熊谷市議会 > 2022-12-20 >
12月20日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号

  • 40(/)
ツイート シェア
  1. 熊谷市議会 2022-12-20
    12月20日-委員長報告・質疑・討論・採決-07号


    取得元: 熊谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年 12月 定例会(第4回)〇 議 事 日 程                  (12月20日〔火〕午前10時開議)第 1 (議案第 79号) 令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)    (議案第 80号) 令和4年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    (議案第 81号) 令和4年度熊谷市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)    (議案第 82号) 令和4年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計補正予              算(第1号)    (議案第 83号) 令和4年度熊谷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    (議案第 84号) 令和4年度熊谷市水道事業会計補正予算(第3号)    (議案第 85号) 令和4年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第1号)    (議案第 86号) 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例    (議案第 87号) 熊谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正す              る条例    (議案第 88号) 熊谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例    (議案第 89号) 熊谷市個人情報の保護に関する法律施行条例    (議案第 90号) 熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例    (議案第 91号) 市の境界変更について    (議案第 92号) 境界変更に伴う財産処分に関する協議について    (議案第 93号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立大里ふれあいセンター)    (議案第 94号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立別府荘)    (議案第 95号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立上之荘、熊谷市立ひかわ荘及び熊谷市立江南荘)    (議案第 96号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立箱田高齢者・児童ふれあいセンター)    (議案第 97号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市立障害福祉会館)    (議案第 98号) 公の施設の指定管理者の指定について              (熊谷市勤労青少年ホーム、熊谷市熊谷勤労者体育センター及び熊谷              市立勤労会館)    (議案第 99号) 字の区域を変更することについて    (議案第100号) 市道路線の認定について    (議案第101号) 市道路線の廃止について    (請願第  3号) 「消費税の適格請求書等保存方式インボイス制度)の実施を延期す              るよう求める意見書」の提出を求める請願             (総務文教環境産業市民福祉、都市建設各常任委員長報告~採決)第 2 (議提議案第5号) 議員派遣について                                      (上程~採決)第 3 (議提議案第6号) 旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求              める意見書                                      (上程~採決)第 4 (議案第102号) 熊谷市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正              する条例    (議案第103号) 熊谷市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費等に関する条例の一              部を改正する条例    (議案第104号) 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例                                      (上程~採決)第 5 (議案第105号) 熊谷市教育委員会委員の任命について                                      (上程~採決)第 6           議会閉会中の調査事項                                            〇本日の会議に付した事件 議事日程のほか    (議提議案第7号) 熊谷市議会個人情報の保護に関する条例                                      (上程~採決)                                            〇議長及び副議長 議  長 28番 福  田  勝  美 議員 副 議 長  7番 山  下  一  男 議員                                            〇出席議員(28名)   1番  小  林  國  章  議員    2番  白  根  佳  典  議員   3番  中  島  千  尋  議員    4番  沼  上  政  幸  議員   5番  新  島  一  英  議員    6番  田  中     正  議員   7番  山  下  一  男  議員    8番  影  山  琢  也  議員   9番  鈴  木  理  裕  議員   10番  千  葉  義  浩  議員  11番  腰  塚  菜 穂 子  議員   12番  小  島  正  泰  議員  13番  権  田  清  志  議員   14番  石  川  広  己  議員  16番  守  屋     淳  議員   17番  林     幸  子  議員  18番  関  口  弥  生  議員   19番  野  澤  久  夫  議員  20番  黒  澤  三 千 夫  議員   21番  須  永  宣  延  議員  22番  小  林  一  貫  議員   23番  桜  井  く る み  議員  24番  三  浦  和  一  議員   25番  大  山  美 智 子  議員  26番  森     新  一  議員   27番  富  岡  信  吾  議員  28番  福  田  勝  美  議員   30番  栗  原  健  曻  議員                                            〇欠席議員(2名)  15番  小  鮒  賢  二  議員   29番  大 久 保  照  夫  議員                                            〇説明のための出席者       市     長    小   林   哲   也       副  市  長    長 谷 川       泉       副  市  長    大   島   英   司       市 長 公 室 長    高   柳       勤       危 機 管 理 監    鯨   井   英   明       総 合 政策部長    荻   野   秀   夫       総 務 部 長    本   多       俊       市 民 部 長    田   島   尚   栄       福 祉 部 長    植   原   利   和       環 境 部 長    髙   橋   秀   之       産 業 振興部長    増   田   和   昭       都 市 整備部長    武   田   敏   男       建 設 部 長    山   下   克   巳       消  防  長    金   井   秀   行       上 下 水道部長    丸   山   英   道       会 計 管 理 者    腰   塚   育   子       教 育 委 員 会    野   原       晃       教  育  長       教 育 次 長    権   田   宣   行       選挙管理委員会    森   田   洋   子       事 務 局 長       監 査 委 員    吉   川   勝   己       事 務 局 長       農 業 委 員 会    浅   見   和   彦       事 務 局 長                                            〇事務局職員出席者       事 務 局 長    大   熊   宏   之       副  局  長    長 谷 川       正       次長兼庶務係長    久 保 田   聡   美       主  幹  兼    茂   木       健       議 事 調査係長       主     査    野   間   謙   治       主     査    森       哲   也       主     査    中   山   亜   紀       主     査    根   岸   友   絵              午前10時01分  開 議 ○福田勝美議長 出席議員が定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○福田勝美議長 開会前タブレット端末に配付いたしました文書は、1つ、本日の議事日程、1つ、議提議案第5号 議員派遣について、1つ、議提議案第6号 旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求める意見書、1つ、熊谷市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例ほか2件に係る議案書、1つ、議案第102号及び議案第103号の参考資料特別職報酬等の改定案、1つ、議案第102号及び議案第103号の参考資料、答申書、1つ、議案第104号の参考資料一般職給与改定案、1つ、議案第105号 熊谷市教育委員会委員の任命について、1つ、議会閉会中の調査事項一覧表、以上9件であります。 これより日程に入ります。 △各常任委員会付託案件に関する委員長報告福田勝美議長 日程第1、議案第79号 令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)から議案第101号市道路線の廃止についてまで及び請願第3号 「消費税の適格請求書等保存方式インボイス制度)の実施を延期するよう求める意見書」の提出を求める請願、以上24件を一括議題といたします。 24件について、各常任委員会の審査の経過及び結果について、順次、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。              〔沼上政幸総務文教常任委員長登壇〕 ◆沼上政幸総務文教常任委員長 総務文教常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 今次定例会で、本委員会に付託された案件は、議案2件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る6日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第89号「熊谷市個人情報の保護に関する法律施行条例」について申し上げます。 主な質疑では、「行政機関等匿名加工情報は、個人情報を特定の個人が識別できないように加工して復元できないようにした情報であるとのことだが、どのような状態にするのか伺いたい。」との質疑に対し、庶務課長から、「体系的に構築された個人情報の集合体の一つ一つの個人情報から氏名を削除し、市内の住所であれば、例えば、市内東部といった情報に置き換える。」旨の答弁がなされました。 また、「行政機関等匿名加工情報の利用に係る手数料について、金額は自治体によって異なるのか、あるいは、国が示した金額と同額なのか伺いたい。」との質疑に対し、同課長から、「それぞれの自治体で異なる金額を定めることは可能だが、基本的にはどの自治体も国と同額になるものと考えている。」旨の答弁がなされました。 また、「行政機関等匿名加工情報について、漏えいした場合における本人への報告や第三者に提供する場合の本人からの同意は、どのように取り扱うことになるのか伺いたい。」との質疑に対し、同課長から、「行政機関等匿名加工情報は、個人が特定できない状態に加工するので、行政機関等匿名加工情報になった時点で個人情報ではなくなるため、報告や同意については定める必要がない。」旨の答弁がなされました。 また、「制度が一元化されることにより、個人情報が利用しやすくなるのか、あるいは、これまで以上に厳格に取り扱われることになるのか伺いたい。」との質疑に対し、同課長から、「厳格に個人情報を保護しながら利用しやすくするために、法律に基づいた共通ルールにのっとって各自治体が運用していくので、一元化によって個人情報の取扱いが緩和されるということではない。」旨の答弁がなされました。 また、「市民や市の職員に対して、新しい制度の周知はどのように行うのか伺いたい。」との質疑に対し、同課長から、「市民に対しては、条例をホームページに掲載するとともに情報公開コーナーで周知を図り、職員に対しては、今後規則等を定め、説明会を開催することを検討している。」旨の答弁がなされました。 議案第89号については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、 多数をもって、可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第79号「令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「エネルギー価格の高騰による小学校、中学校における光熱水費補正予算について、それぞれどれくらいの割合の増加を見込んでいるのか伺いたい。」との質疑に対し、教育総務課長から、「小学校については、当初予算1億3,336万円に対し補正予算が1億600万円であり、増加率は約79.5%である。また、中学校については、当初予算7,520万円に対し補正予算が7,200万円であり、増加率は約95.7%である。」旨の答弁がなされました。 また、「各施設の光熱水費について、今後、エネルギー価格の高騰が中長期に及んだ場合には、施設の使用料収入維持管理経費とのバランスを考慮し、使用料の見直しなどを検討することになるのか伺いたい。」との質疑に対し、中央公民館長から、「公民館使用料については、熊谷市公民館運営審議会から、公共施設アセットマネジメントにより公民館が新しい形になったときには、利用範囲を含めて新しい使用料の体系を考えたほうがよいといった答申を頂いているので、それに従って今後は準備を進めていかなければならないものと考えている。」旨の答弁がなされました。続いて、文化会館長から、「文化会館使用料については、ほかの類似施設と足並みをそろえる形で検討していく。」旨の答弁がなされました。 議案第79号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が、総務文教常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、可決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で総務文教常任委員長の報告は終了いたしました。 ○福田勝美議長 次に、環境産業常任委員長の報告を求めます。              〔田中 正環境産業常任委員長登壇〕 ◆田中正環境産業常任委員長 環境産業常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 今次定例会で、本委員会に付託された案件は、議案8件、請願1件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る6日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第90号「熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「現在のガイドラインに基づき届出のあった発電規模10キロワット以上の太陽光発電施設について、地域ごとの件数と主な分布エリアを伺いたい。」との質疑に対し、環境政策課長から、「地域ごとでは、熊谷地域52件、大里地域17件、妻沼地域15件、江南地域42件であり、主な分布エリアは山林で、全体の7割を占めている。」旨の答弁がなされました。 また、「勧告に従わない事業者に対し、市は事業者名等を公表することができ、その内容を国及び県に報告できるとあるが、報告することによってどのような効果があるのか伺いたい。」との質疑に対し、同課長から、「この報告により、国が当該事業者に対し、事実確認と改善指導を行うが、それでもなお改善されない場合は、固定価格買取制度による認定の資格を取り消すため、事業者は固定価格での売電業務が行えなくなることが見込まれる。」旨の答弁がなされました。 議案第90号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第91号「市の境界変更について」及び議案第92号「境界変更に伴う財産処分に関する協議について」は、関連がありますので、一括して上程し、審査を行いました。 主な質疑では、「今回の境界変更により、行田市の飛び地は全て解消されるのか伺いたい。」との質疑に対し、農地整備課長から、「今回の境界変更は、事業区域内のみを対象としているため、国道125号の北側等に点在する飛び地は残されている。」旨の答弁がなされました。 議案第91号及び議案第92号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、順次採決を行ったところ、いずれも全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第98号「公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市勤労青少年ホーム、熊谷市熊谷勤労者体育センター及び熊谷市立勤労会館)」について申し上げます。 主な質疑では、「指定管理者の募集により、2者からの応募があったとのことだが、当該事業者に決定した理由について伺いたい。」との質疑に対し、産学連携担当副参事から、「現在、指定管理者として良好な運営を行っていること、また、利用者の活動継続サポートなどの提案に期待が持てるものであったこと等の理由から選定されたものである。」旨の答弁がなされました。 議案第98号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第99号「字の区域を変更することについて」申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第79号「令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「ごみ減量対策事業について、新たに枝葉破砕機を購入するとのことだが、昨年度と今年度の貸出件数及び合計破砕量を伺いたい。」との質疑に対し、環境推進課長から、「現在3台体制で貸出しをしているが、貸出件数及び使用者の申告に基づく破砕量の合計は、令和3年度は66件、2,837キログラムで、令和4年度は11月末時点で、41件、1,618キログラムとなっている。」旨の答弁がなされました。 また、「「STOPコロナキャッシュレス地域応援事業について、令和4年6月と7月に実施した際に、利用の多かった業種と少なかった業種を伺いたい。」との質疑に対し、商工業振興課長から、「利用が多かったのはスーパーマーケットで、利用が少なかったのは店舗数が少ない小売専門店などであった。」旨の答弁がなされました。 また、「債務負担行為電子地域通貨システム構築事業について、電子地域通貨を導入するメリットを伺いたい。」との質疑に対し、同課長から、「使用できる地域を市内に限定して消費をとどめることで、市内消費の循環拡大につなげられるといったメリットがある。」旨の答弁がなされました。 議案第79号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第81号「令和4年度熊谷市駐車場特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 質疑では、「市営本町駐車場における電気料金について、昨年度との比較を伺いたい。」との質疑に対し、中心市街地活性化担当副参事から、「電気料金の9月までの平均は、昨年度比で約1.4倍であったが、10月以降は、市場価格調整額が加算されることから約2倍となり、11月においては約2.4倍に上昇している。」旨の答弁がなされました。 議案第81号については、ほかに質疑等はなく、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第83号「令和4年度熊谷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、請願第3号「「消費税の適格請求書等保存方式インボイス制度)の実施を延期するよう求める意見書」の提出を求める請願」について申し上げます。 審査におきましては、請願の紹介議員、参考人及び説明員の出席を求め、請願の内容について質疑を行いました。 主な意見では、「本制度は、益税の解消を図る目的があり、税負担の公平性という観点から必要なものであると考える。また、制度開始後の一定期間は、免税事業者からの仕入れに係る経過措置も取られることから、この請願については反対である。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「売上高が1,000万円以下の事業者は、その多くが個人事業主小規模事業者であり、消費税の計算の煩雑さや消費税分を価格転嫁することが難しい等の理由から、これまで消費税の納税が免除されてきた。今回のインボイス制度の実施により、免税事業者課税事業者となることを選択するか否かの判断が必要となってくるが、どちらを選択しても経営上の課題がある上、現在のコロナ禍という状況もあり、廃業事業者数の増加の可能性も指摘されている。このことから、令和5年10月からの本制度の実施には反対であり、これが延期されるよう、請願の採択を求める。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「個人事業主小規模事業者は、日本経済を支える大切な存在であることは間違いなく、また、コロナ禍の収束が見えない中での制度開始となり、経営上の不安等があることも十分理解できるが、制度の改革期やその過渡期には必ず課題が生じるものであり、いずれ開始しなければならない制度であると考えているため、この請願に関しては賛成しかねる。」旨の意見が述べられました。 請願第3号については、ほかにも意見等が述べられましたが、採決を行ったところ、賛成少数で、不採択すべきものと決定しました。 以上が、環境産業常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、可決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で環境産業常任委員長の報告は終了いたしました。 ○福田勝美議長 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。              〔中島千尋市民福祉常任委員長登壇〕 ◆中島千尋市民福祉常任委員長 市民福祉常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 今次定例会で、本委員会に付託された案件は、議案8件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る7日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第88号「熊谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「令和4年度当初賦課における1人当たりの所得はおよそ87万円とのことだが、所得87万円の単身世帯、所得174万円の2人世帯、所得261万円の3人世帯におけるそれぞれの影響額を伺いたい。」との質疑に対し、保険年金課長から、「それぞれの所得に応じて、単身世帯では3,200円、2人世帯では8,300円、3人世帯では1万2,700円の増額となる。」旨の答弁がなされました。 議案第88号については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第93号「公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立大里ふれあいセンター)」について申し上げます。 主な質疑では、「指定を受けることとなる団体について、本施設におけるこれまでの指定状況を伺いたい。」との質疑に対し、市民活動推進課長から、「本施設は、令和2年度から指定管理者制度を導入し、当該団体を令和4年度までの3年間を指定しているものである。」旨の答弁がなされました。 議案第93号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第94号「公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立別府荘)」、議案第95号「公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立上之荘、熊谷市立ひかわ荘及び熊谷市立江南荘)」及び議案第96号「公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立箱田高齢者・児童ふれあいセンター)」については、いずれも質疑等はなく、順次採決を行ったところ、いずれの議案も全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第97号「公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立障害福祉会館)」について申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第79号「令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「特別保育事業について、光熱費や食材費の一部を補助するとのことだが、その積算根拠を伺いたい。」との質疑に対し、保育課長から、「物価高騰による運営費の負担増加に対する激変緩和措置として、保育所等に対し、光熱費と食材費の上昇分相当について助成をするもので、光熱費については埼玉県保育所等物価高騰対策給付事業を活用し、民間保育所等に対して利用定員1人につき、1,700円を助成する。また、食材費については、要望を頂いており、市単独で助成を行うこととしたもので、民間保育所の月額の平均給食費6,000円に、物価上昇率5%を乗じて上昇分を求め、その12か月分の3,600円を児童1人当たりの単価とし、その単価に入所児童数を乗じた額を計上した。」旨の答弁がなされました。 議案第79号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第80号「令和4年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 主な質疑では、「これまでも実施していた国民健康保険の資格喪失手続の勧奨について、さらにその勧奨に努めたとのことだが、その内容を伺いたい。」との質疑に対し、保険年金課長から、「これまで年金の加入履歴を基に対象者を把握していたが、令和3年10月のオンライン資格確認の開始に伴い、社会保険等への加入状況が直接確認できるようになり、それに基づき把握した対象者へ4年4月と5月に案内を送付した。」旨の答弁がなされました。 議案第80号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が、市民福祉常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、可決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で市民福祉常任委員長の報告は終了いたしました。 ○福田勝美議長 次に、都市建設常任委員長の報告を求めます。              〔関口弥生都市建設常任委員長登壇〕 ◆関口弥生都市建設常任委員長 都市建設常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 今次定例会で、本委員会に付託された案件は、議案8件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る7日と8日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。議案第87号「熊谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、環境産業常任委員会との連合審査会を行ったことを申し添えます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第86号「熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第87号「熊谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 主な質疑では、「公共下水道事業と農業集落排水事業の一般会計からの赤字補填について、今後の取扱いを伺いたい。」との質疑に対し、経営課長から、「下水道事業の中で公共下水道事業と農業集落排水事業に区分をし、それぞれの事業で経営状況を的確に把握し、赤字補填の解消を目指していく。」旨の答弁がなされました。 また、「妻沼地区の農業集落排水事業は、今後統合等が検討されているのか伺いたい。」との質疑に対し、農地整備課長から、「熊谷市農業集落排水施設最適整備構想において妻沼水質管理センターへの接続を想定しているが、同センターの現在の処理能力では賄えないため、処理施設の改修費や維持管理経費など、詳細な検討が必要になる。」旨の答弁がなされました。 また、「農業集落排水施設使用料などのこれまでの滞納分の取扱いについて伺いたい。」との質疑に対し、経営課長から、「公営企業会計である下水道事業会計で滞納分を引き継ぎ、滞納者には引き続き催告等を行いながら、納付を促していく。」旨の答弁がなされました。 議案第87号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第100号「市道路線の認定について」申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第101号「市道路線の廃止について」申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第79号「令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「債務負担行為の公園灯LED化整備事業について、LED照明に入れ替えた場合の明るさの違いを伺いたい。」との質疑に対し、公園緑地課長から、「現在の公園灯と同程度と考えている。」旨の答弁がなされました。 議案第79号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第82号「令和4年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本案については、質疑等はなく、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第84号「令和4年度熊谷市水道事業会計補正予算(第3号)」について申し上げます。 主な質疑では、「設定した債務負担行為の限度額を超える可能性はないのか伺いたい。」との質疑に対し、経営課長から、「物価の高騰等を見込んで設計しており、そのような可能性はないものと考える。」旨の答弁がなされました。 議案第84号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第85号「令和4年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。 本案については、質疑等はなく、採決を行ったところ、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が、都市建設常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、可決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○福田勝美議長 以上で都市建設常任委員長の報告は終了いたしました。 △各常任委員長の報告に対する質疑 ○福田勝美議長 これより各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
    △各常任委員長の報告に対する討論 ○福田勝美議長 これより討論に入ります。 討論は、委員会での審査が可決とされたものと不採択とされたものの2つに分けて行います。 まず、委員会での審査が可決とされました議案第79号から議案第101号までについての討論を行います。 初めに、委員長報告に対する反対討論の方。              〔25番大山美智子議員登壇〕 ◆大山美智子議員 25番、大山美智子です。私は、日本共産党議員団を代表し、議案第79号、議案第88号、議案第89号の委員長報告に対し、反対討論を行います。 最初に、議案第79号 令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)についてです。今回の一般会計補正予算は22億6,469万円で、歳入歳出合計を746億8,399万6,000円としています。主な内訳は、「STOPコロナ」子育て応援給付金支給事業では、物価高騰の影響を受けている子育て世帯に児童1人当たり2万円の支給をする事業に5億5,000万円、「STOPコロナ」高齢者施設食料費物価高騰対策支援事業として、運営費や利用者の負担軽減に5,400万円、同じく障害者施設に1,100万円の支援などを行います。これらは評価できます。 しかし、「STOPコロナキャッシュレス地域応援事業は、加盟店でキャッシュレスのシステムを利用して買物をした際に、25%のポイントを付す事業ですが、前回の事業で利用が多かったのはスーパーマーケット、利用が少なかったのは店舗数の少ない小売専門店などでした。こうした事業の大型店舗への集中が見られ、本当に苦しい小規模店舗にどれだけの効果があったのか疑義が残ります。この事業があったから買物をしたのではなく、日々の消費をしている中で使ったと考えられます。今回の補正でポイントの総額は6億5,000万円となりました。こうした予算を直接市民や市内事業者への支援に充てるべきです。 以上申し上げ、委員長報告に対する反対討論といたします。 次に、議案第88号 熊谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する委員長報告に対し反対討論を行います。今回の条例改正は、医療給付費分の均等割が2,500円、後期高齢者支援分の所得割0.1%、均等割1,000円の引上げを行うものです。限度額も最大3万円の引上げで、全ての国保加入世帯が引上げの対象となります。国保加入世帯の4割は所得がゼロです。こうした方々は今でも払えない方々が多く、今後さらに滞納世帯の拡大が危惧されます。平均所得が改善したとのことですが、一月に換算すれば約3,500円で、所得の低い世帯にとって今般の物価高騰の影響は激烈なものとなり、生活の改善につながっていないと考えられます。こうした中、少なくとも子供に係る均等割はなくすべきです。未就学児均等割の半額支援が行われていますが、もう半分、約995万円を熊谷市で補助すれば、未就学児に限りますけれども、全額を補助することができます。子育て支援のためにもこうした補助を行うべきです。 以上申し上げ、反対討論といたします。 最後に、議案第89号 熊谷市個人情報の保護に関する法律施行条例に対する委員長報告に対して反対討論を行います。この改正は、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、熊谷市の個人情報の保護に関して必要な事項を定めるためとしています。今回の個人情報の保護に関する法律の一部改正の問題点は、行政機関等匿名加工情報に関する取扱いについてです。行政機関等匿名加工情報とは、自治体が保有する個人情報を特定の個人が識別できないように加工し、かつ、その個人情報を復元できないようにした情報をいいます。それぞれの自治体が保有する情報は、申請時などに公権力をもって収集したもので、膨大な量となります。その範囲は介護、子育て、教育、健康など、あらゆる範囲に及びます。それらの情報は、民間事業者から見れば、これまで所有する顧客情報と比べ物にならない膨大なサービス情報であり、商品の販売戦略やマーケティング等に大いに使える情報となります。この条例は、加工した情報を本人の同意を得ずに民間事業者の第三者に提供することを可能とするものです。行政機関等匿名加工情報の提供制度について開始時期を検討する自治体や、慎重に検討していく必要があるとの意見も出されており、当分の間は行政機関等匿名加工情報の利活用の提案募集は、都道府県と政令指定都市のみに義務づけされ、一般市町村は任意とされています。 こうした中、熊谷市は、いずれ必要になる規定なので、新規制定のこのタイミングで条文化をしたとして、条例に行政機関等匿名加工情報の利用に関する手数料を盛り込みましたが、手数料まで盛り込んだのは埼玉県内の一般市町村で熊谷市だけです。加工したとはいえ、企業のもうけのために市民に関する情報を外部に流通させ、目的外利用を可能とすることは問題であり、自治体の姿勢が問われます。 以上申し上げ、委員長報告に対する反対討論といたします。議員皆様の御賛同をどうぞよろしくお願いいたします。 ○福田勝美議長 ただいまの反対討論に対して賛成討論の方。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に討論もありませんので、以上で議案第79号から議案第101号までについての討論を終結いたします。 次に、請願第3号については、委員会での審査が不採択となりましたので、本請願を採択とすることについての討論を行います。 初めに、採択とすることについて賛成討論の方。              〔2番白根佳典議員登壇〕 ◆白根佳典議員 請願第3号 「消費税の適格請求書等保存方式インボイス制度)の実施を延期するよう求める意見書」の提出を求める請願に対する委員長報告に対し、日本共産党議員団を代表し、請願の採択を求め、賛成討論を行います。 財務省は、今回のインボイス制度導入後、免税事業者372万者のうち161万者がインボイス登録を行い課税事業者となり、2,480億円の税収と見込んでいます。その中身を見てみますと、課税売上げ550万円、課税仕入れ396万円、付加価値、利益ですが、154万円、これに10%課税で15万4,000円の消費税の納税、掛けること161万者で2,480億円ということですが、この数字を聞いてどうでしょうか。154万円の利益ですと、単身でもほとんど生活保護レベルと言っていいでしょう。こうした方々に新たな税負担を求めることがインボイス制度です。逆を言えば、ここまで搾り上げても2,480億円です。これでコロナ禍からの景気回復や事業継続ができるでしょうか。 消費税は消費者が支払っていて、事業者は一時的に消費税を預かっているだけという認識の方が大半だと思います。しかし、消費税法には納税義務者が事業者と書かれていますが、担税者、負担する者は書かれていません。東京地裁と大阪地裁での確定した判決でも、消費税は対価の一部であり、預り金ではないとはっきり言っています。事業者間の取引では、小規模事業者が取引先との関係で消費税を転嫁できないようなケースもあります。自治体レベルで見れば、シルバー人材センターの会員さんなどは、所得税が非課税という方も多いでしょう。孫へのプレゼントや生活の足しなどという方がほとんどではないでしょうか。そうした方にも10%の消費税がかかってくるわけです。ほとんど1か月分が消えるわけです。さらに言えば、赤字であろうと払わなくてはいけないのが消費税です。法人税や所得税は、もうけが少なければ納める額が少ない。赤字なら納めなくていい。しかし、消費税は、売上げさえあれば赤字でも納めなくてはいけません。こうした理由から、コロナ禍の現在、インボイス制度導入は合理的ではなく、延期すべきです。 以上申し上げて賛成討論といたします。 ○福田勝美議長 次に、反対討論の方。              〔24番三浦和一議員登壇〕 ◆三浦和一議員 請願第3号 「消費税の適格請求書等保存方式インボイス制度)の実施を延期するよう求める意見書」の提出を求める請願について、反対の立場で討論させていただきます。 現在の消費税は、軽減税率が採用される8%の食品等と10%が適用されるそのほかのものの2種類に分かれています。軽減税率が適用される8%の内訳は、国の消費税が6.24%、地方消費税が1.76%ということになっています。消費税が10%の場合は、国の消費税が7.8%と地方消費税が2.2%という内訳になります。熊谷市で頂いた令和3年度の地方消費税交付金額は46億4,300万円にもなり、市の財政運営にとってなくてはならない歳入の一つになっています。市民の皆様からすれば、別に支払う消費税は変わらないのだから、配分なんてどうでもいいと思われるかもしれませんが、免税業者でない会社の経理処理をする場合、最終的に消費税の申告書を作るに当たっては、8%と10%のそれぞれの国税と地方税を明確に分けなくてはならないため、この集計をきちんと出す必要があります。そのため、消費税を正確に申告するためには、自社で取引している各事業者の正確な消費税額を出さなければなりません。そこで必要になるのがインボイスということになります。 インボイスを出してもらうということは、自社が仕入れに当たり幾ら消費税を支払ったのかを明確にし、自社の販売先の会社から預かった消費税のうち、既に支払っている消費税額をインボイスとして記入してもらうという作業になります。このようにインボイスとは仕入れにかかった消費税額を証明するための書類で、免税事業者でない事業者は、販売先から受け取った消費税額から既に支払っている消費税額が記載されたインボイスを基に、その金額を差し引いた金額を納税することになります。しかし、取引している各事業者からこのインボイスが発行されないと、消費税は納められていないと判断され、この分を差し引くことが認められず、免税事業者でない事業者の消費税納税額が増えることになります。しかし、よく考えてみれば、取引先がもともと預かった消費税を明確にするだけの話ですから、税の公平性から見れば当然の仕事とも言えます。 その反面、フリーランスや小規模事業者からすれば、今まで必要なかった作業が必要となり、仕事が増えるという不満があることも事実であります。だから、政府は小規模事業者への事務負担の軽減策を次のように取りまとめました。先週発表された2023年度の与党の税制改正大綱の中で、インボイス制度の円滑導入の小規模事業者に対する激変緩和措置として、年間売上高1億円以下の中小企業の事務負担を軽減する特例として、取引先の事業者のインボイスがなくても1万円未満の少額取引なら仕入税額控除を認めることが6年間の時限措置として決まりました。また、フリーランスなどの小規模事業者には免税事業者から課税事業者に転換した場合、3年間に限り消費税の納付額を受け取った消費税額の2割を抑える緩和措置を導入するとしています。 以上のように、政府としてもフリーランスや小規模事業者に配慮していることから、私は請願第3号 「消費税の適格請求書等保存方式インボイス制度)の実施を延期するよう求める意見書」の提出を求める請願については反対するものであります。 議員各位におかれましては、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○福田勝美議長 ほかに。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 討論もありませんので、以上で請願第3号についての討論を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより24件を順次採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 最初に、議案第79号 令和4年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第79号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第80号 令和4年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第80号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第81号 令和4年度熊谷市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第81号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第82号 令和4年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第82号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第83号 令和4年度熊谷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第83号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第84号 令和4年度熊谷市水道事業会計補正予算(第3号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第84号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第85号 令和4年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第1号)。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第85号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第86号 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第86号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第87号 熊谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第87号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第88号 熊谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第88号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第89号 熊谷市個人情報の保護に関する法律施行条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、総務文教常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第89号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第90号 熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第90号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第91号 市の境界変更について。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第91号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第92号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第92号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第93号 公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立大里ふれあいセンター)。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第93号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第94号 公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立別府荘)。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第94号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第95号 公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立上之荘、熊谷市立ひかわ荘及び熊谷市立江南荘)。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第95号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第96号 公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立箱田高齢者・児童ふれあいセンター)。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第96号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第97号 公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市立障害福祉会館)。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第97号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第98号 公の施設の指定管理者の指定について(熊谷市勤労青少年ホーム、熊谷市熊谷勤労者体育センター及び熊谷市立勤労会館)。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第98号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第99号 字の区域を変更することについて。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第99号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第100号 市道路線の認定について。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第100号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第101号 市道路線の廃止について。 参加ボタンを押してください。 本案については、都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第101号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、請願第3号 「消費税の適格請求書等保存方式インボイス制度)の実施を延期するよう求める意見書」の提出を求める請願。 本請願については、環境産業常任委員会での審査結果が不採択となっておりますので、請願を採択することについてお諮りいたします。 参加ボタンを押してください。 請願第3号については、本請願を採択とすることに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成少数であります。 したがって、請願第3号については不採択とすることに決定されました。              〔「議長、休憩」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 暫時休憩いたします。              午前11時17分  休 憩                                                          午前11時28分  再 開 ○福田勝美議長 休憩中の会議を再開いたします。 △(議提議案第5号)の上程、説明 ○福田勝美議長 次、日程第2、議提議案第5号 議員派遣について、本案を議題といたします。 事務局副局長が議案を朗読いたします。              〔職員朗読〕(議提議案第5号)                                   令和4年12月20日 議長 福 田 勝 美 様                        提 出 者  議 員  栗 原 健 曻                          〃     〃   影 山 琢 也                          〃     〃   林   幸 子                          〃     〃   小 林 一 貫                          〃     〃   野 澤 久 夫   議案提出について 令和4年第4回市議会定例会(12月20日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。                      記 [議提議案第5号]  議員派遣について 〔理     由〕  姉妹都市提携30周年記念訪問を行うため地方自治法第100条第13項及び熊谷市議会会議規則第159条の規定により、次のとおり議員を派遣する。 1 派遣目的  姉妹都市提携30周年記念訪問を行うため 2 派遣場所  ニュージーランド インバーカーギル市 3 派遣期間  令和5年1月25日から同月30日まで(6日間) 4 派遣議員  福 田 勝 美 議長         小 鮒 賢 二 議員         権 田 清 志 議員         小 島 正 泰 議員         千 葉 義 浩 議員         鈴 木 理 浩 議員 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については提出者の説明を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○福田勝美議長 これより本案に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○福田勝美議長 これより討論に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議提議案第5号 議員派遣について、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕
    福田勝美議長 起立全員であります。 したがって、議提議案第5号については原案のとおり可決されました。 △(議提議案第6号)の上程、説明 ○福田勝美議長 次、日程第3、議提議案第6号 旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求める意見書、本案を議題といたします。 事務局副局長が議案を朗読いたします。              〔職員朗読〕(議提議案第6号)                                   令和4年12月20日 議長 福 田 勝 美 様                        提 出 者  議 員  桜 井 くるみ                          〃     〃   腰 塚 菜穂子                          〃     〃   白 根 佳 典   議案提出について 令和4年第4回市議会定例会(12月20日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。                      記 [議提議案第6号]  旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求める意見書 〔理     由〕  旧統一教会などによる被害の防止・救済を実現するとともに、政府として癒着の実態を解明し、関係を清算するという断固たる措置が必要であるため旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求める意見書安倍晋三元首相の銃撃事件を機に、政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の癒着の実態が次々と明るみに出て、政府と国会に対して徹底解明を求める世論が強まっている。 旧統一教会をめぐっては、1960年代後半から教団に勧誘されて家を出た子どもを取り戻す保護者の運動が起こり、80年代には「霊感商法」や「合同結婚式」などが大きな社会問題となった。中でも霊感商法の被害は深刻で、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は、過去35年間に全国の消費者センターへの相談と合わせて約3万4,000件の被害相談があり、被害額は1,200億円を上回るとしている。 このため全国弁連では、全ての国会議員に対して、旧統一教会やその正体を隠した各種イベントに参加・賛同しないよう求めてきたが、国会議員や地方議員に限らず、閣僚まで含めた多くの政治家が、関連団体の集会やイベントに参加したり、メッセージを送ったりするなど、教団との深い関係を築いてきた実態が、今回の銃撃事件を機に改めて浮き彫りになりつつある。 政府として癒着の実態を解明し、関係を清算するという断固たる措置が必要である。 よって、国及び政府においては、実態解明を徹底して行うとともに、今後の旧統一教会などによる被害の防止・救済を実現するため、下記の対策を講ずるよう要望する。                      記1 旧統一教会と政治家の癒着や霊感商法被害の実態などを徹底的に調査し、国会で明らかにすること。 2 霊感商法被害者と旧統一教会会員、会員2世世代の相談窓口の設置と、現行法制度を最大限活用し、専門家や団体との連携も含めた被害者の弾力的な救済を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年12月20日                                   熊 谷 市 議 会  衆議院議長   様 参議院議長   様 内閣総理大臣  様 総務大臣    様 法務大臣    様 文部科学大臣  様 内閣府特命担当大臣 (消費者及び食品安全) 様 ○福田勝美議長 本案について提出者の説明を求めます。              〔2番白根佳典議員登壇〕 ◆白根佳典議員 2番、白根佳典です。ただいま議題となりました議提議案第6号 旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求める意見書の提出について説明を行います。 以前より旧統一教会の問題は指摘されていましたが、政治の不作為によりその被害が拡大し、歴代最長の首相経験者の殺害という事件を機に、ほとんどの国民の知ることとなりました。政治家が旧統一教会とどのように関係を築き、それが被害拡大にどのような働きを持ったのか、その実態を明らかにしなければ、被害の抑止、そして被害者の救済が十分に果たされません。そのために意見書の提出を行うものです。 以上を提出者の説明といたします。 ○福田勝美議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○福田勝美議長 これより本案に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○福田勝美議長 これより討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の方。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 次に、賛成討論の方。              〔25番大山美智子議員登壇〕 ◆大山美智子議員 25番、大山美智子です。議提議案第6号 旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求める意見書について賛成討論を行います。 安倍晋三元首相の銃撃事件を機に、政治家と旧統一教会の癒着の実態が次々と明るみに出て、政府と国会に対して徹底解明を求める世論が強まりました。同時に、苦しめられている被害者の実態も明らかとなり、12月10日、旧統一教会被害者の救済法案が可決されました。しかし、可決された法案は、旧統一教会による悪質な献金勧誘行為、いわゆるマインドコントロールに適切に対応していないなど、被害者救済や被害防止に極めて不十分で、これでは根本的な問題解決にならないと、被害者救済に取り組んでいる全国霊感商法対策弁護士連絡会や被害者からも声が上がりました。野党は、会期を延長し、さらに審議を尽くすべきと主張しましたが、賛成多数で可決されました。 可決された法案の最大の問題点は、寄附の勧誘に対する第4条、禁止行為についてです。寄附の勧誘をするに際し不安をあおり、または不安に乗じて寄附が必要不可欠と告げることによって困惑させてはならないと定め、政府もその全てがそろわなければ取消権は認められず、政府の勧告、命令の対象にはならないと認めたことは重大です。日本共産党の山添拓参議院議員は、参議院予算委員会で旧統一教会による被害は違法な伝動、教化で、不当に持たされた教義に基づく核心、責任感や使命感から、寄附の時点では進んで寄附をしているように見えるものが多くある。困惑していないとし、困惑しないで行う献金が対象となる条文とすべきと見直しを求めました。旧統一教会は、入信、勧誘時点では自らの正体を偽り、修練会などに引き込むと猛烈な教化、教育で洗脳、信者化を進める手法を常としています。一旦信仰に至ると寄附行為の時点では何の困惑もないというのが実態です。そのような不当なマインドコントロール下の寄附行為の取消し、救済が今国会の大きな課題でした。これについて岸田文雄首相は、「入信当初に不安をあおられるなどで困惑し、その後は自分が困惑しているか判断できない状態で献金を行ったとしても、その状態から脱した後に取消権を行使することが可能な場合がある」と述べています。しかし、マインドコントロールをされた状態で物事を正確に判断することは容易ではありません。このように政府提出の法案は、被害実態からすると不十分であり、その原因は政府自民党が旧統一教会との長年にわたる癒着、持ちつ持たれつの関係にあり、正面から向き合おうとしていないことにありました。旧統一教会との関係を認めた第2次岸田改造内閣の閣僚や自民党役員は、分かっているだけで37人にもなるのが実態です。 新聞に掲載された被害者家族のコメントを紹介したいと思います。「私は、今政治が揺るがしている統一教会の被害者家族です。家族が統一教会に脅され続け、多額の財産を奪われ、家族関係を破壊されました。長年誰にも相談できず、心の中に積もる怒り、自民党との癒着は信者にとって常識で、統一教会のバックに政権党がいると絶望感、安倍元首相の銃撃事件のとき、一つ間違えば加害者は自分だったかもしれないと思うほど追い詰められていました」とありました。また、実名を明かして30年間もの長い間、告発し続けている方たちもいます。意見書にもありますように、全国霊感商法対策弁護士会が把握している過去35年間の相談は、消費者センターへの相談も含めて約3万余千件、被害額は1,200億円にも上るとしています。 「統一教会被害者救済法」は可決されましたが、今後さらに被害者の気持ちに寄り添う内容にするためにも、意見書を上げていただきますようお願いいたしまして、賛成討論といたします。議員皆様の御賛同をどうぞよろしくお願いいたします。 ○福田勝美議長 ほかに。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議提議案第6号 旧統一教会と政界の癒着の徹底解明及び被害者の救済を行うことを求める意見書、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○福田勝美議長 起立少数であります。 したがって、議提議案第6号については否決されました。 暫時休憩いたします。              午前11時47分  休 憩                                                          午後 1時00分  再 開 ○福田勝美議長 休憩中の会議を再開いたします。 △日程の追加 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 先ほど栗原健曻議員外5名の議員から議提議案第7号 熊谷市議会個人情報の保護に関する条例が提出されました。 本件を日程に追加し、直ちに議題としたいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、議提議案第7号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 以下、順次日程を繰下げいたします。 △(議提議案第7号)の上程、説明 ○福田勝美議長 次、日程第4、議提議案第7号 熊谷市議会個人情報の保護に関する条例、本案を議題といたします。 議案をタブレット端末に配付いたします。 配付漏れ等はございませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 事務局副局長が議案を朗読いたします。 なお、朗読については、提出者及び提案理由のページを朗読することにいたします。              〔職員朗読〕(議提議案第7号)                                   令和4年12月20日 議長 福 田 勝 美 様                        提 出 者  議 員  栗 原 健 曻                          〃     〃   影 山 琢 也                          〃     〃   林   幸 子                          〃     〃   小 林 一 貫                          〃     〃   権 田 清 志                          〃     〃   大 山 美智子   議案提出について 令和4年第4回市議会定例会(12月20日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。                      記 [議提議案第7号]  熊谷市議会個人情報の保護に関する条例 〔理     由〕  議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるとともに、議会が保有する個人情報の開示等を求める個人の権利を明らかにすることにより、議会の事務の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護するため ○福田勝美議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については提出者の説明を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○福田勝美議長 これより本案に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○福田勝美議長 これより討論に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議提議案第7号 熊谷市議会個人情報の保護に関する条例、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○福田勝美議長 起立全員であります。 したがって、議提議案第7号については原案のとおり可決されました。 △(議案第102号)ないし(議案第104号)の一括上程、説明 ○福田勝美議長 次、日程第5、議案第102号 熊谷市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例から議案第104号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例まで、以上3件を一括議題といたします。 3件について提出者の説明を求めます。 ◎本多俊総務部長 ただいま議題となりました議案第102号 熊谷市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例から議案第104号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例まで、3件につきまして御説明を申し上げます。 これらの議案につきましては、本年度の人事院勧告に基づき、令和4年11月11日に成立、同月18日に公布された一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律の施行等に伴う関連議案となっておりますが、初めに資料ナンバー15からナンバー17までの参考資料により今回の条例改正案の概要を御説明申し上げまして、その後ナンバー14の議案書につきまして御説明をさせていただきます。 まず、資料ナンバー15からとなりますが、この資料は、議案第102号及び議案第103号で御提案申し上げます議長、副議長、常任委員会委員長、議会運営委員会委員長及び議員並びに市長、副市長及び教育長の期末手当の支給割合をそれぞれ同じ割合で引き上げる改正案の概要を一覧にしたものでございます。この改正案につきましては、市長から熊谷市特別職報酬等審議会に諮問をし、同審議会会長から11月21日付で出されました答申を尊重した内容となっております。答申書につきましては、資料ナンバー16として写しを添えてございますので、参考にしていただきたいと存じます。 それでは、議員等特別職の具体的な期末手当の支給割合の改定内容でございますが、資料ナンバー15の一覧表のとおり、令和4年12月期を現行の2.15月から0.1月引き上げ2.25月とし、年間の支給割合を4.40月とするとともに、令和5年度以降につきましては、本年度に引き上げた0.1月を0.05月ずつ均等に配分し、6月期を2.20月、12月期を2.20月へとその配分を改めるものでございます。 次は、資料ナンバー17となりますが、この資料は議案第104号で御提案申し上げます一般職職員の給与改定案を概要として取りまとめたものでございます。初めに、1の(1)の改定前後の給与比較でございますが、これは本年度の国、県及び本市の給与改定について、それぞれ平均給与により比較したものでございます。国につきましては、本年度の人事院勧告どおり給与改定率で0.23%、月額で921円のプラス改定、埼玉県職員につきましては、埼玉県人事委員会の勧告に基づき給与改定率で0.25%、月額で940円のプラス改定となっております。本市におきましては、国の給与改定に準拠した改定により、給与改定率で0.16%、月額で589円のプラス改定となっております。 次に、(2)の熊谷市職員の給与改定内容でございますが、アの給料につきましては、令和4年4月1日に遡及して職員の平均給料月額が33万3,700円から33万4,272円となり、平均572円の引上げとなるものでございます。 次に、2ページに参りまして、イの期末・勤勉手当の支給割合ですが、(ア)の再任用職員以外の職員につきましては、令和4年12月期の勤勉手当を現行の0.95月から0.1月引き上げ1.05月とし、年間の支給割合を4.40月とするとともに、令和5年度以降につきましては、本年度に引き上げた0.1月を0.05月ずつ均等に配分し、6月期、12月期をそれぞれ1.00月へとその配分を改めるものでございます。 また、(イ)の再任用職員につきましては、令和4年12月期の勤勉手当を現行の0.45月から0.05月引き上げ0.50月とし、年間の支給割合を2.30月とするとともに、令和5年度以降につきましては、本年度に引き上げた0.05月を0.025月ずつ均等に配分し、6月期、12月期をそれぞれ0.475月へとその配分を改めるものでございます。 次に、(3)の行政職給料表の1級94号給から101号給までの廃止についてですが、給与水準の適正化等を目的として、先ほど(1)により御説明した給料表の改定に合わせて、行政職給料表の1級のうち94号給から101号給までの号給を廃止し、国の行政職俸給表との整合性を図るものでございます。 なお、併せて本改正により廃止となる当該号給に現時点で該当している職員には現給を保障するものでございます。 次に、その下の2、特定任期付職員は、高度で専門的な知識経験者等を任期を定めて採用する場合の給与について、国と同様に改定するものでございますが、(1)の給料につきましては、1号給の号給について1,000円引き上げ、3ページの(2)の期末手当の支給割合につきましては、6月期、12月期をそれぞれ現行の1.625月から0.025月引き上げ1.65月とし、年間の支給割合を3.30月とするものでございます。 なお、この特定任期付職員につきましては、現在のところ本市での任用はございません。 続きまして、各議案について御説明を申し上げますので、ナンバー14の議案書を御覧いただきたいと存じます。 初めに、議案第102号 熊谷市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第103号 熊谷市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例となりますが、1ページから4ページにわたり同じ内容の改正となっておりまして、これら2件の議案の第1条では、先ほど御説明いたしましたとおり、議長、副議長、常任委員会委員長、議会運営委員会委員長及び議員並びに市長、副市長及び教育長の期末手当の支給割合を年間で0.1月引き上げ、第2条では、令和5年度以降の支給割合について、本年度の引上げ月数0.1月をそれぞれ均等に配分する改正となっております。 また、附則についてでございますが、第1項及び第2項では、この条例の施行期日等を定め、第3項では、既に令和4年12月期に支給された期末手当は、改正条例により支給される額の内払いとみなすことを規定しております。 次に、議案第104号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について御説明いたしますので、5ページを御覧いただきたいと存じます。5ページから13ページまでの第1条及び14ページの第2条は、熊谷市一般職職員の給与に関する条例の一部改正でございますが、先ほど御説明いたしましたとおり、5ページの第1条では、令和4年12月期の勤勉手当の支給割合を一般職職員については0.1月、再任用職員については0.05月引き上げ、6ページから13ページまでにつきましては、行政職及び医療職の給料表を御覧のとおり改正するものでございます。 また、14ページの第2条では、令和5年度以降の勤勉手当の支給割合を、一般職職員については本年度の引上げ月数0.1月を、再任用職員については本年度の引上げ月数0.05月をそれぞれ均等に配分する改正となっております。 次に、その下の第3条につきましては、熊谷市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正でございますが、先ほど御説明いたしましたとおり、第7条1項の表の改正として、特定任期付職員の給料表のうち、1号給の給料月額を1,000円引き上げるとともに、次の第8条第2項の改正として、特定任期付職員に対する期末手当の支給割合を6月期、12月期とともに0.025月引き上げるものでございます。 次に、附則についてでございますが、第1項及び第2項ではこの条例の施行期日等を定め、第3項では、第1条での給料表の改正により改正後の給料表に現行の給料表で受けていた号給に該当する号給がないこととなる職員については、改正後の給料表を適用せず、改正前の給料表を適用することについて規定しております。 また、第4項では、既に支給された給与については、改正条例により支給される額の内払いとみなすことを規定したものでございます。 以上で議案第102号から議案第104号までの3議案につきましての御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○福田勝美議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○福田勝美議長 これより3件に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託省略 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 3件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、3件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △上程議案に対する討論 ○福田勝美議長 これより討論に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。 △採決 ○福田勝美議長 これより3件について順次採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 議案第102号 熊谷市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第102号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第103号 熊谷市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第103号については原案のとおり可決されました。 ○福田勝美議長 次、議案第104号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○福田勝美議長 変更等はありませんか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第104号については原案のとおり可決されました。 △(議案第105号)の上程、説明 ○福田勝美議長 次、日程第6、議案第105号 熊谷市教育委員会委員の任命について、本案を議題といたします。 本案について提出者の説明を求めます。 ◎小林哲也市長 資料ナンバー18、議案第105号 熊谷市教育委員会委員の任命につきまして御説明申し上げます。 本市教育委員会委員であります齋藤洪太氏は、本年12月21日をもちまして任期が満了となりますので、新たに小林敏宏氏を本市教育委員会委員に任命いたしたく、本案を提案するものであります。 小林氏は、市内妻沼中央にお住まいで、昭和33年生まれの64歳でございます。平成11年にこばやし小児科を開設、熊谷市医師会の会長や理事などを歴任されている方でございます。 何とぞ議会の御同意を賜りますようお願いを申し上げまして、提案説明といたします。 以上でございます。 ○福田勝美議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △上程議案に対する質疑 ○福田勝美議長 これより本案に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 △上程議案の委員会付託及び討論省略 ○福田勝美議長 お諮りいたします。 本案については、委員会付託及び討論を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託及び討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○福田勝美議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議案第105号 熊谷市教育委員会委員の任命について、本案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○福田勝美議長 起立全員であります。 したがって、議案第105号については同意することに決定いたしました。 △議会閉会中の調査事項 ○福田勝美議長 次、日程第7、議会閉会中の調査事項。 お諮りいたします。議会閉会中の調査事項については、配付いたしました議会閉会中の調査事項一覧表のとおり、議会運営委員会において閉会中に調査をしていただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、議会閉会中の調査事項一覧表のとおり、議会運営委員会において閉会中に調査をしていただくことに決定いたしました。 ○福田勝美議長 以上で日程は全て終了いたしました。 11月30日から本日までの会期中、新型コロナウイルス感染対策を踏まえた12月市議会定例会の運営に対する御協力の下、慎重御審議をいただき、おかげさまをもちまして本定例会も無事終了することができました。議員各位並びに理事者の方々に本席から厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 ここで市長から御挨拶がありますので、お聞き取りいただきたいと存じます。 ◎小林哲也市長 12月市議会定例会の閉会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。 11月30日の開会以来、本日まで21日間にわたりまして、一般会計補正予算をはじめ、熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例など、市政の重要案件につきまして慎重に御審議をいただき、いずれも原案のとおりお認めをいただき、厚く御礼申し上げます。 また、会期中に議員皆様から頂きました御意見、御要望等につきましては十分これを尊重し、今後の市政に反映させてまいります。 さて、早いもので今年も残すところ10日余りとなりました。今年の世相を表す漢字として「戦」が選ばれました。この1年を振り返ってみますと、ロシアによるウクライナ侵攻のほか、安倍元首相の銃撃事件や物価高騰など、人々に不安を与える出来事が多かったことが選ばれた理由だそうです。直近では熱戦が繰り広げられたサッカーワールドカップで日本代表が格上の強豪国に挑戦し、勝利を収めたことは、日本中に勇気と感動を与えました。新型コロナウイルスの感染防止や物価高による生活防衛に悪戦苦闘する日々が続きますが、困難を乗り越えた先には新しい景色が見られることを信じています。市民の皆さんが安心して新しい年を迎えられるよう戦略的な政策を立て、力戦奮闘してまいりますので、議員皆様には引き続き御指導、御支援賜りますようお願いいたします。 結びとなりますが、日ごとに寒さも増し、年末年始の多忙な時期に向かう折、議員皆様にはくれぐれも御自愛をいただき、よい年をお迎えくださいますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △閉会について ○福田勝美議長 以上をもちまして本定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。              午後 1時27分  閉 会...