○
提案理由の
説明(
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長)
○質 疑
21
池浜あけみ委員 こちらの全体の
債権の今ある
件数と
総額を教えてください。
22
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長 水道の
債権につきましては、一つは別途
管理といいまして、既に
不納欠損をして民法上の
債権として残っているものと、それ以外のものがございます。
平成二十八年度末で申し上げますと、別途
債権として
管理しているものが六千二百二十五万八千四百五十一円。それから、二十八年度の
未収金としては四億八千七百五十二万二千四百六十二円あるんですけれども、その中には、三月の
水道料金の検針でまだ
納期が四月十五日で、未到来のものがございます。その分の四億二千二百八十一万六千八百十六円を除きますと、別途
債権とあわせ、一億二千六百九十六万四千九十七円です。
23
池浜あけみ委員 金額は教えていただいたんですが、
件数としては何件になりますでしょうか。
24
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長 件数につきましては、別途で
管理している
部分につきましては、九千二百四十四人です。
それから、
未収金の
段階で
管理しております
金額につきましては、全体の中では四億八千七百万円ほどと申し上げましたが、その中にまだ
納期未
到来分がございまして、それを差し引いた分で、その中で
徴収困難、
徴収不能という
部分で申し上げますと、五千八十五人で、二千三百八十七万二千七百九円となっています。
先ほどの六千四百万円ほどと二千三百万円の違いというのは、
水道料金につきましては、
納期が来てもその後に納付いただけるようにまた
調整をいたしまして、
納期が二回過ぎた
段階で、さらにまた
調整をいたしまして、そこまで行きますと停水といいまして、水をとめさせていただきます。そういった
手続がありますので、まだ
未済という形で持っておりますが、納付の努力をしている
部分がございますので、先ほど申し上げた
未済の中では五千八十五人、二千三百八十七万二千七百九円ということで、認識しているところです。
25
池浜あけみ委員 今回のこの
議案第九一号は
会社、
事業所が倒産という形で未納になったものと思うんですけれども、今
お話しいただいた五千八十五件の
徴収不能の中で、そういう
事業者、
会社などが
徴収不能になっている
件数というのは何件になりますでしょうか。
26
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長 この五千八十五件の中の
個人と
法人につきましては、今、分類はしてございません。
27
池浜あけみ委員 そうすると、
個人でも
法人でも二回ほど催告した上で、そしてその後、
徴収できなければとめるということで統一しているということでよろしいんでしょうか。
28
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長 そのとおりです。とめた後にも、そこに
所在がまだあるのか、ないのかということで、
調査をいたします。
無断転居をしているような場合もございますので、そういったものは後々
徴収が難しくなっています。
29
池浜あけみ委員 調査は大変だと思いますし、
件数も多いので、非常に大変な
調査だと思うんですが、やはり水は命にかかわることでございまして、
事業所などで倒産したら、もうそこで仕事をしていないということであれば、実体もないと思いますが、
個人のお宅である場合は、経済的な
状況で
支払いができないというようなこともあるかと思います。私も聞いたところでは、水がとまって電気もとまってしまって、結局
路上生活者みたいになってしまってというような方の話も聞きますので、ぜひ、二回というと、それが多いか少ないかというと、先ほどの
お話では四回という
お話もあったりしましたけれども、ぜひ直接
調査を丁寧にしていただきまして、そこのところは丁寧な処置をしていただきたいなと、これは申し上げておきます。
30
海沼秀幸委員 今回の
議案に関しまして、
水道料金に関するものだけが
破産をすることによって
権利の
放棄をされているわけですが、例えば
下水道料金ですとか、そういったほかの分野で、市にかかわるものに関してはないのかどうか、お伺いいたします。
31
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長 下水道料金ですが、基本的には
水道料金、
水道を使った方は今度はその
水道を
下水に接続しておりますと、
下水道料金もかかってまいります。ただ、
下水道料金につきましては、
公法上の
債権で
強制徴収ができますので、基本的には五年で
消滅時効ということになりますので、
水道は私
債権で、援用がない限りはずっと残りますが、そちらは五年で消えています。
ただ、
下水道使用料につきましては、
水道料金と同じ方からいただきますので、基本的には御
説明申し上げて、
滞納している方には両方払っていただくというような形になっております。
32
新井喜一委員 水道と
下水の違いをもう少しはっきり話したほうがいい。
債権のあれは、全然違うんだから。
33
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長 水道料金と
下水道料金ですけれども、
水道料金は、以前は
公法上の
債権でございました。
平成十五年の最高裁の決定によりまして、二年の私
債権ということになりました。ですから、私の
債権は時効の援用がありませんと、ずっと残ってしまうことになります。それが、先ほど申し上げた数千万円の
お話ですけれども、
平成十五年から
平成二十八年までに積もり積もったものが、先ほどの数字になってまいります。
下水道使用料につきましては、税と同様に
公法上の
債権ですので、これは
強制徴収することができます。すなわち、納付の期間を過ぎて、なかなか納付がありませんと、例えば給料の差し押さえですとか、物品の差し押さえということもできますので、税と同様に非常に厳しい権限が与えられてございます。
ただ、
水道と下
水道というのはセットの
お話になってきますので、こういった
事例になりますと、
破産に関連してお
支払いいただけないということになりますと、同様の処理になるのかなと考えております。
34
新井喜一委員 七十五万九千四百二円を
放棄するのが、これはコストがかかっているでしょう。
川越市の
水道は県から買って、それで売っているんですよね。コストかかる、そのコストは誰が払うの。
35
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長 七十五万円に対するコストの件ですけれども、
水道事業につきましては、地方公営企業法ということで、企業として経理をしておりまして、その収入につきましては、皆様からいただく
水道料金ということで、そこを主たる収入としています。
一方でコストといいますと、さまざまなコストがかかりまして、一番大きなものは県水の受水費かと思いますけれども、今回のこういった
滞納整理に係る
部分もコストには入ってまいります。先ほど委員がおっしゃられたコストはどうなるのかということになりますと、経営の中では、
水道料金の
使用料で賄っていかざるを得ないと考えております。
36
新井喜一委員 そうすると、自分のところに来た
水道料金を払うじゃないか。
水道料金を例えば。払った中から払うんでしょう。そうすると、その人たちの分まで払うんだよね。そうすると、二重払いに等しいよね。要するにこの七十五万がなければ、
水道料金をもっと安くできるでしょう。言っていることわかる。答えが欲しいと言わないけれども、そうでしょう。だから、
水道料金を払った人がさらに払っているんだよね。ということになるんだよね。だから、払ってもらわないと困るよね。いいです。答えもらわない。
(
質疑終結)
○討 論 な し
○採 決
簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第九三号
平成二十九年度
川越市
一般会計補正予算(第六号)の
所管部分
○
提案理由の
説明(
建設部副
部長)
○質 疑
37
樋口直喜委員 今回、大雨により流出した大谷川都市
下水路の護岸の復旧ということでございますが、こちらの被害というか、流出の
状況はどういったものでしょうか。
38
河川課長 今回の被害の
状況ということですが、被害
状況としましては、大谷川都市
下水路の右岸側の護岸の一部の張りブロックが、この八月の大雨によりまして一部崩壊しました。規模としましては、幅約三メーター、奥行き約一メーターの破損です。
39
樋口直喜委員 もう一点、こちら大谷川都市
下水路は、
川越市だけではない事業だと認識しておりますが、こちらの事業の概要を御
説明いただけますでしょうか。
40
河川課長 事業の概要ですが、本市の北西部に位置します竹野の工業団地や富士見ハイツなどの区域を流域とします都市
下水路です。
管理としましては、坂戸、鶴ヶ島下
水道組合で
管理をしておりまして、本市は昭和四十四年十二月十五日に協定を締結し、雨水の排水区域面積に応じた負担割合を負担している
状況です。
41
樋口直喜委員 坂戸市、鶴ヶ島市と一緒に負担をし合うということで理解をさせていただきました。今回の流出した場所は、どこの区域になるのでしょうか。
42
河川課長 場所としましては、東坂戸団地の前、坂戸市東坂戸一丁目地内です。
43
樋口直喜委員 わかりました。箇所としては坂戸市ということで認識をさせていただきました。こちら負担金という計上でありますが、負担割合についてはどのように出ているのでしょうか。
44
河川課長 先ほど、排水区域面積割で計算されているということで
お話ししましたとおり、その分、
川越市としましては二〇・二六%の維持
管理の負担割合をなっています。
45
樋口直喜委員 そういった意味では、今回は坂戸市で被害があって、二〇・二六の割合で出している。逆に言うと、
川越市だけで被害があった場合も、二〇・二六の割合で坂戸市、鶴ヶ島市の負担金を得ながら直せるという理解でよろしいでしょうか。
46
河川課長 はい、そのとおりです。
(
質疑終結)
○討 論 な し
○採 決
簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○議 題
議案第九七号
平成二十九年度
川越市
一般会計補正予算(第七号)の
所管部分
議案第九八号
平成二十九年度
川越市
公共下水道事業会計補正予算(第一号)
二件一括議題
○
提案理由の
説明(
建設部副
部長、
上下水道局副
局長兼
給水サービス課長)
○質 疑
47
池浜あけみ委員 土のうステーションの設置ということで補正が組まれておりますけれども、具体的にどの場所に設置されるのか教えてください。
48
道路環境整備課長 設置を予定しておるところですが、今回の台風の関係で浸水が起きた地域を中心ということで、寺尾地区を中心に五基設置する予定でおります。
49
池浜あけみ委員 土のうというのも、経年で袋が劣化したりということもあるかと思うんですが、大体どのくらいのもちと見ているんですか。
50
道路環境整備課長 土のうの袋につきましては、いわゆるプラスチックの網状のようになっておりまして、直射日光等を浴びますと半年ももたない
状況ですが、今回設置する土のうステーションにつきましては、シートでかぶせる構造になっておりますので、劣化が余り進まない
状況ですが、一年ぐらいをめどをに考えております。
51
池浜あけみ委員 そうしましたら、一年ごとにまた新たに買いかえるということでよろしいでしょうか。
52
道路環境整備課長 はい、そのとおりでございまして、大体一年で、袋の入れかえにはなるかと思うんですけれども、入れかえるような計画です。
53
池浜あけみ委員 使い方の周知などはどのように行うのか教えてください。
54
道路環境整備課長 今現在も土のうステーションを設置しておりまして、市のホームページで公表したりですとか、あと地元のほうに回覧をしたりしまして、周知を行っています。
55
池浜あけみ委員 土のうの使い方の訓練などは全く自治会に任されているのか、それとも、市である
程度指導していくのかというところはどうでしょうか。
56
道路環境整備課長 今、道路環境整備課のほうで、災害の準備ということで、土のうステーションを文字でお知らせをしているところですが、そういった訓練とかは特にこちらで進めているものではありません。
57
池浜あけみ委員 やはり災害というのは、準備していても、いざというときに動くためには、ある
程度実際にやってみるというのが非常に大切だということを今回も私もいろいろな
お話を聞きながら思いますので、実地訓練というのも必要なものではないかなと思います。
それから、あと土のうというものは、百袋が一つになりますけれども、百袋でどういう積み方というんですか、百袋というものを例えばどのように使う方法があるのか、幾つかあれば教えてください。
58
道路環境整備課長 各家庭の方にもよるかと思うんですけれども、大体間口が二メートルぐらいとしますと、その間に土のうを積んでいくことになるかと思うんですが、積む高さにもよりますけれども、大体三十センチ積みたい場合は、間口二メートルあれば三十袋ぐらいあれば、大体それぐらいの基準でお配りいたします。
59
池浜あけみ委員 では、三軒分ということになりますか。
60
道路環境整備課長 三十センチぐらい積む場合、二段になるかと思うんですけれども、そういった場合に、大体二十から四十袋ぐらい必要となると考えております。
(休 憩)
(再 開)
61
海沼秀幸委員 まず、久保川の復旧工事に関しまして質疑申し上げます。
今回久保川の、質疑でも明らかになりましたが、崩壊したという形の中で、今回の復旧工事までの地元住民への
説明に関してはどのように行ってきたのか、お伺いをしたいと思います。
62
河川課長 今回の久保川の破損につきましては、二カ所の破損がございまして、護岸の土のうとのり面が崩壊し、民地のほうにまで多少影響があるような事案が生じました。こちらにつきましては、地元のほうに入りまして、原因、
状況等を
説明しまして、速やかに復旧していくといった話をしてまいりました。
63
海沼秀幸委員 その周知に関しては、地元自治会や自主防災会にもされているんでしょうか。
64
河川課長 地元の自治会にも、その旨
お話ししてございます。
65
海沼秀幸委員 久保川の流域といいますと、住所でいうむさし野という場所がありまして、大塚新田、中台、そして南大塚、さまざまな自治会が実は混じっている場所でもありまして、できれば流域のちょっとした上流のほうですけれども、大変心配に思っている声もありましたので、その辺の方々の自治会にもぜひ周知をお願いしたいと思います。これは申し上げておきます。
次に、排水ポンプ車の導入に関しまして、幾つか質疑を申し上げます。まずは質疑の中でも、さまざまな基準、まだ決まっていないという
状況でしたが、まず基本的なことをお示しいただきたいんですが、実際にこれを運用される担当部課というのはどちらになるんでしょうか。
66
道路環境整備課長 排水ポンプ車の所管につきましては、道路
管理事務所に予定してございまして、基本的には道路
管理事務所で運転を予定しております。
67
海沼秀幸委員 では、ポンプ車の配置の場所も道路
管理事務所ということでよろしいでしょうか。
68
道路環境整備課長 はい、そのとおりです。
69
海沼秀幸委員 それと今回もありましたが、もう一度、なぜ一台の導入として決めたのかという話を改めてお伺いしたいと思います。
70
道路環境整備課長 今回、購入をした理由ですけれども、台風第二十一号の浸水被害を受けて、浸水箇所に今回排水ポンプを配置することによって、被害の軽減を図るというものですけれども、今回の台風につきましては、国土交通省でも一台のポンプを用意していただいて、排水作業を行って、その
状況に応じて排水ができたということもございまして、その
状況を見た上で、今回一台の購入を考えているものです。
71
海沼秀幸委員 今回、これは想定の中なんですけれども、もしこの排水ポンプが一台、十月二十二日に
川越市が所有していた場合を考えますと、実際に被災された寺尾地区、そういった場所にこの排水ポンプ車が行った場合には、想定の中でいいんですけれども、どの
程度被害が軽減できたか。もしわかれば。
72
道路環境整備課長 大変申しわけないんですが、被害の想定というのは、なかなか水の解析とかもできておりませんので、その中で
お話しすることは、今の
状況ではできない
状況です。
73
海沼秀幸委員 理解をさせていただきました。
最後に、排水訓練を今後やっていくと思うんですが、その概要というか、これからどういった形でやっていくのか、教えていただければと思います。
74
道路環境整備課長 ポンプ運用に当たっては、必ず訓練をしていかなければ、実際に使えないという
状況が想定されますので、ポンプ車が納入されてからは、そもそもポンプの運転自体の仕方とかも正直わからないところがございますので、定期的にポンプの運転等の練習、訓練を行いまして、いざ実際に使うときにできるようにということで、考えております。
実際には、ポンプ自体を水に持っていってセットしなくてはいけない作業になりますので、大変危険な作業になりますので、その辺も十分加味した上で訓練は行っていきたいと考えております。
75
海沼秀幸委員 次に、四国ですとか、豪雨が多い場所に関しましては、排水ポンプもポンプ車両も多数持っている場所もありますので、ぜひそういった場所にも研修に行っていただいて、しっかりと、人身をまず優先して頑張っていただきたいと思います。
76
樋口直喜委員 先ほどありました土のうステーションについて、少し追加で聞かせていただきたいんですが、現在は何カ所設置されているんでしょうか。
77
道路環境整備課長 現在三カ所設置しています。
78
樋口直喜委員 地区についても、教えてください。
79
道路環境整備課長 設置されている場所につきましては、仙波河岸史跡公園に一基、それと高階市民センター、それと福原市民センターにそれぞれ一基設置されております。
80
樋口直喜委員 今回、土のうステーションは自主的に警戒・防止するためということですが、運用というか、使うときは、各
個人が自由に持ち出せるものなんでしょうか。それとも、自治会等で
管理されるものなんでしょうか。
81
道路環境整備課長 土のうステーションは、現在は道路環境整備課のほうで
管理しております。使用に当たりましては、本当に自由に使っていただくということで、その場に行って、自分で車に積むなりしていただいて、運搬をしてもらっているという
状況です。
82
樋口直喜委員 ということは、自由に持ち出せるという
状況ですと、そうしたら、実際の浸水被害以外の用途で持ち出されてしまうようなことも懸念されると思うんですけれども、そういった盗難みたいなことというのは、今までの三カ所では発生したことはあるんでしょうか。
83
道路環境整備課長 各市民センターにつきましては、そこの所長のほうで一応見ていただいたりはしているんですが、特に降雨がないのに土のうを持ち出されているとか、そういったところはなかったものですから、今の
状況では特に、本来の目的の用途以外に使用されているということは、余りないと考えております。
84
樋口直喜委員 今まではないということですが、持ち出せるということではあるかなと思うので、場合によっては本来必要なときになくなっているというような
状況も考えられるかなと思うので、ぜひ定期的に
管理していただければと思いますが、これは今も定期的に
管理はされているという理解でよろしいでしょうか。
85
道路環境整備課長 台風が来るとか、そういった
状況の前には、必ず点検するようにしております。
86
小林 薫委員 排水ポンプ車って購入した後、どこに置いて、誰が操作するの。もし災害が起きたときに。誰が操作、運転して、誰が持っていくの。市長ですか。市長が責任者なのですか。
87
道路環境整備課長 ポンプ車両につきましては、道路
管理事務所のほうに保管いたします。操作につきましても、基本的には道路
管理事務所の職員が操作を行う予定です。場所につきましては、大字小ケ谷になりまして、保健所がございます交差点の、ちょうど東側に当たる
部分に事務所がございます。
88
小林 薫委員 そうすると、例えば小ケ谷は今回も何の被害もなかった。入間川が結構警戒していたとか言ったけれども。岸町とか仙波とか寺尾だとか高階だとか、あちらで浸水被害が起きそうだと、起きたといったときは、小ケ谷から誰かが運転して、現場まで行ってやるんですか。
89
道路環境整備課長 はい、そのようになります。
90
小林 薫委員 随分距離が、交通渋滞とかを考えると大変だと思うけれども、それで危惧しないですか。心配はないのか。小ケ谷事務所の職員の方というのは市の職員でしょう。位置づけは。その方々に責任を持たせてしまっていいの。もし人命でもなったときには。その方々が責任を持ってしまっていいのかな。今回は人命まで至らなかったが、万が一、子供が用水路に落ちて流されたとか、なきにしもあらずではないですか。そのときに市の職員が責任持つという位置づけで、今の話だといいのですか。
91
建設部長 今回、国土交通省のテック・フォースのポンプ車も、実は遠くの荒川上流河川事務所、もしくは松戸のほうから来たわけなんですが、今回私どもで購入しますものも、何カ所もというわけにはいかないものですから、小ケ谷から出動します。おっしゃるとおり、経路や
状況について危惧されるところもございますので、そういった浸水履歴があるところ等については、どこからどう行って行くのがいいのか。例えば今回、寺尾のほうへ行きますと、国道二五四号のほうから行きますと、もしも水位が冠水しているといけないとか、そういうこともございますので、そういったこともシミュレーションしまして、川崎橋のほうとか、そういったのも含めて検討して、円滑にできるように、あらかじめ準備しておくということで
対応を考えます。
そういったことで、職員が責任というよりも、そういった準備をしてみんなで
対応していくという形で考えていきたいと思っております。
92
小林 薫委員 職員だって異動があるでしょうから、ずっと小ケ谷の事務所にいるわけではないでしょうから、今度は職員が変わったときに、すぐにもし雨でも降って、大雨で作動するようなことになって、できませんというわけにはいかないんだろうから、その辺の職員体制もそうだろうし、また市内に一台でははどうしようもないだろうから、今後また配置についても、小ケ谷以外にもどこか、雨水の被害が想定されるような場所に、もし置けるような場所があれば、消防団でも、あるわけだからそこの
部分もまた今後考えてください。
(休 憩)
(再 開)
93 山木綾子委員 まず
最初に土のうについて、いろいろ出ていますけれども、土のう一袋、私ぐらいの高齢になると、持ってきて歩けませんよ。土のうの中に軽いもの、要するに水を吸って重くなって土のうの役割を果たすという土のうが今開発されていて、ただ、ちょっと単価が高くなると思うんですけれども、この土のうは一袋どのぐらいするんでしょうね。
94
道路環境整備課長 大変申しわけありません。軽い土のうについては、今調べていないので、ちょっと
金額はわからないんですけれども。
95 山木綾子委員 これから高齢化が進んでいくと、お年寄りだけの家庭とかもふえるので、確かにものすごくお高いという話は聞いてはいるんですけれども、やはり順次こういうものに切りかえるように、砂を詰めただけの土のうというのは、安価でいいんですけれども、持ってこれなければ、みすみす水が入ってくるのを防げないということがありますので、少し今後研究していっていただきたいと思います。これは申し添えておきます。
次に、都市
下水の江川に関する件に関して、お伺いいたします。江川は今、ふじみ野市と協定を結んでいるわけですけれども、これは、ふじみ野市が町村合併をして、大井町も吸収してふじみ野市になってから結んだ協定だと思うんですけれども、その前の大井町と三者で結んでいた協定というのは、どのぐらいの期間結んでいたんでしょうかね。今の協定は十七年だったと思うんですけれども。
96
河川課長 申しわけございません。最近の協定の写しを用意してきまして、前の協定の写しというのは、手元にない
状況です。
97
建設部長 江川流域都市
下水路は都市計画決定が昭和四十二年で、実際の建設が四十五年になっていますので、今、課長が言ったとおり正確な協定の日付がございませんが、当然建設に着手しているわけですので、その時点で三者で協定をしてスタートして、それから、その後協定の変更はなかったというような記述がございましたので、
平成十七年の合併後、樋門を改造するに当たって協定を変えたようです。
98 山木綾子委員 本会議でもどなたか聞いていたと思うんですが、延長どのぐらいの距離があるのかということと、それから推定の計画排水量、どのぐらいの雨水を計画をして、規模をつくったのか。
99
河川課長 延長としましては、約四千三百二十メートルとなっておりまして、計画の水位を、こちらにつきましては、今現状の都市
下水路の断面に整合のとれた数字ではなく、現在の実際の流量というのは不明となっています。ただ、認可上の位置づけ、数字上の位置づけになった現状とは合っていない数字ですと、毎秒約五十三立米、一秒間に五十三トンの流量となっております。
100 山木綾子委員 協定に関して、
管理は
川越市に任されていますけれども、維持
管理というか、
経費に関しては、五〇・七%と四九・三%ということで、
川越市が少し少ないということで伺っているんですけれども、議場でも聞いたかと思うんですが、今回の修復に係るものは原状復帰ということで、かかった費用は、国からの国庫金が計算された場合は、そのパーセントで分け合うということでしょうか。
101
河川課長 はい、そのとおりです。
102 山木綾子委員 十七年に協定を締結してから大分年月がたっているのと、宅地開発が随分進んで、計画水量というか、流せる水量も大分変ってきていると思うので、その辺は一度見直しをかけて、数字の上でだけででもちゃんと把握をしておいたらいいかと思っているんですが、そういうような計画はありますでしょうか。
103
河川課長 現在内水の解析を実施しておりまして、その中で実際今回の災害に対して、どのぐらいの雨が降ったのか、どういうルートで来ているのか、そういった数字的な面積も含めまして、あるいは雨が降ったときの流出、流れやすさの係数、そういったものもいろいろ考えて、実際の流量を解析してまいりたいと考えています。
その中で、流量に対する面積の見直しを含め、今回の江川流域都市
下水路の排水区域としての面積のあり方、あるいは計画の策定、そういったものも改めて見直しをした中で、協定の見直し等を含めて考えていくような形になると思います。
104 山木綾子委員 協定ですから、
相手方もあるものですから、これをいい機会にというのはちょっと語弊がありますけれども、なかなかふだんは協定の再度見直しはできないと思いますので、ぜひこれを機会にこの協定についても、関係市とよく話し合ってほしいと思います。この件に関しては以上です。
次にもう一つ、災害復旧費の中の雨水処理施設の災害復旧費で、中島ポンプ場を復旧工事するということなのですけれども、この工事の内容を教えてください。
105
上下水道管理センター所長 今回、中島雨水ポンプ場のまず被災した
部分ですが、制御盤、監視装置と電動蝶形弁、水位計、ポンプケーブル等が内水によって浸水いたしました。これを復旧するために工事を行うものです。工事の時期ですが、一月下旬に契約を予定しておりまして、七月下旬をめどに工事を完了させる予定でいます。
106 山木綾子委員 話が前後して申しわけありません。このポンプ場の規模というか、排水能力というか、ポンプ何基とか、その辺のところを教えてください。
107
上下水道管理センター所長 現在のポンプ場の能力ですが、ポンプが四台設置されております。小さいポンプが二台、それが約毎分二・五トンほど、それと大きいポンプが毎分二十九トンほどのが二台、計四台設置されております。四台フル稼働いたしますと、毎分で約六十四トンの排水能力がございます。
108 山木綾子委員 さまざま今回、壊れたところを直すということだったのですが、実際中島ポンプ場はちょっとかさ上げしたところにありますよね。一番低い道路からの、どのぐらいの高さのところになるんですか。
109
上下水道管理センター所長 今、手元にちょっと数字的なものはございませんが、入口のゲート
部分、そちらで水深約一・九メートルほどあったものと思われます。それで今回制御盤が、つかった高さが約三十八センチほどつかっておりますので、その差の一メートル五十センチほど、制御盤の設置している高さから道路面のほうが低いと思われます。
110 山木綾子委員 この中島ポンプ場が、今回の災害で被災して壊れたということなんですけれども、私は、議場でも言わせていただいたんですが、樋門が閉まった時点でポンプはとめなければならないのではないかと思っているんです。結局水の行き場はないわけですから。そういうことで、今回整理をしておくということなんですが、その辺の検証というか、そういうことも今後やられていくんでしょうか。
111
上下水道管理センター所長 今回、樋門が閉まって、それでとめるべきか、それについては今、検証委員会で検証している
段階です。
112 山木綾子委員 その辺のところをよく検証していただいて、よく御理解をいただいて、
対応していただきたいと思います。まだ検証途中なので、そのときどうだったかということはわかりませんけれども、せっかくポンプを直して、通常の雨であれば雨水たまらないようにしていこうということなので、地元の人たちも、ポンプが水をかい出してくれれば安心だという、何かお守りみたいに思っているところがあるんですが、今回はそれが災いをなしたと私はざっくりの感覚で思っているんです。あのポンプも、早目にとまっていれば、水の深さは浅く広くというか、もう少し広く水は流れたかもしれないけれども、一極あそこにだけ集中することはなかったのではないかなと思っておりますので、しっかり整理していただいて、どういう役割を持ったポンプなのかということも、地元の方にもしっかり御
説明いただいて、部署内でも理解をして仕事をしていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げておきます。
113
新井喜一委員 今、中島ポンプ場の話だけれども、ポンプは水につかっていていいのね。大丈夫なの。
114
上下水道管理センター所長 四台あるポンプについては、水中ポンプを採用しておりますので、ポンプが水につかっても大丈夫です。
115
新井喜一委員 そうしたら、今回制御盤は、
調整池の土手の高さより高い位置にすればいい。
116
上下水道管理センター所長 今回災害復旧で、高さの見直しをするわけではございますが、新河岸川のハイウオーターを基準に現状の高さより約五十センチほど高くする予定です。
117
新井喜一委員 その五十センチ高くするということは、
調整池の土手より高くなるの。
118
上下水道管理センター所長 今回の高さについては、
調整値の高さよりは低い高さです。
119
新井喜一委員 なぜ低いの。また水が来るじゃない。なぜかというと、あそこはもともと水が出るんだよ。私が子供のときから、水がいっぱいなわけ。
調整池は、当時は新河岸川建設事務所か、新河岸だ何とかといって、高階の
議員と、それから南古谷の
議員だけで
説明会があったんだけれども、そのとき反対したのね。土手をつくってはだめだよと。内水の行き場がないじゃないかと。そういうふうにすごく反対したんだよ。だって、あそこ水がいっぱいなんだもの、台風来ると。だから、今回と一緒なんだよ。水が出るのは。私なんかはそう思っている。子供のときからそうですよ。だから、前のことを言ってもしょうがないんだけれども、今は現実的にああいうことだから、最低限、土手の高さより。そのポンプは動くんだよね。
もう一つ、水の排水、江川幹線に入れるのではなくて、
調整池に入れるんだよ。私はそう思っていたの。そのときに。あのポンプは
調整池に、内水が必ず上がるのは当たり前だからと思っていた。絶対出るんだと。もう一〇〇%じゃない、二〇〇%保証するように水が出るんです。だから、あのポンプは江川幹線に入っていると私は思っていなかったんです。できたとき。だから、今度はせっかく工事するのであれば、県といろいろ話をしているところもよく承知しているので、中島ポンプ場の水は
調整池に入れる。それから、制御盤は高くする。
調整池の土手より。だって、あそこは本当に遊水機能あったんだもの。
だから、最低限、あの雨水を江川幹線に入れるのではなくて、
調整池に入れるように、今、移動しろと言ったって無理だろう、県が返事しない限りは無理だろうけれども、それはよい機会だから、改めてするべきだよ。だから、制御盤もあれより高くしておけば、そうしたら、とまらないんだよ。今、山木さんも話ししていた住民が云々という話、それをさらに住民は見直しするんじゃないのと思うんだけれども、どう。いかがですか。
120
上下水道局長 今の
お話につきましては、埼玉県にお願いもして、今
調整しているところです。
調整池のほうに入れることについては、技術的に可能かどうかについては、私どもでも検討は始めているところです。そこはちょっと技術的に可能かどうかも含めて、検討を始めているところです。
あとは制御盤の高さですけれども、これは災害査定ということで、国からの補助金をいただくということで直させていただくことを前提にしていますので、基本的には、元に戻すというところが原則です。その中で、できる限り私どもとしては、上げていきたいということで今現状では考えている
部分になります。
121
新井喜一委員 都市計画部長、おかしいと思わない、今の答弁。国がおかしいんでしょう。
122
建設部長 今の災害査定と、あと県の
調整の
お話ですが、既に埼玉県には、放流についての協議は、協議書を出させていただいて、そういう中で原則
調整池は河川洪水のということですので、難しいといいながらも、その辺のポンプの排水については、個別協議させていただきたいという話があって、県も最大限何とか努力しようという気持ちはあるようですが、まだそこまで整っていないというところで、今のような話になります。
もう一点、災害復旧の話なんですが、江川でも答弁させていただきましたが、災害復旧ということですから、まずは災害から原形復旧するんですが、原形復旧したときに同じ原因で同じことが起こってしまっては、おっしゃるとおり国としても制度がおかしいだろうということで、それを同じ状態で同じ災害が起こらないように改良するのはありということで、今言ったような高さを少し上げるというのが認められる可能性が高い。そのときに、どこまでというのが、新河岸川のハイウオーターというのが一つの目安になって、要はそれ以上というのはむしろ、川はもう水を受けられない危険な状態ということがあるので、どこまで上げるかというところの線が、今言ったような御
説明に、災害の国の査定の担当とはなっているというところです。
123
新井喜一委員 局長の
お話しすることも、
部長の
お話しすることも、よくわかるの。わかるけれども、住民はそうではないものな。だって住民だって、国があそこの場所に来て、三百六十五日見てくれればいいけれども。
もう一点。江川幹線はどこでしたっけ。雨水は。なぜ雨は降るの。
河川課長、雨なぜ降るの。
124
上下水道管理センター所長 雨はなぜ降るかということですけれども、やはり気圧の関係だとかで雨が降るのかなと思います。特に近年、ヒートアイランドだとかで集中豪雨が発生するかと思います。
125
新井喜一委員 根本的に勉強したほうがいいよ。最近、TBSかな、森さんという人。「異常気象はなぜ増えたのか」という本を読んだほうがいいよ。つい最近出た本だから。なぜ熱中症になるとか書いてあるから。読んだほうがいい。根本的に、雨水にしろ、
下水にしろ、水の
管理するセクションにいる人は、少しそういう気候の、なぜ異常気象になってきたのか、最近言われているのがラニーニャ、それがなぜそういうふうになるのか、よく勉強したほうがいいと思う。考えたほうがいいと思う。
そうすると、事前に多少なりとも天気予報見ながら、また天気図を見ながら、前もって手が打てるものは、なきにしもあらずかなと思うんですよ。やるやらないは自由だけれども、うちらは責めるだけでいいんだから。一生懸命勉強して責めるだけだから。ただ、もう一度、中島ポンプ場のあれは考えるべきだよ。国も県もそうかもわからないけれども、現場は大変だよ。でしょう。だから、職員の方は大変だと思うよ、私は。職員の方には本当に敬意をあらわすよ。本当に大変だと思う。
(
質疑終結)
議案第九七号
平成二十九年度
川越市
一般会計補正予算(第七号)の
所管部分
○討 論 な し
○採 決
簡易採決 原案可決
議案第九八号
平成二十九年度
川越市
公共下水道事業会計補正予算(第一号)
○討 論 な し
○採 決
簡易採決 原案可決
───────────────────────────────────
○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査
とすることに決定した。
○閉 会 午前十一時三十四分
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