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平成30年 2020年東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会 会期中(第1日・12月17日)本文

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  1. 川越市議会 2018-12-17
    平成30年 2020年東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会 会期中(第1日・12月17日)本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △案件  二〇二〇年東京オリンピックパラリンピック対策について  ─────────────────────────────────── △会場 市役所 第五委員会室  ─────────────────────────────────── △出席委員    委 員 長  江 田   肇 議員  副委員長  桐 野   忠 議員    委  員  小 高 浩 行 議員  委  員  伊 藤 正 子 議員    委  員  吉 野 郁 惠 議員  委  員  明ヶ戸 亮 太 議員    委  員  中 原 秀 文 議員  委  員  柿 田 有 一 議員    委  員  三 上 喜久蔵 議員  委  員  近 藤 芳 宏 議員    委  員  小 林   薫 議員  委  員  小ノ澤 哲 也 議員    委  員  片 野 広 隆 議員  ─────────────────────────────────── △説明のための出席者             【総合政策部】               オリンピック大会担当部長 前 島 和 行              参事兼オリンピック大会室長 岡 部   実             【環境部】                         部長 福 田 忠 博
                        環境施設課長 藤 田 雅 司             【都市計画部】                         部長 二 瓶 朋 史                     都市整備課長 山 崎   悟             【建設部】                         部長 宮 本 一 彦                     道路街路課長 谷 澤   浩                       用地課長 新 井 賢 一             【学校教育部】                         部長 福 島 正 美                 副部長兼教育指導課長 中 野 浩 義  ─────────────────────────────────── △事務局職員                 副事務局長兼議事課長 佐 藤 喜 幸                      議事課主任 杉 原   徹                      議事課主事 今 野 夏 美  ─────────────────────────────────── ○開  会  午前九時五十七分 ○議  題  二〇二〇年東京オリンピックパラリンピック対策について 2 江田 肇委員長 審査に入る前に、前回の委員会の概要説明をいたします。  前回の会議では、まず報告事項を議題とし、国、県などの動向について、これまでの市の取組状況及び今後について、笠幡駅前整備、市道〇〇七四号線及び市道八〇〇四号線の整備、旧西清掃センターの解体について、理事者より報告を受けました。  次に、今後の会議の進め方について協議を行い、閉会中の継続審査を会議に諮り閉会いたしました。  以上が前回の概要であります。  次に、本日の予定であります。  次第には記載しておりませんが、初めに過日実施いたしました熊谷市、伊勢市及び豊田市の行政視察について、感想等を伺います。  次に、次第をごらんください。  報告事項を議題とし、理事者より五項目について報告を受け、質疑を実施いたします。最後に、今後の会議の進め方について協議を願い、閉会したいと考えています。  以上が本日の予定であります。  これより、付議事件であります二〇二〇年東京オリンピックパラリンピック対策について審査に入ります。  調査に入ります前に、過日実施いたしました熊谷市、伊勢市及び豊田市の行政視察について、委員の皆様から感想を伺いたいと思います。 3 吉野郁惠委員 いろいろ行かせていただき、勉強になりました。ありがとうございました。  熊谷市に行かせていただいたときには、すごく立派で新しく、ラグビー場というのはこういうものなのかと驚いたところもありました。  また、豊田市に行きますと、なお大きく、素晴らしいものがあるんだということと、広告の仕方で収入を得るということ。民間の広告。そういったところがすごく勉強になりました。あと、芝生の手入れ。すごく細かく手入れをされているので、こういったところも気を使って費用もかかるんだなということをいろいろ勉強させていただきました。ありがとうございました。 4 柿田有一委員 熊谷市、それから伊勢市、豊田市、それぞれで感じたんですが、今お話しのあった規模の大きさとかかるお金の大きさですよね。これについては少し考えるところもありました。  同時に、そういったお金を工面する先ですね。スポンサー企業が非常に大きな力を持つということがあって、それに対して口出しをしたりだとか、物事を決めるに当たっては制限がいろいろかかってくるということをすごく感じたものですから、そういう民間の企業がスポンサーになって大きなお金を使っているところに対して、行政がどこまでどういうことができるのか、そういうところに対するかかわり方についてどうあるべきなのかということについては非常にシビアに考える部分も逆に出てきたところです。  いずれにしても、本市がゴルフ会場ということは決定されているわけで、そこに対してどういう姿勢で臨んだらいいのか、また、税金を使ってやっていくことになるわけで、そういうことへのあり方については少し慎重に我々も議論をしたいという考えに至ったところです。  非常に参考にはなりましたし、当事者、特にかかわって苦労された職員の話はたくさん聞かせていただいたので、同じような苦労をこちらの担当の方々もされているんだと推察しますので、その点については非常に参考にさせていただいたところです。ありがとうございました。 5 近藤芳宏委員 三市視察をさせていただきまして共通して思ったことです。特に伊勢市はサミットということですが、熊谷市にしても、豊田市にしても、これまでのまちづくりラグビーが位置づけられたり、伊勢志摩サミットは世界的な行事ですが、そういうような市としての取り組みが本市とは少し違うというか、今柿田委員からは規模と財政的な問題もありましたが、これまでの取り組みまちづくりがまさに熊谷市はラグビーの町でもありますし、豊田市もそういう位置づけです。世界に熱い町を見せようということで取り組んできている中でラグビーワールドカップがあり、また、今後のそういうものにつなげていくというような取り組みが一過性ではなくて継続して行われているということが本市との違いだと感じました。  本市はオリンピック競技ということでゴルフ競技場が選定されたわけですが、それまでなかなかゴルフ競技ということにフォーカスしてまちづくりをしてきたわけではないので、そういう意味では今回をきっかけにそういうレガシーにどう結びつけるかというところについては難しさもあるかと感じました。  逆に、やりがいがあるというのでしょうか。これをステップアップにして、川越市のさらなるこれまでの取り組みに加えて、まちづくりにどう生かしていくかという視点があると思いますので、そういう面ではいろいろな御苦労が三市より、まあ、御苦労の質が違うのでしょうが、川越市なりの御苦労もあるかと思うのです。いずれにしましても、今回の視察を通じて、川越市がレガシーというか一過性ではなくそのような取り組みが大事だということを改めて感じました。  最後にもう一点ですが、国との連携という中で、現場の職員の方がいろいろ醸し出していましたが、そういう面では、その点をうまくこれからお進めいただくことについてもよろしくお願いしたいと思いました。 6 小ノ澤哲也委員 三市見させていただいて、最初は熊谷市で、あそこの場所を見させてもらい、立派だなと思ったんですが、豊田市さんに行ったときには、規模が根本から違うような状態になっていて、それは本当にびっくりさせていただきました。  先ほど来よりさまざま話がありますが、同じような意見となりますが、特に感じたのは、例えばチケットを幾ら売ろうが、市には一円も入らないわけであって、どうやって税収的な部分でお金を落としてもらおうかという部分をそれぞれ苦労されているのがすごくよくわかりました。  川越市のこのオリンピックにしても会場と中心市街地はかなり離れているわけであって、オリンピックに来られた方をどうやってこっちに引っ張ろうかということをこれから本当に考えていかなかったら、幾ら人が集まったとしても市の税収には何もプラスにならなければしようがないのかなと思っています。  また皆さん方と一緒に知恵を出し合いながら、どうやっていったらいいかということの一つのいいきっかけになりましたので、大変にありがとうございました。 7 三上喜久蔵委員 それぞれ三市を見させていただきまして、改めて三市は今までも、会場なりスポーツ的なものも地域とのかかわりをずっと持っていたわけですね。  そこへ行きますと川越市のゴルフというのは、霞ヶ関カンツリー倶楽部は今までもあったわけですが、市との関係がつながりが薄かったようで、今後それをいかにして強く持ち続けていくかということも大事だと思いました。  それから、特に伊勢市は地元の高校で花の苗をつくったりしてもらうということで、地域の人が連携してそのものを支えていくというのを見させていただきまして、川越市についてもぜひこういうこともできたらいいなと、そんな思いをしております。  その中で、今後、施設と町とのつながりをいかに強く持っていくかというのが課題かと、そんな思いがしました。 8 伊藤正子委員 視察させていただき、ありがとうございました。  熊谷市のラグビー場のほうは車椅子の席が充実していて、席の後ろがすぐ多目的トイレになっているということで、かなり動線を考えたつくりになっていて、新しく改修したので全部バリアフリーになっていて、とても参考になりました。  伊勢市のほうは、伊勢神宮までの道にあった灯篭に事故があって、死亡例だったということで、観光の目玉だったのに全部撤去していて、ちょうど撤去の工事中だったというのがすごく印象的でした。大勢の人がいらっしゃるときは安全性が大事なんだなと深く感銘しました。  子供を巻き込んだ取り組みが結構ありまして、三上委員からもありましたが、高校生を初め小学生もサミットを体感できるような工夫がされていて、川越市のゴルフにおいてもそういった取り組みができたらいいなと思いました。  豊田市のほうは、多言語化がすごく進んでいて、いろいろ予算をつける形で支援していたので、川越市でそういうことができるかどうかはわかりませんが、なるべく取り組んでいただく方に負担がないよう、それから一一九番通報を多言語でやっているということも教えていただきましたので、訪れた方が困らないような工夫が必要だと思いました。  三市とも地域の皆さんと一緒に考えて進めていくというのがよくわかりましたので、川越市もそこを見習って、オリンピックが来たという喜びと終了後もこういうことがあってよかったなと思えるような、そういうレガシーが残るような工夫をこれからも考えていきたいと思いました。  いろいろ勉強させていただいて、ありがとうございました。 9 小高浩行委員 熊谷市につきましては、小学生にタグラグビーの普及とか、お子さんのころからラグビーというものを根づかせるような動きがある。川越市に置きかえると、なかなかゴルフは難しいですが、例えばグラウンドゴルフ。今、高齢者が中心ですが、それをもう少し小学生とかにもグラウンドで体験できるような、少し形は違うんですが、何かそういったものができればいいなと思いました。  熊谷市はラグビー場をホームにしているようなプロチームがないということで、ワールドカップ後の施設の活用、あるいはラグビーの普及というものに対して多少課題を抱えているというようなことがありました。  同じような形で、豊田市につきましては、企業城下町ということで、あとはJ1のサッカークラブスタジアムを使っている。あるいは、先ほど来からお話があったいろいろな催し物、イベントがかなり組まれていて、維持管理経費もかなり稼いでいただいているというような施設の活用状況が熊谷市とは大きく違うのかなと思いました。  ワールドカップということで、スポンサー企業ですとか、飲料とか、販売できるものまでもいろいろ制限を受けている。看板なんかも全部消さなければいけないとか、いろいろそういう御苦労があるということを勉強させていただきました。  伊勢志摩サミットにつきましては、サミット自体は大きな国家的な行事なので、開催市が直接かかわることはなかなか難しいというお話がありましたが、それを期に世界に「伊勢」という名前が出ますので、伊勢神宮の門前町の町並みの整備とか、より多くの外国のお客様を迎えるようなおもてなしが、歴史的にも根づいた町ですが、さらにそういうものを高められたというのがすごくいいことと思いました。ちょうどタイミング的に大学駅伝も開催される準備が進んでいるということで、いろいろな催し物で名前を売っていると思いました。ありがとうございました。 10 明ヶ戸亮太委員 三市視察をさせていただきました。それぞれ共通して感じたのは、国や県とかと連動する大規模事業ですと縛りが多いなと思うところがありましたが、それぞれの市がその縛りの中をどう解釈するかによって、やりたいことを極力かなえていくという姿勢を感じ取ることができました。  特に豊田市さんでは、看板設置について、実際、国から注意がされたが、うまく交渉されたり等で設置を続けていたりということもありました。川越市でも今オリンピック大会室などは特に国の縛りとかでいろいろ御苦労もされているかなとは思うんですが、解釈をいろいろひねることによって極力やりたいことがやれるような環境もつくれるかなというものが非常に参考になりますので、その点はぜひ、特に現場で実務をやられる方々にもそういう話を伝えていっていただきたいと思いました。 11 中原秀文委員 三市視察に行かせていただき、ありがとうございました。  私も先の委員と同じく、ラグビーの町とか、サミットの町とかとし、それぞれがワールドカップが来るとか、サミットが実際にあったことを契機にその名を利用した町としてそれを町の魅力につなげていくというようなことであったと記憶しております。川越市も今回ゴルフ競技が行われますが、霞ヶ関のゴルフ場も歴史のあるゴルフ場ですので、ゴルフと歴史の町とかといった、そのあたりをうまく組み合わせていってはどうかということを感じました。  また、行政の方もイベントに入り込んで、そのイベントを盛り上げようと一生懸命取り組んでいたということも感じました。ぜひ川越市もそのような形で取り組んでいっていただければ、また町の活性化につながるのではないかと感じました。 12 片野広隆委員 三市を見させていただいて、それぞれの取り組みをしっかりと学ばせていただきましたので、川越市の取り組みの参考にさせていただきたいと思います。 13 小林 薫委員 正副委員長にいろいろお世話になってありがとうございました。  豊田市を拝見させてもらって、市制施行五十周年事業の記念事業としてあれだけすばらしい豊田スタジアムをつくったということでありました。  ふと考えたんですが、市長は川越市にプロ野球ができる野球場をつくりたいと。しかもマニフェストで、公約で言っているわけですからね。二〇二二年が市制百年ですから、市長はどういうものをつくろうとしているのかわかりませんが、ただ市民をだまさないようにしてもらいたいと思っただけです。 14 江田 肇委員長 いろいろありがとうございました。  次に移ります。報告事項を議題といたします。  (1)国、県などの動向について及び(2)これまでの市の取組状況及び今後について、まとめて報告を願います。 15 オリンピック大会室長 それでは、国、県などの動向につきまして報告させていただきます。資料一をごらんください。  初めに、一、国などの動向についてです。  (1)東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会等との協議等につきまして、まず1)シティドレッシング打合せについてです。  シティドレッシングとは、観客が利用する駅から競技会場までの間などにおいて、全会場共通のデザインで作成した横断幕やフラッグを飾りつける取り組みのことで、対象区域や規模などについての説明を受けたものです。  次に、2)ライブサイト打合せについてです。ライブサイトとは、オリンピックロゴなどで装飾をしたいわゆるパブリックビューイングのことでして、実施できるイベントの概要や警備などについて説明を受けたものです。  次に、3)第一回埼玉県セキュリティ連絡調整会議につきましては、会場警備などの基本的な考え方などについて組織委員会警備局より説明を受けたものです。  次に、4)東京二〇二〇オリンピックパラリンピック競技大会埼玉会場周辺輸送ワーキンググループは、この後5)で御報告をする輸送連絡調整会議下部組織でして、第二回となる今回は県内四会場について、関係者ルートや観客の輸送ルートの素案などが示され、協議を行ったものです。  次に、5)東京二〇二〇オリンピックパラリンピック競技大会輸送連絡調整会議は東京圏の競技会場輸送ルートなどを検討する会議で、東京圏一都三県の競技会場に係る関係者ルートや観客の輸送ルートについて関係機関による協議が行われました。  なお、この会議で示されたゴルフ競技会場に係る笠幡駅からの歩行者ルート素案につきましては、先般議長報告をさせていただきましたが、ここで改めて御報告させていただきます。  添付をいたしました霞ヶ関カンツリー倶楽部歩行者ルート素案をごらんください。  赤線が会場に向かう際のルートです。笠幡駅前広場を出てすぐの横断歩道を利用して、日高県道を渡り、コンビニとスーパーの間の道を左折をして南に小畔川を渡ります。以降、川沿いの道を進み、会場に入る約九百メートルのルートです。  青色の退場ルートもほぼ同じですが、日高県道部分で行きと帰りの歩行者を分離するなどの理由から、信号機のある二股交差点日高県道を渡り、駅に向かうルートとなっております。  今後は、このルート素案をもとに組織委員会が中心となって検討を進めることになります。  次に、裏面をごらんください。こちらの図面は埼玉県内四会場におけるルート図でして、今回、観客シャトルバスルートの素案が新たに追加され、ゴルフ競技会場につきましては、狭山市駅及び稲荷山公園駅からの観客シャトルバスルートが薄いピンクの色の線で示されております。なお、川越駅からのルートにつきましては、図面右下の注釈にもありますとおり、調整中ということで記載はされておりません。  それでは、資料一に戻っていただきまして、6)関係自治体向け担当者説明会につきましては、都外の競技会場に関係する自治体に対し、機運醸成大会開催時の装飾などについて情報提供がありました。  次に、7)IOCワークショップについてです。内容は、スペキュタクラーと申しまして、五輪マーク大会エンブレムなどを模したモニュメントなどについての設置や、大会後も残すための考え方など、IOC、国際オリンピック委員会から説明を受けたものです。  次に、8)組織委員会視察対応についてです。表記のとおり輸送に関しまして西清掃センターの跡地などの視察及びライブサイト実施の想定施設であるウェスタ川越の視察がありましたので、それぞれ対応いたしました。  続きまして、(2)大会全般に係る動向について、1)大会ボランティア都市ボランティアネーミング投票開始についてです。  ボランティアについては、大会への気持ちを盛り上げて連帯感を醸成するなどの目的から、過去の大会においても大会ごとに独自の呼び名が使用されてきておりまして、東京二〇二〇大会についても同様にネーミングすることになりました。表記のとおり、四案から大会ボランティア都市ボランティアの応募者を対象に投票にて決定することになりました。なお、埼玉県の都市ボランティアに応募した方も投票の対象となります。投票の結果は来年の一月下旬ごろ公表される予定です。  続きまして、二、埼玉県の動向についてです。  初めに(1)セキュリティ突発重大事案総合訓練は、休場日の霞ヶ関カンツリー倶楽部を会場とし、埼玉県警や消防組合などの関係機関が参加して行われました。訓練はテロの発生を想定し、負傷者救助被疑者制圧爆発物撤去などの実地訓練が中心でした。  続きまして、(2)機運醸成についてです。十一月十九日に霞ケ関西中学校において、次世代に語り継がれるレガシー創出事業が実施されました。事業の内容ですが、午前中は県民ゴルフデイが開催されている霞ヶ関カンツリー倶楽部の練習場にて、同倶楽部及び川越市ゴルフ協会の協力による三年生の生徒が参加してのゴルフ体験、午後は全生徒参加して本市職員による東京二〇二〇オリンピックに向けてと題した講演会を実施したものです。  続きまして、(3)ボランティアについてです。添付をいたしました埼玉県報道発表資料をごらんください。埼玉県内で活動する都市ボランティアの募集結果につきましては、先般議長報告をさせていただきましたが、改めて報告をさせていただきます。  都市ボランティアにつきましては、八月十六日から九月三十日までの間で募集を行いましたところ、五千四百人の募集に対し、九千六百五十人の応募がありました。川越市からは、県全体の一割に当たる九百四十九人の方の応募がありました。  もとの資料に戻っていただきまして、応募者のうちリーダー枠及び語学専門枠で応募のあった方につきましては、県内で十四回の面接を行っております。このうち十一月十八日と二十一日はウェスタ川越で開催されまして、本市職員も面接官として参加をいたしました。なお、今後の予定ですが、今月中に選考結果を通知いたしまして、一月から二月にかけて県内で八回説明会・基本研修会の開催が予定されております。  続きまして、これまでの市の取組状況及び今後につきまして報告をさせていただきます。資料二をごらんいただきたいと存じます。
     初めに、一、これまでの取組状況についてです。  (1)機運醸成事業につきまして、1)オリンピック教室は表記のとおり富士見中学校二年生四クラス、鯨井中学校二年生二クラスで実施をいたしました。  次に、2)開催会場周知・機運醸成の取組みについてです。  一点目として、東京二〇二〇オリンピックエンブレムのバナーフラッグを表記のとおり中央通りの東側街路灯に設置をいたしました。  二点目として、大会マスコットであるミライトワとソメイティのフォトパネルを作成いたしました。  なお、このフォトパネル等を活用して、三点目にあります市内各種イベントオリンピックブースなどを設置して周知を図ったところです。  続きまして、(2)ホストタウン・事前キャンプ誘致についてです。  1)タイ王国への対応として、まずバレーボールに関しましては、二〇一八女子バレーボール世界選手権に出場中のタイナショナルチームに同行して来日中のタイバレーボール連盟事務総長に事前キャンプの誘致活動を行いました。また、空手に関しましては、表記のとおりタイ空手連盟会長へ事前キャンプに係る市長親書を送付したところです。  続きまして、二、今後の取組についてです。  まず、(1)機運醸成事業につきましては、1)大会エンブレム等を活用したバナーの掲示として、現在工事中の笠幡駅前広場が二月中に完成の予定であることから、広場内の街路灯にバナーフラッグを掲示する予定です。  また、2)川越商工会議所との連携事業といたしまして、一番街商店街の街路灯に木製パネルを、クレアモール商店街の川越駅側のエントランスゲートに横断幕を、霞ケ関北の角栄商店街街路灯にバナーフラッグをそれぞれ設置する予定です。  続きまして、(2)おもてなしにつきましては、川越商工会議所との連携事業といたしまして、三月におもてなし講座を開催する予定です。  続きまして、(3)都市ボランティアの推進につきましては、先ほど埼玉県の取り組みの中で今後の予定として申し上げました説明会、基本研修会の開催に協力するとともに、ボランティアに向けた取り組みを進めてまいります。  次に、(4)ホストタウン・事前キャンプ誘致についてです。これまでの経過を踏まえ、タイ王国への誘致を中心に引き続き取り組んでまいります。  最後に、ホストタウンについての報告です。資料の「ホストタウンの第十次登録について」を御用意いただきまして、一ページです。新たに五件の登録があり、復興ありがとうホストタウン二十件と合わせた登録件数は十月三十一日現在で二百七十件となりました。なお、今回県内での登録はありませんでした。 16 教育指導課長 引き続きまして、二〇二〇賞受賞校への学校訪問について、報告をさせていただきます。資料の東京二〇二〇大会マスコット「二〇二〇賞」受賞校への学校訪問報告についてをごらんください。  十二月五日に二〇二〇賞を受賞いたしました川越市立古谷小学校を東京二〇二〇マスコットのミライトワとソメイティ、そしてシドニーとアテネに陸上競技選手として出場いたしました大島めぐみ選手が訪問いたしました。  前半の全校集会では、マスコットの紹介、オリンピックに関するクイズなどが行われました。後半の六年生児童を対象といたしました大島元オリンピアンによる走り方教室では、長距離の走り方を教わった後、大島さん、そしてマスコットとともにランニングを行いました。東京二〇二〇大会に向けて機運醸成を図ることができました。 17 江田 肇委員長 報告が終わりました。御質疑ありませんか。 18 伊藤正子委員 資料一のところで、ライブサイトはどんな形でどうやるか、見通しというか、見えてきたのでしょうか。まだこれから決めるのでしょうか。 19 オリンピック大会室長 ライブサイトにつきましては、ここで現地の視察をしていただきまして、ライブサイトの資料としまして、公式ライブサイトといいまして、組織委員会と共催で行うものとコミュニティーライブサイトといいまして自治体独自で行うものがあります。  まず最初、公式ライブサイトの申し込みが先でして、年内に検討を行います。その後、コミュニティーライブサイトの情報がまだはっきりと出てきておりませんので、その辺の情報を得て、費用面ですとか、開催のやりやすさですとか、その辺も比較をいたしまして決定をしていきたいと考えております。 20 伊藤正子委員 費用面ということなんですが、川越市でどれぐらいの割合で負担する予定なんですか。そういうのもこれからの予定ですか。 21 オリンピック大会室長 費用面につきましては、どんな内容のものを別途行うかでかなり違ってまいります。  ただ、共通して言えることは、パブリックビューイングの放映権ということになりますが、この放映権につきましても公式とコミュニティーで、公式のほうは組織委員会と共催ですのでどちらかというと少し安目の設定と聞いてはおります。その辺も具体的に幾らとはまだ聞いておりません。  それから、イベントをどの程度行うかによりますので、この辺も、例えば有名な方をお連れして講演会をやったりすれば当然費用もかかりますし、日にちも長くやればかかります。どのぐらいの規模になるかわかりませんが、基本的にライブサイトについては公式もコミュニティーライブサイトもどちらも川越市の負担ということで聞いておりますので、なおさらその辺の部分についてはしっかりと考えながら進めていきたいと考えております。 22 伊藤正子委員 全ての人がゴルフを会場で見られないと思うので、こういうものがあればいいなと思うんですが、放映権とかが高いと思いますので、いろいろな面から御検討いただければと思います。  資料一裏側のワークショップのところで、「スペキュタクラー等」というのはどういう意味ですか。 23 オリンピック大会室長 ここでいっているスペキュタクラーというのは、五輪のマークですとか、今回東京二〇二〇大会のシンボルエンブレムであります市松模様を模したマークですとか、そういったものを、例えば大きな三メートル以上あるようなモニュメントのようなものを作成をして盛り上げるということ等が行えるんですが、その辺の条件ですとか考え方、それから、それを後々いわゆるレガシーとして残すこともできるんですが、その辺も残し方についていろいろとIOCの考え方がありますので、その辺を説明をしたというところです。 24 伊藤正子委員 モニュメントの作成というのは、川越市だけがやれるものなんですか。それとも別の公益性の高い団体であればやれるんでしょうか。 25 オリンピック大会室長 競技会場を有している自治体という説明を受けていますので、県内ですとさいたま市、和光市、狭山市、新座市、朝霞市が対象となるものと考えております。 26 伊藤正子委員 続いて、先ほどセキュリティーの話があったと思うんですが、テロを想定した訓練をされて何か問題になるような点とかはあったんでしょうか。 27 オリンピック大会室長 訓練は埼玉県が中心となって行った訓練でして、基本的には会場の中でこういったテロ等が起こったときの対処の仕方というのをシミュレーションしたものということで考えております。  また、私ども川越市のほうで守備範囲として持っているのは会場の外側ですので、外側での警備とかセキュリティーについては、また今後県警ですとか、それから消防組合ともしっかりと連携をしたり、検討していきたいと考えております。 28 伊藤正子委員 ないほうがいいですが、万が一あった場合は初動というか、駆けつけるのも県のそういう部署が駆けつけるという理解でよろしいんでしょうか。 29 オリンピック大会室長 何かあったときの場所にもよると思いますが、競技会場の中であれば競技会場を運営する本部のようなところがありますので、そこに情報が集約されて、そこから必要な警察ですとか消防とかに緊急連絡が入るという形になろうかと思います。  例えば、外側ということで、駅から会場までの間というようなところであっても、基本的には組織委員会が用意したスタッフがおりますので、その辺のスタッフとの連携とそれから私どものほうで運営させていただく都市ボランティアさんも競技会場から駅の間に立っていただくことになりますので、その辺の対処の仕方、初動については今後ボランティアの説明会等で御説明をさせていただいて、しっかりと情報が伝わるような警護を考えていきたいと考えております。 30 伊藤正子委員 訓練はテロを想定してということでしたよね。会場内のことは本部というか、オリンピック大会運営組織等がやるということで、それに派生することを川越市、埼玉県等で担っていくという理解でいいんですか。  ボランティアの人がそういう危険な場合というか、例えばぐあいが悪い人が出て対応するとかだったらわかるんですが、ある程度危ないようなことにはかかわらないと思うんです。その辺のすみ分けというか、そういうのは今後詰めていく感じなんでしょうか。 31 オリンピック大会担当部長 先ほど担当から御説明させていただきましたが、基本的には大会の会場内につきましては組織委員会のほうに危機対応本部がありまして、そこに関係する警察関係、消防関係も情報集約させていただきます。  運営スタッフにつきましては、基本的に会場内も会場外も、運営ですので大会の道案内などになるかと思います。ですから、ボランティアにつきましても、基本的には情報提供として避難経路であるとか、緊急連絡先等の情報共有はさせていただきますが、人的対応につきましては、会場内外問わず、基本的には司法部分のところにつきましては、我々のほうは情報共有、情報提供までと思われます。  現状においても、県警等との協議ではオリンピック会場関係ということで協議はさせていただきますが、最終的な対応というのは司法機関、警察等になるかと思っております。 32 伊藤正子委員 資料二のところで、中学校のオリンピック教室を御説明いただいたんですが、現在、何校あって、あと何校まだ未実施か、教えていただけますでしょうか。 33 オリンピック大会室長 今年度三校実施をいたしまして、これで八校実施をいたしました。全体では二十二校ありますので、残りは十四校ということになっております。 34 伊藤正子委員 学校数も多いので、なかなか全校という感じにならないのかと思うんですが、まだ行われていない学校等でオリンピックに関する取り組み等はやっていないんでしょうか。 35 教育指導課長 県の教育委員会の指定を受けてレガシー創出事業というのがありまして、それはオリンピアンではないんですが、霞ケ関西中学校がゴルフ体験などを行っております。  そのほかにも車椅子バスケットの選手ですとかパラリンピアンを招いてのオリンピック教室に準ずるような体験を取り入れた活動を学校の実態に応じて取り入れている学校もあります。 36 伊藤正子委員 東京都の学校だと授業時間を使って全校でやっているみたいなんですが、川越市だとなかなかそこまでは取り組めないという理解でよろしいんでしょうか。 37 教育指導課長 体験的な活動につきましては、選手ですとか、活動場所ですとか、さまざまな制約等もあります。今各学校で取り組んでいるものとしては、オリンピックそのものを学ぶですとか、オリンピック教育を進めるに当たって、その進め方についての例が示されたものがありますので、歴史ですとか、価値ですとか、競技そのものですとか、そうしたものを実態に応じて各学校で取り組んでいるというような状況です。 38 伊藤正子委員 せっかくですので、だんだん大会も近づいてきましたので、学校のほうでも取り組んでいただけたらと思います。 39 小高浩行委員 観客の方の利用の想定のシャトルバスルートなんですが、一応調整中となっているんですが、今回示されなかった何か課題みたいなものがあるんでしょうか。 40 オリンピック大会室長 川越駅からの観客のシャトルバスルートにつきましては、これまで国道一六号を通って、図面で言いますと狭山市のルートのもう少し手前の黒くなっているところに狭山環状有料道路があります。橋ですが、その橋を通って、あとはほぼピンクのルートと重なるようなルートで検討が進められていたところですが、ごらんいただきますように狭山市駅と稲荷山公園駅からのルートと重なってしまう部分があります。  そういったこともありまして、現在、もう一つの考え方としまして、一六号を出たら川越インターチェンジから高速道路に乗ってしまって、あとはその図面でいいますと関係者ルートと同じように圏央鶴ヶ島インターチェンジまで行って、そこから市道○○七四号線で下りてくるというようなルートも一つ検討し始めたところです。  こちらのルートになりますと、高速道路に乗りますので、シートベルトをかけなくてはいけないということもあり、使用するバスが路線バスではなくて、観光バスでなくてはいけないということがあります。  そういったバスの調達という部分と、このルートに関しては検討も始まったばかりですので、まだ公表するまでの段階ではないというような判断で今回は見送られたんだと認識をしております。 41 明ヶ戸亮太委員 一点だけ確認をさせてください。  これまでも機運醸成事業をかなり数多くやられているかと思います。こちらの一覧を見せていただいても幅広く行っていただけるんですが、先日の視察で豊田市さんが機運醸成の一環として特別サポーターの方に有償で各イベントに参加していただいて、余りラグビーに関心がない層も巻き込むような活動を行っているんですが、川越市でもそういうようなお考えがあるかないか、そこだけ一点確認をさせてください。 42 オリンピック大会室長 今後の考え方といたしまして、広くいろいろな方の御協力をいただきながらということは考えております。例えば、ボランティアの方ですとか、商工会議所等を含めた市内の関係団体の御協力は考えていますが、有償でのスタッフを使用してというところまではまだ検討はしていません。 43 明ヶ戸亮太委員 豊田市さんですと、一言で言うと芸能人の方とかに来ていただいて、多くの人を巻き込んで、その巻き込んだ中で関心を持ってもらうという取り組みをやってきましたので、ぜひそういう取り組みがあるんだというのは一度調べていただいて、有効であるなと思えれば、川越市でもぜひ検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 44 吉野郁惠委員 何点かお尋ねしたいと思います。  資料一の3)第一回埼玉県セキュリティ連絡調整会議の関係です。確認なんですが、消防機関ということで川越地区消防局ほかということになっていますが、ほかを教えていただければと思います。 45 オリンピック大会室長 川越地区消防局以外のところですと、さいたま市消防局、埼玉西部消防局、朝霞地区一部事務組合埼玉県南西部消防本部です。 46 吉野郁惠委員 次に、資料二の(2)ホストタウンの関係です。以前から対応していただいているんですが、今度はバレーボール女子と今までの空手ですが、感じとしてはいかがでしょうか。 47 オリンピック大会担当部長 それぞれ市内の関係者の方の御協力をいただいて、アプローチさせていただいております。  バレーボールにつきましては、秋田県や鹿児島県の鹿屋市等もアプローチがありまして、現在、ホストタウンとしては鹿児島県の鹿屋市が鹿屋体育大学の施設を使って既に協定を結んでいらっしゃいます。私どもも承知しておりますが、そういった交流事業等も可能ですので、現在もいろいろ行わせていただいているところです。ホストタウン・事前キャンプ誘致については、先般鹿屋市ともお話しさせていただいているんですが、あちらのほうがかなり細かく対応される予定だと伺っております。  空手につきましては、従前より市内在住の方を通しまして空手協会にも御連絡させていただきまして、さらに前向きにいただいておるんですが、出場がどうしても決まらない現時点では、初めての競技でして、団体としても行政と何か文書を交わすことに対しては若干危惧されているということで十分な認識が持てないようです。ただ、方向性としては、参加できるときは川越市とお話ししたいということで、実はタイの一部の県ですが、少年少女チームが来日されましたので、我々も協会の会長のほうからぜひよろしくお願いしたいというお手紙をいただいたものですから、対応させていただいたところです。今後、空手を中心に引き続き折衝させていただきたいと思っております。 48 吉野郁惠委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、フラッグの関係です。  今、川越駅の西口から国道一六号に向かって、ウェスタ川越の通りですよね。そこのところのフラッグですが、あれはいつごろまでずっとかける予定でいらっしゃるんでしょうか。 49 オリンピック大会室長 先ほど申し上げましたシティドレッシングという取り組みが、まだ具体的な日時は決まっておりませんが、恐らく二〇二〇年四月以降にそういった取り組みが行われると思うんですが、そこまでということになります。 50 吉野郁惠委員 あそこは車でよく通るんですが、風で摩耗して、少し下のほうが切れているような雰囲気になっているんですが、余り見た感じがよくない場合には交換等はお考えでいらっしゃいますでしょうか。 51 オリンピック大会室長 川越駅南大塚線のバナーフラッグにつきましては、御指摘のとおり、特に車道側の高いところが非常に風に弱いということで、実は何回も素材を変えてみたりとかいうことで試行錯誤しているところです。見苦しいところもありますので、時期を見て、交換が必要なところは交換ということで進めていきたいと考えております。 52 吉野郁惠委員 ぜひ、その辺のところ、よろしくお願いしたいと思います。  商店街ですが、高階の商店街もフラッグの取りつけの話が回ってきたみたいなんですが、費用は商店街、どういうふうな割合になっているのか、教えていただきたいと思います。 53 オリンピック大会室長 商店街の街路灯に設置をするバナーフラッグにつきましては、費用面といたしまして、バナーフラッグの作成を川越市と川越商工会議所で折半で用意したもので、取りつけに関しては商店街でお願いするといった費用負担です。 54 吉野郁惠委員 一枚につきどのぐらいかかるんですか。一つつけるに当たって費用のほうは。 55 オリンピック大会室長 これは場所によってかなり違うと聞いております。今までの街路灯に商店街のバナーをつける際に、地元の方で三脚とかいったものでつけてしまっているところもあるようですし、場所が少し高くなりますと高所作業車でないと危険ということで、高所作業車を頼んでつけているところもあるということですので、その場所とか交通量とかで違います。 56 吉野郁惠委員 商店街の街路灯の本数分いただけるのか、それとも商店街として幾つと決められているんでしょうか。 57 オリンピック大会室長 ここで市内の商店街さんに商工会議所のほうから御希望をとったところです。それを集計いたしまして、あとは予算の問題もありますので、そういったところも含めてどちらにつけていただくかを今後検討していくことになるかと考えております。全部というのは難しいところもあるかと考えております。 58 中原秀文委員 先の委員からもありましたが、バナーフラッグについてお伺いいたします。  ひもが外れたり、破れたりしていることへの対応については今お伺いしましたので、状況は把握させていただきました。  視察先での移動の際見させていただきましたが、ワールドカップのフラッグは結構色が華やかで、バスで通っていても目に入るような感じがしたのですが、川越市のこのフラッグは余り目立たないかなと思いました。  今回、ミライトワとソメイティの二つが公表されて、これらは結構カラフルな色を使われていますので、そういったものも組み合わせてできないのかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 59 オリンピック大会室長 先ほど、今後の取り組みの中で申し上げました笠幡の駅前広場のバナーフラッグにはミライトワと今の大会エンブレムとを二つ並べて掲げるようなことも考えております。  それから、クレアモールの川越駅の入り口のところの横断幕についても、マスコット等をつけた形のデザインを使った掲示と考えているところです。 60 中原秀文委員 川越駅から国道一六号に続く道路に設置されているフラッグのいくつかが風で摩耗しているという話もありましたが、その内のいくつかをカラフルなものに交換するような予定はありますでしょうか。 61 オリンピック大会室長 予算的なものもありますので、できる限り見た感じで余り悪い印象にならないような形で補修等は今後やっていきたいとは考えております。いずれにしましても、予算の中でということになろうかと思います。 62 中原秀文委員 ぜひ皆さんの目に入りやすいような形で取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いします。 63 柿田有一委員 一点確認させていただきたいのです。  ライブサイトの打ち合わせのところに電通が入っています。一民間企業が、通常であれば組織委員会の一部として出てきたりだとか、自治体が何か委託をされている中でアドバイザーだとかいう形で出てくるのであればわかるんですが、こういった形で民間企業が直接入っていろいろな議論に直接独立した形で入ってくるようなことはほかにもあるんですか。これだけ特殊だったんで、事情まではわからないかもしれないですが、そういう形で事業に参加されているのか、確認できればと思うんです。 64 オリンピック大会室長 ライブサイトの打ち合わせの電通ですが、電通についてはこのライブサイト事業に関して、東京二〇二〇組織委員会の受託業者と伺っております。書き方が不適切でした。申しわけありません。 65 柿田有一委員 結構です。そういうことであれば、わかります。実際に川越市もライブサイトの関係でウェスタ川越が入っていきますから、当然、そういった打ち合わせなどはウェスタ川越を運営している会社が出てきて、さまざまなライブ事情について議論に参加することになってくるんだと思うんですね。  管理の問題として、委託をしている側と別な意図でお話ししたりはされないと思うんです。川越市もウェスタ川越が出てくるとすれば、川越市も連絡をとりながら、川越市の意図する形でウェスタ川越がお話しをされるんだと思うんです。そこら辺のところはそういうことで大丈夫なのかどうかだけ確認できればと思うんです。 66 オリンピック大会担当部長 柿田委員おっしゃるとおりでして、委託業者、または管理者として協議に参加いただきますが、決定事項自体は我々当事者の行政等が担当になります。 67 江田 肇委員長 他に御質疑ありますか。      (「なし」と言う者がいる) 68 江田 肇委員長 ただいまの報告につきましては質疑を終結いたします。      (休  憩)      (再  開) 69 江田 肇委員長 次に、(3)笠幡駅前整備について、(4)市道〇〇七四号線及び市道八〇〇四号線の整備について、(5)旧西清掃センターの解体について、報告を願います。
    70 都市整備課長 それでは、笠幡駅前整備事業につきまして、報告させていただきます。恐れ入りますが、資料三の笠幡駅前整備事業進捗状況をごらんください。  笠幡駅前整備事業につきましては、前回の報告以降、道路築造に関する工事及び公衆トイレ等が順調に進められております。  左上1)の写真からごらんいただきたいと思います。  1)につきましては、全景写真です。県道川越・日高線側にある池袋病院の屋上をおかりしまして、定期的に撮影させていただいているものでして、先週撮影させていただいたものです。主に、県道に近い個所で側溝工事が進められている様子です。  2)につきましても、駅前広場内の側溝工事の様子です。  続きまして、左下の3)をごらんください。こちらは乗降場のシェルター設置工事の様子で、シェルターの足を歩道側に入れまして、車両のすり寄せがしやすくなるよう工夫をしているものです。  続きまして、右下の4)をごらんください。公衆トイレ築造の様子です。おおむね形になってきておりまして、男女用のほか、真ん中に多機能トイレを設置していくものです。  また、写真にはありませんが、地元対応といたしましては、工事の進捗状況の報告や今後の予定についてまちづくり通信を作成し、回覧周知を図るとともに、交通誘導員を適切に配置し、安全第一で進めさせていただいております。  続きまして、十一月末現在の進捗状況につきましては、約六八・八%となっており、おおむね順調に進めさせていただいております。  最後に、今後の予定ですが、引き続き道路築造に関する工事及び公衆トイレ工事等を予定し、年明け、平成三十一年二月十七日日曜日には現地にて開通式典をとり行わせていただきたいと考えております。 71 道路街路課長 市道〇〇七四号線の整備の状況と今後の予定について、御報告させていただきます。資料四をごらんください。  初めに、案内図の中央1)市道〇〇七四号線の八百メートル区間についてです。  区間の南側から整備を進めており、現在、南側の黒い部分、約四百メートルの区間の工事は完了しているところです。その完了した箇所から北へ向かって約二百メートルの緑区間につきまして拡幅工事を進めており、平成三十年十一月末現在の進捗率は約一〇%となっております。  次に、案内図中央よりやや下2)市道〇〇七四号線と県道川越・日高線との交差点改良の箇所についてです。  お手元にお配りしております工事請負契約の締結について(報告)をごらんください。  御報告しておりますとおり、工事名につきましては市道〇〇七四号線改良工事(その二)です。平成三十年十月九日に契約を締結し、契約の相手方につきましては川越コンクリート工業株式会社です。工期につきましては、平成三十年十月九日より平成三十一年三月十五日までとなっております。  現在、県道川越・日高線より南側工区の東側側溝の整備を進めており、平成三十年十一月末現在の進捗率は約一五%となっております。  県道につきましては、川越県土整備事務所において歩道整備と右折非常帯の整備を実施し、完了したところです。  最後となりますが、資料四、案内図中央3)橋りょう拡幅工事、田島橋です。資料の田島橋拡幅工事進捗状況をごらんください。  平成三十年十一月末時点での状況です。十月下旬より車両通行どめを行い、十一月から工事を再開し、拡幅部橋桁の架設工事が完了し、現在、拡幅部の床版工を実施しているところです。  平成三十年十一月末現在の進捗率は約七六%で、おおむね計画どおりとなっております。 72 用地課長 資料四、案内図の中央1)をごらんください。市道〇〇七四号線の八百メートル区間についてです。  事業用地の取得につきましては、平成三十年十一月末現在、取得率は約八一%です。今後の予定につきましては、用地取得完了に向け、引き続き取り組んでまいります。  次に、案内図中央よりやや上4)です。引き続き事業の協力をお願いし、御理解いただけるよう努めてまいりたいと考えております。 73 環境施設課長 川越市旧西清掃センター解体工事の進捗状況等について、御報告申し上げます。資料五をごらんください。  まず、十一月末現在の進捗率ですが、約九五%となっておりまして、おおむね計画どおりに進んでおります。  現在までの作業の概要ですが、前回の委員会にて七月までの進捗状況等について報告させていただきましたので、八月以降の状況について報告いたします。  解体作業につきましては、計量棟などの附属施設を含めて全て完了し、地盤面までの埋め戻しも完了しております。現在は、雨水排水に係る水勾配分の調整のため、表層の調整作業を実施しております。  今後の予定ですが、場内作業はおおむね完了しておりますので、仮設材の撤去や後片づけの実施をしてまいります。  完了検査につきましては、工事書類の作成整理の後、二月中に実施し、工期内に引き渡しとなるよう計画しております。 74 江田 肇委員長 以上で報告は終わりました。御質疑ありませんか。 75 伊藤正子委員 資料三で、笠幡駅などいろいろ工事が進んできているようで、地域の方にもまちづくり通信ですとか報告をいろいろされているようですが、以前お話を聞いたときに、高校が近くにあるとか、福祉施設もあるとか、通学路として使っていて、駅を使わない人にとっても、車で通る人にとっても、通勤のかなめのところなのでという声があったと思うんですが、その後、何か要望とか困っていることがあるとか、そういうような声はあったんでしょうか。特にないんでしょうか。 76 都市整備課長 その後の地元の御意向または御意見等につきましては、特にいただいていない状況です。 77 伊藤正子委員 写真を見せていただきますと、いろいろ工事が進んでいて、道路も歩きにくそうな雰囲気があるんですが、塙保己一学園の方たちは、誘導の方はいらっしゃるということでしたが、通学に支障はなく歩けているんでしょうか。 78 都市整備課長 塙保己一学園さんを初め、関連小学校、中学校、近隣の川越西高等学校さんのほうへの対応としましては、特段御意見はいただいていない状態です。ただし、下校時間等かなり考慮させていただいている部分もありますので、先ほどの御説明の中でもありましたように、とにかく安全第一で進めさせていただいているような状況です。 79 伊藤正子委員 議会にも道路ですとか西清掃センターの御説明もいただいたんですが、工事の最中、特に事故等なく進められていると思うのですが、地域の方から要望ですとか、こういうことをしてほしいとか、こういうことがありましたよみたいな声は来ていないんでしょうか。 80 都市整備課長 繰り返しになりますが、特段お話をいただいているような状態ではありません。 81 道路街路課長 道路も整備しておりますが、地元の回覧等を徹底しまして、看板等で周知しておりまして、現在のところそういうお話はいただいておりません。 82 環境施設課長 西清掃センターの地元の自治体からの要望といたしましては、平成二十二年に自治会から公園等として整備してほしい旨の要望書をいただいております。 83 伊藤正子委員 引き続き安全で地域の方に配慮して工事していただけたらと思います。よろしくお願いします。 84 吉野郁惠委員 資料四の案内図のところで赤い線があります。未整備ということなんですが、これは未整備であって、整備に向かっているという理解でよろしいんでしょうか。 85 用地課長 整備に向けて努力はしておるんですが、ただいま用地の交渉というものをやっておりまして、なかなか難しい状況ではあります。 86 吉野郁惠委員 難しいということなんですが、決まった期間内にやるという予定でいらっしゃいますよね。 87 用地課長 引き続き買収できるように頑張っていきたいと考えております。 88 吉野郁惠委員 今、4)の歩道整備と1)の整備工事の赤線のところで、所有者は何人ぐらいいらっしゃいますか。 89 用地課長 三名の方がいらっしゃいます。 90 吉野郁惠委員 以前お聞きした人数よりも大分少なくなっているので安心しておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 91 柿田有一委員 今のところなんですが、その後の動きというんでしょうか、動向に変化はありましたでしょうか。  というのも、実はここの北側は農業大学校跡地で県が主体で非常に大きな開発整備ということになって、周辺道路も含めて土地の利用というんでしょうか、動向が以前とは全く変わってくるので、当然、地主の方々が関心を向けたりだとか、こちらと何か交渉する際にいろいろ頭の中に出てくるのはそういうようなことも含めてだろうと思うので、そういったことも含めて、話の中でいろいろ出たりだとか、逆にこちらが危惧をしたりだとかいうところがあるのかどうか。何か変化があれば少しお伺いをしておきたいんですが。 92 建設部長 こちらのほうは条件としては別に今までと変わっているわけではなくて、そちらの開発があるからどうこうということではないんですが、道路整備自体は、今回のケースの場合、都市計画道路とかで前から決まっていた線形ということではないので、その辺で今こちらのほうも交渉している中で御理解をいただこうとしているところです。 93 柿田有一委員 了解しました。スケジュールも含めて、これから県が大がかりにということで、車両が多く出入りしたりだとか、いろいろ状況が以前とがらっと変わってくるようにもなるので、その点も少し注意して当たっていただければと思います。この点を把握しながら進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。 94 江田 肇委員長 他に御質疑ありますか。      (「なし」と言う者がいる) 95 江田 肇委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上で報告事項を終了いたしました。  最後に、今後の会議の進め方について御協議願います。委員の皆様から何かありますか。      (「なし」と言う者がいる) 96 江田 肇委員長 正副委員長といたしましては、オリンピック開催まで二年を切り、組織委員会などの会議において具体的な議論がなされてきているようでありますので、それを受けて、本市においても多くの事項がこれから検討されることが予想されますので、三月定例会会期中の委員会において、本市のオリンピック取り組み状況などについて報告を受け、引き続き調査を行いたいと考えております。  また、それまでの間に開催が必要となった場合は、正副委員長で調整させていただきますので、御協力をお願いいたします。  そのように進めることでよろしいでしょうか。      (「異議なし」と言う者がいる) 97 江田 肇委員長 では、そのようにさせていただきます。 ○地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査と決定した。 ○閉  会  午前十一時十八分 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...