川越市議会 2019-09-20
令和元年 産業建設常任委員会 会期中(第1日・9月20日)本文
△会場 市役所 第五委員会室
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△出席委員
委 員 長 近 藤 芳 宏 議員 副委員長 明ヶ戸 亮 太 議員
委 員 中 野 敏 浩 議員 委 員 小 高 浩 行 議員
委 員 今 野 英 子 議員 委 員 桐 野 忠 議員
委 員 中 原 秀 文 議員 委 員 岸 啓 祐 議員
委 員 小 林 薫 議員
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△市議会議長
議 長 三 上 喜久蔵 議員
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△説明のための出席者
上下水道事業管理者 福 田 司
【産業観光部】
部長 井 上 敏 秀
副部長兼
産業振興課長 粟生田 晃 一
雇用支援課長 福 田 和佳枝
農政課長 小野寺 雅 樹
観光課長 飯 野 英 一
【都市
計画部】
部長 二 瓶 朋 史
副部長兼
建築指導課長 河 原 房 夫
参事兼
公園整備課長 大 成 一 門
参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 野 口 幸 範
都市
計画課長 小 林 武
都市景観課長 福 釜 周 二
都市整備課長 町 田 猛
交通政策課長 間仁田 雅 彦
開発指導課長 高 梨 直 人
川越駅
西口まちづくり推進室副参事 島 田 純 一
新河岸駅
周辺地区整備事務所長 小 林 学
【建設部】
部長 宮 本 一 彦
副部長 吉 野 実
参事兼
建設管理課長 山 崎 悟
参事兼河川課長 染 谷 経 夫
参事兼
建築住宅課長 落 合 福 寿
道路街路課長 谷 澤 浩
用地課長 新 井 賢 一
道路
環境整備課長 小 林 孝 至
【上下水道局】
局長 石 井 隆 文
副局長兼
総務企画課長 近 藤 正 広
副局長兼事業
計画課長 桑 原 善 行
参事兼財務課長 高 木 康 行
給水サービス課長 吉 田 和 博
水道課長 眞 野 和 幸
下水道課長 前 島 清 孝
上下水道管理センター所長 堅 木 和 美
【農業委員会】
事務局長 宇 津 克 巳
副事務局長 石 田 秀 樹
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△事務局職員
議事課副課長 堀 口 秀 一
議事課主査 関 俊一郎
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○開 会 午前九時五十四分
(休 憩)
(再 開)
○議 題
所管事項の報告について
(資料配布)
卸売市場法の改正に伴う
川越総合卸売市場(株)の対応について
○報告説明
2 農政課長 平成三十年六月二十二日に公布、施行が令和二年六月二十一日となります
卸売市場法の改正に伴う
川越総合卸売市場株式会社の対応につきまして、資料に沿って御報告いたします。
まず、一、
卸売市場法改正の概要でございます。
食品等の流通の多様化に対応するため卸売市場法が改正され、卸売市場の開設に関しまして、許認可制にかえて認定制を設ける等の規制の見直しがされております。
卸売市場法の主な改正点でございますが、
埼玉川越総合地方卸売市場が該当する
地方卸売市場につきましては、市場の開設者を
都道府県知事の許可から認定へと変更となっているほか、卸売業者につきましては、
都道府県知事が許可しておりましたが、規定が削除されております。
続きまして、二、
川越総合卸売市場株式会社の対応についてでございます。
市が出資しております
川越総合卸売市場株式会社では、改正法第十三条の規定に基づきまして、本年十二月下旬以降に埼玉県知事に認定申請を行う見込みです。
以上、大変雑駁ではございますが、御報告とさせていただきます。
○質 疑 な し
川越農業振興地域整備計画の
基本計画の変更について
○報告説明
3 農政課長
川越農業振興地域整備計画の
基本計画の変更につきまして、資料に沿って御報告いたします。
まず、一の
農業振興地域整備計画です。
本
計画につきましては、
農業振興地域の整備に関する法律第八条第一項に基づき、総合的に農業の振興を図るべき地域を明らかにし、土地の農業上の有効利用と農業の近代化のための施策を総合的かつ
計画的に推進することを目的として、
都道府県知事からの指定を受けて市長村が定める
計画です。本市におきましては、昭和四十九年三月三十日に整備
計画を策定し、平成三十年度まで五回にわたり部分的な見直しを実施してまいりました。
続きまして、二、今回の変更の趣旨ですが、法第十二条の二第一項により、おおむね五年ごとに行うこととされております基礎調査の結果を踏まえ、三の
農業振興地域整備計画を構成する八つの
計画にございます(2)から(8)の
計画について、
基本計画の数値等の見直しを実施したものです。
以上、大変雑駁ですが、御報告とさせていただきます。
○質 疑
4
中原秀文委員 説明ありがとうございました。今回大きく変わった点を簡単で結構ですので説明していただけますか。
5 農政課長 今回の主な変更点ですが、平成二十九年度に行った基礎調査による農用地の面積等の変更がまず一つございます。
計画書で申し上げますと、十ページにございます第三、農用地等の保全
計画の中の数値等です。それと、第四次総合
計画との整合を図るための変更をしています。
内容につきましては、
グリーンツーリズム関係の記載をしています。それと、平成三十一年三月に策定されました川越市農業振興
計画との整合を図るための整理をしています。それと、
計画書の末尾に附図がついていますが、そちらの附図二、
農業生産基盤整備状況図と附図三、
農用地等保全整備状況図などを追加しています。
6
今野英子委員 今回、
基本計画の変更について、変更を行ったことによって、今後、川越市の農業としてはどのようなメリットがあるのかお伺いいたします。
7 農政課長 今回の変更につきましては、川越市へのメリットというよりは、
グリーンツーリズムの整備ですとか、そういったものを明記して今後、整備の推進をしやすくしたというところです。
8
今野英子委員 そうすると、メリットはないという感じなんですかね。メリット、
計画変更してよくなる部分がやはりあるのかなと思ってお聞きしたんですが、特に、定めてそれに向けて推進していくということでよろしいですか。
9 農政課長 メリットがないといいますと語弊がございますが、現状にあわせて表現等を変えておりまして、そういう意味では仕事が進めやすくなるということでございます。
(質疑終結)
川越線南古谷駅に係る
自由通路設置及び橋上化等に関する取組状況について
○報告説明
10
都市整備課長 おはようございます。
都市整備課が所管いたします南古谷駅
周辺地区整備に伴う
川越線南古谷駅に係る自由通路及び橋上化等に関する取組状況について御報告させていただきます。
改めまして、本日御報告させていただきますのは、南古谷駅北口開設に関するその後の
取り組み状況についてです。
平成二十九年度に川越市とJR東日本とで協定を締結し実施いたしました調査設計につきましては、概算工事費が約五十七億円と、ほかの駅の工事費と比較して大きく乖離していることから、工事費をできる限り圧縮した
計画とするためにJR東日本が行った調査設計の内容の検証やより正確な工事費を算出するための地質調査を昨年度実施しこれらの結果につきまして、六月の本委員会に報告させていただいたところです。
その後も工事費を抑えるべく、市といたしましても検討、調査を続けさせていただいておりますが、このたび、1)JR東日本との間で
追加調査設計を実施する協定、2)
公益社団法人日本交通計画協会との間で
追加調査設計の内容を検証等をする業務委託をそれぞれ締結させていただきましたので、御報告させていただきます。
1)の
追加調査設計につきましては、JR東日本との間で工事費の圧縮を図った
計画とするために必要な協議及び調整を行い、概算工事費を改めて算出するものを目的としております。主な見直しの視点といたしまして、一つ目に、地質調査の結果を踏まえ、杭基礎を当初の想定よりも浅い位置や少ない本数にできないか、二つ目に、駅舎や駅務室の配置を工夫したり、利便性を損なわない範囲で施設規模の縮小ができないか、三つ目に、既存の跨線橋やエレベーターを最大限活用することによって、新設のホーム階段を少なくできないかといった内容について、本調査設計に係る協議、調整を通じ、新たな概算工事費を早期に把握してまいりたいと考えております。
次に、2)の技術支援及び
検証業務委託につきましては、1)にて御説明させていただいたJR東日本との協議及び調整に当たり、鉄道技術に関する専門的な支援及び助言をもらうとともに、専門知識を有する第三者の視点で、先ほど申し上げました主な見直しの視点を踏まえつつ、
追加調査設計の内容について検証してもらうものです。
以上、雑駁ではございますが、
川越線南古谷駅に係る
自由通路設置及び橋上化等に関する取組状況についての御報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
11 岸 啓祐委員 すみません、二点の追加調査ですが、委託期間が来年の三月までということですが、中間で何らかの報告を受ける予定はございますか。
12
都市整備課長 一応、協定の期間が来年の三月三十一日までということで、随時、協議はさせていただいているところですが、最終的に、先ほど申し上げました概算工事費が出てくる見通しといたしましては三月に入ってからと考えておりますので、またそちらの内容等につきましては、適宜、御報告はさせていただきたいと考えているところです。
13 岸 啓祐委員 きょう時点では、例えば支持杭のメーターですが、前回は南古谷中のポイントで調査した経過があったということですが、さらに浅いというのはどのぐらいの部分で支持杭を支えられるかということとか、例えば立て坑の本数、何割ぐらい減らせば耐震性も確保されると。当然、公共施設ですので、いろんな乗降客の往来がございますので、耐震性も保持しながら立て坑をある程度制限した上で、全体の概算費用を圧縮するということだと思うんですが、きょう時点では何らか、このぐらいになりそうだということはまだ示されていないという理解でよろしいですか。
14
都市整備課長 実際、協定はもう結ばせていただきまして、七月三日に一回目のJR東日本さんとの協議は進めさせていただいております。その中で、川越市といたしましても、市のほうから六案、検討案を提示させていただいているところです。九月三日に逆にJR東日本さんからは検討案ということで三案御提示いただいております。
また、その市の検討案及びJR東日本さんの検討案につきましては、業務委託を発注しております
公益社団法人日本交通計画協会に資料をお示しいたしまして、内容を精査していただくとともに、技術的な支援及び助言をいただくように調整を進めさせていただいているところです。
深さ等につきましては、前回の委員会でお示しした十四メートルが想定されるところですが、そういった細かい内容につきましては、今後、
追加調査設計を進める中でまた詳しく調査をさせていただきたいと考えているところです。ですから、実際何本少なくなるかにつきましては、今後の
追加調査設計の中で精査してまいりたいと考えているところです。
15 岸 啓祐委員 それでは、市の案とJRの三案のすり合わせ中であるという答弁なのかと思います。理解いたしました。
16
小高浩行委員 初めの1)の見直しのところなんですが、一応視点が三つあって、一点目はわかるんですが、杭の調査を踏まえて、この丸の二つ目と三つ目なんですが、一番初めの案のときにこういうことというのは念頭に置いてJRと協議しなかったんですか。
17
都市整備課長 平成二十九年度に調査設計で当初お出しした中で、そういったいろいろな視点で設計は進めさせていただいたわけですが、概算の工事費が五十七億円という高い金額が示されたものですので、さらに圧縮できる内容がないか、今回の
追加調査設計の中で細かく精査をしてまいりたいと考えているところです。
18
小高浩行委員 厳しい言い方かもしれないんですが、初めの案では理想を追って、理想的にはこれが一番いいんだというようなところで、実際積算をしたら五十七億円というような金額が出てきてびっくりしてしまって、それではだめだというようなことで軌道修正を迫られたというか、そういう状況にあるという解釈でいいんですか。
19
都市整備課長 今、委員おっしゃるとおり、当初の調査設計で概略の設計をやらせていただいた中で、ほかの駅等と比べても高い金額になっていますので、それをいかにコンパクトで利便性や安全性を損なわない範囲で圧縮した金額となるか、今後さらに詰めさせていただきたいと考えておりますので、御理解賜りたいと思います。
20
今野英子委員 2)なんですが、
追加調査設計における技術支援と
検証業務委託をしているわけですが、一番初めにその設計を委託した業者はどこなのか確認したいんですが。
21
都市整備課長 最初に調査設計を行ったところはJR東日本です。
22
今野英子委員 では、一回目に設計をしたのは
東日本旅客鉄道株式会社であって、それが金額がかなり高額だということで、今回それを調査するために今回報告いただいた2)のところの
検証業務委託にお願いしているわけですが、特にこの
東日本旅客鉄道株式会社とお願いしている
公益社団法人というのは特に関連性というか、全く別の、ちゃんと公正にその金額を見れるところなのかどうか確認させてください。
23
都市整備課長 検証業務をしていただいております
公益社団法人日本交通計画協会につきましては、前は、昭和三十二年に建設省が所管している社団法人でして、また平成二十五年度以降は内閣府が所管している
公益社団法人ですので、あくまでもJR東日本さんとそちらの協会はまるきり別の組織、独立している団体です。
24
今野英子委員 そうしますと、公正にしっかりと検証していただけるということで、今後、結果についても報告していただいて、こちらとしてもしっかりとチェックしていきたいなと思います。
25 小林 薫委員 主な見直しの視点で三つあるわけですが、これ見直ししたいというのは川越市が見直ししたいと言っているわけでしょう。川越市が一方的に見直ししたいと言っているだけでしょう。
26
都市整備課長 今回の
追加調査設計にいたしましても、前回の調査設計につきましても、この協定で行っている業務ですので、JR東日本さんと川越市、両方の組織においても見直せるところは見直すという共通の認識のもとに協議を進めさせていただいているところです。
27 小林 薫委員 見直せないと言ったらどうするの、向こうが。見直せないと。向こうが見直せないから、現状、最初の案のままでなくてはできないと言ったらどうするんですか。
28
都市整備課長 先ほど申し上げましたとおり、実際JR東日本さんとの協議は進めさせていただいております。また、検証業務のほうも今、昨日にも協議をさせていただいた中で、技術的な御助言をいただいた内容につきましては、十月四日にJR東日本さんと再度協議する約束をしております。そういった中で、お互いに検証業務の視点も踏まえた中で協議を進めさせていただいて、より圧縮した
計画となるようにJR東日本さんとともに設計のほうは進めさせていただきたいと考えているところです。
(休 憩)
(再 開)
29 桐野 忠委員 さまざま説明聞いて、質疑等を聞いて、この見直しの視点三点を市とJRで進めているんだと思うんですが、この三つを改善されたら、どれぐらいを見込んで出したのか。これをやればどれぐらい圧縮できると見込んでいるんですか。
30
都市整備課長 圧縮額につきましては、今後、
追加調査設計を進めさせていただくところですので、今時点におきまして幾らぐらい安くできるかという見込み額はまだ想定できていないところです。
31 桐野 忠委員 恐らくそういう答弁だろうなと思いましたが、いわゆる六月でも言ったかもしれないが、他駅の工事費と比較して大きく乖離しているという結果が出たという、何で乖離して大きくできたのかというのは、例えば資材の高騰とかさまざま、オリンピック需要だとかの部分もあったりするんだと思うんですが、やはりある程度、当然予算があるわけですから、どれぐらいの規模だったらできるということを踏まえた上で交渉しないと、多分さっき休憩中発言もありましたが、JRのほうに引っ張られてなかなか決まらないんではないかなという心配があったのでちょっと御発言をさせていただきました。その辺を含めて今後進めていただきたいと思いますが、御意見あれば発言していただければと思います。
32 都市
計画部長 今後の進め方、見通しですが、南古谷駅の周辺整備自体は、やはり南古谷駅が地域核に位置づけられているといったこともありまして、我々としては進めていかなければいけない事業だと認識しています。ただ現状として、駅の整備費だけで五十数億円という金額が出ていることについて、我々としてはできるだけ下げていこうというような形で、具体的に、今、幾らであったら進められるのかということについては、鋭意検討しているところですが、地域核に位置づけられていることやいただいた御意見なども踏まえながら今後、鋭意頑張ってまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。
33 明ヶ戸亮太副委員長 御説明ありがとうございました。
当初の調査設計の概算工事費用はJR東日本さんに出していただいたという話だったんですが、その際も費用はかかっているとは思うんですが、委託金額は発生しているんでしょうか。
34
都市整備課長 平成二十九年度に実施いたしました協定金額でございます。最終的に、調査設計の費用につきましては九百二十六万六千四百円をお支払いしております。
35 明ヶ戸亮太副委員長 そちらでJR東日本さんにその金額で出していただいて、余りにも高額だからということで改めて今回とり直し、調査し直しになると思うんですが、そこで九百九十二万二千円発生するのですが、今回はJR東日本さんとの協定の上での工事費用というところなんですが、これ九百九十二万二千円を全額市が負担するんですか、ではないのか。もし割り振りがあれば、その割り振り等を教えていただいてよろしいですか。
(休 憩)
(再 開)
36
都市整備課長 平成二十九年に、調査設計につきましては九百二十六万六千四百円でして、今年度、JR東日本に協定を結ばせていただいた金額、
追加調査設計につきましては九百九十二万二千円になります。そちらの金額は全額市の負担となっています。
(質疑終結)
川越駅東口駅前広場改修事業及び脇田歩道橋耐震化事業の現在の状況等について
○報告説明
37
道路街路課長 おはようございます。
川越駅東口駅前広場改修事業及び脇田歩道橋耐震化事業の現在の状況について御報告させていただきます。
お配りしています資料をごらんください。
初めに、一、事業の概要についてです。
川越駅東口駅前広場改修事業につきましては、竣工からおおむね三十年経過した川越駅東口駅前広場について、利用者の安全の確保と利便性の向上を図るため改修工事を行うものです。
また、脇田歩道橋耐震化事業につきましては、市道〇〇〇六号線と鉄道(JR川越線、東武東上線)をまたぐ脇田歩道橋について、地震に対する安全性の確保を図るため耐震補強工事を行うものです。
次に、工事の概要と現在の状況についてです。
お配りしています資料にそれぞれ図面を添付していますので、あわせてごらんください。
(1)川越駅東口駅前広場改修事業では、現在、公衆トイレ整備工事、ペデストリアンデッキ改修工事及びエスカレーター整備工事を進めております。
アの公衆トイレ整備工事につきましては、男性用、女性用、多目的トイレを設置するもので、十月に供用を開始する予定です。イのペデストリアンデッキ改修工事につきましては、屋根の設置、塗装、タイル交換、車椅子用スロープの改良などを行うもので、現在、足場などの仮設工を実施しており、令和三年二月末の完成を予定しております。ウのエスカレーター整備工事につきましては、上りと下りのエスカレーターを設置するもので、今月九月に着工し、令和二年二月末の完成を予定しております。今後発注する予定の工事につきましては、照明工事、案内サイン工事、地表部工事を予定しております。
続きまして、(2)脇田歩道橋耐震化事業についてです。
アの脇田歩道橋耐震補強工事(下部工)につきましては、橋脚六基の耐震補強をするもので、現在、橋脚の補強を実施しており、令和二年八月末の完成を予定しております。イの今後発注する予定の工事につきましては、上部工の耐震補強工事を予定しております。
三、その他につきましては、今後契約変更が懸念される事項をまとめたものです。
(1)の労務単価の上昇に対する対応としまして、国土交通省から「技能労務者への適切な賃金水準の確保について」に関する通達があり、川越駅東口駅前広場(ペデストリアンデッキ)改修工事及び脇田歩道橋耐震補強工事(下部工)が対象工事となっているため、労務単価の上昇に伴う契約変更が想定されているところです。
(2)の脇田歩道橋耐震化工事(下部工)につきましては、耐震補強に必要な補強杭の施工に当たり、現地を試掘し埋設物を確認したところ、補強杭と干渉することが判明いたしました。埋設物につきましては、設計段階から電気やガスなどが想定されたため、各埋設物の事業者に照会し、その回答に基づいて各事業者と立ち会い調査を行ってきたところではございますが、駅と近接し多くの埋設物がふくそうしていることから、それぞれの埋設位置にずれが生じたものと考えられます。
現在、補強杭の再検討を行っておりますが、この結果をもとに位置や本数などを変更する必要が想定されますことから、契約変更の可能性が予想されるところです。
以上、雑駁ではございますが、川越駅東口駅前広場改修事業及び脇田歩道橋耐震化事業の現在の状況等の御報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
38
小高浩行委員 今の三の(1)の労務単価の関係なんですが、これ設計段階から公共物価とか市中の賃金体系とかを想定して、適正な労務単価で設計した上で契約を締結していると思うんです。契約書の中でも、施工中に急激な経済の変化とか労務単価の急激な上昇とかそういうことがない限りは見直す要件には当たらないと思うんですが、今回のこの国土交通省からの通達というのは何なんですか。よくわからないんですが。
39 道路
環境整備課長 ことしの三月に新しい単価に改定されまして、三月一日をまたいで契約手続をしたものに関して、今回、東口のペデストリアンデッキの工事と脇田歩道橋の工事が該当しますが、その工事につきましては適切に労務費の上昇について対応しなさいという国からの通達がございまして、それに基づいて対応を検討しなければいけないということです。
40
小高浩行委員 そうしますと、今までの公共的な単価を見込んだものに対して、この日付を基準として急激なアップがあったということなんですか。
41 道路
環境整備課長 労務単価におきまして、全職種単純平均で三・三%、加重平均で四・一%、三月段階で上昇したということで今回の措置をしてくださいという通達が来ております。
42 岸 啓祐委員 東口駅前広場改修事業の中の今後発注する予定の工事の中の照明工事ですが、たしか三十年前に竣工したときは、川越市北部の蔵造りの町並みとの整合性を見る中で、新しい近代的な駅前広場空間を創出するということで、現代的な時世ですとか、あれは照明も兼ねていましたが、各柵のちょっと広がった部分に植木鉢もありますが、その辺の高欄の部分には鉄板での蔵造りの屋根を模したようなモチーフの銘板がはめ込まれているんですが、それらについても一部、前回、特別委員会の中でも一部除去しますという話があって、全体的には当時のコンセプトがものすごく変わっているわけです。現在のダイダイ色の照明につきましては、極めて足元とかあの辺の周辺にたまっている人物の顔すらなかなか目視できないような暗さでありますので、今後の照明工事
計画はどのような内容になっているでしょうか。
43 道路
環境整備課長 今回の改修工事で膜屋根を設置する予定になっておりますので、膜屋根の下に新しくLEDの照明を設置する予定です。既設の照明につきましては、改めてLEDに交換していきまして、適切な照度を確保するように今、設計のほうを調査している状況です。
44 岸 啓祐委員 それでは、膜屋根の下にならない既存の照明についてはそのままという理解でいいんですか。
45 道路
環境整備課長
基本的には同じ位置のものを取りかえるということですが、配線については全て交換したいと考えております。また、全てLED化を図っていきたいと考えております。
46 岸 啓祐委員 照明の色は白色系に変わるという理解でいいんですか。今、ダイダイ色の淡い色になっています。あれよりももっと照度が上がるという理解でいいんですか。
47 道路
環境整備課長 駅前広場の照度は決まっておりますLEDの白色のものになるということです。
48 岸 啓祐委員 できましたら、照度を上げるような照明器具の選定とか、全体的なイメージをここでコンセプトを変えるわけですから、あわせてその辺の御検討もお願いしたいと思います。
49
今野英子委員 先ほど労務単価の上昇のお話がありましたが、どれぐらい多くなりそうなのかというのは計算できているんですか。
50 道路
環境整備課長 東口のペデストリアンデッキに関しましては、まだ概算でございますが、一千四百万円ぐらいです。
51
道路街路課長 脇田歩道橋の下部工につきましては、労務単価の上昇に関しましては、約六百万円ぐらいの増額の見込みです。
52
今野英子委員 わかりました。
この間、建設労働者の賃金がなかなか低いということもあって、多分国のほうでは見直しをしてきているので、今回の賃金水準の確保というのはいいとは思うんですが、やはりいろいろと金額が増してきて契約に変更があると思いますが、引き続きしっかりと事業が推進していっていただきたいなと思います。
あと脇田歩道橋なんですが、やはり安全対策が、やはりあそこ踏切があったりしますので、あと信号機で結構いつも渋滞していますよね。なのでやはり、六月議会も他の委員さんからも指摘があったと思いますが、引き続き安全対策のほうをよろしくお願いします。
53 小林 薫委員 今の賃金の話ですが、それはいいんだが、実際に現場で働いている方々の賃金がちゃんと得られているのか。わかるわけ、皆さんが。値上がりした分がちゃんと現場で働いている労働者の方、労務者の方々にちゃんとアップされた分が支払われることが確認できるわけですか。
54 道路
環境整備課長 手続的には、事業者からこういう通達があったので、その見直しをしてくださいという依頼がありまして、それで検討するような内容になりますので、そのときにまた改めて確認をしてまいりたいと思います。
55 小林 薫委員 それはだから、契約業者との話でしょう。だから、働いている人たちは契約業者の社員ではないこともあるじゃない。子会社、孫会社、孫請けとか、その方々もちゃんと適正な賃金をアップした分だけ受け取っていることを確認できるのかと言っているの。ただ業者の言いなりでもってアップして、親方だけがもうかっちゃって末端で働いている方々は前と変わらないんではないのと。それでは言いなりじゃないのというの。それが確認できるんですかと聞いているの。確認できないんでしょう。公契約ではないんだもの。
56 建設部長 私どものほうで賃金の支払いまで追いかけることは現実、現状としては不可能です。ですので、設計変更の協議の中で、国からの通達のそういう趣旨ですから、業者のほうにもそういったことについてきちんと御理解いただくように、反映されるようにお願いしてまいりたいと考えております。
57 小林 薫委員 公契約ではないから、具体的に、では幾らで働いているかというのはなかなかわからないし、あるいは、だって臨時的な方もいらっしゃるわけだし、人手不足で。ちゃんと上がった分、働いている方々に適切な賃金が払われるよう、時機を見て指導してください。
58
中原秀文委員 まず、東口の駅前広場の件でお伺いします。アとウに関してはオリンピック前に完成するという予定だと思いますが、イに関しては、令和三年の二月末完成予定になっています。オリンピックまでにどの程度まで仕上がるのか、そのオリンピックの前後、しばらく工事をお休みにするとか、その辺のあたりの
計画があればお示しいただければと思います。
59 道路
環境整備課長 委員のおっしゃるとおり、イのペデストリアンデッキの改修工事につきましてはオリンピック前までに完成はできませんので、できればオリンピックまでに膜屋根の設置までは進めたいと考えております。
60
中原秀文委員 屋根の設置をということですが、中途半端な状況になってしまうのか、それともオリンピックの前までにはある程度きれいにして、オリンピックが終わってからまた再開するのか、オリンピックの期間中は工事をやっているのか、やっていないのか。そのあたりをお伺いできればと思います。
61 道路
環境整備課長 オリンピックの大会等関係部署とまた協議をして、その辺の状況を検討したいと思います。
62
中原秀文委員 オリンピックで相当数の方がお見えになるということも予測されていますので、そのあたりも含めて検討していただければと思います。
先日の祝日の日に川越駅東口に行かせてもらったのですが、既に壁が建っていて、アトレのほうに向かったところ、通路が相当狭くなっていたんです。休日だったものですから警備員の方もいなくて、行き交うのに狭いなと感じました。何かしらの対応を考えているのか。そのあたりをお聞かせいただければと思います。
63 道路
環境整備課長 今現在、仮設工事を行っておりまして、仮囲いが大分進んでまいりました。仮囲いで先が見通せなくて一部狭くなっているところにつきましては、隅切りをとってなるべく先が見通せるような対応を考えております。また、矢印とか案内については、よりわかりやすく、より大きくということで対応を考えております。ガードマンにつきましては、先日いなかったということですが、土日を含めました朝七時から夜七時までの間、配置しておりまして、拡声器を持たせまして、複数の人数により適切に案内できるように配慮していきたいと思います。
64
中原秀文委員 西口の市有地の工事では透明なパネルを使って解放感を持たせるような工夫をされていたと思いますので、同様な方法も含め御検討いただいて、より安全性を高めていただければと思いますので、よろしくお願いします。
次に、脇田歩道橋の件ですが、工事として下部工と上部工とあると思いますが、どのような進捗状況になっているのかお伺いできればと思います。
65
道路街路課長 脇田歩道橋の下部工の進捗状況について御説明させていただきます。
耐震補強を行う六基の橋脚のうち、アトレ前の橋脚と西側の駐車場付近にある橋脚の二基につきましては、補強用の鋼鈑の取りつけなどを実施し、川越まつり前には補強工事が完了する予定となっております。また、残りの四基につきましては、工期末の令和二年八月末に向け、川越まつり後の十一月から補強工事を実施する予定です。
今後の脇田歩道橋の状況ですが、脇田歩道橋の上部工の工事を予定していまして、上部工の耐震補強工事につきましては、下部工の工事がある程度進捗した状況で発注する予定で、令和三年度末の完成を予定しております。
66
中原秀文委員 状況はつかめました。
先ほどのその他の(1)については、他の委員の質疑から理解させていただきましたが、(2)の契約変更の可能性が想定されますと書かれていますが、どのようにそのあたりを考えているのかお聞かせいただければと思います。
67
道路街路課長 今後、先ほどの契約変更の可能性が予想されるということですが、国の変更等を今、調査、検討している状況ではございますが、契約約款に基づき、受注者との協議並びに手続を行い工事を進めながら、年度の終わりごろの契約変更をしてまいりたいと考えております。
68
中原秀文委員 年度末に向けて小さい変更も含め様々な変更もあると思いますので、そのあたりも当委員会で随時報告していただければと思いますので、よろしくお願いします。
(質疑終結)
(休 憩)
(再 開)
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○議 題
議案第五五号 平成三十年度川越市水道事業の利益の処分について
○提案理由の説明(上下水道局副局長兼
総務企画課長)
○質 疑 な し
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 原案可決
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○議 題
議案第五六号 平成三十年度川越市
公共下水道事業の利益の処分について
○提案理由の説明(上下水道局副局長兼
総務企画課長)
○質 疑 な し
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第五七号 平成三十年度川越市
一般会計歳入歳出決算認定についての所管部
分
○提案理由の説明(産業観光部副部長兼
産業振興課長、都市
計画部副部長兼建築指
導課長、建設部副部長、農業委員会事務局長)
○質 疑
69
小高浩行委員 平成三十年度主要事業の
取り組み状況調べの三十四番の決算シート、しごと支援センター移転についてお尋ねいたします。
埼玉県企業人材サポートデスク川越との連携ということで、ウェスタ川越に移転されたわけですが、具体的にこの連携の内容というのはどういうことがあったんでしょうか。
70
雇用支援課長 連携の内容ですが、県の企業人材サポートデスクという部署がございます。こちらの部署は県内企業の人材確保の支援を行っているところです。県と情報を共有するということで、企業の求人とうちのほうの求職者のニーズとのマッチングを図るという連携をしております。具体的に申し上げますと、川越しごと支援センターの利用者の方に対して、県との共催による就労セミナーであるとか、ミニ面接会というものを県で行っていますので、そちらの御案内をしたり、逆に県でそういうイベントがあったときにはしごと支援センターのほうを御紹介していただいているというような連携を図っています。
71
小高浩行委員 移転してから半年間という形の決算になりますので、成果がなかなか難しいのかなと思うんですが、平成二十九年度の来所人数に対して、平成三十年度は来所者が五千四百三人から六千百四十六人にふえています。ただ、職業紹介の実績が二十九年度の二千九十八件から一千七百四に減少してしまっていて、就職件数も三百十件から二百六十四件に減ってしまっているんですが、この辺の要因といいますか、何か理由はどういうふうに考えているんでしょうか。
72
雇用支援課長 しごと支援センターの利用者数は、やはりウェスタで利便性がよくなったということでふえたと思っております。また、職業紹介と就職件数が減っていることに関しましては、一時期ほど雇用状況が悪くないので、雇用状況がよくなったというものプラス、ここには求人検索機というのがありますので、御自分で求人検索機だけをごらんになる方もいらっしゃったりするので、この利用者数がふえているが、特にこちらでの紹介の就職には結びついていないものもあると感じております。
あと、また最近では民間の職業案内とかもふえておりますので、選択肢が広がっていることも原因の一つではないかと考えております。
73
小高浩行委員 わかりました。
いろいろそういう社会経済情勢の変化で雇用
環境は動いていると思いますので、これからも支援、よろしくお願いしたいと思います。
続きまして、主要な施策の成果に関する説明書の八十七ページ、芳野台体育館の運営管理とサンライフ川越の運営管理なんですが、今回、使用料の見直しは見送られてしまったんですが、この料金体系が他の川越市のスポーツ施設ですとか文化施設と若干違っているようなんですが、その辺の料金設定の理由というか背景みたいなものがあったら教えてください。
74
雇用支援課長 こちらの料金体系につきましては、もともと昭和六十一年の四月から川越市社会体育館条例により決められています。当時どうしてこの金額になったかはわからないんですが、市民体育館等を参考にして決めたと聞いております。それから特に大きな改定を行わないまま今まで来てしまい、ほかの体育館等と違っているものと思っております。
75
小高浩行委員 この勤労者の福祉というような目的もあると思いますので、その辺は今回は利用料見直しは見送られましたが、適宜見直しに向けて取り組んでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、同じく九十一ページの農業委員会事務なんですが、農地法に基づく事務処理、各種うたわれているんですが、平成二十九年度に比べて合意解約というのが六十五件から十一件に極端に減ってしまって、面積も一千八十三・五アールから百四十八・七アールということで大幅に下がってしまっているんですが、この辺の理由は何か。
76 農業委員会副事務局長 御答弁申し上げます。
平成二十九年度から平成三十年度に減っている理由ですが、平成二十九年度中におきましては、名細地区における圃場整備事業がございまして、その際に、これまで使用貸借等の合意契約を結んでおったところを一度解約した経緯がございます。平成二十九年度はそうした非常に多くの合意解約があったんですが、三十年度につきましては平年並みの合意解約件数になっているという理由です。
77
小高浩行委員 わかりました。
同じく、売買と転用の件数、あるいは自己転用、転用の関係が二十九年度に比べると若干ふえている感じもあるんですが、この辺は何か傾向みたいなものはあるんでしょうか。
78 農業委員会副事務局長 農業委員会といたしましては、恐らく社会情勢等の変化、高齢化等に伴う相続の発生での土地の売買、異動が生じたことによりこういった転用がふえているものと考えております。
79
小高浩行委員 わかりました。
先ほど農業の
計画の見直し等も行われているようですので、引き続き適正な農業振興に努めていただきたいと思います。
同じく九十二ページになりますが、園芸特産振興の地場農産物消費拡大事業費補助で、従来から川越産サツマイモの川越いも研究会という団体に対しては補助金を交付していたんですが、今回、川越市ぶどう生産組合に新たにPRグッズ等を作成したということなんですが、この辺のブドウ生産者の数ですとか、どういったPRグッズを作成されたのか教えてください。
80 農政課長 川越市ぶどう生産組合が実施した農産物のPRグッズにつきましては、平成三十年度は、のぼり旗を五十本ほど作成しまして、会員二十二名に配布しています。主にぶどう生産組合、直売が主体ですので、その直売所のところに立てている状況でございます。
81
小高浩行委員 わかりました。
ブドウって地域が限定されるのかなと思うんですが、引き続き何かそういう六次産業化ではないですが、そういう動きがあれば支援をしていただきたいと思います。
同じくその項目で、平成二十九年三月十四日に武蔵野落ち葉堆肥農法が日本農業遺産に認定されたんですが、この落ち葉堆肥農法というようなものに対しての何かPRとか啓発みたいな事業は平成三十年度はなかったんでしょうか。
82 農政課長 日本農業遺産、武蔵野落ち葉堆肥農法につきましては、現在、関係市町とよく連携して事業を実施しているところですが、落ち葉掃き体験の実施等、川越市内で行われる場合は広報川越を通して募集したりしています。あとは、農業ふれあいセンター祭りの際に落ち葉堆肥農法のPR等をしているところです。
83
小高浩行委員 これから農業の
グリーンツーリズムみたいなものも推進されるということですので、そういう中でもそういった落ち葉堆肥農法もPRするような形でお願いしたいと思います。
続きまして、九十五ページの商工業振興の地域のしごと総合ポータルサイトの運営なんですが、これは何か成果といいますか、アクセス件数ですとか、何年かもう続いていると思うんですが、支援している効果みたいなものが何かわかるようなものは出ているんでしょうか。
84 産業観光部副部長兼
産業振興課長 地域のしごと総合ポータルサイト運営事業の効果です。このポータルサイトについては、若者の地元就業ということと、あるいは製品技術をPRしまして、取引の増加、販路拡大を狙った二つの側面を持っております。
今お話しいただきましたアクセス分析という点で申し上げますと、平成三十年四月から三十一年一月までの十カ月間、いつもこの十カ月で数字をとっているんですが、アクセスユーザー数は九千六百八十一件。ちなみに前年が七千五百十六件ですので、前年比一二九%。あと、閲覧された方がどこのコンテンツ、何ページのぞいたかということなんですが、プレビューされたページ数は三万六千八百五。昨年が二万三千百七十ですので、前年比一五九%ということになっております。
それから、掲載している企業からアンケートのほう協力いただいて、効果検証をさせていただいているんですが、その中では、このポータルサイトをきっかけにした問い合わせがあったとお答えいただいた企業が二件、あとは特に採用についても、大学生から二件、高校生から一件問い合わせがあったというようなアンケート結果が得られている状況です。
85
小高浩行委員 いろんな企業間を結ぶというようなことも非常に大切で、特に中小の企業の場合は手段が限られると思いますので、これからもぜひ積極的にといいますか、わかりやすい、あるいはアクセス数がふえるような工夫を行っていただきたいと思います。
続きまして、九十九ページ、地籍調査なんですが、毎年度、一定、ある程度の規模の地籍調査が順次行われているんですが、この報告の中にもあるとおり、万が一災害等が発生した場合の復元というような課題もあると思うんですが、現在、平成三十年度末で未調査になっている地域というのはどれぐらい残っているのかというのはわかりますでしょうか。
86 建設部参事兼
建設管理課長 地籍調査の進捗状況につきましては、一番最初、昭和四十五年からスタートしている事業です。現在のところ、約四〇%完了しているような状況です。
87
小高浩行委員 面積だとどれぐらいですか。
88 建設部参事兼
建設管理課長 完了面積といたしましては四十・四五平方キロメートルです。
89
小高浩行委員 わかりました。
いろいろ地主さんの調整とか大変だと思うんですが、ぜひこれは順次進めていただきたいと思います。
次に、同じく百一ページになります。
電線類の地中化なんですが、今回、台風第十五号でかなり電柱が被害を受けたというようなこともありまして、国のほうも地中化を今後進めていくというようなお話が出ておりますが、この平成三十年度の成果について御説明をお願いしたいんですが。
90 道路
環境整備課長 この事業の市道〇〇〇三号線から〇〇〇六号線、一三四二号線に関しましては、自治体管路方式で現在地中化されている沿道で、家の建設等があった場合の取り出し工事を東京電力さんに委託をして実施しているような内容です。新たな地中化に関しましては、道路街路課の都市
計画事業で進めております。
91
小高浩行委員 聞き方が悪くてすみません。
平成三十年度に新たな地中化をされた路線というか、結果というのはどうなっているんでしょうか。
92
道路街路課長 地中化の工事を実施している路線ですが、都市
計画道路の川越駅南大塚線を実施しているところです。三十年度に工事を実施しています。
93
小高浩行委員 これなかなか電力とかその他の事業者との調整というのは大変だと思うんですが、またお金もかかることだとは思うんですが、やはり防災面もありますので、あと景観上の問題もありますので、幹線道路については今後も引き続き取り組んでいただきたいと思います。
続きまして、百三ページになりますが、広域幹線の整備、あるいは用地のところに関連しますが、仮称川越東環状線の用地の買収、六百六十九・二二平米、この場所と今後の見通しみたいなものを少し教えていただきたいんですが。
94 用地課長 広域幹線につきましては、市道〇〇二三号線、府川地内の道路を今、用地買収しておりまして、北環状線が開通しまして、今後工業団地のほうに向かって買収をしていく予定です。
95
小高浩行委員 県道の交差点改良絡みの買収というのは今回この中に入っているんでしょうか。
96 用地課長 主要地方道川越栗橋線もちょうど交差点部分が絡みますので、そこも県の協定を結びまして、買収をしていく状況です。
97
小高浩行委員 見通しとして、三十年度の経過を踏まえて、あと何年くらい、その辺あたりの交差点改良の見込みは、立ちますか。相手があることなので難しいと思うんですが、希望的な観測でも結構です。
98 用地課長 交差点部分につきましては、コンビニ等お店関係があるものですから、交渉しているんですが、相手方の御理解をいただくのに時間を要すると予想しております。時間的にはなかなか明示はできないんですが、交渉は今、継続はさせていただいている状況です。
99
小高浩行委員 引き続きよろしくお願いしたいと思います。
この東環状線については、もう圏央道ができてからかなり交通量がふえている。大型車が常に通っていますので、この栗橋線の県道の交差点の改良にこだわらずに、まだその先の路線もありますので、できるところから順次、一刻も早く進めていただきたいと思いますので、これはお願いしておきたいと思います。
(休 憩)
(再 開)
100
今野英子委員 それでは、一般会計決算について質疑したいと思います。
まず、労働費、農林水産業費、商工費、土木費の不用額が出ておりますが、それについて主な理由をお伺いいたします。
101
雇用支援課長 労働費の不用額の主なものでございます。
まず、委託料で不用額が出ておりまして、こちらは若年未就労者本人向け事業というのが前年度まであったんですけれども、国の地域若者サポートステーションというものが設置され、この部分の事業を国で行うことになったことにより不用額が出ました。
また、補助金のほうで認定職業訓練校補助金は申請がなかった状態です。この訓練校自体が今休校中ということで、こちらの分が不用額となりました。
また、勤労者団体運営補助金が丸々一年度ではなくて、途中からの交付になったため不用額ができましたので、主なものとしては以上です。
102 産業観光部副部長兼
産業振興課長 商工振興費の不用額について、主なものを御説明申し上げます。
一番金額的に大きなものが一千三百二十万一千円でございまして、これは貸付金でございますが、中小企業関係融資の預託金でございます。預託金は金融機関に預ける原資になる金額です。毎年、予算要求時に現在の貸付残高、もしくは今後一年間の貸付見込みに従って計算をしているんですが、その見込みより少なかったということで、一千三百万円の不用額が生じたものでございます。
その他補助金等でも五百六十一万五百七十七円の不用額が出ておりますが、これは商店街関係の補助、これは予算要求時に市内の各商店街から翌年度の事業
計画等をヒアリングして積算したものでございますが、何らかの事情等によって事業等が取りやめになったという関係で不用額が生じたものでございます。
103 農政課長 農林水産業費の主な不用額でございます。
まず、園芸特産振興でございますが、不用額は九百四万九千八百一円で、主なものは次世代施設園芸導入支援事業が、七百三十八万七千円当初見込みより少なかったものでございます。
次に、担い手育成の確保では不用額四百七十四万六千四百八十四円で、主なものは農地中間管理機構集積協力金につきまして、四百十六万二千二百円見込みより少なかったものでございます。
最後に、農地費、土地改良事業、不用額一千百四十二万六千百七十一円。主なものは多面的機能支払交付金につきまして六百五十一万七千五百二十一円当初見込みより少なかったものでございます。
104 観光課長 商工費のうち、観光費の中の観光案内につきまして不用額の主なものとしましては、三百九十一万八千四百十円になります。これは観光案内所の契約に関しまして、一部別々の契約だったものを統合したことにより契約差金が生じて不用額となっております。
それからもう一点、観光拠点施設費、これは川越まつり会館の運営管理になりますが、こちらにつきましても清掃業務等の契約差金が発生し、不用額の主なものとなっております。
105
今野英子委員 不用額は予算のときの一年間の事業を通して事業が執行できなかったり、あと工事とかですと工事見積もりしたのと差金が出るので、やはりその辺で不用額が出ると思うんですが、なるべく不用額のほうは、残さず一年間の年度で執行していただきたいと思います。
あと、この決算書及び付属書類について、この中から何点かお伺いいたします。
二百四十二ページなんですが、土木費で補正予算額が約十一億円の減額補正になっているんですが、これの理由というのは何でしょうか。
106
都市景観課長 二百七十二ページをごらんになっていただければと思います。
土木費のうち項が都市
計画費、目が旧川越織物市場整備費というところで、昨年度に契約解除、そういった事情がございまして、継続費の年次割をそのまま翌年度以降に送ったことによる二億九千二百七十二万円の補正ということになっております。
107
道路街路課長 脇田歩道橋に関しまして、工事が延長になったことにより補正したものでございます。
108
都市整備課長 都市整備課が所管いたします事業につきまして、第一点目が南古谷駅周辺整備事業でございます。こちらの補正金額につきましては、当初予算四億六千三百八十万四千円のうち一億一千九百十四万八千円の補正をさせていただいております。そちらにつきましては、主に鉄道事業者との協議が難航したことによりまして、事業進捗に影響が生じたため、土地購入費や負担金、補償費を減額させていただいたものでございます。
もう一点、JR川越線駅周辺整備につきましても補正減額させていただいております。そちらにつきましては、当初予算四億八千六万四千円のうち九千六百五十一万九千円を補正減額させていただいております。そちらにつきましても同様に、主に権利者の合意が得られなかったことにより、土地購入費及び補償金の支払いに至らなかったことから減額させていただいたものでございます。
109 都市
計画部参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 続きまして、二百六十ページ、土地区画整理費の減額補正のうち、新宿町三丁目交差点改良事業におきまして、関係権利者の方の合意に至らなかったことから、土地購入費及び補償費並びにそれに伴う工事請負費が執行できなかったということで一億六千六百十九万三千円を減額補正させていただいております。
110
今野英子委員 やはり土木費、先ほども言いましたけれども、こうした事業がしっかりと行われているかどうかというのを各課でチェックしていただいているとは思うんですが、
計画どおりに進んでいないところも大きい事業ですからありますので、ぜひそこのところをしっかりと見極めながら推進していただきたいと思います。
三十年度の主要施策の成果に関する説明書の中なんですが、八十九ページの労働費、高校生を対象とした労働法の出前セミナーの開催と書いてありますが、この出前講座を三回開催しているんですが、どこの学校で行ったのかお伺いいたします。
111
雇用支援課長 高校生のための労働法出前セミナーでございますが、市立川越高校、川越初雁高校、それと川越総合高校、それぞれに一回ずつ三校で行っております。
112
今野英子委員 この間、大体毎年三校なんですか。それとも今後ふやしていく見込みとかはあるんですか。
113
雇用支援課長 学校とのスケジュールを調整してふやしていく方向ではおりますが、こちらの希望としてはなるべく一校でもふやしたいなとは思っております。
114
今野英子委員 高校生のうちにやはりこうした労働法を知ることは大事だと思いますので、ぜひ今後も高校の数をふやして、できるだけ多くの高校生に講座のほうをしていただきたいと思います。
また、労働法ハンドブックも作成していると思います。今、成人式とかでも配っておりますが、活用方法はどうでしょうか。
115
雇用支援課長 労働法ハンドブックにつきましては、成人式のときに皆様にお配りしたりとか、また今申し上げた高校生の出前講座をやったときに配ったり、あとはうちのほうで行っているセミナー等の参加者にお配りして、労働法についての周知を図っております。
116
今野英子委員 また、女性や子育て世代で一回出産とかでまた再就職でお仕事を見つけている方などに対して、平成三十年度に何か取り組みなどは行っているかお伺いいたします。
117
雇用支援課長 女性の再就職セミナーを行っておりまして、出産や結婚で、一度職を離れた女性の方に対して、こういうことを学んでいったらいいよというセミナーを行って支援しております。
118
今野英子委員 ぜひ引き続きよろしくお願いいたします。
九十六ページの川越市の住宅改修補助金なんですが、平成三十年度の実績をお伺いいたします。
119 産業観光部副部長兼
産業振興課長 補助件数は三百七件、補助対象経費といたしましては五億二千三百十九万三千四百八十四円、補助金の総額といたしましては一千九百四十一万二千円、一件当たりの平均補助額が六万三千二百三十一円という結果になっております。
120
今野英子委員 ここ最近、そうした需要が伸びているのかどうか、その辺の傾向というのはわかりますか。
121 産業観光部副部長兼
産業振興課長 ここ近年の件数を申し上げることでかえさせていただければと思いますが、平成三十年度が三百七件、二十九年度が三百九件、二十八年度が三百十四件、二十七年度が三百十件、二十六年度が二百九十二件となっております。
多少の増減はございますが、大体三百件前後ということで、これは予算ですとか補助額の上限額が関連している部分もあるかと思いますが、需要としては落ち着いていて一定程度あると思います。
122
今野英子委員 特にこの補助改修をした利用された方からの市民の声や事業者さんからは、どういうような反応や声がありますか。
123 産業観光部副部長兼
産業振興課長 補助額についてはリフォーム費用の五%で上限が八万円という限度がございますが、市民の方からは非常に助かるというお声をいただいているところでございます。
また、事業者の皆様からはこれがみずからの受注機会につながるということで、好意的な御意見をいただいているところでございます。
124
今野英子委員 予算との関係もあるかと思いますが、今言われたように市民の方や事業者さんも利用があるということなので、予算のほうも引き続き予算要求していただきたいと思います。
次に、一〇一ページです。
生活道路の維持補修などですが、生活道路などの平成三十年度の要望件数というのはどれくらいあったのか。また、そのうち工事ができた実績というのは、どれくらいなのかお伺いいたします。
125 道路
環境整備課長 平成三十年度につきましては、要望件数が二百五十七件、要望に対応したのが七十五件でございます。
126
今野英子委員 平成三十年度は今御答弁いただいたとおりなんですが、七十五件の工事ができたということなんですが、積み残しもやっぱり毎年あると思うんですが、今全体でどれくらい要望に対して残っているのか、そういう数というのはわかるんでしょうか。
127 道路
環境整備課長 平成三十年度末の状況でございますが、今まで四千五百四十二件の要望がございまして、処理件数は二千八百五十七件、残件数といたしましては一千六百八十五件でございます。
128
今野英子委員 やはりこういった道路の要望というのは毎年いろいろなところから出てくると思うので、引き続き市民の要望に応えるように直したり、また維持補修などもしていっていただきたいと思います。
続きまして、百九ページなんですが、新河岸地域
周辺地区整備について平成三十年七月に旧駅舎の解体工事完了とありますが、新河岸駅が完成したことにより住民の皆さんからも喜ばれております。解体工事等に問題なく完了したのかお伺いいたします。
129 新河岸駅
周辺地区整備事務所長 平成三十年度分の工事につきましては、旧駅舎の解体工事、またホーム上屋の復旧工事、さらに外構工事といったものが主なものでございます。
解体工事につきましては、旧駅舎と跨線橋の解体がございまして、特段に問題なく完了いたしました。また、跨線橋の撤去に伴い、ホーム上屋部分というのを一部取り壊しが生じたために、これを復旧したものでございます。また、この工事では電気設備工事等も並行して施工したんですけれども、当初予定しておりました仮設工事を省略するなど、創意工夫により工事費の縮減も達成しております。
残る外構工事ともども問題なく完了いたしまして、工期内に検査、引き渡しを完了しているところでございます。
130
今野英子委員 あと、同じくこの中に、新河岸駅前通り線の安全対策を図るため改築工事を行ったとありますが、この内容についてお伺いいたします。
131 新河岸駅
周辺地区整備事務所長 主な内容といたしましては供用開始後の交通状況を勘案いたしまして広場中央の交通島という浮島があるんですけれども、この交通島を明確にするために車線分離標という赤いポール、ポストコーンを設置いたしました。
また、平成二十九年にこの自由通路と駅前広場を供用開始したんですけれども、十二月の供用開始にあわせて実施いたしました記念式典、それからまた駅前広場でのオープニングセレモニーのイベントのときに想定以上のお客様が集まられまして、一部会場内に入り切れない方が植栽帯、植え込みのほうに仕方なく入ってしまったような状況がございました。その結果、客土が革靴とかで踏み固められてしまいまして、植栽の生育に影響が出ましたので、それを改善するために客土の入れかえを行ったものでございます。
132
今野英子委員 あと、ワークショップも今、開催していますが、住民の意見というのはどのようなものが出ているのか。また、市としては今後、新河岸駅周辺の活性化について三十年度を踏まえまして、どのように行っていこうと考えているのかお伺いいたします。
133 新河岸駅
周辺地区整備事務所長 ワークショップの件でございますが、駅周辺の活性化策検討のためというのが大きな目標でございまして、昨年十一月に街歩きを初めて行いまして、現在までに計四回を実施しているところでございます。
主な御意見といたしましては、高階地区の特色でもあります新河岸川の周遊を何とか生かしたまちづくりができないかという、大きな枠での総括的な意見がかなり出ております。また、駅周辺のにぎわいのきっかけといたしまして、人が集まれるようなサロンですとか飲食店を誘致したり設置したりできないか、また駅前広場を活用したイベントを開催することによって、駅周辺に賑わいをもたらしたいという意見がかなり出されております。また、駅前広場に花を植えたりですとか、音楽を流したりといった
環境面で充実を願う意見も多く出されております。
また、川越市といたしましては、駅のリニューアルによりインフラの整備につきましては、かなり大幅に進捗したというふうに認識してございます。
今後はこの成果を活用いたしまして、駅周辺の活性化についてソフト面の政策を進めていく必要がございますので、地域の方々ですとか、商店街の方々と十分に連携を図りまして、協働のまちづくりを進めていきたいと考えております。
134
今野英子委員 平成三十年度に駅前の旧駅舎がなくなりまして、東武ストアが以前に新河岸駅前にあったんですが、そこが今、東武ストアも更地になっている状況なんですが、この跡地利用について何らか東武鉄道から方向性が示されているのか、もし今わかればお伺いいたします。
135 新河岸駅
周辺地区整備事務所長 東武ストアの件でございますが、御案内のとおり、現在は更地になっておりまして、今の時点で東武さんのほうからお伺いしている情報ですけれども、これは東京オリンピックには間に合わないのですが、二〇二一年二月ごろに完全リニューアルという形で事業を進めたいということで、現在、いろいろ手続を進められているところでございます。既に地元の方に説明が入っておりまして、おおむね地元の方にはいよいよリニューアルするんだなという情報は流れていっていると思います。
実際に建てかえの規模ですとか内容といったものは、これはあくまでも現時点で聞いている内容ですが、一応規模といたしましては地上四階建て、商業系と住居系のいわゆる複合ビル、下の部分が商業系、上の部分が住居系ということです。一階部分がテナント、これは今のところ六種類ぐらいのテナントが入ると。これもちらっと聞いたところによると、通常の店舗、クリニック、それから保育所的なものも何とか入れられないかということを検討されているようです。
さらに、コアとなる二階部分が東武ストアとなってございまして、三階から四階部分は現在のところ、賃貸住宅とお聞きしております。
なお、二階部分の東武ストアにつきましては、自由通路と接続できる川越市と東武側と協議を進めているところでございます。
136
今野英子委員 引き続き新河岸駅も新しくなりまして住民の皆さんも期待しておりますので、新河岸駅
周辺地区整備事務所には頑張っていただきたいと思います。
あと、公園について本会議場でも一般質問が行われていたんですが、公園についてお伺いさせていただきたいと思います。
公園の整備内容と遊具の改修や更新はどれくらいできたのか、平成三十年度をお伺いいたします。
137 都市
計画部参事兼
公園整備課長 平成三十年度の都市公園の整備につきましては二カ所ございまして、主な公園といたしましては、新斎場建設に伴い整備いたしました八反田公園でございます。
(休 憩)
(再 開)
138 都市
計画部参事兼
公園整備課長 平成三十年度の主な遊具の設置箇所ですが、先ほどの八反田公園の遊具で、複合遊具は一基、健康遊具が六基、児童用の遊具が二基設置いたしました。
139
今野英子委員 今、御説明がありました八反田公園は、新斎場のすぐ隣にありますけれども、あそこはふだん利用というのはされているんですか。
140 都市
計画部参事兼
公園整備課長 平日はやはり利用者が割と近くの地域住民の方が利用されていることと、休日は主に遠くから来られる方が芝生を使って、そこで子供たちと遊んでいたり、それからあとグラウンドゴルフみたいな形で、地元の皆さんで利用したいということで、今、地元からもそういう声が上がっているような状況でございます。
141
今野英子委員 公園整備は市内から要望が多いところなので、本当に大変だと思いますけれども、やっぱり都市公園はふやしていただきたいなというふうに思っています。
あと、続きまして、シャトルバスについてなんですが、二十ページ、市内循環バスについてなんですが、平成三十年度で無料乗車証を八十歳から九十歳に引き上げが行われましたが、あまりにも高齢者の皆さんからいろいろな声が寄せられている中で、市としては八十歳から九十歳に引き上げた根拠といいますか、理由を改めてお伺いいたします。
142
交通政策課長 川越シャトルの利用料金のうち高齢者の利用料金を引き上げた理由につきましては、川越シャトルは平成八年度より交通空白地域を解消する目的で運行を開始いたしました。少子高齢化が進展していく中で、持続可能な運行をしていく必要性があるという考え方の中で、今回やむを得ず値上げしたところでございます。
143
今野英子委員 やむを得ずという今の御答弁でしたが、この利用料を元に戻す、八十歳に戻すということはできないのかお伺いいたします。
144
交通政策課長 最近、公共交通につきましては、先ほど来申し上げましたとおり、少子高齢化の進展に伴いまして交通弱者と呼ばれる方々がふえているという現状を踏まえ、今後、将来的に事業を継続していく、維持していくことがとても重要だと考えております。
そういった中で、バス運転手等の人員が不足している。運転手離れが加速している現状がございますので、できる限り公費を注入する中で、利用者については受益者負担という考え方の中で、引き続き継続していきたいというふうに考えております。
145
今野英子委員 八十歳から九十歳に引き上げたわけですが、八十歳の方がどれだけ利用できるのか、また九十歳になってから無料にといっても、九十歳で一人でバスに乗れるのかといったら、本当になかなか乗れないと思うんですよね。だから、やっぱりそういうところでもう少し空白地域とかいろいろと料金のこととかもあると思いますが、そこはもう少し市民の皆さんのことも考えていただけるとありがたいと思います。
あと、この間、要望と署名も出されていると思うんですが、内容について、また市民の意見をお伺いいたします。
146
交通政策課長 平成三十年四月一日に路線のダイヤ、路線の見直しをさせていただきまして、その際に先ほど来申し上げましたとおり、お年を召された方々の利用料金について見直しをしたところでございます。それ以降、市民の皆様からたび重ねていただいている多くの言葉としては、バス停をもう少し身近なところにふやしてほしいですとか、あるいはバスの運行時間の本数をふやしてほしいなどといった御意見等が多く寄せられているところでございます。
そういった中で、利用者の中には利用料金について、無料化してほしいといった御意見もございます。これまで各市民の皆様方からの要望について、いろいろと対応している中で、先ほど来申し上げましたとおりの御答弁をさせていただきまして、御理解を賜れるようにお願い申し上げます。
(休 憩)
(再 開)
147
中原秀文委員 前委員に引き続いて質疑をさせていただきます。
まず、主要な施策の成果に関する説明書の二十ページの自転車シェアリング事業についてですが、平成三十年十二月に運営事業が変更になったという報告を受けていますが、事業者がかわったことでどういう変化があったのかお伺いいたします。
148
交通政策課長 自転車シェアリング事業を平成三十年十二月に見直しした以降、どのように変化したかについてでございます。
まず、全ての自転車に電動アシスト機能つきを採用したこと。次に、スマホですとかパソコンのアプリケーションなどを活用いたしまして、事前に予約するシステムを採用したこと。最後に、実際に走行した軌跡などがデータとして蓄積され、観光政策や交通政策を将来的に検討する際に活用することができるようになったことなどがございます。
そういったことから、利用者の皆様や我々管理する側の双方にとって、利便性が向上したものと認識してございます。
149
中原秀文委員 実際に走行した軌跡等を積極的に活用し、今後、設置場所を増やしていくような
計画はあるのかお伺いいたします。
150
交通政策課長 今回、本議会の一般質問でも御答弁させていただきましたところでございますが、これまで市中心部の駅や観光地周辺にステーションを設置して事業を展開してまいりました。市中心部の観光客数が年々増加していることや、本市には魅力的な地域資源が市内にさまざまあることから、市全域に目を向けまして、公の施設を初めとして回遊性を高めさせることができるような場所にステーションを設置できるかどうか、これまで検討しているところでございます。
151
中原秀文委員 いろいろ情報を分析しながら場所を増やしていっていただきたいと思うのですが、川越駅西口においてはウェスタができ、市有地の開発も進んでいる中で、人が多く訪れるようになってきたと感じています。西口のエリアで今後シェアリングの設置をするような
計画があるのか、お伺いいたします。
152
交通政策課長 委員さん御指摘のとおり、外来者の方が観光地や川越駅西口周辺にいらっしゃることができるような、特に使用していただけるような、そういう回遊性というものもございます。また、将来的には川越駅西口周辺から新たな地域資源への往来としまして、利用いただけるように市内のホテル、コンビニエンスストア、自転車販売店などを含む民地も活用しまして、運行範囲を広げられるように引き続き検討してまいりたいと考えております。
153
中原秀文委員 ぜひしっかりと検討していただきたいと思います。
自転車シェアリングに関する質疑の最後に、これまでの事業者ですと金沢と連携がされていたと思いますが、今後どうなっていくのかお伺いしたいと思います。
154
交通政策課長 金沢市との自転車シェアリング事業の連携につきましては、残念ながら昨年十一月をもって終了となっているところでございます。利用者の皆様方には告示等をしまして、御理解いただけているものと認識しております。
一方で、昨年十二月から新たに運行しました当該事業につきましては、近隣で申し上げますと、さいたま市、朝霞市、ふじみ野市、あとは千葉市ですとか、関東近辺に多く採用している自治体等もふえてきていますので、そういったところとの連携は、今後拡充していきたいと思っております。
155
中原秀文委員 まだ、知らない方もいるかもしれませんので、周知は引き続きお願いしたいと思います。
続きまして、百三ページの生活道路改良について伺います。先ほど今野委員から道路維持について質疑がありましたけれども、この生活道路の改良についての要望の状況についてお伺いできればと思います。
156
道路街路課長 道路の要望の状況ですけれども、平成三十年度の要望につきましては新規要望はございませんけれども、再要望といたしまして約二千七百五十メートルの要望がございました。
要望の処理状況につきましては、平成三十年度末で拡幅要望については要望延長約十四万九千メートルございまして、このうち整備延長が約六万六千メートルとなっております。過去からの要望に対する整備の進捗状況につきましては、約四四%となっております。未整備延長約八万三千メートルに対する進捗率といたしますと、平成三十年度実績で一千二百六十八メートルで約一・五%となっておりますので、要望に対して整備が進んでいない状況でございます。
157
中原秀文委員 進捗率は平成三十年度で一・五%ということでした。生活道路に関する市民の要望は結構多いと思うんです。これまで土木費がどんどん減ってきていて全ての要望に答えることはなかなか難しい状況ではあることは理解していますが、しっかりとプライオリティーをつけ対応していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、道路に関してお伺いしたいのですが、本川越駅前通線とあとアカシア通り線、川越駅南大塚線の事業も進められたと思いますが、平成三十年度の成果と今後の
計画をお伺いできればと思います。
158
道路街路課長 本川越駅前通り線につきましては、平成三十年度に信号通線工事を実施したところでございます。今年度は、歩道の美装化工事発注に向けて準備を進めているところでございます。
市内循環線アカシア通りにつきましては、平成三十年度に車道部の舗装工事を実施し、令和元年度は歩道の美装化工事を実施している状況でございます。この工事は、十一月の完成に向け工事を実施しているところでございます。
川越駅南大塚線につきましては、平成三十年度に市立川越高校東側の道路改築工事を実施したところでございます。今年度は、市立川越高校から北へ約百九十メートルの区間について工事を実施しているところでございます。
今後の予定につきましては、引き込み管路工事やケーブル通線工事などを実施し、電柱は抜柱した後に舗装復旧工事を行い、工事が完了する予定となっております。
159
中原秀文委員 完成に向けてしっかりと事業を進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、百六ページ、中央通り地区整備について伺います。中央通りについては今後も長い期間をかけて事業を進められると思いますが、平成三十年度の成果と今後の大まかな予定をお聞かせいただければと思います。
160
都市整備課長 都市整備課が所管します中央通り地区整備についてでございます。
平成三十年度につきましては、中央通りの連雀町交差点北側の交差点改良をしているところで、県から用地買収の事業を委託で受けまして、そちらの用地買収を行っておりました。平成二十九年度に契約を行わせていただきましたけれども、交通状況、歩行者の利用等があり、一部建物の撤去等がおくれて繰り越し工事とさせていただきましたので、三十年度はそちらの事業を進め、平成三十年六月末日までに引き渡しを受けております。
昨年度の平成三十一年三月末に県の事業でございますけれども、道路改良工事は完了いたしまして、供用開始をしたところでございます。
161 都市
計画課長 今の路線の北側の連雀町から仲町区間につきましては、これは同じく県道でございますが、現在、昭和のまちということで地元の商店街を中心とした皆さんが活動しております。都市
計画課としても支援しておりまして、川越地区街づくり推進条例の認定第一号のまちづくりの約束ということで、昨年六月に認定したところでございます。
道路の整備につきましては、地元の皆さんとの話し合いの中で、一番街区間と同様にもう拡幅しないことを前提に、バリアフリー化や無電柱化を行っていきたいということを平成二十九年九月、市長、議長、それから地元の議員の皆さんで県知事要望を行ったところでございます。その後、県と整備の方針、それから市と県の役割分担について現状話を詰めているところでございまして、近いうちには方向性を示せるのかなと考えているところでございます。
162 都市
計画部参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 中央通りは川越駅南大塚線のところから起点となっておりますので、そちらにつきましては西口の所管ということで整備を進めております。今までも測量等を行っておりますが、これは今後も引き続き
計画を進められるように測量ですとかを進めていきたいというふうに考えております。
163
中原秀文委員 中央通り線に関しては市民の期待も大きいと思いますので、しっかりと進めていただきたいと思います。
次に、百八ページ、川越駅西口
周辺地区整備に関して幾つかお伺いしたいと思います。
現在の市有地の施設の建設の進捗状況について、まずお伺いできればと思います。
164 都市
計画部参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 市有地利活用事業でございますが、現在、建設は順調に進んでおりまして、鉄骨がちょうど組み上がりました。現在、内装、外装の工事をしておりまして、進捗率は約四五%であると聞いております。引き続き内装、外装の工事を進めるとともに、外構工事を行いまして施設建設は令和二年三月末の完成予定と聞いております。
その後、各テナントの工事などが入ります。あと、資材の運搬ですとかが入りまして、事業者のほうは、六月上旬の施設オープンと考えているということでございます。
あと、先日もプレスリリース等もございましたが、埼玉りそな銀行がこちらの施設の中に入るということで、令和二年七月のオープンと予定されております。あと、以前に公表されておりますが、東武ホテルが施設の中に入りますが、こちらはちょっとアバウトなんですけれども、令和二年の春から夏にかけてオープンだということで、それもホームページ等で発表されているという状況でございます。
165
中原秀文委員 施設の状況はわかりました。
東側の駐輪場も建設が今進んでいると思いますが、その進捗状況と、今仮で自転車置き場になっているところは、新駐輪場がオープンしたら移動するのだと思います。今後の予定についてお伺いできればと思います。
166 都市
計画部参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 駐輪場におきましても、現在、市有地の本体と一緒にあわせて工事しています。そちらの進捗は約五〇%ぐらいと聞いております。これも引き続き工事を進めまして、本体棟と複合棟とあわせて同時期にオープンするのではないかと聞いております。
仮設の今の駐輪場でございますが、本設ができれば仮設の駐輪場をやめることになるかと思います。その後の利用については特にまだ決まっていないところでございます。
167
中原秀文委員 仮設の駐輪場については今後どうなるか未定ということですので、わかった段階で報告いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、歩行者デッキの工事も着々と進んでいるところだと思いますが、進捗状況についてお伺いできればと思います。
168 都市
計画部参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 歩行者デッキでございますが、今工事を進めております。橋脚や橋桁の工場での製作がここで終わりまして、現在、架設を夜間工事で行っているところでございます。この架設後はシェルター工事などを行いまして、その後に道路の付帯工事などもございますが、工期としては令和二年五月末となっておりますが、デッキの部分についてはできるだけ早く供用を開始できるように進めておりますので、令和二年四月初旬に供用ができればと考えております。
ただ、市有地の外構工事ですとか、あるいは本棟の接続の関係とかもございますので調整をしながら、その供用時期についても検討していきたいと考えております。
169
中原秀文委員 市有地との接続部分の工事もあると思いますので、先にオープンするというのも難しいのかもしれませんが、日程については住民の方にもわかるように説明していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
市有地が完成するときにあわせて送迎バスの乗降場を設置することになっていると思いますが、その状況についてもお伺いいたします。
170 都市
計画部参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 送迎バスの乗降場につきましては、現在、市有地前にバスバースのような形で歩道を切り欠くような形で整備工事を行えればと考えておりまして、そちらに三台分のバスの配置を行いたいと考えております。現在、ウェスタのところにありますウニクスの北側に仮設でバスバースを設けておりますが、そのうちの二台分を移動できればと考えております。残りのバスについては現在検討を進めておりまして、交通の支障にならないような形でどちらかに配置できるような形で進めていきたいと考えております。
171
中原秀文委員 これまで、四つの事業について御説明をいただきましたが、現状、市民の方から何か苦情等が出ているのか。もし出ているとすれば、どういう対応をされているのかお伺いできればと思います。
172 都市
計画部参事兼川越駅
西口まちづくり推進室長 市有地に関しましては、音がうるさいという苦情を一件いただいております。事業者が対応させていただきまして、現在は特にございません。
それと、デッキ工事につきましては、夜間で行っている工事がありますので、音がするという一件の苦情をいただいたところでございますが、それも対応をしておりましてその後は特にございません。
それと、駐輪場については、仮設駐輪場をオープンしたときにパンクしてしまったとか、あとは入場の際に並んでいる方が多いという方が当初ございましたが、その後は一切苦情はいただいていないところでございます。
あと、バスにつきましては、当初結構道路上に出てくることで非常に多くの方からの御意見をいただくことも想定されていたんですが、一般の歩行者の方と錯綜するというお話はいただいておりましたが、特にその後はバス協議会でも対応していただいたのもありまして、現在のところは特にいただいていないという状況でございます。
173
中原秀文委員 人通りも車の通りもかなり多い場所での工事ですので、今後もしっかりと安全を確保しながら事業を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、百十一ページの初雁公園整備についてお伺いいたします。今回、初雁公園
基本計画が策定され、市制施行百周年を目指した
計画でもあると思いますが、このスケジュールとその後の全体的な整備について御説明いただければと思います。
174 都市
計画部参事兼
公園整備課長 初雁公園事業を百周年までにというスケジュールでございますが、公園整備の大きな流れといたしますと今年度に公園の
基本設計を実施いたしまして、令和二年度に公園の実施設計、令和三、四年度に公園の整備工事を実施する予定でございます。これにあわせて今年度から遺構確認等の発掘調査を継続して実施していくとともに、令和二年度におきましてつけかえ道路の整備を行う予定でございます。
その後の予定につきましては、初雁公園の野球場、プール等の移転も必要になってくると思いますが、整備に当たってはさまざまな調整も必要でございますので、社会情勢等を踏まえながら段階的に整備を行いたいと考えております。
175
中原秀文委員 百周年までは大体のことは決まっていて、その後のことはなかなか決められない状況にあるということは理解させていただきました。
様々な状況の変化もあるとは思いますが、
計画が進む各段階においての報告をこの委員会もそうですけれども、議会にも報告していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
(休 憩)
(再 開)
176 桐野 忠委員 何点か質疑させていただきます。
一番最初に、他の委員から不用額についての質疑がございましたけれども、土木費、決算書及び附属書類、二百四十三ページ全体でこれだけの不用額が出ている中で、その主な内容を見させていただきますと、気になるところが道路維持費で二百四十九ページにあります約五千八百万円。
その内訳を見ますと、委託料が約三千八百万円と工事請負費が一千百六十五万円、さらにその次の二百五十一ページで道路新設改良費、工事請負費が約三千二百万円。全部続けて言っちゃいますけれども、二百五十五ページの河川費の不用額で工事請負費が六千七百万円。結構大きな金額でして、街路事業費でも不用額が工事請負費で二千五百万円。委託料とか工事請負費がこれだけ多いという気がするんですが、どういう理由でこの不用額がきているのか、それぞれお伺いしたい。
177 道路
環境整備課長 道路維持費の不用額につきましては、委託費が三千八百四十六万円ございますが、内容は主に請負差金でございます。最後まで不用額として残りました理由といたしましては、冬場の雪の対策としてあえて残したような状況でございます。
178
道路街路課長 不用額についてでございますけれども、幹線道路整備につきましては、主なものは工事請負契約による差金になっております。また、同じように生活道路改良事業につきましても、主なものについては工事請負差金となっております。
焼米橋の整備の不用額につきましては、主なものは委託契約の請負差金でございます。
また、街路事業についてでございますけれども、主なものは工事請負に伴う契約差金によるものでございます。
179 建設部参事兼河川課長 まず、河川課所管の河川整備費の
環境整備につきましては、工事の委託等の請負差金等がございます。
それから、中小河川の不用額につきましては、同じように請負差金等がございまして、こちらは水道整備等の件数も多いことから不用額が少し大きくなったと思います。また、それに伴う電線等の補償額の差金の執行残もございます。
続きまして、準用河川の執行額につきましては、久保川等の工事に伴いまして、一部工事の中で出水期の一月から三月に雨が多いこともあって、そのつど変更、減額しております。そのための執行残ということで、あわせて不用額が生じたものでございます。
180 桐野 忠委員 道路維持費のほうでは雪のために若干とっているということとか、あとは大体請負での契約の残った差金ということで、あと河川のほうではちょっと聞きづらいところもあったんですけれども、最後に一月から三月の工事期間が延びたということで不用額になったという認識をさせていただきました。
ちょっと気になったのは、最近工事の不調とか、何かそういったのが重なっている部分がもしかしたらあるのかなと思ってお伺いさせていただきましたけれども、それは影響していないということでいいですか。
181 建設部参事兼河川課長 今の補足をさせていただきまして、工事に関しましては一部不調がございました。そちらによって金額が届かないということになっております。
182
道路街路課長 不調がございましてそのまま残った部分もございます。
183 桐野 忠委員 結局、不調があるということだったんですけれども、先ほど違う案件で近年の材料の高騰とか、業者のほうも現場監督が足りないとか、さまざまな理由からとりたくないとか、業者の都合も当然あるんでしょうけれども、極力不調、不落がないように、これは契約課のほうにも当然入ってくるんで、ここではお聞きしませんけれども、しっかり連携をとりながら今後また対応していただければと思いますので、それ以上きょうはいいです。確認をさせていただきました。
次に、主要な施策の成果に関する説明書で、先ほど市内循環バスの話がございました。二十ページにはその上にデマンド型交通事業も書かれておりまして、本会議場でも議論されておりましたけれども、たしか市内循環バスは昨年に霞ケ関地域を回る路線を一本減らして新河岸に回したと。回したという言い方をしていいのかどうかわかりませんが、新河岸のほうに一本ふやされたということですけれども、一本統合された霞ケ関地域の方々のそういった利用者の声は、何か挙がっているのかどうか確認させていただきたいと思います。
184
交通政策課長 霞ケ関で運行している路線バスについて、市民の方からの御意見でございますけれども、一部路線が統合したこともあって不便になったという御意見もございました。あとは最近になって、バス停がなぜうちの前にあるのかといった御意見もございました。今、思いつくのは以上でございます。
185 桐野 忠委員 バス停は使っていないのであればどかしていただきたいと思いますけれども、デマンドも含めて今交通政策を市内で取り組んでいただいて、途中の段階ですから何とも言えないですけれども、やはり高齢化率の高い場所とか、公共交通空白地域を補っていくということを考えれば、この市内循環バス運行に関しても、しっかりデマンドと一緒にセットで考えながら対応していかなくちゃいけないと思いますし、高齢化率もどんどんふえていくと思いますので、その点も含めて今後対応していただきたいと思いますけれども、その辺の考え、デマンドとこの市内循環バスをあわせて、ちょっと漠然としていますけれども、今後の対応とかお考えをお聞かせ願いたいと思います。
186
交通政策課長 委員さん御指摘のとおり、川越シャトルやデマンド型交通は、私どものほうで運行しているところでございますが、本年二月十八日からデマンド型交通の運行をしましたところ、利用者の八割から九割がお年を召されている方でございました。お年を召されている方と申しますのは、デマンド型交通については七十歳以上を定義しておりますけれども、そういった前期高齢者及び後期高齢者の方々の利用が多いという現状の中で、平成三十年四月一日に川越シャトルのダイヤを見直しまして、川越シャトルについてはおおむね五年に一度の見直しをさせていただくことを考えております。
一方でデマンド型交通はことし二月十八日から運行しており、委員さん御指摘のとおり、タイミングを合わせて両方を相乗的に効果が得られるような形で見直しをしていきたいと考えております。
187 桐野 忠委員 今、御答弁がございましたようにぜひしっかりと対応していただきながら、今後行っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、九十四ページ、商工費で商工振興費、商店街振興対策補助がございますが、その中に駐車場運営事業とありますけれども、これはどういったものでしょうか。
188 産業観光部副部長兼
産業振興課長 商店街振興対策補助の駐車場運営事業でございます。
この駐車場運営事業につきましては、商店街に来るお客様用の駐車場を用意することによって、来店客の増加や売り上げの向上につながるということで、民間の土地を駐車場として借り上げているようなケースに、その借り上げ料の補助をしている事業でございます。
実績といたしましては、今、三商店街で駐車場の補助を行っておりまして、一つが角栄商店街、これはエコスの前に八台分ぐらいの駐車場があるかと思います。ここは川越市の土地になるんですが、そこを借り上げていただいているような状況で、それに対しての補助をしております。それ以外では清水町中央商店街、また元町二丁目商工振興会、こちらについて同様の補助を行っているところでございます。
189 桐野 忠委員 駐車場は今、駐車禁止も非常に厳しい中で、商店街が衰退する中で駐車場というのはありがたい話でございますので、待っているのではなく、ぜひ声を聞きながらそういった事業、補助があるんだよということも含めてお話をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
続いて、同じ商店街の関係で、埼玉県の商店街等施設整備事業補助金対象事業三件とありますけれども、これはどのような事業ですか。
190 産業観光部副部長兼
産業振興課長 川越市が商店街に対しまして街路灯の設置・移転、あるいはLED化への補助をする事業を行っているんですが、埼玉県のほうでも同様な補助制度を持っておりまして、埼玉県の要綱に適用する事業については、県の事業を使いつつ、さらに市の補助金も入れてという形で運用している事業でございます。
平成三十年度の実績につきましては、川越中央通り商店街については街路灯の新設、あと六栄会、これは六軒町にある商店街ですが、こちらは街路灯のLED化、あとは立門前商栄会の街路灯のLED化ということで、埼玉県の補助と川越市の補助の両方を使ってございます。
191 桐野 忠委員 窓口は市ですか。
192 産業観光部副部長兼
産業振興課長 川越市が窓口になりまして、翌年度の県の事業を使うか使わないかという意見も前年に商店街に照会しまして、川越市が取りまとめて県に要望書を出しております。ただ、県も財源が限られておりまして、県内全ての商店街から要望があったものに必ずしも予算がつくということではございませんので、例年六月ぐらいに各市の担当者にヒアリングが行われまして、それをもとに県が少しずつ配分していくというような状況でございます。
193 桐野 忠委員 これも含めて先ほどと同じですけれども、商店街の方たちに周知していただきながら行っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
続いて、商工振興費の本会議場でも質疑がございましたが、リノベーションによる空き店舗等再生事業、霞ケ関北地域ということで私の地元でもありますので、若干確認させていただきたいと思いますが、講演会、ワークショップを行ったとありますけれども、どれぐらいの人数が集まって、主にどういう人たちが集まったのかわかりますか。
194 産業観光部副部長兼
産業振興課長 三十年度に行いましたリノベーション事業の関係でございます。
まず、八月四日に講演会を公民館で行いました。参加者は二十七名でございます。
それと、八月二十六日にデザイン会議といいまして、川越市外のほうでこういった先駆的な取り組みをしている方を講師に招いて、話を聞くというイベントなんですが、参加者が二十七名。
あと、リノベーションにつきましては、そこでリノベーションする方だけではなく、不動産を持っていらっしゃるオーナーさん向けにも働きかけをする必要があるということで、九月二十九日には不動産オーナー向けのセミナーを開催しました。参加者が十名です。
そして、十月二十六日から二十八日の三日間については、まちづくりキャンプ、これは霞ケ関北公民館を使いまして、二泊三日の泊まり込みなんですが、実際の空き店舗を舞台にしたリノベーション
計画プラス資金
計画まで含めてつくり上げるという合宿のようなものを行いまして、受講者が十四名。
続いて、年が明けまして一月二十六日、ビジネスプラン発表会ということで、このリノベーションに参加した方々以外にも、川越の創業支援ルームですとか、あるいは川越商工会議所が開催している創業スクール、こういったイベントに参加した方を集めて、金融機関の皆さんの前でビジネスプランについて発表するというもので、発表された方が考えていらっしゃるような資金調達のやり方が果たして成り立つのかどうか意見を伺うと同時に、金融機関の方々とのマッチングを行うというイベントでございます。参加者が五組ございまして、それを聞いていらっしゃる方が八十名という参加状況です。
そして最後に、二月十七日にもう一度デザイン会議と銘打ちまして、ほかの地域で取り組んでいる方をお呼びしまして、講演会やシンポジウムという形で開催しまして、こちらの参加者が四十八名ということでございまして、合計で六つのイベント、二百六名の参加となっております。
195 桐野 忠委員 本当に細かくやっていただいているというふうに思います。これを行った上での成果と、今後のリノベーションによる空き店舗の再生事業についてお伺いしたいと思います。
196 産業観光部副部長兼
産業振興課長 成果につきましては、平成三十年度主要事業の
取り組み状況調べにも書かせていただきましたが、平成二十八年度から取り組んでおりまして、これまでに複数回、まちづくりキャンプのような実践形式のセミナーを開催しております。
こういったイベントに参加していただいた方々により、これまでに四棟のリノベーションがなされまして、五棟の店が新たにオープンしています。すずのやという飲食店、野菜を使ったおでんを売っているお店。そのすぐ隣には、グリンコーヒーというコーヒーショップ。それとその二件隣くらいでしょうか、いわゆるコワーキングスペースでダイクマチという名前なんですが、あと三久保町にはゲストハウス、ちゃぶだいという名前ですけれども、オープンしております。それとあと、田町にこれはギャラリーなんですが、普通のハウスメーカーの家をリノベーションした、ギャラリーのルリロがオープンしております。
それ以外にも、平成三十年度に角栄商店街のほうで実施しましたまちづくりキャンプ参加者によって、今現在は角栄商店街に三八度Cというカフェ・アンド・コミュニティスペースが一件オープンしている状況でございます。
197 桐野 忠委員 本当に職員の方たちも一生懸命に積極的で、私も一回参加させていただいてたくさんの方がいらっしゃいましたけれども、ぜひ成功裏におさめている事例がたくさんありますので、引き続き行っていただきながら、他市からもうらやまれるようなリノベーション事業としてやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、百二ページ、道路維持管理のほうで、道路と維持管理のほうで土のうステーション設置工事がございます。三カ所と書いてあり、たしか私の記憶では寺尾地域にも五カ所設置されたと以前聞いていたんですけれども、三十年度に三カ所設置して市内にどれくらいの土のうステーションが今現在あるんですか。
198 道路
環境整備課長 おっしゃったとおり、寺尾地区には五カ所、設置してあります。そのほか仙波河岸公園、高階市民センター、福原市民センター、今福原自治会館の四カ所、全てで九カ所ございます。
199 桐野 忠委員 今、九カ所ということでございました。土のうステーションはすごい有効的な取り組みだと思います。今、話をお伺いしましたところ、地域もまだ全域にわたっていないような気がします。
議場でも何人かの方が一般質問でも取り上げていましたけれども、水害対策ということで今年の台風一五号も含め、避難準備情報も出され、その避難準備情報の内容は、土砂災害で小畔川、新河岸川、不老川、久保川、九十川、寺尾地区ということでございましたので、せめて避難準備情報を出された川の付近には、当然浸水しそうな箇所があるわけですから、土のうステーションを今後ふやしていっていただきたいというふうに思いますが、お考えをお伺いしたいと思います。
200 道路
環境整備課長 今年度につきましては、山田市民センターに二基設置しており、今、岸町と話し合いをしている状況でございます。
201 桐野 忠委員 これは今後もそういう話がございました。できれば今話がなかった小畔川流域にも設置していただきたいことをお願いして、この質疑は終わらせていただきたいと思います。
次に、百四ページ、河川費で内水対策施設
基本設計と当初予算でも説明があったと思うんですけれども、これは下小坂樋管でよろしいですか。
202 建設部参事兼河川課長 そのとおりでございます。
203 桐野 忠委員 これは
計画どおりに進んでいるんでしょうか。
204 建設部参事兼河川課長 現在、内水対策の
基本設計業務委託を行っており、場所につきましては小畔川の棘橋から北側の住宅地の中にある下小坂樋管、その近くの排水ポンプ施設等でございます。
内容につきましては、排水ポンプのまず排水
計画量と排水ポンプの形式、堤防を乗り越すための方式を国土交通省と協議して進めているところでございます。その施設のポンプ操作盤というものも必要となるので、その用地買収も進めているところでございます。
205 桐野 忠委員 先ほどの土のうの関係もありますけれども、内水対策も含めて治水という安全面に関しては、この川越市内の全域でやらなくてはいけないことだと思いますけれども、やはり市だけだとなかなか難しい部分もあって、当然河川ですから国、県と管理者が違うわけで、これに対してやっていかなければいけないと思うんですけれども、さっき話をしたように近年の豪雨災害等を見ると、多くの市民が多分不安がっている。千葉の件もありますけれども、そう思います。
今後の河川における治水安全対策の考え方を、ぜひ部長さんから聞かせていただきたいと思います。
206 建設部長 河川の治水対策でございますが、特に川越市は大きな河川の順番でいきますと、準用河川久保川は長らくずっとあのままだったわけですが、今回、昨年、その前の二十九年度も、最近になって水害が出ている。それから、周りが高くなっているものの、上流部での降雨が短時間でたくさんあって、水位が急激に上がるような状況があって、これまでもっていたものがもたなくなったりしているような状況がございますので、
計画的に下流のほうから整備して、排水できる川をつくらなければなりません。あともう一つは、上流部の狭山市とかと連携していかなければならない。
それから、江川についても同じように、ふじみ野市と連携していかなければならないということで、先ほどの小畔川と同じように内水をどうするかという話を河川としてやることと、あと下水としてやることと連携しながら対応していかなければならない。
それともう一つは、総合治水ということで、浸透対策等もあわせてやっていく必要がございますし、それから古川方面とか九十川方面については、流れとして全体的に九十川のほうにみんな流れてきてしまって、そこの負荷がかなり大きくなっていることもありますので、古川や小畔川の中でうまく役割分担ができるようにしながら、国土交通省と連携して対策していきたい。いずれにしても市の内部では防災のほうとも連携しなければならないですし、広域策としては国土交通省、県とも連携していかなければならないということで、そのためには裏づけとなるような調査や検討もして、目先だけではなく先を見て対策を考えていきたいと思います。
207 桐野 忠委員 部長の答弁がございましたように、ぜひ連携をとりながら広域も含めてやっていかなければいけないと思いますので、極力市民不安をなくすよう周知しながら行っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
続けて最後に、百十一ページ、都市
計画費、旧川越織物市場整備費でございます。
いろんなところで報告がされておりますけれども、皆さん御存じの平成三十年六月二十九日に契約を締結したけれども、同年七月二十六日に契約解除申請が提出されて今日まできているわけでございますが、まずここに記載されている平成三十年度に行ったフェンス工事はわかるので、その他工事というのは何ですか。
208
都市景観課長 その他工事につきましては、織物市場が文化財で指定されるぐらいの価値のある建物だったわけですが、明治四十三年に建てられた後に改変されていまして、住居として使われていた部分でコンクリートを打設した部分を解体しまして、なるべく平らな更地にして、次の本体工事に入るという準備の一環の中での工事になります。
209 桐野 忠委員 準備のための工事だったと、わかりました。
準備しても次に進まないと大変なので、極力やって進めるように努力していただければと思いますけれども、いずれにしても契約に関することで総務財政常任委員会にもかかわってくる話になりますので、そこまでなかなか聞けないんですけれども、再公告が一月ごろに行われて、結局、二月の開札では応札者がいなくて不調になったと。工事内容は市が考えるように、例えば難易度が業者だとかにさまざま高いんじゃないかと私は思うんですけれども、それで採算が合わないとかがさまざまあって応札者が出ない。時期的な問題も当然あると思うんですけれども、二月の開札というと応札者がなかなか出ないんじゃないかと私は前に言ったことがありますけれども、その辺も含めて都市
計画部長に伺いたいんですけれども、そういう採算が合わないとかさまざまいろんな状況の中で、今こういう状況になってしまっていますけれども、今後の対応等を伺わせていただきたいと思います。
210 都市
計画部長 織物市場の関係でございますけれども、織物市場の整備事業自体はもともと文化財の復原以上に、川越市の未来を背負って立つ人材を育てていく、非常に重要な事業だと思っておりまして、私どもとしては必ず前に進めなければいけない事業であるという認識でございます。
ただ、今現状としまして先ほど御指摘いただいたとおり、入札がうまくいっていない事情もございます。ただ、公共工事である以上は事業者さんがいっている金額でそのまま契約もできませんので、我々としては事業者さんの御意見なども踏まえながら、ある程度適当だと考える金額なりを精査していかなければいけない部分もございますし、また一方で事業者さんができるだけ入札しやすいような工夫も検討しているところでございます。あと時期的な問題もございます。
そうした我々にできる工夫はさまざましていきながら、次の時期についてはいろいろ考えてまいりたいというふうに思っております。また今後、予算の段階であるとか、契約の段階で皆様に御審議いただくような状況もございますので、我々としても丁寧に説明してまいりたいと思いますので、御協力、御理解のほどをよろしくお願いいたします。
211 桐野 忠委員 部長さん、全国の事例なんかもよく御存じだと思いますので、そういったことも含めてぜひ一歩でも前に進むように取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
212 小林 薫委員 議会要求資料の負担金、補助金及び交付金の商工振興費の中で、百九十一と百九十二ページなんですけれども、商工会議所のほうに補助金という形で合算で七百五十万円を交付しているんですが商工会議所には毎年このぐらい補助金を交付しているんですか。毎年、どのくらい補助金を出しているんですか、商工会議所に。
213 産業観光部副部長兼
産業振興課長 手元に平成三十年度より以前の資料がないので、全て増額かどうかわからないんですが、大体同程度の金額を支出していると思います。
214 小林 薫委員 主要な施策の九十五ページ、ここには地方創生という名目で三事業、商工会議所に二百七十八万五千百七十二円、次が二百四十四万六千二百九十五円、次が五十一万九百九十一円という三つの事業に対して補助金が支払われているんですけれども、この七百五十万円とは別なんですか。
215 産業観光部副部長兼
産業振興課長 これの七百五十万円というのは別でございます。
216 小林 薫委員 三十年度は七百五十万円のほかに約五百五十万円以上の補助金を払ったと、そういうことでよろしいですか。
217 産業観光部副部長兼
産業振興課長 おっしゃるとおりでございます。
218 小林 薫委員 さっき課長のほうから答弁があって、大体毎年同じような額が補助金として交付されているということですけれども、例えばこの中でまちゼミ事業であるとか、ものづくり発信事業であるとか、経営改善普及事業とかは聞けばわかるけれども、この中で例えば部会等事業とか青年部事業、女性会事業というのは、具体的に何をやっているのか把握していますか。これは字を見ただけではわからないから。
219 産業観光部副部長兼
産業振興課長 商工会議所からは実績報告等をいただいておりますので、今、手元に資料がないもので具体的などういう事業というのは御説明できないんですが、内容については把握しております。また、特に会合等で飲食をしているケースもございますが、そういうものは補助対象外という扱いで処理しているところでございます。
220 小林 薫委員 今、課長からそういう答弁を聞いて安心したので、補助金を出すのが悪いとは言わないけれども、厳しい時代ですからよく中身を精査して、それはそれで結構ですので、よく目を向けていただければというふうに思います。
それと、さっきもお話があったけれども、土木費の不用額、別に数字はいいんだけれども、土木費の不用額がかなり出てしまった。不用額を出さないというのは難しいとは思うんですけれども、ただその中で例えば今建築指導するときに、道路が狭いというので建築後退しますね。これは建築指導課ですね。建築後退するのはいいんだけれども、建築後退して建築許可が出て家が建つ。
そうすると、要は下がった分の整備がされないんだ。例えば三十センチ、一尺の建築後退したんだけれども、U字溝、側溝は道路に残っちゃうんだ。言っていることはわかりますよね。それに付随して電柱も残っちゃうとか。へたするとL字で吸い込み口だけ、道路の中央とは言わないけれども、かなり中央寄りにL字で残っちゃうと。
そこで、グレーチング等をしていないと高齢者の方の補助車が入ってしまったとか、あるいは子供が足を入れてけがするとか、自転車で乗り上げたとかいうのがあるので、建築許可指導するときと部署が違っちゃうからあれなんですけれども、よく道路
環境なり街路か、所管は建設部と都市
計画部で違うんだろうけれども、よくそこのところをリンクしていただきたい。部長なり課長なりで所管でよく話をして、そういう市民の方から苦情のないような生活道路
環境整備をぜひしていただきたいと思いますが、できれば一言。
221 建設部長 御指摘のとおり、建築後退、それから開発の際もそこに至るところが四メートルのところに広がっているんですが、民地のままで残っていたりとか、寄附があったとしても道路整備に必ずしもつながっていないところがございますので、開発、建築の段階からその後に住まわれた方、周りの方に御迷惑がかからないように連携して対策がとれるように、これからなるべく調整していきたいと思います。
222 小林 薫委員 郵便配達人の方の通報システムは生きているわけですよね。年にどのくらいあるか、数字はわかりますか。
223 道路
環境整備課長 平成三十年度だったと思うんですが、一件の通報をいただいております。
224 小林 薫委員 もう少し情報提供してくれるようにお願いしたら。はっきり言って、かなり自分たちも配達しにくいと思いますよ。だけれども、市に報告するというシステムがあるのがわからないんじゃないか。だって、随分前ですものね。たしか十何年前でしょう、これが始まったのが。十年ということはない、たしかもっと前だよね。
225 道路
環境整備課長 昔あって、平成二十九年五月に協定を再度締結しています。
226 小林 薫委員 この事業そのものはかなり前からあって、一回やめて、また再度始めたという認識でいいのかな。
再度始めたというのであれば、そういう情報発信をよくしてもらうようにしてください。
いや、一件ということはない、どう考えたって。これだけみんなが苦情を言っているのに。大体皆さんのところに苦情がいくよ、市会議員のところにどうにかしろと。そのつどどうにかしてくれといっているんだから。
だから、不用額の出ないようになるべく取り組んでいただきたいということを申し上げておきますが、あと一点。
さっきもお話があったけれども、初雁公園整備、市長が議場で全く検討していないと答弁しちゃったんだからしようがない。皆さんがどう言おうと、市長がやっていないと言うんだからしようがない。
ただ、議場でも申し上げたとおり、鳥瞰図を市民に発表しちゃったから、市民の方は本当にあしたにもできると思っているわけですよ。あの鳥瞰図を見ると、さっきも課長が答弁したけれども、発掘調査といったって出てこなければいいが、出てきちゃった日には一年どころの話じゃなくなっちゃうから。
それと、文化財のほうになるけれども、史跡公園だから多分鳥瞰図のような公園はできないと思う。あそこに桜の木を植えて芝生を入れるなんて、ここに文化財の人がいないからあれだけれども、また本会議でお話ししたいと思うけれども、あんなような史跡公園なんてできるわけがないと思う。昔の堀の上に土を盛っちゃって、芝生とアスファルトの駐車場なんか、どう考えたって無理だと思うけれども、一応そういう取り組みをしたいということなのでぜひやってください。
227
今野英子委員 市営住宅についてお伺いしたいんですが、市営住宅の老朽化が進んでいるんですが、平成三十年度の整備状況は。
228 建設部参事兼
建築住宅課長 平成三十年度につきましては、空き室の改修を市では四部屋で実施しております。そのほかに市営住宅の管理は、埼玉県住宅供給公社にお願いしていますので、そちらで修繕工事が二十三戸ございまして、合計で既存の住戸の二十七戸を改修して、新たな募集のほうに供させていただいております。
229
今野英子委員 状況は今把握しました。
ちょっと確認なんですが、連帯保証人というのは現在も二名必要なんでしょうか。
230 建設部参事兼
建築住宅課長 委員さんがおっしゃるとおり、
基本的には二名用意していただいて、入居の際に連名していただいております。民法の改正がございまして、今、パブリックコメントで連帯保証人の件については意見をいただいているところでございまして、今後、これについては変更等も含めて検討させていただく予定です。
231
今野英子委員 今までも多分委員会とかでも質疑があったと思うんですけれども、市営住宅に入るときにこの連帯保証人が二名つけられなくて、入りたくても申し込みができないというのがこの間もありましたので、ぜひ検討していただければと思います。
232 明ヶ戸亮太副委員長 公衆無線LANの整備を三十年度にやられていると思うんですけれども、こちらの内容を見ていただくとギガらくWi─Fiに入れかえたということなんですけれども、接続方法は簡易的になっていると書いてあるんですが、どのような変更がなされたのか確認させてください。
233 観光課長 質問の接続の方法ですが、昨年度のギガらくにつきましては、喜多院を初め三つございます観光案内所の配線の切りかえを行いました。各Wi─Fiエリアに入ったときにここではWi─Fiが使えますと掲示してあるんですけれども、そこに書いてあるパスワードを入れていただくことで、以後、同じエリアに入った場合には、自動接続が可能というような形で利便性を増しております。
234 明ヶ戸亮太副委員長 そうなると、外国人の方に向けての施策でもあると思うんですけれども、英語表記等での御説明があるのかということが一点と、これは同時接続が最大五十台になるかと思うんですが、喜多院などで五十台接続で間に合いますか。
235 観光課長 喜多院につきましては、八月のアクセス数が約百八十七件でして、台数に関してはデータが届いていなくて申しわけありません。
英語表記につきましては、Wi─Fiのマークを使わせていただいておりまして、あと接続方法についてのやり取りは、今、川越駅、本川越駅観光案内所には英語が少なくとも話せる人間が常時おりますので、そこで説明させていただいております。
236 明ヶ戸亮太副委員長 私もこれについてはこれまでの質疑とかで、メールアドレス登録とかをやめてほしいという話をさせてもらったと思います。今回の変更で、非常に外国人の方には便利になったかなと思います。ただ、これは接続台数が限定されているものでもあるので、実際の検証を行っていただいて足りるのか足りないのかというのは、今後の検証材料を集めていくことをぜひ進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 起立採決 認 定
(休 憩)
(再 開)
───────────────────────────────────
○議 題
議案第六三号 平成三十年度川越市川越駅
東口公共地下駐車場事業特別会計歳入
歳出決算認定について
○提案理由の説明(産業観光部副部長兼
産業振興課長)
○質 疑
237
小高浩行委員 一点だけお尋ねいたします。
使用料が前年度の一億一千八百十八万円から若干下がっているようなんですけれども、そのような中で一般会計の繰出金が、前年度の四千三百四十一万円から四千七百五十六万円ということで、約四百万円ぐらい上がっているんですけれども、この繰出金なんですけれども、今は黒字でいいんですけれども、これから施設が老朽化したりとか、いろいろ多額な出費を要するような事態も将来的にはあると思うんですけれども、これは積み立てとかそういったものについては、どのようなふうに考えなんでしょうか。今、そういうことはなされているんでしょうか。
238 産業観光部副部長兼
産業振興課長 東口公共地下駐車場特別会計の中では、特に資金留保等はしておりません。剰余金については全て繰り越し、あるいは繰出金という形で処理しておりますので、留保資金は今ない状況にございます。
239
小高浩行委員 将来的に必要になったときに起債とかを起こして修繕するということもあるかと思うんですけれども、その辺の必要性について今後御検討したりとかという考え方なんでしょうか。
240 産業観光部副部長兼
産業振興課長 委員さん御指摘のとおり、ここは平成二年に稼働を開始しまして、既に三十年近くたっている施設でございます。中には地下という関係上、泡消火設備等も入っている場所ですので、今後の長寿命化等をにらんだ資金の確保というのは、必要になってくるかと思います。
総務省からは、地下駐車場についても、公営企業に準じるような形で、平成三十二年度までに経営戦略をつくるようにと、通達が出ておりまして、今取り組んでいるところでございますので、そういった中で今御指摘いただいたような今後の設備の更新、修繕等にあわせた資金
計画等も策定していくと。あわせて、財政部局との間でも、そういった協議を進めてまいりたいと考えております。
241
今野英子委員 監査委員会から出ている意見書の中に、駐車場のことも特別会計のことが四十二ページと四十三ページに書いてあると思うんですが、この中で収入済額が一一・二%増額の理由と、あと前年度に比べて支出済額が二五・六%増加しているんですけれども、この理由についてお伺いいたします。
242 産業観光部副部長兼
産業振興課長 まず、収入済額の一一・二%増についてでございます。
地下駐車場ですので単純に何台の方に御利用いただいたかということになりますが、駐車台数自体は前年より減っていますが、繰越金のほうが前年度からふえている結果、トータル一一・二%の増という結果になったものでございます。
(休 憩)
(再 開)
243 産業観光部副部長兼
産業振興課長 前年度の二十九年度から三十年度に支出が増加している理由でございますが、主に消費税の増加が挙げられることと、もう一つは三十年度に泡消火設備の修繕、出入り口にございますシャッター設備の修繕を行っております。また、出口の精算機とゲートがございますが、そちらの入れかえをやっておりまして、そういった維持管理の費用が増額しております。
244
今野英子委員 確認なんですが、平成三十年度に料金が改定とかそういうことはないということでいいですか。消費税の影響というのがあったんですけれども、そこを確認したい。
245 産業観光部副部長兼
産業振興課長 料金については現在三十分百二十円という
基本料金で運営しておりまして、ここで消費税が一〇%で上がるわけですが、この百二十円については変わりません。ただ、税率のほうが八%から一〇%という形で転嫁することを予定しております。
246
今野英子委員 今、転嫁するというのは今後の話で、平成三十年度は特に値上げはされていないという認識でよろしいですか。
247 産業観光部副部長兼
産業振興課長 三十年度については、税率を含め料金の変更は一切しておりません。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 認 定
───────────────────────────────────
○議 題
議案第六四号 平成三十年度川越市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定
について
○提案理由の説明(農政課長)
○質 疑
248 中野敏浩委員 主要施策の成果に関する説明書の百五十七ページ、農業集落排水事業特別会計のところなんですが、平成三十一年三月三十一日時点での接続率が六百五十五件となっておりますが、パーセントでも結構ですし、当初の見込み件数というのは何件ぐらいか。
(休 憩)
(再 開)
249 農政課長 接続件数六百五十五件についてでございますが、鴨田農業集落排水処理施設につきまして四百三十一件中、三百七十九件が該当しておりまして、石田本郷農業集落排水処理施設のほうが四百八件中、二百七十六件でございまして、合計しますと六百五十五件という数字になります。
250 中野敏浩委員 まだ未接続の先につきましては、分担金はもう入っているんでしょうか。確認のためにお伺いいたします。
251 農政課長 分担金につきましては、未接続の方についてはまだ徴収してございません。
252 中野敏浩委員 そうしますと、接続した段階で徴収するという形でよろしいでしょうか。
253 農政課長 そのとおりでございます。
254 中野敏浩委員 今後まだ大分残っているようなんですけれども、見通しといいますか、一〇〇%になるのが理想かと思うんですけれども、それに近づけるような何らかの方策ですとか、その辺につきましてはどのようにお考えですか。
255 農政課長 接続率の向上につきましては、組合員については毎年組合の総会があるときに接続のお話をいたしまして、毎年一回回覧して接続を促してございます。
それと、今後の見込みなんですが、現在、鴨田農業集落排水処理施設の接続率が八七・九%、石田本郷の農業集落排水処理施設については六七・六%でして、
計画の段階で分家住宅とかを想定している方たちが、まだ分家住宅とかを建設していないということで、接続がおくれているといった状況がございますので、今後は徐々に接続率が上がっていくものと考えております。
256 中野敏浩委員 当初予定された戸数だけの農業集落排水かと思うんですが、この鴨田地区、石田本郷地区におきまして、先ほどおっしゃられました分家住宅以外の戸数も大分建っておりますが、そちらを接続するような方策というのはなかなか難しいんでしょうか。
257 農政課長 現在、鴨田農業集落排水処理施設の区域につきましては、分家住宅のみ接続を認めている状況でございますが、石田本郷地区につきましては、分家住宅以外についても認めている状況でございます。
理由でございますが、当初の
計画人口より人口が減ってきたという状況を踏まえて、そのような対応をしております。
258 中野敏浩委員 今後、先ほども分担金ですとか使用料で歳入のほうが多少なりふえていくと思うんですが、他会計からの繰入金が約一億になっておりますが、今後その辺につきましてはどのようにお考えでしょうか。
259 農政課長 繰入金の増加につきましては、処理施設の年数がたって老朽化しておりまして、修繕費とかが年々増加傾向にある関係上、今後も微増ですが増加していくものと考えております。来年度に経営戦略を策定するわけですが、その中で使用料の値上げ等も含めて検討していく予定ではございます。
260 小林 薫委員 ちょっとお聞きしたかったんですけれども、鴨田の四百三十一件、石田本郷の四百八件というのは、当初からの件数ですか。
261 農政課長 当初の
計画戸数では、鴨田地区につきましては四百八戸、石田本郷地区につきましては四百二十一戸でございます。
262 小林 薫委員 鴨田については当初からふえて、石田本郷については当初から減ったんですね。
263 農政課長 そのとおりでございます。
264 小林 薫委員 理由は。
265 農政課長 石田本郷地区につきましては人口減が考えられます。鴨田地区につきましては想定より分家住宅の数がふえているものと考えられます。
266 小林 薫委員 鴨田はふえても、処理能力には問題がない。
267 農政課長 現状では対応できる範囲と考えております。
268 小林 薫委員 農業集落排水は一般会計から一億六百二十四万七千円繰り入れているわけですね。それで今、接続は分家住宅が予定よりもおくれているというのがあったからだろうけれども、じゃ例えば鴨田の四百三十一件、石田本郷の四百八件を全部接続すると、これは採算とれるんですか。
269 農政課長 採算はとれないと考えております。
270 小林 薫委員 採算がとれなければ、いつまでたっても一般会計から繰入金をしていくということですか。
271 農政課長 現時点ではそのような考えになるところでございますが、今後、経営戦略等を策定していく中で、将来的なことも考え、検討策を考えていく予定でございます。
272 小林 薫委員 これはどうにかしてもらいたいな。
だって、市街化区域に住んでいて都市
計画税を払っているわけですよ。だけれども、それをどう使うかというのはあれだけれども、結局、今も市街化区域は下水道が入っているから、どんどん調整区域に入れていくわけでしょう。調整区域の人は接続したって都市
計画税を払わないんだから、市街化区域に住んでいる人間が払うんでしょう。
農業集落だって、農業集落はこっちがつけましょうかと言ったんじゃないんだよ。平成八年のことだから覚えている人はそういないだろうけれども、芳野にほしいと、鴨田にぜひつけてもらいたいと、あちらの方々がぜひつけてくれというからつけて、ここでもう二十年たって、赤字で一般会計から繰り出して、全部接続しても独立採算がとれないとなると、いつまでたってもこれは追いつかないよ、こんなことをやったんじゃ。
さっき戦略会議等々のお話があったけれども、これは農業集落排水事業特別会計だけで事業が進められるような工夫を考えてもらいたい。いずれ分家をつくるんであれば、とりあえずなるべく接続だけでもしてもらうとか、何とかしてもらわないと、市街化区域に住んでいる人は、こういうお金が使われていると多分きっと知らないと思う。
だって、市街化区域に住んでいたって、いまだに分流していないから合流でやっちゃっているでしょう。こうやって雨がいっぺんに降ったりするとあふれちゃって、合流してやっているからし尿と雑排水が一緒にあふれちゃうでしょう。吹いたときには雨水だけならいざ知らず、生活雑排水とし尿までが一緒になっちゃうじゃないですか。雨が引いたって臭くてしようがない。
それで、使われるお金は調整区域と農業集落に使われたんじゃ、市街化に住んでいる人たちはたまったもんじゃない。だったら、もっとうちら市街化に住んでいる人たちにも、恩恵がほしいなと思っちゃうよね。
だから、そこのところも料金体系も踏まえてよく考えていただきたいと思うんだけれども、井上さん。
273 産業観光部長 今、委員さんが御指摘のとおり、一般会計からの繰り出しがあるということで、これがずっと続くのかという御質疑がございました。
先ほど担当課長のほうから経営戦略と公営企業化、言ってみれば、そこで入る財源をもとにその中で対応できるような形、独立採算で進められるように経営戦略をつくる中で検討して、一歩でも近づけていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 認 定
───────────────────────────────────
○議 題
議案第六五号 平成三十年度川越市
水道事業会計決算認定について
○提案理由の説明(上下水道局副局長兼
総務企画課長)
○質 疑
274 中野敏浩委員 八ページの川越市水道事業損益計算書のところなんですけれども、営業外収益の受取利息及び配当金の計算のもとになっているのは何かということをお聞かせいただきたいと思います。
275 上下水道局参事兼財務課長 営業外収益の受取利息及び配当金の内容でございますが、現金預金の預け入れの利子でございます。
276 中野敏浩委員 現状の預金利息からすると結構大きい金額かなと思ったんですけれども、これが何%になっているんでしょうか。
277 上下水道局参事兼財務課長 たしか〇・〇二%です。
278 中野敏浩委員 先ほどの御答弁で現金預金ということで、十四ページの現金預金五十五億四千七百万円が原資ということでよろしいですか。
279 上下水道局参事兼財務課長 五十五億円全部ではございませんで、普通預金と定期預金で四十五億円、そのくらいの額だったかと思うんですけれども、その預け入れの利子でございます。
280 中野敏浩委員 続きまして、支払利息及び企業債取扱諸費、支払利息のところなんですけれども、一億五千四百八十三万三千二百四十五円ということで、結構大きい金額だと思うんですけれども、こちらの大もとは貸借対照表の固定負債のところと流動負債の合計額でよろしいでしょうか。
(休 憩)
(再 開)
281 上下水道局参事兼財務課長 営業外費用の支払利息で企業債取扱諸費の内容でございますけれども、こちらは企業債の償還金の利子でございます。
282 中野敏浩委員 最後に、四十六ページ、四十七ページの企業債のところなんですが、市中金利に比べて非常に高い部分も見受けられるかと思うんですけれども、この部分をどうにかといいますか、金利を引き下げる等の方策というのはなかなか難しいんでしょうか。
283 上下水道局参事兼財務課長 企業債は三十年といった非常に長期のスパンで借り入れを行いますので、どうしても借り入れ先が国・県といった公的な機関に限定されてきてしまいますので、なかなか下げるのは難しいかなと思います。
あとは、繰上償還もありますが、結局、残りの元金を償還するだけではなくて、補償額という形で残りの元金に対する利子分も一緒に払わなければなりません。そうすると、一度で返すか、何回かに分けて返すかということで、実質的なメリットもさほどないので、そちらは今のところ考えておりません。
284
今野英子委員 平成三十年度の滞納世帯数というのは何件でしょうか。
285
給水サービス課長 水道料金の平成三十年度における調定額、収入済額、それから収入未済額、その人数についてお答え申し上げます。
最終調定額は、件数で申し上げますと百万六百七十三件の調定がございまして、収入済件数は九十一万八百六十六件、収入未済額は八万九千八百七件となっております。収納率につきましては、件数ベースで九一・〇二%となっております。いずれも年度末の数字でございまして、収入未済額については、まだ納期限が至っていない件数が含まれてございます。収納率としますと件数ベースで九一・〇二%という状況でございます。
286
今野英子委員 すみません、もう一回確認なんですが、私が聞いたのは滞納世帯数を聞いたんですが、滞納世帯数で答えてもらいたい。時間がかかりますか。
(休 憩)
(再 開)
287
今野英子委員 件数でいいので件数をお答えください。
288
給水サービス課長 平成三十年度の年度末現在の滞納件数を申し上げます。
件数ベースで八万九千八百七件でございます。
289
今野英子委員 かなり滞納している世帯も多いのかなということで、今、そういった給水サービス課のほうでは検針業務や収納業務を多分委託されているかと思いますが、これまで行っていたのと委託してから何か変更点とかはありますか。
290
給水サービス課長 委員さん御指摘のとおり、現在、検針から収納業務まで営業業務につきまして平成二十五年度以降、外部委託を実施しております。具体的に委託の効果といたしますと、納期限の滞納整理の期間の短縮等、滞納額等も年々減少の傾向がございます。
あわせて滞納整理等、停水等の措置の際にも、受託事業者においては滞納の分納、納付相談を実施しており、利用者に対して懇切丁寧に納付相談をしております。また、そうした状況につきましては、委託事業の中で日報や月報、それから定期的な月の報告会等を通じまして、委託業務の執行管理をしております。
291
今野英子委員 今、御答弁がなかったんですけれども、滞納されている期間で多分前は三カ月でとめられていたのが、二カ月でとめられるようなことに今なっていると思うので、その辺でやはり住民の皆さんにとって、市から見れば徴収するのに、早めにとめて折衝して納付してもらうという考え方だと思うんですけれども、市民からしたらやっぱり水は命、生活するのに大変必要なものですので、そこのところはしっかりチェックしながら、外部委託していますけれども、市もしっかりと責任を持っていただきたいと思います。
あと最後に、今、県水が値上げされることが見込まれているかもしれないんですけれども、現時点で県から何か説明とかはありますか。特になければないでいいんですが……。
292 上下水道局副局長兼
総務企画課長 特に今、県から上げるという話は聞いていません。
293
今野英子委員 三十年度は料金改定などで、特に市民負担増ということはないという理解でよろしいですか。
294 上下水道局副局長兼
総務企画課長 消費税の部分でこの十月から上がります。
295
今野英子委員 三十年度決算で。
296 上下水道局副局長兼
総務企画課長 ないです。
297 桐野 忠委員 最初に説明を受けた平成三十年度川越市水道事業報告書の中で、業務の状況ということで給水状況の御説明がございました。給水戸数は前年度より増加して、年間配水量も前年度よりふえていると。そして、年間有収水量がそんな中で減ったということですけれども、わかりやすく説明していただきたいんです。何で減っているのか。
298 上下水道局副局長兼
総務企画課長 有収水量は総配水量から無効水量とか無収水量を引いたものです。
有収水量は料金をもらっているものですけれども、その他の部分でメーターの区間水量とか管洗浄に用いたものとか、あと漏水があります。要は有収水量が減った一番大きなところは、この漏水量がふえたという部分です。人数がふえたのに有収水量が減っているという話ですけれども、この部分は各家庭の節水の意識が強くなりまして、トイレとか洗濯機の使う量が減っていますので、一人当たりの使用量が減っているような状況です。
299 桐野 忠委員 理解させていただきました。
これから人口がものすごく減っていくような、まだ川越市は若干微増というか、ふえていますけれども、人口減少が進む中で、水道事業の関係で課題があれば、どういった課題があるのか確認させていただきたい。
300 上下水道局副局長兼事業
計画課長 今現在、水道の課題といいますと、東日本大震災を代表する地震が頻繁に起きる等、自然災害に対応していかなければならない。また、あわせて管の老朽化が進んでいる中で、管の更新もしていかなければいけないということで、当然、耐震化の推進ですとか、あるいは先ほど言った年々増加する老朽管への対応ということが課題になっていると思います。
301 桐野 忠委員 報告書にもありますけれども、管自体のいろんな布設工事、改良工事を行っているみたいですけれども、今、御答弁がございましたように耐震というのはすごく大事だと思うんですが、ちなみに耐震年数というのはどれくらいかあれなんですが、耐震年数を超えているというのはどれぐらいか、わかれば……。
302 上下水道局副局長兼事業
計画課長 法定耐用年数につきましては、水道の管については全ての箇所で四十年になっております。
303 桐野 忠委員 四十年を超えているのは……
304 上下水道局副局長兼事業
計画課長 老朽管の延長は、約三百四十五キロでございます。老朽管率は二三・四%という状況になっております。
305 桐野 忠委員 老朽管が三百四十五キロか。
それで、パーセントというと二三・四%と。
アセットマネジメントがあると思うんですけれども、
計画どおりに進んでいるんですか。
306 上下水道局副局長兼事業
計画課長 アセットマネジメントは昨年度に動き出しまして、実際には令和元年度は予算措置がまだ間に合っていない状況でございます。ここで来年度以降の予算措置の中で、できればアセットマネジメントの
計画にのった形での予算要求をしておりますけれども、厳しい財源状況もございますので、今後の状況ということになると思います。
307 桐野 忠委員 課長からもお話がありましたように、近年、耐震の関係というのは厳しい
環境に置かれていると思うので、
計画を立てていますのでしっかりとそれを順守しながら進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
308 小林 薫委員 今、老朽管の話が出たんですけれども、漏水というのはどのくらいあると思っているんですか。要は漏れちゃっているもの。上に吹けば漏れているのがわかるけれども、下に漏れているとわからないじゃないですか。どのくらいあると思いますか。想像しかできないんだろうけれども、見えないんだから。
309 上下水道局副局長兼
総務企画課長 平成三十年度漏水量は百八万九千九百二十三立方メートルとなっております。これは引いて最後に残った数ですけれども、有効水量から残ったこの部分が漏水量に該当すると思います。
310 小林 薫委員 ごめんなさい、自分で計算すればいいんだろうけれども、全体の何%ぐらいになるんですか。
311 上下水道局副局長兼
総務企画課長 全体の二・七五%になります。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 認 定
───────────────────────────────────
○議 題
議案第六六号 平成三十年度川越市
公共下水道事業会計決算認定について
○提案理由の説明(上下水道局副局長兼
総務企画課長)
○質 疑
312
小高浩行委員 公営企業会計決算審査意見書の四十七ページ、四十八ページなんですけれども、水道事業と同じような形で水洗化人口は年々ふえてきて、二十九年度までは年間の有収水量も伸びてきたんですけれども、ここで初めて減少に転じているということで、これが今後例えばそういった節水トイレとかの普及でどんどんふえてくるということになると、この年間有収水量というのが、人口の増加に反して差がふえてくるというようなことも考えられると思うんですけれども、経営上、その辺のことはどういうふうに考えられているんでしょうか。
313 上下水道局副局長兼
総務企画課長 今、委員さんがおっしゃるように、年間有収水量は今後減っていく可能性がありますけれども、ただ減っていく率が落ちていますので、もうそろそろ下げ止まりにきていると考えておりますので、営業としましては収益的にはそんなに変わりないと考えております。
314
小高浩行委員 それと、毎年度に話題になることですけれども、不明水といいますか、汚水の処理量に対する年間有収水量との差、これが平成三十年度も約一千二百万トンあって、平成二十九年度は一千三百三十三万トンと、大体年間同じくらいの量がずっときているんですけれども、これは量的に考えると有収率が三千三百九万トンで、その三分の一に当たるものが不明水、要は管の中を流れている量からすると、かなりの率になるんですけれども、これはもうどうしようもないものなんでしょうか。
315 上下水道局副局長兼事業
計画課長 管が老朽化する中で、地下水が高いところから入ってきたりとか、あるいは誤接続で入ってきてしまいます。川越市は他市町村の平均に比べまして、一〇%ぐらい悪い数字でございます。ですから、今はその辺を改善しようということで、まずどこのポイント、どのエリアのところに不明水が多いのかを探る算段をしておりまして、今後そのエリアを絞り込んだ中で、集中的に不明水対策を行っていきたいと考えております。
316
小高浩行委員 最後に一点。
この決算書の六十五ページ、貸借対照表等に関する注記の中で、企業債のうち他会計が負担すると見込まれる額百十六億云々というものがあるんですけれども、これの意味というのを教えていただきたい。
(休 憩)
(再 開)
317 上下水道局参事兼財務課長 質問の金額ですけれども、一般会計から繰り出しで負担していただいている雨水処理関係等の建設企業債に係る償還金です。
318
今野英子委員 先ほどもお話があったかもしれないんですが、台風とかでマンホール、合流管とかのお話があったかと思うんですが、吹き出していたりとか、あと住民の方から雨が降っているときにトイレから逆流しそうになるというようなお話も聞くんですけれども、何か対策というのはとっているんですか。
319 上下水道局副局長兼事業
計画課長 合流管と分流式の二種類ございまして、分流式というのは
基本的には雨水は入らないことになっておりますので、台風のときに下水が吹いたりというのは、先ほどあった不明水が原因と考えております。先ほどもお話ししましたが、不明水は場所を特定したりとか、今後強力にやっていかなければいけないことなので、その中で対応していく形になると思います。
あともう一つ、合流式は雨水を入れて、汚水を一緒に流すものですけれども、雨水総合管理
計画を平成二十九年度に作成し、その中で一番最初にやるべきエリアに寺尾地区のあたりを選定しておりまして、次が本庁ということで考えております。その際に流出抑制、例えば下水管に入る前にどこかでためたりだとかを今後検討していく形になると思います。寺尾のほうを今やっていますので、その次のステップと考えております。
320
今野英子委員 ぜひ引き続き対応のほうをしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
321 桐野 忠委員 何点か質問したいんですけれども、さっきの水道の関係でも話しましたけれども、耐震化というのは進んでいるんですか。老朽化対策は進んでいるんですか。
322 上下水道局副局長兼事業
計画課長 まず、耐震化につきましては、下水道は耐震化の
計画を行っております。下水道の耐震というのは何かといいますと、緊急輸送路、国道一六号ですとか、国道二五四号は何か問題が起きたときに物資の輸送路になります。下水はマンホールが空洞になっておりますので、液状化しますとマンホールが飛び出して道路が使えなくなってしまう。その道路を守るために液状化が起きてもマンホールが浮上しないような対策を行っております。
老朽化の対策につきましては、悪いところについては少しずつやっているんですが、
計画的には長寿命化の
計画がありまして、それが平成三十年で一回切れます。その後に今、ストックマネジメントという
計画を立てておりまして、下水道は管に特殊な自走式のカメラを入れたりして、目で見て、悪くなっているかどうかというのを確認できますので、しっかり順を追いながらエリアごとに調査をかけて、悪くなっているところについて今後、
計画を立ててやろうということで、今動いている状況でございます。
323 桐野 忠委員 なぜ確認させていただいたかというと、平成三十年度にどれくらい調査したのかなという思いがあるんですが、先日の千葉のあるところで道路がいきなり穴があいちゃって、その原因が下水道管の老朽化という報道がありました。今、目で確かめているという調査を行っているとお伺いしましたけれども、実際に平成三十年度、それ以前でもいいんですが、未然防止などにおいてそういった危険な事例なんかは実際にはあったのかどうか。
324 上下水道局副局長兼事業
計画課長 ストックマネジメントの調査はこれからスタートしていくので、長寿命化の関係で調査をしておりまして、事例といたしましては国道一六号を横断している管で、硫化水素が下水の中で発生するんですが、それがコンクリートを溶かしてしまうんですね。硫化水素の値が高いところがありましたのでそこを調査しましたら、マンホールのところがすかすかになって鉄筋も出ているような状況で、上から見て大丈夫だったんですけれども、それが発見できましたので、早急に対応したという事例がございます。
325 桐野 忠委員 ぜひしっかりと大きな事故がないように、以前も議会のほうで道路下空洞化調査をぜひ行うべきだと、建設部長の答弁をいただきましたけれども、建設部と連携をとりながら、その辺もやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
あともう一点だけ。
七十四ページの建設工事の概況を見ますと、同時期に一遍に同じような工事を発注しているのが見受けられるんですけれども、たしか以前に同じ業者が何本もとってしまったというか、とって苦労されたという話を聞いています。平成三十年度も含めてですが、取り抜け方式とか分離発注なんかはされているのかどうか。
326 上下水道局副局長兼事業
計画課長 取り抜け発注と分離発注はそれぞれ行っております。昨年は下水道の関係ですと、取り抜け方式で三回ございます。
あと、下水の工事ではないんですけれども、業務委託で分離発注しております。
327 桐野 忠委員 同時期に発注されていたので確認のためさせていただきました。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 認 定
───────────────────────────────────
○議 題
議案第八八号 川越市森林
環境基金条例を定めることについて
○提案理由の説明(農政課長)
○質 疑
328
今野英子委員 本会議でも質疑が行われているんですが、改めて確認の意味で質疑いたします。
今回の川越市森林
環境基金条例で森林
環境譲与税を活用して積み立てを行っていくということなんですが、そもそも国のほうで森林
環境税を導入した背景についてお伺いいたします。
329 農政課長 森林
環境税を導入した背景でございますが、森林を持っている埼玉で例えば秩父市とかがございますが、所有者不明の森林とかが多数発生していて、林業が滞っていると。その林業を今後活性化させようということで、所有者不明の山林について整備できるようにするとともに、そのための財源として森林
環境税を設置したということでございます。
330
今野英子委員 二〇一四年度から年間一人千円、住民税に上乗せして徴収しますが、本会議で答弁していたらあれなんですが、もう一度対象者の課税人数を確認したいんです。
331 農政課長 森林
環境税の課税対象者は個人住民税の納税義務者となっておりまして、徴収方法は先ほど委員さんおっしゃいましたけれども、国税として一人年額千円、個人住民税均等割に上乗せして市町村が徴収することになります。
人数につきましては、国で六千万人が対象と聞いております。
332
今野英子委員 川越市の人数を聞いたんですが……。
333 農政課長 川越市の人数については、農政課では現在把握してございません。
334
今野英子委員 農政課では把握していないんですか。じゃ、わかりました。
続きまして、森林を整備して温室効果ガスを削減するのが目標で、そのためには今回国のほうではつくっているんですが、やはり温室効果ガスを減らすというのは、企業ですとかそういうところの責任が大きいかと思いますが、今回のこの森林
環境税とかには企業が負担する分というのはあるんですか。
335 農政課長 企業が負担する分はないと認識しております。
336
今野英子委員 私としては個人に負担を求めるのではなくて、やはりそういったところにも国のほうでしっかりと公平に考えて、住民だけに負担を求めるというのはいかがかなと思います。
337 中野敏浩委員 森林
環境譲与税の資金使途のほうが間伐ですとか森林整備、あとは林業の人材育成、木材の利用の促進というところかと思うんですが、質疑のときにベンチをつくってというお話もあったかと思うんですが、川越市の場合、森林もそんなに多くなくて、近隣の森林が多い市町村と連携して、そちらのほうとこういった形の事業を何か進めるというお考えはあるんでしょうか。
338 農政課長 現状ではまず、公共施設等の木質化にかかる資金として使うことから始めることを想定してございます。他市町との連携につきましては、今後毎年度に入ってくる譲与税でございますので、いろいろな全国的な事例等も検討しまして考えてまいりたいと考えております。
339 中野敏浩委員 埼玉県の場合、西部地区のほうに森林も多いかと思いますので、そういった形でぜひ連携をとっていただければと思います。
あともう一点、何に使ったかということを公表する義務といいますか、必要があるとお伺いしているんですが、その辺についてはいかがでしょうか。
340 農政課長 今年度の決算が確定する来年の十月以降にホームページ等を使って公表していく予定でございます。
341 中野敏浩委員 毎年入ってきますし、金額も結構大きいものなので、また市民の方の負担もございます。ぜひ有効に使っていただけるようにお願いしたいと思います。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 起立採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第九一号 川越市
生産緑地地区の区域の規模に関する条件を定める条例を定
めることについて
○提案理由の説明(都市
計画課長)
○質 疑
342 中野敏浩委員 生産緑地につきましても質疑がございましたので、一点だけ農家レストランの優遇がされると思いますが、その農家レストランの定義をお伺いしたいと思います。
343 都市
計画課長 農家レストランにつきましては、一般的なファミレスみたいなものではなくて、そこの農地、その周辺で生産されたものを主な具材として、経営者はそこの土地所有者でやっていただくと。それから、生産緑地の面積にレストランの占める割合等に制限がかかっておりまして、
基本的には生産者の六次産業に対する規制の緩和になっております。
344 中野敏浩委員 該当する方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、生産緑地を何カ所かに設けまして、そのそれぞれで農家レストランを出店するというのは可能でしょうか。
345 都市
計画課長 秋に行いましたアンケート調査では、唐突な制度の緩和がありましたので、それに対して御希望を確認したところ、ゼロでした。制度がまだ始まったばかりですので、そういう活用まで考える方がまだいないと認識しているところですが、今、御質疑いただきました数カ所でそれぞれの土地でやることは、可能と認識しておりますが、一つ一つ先ほど言ったような要件がございますので、かなり大規模に農業をやるような方じゃないと難しいと思います。
346 中野敏浩委員 税の優遇を受けるわけなので、その辺を厳格にお願いしたいと思います。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第九四号 川越市
水道事業給水条例の一部を改正する条例を定めることにつ
いて
○提案理由の説明(
給水サービス課長)
○質 疑
347
小高浩行委員 今回のこの条例の一部改正で、手数料収入の見込みというのはあるんでしょうか。増収見込みというんですか。
348
給水サービス課長 増収の見込みでございますが、更新手数料につきましては一件一万円の手数料を想定してございます。来年度初年度の更新につきましては、おおむね七十件程度、約七十万円の増収があるものと考えております。
349
小高浩行委員 あと、証明書の交付、これは従来と変わらないんですか。新たに設けられたわけではないんですか。
350
給水サービス課長 証明書の交付手数料につきましては、これまで川越市手数料条例のその他の証明で、手数料を頂戴してございました。今回、給水条例の一部を改正に伴いまして、新たに更新手数料を定めるとともに、手数料を定めたものでございまして、従前の金額に変更はございません。こちらにつきましては、件数としても年間四十件程度が毎年出ている状況でございますことから、改めて規定を設けたところでございます。
351
今野英子委員 今回の改正点、一件、指定給水装置工事事業者の指定の更新制で五年を導入するということなんですが、今、川越市内でこれに当たる事業者数というのはどれくらいいるのか。
352
給水サービス課長 令和元年八月三十一日現在で申し上げます。川越市で指定してございます給水装置工事事業者につきましては、全体で四百八十二事業所ございます。
353
今野英子委員 あと、条例の中に三の納付した手数料は還付しないとありますが、ただし、管理者に正当な理由があると認めるときはこの限りではないというのがありますが、これはどういうことを想定しているのかお伺いいたします。
354
給水サービス課長 還付規定を設けた理由でございます。
給水装置工事事業者から給水申請等が出され、給水サービス課の担当で申請に基づきまして設計審査、それから工事完成検査等の事務手数料として手数料をいただいているところでございます。
こうした申請に対しまして、事後に事業者さんから取り下げ等の申し出が出ていることも多くございます。そうした方々に対しまして、これまで条例には還付規定はございませんでしたが、適正に費用を今後頂戴するという観点から、費用負担の原則を明確にしたところでございます。
355
今野英子委員 今、正当な理由があると認められるとき以外というのは、何か想定されているんですか。どういう場合は還付するのか。ただし書きのところです。
356
給水サービス課長 特段に想定はしていないところでございますが、個別具体的に検討させていただきます。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 原案可決
(休 憩)
(再 開)
───────────────────────────────────
○議 題
議案第一〇一号
川越市道路線の認定について
○提案理由の説明(建設部参事兼
建設管理課長)
○質 疑 な し
○討 論 な し
○採 決 簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第一〇三号 令和元年度川越市
一般会計補正予算(第三号)の所管部分
○提案理由の説明(産業観光部副部長兼
産業振興課長、建設部副部長)
○質 疑
357
小高浩行委員 観光商工費ですけれども、小林斗あんさんの説明板について改めて、小林斗あんさんが篆刻という印鑑を彫る方というふうには存じ上げているんですが、どういう方かを簡潔に御説明願いたい。
358 観光課長 小林斗あんさんは、本市で印章業、いわゆる判こ業を営む家庭に生まれた方でございます。生年月日は一九一六年二月二十三日、大正五年の生まれです。篆刻は篆書体という古い字体を刻むことから篆刻と呼ばれておりまして、古くは五千年ほど前にメソポタミアで発祥したとされ、それが中国に伝わり明時代に日本に伝わって、その後に発展してきております。実家がずっと判こ屋を営んでいたということもあり、その篆刻を極めた方でして、平成十六年には篆刻の分野では初の文化勲章を受けられております。また、それ以前ですが、昭和五十九年に本市の初雁文化章を受章されております。平成十九年八月に逝去されております。
大変雑駁で申しわけございませんが、以上でございます。
359
小高浩行委員 この説明板はどこに設置されるんですか。
360 観光課長 説明板につきましては、川越まつり会館の北側にサイクルポートを設置しております。空き地というか、川越市の土地開発基金で購入した土地がございまして、そこに設置する予定でございます。
361
小高浩行委員 その場所は小林斗あんさんのゆかりの場所とかになるんでしょうか。
362 観光課長 小林斗あんさんの実家があった場所になります。
363
小高浩行委員 有名な方で日本よりもむしろ中国のほうで有名というお話を伺っておりますので、これから外国人の観光の一つの大きな目玉かなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
続いて、土木費の用地なんですけれども、南古谷小学校の屋外運動場整備に伴う市道の拡幅ということなんですが、これは現道が幅員何メートルで、それに対してどれくらいの拡幅用地を検討されているんでしょうか。
364 用地課長 大体五メートル五十から六メートルぐらいの現道が今ありまして、
計画では八メートルの幅員にするということで、約二メートルほどを考えております。
365
小高浩行委員 お子さんの移動の安全ということですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
続いて、江川流域都市下水路なんですけれども、今現状、ふたが被っていて、それを撤去するというようなお話を伺っているんですが、そもそもふたの設置の目的というのはどういったものだったんでしょうか。
366 建設部参事兼河川課長 この都市下水路が完成したころ、まだ今も流れているんですけれども、生活排水の悪臭のために設置したと認識しております。
367
小高浩行委員 そういう経緯のあるものを今回撤去される理由というのは、どういうものでしょうか。
368 建設部参事兼河川課長 その地域の生活改善等が図られたということもございます。
それと、今回この補正でふたを撤去することについては、地域の皆さんの安全を確保するという意味で、撤去工事をすることになります。
369
今野英子委員 農林水産業費で先ほどもちょっとありましたけれども、森林
環境譲与税のベンチというのは、設置する場所は伊佐沼のほうなんですか。まだ決まっていませんか。ベンチの設置場所というのは決まっているんですか。
370 農政課長 ベンチの設置場所につきましては、現在、
グリーンツーリズムの拠点整備を進めております農業ふれあいセンターの北側の市民農園用地のところのスペースに設置する予定でございます。
371
今野英子委員 あと、商工費のマイナンバーカードを活用した活性化策なんですけれども、この利用店舗募集にかかる業務委託なんですけれども、この利用店舗募集というのは、どれくらいを見込んでいるとかはあるんですか。
372 産業観光部副部長兼
産業振興課長 今現在、マイナンバーカード自体の普及率が一四%程度で、その普及促進を消費活性化策とあわせて狙っていくということで、今後消費活性化策が展開されることを踏まえて、予算を要求するものでございます。
当初は自治体がポイントを使ってこれを行うという想定がございまして、要は自治体ポイントを使って買い物ができる店舗を募集していく必要があるということで、その分の予算を計上しているのですが、本会議の中でも若干やり取りがございましたけれども、九月三日にデジタル・ガバメント閣僚会議が開かれまして、国の方針が若干変わってきているようでございます。
当初は自治体ポイントを想定していたんですが、皆さん使いやすい制度にしたほうがマイナンバーカードの普及につながるということで、今現在は今後予定されておりますキャッシュレス決済、個別の名前を挙げますとLINEですとかPayPayがありますけれども、そういったものでお支払いいただける場合に、国がポイントを今二五%を想定しているんですが、上乗せするという仕組みを考えているようでございまして、そうなると、今後キャッシュレス決済をしているお店であれば、どこでも使える制度になりますので、利用店舗の募集という業務自体がなくなってくる可能性もある状況でございます。
仮に募集するということであれば、幅広く使えるお店があったほうが、当然カードの普及、あるいは消費者の利便性の向上になりますので、より多くの店舗が登録いただけるような方法でその業務を進めてまいりたいと考えているところでございます。
373
今野英子委員 ポイント還元とかを国のほうでいろいろ進めているんですけれども、市内の方で高齢者の方とかどれくらいの年齢層の方が、どれくらい使っているとか、そういう意識調査とか何か調査をしたことはあるんですか。
374 産業観光部副部長兼
産業振興課長 キャッシュレスの利用状況、特に高齢者を含めた年齢別等の調査は、これまでしたことはございません。また、ほかの既存の調査でも、特に目にしたことはございません。
375
今野英子委員 先日もテレビの報道で見たんですけれども、やっぱり高齢者の方は今、消費税増税前に現金派の方もいるし、ポイントで使う方もいる。駆け込みの今そういう報道があって、高齢者の方は一概には言えませんけれども、現金主義だという報道もされ、そういう高齢者の方もいました。マイナンバーカード自体が今なかなか普及されていないということなので、マイナンバー自体にもいろいろ問題があるのかなと私自身は思っておりますので、わかりました。
376
中原秀文委員 一般会計・特別会計九月補正予算の概要の六ページ、土木費の幹線道路整備について、用地課で八百万円を計上しています。これは今回、南古谷小学校の運動場をつくるのに合計で三億三千万円がかかり、そのうちの子供たちが通るための道路部分で、市道として八百万円が計上されているのだと理解していますが、これは子供たちが通るための歩道整備であるという認識でよいのか伺います。
377 用地課長 歩道を整備するという考え方です。
378
中原秀文委員 それは要するに、車は通らないという認識で間違いないでしょうか。
379 用地課長 そのとおりでございます。
380
中原秀文委員 購入の際は、運動場と道路を一遍に購入されるのか、それとも別々か。また、一人の方から取得されるのか、お伺いいたします。
381 用地課長 私どもの場合は道路分として買わせていただきまして、教育委員会のほうは学校用地として買わせていただくという形になります。時期的には多分別々になるかと思います。
382
中原秀文委員 それは一筆で全部買うということではないということですか。
383 用地課長 土地は一緒ですが、同じ所有者の方です。
道路と分けて道路は道路として買いまして、校庭は校庭として買います。
384
中原秀文委員 最後に、一点伺います。補正予算説明書の十一ページ、道路維持費で一億九百六十万円が計上されていますが、平成三十年度の決算で、相当額の不用額があったという説明でしたが、五千八百万円以上が計上されている理由は何かお伺いいたします。
385 道路
環境整備課長 不用額の内容は工事請負差金でございますが、冬季に雪が降ったときに迅速に対応するために、あえて残しておいたということでございます。
(休 憩)
(再 開)
386 道路
環境整備課長 今回の補正につきましては、市民の要求にいろいろ応えるために早急に対応するための補正予算ということで、今回、舗装整備、維持補修等の補正をさせていただいております。
(質疑終結)
○討 論 な し
○採 決 起立採決 原案可決
───────────────────────────────────
○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査
とすることに決定した。
○閉 会 午後五時二十六分
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