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2021-03-12 令和3年第1回定例会(第4日) 本文
2021-03-12 令和3年第1回定例会(第4日) 名簿

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  1. みやき町議会 2021-03-12
    2021-03-12 令和3年第1回定例会(第4日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(田中俊彦君)  おはようございます。令和3年第1回みやき町議会定例会12日目の会議、御出席ありがとうございます。  ただいまの出席議員は14名です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております議事日程表のとおりであります。       日程第1 一般質問 2 ◯議長(田中俊彦君)  日程第1.一般質問を行います。  通告第1号、8番古賀通議員の一般質問を許可します。8番古賀通議員。 3 ◯8番(古賀 通君)  おはようございます。コロナの中、御苦労さんでございます。議席番号8番、古賀通です。さきの通告により一般質問いたします。1.新型コロナ予防ワクチン接種計画について、2.子育てプラザ支援中止の経過についてです。  1番目に、21世紀に入り、初めて地球規模で感染した新型コロナ現象は、発生から1年が経過しました。この間、生活環境は激変し、ウイズコロナなど新用語とともに、定額給付金やGo Toキャンペーン夜間飲食店営業規制と、国が総額約95兆円に上る支援金など、ありとあらゆる施策が実施されております。また、最前線で厳しい環境の中活動されている病院、医療関係者には、心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。  この結果、様々な行動規制や感染状況もようやく少し緩和された中、ワクチン開発でようやく終息への第一歩へ進むことになりました。これまでの閉鎖的な非日常の連日から一日も早いコロナ感染が収束されることが望まれます。  ようやくワクチン接種具体的スケジュールの段階になってきましたが、本町はいち早く接種対策本部を立ち上げ、それを円滑に施行するため行動計画を検討されたことを高く評価するものです。  地域住民は前例のないワクチン接種進行を、固唾をのんで関心を持ち、望んでおります。前代未聞であるこの行政サービスを安心して実施されることに関し、問題点や不透明なことについて質問します。  その他、子育てプラザTeaRa(ティアラ)支援中止については自席より質問いたします。どうぞ前向きな答弁を求めます。  以上です。 4 ◯議長(田中俊彦君)  佐藤健康増進課長。 5 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
     皆さんおはようございます。議席番号8番、古賀通議員新型コロナ予防ワクチン接種計画についてお答えいたします。  まず1点目、対策本部の組織についてということでございます。  みやき町は新型コロナウイルスワクチン接種体制推進対策本部については、今年の1月4日付で設置をしております。  本部の組織につきましては、町長を本部長としまして、副町長、総務部長、民生部長、総務課長、健康増進課長総務課選挙防災担当健康づくり担当で構成をしております。また、全庁的な取組を行う必要があることから、必要に応じて本部委員以外の者を本部会議に出席させることができるというふうにしております。推進対策本部では、方針やスケジュール、問題点等を洗い出し、迅速に計画が進んでいくよう、全体的な方向性を決定しております。  それとは別に、新型コロナワクチン対策室を2月3日付で設置しております。民生部長、健康増進課長、それから保健師3名に加え、みやき町地域医療推進政策顧問である野瀬先生に参加していただき、対策本部会議で決定した方針等に基づき、具体的な検討や事務を進めているところでございます。  次に、基本スケジュールについての予定ということで、基本的な接種のスケジュールにつきましては随時国が示しているところですが、ワクチンの供給状況が想定よりも遅れていることから、現時点では、当初の計画から相当の遅れが生じております。現在のスケジュールでは、先月、2月15日のファイザー社製の薬事承認後、2月17日から全国の国立病院機構地域医療機能推進機構、労災病院の中から100の医療機関を指定し、希望する約4万名に対して先行接種が実施され、その後、1回目の接種から7週間にわたり4万名のうち2万名の健康調査が行われているところでございます。  その後、3月1日からは、地域の医療従事者等への優先接種ということで、基幹病院等の従事者への接種が行われているところでございます。その後、65歳以上の高齢者に対して、4月12日の週から限定的に開始され、4月26日の週からは全国的に開始されるというようなことになっております。  それが終了しまして、64歳以下の方の接種が始まることになっておりますけれども、ワクチンの供給状況により流動的になっているところでございます。  それから3点目、医師会との連携、それから接種場所等についてですけれども、町内の医療機関や鳥栖三養基医師会との連携については、医師会の役員をされております町内の先生や、基幹となる医療機関へ事前に説明に伺い、鳥栖三養基医師会との協議を経まして、町内の16の医療機関に対して個別説明を行い、2月25日に第1回目の医療機関連絡調整会議として、町と16医療機関との協議を行ったところです。  その結果、みやき町においては、医療機関での個別接種を基本として、その接種率やワクチンの供給量を確認して、必要に応じて集団接種を実施できるよう、医師会等との連携を図っているところでございます。  摂取できる場所につきましては、現時点では町内の12の医療機関で個別接種を実施していただくということになっておりますので、今後、医療機関名やその実施日時、それから連絡先等を周知していくというような計画でございます。  また、集団接種につきましては、3密対策として十分な空間を確保できること、それから空調設備が完備されていること、接種後15分から30分の経過観察を行う居室等を確保できることなどの条件をクリアできるコミュニティーセンターこすもす館を予定しております。  ファイザー製のワクチンは、1箱195バイアル、195瓶が入っておりまして、1バイアルから5回接種できるということなので、975回分という基準がございます。順調に1週間に1箱ずつみやき町に供給されれば、1週間に975回分以上の接種計画はできません。ワクチンがないと摂取したくてもできないということになります。  町内12の医療機関にアンケートを行ったところでは、1週間に全体で大体1,200回ぐらいの接種が可能であるというような回答を得ておりますので、ワクチンが週1箱ずつ供給されるとした場合には集団接種を計画することはちょっとできないというような計算になっていきます。  それから、接種券の発送についてですけれども、接種券の発送につきましては当初、65歳以上の高齢者に対して、3月1日から3月12日までの間に発送ができるよう準備を進めるよう国から指示があっておりましたけれども、現時点ではワクチンの供給状況により国の計画そのものに遅れが生じておりまして、3月1日に首相官邸は接種券発送の時期については標準的には4月23日頃までの接種開始に近い時期に想定しているというようなことをツイッターで公表しております。  また、担当大臣である河野大臣は3月2日の記者会見で、自治体が段階的に送付するのが望ましい。いきなり全ての高齢者に送ると予約の電話が鳴りやまない。自治体が戦略を立ててほしいというようなことを述べられております。これらのことも考慮しまして、ワクチンの接種、それと接種券の配付についても慎重に現在、検討を重ねているところでございます。  それから、接種後の観察、緊急対策というようなことですけれども、2月17日に国内での先行接種が始まったワクチン接種に対して、全国で数例の副反応の疑いが報告されております。どの事例も予防接種で通常見られる程度の症状でありまして、現在はほとんどの方が回復されているというようなことを聞いております。  アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によりますと、発熱や痛み、倦怠感などの副反応が疑われる症状の発生頻度は、比較的ほかの予防接種よりも高いと言われておりますが、深刻な例ではない、少ないとのことです。重い反応のアナフィラキシー症状は、約20万人に1人とも言われておりまして、接種後15分から、過去にアレルギー経験がある方は30分ぐらいの経過観察をするようになっております。集団接種会場での副反応対策としては、基幹となる救急病院等からのバックアップ体制を確立していただくことで、現在、検討を進めているところでございます。  それから、6点目として、第1回目から第2回接種までのスケジュールということですけれども、国内で接種が開始されているファイザー社のワクチンにつきましては、2回の接種で約95%の有効性が確認されたとして、薬事承認をされているワクチンとなります。第1回目の接種後18日以上、標準的には20日の間隔をあけて、21日目に2回目を接種するというふうなことになっております。現在の状況や国からの指示、それからワクチンの供給状況等を総合的に勘案したところ、みやき町において65歳以上の高齢者が2回の接種をおおむね終了できるのは、順調にいって6月末から7月いっぱいまでかかるのではないかと考えているところです。それ以降については、新たなワクチンの承認、それから必要なワクチンの供給状況に大きく左右されるところですので、今のところ国が示す計画にのっとって迅速な対応ができるよう準備を進めているところでございます。  以上でございます。 6 ◯議長(田中俊彦君)  8番古賀通議員。 7 ◯8番(古賀 通君)  新型コロナの蔓延による、もうこれまで1年間経過したところです。この1年間は本当に非日常的な閉鎖的な社会、それから職場、またそれぞれの学校関係も大変な規制がされて、非常に動向が取れない状況で、その中で第1波、第2波、現在、第3波の新型コロナウイルスの感染拡大期になっているわけです。様々な対策の中で、経済的にも、肉体的にも精神的にも大変な苦痛を強いられているのが現状でございます。お互い注意しながら今日まで活動をしているわけですが、県内の新型コロナ感染の現状は、10日現在で入院中が150人、それからホテル療養14人、病床使用率が14.9%と、都会に比較すれば比較的低い数値を示しているわけですが、陽性率が8%、累計の2,926人、2万9,265件というような状況ですね。佐賀県、それから特に佐賀県東部、基山町、鳥栖市、みやき町は福岡県にも接しておるし、それぞれの交通の要所もあります。昨日あたりの新聞では、地元でカラオケ喫茶のクラスターということで6名の方が感染されていると。大変身近に捉えるべき問題になったわけです。皆それぞれ3密、手洗い、それからマスク、そういうものを日常の生活に心がけているものの、なかなかこれは沈静化しない。この感染というのは恐ろしい。再拡大、要するに変異株の確認というような状況でもありますように収まらない状況です。  こういう中で、みやき町はいち早く、予防ワクチン接種対策本部を立ち上げていただき、町民が安心してそのワクチンが接種できるような行動計画をなされているところに評価するところでございます。  現在の説明では、とにかく65歳以上、現在2月17日からファイザー社製の安全性を確認するための医療従事者への優先先行接種が開始されて、そして、3月1日には第3便のワクチンが到着し、具体的に医療従事者ということでございます。先ほどの説明では、65歳以上の持病疾患の方は、大体計画では4月12日以降というふうに発表されておりましたけれども、今の説明では、6月から7月までの間というような状況でかなり遅れるようでございますし、その間にコロナが蔓延する、変異株が蔓延するという状況もあるかと思うわけですね。  現在、それぞれの予防ワクチンはとにかく外国頼みというような状況でございます。だから、国産も開発中でございますけど、これは1年では、この年内ではとても難しいような状況でございますし、やっぱり今のファイザー社の薬品以外ないようでございますので、外国頼みの予防というような計画で進めざるを得ないというふうに思うわけですね。  それで、この具体的な計画の中で、接種券の発送、3月1日から12日という当初の予定でございましたけれども、先ほどの3月下旬からというようなことでございます。そうしますと、この3月下旬からどういう順序で発送されるものか。また、65歳以上の基本的疾患を持っている人は、ほとんどはそれぞれ65歳以上になったらやっぱり薬も飲んでいらっしゃると思うけれども、病気をお持ちの方が多いんですね。また、75歳以上になるとなおさらです。だから、こういう接種券をどういう順序で地区から発送されるものか、それについて説明をお願いします。  それから、町外での接種、これについてはそれぞれ問題があるようでございますけれども、こういう問題についてはどういうふうに対応するか。また、ファイザー社以外の選択、例えば、本人の接種を拒否するということに対しての、その辺の納得というか、説得というかされるものかですね。あるいはそのまま放置されるかどうかということ。  65歳以上の基礎疾患者については、何か病的な病気の証明書が要るかどうかですね。一応、自己申告とか言っていますけども、これは形ばかりの、形式だけの申告だと思うんですけども、それでいいかどうかですね。それから、接種が自分の番に来て、それがたまたま他の用事なりで欠席されたというときの欠番をどう補充するかと。貴重なワクチンですから、1箱で975回しか打てないということですから。そういうことで、そういう順番待ちというか、外国ではその順番待ちでお互いに接種券を持っていながらトラブルが発生したところもあるようでございますので、それについて説明をお願いいたします。 8 ◯議長(田中俊彦君)  佐藤健康増進課長。 9 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)  まず1点目の接種券の発送の順番ということなんですけれども、これにつきましては、接種計画を今、ワクチンの供給状況を見ながら医療機関のほうと検討を進めているところでございます。  先ほども言いましたとおり国の通知等もございますし、大臣の意向等もありまして、接種券を発送するタイミングというのは一応、国のほうの指示に基づいて発送するというようなことになっておりまして、最近では地域の実情に応じて柔軟に対応というようなことを考えておられます。  河野大臣としても、国としても、65歳以上の方の接種券を一遍に発送すると混乱を招くおそれもあるというようなことも懸念されておりますので、その辺を十分に検討しながら、一遍に発送するのか年齢別に段階的に発送するのか、そういったところを今後医療機関とも話し合いながら検討しているというところでございます。来週の17日の水曜日にまた第2回目の医療機関との連絡調整会議を開催させていただきますので、その中で具体的な内容、方向性を決めていきたいと思っております。  それから、町外での接種の方法についてということでございますけれども、接種につきましては原則住所地内で接種をすることになっております。  しかしながら、例外としまして、基礎疾患を持って町外のかかりつけ医に通院されている方、それから、町外の病院等に入院されている方、それから町外の施設に入所されている方、そういった方については町外の医療機関や入所施設等で摂取が可能となっておりますので、御理解いただくようお願いします。  それから、ファイザー製のワクチン以外の選択について、拒否された方への対応ということでございますけれども、現時点では日本国内で薬事承認されているのはアメリカのファイザー製のワクチンのみです。現在のところ、承認はそれだけなんですが、2月5日にイギリスのアストラゼネカ製のワクチン、それから3月5日には武田薬品工業により、アメリカのモデルナ製のワクチンが承認申請をされております。  両者とも手続を簡略化する特例申請を希望されておりますけれども、いつ承認されるかは不明な状況でございます。もし複数のワクチンが承認された場合は、2回の接種を義務づけられているものについては同じワクチンを接種することが大原則であります。  個人がどのワクチンを打ちたいかというような選択ができるのかという御質問もあったかと思いますけれども、現実ではどうなるかっていうのは私のほうからお答えできるものはございませんので、その点については御理解をいただきたいと思います。  今後、複数のワクチンが承認された場合には、国から何らかの方向性が示されると思いますので、それに基づき住民への周知に努めてまいりたいと考えております。  それから、接種を拒否された方をどうするのかというような御質問があったと思いますけれども、あくまでも接種は国民の努力義務というようなことを予防接種法の改正によって決められておりまして、本人の希望、それから同意が必ず必要でございますので、無理に接種勧奨をするとか、そういったことをすることは今のところ検討はしておりません。  それから、64歳以下の基礎疾患の申出方法ということでございましたけれども、ワクチン接種の優先順位については、先ほど申しましたように、医療従事者、それから65歳以上の高齢者が優先になっております。その次に、14の基礎疾患を持っている方が優先的に接種を受けられるというようなことになっておりまして、その基礎疾患の申出方法につきましては医師の証明書等、そういったものは必要ではなくて、予約をされるときに申し出ていただいた上で当日予診表にその旨、既往歴欄に記載していただくというような方法で確認することになっております。  それから、接種の当日、キャンセルが出た場合の補充についてというような御質問だったと思いますけれども、接種につきましては議員おっしゃるとおり貴重なワクチンを無駄にしない取組というものが必要であります。1バイアル当たり5回の接種を基本として医療機関の1日当たりの予約数を今のところ5の倍数で取るような計画にしております。  しかしながら、当日、欠席もそうなんですけれども、問診おいて接種をすることが適当でないというように判断される方もごくまれにいらっしゃいます。そういった場合どうするかということなんですけれども、その医療機関に来られている方で接種券を持ってある方がいらっしゃったら、本人がもし打ちたいということであればその方を接種していただくと。それとか予約の名簿を見て、翌日予約してある方を繰り上げてその日に来ていただくというような方法も医療機関と検討をしているところでございますので、今後またお示ししていきたいと思っております。  以上でございます。 10 ◯議長(田中俊彦君)  古賀通議員。 11 ◯8番(古賀 通君)  この予防接種の体制検討は、かなりお互いに町民同士のつばぜり合いというか、あるようでございます。65歳以上の疾患者とか、あるいは今度は集団接種じゃなくて、基本は個別接種なんですね。そうすると、病院同士のワクチンの配分、それもあると思うんですよ。あの病院は早かった、ここは遅かったと、すぐもう風評が出るわけですね。そういうことのないような方法も考えなくてはいけないと思うんです、貴重なワクチンですからね。本町は対策本部を立ち上げて検討されていると思うけれども、個別接種と集団接種の違いというか、どうして基本的に個別接種、要するにかかりつけ病院でするということに基本的に重きを置いたのかどうか、それについていかがなもんでしょうか。  接種券、予約券、問診票、それぞれ例えば病院に行ってからでも様々な手続があると思うんですよね。だから、接種券を送付するんでしょう、3月下旬から。そうすると、接種券も番号なっとん打たんなら、あの病院のここが早かったとか、それが出てくると思うわけです。配送の方法もあるしね。その辺の整理も混乱がないようにお願いしたいと思うわけです。だから、摂取券が主体か、予約券が主体かという、どっちかその予約券は現場でするものか。問診票は現場でしょうけど、接種券は郵送するんだったら郵送されると思うんですよね。その辺は明確にしていただきたいというふうに思うわけですね。  この検討会を3月17日に開かれる予定ですが、庁内においての混乱防止のためのその一連の経過、予行演習というか、そういうことはされる予定はないかどうかですね。コミュニティーセンターこすもす館で集団接種を予定していると思いますけれども、各病院でもやっぱりそれぞれあると思うんですね。だから、そういう予行演習というか、シミュレーションをすることも必要じゃないかというふうに思うわけです。  それから、かかりつけの病院で接種を受ける。そうすると、身体障害者等の足の不自由な方に対する対策、在宅介護を受けられている方、なかなか足が不自由とか、日常生活動作に困難が伴うような方、そういう人たちの対策についてもすべきであるでしょうし、医療従事者、医療関係者という、例えば在宅訪問、ケアマネジャーとか、それぞれの介護をする人、訪問介護か、そういう人たちはどの部分に当たるかどうかですね。医療従事者の対象になるかどうかということです。  それで、地区別にそれぞれ送迎される計画もあるようでございますけれども、送迎するにしたってまた密になったら困るし、その辺は大変区長、民生委員、それぞれの地区の方の協力も要ると思うんですね。だから、やっぱりその辺の準備をある程度シミュレーションをしておったほうがいいんじゃないかと思うわけです。  拒否する人は拒否する人で、それは仕方ないわけですね。だけど、拒否することによって、新型コロナウイルスがまた感染が拡大するようであれば困るわけです。その辺の数字的な統計は十分把握した上で接種に臨んでいただきたい。そうしないと接種の意味がないと思うんですね。集団免疫というのは75%から85%の接種が終わらないと集団免疫は効果がないそうです。だから1人欠け、2人欠けというようになってくると、ワクチンの効果が出てこないと思うわけです。そういうことを勘案して、今後の計画を進めていただきたい。  それから、相対的にやっぱり優先順位が一番、地区とか、あの人とかこの人とか、それがやっぱりいろいろ出てくると思うんですよ。その辺を十分周知徹底していただきたいし、それから、昨日の新聞であったけれども、実名を挙げて、あの人はこうだ、この人はこうだとか、誹謗中傷の根源にならない、あの人は打ったばってん、ちょっとあんまり効かんやったとか、あの人は優先的に2回早く打ったとか、もう必ず出るんですよ、これは。こういうワクチン接種の順序、それから方法、それからその後の誹謗中傷の拡大がないように、ぜひ大変な作業だと思いますけれども、町民が安心して接種が受けられるような体制をこの本部で勘案し、実行していただきたいというふうに切に思います。  以上です。 12 ◯議長(田中俊彦君)  佐藤健康増進課長。 13 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)  まず1点目の病院へのワクチンの配分を平等にというような話であったと思いますけれども、これは事前に各町内医療機関にアンケートを取っておりまして、大体何曜日の何時ぐらいに何人ぐらいをうちは受けられるよというようなアンケートを取っております。それに基づいて、町が一元化して予約を取っていって、病院にお知らせするようにしておりますので、分配はそのとおり均等にいくと思っております。  それから、個別に重きを置いた理由ということですけれども、これにつきましては、まず集団接種会場での会場運営とか人員の確保、それから不測の事態への対応と様々な問題がございます。それで、町内の医療機関へのアンケート等をしてみますと、町内の先生方も個別でまずは対応したほうがいいんじゃないかというようなことで、うちはこのくらい協力できるよというような回答を得ておりますので、その結果、医療機関との協議を基に計画をつくっていっているところでございます。  それから、接種券の配付と予診票というような話でしたけれども、接種券を配付する際に、その中には予診票も同封しております。接種を受けられる医療機関とか、接種の注意事項とか、それから予約の方法とかも当然、その中に同封するようにしております。予診票については、もう事前に記載をしていただくように注意書き等をつけておりますので、医療機関に行ってから混乱が起こらないよう、そこら辺も対策は検討をさせていただいているところでございます。  それから、集団接種会場の予行演習については、当然、計画をする前に予行演習を行うことも考えております。  それから、在宅介護の従事者の方ということですけれども、今のところ国からの通知によりますと、高齢者施設の従事者の方は優先順位が1つ上がっておりますし、それと障害者施設の従事者もその中には入っております。ただし、在宅介護の方については、従事者の方についてはそういった優先順位は上がっておりませんので、あくまでも年齢相応分、あるいは基礎疾患を持ってあるならばその順位ということになっております。  それから、在宅で介護をされている方というのは、病院の先生方が大体関わっていらっしゃると思いますし、その方については往診での接種もできるということですので、医療機関の先生方は往診でもやってもいいよというようなことを言ってくださっている方もいらっしゃいますので、そういった対応で何とかカバーできるんじゃないかと思っているところでございます。  それから、接種状況など、集団免疫を獲得するための接種状況等については、国のほうがシステムを2つほど開発して、それでワクチンの供給状況や接種状況、それから各地の状況等を把握して、それぞれまた対策を通知してくると思いますので、そういったところを見ながら対応していきたいと考えております。  それから、最後に誹謗中傷に対する対策ということでしたので、新型コロナの予防接種については予防接種法の第6条第1項、それから第2項に定める臨時接種をベースとして、現行の臨時接種に関する規定を適用して、適用できないものについては特例を検討するとされております。これにより、接種については国民の努力義務とされておりますけれども、強制ではなくて、あくまでも接種者自身の判断によって、打つ、打たないを決めることができるものとなっております。  当然、この事業が進んでいけば、予防接種を受けていない人への差別的発言や誹謗中傷等が懸念されますので、広報やチラシ、ホームページ上での啓発活動にも同時に取り組んでいきたいと考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 14 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 15 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えをします。  まず各自治体で今情報を共有して、20自治体、知事を中心に協議をずっとしておりますけれども、その中において国からの指示がまだ来ない、何もできないという御意見が大半でございました。しかし、やらなきゃならないのは自治体です。予防接種をするのはドクターです。この出口をきちっと抑えてというか、そして、国の指示が来たら直ちに接種体制を整えて、一日でも早く、1人でも多くの方が安心して接種していただくことによって集団免疫を獲得し、そして、日常的な安心的な生活に早く戻らなければならない。  その意味で、1月4日に対策本部を設置しまして、集団検診で行うというところが大半でありましたけれども、当初から私は集団検診、集団接種だけでは危険性が高いと。なぜなら、問診に時間がかかる。それと副反応が出た場合に対する対応が、臨時のそういうコミュニティーセンターこすもす館で予定していますけれども、ここだけでは対応ができません。命に関わることも想定されます。  それと、平日は一般診療を行っているドクターとか医療スタッフの皆さんが、本当に土曜日、日曜日に来ていただけるか、そういう確保もできていません。そのことで、みやき町の地域医療推進政策顧問である野瀬ドクターに、うちの担当課と一緒に町内の医療機関、全部に足を運んでいただきました。何をやろうとしているかというと、かかりつけの病院で今のインフルエンザワクチンみたいに、ほかの薬を頂きに行った帰りにワクチン注射ができるとか、そういう体制をつくれば、問診時間がもうほとんど要らないんですよ。自分のところの患者さんですから、既往歴からアレルギーとか、そういうのも全部把握されていますので。それの体制を整えるべく、全ての医療機関を担当と、保健師、そして野瀬ドクターもしていただいて、特に野瀬ドクターも自分自身がそういう大きな病気をされて民間からドクターに転じられて、病気になった患者さんのためじゃなくて、ならないようなことを地域の中でしたいということで今、みやき町で唾液のがん検診とかに取り組んでいます。  その意味で、ドクターの協力をいただきまして、2月にほとんどの医療機関が個別接種について協力をするという大変ありがたいお返事をいただいていますので、その体制がほぼ整いましたので、いつ国から指示が来ても、直ちに今、対応できるような体制を整えております。  その中で新たな問題として、集団接種と個別接種、かかりつけの医療機関を中心に始めていきますけれども、サラリーマンの方とか、そういう平日は行けない方については、また集団検診を別に設けます。両方でいきます。それと、副反応等に対する対応を久留米と鳥栖の基幹医療機関と連携して、あらかじめそういう基礎疾患のある方とか、特にアレルギーについて御不安な方も事前にその基幹医療機関で検査をしていただく、そういうこともやっていくようにしております。  そして、送迎の問題についても、全ての方はできませんけれども、免許返納者とか、そういう移動手段を持たない方、障害をお持ちの方、これについてはまた業務委託をしながら業務代行を受けていただくところとまた協議をしていきたいなと思っております。コールセンターはもう設けるように設置できるような準備を整えています。  予約の受付、病院でも予約も受け付けできて、病院が予約を受け付けたら直ちにコールセンターのほうに、一元化は全部予約はこちらでしますので、かかりつけ医療機関でも予約できる、保健センター敷地内にあるコールセンターでも予約を受けられる、そういう体制をほぼ整えています。  新たな問題として、これからまだ国の具体的な指示が来ていません。ワクチンの供給が明確じゃありませんので、集団検診で一気に計画してもワクチン供給が来なければできませんので、その供給計画というのを出して、国がどれだけ本当に、全国に供給しますから、みやき町だけ何百、何千というのは一気に来ません。そういうことがまだ不確実ですので、いかなる国からの指示においても、臨機応変に対応できる体制を整えています。職員も一生懸命頑張っていただき、日常的な業務の傍ら、民生部長を中心とした予防接種の対策室も設けておりますので、どの自治体よりも早く、そしてまた接種率も向上するような体制については、今、整えておりますので、今後また国の動向等を見ながら、戸惑うことなく住民の皆さんに安心して接種していただく、これがないともうこの脅威は克服できません。  その説明会も、予防接種についての説明も聞きたいという地区がありましたので、3月14日に2地区、そしてそれから順次4月、5月にかけて全地区でもこのドクターを中心に、コロナというものにおびえる、恐れることばかりじゃなくて、マスクをして、お互い大きな声を上げずに一定の距離を取れば、ある程度防げます。  逆に、3月4日からみやき町はクラスターが3月9日に発生しています。カラオケ由来です。70代、80代の方です。ちょっとした油断が今までにないようにみやき町に今、感染拡大のリスクが非常に多くなっていますので、全世帯に今、緊急連絡ということで、カラオケ喫茶の利用を控えてくださいと文書を出しています。これは佐賀県知事から直接、みやき町が非常に増えているから、住民の皆さんに緊急的に周知をしてくれということで今、チラシを作っています。3月4日から10人です。9日には5人、もうこれはクラスターですからお店の名前が公表されます。だから、我々がもう身近に来ていますので。しかし、その恐怖だけ、おびえていても正常な生活はできませんから、それに対する周知を今後やっていき、ドクターを中心に各説明会をきちっとして、このコロナに対する認識、予防接種に対する正しい情報を提供していきたいと思っています。  今回のカラオケのクラスターが発生して、誹謗中傷で非常に多くの方が傷ついておられます。あの方はいつもカラオケに行くからあの兄弟じゃないかとか、家族じゃないかとか。じゃないかが特定、もうその人になってしまっているんですよ。この議会の中でも、そういうお話を聞かれてあると思います。この議会の中から間違ったそういう情報が出ているようなうわさもちょっと聞きましたけれども、決してあの人が、あの人なら、犯人探しのようなことを絶対していただかない。陽性者が出たら、県から私に直接電話があります。公表されるのは年齢、性別、そして感染由来、この3つです。誰一人個人の名前とか地区とかはもう、ごく少数の保健所とかしか分かりません。  そういう意味で、今般、非常に誹謗中傷、そして人権に大きく関わるようなことが出ているんですよ。議会の中でも聞かれておられると思いますけど、全くそのようなことはありません。そういう正しい情報を提供することに最大の務めを果たします。誹謗中傷、人権侵害のない、差別がないようなこともぜひ議会の皆さんはじめ、正しい認識を持って、区長会とか各団体、地区でのある程度影響力のある方々については、その旨、特に人権侵害についての御理解、御協力を今後とも強くお願いをしていきたいと思っております。  いずれにしましても、国の対応に対してはもう既に十分対応できるような体制を整えていますので、その点について御理解等をぜひ、また御協力等を賜りますことをお願い申し上げ、答弁に代えさせていただきます。  以上でございます。 16 ◯議長(田中俊彦君)  古賀通議員。 17 ◯8番(古賀 通君)  年度替わりでもあるし、人の移動が大変頻繁になる時期でございます。執行部の皆さんももちろん、議会の議員、私たちも十分注意しながら、円滑にこの計画が進めるように希望いたします。  それでは、2番目に入ります。子育てプラザTeaRa(ティアラ)支援中止経過について。  本町は平成24年9月に子育て支援のまち宣言をして若いママたちの子育て環境を整備して、様々な相談事や案内など、ママたちが持っている複雑な心境を癒してくれる安心な部屋として、町内のみならず、町外からも好評されていました。その中で、12月25日に行財政改革の一環として、子育て支援アドバイザー業務委託契約を一旦終了させていただくとの通知があったそうです。この件についての経過はどうでしょうか。  これまで9年間に及ぶ町政応援団として、定住促進にも十分貢献されたということも聞いておりますし、また、細部に至っては本当に若いママたちが初めて子供を持ち、お産をして、育てているその環境の中で、大変難しい時代の中での子育てで、一生懸命になってこれをサポートされた、この期間についての援助の中止でございます。これについて答弁を求めます。 18 ◯議長(田中俊彦君)  北原子ども未来課長。 19 ◯子ども未来課長(北原順二君)  議席番号8番、古賀通議員の御質問にお答えします。子育てプラザTeaRa(ティアラ)に関することでございます。
     本町におきましては、人口減少、少子高齢化による家族形態の変化や就労の多様化など、子供たちを取り巻く環境が著しく変化している中で、平成24年9月に子育て支援のまち宣言を行いました。  議員御質問のみやき町子育ち・子育て応援プラザTeaRa(ティアラ)につきましては、その取組に先立ちまして、平成24年7月にNPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会と子育て支援アドバイザー業務委託契約を行い、三根庁舎の町民ホールを相談場所として活用し、カフェ風のゆっくりとした空間の中で、民間団体による町民目線での相談活動を行うことにより、子育て支援事業を実施していただいております。令和2年度末で8年9か月となりますが、これまでの間、みやき町の子ども・子育て支援事業の一環である子育て拠点のまちづくりの礎を担っていただき、多大なる御支援、御貢献をいただきましたことにつきましては大変感謝しているところです。  子育て支援事業に関するアドバイザー事業は平成24年当時、少子化や人口減少が取り沙汰されている中で、定住促進には子育て支援に係る施設の充実が必要であるということで取り組んだ事業でございました。  事業の目的としては、定住総合対策に向けた子育て支援の推進に当たり、放課後児童クラブ連絡会から定住対策事業の円滑な推進のためのアドバイスを受けるとともに、より安全で安心な子育て環境を整備することを目的としておりました。  この事業により、平成24年7月に三根庁舎1階ホールにTeaRa(ティアラ)を開設し、平成25年からはPFI方式による集合住宅や戸建住宅、町による宅地分譲などにより、子育て世帯の入居も増えてきて、地域の活性化が図られました。そのような中、三根みどり保育園が平成25年4月に開園し、TeaRa(ティアラ)も多くの子育て世帯の皆さんに利用していただきました。  そして、令和2年度に筑水幼稚園が認定こども園に移行され、月影幼稚園も認定こども園への移行を考えられているところであり、保育園、認定こども園ともに子育て支援事業に取り組まれております。子育て支援に係る施設拠点が町内各校区に整備され、取り組まれるようになったことにより、安全で安心な子育て環境を整備するという目的は達成できたものと考えております。  TeaRa(ティアラ)の業務委託の終了に伴い、利用者の皆さんから町へ御意見、御質問をいただいております。御意見、御質問をなされた方につきましては、随時子ども未来課のほうでヒアリングを実施させていただき、子育てに対する思いや利用者としての考え等をお聞きするとともに、TeaRa(ティアラ)の事業終了に係るこれまでの経緯や今後の子育て支援事業の在り方などについても説明させていただきました。  ヒアリングの中でお聞かせいただいた内容としては、TeaRa(ティアラ)のいいところということになりますが、TeaRa(ティアラ)は利用者間で情報収集、情報の共有ができる、いろんな保護者たちと出会うことができ、みんなが集まれる場所である、気軽に利用でき、場の雰囲気がいい、いろんな相談ができ、子供が遊べる、子供がいなくても親だけでも行って悩み相談ができるというようなものでした。  これらの御意見については、今後場所を変えて新たな事業を考えておりますので、これからの子育て支援事業の参考にさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 20 ◯議長(田中俊彦君)  古賀通議員。 21 ◯8番(古賀 通君)  TeaRa(ティアラ)については相当それぞれ工夫しながら、学童保育のそれぞれの、ほかのところも計画されているようですが、この実績を見てみますと、来場者、それから相談件数については平成26年5,141件、内容については4,190件、それから平成29年は5,477件、相談件数6,207件、平成30年5,935件、相談6,043件という、今年に至るまで合計4万4,059件、それから相談件数4万2,692件という膨大な相談件数を気安く、心和やかに受けてされております。相当の地元町内外の方に好評であったと思います。  その内容について、子供の発達、育児19%、自分自身の──若いママですね。精神的な相談事39%、それから、行政視察等についての意見がありましたけれども、この中にあって、貧困とか虐待、DV、そういうのも児童相談所と情報をもらいながらされているんですよ。大変きめ細かな、やはり女性でなければならないような内容でございます。これは、ひいては今回、閉園されると思うんですが、これは引き続き持丸古民家でやりたいという意向を持っておられるようでございます。古民家が有効な活用施設として、今後、優遇対策ができれば、活用していただければと思います。ちょっと中途半端…… 22 ◯議長(田中俊彦君)  以上をもちまして通告第1号、8番古賀通議員の一般質問を終わります。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(田中俊彦君)  異議なしと認め、休憩します。                 午前10時31分 休憩                 午前10時45分 再開 24 ◯議長(田中俊彦君)  休憩中の本会議を再開します。  通告第2号、9番園田邦広議員の一般質問を許可します。9番園田邦広議員。 25 ◯9番(園田邦広君)  皆さんこんにちは。議席番号9番、園田邦広でございます。ただいまより一般質問を行います。  今回の質問項目は2項目です。1項目め、新型コロナワクチン接種について、2項目め、コロナ感染症対応地方創生臨時交付金について。  1項目めの新型コロナワクチン接種についてでありますが、前任者の8番古賀通議員から今質問がありましたので、大体分かりましたが、重複しない程度に質問をしていきたいと思います。  コロナウイルスが初めて確認されたのは、中国・河北省武漢と言われています。その後、世界的流行を引き起こし、日本においても昨年1月に初めて感染者が出ており、瞬く間に全国に感染が拡大しました。今日の朝、報道発表で新規感染者数は全国で44万4,977人になっております。佐賀県でも1,128人、みやき町では24人が確認をされています。  その間、様々な対策、国においては国民の命を守る、健康を守り抜くという強い決意で、昨年4月と今年1月に緊急事態宣言を発令し、不要不急の外出は避けるようにと呼びかけ、感染拡大の防止を図られてきました。現在、その効果も徐々にではありますが、新規感染者は減少しておりますが、新たに変異ウイルス等が発見され、脅威となっています。数字を見れば、感染者は一時の高止まりから下げ止まりの傾向にあります。  我が国でも、2月から待ち望んでいたワクチン接種が、医療従事者に先行して接種が始まりました。  みやき町では、このワクチン接種に向け、国の指示を待てば対応が遅れるという判断から、1月に副町長を本部長に新型コロナウイルス接種体制対策本部を、2月3日には民生部長を室長に新型コロナワクチン対策室を設置、鳥栖三養基医師会、町内の医療機関と連携、情報が少ない中、他の市町より先駆け、接種に向けた体制づくりを着々と進められてきたことには敬意を表するものであります。  また、みやき町地域医療推進政策顧問、鳥栖市の今村病院医長の野瀬先生にも対策室に参加していただき、専門的な御指導をしていただいていることは大変心強い限りであり、この体制づくりは町民の不安を払拭し、安心して接種ができるものと思っております。  そこで、数点についてお尋ねをします。  1、このワクチン接種は16歳以上からとなっていますが、みやき町ではこの年齢に該当する人口は何人おられるのか。できれば、後期高齢者、高齢者、そしてそれ以外の人と分かればお願いいたします。  2つ目、みやき町は集団接種はリスクが大きいということで、町内の医療機関で接種ができるように医療機関の協力を求めるということであったと思うが、町内の医療機関から協力は得られたのか。町内の医療機関は16であり、そのうち、12機関は協力すると報告があっております。残りはどうであったのか、お尋ねをいたします。  3つ目、接種できる医療機関が判明した場合は早く町民へ知らせるべきと思うが、どのようにされるのか、方法と機関をお尋ねいたします。  4つ目、クーポン券、これは接種券のことです。この配付はコールセンターを中心に個別に指導されると思うが、接種する病院等は個人が希望できるのかをお尋ねいたします。  5つ目、接種は各自が努力義務となっている。基礎疾患、妊婦、不妊治療等をしている者はどうなるのか、お尋ねをいたします。  6つ目、ワクチンについては、現在アメリカのファイザー製を接種しているが、2月15日にイギリスのアストラゼネカ製のワクチンをWHO(世界保健機関)が緊急使用を承認したと報道があっている。今後、他社の開発も進み、ワクチンの供給が容易にできるようになると思うが、個人がワクチン接種を希望できるのか。  以上6点について、まずお尋ねをいたします。2回目からは自席で質問します。 26 ◯議長(田中俊彦君)  佐藤健康増進課長。 27 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)  議席番号9番、園田邦広議員の新型コロナワクチン接種についての御質問について、6点お答えさせていただきます。  まず1点目、16歳以上の人口ということでございますけれども、令和3年1月末現在のみやき町の人口ですけれども、16歳以上の人口につきましては2万2,420名となっております。  その内訳としまして、75歳以上が4,883人、それから65歳から74歳の方が4,323人、65歳以上の方を全部でいいますと9,206名になります。それから、16歳から64歳までの方が1万3,214人となっております。全部の合計で2万2,420名となっております。  次に、2点目ですけれども、医療機関の協力ということでございます。  今回の予防接種は、まず、65歳以上の高齢者から接種を開始し、その後、基礎疾患をお持ちの方などを優先的に接種するスケジュールとなっております。65歳以上の高齢者の方や基礎疾患をお持ちの方は、ほとんどの方が医療機関との関わりをお持ちであると考えられ、かかりつけの医療機関で接種をしていただいたほうがトラブルも少なく、問診等もスムーズに行えるということが考えられますので、基本的には、個別接種を中心に計画していくことを検討しているところでございます。  町内の16の医療機関に2月8日から16日にかけて個別に説明をし、アンケート調査を行いました。その結果、12の医療機関から協力ができる旨の回答を得ております。その後、2月25日に連絡調整会議を開いて、また、いろんな協議をさせていただいて、残りの医療機関においても意向調査を引き続き行わせていただいているところでございます。  それから、3点目の接種できる医療機関を町民への周知ということだったと思うんですけれども、医療機関の周知や予約の方法については、接種券を発送します際に接種できる医療機関の一覧表等を同封することとしております。  当初予定では、3月下旬から65歳以上の高齢者に対して接種が始まるという計画でありましたけれども、現時点では段階的に4月26日の週から全国で開始というような状況でありますので、あまり早い段階からの周知を行うと、医療機関の通常診療にも支障がありますので、これはまた来週17日に開催します医療機関との連携会議の中で御意見等を賜りながら、検討をしていきたいと考えているところでございます。  それから、今回の予防接種の一番ネックというのは、やっぱりいつ、どのくらいワクチンが届くのかということが明確でないということです。しかも、その情報が度々変更されたりしておりまして、全国の自治体でも動きたくても動けないと、発表したくても発表できないというような状況にあるということを十分御理解いただくようお願い申し上げる次第でございます。  それから、4点目、クーポン券の配付後、町民の立場に立って適切な指導をというようなことでございます。  接種券の発送につきましては、国の指示に基づいて3月下旬以降、順次発送することとしております。現時点では、65歳以上の高齢者からとなっておりますが、これも年齢を段階的に分けて発送するというようなことも言われているところでございますので、町内の発送方法については、今後、またさらに詰めていきたいと思っております。  みやき町では、いつになるか分からない接種券の発送に先立ち、3月11日から、昨日からコールセンターを開設して住民からの問合せに対応しております。  これの周知については、昨日の区長逓送を通じて全戸配付をしておりますので、御確認をいただきたいと思います。  それから、今回の予防接種事業の要綱等により、国、県、市町村のコールセンターの役割分担が明確に示されており、町のコールセンターにつきましては、接種に係る具体的な手続に関する住民や医療機関等からの問合せへの対応、県のコールセンターは接種後の副反応など医学的知見が必要となる専門的な相談等への対応、それから国のコールセンターは、コロナワクチン施策の在り方に関する問合せ等への対応となっておりますので、町のコールセンターで対応できない場合は、国、県のコールセンターを御案内することとしております。  予約の受付というようなことでございますけれども、これについてもワクチンの供給状況によって接種計画を作って、いつから予約を取るのかということを検討しております。それが決まりましたら、また、全戸配付チラシ等で周知をしていきたいと思っております。その予約の際に、基本的には、かかりつけ医の病院で接種をしていただくというようなことを御案内するというようなことにしております。  それから、5番目の接種ですね、基礎疾患のある者、妊婦、不妊治療を受けている者などはどうなるのかというような質問であったかと思いますが、令和2年12月2日の参議院本会議において改正予防接種法が成立し、新型コロナウイルスワクチン接種が国民の努力義務とされました。しかしながら、有効性や安全性が確認できない場合はこの努力義務を適用しないということも同時に記されております。  その後、令和3年2月14日、厚生労働省はファイザー社製新型コロナウイルス感染症ワクチンを国内で初めて正式に特例承認しました。  その際、国民には原則として接種の努力義務が生じるが、妊婦については有効性や安全性に関する情報が十分に集まっていないため、接種はできますが、努力義務は課さないというふうに決定をされております。  つまり、基礎疾患のある者とか不妊治療を受けている方などは努力義務が生じますけれども、妊婦の方は努力義務が生じません。妊婦の方でも、接種を希望すれば無料で接種を受けることができるというふうになっております。  それから6点目ですけれども、ファイザー製のワクチンを接種していますけれども、今後、ワクチンの供給が進んでいって、個人がワクチンの種類を希望できるのか、ほかのワクチンを打つことができるのかというような質問だったと思いますが、日本国内におけるワクチンについては、2月14日にアメリカ、ファイザー社製ワクチンが厚生労働省より特例承認を受けて接種が開始されているところですけれども、そのほかについては、2月5日にイギリスのアストラゼネカ、それから3月5日にアメリカのモデルナ社の製品が厚生労働省に対して承認申請をされております。  国内での臨床試験結果については、前者が3月中に、後者が5月中にそれぞれ提出され、厚生労働省において承認可否の判断がされるのは、それ以降であると言われております。  このほかにも、ノババックス、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどでワクチンが開発中であり、また、中国やロシアなどでも独自のワクチンが既に使用されているところでございます。  御質問のワクチンの種類の選択については、現時点では明確な手引や要綱等ございません。ただ、2回接種となっているワクチンについては、同じワクチンを接種した場合の有効性を確認し、それを承認されているものとなりますので、1回目と2回目は同じワクチンを接種することが大原則ということになります。  それからまた、アストラゼネカのワクチンについては、高齢者での治験データが少ないということから、海外では65歳以上の高齢者への接種には使用していないケースも見受けられ、日本でも65歳以上の高齢者への接種はファイザー社製のワクチンを基本とするというようなことも言われております。  いずれにしましても、今後、複数のワクチンが承認された場合に、国からの何らかの方向性が示されると思いますので、それに基づいて住民への周知に努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 28 ◯議長(田中俊彦君)  9番園田邦広議員。 29 ◯9番(園田邦広君)  ありがとうございました。  そしたら、2回目に入ります。  1番について、接種できる人口がデータで2万2,420人ということでした。  医療従事者、医療機関に勤められておる方がおられると思うわけです。この方たちは、16歳以上から64歳までぐらいの方だろうというふうに、高齢者は恐らくおられんだろうと思いますが、そういった方は、今、医療機関に勤める人を先に接種をするじゃないですか。そういったところで接種をされた、また、されるという方は、この接種券等で区別ができるのか。その辺の把握はできるやろうかというふうに思うわけですが、担当課どがんでしょうかね。それを1つお尋ねいたします。  それから、医療機関に接種をしていただくということで、先ほど申しましたように、16医療機関があって、12医療機関は応じられたということやったですね。今、佐藤健康増進課長のほうは12医療機関で終わっておるわけですが、あと4つの医療機関はどうなっておるかですね。  これは一番最初のときだったかと思いますが、説明会をされておると思います、診療所といいますか、そういった先生方に説明をされておると思いますが、その後、私もかかりつけの病院に行きました。そのときに先生が言われたのは、通常の診療をしておるときには難しかもんねって、やっぱりそこは患者さんが多いとでしょう。待合室がいつもいっぱいになっているような病院ですもんね。ですから、そういった接種をする人を一緒にということはなかなか難しいなというようなことでありました。  それで、するならば、プレハブか何かを別に設置して、そこでするようにせんといかんやろうというようなことを言われました。それは希望されたですかということを聞いたら、それは、ちゃんとそのとき言うたと、説明会のとき言うたということでしたが、それがどのように考えられるのか、それをお伺いしたいと思います。  それから、3つ目の接種できる機関を早く知らせてくださいということで質問しておりますが、これは、いわゆる一覧表か何かで、この病院ができますよというようなことを町民の皆さんに連絡をされるわけでしょう。これはいつ頃になるんですか。  今、先ほど古賀通議員のときに町長が答弁された中で、接種をされる方が行きつけの病院でできるようにしたいというような話がありましたね。私も全く同感です。  というのは、ほかの病院に行っても、いわゆる問診はそのときにされると思いますが、いろいろ疾患を持っておられる方がおられると思いますので、そういったところが果たして、ほかの病院で接種するときに、接種される方の気持ちが把握できるかなというふうにちょっと私は思っておるんですが、病院の選択をできるように検討をしていただきたいというふうに思っております。  それから4つ目、接種券の配付については、河野大臣ですかね、この方は4月26日までには全て配付が終わるというようなことを、この間言われておりました。  接種券はそれまでで終わるかもしれませんが、今、先ほど佐藤健康増進課長が言われましたように、接種券を一遍でばらまいたときに、今度は、俺はいつになるやろうかというようなことになると思います。これは高齢者、年の多い人からという順番で恐らくなると思いますが、そういった年齢の中でも、先に打ちたいという方が出てくると思うわけですね。その辺の整理が、担当課は本当にできるかなと。今、8番議員からも言われたように、それが、いわゆる誹謗中傷につながっていくというようなことになろうと思うわけですね。  それを考えますと、接種券は段階的に配っていったほうがいいのではないかと思うわけですが、国は26日までに全て終わるということですよね。そして、6月末までには2回目の接種が全て終わりますよということを先ほど答弁されたですよね。  ですから、それまでの期間の中で、町民の間でも相当いろんなあれがあるやろうと思うわけですね。担当課はざっといかんなというふうに私は考えておりますが、そこら辺の交通整理をうまいとこやってもらわんと、俺はもう終わったばい、俺はまだ来とらんばいというようなことにもなろうかと思いますので、その辺はうまいところ執行部のほうで調整をしていただきたいというふうに思っております。  5番目については、基礎疾患ということですので、妊婦の方は義務は課せられないということですからね。ここは分かりました。  そして6番目、このワクチンの希望ですよね。今、ファイザー社だけが日本に入ってきておりますので、それはいいんですが、今、日本でもその開発は進んでおるんですよ。知ってあろうと思いますが、塩野義製薬とか第一三共、武田薬品とか開発をされているわけで、この武田薬品というのはノババックス社のワクチンを製造するというような報道があっておりました。  このときに、ワクチンが2つ、3つ、複数出てきた場合、ファイザー社のワクチンが足らなくなったときに、そういった後から出たワクチンを2回目で接種できるのかということですよ。1回目の接種が遅れた方、そういった方は2回目も同じワクチンを使われるようになると思いますが、そこら辺も大変難しい問題だなというふうに私は感じております。  それから、今、接種がどんどん進んでいますよね。それに比例して、アナフィラキシーショックというものも多くなってきておりますよね。そういったところが、先ほど町長も言ったように、非常に懸念しておるというようなことでありましたが、その対応が果たしてうまくいくのか。接種して15分か20分、その場で待ってもらっておるというような、今、接種されている方はなっておるようですが、その時間帯、またはその後に、そういった方が出てきた場合に果たして対応はできるのかというふうに思います。この辺もうまく連携を取ってもらわんと、やっぱりまだ命を落としたという情報は、私は海外でも聞いておりませんが、そういったことにもなりかねませんので、やはりその対応はきちんとしてもらわなければならないというふうに思っております。  それから、ワクチンの関係で、アメリカの大手のジョンソン・エンド・ジョンソンというワクチンが緊急使用されていますよね。これは、私は3月1日の新聞で知ったわけですが、今のファイザー社のとはマイナス75度以下ですかね、冷凍でということですが、これは零下20度の冷凍庫で2年間もてると。2~8度の冷蔵庫で3か月間保存ができるというようなことが言われておりましたが、佐藤健康増進課長、このワクチンは日本は契約されておっとですか。ちょっとそういうことをお尋ねしたいと思います。  以上です。 30 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 31 ◯町長(末安伸之君)  議会の皆さんもですが、住民の皆さんが一番御心配され、不安を持っておられることを園田議員がその声を正しく代弁していただきました。  このことについて、まず私も含め、私ども職員としては、住民の皆さんに安心して接種をしていただき、集団免疫を獲得していただく、これに今、全力を傾注しておりますし、今後とも一丸となって取り組みます。
     しかし、職員も通常業務を行っていますので、交付金とか補助金を活用して業務代行できるところは業務代行で専門的にお願いしようと。コールセンターの対応とか、送迎とかを含めて今後行っていきます。  それと、基幹医療機関の2医療機関の協力体制、バックアップ体制については確約が取れていますので、副反応とかに緊急対応、それとあらかじめ基礎疾患とか、強いアレルギーがある方は事前に相談が受けられる、そういう体制も今整えるようにいたしております。  いずれにしましても、私も職員も医療に関しては知見もありませんし、そのため、予防医療に積極的に今、関わっていただいている野瀬ドクター、この方を中心に、むしろ指導をいただきながら、安心して住民の皆さんが接種していただくようなことをやりたい。  そのドクターは、4月以降、全地区に説明会というか出向いて、そういう新型コロナがどういうものであるとか、どうしたら予防できるとか、過度な不安とか、安心して予防接種を受けていただくと、それを分かりやすい資料を今作っておられますので、4月以降、順次、御希望されるところからその説明会をですね。よって、短時間で密にならないように、既に2か所、14日に御説明をぜひと受けていますので、コロナ対策を十分に施した上で、短時間での御説明をされるようになっております。  それと、先ほどの体制については、副町長がその統括をしていますので、まずは、かかりつけの医者でできるだけしていただきたい。しかし、かかりつけ医療機関がない場合は、近くの病院とか、または町外、県外であっても、そういうところについても配慮を当然しなきゃならないし、町内の医療機関であっても、久留米市に近いところについては久留米市の方々の患者もいらっしゃいます。そういう方も対象にできるように当然したいと。なぜなら、みやき町も隣接する上峰町、鳥栖市とか久留米市にかかりつけの病院がありますので、そちらのほうで安心して受けてもらえるような、まだ最終調整はできていませんが、こういうふうに野瀬ドクターのほうが、全てそれを医師会との調整、医療機関との調整を今、責任持ってしていただくというところで動いていますので、我々を含め、職員もこのドクターの指示の下で、予防接種が安心して受けられるようなことをやっていきたいと考えております。  また、そのバックアップ体制については、副町長のほうから、統括監ですので、まず答弁して、もし弓部長がワクチン接種の室長ですから、ございましたら。(発言する者あり)すみません。 32 ◯議長(田中俊彦君)  弓民生部長。 33 ◯民生部長(弓 博文君)  先ほど町長が申したとおり、ワクチン体制につきましては、非常に体制を強化して、野瀬ドクターと共に、町民の皆様に安心・安全にして接種していただける形を取っております。  町長も申しておりましたけれども、スタッフたちは通常業務プラス、この業務をしておりますので、スタッフの異動も兼ねて、我々職員全員一丸となって、国難でございますので、体制としては町全体としてやっていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 34 ◯議長(田中俊彦君)  牛島副町長。 35 ◯副町長(牛島敏和君)  御質問いただきました点で数点、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。  何回も申し上げておりますけれども、ワクチン接種につきましては、基本的にはワクチンの確保というのがまず前提でございます。それともう一点は医療従事者に御協力いただくと。この2点が前提条件となってまいります。  特に、医療従事者の確保ができなければ、当然接種はできないわけでございますので、その点を特に重点を置いて、保健師をはじめ、担当課で町内の16医療機関を複数回、直接お尋ねをし、またアンケートも取りながら、各医療機関の協力についてお願いをしたところでございます。  そういう中で、16の医療機関中、12の医療機関については、現在御協力ができるというような確約が取れてはおりますけれども、残りの4医療機関についても、医療機関の事情等もございますので、その事情等がクリアになれば、新たに協力できるというような医療機関の見込みもございますので、そういった中で進めていきたいと考えております。  それとあと、医療機関の接種に係る労力の負担が大きいというようなことでございますけれども、各医療機関ごとで接種ができる可能な人員等の聞き取りを全てさせていただいております。当然、通常診療にプラスした接種というような形で、医療機関への負担が過多になるのは当然でございますけれども、その中で御協力いただける数というのを、例えば、曜日ごとに何名できるのかというのも聞き取りをさせていただきながら、1週間単位で医療機関でどれだけの接種ができるのかという数字を把握していきながら、最終的に7月中旬かいっぱいぐらいまでには、65歳以上の方の接種が何とか2回可能になるぐらいの予定等を立てさせていただいているところでございますので、そこは医療機関への協力というのが一番になってまいりますので、その点は十分医療機関との連携を図っていきながら計画的、なおかつ安全な無理のないような接種体制を構築していきたいと考えているところでございます。  それと、医療機関での接種のときの受付の状況でございますけれども、定期的に通院をしている病院があるのかないのかという形で2つに分かれてまいります。  ある場合は、町内の医療機関なのか、あるいは町外の医療機関なのか、あるいは町内の医療機関の場合は医療機関からの受付の状況というのも、一括で受付をしてほしいという医療機関と、個別で医療機関で受付をしますよというような医療機関の意向を全て聞き取りさせていただいております。医療機関の意向に沿った受付の体制を取らせていただきたいと。  定期的に通院している病院がない場合につきましては、直接一括でコールセンターのほうで受付を取っていくというような形で整理をさせていきながら、受付の予約のスムーズな移行をさせていただきたいと考えているところでございます。  それともう一点、施設の準備の状況でございますけれども、この部分についても医療機関のほうにおのおのお尋ねをして、新たな施設設備等が当然必要になってくると思います。その部分については準備金というふうな形で、ワクチン接種の準備のための経費の部分を一括して支援をさせていただくと。  それともう一点、個別に御質問があっておりましたけれども、コンテナとか、そういった院外の設備等が必要な診療機関もあるようでございますので、そういった部分については、やっぱり医療機関の協力というのが一番でございますので、そういった新たな設備等につきましても、町のほうで準備等をさせていただきながら、なるべく多くの医療機関に御協力いただけるような体制を構築してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 36 ◯議長(田中俊彦君)  佐藤健康増進課長。 37 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)  そしたら私のほうからは、まず1点目、医療従事者の方ですね、今接種を受けてある方の医療従事者の接種券等との関係というような御質問だったかと思います。  町内の医療従事者、医療関係者、大体1,950名ほどいらっしゃることが県の集計で通知されております。その方たちは随時、接種を受けられておりますけれども、その方たちの接種券は、まだ当然発送されておりません。この方たちについては、特例として優先接種をされますので、接種券が必要ないということになっております。後から送られる接種券は、また送られますけれども、手元に届いたら破棄してくださいというような通知を差し上げる予定でございます。  それから、接種開始のスケジュールと公表の時期ということでございますけれども、これにつきましても、先ほどから何度も答弁させていただくように、ワクチンが来ないことには接種を開始できませんので、国からのワクチンの配給計画を見定めながら検討していきたいと思っております。  それから、病院の選択につきましては、コールセンターでの予約をされるときに、それぞれのかかりつけ医を申し出ていただいて、そちらで受けられるようにする予定でございます。かかりつけ医がない場合は、そういった方を受け入れてもいいよというような病院もございますので、そちらで受けていただくというようなことで整理をしているところでございます。  それから、接種券の配付の方法ということでございますけれども、いつ頃かということですけれども、これについても接種スケジュールと大きく関係しておりまして、近隣の状況を今ずっと確認をしているところでございます。近隣としても、まだはっきりとは決めていらっしゃらないみたいで、3月下旬か4月になってから配付するのかというところもありますし、段階的に配付するのかというところも検討を今最後までされておりますので、そちらの動向も見ながら、早急に検討させていただきたいと思っております。  それから、現在、ファイザー社だけで、2回目にファイザー社のワクチンがない場合はどうするかというような御質問があったかと思いますけれども、接種については、今、国からのワクチンの配付方法が2回目までも含めたところで配付するというような配付方法です。例えば、1箱配付されたとしたら、195バイアルで975人分ですので、それが2回目までの分ということで配付をされておりますので、人数にしますとその半分の接種を計画するというようなことで供給されておりますので、2回目がなくならないような予約の取り方、接種計画を随時やっていくようにしております。  それから、アナフィラキシーということでしたけれども、それは町長が先ほどから言いますとおり、バックアップ体制をしっかり取って、現場のほうでも医療機関との連絡調整会議で、こういった薬品を用意してくださいとか、そういう要望をちゃんと確認しておりますので、そういったものを全て準備して、体制の確保をしていくことにしております。  それから、ジョンソン・エンド・ジョンソンですけれども、これは、まだ多分契約されておりません。確かに取扱いが簡単だとは言われておりますけれども、その効果ですね、ファイザー製は95%の効果があって、ジョンソン・エンド・ジョンソンは66%の効果だというようなことも言われておりますので、そういったところは国のほうで判断されると思いますけれども、契約はまだされていないということでございます。  以上でございます。 38 ◯議長(田中俊彦君)  9番園田邦広議員。 39 ◯9番(園田邦広君)  そうすると、医療機関は12で、そこまでかな。副町長が言うたようにね。  結局、12の医療機関にお願いをするということであると、そこで人員等が決まってくるわけですよね。そこに、かかりつけで接種したいという人が何人行かれるか分かりませんが、そういった調整が大変難しいのではないかというふうに思うわけですね。この辺の交通整理をうまくやってもらわんと、いろんなことが出てくると思いますので、よろしくお願いしておきます。  それから、コールセンターの件については、昨日の区長逓送で回ってきました。この緊急連絡の第14号というのが、コールセンターの関係を説明してあるわけですね。その中で、副反応などの医学的な内容やワクチンそのものについてのお問合せ等については、町のコールセンターではお答えすることはできませんというようなことが書いてありますよね。それで、この部分については県とか国のほうに連絡をしてくださいというただし書があります。  当初、コールセンターを設置するということを、町長は言われたわけですね、以前。そのコールセンターは、これは委託やったですもんね。委託するというようなことで委託されるのは結構ですが、その中にいる人間が、こういった医療関係に精通している者を人員として選ばれるのかですね。やっぱりコールセンターに電話をして、いや、それは分かりません、それは役場に言ってください、県に言ってくださいと全てよそに回すようなことでは、これは町民の皆さんが怒りますよ。  ですから、ある程度はコールセンターできちんと答えができるような専門的な方を数名は配置するべきだろうというふうに私は思います。この辺も抜かりのないように、対策室で異論のないように講じていただきたいというふうに思います。  3回目はこれで終わります。以上について説明をしてください。 40 ◯議長(田中俊彦君)  佐藤健康増進課長。 41 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)  コールセンターでの受付内容というような御質問であったかと思いますけれども、1回目の答弁でもお答えしましたとおり、国、県、市町村のコールセンターの役割分担ということが今回の予防接種事業の要綱等で記載されておりまして、町のコールセンターについては接種に係る具体的な手続に関する住民や医療機関等からの問合せへの対応、それから県のコールセンターが接種後の副反応などの医学的知見が必要となる専門的な相談等への対応、国についてはコロナワクチン施策の在り方等に関する問合せ等への対応となっておりますので、基本的には、こういうふうな振り分け、役割分担としてコールセンターを設置しているわけでございます。  ただ、町のコールセンターで、それを一切答えないということではございません。当然、一般的な問合せについてはお答えできるようにしておりますし、また、そこを掘り下げて医学的知見が必要じゃないとできないというようなことを言われた場合には、さすがにちょっとそういった県のコールセンターに問い合わせていただくというようにしておりますので、全てが全て、これは受け付けませんというようなことではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 42 ◯議長(田中俊彦君)  9番園田邦広議員。 43 ◯9番(園田邦広君)  それでは、2項目めに行きます。  2項目め、コロナ感染症対応地方創生臨時交付金について、2点お尋ねをいたします。  この臨時交付金は、新型コロナ対応に奔走する地方公共団体を支援するため、国は令和2年度で2兆円を確保し、事業継続や雇用の維持等を後押しすることになっております。  みやき町は、この交付金限度額438,479千円、補正予算額521,292千円で67事業を行うこととなっております。既にほとんどの事業は執行されておりますが、2事業について執行されておりませんので、その点についてお尋ねをします。  1つ目、小売販売事業者及び農家支援簡易販売所整備運営でありますが、事業費44,514千円で、令和2年度では執行率5.82%である。当初の計画ではコンテナを設置し販売する予定であったが、繰越事業では場所がメディカルコミュニティセンターへ変更、6月26日のオープンに合わせ実施するとなっておりますが、これは当初の計画から大きく後退しているのではないか。  2つ目、売上減少事業所経営支援給付金事業については、事業費21,241千円で令和2年度の執行率19.9%となっているのはなぜか。  この2点をお尋ねします。 44 ◯議長(田中俊彦君)  大塚総務部長兼企画調整課長事務取扱。 45 ◯総務部長兼企画調整課長事務取扱(大塚三虎年君)  9番の園田議員の御質問、小売販売事業者及び農家支援簡易販売所整備運営、それから、売上減少事業所経営支援給付金事業に関する質問であったと思いますので、それに対してお答えをします。  小売販売事業者及び認定農業者支援簡易販売所運営事業につきましては、当初、新型コロナウイルスの感染が比較的減少傾向にあったということから計画をさせていただいたところでございます。コロナ禍で影響を受けておられる小売業者及び認定農業者のうち、本事業の参加希望者に奨励金と引換えに商品を持ち込んでいただきまして、町での代理販売を行う支援事業を想定いたしたところでございます。  しかしながら、御承知のとおり、コロナウイルスの影響につきましては収束とはいかず、計画の検討を行っている中で再び感染者が増加する傾向を見せ、近隣町村やみやき町内でも再び陽性者が発生する状況となったところでございます。  議員御指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業につきましては、コロナ禍にある町民事業者の皆様等への御支援を目的としたものでございまして、関連する複数の課におきましては、準備が整った事業から速やかに事業実施を行ってきたところでございますが、簡易販売所運営事業につきましては集客を伴う事業でございまして、感染拡大の観点から実施の判断に細心の注意を払う必要があり、当初計画の形での開催はコロナの感染拡大に伴いまして、困難と判断するに至りまして、今議会において内容を組み替えた上での繰越事業とする議案を上程させていただいたところでございます。  今後の対策といたしまして、これに代わる事業といたしまして、メディカルコミュニティセンター内に物販スペースを整備いたしまして、その中で、マルシェイベント等と連動させた形での計画、それから施設内での利用可能なクーポン券の配付等、実効ある計画をしていきたいと考えているところでございます。  それから、売上減少事業所経営支援給付金事業につきましては、多くの事業者の方が国の持続化給付金及び町の経営支援給付金の交付を受けられたことによりまして、両給付金の交付を受けられていない事業者の方を対象といたしました、この売上減少事業所経営支援給付金の執行率が相対的に低くなったものと考えているところでございます。  以上でございます。 46 ◯議長(田中俊彦君)  9番園田邦広議員。 47 ◯9番(園田邦広君)  そしたら、2回目を進めていきます。ちょっと時間が不足するようですので、早めに。  答弁では、コロナ禍の中であって、なかなか実行することができなかったというようなことであったろうと思いますが、国はこの感染症臨時交付金については、感染が拡大する中で緊急事態宣言を発令し、不要不急の外出を制限してきております。その結果、観光地、外食産業をはじめ、農家の方々が大きな被害を受けられております。そのために、こうしたことをなりわいとされておる方々の支援をするために、どのような支援策があるのか、各自治体で知恵を絞って、この事業に取り組んでもらいたいということですよね、基本的にはね。  みやき町はこの交付金を活用して、先ほど言いましたが、67事業に取り組むということであったと思います。ところが、質問している2事業は、先ほど言いましたように全く進んでいないですね。数%、19%と5.何%やったですかね、進んでいるのは、これは恐らく事務費だろうというふうに思うわけですね。実行には全く進んでおりません。  みやき町はこの交付金限度額438,479千円、さっき言いました補正額が521,292千円ということになって執行されておりませんので、この事業1)ですよね。1)については、昨年の8月の臨時会、9月の定例会に上程をされておりますよ。1)番については、8月にわざわざ臨時会、そして9月の定例会に上程した議案を半年もほったらかして全く手をつけていない。これは、コロナ禍であったというようなことでありますが、私はやりようによっては実行できたと思います。  これが、今言いましたように十何%とか5%とかいうのが私には理解できません。担当課がやりたいということで上程したわけでしょうもん。それを我々は、議会は承認をしたわけですよ。それを全くしないということは、この行為は議会を冒涜した何物でもないと思っております。この事業が実行できなかったことを関係する町民の皆さんが聞かれたら、猛烈に怒りますよ。私はそう思います。  この事業を推進するのは企画調整課であります。───────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 消〕────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ─────先ほど申しましたように、1)の事業については、議会側もどうしても必要なものと判断し、一日でも早く実行してもらいたいと、その思いから賛成をしたところであります。───────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 消〕──────────────────────────────────────────────────────────────────  私は1)の小売販売業者及び農家支援簡易販売所整備運営について、上程された8月5日の臨時会において、このコンテナで販売をしたいというようなことがありましたから、私は質問をしました。このコンテナをわざわざ設置せんでも、朝市というものがあるじゃないですかと。コンテナを設置して別で小売をやるということになれば、その朝市の方を圧迫するようなことにもなるんではないですかというようなことを申し上げました。  ところが、当時の岡企画調整課長は(発言する者あり)そのコンテナと(発言する者あり)そういうことで、私はそういうことを申し上げました。(発言する者あり)それはもうコンテナは手配をしておりますということでありましたので、私は即、その事業に取りかかるというふうに思っておりましたが、いまだこれが先ほど言いましたように、今度のメディカルコミュニティセンターの6月のオープンに合わせてするということでありましたから、それは後退したんではないですかということをお尋ねしたんです。  2回目を終わります。 48 ◯議長(田中俊彦君)  大塚総務部長兼企画調整課長事務取扱。 49 ◯総務部長兼企画調整課長事務取扱(大塚三虎年君)  すみません、厳しい御指摘、申し訳ないと思っているところでございます。  今後の支援策として……(時間切れ) 50 ◯議長(田中俊彦君)  終わりました。  以上をもちまして通告第2号、9番園田邦広議員の一般質問を終わります。  通告第3号、7番牟田秀文議員の一般質問を許可します。7番牟田秀文議員。 51 ◯7番(牟田秀文君)  皆さんお疲れさまです。議席番号7番、牟田秀文でございます。通告第3号にて一般質問を行います。  今回、質問は2項目です。1項目め、交通安全対策について、2項目め、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な事業についてお伺いします。  まず1項目めの交通安全対策について。  1)白壁千栗線の歩道の進捗状況はということで、千栗交差点北側から白壁地区の通瀬川バス停西側接続部分までの1.3キロメートルの歩道の進捗状況をお伺いします。
     2点目のコミュニティーセンターこすもす館南信号機より江口北橋に行く道路の拡幅のその後の状況はどのようになっているのか。これは県道江口東尾線と県道神埼北茂安線の合流地点であるコミュニティーセンターこすもす館南交差点から江口北橋の間で、田2枚分の約220メートルの拡幅が整備されない状況で大変危険極まりない状態で、その後の状況の説明をお伺いします。  3点目、交通標識及び白線の点検についてお伺いします。  町道中津隈線、コミュニティーセンターこすもす館南の信号機より市原までの歩道には自転車通行可能の標識はありますが、県道神埼北茂安線のコミュニティーセンターこすもす館南から加茂交差点付近までは全然、通行可能の標識はないが、自転車は歩道を通行可能なのか。また、町全体道路の白線、標識がタイヤの摩擦によって字が消えかかっている箇所が最近多く見られますが、点検と対策について。  以上3点をお伺いします。あとは自席にて再質問を行います。 52 ◯議長(田中俊彦君)  空閑建設課長。 53 ◯建設課長(空閑輝彦君)  7番牟田議員の1項目め、交通安全対策について、まず1点目の白壁千栗線の歩道の進捗状況についてお答えいたします。  町道白壁千栗線の道路改良事業につきましては、平成26年度に地区関係者と一緒に現場踏査を行い、延長約1.3キロの整備計画を立てまして、平成27年度から工事に着手しております。  この道路につきましては、議員御承知のとおり通学路となっており、石貝団地地区、千栗地区、石貝地区、それと白壁地区の子供たちが登下校に利用している道路でございます。また、この道路の沿線では、当時、宅地分譲の開発計画がありましたので、さらに、児童数の増加が見込まれ、子供や高齢者など歩行者の安全対策を図る上で歩道を確保することが課題となっておりました。  ついては、地区関係者と協議を重ね、既存の水路に蓋をかぶせて歩行者のスペースを確保する方法、また、既存の水路を取り壊し、蓋つきの側溝に改修し、歩行者スペースを確保する方法等で整備を行っているところでございます。また、ガードレールを設置して歩車道を分離して交通安全対策を講じているところでございます。  議員御質問のこの事業の進捗状況につきましては、石貝地区においては、先ほど申し上げました整備方法で計画どおり全て完了しているところでございます。  白壁地区につきましては、令和元年度に餃子の王将西側の町道、県道一本栗線と合流する三差路からパチンコ玉屋の跡地の北側までの間について、三差路部の家屋が建っている箇所を除いて用地の買収等に御協力いただき、整備が完了しているところでございます。  続きまして、2点目、コミュニティーセンターこすもす館南信号より江口に行く道路の拡幅のその後の進捗状況についてお答えいたします。  この箇所の道路拡幅については、令和元年6月定例会で10番議員も御質問されているところでございます。県道江口東尾線と県道神埼北茂安線の合流地点のコミュニティーセンターこすもす館南交差点から通瀬川にかかる江口北橋の間で、田2枚分の約220メートルの間で拡幅整備がなされていない状況でございます。  本県道を管理しております東部土木事務所に事業の進捗状況について確認しました内容について、回答させていただきます。  拡幅整備がなされていない田の所有者は亡くなられており、整備事業用地の買収に当たり、相続人のお一人と境界立会いには協力いただいているものの、相続人間での協議が進んでおらず、用地の買収契約には至っていない状況とのことでございます。現在も相続人の代表者とは継続して連絡を取られ、状況確認をされているとのことでございますが、事業の進捗には至っていないところでございます。  町としましても、相続人間の協議に進展がございましたら、速やかに用地の買収、拡幅整備が行われるよう連携してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 54 ◯議長(田中俊彦君)  黒田総務課長。 55 ◯総務課長(黒田栄治君)  7番牟田議員の御質問にお答えをいたします。  県道神埼北茂安線の歩道で自転車通行可能な標識、いわゆる自転車及び歩行者専用標識の設置につきましてお答えいたします。  御質問の路線につきましては、田島北交差点からコミュニティーセンターこすもす館南交差点までが県道神埼北茂安線、コミュニティーセンターこすもす館南交差点から東へ県道北茂安三田川線までが町道中津隈市原線でございますけれども、この町道中津隈市原線の歩道につきましては、自転車及び歩行者専用標識の規制標識が設置されているところでございますけれども、コミュニティーセンターこすもす館南交差点から西へ県道神埼北茂安線の歩道につきましては、自転車及び歩行者専用標識は設置されておりません。  普通自転車につきましては、道路交通法第2条で自転車は軽車両として定義されておりまして、第17条の通行区分の規定では、自転車を含む車両は歩道または路側帯と車道の区別がある道路におきましては、車道を通行しなければならないと規定されているところでございます。  一方、道路交通法第63条の4第1項に自転車の歩道通行の規定があり、普通自転車は法第17条の車道の通行区分の規定にかかわらず、道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができるとされているとき、普通自転車の運転者が児童、幼児その他普通自転車により車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者として、児童及び幼児、70歳以上の者、身体に障害がある方。また、第3項「車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。」にあっては、歩道通行ができることと規定されております。  自転車及び歩行者専用標識による規制がなされていない場合でも、歩道上の歩行者の通行時の安全を確保することにより、自転車で歩道を通行することができることとされているところでございます。  議員御質問の箇所につきましては、町道と県道がコミュニティーセンターこすもす館南交差点で道路管理者が異なっておりまして、町道部分には自転車及び歩行者専用標識が設置されておりますけれども、県道部分には設置されていない状況となっております。  当該箇所の県道部分につきましては、歩道の幅員等の状況や車両の交通量の状況を鑑みますと、法令上は歩道の通行は可能であると考えますけれども、児童や高齢者の方の視点で見ますと一貫性がないようにも思われます。  歩道部分の自転車通行可の標識、いわゆる自転車及び歩行者専用標識の設置に関しましては規制標識となりますので、横断歩道等の設置と同様に鳥栖警察署へ設置要望を行った上で、県の公安委員会による設置になります。  当該路線につきましては、複数の町を横断する交通量の多い広域的な路線のため、自転車での車両通行は走行車両との接触の可能性も高いと判断されますが、一方で、全国的には歩道や路側帯等での歩行者と自転車等との接触による事故も発生している事案も見られているところでございます。  自転車及び歩行者専用標識がない場合におきましても、歩道の幅が比較的広い場合で歩行者の通行を妨げることがない場合、箇所につきましては自転車での通行は可能とされていることから、自転車及び歩行者専用標識での規制を要望するかにつきましては、歩道における歩行者の安全を第一に考えるとともに、朝夕の交通量が増加しております当該町道、県道の車道を自転車で通行する場合の安全性の確保についても総合的に勘案しながら、地元の地区等の御意見もお聞きし、標識設置による規制が望ましいかの協議を進めながら、意見集約が整いましたら、歩行者及び自転車通行の安全の確保を図るため、警察への設置要望を行いたいと考えているところでございます。  次に、交通標識、白線等の点検の御質問でございます。  交通標識、道路標識としましては、道路交通法第2条の用語の定義では「道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示板」と規定されております。  道路標識は、「道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示で、路面に描かれた道路鋲、ペイント、石等による線、記号又は文字」で規定されているところです。  道路標識には、案内標識、警戒標識、規制標識、指示標識があります。案内標識は目的地、通過地の方向性、距離や道路上の位置を示すもの、警戒標識は、車線数減少や信号機あり、踏切ありなど注意深い運転を促すもの、規制標識は車両進入禁止や一時停止、速度規制などの禁止、規制、制限等の内容を知らせるもの、指示標識は、横断歩道や中央線など通行する上で守る必要のある事項を知らせるものとなっております。  案内標識及び警戒標識は、道路管理者が設置することとなっております。規制標識、警戒標識においては、主に県の公安委員会で設置されることとなります。これらの道路標識のうち、取締りの対象となる交通標識は規制標識となります。  道路上に描かれております文字や記号等、ペイント等の道路標示におきまして、横断歩道や停止線といった指示や規制に関わる表示につきましては、規制標識と同様に県の公安委員会で表示や維持管理が行われております。  また、止まれの規制標識がある場所で、規制対象の停止線に合わせて止まれの表示につきましては、規制の補助的な表示とされております。  町で管理をしております町道等の外側線等の区画線につきましては、町で維持管理を行っているところでございます。  点検維持管理につきまして、町が管理する部分につきましては、道路管理担当の建設課と情報共有を行うとともに、各地区から情報提供に基づきまして、塗装が薄くなった部分につきましては、広域的な路線は年次計画により再塗装を、部分的な箇所については随時対応を行っているところでございます。  以上でございます。 56 ◯議長(田中俊彦君)  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(田中俊彦君)  異議なしと認め、休憩します。                 午後0時 休憩                 午後1時 再開 58 ◯議長(田中俊彦君)  休憩中の本会議を再開します。  先ほどからの園田議員の一般質問中の岡前企画調整課長の質問に、関係のない個人の問題に関する発言は不穏当と認めますので、地方自治法第129条第1項の規定により発言の取消しを命じます。  なお、後刻において記録を調査して措置することにします。  7番牟田秀文議員。 59 ◯7番(牟田秀文君)  まずは先ほどの答弁ありがとうございました。  白壁石貝歩道の進捗状況についてです。この町道白壁千栗線は約170名ぐらいの小学生、中学生が通学路で使っていますけれども、この質問は私も平成30年度に1回させていただきました。  それによると、学生等の通学時に非常に危険性が高いということから、1期の計画を終了しましたということで、また新たな道路を造ると交通量が増えると思い、早期に2期の計画をつくり、その中で優先的にこの一番狭小な部分等を家屋の移転等を含めて、次年度に施行できるように計画を図っていきたい、この町道白壁千栗線を調査しまして、可能な限り道路の安全性の確保に努めていきたいというようなことを優先的に整備する路線と認識しているというような町長の答弁でございました。  ところが、昨年11月にこの狭小部分のところの家屋が、家を借りられていた方が転居されて、今、空き家状態になっているから、そういうことも情報を収集しながら早めに、ここの家に入られたなら、またこの交渉はできなくなりますよ。今、交渉しないと。そういうとを区長とかなんとかと情報収集しながら、こういう危険なところは、家屋も含めた中で早急にやっていきたいと町長も言われておられますよ。そのことをどんなふうに思っておられるのか。  それから、コミュニティーセンターこすもす館、2)の江口地区に行く歩道部分、これは何人もの同僚議員が質問されております。その答弁はいつも同じような答弁ばかりです。何月何日、何回こういう交渉をしたかということが分かれば教えてください。  町長もこういう答弁をされております。もう一度、県の担当者もかわっておられますので、直接でも相続権の代表の方にお会いして、一日も早く未整備歩道区間の整備について、県だけにお任せしても多分進みません。よって、早急にまず県と協議を開始させていただきたいと思っておりますというような答弁をいただいております。これももう2年ぐらい前の同僚議員への答弁です。その後、全然進捗はありません。  これは県と町であの200メートル分を買って拡幅して、その余剰地、余剰地が出るなら多分地権者は売らないと思いますよ。それをやっぱり道路の余った部分は町で管理するとか、コミュニティーセンターこすもす館のあの近辺ですからコスモスを植えたり、公園化みたいにしてから、そんなふうになっとんせんと、この話は全然進みませんよ。  そして、平成30年度には県道神埼北茂安線も開通して交通量も増えておりますし、あの近辺はみんなみやキッズパーク、保育園、そんなのの集まりですよ。ああいうのはどうか早急にしなくちゃならんとやないですか。もう40年近くになりますよ。そして、いつまでも同じ課長の答弁では駄目ですよ。     〔タブレットにより説明〕  それと、先ほど言われた通行可能なところ、コミュニティーセンターこすもす館の信号のところですね。ここからトライアルまで、コミュニティーセンターこすもす館の南からトライアルまでが町道ですよ。そして、町道の横には普通自転車歩道通行可の終了、ここまでですよという歩道のマークです。自転車通行はここまでですよ。その先の県道335号神埼北茂安線はこういう歩道のマークがありません、先ほど言われた。それを総務課長が今度申請するとかなんとか言われていましたけれども、こういうところで接触でもしたなら補償、完全に自転車のほうが悪いようになりますよ。先ほど言われていましたね。70歳以上と13歳未満は確かに通行できます、歩道のマークがなくても。それ以外は、自転車は軽車両とみなして、道路の側面、左側を通らんといかんわけですよ。早急にこういうのをやってもらいたい。  それから、三根カントリーの出口のところ、これが三根カントリーから出たところ。その先にカーブミラーがございましたけれども、もう4か月ぐらい曲がって放置されて、私が一般質問の通告をしたら、もう次の日にきれいに下から取られておりました。そいけん、こんなのはどこがガーブミラーが必要だったから立てたと思いますか。どこが立てて、どこが撤去して、あとはどうするんですかということです。  それと、今度は一軒家から真っすぐ行ったところ。標識、これは道路の先の上のほうに止まれがあって、こっちの川のほうには白線はあるけど、止まれの字も見えない。こういうところで、夜とか、こんなのは分からんわけですよ。夜間や荒天時、ドライバーによってはこういうのが見にくい。だから、手前に止まれをするとか、そういう方法を取らんといかんとでしょうもん。  それから、白線が消えているというのは、三養基高校から希望の家までの間、もう白線は消えて、車椅子の方のマークも消えておりますし、横断歩道の白線も消えております。そんなのを、道路標識が摩擦して見づらいようなところはちゃんと精査して随時やっていただきたい。答弁を求めます。 60 ◯議長(田中俊彦君)  空閑建設課長。 61 ◯建設課長(空閑輝彦君)  牟田議員の2回目の御質問に回答いたします。  町道白壁千栗線の拡幅整備についてでございます。  県道一本栗線との合流点、三差路の西側の家屋についてでございます。  隣接箇所の工事をしている当時につきましては、賃貸借をされてお住まいになられておりましたので、その区間については未改良のままとなっているところでございます。その住人の方につきましては、お引っ越しをされて、現在、空き家との情報がありましたので、土地所有者につきまして登記簿謄本を取得し確認しましたところ、複数名の共有の持分でございました。  まだ所有者の方とのお話はさせていただいていないところでございますけれども、今後、所有者の方とお会いして、意向の確認等をさせていただきたいと考えておるところでございます。その結果、所有者のほうの承諾がいただけましたら、整備に向けて計画を立てていきたいと考えているところでございます。  それと、2点目の県道江口東尾線の未整備箇所についてでございます。  県のほうの地権者との状況確認等の日時、回数等については私のほうでは確認はしておりませんけれども、一地権者の相続に関する案件でございますので、個人情報等のデリケートな部分もございますので、県の担当者も慎重に今対応されておるところでございます。何とぞ御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。  いずれにしましても、相続の協議が進展しましたら、町のほうも連携して整備に取り組みたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 62 ◯議長(田中俊彦君)  黒田総務課長。 63 ◯総務課長(黒田栄治君)  御質問にお答えいたします。  町が管理しております各種交通安全施設等につきまして、区画線の再塗装につきましても通学路や危険がより高い箇所を優先的にして、計画的に塗り直しを実施するとともに、各地区からの要望等につきましても、適宜、情報提供いただきながら対応を進めていきたいと思います。また、県の公安委員会の管理施設につきましても、改善要望を進めてまいりたいと思っているところでございます。  次に、カーブミラーの件でございます。  当該カーブミラーにつきましては、昨年11月下旬に国道264号を走行していた車両により破損したことを確認したところでございます。  復旧につきましては、事故が原因で交通安全施設を破損された場合には、原因者の負担が原則ということでございますけれども、当該箇所につきましては、事故から相当の期間が経過し、二次被害の危険性もあり、まず撤去を進めたところでございます。今後の再設置につきまして、事故原因者への連絡を継続しながら、設置箇所が筑後川堤防上ということもありまして、筑後川河川事務所との再協議が必要になることも見込まれ、その点も含めて対応を行っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 64 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 65 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、南花園の南側の歩道については、県道神埼北茂安線の整備が非常に遅れている。それは地権者の同意が取れないということから、私も直接お伺いしました。そのときの地権者の方が土地改良区のときに不利益を被ったと。それと、江口橋の手前で、県が約束どおりのり面の保護をしてくれなかった。そういうことで懸案事項が非常に進まなかったということで、幾度となくお伺いし、結果的には少しずつ、県のほうにもお願いして、江口橋のところはのり面保護してもらったので、それで、県道神埼北茂安線の同意はいただきました。  2つ目、歩道についてもお願いに行きました。そのときに土地改良区に参加されていませんので、その当時は、用水ができたけれども、土地改良区に参加しなかったため、水路の形状が変わって、高低が変わって、自然に用水できなくなったと。こういう不利益を被ったことについて、当時、地区の方にも申し上げたけれども、なかなか御理解いただけなかったということで、この歩道については協力は絶対できませんということでした。  そこで、土地改良区のほうにも相談に行き、その代替措置ですね、自然に用水確保ができたのに、周辺を土地改良したために不利益を被られたのは事実ですので、それに代わる代替措置として、ポンプで一回汲み上げることはできないかとかいう相談も土地改良区のほうにさせていただきました。その後、交渉を続けておりましたが、残念ながら亡くなられて、その相続者の方が北海道の方でしたので、そことも何回も交渉もして、結果的にまだ解決に至っておりませんので、再度、直接また交渉をさせていただき、そして、進捗を見いだしたいというふうに思います。  2点目の町道白壁千栗線、これについても長年の懸案でございましたので、直接現地を踏査して、地区の方々、議会から御指摘を受けていましたので。家屋が接していますから、水路に蓋を施して、そこを歩道代わりにしていただいたり、小屋について若干御協力いただいたりして、生活の利便性と交通安全対策ということを行ってまいりましたが、ちょうど餃子の王将の東側から突き当たったところが今空き家になっているということで、この件についても、もう一度、相続問題等も含めて交渉に臨んでみたいと思います。  あと、町道白壁千栗線については、大体蓋をかぶせて、小屋のセットバックをしたりして、ほぼあとそこの問題だけを解決すれば、長年の懸案事項というのは大体整理できますので、その交渉をもう一回開始したいと思います。  本来、白壁地区から県道に出るときが非常に見通しが悪くて危ないという御意見をいただきましたので、餃子の王将の里道を若干整備して、利便性の向上を図ろうと。それと、住宅開発も全部、コメリの誘致からダイレックス、全て町が中に入って誘致をしてきた商業施設ですので。それと、周辺の住宅開発も町と協議しながらした関係で、ちょうど今、ハンバーグ屋になっていますが、元喫茶店の西側、ここも広く道路を整備して、白壁地区内の方たちとか、町道白壁千栗線沿いの方々の利便性と交通安全対策を図るということで道路を整備させていただきました。よって、残るは今御指摘があったところですので、早急に交渉が進展していない状況等をもう一回確認した上で努力をしていきたいと思います。  それと、町道西大島線の白線が消えている件についても含め、反射板はありますけれども、ブリンカーフラッシュとか含めて、もう一度注意喚起をするようなことも考えたいと思います。
     ゴルフ場については白線が消えていますので、先ほど申しましたようなことも早急に検討しなければならないと思っております。  いずれにしましても、住民の皆さんの暮らしと生命を守るのが、議会も含めて私たちの使命ですので、まず、交通安全対策等について改めて状況を調査しながら、的確な対策を講じていきたいと考えております。  以上です。 66 ◯議長(田中俊彦君)  7番牟田秀文議員。 67 ◯7番(牟田秀文君)  町道白壁千栗線は、先ほども言ったように、11月に退去されて、今、空き家状態になっているから、今がチャンスと思って私は言いました。早急に対応をお願いします。  それから、コミュニティーセンターこすもす館西側の江口歩道拡幅、これもあそこに集中して子供たちがあそこまで、そして、よそからも来られるし、ああいう状況が続けば景観も醜い。だから、県と一緒に含めた中で、余剰地が出れば多分売らないと思われますよ、地権者の方は。そういうのを早急に対応していただきたい。  また、道路標識においては、4月には新学期が始まります。そして、通学路の横断歩道とか、摩擦で消えた部分などを早急に調べて、そういう部分は早急に白線、そういうとをしていただきたいし、町民の身近な横断歩道や道路標識が著しく摩擦して見にくくなった線は引き直しなどをしていただきたい。これがやっぱり町民の安心・安全の基本中の基本じゃないかと思います。答弁があれば答弁を求めて、次に行きたいと思いますけれども、教育長、一言。 68 ◯議長(田中俊彦君)  一木教育長。 69 ◯教育長(一木徹也君)  通学路の標識、それから、白線のことについて今御指摘をいただきました。気になっている箇所も多少あるのかもしれません。詳しいところをまだ精査しておりませんので、そこを早急に調査、聞き取り等を行いながら、関係機関に改修等について依頼をしていきたいというふうに考えます。  以上です。 70 ◯議長(田中俊彦君)  7番牟田秀文議員。 71 ◯7番(牟田秀文君)  総務課長、三養基高校からのフレンドゾーンのところも、あそこは早急にしてください。あそこはみんな消えています。  それでは、2項目めの高齢者の保健事業と介護予防の一体的な事業についてお伺いします。  この事業は、人生100年時代を見据え、高齢者の健康増進を図り、できる限り健やかに過ごせる社会としていくために、高齢者一人一人に対して、きめ細かな保健事業と介護予防を実施することを目的として、令和6年度までに全ての市町村において一体的な実施を展開するよう厚生労働省が求めており、本町は令和3年度から事業を開始すべく、その準備作業に入っているところですというように昨年11月27日のメディカルコミュニティみやきプロジェクト事業特別委員会の中で説明がありましたが、そこで、2点ほどお伺いします。  まず1点目、この事業を実施することになった背景と町の医療費、保健事業と介護予防事業を含めた現状。  2点目が、この事業の目的と内容、また、事業がもたらす効果と、それに合わせた町の目標達成のためどのような高齢者を対象にするのか、その対策について、以上2点をお伺いします。 72 ◯議長(田中俊彦君)  江島保健課長。 73 ◯保健課長(江島隆治君)  通告第3号、議席番号7番、牟田秀文議員の御質問にお答えいたします。  高齢者の保健事業と介護予防の一体的な事業についての御質問のうち、まず1つ目、1)の項目について、保健課からは事業を実施することとなった背景と町の医療費、それから、保健事業の現状、この3点について御説明いたします。  高齢者の保健事業と介護予防につきましては、国保の保健事業は75歳未満の被保険者に対しては市町村が実施し、75歳以上の方を対象とする後期高齢者の保健事業は、後期高齢者医療広域連合が実施、また、介護予防につきましては、65歳以上の方の介護予防・日常生活支援総合事業を市町村が実施しているのが現状でございます。  このような状況下では、高齢者の保健事業や介護予防事業などを円滑に継続していくことができなくなり、国保被保険者と後期高齢者の節目であります75歳で保健事業が接続できずに途切れるという事態が生じてしまいます。後期高齢者の保健事業には介護が必要となる前段階、いわゆるフレイル状態に着目した疾病予防に介護予防の要素が含まれており、国民健康保険、後期高齢者医療保険及び介護保険の縦横断的な連携等の取組が非常に重要なものになってきております。このことが事業を実施する上での背景となっているところでございます。  次に、町の医療費についてでございますが、後期高齢者医療保険における療養給付費など、いわゆる医療費の令和3年度における見込額は約4,888,000千円に上り、対前年度比で約2.7%の増加が見込まれているところでございます。年々増え続ける医療費は、後期高齢者医療保険において75歳に到達される高齢者数の増加に比例をしており、数年後は団塊の世代と呼ばれる年齢層の方々が一斉に後期高齢者となられますので、医療費高騰のピーク期を迎えることになろうかと思われます。  続いて2つ目、2)の項目である本事業の目的と内容、事業がもたらす効果とそれに合わせた町の目標達成のためどのような方々を対象とするのか、その対策についてでございますが、まず、事業の目的と内容について簡単に御説明いたします。  令和2年4月に施行されました医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律の成立により、75歳以上の高齢者に対する保健事業を市町村が介護保険の地域支援事業等と一体的に実施することができるよう、国、広域連合、市町村の役割などについてそれぞれ定めるとともに、市町村等において各高齢者の医療、健診、介護情報等を一括して把握できるよう規定の整備等が図られることで、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施が可能となりました。  狙いとしては、人生100年時代を見据え、高齢者の健康増進を図り、できる限り健やかに過ごせる社会としていくため、高齢者一人一人に対してきめ細やかな保健事業と介護予防を実施することとされており、健康寿命の延伸や地域間格差の解消、あるいは平均寿命との差の縮小を目指していくというものでございます。つまり、健康寿命が延伸するということは、同時に医療費の抑制、縮減にも直結していく効果もございますから、佐賀県のみならず、全国的な早期の実施展開が義務づけられた事業となっております。  次に、どのような方々を対象とするかとその対策については、特に明確な基準が示されているわけではございませんが、国はフレイル状態に着目をした疾病予防の取組の必要性を唱えております。フレイルとは、加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態、いわゆる虚弱と定義をされ、言い換えると、先ほど申し上げました介護が必要となる前段階の状態のこととされております。  町は個人情報保護関連の法令や条例を遵守し、事業の実施に必要な高齢者の医療、介護、健診等の情報を基に、フレイル状態に陥る前の段階の高齢者を対象とし、生活習慣病等の重症化予防、重複頻回受診者、重複投薬者等への相談、指導、健康状態不明者の状況把握及び必要なサービスへの接続などの個別的な支援を行います。さらには国保データベースシステムなど、こういったシステムにより把握した地域の健康問題を基に、通いの場などにおいてフレイル予防などの健康教育、健康相談、または低栄養や筋力低下等の状態に応じた保健指導、生活機能向上に向けた支援などを行うこととしているところでございます。  以上でございます。 74 ◯議長(田中俊彦君)  嬉野地域包括支援センター所長。 75 ◯地域包括支援センター所長(嬉野 透君)  議席番号7番、牟田議員の御質問にお答えします。  地域包括支援センターからは、介護予防の現状について説明をいたします。  高齢者の健康増進、介護予防に向けた事業として、要支援高齢者等の元気を引き出す循環型介護予防事業の実施、通いの場、担い手の育成、介護予防ふれあいサロン事業、いきいき百歳体操など、住民主体の通いの場の充実を図っているところでございます。  続きまして、2項目めにつきまして、介護予防においては、保健医療の視点を取り入れている事業が少のうございます。一体化事業におきまして、高齢者の通いの場を拠点の中心に据えて、疾病予防、重症化予防に係る保健事業と運動、口腔、栄養等のフレイル対策を含む介護予防を一体的に実施し、通いの場や住民主体の支援の場で医師、保健師等の医療専門職が関与することにより、保健医療の視点から受診勧奨を行うなど、フレイル対策、疾病予防といった高齢者の特性に応じたサービスに結びつけていきます。また、日常的に健康づくりを意識できる取組に参加できるようにしていき、高齢者の健康寿命の延伸につなげていきます。  健康づくり、フレイル予防のためには、より多くの高齢者に通いの場に来てもらうことが重要と考えております。本町では、通いの場であるふれあいサロン、いきいき百歳体操をまだ実施されていない地区がございますので、全地区にこの通いの場ができるように努め、通いの場でのフレイル予防対策を進めていきます。  以上でございます。 76 ◯議長(田中俊彦君)  7番牟田秀文議員。 77 ◯7番(牟田秀文君)  先ほどからフレイル、フレイルという言葉が答弁に出てきておりますけれども、私なりに超高齢社会における対応についてフレイル予防策の強化が大事ということで、このフレイルとは、年齢を重ねて筋力などが低下し、心身が弱ってきた状態をいい、虚弱を意味する言葉で、国立長寿医療研究センターの調査で、フレイルの人が要介護状態になった場合にかかる介護費用は、フレイルでなかった人に比べて10倍に達するということで、このフレイルだった人が要介護になったときに、短期間で重症化しやすく、介護費用が10倍というのは家族や行政にとっても重要な問題で、また、フレイルは食生活の改善や運動、社会参加など、先ほど言われていました社会参加の対策で予防や回復が可能とされております。そして、その予防のポイントは大きく4点で、まず1点目が、先ほど嬉野地域包括支援センター所長が言われた自治会など地域社会のつながり、サロンとかなんとか、そして、2点目が歯と口の健康、口腔ケア、3点目が栄養、特にたんぱく質が不足すると筋肉量が減ってしまいます。そして、4点目が日々の運動の積み重ねであります。  国は昨年度から高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施を市町村に促すなど、フレイル予防は国を挙げた重要課題になりつつあります。高齢化が進む本町にとってもフレイル予防はますます重要になってまいりますので、そこで、社会参加、口腔ケア、栄養、運動と4つのポイント、さらに啓発活動という観点を踏まえて、本町としてフレイル予防策を強化していく必要があると思いますが、今後どのような取組をされるのか、お伺いいたします。  それから、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施ということで、75歳以上の高齢者に対する保健事業を市町村が介護保険の地域支援事業等と一体的に実施することができるように国、広域連合、市町村の役割について定めるものと、市町村等において各高齢者の医療、健診、介護情報等を一括して把握できるよう規定の整備等を行うということであるが、どのような整備をされたのか、お伺いいたします。  また、審査支払機関の機能の強化ということで、令和3年4月1日、今年の4月1日までに社会保障診療報酬支払基金について、本部の調整機能を強化するため、支部長の権限を本部に集約するということですが、どのようにされるのか、詳しく説明を求めます。  そして、口腔ケアについては、口腔機能が衰え、オーラルフレイル、口内の虚弱の状態で食事や人との付き合い等に支障を来し、全身のフレイルに大きく関わるとされている。対策が重要だと思われるが、その対策などはどのような対策を考えておられるのか、お伺いします。 78 ◯議長(田中俊彦君)  江島保健課長。 79 ◯保健課長(江島隆治君)  2回目の御質問にお答えいたします。  本事業の実施自体は佐賀県後期高齢者医療広域連合でございますが、事業は広域連合が各市町に委託して実施をすることとなっております。事業の対象者は、佐賀県後期高齢者医療保険の被保険者の資格を有する者、つまり、後期高齢者医療保険被保険者とされておりますが、例外として通いの場等における教育、健康教育などを実施する場合は、被保険者以外の住民も対象とすることが認められているところでございます。  具体的な事業内容といたしましては、被保険者に対する個別的支援、ハイリスクアプローチというものですが、個別的支援として生活習慣病等の重症化予防、糖尿病、高血圧II度以上の対象者への訪問指導など、通いの場等への積極的な関与とポピュレーションアプローチといたしましては、フレイル予防に対する健康教育、健康相談及び普及啓発に取り組む必要がございます。  一体的実施事業の展開拠点といたしましては、本年6月に供用開始の予定で建設が進められております統合医療施設メディカルコミュニティセンター内が予定をされているところですが、本事業がスタートをします4月から施設への入棟が可能となります6月までの3か月間程度は暫定措置として、中原庁舎をはじめとする既存施設に分散した執務を想定しているところでございます。  事業を実施する部署については、民生部内に新たなセクションが設置され、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施のほか、統合医療に係る新たな健康保健事業の総合的企画調整及び推進に関する事務などに携わっていくことになります。  それから最後に、議員のほうから口腔ケアについての言及がございましたので、既存事業のフレイル対策について御説明をいたします。  保健課におきましては、佐賀県CSO推進機構への委託事業として地区健康教室を実施しており、町内56地区において年間平均で延べ約1万4,000人の参加があっているところでございます。健康教室の受講メニューといたしましては、地区ごとに体力測定や、まさにフレイル予防に特化した各種体操が行われております。  フレイル予防体操の実施内容を具体的に申し上げますと、1つ、身体的なフレイル予防としては、ボール体操による上肢、下肢、つまり手足の筋肉の維持、オーラル、口腔機能の維持、これは現在はマスクを着用したままとなっておりますが、口周りの筋肉、かむ力の強化などでございます。  それから2つ目、精神、心理的フレイル予防として、認知症予防の脳トレーニング、気功による呼吸法の習得などが行われており、3つ目、社会的フレイル予防としては公民館などに集うことでひきこもりや孤立化を防ぎ、参加者相互が健康状態を確認し合えるコミュニティの形成に寄与をしていることが確認されているところでございます。  今後は、既存事業と新規事業をうまく連携、連動させ、フレイル対策の推進につなげていきたいと思います。  以上でございます。 80 ◯議長(田中俊彦君)  7番牟田秀文議員。 81 ◯7番(牟田秀文君)  健康に過ごすためには、運動習慣を身につけてもらうのが一番重要です。このフレイル予防は、今、月に1回とか地区であっているというようなことも大事ですけれども、これは町長、各地区に運動公園とかがありますよね。子供の遊具施設はもういいということではないけれども、今から先は高齢者に対するフレイル予防、外国では太極拳とかいろいろあったり、地区にアスレチックじゃない、ああいうブランコとかいろんなもので、散歩する途中にでもいろんな体操を少し入れるとか、千栗土居公園でもいいし、中原公園でもいいし、三根の総合グラウンドでもいいし、そういうところに、少しの休憩の時間においてもそういう健康の予防に関するような施設もこれから大事じゃないかと思いますけれども、ハードの面はいろいろしたし、フレイル予防に対して、今度はソフトの面をやっていく必要があるんじゃないか。そういう考えは町長はお持ちですか、お持ちでないですか、その辺をお伺いして、私の質問を終わります。 82 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 83 ◯町長(末安伸之君)  まさにメディカルコミュニティセンターの基本理念というのは、あそこはあくまで拠点ですので、そこに行けば様々な医療情報とか健康情報というのが得られるし、スポーツジムにしても専門的なインストラクターとか、それと医学的な、全て同じ運動したほうが効果があるということに限りませんので、例えば、Aさんはこの運動をしたがいい、隣のジムで脚力とか、そして、この方はプールで水中歩行をしたほうがいいとか、あとまた鍼灸、整骨院があります。医学的な見地に基づいた、その人に合った運動療法というのをアドバイスしていくのが今度つくるメディカルコミュニティセンターです。あくまで拠点ですので、地域の中で気軽に運動できる、まさに今おっしゃったことをやりたいと思っています。  まずは千栗土居公園の中で、散歩もたくさんされていますので、散歩途中にちょっと運動機能を高めるような器具を置いたりとか、それを目的にまた多くの人が二千年ハスとか、そういうものに親しんでもらえばということを考えております。  まず、あの周辺からそういうことを始めながら、今、町内にある公園にも、子供たちが遊ばれる遊具も大切ですけれども、高齢者の方が散歩コースの中で気軽に運動できるようなことを当然やりたいという思いを持って、まずは拠点をつくって、そこで適切な運動機能についてのアドバイスを受けて、そこの施設だけではなくて、日常でも公園でもできるようなことをやっていくために、今回、全国から浄財をいただいてつくろうとしておりますので、牟田議員がおっしゃっていること、これだけハード面を整備しましたので、あとは健康というテーマで、日常生活、地域の中でその人に合った適切な運動療法、情報を提供していきたいという意味で、今おっしゃったようなのをまず千栗土居公園周辺から少しずつ整備をさせていただければと思っております。 84 ◯議長(田中俊彦君)  以上をもちまして通告第3号、7番牟田秀文議員の一般質問を終わります。  通告第4号、4番本村鶴夫議員の一般質問を許可します。  なお、申合せ事項には1項目、1回目は壇上より行うこととなっておりますが、疾病のため自席より行うことを許可します。4番本村鶴夫議員。 85 ◯4番(本村鶴夫君)  通告第4号、議席番号4番本村鶴夫でございます。今回、自席のほうから質問をさせていただくことに、議長をはじめ、事務局の御厚意に感謝申し上げます。ありがとうございました。  それでは、今回2項目を質問させていただきたいと思っております。  まず1項目めに、天建寺団地建替事業について、2項目めに、町の財政状況についてということでございます。  まず、1項目めの天建寺団地建替事業について、令和5年4月の供用開始に向けて事業を進めているところであるとのことですが、近くには三根東小学校があり、小学生の通学路もあるため、一般車両の問題等やPTAや地元との話合いができているのか。また、道路幅の問題や進入口等進捗状況はということを1項目めにお聞きし、2項目めとして、部屋として40戸できるそうですが、去年の台風10号のような大型台風のために4戸から5戸ぐらい近くの住民の避難場所に利用できないかということを質問させていただきますので、執行部の皆さん答弁をよろしくお願いいたします。 86 ◯議長(田中俊彦君)  空閑建設課長。 87 ◯建設課長(空閑輝彦君)  4番本村議員の御質問の1項目めの天建寺団地建替事業について回答いたします。  まず、本事業の進捗について説明いたします。  本事業については、みやき町公営住宅等長寿命化計画に基づき、令和5年4月の供用開始に向けて事業を進めているところでございます。  現在までの進捗状況についてですが、昨年11月に農地法第5条の許可申請及び開発行為許可申請書を提出し、今年1月に公共事業の用地買収に伴う課税の特例を受けるため佐賀税務署に事前協議の書類を提出し、それぞれ許可、承認をいただいているところでございます。  また、3月10日に建設予定地の地権者3名と土地売買契約を締結し、現在、所有権移転の登記申請を行っているところでございます。  建替事業に係る令和3年度当初予算を可決いただきましたら、地元土井内区への説明会及び天建寺団地の入居者への説明会の開催を予定しているところでございます。  御質問の1点目についてでございます。  令和3年度から工事に着手したいと考えておりますが、議員も懸念されているように、建設予定地は三根東小学校の南方に位置しており、付近の道路は児童の通学路となっております。工事期間中の安全確保はもちろんのこと、近隣住民の皆様の通行に御迷惑をおかけすることのないように、細心の注意を払いたいと思っているところでございます。  予定している工事車両の通行経路につきましては、国道264号の三根東小学校交差点から町道東分土井内線を通り、三根東小学校敷地東側の町道東小裏通線を南下し、建設予定地の北側道路であります町道南島安永線から建設用地へ進入するルートを考えております。  県道西島筑邦線から進入するルートも検討いたしましたが、歩道が確保されていない区間及び通学路を工事車両が横断する箇所もありましたので、さきに述べました国道264号からの進入ルートと比較すると、その安全性が懸念されるため、三根東小学校の東側からの進入ルートが最善ではないかと考えているところでございます。  道路の状況につきましては、国道264号の三根東小入り口交差点から三根東小学校敷地東側の町道につきましては、車道幅員が4.2メートルから6メートル、歩道幅員は2.4メートルありますので、十分な幅員が確保されているものと思っております。また、工事期間中、工事車両が当該道路を通行する際は最徐行を徹底させることで、より安全を確保できると考えているところでございます。
     今後は、地区説明会や教育委員会の意見を傾聴し、それを可能な範囲で反映し、安全かつ円滑に事業を進めてまいりたいと考えているところでございます。  2点目の御質問についてです。  本事業は、町営住宅建替事業であり、公営住宅法等の関係法令を遵守し、国庫補助金を活用して整備をしている関係上、議員御提案の近隣住民の避難場所として常時空室を確保することについては、公営住宅の制度の趣旨からも極めて困難ではないかと考えているところでございます。  しかしながら、災害等で住宅を失ったり、住むことが危険等、現に住宅に困窮されていることが明らかな場合は、天建寺団地に限らず、町営住宅の空室があり、また、当事者が希望されれば一時的な避難場所として利用できるような支援は可能だと考えているところでございます。  以上でございます。 88 ◯議長(田中俊彦君)  4番本村鶴夫議員。 89 ◯4番(本村鶴夫君)  1回目の答弁、本当にありがとうございました。  現在の天建寺団地の戸数は48戸だと思いますが、建て替える団地の戸数は40戸と聞いております。まず、40戸で計画した根拠についてお尋ねします。  また、天建寺団地の全戸数の方が入居希望だった場合、どのような対応をされるか、お聞きしたいと思います。 90 ◯議長(田中俊彦君)  空閑建設課長。 91 ◯建設課長(空閑輝彦君)  本村議員の2回目の御質問でございます。  建て替える団地の戸数が40戸に至った経緯を御説明いたします。  平成30年度に建て替えの基礎となる天建寺団地建替基本計画を策定しております。本計画の策定時に平成30年9月の入居住戸数が40戸だったことから、40戸での計画の策定をしているところでございます。  なお、令和3年2月末現在での入居住戸数は35戸となっております。  また、現在、天建寺団地は12棟、管理戸数48戸でございます。現在、新たな入居募集は行っておりませんので、天建寺団地に入居されている皆様の全世帯が入居を希望された場合には全ての世帯が入居することが可能だと思っております。  以上でございます。 92 ◯議長(田中俊彦君)  4番本村鶴夫議員。 93 ◯4番(本村鶴夫君)  ありがとうございました。  では、3回目ですけど、令和5年4月に供用を開始されるとのことですが、現在、天建寺団地に入居されている方が新しい団地に入居される場合や、他の町営団地、または民間のアパート等へ引っ越しされるときに引っ越し費用の補償は考えておられるのか、お聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 94 ◯議長(田中俊彦君)  空閑建設課長。 95 ◯建設課長(空閑輝彦君)  本村議員の3回目の御質問に回答いたします。  引っ越し費用の補償についてでございます。  みやき町営住宅等の建替等に伴う移転補償に関する要綱の規定に基づき、現在お住まいになられている居住面積に応じて移転補償料を算定し、入居者へお支払いすることで引っ越し費用に充てていただきたいと考えております。  手続につきましては、入居者と町との間で移転補償に関する契約を締結後、新居への入居ができるような状態になり、引っ越しが完了いたしましたら、町で引っ越し後の部屋の確認を行い、その後、移転補償料をお支払いするという流れになります。  以上でございます。 96 ◯議長(田中俊彦君)  4番本村鶴夫議員。 97 ◯4番(本村鶴夫君)  どうも御答弁ありがとうございました。  とにかく天建寺団地は、皆さんが今までまだね、まだねと、私たちもいつまってん生きらんけん、新しかところに住みたかといつも言われよったんですよ。やっとこれで天建寺団地が供用開始するということで、私たちも三根校区の議員としてよろしくお願いしたいと思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。  それでは、2項目めに行きたいと思っております。  それでは、町の財政状況について、1)で、いろんなうわさが飛び交っているが、みやき町のビジョンについて考えをお聞きしたいと思っております。  2)で、ふるさと納税も再開して今年はもっと伸びると思いますが、質問させていただきます。よろしくお願いします。  まず1点目、財政についてです。  町財政がこのままでは将来破綻するといったうわさを耳にします。私は町議会議員として長年務めており、予算審議や決算報告などいろいろ伺ってきましたが、財政が破綻するという話は聞いておりませんし、私自身そのようなことはないと思っております。  そこで、町財政の将来にわたる状況についてお尋ねいたします。よろしくお願いします。 98 ◯議長(田中俊彦君)  山崎財政課長。 99 ◯財政課長(山崎幸秀君)  4番本村議員の2項目めについて答弁させていただきます。  本町では、合併以来、平成18年3月に作成した行政改革大綱及び集中改革プラン、また、平成20年2月に策定し、計画期間を平成20年度から平成26年度までとしたみやき町集中改革アクションプログラムに基づきまして、将来の安定的な財政運営を見据え、退職者の不補充による人件費の削減、機構改革、事業見直し等を実施してきたところでございます。  また、平成18年度からは将来実施する予定であった事業を前倒しし、財政的に有利な合併特例債を活用した事業を推進することで、一般財源の減少を抑制しながら、同時に、合併特例債の償還に関わる財源として減債基金への計画的な積立てを行ってきたところであり、本年度末の減債基金の残高は約2,010,000千円となる見込みでございます。  さらに、現行制度を活用したふるさと寄附金事業を推進することにより、令和元年度決算時点で本町に対し累計約26,586,000千円の寄附をいただいており、令和2年度についても現時点で22億円を超える寄附見込みとなっているところでございます。  このふるさと寄附金を財源として有効的に活用することにより、一般財源を節約しつつ、学校給食費補助事業や子どもの医療費補助事業をはじめとする多くの質の高い行政サービスを町民の皆様に提供できている結果となっており、同時に、基金への積立てによる本年度末のふるさと寄附金基金の残高が約5,680,000千円となる見込みであり、将来的な財源の備えも実現できているものと考えております。  今後も制度の継続や改正等について様々な可能性を考慮した上で、国の動向を注視しながら、現行制度を最大限に活用し、事業を推進していくことにより、町民の皆様に対する質の高いサービスを維持していくための財源確保に努めることが重要であると考えております。  次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきます健全化判断比率、これは毎年9月定例会において報告をさせていただいておる地方公共団体の財政状況を統一的な指標で示したものになるわけですけれども、本町における令和元年度決算の1、実質赤字比率、2、連結実質赤字比率、3、実質公債費比率、4、将来負担比率、いずれの比率につきましても健全な基準の範囲内となっております。  最後に、今後の財政運営についてですが、制度の継続や改正等について様々な可能性を考慮した上で、国の動向を注視し、現行制度を最大限活用した事業の推進による財源確保に努めることで、町民の皆様の期待に応える質の高い行政サービスを維持していくとともに、高いコスト意識を持つことで、無駄を省き、限られた財源の効果的、重点的な活用を図りながら、長期的な財政の安定運営を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 100 ◯議長(田中俊彦君)  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(田中俊彦君)  異議なしと認め、休憩します。                 午後2時   休憩                 午後2時15分 再開 102 ◯議長(田中俊彦君)  休憩中の本会議を再開します。  4番本村鶴夫議員。 103 ◯4番(本村鶴夫君)  2回目の質問をさせていただきます。  ふるさと寄附金については様々な事業に活用されておりますが、一時期中止されるなど心配をしておりました。しかしながら、令和2年当初予算では10億円を計上されておりました。  それから、令和2年7月に寄附受付が再開され、執行部の努力もあり、12月は2回にわたり補正予算を組まれ、今年度の予算額は25億円とされております。  そこで、今年度のふるさと寄附金の状況、令和3年度の見込み及びふるさと寄附金の残高の推移をお尋ねいたします。 104 ◯議長(田中俊彦君)  福島秘書公室長兼女子サッカー推進室長。 105 ◯秘書公室長兼女子サッカー推進室長(福島隆二君)  議席番号4番本村議員の2回目の御質問、ふるさと寄附金関連についてお答えをいたします。  ふるさと納税につきましては、制度の開始以降、みやき町のさらなる発展に寄与するために積極的に取り組んできたところであり、令和2年7月の寄附受付再開以降も財源の確保に向け積極的に推進を図ってきたところです。  その結果、寄附金額は、当初見込んでおりました10億円を大きく上回り、2月末現在で約2,264,000千円という多額の御寄附を全国各地の多くの方々からお寄せいただいたところでございます。  大きく伸びた要因といたしましては、まず1つ目として、返礼品の充実でございます。  返礼品事業者の協力の下、品数を多くし拡充をしてまいりました。各サイトで掲載されている返礼品について、若干の違いはありますけれども、約900点を取りそろえているところでございます。  また、イベント時、例えば、クリスマスとかであればチキン、年末であればお節といったものなどを準備いたしまして、需要に応じた返礼品を掲載してきたところです。  次に2つ目として、ふるさと納税サイトとの連携でございます。  現在、ふるさと納税をいろんな形で受付のほうを行っておりますけれども、やはりこのふるさと納税サイトからの受付が約99%を占めております。そうしたことから、サイトの拡充を図るとともに、情報交換を密に行いまして、連携強化を図ってきたところでございます。  そして、3つ目といたしまして、みやき町のPR、情報発信を積極的に行ってきたところです。また、職員及び振興協会スタッフが寄附の獲得に向けて情報の収集及び分析を行うとともに、寄附が最も多く集まります年末の大みそかまで寄附の受付を行うなど、一丸となって取り組んできた成果であると思っております。  そうしました結果、当初見込みの10億円を大きく上回ったところでございます。お寄せいただいた寄附金につきましては、みやき町のさらなる発展に向けて有効かつ大切に活用させていただきます。  さて、御質問の今年度のふるさと寄附金の状況でございますが、ふるさと納税については先ほど申しましたように、令和2年7月から再開をしたところでございます。  再開直後は、7月の寄附金額が約16,000千円、8月が23,000千円、9月が約69,000千円と伸び悩んでおりましたけれども、10月が約117,000千円、11月が約419,000千円、そして、12月が約1,429,000千円と右肩上がりで推移をしてきたところです。そして、先ほど申しましたように、2月末現在では約2,264,000千円の御寄附をお寄せいただいているところでありまして、今年度につきましては、専決処分にて補正をさせていただきました25億円を目途に推進を図っているところでございます。  次に、令和3年度の見込みでございますが、当初予算案において30億円を計上させていただいております。今年度の補正後の予算額25億円の1.2倍の30億円を令和3年度のふるさと寄附金として見込んでいるところでございます。  最後に、ふるさと寄附金基金の残高の推移でございますが、令和元年度末の決算ベースでの残高が6,117,694千円となっております。令和2年度におきましては、ふるさと寄附金や預金の利息など、3月補正までの分を反映いたしました積立額、こちらのほうが2,791,668千円でございます。  一方、返礼品などの事務経費とか利活用事業費などとしての取崩し額、こちらが3,230,009千円となっており、差し引きいたしますと438,341千円、こちらが取崩し額が多くなるということでマイナスということになります。よって、令和2年度末の予算書ベースでの残高見込みにつきましては、令和元年度末が先ほど言いました6,117,694千円、こちらから今年度分のマイナス分ということで438,341千円、これを差し引きました5,679,353千円が令和2年度末の残高の見込みでございます。  次に、令和3年度につきましては、当初予算案におきまして、積立額として3,002,043千円、一方、取崩し額、こちらが3,159,589千円を見込んでおりまして、差し引きますと157,546千円のマイナスとなります。よって、令和3年度末の予算書案ベースでの残高見込みにつきましては、令和2年度末の残高見込み5,679,353千円から157,546千円を差し引きました5,521,807千円、こちらが令和3年度末の残高の見込みでございます。  執行部といたしましては限りある財源でございますので、有効かつ大切に活用させていただき、住民サービスの維持向上を図ってまいりたいと思っておりますし、また、これまで同様、ふるさと寄附金の積極的な推進を図りまして、財源の確保に向けてより一層努力してまいります。  以上でございます。 106 ◯議長(田中俊彦君)  4番本村鶴夫議員。 107 ◯4番(本村鶴夫君)  御答弁ありがとうございました。おおむね理解できました。今後も安定した財政運営、そして、ふるさと寄附金の推進、活用についてはよろしくお願いいたします。  そこで、町長にお尋ねしたいんですけれども、メディカルコミュニティセンター、保育園をはじめ、グラウンド整備など令和3年以降実施しなければいけない事業があると思われるが、町長はこの先どのようにお考えか、町長の意向をぜひお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 108 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 109 ◯町長(末安伸之君)
     御質問にお答えをします。  令和3年度以降、必ず実施しなきゃならないのは広域ごみ処理施設のリサイクルプラザ問題です。まだ鳥栖市が土壌汚染等があって、その敷地内に一体的にできないとなって、新たな候補地を3月中には提案するという話でしたけれども、これを新たに提案されて約50億円ぐらいの整備費がリサイクルプラザにかかる見込みです。それと、新たな候補地がみやき町に近ければ利便性を損ないませんけれども、仮に、基山町、小郡市方面が候補地となれば非常に利便性を損ないます。  その意味で、現在ある申込みをみやき町にあるリサイクルプラザの延長申込みを5か年いただいて、申入れを受けていますが、まだ結論に達していません。この問題を早く結論を見出さないと住民生活に大きな問題を残すと思っています。  あと2点目にやらなければならない事業というのは、これだけ人口が、若い人たちが転入、増えていく中で、待機児童が増えています。それを解消するためには保育所の整備を行って、上峰町境のかなさ秋桜保育園はもうオープンしますが、もう1か所、久留米市境に広域入所も対応できるようにということを公募して、今事業者決定しています。それが、今つくっているメディカルコミュニティセンターの北側でございます。これについては、必ず保育所をあと1か所つくらないと、今の住宅開発申込みが年々増えています。まだ幾つか待たせています。住宅を開発していただくのはありがたいんですけど、それに伴って、待機児童が著しく増えますから。しかし、その流れは止まりません。もうみやき町に若い人たちが転入していく流れというのは止まりませんから、必ず保育所をもう1回造らなければならない。  それと、さっき申し上げたように、メディカルコミュニティセンターはあくまで拠点施設です。そこである程度専門的な見地から、その人に合った運動療法のアドバイスとか、また、西洋医学的な標準治療に加えて、東洋医学的な補完療法、代替療法等を行えば人々の免疫は維持増進するということが分かっています。健康なうちにその情報を得て学び、そして、自分で適切な医療機関の選択ができるとか、そういう拠点を今造っていますので、いろいろな利用をしながらそこで学べるというか、得られるというところです。それを先ほど牟田議員がおっしゃったように日常生活の中でも取り入れていただき、また、未病のまちとして、食べるものから、そしてコミュニティ、人付き合いとか、誹謗中傷のない町、混乱をあおらない町、そういう町を目指して、全ての人が健幸長寿を共に喜べるようなまちづくりにしたいということでございます。  以上3点、やらなければならないこと、最後にコロナ対策から逃げるわけにはいきません。これは1回、2回の予防接種で終わりません。集団免疫は3年、5年かかる可能性もあります。そのためには医療機関との連携をし、かかりつけ医療機関で継続的に予防接種できるような体制を持続していかなければなりません。1番目はその体制を持続させていくこと、2番目に広域のリサイクルプラザの問題、同じく、保育所の整備とメディカルコミュニティセンターを隅々に地域の中で活用しながら、未病のまちをつくっていきたいと思っています。  以上です。 110 ◯議長(田中俊彦君)  以上をもちまして通告第4号、4番本村鶴夫議員の一般質問を終わります。  通告第5号、15番益田清議員の一般質問を許可します。15番益田清議員。 111 ◯15番(益田 清君)  令和3年第1回みやき町議会定例会、一般質問を行います。  私は、1点目がメディカルコミュニティセンターの主な目的が定かでありません。伺います。  これまで町長は町民の健幸長寿、予防医療や健康増進の推進と説明してきました。議員の皆さんもそのような立場から賛成されてきたものと察します。しかし、メディカルコミュニティセンターの(診療所、デイケア、リハビリ)については、内容について何ら説明されてきませんでした。「商業ベースではない。」と一般質問で答えてきましたが、12月議会では説明不足だったと弁明しました。  この件につきましては、昨年11月27日、メディカルコミュニティみやきプロジェクト特別委員会の参考人として、社会医療法人天神会法人部長の話では、全ての行為が医療行為とするということではなかったか。天神会の100%基金で建設する診療所だと言われております。  そこで町長に伺います。6月26日オープンですが、今日まで議会において町長自身から診療所建設については何一つ説明はありませんでした。委員会や全員協議会の中でも語っておりません。ましてや、総合計画、基本計画でもそのような内容は明示されていません。その点、町長の説明責任を果たされていません。自らが議会に対して説明すべきではありませんか。町長の答弁を求めます。 112 ◯議長(田中俊彦君)  大塚総務部長兼企画調整課長事務取扱。 113 ◯総務部長兼企画調整課長事務取扱(大塚三虎年君)  それでは、15番益田議員の質問の1番目、メディカルコミュニティセンターのオープンにあたっての1)目的、「町民にとって目的、何をするための施設か」問われている。改めて伺う。それから、2)番目、町民の負担についてお答えをいたしたいと思います。  まず、1)のメディカルコミュニティセンターの目的でございます。  メディカルコミュニティセンターの目的につきましては、これまでも議会全員協議会や特別委員会等で幾度となく御説明をさせていただき、御審議をしていただいているところでございます。再度御説明を申し上げます。  目的につきましては、施設利用者を初めといたしました町民の皆様の健康増進、ひいては健幸長寿の延伸を目的に据え、複数の専門的知識を有する民間事業者との公民連携の下、予防医療及び心身の機能回復に資する様々な取組を積極的に行ってまいります。  一例を申し上げますと、施設利用者の皆様の健康状態の把握と相談の受付でございます。それから、クリニック、プール、スポーツジムが連携し、運動療法が有効な方を対象としたトレーニングプログラムの提供です。  それから、地区医師会を初め、町内の医療機関の皆様と連携した医療、健康に関する情報の提供や共有、それから、調剤薬局による健康相談、適正服薬指導、残薬回収でございます。  それから、地域包括支援センター、訪問介護事業所、訪問介護ステーション、就労支援事業所などによる自立に資する取組など、利用者の目的に応じたきめ細やかな事業を積極的に展開していくこととしています。  また、誰もが気軽に御利用できる施設とするために、建物の内外の共有部を有効活用いたしまして、物販、飲食、リラクゼーションスペースを設置し、ソフト面においても年間を通したマルシェイベントの実施を予定しているところでございます。  これらの取組を通じまして、施設を御利用いただく皆様に楽しみながら、またリラックスしながら心身の健康の維持増進に資する取組を実践していただき、健幸長寿、健康寿命の延伸、ひいては医療費、介護サービス費を適正につなげていくことがメディカルコミュニティセンターの使命でございます。  それから、町民の負担でございます。このメディカルコミュニティセンターが財政面において、町民の皆様の御負担になるのではないかとの御懸念につきまして、現在御審議いただいております今年度当初予算ベースで御説明をさせていただきます。  施設の維持管理に要する費用、ランニングコストとしては、はっきりとした費用は1年経過しないと不明ではございますが、町施設の中で、コミュニティ拠点としての共通の性格を持つコミュニティーセンターこすもす館に要する経費をベースに、面積等を考慮いたしまして試算を行った結果、予算委員会でも御説明しましたとおり、年間で33,000千円となる見込みでございます。  一方、施設の直接収入といたしましては、参画事業者に納入いただくテナント使用料、共益費、光熱水費がございます。  オープン以降3年間は50%減免を基本に、公共性や町政策への寄与の度合いを考慮した上で減免率を設定することといたしておりまして、以降は、前年度の収益状況を精査し、減免の度合いを見直すという方針に基づきまして、全体事業者、全事業者50%減免として算出した場合のテナント使用料の年間総額は24,870千円、共益費が2,510千円、それから、実費徴収となる光熱水費が4,880千円となり、収入見込み額の合計は32,260千円となっているところでございます。  現状なお予断を許さない新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した上で、テナント使用料につきましては、オープン初年度に限りさらなる減免を検討しているところではございますが、生じた管理費の差額及び施設で実施していく事業に要する経費に対しましては、寄附項目の一つでもあるメディカルコミュニティプロジェクトへ頂戴したふるさと寄附金を充当させていただき、一般財源を充てることなく、施設の管理運営を継続させていくこととしているところでございます。  加えまして、先に御説明申し上げた様々な取組の実施を通して、住民の皆様が心身の健康を維持していく手助けを行うことにより、医療費及び介護サービス費の適正化に結びつけていきながら、さらなる財政効果を生み出すべく積極的に努めてまいるところでございます。  以上でございます。 114 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 115 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  毎回毎回全く同じ御質問いただいて、幾度となく御説明をし、特別委員会、全協でもお話ししていますが、なかなか御理解をいただけないことは私の説明の仕方が非常に悪いなということで反省はいたしております。よければゆっくり、数時間でもお時間いただいて、お話を聞いていただければなという思いがございます。  まず、目的については、健幸長寿を目指す中で、未病のまちづくりをしたいと。町民の皆さんが仲よく楽しく100歳以上まで暮らしていただきたい、そのためには西洋医学的な標準治療でなくて、まず病気にならない体づくり、健康づくり、予防医療、この情報を発信する、また、プールという非常にいい施設もありますので、プールでの水中歩行とかを含めて有酸素運動で非常に人の血管というのは強化されますし、ダイエットも含めて筋力増強になります。筋力の衰えは死の予告と言われるように、筋力を維持増進させること、プールであり、スポーツジムであり、そしてそれを医学的な、クリニックというのはその人に合った運動療法をレントゲンとか撮りながら、理学療法を中心にして、日常家でできる訓練というのを指導するんですよね。そして、そこの近くには鍼灸、整骨院、アロマ、ヨガ、様々な協力事業体がございます。そこにそれぞれの目的でお見えになった方が、調剤薬局もあり、そしてドクターも非常勤ですけれども、診療を伴わないそういう相談も乗りますし、医療ブースというのがあります。その中で、健康なうちに適切な標準医療機関について学び、代替療法によって免疫を維持増進することも学び、そして、そのことを地域に帰って家族や家庭や地域の中で実践をすることによって、私たちの免疫は維持され、増進され、それが健幸長寿になるんです。  益田議員とは様々なところで意見が合うことはあまりありませんでしたけれども、私にとっては、27年間益田議員がいらっしゃったからこそ、よくここまでできたなというところで、心から感謝して答弁にかえさせていただきます。 116 ◯議長(田中俊彦君)  15番益田清議員。 117 ◯15番(益田 清君)  私は町長の説明責任を果たしていないということを強調しました。それで、天神会の法人部長の話で分かったことがあります。天神会の大嶋法人部長はみやき統合医療クリニックとして位置づけておりますというふうに聞きました。医療行為、言うなら、利益につながる医療行為なのでございますけれども、これは11月27日のメディカルコミュニティみやきプロジェクト特別委員会の中で古賀議員のほうから、改めて「医療行為は行われないんでしょう。」、これは議事録からです。大嶋部長は「診察がございますので、診察は医療行為になります。レントゲン、エコー、心電図関係機器も入っております。診療科は循環器内科と内科。」、はっきり答えている。私どもはそんなことを一度も聞いた覚えはありません。入っていませんよ、そういうのは、この中にはね。初めて聞きました。ですから、宮原議員が言われるように、町民にはここはリハビリ、健幸長寿をするためにリハビリ、鍼とか、あんまとか、ジムとか町民の健康を維持していくことをお話しさせてきたと、住民に話してきましたと言われている。  町長は、大嶋部長の発言の後にこう言われています。これは議事録ですよ。「私の説明が議会にはリハビリを中心にして、そういう町内の医療行為的な直接はされないということを言っていたもんですから。」と、こう議事録に書いてありますよ。  このようにして、結局、リハビリですよ。診察はしませんよというようなことを言われてきたのではないかというふうに思います。私もそのように認識しておりました。古賀議員も私も宮原議員もそのように認識していた。ましてや循環器内科とか内科とか来るとは思っておりませんよ。出来上がって初めて知りました。ですから、説明責任を果たしましたかと言っております。  私が何でそういうことを言うのかというと、このメディカルコミュニティセンターというチラシが全戸に入っておりますけれども、ここには、「この施設は全国からいただいたふるさと寄附金を活用し、町議会の議決を得て町民と民間が一体となって完成した施設でございます。」と書いてあります。町議会の議決を得てと言いますけれども、説明責任が果たされていないでしょうが。そうすると、何で25億円もかけて造るんですか。何でこの問題については最初にこういうものがあります、こういうことですと説明しないんですか。なぜ見せないんですか、分からないんですか。ここは大問題ですよ。  そういうことですので、説明が責任を果たされていないではないですかと言っているんです。だから、町長が言う町議会の議決を得て完成した施設だと言い切っておりますけれども、取り消してください。 118 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 119 ◯町長(末安伸之君)  議会議決を取り消せ、民主主義を否定するということですか。(「あなたには説明責任があるんですよ」と呼ぶ者あり)これは町の備品ですよ。町の備品をそんな強くたたいていいんですか、議会人たる者が。町民の税金ですよ。冷静になってください。  あなたが出している機関紙を見ましたが、いたずらに車で言うならあおり運転じゃないですか。町民を不安に陥れるばかり。それは危険ですよ。みやき町に夢をなくす若者が増えますよ。そして、議会で債務負担行為を受け……(「答えてください、私の質問に」と呼ぶ者あり)冷静になりましょう、答弁中。あなたの質問中、私が反論しましたか。私にも答弁の機会を与えてくださいよ。益田議員のおかげで私も長くさせていただいた、それは事実です。それを踏まえて、私も時にはおごることもあり、迷うこともありました。  しかし、益田議員から御指摘を受けて、初心に常に返りながら今日まで来ました。だから、今日の御指摘も謙虚、真摯に受けて、いずれここでできたときに、お互い職を辞したときに、当時こういう議論をした、しかし、いいものができた。健康にお互い暮らすことができた。必ずそのときは懐かしく、親しく話して、元気でお互い過ごしましょう。  以上です。 120 ◯議長(田中俊彦君)  15番益田清議員。 121 ◯15番(益田 清君)  天神会の法人部長のほうがこういう議事録です。「今回法人グループ100%基金を支出させていただきまして、診療所を造らせていただいております。一つの外部資金の中に今回の幸伸会のみやき統合医療クリニックを考えさせていただいておりますけれども、この診療所もそういう位置づけで考えております。」と、こんな説明は初めて聞きましたよ。  もう3回ですかね。私は説明責任を果たしていない、果たそうとしない。議決を得たことには私はならないと思いますよ。議会をないがしろにする、ごまかそうとする。偽ろうとする、それが議会制民主主義でしょうか。私は町長、あなたは町長の資格はないと私は思っております。もう辞めてください。  次、2番目に行きますよ。2番目に行きます。(「答弁させてください」と呼ぶ者あり)答弁しなくてもいいよ。私に答えんのだから。 122 ◯議長(田中俊彦君)  答弁は要りませんか。末安町長。(「あなたが言って、また私が言わなきゃならんじゃなかですか」と呼ぶ者あり) 123 ◯町長(末安伸之君)  私が辞めても、益田議員は……(「ちゃんと答えて。11月27日の件」と呼ぶ者あり) 124 ◯議長(田中俊彦君)  答弁中です。 125 ◯町長(末安伸之君)続  さきの議会でも同じことを、質問されて同じことを答弁しているんですよ。議事録を見てください。これは全然一般質問じゃないですよ。辞めてくださいとか、私が辞めても益田議員は続けてください。  町民があなたの議会報で混乱して不安に陥れて未来をなくすようなことをする、それだけはやめてください。  以上です。 126 ◯議長(田中俊彦君)  15番益田清議員。 127 ◯15番(益田 清君)  2番に行きます。みやき町の場合は、寄附者が寄附するに当たって使い方を指定することができる項目が30項目ございます。令和元年度決算時の資料を見ますと、これまで平成26年度から始まったふるさと納税制度、令和元年度決算では、いただいた寄附総額26,586,051千円となっております。  経費とこれまで使ったお金を差し引くと、基金、貯金は6,117,694千円となっておりました。この指定項目の中で、統合医療、メディカル関係に充てられる基金、貯金はどのようになっておりますか。項目と金額をお知らせください。  ふるさと寄附金項目別寄附額、事業充当額の一覧を見てきましたが、お隣の町のように、1)ずっと住みたいまちづくり、2)ひかり輝くひとづくり、3)宝を磨き活かすしごとづくり、4)町長おまかせ、4つの使途になっております。こういう簡潔な項目のほうが基金、貯金を有効に生かせると思いますが、なぜ30項目なのか、改めてお伺いします。 128 ◯議長(田中俊彦君)  福島秘書公室長兼女子サッカー推進室長。 129 ◯秘書公室長兼女子サッカー推進室長(福島隆二君)  議席番号15番益田議員の2項目めの御質問、ふるさと寄附金基金についてお答えします。  先ほどの4番議員の答弁と重複する部分もございますけれども、御了承いただきたいと思います。  ふるさと納税につきましては、制度の開始以降、みやき町のさらなる発展に寄与するため積極的に取り組んできたところであり、令和2年7月の寄附受付再開以降も財源の確保に向け積極的に推進を図ってきたところです。  その結果、寄附金額は、当初見込んでおりました10億円を大きく上回り、2月末現在で約2,264,000千円という多額の御寄附を全国各地の多くの方々からお寄せいただいたところであります。お寄せいただいた寄附金につきましては、みやき町のさらなる発展に向けて、有効かつ大切に活用させていただきます。  さて、御質問のふるさと寄附金基金の状況と今後の推移ということでございますけれども、本町におきましては、みやき町のまちづくりに賛同、あるいは貢献したいという人々の思いの下に送られた寄附金を活用することにより、みやき町がいつまでも光り輝く町であり続けるための手段を講じ、さらなる発展に寄与するために、平成20年にふるさと寄附金基金を設置しております。  また、ふるさと寄附金に係る歳入歳出及び基金からの繰入金等を明確にし、健全な基金の運用を図っていくために、平成30年度にふるさと寄附金基金特別会計を設置し、運用を行っているところです。そうしたことから、ふるさと寄附金の歳入につきましては、一旦全てをふるさと寄附金基金に積立てを行っております。  一方、事務に係る関連経費や寄附金充当事業等に係る予算につきましては、基金から取崩しということで行っているところでございます。  さて、御質問の各項目ごとの寄附金の残高というようなことでございましたけれども、これは全部言ったほうがよろしいですか、約30項目ありますけど。(「統合医療とメディカル」と呼ぶ者あり)  その中で、本町におきましては、より寄附者の意向に添えるというような形で、寄附項目を28項目起こして、それについて寄附者から寄附をいただいているというところでございます。  御質問の統合医療を核にしたまちづくり推進に関する事業の基金の残高でございますけれども、こちらにつきましては、令和元年度の決算ベースでの数字を申し上げます。令和元年度の決算で、全体で6,117,694千円、これが令和元年度末の決算時の基金残高でございます。  そのうち、統合医療を核にしたまちづくり推進に関する事業、こちらが残額で896,667千円、もう一つみやき町名誉町民であり、リコー三愛グループ創業者である市村清先生を顕彰する事業、こちらが529,814千円、もう一つ、株式会社DHCと社会医療法人天神会とのみやき健幸長寿のまちづくり包括連携協定に関する事業、こちらが43,483千円、以上3つがその関連の基金残高の令和元年度末の分でございます。合計いたしますと、令和元年度末、この3つで1,469,964千円、こちらが令和元年度末の3つの残高でございます。  以上でございます。 130 ◯議長(田中俊彦君)  15番益田清議員。 131 ◯15番(益田 清君)  分かりました。統合医療とメディカルコミュニティプロジェクトに充てる寄附項目と寄附金額について今伺いましたけれども、基金、貯金の6,110,000千円のうち、3項目、4項目、14項目ですね、この寄附が統合医療とメディカルコミュニティプロジェクトのほうに充てられる基金だということでございます。  トータルが今1,460,000千円と言われましたかね。これに充てていくということであれば、あと主に自由に使えるお金が大体46億円ぐらいになってくるのではないかというふうに思う。使える基金、貯金は相当目減りすることになります。  令和3年度は、ふるさと寄附金の特別会計で、基金、貯金を1,155,000千円取り崩しております。一般会計に繰り出して充てておりますが、その内容、例えば、子どもの医療費の無償化の予算、小学校から高校生までの医療費助成68,000千円、子どもの予防接種事業98,000千円、給食費助成、これは補助ですけれども、41,000千円。農地の維持管理、保全に必要な多面的機能支払交付金事業に31,000千円、教育費事務局費に48,000千円、そして、公債費に元金分に74,000千円、利子16,230千円等が充てられております。
     この基金、貯金が目減りすればするほど、この子育て支援のこの事業は縮小していくのではないかと大変危惧されております。  子育て支援のまちづくりを維持するためには、このような関係の予算は、一般会計、一般財源で対応すべきではないか。また今回、公債費元利償還分として、ふるさと納税の基金、貯金から元金利子90,000千円をあがなっております。その内容と返済期間についてお聞きします。 132 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 133 ◯町長(末安伸之君)  やっと分かりました。3年間で財政破綻するというような、あおり運転みたいな情報提供をされた理由が分かりました。61億円が、去年はメディカルで、今年は13億ぐらいかな。経常経費とかに充てている。全国から使ってくれというお金なんですよ、この目的で。分かりますか。使ってくれというお金ですよ。目的に合ったものを使っている。1年ちょっと休憩しました。去年9月から再開して、予想以上にもう23億円ですよ、ここ数か月で。これだけみやき町を応援してくれている方が全国にいらっしゃる、その半分は、50%は残るんですよ。積み増しできるんですよ。分かりますか。足し算ですから。令和3年度はフルでやればもっと今の実績からいけば35億円ぐらいになる見込みなんです。これも使ってくれというお金です。だから、(「一般財源にできませんか」と呼ぶ者あり)何十年議員されていますか。一般財源でできないから、合併せざるを得なかった。10年間は一本算定で旧3町分の交付税が来た。10年後は来ない、その乖離差が960,000千円ですよ。960,000千円というのは経常経費とか、そういうものの不足です。だから、行革を行って職員を300名から二百数十名に落としています。サービスも落として、国保税も上げ、税を上げてサービスを最低にしても、職員を186名までに落とさないと11年目から暮らせないと。だから、ふるさと納税制度というのを活用して、外貨を稼ぎ、それで、住民サービスを維持して、税も上げずに、なおかつ今までできなかったような給食費の無料とか医療費とか、様々な事業ができているんですよね。一般財源でこれをせろとされたら、ほかのサービスを削らにゃいかんじゃないですか。もともと足らないのに。そうでしょう。小学生にも分かりますよ。だから、もうやめて、建設的な議論をしましょうよ。住民の皆さんに未来のビジョンを語り示しましょうよ。その中で切磋琢磨し、是は是、非は非として御判断をいただければいいけれども、非のままでは住民を不安に陥れて混乱するばかり、みやき町の夢をなくすばっかりなんですよ。あおってはいけません。(「あおりません」と呼ぶ者あり)正しい安全運転を今後とも続けていただきたいと思います。  以上です。 134 ◯議長(田中俊彦君)  15番益田清議員。 135 ◯15番(益田 清君)  利子と元金のことについてお尋ねしておりました。 136 ◯議長(田中俊彦君)  山崎財政課長。 137 ◯財政課長(山崎幸秀君)  タブレットにも掲載しておりますふるさと寄附金充当事業一覧表の一番最後、67、68番の公債費の件についてのお尋ねであろうかと思います。  公債費、元金に74,573千円、それと、利子に16,239千円、計の90,812千円についてふるさと寄附金のほうから充当させていただいております。  内容については、元年度債のメディカルコミュニティセンターの土地97,700千円、それから2年度債、これはまだ借入れを行っておりません。一応繰越事業になっておりますけれども、予定の2,013,700千円、この分に対する起債の元利の分として計上させていただいております。これは現在の見込みで計上させていただいておりますので、先ほど申し上げました2年債の2,013,700千円については、まだ利率等の借入れ条件が確定しておりません。ですので、一応25年見込みの利率1%ぐらいのところで計上させていただいておりますので、今後、実際の借入れが決まり、利率とか借入れ条件での金額が確定した後には、3月補正までには確定が、例年12月で確定の公債費のほうの補正をさせていただいておりますので、そこら辺で補正をかけさせていただくつもりでおります。期間ですけれども、先ほど申し上げましたが、箱物の期間になりますので、今想定しておりますのは25年間の償還期間を想定しております。  以上でございます。 138 ◯議長(田中俊彦君)  15番益田清議員。 139 ◯15番(益田 清君)  今、財政課のほうが説明されましたように、メディカルコミュニティセンターに25億円かかったために、これは今90,000千円ですかね、元利が25年間払わなくちゃいけないという状況になってしまいました。でしょ、町長。笑っていますけれども。本当に真剣ですよ。大変なことです。そのために大事な学校給食費は、本町がスローガンに上げている子どもの医療費無料化などはこれに、この支出のために縮減しなければいけないということになりませんか。いや、ならんと言って、結局この負担は誰がするんですか。  ですから、私は非常に負担というのは、今後、あらゆる点でサービスの縮減という形で、住民に負担をかけてくることになりませんかと、私はそのように質問したはずですよ、前回も。この負担、25億円の借金というのは。ふるさと納税がいつまで続くか分かりませんよ。ふるさと納税が断ち切られたら全てこういった大事な予算はできなくなるでしょう。だから、せめて給食費、子どもの医療費ぐらいきちっと一般会計の一般財源で保障していく、こういうことが大事ではないでしょうか。  今度3回でしたね。これで終わり。  私は今回、予算審議もしました。予算を審議する中で、本町の場合は他町と極めて違うと思いました。統合医療、メディカルコミュニティセンターへ指定された寄附が充てられていくシステム、これでしょう。こうなっているわけ。一病院の利益、企業の利益のために自治体が丸ごと奉仕する流れ、人も税金も注ぎ込んでいこうとしておられるのではないでしょうか。これは地方自治法にのっとった町がする仕事ではございません。住民の福祉の向上に反する地方自治法に真逆の町政ではないかと指摘しておきたいというふうに思います。  以上です。 140 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。(発言する者あり) 141 ◯町長(末安伸之君)  答弁してよかですか。その笑顔を見て安心しました。  必ず住民の皆さんの健康増進、確信しています。益田議員も利用されると思います。議論は議論としてしますけれども、これをずうっと議事録を見ていただくと、同じ質問、同じ回答で大変申し訳ないんですけど、建設的な議論をさせてください。一部を切り取ってはいけません。誹謗中傷は人格を損ないます。(発言する者あり)共に住民の将来を見て、共に活性化をしましょう。  以上です。 142 ◯議長(田中俊彦君)  以上をもちまして通告第5号、15番益田清議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれをもちまして散会します。お疲れさまでした。                 午後3時11分 散会 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...