風では甚大な被害があったことから、中川・綾瀬川流域治水プロジェクトにおいて、新たに県事業として、忍川の河川改修、調整池の整備、市で行う事業として、校庭貯留設備及び田んぼダムなどが定められました。 田んぼダムについては、令和2年より取り組んでまいりましたが、課題もあることから、新たな方式を検討するため、昨年7月に、田んぼダム事業の先進地である新潟県見附市及び小千谷市を視察し、現行より簡易で実効性の高い方式があることを確認いたしました。 さらに、昨年11月には、田んぼダム事業の第一人者である新潟大学農学部の教授にお越しいただき、講習及び忍川流域の現地確認を行いました。その際、田んぼダムの治水効果についてシミュレーションにより算出し、検証する方法があることを助言いただいたことから、本年度、新潟大学と連携し、田んぼダム事業の治水効果・解析等の調査を行うことを予定しております。 次に、周知の方法及び反応についてでございますが、令和2年7月に、市内17の多面的機能活動組織の代表者宅を訪問し、田んぼダムの概要の説明と併せて取組の依頼を行ったところ、各代表者からは一定の理解を得られたものと認識しております。 なお、本年度、新たな方式での田んぼダム事業に着手するに当たり、対象地区の多面的機能活動組織の役員に説明を行ったほか、地元自治会長、農業委員を訪問し、個別に説明を行いました。また、今月下旬には、地権者及び耕作者を対象とした説明会を予定しており、引き続き丁寧な説明により、関係者の皆様の理解を求めてまいりたいと考えております。 次に、進捗状況についてでございますが、関東地方への接近が予想された令和2年9月の台風12号、10月の台風14号、昨年9月の台風14号及び16号の4回の台風時に、田んぼダムの取組を多面的機能活動組織に依頼いたしましたが、幸い降水量が少なく、田んぼへの雨水貯留までには至っておりません。 次に、今後の課題についてでございますが、田んぼダムは実施している地域でなく下流域に恩恵があり、事業の協力者、負担者である農家に大きなメリットがないのが最大の課題であります。今後におきましては、地域全体で田んぼダムの効果を理解し、流域で水害を防ぐという機運の醸成を図ってまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 次に、建設部長。     〔長谷見 悟建設部長 登壇〕 ◎長谷見悟建設部長 ご質問の流域治水についての2点目、(仮称)下忍調節池について、一括してお答え申し上げます。 事業主体であります埼玉県行田県土整備事務所に確認したところ、貯留量は約43万立方メートルとのことでございます。 また、処理方法につきましては、忍川の水位が下がった後、下流右岸側に設置した樋管により本川へ放流し、調節地への流入方法につきましては、上流右岸側の堤防の一部に越流提を設置して、本川から流入させる計画とのことでございます。 なお、調節地に流入する河川は忍川のみとのことでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○吉田豊彦議長 再質問ありますか。--3番 高澤克芳議員。     〔3番 高澤克芳議員 質問席〕 ◆3番(高澤克芳議員) 答弁は結構ですけれども、要望としてお聞きします。 田んぼダムにつきましては、有効な手段でございますので、一度言い出したことは、市の方針として、少しでもやるような格好で行っていっていただきたいと思います。 というのは、行田市で始めれば熊谷市にも、行田市でこういうことを始めたんだよと、熊谷市さんでも頼むよと。そうすれば、今度は鴻巣市へ行って、鴻巣市さん、行田市はこういうこと始めたよと、鴻巣市へ行く水が少なくなるよ、鴻巣市でもやってよということ、鴻巣市の田んぼから入る、元荒川に入る水が少なくなりますので、忍川の水は少なくなります。これを全部やりますと、東京湾に流れる水も少なくなって、非常に助かることだと思います。 ですから、これは市民がそういう意識を持って、洪水に対する闘いの1つの手段として認識をして、自分のところは自分で守ろうよという、そういう意識を小さなことからやっていくのがいいことだと思います。 人の批判をするのは、行政を批判したり何だりするのは簡単ですが、これはできないことを少しずつ、市民のサイドでやっていくべきだろうと思います。 以上、要望でございます。よろしくお願いいたします。 それから、下忍のことにつきましては、県がやることですので、市のサイドからとやかく言うあれもないんですが、容量がちょっと足らないんでしょうね。 それと、雨水のことについての答弁がちょっとなかったのであれですけれども、同じ状態ですので、一日二日のうちに、すごい雨で100ミリでも降りますと、あれだけの面積に100ミリ降りますから、負の容量になるわけですから、それをどうにか処理しない限りは、四十何万トンを達成できない状態になります。ですから、そこら辺も併せて、県のほうに要望していただきたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。 ○吉田豊彦議長 以上で、市政に対する一般質問を終結いたします。----------------------------------- △議案第40号~第46号の一括上程、委員会付託 ○吉田豊彦議長 次に、日程第2、議案第40号ないし第46号の7議案を一括議題といたします。 ただいま上程された7議案は、別紙の付託表のとおり所管の常任委員会へ付託いたします。 各常任委員会は、会期日程により、それぞれ付託案件を審査の上、その結果を来る6月29日までにご報告願います。 以上をもって、本日の議事日程を終了いたしました。 最終日6月29日は午前9時30分から本会議を開き、委員長報告、質疑、討論、採決を行いますので、定刻までにご参集願います。 本日はこれにて散会いたします。 どうもお疲れさまでした。            午後1時50分 散会-----------------------------------     議案審査付託分担表          (令和4年6月14日)◯総務文教常任委員会付託事項 議案第41号 行田市税条例等の一部を改正する条例 議案第42号 行田市議会議員及び市長選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例 議案第43号 行田市体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例 議案第44号 行田市はにわの館条例の一部を改正する条例 議案第45号 行田市産業文化会館条例の一部を改正する条例 議案第40号 令和4年度行田市一般会計補正予算(第2回)(以下「一般会計補正予算(第2回)」という。)        (第1条の歳入歳出予算の補正中、歳出第2款の当委員会所管部分以外、第3款、第6款、第7款及び第9款並びにこれらの歳出予算に係る関連歳入部分は各所管委員会へ審査依頼) 議案第46号 令和4年度行田市一般会計補正予算(第3回)(以下「一般会計補正予算(第3回)」という。)        (第1条の歳入歳出予算の補正は所管委員会へ審査依頼)◯建設環境常任委員会付託事項 (審査依頼分) 議案第40号 一般会計補正予算(第2回)中        第1条の歳入歳出予算の補正中、歳出第2款総務費の所管部分、第6款農業費及び第7款商工費並びにこれらの歳出予算に係る関連歳入部分 議案第46号 一般会計補正予算(第3回)中        第1条の歳入歳出予算の補正中、歳出第2款総務費の所管部分、第7款商工費及びこれらの歳出予算に係る関連歳入部分◯健康福祉常任委員会付託事項 (審査依頼分) 議案第40号 一般会計補正予算(第2回)中        第1条の歳入歳出予算の補正中、歳出第9款消防費の所管部分、第3款民生費及びこれらの歳出予算に係る関連歳入部分 議案第46号 一般会計補正予算(第3回)中        第1条の歳入歳出予算の補正中、歳出第3款民生費及びこれらの歳出予算に係る関連歳入部分...