熊谷市議会 > 2020-02-27 >
02月27日-議案説明-01号

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  1. 熊谷市議会 2020-02-27
    02月27日-議案説明-01号


    取得元: 熊谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 2年  3月 定例会(第1回)〇 議 事 日 程                   (2月27日〔木〕午前10時開会)第 1          会議録署名議員の指名第 2          会期の決定第 3          議会閉会中の調査事項報告                   (市民福祉常任委員長都市建設常任委員長報告~了承)第 4 (報告第 1号) 専決処分の報告について             (熊谷市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例)    (報告第 2号) 専決処分の報告について             (損害賠償の額の決定及び和解について)    (報告第 3号) 専決処分の報告について             (損害賠償の額の決定及び和解について)    (報告第 4号) 専決処分の報告について             (損害賠償の額の決定及び和解について)    (報告第 5号) 専決処分の報告について             (損害賠償の額の決定及び和解について)    (報告第 6号) 令和元年度熊谷市定期監査報告    (報告第 7号) 令和2事業年度熊谷土地開発公社事業計画について    (報告第 8号) 令和2年度公益財団法人熊谷文化振興財団の事業計画について    (報告第 9号) 令和2年度一般財団法人大里地域勤労者福祉サービスセンター事業計画             について    (報告第10号) 国民保護に関する熊谷市計画の変更    (報告第11号) 例月現金出納検査報告(令和元年度10月分)    (報告第12号) 例月現金出納検査報告(令和元年度11月分)    (報告第13号) 例月現金出納検査報告(令和元年度12月分)                                      (報告~了承)第 5          市長の施政方針演説第 6 (議案第 1号) 令和2年度熊谷市一般会計予算    (議案第 2号) 令和2年度熊谷市国民健康保険特別会計予算    (議案第 3号) 令和2年度熊谷市公共用地先行取得特別会計予算    (議案第 4号) 令和2年度熊谷市駐車場事業特別会計予算    (議案第 5号) 令和2年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計予算    (議案第 6号) 令和2年度熊谷市農業集落排水事業特別会計予算    (議案第 7号) 令和2年度熊谷市後期高齢者医療特別会計予算    (議案第 8号) 令和2年度熊谷市水道事業会計予算    (議案第 9号) 令和2年度熊谷市下水道事業会計予算第 7 (議案第10号) 令和元年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)    (議案第11号) 令和元年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    (議案第12号) 令和元年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)第 8 (議案第13号) 熊谷市印鑑条例の一部を改正する条例    (議案第14号) 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例    (議案第15号) 熊谷都市計画事業土地区画整理事業施行規程に関する条例の一部を改正             する条例    (議案第16号) 熊谷都市計画事業籠原中央第一土地区画整理事業施行規程に関する条例             の一部を改正する条例    (議案第17号) 熊谷市営住宅条例の一部を改正する条例    (議案第18号) 公益的法人等への熊谷市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条             例    (議案第19号) 熊谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条             例の一部を改正する条例    (議案第20号) 熊谷市ラグビーワールドカップ2019運営基金条例を廃止する条例    (議案第21号) 市道路線の認定について    (議案第22号) 市道路線の廃止について                               (日程第6~日程第8 上程)第 9          議案説明                                            〇本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                            〇議長及び副議長 議  長 19番 野  澤  久  夫 議員 副 議 長 14番 小  鮒  賢  二 議員                                            〇出席議員(30名)   1番  白  根  佳  典  議員    2番  中  島  千  尋  議員   3番  沼  上  政  幸  議員    4番  新  島  一  英  議員   5番  田  中     正  議員    6番  山  下  一  男  議員   7番  影  山  琢  也  議員    8番  鈴  木  理  裕  議員   9番  千  葉  義  浩  議員   10番  腰  塚  菜 穂 子  議員  11番  小  島  正  泰  議員   12番  権  田  清  志  議員  13番  石  川  広  己  議員   14番  小  鮒  賢  二  議員  15番  閑  野  高  広  議員   16番  守  屋     淳  議員  17番  林     幸  子  議員   18番  関  口  弥  生  議員  19番  野  澤  久  夫  議員   20番  黒  澤  三 千 夫  議員  21番  須  永  宣  延  議員   22番  小  林  一  貫  議員  23番  桜  井  く る み  議員   24番  三  浦  和  一  議員  25番  大  山  美 智 子  議員   26番  森     新  一  議員  27番  富  岡  信  吾  議員   28番  福  田  勝  美  議員  29番  大 久 保  照  夫  議員   30番  栗  原  健  曻  議員                                            〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者       市     長    富   岡       清       副  市  長    長 谷 川       泉       市 長 公 室 長    山   崎       実       危 機 管 理 監    荻   野   秀   夫       総 合 政策部長    持   田   浩   一       総 務 部 長    矢   吹   浩   一       市 民 部 長    戸   森   重   雄       福 祉 部 長    鯨   井   敏   朗       環 境 部 長    高   橋   近   男       産 業 振興部長    増   田   啓   良       都 市 整備部長    前   田   昌   利       建 設 部 長    澤   田   英   夫       消  防  長    倉   本       豊       上 下 水道部長    羽   鳥       豊       会 計 管 理 者    橋   本   政   佳       教 育 委 員 会    野   原       晃       教  育  長       教 育 次 長    小   林   教   子       選挙管理委員会    渡   邉       功       事 務 局 長       監 査 委 員    堀   越   奈 緒 美       事 務 局 長       農 業 委 員 会    松   岡   八   起       事 務 局 長       財 政 課 長    三   友   孝   二                                            〇事務局職員出席者       事 務 局 長    清   水   輝   義       副  局  長    高   橋   千   春       次長兼庶務係長    清   水       誠       主  幹  兼    長 谷 川       正       議 事 調査係長       主     査    森       美   和       主     査    野   間   謙   治       主     査    白   根   靖   士              午前10時00分  開 会 ○野澤久夫議長 出席議員が定足数に達しましたので、令和2年第1回熊谷市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○野澤久夫議長 議会が閉会中の主な事項につきましては、その都度送付いたしました。 本定例会の議案等の関係書類は、前もって配付したとおりであります。 なお、議案説明のため市長をはじめ関係者の出席を求めております。 開会前お手元に配付いたしました書類は、1つ、本日の議事日程、以上1件であります。 △会議録署名議員の指名 ○野澤久夫議長 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名。 会議規則第78条の規定により指名をいたします。   9番  千 葉 義 浩 議員  10番  腰 塚 菜穂子 議員 以上の議員にお願いいたします。 △会期の決定 ○野澤久夫議長 次、日程第2、会期の決定。 会期については、議会運営委員会で御協議願いましたので、議会運営委員長からお願いいたします。              〔閑野高広議会運営委員長登壇〕 ◆閑野高広議会運営委員長 おはようございます。令和2年第1回定例会の運営につきまして、議会運営委員会を2月21日に開催いたしました。協議の結果、会期は、本日から3月18日までの21日間と決定いたしました。 なお、詳細につきましては、前もって配付しております審議日程のとおりでございます。 定例会の運営につきまして、皆様方の御理解、御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 ○野澤久夫議長 お諮りいたします。 会期については、議会運営委員長報告のとおりとすることに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○野澤久夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は、本日から3月18日までの21日間と決定いたしました。 △議会閉会中の調査事項報告野澤久夫議長 次、日程第3、議会閉会中の調査事項報告について、本件を議題といたします。 閉会中に市民福祉常任委員会においては、「健康寿命の延伸について」、都市建設常任委員会においては、「まちづくりについて」に関する事項をそれぞれ調査をしていただいております。この際、各委員長の報告を求めます。 初めに、市民福祉常任委員長の報告を求めます。              〔鈴木理裕市民福祉常任委員長登壇〕 ◆鈴木理裕市民福祉常任委員長 市民福祉常任委員会における、議会閉会中の調査の概要について、御報告いたします。 本委員会に付議された、議会閉会中の調査事項は、「健康寿命の延伸について」であります。 本委員会では、この調査の参考とするため、福祉部長の同行を願い、去る2月10日に静岡県袋井市の総合健康センターである「はーとふるプラザ袋井」を訪問し、「健康寿命延伸の取り組み」について視察を行いました。そして、去る2月21日に委員会を開催し、委員から意見を求めたところであります。以下、その概要を御報告いたします。 袋井市は、静岡県西部に位置し、人ロ約8万8,000人、面積約108平方キロメートル、東海道五十三次のちょうど真ん中の宿場町として栄え、現在、人口増加率や出生率が県内第一位となっています。 市では、25年ほど前から、「日本一健康文化都市」を標榜し、市民に健康が文化として定着することを目指して、健康への取り組みを行っており、その取り組みが、WHO(世界保健機関)表彰やAFHC(健康都市連合)賞を受賞するなど、高い評価を受けています。 平成23年1月に、健康、予防と地域医療、地域ケアの確立を目指し、「袋井市保健・医療・介護構想」を策定、平成25年に、隣接の掛川市と共同で急性期の医療拠点として、中東遠総合医療センターを設立し、あわせて、回復期の医療施設として、以前からあった袋井市民病院を一部増築し、経営を社会福祉法人に委託して、聖隷袋井市民病院としてオープンしました。また、旧袋井市民病院の建物の一部は総合健康センター「はーとふるプラザ袋井」として、平成27年5月に開設し、保健、医療、介護、福祉の窓口を集約し、乳幼児期の健康づくりに始まり、要介護状態になるおそれのある高齢者の早期発見や効果的な介護予防推進など、子どもから高齢者まで、全ての年代で、生涯を通じた心と身体の健康づくりの取り組みを行っています。 総合健康センター内には、市の保健・予防部門を担う健康づくり課、介護・福祉部門を担う地域包括ケア推進課介護ケア相談係、医療部門を担う聖隷袋井市民病院地域包括ケア推進課地域医療推進係のほか、社会福祉協議会、休日急患診療室が入居しており、それぞれの組織に所属する保健師、管理栄養士社会福祉士などの相互連携によるワンストップ総合相談窓口が設置されています。 介護予防事業や特定健診、がん検診、保健指導についても官民の相互連携体制、また、専門職の知見を生かしたきめ細かな支援体制の下に積極的に市民への働きかけを行い、誰もが健康で、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けていけるよう、予防に力点を置いた様々な事業を積極的に展開しています。静岡市が始めた「しぞーかでん伝体操」を取り入れた、自治会単位の通いの場である健康サロンづくりの促進や、特定健診とがん検診を一度で行う「総合がん検診」、特定健診の結果を個別保健指導につなげる工夫、さらに、集まった結果をデータ化して情報として活用し、健康サロンなどの場において市民に還元する取り組みなど、様々なソフト施策の取組も積み重ねており、結果として、1人当たりの医療費の額の縮減や要介護度の改善が顕著に見られているとのことでした。 委員の主な意見では、「総合保健センターとして、保健、医療、介護、福祉の窓口を集約するだけでなく、医師、看護師、リハビリ等の専門職、保健師など、支援体制を整える横断的なシステムが構築されており、感銘を受けた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「特定健診の結果を個別保健指導に結びつけて個人に還元するだけでなく、集まった多くのデータを分析して、市民へ情報提供していることで、翌年の受診につながっているのではないかと思う。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「介護予防、健康へのアプローチとして、地域での健康体操に取り組んでいるが、熊谷市でもニャオざね元気体操に取り組んでおり、指導者養成など、熊谷市にも進んでいる面があると改めて感じた。熊谷市でも、袋井市のように取組の成果を測る体力測定を行ったり、その結果を分析し、PRしたりすることで、より大きな成果を期待できるのではないかと考える。」旨の意見が述べられました。 本件については、ほかにも意見等が述べられましたが、以上で調査を終結すべきものと決定しました。 以上で、本委員会に付議された、議会閉会中の調査の概要について報告を終わります。 ○野澤久夫議長 以上で市民福祉常任委員長の報告は終わりました。 次に、都市建設常任委員長の報告を求めます。              〔腰塚菜穂子都市建設常任委員長登壇〕 ◆腰塚菜穂子都市建設常任委員長 都市建設常任委員会における、議会閉会中の調査の概要について、御報告いたします。 本委員会に付議された、議会閉会中の調査事項は、「まちづくりについて」であります。 本委員会では、この調査の参考とするため、都市整備部長の同行を願い、去る2月17日に栃木県宇都宮市を訪問し、午前中は「ネットワーク型コンパクトシティ立地適正化計画含む)」について、午後には「地域資源を活用したまちづくり大谷地域)」について、それぞれ視察を行いました。そして、去る2月21日に委員会を開催し、委員から意見を求めたところであります。以下、その概要を御報告いたします。 宇都宮市は、栃木県中部に位置し、人口約52万人、面積約417平方キロメートル、栃木県の県庁所在地でもある中核市です。市域の約2割が市街化区域、約8割が市街化調整区域となっており、約43万人が市街化区域に、約9万人が市街化調整区域に居住しています。 初めに、「ネットワーク型コンパクトシティ立地適正化計画含む)」について申し上げます。 市では、2050年までに約7万人の人ロが減少するとの予測に基づき、少子高齢化や公共施設の老朽化、中心市街地の活力の低下等、今後予想されるさまざまな社会問題に効果的、効率的に対応し、かつ、将来にわたって持続的に発展できるよう、ネットワーク型コンパクトシティを将来都市像に掲げました。そして、平成27年2月に「ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン」を策定、その具現化のために、市内に複数の拠点地域を設定し、「立地適正化計画」の段階的な策定や、「市街化調整区域の整備及び保全の方針」、また、各種財政支援等に基づき、拠点内に医療、福祉、商業等の都市機能の誘導、集積を図るとともに、市民の多様な暮らし方の選択に応じて緩やかに居住を誘導する取り組み等を進めるほか、公共交通による各拠点間の連結や各地域内交通の充実を図るなど、2050年までを見据えた長期的なまちづくりの取組を一体的に進めています。 委員の主な意見では、「コンパクトシティ形成のためには、拠点づくりと交通をセットで考える必要があると感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「市街化調整区域の地域拠点に生活利便施設を立地誘導するための宇都宮市の各種施策は、地域の高齢化に伴う買い物弱者対策としても有効だと思った。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「延べ120回の地区別説明会を開催し、約3,000人が参加されたとのことであったが、市民の意見を参考としながらまちづくりを進めていることは素晴らしいと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「市街化区域だけではなく、市街化調整区域にも拠点を設置すると明確に示していたことが印象的であった。生活の利便性の向上を図りつつ、コミュニティを守る取組を進めている姿勢は大変参考となった。」旨の意見が述べられました。 次に、「地域資源を活用したまちづくり大谷地域)」について申し上げます。 大谷地域は、大谷石による観光スポットが点在し、最盛期には観光入込客数が年間100万人を超えていましたが、輸入建材の台頭等による大谷石需要の減少や、平成元年に大谷石採取場跡地で発生した大規模な陥没事故の影響等もあり、観光客数は徐々に減少していました。そこで、大谷石採取場跡地を貴重な地域資源と捉え、利活用方策について平成24年から産学官で検討を開始。地底湖クルージング冷熱エネルギーを活用した夏いちごの栽培等の事業に取り組み、平成25年以降、観光客数は再び増加傾向に転じたとのことでした。 市は、大谷地域を観光・交流拠点として位置づけた上で、さらなるにぎわい創出地域活性化を図るため、平成30年3月に「大谷地域振興方針」を策定。地域の特異な景観や大谷石採取場跡地大谷石建築等の魅力ある地域資源を有効活用した観光や新たな産業による地域振興の取組を進めるとともに、「観る」、「食べる」、「遊ぶ」、「泊まる」といった観光の基軸となる機能を充実させるため、観光施設に係る開発許可基準を緩和することで、施設の立地・誘導による地域活性化の支援を行っています。 委員の主な意見では、「民間事業者の立地誘導を図るために、開発許可基準の緩和の対象となる誘導区域や対象施設の規模等を明確に示したことは大きな効果があったと考える。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「地域資源を活用した観光による地域振興のためのさまざまな方策を、地域の方々に御理解をいただきながら進めていることは素晴らしいと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「地域資源を観光に生かす取組を進めていく中で、新たな産業の創出やスマートシティなどに結びついているところが非常に興味深く感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「熊谷市の場合、観光に資する地域資源として、例えば妻沼地域では国宝である妻沼聖天山や農産物等が挙げられる。他地域への繋がりや道の駅等も含めて、一つの大きな集客のうねりを作れるような仕組みづくりについて考えていきたい。」旨の意見が述べられました。 本件については、ほかにも意見等が述べられましたが、以上で調査を終結すべきものと決定しました。 以上で、本委員会に付議された、議会閉会中の調査の概要について報告を終わります。 ○野澤久夫議長 以上で都市建設常任委員長の報告は終わりました。 △議会閉会中の調査事項報告に対する質疑 ○野澤久夫議長 それでは、各委員会における議会閉会中の調査事項報告に対する質疑に入ります。              〔「なし」と言う者あり〕 ○野澤久夫議長 質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
    △採決 ○野澤久夫議長 お諮りいたします。 採決は投票システムにより行います。 最初に、市民福祉常任委員会における議会閉会中の調査事項報告について。 参加ボタンを押してください。 本報告については、市民福祉常任委員長の報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○野澤久夫議長 確定します。 賛成全員であります。 したがって、市民福祉常任委員会における調査事項については、市民福祉常任委員長の報告のとおり了承することに決定いたしました。 次に、都市建設常任委員会における議会閉会中の調査事項報告について。 参加ボタンを押してください。 本報告については、都市建設常任委員長の報告のとおり、了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○野澤久夫議長 確定します。 賛成全員であります。 したがって、都市建設常任委員会における調査事項については、都市建設常任委員長の報告のとおり了承することに決定いたしました。 △(報告第1号)ないし(報告第13号)の一括上程、質疑、了承 ○野澤久夫議長 次、日程第4、報告第1号 専決処分の報告について(熊谷市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例)から報告第13号 例月現金出納検査報告(令和元年度12月分)まで、以上13件を一括議題といたします。 13件について御質疑等ありましたらお願いいたします。 ◆大山美智子議員 お願いいたします。 報告第10号 国民保護に関する熊谷市計画の変更についてですけれども、資料ナンバーは15になります。主な変更点についてお願いいたします。 ◎荻野秀夫危機管理監 大山議員さんの御質問にお答えいたします。 本計画の主な変更点でございますが、弾道ミサイル落下時の避難行動の住民への周知、全国瞬時警報システムJアラートの活用、それから避難施設の確保等、こういったものが主な変更点となります。本件につきましては、国の基本方針が平成29年12月に変更され、また、県の埼玉県計画が30年12月に変更されたことに伴う変更となります。 以上でございます。 ○野澤久夫議長 ほかにございますか。              〔「なし」と言う者あり〕 ○野澤久夫議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。報告第1号 専決処分の報告について(熊谷市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例)から報告第13号 例月現金出納検査報告(令和元年度12月分)まで、以上13件についてお諮りします。 採決は投票システムにより行います。 参加ボタンを押してください。 以上13件は、報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対ボタンにより投票〕 ○野澤久夫議長 確定します。 賛成全員であります。 したがって、報告第1号から報告第13号まで、以上13件はいずれも報告のとおり了承することに決定いたしました。 △市長の施政方針演説野澤久夫議長 次、日程第5、市長の施政方針演説。 施政方針の要旨を配付いたします。              〔職員配付〕 ○野澤久夫議長 市長の発言を求めます。              〔富岡 清市長登壇〕 ◎富岡清市長 本日ここに、3月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様には御健勝にて御参会を賜り、令和2年度の予算案をはじめ、市政の重要案件につきまして御審議をいただけますことは、市政進展にとりまして誠に喜ばしく、感謝を申し上げます。 市政は、おおむね順調に推移しておりますが、このことは、議員皆様の御指導と市民皆様の御理解、御協力によるものと、心から感謝するものでございます。 開会に当たりまして、新年度に臨む私の市政運営の基本的な考え方と令和2年度予算の概要などについて申し上げます。 令和2年度は、第2期総合戦略のスタートの年となります。 本市では、人口減少に歯止めをかけ、将来にわたり活力のある地域を維持していくため、平成27年度に第1期総合戦略を策定し、目標人口の達成に向け、本市の強みや独自性のある施策を積極的に推進してまいりました。 計画策定以降の人口動態を分析いたしますと、出生数と死亡数の差による自然減の影響による人口減少が続く中、近年では転入と転出が拮抗し、転出超過の状態が続いていた社会動態に持ち直しの傾向が見られるなど、取組の成果が形となって表れているものと考えております。 人口減少対策は息の長い取組が求められます。今後も対策を切れ目なく進めるため、第2期計画を策定し、その基本目標として「結婚・出産・子育て支援」、「転入・定住促進」、「就業機会を増やす」を掲げ、様々な角度から必要な施策を検討し、重点的に推進してまいります。 また、転入・定住の促進を図るためには、本市が定住先に選ばれるための価値を創出し、市民であることに誇りを持ってもらえる魅力のあるまちづくりが重要であると考えます。 御案内のとおり、昨年のラグビーワールドカップ2019では、市民が主体となった取組により、本市は大いに盛り上がりました。スポーツは、まちへの愛着心や一体感を育み、地域を活性化させる潜在力を備えていると感じたところでございます。 特に、本市への本拠地移転表明を契機として、パナソニック ワイルドナイツとは、相互協力・連携により様々な取組を行っております。トップリーグを舞台に繰り広げられておりますチームの活躍は、本市のシンボルとして、熊谷に住んでみたい、住み続けたいと思っていただける新たな魅力となるものと確信しておりますので、「ラグビータウン熊谷」のさらなる進化に向け、ラグビーを通じたまちづくりを一層推進してまいります。 さて、社会経済情勢に目を向けますと、我が国の経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、緩やかな回復が続いておりますが、一方で、海外経済においては、米中の貿易摩擦により減速した中国経済に追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの感染拡大が生産と消費の両面で実体経済に深刻な影響を与えております。我が国にとっても、貿易、観光、サプライチェーンなど、あらゆる面において中国の存在は大きく、既に国内経済への影響も見え始めております。国内感染も拡がりつつあり、その動向には十分な注視が必要と考えております。 また、昨年10月に発生した台風第19号は、本市においても住宅や公共施設等に被害をもたらしました。被害を受けた道路や公園等の復旧につきましては、予備費の活用や本年度の補正予算により全力で取り組んでいるところでございますが、市民の皆様の生命と財産を守るため、ちゅうちょなく的確な災害対応を行ってまいります。 以上、市政運営に臨む所信の一端を申し上げましたが、今後も「市民参加と協働」の基本理念の下、常に市民皆様の声に耳を傾け、「市民とともに豊かな未来を育むまち熊谷」の実現に向け、全力で取り組んでまいる所存でございますので、議員皆様、市民皆様のさらなる御支援、御協力をお願い申し上げるところでございます。 当初予算の編成に当たりましては、市民の皆様からお預かりした大切な市税が財源であることを念頭に置き、市民の目線に立ち、真に市民福祉の向上に資するものに予算を配分するという考え方を前提に、第2次総合振興計画や第2期総合戦略に掲げる目標の早期達成と、私の政策提言の確実な実現という考えを基本に、限られた財源を有効に活用し、徹底した行財政改革の推進により健全財政を堅持しつつ、直面する諸課題に対応するための事業に重点的に予算配分をいたしました。 それでは、令和2年度予算案の概要について申し上げます。 初めに、予算規模でございますが、一般会計は、総額640億円で、対前年度比3.76%、額にして25億円の減となります。 これは、ラグビーワールドカップ2019や昨年10月の消費税率引上げの影響に配慮するための低所得者・子育て世帯プレミアム付商品券発行事業といった大規模な事業が終了し、関連経費が減少したことが要因でございますが、第2期総合戦略や公共施設マネジメントに基づく事業をはじめ、地域経済の活性化のための事業や、市民の皆様からの要望にお応えできるよう、防災・安全、健康・福祉、環境、教育など、市民生活に直結する事業に積極的に取り組む予算編成を行ったところでございます。 特別会計は、6会計を合計して、233億6,800万円、対前年度比3.28%、額にして7億9,200万円の減となります。これは、国民健康保険特別会計における保険給付費の減などによるものでございます。 水道事業会計は、81億5,600万円、対前年度比15.90%、額にして11億1,900万円の増、また、下水道事業会計は、61億9,200万円、対前年度比2.57%、額にして1億5,500万円の増となります。 これらの全ての会計の総計は、1,017億1,600万円で、前年度に比較して1.95%、額にして20億1,800万円の減となったものでございます。 続きまして、新年度予算の主な事業について、新たな取組を中心に申し上げます。 初めに、総合戦略の中で、結婚・出産・子育て支援に位置づけた事業について申し上げます。 「総合子育て支援施設整備基本計画策定事業」は、保育所、保健施設などを再編するとともに、屋内遊戯施設を併設するなど、多様化する子育てニーズに対応した総合子育て支援施設の整備に向け、令和2年度に基本計画を策定するものでございます。 「学校給食費第三子以降無償化事業」は、多子世帯の経済的負担を軽減するため、小・中学校や県立特別支援学校に在籍する児童・生徒が3人以上いる世帯に対し、今年10月からの第3子以降の給食費を無償化するものでございます。 次に、転入・定住促進に位置づけた事業について申し上げます。 人口減少対策は喫緊の課題であり、転入・定住を促進するため、新たなまちの魅力を創出することが重要な鍵を握るものと考えます。 「スマートシティ推進事業」は、行政、民間企業、大学等が連携し、先端技術やそれぞれが保有するデータの活用などにより、地域の課題を解決し持続可能な都市を目指すスマートシティによるまちづくりを推進してまいります。 「スクマム!クマガヤ推進事業」は、官民が一体となってラグビーを通じた取組を展開し、まちの活性化とラグビータウンとしての魅力あるまちづくりを推進してまいります。 次に、就業機会を増やすに位置づけた事業について申し上げます。 持続可能なまちに発展するためには、全ての人材が活躍できる雇用環境の充実やまちのにぎわいの創出が重要と考えますので、引き続き「企業誘致推進事業」や「空き店舗活用支援事業」などを実施してまいります。 次に、暑さ対策事業について申し上げます。 窓の外側で日射熱を遮断し、室温上昇による熱中症を予防するため、外付けのサンシェードやブラインドを設置する費用の一部を補助する「外付け日よけアシスト事業」、熱中症に関する知識や予防法、罹患した際の応急処置などを、特にリスクが高い子供や高齢者、また運動時などケースごとにまとめた冊子を全戸配布する「熱中症に備えるガイドブック発行事業」など、様々な視点から、先進的、独創的な事業に取り組み、暑さから市民の健康を守ってまいります。 次に、市民活動団体と市が共通の課題解決に向けて、お互いの提案に基づき実施いたします、市民協働「熊谷の力」事業について申し上げます。 肢体不自由児の成長に伴うケアの課題を明らかにするためのニーズ調査などを行う「身体障害児の生活調査等事業」、子育て関連情報サイトを開設し、親自身が育ちながら楽しんで子育てする環境を支援する「くまっしぇ育自サイト開設事業」の2事業を新たに実施いたします。 次に、防災対策・安全対策について申し上げます。 「防災のまちづくり事業」は、災害時の備えとして、災害用資機材及び備蓄品の充実強化を図るとともに、1,000年に一度の大雨を想定した防災ハザードマップの改訂を行うなど、災害対策の強化を図るものでございます。 「FMクマガヤ防災活用事業」は、防災・防犯情報の提供の充実を図るため、本市と放送協定を締結している地域FM局「FMクマガヤ」に対し、難聴地域解消のため、放送用アンテナを本庁舎屋上に設置する費用の一部を補助するとともに、各避難所にラジオを配備するものでございます。 次に、環境対策でございますが、「クビアカツヤカミキリ被害拡大防止事業」は、桜や桃などの樹木に寄生し枯死させることによる被害の拡大防止のため、被害木の伐採費用に対する補助制度を新たに創設するものでございます。 次に、道路対策・交通対策・都市計画でございますが、「市役所通線道路改良事業」は、市役所通線と国道17号の交差点北側の右折レーンの拡幅工事を実施し、交通渋滞の解消及び安全の確保を図るものでございます。 このほか、「東武熊谷線跡地道路改良事業」及び「籠原駅南口線道路改良事業」は継続事業でございますが、ともに計画的に整備を進めるものでございます。 次に、商工業・産業振興について申し上げます。 「NEXT商店街くまがや事業」は、中心市街地の商店街の活性化及びにぎわい創出のため、民間が主体となって実施する空き店舗バンクやマッチングなどの取組やイベント開催への支援を行うものでございます。 次に、スポーツ・観光・交流について申し上げます。 「東京2020オリンピック・パラリンピック関連事業」は、本市を会場に実施される聖火リレーや聖火到着後のセレブレーションセレモニーを通じて、オリンピック・パラリンピックの機運醸成を図るとともに、本市の魅力を広く発信するものでございます。 「熊谷運動公園管理運営経費」は、テニスコートCコートについて、全国大会レベルの会場として使用が可能となるよう人工芝化するとともに、バリアフリーに配慮したトイレにリニューアルいたします。 次に、教育・文化について申し上げます。 学力日本一を目指し鋭意取り組んでおりますが、今年度の全国学力・学習状況調査の結果において、限りなく日本一に近い学力となるなど、着実に成果が上がっているところでございます。令和2年度は、さらなる学力の向上を目指し、現在、小・中学校に100名配置している学力向上補助員を10名増員するとともに、「小中学校ICT環境整備事業」では、今年度、小学校6年生の普通教室、中学校の特別教室等に導入した大型提示装置や実物投影装置などを、小学校4・5年生及び中学校全学年に拡大して導入し、授業の充実を図るものでございます。 次に、行政サービスの向上といたしまして、「総合交通体系整備促進事業」は、市内における公共交通の利便性向上のため、令和2年度は、スポーツ・文化村「くまぴあ」を経由し熊谷駅と籠原駅を往復する新ルートの「ゆうゆうバス」を運行開始するとともに、70歳以上の運転免許証返納者に対し、路線バス定期券の購入費用に対する補助制度を新たに創設するものでございます。 さらに、来年1月から、市民課総合窓口における案内業務に加え、証明書発行業務を新たに委託化することにより、業務の効率化を図るものでございます。 続きまして、各特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計の当初予算でございますが、各会計におきまして、それぞれ見込まれます所要の経費を計上いたしております。 以上、令和2年度予算の概要及び主要な事業について御説明を申し上げました。 次に、令和元年度補正予算案について申し上げます。 一般会計におきましては、国の補正予算等を活用し、「小・中学校校舎大規模改造事業」及び「小・中学校トイレ整備事業」を前倒しして計上し、令和2年度に繰り越して実施するものでございます。また、台風第19号による農業災害に対し、圃場復旧や営農を支援するための経費を計上するとともに、公債費の負担軽減を図るため市債を減額いたしました。このほか、各事業費の確定などに伴い、関係経費を追加するものでございます。 特別会計におきましても、事業費の確定などに伴い、関係経費を追加するものでございます。 このほか、一般議案といたしまして、「熊谷市ラグビーワールドカップ2019運営基金条例を廃止する条例」などを御提案申し上げます。 議員皆様におかれましては、何とぞ慎重御審議の上、御可決を賜りますようお願いを申し上げまして、施政方針及び予算案の概要説明を終わります。 以上です。 ○野澤久夫議長 以上で市長の施政方針演説は終了いたしました。              〔「議長、休憩」と言う者あり〕 ○野澤久夫議長 暫時休憩いたします。              午前10時47分  休 憩                                                          午前10時57分  再 開 ○野澤久夫議長 休憩中の会議を再開いたします。 △(議案第1号)ないし(議案第9号)、(議案第10号)ないし(議案第12号)、(議案第13号)ないし(議案第22号)の一括上程 ○野澤久夫議長 次、日程第6、議案第1号 令和2年度熊谷市一般会計予算から議案第9号 令和2年度熊谷市下水道事業会計予算まで以上9件、次、日程第7、議案第10号 令和元年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)から議案第12号 令和元年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)まで以上3件、次、日程第8、議案第13号 熊谷市印鑑条例の一部を改正する条例から議案第22号 市道路線の廃止についてまで以上10件、以上合計22件を一括議題といたします。 △議案説明 ○野澤久夫議長 次、日程第9、議案説明。 上程中の議案第1号 令和2年度熊谷市一般会計予算から議案第9号 令和2年度熊谷市下水道事業会計予算まで以上9件並びに議案第10号 令和元年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)から議案第12号 令和元年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)まで以上3件、以上合計12件について、提出者の説明を求めます。 ◎持田浩一総合政策部長 ただいま議題となりました令和2年度の当初予算につきまして説明を申し上げます。 表紙にナンバー1と表示のあります予算書を御覧いただきたいと存じます。初めに、1ページをお願いをいたします。議案第1号 令和2年度熊谷市一般会計予算につきまして申し上げます。第1条は歳入歳出予算で、総額を640億円と定めるものでございます。この内容につきましては、予算に関する説明書により後ほど説明を申し上げます。第2条は債務負担行為、第3条は地方債でございますが、それぞれ別表により後ほど申し上げます。第4条は一時借入金で、借り入れの最高額を30億円と定めるものでございます。 2ページに参りまして、第5条は歳出予算の流用で、各項に計上した給料、職員手当等につきまして予算額に過不足を生じた場合に、同一款内でこれらの経費を流用することができることとしたものでございます。 次に、8ページをお願いをいたします。第2表、債務負担行為につきまして申し上げます。9ページまでにわたりますが、事項欄にあります11件につきまして、期間、限度額をそれぞれ記載のとおり定めるものでございます。これらは令和2年度中に業者選定や契約等を行う必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、10ページをお願いをいたします。第3表、地方債につきまして申し上げます。起債を予定しておりますのは、一番上の水道事業会計出資事業から、11ページの臨時財政対策までの合計8件で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法をそれぞれ記載のとおり定めるものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、表紙にナンバー2と表示のあります予算に関する説明書を御覧いただきたいと存じます。初めに、1ページをお願いいたします。総括でございますが、歳入歳出それぞれの合計は640億円で、前年度と比較し25億円、率にいたしまして3.76%の減でございます。 歳入の主なものにつきまして金額の多い順に申し上げますと、1款市税が291億2,289万2,000円で、全体の45.5%を占めております。以下、15款国庫支出金が104億7,496万6,000円、16款県支出金が48億8,695万2,000円、7款地方消費税交付金が45億円の順となっております。 2ページに参りまして、歳出の主なものにつきまして金額の多い順に申し上げます。3款民生費が285億1,574万1,000円で、歳出全体の44.56%を占めております。以下、8款土木費が71億7,588万9,000円、2款総務費が59億4,712万3,000円、10款教育費が56億2,008万5,000円の順となっております。 次に、歳入歳出の主なものにつきまして申し上げます。説明の順序といたしまして、歳出から申し上げます。新規事業や金額の大きいものを中心に申し上げますので、61ページを御覧いただきたいと存じます。 初めに、1款議会費でございますが、総額は4億5,355万円で、前年度と比較いたしまして212万9,000円の減でございます。内容につきましては、事業名により説明を申し上げます。上段の人件費は、現行制度に基づき計上したものでございまして、各款及び特別会計にもそれぞれ計上しております。 なお、令和2年度から任用を開始する会計年度嘱託職員及び補助職員に係る報酬等につきましても併せて計上するものでございます。 62ページに参りまして、議会運営経費は、次のページまでにわたりますが、議員報酬等の議会運営のための経費を計上するもので、令和2年度は議事運営に活用するタブレット端末を新たに導入するものでございます。 次に、64ページをお願いをいたします。2款総務費につきまして申し上げます。総額は59億4,712万3,000円で、前年度と比較し31億6,554万9,000円の減でございます。 71ページをお願いをいたします。一番上の「暑さ対策」PR車両整備事業は、暑さ対策をPRするデザインの公用車を導入し、暑さ対策日本一のまちを発信するとともに、公用車にテントや熱中症対応キットを積載し、各種イベント等において移動休憩所として活用するなど熱中症の予防を行うものでございます。 92ページをお願いいたします。上から2番目の庁舎Wi―Fi環境整備事業は、市役所本庁舎事務棟及び議会棟並びに各行政センターにWi―Fi環境を整備し、タブレット端末を活用した窓口業務のサービス向上や市議会の議事運営のペーパーレス化を推進するほか、災害発生時には回線の一部を市民に開放し、情報通信手段の確保を図るものでございます。 続きまして、121ページをお願いをいたします。3款民生費につきまして申し上げます。総額は285億1,574万1,000円で、前年度と比較し7億3,741万1,000円の増でございます。 143ページをお願いをいたします。上から3番目の子育てのための施設等利用費給付事業は、幼児教育・保育の無償化に伴い、子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園や認可外保育施設等の利用に要した費用に対し給付を行うものでございます。 続きまして、157ページをお願いをいたします。4款衛生費につきまして申し上げます。総額は52億4,942万7,000円で、前年度と比較し3億3,306万円の増でございます。 159ページをお願いをいたします。上から3番目の水道事業操出事業は、地方公営企業繰出基準に基づきまして、水道事業会計が災害対策として実施する管路の耐震化事業に対し、一般会計からの出資金等を計上するものでございます。 続きまして、188ページをお願いをいたします。5款労働費につきまして申し上げます。総額は3億9,332万2,000円で、前年度と比較し392万5,000円の増でございます。 次に、189ページに参りまして、下から2番目の「総合戦略」勤労者住宅資金貸付あっせん事業は、市内に住宅の新築や購入等を行う勤労者を支援するため利子補助を行うものでございますが、転入、定住促進対策として、転入者に有利な補助制度としております。 続きまして、191ページをお願いをいたします。6款農林水産業費につきまして申し上げます。総額は11億4,932万9,000円で、前年度と比較し5,443万1,000円の減でございます。 198ページをお願いをいたします。上から2番目のほ場整備事業は、農地集積の推進や農業の生産性の向上を図るため、池上、上之東部、下増田及び日向地区の圃場整備を推進するための負担金等を計上するものでございます。 続きまして、206ページをお願いをいたします。7款商工費につきまして申し上げます。総額は21億6,294万6,000円で、前年度と比較し8億4,787万2,000円の減でございます。 214ページをお願いいたします。上から3番目の熊谷うまいもんカップ実施事業は、例年5月に開催をしておりますが、令和2年度は熊谷うどんのPRのため、産業祭との同時開催により、期間を2日間に拡大いたしまして、集客力向上を図るものでございます。 218ページをお願いをいたします。一番下のめぬま物産センター移転事業は、センター敷地の賃貸借契約が令和4年12月31日に満了することに伴いまして、隣接する道の駅敷地内への移転に向け、用地整備のための調査測量等委託料などを計上するものでございます。 続きまして、219ページをお願いをいたします。8款土木費につきまして申し上げます。総額は71億7,588万9,000円で、前年度と比較し3億2,126万7,000円の増でございます。 次に、231ページをお願いいたします。上段の池上地区「道の駅」関連道路整備事業は、池上地区に整備予定の道の駅へのアクセス道路といたしまして、国道17号バイパスからミニ工業団地までの間の道路整備を行うものでございますが、令和2年度は測量及び概略設計のための調査測量等委託料を計上するものでございます。 240ページをお願いいたします。下から2番目の道路ネットワーク検討調査事業は、市内幹線道路ネットワークの交通量を調査し、将来交通量の推計を行い、今後の道路ネットワークの在り方を検討するための委託料を計上するものでございます。 続きまして、250ページをお願いいたします。9款消防費につきまして申し上げます。総額は29億462万6,000円で、前年度と比較し3億7,653万3,000円の増でございます。 254ページをお願いいたします。上から2番目の消防設備充実事業は、消防活動に必要な車両や資機材の更新等を行うものでございますが、令和2年度につきましては、屈折型はしご付消防自動車及び消防ポンプ自動車を更新するための自動車購入費等を計上するものでございます。 続きまして、262ページをお願いいたします。10款教育費につきまして申し上げます。総額は56億2,008万5,000円で、前年度と比較し1億7,956万5,000円の減でございます。 300ページをお願いいたします。上段の熊谷文化会館設備改修事業は、老朽化した舞台装置を更新するための改修工事請負費を計上するものでございます。 続きまして、317ページをお願いいたします。11款公債費につきまして申し上げます。総額は43億2,796万2,000円で、前年度と比較し2,265万円の減でございます。 続きまして、318ページをお願いします。12款予備費でございますが、前年度と同額の1億円を計上しております。 以上で、歳出の説明を終わります。 次に、歳入の主なものにつきまして申し上げますので、前にお戻りいただきまして、3ページをお願いいたします。初めに、1款市税につきまして申し上げます。総額は291億2,289万2,000円で、前年度と比較し8億3,545万円の減でございます。これは、固定資産税におきまして新築家屋の増加等による増収が見込まれる一方で、市民税におきましては税制改正による法人税割の税率引下げに伴う減収を見込むものでございます。 12ページをお願いいたします。6款法人事業税交付金は2億4,000万円でございます。これは、市民税法人税割の税率引下げに伴う減収補填措置といたしまして新たに創設をされたものでございますが、県税である法人事業税の一定割合が市町村に対し交付をされるものでございます。 13ページをお願いいたします。7款地方消費税交付金は45億円で、前年度と比較し12億5,000万円の増でございます。これは、令和元年10月からの消費税率の引上げに伴う増収を見込むものでございます。 42ページをお願いいたします。19款繰入金は19億7,468万9,000円で、前年度と比較し19億9,450万5,000円の減でございます。これは、主にラグビーワールドカップ2019運営基金繰入金が約5億2,700万円、また財政調整基金繰入金が約14億6,900万円の減となったことによるものでございます。 次に、特別会計につきまして説明を申し上げます。特別会計につきましては、予算書により申し上げますので、再び表紙にナンバー1と表示のあります予算書を御覧いただきたいと存じます。 表紙にナンバー1とございます予算書の13ページをお願いいたします。議案第2号 令和2年度熊谷市国民健康保険特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を190億7,595万6,000円と定めるもので、前年度と比較し7億2,443万2,000円の減でございます。これは、主に被保険者数の減少に伴う保険給付費の減によるものでございます。第2条は、債務負担行為でございますが、別表により後ほど申し上げます。第3条は、一時借入金を借り入れる場合の最高額を10億円と定めるものでございます。第4条は、次のページにわたりますが、歳出予算の流用につきまして記載のとおり定めるものでございます。 18ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為につきまして申し上げます。事項欄にございます業務委託につきまして、令和2年度中に業者選定や契約等を行う必要がありますことから、期間、限度額を記載のとおり定めるものでございます。 続きまして、19ページをお願いいたします。議案第3号 令和2年度熊谷市公共用地先行取得特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を503万4,000円と定めるもので、前年度と比較し275万8,000円の減でございます。 続きまして、23ページをお願いいたします。議案第4号 令和2年度熊谷市駐車場事業特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を1,902万円と定めるもので、前年度と比較し1,494万2,000円の減となっております。 続きまして、27ページをお願いをいたします。議案第5号 令和2年度熊谷市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を14億4,605万3,000円と定めるもので、前年度と比較し7,883万7,000円の減でございます。これは、籠原中央第一土地区画整理事業等における事業費の減によるものでございます。第2条は、債務負担行為でございますが、別表により後ほど申し上げます。第3条は、歳出予算の流用につきまして、記載のとおり定めるものでございます。 30ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為でございますが、事項欄にございます業務委託につきまして、期間、限度額をそれぞれ記載のとおり定めるものでございますが、一連の業務が年度を超えて続くことから、令和3年度の業務も含め、令和2年度中に契約等を可能とするものでございます。 続きまして、31ページをお願いをいたします。議案第6号 令和2年度熊谷市農業集落排水事業特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を3億9,575万1,000円と定めるもので、前年度と比較し1,441万1,000円の増でございます。 第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましては、それぞれ別表により申し上げますので、34ページをお願いをいたします。第2表、債務負担行為でございますが、事項欄にございます業務につきまして、期間、限度額をそれぞれ記載のとおり定めるものでございますが、一連の業務が年度を超えて続くことから、翌年度以降の業務を含め、令和2年度中に契約等を可能とするものでございます。 35ページをお願いいたします。第3表、地方債でございますが、起債を予定しておりますのは、先ほど債務負担行為で御説明をいたしました法適用支援業務で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めるものでございます。 続きまして、37ページをお願いをいたします。議案第7号 令和2年度熊谷市後期高齢者医療特別会計予算につきまして申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の総額を24億2,618万6,000円と定めるもので、前年度と比較し1,455万8,000円の増でございます。これは、被保険者数の増加等に伴う保険料等納付金の増によるものでございます。 以上で令和2年度の一般会計及び特別会計予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◎羽鳥豊上下水道部長 続きまして、議案第8号 令和2年度熊谷市水道事業会計予算につきまして御説明を申し上げます。 表紙にナンバー4と表示のあります予算書を御覧いただきたいと存じます。初めに、各項目の説明に入る前に、予算総額を御説明いたします。2ページ2行目の収益的支出、第1款水道事業費用42億1,912万6,000円と、3ページ2行目の第1款資本的支出39億3,687万4,000円の合計で、81億5,600万円となり、前年度と比較いたしますと11億1,900万円、15.9%の増となっております。 それでは、各項目の説明をいたしますので、1ページをお願いいたします。第1条は総則でございます。第2条は、業務の予定量を定めるものでございます。第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。初めに、収入でございますが、第1款水道事業収益を48億227万8,000円に定めるものでございます。令和2年度に予定しております料金改定を反映した結果、前年度と比較し4億9,277万3,000円の増となっております。 2ページに参りまして、支出でございますが、第1款水道事業費用を42億1,912万6,000円に定めるものでございます。前年度と比較し9,043万1,000円の増となっております。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。初めに、収入でございますが、第1款資本的収入を12億1,112万3,000円に定めるものでございます。前年度と比較し4億6,068万5,000円の増となっております。 3ページに参りまして、支出でございますが、第1款資本的支出を39億3,687万4,000円に定めるものでございます。前年度と比較し10億2,856万9,000円の増となっております。 2ページにお戻りいただきまして、ページ中ほどの第4条の括弧書きの中にございますが、収入から支出を差引きいたしますと27億2,575万1,000円の不足となります。この不足額につきましては、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,678万5,000円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2億3,354万5,000円、過年度分損益勘定留保資金10億4,129万5,000円、当年度分損益勘定留保資金13億6,071万1,000円及び繰越利益剰余金7,341万5,000円で補填するものでございます。 次に、3ページ中ほどの第5条は債務負担行為でございますが、事項、期間及び限度額をそれぞれ定めるものでございます。 4ページに参りまして、第6条は企業債でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めるものでございます。 次に、飛びまして7ページをお願いいたします。水道事業会計予算実施計画につきまして御説明申し上げます。収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益は、水道料金でございます。 次に、8ページに参りまして、支出でございますが、第1款水道事業費用、1項営業費用は、浄配水場の運転管理業務委託や機械設備等の修繕料、動力費、県水の受水費、検針及び収納業務等の委託料、減価償却費などが主なものでございます。 次に、2項営業外費用は企業債利息等でございます。 次に、9ページに参りまして、資本的収入及び支出の収入でございますが、配水管の布設工事や改良工事の財源とするための企業債、一般会計からの出資金、消火栓の設置工事費の負担金及び区画整理事業地内や下水道工事等に伴う配水管の布設や移設工事費の負担金、国庫等補助金並びに加入者分担金でございます。 次に、10ページに参りまして、支出でございますが、第1款資本的支出、1項建設改良費は、浄配水場の整備工事費、配水管布設工事費及び配水管の改良、移設のための工事費等が主なものでございます。 2項企業債償還金は、企業債元金分の償還金でございます。 11ページに参りまして、水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書につきましては、経営活動に伴う資金収支を示すものでございます。 また、12ページから33ページまでに給与費明細書等が、また35ページからは予算に関する参考資料が添付してございますので、御参照いただきたいと存じます。 続きまして、議案第9号 令和2年度熊谷市下水道事業会計予算につきまして御説明を申し上げます。資料にナンバー5と表示のあります予算書を御覧いただきたいと存じます。初めに、各項目の説明に入る前に、予算総額を御説明いたします。2ページ8行目の収益的支出、第1款公共下水道事業費用35億4,089万8,000円と、3ページ12行目の第1款公共下水道事業資本的支出26億5,110万2,000円の合計で、61億9,200万円となり、前年度と比較いたしますと1億5,500万円、2.57%の増となっております。 それでは、各項目の説明をいたしますので、1ページをお願いいたします。第1条は総則でございます。第2条は、業務の予定量を定めるものでございます。 2ページをお願いいたします。第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。初めに、収入でございますが、第1款公共下水道事業収益を37億9,821万円に定めるものでございます。繰入金の使途の見直し、下水道使用料の調定見込みや消費税増税分を考慮した結果、前年度と比較し1億4,563万円の増となっております。 次に、支出でございますが、第1款公共下水道事業費用を35億4,089万8,000円に定めるものでございます。前年度と比較し490万8,000円の減となっております。 3ページをお願いいたします。第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。初めに、収入でございますが、第1款公共下水道事業資本的収入を13億3,152万7,000円に定めるものでございます。前年度と比較し8億4,978万7,000円の減となっております。これは、繰入金の使途を見直したことによるものでございます。 次に、支出でございますが、第1款公共下水道事業資本的支出を26億5,110万2,000円に定めるものでございます。前年度と比較し1億5,990万8,000円の増となっております。ページ上部の第4条の括弧書きの中にございますが、収入から支出を差引きいたしますと13億1,957万5,000円の不足となります。この不足額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億1,714万9,000円、過年度分損益勘定留保資金1億9,550万4,000円及び当年度損益勘定留保資金10億692万2,000円で補填するものでございます。 4ページをお願いいたします。第5条は企業債でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めるものでございます。 次に、飛びまして、7ページをお願いいたします。下水道事業会計予算実施計画につきまして御説明を申し上げます。収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款公共下水道事業収益、1項営業収益は、下水道使用料と一般会計からの負担金が主なものでございます。 8ページをお願いいたします。支出でございますが、第1款公共下水道事業費用、1項営業費用は、ポンプ場や処理場の運転管理業務委託料や機械設備等の修繕料、動力費、徴収業務委託や県の流域下水道への維持管理負担金、減価償却費などが主なものでございます。次に、2項営業外費用は、企業債利息等でございます。 次に、9ページに参りまして、公共下水道事業、資本的収入及び支出の収入でございますが、下水道管渠の敷設工事や更生工事の財源とするための企業債、国庫補助金並びに受益者負担金などでございます。 次に、10ページに参りまして、支出でございますが、第1款公共下水道事業資本的支出、1項建設改良費は、下水道管渠の敷設、更生の工事費、支障物件の移設補償費及び県の流域下水道への建設負担金でございます。2項企業債償還金は、企業債元金分の償還金でございます。 次に、11、12ページの下水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書につきましては、経営活動に伴う資金収支を示すものでございます。 また、13ページから35ページまでに給与費明細書等が、また37ページからは予算に関する参考資料が添付してございますので、御参照いただきたいと存じます。 以上で水道事業会計と下水道事業会計の予算説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◎三友孝二財政課長 続きまして、補正予算につきまして説明を申し上げます。 表紙にナンバー6と表示のあります令和元年度熊谷市一般会計特別会計補正予算書を御覧いただきたいと存じます。1ページをお願いします。初めに、議案第10号 令和元年度熊谷市一般会計補正予算(第5号)につきまして申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に21億4,901万5,000円を追加し、総額を691億1,718万1,000円とするものでございます。この内容につきましては、後ほど説明を申し上げます。 第2条は繰越明許費、第3条は地方債の補正でございますが、それぞれ別表により申し上げますので、5ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費につきまして申し上げます。一番上の土地改良施設維持管理経費から一番下の中学校トイレ整備事業までの5事業でございますが、いずれも国の補正予算等に対応するため、3月補正予算に前倒しして予算を計上し、記載の金額を翌年度に繰り越して執行するものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。第3表、地方債補正でございますが、一番上の消防施設整備事業は、事業費の確定に伴いまして、その下の学校施設整備事業は、小・中学校の校舎大規模改造事業及びトイレ整備事業の財源とするため、一番下の臨時財政対策は、財源調整によりまして、それぞれ限度額を記載のとおり変更するものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、別冊でナンバー7と表示のあります令和元年度熊谷市一般会計特別会計補正予算に関する説明書を御覧いただきたいと存じます。1ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、1款市税から22款市債まで、記載のとおり補正するものでございます。 2ページに参りまして、歳出でございますが、2款総務費から10款教育費まで、記載のとおり補正するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序といたしまして歳出から申し上げますので、14ページをお願いいたします。主な内容につきまして事業ごとに説明いたしますので、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。 初めに、2款総務費でございますが、一番上の人件費は、勧奨退職などに伴う退職手当の不足分を追加するものでございます。 4つ下のラグビータウン熊谷推進事業は、例年3月下旬から4月上旬にかけて開催されております全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会につきまして、今年度は年度内に大会の全日程が終了することから、大会運営に対する補助金を今年度予算に前倒しして計上するものでございます。 15ページに参りまして、マイナンバーカード等交付事業は、国のマイナンバーカード普及促進の取組に対応するため、マイナンバーカードの作成等の業務を行う地方公共団体情報システム機構に対する交付金を追加するものでございます。 16ページをお願いいたします。3款民生費でございますが、上から3番目の障害者自立支援給付事業は、サービス利用者の増加や令和元年10月の国の基準単価の改定に伴い給付費の不足が見込まれますことから、これを追加するものでございます。 次の国民健康保険特別会計繰出事業は、低所得者の保険料軽減等に伴う財源不足に対する財政支援として、一般会計からの繰出金を追加するものでございます。 一番下の大里広域市町村圏組合負担事業は、平成30年度分の介護給付費等の確定に伴い、組合に対する負担金を追加するものでございます。 17ページに参りまして、特定教育・保育施設等給付事業は、認定こども園等の運営費に対する負担金の不足が見込まれますことから、これを追加するものでございます。 19ページをお願いいたします。6款農林水産業費でございますが、一番上の委員会運営経費は、農業委員、農地利用最適化推進委員による農地利用の最適化に向けた活動と成果に応じて交付される国の交付金について増額が見込まれますことから、委員等報酬を追加するものでございます。 その下の耕作放棄地解消対策事業は、担い手等による耕作放棄地の再生と継続的な農地の利用に対し支援を行うものでございますが、耕作放棄地解消の実績が見込みを上回ったことから、補助金を追加するものでございます。 一番下の土地改良施設維持管理経費は、農業用ため池の地震等による被害を防止するため、市内3か所のため池の耐震調査につきまして、国の補正予算を活用し、3月補正予算に前倒しして計上し、翌年度に繰越して実施するものでございます。 続きまして、歳入につきまして申し上げますので、前にお戻りいただきまして、3ページをお願いいたします。歳入につきましては説明欄を御覧ください。初めに、1款市税は、決算見込みを勘案し、市民税及び固定資産税を追加するものでございます。 4ページに参りまして、10款地方特例交付金、5ページに参りまして、11款地方交付税でございますが、それぞれ交付額の決定に伴い増額分を追加するものでございます。 6ページに参りまして、15款国庫支出金から8ページの16款県支出金は、次のページまでわたりますが、金額の確定や今回の歳出予算の補正に関連して、それぞれ定められた額を補正するものでございます。 10ページに参りまして、18款寄附金は、市民の皆様からいただきました寄附金やふるさと熊谷応援寄附として市外の方からいただきました寄附金を記載のとおり補正するものでございます。このうち基金への寄附金につきましては、歳出予算においてそれぞれの基金へ積み立てを行うものでございます。 11ページに参りまして、19款繰入金でございますが、財政調整基金繰入金及び職員退職手当基金繰入金は、今年度の予算の財源調整がつきましたことから、予定をしておりました基金からの繰入金をそれぞれ減額するものでございます。 12ページに参りまして、20款繰越金でございますが、前年度繰越金は今回の補正に係る財源として追加するものでございます。 13ページに参りまして、22款市債につきましては、先ほど補正予算書の第3表、地方債補正で御説明したとおりでございます。 以上で一般会計補正予算の説明を終わります。 続きまして、特別会計につきまして説明を申し上げます。特別会計につきましては、補正予算書により申し上げますので、再び表紙にナンバー6と表示のあります補正予算書を御覧いただきたいと存じます。 7ページをお願いいたします。議案第11号 令和元年度熊谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして申し上げます。第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算に6,674万9,000円を追加し、総額を198億6,713万7,000円とするものでございます。 10ページに参りまして、歳出でございますが、8款1項償還金及び還付加算金は、県の交付金等の確定に伴い、返納金を計上するものでございます。 以上で補正予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◎羽鳥豊上下水道部長 続きまして、議案第12号 令和元年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙にナンバー8と表示のあります令和元年度熊谷市下水道事業会計補正予算書を御覧いただきたいと存じます。 今回の補正につきましては、令和元年台風第19号の影響により、下水道の排水量が大幅に増加し、県の流域下水道に支払う維持管理負担金の予算が不足することが見込まれるため、補正するものでございます。 初めに、1ページをお願いいたします。第1条は総則でございます。 第2条は収益的収入及び支出の予定額でございます。支出の第1款公共下水道事業費用、第1項営業費用の補正予定額7,570万円は、流域下水道維持管理費の補正でございます。 なお、3ページから今回の補正に伴い変更となります実施計画、キャッシュ・フロー計算書、貸借対照表など、補正予算に関する説明書及び11ページには参考資料を添付してございますので、御参照いただきたいと存じます。 以上で令和元年度熊谷市下水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○野澤久夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。 △(議案第13号)ないし(議案第22号)の説明省略 ○野澤久夫議長 お諮りいたします。 ただいま説明のありました議案のほか議案第13号 熊谷市印鑑条例の一部を改正する条例から議案第22号 市道路線の廃止についてまで、以上10件については、いずれも提案理由の説明が記載されておりますので、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と言う者あり〕 ○野澤久夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、10件については、提出者の説明を省略することに決定いたしました。 △散会について ○野澤久夫議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。              午前11時54分  散 会...