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  1. 川越市議会 2019-12-16
    令和元年 産業建設常任委員会 会期中(第1日・12月16日)本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △案件  所管事項の報告について  議案第一一一号 川越市行政財産の使用料に関する条例の一部を改正する条例を          定めることについて  議案第一一二号 川越市都市公園条例の一部を改正する条例を定めることについ          て  議案第一一三号 川越市市営住宅条例の一部を改正する条例を定めることについ          て  議案第一一五号 川越市産業観光館の指定管理者の指定について  議案第一一九号 令和元年度川越市一般会計補正予算(第五号)の所管部分  議案第一二二号 令和元年度川越市水道事業会計補正予算(第一号)  議案第一二三号 令和元年度川越市公共下水道事業会計補正予算(第一号)  議案第一二四号 令和元年度川越市一般会計補正予算(第六号)の所管部分  議案第一二五号 令和元年度川越市公共下水道事業会計補正予算(第二号)  ─────────────────────────────────── △会場 市役所 第五委員会室  ─────────────────────────────────── △出席委員    委 員 長  近 藤 芳 宏 議員  副委員長  明ヶ戸 亮 太 議員    委  員  中 野 敏 浩 議員  委  員  小 高 浩 行 議員
       委  員  今 野 英 子 議員  委  員  桐 野   忠 議員    委  員  中 原 秀 文 議員  委  員  岸   啓 祐 議員    委  員  小 林   薫 議員  ─────────────────────────────────── △市議会議長    議  長  三 上 喜久蔵 議員  ─────────────────────────────────── △説明のための出席者                  上下水道事業管理者 福 田   司             【産業観光部】                         部長 井 上 敏 秀                 副部長兼産業振興課長 粟生田 晃 一                     雇用支援課長 福 田 和佳枝                       農政課長 小野寺 雅 樹                       観光課長 飯 野 英 一             【都市計画部】                         部長 二 瓶 朋 史                 副部長兼建築指導課長 河 原 房 夫                  参事兼公園整備課長 大 成 一 門          参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 野 口 幸 範                     都市計画課長 小 林   武                     都市景観課長 福 釜 周 二                     都市整備課長 町 田   猛                     交通政策課長 間仁田 雅 彦                     開発指導課長 高 梨 直 人           川越駅西口まちづくり推進室副参事 島 田 純 一             新河岸駅周辺地区整備事務所長 小 林   学             【建設部】                         部長 宮 本 一 彦                        副部長 吉 野   実                  参事兼建設管理課長 山 崎   悟                    参事兼河川課長 染 谷 経 夫                  参事兼建築住宅課長 落 合 福 寿                     道路街路課長 谷 澤   浩                       用地課長 新 井 賢 一                   道路環境整備課長 小 林 孝 至             【上下水道局】                         局長 石 井 隆 文                 副局長兼総務企画課長 近 藤 正 広                 副局長兼事業計画課長 桑 原 善 行                    参事兼財務課長 高 木 康 行                   給水サービス課長 吉 田 和 博                       水道課長 眞 野 和 幸                      下水道課長 前 島 清 孝               上下水道管理センター所長 堅 木 和 美             【農業委員会】                       事務局長 宇 津 克 巳                      副事務局長 石 田 秀 樹  ─────────────────────────────────── △事務局職員                     議事課副課長 堀 口 秀 一                      議事課主査 関   俊一郎  ─────────────────────────────────── ○開  会  午前九時五十四分      (休  憩)      (再  開) ○議  題  所管事項の報告について      (資料配布)  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市社会体育館条例に基づく使用料の今後の取扱いについて  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市中高年齢労働者福祉センター条例に基づく使用料の今後の取扱いについて  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越まつり会館条例に基づく観覧料の今後の取扱いについて  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市都市公園条例に基づく使用料の今後の取扱いについて  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と道路占用料条例に基づく占用料の今後の取扱いについて                               五件一括報告 ○報告説明 2 雇用支援課長 使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市社会体育館条例に基づく使用料の今後の取扱いについて御報告申し上げます。  一ページ目の使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方についてを御覧ください。  本市の使用料・手数料につきましては、昨年十一月に策定いたしました使用料・手数料設定の基本方針に基づきまして、現在の使用料・手数料の算定基礎や金額について検証を行い、見直し作業を行ってまいりました。このたびは市民の皆様に使用料・手数料の現状を御理解いただくために、施設や事務の概要、過去三年間の利用件数や交付・発行件数、過去三年間のサービスに要する経費と、対価としていただく使用料や手数料収入につきまして、本委員会での報告後、速やかに市のホームページに掲載し、公表してまいりたいと考えております。  ホームページで公表を予定しております内容につきましては、添付いたしました見直しを検討している使用料・手数料の現状についてを御覧いただきたいと思います。  なお、昨年十一月に策定いたしました使用料・手数料設定の基本方針は、市のホームページにおきまして公表させていただいているところでございます。  次に、使用料・手数料に関する意識調査の概要についてでございます。  お手元の資料一ページ下段から二ページを御覧ください。  意識調査は無作為抽出によるおおむね千五百人の方を対象に、来年一月から実施してまいりたいと考えております。  調査項目につきましては、利用頻度、施設の維持管理や手数料徴収する事務に対する負担の考え方、使用料・手数料の料金設定において事務経費以外に考慮すべき事項の考え方、継続的な施設利用や事務に必要な経費を賄う上での使用料・手数料改定の考え方、以上の項目を予定しております。  この調査は特定の使用料・手数料に関して実施するものではなくて、使用料・手数料に対する考え方について、施設を利用したことの有無や、手数料を徴収するサービスを利用したことの有無にかかわらず、市民の皆様にお伺いしたいと考えております。  意識調査の項目につきましては、現在も精査を行っているところでございます。  続きまして、使用料に関する意見聴取の概要についてでございます。  公の施設の使用料につきましては、使用料・手数料に関する意識調査とともに、利用されている皆様からの御意見を伺うことが必要であると考えております。このため、施設の運営事業者の御協力もいただきながら、意識調査と同じ内容を聞き取りにより調査してまいりたいと考えております。  なお、施設ごとに利用者が異なるため、具体的な調査方法は施設ごとに定めるものといたします。  なお、意識調査や意見聴取の結果につきましては、速やかに整理を行い、議会の皆様へ報告してまいりたいと考えております。  続きまして、二、川越市社会体育館条例に基づく使用料の今後の取扱いについてでございます。  川越市社会体育協会条例に基づく使用料につきましては、使用料・手数料に関する意識調査とともに、施設運営者である川越市勤労者福祉サービスセンターの御協力もいただきながら、施設利用者の意見聴取を実施してまいりたいと考えております。  その後、使用料・手数料に関する意識調査や施設利用者からの意見聴取の結果も参考としながら、見直しが必要な使用料の選定や実施方法とともに、利用率の向上や効果的な運営方法についても、あわせて検討してまいりたいと考えております。また、同施設は川越市中高年齢労働者福祉センターと同一敷地内に位置し、一体的に運営しているという現状がございますので、現在の指定管理事業者指定管理期間が満了する令和五年度末をめどに、川越市社会体育館条例と川越市中高年齢労働者福祉センター条例を一本化することなどを含めて検討してまいりたいと考えております。  以上、大変雑駁ではございますが、使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市社会体育館条例に基づく使用料の今後の取扱いの説明とさせていただきます。  続きまして、同じく雇用支援課提出の使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市中高年齢労働者福祉センター条例に基づく使用料の今後の取扱いについての二ページを御覧ください。  川越市中高年齢労働者福祉センター条例に基づく使用料の今後の取扱いについてでございます。  川越市中高年齢労働者福祉センター条例に基づく使用料につきましては、先ほどの社会体育館の使用料と同様、今後実施いたします使用料・手数料に関する意識調査とともに、施設運営者である川越市勤労者福祉サービスセンターの御協力もいただきながら、施設利用者の意見聴取を実施してまいりたいと考えております。  その後、使用料・手数料に関する意識調査や施設利用者からの意見聴取の結果も参考としながら、見直しが必要な使用料の選定や実施方法とともに、利用率の向上や効果的な運営方法についても、あわせて検討してまいりたいと考えております。  また、当施設は川越市社会体育館と同一敷地内に位置し、一体的に運営しているという現状がございますので、現在の指定管理者の指定期間が満了する令和五年度末をめどに、川越市社会体育館条例と川越市中高年齢労働者福祉センター条例を一本化することなどを含めて、検討してまいりたいと考えております。  以上、大変雑駁ではございますが、使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市中高年齢労働者福祉センター条例に基づく使用料の今後の取扱いの説明とさせていただきます。 3 観光課長 続きまして、観光課から提出いたしました。使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越まつり会館条例に基づく観覧料の今後の取扱いについての二ページを御覧ください。  二、川越まつり会館条例に基づく観覧料の今後の取扱いについてでございます。  川越まつり会館条例に基づく観覧料につきましては、今後実施いたします使用料・手数料に関する意識調査とともに、施設利用者の意見聴取を実施してまいりたいと考えております。その後、使用料・手数料に関する意識調査や施設利用者からの意識聴取の結果も参考としながら、実施方法とともに利用率の向上や指定管理制度の導入も含めた効果的な運営方法についても、あわせて検討してまいりたいと考えております。  以上、大変雑駁ではございますが、使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越まつり会館条例に基づく観覧料の今後の取扱いの説明とさせていただきます。 4 都市計画部参事公園整備課長 続きまして、公園整備課提出の使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市都市公園条例に基づく使用料の今後の取扱いについての二ページを御覧ください。  二、川越市都市公園条例に基づく使用料の今後の取扱いについてでございます。  川越市都市公園条例に基づく使用料につきましては、今後実施いたします使用料・手数料に関する意識調査とともに、施設運営者である川越市施設管理公社の御協力もいただきながら、施設利用者の意見聴取を実施してまいりたいと考えております。その後、使用料・手数料に関する意識調査や施設利用者からの意見聴取の結果も参考としながら、財政状況等を考慮しながら見直しの実施方法や施設の利用率の向上、効果的な運営方法についてあわせて検討してまいりたいと考えております。  以上、大変雑駁ではございますが、使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市都市公園条例に基づく使用料の今後の取扱いについての説明とさせていただきます。 5 道路環境整備課長 道路環境整備課提出の使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と道路占用料条例に基づく占用料の今後の取扱いについて御報告申し上げます。
     二ページ目を御覧ください。  二、道路占用料条例に基づく占用料の今後の取扱いについてございますが、今後、実施いたします使用料・手数料に関する意識調査の結果を参考とするとともに、来年度に改定が予定されます国の道路法施行令の内容や埼玉県県内他市の動向等も踏まえまして、見直しが必要な占用料額の設定について検討してまいりたいと考えております。  以上、大変雑駁ではございますが、使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と道路占用料条例に基づく占用料の今後の取扱いについての説明とさせていただきます。  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市社会体育館条例に基づく使用料の今後の取扱いについて ○質  疑      (休  憩)      (再  開)      (休  憩)      (再  開) 6 今野英子委員 今後の取扱いのところについて、(2)のほうで今後一本化することなども含めて検討してまいりたいということなんですが、今後のスケジュール的には意識調査とか意見聴取をした後に、改定するのはいつぐらいをめどとしているのか、その辺のスケジュールをお伺いいたします。 7 雇用支援課長 今後のスケジュールということでございますけれども、今回の意見聴取等を踏まえながら、こちらの施設については先ほども申し上げましたように、社会体育館と中高年齢労働者福祉センターというのが同一敷地内で一緒に運営されているような状態ですので、今、指定管理制度を設けておりますが、その指定管理者の期間終了をめどに料金を改定するしない等も含めて、今後検討してまいりたいと考えております。 8 今野英子委員 ここには令和五年を目途にと書いてあるんですが、使用料・手数料条例もそれ以前には改定しないということなのかどうかお伺いいたします。 9 雇用支援課長 そこにあわせて検討してまいりたいと考えております。 10 中原秀文委員 二の(1)の調査方法に運営事業者等による聞き取り調査と記載がありますが、これはこの場所に来られたときに聞くのか、それとも普段から使われている方に電話とかで連絡して確認するのか、お伺いいたします。  なぜかというと、一月八日から一月三十一日という限られた期間だと、その期間に使わない方もいらっしゃり、年間を通して多くの方が使われていると思いますので、そのあたりをどのように調査をするのかを確認させてください。 11 雇用支援課長 確かにその期間が決められているので、頻度が少ない方については聞けない場合もあるかもしれませんけれども、よく施設を利用する方や市内の利用者の方についても、施設を利用する方については聞き取り調査を行ってまいりたいと思います。  一カ月ありますので、できるだけ多くの利用者の方に聞き取りを行ってまいりたいと考えておりますので、その辺は施設の運営者とともに方法についても検討してまいりたいと考えております。 12 中原秀文委員 年間を通じ、さまざまな方が使用されると思いますので、その辺も含めて検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 13 小林 薫委員 今、これは聞き取り調査だとか、意見聴取だとか、電子回答等々があるわけですけれども、この結果というのは原本も見られるんですか。原本のまま、皆さんのところにくるんですか。      (休  憩)      (再  開) 14 産業観光部長 今御指摘のございましたアンケートの個別の原本の公表につきましては基本的には考えておりません。皆さんにお示しさせていただくのは、アンケートの集計結果という形になろうかと思います。  ただ、個別の内容をどうしても確認したいという事例がございましたら、意識調査につきましては所管しています財政課、また施設の意見聴取、こちらにつきましては、各施設の所管課で原本は持っていますので、個人情報に特定されるような部分については公表しないとは思いますけれども、設問の内容、それに対する回答につきましては個別の対応が可能かと現段階では考えております。 15 小林 薫委員 よくわかりました。  また、そのときがきたら、私は今の状態だと多分原本を出してくれと言わざるを得なくなるのかなと思いますので、そのときには資料提出をしてください。      (質疑終結)  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越市中高年齢労働者福祉センター条例に基づく使用料の今後の取扱いについて ○質  疑  な  し  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と川越まつり会館条例に基づく観覧料の今後の取扱いについて ○質  疑 16 中野敏浩委員 このまつり会館につきましては、利用者が恐らく市外の人といいますか観光客の方が多いのかなと思いますけれども、その辺についてほかの今回の案件については市内の方が多いのかなと思うんですが、方向性というか利用者の点でほかの案件とは若干違うかなと思いますので、その辺について意識調査の内容がうまく反映されるのかどうかというところでお聞きしたいと思います。 17 観光課長 委員がおっしゃるとおり、川越まつり会館につきましては、観光客向けの施設になりますので、多くは観光客に御利用していただいておりますが、一方、川越市内の皆様も小学生等を初め歴史の勉強でいらっしゃっておりますので、そういった部分で総合的に御意見を調査させていただきたいと考えております。 18 今野英子委員 こちらのほうも使用料・手数料の見直しに関する調査などを行うんですが、やはり気になるところが今後のスケジュールなんですが、今後のスケジュールについてお伺いいたします。 19 観光課長 今後のスケジュールにつきましては、明確に何年からということでは報告上では申し上げておりませんが、今回のアンケート調査等をきっかけにしまして資料にもございます、利用率の向上あるいは指定管理制度の導入も含めまして、どういったものが運営方法として効果的かをあわせながら考えるということで、明確な年度につきましてはこの時点では差し控えさせていただければと思います。 20 今野英子委員 今、明確にすることはできないということだったんですが、調査期間が一月八日から一月三十一日までを設定しているので、その集計をして早ければ三月議会とかに上程したりするのかと思ったりもしてしまったんですが、そこは慎重に検討していくというところでしょうか。 21 観光課長 委員のおっしゃるとおりでございます。      (質疑終結)  使用料・手数料の見直しに関する今後の進め方と道路占用料条例に基づく占用料の今後の取扱いについて ○質  疑 22 小高浩行委員 この占用料については他の使用料・手数料とは違って、事業者さんがメインになる部分が多いのかなと思うんですけれども、その辺でこの意見聴取のやり方とかで何か違いみたいなものはあるんでしょうか。 23 道路環境整備課長 意見聴取については特に今のところ考えておりません。  ただ、令和二年四月に道路法の施行令が改定される予定でございますので、この内容を確認しながら占用料の額の設定についても検討してまいりたいと考えております。 24 小高浩行委員 予定していないというような御答弁だったんですけれども、この書類には意見聴取を実施することといたしますと書いてあるんですけれども、どうなのですか。 25 道路環境整備課長 ほかの施設とは違いまして利用者というわけではございませんので、他市の動向とか国の算定の仕方等を参考に、道路占用料の額の設定をしていきたいと考えております。      (質疑終結)  川越線南古谷駅に係る自由通路設置及び橋上化等に関する取組状況について ○報告説明 26 都市整備課長 都市整備課が所管いたします南古谷駅周辺地区整備事業に伴う川越線南古谷駅に係る自由通路設置及び橋上化等に関する取組状況について御報告させていただきます。平成二十九年度に実施いたしました調査設計以降、川越市とJR東日本とで継続して協議を行っているところでございますが、その進捗状況につきまして御報告させていただきます。  最初に、一点目のこれまでの主な経緯についてでございます。  平成二十九年度七月に、JR東日本と調査設計の協定を締結いたしまして協議を開始いたしました。平成三十年三月には実施いたしました調査設計の成果として、JR東日本より概算工事費が税、事務費抜きで約五十七億円と報告されました。  この金額の内訳といたしましては、まず自由通路や駅舎、それに共通の仮設工や軌道工や電気工を算出した本体工事費の純工事費の金額として約三十九億円、次に関連するその他工事費や保安費、工事付帯については、本体工事に通常想定される率を掛けて算出した金額として約十八億円、以上の金額を合算したものでございます。その概算工事費が他の駅の工事費と比較して大きく乖離していることから、同月、JR東日本に対して協議の継続を申し入れたものでございます。  引き続き平成三十年四月より工事費をできる限り圧縮した計画とするために協議検討を実施いたしました。その過程でJR東日本が自主的に内容を精査した概算工事費が約三十九億円との提示がありましたが、市においてその内容を分析したところ、その他工事費や工事付帯の一部を別途計上とした不明瞭な内容であり、当初計画との大きな変更も見られなかったことから、さらなる内容の根拠や精度の向上を目指し、JR東日本に改めて追加調査設計の実施を求めたものでございます。  このような経緯を踏まえて、平成三十年九月に工事費圧縮に向けた追加調査設計の実施について、JR東日本と合意いたしました。その後、平成三十年十月より追加調査設計の実施を前提とした正確な工事費を算出するための地質調査を実施し、平成三十一年三月にJR東日本からその結果が報告されました。  今年度につきましては、昨年度に実施いたしました地質調査や検証内容を踏まえ、本年六月にJR東日本と追加調査設計の協定を締結し、現在実施しているところでございます。  次に、二点目の追加調査設計の協議及び調整状況でございますが、工事費を圧縮するための合理的な計画となるよう公益社団法人日本交通計画協会に技術支援、検証を実施させながら、JR東日本と協議を進めてございます。  裏面に移らせていただきますが、圧縮した新たな概算工事費を早期に算出するよう調整しているところでございます。  次に、三点目の工事費を圧縮するための主な検討事項でございますが、お手元の別紙となります資料二をあわせて御覧ください。  これは昨年度に御報告した計画案である資料一を拡大したものに、現在の検討事項を加筆したものでございます。  一つ目に、地質調査の結果に基づき杭の深さ等を適正に計画すること。  二つ目に、ホーム内の杭基礎をできるだけホームの外に配置すること。  三つ目に、駅利用者の利便性を損なわない範囲で、橋上の床面積を縮小すること。  四つ目に、旅客トイレ等の施設はできるだけ線路の上空への配置を少なくすること。  五つ目に、杭基礎をホームの外に配置することで生じる北側の空間を有効に利用すること。  六つ目に、工事期間中の仮駅舎の配置を工夫して、仮設物を可能な限り少なくすること。  七つ目に、全体的な配置を大宮側へ寄せるなど、工事期間中も可能な限り現在の駅舎を利用することについて、主に検討を行っているところでございます。  最後に、四点目の今後の見通しについてでございますが、先ほど御説明申し上げました内容につきまして検討を進め、工事費をできるだけ圧縮した計画となるようにJR東日本と協議を進めてまいります。また、新たな概算工事費につきましては、令和二年二月上旬をめどに算出するようJR東日本に求めてまいります。  以上、大変雑駁ではございますが、川越線南古谷駅に係る自由通路設置及び橋上化等に関する取組状況についての報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○質  疑 27 中野敏浩委員 三の(7)なんですが、全体的な配置を大宮側へ寄せる等、工事期間中も可能な限り現在の駅舎を利用することというのは、新しくつくる駅舎を大宮側に寄せるという意味で理解してよろしいですか。 28 都市整備課長 おっしゃるとおりでございます。 29 中野敏浩委員 今後の予定なんですが、大体どのくらいをめどに利用可能になるのか。概算で結構ですので、今、計画があるかと思うんですが、その辺を可能な限りで結構ですので教えていただけるとありがたいです。 30 都市整備課長 これから大体の計画でございますが、今現在、追加調査設計ということで概算工事費を圧縮する計画をJR東日本と協議しているところでございます。その中で今申し上げたような内容を調査検討しているところでございまして、そちらにつきましてまだ最終的な設計案が固まっていない段階でございますので、実際にこれからどの程度の期間を要するかというような具体的な話は出ておりません。  ただ、今後はこちらの設計が済みまして、今後の見通しについてお話しさせていただいたように、二月上旬には概算工事費が新たに出ますので、そちらが出た段階で皆様方に再度御報告はさせていただきたいと考えております。 31 小高浩行委員 今回の見直しの点で、まず四番のトイレを駅舎の上空から外すということと、あと五番の駅務室を予定と反対側の北口のほうに持っていくということで、多分線路の上から外すということで工事費の線路にかかる分を減らすというようなことだと思うんですけれども、これは橋上の総面積的には変わらないというようなことですか。 32 都市整備課長 まず、一点目のトイレをなるべくこの設計の視点といたしまして、極力駅の上での工事を少なくするために、今、駅舎がございます南側の空間に設置することによりまして、ホームの上での工事を極力少なくできないかという検討をさせていただいております。また、そういったことによりまして、鉄道の運行に影響のない範囲で施工ができるというようなメリットがございます。  また、駅舎を南側に持ってくる、ホームを外して設置することによりまして、地上部分を使った二層で設置ができますので、そういった意見もございます。 33 今野英子委員 今、令和二年二月上旬を目途にJR東日本に圧縮した計画となるよう概算工事費とかを求めているようですが、若干受け身のように感じてしまうんですけれども、その圧縮してほしいというのは市としても強く言っているんですか。 34 都市整備課長 これはあくまでもJR東日本と川越市は対等で事業を進めてございます。圧縮した計画となるように、市からもそのような内容を提案させていただいております。逆に、JR東日本からも、同じように変更した内容を出していただいております。そういった両方の視点で、お互いに安く圧縮した計画となるような提言内容をぶつけ合いまして、金額が下がるような方向で、最低でも月一回は協議を実施しているところでございます。 35 今野英子委員 そうしますと、実施設計と詳細設計というのはこれからのものか。それとも今やっているのが実施設計か、その辺をお尋ねいたします。 36 都市整備課長 平成二十九年度に調査設計した内容をさらに見直しをかけているものが追加調査設計ということで、今年度にやらせていただいております。  今後はこちらの計画が、圧縮した計画となって皆様方に御報告し御理解いただけるようになりましたら、来年度以降に基本設計、そしてまた実施設計というような段階を経て、その後に工事というような形になります。 37 今野英子委員 実施設計はいつぐらいになるというのは、今の段階での見通しというのは持っていないんでしょうか。 38 都市整備課長 こちらは仮のお話になりますけれども、今回の追加調査設計が圧縮した計画となりまして、皆様方に報告した中で進めるというような方向になった段階で来年度以降、基本設計に入ってまいりたいと考えております。  こちらにつきましては、JR東日本から実施の期間として十カ月から十二カ月程度必要になってくるということを聞いておりますので、そういった場合には二カ年の債務負担行為を設定させていただいて進めてまいりたいと考えているところでございます。 39 桐野 忠委員 今、今野委員のほうからの質疑で確認したいと思うことがあるんですけれども、以前にもお話したかもしれませんが、今回の追加調査設計のことですけれども、その中に川越市としてもこの図面に書いてあるように一から七、こうすれば圧縮できるのではないかという具体的な提案をされておりますが、あくまでもこれは物を減らすとか、効率的なもので提示されているんですけれども、JRとの交渉の段階で、例えば積算で工事費だとか材料費だとか、いわゆる労働費だとか、通常こういうふうにさまざまにすれば圧縮できるのに、川越市が工事すればこうなのにと、そういった方面でも具体的な話というのはされているんですか。協議の中にはあるんですか。 40 都市整備課長 今、こちらのJRとの協定以外に技術支援、あと検証業務委託ということで前にもお話しさせていただいております公益社団法人日本交通計画協会という第三者的な機関に技術支援と検証業務を委託しております。今回、鉄道の事業は川越市も実績が少なくございますので、第三者の持っている知識等を活用しまして、他市の事例や経験から今、委員がおっしゃられたような、例えば労務費であったり、資材の関係とかが、ほかの事例と比べて高いんじゃないかとか、そういった内容につきましては検証していただいて、おかしいよというような話がございましたら、それはもちろんJRには協議の中でさせていただいております。 41 桐野 忠委員 その辺は圧縮、圧縮というと、市民の感覚からすると何か小さくなってしまうんじゃないかとか、物が悪くなってしまうんじゃないかという感覚に陥ることもあるので、その辺はちゃんとしっかり説明ができるようにしていただきたい。  それと、今後も協議の中でできる限り市の意見を伝えながら取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 42 中原秀文委員 今の日本交通計画協会のほうで、こちらは多分さまざまなことを経験されていると思うんですね。その中で工事費についてこれぐらいの金額でできるんじゃないかというのをお持ちの上で、ここの三番の七項目が出てきたのか。その辺がここを使うことによってどういう成果があったのかというのを確認させていただきたい。 43 都市整備課長 日本交通計画協会につきましては、例えば今現在、JR東日本より駅舎の広さとか、これまで具体的に詳細設計しているわけではございませんので、実際にきっちり何平米ぐらいということは出ておりませんけれども、そういった駅の施設の広さはJR東日本により提示がされておりますので、日本交通計画協会に数値に間違いがないかというような検証もしてもらいまして、妥当かどうかというチェックをしていただいております。 44 中原秀文委員 いずれにしてもこの日本交通計画協会さんを使って進めているわけですので、ぜひこちらのこれまでの経験等を十分に引き出して、いい結果が出るようにしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 45 岸 啓祐委員 工事圧縮のための検討の七番目ですけれども、全体的な配置を大宮側にということになった場合ですが、北口駅前広場または南口駅前広場、特に南のほうの広場築造計画に対する影響は何らか発生するかどうか、その辺の懸念はどうですか。 46 都市整備課長 七番目の全体的な配置を大宮側へ寄せて、工事期間中に可能な限り駅舎を利用することについてでございますが、こちらは駅舎全体を大宮側、東側にずらす計画も検討させていただいております。その中で南側には自転車の駐輪場もございまして、そちらが移動してまいることから、管理運営しております公益社団法人日本自転車駐車場整備センターや、当駐車場を管理しております防犯交通安全課のほうで、今申し上げたような計画が可能であるかどうかにつきまして協議を進めさせていただいているところでございます。 47 岸 啓祐委員 そういう答弁でなくて、南口駅前広場の全体の築造計画が若干変更になって、その辺の影響はあるかということです。影響がなければいいんです。 48 都市整備課長 こちらの七番目につきましては、確かに委員がおっしゃるように、全体的な南北の駅前広場の配置からすると、随分外れたところに階段等ができて、利用者の利便性が損なわれるというような欠点がございますけれども、今回検討している計画はいかに事業費を圧縮できるかという視点から検討を行っている中で、一つの案という形で検討をさせていただいている次第でございますので、今後は先ほどほかの委員からの御指摘もあったように、やはり将来的に駅利用者の利便性であったり、安全性であったり、そういったものを踏まえた総合的な判断の中で検討を行いたいと考えているところでございます。
         (休  憩)      (再  開) 49 都市整備課長 七番目の事業を進めることによって、特に南北の駅前広場の大きさにつきまして変更する計画ではございません。 50 岸 啓祐委員 今、回答にもありましたように、利便性が損なわれる部分をいかに軽減させて駅前広場の形状計画を橋上のほうで節約できても、こちらで別にまた予算がはみ出るということのないように配慮していただきたいという趣旨です。よろしくお願いいたします。 51 小林 薫委員 具体的にこれは(1)から(7)まで事業を進めるとどのくらいかかって、幾ら軽減されるんですか。予算は具体的に圧縮されるんですか。 52 都市整備課長 最終的な金額について今詰めている段階でございますので、幾らぐらい圧縮できるかという金額は出ていないところでございます。 53 小林 薫委員 当初は事業が五十七億でしたか。その後に三十九億になったら不具合が生じてというような話を伺ったわけですけれども、皆さんのお考えとしてはどのくらいの駅だったら妥協というか、納得できる額なんですか。大体どのくらいならいいんじゃないかというのがありますか。 54 都市整備課長 周辺のJR沿線の駅等で川越市で近年完成いたしました新河岸駅等の事例を見ますと、非常に金額的に高いということで再度、今、追加調査設計を進めさせているところでございますので、やはり駅によって立地であったり、条件も違っているところもございますので、一概に幾らというのが適正かというのは比較が非常に難しいところもございますので、幾らであればというところがなかなかつかみづらいところでございますので、今後、二月上旬の新たな概算工事費が出た段階で皆様方に御報告させていただくということで御理解賜りたいと思います。      (質疑終結)      (休  憩)      (再  開)  川越駅西口市有地利活用事業及び川越駅西口歩行者用デッキ延伸事業の取り組み状況について ○報告説明 55 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 川越駅西口におきまして進めております二つの事業、具体的には川越駅西口市有地利活用事業及び川越駅西口歩行者用デッキ延伸事業がいよいよ完成を目前にしてまいりましたので、改めましてこれらの二つの事業の取り組み状況について御報告いたします。  初めに、川越駅西口市有地利活用事業の取り組みについてでございます。  事業概容としましては、市の財政負担を最小限に抑えつつ継続的に事業効果を発揮させるため、多くの人が行き交う川越駅西口の市有地を民間のノウハウを活用して整備することにより、市民生活の向上や新たな賑わいの創出等を図ることを目的として進めている事業でございます。  事業手法としましては、約八千五百二十平方メートルの市有地に五十年間の事業用定期借地権を設定し、民間事業者に貸し付け、民間事業者が施設の建設、維持管理、運営を行います。市は建物建設及び解体期間を除いた約四十七年間、民間施設の一部を賃借することにより行政機能を設けます。その賃料及び共益費につきましては、借地料を上限とした民間事業者からの提案額とすることで、市の実質的な負担を伴わないものとしております。  検討開始から事業開始までの経緯としましては、平成二十四年度に庁内に川越駅西口市有地利活用検討委員会を設置して、市有地の検討を開始しております。市有地利活用に使われる基本的な方向性をまとめた川越駅西口市有地利活用事業基本方針を平成二十七年三月に策定しております。六月に市議会において川越駅周辺対策特別委員会が設置され、市有地にかかわることを含め、川越駅周辺対策についての調査が開始されました。八月に事業を起こすことに当たって不可欠な事項をまとめた川越駅西口市有地利活用事業計画を策定し、十月から民間事業者の公募を開始いたしました。二者の民間事業者からの事業提案がありましたが、いずれの提案も三つの事項について市の意図を十分に反映しているものではなかったことから、平成二十八年三月に民間事業者の選定を見送っております。  民間事業者の選定を見送ったことを受け、導入機能施設計画などについて改めて見直しを行い、九月に平成二十八年度川越駅西口市有地利活用事業計画を策定し、十一月から民間事業者の再公募を開始しました。三者の民間事業者からの事業提案があり、平成二十九年四月に最優秀提案者であった株式会社ピーアンドディコンサルティングを事業の実施者として決定いたしました。七月に市と民間事業者との間で事業を円滑に実施するための必要な事項を定めた川越駅西口市有地利活用事業契約を締結いたしました。平成三十年六月に、市と民間事業者の間で借地契約に必要な事項を定めた事業用定期借地権設定契約を締結し、七月に事業用地を民間事業者に引き渡し、民間施設の建設工事が開始され、現在に至っております。  今後の予定としましては、複合施設の三階を賃借し行政機能を設置いたしますので、令和二年三月に民間事業者との間で約四十七年間の建物賃貸借契約の締結を予定しております。賃料及び共益費は民間事業者から提案されている借地料と同額を予定しております。あわせて令和二年三月議会には、関係予算といたしまして建物賃借料及び建物の行政機能の賃料、共益費にかかる歳入歳出予算と、約四十七年間の建物賃貸借契約に関する債務負担行為をお諮りする予定でございます。  現在の施設建設状況と今後の予定でございます。十一月末日時点の建設工事の進捗状況は、複合施設が六一・一%、駐車場棟が七四・四%。複合施設の外壁工事がおおむね完了しており、現在は各フロアの内装工事、設備工事及び外構工事をしております。また、駐車場等は塗装などの内装工事をしております。  複合施設、駐車場棟ともに順調に進んでおり、建設完了は令和二年三月末を予定しております。その後、テナントの設備工事や物品搬入等を行い、六月上旬からユープレイスという名称で順次オープンする予定でございます。行政機能は四月上旬に民間事業者から引き渡しを受け、LANの配線工事や備品類の搬入、引っ越し等を行い、六月上旬の民間施設のオープンにあわせての開設を予定しております。  続きまして、川越駅西口歩行者用デッキ延伸事業の取り組みについてでございます。  事業概要としましては、川越駅西口歩行者用デッキを市有地に整備されます複合施設まで延伸することにより、駅からの施設利用者の安全性の確保及び利便性の向上を図ることを目的として、整備を進めているものでございます。  工事内容としましては、橋長八一・〇メートル、幅員七メートル、うち歩行のための有効幅員は六メートルのデッキを延伸するもので、川越駅南大塚線の道路上に三基、市有地側に一基の橋脚を設置して、複合施設の二階デッキに接続いたします。また、市有地側の歩道脇に階段及び昇りエスカレーターを設置いたします。既存デッキとの連続性を考慮し、既存と同様の膜構造によるシェルターや強化ガラス型アルミ高欄を設置する予定でございます。  現在の進捗状況と今後の予定でございますが、橋脚及び桁の架設工は終え、一一月末日時点の工事の進捗率は六〇・五%、現在はシェルター工や橋面タイル工などを施工しております。デッキ部につきましては、令和二年三月末の完了を目指しており、その後、地上部分にあります橋脚防護工などの工事を行った上で、全体としては五月下旬の完成を予定しております。  工事の工程はおおむね順調に進んでおりますが、現場状況にあわせた工事内容の一部に変更が生じております。主な変更内容としましては、デッキ上のシェルター設置に当たり、地上部からのクレーン架設による施工を予定しておりましたが、昼間の交通規制を行う必要が判明したことから、周辺交通の影響を最小限にするとともに作業上の安全性の確保をするため、仮設足場を設置しての施工に変更を予定しております。また、今般のデッキ工事のため、川越駅南大塚線における中央分離帯を一時的に撤去し、再度中央分離帯を設置する際に既存ブロックを再利用することと予定しておりましたが、既存ブロックの老朽化が想定以上に進んでいたことから再利用はせず、新規設置に変更する予定でございます。  これらの工事内容の変更は契約変更が想定されますので、三月議会におきまして工事請負変更契約を上程したいと考えております。  以上、雑駁ではございますが、川越駅西口市有地利活用事業及び川越駅西口歩行者用デッキ延伸事業の取り組み状況の報告とさせていただきます。 ○質  疑 56 中野敏浩委員 今後の予定のところで複合施設の三階を賃借して行政機関を設置するということなんですが、具体的にどのような行政機関が入る予定になっているのかお聞きします。 57 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 行政機関といたしましては、議会への報告もさせていただいておりますところでございますが、川越駅西口連絡所を名称としまして、南連絡所とウェスタ川越証明センターを移転統合した連絡所、福祉総合相談窓口、それと今、ウェスタ川越にございます川越しごと支援センターが移転する予定でございます。 58 今野英子委員 特に今回これまでに大きな事故等はなかったのか、大丈夫だったのか確認させていただけますか。 59 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 特に大きな事故等は、小さいものも含めまして特にはない状況です。 60 今野英子委員 わかりました。  西口デッキと今つくっています西口デッキ延伸のほうも工事が引き続き続きますので、安全対策とか歩行者などにもしっかり配慮していただいて、工事を行っていただきたいと思います。 61 中原秀文委員 幾つか質疑をさせていただきます。  駐輪場、駐車場棟と施設の建物の間には屋根がついていないようですが、一部は行き来ができるような形はとられるのでしょうか。 62 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 複合棟と駐車場棟の連絡につきましては、二階の部分に二カ所つながる形になります。あと一階の部分も間が通れますので、一、二階の部分で行き来ができるという形になっております。 63 中原秀文委員 その二カ所については屋根はつくのでしょうか。 64 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 現在のところ屋根は予定されていないところです。 65 中原秀文委員 利用者としては屋根がついているとより良いと思いますが、費用の関係もあり難しいとは思いますが、そのような意見があったということで御承知おきいただければと思います。  あと、ユープレイスが六月上旬にオープンということで、順次オープン予定と書いてありますが、遅れてオープンするテナントもあるのか伺います。 66 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 まだ具体的にその内容については事業者から報告がない状況なんですが、恐らく一、二階の店舗については六月上旬でオープンされるというふうに考えております。先日もプレスリリースがございまして、議会にも御報告させていただきましたが、東武ホテルは六月二十九日にオープンとなっておりますので、恐らく商業施設等がオープンした後にほかの事務所等も含めて順次オープンしていくというような形になると考えております。 67 中原秀文委員 理解しました。  デッキについてですが、五月下旬の完成予定ということを報告をいただきました。ユープレイスはオープンが六月上旬ということですが、ユープレイスの供用開始にあわせる予定ですか。それともデッキは先に供用開始をする予定ですか。まだ決まっていなければ決まっていないということを御答弁いただければと思います。 68 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 デッキの部分についてはできるだけ早めにオープンできるような形で、工事自体は三月末までに終わりにできるようには進めております。四月にできるだけ供用開始できるような形にしたいと思いますが、民間施設等の接続部分については工事が終わっていたとしても、民間施設側がオープンしていませんので、恐らく行き来はなかなか難しいかなというふうに思っております。デッキ工事の工期としては五月末に設定させていただいておりますので、全てが終わるのは五月末になるとは思いますが、デッキ部分についてはできるだけ早く供用が開始できるような形で進めていきたいと考えております。 69 中原秀文委員 四月の供用開始となり、利用者には問題のない工事部分が五月末まで残るという理解でよろしいでしょうか。 70 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 歩道の部分も少し残ったりしますので、交通規制で多少御不便をおかけすることにはなるかと思いますが、そのほかの例えば橋脚の防護部のところについては、普通の方が立ち入るところではございませんので、そういうところは残る形になります。それと、歩道でも一部残るところがございますので、御不便をおかけすることはあるかと思います。 71 中原秀文委員 理解させていただきました。  前に質疑させていただいたと思いますが、南側から駅へ向かってくる車が右折して今は入れますが、見づらくなることを理由に右折禁止について警察と協議します。というふうに御答弁いただいたと思うのですが、その後、何か進展があったのかお聞かせください。 72 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 その後、警察と協議を進めまして、結果的に申し上げますと、従来どおり右折が可能という形の規制、構造になっております。  ただ、あまり速度を上げて曲がったりしますと危険ですので、交差点を少しコンパクトにするように今、歩道の部分の改良も行う予定でおります。  それと、横断歩道は残りますので、横断者が見えないといけませんので、横断者が途中で止まれる島などをつくって、安全対策を行っていきたいということで警察との協議も終わったところでございます。 73 中原秀文委員 理解させていただきました。  見づらい部分も多いですので、横断者の安全には十分に配慮した形をとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、ウェスタ川越からイベントが終わって帰る人が横に広がって、駅へ向かって歩いて来ていますが、行き来するときに不便を感じている方もいらっしゃるみたいです。今回の工事を機に行きと帰りを何となく分けられるような色分けとか、そういったものがあったらよいのではないかと思いますが、そのようなお考えはあるかお伺いいたします。 74 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 現在のところ、そこについては考えておりませんでした。今いただいた御意見をまた設計の方と協議して、そのようなことが可能かどうか研究してまいりたいと思っております。 75 中原秀文委員 歩道に関しては通学路にもなっておりますので、ぜひそのあたりも考慮していただいて検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 76 桐野 忠委員 何点か気になるところがありますので質疑させていただきますが、現在の状況と今後の予定ということで、変更予定ということでございますが、シェルターの設置で昼間に交通規制を行う必要が判明したため、周辺交通への影響を最小限にするということですけれども、想定できたんじゃないか。三月議会に上程されたら、これは多分聞かれるんじゃないかと思うのであえて聞かせていただきますけれども、やはり想定できなかったのかなと思うんですが、その点は。 77 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 設計段階では南大塚線から鉄骨の支柱を立てる形になりますが、クレーンを設計上での配置で想定しておりましたが、クレーンの足を広げたりとか、そういうものを想定して現場を進めていく中で、昼間での活動が交通規制を伴わなければなかなか難しいんじゃないかというのを、施工業者との協議の中で確認しましたので、そちらのほうで対応していきたいというふうに考えております。 78 桐野 忠委員 あらゆる積算のときにできる限り業者との意見も当然あるでしょうから、いかんせんこの契約変更をするときに業者に言われたんじゃないかとか、そういったことではなくて、市もしっかり考えた上でこういうふうにしたという説明ができるようにしないと、理解がなかなかできない部分があるので、説明できるようにしていただきたいと思います。  同じように南大塚線のブロック再利用も、少し調査すればわかったんじゃないかという点もあるので、その辺も含めて今後対応していただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  もう一つ、市有地側の歩道側に階段及び昇りエスカレーターを設置すると書いてありますが、エスカレーターを設置するというのは前から聞いておりますけれども、新河岸駅でエスカレーターが六カ月も使えなくなるというあり得ない事例が発生して、ちょっと心配なのであえて聞かせていただきますけれども、大雨、台風等でそういった場合も含めて今回の事例を含めて検証されて、もとから大丈夫だというふうな想定でつくっているんだと思うんですけれども、新河岸駅も大丈夫だと思ってつくったのがああいうふうな状態になっているので、ほかの駅で、じゃ霞ヶ関駅のエスカレーターが壊れちゃったかというと壊れていませんので、新河岸のつくり方だとか、あそこの特殊な部分が多分あったんだと思いますけれども、一応念のためこのエスカレーターの設置において東口にもこの後に説明があると思いますけれども、エスカレーターを設置するということの計画になっていると思いますけれども、その点は大丈夫なんですかと聞くのもちょっと変ですけれども、新河岸駅のことを踏まえた上で再度大丈夫なような検討はされたのか、お伺いしたいと思います。 79 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 やはり建物の中ではなく外につけるエスカレーターですので、そこについては検証した上で設計、施工を進めております。ただ今回、委員からの御指摘がございましたように新河岸駅の件がございますので、改めまして再度検証させていただければと思っております。現在のところはまだ具体的に新河岸駅との症状を踏まえたところでの検討には至っておりませんが、そもそも外でできるエスカレーターということを踏まえておりますので、再度今御指摘いただいたようなことも踏まえて検証したいと考えております。 80 桐野 忠委員 やはり利用者がこれを使うに当たって使えなくなると大変な状況になると思いますので、しっかりと検討していただいて壊れないようにというか、設置していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。      (質疑終結)  川越駅東口駅前広場改修事業及び脇田歩道橋耐震化事業の現在の状況等について ○報告説明 81 道路環境整備課長 川越駅東口駅前広場改修事業及び脇田歩道橋耐震化事業の現在の状況等について御報告させていただきます。  お配りしてございます資料を御覧ください。  初めに、一、事業の概要についてでございます。  川越駅東口駅前広場改修事業につきましては、利用者の安全性の確保と利便性の向上を図るため、耐震補強を含め改修工事を行うものでございます。また、脇田歩道橋耐震化事業につきましては、市道と鉄道をまたぐ脇田歩道橋について地震に対する安全性の確保を図るため、耐震補強等を行うものでございます。  次に、工事の概要と現在の状況についてでございます。  (1)川越駅東口駅前広場改修事業では、九月に公衆トイレが完成し、現在、ペデストリアンデッキ及びエスカレーターの工事を進めております。  イのペデストリアンデッキ改修工事につきましては、屋根の設置、桁の塗装、床タイルの交換、車椅子用スロープの改良などを行うもので、十月下旬に足場を設置し、現在、施設構造物の撤去を実施しており、完成は令和三年二月末を予定してございます。  ウのエスカレーター整備工事につきましては、エスカレーター上下各一基を設置するもので、現在、基礎工事を行っており、令和二年二月末の完成を予定してございます。  なお、今後の発注予定の工事でございますが、照明工事、案内サイン工事、地表部工事を予定しております。  続きまして、(2)脇田歩道橋耐震化事業についてでございます。  脇田歩道橋耐震補強工事(下部工)につきましては、橋脚六基の耐震補強を行うもので、川越まつり前に二基の耐震補強工事が完了いたしました。川越まつり期間中は休工し、現在四基の橋脚の補強を実施してございます。令和二年八月末の完成を予定しております。  イの今後発注する予定の工事につきましては、上部工の耐震補強工事を予定しております。今月中に落札候補者が決定する予定で、令和三年十二月中旬の完成を予定しております。  三、その他についてでございます。  (1)ペデストリアンデッキ改修工事につきましては、国土交通省から技能労働者への適切な賃金水準の確保に関する通達があり、本工事は対象工事に該当いたしますので、今後、労務単価の上昇に伴う契約変更が想定されるところでございます。また、吊り足場や枠組み足場の設置が完了し、既設構造物の撤去を実施して、これまで目視できなかった内部の構造等が確認できるようになったことから、設計図等と照合しながら現場において詳細な調査を実施し、設計変更の有無等についても確認してまいります。  なお、今後に設計変更の必要等が生じた場合には、適切に対応してまいります。  (2)脇田歩道橋耐震補強工事(下部工)につきましては、耐震補強に必要な補強杭が埋設物と干渉することが判明したため、補強杭の再検討を行った結果、その位置と本数を変更する必要が生じました。また、労務単価の上昇に係る請負代金変更請求書が受注者から提出されましたので、そのことに伴う変更の必要が生じております。これらにつきましては現在精査中でございますが、その結果においては契約変更の手続が必要となります。  以上、雑駁ではございますが、川越駅東口駅前広場改修事業及び脇田歩道橋耐震化事業の現在の状況等の報告とさせていただきます。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○質  疑 82 今野英子委員 今の御報告のその他で労務単価の上昇に伴う契約変更が想定されますということなんですが、今の段階でその対象になる人数というのはわかるんでしょうか。 83 道路環境整備課長 今回の通知が平成三十一年二月二十二日付の通達でございますが、ことしの三月一日に労務単価が約四%上昇したことによりまして、三月一日をまたいで入札を行った事業について対象工事ということになっております。  受注者から改めて請求があった場合に変更することとなっておりますので、東口の事業についても今後請求があった場合には対応するようなことになると考えております。金額については、設計に積算しています人数を改めてその単価の上昇分を計算しまして対応するような状況となっております。 84 今野英子委員 では、今の段階ではまだそれは計算していないということですか。 85 道路環境整備課長 東口のペデストリアンデッキ工事に関しましては、今、千四百万円程度の上昇ということで概算は出ております。 86 道路街路課長 ただいまの労務単価の上昇によります増額につきましては、約六百万円と見込んでいるところでございます。 87 今野英子委員 確認させていただきました。  また、(2)脇田歩道橋のところも、こちらのほうは請負代金の変更請求書が提出されましたので、これは幾らなんですか。 88 道路街路課長 脇田歩道橋の下部工につきましては、労務単価の上昇によりまして約六百万円の増額を見込んでいるところでございます。 89 小林 薫委員 今のお話なんですけれども、賃金水準の確保ということで片方が千二百万円、片方が六百万円だったんだけれども、これは水準が上がったのはいいんだけれども、ちゃんと本人の手元にいっているのか。公契約もしないでどうやって確認するのか。川越市は公契約をやっていないでしょう。だから、どうやっているんですか。ちゃんと支払われているかどうか、本人にどうやって確認するんですか。業者の言うことの鵜呑みだと本人にはどうかわからないでしょう。どうやって確認するんですか。その辺のところをお聞きしたい。 90 道路街路課長 労務単価の上昇によります確認なんですけれども、私どもでも現在働いている方への支給、支払い状況等を把握することは現実的には難しいところでございます。しかし、下請負人通知や施工台帳にて会社との契約金額を確認することで、適正な額が支払われているか否かを確認しているところでございます。
     また、疑義が生じた場合につきましては、そのつど指導してまいりたいと考えております。 91 小林 薫委員 適正な賃金が支給されるよう確認をしてください。 92 中原秀文委員 前回も、屋根の設置工事で通行する方が不便を感じているということを申し上げ、対応についても伺いましたが、来年のオリンピックに向けさまざまな対応を考えますとの御答弁をいただいたと思いますが、現在、どのような状況かお伺いできればと思います。 93 道路環境整備課長 デッキ上の工事につきましては、川越まつりのときには多くの市外の方が来られるということで、工事については一時中止しまして、想定以上の人が通れるようにということで通路も確保させていただきました。  今後につきましては、現在もそうですが、案内を充実しましてなるべく支障が生じないように交通誘導員を配置しながら、歩行者を誘導してまいりたいと考えております。 94 中原秀文委員 それは工事をオリンピックの期間も継続して、その上で対応するという意味でしょうか。そのあたりをお答えいただければと思います。 95 道路環境整備課長 今現在進めております工事につきましては、オリンピック開催前までに屋根の設置をできるようにスケジュールを進めているところでございます。また、オリンピック期間中の七月二十日から三十日間については、工事を中止しまして川越に来られる方の最低限の利便性を確保しようと努めてまいります。 96 桐野 忠委員 確認なんですが、脇田歩道橋耐震化事業で今後発注する予定工事が上部工ということなんですけれども、予定で落札応募者の決定が今月される予定だということなんですが、ということは、もう入札を開示して、ある一定のところまで進んでいるという理解でよろしいですか。 97 道路街路課長 そのとおりでございます。 98 桐野 忠委員 不調、不落は大丈夫ですか。 99 道路街路課長 今回の上部工に関しましては、そのようなことはございませんでした。 100 岸 啓祐委員 今後発生する予定の工事の中で、時世の撤去でございますが、これは地下駐車場の排気口の役割を果たしているわけでございます。現在では開業の当時から比べますと、地下駐車場の機械式の二層で利用できる部分が、今は一層だけに使っているわけですけれども、この時世の撤去に伴う地下駐車場排気口の能力の変化に応じて、撤去後にどのような施工で安全対策を含めてお考えであるのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 101 道路環境整備課長 委員がおっしゃるとおり、時世については地下駐車場の排気口になっております。時世については排気口の周りに鉄骨を施しまして、構造物を設置しているような状況でございます。  今回の工事で撤去する方向で検討しておりますので、次いでながら排気塔の機能については影響がないものと考えております。 102 岸 啓祐委員 その鉄骨の部分ですが、安全対策上、地上部からどのくらいに計画されていますか。 103 道路環境整備課長 今現在、時世が地上部から十七メーターぐらいの高さまでございますが、排気塔については十メーター程度になると考えております。      (質疑終結)  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一一一号 川越市行政財産の使用料に関する条例の一部を改正する条例を          定めることについて ○提案理由の説明(観光課長) ○質  疑 104 小高浩行委員 議場の質疑の中でも種々質疑があったんですけれども、今回、民間との料金の乖離の解消と、待ち車両の増加対策という説明があったかと思いますが、市のほかの有料駐車場との値段の整合性については何か考えがありますか。 105 観光課長 観光課が所管しております市役所本庁舎北側・南側駐車場につきましては、そのほとんどが観光客の利用ということで、用途については観光客を対象としております。また、川越駅東口地下駐車場につきましては、アトレを初めとする周辺施設を御利用されるお客様、それから新河岸駅、霞ヶ関駅につきましては、それぞれ利用者の方ということで住民の方が多いかと思われます。料金につきましてはそれぞれの設置場所、用途について、一定のものは厳しいというような考え方がございますので、市役所の本庁舎北側・南側駐車場につきましては、観光客を主に対象としたものとして料金を算定させていただいております。 106 小高浩行委員 利用者とかその目的によって若干違うことは考えられるかなとは思うんですが、東口の地下公共駐車場、先ほども東口駅前広場の改修等の御説明もありましたけれども、今後いろんな面で多額な費用が想定されますので、今回の駐車場の料金の改定にあわせてというわけではないんですが、御検討をお願いしたいと思います。  それと、収入増を図るというのは非常にいいことだと思うんですが、市が所有したり、あるいは土地開発公社の所有になってしまうのかもしれませんが、空き地で利用されていない部分を仮設の駐車場として、観光客用に利用するような考え方というのはあるんでしょうか。 107 観光課長 現在、観光課で所管しております駐車場、特に郊外型駐車場として位置づけておりますあぐれっしゅ周辺につきましては、一部は市が所有しているもので、一部は賃貸借しているものでございます。  今後、これまでの賃貸借につきましては、固定費というような形で年間いろいろと費用がかかってまいりますが、購入というような形ができれば、それに越したことはないんですが、なかなか空き地、適正な台数ということで適当な土地が見つけられないというような状況でございます。 108 小高浩行委員 わかりました。  所管で違ったりするので困難ですけれども、一応考え方としてそういう利用方針については、できるだけ有効な活用を図っていただいて、収入増にするように検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 109 今野英子委員 本会議でも種々質疑がされましたが、改めて何点かお伺いさせていただきます。  本会議の議場でも議論がありましたが、かなり利用客数が年々増加してふえていると思うんですが、改めてお伺いするんですが、今回の改定を行うことにより参考にした自治体とかはあったのかお伺いいたします。 110 観光課長 周辺の自治体といたしましては、ふじみ野市、所沢市、中核市でございます越谷市、川口市及びさいたま市等を参考にさせていただいております。 111 今野英子委員 わかりました。  あと、本会議場で障害者の方が利用した場合の料金減免をしているかというような質疑に対して、今まで減免はしていないという御答弁だったんですが、これまで検討した経過とかがあるのか、全くその辺は検討したことがないのか伺います。 112 観光課長 料金の減免につきましては、川越市役所駐車場休日等の管理規程の第七条に規定しております。この規程のとおりに運用させていただいておりますので、検討という形ではこれまではしておりませんが、本会議場で質疑いただきましたので、今後につきましては周辺の状況等も含めまして検討ということでお答えさせていただいております。 113 今野英子委員 確認なんですが、土曜日や休日に庁舎を利用した場合は、対応していると本会議でも答弁があったと思うんですが、この休日利用については調査というか、何人ぐらいが利用しているというのは調査しているんですか。 114 観光課長 十一月二日から四日の三日間に市役所南側・北側駐車場に五百五十六台の利用者がございまして、そのうち市役所の来庁者につきましては三日間で二十一台、約三・八%という結果になっております。この方のうち全てが業務目的というか、届け出等の目的ではなかったので、そのぐらいの市民の方が利用しているということです。 115 今野英子委員 仮に庁舎を利用した場合は、判こなどを押して証明書を駐車場の出口で提出することで使用料を免除しているということでよろしいですか。観光客以外の庁舎利用に対してはちゃんと免除されているかという確認で、今回の改定目的が観光客をメインにというところを確認したいと思います。 116 観光課長 委員がおっしゃるとおりでして、市役所を御利用される市民の皆様につきましては、利用については免除となっております。      (休  憩)      (再  開) 117 中原秀文委員 幾つか確認させてください。  南北の駐車場の維持管理はどのようになっているのか、改めて確認させていただければと思います。 118 観光課長 現在の南北駐車場の維持管理につきましてですが、平日については管財課において車両の誘導義務などを委託しております。庁舎の閉庁日であります休日につきましては、観光課におきまして駐車場の機器の賃借、それから管理・点検業務、また車両の誘導業務として土日祝日については北・南で三名、それから繁忙期になりますゴールデンウイーク、年末年始については北・南で四名の警備員を配置して維持管理等に努めております。 119 中原秀文委員 理解させていただきました。  夜間の駐車場の利用ですが、どの程度利用されているのか確認させてください。 120 観光課長 土日におきます夜間の駐車場の利用状況ですが、本年六月八日、九日、それから七月六日、七日、夏場の比較的に日の長い時期に調査した結果で申し上げます。  六月八日の土曜日につきましては、十八時以降、十台、六月九日は五台、それから七月六日の土曜日は十六台、七月七日は六台となっておりまして、これはパーセンテージに直しますと土日の利用台数全てにおけるパーセンテージにおきましては、二・七五%程度が夜間利用ということになっております。 121 中原秀文委員 土日は料金がかかり、平日はオープンになっていると思います。夜間の料金については、三十分を超えて一時間以内が百円で、一時間を超えたら百円ずつかかるということだったかと思いますが、この設定の理由とその根拠についてお伺いいたします。 122 観光課長 夜間の料金の設定につきましては、十八時以降、一時間につき百円を頂戴するようなことで今考えております。この料金につきましては、現在、川越市は日帰り観光が主になっておりまして、滞在時間についても四時間程度が多い利用時間になります。夜間のこの十八時以降を百円にすることによりまして、例えば、夕飯を食べて帰っていただくとか、あるいは観光時間をもう少し延ばしていただく、そういった意味も含めまして若干利用料金を安く設定させていただきました。  また、一時間で百円を頂戴することを今予定しているわけですが、近隣の民間の駐車場利用料金が夜間十八時以降は百円という駐車場が多くございましたので、これに合わせるような形での料金設定にしております。 123 中原秀文委員 夜間の観光については私も一般質問もさせていただいておりますけれども、なかなか伸びない状況が続いていますので、ぜひそちらも一生懸命に努力していただきたいと思います。  最後に、先ほど今野委員からも質疑があったと思いますが、平日に観光客が利用した場合、無料で駐車できるのではないかと思うのですが、そのあたりの対応はどのようにされているのかお伺いいたします。 124 観光課長 平日に他県ナンバーのお客様がいらっしゃった場合ですが、これは平日を所管しております管財課との申し合わせの中で行っておりますが、他県ナンバーのお客様につきましては、係の者が利用目的を伺わせていただいております。観光とおっしゃった場合には、平日については民間の駐車場を御利用くださいと申し上げまして、平日は庁舎利用のお客様に関しては無料というような形でやらせていただいておりまして、そこの部分は休日とオペレーションを変えている部分でございます。 125 中原秀文委員 理解させていただきました。  観光目的で来られた方も駐車することもあるのではないかと、今の答弁を伺いそのように感じたところですが、民間の駐車場を運営されている方も近隣には多いと思いますので、そのあたりも含めて今後も様々検討を続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 126 桐野 忠委員 今、中原委員のほうからもさまざま質疑があって、本会議場で三人の方が質疑されていましたので、たくさんあるわけじゃないんですけれども、その中で小野澤康弘議員が交通施策にも踏み込まれて若干聞かれていた部分があると思うんですが、私自身も土日なんかもこちらに来ると、市の駐車場から左折して松江交差点のほうに向かった道路だとか、いわゆる菓子屋横丁に向かう道路というのは渋滞を起こしている状態の中で、パークアンドライドという話もございましたけれども、観光施策として、また交通施策も含めて車の誘導というんですか、何かそういったことも車の誘導について何かお考えがあれば、これは交通政策課になるのかお答えできるところでもし可能であれば、関連事項で恐縮ですが。 127 交通政策課長 交通政策課で所管させていただいております北部市街地の一番街の交通対策という話かと存じます。北部市街地につきましては、皆様御存じのとおり、十数年間、市民の皆様方と膝を突き合わせながら、話し合いを丁寧にさせていただいておる状況でございます。  そういった中で、今年度に二十一自治会の皆様方から新たな対策案を講じてみたらどうだろうかというお話も頂戴し、歩行者天国案と一方通行案の大きく二つの案を提示させていただいたところでございます。総交通量につきましてはなかなか規制することは難しいという状況でございますけれども、川越市内を走行する車両をどのように誘導していくかということにつきましては、引き続き市民の皆様方と話し合いながらいい折り合いを見つけていきたいと考えているところでございます。 128 桐野 忠委員 観光施策としてはどうですか。 129 観光課長 まず、現在の車両に関する誘導につきましては、ことしのゴールデンウイークが十連休でございました。通常、ゴールデンウイークに観光課で対応している場合は、こちらの北・南が満車になった場合には、無料の駐車場に誘導させていただいております。ことしの十連休につきましては、そこでは恐らく足りないだろうということで、他部署の駐車場ですが、上下水道局の駐車場、あるいは職員駐車場、オアシスの駐車場等々をその期間中に借りまして、無料駐車場がいっぱいになったときは、交通誘導員を用意しましてそちらに流して、何とか渋滞に対する対応等を行ってきたわけです。  今後、今、委員がおっしゃる考え方につきましては、先ほど事例でもおっしゃっていただいておりましたが、川越街道を南下する道、菓子屋横丁に行く直進につきましては、お客様が三時、四時に帰られることが非常に多いんですが、この時間は非常に渋滞している状況にございます。ここから先は例えばということになってしまいますが、出口あたりに迂回路というような誘導案内を出しまして、一時右折していただいて裁判所方面に行っていただき、そこから東に抜ける、あるいは西に抜けるというような案内をするのも、一つの方法かなというふうに今は考えております。その実施に向けましてはいろいろと調整していかなければいけないことがございますので、あくまでも今は案ということでお答えするだけにとどまらせていただきたいと思います。 130 桐野 忠委員 それぞれお伺いしましたけれども、交通施策のほうはテレビでも報道されてしまうぐらいいろいろとあると思うんですけれども、住民の方とかとしっかりと協議しながら慎重に検討していただくとともに、できれば観光課としっかり連携をとりながら、先ほど観光課長から話があったような、交通誘導も含めて今後検討していただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 131 小林 薫委員 ちょっとお聞きしたかったんですけれども、平成三十年度でいいんですけれども、維持管理というのはお幾らかかったんですか。 132 観光課長 平成三十年度の南側駐車場、北側駐車場を合わせまして、約一千四百二十万円かかっております。 133 小林 薫委員 三十年度、本会議場でも伺いましたけれども、約二千百万円の収入が出ているわけですよね。それで、必要経費が一千四百二十万円。単純に約七百万円近く収益が出たと。本会議場の答弁を聞いていると、今回これを改正するに当たっては、一千九百万円ぐらい使用料が上がるだろうということでよろしいわけですよね。 134 観光課長 はい、委員がおっしゃるとおりでございます。 135 小林 薫委員 その分でまた収益が上がるわけだから、二千万円を超えてくるような収入が出てくるであろうと思うんですけれども、ちなみに観光課の予算は年々どうなっていますか。 136 観光課長 観光課の予算につきましては、大体三億円ぐらいの金額で推移しております。 137 小林 薫委員 二千万円を超えるお金が生まれるわけですから、ぜひこのお金が観光事業に使われるように、一般会計に入れちゃって何に使われるかというのもあれですけれども、例えば基金に入れるだとか、私は再三申し上げているけれども、山車の修繕基金を立ち上げていただきたいとかを申し上げているわけですけれども、このお金がぜひ観光資源としての施策に使われるということをお願いしたい。  答弁があれば結構ですけれども、なければ別に。 138 観光課長 委員がおっしゃるとおり、収益につきましては観光施設、具体的に言いますと今、オーバーツーリズムが問題となっておりますので、そういった部分の処置になるべく対応できる費用として回して、それ以外に委員がおっしゃるとおり、余裕がございましたら、ほかの施策等に回していきたいというふうに考えております。 139 明ヶ戸亮太副委員長 これは駐車券で時間を管理するものだと思うんですけれども、駐車券を紛失してしまった場合はどのように管理するんでしょうか。 140 観光課長 駐車券の紛失の場合には係員がおりますので、その係員におっしゃっていただいた上で精算していただくことになっております。 141 明ヶ戸亮太副委員長 仮に日曜日にとめて月曜日まで車を置きっぱなしにしてしまったケースなどがあった場合は、どのように対応されるんでしょうか。 142 観光課長 月曜日の朝八時までが有料の時間帯になっておりまして、それを超えてとめていた場合には、月曜日の朝に管財課と引き継ぐわけなんですが、その時点で残留車両があった場合には報告を受けることになっております。つきましては、その時点で清算させていただくことになるんですが、今現在までそういった車両はございません。  また、七月に調査した結果でも、月曜日の朝まで残っていた車両というのはなくて、土曜日の夕方、夜あるいは日曜の朝方にとめられる駐車はあったような状況です。 143 明ヶ戸亮太副委員長 これまでなかったというお話だったんですけれども、金額が上がってしまうことによって、翌日であればお金がかからずに出れるんじゃないかという誤解が生まれてしまったりとか、そういう車両が出てきた場合にどういう対応をされるのかというところの確認だったんですけれども、その点は具体的な対応策というのはまだないということでよろしいですか。 144 観光課長 平日を所管しております管財課と今やり取りをさせていただいておりますので、その中で報告等々を受けまして対応していきたいと思います。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一一二号 川越市都市公園条例の一部を改正する条例を定めることについ          て ○提案理由の説明(都市計画部参事公園整備課長) ○質  疑 145 中野敏浩委員 一一二の四のところの(3)の個人定期利用の改正前の金額なんですが、ホームページ上の利用金額と異なっているようなんですが、その点はどうしてなのか。 146 都市計画部参事公園整備課長 条例上の料金と現行料金の違いでございますが、条例上の料金につきましては上限価格ということで設定しておりまして、現条例上の料金は六千円、利用料金は現在五千五百円となっております。  それで、現行料金は消費税率が五%時に設定されたものでございますので、消費税率の引き上げに伴い新たな利用料金の算定に当たっては、利用料金を一・〇五で割り戻して本体価格を算出して、新たにここに一〇%を乗じた金額が、新たな定期利用料金になります。 147 中野敏浩委員 既存の設定料金の中に市外の方の設定もあるかと思うんですが、今回、市内だけが対象ということで市外の方の料金の値上げというのは行わないというか、検討されていないということなんでしょうか。 148 都市計画部参事公園整備課長 今回新たに改正した料金に二割を乗じた金額が市外の料金になります。 149 中野敏浩委員 それはどこかにうたわれる予定になっているんでしょうか。 150 都市計画部長 お手元の一一二の四では省略されているんですけれども、その略のところに備考という欄がございまして、そこにいわゆるレインボーの外の方については二割上げるというような形で書いてございますので、そうした料金になっております。 151 中野敏浩委員 最後にもう一点。  無料の貸し出しの部分とレンタルの部分があるかと思うんですが、レンタル費の料金の改定と無料貸し出し分の消耗品については、レンタルとしたお考えはないのかどうか、最後にお伺いしたいと思います。
    152 都市計画部参事公園整備課長 今のところは変更は考えておりません。 153 今野英子委員 改めて確認ですが、今回の税率改定は、消費税の増税に伴うものなのかどうかお伺いいたします。 154 都市計画部参事公園整備課長 平成二十六年四月に消費税率が五%から八%に引き上げられた際には、利用料金の改定を見送った経緯がございまして、このたびは一〇%ということで、あくまでも消費税については利用料金に転嫁するものでございまして、最終的には消費者が負担ということで、今回は料金の見直しをさせていただいているところでございます。 155 今野英子委員 前回は見送ったということで、今回は消費税分をかけるために改正したということですが、その辺はどうして前回は変えなくて今回は変えたのか、そこら辺の考えを伺います。 156 都市計画部参事公園整備課長 前回は市全体としての使用料の見直しの検討が必要な中で、ピコアのみを値上げすることは適切ではないということで見送った経緯がございます。 157 今野英子委員 あと、令和二年七月一日から施行にした理由についてお伺いいたします。 158 都市計画部参事公園整備課長 やはり相当な期間を要して皆様に周知していただくということで、その辺も踏まえて七月一日と設定させていただいたところです。 159 今野英子委員 わかりました。  ただ、消費税に伴うというところなんですが、本当に今大変かなと思うんですが、消費税増税に伴うものなんですけれども、私としてはやはり住民の立場からすると、消費税増税なのでできれば前回のように見送っていただければと思いました。 160 小高浩行委員 今の話も含めて議場での話では、千七百万円の純利益が生じているというような中で、消費税の適正な賦課ということで今回五%上がるんですけれども、先ほど中野委員の質問の中で上限ということで、実際にこの変更どおり上がるかどうかというのは、指定管理者との協議というのがこの後あるということなんでしょうか。 161 都市計画部参事公園整備課長 今後、事業者とよく協議させていただいて、その上限の範囲内で適正な金額を定めてまいりたいと考えております。 162 小高浩行委員 わかりました。  収益も出ているということなので、赤字だから上げざるを得ないとかという状況とは違うと思いますので、もしこれが適正な賦課ということで賦課した部分については、利用者のサービス向上のほうに寄与するような形でぜひ使っていただくように指導をお願いしたいと思います。 163 中原秀文委員 今回の新料金において、先ほど中野委員の質疑でもありましたが、定期利用の料金も変わるということでした。全ての料金を比べることはなかなか難しいと思いますので、市内の民間のスポーツクラブの定期利用料金と比較してどうなのかお伺いいたします。 164 都市計画部参事公園整備課長 市内五施設、民間のスポーツクラブの聞き取りを行ったところ、定期料金のフルタイムが約一万二千円でございまして、デイタイムが約九千七百円でございます。現条例で定めるピコアのフルタイムの定期料金は六千円です。同様に、現条例で定めるデイタイムの定期料金につきましては現在五千四百円となっておりますので、ピコアの料金については民間のスポーツクラブから比較いたしますと、大体五割程度の低廉なものとなっております。 165 中原秀文委員 民間に比べて半分程ということですが、民業圧迫の話も以前に本会議場でもあったと思うのですが、そのあたりも含めてどういう理由で差が出ているのかお伺いできればと思います。 166 都市計画部参事公園整備課長 ピコアと民間のスポーツクラブとの料金の差についてでございますが、ピコアは多くの民間のスポーツクラブでトレーニングルーム利用のほか、温水プール、温浴施設、スタジオ等が利用可能となっておりまして、その点につきましてはそのほかの民間のスポーツクラブとはそんなに差はないということでございます。  ただし、民間のスポーツクラブを例に捉えますと、例えば会員さんにスタッフが一人ずつついて、その個性に合わせたトレーニングの指導やアフターケアをされているということで、よりきめ細かなサービスが提供されているところが、料金の差違が生じているところだと思います。 167 中原秀文委員 民間も一生懸命に努力して事業を行っていると思いますので、今後も民間との関係をしっかりと保ちつつ進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 168 小林 薫委員 今のトレーニングルームのお話はよくわかったんだけれども、じゃ温浴施設の料金設定は民間と比べてどうですか。 169 都市計画部参事公園整備課長 委員がおっしゃるとおり、民間と比べますとやはり半額まではいきませんけれども、かなり低額な料金として設定しております。これにつきましては、笠幡にある西後楽会館を参考として価格を設定させていただいております。 170 小林 薫委員 ここの温浴施設と民間の温浴施設というのは、何か差があるんですか。民間のほうがいいとか。 171 都市計画部参事公園整備課長 いろんな温浴施設がございましてどれと比較していいかというのは、はっきり今お答えができない状況でございますが、普通のスポーツクラブを基準とした温浴施設ということで設定しておりますので、例えばスーパー銭湯とかですと、いろんなお風呂の種類がございまして、そういうところで多少差が出てくるのではないかということです。 172 小林 薫委員 今、埼玉県の公衆浴場組合が四百三十円、それからスーパー銭湯が大体六百円から八百円の間で、私は好きだからよく行くんだけれども、やっぱり半分以下どころではない。半分以下、本当に温泉を引いたりしているスーパー銭湯なんていうのは、もう千円超えるところもいっぱいあるけれども、市内にあるスーパー銭湯だと大体そんなものだから、それでも考えてみると三分の一、四分の一の値段だよね。  先ほどの話があったけれども、そこに公衆浴場があって今は四百三十円。例えば日曜日に来るとなると、駐車場がないからそこの駐車場を使うと。一時間でみると百円。そうすると、五百三十円もかかる。ピコアだと値上げしたとしても二百十円で入れる。さっきのお話じゃないですけれども、民間を圧迫しているのではないかなというふうに思いますけれども、ちなみにこの温浴施設の利用者数はわかりますか。日でも月でも年でも構わないけれども。 173 都市計画部参事公園整備課長 平成三十年度でいきますと、年間で十万一千六百三十一人が利用されております。 174 小林 薫委員 単純で一日に三百人ですよね。これは民間が聞いたら驚くよ、この数字は。  わかる範囲で結構なんですけれども、この施設ではレジオネラが何回か出ていますよね。平成二十四年にオープンから今までにレジオネラで営業停止になったのは何回ありましたか。 175 都市計画部参事公園整備課長 二回ございます。 176 小林 薫委員 これは民間の温浴施設だと考えられない、レジオネラが出た後にもまだ二回も出していて経営しているというのは。この辺のところはきちんと行政指導してもらわないと、もう出したら次はできないぐらいのことを考えてもらわないと。  それと、安いので混んでいるのはよくわかったんだけれども、今すごく市外の人が多い。レインボーもあるから市内の人だけじゃない。すぐ隣はそれこそ東坂戸団地だからね、坂戸の人も来たりして。特に坂戸が去年に公衆浴場が一つ廃業したので、坂戸の人たちが大変多く利用しているという話も聞いたんだけれども、市民の施設でなくなっちゃうといけないと思うんです。  もう一つお聞きしたいんですけれども、背中とかあるいは体におしゃれでかどうかわからないけれども、タトゥーを入れている人たちの対応をどうしているのか。 177 都市計画部参事公園整備課長 俗に言う入れ墨のある人につきましては、ピコアは公の施設でございまして、基本的には誰でも利用可能な施設ということでございます。現在、そういう方がいらっしゃる場合につきましては制限することなく、一応現状でいた場合についてはできる限り隠すということで、ほかの利用者の方に配慮をお願いしているところでございます。 178 小林 薫委員 いろんなお話は聞くんだけれども、今の御答弁の中で入れ墨者というのは犯罪者だから、私が言ったのはタトゥーだから、彫り物だから、そこのところをちゃんと識別してもらわないと。入れ墨は島帰りの入れ墨者という言い方だから、背中にファッションで入れているのは彫り物だから、そこのところの区別をしっかりしてください。 179 明ヶ戸亮太副委員長 先ほどの中原委員の質疑に対する御答弁で気になるところがあったんですけれども、私も以前にピコアの金額設定で民業圧迫になるんじゃないかというお話をさせてもらったときには、ピコアは健康増進施設として福祉の観点が強いというお話で、民間のトレーニングジムはスポーツとして捉えているものだというすみ分けがあるからというお話だったんですけれども、先ほどのお話だと民間のほうは個人個人にサポートが入って手厚い運営をしているというお話だったかと思うんですね。トレーニングするときに一人の職員の方がついてプランをつくってというお話だったと思うんですけれども、以前、ピコアは死亡事故が出ていると思うんですよ。トイレで亡くなってしまったということを考えたときに、ピコアこそ一人一人の方に値段を上げてもサポートをつけて安全を確保すべきかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 180 都市計画部参事公園整備課長 毎月、定例会議を開かせていただきまして、問題点や改善点を事業者と話し合いながら、そういう事故がないような形で常日ごろ気をつけているところでございますが、今、委員がおっしゃるとおり、やっぱりあってはならないものでございますので、そういう点を踏まえて今後も事業者と話し合いを行っていきたいと考えております。 181 明ヶ戸亮太副委員長 やはり事故がないような運営というのは当然だと思うんですよね。そこに対して、私は福祉とスポーツのすみ分けという答弁で以前に納得してたところなんですけれども、その金額設定の差が手厚いサポートがつくから民間は高いんだというお話をされるのであれば、そこは何か制度を変えて事故をなくそうではなくて、単純に金額を上げてその分の人をあてがって、個人個人の安全を確保したほうがいいんじゃないですかというお話なんですよ。 182 都市計画部参事公園整備課長 事業者との契約の中で、個人個人のサポートは現在も行き届いていないところがございますので、今後そういうものも踏まえて協議して、委員の御提案どおりにはいかないかもしれませんけれども、そういうような事故もあるということで、その辺も踏まえて今後進めさせていただければと思います。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  起立採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一一三号 川越市市営住宅条例の一部を改正する条例を定めることについ          て ○提案理由の説明(建設部参事兼建築住宅課長) ○質  疑 183 中野敏浩委員 改めて確認させていただきたいんですけれども、連帯保証人の方は二名必要だったものが、今回改定の緊急連絡人については一名という認識でよろしいでしょうか。 184 建設部参事兼建築住宅課長 委員がおっしゃるとおり、一名でございます。 185 中野敏浩委員 一月から来年度の申し込みの受付が始まると認識しているんですけれども、四月までの間に入居される方につきましては、連帯保証人が二名必要ということになりますか。 186 建設部参事兼建築住宅課長 現在、次期募集が委員がおっしゃるとおり、一月から募集を開始する予定でございます。前回が七月に募集しておりまして、その七月に募集した方は既に入居されておりますので、予定でいきますと今後一月から三月の間は、入居の予定は今のところはございません。 187 中野敏浩委員 一一三の四のところの第十七条の新しい改定で四のところなんですけれども、入居者が家賃を納付しないときは、市は敷金を当該家賃の弁済に充てることができると。この場合において入居者は市に対し敷金をもって未納の家賃の弁済に充てることを請求することができないという条項が追加になっているかと思うんですが、これの意味を教えていただきたい。 188 建設部参事兼建築住宅課長 まず、この十七条の四の部分なんですが、こちらにつきましてはいつ充てるという表現ではなくて、必要に応じてという表現をさせていただいておりまして、委員がおっしゃるとおり、この敷金をもって未納の家賃の弁済に充てるというのが、今後例えば福祉的なところで、本人の収入がなく家賃が滞っている方であっても、家賃の債務をふやさないということが原則でございますので、一部敷金を入居の途中であっても充てさせていただくということで、こういった表現をさせていただいております。 189 中野敏浩委員 入居者のほうから、これを市のほうに言うことはできないということになるんでしょうか。 190 建設部参事兼建築住宅課長 これは要するに払う意思がない方が、私は敷金を納めているからと。その敷金を当ててくださいという要求には応じないということのために、この一文をつけさせていただいております。基本的には入居者から直接家賃をいただくのが原則となっておりますので、それを入居者から要求はできないようにということで入れさせていただいております。 191 中野敏浩委員 ちょっとそもそも論になってしまうかもしれないんですけれども、この入居規定の一番最初の川越市に居住じゃないと申し込みができないという規定があるかと思うんですが、例えば越してくることを念頭においての申し込みもできないということでよろしいでしょうか。 192 建設部参事兼建築住宅課長 現在の条例からいきますと、市内に在住されている方を対象としておりまして、現在、市外にお住まいの方につきましては入居の応募ができないとなっております。 193 今野英子委員 本会議でも種々質疑があったんですが、確認のために連帯保証人と緊急連絡人の違いについてお伺いいたします。 194 建設部参事兼建築住宅課長 これまで連帯保証人をつけていただいておりましたが、連帯保証人と緊急連絡人の大きな違いは、債務の弁済があるかないかというところが大きな違いでございまして、今後の緊急連絡人におきましても債務に対する協力依頼ですとか、そういったことについては同じでございます。お支払いいただく債務が生じるかどうかという違いが大きな違いでございます。 195 今野英子委員 そうしますと、緊急連絡人の場合は債務はなくなるということでいいんですか。 196 建設部参事兼建築住宅課長 緊急連絡人からかわりに家賃をいただくということはなくなりますが、納付に協力いただくという点では現在と変わりはございません。市からも滞納が生じたときに納付していただくような依頼はするんですけれども、緊急連絡人からも御協力をいただくという点は、今までと同じでございます。 197 今野英子委員 今まで連帯保証人から今回、緊急連絡人にかわりましたけれども、緊急連絡人の方が債務を負うこともあり得るということで、義務ではないということか。必ずしも緊急連絡人に書いてしまったら、滞納した場合、緊急連絡人にも協力という形ですけれども、請求することになるんですか。 198 建設部参事兼建築住宅課長 緊急連絡人からお支払いいただくことはありません。  ただ、入居者に支払いの連絡をしていただく、途中を取り持っていただくということでございます。 199 今野英子委員 わかりました。  あと、これまで連帯保証人が二名で、やはり入居を希望されていた方がなかなか入れない状況があったと思うんですが、数としては今まで市としてはその辺を把握されていましたか。 200 建設部参事兼建築住宅課長 基本的には申し込みをいただいた方の人数は把握させていただきまして、昨年度は一件あったという点は把握しているんですが、入居する前にどのくらいの方が連帯保証人をつけられなかったかということまでは、現状では把握しておりません。 201 今野英子委員 わかりました。  今回の改正によって市民にとってのメリットというのは、どういうことなのかお伺いいたします。 202 建設部参事兼建築住宅課長 今の話の中でもございましたが、これまでは連帯保証人を確保するのが難しい方がいらっしゃったということは、把握しているところでございます。それで今回、連帯保証人ではなく緊急連絡人という形にさせていただきますので、債務保証という点がなくなりますことから、緊急連絡人にしたことによって探しやすくなる。入居を希望する方にとっては、緊急連絡人を探しやすくなるという点では、市営住宅の応募がしやすくなるのではないかというふうに考えております。  一方で、債務の関係もございますが、まずは入居しやすくなるというところがメリットというふうに考えております。 203 今野英子委員 逆に、今回の改正で何か市民にとってデメリットみたいなものはあるんですか。 204 建設部参事兼建築住宅課長 特にデメリットについては市民にとってはないものというふうに考えております。 205 今野英子委員 では最後に、今回改正された場合に市民への周知というのは、どのように行っていくのかお伺いいたします。 206 建設部参事兼建築住宅課長 先ほど一月の募集を次回に控えているとお話しさせていただきましたが、その中では今度議案を通していただいた場合には、入居の募集のしおりの中に緊急連絡人をつけてくださいということで、まず周知させていただきます。  それからあと、今入居されている方につきましては、四月以降、各種通知を出させていただきますので、それとあわせて周知させていただきたいというふうに考えております。 207 中原秀文委員 今のやり取りを聞かせていただくと、滞納がふえることが懸念されますが、現在の入居者の滞納状況はどのようになっているか、まずお聞かせいただければと思います。 208 建設部参事兼建築住宅課長 現在の市営住宅入居者の家賃の滞納状況についてでございますが、平成三十年度決算で申し上げさせていただきますと、五十二世帯が滞納している状況でございます。滞納額で申しますと、合計約一千八百万円ぐらいの滞納となっております。 209 中原秀文委員 何カ月も滞納されている方がいると思うのですが、一番長い方で何カ月ぐらい滞納されているのか伺います。 210 建設部参事兼建築住宅課長 現在、入居されている方の滞納で、一番長く多いもので八十七カ月となっております。先ほど五十二世帯とお話しさせていただきましたが、五カ月以下の滞納は二十九世帯ですが、一番多いのは八十七カ月となっております。 211 中原秀文委員 八十七カ月滞納して、いまだに住んでいらっしゃるのか。もし住んでいるのであれば、何か対処をされているのか伺います。 212 建設部参事兼建築住宅課長 八十七カ月の方では過去の滞納が非常に多くて、それで長くなっております。  それで、現在は八十七カ月の滞納となっておりますが、定期的に分納いただいております。連絡等はきちんととれております。連絡を取り合いながら定期的にこのうちの少しずつですけれども、分納いただいてお支払いしていただいております。 213 中原秀文委員 ここ五年くらいでいいですので、家賃の収納率をお聞かせいただければと思います。 214 建設部参事兼建築住宅課長 現在、入居している方の家賃の収納等の状況でございます。  平成二十六年度から三十年度までで答えさせていただきますと、平成二十六年度は収納率が九七・六五%でございました。平成二十七年度は九八・四九%でございました。平成二十八年度が九八・六〇%、続けて二十九年度が九八・四〇%、昨年度の三十年度は九八・八二%になります。 215 中原秀文委員 九八%後半でほぼほぼ推移しているようですが、今回、連帯保証人をなくし緊急連絡人に変更することで、滞納がふえるのではないかという懸念もされますので、ぜひそのあたりもしっかりと考えながら対応していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 216 桐野 忠委員 今、緊急連絡人の役割ということで滞納の話があったと思うんですけれども、本会議場である一定の努力義務ということで三つ示されていたと思うんですね。一つは不在だとか病気のときの緊急時の対応、もう一つが無断退去または死亡した場合の退去手続というふうにおっしゃっていたと思うんですけれども、まず病気等による緊急時の対応というのは努力義務ですけれども、どんなことをやるんですか。一応参考までに。 217 建設部参事兼建築住宅課長 例えば単身で住まわれている方が、緊急に倒れたときにそれを家族の方にお伝えする役割を担っていただきたいと考えております。家族がいらっしゃる場合におきましても、その後の対応等で必要があればかかわっていただきたいというような意味のことです。 218 桐野 忠委員 じゃもう一つの死亡した場合の退去手続というのは、どういう形でしょうか。 219 建設部参事兼建築住宅課長 これも単身の方が多いと思われますが、もしお亡くなりになられた場合、その家財道具等の移動の確認をお願いしたいと。置いたままになりますと、その部屋がずっと使えないことになりますので、一時的にそれを移動させたいといったときに確認ですとか、立ち会いをお願いしながら部屋を空けて、また次に使っていきたいという考えですので、そういった手続をお願いするものでございます。 220 桐野 忠委員 最後の確認ですけれども、この緊急連絡人というのは民間のアパートだとか、そういったところと同じような役割という認識でよろしいですか。 221 建設部参事兼建築住宅課長 民間の取り引きを考えますと、保証人をつけてくださいというのがこれまで多かったと思われます。今後につきましても民間の場合は、連帯保証人を続けるところもあるかもしれません。あるいはこういった形で親御さんですとか、親族の方ですとか、連絡先を確保していただくということにもなろうかと思います。こちらにつきましては民間と同じように、連絡先ということで取り扱いさせていただきたいと考えております。 222 小林 薫委員 十八条のいわゆる入居者が自分で負担するものがあると。皆さんのところもそうでしょうけれども、私のところにもそうなんだけれども、例えばもう古い市営住宅は五十年がたちますから、前に住んでいた人が例えば自分の借りている敷地の中に低木を植えて、それがいつの間にか大木になって、剪定もしてくれという話もきたりするんですけれども、そういう事例というのは把握していますか。 223 建設部参事兼建築住宅課長 連絡をいただくケースはございます。 224 小林 薫委員 修繕もそうなんだけれども、勝手にものを植えたり、小動物を飼っているのもいますね。隣で猫の声がするとか、犬の声がするとか。そういうのもよく現場を見なければわからないけれども、特に古い市営住宅、年数がたっているところは、結構自分勝手に使っている方もいらっしゃるというのもある。  もう一つ、お風呂は自己設置じゃないですか。そうすると、例えば七十、八十の高齢者の方が今、例えば風呂釜が壊れたとなると、今のはいいけれども高いから、今この時点で七十、八十でローンを組むこともできない。もう十万円から上ですよね、今のは。浴槽も古かったりすると、それこそ三十万円もかかってしまうというので、設置することができないと。設置したところであと何年入れるのだろうということで、市のほうに入浴券を出してもらいたいと言っても、市のほうが来るとお風呂を直せと、そういう指導をされるというんですけれども、その辺のところは特に今答弁されたように単身の高齢者の方が多くなっていますから、さっきの話じゃないけれども、シャトルバスを使って二百円で風呂に入れる時代だから、それを考えると十万、二十万の風呂を設置しろというのは酷かなと思いますので、その辺のところは福祉とよく連携していただきたい。 225 建設部参事兼建築住宅課長 委員がおっしゃる点は考えておりますので、今後検討していきます。      (質疑終結) ○討  論  な  し
    ○採  決  簡易採決 原案可決      (休  憩)      (再  開)  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一一五号 川越市産業観光館の指定管理者の指定について ○提案理由の説明(産業観光部副部長兼産業振興課長) ○質  疑 226 小高浩行委員 本会議の質疑の中でもあったんですけれども、今回の指定期間を一年間延長する理由が東京二〇二〇オリンピック前に指定管理者の変更等があって、改修のために休業期間を避けるというような御説明があったかと思うんですけれども、これは仮の話で恐縮なんですが、指定管理が変わった場合に改装の期間というのは、今の指定管理者が請け負ったときが参考になるかと思うんですが、どれぐらいの期間を要すると思いますか。 227 産業観光部副部長兼産業振興課長 市内部と、あとは民間のほうにもお願いしまして、見積もった結果がございます。現在と内容が変わりますと、まず原状回復といいますか、撤去をする必要があると。それも屋内と屋外の設備等を撤去する必要があるということと、それプラス改めて新しい指定管理の内装工事をするということで見積もったところですが、明治蔵、大正蔵、昭和蔵それぞれにつきましておよそ百三十五日から百四十六日程度、約四カ月半程度を要するという結果をいただいているところでございます。 228 小高浩行委員 かなりの長期間で休業になるのを避けるために延長したいというのはわかるんですけれども、今の指定管理を決めるときの期間が限られていて十年ですか、それが一年延びることによって何かやり方というか、今の運営の仕方がオリンピックに向けて改善といいますか、何か変わるような部分というのはあるんでしょうか。 229 産業観光部副部長兼産業振興課長 今回の主な目的はオリンピックに向けてと、観光客がふえていく中で休業させないということが目的となっておりまして、一年延長というだけですので、指定管理の中身については従前どおりということで考えております。  ただ、オリンピックに向けてということでございますので、それに向けて川越市でゴルフ競技が開かれることをPRするようなイベントですとか、あとはふえていくであろう外国人観光客向けのイベントといいますか、もてなしというか、そういった形については取り組んでいく予定でございます。 230 小高浩行委員 わかりました。  食ですとか特産物の提供とか、この産業観光館の目的に沿ったような運営で、さらにお客様を呼べるようによろしくお願いいたします。 231 今野英子委員 今、指定管理の期間が一年間ということだったんですが、一年後にまた改めて指定管理者を選ぶと思うんですが、そのときには同じということもあり得るんですか。 232 産業観光部副部長兼産業振興課長 次の、つまり令和三年度からの指定管理につきましては、今度はオリンピックのような特別な事情がないものと考えておりますので、基本的には公募によって指定管理者を選定する手続で進めたいと考えております。 233 今野英子委員 わかりました。  あと確認なんですが、川越市産業観光館蔵里に行く場合に、観光客がバスで川越に来た場合、あの近くにバスというのはとめる場所がありますか。 234 産業観光部副部長兼産業振興課長 蔵里の敷地内に大型バスを二台とめるスペースがございまして、今のところそれで対応しておりまして、月間約六十台、七十台バスを誘致しているという状況でございます。 235 今野英子委員 二台で駐車場がいっぱいになることはないんですか。 236 産業観光部副部長兼産業振興課長 大型バスで御来館される方については、事前に御連絡等をいただいておりますので、時間の調整をしながらバスの停留所とかを確保しておりますので、基本的にはそういった御連絡いただいた以外のバスについては、来ることはないというのが現状でございます。 237 今野英子委員 あと、本川越駅から産業観光館に向かうところの案内表示というのは、わかりにくいかなという声もいただいておりますが、多分今二カ所あるかと思うんですが、二カ所でよろしいのか。 238 産業観光部副部長兼産業振興課長 現在は本川越駅から出まして本川越駅前通り線を喜多院方面に向かって、ちょうど蔵里に左折するところの交差点の対角線上に二カ所、羽根型の表示がございます。 239 今野英子委員 それで十分だと思っているのか、その辺はどうですか。もう少し駅を出たところにも一カ所ありませんでしたか。 240 産業観光部副部長兼産業振興課長 駅を出たところは私は存じ上げていないのですが、案内表示については決して十分ではないと思うのですが、もし設置するのであれば人の動線等も考えながら、より遠くのほうから設置していく必要があるのかなと考えております。  今、案内表示だけでなく、インターネット等のマップみたいなものもかなり発達しておりますので、そういうところへの訴え掛けも含めて、今後検討してまいりたいと考えております。 241 今野英子委員 現在、昭和蔵のリニューアル、利き酒を今やっていると思うんですが、オープンしたときからこれまでに品種といいますか、そういうのは定期的に変えたりとか何かしているんですか。 242 産業観光部副部長兼産業振興課長 お酒についてはなるべくリピーターの方にも来ていただきたいと思っておりますので、三十五蔵のお酒を満遍なくというのを基本にしながら、大体月に一回程度の入れかえ等を行っていると。ただ、人気があるものについては、一定期間は残しておくというような形で対応しているというところでございます。 243 今野英子委員 私もその利き酒どころのところは、結構市民の方からも喜ばれているという声も聞いていますので、ちょっとわかりづらいというのもよく聞くので、そこのところも含めて市民の皆さんや観光客の皆さんにわかりやすく、せっかくの施設ですので使用してもらうのがいいかなと思うので、よろしくお願いいたします。 244 中原秀文委員 今回の延長はオリンピックの期間中に休業が生じないようにということだったかと思いますが、オリンピックの開催に備えるとしたら、どれくらい前から準備をしておけばよかったのか、確認させていただければと思います。 245 産業観光部副部長兼産業振興課長 施設の適正な管理ですとか、あるいはおもてなしを含めた円滑な運営ということを考えますと、少なくともオリンピックの一年ぐらい前には指定管理者が決まっている必要があったかなと思っております。  ただ、今現在の指定管理者についても平成二十二年四月から十年間という契約の中で指定管理をやっていただいておりますので、二〇二〇オリンピックに合わせれば一年前、つまり今年度ぐらいから入れかわっていれば、問題なく運営できたのかなと思うのですが、十年間の指定管理期間がございますので、これまでに著しく問題があったというわけでもない中で、それをいきなり短縮させるということは少し難しかったということでございます。 246 中原秀文委員 理解させていただきました。  今回は一年間という期間ですけれども、次の十年間を考えたときに、一年間の延長だけで足りるのか、もう少し時間をかけてしっかりと検討したほうがいいのではないかとも考えられますが、そのあたりはどのようにお考えなのか伺います。 247 産業観光部副部長兼産業振興課長 本来であれば来年度から次の指定管理に向けて公募等をすべきだったところなんですが、それもオリンピックの関係でこうして一年延長という形で運営させていただいております。これは特別な事情ということで考えております。基本的には次は公募ということを想定しておりますので、今回についても特別な事情で一年限りと判断させていただいたところでございます。 248 中原秀文委員 次の事業者を選定されるときにもぜひたくさんの方が入館されるような、そういう事業者を選んでいただきたいと思いますので、一生懸命に努力していただければと思います。よろしくお願いいたします。 249 小林 薫委員 産業観光館はこの数年で幾らか収益が出始めたと。それはわかったんですけれども、株式会社まちづくり川越の経営状況はどうなんですか。わかる範囲内で。 250 産業観光部副部長兼産業振興課長 指定管理者であるまちづくり川越で見ましても、当初蔵里の工事を行うときに借入金とかがございましたので、債務超過という状況に陥ってございましたが、これは平成二十九年度の決算から解消されております。  現在はまず株主資本が三千五百万円ございますが、これが全て回復している状態ではございませんけれども、毎年毎年の株主総会に提出されます財務諸表の中では、純資産としては黒字化しているという形になっております。 251 小林 薫委員 このまちづくり川越の代表取締役、立原氏はDMOの代表というのでもありますし、商工会議所の会頭でもあるわけですよ。お一人の方が三つの会の代表をおやりになっていて、収益も出ているということなので、さほど心配していたことにはなっていないのでよかったかなと思いますけれども、今後のDMOもありますので、そこのところを少し注意深く見守っていたいと思いますので、適切に運営できますようにお願いいたします。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一一九号 令和元年度川越市一般会計補正予算(第五号)の所管部分 ○提案理由の説明(農政課長、都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長、          建設部副部長) ○質  疑 252 小高浩行委員 川越駅西口市有地前の乗降場の整備に係る補正の関係なんですけれども、これは補正前の請負金額が三千万円でいいんでしょうか。 253 川越駅西口まちづくり推進室副参事 そのとおりでございます。 254 小高浩行委員 今回の補正について本会議場の質疑でもあったんですけれども、金額が千三百万円ということで、もとの工事費の四割以上の補正額ということで、路盤が当初想定していたよりも悪かったとか、いろいろ理由はあるのかなと思うんですけれども、再度その辺の事情を教えていただけますか。 255 川越駅西口まちづくり推進室副参事 当初、歩道を切り欠く部分の舗装のみを行う予定でしたが、車道部分の舗装が想定以上に傷んでいたため範囲を広げまして、車道の舗装をうちかえることといたしました。歩道についても一部の横断勾配が経年劣化により基準から外れていたことや、既存の平板ブロックの老朽化が進んでいたことから、平板ブロックの新設も行うこととしました。また、当初は昼間工事の施工を予定しておりましたが、車の交通や歩行者の安全性を考慮して、一部の工事を夜間にて行うようにしております。  以上の理由によりまして、補正額が多くなっております。 256 小高浩行委員 桐野委員からの質問の中にもあったかと思うんですけれども、事前にしっかりと調査すれば、ある程度くみ取れた部分もあるのかなと思うんです。今回は補正の額が当初の額に対してあまりにも大き過ぎるような気がするので、その辺は改めて慎重に積算していただきたいと思います。  あと、このバスの乗降場がバス三台分というようなお話を伺っているんですけれども、形状について何か斜めにつけるとか、横づけで三台縦に並ぶとか、その辺はどういう形状を想定されているのでしょうか。 257 川越駅西口まちづくり推進室副参事 バスがとまる先は、バス面が切り欠く形で縦に三台並ぶような形で考えております。 258 小高浩行委員 そこの乗降場というのは、繰り返しいろんな乗降者が使うというような、時間を区切ってといいますか、そんな利用方法ということでよろしいでしょうか。 259 川越駅西口まちづくり推進室副参事 実際のところは送迎バス協議会というところがダイヤを調整して運行する形になっております。 260 今野英子委員 本会議でも何点か質疑はしているんですが、そのときに聞いていないので、すみません、川越駅東口アトレ周辺の照明工事について内容をお伺いしたいと思います。 261 道路環境整備課長 川越駅東口アトレ周辺道路照明灯改修工事についてでございますが、内容といたしましては年度当初の四月、五月の工事の閑散期を有効活用いたしまして、発注、施工を分散化、平準化することによりまして、工事の計画的な推進を図るものでございます。  内容といたしましては、平成の初めごろに設置しました道路照明灯に関しましてLED化によりまして、来年七月にございますオリンピック開催までに更新しようとするものでございます。 262 今野英子委員 わかりました。  今、東口駅前デッキとかも工事しておりますが、この照明灯の変更については、安全対策で何か工夫されていることとかがありますか。特に警備員を置くとか、そういうことはなくて、工事をされるということなんですか。 263 道路環境整備課長 先ほどの説明が足りませんでしたが、今回の照明灯の更新工事につきましては、東口のペデストリアンデッキの工事とは別のアトレ周辺の道路照明灯について更新を行うもので、施工時については誘導員を配置しまして、安全に施工するものでございます。 264 今野英子委員 わかりました。  引き続き安全対策に留意して、本当にあの辺は人が行き交うので安全には注意して進めていただきたいと思います。 265 小高浩行委員 債務負担行為についてお尋ねいたします。  江川流域都市下水路応急排水ポンプ等設置管理業務委託で、常用電源を設けるということなんですが、これは応急ポンプを設置したときに常用電源を設置できなかった理由が何かあるんでしょうか。今回、債務負担行為にした理由を教えていただきたい。 266 建設部参事兼河川課長 今年度まで車上に載せた発動発電機でもって電源として対応しておりましたけれども、今後速やかに対応ができるということで常用電源を検討しているところでございます。この予算を補正いたしまして常用電源で使いたいということでございます。 267 小高浩行委員 そのポンプを設置したときに同時に常用電源化というのは、何かできない事情があったんですか。 268 建設部参事兼河川課長 応急ということもございまして、計画的に東京電力から電源を引くためには、設置する工事費、工事期間がかかるということがございましたので、そのような対応をさせていただきました。今後はこの形で常用電源化を進めたいと思います。 269 小高浩行委員 わかりました。よろしくお願いいたします。  今回、施工発注時期の平準化ということで五件、債務負担行為にしていただいているんですけれども、今後もできるだけ平準化のほうを努めていただいて、よろしくお願いしたいと思います。 270 中原秀文委員 川越駅西口市有地内の乗降場整備の関連でお伺いしたいと思います。  増額の理由については先ほど小高委員の質疑で確認をさせていただきましたので、その他いくつか確認させていただきたいと思います。現在、西口周辺に送迎バスの停留所が幾つかあると思いますが、まずその数を確認させていただきたいと思います。 271 川越駅西口まちづくり推進室副参事 道路上にある川越駅西口周辺の送迎バスの乗降につきましては、現在、川越駅南大塚線上に四カ所、ウェスタ川越北側の川越所沢線上に三カ所の合計七カ所ございます。道路上以外にもウェスタ川越大型駐車場に一カ所ございますので、乗降場としては合計八カ所でございます。 272 中原秀文委員 合計八カ所あるということを確認させていただきました。道路上で運営しているのは七カ所だと思うのですが、そのうち三つは今回の市有地前の乗降場の整備で対応できると思いますが、それ以外の四つについてはどのようにする予定かお伺いいたします。 273 川越駅西口まちづくり推進室副参事 現在、道路上で運用している七カ所のうち川越駅南大塚線の三カ所については、もともと運用しておりました乗降場でございます。こちらについては平成三十年度に行いました実態調査の結果から、現時点では交通への影響が少ないため、引き続き運用する予定でございます。市有地前につきましては、もともとそのうちの一台分ということで運用しておりましたが、今回三台分とまれるよう整備いたしますので、市有地前は二カ所新設になりますので、暫定で運用している四カ所のうち二カ所を市有地前に移設したいと考えております。  そうしますと、二カ所が暫定として残りますが、それらの乗降場につきましてはすぐには難しいんですが、将来的な場所等も含めまして川越送迎バス協議会や関係機関と協議しながら、今後検討を進めてまいりたいと考えております。 274 中原秀文委員 そうすると、ウニクスの前のバス停は一つ残るのだと思いますが、そういう理解でよろしいでしょうか。 275 川越駅西口まちづくり推進室副参事 ウニクスの北側に三台あるんですけれども、そのうちの二台を市有地前のほうに移したいと考えております。 276 中原秀文委員 ウニクスの北側の乗降場については、いまだに乱横断をされる乗降者もいると聞いております。今後も引き続き対策については検討していただいて、安全性に留意をしていただきたいと思いますので、その点についてはお願いしておきます。  結構多くの観光バスがウェスタ川越の前にとまるのですが、その対策は何かされているのかお伺いいたします。 277 川越駅西口まちづくり推進室副参事 ウェスタ川越西側に観光バスがとまっている件でございます。  観光バスの一部は川越送迎バス協議会に加入しておりますが、大半の観光バスは協議会に加盟しておらず、不定期で運行しており利用者も不特定であるため、把握するのが今のところ難しい状況でございます。本年十一月に観光バスの運行状況等の調査を行いまして、現在整理しておりますので、その結果を踏まえまして追加調査の必要性や他市の事例等を調査するなどどのような対策ができるか、今後、研究してまいりたいと考えております。 278 中原秀文委員 市有地にも新しく施設がオープンして、もっと人の往来がふえると思います。そんな中観光バスもあり、送迎バスもありと、多くの課題があると思いますので、さまざまな方面から対策をとっていただきたいと思います。これはお願いしておきます。  最後に、繰越明許費の繰り越しの理由に関係機関との協議において不測の日数がかかったとの記載がありますが、その内容をお伺いできますでしょうか。 279 川越駅西口まちづくり推進室副参事 市有地前の歩道を切り欠いて乗降場整備することにつきましては、後続車の影響が少なくなり、横断歩道を渡る歩行者の視認性の向上にもつながることから、関係機関である埼玉県警の了解はおおむね得ておりました。  しかし、追加聴取しますと一般車も停車しやすくなり、送迎バスのトラブルのおそれがあったり、またそれにより送迎バスの運行が円滑に行われないのではと懸念されたこともありまして、その運用方法について協議に時間を要したものでございます。  その後の協議で送迎バスの乗降場であることがわかるような標識や看板の設置、また路面の舗装を変えることで車道と乗降場の区分を明確にするなど、一般車とのトラブルを避ける対策を行うことや、送迎バスの利用者の待機や乗車方法などを検討しまして、一般歩行者との錯綜対策などを行うことにより調整がついたものでございます。 280 中原秀文委員 理解させていただきました。  運用開始まで想定できないことも多々あると思いますが、想定できることは事前に対策をとっていただきたいと思います。また、供用が開始されてからも、しばらくは安全性が図られるよう、しっかりと見ていただき対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 281 岸 啓祐委員 土地改良事業の補正でございますけれども、一千四百五十八万三千円ということでございますが、久下戸が申請している埼玉型ほ場整備事業、これはたしか一カ年だったように思いますが、この補正によりまして事業は完結するんでしょうか。 282 農政課長 埼玉型ほ場整備事業でございますが、工事自体は令和元年度から三年度までの三カ年の工事となっておりまして、来年度の令和二年度にやる事業を今年度に前倒しで進めるための補正予算となっております。 283 岸 啓祐委員 三カ年の令和三年度までの事業の変更はないということでよろしいですか。 284 農政課長 そのとおりでございます。 285 岸 啓祐委員 主に今回の補正の事業内容は、どのような工事なんでしょうか。 286 農政課長 今回の事業内容でございますが、令和二年度に実施する予定でありました水路、支川の導水路七百二メートルの整備の分の前倒しでやるというものでございます。
    287 明ヶ戸亮太副委員長 先ほど中原委員の質疑の御答弁の中で、西口の観光バスの件でお話がありました。観光バスなので観光客の方が多く歩道に集まるんですよ。そうなると、自転車に乗っている方も歩道ですので降りて歩かなくちゃいけないんですよね。ただ、人がいっぱいで通れないという話があって、ここについて先ほど対応については今後行っていきたいという話があったんですけれども、いつぐらいまでに対応はできるんでしょうか。 288 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 具体的な対応までの期日は特に決めておりませんが、今後、その調査の状況を見ながら具体的に検討を進めていきたいと考えております。  今、委員から御指摘のございました観光バスの乗降の観光客の方が歩道に出ている状況ですが、調査の段階でも幾つかは確認ができたところもございますが、最近は大分誘導員の方とか添乗員の方が誘導するような形で、例えばウェスタ川越のところでしたら広場を御利用されたりとかということがございますので、それらについても今後きちんとルール化が検討できるか考えていきたいと思っております。 289 明ヶ戸亮太副委員長 幾つかはそういうような状況が散見できたというお話だったんですけれども、では、自転車に乗っている方たちは降りて歩道を通りたいと。けれども、人がいて通れないとなると、自転車に乗って車道を走れといった場合は、大型バスですと右からまたいでいけということですよね。それの対策ができずに今現状はあるわけだと思うんですけれども、それでよろしいですか。 290 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 御指摘のとおり、危険な状態が続くということもあるかと思いますが、できるだけ早い時期に対策ができるように検討していきたいと思いますので、御理解いただければと思っております。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一二二号 令和元年度川越市水道事業会計補正予算(第一号) ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼総務企画課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一二三号 令和元年度川越市公共下水道事業会計補正予算(第一号) ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼総務企画課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第一二四号 令和元年度川越市一般会計補正予算(第六号)の所管部分  議案第一二五号 令和元年度川越市公共下水道事業会計補正予算(第二号)                               二件一括議題 ○提案理由の説明(産業観光部副部長兼産業振興課長、都市計画部参事兼公園整備          課長、建設部副部長、上下水道局副局長兼総務企画課長)      (休  憩)      (再  開) ○質  疑 291 中野敏浩委員 排水ポンプ車の追加導入の件なんですが、こちらのほうは、年間の維持経費というのはどのくらいかかるものなんでしょうか。      (休  憩)      (再  開) 292 道路環境整備課長 排水ポンプ車の年間の維持経費でございますが、排水ポンプ車の点検業務委託の費用といたしまして年間二十一万円程度でございます。 293 中野敏浩委員 こちらはかなり大きい車両かと思うんですけれども、特殊車両とかそういうことなんでしょうか。職員の方でこれを動かせる方というのは、どれくらいの方がいらっしゃるんでしょうか。 294 道路環境整備課長 現在のポンプ車でございますが八トン車でございまして、八トン車の中型の免許を持っている職員が運転が可能となります。 295 中野敏浩委員 今回の台風でいろんなポンプですとか除塵機ですとかの故障があったかと思うんですが、その中で故障はしていないんですが、伊佐沼代用水から伊佐沼のところに入る用水のところの除塵機に大量の稲わら等がつきまして、故障になったかどうか不明なんですけれども、水の流れを阻害してしまったということがあったかと思うんですけれども、その辺の把握はされているんでしょうか。 296 建設部参事兼河川課長 今、委員の御指摘の台風第十九号によりまして、田んぼ等から流れ出た稲わらにつきましては市内各所ございまして、今のところとか砂地内の各所につきましては、河川課で対応して処理しているところでございます。 297 中野敏浩委員 芳野地区の古川排水と伊佐沼代用水で下流に水が流れていくような形になっているかと思うんですが、その間に菅間堰がございまして、その開閉によって水の流れが変わるんですが、その辺の管理といいますか、例えば当日の管理とかはどのようになっていたんでしょうか。 298 建設部参事兼河川課長 菅間堰エリアにつきましては、荒川右岸の用排水土地改良区のエリアの中で、その辺も含めまして河川課と連携をとりまして堰の調整を確認しているところでございます。 299 中野敏浩委員 荒川右岸という言葉も出たんですが、管理自体はどちらの管理になっているんでしょうか。 300 建設部参事兼河川課長 荒川右岸です。 301 小高浩行委員 農林水産業費の市有井戸の復旧というのがあるんですが、これはどういう井戸で、どういう復旧工事をされたのか、内容を教えていただきたい。 302 農政課長 市有井戸につきましては四基ございまして、そのうちの二基、名細地区、下小坂と平塚新田にございます二基の制御盤が水没してしまいまして、それの交換等の修理になります。 303 小高浩行委員 今回の復旧でその水没という経験を生かして何かかさ上げとか、そういうことは当然なさるんでしょうか。 304 農政課長 そちらもあわせて検討して対応してまいります。 305 小高浩行委員 わかりました。  災害復旧費で古川の十七号橋の復旧があったんですけれども、これは本会議のほうで出水期までに修繕というような御答弁があったんですけれども、出水期というのは具体的に何月ぐらいを目安にしているんでしょうか。 306 道路街路課長 出水期というのは六月から十月末までのことをいいます。  それで、補修におきましては五月末までに修繕を予定しております。 307 小高浩行委員 農作業に支障のある方もいらっしゃるということなので、できるだけ早くよろしくお願いしたいと思います。  次に、土木費の公園施設の復旧の関係なんですけれども、今回、いつもの出水よりも規模が大きかったので、土砂の流出とかがかなり被害があったと思うんですけれども、ちなみに河川敷グラウンドは毎年のように水害被害を受けているんですけれども、例として寺山緑地はことしどれくらいの期間に利用できたんでしょうか。 308 都市計画部参事公園整備課長 寺山緑地につきましては、今回の台風でかなりの被害が出ておりまして、今、上流から下流にかけて全てのグラウンドが利用できない状況でございます。もともと寺山緑地自体が水はけが悪い土地でございまして、その辺も踏まえまして国土交通省と今後どういう対策をとるかということも含めまして、今検討している状況でございます。  あと、期間につきましては、六カ月ぐらい台風で利用できなかったということでございます。大変利用者には御迷惑をおかけしているところでございます。 309 小高浩行委員 わかりました。  ことしの三月まで使えなくて四月からやっと使えるようになって、半年でまた水害に遭ってしまったんですけれども、そういった緑地施設について機能的にかなり不十分というか、問題があるんじゃないかと思うんですけれども、今後も豪雨の発生が予測される中で、市としては河川敷の施設についてどういうふうに考えられていると思うんですけれども、どうですか。何か考え方というのはありますか。 310 都市計画部長 河川敷のグラウンドですけれども、ある意味で普段使っていないところを有効に使わせていただいているというところはあると思っております。本来であれば、そういった水害のないところにグラウンドを確保していければ一番いいところではあるんですけれども、現状、市街地に適地のあるところで申し上げるとなかなか難しいような状況でありますので、私どもとしても毎年多額のお金をかけて修繕していかなければいけないことに対しては思うところも正直あるんですけれども、現状はグラウンドの数とか、そうした部分を考えていくと、しばらくは使っていかざるを得ないのかなというところでございます。  ただ、できるだけ私どもとしても御不便をおかけするような話にはなりますので、修繕なり何なりというのはできるだけ早くやっていくといったところでやっていければいいんじゃないかと思っているところでございます。 311 小高浩行委員 場所によっては今、農地を転用するのがなかなか難しいという課題もあるかと思うんですけれども、借地とかそういうこともありますので、ぜひ御検討をいただきたいと思います。  他市の事例で土砂の流出防止も兼ねて、背の低い雑草の種をわざとまいて緑地化して、土砂の流出を防ぐというような事例があるように聞いているんですが、そういったものは御存じでしょうか。 312 都市計画部参事公園整備課長 浸食や風化を防止するために、そういう地衣類といった植物、地面を横にはうようなものを植えていくということは、国土交通省からも一定の効果があるということで聞いておりますので、河川管理者の国土交通省や埼玉県と双方で協議しまして、今後、検討させていただきたいと思います。 313 小高浩行委員 緑化という意味とそういった土砂の流出防止というダブルの効果もありますので、利用者に支障が出るようなことがあっては困るんですが、けがのないように刈り取りとかをして維持がされれば、そういった効果もあると思いますので、御検討をよろしくお願いしたいと思います。  次に、債務負担行為の関係なんですけれども、災害復旧資金の融資に係る利子補給なんですけれども、十年間ということなんですが、これは借入期間が十年間という制限があるんでしょうか。 314 産業観光部副部長兼産業振興課長 今回、台風第十九号で被災した企業の方が、復旧資金の融資を受けた場合の利子補給と考えているんですが、一つの例といたしまして埼玉県でやっております経営安定資金等がございます。こういったものを一通り見ていきますと、通常、設備資金等については融資期間が十年が一般的ということで、十年の設定をさせていただいたところでございます。 315 小高浩行委員 早期復旧ということで、ぜひこれは進めていただきたいと思います。  次に、同じく債務負担行為で古川排水機場一号ポンプの修繕というのがあるんですけれども、これはどういった修繕で、今回、台風十九号と故障の関係というのは何かあるんでしょうか。 316 建設部参事兼河川課長 今回の台風第十九号に伴う排水機運転後の点検によりまして、府川地内の古川排水機の第一号ポンプを稼働するための羽根の周辺の部品が欠損したということが確認されたため、交換修繕ということでそういう期間を要するということもありまして、債務負担行為の設定をさせていただいたところでございます。 317 小高浩行委員 議場での質疑の中でもあったんですが、この排水機場については、今回の台風十九号に関してその最中、前後にきちんと稼働していたというような解釈でよろしいでしょうか。 318 建設部参事兼河川課長 そのとおりでございます。 319 小高浩行委員 これは前に私も一般質問等をしたこともあるんですが、古川排水機場周辺の床上・床下浸水の被害等も発生していますので、ぜひポンプの修繕とあわせて何かそういう能力の増強とか、ポンプの増設とかも、できれば御検討いただきたいと思います。これは申し述べておきます。  次に、水路の整備工事が小ケ谷地区にあるんですが、この内容について教えていただきたい。 320 建設部参事兼河川課長 小ケ谷地区の県道の川越・日高線に架かる初雁橋南側の約二百メートルにある水路でございまして、降雨等によって流水しました素掘りの水路でございまして、隣接民有地が浸食されたということがございましたので、これを改善するための水路整備でございます。 321 小高浩行委員 今回のこの補正とは関係ないんですけれども、小ケ谷の取水堰が壊れて実際に機能していないというようなお話もあるんですけれども、そういったものについても撤去するには水路を利用している方たちの負担でというようなお話も伺っていますので、何か改善策があれば、今後、水路の改修とあわせてそういう樋管といいますか、取水口の修繕といったものも御検討いただきたいとお願い申し上げておきます。 322 今野英子委員 土木費の各種公園整備事業で、台風十九号によって被災した公園の設備等、遊具の破損とか故障で被災されたみたいなんですが、具体的にはどこが壊れたのですか。 323 都市計画部参事公園整備課長 伊佐沼公園にあります遊具でございまして、原因といたしましては隣接地に大きな木がございまして、この木が倒木した影響で今回遊具の復旧ということです。 324 今野英子委員 そうしますと、今、その遊具は使用禁止になっているんでしょうか。それとも使用できているのか。 325 都市計画部参事公園整備課長 現在も利用ができないように使用禁止にしております。 326 今野英子委員 そうしますと、スケジュール的にはいつごろ直る予定なんでしょうか。 327 都市計画部参事公園整備課長 今回補正予算で御承認いただいて、皆さん利用される方が結構多いということがございますので、今後早めに復旧のほうを考えております。 328 今野英子委員 わかりました。  伊佐沼公園は本当に皆さん市民の方、また市外からも利用されている方は多いと思いますので、できるだけ早く修繕をしていただきたいと思います。  あと、繰越明許費の補正の中で災害復旧費で、新河岸駅のエスカレーターが台風十九号によって故障しているということで、本会議場でも御答弁がありましたが、改めて故障の理由をお伺いいたします。 329 道路環境整備課長 今回の新河岸駅西口のエスカレーターの故障でございますが、今回の台風第十九号によりまして想定外の雨水が吹き込みまして、その雨水がエスカレーターの地下ピット部に流入し、設備類、機械類が水没により故障したものでございます。 330 今野英子委員 台風十九号が十月十二日でしたので、市民の皆さんもその後に使えないというのはわかっていたんですが、その後に少し経過いたしまして張り紙が出されたときに、今は張り紙が出されているんですけれども、それには七月ごろと書いてあるんですけれども、市民の皆さんももっと早く直るんじゃないかというか、なぜそれだけ時間がかかるのかというのがやはりわからないんですよね。今言われたように想定外の雨だったといっても、新河岸駅がオープンしたのが二年前ですよね。なので、二年で想定外の雨でエスカレーターが故障することがあるのかなというのが正直なところで、当初の設計とかでミスがなかったのか。その辺の検証が必要ではないかと思うんですけれども、どう考えているんでしょうか。 331 新河岸駅周辺地区整備事務所長 エスカレーターの設計につきましては、東武東上線の霞ヶ関駅もすぐ直前に施工したんですけれども、構造上、全て東上線にあるエスカレーターは、ほぼ一緒の構造になっております。新河岸駅の場合、半屋外用というタイプのエスカレーターを使用しております。屋内用、屋外用、半屋外用と三種類のエスカレーターがあるんですけれども、そのうちの半屋外用で、少し雨風にさらされるという想定のもとで基本は使えるというふうに想定して設計して施工させていただきました。  ただ、今回は先ほども説明がありましたように、想定を大幅に超える雨や強い風によって一時的に急激に吹き込んだため、一気に水が浸入したということが故障につながったと考えております。 332 今野英子委員 設計の段階では問題がなかったような発言なんですが、一応見込みが七月ぐらいということなんですけれども、特注品だというようなことなんですが、なぜこれだけ時間がかかってしまうのか、お伺いしたいと思います。 333 道路環境整備課長 エスカレーターは特注品といいますか、受注生産品でございますので、メーカーに確認しましたところ、製作にやはり六カ月程度が必要だということで、これから発注準備を進めて製作にとりかかって、復旧ができるのが七月ごろと、そういう見込みでございます。 334 今野英子委員 今回一千二百万円になっているんですが、これは国から何か補助とかがなくて、全て市の持ち出しということでよろしいですか。 335 道路環境整備課長 費用の関係でございますが、現在、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法に基づきまして災害復旧事業への適用に向けて、今、その申請手続を進めている状況でございます。  ただ、現段階では全て国庫事業になるとは確定していませんが、適用に向けて現在、申請しているという状況でございます。 336 今野英子委員 そうすると、適用されない場合は幾らかかるんでしょうか。 337 道路環境整備課長 エスカレーターの復旧についての総額は一千二百万円でございます。 338 今野英子委員 補助がなければ、市が一千二百万円全て持ち出すということでよろしいですか。 339 道路環境整備課長 市が全て持ち出しということになりますが、市債の適用については検討しております。 340 今野英子委員 わかりました。  あと、その新河岸駅ができてまだ二年なんですが、協定とかも結びながらやってきたと思うんですけれども、その辺の保証といいますか、瑕疵担保責任というのは自然災害では適用されないということなんですか。 341 新河岸駅周辺地区整備事務所長 瑕疵担保責任とかに関する協定に関しましては、駅の実施設計の段階で仕様書の中に瑕疵担保についての特記仕様として書き込んでおります。それが通常、竣工から二年という形になりますが、瑕疵担保につきましては自然災害等は適用されず、通常の使用において不具合が発生したとか、そういった場合に適用されますので、今回は適用にならないと。
     また、エスカレーター自体のメーカーの保証がありますけれども、これも通常の使用において故障が発生した場合に適用されるということで、今回はいずれも適用外ということです。 342 今野英子委員 確認なんですが、先ほど東上線沿線の駅のエスカレーターは、全て同じメーカーでつくって使用しているということでよろしいですか。 343 新河岸駅周辺地区整備事務所長 今回の台風の後に東武鉄道のほうに問い合わせました。管理につきましては、東武鉄道が管理しているものしかわからないんですけれども、川越市の場合は自治体で管理していることもありますが、東武鉄道のお持ちになられているエスカレーターは、構造は全て一緒と。メーカーは三菱だったり、日立だったりするんですけれども、基本的な構造に関しては一緒だということを東武鉄道から伺っております。 344 今野英子委員 やはり市民の皆様は本当に今、階段を利用されているんですけれども、特に新河岸駅の階段は長いというか急というか、本当に大変そうなんですね。なので、市民や利用者の方とかが不便を強いられているんですけれども、市としてはどのように感じているのか。夏まで使えないということに対して、どのように考えているのかお伺いいたします。 345 道路環境整備課長 確かにエスカレーターの復旧は七月の見込みでございますが、エレベーターもございますので、そちらで一部の方についてはご利用をお願いしたいと思います。 346 今野英子委員 本当に朝の忙しいとき、高齢者の方とかはエレベーターを利用できる方はいいんですけれども、やはり皆さん本当に朝は忙しそうに昇っていったりとかしているのを見ていると、一日も早い復旧が待たれるところなんですが、時間もかかるということなんですけれども、メーカー保証とか何かしらそうしたことができなかったのかなと、保証が適用されるような方向になればよかったなと思うんですけれども、二年で一千二百万円かけてまた直すというのが、市民の税金で行われているわけですので、やはりそういうところは設計段階といいますか、問題はないという御答弁をいただいておりますけれども、二年で故障したら市民の皆さんは理解がなかなか得られないと思うんですね。なので、今後もまたエスカレーターをつくるところもあると思いますので、そこのところはしっかりとしていただきたいと思います。 347 中原秀文委員 商工費の中小企業関係融資の百万円についてお伺いします。たしか本会議場で件数については御答弁があったと思うのですが、積算の根拠について確認させていただければと思います。 348 産業観光部副部長兼産業振興課長 中小企業関係融資の利子の補助の積算根拠でございます。  十一月一日と五日に川越市のほかに関東経済産業局、埼玉県と商工会議所とともに被災地の企業を回ってまいりました。主に下小坂、平塚地区と川越東部工業会、芳野台、それとあと、商工会議所が会員企業にアンケートをしておりましたので、そのアンケートから把握できた被災企業、そして罹災証明のほうの申請があった企業ということで、おおむね五十八社をたしか回ったと思います。  その中で被害に遭ったと確認できたのが三十六社ございまして、中には敷地内に浸水しただけという方もいらっしゃって、具体的な被害額が出ていないという方もいらっしゃいました。  最終的に被害額の算定の基礎になったのが、本会議でもお答えしました十六社、そのトータルが約六億五千六百万円となっております。まだ、予算が確定していないので、これは見込みという段階なんですが、今後、国と県で自治体連携型補償金というのを今想定していまして、こちらは補助率が四分の三で、上限額が五千万円という見込みになっております。  被災した企業がこれを全て適用した場合に、その残った金額について借り入れを行うという想定のもとに積算しておりまして、その融資見込み額が四億六千七百万円、そこに返済期間十年、金利一%で月々の金額を計算いたしまして、今回は百万円ということで積算しているところでございます。 349 中原秀文委員 そうすると、この百万円は、今年度中の分ということでよろしいですか。 350 産業観光部副部長兼産業振興課長 十月十二、十三日、この辺で被災しており、早期復旧したいということですので、今月中に借り入れをして利息が発生する企業があると思います。一応ことしの分を想定して、今回提案させていただいております。 351 中原秀文委員 十年間で幾らぐらいかかるか算出しているようでしたらお答えいただきたいと思います。 352 産業観光部副部長兼産業振興課長 今想定しております十六社が想定した金額で借り入れを行った場合、十年間のトータルでおよそ二千三百五十万円ほどの利子補助になると見込んでおります。 353 中原秀文委員 理解させていただきました。  中小企業の皆さんも立ち直るのに今必死になっていると思います。幾つかの会社さんからもその旨を聞いていますので、ぜひしっかりと対応していただきたいと思います。また、今後も水害のおそれがあるところは、水害に遭わないような対策も、これを機会に一緒に講じていただければと思いますので、その辺も含めて対応をよろしくお願いいたします。 354 桐野 忠委員 エスカレーターのことを聞こうと思いましたけれども、結構聞いたのでやめます。  それで、農業災害対策のほうで農業ハウスの再建等の補助が出ておりますが、本会議場では再建予定の対象としている農業ハウスが十棟で、程度として全壊が五棟、ビニール破れ等が五棟、補助事業を希望しないのがほかに六棟、金額では農業ハウスが四百十六万八千円、農機具が七百三十九万一千円、合計で一千百五十五万九千円という御答弁がありましたけれども、まずこの再建の対象をどのように確認されたのかをお伺いしたい。申請があったのか、それともどういったルートで確認されたのか。 355 農政課長 まず、災害が起こったときに市の農政課、農業委員会、県の農林振興センター、JAいるま野と協力して調査を行いまして、全体の把握をしました。台風第十九号をあわせた被害が、十一業者で十六件、そのうち実際に補助を受けるかどうかを聞き取り、相談しまして、ビニール破れの軽微等の方はやめますというような申し出を受けて、最終的に補助を受ける農業者の人数を出しております。 356 桐野 忠委員 何で聞いたかというと、川越は台風十五号での千葉県のあそこまでの被害は多分ないと思うんですけれども、千葉のほうではこの台風で農業を諦めてやめてしまうとか、被害に遭ってこの機会にやめてしまうとか、そういったところが多数あったと聞いたものですから、確認のために川越市は千葉みたいな台風十九号で諦めて今回で農業をやめてしまうとか、そういったところはあるんですか、ないんですか、わかれば。 357 農政課長 現状やめてしまうという、そこまで深刻なお話は聞いておりません。 358 桐野 忠委員 農業というのは本当に大事な部分で、本会議場でも岸議員が一般質問で治水の話もされていましたけれども、今まで以上に災害も今後ふえる可能性もありますし、それぞれの市内の農業、農家に対してできる限り寄り添って意見を聞きながら、できることは対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。申し置きだけにしておきます。  もう一つ、排水ポンプ車の購入先を中野委員が質疑されていましたけれども、まず今回購入するのはどういった形で使うのか。寺尾の内水被害に対応するものなのか、市全体で考えているのかをお伺いいたします。 359 道路環境整備課長 今回の台風第十九号のように市内に数カ所冠水被害が発生した場合に、水防活動に対応できるようにもう一台の追加購入を検討しているものでございます。 360 桐野 忠委員 ということは、二年前の台風二十一号のときと今回の十九号で、寺尾地域に国交省のポンプ車と合わせて何台だったかちょっとあれですけれども、今回購入したものも台風十九号で使ったわけなんでしょうけれども、ポンプ車といっても気になったのは寺尾だけじゃないかもしれないんですけれども、配置する場所、時間帯、それとどこに、いわゆる場所と時間とどこに排水するのかというのを明確にして、その災害によって当然違ってくるんでしょうけれども、一番効果的な配置の仕方ということを検討されて購入されているのかというところをお伺いしたい。 361 道路環境整備課長 寺尾の場合はある程度排水を想定して、どこに排水するかというのは具体的に決まっております。今回、下小坂が冠水しておりましたので、その辺の状況を踏まえて今後訓練等も実施しながら、より排水が適切にできる場所を設定していきたいと考えております。 362 桐野 忠委員 特にずっと寺尾の話をせざるを得ない状況があるんですが、これで二回目ですよね。今回、排水ポンプ車を購入したということを市民が知ったときに、全くちゃんともう対応していただいているんだと。ところが、大きな災害が来て、また同じようなことになってしまうと、やはり特に寺尾の人たちは非常にもうつらい。  できる限り有効にさっき言ったような、今はもう想定されているという話でしたけれども、訓練も含めてどの場所で、雨が降ってきてどの時間帯で排水ポンプ車を設置するのが一番効果的なのかというところをもう一回計画を見直していただいて、ぜひ対応していただきたいと思いますので、その辺は申し述べておくだけにしておきますので、よろしくお願いいたします。 363 小林 薫委員 今、桐野委員の話を聞いていて思ったんだけれども、このポンプ車はさっきの答弁だと、八トンなので中型免許が必要だと。そうすると、職員だか所管の中で運転できる方は何人いらっしゃるんですか。 364 道路環境整備課長 正確にはもう一度確認しないとわからないですが、今、私が把握しているのは二人はいるということです。 365 小林 薫委員 二人ですか。  二人でこのポンプ車を入れると二台になると。この方々は災害とか大水が出そうなときには有休もとれないんだ。 366 建設部長 先ほどの中型免許ですけれども、中型免許は一般的に以前から普通免許で切りかえた方が中型免許ですので、確認したのが二人なんですが、原則は免許を持っている人で運転できるということで八トン車を購入していますので、この後も基本的には確認はまたさせていただきますが、今いる職員でもできるようにしていると。  それから、今おっしゃっていたような御心配があることもございますので、今度今の管理事務所の職員が全部できるかというところも、大変厳しいところもあります。ですので、土のうとかのそういう話、委託等も含めて、今後検討してまいりたいと考えております。 367 小林 薫委員 ぜひその免許持っている方を把握しておいて、そういう時期にうまく、人数が足りないということが起きないようにというのもそうだけれども、あとは人事でどういう異動をさせられちゃうか、それは皆さん方には人事権がないから、市長が決めるだけだから、こういうのは市長にも言わなくちゃいけないけれども、そういうところをちゃんと配慮してもらわないと困るなということをよく認識してください。  あと一点、さっき今野委員からお話があった新河岸駅のエスカレーターのあれだけれども、これを設計施工したのはどこですか。 368 新河岸駅周辺地区整備事務所長 川越市と東武鉄道の間で協定を結びまして、東武鉄道から関連会社である東日本総合計画というところが、受注して設計しております。 369 小林 薫委員 そこが半屋外用のエスカレーターでいいといったわけですよね。  例えばこれは屋外用だったら、こんな被害が出なかったということは考えられませんか。 370 新河岸駅周辺地区整備事務所長 その件に関しましては検証していないので、今この場でははっきりとしたお答えは申し上げられません。 371 小林 薫委員 もし屋外用でこういう被害が出なかったというのであれば、半屋外用にしたのはこの東武鉄道と関連会社であるんだから、ちゃんとこれは責任をとってもらうべきだよ。だって、設計ミスでしょう、屋外用にしておけばよかったんだから。想定ができなかった範囲なのかどうかも含めて、今後ぜひ検証していただきたいと思いますので、これは申し上げておきます。ぜひお願いいたします。 372 桐野 忠委員 公共下水道事業会計補正予算のほうで災害復旧工事で小畔川と出ていましたけれども、小畔川の護岸というのは、管理しているのは市か。 373 下水道課長 小畔川自体を管理しているのは埼玉県でございます。今回、復旧する内容につきましては、市の放水路で排水しております排水管が、ちょうどこの小畔川に排水しているはけ口がございまして、その部分が今回、台風の影響によりまして崩れたということで、上下水道局のほうで復旧するものでございます。 374 桐野 忠委員 台風十九号で排水管が崩れたんですか。 375 下水道課長 排水している状況でございますけれども、ちょうど小畔川の放水敷のところに水路状の形態で排水している状況となっております。その中で台風第十九号の影響によりまして小畔川自体の水位が上がったときに、その水路を超える際に水の影響を受けまして、低水護岸のほうが崩れたということで、今回やるものでございます。 376 明ヶ戸亮太副委員長 繰越明許費のほうの下小坂樋管周辺内水対策設計の進捗状況と今後の進め方と、あわせて天の川排水機場除塵設備の復旧について、こちらは内容についてお伺いしてよろしいでしょうか。 377 建設部参事兼河川課長 初めに、下小坂樋管周辺の関係でございますけれども、下小坂地内の県道片柳・川越線の棘橋から約四百メートル下流の小畔川左岸に位置する下小坂樋管周辺において、内水による道路の冠水が発生していることから、その解消も含めて国との協議をしている中で、今回、内水排水の施設の設計業務を行っているところですが、その中で今回、台風第十九号が発生いたしましたので、実際に降雨等を考慮しまして検討を行って、次年度にわたる期間を要するということもありまして、繰越明許を設定したものでございます。  それから、天の川の排水機場の関係でございますが、こちらは下小坂地内の資源化センター北側の小畔川左岸に位置する天の川排水機場内の除塵機になりますけれども、これはごみを排水するときに撤去するための機械でございまして、そこが故障したため本復旧をするということでございます。事業の質を確保するということも含めて、次年度にわたる期間を要するということもございまして、繰越明許を設定したという状況でございます。 378 明ヶ戸亮太副委員長 下小坂地区は年に一回は床下浸水とかをしてしまう地域ですので、今特にこのような大きな被害もありましたので、地元の方の心理的ストレスも大きいと思いますので、一日も早い対応をしていただきたいと思います。  あと一点、新河岸駅のエスカレーターの件で、今いろいろお話を聞いて思ったんですけれども、これはメーカー保証みたいなものというのはないんですか。 379 新河岸駅周辺地区整備事務所長 三菱製のエスカレーターを導入しています。こちらにつきましては、メーカー保証は二年ついているんですけれども、今回の災害というようなものに対しては保証が利かないと。通常保証において何か問題が発生すれば保証の対象になります。 380 明ヶ戸亮太副委員長 保証外ということはわかりました。ありがとうございます。  逆に、これがもし保証に当てはまるような保証の仕方であれば、保証は下りるわけだと思うんですけれども、その際はそれでも七月まで時間がかかってしまうんですか。要するに、パーツがないとかあるとかというお話だったんだと思うんですけれども、保証が該当する壊れ方をしたとしても、七月まで待つものなんですか。 381 道路環境整備課長 今回のエスカレーターの故障につきましては、水没によって故障しておりますので、部品交換をするということで今、製造に六カ月を要するということですので、保証が利いたとしても復旧の見込みは七月ということでございます。 382 明ヶ戸亮太副委員長 要するに、今回は保証が利いたとしても何カ月も待たなくちゃいけないということは、設計段階ではもう皆さん御存じだったんですか。 383 新河岸駅周辺地区整備事務所長 設計の段階では、推測ではっきりと確認していませんが、そこまでのメーカーとの協議はかわされていないと思います。あくまでも施工に関する瑕疵担保については、設計の段階で実施設計の最後に仕様書の文面で取り決めしていますけれども、今回のエスカレーターのメーカー保証は、恐らく直接明記はしていなくて、保証書がついていて一定の条件下で、いわゆる家電製品についているのとさして変わらないような形、それも確認してからでないとはっきりとは申し上げられませんが、恐らくそういうような保証になっていると思います。 384 明ヶ戸亮太副委員長 保証の金額云々の話じゃなくて、利用者さんの利便性とかを考えたときには、保証でお金だけではなくて、迅速な対応がしてもらえるような事前準備というのも必要かなと思いますので、これだけ申し上げておきますのでお願いいたします。      (質疑終結)  議案第一二四号 令和元年度川越市一般会計補正予算(第六号)の所管部分 ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  議案第一二五号 令和元年度川越市公共下水道事業会計補正予算(第二号) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査  とすることに決定した。 ○閉  会  午後四時一分 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...