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平成28年 産業建設常任委員会 会期中(第2日・3月9日)本文

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  1. 川越市議会 2016-03-09
    平成28年 産業建設常任委員会 会期中(第2日・3月9日)本文


    取得元: 川越市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 △案件  議案第 三六号 平成二十八年度川越市一般会計予算の所管部分  議案第 四二号 平成二十八年度川越市川越駅東口公共地下駐車場事業特別会計          予算  議案第 四三号 平成二十八年度川越市農業集落排水事業特別会計予算  議案第 四四号 平成二十八年度川越市水道事業会計予算  議案第 四五号 平成二十八年度川越市公共下水道事業会計予算  所管事項の報告について  ─────────────────────────────────── △会場 市役所 第五委員会室  ─────────────────────────────────── △出席委員    委 員 長  高 橋   剛 議員  副委員長  荻 窪 利 充 議員    委  員  吉 敷 賢一郎 議員  委  員  長 田 雅 基 議員    委  員  明ヶ戸 亮 太 議員  委  員  川 口 知 子 議員    委  員  小ノ澤 哲 也 議員  委  員  矢 部   節 議員  ─────────────────────────────────── △説明のための出席者                  上下水道事業管理者 栗 原   薫             【産業観光部
                            部長 早 川   茂                 副部長兼産業振興課長 田 中 三喜雄                    参事兼農政課長 川 野 修 治                     雇用支援課長 市 川 孝 一                       観光課長 飯 野 英 一             【都市計画部】                         部長 伊 藤   大                 副部長兼都市計画課長 石 井 隆 文                  参事兼建築指導課長 平 野 秋 生          参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 宮 本 一 彦          参事兼新河岸駅周辺地区整備事務所長 木 村 政 良                     都市景観課長 大 澤   健                     都市整備課長 山 崎   悟                     交通政策課長 井 上 敏 秀                     公園整備課長 田 中 淳 一                     開発指導課長 桜 井 一 男             【建設部】                         部長 小谷野 雅 夫                        副部長 木 田 博 之                    参事兼河川課長 永 瀬 芳 和                     建設管理課長 染 谷 経 夫                     道路街路課長 野 口 幸 範                       用地課長 桑 原 善 行                 用地課用地担当副参事 定 形 昌 人                   道路環境整備課長 小谷野 博 之                     建築住宅課長 河 原 房 夫             【経営管理部】                         部長 福 田 儀 夫               副部長兼給水サービス課長 刀 根 芳 明                         参事 橋 本 邦 明                     経営総務課長 瀬 尾 幸 久                     経営企画課長 近 藤 正 広             【事業推進部】                         部長 土 井 一 郎                副部長兼下水道整備課長 田 島 佳 晴                 参事兼下水道維持課長 松 岡 弘 樹                     水道施設課長 関 口   清             【農業委員会事務局】                       事務局長 後 藤 泰 治                      副事務局長 早 川 和 宏  ─────────────────────────────────── △事務局職員                      議事課主査 田 中   尚                      庶務課主査 島 村 浩 寛  ─────────────────────────────────── ○開  会  午前十時 ○議  題  議案第三六号 平成二十八年度川越市一般会計予算の所管部分 ○質  疑 2 長田雅基委員 こちら平成二十八年度川越市一般会計、特別会計当初予算の概要から、主な事業ですとか新規事業について何点か御質問いたします。  まずは、二十ページなんですが、都市・地域総合交通戦略策定からお聞きいたします。  一般質問でも芳野地域の交通施策ということで一般質問させていただいたんですが、現在の進捗状況と策定がいつになるのかということをまずお聞きしたいと思います。 3 交通政策課長 都市・地域総合交通戦略ですが、進捗といたしましては、本年度計画の素案の策定ということで、委託業者で主催しております研究会を三回実施いたしました。並びに、庁内の検討委員会、こちらを同じく三回、それと担当者の部会も三回ほど実施いたしました。今年度、研究会並びに庁内の委員会、こちらをもう一度ずつ行いまして、三月末には素案の策定を予定しております。  来年度計画の策定ということを受けまして、来年の三月末ごろまでに計画の策定ができればと考えてございます。 4 長田雅基委員 来年の三月までということで、もうあと一年間で策定ができるということですが、まずは川越シャトルの位置づけなんかはどういったことになるかお聞きいたします。 5 交通政策課長 川越シャトルにつきましては、先ほどの都市・地域総合交通戦略とは別に川越市市内循環バス検討委員会が設置されてございます。そちらで実際の中身の見直しを進めております。  また、川越シャトルの位置づけといたしましては、交通戦略の中で基幹的交通とそれ以外という形になるのですが、基幹的なものといたしましては鉄道並びに路線バスの主要な幹線を基幹的なものと位置づけております。これに対しまして、川越シャトルにつきましてはその基幹的なところまで地域から人を運んでいくというような形、基幹交通の場所まで川越シャトルで運んでいくというような形を今現在イメージとして進めております。具体的には可能であればということで今進めているのは、都心核、あるいは地域核という形で位置づけた駅の周辺を、八の字に川越シャトルを回すような形で駅まで運んでいくという想定はしております。 6 長田雅基委員 川越シャトル、便の路線の変更ですとか廃止があって、なかなかいろんな御意見があるのかなと思われます。以前は病院ですとか福祉施設なんかに通っていた便が今は駅に向かって、福祉バスという意味合いが少しなくなってきているのかなという印象があります。その中で、川越シャトルが廃止されてしまった地域なんかでも一般質問させていただいたんですが、デマンド交通の位置づけですとか、今後の取り組み状況なんかはどういったことになりますでしょうか。 7 交通政策課長 デマンド交通ですが、平成二十五年度と二十六年度に東部地域で実験を行っておりました。また、タクシーを使ってのデマンドタクシーという形のものも他市では見受けられます。そういった中で、川越市としてデマンドあるいはそういった新たな公共交通といいますか、そういったものにつきましては、地域の足を確保するというような形での位置づけを想定して検討を進めております。 8 長田雅基委員 デマンド以外の交通、新しい交通施策、自治体なんかで運営するというような、例えばという話で一般質問で御答弁はいただきましたが、そういった自治体で運営するような交通施策というものをこの都市・地域総合交通戦略の中にも含まれてくるということでしょうか。 9 交通政策課長 都市・地域総合交通戦略につきましては、先ほど基幹となるような交通あるいはその支線となるような交通、あと道路ですとか、そういったものもいろいろ含みますので、デマンドを含めて新たな交通がこういうものをここにといった具体的な中身まで明記することは難しいのかなと考えております。都市・地域総合交通戦略の中で想定しているのはそういったものについていつ検討を行っていつごろに実施を目指していくというような目標というか、そういったものをプログラムとして中に組み込んでいくという形になろうかなと考えております。デマンドも含めた新たな交通につきましては、可能であれば平成二十八年度に検討して、二十九年度後半にでも実験的というか、進めていければと考えてございます。  新たな交通の具体的な中身につきましては、本会議場でも一部お話が出たかと思うのですが、市民が主体という形で地域の住民の方と市と交通事業者、この三者が協力して、それらを講じていくという形がとれないかということで、他市の事例を参考に進めていければと考えております。 10 長田雅基委員 次の事業でお聞きいたします。  三十一ページの(新規)若年者就労支援事業でお聞きいたします。  今年度もニートやひきこもりの御家族に対してのセミナーなんかがありましたが、こちらは(新事業)ということで書かれておりますが、今年度の事業とは何か違うのか、具体的にありますでしょうか。 11 雇用支援課長 働くことに悩みを持つ若年者の支援を平成二十七年度から行っているところです。内容としましては、そのようなお子様をお持ちの保護者の方、本人を対象にした相談会を行ってまいりました。その中で、かなり多くの方が悩みを持っているということがわかってまいりましたので、来年度につきましてもそれを継続するとともに、まず相談会を現在月二回のところを週一回に拡充してまいります。そのほか、御本人を対象とした基本的コミュニケーション講座みたいなもの、またパソコン講座のようなものを今想定しながら、新規として考えております。 12 長田雅基委員 そうすると、やはり今年度行われていたセミナーというか相談会に関しては、すごく需要があったということでしょうか。 13 雇用支援課長 セミナー及び相談会の実績ですが、御本人の御相談が二十三件、保護者の方の御相談が七十六件、計九十九件の御相談がございました。 14 長田雅基委員 本人からも二十三件ということは、かなり多いなというのを、需要があるなというのを感じました。一般質問の中でも少し触れたところもあるんですが、地域若者サポートステーションについて、市として今後どうしていくかというような方向性があればお聞きしたいなと思います。 15 雇用支援課長 現在行っております働くことに悩みを持つ若者を対象とした職業的自立支援事業の一環としまして、将来的には厚生労働省が所管をいたします地域若者サポートステーションを誘致していきたいと考えているところです。現在、県内四カ所ございますが、西部地域にないものですから、ぜひ誘致できればという形の中で、今年度から調査を始めていきたいと考えております。 16 長田雅基委員 ぜひとも川越市にも誘致していただきたいなと考えております。  続きまして、三十二ページの川越農産物ブランド化についてお聞きいたします。  こちら、内容に関係者による連絡組織の設立と書いてありますが、どのような組織なのでしょうか。 17 産業観光部参事兼農政課長 農産物のブランド化を進めるに当たりまして、農政課といたしましては、広く業界の方々の御意見をいただいた上、そういった中で、当然農業者の方が中心となりますが、農業者団体、商業者の方、流通業者、市場関係、そういった形で広く業者の方に声をかけさせていただきまして、協議会を立ち上げたいと思っております。 18 長田雅基委員 農業だけでなく、商業ですとか業者の方に広く一緒になってということで、川越農産物ですとサツマイモが有名かなと思いますが、サツマイモ以外で何か具体的に農産物ブランド化として考えているのでしょうか。 19 産業観光部参事兼農政課長 ブランド化の一番難しい点は、ブランドとして認証した場合に、その品質保証が一番大事になります。その品質をいかに保つかということが一番の課題になります。そうした中で、例えば養豚場のハムとかサラミとか、その辺は加工品ですので一定しておりますので、多分それが第一候補で挙がってくるかと思います。  あとは、川越市で一番生産が盛んなホウレンソウ、コマツナ、葉物類ですか、大根、ニンジン、できれば米も期待したいとは思っているんですが、なかなかそこら辺をどう位置づけていくか、それが課題になっております。 20 長田雅基委員 川越ですと農業もすごく振興がありますので、ぜひともお米なんかも取り上げていただきたいなという思いがあります。  今年度、川越シェフをお呼びしまして、川越農産物のイベントがありましたが、こちらのイベントにかかった費用と今後のこのようなイベントの企画ですとか考えをお聞きいたします。 21 産業観光部参事兼農政課長 イベントで約六百万円使わせていただきました。今後の予定なんですが、今後、有名な方をお呼びするというのは厳しいかなと考えておりまして、ただ、ウェスタ川越のイベントの際には議員の方々にも御出席を賜りまして非常にありがたかったのですが、集客力があるのかなという観点から、それは一応ベースにして、開催時期、開催方法は今回の課題を踏まえて修正したいと思っております。そのほかに、川越市外で平成二十七年度は四回PRキャンペーンを行いました。それも継続させていただきたいと思っております。そのほかに、市民の方々に広く川越農産物を認識していただくために、再度皆さんに川越マップを改良いたしまして配布をしたいと考えております。 22 長田雅基委員 川越達也シェフをお呼びしたイベントはすごく人気もあって、注目度としてはすごくよかったかなと私は思っています。今後も、有名人というのはなかなか難しいのかなと思いますが、やはり農業の振興もある川越ということで、ぜひともイベントをやっていただきたいなと思っております。  最後に農業のことで、川越の今の現在の農業の課題と、あと今後何が必要になってくるかということでお聞きしたいんですが。 23 産業観光部参事兼農政課長 課題はたくさんございまして、議会等で御質問いただいたとおりでございまして、まずは農業者の高齢化です。農産物の価格が低迷しておりますものですから、その後を継がれる担い手不足、そこが一番の課題です。次に、今後農産物に対して他市町村あるいは他県との競争になると思いますので、その生産力を高めるというのが一番大事かと思います。ところが、現在の圃場を見渡していただきますと、それに対応した圃場になっていないというのが二番目の課題です。ですから、圃場整備につきましては一番推進する必要があると考えております。大きな点は二点です。 24 長田雅基委員 続きまして、三十四ページの縁結び関連事業について、こちら具体的にどういったことをやるのかお聞きいたします。 25 観光課長 こちらの事業につきましては、縁結びということで、昨年、一昨年と川越氷川神社で縁むすび風鈴と題しまして氷川神社が主催で行いましたが、それが非常にたくさんの方にお越しいただいています。昨年の数字は十五万人という数字が出ております。夜がメインで行っている事業でして、この縁結び事業に関しましては、氷川神社を初めとしてそのほか川越八幡宮、こちらも縁結びの神社ということになっておりますので、この二つの神社を中心に、若い人たちを呼び込むような施策を事業化していきたいと考えております。 26 長田雅基委員 縁むすび風鈴ですとか、氷川神社ですと縁結び玉なんかというのもインターネットなんかでも結構有名だったりして、氷川神社ですと歴史もあって川越のまた一つの観光地というか、そういったことにもつながるのかなと思いますので、ぜひとも周知してうまくやっていただきたいなと思っております。  続きまして、三十七ページ、立地適正化計画策定検討なんですが、こちら先ほどの交通戦略とも少しつながるところがあるのかなと思っておりますが、立地適正化計画策定検討ですと、検討を行うと書いてありますが、現在の進捗率と進捗状況と来年度の検討はどのように行うのかお聞きいたします。 27 都市計画部副部長兼都市計画課長 立地適正化計画につきましては、先ほどお話がありましたように、交通戦略とも当然関係が深いわけですが、平成二十六年度に基礎調査を実施し、平成二十七年度につきましては基礎調査に基づき庁内の検討委員会を立ち上げ、有識者の方を中心とする研究会の意見を伺いながら、将来の都市構造、都市機能の誘導区域、都市機能誘導施設、具体的にどのような都市機能の施設が各拠点に立地しているかですとか、あと人口動向なども含めて検討いたしまして、その原案をつくらせていただいて、来年度はその原案に基づいて有識者の方ですとか、福祉分野、交通事業者との関係もございますので、懇談会等もあわせて進めさせていただき、地域の方々の意見も伺いながら今原案としているものを計画として策定していきたいと考えています。 28 長田雅基委員 今後、川越市の進み方というか、そういうのが決まってくるのかなと思って、特に私、芳野地域にやはり住んでいますので、心配というか、どんうなるのかなというのをすごく思っております。その中で、現在中心核と地域核と、それぞれ一カ所、四カ所とありますが、先日鹿児島に立地適正化計画の策定の取り組みについてということで視察に行かせてもらったときに、団地核と集落核というものがあったんですが、そのあたりの検討というのは川越市、団地核と集落核というもう少し小さな核を何個かつくる、もう少し多目につくるということであったんですが、川越市としてはいかがでしょうか。 29 都市計画部副部長兼都市計画課長 今現在検討している内容としては、当然川越市の三駅を中心に中心核とあと地域核については、誘導区域に設置していきたいと考えています。あとは、そこに便利な施設を集約するような誘導策を出させていただいて、多くの方に住みやすい環境をつくっていって、今の人口密度を維持できるような、さらなる活性化も図れるような、利便性の高い都市構造にしていきたいと考えていまして、現状においてはそういう個別のというよりも、どちらかというと総合計画にある地域核と中心核を中心に考えていきたいと考えています。 30 長田雅基委員 そうなると、やはり核を設定したところに公共施設ですとか公共交通というのが集中してくると思われるのですが、今後、もう少し周辺の地域に集落核ですとか、そういった検討というか方向性というか、そういったことはまだわからないですか。 31 都市計画部副部長兼都市計画課長 多くの方が利用する施設は当然駅の周辺になりますが、多くの方が住まわれている地域には、当然福祉の施設ですとか医療の施設、規模等もございますが、そういう施設も当然なくてはいけないと考えておりまして、そのほかに立地適正化計画につきまして市街化区域を対象にするわけですが、当然市街化調整区域の方々も切り捨てるというわけにいきませんので、そこは市全体の計画ですから、その辺交通の計画とのバランスを見ながら整理をしていきたいと考えています。 32 長田雅基委員 それぞれ川越の地域の住民の方の御意見ですとか要望は今どのようなものがありますでしょうか。 33 都市計画部副部長兼都市計画課長 情報提供には努めているところですが、市民の方々にはなかなか浸透していないところがありますので、庁内で検討していること、我々が今調整している部分について、市民の方々の意見も聞きながらまとめていきたいと考えておりますので、平成二十八年度につきましては市民の方々の意見を聞く機会も持っていきたいかなと思っております。 34 長田雅基委員 続きまして、次のページの三十八ページ、旧川越市織物市場保存・活用についてお聞きいたします。  きのうは午前中に視察も行かせていただきまして、やはり実際に見た感想としては、すごく貴重な文化財だったなというのを感じております。  今後、インキュベーション施設ですとか、官民連携という言葉がこちらには書かれておりますが、こちらは具体的にはどういったことでしょうか。 35 都市景観課長 きのう視察でごらんいただきましたが、現状、川越市の指定文化財ということになっています。この後、保存修理の工事を行う中で、最終的にはその工事が終わった暁には、インキュベーション施設ということで活用を考える予定です。こちらにつきましては、今想定しているのがアーティストとか、そういった人たちが卵の状態からその施設に入っていただくことによって、最終的にそこを巣立っていく。結果的に地域というか、きのうごらんいただきました立門前、あの辺の界隈をまた自分たちの拠点として地域の活性化に結びつけていく。そういったことで、最終的にエリアマネジメントにつなげていく。そういった形のことを考えております。そこで、結果的に官民の連携という形がとれればと考えています。 36 長田雅基委員 一般質問の中で、今回産業観光館蔵里の件が出ましたが、蔵里が赤字になってしまっているところがあるということで、こちらの課題ですとか、今後の織物市場での改善点なんかというのがもしありましたらお伺いいたします。 37 都市景観課長 平成二十八年度におきまして、実際に例えばインキュベーション施設としてどういった形で進んでいくのが適切なのか、そういったことを導入調査ということで、実際にそこの施設を使っていただけるということが想定される人とか、どのような施設であればインキュベーション施設としてうまく活用といいますか、使うことができるのか、最終的に施設が文化財としてまず第一義的にはあるんですが、その文化財という価値をうまく使った中で機能して、先ほども申し上げましたとおり、結果的にその地域の活性化に結びつくような、そういったもろもろの諸要素を導入調査という中で確認していければと考えております。
    38 長田雅基委員 芸術家ですとかアーティストの卵だと思いますので、その採算性は考えていないのかなとは思われますが、ぜひとも文化財保存という観点も含めて観光客の少し回遊性というか、流れもつくっていただきたいなと思っております。  続きまして、三十九ページ、南古谷駅周辺整備についてお聞きいたします。  こちら、南古谷駅の北側の交通量の調査ですとか測量というのを過去にやられたと思いますが、来年度に関しては具体的にはどういった調査を行う予定でしょうか。 39 都市整備課長 南古谷駅の北口に関するような調査を平成二十四年度から交通量調査等をやらせていただきました。平成二十八年度につきましては、まちづくり検討の調査と、あと北口のかなり近接した部分なんですが、測量調査をさせていただこうと考えております。 40 長田雅基委員 まちづくり検討というのはどういったことでしょうか。 41 都市整備課長 今後、北口開設に伴いまして、やはり北口周辺のまちづくりというのが必要ですので、そこにつきまして関係機関と場合によっては地元の方々の御意見を聞きながら、方向性を少しずつ検討させていただければと考えております。 42 長田雅基委員 一点だけ具体的に、北側の公園がありまして、その左右に駐車場があると思います。その東側に本屋さんが潰れたところがあると思うんですが、あちらの土地が今市のものになっているかどうかというのをお伺いしたいのですが。 43 都市整備課長 今お話がございました南古谷駅の北側部分の本屋さんの関係ですが、一昨年、本屋さんが閉店されまして、私ども北口開設に向けては必要不可欠な区域と判断しており、今、住民協力に向けた調整を図っている次第です。まだ川越市の土地というわけではございません。      (休  憩)      (再  開) 44 吉敷賢一郎委員 やはり二十八年度川越市一般会計、特別会計当初予算の概要という中から幾つか質問させていただきます。  三十四ページの観光案内、二番目の観光博覧会出展及びインバウンドPR事業ということで、国内最大の旅行博、ツーリズムエキスポジャパンへ出展をするということなんですが、たしか昨年から出展を始めたと思うんですが、私ちょっと伺えなかったのでどのような内容のものだったのかわからないですが、まずそのツーリズムエキスポジャパンという旅行博の内容について教えていただいてよろしいでしょうか。 45 観光課長 昨年行われましたツーリズムエキスポジャパンにつきまして御説明をいたします。  昨年九月二十四日から二十七日まで四日間行われました。うち、二十四、二十五日の二日間につきましては商談会ということで、国内それから国外の旅行会社、鉄道業者等々と商談会を行いまして、十七カ国十九社と商談を行いました。その後、二十六、二十七日、この二日間は一般向けということで開放がございまして、エキスポジャパン自体には全国四十七都道府県、それから百四十一カ国の地域、千百六十一の企業・団体が参加しまして、十七万三千六百二人が来場しております。  先ほどの一般開放しました二十六、二十七日につきましては、川越市から観光パンフレット等を持っていきまして、約二千五百人ぐらいが川越市のブースに来場していただけたと思っております。 46 吉敷賢一郎委員 川越市で一つブースを借りて出したと思うんですが、そのブースで出した展示だとか飲食関係があったのか、その辺の内容はどのような形だったんでしょうか。 47 観光課長 ブースにつきましては一コマということで、約三メーター四方のブースを借りまして、その中で、オリンピック大会準備室と協力をいたしまして、オリンピック大会準備室が作成しました川越市のPR映像を放映するとともに、観光パンフレット、川越市のまち歩きパンフレット、それからまつり会館のパンフレット、また九月の実施で川越まつりが直後に控えておりましたので、川越まつりのPR等々を袋に詰めまして、来場する方にお渡ししました。  そのほか、観光協会とも協力をしまして、山車のミニチュアを展示したり、あるいは時の鐘のミニチュアを展示したりということで、川越市の象徴的なもの等を展示することでPRを行いました。 48 吉敷賢一郎委員 非常に積極的に表に出ていく戦略で、いいなと感じているんですが、昨年出展してみての成果もしくは反省点というのはありますでしょうか。 49 観光課長 まず成果につきましては、期間中十七万人の方が訪れまして、日本国内だけではなくて各国の方たちも訪れていただいたということで、非常に周知、PR効果が、これからインバウンド政策を進めるにおきましては成果のあるものだと感じております。  また、課題につきましては、今回川越市単体でブースを一つ設けたわけですが、埼玉県内ではお隣のさいたま市、それから埼玉県と三つの自治体がブースを出しました。それぞれ別々にブースを出したということでしたので、今年度につきましてはこれを一緒に合わせてやっていければもっと効果が高まるのではないかなと思っております。  また、地元企業、それから鉄道事業者とも協力して行っている他のブースもございましたので、こちらも協力することでより一層相乗効果が図れるのではないかと感じております。 50 吉敷賢一郎委員 私、後から出展した団体を見せてもらったんですが、意外と市町村というのは少なくて、観光協会とか、県は結構多いんですが、団体さんが多いなと。川越市として出展することは私はいいことだとは思うんですが、飲食関係のものというのは何か置かれたんでしょうか。 51 観光課長 今回につきましては、飲食等につきましては出展というか、飲食のPRはできておりませんでした。 52 吉敷賢一郎委員 他のブースなどではどのような感じだったでしょうか。 53 観光課長 他のブースにつきましては、やはり名産品の試飲であったり試食であったり、それから実演あるいは体験等の取り組み等もほかのブースでは見られました。 54 吉敷賢一郎委員 私、飲食店を家で経営しているもので、実は二十年ぐらい前からホテルとかレストランとか飲食関係のイベントで伺わせてもらっているんですが、そういうイベントに。やはり人を集めるということに関しては、試食があるというのは物すごく大きいんですよね。興味なくても試食どうですかというだけで、かなり人が行列をなしたりする場合もあるので、もし何か川越でそういうものがあればいいなとは思います。その辺、ことしはどうお考えでしょうか。 55 観光課長 これまでも観光キャンペーンというのを観光課、観光協会と一緒に行ってまいりまして、その際に、観光協会に加盟している店舗に飲食等の協力をしていただいた経緯がございます。また、農政課と協力しまして、農産物の無料配布であったり販売であったりというものも今年度やっておりましたので、新年度につきましては協力団体に声をかけさせていただきまして、川越の名産品等を味、それからにおい等でも味わっていただけるようにしていきたいと考えております。 56 吉敷賢一郎委員 あと、この会場の中にイベントステージみたいのがあると思うんですね。その会場の中に。そこでたしか例えばお祭りをやっているところがあったり、トークショーをやったりとかということがあったと思うんですが、川越市としてはそういうイベントのステージを使って何かお借りしてやるということは考えていますでしょうか。 57 観光課長 手続につきましては詳細を調査しておりませんのでわかりませんが、昨年、ほかの自治体を見ますと、祭りの衣装でいらっしゃったりとか、あるいは民族衣装を着ている外国の方等も見受けられましたので、時期的に今年度も九月末ごろを中心に行われるということになりますので、祭り関係者等に声をかける、あるいは祭りの衣装を着て、そういったステージ等でPRするようなことも考えていきたいと思っております。 58 吉敷賢一郎委員 ちょっと細かいことをお聞きしますが、昨年度、パンフレット等を配布した際、大体のブースが手提げ袋をつけたりしていると思うんですが、川越市はどのような形のものでしたでしょうか。 59 観光課長 川越市につきましては、いつも観光キャンペーンでマスコットキャラクターのときもを印字しましたビニールのA4判の袋を用意しまして、その中にパンフレット等を入れて配布しております。エキスポジャパンにつきましても同じような形態で実施いたしました。 60 吉敷賢一郎委員 これも過去の経験からなんですが、実はあの袋が物すごい宣伝効果を生むんですね。会場内その袋を持った人が歩き回るので、実は費用はかかっても、ほかの自治体の袋が入るぐらいの丈夫な大き目の手提げ袋にすることで、ちっちゃいのを幾つも持たないで、それを一つの袋に入れて持ち歩く、川越のを一番外の袋にして持ち歩いてもらえると、歩いている人全てが川越を宣伝していただけるという形になるんです。私も、あの袋いいなと思ってその袋をもらいに実はそのブースへ行ったりするんですよね。その辺で、ちょっと費用面はかかるかもしれませんが、宣伝効果という意味で袋のデザイン等、大きさ等というのを考えてもらうと、よりいい宣伝ができるんではないか。これは意見までなんですが、言わせていただきます。大体A3ぐらいが入るといい、B4かA3が横で入るやつが一番いいとは思うんですが。  続いての質問をさせていただきます。  三十七ページの橋りょう新設改良というところで予算をとられていますが、この内容に関してお願いします。 61 道路街路課長 こちらの橋りょう新設につきましては、ウニクスがございます泉町から南田島の間を流れます九十川の間に焼米橋をかけることで橋梁の新設を行いたいと考えております。 62 吉敷賢一郎委員 その内容に関して、わかる範囲で結構なので、長さ、幅、その辺はわかりますでしょうか。 63 道路街路課長 橋長が十九・二メートル、幅員が三メートルの歩道橋を計画しております。二カ年で工事をやる予定でおりまして、今年度は下部工事、橋台のところを行う予定で考えておりまして、来年度残りの部分、上の上部工と周辺の護岸整備等を行いたいと考えております。 64 吉敷賢一郎委員 歩道と言われていましたが、自転車は通れるようにするんでしょうか。 65 道路街路課長 自転車に関しましては、押して通っていただけるようにしたいと考えております。 66 吉敷賢一郎委員 たしか平成二十八年度、埼玉県が九十川の補強工事をすると思うんですが、ここの場所とは重なってはいないんでしょうか。 67 道路街路課長 それについては協議を行っておりまして、そこに支障がないような形で進めていきたいと考えております。 68 吉敷賢一郎委員 ほかの議員も結構前からこれに関しては言われていると思うので、より早いいい橋をつくっていただけるといいと思います。意見だけで。  あと、先ほど長田委員からもあったんですが、南古谷駅の三十九ページ、周辺整備ということなんですが、南古谷駅。ウニクスもしくはウニクスの奥にある泉町住宅の方がかなり南古谷駅から今線路を渡って歩いていると思うんですが、北口が開設されたとすると、歩く場所が今の状態で歩道が整備されていない状況だと思われますが、その辺はどのように考えていますでしょうか。 69 都市整備課長 南古谷駅北口開設に伴う、またウニクスから関連する歩道整備につきましては、具体的に方向性はまだ定まってはいない状態です。今後地元とお話させていただく中で、実際には用地提供等も必要になってくる部分もございますし、かなり大きな予算も必要になってくる部分ございますので、これについては今後検討させていただきたいと思っております。 70 吉敷賢一郎委員 やはり、私南古谷に住んでいるのですごく感じるんですが、南古谷駅の川越寄りの踏切の北の丁字路のところがどうしても今後大きな問題になる場所ではないかなと思うんですが、わかる範囲でいいんですが、改善策というか、車の渋滞もそうですし、歩行者の問題も大きくかかわってくると思うんですが、その辺に関して何かお考えはありますでしょうか。 71 都市整備課長 県道川越・新座線との交差部分かと思います。その箇所及び踏切部分に関しての交通安全性の部分での課題は以前より認識しております。ただ、実際に埼玉県との調整の部分もございますし、簡単にいかない部分もございますので、大変申しわけございませんが、今のところやはり課題という形の中で、調整できるところから調整させていただくという考えです。 72 吉敷賢一郎委員 その北口開設もしくは駅の周辺整備とあわせて、その辺もぜひ力を入れていただけるとよりよい駅周辺整備ができると思うので、ぜひよろしくお願いします。私は以上です。      (休  憩)      (再  開) 73 明ヶ戸亮太委員 鶴ヶ島駅の駅前交通広場の改修についてお伺いをいたします。  こちらは、これまでも本会議場で議論がありました。そのときの内容としましては、広場に上がるまでの段差が非常に車椅子の方などに対して不便なのではないかなというものが挙がってきたことを記憶しております。それらを踏まえて、今回、予算の詳細とこの編成に対する経緯について確認をさせてください。 74 道路環境整備課長 まず、予算ですが、来年度、平成二十八年度につきましては、概略設計をさせていただきたいと考えております。そちらについては、現在、鶴ヶ島市ともお話し合いをして、今後の事業の進め方というのを検討しているところです。  経緯につきましては、鶴ヶ島駅前は交通量が多くなっていますし、路線バスなども入っているものですから、一般車両がたくさんあるということと、あとバスが、今一般車両などがあったりして、バス停に着くときに、斜めに着いたりしますので、バスの乗客の乗りおりというのが不便になっていますから、その辺を今後検討させていただいて、改修させていただきたいと考えております。 75 明ヶ戸亮太委員 平成二十八年度ではどのあたりまでこの計画というものは進めるんでしょうか。 76 道路環境整備課長 概略設計ということで、絵柄がまだ完全に描き切ってございませんから、その絵柄を完成させたいと考えております。  それで、詳細設計をいたしまして、工事というような運びに考えております。 77 明ヶ戸亮太委員 鶴ヶ島駅西口の階段をおりて左を見ると、広場があります。その先にタクシープールがある形になるんですが、そのタクシープールの奥にベンチがあるんです。多分少し休んでくださいというようなベンチなのかなと思うんですが、そのベンチがあるところというのが、進入口がないんです。何のために設置されているんだろうというものが少し疑問に思うところがあるんですが、あのあたりの整備というのは、今どのような体制で行われているんでしょうか。 78 道路環境整備課長 そちらのほう、公園というか山になっていると思います。そのところについて、前の段階では歩行者などは横断歩道を使ってその土山へ入っていけるようになっていたのですが、今後はそういうような土地についても検討させていただいて、改善というようなことは考えております。 79 明ヶ戸亮太委員 駅と反対側といいますか、そちらに横断歩道があって、そちらから入るという形なんですが、実際そこには石の段ができてしまって入れなくなっていますので、多分今の使い方と昔の使い方が変わってきてしまっているのかなと思います。  先ほど、バスが斜めに着いてしまうという話もあったんですが、道が若干中に入って少し狭くなってきたりとか、ほかの停車されている車があるのでその影響で斜めに入ってしまうとかという弊害があるかなと思うんですが、今お話があったところ、公園といいますか休憩地といいますか、高さが少しありまして、実際車が駅の中に入っていこうとすると見えないんですよ、中の状況がどうなっているのか。そのために中が混雑しているとしても、車がどんどん入っていってしまって、結局そこから抜けることもできないという現状が今ありますので、今回の概略設計の中にぜひその点を一つ課題として捉えて反映していただきたいなというのがあるんですが、それは一つ可能性としてはございますでしょうか。 80 道路環境整備課長 まだ現在概略設計に入っていませんので、これからそういう課題については考えていきたいとは考えております。 81 明ヶ戸亮太委員 続きまして、公園管理でお伺いいたします。  初雁公園野球場です。こちらは説明書の百四十一ページになるのかなと思うのですが、初雁公園野球場の利用率、これは平日と土日祝日に分けて確認をさせてください。 82 公園整備課長 初雁公園野球場の利用率についてです。平成二十六年度の予約状況から算出いたしました利用率でお答えさせていただきます。  初めに、土曜日曜日ですが、利用可能な三月十五日から十一月十五日までの間で利用率は一〇〇%となっております。平日につきましては、同じ三月十五日から十一月十五日まででナイターも含む平日の利用率は八七・八%となっております。 83 明ヶ戸亮太委員 利用率は土日のほうが、一〇〇%ということですので、とても効率よく活用していただけているのかなと思うのですが、実際、予約はされているが結果として使われていないこととかにつながっている現状があるとお聞きしております。また、平日は八七・八%という話ですので、もう少し何か工夫すればこちらも上げられるかなと思います。今、他市の状況は私も事前に確認しまして、野球場とか今だんだん古くなっているところというのは、利活用が結構進んでいる自治体があるというのをお聞きしてきました。コンサートに使ったり、運動会とかフットサルとか結婚式とか、会社でのイベントを起こしたりとか、そういうようなお話を他の自治体では聞くんですが、川越市としまして、そのような活用というものは、現状の規約の中で可能なんでしょうか。 84 公園整備課長 初雁公園野球場を野球以外の目的で利用するというお話だと思います。  川越市都市公園条例では、初雁公園野球場を野球以外の目的で使用する場合は、使用料は三十倍の額を納付していただくことになります。野球以外の目的で使用する場合には、通常の利用許可申請書ではなく、行為許可の申請という形になります。  現在は非常に利用率が高く、野球以外のイベントを実施することにつきましては、野球関係の関係団体との調整が必要と考えますが、今後は検討させていただきたいと存じます。 85 明ヶ戸亮太委員 土日なんかは難しいのかなと思うんですが、平日の中でぜひそういう機能の利活用が進められるような何かPR等をぜひ今後は何か形として検討していただければと思います。  そしてこの項目は以上です。  続きまして、概要書の三十四ページの、観光基金事業の無料Wi-Fiについて確認をさせてください。  こちら、無料Wi-Fiはこれまで一番街などに引かれてきた無料Wi-Fiの増設というような認識でよろしいでしょうか。 86 観光課長 明ヶ戸委員のおっしゃったとおりでして、平成二十八年度につきましては鍛冶町広場を想定して一基設置をする予定でおります。 87 明ヶ戸亮太委員 今回無料Wi-Fiを設置するに当たって、対象者、市民なのか観光客なのか外国人なのか、いろいろあると思いますが、この対象者をどこにターゲットを絞っているのかということと、あと設置箇所、これは店舗になったり自動販売機になったりするとは思うんですが、その数について確認をさせてください。 88 観光課長 対象者につきましては、外国人を主たる対象にしておりますが、日本人の方でも使える場所はございます。  設置箇所につきましては、今年度ですが、川越駅東口、川越駅西口、それから川越駅観光案内所、本川越駅、それから今後ですが、本川越駅へ新しく移設します観光案内所、そのほか川越まつり会館、元町休憩所、旧山崎家別邸、以上のところに設置を予定しております。 89 明ヶ戸亮太委員 すごく基本的なことになるんですが、こちらの無料Wi-Fiの接続方法について、簡単で結構ですので、その手順についてお伺いいたします。 90 観光課長 外国人の観光客の方につきましては、観光案内所で無料Wi-Fiのカードをお渡しする予定です。そのカードにはIDとパスワード、この二つが明記されております。この二つを接続時に入力していただきますと、二週間無料で二十四時間使うことが可能となります。 91 明ヶ戸亮太委員 そうなりますと、二週間川越市に滞在していただきたいという思いがあっての二週間になりますか。それとも、川越から離れたとしても別の地域で同じWi-Fi形式のものがあればそのまま継続して使えるということになりますか。 92 観光課長 この形式は他の自治体でも使っているところがございます。川越市としましては、二週間滞在していただけるのが望ましいところですが、他の地域で一度登録していただきますと、同じような形式のWi-Fi、川越と同じものを使っていれば、川越に来たときに改めて設定する必要は全くなく、自動的にそのWi-Fiが使えるというような利便性もございますので、他地域との協力等も考えますと、どちらとも言えるのかなと考えております。 93 明ヶ戸亮太委員 今同じような形式でというお話があったんですが、NTTBPで提供しているアプリのジャパンコネクテッドフリーWi-Fi、同じようなものになるのかなと思います。あれも例えば空港とかでそのアプリをインストールすると、川越に来てもワンタッチで同じような形式のWi-Fiがつながるというものがあるんですが、私、先日、普通のインターネットを接続できるスマートフォンと契約が切れているスマートフォン、2台持って少し観光地を回ってきたんですが、外国人の方ですと多分契約の切れているものを持って観光を回ることが多くなるという統計がとれている中で、今、メールアドレスの登録が必要になってしまうとか、そういうときにつながっていない端末だと非常にWi-Fiが使いづらい状況になっているのかなと思うんです。ただ、事前に共通のアプリとか、今おっしゃっていただいたようなカードとかの登録をされていると、スムーズにインターネットが接続できるんですが、アプリを活用していただくというのは、NTTBPのほうで前提でのシステムになっているんですが、川越市はそのアプリの活用、利用というものは余り告知されていないように思うんですが、その点について何かお考えがあればお伺いできますでしょうか。 94 観光課長 明ヶ戸委員のおっしゃったとおりでして、今現在、観光案内所で外国人がいらっしゃったときにこのアプリケーションをダウンロードしてくださいという周知のチラシを作成しております。作成次第配布できるような形で進めたいと思っております。 95 明ヶ戸亮太委員 Wi-Fi設置されているところを広く告知していただけると、利用していただける方にも活用しやすくなるのかなと思いますので、ぜひお願いいたします。  では、別項目についてお伺いいたします。  健康食レストランについてお伺いいたします。概要書の三十三ページです。  こちらも議場でも質疑がございました。若干重複するところもあるかと思いますが、また改めて確認をさせていただきたいのですが、こちらの事業概要についてお伺いいたします。 96 産業観光部副部長兼産業振興課長 ただいまの件ですが、まず目的ですが、農産物の産地間競争に対応するため、本市の農業環境を整備するため、また川越産農産物のブランド化に向けて川越農産物の生産・流通の促進、消費拡大、認知度の向上を図るためにこの健康食レストランの設置を検討したところです。  概要ですが、川越産農産物や伝統野菜等を使用する健康食レストラン設置の検討を民間事業者や大学等の教育機関との連携を図りながら進めようとしているものです。  また、平成二十八年度には建設場所の選定や連携手法など健康食レストラン設置に必要な検討を行うとともに、六次産業化や食育の推進を見据えてレストランで提供できる川越産農産物を使った健康食レシピの開発を行いたいと考えております。 97 明ヶ戸亮太委員 今の御説明の中で、民間との連携というものもあるという話だったんですが、それは、例えば民間の方に新しくこういう健康食というものをコンセプトに新しくレストランをつくってくださいとなるのか、既存の例えばカフェとかに対して、その川越市が考えるコンセプトを取り入れていただいて、市と民間が連携をするということもあり得るんでしょうか。 98 産業観光部副部長兼産業振興課長 今のところ、建物をつくる場所とか、それからどの建物を使うかというのは、今後、平成二十八年度の中でここがよろしいのではないかということで、市で依頼した事業者に選んでもらう予定です。その場所で、今後手を挙げてくれる民間業者がいるかどうかということを行いたいと考えています。 99 明ヶ戸亮太委員 こちら、今後ポータルサイトを使っていくような考えはないでしょうか。ポータルサイトなどを使ってPRを進めていくことは。 100 産業観光部副部長兼産業振興課長 それは考えておりません。 101 明ヶ戸亮太委員 別項目についてお伺いします。  松江町一丁目交差点についてお伺いいたします。  こちら、交差点改良が行なわれるのですが、非常に混雑する時間帯が多くて、私もよく使うのですが、例えば川越市役所とか駅に向かってあそこが一番引っかかってしまうという感じでおりますので、ぜひこちら改良を進めていただきたいなと思うのですが、この改良の概要について確認をさせてください。 102 道路街路課長 松江町一丁目の交差点ですが、川越・日高線と主要地方道川越・上尾線が交差する交差点ですが、こちらの川越・日高線より北側の部分の西側、約三十メートルの延長を拡幅する予定でおります。現在は用地交渉を進めている状況で、一部改修が行われているところもございます。事業の計画といたしましては、来年度、再来年度に用地買収を引き続き続けながら、工事も同時に行えるような形で進めていきたいと考えております。 103 明ヶ戸亮太委員 そうなりますと、平成二十九年度で工事まで全て完了するということでよろしいでしょうか。
    104 道路街路課長 現在の予定ではそのような形で進められればと考えております。 105 明ヶ戸亮太委員 次ですが、予算説明書の百十五ページからお伺いいたします。  サンライフ川越の運営管理についてお伺いいたします。  こちら、前回たしか決算でもお伺いさせていただいたのですが、こちらも当時お話がありましたが、課題として駐車場について今いろいろと課題があるという話を当時お聞きしました。自転車の利用などをふやしていただいて、駐車場についていっぱいになることを避けていこうというお話があったんですが、平成二十八年度はその辺は問題なく進めることができるんでしょうか。 106 雇用支援課長 サンライフ川越につきましては、いろいろ立地の条件から交通の利便性が悪いということで、駐車場の問題がかねてから課題になっておりまして、実は今年度予算要求の中で近隣の空き地をお借りしようということで計上しておりましたが、そちらが不調になりまして、また検討するというような状況になってしまっております。 107 明ヶ戸亮太委員 空き地をふやすということは、車で来ていただく量は変わらないというお話になります。前回のお話ですと、やはり自転車とかを使っていただいて、そもそもの車の利用台数を減らしていただかなくてはなかなか解消につながらないのではないかなというお話がございましたので、そちらについてはまた改めて御検討いただければと思います。  また、そのときにもう一点確認をさせていただきました敷地内で今ある建物について、今幾つ建っているのか。それぞれの建物の利用目的について確認をさせてください。 108 雇用支援課長 まず一つとしては、中高年齢労働者福祉センターということで、中高年の方を対象にした勤労者の福祉施設が一つあります。そのほか、社会体育館として芳野台体育館があります。これは市民の健康増進のためにつくられた施設です。それと、芳野台の工業団地の中に東部工業会という事業者団体がございますが、そちらの事務所が入っております。 109 明ヶ戸亮太委員 そちらの最後の建物、東部工業会さんでしょうか。そちらは無償提供でこれまでやられていたと思うんですが、そちらについても借地料についての協議というものを行っていただけるというお話があったんですが、平成二十八年度予算にはどのように反映されているんでしょうか。 110 雇用支援課長 今の現状はまだ検討段階ですので、平成二十八年度の予算には計上はしておりません。ただ、芳野台工業団地をつくる際に、いろいろな経過がございますので、現状の中では無償貸与という形を考えているところです。 111 明ヶ戸亮太委員 それがもう結論として出ているということでよろしいですか。前回は協議をしていただけるという話の中で、協議結果として平成二十八年度予算に対しても無償提供という形はもう答えとして出たということでよろしいでしょうか。 112 雇用支援課長 最終的な結論ではございませんので、今後継続して検討してまいりたいと思います。 113 明ヶ戸亮太委員 それでは、別項目についてお伺いいたします。  予算説明書の百三十四ページの河川の調査についてお伺いいたします。  こちらの中小河川排水路整備の二億四百六十四万円、こちらの委託料の内訳と内容について確認をさせてください。 114 建設部参事兼河川課長 委託料の内容ですが、まず中小河川排水路整備に伴う測量委託ということで、八件、八路線の委託を考えております。これは、次年度以降の整備につなげる測量ということです。  それから、下小坂排水樋管周辺、これは去年の七月、道路冠水を起こしました。これの対策としまして、現地の調査測量等総体的な検討を行いまして、事業実施に向けての調査です。この委託を見ております。  それから、設計監理委託料としまして、オリンピック・パラリンピック関連の霞ケ関排水路、この一部整備を予定しております。 115 明ヶ戸亮太委員 今お話ありました下小坂と霞ケ関の予算の内訳をお伺いしてよろしいでしょうか。どちらが幾ら、下小坂が幾ら、霞ケ関が幾らという形で出ますか。 116 建設部参事兼河川課長 予算の内訳ですが、中小河川の測量業務委託、これにつきましては幹線水路、枝線水路等ございますが、合わせて九百六十四万円を計上しております。それから、下小坂排水樋管周辺の内水対策です。これにつきましては二千万円計上してございます。もう一つ、オリンピック・パラリンピック関連の霞ケ関排水路、これにつきましては四百万円、合わせて三千三百六十四万円という予算措置になっております。 117 明ヶ戸亮太委員 そちら二点、今後調査を行っていくものかなと理解しているんですが、調査内容について、どのような調査を行って、今後その調査をもとにしてどのような対策を講じていくのか確認をさせてください。 118 建設部参事兼河川課長 まず調査内容です。内容としましては、冠水被害の発生しております下小坂排水樋管周辺の下小坂から小堤地区にかけまして広範囲の地形、集水、また排水系統など調査、整理した上で水利計算を行いまして、排水施設、これにつきましてはポンプですとか貯留施設等が考えられるわけですが、その辺の総合的な検討をここで平成二十八年度からしていきたいと思っております。  この検討結果をもとに、来年度以降また事業実施となれば、事業に向けた実施設計ですとか、また年を変えてこの事業が事業化されれば事業実施という状況になろうかと思います。 119 明ヶ戸亮太委員 こちらの項目は以上とさせていただきます。  概要書の三十六ページ、生活道路の改良についてお伺いいたします。  今回、予算面において大きく昨年から減額をされているんですが、その予算根拠について確認させてください。 120 道路街路課長 生活道路におきましては、当該課といたしましては従来どおりの予算要求をしておりますが、本会議場でも答弁がございましたように、他事業等もあることから、今回は多少予算が少なくなっていたかと思います。また、当該道路街路課の内容といたしまして、橋梁維持補修へ予算も配分をいただいておりますので、そちらを重点的に整備していくと、補修をしていくというような内容で、生活道路の予算の内容は多少減額という形になっているかと思います。 121 明ヶ戸亮太委員 先日、担当課の方に御相談をさせていただいたものなんですが、今、河川沿いの道路というのが非常に傷んでいる箇所が目立つんですが、あれはやはり河川沿いだと川のほうに引っ張られてしまうという表現が正しいのかどうかわからないんですが、割れが生じてしまう原因が何かしらあるのかなと思うんですが、今、川越市として平成二十八年度でこの河川沿いの道路の傷みについて何か対策を講じていこうというようなお考えはあるのでしょうか。 122 道路環境整備課長 河川沿いのひび割れですが、まず段差のあるところにつきましては、危険な箇所については応急処置ということでさせていただきます。また、舗装の修繕ということになりますと、新河岸川沿いなど延長の長いところもございますので、危険な箇所から補修していきたいと考えております。 123 明ヶ戸亮太委員 そもそも河川沿いの道路をつくるときに、何か対策はできないものなんでしょうか。 124 道路環境整備課長 どうしても川沿いに道路が引っ張られるような傾向もございますので、河川管理者とよく協議しながら対策というのをしていければと思います。昔からの道路ですと、今話したような応急処置をさせていただいて、後は悪い箇所から直させていただくというような形になると思います。 125 明ヶ戸亮太委員 応急処置を行っていただくことも大事かなと思うんですが、それでも定期的にメンテナンスを入れなくてはいけないということと、どこかしらで一括である程度規模の大きい対策を講じてしまったほうが、長い目で見たときにコストとして抑えられるということも考えられるのかなと思うんですが、そのような協議というのはあるんでしょうか。 126 道路環境整備課長 現在のところは応急処置ということですが、今後につきましては、先ほど言ったほかの管理者の方々と話し合いを持つ必要はあるとは考えております。 127 明ヶ戸亮太委員 別項目をお伺いします。  山仁病院の跡地について少し確認をさせていただきたいと思います。  あちらに、私も先日見にいってきたときに、もう大分使いやすい形になっているのかなと思うのですが、あちらの跡地の広さは把握されているんでしょうか。確認させていただいてよろしいですか。 128 開発指導課長 山仁病院のところの開発につきましては、おおよそ二年ぐらい前からいろんな方が御相談に見えているのですが、相談者のお話ですと、おおよそ五千五百平米程度あると聞いております。 129 明ヶ戸亮太委員 直接的に行政等が介入できるところではないのかなと思うんですが、開発に関連してくるところかなと思ったので少し確認をさせてもらったのですが、五千五百平米程度ということであれば、仮に開発を出すとなれば、今入り口が二つ、跡地に抜けて入り口が二つあると思うんですが、そこの道路の幅員要件というものが、例えばその五千五百平米を開発するとなれば、六メートル以上の道路が必要になるという認識でよろしいですか。 130 開発指導課長 建築物の用途にもよりますが、住宅系でしたら四・五メートル、事業系のものですと、今おっしゃったとおり六メートル以上が必要になってくると考えております。 131 明ヶ戸亮太委員 四・五メートルと六メートルというお話がありまして、それはもちろん中に人がふえればそれだけ車の出入りもふえますし、交通量がふえるというところはあって、スムーズな出入りが求められるというところは一つの意味合いかなと理解をしているところです。  ただ、今二本の入り口とも四メートルぎりぎりの広さになっていたかなと理解しているんですが、地元の方からしてみると、もしあそこで今後開発が広がって進んで、たくさんの家が建ったときに、今の道で十分な出入りができるのかなと心配されている方もいらっしゃいます。その先、北側、公園のあるところから人道橋が一本かかっているんですが、あちらに対して、もし開発を行うのであれば、人道橋のところを改良して車が通れるような形にするようなことを開発業者さんなどに意見として投げることというのは可能でしょうか。      (休  憩)      (再  開) 132 開発指導課長 山仁病院の北側の人道橋につきましては、開発業者から何度かあそこに橋をかけられるかどうかというようなお問い合わせを受けております。投げかけるというよりも、逆に受けているような状況ですが、それにつきましては河川もございますので、河川管理者、道路管理者と協議するように御案内を差し上げているところです。 133 明ヶ戸亮太委員 今後開発が進むときなどは、地元の方の声なども聞いていらっしゃるとは思うんですが、今後ぜひ説明会等々を密に開いていただいて、地域ごとによって要望はそれぞれ異なってきますし、対策も変わってくるかなと思いますので、意見交換会、説明会というものを行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  続いて、予算説明書の百三十一ページの電線類地中化について質問をさせてください。これはどの地域で今計画をされているのでしょうか。 134 道路環境整備課長 まずは地中化しているところの開発とか家を建てかえたときの取り出しについての工事がございます。 135 道路街路課長 今委員の御指摘がございました予算の根拠につきましては、既存の地中化されているところへの維持管理費というのがメインになっている予算です。  現在、新たに地中化を行っているところは、川越駅南大塚線、本川越駅前通線、それと市内循環線アカシア通り、こちらの三路線を電線地中化の事業を継続的に進めているというところです。 136 明ヶ戸亮太委員 維持管理が大きな予算になっているというお話だったんですが、大体それは何本分ぐらいを対象とされているんでしょうか。 137 道路環境整備課長 工事箇所としては一カ所で計上しております。 138 川口知子委員 先ほど来議論がありましたが、こちら当初予算の概要の二十ページ、都市・地域総合交通戦略策定ということで、新年度素案をつくっていくということの御答弁がありました。それは立地適正化計画が今、新年度これも検討を進めていくということになりますが、こういった都市核、地域核というのを定めて、住宅の誘導であるとか、また公益性の高いものをこうした市街化区域に集中させる、利便性の高いところに集中させるというような、立地適正化計画とあわせて進める必要があると思うんです。この関係性、会議を開催されてもうあと一回で素案をつくるんだということのようですが、この立地適正化計画との兼ね合いというのはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 139 交通政策課長 都市・地域総合交通戦略における立地適正化計画との関係です。  両方ともまちづくりということで交通の側面、それとあとは居住あるいは都市機能の誘導ということになっております。川越市の場合は、かなり市街化のところに市民の方も住まわれておりまして、今現在もかなりコンパクトになっているという分析という形で把握はしております。  そういった中で、今現在ある鉄道あるいはバスの幹線、こういったところを、今後の人口減少社会を見据えましても、それを維持していくというのがまず大前提にあろうかと考えております。また、交通の観点からいいますと、その維持のほかに、先ほどの川越シャトルの位置づけ、そういったもののお話がございましたが、あとは東部地域等でデマンドを行ったといったこともございます。交通が不便な部分も当然市内には多くございますので、中身としてはそういったものを加味してつくるプログラムを集めたものが戦略になると考えております。  また、交通戦略自体、十年先を見据えた形になりますが、当然その中では十年間、その一回つくったものを見直さないということではなくて、それを当然チェックをして、修正が必要であれば修正を加えていくという形を予定をしております。 140 川口知子委員 確認をしたいんですが、改めて。立地適正化計画を踏まえた計画になるのか。それとも、交通政策というのはこれだけで進めていくという考えなんでしょうか。 141 交通政策課長 時期的に交通戦略は今年度素案、来年度本格的な計画ということで、また立地適正化計画はまた来年度いっぱいではなくて、その後も引き続いて計画策定になりますので、交通戦略のほうが一歩初めにできてしまうということがありますので、当然踏まえて計画を策定することは事実ですが、それ以外に、先ほど申し上げた立地適正化計画の範囲が市街化調整区域ですので、ただ交通戦略は市街化調整区域だけではなくて市全域を捉えておりますので、そういった違う部分もあります。市街化調整区域につきましては立地適正化計画と連携するような形でつくりたいと考えております。 142 川口知子委員 立地適正化計画には交通ネットワークの構築というのも入っているんですよ。なので、それは市街化区域だけのことで、立地適正化計画を進めるということにはならないと私は思っているんです。今のお話聞いていると、しっかりそうした全体的な交通ネットワークの部分をどうしていくのかという観点からは、どういった計画をつくられるのかなという点でちょっと懸念を持ちました。先にこちらの交通戦略の策定ということなんでしょうが、可能な限り、地域核は地域核で重点は置くんですが、交通ネットワークの部分をどうするのかというところは、きちんと立地適正化計画の策定の議論とあわせて各地域の状況も踏まえて検討をお願いしたいと。これは答弁結構です。  あと、続けて予算説明書の五十ページに、市内循環バスの運行ということで、一億二千九百五十万ということです。以前は、二億円で空気を運んでいる赤字の多いバスとシャトルバスのことを言われた議員もおりました。三年前に見直しした運行が功を奏して、いろいろ赤字部分も縮小されているのかと思います。  このシャトルバス、先ほど来も議論ありましたが、今の課題ですよね。見直しして三年目を迎えるんですが、この間、やはり地域住民からはシャトルバスが大変便利だったのが不便になってしまったという声も聞いておりますし、便数が減って利用しづらくなった、あるいは、朝六時台、七時台のバスもあるんだが、八時台、九時台がなくて、どうにも病院やさまざまな出かける際に不便を感じるという意見があります。これは通勤客の交通の足の確保ということで、そういった改変がなされたわけなんですが、こういった課題をどう捉えていらっしゃるのかお伺いをしたいと思います。 143 交通政策課長 川越シャトルにつきましては、議員おっしゃられましたように、前回の見直しが平成二十五年十月、そこから約三年近くたつということになってございます。今現在寄せられている川越シャトルについての意見というのは、増便をしていただきたい、あるいは先ほどおっしゃられたように時間が合わない、自分が病院に行くのに合わないといったような御意見も多々寄せられております。そういった中で、昨年の夏から検討委員会が立ち上がりまして、検討を進めているところです。川越シャトルの課題といたしましては、そういった利用者のニーズ、それに応えられるように一歩でも近づけていきたいというのが一つございます。  それと、一時二億円を超える赤字というか持ち出しがございました。それが今やっとこの段階まで来て、一億二千万円ほどにまで圧縮しているのが現状です。これにつきましては、職員の中での意見交換というか打ち合わせの中では、これがほぼ限界ではないかという意見もあります。今後はもっと利便性を高めて、市民の多くの方に利用していただけるような形を考えていければということで進めております。また、そのためには、やはり利用者の方に乗車運賃を納めていただくというのも一つの考えであろうかなということで、今現在は平成三十年の春に予定になっております新河岸駅駅前広場整備、こちらに合わせて見直しをスタートしたところです。 144 川口知子委員 見直し三年目ということなんですが、通勤客にターゲットを当てた運行の改変がなされたと思うんです。通勤客というのは、これは交通弱者に当たるんでしょうか。どう捉えていらっしゃるのか。基本的なことですが、お伺いをします。 145 交通政策課長 通勤客につきましては、一般的にですが、交通弱者には当たらないという形では考えております。ただ、やはり車椅子なりそういった形で利用されている通勤客の方もおりますので、通勤客が全て交通弱者ではないというような考えは持っておりません。 146 川口知子委員 一般的に通勤されている方々というのは交通弱者にはならないが、そういった障害者の方もいるのでということもありましたが、私もそのように考えているんです。なので、これ朝の運行時間にほとんど、通勤の方々は自転車で主に駅まで行かれる方がほとんどなんですよ。二キロ圏内、三キロでもかなり自転車で川越駅に行ったり、大東の方面から川越駅まで自転車で行かれる方も大変多いので、駐輪場も大東の地域の方が一番多かったという、そういった調査結果も出ているように、やはり時間帯を見直していくという先ほど御答弁ありましたが、それとあわせて、ぜひこの便数の増便、減ってしまって利便性が低くなってしまったという方々もいらっしゃいますので、ぜひ実態に即したシャトルバスの見直しをしていただきたい。これお願いとして申し上げておきたいと思います。      (休  憩)      (再  開) 147 川口知子委員 引き続き何点かお聞きをいたしますが、この当初予算の概要書の三十三ページになります。商工業振興ということで予算を組んでおります。これ産業観光部の中の産業振興課でこの事業を全部推進をしていこうということですよね。そのうち、新規事業が四つも入っていらっしゃるんですよ。こういう部署もなかなかないのかなと思いますが、新しい新規事業が四つですよね。さまざまこうした新規事業がある中で、職員の体制とか、こういった今の現状から見てこういった新規事業を計画してこれから進めていこうという、そういった体制が整っているのか。その点をまず確認をさせてください。 148 産業観光部副部長兼産業振興課長 職員体制ですが、それぞれ担当で一人で持つことは不可能でして、今兼務で抱えております。例えば、中小企業に対するというのであれば、政策担当というのがあるんですが、担当ごとで近いところで振り分けてやっております。 149 川口知子委員 計画段階から兼務で現状ではやっているということですが、新年度もやはり体制としては、何とも言えない部分もあるんですが、やはり厳しい部分というのがあると思うんですね。だから、どういった部分が厳しいのか、今の現状でもう少しお答えいただければと思います。 150 産業観光部副部長兼産業振興課長 ただ、新規の中で、最初の中小企業に対する経営相談というのがございますが、これにつきましては、市民の方や中小企業の方から経営相談を受けたときに、私たちで中小企業診断士の方に御連絡をしまして、ウェスタ川越で御案内するというものです。これは相談料無料です。これはそんなに忙しいところではないんですが、その次のリノベーションによる空き店舗再生事業、これに関しましては、重たいところがあります。これにつきましては、来年度、これを担っていくスキームづくりをしていくということがあります。それとともに、商店街のカルテ、今現在持っているのが平成二十二年度のものでございまして、平成二十八年度新たにもう一度とりなおす予定です。それで、実際商店街の空き店舗がどのぐらいあるのかということを把握した上で、平成二十八年度はそのスキームをつくり、そして実際に活用を図っていくというのを商店街のカルテを見ながら、中心街だけではなくて郊外のほうにもその商店街のカルテを見た上で検討していくということを考えておりまして、一番職員も大変なところです。  それから、その次の健康食レストランの検討ですが、これにつきましては、来年度は委託をかける予定でおりますので、直接的に職員がかかわらないわけではありませんが、随時ということではございません。  ただ、職員の中でも、来年度に向けて、その次のステップに向けての検討というのは当然出てきますので、大学とかそれから民間事業者に今後どのようにしていくのかということを考えていかなければいけません。  それから、最後の免税店一括カウンター設置検討調査です。これにつきましても委託に出すわけですが、現在外国人がふえてきまして、個人的なお店で免税店やっていると思うのですが、商店街の中に一個だけ免税店一括カウンターを置きまして、全部そこで済ませてしまおうということです。A店、B店、C店で買ったものは、そこでまとめて免税の手続ができるということです。個別ですと、その都度、消費額五千円以上行かないとだめなのですが、一括ですとA店、B店、C店合算で五千円以上行けば、それで免税になりますので、そういったことをやるわけです。ただ、これにつきましても、先進的にやっているところあるんですが、なかなか厳しいという話を聞いておりますので、川越市に置いた場合の課題等の洗い出しをしたいと考えております。それで、実際に一括をするのかしないのなということを商店街の方と決めていきたいと考えております。 151 川口知子委員 今、新規事業の状況を伺いました。職員の体制が十分でない中で、さまざま外部に委託してこういった部分を担ってもらってやってもらうという部分もありましたが、外に行く、都市計画部もそうでしょうが、住民とのそうした接点が多くなると思うんですよね。出かけていかれる職員が多くなるのかなと想像するんですね。そうすると中の体制が大変薄くなってしまって、うまく事業が進まないという状況も容易に想像できるんですよ。なので、やはりこれは年間計画なり、どういった時期でどういったところにこの課は行くのかと決めて、中の体制、バックアップ体制をどうするのかというところを年間の計画なりがあって、それぞれの部署それぞれの課でそういったものを決めていきながら、一年間やりくりしていくという体制が必要ではないかなと。だから、場当たり的に行き当たりばったりだと非常に中にいらっしゃる職員が困難を来すし、また市役所に来られた市民も右往左往すると。せっかく来たのに事が足りないとか、そういったことが出てきてしまう可能性も多いので、一担当課、一部署だけではどうにもならない部分もありますが、連携をとりながらぜひ万全な体制をとっていただきたいなと思います。  その中で、リノベーションによる空き店舗の再生事業があります。これの対象店舗、どういった店舗を対象としているのか、規定等々これからつくっていくのかなとも思いますが、考えているところがあればお伺いしたいのと、あと料金というか、上限をどのように考えるのかなという、支援の関係です。空き店舗の再生活用を図る上でも、こういった金銭面での支援というのをどのように考えていらっしゃるのか、その点についてお伺いいたします。 152 産業観光部副部長兼産業振興課長 こちらにつきましては、先ほど簡単に申し上げましたが、もう一度全ての商店街、四十六の商店街ありますが、それを全部カルテということでつくり直して、その商店街それぞれの現状を把握したいと思っています。それで、このリノベーションといいますと、今までの私たちがほかでやっている住宅のリフォームとは違いまして、これは意欲的な経営者が魅力的な店舗をまちに呼び起こすことというのを大前提に考えております。そして、必ず商店街の組合に入っていただきたいということです。  それと、あとはお金の面ですが、こちらについては補助金等は考えておりませんで、金融機関から直接お借りしていただくような形をとりたいと考えております。そのためのスキームづくりということで、来年度考えているところです。 153 川口知子委員 であるならば、今までやっていた商店街のそうした空き店舗の対策事業とも異なりますよね。これ、金融機関からお金借りてもらうということでしたが、利子の補給なんかも、そういった支援等々は考えていらっしゃらないんですか。 154 産業観光部副部長兼産業振興課長 その辺につきましても、検討をさせていただきたいと思います。 155 川口知子委員 まち・ひと・しごと創生総合戦略を見ても、また新規事業の内容を見ましても、やはり川越市内の業者さんに対する支援というよりも、今これから創業される方の支援とか、あるいは川越市に何か出店したい、何か事業をしたい、仕事がしたいという方々に対するこういった支援メニューは、さまざま充実されているとは思うんですが、今までやられてきた方々に対する支援というのですか、このまち・ひと・しごとの中でも中小企業への販路拡大の支援ということで書いてありましたが、新しい年度においては、こういった販路拡大あるいは先ほど来議論がありました六次産業、ものづくり等々いろいろありましたが、こういったところへの支援というのがこれから課題だと私は思っているんです。新年度、この販路拡大の支援、産業フェスタが開催されておりますが、これからはもっと人が集まりやすいところでの開催等々も検討しているという御答弁もありました。この商談会の機会をたくさん川越市で設けたり、そういったコンベンションを誘致するとか、いろいろやり方がたくさんあるかと思います。  ここにも載っておりましたが、インターネット販売というんですかね、こういった電子商取引のサイトの立ち上げなんかも検討していらっしゃるようなんですが、こういった川越市のすぐれたものづくりをこういった商取引等々につなげるというところも非常に課題かなと思いまして、新年度はどういったところを進めようかと検討していらっしゃるのかお伺いをしたいと思います。 156 産業観光部副部長兼産業振興課長 来年度につきましては、商工会議所が主体となって実施します販路開拓支援事業を考えているところがあります。それとともに、今委員おっしゃいましたが、最終的に平成二十八年度は日本で一番大きいビッグサイトで見本市の出展というのがあります。その辺の出店方法とかを課題としておりまして、あと埼玉県では、彩の国ビジネスアリーナというのがございまして、そちらの見本市に同じく出展をして、川越市の製品を宣伝したいと考えております。 157 川口知子委員 川越市から出かけていって、市のこういったいい商品を売り込んだりPRをしていくということで、これはこれで大変いいことだと思います。ただ、川越市にそういった商談取引等の機会を設けるという、誘致するというところも大事だと思いますので、そういったところに出かけていった際は、何か企画を川越市に持ってこれるようにぜひ御努力をお願いしたいと思います。  以上でこの項目は終わります。  生活道路の市道の改良の件です。概要三十六ページですね。  これ、本会議で当初予算でも議論がありました。いろいろ橋梁に予算がとられてこういった生活道路の予算が削られてしまったということがございます。前年度対比でいいますとマイナス五七%ということで、非常に落ち込んでいるわけなんですが、今、要望件数というのは大体どれぐらいあるんでしょうか。 158 道路街路課長 年間の要望件数で申し上げますと、大体平均になりますが十六件から二十件ぐらいが路線として上げられております。この中には以前にも要望をいただいていてまた新たにというところもございますので、新規ですともうちょっと変わってまいりますが、大体十六から二十件ぐらいの間で要望をいただいているような状況です。 159 川口知子委員 今、年間十六件ということでしたが、今、トータル全体で何件ぐらい。 160 道路街路課長 トータルで申し上げるというのがなかなか難しいのですが、要望いただいて既に実施がされているところもございますし、要望いただいていてそのまま整備ができていないというところもございます。申しわけございません、トータルでというのが今手元にはない状況です。 161 川口知子委員 先ほど質疑でもございましたが、前年度と同様に予算要求はされたと。でもこういう結果になってしまったよということでしたが、事業ができなかったもの、新年度やりたかったが予算で切られてしまった事業等々ありましたら教えてください。 162 道路街路課長 具体的な路線ということでよろしいでしょうか。 163 川口知子委員 予定されていてこれは断念したものという、主だったもので構わないんですが。件数だったら件数でも構いません。 164 道路街路課長 件数で申し上げさせていただきますと、七本、七路線、予算の関係で断念したものがございます。 165 川口知子委員 今七路線で計画していたが、予算の関係上断念したという答弁でした。中には危険な道路等々もあるかなと思いますが、こういった断念された部分の中で課題等々はあるんでしょうか。危険な箇所はないんでしょうか。 166 道路街路課長 選定する中で優先順位、その危険度の高いものについては当然財政当局とも話をいたしまして、優先順位をつけて整備をさせていただいております。また、修繕等で危険を防止できることについては、維持管理の面で危険防止を図っておりますので、それについては早急に整備をしないと非常に危険な状態だという状況を残しているということではございません。 167 川口知子委員 断念した七路線は危険ではないという安心した答弁がありましたので、この件については結構です。  最後に、概要の四十二ページ、街区公園整備という中で、二億二千四百七十万六千円、この予算がありました。これ新規事業でついた予算です。予算説明書でいいますと、百四十一ページになります。  まず、これが火葬場の周辺環境の整備ということで街区公園をつくるという内容だと認識をしております。川越市は、これまでにこういった周辺環境整備で街区公園の整備を行ってきたことがあるのかどうか、この点についてお尋ねをいたします。
    168 公園整備課長 ただいまの御質問ですが、周辺環境整備で整備した公園というのは、街区公園ではなく、なぐわし公園がございます。 169 川口知子委員 承知しました。この地域は国の補助金を得て圃場の整備等々が済んでおりまして、農業振興地域なんです。火葬場というと市民全体の問題なので、こういったところと兼ね合いでも農業振興地域は残念だが、こういったところに火葬場ができるということです。この点についてはいいんですが、こういった良好な農地を今現在有し、景観の面でも非常にすばらしいこういった地域でもあります。こういったところに街区公園をつくることによって、道路であるとか水路であるとか、また農業をしていらっしゃる農家さんへの影響というのはあると思うんですが、どのようにお考えでしょうか。 170 産業観光部参事兼農政課長 川越市は、首都圏近郊ということで、比較的開発意欲というんですか、志向が強い市だと感じております。そうした中で、農政課といたしましては、農業振興区域を守っていく立場ですが、市全体の計画の中で進めることであるならば、これはやむを得ないというような考え方に立たざるを得ないというところです。 171 川口知子委員 街区公園が全体の計画として進められているということでありましたが、確かにこの周辺環境整備というのはやらなくてはいけないことだと私も認識しておりますが、当初、この周辺環境整備は火葬場の中に反対者がおられて、将来的にここを緑地として整備をしていきたいという方針といいますか、構想があったと思います。そういった将来的に周辺環境をよくしていこうということで、公園、緑地として進めたいと考えている地域の場所がありましたが、そことは別に公園をつくるということでよろしいんでしょうか。 172 公園整備課長 現在計画しております公園につきましては、周辺環境整備といたしまして斎場の近辺に公園を計画するというものです。近接地ですね。近接地に公園を計画するというものです。 173 川口知子委員 建設予定地の構想の中で示した場所ではないところに新たに近接地に公園をつくるということでしたが、この場所というのは、もうこの時点で、ある程度あらかた決まっているということでよろしいんでしょうか。 174 公園整備課長 公園の整備箇所につきましては、現在、新斎場建設推進室が中心になって選定作業を進めているところです。現在はまだ選定中という状態です。 175 川口知子委員 では、こういう用地は決まっていないと、今現在で言うなれば確定もしていないということで、確認ですが、よろしいでしょうか。 176 公園整備課長 現在、方向案等はありますが、現在どこに公園をつくるということはまだ決まっていない状態です。 177 川口知子委員 そもそもこれ自治会から要望があったんでしょうか。 178 公園整備課長 新斎場の周辺環境整備につきましては、当初の基本計画等で地元に説明している際に、地元から公園を整備してほしいという要望がありました。      (休  憩)      (再  開) 179 川口知子委員 では、続きまして、これ公園課として予算要求されたものなのか、もう一回お伺いいたします。 180 公園整備課長 この新斎場の周辺環境整備事業につきましては、実施計画上は新斎場建設推進室で行っておりますが、公園の用地費等の予算はこちらで計上したものです。 181 川口知子委員 公園課では予算要求はされていないということで。 182 公園整備課長 いえ、公園整備課の予算として計上したものです。 183 川口知子委員 公園整備課として要求したということでよろしいですかね。そうなると、公園整備課が公園を整備していくということになりますので、火葬場の隣に公園があってどのような公園を整備される予定なんでしょうか。 184 公園整備課長 予定している公園ですが、主に地元小仙波地区や隣接する古谷地区の住民の方々を対象にしました地域の憩いの場としての機能を有する公園を整備していこうと考えております。内容につきましては、地元及び周辺地域の住民の皆様からの御要望によりまして、広場、児童遊具、ジョギング用走路などの設置を計画しております。 185 川口知子委員 今御答弁ありましたが、地域の要望を受けてつくる公園だということのようです。しかし用地が決まっていませんよね。ただ、これが最優先の事業として予算がつけられたと認識しておりますが、今市内全体見渡しても、例えばグラウンドゴルフ場がなくて大変場所とりに苦労されている、そういった方々の意見も聞きますし、また少年サッカーの皆さんがこういったグラウンドの確保で四苦八苦をしているという状況も聞いています。大東なんかでも西小へ行ったり東小へ行ったりという、本当にグラウンドのとり合いです。  そういった中で、広く市民を対象とした公園になるのかということと、あとそういったグラウンド、多目的に使える広場等々が確保されるのかという点をお伺いしたいと思います。 186 公園整備課長 公園の内容につきましては、来年、平成二十八年度予算で設計を行うことになっておりますので、具体的なことはお示しできませんが、現在考えておりますのは、広場として大体二千平米から四千平米程度、休憩場用地として千平米から二千平米、その他駐車場やトイレ用地として千平米から千五百平米程度で検討しておりまして、合計が大体四千平米から七千五百平米程度の公園となる予定です。 187 川口知子委員 今最大でも四千平米とありましたが、公園をつくること自体は、私はいいことだとは思うんですが、ただ、やはり計画的な公園の整備が望まれていると思います。今公園を要望している、そういった件数というのが今何件あるんでしょうか。公園要望の件数ですね。 188 公園整備課長 公園に対する市民からの御要望という御質問ですが、過去三年間についてお答えさせていただきますと、平成二十五年度は街区公園などの要望が四件ございます。平成二十六年度は六件ございました。平成二十七年度については四件です。 189 川口知子委員 三年間だけで十四件ということですよね。だから過去をさかのぼれば、この十年間見れば相当数公園要望されていらっしゃる自治会の皆さんであるとか、そういった方々が多いんでなかろうかなと思います。だからこそ、予算のつけ方を透明性を持ってやっていかなければなりません。土地も決まっていないのに、二億円の予算はつきましたということでは、やはり市民の皆さんに説明がつかない。その予算は順番ですから、ではこれはつけましょうというような、誰が見ても公平公正な予算のつけ方というのはやはり必要なんではなかろうかと私は考えるんですが、それはどうでしょうか。いかがでしょうか。 190 公園整備課長 先ほど申しました新斎場の関係の公園につきましては、新斎場が平成二十九年度にオープンいたします関係上、環境整備事業ですので、公園の整備も早急に行わなければならないものと考えています。 191 川口知子委員 今、最優先事業なんだとおっしゃいましたが、例えばピコアの公園ですと、ピコアが建設されて、同時に広場もオープンしていないと思うんですよ。だから、同時並行で全てが一〇〇%の完全な形で事業がスタートできないと私は予算上思うんですが、だからこそ、優先順位の考え方ですよね。十年間待っていらっしゃる、そういった地域の方々もいらっしゃれば、ここは最優先なんだと言えるような、そういった状況のものがあるのであれば、それは私も優先的につくらなければいけないと思いますが、例えばこの斎場の近くの住宅街であるとか、あるいは斎場の近くに住んでいらっしゃる方々が本当に安全に行きやすい場所に公園が設けられるのかというところですね。  広く市民の立場に立ってみれば、皆さんが使いやすい公園ということが望まれているのに、オープンと同時に整備することが最優先になってしまって。場所も決まっていないという、この状況というのは、やはりよろしくないんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 192 公園整備課長 本公園につきましては、今お話しさせていただいたとおり、新斎場が周辺地域に受け入れられるように、地域の住環境や生活環境の向上を図るとともに、周辺地域の環境効果もあわせて図っていこうとするものですので、新斎場周辺に公園をつくるということにつきましては、やむを得ないものと考えております。 193 川口知子委員 過去にこういった土地が決まっていないのに、場所も決まっていないのに予算だけがこうしてぽんとつくということは、予算上過去にあったんでしょうか。 194 公園整備課長 大変申しわけありませんが、その辺のデータは手元にございません。 195 小ノ澤哲也委員 では何点かお聞かせいただきたいと思います。  質疑で長田さんの農業政策のときに、農業の課題の一つ、圃場整備を進める必要があるという話がありましたので、農政課長、今の圃場整備の現状と、あと来年度どういう形で進めていくのか、概略を教えてもらえますか。 196 産業観光部参事兼農政課長 圃場整備の現状ですが、通常の圃場整備と申しますのは、宅地造成と同じでして、全部平らにしてしまいまして、それから区画をしたためまして、農道、水路を作成して、井戸等もつくっていく形になるかと思いますが、通常十年程度のスパンの中で、一反当たり、通例ですが三百万円程度かかるだろうと言われております。  埼玉県におきましては、埼玉県で考えた圃場整備の方法というので、埼玉型圃場整備と言われておりますが、そういった事業を進めておりまして、こちらは既存の今基本的には十アール、一反、千平米の区画を生かしまして、農道あるいは水路は大きな変更をせずにそのまま整備して利用することによって一反当たり百二十万円程度の経費で三年程度で完成されているという方法です。  川越におきましては、下小坂平塚地区、これは名細地域にございまして、そちらの三十二ヘクタールを今手をかけているところです。今年度は測量を実施しようというところです。  あと、一つ申しおくれましたが、埼玉型圃場整備の場合は、既存する区画の大幅な変更をしませんので、水稲を作付けながら、継続させながら圃場も整備できるというのが最大の利点です。 197 小ノ澤哲也委員 主に下小坂であるとか名細方面、今進めているというお話ですが、従来一般的に言われる圃場整備というのは、一般型であったりとか、あるいは面的集積型であったりとか、あるいは農業生産の法人の育成型というんですか、そういうような形に三パターンに主に分かれますが、この埼玉型というのはそれにどこにも属さないものなのか、あるいは現在名細方面で行っているというのはどういうふうな、例えば三パターンでいうとこれに近いようなものがあるのかどうか。確認の意味で教えてもらえますか。 198 産業観光部参事兼農政課長 その三パターンの中でどれに該当するかというのは私も解釈しかねるところなんですが、いずれにしても、こういう農業情勢の中で、基盤整備は一番大事な部分、根底の部分でして、非常に経費を安く短期間で進めるというのは一番いい圃場整備のやり方だと考えております。 199 小ノ澤哲也委員 あとは事業の負担割合はどういう形になっているでしょうか。 200 産業観光部参事兼農政課長 国庫補助金が五〇%、県費補助が二七・五%、市負担が原則的には一〇%、一二・五%が地元負担というところです。下小坂平塚地区におきましては、これは川越市の第一番目の圃場整備事業でして、モデル事業として捉えております。そうした中で、市長決裁をいただきまして、地元負担を市が肩がわりするという形で進めております。 201 小ノ澤哲也委員 よく一般的には国が五〇%というのはほとんどみんな一緒なんでしょうが、大体他市、他県でやっているのが県が三〇%ぐらいで市が一〇%、それで個人も一〇%、それが一般的なやり方なんだと思うんですが、一応埼玉型という形で市が一〇%で農家の方が一二・五%、モデルケースということで今回この下小坂に関しては一応その農家負担分は市が肩がわりをしたという形でうまくいっているんだと思うんですが、本当に圃場整備、これから本当に必要になってくるんだと思うんですが、下小坂方面である程度こうやってモデル地域という形でうまく進んできた背景というのは、やはり土地の改良区であるとか、そういった部分のものの影響というのは大きいんですか。 202 産業観光部参事兼農政課長 実際に下小坂地区で始めようとする場所は、ちょうど集落の南側、小畔川沿いに細長く広がっている水田地帯です。水利もちょっと悪いところがございます。地元の方々も、大規模にやっている方は若干いらっしゃるんですが、基本的には小規模の方が多く、高齢化にもなっています。区画も小さいものですから、どうしてもそういった非効率的な部分で農業後継者の方が後を継いでいただけない。一番御心配なさっていたのは、要は簡単に言いますと、玄関をあけて戸をあけますと、田んぼがきれいになっていればそれまでですが、少しずつヨシが生えてきまして、ヨシの生えている田んぼがいっぱいふえてしまって、これは大変だというふうな危機感を非常に持ったのが第一かと思います。  耕地をずっと見ますと、芳野、古谷、南古谷、こういったところは昭和の初期に一反区画の圃場整備をやっておりますので、なかなかそういうことにはいかないんですが、どうしてもやはり狭い圃場のところが効率が悪いものですから、かわりにつくっている方もいらっしゃらなくて、ヨシが生える不耕作地、荒廃農地に発展する可能性が高い、そういう状況の中で下小坂の方々が積極的に動かれたと考えております。 203 小ノ澤哲也委員 あとは、本当になかなか後継のなり手がいない云々の話の中で、例えば今圃場整備をやっていくところでも、例えば法人に任せてみたりとか、そういうふうな方向性があるわけですが、この名細に関しては、例えばその法人であるとか、そういったところも視野に入れながらの進め方という考え方なのかどうか。確認の意味で教えてもらえますか。 204 産業観光部参事兼農政課長 モデル地区としております理由は、もう二つございまして、埼玉型圃場整備、川越市の第一番目と、これが一つ今御説明申し上げました。二つ目としまして、その圃場整備後の経営形態も視野に入れておりまして、農地中間管理機構、いわゆる農地集積バンクというものを導入いたしまして、そこの三十六ヘクタールを全てそこに一応原則的には委託することを考えています。その上で一番目には地元の有力農家の方、それから中規模・小規模の方は組合、集団をつくっていただいて、それが二番目の方、それから、それでも不足、耕地が余ってしまう場合は、地区外の有力農家に入っていただき、その中で圃場整備後の水田を維持管理していっていただくという構想です。 205 小ノ澤哲也委員 これあくまでも一般の国が示している圃場整備ですが、例えば法人か何かに任せる場合というのは、この圃場整備が終わる段階で法人とかそういうものができてないといけないという部分、たしかそういった縛りみたいなものもあったかなと思ったんですが、この埼玉県型の例えばそういった組合的な法人であるとか、そういった部分の同じような縛りみたいなものは何かあるんですか。わかれば教えてください。 206 産業観光部参事兼農政課長 埼玉型圃場整備事業を申請する際に、当然整備後の営農計画も提出しているところです。順番としまして、地元の農家の方、あるいは地元の農家の集団、あるいは周辺区域の農家の有力農家の方、それでもいらっしゃらなければ地区外の方、さらには法人と、こういう順番で進めていく必要がございます。そういった中で、法人に行く前に、地元の農家の方々ができるということになりましたので、そこまで行かなかったという状態です。 207 小ノ澤哲也委員 先ほどお話ししたとおり、これから圃場という部分、本当に視野に入れながらやっていかなければいけないんだろうなと思うんですが、ここをモデルケースという形にとったとして、そのモデルケースの二カ所目、三カ所目にあたる、農政課ではさらなる圃場整備という部分、視野に入れながら今後進めていく考えなのかどうか。確認の意味で。 208 産業観光部参事兼農政課長 現時点の計画ですが、二番手といたしまして南古谷の久下戸地区、三番手といたしまして古谷地区の古谷本郷下組ですか、そこまで想定しております。その後は、三つの圃場整備事業の進捗状況を見ながら判断していきたいと考えております。 209 小ノ澤哲也委員 いずれにしても、モデルケースの二カ所目、三カ所目、それをやるためには、今ある名細方面、下小坂が本当に一番いい形ができなければ先に進まないでしょうから、御努力をよろしくお願いします。  次に、予算書でいうと百二十五ページで川越まつり会館の運営管理があるんですが、この中で、需用費で一千九百八十八万四千円あります。その中で修繕料として二百八十三万円が計上されているんですが、来年度、このまつり会館の修繕という部分ではどういうことを予定されているのか教えてもらえたらなと思います。 210 観光課長 まつり会館につきましては、建設後十四年がたっているということで、今年度につきましても、電気系統、それから水道系統等いろいろと修繕がかさんでおります。来年度につきましても、補完的に電気系統の修繕をする可能性があることも考えられるということで、今回修繕費ということで計上させていただいております。 211 小ノ澤哲也委員 まつり会館は、ちょうど今我々四期目、議会に上がらせてもらったときのほぼ最初の議会で提案された議案かなと思いますが、今、年間の入場者というのは大体どのぐらいなんでしょうか。 212 観光課長 平成二十六年度の数字ですが、年間総入館者数は約十万一千人になっています。 213 小ノ澤哲也委員 十万一千人ということで、加えて、例えば昨年とか比較してふえているかどうかということとあわせて、なかなか把握って難しいんでしょうが、リピーター率みたいなものというのは調べたことがあるのかどうか教えてもらえたらと思います。 214 観光課長 まつり会館単館でリピーター率というのは、調べたことはございませんが、観光課が行っております観光アンケート調査につきましては、リピーター率を調査しております。それによりますと、半数以上の方が川越に訪れているというような結果になっておりますので、それがそのまままつり会館に反映されるとは限りませんが、まつり会館もリピーターの方がいらっしゃるのではないかと想定しております。 215 小ノ澤哲也委員 いずれにしても、川越に来られる方の半数以上がリピーターという部分はすごくうれしいことなんだと思います。ああいったおまつり会館とかというのは、見ようによったら一回見たらいいやみたいな見方もされるときがありますので、そういった部分では、これから催し物であるとか、あるいは中の展示であるとか、いろんな形で工夫しながら、それをまたアピールしながら、何度も何度も来てもらえるように、御努力されていることだと思うんですが、今後もよろしくお願いいたします。  概要でいうと三十九ページ、予算書でいうと百三十八ページになりますが、川越駅の西口まちづくり推進室の関係です。  新規事業で、自転車駐車場概略設計業務委託五百万円計上されております。川越駅西口市有地利活用事業において予定している川越駅西口区域における自転車駐車場を整備するための概略設計を行うという話になっていますが、一応計上されている予算が五百万。この五百万で来年度どういうふうな目途で事業を進めるお考えなのか、概略を教えてもらえますか。 216 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 こちらの自転車駐車場概要設計業務委託につきましては、川越駅西口市有地利活用事業で今事業募集して進めようとしている誘致に向けた基本計画の中で自転車駐車場につきましても提案が出てくる予定です。  さらには、市民部の自転車駐車場整備計画がございまして、それに合わせた規模の自転車駐車場をつくるということで、これは市有地の利活用と一体的な形になるという想定の中で、市有地の民間事業者の提案に合わせた自転車駐車場のプランを検討して、事業者と調整しながら予備の設計を行うような考えでおります。 217 小ノ澤哲也委員 具体的になっていたときには、半分市民部のほうのかかわりも出てきますので、この設計委託に関しては、今の段階で自転車の駐車場何台分ぐらいと想定的には描かれているんですか。 218 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 こちらにつきましては、公共施設も含めて提案をしてくださいという中で今プランは出ておりますが、規模としては自転車千五百台以上というのは要項に書いてあるとおりです。そのために、来年度につきましては、事業者自身の施設をつくるときにプランに合わせた協議をしていく必要がございますので、概略の設計をあわせて進めていくということで考えております。 219 小ノ澤哲也委員 要は、千五百台。 220 都市計画部参事兼川越駅西口まちづくり推進室長 自転車千五百台以上、原付百五十台以上、その他二輪が四十五台以上ということで要項上は募集をかけているところです。 221 小ノ澤哲也委員 西口には、新しく自転車駐車場ができたりとか、その段階で今の民間に貸しているところで実際何台分ぐらい必要なんだろうか。その調査のためにもあそこをずっと続けてやったりとか、そういうふうな経緯があるわけですが、そういった判断の中から千五百台強の自転車駐輪場という部分の認識なんだと思うんです。何にしても本当に先ほど川口委員も言っていましたが、例えば大東方面の人というのは自転車で通う人がかなりいるので、その自転車駐車場という部分では、過去に民間の自転車駐輪場のときに費用であるとか、かなりいろんな苦情が出たりとかしていましたので、一日も早くいいのができるように御努力をお願いします。  あと簡単に一個だけ聞いて終わりにします。  先ほど明ヶ戸さんが聞かれていた松江町一丁目の交差点のことで教えてもらいたいんですが、昨日いただいた資料の二十六ページのところにこの図が出ているんですね。これを見たときに、さっき話があったとおり、北側と西側が、一応北側西側で三十メーターという話がありましたが、片側だけを広げる予定なんだと思うんですね。このやったときに、この図をざっくり見たときに、何軒ぐらいの地権者が対象になるんですか。同じ資料ありますか。 222 道路街路課長 こちらの図面にございますように、都市計画決定されている線が入っておりますので、その都市計画決定されている計画に合わせた形で西側のほうだけが広がるような形になっています。 223 用地課長 地権者の数ですが、全部で四筆分ございます。四筆でそのうち現在買収が終わっているところが既に二カ所ございまして、残り二件ですが、一筆につきましては二人の方がお持ちです。もう一筆につきましては、今相続の手続中ですが、今現在名義は一人なんですが、その手続がもし完了しますと、おおむね八名ぐらいになりそうな形です。 224 小ノ澤哲也委員 四筆で二筆が終わっていて、残っている一筆のほうが相続が終わった後にそれだけ分かれるとかなり大変かもしれないので、いずれにしても、昨日の補正ではないですが、明許繰越とかにどんどんならないように、一生懸命御努力よろしくお願いします。      (休  憩)      (再  開) 225 矢部 節委員 道路環境とか道路の関係で、舗装整備、側溝・歩道維持補修等々予算が大分入っていますが、この予算で事業を実施した場合には、要望のどのぐらいが処理されてくるんですか。 226 道路環境整備課長 平成二十六年度の工事要望件数ですが、二百四十六件ございます。あと、その他要望件数合計しますと三百三十四件ございまして、そのうち今回の舗装となると、全部を賄うというのは無理なんですが、悪い箇所から随時舗装させていただくと考えております。 227 矢部 節委員 この中で特に側溝とか歩道整備も入っていますよね。道路利用者にとって危険な点とかいろいろあると思いますが、ほとんどこれで処理できたということですか。まだまだたくさんあるんですか。 228 道路環境整備課長 まだまだございます。 229 矢部 節委員 いろんな、大変厳しい予算だという中でやっているわけだから、ただ生活者が危険がないようにという形だけはしっかりと予算編成の中で主張してもらわないと、後になってけがしたとか何とかというと困るので、ぜひしっかりとやっていただければと思うんですが、そういうのからすれば、最初のほうに出ていた観光で川越まつり会館もつくったが、委託料は三千八百六十五万五千円で観覧料が一千八百二十六万七千円と出ているように、また今度の山崎家別邸、新しいものをつくってかなり市が負担しなければ維持していけないという形がどんどんふえてくると、市の予算というのは決められた中でやっていくので、硬直してしまうんではないかなという感じがしてくる。  だから、どうしても必要なものを先に安全性を考えながらやっていかなければいけないという点で、第四次川越市総合計画とかいろいろ説明の中にも、土地利用構想とか発表がされていますが、川越市の将来の中でどうしても今あるいはこの二年、三年で決めていかなければならないというような予算組みになっているんですか。      (休  憩)      (再  開) 230 都市計画部副部長兼都市計画課長 総合計画の土地利用の転換とか総合的なまちづくりにつきましては、構想等もございます。具体的に検討していく中で地域の方々のお話もございますし、庁内の合意の件もございますので、その点、少し合意形成が図られた段階で改めて予算措置をさせていただいて、実現に向けて調整していきたいと考えております。 231 矢部 節委員 この間の一般質問、ちょっと言わせてもらったんですが、企業誘致などの対応についても、用地はまだ決めておりません、こういう候補の中で考えていますというだけで、予算を見てもなかなかそういう形の準備がきちっとできるような予算になっていないなと私は感じているんですよ。ですから、平成二十八年度の予算の中でそういうものもしっかりと対応できますよということであるのならいいんですが、そういうものが余り遅くなっていくと、将来の川越にとっては余りプラスにならないと思っていますので、その辺はどうですか。 232 産業観光部副部長兼産業振興課長 確かに委員のおっしゃるとおり、企業を誘致する土地がまだ定まっておりませんので、誘致する誘致するとは言いながらも、今あいているところを進めているのが現状です。ですので、これは今課題ですが、少しずつですが動き出しておりますので、ただ土地はどこだというのはまだ決まってはいないんですが、それに向けて今進めております。      (休  憩)      (再  開)      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  起立採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四二号 平成二十八年度川越市川越駅東口公共地下駐車場事業特別会計予         算 ○提案理由の説明(産業観光部副部長兼産業振興課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題
     議案第四三号 平成二十八年度川越市農業集落排水事業特別会計予算 ○提案理由の説明(産業観光部参事兼農政課長) ○質  疑 233 長田雅基委員 九月の決算のときにも何点かお聞きしましたが、古谷地区の第六処理区と下赤坂の第十五処理区で今後農業集落排水計画がされていると思いますが、現在の進捗状況はどうなっているでしょうか。 234 産業観光部参事兼農政課長 まず、下赤坂地区ですが、前回お話ししましたが、アンケートの調査の結果、七〇%ということで進捗がございませんで、自治会長さん方と今後どう進めていくか話し合いを継続しているところです。  古谷管理地区におきましては、自治会長さんにお集まりいただきまして、推進するに当たってどんな形でいくかという相談をさせていただきました。再度、この一月にアンケート調査を行いました。現在、そのアンケート調査の結果を集計中です。自治会長さん方と御相談させていただく際には、不参加の理由をはっきり書いていただいて、それをもとに推進の方策を考えていきましょうということになっております。      (質疑終結) ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四四号 平成二十八年度川越市水道事業会計予算 ○提案理由の説明(経営管理部副部長兼給水サービス課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  議案第四五号 平成二十八年度川越市公共下水道事業会計予算 ○提案理由の説明(経営管理部副部長兼給水サービス課長) ○質  疑  な  し ○討  論  な  し ○採  決  簡易採決 原案可決  ─────────────────────────────────── ○議  題  所管事項の報告について      (資料配布)  仮称川越市新斎場建設事業に係る都市計画事業認可取消請求事件の経過について ○報告説明 235 都市計画部副部長兼都市計画課長 仮称川越市新斎場建設事業に係る都市計画事業認可取消請求事件の経過につきまして御報告申し上げます。  本事件につきましては、これまでも本常任委員会に報告をさせていただいておりますが、現在事業を進めております新斎場建設地の周辺土地所有者一名からさいたま地方裁判所に都市計画事業認可取消請求が提訴されたものです。  お手元の仮称川越市新斎場建設事業に係る都市計画事業認可取消請求事件の経過について(報告)をごらんください。  初めに、一の概要についてです。本事件は都市計画事業の事業認可が適法な都市計画決定を前提とした手続であるため、前提となる都市計画決定が違法であれば都市計画事業認可も違法であるとして、事業認可の取消請求がされたものです。  次に、二の訴訟の経過ですが、平成二十六年九月十九日にさいたま地方裁判所に都市計画事業認可取消請求の訴状が提出されておりまして、同年十一月十九日に第一回口頭弁論が行われており、その後、平成二十七年一月二十一日、四月八日、裏面にいきまして六月三日にそれぞれ口頭弁論が行われており、原告及び本市の双方が準備書面等による主張を陳述しております。  その後、七月二十八日、九月二十四日、十二月三日にはそれぞれ弁論準備が行われており、原告及び本市の双方が準備書面を提出し、それに対する反論を陳述しております。  また、年が改まりまして、平成二十八年一月十四日には第四回弁論準備が行われ、原告は準備書面を提出し、答弁書に対する反論を陳述しております。  次に、三の今後の予定ですが、平成二十八年三月二十二日にさいたま地方裁判所において第五回弁論準備が行われる予定です。  以上、大変雑駁ですが、仮称川越市新斎場建設事業に係る都市計画事業認可取消請求に関する経過の報告とさせていただきます。 ○質  疑  な  し  ─────────────────────────────────── ○閉会中の特定事件については、地方自治法第百九条第八項の規定による継続審査  とすることに決定した。 ○閉  会  午後二時四十五分 Copyright © Kawagoe City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...