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2020-12-14 令和2年第4回定例会(第4日) 名簿
2020-12-14 令和2年第4回定例会(第4日) 本文

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  1. みやき町議会 2020-12-14
    2020-12-14 令和2年第4回定例会(第4日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(田中俊彦君)  おはようございます。令和2年第4回みやき町議会定例会7日目の会議、御出席ありがとうございます。  ただいまの出席議員は13名です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付しています日程表のとおりでございます。       日程第1 一般質問 2 ◯議長(田中俊彦君)  日程第1.一般質問を行います。  通告第9号、11番松信彰文議員一般質問を許可します。11番松信彰文議員。 3 ◯11番(松信彰文君)  11番松信彰文でございます。私はさきに通告いたしておりましたとおり、2項目について質問をさせていただきます。町長及び執行部の答弁をよろしくお願い申し上げます。  まず、1番の1)みやき町内循環型バス、いわゆるみやき町コミュニティバス予約型乗合バスへの転換を急ぐべきだについてお伺いを申し上げます。  既に皆様御承知のとおり、2022年、令和4年以降、いわゆる団塊の世代が後期高齢者となられるため、その準備と対策が国を挙げての喫緊の課題となっております。  本町においても、長期間にわたって町や地域地区の発展に尽力してこられた高齢者の皆様や体に障害のある方々の健康維持や元気保持対策にはこれまで以上の万全の対策を期していかなければならないと考えます。この意味において、先日の益田議員の同じ趣旨の質問に対して、取組を明言された町長答弁は時宜を得た画期的なものであったと心から感謝申し上げておるところであります。  そこで、ここにおいて特に私が強調したいのは、この転換作業につきましては、時を置かず一日も早く実現すべきだということであります。町長も御承知のこととは思いますが、現行のコミュニティバス運行においては、バス乗り入れ実施地域が事業当初から各校区に数地区ずつ現存をしていることであります。免許証返納者や様々な理由で外出手段を持たない町民の皆様から、機会の均等や不平等是正などの要望が上がってきており、早急な全町統一した事業の実施が求められている状況となっております。  また、全国の自治体においても、この予約型乗合バス制度は、今後の在宅高齢者身体不自由者対策の一丁目一番地事業として急速に取組が広まっている現状があります。本町においても、本年6月にオープン予定メディカルコミュニティみやきとの有機的なこの事業の連携を視野に入れ、この予約型乗合バスに取り組めば立派な在宅の高齢者あるいは身体不自由者に対する事業になるものだと確信をいたしております。  以上を申し述べ、執行部のお考えをお伺い申し上げます。  次に、2)の買物支援対策につきましては、生活情報誌に紹介、掲載された上峰町の事業について、去る11月25日に上峰町社会福祉協議会を訪問し、上峰おたっしゃ便についてお話を伺ってまいりました。みやき町においても高齢者社会を迎え、今後ますます需要が増すものと予想されるこのサービス支援事業について制度の確立が急がれると考えます。執行部のお考えをお伺い申し上げます。  後は自席より発言をいたしたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。 4 ◯議長(田中俊彦君)
     末安町長。 5 ◯町長(末安伸之君)  おはようございます。通告第9号、11番議員の御質問にお答えします。  まず、移動を伴う生活支援について、今、議員がおっしゃったように、コミュニティバスとか様々な包括連携システム構築の中でのボランティアとか、また御用聞きMAGOボタン等を行っておりますけれども、十分にその生活の支援につながっているとは思っておりません。コミュニティバスについても、どうしてもダイヤの編成とかを含めますと、町内隅々までその御要望、御期待にお応えしていない分を、今おっしゃったように予約型の乗合バス、またデマンドタクシー的なものは必ずやらなきゃならない。平成25年でしたか、交通政策基本法が改正され、移動手段等については自治体の責務となりましたから、これは間違いなく議員がおっしゃるようにしなければならない事項でございます。  よって、単なる移動だけの支援ということではなくて、買物に行ったり、病院に行ったり、またはお家の荷物の片づけをしたりとか、そういう中で移動を伴う生活支援のどういう体制で行うかという協議会をつくって、現在、御協力いただいている事業者とか、そういう方々での意見を聴取しながら、どのような形で新年度に向けて体制強化ができるかという検討を、議会が終わり次第、年明け早々には内部でその検討会を発足するように今指示しておりますので、御期待にお応えできるように努力をしていきたいと思っております。  2点目の買物支援についても、隣接する上峰町も大変すばらしい取組等されておりますし、またそのお隣の吉野ヶ里町でも、過去取り組んだ経緯等がございます。そのようなことをメリット、デメリット、成功事例失敗事例等も調査しながら、本町における買物支援がどのような形でできるか、このことについても、先ほど申し上げたように、移動を伴う生活支援協議会の中で、現在、御協力いただいているところとか、またメディカルコミュニティセンターに新たに参画される通販関係の事業所が非常に強い意欲を示していただいておりますので、移動スーパーのみならず、移動百貨店という事業展開を試行的にぜひやってみたいという御意向も示されておりますので、来年度、試行的に取組ができる方向での検討協議を加えていきたいと考えております。  以上でございます。 6 ◯議長(田中俊彦君)  11番松信彰文議員。 7 ◯11番(松信彰文君)  タブレットに資料等を載せておりますので、皆様におかれては、それを御覧になりながら質疑をお聞きしていただきたいと思います。  今現在、みやき町コミュニティバスが通っております。私、先日、町内のあるところで町民の方とお話をしておりましたところ、「議員さん、私の地域にはコミュニティバスが来ていないんですよ。停留所もありません。何でですか」ということで私は質問を受けたわけです。私はうっかりして、全町くまなく満遍なく公平にバスが回っておるというふうに認識をしておったものですから、冷や汗をかいて「ああ、そうですか。申し訳ございません。私は全町通っておるものと思っておりました」ということを答えましたところ、町民の方から「それは議員として認識不足じゃないですか」というふうなお叱りを受けたわけです。  それで、私は独自に調査をしましたところ、中原校区では上地、高柳、石井、北茂安校区では中津隈西区、座主野、中野、それから三根校区では田島、田中、新村、南里ケ里、こういうところが未実施区域となっておるわけでございます。  よく考えてみますと、このコミュニティバスというものは人口が密集しているところを大体通っていくわけですね。ですから、いわゆる端っことか人口の少ないところとか、そういうものは置き去りにされると。言葉は悪いですけれども、コースから外れるというようなことは、これはあり得るだろうと。ですから、それを一つ進化させた形で出てきたのが予約式の乗合バス方式というような形だろうと私は思ったわけです。社会福祉協議会のバスとか、そういうものの歴史を見ますと、20年、30年前は、老人クラブ等乗り合いで100キロ以内の地区にみんなが楽しくバスで出かけた、そういう時代もあったわけです、10年、20年、30年前には。そのことから、じゃ、もっと便利なコミュニティバス方式を取って、町内の皆さん、いわゆるお年寄りとか高齢者の方に利用してもらおうということになったわけですよね。ですけれども、今度は後期高齢者が最も多くなる時期に差し向かっておるわけですから、乗り合い事前予約型のバスというものに進化した形が出来上がってきて、そして、後期高齢者が大幅に今後増加していくという中で、この予約型、ドアからドアへということです。ドアから各個人の家から施設に、そして、施設で時間を過ごして、帰りはまたその施設から自宅のドアへというような方式に進化してきたものというふうに認識をいたしております。  それで、私はどうしてもやっぱり予約型乗合タクシーが必要だということで、町長は生活支援と外に出かける支援を別のようにおっしゃっておりますけれども、お年寄りにとっては、外に出かける、あるいは買物支援、こういうものが高齢者福祉の90%なんですよ、90%以上でしょう。残る10%がお掃除とか庭の草むしりと、そういうふうなものをお願いするサービスであろうということで、高齢者が元気に健康にお友達と仲よく生活を支え合っていくということについては、外出支援買物支援が90%から95%であるというふうに私は断言できると思っております。  以上を述べまして、タブレットを御覧ください。     〔タブレットにより説明〕  ここに先進地、私が資料を手持ちしている分ですけれども、三重県玉城町というのは、バスの名前は元気バスです。これは全国の中で一番の先進地であります。私たちみやき町も総務文教常任委員会で、昨年、行政視察にお伺いをして、そして、お年寄りは外に連れ出す。これが一番元気の元だというようなことで、厚生労働省の支援も受けながら取組をされておるということです。  それから、お隣の上峰町、これにつきましては、同僚議員である宮原宏典議員益田清議員がこの議会の前にも何回も質問をされております。そして、ここは現在、予約型乗合タクシー循環バス同時運行をされております。その内容については、次の資料で説明をします。  その次をお願いします。上峰町では令和元年度から予約型乗合バスを始めたということで、乗合バスについては、令和元年度1万5,148人、巡回型、いわゆるコミュニティバスは3,299人。そして、今年度、コロナで外出を控えられていると思いますけれども、9月末までで8,857人、巡回がコミュニティバスが949人ということで、利用者の数等については歴然としてきたと。そうして上峰町についても、巡回型バスについては、近い将来廃止をしたいということで申されております。これも11月25日に私が上峰町に行って直接健康福祉課の福島副課長からお話を伺ったところであります。  それで、こういうふうなことでやられております。そして、この中には益田議員も言われたように、体の不自由な方、それから65歳以上の方、それから運転免許証を返納された方、この方々については特別な対応、優しい対応をされております。これは立派なものですよ。みやき町も高齢者福祉の町という名前を看板に掲げておりますけれども、町長が佐賀県の町村会長になられてからこっち、忙しいものですから、そして、政策の受皿の副町長の利活用というものがどうもうまくいっていないということで、はっきり申し上げまして、他市町からもう抜かれてしまった。そして、みやき町から副議長まで見えていただきましたかということで上峰町で言われましたけれども、私もみやき町は切羽詰まっております、教えてくださいということで頭を下げてお願いをしてきた経緯がございます。  そして、一番初めに戻ってください。今の武雄市と有田町ですね。これは現在、循環型バスコミュニティバスが走っているんですけれども、実証運行中ということで、予約型乗合タクシーをやられております。これが軌道に乗ったら、来年3月31日限りにおいて循環型バスは廃止をしますということで取り組まれております。  こういうことで、県内ほかにも10市10町あるわけでございますけれども、取り組まれておると思います。ただし、私のところに手持ち資料がないものですから、この4つを上げたわけでございます。  こういうことで、町長、推進協議会なんてつくる必要ないじゃないですか。何でお年寄りとか体の不自由な方のための事業を推進協議会とかなんとかとつくってやるんですか。昨日の益田議員一般質問の中でも、高齢者対策会議の中でも、そういう要求なり要請があっておるというような話が出ておるじゃないですか。ですから、ここは末安町長がリーダーシップを取っていただいて、来年4月に町長選挙があるから、余り言えないかもしれませんけれども、引き継ぐためには、あなたに引き継ぐのか、誰かほかの人に引き継ぐのか知りませんけれども、引き継がれる方に財産としてこれぐらいの事業は残しておくべきではないか。それが町長の務めじゃないですか。私はバナナとか、女子サッカーなんかよりもこっちのほうがよっぽど優先順位が高いというふうに思います。  そしてまた、メディカルコミュニティセンター、これができますので、ここにこのバスの巡回型バスコントロールタワー室を設置されて、できれば社会福祉協議会なんかもこっちに持っていったほうがいいんですよ。業者を入れたって業者は業績が悪くなればすぐ出ていきます。今度は補充にまた頭を悩ませて、そうだ、こうだ、ああだというような形になってしまいます。ですから、今しっかりと入居しますという方々だけを厳選して入っていただいて、そして、あやふやなところはもう最初からお断りをして、社会福祉協議会、それからできれば南花園等についてももう移しますというようなことで、思い切った対策、政策をやっていかないと、ずれずれになって、あの建物が無用の長物となるというおそれも私は考えておるところでございます。ですから、このコントロール室等を置いて、そして、この巡回型バスの中継基地、あるいは基地としてメディカルコミュニティセンターを利用していくという中長期の構想を持って両事業の両立を図っていただきたいというふうに思います。  それで、もう2回目ですので、2回目はここでやめて、町長のお考えをお伺いしましょう。よろしくお願いします。 8 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 9 ◯町長(末安伸之君)  まさにおっしゃるとおりだと思っております。高齢者の方の移動手段については、コミュニティバスを主に行っておりますけれども、それでは十分でないということを踏まえて、おっしゃるように、デマンド型の導入について検討する内部での協議を進めたいと思っております。そして、参考事例がお隣にもありますので、その需要供給のバランス等を見ながら、費用対効果も見ながら、同時並行をしながら、行く行くはデマンド型一本にできないかという考え方を持っておりますので、今、委託を受けておられるところはタクシー事業者ですので、御協力は得られると思っております。  新年度において、実証というか、コミュニティバスが実施されていないところ等について、または免許証返納とか、一定の条件を踏まえてスタートして、行く行くは無条件の中で議員おっしゃるようなデマンド型を実施したいという考え方を持っているところでございます。それはそれとして、別にまた生活支援の一環の中で、付き添いが必要な方もいらっしゃいますので、そういうのはまた別の方向で考えさせていただきたいと思っております。  今おっしゃるように、メディカルコミュニティセンターの中にも、今、コールセンターの進出を予定というか、ぜひというところはあります。そこが買物支援とか、そういうものも実際実証をしたいと、貢献したいというお気持ちを持っておられますので、完成しましたら、公共施設から公共施設をつなぐ何らかの新たな交通手段を用いる中での、当然デマンドタクシー的なものを新年度ちょっと実施できる方向で検討を加えていきたいと考えています。 10 ◯議長(田中俊彦君)  11番松信彰文議員。 11 ◯11番(松信彰文君)  町長、今、実施していない区域というのがありましたよね。この方々は8年間にわたって、悪い言葉でいえば差別、除外されてきたんですよ。何にも悪いことしていないのに、町の支援サービス事業から外されているわけですよ。こんなことがあっていいんですか。私が言われたのは、私の選挙地盤の中津隈西区の人から言われたんですよ。私は穴があったら入りたい、そんな心境でございました。これはいかんということで、このバスの問題を一般質問の項目に選んで、必ず私は議会で申し上げますと、次の議会だよりを見てくださいということで、おわびをしながら、勉強をして本日を迎えておるわけです。  こういうふうに町長の地元にも3地区が除外されておる、私どもの北茂安校区でも3区、三根校区では4区、これが除外をされておるという、とんでもないことですよ。そして、8年間で何人の人数があったというようなことを書かれておりますけれども、こういう実態があるということが町民に知れれば、これは大変なことになりますよ。  それと買物支援、これは上峰町のおたっしゃ便ですか、社会福祉協議会ですね。それと、今日は来ていませんけど、平野議員小型トラック訪問販売車を造れというようなことも言っていますね。それから新聞紙上で知りましたけれども、多久市ではドローンでの事業実施をもくろんで、現在、ドローンの飛行をやっておるというようなことも新聞に載っておりました。  私は思いますのは、みやき町でこのコミュニティバスまちづくり課で行われておるというようなことで、町長これはやっぱり福祉の観点から、在宅支援センター、それからバスのコントロールセンター、それと社会福祉協議会、こういうものを3つ上手に組み合わせて、まちづくり課なんかは、この後、白石石貝線なんか、あの近辺のことを言うんですが、そういうふうなものに今頃の言葉で言うと包括してもらいたいということで、焦点を合わせていただきたい。町のコミュニティバスまちづくり課がやりよるなんか言ったら笑われるとやないですか、今頃。職員の能力の宝の持ち腐れでございます。もっと職員のことを考えて、適材適所というようなことを町長、副町長には考えていただきたい。町長が忙しゅうして東京に行っておるときは、副町長が頑張らんといかん。そして、たまには町長の好かんことも言わにゃ。それで首になったら首になったでいいじゃないか。次の選挙に出ろ。それぐらいの気迫、気概を持って町民のために努力をしていただきたい。そしてまた、町長におかれても、自分が忙しいときは、仕事の全権を副町長以下、部長に渡して、俺が帰ってくるまで案を作っておけと。それがよかときはこれでよかばい。それでやって、責任は俺が取るというような事業の展開の仕方をやっていただきたい。町長が町村長会長になってから事業の進捗が遅い。そして、事業が片手落ちになってきている、そういうことを痛切に感じます。  最後に、「デマンドタクシーとても助かる」有田町の岩永純子さん、87歳。その方が佐賀新聞のひろば欄に投稿された文章をもって、私のこの問題に関する質問を終わります。  「私は運転免許を返納して半年がたちました。最初は生活のリズムが狂ったようで不自由でした。予約制の乗合タクシーデマンドタクシーが町を回っていることは聞いていましたが、実際に利用するとなると、町に申請して登録番号をもらうことなどが必要です。警察に免許返納を届け出ると、本人の顔写真入り運転経歴証明書が交付されます。それを運転手の方に見せると、料金は半額で助かります。先日初めて利用しました。カラフルな車体のタクシーが迎えに来てくれました。3人が同乗です。それぞれ目的地は違っていましたが、玄関に横づけしてくれます。雨の日や今のように寒い時期は本当に助かります。運転手の方が親切で、初めて乗った私はいろいろと教えてもらいました。県内で初めてAI(人工知能)を活用していて、AIが最適な運行ルートなど判断してくれるそうです。タクシー会社の方はもちろんですが、支援してくださる各関係機関のおかげで助かっています。乗降場所は10か所のようですが、十分ではないでしょうか。私はデマンドタクシーを利用することで生活に張りが出てきたようです。高齢者にとっては最高の贈物だと感謝しています。カラフルタクシーが町なかを走り続けることを願っています。」。  「デマンドタクシーとても助かる」「有田町 岩永純子 87歳」、こういうふうな施策をやっていただきたいということをお願いして、答弁があればお受けをして、次の項目に進んでまいります。 12 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 13 ◯町長(末安伸之君)  御質問に対して、本当に私が思っていることを全て言っていただきましたので、非常にやれる環境が整いつつあると思っております。来年度、実証的にやってみたいという思いがございますので、まずは循環バス循環バスとして、同時運行というか、未実施区域とか一定の条件は付しますけれども、実証運行を行って、行く行くはこの予約制の乗合型にコミュニティバスも移行できる可能性があるかとか、そういう調査等も実施をしていきながら、御期待にお応えしたいと思っております。  これについては、副町長を検討委員会委員長にして、新たなデマンド予約型の交通手段等についての各課横断的な、まちづくり課だけじゃなくて、今おっしゃったように包括とか社会福祉協議会とか、関係各課と協議を検討会に早速入ります。その拠点についても、新たにできるメディカルコミュニティセンターの中に地域包括支援センターも移動しますし、新たにまた所管する課の設置の必要性を感じておりますので、それとメディカルコミュニティセンターとか公共施設移動手段というのも模索をしたいと思っておりますので、その中で本日御提案、御指摘受けた件についても御期待にお応えするように、特に副町長のほうから答弁をいたします。 14 ◯議長(田中俊彦君)  牛島副町長。 15 ◯副町長(牛島敏和君)  近隣の上峰町は非常にいい取組をされているというふうなことで認識をしております。全国の事例等も御紹介いただきながら御享受をいただいているところでございます。先ほど町長が申し上げましたとおり、確かに所管課が福祉的な要素というのも高うございますので、また、福祉以外の一般の方も利用できるような制度になっていると思っておりますので、所管課をどこにするかというところも含めながら、いい形での乗合タクシー等に向けて検討をさせていただきたいと考えております。御提言ありがとうございました。 16 ◯議長(田中俊彦君)  11番松信彰文議員。 17 ◯11番(松信彰文君)  ちょっと忘れましたけれども、町長、この転換事業が遅くなった場合は、次の一般質問をして、この実施していない地区を議会だよりで公表します。いいですね。  それでは、2項目めに参ります。1級町道白石石貝線の整備拡充を実施すべきだについてお伺いを申し上げます。  この道路は、起点が国道34号と接続する大字白壁一の原で、終点が千栗交差点であります。総延長は約2,940メートル、うち県道336号中原鳥栖線との重用部分が約740メートルで、実延長、実際の白石石貝線は2,200メートルとなっております。  この道路沿線周辺を大まかに見てみますと、国道34号以南のみやき町の最も東の端の部分と鳥栖市の最も西の端の部分に位置し、鳥栖市側に佐賀競馬場、みやき町側に白石神社、少し南に下がって両市町にまたがって佐賀カントリー倶楽部という位置づけになっております。  長い歴史を経て神さびた白石神社の存在と、競馬場とゴルフ場という超大型の土地利用開発の影響もあってか、長らくこの地域では計画的開発が行われてこなかったのではないかと思われます。しかし今後は、地域地区と時代の要請から、この地区の開発整備が必要を迫られてくるのは近い将来だと私は考えております。  今回、2名の地権者様よりこの道路の整備拡充を核とした、この地域の将来にわたる計画的開発が必要だとの願いから、用地の一部寄附を含めた土地の提供申出があり、本日の一般質問となったところでございます。  周辺地図や写真、字図等を少々用意しておりますので、これらを参考資料として、この道路及び沿線周辺の計画的な整備開発について、鳥栖市との連携を視野に入れながら取り組むべきではないかと私は考えております。この質問についての町長のお考えをお伺い申し上げ、2回目の質問にさせていただきます。よろしく答弁をお願いいたします。 18 ◯議長(田中俊彦君)  空閑建設課長。 19 ◯建設課長(空閑輝彦君)  議席番号11番、松信議員の2項目めの1級町道白石石貝線の整備拡充を実施すべきだ。国道34号以南の本町東部地域と鳥栖市西部区域を結ぶ幹線道路として、この道路の重要度は今後高まるものと思われる。鳥栖市と連携した取組の必要性についてについてお答えいたします。  議員御質問の町道、3か所を丸印されておると思いますけれども、についてお答えします。  まず3か所のうち、起点から2か所目についてでございます。ホテルの出入口部分のところでほぼ直角に曲がっておりますが、そこを直線的にショートカットするイメージだと思います。現場を確認したところ、ショートカットの起点側に株式会社ニシケンの出入口があり、そこから南東へ山林や資材置場を通過するような法線になるものと思われますが、その法線上に九州電力の送電線の鉄塔用地があり、また個人所有の一部用地においても九州電力の地役権が設定されており、送電線の架設保守のため送電線下用地上に建造物構造の禁止等の記載があり、その用地分の改良を行うには九州電力との協議が必要となり、構造物の設置に制限をかけられるものと考えられます。いずれにしましても、九州電力の用地を避けて整備するとなると、直線的なルートとならず、現在の直角に近いカーブが緩やかなカーブになるものと思われます。  続きまして、起点から3か所目についてでございます。光風会病院入り口となる町道石貝池ノ内線の終点箇所でS字カーブとなっております。現地は山林や谷となっており、降雨時には現道に沿った谷の部分が水路となって水が流れる状況であり、ここをショートカットするとなると、水路部分にボックスカルバートを敷設し、谷を埋める工事が必要となります。  最後に、白石石貝線の起点箇所東側の国道34号取付部の交差点改良についてでございます。  この交差点は、西部工業団地入り口交差点という名称で、鳥栖市において平成26年度から27年にかけて交差点改良工事を実施されております。これを受け、平成26年10月に町道白石石貝線の国道34号取付けの交差点の四差路化の計画を考えており、鳥栖市においても三差路から四差路への計画変更をお願いしたい旨の要望書を提出しております。  鳥栖市の回答としましては、当該事業の変更に当たりましては、既計画の変更に伴い交通の流れに変化が見込まれ、交通計画が大きく見直されるなど、許認可された整備目的自体が不透明になり、さらには着手している三差路工事の出戻りや電柱など占用施設の再移設が発生するなど、既整備箇所への影響も生じることから、当該事業での整備内容の変更は困難である。また、新たな事業での対応につきましても、これまで本市が関係者等へ説明してきた内容との不整合や当該事業が国の交付金事業を活用して進めている性質上、会計検査等におきましては、当該事業の計画不備などの指摘も生じる可能性が高く、本市を事業主体とした国道34号交差点の四差路化は難しいものと考えております。今後、貴町におかれまして、当該交差点の四差路化に向けた計画を検討される際には、本市としても内容の協議等に努めてまいりたいと回答を受けております。  ついては、平成30年度にみやき町において、本交差点の四差路化に向けた事業の可能性調査を実施したところ、事業用地内に九州電力の埋設大容量ケーブルが敷設されており、その移設費用が2億円程度、そのほかに東部工業用水、鳥栖市下水道、東部水道企業団の埋設管があり、架空にもNTT等のケーブルがあり、その移設費用も数千万円になると見込まれます。また、用地買収費や家屋の移転補償費、改良工事等を含めた総事業費は、概算ではありますが、450,000千円から5億円強になると思われます。  現在、各地区から提出された道路、水路整備に係る地区要望については、平成30年度から31年度にかけて、ふるさと寄附金利活用事業で地区において整備いただいたところでございますが、いまだ整備できていない箇所や新たな要望書の提出もあり、その整備にかかる概算事業費は25億円程度となっております。その整備にかかる財源確保に現在苦慮しているところでございます。  議員御質問の3か所の改良工事を行うことにより、利便性、安全性は向上するものと思われますが、まずは地区要望等の集落内の整備や中原板部線及び板部中津隈線の継続事業の早期の完了を優先していきたいと考えておるところでございます。  ついては、ごみ処理施設が鳥栖市の県道中原鳥栖線の隣接地に移転、令和6年4月より運用開始される予定であり、また県道神埼北茂安線の未開通区間の事業も進捗しておりますので、今後の町道白石石貝線周辺の交通状況等を勘案しながら、慎重に整備に向けて検討していきたいと考えております。  以上でございます。 20 ◯議長(田中俊彦君)  11番松信彰文議員。 21 ◯11番(松信彰文君)  事業の困難性を長々と述べてくれましたね。よかったのは最後の数秒だけ。ですから、建設課長が将来構想を語るときに、できないことを羅列して答弁するなんてことがあったら、事業は何にもできないんじゃないですか。私は具合が悪いからできませんと言っているようなものですよ。  それでは、最初の周辺の地図を見てください。これをちょっと拡大してもらっていいですか。一番上の信号のところ、この青丸で付しておるところがこの道路の起点です。大字白壁一の原ですね。ここに小さい丸を4つ結んだ、ここが西部工業団地入り口交差点となるわけですね。そして、これに接続している道路、セブン・イレブンとガソリンスタンドの合い中で、立石のほうへ行って線路を越えていく道路ですね。アイリスオーヤマとか関西酵素とかありますね。この道路はその道路です。私がおかしいなと思ったのは、この国道34号のアクセス部分が微妙にこの交差点からずれているわけですよ。ですから、私はこの国道34号ができた時点かなんかのときに、地元のほうからこれを交差点に南北につなげば車がどんどん入ってくるから、こういうふうにちょっとずらして鋭角にアクセスして、国道34号からの車が入ってこないようにしたのかなと、当時ですね、50年前か60年前か知りませんけれども、そういうふうに思いつつ、ここをこの交差点に直接結びつけることができれば、この白石石貝線は飛躍的に交通量が増える。その飛躍的に増えるのを五、六十年前に地元が嫌ったのかなというふうに理解したわけです。  しかし、これから後のこの地域の発展を考えれば、このアクセス地点をこの交差点に直結をして、いわゆるT字交差点じゃなくて、4つの通りの交差点に直すべきではないかということを考えたわけです。そして、この交差点に乗り入れるところの土地の所有者は、地目は原野で所有者は鳥栖市でございます。ですから、鳥栖市におかれても、ここが直接結びつくことによって、その北側の村田町、あるいはその西側の立石町、こういうところの方々は非常に恩恵を被られるということから、鳥栖市との連携ということを申し上げておるわけです。実際、鳥栖の市会議員もみやき町出身の方ですけれども、協力しますよと、一緒にやりましょうというような申出をいただいております。  ここはちょっと終わって、次の直角のところです。これは交差点がとまっているところです。少し高くなっていますでしょう。この土地は鳥栖市の所有ですよということです。  次をお願いします。これはニシケンのホテルのちょっと西側のところですね。  これがホテルの90度の曲がり角、これは真っすぐ行きよったら、真っすぐホテルに入ってしまいそうです。私は現地を確認してですね。  写真の次をお願いします。これは白石のところですね。  次をお願いします。これが今のホテルのところの字図です。そして、丸をつけているところが曲がり角です。そして、今、空閑建設課長が地役権とかなんとか設定されていると言ったところが4091の4ですかね、ここですね。線が真っすぐ伸びていますね。これを私は字図をもらうときに、空閑建設課長からそういう用益権が設定されていますよということを聞いたもんですから、地権者に相談、話をしたところ、地益権設定契約書というのがありました。そして、これはこの上に電線を引いているから、その電線から下の部分と地上の部分に構築物とか植栽、そういうものをしないでくださいという用益権が設定されているわけです。そして、その用益権については、第7条に、甲または乙、これは地権者側と九州電力佐賀支店ですね。第1条の承役地または第2条の電線部を第三者に譲渡するときは、譲受人にこの契約の権利義務を承継させるものとする。だから、これを譲るときは、これがついているということを説明してから譲ってくださいよということですから。ですから、九電にしては、ここを他人に譲ったりなんかしたらいかんということではないんですよ。要するに構造物とか植栽はしないようなことをお願いして譲ってくださいというようなことを申されているわけです。私が地権者に相談しましたところ、この4091の4については、町の用益権が設定されている土地を買うわけにはいかんでしょうから寄附をいたしますというふうに申されておるわけです。尊いでしょう、その心は尊いですよ。できない理由をだらだら述べている課長よりよっぽど偉いです。光を求めて努力されているんですよ。ですから、ここの道路を、90度を下のほうにずらして、4091の5、4091の4、4091の14、4091の1にこういうところを使ってカーブをなくすように法線を変更してくださいとお願いをしているわけです。よかですね。  そしたら、次が一番上の今の交差点のところ、これは今、課長がそういうふうな難しいことを言うだろうということは私も予想はしておりました。それで、先日から新聞を読みよりました。そしたら、ちょうど吉野ヶ里町議会の報道がされておりました。一般質問トピックスということで佐賀新聞に載っております。「【中副交差点の渋滞】平日も混み合う国道385号中副交差点の改良工事の進捗について聞いた。建設事業課長は「維持管理を行う東部土木事務所が、左折レーンの整備に着手している。昨年度は路線測量と交差点の調査設計を実施し、本年度は、関係機関とベンチや信号機などの移設協議を行っている。信号機などは来年度に移転する予定」と答えた。」、やっているところは近くにあるんですよ。そして、鳥栖市においては、基里スマートインターですか、それから川久保線沿線の道路拡張、それからごみ処理場周辺の新産業団地建設事業、これらによって道路事業を大々的に現在行われております。また、ごみ処理場周辺においても、今の道路網ではだめだということで、大々的な道路改良事業も計画をされております。  ですから、鳥栖市におかれては、みやき町の10倍、100倍の道路改良のノウハウを持っておられます。ですから、そういうところの例も参考にしながら、課長が事務レベルでできません、できませんと言うもんじゃないんですよ。やっぱり議員たちも利用しながら、鳥栖市の協力をしながら、何とか光を求めていくという方策をまとめていくべきだというふうに思います。空閑建設課長は町長からそういうふうに答弁せろと言われたというふうに理解もしておきます。  残り時間4分になりましたけれども、この白石石貝線、副町長の地元ですよ。これを自分の地元の問題としてきちっと整理をして、日常の業務は日常の業務として、また愛する地域のための仕事は愛する地域のための仕事として立ち向かっていただきたい。そして、この長年白石神社の、こういうことを言ってはなんですけれども、裏通りといいますか、白石西大島線が表通りだとすれば、白石石貝線は長年裏通り的な日陰の扱いを受けてきたと。そしてまた、道路状況にしても、県道部分が740メートルも入り組んでいると。岡廣明議員たちがおっしゃっている中原鳥栖線の一部だと思いますけれども、中原鳥栖線についても、この白石石貝線の道路状況が改善をされて、そして、通行量が大幅に増えてきたというその先に中原町が企画した中原鳥栖線という道路法線もまないたの上に乗ってくるのではないかというふうに私は考えております。ごみ焼却場も真木町にできます。  最後ですけれども、田上議員が2019年、去年の3月議会で白石東交差点の渋滞の緩和策と今後の取組について質問をされております。これに対して執行部は、ごみ処理施設が平成36年4月に鳥栖市へ移転する計画があり、町内を横断するごみの搬入車両、また、町道白石西大島線自体の交通量増加が予想される。佐賀県東部環境施設組合の2市3町と連携しながら要望、検討をしていきたいと、こういうふうな答弁をされております。これは私が質問事項を考えた後に、これを見よったら出てきた案であってですね。だから、執行部はその時々の質問にその時々の答弁をやっているわけですよ。全然一貫性がない。ですから、その点大いに反省をしていただいて、みやき町の今と明日をどう切り開いていくのかということを各課長、首長、副首長、真剣に考えていただきたいというふうに思います。  最後に、町長が具合が悪そうですから、副町長、あなたの答弁を求めて、この質問を終わります。前向きな答弁をしてくださいよ。あなたの地元の問題ですよ。よろしくお願いします。 22 ◯議長(田中俊彦君)  牛島副町長。 23 ◯副町長(牛島敏和君)  1級町道白石石貝線の整備拡充についてということでございます。  従来からの大きな懸案事項だと思っております。議員御指摘のとおり、特に国道34号とのアクセスの部分については、今、三差路になっておりますが、変形の交差点のような形になって大変利便性が悪いような形になっていると思います。  先ほど建設課長のほうからも御答弁申し上げましたとおり、計画等については、鳥栖市等との協議等も進めているところでございますけれども、なかなか経費等の部分あるいは取付部分の権益等の関係で、なかなか先に進んでいないというようなことでございます。先ほど御指摘もありますように、東部地区の環境施設組合等の整備等も進められておりまして、そういった起点へのアクセス道路にもなるような位置づけになっていると思っております。また、合併時の鳥栖市とを結ぶ道路線の法線としても位置づけされているような性質の道路になっておろうかと思っております。課題点等は大変多くあると思いますけれども、御指摘の部分、あるいはみやき町の東部のエリアをつなぐ道路としての位置づけというのは大変重要なものだと感じておりますので、前向きな方向で今後検討させていただきたいと考えております。  以上でございます。(「次回もまた質問します」と呼ぶ者あり) 24 ◯議長(田中俊彦君)
     以上をもちまして通告第9号、11番松信彰文議員一般質問を終わります。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(田中俊彦君)  異議なしと認め、休憩します。                 午前10時31分 休憩                 午前10時45分 再開 26 ◯議長(田中俊彦君)  休憩中の本会議を再開します。  通告第10号、5番中尾純子議員の一般質問を許可します。5番中尾純子議員。 27 ◯5番(中尾純子君)  皆さんおはようございます。日本共産党の中尾純子でございます。私は今回、2項目質問させていただきます。1項目めは、放課後児童クラブの現状ということです。2項目めが千栗土居公園整備についてです。  1項目めの放課後児童クラブの現状については、私は昨年も質問をしております。私が質問する3か月前に古賀通議員のほうからも児童クラブについての質問というのがございました。私は前回は児童クラブ数につきまして総体的な数を教えていただきました。今回は細かく教えていただきたいと思います。  放課後児童クラブの中に待機児童がいるのかということです。そのときに、今現在の利用者数を教えてください。  2番目に、支援員の確保は万全かということです。  3番目に、常駐の専門の支援員は配置しているかということなんですけれども、今現在、支援員の皆さんたちは全て研修をなさっております。その中に、責任がある、そういう支援員がいるかということをお尋ねいたします。  コロナ対策は大丈夫なのかということにつきましては、今、学校においても、どこにおいても、まずは体温を測って、そして、マスク、うがい、手洗い、それぞれなさっていると思います。しかし、児童クラブにおいては、子供たちが来ましたときにどういう状況になっているかというのをつい考えてしまいます。外で遊んでおるときはいいですけど、中にいるときどういう状態かなということを考えましたときに、3密というのが気になります。そこについてお答えいただきたいと思います。  2回目以降につきましては自席にて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 28 ◯議長(田中俊彦君)  北原子ども未来課長。 29 ◯子ども未来課長(北原順二君)  おはようございます。議席番号5番、中尾議員の御質問にお答えいたします。  放課後児童クラブの現状に対する御質問でございます。  まず、1つ目の待機児童についてでございますが、放課後児童クラブ、いわゆる学童保育と呼ばれる事業でございますが、現在、放課後児童クラブにおきましては各小学校単位の4か所に設置を行い、中原校区北茂安校区は1単位に2つの室として、計6室で事業活動を行っているところです。小学校の1年生から6年生まで利用ができ、本年12月1日現在では利用登録児童数は352名となっております。  学校区の単位別に申し上げますと、中原小学校区のひまわり児童クラブは利用登録者数126名、北茂安校区のしげやす児童クラブは125名、三根東小学校区のちくし児童クラブは53名、三根西小学校区のいずみ児童クラブは48名となっております。学年別で申し上げますと、ひまわり児童クラブは2室になっておりまして、ひまわり1が1年生38人、2年生33人の計71人、ひまわり2が3年生27人、4年生21人、5年生7人の計51人で、全部で126人です。次に、しげやす児童クラブのしげやす1が1年生39人、2年生43人、合計の82人、しげやす2が3年生26人、4年生15人、5年生2人の43人、しげやす児童クラブの合計で125人です。ちくし児童クラブは1年生16人、2年生14人、3年生15人、4年生が7人、5年生が1人の53人です。いずみ児童クラブは1年生19人、2年生12人、3年生7人、4年生6人、5年生が4人の48人となっております。全部で352人ということになります。  現在、利用申請者の全ての児童の入所ができており、待機児童は発生していない状況となっております。  次に、支援員の確保は万全かということにつきましては、現在、支援員としましては、室長を3名、支援員が41名の合計44名ということになります。放課後児童クラブ支援員として、放課後児童の育成及びその支援に資するため、適切な遊びの場と生活の場を提供し、その健全な育成を図り、児童の福祉増進に寄与することを目的とし、事業を実施しているところでございます。  支援員の勤務は全ての児童クラブにおいてシフト制で対応を行っております。ひまわり児童クラブは支援員10名のうち8名の支援員、しげやす児童クラブは支援員16名のうち8名、ちくし児童クラブは支援員7名中3名、いずみ児童クラブは支援員8名中4名の支援員を配置し、通常対応をしているところです。放課後児童クラブにおきましては、支援員は1室につき2人以上の配置とすることが国の従うべき基準となっており、児童と支援員の配置数においては、おおよそ児童20人に対して1人の支援員の配置となっておりますが、1人の支援員に対して20人の2割増の24人までが最大児童数の配置基準となっているところです。  なお、24人以下の場合においては、国の参酌基準として支援員1人の配置でも可能となっておりますが、本町におきましては2人を配置基準としているところです。  また、利用登録者の人数や特別に配慮を要する児童の状況により、保護者や支援員と協議を行いながら支援員の配置を行っております。現在の配置数での対応につきましては、基準に基づき実施できている状況だと考えておりますが、支援員の負担にも配慮できるよう、新たな支援員の任用につきましても町広報やハローワークの求人などで引き続き取り組んでまいりたいと思います。  それから、3番目の常駐の専門の支援員の配置についてでございます。  御質問の常駐の専門の支援員でございますが、三根校区のちくし児童クラブといずみ児童クラブにおいては兼任ではありますが、各児童クラブに1名ずつの室長を配置しております。室長を中心として、各児童クラブの運営管理を実施していただいております。室長は児童への対応だけでなく、保護者等への対応から、支援員のシフト調整の事務処理などを含め、児童クラブ業務全般の取りまとめを行うとともに、支援員の指導助言も行っていただいているところです。今後も室長を中心とした安全で安心できるような各児童クラブの運営管理に努めていきたいと考えているところです。  最後に、コロナ対策は大丈夫なのかということでございますが、厚生労働省からの通知により、放課後児童クラブについては、共働き家庭など留守家庭の小学校に就学している子供を対象としており、特に小学校低学年の子供は留守番をすることが困難であると考えられ、学校と異なるものであることから、感染の予防に留意した上で、原則として開所していただくようお願いしたい。その際、開所時間については、長期休暇などにおける開所時間、1日に8時間ですね、これに準じた取扱いにするなど、可能な限り柔軟な対応をお願いしたいとの通知があっているところです。  これを受けまして、感染予防に留意した上で開所することとし、あわせて、放課後児童クラブは集団活動の場でもありますので、親類宅等での自宅待機ができる場合には御家庭で見ていただくことの協力も依頼してきたところです。また、本年3月から5月の小学校が臨時休校となったときには、預かり人数が多いひまわり児童クラブにおいては、なるべく密にならないように場所を確保するため、小学校の北校舎の1室をお借りして、3室の体制として感染予防対策を行い、しげやす児童クラブも同様に、児童館の1室を確保し、密を防ぐ対策を講じております。  予防対策としましては、これまでと同様に、手洗い、うがい等の徹底をお願いし、室内の換気を行い、加湿器の設置を行うなど、適度な湿度を保つように配慮を行い、感染予防に努めていただいております。また、今年度、国の補助金を活用して空気清浄機を購入し、さらなる予防対策を行いました。  なお、児童の来所に際しましても、非接触型体温計を設置しており、来所時の体調を確認するとともに、土曜日は来所前の自宅での検温の御理解、御協力もお願いしているところです。  職員の体調管理についても、出勤前の体調管理、検温の実施を各放課後児童クラブの職員にお願いをしているところです。また、児童も職員も各自でマスクの着用をお願いしておりますが、せきなどの症状がひどいときの緊急対応的な場合のマスクについては町のほうでも準備をしているところでございます。  以上でございます。 30 ◯議長(田中俊彦君)  5番中尾純子議員。 31 ◯5番(中尾純子君)  先ほどの待機児童はいないということに対しては安心いたしました。今後、新しく生まれる子供たちがたくさん出てまいります。そんなときに、保育所も2つ増えるわけですよね。ですから、児童クラブについても、また子供たちが増えてまいると思いますので、そのあたりについては待機児童にならないようによろしくお願いしたいと思います。  それと、児童クラブの利用者数については、2019年6月に私が聞きましたときには、当時は367名ぐらい利用者がいたわけですよね。支援員が44名いました。これは私が聞いたのが6月の話です。古賀通議員が児童クラブについて質問をされたときには、子供の数というのが314名になっています。そのときの支援員の数というのは46名。でも、この数というのが室長を含めての46名だったと私は考えております。今回は支援員の数については44名ということですね。利用者数というのが、先ほど言われましたように352名ということです。6月のときには増えていて、そして、支援員も44名ということで変わりはないかもしれませんけれども、その中に特別に配慮を要する子供たちというのもいます。その子供たちに対して、支援員の数が1人に1人はいたほうがいいであろうということなんですよね。みやき町においては、支援員を2人増やしたと先ほど言われました。そして、これは基準に沿っているということで、20人から24人の間で支援員が1人いればいいということですね。1人が20人から24人を受け持つということは大変ですよね。  今現在、数字を考えましたら、大体1室当たり3人でシフト、8人、10人、あるいは7人とか支援員がいらっしゃるわけですけれども、半分ぐらいに割って、そして、その中で3人で子供たちを見守っていらっしゃるということです。そうなってくると、子供たちは今現在、20人から24人の間に入っておりますので、大丈夫とは思いますけど、いつ何どき子供たちにトラブルがあるかもしれません。そういうときに、やはり責任ある室長がいらっしゃるわけですね。支援員の方が3人、あるいは5人で見ていらっしゃる中で、万が一のことがあったときに責任はどうするのかということを私は2番目でお聞きしたいんです。  そのとき、支援員がいるから、その方たちが責任を持って保護者に当たっていく、そういうふうにはならないように、必ず保護者の前には室長が入って、そして、それぞれ把握できるように、子供の言い分、それを見た支援員の皆さんの言葉を考えて、そして、保護者の皆さんにお話ができるように、きちんと対応できるようにしていただきたいなということなんです。  今お聞きしましたら、いずみ児童クラブ、ちくし児童クラブは室長が1人ということです。私はここについては、同じクラブですので、室長はそれぞれに責任を持たせるという意味で、もう一人置くべきだと考えます。特に、このことについては、子供たちを安全に守るために、そして、保護者も安心して児童クラブに預けることができるような、そういうことをしていただきたいと考えております。  さて、コロナについてなんですけれども、私はこのコロナ対策については3密というのがちょっと気になっていたんですね。今お話を聞きましたら、空き室を利用したり、児童館を利用したりということで、きちんとなさっているなというのが分かりました。配慮されているなと。しかし、三根校区において、いずみ児童クラブとちくし児童クラブにおいては1部屋になっているわけだと私は思っています。そこで、子供の数が少ないからといって、この1部屋だけでいいかということですね。そこにも配慮をしていただきたいと思います。  数を聞いて、学年を見ましたら、6年生は誰も入っておりません。5年生までです。6年生になったら、いろんな部活で子供たちは外に出ていきますから、そういった意味で、6年生がいないんだと私は考えておりますけれども、今後、また6年生が次回は、来年度は出てくるかもしれません。そういったときでも、やはりきちんとしたね、コロナというものが収まるということはないと思いますので、これが普通の新しい生活ということであるならば、やはり新しい子供たちのためにも、今、課長が言われたように配慮をいただきたい。特に、特別に配慮を要する子に対しては、もっと支援員の数を増やして、そして、その支援員の数が1人に1人ということであるなら、その1人に他の子供たちを見てもらえるような、そういった配慮というのをしていただきたいと考えます。  先ほど私が言いました室長についての問いにお答えいただけますか。 32 ◯議長(田中俊彦君)  北原子ども未来課長。 33 ◯子ども未来課長(北原順二君)  配慮を要する児童に対してということでございますが、配慮を要する児童の人数でございますが、保護者からの診断書の提出や相談などにより確認しているところで、ひまわり児童クラブが6名、しげやす児童クラブが6名、ちくし児童クラブが1名、いずみ児童クラブが4名ということを把握しておるところでございます。  配慮を要する児童においては、おおむね3人に1人の支援員の配置基準とされております。配慮を要する児童においては、児童の状況やその保護者、支援員との協議を行いながら、その配置数を判断しているところでございます。また、言うまでもなく、配慮が必要な児童だけでなく、利用している他の児童の安全性も考慮しなければなりませんので、状況によりまして配置数を見直していくことになります。  なお、いずみ児童クラブでは、特別に配慮を要する児童に対して保護者と支援員との協議を行い、現在、他の児童等の状況を鑑みて、本児童に対しての支援員として1名、支援員の増の配置を行っているところです。児童の状況に応じて、適切に支援員の配置は行っていきたいと思っているところです。  それと、児童数が増えてということでございますが、待機児童は今のところ発生していませんが、今後、保育所等でも待機児童が発生していることから、その子たちが小学校へ入学すると児童クラブの利用人数も増加することが予想されますが、児童クラブの増設とかとなりますと、現施設を増設とか考えますと、計画から工事期間とか予算とかもありますので、国の補助金の活用とかも協議が必要になってきます。今後の状況にもよりますけど、現在と同様に、小学校の空き教室や既存施設を利用するとともに、ほかの様々な預かり事業等の対応も含めて検討していく必要があるのではないかと思っているところです。  室長の兼務のことでございましたが、室長は児童クラブ全体の業務の取りまとめと室の運営や管理を担っており、支援員に対し指導助言する立場でございます。子供たちの支援については、放課後児童支援員が対応するということになっており、もちろん室長が子供たちを見ないというわけではございませんが、子供たちを責任を持って見ているかということになると、室長ではなく、支援員の配置に配慮するべきではないかと考えております。  支援員の配置は国の参酌基準により配置しており、配慮を要する児童がいる場合は保護者と話し合って、必要であれば追加して配置をしているところでございます。また、支援員はシフトで勤務しておりますが、日誌等によりその日の出来事を申し送り、他の支援員とも情報を共有し合って、支援員一人一人が責任を持って子供たちの支援を行っているところです。現時点では、ちくし児童クラブといずみ児童クラブについては1人の室長による兼務で対応ができていると判断しているところでございます。  それから、児童クラブの3密の件でございますが、各児童クラブとも毎日、登録者全員が利用しているわけではございませんで、日によって利用者数は違っております。室が2つあるひまわり児童クラブとしげやす児童クラブでは、利用人数により学年ごとの人数を振り分けて、1つの室に子供たちが偏らないように調整しておりますし、室内では児童同士がなるだけひっつかないように、一定の距離を取るように指導はしているところです。ただ、子供たちは動き回ったりもしますので、それを保つことが困難な状況ではございますが、しかし、その分、手洗いやマスクの着用等をより強く指導しているところでございます。  以上でございます。 34 ◯議長(田中俊彦君)  5番中尾純子議員。 35 ◯5番(中尾純子君)  回答をいただきました中に、まず、コロナ対策については、空き教室を使う、児童館を使うという部分では、私もいいことをなさっているということで、今後増えたときに、やはり増設すべきじゃないかなという部分があります。これについては、これからももっと協議しなければいけないとは思いますけど、特に、中原校区三根校区については小学校に近いですから、何らかの提案があれば、すぐできるんではないかなと思いますけど、北茂安校区については学校と離れております。そういうときに、空き教室をといっても、児童館しかございません。やはり子供たちが増えたときには児童クラブの部屋を増設すべきではないかと私は考えております。これは今後検討していただきたいと思います。  それと、施設長、室長というんですか、この方については、やはり両方を見ていくとかじゃなくて、三根校区の場合、やはりそれぞれに室長がいるべきです。シフトして、何かが起これば支援員が申し送りをしてと言われますけど、表に出ていろいろお話をしたりするのは、私はそこの室長だと考えておりますので、室長はやはりもう一人増やすべきではないかと。運営管理だけではなくて、そして、支援員のことを考えるならば、室長が特に表立って出ていくべきだと考えております。このことについては強く申し上げておきます。  もう一つ私が言いたいのは、子供たちがお休みをするというときに、学校とのつながりがあるかどうかです。子供たちが来ない場合もありますということです。そのときに、あら、あの子は今日はどうしたんだろうということにならないように、室長のほうに今日は誰々さんがお休みですということをはっきりと分かるような、そういうことが今まであったのか、また、今後しなければならない問題なのかということです。  先ほど支援員の皆さんたちは申し送りをして、そして、きちんとノートに書き留めて、次の方に手渡しする、渡すというようなことがありますけど、子供たちの連絡帳というのはございますでしょうか。今日、子供がどういうふうにこの児童クラブで遊んだというか、こういうことをしましたよということを保護者に伝えられるような連絡帳があるのかどうかです。ない場合は、私は即つくっていただきたいと思います。支援員だけの申し送りではなくて、保護者も含めて、保護者に対して子供たちの姿というものを見せてください。  それと、先ほども言いましたけど、お休みした子供たちをきちんと把握しておくこと。いつもだったら15人来るのに、今日は13人、ああ、2人休んでいるねだけで終わらせないように。もしもこの子たちが5年生とか4年生になったら、何かちょっと別のことをしたいと思ったら、お友達と一緒に帰る可能性だってあるわけです。親にそれが分からなかったら、子供は一体どうしたんだろうということになりますので、そういうことがないように把握をきちんとするということをぜひしていただきたいです。何かが起きてからじゃ大変だと思います。  室長の話、それと、保護者に対しての連絡帳、これをしっかりと今後やってほしいなと。私が保育所に勤めていたからということかもしれませんけど、子供たちには必ず連絡帳というものを持たせて、保護者の方に対しては体温が今日は何度だったとかいうのを測っていただき、そして、保育所に来てからは、その様子とかをまた書き留めて、そして、保護者に渡す、それが毎日だったですね。この児童クラブが福祉という立場で見るならば、私はそこまでやってほしい、そう願っております。  1項目めの質問はこれで終わります。  答弁があるでしょうから、言ってください。 36 ◯議長(田中俊彦君)  北原子ども未来課長。 37 ◯子ども未来課長(北原順二君)  まず、室長についてでございますが、室長については、ちくし児童クラブといずみ児童クラブの室長は兼務ということでございまして、現在のところ室の管理運営及び支援員の指導について兼務の配置で対応できていると判断しておりますので、御理解をいただきたいと思っているところです。  それから、放課後児童クラブでの保護者への連絡というか、学校、保護者からの連絡でございますが、ここは毎日の施設の利用については学校、保護者とも連絡を取り合って、確認をしているところでございます。そして、児童クラブを利用するに当たって、保護者の方からの相談とか要望とかあるわけですけど、この辺の御意見等につきましては室長及び支援員が対応しているところでございます。保護者には送迎時に必ず玄関まで付き添っていただくようにお願いをしておりますので、そのときに室長、支援員ともに児童と保護者への連絡を欠かさず行っているところでございます。  子ども未来課におきましても、担当職員が各児童クラブを巡回しておりますので、そのときに室長と支援員との報告、連絡、相談に心がけ、相談内容によっては学校の担任の先生や子ども未来課に所属しております精神保健福祉士等とも連携を図りながら対応を行っているところでございます。  以上でございます。(「子供の休み。来ない子供」と呼ぶ者あり)  休みについては、学校、保護者と連絡を取り合って、確認はしております。  以上でございます。 38 ◯議長(田中俊彦君)  5番中尾純子議員。 39 ◯5番(中尾純子君)  それでは、2項目めに入ります。  千栗土居公園の遊歩道について、それから、千栗土居公園の環境整備とかについては、私は二、三回ほど今までも一般質問してまいりました。今回は率直に、遊歩道はいつ完成するかということなんです。  私はこれは自分の会議録を見ましたら、2016年12月、ちょうど4年前に遊歩道について質問をしております。そのときの回答なんですけど、ここに書いてあるのが、要は水道局ですね、国土交通省の佐賀導水路、また、水資源機構の佐賀東部導水路、そちらのほうの管が埋設されてあるということで、このことについては、この2団体と協議を行わなければいけませんと。この協議をして、許可が出ればオーケーですよというようなことでした。  そして、次、2016年のときの回答というのは、ハス池西側から南側にかけて幅1.5メートル、全長250メートルを整備。そのときには玉砂利を入れて、健康増進のために、心と体の癒やしのためということで、しようと思っているということでした。  次、今度は2019年3月になるんですけど、このときは次年度に検討しますと。次年度ということは、2019年3月の次年度だから、2020年4月以降ですね。次年度に検討し、材料ですね、どういう材質を使うかについても、そのときに考えるというような内容だったんです。  今、2020年12月、いまだにできておりません。いろんな理由があってということでしょうけど、今現在、千栗土居公園を見てみますと、東側のほうに工事があっています。これは橋をかけるのかなと、台をつけるのかなというふうに見ていますけれども、これが終わってから遊歩道について造っていくのか。でも、遊歩道といっても一周ですからね。千栗土居公園をくるっと回るだけですから、ここは材質さえ決まれば簡単にできるんじゃないかなと私は考えていたんですけど、とんでもなく、4年がたって、もう5年目に入ろうとしています。  だから、過去のことはともかくとしても、この遊歩道については、やはり皆さんたちから、散歩コースで来られる方とか、私が一番最初に言ったのは、雨上がりでも普通の靴で歩けるようにということを言ったんですよ。ですから、ラバーとか、そのラバーにしても、高齢者だったら滑る可能性がある。だから、そこにもうちょっとざらざらとしたラバーの材質とか、あるいは高低をちょっとつけていくとか、そういうふうないろんなやり方があるんじゃないかなと私は考えていたんですけど、もうはや5年目に入ろうとしておりますので、ぜひこれについては早急に遊歩道を設置していただきたいと思います。回答をどうぞ。 40 ◯議長(田中俊彦君)  岡企画調整課長。 41 ◯企画調整課長(岡  毅君)  おはようございます。議席番号5番、中尾議員の御質問に答弁させていただきます。  まず、千栗土居公園の整備事業の推移について御説明させていただきます。  本事業は平成29年度に地元地区でのワークショップにおける御意見等に基づきまして、基本計画を作成し、工事手順や財源等を念頭に、複数年計画で工事を実施する方針としております。それに基づき、平成30年度より工事に着手しているところでございます。こちらの経緯につきましては、中尾議員もワークショップに参加していただいておりましたので、御理解いただいていると思っております。  平成30年度は前年度からの引き続きの県事業でございます明治維新150年記念さが維新交付金事業という補助事業がございましたので、こちらを活用しながら、本町出身の偉人である市村清氏にまつわる看板設置工事、ハス池内のしゅんせつ工事、水路整備工事、照明や水中ポンプ等に利用できますコンセント配線工事、トイレの改修工事を平成30年度に行っております。また、平成30年度に視点場、ハス池内の展望台のことでございますが、この視点場の設置工事の設計に必要となる地質データを得るためのボーリング調査も併せてこのときに実施しております。  平成31年度、昨年度につきましては、この視点場の設置工事を行う予定でございましたが、ハス池内という特殊要件に見合う仮設工事の検討が十分でなく、実施設計の作成に昨年度はとどめまして、今年度に工事実施を後ろ倒しし、現在、工事施工中でございます。そういう状況でございます。  加えて、今年度はハス池北側の2基、それから、南側、二千年ハスのそばですけれども、1基のあずまやの補修も併せて今年度行うという計画にしております。  さて、議員御質問のハス池周囲の遊歩道整備でございます。平成31年3月議会の一般質問において同様の御質問をいただいた際に、平成32年度、つまり本年度に予定している旨をお伝えしておりましたけれども、しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、工事計画を1年後ろ倒しにしたということもあり、現段階では遊歩道整備は次年度以降の事業として計画していきたいというふうに考えているところでございます。ただし、佐賀県の補助金はもうございませんので、財源確保の議論をしっかり行い、町全体として優先度の高い事業はどれなのかという審議も踏まえながら決定していく所存でございます。
     一方で、来年6月にはメディカルコミュニティセンターのオープンを控えておりまして、隣接する千栗土居公園との一体的な空間活用が必須と考えています。この点も重々留意の上で検討を進めてまいりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 42 ◯議長(田中俊彦君)  5番中尾純子議員。 43 ◯5番(中尾純子君)  私の記憶を遡ってというか、考えましたら、たしか私が一般質問をした後に、2018年になると思いますが、西側から南に向けて遊歩道が掘られたんですよね。ということは、そのときに既に予算が幾らかなりともついていたはずなんです。でないと、私はあそこは動かせないと思うんですよ。その後、掘ったところをまた元に戻されました。その後、明治維新150年ということで、それに合わせてこの遊歩道も造っていく。その中に、ワークショップというものが出てきたわけですね。先ほど私は橋とか言いましたけど、視点場を造るとか、そういったことがありまして、いろんな考えの中で、そういうふうにしていこうとなりました。そのときには予算は明治維新150年の交付金があったはずなんです。しかし、遊歩道の件についてはちょっと横に置いているという状態で、その中で、2019年か2018年か忘れましたけれども、二千年ハスの部分が出てきました。瓦礫がたくさん入っているということで、それを処理しなければいけないということで、その部分でも結構時間がかかったと思います。そこで予算がなくなったのかもしれませんけど。  この中に考えていらっしゃったのが、メディカルコミュニティプロジェクトが予定されている。この中で、茂安公、また、市村清先生、この方たちを明治維新150年の中に入れて、そして、予算を取り、それを町に、県が市村清氏の銅像を持っているということなんです。銅像もあの千栗土居公園のどこかに取り付けて、そこにライトアップしてと、すごくすばらしい考えがありました。今後それがどうなるか分かんないですけど、遊歩道も再整備したらと、そこで考えているということです。しかし、それよりも、今はやっぱり周りの部分ですね。今は視点場をまず造るためになさっているんでしょう。そこをやった後に遊歩道をされるのか。遊歩道のほうを先にしても別に構わないのにと、毎日通るたびに私は考えております。今の話を聞いていたら、やはり次年度。ということは、令和3年6月ですか、メディカルコミュニティセンターが出来上がる、それに合わせてということであれば、この遊歩道というものもきれいに整備されていると考えます。そのときの材質というのをまだ聞いておりません。そこについても今後また検討されるのか、お聞かせください。 44 ◯議長(田中俊彦君)  岡企画調整課長。 45 ◯企画調整課長(岡  毅君)  複数年計画を立案したということは先ほどの答弁で申し上げましたとおりでございますが、この地元地区のワークショップで出てきて、複数年計画でやるということの中で、まず何をやるかということが出てきております。その中で、議員がおっしゃる遊歩道も当然出てきておりますが、それ以外にも、今やっているもの、既にやったもの、例えば、市村清先生の看板整備であったりトイレの改修、ハス池の給水の水路整備、視点場、あずまや整備、そして、遊歩道ということで、既にやったもの、今やっているもの、遊歩道まで含めて、全てがワークショップで出てきたものです。じゃ、1年ではとても無理なので複数年計画にしようというワークショップのお話の中で、例えば、視点場工事、水路整備、そういったところの施工箇所というのが結局遊歩道とぶつかるということで、遊歩道を順位的に先にしてしまうと、後から視点場工事であったり水路工事の際に、せっかく整備した遊歩道をまたはつったり、壊したりしなきゃいけないという状況があるので、遊歩道を一番最後にしましょうということで、複数年計画の中の一番最後が遊歩道ということで地域の皆さんと合意でスタートしているというところでございます。  もともとそのときから県の明治維新150年の補助金につきましては平成30年度までということで、それ以降は町の財源をやりくりしながらということになっておりましたので、初年度、補助金が使える年、極力工事の種類としては多く入れて、2年目以降というのは財源を見ながら計画をしていこうということで計画を立てていったというふうな経緯がございます。そういったところで遊歩道が一番最後になっているということは御理解いただければというふうに思っております。  議員もおっしゃった佐賀県からいただきました市村清氏の銅像につきましても、そういう整備が終わった後は千栗土居公園に設置するというのを前提に、今、みやき町庁舎のほうに仮設置をしているというような状況でございます。  あと、材質につきましては、前回の答弁と同じ答弁にはなるんですが、コンサルタントのほうに計画全体の費用は出していただいております。その全体費用の積み上げの中では、一旦はゴムチップ舗装というところでの積算にはなっております。最終的には予算というところでございますので、予算審議の中で議論させていただければというところではございますが、そういう積み上げでいっております。  以上でございます。 46 ◯議長(田中俊彦君)  5番中尾純子議員。 47 ◯5番(中尾純子君)  遊歩道が水路の件があるということで、このあたりについては理解できました。最終的には遊歩道が最後になるということでしょうけれども、そのときには予算も相当削減される可能性も出てきます。チップというのがいいかどうかというのが、体にはいいかもしれんし、軟らかいかなという部分も若干あります。それを玉砂利でやったほうがいいのか、それだったらちょっと高くなるのか。また、チップにしたときに何回もやり直さなければいけないのかなということも考えますけれども、今回、次年度ということで、併せて来年6月までに全てが完了できるかどうかというのは、それは執行部の皆さんたちが考えることでしょうけど、併せてしていただければ幸いだと思います。  これで私の質問は終わります。 48 ◯議長(田中俊彦君)  岡企画調整課長。 49 ◯企画調整課長(岡  毅君)  メディカルコミュニティセンターがオープンする6月というのが議員は一つの目安とされておりますが、3月議会における来年度の当初予算におきましては、選挙の関係で基本的には骨格予算になります。そういったこともありまして、まず、当初予算に骨格予算としてこれがのせられるのか、それから、のせられたとしても、正直、施工としては設計から入りますので、メディカルコミュニティセンターのオープンには基本的には間に合わないということは考えております。ただ、できれば夏あたりのハスの時期というところは一つの目安には思っているところでございます。そこに向けて努力したいというふうに考えているところでございます。  以上です。 50 ◯議長(田中俊彦君)  以上をもちまして通告第10号、5番中尾純子議員の一般質問を終わります。  通告第11号、10番宮原宏典議員一般質問を許可します。10番宮原宏典議員。 51 ◯10番(宮原宏典君)  皆さんお疲れさんです。通告第11号、議席番号10番、宮原宏典です。一般質問を通告に従い質問いたします。  今回、3項目通告いたしております。質問の内容は、令和元年度から2年度にかけ、公有財産取得計画についてを質問させていただきます。  まず1項目め、メディカルコミュニティセンター用地として、令和元年度公有財産購入費について質問させていただきます。  そもそもメディカル構想は、平成29年3月、第2次総合計画に商業拠点から医療拠点に変更から始まったことで、私も健幸長寿を目的に、リハビリテーション施設と統合医療建設に期待して、地区説明も私自ら進めてきました。やっと姿が見えて、職員の皆さんには敬意を表します。しかし、筑邦銀行、みやき統合医療クリニックが突然見えてきたので、びっくりいたしました。それで、4点ほど伺います。  公有財産購入費、用地として6筆、7,858平米、金額102,940千円で購入された行政財産の一部を筑邦銀行に、メディカルコミュニティみやきプロジェクト事業特別委員会に報告もなく、なぜ賃貸されたのか。  なお、時期的にも同じく隣接地に森山学園保育園の建設が予定されているので、この用地の残地を計画的に利用すれば財政的にも減額となったと思いますが、使途計画、財政的な計画性が全く考慮されていないではないかと思います。  そこで、行政財産の一部を筑邦銀行への賃貸借はなぜ特別委員会に報告をされなかったのかということと、町長は筑邦銀行はみやき町4割の顧客のため、町長から誘致されたが、森山学園の保育園の誘致には考えられなかったのかということを質問させていただきます。  それから2点目に、借地料は何を基準に金額を算定されたのかということ。  3点目、さきの全員協議会では表の店名を筑邦銀行で、中は長門石支店と説明されていたが、みやき町の町有財産に建設しながら、久留米長門石支店など、他行では考えられないことであります。なぜみやき町支店にできないのか、根拠を示していただきたい。  4点目、平成29年9月頃から町民の健幸長寿を目的に、町長はメディカルコミュニティセンター建設を、統合医療を全面に打ち出し、新古賀病院のリハビリテーションの施設と機会あるごとに説明し、私も今日まで説明してきました。さきの11月27日のメディカルコミュニティみやきプロジェクト事業特別委員会の席で、内科、循環器科などが報告があり、初めて知り得ました。みやき統合医療クリニックとのことで、先日の同僚議員への答弁では町長は認識していなかったと答弁され、後日、説明不足と変更していただきたい旨を発言されていましたが、町長は知っていたということですから、どちらにしても今日まで議会に隠していたことになるが、議員として理解に苦しみます。答弁を求めて、2回目からは自席で質問させていただきます。 52 ◯議長(田中俊彦君)  岡企画調整課長。 53 ◯企画調整課長(岡  毅君)  議席番号10番、宮原議員の御質問に答弁いたします。  幾つかございました。順不同での御回答をお許しください。  まず、筑邦銀行に対する一部用地の行政財産使用料に基づく賃貸借については、条例上、特に問題はなかろうと考えているところでございます。  現段階の行政財産使用料に基づく賃借料は年間1,195,600円で算出しているところでございます。確かに用地の一部売買という選択肢があったかもしれませんけれども、売買と借地というところでいきますと、借地のほうを優先したということでございます。  詳しく御質問がありました支店名に関しましてです。  議員の皆様から様々な御意見、考え方を頂戴いたしましたので、その後、9月29日付の公文書にて筑邦銀行に申入れをしました。内容といたしましては、外部から視認できる看板及びサイン等に関して、支店名の掲示をしない旨を検討してほしいというものでございます。それに対して、筑邦銀行より10月13日付で回答が来ておりまして、県道際に掲示する大きな縦型の看板については支店名を入れませんと。しかし、店舗入り口自動ドア上部には銀行支店名を掲示するのが筑邦銀行の通例でございまして、顧客の誤解を招かないよう通例どおりしたいということでございました。  このようなことでございますので、一旦は町としても努力はしたのですが、全ての要望を通すことはできなかったということでございます。  筑邦銀行側の主張といたしましては、まず、金融庁の縛りにより、支店増設は手続上3年以上を要する、選択肢としてはないと。今回、支店移設となりますが、これに伴い、支店名まで変更すると金融庁への手続の関係上、これも手続に時間を要し、メディカルコミュニティセンターのオープン時期に間に合わないおそれがあると。そうなりますと、出店計画自体が見直しせざるを得ないと。さらに、顧客の利便性上、支店名変更となりますと全顧客の通帳も差し替える必要がございます。これも営業上マイナスということで、最終判断が下されているところでございます。これは顧客だけではなくて、行政機関や事業所にも影響するわけでございます。過去、佐賀銀行の中原支店、北茂安支店の統廃合がございましたが、中原支店が中原出張所に変更になっただけで、みやき町執行部のほうが保有する膨大な口座データを書き換える作業が発生し、かなり煩雑であったという経緯がございます。銀行側だけの問題ではないというところでございます。  このように、筑邦銀行の顧客だけではなく、周辺事業者にまで影響を及ぼすわけでございますので、簡単な話ではなかろうということは執行部としても理解しているところでございます。  一方で、支店名が変わらなくても、住民及び町内事業所の利便性向上という部分は確実にあるわけでございますので、それがかなうことが第一であろうと考えて、進捗しているところでございます。  次に、保育所計画との整合性でございますが、御指摘としては、同時期に計画が浮上した事案について、複合的に判断して無駄のないよう計画を行うべきという御指摘だと理解しております。  確かに計画としては同時期に浮上した案件ではございますが、筑邦銀行の場合はメディカルコミュニティセンターのオープンに合わせた進出という形でございました。一方で、保育所計画については、当時も現段階でもメディカルコミュニティセンターがオープンした後に整備するということでございましたので、保育所用地側への筑邦銀行の誘導というのは計画するのは困難でございました。  また、開発申請の問題もございます。メディカルコミュニティセンターの開発申請と保育所の開発申請はあくまで別計画での申請となりますので、内部での複合的な計画を練ったとしましても、開発申請上、排水計画など、どうしても都合が悪い部分が出てきます。このような様々なハードルがある中で、執行部としては考え得る最良の選択をしてきたと考えているところでございますので、御理解いただければというふうに考えておるところでございます。  診療所の件でございます。  15番益田議員の答弁でもお答えしましたとおり、過去の答弁での想定から変化したのは事実でございますが、それは地域医療機関へのつなぎ役、それから、連携事業者との連携事業という点で、医師の配置や診療行為は不可欠ということで鳥栖医師会からも了解を得ているわけでございますので、御理解いただければと思います。  そもそもリハビリテーション施設がどのように運用されるかというと、やはりどのリハビリ施設も医師の診断が基本となります。医師の診断があって、それに基づいた理学療法士のリハビリ及び管理処置が講じられるという流れでございます。したがって、医師の診断や理学療法士のリハビリ処方は当然ながら保険診療が発生することになります。このことから、リハビリも診療行為が伴うものでございまして、運動療法だけを患者に提供するリハビリ施設は存在しないと御理解いただければと思います。  ともあれ、天神会の別法人、幸伸会が運営するみやき統合医療クリニックは、リハビリテーションをメインとした運営がなされるのは事実でございます。鳥栖医師会にも御理解いただいているように、地域医療のハブ、つなぎ役的な役割を担うと御理解いただきたいと思います。急性期を過ぎ、過渡期の患者を地元医療機関での在宅医療に切り替える、そのつなぎの部分をこのみやき統合医療クリニックが担うということになります。この流れについては、当初からの説明とそごはないと理解しております。議員御指摘の逆のパターンですね、クリニックから新古賀病院へというような、あくまでこの施設自体は急性期の方が受診された場合は、このクリニックから新古賀病院へというような流れもあろうかと思いますが、通常でありましたら、このクリニックからかかりつけ医に紹介、つなぐという流れも数多くあるというふうに理解しておりますし、天神会とは共通理解に至っているところでございます。  簡単に言えば、急性期は東佐賀病院や大島病院、光風会病院、久留米市、鳥栖市内の拠点病院で担い、急性期以外、もしくは慢性疾患等は地域の医療機関が担うというすみ分けの下、それをつなぐのがこのクリニックと御理解いただければと思います。  また、天神会はメディカルコミュニティセンターの中核組織でもございますので、リハビリの延長でB&Gプールやスポーツジムへ行くということも幸伸会があってこそ可能になる部分でございます。これにより施設全体の一体的動きで町民の健康増進を図っていくという理念が実現するものと考えているところでございますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 54 ◯議長(田中俊彦君)  10番宮原宏典議員。 55 ◯10番(宮原宏典君)  答弁はいただきました。だけど、この筑邦銀行への賃貸借での貸付けということについて、行政財産でございますので、地方自治法第238条の4の行政財産の管理及び処分の中で、行政財産は原則貸付禁止、目的外使用禁止と、そういうような法的な問題があって、その第7項には「その用途又は目的を妨げない限度においてその使用を許可することができる。」ということで、それをもって町の執行部としてはクリアをしながら、町の条例を解釈しながら、町長の胸三寸で、筑邦銀行の賃貸借を町長自ら誘致をされておるわけですね。  そういうことでありますが、それは条例的には間違いないと思います、執行部が言うように。しかしながら、議会は特別委員会をつくったわけですよ。だから、特別委員会には、やはり普通の全員協議会でお話しするだけの話ならば、そういうことで済むかもしれませんけど、特別委員会をつくって物事をしていく中では、やはりこういう問題も少し話を持ち出して協議すべきではないかと思います。そしてまた、私が今回、町長にできないかと、森山学園の保育所の誘致を今いろいろと考えておられますけれども、この残地が早く分かっていたわけですから、保育園をここに誘致しながら、なるだけ財政的に負担のかからないような計画性を持った用地取得をしていただけませんかということを私は今回質問しているわけですから、それをあなたたちは、メディカルコミュニティセンターが6月にオープンしますから、その前に早くしていかなければいけません、筑邦銀行もメディカルコミュニティセンターに合わせてこれにしておりますと、それは私は答弁にならないと思っています。  そういうことで、もう出来上がっていますから、あのとりでをよそから見えないようにしてあるのか何か知りませんけれども、とりでが外れたら、基礎が出来上がってしまって、あとは建てるばかりになっておるわけですよ。そういうようなことで、私たちは何で特別委員会をつくったんやろうかと。委員長が辞めますというようなことを言われたのも、私も分かりますよ。やはりこういう問題については、あなたたちは特別委員会は、それぞれのことだからいいだろうというふうな感じであなたたちが見ておられるのかなという感じが私はしよるわけですよね。  だから、そこら辺も含めて、一番初めの銀行の賃貸借の用地使用ですね、これについては、今後、もう出来上がったことですから、あなたたちは造りさえすれば、あとはどがんでもよか、議会はどがんかなるというようなことでやっているかもしれませんけど、今後こういうことは絶対やらないように。やはり議会というものは町民から負託を受けた唯一の場所なんですから、そこら辺は十分執行部の皆さん方も考えておっていただきたいなと思っておるところでございます。  それで、2番の借地料なんですが、1,170千円というのは行政財産使用料から割り出したものであろうと思っております。しかしながら、銀行は業者なんですよ。やはりこれは商業ベースで計算すべきじゃないんですか。私が一回聞いたときは1.5倍ぐらいというお話で、積み上げて1,170千円になっておろうと私は考えております。しかし、ここは商業ベースで計算すべきだと私は思っていますが、執行部の答弁を求めます。  それから、みやき町支店の問題は、このメディカルコミュニティセンターに合わせて、金融庁が3年ぐらいかかると。いろいろしたらかかるから、この問題についてはこのままで、長門石支店でいきますと。それと、事務的な問題もある、金も余計要ります、だから長門石支店はそのままでいきますというようなことですけれども、一般町民からすれば、町の行政財産を使って銀行を建てた、その筑邦銀行が北茂安支店じゃなくて長門石支店という名前があれば、これは何だというようなことで、あまり町民もよくはないと思うし、議会としても少しおかしな感じになっていくわけですから、そこら辺は今後努力していただきたい。この支店名変更はですね。  3点目はそういうことで、今度は4点目なんですが、メディカルコミュニティセンターの天神会のことについては、これは初めは機能回復を目的とした健康増進施設と位置づけて、あくまでも商業ベースではないということでされておりますから、やはり診療科目が循環器科とか内科とかということは私たちは全然聞いていなかったわけですね。それが今回、先月の全員協議会の中でこれが見えてきたわけですから、こういうものが突然出てくるというのは本当に議会として大変目の前が真っ暗になるわけですよ。こういうことが絶対あり得てはならんことです。だから、あなたたちは上手に回答されておりますけど、やはり執行部と町議会は両輪でいかなくてはならんわけですから、そこら辺は執行部も考えて、この問題については取り組んでいただきたいと思っておるところでございます。  2回目の答弁を求めたいと思います。 56 ◯議長(田中俊彦君)  お諮りします。質問の途中ですが、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(田中俊彦君)  異議なしと認め、休憩します。                 午後0時3分 休憩                 午後1時   再開 58 ◯議長(田中俊彦君)  休憩中の本会議を再開します。  岡企画調整課長。 59 ◯企画調整課長(岡  毅君)  宮原議員の2回目の質問に答弁いたします。  まず、この筑邦銀行の案件に関しましては、企業誘致の面もあるというところから、全員協議会のほうでお諮りさせていただいております。3月25日に筑邦銀行からの意向があるということと、8月31日に進出協定の案が示されたということでお諮りして、議員の皆様から支店名等々の御意見をいただいているという経緯がございます。  それから、公有財産貸付けに関しましては、執行部としても法的議論を行っております。  まず、当該土地の公有財産としての位置づけでございますが、地方自治法第238条に、「公有財産」とは、普通地方公共団体の所有に属する財産のうち次に掲げるものとして、1つ目に不動産を上げております。そして、同条第4項で、「行政財産とは、普通地方公共団体において公用又は公共用に供し、又は供することと決定した財産をいい、普通財産とは、行政財産以外の一切の公有財産をいう。」とされております。  また、株式会社ぎょうせいが出版しております地方財務実務提要によりますと、行政財産になる時期は、一般に財産を取得するに当たっては特定の行政目的があって、公用または公用に供するものとして当該財産を取得するものであるから、財産を取得したときに行政財産とする決定を行うのが通例であると記載されております。つまり、現在のメディカルコミュニティセンター用地は、行政財産ということになります。  では、メディカルコミュニティセンター用地を行政財産と位置づけた上で、地方自治法第238条の4には、行政財産は、これを貸付け、交換、売払い、またはこれに私権を設定することができないとする一方で、同条第2項第1号で、行政財産である土地の上に政令で定める健康な建物であって、当該行政財産である土地の供用の目的を効果的に達成することに資すると認められるものを所有し、または所有しようとする場合に当該土地を貸し付けるときということが記載されておりまして、これについては、貸し付け等を認めているというところでございます。  これは行政財産の供用目的を効果的に達成する場合は認めるという解釈でございます。また、同条第7項においては、行政財産はその用途または目的を妨げない限度において、その使用を許可することができるとされておりまして、目的外利用も一部認めているという状況です。  目的外利用に関しましては、みやき町の財務規則第156条に、地方自治法第238条の4第7項の規定に基づきまして行政財産の使用を許可することができる場合として、第5号に町長が公益上認める場合として定めております。目的外使用であったとしても、町長が公益上特に認める場合は貸し付けできるということになっております。  そういったことから、筑邦銀行の貸付けにつきましては、行政財産としての貸付けというところで合致しているものということの確認の上でこの案件を進めているということで御理解いただければと思います。  それから、商業ベースでの使用料設定をというところでございますが、先ほどの説明で申し上げましたとおり、みやき町行政財産使用料条例に基づいて使用許可を認めるというところでございますので、この条例に基づいた使用料の設定というのが妥当かと考えているところでございます。  また、次に、再度支店名に関してでございますけれども、先ほどの全員協議会等々で御意見を議員の皆様からいただいた上で、申入れ等々を筑邦銀行側に、執行部も努力をした結果現状がありますので、ただ一方で、町民の利便性は向上するという観点から御理解いただければというところです。  最後、天神会の件でございます。これから本格的な連携事業者との賃貸借契約に入っていきますが、今現状の執行部側の悩みどころというところでいきますと、集客人数というのは、あくまで想定でしか先方に提示できないというところが一つネックになっております。例えば、大型の商業施設であれば、同規模のところで集客の実績がありますので、その実績を示した上で、各テナントというのは事業計画、収益計画を立てていくものでございますが、何分全国初の施設でございますので、それが示せていないと。そういう意味では、天神会のほうも収益計算としては成り立っていないというふうにはっきり申しております。ただ、それでもこの事業には参画するというふうな意思を示されておりますので、そういった意味で商業ベースではないというところで理解しているところでございます。  あくまでリハビリを行う以上は、先ほどの説明のとおり、リハビリ自体は診療行為に当たって、診療行為をやるには診療科目を掲げないといけないというルールがありますので、そういったところでの現状に至っているところでございます。  以上でございます。 60 ◯議長(田中俊彦君)  10番宮原宏典議員
    61 ◯10番(宮原宏典君)  答弁いただきました。それぞれ筑邦銀行のことについても進出してしまって、結局、条例的に問題ないということでございますけれども、私が言っているのは、ほかに使い方がなかったのかということを言っているわけですよ。ここに保育園を建てるということは大体予測してあったわけですから、ほかのものを、筑邦銀行をなぜここに持ってこんばいかんやったかということを言ったまでのことですから、もう建ち上がって、基礎も打って建つばかりですから、いろいろ言ったって同じですよ。だから、そういうことには余り力は入れていない、私は言いません。  3回目としては、今まで29年からこの医療拠点として変更されて、メディカルコミュニティセンターに新古賀病院に来ていただいて、健幸長寿のために働いていただくと。商業ベースではなくて、損をしてでもやりますというような気持ちで来てあるということを申されたようなわけでございますが、そういうことであるけれども、この間の町長の答弁で、そういうことは認識、内科とか循環器科とか、みやき診療そのものは、町長は認識不足とか、説明不足とか、そういうことを申されたことに対して、町長は知っていたやんかと。議会を愚弄していたものだと私は思ったから、今回このような質問をしたようなわけでございますので、今後ともこういうことは特別委員会等もありますので、報告をしながら協議していかれたらどうかと思います。 62 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 63 ◯町長(末安伸之君)  答弁にお答えします。  御指摘につきましては、私としても本町の住民の皆さんの健康増進とか、また利便性の向上とか、そういう目的を持って執行させていただいておりますが、御指摘を真摯に受け止めまして、今後、議会の皆さんとの情報共有とか、信頼構築に向けて努力をしていきたいと思います。  以上です。 64 ◯議長(田中俊彦君)  10番宮原宏典議員。 65 ◯10番(宮原宏典君)  それでは、2項目めに入らせていただきます。持丸古民家周辺の農地取得について。  古民家として宅地を寄附していただきましたことに、地権者にはありがたく感謝申し上げたいと思います。  そこで1点目、令和元年に地権者の農地329平米の取得を6,604千円での取得は、地権者からの申出で取得に至ったのかということを1点伺います。  2点目は、農地については、町も農地の取得ができないということで、観光農地として取得されたはずですが、水稲、大豆と作付されて、観光農園としての意義が果たされていないということです。  あるテレビ放送で、団地の中での借地で体験農業ということで、農地をそのようなことで周辺の方に貸してあるのがございました。そういうことでございますけれども、この質問は総務文教常任委員会での決算委員会でも指摘したものでございます。皆さんしていただいたわけでして、委員長報告とされますけれども、このようなことでどういうふうな経緯であの農地を求められたかなと思いましたので、簡単に答弁をお願いしたいと思います。 66 ◯議長(田中俊彦君)  岡企画調整課長。 67 ◯企画調整課長(岡  毅君)  観光農園、持丸の周辺農地の御質問でございます。御存じのとおり、持丸古民家の北側及び東側の隣接農地4,366平米については、昨年12月に所有者との売買契約が整いまして、所有権移転をしたところでございます。  取得経緯につきましては、そもそも持丸古民家自体、長らく空き家であったことから、遠方に住む所有者が管理できないということで、土地、建物を町に寄附するということで平成27年に寄附を申入れ、事業がスタートしました。その当時、隣接農地も将来的な古民家の起爆剤になると考えておりましたけれども、所有者が地元の方に小作に出していたこともございまして、譲渡はなされませんでした。  その後、昨年になり、所有者から農地についても手放したいという御相談を受けまして、もともと古民家と相性がよいと考えていたことから、観光農園等を目的として取得する方向で進めた次第でございます。  農地につきましては、昨年12月の所有権移転であったことから、既に地元の小作耕作者が麦を植えていらっしゃいまして、当該耕作者とは麦及び大豆の収穫までは営農してもらっていいということでお約束をしておりました。そして今般、大豆の収穫が終わりましたので、本格的な農地運用に着手していく予定で進捗しております。  まずは時期的に11月末という中途半端な時期からのスタートとなったことから、今年度につきましては、3月にレンゲを一面に咲かせる方向で今年度の計画を進めているところでございます。  持丸古民家の集客という意味でも、花というキーワードが相性がいいと考えているところでございます。  農地運営に関しましては、持丸古民家の管理運営を担っていただいている地元の持丸古民家利活用協議会にお任せする方向でございます。次年度からはいよいよ本格運用となりますので、当初予算を考慮しながら、どのような農地管理がよいかを執行部と協議会で模索していきたいと考えております。  可能性としては、6次化を見据えた野菜づくり、花園、貸し農園などを想定しておりますが、担い手である地元の意見もしっかり取り入れながら判断していくつもりでございます。  以上です。 68 ◯議長(田中俊彦君)  10番宮原宏典議員。 69 ◯10番(宮原宏典君)  2回目に入ります。1区画ということについては評価基準でされたと思いますが、昔から、農地10アール当たりの値段というのは米100俵分というように聞き伝えられておったところでございまして、高い、安いとは私は申しませんが、この農地を400平米というのは大変な広さ、4,000平米は大変広い農地でございます。農業委員会は書類不備なのか、1回目は却下されて、再度の認可をされ、行政財産とされたわけでございますけれども、今、観光農園は、計画はしておるというようなことでありますけれども、何も今のところ手つかずのようなところでございますので、こういう取得をする場合には、やはり目的を持った買い方をしていただきたいなと思っております。  今後、いろいろ策はあると思いますが、総務文教常任委員会のまとめでは、みやき町産の神バナナをここに誘致したらどうかというようなことで、全会一致でまとめてありますので、また報告があろうかと思いますが、よろしくお願いして、答弁をもってこの2項目は終わりたいと思います。 70 ◯議長(田中俊彦君)  岡企画調整課長。 71 ◯企画調整課長(岡  毅君)  みやき町産バナナにつきましては、みやき町の特産品になりつつある農産品でございます。そういうふうに理解しております。ビール、アイスと6次化の動きも併せて行っているのも強みになりつつあります。今後も特産品として推奨していきたいと考えているところでございますので、総務文教常任委員会の決算審査報告につきましては非常にありがたいとは思っておるんですが、実は栽培のハウスの適地について、既に町内各所を調査済みでございまして、当然、持丸古民家の隣接農地も検討しております。  しかしながら、やはり県道北茂安三田川線以南については排水の問題で不適というような判断に一旦はなっているところでございます。このようなことでございますので、持丸古民家でのバナナ栽培については、例えば、盛土などが必要になってくるかというところでございますので、現状、ハードルが高いという認識を持っているところでございます。  以上でございます。 72 ◯議長(田中俊彦君)  10番宮原宏典議員。 73 ◯10番(宮原宏典君)  このことについては、いろいろと神バナナのことについてはまだいろいろと協議していかなくちゃならんと思っております。  3項目に入らせていただきたいと思います。  かなさ保育園事業、保育園委託用地について質問いたします。  1点目、議案上程では保育事業用地として1万289平米、金額95,695千円でもって議会の議決をもって購入したわけですが、議会で議決したにもかかわらず、残地を他の事業の神バナナ賃借用地として使用される旨、全員協議会で報告されました。  残地は今後、保育園事業対応に整備すべきと私は思いまして、今回質問していくところでございますが、1点目は、現在、みやき町は人口増加に定住促進特別委員会もあり、官民一体となって取り組んでおるところでございます。保育事業は和貴福祉会かなさ秋桜保育園は来年開園されます。また、北茂安校区にも、森山学園保育園建設の予定がありますので、もうこれ以上の宅地等が増加しても大丈夫だと判断をしたのか、また、発展しないと考えてのこの神バナナをここに誘致するというようなことでされたのかということが1点です。  2点目に、現在の潜在待機児童数は何人なのかということ、また、みやき町児童も、他の町に預かっておられると思いますので、その方の人数、分かれば町外の、みやき町の方が働きながら町外に預けておられる方もおられると思いますので、分かればそこまで含めた人数を教えていただきたい。  3点目、町長は2月27日の全員協議会の答弁で、かなさ秋桜保育園地区の残地を神バナナ賃貸借に、議会が反対しても町長は誘致すると答弁されたことを私は大変びっくりいたしました。1項目めの質問と同じく、行政財産の取扱の考え方からすれば、いろいろと条例等を鑑みながら、これは別に問題ないじゃないか、執行部としては、そこに神バナナを持ってきても問題ないというお考えだろうと思いますが、これについては、やはりいろいろとこの問題については今後協議をしなくちゃならんと思いますので、1回目の答弁を求めたいと思います。 74 ◯議長(田中俊彦君)  北原子ども未来課長。 75 ◯子ども未来課長(北原順二君)  議席番号10番、宮原議員の質問に御答弁いたします。  まず、待機児童からでございます。本年12月1日現在、待機児童数は21人で、特定の園を希望している者や求職活動中などの潜在的待機児童数などで54人となっております。潜在的待機児童と合わせまして75人という状況です。  また、今年の3月までの入所希望者が11人となっておりますので、今年度の入所保留者は86人となる見込みです。また、広域入所として、町外の保育園に預けられている方が53名ということになっております。  それから、新設保育所等の施設整備用地事業、この取得及び土地の賃貸借契約までに係るこれまでの経緯を説明させていただきたいと思います。  本町では、乳幼児人口が増加傾向であることから発生している保育所等における待機児童の解消を図るため、現在においても新設保育所等整備事業に取り組んでいるところです。  そのような中、昨年12月、保育等環境のさらなる拡充を図るため、私立保育所等を整備、運営する事業者をプロポーザル方式による公募で決定しております。  本プロポーザル公募では、今後の児童数の増減に対応できるよう、他市町から広域での児童を受け入れられるような場所として、上峰町境と久留米市との境の2か所を選定させていただきました。その整備する上峰町境の用地につきまして、同時期にJAさがから保有する大字原古賀の旧東部地区中央支所敷地内の住宅型老人ホームいなほの郷の用地及び施設について、今般の保育所の整備事業として活用できないかの御提案がありました。  JAさがと保育所を運営する社会福祉法人和貴福祉会及び庁内の関係各課で協議を行い、御提案いただきました用地及び施設を保育所施設として整備をするようにいたしました。その後、令和2年2月の議会全員協議会でも説明をさせていただき、土地所有者、建物所有者、和貴福祉会及びみやき町の4者で、協議確認書により保育施設候補地の土地及び建物の売買等に関する確認をしたところです。そして、JAさがとの間で、5月19日に確認協議書に基づき土地の単価を平米9,300円で土地5筆の面積合計1万289.93平米を95,695千円で売買する土地売買仮契約を交わしており、令和2年6月議会において契約議案を上程し、御承認いただいたところです。  施設については、いなほの郷の施設を改修して、保育施設として活用するという計画でございましたので、利用定員110名の新保育所の開園に当たり、どのくらいの園庭及び駐車場等が必要となるのかを和貴福祉会から御提案をいただきました。  和貴福祉会におかれましては、全体面積の1万289平米を活用するとなると、保育園施設全体の管理とともに、町との賃貸借料が今後の園の運営を圧迫することを心配されておりましたので、町としても全体を貸し付けるのではなく、和貴福祉会が示されました全体面積のうちの6,872平米を保育園用地として活用することで協議を行い、2年7月1日に土地賃貸借契約を行いました。一定の面積が余剰地となることは想定していたところであり、この余剰地の活用については、和貴福祉会が保育園を整備する中において、保育園用地の南側の町有地については保育所での食育につながるような形であれば園児にも利用させていただければありがたいということを当初より伺っておりました。  また、第2農地を確保したいという意向がある農業法人神バナナ株式会社が現地を見られたところ、場所的には非常によく、また保育園の食育だけではなく、観光農園的にも絶好の場所であることから、保育園の開園に間に合わせ、ぜひ子供たちにもバナナの収穫体験をしていただきたいという思いで事業着手の御意向を示されたところです。  このことから、このまま保育所等の事業用地として残しておくよりも、保育園の食育への貢献、かつ観光農園としてだけではなく、ふるさと振興協会で行っている6次化産業、パイナップル、イチゴ等の研究拠点としての活用を行ったほうがより有効活用できるのではないかと考えているところでございます。  以上でございます。(発言する者あり)  失礼しました。答弁が漏れておりました。  保育所の入所というか、児童数につきましては、近年の保育所の申込み及び入所状況として、就学前の児童数が少しずつ(「将来的に」と呼ぶ者あり)将来的にですね(「伸びらんなら伸びらんでよか。これ以上増えんですよというならよか」と呼ぶ者あり)いや、町内では宅地開発等の分譲計画もあっておりますし、戸建てとかアパートとかも計画があるようでございますので、こちらのほうには、入居される御家庭には就学前のお子さんもいらっしゃるかと思いますので、当分というか、保育所を必要とされる方の増加というのはちょっとあるのではないかと推測しているところです。  以上でございます。 76 ◯議長(田中俊彦君)  10番宮原宏典議員。 77 ◯10番(宮原宏典君)  そしたら、1回目の答弁をいただきまして、保育園の待機児童、潜在についてはそれぞれ86名と53名ということで、今後は余り伸びないというような気持ちなのかというのははっきりちょっと答弁はもらえなかったんですが、この残地は私も申入れが本当なのかと思って、和貴福祉会の園長にもお会いしました。そしたら、松雪園長はこの用地を全部買ったら、使用料がかかるから経営的に響くということで、お借りするのを全体を今の面積でお借りしておりますというようなことでございまして、100人ということで、だけど、駐車場は幾らですかといったら50台ということでした。そういうことで、駐車場を50台は100人にしては少な過ぎじゃないですかということでしたら、中原のグラウンド、野球のグラウンド、それを使用しますということでした。しかし、それは保育園が使うときにはどこでも使いますから、それは使えんでしょう。そしたら、最寄りの空いたところのJAのところという話でしたけれども、それもいつ整備されるか分からんですよということで、あなたたちはやはり駐車場は借っとかんばいかんじゃないかというようなことを私申し上げてきたんですが、私はみやき町もこの保育事業を委託させて、町がしなきゃならんことを委託をして子供を育てるわけですから、今後、私はこれだけ発展させてきている、町長の発展させてきた中で、子供は増えていくと思うんですよね。増えんばいかん、おかしかですよ。そういうことになってきたときに、ならどこに造るかということになったら、ここのかなさ秋桜保育園の空いているスペースが、いろいろなところにお願いするほかなかじゃないかなと。そうした場合には、この残地は無償でも向こうが整備をしていただくならば、私はそこに維持管理をお願いすべきじゃないかと思って今回質問したところでございますので、簡単に答弁をお願いしたいと思います。 78 ◯議長(田中俊彦君)  北原子ども未来課長。 79 ◯子ども未来課長(北原順二君)  現在、令和3年4月1日の開園予定で、利用定員110名ということで改修工事を和貴福祉会のほうでなされているところでございます。  施設自体、西側のほうにまだスペースがあってということで、そこを今後の入所の児童数が増加した場合に、そのときはそういった改修というのも考えられるということでは言われておりますけど、現時点ではそれはないだろうということで、今のところは110名の規模で施設を改修されておりますので、そこについては当分110名でやって、先々今後の入所の状況等を鑑みながら人数の増については検討したいということで、保育所側は言われているところでございます。  駐車場等についても、行事とかがあった場合足りなくなるということはあるんですけど、今現在、施設の西側のほうに50台分の駐車場を整備するように計画されておりまして、そこ自体は通常の止め方をすれば50台なんですけど、行事があるときについては詰めてというか、縦列で詰めていったら100台ぐらいは入るんじゃなかろうか、それと職員の駐車場とか、そういったところも利用するようなところを考えてあるみたいです。それでも難しいというような場合は、近くのJAの敷地等も、当初そういったところも止めさせてもらえればということで言われておりましたので、JA側としても事前に相談があったときは対応したいと言われておるところです。  以上でございます。 80 ◯議長(田中俊彦君)  10番宮原宏典議員。 81 ◯10番(宮原宏典君)  3回目になります。町長は、今回が定例会は最後の定例会だと私は思っております。町長は今日まで大変頑張ってきて、私も期待をしてきました。私も頑張ってきました。町長は地方自治法の条例に基づいて執行しておられることでございますので、私は町を批判するわけではありませんが、今回のような質問のように、筑邦銀行の件にしても、メディカルコミュニティセンター等の答弁にしても、町長の認識不足とか、説明不足とか、答弁の内容、それから、かなさ秋桜保育園等の答弁にしても、慎重に少し欠けた問題が、今回大変多く感じたところでございます。町政を心配しておる多くの方は、町長は事業家じゃないかというようなことも申される方もおられます。これは事業家ということで頑張りよるということも取られますので、いいことのほうにも考えられるわけでございますが、そういうことで叱咤激励を私は受けたところでございます。  そういう中で、私は残念ながら失礼ですが、町長の職歴が余り長くなったので、おごりが出てきておるなという感じをいたしたところでございます。みやき町は議会制民主主義ですので、ひとつよろしくお願いして、私の今回の質問を終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いしておきます。 82 ◯議長(田中俊彦君)  末安町長。 83 ◯町長(末安伸之君)  本日の御意見を踏まえて、さらに初心に返るべく精進をしていきたいと思います。今後ともよろしく御指導のほどお願い申し上げます。 84 ◯議長(田中俊彦君)  以上をもちまして通告第11号、10番宮原宏典議員一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日の会議はこれをもちまして散会します。お疲れさまでした。                 午後1時34分 散会 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...