財政部参事兼
資産税課長 市税条例の第五十六条につきましては、
固定資産の
所有者が
学校法人等に対して無料でその
固定資産を貸している場合に、その
固定資産の
所有者が非課税の適用を受けようとするときは、無料で貸しているという証明を
添付書類としてつけて、市長に提出しなくてはならないということを定めている条文になります。
(
質疑終結)
○討 論 な し
○採 決
簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第七七号
仮称霞ケ関北市民センター新築工事請負契約について
○
提案理由の
説明(
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長)
○質 疑
小島洋一委員 基本的なことをお聞きします。
請負契約の際、近隣他市の
業者から
川越市への
入札は可能なのか伺いたいと思います。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 まずは
発注部署である
地域づくり推進課として御答弁申し上げます。
今回の
工事につきましては、
入札参加資格要件といたしまして、
川越市
競争入札参加資格名簿の登載が
建築工事、
Aランクであること、それから
市内本店ということで、
要件を設定しております。
なお、この
要件を満たす
資格者は十社です。したがいまして、今回の
入札につきましては、市外の
業者が参入できないものとなっております。
小島洋一委員 理解しました。
また、
契約の際の
入札方法ですが、ほかに
入札方法はあるのかお伺いします。
総務部参事兼
契約課長 ほかの
入札、今回
制限つきの
一般競争入札で実施しておりますが、他の
入札方法といたしましては
地方自治法第二百三十四条第一項に
契約の種類が
規定してあります。その中で、売買、賃借、請負、その他の
契約は
一般競争入札、
指名競争入札、
随意契約、またはせり売りの方法により締結するものとするとありますので、ほかの種類としましては
指名競争入札、それから
随意契約、せり売りというものがあります。
小島洋一委員 先ほど
Aランクとか、また
要件を満たすという文言があったんですが、
入札する場合の
ランクというか、基準というのも教えていただいてもよろしいでしょうか。
総務部参事兼
契約課長 本市の
入札に
参加する場合、
建設工事に関しましては格付を行っておりまして、
経営規模等に見合った
入札参加となるように、
ランクごとに
発注標準額を定めて発注しているところです。
小林 透委員 前
委員に引き続きまして、
入札の件について幾つかお伺いしたいと思います。
まず初めに、
入札を
辞退した
業者さんが今回二社ほどおりますが、
辞退した種類といいますか、
理由、または
辞退が多いことについて市ではどういうふうにお考えになっているのかをお伺いしたいと思います。
総務部参事兼
契約課長 このたびの
辞退の
理由ですが、
辞退につきましては直接今回の案件に関して
理由は聴取しておりません。ただ、ほかの
入札案件におきまして、例えば不調になった場合など、事情を
確認する必要がありますので、そういった場合の
辞退理由を
確認しておりますが、その場合は
工事内容を積算した結果、こちらで公表された
予定価格と自分のところの見積りが乖離していたことですとか、
あとは専門の
技術者の配置ができなかったこと、その
あたりを
理由として挙げられていることがあります。
また、
入札で今回
辞退が多かったということの
お話ですが、
電子入札で今回の
入札を行っておりますが、
電子入札の場合、一旦
参加申込をした上で、
参加した
業者のうち、本当に札入れをする
業者が実際金額を入れてくるわけですが、
参加をしてから
辞退することに関しましては、
業者さんの
経営戦略とかもありますし、
技術員の配置の事情とかもありますので、その
あたりについては
事業者さんの自由な
判断ということで、特にペナルティーも設けておりません。
小林 透委員 理解いたしました。
次、今回一社無効ということになっておりますが、
入札金額内訳書に不備があったということになっておりますが、それ以外でどのような場合に無効になるかも伺いたいと思います。
総務部参事兼
契約課長 無効になるものとしましては、例えば
最低制限価格を下回った金額の場合、それから
入札参加資格の
要件を満たしていない
入札など、そういった場合があります。
小林 透委員 最後に、
入札の
最低制限価格の考え方について、ちょっとお聞かせ願えればと思います。
総務部参事兼
契約課長 自治法施行令で
規定されている
最低制限価格ですが、こちらについてはあらかじめ市で
最低制限価格を設定して、
予定価格の範囲内でかつ
最低制限価格以上の
価格で申込みをした者のうちの
最低価格を提示した者を
契約の相手方とするということになっておりまして、
最低制限価格を設定することによりまして、
契約の
内容に適合した履行の確保とか、それから
工事の
品質維持、それからダンピングの
防止等、適正な
価格で
契約を行うことができると考えております。
伊藤正子委員 さきの
委員に引き続き質疑させていただきます。
まず初めに、
議場でもかなり丁寧に細かくいろいろ聞かれていたので、私からは何点か質疑させていただきたいと思います。
図面、
平面図が提示されているんですが、細かい設計というのはこれからという理解でよろしいんでしょうか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 今回の
平面図につきましては、確定ということで、この
平面図どおり行っていくということになります。
伊藤正子委員 まず、プレイルームの広さというのはどれぐらいになりますでしょうか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 プレイルームにつきましては、六十平方メートルになります。
伊藤正子委員 部屋のつくりとしては、独立しているという理解でよろしいでしょうか。
あと、どのような機能を持たせる予定かも教えてください。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 このプレイルームにつきましては、
平面図にあるとおりプレイルームとそれから授乳室等、附属部屋を設けていまして、そこが
一体的な活用となります。
今後の活用についてですが、まず
市民センターは、
市民部で所管しているものなんですが、出張所機能と地域活動支援機能、この二つの柱がございまして、もう一つ併せ持った施設として施設の中に教育
委員会所管の公民館があります。公民館の管理の下でこのプレイルームを運営していくということになります。
なお、このプレイルームにつきましては、現在公民館機能として現霞ケ関北公民館で家庭教育
事業といたしまして、地元のNPO団体と連携し、子育て世代を
対象とした講座やサロンが行われております。大東
市民センターの例で申し上げますと、こども未来部こども育成課が実施しているつどいの広場ということで、親子の交流、情報交換の場として、使用されていると伺っております。
そういった中で、今後教育
委員会はもとより、こども未来部と連携しながら、具体的な活用方法については検討してまいりたいと考えております。
伊藤正子委員 大東
市民センターということで挙がっていたので、イメージとしては大東
市民センターみたいな感じということでよろしいんでしょうか。気になるのは、談話コーナーがお隣なんですが、ここと子供の声がうるさいみたいなそういった心配とかはないんでしょうか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 それにつきましても、
工事と並行して類似施設とまた実際に設置されている運営
状況など参考にしながら、教育
委員会、それからこども未来部と連携しながら協議してまいりたいと考えております。
伊藤正子委員 今回
工事請負契約の
議案ではあるんですが、運用等はこれからになるのかなと思うんですが、先ほどこども未来部ということだったんですが、霞ケ関北とか伊勢原地区につどいの広場が唯一ないエリアになっているということだったりとか、
あと子育て世代向けということなんですが、ターゲットは何歳を考えているんでしょうか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 今後運用面についても、より具体的な検討は進めていくわけですが、二つ例を申し上げますと、まず霞ケ関北公民館で実際に現在行われている子育て支援の関係ですが、その講座につきましては、
対象はゼロ歳児から幼児と保護者となっております。それから、こども未来部で実際に行われているつどいの広場ということで、大東
市民センターで行われているものもゼロ歳からおおむね三歳未満の児童とその保護者を
対象にしているという
状況ですので、こちら参考にしながら関係部署と検討してまいりたいと思います。
伊藤正子委員 いろいろ細かく聞かせていただいてありがとうございます。いろいろ聞いたのは、今後運用については検討されたりとか様々な部と調整されたりすると思うので、時間帯で年齢別の使い分けをすることで、小学生、中学生ぐらいまではせめて雨の日だけでも使えるような今
対象の年齢をお伺いしましたら、大きくても幼児ということで、主に未就園児の方が多いのかなと思いますので、そういった年齢も新しくせっかく造る公民館になりますので、
市民センター機能がついて地域の皆さんも期待している施設ですので、ぜひ様々な年代が使えるように御検討いただければと思います。この点については申し上げるだけにさせていただきます。
あと、ほかにも地域要望ということでいろいろ上がっていると思うんですが、今の霞ケ関北公民館にエレベーターがないということで、利用が困難だという声が一番多かったと思います。今回平屋ということで御配慮いただいたんだと思うんですが、やはり歩行に困難を伴う方が多いという、そういう地域でありますので、ぜひアクセス等も今後検討されると思うんですが、その辺もいろいろほかの部署と検討していただければと思います。
小高浩行委員 今回の
市民センターの
工事、建設に至った経緯について、一点
確認をさせていただきたいんですが、古い順に
整備を検討するというような
お話も伺っていたんですが、社会資本マネジメント等の関係で、今回仮称霞ケ関北
市民センター新築
工事がより古い公民館、
市民センターに先んじて行われた
理由について教えてください。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 古い順に更新
整備するところですが、
川越市個別施設計画
公共施設編ということで、令和二年十月に策定しておりますが、それ以前からの検討ということで、まずは霞ケ関北公民館は老朽化が激しく、狭隘化もしており、駐車場スペースも少ないということから、検討に着手しました。その後将来を見据えた上で、出張所機能、地域支援機能もスペースを設けた形で基本計画と基本設計に着手したところでございます。なお地元からも強い要望がございまして、それも踏まえまして、昨年度実施設計に移りましたが、その中で霞ケ関北公民館とそれから霞ケ関北
市民センター出張所機能を設けた形で複合した形で進めるということで、昨年度庁内合意を取った経緯があります。
小高浩行委員 事情は分かりましたので、古い施設を利用している地域も再三にわたって要望を重ねています。今回、芳野
市民センターの用地が確保できたというようなこともありますので、その辺の古さみたいなものも配慮して、これから進めていただきたいと思います。
続きまして、この面積なんですが、利用
対象人口とか、何かそういったものの基準があるんでしょうか。その辺もしあればお教えいただきたいんですが。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 今後
市民センターを更新する際に基づくものですが、やはり令和二年度に策定しました
川越市個別施設計画において、
市民センターの
規模が記載されております。
規模によって基本的には職員数というところだと思うんですが、八百四十五平米ということで芳野
市民センターは基準を設けまして、それを踏まえた形で現在実施設計に移り変わるという
状況です。今後につきましてもそれを基準にしながら更新が行われるものと考えております。
小高浩行委員 理解させていただきました。
人口もあるかと思うんですが、やはり活動ですよね。公民館とかの場合には活動の
内容等もあると思いますので、利用
状況等も考慮していただいて、そういった利用者の需要に応えられるような
規模というものを目指していただければと思います。
最後に、
入札の関係なんですが、今回事前に設計額が公表されているということで、
最低制限価格の
入札が三社という形になっているんですが、これ
入札なんでやむを得ない面もあるかと思うんですが、やはり
最低制限価格に集中してしまっているということで、競争原理という中ではどのように市は考えているのか、お教えいただけますか。
総務部参事兼
契約課長 委員の御指摘のとおり、本市では
建設工事の
予定価格をまずは
入札前に公表しているという事情があります。
最低制限価格の算出方法も同様にホームページ等で公表している
状況です。そうしますと、やはり
入札参加者につきましては、それぞれ見積りの積算システム等を用いまして、
最低制限価格等の類推が可能になっていると考えております。
また、今回の
事業につきましては、新築の
川越市の公共
工事ということで、
市内本店の
業者で制限はつけたんですが、受注意欲のある
業者さんたちが多かったというところで、皆さん類推された
最低制限価格のところで
入札をされ、その結果同額の金額の
業者さんがあったということになるかと思います。
小高浩行委員 以前は低額
入札の場合には
調査制度というんですか、低額
入札調査制度みたいなものを取っていた時期もあったかなと思うんですよね。それが今は
最低制限価格絶対主義みたいな形で、それを一円でも下回れば失格というような厳しい
状況にあるかなと思うんですが、そういうやり方がいいのかどうか。やはり低額で
入札する
業者さんはそれなりの考えがあるかなと思うんですが、それが下請
業者さんとかに不当な
価格を求めるような
価格でない限りは、認めるようなそういう
調査制度みたいなものがあってもいいのかなと私個人は考えるんですが、そういったものも御検討いただいて、より少ない経費で効果が上がるような形も御検討いただきたいと思います。
それと、今回建物建築ということで、電気ですとか、機械、外構、植栽、全て別途発注という形で分離発注されているんですが、これも多くの
業者さんにというような考えも十分、分かるんですが、やはり分離すればするほど、経費がその分かかる、同じ
業者さんに一括だったら、そこの
業者だけの経費で済むものが五分割すれば五社の経費が上乗せされてくる、それは発注の仕方として、費用対効果の面でどうなのかなというような疑問も私ちょっと抱いておりますので、今回聞きませんが、そういったものも考慮しながら、適切なものは併せて発注するというような発想もあってもいいのかなと思いますので、その辺も御検討いただければと思います。
栗原瑞治委員 先ほどの御答弁の中で、詳細設計までもう終えられているというような認識をさせていただいたんですが、配置図と
平面図だけなので、そこまで終わっているんであれば今後は立面図とか、もう少し分かる資料もあったほうがいいのかなというのを申し上げさせていただいた上で、屋上とかに太陽光パネルとか、そういった環境、地球温暖化対策に配慮したような対策はあるのか、まず
確認をさせてください。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 環境に配慮した点はあるかについてです。
太陽光発電設備を備えまして、また照明器具につきましてはLEDを採用しております。それに加え、トイレ等につきましては節水型の便器を使い、人感センサー型の照明器などもトイレの中に設置しまして、光熱水費、それからCO2の排出量の削減ということを行ってまいります。
また、
市民センターの窓口等につきましては、目隠しを兼ねた遮熱性のUVカットフィルムを複層ガラスに設置しまして、室温の管理の効率化というものを考えて、本市で宣言しております小江戸かわごえ脱酸素宣言を踏まえた形で、その取組を実施していきたいと考えております。
栗原瑞治委員 分かりました。
先ほども申し上げましたが、立面図とかもあるとどれぐらいの採光でどれぐらいの明るさになるのかなというところまでイメージもつくかと思いますので、
参考資料でも構わないので、そこまでできているんであれば、今後お願いしたいと思います。
あともう一点、駐車場が結構広いと思うんですが、この駐車場も恐らくシャトルバスが乗り入れたりだとか、ある程度は計画を立てながら進めていくと思うんですが、駐車場についてどこにシャトルバスがつくとか、どこに思いやり駐車場がつくとか、そういったグランドデザインというのはもうお決まりですか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 駐車場の件につきましては、駐車場は八十台と考えておりまして、建物の西側に障害者用の駐車場を二台、それから思いやり駐車場を一台考えております。また、かわまるにつきましては、停留所を設けまして一台分確保する予定です。詳細については、また
都市計画部と検討していくわけなんですが、なお、
川越シャトルにつきましては本会議でも御答弁させていただきましたが、開設後、その動線等の変化が見られて地元からも御要望がありましたら、随時検討していこうと考えております。
栗原瑞治委員 分かりました。駐車場広いですから、障害者とか、思いやり駐車場からはもちろんですが、できれば雨にぬれないように、
市民センターの中まで入れるような屋根つきの歩道とかがあればよろしいのかなと思いますので、この点は申し上げさせていただいておきます。
(休 憩)
(再 開)
今野英子委員 何点か質疑させていただきます。
先ほど駐車場の件、八十台
整備する予定という御答弁ありましたが、駐車場を広く取られている
理由について、改めてお伺いいたします。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 駐車場の台数は先ほど御答弁申し上げたとおり八十台ということで、なぜその台数分確保したかといいますと、現在ある霞ケ関北
市民センター、それから現在の霞ケ関北公民館は、別々の立地で今建物が建っております。それを複合化して、今回の建設予定地に移転するといったことから、車での利用が多いんではないかということで考えました。
また、地元からも過去に提言書をいただいておるんですが、駐車場の確保ということで、現在、霞ケ関北公民館は駐車場がかなり狭い
状況ですので、利用者にとっても不便であるという声も上がった経緯があります。
今野英子委員 駐車場については理解させていただきました。
駐輪場については、どのように考えていますか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 駐輪場につきましても同様の考えで、四十台を確保している
状況です。
今野英子委員 分かりました。
駐車場が広いということで、何かイベント等も今後やられるのか、それは今後の検討かもしれないんですが、そういう何か利用できることもあるのかなと思いました。
あと、最後に、ほかの
市民センターとかですと、外に広場とかがあると思いますが、そうした広場とか考えているのか、お伺いいたします。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 広場についてですが、
議案に添付されております配置図を御覧になっていただければと思います。そこに建物の位置があります。その南側の辺りに広場を造る予定です。
高橋 剛
委員 何点かお尋ねしたいと思うんですが、まず霞ケ関北
市民センターの構造ですとか、間取り、これについては
市民の意見、住民の意見等がどの程度反映されたものなのか、改めて住民等の意見交換経過もあったのかと思うんですが、その点でいかがでしょうか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 住民の方の御意見をいただいた上での反映ということですが、これまで提言書を地元からいただいております。主な
内容といたしましては基本理念といたしまして、地域活動の拠点としての施設機能、それからコミュニケーションが図られる機能、子育て世代が安心して集える機能、住民同士をつなぐ場、それから軽スポーツができる施設と、また十分な駐車スペースを確保することと、
あとバリアフリー、環境対策等がございました。
講座室、会議室、音楽室、実習室、和室、プレイルーム、これらが反映した
内容となっております。
なお、軽体育室も地元から要望があったんですが、そちらは可動式のパネルで移動するような形で対応します。屋外の隣接地にかほく運動公園もありますので、屋外のスポーツもそちらで対応ができるということで、軽体育室は設けないで、可動式のパネルを設けるということで、設計上考えました。
高橋 剛
委員 そうしますと、体育室が実現できない、希望どおりにはいかなかったということかと思いますが、ほかに何か要望があったが、今回盛り込むことができなかった、導入できなかったというような機能というのはありますか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 霞ケ関北
市民センター、それから霞ケ関北公民館は現在ある場所から霞ケ関北地区の一番端に移転するということで、公共交通機関が乗り入れできないかという御要望がございましたが、デマンド交通型かわまるにつきましては、その乗降場を敷地内の駐車場に設置という方向で進めていきたいと考えております。市内循環バスの
川越シャトルにつきましては、近くに約百九十メートル離れたところに停留所があるということで、当面はそちらを使っていただくということで、開設後においては周辺の動線等を考えながら、
調査研究してまいりたいと考えております。
高橋 剛
委員 理解をさせていただきました。
それから、
市民センターの施設としての環境対策、特にエネルギー効率の点で先ほど少し
説明がありましたが、断熱性であるとか、熱利用、地熱利用ですとかいろいろ考え方がありますが、エネルギー効率の点で配慮された点はどのようなことがあるのか。特に使用電力についての節減、そういった点ではどのような考え方あるいは検討があったのか、その辺についてお聞かせいただけますか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 先ほど御答弁申し上げたとおり、太陽光発電設備を導入ということで、それから照明器具をLED化ということで、それを行うことによって電力の使用量が削減できるということで考えております。
高橋 剛
委員 平屋ということで、二階建てなどよりも熱効率は少し貢献するのかなという、そういう印象もありますが、電力の調達については考え方としてはどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
市民部副
部長兼
地域づくり推進課長 電力の調達につきましては、今後設備等検討の中でどの電力がいいかということで考えております。
高橋 剛
委員 電気代の高騰などが言われておりまして、これはまた市場の動向などにもよるのかと思うんですが、より安い電力を調達するという点で、複数検討、東電からということもある一方でその他の電力から調達するという、そういった面もあるかと思うんですね。その辺について今後いかがでしょうか。
財政部副
部長兼
財政課長 昨今光熱費が値上がりしている中で、
委員御指摘のとおり、光熱水費の中でも電気料というのが、歳出の中で重要なファクターを占めています。新たな施設につきましてもその電力調達については、環境政策課が中心になって検討した上でどういう電力を導入するかを考えております。
高橋 剛
委員 たしか北部地域ふれあいセンターで電力の調達先を変えて電気代の節減効果を発揮したという
お話もあったかと思うんですが、ぜひランニングコスト、長くコストがかかる電力についてより適切な調達をしていただくよう検討を進めていただきますようよろしくお願いします。
(
質疑終結)
○討 論 な し
○採 決
簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第七九号 令和六年度
川越市
一般会計補正予算(第二号)の
所管部分
○
提案理由の
説明(
財政部副
部長兼
財政課長)
○質 疑
小林 透委員 基金繰入金の財政調整基金につきまして二点ほどお伺いします。
本補正予算後の年度末の残高の見込みをお伺いいたします。
財政部副
部長兼
財政課長 繰入金の中の基金繰入金として、今回財政調整基金につきまして二億四千二百八十七万五千円を取り崩しております。その結果、
現時点令和六年度末の残高見込みにつきましては十八億八千三百七十一万三千四百三十八円となる見込みです。
小林 透委員 もう一点、今後の繰入れに関する市のお考えをお聞かせ願えればと思います。
財政部副
部長兼
財政課長 本議会の中、
一般質問で川口啓介
議員の質問に対して市長も答えている部分ですが、基本的に財政調整基金につきましては、
一般的には年度間の財源の不均衡、こういったものを調整する役割、またそのための税収入の急激な落ち込み、
あと災害などの不測の事態、そういったものに備える役割を果たしております。基本的には財政調整基金については今申し上げたような
内容のほか、基本的には年度間、今回のような補正予算の財源として手当てするものと考えております。ただ、今本市の
状況としては当初予算の中で繰り入れるということが常態化しておりますので、そういったことがないようなことを踏まえて、現在、
川越市行政改革推進計画のアクションプランを推進して、年度末残高五十億円と目標を立てておりますので、それについてしっかり堅持できるような形で財政運営を図りたいと考えております。
小島洋一委員 前
委員に引き続きまして、同じ様な
内容になりますが、財政調整基金についてお伺いします。
近隣の中核市で、令和五年度末の財政調整基金の残高が幾らぐらいあるか、お伺いします。
(休 憩)
(再 開)
財政部副
部長兼
財政課長 本年四月末に、県が県内市町村の
一般会計の当初予算の
状況を取りまとめておりまして、その中で申し上げさせていただきますと、近隣中核市まず川口市ですが、令和五年度末の残高見込みとしては百三十二億五千五百三十万七千円、次に越谷市につきましては百五億五千八百六十三万三千円となっております。
参考として、川口市につきましては年度末残高百三十二億円ございましたが、令和六年度当初予算を編成する段階で八十二億円を取り崩しております。また、越谷市につきましては百五億円の残高に対して五十五億円を取り崩しているような
状況です。
小島洋一委員 近隣の中核市の財政調整基金の残高が大きいことを理解させていただきました。
続きまして、
川越市として、先ほどお聞きしましたが、財政調整基金の約五十億円という金額があったと思いますが、この目標する金額ですが、この
規模感というのは、
川越市として適正だと思うのか、
確認させていただきます。
財政部副
部長兼
財政課長 川越市の行政改革推進計画のアクションプランにおいては、令和七年度末の計画期間の目標を五十億円としております。こちらの数字につきましては、先ほどの答弁の中で若干触れさせていただきましたが、平成二十九年に総務省が全国の自治体に
調査をいたしまして、財政調整基金の考え方というのをアンケートしております。約七五%だったと思いますが、多くの市町村につきましては決算
状況を踏まえた上で、積立可能額を財政調整基金に積み立てているということで、明確な金額を決めているわけではないと答えています。
ただ一方、二一%、約二割の自治体については標準財政
規模の一定割合を財政調整基金として積み立てるという目標を立てているというところで、その
規模感につきましてはおおむね五%から二〇%程度の金額を財政調整基金として積み立てたいと二割の自治体が回答しています。
本市の例で申しますと、決算が出ている
状況で申しますと、令和四年度の本市の標準財政
規模で申しますと約六百七十五億円、令和五年度、今試算している
状況だと六百八十億円ということになりますので、五%から二〇%、仮に一〇%といたしますと六十五億円から七十億円というのが適正な
規模と考えますが、こちらの財政調整基金の考え方としては先ほどの年度間調整というような意味合いを考えますと、今の
川越市の五十億円というのは
一般的な考え方からすると、若干低めかもしれませんが、
規模感としてはおおむね適正な
規模感と財政当局としては考えております。
小島洋一委員 理解させていただきました。今後も目標の額になるように、対応をお願いします。
(
質疑終結)
○討 論 な し
○採 決
簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○閉会中の特定事件については、
地方自治法第百九条第八項の
規定による継続審査
とすることに決定した。
○閉 会 午前十一時二十九分...