川越市議会 > 2019-06-18 >
令和元年第3回定例会(第15日・6月18日) 本文

ツイート シェア
  1. 川越市議会 2019-06-18
    令和元年第3回定例会(第15日・6月18日) 本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △議事順序  午前十時開会  一、第十四日に引続き、一般質問を通告順に実施する。     この予定は時間延長しても終了する。   ─────────────────────────────────── △次日の議事順序  第一六日  六月一九日(水) 本会議休会。付託案審査の四常任委員会開催のた                 め。                  午前十時 総務財政常任委員会 第一委員会室                  午前十時 文化教育常任委員会 第三委員会室                  午前十時 保健福祉常任委員会 第四委員会室                  午前十時 産業建設常任委員会 第五委員会室  第一七日  六月二〇日(木) 本会議休会。委員会予備日のため。  第一八日  六月二一日(金) 本会議休会。特別委員会開催のため。                  午前十時 二〇二〇年東京オリンピック・パラ                       リンピック対策特別委員会                                 第五委員会室  第一九日  六月二二日(土) 本会議休会。  第二〇日  六月二三日(日) 本会議休会。  第二一日  六月二四日(月) 本会議休会。委員長報告整理のため。
     第二二日  六月二五日(火) 本会議休会。午前十時より委員長報告調整のため                 委員参集する。  第二三日  六月二六日(水) 午後一時開会。委員長報告の後、質疑、討論があ                 る場合は、これを実施し、付託案全部の採決を行                 う。                  なお、追加議案の提出があった場合は、これを                 即決する。                  この予定は時間延長しても終了する。                  以上により、川越市議会第三回定例会を閉会す                 る。   ─────────────────────────────────── △議事日程   令和元年六月十八日(第十五日)午前十時開議  日程第 一         一般質問について   ─────────────────────────────────── △議場に出席した議員(三六人)    第 一番 伊藤 正子 議員  第 二番 粂 真美子 議員    第 三番 樋口 直喜 議員  第 四番 川目 武彦 議員    第 五番 牛窪 喜史 議員  第 六番 須賀 昭夫 議員    第 七番 長田 雅基 議員  第 八番 池浜あけみ 議員    第 九番 明ヶ戸亮太 議員  第一〇番 嶋田 弘二 議員    第一一番 村山 博紀 議員  第一二番 中野 敏浩 議員    第一三番 小高 浩行 議員  第一四番 栗原 瑞治 議員    第一五番 海沼 秀幸 議員  第一六番 吉敷賢一郎 議員    第一七番 今野 英子 議員  第一八番 柿田 有一 議員    第一九番 川口 啓介 議員  第二〇番 田畑たき子 議員    第二一番 中村 文明 議員  第二二番 桐野  忠 議員    第二三番 近藤 芳宏 議員  第二四番 中原 秀文 議員    第二五番 岸  啓祐 議員  第二六番 吉野 郁惠 議員    第二七番 小林  薫 議員  第二八番 川口 知子 議員    第二九番 高橋  剛 議員  第三〇番 片野 広隆 議員    第三一番 山木 綾子 議員  第三二番 大泉 一夫 議員    第三三番 小ノ澤哲也 議員  第三四番 小野澤康弘 議員    第三五番 矢部  節 議員  第三六番 三上喜久蔵 議員   ─────────────────────────────────── △欠席議員(なし)   ─────────────────────────────────── △地方自治法第百二十一条第一項の規定による議場に出席した理事者                        市長  川 合 善 明                       副市長  栗 原   薫                       〃    宍 戸 信 敏                 上下水道事業管理者  福 田   司                    総合政策部長  福 原   浩                      総務部長  野 口 昭 彦                      財政部長  井 上 秀 典                      市民部長  細 田 隆 司                  文化スポーツ部長  田 中 三喜雄                      福祉部長  後 藤 徳 子                   こども未来部長  永 堀 孝 明                    保健医療部長  神 田 宏 次                      環境部長  福 田 忠 博                    産業観光部長  井 上 敏 秀                    都市計画部長  二 瓶 朋 史                      建設部長  宮 本 一 彦                     会計管理者  大 原   誠                    上下水道局長  石 井 隆 文                       教育長  新 保 正 俊                    教育総務部長  中 沢 雅 生                    学校教育部長  中 野 浩 義               選挙管理委員会事務局長  忽滑谷 達 夫       総務部副部長兼総務課長兼総務課法務室長  川 村 清 美   ─────────────────────────────────── △議場に出席した事務局職員                      事務局長  小森谷 昌 弘                副事務局長兼議事課長  中 里 良 明                    議事課副主幹  田 畑 和 臣                     議事課主査  内 田 正 英                     議事課主任  杉 原   徹   ─────────────────────────────────── △開  会(午前九時五十七分) 2 ◯三上喜久蔵議長 出席議員が定足数に達しておりますので、第三回定例会第十五日の議会は成立しております。  これより開会いたします。   ─────────────────────────────────── △日程第 一 一般質問について 3 ◯三上喜久蔵議長 直ちに会議を開きます。  日程に入ります。日程第一、一般質問についてを議題といたします。  昨日に引き続き通告順に発言を許します。川口啓介議員。   (川口啓介議員登壇) 4 ◯川口啓介議員 おはようございます。昨日に引き続きまして、一般質問をさせていただきます。  それぞれ御答弁をいただきました。  まず、実際の選挙を用いた模擬投票についてでございます。  主権者教育として有効であるという御答弁。一方で、公職選挙法第百三十八条の三、人気投票の公表の禁止に抵触するおそれがあるため、慎重に学校関係者と検討してまいりたいというお考えを伺いました。  開票結果が出た後であれば、公表もできるわけですから、やり方次第で幾らでもその可能性はあるのかなというふうに思います。実際行われている例もあるようですので、参考にしていただければというふうに思います。  選挙権が十八歳に引き下げられたことを受けて、総務省の有識者会議でまとめられた提言によりますと、主権者教育は、社会の出来事をみずから考えて判断し、主体的に行動する主権者を育てることと定義をされているというふうに理解しております。  投票率を上げるためには、本質を考える上では、重要なのはやはり教育であるというふうに思っております。ぜひ教育委員会とお話をしていただきまして、前向きに御検討をいただければというふうに思います。  次に、ポスターの掲示場の設置について基準、伺いました。一投票区につき五カ所以上十カ所以内、各投票区における選挙人名簿登録者数及び面積に応じて算定をされていると。この結果、今回、さきの統一地方選挙では五十六投票区に四百二十七カ所のポスター掲示場が設置をされていたと確認をさせていただきました。  この四百二十七カ所の中には、私が感じたことではありますけれども、狭い地域に幾つもの掲示場があるところもあれば、半径一キロ以上圏内に一つもないというようなところもあるのかなというふうに思います。  選挙中、やはり投票所に行くまでポスターの掲示場がないことを訴えておられた方もいらっしゃいましたし、駅前の見やすいところにあればいいのになという声も伺いました。あれだけ大きなものですから、どこでも設置できるということではないと承知はしておりますが、もう一度設置場所を見直すべきところがないのかということについて御検討いただきたいと思いますけれども、二回目の一点目として、この点、選挙管理委員会、どのようにお考えなのか伺っておきたいと思います。  さらに、四月の選挙で気になったこと、もう二点ございます。二点ともセキュリティー関連と申しましょうか、でございますけれども、システムにおけるセキュリティーには十二分な環境を意識されているというふうに感じておりますけれども、果たしてこれらはどうなのかなと感じた部分を伺っておきたいと思います。  一つは、期日前投票を行う際に、入場整理券を持参していない方の本人確認についてでございます。  選挙期間中、たしか火曜日だったと思いますけれども、お一人の方からお声がけをいただきまして、期日前投票に行きたいけれども、まだ入場整理券が送られてこないんだということでございました。その場で選挙管理委員会に電話で対応について確認をさせていただきましたところ、郵送がおくれていて、水曜日には全てお届けが完了するというようなお話と、入場整理券がなくても期日前投票が可能で、何も持っていかなくても投票できる旨御案内をいただき、そのことをお伝えをいたしました。  入場整理券がない場合も、身分証の提示すら求められないという話には、私の周りにいた皆が驚いておりました。これでは不正のし放題だという声も少なくありませんでした。  そこで伺います。入場整理券を持参していない選挙人の本人確認について、現状では身分証明書の提示を必要としていないけれども、不正防止のためには身分証の提示を求めるべきではないかと考えますけれども、お考えを伺います。  もう一つ、指定病院等における不在者投票外部立会人についてでございます。  平成二十五年、総務大臣通知によりまして、各指定病院等と連絡をとり合い、不在者投票における外部立会人の選定等の事務を行うことが依頼をされていると思いますけれども、川越市では、今もって外部立会人の選定は行われていないと認識をしております。  そこで伺います。外部立会人制度の導入、この必要があるのではないかと考えますけれども、どのように考えるのかお伺いをいたします。  最後に、投票所の増設について伺っていきたいと思いますが、投票所を設置するための具体的な条件伺いました。十点ほど具体的に挙げていただきましたけれども、可能な限り満たすことが望ましいというようなことでございました。  初期費用、経常費用、当日投票所と期日前投票所についてそれぞれ伺いました。  初期費用としては、当日投票所の場合、投票箱、投票用紙記載台投票受付システムのライセンス及び端末などの物品購入費。
     経常費用としては、投票立会人四人分の費用弁償。これはさきの議場でのやりとりの中で、明ヶ戸議員からも最低賃金以下ではないかと言われた部分ですけれども、こういった報酬等。  また、期日前投票所の増設につきましては、当日投票所と同様の経費に加えて、初期投資として期日前投票システム用サーバーセキュリティーが高い通信回線で結ぶための工事費用。経常費用としては、通信回線の通信費等がございますということで、参議院通常選挙を例として、当日の投票所では、初期経費が百九十万円、経常経費が六十万円、合わせて二百五十万円程度。期日前投票所では、初期経費が二百二十万円、経常経費が五百二十万円、合わせて七百四十万円程度との見込みをお示しをいただきました。参議院選挙を例にされたのは、一番期間が長くて、経費がかかる選挙だということだと思いますけれども、人件費を中心に、おおむね選挙期間に応じて経費の増減があるものと思います。  市民ニーズについても確認をさせていただきましたが、投票区規模が大きく、自宅から投票所までの距離が長い投票所や、一投票所当たりの選挙人の人数、数が多い区、混雑する投票所があることから、自動車を使用できない高齢者など、近くに投票所があればいいと感じられている方が多くいることは認識をしておりますと。あわせて、導入時にはさまざま経費も発生するのでと、さまざま御判断をする必要があるのだというお話もあわせていただきましたけれども、平成十九年四月を最後に、投票所の増設は行われていないという現状のようでございます。  また、無線接続について、セキュリティーポリシー上可能かと、技術的には可能なのかお伺いしました。両方とも可能であるというお考えを聞かせていただきました。一方で、課題として、通信の安定性、システムエラーの発生リスクについて言及がございました。  無線接続については、セキュリティー上も可能であるという御答弁をいただいたわけですので、ぜひ導入について考えていただきたいと思うわけですが、平成三十年八月に総務省より公表された投票環境の向上方針等に関する研究会報告において、選挙における選挙人等の負担軽減、管理執行の合理化の項目の中でこのように書かれています。  無線の専用回線(LTE/3G/4G)については、有線の専用回線等に準ずるものとして、セキュリティーが確保されたものと整理でき、選挙人名簿対照に係るネットワークへの使用が可能。この旨を選挙管理委員会情報通信担当部局に周知することが適当との検討結果が示されております。  さらに、期日前投票所の混雑対策の項では、期日前投票所の増設を検討することが必要とし、無線の専用回線を活用した効率的な増設や設置場所の見直しも促すべきという記載もございます。  期日前投票所を含め投票所の増設に当たって、コスト面の課題を挙げられているわけでございますけれども、コストを下げるためにやれることはまだあると。にもかかわらず、そこに踏み込んでおられないというように感じております。  無線接続によるコスト削減は、期日前投票、共通投票所等の設置の促進につながるものと考えますけれども、無線接続によるコスト削減についてのお考えを伺っておきたいと思います。  投票所の増設に関して、これまでの議事録を改めて今回読み直してみました。同じような御答弁が繰り返し出てまいります。が、読めば読むほど、選挙管理委員会の考え方がわからないというのが正直なところでございます。十二年前も先ほども投票所の増設はメリットがある一方、幾つかの課題があり、いろいろ考えて判断する必要もあるというような御答弁いただいております。おおむねそのとおりであろうというふうに思いますし、当然さまざまな課題があり、考えるべきこともある、私も思います。  一方で、課題を手間隙かけて、コストをかけて、でも、投票所をふやす必要性を川越市の選挙管理委員会が感じているのか。そうではないのか。一体どの方向を目指して、何をすべきとお考えなのかがわからないということを感じるわけでございます。  最後にお尋ねをいたします。期日前投票所を含め投票所を増設することについて、選挙管理委員会はどのようにお考えなのか伺いまして、一般質問といたします。   (忽滑谷達夫選挙管理委員会事務局長登壇) 5 ◯忽滑谷達夫選挙管理委員会事務局長 おはようございます。御答弁申し上げます。  まず、ポスター掲示場の設置場所についてでございます。  ポスター掲示場が集中している場所があることは、選挙管理委員会事務局でも承知しているところでございます。しかしながら、市議会議員一般選挙のように約八メートルの長さにもなる掲示板を設置できる場所でなければならないことや、交通等の死角にならないこと。また、恒久的に設置できる場所であることが望まれることから、設置できる場所が限られてしまい、結果的に学校等の公共施設への設置が集中してしまっているというのが実情でございます。今後は、定期的な設置場所の見直しを行い、掲示場の集中している状況が解消できるよう、より適切な設置場所について検討を行ってまいります。  続きまして、入場整理券を持参していない選挙人の本人確認についてでございます。  投票所入場整理券につきましては、投票をより円滑に行えるようにするため、また有権者に対して選挙期日及び投票場所等を周知する目的で郵送しております。入場整理券がない場合でも、川越市の選挙人名簿に登録されている方であれば、投票することはできるものであり、当日投票であれば口頭で、期日前投票所であれば宣誓書の記載により本人確認を行っているところでございます。  この本人確認において身分証明書の提示を義務づける規定は、公職選挙法にございませんが、不正防止の見地から、本人確認をより適切に行うべき手段として、運転免許証等の公的機関が発行した身分証明書を提示していただくことは有効であると思われます。  今後執行される選挙におきまして投票方法を周知する際や、有権者の方からの問い合わせの機会などを捉え、入場整理券を持参できない場合の身分証明書の提示について、有権者の方へ御協力をお願いするとともに、投票会場での従事者による名簿対照を慎重に行い、引き続き厳正な事務執行の確保に努めてまいります。  次に、外部立会人制度についてでございます。  病院、老人ホーム等不在者投票施設として都道府県選挙管理委員会から指定されている施設におきましては、施設内で不在者投票を行うことができ、施設長が不在者投票管理者として投票事務を管理執行しております。投票の際には、選挙権を有する者を立会人として最低一人は立ち会わせなければならないこととされておりますが、平成二十五年五月の公職選挙法の改正により、不在者投票管理者は、市町村の選挙管理委員会が選定した者を投票に立ち会わせること。その他の方法により不在者投票の公正な実施の確保に努めなければならないとする努力義務規定が設けられました。  他市の指定施設では、不適正な事務や規定に反した取り扱いが行われた事例もあり、公正確保の取り組みは、選挙管理委員会にとって重要な課題の一つとなっております。  選挙管理委員会としましても、外部立会人制度の重要性や必要性は十分認識しているところでございます。今後、外部立会人となり得る人員の確保や、その他、指導、助言の方法につきまして、他市の取り組み事例を調査しつつ、必要な準備を行い、検討を進めていく方向でございます。  次に、無線接続によるコスト削減についてでございます。  総務省より平成三十年八月に公表された投票環境の向上方針等に関する研究会報告において、有線の専用回線、またはインターネットVPNだけでなく、LTEや4G等の携帯電話の通信規格を活用した無線の専用回線を使用することが可能であると考えられ、有線の専用回線やインターネットVPNネットワークの構築に比べ、より安価で対応することが可能であると取りまとめられております。  無線接続は配線の必要がないため、多数のパソコンから接続することができる、投票会場内のレイアウトに柔軟性を持たせることができるといった利点もございますが、通信の安定性等の課題もあることから、今後は他市町村の動向を踏まえ慎重に検討してまいりたいと考えております。  最後に、投票所の増設についてでございます。  投票所や期日前投票所の増設には、投票所となる条件を備えた施設の確保や、ネットワークシステムの構築などの技術的な問題、経費の問題、執務員や立会人などの人材の確保の問題、地元自治会等の意向などの課題がございます。しかしながら、自宅から投票所までの距離を短くすることや混雑を解消することで、投票しやすい環境を整備することは、投票率の向上にも効果があり、市として大事な責務の一つでございます。投票所や期日前投票所の増設につきましては、投票環境の整備を図る上で重要で効果的な手段の一つとして捉え、積極的に取り組んでまいります。  以上でございます。 6 ◯三上喜久蔵議長 小ノ澤哲也議員。   (小ノ澤哲也議員登壇) 7 ◯小ノ澤哲也議員 議長より発言のお許しいただきましたので、通告しております二項目について一般質問を行わさせていただきます。  まず、一項目めのLED照明の活用についてでございますけれども、この表題、前回行わせていただいたのが平成二十四年の十二月議会、七年半ぶりぐらいとなります。前回の一般質問では、主に防犯灯のLED化、これを提案させていただいて、その後取り組んでいただきましたので、既に市内の防犯灯全てLED化されているわけでございますけれども、そのとき取り上げさせていただいたほかの部分、道路照明灯であったりとか、そういったものをさまざまお聞きしてまいりたいと思います。  まず、道路照明灯についてお聞きしたいと思いますけれども、前回の平成二十四年のときには、市内の道路照明灯、約二千九百あって、うちLED化されているのが九十五灯であるという御答弁をいただきました。あれから七年半余り経過をしていますので、若干変わってきているんだと思いますけれども、現在、市内の道路照明灯、何灯設置されているのか。あわせて、そのうち何灯がLED化されたのか、一点目としてお尋ねをいたします。  前回取り上げさせていただいたとき、ちょうど大阪府のほうで道路照明灯のリース方式によるLED化、これが新聞報道等結構話題になっていまして、当時、建設部長からも、先進事例の取り組みということで、この場で御答弁がございました。  当時、大阪府では、東日本大震災の後でのいわゆる電力需要の逼迫、それによって節電とか省エネ、喫緊の課題となっていたようでございました。道路照明灯のLED方式、リース方式によるLED化、新たな財政負担、これが不要なので、買いかえによる更新よりも、この省エネ効果があるということで、リース方式による道路照明灯のLED化を大阪府のほうは全面的に進めたわけでございます。現在では、この大阪府のみならず、いろいろな自治体でこのリース方式のLED化がかなり進んできているんですけれども、前回の御答弁では、平成二十五年一月に大阪府で開催されるリース方式によるLED照明の説明会に職員を参加させるという御答弁があったわけでございますけれども、その参加された研修の成果について、またその後の検討状況について二点目としてお尋ねいたします。  また、前回の御答弁では、県内では十の市町でリース方式によるこの道路照明灯のLED化を検討しているといった御答弁があったんですが、その後、この県内の十の市町の動向について把握をされておりましたら、三点目として御答弁をいただきたいと思います。  現在、道路照明灯には水銀灯も多く使われていると思いますけれども、来年、二〇二〇年にこの水銀灯の製造、あるいは輸出入の制限がされるようでありますけれども、その背景、また状況について四点目としてお尋ねをいたします。  道路照明灯もそうでございますけれども、高いところにある照明器具、これは本当に交換に手間がかかってしまったりとか、そういった部分で業者に発注しなければならないようなこういった照明器具というのは、約十年間ほどメンテナンスが要らない、このLED、これに変えていくということが本当に有効的、また望ましい、そういうふうに感じているところでございますけれども、庁舎内にも高い位置にある照明器具がさまざまあると思いますけれども、改めて庁舎内において高い位置にある照明器具がどのような場所にあるのか。また、あわせて、高い位置にある照明器具、この電球はどのように交換をされているのか、五点目としてお尋ねをいたします。  以前、議会から選出の監査委員を務めさせていただいたときに、施設監査ということで学校に行かせていただいて、そこの学校の体育館、拝見させていただいたときに、その天井の電球が切れていまして、直さないんですかと聞いたときに、いや、自分たちではなかなか直せないのでと、そんな状況だったんですけれども、体育館の電球、確かにえらい高い位置にありますから、六点目として、小中学校の体育館の照明器具の交換、どのように行われているのかお尋ねをいたします。  次に、二項目め、学校に係わる諸課題についてでありますけれども、この学校にかかわる諸課題、今回、多くの議員の方が取り上げられている通学路の安全対策、あるいはいじめの問題とか、本当にいろいろな諸課題がございます。その中で今回は、来年度、二〇二〇年度から小学校から始まって、順次、中学校、高校へと全面実施がされていく、いわゆる新たな学習指導要領の改訂に関する点と、一般教室に設置が終わったエアコン、この学校施設におけるエアコン設置のさらなる推進、この二つにポイントを置いて、さまざまお聞きしてまいりたいと思います。  まず、新たな学習指導要領の改訂に関する点ですけれども、この学習指導要領、全国で一定の教育水準、これを保つために十年に一度、文部科学省が改訂を行っているわけですけれども、現在、小学校では移行期間とされて、全面実施が来年度四月、そして小学校に続いて中学校が二〇二一年四月、そして高校が二〇二二年四月から全面実施がされていく予定になっています。  今回の学習指導要領の改訂で、外国語活動が外国語学科と教科化が行われます。小学校の三年生、四年生においては外国語活動。そして、小学校の五年生、六年生においては、外国語が教科ということで必修化がされます。この来年度からの全面実施に向けて、現在、移行期間となっている、主に英語ということになるんだと思うんですけれども、小中学校の外国語、英語の授業の内容が変わってまいりますので、さまざまお聞きしてまいりたいと思います。  まず、新学習指導要領の全面実施に向けて、小学校の外国語教育はどのように進められているのか。また、あわせて、今後どのように力を入れていくのか、一点目としてお尋ねをいたします。  二点目として、新学習指導要領において、中学校の英語の授業ではどのようなことが重視をされているのか。また、それに対して今後どのように取り組んでいかれるのかお尋ねいたします。  英語教育という点では、川越市も外国人の英語指導助手、いわゆるAET、この方々を採用されて取り組まれていると思いますけれども、三点目として、本市の外国人英語指導助手の配置の状況についてどのようになっているのかお尋ねをいたします。  次に、エアコンの設置の関係でございますけれども、川越市では、川合市長のある意味大英断で、小中学校の普通教室にエアコンの設置が進められて、市長、えらい喜ばれています。  しかしながら、一つ終わればまた一つじゃないんですけれども、過日行われた市議会議員選挙、私もいろいろなところで街頭演説、いろいろなことをやったんですけれども、終わったときに、いろいろな方々に、このエアコン、学校の関係、図書室に入れてくれないかとか、音楽室に何で入れてくれないかとか、体育館、これは何か災害があったときには避難所になるから入れるべきじゃないかとか、いろいろな要望をいただきました。この何点かお聞きしてまいりたいと思いますけれども、基本的な部分、この小中学校のいわゆる特別教室にはどのような教室があるのか、この項目の四点目としてお尋ねいたします。  五点目として、特別教室、通常どのように利用されているのか。この特別教室の利用状況についてお尋ねをいたします。  六点目として、川越市の小中学校の特別教室へのエアコンの設置について、その状況についてお尋ねをいたします。  小中学校の体育館、災害時における避難所となっておりますので、避難所に避難された方、体調不良なんかにならないように体育館にもエアコンの設置が必要である、これはよく言われていることでございます。  七点目として、県内他市の小中学校の特別教室や体育館へのエアコン設置の状況についてどのようになっているのかお尋ねをいたします。  八点目として、特別教室や体育館へのエアコン設置について、学校、あるいは市民から意見、あるいは要望、どのようなことが伝わってきているのかお尋ねをいたします。  九点目として、特別教室や体育館へエアコンを設置する上での課題、どのようなことがあるのかお尋ねをいたします。  十点目として、特別教室や体育館へのエアコン設置に対する国や県からのいわゆる助成の状況についてお尋ねをいたします。  以上、一回目とさせていただきます。   (宮本一彦建設部長登壇) 8 ◯宮本一彦建設部長 御答弁申し上げます。  初めに、川越市における道路照明灯の数についてですが、平成三十一年三月末の時点で三千百二十灯が設置されております。そのうちLED化した道路照明灯につきましては四百十七灯でございます。  次に、平成二十五年一月のリース方式によるLED照明化の説明会の研修成果でございます。  説明会の内容といたしましては、先進事例として大阪府職員からLED化による節電効果と長寿命化、また十年間における長期継続契約方法による灯具リース化について説明を受けたとのことです。リース方式は、初期投資を抑え、かつ台帳の再整備等の維持管理システムの構築と合わせて、節電効果の高いLED照明灯への変換を図れるということで、本市としても検討に値する手法であると感想を持ったとのことです。その後、県内他市のLED化推進状況を注視しつつ、灯具メーカーからLED照明灯のリース見積もりの徴取や、灯具とともに照明柱もリース対象とした方法等について聞き取りをするなどして、本市においても道路照明灯のリース方式によるLED化の導入について検討している状況でございます。  最後に、当時、LED化を検討している県内十市町のその後の動向についてでございます。  各十市町へ道路照明灯のLED化について再度確認したところ、全ての道路照明灯をリース方式によりLED化を導入済みの都市が一市。デザイン灯などを除く道路照明灯をリース方式によりLED化を導入済みの都市が四市。工事によりLED化を完了した都市が一市。現在、工事によりLED化を進めている都市が二市。現在、リース方式によるLED化を検討している都市が一市。今後、検討していくとしている都市が一町とのことです。  以上でございます。   (福田忠博環境部長登壇) 9 ◯福田忠博環境部長 御答弁申し上げます。  水銀灯の製造や輸出入制限に係る背景についてでございます。  平成二十五年十月、水銀による汚染防止を目指した水銀に関する水俣条約が国連環境計画の外交会議で採択されたことを受け、日本では平成二十八年二月に同条約の締結に至っております。この水俣条約は、水銀及び水銀化合物の人為的排出から人の健康及び環境を保護することを目的としており、採掘から流通、使用、廃棄に至る水銀のライフサイクルにわたる適正な管理と排出の削減を定めているものでございます。  水銀灯の製造や輸出入の禁止も規制事項の一つであり、現在使用している水銀灯の使用を直ちに制限するものではありませんが、水銀灯を製造する国内のメーカーでは、今後の製造中止に伴い代替製品としてLED等への転換を推奨しているところでございます。  以上でございます。   (井上秀典財政部長登壇) 10 ◯井上秀典財政部長 御答弁申し上げます。  初めに、本庁舎において照明器具が高い位置にある場所についてでございます。  一階エントランスホール、議場及び階段室の踊り場が高い位置にございます。  次に、高い位置にある照明器具の電球などの交換方法についてでございます。  一階エントランスホールの水銀灯につきましては、電動昇降機により、照明器具を手元までおろして交換しております。議場の蛍光灯につきましては、天井裏から交換しております。階段室の踊り場の蛍光灯につきましては、高い脚立を使って交換しております。  以上でございます。   (中沢雅生教育総務部長登壇) 11 ◯中沢雅生教育総務部長 御答弁申し上げます。  小中学校の体育館の照明器具の電球の交換方法についてでございます。  体育館の照明器具につきましては、電動昇降機を設置している場合は、電動で照明器具を昇降させ、交換を行っております。電動昇降機が設置されていない場合は、足場などを組み、高所での交換を行っております。また、LED照明につきましては、水銀灯などと比較して耐用年数が長いため、現在のところ交換した実績はございません。  続きまして、二項目め、本市の特別教室へのエアコンの設置状況についてでございます。  特別教室につきましては、令和元年五月末現在で、小中学校の特別教室六百九十八室のうち二百五十六教室に設置しており、設置率三六・七%となっております。  次に、県内公立小中学校の特別教室、体育館へのエアコンの設置状況についてでございます。  平成三十年九月一日現在の埼玉県の公立小学校空調設備設置状況調査によりますと、県内公立小中学校全体で特別教室一万九千三百五十三室のうち一万三百六十二教室に設置されており、設置率五三・五%となっております。また、体育館へのエアコンの正確な設置状況は把握しておりませんが、県内では朝霞市で平成三十年度から五カ年計画で設置を進めており、そのほか戸田市、三郷市、志木市、草加市において来年度からの設置に向け準備を進めている状況でございます。  次に、特別教室、体育館へのエアコンの設置に関する学校や市民からの意見、要望についてでございます。  学校からの設置要望につきましては、体育館よりも特別教室へのエアコン設置を求める要望が多く寄せられております。また、市民や関係団体からは、夏場の体育館利用に伴う児童生徒の体調面への配慮や、緊急時の避難場所にも指定されている体育館への避難所対策に対するエアコン設置の要望をいただいております。  次に、特別教室、体育館へエアコンを設置する上での課題についてでございます。  特別教室につきましては、教室数も多く、設置する場合には、受変電設備の更新を行う必要もあることから、費用がかかることや、受変電設備の設置場所の確保なども課題となっております。  体育館につきましては、老朽化の問題もございますが、天井が高く、気密性も低いため、効率的な稼働に対する設置場所や機種の選定などが課題となっております。  また、双方の課題に共通しているものとして、近年、国庫補助の採択が難しい状況になっており、財政の面でも大きな課題となっております。  最後に、特別教室、体育館へのエアコンの設置に対する国、県などからの助成についてでございます。  特別教室や体育館へのエアコン設置につきましては、学校施設環境改善交付金の交付対象となっており、対象経費の三分の一の補助となっております。  なお、体育館へのエアコン設置につきましては、指定避難所における避難者の生活環境の改善のための施設として、緊急防災・減災事業債の対象にもなっております。  以上でございます。   (中野浩義学校教育部長登壇) 12 ◯中野浩義学校教育部長 御答弁申し上げます。  まず、新学習指導要領の全面実施に向けた小学校の外国語教育の準備についてでございます。  小学校においては、昨年度に引き続き、担当指導主事、教育センター講師などが全小学校を訪問し、取り組み状況を把握するとともに、指導、助言を行っております。
     さらに、昨年九月からAETを増員し、小学校への配置日数をふやしております。また、地域の方や近隣大学の英語指導ボランティアを活用するなど、地域人材の活用も図っております。  今後、AETや指導主事などを派遣し、児童が外国語の授業に意欲的に取り組めるような体験的、実践的な研修を実施するなど、各校の研修の充実を図ることで、教員の指導力を向上させ、グローバル社会の進展に対応できる児童の育成に努めてまいります。  次に、中学校の英語の授業において重視する点及び取り組みについてでございます。  新学習指導要領では、お互いの考えや気持ちを外国語で伝え合う対話的な言語活動が重視されています。また、小学校における指導との接続や、授業を実際のコミュニケーションの場面とすることについても配慮することとなっております。  英語科教員は、それらのことに留意しながら毎時間の授業を組み立て、授業を英語で行うことを基本として指導していくことが求められております。今後は、英語科指導力向上研修を通し、新学習指導要領の趣旨を周知徹底するとともに、各校において日ごろからAETを積極的に活用したティーム・ティーチングによる授業を実施してまいります。また、先進校の授業も参考に、市としての英語力の向上に向けた取り組みもしてまいりたいと考えております。  次に、本市の英語指導助手の配置状況についてでございます。  本年度、総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会の外国青年招致事業による英語指導助手、いわゆるJETと呼んでいる者六名、アメリカセーレム市の川越市姉妹都市交流事業により招致された英語指導助手、いわゆるKETと呼んでいる者二名、川越市在住者との契約による英語指導助手五名、派遣業務による英語指導助手十七名、合計三十名のAETを各学校のクラス数に応じて配置しております。小学校は一週間に一日から五日、中学校は二日から五日、高等学校は五日となっております。  次に、小中学校の特別教室についてでございます。  小中学校共通して、図書室、音楽室、理科室、家庭科室、図書室、コンピューター室がございます。そのほかに、小学校には図画工作室、中学校には美術室や技術科室、調理室などがございます。  次に、特別教室の利用状況についてでございます。  特別教室は、普通教室にはない施設設備、備品などを有しており、教科の目的や学習内容、方法に応じた活動を行っております。具体的には、理科の授業においては、理科室での授業が中心であり、薬品やガスバーナー、その他、実験器具を用いた学習をしております。音楽室では、合唱や合奏。家庭科室では、被服実習、調理実習などの学習活動を行います。図書室では、資料を活用した調べ学習などを行っております。  続いて、利用状況についてでございます。  中学校では、音楽室、美術室、技術室、家庭科室について、ほぼ毎時間授業で利用しており、理科室についても高い頻度で利用しております。小学校においても、理科室や音楽室について高い頻度で利用しております。また、中学校では、音楽室、美術室、理科室は、長期休業中も含め部活動でも利用しております。  以上でございます。   (小ノ澤哲也議員登壇) 13 ◯小ノ澤哲也議員 それぞれ御答弁いただきました。  市内の道路照明灯、その設置数、またLED化されている設置数についてお答えいただきました。  平成三十一年三月末の時点、三千百二十灯、そのうち四百十七灯がLED化されているようでございます。LED化された道路照明灯、七年半前九十五灯でしたから、七年半前と比べると、LED化は進んでいるんだな、そう感じております。  この間、LED化された道路照明灯が三百二十二灯ふえているわけですけれども、LED化された道路照明灯、その場所の選定など、どのような基準でLED化をしてきているのか、この二回目の一点目としてお尋ねをいたします。  私が住んでいる大東地域、県立川越南高校があって、大東の消防の分署があって、そこから東側に抜ける関越のトンネル、すごい高さのあるトンネルの進行方向、そっちから見ると、進行方向右上に蛍光灯が七カ所ぐらいついているんですけれども、よく切れるんです。一つ切れて、二つ切れて、そのたびに道路環境整備課のほうに言って交換してもらって、そうすると、そのうち違うのがまた切れている。よく切れると、近所の人なんかが、あそこ切れていると教えてくれるものですから、そんなことがよく続いています。ああいうふうな高い場所ありますので、すごく交換するのに大変だろうなとよく思っているんですけれども、この道路照明灯、どこも比較的高い位置にありますので、高いところにある道路照明灯、あるいは駅前とか交通量が多いところ、そういった道路照明灯、どのように電球の交換など維持管理を行っているのか、二点目としてお尋ねいたします。  また、業者に発注しないと維持管理ができないような道路照明灯、比較的多くあるのかどうか、その現状について三点目としてお尋ねいたします。  庁舎内において照明器具が高い位置にある場所、その交換方法について御答弁いただきました。一階のエントランスホール、そしてこの議場、また階段の踊り場、そういったものが高い位置にある、そういった御答弁でございました。  電球の交換方法について御答弁いただきましたけれども、一階のエントランスホール、上からがっとおりてくる電動の昇降機がついていますので、それはそれでいいのかもしれませんけれども、先ほどの御答弁で言うと、水銀灯を使っていますので、先ほど御答弁にもありましたけれども、水銀灯、近い将来、製造もされなくなります。そういった意味でも、また天井裏から交換するこの議場、それから階段の踊り場、階段の踊り場もかなり高い位置にありますので、よく脚立を立てて多分やっているんでしょうけれども、時々危ないな、そう感じるときもありますけれども、こういったLED化されていない一階のエントランスホールとか、あるいは議場であるとか、こういった階段の踊り場、交換する頻度を減らすためにも、できるだけ早くLED化を進めるべきだと思いますけれども、四点目としてお考えをいただきたいと思います。  小中学校の体育館の照明の交換、どのように行っているのかお答えをいただきました。一階のエントランスホールと同じように、電動の昇降機が設置されていない体育館では、足場を組んでという御答弁でございました。もちろん学校の先生たちが足場を組んでというのは、なかなかできないと思いますから、外部の方に発注をしてということなんだと思いますけれども、学校によってさまざま条件は違うと思いますけれども、小中学校の体育館の照明器具の電動昇降機の設置状況と、LED照明の設置状況、どのようになっているのか。また、あわせて、電動昇降機もLED照明も両方とも設置されていないような体育館、何校ぐらいあるのか、五点目としてお尋ねいたします。  また、この電動昇降機、あるいはLED照明、この両方とも設置されていないような体育館の場合、電動昇降機を設置する場合と、LED照明に切りかえる場合では、費用面等考えたときに、どちらが有効であると考えられるのか、六点目としてお尋ねをいたします。  次に、二項目めの学校に係わる諸課題についてでございますけれども、小学校、中学校における外国語教育の今後の取り組みについての御答弁ちょうだいいたしました。  小学校においては、五年生、六年生が外国語の必須の科目となります。また、中学校の英語教育では、原則として全て英語を使って授業を行う、そういうことが求められております。さまざまな観点から教科の担任の教職員の方、またあるいはAETの方、その役割も本当に大事になってくるのかなと、そう思っています。  本市の英語指導助手、いわゆるAETの配置状況について御答弁いただきました。現在では三十人の英語指導助手の方が採用されているようでございます。さまざまな採用形態があるのかなと思っています。  まず、一点目として、AET、いわゆる外国人の英語指導助手、一人当たりの採用する費用についてどのぐらいかかるものなのかお尋ねをいたします。  御答弁にありました総務省、外務省、文部科学省と一般財団法人の自治体国際化協会、この協力によって、三十年以上前から続けられてきたこのプロジェクト、いわゆるJETプログラム、このAETにおいては、かなり多くの自治体がJETプログラムを利用されていると思います。川越市は独自にJETと同じようにKETプログラムとしてAETを招致して活用されておりますけれども、このJETプログラム、あるいはKETプログラムで招致するAETを活用するための財政措置についてどのようになっているのか、二点目としてお尋ねいたします。  次に、エアコン設置についてでございますけれども、特別教室のエアコンの設置、先ほどの御答弁では、県内では小中学校の特別教室一万九千三百五十三室のうち一万三百六十二室に設置されていて、設置率が五三・五%、そういう御答弁でございました。  川越市、先ほど御答弁では設置率が三六・七%、県の平均よりも低いようでございます。また、体育館においては、県内でも設置に向けて準備を進めてきている自治体も出てきているようでございます。  先ほど特別教室の内容、また利用状況について御答弁いただきましたけれども、中学校では音楽室とか美術室、技術室なんかにおいては、普通教室と同じように毎日毎時間ずっと使われ続けている。音楽室なんか音が漏れますので、なかなか窓があけられない、そういった状況もあるのかなと思っています。そして、音楽室とか美術室なんかは、いわゆる長期休業中、夏休みなんかの間も部活動で使われているようでもございます。  体育館や特別教室へのエアコン設置に対する意見、要望についての御答弁いただきましたけれども、どちらを先にと考えたときに、甲乙つけがたいような状況なのかなとも思っています。  この項目の三点目として、小中学校の特別教室、体育館へのエアコンの設置についてどのように考えられておられるのかお尋ねをいたします。  以上、二回目とさせていただきます。 14 ◯三上喜久蔵議長 暫時休憩いたします。    午前十時五十四分 休憩   ───────────────────────────────────    午前十時五十九分 再開 15 ◯三上喜久蔵議長 休憩前に引き続き会議を開きます。   (宮本一彦建設部長登壇) 16 ◯宮本一彦建設部長 御答弁申し上げます。  初めに、LED化された道路照明灯は、どのような基準でLED化してきているのかについてでございます。  LED照明灯は、水銀灯などに比べ耐用年数が長く、また電力使用量の低減が見込めますので、本市では平成二十二年度から、経年劣化や事故等により損傷した道路照明灯につきましては、極力LED照明灯に更新してまいりました。また、平成二十三年度以降は、新設の道路整備等におきましても、一部LED照明灯を採用しており、平成二十六年度以降は、新設道路の全ての道路照明灯につきましてLED照明灯を採用しているところでございます。  次に、高所にある道路照明灯や駅前であるだとか、交通量の多い道路にある道路照明灯は、どのように電球交換など維持管理を行っているかについてでございます。  高所にある道路照明灯につきましては、高所作業車を用いて電球交換作業を行っており、また駅前や交通量の多い道路につきましては、交通誘導員を配置して片側通行等の対応をとりながら、安全に作業を進めております。  最後に、道路照明灯の維持管理における業者の発注状況についてでございます。  道路照明灯は高出力であり、トンネルや歩行者用のものを除いたほかは、高所に灯具が設置されておりますので、点検及び電球交換等の作業については、市職員では行えないため、電気工事や高所作業車の操作の資格を持つ電気工事業者へ発注しております。  以上でございます。   (井上秀典財政部長登壇) 17 ◯井上秀典財政部長 御答弁申し上げます。  本庁舎における高い位置にある照明器具のLED化についでございます。  一階エントランスホール及び議場の照明器具につきましては、今後、本庁舎等老朽化対策事業に合わせてLED化するよう進めてまいりたいと考えてございます。また、階段室の踊り場につきましては、老朽化の進んだ照明器具から順にLED化を進めているところでございます。  以上でございます。   (中沢雅生教育総務部長登壇) 18 ◯中沢雅生教育総務部長 御答弁申し上げます。  小中学校の体育館の照明器具の電動昇降機の設置状況とLED照明の設置状況についてでございます。  体育館の照明器具の電動昇降機の設置状況につきましては、小学校三十二校中二十三校、中学校二十二校中十六校となっております。また、LED照明の設置につきましては、小学校三校、中学校四校となっております。  なお、照明器具の電動昇降機がなく、LED照明も設置していない体育館につきましては、小学校六校、中学校二校となっております。  次に、両方の設備が設置されていない体育館へ電動昇降機を設置する場合と、LED照明に切りかえる場合でどちらが有効かについてでございます。  電動昇降機の設置に要する経費とLED照明の切りかえに要する経費を比較した場合では、電動昇降機の設置経費は概算で約六百万円、LED照明の設置経費は概算で約四百五十万円となっております。さらに、LED照明は、耐用年数の長さや設置後のランニングコストの面で経費の削減が見込まれることから、長期的な視点においてもLED照明を活用していくことが有効であると考えております。  続きまして、二項目め、小中学校の特別教室、体育館へのエアコン導入の考え方についてでございます。  小中学校の普通教室へのエアコン設置につきましては、平成二十八年度から平成三十年度にかけまして設置が完了いたしました。今後、特別教室へのエアコン設置につきましては、学校施設の老朽化に伴う改修工事なども勘案いたしまして、順次計画的に進めてまいりたいと考えております。  また、体育館へのエアコン設置につきましては、国の補助制度などの動向を注視し、今後、調査研究してまいります。  以上でございます。   (中野浩義学校教育部長登壇) 19 ◯中野浩義学校教育部長 御答弁申し上げます。  まず、AET一人当たりを雇用する費用についてでございます。  JETやKETは、報酬、渡航費などの旅費、保険料などを含めて一人当たり約五百三十万円、現地採用は一人当たり約四百十万円、派遣業務は一人当たり約三百五十万円でございます。  次に、JETプログラムやKETプログラムで招致するAETを活用するための財政措置についてでございます。  JETプログラム及びKETプログラム参加者の任用に要する報酬や旅費などについて、一人当たり約四百七十万円の地方財政措置を受けております。  以上でございます。   (小ノ澤哲也議員登壇) 20 ◯小ノ澤哲也議員 それぞれ御答弁いただきました。  道路照明灯、大体のところが高い位置にありますので、点検であるとか電球を交換する際、全て業者に発注をして、高所作業車を用いて電球の交換をしているとの御答弁でありました。  また、交通量の多い道路、交通誘導員の方も配置をして、片側通行の対応をとりながら安全に作業を行っている、そういった御答弁でございました。  片側車線をふさいでという、そういう状況が多いのかなと思っています。渋滞を招く原因にもなるのかなと思っています。交通量の多い道路では、特にそうなのかなと思います。  LED化されている道路照明灯、その場所の選定など、どのような基準でLED化してきているのか御答弁いただきましたけれども、川越市の場合、先ほどの御答弁を聞く限りでは、新しく道路照明灯を新設する場合であるとか、あるいは新設の道路、また経年劣化であるとか事故なんかで柱が倒れてしまったりとか、そういうふうな新設や改修の必要がある場合のみ、LED化を進めているように感じております。  一回目に、平成二十五年一月、リース方式によるLED照明の説明会に参加した研修の成果であるとか、その後の検討状況について御答弁いただきましたけれども、リース方式、初期投資を抑えられるなどの理由で、節電効果などを考えたときに、本市としても検討に値する手法である、そういう感想を持たれたようでございますけれども、その後、その当時、リース方式は、電球だけが対象だったんですけれども、先ほどの御答弁では、電球を取りつける柱、こういったものも含めてリース方式、そういった手法もあるようでございますので、より使い勝手がよくなっているのかなとも思っています。  また、同じく一回目の道路照明灯のLED化を検討していた十の市町、その後の動向。御答弁ではリース方式、導入した市が合わせて五市あるということですね。また、リース方式取り入れていないけれども、工事によってLED化を完了させたところが一市あるようでございます。そういったところに比べると、川越市の取り組み、まだまだ遅い、そう感じてならないんですけれども、しっかりとリース方式も視野にしっかり入れてもらって、道路照明灯のLED化を進めるべきではないかなと思っています。  リース方式でないにしても、単に新設や改修、それだけではなくて、先ほどのどうしても交通渋滞を招くような通りであるとか、そういったところには、極力早くLED化することによって、片側車線をふさいで工事をする、そういった機会も減るんじゃないかなと思うんですね。そういった交換の際の条件など、そういったものを考えて基準を設けて、早期に道路照明灯のLED化進めるべきだと思いますけれども、リース方式も含めたこのLED化に対するお考えを三回目の一点目としてお聞きしたいと思います。  体育館について御答弁をいただきました。電動の昇降機、そしてLED照明、この両方の設備が設置されていない体育館の場合、電動昇降機、LED照明、どっちが有効か、その御答弁いただきましたけれども、費用面等を考えたときには、LED照明のほうが有効である、そういった御答弁だったと思います。  電動昇降機もなくてLED化もされていない体育館、先ほどの御答弁では、小中合わせて八校あるようでございますけれども、この八校ある高い足場を組んで、電球を交換しなければならないような体育館、早期にLED照明を導入すべきだと思いますけれども、市はどのように考えているのか、二点目としてお答えをいただきたいと思います。  次に、二項目め、学校に係わる諸課題についてでございますけれども、特別教室や体育館へのエアコンの設置について、導入の考え方について御答弁いただきました。  特別教室に対しては、学校施設の老朽化に伴う改修工事なども勘案して、順次計画的に進めていきたい、そういった趣旨の御答弁でございました。ぜひお願いしたいなと思います。  体育館に関してですけれども、県内の他市でも、先ほど御答弁等もありましたけれども、既に動き出している自治体もありますので、実のある検討をぜひしていただきたいと思います。この点は申し上げさせていただきます。  外国人英語指導助手、AET一人当たりの雇用する費用について、またJET、あるいはKETを招致して、AETを活用する場合の財政措置について御答弁をいただきました。  AET一人当たり雇用する費用、このJET、KETの場合ですけれども、報酬、渡航費、旅費、保険料を含めて約五百三十万円という御答弁でございました。それに対する財政措置、JET、KETともにプログラムの参加者の任用に要する報酬、旅費など、一人当たり約四百七十万円の地方財政措置を受けているという御答弁でございました。AET一人を雇用する費用にほぼほぼ近い金額の交付税措置が人数分される状況だと思います。もっとも普通交付税だったかなと思いますけれども。  現在、このJETプログラムを最大限に利用して、小中学校一校に一人の割合で、この外国人英語指導助手を配置されている自治体も出てきています。私が知っているのは、群馬県の高崎市なんですけれども、このJET、現在では世界五十四カ国から約五千五百人の若者が日本に来て活躍をしてくださっています。基本は一年間ですけれども、最長では五年間のプログラムに参加することもできるようです。近年では、日本文化、この関心の高まりもありますので、応募する外国の青年も多いようなんですね。選抜によって日本に来日しますので、自治体の必要とする人数、一〇〇%満たされて、その質にも、よりすぐって選ばれてきますから、定評があるようでございます。  二〇二〇年の新学習指導要領の全面実施、これを見据えた今、この英語教育だけではなくて、国際教育にもつながると思っています。この海外の方と子供のころから触れていって、海外で仕事をしたいとか、そういった児童生徒も出てきてくれることを期待したいんですけれども、JETとかKET、これを最大限に活用して、できることであれば、一校に一人のAETの配置、これを目指して取り組んでいただきたいと思いますけれども、今後のAETの配置の方針、考え方について、この点は教育長にお尋ねをして、一般質問とさせていただきます。   (宮本一彦建設部長登壇) 21 ◯宮本一彦建設部長 御答弁申し上げます。  道路照明灯のLED化の早期推進に対する市の考えについてでございます。  現在の水銀灯などの道路照明灯は、今後継続して使用し続けることは困難であると考えております。一方で、LED照明につきましては、環境負荷の軽減、電力コストの縮減、長寿命化による維持管理コストの縮減、交通負荷の軽減など、多くのメリットが考えられます。さらに、灯具が軽量であるため、地震時においても倒壊の可能性は低いことから、災害に強いまちづくりの観点からもLED化は望ましいと考えられます。こうしたことから、市といたしましても、早期にLED化を推進したいと考えております。  今後、初期投資を抑えたリース方式を含めた維持管理の方針につきまして早期に検討し、財政状況を踏まえながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。   (中沢雅生教育総務部長登壇) 22 ◯中沢雅生教育総務部長 御答弁申し上げます。  電動昇降機とLED照明の両方の設備が設置されていない体育館へのLED照明の早期導入に対する市の考え方についてでございます。
     LED照明は耐用年数が長く、交換回数も少なくなるため、施設管理面からのメリットがございます。また、省電力による電気料金の削減などのコスト面でのメリットもございますので、今後、施設の老朽化なども勘案いたしまして、体育館へのLED照明の計画的な導入につきまして早期に検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。   (新保正俊教育長登壇) 23 ◯新保正俊教育長 御答弁申し上げます。  今後の英語指導助手、AETの配置の方針や考え方についてでございます。  来年度から小学校での英語が本格的に実施されることを踏まえますと、原則、AETの配置は、JETプログラム活用を視野に入れながら、市内小中学校各一校に一名を配置することが望ましいと考えております。しかしながら、本市におきましては、各学校のクラス数が異なるため、教員とAETによるティーム・ティーチングがどのクラスも同じ授業時数となるように、学校規模に応じ複数校で一名の配置も考えるところであります。  特に来年度から外国語教育の授業時数がふえる小学校への配置につきましては、小学校段階からAETとのコミュニケーション活動を充実させてまいりたいと考えております。  さらに、AETを授業での活用のみならず、日常の学校生活での触れ合いや、校内での教員研修でも活用し、今後、グローバル社会で生きる児童生徒が自然に英語に親しめるようにしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 24 ◯三上喜久蔵議長 山木綾子議員。   (山木綾子議員登壇) 25 ◯山木綾子議員 一般質問、最後の登壇者となりました。さきの選挙によりまして、またこの場所に戻ってこられたことに深く感謝するとともに、この四年間、一生懸命仕事をしてまいりたいと思います。私にとりましても一年ぶりの一般質問ですので、心して臨みたいと思います。  それでは、改めまして、議長のお許しをいただきましたので、通告いたしました三項目について一般質問いたします。  一点目の男女共同参画の推進について何点かお伺いしてまいりたいと思います。  私は、二十年前に男女共同参画に軸足を置いて川越市議会にチャレンジをいたしました。残念ながら一回目は、自分では惜敗をしたというふうに感じております。その後、当選後には、四年に一回は、この表題で一般質問してまいりました。その間にも男女共同参画課という所管が随分変わりました。当初は青少年課の婦人児童係でした。女性たちは、女、子供は一緒くたかというように行政に対して不満を言っていたものでございます。そして、女性政策から男女共同参画課となり、今では配暴センターも設置された川越市となっております。  それでは、実際に女性の参画は進んでいるのでしょうか。確認のため、まず川越市の中で女性の参画はどのように変化してきたか。数字を挙げていただき、伺いたいと思います。  この項目の一点目として、男女共同参画審議会や男女共同参画庁内会議など、男女共同参画課が所管する会議にどのようなものがあるのか伺います。それぞれの会議の主な内容と、平成三十年度における会議の開催回数、女性委員の割合についてお伺いをいたします。  二点目として、法律、条例設置との附属機関、行政委員会、規則、要綱により設置されている懇談会のそれぞれの数と、女性を含む審議会等の数及びその比率についてもお伺いをいたします。また、それぞれの委員総数と、その中に占める女性委員の割合についても伺っておきます。  三点目として、医師職、保育士職及び教職員を除いた市職員の中で女性管理職の人数及び割合についてお伺いをいたします。  四点目として、川越市内の小中学校の教職員における女性管理職の人数及び割合についてお伺いをいたします。  この項目の一回目といたします。  二回目のその後の江川についてお伺いをいたします。  私は、このことに関しましては過去にもお伺いしておりますが、その折いただいた御答弁の内容の進捗状況等を確認しながら何点かお伺いをいたします。  雨は降り過ぎても困るし、降らな過ぎても困ると言われております。また、梅雨に入りまして、私の梅雨というイメージは、何となくしとしとと雨が毎日降り続くというようなイメージを持っておりますが、しかし、近年は都市近郊の限られた地域において、短時間に発生する猛烈な集中豪雨がふえてきているということのようでございます。これがいわゆるゲリラ豪雨というものだそうです。川越市においても、近年の雨の降り方は、従来のそれと違ってきているように感じております。  過日も、六階の私どもの控室の窓から外を眺めると、外の景色がかすんで見えないような激しい雨が降りました。平成二十八年に起きた十月の本市を襲った台風の被害があった寺尾調整池の周りの寺尾地域のことが思い出されました。江川は大丈夫かなというような感じで、日中のことだったので、私は議会に来ておりましたので、現地の確認は私はすることはできませんでした。  そこで、この項目の一点目として伺います。本年五月二十日から二十一日にかけての降雨について、降雨量、気象状況はどのようになっていたのかをお伺いいたします。  二項目めといたしまして、新河岸川及び江川流域都市下水路の水位や現地の状況について、どのように確認をしていたのかお伺いをいたします。  三点目として、江川流域都市下水路の災害復旧にかかわる事業について、進捗状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。  四点目として、江川流域都市下水路の内水対策について、これまでの取り組みはどのようになっているのか、この四点お伺いして、この項目の一回目といたします。  三項目めの教育委員会の諸課題。前の小ノ澤議員が学校現場の諸課題というような形で似たような御質問をなさいましたけれども、重ならないように注意をしながら質問していきたいと思います。  また、この項目につきましては、私自身、直接市民の方、保護者の方から御相談や要望を伺う中で、昨年一年間でお受けしたことを中心にお伺いをしていきたいと思います。  質問する前に、皆さんもよく御存じかと思いますが、教育委員会というのは、どのような組織であるのかを考えてみました。これは法律に定められている組織で、地方自治法の第百三十八条の四に、普通地方公共団体に、その執行機関として普通地方公共団体の長の外、市長ですね、長の外、法律の定めるところにより、委員会又は委員を置くとありました。地方自治法の第百三十八条の四によって、川越市も選挙で選ばれた市長から独立した地位と権限を有する委員会が設置されています。それが今ある教育委員会でございます。私もそのように認識を新たにいたしました。  一つの機関への権力の集中を排除し、行政の中にあって、政治的に中立な運営を確保し、場合によっては、住民参加、市民参加による民主化を確保する、そんな団体が教育委員会でございます。もし間違っていたら、御訂正をくださいませ。  そこで、お伺いをいたします。一点目として、市立学校や教育委員会事務局などの人事はどこが所管しているのか、お伺いをいたします。  二項目めとして、市立学校の教員、教育委員会事務局などの職員の任命及び配属方法についてお伺いをいたしまして、私の一回目の質問といたします。   (細田隆司市民部長登壇) 26 ◯細田隆司市民部長 御答弁申し上げます。  初めに、男女共同参画課が所管する会議についてでございます。  まず、男女共同参画の推進に関する事項について審議等を行う川越市男女共同参画審議会につきましては、平成三十年度は三回開催し、女性委員の割合は六〇・〇%となっております。  また、庁内において男女共同参画の推進や男女共同参画基本計画の推進等について検討を行う会議といたしまして、川越市男女共同参画庁内会議がございます。平成三十年度は二回開催し、女性委員の割合は七・一%となっております。  次に、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律に基づく被害者支援に向けた関係機関の連携を図るための会議といたしましては、川越市DV防止対策ネットワーク会議と川越市DV防止対策庁内連携会議がございます。平成三十年度はそれぞれ一回ずつ開催し、女性委員の割合は、ネットワーク会議が五二・九%、庁内連携会議が五三・三%となっております。  次に、性的少数者に係る取り組み等について検討するための会議といたしまして、川越市性的少数者に係る施策に関する検討委員会と検討部会がございます。平成三十年度はそれぞれ一回ずつ開催し、女性委員の割合は、検討委員会が一一・一%、検討部会が二〇・〇%となっております。  続きまして、各種審議会等における女性委員の登用状況についてでございます。  平成三十一年四月一日時点で申し上げます。初めに、法律、条例設置の附属機関についてでございますが、総数は六十六、うち女性委員を含む審議会等の数は六十一で、全体の九二・四%となっております。また、委員の総数は九百二十五人で、うち女性委員の数は二百七十二人、割合は二九・四%でございます。  次に、行政委員会でございますが、総数は六、うち女性委員を含む委員会の数は三で、全体の五〇%となっております。また、委員の総数は三十五人で、うち女性委員の数は四人、割合は一一・四%でございます。  次に、規則、要綱等により設置された懇談会等でございますが、総数は四十六、うち女性委員を含む懇談会等の数は四十一で、全体の八九・一%となっております。  また、委員の総数は九百二十七人で、うち女性委員の数は三百五人、割合は三二・九%でございます。  以上でございます。   (野口昭彦総務部長登壇) 27 ◯野口昭彦総務部長 御答弁申し上げます。  医療職、保育士職及び教育職を除いた女性管理職の人数及び割合でございます。  平成三十一年四月一日現在の状況で申し上げます。部長級職員二十人のうち女性は一人で五%、副部長級職員三十九人のうち女性は四人で一〇・二六%、課長級職員八十八人のうち女性は十人で一一・三六%、副課長級職員百八十三人のうち女性は四十四人で二四・〇四%、管理職全体では三百三十人のうち女性は五十九人で一七・八八%となっております。  以上でございます。   (中野浩義学校教育部長登壇) 28 ◯中野浩義学校教育部長 御答弁申し上げます。  市内小中学校の女性管理職の人数及び割合についてでございます。  校長職につきましては、小学校は三十二名中八名が女性で、割合は二五%、中学校は二十二名中三名で一三・六%でございます。教頭職につきましては、小学校は三十三名中八名が女性で、割合は二四・二%、中学校は二十二名四名で一八・二%でございます。  以上でございます。   (宮本一彦建設部長登壇) 29 ◯宮本一彦建設部長 御答弁申し上げます。  二項目めの江川について。  初めに、本年五月二十日から二十一日にかけての降雨量、気象情報についてでございます。  降雨量につきましては、市役所及び埼玉県川越県土整備事務所で観測した記録で申し上げます。  市役所の雨量計では、雨が降り始めた二十日の二十二時から翌二十一日の十六時までの累計雨量が六十八・五ミリで、最大時間雨量は二十一日の十二時から十三時までの二十六ミリでございました。  旭町二丁目地内に位置する埼玉県川越県土整備事務所観測所では、雨が降り始めた二十日の二十一時から翌二十一日十六時までの累計雨量が八十三ミリで、市役所の地点よりも多い雨量を観測しております。  また、気象情報につきましては、大雨注意報、雷注意報が二十日の十六時二十一分、洪水注意報が翌二十一日の七時二分、大雨警報が十三時二十五分、洪水警報が十四時四分にそれぞれ発表されております。解除につきましては、雷注意報、大雨警報、洪水警報が二十一日の十五時四十二分、大雨注意報、洪水注意報が十七時八分でございました。  次に、新河岸川及び江川流域都市下水路の水位や現地の状況確認についてでございます。  新河岸川の水位につきましては、埼玉県が県内の水位観測所の水位情報を公開している埼玉県水防情報システムから寺尾調節池、新鷹匠橋付近に設置されております寺尾調節池外水位観測所のほか、九十川排水機場に設置されております九十川排水機場外水位観測所などの水位を確認しております。  江川流域都市下水路の水位につきましては、平成三十年九月に、樋門設備である水位計や管理システムの修繕を行っていますことから、この水位計と管理用監視カメラの画像をあわせて確認しております。また、江川流域都市下水路下流部の開水路区間及び周辺の現地の状況につきましては、職員により現地調査を行い確認しております。  次に、江川流域都市下水路の災害復旧に係る事業の進捗状況についてでございます。  江川流域都市下水路の災害復旧にかかわる事業といたしましては、被災した護岸の復旧及び江川流域都市下水路に並行する道路の復旧がございます。護岸の復旧につきましては、延長二百四十・七メートルの復旧工事が本年二月末に完了しております。また、護岸の復旧に伴う江川流域都市下水路に並行するふじみ野市道及び川越市道の復旧につきましては、延長二百六十三メートルの復旧工事が六月中に完了する状況でございます。  最後に、江川流域都市下水路の内水対策のこれまでの取り組みについてでございます。  江川流域都市下水路の内水対策にかかわるこれまでの取り組みにつきましては、市民等の皆様が災害リスクを判断しやすく、迅速な避難行動につなげるための環境整備を目的とし、平成三十年十月十五日より管理用監視カメラ画像を市ホームページに公開し、さらに本年五月三十一日より、現地の状況がよりわかりやすい位置に設置した公開用監視カメラ画像に切りかえて公開しているところでございます。  また、本市及びふじみ野市の排水ポンプ車による新河岸川への応急排水作業を円滑に行うための環境整備を目的とし、江川流域都市下水路樋門部分のフェンス等を改修いたしまして、作業時の出入りとなる門扉等を設置いたしました。  このほか、今後の江川流域都市下水路の下水道事業に係る計画排水区域、計画排水量等の計画諸元について、既往計画を現在の下水道事業の基準に見直し、今後の全体計画となる内水対策基本計画をまとめております。  以上でございます。   (中沢雅生教育総務部長登壇) 30 ◯中沢雅生教育総務部長 御答弁申し上げます。  市立学校や教育委員会事務局などの人事所管部署についてでございます。  教育委員会及び教育委員会の所管に属する学校、その他の教育機関の小中学校の教員を初めとする県費負担教職員を除く人事につきましては、その権限が本市教育委員会にございますことから、教育委員会の議決をもって決定するものでございます。  なお、県費負担教職員の任免、分限、懲戒等の人事につきましては、県教育委員会が行うものとなっております。  人事事務を所管する具体的な部署でございますが、県費負担教職員及び市立川越高等学校の教員に関しましては、学校管理課が所管しております。  また、教育委員会事務局や図書館、博物館などの職員に関しましては、教育総務課が所管しております。  次に、市立学校の教員、教育委員会事務局などの職員の任命及び配属方法についてでございます。  初めに、市立学校の教員の任命及び配属方法についてでございますが、市立学校の県費負担教職員の任命は、県教育委員会が市教育委員会の内申をもとに行っております。配属につきましては、市の教育委員会が人事異動方針及び細部事項にのっとり行っております。  次に、市採用職員の任命及び配属方法についてでございます。  教育委員会事務局などに配属となる職員につきましては、教育委員会が任命権者となります。具体的な一例を申し上げますと、市長部局から教育委員会部局に異動となる場合、任命権者が異なるため、市長部局から出向を命ぜられ、教育委員会が任命しております。教育委員会各所属への配属につきましては、職責や配属年数などを考慮し、バランスを図りながら行っているところでございます。  なお、指導主事につきましては、県費負担教職員を退職し、県教育委員会と任用協議を交わした上で、本市教育委員会が任命し、専門的教育職員の配置が必要な所属に配属しております。  以上でございます。 31 ◯三上喜久蔵議長 暫時休憩いたします。    午前十一時四十四分 休憩   ───────────────────────────────────    午後零時五十七分 再開 32 ◯三上喜久蔵議長 休憩前に引き続き会議を開きます。   (山木綾子議員登壇) 33 ◯山木綾子議員 それぞれ御答弁をいただきました。  川越市における女性の参画は、少しずつではありますが、進んでいるように思いました。特に審議会等には多くの女性が登用されているようでございますが、残念なことに、川越市の中での市職員における女性の登用は、部長職に至りましては五%ということで、遅々と進んでいないような状況があるように思いました。  一般職の皆さんの中で、課長、副課長ぐらいのところまでは、大分女性の進出が見てとれるのですが、その後、徐々にどこがどうなっているのか、女性が滑り落ちていくような傾向が見られるように思います。  次に、質問させていただきたいと思いますが、男女が働く上でさまざまな制度や決まりが川越の市職の中にもあるようでございます。川越市においてどのように活用されているかをお伺いしたいと思います。  この項目の五点目として、過去三年間における市職員の育児休業、介護休暇及び子育て休暇について、男女別の取得状況についてお伺いをいたします。
     六点目といたしまして、学校教育の中で男女共同参画への取り組みはどのように行っているのかをお伺いいたします。  七点目といたしまして、学校での男女混合名簿の取り組みは、その後どのように推移しているのかお伺いいたします。  八点目として、契約の中、総合評価方式による入札において、女性や高齢者、障害者を優先的に雇用している企業に対する優遇措置はあるのかお伺いをいたします。  九点目として、児童扶養手当を受けているひとり親の女性の中で、離婚してひとり親になった人と未婚のまま親になった割合についてお伺いをいたします。  十点目といたしまして、男女共同参画課で市民や職員を対象に実施している意識啓発事業にどのようなものがあるのかをお伺いいたします。  十一点目として、女性を対象とした相談窓口にはどのようなものがあるかをお伺いして、この項目の二回目といたします。  その後の江川の対策についても御答弁をいただきました。  五月二十日から二十一日にかけての降雨ですが、埼玉県の水防情報システム、寺尾調節池外水位観測所や九十川排水機場外水位観測所等で水位の観測や江川の水位計に加えて、昨年設置しました管理用監視カメラでの映像等での画像を確認していただいていたようでございます。また、現地に人を送ってもいただいたようでございます。大変ありがたく思っております。  また、平成二十八年の台風二十一号での被害を受けた江川流域都市下水路及び並行するふじみ野市、川越市の市道も、おおむね復旧するとのことも確認をさせていただきました。  昨年十月にホームページに公開した管理用カメラも、過日の降雨のときに確認させていただきましたが、ホームページで一時間ごとの映像で確認することができました。市民の方からも、現場に行かなくてもホームページで確認ができたので、大変安心していられたというお話もお聞きいたしました。  そこで、この項目の五点目としてお伺いいたします。埼玉県が進めている渋井水門の工事について進捗状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。  六点目として、江川流域都市下水路樋門の動作状況を知らせる設備、樋門のところにパトランプといって、樋門がしまったらくるくる回る回転灯がついておるんですが、多分そのことだと思います。それについて設置の経過と目的、どのようになっているのかをお伺いいたします。  七点目として、江川流域都市下水路の内水対策について、今後の取り組みはどのように進めていくのかをお伺いいたします。  八点目につきまして、中島雨水ポンプ場寺尾調節池バイパス工事について進捗状況はどのようになっているのかをお伺いいたしまして、この項目の二回目といたします。  三項目めの教育委員会の諸課題についてお伺いいたします。  教職員の採用、非常にわかりづらいということがよくわかりました。県採用、市の採用で、大変複雑になっていることを確認いたしました。  これからの質問は、私に寄せられた声を拾ってきたものでございますので、意外と小さなこともございますけれども、真摯にお答えいただきたいと思います。  保護者の方からの御相談で、川越市の子供の学力は、国や県の平均を下回っているようだが、川越市内での競争は別として、高校に上がるときに差が出てくるのではないかというような御心配をいただきました。  そこで、この項目の三点目として、川越市の児童生徒の学力の状況と学力向上の取り組みについてお伺いいたします。  小学校のお子さんを持つお母さんの御相談です。子供が腰が痛いとよく口にするようになったと。姿勢も前かがみになって、猫背になったような気がすると。こういう御心配は、お一人のお母さんだけではなくて、何人かのお母さんから伺っております。  私もインターネットで調べてみると、ランドセルの重さが起因しているような子供が多いという記事を目にいたしました。育ち盛りの小学時代に重いランドセルを背負って、毎日四、五十分歩いて学校に登下校するというのは、大変酷な話ではないかと私も思いました。  そこで、この項目の四点目として、児童生徒の携行品にかかわる状況についてお伺いいたします。  五点目といたしまして、部活動についてお伺いをいたします。川越市の部活動の状況についてお伺いいたします。どのようになっているのかお聞かせください。  この項目、六点目といたしまして、中学生の登校時の服装についてお伺いいたします。  二回目といたします。   (野口昭彦総務部長登壇) 34 ◯野口昭彦総務部長 御答弁申し上げます。  過去三年間における市職員の育児休業、介護休暇及び子育て休暇の取得状況でございます。  初めに、育児休業でございますが、平成二十八年度が男性四人、女性二十四人、平成二十九年度が男性四人、女性三十五人、平成三十年度が男性八人、女性四十一人となっております。  次に、介護休暇でございます。平成二十八年度及び平成二十九年度は、取得者はなしで、平成三十年度が女性二人となっております。  最後に、子育て休暇でございます。子育て休暇は、平成二十八年四月一日から、これまで子の看護休暇であったものを取得の対象となる年齢を拡大するとともに、学校等が実施する行事に出席する場合などにも取得することができることとしたものでございます。人数は暦年で管理しておりますので、暦年で申し上げます。平成二十八年が男性二百六十五人、女性二百四人、平成二十九年が男性三百六人、女性二百三十六人、平成三十年が男性三百十四人、女性二百三十五人となっております。  次に、総合評価方式における入札において、女性や高齢者、障害者を優先的に雇用する企業に対する優遇措置についてでございます。  本市の総合評価方式ガイドラインにおきましては、女性技術者の雇用及び障害者雇用を必須評価項目として設定しております。女性技術者の雇用の項目につきましては、女性技術者を恒常的に直接雇用している企業を、また障害者雇用の項目につきましては、障害者の雇用の促進等に関する法律に規定する障害者雇用率等に照らし、一定の水準を満たしている企業をそれぞれ技術評価点における加点対象としております。また、これらの項目以外に、子育て支援も必須評価項目としております。これは当該企業が埼玉県の多様な働き方実践企業認定制度において、従業員の仕事と子育て等の両立を支援するため、短時間勤務やフレックスタイムなど、多様な働き方を実践している企業として認定を受けている場合につきまして、技術評価点における加点対象としているものでございます。  以上でございます。   (中野浩義学校教育部長登壇) 35 ◯中野浩義学校教育部長 御答弁申し上げます。  まず、学校教育における男女共同参画への取り組みについてでございます。  学校教育では、男女共同参画社会の推進に向けて、男女が個人として尊重され、平等に扱われることなど、つまり基本的人権の尊重を学ぶ人権教育や男女平等教育を児童生徒の発達段階に応じて適切に教育課程に位置づけたり、家庭にも啓発したりして実施しております。具体的には、各教科等における男女混合でのグループ活動を通して、男女の協力の重要性に気づかせるような指導をしております。また、発達段階に応じて、性について正しい知識を学んでおります。さらに、中学校においては、大学の先生を招いて、性に関する講演会を行っている学校もございます。これらのことをリーフレット、男女平等教育の推進としてまとめ、教職員の指導資料とするとともに、保護者への啓発資料として活用しております。  次に、男女混合名簿についてでございます。  教育委員会では、川越市諸表簿研究委員会が作成している諸表簿取扱いの手引きを改正し、男女混合名簿の記載方法を明記することにより、出席簿における混合名簿の使用が可能としております。しかしながら、健康診断や体力測定、また各種統計報告など、男女別に管理しなければならない事務もあることから、出席簿を男女混合名簿で編成しても、別に男女別名簿を作成し、名簿の二重管理をしなければならないなどの煩雑さから、現場での導入については進んでいない現状がございます。  現在、導入準備を進めております校務支援システムの利用により、データ処理は簡略化されるものと考えます。システム導入により、校務負担の軽減も見込まれることから、出席簿の男女混合名簿の導入について検討してまいります。  次に、三項目めの川越市の児童生徒の学力の状況と学力向上の取り組みについてでございます。  初めに、本市の児童生徒の学力の状況についてでございます。  平成三十年度に行われた全国学力・学習状況調査におきましては、小中学校ともに全国の平均正答率を下回る結果となっております。  次に、平成三十年度に行われた埼玉県学力・学習状況調査におきましては、小学校では六年生の算数を除き、県の平均正答率を下回っておりますが、中学校では全ての教科で県の平均正答率を上回っております。これらの学力調査結果について、小問ごとに、国、県の平均と比べて正答率の低い問題における出題の趣旨や、無回答の割合などに着目し分析した結果から、本市の児童生徒は、基礎的、基本的な知識、技能の定着や、判断の根拠や理由を明確にして自分の考えを述べることなどについて課題があると考えております。これらの課題解決に向けた学力向上の取り組みとして、本市では教員が児童生徒にとってわかる授業を展開するための授業モデルの確立及び実践により、主体的、対話的で深い学びの視点による授業改善を推進しているところでございます。今後も、日々の授業改善を各学校で実施していくとともに、川越市の子供たちには全ての教科の基礎となる書く力や読解力の育成に向け、読書活動の推進などに取り組み、引き続き児童生徒の学力向上に努めてまいります。  次に、児童生徒の携行品についてでございます。  市教育委員会からも通知をいたしましたが、市内全ての公立小中学校で、学校に置いてよい学習用具などを児童生徒が決めたり、学校や学年で指定したりして、児童生徒にとって過重とならないよう対応しているところでございます。  さらに、身心の健やかな発達への影響や通学時の安全確保の面から、学年に応じた対応をとるなどの工夫も講じております。  次に、部活動の状況ということでしたので、昨年度策定いたしましたガイドライン等の変わった点についてお答えいたします。  平成三十年三月にスポーツ庁が策定しました運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインを受けて、平成三十年七月に埼玉県の部活動の在り方に関する方針が策定されました。それらを受けて、十一月に策定しました川越市立中学校の部活動に関する方針に基づき、各市立中学校では活動を行っております。主な内容といたしましては、活動時間、休養日が明示されました。部活動の活動時間につきましては、平日は一日二時間程度、休日は三時間程度としました。休養日につきましては、原則として、平日、週末にそれぞれ一日以上設けることといたしました。  次に、生徒の登下校時における服装の現状についてでございます。  市内中学校二十二校のうち、体育着での登校を許可している学校は一校、条件つきの許可が二校、許可していない学校は十九校でございます。また、下校時に体育着での下校を許可している学校は六校、条件つきの許可が十三校、許可していない学校は三校でございます。許可をする条件の例としましては、部活動がある場合や雨により制服がぬれる場合などでございます。  なお、登下校については、気温の高い時期において暑さ対策を考え、生徒の健康状況等への配慮からも、柔軟な対応も必要であると考えております。  以上でございます。   (永堀孝明こども未来部長登壇) 36 ◯永堀孝明こども未来部長 御答弁申し上げます。  児童扶養手当を受けているひとり親の女性の中で、離婚をしてひとり親になった人と未婚の人の本市における割合についてでございますが、五月末時点における国に報告する福祉行政報告例の集計内容でお答え申し上げます。  児童扶養手当を受給している母子世帯全体に対する離婚の受給者の割合は、約八六・四%で、未婚の受給者が約一一・五%でございます。なお、離婚につきましては、法律上の離婚のみではなく、事実婚の解消も含めた割合となっております。  以上でございます。   (細田隆司市民部長登壇) 37 ◯細田隆司市民部長 御答弁申し上げます。  初めに、男女共同参画課で実施している意識啓発事業についてでございます。  市民向けに実施している事業といたしましては、男女共同参画週間にちなんだ市民フォーラムにおきまして、男女の生き方や家庭生活等に関する講座を開催しているほか、人権週間及び人権デーにちなんだイーブンライフin川越におきまして、男女共同参画や人権等をテーマとした講演会を開催しております。また、公民館等における女性の人権やDV等に関する出前講座や、ワークライフバランス等に関する企業啓発研修会、ウェスタ川越の男女共同参画推進施設での提案型事業講座を開催するとともに、男女共同参画情報紙イーブンを発行し、市民の方々への啓発を図っております。  次に、職員向けに実施しているものといたしましては、ワークライフバランスやハラスメント、DVなどをテーマとした職員研修会を毎年度実施しております。  続きまして、女性を対象とした相談窓口についてでございます。  市が設置している相談窓口といたしましては、男女共同参画課においてDV、夫婦関係、家族関係等、女性のあらゆる悩みについて女性相談を開設し、女性相談員が相談をお受けしております。特にDVにつきましては、男女共同参画課が配偶者暴力相談支援センターの機能を有しているため、被害者の支援や保護も含めて相談に応じております。  また、ウェスタ川越の男女共同参画推進施設内にカウンセリングルームを開設し、女性が抱えるさまざまな悩み等の相談にフェミニストカウンセラーが応じております。  加えて、こども家庭課のひとり親家庭相談では、母子家庭の母親からの相談をお受けしております。  このほか、埼玉県では、「With Youさいたま」において、女性の生き方や家庭、DVなどについての相談を、また埼玉県婦人相談センターにおいては、DVについての相談をお受けしております。  以上でございます。   (宮本一彦建設部長登壇) 38 ◯宮本一彦建設部長 御答弁申し上げます。  二項目めの初めに、渋井水門の工事の進捗状況についてでございます。  渋井水門につきましては、既設ゲートの左岸側に新たに一門の水門を整備するものでございます。  進捗状況につきまして、埼玉県川越県土整備事務所に確認しましたところ、現在、増設する水門の本体及びゲート製作工に着手しており、現場では資材等の搬入路となる工事用道路の整備が完了し、増設する水門本体のくい打ちを行うための作業ヤードの整備を進めている。令和二年度中の完成を目指して、引き続き護岸等の附帯工を進めていきますとのことでございます。  次に、江川流域都市下水路樋門の動作状況を知らせる設備の設置経緯と目的についてでございます。  江川流域都市下水路樋門の動作状況を知らせる設備につきましては、周辺の市民の方々に対し、樋門の開閉状態を確実に目視確認できるようにするため、平成三十年九月に樋門設備に表示灯を設置してまいりました。このような経緯を踏まえ、水防活動時において、周辺の市民の方々や職員が樋門の動作状況を樋門から離れた場所からも確認できることなどを目的とし、中島雨水ポンプ場の東側に表示灯を新たに設置するものでございます。  最後に、江川流域都市下水路の内水対策の今後の取り組みについてでございます。  江川流域都市下水路の内水対策につきましては、これまでに市民等の皆様が災害リスクを判断しやすく、迅速な避難行動につなげるための対策や、新河岸川への応急排水作業を円滑に行うための対策、また水害ハザードマップの更新などのソフト対策に取り組んでまいりました。今後は、このようなソフト対策の適切な管理、普及に努め、川越市台風第二十一号内水浸水検証委員会の答申を踏まえながら、効果的及び実現可能な施設整備などの事業計画を検討し、関係機関との調整等を進めてまいります。  以上でございます。   (石井隆文上下水道局長登壇) 39 ◯石井隆文上下水道局長 御答弁申し上げます。  中島雨水ポンプ場寺尾調節池バイパス工事の進捗状況についてでございます。  協議の進捗状況でございますが、今月に入りまして、埼玉県川越県土整備事務所から新河岸川流域を守るための水位調整を目的とする寺尾調節池へ内水を排水するための事前協議に関する回答をいただいたところでございます。  事前協議に基づく排水の操作要領案では、江川都市下水路樋門が全閉している間であること。樋門直近及び上下流四地点の新河岸川の観測所全ての水位が二十分間下降していること。新河岸川上流域の四地点の雨量観測所の全てで三十分間雨量の観測がないこと。また、新河岸川流域で降雨の予測がないことなどの条件がございます。今後につきましては、これらの条件や事業効果などの点も含めまして、総合的に検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。   (山木綾子議員登壇) 40 ◯山木綾子議員 さまざま御答弁をいただきました。  一項目めの男女共同参画の推進についてでございますが、いただいた御答弁を二十年前の女性の参画は進んでいるのでしょうかという小冊子と照らし合わせてみますと、項目によりますと、大して変わらないものもありますが、大分進んでいるように思いました。しかし、二十年前です。おぎゃあと生まれた子は成人してしまいます。  私、以前にこの議場から、女性は戦後すぐに男女共同参画という男女平等の憲法で保障されたものを手にしたけれども、いまだにその実態としては、遅々として進んでいないというような話をしましたら、ある女性の活動家が、そんなことを当てにするよりも、おぎゃあと生まれた子供をしっかり男女共同参画、ジェンダーの視点で育てたほうが、二十年たてば、しっかりしたジェンダーの意識を持った子供が育つよと。今の時代を変えようとしたら、そうするしかないんだよというような話を聞きまして、この議場からも話させていただきました。  二十年で管理職五%、さして変わらない。当時も五%だったと思います。だけれども、根気よく進めていくことが必要であるというふうに思っておりますので、ぜひ今後も推進していただきたいと思います。  それから、子の看護休暇というのが子育て休暇という形に変わりまして、数字を細かく年次にわたっていただきましたら、二十八年度から三十年度にかけて、三年度にわたって男性のほうが多いんですねという話を担当課としましたら、山木議員さん、違うんですよと。数字のマジック、数字だけで言うと、男性のほうが多いけれども、分母も男性が多いんですというような話を聞きまして、子供に関することは、父親も随分参画をしているんだなという回答はいただきましたけれども、分母が大きいから、男性のほうが多いということにも気づかせていただきました。この件に関しましては、根気よく進めていくしかないのかなというふうに思います。  今の若い人に、性別役割だとか、男女共同参画とか、ジェンダーにとらわれるなとか言っても、意外と、そんなの古いんじゃないと、もう死語だよなんて言うような学生がふえてきていますけれども、実際、社会状況で、幸か不幸か、以前は男は外、女は内となったと言っていた性差によって働き方が変わるような生活スタイルが、今の時代の流れの中では市民権を得るのは難しい時代になってきたのではないかと思います。なぜならば、男性一人の収入だけでは暮らしていくことが困難な時代になったからだと思います。それでも性差によってまだまだ賃金格差や処遇、待遇で女性については暮らしにくいところが散見されます。これも今後の課題となっていくことは確かでございますので、市においてもしっかりと推進を進めていただきたいと思います。  この項目の三回目の質問でございますが、配暴センターというのを耳にするかと思います。配偶者からの暴力、避難所ですね、シェルター。川越市はいち早く立ち上げていただきまして、今、活動していると思います。その配暴センターについて何点かお伺いをいたしたいと思います。  配偶者暴力相談支援センターの相談者について、市内居住者及び市外の居住者の割合はどうなっているのかお伺いをいたします。  配暴センター二点目、この項目の十三点目の項目といたしまして、配偶者暴力相談支援センターに寄せられる相談の内容は、どのように変化しているのかお伺いをいたして、この項目の三回目といたします。  その後の江川の対策についても、それぞれ御答弁をいただきました。  江川流域都市下水路の樋門を閉めることなく、新河岸川に雨水を流していくには、県が定めている渋井水門の工事の完成が一日も早いことが何よりであるということを感じました。樋門の動作状況を知らせる設備、パトランプ、それが中島雨水ポンプ場で点灯しないことを心から祈りたいと思います。  また、今年度の事業になっております中島雨水ポンプ場寺尾調節池バイパス工事についての進捗状況についてもお伺いいたしました。  従来から寺尾調節池は、寺尾地域の人のためではなく、新河岸川の下流に住む地域の人のためにつくられたという設備であるということは、地元の住民は承知をしているのですけれども、この間のような災害のときには、早い時期に寺尾の調整池に江川からの水をポンプアップしたいというようなことが住民の間では願われていました。江川の内水を調節池に入れることは、まかりならんと言っていた県が事前協議に応じてくれたことは、大きな進歩なのかなというふうに思っております。関係課は大変御努力をいただいていると感じております。
     しかし、進捗状況を伺いましたところ、三件の操作要領案というのが示されたようです。ちょっと考えてみていただきたいんですけれども、一つ、江川の樋門が完全に閉まっている間。二つ目、樋門直近及び上流、下流の四地点の新河岸川観測所の全ての水位が二十分間下降していること。三点目、新河岸川上流の四地点の雨量観測所で全て三十分間雨量の観測がないこと。また、新河岸川流域での降雨の予想がないこと等、三項目示されたようですが、この三項目を満たしていたら、内水を寺尾調整池にポンプアップしていいということのようですが、樋門が閉じた段階で、この条件を満たしている間に寺尾は水没してしまいます。費用対効果も含めて総合的に検討していただきたいと思いますけれども、本当に必要なんでしょうかね、このバイパス工事。約一億円かかるというようなふうに伺っております。一億円かかるのであれば、何かほかに手は打てないんでしょうかね。  私は、以前から市独自の被害者支援制度を創設してくれというような話をしておりますけれども、前回の江川の災害についての一般質問の中で、御答弁で、市独自の支援制度を創設してほしいという質問に対して、他自治体の先進事例を参考にして、財源についてもあわせて今後、調査、研究してまいりたいというような御答弁を当時、栗原副市長からいただいております。  一億円を原資にして、この項目の最後の質問として、これは市長にお伺いをいたします。使い勝手のよい市独自の災害支援制度について、ぜひ市長のお考えをお聞かせいただきます。よろしくお願いします。この項目を終わります。  教育委員会の諸課題の三回目の質問でございます。  川越市の児童生徒の学力は、基礎的、基本的な知識、技能の定着がされていなく、判断の根拠や理由を明確にして、自分の考えを述べることに課題があるという御答弁でした。さらっとした御答弁をいただきましたが、川越の子供たちは、基礎学力に乏しく、物事の判断や根拠を探り当てて、自主的に自分の考えを述べることができない、苦手だということになります。このことは非常に大切な項目のように思いますので、今後ともよろしく御指導していただきたいと思います。これはお願いを申し上げておきます。  クラブ活動についても伺いました。昨年、指針が出たようでございますが、日本の少年、少女のスポーツは、欧米のような地域クラブチームや企業のクラブチームではなくて、学校教育の中での選手の育成がまだまだ主流になっているように思います。そして、運動環境がない部活動は、週末ごとに遠征に出かけています。中学生、対戦相手を探して、川越市内、市外も出かけているんですが、一日中、試合をして帰って来て、へとへとになって、また月曜日から授業を受けて、土日、また遠征に行くというようなことが実際に起こっております。  クラブ活動の指針が出て、週に二日はお休みをしなさいとか、平日は二時間を超えてはいけないとか、土日も三時間程度にしなさいというような指針が出ているようでございますけれども、勝ちたいというクラブ、優勝したいというクラブが長時間になる気持ちもわかりますけれども、勉強がおろそかになってはいけないということもあります。学力低下しているのは事実でございますので、その辺のバランスをよくとっていただいて、クラブ活動も御指導いただきたいと思います。  登下校時の服装についてもお伺いいたしました。女子生徒は、夏の制服の下に運動着を着ております。なぜ制服の下に運動着を着るのかを聞きましたら、学校ですぐに体操着に着がえるからだと。じゃ、学校に行って着がえればいいじゃないかと。暑い中、体操着を着て、その上にブラウスを着て、チョッキを着ると。それはちょっと酷じゃないのかというふうな話をしましたら、「着がえる場所がないもん」という、その一言で終わってしまいました。確かに学校には更衣室は設備されていないようですけれども、やはり近年、気温の上がり方が半端ではないというか、従来のそれと比べて、比べ物にならないくらい高い気温が観測されます。学校の判断に任せているようでございますけれども、教育委員会でも気配りをしていただきたいと思います。申し上げておきます。  児童生徒の携行品、持ち物についても伺いました。体の健やかな発達への影響や通学時の安全確保の面からも、学年に応じた対応をとっているというような工夫も講じているというような御答弁をいただきましたが、それでも私の孫のランドセルは、はかってみたら十キロありました。十キロのものを背負って、四十分から五十分、学校まで毎日行き帰りをしております。学校に教科書を置いてきちゃいなさいと言いましたら、だめなんだよ、教科書は置いてきちゃということでした。今既に携行品に関して、学校に置いてきていいものは決まっているようですが、やはり教科書を毎日持ち帰る、本当にそれは必要なんだろうかなというふうに考えます。  宿題もたっぷり出ますし、学校の教科書を持っていて、持って帰って予習をしなさいという、そういう意味であるのかなというふうに思いますけれども、年々、ランドセル本体は軽くなっておるのにもかかわらず、教科書は私たちの時代と違って、B判仕様がA判になり、読本ができ、参考資料的なものができて、子供たちが背負って行ったり来たりするには、大変重いものになっておりますので、もうそろそろ置き勉を考えてもいいんではないでしょうか。どうしてもこの教科書は持って帰らなければ、家に帰っての勉強に支障があるような教科書は、その都度、担任の先生が指導すればいいことであって、時間割の全部の教科を持って行ったり、持って帰ったりしなくても、そろそろいいような時期に来ているのかなというふうに思います。ぜひ置き勉についても検討いただきたいと思います。  また、保護者の方から、川越市は教員の不祥事が多過ぎるのではないかというようなお話がありましたので、この項目の七点目として、教員の不祥事について、過去三年ぐらいお伺いいたします。  八項目め、学校の状況をどのぐらい教育委員会は把握しているのか疑問に思うことがあります。学校はそれぞれ校長先生の経営に任されることが多いというふうには思っております。それもいいのではないかというふうに私も考えます。  でも、私がここでいただいた御相談の中に、私は従来から児童生徒のいじめの問題で、いわゆるいじめる側に教員も入れなさいと、往々にして過去全国ではそういう例が幾つか挙がっておりますので、川越市もいじめる側に教員を入れなさいというふうに主張してきましたし、今でもその考えには変わりがありません。そのことを実感する相談がありました。  これはもう半年ぐらい前に相談をいただいていたんですが、該当する男子生徒が、僕は大丈夫だから少し待ってくれと言うので、議会でお話しするのは初めてなんですが、中学校一年生の生徒が母親に髪を切ってもらったそうです。今はやりの若い人の間で人気のあるツーブロック風、お母さんは素人ですから、しっかりしたツーブロックにはなっていなかったようです、見させていただきましたけれども。ツーブロック風の髪形になってしまったそうです。その髪形で登校したら、男性の教師に校則違反ではないかというふうにとがめられたそうです。そこまでは、どこにでもある話のことのように思います。それがもし校則違反であれば、注意をされて仕方がないし、その後の処理も講じなければいけないと思いますが、事もあろうか、その先生は、とがめられた子の友人に彼を殴れと言ったそうです。そして、殴れと言われた生徒は殴れなかったと。それで、家に帰りまして、母親に相談したそうです。僕は先生に殴れと言われたけど、○○君を殴れなかったと。僕は悪いことをしたのだろうかと。でも、おかしいでしょう。生徒を同じ生徒に殴れというようなことを平気で命令するような教師がいるんですよ、実際に川越市内に。  それで、私に御相談があったのは、殴れと言われて殴れなかった子供のお母さんが学校に連絡したそうです。そうしたら、ツーブロック風の髪形をしてしまった子供の親御さんに連絡があって、きょうはこういうことがあったということで、二時間程度、校長先生からお話があって、おわびもいただいたそうです。  そして、そのことで一段落かなと思いましたら、校則違反をしたと言われる子供が、そうじゃないんだと、おばちゃんと。僕はもっと気に入らなかったことがあると。それはなぜかといったら、次の日、学校に行ったら、学年主任の先生に、きのうは何もなかったよね、何もなかったんだよねというふうに何度も言われたと。何もなかったことにしてほしくはないと。確かにあったことはあったんだから、それを無理に何もなかったよねと何度も言われたことは、僕は非常に傷ついたと。そして、その子が言うには、僕だから学校に行けるんだと。このことで学校に行けなくなっちゃう子だっていっぱいいると。殴れと言われた子だって被害に遭っていると。僕だから大丈夫だから、少し様子を見てくれと、そういうふうに彼は言いました。  だから、私は、もうそのときにすぐに教育委員会に申し入れをしたかったですけれども、彼が僕は学校に行けるから大丈夫だと言ったので、様子を見て、今も元気に彼は学校に行って、お友達とも仲良くやっていますので、乗り越えたんだなというふうに思いましたけれども、教育委員会はそういう事情を多分きょうまで知らなかったと思います。それで本当にいいんだろうかと。学校も独自の経営であっても、やはりできてしまったことをとがめるのではなくて、それはどういうふうに解決していくかということを教育委員会にやはり相談すべきだと思います。そういう事態の把握が少し教育委員会としても、学校としても足らないのではないかなというふうに思います。  それと、もう一件、このことで教育委員会に報告がなかったのではないかというように私は思っておりますが、教育委員会が学校の状況をどのように把握しているのかもお伺いしたいと思います。  それから、もう一点、学校の危機管理についてもお伺いをいたしたいと思います。  過日行われた統一地方選挙において、保護者が、選挙期間中ということもありましたけれども、自分の名前の入ったたすきをかけて保護者会に臨んだそうです。とっても違和感がある光景に、写真を撮って送ってきていただきました。  私は、送られた写真を見て唖然としました。今ここで私が問題にしたいのは、候補者のことではありません。候補者はそれなりのお考えがあってしたことのように思いますけれども、私がここで問題にしたいのは、そのことを見過ごしてしまった学校側です。学校側の危機管理の問題を問いたいと思います。  議員だから言いづらかったなどということがあっては、決していけないことです。教育の現場であるからこそ、こんなことを見過ごすようなことではいけないのです。  この一般質問の冒頭に、教育委員会とはどのようなところかということを再確認する意味でお話をさせていただきました。  教育の現場は、政治に対しては中立であらねばならないということがきっちり書かれていますよね、市の文書の中にも。このことは、議員個人がもちろん襟を正すことは当たり前のことであるけれども、学校側もいち早く気がつくべきことだと思います。  _____________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________  学校側は、確かに学校の先生はお忙しい。それはみんなが認めていることですし、そのことに関してもさまざまな策を講じてもらうように、一般質問の中でも多くの議員が考えてきております。でも、そのことと、学校側が地域にあってどういう存在なのか、どうあるべきなのかというアンテナを張りめぐらせておくということは別の問題だと思います。  _____________私はここで話すまでもなく、もっと早く学校が気がついていれば、たすきをかけた人に、ここは教育の現場ですから、恐れ入りますが、たすきを外してくださいの一言で済みますよ。私のところに変な写真が送られてくることもなかったわけです。  _________________________________________________________________________________________教育委員会の中が、やはり少し、言葉は悪いですけれども、たるんでいるんじゃないかと思います。不祥事の件もありますけれども、やはり学校は地域にあって、やはり学校なんです。ですから、さまざまな点にアンテナを張りめぐらせておいていただきたいと思います。  最後の質問です。これは教育長に御答弁をいただきたいと思います。学校の危機管理意識についてお伺いをいたして、私の一般質問を終わります。 41 ◯三上喜久蔵議長 暫時休憩いたします。    午後一時五十一分 休憩   ───────────────────────────────────    午後一時五十五分 再開 42 ◯三上喜久蔵議長 休憩前に引き続き会議を開きます。   (細田隆司市民部長登壇) 43 ◯細田隆司市民部長 御答弁申し上げます。  初めに、配偶者暴力相談支援センターにおける相談者についてでございます。  平成三十年度は、DVを主訴とする相談が百六十九件ございました。そのうち市内居住者からの相談は百五十二件で約九〇%、市外居住者からの相談は十七件で約一〇%でございました。  次に、配偶者暴力相談支援センターに寄せられる相談内容の変化についてでございます。  DV相談の件数が増加傾向にある中で、経済的に困窮している方や、DVを目撃した子供がいる方など、複合的な課題を抱えた方の相談がふえており、対応には関係部署との連携が不可欠となっている状況でございます。  また、加害者に住所を知られないようにするための住民基本台帳事務における支援措置を初めとした被害者支援に必要な各種証明書等の発行件数が増加しております。  以上でございます。   (川合善明市長登壇) 44 ◯川合善明市長 御答弁申し上げます。  自然災害に対する被災者支援につきましては、被災者生活再建支援法、災害弔慰金の支給等に関する法律などの制度に加え、税制上の措置なども講じられているところでございます。  しかしながら、国の被災者支援制度におきましては、一定規模以上の被害が発生した場合を適用要件としており、本市内で深刻な被害が発生した場合でも、国の支援制度を活用できない場合もございます。  本市におきましては、川越市災害弔慰金の支給等に関する条例のほか、独自に川越市災害援護特別資金貸付基金条例や川越市災害見舞金等支給要綱などを定めているところでございます。  ただ、これらの制度が今後発生し得る災害に対応できるものとなっているのか、また国等の制度との関係において相互補完的な機能を有しているのかを改めて整理し、検討してまいりたいと考えております。  なお、支援制度の財源につきましても、その規模とともに機動的な対応が可能となるような手法を検討してまいりたいと考えております。  以上です。   (中野浩義学校教育部長登壇) 45 ◯中野浩義学校教育部長 御答弁申し上げます。  まず、過去三年間の教員の不祥事の件数や処分についてでございます。  平成二十八年度、二十九年度は、ともにゼロ件。平成三十年度は一件、埼玉県教育委員会による懲戒免職処分がございました。  次に、教育委員会が学校の状況を把握することについてでございます。  児童生徒、教職員、学校施設、不審者など、学校に関する事故については、日ごろから報告、連絡、相談を徹底し、連携を密にとるよう努めております。  また、保護者、地域から機会あるごとに情報を得るとともに、教育委員会が直接学校を訪問して状況を確認するようにしております。例えば委嘱学校研究発表会の際には、教育委員が訪問し、各学校の研究の様子やその成果を視察しております。  また、学校管理の改善、充実を図るため、あるいは生徒指導上の諸問題について早期対応を図るために、全校を指導主事等が訪問し、校長、教頭と学校経営、教育活動全般について話し合うこともございます。  以上でございます。   (新保正俊教育長登壇) 46 ◯新保正俊教育長 御答弁申し上げます。  学校の危機管理意識についてでございます。  学校の危機管理の視点としましては、児童生徒の生命にかかわること、児童生徒の基本的人権にかかわること、学校の正常な運営を妨げることにかかわること、学校の社会的信用や信頼を失墜させることにかかわることなどと捉えております。  これまで慣例的に、または前年踏襲で対応することや、法令等の理解が不十分なままで対応してしまったことなどで問題が生じたこともあったかと考えます。  今後、日ごろから教職員が十分危機管理意識を高める上で、速やかな報告、連絡、相談をさらに徹底し、組織的、機動的に行動できるよう指導してまいります。  なお、特に管理職には、常に常識感覚を持ち、危機管理意識を持って学校経営に当たることが児童生徒の安心安全な学校、信頼される学校につながるものであることを周知徹底していきたいと存じます。  以上でございます。 47 ◯三上喜久蔵議長 以上をもって全通告者の質問は終わりました。  これをもって一般質問を終わります。   ─────────────────────────────────── △追加議案提出 48 ◯三上喜久蔵議長 市長より追加議案の送付がありましたので、追加議案の提出書を書記をして朗読いたさせます。   (田畑和臣書記 朗読)  川総発第八三号    令和元年六月十八日   川越市議会議長 三 上 喜久蔵 様                         川越市長 川 合 善 明           議案の追加提出について(通知)   令和元年本市議会第三回定例会に、下記の議案を追加提出いたします。                記   一 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて   二 農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて   ─────────────────────────────────── △日程追加 49 ◯三上喜久蔵議長 お諮りいたします。ただいま追加になりました二件を日程第二及び日程第三としてそれぞれ日程に追加し、これを議題とすることに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 50 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。よって、それぞれ日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。   ─────────────────────────────────── △日程第 二 同意第  三号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつ                いて 51 ◯三上喜久蔵議長 日程第二、同意第三号、農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。   ───────────────────────────────────  同意第三号     農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて   次の者を本市農業委員会委員に任命したいので、農業委員会等に関する法律第八  条第一項の規定により、議会の同意を求める。      川越市南台三丁目二番地十(山大マンション三〇四号室)       矢  部   操       昭和十七年三月四日生    令和元年六月十八日提出
                            川越市長 川 合 善 明   ─────────────────────────────────── △地方自治法の規定に基づく議員の退席 52 ◯三上喜久蔵議長 本件については、地方自治法第百十七条の規定により矢部節議員の退席を求めます。   (矢部 節議員 退席)   ─────────────────────────────────── △提案理由の説明(市長) 53 ◯三上喜久蔵議長 提案理由の説明を願います。   (川合善明市長登壇) 54 ◯川合善明市長 ただいま上程になりました同意第三号、農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由の御説明を申し上げます。  かねて本市農業委員会委員の人選を進めてまいりましたが、ここに農業委員会の所掌に属する事項に関し利害関係を有しない者として、本市市議会議員の推薦を受けた矢部操氏を本市農業委員会委員の適任者と認めるに至りましたので、農業委員会等に関する法律第八条第一項の規定により議会の御同意を求めるものであります。  同氏は、昭和十七年生まれで、本市南台三丁目に御在住であります。昭和五十四年五月に御当選され、現在までに十九年余にわたり本市市議会議員を務められ、この間、議長、総務常任委員会委員長、文教常任委員会副委員長等を歴任され、また農業委員会委員を務められました、本市の地域特性や農業に関する高い識見を有している方であります。  議員各位におかれましては、何とぞ速やかに御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 55 ◯三上喜久蔵議長 提案理由の説明は終わりました。   ─────────────────────────────────── △質疑・委員会付託省略・採決 56 ◯三上喜久蔵議長 これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。-御質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件を会議規則第三十七条第三項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 57 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。  本件は人事案件でありますので、討論を省略し採決に入ります。  これより本件の採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 58 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。   (地方自治法の規定に基づき退席中の矢部 節議員、出席)   ─────────────────────────────────── △日程第 三 同意第  四号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつ                いて 59 ◯三上喜久蔵議長 日程第三、同意第四号、農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。   ───────────────────────────────────  同意第四号     農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて   次の者を本市農業委員会委員に任命したいので、農業委員会等に関する法律第八  条第一項の規定により、議会の同意を求める。      川越市稲荷町二十番地二十二       今  野  英  子       昭和五十一年十月十二日生    令和元年六月十八日提出                         川越市長 川 合 善 明   ─────────────────────────────────── △地方自治法の規定に基づく議員の退席 60 ◯三上喜久蔵議長 本件については、地方自治法第百十七条の規定により今野英子議員の退席を求めます。   (今野英子議員 退席)   ─────────────────────────────────── △提案理由の説明(市長) 61 ◯三上喜久蔵議長 提案理由の説明を願います。   (川合善明市長登壇) 62 ◯川合善明市長 ただいま上程になりました同意第四号、農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての提案理由の御説明を申し上げます。  かねて本市農業委員会委員の人選を進めてまいりましたが、ここに農業委員会の所掌に属する事項に関し利害関係を有しない者として、本市市議会議員の推薦を受けた今野英子氏を本市農業委員会委員の適任者と認めるに至りましたので、農業委員会等に関する法律第八条第一項の規定により議会の御同意を求めるものであります。  同氏は、昭和五十一年生まれで、本市稲荷町に御在住であります。平成二十三年五月に御当選され、現在までに八年余りにわたり本市市議会議員を務められ、この間、文化教育常任委員会副委員長等を歴任されました、本市の地域特性や農業に関する高い識見を有している方であります。  議員各位におかれましては、何とぞ速やかに御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 63 ◯三上喜久蔵議長 提案理由の説明は終わりました。   ─────────────────────────────────── △質疑・委員会付託省略・採決 64 ◯三上喜久蔵議長 これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。-御質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件を会議規則第三十七条第三項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 65 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。  本件は人事案件でありますので、討論を省略し採決に入ります。  これより本件の採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 66 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。   (地方自治法の規定に基づき退席中の今野英子議員、出席)   ─────────────────────────────────── △議員提出議案提出 67 ◯三上喜久蔵議長 提出者、小野澤康弘議員、賛成者、吉野郁惠議員ほか四人の議員より、議員提出議案第三号、川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについてが提出されました。  所定の手続は整っております。よって、これを日程第四として日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 68 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。   ─────────────────────────────────── △日程追加  日程第 四 議員提出議案第三号 川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定                  めることについて 69 ◯三上喜久蔵議長 日程第四、議員提出議案第三号、川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについてを議題といたします。   (田畑和臣書記 朗読)  議員提出議案第三号     川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについて   川越市議会会議規則の一部を改正する規則を別紙のとおり定める。    令和元年六月十八日提出                  提出者 川越市議会議員 小野澤 康 弘                  賛成者 同       吉 野 郁 惠                  同           大 泉 一 夫                  同           川 口 知 子                  同           山 木 綾 子                  同           川 口 啓 介   ─────────────────────────────────── △提案理由の説明(小野澤康弘議員) 70 ◯三上喜久蔵議長 提案理由の説明を願います。   (小野澤康弘議員登壇) 71 ◯小野澤康弘議員 ただいま上程になりました議員提出議案第三号、川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについて提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正は、災害時における執行部の防災体制の見直し等に伴い、現在定めている川越市議会災害対策支援本部に関する運営及び災害発生時の議員の活動指針等について協議、または調整するため、新たな協議等の場を設けようとするものです。  具体的に申し上げますと、本会議規則第百六十五条第一項に規定する協議等の場を定める別表に、議長、副議長及び各会派の代表者をもって構成する災害対策支援会議に関する規定を加えようとするものです。  議員各位におかれましては、何とぞ速やかに御議決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 72 ◯三上喜久蔵議長 提案理由の説明は終わりました。   ─────────────────────────────────── △質疑・委員会付託省略・討論・採決 73 ◯三上喜久蔵議長 これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。-御質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件を会議規則第三十七条第三項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 74 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。
     討論に入ります。討論はありませんか。-討論はありませんので、これより本件の採決を行います。本件を原案どおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 75 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。   ─────────────────────────────────── △再会日時決定 76 ◯三上喜久蔵議長 お諮りいたします。本日はこれにて散会し、明十九日より二十五日までは四常任委員会及び特別委員会開催並びに委員長報告整理等のため休会とし、二十六日午後一時開会することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 77 ◯三上喜久蔵議長 御異議なしと認めます。よって、明十九日より二十五日まで休会とし、二十六日午後一時より開会いたします。  なお、十九日は午前十時より四常任委員会を開催し、二十一日は午前十時より二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会を開催いたします。   ─────────────────────────────────── △散  会 78 ◯三上喜久蔵議長 本日はこれにて散会いたします。    午後二時十五分 散会   ─────────────────────────────────── △会議中における退席議員  午後二時四分     矢 部   節 議員  〃 〃 八分     今 野 英 子 議員   ─────────────────────────────────── △会議中における出席議員  午後二時七分     矢 部   節 議員  〃 〃 十分     今 野 英 子 議員   ─────────────────────────────────── 79 △会議の結果  日程第 一         一般質問について                 議員三人が一般質問を行った。  日程第 二 同意第  三号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつ                いて                 同  意  日程第 三 同意第  四号 農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつ                いて                 同  意  日程第 四 議員提出議案第三号 川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定                  めることについて                 原案可決 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...