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2016-12-12 平成28年第4回定例会(第4日) 名簿
2016-12-12 平成28年第4回定例会(第4日) 本文

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  1. みやき町議会 2016-12-12
    2016-12-12 平成28年第4回定例会(第4日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(松信彰文君)  おはようございます。平成28年第4回みやき町議会定例会7日目の会議、御出席ありがとうございます。  ただいまの出席議員は14名です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付しております日程表のとおりであります。       日程第1 一般質問 2 ◯議長(松信彰文君)  日程第1.一般質問を行います。  通告第9号、5番中尾純子議員の一般質問を許可します。中尾純子議員。 3 ◯5番(中尾純子君)  皆さんおはようございます。議席番号5番の中尾純子でございます。さきに通告しておりましたとおり、3項目を質問させていただきます。  1項目めは公共施設の補修・改修について、2項目めは小・中学校総合学習の使い方について、3項目めに乳がん患者への術後のケアとしての考えがあるかどうかということをお聞きいたします。     〔プロジェクターにより説明〕  まず、第1項目、公共施設の補修・改修についてです。  中原公園の管理棟のトイレ使用について、また屋外トイレの補修、千栗土居公園の遊歩道の整備ということで伺います。  皆さんのタブレットのほうには中原公園の管理棟が映っております。  2番目お願いします。これは管理棟のトイレです。この管理棟のトイレにつきましては、行事があるときなどはシャッターがあきますけれども、通常は閉め切られてあります。この中原公園というのは、皆さんたちの休憩場所に本当に最適なところ、それと同時に子供たちがゆっくりと遊べるということで、町内外から来られてあります。私がこちらのほうに行ったときにも親子連れの方がいらっしゃいましたけれども、鳥栖から来られているということで、時々来ているということです。さまざまな方たちが来ておられるわけですけど、このトイレについて、一番駐車場から近いトイレなんですけど、これは通常あくことがありません。私はこのトイレをぜひ開放していただきたいと思います。西側のトイレ、そして南側にもトイレはありますけれども、一番近いところがこの中間にあるトイレなんです。私はまだ中には入っておりませんけど、話に聞きましたら、このトイレはシャッターがあきましたら、中はスペースが結構あるということで、ここにベンチなどを置いて雨風をしのぐこともできるんじゃないかと思います。もう皆さんごらんのとおり、管理棟は2階建てになっております。外側からの階段、そして中から2階に行く階段があります。私は2階のほうから中を見ましたら、会議するようなフロアと、それと畳がございました。話を聞きましたら、ここでよく会議をなさったりされるということです。そういうときには多分にこのトイレもあいているかもしれませんけど、通常は閉まっているということで、しかし、2階のほうに一般の人を入れるということはできないと思いますので、ここにはドアがあります。この扉のところをシャッターなどで閉め切って、そしてこのトイレを開放していただきたいと思って、私は今回の質問をさせていただきました。  次あけてもらっていいですか。これは西側のトイレの女性トイレのほうの内側の壁になるわけですけど、トイレは清潔に保っておられますけれども、見た目がこんなふうで壁が剥がれております。  次、5番目をお願いします。これは扉のほうです。下のほうが剥がれているという状態で、見た目ですぐわかると思います。私はこういったところもやっぱりきちんと補修するべきではないかなと思います。  次、6番目お願いします。これが西側のほうの男性、女性トイレの洗い場になります。ここは非常に低くて、腰を曲げて手を洗うか、あるいは座って手を洗うという状態です。これもやはり改善すべきところがあるんではないかなと私は思うんですよ。ぜひこういったところにも行政の皆さんたち目を向けてほしいです。
     次、7番お願いします。これは南側のほうの雨どいになります。  8番もお願いします。雨どいが壊れているわけです。これでは排水口がせっかく備えつけてありますけれども、それに雨が漏れてしまい、見たとおりここは土ですので、周りがぐしゃぐしゃというか、べちゃべちゃになっちゃうわけですね。ですから、こういったところも改善しなければいけないんではないかなと私は思います。  8番お願いします。これがその上のほうですね、この雨どい完全に壊れています。これではもう下の排水口に行く前に、ここでもう雨水が漏れてしまうわけです。こういったところもぜひ改善していただきたいと思います。  じゃ、次お願いします。ここなんですけれども、ここは藤棚ですね、下にはベンチがあります。その東側のほうには遊具場があります。何でこんな死角になるようなところに遊具場をつくったんだろうと今さらながら思うわけですけど、この藤棚がひび割れています。ひび割れしていて、応急的に処置はなさっておりますけど、もしも地震などが起きたとき、この下で本を読んだり、あるいは子供たちを見守りしていた保護者たちに、もしも危険性があるとしたら、私はこれはやはり行政側でしっかりと直してほしい、そう思ってこの写真を撮りました。  10番お願いします。この時計もいつ見ても3時前ですね。こういった時計などもやはり、これはソーラーでされているのかどうかわかりませんけど、こういったところもしっかりと見るべきじゃないかなと私は思います。ぜひ検討をお願いしたいと思います。  次お願いします。ここに「この水は飲めません」ということでしっかりと書いていらっしゃいますけど、その前に3番を開いてもらっていいですか。このトイレを見ましたときに、上の便座と便器が合っておりません。これは西にあるトイレも、それから南にあるトイレも同じです。こういうのというのはどうにかならなかったのかということを思いましたので、ちょっとこれも出しました。まずこういった公共施設、さまざまトイレありますけれども、こういう補修、改修に向けて、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。  まず1項目めの1番目の質問とさせていただきます。あとは自席にて発言させていただきます。 4 ◯議長(松信彰文君)  城野社会教育課長。 5 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  中尾議員からの1項目めの質問、公共施設の補修・改修の中原公園の管理棟のトイレの使用について及び屋外トイレの補修についてとの御質問に対してお答えします。  中原公園は、昭和62年に野球場、翌63年に多目的広場と屋外トイレ、平成3年に野球場に照明施設、平成7年には管理棟南側屋外トイレが整備されるなど、複数年かけて整備されております。芝生広場や遊具等もあり、スポーツ競技以外の利用者からも親しまれており、昨年度利用状況は、野球場、多目的広場合わせて約850回、延べ3万1,000人の利用があっております。  中原公園には、開設当初から管理人などの人的配置はせずに運用してきており、公園利用者が野球場、管理棟を利用される場合は、利用者が事前に中原体育館で鍵を借用され、開錠、施錠をして管理棟を含む必要な施設を利用していただくという運用形態となっております。また、多人数による利用の場合は、職員が運用形態の説明を行い、管理棟の使用のありなしを確認しております。  質問の公園トイレですが、管理棟に屋内1カ所、屋外2カ所設けており、施設利用者、散歩などで利用者が必要に応じ、おのおののトイレなども利用されているという状況で、現在のところ特別な苦情はあっておりません。  したがいまして、基本的に現在の利用形態で支障がないと判断しておりますが、議員の御指摘のとおり管理棟が公園全体の中心部にあり、トイレが常時利用できるとなると施設利用者を初め、散歩などその他の公園利用者も便利になると思われますので、防犯、安全面の対応を行い、便利で使い勝手のよいトイレとして常時利用できるように対応していきたいと考えております。  次に、屋外トイレの補修についてとの御質問にお答えします。  中原公園の屋外トイレにつきましては、多目的広場と公園南側遊具付近の2カ所があり、多目的広場横のトイレについては、和便器から洋便器へ、また両方のトイレともに和便器に手すりを設けるなど、利用者にとってより使いやすくするために県のユニバーサル事業を活用して改修を行ってきました。ただし、公園利用開始から30年近くが経過し、議員が御指摘のとおり、トイレの壁やブース、また手洗い、雨どいなどに老朽化によるふぐあいが見受けられます。  現在、社会体育施設については、合併特例債を活用した長寿命化対策を平成27年度より順次年次計画で進めており、平成29年度に、来年度になりますけど中原公園の改修整備を計画しておりますので、この中で先ほどのふぐあいの改修も含め対応をしていきたいと考えております。社会体育施設については、利用団体の御協力や現場の管理人や一般住民からの御指摘、御意見をいただきながら随時対策を行ってきているところで、今後も適正な施設の維持管理に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 6 ◯議長(松信彰文君)  中尾純子議員。 7 ◯5番(中尾純子君)  タブレットで3番を出していただいていいですか。このトイレなんですけれども、佐賀県のほうで27年度で終わったということですけど、UD化事業というのがございました。その中で、和式トイレから洋式トイレに変えるような、使い勝手のいいトイレにということで事業をされたわけですけれども、こういった公共施設のトイレ、それも公園等になってくるとこんなふうで、いつこれがつくられたのかということになると、先ほど言われましたように平成6年か7年か、そのあたりぐらいで設置されたんじゃないかなとは思うんですけど、便器と便座がこんなに変わるというのも、これきれいにできないものかなと私は考えているんですよ。どこもそうなんですよね、西側も、また南側のほうのトイレもこれなんですね。お掃除はきちんとされてありますけれども、やはりこういう形ってなりますと、逆にちょっと汚れる可能性も出てきますので、ぜひともこれ、便器と便座がきちんと合うように、このUD化事業をまた県のほうで復活させていただき、それでできるような形にしていただきたいと、そう私は思います。  それで、先ほど合併特例債でということでしたけど、UD化の事業も県のほうで復活された場合に両方活用できるかどうか私にはわかりませんけど、そういった復活ができるような方向に持っていってほしいと、これは私は町にお願いして、そして県のほうに町のほうからお願いしていただきたいと思います。まだまだトイレなんか和式、洋式っていう単純に和式を洋式化するということになっていますけど、本当に簡易的なトイレというのもまあまあ見当たります。そういったところもその中に全部改良、あるいは改修していただきたいなということを私は考えております。  それと、次の11番をお願いします。これは私最後に言おうかなと思っていたんですけど、「この水は飲めません」ということでここに出しておりますけれども、やはり公共施設というのは多数の皆さんたち、いろんな方たちが使われるわけです。そういった中で、ぜひともこれを皆さんたちがトイレの前にきれいに使ってというような形での啓発というか、壁紙をつくっていただきたいと思っているんです。ぜひともこれは御検討いただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 8 ◯議長(松信彰文君)  城野社会教育課長。 9 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  中尾議員からの2回目の御質問にお答えします。  社会教育施設では、平成25年度から平成27年度の3カ年にかけて、県が実施した身近なユニバーサルトイレ設置事業費補助制度を活用して、和便器から洋便器に取りかえを行っています。内訳としまして、平成26年度に中原公園多目的広場屋外トイレ1基、平成27年度では中原体育館2基、北茂安体育館2基、三根体育館2基、農村環境改善センター2基の合計9基で、補助額としまして900千円の交付を受けたところでございます。  トイレのユニバーサル化については、さらなる整備を望む住民からの声も多いため、再整備に向けて町長からも指示を受けているところでございます。今後、計画的な整備を行うよう準備を進めていきたいと考えております。  もう一つの質問でありますけど、壁紙等を張って住民に啓発したらどうかという御意見ですけど、社会体育施設については現場の管理人や一般住民からの御指摘、御意見をいただきながら快適な利用ができるように随時対策を行ってきているところでございます。誰もが必ず利用するトイレ、快適に利用できるように議員が言われるようなきれいに使ってもらうための啓発対策を早速行っていこうと考えております。  以上でございます。 10 ◯議長(松信彰文君)  中尾議員。 11 ◯5番(中尾純子君)  3回目の質問になります。  次は12番をタブレットであけてください。これは千栗土居公園になるわけですけど、蓮の花が今は枯れております。これは北のほうから歩いてきて、そして南に向かっている歩道です。  次あけてください。これが西側から東に歩いていくところで、この先には二千年蓮というのがことしからきれいな花を咲かせて、皆さんたちも癒やされたと思います。それで、私はこの遊歩道についてなんですけれども、雨降り後とか、とにかくここは草というのもありますし、ちょっと茂ったときなど靴が汚れたりいろいろするわけですね。こういうのというのは、ここをよく散策される方からの声だったんですけれども、ここにきれいな舗装をしてほしいと。私はいろいろ聞きまして、できないかもしれないということでしたから、飛び石でもいいからしてほしいと私は思ったんですよね。歩かれるところだけでもせめてきれいにしてほしいなという考えがありました。これは、ここを歩く人たちというのは結構多いんですよね。ですから、そういったところも鑑みて、ぜひともここをきれいな舗装をお願いしたいと思っておりますけど、いかがでしょうか。 12 ◯議長(松信彰文君)  大塚産業課長。 13 ◯産業課長(大塚三虎年君)  5番中尾議員の御質問でございます3番目の千栗土居公園の遊歩道の整備についてお答えをいたします。  まず、この千栗土居公園につきましては、当該公園は住民が千栗土居や蓮池を中心にして自然に触れ合う憩いの場として、平成13年に旧北茂安町時代に整備がなされているところでございます。また、整備に伴い、およそ300年前に成富兵庫茂安公によってつくられました筑後川の洪水を防ぐ堤防を切り下げる際に、文化財として堤防が180メートル保存をされておりまして、蓮池を含む歴史公園として一体的に整備し、整備当時は山土による遊歩道がつくってあったように聞き及んでおりますが、経年により雑草が広がり、遊歩道の形跡は現在残っていない状態となっております。現在は、毎年予算を計上いたしまして、一体的に除草や伐採等の管理を行っているところでございます。さらに、現在では8月ごろに咲きます蓮の花を楽しみにしておられる方や、池の周りを健康のためにウオーキングしておられる方もたくさんいらっしゃるようでございまして、町内外を問わず多くの人に親しまれているところでございます。  さて、議員も議会等でたびたび議論され御存じのとおり、この千栗土居公園の中で蓮池南東部にあずまやがございますが、そのあずまや付近から蓮池南から西側を通り北西にある建物までには、国土交通省が管理をいたします佐賀導水路独立行政法人水資源機構が管理する佐賀東部導水路が埋設をされています。佐賀導水路とは、筑後川、城原川及び嘉瀬川を導水路で連絡する流況調整河川でございまして、洪水調節、内水排除、流水の正常な機能の維持と増進、水道用水への補給を目的とした導水路として整備をされています。また、それに並列して、独立行政法人水資源機構によって、筑後川下流用水事業のための導水路整備がされております。佐賀東部導水路につきましては、豆津にある佐賀揚水機場から水をくみ上げ、筑後川の水を佐賀平野一帯に届けるためにつくられた農業用導水路でございます。  今回、この導水路は登記簿上、池ノ渕から西へ国土交通省独立行政法人水資源機構の所有地となっており、千栗土居公園の遊歩道の西側の整備、250メートルございますけれども、については、管上の工作物について、国土交通省独立行政法人水資源機構と協議、許可が必要であると聞き及んでおりますので、遊歩道の幅員にもよりますけれども、施工が可能か国土交通省独立行政法人水資源機構と協議し、施工は許可次第となるところでございます。  方法といたしましては、公園とかでよく見かける遊歩道等についてはもちろん、カラー舗装やインターロッキングをしたところもございますが、玉砂利を敷き詰めたところもございます。今回は歩くための幅員を最小限にいたしまして、玉砂利を使用した方法等で試行的に西側をやってみたいと考えているところでございます。健幸長寿のまち、健康づくりの一環としての散歩やウオーキングを行うことからも、アスファルト等の上を歩くより土や砂、砂利の上を歩いたほうが足の裏の指圧効果もあることから、玉砂利等を使った方法での施工を検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 14 ◯議長(松信彰文君)  中尾議員。 15 ◯5番(中尾純子君)  ありがとうございます。いい方向になりますようにお願いいたします。  さて、2項目めになります。小・中学校総合学習の使い方ということで出しております。年に一回、全校生徒への、これは児童も入りますけど、情操教育の一環として映画・音楽・劇などの鑑賞をということでしております。  私はここで情操教育というのを出したわけですけれども、この情操教育って一体何ぞやということで、広辞苑で調べてみました。「感情や情緒を育み、創造的で、個性的な心の働きを豊かにするための教育、および道徳的な意識や価値観を養うことを目的とした教育の総称」ということを書かれてありました。その総合学習という中において、それぞれいろいろなさっているとは思いますけれども、それでは、情操教育というのがどういうものが入るのかなということを、これも調べましたら、道徳、美術、音楽、保健体育、福祉体験、勤労体験も、「国語については、文学作品の鑑賞などにおいて、情操教育の性格を持つものとみなされる傾向がある」ということを書かれていたわけですね。要は子供たちの感情、あるいは情緒などを育んでいく、それが情操教育だと。じゃ、情緒って何だろうと、またこれも調べたんですけど、情緒とは、ある物事について、それを思うことによって生ずるさまざまな感情のことということで、難しく、簡単に言ったにしても、要はその子供たちの個性的な部分、どういうふうに物を見て、そして体験してどういうふうに考えるかって、そういうことを育んでいく、それが情操教育だということで。総合学習の中には、そういったいろんなものを各学校でされているとは思いますけど、私は年に一回こんなことしてほしいということだったんですけど、その学校においてどういったことを今現在なさっているのか、それをちょっと教えてください。 16 ◯議長(松信彰文君)  北原学校教育課長。 17 ◯学校教育課長(北原順二君)  議席番号5番、中尾議員の年一回、全校生徒への情操教育の一環として映画・音楽・劇等の鑑賞をという御質問に対しお答えいたします。  町内の小・中学校では、全てが総合学習の時間での取り組みではございませんが、議員が提案されているような全校児童・生徒を対象とした文化的行事の取り組みは行っております。  中原小学校では、今年度は全学年を対象に音楽アンサンブルコンサート、教科としては音楽で取り組んでおります。また、平成26年度は全校児童を対象に観劇を行っております。  北茂安小学校では、平成27年度はシンガーソングライターに弾き語りをお願いし、28年度は演劇鑑賞を実施しております。  三根東小学校では、27年度は音楽鑑賞、28年度は日本古典文化鑑賞として落語を聴講しました。落語につきましては、国語科の取り組みとなっております。  三根西小学校では、音楽と学活の教科で、音楽鑑賞と演劇鑑賞を隔年で実施しております。  中原中学校では、外部には依頼しておりませんが、22年前から中学校の吹奏楽部の定期演奏会ということで、北茂安中学校と三根中学校の吹奏楽部にもゲスト出演していただき、学校間の交流を図りながら音楽鑑賞を実施しております。  北茂安中学校では、音楽鑑賞と観劇を交互に取り組んでおり、今年度は5人の楽団のスクールコンサートを実施しております。  三根中学校では、交流試聴会での取り組みとなりますが、テノール歌手のコンサートを実施しております。  このように、文化体験や鑑賞体験を通して感受性を豊かにし、人間性豊かな感性を育み、情操教育の一環とするとともに、ふだん触れない文化に触れさせる機会としております。また、内容としましては、生の音楽や本物の芸術に触れさせることがより効果があるのではないかと考えられております。  なお、取り組みのジャンルや内容につきましては、学校の裁量となっております。  以上でございます。 18 ◯議長(松信彰文君)  中尾議員。 19 ◯5番(中尾純子君)  ありがとうございます。先ほどお伺いしまして、それぞれの学校で音楽鑑賞があったり演劇があったり、また落語があったということで、落語はこれはどの教科で、国語、道徳、国語ね。ということで、考えてみましたら全てこれ教科に入るわけですよね。何をするにしても教科ということになりますよね。  佐賀県のホームページを見ましたら、佐賀県文化体験・鑑賞教室、そういった開催事業というのがなされているということでした。県のこういった文化に関する事業というのがなされているということですけれども、これについて、例えば、ことしどこか県からのそういった補助を受けてやったところとか、あるいはあるのかないのかわからないですけど、そういったところというのはあるんでしょうかね。それはそこに置いておきますけど。  これを見ましたら、プログラムリストというのがあって、この中からそれぞれの学校の適したもの、そして、その学校がこういうものを子供たちに見せてあげたい、あるいは体験させてあげたいなというものをその学校が選んで、そして、それに例えば、うまく当たれば県からの補助をいただいてできるということですよね。県からそういったものがあった場合、もちろんその学校はいいわけですけど、他の学校はまたそれぞれ違った分野でなされていると思います。しかし、この中において、音楽、劇、落語も含めてですけど、演劇、いろいろありますけれども、映画というのが出てきません。私は、映画も立派な文化だと思うんです。こういった映画を各学校に年に一回でもいいから全生徒たち集めて、そして総合学習というのは今現在75時間あるということをお聞きしました。この部分の2時間分でもまとめて映画鑑賞というのもできるんじゃないかなと思うんです。  私は何で映画を今出したかと申しましたら、皆さんも御存じと思いますけれども、昨年でしたかね、「じんじん」という映画をごらんになったと思います。これこすもす館でありましたよね。いい映画というものは、大人だけが楽しむものでもないし、子供たちが来て見ている場合もありましたけれども、やはり児童・生徒の数というのはどう見ても少なかったですね。今回もボランティアのお母さんたちが自然というか、大事にしようということで映画をこすもす館で上映されましたけれども、やはり子供たちというのは少のうございました。  こういうものをやはり、この部分ですよね、感情や情緒を育み、創造的、個性的な心の働きを豊かにするためという部分において、映画というのもいいんじゃないかなと。別に悪い映画を見せるわけではありませんのでね。そういう映画を全生徒に、1学年から3学年、1学年から6学年、それぞれ違うからと言われるかもしれませんけど、それぞれ考えはあると思います。こういったものを、7校ありますので、もう全部するとなったら大変な額になるかもしれませんけど、これを町の助成で各学校を回りながらすることができないかなと私は考えたんですよ。というのが、夢の教室なさっていますけど、これは町の助成が入っています。そういう形で総合学習をうまく使って、映画を見せて、そこで子供たちの心を育むということもできるんじゃないかなということで2回目の質問とさせていただきます。 20 ◯議長(松信彰文君)  北原学校教育課長。 21 ◯学校教育課長(北原順二君)  子供たちに対して映画鑑賞をという2回目の御質問ございますが、全児童・生徒対象の映画鑑賞をということでございますが、文化芸術鑑賞の取り組みの内容の決定につきましては、学校長の裁量の範疇になっておりますし、近年ではDVDが普及したことにより、身近に映画等を見ることができるようになったため、学校での映画鑑賞は少なくなっているようでございます。ただし、人権集会や平和集会等で教育の目的を達成するための教材として部分的に映像を使用されることはあっております。映画、音楽、劇等の芸術鑑賞についても教育的目的があり、学年により向き不向きのある映画鑑賞、全学年全てを対象に実施することはやりにくい面があるようでございます。特に小学校では1年生から6年生までに年齢差がありまして、子供たち全学年が一緒に鑑賞する映画よりも発達段階に応じた適切な教材を活用することのほうが学習効果があると感じております。  なお、芸術鑑賞につきましては、佐賀県の補助事業等を活用しながら限られた予算の中で工夫をしながら学校のスケジュールの中に取り組まれるところでございまして、今後も今まで同様の形でやっていきたいと考えております。  以上です。 22 ◯議長(松信彰文君)  中尾議員。 23 ◯5番(中尾純子君)  話を聞きましたら、映画というのはやりにくいと、発達段階においてですね、子供たちもそれぞれですから、それを本当にわかるかどうかやりにくいということでしたけど、まあ子供たちというのは結構賢いと思いますよ。いろんな場面においてでも、その子一人一人がですね。1学年だからといって、1学年だけの頭の中かといったら、そうではない子たちも結構いますのでね。だから、発達段階というのはひっくるめて言えばそうなるんでしょうけど、でも私は、そういった映画を見せることもいいんじゃないかと。情操教育の一つになるんじゃないかなと思います。こういうことというのは、今私がここで言ったからって、うん、そうですねというわけにはいかないと思います。ぜひ教育委員会の委員さんたちにこれを持っていってほしいと思います。そして、また学校も、相手は学校ですので、ですから学校でどんなふうに考えていらっしゃるのか。どうしても映画はだめなのか。DVDで映像を見せるということもたやすいかもしれませんけど、あの大きなスクリーンで同じものを見るということは、やはり何か心に残っているものがあります。だから、ぜひとも前向きな検討をお願いしたいと思います。 24 ◯議長(松信彰文君)  北原学校教育課長。 25 ◯学校教育課長(北原順二君)  3度目の質問でございますが、情操教育は芸術鑑賞などの文化的行事に限ったことではなく、音楽、学活、国語、体育などほかの教科と横断的に組み合わせた総合的な学習の時間で取り組むこととなります。取り組みに当たっては、各学校の教育目標や課題解決に合わせ、学校長の裁量により実施されることにより教育効果があるものと考えております。  町におきましても、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」や交流試聴会の中でも、芸術文化講演など情操教育の一環となる取り組みを実施しているところでございます。  また、今年度は三根西小学校では九州電力ラグビー部のタグラグビー普及活動、タグラグビー教室に取り組み、中原小学校や北茂安小学校では暗闇のソーシャルエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」など、他の制度事業や関係団体の御協力により取り組んでいるものもございます。  議員が言われるような情操教育の効果が十分にあるすばらしい映画であれば、児童・生徒の心の成長や物事を考えるきっかけになるものとも思います。映画鑑賞についても取り組みの対象とする余地は十分にあるものと考えております。  いずれにしましても、議員が言われている情操教育の充実につきましては、学校長が主体となって取り組んでいくこととなります。この点を尊重しながら、今後も制度事業や各団体の協力を得るなど、地域ぐるみでの取り組みを図りながら、子供たちの心や情緒を豊かにする教育に引き続き取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いしたいと思います。  以上でございます。 26 ◯議長(松信彰文君)  中尾議員。 27 ◯5番(中尾純子君)  前向きによろしくお願いいたします。
     さて、3項目めに入ります。この3項目めは乳がん術後の患者さんたちのケアについてということで質問させていただきます。  乳がん患者さんって一くくりに言ってしまいますけど、いろんな乳がんのがんの場所によっても違ったりもします。私は、がんで友達も亡くしました。最近30代の子がやっぱり亡くなっちゃいましたね。私はつらいんですけれども、この乳がん患者さんたちの術後、そのときに片方だけ乳房を切らなければいけない。あるいは全適しなければならないということを考えたときに、やはり若いお母さんたち、あるいはお嬢さんたちだったら本当に精神的に苦しいだろうなと、それは皆さんも察知されると思います。私は友達、亡くなっちゃったわけですけれども、その子が言っていたんですけど、片方だけだったんですけどね、やっぱりもう片方あったらよかったねということを、本当に3年、切ってから3年たったんですけれども、そのときに友達が言った言葉なんですけど、もう片方きちんとしたものがあれば友達と温泉に行ったりすることもできるんだけど、家族には見せられても他人にはやっぱり見せられんねというふうな話とかしたわけです。そのとき私は全く経験がないから、やはり女性にとっておっぱいというのはちゃんと2つあるべきものだと思っていたのが突然病気によってなくなるということはどんな気持ちだろうなって考えました。それから20年近くたったわけですけど、その後私は病気になって、そのとき本当に、別の病気とはいいながらもやっぱり女性のつらさというのを感じました。  今回ぜひとも、このおっぱいがなくなった人たちに対して、これは医療でちゃんと健康保険の医療費適用になるということはわかっております。しかし、術後の後のまた乳房再生ということを考えたときに、やはり金銭的に負担がかかるという部分がございます。ですから、何としても町から少しでも補助がいただけたらなということを考えたわけです。  それともう一つは、乳房の再生はしなくてもシリコンというか、形のいいものをおっぱいにつけて、それをちゃんと支える補正下着、普通の一般の下着じゃこれは難しいんですね。こすれたりいろいろするということで、とても痛いということを言われました。ですから、そのための補正下着、そういうものをぜひ町で補助していただけないかなということで今回の質問を取り上げました。ぜひ前向きにお願いいたします。 28 ◯議長(松信彰文君)  古賀健康増進子ども未来課長。 29 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)  中尾議員の御質問でございます乳がん患者への術後のケアとしての考えはあるのか。乳房の切除など外見の変化の悩みを抱える患者への負担を軽減するため乳房再建や補正下着の助成をという御質問にお答えさせていただきます。  昨年の新聞報道にありましたように、がん患者に対する就労を国が支援し、患者が仕事と治療を両立させやすい環境を整備することとなっております。そのことを踏まえ、みやき町としては乳がん患者の方の精神的な負担軽減を図るために医療用補正下着等で普通に外出でき、気持ちも明るく前向きに健康で元気に安心して暮らせるように今後前向きに検討を重ねていきたいと考えております。  なお、日ごろがん患者さんの療養生活におかれましては、大変な心身の負担がおありかとお察しいたします。  さて、乳房の切除などの外見の変化の悩みを抱える患者への負担を軽減するための乳房再建や補正下着の助成についてでありますが、国内では鳥取県が平成28年4月から、がん患者の社会参加応援事業で抗がん剤治療による脱毛や乳がん手術による外見上の変貌をとどめることで、がん患者の心理的負担を軽減し、療養生活の質を向上させるために、全国で初めて補正下着の購入、またはかつらを上限20千円として補助をしております。鳥取県の10月末時の申請が90件あり、かつらが8割、下着が2割であったようです。乳がんの術後の患者さんにおいては、乳房の形態の変化や手術の影響により社会進出及び外出等において精神的・身体的に大変な苦痛を感じられていることと思います。乳がんによる乳房再建のための手術の費用は、平成25年7月に健康保険適用となり枠が広がっております。その後の療養において、医療用のパットや人工乳房、乳房補正用の下着の購入が必要となり、特殊性のもので10千円から600千円ぐらいするために、個人の財政的負担もあり、購入をためらう人も多いと思われます。  山形大学の調査により、がん患者と仕事の両立を行うに当たり、4人に1人の社会人が依願退職するか解雇されている状況です。よって、治療期間が終わっても社会復帰が難しい。また、外見の補正にかかる費用が高価で非常に困ったという声に対し、県と市町村で折半を行い、最大で10千円を負担する補助をしている状況です。  みやき町においても、国民健康保険の疾病分類別医療費5月分によりますと、233人の方ががんの治療をされており、うち29人の方が乳がんの治療をされておりました。  その他の保険を合わせますと、相当数のニーズがあるものと思われます。みやき町として、健幸長寿のまち宣言にある子どもから大人までの全ての人々が生涯にわたって健やかに幸せに暮らすための基本であり、がんにかからないことが第一ではありますが、がんにかかった方の自立のための社会参加支援を行うことも町の健康施策の一つと考えております。  みやき町では、平成28年4月から抗がん剤治療の副作用による脱毛により、かつら購入費の補助を開始しました。11月末現在で4件の申請があっております。これからも女性に優しいまちづくりを目指していきます。  以上でございます。 30 ◯議長(松信彰文君)  中尾議員。 31 ◯5番(中尾純子君)  どうもありがとうございました。前向きにこれが実施されるようにお願いいたしまして、私の一般質問は終わらせていただきます。 32 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして、通告第9号、5番中尾純子議員の一般質問を終わります。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認め、休憩いたします。                 午前10時24分 休憩                 午前10時40分 再開 34 ◯議長(松信彰文君)  休憩中の本会議を再開します。  通告第10号、2番平島和則議員の一般質問を許可します。平島和則議員。 35 ◯2番(平島和則君)  議席番号2番平島和則です。通告10号により一般質問を行います。  今回の質問は2項目です。1項目めは庁舎の空きスペースの有効活用について、2項目めは児童館についてです。  まず、1項目めの庁舎の空きスペースの有効活用についてですが、現在、本庁舎、みやき庁舎は防災センター・行政棟として建設中であります。三根庁舎、中原庁舎の分庁方式をとってありますが、業務が分散され、空きスペースと言っていいんでしょうか、利用されていないスペースが出てきております。  そこで、次の3点について質問します。  1点目、中原庁舎1階ホールの利用状況と今後について。2点目、三根庁舎の議場がコールセンターとして活用されることとなった経緯、これは3番議員の質問と重複するところでありますが、再度答弁をお願いしたいところです。3点目、防災センター・行政棟完成後、平常時、町民に開放をされるのか。  以上の3点であります。  2回目の質問と2項目めは自席にて行います。お願いします。 36 ◯議長(松信彰文君)  秋吉保健課長。 37 ◯保健課長(秋吉寛司君)  通告10号、2番平島議員の御質問にお答えを申し上げます。  1.庁舎の空きスペースの有効活用について。  1)中原庁舎1階ホール利用状況と今後についての御質問について保健課より御答弁申し上げます。  まず、中原庁舎の建設につきましては、平成9年11月に旧中原庁舎として、行政情報、図書館情報、商工情報を集中する情報の森構想の実現を目指し、伝え合うのは大切な心と心、全ての人々に開かれた自由空間をということをコンセプトとして、図書館、商工会館と一体となった複合施設として建設をされました。また、心温まる交流の場として、町に住む全ての人々に開放する施設として、特に御質問の町民ホール、庁舎南玄関前の町民プラザについては、広く各種展示会、集会、ミニコンサートなど、行政、住民の皆様との相互連携による多彩なイベントに御利用いただいているところでございます。それに各種会議室、研修室の使用についても、平日はもとより、夜間、休祝日も各種団体の会議に御利用いただいているところでございます。  ちなみに、最近の町民ホール、庁舎南玄関前の町民プラザの利用実績といたしましては、風の子合唱団の練習、ハロウィンコンサート、クリスマスコンサート、大正琴の発表会、校区老人クラブのバザー、平成17年より行われております町内有志による組織されたJ-Styleによる庁舎イルミネーション、光のミラージュ等の多彩なイベントに利用されており、平成27年度実績で27件の実績があり、多数来場者もいただいているところでございます。また、平常時は小・中学生の交流の場として、また、電車通学の高校生、通学支援バス利用者の待合所として利用をされております。  一方、会議室、研修室の利用実績としましては、行政組織の会議はもとより、各種公益団体、民間の会議、打ち合わせ等に利用され、平成27年度実績では各種会議室利用56件、研修室51件となっております。  また、中原庁舎の利用につきましては、みやき町庁舎管理規則及びみやき町行政財産使用料条例に基づき、使用許可、使用料の徴収を行っております。  なお、町民ホールにつきましては、使用料は無料となっております。  今後の活用につきましては、心温まる交流の場として町に住む全ての人々に開放する施設として、現在利用されている各種団体の展示会、集会、ミニコンサートなど、利用促進を図るための周知、広報を行い、さらなる利用拡大を図っていきたいと考えております。  以上、御答弁申し上げます。 38 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 39 ◯企画調整課長(弓 博文君)  おはようございます。平島議員の御質問に対し2番の部分、三根庁舎議場がコールセンターとしてということで、そちらのほうの部分を答弁させていただきます。  三根議場につきましては、さきの田中議員の答弁と重複する部分がございますが、これまでの経緯について御説明申し上げます。  合併当初から庁舎や議場等の活用法につきましては検討してまいりましたが、中でも三根議場においては、平成13年1月に完成し、比較的新しく、居住性も快適なものにもかかわらず、円形議場という特殊なレイアウトのため、これまで事務所として貸し出すことはなく、不定期なイベントスペースとして年数回利用されるにすぎませんでした。また、段差もあり、広く活用するには全てを除去し、フラットにする必要がございましたので、その工事費等が多くかかることになります。このような状況は本町だけでなく、合併市町村の大きな悩みとなっているところでございます。  先日、KBC九州朝日放送において、福岡県の議場の利活用を調査されており、倉庫、書庫、会議室、あとはホール、そういったオフィスといったぐあいに変化をしておりますが、使用しないでそのままの状態で放置しているという回答も多くありました。実際に多くの費用がかかるということでございますので、そこら辺がネックになっていることだと思っております。実際に大分県の杵築市では136,000千円をかけて議場を改修されているという報道もなされております。  また、本町と同様にコールセンターとして利活用されているのが、3町が合併して発足した新潟県南魚沼市であります。旧塩沢町の議場を東京に本社がある大手宅配便の企業のコールセンターとして姿を変えております。オペレーターが議席や執行部席に座り、東京都内のお客様からの宅配便の申し込みや問い合わせに電話で対応されており、議長席からは総括担当者が全体を見渡されているという報道がなされております。  本町としても三根議場をそのままの状態で活用できないか広く提案を求めるために、公募型プロポーザルの実施公告を9月16日に行いましたところ、地方行政と連携した地方優良企業への投資並びに事業開発コンサルティングを展開するDDインベストメント株式会社より提案の申し出があったことは10月4日の議会全員協議会でも報告させていただいているところでございます。これにつきましては11月4日に議会全員協議会において、提案会社の松田社長より直接プレゼンテーションをしていただきまして、また、11月21日は、先ほど申し上げましたKBC九州朝日放送局のニュースピアという番組の中で、合併市町村の議場の取り扱いについてみやき町の特集で放映されたところでございます。  現在の進捗状況につきましては、松田社長が出資する新会社の設立準備をされているところでございます。  なお、12月14日に町長が上京いたしまして、佐賀県とともに埼玉県に本社を置く企業の誘致活動を行った後、松田社長と詳細についての協議を行う予定にしております。  以上でございます。 40 ◯議長(松信彰文君)  本村総務部長。 41 ◯総務部長(本村国彦君)  皆さんおはようございます。それでは、3点目でございます。防災センター・行政棟の完成後の利用についてというような御質問をいただいております。  みやき町防災センター・行政棟につきましては、本定例会において議案第54号でみやき町防災センター設置条例の制定についてということで議案を上程いたしております。その条例の中で設置の目的は、大規模災害時の活動拠点として町民の安全と安心を確保し、迅速な対応を図るとともに、住民サービスの向上に資するためというようなことでしているところでございます。大規模災害時には防災センター内に災害対策本部を設置し、警察、消防、自衛隊、消防団等が迅速に災害活動を行うことができるような災害時の活動拠点とすることを最大の目的といたしているところでございます。  また、通常はみやき町庁舎として使用しておりますので、防災センター・行政棟はこれまでのみやき町庁舎と同じような取り扱いを考えているところです。そのため、防災センターの町民ホールには、限られたスペースではございますが、展示用のショーケースやピクチャーレールを設置いたしておりますので、その部分についてはこれまで同様、文化作品等の展示及び町内特産物のサンプル展示ができるようなスペースを一部確保いたしております。町民の皆様が利用できるような施設ということになっております。  また、防災センター設置条例には、防災センターが担う事業として、防災に関する意識の啓発及び知識の普及に関することとしておりますので、防災対策に関する啓発、講習会や非常食の炊き出し研修などを町内の各種団体が行われるときには、防災会議室や町民ホール、調理室等を利用していただきたいというふうに思っております。  さらに、防災センターには北と南に玄関がありますが、その南玄関から入った町民ホールに防災・減災のための啓発コーナーとして、みやき町地域防災計画や洪水ハザードマップ、土砂災害危険区域図、その他災害関連資料などを自由に閲覧できるようなコーナーを設け、防災意識の啓発に努めたいというふうなことを考えているところでございます。  以上でございます。 42 ◯議長(松信彰文君)  平島議員。 43 ◯2番(平島和則君)  それぞれの部署のほうからの答弁ありがとうございました。  まず、中原庁舎、この1階のホールが旧中原町時代のコンセプトというんですか、伝え合うのは大切な心と心、全ての人々に開かれた自由空間ということをきょう初めて聞きました。  ここで写真をよろしいですか。     〔プロジェクターにより説明〕  これが平常時の中原庁舎の1階ホールですね。非常に明るくて、広くて、そういう一方、閑散としたところがあると思いますが、秋吉課長からの報告にもありましたように、先週土曜日ですね、J-Styleによる庁舎イルミネーション、光のミラージュの点灯式がございました。それで、その前に先ほどの写真のホールの中でクリスマスコンサート・inみやきということで、風の子合唱団、リンガーズペガサスの合唱、それと、演奏があっておりました。これ写真を撮っておったんですが、ちょっとミスで、ありませんので。3番が南側の光のミラージュの点灯後の写真でございます。クリスマスコンサートも人が多くて、非常に子供たちのハンドベルも毎年上達しているところで、この光のミラージュについてはもう12年目ということで、当初は電飾もそんなになかったような気がするんですが、毎年、電飾の数もふえてきまして、12年間全く雨が降っていないということでお聞きしております。  それと、ここにも秋吉課長からも言われましたように、有志の方々が集まっての手づくりのイベントになっております。こういうのを心温まる交流の場、町に住む全ての人々に開放する施設という、こういうことでますます広報活動をしていただきたいと思っております。  それと、2点目の三根庁舎の議場の活用なんですが、田中議員の答弁の中で、町長が、ネット学校、それと、ビジネススクールということをちょっと言われたと思います。12月14日に松田社長と打ち合わせをされるということで、こういうネット学校とか、ビジネススクールとか、この中原庁舎の1階の町民ホールでフリースクールみたいな感じで公開講座、町民の方々に無料で公開講座あたりを計画されたらいかがかなと私は思っております。  それと、3点目の防災センターの平常時の有効利用、部長がおっしゃったように、そこまでもう既に計画が進んで、もう開館と同時にそういう防災に関する展示物、それと、啓発運動ができるような施設として考えてあるということは、今までは建物のことしか考えていなかったんですが、そういう活用の方法を既にもう考えられている、もう既に実施はされるということをお聞きして、町民の方々にも広く伝えていきたいと思っております。  大規模災害の活動拠点として町民の安全と安心を確保し、迅速な対応を図るとともに、住民サービスの向上に資するためということをおっしゃいましたが、まさに住民サービスに重点を置きつつ、大規模災害、これは常に意識をしておかなければいけない状況に現在なっていると思います。熊本地震を例にとりましても、佐賀平野北縁断層帯を抱えているみやき町の中で、やはり大規模災害について常に意識しておかなければいけないと思います。その施設としてのあり方について町民の方々に広くお知らせ願いたいと思います。  この3庁舎の有効利用について共通するのが町民のサービスということで、それぞれ中原庁舎、三根庁舎、そして、防災センター・行政棟、この3カ所になると思うんですが、その有効活用については、まず、三根庁舎の議場のコールセンターの前に、子供たちが議場の中を自由に遊べるように、段ボール等で子供たちが工夫して、あれはたしか保育園の子供だったと思うんですけど、子供たちが集うような催し物もされたと思います。そういう住民の方々の意見ということも広く取り入れながら、空きスペースという言い方がちょっといいのかどうかはわからないんですが、遊んでいるスペースについてもう一度考えていただきたいと思います。ネット学校、ビジネススクールということも非常にいいことだと思いますので、ぜひそれを進めていってもらいたいと思います。  それと、三根庁舎の1階はティアラとして、皆さん御存じのように、毎日子育てのお母さんたちが悩み相談や情報収集で集まっておられます。三根校区については若い方々が今後ますますふえていくとは思われますので、そちらのほうの有効活用についてもまた一度考えていただきたいと思います。  それぞれの活動について再度答弁を求めます。 44 ◯議長(松信彰文君)  秋吉保健課長。 45 ◯保健課長(秋吉寛司君)  今後の中原庁舎の活用につきましてでございますが、答弁が繰り返しになるかと思いますが、中原庁舎建設時のコンセプトにもありますように、心温まる交流の場として、町に住む全ての人々に開放する施設として、現在利用されている各種団体の展示会、集会、ミニコンサートなどの利用など利用促進を図るための周知並びに広報を行い、さらなる利用拡大を図っていきたいと考えております。  以上、よろしくお願いします。 46 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 47 ◯企画調整課長(弓 博文君)  平島議員の2回目の質問に答弁させていただきます。  確かにネット学校、ビジネススクールというお話がございました。それで、中原庁舎の1階のホールでフリースクール、公開講座をというお話でございますので、貴重な御提案をいただきましたものですから、いろんなアイデアをお持ちですので、松田社長と協議させていただいて、いろんなアドバイスを受けてみたいということで考えております。  それと、あと議場について、今回、コールセンターということになりますけれども、以前は子供のイベント等が年に数回ございました。確かにおっしゃるように、段ボールを使ったイベントも実際開催されています。これにつきましては、今後、松田社長、それと、あと子育て支援の拠点になっておりますティアラも含めたところで、いろんな状況を探っていきたいというふうに思っております。お互い支障がないようにバランスがとれるような状態で活用できればというふうに思っておりますので、その辺を協議させていただければと思っております。  以上です。
    48 ◯議長(松信彰文君)  本村総務部長。 49 ◯総務部長(本村国彦君)  先ほど災害復旧の中心的災害対策本部の設置場所というふうなことで、防災センターは重要な役割を果たします。それと同時に、みやき町庁舎として活用をするわけなんでございますけれども、調整をしながら、その事務に支障がない範囲で町民の方への供与というようなことも今後ずっと考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 50 ◯議長(松信彰文君)  平島議員。 51 ◯2番(平島和則君)  それでは、2項目めの児童館についてです。  現在、常駐の館長が不在でありますが、児童館の運用は大丈夫なのか、子供たちの安全の確保、こども未来センターの職員の負担等、状況について答弁お願いいたします。 52 ◯議長(松信彰文君)  古賀健康増進子ども未来課長。 53 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)  平島議員の2項目めの質問にお答えいたします。  児童館について。現在常駐の館長が不在だが、運用は大丈夫なのか。安全の確保、こども未来センター職員の負担等との御質問でございますけれども、みやき町児童館についてでございますが、児童館については平成25年度に建設を行いまして、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、情操を豊かにするためとして、平成26年度に開館いたしました。  日曜、祝日、8月13日から15日まで及び12月28日から1月4日までの日を除いた、午前9時から午後5時までの開館となっており、多数の方々に御利用いただいております。  利用者状況といたしましては、平成26年度は5,538人、平成27年度は5,213人、平成28年度は11月末現在で既に5,626人となっており、今年度は大幅な利用者の増加であります。主に乳幼児とその保護者の利用が多く見られ、町内の利用者は約50%で、町外利用者も約50%で推移をしております。  また、現在は児童館事業としまして子供と保護者のコミュニケーション的な支援活動を行うとともに、子育て世帯の保護者間交流を図っていただくことを目的として、バルーン教室、ベビーマッサージ教室、リトミック遊戯教室、この3つの教室を開催し、各教室で月平均15人程度の参加者があっているところでございます。  さて、御質問の児童館の館長でございますが、みやき町児童館設置条例施行規則の第2条第1項におきまして、児童館に館長、児童厚生員を置くとなっております。児童館ができた当初は専任の館長を配置して運営がスムーズにできておりました。その後、しげやす児童クラブの児童も利用するようになってきましたので、今年度においては館長はしげやす児童クラブの室長が兼務を行っております。児童厚生員については3名を臨時職員として任用し、シフト制におきまして、うち2名が出勤を行いながら児童館事業に取り組んでいるところでございます。  しかしながら、館長、児童厚生員が他の公務のため、また、家庭の都合や体調不良等による休暇等により、不在の場合もあります。この場合においては、子ども福祉担当の職員が、担当職員の通常業務に支障を発生しないように、職員間で交代などを行い、児童館の事務作業を補完しながら対応をしているところでございます。  また、児童館では季節に応じた飾りつけやイベントを実施しております。春のこいのぼり、夏のプール及びテント、冬のクリスマスなどです。これらの準備につきましても手が足らないときには職員が手助けするなどして、業務に支障のないようにしております。  安全の確保についてですが、毎日、施設全体のふぐあい等に気をつけ、事故やけがが発生しないように点検を行っております。万が一修理等が発生した場合は迅速に対応するように心がけております。また、利用者の衛生対策として積極的に消毒液等による衛生管理を行っております。以上のようなことを各職員及び児童厚生員に徹底し、安全の確保に努めております。  また、児童館としげやす児童クラブは渡り廊下でつながっており、毎日、約20人のしげやす児童クラブの児童が児童館を利用しておりますが、この際、安全確保のため、しげやす児童クラブの支援員の付き添いをお願いしているところでございます。  今後につきましては、児童館としげやす児童クラブの連携が密にできるような館長の配置を考えております。  以上でございます。 54 ◯議長(松信彰文君)  平島議員。 55 ◯2番(平島和則君)  答弁ありがとうございました。  この館長が不在ということが11月2日、民生福祉常任委員会の現地視察でわかったわけなんですけれども、今、課長がおっしゃいましたように、11月現在で5,626人の児童館の利用があるということで、本当に館長がいなくて、今、安全の確保が滞らないような児童厚生員、臨時の職員が3人、それと、子ども福祉担当のほうから臨機応変に対応しているということでした。これは私も土曜日、10日に児童館に出向いていったわけなんですが、     〔プロジェクターにより説明〕  児童厚生員の方々によるクリスマスの飾りつけだと思いますが、子供たちが喜んで遊べるような工夫も凝らしてあります。  それで、ここで取り上げたのが、私が心配しておったのが、しげやす児童クラブですね、そこの子供たちが児童館に来て右往左往しているんじゃないかなということで土曜日に伺ったわけですが、今、土曜日は児童クラブから児童館へは入れないということでした。ですから、土曜日は子供の数が30人ぐらい来てあったみたいです。3時過ぎにはもう全て帰られたみたいで、私が行ったときには静かなもんでした。  それと、もう一つ心配なのが、ふれあい広場にできましたみやキッズパークですね。こちらの利用も非常に多いということで、土曜日も結構、久留米から来たという方もいらっしゃったんですが、そこの管理というのが子ども未来課なのかなとは思うんですが、そこで児童クラブの子供たちも児童館に寄ってくる、それと、ふれあい広場に来られた方も児童館に立ち寄られるということもあると思うんですよね。そこで、通常2人の児童厚生員の方、それと、児童クラブと兼任の館長を置かれるということで、これ非常に課長みずからの荷が重くなるんじゃないかなと思っているんですよね。ですから、8番議員、牟田議員のほうから四季彩の丘みやきでの事故のことをおっしゃいましたが、本当に子供はどんな動きをするのかわからない、突発的な事故があるかもしれないというところで、やはり専任の館長を置かれたほうが安心して児童館、それと、児童クラブ、それと、みやキッズパーク、これをそれぞれ安全に見守られるんではないかと思いますが、それについていかがでしょうか。 56 ◯議長(松信彰文君)  古賀健康増進子ども未来課長。 57 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)  平島議員の2回目の御質問に答えさせていただきます。  専任の館長を置くことによりまして、児童館、しげやす児童クラブ、今度できましたふれあいキッズパークの管理、安全面においても十分にできるのではないだろうかという御質問でございますけれども、まず、現在のしげやす児童クラブの室長の勤務状況でございますけれども、午前中は児童館に配置をいたしまして、午後からは放課後児童クラブのほうに配置をしております。児童館が開館した当初の平成26年度は専任の児童館長を配置して運営がスムーズにできておったわけでございます。しかし、その後、児童館としげやす児童クラブの相互利用が多くなりました。このようなことから平成28年度においては児童クラブ室長と児童館長を兼務していただいているところでございます。  土曜日の勤務状況ということでございますけれども、室長と児童厚生員3人が、今、児童館のほうに勤務している、4人のローテーションというふうになっておりますけれども、そのうち2人の勤務体制で児童館の運営をしているところでございます。これは常時2人以上の遊びを指導する者を置くようにという県からの指導によるものでございます。  また、土曜日の児童館の利用者が非常に多いために、議員言われましたとおり、しげやす児童クラブの利用については安全面を考慮いたしまして今現在は制限をさせてもらっているところでございます。  そのような中で、児童館としげやす児童クラブの施設は別棟ではございますけれども、建物間はテラスになっておりますので、その渡り廊下でつながっておりますので、行き来できるようになっております。放課後児童クラブを利用する児童たちは児童館の図書コーナーで読書をしたり、創作活動室で学習をするなど利用するようになってきております。また、小学校の長期休業中におきましても、DVDの観賞や紙クラフト教室などを行っておりまして、多くの児童が利用するようになってきております。  このように児童館としげやす児童クラブ、この2つの連携を考えた場合は、現在のように兼務での配置が望ましいと考えるわけでございます。しかしながら、安全面ですね、先ほど議員が言われましたとおり、安全面につきましては十分に注意してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 58 ◯議長(松信彰文君)  平島議員。 59 ◯2番(平島和則君)  3回目の質問になります。  今、課長のほうから答弁いただきましたが、今、機構改革で手続関係が1カ所で済むようにということで健康増進子ども未来課が設置されたわけですが、今、さらっと課長のほうが答弁されましたけれども、館長、それと、児童館クラブの室長、これを兼務ということで、それを統括するのが課長の仕事ですよね。私、去年の12月議会において、職員の方々のストレスチェックを実施しているかということを質問させていただきました。健康管理ということで非常に課長のほうに負担が来るんじゃないか、実際に今の話を聞いていたら、とにかく何十人もの子供さんたち、目が離せない子供たちが大勢来ている中で、非常にストレスもたまってあるんじゃないかなということも思われます。  それぞれの室長と館長がいて、行き来もして、やりにくいところもやはり出てくるとは思うんですが、そこのところを厚生員の方々もローテーションを組みながら、そして、子ども福祉担当のほうからお手伝いに来る、そういう休暇のやりくりとかも大変になってくるとは思うんで、もう一度そういう、課長のほうから自分の健康管理のことはなかなか言いにくいとは思うんですが、ここで井手民生部長、どういうふうにこども未来センターの職員の方々のことを考えられているのか。今後、室長、それと館長のことをどういうふうにするのかということを部長のお考えをお聞きしたいと思います。 60 ◯議長(松信彰文君)  井手民生部長。 61 ◯民生部長(井手康幸君)  議席番号2番平島議員の3回目の御質問でございます。  ただいま現在、室長と児童館長を兼務としておりますが、これは先ほど課長も申しましたとおり、お互いの連携を密にできるようにということで配置をしているところでございます。  行政の日々の業務につきましては、年々、複雑多様化してきており、業務も多くなってきております。限られた職員の対応では業務の兼務というのも避けては通れないものだというふうに考えております。  しかし、その中においても業務量に応じて適切な職員配置、また、受け持ちの担当の業務との適切な配分というのも常日ごろから心がけているところではございます。それでも、各職員の受け入れができる許容範囲には差があるため、職員の健康管理の問題も当然出てくると思います。職員の健康管理につきましては、まず、職員環境づくりをどのようにするかということになると思いますが、これにつきましては自分の健康状態というのは自分でしか把握できないというのが実情でございますので、まずは、部下が上司に相談しやすい環境や雰囲気、これを整えることが重要なことではないかというふうに考えております。  したがって、日常的に部下からの自発的な相談に応じる体制づくりということに今後努めていかなければならないというふうに考えております。  また、上司も部下に対し積極的に声かけなどを行って、心の健康問題などについても早期発見とか、適切な対応を行っていく必要があるのではないかというふうに考えております。  業務量が個人の許容範囲を超えてまいりますと、自分では気づかないうちにストレスがたまってくることもございますので、みずから定期的にストレスのチェックをすると。今現在、本町におきましては職員の夏の健康診断のときにストレスチェックというのを実施されております。こういったことで自己管理を行うことは言うまでもありませんけれども、それと同時に、管理職も最近クローズアップされてきておりますメンタル不調のサポーター研修というのがございますので、そういった研修などを積極的に受講するなどして、個々人が発する危険信号を酌み取るような力もつけながら、特定の人に荷重がかかっている場合には業務分担の見直しなどを適宜実施するなど、職場全体としてストレスを軽減して、明るい職場づくりを推進するように心がけていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 62 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして、通告第10号、2番平島和則議員の一般質問を終わります。  通告第11号、11番宮原宏典議員の一般質問を許可します。宮原宏典議員。 63 ◯11番(宮原宏典君)  皆さんお疲れさんです。通告11号、議席番号11番宮原宏典です。通告に従いまして質問をいたしていきます。  今回は2項目を質問いたします。  1項目め、定住促進にスマートインター建設をということで質問いたします。  平成25年、平成26年12月の定例議会において、合併特例債で百年の計を持ってスマートインター建設に取り組み、企業誘致にということで質問させていただいておりました。執行部は何を根拠に15億円相当かかる、現在は道路整備が山積しているので、解決に傾注していきたい、佐賀国道事務所との要請活動も打ち合わせもなくお断りでございました。平成25年10月1日に佐賀県首都圏本部から鳥栖の山浦のスマートインターが余り積極的でないので、県からみやき町でスマートインターを検討したらとアドバイスを受けたという答弁もしておられる中で、便益よりも費用が高くなる可能性が極めて高い、要件をクリアできないというので、庁内で結論を出した。現実には整備局とは十分検討もしないで事業に取り組まないというのが答弁でした。  そういう中ですので、スマートインター建設については再度の質問はしないつもりでおりました。しかし、年寄りの冷や水でございます。現実に企業誘致が契約できても、交通問題、不便性、高速インター乗り入れの不便さから、解約されたと報告を受け、鳥栖市は3号線を生かし、高速長崎道山浦パーキングエリアに2カ所に精力的に誘致活動が報道されております。特例債は平成31年で終わります。今だからこそ経済成長に恒久性のあるスマートインター建設に力を傾注すべきではないか。  合併の目的は何だったのか。何のための特例債なのか。     〔プロジェクターにより説明〕  形のあるものから生み出す事業としてスマートインターをすべきで、この航空写真も撮っておりましたが、航空写真でわかるように、綾部香田地区の宝の山を生かすべきではないかと、他の市町村にない立地条件だと思っておりました。  スマートインターの質問は3回目になります。第1回目は平成25年の12月です。当時は福岡の鞍手、みやまのインター、佐賀県では小城市でスマートインターが取り組まれて、来年は開通になることと思います。この事業は2012年、平成24年高速自動車道の追加インターチェンジジャンクションの施工命令に閲覧がありましたので、当時は鳥栖市山浦インターが進まないと聞いておりましたので、佐賀国道事務所長に時間をつくっていただき、当時の佐賀国道事務所長は福岡のほうの九州整備局のスマートインター担当歴任者であり、経験十分な熟知したお方でした。この平成25年当時のスマートインター建設の背景は、日本の高速道路のインターチェンジの距離の間は平均10キロメートルと長く、高速道路が通過するのみの市町村があることから、目的として高速道路利用者の利便向上、地域の活性化、物流の効率化等を目的でインターチェンジのない市町村を高速道路が通過するだけでなく、発展を促すために整備に重点を置くとあります。当時の所長はみずからマップを広げて指導していただきました。町長は、綾部香田は土地の軟弱と15億円工事費、費用対効果を理由に断念されました。15億円は特例債140億円の1割で、合併のあかしとして形あるものから生み出す事業に取り組むべきではなかったかと思います。また、五ヶ山ダム道路整備にちなみ、アクセスアップを図るためにも、大きな役割を果たす事業と期待をいたしておりました。  小城市長はスマートインター建設の公約をして当選されています。来年から開通する予定と先ほどから申しますように聞き及んでいます。  私は今回の一般質問に当たり、佐賀国道事務所に平成25年当時と変化がないのか、現所長に指導を受けましたが、現状では予算がつかない状況で、また、オリンピック事業等もなっていくので厳しくなっていくではなかろうかという残念な指導でございました。ただ、望みは、鳥栖-大和インターチェンジ間が無料化になれば、川久保線は渋滞しているので、望みはあるんじゃないか。しかしながら、鳥栖山浦ができれば、望みが薄くなろうということで大変残念でなりません。  このような形でございますので、今後の道路行政はどうしていくのか。それと、合併特例債は企業の誘致に今以上に事業に使うべきでないのかということを1回目の質問として終わりたいと思います。あとは自席でもって終わらせていただきます。 64 ◯議長(松信彰文君)  福島まちづくり課長。 65 ◯まちづくり課長(福島隆二君)  11番宮原議員の1項目めの定住促進にスマートインター建設をということで、県道早良中原停車場線、綾部香田、西部環境組合一帯をスマートインター建設計画設置し、定住促進、企業誘致を図るべきとの御質問ですが、スマートインターにつきましては、先ほど議員もおっしゃられましたように、平成25年の10月に佐賀県首都圏営業本部から話を聞いて、その後、情報収集を行ったところでございます。スマートインターを設置することにより、国道34号線や県道佐賀川久保鳥栖線の渋滞緩和、また、企業誘致や定住の促進、さらには、地域防災や救急救命活動に対する効果というものは多大なるものが期待できるというようなことから、我々もすぐに既に接続許可を得ている小城市や佐賀県の担当部局などから情報を集めたところでございます。  情報を収集する中で設置に当たりましては、費用対便益、いわゆるBバイCというふうに言っておりますけれども、それと、今後の採算性と、そういったものが必須要件となっていることなどが判明をいたしました。  そうしたことから、申請実績のあるコンサルタントとも協議を行いまして、スマートインターチェンジの導入可能性の予備調査、これについて予算計上も視野に入れ、見積もりを依頼したところであります。設置場所につきましては、既存の高速中原のバス停付近を利用したスマートインターの設置が最も効率かつ効果的な手法として考えられますので、そのあたりを想定していたところでございます。  しかし、検討を進める中で、当該地付近にスマートインターを設置するのは便益より費用、コストのほうが高くなる可能性が高いということで要件をクリアできないであろうというようなことから、予算計上については見送ったところでございます。  その理由といたしましては、両側を山に囲まれておりまして、スマートインターの設置に当たっては、山をある程度削らなければならないということ、また、長崎方面の料金所の設置に関して南側の民家が2軒ぐらいは最低でもかかわりますし、これらには多額のコストがかかるものと思われます。接続道路についてもスマートインターの施設までの接続は誘致を行う町が負担するということになっております。さらに、当該地につきましては地形的にも非常に弱い地形ということになっておりまして、数十年前にも幾度となく大きな災害も発生しております。それらをもっと削るとすれば、さらなる2次災害も予想されるところでございます。  したがいまして、スマートインターの設置構想につきましては引き続き勉強させていただきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 66 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 67 ◯企画調整課長(弓 博文君)  宮原議員の2点目の御質問でございます。特例債をもって取り組むべきということに御答弁申し上げます。  まず、スマートインターチェンジの設置につきましては、周辺地域の産業、観光、生活面における利便性、及びアクセス性等の向上が見込まれ、導入により、高速交通体系の充実が図られるなど有効な手段であることは認識をしております。  しかしながら、スマートインターチェンジの検討につきましては、採算性、費用対効果、アクセス道路の分析と、さまざまな課題をクリアしなければならないのも事実でございます。  スマートインターチェンジ設置の最適箇所やアクセス道路の状況も変化する可能性が大きいことから、本町の広域移動に必要な施策の整備計画など今後の動向を見きわめながら慎重に検討を進める必要があると考えております。  また、合併特例債の事業としては、新町建設計画にこの事業が盛り込まれていること、新町の一体性、平準化に係る事業であること、平成31年度までに事業を完了することなど、クリアの点がありますので、活用を検討するには厳しい状況であると考えております。  宮原議員の貴重なこの御提案につきましては、引き続き先進地事例等を調査研究させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 68 ◯議長(松信彰文君)  小柳建設課長。 69 ◯建設課長(小柳 剛君)  11番議員の御質問の3番目、五ヶ山ダム建設道路整備に鑑み、アクセスアップを図るべきとの御質問でございますけれども、五ヶ山ダムまでの路線につきましては、佐賀県側は県道早良中原停車場線、県境からは福岡県道入部中原停車場線となっております。平成19年の長雨で路面崩壊が相当あったということで、福岡県道入部中原停車場線は長い間通行どめとなっているところでございます。現在の状況でございますが、福岡県那珂川県土整備事務所に問い合わせたところ、五ヶ山ダムの整備計画に伴い、福岡県道入部中原停車場線開通に向け、のり面の保護や待避所の設計は完了し、平成27年度において道路拡幅部の境界を確定し、平成28年度から地権者五、六名に対し用地交渉を行っているとの状況でございます。地権者1名の方が約8割の用地を持っておられるというところで、その方との契約が済めば、随時工事を開始する予定になっているとお聞きしたところでございます。
     道路の整備内容につきましては、道路幅員3メートルということで、一部離合場所を設置し、また、急カーブのところも離合しやすいように拡幅する予定となっております。ここが長期間通行どめになっていることは、福岡県側と往来が減少し、地域活性化の妨げになっていることを認識しておりますので、佐賀県と一緒になって福岡県に強く要望していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 70 ◯議長(松信彰文君)  宮原議員。 71 ◯11番(宮原宏典君)  1回目の答弁をいただきましたけれども、まずは、このスマートインターの経緯については、先ほどからまちづくり課長が答弁されたような流れではございましたけれども、私は当時の高尾課長が答弁されたところでございますけれども、私は課長が言おうが、部長が言おうが、これ町長が言っていると私は思って聞いておりますから、そういうことでしますけれども、整備局と検討もしないで、平成26年の答弁ですよ、庁内で極めて困難であるということで、何もしないで、そして、私がこの資料を持っておるかということも言ったんですが、持ってもいないで、断ったんですよね、断られたんですよ。私は、こういう問題、やはり執行部も、管理職も、部長も、やはり真剣に取り組んでいただきたい。しかしながら、私はいろいろ言いながら、もうやらないと決めたことを後で検討していきたいということを答弁で申されましたけど、それできないと私思っています。私はもうこれはないと思っていますから。私はそう感じております。  だから、私がいつも言いますけれども、先人が申しております。何でも「葬礼帰りの医者話」とよう昔の方から聞いております。物事が済んでから、ああすればよかった、こうすればよかったと言ってももう遅いんですよ。平成25年当時は、ここに書いてありますように、当時の所長も自分からマップを出して、ここはよかですねと、これ県道ですねと、県道やったら県のほうに言わんですか、いろいろ言われたんですよ。しかしながら、県はしないでしょう。やはり地域公共団体がインターの入り口までは整備しなくちゃならんでしょうということで私は認識しておりましたので、町として頑張ってみる気はないですかということでしたところですが、その当時は町長はやる気を出されたんですが、やはり問題的には高額なお金がかかるというようなことで断念されたと、私はそのように理解をしております。  しかしながら、他の市町村は、うちは直接型ですね、よそはパーキングエリア、サービスエリアというやり方でお金が少しかからない分がありますから、取り組みやすい面がありますけれども、私はこういうものをつくって企業を呼び出し、こうすることが初めの平成25年当時はつくらんですか、考えんですかという雰囲気だったんですよ。だから、私は申したんですが、今日ではもうそういう時代じゃないということを私は痛感しております。だから、もうこの問題については、二度と私は質問はいたしません。  ということで、あなたたちはこの特例債というものはどういうものなのか、再度説明していただきたい。  それと、今後の道路行政、みやき町は長い間、東西軸として整備をしてこられて、今回ここ何年か計画をしながら南北の道路づくりに転換されて、今、中原天建寺線を大体完成、あと半分くらい、完成に近いわけですが、これも高速道路とこの五ヶ山ダムのアクセスがあって生きてくるものと私は思っているわけなんですよ。しかしながら、この高速道路のアクセスは難しいんだ。では、みやき町はどういう道路行政に持っていこうという考えをお持ちなのかですね。  この2点を皆さんの気持ちをお聞きしたいと思います。町長、部課長の説明もいいんですが、やっぱり町長の本当の気持ちを、今後のみやき町をどうするか、道路行政、企業誘致、いろいろとどうするかということもひとつ含めて答弁を求めたいと思います。  私、それともう一つは、今度の来年の成人式に笹野地区が成人者ゼロなんです。そういう中で、今、定住促進整備も一生懸命努力され、その成果は上がってきております。しかしながら、基山町も同じです。世帯が核家族でございますので、だんだん空き家がふえております。そこら辺も含めて、この問題については道路行政と企業誘致と住宅事業整備含めた整備をしていくべきじゃないかと私は日ごろ痛感に、私はそこら辺をいつも考えております。この先のみやき町はどうなっていくのか。私たちはもうあと何年かで亡くなると思います。しかしながら、今からひ孫、それと、みやき町、この町が永遠に続いていかなくてはなりませんので、そこら辺を含めてしっかりとした答弁を求めたいと思います。 72 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 73 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  今後の道路行政についての見解を求められておりますので、まずは、優先すべきものは町としては町道の適切な維持管理、それと、町内に属する生活道路、また、農業振興等を図る農道の整備、維持管理。今、農道の幹線的な機能は一般道路に供されているところ等がございますので、町道機能として十分に機能があり、なおかつ管理をすべきという認識のもとで、平成19年から道路、水路を特化した地区の要望書を承りました。その当時、600件ぐらいの要望等があったと思いますが、事業費ベースでいくと20億円近くなります。道路と水路だけで。これを計画的に年次計画で特例債を使ったり、農業基盤整備事業を使ったりしながら、極力一般財源を持ち出さない、または、将来的にこの道路とか、水路とか、身近な整備、生活問題含めて防犯灯とか、ガードレール、安全施設については積極的に特例債等を活用して前倒しでも行おうという方針のもとで、今、計画を策定し、進めてきているところでございます。これも全てまだ事業化できていない部分がありますので、最優先すべきものは、先ほど申し上げたように、身近な生活道路、町道、農道、それと、安全施設、住民の皆さんの本当の身近な点についての事業を早く完遂したいと考えております。  それから、次は、国県道につきましては、北から県道川久保線、そして、川久保線についてはほぼ改良、残すところ赤岸停留所付近のみとなりました。国道については、御承知のとおり、三養基高校の交差点につきまして、今、工事に着工すべく最終的な元地権者の方、地権者を含めてその工事の承諾をいただくような交渉を国道事務所とともに行っているところであります。  三田川北茂安線については、御承知のとおり、東尾交差点改良から小学校までと東尾交番まででしたが、それから西のほうについても事業化していただくことができました。これは地元の強い要望のもとで行っているところでありますので、地権者の交渉とか、調査同意含めて、地元の議員、区長には大変御足労いただきまして、おかげさまで事業化することができましたので、現在、板部から中津隈西、町境までにおいては順次事業化に向けて進捗しているところであります。  それと、長年の懸案でありました神埼北茂安線、これにつきましても予算の関係で少しおくれておりますが、現在、みやき町内については全て地権者の交渉も長年かけて終わりました。上峰の一部も供用開始できるところまで来ていますので、あとは吉野ヶ里からの神埼市までのルートの決定についても、今、新たな案も含めて検討されています。  264号線についても現在強い要望等しておりますが、できるだけ両歩道を整備していただくこと、また、危険箇所についての局所的な改良等も含めて今提案活動をしています。  それと、長年の懸案でありました豆津橋についても久留米市側が市内の道路改良等がほぼ順調に進んでおりますので、4車線化に向けての提案活動を、今、強く進めているところでございます。  このようにまずは身近な町道、生活道路、また、農業振興の意味での道路、農道の基幹的な道路については、交通の安全性の確保等含め、その施設についても積極的に行っているところでございます。  さて、御質問についてです。  道路行政については、まず、身近なところ、町民の皆さんの利便性の向上、安心・安全の確保、それから、広域的な県道、国道等についての生活圏の拡大、そして、今、御指摘があったスマートインターについても1度は検討を前向きにいたしました。その結果が、現時点では、コスト、それと、周辺に工業団地を計画できるような地形ではないということと、一番心配したのは、すりつけていく上での民家が複数ありますし、それと、もともと軟弱な地盤の地形を少しカットしたところでありますので、火山灰が風化したと言われる風天山の斜面も急勾配でありますから、これ以上の開発による負担をかけるとすれば、災害の発生のリスクも高い等、そういう点も含めて、今の段階、道路行政の中で優先すべき事業ではないという中で、現時点では断念せざることもやむを得ないだろうというふうにお答えをしてきたところでございます。  また、特例債についても、先ほど担当が申し上げましたように、新町建設計画にまず掲載されているということの前提条件があります。それと、新しい町の一体性とか、旧町の平準化を図るということが最優先される普通建設事業でありますので、このスマートインターの整備事業が特例債に活用できるという保障もありませんし、今までの県との、国との協議の中では、対象としては非常に厳しいのではないかという思いをしているところでございます。  いずれにしましても、今後は住民の皆さんの安心・安全を最優先した道路行政、それと、利便性の向上、それと、広域に関し生活圏の拡大、そのことによって経済の波及効果等を総合的に鑑みて行政を担っていきたいと考えております。  以上です。 74 ◯議長(松信彰文君)  お諮りします。  質疑途中ですが、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認め、休憩します。                 午前11時59分 休憩                 午後1時   再開 76 ◯議長(松信彰文君)  休憩中の本会議を再開します。  弓企画調整課長。 77 ◯企画調整課長(弓 博文君)  特例債の中身ということでございまして、合併市町村が使える地方債ということでございまして、当初10年間でございましたが、現在は15年間に延長されております。事業費の95%まで借り入れることが可能でございまして、元利償還金の70%が普通交付税で見られるということになっております。補助率でいきますと、66.5%ということでございます。  それで、活用方法につきましては、先ほど町長のほうも申しましたけれども、新町建設計画に事業が盛り込まれていることと、それと、あと新町の一体性、平準化に係る事業であるということでございますので、これに合えば、事業の対象となるということでございます。  以上です。 78 ◯議長(松信彰文君)  宮原議員。 79 ◯11番(宮原宏典君)  3回目の質問になりますけれども、身近な町道、それから、生活道路というものについては、これは当たり前のことです。特例債でやるのを十分しながら、なるだけ自治体の負担が少なくなるように、本当は特例債でもってしていただきたいところですが、特例債も平成31年までですから、そういうわけにいかんと思いますけれども。私は、こういう特例債を利用して企業が、この間から常任委員会のときに企業誘致しても、結局はインターのある東脊振に移動されたという報告を受けましたので、こういうことがないように道路行政をきちんとしなさいと私は言っているわけですよ。スマートインターのことは、私は特例債で、町長が申されましたが、できないと、使えるか何かわからんというお答えでしたけれども、私はできると思うんですよ、やれば。そういうことで、いろいろとこの特例債の使い方はあろうかと思います。新町をつくるとかという答弁がございましたけれども、新庁舎ですか。私たちも全然考えてもおらないところなんですが、これから先、(発言する者あり)それじゃないと、わかった、よかよか。それならいいです。そういうことかと、私はちょっとびっくりしたんでしましたけれども。そういうようなことじゃなくて、私の聞き違いということでございますので、それはそれでもうようございます。  そういう企業誘致ということも含めて、この道路整備というのは物すごく大事なことだと私は思っています。いつかの質問でもお聞きしたように、道路をつくっただけで、そこの町ができたと、福岡市でNHKが放送していました、福岡県ですね、福岡市じゃなくて、福岡県が。そのように道路行政というのは、道路をつくるということは大変町の活性化につながるわけですね。だから、私はこの五ヶ山ダムの道路建設についても、先ほど答弁ありましたように、3メートルのができて、あとは待機場所ができると、それぐらいの整備だという報告がございましたが、ここをみやき町が県と話をしながら、これ進めていったら、向こうだって、4メートルにしなくちゃならんようになるかもしれんですよ。だから、やはりこういうものについては十分職員の皆さん方、管理職は勉強して、自分たちの意見を十分出さんばいかんとですよ。そして、町長に言って、つくりましょうと、町長を促すぐらいにならんばいかんです、あなたたちが。そういう今からの町の行政というのは持っていかんばいかんと私は思っています。  そのような形で私は、今後みやき町がよくなるためには特例債がある間でもいいですから、平成31年までの間、企業誘致ができて、町民がいっぱいになって、活力あるみやき町を目指していただきたい、私はそう願うわけです。もう今から私はいろいろ申しません。もうそれだけです。皆さん方頑張っていただきたい。このことについては皆さん方、答弁があれば、答弁いただいて、2項目に入ります。 80 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 81 ◯町長(末安伸之君)  まず、産業の振興、雇用の創出、何よりも町経済の活性化、何よりも定住施策の中で、企業誘致というのは重要な施策であります。よって、現在、14日にも誘致活動行きますし、日の出水道株式会社、北側の中原工業団地の1期工事については日之出水道機器株式会社に譲渡をさせていただきました。それから、西のほうに新たに工業団地を造成すべく準備を県と共同の中で行っているところでありますので、そこが日之出水道機器株式会社の2期、3期の計画もありますけれども、そのほかに多数本町においての打診を受けていますので、先ほど申し上げたように、雇用と経済の町内の活性化含めた点で積極的に誘致活動を行ってまいりたいと思います。  まず、大変スマートインターについては私も当初できるものはやりたいということで調査をする中で、先ほど申し上げたように、地形的な問題、周辺にも民家が接しているとか含め、将来的な北部地区エリアのほうに工業団地を造成できるもう空間がない、むしろ自然景観がみやき町の宝として十分に備わっておりますので、それら等を鑑みて、スマートインターについては、今、事実上、断念をしているところでございますが、議員御指摘のとおり、まず、当たり前の道路行政に傾注をしていきたいと考えています。まだまだ要望にお応えできていませんので、それ等やりながら、国県等と連携した広域的な基幹道整備についても従来に増して取り組みをしていきたいと考えております。  議員の御質問の趣旨は大変十分に尊重させていただいた上で、今後の行政運営をさせていただきたいと考えます。  以上です。 82 ◯議長(松信彰文君)  宮原議員。 83 ◯11番(宮原宏典君)  2項目めに入らせていただきます。  2項目め、西鉄路線東尾バス停名に、みやき町庁舎前を付加しながらバス停留所の整備をしたらということで質問させていただきますが、今回の防災センターにおいては、県下にない、全国に珍しいすばらしい防災センターができ上がっていくものと期待をいたしております。そしてまた、みやき町庁舎もその中に統合しながらでき上がるということに対して、本当に合併してからみやき町という庁舎ができ上がったような感じもするところでございます。  そういう中で、町民から、今まで東尾バス停ということで親しまれて、以前は特急が祐徳バス、西鉄バスが通っておったんですが、特急バスがとまるバス停でございました。ここと目達原と神埼、佐賀と。そのようなバス停の急行がとまる東尾バス停でございましたが、今、社会生活関係上、バスの少なくなっておるわけでございまして、使用者が少なくなっておりますので、寂しい思いをしておりますが、そういう中で、東尾バス停の名前をみやき町庁舎前というような、東尾バス停も含めて、みやき町庁舎前というようなバス停の付加していただけないだろうかという声をお聞きしたところでございます。  そしてまた、以前は停留所の待合のところに日陰程度の停留所の建物があったわけでございますが、現在はございません。それはいろいろの事情からできていないのではないかなという察しはいたしますけれども、住民の声としては、あそこで寒い中、雨の中、日が照る中に停留所で待つのがつらいというようなお話もありまして、今、健康な若い人たちは車社会ですから、車で行きますけれども、やはり役場という観点から、そこに交通を利用しておいでになる町民も大方いらっしゃるかと思います。その辺を含めて庁舎の待合所の停留所の建物はできないものかという声がありましたので、今回、この12月の定例議会に質問させていただいているような次第でございますので、これについてどういうものか、建てられるものか、停留所名をふやすことができるものか、そこら辺についてよろしくお願いしたいと思います。 84 ◯議長(松信彰文君)  福島まちづくり課長。 85 ◯まちづくり課長(福島隆二君)  11番宮原議員の2項目めの防災センター建設、みやき町本庁舎が新築完成する中に、北茂安三田川路線東尾バス停を含めて、バス停名みやき町庁舎前等を付加し、バス停舎建設をとの御質問ですが、西鉄路線バスのバス停の管理につきましては西鉄バスが行っていることから、名称変更についても西鉄バスに要望する必要がありますので、西鉄バスに確認をいたしましたところ、名称変更の要望があれば、社内検討後、他のバス停の名称変更等とあわせて国に変更申請を行い、変更承認されれば、変更することは可能というようなことでございました。  今回、東尾のバス停にみやき町庁舎前を付加したらどうかという御提案でございますが、東尾というバス停名は長年地域の皆様に親しまれた名称でございますので、地元の区長を初め、地元の御意向を十分に確認するとともに、宮原議員の今回の御提案を尊重しながら、かつ事業者である西鉄バスとも協議を行いながら検討してまいりたいというふうに思っております。  次に、バス停舎の建設についてですけれども、これバス停の上屋の設置のことと思いますけれども、こちらについても同様に、西鉄バスにおいて整備がなされているところでございます。以前、町のほうに住民の方からそのバス停の上屋設置についての要望が寄せられたため、ことし、平成28年の8月に文書にて西鉄バスにその要望書を提出していたところでございます。その回答としては、検討するというようなことでございました。その後も10月と11月に電話にて確認をしているところですが、回答は同じで、検討するというようなことで具体的な設置についてはまだめどが立っていないというような状況でございます。  よって、今後も引き続きバス停の上屋設置に向けて西鉄バスに対し要望を行ってまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。 86 ◯議長(松信彰文君)  宮原議員。 87 ◯11番(宮原宏典君)  2回目になりますが、ただ、東尾のバス停を変更じゃなくて、付加するわけですよ。東尾とみやき町の庁舎前という2通りのバス停の名前はできないですかということで、ひとつそういうことで両方の名前でどうですかというような話でございますので。  以前、バスに乗っておると、長門石でも同じです。何々前、何々前と、それは農協前とか、2つバス停の案内があります。そういうようなことで、私はよその停留所の中でもそういうような案内がありますから、恐らくできるんじゃないかなというような感じがいたしましたから、今回、そのような質問をさせていただいたようなわけでございます。これも西鉄バスの中でのお話ということでございますので、執行部として、こういう意見が町民からありましたということを力強くお伝え願いたいと思っております。  それと、西鉄バスの停留所の建物の件ですが、これについても西鉄バスの考えだというようなお話でございますが、それも持ち物でしょうけれども、まず、そこら辺、先ほどから1項目の質問でございますけれども、特例債でできるものなら、バス停、みやき町の路線ぐらいですよ、簡単なものをつくってもいいじゃないですか。そういうことも皆さん方で考えていただいて、そういうものをつくっていただきたいんですよ。これは町民の立場として、あなたたちも考えなくちゃならんと思います。  こういうふうにしてみやき町も以前は皆さん方の努力のもと、豆津橋渡ったり、長門石橋をバスに乗って里帰りしたお方からの話を聞くと、いろいろ話をしますと、以前は長門石から来たら、真っ黒なみやき町だった。豆津橋から渡れば、また真っ黒。ああ、みやき町に入ったと感じをしよったということですけれども、現在は、明るくなった、どこまで続くやろうか、もう今は目達原まで続くでしょうと私は言う。今、頑張っておられます、そのように私は自負しておるわけですよ。今、皆さんたちが頑張っておることに対してね。だから、今後ともこういうことを一々町民サービスとして皆さん方十分考えていただきたい。私は特に要望してこの質問は終わりますけれども、とにかく要望というよりも、皆さん方でこの庁舎なんかだったら、西鉄がし切らんと言うなら、こっちでしなさいよというような形で皆さん方は取り組んでいただきたい。ひとつよろしくお願いして、答弁があれば、答弁いただいて私の質問を終わります。 88 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 89 ◯町長(末安伸之君)  大変私の思いと一緒、宮原議員の御質問一緒ですので、大変ありがたく感じております。  確認させていただいてよろしいでしょうか。私も、防災センター・行政棟を機にというか、東尾交差点も改良が順調に終わりましたけれども、さらなる今後の町勢振興を図る意味では、今後の事業展開も考えていかなきゃなりませんし、その一環として、バス停について名称は、例えば、東尾バス停みやき町庁舎前がいいんでしょうか。(「そういうふうな感じで」と呼ぶ者あり)みやき町庁舎東尾バス停じゃなくて、頭、冠は東尾バス停(「そこら辺は……」と呼ぶ者あり)みやき町庁舎前。いや、十分に宮原議員の御要望にお応えしたいという気持ちがあるもんですから、確認をさせていただきたいと思います。  早速、できるかどうかを確認して、最終的に地区の区長初め、地区の意向を最終確認も当然させていただきたいと思います。ここだけでやりとりして、検討するとか、決定するということはいたしませんので、本日の御意見、御質問を受けて、関係地区の区長からの意向を確認させていただきます。そういう方向ならいいという御返事をいただければ、協議を開始したいと思います。  それと、2点目の上屋についてですが、利用者も当然今でも町内では多く利用されているバス停です。よって、日よけ、雨よけ、当然そのことも必要であろうということで、今、要望していますけど、バス事業者のほうから検討するという返事が3回返ってきただけでございますので、町単独でやるかやらないか。実は町内に1カ所、町でやったところがあります。江口バス停だったかな、(発言する者あり)補償という名目で実際上屋をしたところもありますし、これについては議会の皆さんと協議をさせていただき、バス事業者のほうで上屋設置はなかなか進捗を見出せないというとき、町としてやるべきか、そのような問題については早い時期に相談をさせていただきたいと考えます。  まず、上屋設置についても町で行うことができるかどうか、多分できると思いますので、協議をちょっと開始していますので、その間、要望は続けますが、もし、なかなか要望にバス事業者のほうでお応えしていただけない場合においては、町のほうで上屋を設置するかどうか含めて協議をさせていただきたいと思います。  以上です。 90 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして、通告第11号、11番宮原宏典議員の一般質問を終わります。  通告第12号、14番岡廣明議員の一般質問を許可します。岡廣明議員。 91 ◯14番(岡 廣明君)  ただいまより平成28年一般質問のトリとして締めくくりをいたします。  通告第12号に基づき、質問事項は2問であります。1項目めは、文書等配布(全戸配布)について、2項目めは、みやき町コミュニティーセンター(こすもす館)条例について、以上2項目について質問をいたします。  1項目めの文書等配布についてを質問行います。  文書等の配布には、町の広報みやきを初め、県民だより、議会だより、社会福祉協議会だより、ボランティアだより、国保だより、日本赤十字社、ふれあいサロン、ステップアップ教室、東部水道企業団だより、NPO法人の子育て、ふるさと振興協会、オリーブ栽培の募集、NPO法人日本ソーシャルコーチ協会、これは吉野ヶ里町関係ですけれども、男子ごはんボランティア、子育てママの時短クッキング、特にNPO法人関係やボランティア等のチラシ等が数え切れないほど全戸配布があります。  そこで、1)町より文書の配布がありましたので、班の皆様に届けてくださいということで区長より班長、そして月番等、配布に当たっては多くの人の手によって全戸配布されております。月によっては、第1週木曜、第2週木曜、第3週木曜、第4週木曜と毎週ごと配り物があります。何とか集約して毎週ごとでなく、月末1回に絞る考えはないのか。町の担当課を初め、各種団体への指導はどうなっているのか、お尋ねをいたします。  2)全戸配布に当たり、町への配布業務委託料を出している、納付している団体は、また逆に町が負担金や補助金を出しながら町へ配布依頼がある団体、グループ等はどのくらいあるのかお尋ねし、1回目の質問といたします。 92 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 93 ◯総務課長(高尾政伸君)
     14番議員の文書等の配布についての御質問に回答をいたしたいと思います。  1点目の文書の全戸配布は毎週でなく、月末1回にすべきだが、各種団体への指導はどうなっているかという御質問でございます。  文書等の配布につきましては、現在、毎週木曜日を区長逓送日といたしまして、各区長宅へ職員が配送を行い、全戸配布の御協力をお願いしているところでございます。  全戸配布をお願いしている文書等につきましては、先ほど議員からも幾つか挙げられましたように、広報みやき、県民だより、それから議会だより、それから町民体育大会、町民祭等のお知らせなどさまざまな種類の文書がございます。また、選挙が行われる際については、投票の啓発チラシ、選挙広報などの配布をお願いしているところでございます。  また、全戸配布とは別に、地区内の回覧文書もお願いをいたしております。回覧文書につきましては、区長会の御意見を伺いまして、各班の回覧日数等を考慮いたしまして、毎月第2・第4木曜日の月2回でお願いをしているところでございます。  文書の全戸配布、また回覧を区長にお願いするに当たりましては、毎年年度初めに町と各地区の間で役場逓送文書等配布業務委託契約を取り交わしております。文書配布等の委託料につきましては、1世帯当たり年間585円で積算をいたし、各地区への委託料の支払いをしているところでございます。平成28年度は町内57地区合計で5,460千円程度の配布委託料の支払いを予定いたしているところでございます。  御質問では、文書の全戸配布日を月、月末1回にすべきではないかという御質問でございますけれども、現在、役場からの行事等のお知らせや広報紙等の情報の周知につきましては、毎回多数の配布物をお願いしているところであり、区長、班長におかれましては、御多忙中のところ御協力をいただいておりまして、大変助かっているというところでございます。  全戸配布の件数を見てみますと、昨年の12月から本年11月までの1年間で約100件となっております。これを十二月で単純に割りますと、一月平均で8件となっているような状況でございます。  昨今の情報伝達の方法につきましては、パソコンや携帯電話等によるデジタル発信の急速な普及によりまして、従来では想像もつかないスピードで広まっている状況ではございますが、その一方で、高齢者の世代の方々につきましては、デジタルによる発信はまだ普及していない現状かと思われます。また、このデジタル情報につきましても、一過性で終わってしまうということも多々あると考えられ、まだまだ紙ベースでの情報伝達も重要として考えているところでございます。  また、掲載内容によりましては、月1回の配布ではその伝達内容が期日等に影響を受ける場合があって、間に合わなかったというふうな事態も考えられているところでございます。  このような状況を踏まえまして、区長、班長の皆様には大変お手数をおかけするとは存じますけれども、現在の形態で引き続きお願いをしたいと考えているところでございます。  ただ、配布物そのものにつきましては、全戸配布が必要なのか、回覧でいいのではないか等を照査しながら、配布いただく負担を減らすことができるような周知を行っていきたいと考えているところでございます。  それから、2点目の各種団体の指導はどうなっているかとの御質問でございます。  社会福祉協議会や文化連盟、警察など公的団体からの定例的な配布物につきましては、町からの配布物とあわせましてお願いをしているところではございますが、特別な行事等の配布につきましては、毎月開催をいたしております各校区別の区長会において担当者のほうが出向き配布の依頼を直接区長に御説明し、お願いをしているというふうな状況でございます。  それから、2番目の御質問でございます。町に配布業務委託料を出している団体、また、町が負担金や補助金を出しながら配布依頼がある場合はという御質問でございます。  まず、町に配布委託業務委託料を支払っている団体はということでございます。  それについては2点ございまして、佐賀県からの県の広報紙、これにつきましては、県民だよりの配布業務といたしまして、昨年度、平成27年度は約519千円の委託金をいただいているところでございます。  また、自衛官の募集事務について広報紙の掲載、文書回覧と、そのようなものにかかる経費につきまして、自衛官募集事務委託金ということで昨年度43千円を収納いたしているところでございます。  それから、町から逆に負担金、補助金を出している団体で配布物の依頼がある団体ということでございます。これには、鳥栖三養基地区消防事務組合、佐賀東部水道企業団、鳥栖地区広域市町村圏組合、佐賀県国民健康保険団体連合会、それから町内の社会福祉協議会、文化連盟、体育協会などがございます。消防、水道企業団、広域市町村圏につきましては、一部事務組合ということで町が行うべき事務を他の市町と共同で行っているというふうなものでございます。また、国保連合会につきましては、法律により設立された団体で、保険者である市町村等が共同で設立したものであります。また、町内の社会福祉協議会、文化連盟、体育協会等については、その名のとおり、それぞれの町内の社会福祉、文化体育の発展のための活動を行っておられまして、それぞれの団体の情報を町民に伝達する手段といたしまして、区長の了解を得ながら文書等の配布をお願いしているというところでございます。  以上でございます。 94 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 95 ◯14番(岡 廣明君)  今、総務課長から答弁をいただきました。今後もできるだけこういう形で毎週配布をしたいと。できれば、そのほか、文書でなく、集約できるやつは回覧で回すように指導するという回答をいただきました。  なぜ私が取り上げたかと申しますと、私ことし1年間班長させていただいております。その中で、1年間、月によっては第4週、毎週毎週配布する月もあったし、その配布文書を見れば大して急を要しないチラシ物もたくさんあったわけですね。ですから、そういうやつはなるだけまとめてやっていただけないか。旧町時代は大体月末に1回と定められていたと思います。今回はむやみにやればよかような形で配られているような気配を感じるわけでございます。ですから、そこら辺を担当課、最終的には総務課が内容をチェックして各区長宅に届けられておると思いますけれども、いわゆる各課、各種団体から配布依頼があった場合、中身を吟味しないで真っすぐ各地区に依頼されているんじゃないかなと思っておりました。ですから、その辺に当たっては、各課の課長はもちろんのこと、そういう各種団体にも集約をしていただきたい。やっぱり多くの方の手を煩わせて全戸配布されておりますので。  特に最近、4月は年度初めですから、月初めですからわからないでもない。しかし、今度、最近見ますと、11月の第3週は産業課が出しました有害駆除ですね、それは広報みやきのほうに載せておられたんですけれども、猟銃組合の関係等々で日付が変わったからということで、1枚を配布せにゃいかん。すると、11月末はどさっと来るわけですね、広報関係とか県民だよりとかいろいろありますから。12月になると、もう12月1日に来る。国保だよりがいっちょ、これを各班に配布してくださいと。するとまた、1週したら、今度何か、広報12月号、年末年始の環境衛生業務日のおわびと訂正についてということで、し尿とりの日付が間違っていたから各戸配布してください。毎週毎週1軒1枚ずつを配れとか、もう単純にやればいいような問題で、その間いろいろの人に手を煩わせて全戸に配布されておるんですよね。ですから、その辺は当然考えてもらわなくちゃならないと思っております。  ですから、今の答弁を聞いておりますと、町としては文書等配布委託料、いわゆる以前は班長手当ということだったですね。これが名前が変わって、今日は文書等配布委託料ということで、27年度は5,375,565円支払われております。28年度も5,490千円予算が計上されておりまして、予算を計上しているから当然だと、そのように捉えていいものか。毎週配れというようなことでなくて、当たり前のように各課から区長を通じて班長に回ってくる。やっぱり皆さんお仕事を持っておられますから、なかなか大変なんですよ。急を要しないやつまで来るわけですよ。ですから、その辺は各課、最終的には総務課、指導を今後していただきたい。  それともう一つは、配布業務委託料、町がもらっている団体はということで、先ほど高尾課長も言われたように、県民だより配布業務委託料518,718円、自衛官募集の委託料43千円は、いわゆる配布委託料をもらっているわけですね。そのほかはないわけですね。町が逆に負担金、補助金を納めて支出している団体、その中に町として配布する必要性がない団体もあると思います。いわゆる他の町村で開催される行事等のチラシ、特にNPO法人関係、ボランティア協議会、その中でも、特に問題のあるのは、佐賀東部水道企業団だより、いわゆるみやき町全世帯が全戸上水道に加入されていないわけなんですよ。利用されていない家庭までなぜ区を通して配布せねばならないのか。しかもその企業団だよりを見ますと、企業長の就任あいさつとか、収支、いわゆる予算の歳入歳出とか決算関係、たまには凍結に注意してください、結局、そういうようなだよりを加入されていない方にまで配らさせる。配るほうは大変ですよ。また、加入されていないところはもらってもありがた迷惑ですよ。粗大ごみですよ。ですから、執行部はこの辺をどう捉えておられるのか、再度質問いたします。 96 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 97 ◯総務課長(高尾政伸君)  2回目の御質問でございます。全戸配布が非常に多いと、中身を見れば急を要しないものもあるというふうな御指摘でございます。各種団体で集約等ができないかということで御指摘でございます。  各種団体については、やはり自分たちの団体の活動状況とか、そのようなものを広く町に広めたいと、そのような目的を持って配布をされているというふうな認識をいたしているところでございますけれども、まとめられるものについてはまとめるというふうなことも必要かと思いますので、団体のほうにはそのような指導をするということも今後検討していきたいと思っております。  月1回の配布というふうな御提案でございますけれども、区長のほうからお話を聞きますと、月末か月初めになりますけれども、広報みやき、県民だよりについては2つが一遍に来ますので、やはりそのときにどさっとほかのものまで一緒に来るとなると、配布が非常に大変と、そのような意見も、区長もございますので、区長の意見を聞きながら、区長、役員、班長の負担が大きくならないような方法を検討、模索していきたいというふうに考えているところでございます。  それから、他の町で開催されているチラシという御指摘でございますけれども、ちょっと個別にわかりませんけれども、開催場所が別のところだけれども、広く町民の方にお知らせするような内容ではなかったのかなというふうな認識をいたしているところでございます。  以上でございます。 98 ◯議長(松信彰文君)  江島環境福祉課長。 99 ◯環境福祉課長(江島隆治君)  佐賀東部水道企業団が発行しております水道企業団だよりの御質問だったと思います。その御質問に対してお答えいたします。  佐賀東部水道企業団が発行いたしております広報紙、水道企業団だよりは年2回、夏号と冬号が発行されており、夏号は8月、冬号は1月ごろ、それぞれ各戸に配布をされているところでございます。  広報紙に記載されている記事の主なものといたしましては、夏号には水道会計予算、水質検査結果等に関するものが、冬号には水道会計決算、水道モニターの募集、水道管の寒波対策等に関するものが記載されております。  佐賀東部水道企業団も地方自治法の規定に基づき、決算や財政状況について住民に公表を行う必要がございます。本町から企業団に対しましては今年度も負担金を支払いますけれども、これは水源地でありますダムの建設費や浄水場等の施設整備などの出資に係るものでございます。この負担金は、町民の貴重な税金から支払われておりますので、当然ながら水道未加入者に対しましても収支状況を報告する義務がございます。  さらに、水道企業団だよりには、上水道への加入に関する情報や水道企業団の名をかたった浄水器の訪問販売、給水管の清掃等に関する詐欺行為に対する注意喚起など水道未加入者にも必要不可欠な情報の提供を行っておりますので、あながち全戸配布も無駄とは言い切れないのではないかと思われます。  よって、このような状況や想定を踏まえて今後も町内全戸を対象に従来の方法で水道企業団だよりを配布させていただきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 100 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 101 ◯14番(岡 廣明君)  まず、全戸配布、各種団体いろいろ、当初申しましたように、いろいろの団体、ボランティア、いろいろあります。一つは、そういう人たちのPRのため、自分のところの団体はこういうことをやっておりますよ、こういうことをやっておりますよと、一つの狙いかもわかりません、全戸配布というのは。しかし、ほとんどが興味のない人は見ない。ですから、まとめるやつはまとめていただきたい。  と申すのが、先ほど言いましたように、各地区の区長から班長、班長から月番、地区によって違いますよ、月番、置いてあるところと置いていない地区とかございましょうしね。多くの人の手を煩わせて毎週毎週ですよ、配る。隣保班がずらっと並んどりゃいいですよ、飛び地がこうあると、やっぱりかなりの時間を要しますので、ですから、まとめるやつはまとめなさいというのが私の狙いでございます。  ですから、なるだけ全戸配布を減少させる指導、内容によっては回覧板で済むやつは回覧板で回す。そういうやつもたくさん、今までの流れの中であると思います。また、どうしてでも自分のところの組織とか団体の名前を売りたい、そういうやつは広報みやきもございますので、広報みやきの中に記載するとか、そういう指導もあってもいいんじゃないかと思いますね。県の県民だよりも議会だよりはその中に折り込むようになっておるんですよね。ですから、まとめるやつはまとめて配布する。私はそれが、結局、区長は毎週毎週するとも大変と思います。また、それを引き受けた班長もまた大変なんです。毎週毎週分けて輪ゴムでとめて月番に渡さにゃいかん。町の考えは、配布委託料をやっているけん配るとが当たり前でしょうもんというような考えでは私はいけないと思うんですよ。ですから、なるだけ節約されるやつは節約する。特にそういうふうに回覧とか広報みやきに載せれば各種団体も消耗品、いわゆる印刷代とか用紙代とか、いろいろなものが節約できると思う。そうしますと、必然として町の補助金、負担金等も減らされるわけですよね。そうすると、先ほど質問があった道路行政等にも自由に使えると、一石二鳥ですよ。その辺を十二分に考えていただきまして、文書等の配布の内容によっては回覧方式にするとか、広報みやきを利用するとか、考える時期ではないのか、ぜひ29年度からそういう指導をしていただきたい。  もう一つの例として、先ほど江島課長から答弁をいただきました。水道企業団だより、町としては、出資金473,700千円出資しております。しかし、出資金を出しているところは、みやき町としても佐賀県信用保証協会とか、三養基西部土地開発公社とか佐賀みどりの基金など約20社、20企業ばかりあります。これが全部そういうとを町に委託しておりますかと、されていないんですよね。  水道企業団については、私は配布委託料を取っても問題ないんじゃないかと、出資金を出し、毎年負担金も出しております。平成26年度は9,134千円、平成27年度が6,671千円、今年度は当初予算は4,470千円計上されておりますけどね、年々減少はしております。その負担金がこの配るための負担金じゃないということは私も理解しております。いわゆるダムが幾つでもありますから。それはわかります。ですけれども、全戸配布する。いわゆる上水道に加入されていない家庭まで配らせる。私はこれは間違いと思います。やはり今後そういうとをなくしていただいて、加入されている家庭、今は2カ月に一遍ですかね、メーター検針に来られているのは。だから、メーター検針のときに、間違いないです、加入した世帯。そこだけ配ればいいわけですよ。検針員がおられます。そのとき請求書と領収書を一緒にポストに入れられるわけですから、加入されていない家庭は配らない。ですから、そういう交渉もですね、町長、眠るだんやなかですよ。そういうともやはり交渉していただきたい。  何のために水道メーター検針して請求書と領収書、そのとき一緒に配れば一石二鳥なんですよ。町の手を煩わさんでいいわけですよ。みやき町が全世帯上水道に加入されているということだったら理解します。三根校区は金気が多いからほとんどの世帯はかたっておられるでしょう。中原校区、北茂安においては全世帯ないと思います。戸数わかりますか。ここでわからんでしょう。結構です。ですから、メーター検針をされるときに配っていただく。年2回だったら、なおさら、そう大した問題やなかでしょう。だから、そういうふうな、町としては負担金まで納めて、ただで配って、いろいろな手を煩わせて配る。ですから、そういう検針日に配るのが一番妥当だと思いますので、その辺も今後企業団と交渉を望みます。答弁を求めて1問目の質問を終わります。 102 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 103 ◯総務課長(高尾政伸君)  3回目の御質問でございます。全戸配布につきまして、興味のない人は見ないということで、まとめるということ、さらには回覧板にするとか、あと広報みやきに掲載するとかいう御提案で、全戸配布を減らすというふうなことでございます。  まず、広報みやきについてなんですけれども、紙面の都合というものもございまして、広報みやきの締め切りがかなり早くなっております。今ページ数も多くなっておりますので、一月ぐらい前にもう枠の予約というふうなことに始まりまして、発行の20日ぐらい前には内容まで決定しなくちゃいけないというふうに、若干広報での間に合わない部分というものも実際はあるというふうなことではございますけれども、議員御指摘のとおり、配布をしてくださる区長、班長、月番の方ですね、いろんな方の手を通って各家庭に届きますので、皆さんのお手数は少しでも救うような形で町のほうから各種団体等に、こういったことを検討してくれというふうなことについて今後指導等をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 104 ◯議長(松信彰文君)  江島環境福祉課長。 105 ◯環境福祉課長(江島隆治君)  繰り返しになって本当に申しわけないと思いますけれども、企業団だよりにつきましては、先ほどから申し上げましたとおり、新たに上水道に加入したいというふうに考えていらっしゃる方がいらっしゃったりとか、それから企業団の名をかたった詐欺等、それから訪問販売とか、そういったことの注意喚起を行うような役割も果たしておりますので、未加入の方にも必要不可欠な部分が当然あると思いますので、その辺は御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 106 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 107 ◯14番(岡 廣明君)  次に進みます。  みやき町コミュニティーセンター(こすもす館)条例について質問させていただきます。  みやき町コミュニティーセンターは平成22年に竣工し、平成23年4月1日より供用開始されました。今月で5年と8カ月が経過するわけですが、今日まで町の主催、町の事業はもちろんのこと、町内の各種団体、サークルを初め、多くの方が利用され、大変喜ばれているところでもあります。しかしながら、5年8カ月を過ぎた今日、条例に適しない利用部分もあるように見受けられます。今日までの利用状況を捉えて条例違反をしていたところは改善し、改正するところは改正し、正統な条文にし、条例、規則等に基づいて運営すべきだと考えます。  そこで、1)利用制限において条例違反をして許可した団体、企業、グループはあるのか、率直な答弁を求めます。  2)多目的ホール、和室、研修室、サークル室など多くの部屋があります。物品等の販売、物売りは完全に条例に反していて許可はできないんですけれども、今日までの利用状況を踏まえて、そのほか興行に対する捉え方はどのように判断されておられるのかお伺いし、1回目の質問といたします。 108 ◯議長(松信彰文君)  城野社会教育課長。 109 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  14番議員岡廣明議員からの2項目の質問、みやき町コミュニティーセンター(こすもす館)条例についての利用制限において、条例違反をして許可した団体、グループはあるか。また、興行に対する捉え方との御質問に対してお答えします。  こすもす館は、議員おっしゃるとおり、平成23年3月に生涯学習の拠点、人々の交流の空間として人づくり、地域づくりに貢献することを目的として建設しました。現在、こすもす館は子供から高齢者まで幅広い世代で楽しみながら学び、ふれ合いを深められる場、文化の振興を図り、健康の増進及び町民相互のふれ合いを図る場として町民の皆様に広く愛され、親しまれている施設だと思っております。  昨年度は、施設の予約件数の集計で見ると2,383件、延べ5万4,000人の利用があっております。  議員が言われるみやき町コミュニティーセンター条例第5条第1項第1号でうたわれております、「専ら営利を目的とすると認められるとき」は利用を許可しないという部分で、それを違反して施設の利用を許可した団体、グループはあるのかということですが、入場料、参加料を取って有料で参加を募った団体数は、平成27年度で2団体、平成28年度につきましては、現在のところ3団体であります。そのイベントの内容としまして、子育て世代を対象とした教育講演会、情操教育を目的とした映画鑑賞講演会、身近に質の高い音楽に触れてもらおうと開催されたファミリー音楽祭などであります。  これらの有料で参加を募り開催したイベントが営利行為の禁止に抵触するかを問題視されていると思いますが、許可した理由を説明しますと、こすもす館は、みやき町公民館としてのもう一つの位置づけがあり、公民館を設置する根拠としまして、上位法の社会教育法があります。この社会教育法の第23条第1項第1号でも、公民館が専ら営利を目的として事業を行い、特定の営利事務に公民館の名称を利用させその他営利事業を援助することを禁止することをうたっています。がしかし、平成25年3月26日付で文部科学省生涯学習政策局長から通知された社会教育法第23条第1項第1号の解釈についてでは、公民館の設置の目的を無視して専ら営利のみを追求することを禁止するもので、公民館が営利事業にかかわることを全面的に禁止するものではないと解釈されています。  また、社会教育法第20条では、公民館の目的として、「住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与する」とあります。  以上のことから、有料で参加を募り開催したイベントについては、専ら営利のみを追求して開催されたものでなく、住民の教養の向上、情操の純化を図り生活の文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的に開催されたものであり、また、町で実施していない教育文化行事を補完している面ということを含めて判断し、利用を許可しています。  もちろん、申請を受け付ける段階で事業の目的、収支予算を含めての内容の説明を受けて、公益性、妥当性を判断しているところでございます。よって、利用制限において条例違反をして許可した団体、グループはないと考えております。  次に、興行に対する捉え方について、お答えします。  私も興行とはどういう意味かということを調べました。人が表現する芸術の基盤を形成し、同時に大衆への娯楽を提供する行為、具体的には、見物人から入場料を取るかわりに演芸やスポーツを見せることであるというぐあいな説明がありました。  今回、こすもす館で開催された特に興行的、ミスユニバースですね、ミスユニバースジャパン佐賀県大会も一般的に考えられる興行、ショービジネスに該当すると思いますが、施設許可の判断理由としまして、みやき町では平成27年9月に町民が生涯にわたり健やかに幸せに生き生きとした生活を送ることができる「健幸長寿のまち」宣言を行いました。現在、公民連携でみやき健幸長寿のまちづくりに取り組んでいるところです。そのパートナーの一つが今大会のオフィシャルスポンサーでもある株式会社DHCであり、平成28年5月24日にみやき健幸長寿のまちづくり包括連携協定を締結した企業でございます。  ミスユニバースのコンセプトは、全ての女性の基盤となるようなオピニオンリーダーの創設であると聞いており、知性、感性、人間性、内面、自信を兼ね備えた○○美のめでることによる幸せとDHCサプリメントによる健康の相乗効果でみやき町の健幸長寿のまちづくりの推進に寄与することを目的とした公益性の高いイベントと判断し、許可したところでございます。  一くくりに興行といいましても、内容、目的などさまざまな考えがあるところですが、社会教育施設の利用制限から考えますと、コミュニティーセンター条例第5条「利用の制限」のとおり、専ら営利を目的とするもの、公益を害し善良な風俗を乱すおそれがあるもの、建物または附属設備の破損をするおそれがあるもの、他人に危害または迷惑を及ぼすおそれがあるもの、管理運営上支障があるものについての利用の許可を行わないとし、さきでお答えしたとおり、公益性のあるものについては条例を遵守した上で許可をしていきたいと考えております。今後もみやき町民本位の施設管理を行っていきたいと思っております。  以上でございます。 110 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 111 ◯14番(岡 廣明君)  るる答弁いただきましてありがとうございます。お互いに見解の相違かもわかりませんけれども、私は条例に違反した、違反して許可した、執行部としてはなかなかこういう公の場では違反してまで貸したとは言われんのが当然だと思います。わかります。  なぜ私がこういうことを質問しているかというと、やはり今日、多目的ホールなどの許可して、今まで私の知る範囲では、先ほど言われましたように、映画鑑賞とかミスユニバースジャパン佐賀大会、株式会社アクティブなど記憶に私もあります。利用制限において条例違反がある、なぜ許可したかということは今後慣例になったらいけないわけなんですよ、条例とか規則がある以上は。その場その場しのぎで許可してはいけない。また、教育長がかわった、担当者がかわった、町長がかわった、その場その場でまた許可の仕方が変わってくる。ですから、条例の第5条「利用の制限」、センターの利用を許可しないことで、第1項に、先ほど課長が言われたように、「専ら営利を目的とすると認められるとき」は利用を許可しないとなっておりますね。ですから、先ほど言った「専ら」、漠然としているわけですよ。物売りとかなんかはっきりわかりますよ。ですから、その辺を改正せんないいかんじゃないですかと。いわゆる専ら営利をという、営利とは何かというと、財産上の利益を得るために行うこと、いわゆる金もうけのこと、赤字まで出して皆さんは、借りた人もされていないと思うですもんね。やはりそれなりの見合う入場料とか金を取ってお借りされていると思うんです。ですから、営利を目的ということは、すなわち入場料を取る、金を取るということになります。ですから、入場料を取って行われたということは今の条例に違反している。現段階では間違った許可の仕方をされたんではないかと思います。  もう一つ、興行に対する捉え方、入場料を取って今まで許可された団体、企業がありましたですね。まず、興行とは入場料を取ってですよ、先ほど課長が言うたように、映画とか演劇とかファッションとかスポーツなどを見せることを意味しているとなっていますね。また、顔見せ興行、引退興行、各地を興行して回ることなどが上げられます。それからすれば、やはり入場料を取ったということは映画上演とかミスユニバース県大会とは興行とみなされる。ですから、この辺の扱いをどう捉えるか、入場料を取って行うことは営利であり興行でもあります。その辺をどう執行部が今後判断されるかですね。  みやき町の施設使用料が町外の利用者に対して、こすもす館を含めて他の自治体よりもみやき町は施設利用料が安過ぎる。いい面もありますよ、ですけど、各自治体からすればみやき町の町外利用者の料金はかなり安いです。多目的ホールにせよ、体育館、野球場、テニスコート、安くて施設の管理がよいので他市町村より申し込みが多いと思われます。ですから、町外利用者、町内利用者の大体3倍ですかね、今施設利用料は、どこの施設でも、と条例で定められております。  特に今回質問しましたコミュニティーセンターの多目的ホール、その中でも興行と思われる企業、団体等は町内使用料の5倍ぐらい取っても問題ないのではないかと、専ら興行、入場料を取って行われておる団体、サークル等の使用料のアップはできれば許可しないとするものか、上げてするものか、その辺の見解をお伺いしたいと思いますし、また、条例の第1条「設置」、「みやき町民の文化の振興を図り、健康の増進及び町民相互のふれあいを図る多目的施設として、みやき町コミュニティーセンターを設置する。」となっていますね。そうすると、これに関連します条例が施行規則等でもうたってありますけれども、いわゆる、ほかの団体、働く婦人の家、それとか農村改善センターとか、B&G海洋センターですね、こういうやつは頭にみやき町民の文化の振興とかうたっていないんですよ。真っすぐぼすっと来とっですね。ちょっと言えば、婦人の家は「女性労働者の増進を図るため」とか、農村改善センターにしても「農業経営及び生活改善の合理化、健康の維持管理を図るため」、ですから、みやき町民の施設としてうたわれておるということがあるから、みやき町民以外は使ってはいけないという解釈もできるわけですね。ですから、この辺の条文の修正、これからするのは、解釈では、みやき町民しか使ったらいかんですよ、町外の方はだめですよということも理解されるわけですよね。この辺はやはり見直すべきじゃないかなと思いますし、また、第10条「使用料の減免」、「町長は、特別の事由があると認めるときは、使用料を減額し、又は免除することができる。」。このコミュニティーセンター条例は、いわゆる管理から運営から許可から何もかんも教育委員会になっとるわけですよ。ここでぼすっと町長が、名前が出てきとるわけですよ。減免。そうすると、減免の申請は町長やなかわけですよ。教育委員会になっとるわけですよ。ほとんどのあれが管理、利用の許可とか施設利用許可申請書も教育委員会、それから施設利用許可書も教育委員会、それと設備備品借用願も教育委員会、設備使用料減免申請者は、これもみやき町教育委員会、設置使用料返還申請、これだけが町長になっとるわけですよ。ですから、いわゆる条例では、町長が減免し、減免申請書は教育委員会宛てになっとるわけですよ。だから、これは教育委員会が減免して教育委員会に申請書を出すということは話はわかります。なぜこれだけがそういうふうな形になっているのか、その辺ちょっと私も理解に苦しみますので、その辺の答弁を求めます。 112 ◯議長(松信彰文君)
     城野社会教育課長。 113 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  岡廣明議員からの2回目の御質問にお答えします。  先ほど1回目で言ったように、平成27年度で2,383件、延べ5万4,000人もの方々の利用があっており、町民の皆様に広く愛されているということを述べました。  先ほど質問ですけど、専ら営利、「専ら」を外して条例改正などを考えたらどうかということでありますけど、確かに利用範囲も広くなり、施設使用料の増収も見込まれると思います。しかし、その反面、現在の町内のサークルや団体、個人、おのおのの利用状況を見ますと、毎週何曜日の何時にどの部屋で練習、何月の第何日曜日に発表会というような、お互い利用する部屋や時期や時間についてすみ分けができている状態であります。そこに営利のみを追求した目的の興行や物品の陳列、宣伝、販売などの営業目的で利用することを認める形とした場合、このバランスが崩れてしまうおそれがあるということも懸念されます。町民のための施設として考えた場合、現在の利用形態で運営したほうがよいと考えております。  それともう一つの質問で、第1条に「みやき町民の文化の振興を図り」、最初にみやき町民、ここだけ書いてあるよという御質問でありましたけど、これはみやき町民の施設であり、町民本位の施設であって、借りることも町民のため、そのほかのよその町が借りて、それに参加することもみやき町民ということで解釈してもらえればと思っております。  それと、10条につきましては、10条のここだけ、使用料の減免は、「町長は」ということでありますが、行政財産使用料の徴収でありますので、管理運営は教育長、だから、使用権限、使用許可等は教育長であって、料金、使用料、お金に関することは町長ということで区別させてもらっているところであります。  以上であります。 114 ◯議長(松信彰文君)  牛島教育委員会事務局長。 115 ◯教育委員会事務局長(牛島敏和君)  ちょっと補足をさせていただきます。条例の10条の使用料の減免の件でございます。  議員御指摘のとおり、教育委員会の施設等々については、使用の申請、許可等については全て教育委員会のほうに委ねられております。これは、教育委員会の事務委任規定等に基づいて、そういった形でのある一定の整理がなされているものと判断をしているところでございます。  それと、コミュニティーセンターの条例の施行規則ですけれども、ここの9条のほうに使用料の減免の規定が別途設けられております。ここの中では、特別に町長が必要と認めるときについては使用料の減免ができるというようなことでの規定等がうたわれておりまして、基本的には教育委員会のほうで一般的な使用等については、先ほど課長が申し上げましたように、営利の部分、それと危険性の部分とか、そういった5項目ございますけれども、そういったものを独自に判断して利用の許可、あるいは利用の制限等について判断をしているところでございますけれども、町長が特別に必要と認める場合につきましても、当然利用の許可をすることによりまして、その部分の使用料の減免につきましては、そういったところで町長のほうでの使用料の減免の規定を設けるというような形で10条のほうに規定を入れているというような形で理解をしているところでございます。  以上でございます。 116 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 117 ◯14番(岡 廣明君)  最後の質問になりますけれども、専ら営利を目的とするという言葉の捉え方、やはりこの辺は具体的にしていかなければ、慣例で貸していっとったら、あと収拾がつかないようになるんではないかと思うわけですよ。  やはり興行、いわゆる入場料を取る、金を取るというのはやっぱり一つの興行なんですよね。ですから、営利を目的としたために行われているわけですよね。特に今回、ミスユニバースジャパン佐賀大会、入場料2千円、3千円取られているわけでしょう。町のかかわりはないわけなんですよ。ファッションを見に行きよるわけですから。いわゆる興行なんですよ。それをしかもみやき町がチケットまで売ると、何のためチケットを売らにゃいかんですか。町の行事じゃないんですよ。また、何かきょう、きのうやったですかね、けさやったかな、ちょっとNHKで、またみやき町がチケット販売するとかなんか、何のチケットか知りませんけれども、テレビで放送されておりました。企画調整課にお問い合わせくださいと。何でそういう興行を町が率先してやらなければならないか、いわゆる町民の施設、ですから、私は条例を改正して、皆さんがわかりやすく使いやすいような条文に変えるべきではないかと。  特に、先ほど言いましたけれども、町外の料金は5倍取ってもいいんじゃないかと、そういう営利を目的とする、入場料を取る、金を取る、今、町内町外で分けてある。仮に多目的ホールが1時間千円だったら、町外は3千円ですよと、3倍になっとると思います。体育館にしろ、ほかの野球場にしろ、何でも。  ですから、ただそこら辺を専ら営利を目的とする、お互いにどれが営利か区別がわからんときも出てくると思うんですよ。ですから、その辺の条文の改正をしていかなければならないんじゃないかと。そうしますと、誰でも町民の方が見ようが、ほかの人がしようが、ああ、これは興行としてされておるから料金はこうなっているんだなというような理解も生まれてくると思うんですよね。何でそういうとまでみやき町民のホールを貸して、しかも町がチケットまで売ってせんばいかんかというような批判もあるわけですから、ですからその辺。  特に一番わかりやすいというかな、上峰町の町民センターの施設使用料、はっきりうたってあるんですよ、入場料等の徴収なし、入場料等の徴収ありと。上峰町はそがんうとうてあるんですよ。上峰町の町民ホールは。町内、町外じゃないんですよ。入場料を取って行うか、取って行わないか、それで使用料金も決まっております。料金的には、やはり入場料を取ったほうが高くなっております。極端に言えば、9時から12時までは入場料取ったところは10,300円、それに冷暖房が1時間当たり3,400円、うちは冷暖房千円ですかね、1時間当たりね。上峰町は3,400円。  ですから、やはりそういうふうに、いわゆる入場料を取る、金を取るというのは興行なんですよ。ですから、そこら辺の仕分けをしてせんと、その場その場しのぎでこの団体には貸す、この団体には貸さない、それではいかんのよ。だから、改正するところは改正し、条例規則に基づいて運営ができるように改正を望んで、答弁を求めて、私の一般質問を終わります。 118 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 119 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  入場料を取るから興行という定義は私は当てはまらないと思います。(「辞書を調べてください」と呼ぶ者あり)それなら、みやき町とか後援したり協賛事業をした場合もあるじゃないですか、ユニバースでも。広く町民の皆さんに親しまれる催し物について後援したり共催したりすることは当然あっていいと思いますよ。それが入場料というか、考え方で会費もあるんですよ。自分たちが親しむかわりに入場料という方法もあるし、会費という形でやることもありましょうけど。今度12月23日にファミリー音楽祭についても実際、入場料千円てありますけど、ほとんどが愛好者ですよ、会員さん。会員さんがそれに親しむために会費みたいに入場料ということでチケットを販売されていますけど、それも興行でしょうか。町民の皆さん、会員たくさんいらっしゃいますよ。  そういうことで、確かにおっしゃることは一理あると思いますので、しかし、それがイコール入場料を取るから全部興行だから条例を改めろという論理には当てはまらないと思います。指摘は指摘として真摯に受けとめさせていただきながら、わかりやすいというか、私たちは条例違反をしていることをやっていません。条例規則を適用して適正にやっていますので、それを条例違反だと強く指摘されることに対する誤解を与えていることは否めない事実ですので、そういう誤解を岡廣明議員初め受けられる方々に対してどう御理解いただくかにつきましては、他の施設の運営管理の例等も参考にしながら今後検討をさせていただきたいと思います。  以上です。 120 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして岡廣明議員の一般質問を終結いたします。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれをもちまして散会します。お疲れさまでした。                 午後2時25分 散会 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...