川越市議会 > 2018-12-12 >
平成30年第5回定例会(第14日・12月12日) 本文

ツイート シェア
  1. 川越市議会 2018-12-12
    平成30年第5回定例会(第14日・12月12日) 本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △議事順序  午前十時開会  一、第十三日に引続き、一般質問を通告順に実施する。     この予定は時間延長しても終了する。   ─────────────────────────────────── △次日の議事順序  第一五日 一二月一三日(木) 本会議休会。付託案審査の四常任委員会開催のた                 め。                  午前十時 総務財政常任委員会 第一委員会室                  午前十時 文化教育常任委員会 第三委員会室                  午前十時 保健福祉常任委員会 第四委員会室                  午前十時 産業建設常任委員会 第五委員会室  第一六日 一二月一四日(金) 本会議休会。委員会予備日のため。  第一七日 一二月一五日(土) 本会議休会。  第一八日 一二月一六日(日) 本会議休会。  第一九日 一二月一七日(月) 本会議休会。特別委員会開催のため。                  午前十時 二〇二〇年東京オリンピック・パラ                       リンピック対策特別委員会                                 第五委員会室  第二〇日 一二月一八日(火) 本会議休会。特別委員会開催のため。
                     午前十時 川越駅周辺対策特別委員会                                 第五委員会室  第二一日 一二月一九日(水) 本会議休会。特別委員会開催のため。                  午前十時 防災・減災対策特別委員会                                 第五委員会室  第二二日 一二月二〇日(木) 本会議休会。午前十時より委員長報告調整のため                 委員参集する。                  午後委員会会議録印刷製本。  第二三日 一二月二一日(金) 午後一時開会。委員長報告の後、質疑、討論があ                 る場合は、これを実施し、付託案全部の採決を行                 う。                  なお、追加議案の提出があった場合は、これを                 即決する。                  この予定は時間延長しても終了する。                  以上により、川越市議会第五回定例会を閉会す                 る。   ─────────────────────────────────── △議事日程   平成三十年十二月十二日(第十四日)午前十時開議  日程第 一         一般質問について   ─────────────────────────────────── △議場に出席した議員(三五人)    第 一番 栗原 瑞治 議員  第 二番 海沼 秀幸 議員    第 三番 吉敷賢一郎 議員  第 四番 岸  啓祐 議員    第 五番 田畑たき子 議員  第 六番 樋口 直喜 議員    第 七番 小高 浩行 議員  第 八番 池浜あけみ 議員    第 九番 長田 雅基 議員  第一〇番 伊藤 正子 議員    第一一番 荻窪 利充 議員  第一二番 吉野 郁惠 議員    第一三番 三浦 邦彦 議員  第一四番 中村 文明 議員    第一五番 桐野  忠 議員  第一六番 明ヶ戸亮太 議員    第一七番 中原 秀文 議員  第一八番 柿田 有一 議員    第一九番 今野 英子 議員  第二〇番 高橋  剛 議員    第二一番 小野澤康弘 議員  第二二番 関口  勇 議員    第二三番 三上喜久蔵 議員  第二四番 大泉 一夫 議員    第二五番 近藤 芳宏 議員  第二六番 川口 啓介 議員    第二七番 吉田 光雄 議員  第二八番 小林  薫 議員    第二九番 川口 知子 議員  第三〇番 牛窪多喜男 議員    第三一番 江田  肇 議員  第三二番 小ノ澤哲也 議員    第三三番 片野 広隆 議員  第三四番 山木 綾子 議員    第三五番 矢部  節 議員   ─────────────────────────────────── △欠席議員(なし)   ─────────────────────────────────── △地方自治法第百二十一条第一項の規定による議場に出席した理事者                        市長  川 合 善 明                       副市長  栗 原   薫                       〃    宍 戸 信 敏                 上下水道事業管理者  福 田   司                    総合政策部長  井 上 敏 秀                      総務部長  早 川   茂                      財政部長  荘   博 彰                      市民部長  細 田 隆 司                  文化スポーツ部長  福 原   浩                      福祉部長  後 藤 徳 子                   こども未来部長  永 堀 孝 明                    保健医療部長  野 口 昭 彦                      環境部長  福 田 忠 博                    産業観光部長  田 中 三喜雄                    都市計画部長  二 瓶 朋 史                      建設部長  宮 本 一 彦                     会計管理者  大 原   誠                    上下水道局長  石 井 隆 文                       教育長  新 保 正 俊                    教育総務部長  中 沢 雅 生                    学校教育部長  福 島 正 美               総務部副部長兼総務課長  川 村 清 美   ─────────────────────────────────── △議場に出席した事務局職員                      事務局長  小森谷 昌 弘                副事務局長兼議事課長  佐 藤 喜 幸                    議事課副課長  堀 口 秀 一                     議事課主査  田 畑 和 臣                     議事課主任  杉 原   徹                     議事課主事  今 野 夏 美   ─────────────────────────────────── △開  会(午前九時五十七分) 2 ◯小野澤康弘議長 出席議員が定足数に達しておりますので、第五回定例会第十四日の議会は成立をしております。  これより開会いたします。   ─────────────────────────────────── △日程第 一 一般質問について 3 ◯小野澤康弘議長 直ちに会議を開きます。  日程に入ります。日程第一、一般質問についてを議題といたします。  昨日に引き続き、通告順に発言を許します。伊藤正子議員。   (伊藤正子議員登壇) 4 ◯伊藤正子議員 おはようございます。議長より発言のお許しを得ましたので、一般質問を行います。  一、川越市が提供するサービスについてです。  (1)多文化共生と外国籍の人の暮らしやすさです。  十一月には国際交流フェスタがあり、主に川越に住んでいる外国の方々の協力や日本のボランティアの協力を得て平成十九年から行われ、ことしで十二回目の開催となりました。十二月にはウェスタ川越で市民がドイツ語で歌うベートーベンの第九の演奏があり、川越市では異文化に触れる機会が多くあります。  外国籍市民が多い自治体五十のうち三割が対応追いつかぬと回答したという調査があります。そこで、第四次川越市国際化基本計画にあるように、すべての市民が暮らしやすい多文化共生のまちづくりがさらに推進されますよう、川越市の現状をお尋ねします。  一、川越市の外国籍市民の人数と割合。同様に県及び国について。  二、どこの国の方が多いのか。また、どのような傾向があるのか。  三、転入の際に市民課ではどのような案内を行っているのか。  想定される困難として言葉の問題があります。  四、外国人総合相談センター埼玉、こちらになります。同様に、ふじみの国際交流センターとはどのようなものか。  五点目、埼玉県の保健所で平成三十年八月から導入している多言語タブレットとはどのようなものか。  六点目、川越市のボランティア、留学生及び外国籍市民会議の活動状況について。  七点目、外国語を話すことのできる市職員はいるのか。また、それは何語か。また、資料などを翻訳したいときはどうしているのか。  多言語化といってもさまざまであり、災害時などは大丈夫か心配しております。  八点目、多言語化の実績と、また今後の予定はどうなのか。
     例えば、こちらは博物館で配っている資料が英語で表記されています。  学校教育の力は大きく、子供同士の学び合いで能力が伸びると考えます。  九点目、増加傾向にある日本語がわからない児童生徒に対してどのような支援ができるのか。また、それは足りているのか。  以上、一項目め、(1)の一回目といたします。  (2)窓口業務の民間委託についてです。  一、 民間委託等推進計画を策定した経緯について。  二、 民間委託等推進計画に定めた十四項目はどのような考えで決定したのか。  三、 個別取組項目に掲載されたこどもの城の検討状況についてお伺いします。  以上、(2)の一回目とします。  二、川越市の労働環境と市民サービスの向上についてです。  一点目、川越市における職員一人当たりの市民の人数をお伺いします。  二、臨時職員が多い職場を伺います。また、その職場における臨時職員の人数及び男女の比率を伺います。  十二月十日は人権デーでした。一九四八年の国連総会で世界人権宣言が採択されたことを記念しています。世界人権宣言の第一条、全ての人間は生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利とについて平等である。で始まります。職場のハラスメント防止法をつくろうということでセクシャルハラスメント、マタニティハラスメントケアハラスメントに続いて職場のパワーハラスメントも防止する法律をつくろうとする動きがあります。被害者の方の話を聞く機会に恵まれましたが、その精神的苦痛、身体的苦痛はひどいものでした。いかなるハラスメントも許されません。国際労働機関の来年の年次総会で、職場であらゆる暴力やセクシャルハラスメントを含めたハラスメントを禁止する条約を制定する見通しです。  そこで、三点目に、臨時職員と正規職員でハラスメントを受けた際の相談体制に違いはないのか伺います。  こちらは男女共同参画課で出しているイーブンですけれども、こちらのほうでもハラスメントについて今回は取り上げられています。  以上、一回目といたします。   (福原 浩文化スポーツ部長登壇) 5 ◯福原 浩文化スポーツ部長 おはようございます。御答弁申し上げます。  初めに、外国籍市民の人数と割合についてでございます。  まず、平成三十年十一月末における本市の在留外国人の人数は八千百八十九人、割合で二・三一%、続きまして、埼玉県と国につきましては、平成三十年六月末現在の確定値で、埼玉県が十七万三千八百八十七人、割合で二・三七%、国が二百六十三万七千二百五十一人で、割合で二・〇八%でございます。  次に、外国籍市民の国籍でどこの国が多いのか、また、どのような傾向があるかについてでございます。  本市外国籍市民住民登録者数を国籍別で見ますと、平成三十年十一月末現在で八十六カ国、上位五カ国で申し上げますと、中国、ベトナム、フィリピン、ネパール、韓国及び朝鮮の順となっております。ここ数年の傾向といたしましては、ブラジルやペルーなどの南米の方が減少傾向に対し、ベトナム、フィリピン、ネパールなどのアジア圏の方が増加傾向にございます。  次に、外国人総合相談センター埼玉とふじみの国際交流センターについてでございます。  初めに、外国人総合相談センター埼玉は、埼玉県が設置し公益財団法人埼玉国際交流協会が運営する、九言語による相談と情報提供を行っているセンターでございます。九言語とは、英語、スペイン語、中国語、ポルトガル語、韓国・朝鮮語、タガログ語、タイ語、ベトナム語、やさしい日本語でございます。生活全般に関する相談のほか、労働相談、入国・在留手続に関する入管相談、法律相談を行っております。また、自治体や病院など県内の公的機関からの依頼に基づいて、窓口職員と外国人との会話を仲立ちする電話仲介通訳も実施しております。  次に、ふじみの国際交流センターについてでございます。  ふじみの国際交流センターは、ふじみ野市にあります埼玉県指定・認定NPO法人でございまして、富士見市、ふじみ野市、三芳町を中心に、地域に暮らす外国籍の方々への協力や支援を行っており、生活相談や日本語教室パソコン教室の実施、通訳・翻訳事業、国際理解講座、多文化交流サロンなどを行っております。  次に、本市のボランティア、留学生及び外国籍市民会議の活動状況についてでございます。  まず、ボランティア活動の一つとしましては、国際交流センターにおいて外国籍市民に日本語を教える日本語ボランティアによる日本語教室の開催がございます。次に、留学生につきましては、東京国際大学と尚美学園大学に委託し、留学生による国際交流センター受け付け業務といったものがございます。次に、外国籍市民会議につきましては、現在七カ国十名の方に委員として参加いただいており、年六回の会議を行い、外国籍市民の視点から川越市政に対してさまざまな提案を行うこととしております。  次に、外国語を話すことができる市職員はいるのか、また何語かについてでございます。  昨年度の職員課の調査で、自己申告ではありますが、ビジネス会話レベルですと英語で数名とのことです。  次に、資料の翻訳についてでございますが、手紙や通知文などの簡易なものであれば、市の事業に係る通訳や翻訳をする通訳・翻訳ボランティア制度を利用していただいておりますが、冊子や看板など長期的に多くの市民に利用されるものになりますと専門業者に依頼しております。  最後に、多言語化の実績と今後の予定でございます。  各担当課におきまして市民サービス上、必要な言語に鑑み、多言語化の効果があるものについて精査し、順次実施している現状にございます。例えば、ごみの分け方、出し方のリーフレットが七言語、図書館利用の案内が五言語、観光パンフレットが九言語、外国籍市民のための教育相談ガイドが四言語、国際交流センター案内が三言語、災害時多言語表示シートが六言語などがございます。また、市ホームページにつきましては、災害時を含め五言語で確認できるようになっております。今後につきましても外国籍市民の方々がより暮らしやすくなるよう、さらに取り組んでいく必要があるものと考えております。  以上でございます。   (細田隆司市民部長登壇) 6 ◯細田隆司市民部長 御答弁申し上げます。  外国籍の方が転入された際の市民課での案内についてでございます。  窓口では、事務処理が終了した際に、転入に伴い必要となる諸手続のお知らせについて、日本語を話せる方につきましては、相手が理解できる速さで話したり、日本語を話せない方につきましては、付き添いの方や外国人総合相談センター埼玉の電話による通訳を介するなどして丁寧に説明しております。また、児童生徒がいる外国籍の方につきましては、入学通知書をお渡しするときに担当窓口を丁寧に御案内しております。なお、転入された方には、川越市民のしおり、川越市案内図、すこやかマップ、家庭ごみの分け方・出し方の冊子及び自治会加入の御案内、予防接種、市民センター等案内のチラシをお渡ししておりますが、申し出があった場合には、外国語の家庭ごみの分け方、出し方のリーフレットもあわせてお渡ししております。  以上でございます。   (野口昭彦保健医療部長登壇) 7 ◯野口昭彦保健医療部長 御答弁申し上げます。  埼玉県が導入している多言語タブレットについてでございます。  埼玉県が導入しているタブレットは、外国語対応医療通訳者を画面上に呼び出し、外国人と保健師とのコミュニケーションをサポートする医療通訳映像システムでございます。起動して言語を選ぶと画面に医療通訳者が映し出され、その通訳者が外国人と保健師の間に入りコミュニケーションのやりとりが行われます。日本語にふなれな外国人感染症患者等に対し調査や説明を適切に行い、感染拡大を防ぐ目的で導入し、英語や中国語、韓国語など八カ国語に対応していると聞いております。  以上でございます。   (福島正美学校教育部長登壇) 8 ◯福島正美学校教育部長 御答弁申し上げます。  日本語がわからない児童生徒に対しての支援についてでございます。  市立小中学校に在籍する帰国子女または外国人児童生徒のうち日本語の指導が必要な児童生徒に対して日本語指導ボランティアを派遣しております。今後、支援が必要となる児童生徒がふえることも考えられますので、対応できる言語の種類やボランティアの登録人数をふやしていくことなど、制度の充実に努めてまいります。  以上でございます。   (井上敏秀総合政策部長登壇) 9 ◯井上敏秀総合政策部長 御答弁申し上げます。  民間委託等推進計画を策定した経緯についてでございます。  平成十七年度から二十一年度を計画期間とした川越市集中改革プランの終了後、民間委託等への取り組みにつきましては、川越市民間委託等の推進に関する指針に基づき行政改革推進課及び各業務所管課において取り組みを進めてまいりました。その後、平成二十七年六月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針二〇一五などを踏まえ、総務省より同年八月に地方行政サービス改革の推進に関する留意事項が通知されました。地方公共団体は、民間委託等の推進、指定管理者制度の活用など、積極的に業務改革に努めるよう要請がございました。こうしたことを踏まえ本市の民間委託等の推進について検討を重ね、さらに効率的な行政運営の必要性があるとの観点から平成二十九年三月に川越市民間委託等推進計画を策定したものでございます。  次に、個別取り組み項目として定めた十四項目についてでございます。  当該計画に定めた個別取り組み項目につきましては、民間委託等に向けた年次計画を明らかにし、民間委託等を着実に推進するものとして定めたものでございます。具体的には、先ほど申し上げた集中改革プランで民間委託の推進を行うものとして掲げられ検討中となっておりました事業及び平成二十五年度に実施いたしました各所属への民間委託等の検討状況の調査や他市の導入事例などを参考とし決定したものでございます。  最後に、児童センターこどもの城の検討状況についてでございます。  児童センターを所管しておりますこども未来部こども育成課におきまして、他市の導入事例を調査研究するほか、指定管理者制度を導入する場合の問題点などについて検討している状況となってございます。  以上でございます。   (早川 茂総務部長登壇) 10 ◯早川 茂総務部長 御答弁申し上げます。  初めに、職員一人当たりの市民の人数でございます。  平成三十年十二月一日現在、川越市の人口三十五万三千二百三十五人、職員数二千三百七人であり、人口における職員一人当たりの人数は約百五十三人でございます。  続きまして、臨時職員が多い職場とその人数及び男女比率を人数が多い上位五つの職場につき平成三十年十一月一日時点での状況で申し上げます。  保育園は四百二十一人、男性が〇・二%、女性が九九・八%。学童保育室は三百三十人、男性六・九%、女性九三・一%。小学校は二百七人、男性七・二%、女性九二・八%。中学校は百三十八人、男性一三・一%、女性八六・九%。学校給食センターは八十九人、男性七・九%、女性九二・一%となっております。  最後に、ハラスメントの相談体制でございます。  現在、相談窓口については、総務部職員課安全衛生担当に一本化し、正規職員に限らず臨時職員からの相談も受け付けております。  以上でございます。   (伊藤正子議員登壇) 11 ◯伊藤正子議員 それぞれお答えいただきました。  一、川越市が提供するサービスについてです。  (1)多文化共生と外国籍の人の暮らしやすさです。  現在、川越市に八千百八十九人の外国籍市民がいて、その割合は全市民の二・三一%とのことでした。転入の際は、さまざま案内をしていただき、児童生徒がいる場合は、入学通知書を渡していただいているようです。  年齢別・男女別人口(外国人)の人数と市内幼稚園・保育所等、また児童生徒在籍数に乖離があります。義務教育には該当しませんが、文部科学省は外国籍のお子さんも受け入れるよう通知していますので、必要な方に必要な情報が届くようお願いします。  学校等で日本語や文化、日本の生活様式を学べば、日本での生活になれ親しむことができると考えます。手続やかかる費用について、わからなければ入学をためらう親子がいるかもしれません。  言葉の問題について、さまざまお伺いしました。公益財団法人やNPOの活動、保健所のタブレットの導入、第四次川越市国際化基本計画では未来からの親善大使とうたわれている留学生の助け、ボランティア外国籍市民会議の活動と多岐にわたりますが、タイムリーで求めに応じた対応には追いついていない面もあるようです。  会話できることと通訳できることは違いますので、全庁で、どのような解決方法がよいのかを考え、必要とあれば語学専門職の採用を検討する、よりスピーディな翻訳の流れをつくること、保健所は感染症対策等の緊急用として多言語タブレットを導入しているようですが、オリンピック、パラリンピックを控え、無料の翻訳アプリもありますし、多言語タブレットが普及し利用をしやすくなった際は、必要に応じてコミュニケーションを助ける機器の導入を検討していただけたらと思います。  学校教育の制度の充実はぜひ進めていただき、三者面談の際は県から通訳を派遣してもらえるようですので、県や国により協力を求めていくことも大切だと考えます。  川越を選んで転入してくれた方には、外国籍市民であるかないかにかかわらず、生活全般に支障がないよう川越市に支援していただきたいと思います。ある外国籍市民の方から、生活のルールを知り、それを守ることで市民として仲よく生活したいとの声が届いています。これは日本人の転入の方であっても同じ気持ちではないでしょうか。  そこで、生活支援についてお尋ねします。  十点目、外国籍市民の相談窓口はどこにあるのか。また、どのような相談が寄せられ、どのような流れで対応しているのか。特に緊急時の一一九番通報の対応などは命にかかわることだと考えています。  十一点目、外国籍市民が日本の文化や制度を学ぶ機会はあるのか。あるならばどのような場面か。  健康にかかわることとして、十二点目、乳幼児健診について、外国籍の保護者へどのように対応しているのか。  誰もが病気やけがをすることがあります。健康保険制度がない国もあり、制度の仕組みを理解できていない人もいるようです。  十三点目、国民健康保険について外国市民への情報提供はどのようになっているのか伺います。  以上、一項目め、(1)の二回目といたします。  (2)窓口業務の民間委託についてです。  一回目に児童センターこどもの城についてお尋ねしました。他市の導入事例は参考になっても川越市にとってそれがベストかどうかは違います。国を挙げて子育て支援と言っている中、指定管理制度で十分機能が発揮できるのか、いま一度原点に立ち返って、児童センターとしてどのような役割を持たせたいのか、それは川越市のほかの施設等でも賄えているのか考えるべきです。あえて言いますが、子供が楽しく遊ぶだけの施設ではありません。子供の育成は未来への先行投資であり、川越市のかけがえのない財産です。十四項目全てを取り上げられませんので、一例として、絞って取り上げましたので、ほかの項目も熟考していただきたいと考えます。  四点目、現在、市民とじかに接する場面のある業務で民間に委託している業務はあるのか。  病院は総合案内に看護師長を置いて行き先を案内しています。それは、総合案内は病院の顔であり、患者の利益を最優先した結果です。また、誤診等の事故を防ぐためのリスク管理でもあります。  五点目、今後、窓口業務について民間へ委託する予定はあるのか。  六点目、民間委託により市民サービスの質は低下しないのかお尋ねします。  職員定数条例の第三条の一から八までを足し合わせると二千四百三十七人であり、正規職員は二千三百七人ですので、あと百三十人ふやせます。現状は野球を八人でやるようなもので、お互いにカバーすることで何とか職務を遂行している状況ではないでしょうか。例えば、生活福祉課などは、ケースワーカー配置の標準数が下回っていると認識しています。それでは残業はふえますし、疲れもとれないのではないかと心配しています。ちなみに野球は九人そろわないと負けてしまいます。  そこで、七点目、窓口業務に携わる職員数は足りているのか。  八点目、窓口業務の民間委託化による効果についてお伺いし、(2)の二回目といたします。  二、川越市の労働環境と市民サービスの向上についてです。  それぞれお答えいただきました。  職員二千三百七人の中には臨時の方も含まれており、正規職員だけですと一人当たり市民二百三十四人を担当することとなり八十一人ふえます。臨時の方に支えられている状況がよくわかると思います。臨時職員に女性が圧倒的に多いのは、社会構造上の問題も影響していると考えられます。シングルの方やひとり親がふえている今、臨時職員の働き方も見直さなければならないと考えます。臨時職員が多いのは、保育園や学童保育室、小中学校、学校給食センターなどで、子供にかかわる職場が多く、子供の育成にもっとお金をかけてもいいのではないかと感じます。  四点目、臨時職員の多い保育園において正規の保育士と臨時の保育士の勤務条件の主な違いを伺います。また、今後、勤務条件の改善についてどのように考えているのか伺います。  平成二十八年六月にも職員の接遇について取り上げさせていただきました。職員は行政のプロなので何でも知っていますが、市民は自分が解決したい問題に対してどの課に行けばいいのかわからないことが多いです。また、市役所が多くの課に分かれているのは職務分担の都合であり、市民にはわかりづらいです。そこで、市民の方から声をかけられたら担当課がわかるまできちんと案内してほしいと思います。  五点目、市民サービスの向上を図る上で、職員が市民対応をする際の接遇面で心がけていることを伺います。
     以上、二回目といたします。   (福原 浩文化スポーツ部長登壇) 12 ◯福原 浩文化スポーツ部長 御答弁申し上げます。  初めに、外国籍市民の相談窓口はどこで、どのような相談が寄せられ、どのような流れで対応しているかについてでございます。  本市では、国際交流センターでの外国籍市民相談事業といたしまして、生活相談や法律相談、在留資格相談を行っております。相談内容は、家族、医療、保険、年金、教育、在留資格、仕事など、多岐にわたっており、必要に応じて市、県、国の担当部署を御案内するなどしております。また、庁内では、相談内容に応じて各担当課が対応しており、言葉の問題があれば、外国人総合相談センター埼玉電話仲介通訳や通訳・翻訳ボランティアを利用してもらうなどの案内を行っております。そのほか、相談窓口といったものとは若干違いますが、例えば、一一九番通報の際には、川越地区消防組合では平成三十年五月から多言語通訳システムを導入し対応しているとのことでございます。  次に、外国籍市民が日本の文化や制度を学ぶ機会はあるのか、それはどのような場面かについてでございます。  現在、国際交流センターの中でそういった講座等の開催は特にはございませんが、国際交流センターでの日本語教室や市民相談の中でのやりとりや多文化共生国際交流イベントなどの参加時などに日本の文化や制度を知る機会があるものと考えております。また、住んでいる地域の住民とのかかわりなど、日常生活の中でも学ばれる機会や場面が多いのではないかと考えております。  以上でございます。   (野口昭彦保健医療部長登壇) 13 ◯野口昭彦保健医療部長 御答弁申し上げます。  乳幼児健診における外国籍の保護者への対応についてでございます。  乳幼児健診で聞き取りや説明をする際にはゆっくり話をしたり、身ぶり手ぶりや絵を用いて丁寧に対応しております。なお、外国籍の保護者に対し、よりよい健診環境を提供するため、現在、外国語版の健診の御案内や問診票の作成について検討しているところでございます。  次に、国民健康保険に係る外国籍市民への情報提供についてでございます。  国民健康保険課では、平成二十八年度から所得の申告がない方への申告勧奨通知につきまして英語版の説明文を同封しております。また、昨年度から国民健康保険について説明した英語版のリーフレットを作成し、市民課が出向いて行っている留学生の転入手続の際に配布するとともに、国民健康保険課の窓口に設置をしております。  以上でございます。   (井上敏秀総合政策部長登壇) 14 ◯井上敏秀総合政策部長 御答弁申し上げます。  初めに、市民とじかに接する業務における民間委託の状況についてでございます。  一、公の施設の管理運営を行う指定管理者、二、納税呼びかけセンターの運営業務、三、予防接種等の専門的な業務などの業務について現在、民間委託を行っている状況でございます。また、本年四月から本庁舎の代表電話の受信取り次ぎを行う電話交換業務について委託を行っているところでございます。  次に、窓口業務の民間委託の予定についてでございます。  個別取組項目として民間委託を検討することとしている窓口業務につきましては、他市の導入事例や国が示している窓口業務の民間委託に関するガイドラインなどを参考に、一層の市民サービス向上が図れるかなどを調査してまいりたいと考えております。  次に、民間委託による市民サービスの質についてでございます。  民間委託等を検討する際には、市民サービスの向上、事務の効率化、経費の節減といった視点から検討を進めているところでございます。特に窓口業務につきましては、民間委託が可能な業務であるか個別具体的に検討を行うとともに、個人情報の取り扱いへの十分な注意や業務上の役割分担などの課題への対応等に注意する必要がございます。また、仮に民間委託を実施する場合には、市民サービスの低下を招かないよう慎重に対応する必要があると考えております。  次に、窓口業務に携わる職員数についてでございます。  行政職に係る業務につきましては、中核市業務、地方分権に伴う移譲事務、社会保障制度に関する事務等が増加しており、時間外勤務時間も増加傾向にございます。こうした中、各部署の業務量や業務内容を把握いたしまして、窓口業務に携わる職員数も含め適切な定員管理に努めているところでございます。  最後に、窓口業務の民間委託化の効果についてでございます。  主な導入効果といたしまして、繋忙な時間帯等への一時的な人員の増加対応、人件費の削減、委託化により生み出された職員数の他事業への再配置などがございます。今後、窓口業務につきまして民間委託を検討する際には、こうした効果も考慮しつつ行政側の視点のみならず市民にとってよりよい行政サービスとなり得るかなど、慎重に調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。   (早川 茂総務部長登壇) 15 ◯早川 茂総務部長 御答弁申し上げます。  初めに、正規の保育士と臨時保育士の勤務条件の主な違いでございます。  主なものとしては、給与と休暇等が挙げられます。  まず、給与についてでございます。  正規の保育士につきましては、給料、地域手当、時間外勤務手当、通勤手当、期末手当、勤勉手当などがございます。臨時保育士につきましては、正規職員の給料に相当する月額の賃金、時間外勤務手当に相当する割増賃金、期末手当に相当する特別賃金、そのほか通勤費などがございます。  次に、休暇等についてでございます。  正規の保育士につきましては、年次有給休暇、病気休暇、特別休暇、介護休暇、育児休業などがございます。臨時保育士につきましては、年次有給休暇及び特別休暇がございます。  今後の勤務条件の改善につきましては、地方公務員法等の一部改正により臨時非常勤職員制度の見直しが平成三十二年四月に予定されていることから、この見直しの中で臨時職員の給与や休暇等の勤務条件について検討してまいりたいと考えております。  続きまして、市民対応をする際の接遇についてでございます。  職員は市民に対し誠実、公正に対応するとともに、公務員はサービス業であるとの認識に立って業務に取り組むことが重要であると考えております。本市では平成二十七年二月に、窓口や電話対応における市民サービスの向上を目指し川越市職員向け接遇マニュアルを作成してございます。市民対応として適切な業務対応、身だしなみ、挨拶、感じのよい態度、言葉遣いの五つを接遇の基本とし、市民の皆様に満足いただけるよう、相手の立場や事情を理解するように努め、丁寧でわかりやすい対応に取り組んでおります。  以上でございます。   (伊藤正子議員登壇) 16 ◯伊藤正子議員 それぞれお答えいただきました。  (1)多文化共生と外国籍の人の暮らしやすさについてです。  言葉や文化、制度や習慣、明文化されていないルールがわからないと生活しづらいと思います。そのためには便利な機器などの活用や支援する人材の育成、多言語化が重要であると考えます。いつでも、どこでも、誰でも支援できる体制があれば望ましいですが、まずは命や健康にかかわること、子供の養育や学校等にかかわることを優先的に取り組んでほしいと考えます。  スマートフォンが普及し、英語はわからないが、英語であれば調べることができると聞いたことがあります。そこで、まずは英語版を作成し、次は多言語化を行ってほしいと思います。ぜひ乳幼児健診の案内や問診票の英語版を作成し、国民健康保険は多言語化を進めてほしいと考えます。  さきの一般質問でも質問されている方もいらっしゃいましたが、家庭ごみの分け方、出し方の多言語化、これだけつくっていただいています。このポスターだけではなくて、ごみの分別アプリのほうにも英語表記の導入をしていただいていて、大変な苦労があったというふうに聞いています。けれども、利用する方には大変好評で、他市町村の議員の方からも個人的に問い合わせをいただいています。ごみ分別アプリのほうですけれども、こちらは要望として、自分の住んでいる地区がどこかわからないので、一番最初に設定をするときがすごく難しいというふうにお話をいただいていて、入力のお手伝いをしたこともあるので、御紹介させていただきます。  せっかく作成した案内を人の集まる駅や御当地レストラン、例えば、スペイン語であれば北米の料理店などに置くなど工夫をして、さらに周知していただきたいと考えます。  生活支援は多岐にわたるので、どちらの課でも職員の努力で何とかしているという印象を受けました。多言語化といっても八十六カ国あります。全国的に十五歳未満はこの五年で三万七千人ふえて二十一万人おり、年々ふえています。学校の先生もとても大変そうです。ドメスティックバイオレンスの相談の言語対応や交通ルールの問題、公共交通の利用など、まだまだいろいろな問題があります。国の動向を見ても全庁で取り組むべき課題であると考えます。そして、転入するときが支援を始める一番のチャンスであり、川越市特有の問題ではありませんので、他市町村と一緒に県や国に協力を求めていくべきと考えます。  十四点目、第四次川越市国際化基本計画はオリンピック・パラリンピックの開催される二〇二〇年までだが、次期計画にはどのような計画を盛り込んでいくのか伺います。  十五点目、これからもふえ続けていくであろう外国籍市民に対応する組織をつくるべきと考えるが、市はどのように考えているのか伺います。  以上、(1)の三回目といたします。  (2)の窓口業務の民間委託についてです。  コストの視点も大切ですが、業務を効率化することで市民サービスが低下することがあってはならないと考えます。特に障害のある方や外国籍の方、高齢の方、ひとり親の方、生活困窮の方などは、窓口で困ることが多いと予想されます。むしろ民間に委託するよりワンストップ窓口がいいのではないかと考えます。そして、民間委託や指定管理制度だけが効率化を進める方法ではないはずです。お答えいただいた以外にも図書館の図書の貸し出し返却等の窓口業務の民間委託や、上下水道局は営業業務包括委託をしています。図書館は川越市の文化度をあらわしますし、水道の料金徴収の場面は市民の生活のSOSを発見する絶好の場であることを申し上げておきます。  二、川越市の労働環境と市民サービスの向上についてです。  それぞれお答えいただきました。  正規と臨時で給与が違うのは、人件費を抑制させたいからではないかと考えます。対人、ケアワークの職場はとても疲れます。休暇を適切にとれば、体力の回復を図ることができ、事故等を防げます。経験を生かして仕事を行うことが多い職場ですので、働き続けられるように、病気休暇、介護休暇、育児休業などが取得できるよう改善してほしいと思います。  正規、臨時にかかわらず、働きやすい職場であれば仕事がしやすくなり、市民へのサービスが向上すると考えますが、最後に、六点目、働きやすい職場環境と市民サービスの向上について市長に市の考えをお伺いし、以上、一般質問といたします。   (福原 浩文化スポーツ部長登壇) 17 ◯福原 浩文化スポーツ部長 御答弁申し上げます。  川越市国際化基本計画の次期計画にはどのような計画を盛り込んでいくのかについてでございます。  第四次川越市国際化基本計画は平成二十八年度から三十二年度までの五年間の計画となっており、それ以降の計画につきましても策定していく考えでございます。ここ数年、本市の外国市民の数は急増し、また、国籍も多様となっております。本市の次期計画の策定に当たりましては、本市外国籍市民の状況やここでの国の動きといったものを注視する必要もございます。今後、外国籍市民への意識調査によるニーズ等の把握に努めるなどし、外国籍市民にも暮らしやすいまちとなるよう必要な施策や事業を考えてまいります。  以上でございます。   (井上敏秀総合政策部長登壇) 18 ◯井上敏秀総合政策部長 御答弁申し上げます。  外国籍市民に対応する組織についてでございます。  国籍を問わず、全ての市民が安全安心に暮らせる地域社会を築いていくことが重要であり、そのためには必要な行政サービスを効果的に提供するための行政組織とすることが重要と認識しております。このため、外国籍市民の方へより適切な対応が図れるよう関係する部署による情報交換や連携可能な取り組みを推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。   (川合善明市長登壇) 19 ◯川合善明市長 御答弁申し上げます。  働きやすい職場環境と市民サービスの向上についてでございます。  働きやすい職場環境の実現に向けては、職場内におけるコミュニケーションの活性化や休暇を取得しやすい環境、ハラスメントのない職場づくりなど、職場環境の改善を図ることが大変重要であると考えております。良好な職場環境を築くことは、職員一人一人が仕事にやりがいと心にゆとりを持って公務を行うことができ、職場全体として職員の働く意欲の向上や円滑な業務遂行により能率が向上し、その結果として市民サービスの向上につながるものと考えております。  以上です。 20 ◯小野澤康弘議長 暫時休憩いたします。    午前十時四十九分 休憩   ───────────────────────────────────    午前十時五十四分 再開 21 ◯小野澤康弘議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  矢部節議員。   (矢部 節議員登壇) 22 ◯矢部 節議員 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  第一番目に、文化施設内の飲食についてを質問させていただきます。  少子高齢化の時代に入り、いろいろな政策が出されてきましたが、子供に対しては給食費の無料化が検討されて、あるいは文部科学省と厚生労働省の折り合いがつかなかった幼保一元化が合意され、認定こども園などが進められてきました。一方、高齢者は、医療費の無料化はなくなり、介護保険も加わって、次世代の社会へのつけを軽減できるようにと負担がかけられてきている。文化施設のホール使用においても飲食の禁止により昼の弁当を食べるために別室を借りなければならない状況であります。  そこで、一つお聞きしたいなと思っているのは、私は故意に座席シートや通路などを汚す者はいないと思うし、間違ってこぼしたりする方はいると思いますが、なぜそのような禁止をしなければならないか、老人会等の借用に目を向けていただくために質問をさせていただきます。  一点目として、ウェスタ川越、やまぶき会館、西文化会館、南文化会館、北部地域ふれあいセンターの各ホールで、午前午後を通して使用する催しは過去三年間にどのぐらいあったのかお伺いします。  二点目として、そのような利用の場合、観客はどこで昼食をとるのか、雨の日や風の強い日では施設外では困難ではないかと思っております。おのおのの施設内でどのくらいのスペースがあるのかお伺いいたします。  三点目として、老人会等の芸能発表では、昼弁当を食べていただくために別室を借りなくてはならない状況にあると聞いていますが、実際の現状はどうなっているかお伺いします。  四点目として、ホール、客席での昼食を禁止した理由は何かお伺いいたします。  二点目の項目として川越北環状線についてお伺いさせていただきます。  平成元年に都市計画決定された路線であり、この件については、当時の藤田総務部長が、県住宅都市部長を退任されていた村上貞夫氏を市の助役として迎え入れて事業の推進をしていきたいとの話から進行してきたと、経過があったと認識しております。小高議員より平成三十一年三月開通予定に伴う福田地区より県道川越日高線に至る課題の指摘がありましたが、私は、県道川越日高線より国道一六号線に接続する脇田新町交差点間についてお伺いいたします。  都市計画決定が平成元年十月に路線を決定した当時、幅員二十五メートル、市街地の中を通過するこの計画は、本市にとっても画期的なことで、実現を期待しておりましたが、小高議員への県土整備事務所の答弁によれば、拡幅計画が定まっていないとの回答であったと報告されています。  一点目として、現在でも日常的に渋滞している路線である上、国道二五四号線の福田地区から県道川越日高線までの開通が目前に迫り、さらなる路線の混雑が推測されていたと思うが、この間、川越県土整備事務所などの県関係機関とどのような要望、交渉をされてきたのかお伺いいたします。  三点目の通告といたしまして、遺族の手続きの一括管理(総合窓口)についてをお伺いさせていただきます。  人は誰でもいずれは死を迎えることになります。もし家族が亡くなったときには死亡届や火葬許可申請などを提出することになりますが、故人の年齢や家族環境によって手続が異なると思います。  一点目として、本市においては最低何回、どのような申請が必要となるのかお伺いいたします。  他市においては、多くて十四課、四十五の申請が必要との調査があります。遺族の方が葬儀後、手続のために多くの窓口に行かずに申請手続ができるワンストップサービスを別府市や松坂市、小松市などでは既に開始しております。また、自動車の名義変更や銀行口座の解約などの市役所以外で行う手続等についても紹介をしているそうです。  二点目として、手続の簡略化や時間の短縮につながるお見送りコーナーとしての窓口一括管理をどう考えますかお伺いいたします。  四点目の通告といたしまして、雨庭による水害の軽減についてをお伺いします。  本市においても台風等による水害が発生し、少しでも早く安全で安心できる方法はないものかと思っていたところ、京都市が降雨を一時貯留する雨庭を二カ所につくってみた。七月の西日本豪雨や九月の大型台風でも水があふれなかったということを知りました。植栽帯で、計二百二十平方メートルに厚さ三十センチから三十五センチの砂利を計八十平方メートル敷き詰めている。一日貯留量は九・五トンで、オーバーすれば下水道管に流す構造というものでありました。貯水池や排水管施設は、大規模な工事で予算もかかり、完成までに数年かかってしまうと思います。  一点目として、本市においては過去三年間に調整池の完成は幾つあったのか、また、計画決定したものは現在あるのか、その費用はどのくらい必要なのかをお伺いいたします。  二点目として、排水ができず床下浸水等の可能性が高い地区に試験的に雨庭を施工して調査してみてはどうかと考えますが、どうお考えになりますかお伺いします。
      (福原 浩文化スポーツ部長登壇) 23 ◯福原 浩文化スポーツ部長 御答弁申し上げます。  初めに、文化施設などにおける午前から午後まで通して行われる催し物の過去三年間の件数についてでございます。  まず、ウェスタ川越大ホールでは、平成二十七年度が三十四件、平成二十八年度が四十六件、平成二十九年度が四十二件でございます。なお、ウェスタ川越大ホールは平成二十七年七月の供用開始でございますので、平成二十七年度は七月以降の九カ月分の数字となっております。  次に、やまぶき会館につきましては、平成二十七年度が三十一件、平成二十八年度が二十二件、平成二十九年度が二十七件。次に、西文化会館につきましては平成二十七年度が三十九件、平成二十八年度が四十七件、平成二十九年度が三十六件。次に、南文化会館につきましては、平成二十七年度が三十三件、平成二十八年度が二十九件、平成二十九年度が二十九件でございます。  続きまして、北部地域ふれあいセンターにつきましては、平成二十七年度が九十八件、平成二十八年度が七十九件、平成二十九年度が八十六件でございます。なお、電動式移動観覧席が設置されている多目的ホールのある北部地域ふれあいセンターにつきましては、午前午後の連続利用の件数であり、午前は準備で午後から開演しているようなケースも含まれております。  また、催し物の内容といたしましては、小中学校の合唱コンクール、カラオケ大会、芸能やピアノなどの発表会が多くございます。  続きまして、文化施設などにおける食事ができるスペースについてでございます。  まず、ウェスタ川越におきましては、大ホール一階ホワイエで八十人程度、二階、三階ホワイエも含めますと百人程度でございます。次に、やまぶき会館につきましては、一階、二階ホワイエで三十人程度でございます。次に、西文化会館につきましては、会館ロビーを中心に四十人程度。次に、南文化会館につきましては、会館ロビーを中心に四十人程度でございます。最後に、北部地域ふれあいセンターにつきましては、食事ができるような供用スペースはございません。  続きまして、老人会の行事での食事の状況についてでございます。  文化施設で行われている行事の例といたしまして、川越市と川越市老人クラブ連合会主催によるシニア芸能大会がございます。春と秋の年二回、ウェスタ川越大ホールを会場として多くの皆様に楽しんでいただいておりますが、出演組数が大変多いため午前午後にわたって開催されているとのことです。参加者、観覧者の昼食につきましては、主催者が確保した控室などで交代しながら食事をとっていただいている状況であると伺っております。  最後に、ホールの客席で食事を禁止にした理由についてでございます。  ホールにつきましては、多様な方々に多様な催し物で気持ちよくお使いいただきたいと考えております。客席でお弁当などの食事をする場合、物を置くことができませんので、どうしても食べこぼし、飲みこぼしが心配され、場合によりましては、客席周りの機械設備類の故障原因となるおそれもございます。  次に、食べこぼしなどの清掃に関する心配がございます。ホールの貸し出し区分は、午前、午後、夜間の三区分からなり、この各区分の間隔が三十分から一時間となっており、その間でホール客席一つ一つをきちんと清掃チェックするのは非常に難しい状況にございます。また、清掃では対応できないような予期せぬ汚損のおそれもございます。また、ホール内の空気の入れかえに時間がかかることから、やはり食べ物の匂いが残るといったこともその後の鑑賞の妨げとなってまいります。  以上のような理由から、次の方に気持ちよく御利用いただきたいという趣旨からも客席での飲食を御遠慮いただいているものと認識しているところでございます。  以上でございます。   (宮本一彦建設部長登壇) 24 ◯宮本一彦建設部長 御答弁申し上げます。  二項目めの川越北環状線につきまして、川越北環状線の開通により川越日高線の交差点から国道一六号の交差点までの二車線区間についての拡幅要望はどのようなっているかということについてでございます。  川越北環状線は、ご指摘のとおり、幅員二十五メートル、四車線で都市計画決定されておりますが、このたび国道二五四号の福田交差点から今成陸橋までの区間が四車線で整備され、その先の国道一六号脇田新町交差点までの区間につきましては、現状の二車線で環状道路として開通することとなりました。このことから川越北環状線と国道一六号が合流する脇田新町交差点の混雑が予想されますので、関係機関に対して交差点の改良について以前より要望を行っているところでございます。  続きまして、雨庭による水害の軽減についてでございます。  本市における道路の水害軽減の対策につきましては、透水性舗装や浸透ます、浸透側溝など、地下に雨水を浸透させる施設の設置により下水道や河川への負荷の軽減を図っております。また、都市公園につきましては、関係部署との協議により雨水調整池や浸透トレンチなどの施設を設置するとともに、市民の誰もが憩える場所として緑地を多く設けて敷地外への雨水流出を最小限に努めるようにしております。  公園の近年の実績といたしましては、平成二十七年度の笠幡山伝南公園が公園面積としては千七十七メートルで約二百万円、平成二十八年の新宿町六丁目公園が約八百平方メートルで約百二十万円、現在工事中の仮称小仙波八反田公園の整備におきましては、面積としましては四千七百九十二平米で、約二百八十万円で浸透トレンチ等を設置しておるところでございます。そのほか下水道等で調整池等を整備しているところでございます。  次に、今後の雨庭の整備につきましては、大雨が降った際に道路からあふれる雨水の一部を一時的にためることによる水害の抑制や地中へゆっくり浸透していくことによる水害の浄化及び道路に面した植栽空間の創出など、さまざまな効果が見込まれますので、雨庭の整備は近年の施工例として、議員さんお話しのとおり、京都での整備がされておりますので、そういったことについて調査しながら研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。   (細田隆司市民部長登壇) 25 ◯細田隆司市民部長 御答弁申し上げます。  三項目めの死亡した場合の遺族の手続についてでございます。  該当する手続は、亡くなった方の財産や家庭状況などによっても異なりますが、市役所で受け付けるものは、おおむね十一課、二十一手続になります。  続きまして、専門窓口の設置についてでございます。  本市では、専門窓口を設置しておりませんが、死亡届が提出された後、世帯主等に対しこれらの諸手続についてのお知らせを送付しているところでございます。なお、市民センター及び南連絡所では、保険証の返納や葬祭費申請受け付けなど八課、九手続につきましてはワンストップで対応しております。また、市民課では、各担当窓口を御案内し、それぞれの所管課等においてそれぞれの手続を行っていただいております。  次に、他市の状況でございますが、県内の人口二十万人以上の市に照会しましたところ、専門窓口を設置しているところはございませんでした。しかしながら、全国的にはお見送り手続デスクやおくやみコーナーなどの名称で窓口を設置してワンストップサービスを行っている自治体もございます。今後は先進自治体の事例を参考にしながら窓口の設置について調査研究してまいります。  以上でございます。   (矢部 節議員登壇) 26 ◯矢部 節議員 それぞれ答弁いただきましたけれども、二回目に何点かさせていただきます。  文化施設の件ですが、公設の国立劇場、民間の帝国劇場、東京宝塚劇場や歌舞伎座、新橋演舞場などは、上演中でなければ食事が可能となっています。本市のホール内での食事を可能にした場合には、先ほどの中では清掃や食べ物の匂いがとり切れないということでありますが、そういうものができないために食事を禁止しているということなのか、もっと何かほかにあるのかお聞きいたします。  二点目として、やむを得ず弁当、昼食で別室を使用しなければならない、スペースによって人数が多いために借りなければならない、そういう場合には、減免する措置はとれないのかお伺いいたします。  それから、北環状線について、本市では市民に地域の要望、陳情等の有無を問うています。開通後の混雑を見てからでは遅過ぎませんか。要望書を川越県土整備事務所及び大宮国道事務所に提出しているということだが、いつ、どのような内容で出しているのかお伺いいたします。  また、その提出後の反応はどうなっているのか、交渉はどうなっているのかお伺いいたします。  二点目として、大宮国道事務所には平成二十三年十一月……、これは報告を聞いてから、次にさせていただきます。  以上です。   (福原 浩文化スポーツ部長登壇) 27 ◯福原 浩文化スポーツ部長 御答弁申し上げます。  初めに、ホールの客席で食事をするとした場合の問題点について、もっと何かあるかということについてでございます。  客席での食事を可能としている国立劇場などの例を見ますと、一日一公演が基本であり、演目を歌舞伎や文楽、芝居など、特定の演目に特化した劇場であること、その演目の成り立ちとしまして、幕間の飲食の楽しみとともに観賞する背景があったことがございます。これに対しまして本市の各ホールは、多目的のホールとしてさまざまな公演に対応できる環境を整えておく必要があることからも、客席での飲食を御遠慮いただいていると認識しているところでございます。  理由、問題といたしまして、先ほど御答弁させていただきましたとおり、食べこぼしや飲みこぼしによる汚れや機械設備への故障原因となるおそれや次の利用までの時間内に清掃が行き届かないといったおそれ、また、食べ物の匂いが残ってしまうといったような点が懸念されるといったところでございます。  次に、ホールとは別に会議室などを使用した場合の使用料の減免についてでございます。  ホールの催し物の主催者が別途、会議室等を借用した場合でありましても、控室などとして御利用いただいたと認識しておりますことから減免措置はとれないものと考えております。  以上でございます。   (宮本一彦建設部長登壇) 28 ◯宮本一彦建設部長 御答弁申し上げます。  議員さんご指摘のとおり、今成陸橋から国道一六号までの間の整備につきまして大宮国道事務所と、それから埼玉県川越県土整備事務所のほうに平成二十三年及び二十四年に要望した経緯がございます。  平成二十三年につきましては、大宮国道事務所長に対しまして国道一六号が経由する脇田新町交差点から新宿三丁目交差点、小仙波東交差点までの間の交差点改良について要望したところ、小仙波東交差点及び新宿三丁目交差点について、改良について整備が進んだところでございます。また、平成二十四年に川越県土整備事務所に対して、脇田新町交差点は本市の都市活動を支える非常に重要な交差点であると考えられることから、本市のまちづくりの事情を御賢察いただいて、北環状線の整備にあわせて早急に改良していただきたいとの要望をさせていただきました。こちらにつきましては、検討されたものの実際の改良までは至っていないことから今後、先ほどの区間と合わせて整備が早急に望まれるところでございます。  以上でございます。   (矢部 節議員登壇) 29 ◯矢部 節議員 大変恐縮でございますが、三回目の質問をちょっとさせていただきます。  文化施設に対しては減免措置は現状ではとらないと言われている、回答いただいておりますが、老人会等は高齢者がほとんどであり、弁当を食べるために、スペースの足りないために別室を借りて料金を支払って食事をしている状況であります。高齢者に配慮した施策の一つとして減免あるいは高齢者に温情的な処置はとらないのか再度お伺いさせていただきます。  また、川越北環状線について大宮国道事務所には平成二十三年十一月、川越県土整備事務所には平成二十四年三月に提出された要望書を見させていただきました。いずれも特に交差点改良をお願いしておるように思います。川越県土整備事務所に要望を提出されたときは、宍戸副市長が前年に川越に来られた年であり、また、今回いろいろ質問されている中で、県土整備事務所からの交渉その他がどのように行われてきたかの中に、毎年こういうことをやってきたよというような話がなかった。そういうことについて、県の職員であり、また本市の副市長をことしから入られております宍戸副市長にどう思うかお伺いをさせていただきます。  それから、答弁は要りませんけれども、先ほど遺族の手続のところで、中核市に、他の県内の二十万以上の市に照会しましたところ、専門窓口を設置しているところはございませんでしたということをわざわざ入れて、回答書の中に入れてくるということは、ちょっと私自身は、市民サービスと考えれば、なぜこういうことを入れてくるんだという疑問を感じております。  以上です。   (福原 浩文化スポーツ部長登壇) 30 ◯福原 浩文化スポーツ部長 御答弁申し上げます。  老人会など高齢者が別室を借りているということで、高齢者に配慮した処置はとれないかというような御質問でございますが、文化施設の設置目的等を考えますと、なかなか今までも減免などということでは、状況によりできていないものと考えています。また、これまで長い間、文化施設などを御利用いただいている中で主催者、それから利用者の方の御協力をいただきながら食事などの対応をとってきたという状況がございますが、ただいまいただきました御意見、それから実情等もございますので、よくいただいたことは頭の中に入れておきたいと考えております。  以上でございます。   (宍戸信敏副市長登壇) 31 ◯宍戸信敏副市長 御答弁申し上げます。  国あるいは県に対する要望につきましては、先ほど建設部長が申し上げましたように、平成二十三年あるいは平成二十四年に要望して、主に交差点改良を要望してございます。一部については施工され、あるいは、まだ懸案になっているところもございます。この間、川越が平成元年以降、念願でございました北環状線、ぜひとも早く開通していただきたいということで、それを主眼として県と私ども、主に建設部門が一生懸命交渉しながら工事が進捗したという状況がございます。  そういう意味で、私ども要望書は平成二十三年、二十四年で交差点改良で出してございますけれども、それ以降、北環状線の一日も早い開通に向けて努力をしたという状況はございますので、その点については御理解を賜りたいと存じます。  先ほど来、議員からの御質問等、二車線区間が残るという御質問を種々、部署等に御質問をいただきました。この点につきましては、まさに議員のおっしゃるとおりでございます。ただ、北環状線が本年度末に開通するという方向になりまして、川越市の中心部の交通状況は大きな変化があるものと私ども考えてございます。御指摘の川越北環状線の二車線区間につきましては、交通混雑が、議員御指摘のとおり、懸念されるところでございます。こうしたことから開通後の交通状況をしっかりと確認をしながら四車線化を含めた必要な対策を埼玉県及び関係機関に要望してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 32 ◯小野澤康弘議長 小林薫議員。   (小林 薫議員登壇) 33 ◯小林 薫議員 通告しております二点につきまして一般質問をさせていただきます。  まず、一点目の今後の川越まつりについてでありますが、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックの年、また、さらには二〇二二年の市制百周年という節目の年を迎えるわけでございますが、この年の祭りについてはどのような状況になっているのか、参加する山車、またどのようなお考えなのか、これをまず一点目にお伺いしたいと思います。  二点目に、二〇二〇年オリンピック・パラリンピック競技大会開催期間中、ちょうど真夏、八月の暑い時期ですが、この間、競技される方、またオリンピックをごらんになる方、観光客の方、多くの方がお見えになると思いますが、この間の山車の曳き回し、展示についてはどのようなお考えなのかお聞きします。  次に、今現在、川越まつり当日、市役所の前で山車揃いが行われておりますが、どのような目的でいつから実施されているのかお尋ねします。  四点目に、私は再三ここで、山車の修繕にはお金がかかると、近隣ですと、修繕した山車のお話を伺いますと三千万円とか四千万円の費用がかかっている。旧十ヵ町及び県の文化財であれば、それなりの補助金が出ますが、それ以外ですと市の補助金のほかはほとんどが自己負担、町内でもって二千万円、三千万円を用意しなければ山車の修繕ができないという状況です。誰が借金をするのかとなったときに、自治会長であるとか、あるいは山車保有町内会の会長、会員の方々となるとなかなかお金を借りることができない。しようがないからこのまま曳こうということで山車の劣化が進むということで、私は一日も早く修繕する基金を積み立ててもらいたい、そして、安い金利、あるいは金利なしで修繕の目的に沿ったお金を都合してもらいたいと再三申し上げております。市長も検討するというような答弁をされておりますが、今現在、この基金についてどのような状況になっているのかお尋ねをいたします。  続きまして、二点目、市長の政治姿勢についてお尋ねをいたします。これにつきましては、市長に答弁を求めますので、お答えをいただきたいと思います。  いろいろとお話ししたいこともあるんですが、六月の定例会で、ここでも一般質問をさせていただき、市長の政治姿勢についても何点かお尋ねはいたしました。また、この間、この市内においてもいろいろと問題があり、セクハラ問題等もありましたが、私もセクハラだけではなくパワハラ、モラハラ、DVなどなど、全てのハラスメント、さらには疑われるような言動及び相手の人格を傷つけるような言動は慎むべきだと思いますが、市長、そうですよね。市長、そうでしょう。セクハラに限らずパワハラ、モラハラ、DV、全てのハラスメント、疑いのある、疑われるような言動及び相手の人格を傷つけるような言動は慎むべきだと思いますが、市長はそう思いませんか。市長はそう思いませんか。  市長は平成二十六年の二月の二十二日、私の家に公用車で抗議文を持ってきた。あなたのブログの以下の部分を削除してください。消しました、言われるとおりに。そして、謝罪文を掲載してくれと、少なくとも一カ月掲載しました。ブログを削除してもプリントしたものは私の手元に残しておきます。言われたとおりにしましたよ、二月の二十二日。  そして二月の二十五日、三日後、今度は私を市長室に呼び出して、小林さん、二十二日のことは申しわけなかった、謝罪しますと言って謝罪した。だから私は、いやいや口頭じゃだめだと、抗議文を持ってきたんだから謝罪文をくれと言ったら、ちょっと待ってくれと言って、何分だったでしょうか、控室に戻ってきたら、その後、秘書室の職員が私のところに一枚の文書をもってきた。「二月二十二日の私の行動につきましては貴殿に御迷惑をおかけしました。おわび申し上げます。川合善明」というようなものを持ってきましたけれども、これ市長、ハラスメントじゃないですか。ハラスメントじゃないですか、これ。人のブログを勝手に抗議しておいて三日後には謝罪、しかも勤務中の職員を使ってですよ、自分で起こした言動を職員を使って謝罪文を持たせるって、これこそハラスメントじゃないですか、パワハラ。市長、自分でやってるんじゃない、パワハラを。  これパワハラっていうんでしょう、市長。市長、弁護士なんだからわかるでしょう。これはついうっかりじゃない。酔った席でもってうっかり言ったとかそういうんじゃない、文書なんだから、市長が意図してやったんでしょう。こういうのをハラスメントというんじゃないですか、市長。お答えください。  それと、議員各位のところにも、皆さんのお手元にも届いていると思いますが、四階の扉を閉めることになりましたとファックスが入りましたけれども、セキュリティー対策の一環ということですが、どういうことなのかわからない。どのようなセキュリティー対策の一環で四階の扉を閉めることになったのか、よくわからない。市長もこの間、長岡の全国都市問題会議に行かれましたよね。あのときガラス張りですよ、議会は。開かれた市政、市長、逆行じゃないですか。扉閉めちゃって入れないようにしちゃって逆行。どうしてこんな逆行をやるんですか。よくわからない。何の目的でこのようなことをするのか、市民が入ってこられないような策を講じるのか、私にはよくわからない。市長のご答弁をお聞きしてからにします。  以上、一回目とします。   (田中三喜雄産業観光部長登壇) 34 ◯田中三喜雄産業観光部長 御答弁申し上げます。  東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会及び市制施行百周年の年における川越まつりの山車参加の考えについてでございます。  川越まつりの山車参加につきましては、各山車保有町内で二〇一三年から二〇二二年までの十年間の山車参加のスケジュールを立てております。なお、その年の参加の有無につきましては、市内重点地区に参加する山車持ち町内で組織されております川越市山車保有町内協議会で最終的に決定しているところでございます。  今後の山車参加のスケジュールを見てみますと、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会の年につきましては、二十台の山車参加を予定しております。また、市制施行百周年の年でございます二〇二二年は二十九台全ての山車が参加予定となってございます。  続きまして、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会開催期間中の山車の曳き回しや展示についての考え方でございます。  大会期間中は国内外より多くの方々が川越を訪れることが予想されるため、山車を曳き回したりすることや展示することは、川越の文化を知っていただくよい機会だと認識しております。しかしながら、山車の曳き回しや山車を展示しての居囃子を安全に行うためには交通規制が必要なことや、猛暑等による熱中症対策、交通誘導員等の人員確保などが課題として挙げられているところでございます。今後、大会運営に係る詳細な内容を確認した上で、川越警察署、川越市山車保有町内協議会などの関係機関と調整の上、実施について検討してまいりたいと考えております。  続きまして、市役所前の山車揃いでございます。  市役所前での山車揃いは、一カ所で大勢の方々にけんらん豪華な山車と祭りに花を添えるはやしを楽しんでいただくことを目的として、平成十三年に十台参加のうち八台の山車が山車揃いを行いました。現在では、川越まつりに協賛していただいている企業及び関係団体の皆様や来賓の方々に桟敷席を設置し、ごらんいただいております。なお、山車を間近でごらんいただけることや山車、おはやしの紹介を行うなど、観光客の方々にも見どころの一つとなっております。また、近年、外国人観光客の方々もふえていることから英語での紹介もあわせて行っているところでございます。  最後に、山車修繕に係る積立金についてでございます。  山車修繕に係る積立金につきましては、平成三十年度川越まつり協賛会の会計から山車修繕等積立基金繰出金として創設いたしました。創設の目的といたしましては、山車の修繕が同一年に集中した場合や突発的に山車の緊急修繕が必要になった場合などに対応するためでございます。今年度は百万円の積み立てを予定しており、来年度以降も川越まつり協賛会の歳入歳出状況を精査し、継続して積み立てを行う予定でございます。  以上でございます。   (川合善明市長登壇) 35 ◯川合善明市長 御答弁申し上げます。  まず、第一点目、DV、ハラスメント、人格を傷つけるような言動は厳に慎むべきかどうか、これに関しましては、問われるまでもなく厳に慎むべきであるというふうに考えております。  二点目、小林議員のブログの削除を求めたことがパワハラではないかというそういう御質問でございますが、パワハラというのは、制度的に力関係のある中で行われる行為について言われることでございます。(「パワハラとは言ってない。ハラスメントじゃないかと言っている」と言う者がいる)ハラスメントというのも同じ概念だというふうに私は考えております。すなわち、議員さんと私は力関係のあるそういう関係ではございません。制度的に全く対等な関係でございまして、したがいまして、私と小林議員さんとの間ではハラスメントの問題は生じません。
     三点目でございます。なぜ秘書室前の扉を閉めたのかということでございます。  秘書室前の扉につきましては、平成五年に待合室の整備にあわせて設置したもので、開庁時間は開放する運用をこれまでしてまいりました。今年度からたびたび特別職に面会を求める市民が来訪し、業務に支障を来す状況が続きました。そのため来客への接遇面での配慮やセキュリティー対策などを総合的に勘案し、十月二十四日に全面的に周知をした後、扉を閉めることとしたものでございます。  以上です。   (小林 薫議員登壇) 36 ◯小林 薫議員 それぞれ御答弁をいただきました。  川越まつりについて、とりあえず申し上げます。二〇二〇年、二〇二二年と山車を曳き回す年が続くわけですよ。大変に地元負担が大きい。ぜひ負担金の見直しをしてもらいたい、特別に、何とか。だって二〇二〇年も二〇二二年も山車が半分しか出ませんでしたと、で、既に修繕中の山車もあるわけですよ。となると寂しい年になりかねない。戸数も減っているし高齢化も進んでいるし大変な状態なんですよ、山車保有町内は。だから少しでも負担を軽減するために負担金を何とかしてもらいたいというのが山車保有町内会の思いです。ぜひ受けとめていただきたい。  また、山車揃いの話がありましたが、平成十三年にこの山車揃いが始まったんですよ。で、現在も続いているわけなんですよ。川越まつりというのは市民祭りじゃない。川越氷川祭の山車行事ということであって、あくまでも氷川神社の祭礼なんですよ。それが頭にあって観光、観光客ありきじゃない。まず川越氷川祭の山車行事なんですよ。だから、なぜ市役所の前にそろわなくちゃいけないのか、この理屈がわからない。氏子の皆さんが望んでいるんですか、役所の前に。  しかも市長の挨拶ですよ。市長は何様なんですか。市長は松平だとか酒井のお殿様の血筋を引くお家庭なんですか。いや、殿様の血筋を引くから挨拶したいというのであれば、これはしょうがない。我々氏子は市長の挨拶なんか聞きたいなんて思ってない。我々は、もしするんであれば、氷川神社の前にそろって、そこでもって山田宮司先生のありがたいお言葉を承りたい。これが氏子ですよ。  市民祭りだったら市長がどこか好きなところでやればいいじゃない、別に。そうでしょう。別に市長は関係ないだもの、これ、氷川神社の祭りなんだから。挨拶したければ自分でどこでもやればいいんだ。こんなことはもうやめてもらいたい。氏子の皆さんの意見を聞いていますか。いつから始まったんだって文句言う人が随分多い、今。それに合わせてこっちまで曳いてこなくちゃいけないとか、何時、何時に出なくちゃいけないとか、そうじゃないんだ、氷川神社の祭りということを忘れてもらっては困る。  それから、今、山車を修繕するとなると、十ヵ町の山車及び文化財に指定されている山車を修繕しようとすると、まあ事細かに文化財保護課のほうから御指導をいただいて、もう今じゃないですけれども、何年か前になりますけれども、ある町内でもって山車を修繕したいと、色を塗りたいと言ったら、昭和二十年代のカラー写真を持ってこないとだめだという方がいたんですよ。当時、昭和の二十年代、三十年代、カラー写真なんてみんな持ってない。白黒の写真でどうにかならないかというんでおっつけたことがありましたけれども、やっぱり山車修繕を史実に基づいてやるというんであれば、祭りそのものも史実に基づいて再現すべきだ。いつから市役所の前に集まったんだ。江戸時代から市役所があったというんなら別だ。ところが平成十三年から思いつきのように始まったこの山車揃い、こんなものはやめるべき。まして市長の挨拶なんか要らない。ぜひとも見直してもらいたい。  それから宵山、川越まつりで宵山っていつから始まったんですか、宵山の山車揃い、こんなものもない。で、何か専門的な方に言わせると、そーれという曳くときのかけ声、あれも昭和四十年代ごろから始まった、昔はなかったというような方もいらっしゃるんで、ぜひこの祭りについては、史実に基づいて再現すべきだというふうに思いますが、答弁なければ結構です。私の意見としては、史実に基づいた祭りを再現すべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。  質問だけしちゃいます。  二点目、市長が今、私と市長の間にはハラスメントは存在しないと、私、だから最初に言ったじゃないですか。ハラスメントじゃなくて疑われるような言動だとか相手の人格を傷つけるような言動は慎むべきだと言ったじゃないですか。ハラスメントに限定してないじゃない。相手の人格を傷つけるような言動は慎むべきだ言ったんですよ。  だから、あなたはハラスメントじゃなけりゃいいんでしょう。法的に問題がなけりゃ、あなた、いいんでしょう。だから再三言ってるんじゃない。あなたは、親を殴ると犯罪だけれども、またぐのは犯罪じゃないんでしょう。そういう認識でいいんでしょう。自分を産んだくれた親を殴るのは犯罪だ、だけどまたぐのは犯罪じゃない。親をまたいじゃいけないという法律はないから。だから、あなたはそれを通す気なんでしょう。ハラスメントに限定してないでしょう。ハラスメント及び相手の人格を傷つけるような言動、疑われるようなことは慎むべきではないかと言ってるんだよ。あなたはハラスメントじゃなけりゃいいって言うの。そういう感覚でよろしいんでしょう。  市長ね、再三申し上げているけれども、ことしの一月十二日の消防団の新年会、これだってかなり生臭い話をしてましたよ、議員の名前を出して。三月六日の一般質問で、市長、何であんなこと言ったんですかと言ったら、覚えてないって言ったじゃない。市長、ことしの全国都市問題会議の議員の懇親会の席で何を言いましたか。具体的に個人名出したり政党名を出したりして話ししてたじゃない、でかい声で。聞こえているんだ、あの席で、現に。私だけじゃないよ、聞いていた人いるでしょう、何人も。あれだってハラスメントじゃないと言われりゃハラスメントじゃないけれども、飲んだ席でもって相手の名前や政党名まで言ってする話じゃないよ。だけど市長はしようがないんだ。ハラスメントじゃなけりゃいいって言うんだから。  そういう認識でよろしいんですね。相手を傷つけようが何だろうとハラスメントじゃなけりゃいいというんであれば、それはそれで結構ですよ。  もう一点だけ、質問だけします。  それでは、市長、市長の十月八日のブログ、それに私の名前を出して、今回のセクハラ問題、被害事実の公表による告発は何者かの陰謀である。○○議員ははめられたという趣旨の書き込みを私がブログに書いたと、市長はそうしています。そして、私が議長から注意を受けた、私は議長から注意を受けたことがない。議長から注意を受けたと聞いていますがとありますが、私の何月何日のどの書き込みのどの部分を指して言っているのか。また、議長から注意を受けたと聞いているということですが、誰から聞いたのか。ちなみに私は議長から注意は受けていない。  また、十二日のブログには、第二次被害になる得ることも配慮せずに議員を擁護するような書き込みをブログにした小林議員とありますが、これも何月何日の書き込みのどの部分なのか、具体的に言ってください。  また、同じブログの中で、ある企業、団体名を出し、またそこで市民の実名を公表し、しかも呼び捨て、そして最後には川越の恥だという結び文を書いていますが、これはどういうことなのか。何が川越の恥なのか、具体的にお答えください。  以上、二回目。 37 ◯小野澤康弘議長 暫時休憩いたします。    午前十一時五十七分 休憩   ───────────────────────────────────    午後零時五十八分 再開 38 ◯小野澤康弘議長 休憩前に引き続き会議を開きます。   (川合善明市長登壇) 39 ◯川合善明市長 小林議員さんの二度目の御質問に対して御答弁申し上げます。  まず、二度目の御質問の冒頭で小林議員さんは、私はハラスメントかどうかを聞いたのではない、ハラスメントや人を傷つけるようなことをやっていいのかと聞いたんだというようなことおっしゃいまして、私の答弁がかみ合ってないというような趣旨の御発言がございました。  しかしながら、小林議員さんは一回目の質問の第一問目におきまして、ハラスメントとか人を傷つけるようなことをやっていいのかどうか市長の見解を聞きたいというような御質問をされました。二問目で、私が小林議員さんのお宅に行って、ブログのこことここを消してくださいというようなことを申し上げたことを取り上げて、これはハラスメントではないのか、私はパワハラではないのかというふうに問われたというふうに聞きましたけれども、これはハラスメントではないのかというふうに二問目で問われている、その二問目に対する答えでございます。もちろん皆様方お聞きのように、一問目に対してもきちんと、厳に慎むべきであるというふうに答えております。ぜひ小林議員さんは、私の答弁をしっかりと正確に聞いていただきたいというふうに考えます。  では、御答弁申し上げますが、二回目の小林議員さんの質問は、私にとりましては、どのように考えても市政とは無関係な、私と小林議員との間の個人的な事柄、個人的なブログの書き込みについての質問であるというふうにしか考えられません。既に六期目の終わりにあり、現職の川越市議会議員の中では最も議員経験が豊富な方の一人であり、若手を指導すべき立場にある人が、一般質問の場がどのような質問をすべき場であるかを理解されていないかのような種類の質問をされることは、大変残念なことであると言わざるを得ません。  具体的な御質問についてお答えいたします。  まず、私のブログの書き込みについて、これは小林議員のいつの記事を指摘したものかというような点でございますが、小林議員の九月十五日、「まじ信じられない、私は見たこともきいたこともない。」という記載がございます。九月十六日、「はめられた、悔しい、卑怯者、寝ていられない、はめられた。」という記載がございます。九月十七日、「刺客、人の話を聞かない意見を言われると激怒、そんな奴は即刻切る、しかし、今回は手数がかかった、刺客。」というこの記載を見て、あのような書き込みをしたものでございます。  私はこの記載を見たときに、さすが話芸のプロというふうに感じました。一言で自分の気持ち、お考えを表現されている。その点については大変感服いたしました。内容ではないですよ、そういう表現ができるということについて感服をいたしました。  この私が指摘したものについては、今回のセクハラ問題で女性職員から名指しされた議員が、名指しされたことについての小林議員の受けとめであると、あるいは、それに対する思いであると、それを表現したものというふうに私は受け取ったわけでございます。言葉は一定の状況、環境の中で読み取られ、受け取られるものであります。告発、このセクハラ事実の公表があった翌日、翌々日、翌々々日の書き込みであるということから考えて、これは小林議員の思いを書いたものに間違いないと、セクハラ問題について思いを書いた問題について間違いないというそういう受けとめのもとで書き込んだものでございます。  もし、小林議員さんがこのセクハラ騒動に対して私が読み取ったのと違う受けとめをされたというのであれば、それを述べていただかないと、私自身のブログへの書き込みが間違っていたかどうか、何とも言えないということにはなりませんでしょうか。  それから、議長から注意を受けたと、括弧して、と聞いています。にもかかわらず消去せずにいますというようなそういう書き込みをしました。これについては、私はうわさでそういうようなことを聞いたということでございます。  次に、某団体の人物を呼び捨てにしたのはどういうことかという質問でございますが、ここで某団体と表現されたことは、私としては小林議員さんを評価したいというふうに思います。なぜそういう呼び捨てにしたかというと、青眼を受けるべき相手とは思えなかったからでございます。青眼というのは青い目でございます。  それから、川越の恥とはどういうことかということでございますが、ブログにも書きましたように、インターネット等の媒体を使い問題をすりかえようとすること、あるいは、その人物について川越の恥と表現したものでございます。  それから、もう一点、川越の恥とは、具体的に誰を指しているのか、これはブログに書きましたとおり、人物の特定はできません。  以上でございます。   (小林 薫議員登壇) 40 ◯小林 薫議員 市長ひどいね、ひどいよ市長、私のブログには勝手に判断して、私が誰のことですかと言うと特定はできない。えっ、そんなのあんの。えっ、私がいつ今回のセクハラ問題だとか特定の個人名を出しましたか。客観的な意見を述べただけでしょう。まじ、はめられた、刺客、それでもって今回のセクハラ問題に結びつけるんですか。日本国民がそう言うんだったらいいよ、一億二千万人が。この三つの言葉で今回の問題だと推測できるんならいいよ。ただあなたが推測しただけじゃないか。私の身の回りにはもっといろんな問題が起きていることを書いているだけよ。それをあなたが勝手に判断しただけじゃない。あなたが勝手に判断しただけじゃないか。  そして、川越の恥だという人物については特定できない。公表できない。何なんですか、それは。で、何、御丁寧に一般質問のあり方を御教授いただいたけれども、大きなお世話だよ、そんなもの。ふさわしくないんだったら議運がとめるでしょう。ふさわしいと思っているから発言させているんでしょう。そうでしょう。あなたはいつもそうなんだよ、自分に都合の悪いこと完全無視。そうでしょう、前回も申し上げましたよ、川越市民、あなたのプライベートをよく知っている川越市民、そしてこの議場でいつも傍聴している川越市民、あなたの休日の行動まで知っている。その川越市民についてどう思うかと言ったら、あなたは私に対して発言を撤回し謝罪することをお勧めする。だから謝罪もしなければ撤回もしなかったよ。だからまた名誉棄損で訴えるのかと思った。そしたら、この半年間何もしない。そうなんだよ、言及されるとまずいから。訴えてくれればいいんだ。そうすれば特定できるんだ、発信元が。そうすれば、あなたとの関係がわかるんだよ。でもそれをやられるとまずいんだよ、あなたは。そうでしょう。誰が知ってるの。だって、あなたのプライベートを知っている人間って、私の選挙事務所に必勝ビラを届けたことを知っている人間て誰がいるの、しかもわずか何分かで剥がしたのよ、あなたが帰った後に、見た人間なんか何人もいないんだよ。そうなのよ。おかしいよ。  さっき市長がハラスメントについて、議員と市長は同等の立場だからハラスメントは成立しないというようなことを申しましたよね。市長、同等の立場であればハラスメントは成立しないんですね。それでは、職員の同期の方、ハラスメントはないんですね。学校の同級生の間ではハラスメントはないんですね、同じ立場だったら。先生と生徒はあるかもしれないけれども同級生の間ではないんだ、同じ立場だから。我々議員同士の間でもないんだ。同期の職員の間でもないんだ、ハラスメントは。そうなんですね。同じ立場だったら。同じ立場ってそういうことでしょう。  ここにハラスメントの定義がありますよ。いいあんばいにお昼休みがあったんで定義を調べたんですけれども、他人に対する発言、行動等が、本人の意図には関係なく相手を不快にさせたり尊厳を傷つけたり不利益を与えたり脅威を与えることを指します。これがハラスメントなんですよ。あなたが私に持ってきた抗議文なんていうのはハラスメントじゃないですか。そうでしょう。あなたのブログの書き込みなんてハラスメントよ。私が全く身に覚えがないことを勝手に実名でもって書かれているんだから。あなたがどう解釈するかは知らないよ。だけど勝手に人の名前使わないでよ。どう思うとかって関係ないよ。それを誰もが閲覧できるようなインターネットに、しかも公式ブログよ、川合善明の、だったら個人のブログに書けばいいじゃないか、最初の話だつたら。そうでしょう。そうじゃないんだよ。  私は再三、自分のブログで今回の質問について公開質問しましたよ。あなたの言うとおり一般質問をこういう時間に費やしたくない。もっといっばい聞きたいことがある。だけど、あなた答えないじゃないか。私が公開質問すると逃げるじゃないか。そうでしょう。逃げているんでしょう。あなた毎日、私のブログ注意しているんじゃない。人に言っているじゃない、私は毎日、小林のブログを見てるんだって、万が一何かあったらすぐに告訴してやるって意気込んでいるっていうじゃない。そういう話も聞いたことがあるのよ。そうでしょう。  だから、見ていると思うから公開質問を出すんじゃない。そうすれば答えない。で、議場で聞くと、一般質問にふさわしくない。大きなお世話だよ、そんなものは。あなたに言われる筋合いないよ。あなたが答えないから使っているんだよ。だったら答えてくれよ、もっとちゃんと。そうでしょう。答えないじゃないか。川越の恥だ、川越市民ですよ、ここに出された人物、お二方の名前、川越市民ですよ。川越市民に対して市長は川越の恥だって言うんですか。川越市民ですよ、ここに住んでいる。その方々に対して川越の恥、じゃ、あなたは何なんですか、あなたは。そういう方々があなたを最初の選挙で選んだかもしれないじゃないですか。えっ、よくそういうことが言えますね。川越の恥だなんて、市民に向かって。皆さん、よく聞いてくださいよ。皆さんだって、いつ、どこでそう言われているかわかんないよ、これ、川越の恥だなんて。市長、考えたほうがいいよ。  一つお尋ねします。  セキュリティー対策の一環として、業務に支障を来す市民が来るので秘書室前の扉を当面閉めることにしましたという御答弁をいただきました。この業務に支障を来す市民というのは、市長室あるいは秘書室、副市長、四階だけじゃないんですよね。皆さん、そうでしょう。教育委員会のほうまで行っているのかな。一階から六階の各階、こういう業務に支障を来す市民の方来てますよ。議会事務局だって先月か、二回警察が来ているんじゃないか、たしか。業務に支障を来している。市長のところだけじゃないんですよ、業務に支障を来しているのは。全部のフロアにつけてよ、扉を。自分だけよければいいの。  それはそうでしょう。台風第二十一号の最中に、市民が一睡もできないで一晩を過ごしたさなかに、あなたは選挙事務所で万歳して、その後自宅へ帰ってテレビを見て寝ていた人間だ。あなたは自分さえ助かればいいんだ。そうじゃないんだよ、みんなが困っているんだよ。だったら全フロアにつけてくださいよ、このセキュリティーの扉を。当然でしょう、みんな困っているんだよ。職員の皆さん、そうでしょう。うなずけないだろうけれども、みんな困っているんだ。そうじゃないんですか。あなただけじゃないのよ。だからお願いしますよ、全フロア、全部署にセキュリティー対策のための扉をつけてもらいたい。これについては答弁ください。  平成二十年でしたね、あなたの知り合いから頼まれて、川合という男は市長にふさわしいから何とか支援をしてやってくれと頼まれましたよ。ああそうですかというんで、私もその人を信じて、この人なら川越市政にふさわしいかじ取りとなるだろうという思いでもって、あのときは市長選を手伝いましたよ。実際には平成二十年の十二月から選挙戦が終わる一月の二十日までぐらいですか、日にちはよく覚えていませんけれども、この人ならやってくれるんだろうという思いでもって見て、途中で、あ、この人は無理だと思ったから、私はもうやめてもらいたいと何度も言っているんですよ。これが責任。  皆さん、市長をどう思っているか知らないけれども、何でもかんでももろ手を挙げて喜んでいる場合じゃないんだよ。やっぱり自分たちが産んだ人なんだから、手伝って、選挙運動で、自分の子供と一緒でしょう。自分の子供を産んでみて、素行がよくなければ注意をするじゃない。好きとか嫌いじゃないんだよ。注意するじゃないか。だから私は、あなたに対して、よくないから注意した、それでも直らないんだったらやめてくれと言っているんだよ。これだって失礼だもの。市長を選んでくれと頼んだ人間として市民に対して失礼だよ。だってもう責任はとれないもの。こんな答弁したり、こんなことをやっているんじゃ。自分の解釈だけでもって。  まして議長から聞いたのは、ただのうわさです。うわさ書いちゃうか、あなた、市長たるものが。公式ブログにうわさを書きましたって、そんなばかな男がどこにいるよ。一市民じゃないんだよ、市長。一市民じゃないんですよ、川越の市長ですよ。それがうわさで聞きましたって、そんなこと書く、うわさを。余りにもお粗末。できることであれば、これテレビ中継があれば一番いいんだけどな。まあいい、何にしても。こんな人を選んでしまったというのが本当に情けない。あのときの時間を返してもらいたいよ、本当に。  私にあなたを紹介した人は、会うたびに申しわけなかったと言って、地面に頭をこすりつけんばかりに謝ってくれるけれども、今から謝ったって遅いと言ったんだ。だから私は、もう今さらあなたに何を期待するわけでもないし、あのときの時間を返せと言ってもむだな話だから、せめて来年、統一地方選挙があって、私も市議会議員選挙、出る予定でいますので、私もあの約一カ月以上の間、あなたの選挙事務所に行って支援し、選挙カーに乗ったり、早朝から小雪の舞う中、駅に立って、川合善明支援を訴えた人間ですから、私も来年の四月に選挙に出る予定でいますので、せめて一週間の選挙運動がありますから、毎日とは言わない。せめて一週間のうちの一日、それも丸一日とは言わない、一時間とも言わない。五分でも十分でもいいですわ、一緒に駅立ちしてもらって三遊亭窓里、小林薫を私は支援していますと大きい声でぜひ言ってもらいたい。  以上。   (川合善明市長登壇) 41 ◯川合善明市長 御答弁申し上げます。  四階のエレベーターを降りたところにある扉につきましては、あれは平成五年に設置したものでございます。ここのところで何が違ったかというと、常時扉を開けておいたものを常時閉まった状態にしている、それだけのことでございまして、その辺のところは誤解のないようによろしくお願いします。  それと、もう一点、これは私からのお薦めでございますが、特に川越市民に関してあなたは、小林議員さんは、川越市民は私のことであろうというふうに考えていらっしゃるんですね。としか考えられないんですが、その根拠として、ときどきおっしゃっている、今この議場でもおっしゃった、すぐに剥がしてしまった必勝ビラのことを知っているとかおっしゃいましたけれども、小林議員さん、これは私からのお薦めです。あなたが根拠であるというふうに考えていることを自分で書き出してみて、本当に客観的な裏づけがあるのか、根拠があるのかよく検討してみてください。  これわかりますか。小林さんのブログに今でも載っているものですよ、誰でも見られるんですよ。だから、すぐ剥がしちゃったから市長以外には見ていないだろうというふうにおっしゃっているけれども、現に誰でも見られるんですよ。何と書いてあります。我が家の家宝です。小林薫は本名です。選挙は三遊亭窓里、けさも川越市駅に立ちます。行ってきます。  自分の思っていることが単なる思い過ごしに過ぎないのかどうかを自分で一度検証してみる必要があると、これは私のお薦めですよ。先ほど平成二十年の暮れに私の選挙に協力してくれたというふうにおっしゃいましたけれども、あのとき、プロジェクト二十一の代表の中原議員さんは入院していたんです。で、プロジェクト二十一としては、私を支援するとも支援しないとも何ともおっしゃいませんでした。そういう事実を覚えていません。で、後ほど、私は中原議員さんから、支援できなくて悪かったねというふうに言われたんですよ。で、プロジェクト二十一で私の選挙に積極的に協力してくれたのは、女性議員と、あともう一人の男の議員さん、それだけだったような気がします。  以上です。 42 ◯小野澤康弘議長 以上をもって全通告者の質問は終わりました。  これをもって一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。    午後一時二十分 休憩   ───────────────────────────────────    午後二時十八分 再開 43 ◯小野澤康弘議長 休憩前に引き続き会議を開きます。   ─────────────────────────────────────── △追加議案提出 44 ◯小野澤康弘議長 市長より追加議案の送付がありましたので、追加議案の提出書を書記をして朗読いたさせます。   (堀口秀一書記 朗読)  川総発第三三一号    平成三十年十二月十二日   川越市議会議長 小野澤 康 弘 様                        川越市長 川 合 善 明           議案の追加提出について(通知)   平成三十年本市議会第五回定例会に、下記の議案を追加提出いたします。                記   訴えの提起について   ─────────────────────────────────── △日程追加 45 ◯小野澤康弘議長 お諮りいたします。ただいま追加になりました一件を日程第二として日程に追加し、これを議題とすることに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 46 ◯小野澤康弘議長 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題とすることに決定をいたしました。   ─────────────────────────────────── △日程第 二 議案第一二〇号 訴えの提起について 47 ◯小野澤康弘議長 日程第二、議案第百二十号、訴えの提起についてを議題といたします。   ───────────────────────────────────  議案第一二〇号     訴えの提起について  本市が行った支払督促の申立てについて、次のとおり民事訴訟法第三百九十五条の規定により訴えの提起があったものとみなされることとなったため、地方自治法第九十六条第一項第十二号の規定により、議会の議決を求める。    平成三十年十二月十二日提出                         川越市長 川 合 善 明   ─────────────────────────────────── △提案理由の説明(宍戸副市長) 48 ◯小野澤康弘議長 提案理由の説明を願います。   (宍戸信敏副市長登壇)
    49 ◯宍戸信敏副市長 ただいま上程になりました議案第百二十号、訴えの提起についてにつきまして提案理由を御説明申し上げます。  学校給食費の納付及びこれに対する遅延損害金等に関し、本市が民事訴訟法第三百八十三条第一項の規定により行いました支払い督促の申し立てにつきまして、相手方から同法第三百八十六条第二項の規定による督促異議の申し立てがあったことから、訴えの提起について、地方自治法第九十六条第一項第十二号の規定により議会の議決を求めようとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 50 ◯小野澤康弘議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。  暫時休憩いたします。    午後二時二十一分 休憩   ───────────────────────────────────    午後二時二十九分 再開 △質疑・委員会付託 51 ◯小野澤康弘議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより本件につき質疑、委員会付託を行います。  質疑に入ります。質疑の通告はありません。質疑はありませんか。-これをもって質疑を終結いたします。  よって、本件を会議規則第三十七条第一項の規定により文化教育常任委員会に付託いたします。   ─────────────────────────────────── △議員提出議案提出 52 ◯小野澤康弘議長 提出者、大泉一夫議員、賛成者、江田肇議員ほか六人の議員より、議員提出議案第三号、川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについてが提出されました。  所定の手続は整っております。よって、これを日程第三として日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 53 ◯小野澤康弘議長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。   ─────────────────────────────────── △日程追加  日程第 三 議員提出議案第三号 川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定                  めることについて 54 ◯小野澤康弘議長 日程第三、議員提出議案第三号、川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについてを議題といたします。   (堀口秀一書記 朗読)  議員提出議案第三号     川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについて  川越市議会会議規則の一部を改正する規則を別紙のとおり定める。    平成三十年十二月十二日提出                 提出者 川越市議会議員  大 泉 一 夫                 賛成者 同        江 田   肇                 同            川 口 知 子                 同            矢 部   節                 同            川 口 啓 介                 同            牛 窪 多喜男                 同            片 野 広 隆                 同            吉 田 光 雄   ─────────────────────────────────── △提案理由の説明(大泉一夫議員) 55 ◯小野澤康弘議長 提案理由の説明を願います。   (大泉一夫議員登壇) 56 ◯大泉一夫議員 ただいま上程になりました議員提出議案第三号、川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについて提案理由の説明を申し上げます。  今回の改正は、川越市議会議員によるハラスメントの事実調査及び職場環境改善に係る第三者委員会から提出されましたハラスメントの防止と職場環境の改善案を本市議会とて真摯に受けとめ、改善案に示されました「川越市議会議員の政治倫理に関する条例の制定」について協議するため、新たな協議等の場を設けようとするものです。  具体的に申し上げますと、本会議規則第百六十五条第一項に規定する協議等の場を定める別表に、議員の倫理に関する事項を定める条例を策定することを目的とし、議長、副議長及び各会派の代表者をもって構成する議員倫理条例策定会議に関する規定を加えようとするものです。  また、この改正とあわせまして、別表、図書室委員会の項中にあります字句を整理しようとするものです。  なお、この規則の施行期日は公布の日としようとするものでございます。  議員各位におかれましては、何とぞ速やかに御議決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 57 ◯小野澤康弘議長 提案理由の説明は終わりました。   ─────────────────────────────────── △質疑・委員会付託省略・討論・採決 58 ◯小野澤康弘議長 これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。-御質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件を会議規則第三十七条第三項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 59 ◯小野澤康弘議長 御異議なしと認めます。本件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。-討論はありませんので、これより本件の採決を行います。  本件を原案どおり可決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 60 ◯小野澤康弘議長 御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。   ─────────────────────────────────── △再会日時決定 61 ◯小野澤康弘議長 お諮りいたします。本日はこれにて散会し、明十三日より二十日までは四常任委員会及び特別委員会開催並びに委員長報告整理等のため休会とし、二十一日午後一時開会することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者がいる) 62 ◯小野澤康弘議長 御異議なしと認めます。よって、明十三日より二十日までは休会とし、二十一日午後一時より開会いたします。  なお、十三日は午前十時より四常任委員会を開催し、十七日は午前十時より二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会を、十八日は午前十時より川越駅周辺対策特別委員会を、十九日は午前十時より防災・減災対策特別委員会を開催いたします。   ─────────────────────────────────── △散  会 63 ◯小野澤康弘議長 本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十四分 散会   ─────────────────────────────────── 64 △会議の結果  日程第 一         一般質問について                 議員三人が一般質問を行った。  日程第 二 議案第一二〇号 訴えの提起について                 文化教育常任委員会に付託  日程第 三 議員提出議案第三号 川越市議会会議規則の一部を改正する規則を定                  めることについて                 原案可決 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...