川越市議会 2018-08-06
平成30年 川越地区消防組合のあり方に関する特別委員会 閉会中(第2日・8月6日)本文
↓ 最初の
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ヒット) 1 △案件
川越地区消防組合の
あり方について
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△会場 市役所 第一
委員会室
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△
出席委員
委 員 長 新 井 喜 一 議員 副
委員長 小 林 薫 議員
委 員 明ヶ戸 亮 太 議員 委 員 柿 田 有 一 議員
委 員 高 橋 剛 議員 委 員 三 上 喜久蔵 議員
委 員 小ノ澤 哲 也 議員 委 員 片 野 広 隆 議員
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△説明のための
出席者
副市長 栗 原 薫
【
総合政策部】
部長 井 上 敏 秀
副部長兼
政策企画課長 長 岡 聡 司
【
総務部】
部長 早 川 茂
副部長兼
総務課長 川 村 清 美
【
財政部】
部長 荘 博 彰
財政課長 今 野 秀 則
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△
参考人としての
出席者
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員長 爲 水 順 二
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する検討副
委員長
道祖土 証
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員 小 高 春 雄
〃 山 田 敏 夫
〃 石 川 征 郎
〃 菊 地 敏 昭
〃 森 田 敏 男
川島町
政策推進課長 藤 間 隆
川越地区消防組合消防局長 岸 田 隆
川越地区消防組合消防局次長 比留間 富 雄
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△
事務局職員
事務局長 小森谷 昌 弘
副
事務局長兼
議事課長 佐 藤 喜 幸
議事課主任 杉 原 徹
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○開 会 午後三時三十二分
○議 題
川越地区消防組合の
あり方について
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新井喜一委員長 審査に入る前に、本日、
川越地区消防組合の職員に加えて、新たに
川島町議会の
皆さん及び川島町の
政策推進課長におかれましては、公務御多用の折、本
委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。本
委員会を代表いたしまして、お礼を申し上げます。
本
特別委員会は、本年五月十四日に川島町の
飯島町長から本市に提出されました
要望書を受け、
川越地区消防組合が昭和四十八年に設立されて以来、
共通経費部分の
負担割合を初めとした
川越地区消防組合の
あり方が協議されてきておりませんので、議会といたしまして調査するために設置したものです。
本日は、
川越地区消防組合の
あり方について忌憚のない御意見をお伺いさせていただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
新たに本日出席をお願いいたしました
川島町議会の
川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員会の委員の皆様と川島町の職員をお呼びいたしましたので、まず川島町を代表して
爲水委員長より御挨拶と
自己紹介をお願いしたいと思います。
3 爲水順二
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員長 皆様、改めましてこんにちは。
御紹介いただきました本
検討委員会の
委員長を務めさせていただくことになりました爲水と申します。改めて、よろしくお願いいたします。
本日は、委員の
皆さん、そして職員の
皆さん、
公務等御多用の中、御出席いただきまして、ありがとうございました。
また、若干スタートがおくれたことに対しまして、まずもっておわびを申し上げさせていただきたいと思います。
きょうはこの会議に際しまして、御丁寧な御対応、
送迎等をしていただきまして、重ねて感謝を申し上げたいと思います。
さて、当町からの
負担金の割合に対する
要望書を提出させていただいた中で、
川越市議会にも重たく受けとめていただいて
特別委員会というような形で設置していただきまして、お知恵をいろいろ拝借させていただくということです。非常に感謝しているところであります。
きょうは第一回目の会議ということで、結果はともあれ、建設的な意見を重ねていくうちによりよい方向が見出されればと考えておりますので、慎重に御審議を賜りますようお願い申し上げまして、事簡単ですが、挨拶にかえさせていただきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。
(
参考人・委員・
理事者挨拶)
4
新井喜一委員長 次に、前回の
委員会の概要を説明いたします。
七月二十六日の
委員会では、
川越地区消防組合と
理事者から提出のあった資料をもとに、
川越地区消防組合の
あり方について調査をし、散会いたしました。
以上が前回の
委員会の概要であります。
次に、本日の予定ですが、
特別委員会次第をごらんいただきたいと思います。
本日は、まず
建設候補地決定の経緯について説明を受け、質疑を行います。次に、前回の会議で要求しました資料について説明を受け、質疑を行います。次に、本日、出席をいただきました
川島町議会の
川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員会の
皆さんと
意見交換を行います。最後に、次回の会議を確認し、散会する流れで進めることでよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者がいる)
5
新井喜一委員長 では、そのように進めさせていただきます。
これより審査に入ります。
川越地区消防組合の
あり方についてを議題といたします。
まず、
建設候補地決定の経緯について説明を願います。
6 栗原副市長 それでは、
建設候補地選定の経緯について、御説明申し上げます。
資料一「
建設候補地選定の経緯について」をごらんください。
まず、平成二十九年七月に第一回
川越地区消防組合新
消防庁舎建設検討委員会を開催し、新庁舎に必要な機能、規模及び
建設エリアの検討に着手いたしました。
次に、平成三十年三月に
川越地区消防局・
川越北消防署新
庁舎整備基本構想を策定し、新
庁舎等の整備に係る基本的な考え方について整理をいたしました。
建設候補地に関する概要といたしましては、
消防局、
川越北消防署及び
訓練施設を一体的に移転・整備すること。
敷地の規模として、一万五千平方メートルから二万平方メートル程度が必要であること。
建設場所は、
川越北消防署の
管轄区域となる
伝統的建造物群保存地区及び川越市
北部地域への
消防力を維持しつつ川越市
東部地域を包括的にカバーできる場所とすることとなっております。
次に、平成三十年五月に
基本構想の内容をもとに
建設候補地の選定をいたしました。
まず、
建設候補地の抽出についてですが、国道二五四
号エリアにおいて、次の三つの条件を満たす土地として三カ所の土地を
建設候補地として抽出いたしました。
抽出の条件といたしましては、
前面道路について、
大型車両に対して十分な幅員が確保されていること、極力
物件移転を伴わずに敷地を確保できる場所であること、
農業振興地域内の
農用地区域外、もしくは
農用地区域の
縁辺部であることの三つで、抽出した候補といたしましては、
候補地Aが御成町地内で約一万四千平方メートル、
候補地Bが同じく御成町地内で約二万平方メートル、
候補地Cが氷川町地内で約一万六千平方メートルです。
候補地の
位置関係につきましては、資料一の二枚目の図、
建設候補地一覧をごらんください。北側から、宮元町
交差点付近が
候補地A及びB、氷川町
交差点付近が
候補地Cとなっております。
次に、再び資料一の一枚目をごらんください。
資料左側一番下の二、
建設候補地の評価・選定についてです。
先ほどの三つの条件により抽出した三カ所の
建設候補地につきまして
評価項目を設定し、
評価項目ごとに一点から三点の配点により採点し、
合計点の最も高い
建設候補地を選定いたしました。
評価結果につきましては、
資料右側一番上をごらんください。
候補地Aが二十七点、
候補地Bが三十二点、
候補地Cが二十六点となりまして、
合計点の最も高い
候補地Bを
建設候補地として選定したところです。
次に評価の概要ですが、主なものといたしましては、
候補地Aが、主要な
接面道路である
県道川越栗橋線の間口が四十メートルと他の
候補地に比べて狭く、
緊急車両の
出場経路の確保にやや制限があること、
敷地形状が不整形であること、施設の周囲に住宅があり、
周辺住宅への影響がやや大きいこととなっております。
次に、
候補地Bにつきましては、主要な
接面道路である
県道川越栗橋線の間口が約百メートルあり、
緊急車両の
出場経路を十分に確保できること、
敷地形状がほぼ整形であること、道路・
水路ともにつけかえ等を要すること、敷地の周囲に住宅が少なく、
周辺住宅への影響が少ないこととなっております。
最後に、
候補地Cにつきましては、主要な
接面道路である
県道川越上尾線の間口が約百三十メートルであり、
緊急車両の
出場経路を十分に確保できること、
敷地形状がやや不整形であること、敷地内に移転を必要とする物件が複数あり、また施設の周囲に住宅が多く、
周辺住宅への影響も大きいこと、施設の周辺に住宅があることから、ヘリコプターの離発着に影響があることとなっております。
以上、大変雑駁ではありますが、
建設工事選定の経緯についての説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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新井喜一委員長 説明は終わりました。御質疑ありませんか。
8 明ヶ戸
亮太委員 今回の評価の概要の中で、周辺に住宅があり、その住宅というものをかなり考慮されていると思うのです。それらを踏まえて
候補地Bが一番点数が高くなっています。
ただ、こちらは、マップを見させていただくと、
候補地Bのところは飲食店と隣接したところになるのかなと思うのですが、今回、民間の企業への配慮というものは評価の中に入っていましたでしょうか。たしか、
委員会の中でも拝見させてもらったと思うのですが、その点が評価に影響されているかどうか、確認させていただいてよろしいですか。
9
消防局長 建設候補地の評価につきまして御答弁申し上げます。
候補地につきまして、
企業等の配慮ということですが、こちらは
評価項目には入っていません。
10 明ヶ戸
亮太委員 今回、その評価の中には含まれていないということなのですが、
候補地Bが有力であるならば、もちろん一定の事前の協議というものが必要になってくるかと思うのですが、そこについて何かお考えはありますか。
11
消防局長 そちらにつきましては
企業等ということですが、
候補地にあります
建物等につきましては、過去
修理工場をやっていたところが特に該当するところでして、そこのところ一カ所に建物があります。こちらにつきましては、
十分説明等をこれからしていくような形で考えています。
12 小ノ
澤哲也委員 今、評価の概要で、Aの部分、Cの部分が
敷地形状がやや不整形という説明がありました。これはともに敷地の中に道路が通っているような感じですが、そういった意味で不整形ということでいいんですか。
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消防局次長 ただいまの件ですが、中に道路が入っているという点もありますが、整形といたしまして、長方形ではなく、陰地があり、削れて不整形な形になっているという状況です。
14 小ノ
澤哲也委員 そうしますと、
候補地AとBがやや重なっている部分に青い線で四角い枠があるのですが、この青い枠の面積だけだとどのぐらいの面積になるのですか。これで約二万平米近くあるということなのでしょうか。
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消防局次長 そのとおりです。
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片野広隆委員 何点か、お伺いさせていただきたいと思います。
候補地Bが最適というお話があったのですが、局長にお伺いしたいのです。
敷地規模として一万五千平米から二万平米程度必要であると、かなり幅がある
敷地面積が示されているのですが、
消防局としては、きちんと必要なものを必要なだけ整備するということを考えたときに、二万平米しっかりあったほうがいいというお考えでいいのかどうか、最初に確認をさせていただきたいのです。
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消防局長 そのとおりでして、二万平米確保できればということで、「程度」と記載してございます。
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片野広隆委員 今度は
候補地Bの現況についてお伺いします。
この青枠の線の中に物件の移転を伴う件数というのは、
先ほど修理工場云々というお話がありましたが、一軒でよろしいのでしょうか。
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消防局長 そのとおりです。一軒あります。
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片野広隆委員 この一軒は、
敷地面積はどれぐらいですか。
21
消防局長 敷地面積につきましては、三百四十一・一〇平方メートルです。
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片野広隆委員 二万平米必要で、一軒
移転対象の物件があるというお話です。これはやってみなければわからない話ですが、この
対象物件に応じてもらえなかったときに、この敷地は不
整形地にならないですか。確かに、
県道沿いに一軒ありますよね。たしか、二階に住んでいますよね。
23
消防局長 そちらの件につきましては、これから
交渉等を実施していきたいということでして、不
整形地ということだとまたいろいろな関係で調べさせていただきまして、できれば協力していただきたいというお話をこれからさせていただきます。
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片野広隆委員 ちょうど
接道沿いの途中に一軒ぽつんと入ってきてしまうような形になってしまいますよね。
副市長にお伺いしたいのですが、やすらぎのさとの向かい側、新斎場を整備するときに、
必要面積を出して、実際に買収をかけて、川越市として
必要面積を全てきちんと買収できましたか、当初予定の面積を。
25 栗原副市長 一部取得できないところはありました。
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片野広隆委員 今回、
消防局としてきちんと整備するのに二万平米必要だという話の中で、青枠の面積が二万平米と示されていますと、実際、買収交渉したときに、当初の
目標面積、
予定面積に届かないおそれが出てくるかと思う。
可能性としてね。そこら辺は副市長としてはどのように考えていらっしゃいますか。
27 栗原副市長 確かに、今、二万平米ということで予定をしていて、実際、これから用地の取得に向けて進めていった場合、取得できないことも
可能性としては否定できないと思います。
ただ、現状では、先ほど
基本構想のほうで説明があったとおり一万五千平米から二万平米が一応
基本構想になっております。その最大の二万平米をできれば確保したいということで、今、計画をしているのですが、この先どうなるかはまだわからないですが、大幅に
消防庁舎を建設するのに用地が不足するというような状況が今の
予定地で発生をしないように努力していきたいと考えておりますが、仮にそういうことが想定される場合には、若干見直しも必要かとは考えております。
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片野広隆委員 事実、新斎場を整備するときに、川越市は買収できていないのですよね。
あわせて、今、一万五千平米から二万平米というお話がありましたが、
消防局としては必要な設備をきちんと整備するには二万平米あるのがベストだという話で、最初から二万平米で線引きして、後になって交渉で、どうなるかわからないですよ。全ての人に応じていただければ、それに越したことはないと思うのですが、その
交渉過程の中で、線引きを途中で広げていくとかは余り、であれば、最初から二万千平米なり、二万二千なりという形を示しておいて、結果、二万平米をきちんと確保できましたというほうが、進め方としてはきれいなのではないかと考えるのですが、副市長、どうお考えになりますか。
29 栗原副市長 今御指摘の点も、そういった部分があるかと思いますが、現状では、今まで検討してきて決定した二万平米ということで
事務局としてはまず着手をしていきたいと考えております。
30
片野広隆委員 しっかりやっていただきたいと申し添えさせていただきたいのです。後になって、こっちをこれだけ広げたいとか、こっちの線を見直したいとかいうのは、言わないでくださいね。我々は、事前に多少余裕を持って事業を進めたほうが
皆さんがやりやすいのではないですかというお話で質問させていただいているのです。それでも二万の枠組みで交渉を進めていくのだというのであれば、その後の進み方次第だと、我々、お話を聞く場面って、なくなってしまいますよ。
31 栗原副市長 今、
片野委員から御指摘していただいた不安も改めて踏まえて、いずれにしても、まずここの用地ということで事業を進めて入っていきたいというのが、今一番考えているところです。
ただ、確かに御指摘のとおり、二万平米を確保するためにある程度広い
エリアを視野に入れておくという御指摘をいただきましたので、そういった面につきましても検討させていただいて、もし、今の計画はなかなか難しいということがあった場合には、改めてお諮りしながら進めていければと考えております。
32
片野広隆委員 副市長、今なら多少検討の余地もあるのでしょうから、ぜひ庁内で、また関係する川島町さんもいらっしゃいますから、お話をしてみてください。
33 栗原副市長 今の御指摘を踏まえて、検討はさせていただければと思います。
34 高橋 剛委員 何点かお聞きします。
候補地が三つある中で、それぞれ評価の概要がありますが、いずれも県道、国道に近い。宮元町、氷川町の交差点に近いのですが、ここはよく渋滞する道路という印象があります。その点、
緊急車両の
出場経路が十分に確保できるかどうかということがありますが、この辺の道路事情についてはどの程度考慮されているのか。今後、県道、国道等の道路事情、渋滞解消とか、そういった見通し、改善の余地などが必要とされるのかどうか。その辺、見解はいかがですか。
35
消防局次長 ただいまの御質疑につきまして、御答弁申し上げます。
周辺の渋滞状況ですが、
候補地A・B・Cともに時間帯により渋滞が発生するという評価をさせていただいているところです。
候補地Bにつきましては、
交差点付近に面することから、警察等の協議により
交差点付近からの出入りが容易になるように進めていけたらと考えているところです。
36 高橋 剛委員 警察との協議もということでありますが、物理的に道路の改善とかいったことも含めて要望するのか。そういうことは考えられていらっしゃるのか。
37
消防局次長 ゼブラゾーン等を交差点からある程度の
エリアに引かせていただいて、若干交差点から停止線が離れているというようなところで対応できる方法もあるのかなと。まだ協議はしていないのですが、これから警察等とも協議をさせていただければと考えているところです。
38 高橋 剛委員 適当な
候補地ということでBが挙げられているようですが、いざというときの出動、あるいは出入りする車両なども当然多くあるかと思うので、そういう点では十分協議と改善に向けて取り組んでいただきたいと思います。
もう一点。
候補地Bの道路・
水路ともにつけかえ等を要すると評価の概要にあるのですが、これはどの程度のつけかえというか、必要な措置ということになるのでしょうか。
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消防局次長 候補地Bにつきまして、その
候補地の中に水路が一本、それから道路が一本通っている状況です。その点につきましては、それらのつけかえを実施する必要があるということで関係部署とこれから調整をさせていただいて、協議を進めていきたいと考えているところです。
40 高橋 剛委員 この
候補地Bの周辺は水田だったかと思うのですが、そうすると水田への水の供給あるいは排水等は周辺の水田などには影響ないということで大丈夫なのでしょうか。
41
消防局次長 影響が起こらないような形で、つけかえ等々を含めまして進めさせていただくと考えております。
42 高橋 剛委員 まだ周辺で農業を営まれている方があるかと思うので、影響を十分に考慮していただきたいと思います。
43 柿田有一委員 先ほどの
片野委員の御提案とやりとりがあったのですが、私、これは聞くというよりは申し上げておきたいのです。不足するようなことがあれば、どう対応するかで、考え方を整理しておいたほうがいいのではないかと思うのです。
つまり、一定程度余裕を持った確保の仕方は、ある程度考える余地が先ほどの議論でありました。となれば、例えば北側に少し余裕を見るようにする。あるいは、この図だと東側になるのでしょうか。いずれにしても隣接しているところを少し余裕を持って対象として見ておくというような考え方が必要になると思うので、このあたりを少し整理しておいたほうがいいのではないかと考えています。つまりは、そこら辺も含めて調査をしておくことが必要だと思います。
先ほど高橋委員のお話にもありましたが、これは道路に囲まれていることで整形だと思います。今、つけかえの話がありましたが、そうすると、やりやすいとすれば、東側か北側か、南も若干ありますが、どういう方向か、細かく切り取って、千とか二千とかいう話にはなりづらいと思いますので、考え方としてどういう方向に伸ばして余裕を見ておくということは必要になってくるだろうと思うのです。
こういうことについて特に調査ができるのは早い段階でないと調査ができないので、それから加えてどこかの調査ということは、事業が進んでからの調査だと利害が絡んだりしてきて非常に複雑になるだろうと思うのです。早い段階からの調査とどちら側に余裕を見て調査をするのかという考え方については、対応しておいていただいたほうがよいのではないかと思いますので、この点は申し上げておきたいと思います。
44 三上喜久蔵委員
建設候補地の評価・選定なのですが、
伝統的建造物群保存地区というのがここに示されておりますが、これらの中で、現在のBの
候補地と現庁舎との時間だとか、その辺の関係はどうなっていますか。シミュレーション的なものはあったのですか。
45
消防局次長 伝統的建造物群保存地区からの距離ということで、
川越北消防署が受け持つ中心市街地のほぼ中心となる幸町の埼玉りそな銀行までの距離をもって
候補地A・B・Cにつきまして、比較をさせていただいたものです。遠くなる、同等であるというところで評価をさせていただいております。
46 三上喜久蔵委員 時間的なものというのは、何かシミュレーション、そこまでの到着時間というのはあったのでしょうか。
47
消防局次長 評価の関係につきましては距離で比較をさせていただいたものでして、時間については評価しておりません。
48 三上喜久蔵委員 この
候補地Bの選定の中で、
伝統的建造物群保存地区のそこまでの関係はこの評価の中にはあるわけですか。距離だけなのですか。
49
消防局次長 候補地Bにつきましては、現在の北消防署と比較してプラス〇・四キロメートルということで、同等として評価をしたところです。
候補地Aにつきましてはプラス〇・五キロメートル、
候補地Cにつきましてはプラス〇・〇六キロメートルという状況でして、それぞれにおいて比較をさせていただいて、評価をしたものです。
50
片野広隆委員 候補地Bの地権者数は。
51
消防局長 現在の調べですと、十八件となっています。
52 小林 薫副
委員長 種々質疑が行われまして、
候補地Bということで、私もいい場所ではないかなという思いはするのですが、先ほどいろいろと御意見が出て、副市長にもお話ししたいのです。
今後建設した後に、老朽化するものですから、永久的に使えるものではないから、例えばこれからまた五十年先、六十年先には建てかえが必要となってくるだろうとなったときに、また建設
予定地を見つけるのかとか、あるいは、この敷地の中で配置がえをして見つけていくのかとか、そういうお考えはありますか。
53 栗原副市長 具体的な基本計画等を策定した中でレイアウトを考えていくことになると思うのですが、同一敷地内で建てかえができるようにというのは、正直な話、今の
基本構想の中には入っていないと思います。
54 小林 薫副
委員長 例えば、学校だと移転がないわけですよ。その敷地の中で回していかなくてはいけない、たとえ狭隘だったとしても。建設から時間がたって、校舎の向きを変えたりして校庭が少し狭くなったというような御意見はありますが、学校であったら移転ということは考えられない。
ということを考えれば、先ほども意見がありましたが、敷地を少し多目にとってでも、今後、その中で配置がえをしていくとかいうような考え方を持って進めるのもいかがかなと思いますので、その辺については申し上げておきたいというのが一つ。
公共下水についてはどのようにお考えなのか。浄化槽でやっていくのか、あるいはここまで来ると公共下水はどこかにつなげるんでしょう。ここまで来ると本管が入っているでしょう。つなげますよね。それだけ確認したいのです。
55
消防局長 公共下水につきまして、御答弁申し上げます。
A・B・Cの
候補地三カ所につきまして、敷地内の一部が都市計画地内ということですので、
候補地の三つにつきましてもそのような形になっています。
56 小林 薫副
委員長 そのような形というのは。
57
消防局長 敷地の一部が計画区域内という形の内容です。
58 小林 薫副
委員長 今現在は入っていないということでよろしいのですね。
59
消防局長 そのとおりです。
60 小林 薫副
委員長 これは副市長に申し上げておきたいのですが、まさかここに
消防局をつくって、合併浄化槽で処理していくという考えはないでしょう。公共下水を引きますよね。
61 栗原副市長 まず敷地が公共下水道計画の範囲内にあるかどうかというのが
評価項目になっておりますので、敷地の一部ですが、計画区域内にあるということですから、公共下水ということで整備をしていきたいということです。
62 小林 薫副
委員長 お願いします。
63
新井喜一委員長 川島町の
皆さん、御質疑ありませんか。
64 道祖土 証
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する検討副
委員長 先ほどの道路の関係で、高橋委員の話で、
県道川越栗橋線の交差点が特に渋滞しています。
片野委員も言っていましたが、多分、A地域はB地域上の北側の台形になっているところかと思いますが、そこまで検討していただければ、混んだ場合、北側の道路から出入りができるとか、緊急の場合に
可能性があるので、その辺も含めて多目に検討して、
緊急車両はスムーズに出入りできたほうがいいと思うのです。その辺の考え方はどうなのか。一点だけお聞きしたいと思います。
65
消防局長 ただいまの御意見ですが、
候補地のBのほかにAの
候補地も一部入れたほうがいいということの御意見で。検討したほうがいいということですか。
66 道祖土 証
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する検討副
委員長 A地域も検討したのでしょうから、それも含めて、
緊急車両のこととか、車の出入りとかを考えたら、その辺も含めて検討したほうがいいのかなと思うのですが、どうでしょうか。
67
消防局長 そのような形ですが、今後、検討させていただきたいと思っています。
ただ、Bの
候補地につきましては、先ほど
片野委員からもありましたが、道路の中央から北側に建物がありまして、南側につきましては、先ほど消防次長から言いましたが、宮元町の交差点につきましては、
県道川越栗橋線の川島方面、もしくは川越市内方面にゼブラゾーンを配置できますと、
大型車両も出動できるような状況です。
68
新井喜一委員長 栗原副市長、私は二万平米では少ないのではないかと思っているのですよ。川越近辺に大きな災害があった場合、川越に
皆さん、各市町村から応援に来ていただけるのかな、来るのかなと思うのですよ。川越は中核市、大きな市ですので、その辺は担っていかなくてはいけないのかなと。拠点がないとね。
繰り返しますが、川越近辺に大きな災害があったときに、各市から、各消防署から応援が来たときに居場所がないとよくない。それは、先ほど小林副
委員長が話したように、建てかえも、またそういうことも災害で担うように。
候補地を一度決めて、それをまた再度広げることは、私はマイナスで難しいと思うのですよ。ですので、先ほど
片野委員から話もありましたが、一番最初から広く計画はしておいて、それで物事を進めるべきではないかと思うのです。
69 栗原副市長 今回、こういった形でBという
候補地を示させていただいて、皆様からいろいろと御意見をいただきましたので、きょういただいた意見も踏まえながら、改めて川越市と川島町と両者で検討はさせていただければと思います。
70
新井喜一委員長 一点。市長は
川越市議会の本会議で述べているのですよね。市長は提案する。決めるのは議会だ。市長が答弁していますので、その辺はよくお考えの上、進めてください。
それでは、以上で質疑を終結いたします。
次に、前回の会議において要求のありました資料をお手元に配布しておりますので、その資料の説明を願います。
71
消防局次長 資料の御説明の前に、まことに申しわけありません。七月二十六日に開催されました
川越地区消防組合の
あり方に関する
特別委員会において、三上委員からの御質疑に対する私の答弁に誤りがありましたので、謹んで訂正をさせていただきたいと存じます。
火災時における消防車両の出場についてですが、川越市内の建物火災の第一出場の場合、基本的には川島町から出場しないと御答弁申し上げましたが、川島町に隣接する川越市大字福田・上寺山・寺山・府川・石田・山田・菅間・芳野台等の地区につきましては、川島消防署から一台出場している状況です。謹んで訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、
川越地区消防組合に関する比率調べにつきまして、御説明申し上げます。資料二をごらんいただきたいと存じます。
まず、面積の比率及び世帯数の比率につきましては、前回の御質疑にかかわる内容につきまして記載をさせていただきました。
また、一ページから二ページに世帯数の推移につきましてお示しをしています。
次に、人件費の比率で案分した場合の川越市・川島町の
負担割合です。三ページをごらんいただきたいと存じます。
平成二十八年度、職員人件費の算出につきましては、議会費、一般管理費、公平
委員会費、監査委員費に係る人件費を控除いたしまして、決算額を職員数で案分し、川越市・川島町の負担額を算出したものです。
また、職員数につきましては、
消防局に配置している職員八十六名を共通分とし、川越市内の消防署等に配置している職員二百九十六名、川島消防署に配置している職員四十五名の比率で案分したものです。
また、下表につきましては、平成二十六年度及び平成二十七年度における負担額です。
次に、職員数の比率で案分した場合の川越市・川島町の
負担割合です。四ページをごらんいただきたいと存じます。
平成二十八年度共通経費に係る決算額を各市町の職員数の比率、川越市二百九十六名、八十六・八%、川島町四十五名、十三・二%で案分し、負担額を算出したものです。
また、下表につきましては、平成二十六年度及び平成二十七年度の内容を記載したものです。なお、同表の決算額の部分ですが、共通経費
負担金の決算額は、川越市、川島町とも上段に記載した金額でして、消防署配属職員数の比率で案分したものが下段の括弧内に記載した金額となります。
次に、消防車両数の比率で案分した場合の川越市・川島町の
負担割合です。五ページをごらんいただきたいと存じます。
平成二十八年度共通経費に係る決算額を各市町の消防車両数の比率、川越市三十二台、八十六・五%、川島町五台、十三・五%で案分し、負担額を算出したものです。
また、下表につきましては、平成二十六年度及び平成二十七年度の内容を記載したものです。なお、同表の決算額の部分ですが、共通経費
負担金の決算額は川越市・川島町とも上段に記載した金額でして、消防車両配属台数の比率で案分したものが下段の括弧内に記載した金額となります。
次に、維持管理経費の比率で案分した場合の川越市・川島町の
負担割合です。六ページをごらんいただきたいと存じます。
平成二十八年度共通経費に係る決算額を各市町の維持管理経費の比率、川越市八十八・〇%、川島町十二・〇%で案分し、負担額を算出したものです。
また、下表につきましては、平成二十六年度及び平成二十七年度の内容を記載したものです。同表の決算額の部分ですが、共通経費
負担金の決算額が川越市・川島町とも上段に記載した金額でして、維持管理経費の比率で案分したものが下段の括弧内に記載した金額となります。
次に、建設投資経費の比率で案分した場合の川越市・川島町の
負担割合です。七ページをごらんいただきたいと存じます。
平成二十八年度共通経費に係る決算額を各市町の建設投資経費の比率、川越市八十二・八%、川島町十七・二%で案分をし、負担額を算出したものです。
また、下表につきましては、平成二十六年度及び平成二十七年度の内容を記載したもので、同表の決算額の部分ですが、共通経費
負担金の決算額は川越市・川島町とも上段に記載した金額でして、建設投資経費の比率で案分したものが下段の括弧内に記載した金額となります。
以上、御説明申し上げました内容が資料二表紙の一覧表といたしまして、まとめさせていただいたものです。
次に、九ページをごらんいただきたいと存じます。平成二十九年中における所属別平均現場到着時間及び平均現場到着距離調べです。
調査内容ですが、緊急搬送人員のうち、受令場所が当該所属におけるものを抽出し、平均現場到着時間及び平均現場到着距離を算出したものです。
救急車につきましては、直近運用をしておりまして、走っている場所に近い救急事案が発生した場合は、その救急車に指令がかかりますので、それらを除いて受令場所が当該所属におけるものを抽出したものです。
川越市内では、平均現場到着時間五・八五分、平均現場到着距離二・八一キロメートル。川島町内では、平均現場到着時間六・五分、平均現場到着距離三・九七キロメートルです。この数値は、救急車が当該所属を出発し、現場に到着したそれぞれの数値をお示ししたもので、平成二十九年中の医療機関に救急搬送された一万五千三百三人のうち、受令場所が当該所属である一万三千四百五十一人を抽出したものです。
また、救急車の配置及び救急病院配置図をお示ししています。各署所、各分署に救急車を配置している状況です。
次に、十一ページをごらんいただきたいと存じます。埼玉県内の消防組合における構成自治体の経費負担と住民一人当たりの負担額です。A3の用紙になっています。十一ページから十二ページに十三消防組合の状況につきましてお示しをしています。
それぞれの消防組合により共通経費の考え方に差異がありますことから、判明しなかった部分につきましては、申しわけありませんが、斜線で処理をさせていただいております。
負担金決算額における人口一人当たりの負担額が一番高い自治体は東秩父村で三万八千二百三十三円、一番低い自治体は新座市の八千六百三十五円。また、構成自治体平均額は一万四千九百二十一円となっています。
共通経費決算額における人口一人当たりの負担額が一番高い自治体は、同じく東秩父村。東秩父村は五番比企広域消防本部の構成市町村の中に入っています。東秩父村の二万七千二百五十九円。一番低い自治体は、十二ページの十二番草加八潮消防組合の草加市八千五百九十三円。また、構成自治体の平均額は一万四千五百九十八円となっています。
72
財政課長 続きまして、川越市・川島町の職員数及び職員一人当たりの人口について説明をさせていただきます。お手元のA4判資料三をごらんいただきたいと思います。
この資料は、地方自治体の決算に関する統計として毎年度実施されております地方財政状況調査の数値をもとに、平成二十六年度から平成二十八年度までの三カ年における川越市と川島町の住民基本台帳人口、職員数及び職員一人当たりの人口をまとめたものです。
なお、川越市と川島町の地方財政状況調査の概要は、あわせて添付させていただきましたA3の資料に、それぞれ川越市分と川島町分を三カ年まとめさせていただいております。
こちらの資料の右側の中段のあたりに「一般職員等」という項目がありますが、こちらの合計数をそれぞれ職員数としてあらわさせていただいたものです。
この職員数には、議会、総務、税務、民生などの部門の職員数が計上されておりますが、消防職員は川越市と川島町で一部事務組合を設置している関係上、計上されておりません。
73
新井喜一委員長 説明は終わりました。
資料はゆっくり見てもらうことでいいですよね。
質疑は次回ということで終結させていただいて、次に移りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(休 憩)
(再 開)
74
新井喜一委員長 次に、
川島町議会の
川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員会の委員と
意見交換を行います。
本日、
建設候補地の決定についてと会議が要求した資料について御説明がありましたので、これらを含めて、
川島町議会の
川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員会の委員より
川越地区消防組合の
あり方について、お一人ずつ御意見をお伺いさせていただきたいと思います。
75 森田敏男
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員 きょうは、こういう形をつくっていただきましてありがとうございます。
新しい消防の土地B案ということですが、これはこれで私個人としてはいいかと思いますが、先ほど
皆さんが言ったとおり、もう少し広く土地を購入しておいたほうがいいのではないかと思います。そういう感じを持っています。
また、川島町のほうから
負担割合の
要望書が出たということですが、このことは現時点では私からは言えませんので、御容赦願います。
76 菊地敏昭
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員 建設候補地決定の経緯についてということで御説明いただきました。ありがとうございました。
二万平方メートルということで、田んぼ二十枚。二町歩ということです。少し予備知識を入れてきましたが、川島消防署も六反からあると。六千平方メートルからの用地を買収したとか聞いております。三倍というとそんなに広くないのかなということで、川越市の議員からいろいろな話が出ていました。
道路・水路のつけかえということで、川島町の場合は田んぼに、縦横ありますが、三百坪で、六尺の
農道に四尺二寸の水路ということで、大体
エリアで一反に対して百五十平米ぐらいは換地があるのですね。ですから、二万平米やっても一割で二千平米ぐらい換地だと思うのです。先ほどあちらのほうで少し広げたほうがいいのではないかというお話もありましたが、つけかえを考えれば、またふえるのではないかと思うのです。そういうことで、少し狭いのかなと思います。
高橋委員から田んぼ地帯ですから農業用排水に注意したほうがいいのではないですかというお話がありましたが、私もその辺は同じ意見です。また、盛り土もしなくてはいけないと思いますので、その辺も踏まえて、買収したところはいいですが、買収しないで残ってしまったところの近隣の農家の
皆さんへの説明も丁寧にやっていかないと、どこかでひっかかってしまうのではないかと思いますので、ぜひ御配慮をいただきたいと思います。
77 石川征郎
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員 建設用地の面積に関しましては、用地は広ければ広いほどいろいろな意味での活用ができるのは自然ではないかと思います。二万平米に限定することなく、よりよい面積を取得していただければありがたいと思うところであります。
建設用地の場所については、何ら異を唱えることはありませんので、ぜひ速やかに進捗しますことを希望する次第です。
78 山田敏夫
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員 この
建設候補地等につきまして、消防組合議会でも柿田さんを中心に審議をされてきているということで、そちらのほうはひとつよろしくお願いしたいと思います。
負担の見直し等につきましては、私も
要望書を提出した後にお話を聞きました。
これは昭和四十八年に一部事務組合として川越市さんと川島町で一部組合をつくらせていただきました。そういう中におきまして、当初から
負担割合を決定して設立したわけです。
町から要望が二回出ている。平成九年にも出たということですが、これは日本で言えば憲法改正というぐらいの大変な重みがあるのではないかと思っています。
私も当初から消防団にも携わってまいりました中で、川島町は非常に助けられてきたと考えております。
負担割合の中で、先ほど次長からも説明があったのですが、
川越地区消防組合としての
消防力はまだ百%いかない面もあるのかなと。百%を達成している
消防力もありますが、人員の面からいって、まだ百%いっていない
消防力もある。これからももっと
消防力を向上していかなければならない面も
消防局としてはあるのかなと思います。
そういった中で、これからの消防の
あり方というものを検討する面もありますし、それから
負担割合という面も、早急でなくて、長い目で見ていただいて、川越市の議会として検討していただけるということであれば、それはありがたいことです。上げるとか下げるではなくて、これからの
あり方というものを私どもも真剣に考えていかなければいけないと思っています。
最近の消防というか、救急の業務が非常に多くなったということで、私ども川島町は医師会は東松山市なのですが、消防の関係で川越市にある救急医療センターとかにお世話になっていることが非常に多いのです。ですから、私は前から救急の面で本当に川島町の人は助かっていると思っています。
一部事務組合を川越市さんと結んだおかげで、救急の面、または火災の面でも非常に救われていると思っていますし、これからもそういう面で川越市さんに大変お世話になっているという気持ちは変わらないことですし、これからもひとつよろしくということで面倒を見ていただきたいと私は思っています。
それはそれとして、いろいろな面で、財政的な面もありますし、川島町が一時三万人構想ということで話があったのですが、少子高齢化ということで、今、毎年千人規模で減少しているのは事実です。いろいろまた助けていただかなければならない面もあろうかと思います。そういうことも私どもも真剣に考えていきたいと思っています。
79 小高春雄
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員 それでは、一言、お礼を申し上げたいと思います。
今、山田委員から川島町の消防に関しまして挨拶がありました。私も消防組合議員を三期ほどやらせていただきまして、皆様方に御指導いただいたことに対しまして、厚く感謝とお礼を申し上げたいと思います。
私が今
川島町議会の中で一番古うございますので、このような消防の
あり方について、一分ほどお話をさせていただきたいと思います。
川越市の消防組合に川島町がなぜ入ったのか。今、九十二歳の元町会議員がおられるのですが、川島町の平沼で冬に七軒ほど燃えた火事がありました。そのときに、これは川島町の消防団だけではやっていけないという中で、東松山市にいくのか、川越市にいくのかという議論をしたそうです。そのときに、川越市に消防組合をお願いしたほうが立派にできるのではないかということで、何度も何度も川越市さんのほうへお願いして、大勢の先輩の方々が川越市にお願いして、川越市の消防組合に入れさせていただいたということをお聞きしております。我々議員の先輩方も川越市の消防組合を大切にしながら、治安または安全のためにしっかりやれというようなことを言われております。
そのような形の中で、川越市さんの御意見等をいただきながら、我々は川越市さんにお願いした立場ですので、皆様のお考えを十分取り入れながら、川島町の意見も反映させていただければありがたいと考えております。
先ほどこの問題に関しましてうちの
飯島町長が
要望書を出したということに関しては、出してから我々も初めて聞いたものですから、このことに関しましては、私も深くおわびを申し上げたいと思う。
ともあれ、この庁舎の問題に関しましては、川越市の皆様方の御意見を聞いて、そして、我々もその後をつきながら、しっかりとした消防行政を進めていきたいと考えておりますので、これからもよろしく御指導を賜りますようにお願い申し上げまして、私の挨拶にさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
80 道祖土 証
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する検討副
委員長 建設候補
予定地の件では、先ほどもお話ししましたが、
候補地AとBが接続しているので、できたらその二つを一緒に考えてもいいのかなと。
皆さんも言っていますが、もう少し広くてもいいのかなと。それを合わせた形で考えて、そこから少し削らなくてはならない部分はということでいいのかなと私はそう思っております。
先ほども言いましたが、
県道川越栗橋線は相当混んでいます。特に宮元町交差点は相当混みますので、そこで救急車両の出入り口を確保すると渋滞も相当伸びると思うのです。もちろん、確保していかなくてはいけないのですが、そのほかにも万が一の場合に、どうしても車がそこに入ってしまって抜けられないときに、北のほうからも出られるような形がいいのかなと思いますので、それも検討していただければと思います。
それから、先ほど山田委員、小高委員からもお話があったように、
川越地区消防組合とのつながりは、本当に入ってよかったと。
私も比企広域市町村圏組合の議員としてやっています。消防のほうは関係ないのですが、その議会の中でいろいろ予算とかを見させてもらうのですが、規模も全然違うし、内容がまるきり違うことを考えると、今回の
あり方委員会で一人当たりの負担額が東秩父に次いで第二位ということで、川島町としては負担が厳しいのですが、それはともかく、それよりこの関係を継続できることのほうがもっと大事かなと思いますので、よろしくお願いします。
81 爲水順二
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員長 今、うちのほうの委員からいろいろ話がありました。
委員長の立場ですので、余り個人の話はしないほうがいいかと思っているわけです。
この消防組合の
あり方に関する
委員会の関係で言いますと、うちのほうの委員の話・気持ち・考え方・意識といったものを特にまとめているとかいうことではありません。おのおのの意見を発していただいた中で、川越市さんのほうでどう受けとめていただけるかという形でいったらいいのかなとも考えているところです。
ともあれ、ともに調査研究させていただく中で進めていければありがたいかなと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
候補地の関係で、今、道祖土副
委員長がおっしゃったのですが、これは川島目線で、
候補地の宮元町の交差点は、釘無橋のほうから来ると結構交通量があって、あそこの交差点は車がたまるのですよね。そこにゼブラゾーンを引くという御答弁がありましたが、ゼブラゾーンを引いてしまったら、余計に渋滞してしまうのではないかという懸念を感じたのが一点です。
あとは、話を伺っていまして、今、二万平米という中で、もっと広くとったほうがいいのではないかという御意見が多く感じられました。それに対して、先を見たいい考えだなと思いました。我が新庁舎をつくるときには、いろいろ問題があったりしたことがありましたので、それを思えば、議会のほうからそういう提案をしていただいているというのは、ありがたく受け取って、この先いろいろしてもらえればと思います。
82 明ヶ戸
亮太委員 今回、いろいろ比率等の調べの資料をいただきました。また、今、川島町の皆様よりいろいろと御意見や思いをいただいたのですが、今後、議論していく上で、どこがポイントの軸になるのかなというのをどこかの機会で教えていただければと思います。
例えば、世帯数だけ見れば、もちろん九一割合というのは川島町の方には不利になってしまいますが、ほかの金額面で見ると川越市が少し負担を負っているなというところもあります。
今後、議論する上で、お互いに同じ方向を向いているのか、同じ軸を持って議論をされているのかを確認したいと思います。
飯島町長も、今回、
要望書という形で出されましたが、どこまで調査をされて、どこにお考えを持って出されたかをぜひ教えていただきたいと思います。これは意見として今申し上げさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
83 柿田有一委員 改めて、私、消防組合議会で建設の
特別委員会の
委員長を二期続けて拝命させていただきました。
今回の
あり方に関する業務のスタートのところも、庁舎建設が一つは大きな契機になっています。この庁舎建設に当たっては、長らく苦労された経緯があって、なかなか建設が緒につかなかったところを、ここのところでようやく場所がこういうふうに進んだということは、大変ありがたく思っています。これに当たっては、川島町の
皆さん、山田さんを初め御経験のある方に過去にも随分御議論をいただきました。実は、今期だけではなくて、前期を含めて御意見をいただいていたところです。
一番最初の出発点は、現在地での建てかえということで御議論させていただいた経緯があった。現在地を建てかえたり何かするには、隣接地で非常に苦労したという経緯があります。隣接地を確保する。それから、当初想定していなかったところからいろいろな要求が広がるということで、こういったところの確保が非常に大事だということを
委員会を通して学んだところですので、ここら辺も含めた議論がいただけたのは大変ありがたいことです。
いずれにしても、この庁舎については、できれば粛々と進めていただくことが、私は何より必要かなと考えているのと同時に、今回、せっかくこういうふうに議論ができたということは非常にありがたいと思います。それぞれいただいた意見をもとに議論できればと考えていますので、よろしくお願いします。ありがとうございます。
84 高橋 剛委員 今回、
川島町議会の
皆さんにも御参加いただいてということで、いろいろと御意見を伺いました。
私からは、用地選定とその
あり方ということかと思うのですが、場所的に考慮するというか、考えとしては一度は広く考えてみると。最終的には、どの程度に落ち着くかということはあるかと思うのですが、一度は広く考えてみることも必要なのかなと思う。
それから、今後、周辺環境への配慮が重要になってくるかと思っております。渋滞の問題ですとか、農業の問題ですとか、住宅地に近いということも出ておりますので、そういったことも含めて、周辺の環境も大事だと思っております。
時間的には長く見ていったほうがいいのではないか。当面、できるところでつくるというだけではなくて、先ほど小林副
委員長からもありましたが、これも長いスパンで一度は考えてみる。考えた上で、どこまでを射程にして具体化していくかということで、一度は長いスパンで物事を考えた上で、実現すべきことは何かということを考えていったほうがいいのかなという思いがしております。
85 小ノ
澤哲也委員 きょうの
建設候補地についてですが、ほとんどの委員の方が、できるだけ広目にという話がありました。
こういった図計を見ても、A、Bとありますが、AとBをミックスするような考え方で、道路も二面つけたほうがより理想的なのかなという思いもしているところです。
負担の関係については、先ほど来話がありますが、昭和四十八年から約四十五年間今の形でずっと続いてきている歴史があります。
五月十四日に川島町の町長より
要望書が出てきて、改めてこういった
委員会ができたわけです。先ほど来より話があるのは、九対一に対して、川越市のほうが負担は若干多目になっているのが現状なのかと思っています。さまざま川島町の委員の方々の御意見を聞かせていただきましたので、その点は持ち帰って検討したいと思います。
86 三上喜久蔵委員 負担の割合の件ですが、これはじかに川島町の意見をお聞きできたので、非常によかったと思っております。それから、いろいろな資料が出ましたので、それらを参考にして今後もできれば続けていく方向でやっていきたいという考えを持っております。
庁舎の候補ですが、先ほど局長から最低二万平米あればという話も出ましたので、それを確保できるような方向でぜひ進めてもらえればという思いがしております。
87
片野広隆委員 まず、新庁舎の
候補地については、面積は別にしても、一定の候補
予定地が選定されたというのは大きな一歩なのかと感じております。
川島町の
皆さんもそうですし、川越市の
皆さんからも御意見が出ましたが、後になってばたばたしたりだとか、変な形でおさまるよりは、最初からきちんと必要プラスアルファを考えて、五十年先、百年先を見据えていっていただきたいなというのは感じました。
一方で、
負担割合云々の話については、先ほど小高委員から出されてから知ったというお話もありましたので、ぜひ
川島町議会ですとか、消防議会の中で、
飯島町長のお考えを議論していただけるとありがたい。そのやりとりも我々は参考にさせていただいて、今後の議論なり協議を進めていけたらありがたい。あわせて、こちらはこちらで川合市長とこの負担なり
あり方については議論をしていくと思いますので、情報交換しながら、今後、進めさせていただければと思いますので、よろしくお願いします。
88 小高春雄
川島町議会川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員 片野委員から御発言があったのですが、私の挨拶の中で
飯島町長の
要望書の件を出しました。私もお話は朝のうち聞いたのですが、しっかりとした御意見を町長から聞きまして、後でまた御返答させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
89 小林 薫副
委員長 どうもありがとうございました。おつかれさまでした。
今、
負担金の割合の話がありましたが、小高委員から議会が知らない間に町長が提出したというような話がありました。川越市は川越市で、議会が知らないのに川合市長が受理していたわけです。
だから、栗原副市長、この件については、
川島町議会の
皆さんが納得するような答えを川合市長が持っていくべきですよね。
負担金の割合についての見直しについてはね。受けた以上は、川合市長が責任を持って川島町の町議会議員の
皆さんが納得する答えを持っていくべきだということだけ申し上げておきます。
90
新井喜一委員長 消防局次長を外して、一番前に並んでいる局長以下、何か御意見を述べてください。
91
総務部長 私、
事務局といいましょうか、こちらの立場で今回の
川島町議会の皆様の御意見を聞いた中での感想は、市として大きな施設をつくるには、今回で言えば土地等ですが、もっと先を見て市や町の施策を考えなくてはいけないということは、今回のお話を聞いて実感したということです。
92
財政部長 本日のお話の中で、
建設候補地の話、また
負担割合の話というのが出ました。
私は財政を所管しておりますが、いずれにしても財政的な負担に大きな影響も出てくるお話ですので、そういうような側面も考慮しつつ、川越市・川島町双方にとってよりよい新庁舎の建設ができるように、できる限り有利な財政的な措置も模索しながら進めていければと考えています。
93
消防局長 皆さんのいろいろな御意見等を聞かせていただきまして、本当に参考になるところであります。
私どもにおきましても、
消防庁舎の関係、もしくはうちの組合の
負担金ということで、
皆さんにいろいろ御審議をしていただきまして、ありがとうございます。
住民の安心・安全を守るために私たちは消防本部におります。いろいろな御意見をいただいて邁進していきたいと思いますので、今後も引き続き消防組合をよろしくお願いしたいと思います。
94 川島町
政策推進課長 本当に貴重なお時間をとっていただきまして、いろいろ
意見交換をさせていただきまして、ありがとうございます。
用地につきましては、
基本構想の中で何平米というような話がありまして、事業の選定・実施につきましては、用地がまとまれば大きな山を越えるのかなという形で思っておりますので、またいろいろ用地取得がうまくいくような形でできればと考えております。
また、
負担金につきましては、組合設立当初から町としては組合に入れていただいたということです。その当時も基準財政需要額を基本とした中で考えてほしいという形のものも残っておりました。
また、平成九年につきましても、もちろん見直しをという形で机上に上がった経緯もあります。今回、タイミングを見てという形でおりましたので、
要望書という形で提出したわけです。
特に川島町につきましては、平成十二年をピークに、人口が本当に減少している中、財政につきましても厳しいというような状況で、今回、提出をさせていただいたわけですので、いろいろな形の
意見交換をした中で、よろしくお願いしたいと考えております。
95
総合政策部長 本日は貴重な時間というか、日ごろ余りお目にかかっておりません
川島町議会の委員の皆様にも貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。
私の立場からいたしまして、建設用地ということですが、場所につきましてはおおむね
皆さんの御了解というか、大体このような形で、このような場所でよかったのかなと認識しております。
面積といたしましては、
基本構想にある面積一万五千平方メートルから二万平方メートルという問題もあります。
また、皆様方からいただきました意見といたしまして、渋滞する箇所を避けるといった面もありますし、五十年、百年先を見据えてといった御意見もありましたので、必要かつ十分な土地が手当てできればよろしいのかなと考えております。
いずれにいたしましても、
皆さんの御意見を参考として、執行部として考えていければと思っております。今後とも御指導のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
96 栗原副市長 きょうは、川越市の
特別委員会に川島町の
皆さんも参加していただいて、こういった形で意見をいただいたというのは非常に有意義だったと考えております。
用地につきましては、
基本構想をベースとして、二万平米ということで考えております。場所については、おおむね
皆さんの了解をいただけた。これは非常に大きな前進だと考えております。
また、先ほどからいろいろな面で用地の面積については御意見をいただいておりますので、それについては改めてよく検討させていただければと思います。
また、
負担金について、昭和四十八年に組合を設立して以来、この間、何回かお話があった中で、今までは具体的な検討は進めていなかったということだと思いますが、今回の庁舎の建設にあわせて、そういった
負担金についても、皆様の意見を伺いながら議論が深まればいいなと考えております。
97
新井喜一委員長 川島町の
政策推進課長、一言だけ。市民から言われることですが、「私たちは川越市に税金を払っている。何で川島町にその税金を回さなくてはいけないんだ」と問われるんですよ。御承知おきいただければと。
以上で
意見交換会を終了いたします。
本日の審査はこれにて終了いたしますが、本
特別委員会の皆様から何かありますか。
(「なし」と言う者がいる)
98
新井喜一委員長 御意見がないようですので、次回の会議について御協議を願いたいと思います。
委員長といたしましては、次回の会議では、本日
川島町議会の
川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員会の
皆さんと行いました
意見交換を整理し、次回の会議ではそれをもとに
川越地区消防組合の
あり方について意見を集約していただきたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と言う者がいる)
99
新井喜一委員長 では、そのように決定いたします。
次回集約するに当たり、
川越地区消防組合の
消防局長及び同組合の担当次長を
参考人として招致することでよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者がいる)
100
新井喜一委員長 では、そのように決定いたします。
次回の会議ですが、八月二十一日午前十時開会することでよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者がいる)
101
新井喜一委員長 それでは、そのように決定いたします。
本日、
川島町議会の
川越地区消防組合の
あり方に関する
検討委員の皆様におかれましては、忙しいところ御出席をいただき、貴重な御意見を頂戴しました。今後会議に役立たせていただきたいと思います。引き続き両議会で情報を共有し、このような場を通じてよりよい
川越地区消防組合の
あり方を見出せればと思っております。
また、川島町の
政策推進課長並びに
消防局の職員の皆様方におかれましても、お忙しいところ御出席をいただきましてまことにありがとうございます。本
委員会を代表いたしましてお礼を申し上げます。まことにありがとうございます。
○散 会 午後五時十六分
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