↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前9時30分 開議
◯議長(松信彰文君)
おはようございます。平成28年第4回みやき
町議会定例会7日目の会議、御出席ありがとうございます。
ただいまの出席議員は14名です。直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、配付しております日程表のとおりであります。
日程第1 一般質問
2 ◯議長(松信彰文君)
日程第1.一般質問を行います。
通告第9号、5番
中尾純子議員の一般質問を許可します。
中尾純子議員。
3 ◯5番(中尾純子君)
皆さんおはようございます。議席番号5番の中尾純子でございます。さきに通告しておりましたとおり、3項目を質問させていただきます。
1項目めは公共施設の補修・改修について、2項目めは
小・中学校総合学習の使い方について、3項目めに乳がん患者への術後のケアとしての考えがあるかどうかということをお聞きいたします。
〔プロジェクターにより説明〕
まず、第1項目、公共施設の補修・改修についてです。
中原公園の管理棟のトイレ使用について、また
屋外トイレの補修、千
栗土居公園の遊歩道の整備ということで伺います。
皆さんのタブレットのほうには中原公園の管理棟が映っております。
2番目お願いします。これは管理棟のトイレです。この管理棟のトイレにつきましては、行事があるときなどはシャッターがあきますけれども、通常は閉め切られてあります。この中原公園というのは、
皆さんたちの休憩場所に本当に最適なところ、それと同時に子供たちがゆっくりと遊べるということで、町内外から来られてあります。私がこちらのほうに行ったときにも親子連れの方がいらっしゃいましたけれども、鳥栖から来られているということで、時々来ているということです。さまざまな方たちが来ておられるわけですけど、このトイレについて、一番駐車場から近いトイレなんですけど、これは通常あくことがありません。私はこのトイレをぜひ開放していただきたいと思います。西側のトイレ、そして南側にもトイレはありますけれども、一番近いところがこの中間にあるトイレなんです。私はまだ中には入っておりませんけど、話に聞きましたら、このトイレはシャッターがあきましたら、中はスペースが結構あるということで、ここにベンチなどを置いて雨風をしのぐこともできるんじゃないかと思います。もう
皆さんごらんのとおり、管理棟は2階建てになっております。外側からの階段、そして中から2階に行く階段があります。私は2階のほうから中を見ましたら、会議するようなフロアと、それと畳がございました。話を聞きましたら、ここでよく会議をなさったりされるということです。そういうときには多分にこのトイレもあいているかもしれませんけど、通常は閉まっているということで、しかし、2階のほうに一般の人を入れるということはできないと思いますので、ここにはドアがあります。この扉のところをシャッターなどで閉め切って、そしてこのトイレを開放していただきたいと思って、私は今回の質問をさせていただきました。
次あけてもらっていいですか。これは西側のトイレの
女性トイレのほうの内側の壁になるわけですけど、トイレは清潔に保っておられますけれども、見た目がこんなふうで壁が剥がれております。
次、5番目をお願いします。これは扉のほうです。下のほうが剥がれているという状態で、見た目ですぐわかると思います。私はこういったところもやっぱりきちんと補修するべきではないかなと思います。
次、6番目お願いします。これが西側のほうの男性、
女性トイレの洗い場になります。ここは非常に低くて、腰を曲げて手を洗うか、あるいは座って手を洗うという状態です。これもやはり改善すべきところがあるんではないかなと私は思うんですよ。ぜひこういったところにも行政の
皆さんたち目を向けてほしいです。
次、7番お願いします。これは南側のほうの雨どいになります。
8番もお願いします。雨どいが壊れているわけです。これでは排水口がせっかく備えつけてありますけれども、それに雨が漏れてしまい、見たとおりここは土ですので、周りがぐしゃぐしゃというか、べちゃべちゃになっちゃうわけですね。ですから、こういったところも改善しなければいけないんではないかなと私は思います。
8番お願いします。これがその上のほうですね、この雨どい完全に壊れています。これではもう下の排水口に行く前に、ここでもう雨水が漏れてしまうわけです。こういったところもぜひ改善していただきたいと思います。
じゃ、次お願いします。ここなんですけれども、ここは藤棚ですね、下にはベンチがあります。その東側のほうには遊具場があります。何でこんな死角になるようなところに遊具場をつくったんだろうと今さらながら思うわけですけど、この藤棚がひび割れています。ひび割れしていて、応急的に処置はなさっておりますけど、もしも地震などが起きたとき、この下で本を読んだり、あるいは子供たちを見守りしていた保護者たちに、もしも危険性があるとしたら、私はこれはやはり行政側でしっかりと直してほしい、そう思ってこの写真を撮りました。
10番お願いします。この時計もいつ見ても3時前ですね。こういった時計などもやはり、これはソーラーでされているのかどうかわかりませんけど、こういったところもしっかりと見るべきじゃないかなと私は思います。ぜひ検討をお願いしたいと思います。
次お願いします。ここに「この水は飲めません」ということでしっかりと書いていらっしゃいますけど、その前に3番を開いてもらっていいですか。このトイレを見ましたときに、上の便座と便器が合っておりません。これは西にあるトイレも、それから南にあるトイレも同じです。こういうのというのはどうにかならなかったのかということを思いましたので、ちょっとこれも出しました。まずこういった公共施設、さまざまトイレありますけれども、こういう補修、改修に向けて、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。
まず1項目めの1番目の質問とさせていただきます。あとは自席にて発言させていただきます。
4 ◯議長(松信彰文君)
城野社会教育課長。
5
◯社会教育課長(城野恵亮君)
中尾議員からの1項目めの質問、公共施設の補修・改修の中原公園の管理棟のトイレの使用について及び
屋外トイレの補修についてとの御質問に対してお答えします。
中原公園は、昭和62年に野球場、翌63年に多目的広場と
屋外トイレ、平成3年に野球場に照明施設、平成7年には
管理棟南側の
屋外トイレが整備されるなど、複数年かけて整備されております。芝生広場や遊具等もあり、
スポーツ競技以外の利用者からも親しまれており、昨年度利用状況は、野球場、多目的広場合わせて約850回、延べ3万1,000人の利用があっております。
中原公園には、開設当初から管理人などの人的配置はせずに運用してきており、
公園利用者が野球場、管理棟を利用される場合は、利用者が事前に
中原体育館で鍵を借用され、開錠、施錠をして管理棟を含む必要な施設を利用していただくという運用形態となっております。また、多人数による利用の場合は、職員が運用形態の説明を行い、管理棟の使用のありなしを確認しております。
質問の
公園トイレですが、管理棟に屋内1カ所、屋外2カ所設けており、
施設利用者、散歩などで利用者が必要に応じ、おのおののトイレなども利用されているという状況で、現在のところ特別な苦情はあっておりません。
したがいまして、基本的に現在の利用形態で支障がないと判断しておりますが、議員の御指摘のとおり管理棟が公園全体の中心部にあり、トイレが常時利用できるとなると
施設利用者を初め、散歩などその他の
公園利用者も便利になると思われますので、防犯、安全面の対応を行い、便利で使い勝手のよいトイレとして常時利用できるように対応していきたいと考えております。
次に、
屋外トイレの補修についてとの御質問にお答えします。
中原公園の
屋外トイレにつきましては、多目的広場と
公園南側遊具付近の2カ所があり、
多目的広場横のトイレについては、和便器から洋便器へ、また両方のトイレともに和便器に手すりを設けるなど、利用者にとってより使いやすくするために県の
ユニバーサル事業を活用して改修を行ってきました。ただし、
公園利用開始から30年近くが経過し、議員が御指摘のとおり、トイレの壁やブース、また手洗い、雨どいなどに老朽化によるふぐあいが見受けられます。
現在、
社会体育施設については、合併特例債を活用した
長寿命化対策を平成27年度より順次年次計画で進めており、平成29年度に、来年度になりますけど中原公園の改修整備を計画しておりますので、この中で先ほどのふぐあいの改修も含め対応をしていきたいと考えております。
社会体育施設については、利用団体の御協力や現場の管理人や一般住民からの御指摘、御意見をいただきながら随時対策を行ってきているところで、今後も適正な施設の維持管理に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
6 ◯議長(松信彰文君)
中尾純子議員。
7 ◯5番(中尾純子君)
タブレットで3番を出していただいていいですか。このトイレなんですけれども、佐賀県のほうで27年度で終わったということですけど、
UD化事業というのがございました。その中で、和式トイレから洋式トイレに変えるような、使い勝手のいいトイレにということで事業をされたわけですけれども、こういった公共施設のトイレ、それも公園等になってくるとこんなふうで、いつこれがつくられたのかということになると、先ほど言われましたように平成6年か7年か、そのあたりぐらいで設置されたんじゃないかなとは思うんですけど、便器と便座がこんなに変わるというのも、これきれいにできないものかなと私は考えているんですよ。どこもそうなんですよね、西側も、また南側のほうのトイレもこれなんですね。お掃除はきちんとされてありますけれども、やはりこういう形ってなりますと、逆にちょっと汚れる可能性も出てきますので、ぜひともこれ、便器と便座がきちんと合うように、この
UD化事業をまた県のほうで復活させていただき、それでできるような形にしていただきたいと、そう私は思います。
それで、
先ほど合併特例債でということでしたけど、UD化の事業も県のほうで復活された場合に両方活用できるかどうか私にはわかりませんけど、そういった復活ができるような方向に持っていってほしいと、これは私は町にお願いして、そして県のほうに町のほうからお願いしていただきたいと思います。まだまだトイレなんか和式、洋式っていう単純に和式を洋式化するということになっていますけど、本当に簡易的なトイレというのもまあまあ見当たります。そういったところもその中に全部改良、あるいは改修していただきたいなということを私は考えております。
それと、次の11番をお願いします。これは私最後に言おうかなと思っていたんですけど、「この水は飲めません」ということでここに出しておりますけれども、やはり公共施設というのは多数の
皆さんたち、いろんな方たちが使われるわけです。そういった中で、ぜひともこれを
皆さんたちがトイレの前にきれいに使ってというような形での啓発というか、壁紙をつくっていただきたいと思っているんです。ぜひともこれは御検討いただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。
8 ◯議長(松信彰文君)
城野社会教育課長。
9
◯社会教育課長(城野恵亮君)
中尾議員からの2回目の御質問にお答えします。
社会教育施設では、平成25年度から平成27年度の3カ年にかけて、県が実施した身近な
ユニバーサルトイレ設置事業費補助制度を活用して、和便器から洋便器に取りかえを行っています。内訳としまして、平成26年度に
中原公園多目的広場の
屋外トイレ1基、平成27年度では
中原体育館2基、
北茂安体育館2基、三根体育館2基、
農村環境改善センター2基の合計9基で、補助額としまして900千円の交付を受けたところでございます。
トイレの
ユニバーサル化については、さらなる整備を望む住民からの声も多いため、再整備に向けて町長からも指示を受けているところでございます。今後、計画的な整備を行うよう準備を進めていきたいと考えております。
もう一つの質問でありますけど、壁紙等を張って住民に啓発したらどうかという御意見ですけど、
社会体育施設については現場の管理人や一般住民からの御指摘、御意見をいただきながら快適な利用ができるように随時対策を行ってきているところでございます。誰もが必ず利用するトイレ、快適に利用できるように議員が言われるようなきれいに使ってもらうための啓発対策を早速行っていこうと考えております。
以上でございます。
10 ◯議長(松信彰文君)
中尾議員。
11 ◯5番(中尾純子君)
3回目の質問になります。
次は12番をタブレットであけてください。これは千
栗土居公園になるわけですけど、蓮の花が今は枯れております。これは北のほうから歩いてきて、そして南に向かっている歩道です。
次あけてください。これが西側から東に歩いていくところで、この先には二千年蓮というのがことしからきれいな花を咲かせて、
皆さんたちも癒やされたと思います。それで、私はこの遊歩道についてなんですけれども、雨降り後とか、とにかくここは草というのもありますし、ちょっと茂ったときなど靴が汚れたりいろいろするわけですね。こういうのというのは、ここをよく散策される方からの声だったんですけれども、ここにきれいな舗装をしてほしいと。私はいろいろ聞きまして、できないかもしれないということでしたから、飛び石でもいいからしてほしいと私は思ったんですよね。歩かれるところだけでもせめてきれいにしてほしいなという考えがありました。これは、ここを歩く人たちというのは結構多いんですよね。ですから、そういったところも鑑みて、ぜひともここをきれいな舗装をお願いしたいと思っておりますけど、いかがでしょうか。
12 ◯議長(松信彰文君)
大塚産業課長。
13 ◯産業課長(大塚三虎年君)
5番中尾議員の御質問でございます3番目の千
栗土居公園の遊歩道の整備についてお答えをいたします。
まず、この千
栗土居公園につきましては、当該公園は住民が千栗土居や蓮池を中心にして自然に触れ合う憩いの場として、平成13年に旧北茂安町時代に整備がなされているところでございます。また、整備に伴い、およそ300年前に
成富兵庫茂安公によってつくられました筑後川の洪水を防ぐ堤防を切り下げる際に、文化財として堤防が180メートル保存をされておりまして、蓮池を含む歴史公園として一体的に整備し、整備当時は山土による遊歩道がつくってあったように聞き及んでおりますが、経年により雑草が広がり、遊歩道の形跡は現在残っていない状態となっております。現在は、毎年予算を計上いたしまして、一体的に除草や伐採等の管理を行っているところでございます。さらに、現在では8月ごろに咲きます蓮の花を楽しみにしておられる方や、池の周りを健康のためにウオーキングしておられる方もたくさんいらっしゃるようでございまして、町内外を問わず多くの人に親しまれているところでございます。
さて、議員も議会等でたびたび議論され御存じのとおり、この千
栗土居公園の中で蓮池南東部にあずまやがございますが、そのあずまや付近から蓮池南から西側を通り北西にある建物までには、
国土交通省が管理をいたします
佐賀導水路と
独立行政法人水資源機構が管理する
佐賀東部導水路が埋設をされています。
佐賀導水路とは、筑後川、城原川及び嘉瀬川を導水路で連絡する
流況調整河川でございまして、洪水調節、内水排除、流水の正常な機能の維持と増進、水道用水への補給を目的とした導水路として整備をされています。また、それに並列して、
独立行政法人水資源機構によって、
筑後川下流用水事業のための導水路整備がされております。
佐賀東部導水路につきましては、豆津にある
佐賀揚水機場から水をくみ上げ、筑後川の水を
佐賀平野一帯に届けるためにつくられた
農業用導水路でございます。
今回、この導水路は登記簿上、池ノ渕から西へ
国土交通省と
独立行政法人水資源機構の所有地となっており、千
栗土居公園の遊歩道の西側の整備、250メートルございますけれども、については、管上の工作物について、
国土交通省や
独立行政法人水資源機構と協議、許可が必要であると聞き及んでおりますので、遊歩道の幅員にもよりますけれども、施工が可能か
国土交通省や
独立行政法人水資源機構と協議し、施工は許可次第となるところでございます。
方法といたしましては、公園とかでよく見かける遊歩道等についてはもちろん、カラー舗装や
インターロッキングをしたところもございますが、玉砂利を敷き詰めたところもございます。今回は歩くための幅員を最小限にいたしまして、玉砂利を使用した方法等で試行的に西側をやってみたいと考えているところでございます。健幸長寿のまち、健康づくりの一環としての散歩やウオーキングを行うことからも、
アスファルト等の上を歩くより土や砂、砂利の上を歩いたほうが足の裏の指圧効果もあることから、玉砂利等を使った方法での施工を検討してまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
14 ◯議長(松信彰文君)
中尾議員。
15 ◯5番(中尾純子君)
ありがとうございます。いい方向になりますようにお願いいたします。
さて、2項目めになります。
小・中学校総合学習の使い方ということで出しております。年に一回、全校生徒への、これは児童も入りますけど、情操教育の一環として映画・音楽・劇などの鑑賞をということでしております。
私はここで情操教育というのを出したわけですけれども、この情操教育って一体何ぞやということで、広辞苑で調べてみました。「感情や情緒を育み、創造的で、個性的な心の働きを豊かにするための教育、および道徳的な意識や価値観を養うことを目的とした教育の総称」ということを書かれてありました。その総合学習という中において、それぞれいろいろなさっているとは思いますけれども、それでは、情操教育というのがどういうものが入るのかなということを、これも調べましたら、道徳、美術、音楽、保健体育、福祉体験、勤労体験も、「国語については、文学作品の鑑賞などにおいて、情操教育の性格を持つものとみなされる傾向がある」ということを書かれていたわけですね。要は子供たちの感情、あるいは情緒などを育んでいく、それが情操教育だと。じゃ、情緒って何だろうと、またこれも調べたんですけど、情緒とは、ある物事について、それを思うことによって生ずるさまざまな感情のことということで、難しく、簡単に言ったにしても、要はその子供たちの個性的な部分、どういうふうに物を見て、そして体験してどういうふうに考えるかって、そういうことを育んでいく、それが情操教育だということで。総合学習の中には、そういったいろんなものを各学校でされているとは思いますけど、私は年に一回こんなことしてほしいということだったんですけど、その学校においてどういったことを今現在なさっているのか、それをちょっと教えてください。
16 ◯議長(松信彰文君)
北原学校教育課長。
17
◯学校教育課長(北原順二君)
議席番号5番、中尾議員の年一回、全校生徒への情操教育の一環として映画・音楽・劇等の鑑賞をという御質問に対しお答えいたします。
町内の小・中学校では、全てが総合学習の時間での取り組みではございませんが、議員が提案されているような全校児童・生徒を対象とした文化的行事の取り組みは行っております。
中原小学校では、今年度は全学年を対象に
音楽アンサンブルコンサート、教科としては音楽で取り組んでおります。また、平成26年度は全校児童を対象に観劇を行っております。
北茂安小学校では、平成27年度はシンガーソングライターに弾き語りをお願いし、28年度は演劇鑑賞を実施しております。
三根東小学校では、27年度は音楽鑑賞、28年度は
日本古典文化鑑賞として落語を聴講しました。落語につきましては、国語科の取り組みとなっております。
三根西小学校では、音楽と学活の教科で、音楽鑑賞と演劇鑑賞を隔年で実施しております。
中原中学校では、外部には依頼しておりませんが、22年前から中学校の吹奏楽部の定期演奏会ということで、
北茂安中学校と三根中学校の吹奏楽部にもゲスト出演していただき、学校間の交流を図りながら音楽鑑賞を実施しております。
北茂安中学校では、音楽鑑賞と観劇を交互に取り組んでおり、今年度は5人の楽団のスクールコンサートを実施しております。
三根中学校では、交流試聴会での取り組みとなりますが、テノール歌手のコンサートを実施しております。
このように、文化体験や鑑賞体験を通して感受性を豊かにし、人間性豊かな感性を育み、情操教育の一環とするとともに、ふだん触れない文化に触れさせる機会としております。また、内容としましては、生の音楽や本物の芸術に触れさせることがより効果があるのではないかと考えられております。
なお、取り組みのジャンルや内容につきましては、学校の裁量となっております。
以上でございます。
18 ◯議長(松信彰文君)
中尾議員。
19 ◯5番(中尾純子君)
ありがとうございます。先ほどお伺いしまして、それぞれの学校で音楽鑑賞があったり演劇があったり、また落語があったということで、落語はこれはどの教科で、国語、道徳、国語ね。ということで、考えてみましたら全てこれ教科に入るわけですよね。何をするにしても教科ということになりますよね。
佐賀県のホームページを見ましたら、佐賀県文化体験・鑑賞教室、そういった開催事業というのがなされているということでした。県のこういった文化に関する事業というのがなされているということですけれども、これについて、例えば、ことしどこか県からのそういった補助を受けてやったところとか、あるいはあるのかないのかわからないですけど、そういったところというのはあるんでしょうかね。それはそこに置いておきますけど。
これを見ましたら、プログラムリストというのがあって、この中からそれぞれの学校の適したもの、そして、その学校がこういうものを子供たちに見せてあげたい、あるいは体験させてあげたいなというものをその学校が選んで、そして、それに例えば、うまく当たれば県からの補助をいただいてできるということですよね。県からそういったものがあった場合、もちろんその学校はいいわけですけど、他の学校はまたそれぞれ違った分野でなされていると思います。しかし、この中において、音楽、劇、落語も含めてですけど、演劇、いろいろありますけれども、映画というのが出てきません。私は、映画も立派な文化だと思うんです。こういった映画を各学校に年に一回でもいいから全生徒たち集めて、そして総合学習というのは今現在75時間あるということをお聞きしました。この部分の2時間分でもまとめて映画鑑賞というのもできるんじゃないかなと思うんです。
私は何で映画を今出したかと申しましたら、皆さんも御存じと思いますけれども、昨年でしたかね、「じんじん」という映画をごらんになったと思います。これこすもす館でありましたよね。いい映画というものは、大人だけが楽しむものでもないし、子供たちが来て見ている場合もありましたけれども、やはり児童・生徒の数というのはどう見ても少なかったですね。今回もボランティアのお母さんたちが自然というか、大事にしようということで映画をこすもす館で上映されましたけれども、やはり子供たちというのは少のうございました。
こういうものをやはり、この部分ですよね、感情や情緒を育み、創造的、個性的な心の働きを豊かにするためという部分において、映画というのもいいんじゃないかなと。別に悪い映画を見せるわけではありませんのでね。そういう映画を全生徒に、1学年から3学年、1学年から6学年、それぞれ違うからと言われるかもしれませんけど、それぞれ考えはあると思います。こういったものを、7校ありますので、もう全部するとなったら大変な額になるかもしれませんけど、これを町の助成で各学校を回りながらすることができないかなと私は考えたんですよ。というのが、夢の教室なさっていますけど、これは町の助成が入っています。そういう形で総合学習をうまく使って、映画を見せて、そこで子供たちの心を育むということもできるんじゃないかなということで2回目の質問とさせていただきます。
20 ◯議長(松信彰文君)
北原学校教育課長。
21
◯学校教育課長(北原順二君)
子供たちに対して映画鑑賞をという2回目の御質問ございますが、全児童・生徒対象の映画鑑賞をということでございますが、文化芸術鑑賞の取り組みの内容の決定につきましては、学校長の裁量の範疇になっておりますし、近年ではDVDが普及したことにより、身近に映画等を見ることができるようになったため、学校での映画鑑賞は少なくなっているようでございます。ただし、人権集会や平和集会等で教育の目的を達成するための教材として部分的に映像を使用されることはあっております。映画、音楽、劇等の芸術鑑賞についても教育的目的があり、学年により向き不向きのある映画鑑賞、全学年全てを対象に実施することはやりにくい面があるようでございます。特に小学校では1年生から6年生までに年齢差がありまして、子供たち全学年が一緒に鑑賞する映画よりも発達段階に応じた適切な教材を活用することのほうが学習効果があると感じております。
なお、芸術鑑賞につきましては、佐賀県の補助事業等を活用しながら限られた予算の中で工夫をしながら学校のスケジュールの中に取り組まれるところでございまして、今後も今まで同様の形でやっていきたいと考えております。
以上です。
22 ◯議長(松信彰文君)
中尾議員。
23 ◯5番(中尾純子君)
話を聞きましたら、映画というのはやりにくいと、発達段階においてですね、子供たちもそれぞれですから、それを本当にわかるかどうかやりにくいということでしたけど、まあ子供たちというのは結構賢いと思いますよ。いろんな場面においてでも、その子一人一人がですね。1学年だからといって、1学年だけの頭の中かといったら、そうではない子たちも結構いますのでね。だから、発達段階というのはひっくるめて言えばそうなるんでしょうけど、でも私は、そういった映画を見せることもいいんじゃないかと。情操教育の一つになるんじゃないかなと思います。こういうことというのは、今私がここで言ったからって、うん、そうですねというわけにはいかないと思います。ぜひ教育委員会の委員さんたちにこれを持っていってほしいと思います。そして、また学校も、相手は学校ですので、ですから学校でどんなふうに考えていらっしゃるのか。どうしても映画はだめなのか。DVDで映像を見せるということもたやすいかもしれませんけど、あの大きなスクリーンで同じものを見るということは、やはり何か心に残っているものがあります。だから、ぜひとも前向きな検討をお願いしたいと思います。
24 ◯議長(松信彰文君)
北原学校教育課長。
25
◯学校教育課長(北原順二君)
3度目の質問でございますが、情操教育は芸術鑑賞などの文化的行事に限ったことではなく、音楽、学活、国語、体育などほかの教科と横断的に組み合わせた総合的な学習の時間で取り組むこととなります。取り組みに当たっては、各学校の教育目標や課題解決に合わせ、学校長の裁量により実施されることにより教育効果があるものと考えております。
町におきましても、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」や交流試聴会の中でも、芸術文化講演など情操教育の一環となる取り組みを実施しているところでございます。
また、今年度は
三根西小学校では九州電力ラグビー部のタグラグビー普及活動、タグラグビー教室に取り組み、中原小学校や
北茂安小学校では暗闇のソーシャルエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」など、他の制度事業や関係団体の御協力により取り組んでいるものもございます。
議員が言われるような情操教育の効果が十分にあるすばらしい映画であれば、児童・生徒の心の成長や物事を考えるきっかけになるものとも思います。映画鑑賞についても取り組みの対象とする余地は十分にあるものと考えております。
いずれにしましても、議員が言われている情操教育の充実につきましては、学校長が主体となって取り組んでいくこととなります。この点を尊重しながら、今後も制度事業や各団体の協力を得るなど、地域ぐるみでの取り組みを図りながら、子供たちの心や情緒を豊かにする教育に引き続き取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いしたいと思います。
以上でございます。
26 ◯議長(松信彰文君)
中尾議員。
27 ◯5番(中尾純子君)
前向きによろしくお願いいたします。
48 ◯議長(松信彰文君)
本村総務部長。
49 ◯総務部長(本村国彦君)
先ほど災害復旧の中心的災害対策本部の設置場所というふうなことで、防災センターは重要な役割を果たします。それと同時に、みやき町庁舎として活用をするわけなんでございますけれども、調整をしながら、その事務に支障がない範囲で町民の方への供与というようなことも今後ずっと考えていきたいというふうに思っております。
以上です。
50 ◯議長(松信彰文君)
平島議員。
51 ◯2番(平島和則君)
それでは、2項目めの児童館についてです。
現在、常駐の館長が不在でありますが、児童館の運用は大丈夫なのか、子供たちの安全の確保、こども未来センターの職員の負担等、状況について答弁お願いいたします。
52 ◯議長(松信彰文君)
古賀健康増進子ども未来課長。
53 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)
平島議員の2項目めの質問にお答えいたします。
児童館について。現在常駐の館長が不在だが、運用は大丈夫なのか。安全の確保、こども未来センター職員の負担等との御質問でございますけれども、みやき町児童館についてでございますが、児童館については平成25年度に建設を行いまして、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、情操を豊かにするためとして、平成26年度に開館いたしました。
日曜、祝日、8月13日から15日まで及び12月28日から1月4日までの日を除いた、午前9時から午後5時までの開館となっており、多数の方々に御利用いただいております。
利用者状況といたしましては、平成26年度は5,538人、平成27年度は5,213人、平成28年度は11月末現在で既に5,626人となっており、今年度は大幅な利用者の増加であります。主に乳幼児とその保護者の利用が多く見られ、町内の利用者は約50%で、町外利用者も約50%で推移をしております。
また、現在は児童館事業としまして子供と保護者のコミュニケーション的な支援活動を行うとともに、子育て世帯の保護者間交流を図っていただくことを目的として、バルーン教室、ベビーマッサージ教室、リトミック遊戯教室、この3つの教室を開催し、各教室で月平均15人程度の参加者があっているところでございます。
さて、御質問の児童館の館長でございますが、みやき町児童館設置条例施行規則の第2条第1項におきまして、児童館に館長、児童厚生員を置くとなっております。児童館ができた当初は専任の館長を配置して運営がスムーズにできておりました。その後、しげやす児童クラブの児童も利用するようになってきましたので、今年度においては館長はしげやす児童クラブの室長が兼務を行っております。児童厚生員については3名を臨時職員として任用し、シフト制におきまして、うち2名が出勤を行いながら児童館事業に取り組んでいるところでございます。
しかしながら、館長、児童厚生員が他の公務のため、また、家庭の都合や体調不良等による休暇等により、不在の場合もあります。この場合においては、子ども福祉担当の職員が、担当職員の通常業務に支障を発生しないように、職員間で交代などを行い、児童館の事務作業を補完しながら対応をしているところでございます。
また、児童館では季節に応じた飾りつけやイベントを実施しております。春のこいのぼり、夏のプール及びテント、冬のクリスマスなどです。これらの準備につきましても手が足らないときには職員が手助けするなどして、業務に支障のないようにしております。
安全の確保についてですが、毎日、施設全体のふぐあい等に気をつけ、事故やけがが発生しないように点検を行っております。万が一修理等が発生した場合は迅速に対応するように心がけております。また、利用者の衛生対策として積極的に消毒液等による衛生管理を行っております。以上のようなことを各職員及び児童厚生員に徹底し、安全の確保に努めております。
また、児童館としげやす児童クラブは渡り廊下でつながっており、毎日、約20人のしげやす児童クラブの児童が児童館を利用しておりますが、この際、安全確保のため、しげやす児童クラブの支援員の付き添いをお願いしているところでございます。
今後につきましては、児童館としげやす児童クラブの連携が密にできるような館長の配置を考えております。
以上でございます。
54 ◯議長(松信彰文君)
平島議員。
55 ◯2番(平島和則君)
答弁ありがとうございました。
この館長が不在ということが11月2日、民生福祉常任委員会の現地視察でわかったわけなんですけれども、今、課長がおっしゃいましたように、11月現在で5,626人の児童館の利用があるということで、本当に館長がいなくて、今、安全の確保が滞らないような児童厚生員、臨時の職員が3人、それと、子ども福祉担当のほうから臨機応変に対応しているということでした。これは私も土曜日、10日に児童館に出向いていったわけなんですが、
〔プロジェクターにより説明〕
児童厚生員の方々によるクリスマスの飾りつけだと思いますが、子供たちが喜んで遊べるような工夫も凝らしてあります。
それで、ここで取り上げたのが、私が心配しておったのが、しげやす児童クラブですね、そこの子供たちが児童館に来て右往左往しているんじゃないかなということで土曜日に伺ったわけですが、今、土曜日は児童クラブから児童館へは入れないということでした。ですから、土曜日は子供の数が30人ぐらい来てあったみたいです。3時過ぎにはもう全て帰られたみたいで、私が行ったときには静かなもんでした。
それと、もう一つ心配なのが、ふれあい広場にできましたみやキッズパークですね。こちらの利用も非常に多いということで、土曜日も結構、久留米から来たという方もいらっしゃったんですが、そこの管理というのが子ども未来課なのかなとは思うんですが、そこで児童クラブの子供たちも児童館に寄ってくる、それと、ふれあい広場に来られた方も児童館に立ち寄られるということもあると思うんですよね。そこで、通常2人の児童厚生員の方、それと、児童クラブと兼任の館長を置かれるということで、これ非常に課長みずからの荷が重くなるんじゃないかなと思っているんですよね。ですから、8番議員、牟田議員のほうから四季彩の丘みやきでの事故のことをおっしゃいましたが、本当に子供はどんな動きをするのかわからない、突発的な事故があるかもしれないというところで、やはり専任の館長を置かれたほうが安心して児童館、それと、児童クラブ、それと、みやキッズパーク、これをそれぞれ安全に見守られるんではないかと思いますが、それについていかがでしょうか。
56 ◯議長(松信彰文君)
古賀健康増進子ども未来課長。
57 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)
平島議員の2回目の御質問に答えさせていただきます。
専任の館長を置くことによりまして、児童館、しげやす児童クラブ、今度できましたふれあいキッズパークの管理、安全面においても十分にできるのではないだろうかという御質問でございますけれども、まず、現在のしげやす児童クラブの室長の勤務状況でございますけれども、午前中は児童館に配置をいたしまして、午後からは放課後児童クラブのほうに配置をしております。児童館が開館した当初の平成26年度は専任の児童館長を配置して運営がスムーズにできておったわけでございます。しかし、その後、児童館としげやす児童クラブの相互利用が多くなりました。このようなことから平成28年度においては児童クラブ室長と児童館長を兼務していただいているところでございます。
土曜日の勤務状況ということでございますけれども、室長と児童厚生員3人が、今、児童館のほうに勤務している、4人のローテーションというふうになっておりますけれども、そのうち2人の勤務体制で児童館の運営をしているところでございます。これは常時2人以上の遊びを指導する者を置くようにという県からの指導によるものでございます。
また、土曜日の児童館の利用者が非常に多いために、議員言われましたとおり、しげやす児童クラブの利用については安全面を考慮いたしまして今現在は制限をさせてもらっているところでございます。
そのような中で、児童館としげやす児童クラブの施設は別棟ではございますけれども、建物間はテラスになっておりますので、その渡り廊下でつながっておりますので、行き来できるようになっております。放課後児童クラブを利用する児童たちは児童館の図書コーナーで読書をしたり、創作活動室で学習をするなど利用するようになってきております。また、小学校の長期休業中におきましても、DVDの観賞や紙クラフト教室などを行っておりまして、多くの児童が利用するようになってきております。
このように児童館としげやす児童クラブ、この2つの連携を考えた場合は、現在のように兼務での配置が望ましいと考えるわけでございます。しかしながら、安全面ですね、先ほど議員が言われましたとおり、安全面につきましては十分に注意してまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
58 ◯議長(松信彰文君)
平島議員。
59 ◯2番(平島和則君)
3回目の質問になります。
今、課長のほうから答弁いただきましたが、今、機構改革で手続関係が1カ所で済むようにということで健康増進子ども未来課が設置されたわけですが、今、さらっと課長のほうが答弁されましたけれども、館長、それと、児童館クラブの室長、これを兼務ということで、それを統括するのが課長の仕事ですよね。私、去年の12月議会において、職員の方々のストレスチェックを実施しているかということを質問させていただきました。健康管理ということで非常に課長のほうに負担が来るんじゃないか、実際に今の話を聞いていたら、とにかく何十人もの子供さんたち、目が離せない子供たちが大勢来ている中で、非常にストレスもたまってあるんじゃないかなということも思われます。
それぞれの室長と館長がいて、行き来もして、やりにくいところもやはり出てくるとは思うんですが、そこのところを厚生員の方々もローテーションを組みながら、そして、子ども福祉担当のほうからお手伝いに来る、そういう休暇のやりくりとかも大変になってくるとは思うんで、もう一度そういう、課長のほうから自分の健康管理のことはなかなか言いにくいとは思うんですが、ここで井手民生部長、どういうふうにこども未来センターの職員の方々のことを考えられているのか。今後、室長、それと館長のことをどういうふうにするのかということを部長のお考えをお聞きしたいと思います。
60 ◯議長(松信彰文君)
井手民生部長。
61 ◯民生部長(井手康幸君)
議席番号2番平島議員の3回目の御質問でございます。
ただいま現在、室長と児童館長を兼務としておりますが、これは先ほど課長も申しましたとおり、お互いの連携を密にできるようにということで配置をしているところでございます。
行政の日々の業務につきましては、年々、複雑多様化してきており、業務も多くなってきております。限られた職員の対応では業務の兼務というのも避けては通れないものだというふうに考えております。
しかし、その中においても業務量に応じて適切な職員配置、また、受け持ちの担当の業務との適切な配分というのも常日ごろから心がけているところではございます。それでも、各職員の受け入れができる許容範囲には差があるため、職員の健康管理の問題も当然出てくると思います。職員の健康管理につきましては、まず、職員環境づくりをどのようにするかということになると思いますが、これにつきましては自分の健康状態というのは自分でしか把握できないというのが実情でございますので、まずは、部下が上司に相談しやすい環境や雰囲気、これを整えることが重要なことではないかというふうに考えております。
したがって、日常的に部下からの自発的な相談に応じる体制づくりということに今後努めていかなければならないというふうに考えております。
また、上司も部下に対し積極的に声かけなどを行って、心の健康問題などについても早期発見とか、適切な対応を行っていく必要があるのではないかというふうに考えております。
業務量が個人の許容範囲を超えてまいりますと、自分では気づかないうちにストレスがたまってくることもございますので、みずから定期的にストレスのチェックをすると。今現在、本町におきましては職員の夏の健康診断のときにストレスチェックというのを実施されております。こういったことで自己管理を行うことは言うまでもありませんけれども、それと同時に、管理職も最近クローズアップされてきておりますメンタル不調のサポーター研修というのがございますので、そういった研修などを積極的に受講するなどして、個々人が発する危険信号を酌み取るような力もつけながら、特定の人に荷重がかかっている場合には業務分担の見直しなどを適宜実施するなど、職場全体としてストレスを軽減して、明るい職場づくりを推進するように心がけていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
62 ◯議長(松信彰文君)
以上をもちまして、通告第10号、2番平島和則議員の一般質問を終わります。
通告第11号、11番宮原宏典議員の一般質問を許可します。宮原宏典議員。
63 ◯11番(宮原宏典君)
皆さんお疲れさんです。通告11号、議席番号11番宮原宏典です。通告に従いまして質問をいたしていきます。
今回は2項目を質問いたします。
1項目め、定住促進にスマートインター建設をということで質問いたします。
平成25年、平成26年12月の定例議会において、合併特例債で百年の計を持ってスマートインター建設に取り組み、企業誘致にということで質問させていただいておりました。執行部は何を根拠に15億円相当かかる、現在は道路整備が山積しているので、解決に傾注していきたい、佐賀国道事務所との要請活動も打ち合わせもなくお断りでございました。平成25年10月1日に佐賀県首都圏本部から鳥栖の山浦のスマートインターが余り積極的でないので、県からみやき町でスマートインターを検討したらとアドバイスを受けたという答弁もしておられる中で、便益よりも費用が高くなる可能性が極めて高い、要件をクリアできないというので、庁内で結論を出した。現実には整備局とは十分検討もしないで事業に取り組まないというのが答弁でした。
そういう中ですので、スマートインター建設については再度の質問はしないつもりでおりました。しかし、年寄りの冷や水でございます。現実に企業誘致が契約できても、交通問題、不便性、高速インター乗り入れの不便さから、解約されたと報告を受け、鳥栖市は3号線を生かし、高速長崎道山浦パーキングエリアに2カ所に精力的に誘致活動が報道されております。特例債は平成31年で終わります。今だからこそ経済成長に恒久性のあるスマートインター建設に力を傾注すべきではないか。
合併の目的は何だったのか。何のための特例債なのか。
〔プロジェクターにより説明〕
形のあるものから生み出す事業としてスマートインターをすべきで、この航空写真も撮っておりましたが、航空写真でわかるように、綾部香田地区の宝の山を生かすべきではないかと、他の市町村にない立地条件だと思っておりました。
スマートインターの質問は3回目になります。第1回目は平成25年の12月です。当時は福岡の鞍手、みやまのインター、佐賀県では小城市でスマートインターが取り組まれて、来年は開通になることと思います。この事業は2012年、平成24年高速自動車道の追加インターチェンジジャンクションの施工命令に閲覧がありましたので、当時は鳥栖市山浦インターが進まないと聞いておりましたので、佐賀国道事務所長に時間をつくっていただき、当時の佐賀国道事務所長は福岡のほうの九州整備局のスマートインター担当歴任者であり、経験十分な熟知したお方でした。この平成25年当時のスマートインター建設の背景は、日本の高速道路のインターチェンジの距離の間は平均10キロメートルと長く、高速道路が通過するのみの市町村があることから、目的として高速道路利用者の利便向上、地域の活性化、物流の効率化等を目的でインターチェンジのない市町村を高速道路が通過するだけでなく、発展を促すために整備に重点を置くとあります。当時の所長はみずからマップを広げて指導していただきました。町長は、綾部香田は土地の軟弱と15億円工事費、費用対効果を理由に断念されました。15億円は特例債140億円の1割で、合併のあかしとして形あるものから生み出す事業に取り組むべきではなかったかと思います。また、五ヶ山ダム道路整備にちなみ、アクセスアップを図るためにも、大きな役割を果たす事業と期待をいたしておりました。
小城市長はスマートインター建設の公約をして当選されています。来年から開通する予定と先ほどから申しますように聞き及んでいます。
私は今回の一般質問に当たり、佐賀国道事務所に平成25年当時と変化がないのか、現所長に指導を受けましたが、現状では予算がつかない状況で、また、オリンピック事業等もなっていくので厳しくなっていくではなかろうかという残念な指導でございました。ただ、望みは、鳥栖-大和インターチェンジ間が無料化になれば、川久保線は渋滞しているので、望みはあるんじゃないか。しかしながら、鳥栖山浦ができれば、望みが薄くなろうということで大変残念でなりません。
このような形でございますので、今後の道路行政はどうしていくのか。それと、合併特例債は企業の誘致に今以上に事業に使うべきでないのかということを1回目の質問として終わりたいと思います。あとは自席でもって終わらせていただきます。
64 ◯議長(松信彰文君)
福島まちづくり課長。
65 ◯まちづくり課長(福島隆二君)
11番宮原議員の1項目めの定住促進にスマートインター建設をということで、県道早良中原停車場線、綾部香田、西部環境組合一帯をスマートインター建設計画設置し、定住促進、企業誘致を図るべきとの御質問ですが、スマートインターにつきましては、先ほど議員もおっしゃられましたように、平成25年の10月に佐賀県首都圏営業本部から話を聞いて、その後、情報収集を行ったところでございます。スマートインターを設置することにより、国道34号線や県道佐賀川久保鳥栖線の渋滞緩和、また、企業誘致や定住の促進、さらには、地域防災や救急救命活動に対する効果というものは多大なるものが期待できるというようなことから、我々もすぐに既に接続許可を得ている小城市や佐賀県の担当部局などから情報を集めたところでございます。
情報を収集する中で設置に当たりましては、費用対便益、いわゆるBバイCというふうに言っておりますけれども、それと、今後の採算性と、そういったものが必須要件となっていることなどが判明をいたしました。
そうしたことから、申請実績のあるコンサルタントとも協議を行いまして、スマートインターチェンジの導入可能性の予備調査、これについて予算計上も視野に入れ、見積もりを依頼したところであります。設置場所につきましては、既存の高速中原のバス停付近を利用したスマートインターの設置が最も効率かつ効果的な手法として考えられますので、そのあたりを想定していたところでございます。
しかし、検討を進める中で、当該地付近にスマートインターを設置するのは便益より費用、コストのほうが高くなる可能性が高いということで要件をクリアできないであろうというようなことから、予算計上については見送ったところでございます。
その理由といたしましては、両側を山に囲まれておりまして、スマートインターの設置に当たっては、山をある程度削らなければならないということ、また、長崎方面の料金所の設置に関して南側の民家が2軒ぐらいは最低でもかかわりますし、これらには多額のコストがかかるものと思われます。接続道路についてもスマートインターの施設までの接続は誘致を行う町が負担するということになっております。さらに、当該地につきましては地形的にも非常に弱い地形ということになっておりまして、数十年前にも幾度となく大きな災害も発生しております。それらをもっと削るとすれば、さらなる2次災害も予想されるところでございます。
したがいまして、スマートインターの設置構想につきましては引き続き勉強させていただきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
66 ◯議長(松信彰文君)
弓企画調整課長。
67 ◯企画調整課長(弓 博文君)
宮原議員の2点目の御質問でございます。特例債をもって取り組むべきということに御答弁申し上げます。
まず、スマートインターチェンジの設置につきましては、周辺地域の産業、観光、生活面における利便性、及びアクセス性等の向上が見込まれ、導入により、高速交通体系の充実が図られるなど有効な手段であることは認識をしております。
しかしながら、スマートインターチェンジの検討につきましては、採算性、費用対効果、アクセス道路の分析と、さまざまな課題をクリアしなければならないのも事実でございます。
スマートインターチェンジ設置の最適箇所やアクセス道路の状況も変化する可能性が大きいことから、本町の広域移動に必要な施策の整備計画など今後の動向を見きわめながら慎重に検討を進める必要があると考えております。
また、合併特例債の事業としては、新町建設計画にこの事業が盛り込まれていること、新町の一体性、平準化に係る事業であること、平成31年度までに事業を完了することなど、クリアの点がありますので、活用を検討するには厳しい状況であると考えております。
宮原議員の貴重なこの御提案につきましては、引き続き先進地事例等を調査研究させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上です。
68 ◯議長(松信彰文君)
小柳建設課長。
69 ◯建設課長(小柳 剛君)
11番議員の御質問の3番目、五ヶ山ダム建設道路整備に鑑み、アクセスアップを図るべきとの御質問でございますけれども、五ヶ山ダムまでの路線につきましては、佐賀県側は県道早良中原停車場線、県境からは福岡県道入部中原停車場線となっております。平成19年の長雨で路面崩壊が相当あったということで、福岡県道入部中原停車場線は長い間通行どめとなっているところでございます。現在の状況でございますが、福岡県那珂川県土整備事務所に問い合わせたところ、五ヶ山ダムの整備計画に伴い、福岡県道入部中原停車場線開通に向け、のり面の保護や待避所の設計は完了し、平成27年度において道路拡幅部の境界を確定し、平成28年度から地権者五、六名に対し用地交渉を行っているとの状況でございます。地権者1名の方が約8割の用地を持っておられるというところで、その方との契約が済めば、随時工事を開始する予定になっているとお聞きしたところでございます。