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  1. 川越市議会 2019-06-19
    令和元年 文化教育常任委員会 会期中(第1日・6月19日)本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △案件  委員長互選について  副委員長互選について  所管事項報告について  ─────────────────────────────────── △会場 市役所 第三委員会室  ─────────────────────────────────── △出席委員    委 員 長  吉 敷 賢一郎 議員  副委員長  栗 原 瑞 治 議員    委  員  粂   真美子 議員  委  員  須 賀 昭 夫 議員    委  員  柿 田 有 一 議員  委  員  川 口 啓 介 議員    委  員  片 野 広 隆 議員  委  員  大 泉 一 夫 議員    委  員  小野澤 康 弘 議員  ─────────────────────────────────── △説明のための出席者                        教育長 新 保 正 俊                   教育長職務代理者 梶 川 牧 子                       教育委員 長谷川   均                       〃    黒 田 弘 美             【教育総務部
                            部長 中 沢 雅 生                 副部長教育財務課長 松 本 和 弘                  参事中央公民館長 久津間 義 雄                     教育総務課長 若 林 昭 彦                   地域教育支援課長 福 井 康 司                    文化財保護課長 田 中 敦 子                     中央図書館長 鳥 海 睦 美                       博物館長 大 澤   健             【学校教育部】                         部長 中 野 浩 義                 副部長教育指導課長 内 野 博 紀                  参事学校管理課長 梶 田 英 司                参事教育センター所長 横 山 敦 子                   学校管理課参事 小 山 忠 仁                   〃        池 田   靖                     学校給食課長 鈴 木 勝 行                市立川越高等学校事務長 松 本 陽 介             【文化スポーツ部】                         部長 田 中 三喜雄               副部長文化芸術振興課長 岸 野 泰 之                   スポーツ振興課長 石 川 辰 生                   国際文化交流課長 宮 嵜 有 子                       美術館長 岡 部 秀 子  ─────────────────────────────────── △事務局職員                      議事課主査 内 田 正 英                      議事課主任 杉 原   徹  ─────────────────────────────────── ○開  会  午前十時一分      (休  憩)      (再  開)      (傍聴希望者一人の傍聴を許可した)      (休  憩)      (傍聴人一人出席)      (再  開) ○互選により委員長、副委員長を選出した。 ○議  題  委員長互選について      (休  憩)      (再  開)  指名推選の方法により、委員長互選した。  ─────────────────────────────────── ○議  題  副委員長互選について  指名推選の方法により、副委員長互選した。  ───────────────────────────────────      (休  憩)      (再  開) ○議  題  所管事項報告について      (資料配布)  蔵造り資料館耐震化事業におけるこれまでの経緯対応状況等について ○報告説明 2 博物館長 蔵造り資料館耐震化事業のこれまでの経緯対応状況等について御報告させていただきます。  お手元の資料をごらんください。  それでは、初めに、事業概要を御説明させていただきます。  蔵造り資料館耐震化事業は、市指定文化財であります川越市蔵造り資料館店蔵、添屋、住居棟、一番蔵の耐震性能の向上を図るため鉄骨や合板で補強し、あわせて、劣化したはりや柱、壁、屋根等の修理を行うものです。  次に、施設の概要につきましては、お手元の資料のとおりとなります。  続きまして、これまでの経緯について御報告させていただきます。  店蔵ほか耐震化工事は、平成二十九年六月二十八日に工事請負契約を締結後、工事に着手してまいりましたが、建物の部分的な解体、調査を進めていく中で、柱等の腐食が発見されました。そのため、工事費の増額及び工期延長について、平成三十年九月議会に上程し、議決をいただきました。  しかし、翌十月一日に、工事受注者である株式会社エム・テック再生手続に入ったことが判明し、同日午後より工事が中断となりました。その後、受注者は再生に向け準備を進めておりましたが、平成三十年十月二十一日に川越市との契約解除の通知がありました。  以上がこれまでの経緯です。  続きまして、工事精算について御報告させていただきます。  平成三十一年二月二十二日に出来高検査を実施し、平成三十一年三月二十九日に精算を完了しております。  なお、工事出来高率は三三%となっております。  工事中断後の現場の状況ですが、店蔵及び添屋につきましては、壁や屋根の解体、調査を実施し、鉄骨を一部設置しております。住居棟及び一番蔵につきましては、壁の一部を解体、調査いたしました。現状では耐震補強は完了しておらず、早期の工事再開が必要となっております。現在は、安全確保のための仮設物等の補強を行い、職員による日常的な現場の点検を実施しております。  最後に、今後のスケジュールですが、現場の状況について的確な把握を行うとともに、事業者へのヒアリングを実施し、今年度内の工事再開を目指します。また、早期の工事再開を図るため、有効な発注、入札方法及び継続費に係る事業計画期間を含めた設計の見直しを進めてまいります。  なお、仮設物につきましては、さらなる安全対策を図るとともに、景観に配慮したシート等への張りかえも検討してまいります。  以上、大変雑駁ではございますが、蔵造り資料館耐震化事業におけるこれまでの経緯対応状況についての御報告をさせていただきました。 ○質  疑 3 柿田有一委員 少し確認をしておきますが、まず、精算ですが、違約金等が納入され、精算が完了したということで、お金のやりとりは、これでもとのエム・テックさんとは終わりということでよろしいですか。 4 博物館長 委員おっしゃるとおりです。三月二十九日に全て完了いたしております。 5 柿田有一委員 当該企業、再生とその後のことで、いろいろな形でほかにも契約を結んでいたりだとか、債務を抱えていたようだったが、川越市の分は、基本的には必要な分、十分完全な形でということで終わったという認識でいいのか。 6 博物館長 出来高率ということで、中断するまでの状況では、完全な形で精算のほうは済んだと、そういった状況です。 7 柿田有一委員 結構です。  先ほど、三三%ということで、出来高率ということでしたが、その後、そのときまでに三三%は終わっているということでしたが、その後、期間を置いてそのままの状況になっていると思います。一定程度のある程度そのままにして大丈夫な形まで整えた上でということでしたが、基本的には、この出来高率の三三%というのは、後退しないと思っていいのか。これから再開するに当たって、例えば、再開はさせるが、三三%から残りの部分をやるのか、少し戻ってやらなければいけない仕事がふえる、つまり、再開に当たっては、三三%ではなくて二割とかからになるのかどうか。そこら辺の状況を少し教えてください。 8 博物館長 委員ご指摘のとおりです。今回、蔵造り資料館建造物なので、蔵造りということもございまして、土壁、それから、しっくい壁、そういったところにかかわる修理がございました。特にそういったところに関して、完全にしっくいの仕上がった状態まで至らないところで、倒産ということで中断している、そういった壁等もございます。その中途の状態で終わった壁につきましては、委員おっしゃるとおり、出戻る形で、場合によったら、今ある状態を全部また落として、それからまたゼロでやり直す必要が出てくるかと思います。結局、土壁等というのは、途中でやめてしまうと、本来、使い物にならないということがございますので、三三%から何割かの減は考えていく必要はあるのかなと考えております。 9 柿田有一委員 わかりました。ということは、期間、それから金額も含めて、三三%までということにはなっておるが、全体を見ると、かさ増しになるだろうということは想定されるということですね。結構です。  もう一点、最後に、今後に向けてですが、今、博物館対応されて、お話をされていましたが、設計、契約セクションも含めて対応していくことになっていくんだと思うんですが、ここら辺、体制上は、ここは今、所管ということで文化教育ですが、他部署も含めてどういうような体制で臨まれているのか、少し様子を。あと、加えて、そういった体制報告は、どういう形でそれぞれのところからの情報が上がってきたり、報告をされるのかも含めて、体制上、現在なっているところのお話を少ししていただけるとありがたいなと思うんですが。 10 博物館長 現在の体制につきましては、博物館のほうでは、直接工事は進めることはできません。そういったこともありまして、建設部建築住宅課のほうに執行依頼という形で進めているわけですが、今回、倒産という形で、異例の事態になっている中で、設計の見直し等、そういったところを含めて、また今後、継続費を設定しているわけですが、その継続費の増額、それから工期の延長、そういったところにつきましても、建築住宅課のほうと現在、入念な詰めを行っているところです。結果的には、先ほども申し上げたとおり、今年度内には何とか早期の工事再開を目指そうというようなところで、二つのセクションで共同で進めている、そういった状況です。 11 柿田有一委員 わかりました。建築住宅課に依頼をということでありました。  報告等はどういう形で上がってくるのかの確認なんですが、建築住宅課は本常任委員会所管ではありませんので、そこら辺にかかわる部分博物館を通して本常任委員会報告をされるのか、向こうの所管部分、それと契約に関することももしかするとあるかもしれないとなると、それは総務に係るところになりますが、この事業は、博物館が窓口になって、文化教育常任委員会報告されるのか、それ以外の常任委員会報告される部分があるのか、確認のためお伺いをしておきたいと思います。 12 博物館長 そちらにつきましては、基本的にはこの文化教育常任委員会博物館から御報告させていただくという形で考えております。先ほども触れましたとおり、場合により、契約とかそういったところにも絡んでくる話になるかと思います。そういったところは、事前に入念な調整を図る中で御報告させていただくと、そうなっております。 (質疑終結)  平成三十年度におけるいじめ問題の状況について ○報告説明 13 学校教育部部長教育指導課長 本市の市立学校における平成三十年度のいじめ問題の状況につきまして御報告をさせていただきます。  初めに、平成三十年度におけるいじめ問題の状況についてです。  一つ目に、いじめ認知件数について申し上げます。  文部科学省平成三十年度児童生徒問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査の結果、平成三十年度の本市におけるいじめ認知件数は、小学校では百二十七件、そのうち六八・五〇%が解消しております。中学校では八十八件、そのうち八五・二二%が解消しております。  現在、昨年度から対応している案件のうち一件は、小学校における重大事態として、市教育委員会いじめ問題対策委員会で調査を継続して行っているところです。概要といたしましては、現在、小学校五年生の児童が、一年生から二年生のときに受けたいじめにより不登校になった状況について、改めて学校対応を調査しております。  二つ目に、本市でいじめ未然防止の対策として実施しているネットパトロールいじめ相談等件数について申し上げます。  ネットパトロールによる問題のある書き込み等を発見した際には、危険度を四段階のリスクレベルに分類して対応しております。最も危険度の高い緊急のリスクレベルとは、具体性のある犯行予告自殺予告等、直ちに警察への通報が必要とされるものであり、こちらはゼロ件です。危険度が高い、自傷行為等の健康を脅かす情報の掲載はゼロ件、危険度が中、誹謗中傷、具体的な個人情報等の掲載は七十九件、危険度が低い、不良行為個人情報の掲載は七百四十八件でした。これら、発見された書き込みのうち危険度・中以上は、学校へ情報提供し、事実確認を依頼しております。その後、状況に応じて個別に対応をしております。  次に、インターネット上の相談窓口であるときもスチューデントポストにつきましては、投稿件数が四件でした。その内容は、いじめに直接かかわる投稿ではございませんでした。  次に、いじめ相談窓口への相談件数につきましては、いじめ相談直通電話七十八件、いじめ相談電子窓口六件となっております。この六件は、この七十八件に含まれる内数となっております。具体的には、いじめに関する相談担任等学校信頼関係に関する相談、不登校に関する相談等でした。これらいじめ相談につきましては、個別に相談対応後、教育指導課が窓口となり、学校及び関係機関連携し、経過を継続して観察しているものです。 ○質  疑 14 川口啓介委員 いじめ認知件数なんですが、三十年度、解消率が六八・五〇%、八五・二二%ということで、これは、小学校ですと残りの三一・五%は、年度をまたいでいじめが続いているというような認識でよろしいですか。 15 学校教育部部長教育指導課長 いじめの解消につきましては、おおむねいじめの行為がやんでから三カ月を一つの目安としております。また、いじめを受けた児童生徒等が、そのことを苦痛と感じていないといったようなことを確認をして、いじめの解消としておりますので、その多くは今、見守りを続けているという状況です。 16 川口啓介委員 以前は、年度の終わりにゼロ%になっていたと、あの数字は、今のおっしゃるところだと変わっているんですか、変わっていないんですか。三一・五%なりが、以前はゼロ%と表示していたところと考えてよろしいですか。
    17 学校教育部部長教育指導課長 対応方針等を定めた中で、そのような見守りというようなことも示されておりますので、いじめ行為そのものは、今、やんでいる状況と捉えております。 18 柿田有一委員 いじめ相談直通電話なんですが、実際にどういう方が電話を受けていらっしゃるのか。立場だとか、経験だとか含めて、どういう方がどういう形で受けられているのか、少し教えていただければと思うんですが。 19 学校教育部参事教育センター所長 いじめ相談直通電話の担当している職員ですが、センター臨時職員という形でやっている方ですが、実際には、退職された校長先生もしくは教頭先生となっております。 20 柿田有一委員 そうすると、校長、教頭ということですけれども、基本的には先生の経験がある方が受けているということですね。その他に何かカウンセラー的なことというのは、直通電話には入っていないのか。連携の中でそういったところにつないだり、学校につないだりということで、受けているのは、直接は、今お話しのとおりの範囲ということでよろしいですか。 21 学校教育部参事教育センター所長 実際、電話を受ける者については、先ほど申し上げたとおりですけれども、受けた電話の内容に応じまして、教育指導課とか教育センター分室リベーラ等と必ず連携をとらせていただいております。リベーラのほうに、実際に臨床心理士等もおりますので、内容に応じてそちらとの連携ということでやっております。  なお、学校との連携ということも必要に応じてやっております。 22 柿田有一委員 報告ペースですが、相談電話がありますが、それ、相談されたものが実際にまとまって、ある程度の権限があるところまで報告が上がってくるペースというのは、どれぐらいのペースで上がってくるのか。毎日、こういうケースでこれくらいの相談がありましたということで、毎日ぐらいのペースで上がってくるのか、週単位とかになるのか、タイムラグ等があれば少し聞いておきたいと思います。 23 学校教育部参事教育センター所長 実際のいじめ相談件数なんですが、先ほど申し上げたとおり、メールも含めると七十八件ということになります。昨年度で申し上げますと、月によっては、昨年度五月は零件という月もございました。それに対しまして、一番多かった件数の月が二十件ということもございまして、やはり相談が多い月、少ない月がございますので、多いときには毎日のようにかかってくることもございますし、逆に少ないときは、きょうは相談ございませんでしたということで報告が上がっている状況です。  なお、相談電話があったときには、その電話を受けたその日のうちに、できるだけ他課等との連携をとるようにしております。 24 柿田有一委員 なるべくタイムラグがないようにというのか、状況が把握できたときにある程度の関係者状況を把握するということにならないと、こういう話があるんだけれどもというふうに、いろいろな形でアクセスがあると思うので、それに機敏に対応していただくように、まずそこが入り口だと思うので、その点はよろしくお願いします。 25 大泉一夫委員 まず、ネットパトロールについてちょっとお聞きしたいんですが、今、このネットパトロールというのは、SNS、どの分野までチェックをかけているのかをお聞かせください。 26 学校教育部部長教育指導課長 インターネット上の掲示板のような部分になります。したがって、LINEのやりとりは対象には含まれておりません。 27 大泉一夫委員 メッセンジャーとかという部分もかなり特定の人に入ってくる、あとはLINEもそうですが、そういう部分というのは全くパトロールの対象外という認識でいいんですか。 28 学校教育部部長教育指導課長 いわゆる通信にかかわる部分ですので、閲覧をできないというような状況になっております。 29 大泉一夫委員 わかりました。  あと一点、先ほどいじめ相談の件がありましたが、この直通電話での七十八件というのは、これは、あくまで同一人を外しているという件数なのかどうか、お聞きしたいんですが。 30 学校教育部参事教育センター所長 七十八件につきましては、同一の方からの相談も含めて、延べ総数として七十八件となっております。 31 大泉一夫委員 そうしますと、ちなみに対象者、一個人というカウントをした場合に、複数回を除いて、人物としての人間の数ですか、それは出ていますか。 32 学校教育部参事教育センター所長 相談の実件数そのものは二十五件となっております。 33 大泉一夫委員 ちなみにこの七十八件、件数的には約三分の一まで対象者が減ってしまうわけですが、特に個人的、一人の方が複数回、どのくらい電話してくるというのが何か出ていますか。 34 学校教育部参事教育センター所長 昨年度、特に多かった方が一名おりまして、その方は二十五回ほど相談されています。 35 大泉一夫委員 そうすると、お話があって、一人の方が二十五件、そうすると約三分の一は一人の方で占めているということなんですが、その案件というのは、市のほうでどのくらい、重要度というか、その辺の把握はしているのでしょうか。 36 学校教育部参事教育センター所長 複数回になっているケースはほかにも何人かいらっしゃるんですが、そういった方の場合、初めに電話してきたときに、匿名で電話をされるケースが非常に多くあります。そうしますと、相談内容をどうしても学校との連携というところがとり切れなくて、時間が延びてしまっているというようなケースがございます。繰り返しの相談の中で、実際に実名を報告されて、そのところから学校との連携がうまくいき始めるというようなケースがございました。 37 大泉一夫委員 そうすると、一人の方、多い方で二十五件ですが、これ、相談を受ける方というのは、やはりその二十五件、それぞれ人が変わってしまうんでしょうか。 38 学校教育部参事教育センター所長 現在、いじめ相談直通電話対応をしている職員が三名おります。時間帯、曜日によりまして、その相談者が異なるケースがございます。ただ、記録等も含め、それぞれがうまく連携をとれるようにはしておりますので、どの職員がとっても話がわかるようにはしている状況です。 39 大泉一夫委員 ちなみに、相談する側の方がその相談者を指定するというか、そのようなケースというのは、今までこの七十八件の中でそういうケースは見受けられましたか。 40 学校教育部参事教育センター所長 相談者の方によりましては、電話を受けた方に対して、きのうの方と違う方ですねというお話をされる方はおりますけれども、ただ、指名して応じるというよりは、職員のほうで、その話については連絡を受けていますので、どうぞお話しくださいということで対応しておる状況です。 41 大泉一夫委員 数的には、一人の方が一回とか、またはそういう複数回という方があると思いますが、やはり相手の実情をしっかりと把握した上での対応というものを今後も心がけてもらえればと思います。 42 片野広隆委員 相談直通電話七十八件のうち、担任や学校信頼関係に関する相談というのがあるんですが、どれぐらいあるのか。 43 学校教育部参事教育センター所長 そちらの件数につきましては、七件となっております。 44 片野広隆委員 全てとは言いませんが、内容、重立ったものを、どういった相談があったのか教えてください。 45 学校教育部部長教育指導課長 小学校から四件ございました。クラスの中でうまくいかなかったりといったような相談であったり、あるいは不登校の関係の相談等も受けております。中学校の三件につきましては、主に部活動の指導の中で、顧問との関係のところでの相談をいただいたというようなところです。 46 片野広隆委員 対応としては、学校に連絡して解消されているという理解でよろしいでしょうか。 47 学校教育部部長教育指導課長 学校に連絡をさせていただきまして、子供は授業をしっかり受けられているという状況です。 48 小野澤康弘委員 先ほど、小中学校いじめ解消率のお話がありましたが、それとあわせて、ネットパトロールいじめ相談件数、ここに危険度・中、低とありますが、このいまだ解消されていないパーセンテージのところというのは、これに当てはめると、どのレベルの問題として解消されていないんでしょうか。 49 学校教育部部長教育指導課長 先ほど報告をさせていただいた件数とこのネットパトロールの案件というのが、必ずしもリンクしている部分ではございませんので、この見守りの中が、このネットパトロール危険度のどこに当たるかというところでは、ちょっと相関というのはつくっていないという状況です。 50 小野澤康弘委員 そうしますと、いまだ解消されていないものにつきましての、もし、差し支えない範囲でいじめの内容というのはどのようなものなんでしょうか。 51 学校教育部部長教育指導課長 全体的な傾向にもちょっとつながる部分があろうかと思いますが、内容といたしましては、悪口を言われるというのが、小学校、中学校とも一番多い状況です。続いて、小学校では、軽くぶつかられたりですとか、仲間外れといったようなところです。中学校でも同じような軽くぶつかられるとか、仲間外れといったような傾向がございました。そういったところは、一つ、見守りの中でも続いている状況にもつながっているかと思われます。 52 小野澤康弘委員 今、少し具体的な話を確認させていただきましたが、その見守りの中で、これらのことについて、どういう指導を具体的にされているんでしょうか。 53 学校教育部部長教育指導課長 一つは、担任がよく子供を観察するということもございますし、特に中学校では、教科担任制ともなっていたり、あるいは部活動もございますので、教科や部活動でかかわる者がよく子供を見て、定期的にその情報交換等をしていく。特に生徒指導にかかわるような部会等もございますので、そこで子供の情報を交換しながら確認をしていくと。また、面談等もございますので、保護者への相談ですとか、あるいはアンケート等も実施しておりますので、そのアンケート結果等も見守りながらやっているというような状況です。 54 粂 真美子委員 ネットパトロールですが、こちらは先ほどいじめ相談直通電話と同じように、どういう方が担当されているのか伺わせていただきます。 55 学校教育部部長教育指導課長 こちらのネットパトロールにつきましては、業者に委託をするような形で見守りの活動をしていただいているという状況です。 56 粂 真美子委員 差し支えない範囲で結構です。どういった業者にお願いしているのでしょうか。 57 学校教育部部長教育指導課長 インターネット等のパトロールといいますか、掲示板等を確認するようなことを専門にやってらっしゃる業者が複数ございまして、そちらの業者から委託先を決めて、事業化して、見守りをしていただいて、報告をいただいているという状況なんですが、すみません、個別の細かい業者の資料がちょっと今、見当たりません。申しわけございません。 58 粂 真美子委員 プライベートにかかわることですし、ネットからの始まりというのが多々あるかと思います。その業者というのが正しい業者であるのか、運営がちゃんと機能しているかというのが、きちっとチェックできているのかとを伺わせていただければと。 59 学校教育部部長教育指導課長 契約の前には仕様書をつくりまして、こちらの仕様に合う業者を選定をしております。他市等の実績等も聞きながらということで進めております。      (質疑終結)      (休  憩)      (再  開)  市内中学校元生徒らによる損害賠償請求事件の経過について ○報告説明 60 学校教育部部長教育指導課長 平成三十年六月二十二日、訴状が送達されました市内中学校元生徒らによる損害賠償請求事件につきまして、その後の経過を御報告申し上げます。  本件につきましては、平成二十七年四月に市内中学校に入学した元生徒及びその親権者である父母が、元生徒が不登校になったことは中学校でのいじめが原因であり、この学校における対応に、いじめ防止対策推進法に規定する速やかな措置を講じることなどの義務違反があったため、その義務違反が国家賠償法上の違法に当たるとして、本市に損害賠償を請求したものです。  これまでの訴訟の経過ですが、平成三十一年三月十二日、文化教育常任委員会において御報告をさせていただきました。本日は、その際の報告の写しを添付させていただきましたので、御参照いただきたいと思います。  その後、平成三十一年三月二十六日の第四回弁論準備手続、令和元年五月二十七日の第五回弁論準備手続では、原告は準備書面を提出し、主張を行ったところです。  今後、令和元年七月十六日に第六回弁論準備手続期日があり、その後も争点整理が進められ、訴訟が継続することが想定されますので、訴訟代理人と協議して対応してまいります。  以上、雑駁ではございますが、市内中学校元生徒らによる損害賠償請求事件の経過報告とさせていただきます。 ○質  疑  な  し  ─────────────────────────────────── ○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査とすることに決定した。 ○閉  会  午後零時五十八分 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ 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