川越市議会 > 2020-03-19 >
令和2年 保健福祉常任委員会 会期中(第2日・3月19日)本文
令和2年 産業建設常任委員会 会期中(第2日・3月19日)本文

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  1. 川越市議会 2020-03-19
    令和2年 産業建設常任委員会 会期中(第2日・3月19日)本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △案件  議案第 二七号 令和元年度川越農業集落排水事業特別会計補正予算(第一号)  議案第 二八号 令和元年度川越水道事業会計補正予算(第二号)  議案第 二九号 令和元年度川越公共下水道事業会計補正予算(第三号)  議案第 三〇号 令和二年度川越一般会計予算の所管部分  議案第 三六号 令和二年度川越市川越駅東口公共地下駐車場事業特別会計予算  議案第 三七号 令和二年度川越農業集落排水事業特別会計予算  議案第 三八号 令和二年度川越水道事業会計予算  議案第 三九号 令和二年度川越公共下水道事業会計予算  ─────────────────────────────────── △会場 市役所 第五委員会室  ─────────────────────────────────── △出席委員    委 員 長  近 藤 芳 宏 議員  副委員長  明ヶ戸 亮 太 議員    委  員  中 野 敏 浩 議員  委  員  小 高 浩 行 議員    委  員  今 野 英 子 議員  委  員  桐 野   忠 議員    委  員  中 原 秀 文 議員  委  員  岸   啓 祐 議員    委  員  小 林   薫 議員  ─────────────────────────────────── △説明のための出席者
                     上下水道事業管理者 福 田   司             【産業観光部】                         部長 井 上 敏 秀                 副部長兼産業振興課長 粟生田 晃 一                     雇用支援課長 福 田 和佳枝                       農政課長 小野寺 雅 樹                       観光課長 飯 野 英 一             【都市計画部】                         部長 二 瓶 朋 史                 副部長兼建築指導課長 河 原 房 夫                  参事兼公園整備課長 大 成 一 門          参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 野 口 幸 範                     都市計画課長 小 林   武                     都市景観課長 福 釜 周 二                     都市整備課長 町 田   猛                     交通政策課長 間仁田 雅 彦                     開発指導課長 高 梨 直 人           川越駅西口まちづくり推進室副参事 島 田 純 一             新河岸駅周辺地区整備事務所長 小 林   学             【建設部】                         部長 宮 本 一 彦                        副部長 吉 野   実                  参事兼建設管理課長 山 崎   悟                    参事兼河川課長 染 谷 経 夫                  参事兼建築住宅課長 落 合 福 寿                     道路街路課長 谷 澤   浩                       用地課長 新 井 賢 一                   道路環境整備課長 小 林 孝 至             【上下水道局】                         局長 石 井 隆 文                 副局長兼総務企画課長 近 藤 正 広                 副局長兼事業計画課長 桑 原 善 行                    参事兼財務課長 高 木 康 行                   給水サービス課長 吉 田 和 博                       水道課長 眞 野 和 幸                      下水道課長 前 島 清 孝               上下水道管理センター所長 堅 木 和 美             【農業委員会】                       事務局長 宇 津 克 巳                      副事務局長 石 田 秀 樹  ─────────────────────────────────── △事務局職員                     議事課副課長 堀 口 秀 一                      議事課主査 関   俊一郎  ─────────────────────────────────── ○開  会  午前九時五十分 ○議  題  議案第三〇号 令和二年度川越一般会計予算の所管部分 ○質  疑 2 中原秀文委員 昨日に引き続き、質疑を続行させていただきます。  昨日、ユープレイスの歩道の部分の色分け等について御答弁をいただきましたが、色を分けることでうまくいくのではないかということ、またバスの協議会とも協議の上進めるという御答弁でした。この通りは時間帯によっては人の行き来が激しいですので、ぜひその辺も注視していただいて対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、新宿町三丁目交差点の予算が一億四千百万円となっていますが、令和二年度の予定はどのようになっているのかお伺いいたします。 3 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 国道一六号と都市計画道路川越所沢線が交差します新宿町三丁目交差点改良事業ですが、道路築造工事を今年度予定しております。それと、一部土地の買収も予定をしております。現在、交差点の北側は右折帯がないため、道路を拡幅し、東側の歩道と右折帯を整備することにより、交通の円滑化を図りたいと考えております。供用開始につきましては、令和二年度中、供用開始をしたいと市では目指しておりますが、国道を管理しております大宮国道事務所との協議が必要になってまいります。 4 中原秀文委員 この新宿三丁目交差点の事業は、川越所沢線の事業の一部ということで進めていると理解しています。今後、川越所沢線に次いで中央通り線の事業も進めていくと思いますが、ぜひしっかりと取り組んでいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、川越駅南大塚線についてお伺いします。  今、川越駅から南大塚の駅に対して、事業を進めていると思いますが、全てが完了するのはいつ頃になるのか、また令和二年度中にはどこまで完了するのかお伺いいたします。 5 道路街路課長 川越駅南大塚線につきましては、現在、事業を進めておりまして、道路整備は今年度完成する予定です。引き続き令和二年度以降につきましては、令和元年度、整備いたしました川越市立川越高等学校東側の信号付近の交差点から、川越駅方面に向かった次の信号付近の交差点までの約百九十メートルとなりますが、電線引き込み管等の整備工事の業務委託並びに信号通線工事などを実施する予定です。また、既設電柱を撤去した区間につきましては、歩道排水施設復旧工事などを実施する予定です。工事完成は、令和三年度を目指して事業を進めているところです。 6 中原秀文委員 令和三年度というと、令和四年の三月末頃をめどに事業を完了させるという、そういう理解でよろしいでしょうか。 7 道路街路課長 そのとおりです。 8 中原秀文委員 ぜひしっかりと進めていただいて、令和三年度終了を目指してしっかり取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、四十ページに御伊勢塚公園テニスコート改修工事とありますが、現在、市が管理しているテニスコートはどれくらいあるのか、また、それらの改修状況について併せてお伺いいたします。 9 都市計画部参事公園整備課長 市が管理しているテニスコートの箇所数ですが、初めに、有料の施設といたしまして、城下公園が人工芝二面、芳野台南公園が人工芝四面、今回整備する御伊勢塚公園が人工芝二面で、川越運動公園が人工芝十二面、そのうちナイター設備が整っているコートが六面、計二十面ございます。  次に、無料の施設といたしまして、安比奈の親水公園がクレーコート六面、あと山王久保緑地クレーコート二面で計八面ございます。  あと、整備の状況ですが、今年度、芳野台南公園テニスコートにつきましては、人工芝の張り替えを既に完了しております。あと御伊勢塚公園テニスコートにつきましては、令和二年度に人工芝の張り替えを予定しております。そのほかのテニスコートにつきましては、施設の状況を見ながら、利用者が安全に利用できるように維持管理に努めてまいります。 10 中原秀文委員 理解をさせていただきました。テニスをやる方々は、これらのコートを使って楽しんでいらっしゃると思います。ぜひしっかりと進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、旭町一丁目公園整備に関しまして、今野委員の質疑で、利用目的等については理解しましたので割愛させていただきます。駐車場が今回、十一できると思います。この公園は町なかにできることになります。近所に遊びに来られて駐車場にとめられる方もいると思います。周りにもたくさんの有料駐車場があると思いますが、それらの圧迫になるようなことも考えられます。何か、駐車場の対策は取られる予定か伺います。 11 都市計画部参事公園整備課長 委員おっしゃるように、不法に夜間にとめられるケースが結構ございますので、そのほかの公園の管理している駐車場につきましても、ある一定の時間で施錠して、夜間はとめられないような状況にしております。ただ、残留駐車等は結構多い部分もございますので、その辺は看板等の周知をさせていただいて、夜間はとめられないような対応をしてまいりたいと考えております。 12 中原秀文委員 ぜひ駐車場についてはそのような対応をお願いします。また、この公園に関しては、地域の方々がとても楽しみに待っていますので、しっかりと事業を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、四十二ページの川越駅西口歩行者デッキについてですが、川越駅周辺対策特別委員会でも提案させていただき、エスカレーターが設置をされることになりました。それに関しては大変感謝いたしております。ありがとうございました。これまで、ウェスタに行かれる高齢者の方が帰りにエレベーターを使われる方が多くいらっしゃいました。今回のエスカレーター設置で随分便利になるのではないかと思っていますので、ありがとうございました。  そのエスカレーターの稼働時間についてですが、前回お伺いしているかもしれませんが、改めて確認をさせていただければと思います。 13 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 エスカレーターにつきましては、利用者を感知して自動的に運転を開始、停止する光電装置を設置する予定で、二十四時間稼働することとしております。 14 中原秀文委員 理解をしました。二十四時間ということなので、とても便利になるかなと感じております。  今回、デッキが供用開始の時期と、ユープレイス供用開始の時期が異なるということでした。特にエレベーターを使われる方がユープレイスのところまで行って、エレベーターがないということがわかり、また引き返すようなこともあるのではないかなと危惧するのですが、そのあたり何か考えがあればお伺いをさせていただきます。 15 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 歩行者デッキにつきましては、四月中の供用開始を目指しておりますが、六月八日にオープンする市有地の施設に先行するという形になりますので、その接続部につきましては、デッキ利用者の方が施設に入らないように事業者側のほうでフェンスなどの対策をすると考えております。駅から利用される方が、階段で歩道部に下りることはできますが、市有地の施設に設置されますエレベーターが使用できないことから、施設に入れないことも含めて看板等による案内をしたいと考えております。また、延伸したデッキは市有地側には降りられますが、反対側には降りられませんので、併せてそこについても看板等により周知、案内したいと考えております。 16 中原秀文委員 ユープレイスの六月八日のオープンに向けて、いろいろと都市計画部、ならびに、西口まちづくり推進室の職員の方も大変だとは思いますが、ぜひ六月八日にオープンができるよう事業を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 17 桐野 忠委員 これまで質疑がされてこられましたし、また本会議でも質疑がされてこられましたが、私のほうからも何点か質疑をさせていただきたいと思います。  予算の概要で、三十一ページの産業観光部産業振興課の関係で、川越市空き店舗対策事業補助金、他の委員からも昨日質疑がございましたが、この空き店舗対策事業補助金、何年かやってこられて、これまでの実績と効果をどのように捉えているかお伺いします。 18 産業観光部副部長兼産業振興課長 空き店舗対策の補助金につきましては、平成二十四年度から始めておりまして、これはまず、川越市で公開しておりますホームページに空き店舗情報を掲載させていただいて、そこを使いたいという方がいらっしゃった場合に、店舗の改修の補助と家賃の補助があるという内容になっております。これまでに登録された件数が六十九件の中で、そのうち二十二件で補助金の交付申請をいただいております。  これと併せて、川越商工会議所等と組んで、創業スクールですとか、そういう取組をしております。そういう方がスクールを卒業した後に実際に創業するに当たりまして、店舗がどこかないかという御相談とかもございますので、そういう中で非常に活用させていただいていると考えているところです。 19 桐野 忠委員 今、課長のほうから空き店舗登録の関係の御答弁もございましたが、その制度も前からやっていらっしゃって、また商工会議所とも連携を取りながらやっていらっしゃったと思うんですが、全体的にその成果、先ほど空き店舗登録事業補助金の成果をお聞きしましたが、効果というか、全体を捉えて、今後も含めてこの市内の空き店舗対策についてどのように考えているか、お伺いをしたいんですが、今後について。引き続きやっていただくのは当然だと思うんですが。 20 産業観光部副部長兼産業振興課長 令和二年度の予算を見ましても、百四十万、うち四十万円はこれまでの継続している分に充てる金額ですので、新規に空き店舗のこの補助を受けたいという方に割り当てられる分は、基本的に百万円ということで非常に少なくなっております。  当然、予算の増額を要求していくのはもちろんなんですが、空き店舗がございますと、主に商店街等については当然、活力の低下という懸念がございます。ましてや、商店街振興のイベントですとか対策をしようということになりましても、経営者の方が高齢化しておりますと、そういったことにもつながっていかないという部分があります。なるべく若い方に商店街にも入っていただいて、どんどん活性化していくというためには、空き店舗をどんどん借りていただくような仕組みは非常に大事になってまいりますので、そういった意味からも、今後もこの空き店舗対策については引き続き力を入れて進めていきたいと考えているところです。 21 桐野 忠委員 ぜひ限られた予算の中で大変だと思いますが、いろんなところと連携しながらやることも一つでしょうし、引き続き、地域経済を担っていただいている部分もありますので、その点はよろしくお願いしたいと思います。  市政報告でちょっと答弁がございましたが、新型コロナウイルスの関係で、支援策として商工会議所と連携して対応策を検討していくということでしたが、その後、何か具体的に進んでいるようなことがあるんですか。 22 産業観光部副部長兼産業振興課長 川越市、産業振興課でできる支援といいますと、まず一番初めに浮かぶのが資金繰りということで、融資になります。国から緊急対策第二弾が先日公表されまして、日本政策金融公庫で無利子無担保というのを創設すると、特別貸付になりますが、こちらが一昨日、三月十七日から受付が始まっているという状況です。  昨日も担当者が、商工会議所政策金融公庫信用保証協会、四者で会議を行ったところなのですが、この特別貸付も非常に申込みが多くて、限られた人員の中で頑張っているようなのですが、少し実際の資金が調達されるまでに時間もかかってくるのではないかというような懸念もございます。市もこの特別貸付同等レベルの支援が何かできないかと、市の既存の融資の枠の変更等も含めて、今検討を進めているところです。 23 桐野 忠委員 本当に喫緊の課題でありますので、国からの今答弁ございましたが、思い切った市の取組も必要になってくると思いますので、その辺は状況を注視しながら引き続きスピーディーな対応ができれば、また周知もしっかりとしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  商工振興費が大きく減額になっているので、すごく気になりますが、コロナウイルスの感染症の問題だけでなくて、先ほど話をさせていただきましたように、市内の経済の底力の中小企業と商店街だと思いますので、きめ細かな対応ができるように引き続きよろしくお願いいたします。  続きまして、三十三ページ、DMOの関係、これも昨日質疑がございましたが、マーケティング調査が行われたと思うんですが、そこで見えてきた課題等が今年度に生かせるような令和二年度の事業内容になっているのかどうか、確認のためお伺いしたいと思います。 24 観光課長 昨年度、DMOにつきましては、リクルートライフスタイルというところと業務委託契約をしまして、川越市の観光客に対する分析調査を行いました。これは、これまでは日本人に偏っていた部分もありましたので、外国人も含めてウェブ調査、それからSNS調査ということで、川越市では今までできなかったものをやっていただいています。ここから見えてきたことが幾つかございます。それを基にしまして、市内の力を活用して、ワーキンググループの立ち上げについて今検討をしている状況です。令和二年度につきましては、このワーキンググループから新たな戦略をデータ分析を交えて行って、地域にお金が落ちる、あとは観光振興を図れるような、そういったものをDMO川越で担っていっていただけると思っております。 25 桐野 忠委員 このマーケティング調査の内容というのは、公表か何かされるんですか。 26 観光課長 現時点におきましては、DMO川越はまだホームページの立ち上げができておりませんので、これは市からも要請はしているんですが、ホームページが立ち上がったと同時に、この調査内容については多くの方が御覧いただけるように公開をしていただきたいと考えております。 27 桐野 忠委員 国の補助が終わりますよね。それはその後どうされますか。 28 観光課長 国の補助は確かに令和二年度で終了の予定になりますが、このDMO川越につきましては、DMO自体がそうなんですが、自ら収益事業をしていただくということと、それから地域の観光振興、地域に稼ぐ力を与えるような施策を担っていただくというようなことになりますので、今回の分析調査を行ったものをまずベースにしながら、国の補助がなくなりましても、DMO本体は事業を行うというよりは調査分析のほうを重要視していただいて、いろんな面で施策等のアドバイスをしていくというようなところが任務になっておりますので、そういった部分で今後も役割としては担っていっていただけるのではないかなと考えております。 29 桐野 忠委員 引き続き市も注視しながら、今回コロナウイルスの関係で外国からのイレギュラーもありますが、今後も引き続き対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次が、三十六ページ、笠幡歩道橋の補修工事がございますが、確認ですが、これ請負事業者というのはJRの関係の事業者になるんでしょうか。 30 道路街路課長 JRの関係の業者になるかと思われます。 31 桐野 忠委員 JRとの協議を行いながら、その事業者なんかも選定していくという理解でよろしいですか。 32 道路街路課長 JRと協議して業者を選定するのではなくて、JRのほうで選定した業者の中で業者が決まるということで、認識しているところです。 33 桐野 忠委員 規模は小さいですが、南古谷駅と同じようにJRのほうで決めるということなんですね。ということは、予算が一億三千万という予算がついていますが、これほかと比べてやはり割高なんですか。割高という言い方は変ですが。市としてどう捉えているのでしょうか。
    34 道路街路課長 やはり軌道上の工事をやるものですから、夜間工事になりまして、電車が車庫に入りまして、電気が切れた状況で工事を進めるということで、やはり工事期間も長くなるし、金額も高くなります。 35 桐野 忠委員 現在も通行止めとなっている状況があると思うんですが、利用者にとって周知をしていただいて、当然、安全対策と利用者に対して分かりやすいような対応をしていただければと、金額についてはもう仕方がないと思うんですが、対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それに付随して、笠幡駅周辺整備というのは今後どのように考えていらっしゃるのか、お伺いできればと思います。 36 都市整備課長 JR川越線駅周辺整備事業の中の笠幡駅周辺整備事業ですが、今年度につきましては、県道川越日高線の拡幅整備工事を施工させていただきまして、本日、完成検査を受けているような状態です。  来年度につきましては、今年度行った工事によりまして被害が出た場合につきましては、地権者様にお聞きに上がった中で被害が万が一出た場合につきましては、事業損失の業務委託を発注いたしまして、その事業損失の補償を来年度やるような形で予算を計上させていただいております。こちらにつきましては、埼玉県の委託金を活用させていただいて行っていく形にはなります。昨年度、駅前広場は完成していますし、県道も今年度で終わる形ですので、そういった基盤的な整備につきましては今年度で終わりまして、来年度につきましては、万が一被害が出た場合の補償を対応させていただいていくという形で考えております。 37 桐野 忠委員 今、万が一被害がという話がございましたが、何か予測されるようなことがあるんですか。 38 都市整備課長 現在、現場を確認させていただいているところでは、工事の関係で、隣接する駐車場のたたき、コンクリートのところですが、若干ひび割れが振動の関係で出ているようなところがございます。あと、工事に伴いまして、道路の高さは原則ほとんど変わってはいませんが、拡幅した関係で、民地がちょうど南側が川に向かって傾斜している地形ですので、若干段差が生じたところもございますので、そちらの数件、段差補償というような形も発生するものと考えております。 39 桐野 忠委員 日高県道全体的に工事をやった後に、これは県に対してになってしまうかもしれないんですが、今おっしゃったように段差が発生して、雨水、いわゆる水の流れが変わって民地のほうに入ってしまうという事例が最近ちょっと何件か聞いていますので、今回、市が夜間も含めて、病院のそばですから大変な工事だったと思いますが、地域住民の意見もちゃんとしっかりまた再度注視していただいて、対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、三十七ページ、河川課の関係で、新規事業というか、排水路親水護岸整備がございますが、ここに先日も若干質疑がございました川の国埼玉はつらつプロジェクトとありますが、これ県の事業だと思うんですが、どういったものなんでしょうか。 40 建設部参事兼河川課長 こちらにつきましては、平成二十九年度より、芳野地区内の延長二・八キロメートルの区間におきまして、県と市と地域が連携いたしまして、県が水道整備を行いまして、本市と地域が水辺空間ということで、利活用した地域振興や持続的な維持管理等を行うことを目的とした川の国埼玉プロジェクトの取組を進めているところです。  そのプロジェクトの一つといたしまして、本市におきましては、石田本郷地内の芳野中学校の東側に当たりますが、そこの古川排水路の約六十メートルの区間につきまして、皆さんが水辺に近づいて、地域のにぎわいを創出するスポットとして親水護岸を整備するということです。 41 桐野 忠委員 ということは、この事業というのは県との共同事業という認識でよろしいですか。 42 建設部参事兼河川課長 そのとおりです。 43 桐野 忠委員 これまでほかで、市内でこういった実績ってあるんですか。 44 建設部参事兼河川課長 古川排水路のほかに、先ほど話が出ましたが、川の国埼玉はつらつプロジェクトの新河岸川のほうも進めているという状況です。 45 桐野 忠委員 その新河岸川以外にはないということでいいんですね。 46 建設部参事兼河川課長 そのとおりです。 47 桐野 忠委員 市民も利用できるということでしょうが、全然違う場所で、小畔川が近所にあるんですが、水辺事業があって、今、工事やっていますが、水害の関係で、せっかく整備したところがやられてしまってまた整備し直しという状況が発生しているので、今回はこれから始めるんでしょうが、その辺もちょっと考えていただきながら、やるなというのではなくて、強化するとか、台風の水があふれても大丈夫なようなという言い方変ですが、その辺もちょっと検討しながら進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次、三十八ページです。  中原委員のほうから南古谷駅周辺地区整備というのが質疑がございましたが、これ代表質疑の中でも触れられておりまして、ちょっと気になる部長の答弁があったものですから、部長にお伺いしたいんですが、部長の答弁の中では、いわゆる都市機能施設の誘導と居住を促進をされるという御発言もあったと思うんですが、私も南古谷に知人がいるので何回か行くことあるんですが、周辺の北側、更地になっている状況の中で、その周りに居住地域も若干あって、その周りはこれから整備していく中で、いわゆる青地というか、広がっていると思うんですが、伊佐沼に抜けるまで。どの辺に居住を設けようとするのか、今、既存するところに若い人たちも含めて、にぎわいを創出されるというのはすごいいいことだと思うんですが、居住のことをどう考えていらっしゃるのか、お伺いしたいんですが。 48 都市計画部長 今、委員おっしゃったとおりでして、北口のほうは現状、優良農地が広がっていると。またなおかつ、現状ハザードマップなどを見ますと、非常に浸水の程度も高いような地域になっている状況でありますので、現状、特に北口のほう、開発は難しい状況になっているところは我々も認識しています。  ただ、南古谷駅の北口を今回つくっていくというようなことで我々はやらせていただきたいと思っておりますので、当然、北口を開く以上は、やはり何らかやっていかなければいけないだろうと思っておりますので、我々もいろいろ知恵は絞って、何かできることはないのかと考えているところです。なので、今、北口の農地をどうしていくのかは当然課題としてはございますが、北口の部分、何かできることはないか引き続き検討していきつつ、また南側のほうには現状、市街地が広がっていますので、そうした部分を何か有効に使っていけることはないのかなというところについても、併せていろいろ知恵を絞ってやっていきたいなと思っているところです。 49 桐野 忠委員 霞ヶ関駅北口が開いて随分たっていますが、やっとここで改定がされてコンビニが一軒建ったぐらいなんですが、南古谷、せっかく地元の要望が多くて開くわけですから、青地を農振除外してというのはなかなか難しい部分があると思います。が、せっかく予算をかけてやるので、問題なく、また、開いたのはいいが、殺風景とかそういったことのないように、にぎわいを創出して、伊佐沼に抜ける人を呼んで活性化させるということでしょうから、できる範囲でやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  あわせて、昨日も中原委員からも話がございましたが、西部地域ということで的場駅の話もございましたが、的場地域は北口は開いていなくても居住が広がって、市街化区域ですから、今本当に住んでいる住民も増えて需要も高まっていると思うんですが、これまで計画が全くなくて、アンケート調査をやったと思うんですが、地域から近年も要望等上がっていると思うんですが、要望が上がっているかまず最初にお伺いしたいんですが。 50 都市整備課長 たしか平成二十八年に地元から御要望はいただいております。 51 桐野 忠委員 二十八年以降も多分出ていると思いますので確認をしていただければと思うんですが、本当に需要が高まっていると思いますし、計画とか立てていただきながら今後も対応をしていただきたいと思います。部長にちょっとお伺いしたいんですが、部長の答弁で、本会議場もポテンシャルが高い地域だという話もされていましたが、今後、的場駅周辺の課題とか今後の計画についてどのようにお考えか、お伺いしたいんですが。 52 都市計画部長 今お尋ねいただいたとおりでして、特に的場駅単独ではなく、霞ヶ関駅との連携といったような部分で考えてまいりますと、確かに市街化区域が広がっていて住んでいる方も多いといったようなところもありますので、非常にポテンシャルが高い地域であるという認識は持っています。  ただ、市内の中で東部地区ばかりというようなところ現状あるのかもしれませんが、西部のほうにも目を向けていきながらという認識は当然我々持っているところです。ただ現状なかなか計画もというところはありますので、具体的に何ができるのかについてはいろいろ考えていかなければいけない部分はあるのではないかと思うのですが、そうしたポテンシャルの高さは認識しながら、地域の方々のお話なども伺いながら、いろいろ考えてまいりたいと思っているところです。 53 桐野 忠委員 一応、期待をしていますので、よろしくお願いいたします。これ以上聞きませんので、あとはいいです。 54 明ヶ戸亮太副委員長 まず、収入のほうからお伺いしたいのですが、こちらの説明書のほうにあります三十二ページの鶴ヶ島駅西口便所鶴ヶ島市負担分というものがあるんですが、これは公衆トイレの維持管理などに係るお金の一部負担になるのかなと思うのですが、維持管理全体を通して、例えば光熱費もそうですし、清掃とか補修等あればそういうものも含めて、どの程度年間かかっているのか、また、鶴ヶ島市さんにはこの金額の一部を負担してもらっているんでしょうか。      (休  憩)      (再  開) 55 都市計画部参事公園整備課長 西口のトイレの負担分についてですが、二百六十五万四千円のうち百三十二万七千円を鶴ヶ島市に折半というか、半分をお支払いしていただくような協定を結んでおりまして、そちらの請求額です。 56 明ヶ戸亮太副委員長 利用者の方の比率というのはぴったり半分ということはないとは思うんですが、なかなかそこは算出しづらいかなと思いますので、適正な数字だと思います。御確認いただきましてありがとうございました。  続いて、予算の概要のほうなんですが、川越の織物市場の地方創生のものなんですが、若手のアーティストやクリエイターの創業支援という事業を進めていくということなんですが、少しイメージがつかないのでお聞きしたいんですが、若手のアーティストやクリエイターの方というものは行政に対してどういうものを期待しているのか、どういうニーズがあるという判断の上でこのような活動を進めていくのか、確認をさせてください。 57 都市景観課長 現在、整備工事につきまして、早期に着手できるよう進めているところですが、並行いたしまして、今、委員から御質疑いただいたインキュベーション機能の若手アーティスト、クリエイターの入居者の主な分野につきましては、現在、想定という段階でお答えさせていただきますと、様々な分野の人たちが集まっていただいて交流することで、川越の新たな魅力の発信、それから文化の創造を図ることが可能になるということが一番の目的でして、具体的にはものづくりとかデザイナーです。そういった分野が中心になりますが、または、まちづくりやICTに関わる分野等も考えておりまして、市内ですとウェスタ川越でも創業支援ルームもございますので、その辺の差別化といいますか、区別化を図りながら、先ほども御質疑の中でもありましたが、市内の空き店舗対策、それと連動して、また未活用の歴史的建造物の物件も今後も出てくるだろうと。そういったところに三年間、創業支援をさせていただいて、新たに文化を発信するような形の分野を考えております。 58 明ヶ戸亮太副委員長 交流の場など、また発信につなげていきたいというお話だったんですが、今はそういう箱の中だけで何か活動して発信をするということも難しい時代で、やはりインターネットとかを使うのが主流になってきていると思います。アナログとデジタルというのをうまく組み合わせることが大事だと思うのですが、そのような取組というのは反映されていくんでしょうか。 59 都市景観課長 先進事例といたしまして、都内に三施設類似施設がございまして、視察等をさせていただいて、私どももこの分野について勉強させていただいているところなんですが、委員おっしゃるとおり、既にデザイナーですとかものづくりをやっていて実際に創業されている方のヒアリングをさせていただいたところ、インターネット等で販売することが主流ではあるのですが、ただアパートの一区画を事務所という扱いにして発信していくよりは、お店を構えていたほうが買う側については信頼がある、信用できるということも御意見の中でございましたので、今後詰めていきたいなと考えております。 60 明ヶ戸亮太副委員長 ぜひ支援をしっかりとしていただければと思いますので、よろしくお願いします。  PiKOAについて確認をさせてください。  今野委員の質疑の中でもお話がありまして、利用者数がかなり今膨れ上がってきているというお話もございました。実際、十五万の目標に対して四十九万五千というお話だったんですが、十五万人に対して施設を運用しようとした中で五十万近くになってしまうと、キャパオーバーが生じてしまうかと思います。令和二年度の場合、そのキャパオーバーしてしまった分をどう対処されていくのか確認をさせてください。 61 都市計画部参事公園整備課長 当初は十五万人ということで予定をさせていただいていたところ、今現在、五十万人と、利用者がかなり倍以上に増えてしまったということで、二回ほどレジオネラ菌の関係で皆さんに御迷惑をおかけしているところもございますので、たくさん利用されるとその辺の状況も考えられるということで、頻繁に清掃とか、それから、利用者が多いところについてはきめ細かなサービスも含めて、全体的に施設をどこか増やしたりということはなかなか現状では難しいところがございますので、何かある程度そういうサービスが行き届くような形で、今後も事業者と連携をして進めていきたいと考えている状況です。 62 明ヶ戸亮太副委員長 これまでも人数が増えてしまった、来場者の方が増えていただいたことによって、駐車場も早めに広げるような対応をされたではないですか。ということは、駐車場も広くなるということは、中の施設も本来であれば広くならないと対処できないわけですよね。  だが、なかなか箱を、では大きくしようとか確かにできないとは思うんですが、そうなると、本来の目的としてみれば、御高齢の方とかに健康増進施設としてスタートとして動いているはずですので、私は多少、値段というものを少し見直す時期に来ているんではないかなと思っているんです。ものを売るのであれば、価格の上下によってバランスを取っていくものだと思いますし、施設として見ても、例えば若い世代の方は多少値段を上げていって少し来場者をそこで抑えていって、御高齢の方の枠を取れるようにしていかなくてはいけないと思うんですが、価格調整をして来場者を調整していくというお考えなり議論というのはされていくんでしょうか。 63 都市計画部参事公園整備課長 現状は、金額に差をというのは考えていません。PFI事業者と金額についても連携して事業を進めておりますので、委員の御意見を踏まえまして、いろんな他市の状況も調査、研究させていただきたいと思います。 64 明ヶ戸亮太副委員長 実際、来場者が増えてうれしいのは、市はうれしいですし、事業者もうれしいと思うんです。しかし、そこで一番被害を被っているのはやはり利用者の方です。三倍ぐらいの方が来ているということは、中での活動量だって三分の一というか、ある程度制限されてきてしまうわけですよね。そこに対して、値段以外のものでも結構なんですが、この課題というのは結構何年も前から出ていたものに対して、具体的にどうお考えですか。抽象的な検討していきますというものが続いてきてしまっていますので、それでも人数が増えていっているというのは、どこかしらでやはり需要と供給のバランスは取っていかないと。では、どこを市が均衡点として持っているのかが正直見えないんです。それについて少しお考えだけ確認させてもらってもよろしいですか。 65 都市計画部参事公園整備課長 現在、委員おっしゃるとおり人数が多くて、マシーンがなかなか利用ができないということで大変苦情等もいただいております。それとあと、ロッカーが使えなくなったり入っても利用できないという苦情も多数いただいております。  PiKOAのホームページに、今現在どのぐらいの人数が来ているとか空きがあるとか、そういう情報もできる限り公表させていただいておるところですので、ある程度そういう面からアピールというか公表をさせていただくということで、今後もそのPFI事業者とそういうサービスの面についても検討を図っていきたいと考えております。 66 明ヶ戸亮太副委員長 アピールをされて、今、現状これだけ混み合っていますよというのを伝えて、その判断で、来る来ないという判断を、では、それは利用者に委ねるということでいいんですね。こちらとしてみると、箱はいっぱいですよと、それでもいいから来るんですか、来ないんですかというのを示していれば解決という認識でよろしいですか。 67 都市計画部参事公園整備課長 現状では、利用者の制限をかけるというのは、正直言って難しいところもございます。利用者には御迷惑をおかけするということで事前に公表というか、入り口のところにも時間の分散、ある程度すいている時間に御利用いただくような形で、通知なり報告なりを出させていただいて、できれば分散して利用していただけるような形で対応をお願いしたいということで考えております。 68 明ヶ戸亮太副委員長 制限はかけられないのはもちろん承知をしております。では、あとは何で対処ができるかといえば、私は、単純に箱を増やすか、価格帯で何かバランスを取っていくしかないのかなと思っておりますので、少しお話をさせてもらったというのがありますので、今、先ほど言ったように一番被害を被っているのはどうしても利用者になってしまっていますので、その視点からぜひ対処というのを進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  起立採決 原案可決      (休  憩)      (再  開)  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第二七号 令和元年度川越農業集落排水事業特別会計補正予算(第一号) ○提案理由の説明(農政課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三六号 令和二年度川越市川越駅東口公共地下駐車場事業特別会計予算 ○提案理由の説明(産業観光部副部長兼産業振興課長) ○質  疑 69 小高浩行委員 今回、歳入のほうが繰越金が一千五百万円ほど減額になって、使用料も四百万円ほど減額ということで、当然支出のほうもそれに併せて一千九百万円の減額ということになっているんですが、この減額に伴って事業の執行上、支障というか、減額分の影響というのは大丈夫なんでしょうか。 70 産業観光部副部長兼産業振興課長 支出については、主に駐車場の中に整備してあります消火器施設ですとか、あるいは電気系統の施設等の維持管理、あるいは修繕ということになってまいりますが、そういったものについては定期的に執行をさせていただいておりますので、予算減となっておりますが、特に施設の管理運営上、支障になるものではございません。 71 小高浩行委員 分かりました。  歳出のほうも見ていきますと、駐車場管理の負担金、補助及び交付金、これが前年度、二千九百四十一万円に対して一千四百七十三万円と大幅に下がってしまっているんですが、この辺はどういった事情ですか。 72 産業観光部副部長兼産業振興課長 この公共地下駐車場が、アトレのビル全体の中の一部になっておりまして、そのビル全体の中の管理をしていく中での負担金というものがあります。これについては、アトレの中に入っているテナントの管理組合ですとか川越市、あとは川越都市開発のほうで全体の運営をしていただいているんですが、昨年等については、外壁のタイルの大規模な修繕等がございまして、負担金等が大きかった部分がございますが、そういったものが終了した関係で若干下がっているという内容になっております。 73 小高浩行委員 理解いたしました。  歳入も落ちているということで、繰出金のほうも三百万程度減額になっているとのことなんですが、この一般会計への繰出金なんですが、昨年も御指摘させていただいたんですが、今後見込まれる駐車場の修繕料積立金といったものの概念というのは、令和二年度の予算の中では議論はなかったんでしょうか。 74 産業観光部副部長兼産業振興課長 以前に御指摘をいただいたのは覚えております。そのときに、これから経営戦略を策定していくと御答弁させていただいたと思うんですが、三十二年、つまり令和二年度の策定に向けてまだ作業を進めておりまして、その中で検討を進めていきたいと思っておりますが、一般会計も非常に苦しい状態の中で、なるべく繰出金をというところもございまして、正直申し上げまして、令和二年度に関してはまだ内部留保の検討については具体的にはしておりませんでした。 75 小高浩行委員 よろしく御検討をお願いいたします。 76 今野英子委員 最近の利用状況というのはどのような傾向になっているのか教えていただきたいと思います。 77 産業観光部副部長兼産業振興課長 過去五年間の利用台数、平成二十六年度から少し申し上げさせていただきます。二十六年度が三十二万五百八十二台、二十七年度が二十八万七千五百二十九台、二十八年度が二十八万八千二百三十九台、二十九年度が二十九万八千五百二十九台、三十年度が二十九万二千四百三十八台、三十一年度、つまり令和元年度についても三十年度と同じような推移になってきていると思います。当然これに伴いまして、使用料収入も若干減少気味になっております。ちなみに、特に二十六年度から二十七年度、大幅に下がっている部分がございますが、これは近くで大型商業施設がオープンした影響と考えているところです。 78 今野英子委員 分かりました。  まだ元年のところは途中経過なのであれですが、この二月、三月とかで、まだその辺は集計というのは、三月も途中なので、二月とかは減っているとかそういうのはまだ分からない感じですか。コロナの関係で。      (休  憩)      (再  開) 79 産業観光部副部長兼産業振興課長 令和元年度の四月から二月末までの資料によりますと、残り三月分だけは今数字が出ていないんですが、三十年度とおおむね同様に推移しておりまして、二月の利用台数は昨年とほぼ同程度になっております。 80 今野英子委員 あと、公債費のほうの元本なんですが、これはあとどれぐらい残っているかというのはお分かりですか。 81 産業観光部副部長兼産業振興課長 こちらの借入金につきましては、平成二十八年度に東口の公共地下駐車場エレベーター、二階で降りますとちょうど東口のデッキの交番の前に出るあのエレベーターですが、籠の入替え工事をやりました。そのときの起債したものです。償還期間が十五年となっております。二十八年度の事業で十五年ですので、まだ四年程度しか経過しておりませんが、あと十年程度は償還期間があるということです。 82 今野英子委員 分かりました。  これはしっかりと順調に返していける見込みということでよろしいんですか。 83 産業観光部副部長兼産業振興課長 そのとおりです。 84 今野英子委員 あと、今回の今年度は料金改定というのはされていないという認識でよろしいですか。 85 産業観光部副部長兼産業振興課長 いわゆる使用料・手数料の見直しの中でやっていきますと、これはかかった経費を基に算出するということなんですが、計算はしました。そうすると、現在、百二十円のプラス消費税ということで料金設定しているんですが、経費を基に試算しますと、さらに金額が下がるという結果が出ました。あとは、周辺の駐車場との競合関係ということもございます。民業圧迫にならないようにということもございますので、百二十円は変えずに。ただ消費税の増税がございましたので、その分の料金改定についてはさきの市議会のほうでも御可決をいただきまして、今現在は百二十円の一〇%消費税、十円未満切り捨てですので百三十円ということで、三十分ですが、こういった形で運用をさせていただいております。 86 今野英子委員 分かりました。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三七号 令和二年度川越農業集落排水事業特別会計予算 ○提案理由の説明(農政課長) ○質  疑
    87 小高浩行委員 歳出なんですが、報酬が前年度ゼロ円だったのが、来年度三十一万五千円という形でついているんですが、この辺はどういった事情ですか。 88 農政課長 一般管理費の報酬ですが、こちらは川越市農業集落排水施設使用料等審議会の開催を考えておりまして、その三回分の報酬費用となっています。 89 小高浩行委員 そうすると、使用料の見直しに向けてというような理解でよろしいんでしょうか。 90 農政課長 来年度、まず経営戦略の策定をする予定でして、その後、その経営戦略を基に審議会を開催して、今後の使用料について検討していきたいと考えております。 91 小高浩行委員 理解しました。そうしますと、委託料もそういった計画策定に伴う委託料の計上と理解してよろしいんでしょうか。 92 農政課長 委託料につきましては、令和五年度をめどに公営企業会計化をするように国のほうから通知が出ておりまして、それに向けまして、固定資産台帳を整備しなくてはならない状況がございます。その固定資産台帳整備の業務委託をする費用を五百五十万円計上しております。 93 今野英子委員 確認なんですが、新年度はどのような事業、新たにというか、事業内容をお伺いしたいと思います。 94 農政課長 農業集落排水事業の主な事業につきましては、施設の維持管理で、現在、鴨田集落排水処理施設と石田本郷に施設がございまして、そちらの二施設の維持管理をしていく予定です。 95 今野英子委員 今後、新たに古谷上や赤坂のほうに計画というのはあるんでしょうか。あったら、その進捗状況をお願いします。 96 農政課長 古谷上と下赤坂地区につきましては、事業の参加率が上がらないということで、農業集落排水整備区域から浄化槽整備区域の変更としておりまして、古谷上ほか地区につきましては既に変更済みで、下赤坂ほか地区につきましては四月頃に変更される予定です。 97 今野英子委員 そうすると、この二つの地域も今後は進められて、農業集落排水事業が行われていくという認識でよろしいんですか。 98 農政課長 古谷上地区と下赤坂地区は、農業集落排水事業は進めません。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決      (休  憩)      (再  開)  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第二八号 令和元年度川越水道事業会計補正予算(第二号) ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼総務企画課長) ○質  疑 99 小高浩行委員 補正予算書の三十四ページなんですが、第二条の(4)で、配水管新設、改良等事業費、既決予定額が二十七億一千六十四万二千円に対して、減額が今回七億八千四百十万円ということで、率にすると二八・九%、約三割近い減額になるんですが、その辺の説明をお願いしたいんですが。 100 水道課長 減額の理由といたしましては、委託工事の請負差金が主な内容になります。あと工事が三本中止になりましたので、その分についても減額をしております。 101 小高浩行委員 委託差金の減額というのは分かるんですが、三本工事が中止になったということ、この辺の事情というのは何か。 102 水道課長 三本の中止の工事ですが、他工事の関係で水道管の移設をする予定でしたが、他工事が中止になりましたので、来年度に移行しております。 103 小高浩行委員 分かりました。  多分、当初いろいろ事業計画をされて予算を組まれて、進めていく中で、契約差金はやむを得ない部分があるとは思うんですが、減額金額が三割というのはちょっと多過ぎるかなというイメージもありますので、計画的に事業を進行できるようによろしくお願いいたします。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第二九号 令和元年度川越公共下水道事業会計補正予算(第三号) ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼総務企画課長) ○質  疑 104 小高浩行委員 予算書の三十七ページなんですが、下水道事業収益が四千八百三十一万三千円減額になって、その下の下水道事業費用が逆に四千百九十二万五千円増えてしまっているんですが、この辺の事情を説明いただけますか。 105 上下水道局参事兼財務課長 まず、収益関係の減ですが、事業費の補正等がございまして、一般会計からの繰入金に関わる事業費部分が同じように減になりましたので、減額になっております。それが約二千万円少々ございます。あともう一つ主立ったところとしまして、不明水の処理の積算の是正を行いましたもので、その辺の減額が同じく約二千万円少々です。収益のほうについてはそういう形です。  逆に費用の増額分ですが、これは流域下水道の処理負担金、台風の関係等で水量が大幅にアップした関係で、約八千万円程度増額になっております。 106 小高浩行委員 今の収入のほうで、不明水の見直しに伴う雨水処理負担金が二千三百四十万二千円減額になっているんですが、その辺の事情というところで理解してよろしいでしょうか。 107 上下水道局参事兼財務課長 不明水の関係ですが、一般会計からの繰出金を計算する際に、あらかじめ一定量の部分は減額するような形で計算しております。その分を減額しないで請求していたことが判明しましたので、ここで修正させていただいて、その減額が約二千万円少々となっております。 108 小高浩行委員 毎年、不明水の関係はいろいろ問題になりますので、これは引き続き原因究明と、量が減るように努力していただきたいと思います。 109 中原秀文委員 二十八号と同じだと思いますが、確認をさせてください。  整備と改良について、それぞれ一億二千四百万と九千百万円減額になっているその理由についてお聞かせいただければと思います。 110 下水道課長 まず、公共下水道整備の事業費の減額ですが、公共下水道拡張費のうち、汚水管渠整備事業の工事請負費ですが、工事請負費の差金によるものです。  また、雨水調整池整備事業の工事請負費ですが、こちらのほうは、寺尾向イポンプ場の調整池に新設工事を予定して、今回実施したものです。今回、実施に当たりまして、できるだけ貯留量のほうを稼げるように、地質データを基に掘削深さを決定しておりましたが、事前工事前に試掘調査を行いましたところ、想定していたよりも大分地下水が高く、予定していた掘削地まで掘ることができないということでして、掘削の量が減少した。なおかつ、これに併せて残土の処分量も減少したことから減額となったものです。  また、雨水ポンプ場の工事請負費についてですが、中島雨水ポンプ場寺尾調整池バイパス工事になります。こちらにつきましては、埼玉県とバイパス管の操作要領案について事前協議を行いまして回答をいただいているところですが、排出に当たりまして様々な条件もございますので、これらの条件を踏まえまして、事業効果の点も含め総合的に検討していくために、今回の実施は難しいということで見送ったことになります。  建設改良費の事業費、九千百万円の減額についてです。こちらにつきましては、公共下水道の汚水管渠改良工事の工事請負費につきまして、主な理由としては工事請負の差金になります。それに併せまして、道路改良工事の場所について布設替えの工事を予定しておりましたが、道路管理者の事業スケジュールが変更になり、この布設替えも見送りとなったため減額となったものです。  減額の理由としては以上です。 111 中原秀文委員 施設整備について、最後におっしゃっていた県との共同事業について、延期になったということでした。それは来年度になるのか、それとも中止になったのか、理解できなかったので、改めてお聞かせいただければと思います。 112 下水道課長 こちらの操作要領案については、今の状況でいきますとなかなか難しいところもございますので、関連する部署と調整を図りながら、どういったことができるかを引き続き検討してまいりたいと考えております。また、地元からも要望いただいておりますので、そういったところも加味しながら今後も進めていきたいと考えております。 113 中原秀文委員 その分の金額は一億二千四百万のうち幾らになるのか伺います。 114 下水道課長 こちらの中島雨水ポンプ場に充てる予定であったのは、全体の事業費は一億円なんですが、こちらのほう債務負担行為を組んでおりましたので、令和元年度につきましては六千万円です。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決      (休  憩)      (再  開)  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三八号 令和二年度川越水道事業会計予算 ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼総務企画課長) ○質  疑 115 小高浩行委員 特別会計予算の概要の四十七ページ、配水管更新事業があるんですが、耐震化ですとか老朽管の更新を行うというようなことなんですが、今年度末の見込みの全体に対する率というのが分かれば教えていただきたいんですが。あと、令和二年度の予算を執行した後の耐震化、あるいは老朽管の更新率みたいなものは分かりますか。 116 上下水道局副局長兼事業計画課長 手持ちに今年度末のものがございませんので、三十年度末のもので御答弁させていただきます。  老朽管の率につきましては、川越市の更新計画ベースによりまして二一%です。耐震化につきましては、耐震適合管を含めまして二六・三%となっております。 117 小高浩行委員 いろいろインフラの整備計画みたいなものも立てられていると思うんですが、大体年にどれぐらいのという見込みみたいなものはどうですか。 118 上下水道局副局長兼事業計画課長 水道事業につきましては、アセットマネジメントを計画しておりまして、その中で重要施設配水管と位置づけたものと普通の配水管と含めまして、年間二十キロを目指して更新をしていく予定ですが、なかなか人の関係ですとか予算の関係でそういう状況に至っておりませんが、なるべく早い時期にそこのベースに乗れるように努力していきたいと思います。 119 小高浩行委員 いろいろ大規模地震なども心配されている中で、すぐには難しいと思うんですが、計画的に執行のほう努めていただきたいと思います。 120 今野英子委員 今、管の更新や耐震化の率は聞いたんですが、令和二年度は主にどういうような、大きい事業というのはどういうものがあるんでしょうか。特にないですか、大きい。維持管理でいつもどおりという認識でいいのか、何か目立った。 121 上下水道局長 来年度予算の主要事業につきましては、例年どおり、老朽化が進んでいますので、老朽管の更新は引き続きやっていくということと、配水場内の管路、浄水場内の管路の耐震化ですとか、あとは通常の電気とか機械設備の点検とか修繕とか、更新も計画的にやっていくと見込んでいるところです。 122 今野英子委員 例年どおりそういった老朽管の更新ですとかは重要なので、そこのところはしっかりとやっていただきたいと思います。  あと、第三次浄水場整備事業の無停電電源装置更新工事というのはどういう工事なのか教えていただきたい。 123 上下水道管理センター所長 これは、霞ケ関第二浄水場と中福受水場の監視装置、通常ですと商用電力、東京電力から受電しているんですが、停電等が発生したときに監視装置、コンピューター関係が停止しないためのバッテリーだとかシステムの工事になります。 124 今野英子委員 そうしますと、そのことによって、やはり市民にとってメリットといいますか、安全性を保てる、停電にならないようにそういったことを更新していくという理解でよろしいですか。 125 上下水道管理センター所長 ポンプを動かすまでのバッテリーは持っておりません。自家発電の装置を持っていますので、コンピューターから自家発電装置を動かしなさいという指令が出せますので、自家発電を動かすことによってポンプも稼働させることができるようなシステムになっています。 126 今野英子委員 理解いたしました。  あと、水道料金、今、業務委託でやられていると思うんですが、その辺で令和元年度はどのぐらい今、停止されている件数があるのか、もしあればお伺いしたいんですが。 127 給水サービス課長 給水の件数ですが、給水検針、給水戸数が市全体で十六万戸ございます。そのうちの給水料金の収納期限までにお納めいただかない戸数については、おおよそ一%程度、一千六百件ほどございます。それらに対しまして催告等の通知を出させていただいておりますが、そういった通知を出すことによりまして、停水に至る件数につきましては、最終的にはおおよそ五百戸程度、停水措置をしているところです。 128 今野英子委員 今の一%の千六百というのは、年間でということですか。 129 給水サービス課長 こちらにつきましては、年間十六万戸に対しまして、六回ほど納入の期限を、納期限を偶数月、奇数月に分かれまして徴収をさせていただいております。それら偶数月と奇数月、合わせて十六万戸ございますので、そちらの二カ月分合わせておよそ一千六百戸ほど納期限までにお納めいただかない戸数がございます。それに対しまして、催告等を通知することによりまして、期限までにおよそ一千百戸の方につきましてはお納めいただいた結果、最終的には停水に至るのが五百戸ということです。 130 今野英子委員 そうすると、年間で一千六百ぐらい滞納している世帯があって、そのうちの一千百は支払ってもらって、五百が年間で、ずっと止まっているわけではないと思うんですが、止めたことがあるのが五百戸という理解でよろしいですか。 131 給水サービス課長 奇数月、偶数月、それぞれ年間六回お納めいただくことになります。ですから、その都度、おおよそ大雑把に言いまして、半数ずつ毎月停水の措置をしている世帯があるというところです。 132 今野英子委員 確認なんですが、そうすると偶数月に二百五十という理解でいいんですか。 133 給水サービス課長 平均しますとそういう形になります。 134 今野英子委員 分かりました。  そうした方々に対しても、今までも丁寧に対応していただいていると思うんですが、引き続き、そうした停止されている、納期限までに支払われていない方々に対しても、いろいろな状況があると思うので、丁寧にやっていただきたいなと思います。 135 中原秀文委員 私は、上下水道の経営審議会に出させていただいており、水道事業は大変厳しい状況にあると感じています。料金の見直しについて審議会の中でも議論されていましたが、今後、この厳しい状況を乗り切っていくために、料金の改定等水道局としてはどのように考えているのか、できれば局長から御答弁をいただければと思います。 136 上下水道局長 来年度の予算につきましては、必要最低限の経費ということで通常どおり計上させていただいているところですが、今、委員からお話がありましたとおり、経営審議会の中で経営戦略を策定しました。いろいろ議論をいただいた中で、市の中身としては、料金の収入で経費が賄えていないという状況がございまして、有事に備える内部留保資金もどんどん減ってきてしまっているということですので、将来に備えて安心安全な水を安定的に配るということと、あとは、他市に比べて老朽管の率が進んでいるところを改善するためにも、いずれかの時期にはこの収支のギャップを改善するための検討をする必要があると考えています。  ただ、それに当たりましては、経営戦略の策定の際に審議会からも意見をいただいておりますが、当然私どもで経費の削減をさらにすることは当然ですが、それに加えて、市民生活への影響には十分に配慮することですとか、あとは将来世代に過度な負担が生じないようにと、このような点については十二分に留意した上で、近い時期にそういう検討をする必要があると考えているところです。 137 中原秀文委員 経営が行き届かなくなると大変なことになってしまいますので、ぜひ適切な料金も含めて、しっかりと事業を進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三九号 令和二年度川越公共下水道事業会計予算 ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼総務企画課長) ○質  疑 138 小高浩行委員 特別会計予算の概要の四十八ページなんですが、雨水調整池整備事業、この内容について教えてください。
    139 上下水道局副局長兼事業計画課長 こちらの事業につきましては、平成三十年度に計画を立てました雨水対策施設設置計画に基づきまして、貯留施設を造るものです。この雨水対策施設設置計画は、雨水管理総合計画の中で寺尾地区を重点的な対象地区として定めたことによりまして、寺尾地区への排水の影響を抑えるために貯留施設をつくることになっております。その中で、藤原町第二公園に約四百立米の貯留施設を造る計画となっている事業です。 140 小高浩行委員 公園の下を有効に使っていただくということで、事業費はかさみますが、有効な事業かなと思います。  行政視察で他市をいろいろ見学させていただきまして、道路下に大きな口径の雨水管を入れたり、あるいは今回のような公園ですとか、あるいは小学校のグラウンドの地下とかにボックスカルバートを入れて、一時的な貯留槽を設けているという事例をいろいろ見させていただいたんですが、本市では、このような雨水の貯留について何か計画ですとか考え方というのはあるんでしょうか。 141 上下水道局副局長兼事業計画課長 全体的な雨水計画がございます。その中でいろんな区域を満遍なくやるわけにはなかなかいかないもので、雨水管理総合計画で、どの地域をまず優先的にやるかという位置づけをしました。その雨水管理総合計画の中で、どのぐらいの降雨に耐えられる計画にするかが決まっておりまして、寺尾地区にしますと五分の一ですとか本町は三分の一というのは、三年に一回や五年に一回の降雨に対して対応すると。  その中で、本来、管路で全部排水をすればいいんですが、なかなかそれが今難しい状況でありますので、調整池だとかをつくってやりなさいというところは決まっているんですが、細かい計画につきましては、その地区に入ったときに立てております。今、寺尾地区に影響がある高階の範囲について立てた計画の中で、藤原町第二公園の中に一つ、あと藤原町第一公園に一つ、計画を予定している状況です。 142 小高浩行委員 今、新河岸川の調整池のほうに内水の雨水をくみ上げるようなポンプの設置とか、いろいろ対策を考えられているというような御説明も受けているんですが、やはり地下の部分に一時的に貯留するということも今御説明いただいたようにすごく大切なことだと思いますので、ここには学校施設もありますので、ぜひ調整を取っていただいて、長期的なスパンで根本的な解決に向けて努めていただきたいと思います。よろしくお願いします。  続きまして、四十九ページなんですが、汚水管渠の改良、こちらも現在の全体に対する長寿命化ですとか耐震化の実施率というのはどんな状況なっているのですか。 143 上下水道局副局長兼事業計画課長 現在、平成三十年度末のデータでお答えします。  まずは、老朽管につきましては、老朽管自体の状況なので逆になってしまいますが、耐用年数五十年を越えている管渠が六十四キロございます。下水道管の総延長が九百三十九キロございまして、老朽管率が六・八%です。  耐震化につきましては、耐震化が既に済んでいる延長が百三十七キロございまして、こちらは耐震化率といたしましては一五%という状況になっております。 144 小高浩行委員 先ほどお聞きした水道管よりも耐震化率の実施率的には若干率がやはり低いのかなと思うんですが、こちらも先ほどと一緒で、他市では老朽管がいろいろ陥没とかいろんな事故みたいなものも起きていますし、計画的に改善していただいて、そういった災害のときに対応できるようにお願いしたいと思います。  次に、予算説明書の四百三十三ページのキャッシュフローなんですが、未払い金の増減額というのが下から六行目にあるんですが、昨年のキャッシュフローだと減額の百四十三万一千円だったかなと思うんですが、今回は一億九百八十二万九千円という形でかなり大幅に上がっているんですが、この未払い金増減額というのはどういった意味で、増加になっているんでしょうか。      (休  憩)      (再  開) 145 上下水道局参事兼財務課長 キャッシュフローにおける未払い金の増減の理由のところですが、ここで過年度の修正益と過年度の修正損がそれぞれ出まして、その関係でこの未払い金の増減が動いている状況です。 146 小高浩行委員 今のこの収益的収入及び支出、予算説明書の四百二十九ページで、過年度損益修正益というのが一億一千六百八十万三千円という形で、前年度は一千七百四十五万一千円でしたので、約一億円ぐらい上がっているんですが、その辺との関係で、今言った過年度の未収金の増減に影響しているという解釈でよろしいんですか。 147 上下水道局参事兼財務課長 そのとおりでして、過年度損益修正益の荒川右岸の維持管理負担金の過年度の過払い金の収入見込みがございますので、その関係でございます。 148 小高浩行委員 いろいろ報告は受けているので、その内容については大まかには分かっているんですが、適正な料金といいますか使用料に基づいて、適正な価格で計算していただくようにその辺は重ねてお願いしたいと思います。 149 今野英子委員 先ほど藤原町の雨水貯留施設の関係で、この工事資料関係説明書の二十四ページに補助事業分と単独事業分というのがあるんですが、これはどういうことなのか教えていただきたいんですが。 150 下水道課長 貯水池に対しまして、補助対象になるものとならないものがございますので、それぞれ補助分と単独分ということでここでは分けさせていただいております。 151 今野英子委員 あと、今後のスケジュールというところでは、スケジュールというのは決まっているんですか。何月ぐらいにできるとか、何月ぐらいに完成予定とか、見込みというのはあるんでしょうか。藤原町第二です。 152 下水道課長 藤原町第二公園に造る調整池につきましては、来年度一年間かけまして設置する予定で考えております。 153 今野英子委員 来年度、第二、工事するんですよね。それで完成はいつぐらいなのかというのが聞きたかったんですが。 154 下水道課長 完成は、着手してから相当な日数を要しますので、年度内に完成とイメージしていただければと思うんですが。 155 今野英子委員 そうすると、完成は令和二年度中には終わるという認識でよろしいでしょうか。 156 下水道課長 そのとおりです。 157 今野英子委員 あと、先ほど調整池につなぐ県との協議を行っている中島雨水ポンプ場のバイパス管、なかなか県との協議が止まっているではないですが、余り今いろいろとやり方を検討しているということだったんですが、今後の見通しとしてはどういう状況なんでしょうか。進めていくのか、それともまた違うことを考えているのか、その辺もう一度お願いしたいんですが。 158 下水道課長 この場でこうすると申し上げることはなかなかできないところではあるんですが、県また関連部署との調整も必要になってまいりますので、この場でこういったものを造るというお話がなかなかできないんですが、地元からも要望をいただいているということもございますので、できる方法がないのかを関連部署と調整しながら今後は進めていきたいと考えております。 159 今野英子委員 分かりました。  そうしましたら、あとは、管の老朽化も先ほどいろいろと課題になっていると思うんですが、新年度はどのぐらいの、距離でいうとさっきのでよろしいんですか。令和二年度整備する距離としてはどれぐらいかというのは分かるか。 160 下水道課長 老朽化対策で行う予定の工事ですが、来年度予定しておりますのは、継続費で計上させていただいております新宿町二丁目管路施設更生事業、それともう一件ございまして、岸町一丁目地内の下水道管路施設更生事業、この二本です。延長といたしましては、三百十二メートルと三百四十六メートルですので、約六百六十メートルぐらいを実施する予定です。 161 今野英子委員 引き続き老朽管の更新についての事業を進めていただきたいと思います。  戻ってしまって恐縮なんですが、藤原町公園の四百立米、地下にためられるということなんですが、大体学校のプールでいうと何杯分とかというのは分かるんですか。 162 上下水道局副局長兼事業計画課長 把握しておりません。ただ、中島ポンプ場が一分間におおむね六十立米ぐらいですから、中島ポンプをフルに回したときには六分から七分ぐらいの容量です。 163 今野英子委員 そちらのほうも皆さん期待していると思うので、ぜひ安全に工事を進めていただければと思います。 164 中原秀文委員 一点お伺いいたします。水道管路施設更生事業で二本あります。新宿町二丁目が三百十二メートルで、岸町一丁目が三百四十六メートル、それぞれ新宿町が二億四千二百万円、岸町が一億九千百万円ですが、この違いについて確認をさせていただければと思います。 165 下水道課長 合流区域の幹線管路の更生工事になります。内容といたしましては、管路の施設に加えてマンホールの更生も同時に行ってまいります。新宿町二丁目につきましては、管路の径が大きいということあともう一つは、管路の人孔のほうも非常に高低差がある部分ですので、管路のマンホールの更生自体も非常にお金がかかるということもございまして、その内容の違いにより金額の差が出ているものです。 166 中原秀文委員 五千万円違ったから、かなり大きな違いだなと思い確認をさせていただきました。理解させていただきました。 167 明ヶ戸亮太副委員長 有収率についてお伺いしたいんですが、令和二年度の見込みで結構なんですが、有収水量と不明水量、どの程度になりそうか。あわせて、有収率のほうを確認させてください。 168 上下水道局副局長兼事業計画課長 実際に数字がまだ出ているような状況ではないのですが、今回、台風第十九号があった関係で、合流区域のところの雨水が全部その処理場に入って不明水の扱いになりますので、恐らく前回七三%ぐらいあったものを下回るのは確実と認識しております。 169 明ヶ戸亮太副委員長 今後、有収率を上げていければ望ましいなとは思うんですが、具体的な何か取組とかあればお伺いしたいなと。というのも、ほかの自治体を見てますと、いろんなマンホールの改修とか誤接続をなくすようなものとか取組をされているそうなんですが、川越市の取組として確認をさせてください。 170 上下水道局副局長兼事業計画課長 今、局といたしましては、不明水対策の計画を策定をしております。あらあらもう出来上がっておりまして、大まかに言いますと、どういう対策をするかという方法ですとか、あるいは対策すべき地域をどうやって設定しようかと。あとその絞り込みはどうするのか、あるいは今後の工程などを計画として今後やっていきたいと思っております。今年度の予算につきましても、対策地域を絞り込むための仮流量計をつけるような予算も予算化させていただきたいと考えています。 171 明ヶ戸亮太副委員長 もしこれ分かればで結構なんですが、一%、例えば有収率が上がった場合、縮減される処理費用ってどの程度になるかって出ますか。出ればお答えいただければと思うんですが。おおよそで結構です。      (休  憩)      (再  開) 172 上下水道局副局長兼事業計画課長 おおよそですが、一千五百万円ぐらいです。 173 明ヶ戸亮太副委員長 今、七三%、まだまだ改善できる余地はあるのかなと思いますので、一%で千五百万、大きい数字になりますので、ぜひいろいろと対策を打っていただければと思いますので、よろしくお願いします。 174 桐野 忠委員 予算書のほうで、先ほど水道のほうで今野委員聞かれていましたが、継続費のほうで、上下水道管理センター監視制御設備更新事業ということで、汚水分と雨水分、二カ年度でそれぞれ五千万、一億五千万、電気だという話がございましたが、入札というか、今回工事は電気を変えるんだと思うんですが、整備されるということですが、入札の方法というのはどういう形でやるんですか。 175 上下水道管理センター所長 今回のこの工事は、電気設備、制御監視設備全部をやり直しする予定ですので、制限つき一般競争入札を今の段階では予定しております。 176 桐野 忠委員 これまで長年使われてきた機械を請け負っている会社を継続するのではなく、先に入札という話をしましたが、入札を行って新たに事業者を集うとなると、今後の維持管理とか様々考えたときに、今回継続してやってもらうのではなくて、なぜ入札にしたのかというところを聞きたいのと、あとは維持管理を今後どうしていくのかというのをちょっとお聞きしたいんですが。 177 上下水道管理センター所長 今回、的場にあります上下水道管理センターの監視室の機械と、主要四機場、芳野台、月吉、霞ケ関第一、第二雨水ポンプ場、汚水二か所と雨水二か所のポンプ場のほうの子機のほうも一緒に交換しますので、全体というか両方やりますので、どこの業者が参入することも可能ということで、一般競争を考えております。  それから、今後の維持管理ですが、今回、新年度に発注した業者が、各企業の独自のシステムを使っている関係上、そちらとそれ以降は随意契約で保守をやっていただくような形になろうかと考えております。 178 桐野 忠委員 維持管理大変だと思うんですが、重要な部分だと思いますので、引き続き監視も含めて対応していただいて、壊れるということはないでしょうが、万が一にもそうなってしまったら大変なことになってしまいますので、新しい業者になるのか継続するのかは分かりませんが、しっかりと対応していただければと思います。なかなか市民に見えないところだと思いますが、大事な事業だと思いますので、今後も注視しながらやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決      (休  憩)      (再  開)  ─────────────────────────────────── ○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査  とすることに決定した。 ○閉  会  午後一時五十分 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...