4月23日に三養基郡
町村議会議長会の定期総会がありました。
総会では、令和2年度事業決算の報告、令和3年度の事業計画並びに予算が議決されました。また、同会規約第6条の規定により役員選出が行われ、会長に私、田中、副会長に中山上峰町議長が、監事に重松基山町議長が選出されました。なお、新役員の任期は、令和3年4月23日から令和5年4月22日までの2年間となっております。
5月19日に東京で開催が予定されておりました
全国町村議会議長会主催の令和3年度
町村議会議長副
議長研修会は、
新型コロナウイルス感染症対策の
基本的対処方針により開催中止となりました。
5月25日に佐賀県
町村議会議長会の臨時総会がありました。
議題は任期切れに伴う役員改選で、新役員を選出するものでした。指名推選により、会長に松尾有田町議長、副会長に上田玄海町議長及び坂口太良町議長、監事に西原江北町議長及び片渕白石町議長が選出されました。なお、新役員の任期は、令和3年6月1日から令和5年5月31日までの2年間となっております。
行政視察の受入れにつきましては、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
視察受入れを自粛しておりましたが、4月より県内に限定して
視察受入れを再開し、5月12日に佐賀県神埼市議会の議員7名が「
みやキッズパークの概要について」をテーマに研修にお見えになりました。設置遊具の種類、規模、選定方法、安全対策、
年間維持内容について研修していただきました。
次に、監査委員から地方自治法第235条の2の規定に基づくみやき町一般会計、特別会計に関する出納状況について、令和3年2月から4月までの検査結果が計数的に正確である旨の通知がありました。
なお、お手元に4月末の
出納状況資料を配付していますので、御参照ください。
以上で諸般の報告を終わります。
日程第4
町長所信表明及び行政報告
6 ◯議長(田中俊彦君)
日程第4.
町長所信表明及び行政報告。
町長所信表明及び行政報告を求めます。岡町長。
7 ◯町長(岡 毅君)
皆さんおはようございます。令和3年第2回定例会に臨み、私の所信を述べさせていただきますとともに、上程しております予算案について御説明申し上げます。
議会議員の皆様におかれましては、町長就任後の町政運営に関しまして、みやき町の町民代表として、様々な御指導、御鞭撻を賜っていることに対し、本当に深く感謝を申し上げます。私も賜った御指導、御意見をしっかり受け止めまして、みやき町のあしたに向けて皆様と一緒に町民のための町政運営に励んでいくつもりでございますので、何とぞ引き続きの御指導、御協力を改めて心よりお願い申し上げます。
私、4月12日より執務を開始いたしまして、2か月弱が経過いたしました。この間、
新型コロナウイルスの再拡大がありながらも、
ワクチン接種の開始など進んできたところでございますが、
ワクチン接種の予約に関しましては、
コールセンターにつながらないなど町民の方々から苦情が寄せられたことにつきましては、大変申し訳なく思っているところでございます。しかし、電話回線の増設やウェブ環境の改善などを早急に行いまして、
町内医療機関だけでも約85%の方の予約が成立していることも事実でございます。次に始まります64歳以下の
ワクチン接種予約につきましては、今回の反省を踏まえまして、土日の
コールセンターでの対応や段階的な接種券の送付、予約の開始など改善策を検討しておりますので、議員の皆様の御理解と御協力を引き続き賜りますようお願い申し上げます。
みやき町におけるこれからの目標でございますが、まず、住民目線を大事にした町政運営が必要であると考えております。そのためにも、第一は町民の意見を反映した大きな
計画づくりをスタートしたいと考えております。町の最上位計画でございますみやき
町総合計画は、令和3年度末をもちまして前期計画が終了する時期でございます。これを機に新しいみやき
町総合計画の策定準備に今年度から着手したい意向でございます。
近年、地方自治体の総合計画は首長の任期に合わせた形態のものが増えてまいりました。みやき町においても、4年、8年、12年というスパンで計画を立てていくのが実情に合っていると判断したところでございます。この策定過程におきまして、
住民ワークショップなどを経まして、多くの町民の声を反映しつつ、長期的な視野も入れた大きな計画にしたいと考えています。また、計画では、数字で議論できるように様々な統計資料を用いまして、その数値の推移が事業評価につながるようにできればと考えております。
計画策定において町民に参画していただくのであれば、事業進捗や事業がもたらした成果を評価してもらうところでも参画していただきたいという思いでございます。それにより計画自体のローリングも進むものと考えているところでございます。このような住民参画の形や積極的な町民との対話の場を持って、次世代の
まちづくりを担う人材育成にもつながっていくということを期待しているところでございます。
この計画の中で特に力を入れていきたいと考えておりますのが、農業分野、
商工業分野、定住促進、福祉充実、
子育て支援、そして、災害対策です。
農業分野においては、後継者不足や耕作放棄地問題にさらに積極的に取り組みまして、農地の有効活用を目指しながら、地元の風土や
育成サイクルに合った特産品開発に努めなければなりません。一方で、さが園芸888運動など佐賀県でやっている制度、運動などを活用できるところも積極的に検討すべきと考えているところでございます。
商工業分野においては、新産業を創り出すようなチャレンジする事業者の支援体制を構築するとともに、
中小零細企業などのデジタル化の支援も考えております。
定住促進に関しましては、エリアを明確化した優遇策を設け、民間開発を積極的に誘導しつつ、住環境にも配慮した
まちづくりが求められていると考えております。さらに芸術家や技術者などの集いの場を提供することにより、定住と雇用を組み合わせたような施策も検討していきたいと考えています。このような人的交流から新たな産業が生まれることも期待できるというところでございます。
福祉充実に関しましては、高齢者の生活支援が充実することをさらに強化すべきと考えております。みやき町においては周辺と比べて高齢化率も高く、それに対応した施策を強化すべきだと考えております。また、文化芸術・
スポーツ振興における
生きがいづくりも福祉に役立つことをいま一度施策として考えていく所存です。健康施策に関しましては、さらなる健康データの活用を積極的に行い、ローリングしながら施策に活用していくことを目指していきたいという方針です。
子育て支援に関しましても、子供たちの成長過程を見守る中で、切れ目ない
トータル支援窓口というものも必要ではないかと考えております。また、学校教育においては、
プログラミング教育、英語教育の推進に当たり、学校現場に負担をかけないことを意識しまして、教育充実に努める所存です。
最後に、災害対策でございます。直近の課題は大雨時の浸水対策であろうと考えているところです。国では流域治水という考え方が始まっております。洪水対策は
河川管理者だけが担うのでは非常に困難である、そういう時代に突入したという観点から、
水利関係者、農業者、
ため池管理者などを巻き込んで洪水を防ごうという考え方でございます。まずは総合的な連携で内水氾濫をどう少なくできるのか、そのような調査や協議、そして対策に努めていきたいと考えているところです。
以上が将来を見据えた大まかな目標でございますが、これらを実現に導くためにも、今年度より計画の策定準備を始める所存でございます。
本定例会に上程しております補正予算につきましては、第1回定例会において可決いただきました令和3年度一般会計当初予算が骨格予算でございましたので、これの肉づけ予算を計上させていただいております。引き続き、コロナ禍の中、税収に与える影響が不透明な厳しい状況ではございますが、まずは混乱を招かず、
行政サービスの維持に心がけ、一定の継続性は担保しながらも、積極的な歳出圧縮に努めております。また、国の
新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を受けた補正予算も計上させていただいておりまして、本町としての積極的な
コロナウイルス対応策を具現化しているものでございます。
これらの方針をもちまして今年度及び来年度以降、住民目線を大事にした公正、公平な町政運営を図っていきますので、行政の体制、方向性、方法論など様々な視点で、議会議員の皆様と議論を交わしながら進んでまいる所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、本年3月定例会後の今日までの町行政の執行状況につきまして、各
行政事務担当課の順に御説明申し上げます。
まず、総務部、総務課について御報告いたします。
庶務・人事担当では、3月31日付で一般職6名、
任期付職員8名の退職辞令を、4月1日付で一般職4名の新規採用の辞令を発令いたしました。
4月1日時点の職員数は、一般職196名、
任期付職員35名、フルタイム再任用職員8名の計239名となっています。
また、鳥栖・
三養基消防事務組合から派遣につきまして、本年3月末で3年間の
派遣期間満了に伴い、4月より新たな職員の派遣をいただいているところでございます。
それから、みやき町出身で
ふるさと大使を委嘱しておりました古賀稔彦氏が3月24日に御逝去され、みやき町庁舎、中原庁舎、三根庁舎、コミュニティーセンターこすもす館の4か所に4月30日まで記帳所を設けました。町内はもちろん、県内外から約2,600名の弔慰をいただきまして、芳名帳は御遺族にお渡ししてまいりました。心より御冥福をお祈り申し上げます。
選挙関係では、任期満了に伴う町長選挙及び
町議会議員補欠選挙を4月4日に執行しました。投票率は59.8%となっております。
防災関係では、災害時の救助・支援活動の拠点といたしまして、佐賀県
防災航空センターが3月28日に開所いたしまして、
消防防災ヘリコプターが配備され、救助活動、
火災防御活動、臓器輸送、
災害応援活動等の運用が開始されました。
消防団の入退団式については、規模を縮小しまして、4月25日の開催予定としておりましたが、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、昨年度に引き続き中止といたしました。
安全安心まちづくり町民会議の定期総会につきましても、昨年度に引き続き
新型コロナ感染拡大防止のため、書面表決による承認をいただくこととしております。
次に、秘書公室について報告いたします。
ふるさと納税につきましては、令和2年7月の
寄附受付再開以降、財源の確保に向け、積極的に推進を図ってまいりました。
その結果、令和2年度分の
ふるさと寄附金の申込み件数と寄附金は、約12万3,000件の約2,340,000千円という件数、寄附金となっております。
また、令和3年度分の5月25日現在の申込み件数と寄附金は、約1万6,000件、約150,000千円という状況となっております。
公民連携につきましては、3月16日に相互の発展に資するため、福岡大学と連携協定を締結しております。今後は、豊かな地域資源及び研究成果等を活用した交流を促進し、健康福祉、地域振興、人材育成等の分野において連携してまいります。
次に、
女子サッカー推進室について報告いたします。
みやき
なでしこクラブU-15につきましては、今年度新たに3名が入団し、計21名の選手で日々トレーニングを積んでいます。
また、4月1日に、佐賀県知事から令和3年度佐賀県
強化拠点地域として指定を受けました。これは、第78回
国民スポーツ大会(佐賀国スポ)において、オール佐賀で
男女総合成績第1位獲得を目指すため、競技力の向上を担う中心的存在として指定を受けたものでございます。
今後も日々鍛錬を重ねるとともに、技術の向上とそれぞれの夢の実現に向けて、努力を重ねております。
次に、企画調整課について報告いたします。
まず、地方創生の取組では、
地方創生応援税制(
企業版ふるさと納税)の制度活用を目的とした
地域再生計画の内閣府認定を受け、令和2年度より
企業版ふるさと納税制度を活用した企業寄附を受け入れております。令和2年度は19社より50,800千円の御寄附をいただいており、新たな財源獲得に向けて今後も鋭意努力いたします。
次に、商工関係ですが、近年では悪質商法が巧妙化し、本町においても
消費者トラブルに関する御相談が多く寄せられております。毎週月曜日と水曜日に三根庁舎で
消費生活相談員による無料相談を実施しておりまして、令和2年度は327件の相談があっております。今後も
消費生活相談体制を強化し、住民の方の安全・安心な
環境づくりに努めてまいります。
次に、統計業務ですが、5月1日を基準日とする
学校基本調査を実施いたしました。この調査は、毎年実施される学校に関する基本的事項の調査であり、幼稚園4か所、
幼保連携型認定こども園1か所、小学校4か所、中学校3か所、
教育委員会が対象となっております。
また、6月1日を基準日に
経済センサス活動調査を現在実施しております。この調査は、日本における事業所、企業の経済活動を全国的及び地域的に明らかにし、事業所及び企業を対象とした
各種統計調査の母集団情報を得ることを目的とした統計法に基づく
基幹統計調査であり、町内の約600事業所が対象となっております。
次に、税務課について報告をいたします。
令和2年分の
確定申告相談を今年2月16日から4月15日までコミュニティーセンターこすもす館及び税務課にて行い、3,051人の方が確定申告をされました。
令和3年度の課税状況について、納税通知書の送付状況は、5月1日付で
固定資産税が1万1,785件、
軽自動車税種別割が1万4,351件、町・県民税の
特別徴収分が3,246事業所となっております。
また、6月1日付で町・県民税の
普通徴収分5,205件と、今月中旬に
国民健康保険税の
普通徴収分を送付予定でございます。
さらに、
国民健康保険税の
特別徴収分については7月の送付を予定しております。
令和3年3月時点の滞納繰越分の徴収実績は、町民税、
固定資産税及び軽自動車税の徴収率が47.7%となり、対前年度比1.46ポイントの増、国保税の徴収率は32.41%となり、対前年度比1.02ポイントの減となりました。
令和2年度の不納欠損額は2,952,245円で、地方税法の規定により徴収権が消滅いたしました。これは、昨年度比で1,051,103円の減となっております。
なお、今年度は佐賀県税事務所、
個人住民税徴収対策班の
支援受入れ方式により、佐賀県税事務所と連携して滞納整理の推進を図ってまいります。
次に、国土調査室について報告いたします。
今年度計画している山田地区の一部0.36平方キロメートルの
測量委託業務発注の準備を行うとともに、調査地区の立会作業の準備を行っております。
また、平成30年度実施した山田地区の一部の成果について、法務局への登記準備を行っているところでございます。
次に、民生部、保健課について報告いたします。
平成21年度から実施している
地区健康教室については、本年度は
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止のため、4月以降も完全休講といたしました。休講期間は当面の間としておりまして、再開の時期については未定としております。
平成27年度から実施している
PET検査費用の一部助成事業については、本年度も
実施予定人数を20名とし、6月1日から受付を開始しております。
国保被保険者数は、令和3年3月末現在で5,348人、前年同期比で4人、0.07%の減となっております。また、
後期高齢者医療被保険者数は、令和3年3月末現在で4,488人、前年同期比37人、0.83%の増となっているところでございます。
次に、住民窓口課について報告いたします。
住民基本台帳関係では、2月1日から4月末までの転入届が368件、転出届が257件となっております。
戸籍関係では、
届書受理件数は210件です。出生が49件、死亡が83件、婚姻14件、その他64件となっております。
また、
マイナンバー制度に伴う
個人番号カードの申請件数は4月末現在で8,471件、交付枚数は6,453枚となっています。
また、今年3月より
マイナンバーカード交付、電子証明書の更新で仕事や学校等により平日来庁することが困難な方に対し、第2土曜日の午前中に臨時窓口として開庁しております。3月開庁時は15件、4月開庁時は17件、5月開庁時は11件の
マイナンバーカード交付を行っております。
次に、環境福祉課について報告いたします。
環境衛生関係については、
廃棄物指導監視員の研修会を2月26日と4月19日に開催し、不法投棄の現状や分別の問題等について情報の共有を図るとともに、今後の対策などについて意見交換を行ったほか、4月の研修会においては、3月末での2年間の任期満了に伴い、新規、再任の方々についての委嘱式を行いました。
狂犬病予防集合注射については、前年度については、
新型コロナウイルスへの
感染リスク回避のため中止としておりましたが、本年は消毒やソーシャルディスタンスの確保など感染対策を行いながら、4月に実施いたしました。
次に、福祉関係については、令和2年4月から引き続き特別弔慰金の申請受付を行っており、受付期間は4年度末までの3か年となっております。
また、
新型コロナウイルス感染防止対策といたしまして、
身体障害者手帳に係る申請者のうち、新たに
呼吸器疾患等の
内部機能障害に該当する方について、引き続きマスク10枚の送付を行っております。
民生委員・
児童委員協議会に関しましては、毎月開催の定例会について、
感染症対策を行い、状況に応じて時間短縮や、また、総会については書面審議に変更して実施をしております。また、
高齢者訪問などについて、緊急以外の訪問面談の自粛を要請するなど、民生委員・児童委員の健康、安全を第一に活動を行っていただいております。
次に、健康増進課について報告いたします。
新型コロナウイルスワクチン接種事業については、4月5日に65歳以上の高齢者9,136名に対して接種券を発送いたしました。4月16日と30日にコミュニティーセンターこすもす館で
新型コロナ感染症及び
ワクチン接種についての説明会を開催いたしまして、4月、5月の各校区区長会、5月の各校区民生・
児童委員会においても現時点での状況の説明を行いました。
5月10日より個別接種の予約受付を開始しまして、5月17日より
町内医療機関による個別接種を開始いたしました。
全国的に一斉に予約が開始されたことにより、電話回線に制限がかけられ、電話やインターネットがつながりにくくなったことで町民の皆さんに御迷惑をおかけしていることについて、大変申し訳なく思っております。
ただ、ワクチンについては国から十分な量を供給するという通知が来ておりますので、慌てることなく予約をしていただき、
ワクチン接種は希望者全員が必ずできるということを呼びかけているところでございます。
5月24日からは、コミュニティーセンターこすもす館での集団接種の予約受付を開始し、6月中に集団接種の1回目を4日間実施いたします。
特定健診及びがん検診等の集団健診については、今年度より
感染拡大防止対策として、3密を避けるため、完全予約制といたしました。5月27日から6月1日まで5日間、働く婦人の家で実施しましたが、混乱もなく、スムーズに実施することができました。現在は、6月24日からの
北茂安保健センターでの健診の予約を受け付けております。
母子保健事業における乳幼児の定期的な健診や、産前産後
サポートステーションにおける
利用者支援事業及び産後ケア事業については、
感染拡大防止策を講じながら、人数制限等行いながら実施しているところでございます。
三養基・
鳥栖地区歯科医師会と連携協定を結び実施している歯周疾患健診及び妊婦歯科健診については、歯科医師の判断により実施していただいております。
保育園、幼稚園でのフッ素洗口は、実施可能な時期に随時行ってまいります。
食を通じた
健康づくり事業は、現在、自粛をしているところでございます。今後は、
食生活改善推進協議会と協議しながら随時開催していく予定でございます。
予防接種事業については、
定期予防接種の実施と高齢者を対象とした
肺炎球菌予防接種の案内を送付いたしました。
次に、
子ども未来課について報告いたします。
令和3年5月1日現在の保育認定数は785名、
幼児教育認定数は274名となっており、待機児童数は3名となっています。
放課後児童クラブの利用児童数については、5月1日現在で429名となっているところです。
児童館の本年度のイベントとして、わらべ歌と絵本の読み聞かせやベビーマッサージ教室など4講座を5月から毎月開催するよう計画しておりましたが、5月予定分については、
新型コロナウイルスの
感染拡大防止のため、開催を中止しております。
また、児童館及び
みやキッズパークについては、4月24日から5月7日まで県外の皆さんの、それから、5月8日以降は町外の皆さんの御利用を御遠慮いただいているところでございます。今後の利用については、感染状況を見て対応を決めていくという考えでございます。
例年5月の子育て・子育ち推進月間に合わせて開催されているこどもまつりについては、昨年度に続き今年度も中止となっております。
新型コロナウイルスに係る支援策である低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金のひとり親世帯分については、196世帯に児童1人当たり一律50千円を4月30日に316人分で15,800千円を佐賀県から給付されています。
出生祝金の令和3年4月の申請件数は、第1子6件、第2子4件、第3子7件の計17件、1,080千円を支給いたしました。
保育園等施設整備の関係では、4月に開園したかなさ秋桜保育園の内覧会を3月20日に開催され、多くの皆さんに施設の見学をしていただきました。
また、石貝地区のメディカルコミュニティセンター北側に計画している認定こども園の用地につきましては、農地転用及び開発許可の申請中であり、今後の手続について他の関係機関とも協議を進めているところでございます。
次に、風の子保育園について御報告いたします。
今年度も昨年度に続き、
新型コロナウイルスの影響のために、園の行事につきましては、規模を縮小して開催するなどの影響が出ております。
4月3日の入園式は、規模を縮小して新入園児のみの16名の参加で行いました。入園から2か月が経過し、新入園児も新しい生活環境に少しずつ慣れ、元気に登園しています。
5月1日現在で212名の園児を保育しております。
例年5月に行っている春の親子のふれあい行事として、バス旅行については10月中旬に延期をしております。
体操教室、英会話教室、水泳教室は、例年どおり5月から開始することができました。
また、前期の内科及び歯科健診を5月18日から実施しております。
保育園では、今後も引き続き、園児や職員の検温、手洗いや手指の消毒、部屋の消毒や換気を行い、
新型コロナウイルスの感染予防に努めながら、保育を行ってまいります。
これからも園児が保育園で楽しく過ごせるように、また、豊かな心で健やかに成長するよう、保育の充実向上に努めてまいります。
次に、地域包括支援センターについて報告いたします。
老人ホーム入所措置状況につきましては、5月1日現在、みやき町全体での養護老人ホーム入所者が49人、南花園では入所者64人のうち、みやき町42人、他の市町22人となっております。
4月に認知症の早期発見・早期対応を目的として、ものわすれ相談会を開催いたしました。肥前精神医療センターの医師とともに物忘れのことで悩みのある本人や家族の相談を受け付けました。今年度は6回の開催を予定しております。
いきいき百歳体操については、
新型コロナウイルス感染拡大のため、5月17日から中止しましたが、自宅でも取り組めるチラシの配布、おもりの貸出しについて対応しております。
5月11日、中原小学校4年生73名、6月1日、北茂安小学校4年生87名、6月3日、三根中学校2年生40名に認知症サポーター養成講座を開催しまして、サポーターのあかしであるオレンジリングを配付いたしました。これは、高齢化社会の担い手となる子供たちに対し、高齢者や認知症の人について理解を深めることを目的として行っております。
介護予防ケアマネジメント事業につきましては、感染防止の観点から、電話での相談・状態確認、必要最低限での担当者会議等にて対応しております。やむを得ず訪問をする際には、マスク着用、体温計、消毒スプレーを持参して訪問しています。
今後も3密対策などを講じながら、高齢者の介護予防及び支援事業に取り組んでいきます。
地域包括支援センターについては、6月14日に市村清記念メディカルコミュニティセンターに移転いたします。移転後、スムーズに業務に取り組めるよう努めてまいります。
次に、メディカルコミュニティ推進室について報告申し上げます。
メディカルコミュニティ推進室ですが、4月1日に創設され、管理職1名、職員2名、出向者2名、会計年度任用職員1名の6名で業務に当たっております。
施設につきましては、4月30日に引き渡され、現在、参画事業者ごとに割り当てられたスペースの改修工事が行われているところでございます。今後については、6月22日の落成式及び6月26日のグランドオープンが控えておりますので、それに向けて、鋭意準備を進めているところでございます。
高齢者の保健事業・介護予防の一体的実施事業については、4月1日付で社会医療法人天神会から理学療法士及び管理栄養士各1名を出向していただいております。まず、町保健師及び管理栄養士において、後期高齢者健康診断で心房細動を指摘され、心原性脳梗塞を発症する可能性がある方及び慢性腎臓病予防対象者に対して戸別訪問を行いまして、後期高齢者健康診断の受診勧奨並びに健康に関する御質問を行いながら、健康状態の確認を行っているところでございます。
また、健康教室、介護予防ふれあいサロン事業及びいきいき百歳体操などの通いの場に理学療法士が赴き、フレイル予防として健康教育・健康相談を行い、基本的動作能力保全の教室を行う予定でございましたが、あいにく
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断を余儀なくされているところでございます。
次に、事業部、建設課について報告いたします。
令和3年3月に建設工事等の入札参加資格審査申請書の受付を行い、建設工事部門375社、コンサルタント部門255社、物品その他部門391社について、令和3年度、4年度の申請事業者として受理いたしました。
工事関係については、令和2年度工事等は全て完了しまして、検査確認も終了いたしました。また、令和3年度工事関係については、他課からの依頼分を含めて道路水路工事10件、建築工事7件、設計等業務委託9件について発注済みであり、今年度予定している工事については、計画的に発注を行うよう準備を進めております。
天建寺団地建替事業では、第1期造成工事の入札会を4月23日に開催し、請負業者が決定いたしました。ついては、5月12日に土井内地区、13日に天建寺団地入居者へ建替事業の説明会を計画していましたが、
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から区長より説明会の延期の申出がありましたので、土井内地区には説明資料の回覧をお願いし、入居者には資料の全戸配布を行ったところでございます。
豪雨等による前川の河川災害の未然防止を目的とした第8回前川対策協議会を5月13日に開催し、東部土木事務所、北茂安土地改良区、東尾区、西尾区、江口区により今後の取組について協議を行いました。
佐賀地区建設関係合同期成会総会が5月10日に開催を予定されておりましたが、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2年続けて中止となりました。議案の書面決議により国道264号佐賀久留米線及び県道佐賀川久保鳥栖線の整備促進に係る事業計画及び予算が承認されました。
次に、
まちづくり課について報告いたします。
企業誘致関連については、西寒水工業団地に進出されます株式会社かねは及び株式会社せんちゃんフーズが事業所の建設工事に着手されており、7月から操業を開始される予定でございます。雇用の拡大や産業振興など、町経済への波及効果が期待されます。
借上型戸建て定住促進住宅事業については、さらなる定住促進を図るため、三養基高校西側町有地では、さきの3月定例会で債務負担行為の承認をいただき、令和3年4月1日に株式会社G-stageと基本協定の締結をいたしました。来年3月末の完成をめどに事業の推進を図ってまいります。
宅地分譲関連については、綾部地区の8区画の宅地分譲申込み受付を5月10日に行いました。5区画の申込みがあったところでございます。残りの区画については、今後は広報等で事業の周知に努めてまいります。
また、今後も定住促進に向けて町だけではなく、民間事業者とも連携して事業の推進を図ってまいります。
土地バンク登録制度については、本年4月末現在で189件、約31.1ヘクタールが登録されております。この土地の中から宅地開発が可能な土地について、民間事業者への紹介活動を精力的に行っております。
空き家対策については、令和2年度も国の補助金を活用し、2件の不良住宅の除去を行いました。今後も危険家屋解消に向けた取組を行っていくとともに、空き家の利活用対策にも取り組んでいきます。
コミュニティバスの運行につきましては、令和2年度の利用者は延べ1万3,741名で、1日平均60名となっております。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出を控えられたことにより、平成30年度と比較すると、令和元年度では約4.2%減少、令和2年度では約28.6%減少しております。今後も安心・安全な運行に努めてまいります。
通学支援バスについては、中原庁舎行きの利用者が延べ1万5,847名、吉野ヶ里公園駅行きが延べ434名となっております。令和元年度と比較すると、
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言に伴う臨時休校により運行日数が減少したため、利用者数も前年比約16%減少しております。なお、令和3年度の利用登録者数は4月末現在で125名となっており、吉野ヶ里公園駅行きについては路線延長及び増便を行い、前年度を上回る利用をいただいているところでございます。
農地転用許可事務については、平成28年度より佐賀県から権限が移譲され、許可事務を行っております。令和2年度は、農地法の4条許可を8件、5条許可を46件行いました。
第三セクターである株式会社リバーサイド三根については、平成30年4月より株式会社G-stageに管理運営を委託しております。コース管理がすばらしいと評価をいただき、令和2年度の利用者数は3万7,712名で、令和元年度と比較すると約1.3倍に増加しております。今年度においても、さらなる入場者の増加が見込まれているところでございます。
次に、産業課について報告いたします。
農業関係では、経営所得安定化対策等事業の円滑な運営を図るため、5月7日にみやき町農業再生協議会総会を開催いたしまして、令和3年度事業計画等が承認されました。
また、食料自給率向上を図るとともに農業を継続できる環境を整え、国内農業を再生させることを目的とした経営所得安定化対策交付金の交付申請手続を関係団体の協力を得て、5月29日及び30日にみやき町庁舎防災センターを会場に行いました。未申請者については、6月25日まで産業課で随時受付を行っております。
令和3年度の多面的機能支払交付金の活動申請手続等については、7月末をめどに進めております。
中津隈西幹線水路への雑物の流入による冠水被害を未然に防止することを目的といたしましたみやき町公共水域雑物等被害防止対策協議会を5月12日に開催いたしまして、北茂安及び三根土地改良区、中津隈西区、中津隈東区、江口区、田島区、田中区及びその地区の保全会により梅雨前の取組について協議、確認を行いました。
春の緑の募金運動では、4月の区長会で募金の協力をお願いし、町民の方から善意の募金をいただき、1,530千円を超える募金が集まりました。御寄附をいただいた方々に改めてお礼を申し上げます。
次に、地域協力課について報告いたします。
地域おこし協力隊につきまして、令和2年度をもって活動の任期が満了となり、退任する隊員5名が3月25日に3年間の活動成果報告会を実施いたしました。本来なら多くの町民の方々にも聞いていただけるよう調整すべきところでございましたが、コロナ禍の現状に鑑み、感染予防対策を講じながら、ごく少数の関係者が参加する形で行いました。5名の隊員は、それぞれ3年間で取り組んできた様々な事項や感想をスライドを使いながら報告し、最後には協力隊活動へ協力いただいた方々への感謝を述べられておりました。
5名ともに町内での居住を継続されており、起業を予定するなど協力隊OB、OGとして新たな環境で活躍されています。
なお、今年度の隊員は、6次産業化、空き家のリノベーション、観光アプリ開発やネット通販事業の活性化として各1名ずつ、スポーツを通じた
まちづくりとして2名の計5名がそれぞれ活動しております。
次に、農業委員会について報告いたします。
農地の保全、または利用の増進を図るため、農地への盛土等による形状変更を行うに当たって、取扱の基準等に関し、全体的な見直しを行い、4月1日より施行をしております。形状変更を行う場合の基準や遵守事項、必要な手続等については、4月号の町広報紙への掲載及び各農業委員により周知を図っております。
本年度の農業委員会における4月から6月までの主な審議件数は、農地法第3条の所有権移転が3件で対前年度同期比4件の減、農地法第4条及び第5条の農地転用に関する意見が15件で対前年度同期比4件の増、経営基盤強化促進法に基づく貸借権等の権利設定の意見が179件で対前年度同期比30件の増、農業振興地域整備計画変更の意見が14件で対前年度同期比1件の増となっております。
次に、下水道課について報告いたします。
公共下水道への接続状況は、3月末現在で接続人口が8,386人、加入率は79%となっています。
令和2年度公共下水道繰越工事分については、石貝西地区の汚水管築造工事を5月に発注しており、6月以降においても計画的に順次発注する予定でございます。
次に、現予算に係る汚水管築造工事分についても、白壁地区、石貝地区、石貝団地、綾部地区、姫方地区を6月以降において計画的に発注する予定でございます。
また、浄化センター汚水処理場の増設工事に備えるため、6系列目の詳細設計を6月に発注する予定でございまして、来年2月末の業務完了を見込んでいます。
また、令和4年度以降の下水道区域の拡大に係る事業計画変更申請を行い、順次、平面測量業務及び基本設計業務委託を発注する予定であり、来年3月末の業務完了を見込んでいます。
次に、農業集落排水への接続人口につきましては、3月末現在で接続人口が896人、加入率は85.7%となっています。
令和2年度から簑原地区の農業集落排水機能強化更新事業として設備の更新工事を実施しており、今年度は中継マンホールポンプの更新を継続して行う予定です。
次に、市町村設置型浄化槽整備事業については、令和2年度までに545基の浄化槽を設置いたしまして、今年度の浄化槽設置申請は、現在のところ10基となっております。
また、既存浄化槽の寄附は、令和2年度までに591基の寄附採納を行い、町による維持管理に移行しております。また、今年度は、現在のところ4基の寄附申請があっております。
次に、個人設置型浄化槽整備事業は、今年度30基分の予算計上に対し、現在のところ7基の設置申請を受け付けています。
また、定住対策浄化槽設置事業は、今年度50基分の予算計上に対し、現在のところ8基の設置助成金の申請を受け付けています。
次に、
教育委員会、学校教育課について報告いたします。
学校行事として、3月24日に令和2年度教職員辞任式、4月1日に令和3年度教職員辞令交付式、赴任式について
新型コロナウイルス感染症対策を講じながら行いました。
赴任者は小学校29名、中学校19名、退職者、転任者は小学校27名、中学校18名です。
入学式を4小学校で4月13日、3中学校で4月9日に挙行し、中原小学校72名、北茂安小学校104名、三根東小学校18名、三根西小学校30名の合計224名、中原中学校58名、北茂安中学校83名、三根中学校66名の合計207名の新入学児童・生徒が入学いたしました。令和2年度と比較いたしますと、小学校で4名の増、中学校では7名の増でございました。
5月1日現在の児童・生徒数は、4小学校で1,303名、3中学校で599名、合計1,902名となっております。
次に、就学・教育支援業務では、要保護及び準要保護児童・生徒の認定事務を行い、5月末現在で小学生48名、中学生51名、合計99名の認定状況でございます。
また、
子育て支援事業として実施している学校給食費補助事業では、4月に保護者から申請を受け付け、5月まで随時補助金の支払いを行っております。
次に、社会教育課について報告いたします。
社会教育事業では、6月、7月に計画している前期子ども教室、年間で計画する公民館各種講座等の6月開催分並びに例年4月に計画していました子どもクラブドッヂビー大会を5月の連休後の緊急事態宣言や県内での
新型コロナウイルス感染者拡大があったために中止といたしました。
文化財関係では、昭和63年度に発掘調査を実施した原古賀三本谷遺跡から出土した鉄器の崩壊を抑えるための保存処理を行うため、専門知識を有する愛媛大学と契約を締結し、保存処理業務を実施しております。
次に、社会体育事業では、昨年度の改修工事で休館としていた北茂安B&G海洋センターのリニューアルオープンを5月6日から行い、休館前を上回る利用者を得ながら運営をしております。
また、5月10日に北茂安小学校グラウンドから
北茂安保健センター周回道路の区間において、11名のランナーによる東京2020オリンピック聖火リレーを地元の児童・生徒をはじめとする観客の応援を得て無事に実施をいたしました。
以上をもちまして所信表明及び行政報告を終わらせていただきます。
8 ◯議長(田中俊彦君)
以上で町長の所信表明及び行政報告を終わります。
お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
9 ◯議長(田中俊彦君)
異議なしと認め、休憩します。
午前10時27分 休憩
午前10時40分 再開
10 ◯議長(田中俊彦君)
休憩中の本会議を再開します。
日程第5 議案の一括上程並びに大要説明
11 ◯議長(田中俊彦君)
日程第5.議案の一括上程並びに大要説明を議題とします。
町長から議案が提出されておりますが、これは皆さんのタブレットに掲載されている議案一覧表のとおりです。
提案理由の説明を求めます。岡町長。
12 ◯町長(岡 毅君)
ただいまから令和3年第2回みやき
町議会定例会の提案説明を行います。
令和3年第2回定例会に次の議案を一括して提案いたします。
今回提案しております議案は、お手元に提示いたしております議案第30号から議案第39号まで、副町長の選任1件、専決処分に関する報告1件、繰越明許費繰越計算書の報告2件、条例の制定1件、条例の一部改正3件、補正予算に関するもの3件、人事に関するもの2件の計13件となっております。
それでは、議案の提案大要につきまして、議案番号順に御説明申し上げます。
議案第30号は、みやき町副町長の選任についてでございます。
この議案は、副町長の選任につきまして、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものでございます。
報告第3号は、専決処分の報告についてでございます。
この議案は、みやき町長の専決処分事項の指定に関する条例により専決処分を行ったことの報告です。専決処分事項は、和解及び損害賠償の額の決定についてでございます。
事案の概要は、2に記載のとおり、令和2年10月、自動車で走行中、公用車が右折しようとしたところ、後ろから追い越そうとした相手方の車両の右前方が公用車の右後方に追突した事故であり、双方が損害額を負担することにより示談するものでございます。
和解の内容は、町は相手方に対し損害賠償金として112,787円を支払い、相手方は町に対し損害賠償金として67,247円を支払うものでございます。
報告第4号は、繰越明許費繰越計算書の報告についてでございます。
一般会計に係る繰越明許費繰越計算書の報告であります。
令和2年度予算で議決をいただきました繰越明許費について、歳出予算の経費を翌年度に繰り越したため、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、議会に報告を行うものでございます。8事業の繰越しで、合計2,611,921千円となっております。それぞれの事業名、繰越額、財源等は記載のとおりでございます。
メディカルコミュニティみやきプロジェクト複合施設整備事業2,418,698千円、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う資材の不足や高騰及び感染予防に伴う日常的な業務増により工程に遅延が生じ、年度内完了が困難となったためでございます。
小売販売事業者及び農家支援簡易販売所整備運営事業61,960千円でございます。
新型コロナウイルスの影響により予定していた事業からメディカルコミュニティセンターに物販スペースを設け、小売販売事業者及び農家から持ち込まれた商品を販売する支援形態に見直しを行ったためでございます。
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業34,599千円、令和2年度に交付決定されました
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業のうち、令和3年度に実施する事業分の繰越しでございます。
地域農業水利施設整備事業4,091千円、土地改良区が揚水機等の補修工事を予定しておりましたが、
新型コロナウイルスの影響により部品の調達に不測の日数を要したためでございます。
森林整備センター造林事業7,763千円、令和2年度で約1キロメートルの作業道の新設を行う計画でございましたが、国管轄林道の災害や森林管理署との協議に不測の日数を要したためでございます。
まちづくり環境整備事業47,400千円、補助金の追加配分及び河川用地取得に時間を要したためでございます。
学習者用端末整備事業30,559千円、GIGAスクール構想により文部科学省から令和2年10月19日付で603台、令和3年2月19日付で新たに29台の追加内示を受け、合計632台を整備することとなりましたが、整備に相当の期間が必要となったためでございます。
農林災害復旧事業6,851千円、国の災害現地査定の遅れによる適正工期の確保が困難となったためでございます。
報告第5号 繰越明許費繰越計算書の報告については、下水道事業特別会計に係る繰越明許費繰越計算書の報告であります。
汚水幹線・管渠布設事業76,120千円の繰越しでございます。
2件の下水道工事の発注を石貝地区にて予定しておりましたが、他の公共工事との施工期間と重複しまして、建設車両の搬入路や迂回路の確保が不可能となり、発注時期の調整が必要となったことに伴いまして、年度内での工事完了が困難となったためでございます。
議案第31号は、市村清記念メディカルコミュニティセンター条例の制定についてでございます。
この議案は、公民連携による町民の健康増進に資する取組を推進し、町民が生活習慣に対する意識を高め、健康の維持増進を図るとともに、広域的な交流の促進及びにぎわいを創出するため、市村清記念メディカルコミュニティセンターを設置することに伴い、地方自治法第244条の2第1項の規定により条例を制定する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。
議案第32号は、みやき町固定資産評価審査委員会条例及びみやき町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
この議案は、法令等に基づき押印が求められている行政手続や内部手続におきまして、
新型コロナウイルス感染拡大防止やデジタル時代を見据えて、書面主義、押印原則、対面主義についての見直しが推進され、押印見直しによる負担軽減や利便性を図ることを目的として、国の押印見直しに関する政令等の改正に準じて関係する条例の一部を改正するものでございます。
議案第33号は、みやき町重度心身障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
この議案は、佐賀県重度心身障害者医療助成費補助金交付要綱の一部改正に伴い、みやき町重度心身障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。
精神障害者保健福祉手帳1級所持者を新たに対象者として追加するものであり、通院費用及び精神病床以外の入院費用について新たに助成の対象となります。
議案第34号は、みやき町火入れに関する条例の一部を改正する条例についてです。
この議案は、行政手続における押印原則の見直し及び文言の修正が生じたことから、みやき町火入れに関する条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第35号 令和3年度みやき町一般会計補正予算(第2号)については、歳入歳出とも514,272千円の追加をお願いし、補正後の総額を14,117,708千円とするものでございます。
4月の人事異動に伴う人件費の調整や、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、新設保育所施設整備等に要する経費をお願いしております。
第2表地方債補正では、新設保育所施設整備事業の財源として児童福祉施設整備事業債の増額をお願いしております。
補正予算の歳入の主なものといたしまして、款14.使用料及び手数料でB&G海洋センター使用料の増額をお願いしております。
款15.国庫支出金では、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、子育て世帯生活支援特別給付金事業費補助金(ひとり親世帯以外)、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金等の増額をお願いしております。
款16.県支出金では、子ども・
子育て支援交付金等の増額をお願いしております。
款17.財産収入では、財産貸付収入の増額をお願いしております。
款18.寄附金では、図書館寄附金の増額をお願いしております。
款19.繰入金では、充当事業の財源として、
ふるさと寄附金基金特別会計繰入金、地方創生基金繰入金の増額をお願いしております。
款20.繰越金では、今回の補正予算の調整財源としての増額をお願いしております。
款21.諸収入では、新設保育所等施設整備事業負担金、それから、B&G財団偉人マンガ製作活用事業助成金等の増額をお願いしております。
款22.町債では、新設保育所施設整備事業の財源として保育施設整備事業債の増額をお願いしております。
次に、歳出の主なものといたしまして、款2.総務費で市村記念蓮公園(仮称)整備工事、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業、コンビニ交付システム改修等に要する経費をお願いしております。
款3.民生費では、子ども・子育て利用者支援(基本型)事業委託料、保育所等施設整備事業家屋等事前調査業務委託料、新設保育所等施設整備事業造成工事費、子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯以外)等に要する経費をお願いしております。
款4.衛生費では、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助金等に要する経費をお願いしております。
款8.土木費では、下水道事業特別会計の補正に係る調整財源として、下水道事業特別会計繰出金の増額をお願いしております。
款10.教育費では、図書購入費、偉人マンガ製作委託料、施設管理業務委託料、多目的広場整備委託料、三根体育館LED化工事等に要する経費をお願いしております。
その他、4月の人事異動に伴う人件費の調整をお願いしております。
議案第36号は、令和3年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
歳入歳出とも5,973千円の追加をお願いし、補正後の総額を1,413,021千円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、歳出で4月の人事異動に伴う人件費の調整分を計上しており、その財源として、一般会計からの繰入金を同額、歳入で計上しております。
議案第37号は、令和3年度みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第2号)についてでございます。
歳入歳出とも193,126千円の追加をお願いし、補正後の総額を6,401,785千円とするものでございます。
補正の内容といたしまして、歳入では、今回の補正の調整財源として、
ふるさと寄附金基金繰入金、特別会計で実施の学校給食費補助金において、
ふるさと寄附金基金繰入金から
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金へ財源を更正することに伴う一般会計繰入金をお願いしております。
歳出では、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業をはじめとする一般会計で実施する充当事業の財源として一般会計繰出金をお願いしております。
議案第38号 みやき町
教育委員会委員の任命についてでございます。
この議案は、
教育委員会委員の任期が令和3年6月30日をもって満了するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
議案第39号は、みやき町監査委員の選任についてでございます。
この議案は、監査委員の任期が令和3年6月30日をもって満了することに伴い、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
以上、議案第30号から議案第39号まで13件でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
13 ◯議長(田中俊彦君)
以上で議案の一括上程並びに大要説明を終わります。
日程第6 議案第30号
14 ◯議長(田中俊彦君)
日程第6.議案第30号 みやき町副町長の選任についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。岡町長。
15 ◯町長(岡 毅君)
議案第30号につきまして御提案申し上げます。
本議案は、副町長の選任をお願いするものでございます。
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議案第30号
みやき町副町長の選任について
次の者をみやき町副町長に選任したいので、議会の同意を求める。
住 所 ─ 〔省 略〕 ─
氏 名 高 尾 政 伸
生年月日 ─ 〔省 略〕 ─
令和3年6月8日 提出
みやき町長 岡 毅
提案理由
地方自治法(昭和22年法律第67号)第162条の規定により、みやき町副町長に選任したい
ので、議会の同意を求めるものである。
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次のページの略歴をお願いいたします。
経歴、公職及び賞罰につきましては記載のとおりでございます。
選任期間につきましては、議会の同意を得られましたら、その翌日であります令和3年6月9日からの4年間を予定しております。
以上で議案第30号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
16 ◯議長(田中俊彦君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。人事案件ですので、御配慮の上、質疑をお願いします。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17 ◯議長(田中俊彦君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。9番古賀通議員。
18 ◯9番(古賀 通君)
議案第30号 みやき町副町長の選任について、反対の立場で意見を申し上げます。
5月14日17時頃、みやき町政のオンラインメール発信は衝撃的な内容でございました。5月17日に牛島副町長を解職する。まさに前代未聞の所業です。発信元は岡町長でした。4月の管理職会議席上、牛島副町長は町長に対して、私はどうしたらよいでしょうかとの進退伺申出に対し、町長はそのままでいてほしいと回答した。その後は、舌の根も乾かないうちに解職とは、本人にとっても他の職員にとっても尋常でないと聞こえたことでしょう。もちろん、この決断は町長の決裁で可能であるものの、昨年の牛島副町長選任で、議会が賛成同意で成立した行為を凌辱しており、裏を返せば、後見人を無視した行為である。議会や住民との正常な関係を希望するなら、特に今回は選挙直後であり、細心の心配りが重要であったと考察されます。よって、今回の副町長提案には反対を表明するものであります。
今後とも熟慮断行を肝に銘じ、人心の混乱を招かないよう町民に沿った行政行為を希望するものであります。
19 ◯議長(田中俊彦君)
ほかに討論はありませんか。13番平野達矢議員。
20 ◯13番(平野達矢君)
議案第30号 副町長の選任についてということで、前副町長が解職をされました。