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  1. 川越市議会 2017-12-14
    平成29年 保健福祉常任委員会 会期中(第1日・12月14日)本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △案件  議案第 八四号 川越市理容師法施行条例及び川越市美容師法施行条例の一部を          改正する条例を定めることについて  議案第 八八号 川越市老人福祉センター東後楽会館指定管理者の指定につい          て  議案第 八九号 権利の放棄について  議案第 九三号 平成二十九年度川越市一般会計補正予算(第六号)の所管部分  議案第 九四号 平成二十九年度川越市国民健康保険事業特別会計補正予算(第          二号)  議案第 九五号 平成二十九年度川越市後期高齢者医療事業特別会計補正予算          (第一号)  議案第 九六号 平成二十九年度川越市介護保険事業特別会計補正予算(第二号)  所管事項の報告について  ─────────────────────────────────── △会場 市役所 第四委員会室  ─────────────────────────────────── △出席委員    委 員 長  高 橋   剛 議員  副委員長  川 口 知 子 議員    委  員  栗 原 瑞 治 議員  委  員  吉 野 郁 惠 議員    委  員  桐 野   忠 議員  委  員  明ヶ戸 亮 太 議員
       委  員  中 原 秀 文 議員  委  員  吉 田 光 雄 議員  ─────────────────────────────────── △市議会議長    議  長  大 泉 一 夫 議員  ─────────────────────────────────── △説明のための出席者             【福祉部】                         部長 関 根 水 絵                 副部長兼介護保険課長 小 高 理 典                  参事兼生活福祉課長 藤 野 洋 久              参事兼地域包括ケア推進課長 福 原   浩                     福祉推進課長 土 屋 正 裕                     指導監査課長 新 井 郁 江                    障害者福祉課長 吉 田 和 博                  高齢者いきがい課長 渕 名 淳 一             【こども未来部】                         部長 後 藤 徳 子                副部長兼こども政策課長 永 堀 孝 明                 参事兼こども育成課長 吉 田   満                    参事兼保育課長 松 本 和 弘                    こども家庭課長 渡 邉 靖 雄             【保健医療部】                         部長 松 田 裕 二               副部長兼保健医療推進課長 野 口 昭 彦                参事兼国民健康保険課長 松 本 清 一                  高齢・障害医療課長 小 熊 政 彦                       保健所長 丸 山   浩                     保健所副所長 村 川 満佐也           保健所副所長兼食品・環境衛生課長 樋 口 嘉 之                     保健総務課長 坂 口 純 一                     保健予防課長 波田野 泰 弘                     衛生検査課長 戸 田 浩 美                     健康管理課長 小 山 忠 仁                  健康づくり支援課長 嶋 崎 鉄 也             【環境部】                         部長 大 野   隆                 副部長兼環境施設課長 福 田 忠 博                     環境政策課長 冨 田   稔                     環境対策課長 山 崎   茂                  産業廃棄物指導課長 高 橋 宗 人                   資源循環推進課長 飯 野 英 一                     収集管理課長 矢 島 英 也  ─────────────────────────────────── △事務局職員                      議事課主査 小 島 昌一郎                      庶務課主任 佐 藤 洋 芳  ─────────────────────────────────── ○開  会  午前九時五十八分      (休  憩)      (再  開) ○議  題  所管事項の報告について      (資料配布)  本市が行った介護保険事業者への指定取消処分に係る指定取消処分取消請求控訴  事件について ○報告説明 2 福祉部副部長兼介護保険課長 本市が行った介護保険事業者への指定取消処分に係る指定取消処分取消請求控訴事件につきまして、御報告申し上げます。お手元の「本市が行った介護保険事業者への指定取消処分に係る指定取消処分取消請求控訴事件について(報告)」をごらんください。  平成二十九年九月二十日付、川介発第一三五七号にて、川越市議会議長指定取消処分取消請求事件の判決について御報告いたしましたが、原告の請求を棄却するとの判決に不服があるとして、指定取消処分を受けた事業者から、平成二十九年九月二十九日付で東京高等裁判所に控訴が提起されましたので、御報告申し上げます。  本事件の事件名は、指定取消処分取消請求控訴事件、相手方は、医療法人恵雄会、理事長、相原吉雄です。  今後の予定といたしましては、平成三十年一月十八日に東京高等裁判所において、第一回口頭弁論期日が予定されているところです。  以上、大変雑駁ですが、報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○質  疑  な  し  国民健康保険の制度改革における今後の対応等について ○報告説明 3 保健医療部参事国民健康保険課長 「国民健康保険の制度改革における今後の対応等について(報告)」をごらんいただきたいと思います。  本改革は、昭和三十六年の国保制度創設以来約五十年ぶりの改革でございまして、特にその進捗状況等々、今後の対応等の御報告が必要と考えまして、行わせていただくものです。よろしくお願いいたします。  平成三十年度からの新たな国民健康保険制度の施行に伴いまして、国民健康保険事業は県と市町村との共同運営をすることとなります。共同運営に当たりまして、埼玉県は埼玉県国民健康保険運営方針を平成二十九年九月に策定いたしました。この運営方針に基づきまして、新たに市町村が県に納付することとなる国民健康保険事業費納付金や、その納付のために市町村に標準保険税率を県が示すこととなっております。過日となりますが、十一月三十日、四回目の秋の試算が県から示されましたが、本市の平成三十年度納付金は、国による約三千四百億円の公費の投入や、新制度に伴い設けられました激変緩和措置等の効果により、平成二十九年度に対しまして、平成三十年度の納付金額は大きな負担とならない見込みです。このようなことを踏まえまして、本市の国民健康保険の制度改革におけます今後の対応について、四点ほど御報告いたします。  初めに、制度改革における国からの要請事項ですが、厚生労働省は、市町村に対しまして、納付金算定システム全国説明会等におきまして、法定外繰り入れの維持を含め、制度改革に伴う国保税の激変への配慮を要請しています。  次に、川越市国民健康保険運営協議会における審議状況等ですが、これまで本年四月から四回ほど協議会を開催いたしまして、県運営方針の内容や国保事業費納付金のシミュレーション結果を御報告するとともに、税率の改正などにつきまして、協議を行っていただきました。現在は、赤字解消・削減計画の策定について御審議をいただいているところです。  続きまして、今後の対応についてですが、国からの要請事項や本市国保運営協議会における協議状況等を踏まえまして、国民健康保険税の税率改正は平成三十年度につきましては見送り、国から今年度の作成を求められております赤字解消・削減計画を本市国保運営協議会からの答申を得て、策定してまいります。その後は、赤字解消・削減計画に基づき、同計画の計画期間であります平成三十年度から平成三十五年度の六年間に法定外繰り入れの解消、または削減を段階的に図っていく予定です。  最後に、制度改正までの主なスケジュールです。年明け一月に平成三十年度国保事業費納付金の金額の決定・算定がございます。二月に赤字解消・削減計画の答申をいただき、策定してまいります。三月に国保税条例等の改正の議案を上程していきます。四月には、新制度がスタートする運びとなります。  以上、大変雑駁な説明ですが、御報告とさせていただきます。 ○質  疑  な  し  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第八四号 川越市理容師法施行条例及び川越市美容師法施行条例の一部を改         正する条例を定めることについて ○提案理由の説明(保健所副所長兼食品・環境衛生課長) ○質  疑 4 栗原瑞治委員 幾つか御質問させていただきます。まず、条例にあります衛生上必要な措置というのは、具体的にはどのようなものになりますでしょうか。 5 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 出張理容、出張美容を行う場合に講ずべき衛生上必要な措置ですが、それぞれ条例等に規定をさせていただいておりまして、具体的には清潔な作業衣を着用すること、客一人ごとに手指を石けん等で洗うこと、外傷に対する救急処置に必要な薬品等を携帯する等の措置です。 6 栗原瑞治委員 定例会の御答弁の中で、この講習が三年に一回、大体一時間半程度の講習ということで御答弁いただいていたと思うのですが、例えば今、実際、理容所、美容所への立ち入り検査の回数というのは、どれぐらいの頻度でやられているんでしょうか。 7 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 現在、理容所、美容所への立ち入りにつきましては、おおむね六年に一回程度という形で立ち入りをさせていただいております。 8 栗原瑞治委員 ということは、理美容所よりも、三年に一回ということで頻度は高いという認識でよろしいですか。ありがとうございます。  ちなみに、この理美容所、もしくは訪問理美容のみの事業者というのは、営業許可とか更新とかというのはあるんですか。営業許可証とかというんでしょうか。 9 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 出張理美容を行う理容師、美容師につきましては、条例で届け出の義務がございまして、届け出をしていただいております。更新はございません。 10 栗原瑞治委員 例えば、この理容所、美容所を持たない事業者の美容師が二名以上の場合は、それぞれ二名がこの講習は受講する形になりますか。それとも、どちらか責任者というんですか、一名だけの受講で済むのかお伺いします。 11 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 今回、講習の対象としております理容所、美容所に属さない理容師、美容師につきましては、お一人お一人ごとに保健所に届け出を、行う前にしていただいておりますので、そのお一人お一人それぞれの方が受講の対象者になります。 12 栗原瑞治委員 またちょっと別の御質問なんですけれども、今、市でも高齢者に対して訪問理美容サービスを実施されているかと思うのですが、内容をお教えいただければと思います。 13 高齢者いきがい課長 高齢者いきがい課で実施しております訪問理美容サービスについてです。こちらにつきましては、川越市訪問理美容サービス実施要綱に基づき行われております。その対象者は、市内に住所を有する六十五歳以上の者で、加齢に伴う身体機能の低下や病気などにより、理容所や美容所に行って出向くことが困難な在宅高齢者であって、要介護認定の結果、要支援一から二、要介護一から五の区分のいずれかに該当する者となっております。また、訪問理容サービスの内容は調髪、訪問美容サービスの内容はカットとしておりまして、一回二千円の補助で、利用者の方に二千円負担していただいているところです。 14 栗原瑞治委員 利用者の負担が二千円ということなんですけれども、市の負担は幾らになるのかお伺いします。 15 高齢者いきがい課長 市の負担は二千円の補助となっております。 16 栗原瑞治委員 ということは、四千円ということで理解させていただきました。この事業を実施する訪問理美容の事業者は、どういった方が実施されるのでしょうか。 17 高齢者いきがい課長 こちらの事業は委託事業として行っております。委託事業者につきましては、埼玉県理容生活衛生同業組合川越支部、それから埼玉県美容生活衛生同業組合川越支部、この二つの組合に委託しているものです。 18 栗原瑞治委員 組合で実施されているということで理解させていただきました。例えば、先ほど自己負担二千円、市の負担二千円で合わせて四千円でやっていただいているということなんですけれども、実際、もっと安い訪問理美容とかもあると思うのですが、その辺の交渉というんですか、もうちょっと安くなるというか、であれば利用者の負担も減りますし、市の負担も減ると思うのですが、その辺についてはいかがですか。 19 高齢者いきがい課長 現在のところ、今の利用料より安くなるというようなところは把握していないところですが、今後検討してまいりたいと思います。 20 明ヶ戸亮太委員 今回、理容師法施行条例と美容師法の二点がセットで改正になりますが、理容師というのは顔そりができたりとか、美容師はできないとか、中身に若干やれることの違いがあるのかなと、法律として違いがあるということを記憶しているんですけれども、その中で今回、文章として見ると、指定する講習と一言で書かれていますので、この理容師法と美容師法に基づいて、条例改正に伴って講習を受けると思うんですけれども、それぞれの講習内容というのはどのように違うんでしょうか。 21 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 講習内容ですが、基本的には共通する部分がほとんどですので、衛生法規に関する部分ですとか、衛生上必要なそれぞれの措置に関する部分を、確認を含めて講習させていただくということを考えております。まだ講習内容までは今現在、内容をはっきりは詰めていませんが、委員おっしゃるとおり、理容師につきましては、主にかみそり、刃物を使うひげそり、美容師も全く使わないわけではないんですが、容姿を整えるという意味で、若干かみそりを使う場合がありますが、やはり理容師のほうが刃物を使う頻度がかなり高いですので、その辺が違ってくる部分かと考えております。 22 明ヶ戸亮太委員 今、お話がありましたように、美容師は美容のためにかみそりを使って、理容師はひげを整えるとか、そういう意味合いでかみそりを使うものですが、それによってもやはり使う道具が変わってくれば、そこで必要な衛生管理が変わってきますし、衛生管理が変わってくれば今回の条例で言うところの講習内容というものも、本来変わるべきだと思うんです。というところは、もうちょっと詰めた形にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
     もう一点、今回指定する講習内容が異なったとします。異なるとは思うんですが、そのときに、講習を行う団体というものは、幾つか数がある中で市長が選定をして絞り込んで、この団体に講習をしてもらいますと、そういう形になると思うんですけれども、一つの団体で理容師、美容師ともに講習を行うのか、この団体は理容師だけです、この団体は美容師だけです、でもこの団体は両方ともできます、どのようなケースが考えられるんでしょうか。 23 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 講習に当たりまして、その講師ですが、講習の費用も含めまして無料と考えておりまして、講習の講師につきましては、保健所の職員が直接講師に当たって、教材につきましても、こちらの職員で、また法施行後、準備するということで考えておりますので、委員おっしゃられた他の団体ということは考えてございません。 24 明ヶ戸亮太委員 では、市の職員なり、専門の知識をお持ちの方にやっていただけるということですので、確認をさせてもらいました。  先ほどの話に戻るんですけれども、この二つの行為ってすごく似ているんですけれども、わずかな違いがところどころありますので、その違いというものをぜひ参加者に認識していただけるような講習にしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 25 中原秀文委員 今回のこの議案は、理容所や美容所に所属していない方が対象だと思いますが、そのうち出張理容と出張美容を行っている方は、何名ぐらいいらっしゃるのかお伺いいたします。 26 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 きょう現在ですと、理容所に所属せず出張理容の届け出をしていただいている方が六名、それから美容所に所属せずに出張美容の届け出を同じように出していただいている方が、きょう現在ですと十五名、合計で二十一名となっております。本会議での質疑のときに御答弁させていただいたのが、平成二十九年三月末で御答弁させていただいておりますので、その後、美容が三名届け出が出ておりますので、そこの部分で三名がふえております。 27 中原秀文委員 数としては、それほど多くはないのかなと思いますが、その出張理容、出張美容を行っている方に、現在はどのような指導をされているのかお伺いします。 28 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 まず出張理容、出張美容を行う方につきましては、あらかじめ出張理容業務届出張美容業務届という届け出を保健所に御提出いただくわけですが、その際に、まず出張理容、出張美容を行うことができる特別の事情であるかの確認をさせていただいております。また、届出者が理容師免許美容師免許を有しているのかの確認をしまして、あと、出張時の携行品等の衛生的な管理ですとか、消毒に関しまして確認をしまして、衛生指導を行っております。また、理容師、美容師の結核や皮膚疾患の有無に関する医師の診断書の提出も義務づけておりますので、それも御提出をいただいております。 29 中原秀文委員 現状の指導については理解をさせていただきました。講習会の受講は今回この条例によって義務づけられるのか。講習会を受講しない方については、出張理容と出張美容はできないという理解でよいか、そのあたりを具体的にお伺いいたします。 30 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 今回の条例で、講習会を義務づけさせていただいておるわけですが、講習会を受講しない方に関する罰則というものは規定しておりませんので、受講しない方が出張理容、出張美容をできないような措置をとることはできないわけですが、やはり講習会の受講の意義を御説明させていただいて、人数も限られた人数ですので、受講の督促状を送付したり、あとは個別に受講を促す指導を行って、受講促進を行っていきたいと考えております。 31 中原秀文委員 二十一名ということですので、しっかりと個別に対応していただければと思いますので、よろしくお願いします。 32 桐野 忠委員 三人の委員から、るる御質疑がありましたので、大体わかったんですけれども、本会議場の話も含めて。  これまでの指導の仕方、そして今回の講習の内容を聞かせていただきましたけれども、そこからわかる範囲ですと、これまで指導をしていた保健所の職員が、同じように改めて講習をするという認識ですか。 33 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 そのとおりです。 34 桐野 忠委員 明ヶ戸委員から、専門の知識があるという発言がありましたけれども、そういう講習をできる、指導をできる専門の、例えば美容師の取得、理容師の取得されている方がみられるんですか。 35 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 保健所の職員で、環境衛生監視員という監視指導をする資格を持っている職員が指導をしております。ただ、理容師、美容師の資格を持っているわけではございません。 36 桐野 忠委員 理容師、美容師の資格を持っていなくても、そういった専門知識を持っていらっしゃる方が指導することで理解しました。確認のためにお伺いさせていただきました。  あわせて、講習を三年に一度にしたいみたいな、本会議場の発言だったと思うんですが、あわせて費用はゼロにしたいという発言だったと思うんですが、これは国からの通達とか、県からだとか、こういうふうに埼玉県はもう始めているという話、そういった何か指導とか、運用に関して、このようにすべきだとかという指導はあるんですか。 37 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 今回の一部改正の内容につきましては、特に国からの通知とか、そういうものは一切ございません。 38 桐野 忠委員 ということは川越市独自で、やはり三年ではなくても、五年でも二年でも、先ほど六年に一回との話があったけれども、川越市独自でも三年、費用も川越市独自で決められるということですね。で、罰則がない。 39 保健所副所長兼食品・環境衛生課長 そのとおりです。 40 桐野 忠委員 何かちょっと曖昧なふうな感じがするんですけれども、しっかりと今後、理由があって、当然さっきの病気の話もありましたけれども、いろいろな事情があって、状況があって、こういうふうに、これまでは指導だったけれども、講習を行うという、少し強化していくような形だと思いますので、しっかりとその辺ははっきりとしながら、今後進めていただければと思いますので、その点は申し述べさせていただきたいと思います。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第八八号 川越市老人福祉センター東後楽会館指定管理者の指定について ○提案理由の説明(高齢者いきがい課長) ○質  疑 41 中原秀文委員 今回のこの議案に関しては、西後楽会館の改修に伴う一年間の延長と認識をさせていただいていますが、市内に東後楽会館と同等の機能を持った施設というのは、どのあたりの地域にどのようなものがあるのか、お伺いいたします。また、それぞれどのような位置づけになっているのか、あわせてお伺いできればと思います。 42 高齢者いきがい課長 東後楽会館と同等の機能を有する施設についてです。東後楽会館と同様の老人福祉センターは、霞ケ関地区大字笠幡に西後楽会館、本庁管内の小仙波町二丁目に障害者福祉センターとの複合施設であります総合福祉センターオアシスがございます。東後楽会館と同様に、風呂やカラオケが利用でき、囲碁や将棋、趣味のグループ活動などが行われる施設です。  次に、市が設置した、老人憩いの家が三カ所ございます。本庁管内の西川越駅の近くに小ケ谷老人憩いの家があり、カラオケや趣味のサークル活動のための貸室が有料で利用できます。また、高階北小学校に高階北老人憩いの家、川越駅東口複合施設「クラッセ川越」三階に川越駅東口老人憩いの家があり、それぞれ囲碁や将棋を無料で楽しむことができます。  これらの東後楽会館と同様の機能を有する既存の老人福祉センターや老人憩いの家を有効活用することで、東後楽会館が閉館しても、利用者を受け入れることができると考えておりますので、今後既存の施設を利用していただけるよう周知に努めてまいりたいと考えております。  それから、位置づけについてです。西後楽会館及び総合福祉センターオアシスにつきましては、老人福祉の増進を図るため、老人福祉法の規定に基づき設置した老人福祉センターです。小ケ谷老人憩いの家及び高階北老人憩いの家、川越駅東口老人憩いの家につきましては、国の通知に基づき、高齢者の心身の健康の増進を図ることを目的とした老人憩いの家となっております。 43 中原秀文委員 西後楽会館が使えなくなったりとか、またその後、東後楽会館が閉鎖するということで、これまで、このような施設の利用を楽しみにされていた方もいらっしゃると思いますので、ぜひいろいろな方法で周知をされて、今伺ったような他の施設を利用できるようにしていただければと思います。  改めて確認したいのですが、質疑でも何回か出ていますので、本当に改めてなのですが、東後楽会館の跡地に関しては、どういうふうに活用する予定なのか、お伺いいたします。 44 高齢者いきがい課長 東後楽会館の跡地につきましては、東後楽会館は平成三十年度末で閉館するという方針ですが、現在のところ、跡地の活用については、具体的な検討はしておりません。今後、庁内で土地の利活用について検討することになるかと考えています。 45 中原秀文委員 東後楽会館を利用されている地域の方も大勢いらっしゃると思いますので、ぜひその方々のこともよく考えていただいた上で、跡地の利用を検討していただければと思いますので、よろしくお願いします。 46 明ヶ戸亮太委員 東後楽会館の指定管理者の指定になりますので、管理の仕方について何点かお伺いいたします。  今回、平成三十一年三月三十一日まで東後楽会館の運営をしていく形になると思うんですけれども、そうなると、もちろん利用者は平成三十一年三月三十一日に市民の方が使われることも想定されると思いますが、その翌日、四月一日から閉館した後に、備品の扱いというものはどのように行っていくのでしょうか。例えば破棄してしまうのか、これまで使った備品をほかの施設に移して利用していくのか、そのあたり何か計画などございますでしょうか。 47 高齢者いきがい課長 閉館後の備品等の取り扱いにつきましては、現在まだ考えてはおりませんが、使えるものにつきましては、他の施設にお譲りするとかを考えてまいりたいと考えております。 48 明ヶ戸亮太委員 そうなりますと、三月三十一日に終わった状態で、そのままで引き継ぎをするような形になってしまいますと、どこに何の備品があるかわからないということも考えられますので、そのあたりを管理者としっかりと引き継ぎをしていただきたいなというところなんですけれども、それを三月三十一日までに引き継ぎ自体を完了させることというのは可能なんでしょうか。 49 高齢者いきがい課長 引き継ぎにつきましては、可能であると考えております。 50 明ヶ戸亮太委員 利用者がいる中での引き継ぎ作業となると、いろいろばたついてしまうことも考えられますし、かといって三月三十一日、翌日からはもう指定管理者がある意味外れてしまう形になってしまいますと、なかなか引き継ぎがしづらい部分というのが出てくると思いますので、その点を踏まえてご対応をいただければと思いますので、よろしくお願いします。 51 桐野 忠委員 今議会、また九月の決算のときも、東後楽会館、今回は指定管理者ということですけれども、さまざま、廃止になるということで本会議場、また委員会でも質疑がされてきた経緯があります。私自身も九月の決算でも若干質疑をさせていただきましたけれども、これまで東後楽会館を使っていた方たちが西後楽会館を利用すると。送迎バスだとか、そういったものが決算のときも確認させていただきましたけれども、現在西後楽会館を利用されていらっしゃる方には、東後楽会館が廃止の意向、また利用するようになるということはお伝えになっていらっしゃるんでしょうか。すみません、関連して。 52 高齢者いきがい課長 西後楽会館の利用者の方々につきましては、平成三十年度、一年間休館することについて、及び東後楽会館がなくなることについて、館外提示等により周知しているところです。 53 桐野 忠委員 西後楽会館が休館、東後楽会館が閉館ということは伝えている。東後楽会館の方たちが利用するようになるということは、伝えてはまだないという認識でよろしいんですか。 54 高齢者いきがい課長 東後楽会館の利用者の方々につきましては、西後楽会館及び既存の施設について利用をしていただけるよう周知を図るとともに、西後楽会館の利用者の方にも、閉館になりますので、東後楽会館等から利用者が来る可能性が十分考えられますので、利用者がふえる旨、改めて周知してまいりたいと考えます。 55 桐野 忠委員 なぜこういう質疑をさせていただいたかといいますと、九月の決算のときにも若干話をさせていただきましたが、利用者間でさまざまトラブルもこれまであったり、ましてや、たしか西後楽会館は九月のときも申しましたけれども、レインボー協議会の関係で、坂戸市、鶴ヶ島市からも利用者がいらっしゃる、多いという答弁をいただきました。そこに全員が西後楽会館に来ることはないでしょうけれども、やはり利用者がふえるということは、周知というか、それはいけないということではなくて、トラブルにならないように周知をしていただきたいと思いますので、その辺はお願いをさせていただきたいと思います。  あわせて、今、お話しさせていただいたように、これからも、前回は聞いていませんでしたけれども、今後もレインボーの協議会の関係で、坂戸市、鶴ヶ島市だとか、そういった市外からも利用できるのを継続されるのでしょうか。その辺、一点お伺いしたいと思います。 56 高齢者いきがい課長 現在のところ、継続することを考えております。 57 桐野 忠委員 さまざま検討する余地があるのかなというのもありますので、一応検討していただければと思います。  今回、東後楽会館、一年間の指定管理で、その後閉鎖するということですけれども、こういうお風呂がついている施設というのは、近隣市にはあるんですか。 58 高齢者いきがい課長 正確な数まではわからないのですが、近隣市にも同様の老人福祉センターがございますので、入浴施設を備えているかと思います。 59 桐野 忠委員 近くにあるのであれば、そういったところも利用できるような、川越市は他市から受け入れているわけですので、もし近隣市にあるのであれば、東後楽会館をこれまで利用された方が、遠いところに行くことはないかもしれませんけれども、そういったことも含めて、通知してもいいのかなと思ったものですから、ちょっと質疑をさせていただきました。  あと、そういうお風呂とか衛生面は、今まで以上に指導も含めて管理も含めてしっかりと、近年さまざま川越市内でも、ほかの施設でありましたので、その辺はしっかりと管理していただければと思いますので、それはまたお願いさせていただきたいと思います。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  起立採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第八九号 権利の放棄について ○提案理由の説明(福祉部参事兼生活福祉課長) ○質  疑 60 明ヶ戸亮太委員 今回、生活保護費返還金及びこれに対する延滞金に係る支払請求権を放棄とありますが、この支払請求権というのはほかにも川越市、持っていたと思います。件数はどの程度あるのか、お伺いしてよろしいでしょうか。      (休  憩)      (再  開) 61 福祉部参事兼生活福祉課長 平成二十八年度末の支払請求権ということで、金額につきましては四億二千百九十三万三百十一円です。件数につきましては二千百四十三件です。 62 明ヶ戸亮太委員 そのうち、今回の権利を放棄する理由と同等の理由で、今後、支払請求権というのを放棄する可能性がある件数というのは、大体何件ほど見込まれているのか、お伺いします。 63 福祉部参事兼生活福祉課長 大体四十二件です。 64 明ヶ戸亮太委員 今回、一つの議案として上げていただきましたが、それが四十二件となると、結構個別に上げていくのは大変かなと思いますが、しかしそれでも、適正なそれぞれの処理というのは行わなくてはいけないと思いますので、そちらにつきましては、適正な手段をもって処理をしていただきたいと思いますので、しっかりと徴収できるものは徴収していただいて、権利を放棄しないといけないというものについては、早目の判断を下していただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 65 吉野郁惠委員 こちらの内容の中に、相続財産の価額が強制執行した場合の費用等の金額を超えないと見込まれると書いてありますが、この費用等の金額というのは幾らなんでしょうか。 66 福祉部参事兼生活福祉課長 それについては、詳しくはわからないのですが、一般的に財産管理人をつけた場合に、例えば財産が残っている場合には、その中で財産管理人に対してお支払いをします。ただ、全く財産がない場合には、全部持ち出しということになりますので、この場合には何十万というような費用がかかるということを聞いております。 67 吉野郁惠委員 今お聞きしますと、それぞれ財産によって費用が違うというお答えでよろしいわけですね。四十二件、この中にあると今お話がありましたけれども、財産がない方がいらっしゃるとなると、生活保護を受けている方ですと、なかなか財産をお持ちになっている方は少ないかと思うんですが、その辺のところを今後どのようにお考えになっているのか、教えていただいていいでしょうか。 68 福祉部参事兼生活福祉課長 先ほど四十二件ということで、いろいろな理由で徴収不能に陥っている方という意味でその件数をお答えいたしましたが、それについては引き続き調査をして、なるべく徴収していく努力をしていくつもりです。 69 吉野郁惠委員 こういった資金を回収するというのは、大変な仕事だと思います。ただ、やはり皆さんの税金から出ておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 70 中原秀文委員 先ほど明ヶ戸委員の質疑の中で、同様な例の案件は四十二件ということでしたが、その四十二件のうち、金額の大きいものを二、三挙げてもらってもよろしいですか。 71 福祉部参事兼生活福祉課長 四十二件の中で金額が大きいものといった御質疑ですが、一件目につきましては、不正受給による生活保護法第七十八条の徴収金の債権六十六万四千九百八十一円です。続きまして、同じく不正受給による徴収金等の債権五十一万四千四百二十四円、三件目ですが、生活保護法第六十三条による返還金による債権四十三万四千九十五円でございます。 72 中原秀文委員 今、三件金額の大きいほうから出していただいたのですが、今回の案件は十万七千五百二十円ということで、今挙げていただいた三件から比べれば、金額が少ないのかなと思うのですけれども、このように四十二件の案件がある中で、今回上程されたこの一件を選択された理由を示していただけますでしょうか。 73 福祉部参事兼生活福祉課長 今回提案された案件につきましては、説明しましたとおり、御本人が死亡し、再調査の結果も相続人が不在というようなことで、また御本人が、お亡くなりになり生活保護受給中であったため、相続財産の額も少ないということで、先ほど言った強制執行した場合の費用を超えないだろうということで、権利の放棄をいたしました。  他の案件につきましては、詳細は、先ほどお答えしましたように追跡調査がまだ不十分ですので、明らかに徴収不能と言えるのは今回の一件だけでしたので、今回の一件のみの提案になりました。 74 中原秀文委員 今回一件出された理由は理解をさせていただきました。幾つもある債権の中で、今回この保健福祉常任委員会で審議をされているのは一件で、ほかの委員会でも幾つかされていますが、今回、この権利の放棄を上程するのは初めてという認識でよいかお伺いいたします。 75 福祉部参事兼生活福祉課長 本会議での質疑の中でも御答弁申し上げましたように、調べられるまででは初めてということです。 76 中原秀文委員 今回初めてということで、今後どのように対応していく予定なのか、お伺いできればと思います。 77 福祉部参事兼生活福祉課長 この案件につきましては、今回一件提案させていただきました。今後につきましては、市全体の債権管理の指導に従って対応するということです。 78 中原秀文委員 債権管理をしていくのは、すごく、いろいろな面で大変な部分あると思いますので、しっかりと取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いします。      (休  憩)      (再  開) 79 中原秀文委員 引き続き、もう一点お伺いいたします。吉野委員からもありましたが、他の権利放棄の議案も出されていますけれども、それらは破産法等の理由によって徴収ができなくなったと書かれていますけれども、この議案第八九号だけが、費用等の金額を超えないと見込まれると記載されています。この部分は、他の議案から比べ理解が難しい部分があります。我々はどのように理解をすればよいのか、改めて確認をさせていただければと思います。 80 福祉部参事兼生活福祉課長 この案件につきましては、御本人が死亡されまして、その残っている財産がないか、あるいは仮にあったとしてもそれが強制執行を行うだけの費用を超えないということが、これまで長期間生活保護を受給していたという生活歴や調査の結果から判断できるということから、このような表現になっております。      (休  憩)      (再  開) 81 桐野 忠委員 関連して、四十二件というような数字が出てきたので、あえてちょっと質疑させていただきますけれども。そのうち、いわゆる不正受給というか、六十六万、あと五十一万、今回はいわゆる放棄ですけれども、今後不正受給だとか何かという案件があるということは、例えば強制執行ではなくて訴えるとか、そういったことも考えられるんでしょうか。 82 福祉部参事兼生活福祉課長 不正受給に関して悪質なケースについては、告訴等を検討しています。 83 桐野 忠委員 悪質なのは検討すると、既に不正受給という言葉が出ているので、その辺は正確に、検討をしながら進めていただければと思います。  今、二件不正受給が、いわゆる七十八条、二件大きいところで話がありましたけれども、相当の件数、二千百四十三件のうち、いわゆる不正受給となる件数ってどれぐらいあるんですか。全部なのかな。 84 福祉部参事兼生活福祉課長 平成二十八年度の件数で申しますと、不正受給と思われるものは、生活保護法第七十八条になりますが、六十七件でございます。 85 桐野 忠委員 金額にもよるんでしょうけれども、徴収できるものはしっかりと徴収していただきたいのと、調査をしながら、今回は放棄ですけれども、やるべきことをしっかりやっていただければと思いますので、よろしくお願いします。      (質疑終結)
    ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第九三号 平成二十九年度川越市一般会計補正予算(第六号)の所管部分 ○提案理由の説明(福祉部副部長兼介護保険課長こども未来部副部長兼こども政          策課長、保健医療部副部長兼保健医療推進課長、環境部副部長          兼環境施設課長) ○質  疑 86 栗原瑞治委員 今回、南古谷保育園の新園舎整備、地質調査、また仮園舎の賃借にかかる経費ということで債務負担行為が設定されておりますけれども、南古谷保育園について御質問させていただきたいと思います。  本会議の御答弁の中で、ことし十月に周辺住民に説明をしたということでおっしゃっておりましたけれども、これは現園の周辺の住民なのか、それとも仮園舎のほうの住民への説明なのでしょうか。というのも、今、子供の声がうるさいとか、そういった声もありますので、その辺はいかがですか。 87 こども未来部参事兼保育課長 仮園舎と現園舎の両方の周辺住民の方に個別訪問をいたしまして、説明をいたしました。 88 栗原瑞治委員 もう一つお伺いしたいのですが、仮園舎のほうの住民の声や、何かクレームなど、そういった声とかってありましたか。 89 こども未来部参事兼保育課長 特にその周辺の住民の方から、御意見とか御要望はまだ受けてはいません。ある程度、南古谷の保育園ということですので、おおむね好意的にとっていただいたようです。 90 栗原瑞治委員 わかりました。また、本会議の御答弁の中で、来年の十月に移転して、平成三十二年四月に新園舎が開園するということでいただいておりましたけれども、そうすると、平成三十一年三月と三十二年三月に卒園する子供たちは仮園舎のまま卒園するということになるかと思うのですが、仮園舎のまま卒園する親御さんからの声というのは、どういった声がありますでしょうか。 91 こども未来部参事兼保育課長 南古谷保育園の建てかえが決定したときに、説明会をしたときには、やはり子供が卒園する園が存続することが何よりうれしいと言っていただきまして、また仮園舎であったとしても、新しい園ということになりますので、現園と比べれば、かなり良好な環境になるということで、仮園舎の園から卒園する方々からも、御不満だとか、そういうところの声はいただいておりません。 92 栗原瑞治委員 わかりました。仮園舎のまま卒園するお子さん、また御両親には、新しくできたときに、ぜひごらんいただくとか、何か配慮していただけると、いいかと思います。  また、仮園舎についてもう少しお伺いしたいのですが、仮園舎の規模でありますとか、構造とかというのは、どのようなものを想定されておりますか。 93 こども未来部参事兼保育課長 仮園舎の今現在の予定につきましては、軽量鉄骨で平屋を予定しておりまして、面積は、現園が今、三百七十一平米ですが、それより若干規模が小さくなるようではありますが、園庭ですとか、仮園舎のほうでも配置する必要がございますので、おおむね良好な環境が保てるような規模にしていきたいと思っております。 94 栗原瑞治委員 仮園舎というと、何かちょっとプレハブみたいなイメージになってしまいますので、先ほど申し上げましたけれども、そこで卒園する子供もいますので、そうしたイメージがないように、園庭もそうですけれども、遊具も含めてお願いできればと思います。  また仮園舎の、今回債務負担行為で一億かと思うのですけれども、仮園舎の建設費だったり、また例えば解体の費用だったり、その辺についてはいかがですか。 95 こども未来部参事兼保育課長 リース費用として、おおむね一億五百万円程度を想定しているところですが、そこの中にリース代としまして解体費用が含まれて、また維持管理費用もその中に含まれた金額となっておりますので、その中で対応する予定です。 96 栗原瑞治委員 わかりました。仮園舎で伺っている話では、帯津病院の跡地に仮園舎ということで聞いておりますが、ということであると、多分想定されるのが、あそこの道は一方通行で、真ん中に中央分離帯があって使い勝手が悪いというような状況だと思うのですが、その辺の、例えば送迎にいらっしゃるお母さん方の駐車場だったりだとか、一方通行の、交通量が多分変わってくるかと思いますので、住宅街の中なので、その辺についてはどうお考えでしょうか。 97 こども未来部参事兼保育課長 すぐそばに四百九十三平米ぐらいの駐車場で、駐車台数として約二十台のところを借りる予定です。送迎駐車場は仮園舎から見て道路を挟んで東南側に位置しており、仮園舎の南側にあります一方通行に進入するところではなく、そこに駐車場を置くことで送迎をしていただくような形になりますので、そのような形で配慮をお願いしております。 98 栗原瑞治委員 わかりました。雨の日とかは、そうすると、ちょっと歩かなければいけないですか。その辺も何か危険のないように、雨だったり雪だったりとか、お願いしたいと思います。  また、本会議の御答弁の中で、ことし十月一日現在で南古谷の待機児童が十一名ということでお話があったかと思うんですけれども、この建てかえを行う中で、定員だったり、何歳児が何人とかというところもこれからということで御答弁いただきました。またこれは地域の方から聞いた話だと、東中のすぐ裏の、住所でいうと小中居のあたりにも、今百名程度の保育園が建設されるということでお話を聞いているのですけれども、待機児童十一人の中で、そこには百名の受けができて、なおかつ今、保育園が幾つかある中で、その辺への影響というかというのは、どうお考えですか。 99 こども未来部参事兼保育課長 南古谷の駅周辺につきましては、保育人数が結構多い、需要の多い地区です。そして、そこには確かに認可外保育施設や、今後また認定こども園などの地域型の保育施設を実施するものが出ておりますけれども、これは、多様化する保育ニーズに応えられ、またこの南古谷駅周辺というのは、先ほど申したとおり、利便性の非常にいいところですので、その辺の施設ができたとしても、待機児童の多い中では十分対応できると認識しております。 100 栗原瑞治委員 わかりました。その辺も、周辺の今ある保育園への説明も含めて、しっかりといただければと思います。  先ほどの東後楽会館で明ヶ戸委員からの御質問と同様なんですけれども、今、旧園舎で使用しているテーブルだったりとか、遊具だったりだとか、そういった備品とかというのは、仮園舎に持っていくのか。もしくは、持っていくとしても、その後、多分古いテーブルとかというのは、新園舎になるときには新しくなってしまうと思いますので、その辺の取り扱いについては、備品についての取り扱いはいかがお考えですか。 101 こども未来部参事兼保育課長 現園舎で使用している備品等は、できるだけ仮園舎のほうで使用することにしております。一部、エアコンや調理器具など、仮園舎での使用に適さないものはリースする予定ですが、できる限り備品も使えるものは使い回しができるような形で考えていくところです。 102 栗原瑞治委員 ぜひ無駄のないようにしていただきたいと、全部新しいものに入れかえるのではなくて、そのまま使っていただきたいと思います。  最後に一つお伺いしたいのですけれども、今回この南古谷保育園を建てかえるに当たって、今、南古谷公民館も古くなっていて、建てかえの要望とかが出ているのですけれども、例えばこれを複合施設として、帯津病院の跡地に移転するとか、そういったお話というのは、この建てかえの話がある中で、あったのかなということをお伺いさせていただきたいと思います。 103 こども未来部参事兼保育課長 今回の建てかえにつきましては耐震の問題でございましたので、緊急対応ということでしたので、その複合施設の具体的な検討は、保育園につきましては実施してはおりません。 104 栗原瑞治委員 南古谷については、緊急なということで理解させていただきました。また今後、古谷保育園もそうですし、古谷の市民センターも、そういった老朽化で建てかえとかのお話が進んでいますので、その辺をうまく参考にしていただいて、やっていっていただければと思います。      (休  憩)      (再  開) 105 吉野郁惠委員 今回、契約手続の見直しということで、ごみ処理施設のことが、こちらは別冊二のところのページ四ですが、下から二行目のところにございます、ごみ処理施設で使用する薬品購入に要する経費ということで書いてありますが、何点かお尋ねしたいと思います。この薬品というのは、主にどのような効果があるのか、教えていただけますでしょうか。 106 環境部副部長兼環境施設課長 債務負担行為で考えております薬品についてですが、排ガスの中に含まれるダイオキシンですとかを除去するような薬品です。あと窒素酸化物など大気に影響するようなものを除去するような薬品です。具体的にはアンモニア水とか、塩基度調整剤とか、石灰とか、そういうものを機械に噴霧するようなものです。 107 吉野郁惠委員 こういったものは薬品でできるということで、ダイオキシン等、今、大分皆さんもそういったところに敏感になっていますので、薬品を使っていただければと思いますが、金額がこちらには書いてございませんが、ごみ処理施設というところなんですが、この施設というのは何カ所あるんでしょうか。 108 環境部副部長兼環境施設課長 今回の債務負担行為では、東清掃センターと資源化センターで使用する薬品と考えております。 109 吉野郁惠委員 こちらは、大体どのぐらい金額として予定をしていらっしゃるのか、また二カ所、東清掃センターと資源化センターということですが、それぞれどのぐらい使用する予定でいらっしゃるのか、教えていただけますか。 110 環境部副部長兼環境施設課長 債務負担行為で見込んでおります限度額としましては、東清掃センターが約三千六百万円です。資源化センターが約一億六千万円で、トータルで約二億円の薬剤を見込んでおります。 111 吉野郁惠委員 想像以上にちょっと桁が多いかなと驚いているんですけれども、約二億ということで、これからは、契約を事前に納入業者に決定することにより円滑な薬品の調達が可能になるということで、重要なことだと思いますが、今後こういった金額等、どのようにお考えになるか。 112 環境部副部長兼環境施設課長 どうしても薬品につきましては、ごみの量だとか、ごみの質によってやはり使用する量というのは変化する場合もございます。しかしながら、運転管理者と十分協議したり、効率的な運転等で少しでも薬品の使用を抑制できるような管理を進めてまいりたいと考えております。 113 吉野郁惠委員 あと、こちらの限度額というところなんですが、契約に基づき決定した期間中におけるごみ処理施設で使用する薬品購入に要する額ということなんですが、一応想定として大体お幾ら、金額はどのぐらいを考えていらっしゃるんでしょうか。 114 環境部副部長兼環境施設課長 先ほどお話しさせていただいた限度額ということで約二億円を見込んでおりますので、その金額の範囲内で契約をしてまいりたいと考えております。 115 吉野郁惠委員 ぜひ適正な使用をよろしくお願いしたいと思います。  次に、歳出なんですけれども、歳出の三款民生費、二目障害者自立支援費のところですが、補正金額が三億四千百九十七万二千円、そのうちの事業別予算の内訳ということで、介護給付・訓練等給付の扶助費です。二億三千九百八十九万四千円ということですが、これはどうしてこういう数字が出たのか、教えていただけますでしょうか。 116 障害者福祉課長 こちらの増額ですが、平成二十九年度上半期の執行状況を勘案いたしまして、必要額を再算定した結果、予算額の不足額が見込まれますことから、増額補正をさせていただくものです。 117 吉野郁惠委員 数字的には二億四千万近くですよね。数字的に決して少ない数字ではないと思うんですが、その辺のところはどうお考えでいらっしゃいますでしょうか。 118 障害者福祉課長 こちらの介護給付・訓練給付に係る扶助費につきましては、平成二十八年度決算額で申し上げますと、およそ四十五億円を超える大きな金額となっています。年々増加する傾向にございまして、介護給付・訓練給付を利用する人数も年々増加している状況にございます。そうしたことから、このような増額となるものと考えられます。 119 吉野郁惠委員 今後また増加するお考えのようですけれども、こういったところをどう今後お考えになっていらっしゃるんでしょうか。 120 障害者福祉課長 介護給付・訓練給付に係る扶助費につきましては、障害者総合支援法に基づきますサービスです。そういったことで、必要とされる義務的経費ということになっていますので、サービスを必要とされる方に必要なものが直接提供できるように、今後とも予算確保に努めてまいりたいと考えております。 121 吉野郁惠委員 伸びている理由、要因はどういったことが主になるんでしょうか。 122 障害者福祉課長 要因といたしますと、やはり支給サービスを御利用になられる方が年々ふえてきているというところ、それから、サービスを提供する受け皿としての事業者数も年々ふえてきている、こういったところが主な要因と考えています。  参考までに申し上げますと、平成二十九年一月一日現在におきまして、対前年比で利用者は百二十四名ほど増加しています。年々増加傾向にございまして、今後ともさらにふえてくるのではないかと考えております。 123 吉野郁惠委員 増加の要因は理解いたしました。その扶助費の下に、償還金、利子及び割引料というところで一億二百七万八千円、この数字が出ているんですけれども、この償還金、戻すお金というのも、一億円となりますと、結構な額ではないかなと思うのですが、なぜ償還金等、こういうふうになったのか、教えていただけますか。 124 障害者福祉課長 こちらの償還金につきましては、平成二十八年度の障害者自立支援給付費国庫負担金、それから平成二十八年度埼玉県障害者自立支援給付費負担金の交付額の確定に伴いまして、精算を行うものです。  具体的に、本負担金につきましては、平成二十八年度中におきまして、交付額の申請、それから交付額の決定が行われ、決定額の補正が行われております。対象となります介護給付・訓練給付等の扶助費の額につきまして、昨年十一月時点で、最終の所要額の見込み額の調査が行われます。それに基づきまして交付決定が行われるわけですけれども、その時点におきましては、上半期分の実績しか勘案されてございません。従いまして、その後の実績によりまして、所要額が変動し、決定額と確定した今回の差異が生じたものと考えています。  金額的には一億円を超える金額です。しかしながら、先ほど申し上げました介護給付・訓練給付に係る扶助費につきましては、総額で四十五億円を超える大きな金額となっていますことから、そうした見込み額の差額につきましても、このような大きな金額になってしまったものと考えています。 125 吉野郁惠委員 四十五億円という最初の分母が大きいということで、計算も少しの違いで億単位になってしまうというのは大変だと思いますが、できるだけ償還金、補正予算も抑えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。      (休  憩)      (再  開) 126 中原秀文委員 先ほど吉野委員から、債務負担行為の件に関して質疑がありましたが、今回、このごみ処理施設で使用する薬品の購入に関しては、初めて新たに債務負担行為を設定するということですけれども、このいただいた資料では、業者側に薬品の調達の際、製造、運搬において負担があったと書いてありますけれども、今回の設定によって、どのように、その負担が軽減されるのか、もしわかれば教えていただければと思います。 127 環境部副部長兼環境施設課長 薬品についてですが、これにつきましては、タンク容量というのがまず決まっていまして、その容量に合わせてタンクローリーで搬入をしていただくようになりますので、ある一定期間準備するといいますか、お願いする期間も必要になってきますし、薬剤の使用状況によって、なるべく効率的に搬入していただくような形でお願いしています。ですので、そういった面で事前にそれが早目に準備できることによって、施設を安定稼働させるため、リスクもなくなりますし、業者サイドについても、その分のリスクがなくなって、早目にお願いできるというふうなメリットがございます。 128 中原秀文委員 概要について理解できましたが、これまでは、予算が提出されて議決された後に入札という運びで、四月に入ってから実施されていたことが、今回、この債務負担行為を設定することで、いつごろの予定でそれを、どれぐらい前倒しができて、どれぐらいの余裕ができるのかという点を教えていただけますでしょうか。 129 環境部副部長兼環境施設課長 年度末ぐらいに、いろいろな形の事務的な手続を出させていただきまして、今の予定は三月初旬とか、その辺には契約できればということで、初めてのことですから、もう一回関係課とも協議して、できるだけ早目に契約できるように進めてまいりたいと考えています。 130 中原秀文委員 ということは、これまでよりも約二カ月ぐらいは前倒し、二カ月弱になるのかもしれないですけれども、それぐらいの前倒しができるようになるという認識でよろしいんでしょうか。 131 環境部副部長兼環境施設課長 二カ月というと、ちょっと長くなってしまうんですが、おおむね一カ月から一カ月よりちょっとぐらいの形では、事前に準備ができるのかなと考えております。 132 中原秀文委員 理解をさせていただきました。ほかにも、この債務負担行為を設定することで業務がスムーズにいくものもあると思いますけれども、逆に余り早くやり過ぎてもよくない点もあると思いますので、さまざまな視点から検討を進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  続いて、今回の補正では、補正の総額が大体約六億九千三百万円になっていると思いますが、そのうち民生費が六億八千三百万円で、資料の補正後の構成比を見させていただくと、四三・四%という、かなり大きな数字の構成比になると思います。九月議会でもいろいろ御質疑させていただきましたが、この四三・四%になることについて、所管の部署は、どのように捉えているのかお伺いできればと思います。 133 福祉部副部長兼介護保険課長 福祉部につきましては、私から御答弁させていただきます。福祉部における今回の民生費の予算補正の計上額は、四億三千八十三万五千円です。  その主な内容ですが、国の補助事業として行っている介護給付・訓練等給付に係る扶助費の不足見込み部分の追加が二億三千九百八十九万四千円、国庫支出金の精算に伴う過年度返還金が一億八千六百六十九万三千円で、今回の福祉部の補正額のほとんどを占めている状況です。これらは、いずれも国の制度に基づくもので、その中で義務的に支出しなければならない経費の予算補正ですので、本補正はやむを得ないものだと理解しております。  しかしながら、本補正後の民生費の構成比につきましては、委員御指摘のとおり四三・四%と高く、このうち福祉部は一九%を占めております。民生費は、少子高齢化の進行等によりまして、今後も増加傾向の推移が想定されるところではございますが、必要とされる方に必要なサービスが提供できるよう、国の動向等にも注意しながら、持続可能な制度設計に努めてまいりたいと考えております。 134 こども未来部副部長兼こども政策課長 本補正のこども未来部所管につきましては、補正額全体の約三五%の二億四千二百五十六万二千円で、そのうち扶助費が二億三千三万五千円ということで、約九四・八%を占めているような状況です。この扶助費につきましては、義務的経費ということでございまして、また当該支出につきましては、国の制度に基づくものですので、この補正予算の計上はやむを得ないものと考えています。  また、補正後の民生費の構成比が四三・四%となっていることについてですけれども、こども未来部につきましては、そのうちの一四・三%を占めておりまして、主に待機児童対策に係る経費の増加等が影響しているものと考えています。  今後、少子化対策等の側面から増加が見込まれているところです。しかしながら、中原委員御指摘のように民生費の構成比が大変高い状況にあるということ、あと増加傾向にあるということにつきまして認識をしているところですので、既存の経費の見直しを行いつつ、事業を推進していく必要があると考えています。  福祉部とこども未来部が主な民生費の大きい要因ということですので、二つの部から御答弁させていただいたところです。 135 中原秀文委員 詳しく御答弁いただきました。前回の定例会でもお話しさせていただきましたけれども、いずれにしても民生費はどんどん膨らんでいくということは間違いなく、また先ほども吉野委員からもありましたけれども、扶助費に関しても膨らんでいっているという状況の中で、経費の見直しとかもなかなか難しい部分はあるとは思います。ほかにも多くの事業がある中で、この民生費が膨らんでいくということは、財政にとっては大変重荷になっていくところなのかなと感じます。ぜひさまざまな側面から対応を検討しながら、事業を推進していっていただければと思いますので、よろしくお願いします。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第九四号 平成二十九年度川越市国民健康保険事業特別会計補正予算(第二         号) ○提案理由の説明(保健医療部参事国民健康保険課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第九五号 平成二十九年度川越市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第         一号) ○提案理由の説明(高齢・障害医療課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題
     議案第九六号 平成二十九年度川越市介護保険事業特別会計補正予算(第二号) ○提案理由の説明(福祉部副部長兼介護保険課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査  とすることに決定した。 ○閉  会  午後一時二十二分 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...