みやき町議会 2019-09-19
2019-09-19 令和元年第3回定例会(第6日) 本文
(地方債の補正)
第2条 地方債の変更は「第2表 地方債補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
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4ページをお願いいたします。
第2表 地方債補正です。
臨時財政対策債の
起債同意等予定額通知に基づきまして、25,949千円の減額をお願いしております。
7ページをお願いいたします。
歳入の主なものについて説明いたします。
款9.
地方特例交付金17,061千円の増額です。幼児教育・保育の
無償化に伴う子ども・
子育て支援臨時交付金を計上させていただいております。
款10.地方交付税124,113千円の増額です。普通交付税の交付決定による増額となっております。
款12.分担金及び負担金46,284千円の減額です。幼児教育・保育の
無償化に伴う
保育所入所負担金の減及び
広域市町村受託負担金の増によるものとなっております。
7ページ下段から8ページのほうをお願いいたします。
款14.国庫支出金、項1.国庫負担金は53,937千円の増額となっております。幼児教育・保育の
無償化に伴う子どものための教育・
保育給付費負担金の増額です。
また、子育てのための
施設等利用給付費負担金の増額によるものとなっております。
項2.国庫補助金は812千円の増額です。
母子保健情報連携システム改修経費の
国庫補助金分を計上させていただいております。
款15.県支出金、項1.県負担金、目1.
民生費県負担金は17,765千円の増額です。国庫負担金同様、幼児教育・保育の
無償化に伴う子どものための教育・
保育給付費負担金の増額及び子育てのための
施設等利用給付費負担金の増額によるものとなっております。
9ページ中段をお願いいたします。
款17.寄附金は500千円の増額です。目4.
教育費寄附金で、例年御寄附をいただいている企業からの寄附による追加を行っております。
款18.繰入金、項1.
特別会計繰入金7,600千円の増額です。目1.
国民健康保険特別会計繰入金、目7.
後期高齢者医療特別会計繰入金、10ページをお願いいたします。目8.
住宅用地取得造成事業特別会計繰入金となっておりまして、前年度決算による精算のための繰り入れとなっております。目10.
ふるさと寄附金特別会計繰入金は、寄附目的に沿った
ふるさと寄附金事業に伴う財源調整をお願いしております。
項2.基金繰入金は103,830千円の減額です。目1.
財政調整基金繰入金は、今回の補正予算の財源調整としての繰り入れです。目14.
定住総合対策基金繰入金は、
綾部神社東側集落内宅地開発事業の財源として繰り入れることとしております。
款19.繰越金は、前年度決算の確定に伴い、251,275千円を計上しております。
款20.諸収入、項5.雑入は38,104千円の増額です。
養護老人ホームや一部事務組合の精算等によるものを計上させていただいております。
款21.町債は25,949千円の減額です。目10.
臨時財政対策債は、
起債予定通知による減額となっております。
続きまして、総務部及び
教育委員会関連の主な歳出予算について御説明申し上げます。
12ページをお願いいたします。
款2.総務費、項1.総務管理費は121,956千円の増額です。目1.一般管理費、節28.繰出金では、
ふるさと寄附金基金特別会計繰出金として、
ふるさと寄附金を活用した事業の財源とするための繰り入れに対する執行残等を今回の補正で精算するための繰り出しをお願いしております。目3.財政管理費、節13.委託料では、
会計年度任用職員制度に対応するための
財務会計システムの改修委託料をお願いしております。
項2.徴税費は、
固定資産評価額審査決定取消請求事案に係る
訴訟弁護委託料をお願いしております。
15ページ中段をお願いいたします。
款10.教育費、項5.社会教育費は500千円の増額です。目3.図書館費、節18.備品購入費で、歳入で御説明いたしました
日之出水道機器株式会社からの
教育費寄附金の全額を充当し、図書館、図書室の
図書購入経費をお願いするものです。
款13.諸支出金、項1.基金費は141,450千円の増額です。目1.
財政調整基金費は、前年度繰越金の確定に伴う地方財政法の規定による積み立てを行うものです。目5.
まちづくり振興基金費は、
まちづくり自販機寄附金の前年度積み残し分を今回積み立てるものとしております。目12.
こども未来基金費は、前年度充当事業の確定等による精算でございます。
16ページをお願いいたします。
款14.予備費は6,074千円の増額です。予備費は、当初予算20,000千円を計上しておりましたが、7月、8月の豪雨災害等の対策の一部に緊急的な経費等に予備費を充用させていただいた関係から、今後の緊急を要する経費に備えて追加補正を計上させていただいております。
以上、
一般会計補正予算(第2号)について、主な歳入、総務部及び
教育委員会関連の主な歳出について御説明をいたしました。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
4 ◯議長(園田邦広君)
野口民生部長。
5 ◯民生部長(野口英司君)
続きまして、民生部関係の歳出のうち、人件費以外の補正予算について御説明申し上げます。
12ページをお願いいたします。
款3.民生費、項1.社会福祉費、補正額21,560千円の増額でございます。
13ページをお願いします。
目4.老人福祉費につきましては、節23.償還金利子及び割引料として低所得者の
介護保険サービス利用に係る利用者負担を軽減した
社会福祉法人に対する助成でございますが、前年度実績に伴う県への返還金でございます。目5.
障害者福祉費につきましても、節23.償還金利子及び割引料として説明欄にあります
自立支援給付費につきましては、障害者に対する生活支援とか就労支援を行うものでございます。
障害児通所給付費は18歳未満の障害児等が日常生活の指導、知識技能の付与等を受けるための事業所への通所費用でございます。それぞれ前年度事業実績に伴う国及び県への返還金でございます。
障害者医療費につきましては、身体障害児の障害を除去、軽減する育成医療分でございますが、これについても前年度事業実績に伴う県への返還金でございます。
項2.児童福祉費、補正額42,552千円の増額でございます。目1.
児童福祉総務費につきましては、節19.負担金補助及び交付金として説明欄にあります子どものための教育・
保育給付費負担金ですが、これは保育料
無償化に伴う
保育料相当分の負担増、また、年収3,600千円
未満相当世帯及び第3子以降の副食費負担分でございます。子育てのための
施設等利用給付費負担金は、
無償化に伴う新規のもので、
私立幼稚園等の預かり保育利用料と新制度に移行していない未移行幼稚園の保育料等の負担増に伴うものでございます。
次のページをお願いいたします。
款4.衛生費、項1.保健衛生費、補正額1,599千円の増額でございます。目2.予備費につきましては、節23.償還金利子及び割引料で
健康増進事業実績に伴う県への返還金でございます。目3.母子衛生費につきましては、来年6月から
マイナンバー制度における情報連携が本格運用されることに伴い、既存の
母子保健システムを改修する必要があるため、国庫補助金を利用して
システム改修を行うための委託料でございます。
以上、議案第54号、民生部に係る
歳出補正予算についての説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
6 ◯議長(園田邦広君)
小柳事業部長。
7 ◯事業部長(小柳 剛君)
続きまして、事業部関係の歳出予算につきまして御説明をいたします。
14ページをお願いいたします。
款8.土木費、項2.
道路橋りょう費、補正額35,000千円の増額であります。目1.
道路橋りょう維持費で、豪雨によって災害が発生した建設課が管理する道路及び水路の緊急的な整備や補修を行うための工事請負費の増額であります。
項4.都市計画費、補正額35,823千円の減額であります。目2.
定住促進対策費、節19.負担金補助及び交付金では、町内に住宅開発が進んでおり、定住・移住奨励金の申請件数が当初見込みより増額している状況であるため、今年度の
予算執行見込額として10,000千円の増額を、節28.繰越金では、
綾部神社東側集落内宅地開発事業に伴う
住宅用地取得造成事業特別会計への繰出金として10,012千円の増額補正となっております。
次のページをお願いいたします。
目3.
地域おこし協力費では、
東尾地区空き家西側水路改修を行うための工事請負費2,530千円を計上しております。目4.
公共下水道費、
下水道事業特別会計繰出金では、特別会計への平成30年度決算による繰越金の確定に伴い、繰出金58,365千円を減額調整するものでございます。
以上で事業部関連の補正の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
8 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。15番益田清議員。
9 ◯15番(益田 清君)
13ページですね、民生費で児童福祉費、子どものための教育・
保育給付費負担金と子育てのための
施設等利用給付費負担金というのが上がっておりますけれども、それぞれ全体的に42,498千円となっておりますが、この歳入のほうが国庫負担金、これをあがなう歳入のほうが
児童福祉費国庫負担金ということで上がっておりますけれども、この49,321千円と4,567千円と歳入が上がっておりますけれども、この差が、入ってきたものが歳出に上がってくるというふうに理解しておりましたので、そこがわからなかったということが一つです。
それと、10月1日から
無償化が始まりますけれども、本町において、幼保合わせて3歳以上が何名おられるのか、
無償化の対象が現時点で何名おられるのか。これは認定されていない方もおられるからね、認定された方で何名おられるのか。これには3歳以上と、今回の対象がゼロ、1、2歳の低所得者というふうになっておりますけれども、あわせて答弁をお願いしたいというふうに思います。
それからもう一つは、14ページに
定住促進対策費ということで、補正が20,012千円上がっております。負担金補助及び交付金ということで10,000千円ですね、定住・移住奨励金というのが上がっております。これは何件になるのか、何件の対象になってくるものなのか、この内容について。例えば、よそから移住するものなのか、町内で移動する、そして新築されるものなのかですね。限度額がそれぞれあります。700千円、300千円、具体的にどういうふうな予算を立てておられるのかということをお尋ねします。
以上です。
10 ◯議長(園田邦広君)
黒田子ども未来課長。
11
◯子ども未来課長(黒田栄治君)
益田議員の御質問にお答えいたします。
10月からスタートします幼児教育・保育
無償化に伴う補正予算の概要ということでございます。
まず、歳出から御説明申し上げます。13ページの分を御説明申し上げます。
まず、子どものための教育・
保育給付費負担金でございます。
まず、幼稚園の部分になりますけれども、幼稚園の施設給付費に係る負担でございますけれども、現在は国で定められた公定価格の算定額から保護者が幼稚園に納付されています
保育料収入額を引かれまして町に請求をされているところでございます。これが
無償化によりまして、幼稚園の収入部分がなくなる部分についてが町に増額して請求されるという部分での増加部分ということになっております。おおむね17,000千円程度を半年分で見込んでいるところでございます。
次に、保育園の施設給付費でございます。保育園の施設給付費につきましては、保育園の保育料につきましては、公立、私立とも町で収入をしておりますので、私立保育園の施設給付費に係る町への請求につきましては、負担の影響はないような形となっております。
次に、子育てのための
施設等利用給付費負担金でございます。これが今回、
無償化につきまして新たに設定された科目でございます。幼稚園の利用者で保護者の就労等により保育認定を受けてから延長保育を利用される場合や
認可外保育施設を利用する場合の保育料についても一定額まで
無償化となりますので、この部分に対しての子育てのための
施設等利用給付費が創設されまして、町の負担が新たに発生するということの負担分ということになっているところでございます。
次に、歳入でございます。
今、申しました子どものための教育・
保育給付費負担金の増の部分と、今回新たに創設されました子育てのための
施設等利用給付費負担金という部分に対しまして、これまでの負担と同じように国庫が2分の1負担、県が4分の1負担、そして、残りの町費が4分の1負担という形になっている部分でございます。
次に、利用の認定の人数の御質問があったところでございます。
現在、ゼロ歳から5歳児で保育園・幼稚園の利用者の合計は939名となっているところでございます。
無償化の対象となります、まず保育園の3歳から5歳児でございますけれども、町で認定をしている人数としましては、385人分を見込んでおります。
次に、幼稚園の利用者の3歳から5歳児の部分でございますけれども、235人を見込んでいるところでございます。
次に、ゼロ歳児から2歳児で
住民税非課税世帯の保育料
無償化の対象となる見込みでございますけれども、現在、ゼロ歳児から2歳児の保育園の利用者数は319名ほどいらっしゃいますけれども、うち、
無償化の対象となる
住民税非課税世帯の子供につきましては、12名程度ということで見込んでいるところでございます。
以上でございます。
12 ◯議長(園田邦広君)
島崎まちづくり課長。
13
◯まちづくり課長(島崎浩二君)
15番益田議員の定住奨励金の内訳でございますけれども、まず、本年度における実績でございますけれども、8月までの
新規申請件数が86件、転入が63件、転居が23件で、実績額といたしまして10,900千円でございます。
今回の補正の10,000千円の内訳でございますけれども、転入者といたしまして、これまでの実績を鑑みまして大体150千円ほどが単価となっておりますので、150千円の60件分、転居といたしましては、50千円の20件分を見込んで10,000千円を計上しているところでございます。
以上でございます。
14 ◯議長(園田邦広君)
15番益田清議員。
15 ◯15番(益田 清君)
奨励金でございますけれども、たくさん転入者が来るということについては、喜べない部分もあると思うんですよ。きのうも論議されたように、保育所は足りない。言うなら待機児童ですね、公にされているだけでも27名、そして、隠れた待機児童が100名おられるということなんです。この奨励金の中身を見ますと、転入者の場合、よそから入ってきた場合は、子育て支援で中学生以下の方については100千円補助されるわけです。ですので、これはインターネットを見た方は、ここに行こうとなるわけよ。どんどん来られる可能性が高いわけですよ。それで、結果的には保育所が足りないと。
そして、インフラ整備も問題になってくると思います。下水道問題言いましたよね、きのう。ここをどのように考えるのかですよ。この10,000千円を補正されていますけれども、どんどん子供さん来てくださいよと、保育所は建てないんでしょう。建てないじゃない、建てますけどね、おくれるわけですよ。今からスタートする。保育士が足りない。100名ですよ。またふえます。どういうふうにこの問題を、ここの加算金をどう考えるのかです。加算金。その点で、これは5年間になっていますよね、平成28年度から32年度、町長、どのように対応されて、この施策ですね、どういうふうに対応されていくものなのか、この補助金について。このままどんどん子供がふえていくようなシステムをつくっているわけですよ。どのように考えるのか、お尋ねしたいというふうに思います。
それと、今回、保育園が3歳から5歳が358名と、対象人数がですね、幼稚園が235名と、ゼロ歳から2歳が319人のうちに12人というふうなことが報告されておられます。今回は、10月から3月までということで半年分の消費税という形で来ていると思うんです、国庫負担金は。令和2年度からどうなるのかということですよ。国庫負担金としておりてきますか。今、報道されているところでは、交付税措置されてくるというふうなことを言われているんです。そして、民間の場合が、国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1というふうになっているわけですよ。この4分の1の分が地方交付税として、
基準財政需要額として上乗せてくるわけでしょうかね。非常にそこが、地方交付税の下にもぐり込んだらわからなくなると思うんだけれども、今回は国庫負担金になっております、これ、予算上は。次回、どのような国の方針になるか、私ども全然わかりませんので、その点の御説明をお願いしたいというふうに思います。
16 ◯議長(園田邦広君)
島崎まちづくり課長。
17
◯まちづくり課長(島崎浩二君)
先ほど議員がおっしゃいました加算の分でございますけれども、これはあくまでも転入者の方が新たに新築をされた方のみが加算の対象となっておりますので、これまでも中学生以下の人数はいらっしゃいますけれども、
先ほど待機児童の問題がございましたけれども、これにつきましては、
子ども未来課のほうと十分協議しながら行っていきたいと思います。
以上でございます。
18 ◯議長(園田邦広君)
黒田子ども未来課長。
19
◯子ども未来課長(黒田栄治君)
御質問にお答えいたします。
無償化に伴う公費の負担の財源の御質問だったかと思います。
10月からの教育・保育
無償化に伴う財源としましては、消費税の10%への改定に伴う増収部分によることとされているところでございます。消費税の配分につきましては、
地方消費税交付金により再配分されることとなりますけれども、10月からの増税分についての市町村への配分は来年度以降になる見込みとなりますので、
無償化に伴います本年度の公費負担の増の部分につきましては
地方特例交付金ということで、子ども・
子育て支援臨時交付金ということで国から財政措置がなされることとなります。来年度以降につきましては、いわゆる通常のルールと同じルールになりますので、国2分の1、県4分の1で、町は4分の1ということになりますけれども、
無償化に伴う負担部分につきましては、今言いました
地方消費税交付金等々での配分での対応になるかと思っております。
以上でございます。
20 ◯議長(園田邦広君)
15番益田清議員。
21 ◯15番(益田 清君)
子ども未来課と話し合いながらやっていきますというようなことなんだけれども、政策的な問題ですよ。町長のほうから御答弁いただきたいというふうに思っています。
この加算金というのは、転入者、転居者も同じなんですよね、転居者。同じように同上て書いて、子育て世帯の分の加算金は同じでしょう。違う、ま、いいですたい、とにかく。いずれにしても、よそから来る、子供が来ますよ。自然に来ます、これは補助金を出すなら。ですから、100人もの待機児童がおらっしゃるということですよ。きのうも論議になりましたけれども、やはりローンを組んで来られますので、共稼ぎせにゃいかんわけですよ。認定してもらわにゃいかん。そういう中で、今日のように保育士がいない、保育所がないと、それで子育て宣言の町と言えますか。言えないと思うわけですよ。
だから、住宅政策も身の丈に合った政策を組まなければ破綻しますよ。もうどうにもなりませんと言わにゃいかんじゃなかですか、来ても。この加算金ということそのものをどのように考えるのか。どんどん来てくださいと、補助金出します、子供1人当たり出しますので、そういうふうにならないのじゃないかなと、私はもう転換に来ていると思いますので、その点、町長の答弁をお願いしたい。
もう一つは、来年度から100%町負担ですよ、
無償化の財源は。ということでしょう。交付税措置されるわけでしょう。一般財源
化されていく。民間の場合は、先ほど言ったように、4分の2、4分の1、4分の1でしょう。そうなりませんか。交付税措置
化というのは、そういうことじゃないでしょうか。何でも使えるわけです、交付税というのは。そういうことを考えると、現公立保育所が非常に危なくなると、民間に移したほうがいいんじゃなかろうかというふうになってきたら、これは日本一の風の子保育園、公立ですよ。そういうふうになってはいかんというふうに私は思っています。
だから、そういうことも何としても公立を守っていく必要があると私は思っておりますので、その点についても町長のほうから、どういうふうな判断をされるものかお尋ねしたいというふうに思います。
以上です。
22 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
23 ◯町長(末安伸之君)
御質問にお答えします。
まず、本町において2035年に人口が、佐賀県平均が80%ぐらいで、みやき町が71%と、大変衝撃的な推計値が示されて、そのとき、益田議員もこの人口減対策、少子・高齢
化にどのような対策を講じるかという御質問も再三いただいております。その当時の御質問をもう一度思い起こされて、本日の御質問もいただければ大変ありがたいなと思います。
人口が減少していくということは、税収も減りますし、地域の産業の衰退、ましてや地域のコミュニティの欠如、さまざまな問題が全国的な課題として、今、真剣に地方自治は取り組んでいるところです。ここを取り組んでやっと人口が22年ぶりにふえたのはわずかですよ、わずか。そのふえることが悪いとおっしゃること自体が理解できません。今回の待機児童については、ある意味じゃ人口転入者、若い世代の方が本町に転入していただき、これからの担い手になっていただくんです、我々の。それがなぜ、喜ばしいことばかりじゃないとおっしゃるのか、私も御質問の趣旨が理解しがたいところもございます。
それともう一つ、定住対策特別委員会という中で、議会のお一人お一人の提言、提案に基づいて152項目の定住対策のメニューを、議員お一人お一人が提案されたじゃないですか、益田議員も。手厚くしなさい、出生祝いとかを含めて、そういう提案をされたことも少し自覚され、御質問いただければ大変ありがたいなと思っております。
よって、私は議会の特別委員会の定住対策特別委員会の御提言に基づいて、その施策をランクづけして実施させていただいておりますので、私どもに直接お尋ねされることは確かにいいと思いますが、もう一度、定住対策特別委員会の中で御発言なり御提案をしていただき、今後の定住促進を継続しながら、本町の人口だけでなく、全ての分野の維持を図っていくことを真剣に益田議員も含めて考えていただきたいなと思います。
今、そこだけの問題のよしあしを、常に減ったらこうする、ちょっとふえたら、また違うという御意見をいただいたとしても、一貫した定住対策ということはとりにくいと考えております。
それと、公立保育園にすべきということで言われておりますけれども、民間は民間のノウハウとかサービスを用いて、本町が公立で行っていた以上のことをしていただいているのは否めない事実ですよ。それを否定されるということ自体も理解しがたいところもございます。
よって、今後この定住促進というのは継続することによって維持できますので、一つ一つの効果が違う形であらわれたとしても、いい方向ならば、それを全体に波及するような御提案、御提言をいただきながら、地方創生の課題である自治体の課題である人口減少に歯どめをかける、そのことが大きな課題であるという自覚、認識を持って、今後とも施策に努めていきたいと考えております。
以上です。
24 ◯議長(園田邦広君)
弓財政課長。
25 ◯財政課長(弓 博文君)
先ほど益田議員のほうから交付税算定関係の質問が出ております。
来年度は、この
無償化における地方負担については、財政計画に基づいて全額
基準財政需要額のほうに算入されます。
それとともに、当然、
地方消費税交付金等も変わってきますけれども、その消費税増収分については、基準財政収入額のほうに算入されることで現在進められると思います。
以上でございます。
26 ◯議長(園田邦広君)
ほかに。(「まだ」と呼ぶ者あり)3回終わりました。14番岡廣明議員。
27 ◯14番(岡 廣明君)
14ページの款8.土木費、項2の
道路橋りょう費、その中で、節の工事請負費ですね、町道の維持修理工事費等に今回35,000千円の補正が組まれております。これにつきましては、年間の積み上げによるものか、また、7月、8月に対する豪雨による被害等についての請負費なのか、その辺についてお尋ねしたいと思います。
もし、積み重ねで35,000千円だと思いますけれども、場所とか件数、主なもので結構でございますけれども、場所については、それがどのくらいの件数で35,000千円という積み重ねが出てきたものか、お伺いをいたします。
それと、15ページで
地域おこし協力費ということで、
東尾地区空き家西側水路改修工事で2,530千円の補正が組まれております。これについてもどういう関係で組まれたのか、豪雨によるものとか、いろいろな問題があると思いますけれども、一般会計で組むべき数字であったのか、もしくは、各地区に
ふるさと寄附金特別会計から繰り出しております各地区7,000千円、道路水路改修工事等々で、そういうもので対応ができなかった問題か、その辺を含めて答弁を求めます。
28 ◯議長(園田邦広君)
空閑建設課長。
29 ◯建設課長(空閑輝彦君)
今回の維持補修の分につきまして、毎年70,000千円、当初予算で計上させていただいております。通常の維持補修の中でもうほとんど使い切っているような状態でございましたので、今度、7月、8月の豪雨で19カ所の分です。それプラス今後、あと下半期分の緊急的な道路補修等もあると思いますので、その分を含めて35,000千円を今回計上させてもらうところでございます。
場所的には、ちょっと口頭ではなかなか難しいんですけれども、中原校区で6カ所、北茂安校区で13カ所ですね。三根校区ではございません。
以上でございます。
30 ◯議長(園田邦広君)
最所地域協力課長。
31 ◯地域協力課長(最所清和君)
岡廣明議員の
東尾地区空き家西側水路改修工事の御質問についてお答えいたします。
この件につきましては、6月の定例会の中でも水路のほうを改修して、そちらのほうからの進入をできるようにすることによって、施設の利便性を向上させるということで御答弁等もさせていただいております。
この工事に関しましては、町の施設の利便性の向上という形での工事として予定しておりますので、地区のほうでの施工という形ではなくて、町が直接工事を行うという形で進めさせていただきたいというふうに考えております。
以上です。
32 ◯議長(園田邦広君)
14番岡廣明議員。
33 ◯14番(岡 廣明君)
ありがとうございました。道路の維持修理工事費というようなことでございますけれども、今回は7月、8月の豪雨による被害が出た場所というようなことで、中原校区が6カ所と北茂安が13カ所ということで、計の19カ所というようなことで理解をいたしました。
その件で、今回かなりの豪雨でございまして、まだ町道の道路のくぼみが結構あちこち見受けられるんですよね。特に道路も端が、歩道と車道との間ぐらい、ですから、特に自転車とかバイク等々で通行される方がひっくり返るとかいうような危険性がかなりある箇所が見受けられるんですよ、私自身が回っておってですよ。ですから、一々私が報告するともなんですけれども、町としては青パトとか、いろいろなもので手は打っておられると思いますけれども、実質、報告が来ているものか、その辺についてお伺いいたします。
34 ◯議長(園田邦広君)
空閑建設課長。
35 ◯建設課長(空閑輝彦君)
岡廣明議員の御質問なんですけれども、ちょっと場所がどこのことかわからないので何とも言えないんですけれども、基本的には区長、役場職員、うちの臨時職員が通常パトロールしておりますので、特にひどいところについては、作業員のほうで補修はしているところだと思います。ちょっと大規模になると、今回の維持補修のほうで対応させていただきたいと考えておりますので、今回承認いただければ、その後、補修のほうをさせていただきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
36 ◯議長(園田邦広君)
14番岡廣明議員。
37 ◯14番(岡 廣明君)
そういう補修等につきましても、原材料を持ってきて、そこで打って、パタパタと何回かたたいて埋められるのが一般的でございますけれども、そういう工事をされたのは長もてしないんですよね。またはぐれて、その辺にいわゆる原材料が散らばって、また穴がほげると。ですから、できればある程度切ってするとかいう方法をしないと、補修されているところはあるんですよね。ありますけど、またそこがはぐれているんですよ、現実は。ですから、やはりその辺については、今後ある程度の大きさ、枠を決めて補修をやるとか、そういう対策をしていただきたいと思いますけれども、その辺について町の見解を求めます。
38 ◯議長(園田邦広君)
空閑建設課長。
39 ◯建設課長(空閑輝彦君)
議員がおっしゃるとおり、ポットホールができても、再三くぼみができるところも承知しております。そういうところについては、やはりある程度大きくカットして、路盤なりから補修、今現在もそういうふうにさせてもらっていますけれども、なかなか予算の都合もありまして、まずはポットホールを埋めるところからスタートさせてもらって、何遍かしてもやはりだめなところは路盤も弱いのであろうということで、その辺も随時させてもらっているところでございます。
以上でございます。
40 ◯議長(園田邦広君)
ほかにありませんか。11番松信彰文議員。
41 ◯11番(松信彰文君)
二、三点お伺いします。
12ページの
ふるさと寄附金基金特別会計繰出金121,626千円ですね、この繰り出しの根拠、これについてまず1点お伺いします。
それから、今、岡議員のほうからも質問がありましたが、東尾地区空き家の西側水路改修工事というのは、これは去年の9月議会で東尾の空き家を利活用するために10,952千円で購入したという家屋の隣の役場庁舎の近辺のおうちと、こういうふうに理解していいわけですね。ということになりますと、これはもう空き家じゃなかでしょうもん。みやき町庁舎出張所でしょうもん。その辺のところで、執行部として空き家の横の水路をみやき町が勝手に改修したらいかんでしょうもん。みやき町庁舎の横の、北茂安出張所の横の西側水路を改修しましたということになりはせんですか。ですから、予算書の記載及び最所課長の答弁が私はおかしいというふうに思います。
それで、当然水路であれば、ほかの家屋の横も連続して水路は通っていくわけでしょう。ですから、この水路が何メートルあるのか、そして出張所の横の長さがどれくらいなのか、この辺をまず説明をしていただきたいと思います。
それから、3番目が定住・移住奨励金、これは移住後3年経過したなら、さまざまな条件があって、それをクリアしたら、最高700千円やったですかね、これを移住者に支給しますよということやったですね、多分。その明細ですね、10,000千円の積算根拠、これについて御質問を申し上げます。
それと、最後が14ページの
住宅用地取得造成事業特別会計繰出金10,170千円ですかね、これについて積算根拠、繰り出しの根拠についてお伺いを申し上げます。
以上です。
42 ◯議長(園田邦広君)
福島秘書公室長。
43 ◯秘書公室長(福島隆二君)
11番松信議員の1点目の御質問にお答えします。
12ページの繰出金ですね、
ふるさと寄附金基金特別会計繰出金121,626千円、この根拠という御質問だったと思います。
これにつきましては、平成30年度において
ふるさと寄附金基金特別会計のほうから一般会計のほうに繰り入れをしていた分、これが約1,480,000千円ございます。内容としては、例えば、子どもの医療費助成であったり、学校給食費の補助、そういったものに
ふるさと寄附金基金特別会計のほうから一般会計へ出している分、これが約1,080,000千円ほどございます。
これに対して、実際、平成30年度、そういった充当した分の実績額が1,360,000千円ほどございます。差し引きをしますと、その精算分ですね、121,000千円、この分を一般会計から逆に戻す、繰り出すと、
ふるさと寄附金基金特別会計へ繰り出すという分が、この121,626千円でございます。
以上でございます。
44 ◯議長(園田邦広君)
最所地域協力課長。
45 ◯地域協力課長(最所清和君)
松信議員の空き家の水路改修工事について、空き家ではないのではないかという御質問ですけれども、空き家の改修工事自体につきましては、国の事業ですね、空き家対策総合支援事業、補助率2分の1の国の事業を活用させていただきまして改修する予定としております。その工事の名称を、まだ決定ではございませんけれども、空き家の改修工事という形で予定をしておりまして、それに伴うというわけではないですけど、付随する水路の改修工事ということで、工事名称を統一させる意味で、空き家の西側の水路改修工事という形に設定をさせていただいたということでございます。
それから、工事の延長ですけれども、県道の北側から15メートルを工事の延長という形で、現在予定をさせていただいております。
以上でございます。(発言する者あり)
申しわけございません。答弁漏れがございました。
この改修工事につきましては、施設の利便性の向上並びに進入してくる車の安全性の確保のためにさせていただいているということでございますので、どうぞ御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
以上でございます。
46 ◯議長(園田邦広君)
島崎まちづくり課長。
47
◯まちづくり課長(島崎浩二君)
松信議員の御質問のまず1点目の定住促進奨励金の分でございます。
この定住促進奨励金については、先ほど議員のほうから最大で700千円ということがございましたけれども、奨励金につきましては、2回に分けて交付することとしております。
まず、交付決定の年度にその2分の1をお支払いさせていただきまして、交付決定の日から起算して3年後、ちゃんといらっしゃった場合、残りの2分の1を支払うこととしております。つきまして、実際額の2分の1を毎年お支払いしているような額となっております。
今回、先ほど益田議員のときも申し上げましたけれども、これまでの転入者の実績の平均でございますけれども、約150千円でございます。その分から(「150千円」と呼ぶ者あり)支払額が大体150千円でございます。その分の60件分を転入者として見込んでいるところでございます。転居者につきましては、100千円の2分の1の50千円の20件を見込んで、10,000千円というところで算定をさせていただいているところでございます。
2点目の繰出金の分でございます。
これは、
住宅用地取得造成事業特別会計のほうに繰り出す分でございますけれども、用地の購入費といたしまして9,012千円、測量設計等で1,000千円ということで、合わせて10,012千円の繰出金を予算
化しているところでございます。
以上でございます。
48 ◯議長(園田邦広君)
11番松信彰文議員。
49 ◯11番(松信彰文君)
大体わかってきました。そしたら、1番の
ふるさと寄附金の問題ですね、平成30年度に
ふるさと寄附金基金特別会計から一般会計に約1,480,000千円、これを繰り入れとったと。それで、今回、余った分を返せというようなことで、今度は一般会計から
ふるさと寄附金基金特別会計に戻してもらったと、こういうことですか。ということは、
ふるさと寄附金基金特別会計が苦しくなってきたということで返してもらったということですか。その辺が説明してもらわんとわからんわけですね。だからもう、
ふるさと寄附金基金特別会計から一般会計には繰り出ししませんよということですか。苦しくなりましたと、こういうことかと思って質問をいたしました。そしたら、もう今後は一般会計から
ふるさと寄附金基金特別会計に繰り出す必要はもうないということですかね。その辺の詳細をお願いいたします。
それから、2番も、最所課長、私が言っているのは、もう空き家じゃなかろうもんと言いよるわけです。去年の9月に10,952千円、この金額でこれを買いますということで、当時私は反対したばってん、もう通って、買うとるわけでしょう。そんなら、北茂安庁舎東側出張所でしょうもん。空き家じゃなかでしょうもん。その辺をはっきりせんばでけんでしょうもんと私は言いよっわけです。ですから、そこを買って、その家の出入り口に北茂安庁舎東側出張所とか、町民がすべからく気兼ねなく使えるような建物として、広く町民に公告をしてお使いしていただく、そこには椅子とか机とかお茶とかを用意して、町民皆さんが等しくお使いいただけるような施設として対応していかなければいけないんじゃないですかと申し上げているわけです。要するに三根地区の持丸古民家と一緒でしょうもんて言いよっわけです。ですから、今後は東尾地区空き家という表現はやめんといかんでしょうもんと言いよっわけですよ。あなたは10,000千円も払うて空き家ておかしかでしょうもん。おまえたち何考えとっとかて言わるっですよ。
それと、私が聞いているのは、その家の並びに何軒かあって、この水路を改修すっときに、この水路によって利便性が向上したお宅がほかにありはせんですかと。もし、あるなら、分担金をもらわんばでけんでしょうもんて私は言いよっわけです。ここの家は北茂安庁舎東側出張所やけん、その分はよかですよ。町のとやけん、町が払うて。そいばってん、何軒もこうずっと並んどんなら、そこの利用しよんさっところは、分担金ば徴収せんばいかんでしょうもん。その辺はどういう措置なり考えをされていますかということをお聞きしよっわけです。
まず、空き家やなかろうもんということが1点目、そして、それを利用しないよっとこは、東尾地区てんなんてんにも言わじ、町単独でしたて言いよんさっけん、なら、利便性が向上したところの、要するに水路の整備関係とか、そういうふうなものについての御負担はどうなっていますかとお聞きしよっわけです。
それと次、移住ね、島崎課長、来んさっときに2分の1やりますと、700千円のね、最高ですよ。そして、3年たったら2分の1、またやりますよでしょう。そんなら、3年たたじ引っ越しなった場合はどぎゃんすっですか。そこを教えてください。
それと、一番最後の住宅用地取得造成事業、これは綾部神社の東側の県道早良中原線沿いの、私、一般質問をしましたけれども、そこの用地の取得ということですね。そうすると、これはまた後で
住宅用地取得造成事業特別会計の中でお聞きしますけれども、金額が、これは後で聞きましょうかね、住宅用地のところでですね。住宅用地のところに、要するに10,012千円を繰り出したということね。ということは、
住宅用地取得造成事業特別会計には、この土地を買う銭がなかったと、こういうことですね。ですから、急遽、一般会計からこっちにやって、その金で買いましたと。そしたら、これは売れたら返すんですか。その辺も含めて御答弁をお願いします。
50 ◯議長(園田邦広君)
福島秘書公室長。
51 ◯秘書公室長(福島隆二君)
それでは、11番松信議員2回目の御質問で、その中の1点目の
ふるさと寄附金基金特別会計への繰り出しの分についてお答えします。
今回、まず、昨年度に
ふるさと寄附金基金特別会計というのを設置しています。この目的としては、寄附金をいただいておりますので、その使い道、そういったものを明確
化するということで設置をしたという会計でございます。
その分で平成30年度において一般会計で子育て支援とか健幸長寿、安全・安心まちづくり、さまざまな事業を行っておりますけれども、そういったものに充当するために、特別会計から一般会計に出していた、それが約108,000千円で、それがもう決算が出たので、その分が、使ったのが実際1,380,000千円ぐらいですので、その差額、残った分を今度は返しますということで明確にしているということです。決して、言われているように苦しくなったからというようなことではございませんので、あくまでもその分の残を過年度分の精算ということでございます。
実際、今年度、令和元年度におきましては、約22億円ほど特別会計から一般会計へ繰り出しを行って充当を行っているということでございますので、この分につきましては、過年度分の精算ということでよろしくお願いいたします。
以上でございます。
52 ◯議長(園田邦広君)
最所地域協力課長。
53 ◯地域協力課長(最所清和君)
松信議員の御質問にお答えいたします。
議員が御指摘されますとおり、昨年度購入しました施設につきましては、既に町の施設になっておりますので、御指摘のとおり空き家ではございませんけれども、先ほどちょっと申しましたとおり、国の空き家総合対策事業の支援事業の国庫事業を使いまして改修工事を行いたいというところがございまして、工事名称の統一という形を考えておりまして、このような名称をつけさせていただいたというところでございます。
それから、利用する方の負担ということではございますけれども、施工する延長は県道の歩道から、北側から南側に約15メートルというところの水路にふたをするというところがメーンになりまして、駐車場の範囲にふたをするという形になりますので、あくまでも駐車場への出入りをよくするというところで工事をさせていただきたいというふうに考えておりますので、利用される方は当然いらっしゃるかと思いますけれども、そういう御負担というところは、今、考えておりませんので、よろしくお願いします。
以上でございます。
54 ◯議長(園田邦広君)
島崎まちづくり課長。
55
◯まちづくり課長(島崎浩二君)
先ほどの定住奨励金を受けて、3年未満に転出とか転居とかなった場合、一応基本的には奨励金の交付を受けた者が3年未満に転出とかした場合については、基本的には補助金を返還していただくような形となっております。ただし、特別な事情とかあれば、減免なり、そういうところはそのときの事情によって考えていきたいということで考えております。
現在、ことしから2年目、3年経過後の分を支給しておりますけれども、その分については、今までのところ転出された方はいらっしゃいませんでした。2回目を交付しているような状況でございます。
あと、2問目の
住宅用地取得造成事業特別会計のほうについてでございますけれども、
住宅用地取得造成事業特別会計につきましては、歳入財源については、みやき町の定住総合対策基金を繰り入れて、
住宅用地取得造成事業特別会計のほうを運用しているような状況でございます。当然、分譲いたしまして、売れた場合につきましては、その分をまた一般会計のほうに
住宅用地取得造成事業特別会計から繰り出して、一般会計で繰り入れる、そして、定住総合対策基金に積み立てるというようなことをしているところでございます。
以上でございます。
56 ◯議長(園田邦広君)
11番松信彰文議員。
57 ◯11番(松信彰文君)
最後です。
ふるさと寄附金基金特別会計繰出金については、私はふるさと納税でがっぽりもうかりましたので、要するに入金がありましたので、寄附がですね、これを一般会計にもらってからは、もう戻さなくていいだろうと、これはもらい切りばいと。みやき町の財政も豊かになったなと思って喜んでおったわけですね。余ったら返さんばとですか。(発言する者あり)事業ばして余りが出るでしょう。そしたら、一般会計に置いとってよかでしょうもん。あんたたちに聞きよらんよ。ですから、今後、その辺については私もまた勉強をしてまいりますので、福島室長、よろしく御教授のほどをお願いいたしておきます。
それと、東尾地区の北茂安庁舎東側出張所、この問題について、今、最所課長のお答えを聞いていると、空き家対策に対する国の補助金があったので、その補助金事業に乗せるために空き家という名前を使ったんですよというふうに私には聞こえたわけです。そうじゃないということならば、ただ単に最所課長がうっかりして空き家を使ったと、どっちなんですか。それはよかです。
それから、定住の2分の1、2分の1ね。これは今回10,000千円ということで、今後、ふえていくのか、現状維持と考えているのか、減っていくものか、その点についてお伺いをいたします。
以上、最後の質問です。
58 ◯議長(園田邦広君)
最所地域協力課長。
59 ◯地域協力課長(最所清和君)
松信議員の御質問ですけれども、あくまでも建物の改修工事は国の事業を使います。水路改修工事は、国の事業には関係ございませんので、単独の事業という形になります。あくまでも工事名称は付随する形になりますので、隣の水路という形になりますので、工事名称を統一させたかったというところで、同じ空き家という文言を使わせていただいたというところでございます。
工事につきましては、先ほど申しましたように、駐車場に関する部分のみの水路等の改修をさせていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。(「今後は空き家て使わないでください」と呼ぶ者あり)
60 ◯議長(園田邦広君)
福島秘書公室長。
61 ◯秘書公室長(福島隆二君)
11番松信議員の御質問にお答えします。
ふるさと寄附金の繰出金の関係についての御質問にお答えします。
そもそもその
ふるさと寄附金ですね、これにつきましては、みやき町のまちづくりに賛同、あるいは貢献したいという人々の思いから寄附をいただいている分でございます。それぞれ目的がありますので、それについて寄附をいただいております。そういった事業に使って、例えば、子育て支援、健幸長寿、安全・安心、そういったものに有効に活用させていただいているというところでございます。
その分で、一般会計でそういった事業がある分について充当するために特別会計から出しているわけですね。そこで使った分についてはそれでいいですけれども、残った分をそのまま、議員がおっしゃるように残しておけばいいじゃないかということをおっしゃいましたが、そのままにすると繰り越しになってしまうわけですね、一般会計での。繰り越しになってしまいますと、今度もう色がついていなくて、もう何に使ってもいいよ、例えば、給料とかそういったものにとなると、最初の思いとちょっと変わってくる部分が出てきますので、やはりそこは事業に使って、例えば、入札減とかもあると思います。そういったものを使って、残った分についてはやはり
ふるさと寄附金基金特別会計のほうに返す、そしてまた、それを積み立てるというような感じで、あくまでも事業目的に沿って有効に活用していくために、今回、繰り出しを行うと、過年度分についてですね。
ですから、これまた来年度以降も、今回、令和元年度に22億円出しておりますけれども、またその分の残は、来年度返ってくるということで、これはずっと続いていくということで明確に使用目的に沿って活用しているということで御理解いただきますようお願いいたします。
以上です。(「よくわかりました。ありがとうございました」と呼ぶ者あり)
62 ◯議長(園田邦広君)
島崎まちづくり課長。
63
◯まちづくり課長(島崎浩二君)
移住奨励金につきましては、十分これまでの定住対策に合致していると思います。
先ほど御質問の今回の補正につきましては、この額につきまして、本年度は十分大丈夫だろうというふうに考えておりますので、これでお願いできればと思っております。
以上でございます。(「はい、よくわかりました。これで終わります」と呼ぶ者あり)
64 ◯議長(園田邦広君)
お諮りします。質疑途中ですが、休憩したいと思いますが、異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
65 ◯議長(園田邦広君)
異議なしと認めます。休憩をします。
午前10時43分 休憩
午前11時 再開
66 ◯議長(園田邦広君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
一般会計補正の質問途中ですので、続行します。
ほかに質問ありませんか。10番宮原宏典議員。
67 ◯10番(宮原宏典君)
補正予算(第2号)ということで、款8の土木費、項4.目3の
地域おこし協力費の中で、先ほどから質疑があっておりましたことで少し質疑させていただきたいと思います。
この東尾地区の空き家、西側の水路改修工事ということで2,530千円の補正予算が上げられておりますけれども、先ほどから質疑等を聞いておりますと、ここを、里道の横に水路がありますので、水路を埋めて、この空き家の利活用がしやすいようにしたいということで2,530千円の予算を計上されたという説明だったと思います。
しかしながら、私はこういうふうな予算を活用しなくてはならんということは、この土地を買うときに分割取得をした関係で、ここを分割したら、民地と公との境をきちんとしなさいよということで私、一般質問等で行ったところでございますが、現在もまだされておりませんし、まだ車はそのもとのお方の地主の方は、町有地の中にもいろいろあちらこちらにとめておられるという現状ではございます。
そういう中で、今からここの空き家を地域おこし協力隊が活用されていくということで今回この予算を措置されておると思うわけですね。しかしながら、それはそれとして使いやすくするためでいいと私も思っておりますけれども、ただ、15メートルの水路をつくるのに2,530千円というお金が必要性があるのか、そんなに高くかかるんかなということが一つございます。私はここは里道でございまして、これは里道は西尾の分なんです。しかし、水路は昔からそこは水田の用水路でございましたけれども、東尾交差点改良によって川幅も広く改修されましたので、そのときにそこの溝に行く、水路に行く井堰を取り外しました。そうすると、その水路は水が流れてこないということで、もう必要性がないので、東尾の区長あたりと相談をして、里道の拡張、そのためにここの水路を雨水だけの水路でいいわけですから、そこら辺を含めて地域の皆さんが使いやすくしたらどうですかということで少しお話しさせていただいておったと、私はそのように思っておりました。
今回はそうじゃなくて、ただ、うちの利活用のしやすいように15メートルほどをして、あとの2,530千円で工事をするということでございますが、そのような形で、ただその水路を埋めるだけで2,530千円要るのか、そこら辺を説明お願いします。
68 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
69 ◯町長(末安伸之君)
まず、この水路を今回の補正でお願いしておりますけれども、過去の経緯を少し触れさせていただきます。
庁舎建設、防災センターを建設する運びになりましたけれども、そのときに周辺住民の皆さんに御説明をさせていただき、特にみやき町庁舎の東側に位置する水路と里道について、一部の住民の方からは、水路を側溝整備をしてふたを覆いかぶせて道路も舗装して利便性を向上させていただきたいという御要望がございました。当初は庁舎の周辺の道路は、整備は不可欠であろうということでしておりましたが、一部の方から、側溝を整備して里道を舗装すると交通量がふえると。逆に生活に不安を来すという御意見等がございましたので、住民の方の御意見に一致しませんでしたから、水路も整備せず、舗装もせずということで、南側だけ少し拡張した形、まだ舗装していませんが、そういう状況でございました。
今回、東側の民家を地域おこし協力隊の連絡所等で活用することで議決をいただいて、その改修を、空き家のリノベーションということで名称を空き家と使っていることについては、適切ではないと思いますけれども、そこの出入り口、県道側で交通量が多いものですから、鋭角に出入りすると、交通障害を起こすということもありまして、間口を少し広げたいという担当課からの協議がありましたので、そういう出入り口の間口を広くすることによって、交通安全対策としてやむを得ないだろうということにしました。よって、その一部の15メートルについて側溝をふた整備をして、そしてまた、水路だけじゃなく、その舗装とかも含めてだと思いますけれども、そのようなことで水路整備ということで掲げていますので、全体の水路を整備するかのように誤解を与えてしまったことは申しわけありませんが、入り口、出入り口を広くすることによる交通障害を、交通事故等のリスクを回避しようということでさせていただいているところでございます。
70 ◯議長(園田邦広君)
10番宮原宏典議員。
71 ◯10番(宮原宏典君)
町長の答弁で大体私もわかりますけれども、実は周辺の改修、防災センターの改修、道路もできまして、いろいろと変化してきたわけでございまして、一時、町長が申されるように、一部の方が道路を、早くいえば近道に使われるおそれがあるということも考えて、いろいろと反対されたこともあろうかと思いますが、今現在、それが少し気が変わっておられまして、お話がそういう水路を埋めて、整備をしていただけませんでしょうかというようなお話がちょっとございました。それで、私はこれは地区のほうに申し出ていただいて、里道ですから、と水路ですから、やっぱり地区のほうにお願いをして、町に上げるべきでしょうということでお話をしておりましたが、今回、用水路工事ということで2,530千円という額が上がっていたものですから、全体を水路工事をされるものと私はそのように理解をしておったわけなんです。ところが、きょうのほかの同僚議員の答弁では、ただ、そこのうちの町有地の分だけ整備をするということでございましたので、それだけかかるんですかということを、2,530千円もかかるんですかということをお尋ねしておったわけでございますので、舗装工事をして宅地の民間境をブロック積みかなんかするというようなことで、この2,530千円という予算措置をされたのかと思って質疑をさせていただいておるところでございますので、それは確かなのか、答弁をお願いします。
72 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
73 ◯町長(末安伸之君)
今回のお願いしているところについて、先ほど申し上げましたように、出入り口を広くすることによって、交通災害等のリスク回避をということで、その一番近い方に御説明も伺って、御理解をいただいております、15メートルの出入り口を広くすることはですね。
今、宮原議員がおっしゃいましたように、本来なら、消防格納庫がありますので、緊急車両も東側から出入りできるようにということで、南だけは今、広くしておりますので、その方の御理解が本来いただけるなら、全体を側溝のふたを整備して、管理道路的な意味合いで、住民の方の生活道路としてでなくて、庁舎全体、周辺の管理道路、緊急車両の通行する管理道路という位置づけの中で御理解をいただけば、全体を整備していきたいという考えは持っております。
以上です。
74 ◯議長(園田邦広君)
最所地域協力課長。
75 ◯地域協力課長(最所清和君)
宮原議員の工事に関しての御質問ですけれども、工事に関しては、先ほどから申し上げていますように、施工の延長は北側から15メートルということで、既存の花壇、それからブロック、それからフェンス等がございます。そちらのほうの撤去が発生いたします。それから、水路へのふたの設置ですね、それに伴いまして、駐車場の舗装等も雨水等の流れがございますので、駐車場の舗装も傾斜をつけた形で行うというところになりまして、それから、区画線も境をはっきりするために行うというところの工事の予定をさせていただいております。
以上でございます。
76 ◯議長(園田邦広君)
10番宮原宏典議員。
77 ◯10番(宮原宏典君)
大体わかりました。しかしながら、南の道路整備は車が通れるくらい、緊急車両が通れるくらいにできております。そうすると、手前も今度この工事でもって広くなります。そうすると、住民の方、いろいろと前のことのいきさつはございましょうが、現在はそうでもないというような感じでもございますので、そこだけを狭くしておけば、何か住民をいじめたような感じになってきはしないかなという感じをいたします。だから、ここら辺は地域の皆さんと区とお話をしながら、町もこの問題については対処していただきたいとお願いして質疑を終えたいと思います。
78 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
79 ◯町長(末安伸之君)
大変ありがたい、当初私たちがお願いしていたことについて、現時点で御理解をいただける可能性があるという情報をいただいたことだけでも大変ありがたいと思っております。今回の整備に当たっての15メートルについては、説明して御理解をいただいていますので、本日の御意見を踏まえて、もう一度議会が終わりましたら、御意向なりをいただいて、全体的に整備をさせていただける方向でもう一度お願いをしてみたいと考えています。
以上です。
また、お願いして御理解いただけましたら、また議会のほうに御相談をさせていただきたいと思っております。
80 ◯議長(園田邦広君)
ほかに質疑ありませんか。12番平野達矢議員。
81 ◯12番(平野達矢君)
令和元年度の
一般会計補正予算(第2号)ということで、令和元年度ももう半期が終わろうとしております。我々は当該年度の当初予算審議に慎重に予算を審議しながら、当該年度の1年間の行政のあり方というのをしっかりと審議をして、そしてそれをしっかりと見守っていく役目を持っているわけでございます。
その中で、1つ、苦言じゃないですけれども、答弁に対してもわかりやすく、皆さんがわかりやすいような説明で結構です。余り標準語とかそういうことじゃなくて、わかりやすい答弁をお願いしたいですね。
それから、みやき町議会は、せっかく定例の委員会を毎月行っております。やっぱりその所管の部分については、そこで十二分に、うちは本会議制をとっておりますけれども、やっぱりできるだけ理解を深めるためには委員会に出していただいて、毎月やっていますから、そういう部分についてはやっぱり出して、そこの中でしっかりと審議をして、そして採決にかかわりたいと、そういうふうに思っておりますので、そのあたりはよろしくお願いをしたいと思います。
私、皆さんからいろいろ質疑ありましたので、ある程度理解をできました。
最後に1点だけお伺いをいたします。
今、先ほど申しましたように、当初予算について1年間の事業というものを可決して、そして実行しているわけでございますけれども、今回、第2回ということで地方債の補正が上がってきております。いわゆる
臨時財政対策債が減額補正で、当初301,000千円が275,051千円と減額補正をされております。この原因ですね、なぜ
臨時財政対策債、減額になったのか。今言いましたように、当初でその年間の事業を組んで、それに対する
臨時財政対策債というのを301,000千円組んでおりますので、ここで減額をできたということは、確かにいいことではございます、数字だけを見ればですね。しかしながら、これによって、例えば、事業が減らされたとか、そういう部分があるんじゃないかなと、その隠れた部分をですね。そこを把握していかないと、私たちとしては何で当初予算を可決して、それに沿って年間事業をしていくのにこういう形、原因はいろいろあろうと思いますよ。だから、いい方向ばっかりだったらいいですけれども、何かマイナスの部分でこういう減額補正になったということになれば、やっぱり当初予算の意味がないということになりはしないかなということで、主な原因で結構でございます。その部分をお答え願いたい。
それともう一つ、同じ
臨時財政対策債で、今、本町が大体起債が、事業ごとの起債が200余りございます。一番古いのが平成5年度からだったと思います。それは平成30年度の決算に出ておりますけれども、200余りある起債の中で、いわゆる最高の利率がどれくらいの利率なのか。以前は利率を全部決算書に表示をされておりましたけれども、今回の平成30年度の決算書には、各起債の利率が示されておりません。
なぜこういうことを言うのかというと、これだけ預金利子、それから、貸出金利も下がった中で、いわゆるこの利率、年4%以内という部分について、以前も私、質問したことがありますけれども、今、この4%という数字が妥当なのかどうか、現実にこういう数字というのはあり得ないと思うわけですよね。ですから、この根拠、4%という根拠、この部分についてお答えを願いたいと思います。
以上です。
82 ◯議長(園田邦広君)
弓財政課長。
83 ◯財政課長(弓 博文君)
平野議員の御質問に答弁させていただきます。
まず、
臨時財政対策債のマイナスの原因ということで御質問を承っております。
まず、交付税の部分で、
基準財政需要額があって、それから基準財政収入額があって、その差額を交付税で賄うようになる制度でございます。その中で、以前まではそういった国が借り入れをしてでもそれを賄ってきたんですけれども、平成13年以降は、その借り入れの部分についても国と自治体と折半ということで、その分の地方の負担分が
臨時財政対策債という制度になったわけでございます。
これにつきましては、きのうも益田議員の質問に答弁させていただいたんですけれども、100%交付税措置が出ておりますので、限度額もいっぱいみやき町は今まで借りております。そうした中で、当初予算を立てる中で、確かに議員おっしゃるとおりだと思うんですけれども、
臨時財政対策債の中で地方財政計画とかそういう伸び率を掛けて出しますけれども、その部分が当初の見込みよりも若干甘かったということを思っております。
逆に、普通交付税につきましては今回伸びておりますので、その分については地方財政計画に基づいて作成しておりますけれども、少し抑えたところで当初予算を上げているところで、今回、交付税が少し1億幾らですか、伸びたということで、今回補正をさせていただいております。
要するに、当初の財政サイドの見込みというのが若干把握できなかった部分も含めて甘かったということを、それは認めたいと思っております。交付税については、若干抑えて当初予算に上げていますので、その分については逆に1億幾らふえていますので、今回出させていただいておりますが、そういったところの積算ですね、そういうのをきちんと精査しながら、次年度の当初予算に向けて対応させていただきたいと思います。
何分にも、地方財政計画等に含まれて、見えない分もたくさんございますので、そういうのをきちんと、過去の例とか参考にしながら、きちんと当初予算の編成についてはやっていきたいと思っております。
以上でございます。
答弁漏れで、もう一つの御質問でございます。
確かに昨年度の議会の中で、岡廣明議員のほうから起債の調書ですね、これについて利率がどうなっているかという御質問がございました。そのとき、私のほうとしては、決算書には載せませんけれども、委員会とか全員協議会の中で、議員の皆様には利率を入れた分を提示いたしますということで答弁しておりますので、実際その資料については用意しております。次回の委員会なり全員協議会なりできちんとそういった資料はお渡しする予定をしております。
先ほど利率につきましては、最高で4.5%、これは今、起債の中に残っている分です。合併前の分ですけれども、4.5%ということが最高ですね。議員御指摘のとおり、今現在、起債の利率の制限をかきますと、4%というのを出しておりますので、それが妥当か妥当でないかということの御質問については、確かにおっしゃるとおり、今の段階ではそういった利率はございませんので、これは確かにおっしゃるとおり、見直すべき材料かなということで考えておりますので、今後検討させていただきたいと思っております。
以上です。
84 ◯議長(園田邦広君)
12番平野達矢議員。
85 ◯12番(平野達矢君)
臨時財政対策債の減額補正については、要は当初に構成とのあれで相殺という形になったと思うんですけれども、やはり当初で計画した事業ができないようになると、これはちょっとおかしいんじゃないかなと、一番そこを危惧するわけですよ。事業がふえる分はあれですけれども、せっかく町民が期待した事業をもって当初予算を可決した、それが減らされるということへの危惧が、減額されるということになると、やっぱり我々も町民に対しての説明とかいろいろやった中でそれがなくなりますよというわけにはいかないし、そういう部分を危惧するものですから、ここの分について、金額的には総額予算から見れば、それはわずかなお金でありますけれども、そのお金が足らないだけに一事業ができなかったということになると、これは町民に対して申しわけないと、そういうことを思いますから、質問をしたところでございます。
現在、利率については、今、最高が4.5%ということで、その当時一番高かった平成10年ごろかなと思うんですけれども、現状、ここ10年、どのように世界経済がなっていくのかわかりませんけれども、4%という数字は、私個人的にはちょっと根拠としておかしいんじゃないかなと思いますもんですから、預金金利も貸出金利もこれだけ下がった中で、やっぱり妥当な数字で言うのを示すべきではなかろうかということで質問をしたわけでございます。
答弁あれば、答弁いただきたいと思います。
86 ◯議長(園田邦広君)
弓財政課長。
87 ◯財政課長(弓 博文君)
先ほどの議員の御質問に2回目の答弁をさせていただきます。
先ほど申しました
基準財政需要額と基準財政収入額の差が交付税ということで御説明いたしました。その交付税で賄い切らない分を折半ルールに基づいて国と自治体と半分ずつですね。その以外に国の別途枠が、加算枠がございまして、足らない部分を普通は折半ですけれども、折半以外の国の特別の加算枠がございまして、それがもし加算額がふえれば、当然、地方の
臨時財政対策債は減ってくるという、そういった仕組みもございますので、その予算の段階では地方財政計画に基づいて積算しておりますので、そういった甘い分もございましたけれども、そういった見えない部分も今後加味しながら、例年、実績を見ながら、予算の編成に当たりたいと思っております。
それと、利率につきましては、確かにおっしゃるとおりで、今の御時世の利率については、4%というのが非常にナンセンスな状態に見えると思います。そこにつきましては、今後十分検討させていただいて、御提示させていただきたいと思います。
もう一つ、起債の利率については準備をしておりますので、次の委員会の中で御説明して御提示したいと思っております。どうぞよろしくお願いします。
以上です。
88 ◯議長(園田邦広君)
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
89 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
90 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第54号 令和元年度みやき
町一般会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
91 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
日程第2 議案第55号
92 ◯議長(園田邦広君)
日程第2.議案第55号 令和元年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
野口民生部長。
93 ◯民生部長(野口英司君)
それでは、議案第55号について御説明申し上げます。表紙をめくってください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議案第55号
令和元年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
令和元年度みやき町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところに
よる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ86,345千円を追加し、
歳入歳出予算の総額
を歳入歳出それぞれ4,114,302千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5ページをお願いいたします。
歳入でございます。
款6.繰越金、項1.繰越金、補正額86,345千円の増額でございます。これは平成30年度からの繰越金でございます。
6ページをお願いいたします。
歳出でございます。
款7.諸支出金、項2.繰出金、補正額7,356千円の増額でございます。これについては、前年度事務費等精算返還金等の一般会計への繰出金でございます。
下段の款8.予備費、項1.予備費、補正額78,989千円の増額は、前年度繰越金を精算した後、その残額を予備費として計上したものでございます。
以上、議案第55号 令和元年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
94 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。14番岡廣明議員。
95 ◯14番(岡 廣明君)
議案第55号、今回、平成30年度の繰越金を今回補正されたわけでございますけれども、86,345千円の繰越金というような形の中で、今回の歳出を見ますと、いわゆる繰出金を除いて残り76,989千円が予備費として補正されておりますけれども、何か目的があっての補正なのか、それと、本来ならば、一般会計から繰り出して国保に入っておりますので、本来ならば、またここで一般会計のほうに繰り入れるのが鉄則ではなかろうかと思いますけれども、その辺の執行部のお考えをお尋ねいたします。
96 ◯議長(園田邦広君)
江島保健課長。
97 ◯保健課長(江島隆治君)
14番岡廣明議員の御質問にお答えいたします。
御指摘のところにつきましては、予備費の計上のことだと思いますけれども、この分につきましては、平成30年度が繰越額が発生をしておりますので、結果的に黒字というような形になっておりますけれども、こちらにつきましては、今後も平成30年度の保険給付費等の普通交付金になりますけれども、これについて交付金額が超過の見込みとなっておりますので、また後ほど超過分の報告額が確定いたしましたら、本年度中にまたその精算返還の財源とする必要がございますので、予備費のほうに入れさせていただいているということでございます。
以上でございます。
98 ◯議長(園田邦広君)
14番岡廣明議員。
99 ◯14番(岡 廣明君)
繰出金の問題、なかなか難しいかもわかりませんけれども、本来ならば、当初予算である程度の見込みというのは立てられるんじゃなかろうかと思いますけれども、ただ、やっぱり予備費というのは何か流用するために設けてある節であるわけですから、やっぱり目的があるということであれば、私も納得するわけですね。ですけど、今回の場合は、前年度の繰越金が残った分をそのまま、極端にいえばほとんどが予備費に補正されておりますので、本来ならば、やはり一般会計に戻すのが通常じゃないかと思ったもんですから、お尋ねをしたわけです。
答弁を求めて、この質疑は終わります。
100 ◯議長(園田邦広君)
江島保健課長。
101 ◯保健課長(江島隆治君)
2回目の御質問にお答えいたします。
議員がおっしゃるとおり、一般会計にというような考え方も当然あるやに思います。ただし、ちょっと国民健康保険の特別会計につきましては、一旦、費目というのがございませんでしたので、予備費のほうに入れさせていただいているところでございます。
それで、積み上げの予算の計上は結果的に甘かったのではないかというような御批判も当然あろうかと思いますけれども、今後もなるべく、なるべくといいますか、精査しながら、予算の計上、執行に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
102 ◯議長(園田邦広君)
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
103 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
104 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第55号 令和元年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
105 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
日程第3 議案第56号
106 ◯議長(園田邦広君)
日程第3.議案第56号 令和元年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
小柳事業部長。
107 ◯事業部長(小柳 剛君)
それでは、議案第56号 令和元年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明をいたします。
表紙をお開きください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議案第56号
令和元年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)
令和元年度みやき町の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによ
る。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ22,287千円を追加し、
歳入歳出予算の総額
を歳入歳出それぞれ1,988,751千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
(地方債の補正)
第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3ページをお願いいたします。
第2表 地方債補正でございます。
起債の目的は、下水道事業債、限度額を599,700千円から624,300千円への変更でございます。
市町村設置型浄化槽事業債の増額補正によるものであり、起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同じとなっております。
6ページをお願いいたします。
2、歳入でございます。
款6.繰入金、項1.一般会計繰入金、補正額58,365千円の減額。
款7.繰越金、項1.繰越金56,052千円の増額で、平成30年度からの繰り越しでございます。平成30年度繰越額が確定したことにより、一般会計からの繰入金を調整しております。
款9.町債、目1.町債、補正額24,600千円の増額で、平成30年度市町村合併浄化槽設置工事費における国庫充当割合が年度間調整により100%まで充当可能となり、財源充当割合を100としたことにより令和元年度の財源の変更が必要となり、地方債借り入れを増額補正としております。
次のページをお願いいたします。
3、歳出でございます。
款1.総務費、目1.総務管理費、補正額130千円、国庫補助金に伴う地域再生計画変更の内閣ヒアリング旅費を計上いたしております。
款3.公債費、項1.公債費、補正額22,157千円、平成30年度市町村設置型浄化槽事業における国庫充当率を50%から100%としたことにより、借り入れた地方債が不要となりましたので、繰り上げ償還のために本年度償還額を差し引いた22,157千円を計上しております。
以上、令和元年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
108 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
109 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
110 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第56号 令和元年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
111 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
日程第4 議案第57号
112 ◯議長(園田邦広君)
日程第4.議案第57号 令和元年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
小柳事業部長。
113 ◯事業部長(小柳 剛君)
続きまして、議案第57号 令和元年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。
表紙をお開きください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議案第57号
令和元年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)
令和元年度みやき町の工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定める
ところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,684千円を追加し、
歳入歳出予算の総額
を歳入歳出それぞれ83,028千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5ページをお願いいたします。
歳入でございます。
款3.繰越金、項1.繰越金については、前年度の決算確定に伴い、2,684千円の増額でございます。
6ページをお願いいたします。
歳出でございます。
款4.予備費、項1.予備費は、繰越金の増額分を予備費として増額補正しております。
以上で、議案第57号 令和元年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
114 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
115 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
116 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第57号 令和元年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
117 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第58号
118 ◯議長(園田邦広君)
日程第5.議案第58号 令和元年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
牛島総務部長。
119 ◯総務部長(牛島敏和君)
それでは、議案第58号について御説明申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議案第58号
令和元年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計
補正予算(第1号)
令和元年度みやき町のグリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)は、
次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出
予算補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3ページをお願いいたします。
歳入について御説明いたします。
款2.繰入金、項1.基金繰入金5,622千円の減額となっております。今回の補正の調整財源としてのグリーンパーク推進整備事業基金繰入金の補正となっております。
款3.繰越金5,622千円の増です。前年度決算額の確定によるものとなっております。
以上で令和元年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
120 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
121 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
122 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第58号 令和元年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
123 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第59号
124 ◯議長(園田邦広君)
日程第6.議案第59号 令和元年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
野口民生部長。
125 ◯民生部長(野口英司君)
それでは、議案第59号について御説明申し上げます。
表紙をめくってください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議案第59号
令和元年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
令和元年度みやき町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところ
による。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,414千円を追加し、
歳入歳出予算の総額
を歳入歳出それぞれ414,770千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5ページをお願いいたします。
2、歳入でございます。
款5.繰越金、項1.繰越金、補正額8,414千円の増額でございます。これは平成30年度からの繰越金であります。
6ページをお願いいたします。
歳出でございます。
款2.後期高齢者医療広域連合納付金、項1.後期高齢者医療広域連合納付金、補正額7,015千円の増額でございます。これは、前年度賦課分として取り扱います平成31年4月分と令和元年5月分の保険料収納分は、翌年度の後期高齢者医療広域連合へ納付することとなっているため、令和元年度へ繰り越す分を今回補正計上をしております。
款3.諸支出金、項2.繰出金、補正額1,399千円の増額は、前年度精算返還金として一般会計へ繰り出すものでございます。
以上、議案第59号 令和元年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
126 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。15番益田清議員。
127 ◯15番(益田 清君)
令和元年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)というようなことでございます。
今、説明されましたけれども、今回は歳出のほうで県の連合納付金が7,015千円補正ということでふえているわけでございます。これ平成30年度、平成31年度ということで、平成30年度はこういう形で繰り越しが来ているわけでございますけれども、佐賀県の場合は均等割額が1人当たり51,800円、所得割額が総所得金額マイナス基礎控除330千円の額の9.88%ということになっているわけでございます。それで、平成30年度は低所得者の所得割額における軽減特例段階的な見直しということで、2割軽減、所得割のほうですね、2割軽減が廃止されてあると。このみやき町における後期高齢者医療の対象人数のうち、2割軽減廃止された分の方、影響された方は何名おられるのか伺いたいというふうに思います。
それと、今回はこの納付額がふえておりますけれども、この平成31年度は均等割額の軽減措置が見直しされているということでございます。9割軽減が8割軽減になっているということと思いますけれども、その影響、人数についてお尋ねしたいというふうに思います。
128 ◯議長(園田邦広君)
江島保健課長。
129 ◯保健課長(江島隆治君)
15番議員の質問にお答えしたいと思います。
2割軽減等の軽減額の影響の人数の御質問だったと思いますけれども、あいにく手元に資料はございませんので、後ほどお知らせいたしたいと思います。よろしくお願いします。
130 ◯議長(園田邦広君)
15番益田清議員。
131 ◯15番(益田 清君)
年度ごとにだんだん軽減措置が廃止されてきているわけですよ。ですので、今後のそういうどういうふうな方向で廃止されていくものなのか、均等割などについてもですね、そのこともあわせて、後でいいですので、御報告願いたいというふうに思います。
以上です。
132 ◯議長(園田邦広君)
江島保健課長。
133 ◯保健課長(江島隆治君)
15番議員の御質問にお答えします。
その件も含めまして、また後ほどお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
134 ◯議長(園田邦広君)
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
135 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
136 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第59号 令和元年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
137 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第60号
138 ◯議長(園田邦広君)
日程第7.議案第60号 令和元年度みやき町
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
小柳事業部長。
139 ◯事業部長(小柳 剛君)
それでは、議案第60号 令和元年度みやき町
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。
表紙をお開きください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議案第60号
令和元年度みやき町
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)
令和元年度みやき町の
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定める
ところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ10,017千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳
入歳出それぞれ18,397千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5ページをお願いいたします。
歳入でございます。
款2.繰入金、項1.一般会計繰入金10,012千円の増額でございます。
綾部神社東側集落内宅地開発事業を実施するため、増額補正をお願いするものでございます。なお、財源は定住総合対策基金を活用しております。
款3.繰越金、項1.繰越金は、平成30年度の決算確定に伴い、5千円の増額補正をするものでございます。
6ページをお願いいたします。
歳出でございます。
款1.住宅用地取得造成分譲費、項1.住宅用地取得造成分譲費10,012千円の増額で、
綾部神社東側集落内宅地開発事業の測量設計委託料及び土地購入費の増額補正をするものでございます。
款2.諸支出金、項1.繰出金5千円の増額で、平成30年度の決算確定に伴い、繰越金を一般会計へ繰り出すものでございます。
以上、令和元年度みやき町
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
140 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりましたが、お諮りします。ここで休憩したいと思いますが、異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
141 ◯議長(園田邦広君)
異議なしと認めます。休憩します。
午前11時59分 休憩
午後1時 再開
142 ◯議長(園田邦広君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
議案第60号の説明が終わっておりましたので、これより質疑を行います。質疑ありませんか。11番松信彰文議員。
143 ◯11番(松信彰文君)
この問題についての綾部地区の土地購入問題、それから住宅団地造成計画ということについて、町長とだけ質疑応答をさせていただきたいと思います。課長あたりではこの答弁はできないと思いますので、町長と質疑応答をさせていただくようにお願いを申し上げます。
この問題につきましては、去る8月26日の全員協議会において、まちづくり課のほうから説明があったわけでございます。その際の説明は、耕作放棄地が大変周辺地域に出てきたことによって環境破壊が進んでおると。でもって住宅団地をつくりたいというような話でございました。その際に私は町長に対して、余りにも短絡的ではないかということでお話をさせていただきました。
その真意は、当該土地のある地区は綾部神社、それから風天山公園、北方にはヒマワリの花の団地、それから親水公園、鷹取山、ハゼ並木、こういうふうな景観保持を必要とする自然が魅力いっぱいの地域であります。そして、この土地のある場所は綾部神社のすぐ東側でございます。町道綾部原古賀線、それから県道早良中原停車場線、これを経て東側に土地が出ております。
まず、最初に申し上げておきたいのは、私はこの土地の購入については大賛成です。しかし、ここに住宅団地を9区画から11区画だったですか、町が建設をするということについては、これは私は認めるわけにはいかないということで、8月26日以降、今日まで、これは私のひとりよがりの考えではないかというようなことも含めて毎日真剣に考えてまいりました。
そして、けさも現場を見に行って、私の気持ちに瑕疵があるのではないかというようなことも自問自答しながら現場を見てまいったわけでございます。そして得た結論は、やはりこの土地に住宅団地というのは、町が主導でつくるということはよろしくないと。
それで、私が町長にお願いしたいのは、この土地を買って、いわゆる周辺の自然豊かな公園を中心にした中核地としての公有地として将来利用をしていただきたいと。そうしないと、町があそこに住宅地をつくると、すぐ左右は民間の住宅地になってしまいます。あの辺は、それこそ乱開発ということになりはしないかというふうな気持ちを持っておるわけでございます。
このような気持ちになりましたのも、町長が地域おこし協力隊を委嘱されました東京農業大学名誉教授の麻生恵先生が魅力的な景観づくりは地域の宝であるということを声高らかに宣言していただきまして、私が編集委員長を務めております議会だよりにも現在、連続投稿をお願いしておるわけでございます。
この先生のお考えに私は心を打たれて、全面的に賛同したわけでございます。その結果、きょうのこの土地への住宅造成というものは決して認めるわけにはいかないと思っておるわけでございますので、町長の考えを改めてお伺い申し上げます。
144 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
145 ◯町長(末安伸之君)
御質問にお答えします。
松信議員のお考えについては、私としてもそういう観点から見れば正しいお考えではないかなというふうには思います。
その中において本町の人口が、人口増といってもわずかです。毎年170、180の自然減、出生と大きく乖離差がありましたけど、若い方々の転入がふえて、何とか一時的にふえています。これをまたストップしたら、もとのもくあみになりますので、それと町の中心部については、条件がいいですから移住者も多いと思うんですけど、ほかの地区においては、年々耕作放棄地、空き家がふえてきています。
その中においてのコミュニティの維持、また、景観も含めて人口の維持を図るためには、まずは耕作放棄地をそのままにしておくと雑木林になりますから、また、周辺環境のむしろ景観を損なうこともあり得るのではないかなと思っております。
今、御質問の場所については、綾部神社という景観のいいところもありますけれども、住宅と調和できているんですよ。民間の住宅開発もその周辺にされていますし、それと今度は7から9区画です。高層ビルじゃありませんから、そのことそのものに御理解をいただかないと、山間地域については、今のようなお考えだと全く手をつけられないということになります。必要最小限についての人口維持、また、周辺の住宅と調和できていますから、その点についての御理解をいただかなければ、耕作放棄地をそのままにしておくことによる影響もふえてきますし、集落の維持もできない。そのようなことを鑑みますと、今回については町でさせていただくことについて、著しく景観を損ない、御指摘のようなことはないと思っております。
町がしないなら、民間ならいいというお考えかどうかについても御確認もさせていただきたいと考えているところであります。
魅力あるところというのは、自然を保護することも当然魅力がありますけれども、その中で調和することも魅力ある場所になりますので、今回はこの周辺において必要最小限の住宅を誘導することによって、そこに住む人々、暮らす人にとってのより魅力ある場所になるというような考え方を持っております。
以上です。
146 ◯議長(園田邦広君)
11番松信彰文議員。
147 ◯11番(松信彰文君)
町長に真摯な質疑応答をお願いいたしましたので、町長のお考えの一端をお伺いしたわけでございます。
私は、この地区においては、やはり旧綾部団地の跡地、これらの具体的な利用計画、さらには山田地区にございます住宅用の宅地、これ等も山田地区の中に散見されるわけですね。ですから、そういうところをまず計画を立てていただいて、そして、この土地については、私は買うことは大賛成でございますので、町としてこの土地を先行取得して、町が主体的に計画的にこの地域については総合的な観点から計画を立てて開発していくんですよという意思表示のためにこの土地を買っていただきたいと私は思っておるわけでございます。
ここに町が住宅団地をつくりますと、左右はすぐ、今もこの土地には看板が立っております。センチュリー21というような形で、何とか不動産と名前まで書いてある看板がまだ立っているんですよ。ここに住宅団地を町がつくれば、一斉に民間業者が周辺土地に住宅団地の造成ということで乗り込んでくるのではないかと私は思っております。
ですから、この重要な土地を周辺の自然豊かな観光地拠点として有効に利用する方法を模索しつつ、民間業者等に対しては計画的に町が開発していくんですよと、そして、景観保持をしながら、将来的にどうあるべきかというのを検討しながら、慎重にこの地区のあるべき姿を模索していくということを皆さんにお示ししていただきたいというふうに思うわけでございます。
私がこう申し上げますのは、今、国道34号から県道鳥栖川久保線ですか、この間に民間業者によって7カ所、約61戸の住宅団地が建設をされております。何も町が8月26日の全員協議会で公表して、来年の4月だったですかね、分譲開始と。とてもじゃないけど、目が回るようなスピードでする必要は私はないと。もっともっと中原校区の残された財産である綾部神社から北部丘陵地域の宝でありますところのこの土地の計画、開発については慎重に対処すべきではないかというふうに思っております。
それと、私はもう一つ、町長に申し上げたいのは、定住対策事業に取り組まれてきたわけですね。それから7年か8年の日時が経過をいたしております。この間、住宅は順調に建ってきたわけでございますけれども、待機児童の問題、あるいは集中豪雨による下流域の越水、冠水、浸水、こういう問題も出てきております。
やはり7年、8年たったら足をとめて、周囲を見回して、周囲の状況はどうだというようなことを私は鳥の目で俯瞰していただいて、そして、どういうふうに今後持っていくのかということを執行部の中で真剣に討議をしていただいて、そして、でき得れば議会の意見も取り入れていただいて、定住対策事業を進めていただきたいと、このように思っております。
この土地を買うのは私は大賛成でございます。その上で、この土地を最高に生かしていくためにはどうすればいいかということを執行部内部、議会とともに考えていただいて、一回住宅団地に造成してしまえば変更がききません。未来永劫、団地として存在をしていくわけでございます。
そして、町がここに筆をおろせば、民間業者も、この辺はまだ土地も若干安うございましょうから、そして環境もよございます。南向きの斜面で環境もよございます。ですから、一気に住宅団地の造成が進むのではないかというふうに心配をいたすわけでございます。
午前中、益田議員の答弁に町長は乱暴とも思えるような答弁をされました。あなたたちも一緒になって定住対策を始めたじゃないかと、今さら何を言っているんだよと、そういうふうな態度では私はいかがなものかと。やはりその時点時点で抱えてきた問題をお互いに真剣に議論し合って、そして、将来どういうふうに解決していくかということをお互いが真剣に協議をしていく中で、みやき町のあるべき発展の姿が見出せていけるのではないかというふうに思います。
改めてお伺いをします。この土地について、先行取得として用地を確保していただいて、住宅団地の造成についてはいましばらくお考えをいただくという考えがあるのかどうか、お伺いを申し上げます。
148 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
149 ◯町長(末安伸之君)
住宅団地という定義が、この団地というのは7から9ですので、私の中では団地という定義には当てはまらないというふうに思っていますが、松信議員は7から9でも団地というふうにおっしゃっていただいています。
もともとここは集合アパートか何かに転用しようというお考え等をお持ちであったとお聞きをしたところでございます。その中で、最終的に地権者等については、町に活用してほしい、町なら協力をするという中で今日に至っています。
公用地として取得することについては賛成いただいていますので、この点について、他の用途で活用できるかについては慎重に検討していきたいと思っていますが、今回については、あくまで用途については
住宅用地取得造成事業特別会計の中の住宅用地として、基本的な考え方については、もう提案しておりますので、これを変えることはできませんが、その後に公用地として先行取得することについては御理解いただいていますので、議会の総意として、他の公共的な用地として活用策を見出せれば再検討する余地はございます。
これまで議会の提言に基づいた、百五十数項目に基づいて、私としては真摯に定住策を図ってきたつもりでございますし、人口が若干、一時的に増加したということですので、ここで足をとめることによりまた人口減というのは目に見えていますので、それからまた定住策を急ぐとなれば同じですので、今までやってきたのは、PFIの集合型はもちろんさせていただきましたが、そのほかの宅地分譲等については、大規模的なことについては、コメリ周辺については40から60というのはありますけれども、大型な開発というのは行ってきていませんから、今後とも10区画以内をできるだけバランスよく、57行政区の中で特に人口減が著しいところについては今後積極的に行っていきたいと考えているところでございますし、耕作放棄地をそのままにすることによる影響等も鑑みながら、7から9、この区画程度については、むしろ今後積極的に行っていきたいと考えております。
以上です。
150 ◯議長(園田邦広君)
11番松信彰文議員。
151 ◯11番(松信彰文君)
3回目です。
執行部の8月26日の発表では8区画から9区画となっております。町長から定住対策事業の云々というようなことがございましたけれども、この定住対策事業も町長がおっしゃっておりますように、平成23年、2011年9月に私の一般質問によって、町長の御英断によって定住対策事業が始まったというふうに私は理解をいたしております。そして、今日まで町長の行動力と英知で立派に定住対策事業が進んできたというふうに思っております、正直ね。
しかし、ここで七、八年経過をしておりますので、一回立ちどまって、日本中が人口減少に向かっていく中でみやき町だけが人口増に祝い歌を歌うということは、これはできないわけです。日本中が人口減少になっていくわけです。その人口減少の影響は何らかの形でみやき町に影響を及ぼしてまいります。その中で、未来永劫に人口減少が続く日本の中でみやき町だけが人口増でお祝いの歌を歌い続けるということは、私は果たしてできるのだろうかというふうに思っております。
ですから、ここで一回立ちどまって、町長がおっしゃいますように、八、九区画ぐらいの開発ならいいだろうということは、これは民間の開発業者を呼び寄せるという結果になるわけです。ですから、私が申し上げているように、住宅団地じゃなくて、先行取得をしていただいて、そして、みやき町が目配り、気配りをしながら、この地域の開発に責任を持っているんだよということを業者の皆様方に、あるいは住民の皆様方にお知らせを願いたいというふうに私は思います。
きょうも私現地に行きまして、ここに住宅団地ができるそうですよという話をしました。そしたら住民の方は、いや、住宅は要らんばいと。せっかくこんなにいい環境の中で、放棄地は出てきておるけれども、これを何とか上手に綾部神社、風天山と一体になった計画的な開発の中で生かしていただきたいと。私どもはむしろ綾部神社の参道に最近出てきておる空き家の問題を町に解決していただきたいと、こういうふうな散歩中の住民の方の御意見でございました。
ですから、こういう住民の方の意見にも耳を傾けていただいて、何とか景観条例に基づいた立派な開発計画、公園計画、フットパス計画、こういうものをつくって、みんなに喜ばれる、また、みやき町に新しく入ってこられた住民の方々が春夏秋冬、四季を通じて遊びにおいでいただける地域環境、公園計画、自然保護、こういうものにしていただきたいと最後にお願いをしまして、町長の答弁をいただきまして私の質問といたします。
152 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
153 ◯町長(末安伸之君)
御意見については真摯に承りますが、空き家対策も積極的に解体、除去しながら、PFIの戸建て、できるだけ今後については人口が減少している山間地域とか農村地域においての空き家の利活用についても力を入れていきます。
あわせて、耕作放棄地も空き家対策と並行して行っていかなければ、同様の問題ですので、今回は耕作放棄地になるというのが明らかでありましたので、それを有効に活用するには、7から9ぐらいの住宅についてはやむを得ないという判断でございます。
議会は議論の場ですから、私の考えを述べることも当然いいと思いますので、声を高くして言ったわけじゃないし、それを乱暴と言われれば議論の余地がありませんので、これについては、やはり当初を言えば議会の御意見も踏まえながらさせていただいた。しかし、これに一歩踏みとどまれ、これも貴重な御意見ですけれども、とまることが許されない場合というか、逆に後にまた走り出したときの大きなコストとかエネルギー、時間もかかりますので、私としてはこの規模程度については、まずは民間がしていただくことは積極的に歓迎をしながら、景観とか、そういう開発を民間が行う場合については町の開発届が必要でございますので、その中で適正な開発をしていただくということで、一気に民間が押し寄せて大規模開発をされるということは、農地転用、農振除外とか開発許可というのは、その権限は行政側にありますので、御心配されるようなことは決してないようにしていきたいというふうに考えております。
どうか御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
154 ◯議長(園田邦広君)
ほかに質疑ありませんか。14番岡廣明議員。
155 ◯14番(岡 廣明君)
議案第60号 令和元年度みやき町
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)ということで、造成事業というような形の中でちょっとお尋ねしたいのが、今回10,017千円、その内訳として測量設計等の委託料が1,000千円と土地購入費が9,012千円と補正されております。
その中で土地の問題、いわゆる1つは県道早良中原停車場線の東側を指した土地だけなのか、それと町道と県道とを挟んだ三角形の予定地まで含んだ土地なのか、その辺についてお尋ねをしたいと思います。
それともう一つは、今回、購入費が9,012千円というようなことでございまして、平米当たりどのくらいの価格になるものか、そしてまた、町が購入後、造成工事等々に入られて分譲されていくと思われますけれども、最終売価はどのくらい見ておられるのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。
それともう一つは、先ほどの質疑、答弁を聞いておりますと、いわゆる耕作放棄地という言葉が津々浦々に出てきておりましたけれども、本当に今日、農業の後継者というのがどこの地区でもかなり減ってきていると思われます。その中で、農業委員会として耕作放棄地を校区ごとにどのくらい把握されておるのか、以上、お尋ねいたします。
156 ◯議長(園田邦広君)
島崎まちづくり課長。
157
◯まちづくり課長(島崎浩二君)
14番岡廣明議員の御質問にお答えいたします。
まず、1点目の今回の土地の位置ですけれども、先ほど議員が申されましたように、綾部団地の東側のほうだけです。県道早良中原停車場線の東側のみの区画でございます。
それと、2点目の価格でございますけれども、算定方法といたしましては、路線価を参考に算出のほうをいたしております。今回算出した価格につきましては、平米当たり単価が3,750円でございます。
3点目の最終的な売価でございますけれども、今回、用地のほうを購入させていただきまして、測量設計のほうをさせていただくことになっております。その後、造成工事費を含めたところで売価を決定するといたしておりますので、今のところ、設計のほうができておりませんので、それができ次第、また御報告のほうはさせていただきたいと思っているところでございます。
以上でございます。
158 ◯議長(園田邦広君)
小柳事業部長。
159 ◯事業部長(小柳 剛君)
議員の御質問の中で、農業委員会での耕作放棄地の校区ごとの把握ということでございますけれども、ちょっと今、手持ちに資料等がございませんので、後ほど御説明させていただきたいと思います。
160 ◯議長(園田邦広君)
14番岡廣明議員。
161 ◯14番(岡 廣明君)
わかりました。
その中で、今回は725坪だったですかね、8ないし9区画の予定ということだと思います。
しかしながら、その中で大体平米当たり三千何ぼと言われたんですかね。(「3,750円です」と呼ぶ者あり)そうすると、いわゆる725坪というと、1反が300坪ですから約2,400平米ほどになりますかね。そうしますと、坪単価は結構安いとじゃないですか、それよりも。平米当たり、もっと下がるんじゃないですか。単純に割っても、多分下がるんじゃないかと思います。
ただ、やはりこういう計画を立てたならば大体の概算というのはわかるんじゃないかと思いますけれども、概算でも結構です。それは造成する上において、測量費とか、設計委託料とか、そういうのはおのずと今回予算で計上されておりますから、あと造成する中でいろいろな問題点が生じてくると思うんですよね、登記等を含めていろいろな問題が。ですから、それは若干の、造成して最後はわからないと思いますけれども、概算的には大体どのくらいになるのかでも結構でございます。
それと、耕作放棄地は後で報告しますと。議会開会中です。会期の中で質問したのは答弁せんないかんですよ、休憩をとってでも。益田議員のときでもですかね、後で報告しますと。会期中に後で報告しますはなか。質疑した以上は答弁はやっぱり議会の会期中に、なら、後でといったらまた臨時議会とか、会期を延長してでも報告するわけですか。
だから、その辺は議長に言って、議長がいわゆる暫時休憩かになって、すぐ資料を用意するとか、そういう方向性をとらんとおかしいですよ。質疑して答弁がないと。後で報告しますと。そういうもろもろの質疑が多分出るのではないかと、担当部長、やっぱりそういうのは予測しとかんならいかんと思うわけですよ。
ですから、いわゆる質疑中に後で報告しますとかね、議会開会中ですよ。後でというたら、後はもう議案としてないわけですよ。ですから、その議案のときに答弁をせんないかんわけです。資料を求めますと違うですよ。ですから、その辺は執行部も議長もそれでいいものか、後で報告で本当に。再度答弁を求めます。
162 ◯議長(園田邦広君)
島崎まちづくり課長。
163
◯まちづくり課長(島崎浩二君)
先ほど岡廣明議員が申されました分譲単価に関するものですけれども、これまで当時分譲した額で80千円から90千円ぐらいで分譲しておりますので、それぐらいでできればとは思っておりますけれども、あくまでもまだ概算でございますので、正式な数字はまた実際に設計等ができた段階で御報告等をさせていただければと思っております。
以上でございます。
164 ◯議長(園田邦広君)
原野副町長。
165 ◯副町長(原野 茂君)
岡廣明議員の議案に対する資料等の質問内容でございますけれども、私のほうから答弁させていただきますけれども、職員、部長、課長それぞれ今回出されている担当部署の資料とか、勉強の予測とか、ある程度かなりして、御存じのように資料もたくさん持ってきておりますけれども、岡廣明議員が言われるこの分ということがはっきりわかるときもあれば、予測できない質問等もありますので、そのときについては、どうしても後で資料の配付なり、そういうことをさせていただくということが、かなり広範囲にわたっていますので、生じるかなという考えを持っているところでございます。
以上でございます。
166 ◯議長(園田邦広君)
14番岡廣明議員。
167 ◯14番(岡 廣明君)
予測がつかないとか、そういう問題じゃない。一応執行部は議案として提案しているわけですよ、議会に。執行部控室もあります。電話もあります。ですから、執行部のやる気の問題ですよ。
議長、済みません。暫時休憩をお願いしますとか、そして、すぐ電話をかければいいわけでしょうもん。そうでなければ、次の人をそこに待たせる。やっぱり市関係は待機しておるんですよ、どういう質問が出るかわからないから。予測がつきませんでしたからとか、そういう問題で解決できる問題じゃないと思うんですよ。
それは土地の問題とか、いろいろ出れば、農業委員会に絡む問題も出てくると思うんですよ。ですから、私はやはり暫時休憩してでも、すぐ電話でどのくらいあるとか確認、それは今はちょっと調査でわかりませんならわかりませんでいいんですよ。ですけど、答弁ができないわけじゃできないと思うんですよ。何のため、定例議会を開いておるんですか。委員会と違いますよ。それは対処してください。
168 ◯議長(園田邦広君)
末安町長。
169 ◯町長(末安伸之君)
御質問にお答えします。
一般質問については事前に通告いただいていますので、それに伴う計数的なものはある程度準備等もしていますから、途中休憩することは少ないと思います。
一般議案の質疑において、どうしても把握していない計数的なもの等については、その場で即答できないところもございますし、その時点で暫時休憩して時間を要すことが議会の進行上、妨げになることも想定されますので、これについてはやはり議長の指示に従って、暫時休憩してでも議会全員の皆さんにその情報とかを提供すべきという判断をされたときは休憩をいただいて、情報収集なりをさせていただきます。
お一人お一人の質疑に対して、特に計数的な問題とかは不確定なものを議会で答弁すべきではないと思っていますので、それを一々暫時休憩することによる議会の進行妨げということも想定されますので、これについては、我々執行部の判断ではできない部分があります。よって、議長の判断で暫時休憩を要して、その的確な答弁が必要と判断されたときは、当然議会の機関の決定ということで、それは従わせていただきたいと思っております。
より的確に答弁できるような努力を今後ともさらに研さん等を踏まえながら、本日の御指摘や御意見が出ないように研さんを深めていきたいと思います。どうかよろしくお願いを申し上げます。
170 ◯議長(園田邦広君)
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
171 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。11番松信彰文議員。
172 ◯11番(松信彰文君)
団地造成計画について、反対の立場から討論をいたします。
町長は、私の一般質問のときにおいでになりませんでしたので、今から1分間で要約してしゃべりますので、ちょっと聞いておってください。
町長、こっちから綾部神社を見て、町道綾部神社の右側に町道綾部原古賀線がございます。そして、その右側に田んぼがあって、その右側に県道136号、早良中原停車場線がございます。そして、その線の右側、いわゆる東側に問題の土地の725坪があるわけですね。概況的にはこのようになっています。
それで、今まで同僚議員の質問の中で、この辺の駐車場とか環境整備が必要ではないかという質問を踏まえまして、綾部神社のすぐ東側ですね、ここに4筆ございます。4筆で1,465平米、1反4畝あるわけですね。そして、綾部原古賀線がございます。その右側に、いわゆる田んぼがあるわけです。立派な田んぼがですね。これが2筆、1,571.91平米ございます。1反5畝。そして、県道早良中原停車場線があって、その横に問題の725坪ですね、2,400平米程度があるわけでございます。
私は、この綾部神社のすぐ東側の4筆については駐車場でいいと。神社関係者の駐車場として、総代とか、そういう方々がとめられる駐車場でいいと。そして、その町道の右側の田んぼ2筆については、これを田んぼとして残して、そして、ここで早乙女によるお田植え祭りとか、あるいは秋には収穫祭というような、地区の中学生、高校生15人程度のお嬢さんたちに菅笠、かすりを着ていただいて、そういうイベントをやったらどうだろうかと。そして、一番右の今問題になっております用地には、一応駐車場として確保しながら、一番右側の端あたりに近代的なトイレ等を設置したら立派な綾部神社を中心とした観光地になるし、6月ごろの早乙女による、よくテレビであるじゃないですか、赤い蹴出しをして、こうしてお嬢さんたちがね。そういうのをやることによって綾部神社の格も上がるし、この辺の観光面でもPRができるんじゃないだろうかということで一般質問をさせていただいて、今日の反対討論に至っておるわけでございます。
何も町長、私も反対のための反対をしているわけではございません。末安町長、歴史に名を残していただきたい。新しいイベント、あるいは定住対策は末安町長がやったんだよというようなことを子や孫の代にまで知らしめていただいて、そして、後世のみやき町の方々に引き続いて頑張ってもらうということのために慎重にお考えをいただきたいということで、この議案に対する反対討論とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
173 ◯議長(園田邦広君)
ほかにありませんか。12番平野議員。
174 ◯12番(平野達矢君)
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算ということで、ただいま松信議員から反対討論がございました。私は賛成の立場から討論をいたしたいと思います。
みやき町の第1次総合計画、そして、第2次総合計画も策定いたしました。また、その中にみやき町の都市計画マスタープランも作成をいたしました。この計画にのっとりながら、本町の土地利用計画もずっとやって、今、住宅政策も進めているものと私は理解をしているところでございます。
南部のほうからいろいろ三根校区、北茂安校区、大変な開発がなされてきまして、今やっと中原校区のほうに開発の手が伸びてきたわけでございます。
確かに交通至便な中原校区において、一般の会社関係から開発というものをされている部分がございますし、また、無秩序な開発というのは、これはできないように農振除外とかそういう面で規制をされている中で、じゃ、町としても民間でできない部分の開発というものもしていかなければならない。
今回の議案の土地におきましては、都市計画マスタープランの中で高速道路から南ということで、いわゆる住宅環境整備の分野として利用ゾーンになっております。高速道路から上が山林環境保全ゾーンとしてされておりまして、私としては、あそこに今回の面積で何かをつくるというよりも、あくまでこのマスタープランに沿って、あそこは宅地
化をして、住宅団地というような50戸も100戸もあるような団地ではございませんし、あの辺の住宅環境を見るときに、やはり農地の耕作放棄地、あそこも実質耕作放棄の状態なんですね。つくってはありますけれども、いわゆる地主がつくっているものじゃないというような現況を考えますと、いずれ耕作放棄地となるであろうという場所でございまして、この土地の買収は、これはすることで賛成でありますし、宅地としても大規模な住宅団地ではありませんし、マスタープランにのっとってやっているということで、今後、私は先ほど松信議員が申されたような形でつくるのは、高速道路の北側の綾部住宅の跡地、ここを基点にして、今後、山林環境保全の基点の地として、あそこをしっかりしたものに位置づけをするべきではなかろうかと。
いわゆる福岡県道入部中原停車場線、これは福岡県側がやっと工事を着工して、着々と整備をされております。私といたしましても、県のほうに県道早良中原停車場線の整備をしていただきたい。あくまで今までは福岡県が全然進んでいなかったんですけれども、福岡県が進めている以上、やはり佐賀県からの多くの陳情をやってきました。また、みやき町としても陳情をやってきましたので、福岡県が工事を始めたからには、佐賀県側としてもこの改修整備をするべきであるということで、一応自民党の中原支部としても陳情をしております。
今度、県議会のほうで、11月に県知事に対して要望活動をするというふうになっておりまして、これによって福岡県側からの本町への流入、いろいろ観光面におきましても、それから、本町から福岡市への勤労者の通行利便性の向上とかを考えたときに、やはり県道早良中原停車場線の整備をしながら、山間部の有効利用というのを総合計画、そして都市計画マスタープランに沿って進めていくべきであろうと考えております。
そういう観点から判断すると、私は今回の議案というのは進めていくべき議案だろうと考えるところでございます。よって、本議案に対して賛成の討論といたします。
以上です。
175 ◯議長(園田邦広君)
ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
176 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第60号 令和元年度みやき町
住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
177 ◯議長(園田邦広君)
賛成多数です。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
日程第8 議案第61号
178 ◯議長(園田邦広君)
日程第8.議案第61号 令和元年度みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
牛島総務部長。
179 ◯総務部長(牛島敏和君)
議案第61号について御説明を申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議案第61号
令和元年度みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第1号)
令和元年度みやき町の
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第1号)は、次に定めると
ころによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,654,555千円を減額し、
歳入歳出予算
の総額を歳入歳出それぞれ5,504,777千円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算
の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5ページのほうをお願いいたします。
歳入について御説明いたします。
款2.寄附金、項1.寄附金は2,917,426千円の減額でございます。
ふるさと寄附金事業の休止に伴い、寄附金実績見込み額による減額をお願いしております。
款3.繰入金、項1.基金繰入金は1,842,725千円の減額です。寄附金事業の休止に伴い、関連する寄附金事業に係る事務費を減額補正することに伴う
ふるさと寄附金基金繰入金の減額でございます。
項2.一般会計繰入金は121,626千円の増額でございます。平成30年度
ふるさと寄附金を財源とした一般会計事業の精算に伴うものでございまして、一般会計からの繰り入れを行っているものでございます。
款4.繰越金、項1.繰越金は平成30年度の実績に基づくものとなっております。
7ページをお願いいたします。
歳出について御説明いたします。
款1.
ふるさと寄附金事業費は1,842,724千円の減額となっております。
目1.
ふるさと寄附金事務費は、節8.報償費から節14.使用料及び賃借料まで説明欄に記載しておりますとおり、
ふるさと寄附金事業の休止に伴う事務経費の減額等をおのおのお願いしております。
目2.
ふるさと寄附金利活用事業費は、
ふるさと寄附金利活用事業の変更に伴う一般会計繰出金の変更をお願いするものでございます。
款2.諸支出金、項1.基金費は811,831千円の減額です。平成30年度
ふるさと寄附金の決算及び事業休止に伴う基金積み立て見込みによる減額を今回お願いしております。
以上で令和元年度みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
180 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
181 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
182 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。議案第61号 令和元年度みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
183 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
日程第9 諮問第2号
184 ◯議長(園田邦広君)
日程第9.諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
野口民生部長。
185 ◯民生部長(野口英司君)
それでは、諮問第2号について御説明申し上げます。
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諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について
人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、議会の意見を求める。
住 所 ─〔省 略〕─
氏 名 酒 井 隆 司
生年月日 ─〔省 略〕─
令和元年9月9日 提出
みやき町長 末 安 伸 之
提案理由
人権擁護委員の任期が令和元年12月31日をもって満了するため、人権擁護委員法(昭和24
年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものである。
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酒井氏につきましては、人権擁護委員として1期目の任期が令和元年12月31日までであり、再任をお願いするものであります。
再任されますと、令和2年1月1日から令和4年12月31日までの3年間が任期となり、町長が法務大臣に対し推薦し、法務大臣が委嘱をすることになります。
次のページをお願いいたします。
酒井氏の略歴でございます。住所、氏名、生年月日につきましては記載のとおりでありますが、年齢につきましては、1月1日が就任の基準日でございますので、令和元年1月1日現在の年齢で記載をしております。
なお、最終学歴、職歴、その他の職歴及び賞罰につきましても記載のとおりでございます。
以上、諮問第2号について説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
186 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。人事案件ですので、御配慮の上、質疑をお願いします。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
187 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
188 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
採決は投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
189 ◯議長(園田邦広君)
ただいまの出席議員は15名です。会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に11番松信彰文議員、12番平野達矢議員を指名します。
投票用紙を配付します。
〔投票用紙配付〕
190 ◯議長(園田邦広君)
配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
191 ◯議長(園田邦広君)
念のために申し上げます。投票は単記無記名です。本件に賛成の方は○、反対の方は×と記載をお願いします。
なお、会議規則第84条の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなします。
投票箱を点検してください。
〔投票箱点検〕
192 ◯議長(園田邦広君)
異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。1番田上幸男議員から順次投票をお願いします。
〔投 票〕
193 ◯議長(園田邦広君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
194 ◯議長(園田邦広君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
開票を行います。11番松信彰文議員、12番平野達矢議員、開票の立ち会いをお願いします。
〔開 票〕
195 ◯議長(園田邦広君)
投票の結果を報告します。
投票総数 14票
うち、
有効投票 14票
有効投票のうち、
賛 成 14票
反 対 0票
以上のとおり、全員賛成です。よって、諮問第2号は原案のとおり同意することに決定しました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
日程第10 発議第2号
196 ◯議長(園田邦広君)
日程第10.発議第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書についてを議題とします。
提出者の提案理由の説明を求めます。11番松信彰文議員。
197 ◯11番(松信彰文君)
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発議第2号
令和元年9月9日
みやき町議会議長 園 田 邦 広 様
提出者 みやき町議会議員
松 信 彰 文
賛成者 みやき町議会議員
益 田 清
田 上 幸 男
岡 友 清
目 野 さとみ
地方財政の充実・強化を求める意見書について
上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。
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地方財政の充実・強化を求める意見書
地方自治体は、子育て支援策の充実と保育人材の確保、高齢
化が進行する中での医療・介
護などの社会保障への対応、地域交通の維持など、果たす役割が拡大する中で、人口減少対
策を含む地方版総合戦略の実行や
マイナンバー制度への対応、大規模災害を想定した防災・
減災事業の実施など、新たな政策課題に直面している。
一方、地方公務員をはじめとした公的サービスを担う人材が限られる中で、新たなニーズ
への対応と細やかな公的サービスの提供が困難となっており、人材確保を進めるとともに、
これに見合う地方財政の確立をめざす必要がある。
政府の「骨太2018」では「(地方の)一般財源総額について2018年度地方財政計画の水準
を下回らないよう実質的に同水準を確保する」とされ、2019年度の地方財政計画でも、一般
財政総額は62兆7072億円(前年比+1.0%)となり過去最高水準となった。
しかし、一般財源総額の増額分も、保育の
無償化などの国の政策に対応する財源を確保し
た結果であり、社会保障費関連をはじめとする地方の財政需要に対応するためには、さらな
る地方財政の充実・強化が求められている。
このため、2020年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、歳入・歳出を的確に見積
もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実と地方財政の確立をめざすことが必要であ
る。このため、国会及び政府に以下の事項の実現を求める。
記
1.社会保障、災害対策、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治
体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保をはかること。
2.子ども・子育て支援新制度、地域医療の確保、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮
者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの
対応と人材を確保するための社会保障予算の確保および地方財政措置を的確に行うこと。と
りわけ、保育の
無償化に伴う地方負担分の財源確保を確実にはかること。
3.地方交付税における「トップランナー方式」の導入は、地域によって人口規模・事業規
模の差異、各自治体における検討経過や民間産業の展開度合いの違いを無視して経費を算定
するものであり、廃止・縮小を含めた検討を行うこと。
4.「まち・ひと・しごと創生事業費」として確保されている1兆円について、引き続き同
規模の財源確保をはかること。
5.2020年度から始まる会計年度任用職員の処遇改善のための財源確保をはかること。
6.森林環境譲与税の譲与基準については、地方団体と協議を進め、林業需要の高い自治体
への譲与額を増大させるよう見直しを進めること。
7.地域間の財源偏在性の是正のため、偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地
方税への税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること。
同時に、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証し
た上で、代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることがないよう対応をはかるこ
と。
8.地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化をはかり、市町村合併の算定特例の終
了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を
講じること。
9.依然として4兆円規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨
時財政対策債に頼らない地方財政を確立すること。
10.自治体の基金残高を、地方財政計画や地方交付税に反映させないこと。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
令和元年9月19日
佐賀県みやき町議会
衆議院議長 大 島 理 森 殿
参議院議長 山 東 昭 子 殿
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
財務大臣 麻 生 太 郎 殿
総務大臣 高 市 早 苗 殿
経済産業大臣 菅 原 一 秀 殿
内閣官房長官 菅 義 偉 殿
内閣府特命担当大臣 西 村 康 稔 殿
(経済財政政策担当)
内閣府特命担当大臣 北 村 誠 吾 殿
(地方創生規制改革担当)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以上。
198 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
199 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
200 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。発議第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
201 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。
日程第11 発議第3号
202 ◯議長(園田邦広君)
日程第11.発議第3号 高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書についてを議題とします。
提出者の提案理由を求めます。11番松信彰文議員。
203 ◯11番(松信彰文君)
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発議第3号
令和元年9月9日
みやき町議会議長 園 田 邦 広 様
提出者 みやき町議会議員
松 信 彰 文
賛成者 みやき町議会議員
益 田 清
田 上 幸 男
岡 友 清
目 野 さとみ
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書について
上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。
─────────────────────────────
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書
東京・池袋で87歳の高齢者が運転する車が暴走し、母子2人が亡くなった事故以降も高齢
運転者による事故が続いている。
近年、交通事故の発生件数は減少傾向にあるが、75歳以上の高齢運転者の死亡事故の割合
は高まっており、単純ミスによる事故も目立つ。
警察庁は、昨年末時点で約563万人いる75歳以上の運転免許保有者が、2022年には100万人
増えて663万人に膨らむと推計している。
こうした状況を踏まえ、国は17年施行の改正道路交通法で、75歳以上の免許保持者は違反
時や免許更新時に認知機能検査を受けることを義務付けたが、いまや高齢運転者の安全対策
及び安全運転支援の取り組みは待ったなしの課題である。
また、過疎地域を中心に、未だ「生活の足」として車が欠かせない高齢者も多い中、自主
的に免許を返納した場合などの地域における移動手段の確保も重要な取り組みである。
国会及び政府におかれては、地方自治体や民間事業者とも連携しながら、総合的な事故防
止策としての、高齢運転者の安全運転支援と地域における移動手段の確保を進めるため、下
記の事項について早急に取り組むことを強く求める。
記
1 自動ブレーキやペダル踏み間違い時の急加速を防ぐ機能など、ドライバーの安全運転を
支援する装置を搭載した「安全運転サポート車」(サポカーS)や後付けの「ペダル踏
み間違い時加速抑制装置」の普及を一層加速させるとともに、高齢者を対象とした購入
支援策を検討すること。
2 高齢運転者による交通事故を減らすため、自動ブレーキなどを備えた「安全運転サポー
ト車」(サポカーS)に限定した免許の創設や、走行できる場所や時間帯などを制限し
た条件付き運転免許の導入を検討すること。
3 免許を自主返納した高齢者が日々の買い物や通院などに困らないよう、コミュニティバ
スやデマンド(予約)型乗合タクシーの導入など「地域公共交通ネットワーク」のさら
なる充実を図ること。また、地方自治体などが行う、免許の自主返納時における、タク
シーや公共交通機関の割引制度などを支援すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年9月19日
佐賀県みやき町議会
衆議院議長 大 島 理 森 殿
参議院議長 山 東 昭 子 殿
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
国土交通大臣 赤 羽 一 嘉 殿
経済産業大臣 菅 原 一 秀 殿
総務大臣 高 市 早 苗 殿
国家公安委員会委員長 武 田 良 太 殿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以上であります。
204 ◯議長(園田邦広君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。14番岡廣明議員。
205 ◯14番(岡 廣明君)
今回、高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書ということで総務文教常任委員会のほうで提出されておりますけれども、この文章を読んでみますと、何か業者肥やしのような要望等が、自動車メーカーと協定したような要望書が多いようでございますけれども、高齢者の安全運転の支援ということですから、そのほか、何か道路的な問題とか、具体的にそういう問題の提案ができなかったか、そういう御意見等が出なかったか。
極端に言えば、これは自動車を改造しなさいと、こういうのを改造すれば事故も少なくなりますよというような意見書だと思います。ですから、どこかの自動車メーカーから来たかなと思いまして、その辺についての説明をお願いいたします。
206 ◯議長(園田邦広君)
11番松信彰文議員。
207 ◯11番(松信彰文君)
質問に答えて、勉強いたしておりました。
8月31日の西日本新聞紙上では、何事にもかえがたい高齢者の命ということで、「高齢事故防止 広がる助成 九州」ということで、現在、8月31日時点で5つの市や町が事故防止対策の補助とかを導入して、現在、26自治体が補助の導入を検討しておるという新聞記事になっております。
また、みやき町におきましても、9月5日の西日本新聞記事におきまして、9月3日にみやき町において高齢者らに対する衝突軽減装置の高齢者体験ということで、安全運転支援車による高齢者運転体験というものがみやき町で行われたということで報告をされております。
このように高齢者の事故がふえておりますので、日本のメーカーには技術を改善、改良していただいて、高齢者事故防止に努めていただきたい。また、自治体においては、現状を把握しつつ、どのような補助あるいは援助ができるのか、検討をしていただきたいと思います。
まずもって、みやき町では9月3日に高齢者安全運転講習会が実施をされたということで、先駆的な取り組みが行われたということにおいて、執行部に心から感謝を申し上げたいと思います。
以上です。
208 ◯議長(園田邦広君)
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
209 ◯議長(園田邦広君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
210 ◯議長(園田邦広君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りします。発議第3号 高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
211 ◯議長(園田邦広君)
全員賛成です。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。
日程第12 閉会中の所管事務調査について
212 ◯議長(園田邦広君)
日程第12.閉会中の所管事務調査についてを議題とします。
お諮りします。みやき町議会会議規則第75条の規定により、議会運営委員長及び総務文教、産業建設、民生福祉の各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
213 ◯議長(園田邦広君)
異議なしと認めます。よって、議会運営委員長及び各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに決定しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
これをもちまして、令和元年第3回みやき
町議会定例会を閉会します。長時間お疲れさまでございました。
午後2時20分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和 年 月 日
みやき町議会議長 園 田 邦 広
みやき町議会議員 古 賀 通
みやき町議会議員 宮 原 宏 典
© Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...