みやき町議会 2021-02-10
2021-02-10 令和3年第1回臨時会(第1日) 本文
提案理由の説明を求めます。
大塚総務部長兼
企画調整課長事務取扱。
6
◯総務部長兼
企画調整課長事務取扱(大塚三虎年君)
皆さんおはようございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて
地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり
専決処分し
たので、同条第3項の規定によりこれを議会に報告し、議会の承認を求める。
令和3年2月10日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
専決事項
令和2年度みやき
町ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第5号)について
専決理由
令和2年度みやき
町ふるさと寄附金基金特別会計において、
ふるさと寄附金の増に伴い、
予算の補正を行う必要が生じたが、議会を招集する時間
的余裕がなかったため、
地方自治法
第179条第1項の規定により
専決処分を行った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次の
ページをお願いいたします。
令和2年12月21日に行いました
専決処分書でございます。
ふるさと寄附金の増に伴い、
返礼品等の経費を補正する必要が生じましたが、議会を招集する時間
的余裕がなかったため、
補正予算の
専決処分を行ったものでございます。
予算書の2枚目をお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和2年度みやき
町ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第5号)
令和2年度みやき町の
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第5号)は、次に定めると
ころによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1,498,463千円を追加し、
歳入歳出予算の
総額を
歳入歳出それぞれ5,479,881千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和2年12月21日 専決
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
予算書5
ページをお願いいたします。
歳入では、款2.
寄附金、項1.
寄附金で、
ふるさと寄附金の増加により、10億円を追加いたしています。
款3.
繰入金、項1.
基金繰入金は、歳出の財源とするため、
ふるさと寄附金基金からの
繰入金498,463千円の増額を行っています。
6
ページをお願いいたします。
歳出では、款1.
ふるさと寄附金事業費に
寄附金受領のための経費498,463千円を追加しています。節7.
報償費は
ふるさと寄附金謝礼、節11.
役務費は
ふるさと寄附金返礼品配送料及び
決済代行手数料、節13.
使用料及び
賃借料は
インターネット等利用料であります。
款2.諸
支出金、項1.
基金費では、歳入の
寄附金と同額の10億円を
ふるさと寄附金基金積立金に追加するものでございます。
以上、承認第1号の説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
7
◯議長(
田中俊彦君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。15番
益田清議員。
8 ◯15番(益田 清君)
10億円の
寄附金が
補正追加ということで、
専決処分ということでございます。この
寄附金につきましては
駆け込み寄附金ということで、12月31日まで
確定申告との関係で、特に12月が集中的に
寄附金が多くなってくるわけでございますけれども、私が伺いたいのは
町営メディカルコミュニティセンターの件でございます。
みやき
町ふるさと寄附金基金条例施行規則、条例第6条に規定する町長があらかじめ指定する事項は次に掲げる事項とするということで、1と2と12は、これは
町営メディカルコミュニティセンター関係ではないかというふうに思うんです。
(1)がみやき
町名誉町民であり、
リコー三愛グループ創業者である
市村清先生を顕彰する事業、(2)
統合医療を核とした
まちづくり推進に関する事業、(12)がみやき
健幸長寿の
まちづくり包括連携協定に関する事業ということで、ここに丸をつける。そうすると、指定でこの事業に充てて使わないけないということになっていると思うんですよ。
ですから、ここに10億円のうち幾ら投入されて指定寄附されたのかということをお伺いしたいというふうに思います。
9
◯議長(
田中俊彦君)
福島秘書公室長兼
女子サッカー推進室長。
10
◯秘書公室長兼
女子サッカー推進室長(
福島隆二君)
15番
益田議員の御質問にお答えいたします。
寄附の内訳についての御質問だったかと思います。その中で、昨年ですけれども、寄附の内訳でございますが、まず、
統合医療の
まちづくり推進事業に関することということで、これに関しては、寄附については20億円のうち、110,000千円の寄附を申し込みいただいております。それと、
リコー三愛グループ創業者に関する事業ということで、こちらが12,000千円ほど、それと、もう一つが
まちづくりの
包括連携に関する事業ということですね。そちらが約3,700千円ほど寄附の
申込みがあっているという状況でございます。
以上です。
11
◯議長(
田中俊彦君)
15番
益田清議員。
12 ◯15番(益田 清君)
そうすると、今、基金が幾らあって、これに充てるお金が幾らになるのか、そこのところをお答え願ってよろしいですか。
基金が幾らあるのか、今残っているのか、これに幾ら実際充てるお金になっていくのか。そしたら随分、使えるお金が極端に減っていくと思うんですよ。まず、その点説明をお願いします。
13
◯議長(
田中俊彦君)
福島秘書公室長兼
女子サッカー推進室長。
14
◯秘書公室長兼
女子サッカー推進室長(
福島隆二君)
15番
益田議員の御質問にお答えします。
まず、基金の残高でございますけれども、
基金残高につきましては、今年度末の今の見込みで約55億円を見込んでいるところでございます。
じゃ、これに幾ら充てるのかということでございますけれども、それにつきましては、また今後、当初予算とか、そういった中で幾ら充当していくというようなことでなっていこうかと思いますので、今、これに幾ら使うということではございません。
なお、充当とかしている分ですね、基金から繰入れをして、
一般会計に繰り出しとか行っている分の
充当一覧については、また当初予算とかの編成時にお示しできればと思っております。
以上でございます。
15
◯議長(
田中俊彦君)
15番
益田清議員。
16 ◯15番(益田 清君)
今、1、2、12を言いましたけれども、この
メディカルコミュニティセンターに充てられた寄附が幾ら残っているんですか、この残金のうち。55億円のうち。
17
◯議長(
田中俊彦君)
福島秘書公室長兼
女子サッカー推進室長。
18
◯秘書公室長兼
女子サッカー推進室長(
福島隆二君)
今まだ決算になっていないので、令和2年度分の決算は出ておりませんけれども、令和元年度の決算としては、そのときは
寄附残高が61億円ございまして、その中でお答えしますと、
統合医療の分に関しては、
基金ベースの残が890,000千円ほどございます。一応こちらの資料については、
委員会とかでも出しているかと思います。
以上でございます。
19
◯議長(
田中俊彦君)
11 ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20
◯議長(
田中俊彦君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
21
◯議長(
田中俊彦君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。承認第1号
専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
22
◯議長(
田中俊彦君)
賛成多数です。よって、承認第1号は原案のとおり承認することに決定しました。
日程第4 承認第2号
23
◯議長(
田中俊彦君)
日程第4.承認第2号
専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
大塚総務部長兼
企画調整課長事務取扱。
24
◯総務部長兼
企画調整課長事務取扱(大塚三虎年君)
それでは、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
承認第2号
専決処分の承認を求めることについて
地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり
専決処分し
たので、同条第3項の規定によりこれを議会に報告し、議会の承認を求める。
令和3年2月10日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
専決事項
令和2年度みやき
町ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第6号)について
専決理由
令和2年度みやき
町ふるさと寄附金基金特別会計において、
ふるさと寄附金の増に伴い、
予算の補正を行う必要が生じたが、議会を招集する時間
的余裕がなかったため、
地方自治法
第179条第1項の規定により
専決処分を行った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次の
ページをお願いいたします。
令和2年12月31日に行いました
専決処分書でございます。
ふるさと寄附金の増に伴い、
返礼品等の経費を補正する必要が生じましたが、議会を招集する時間
的理由がなかったため、
補正予算の
専決処分を行ったものです。
予算書の2枚目をお願いいたします。
令和2年度みやき
町ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第6号)でございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和2年度みやき町の
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第6号)は、次に定めると
ころによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ749,232千円を追加し、
歳入歳出予算の総
額を
歳入歳出それぞれ6,229,113千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和2年12月31日 専決
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
予算書5
ページをお願いいたします。
歳入では、款2.
寄附金、項1.
寄附金で、
ふるさと寄附金の増加により、5億円を追加いたしています。
款3.
繰入金、項1.
基金繰入金は、歳出の財源とするため、
ふるさと寄附金基金からの
繰入金249,232千円の増額を行っています。
6
ページをお願いいたします。
歳出では、款1.
ふるさと寄附金事業費に
寄附金受領のための経費249,232千円を追加しています。節7.
報償費は
ふるさと寄附金謝礼、節11.
役務費は
ふるさと寄附金返礼品配送料及び
決済代行手数料、節13.
使用料及び
賃借料は
インターネット等利用料であります。
款2.諸
支出金、項1.
基金費では、歳入の
寄附金と同額の5億円を
ふるさと寄附金基金積立金に追加するものでございます。
以上、承認第2号の説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
25
◯議長(
田中俊彦君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26
◯議長(
田中俊彦君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
27
◯議長(
田中俊彦君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。承認第2号
専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
28
◯議長(
田中俊彦君)
全員賛成です。よって、承認第2号は原案のとおり承認することに決定しました。
日程第5 議案第1号
29
◯議長(
田中俊彦君)
日程第5.議案第1号 令和2年度みやき
町一般会計補正予算(第8号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
大塚総務部長兼
企画調整課長事務取扱。
30
◯総務部長兼
企画調整課長事務取扱(大塚三虎年君)
それでは、議案第1号 令和2年度みやき
町一般会計補正予算(第8号)。
表紙をお開きください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和2年度みやき町の
一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ63,013千円を追加し、
歳入歳出予算の総額
を
歳入歳出それぞれ20,026,666千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
(
繰越明許費の補正)
第2条
繰越明許費の追加及び変更は「第2表
繰越明許費補正」による。
令和3年2月10日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
補正予算の主な内容は、歳入では
新型コロナウイルスワクチン接種対策に伴う財源としての
国庫支出金及びメディカルコミュニティみやき
プロジェクト複合施設整備に伴います
庁用器具の購入のための
ふるさと寄附金基金特別会計からの
繰入金を計上いたしています。
歳出では、メディカルコミュニティみやき
プロジェクト複合施設整備に伴います
庁用器具の
購入費、それから、
新型コロナウイルスワクチン接種対策に伴います
接種事務に要する経費を計上いたしているところでございます。
3
ページをお願いいたします。
第2表
繰越明許費補正でございます。
款4.
衛生費、項1.
保健衛生費、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業34,617千円の追加、それから、款2.
総務費、項1.
総務管理費、メディカルコミュニティみやき
プロジェクト複合施設整備事業で2,389,728千円から2,419,668千円へ29,940千円の
増額変更、2事業で合計2,454,285千円の
繰越明許費の設定をお願いしているところでございます。
6
ページをお願いいたします。
歳入の主な補正について御説明いたします。
款15.
国庫支出金、項1.
国庫負担金は4,441千円の増額で、
新型コロナウイルスワクチンの
先行接種及び
優先接種を行います
医療従事者に対する
接種対策費負担金の増によるものでございます。
款15.
国庫支出金、項2.
国庫補助金は28,503千円の増額で、国から
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金の限度額の提示に伴います、12
月補正の差額分の計上によるものでございます。
款19.
繰入金、項1.
特別会計繰入金は29,940千円の増額で、
一般会計で行いますメディカルコミュニティみやき
プロジェクト複合施設整備に伴います、施設内の
テナント部を除きます
事務室、
会議室、
供用部等に配置する椅子、
机等庁用器具の
購入財源として、
ふるさと寄附金基金特別会計から繰入れを行うものでございます。
続いて、
総務部関連の歳出について御説明いたします。
7
ページをお願いいたします。
款2.
総務費、項1.
総務管理費、目6.
企画費、節17.
備品購入費29,940千円の増額です。6月26日から業務を
開始予定のメディカルコミュニティみやき
プロジェクト複合施設整備に伴います、施設内の
テナント部を除きます
事務室、
会議室、
供用部等に配置する机、
椅子等の
庁用器具を購入するための増額をお願いしているところでございます。
以上、令和2年度みやき
町一般会計補正予算(第8号)について、歳入及び
総務部関連の歳出の補正についての説明をいたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
31
◯議長(
田中俊彦君)
弓民生部長。
32 ◯民生部長(弓 博文君)
続きまして、民生部関係の歳出
補正予算について御説明申し上げます。
7
ページをお開きいただきたいと思います。
款の4.
衛生費、項の1.
保健衛生費、目の2.予防費の7.
報償費でございますが、補正額471千円の増額でございます。これにつきましては、
新型コロナウイルスワクチン接種における集団接種に関する医師、看護師等の
報償費でございます。
次に、10.需用費、補正額6,224千円の増額でございます。これも
新型コロナウイルスワクチン接種に係る消耗品でございます。
次に、11.
役務費、補正額856千円の増額でございます。これは
新型コロナウイルスワクチン接種における65歳以上の方への接種券送付による通信運搬費でございます。
続きまして、12.委託料でございます。補正額23,210千円の増額でございます。主な内訳といたしまして、
新型コロナウイルスワクチン接種におけるコールセンター開設運営委託料に19,511千円、
先行接種に係る
医療従事者へのワクチン接種医師委託料に4,441千円、町外で接種を受けた方につきましては国保連より請求がございますので、その際の審査支払事務委託料として1,500千円を補正させていただいております。
8
ページをお願いいたします。
14.工事請負費、補正額1,650千円の増額でございます。これは保健センターの敷地内にコールセンターを設置する費用でございます。
続きまして、17.
備品購入費でございます。補正額662千円の増額でございます。これも
新型コロナウイルスワクチン接種に係る備品でございます。主なものとして、携帯用酸素吸入器、点滴台、ワクチン用の冷蔵庫でございます。
以上、議案第1号、民生部に係る歳出
補正予算について御説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
33
◯議長(
田中俊彦君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。5番中尾純子議員。
34 ◯5番(中尾純子君)
おはようございます。ここでお聞きしたいのは、7
ページの
保健衛生費の部分ですね。予防費ということなんですけれども、この
報償費の中に医師と看護師の部分が入っていますけど、人数を教えていただきたいんです。
それともう一つ、下の部分、委託料でワクチン接種クーポン券印刷発送業務委託料、これはマイナスになっていますけど、この上のほうの通信費の中に入っているのか、この辺りを詳しく教えてください。
35
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
36 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
まず、中尾議員の1点目の御質問ですけれども、
報償費の医師と看護師の人数ということで、これにつきましては3月下旬から接種を開始してくださいというような通知がありましたので、最短で集団接種をした場合に、3月に1回ぐらいはできるのかなということで、医師、看護師の
報償費を計上させていただいているところでございます。
人数ということですので、1回分で医師が3人掛けるの3時間掛けるの単価、それで午前、午後の2回分ということになっております。それから、看護師につきましては、6人掛けるの3時間掛けるの単価掛けるの午前、午後の2回分ということになっております。
それから、印刷のマイナス計上ですけれども、クーポン券を印刷して発送業務まで、当初は12月の
補正予算で計上させていただいておりました。それはその後、国の方針が変わっておりまして、発送が3月中旬以降にずれ込んできております。その関係上、発送業務を早急に委託するまでもなく、町から直接発送したほうがいいんじゃないかということで、委託業務の分をマイナスとさせていただいて、逆に町で直接支払う通信運搬費を計上させていただいているというようなことでございます。
以上でございます。
37
◯議長(
田中俊彦君)
5番中尾純子議員。
38 ◯5番(中尾純子君)
先ほど看護師、医師の話がありましたけど、県のほうでコロナに関しては1人当たり50千円支援するというような話がありましたけど、それとこれは関連しているんでしょうか。
39
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
40 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
先日、県の支援金ということで新聞に載っていた金額を言われていると思うんですけれども、それとこの接種の委託料と、
報償費とは全く関係ございません。
以上でございます。
41
◯議長(
田中俊彦君)
5番中尾純子議員。
42 ◯5番(中尾純子君)
ということは、県のほうにそんなふうに50千円支援があるということですから、その分については、県のほうでちゃんと自治体に来るというように考えたらいいのかな。それは一人一人看護師に対して50千円支援するのかどうか、そこを教えてください。
43
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
44 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
自治体に支払われるわけではなくて、県のほうから県の医師会を通じて調査されて、
医療従事者や介護職員ですか、そういった方たちに支給がされるというふうに新聞報道にはあったと思います。
以上でございます。
45
◯議長(
田中俊彦君)
7番
牟田秀文議員。
46 ◯7番(牟田秀文君)
今回、接種体制確保事業で34,617千円やられますけれども、これは鳥栖三養基医師会の先生たちとは話し合われているんですかね。
というのは、1月半ばに私が松尾先生のところにかかったときには、町から何にも言うてこないと、そいけん、どうないよっとですかと逆に聞かれたばってん、私たちは一緒になってされているものと思っていました。今さっき言われると、みやき町に3人医師がおられると。話合いされているんですか、鳥栖三養基医師会とか先生たちとか。1月下旬まではされていないですよね。松尾先生は全然そんなの、話だけずっと進んでいたからですね。その点お伺いします。
47
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
48 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
まず、この接種事業については、自治体説明会が昨年の12月25日にありまして、その後、また県からの説明会が1月18日に行われております。それを受けて、鳥栖三養基医師会と構成する1市3町が、まず医師会の理事たちと1月20日の日に会合をさせていただいております。その後、医師会の会長のほうに町としての方針等をお伝えして、町内の医療機関にお話をさせていただきますということで了解をいただいて、現在、昨日までに町内16医療機関ありますけれども、9機関はお話をさせていただいて、おおむね了承いただいております。
最終的に医療機関の先生方の御都合に合わせて会議を重ねておりますので、来週の火曜日までに町内の医師、先生方の了承をいただいて、その後また町の対策本部のほうで庁内の体制の確認をし、そして、今月中には再度医師会の先生方に全部集まっていただいて確認をしていくというようなスケジュールで今動いているところでございます。
以上でございます。
49
◯議長(
田中俊彦君)
7番
牟田秀文議員。
50 ◯7番(牟田秀文君)
ありがとうございました。情報不足で先生たちも困っているわけですよね。話だけが進んで、こすもす館を利用してというような広報が来ていましたよね。じゃ、病院で予防接種できないわけですか。その点をどんなふうに考えておられるんですか。
51
◯議長(
田中俊彦君)
末安町長。
52 ◯町長(末安伸之君)
御質問にお答えします。
1月4日から対策本部を設置して約5回、国からの指示待ちとか、そういうことを受けていても、国そのものがまだ不確実なんですね。今の状況でも、昨日もまた注射器の問題もありましたけど、準備を重ねて、結果的には各自治体、国の指示を待っている状況でした。
しかし、決まっているのは自治体がしなきゃならない。必ず医療機関、ドクターしか接種できない。ならば、そこの出口をきちっと固めることが先決であるということで、1月から医師会とか個別的に協議をしていました。
その時点では全然情報が医師会から入ってこないというところで、今、地域医療の委嘱しています野瀬ドクターが、もともと唾液でがん検診とか、また、地域医療にも非常に知見があられますので、御相談して、善意で今、野瀬ドクターが医師会長とか各医療機関、また、バックアップ体制が必要ですので、基幹医療機関、そういうところとの協議を行いながら、そして、2月3日に対策室を設置しました。
おおむねそういう事前調整をして、本町としての方針は、3月上旬にはクーポン、受診券が発送できるように準備を整えることができる。国の指示があったら、直ちにコールセンターを設置して予約受付をする。それと同時に相談窓口も設置する。こういう準備を町職員全部できませんので、公民連携ということで、例えば、コールセンターは民間、会場の設営とか片づけも民間、町職員の役割と、民間のお力をいただいてやることで今協議をしています。
大事なのは、当初、こすもす館で集団接種を行う、これは全国的に今、集団接種のほうで検討されていますけれども、これは非常に危険性が高いです。平日はドクターは一般診療も行っています。こすもす館で休日に集団接種をやろうとしても、ドクターの協力が得られるかどうか。とても今、ドクターも日常の一般診療とか、そういうので大変で、土日で国が示す報酬で来てくれるかという保証がないんですよ。そして、こすもす館で副反応が出た場合、どういうバックアップ体制ができるかです。それはできません。15分間椅子に座らせて要観察するとか。
そういう意味から、結論としては町内の16医療機関に個別接種、かかりつけのお医者さんが一般診療の合間で接種していただくと。我々の身近な地域、もともとかかりつけのお医者さん、そういうところで予防接種ができるわけです。この協力体制をまず構築することが先決であるということで、今その調整をして、約16医療機関のうち9、来週の火曜までには全部お願いに行って、そして、町内の医師会、医療機関に一堂に集まっていただいて、私たち今、対策室のメンバーと今後の協力関係等についての打合せをするようにしています。
基本は、集団接種は非常にリスクが高いです。個別接種の地域の医療機関の中でしていただく。これは1回で終わらないんですよ。集団免疫を獲得するには数年かかります。だから、今回2回して、一般健常者は7月以降と言われていますが、それからまたどのぐらいのワクチンの効果があるか分かりません。来年また何回打たないかんか分からない。何年しないと集団免疫が獲得できるか分からない。そうすると、自治体が集団接種をして
臨時会場を造ったとしても、とても混乱ばかりです。だから、今のうちに地域の医師会の協力を得て、今のインフルエンザと同様にできるような体制づくりをすることが先決です。
それと、バックアップ体制で副反応が出た場合、やはり基幹医療機関、大手医療機関とあらかじめ協力体制を構築しておかないと、集団接種場で副反応が出た場合、対応できないんですよ。そういう体制をまずつくることを先決として、ほぼその見通しも立ちつつありますので、来週に町内の医療機関と一緒に、一般診療の合間に、例えば、午前中は一般診療、午後からは予防接種、または時間外、休日に協力してくれるところをある程度把握して、それに対して町として、今度の交付金を準備金とか、また、接種率に合わせて協力費をお支払いするとか、そういうことを今内部で検討しておりますので、いずれにしましても、来週ある程度医師会との協議方向性が見えますので、町民の皆さんに対して正確な情報提供をしたいと思っています。
佐賀新聞で2回掲載されました。じきじきに佐賀新聞のトップから、ぜひみやき町モデルを佐賀県に広めてほしいということで記事にしていただいていますので、町民の皆さんにまず安心していただくこと、それを周知する文書を来週ぐらいにはお知らせをしていきたいなと考えているところでございます。
基本は集団接種と併用しながら、地域の医療機関で個別接種を受けられるようにすることが最大の課題だと思っているところであります。
以上です。
53
◯議長(
田中俊彦君)
7番
牟田秀文議員。
54 ◯7番(牟田秀文君)
私が言いたいのは、結局、横のつながり、医師会との連携を取って、安全に、安心に、スムーズに接種ができるよう努力していただきたいということを言いたかったわけです。医師会との意思の疎通ね。1月の半ばまでぐらい、私たちは全然知りませんじゃなくて、やっぱり医師会の協力なしでやっていけないわけですから、その点をよろしくお願いいたします。
終わります。
55
◯議長(
田中俊彦君)
末安町長。
56 ◯町長(末安伸之君)
佐賀新聞の最後に、今委嘱している野瀬ドクターのコメントが載っておりました。それで、新たに外国の例とかいうんじゃなくて、今このうちに地域の医師会との新たなモデル形成をしておかないと、来年、再来年においても混乱が生じる。そのことで野瀬ドクターが責任持って、今、医師会とか基幹医療機関とか、そういう調整を毎日のようにしていただいていますので、来週、ある程度の状況を大体取りまとめたものを町民の皆さんにお知らせしていきたいと考えております。
以上です。
57
◯議長(
田中俊彦君)
8番
古賀通議員。
58 ◯8番(古賀 通君)
今回、コロナワクチンということで、新たな予防接種のワクチンの体制をいち早く整えていただいております。その一部報道がされておりますけれども、まだ政府の情報が不十分ながら、着々と計画を進めておられることについてはそれなりの評価をしたいと思います。
今回のコールセンター開設運営費19,511千円、先ほどの町長の答弁におきますと、官民連携でということでございますけれども、重要な個人情報もあるでしょうし、最近の誹謗中傷とか様々ありますけれども、民間がどういう組織で、どういうメンバーが参加されるか、それについて説明をお願いしたい。
それから、今回のコロナのワクチン接種に対する町の一連の流れ、計画はいち早く立ち上げていただいたけれども、今後の流れについて、もう少し詳しく説明していただきたい。
コールセンターというのは、それほど大規模な、ある程度専門知識も要ることでしょうし、本当に官民連携でできるかどうか、大変疑問に思っております。
それともう一つは、町内の65歳以上の対象者ですかね、医師関係、あるいは
医療従事者、緊急防災とか、そういう対象になっておる方は、町は全くタッチしないものかどうか。一般の従業者、あるいは年齢的に65歳以上とか、それのみに町が対応するものかどうか、お尋ねいたします。
59
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
60 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
まず、コールセンターの体制ですけれども、設置場所につきましては、保健センターの敷地内にコールセンターを設置しまして、3月ぐらいからはいつでも、国からゴーサインが出れば接種券を発送して、その発送したときからコールセンターを開設するというようなことができるように準備をしていきたいと思っております。
コールセンターでは予約の受付とか、コロナワクチンに関する問合せ等に対応していただく、そのための専門的な知識を持った人たちを教育しながら従事していただくというようなことで計画しております。
より専門的な難しい事例については、県のほうでもそういったコールセンターですね、市町のコールセンターで対応できないコールセンターを県のほうでも立ち上げられますので、その場合はそちらにつないでいただく。また、保健センター敷地内にありますので、何か住民に対する問合せとか、いろんな個人的な問合せもあるかと思います。そういったことについては、すぐ保健師につないでいただいて、連携を取りながら対応していきたいということで考えているところでございます。
それから、今後の流れということで、全体的な流れなんですけれども、
医療従事者と65歳以上の高齢者というようなことで流れをお尋ねだったと思いますけれども、
医療従事者につきましては2パターンありまして、まず第1段階としては、来週の2月15日に恐らくワクチンが承認される見込みということで報道がされております。それが承認されたと仮定いたしまして、2月17日ぐらいから全国の100の医療機関の従事者の方、当初、1万人と言っていたんですけれども、おとといの報道では2万人、全国の2万人の
医療従事者に対して
先行接種をすると。これは国主導で行われますので、市町には何ら入ってきません。それの経過を1か月間ぐらい見るというようなことを言われております。
それが終わって3月の中旬以降ですか、地域の
医療従事者の方ですね、薬局とか、歯科医師とか、訪問看護ステーションの職員も含まれるというようなことを聞いております。そちらの方たちを各地域の医療機関に集まってもらって接種するのか、それぞれの医院で打っていただくのかというのを、今日午後からまた基幹病院等と話をしながら進めていきたいと思います。それが大体3月中旬ぐらいから始まるというようなことになっております。
それが終わりまして、65歳以上の一般の住民の方ですね。65歳以上の方へ4月以降、順次接種が行われていくというような国のスケジュールになっております。
国は65歳以上の高齢者に対して、目安としては9週間ぐらいをめどに2回を打ち終えるようなスケジュールでどうかというようなモデルケースを示してあります。ただ、これもワクチンの供給量に関して、非常に不透明なところがありますので、果たして9週間で終わるのかというのはまだ見えない部分でございます。それが終わりましてから64歳以下の一般の方たち、そういうふうなスケジュールになっていくところでございます。
以上でございます。(「65歳以上の対象者」と呼ぶ者あり)
65歳以上の対象者は、みやき町においては大体9,000人いらっしゃいます。
以上でございます。
61
◯議長(
田中俊彦君)
8番
古賀通議員。
62 ◯8番(古賀 通君)
今後のコロナワクチンの接種状況について説明していただきました。この中でコールセンターの設置について、これから様々な問合せがあると思うんですよ。未知の世界であるし、また、自分の健康に直接影響することですから。だから、これから教育されるというのは、それはそういうことができるかどうかですね。そして、官民でということになると、なかなか複雑な問題も出てくると思うんですよ。そういう問題については、十分調査しながら進めていただきたいというふうに思うわけです。
それから、次の
ページ、8
ページに工事請負費のコールセンター設置の1,650千円が計上されておりますけれども、これはどういうふうにされるものか、それについてお尋ねいたします。
63
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
64 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
コールセンターについては、どこかの
会議室ですね、庁舎内の空いた
会議室に設置することも検討いたしましたけれども、まず、保健センターとの連携が一番大切ではないかということを考慮して、保健センター内で考えておりました。しかしながら、保健センター内も毎週健診があったり、特定健診等も始まります。コールセンターは長期にわたりますので、保健センター内の
会議室をつぶすことは不可能かなというようなことで、駐車場内にプレハブを建てて、その中で長期間やっていただこうということで計画をしている、その工事費でございます。
以上でございます。
65
◯議長(
田中俊彦君)
8番
古賀通議員。
66 ◯8番(古賀 通君)
医療の関係で、コロナワクチンは未知の世界での予防接種になるわけですね。だから、様々な個人的な利害関係というか、情報の漏洩、あるいは誹謗中傷、また、本人の健康を維持する、あるいはそれに対する健康の被害がまた予想されると思うんですよ。0.00幾らか知らんけれども。それについても、それは国が補償するものだと思いますけれども、末端機関の町でそういうことが発生しないような対策も十分講じられていると思いますが、いかがでしょうか。
67
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
68 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
今の御質問は副反応に対する御質問かと思いますけれども、これはいまだにですね、何せ人類に接種するのは初めてのワクチンでございますので、どういった副反応が出るかというのはまだ十分に検証されておりません。
その中で言われているのが、100万人に11人やったですかね、アメリカの検証でいきますと。100万人のうち11人ぐらいアナフィラキシー症候群と言われるショック症状が出ているというようなことは言われております。しかしながら、その方たちは全員回復しているというような症状でございます。
短期間での検証ですので、今のところ回復はされておりますけれども、もし何か健康被害が起こったとしたら、国によって補償されるということになっておりますので、この点については御理解いただきたいと思います。
以上でございます。
69
◯議長(
田中俊彦君)
14番岡廣明議員。
70 ◯14番(岡 廣明君)
今回、
一般会計補正予算(第8号)ということで、63,013千円が補正されております。その中で
国庫支出金、歳入としては32,944千円と
ふるさと寄附金基金特別会計繰入金ということで29,940千円。
ふるさと寄附金は
庁用器具ということで、最終的には
メディカルコミュニティセンターみやきのほうの備品等々に充てられると思うわけでございます。
1つは、いろいろと今質疑されております中で、
報償費、いわゆる医師とか看護師の
報償費が471千円計上されておりますけれども、上峰町の例を出すわけじゃございませんけれども、こういう報償、委託等々につきましては、医療機関に対して1,000千円とか200千円とか、そういうふうな報償をされているわけですね。ですから、今回、みやき町は何に化けたかというたら、コールセンターのほうに切り替わったというような形ではなかろうかと私は思うわけでございますけれども、この辺の問題。
もう一つ委託料の中で、いわゆる個別予防接種医師委託料4,441千円が計上されております。この辺の積算根拠、どういうふうにして組まれておるものか。極端に言えば、ワクチンそのものが5日間しかもてないと。そして、1本当たり5人分もしくは6人分の接種能力しかない。そういう形の中で、いわゆる問診をして接種して、その後、15分程度様子を見ると。そうしますと、1日に接種する人員というものが限定されてくると思うんですよね。個別にせろ、集団にせろ。その辺がどういうふうに検討されて、こういう金額が生まれたものか、その点についてお伺いしたいと。
もう一つは、先ほど町長の答弁の中で、ワクチンの対策室を設置したと、大変すばらしいことだと思います。しかしながら、みやき町には条例、規約、要綱というものが定められております。その中に条例で部の設置条例があるわけですね。総務部、民生部、事業部と。その下には行政組織の規則というのが定められている。その部に対してどういう事業分担をさせるか。それについては、民生部だったら8課、佐藤課長のところが健康増進課ですね。この中にはどういう事業をやるかということが、1つは感染症対策に関することとはっきりとうたってあるわけですね。当然のことなんです。
ただ、その中でいろいろ医師会との連絡調整とか、そういうとはよその自治体よりも先駆けられたということは大変すばらしいと思います。ただ、その担当を見てみれば役職だけ、かねとか太鼓はたたいても、あと踊る人がいない、実質業務をする人が。部長、課長、主幹、それで決まっておるわけですよ。あとの配置がないんですよ、公表されているのは。それで本当に対策室自体が回るのか、その辺のお考えをお聞きいたします。
71
◯議長(
田中俊彦君)
佐藤健康増進課長。
72 ◯健康増進課長(佐藤圭一郎君)
まず、予算の4,441千円の積算根拠ということですので、これにつきましては、先ほど接種の順番の中に、医療機関の従事者の接種が2月17日から全国2万人が始まって、3月中旬から町内、圏域内の医療機関の従事者の
先行接種ですね、こういった方が始まります。この方たちの注射の接種料、これについては、みやき町の住民の分については町に請求があるようになっていますので、その方たちの接種料を接種していただいた医療機関に払わなければいけませんので、その分の委託料の4,441千円を計上しております。大体県のほうからある程度、
医療従事者の推計が1,950名ほどいらっしゃるので、その分の予算を組んでくださいということが来ていますので、その分の4,441千円です。これについては全て国の負担金として来ますので、同額を負担金として歳入のほうに上げさせていただいております。
それから、ワクチンが5日間しかもたないというようなことですけれども、ワクチン自体はまずファイザー製のワクチンですね、これが来るようになっておりますが、これは御存じのとおり、マイナス75度の超低温で保存しなければならない、凍った状態で来るわけですね。それを市町に、みやき町にも2台ディープフリーザーが来るようになっておりますが、そこでマイナス75度で保存します。マイナス75度で保存した状態では大体半年間ぐらいもつんじゃないかというようなことで、ファイザー社からの取扱要綱は来ております。そのディープフリーザーから出して、冷蔵状態で2度から8度の状態で5日間というようなことで来ております。
どういうふうな接種体制を考えているかというような話でしたけれども、大体国の今の想定では、1週間に1回、国からワクチンが配送されます。1梱包が195バイアルで、1バイアル当たり5回分ということですので、975回分の接種ができると。もし1梱包だけしか来なければ、1週間に975回しか接種ができない。ということは、それを16の医療機関で毎日何人ずつ打てるよというようなことを今調査していますが、それで均等に割っていってすれば、ちゃんと1週間以内にそれを使い切るというような計画をこれから立てていくようにしております。
以上でございます。
73
◯議長(
田中俊彦君)
末安町長。
74 ◯町長(末安伸之君)
議会の皆さんはじめ町民の皆さんが大変御心配なさっております。日々いろんな問合せをいただいておりますが、全ての命に関わることですので、いち早く体制づくりを行うことが不可欠と。はっきり言って未曽有の災害ですから、初動態勢が遅れれば遅れるほど甚大な災害とか犠牲が伴いますので、本町は1月4日から体制づくりをして、本部長に危機管理統括監として、副町長をもう既に任命していますので、その中で、やっぱり出口の医療機関、医師会と早く調整が必要ということで、1月中はある程度打診しながら、医師会長にも御挨拶して、町内の医療機関全て調整に入っていいという許可を取りましたから、今、16のうち9ぐらいは調整しています。そこに専門ドクターに毎日一緒についてきていただいて、やっぱり事務屋が行ってもなかなか説明とか十分できませんけど、今のドクターが非常に詳しく先生方とお話をして、今後の体制についての協力を得られるような説明をされると、今のところ、ドクターの皆さんがそれでやろうと、一つのモデルとして、医師会が一緒になってこの未曽有の大惨事を克服しようというような意識になってきていますので、来週、全医療機関に多分参加していただくようになっています。
ワクチンについては、ワクチン対策室というのを特化して、全体の対策本部は副町長がトップです。ワクチン接種に関しては民生部長をトップにして、両体制で推進していきますので、あとはまた全庁的に職員の協力も不可欠です。日常の一般の行政事務に支障がない形で進めなきゃなりませんので、そのために今御提案が民間からもあっております。コールセンター、専門的な知識、ある程度経験を有する人の派遣、また、送り迎え、免許証返納者とか障害をお持ちの方も送り迎えをしたいということを言っていますので、その送迎車の手配から運転からも業務代行、それと、集団接種場の会場の設営、そういうものも業務代行。職員はできるだけ医療機関、住民の皆さんとの説明とか対応に専念させていきたいと考えております。
その財源については、今回32,000千円ほど上げていますが、今後、見通しとしては補助金、負担金合わせて約138,000千円ぐらいの財源が来る見込みをしていますので、全て今回の範疇で一般財源を使わなくて業務も十分に代行させることができるという見込みをしているところでございます。
詳細につきましては、副町長のほうから答弁します。
75
◯議長(
田中俊彦君)
牛島副町長。
76 ◯副町長(牛島敏和君)
先ほど町長が御説明しておりました財源の件でございます。
今回、臨時の補正で、国費で2種類ございます。
国庫負担金と
国庫補助金と2種類ございまして、2月の今回の
臨時会では32,944千円の歳入を見込んだところでの、3月中に接種等々が開始できる体制を取るための必要な経費、コールセンターの設置等も含めてですね。その分を歳出のほうで予算をお願いしております。医師の報酬からワクチンの接種体制の確保システムの改修、あるいはクーポン券の発送、印刷業務ですね。それと、個別予防接種の医師の委託料、それとコールセンター開設の委託料等の予算を計上させていただいております。
先ほど町長が申し上げましたように、全体で新年度分も含めて、令和3年度分も含めて130,000千円程度の交付金と補助金が見込まれておりますので、また3年度の事業として、ワクチンの接種というのは御存じのとおり、長期間必要になってまいりますので、新年度分につきましては約75,000千円程度ぐらいになるのかなと思っておりますけれども、その分のもろもろの、先ほど言いましたような医師の報酬であったり、ワクチンの接種体制等々の必要な経費等については、また改めて3年度の予算の中でお願いをしていきたいと考えております。
それと、先ほども御質問があっておりましたように、
医療従事者等への支援金、協力金ですね。
医療従事者も通常の診療の中で大変疲弊をされているような状況だと思っておりますので、そういった中でのですね、上峰町の例もございますけれども、そういったものも参考にしながら、みやき町でワクチンを安心、安定、かつ迅速に接種ができるような体制を取っていただくための準備に係る経費、あるいはワクチンを接種していただいた役務に対する報酬等々も、今後また国のほうの3次のコロナの地方創生交付金等がございますので、そういった財源等を活用していきながら、
医療従事者への支援等も併せて今後進めてまいりたいと思っております。
内容等が策定できましたら、また議会のほうにもお諮りをしていきながら、御理解いただきながら、ワクチン接種が円滑に進むように進めてまいりたいと考えておりますので、御協力をお願いしたいと思っております。
77
◯議長(
田中俊彦君)
14番岡廣明議員。
78 ◯14番(岡 廣明君)
るる答弁いただきました。私が思うのは、今日、情報が、国もでございますけれども、当初は2月中旬には
医療従事者等々にワクチンを打って、65歳以上の方は3月下旬から接種を開始する。先般の2月2日でしたかね、国会中継では4月上旬と、65歳以上はですね。そういうふうに総理が発表したというようなことであったわけですね。
市町村については、最も求められているのはワクチン供給のスケジュールが問題ではなかろうかと思います。いつ、どのくらいのワクチンが、どの自治体にどういうふうに配分されるか、これも架空です。はっきり言ってですね。
ですから、大変自治体も苦しいと思いますし、また、それを行われます感染リスクを伴うような従事者、医療機関を含めてですね。やっぱりそういう人たちも大変いろいろ悩まされているんではなかろうか。
ですから、私が先ほど言いましたように、何らかの措置を、支援金等々を町としても考えるべきではないかと私は痛感するわけです。そういう方たちがしていただかなければ、ワクチン接種というのもできかねます。いわゆる病院を持ちながら、接種は接種でやっていかないかんわけですから、大変な業務だと思います。県のほうもそれに付随するか分かりませんけれども、エッセンシャルワーカーですか、そういう人たちに対して1人60千円ずつ支給するということも佐賀県知事は発表しております。
ですから、その辺もやはり町として何らかの形でしていただきたいと思うわけでございますけれども、何か答弁があれば求めて、質疑を終わります。
79
◯議長(
田中俊彦君)
末安町長。
80 ◯町長(末安伸之君)
まさにおっしゃるとおり、今回はやっぱり医療機関、ドクターとかナースとか、そういうマンパワーが不可欠です。これがなければできませんから、それに対する支援、協力金は当然考えています。
幾らにするか、それと、協力の度合いというか、今から各医療機関と、毎週水曜日はうちは集団接種でできるよとか、うちは夕方6時から8時までできるよとか、土日でも私のところはできるよとか、休日でも協力をしていいという医療機関もありますので、ある程度準備金、上峰町みたいに患者のベッドとか、そういう準備金を一律にしながら、あとは協力の度合いによって、どういう協力金なり支援金を差し上げたがいいか、そういうものを今から医師会と、特に町内の医療機関と協議をしていきたいと思っています。
こちらから先に、幾らやりますから協力してくださいじゃなくて、幾ら必要かということをきちっとお聞きした上で判断しないと、これは長期間になりますので、差し上げて、それで終わりじゃありませんから、今回の交付金とかは重点的に予防接種のほうに今後使っていきたい。
それと、あと幼稚園、保育園とか介護施設、これが優先順位になっていませんけれども、集団感染も発生していますので、それらの従事者に対する感染リスクの軽減というのも併せて力を入れていかなきゃなりません。それと、16歳未満というのが接種対象になっていませんので、これは小・中における対策ももっと強化しないと、予防接種で全てが終息するということはありませんので、16歳未満の方に対する感染対策も十分やりながら、まずは速やかな予防接種ができるように、集団免疫を獲得できるようなことを、長期間になりますけれども、最初のスタートをしっかりしないと長期の対策には対応できません。その意味で、初動態勢について特に今力を注いでいるところでございます。
おっしゃるように、最終的に医療機関に対する支援、そういうものを重点的に検討していきます。ある程度概要が、医師会の御意向とか見ながら、適切な支援について骨子が固まりましたら、議会の皆様にも御報告を差し上げたいと思います。
以上です。
81
◯議長(
田中俊彦君)
質疑の途中ですが、休憩したいと思います。御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
82
◯議長(
田中俊彦君)
異議なしと認め、休憩します。
午前10時48分 休憩
午前11時5分 再開
83
◯議長(
田中俊彦君)
休憩中の本会議を再開します。
ほかに質疑ありませんか。15番
益田清議員。
84 ◯15番(益田 清君)
今回、
庁用器具費と、29,940千円組まれておりますけれども、これは
メディカルコミュニティセンターの複合施設としての増額予算という形で示されております。この内容では、
町営メディカルコミュニティセンターの中に診療所、クリニックを開業するというふうになっております。これがメインにやっているわけです。
私は第二次みやき町総合計画を読みまして、この審議会の中にも、審議会委員に私入っておりましたので、この基本計画の中にもそのような文言はありません。クリニックや診療所という文言はありませんよ。私は議員や住民をないがしろにしてきたと、建てて、そのことが分かったわけですから、というふうに思います。
ですから、本当は
庁用器具は必要ないんですよ。私は反対という立場ですからね。しかし、やはり今後、みやき町が財政再建計画、倒産というか、そういうふうな形になってくると困りますので、この
庁用器具の29,940千円の中身については、やっぱり総務部長が言った供用部の予算の中に入っていると伺ったんだけれども、そういうふうなことであれば、供用部のことにつきましては、各テナントの共益費の中にこういうものが入ってくるものなのか、共益費として徴収するものなのか、その点1点伺いたいと思うんです。
85
◯議長(
田中俊彦君)
大塚総務部長兼
企画調整課長事務取扱。
86
◯総務部長兼
企画調整課長事務取扱(大塚三虎年君)
メディカルコミュニティセンターの備品の
庁用器具費の中で、テナントから供用部の共益費として徴収されるのかという問合せでございますけれども、供用部につきましては、当然町のほうで用意するべきものと判断しておりますので、テナントの中で実際使われる器具につきましては、テナントのほうで用意をしていただくこととしておりますので、あくまでもみんなが使う部分ということで用意することとしておりますので、共益費の中から取るようには考えていないところでございます。
以上でございます。
87
◯議長(
田中俊彦君)
15番
益田清議員。
88 ◯15番(益田 清君)
やはり財政的にもきちっと収入として上げていく必要があると思うんですよ。だから、共益費ということについては厳格にすべきじゃないか。家賃と共益費、共益費を取るわけでしょう。その点だけ、共益費についてはどのように考えておられるのか。メンテナンス全て共益費に入ってくると思うんです、トイレにしても。家賃と別に取れるわけでしょう。そのことについてはどのような見解をお持ちなっているのか、お答え願いたいというふうに思います。
89
◯議長(
田中俊彦君)
末安町長。
90 ◯町長(末安伸之君)
まず、共益費というのは光熱水費ですよね。電気代とか。今、テナントについては各メーターとかで、そこのテナントエリアについては直接支払いされます。あと、廊下とか
会議室とか、町民の皆さんの使うところもございますので、それと、備品についても町民の皆さんが使うような椅子とか、そういうのが、今回予算計上しているのはですね。
共益費については、おっしゃるようにトイレの掃除とか。トイレについては、住民の皆さんが利用されるトイレですから、そのテナント専用のトイレとか、例えば、専用の福利厚生室とか、そういうのがあれば、当然テナントだけからの面積案分とか、そういうので共益費は取ります。
今後、その辺をきちっと区分しながら、あと、町民が多目的に利用されるところは、テナントからばっかり取られませんので、その辺についての区分というのを明確にしていきたいと考えています。
91
◯議長(
田中俊彦君)
15番
益田清議員。
92 ◯15番(益田 清君)
家賃そのものが50%と、テナント料のね。基準の50%ということで、今回、コロナ禍ということで、また下げられるというようなことなんだけれども、そういうことになりますと、やはり町の持ち出し分が増えてくるというふうに思いますけれども、この共益費ということにつきましては、大体家賃の5%から10%と一般的に言われておりますので、そこら辺のことを、どういうところをどのように各テナント事業所が負担していただくのかを明確にしていただきたいというふうに思います。
以上です。
93
◯議長(
田中俊彦君)
末安町長。
94 ◯町長(末安伸之君)
おっしゃるように、テナントが占用したり共同で使用するエリアは、テナントの中での面積案分とか、そういうのでぴしっと共益費は取ります。あと、町民の皆さんが利用する多目的スペースとか廊下とかトイレ、これについては基本的に町の健康増進で協力していただくところですので、通常の商業施設とはまた意味合いが違うということも御理解ください。その区分は明確にします。
以上です。
95
◯議長(
田中俊彦君)
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
96
◯議長(
田中俊彦君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕