川越市議会 > 2018-03-16 >
平成30年 産業建設常任委員会 会期中(第2日・3月16日)本文
平成30年 総務財政常任委員会 会期中(第2日・3月16日)本文

ツイート シェア
  1. 川越市議会 2018-03-16
    平成30年 産業建設常任委員会 会期中(第2日・3月16日)本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △案件  議案第 三二号 川越市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一          部を改正する条例を定めることについて  議案第 三三号 川越市都市公園条例の一部を改正する条例を定めることについ          て  議案第 三四号 川越市台風第二十一号内水浸水検証委員会条例を定めることに          ついて  議案第 三五号 川越市上下水道事業経営審議会条例を定めることについて  議案第 三八号 訴えの提起について  議案第 三九号 排水ポンプ車の取得について  議案第 四〇号 川越市道路線の認定について  議案第 四一号 平成二十九年度川越市一般会計補正予算(第八号)の所管部分  議案第 四五号 平成二十九年度川越市農業集落排水事業特別会計補正予算(第          一号)  議案第 四六号 平成二十九年度川越市水道事業会計補正予算(第一号)  議案第 四七号 平成二十九年度川越市公共下水道事業会計補正予算(第二号)  議案第 四八号 平成三十年度川越市一般会計予算の所管部分  議案第 五四号 平成三十年度川越市川越駅東口公共地下駐車場事業特別会計予          算  議案第 五五号 平成三十年度川越市農業集落排水事業特別会計予算
     議案第 五六号 平成三十年度川越市水道事業会計予算  議案第 五七号 平成三十年度川越市公共下水道事業会計予算  ─────────────────────────────────── △会場 市役所 第五委員会室  ─────────────────────────────────── △出席委員    委員長   中 村 文 明 議員  副委員長  小 高 浩 行 議員    委  員  海 沼 秀 幸 議員  委  員  樋 口 直 喜 議員    委  員  池 浜 あけみ 議員  委  員  小 林   薫 議員    委  員  山 木 綾 子 議員  委  員  新 井 喜 一 議員  ─────────────────────────────────── △欠席委員    委  員  三 浦 邦 彦 議員  ─────────────────────────────────── △市議会議長    議  長  大 泉 一 夫 議員  ─────────────────────────────────── △説明のための出席者                        副市長 栗 原   薫                  上下水道事業管理者 福 田   司             【産業観光部】                         部長 大 岡   敦                   副部長兼農政課長 相 川   満                  参事兼雇用支援課長 高 木 康 行                     産業振興課長 粟生田 晃 一                       観光課長 松 本 秀 規             【都市計画部】                         部長 田 宮 庸 裕                 副部長兼交通政策課長 井 上 敏 秀                  参事兼建築指導課長 河 原 房 夫          参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 野 口 幸 範          参事兼新河岸駅周辺地区整備事務所長 木 村 政 良                     都市計画課長 小 林   武                     都市景観課長 大 澤   健                     都市整備課長 山 崎   悟                     公園整備課長 小 林 孝 至                   公園管理事務所長 山 口 健 一                     開発指導課長 刀 根 則 明           川越駅西口まちづくり推進室副参事 上 野 秀 人             【建設部】                         部長 宮 本 一 彦                        副部長 増 田 一 路                    参事兼用地課長 染 谷 経 夫                     建設管理課長 大 成 一 門                     道路街路課長 谷 澤   浩                 用地課用地担当副参事 皆 川 俊 行                   道路環境整備課長 前 島 清 孝                   道路管理事務所長 小谷野 博 之                       河川課長 松 本 康 一                     建築住宅課長 落 合 福 寿             【上下水道局】                         局長 石 井 隆 文               副局長兼給水サービス課長 円城寺   実                 副局長兼事業計画課長 桑 原 善 行                  参事兼総務企画課長 瀬 尾 幸 久                    参事兼財務課長 近 藤 正 広                       水道課長 小 林 一 秀                      下水道課長 橋 本 明 宏               上下水道管理センター所長 堅 木 和 美             【農業委員会事務局】                       事務局長 宇 津 克 巳                      副事務局長 忍 田 久 夫  ─────────────────────────────────── △事務局職員                      議事課主査 田 畑 和 臣                      〃     関   俊一郎  ─────────────────────────────────── ○開  会  午前九時五十五分      (休  憩)      (再  開) ○議  題  議案第三二号 川越市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部         を改正する条例を定めることについて ○提案理由の説明(都市計画課長) ○質  疑 2 池浜あけみ委員 建築基準法の一部改正ということですが、この主な改正点の内容について、もう一度お伺いします。 3 都市計画課長 建築基準法における別表第二というのがあるわけなんですが、その中で、鴨田地区地区計画につきましては、建築してはならないものということで、旧法(を)項というのは、工業専用地域に建築してはならない建築物を指定しているわけなんですが、新しく四月一日から法改正される田園住居地域が、住居系の一番最後の項に入ってきます。そのことによって、一つずつ項ずれが生じてしまいます。そのことによって、今まで(を)項であったものが、(を)項は今度は工業専用地域ではなくて、工業地域になってしまうんです。このことによって、本来、鴨田地区地区計画エリア内では、住居だとか共同住宅は建てられないという制限がかかっているわけなんですが、工業地域になると、それが住居が建てられてしまうということになってしまうのです。ですから、今回、建築基準法の改正に合わせまして、きちんと項ずれ生じたところについては、(を)から(わ)という形で改めて、(わ)が今度は新しい工業専用地域ということになる、建築してはならないものになりますので、きちんと条例についても、ここで同時に改正をさせていただくものです。 4 池浜あけみ委員 今回、この地域計画区域というのはほかにもあると思うんですけれども、この地域だけ改正する条例になった理由をお聞かせください。 5 都市計画課長 現在、川越市では十四地区の地区計画区域がございます。このうち、条例化している地区が四地区ございます。その中で項ずれの影響を受けるのが、この鴨田地区のみということになります。ほかの地区に関しましては、住居系の地区に張ってあるものですから、項ずれの影響を受けない、(を)より前の関係で働いていますので、そこについては影響を受けませんので、今回については鴨田地区だけが改正ということになります。 6 池浜あけみ委員 では、中身としては緩和とか、その規制が強まるということではないことでよろしいでしょうか。 7 都市計画課長 そのとおりです。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三三号 川越市都市公園条例の一部を改正する条例を定めることについて ○提案理由の説明(公園整備課長) ○質  疑 8 池浜あけみ委員 もし、公園の中にいろいろな飲食のお店ですとかが建った場合は、そこは公園面積から省かれるということでよろしいでしょうか。公園の面積として変わらないのか、教えてください。 9 公園整備課長 飲食店等の公募対象公園施設をこの制度を使ってつくる場合に、建蔽率は現在原則二%ということですが、一〇%の上乗せができるという、そういう改正です。 10 池浜あけみ委員 それでは、あそこにいろいろな施設が建ったとしても、一人当たりの公園面積というのが、それによって減るということはないということでよろしいでしょうか。 11 公園整備課長 一人当たりの公園面積については、今回は関係というかございません。 12 池浜あけみ委員 わかりました。 13 樋口直喜委員 本条例は国の法令に基づいて変更ということで、国の法令では、一人当たりの公園面積がある程度一定量、十平方メートル以上になったという背景から、量的な整備から質的な整備に転換するような意味合いを込めて改正されたと理解しているところなんですが、川越は、本会議場でも一人当たり四・七平方メートルということで、全国平均の半分以下という状況かと思うんですが、参考までに四・七平方メートルというのはどのぐらいの水準なのか。例えば、県内他市ですとか中核市と比べたときに、教えていただければと思います。 14 公園整備課長 県内の状況ですが、平成二十六年度の状況で答えますと、六十一市町村中三十四番目に当たります。平成二十五年四月一日現在ですが、中核市の四十二市中三十八位ということになります。 15 樋口直喜委員 埼玉県はかなり低いということも聞いていたので、その中で半分ぐらいなんだといった状況で理解をさせていただきましたが、やはり全国各地で見ると低い水準になるのかなということで理解させていただきましたが、今回の条例を使って質を上げられるという、質的整備が進むんだと思うのですが、今はこれ、量的整備もまだ立ちおくれている中で、量的整備と質的整備のバランスについて、どのようにお考えになのかをお伺いしたいと思います。 16 公園整備課長 量的なものにつきましては、まだまだ川越市は足らないという認識を持っておりますので、今後、機会があれば公園についてはふやしていきたいと考えております。  また、これから大規模公園、初雁公園とか伊佐沼公園等を整備していく上で、この公募設置管理制度については活用できると考えておりますので、財政負担ということも考えながら、適用についても検討していきたいと考えております。      (質疑終結)
    ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三四号 川越市台風第二十一号内水浸水検証委員会条例を定めることにつ         いて ○提案理由の説明(河川課長) ○質  疑 17 池浜あけみ委員 質疑の中、本会議場でも、今野議員のほうで細かく質疑いたしましたけれども、その中で、委員の人数をこの七人にした理由と、あと公募を入れないということについても御答弁があったんですけれども、ちょっとまだ私のほうでは腑に落ちていない部分がありますので、改めて確認の上でお答えいただければと思います。 18 河川課長 委員を七名以内にした理由ということですけれども、本委員会につきましては、学識経験者としまして大学教授を一名、准教授を二名を候補として考えておりまして、また行政機関としましては、国の職員一名、それと県の職員二名を候補者として考えております。その他にも、組織の改正だとか人事異動によりまして、委員の増減が可能性としてありますので、一名足した中で七名以内といったことで設定しております。  それから、公募につきましては、特に委員会につきまして、浸水の発生メカニズムを解明したり、あるいは原因を明らかにしていく、そういった専門的な知識を要する調査検討内容になりますので、極めて専門性が高いといったところで、本委員会につきましては公募による委員は選任しないということで考えております。 19 池浜あけみ委員 七名以内にする根拠というのが、ほかの審議会ですとか、いろいろな委員会についての数の規定などはあるということではございませんでしたと、ないということで根拠は特に認められないと私は聞きました。  それから、内水浸水検証委員会ということで、このような審議する場合には、水害の原因として、気象的な要因ですとか地理的な要因、社会的な要因というのがやはり必要で、また水害対策としては起こる前の備え、そして起こったときに被害を最小限にとどめる、そのときの避難ですとか救助について、それから水害後にどうするかなどという視点が必要だと思うんですけれども、それを思いますと、やはり第三者、公募委員といいましても、そこに本当に住んでいらした、実際の被害に遭った方というくくりでなくても、広く市民にそういう専門知識を持った方であり、しかも自分からそこに参加される公募委員というのを入れることが適当かと私どもは思うんですけれども、それについてはいかがでしょうか。 20 河川課長 先ほどの委員の説明の中にありました避難等、地元の方の意見だとか取り入れるというところも確かにございます。  ただ、今回、この限られた時間内で実際の浸水の解明をしていくことと、それから、どういった形で今後の内水対策を進めていくかという中で進めていく時間を考えますと、専門的な意見を持った方々の意見を参考にしまして進めていくほうが、行政としましても活発になるといったところの部分で、今回につきましては、専門的な知識を有する方々の中でまずは対策を考えていくといったところで考えた中で、今後の予定をしております。 21 池浜あけみ委員 時間の制限という、台風の時期の前にというお考えもあるかと思いますが、やはり中身として、しっかりと審議されるべきと思いますので、その回数についても、今野議員のほうで三回という答弁があったけれども、それは足りないのではないかというような意見を申し上げました。その辺のところももっと検討すべきではないかと思います。  また、準備会というのが今、どのように開かれているのか、改めてその準備会の開催の状況をお知らせください。 22 河川課長 本委員会の前に準備会といいまして、懇談会形式の会議を二回ほど進めてまいりました。内容としましては、本検証委員会の前段の資料、あるいはデータの整備等につき、意見を取りまとめている作業が中心となっております。 23 池浜あけみ委員 まだその条例設置されていない段階で、どんどん準備会で進めていくのはいかがなものかなと思います。  それから、今、国会などでもいろいろ、会議録の改ざんですとか、隠蔽ということが問題になっておりますけれども、そうとられかねない、準備、資料ができていないから、それを非公開にするというようなやり方は問題があるのではないかなと。設置に向けた準備会のあり方に問題があるかと思いますけれども、いかがでしょうか。 24 河川課長 このたびの準備会では、最初の一回目につきましては、まだ確かなデータでなかったものですから、非公開という扱いで会議は進めています。  二回目につきましては、ある程度のデータ性につきまして、非公開にする理由がないということで、二回目につきましては、公開で対応させていただきました。  いずれにしましても、委員会につきましては、公開を原則として進めていきたいと考えております。 25 樋口直喜委員 今の御答弁でも、かなり高い専門性ということを強調されて、メカニズムを解明していくんだというようなお話だったと思うんですが、このメカニズムが解明されると、どういった改善につながるとお考えなのか、お聞かせいただければと思います。 26 河川課長 今回の内水浸水の被害が生じたメカニズムにつきましては、その地形勾配、あるいは雨の降り方、あるいは土質の雨のしみこみ方、そういったものが解析されますと、今後の流域に対する幹線といいますか、ゲリラ豪雨の幹線の計画がまとまってきますので、そういったものの解明から始まりまして、計画を立ち上げて、今そういうことになります。 27 樋口直喜委員 それは、そういった意味では、解明された後はハード面の整備等々に生かしていきたいということでよろしいでしょうか。 28 河川課長 最終的には恒久的な将来計画としまして、流域本線の整備の計画をつくり上げてまいります。ただ、そこまでに至るまでには、まだ段階がありますので、その中で暫定的な整備をしてどのように対策をしていくのかという資料にもなっていきますので、そちらの方にも活用していきたいと考えております。 29 樋口直喜委員 環境面の整備というのは時間かかってくると思いますし、次の台風までの時期の間に判明しても、それは対応できる時間はおそらくないと思いますので、そういった意味では、やはり人的な要因というのが対応できる範囲になってくるんだろうとは思うんですが、メカニズムということを検証していく中で、人的要因というのはどういったふうに検証されるんでしょうか。 30 河川課長 確かにハード面の計画につきましては、今のお話、何らか載せてまいりますけれども、人的なものにつきましては、市の内部でも川越市の防災体制検討本部が設置されていますので、そちらで人的なものについては検証していきたいと思います。 31 樋口直喜委員 そういった意味では、本委員会はソフト面とか人的なところは含めず、あくまでそういった発生のメカニズムに焦点を絞って検証審議される委員会であると理解してよろしいんでしょうか。 32 河川課長 そのとおりです。 33 小林 薫委員 ごめんなさい、ちょっと今わからなかったんだけれども、この委員会では、被害の拡大等についての検証はしないんですか。被害が拡大したであろうというような原因の検証とか、そういうことはしない、する。 34 河川課長 メカニズムの中で、被害がどの辺のところまで達したかというところを調べますので、当然浸水メカニズムの中で、検証していくという形になります。 35 小林 薫委員 そうすると、メカニズムがわかったことによって、被害の拡大についても、この委員会で検証できるとということでよろしいんでしょうか。 36 河川課長 被害の拡大に至る原因の調査を含めて検討してまいりますので、今回の気象状況、あるいは新河岸川の水量の関係から検証してまいりますので、その辺につきましても、被害が、どの程度の部分が浸水区域としてなったかは、検討の中でも考えなければといったところで考えております。 37 小林 薫委員 本会議で法務監は、今後被害の拡大について結果を出していきたいと答弁しているわけですよ。原田法務監はそういう答弁をしているわけですよ。ところが市長は、記者会見でもって、被害の拡大はないと言い切ってしまっているわけです。ということは、この委員会で被害の拡大もあったよというときには、市長は命とりだ。市長は記者会見で、ないと言ったんだから。被害の拡大なんかないんだと言い切ってしまったんだから。ところが、原田法務監は、被害の拡大については今後の結果を見たいと。この委員会の中で、いや、初動対応がまずかったから被害の拡大は広がってしまったんだと、これは人災だということになったときには、これは市長問題。市長の職に対する。裁判を起こそうと言っているんだから。起こそうという市民もいるんだから。人災だと言って。  だから、この委員会に、そういう答えを期待してしまってよろしいんですねと聞いているわけなんです。いや、そういうことはしないんだというのだったら、そういうのをやってよ。さっき樋口委員が言ったような、どこか委員会があるんだったら、つくってやってもらいたいけれども、この委員会でできるんですねと聞いている。できるのでいいんですね。部長。 38 建設部長 こちらの委員会は、先ほど設置の内容でもお話ししたとおり、今回の浸水についての発生メカニズム、それからそれらについての原因を究明して、今後の対策に生かしていこうということで設置しているものでございまして、市の体制や初動対応について、この中で検証するものではございません。ですので、今言ったその市の対応でどうなったかということをここでは議論するのではなくて、その浸水のメカニズムを検討していくんだということで御了解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 39 小林 薫委員 そうすると、本会議で法務監が被害の拡大については今後結果を見たいと言っている、答弁しているわけですよ。では、どの結果を見たらいいわけ。被害者の方は。樋口委員がさっき聞いた何とか委員会、よくわからなかったけれども、防災、そこの結果を見ればいいのか。どこの結果を見たらいいわけですか。被害の拡大については。  もう被害の拡大については、市長が記者会見で言ったとおり、なかったと言い切ってしまっていいんですか。もう川越市として。被害者の方に言わなくてはいけないから。川越市の対応を。それとも、被害の拡大については、答弁があったとおり今後の結果を見たいというのであれば、どの結果を見たらいいの、我々は。被害者の方は。それだけ聞きたいんだよ。 40 建設部長 先ほども申したとおり、今回設置しようとする委員会は今言ったメカニズムのお話。その前に行った内部検証会議で、市の対応や市の体制のことについて検証をしたと。  そういった中で、対応については不十分な点があったということを御報告しているわけですが、それについて、今後改善、対応していくため、本会議というのをつくったわけですが、そういった中で、ソフト面もしくは体制、対応についての対策については検討していくということになっております。  今回のメカニズムについては、そこのところで拡大した、拡大していないではなくて、こういった原因でこうなったということは検証されるわけですので、その内容で御理解いただくか、もしくはその後の対応について、市の対応について計画をつくった上で、その後の対応を御理解いただくかということになると思います。 41 小林 薫委員 だから、被害の拡大については、法務監は今後の結果を見て判断したい、今後の結果を見たいと言っているわけですよ。ところが、市長はもう被害の拡大なんかないんだと言っているわけですよ。だから、整合性がとれないじゃない。片方はもうこれ以上被害が拡大していないんだと言っていて、法務監は被害の拡大については、今後の結果を見たいと。だから、その結果がどの委員会のを見たらいいわけ。この委員会でなければ、どこの委員会だか知らないけれども。  それとも、もう被害の拡大はなかったんだと、終止符を打ってしまっていいんですかというのを被害者の方に、寺尾の皆さんに、もうこれ以上のことはなかったんだと、川越市は初動対応はまずかったけれども、万全を期したので被害の拡大はなかったんだと、これが最小限の被害だったんだと言い切ってしまっていいのか。それとも、今後こういう委員会をつくってメカニズムがわかったので、初動対応をもっと的確に進めていれば、もっと被害が縮小できたんだという結論が出るのか、そこを聞きたいのよ。それはどこの委員会でやるんですかと。それとも、もうやらないの。そういう被害の拡大についてはもうやっていかない、いいんだと聞いている。 42 建設部長 本会議の答弁につきましては、こういったこちらの結果も見てというのは答弁としてございましたが、それは、こういった検証、メカニズムを見た上で、内容検証も含めて見ていきたいという趣旨だととっております。この中では、市の対応について、被害の拡大とかそういったものについては、少なくともそういう中では一緒にやっていくことはないので、確認をさせていただいて、今言った拡大云々については、現段階で建設部の中ではやりませんけれども、あとは内部検証とあわせて今後の対応の中で確認をすることはあるのかもしれないんですが、今の段階では、そういったものを検証するというふうな委員会にはなってございません。 43 山木綾子委員 小林委員がおっしゃったと同じようなことで大変申しわけないんですが、もう内部検証会議というのは解散してしまっていますよね。残していませんよね。それで、今度専門家の委員会で、メカニズムの何か、だんだん答弁がすりかわっているように感じたんですけれども。  メカニズムだけの検証だと今おっしゃいましたけれども、議場での答弁を聞くと、被害拡大につながったかどうか、検証委員会の結果を待ちたいという御答弁をいただきました。それで、今度新しくできたのは、組織を検討する委員会が立ち上がっています。防災組織を検討する委員会が立ち上がっています。市長がオブザーバーで参加できるというようなことで。そこで組織を検討すると。で、メカニズムを検討する内部検証会議は解散してしまう。メカニズムを検証した結果、こういうメカニズムが出たと、そのときに手の出しようのない水害だったんだという結果が出ればそれでいいですけれども、もし、この時点でこういう手を打ったら被害は拡大しなかったと、そういうような結果が出たときに、結果が推測されるときにどこで検討するんですか。もう、今、トータルして検討する委員会はないんですよね。そうすると、担当部局が今後の施策の中で検討していくということですか。 44 建設部長 現在、こちらでは防災対策の全体のお話をちょっとできるところではないんですが、今話したとおり、内容的にはおっしゃるとおりです。両者の内部検証で市の体制を、それから初動対応について検証してきたと。それの中で、改善すべき点、不備な点、既に指摘されている。  こちらでは今言った、ではこれから本当にどうしたらいいかという話を、ちゃんと原因を究明してやっていかなくてはならないということで、私ども建設部で本来的にはかかわっているところですが、そういう技術的なメカニズムの話ですので、対応してやっていきますと。  そういった中で、今度、先ほどまた戻った全体的な対応のお話については、やはり先ほどの防災の組織検討等の中でお話をする以外のことはないのかなという気がいたします。  ただ、ここの時点ではちょっとその運用のところも確実にあるわけではございませんので、今言えることは、この中でそういうこともやっていって、はっきりとした第三者から、そういったことを明確にしていただきたいというのを進めていきたいということです。 45 山木綾子委員 わかりました。確かに防災、総務の関係の話が絡んできていますので、この議案に対しての確認だけをもう一度させていただきます。  発生のメカニズム、水があれだけ出てしまったメカニズムを解明する委員会であると。その結果については、今後の施策の中で、担当部局等が、政策の中で生かしていくということでよろしいんでしょうか。 46 建設部長 御指摘のとおりです。 47 新井喜一委員 今、話を聞いていると、もう一度確認なんですが、発生のメカニズムを検証するの。これは課長、確認で聞いている。 48 河川課長 はい。発生のメカニズムを解明しまして、浸水の対策に当てはめるための内水の解析を進めてまいります。 49 新井喜一委員 私なんかは子供のときから、あそこは水が出るところなんです。国道二五四号線というと、もう一度話をするけれども、線路の東側、あそこは家が一軒もなかった。熊野町とか清水町とか一軒もなかった。線路の東側、全部水がいっぱいなんだよ、台風なんか来ると。だから、メカニズムなんて、今ごろ何を言っているんだよと私は思うわけ。  それから、もう一点。県が調整池をつくっているけれども、調整池のときに話をしているんですよ。改めて話をするけれども。内水対策どうするんですかと、絶対被害出るよと。それを平成十年の水害でしょう。だから、その後じゃない。あの調整池。県は川越市のために何もしてくれないんだよ。新河岸川を大きくしたって、それが川越市のためではなくて、下流の志木から朝霞のためにつくっているんだ。それで被害を受けているのが今回川越なんだよ。だから、内水の対策を怠ってきたんでしょう。そう思うんですけれども、いかがですか。 50 河川課長 委員の御指摘のとおり、内水の対策につきましては、確かに後手後手に回った部分はあると思いますが、これから、これを機にではないんですけれども、進めてまいりたいと考えております。 51 新井喜一委員 私は、今まで積み重ねの事実として、あれは県がいけないんだよ。県はあそこに調整池、自分たちがつくって、川越の内水の被害出てから物事が動くんだもの。私はそう思うんだよ。  ところで、江川幹線の流域ってどのぐらいの面積があるの。流域面積どのぐらいあるの。 52 河川課長 ふじみ野市と川越市の協定の面積で申し上げますと、九百二・八ヘクタールです。 53 新井喜一委員 台風第二十一号のときは、その前がずっと雨なんだよね。台風のときに今福と中福だったっけ、あそこに二百六十ミリ降っているんだよね。二百六十ミリということは、一メートル升だと水が二百六十リットルあるんだ。そうすると、九百二・八ヘクタールだと何リットルになるの。何トンになるのですか。計算して。 54 河川課長 計算によりますと、二百三十四万七千二百八十立方メートルとなっております。 55 新井喜一委員 あそこの調整池はどのぐらい入るの。県がつくった調整池はどのぐらい入るんですか。 56 河川課長 三十六万立方メートルです。 57 新井喜一委員 そうすると、何倍よ。二百三十四万といったって、二百万トンあるんだよ。そして水門を閉めてしまったんだよ。その水はどこに行くの。それは、先ほど一番最初にお話ししたように内水対策を行ってこなかったからですよ。そうではないの。 58 河川課長 約六・五倍です。 59 新井喜一委員 だから、あの調整池の六・五倍でしょう。それを樋門閉めてしまったんだろう。水があふれるに決まっているじゃない。それを災害の関係の部長会議を開いていて、何の対策もしないんだもの。これだけ雨の量がある、水の量があるのに。あそこだけでも。課長の見解をお伺いします。 60 河川課長 このたびの内水につきましては、江川の流域の樋門が閉じられまして、その原因で内水となったというところですが、今回のゲートの閉鎖につきましては、新河岸川の水位が数時間にわたりまして高い状態でありましたので、なかなか開けるところまでが時間かかってしまったといったところが最大の原因の一つとなります。  今後につきまして、内水につきましては、これらの原因を精査しまして、必要に応じた排水施設の設置の検討を考えてまいりたいと考えております。 61 新井喜一委員 私、そういうことを聞いていないので。あの調整池の六・五個分の水の量があるわけだよ。計算すればすぐに出るんだから。あのときだってすぐ何のやつだ、何のやつだと全部計算出るんだから、計算しているのだから。  それを全然検証しないんだろう。初動対応がどうのこうのと言っても、それだけで、水の量が実際幾らだったと、どのぐらいの量があったかといって全然検証しないんだものね。だって、これから市議会へ出て、していくといっても、答えは出ているんだよ。その前に。これだけ水の量がある、この間降ったんだもの。それでは被害が出るのは当たり前ですよ。事前に何の手も打っていないんだから。私はそう思うんだ。  だって、二カ所。子供のときからあそこは水いっぱいなんだよ。泳ぎに行ったんだ、子供のときに。そういう地域なの。だから、それを全然無視して、県も無視して、内水対策をしないからこうなっているんだから。私、散々言ったんだ、内水対策をしなくては絶対被害が出るよと。そのとき、共産党は佐藤さん、それから大河内ただしさん、あそこへ住んでいるから、水が出るのを知っているよね。そういう話をしたんだ。  でも、それで県も市も何もしないから、こうやって災害が起きる。二百六十ミリというと、その半分だって、百三十ミリといったって百万トンはあるんだよ。水の量。雨の量。もう少し、本当は栗原副市長にも来ていただいて、聞きたいよね。あの人は知っているんだから。川越に何年住んでいる。単独としては来ていないんだから、二年だから。いつから来ている。  余りこの話をしていると時間になってしまうから、最後に部長、一言。どうぞ。 62 建設部長 真剣な御意見をいろいろいただいて、建設部も本当に生まれ変わるようなつもりで対策をしていきたいと思います。おっしゃるとおり、そういった雨がどのぐらいになるというのも検証の中でやっておりまして、浸透とかいろいろ、そういうのもあるんですが、いずれにしても、たくさんの雨が地形的にも集まってくる状況です。そういうことを踏まえて、私どもがやれることをやっていく。  それから、ふじみ野市さんとも連携して、一生懸命。それと県にもいろいろ整備していただかないと新河岸川に流せないと、そういったこともやっていくということで、総合的に検討してやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。      (休  憩)      (再  開) 63 河川課長 先ほど 内水発生についての答弁に誤りがありましたので、謹んで訂正させていただきます。  新河岸川の水位が上昇したため樋門が閉まりまして、長時間にわたり新河岸川の水位が高い状態であったため、樋門を開けられなかったということで、内水が滞留してしまったことが考えられておりますが、今後の検証委員会でその辺を明らかにしてまいりたいと考えております。 64 新井喜一委員 新河岸川の水位が上がったら、すぐに閉めたんでしょう。そういうことだよね。住民が被害が出ることを想定して閉めたんだね。だって、新河岸川の水位が上がるんだろう。それで閉めたんだろう。それで水が二百何トン分なんだろう。二百万トンの水なんだから、それがどこに行くか、あふれていくに決まっているんだから。 65 河川課長 今回の樋門の閉鎖につきましては、新河岸川の水位が下がりましたら樋門を開けて、直ちに内水の排除ということで考えておりまして、その時間が今回の場合は長く続いてしまった結果、このような被害をもたらしてしまったと考えております。 66 新井喜一委員 だから、何かの被害ではなくて、被害に及ぶということがわかっているんでしょう。閉めちゃったら水が行かないんだ、抜かないんだから。それを聞いているんだ。      (休  憩)      (再  開) 67 河川課長 先ほどの御質疑なんですけれども、新河岸川の水位が上がったため、逆流をしたために樋門を閉めました。短時間で水位が下がった場合にですと、樋門を開けるようにはしていたんですけれども、水位がなかなか排除できないたため、このような内水被害が出たものと想定しております。 68 新井喜一委員 皆さんはどこのために仕事をしているのか。川越市民のために仕事をしているのではないの。下流のために仕事をしているの。だって、雨の量がどのぐらい降ったかということがわかっているんだから、どのぐらい水が流れるのかは、わかっているんでしょう。要するに小畔川だって、あふれるわけだね。あれは水でみんな回ってくるんだ。わかっているから。もう少し頑張ったほうがいいんじゃない。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  起立採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三五号 川越市上下水道事業経営審議会条例を定めることについて ○提案理由の説明(上下水道局参事兼総務企画課長) ○質  疑 69 池浜あけみ委員 この審議会条例をつくる背景について、もう一度改めてお聞きします。 70 上下水道局参事兼総務企画課長 昨今、上下水道事業につきましては、人口の減少、あるいは節水社会の進展等によりまして、今後、料金使用料等の増加が見込めない状況です。一方で、施設の老朽化が進んでおりまして、こちらの施設の更新費用等もかさばるということが見込まれております。
     つきましては、私どもといたしましては、ここで有識者の方、あるいは市民の方から、いろいろな御意見をいただきながら、より効率的な経営に資するため、このような常設の審議会を設けようとするものでございます。 71 池浜あけみ委員 これに関しては、準備会などというものの設置はどうなんでしょうか。 72 上下水道局参事兼総務企画課長 附属機関とはせずに、今年度、経営懇話会、市民の方から、あるいは有識者の方から経営に関し御意見をいただくという意味合いで経営懇話会を三回実施しております。 73 池浜あけみ委員 三回の期日を教えてください。 74 上下水道局参事兼総務企画課長 経営懇話会の開催は、昨年の七月二十一日、十月十三日、十一月十七日の三回実施しております。 75 池浜あけみ委員 大阪市などでは、事業運営全般をPFI法に基づく経営形態の見直しについて取り組んでいると聞いておりますけれども、今回のこの川越市の審議会では、そのような目的を含む審議がなされるのかどうか、確認したいと思います。 76 上下水道局参事兼総務企画課長 PFI等につきましては、新しい施設をつくる際には優先的に検討するという方針は出されておりますけれども、私どもといたしましては重要なインフラを担っているということを鑑みまして、当面そのような予定はございません。 77 池浜あけみ委員 当面は、そのようなことは審議内容に含まないということでよろしいでしょうか。 78 上下水道局参事兼総務企画課長 将来的には正直な話申し上げまして、入るかもしれませんけれども、直近でそのようなことを、審議会で御審議いただく予定はございません。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三八号 訴えの提起について ○提案理由の説明(建築住宅課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第三九号 排水ポンプ車の取得について ○提案理由の説明(道路環境整備課長) ○質  疑 79 樋口直喜委員 一点だけ確認で、入札額にかなり差が出ていると思うんですが、この差額はどのようなことが生じて発生したと考えられるんでしょうか。 80 道路環境整備課長 それぞれの業者さんの入札額の差については、それぞれポンプのメーカーとかを使う仕様によって差が出てきているものだと考えております。 81 樋口直喜委員 能力に関しては差がないという理解でよろしいでしょうか。 82 道路環境整備課長 能力につきましては、差はございません。 83 海沼秀幸委員 今回、排水ポンプ車の取得ですけれども、県内に関しまして、排水ポンプ車の所有状況をお伺いいたします。 84 道路環境整備課長 埼玉県内で調べたところですが、埼玉県内では排水ポンプ車の導入実績は今のところございません。 85 海沼秀幸委員 今回、川越が初という形になるわけですが、もちろん川越市においての災害出動がメーンとなりますが、今後埼玉県内で発生した場合に、もちろん国交省の排水ポンプ車の派遣もあると思いますが、本市として、例えば隣接の狭山市ですとか川島町、もしそういった水害が起きた場合に、本市として今後そういった条約というか、応援締結などをしていく予定はあるのかお伺いいたします。 86 道路環境整備課長 他市との協定というか連携についてなんですけれども、雨の降る地点としては、県内はそれほど大雨の降る状況というのは変わらないと考えておりますので、川越市で所有している分は、市の状況が第一に優先となってまいりますが、ただ降る状況によっては、そういった協定を結んで他市の応援というか、そういったことも考えられると思いますけれども、現時点では川越市のための排水ポンプと考えております。 87 海沼秀幸委員 もちろんそれでよろしいと思うんですが、もし河川氾濫とかあった場合には、例えば利根川の氾濫ですとか、川越市としても応援に行ける部分はしっかり行っていただきたいなと思っております。 88 池浜あけみ委員 このポンプ車は具体的にどこで使って、どこに流すことを考えているのか、教えてください。 89 道路環境整備課長 基本的には昨年十月の台風第二十一号で浸水被害のあった寺尾地区がございますし、あとそれ以外にも、やはり河川の部分に樋門があるような場所で内水被害が想定される場所、そういったところで考えています。また、短時間に降る集中豪雨については、アンダーパス等で道路冠水等もできますので、そういったところでの使用も考えています。 90 池浜あけみ委員 そこに使おうと想定しているところに、多分かなり重量のあるものだと思うんですけれども、それが入っていけるような状況なのか、どうなんでしょうか。 91 道路環境整備課長 当方としましても、ある程度浸水する箇所というのは想定をしております。その中で当然、狭い道については入っていけないところもございますが、基本的には排水先がある場所ですとか、道路幅員のある程度確保できるところを想定しながら運用してまいりたいとは考えております。 92 池浜あけみ委員 具体的に何カ所か想定があれば教えてください。 93 道路環境整備課長 現在考えておりますところでは、河川については小畔川の下小坂樋管付近、それと市内の排水ポンプ場付近、それと先ほど申し上げました江川の都市下水路の樋管付近。それと道路環境整備課でアンダーパスで把握している場所としては、市内全域で約十カ所ございます。 94 池浜あけみ委員 もう一点だけ。これはメンテナンス、維持管理費というのは幾らぐらいを見積もっているのか教えてください。 95 道路環境整備課長 具体的な車両の車検や整備にかかわる費用が大体年間七十万円、それと搭載するポンプのメンテナンス費用が約二十万円、それと車両の保管場所の防犯セキュリティにかかわる費用が年間十万円、全体で約百万円を見込んでいます。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四〇号 川越市道路線の認定について ○提案理由の説明(建設管理課長) ○質  疑 96 小林 薫委員 ちょっと一点だけ。一般論で結構なんですけれども、道路線を市道認定するときは、いわゆる公道から公道に抜けているというのが条件ですよね。いわゆる突っ込み道路、二項は別として、今現在開発する場合に突っ込み道路、いわゆる行きどまり道路を認定するということはあるんですか。 97 建設管理課長 五百平米以下の開発道路については、認定外道路としては川越市で管理をしております。それ以上の行きどまり道路については、現在では認定はされておりません。ただし、川越市が市で行う事業ということであれば、公益性が高いということで認定として認める場合もあるのではないかということです。 98 小林 薫委員 皆さんもそうでしょうけれども、我々もそうで、よく相談受けるんだけれども、いわゆる突っ込み道路で開発したいといったとき、開発許可がおりるかどうかもあれですけれども、道路は川越市の道路として認定できるのかどうなのか。今みたいに公共性がなくて、あくまでも自分たちの生活のために使う道路を道路線として認定できるのかどうか。 99 建設管理課長 現状では、民間で開発を行ったもので行きどまり道路につきましては、道路認定はしておりませんが、一応川越市の管理する道路として帰属をして、市で管理を行っていますので、その居住する方については、住む以上は特にデメリットはないということです。 100 小林 薫委員 道路線としては認定はしていない。ただ維持管理については、市でやる。 101 建設管理課長 認定はされておりませんけれども、管理としては川越市で管理はしております。 102 小林 薫委員 我々がいろいろ相談を受けますけれども、御相談に行った場合は同じようなお答えをいただけるわけですね。答えをするわけだね。 103 建設管理課長 現状はやはり境界が確定して、四メートル以上というのが原則になっております。その辺はちょっと個々によって状況は違いますが、そういうところを調査して、その要件に整っていれば寄附などの対象になるということです。 104 小林 薫委員 もう一回だけ確認だけしておきたいのです。基本的には公道から公道に抜けているというのが原則ですよね。ちょっと確認だけ。 105 建設管理課長 委員のおっしゃるとおりです。 106 新井喜一委員 道路認定していない突っ込みは、何という道路なの。川越市が管理すると言っていましたよね。認定はできないけれども。そういうのを何というの。何道路というの。 107 建設管理課長 名称というのは特にありませんが、認定外道路ということで、こちらの市で管理をしております。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四一号 平成二十九年度川越市一般会計補正予算(第八号)の所管部分 ○提案理由の説明(産業観光部副部長兼農政課長、都市計画部副部長兼交通政策課          長、建設部副部長、農業委員会事務局長) ○質  疑 108 樋口直喜委員 まず、旧織物市場の整備で年割額の補正が入っているかと思いますが、単年度で見ると結構減額になっていると思うんですが、これは進捗に何かおくれがあったんでしょうか。 109 都市計画課長 旧川越織物市場につきましては、今年度、部材修復設計ということで、建物を全て解体する。また、その解体したごみ等を調査、解体しながら調査を行って、その調査の結果を設計として反映させていくということを行ってまいりました。  その中で、ある程度想定はしていたのですが、部材の見え隠れ部分、要するに建物が建っている状態では見えない部分が相当傷んでいるということが判明いたしました。それを先ほど申し上げましたように設計当初に反映させる作業が非常に膨大なものになってしまいました。そんな関係から、この反映させるための精査の時間等にちょっと当初の想定よりは長くかけないと反映することはできないということがわかりまして、そのため、今回のような年度割額から引いたという経緯がございます。 110 樋口直喜委員 想定以上のものがあったということですけれども、総額で見ると三年間で変わっていないと思うんですが、そちらは変わらないという理解でよろしいんですか。 111 都市計画課長 先ほど申し上げました今回の部材修復設計、この調査に携わるほうなんですが、非常にそういった文化財的建造物の調査にも明るい業者が事前に数回調査を行っております。非常にすばらしい経験値を持っているということから、ほぼ設計額が変更しないということは想定しておったんですが、先ほど申し上げましたとおり、想定を超えるところでの傷みとかというのはあったものの、それぐらいのうちで今回、特に額の変更とかはない形で進めてまいりそうです。 112 樋口直喜委員 もう一点、都市下水路の災害復旧に関して、こちらは内容と工期について教えていただけますか。 113 河川課長 工期というところですが、平成三十年二月十三日から三十年十二月十日までの百五十メートル区間をまずは工期として準備しております。 114 樋口直喜委員 二月十三日から始まってということでありますけれども、先ほどの委員会で発生のメカニズムを明らかにするというお話があった中で、そのメカニズムが解明しない状態のまま、これは原状復帰までされるんですか。それとも応急処置なのか。 115 河川課長 こちらの災害復旧につきましては、原形復旧ということになりますので、もとの状態に戻すわけですけれども、再度同じような水害が来ないように、一部護岸の部分に補強するなどの工夫を凝らしています。 116 樋口直喜委員 メカニズムが解明されてから、もっとこうしたほうがいいとなったときは、改めて手を加えるということで、あくまでもとどおりの水路が基本となるということでよろしいでしょうか。 117 河川課長 今後の解明、解析が進む中で、現状の流域都市下水路、本線をそのまま新たにかえると、急激に変えるということはなかなか困難である状態になりますので、現状の断面に見合った、あるいはまた断面の能力に見合ったものと、それを補完する設備についてまた検討していく形になるかと思います。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ───────────────────────────────────      (休  憩)      (再  開) ○議  題  議案第四五号 平成二十九年度川越市農業集落排水事業特別会計補正予算(第一         号) ○提案理由の説明(産業観光部副部長兼農政課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四六号 平成二十九年度川越市水道事業会計補正予算(第一号) ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼給水サービス課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し
    ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四七号 平成二十九年度川越市公共下水道事業会計補正予算(第二号) ○提案理由の説明(上下水道局副局長兼給水サービス課長) ○質  疑 118 新井喜一委員 この補正予算どおりに進んだとして、収益的収支のバランスはどうなるの。 119 上下水道局参事兼財務課長 収益的収支におきましては、幾らか経常利益が出る形になっております。 120 新井喜一委員 幾らですか。 121 上下水道局参事兼財務課長 一千八百八十六万三千円です。 122 新井喜一委員 去年に対して桁が違うんじゃない。昨年度とは。 123 上下水道局参事兼財務課長 昨年度の予算上も同じぐらいで一千九百一万三千円です。ただ、決算では三億一千二百三万円になっております。 124 新井喜一委員 それは昨年の決算だよね。ことし、きょう今まで質疑の中で台風第二十一号があったわけでしょう。あれで不明水がすごくふえたでしょう。そうすると、それはやはりそのお金を払わなくてはいけないでしょう。おととい行った新河岸川の引き込みに関して言うと、昨年より大分多いでしょう。不明水が。それで早い話、一月末現在で昨年より実質に約七千万円経費がふえているんだよね。だから、二月だともっとふえると思うんだよ。流れ込んで、ある一定の期間があってから請求が来るからと思うんだよね。  そこで、一般会計も、不明水については一般会計から繰り入れがあると思うんだよね。だから、一般会計の担当者は栗原副市長なんだ。だから、栗原副市長の出席を求めたい。その辺を聞きたい。どういう感覚を持っているか、認識を持っているかと思うんですけれども、お取り計らいしていただければ。      (休  憩)      (再  開)      (出席要求)      (休  憩)      (栗原副市長出席)      (再  開) 125 新井喜一委員 栗原副市長、すみません。お呼び立ていたしまして恐縮です。  下水道会計の補正を今行っていて、その審議なんですけれども、下水道の処理する管、それから面積もそんなにことしと昨年は変わっていないと思うんだよね。伸びていないと思うの。でも、一月月末現在で約七千万円の赤字なんですよ。マイナスなの。マイナスというか経費がふえているわけ。そのふえている理由は、聞くところによると不明水なんだよね。雨水なんですよ。だから台風第二十一号なんですよ。それで二月末なんてもっと経費がふえているわけ。それを一般会計から繰り入れるでしょう。  だから、それを検証委員会で検証したと思うんだけれども、お金についても。だから、その辺の栗原副市長のお考えをお聞きしたいんです。下水道だけで処理できる問題ではないと。 126 栗原副市長 恐らく公共下水道の下水道事業費用が前年比較でふえているというところの部分が、不明水が原因であるという御指摘だと思うんですけれども、検証委員会の中で、そこまでの財政的な面までの経過はまだ来ていないのですけれども、公共下水道で不明水対策については、毎年計画的に実施しているというのがございますので、まずその対応を図っていくというのが必要なんだろうと考えております。 127 新井喜一委員 栗原副市長、私、そういうことを聞いているのではない。おととしと平成二十九年度、二十九年度は台風で不明水がふえたわけ。ふえて、それで経費が一月末で七千万なんだよね。だから、二月末だと八千万から九千万近くにふえているわけ。経費。その辺を一般会計から繰り入れる。不明水については。不明水対策ではなくて、雨なんですよ。雨が降るから、雨が降るだけでは絶対ないんだよ。流れ込まなければ。それで、多く流れ込んでくるわけ。雨が降るから。その対策もしているんだろうと思う。今度、お金に関して。だから、どうお金のことは考えているのか、お聞きしたい。お考えだけ。全部下水に押し付けてしまうということはないと思うんだよね。 128 栗原副市長 今、御指摘のとおり、前年と比較して、二月の段階で、下水道事業費用が八千七百万程度ふえていると。これは不明水の関係だと、御指摘のとおりです。特に公共下水道の場合、汚水については私費、いわゆる使用料ですけれども、雨水については公費というのが大原則ですので、今後、雨水対策というのは、公費で十分財政的にできるだけ措置をして対応してまいりたいと考えております。 129 新井喜一委員 補正ですので、幾ら対応したんだろう。 130 栗原副市長 金額については、大変申しわけありませんが、算出しておりません。 131 新井喜一委員 私は、下水は、水道もそうですけれども、かなり古いんだよね。どんどんこれから更新していかなくてはいけないと思うんです。その上に雨がすごくふえてきている。ゲリラ豪雨ではない。川越は分離と合流でしょう。合流が結構あるはずなんだ。だから、こうやって当初予定したより赤字がふえてしまっている。その赤字をやはり対策とらなければいけないでしょう。それを下水だけに押し付けるわけにいかないでしょう。だから、一般会計からどうお考えですかということで聞きたかった。でも、工事もしなくては、あれもしていかなくてはいけない、でも雨が降る。ゲリラ豪雨だって。だから、どういうふうに考えて物を進めていくんですかということを聞きたい。 132 栗原副市長 公共下水道も一般会計からいわゆる繰出金は出しておりますけれども、毎年実施計画の中で、どのぐらいの事業をやる予定なのかということも十分踏まえながら、また公営企業の予算については、調整しながら、貴重な財源については措置していきたいと考えております。 133 新井喜一委員 これで最後だから。雨は計画的に降らないから。だから心配しているわけ。で、現実に去年でしょう。もう何年来そうじゃない。雨の量がどんどんふえているじゃない、毎年毎年。だから、その辺を聞きたかったんです。いいです。      (休  憩)      (栗原副市長退席)      (再  開) 134 池浜あけみ委員 公共下水道施設整備及び公共下水道施設改良の事業費が一割ほど減で補正が組まれているんですけれども、その主な内容についてお伺いしたいと思います。三十五ページ。 135 上下水道局参事兼財務課長 これは、請負工事の差金の部分でその部分を減らしています。 136 池浜あけみ委員 予定よりも、見積もりよりも安くで終わったということでよろしいですか。 137 上下水道局参事兼財務課長 入札した場合の一割ぐらい安いということになります。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四八号 平成三十年度川越市一般会計予算の所管部分 ○提案理由の説明(産業観光部副部長兼農政課長、都市計画部副部長兼交通政策課          長、建設部副部長、農業委員会事務局長)      (休  憩)      (再  開) ○質  疑 138 池浜あけみ委員 予算説明書で五十一ページのコミュニティサイクル利用料と言うところがありますが、このコミュニティサイクルの委託をして事業していると思うんですが、この運営費のことについて伺いたいと思います。コミュニティサイクルの運営費の状況を教えてください。 139 都市計画部副部長兼交通政策課長 コミュニティサイクルの運営につきましては、五年間の債務負担行為を組んで平成二十五年十二月一日から本年十一月三十日までの五年間ということで、運営を事業者に委託しております。本年十二月一日からまた第二期ということで、またさらにそこから五年間を予定させていただいているところです。大体、運営にかかる経費といたしましては約四千三百万円ほどを今年度については予定しているところです。  それとあと五十一ページのコミュニティサイクル利用料、こちらにつきましては、市内十二カ所あるサイクルポート、無人なんですけれども、そちらの六ポートで電気に相当する料金ということでいただいているお金になっています。 140 池浜あけみ委員 こちらは利用状況は、前年度と比較して予算では少なくなっているわけですけれども、利用状況はどうなんでしょうか。利用者の数。 141 都市計画部副部長兼交通政策課長 コミュニティサイクルの利用者の状況でしょうか。そちらにつきましては、平成二十五年に始まった当時から、年々ふえているという状況になってございます。  交通政策費の前年度比ということで、ここが低くなっている大きな要因といたしましては、川越駅のホームドア、これが平成二十七、八、九の三カ年度で終わるということで、平成三十年度にはホームドアの整備の負担金、こちらがございませんので、そういった面で前年対比で交通政策費の金額が下がっているということになっております。 142 池浜あけみ委員 大変観光客もふえてきてもおりますし、市内に車の量をできるだけ少なくするという意味でもコミュニティサイクルはぜひ前向きに進めていただきたいなと思います。  ちょっと飛びますけれども、百十七ページの畜産業費ですけれども、畜産振興というところがございますが、この内容について御説明ください。 143 産業観光部副部長兼農政課長 畜産振興ですけれども、畜産農家の振興、経営安定化を図るために、主に伝染病予防対策のワクチン接種や消毒用資材の購入、それから優良畜種の導入、飼料作物の自家栽培用種子の購入等を行う畜産農家に対して支援を行う事業です。 144 池浜あけみ委員 では、畜産というと、牛、豚、鳥、全て含めてということでよろしいですか。 145 産業観光部副部長兼農政課長 はい。仰せのとおりです。 146 池浜あけみ委員 鳥や豚というのは、一回少なくなっても二、三年でまたふやすことができるということだけれども、牛はなかなか、十年、二十年かかるということで、ぜひこれもしっかりと進めていただきたいなと思います。  私は、総合計画のこの青い実施計画で何点か御質問させていただきたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。  まず、市街地整備の推進というところで、本川越駅西口の交差点の改良のことについて、六十九ページにございますけれども、西口開設によって交差点のところが、人通りと車の通りが多くなり、狭い道で大変危険があるということで、ここのところの交差点整備をどのように考えているのかを教えてください。 147 都市整備課長 本川越駅西口につきましては、二年前の二十八年二月に開通させていただきました。その後、利用者の方が川越市駅と本川越駅間、今までぐるっと回っていた方が約九千人ぐらいという形で考えていたんですが、調査結果しましたところ、一万三千人の方が御利用されているような状況になっております。  本川越駅の西口を出まして、アクセス道路と市道がぶつかる部分が、かなり車の流れと人の流れが交差して危ない部分がございまして、現在警察協議の中で、信号の設置をお願いしているところでございます。警察サイドの回答といたしましては、一つの要因としては信号をつけたときにたまり空間が、赤の場合に人がたまれる空間が必要だという条件が示されておりますものですから、交差点角の権利者の方に事業協力いただけないかということで、用地交渉を進めているような状況でございます。御協力いただければ、直ちにたまり空間を整備して、信号の設置を強く依頼していきたいと考えているような事業の一つでございます。 148 池浜あけみ委員 三すくみになって車も人も動けないというような状況も時々ありますので、ぜひ実施していただきたいと思います。  関連ですが、三駅整備ということは重点で書かれているんですが、ちょっと確認なんですけれども、鶴ヶ島駅の整備はその後どうなっているのかというところを伺いたいと思います。計画と進捗について。 149 道路環境整備課長 鶴ヶ島駅の改修の内容につきましては、昨年度、概略設計をさせていただいて、ある程度エリアを決めたところなんですが、今年度につきまして、一つの課題点である路線バスがバスバースに接着ができないということで、そこの改善を進めていく考えのもと、詳細設計を今年度実施していくところです。 150 池浜あけみ委員 今年度、そこが計画をして、来年度から進むということでよろしいですか。 151 道路環境整備課長 できれば来年度、改善して、改修工事を行っていきたいところではあるんですけれども、ちょっと他の駅前広場の工事等も進めている中で、なかなか一遍にというわけにもまいりませんので、その都度進めていきたいと考えております。 152 池浜あけみ委員 七十五ページの鶴川座の利活用支援ということが書かれておりますけれども、ここの支援の内容について、鶴川座の利活用支援の内容について教えてください。 153 都市景観課長 旧鶴川座につきましては、あの建物の所有が蓮馨寺の所有となっております。宗教法人がお持ちの建物ということで、今後は民間による活用を考えていただきたいというような考えでいたところであります。  旧鶴川座が立門前通りにも面しているということで、立門前通りの美装化も今後予定しておりますし、あと旧川越織物市場の整備も現在進んでいる状況もありますので、そういったところとあわせる中で、先ほども申し上げたとおり、旧鶴川座に関しては民間でやっていただくということを考えておりますが、全体があわさることで旧鶴川座も地域の活性化につながるような方向性で検討しているところでございます。 154 池浜あけみ委員 同じくその立門前線のところで、意見交換会というのがございますが、どのようなメンバーで行っているか教えてください。 155 都市景観課長 こちらにつきましては、地元の商店街の方々を中心として、ワークショップ形態で意見交換を行いました。その意見交換の中で主に、先ほども申し上げました立門前通りの美装化についての意見交換ということが主なんですけれども、その意見交換の中で地元からは、蓮馨寺の門前町として栄えた歴史もありますので、そういった歴史を踏まえた形で、道路の美装化も行っていければというような御意見をいただいています。  また、できるだけ早期に美装化の整備を着手してもらいたいというような意見もいただきます中で、差し当たって、電線電柱の地中化は考えないという形で路面の整備を行いたいと、そういった意見もいただいております。そういった状況です。 156 池浜あけみ委員 もう一件、占用物件移設というのは、近くに危険な建物もあったかと思うんですけれども、それのことを指しているのかどうか。 157 都市景観課長 占用物件の移設補償、先ほど申し上げました道路の美装化に伴いまして、その路面整備を行う段階で、主に電柱になるかと思うんですが、そういったものは整備上支障を来す、そういったものが幾つか出てくるということで、それを移設しなくてはならない。その移設に伴う補償費ということになります。 158 池浜あけみ委員 わかりました。  では、八十二ページの事業ナンバー百五ですけれども、橋梁維持補修のことについて伺います。平成三十年度は、補修設計が五橋、補修工事が八橋ということで、二十九年度から引き続き焼米橋と田島橋ということが、この工事を続けられると思いますけれども、ほかに庚申橋、寺橋ということで、あと残りの四つの橋がどちらにあるのか教えてください。 159 道路街路課長 ただいまの道路橋の維持費についてですけれども、平成三十年度につきましては、橋梁の点検を行うことと、あと寺橋の修繕工事を行うことを予定しております。  もう一点、庚申橋の補修に関します設計業務委託を予定しております。 160 池浜あけみ委員 そういたしますと、こちらの総合計画の実施計画には補修工事が八橋と書いてありますが、そこまではできないというようなことでよろしいでしょうか。八十二ページでは、平成三十年度に補修設計が五橋で、補修工事が八橋ということになっていますけれども。 161 道路街路課長 平成三十年度の橋梁二次補修に関しましては、橋梁点検を一カ所といいますか、橋梁点検を行うことと、寺橋の補修工事を行うこと、また庚申橋の設計委託を行うこと、また、あと橋梁の修繕ということで計五件とっています。 162 池浜あけみ委員 もし、その点検する橋ですとか、修繕する橋がわかればとお聞きしたんですけれども。 163 道路街路課長 ただいまの答弁なんですけれども、実施計画ではそのような、八件とかなっておりますけれども、今回の予算の関係におきましては、五件となっておりますので、お願いしたいと思います。 164 池浜あけみ委員 わかりました。次にまいります。  なぐわし公園整備で百二十二号、九十三ページにあるんですけれども、ここは多目的広場と健康交流広場というのが三十センチほど低くなっていて、ここが雨水貯留機能があるということに御説明がありますけれども、三十年度に調整池の整備ということが計画にはあったんですけれども、そこのところの進捗はどうなるのか教えてください。 165 公園整備課長 多目的広場につきましては、三十センチ掘り込んで、雨水調整機能を持たせるという計画にはなっておりますが、三十年度につきましては、用地取得とか、工事とかの予算は計上されておりません。 166 池浜あけみ委員 あと、次は百一ページにいきまして、就労支援のところです。  先日、視察に行かせていただきまして、芳野台工業団地の中で、世界的な技術を持つメーカーがあることを知りまして、大変うれしく思ったところですが、若者がそういう地元就業ということで、もっとつながる政策として、本年度の施策について伺いたいんですけれども。 167 産業観光部参事兼雇用支援課長 今、芳野台の工業団地のお話が出ましたが、そちらと直接につながるかどうかはわからないんですけれども、毎年、ハローワークと共催をとりまして、若者就職面接会というのをやっております。そちらが川越だけの企業ではないんですけれども、近隣の企業さんが来られますので、そういった支援事業をことしも進めてやっていきたいと考えております。 168 池浜あけみ委員 同じく障害者雇用奨励金というのが平成二十九年度はあったと思いますけれども、これは三十年度、これから先、引き続き行われるのかどうか。 169 産業観光部参事兼雇用支援課長 そちらにつきましては、平成三十年度も引き続いて継続してやっていきたいと考えております。 170 池浜あけみ委員 もう少しお伺いします。百八ページになりますが、郊外型駐車場整備ということで、パークアンドライドの実施ということが進められていると思います。先ほどからお話しているように観光客をもっとふやすという施策があるんですけれども、やはり市役所の前の交差点など、休日は本当にもう渋滞で左にも右にも曲がれないようなことがありまして、自転車シェアリングというのもその一つの施策にはなると思うんですけれども、市内に小さな駐車場をつくるというのではなく、もう一度少し外にパーク、車をとめて、そして歩いて観光するということをもっと進めるべきだと思うんですけれども、この予算額は、この金額で大丈夫なのかどうか、お考えを聞きたいと思います。 171 観光課長 確かに今、委員が御指摘のとおり、市内になるべく車は乗り入れない、観光客の方も一番街周辺は非常にたくさんいらっしゃるものですから、なるべく市内に車を乗り入れないように、郊外の駐車場から歩いていただくということは川越市でも考えております。  ここで平成二十九年度なんですが、あぐれっしゅのところの駐車場につきまして、拡張工事というのをさせていただいて、一応三月の下旬から供用開始ということで考えておるところです。 172 池浜あけみ委員 そちらは、新たに何台ふえることになるんでしょうか。 173 観光課長 増設しましたところは、乗用車約八十一台分ということで考えております。 174 池浜あけみ委員 料金体系はどのようになっていますか。駐車場の料金です。
    175 観光課長 増設のところでよろしいでしょうか。そちらは、一応ここの中は無料駐車場ということで、おとめいただいくために料金等は設定しておりません。 176 池浜あけみ委員 では時間も特に、二十四時間いつでもということでよろしいんでしょうか。 177 観光課長 一応、あぐれっしゅさんも一緒に使っているものですから、原則的には夕方の五時までということで、御利用いただいております。 178 池浜あけみ委員 もう一つ、予算説明書の百八十六ページ、脇田歩道橋耐震化事業ということが書いてあるんですけれども、これは、耐震化が以前から進められていたと思うのですが、建設部の工事説明書の三十四ページにございますけれども、ちょうどクレアモールに入る入り口のところの歩道橋なんですけれども、この耐震化事業の内容を御説明ください。 179 道路街路課長 脇田歩道橋の工事につきまして御説明申し上げます。  緊急輸送道路と鉄道をまたぐ脇田歩道橋につきましては、地震時の安全性向上を図るため、耐震補強を実施するものです。工事の内容といたしましては、下部工部分におきましては、橋脚の橋の周囲を巻き立てて補強するものです。上部工につきましては、橋げたが落ちないように落橋防止構造を設置するなど、また制震ダンパーというものをつけまして、地震時に揺れを調整するようなものを設置する予定です。 180 池浜あけみ委員 おととし三月のときに、ここのところの事業がちょっと、材料の関係でなかなか進んでいないというようなことがここで審議されていたものがあったんですけれども、その辺の材料の面では大丈夫ということでよろしいですか。 181 道路街路課長 一応その辺も資材関係もいろいろ調査しまして、それに伴う材料の関係で設計を進めておりますので、前回のときとは、今現在はそのような状態で修繕するような形で進めております。 182 池浜あけみ委員 地元の方から、そこの歩道橋の手すりの部分について、御意見をいただいていまして、この市役所の中の階段の手すりなんかも、手すりの下のところに支えが出るんですけれども、そこのちょうどクレアモールの入り口におりていく螺旋階段のところの手すりが、真横に本体についているので、手が必ずそこにひっかかるという構造で、とっさに足がよろめいたときにそこをつかんでけがをしたという方もいらしたので、その辺も今回のこういった中で改善されるかどうか。その方に聞きましたら、ほかにも富士見の陸橋ですとか、子供たちが通学路で使っているんですが、あと新宿北、その二カ所のあたりが危ないというんですか、使いづらい手すりになっているので、ぜひそこは見ていただけたらと思います。  もう一点。シャトルバスについては、本会議場でもさまざま質疑、あと一般質問などしてきたんですけれども、改めて今回、八十歳から、来年度九十歳以上が無料ということで、幾らの市の負担が減るのかという効果について、改めて伺いたいと思います。 183 都市計画部副部長兼交通政策課長 シャトルバスにつきましては、今、委員がお話のとおり、本年八月一日から新路線になりまして、高齢者の特別乗車証による料金体系が七十歳以上百円は変わらないんですけれども、無料になる年齢が八十歳以上から九十歳以上になるということになってございます。  それによる財政的な効果ということで試算いたしました、昨年の市政報告の段階でいきますと、約七百万円、市の財政的負担は軽減されるという形であったと記憶しております。 184 池浜あけみ委員 シャトルバスの収支を上げるための工夫、これまでどのようなことをしてきたのかということではどうでしょうか。乗降客をふやすための工夫。 185 都市計画部副部長兼交通政策課長 シャトルバスの利用客をふやしてまいる、収入増につながる方策ということですけれども、シャトル直接というよりも、なるべく利用者を多くということで、シャトルも含めてなんですけれども、公共交通の利用促進を図るということでの事業というか、そういった形で努めているところです。  また、これは収支には直接は関係ないんですけれども、車中に市の事業、そういったものを紹介というか、PRのポスター等を掲示させていただく、それによって、一度乗られた方が、それを見てまた次回、その日に乗るということもございますので、そういった面では努めているところです。  それともう一つといたしましては、シャトル十三路線でございまして、毎日十台のバスが十三路線を行き来しておりますので、言ってみれば回送の時間、一つの路線から次の路線に移るとき、その時間が短くなれば、当然便数もそれだけ確保できますので、そういった面で例えば運転手、乗務員の方の休憩所、そういったところをつくる際にも補助を、そういったところを取り組んできたところです。 186 池浜あけみ委員 いろいろ工夫されてきたことは今お聞きいたしました。  ただ、上尾市ですとか高槻市とかで、収支をかなり上げているところもあるかと思うんですけれども、それから高齢者の足という面では、非常にこれが九十歳に上がってしまったということは、市民の方からも御意見ありましたし、私たちぜひそれは本来続けていただきたいと。そのかわりと言ってはあれですけれども、新斎場の周りの公園ですとか、あと西口デッキの延伸というのは、先々にはあったほうがいいかもしれませんけれども、急いでやることとしては、やはりこのシャトルバスの継続を優先すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。 187 都市計画部副部長兼交通政策課長 利用者の方にとりましては、やはりそれだけ負担が少ないほうがよいという形になろうかと思います。ただ、川越市の交通政策を考えた場合、路線バスがあるところ、そこがなくて、シャトルが走って対応しているところ、さらにはシャトルバスも走れない部分、こういったところがございます。そういった面で今現在検討を進めております、新たな交通ということで検討を進めておりますけれども、それを導入することによって、シャトルで入っていけない道、そういった部分にも対応していきたいというのがまず第一にございます。  それと、あとはやはりシャトルバスに同じ高齢者であっても、乗る方、乗られない方、そういった方がおりますので、やはり一定の御負担は可能な限りお願いしたいというのが市の交通政策を預かる者としての考えというか、そういったものです。御理解のほどをよろしくお願いいたします。 188 樋口直喜委員 先ほど池浜委員から自転車シェアリングの話が出たので、一点だけ確認させてもらいたんですけれども、埼玉県で自転車保険の加入が義務づけられるようになっていると思うんですけれども、それが義務づけられるようになってから、何か貸し方とか変わったとか、そういった検討をされたんでしょうか。 189 都市計画部副部長兼交通政策課長 特に検討はしていないんですけれども、市の実施しているコミュニティサイクル、こちらにつきましては、保険といたしましてTSマークという保険に入ってございます。いろいろな保険があるとは思うんですけれども、通常は保険に加入して、年額幾らか払うことによって、何かあった場合には補償が出るという形かと思いますけれども、TSマークの場合は、当然自転車を点検して、問題ないということで、そういったマークを張って、保険にも入るということになっていますので、保険、それ以外に、以前に自転車が点検された自転車で運行が安全にできるとは一つは考えております。TSマークには入っております。 190 樋口直喜委員 それは利用者が事故に遭った場合は、利用者がその保険にも含まれているということなんですね。 191 都市計画部副部長兼交通政策課長 利用者、例えば観光客などが来て、自転車コミュニティサイクルに乗った場合に、それが適用になるということになってございます。 192 樋口直喜委員 自転車に関しては理解させていただきました。  あと立門前線の話で、本会議場の質疑の片野議員の質疑だったと思うんですけれども、予算要求の段階から査定を経て縮小した事業の中で、こちらの立門前線の事業が挙げられていたかなと記憶しているんですが、こちらは何か事業の内容が変わったりとか、縮小したということがあるんでしょうか。 193 都市景観課長 ただいまの御質問ですけれども、予算要求の段階で、実際の内示額に差額があったのですが、そこの理由といたしましては、予算編成過程の状況と並行して行っておりました立門前線の道路詳細設計、こちらと実際の立門前線の美装化の工事に伴う支障となる占用物件、そういった占用物件のことにつきまして、精査を行いましたが、実際に補償補填、それから賠償金ということで一千九百八十五万円の不用となったために予算が縮小したものです。  ただ、実際に内容どうこうという、そういったことは問題がないです。 194 樋口直喜委員 事業内容自体は変わらず安く済んだということで、理解をさせていただきました。こちらの美装化に関しては、地域の負担というのはあるんでしょうか。 195 都市景観課長 こちらは、地域の方の御負担は特にございません。 196 樋口直喜委員 ちょっと関連して、概要の四十八ページだと思うんですが、次の五十ページ、喜多院外堀通り線整備というのが上がっていると思うんですけれども、こちらの事業の概要について御説明いただけますか。 197 道路街路課長 ただいまの喜多院外堀通り線につきましては、川越市歴史的風致維持向上計画の整備事業として位置づけておりまして、事業期間、平成三十一年度までの社会資本総合整備計画の事業に位置づけられております。喜多院周辺の街路整備につきまして、平成二十七年度までに整備しました喜多院門前通り線がございまして、本路線をまた美装化することによりまして、歴史的建造物と一体となった歴史的風致の維持向上を図るものとなると考えて、進めているところです。 198 樋口直喜委員 美装化のエリアの拡大ということで理解させていただいたんですが、既に美装化されている部分の工法、どう美装化するかとかというのは、同じと理解してよろしいんでしょうか。 199 道路街路課長 美装化の手法につきましては、今後、いろいろ検討を自治会等を交えまして進めてまいりたいと考えております。 200 樋口直喜委員 こちらも地元負担というか地域負担はあるのでしょうか。 201 道路街路課長 地元の負担はございません。 202 樋口直喜委員 先ほどの立門前線も、今回の喜多院外堀通り線整備も、予算事業名としては、歴史的地区環境整備街路という事業になっていますが、所管部課に関しては二つ分かれているというのは、どう整理されているんですか。美装化について。 203 都市景観課長 立門前線整備につきましては、特に都市景観課のほうで事業をしましたけれども、旧川越織物市場、それから旧鶴川座、そういったエリア全体での活性化、それと将来的にはまちづくり、そういったところにつながるというところなので、それで立門前線の整備に関してだけ、都市景観課で行なっている、そういった状況になっております。 204 樋口直喜委員 エリアだからということで言うと、先ほど喜多院エリアをということなので、同じ考え方で言うと都市景観課でもいいじゃないかと思ってしまうんですけれども、逆に言うと、立門前線だけが例外になって、ほかの美装化に関しては基本的には道路街路課が担当するという理解でよろしいですか。 205 都市景観課長 委員おっしゃったとおりです。 206 樋口直喜委員 所管部課については整理させていただきました。  この美装化については、ぜひいろいろなところを進めていただきたいとは思っているんですけれども、美装化するエリアの選定ですとか、そういう基準というのはどう設けられているんでしょうか。 207 道路街路課長 今は計画というものはちょっと作成はできていない状況ではございますけれども、一応今回につきましては、喜多院の門前通り線が美装化されておりますので、それを駅の方向へ持っていくとか、そういう形で美装化していきたいということで、事業を計画しているところです。  整備の計画なんですけれども、中心市街地における都市空間の質や歩行者の回遊の向上を図るため、川越市歴史的風致維持向上計画に位置づけられた歴史的地区環境整備の中から選んだものについて、都市景観課と調整を図りながら進めていくということです。      (休  憩)      (再  開) 208 建設部長 中心市街地で都市計画街路として決定している歴史的地区街路整備事業もやっておりますが、その周辺部、もしくは歴史的なエリア、歴史的風致維持向上計画の中に位置づけられた道路について、都市景観課等とも協議しながら、そういった風致の地区を維持していく、もしくは景観を維持していくのに効果的なところを選定して進めているということで考えてございます。 209 樋口直喜委員 ただいま風致維持ですとか、景観のという話があって、先ほど立門前線の地中化は先送りしたというか、当面はやらないということもお答えいただいていましたが、電線の地中化に関しては、かなり国も推進しているところがある中で、この美装化と地中化というのは一体で考えていくものなのかどうか、お考えをお願いしたいと思います。 210 建設部長 おっしゃるとおり、今回の立門前線についても、地中化は望ましいんだと思いますが、川越市内の細街路ですと地中化というのはかなり道路のところに入れるスペースがなくて厳しいものがあるということと、かなりの期間通行どめとか、交通に支障が出るということもございますので、その辺については、効果と場所の状況を見て進めていくと。  今回の立門前線については、今言った建物の改修と合わせて、あそこを一緒に整備していくということによって、より効果が上がるだろうということで、それに合わせるとどうしても地中化が間に合わないということで、むしろ効果を要求して、なおかつ実際に整理を進めるような形でやっていきたいと。  あと一方では、時間をかけて地中化を見ながらやっている都市計画道路もございますので、そういったところで状況に応じて、費用と効果で、あと期間で選択していくというような形になろうかと思います。 211 樋口直喜委員 美装化するということは、おそらく効果というお話でいうと、回遊性を上げて人の流れを多くするようなことを求めているんだと思いますし、地中化を進めるものも、景観だけではなく、防災とかの観点から人通りの多いところを優先的にというお話もありますので、その辺はよく相乗効果を考えながら、検討していただきたいと思います。  ちょっと別のお話に関して、予算書の百二十三ページの川越まつり会館の運営管理についてですが、二十九年度予算に比べると一千万円ほど安くなっているのかなと思うんですが、こちらの理由についてお願いいたします。 212 観光課長 今のご質疑なんですが、平成二十九年度につきましては、ユネスコ関係ということでございまして、プロジェクションマッピングの作成ですとか、展示関係のリニューアル期間がございましたので、こちらは二十九年度支出の分が三十年度はなくなったということで、減額になっております。 213 樋口直喜委員 そういう意味では、平成二十九年度が特別上がっていて、例年はことしの予算と同じぐらいという理解でよろしいでしょうか。 214 観光課長 はい。そういう形でお願いしております。 215 樋口直喜委員 ちょっと祭り関連で、春まつりについても少し伺いたいんですが、春まつりはもう今、事業自体は観光協会に移管されているということでよろしかったでしょうか。 216 観光課長 現在、春まつりにつきましては、事務局を小江戸観光協会でやっておりまして、その中で小江戸川越観光事業実行委員会ということで、委員会形式で春まつりは行っているところです。 217 樋口直喜委員 そういう意味では、市の春まつりに対するかかわり方というのは、どういった形になりますでしょうか。 218 観光課長 まず、かかわりなんですが、まず補助金の支出、あとは協力体制ということで市の職員も一体となって協力して、イベントを参加させていただいているところです。 219 樋口直喜委員 今回、平成三十年で第二十九回ということで伺っているんですけれども、こちらは春まつりが始まった経緯とかっておわかりになりますでしょうか。 220 観光課長 春まつりが始まった経緯です。こちらは、平成元年にNHKの大河ドラマ「春日局」がちょうど放送されたことがございまして、このときに観光客の方が一気にふえた状況がございました。それが川越が観光地として注目を浴びる契機となったことでございまして、それであれば、何かイベント的な催しができないかということで、こうした春まつりが開催されたということで資料のほうではなっております。 221 樋口直喜委員 平成三十年で二十九回ということだったので、もしかしたら年号が変わって何か企画されたのかなと思ったんですが、そういった背景があったということで、理解させていただきました。 222 海沼秀幸委員 それでは御質疑を申し上げます。まず歳入についてなんですが、予算説明書の二十二ページの上段に関してなんですけれども、国有農地等管理処分事業事務取扱費交付金に関しまして計上されているんですが、こちらはどういったものなのか、伺っていいですか。 223 農業委員会事務局副事務局長 国有農地管理処分事務取扱費、こちらですが、国有農地の管理を市で行ったものについて、交付金をいただいているものになります。実際の内容としては、農地として除草作業をやっております。 224 海沼秀幸委員 その場所というのはどちらなんでしょうか。 225 農業委員会事務局副事務局長 大字伊佐沼地内にございます。 226 海沼秀幸委員 わかりました。では、次に行きます。  次、百十七ページになりますが、農業振興費に関しまして、農業災害対策といった項目がありますが、こちらの概要に関してまずお伺いいたします。 227 産業観光部副部長兼農政課長 自然災害、ひょうであるとか降雪であるとか、そういった天災による災害によって損傷を受けた場合、農業者の方に対して病虫害の防除用薬剤や代替作、または次期作の種苗及び飼料等の資材等に対する補助を行うという事業です。 228 海沼秀幸委員 ちなみに、こちらに関しては、過去に使用した事例はございますでしょうか。 229 産業観光部副部長兼農政課長 昨年とかは支出はなかったんですけれども、雪害のときに御利用をさせていただいたことがあったと記憶してございます。 230 海沼秀幸委員 うちの大東地区におきましても、恐らく五年前ぐらいの雪害の際にビニールハウス、そちらが多分対象になっていると思うので、こちらの話は理解させていただきました。  次に、準用河川久保川の整備に関しまして、平成二十九年度補正予算、今回の予算においても予算計上はされております。こちらに関して具体的な工期をちょっとお伺いさせていただければと思うんですが。 231 河川課長 久保川につきましては、平成二十九年の予算で計上させていただいているところでございまして、これから工事をやってまいりたいと考えております。三十年度予算につきましては、三十一年度に向けまして、実地調査、設計業務委託を進めてまいりたいと考えています。 232 海沼秀幸委員 もう少し具体的な内容はまだ出ませんでしょうか。 233 河川課長 具体的な内容につきましては、久保川につきましては、合流します不老川上流九十メートル分につきまして、工事を進めてまいります。 234 海沼秀幸委員 久保川の上流なんですけれども、大東地区におきまして、特に関越道に交差する久保川の部分と、あと太田街道で交差する久保川の部分といいますのが、やはり橋、陸橋の部分が非常に低くなっていまして、実際、二年前、平成二十八年度の台風第九号の際には水位が橋にぶつかってしまうと、そこから溢水してしまうという状況が頻繁に起きていたという状況の中で、橋の改良も今後、ぜひ検討していただきたいんですが、その辺のお考えいかがでしょうか。 235 河川課長 久保川の改修工事につきましては、道路部分に橋がかかっているところにつきましても、今後設計しながら工事を検討していきたいと思います。 236 海沼秀幸委員 特に現場を見ますと、非常によくわかるんですが、関越道に交差する橋の部分といいますのは、本当に土のうが常に百個ぐらい置いてある地域でして、あと少し水位が上がりますと、恐らく橋まで持っていかれてしまう、そんな状況にある場所でもあります。実際に見ていただきたいと思うところですが、もう一度見解を伺っておきたいなと思います。 237 河川課長 久保川の改修工場につきましては、県の河川整備計画に基づきまして整備を進めてまいりますので、計画的な断面も確保しながら、今まで起きている水害の軽減を図って断面を確保していくとともに、水位を下げてまいりたいと考えております。 238 海沼秀幸委員 今回の寺尾の件もありましたが、大東の場合ですと、南大塚五丁目、六丁目に関しては、地形的に下がっている区域でして、河川が氾濫した場合には本当に全ての一帯が水没してしまうという地区でもあります。そういった久保川はこれから修正されるんでしょうけれども、橋梁の部分からも、ぜひハード面の整備も今後検討をお願いいたします。  続きまして、今回川越市の市政方針の中でもありましたが、西武安比奈車両基地計画の跡地に関しまして、今回産業建設常任委員会ですので、答弁でもありましたが、本会議場で取りつけ道路を設置していきますという答弁がありました。こちらの概要に関してまずお伺いしたいと思います。 239 道路街路課長 西武鉄道安比奈車両基地の跡地につきましては、埼玉県と連携し、産業団地として土地利用を図ることが決定しております。西武鉄道安比奈車両基地を産業団地として整備するために新たな道路網を確保する必要がございますので、整備を行おうとするものです。 240 海沼秀幸委員 ちなみにその道路整備以外に、市として整備ですとか、負担するもの、ほかにありますでしょうか。道路以外で。なければいいですけれども。 241 建設部長 安比奈車両基地につきましては、政策企画課が中心となって進めているものですから、全ての全容は私どもで任されているわけではないんですが、わかっている範囲の負担は、今言った開発に必要なアクセス道路、そのほかは特に私どもとしては内容としてはございません。 242 海沼秀幸委員 最後に、建設部長にもう一度お伺いしたいんですが、県道川越越生線一一四号、八瀬大橋から南側部分なんですけれども、今でも市場の車両ですとか物流関係の車で非常に混み合っている場所でもございます。こちら、新しく産業団地をつくって、さらに車両がふえるという中で、恐らく取りつけ道路に関しては、工業団地の中の道路だと思うんです。今後、ますます交通事情が悪くなるとは思うんですが、例えば県道から狭山のほうまで、下奥富ですとか、そちらまで道をつなぐことはできないのか、建設部長の御見解をちょっとよろしくお願いします。 243 建設部長 今の工業団地につきましては、どちらかと言うと、お客さんがたくさん来るというよりも産業系ですので、交通量が大きく負荷がかかるとは考えていないんですが、ただ大きな車両が来ることもあるということで、今言ったアクセス道路をもう一本接続するということを考えております。  その計画に当たっては、狭山市の飛び地があったり、隣接が狭山市ですので、狭山市と協議をしているところではございますが、狭山市に抜けるような形でそのルートをとるというのは、狭山市の畑地帯、もしくは住宅地を抜けるような形になりますので、現段階はそのような計画にはなってございません。ですので、川越市内でまずは対応を考えた上で、今後実際の運用の段階でまたいろいろ調整は出てくるかと思うんですが、対応を考えたいと思います。 244 小林 薫委員 ちょっと何点か関連でお答えいただきたいんだけれども、さっきから御答弁いただいているけれども、立門前線、いわゆる環境整備やりたいということで、歴道とも違うという考えですよね。具体的にどういう道路にしたいんだか、通りにしたいんだか見えてこないんだけれども、例えば石畳にするとか、どうしたいの。どこからどこまで、蓮馨寺の前から突き当りまでを距離的にどうしたいのか見えてこないんだけれども、どうしたいのですか。具体的に。 245 都市景観課長 立門前線では、蓮馨寺のあの交差点ありますけれども、あそこの信号を渡ったところから、それから旧川越街道、そこの間の整備を行うという計画予定です。  具体的に美装化ということなんですが、先ほども住民等と意見交換を行うということでのお話があったと思うんですけれども、そういう中で、もともと蓮馨寺の門前町という歴史を踏まえて、石畳風の、喜多院の門前通りにも採用いたしました半たわみ性舗装という、コンクリの中に十字を切って、それで石畳風に見える、そういったものを想定しているところです。 246 小林 薫委員 そう言っていただけると、そういう雰囲気かなというのは見えてきたので、いいんだけれども、ただ美装化、美装化というと、何したいんだかなと思って。  ついでにお尋ねしますけれども、地元だから課長だってよく知っている。あそこは今、パーティションで三軒ぐらい崩れそうになっているところを仕切っているね。ああいうのはどうするんですか。地元には。他人の土地だ。公共物ではないから、私物だけれども、ああいうのはどう指導していくんですか。例えば。幾ら舗装したって、美化にはならないよね。あの崩れ落ちそうなところ。ああいうのはどうしていきたいのか。具体的に。 247 都市計画部長 具体的な所管課は市民部になると思いますけれども、今、空家等対策の推進に関する特別措置法の関係で、特定空家として位置づけておりますので、その中で対応を図ってまいりたいというところです。今、除去の勧告までは行っていると思いますけれども、その後、手続を踏んでいけば命令、そして代執行というような形になっていくのかなと思います。 248 小林 薫委員 これだけ予算で位置づけしているんだから、ぜひ、私物ではあるでしょうけれども、今回の空家条例もできたことなので、ぜひ美化に向けて取り組んでいただきたいというのがもう一つと、あと鶴川座、さっきお話がありましたけれども、鶴川座は所管はどこ、観光課でやるの。それとも都市計画課でやるの。今後については、どちらが考えていくのですか。観光課としてやっていく、それとも都市計としてやっていくのか。大変でしょうけれども、答弁するのもあれだけれども。 249 都市景観課長 先ほども申し上げたとおり、蓮馨寺が所有ということもあります。今後はあちらの建物の活用に当たって、市といたしましては、例えば補助金の獲得等に向けてのちょっと水面下的な補助といいますか、そういったような形での支援を行っていくというような形で、それで実際の建物自体の活用とか、そういったことに当たっては、やはり民間といいますか、蓮馨寺のほうでお考えいただくと、そういった形で考えているところです。 250 小林 薫委員 鶴川座、中を見ると歴史的なものもたくさんあって、文化財もかかわってくるだろうと思うんですよ。とにかく中が朽ち果ててしまって、昔使っていた奈落なんか生コンを入れてしまったから、あれを原状復帰するとなると全部掘り起こして、二階の桟敷ももう落ちてしまっているし、あと裏口がないから、非常口がないから、あのまま原状復帰したって集客施設には使えないし、消防法無理だし、だから、そういうのまで考えると、やはり庁内で、億単位のお金がかかると思うんですよ。だから、その辺のところを、今回立門前が整備されるということなので、今後鶴川座のこともあわせてお考えになっていただきたいということを申し上げておくと。  あともう一つ、市民グラウンドの関係なんですけれども、今回トイレ整備するということなんですけれども、具体的にどんなトイレですか。 251 公園整備課長 今年度、新しくトイレについては二基追加いたしましたが、平成三十年度につきましては、和式便所を洋式化するということで考えております。
    252 小林 薫委員 あそこは皆さんも、課長も御存じでしょうけれども、野球やる、もう毎週野球も使っているし、保護者の方も熱心にやっていて、やはりトイレが汚いという苦情もあるし、あとは施設の老朽化に伴ってネットなんかも、自分たちでもう持ってきてやっているような状態なので、ぜひ子供たち、使う人たち、利用する人たちが使い勝手がいいような施設に、少しでも近づけていただきたいということだけお願いします。      (休  憩)      (再  開) 253 新井喜一委員 おかげさまで新河岸駅の関係で、昨年十二月にオープンしていただいて、それでそのときに旧駅舎は残っておりましたので、工事はいつまでかかるんだろうね、旧駅舎の解体については。それで解体して、全て終わったなというのはいつごろなんだろう。 254 都市計画部参事兼新河岸駅周辺地区整備事務所長 旧駅舎の解体ですが、昨年十二月の新しい駅舎の供用開始以降、速やかに着手しまして、本年七月末を予定しております。 255 新井喜一委員 それは駅舎だけ。あと東口の広場は残っておりませんでしたっけ。あのとき。 256 都市計画部参事兼新河岸駅周辺地区整備事務所長 あとは駅の東口につきましては、昨年十二月は暫定供用開始、約三分の二ぐらい供用開始させていただきましたが、おかげさまで工事は順調に進んでおりまして、三月の中旬、もう供用開始をさせていただいたところです。  ただしながら、駐車場及びシャトルバスにつきましては、本年四月一日からの運用という形で今、対応をしているところです。 257 新井喜一委員 それでは次に、観光のお客様が昨年より減った。そうだよね。少なくなったと。その理由は雨と読ませていただいたんですけれども、雨なのか。改めて聞きたい。 258 観光課長 昨年の前年比で四十一万二千人の減、約五・九%減ということでなっております。やはり今回の主な要因といたしましては、川越まつりの雨、あとは百万灯夏まつりがやはり天候に恵まれないことがございまして、あとは秋の観光シーズンに度重なる台風が来てしまったことで、天候の影響がかなり大きいということで、こちらでは考えております。 259 新井喜一委員 私、できれば二十分までに終わりにしたいので、簡明に話をしてくれる。雨、雨で雨降ったから観光客少なくなったから、では地元の人たちが御飯食べるのを少しにしようと、そう思わないでしょう。それは何か考えてあげなくては。雨で片づけるなんて、それは私はよくないと思う。だから平成三十年、前年度を下回らない、確約できるか。いろいろな事業を行っていけばいいんだから。 260 観光課長 平成三十年度につきましては、前年度を下回らないようにこちらとしても考えてまいりたいと考えております。 261 新井喜一委員 まだ定年ではないよね。私もだって一年はあるから、来年三月まだここにいるから。ありがとう、よろしくね。  それから、交差点の関係で、松江町と連雀町だっけ、両方とも。その辺の進捗状況を聞きたい。いつまでにどうなのかというのを。 262 都市整備課長 連雀町交差点の所管をさせていただいております。連雀町交差点の交差点改良につきましては、対象地権者五名、地権者でいうと五名だったんですけれども、一番は角の補聴器屋は更地にしていただいて、引き渡しが完了しております。その隣から、表具屋とか洋服屋の方々につきましては、昨年の六月に皆さん契約していただいたんですが、引き渡しは今年度というわけにはいかない状態ですが、平成三十年度早々に引き渡していただけるように調整をしている状況です。 263 建設部参事兼用地課長 松江町の交差点の用地買収の状況ですけれども、現在、全部で四件の方の対象、ちょうど一丁目交差点のところになりますけれども、三件は既に更地になって売却済みです。角の一件の方、これは長い交渉もしておりまして、去年あたりからようやくちょっとお話し合いができるようになったという状況で、去年の暮れに物件の調査が終わった中での物件内容を概算という形だったんですけれども、御説明は差し上げている状況です。  うちから直接伺う、電話というよりも伺ってお話をしているところです。来年度に向けても引き続き交渉を進めて、いち早く交差点、大変渋滞をしておりますので、交差点の渋滞解消と歩行者の整理という目的をもって進めていきたいと思っております。 264 新井喜一委員 土地の交渉というのは本当に大変だと思うんだよ。私も散々土地の交渉、話し合いやってきたもので、そう思うんです。ですけれども、大変だけれども、頑張ってやってくださいよ。 265 建設部参事兼用地課長 委員のおっしゃるとおり一生懸命やらせていただきたいと思います。      (休  憩)      (再  開) 266 新井喜一委員 もう一点。一昨日芳野台の会社に見学させていただいた。それから、一月三十日も芳野台の会社を見学させていただいた。両方とも山木さんと一緒だったんですけれども、私はさっきの雇用の話がありましたけれども、それはそれとして、でもそうなるには、やはり川越市にこういう会社があるんだということを川越市を挙げてもっとPRしてあげるべきだよ。川越市がもっと。要するに一昨日行った会社も、日本のシェア七〇%と言っていた。ああいうポットみたいなの。やはりああいう会社。前に行った三田屋製作所って、世界に三社のうちの一社だというんだ。レントゲンの。だから、そういうのをやはり市は、そういう会社からいっぱい税金いただいているはずなんだよね。だから、もっともっとPRして、地元の人たち、また就職についてもPRしていただいて、少しでも地元の雇用に寄与していただけるように市挙げて、単なるそのときだけの話ではなくて、市政だよりにも、あれに何か毎回毎回、企業紹介というか、一ページずつしていくべきだと私は思うんですけれども、部長、どうですか。 267 産業観光部長 委員御指摘のとおりですので、今、地元の企業を応援するために商工会議所と力を合わせて、さまざまな取り組みをしているところです。その一つとして、KOEDO E‐PROがございますけれども、これからさらに地元企業がほとんどが中小企業ですので、宣伝の力とかも不足している部分がございますので、今の御指摘を受けまして、しっかりと応援をしていきたいと考えております。ありがとうございます。 268 新井喜一委員 前に、サカイヤさんという会社で、そこの会社もE‐PROかな。それをいただいて、それがすごくPRに会社としても使えたという話をしていたんです。でも、あの会社も、すごく大きな会社なんだよね。印刷の、あれはすごい会社、行ってみて初めて。  だから、そういうのもありますので、ぜひPRしていただいて、市を挙げて。で、製造品出荷額は川越市は埼玉県内でトップなんだよね。ですので、もう少しそういうPRにお金をかけてもよいのかなと。でも、それは必ず捨てる金ではなくて見返りのあるお金だと、前向きな建設的なお金だと私は思うんです。だから、ぜひお願いしたい。再度。もうこれで終わりだから。 269 産業観光部長 今御指摘のとおり、これからPR、それから人材不足というのも大きな問題になっていますので、その両方に力を入れて産業支援に取り組んでいく必要があると考えております。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  起立採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第五四号 平成三十年度川越市川越駅東口公共地下駐車場事業特別会計予算 ○提案理由の説明(産業振興課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第五五号 平成三十年度川越市農業集落排水事業特別会計予算提案理由の説明(産業観光部副部長兼農政課長) ○質  疑 270 小林 薫委員 ちょっとお聞きしたいんですけれども、使用料が前年よりも百八十五万円、予算で減っています。つないである、接続してあるうちというのは決まっていますから、これは減るというのはどういうことなんですか。ふえるというのはわかる。でも、あそこはもうふえないんだよね、たしか、そんなには。一件、二件。分家すればあれか。本来なら、減るもふえるもないんだよ。 271 産業観光部副部長兼農政課長 使用料の想定額をちょっと見てみましたところ、平成二十八年度の現年度分と滞納繰越分を合わせますと、二千三百六十一万円ほどです。それで二十九年度は、今年度につきましては今途中ですけれども、さらに二十七年度、前年度見てみますと、二千三百四万円ほどです。それから、二十六年度、さらに一年前見てみますと、二千百九十三万円ほどでございまして、余り数字に移動はないように思えるんですが、基本的に農家が多いかと思うんですけれども、かなり家もあいてきたりという部分もあるのかもしれないという影響で考えております。      (休  憩)      (再  開) 272 小林 薫委員 もう処理能力が決まっているから、当初からそういう約束だから、減ったりふえたりは、増減はそんなにないはずで、分家住宅がふえるのかどうか、その辺はちょっとわからないですけれども、そんなものでやってきたわけですよね。  それで、お尋ねしたいのは何かというと、使用料及び手数料、これが昨年度は、だから今のお答えも含めてだけれども、今年度、三十年度予算だと二千百六十万五千円計上されていますよね。その下、繰入金、これは一般会計から一億六百二十四万七千円。だから、前年度と比べると七百七十五万四千円ふえている。  失礼な話だけれども、もう二十年たつわけですよ。農業集落排水入れてから。私も農業集落排水の審議会に入っていた。悪いけれども、この地区の人たちが農業集落排水を入れてくれと言ったんでしょう。私たちは農業集落排水をおたくたちのところに押し付けたわけではない。この老袋なり、あの辺の人たちが、ぜひ農業集落排水をうちに入れてくれと、川越市内に何地区かあって、入れたわけです。ところが、この農業集落排水の予算書を見ると、要は自分たちの使用料では運営できないから、一般会計から一億も入れている。ということは、一般市民がこの人たちのために下水費用を出しているわけだよ。ということは、我々から二重取りですよ。この人たちのために我々は下水道料金を払ってるわけだ。何で払わなくてはいけないの。だって、この人たちが自分たちでくれと言ったんだから、下水道料金どんどん値上げして、自己運営でやってくれと言うべきではないのかな。これは市民の人が見たら、何でこんな金までうちらが払うんだって、もっとうちらの下水道料金を安くしろという話になってしまうと思うけれども、どう思いますか。思いますでいいです。 273 産業観光部副部長兼農政課長 農政課でこちらの所管をさせていただいております。その中で、農業用水の保全とか、そういった意味合いで農政課で担当していると思っておりますが、実態的に見ますと、やはり使用料、応分の部分というのも考えていかなければいけない時代に入ってきつつあるのかなと思います。  それから、ここで結構一般会計からの繰出金がふえているというところにつきましては、やはり施設の、まだそうはたってはおらないんですけれども、どうしても施設が施設なものですから、検査とかふぐあいとか、そういったもので大分ちょっと金額が必要になってきているというような状況です。 274 小林 薫委員 極端な言い方をしてしまって、失礼なところもあったかもしれないけれども、だけど、やはりこの農集を使っている人たちには税金が投入されているんだというのをよく理解してもらいたい。  それとあと、これには直接関係ないけれども、いわゆる調整区域、市街化と調整区域との境界の人たちは、調整区域の人たちは本下水使っているわけよ。現実問題として。でも、都市計画税払っていないじゃない。要は都市計画税を払っていないんだ。それも市街化に住んでいる人たちが負担しているわけだよね。  だから、ぜひ、農政課に言ってもしようがない話だけれども、公共下水のあり方を、受益者負担はやはり必要だし、使う以上はただというわけにはいかないから、ちょっと一回見直していただきたいなということを思うけれども、御感想だけで結構。どなたでも。 275 産業観光部長 今、農業集落排水に関しましては、料金の問題もございますし、これから運営の健全化と言う問題もございます。そういった中で、料金の問題に関しまして申し上げますと、下水道料金とのバランスということもございますし、あと農業集落排水は一定のこの周辺の水質保全という公益性も持っておりますので、そういったバランスを考えながら、今後適正な料金、応分な受益者負担について検討していく必要があると考えております。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第五六号 平成三十年度川越市水道事業会計予算提案理由の説明(上下水道局副局長兼給水サービス課長) ○質  疑 276 新井喜一委員 一点だけ。企業債五%以内なんですけれども、これからお金を借りた場合、金利は五%。そんなに高いですか。銀行なんか二%しないでしょう。 277 上下水道局参事兼財務課長 実際、今借りているものはもっと低いんですけれども、企業債の金利の関係ですけれども、一般会計に合わせまして、今、五%としております。 278 新井喜一委員 実際は幾らということを聞いているの。 279 上下水道局長 水道事業につきましては、市民に直結している事業ということで、私どもで提供するサービスに対して料金をお納めいただくという中で経営していく必要があるという中で、限られた財源の中で優先順位をつけまして、できる限り効率的な経営という観点で、予算等を作成させていただきましたが、内容的には厳しい状況という認識です。 280 上下水道局参事兼財務課長 平成二十九年度は、今年度借りていないんですけれども、二十八年度につきましては、利率は〇・六〇〇%となっております。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第五七号 平成三十年度川越市公共下水道事業会計予算提案理由の説明(上下水道局副局長兼給水サービス課長) ○質  疑 281 池浜あけみ委員 一点だけお伺いしたいと思います。雨水幹線の整備の計画です。どういう順番でやろうとしているのかということを伺わせてください。 282 上下水道局副局長兼事業計画課長 雨水幹線についてでございますけれども、現在、雨水管理総合計画という委託を完了いたしまして、その中で、どの地区が一番雨水整備を優先してやるべきかという順位づけを行っております。それに乗っかりまして、平成三十年度にその地区でどのような処理の仕方、あるいはハード的なことをやるのがいいのか、あるいは貯留的なところをやるのがいいのかということを最終的な方向づけをして整備を進めてまいりたいと考えております。 283 池浜あけみ委員 大体どの地区というふうな順番が、わかる範囲でいいんですけれども、どういう順番というのが具体的にあれば教えてください。 284 上下水道局副局長兼事業計画課長 大まかではございますけれども、今回台風第二十一号で被害のございました寺尾地区ですとか、あるいは岸町のエリアとかが優先の高い順位ということで位置づけられております。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査  とすることに決定した。 ○閉  会  午後三時五十分 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...