去る1月19日に佐賀県
町村議会議長会の
政策研究委員会が開催され、佐賀県肥前さが
幕末維新博事務局長、脇山氏から「肥前さが
幕末維新博覧会について」と題して講演を受け、意見交換を行いました。
また、2月21日に佐賀県
町村議会議長会の定期総会が開催されました。総会では、平成30年度の事業計画並びに予算が議決され、あわせて佐賀県
町村議会議長会表彰が行われ、
自治功労者として
古賀通議員が19年以上の表彰、中尾議員が議員11年以上の表彰伝達が行われました。
議会研修受け入れでは、1月24日に大分県
佐伯市議会の
議会運営委員会の皆さんが議会一丸となった
ペーパーレス化推進事業についての
研修テーマでお見えになりました。
次に、
地方自治法第235条の2の規定により、平成29年11月から平成30年1月までの、みやき
町一般会計、特別会計に関する出納状況について、監査委員から各会計の収入、支出について検査した結果、計数的に正確である旨の通知がありました。
なお、お手元に1月末の
出納状況資料を配付しておりますので、御参照ください。
以上で諸般の報告を終わります。
日程第4
町長所信表明及び行政報告
6 ◯議長(園田邦広君)
日程第4.町長の所信表明及び行政報告を求めます。末安町長。
7 ◯町長(末安伸之君)
皆さんおはようございます。平成30年第1回みやき町定例会の開会に臨み、私の所信を述べさせていただきますとともに、平成30年度当初予算案につきまして、その概要を御説明を申し上げます。
まず、議員の皆様方には、さきの選挙におきまして
当選の栄に浴されました。ここに改めましてお喜びを申し上げます。日ごろからみやき町の町民の代表として町政に対する的確な御意見や御提言、御協力をいただき、町政運営が順調に進んだことにこの機会をおかりしまして、心より御礼申し上げます。
さて、平成30年度の
予算編成方針ですが、国においては長く続いたデフレからの脱却を目指し、経済の再生を最優先課題と位置づけ、平成27年10月からはアベノミクスの第2ステージに移り、引き続き一億総活躍社会の実現を目指し、3本の矢を強化して、新3本の矢、戦後最大の
名目GDP600兆円、
希望出生率1.8、介護離職ゼロを掲げ、少子・高齢化という構造問題に正面から立ち向かい、成長と分配の好循環の実現に取り組んでいくこととなりました。
本町は平成30年度には合併して14年目になり、
合併支援措置が受けられる期間も平成31年度までの2年間となりました。自立した財政運営を求められる時期を迎えております。このような中、効率的な
行財政システムを構築し、
行財政運営についても透明性を高め、
公共サービスの質の向上、質の高い効率的、効果的なサービスを提供するため、各事業効果の的確な分析、継続的な
定住促進事業の推進等により、町民の満足度を高め、みやき町の未来を担う子供たちがいつまでも住み続けたい
まちづくり、町民が健やかで幸せに過ごせる
まちづくりの施策を編み出すこと、真に町民の期待に応えることに心がけて予算編成を行ったところであります。
また、平成30年度は
ふるさと寄附金基金特別会計を設置し、全国の寄附者よりいただいた寄附金を有効に活用し、
ふるさと寄附金のさらなる明確化、健全運営を図っていくため、
ふるさと寄附金利活用事業費を
一般会計予算と分離して計上することにしました。
平成30年度には健幸長寿の
まちづくりの推進、
子育て支援の
まちづくりの推進を重点目標と捉え、第2次みやき
町総合計画基本目標の主要施策に沿って予算の概要を説明を申し上げます。
1.魅力いっぱい産業の
活力づくりでは、意欲あふれる農業の
まちづくりのためのさが
園芸農業者育成対策事業費補助金に24,234千円、
農道整備事業に9,000千円、
ため池ハザードマップ作成業務委託料に13,420千円、用水対策のための
農業基盤整備促進事業費、
西寒水水路整備に8,600千円、
林業振興費に5,671千円、
土井外工業団地造成事業に70,000千円、産業の活力をさらに向上させるため、みやき
町創業支援補助金に3,000千円、一木一
草チャレンジ補助金に18,000千円を計上しております。
2.いきいき輝く
人づくりでは、
小・中学校に在籍する教育上特別の支援を必要とする児童・生徒に対する
特別支援員設置事業に16,165千円、中学校3校の教諭補助・不
登校対策指導員、
ICTサポート支援員を配置する
学校教育支援事業に18,778千円、
英語教育向上のための
外国語指導助手配置事業に10,887千円、各小学校に
児童クラブを設置し、児童の福祉増進のための
放課後児童健全育成事業に53,305千円、
ファミリーサポートセンター委託料に8,111千円、安全・安心な地域の子供の拠点事業として
放課後子供教室推進事業に1,075千円、
JFAこころの
プロジェクト事業に1,160千円、
学校給食費補助金に85,335千円、
中学校校務用パソコン更新事業に17,280千円、高等教育への修学機会の確保及び資金を支援するための
育英資金貸付基金積み立てに5,000千円、地域での
子育て支援のための幼稚園の
教育振興費及び奨励費に2,030千円を計上しております。
3.笑顔と安心にあふれる健康福祉の
まちづくりでは、国の指針に基づくがん・
結核検診事業として17,114千円、
予防接種事業に82,234千円、
健康増進事業に8,720千円、
母子保健事業に25,175千円、産後
ケア事業委託料等に13,750千円、母子健診
医療機関委託料に18,800千円、
不妊治療費助成金に3,200千円、
出生祝金支給事業に13,150千円、
子育て支援事業の一環として子供のための教育・
保育関係事業に634,813千円、乳幼児及び児童の健康と福祉の向上を図るため子供の
医療費助成事業に91,414千円、
ひとり親家庭医療費助成事業に13,830千円、
障害福祉サービス費給付事業に602,908千円、
障害者医療費に41,637千円、
地域生活支援事業に16,658千円、
重度心身障害者医療費助成事業に59,216千円、
中原特別支援学校に通学する児童を対象とした
放課後健全育成事業に19,098千円、
障害児通所等給付事業に104,969千円、高齢者の
保健福祉医療の向上と健康増進のための
包括的支援事業に58,263千円、要介護状態になるおそれのある高齢者を対象とした
介護予防事業に25,106千円、
配食サービスの充実に12,282千円、敬老事業に25,053千円を計上しております。
4.便利で暮らしよいまちの
基盤づくりでは、町民の皆さんが安心・安全な生活を送られるように道路、水路の計画的な整備を進める
まちづくり道路水路事業に821,809千円、
道路維持補修工事に70,000千円、
国土調査事業に18,881千円、児童及び交通弱者に対する
コミュニティバス運行補助に23,626千円、
地域バス対策負担金に10,535千円、
高校生通学支援バス委託料に8,680千円、定住を目的とした
定住促進対策費に40,915千円、水質保全を目的として
個人設置型合併処理浄化槽設置事業補助金に7,460千円、
定住促進対策浄化槽設置補助金に6,000千円、
公共下水道においては
汚水幹線管渠布設関連工事に768,400千円、
水処理等建設工事に480,000千円、
市町村設置型浄化槽購入費に195,779千円、また新規事業としましては
ふるさと寄附金基金を活用して各地区から要望に早期に応えるため、
ふるさと寄附金基金交付金事業として399,000千円を計上しております。
5.快適・安全な
生活環境づくりでは、町民の皆さんの安心・安全な消費生活を送るために、
消費行政活性化事業に1,564千円、集落内の
環境保全活動のため
多面的機能支払交付金、農地・水・
環境事業費に99,544千円、
交通安全施設の整備事業に14,916千円、
公共水域災害対策事業等に6,000千円、また住まいの安全・安心と地域経済の活性化のための
空き家等対策事業に73,530千円、
飲用井戸上水道配水管布設補助金に12,600千円、学校関係では
小・中学校施設整備に213,630千円、
社会教育施設では
コミュニティーセンター駐車場整備事業に141,582千円、
中原総合センター水路整備工事に17,535千円、
北茂安運動場整備工事に108,549千円、自
校方式給食室改修及び施設整備に148,404千円、
学校給食センター整備事業に37,053千円、
消火栓設置工事負担金に19,150千円、
消防格納庫整備事業として12,375千円、
防災センター・行政棟第3期工事として28,413千円を計上しております。
6.町民がすすんで参加する協働の
まちづくりでは、町民の皆さんの交流と融和による
まちづくりを推進するための
まちづくり活動支援事業に3,200千円、
世代間交流活動支援助成事業に5,700千円、
山田地区観光地磨き上げ支援補助金に2,880千円、名木・
景勝保全整備事業に1,791千円、町民祭に5,750千円、
ブランディングセミナー開催運営委託料に4,899千円、
地方創生事業に13,222千円、
地質掘削事前調査に9,364千円、さが
未来スイッチ交付金事業に32,921千円、肥前さが
幕末維新博補助金事業に7,592千円、
文化財調査委託及び
史跡維持適正化事業に17,025千円を計上しております。また、
ふるさと寄附金基金を活用した住民参加型の提案を募集し、住民協働の事業ができるように
特別交付金事業委託事業等に271,728千円を計上しております。
続きまして、昨年12月定例会後の町行政の執行状況につきまして、担当課の順に報告をいたします。
まず、
総務部総務課について報告をします。
職員採用関係では、
統一試験枠の3次試験を12月26日に実施し、7名に採用内定の通知を行いました。また、社会
人経験者枠及び
任期付職員試験について、2次試験を12月24日、25日に実施し、2次
試験合格者に対する3次試験を年末から年始にかけて実施し、社会
人経験者枠から土木3名、下水道1名、
任期付職員は保育士12名、司書補等3名、
自己アピール枠3名の計22名に採用内定の通知を行いました。さらに、
介護支援専門員の確保のための処遇改善、民間企業との連携事業の推進に必要な人材の確保の観点から、
任期付職員の
採用試験選考の1次試験を1月21日に行い、
介護支援専門員5名、一般事務1名が受験をしました。また、その2次試験を2月5日に、3次試験を2月20日、22日に実施し、6名に採用内定の通知を行いました。3月2日、3日には
内定者向けのオリエンテーションを実施しました。
選挙関係では、1月19日に
町議会議員立候補届出事務説明会を実施し、告示を2月13日に行い、14日から17日までみやき町庁舎で期日前投票を行い、2月18日にみやき
町議会議員選挙を執行しました。投票率については59.9%となりました。
消防関係では、消防団年末警戒を12月28日から30日までの3日間実施しました。また、新年恒例の
消防団出初め式を1月14日に
北茂安小学校運動場で開催し、308名の団員が参加し、放水訓練を行いました。また、
地区防火活動として3月4日に
三根校区東分区で
地区防火訓練を予定しておりましたが、同時刻で
町内建物火災が発生しましたので、消火活動を優先し、訓練を中止いたしました。
交通安全対策については、
県道神埼北茂安線が開通することに伴い、町でできる対策事業として交差点ありの点滅器や
交差点注意看板の設置、
カラー舗装を行い、また現在、
安全安心まちづくり町民会議の青パトによる重点警戒を行い、
事故防止活動を行っています。
防災センター・
行政棟整備事業については、家屋の移転も完了し、今年度予定していた第2期工事を全て完了しています。
次に、
企画調整課について報告をします。
ふるさと寄附金の
ワンストップ特例申請は2万9,078名分で、1,224の各自治体に送付をしました。
ふるさと寄附金の
申し込み件数と寄附金の累計は2月末現在で11万6,366件、
寄附金総額は6,869,920千円となりました。
佐賀県の肥前さが
幕末維新博覧会事業については、みやき町偉人・
賢人プロジェクト事業が1月23日付で事業の採択をいただきました。事業の内容は、
市村清顕彰事業及び偉人・
賢人史調査研究事業で、2月13日に市原区、2月14日に石貝区の
ワークショップを行いました。今後は住民の皆さんの意見やアイデアを参考に事業を進めていきます。
1月23日にみやき
町女性活躍推進大使である株式会社愛しとーとCEOの岩本初恵氏に「仕事のあり方」と題し、町職員を対象に講演をいただきました。今後も連携協定を深め、本町のPR活動を行っていただく予定です。
1月30日に東京大学を訪問し、
ピーカンナッツによる農業再生及び地方創生について意見交換を行いました。今後は
ビジネスモデルの構築を最終目標として相互に連携、協力していくことを確認しました。翌31日には内閣を訪問し、
地方創生統括監と面会し、
東京大学ピーカンナッツ栽培に伴う
地方創生事業化にかかわる協議を行いました。
2月22日に
東京農業大学との
包括連携協定の調印式を東京都世田谷区の
東京農業大学世田谷キャンパスで行いました。今後は
地域づくり、環境保全や
就農支援等について相互に連携、協力を行います。
地方創生事業の持丸古民家再生は地元住民の皆さんや
東京農業大学の意見をいただき、1階部分の工事を行っており、来年度のオープンに向けた準備が進んでいます。また、3月1日から4日まで教授、学生合わせて24
人が来町され、持丸古民家や
山田ひまわり園の持続可能な
運営体制づくりなどの計画策定に向けた
ワークショップを開催しました。
四季彩の丘みやきは、2月末現在で
地域づくり体験教室講座を35回、
子育て支援の教室講座を98回開催し、多くの方々に参加していただいています。
次に、税務課について報告をします。
賦課徴収担当は、各事業所から送付された平成29年分の
給与支払報告書の仕分けを行い、
確定申告業務に向け申告相談の準備を整え、2月16日から3月15日までの期間、こすもす館で地区ごとに日割りをして
申告相談業務を行っています。
固定資産評価担当は、平成30年度は
固定資産税の評価がえの年でもあり、評価がえの作業を行い、
納税通知書の発送に向け、
最終確認作業を続けています。なお、平成29年の新築家屋は150軒、増築家屋は9軒となり、昨年と比べ新築で11軒の増、増築で5軒の減となりました。
次に、
徴収強化対策室について報告をします。
平成29年度
滞納繰越分の1月末までの徴収状況は、町民税、
固定資産税及び
軽自動車税を合わせた3税の
滞納繰越分の徴収率が33.8%で、昨年同期に比べ率で1.81ポイント減少し、金額では8,700千円減少しています。
国民健康保険税の
滞納繰越分の徴収率は22.8%と、昨年同期に比べ率で3.81ポイント減少、金額では12,764千円減少しています。
また、佐賀県
滞納整理推進機構による1月末までの徴収実績は24,844千円となっています。平成30年度も引き続き佐賀県
滞納整理推進機構へ1名職員派遣を行う予定です。今後も納税の公平性を保つため、機構と一体となった滞納整理を進め、滞納税の徴収強化に努めます。
次に、
国土調査室について報告をします。
今年度の地権者等との現地立会は終了しましたが、一部境界確認がとれていない箇所について再立会を実施しています。また、平成28年度に実施しました綾部地区の一部及び高柳地区の一部の立ち会い及び測量が終了しましたので、
国土調査法に基づく公告を行い、綾部区の一部を1月30日から2月19日まで中原庁舎で図面と簿冊の閲覧を実施し、高柳区の一部を2月20日から3月12日まで中原庁舎において図面と簿冊の閲覧中です。平成27年度に実施した香田区の一部及び綾部区の一部は法務局に登記の手続申請中です。
次に、
民生部保健課について報告をします。
国保脳ドック検査費助成事業は9月1日から受け付けを開始し、期間中28名の申請があり、12月で検査を終了しました。平成27年度から実施している
PET検査費助成事業は6月1日から受け付けを開始し、2月末現在で39名が検査を終了しました。
第2回
国民健康保険運営協議会を2月2日に開催し、平成30年度
国民健康保険税率、平成30年度予算案及び第2期
データヘルス計画案について協議を行いました。平成30年度から
国民健康保険制度の改正については、1月24日に県より各市町が平成30年度の
国民健康保険税率を検討するための
標準保険税率が国が示す確定計数を用いて算定され、本町の平成30年度
標準保険税率は合計で所得割が14.22%、現行比0.02%増、均等割4万602円、現行比198円減、平等割4万5,611円、現行比11円増と示されました。示されたみやき町の
標準保険税率が現行税率と同等税率となっており、平成30年度は現行の税率を維持したいと考えています。国保被保険者数は平成30年1月末現在5,912名で、前年同期比302名、4.7%の減となっています。また、
後期高齢者医療被保険者数は平成30年1月末現在で4,243名で、前年同期比100名、2.4%の増となっています。
次に、
住民窓口課について報告をします。
人権同和関係では、
人権啓発活動事業として1月31日に鳥栖・
三養基地区同和問題地区別研修講座が上峰町で開催をされ、14名が参加しました。
住民基本台帳関係では、11月1日から1月末までの転入届が200件、転出届169件となっています。
戸籍関係では、
届出書受理件数は208件です。出生が44件、死亡92件、婚姻29件、その他43件となっています。
また、
マイナンバー制度に伴う
個人番号カードの申請件数は、1月末現在で2,437件、交付枚数は2,142枚となっています。
次に、
環境福祉課について報告をします。
環境衛生関係では、2月6日に佐賀県
東部環境施設組合としては初めての平成30年2月
組合議会定例会が開催をされました。組合条例の制定や
一般会計予算に関する議案及び
組合監査委員の選任などについて審議がなされ、承認されました。
廃棄物指導監視員の研修会を2月28日に開催し、ごみの減量化、不法投棄の現状等について情報の共有を図るとともに、問題や今後の対策などについて意見交換を行いました。
福祉関係では、5月1日から
申請受け付けを始めた
臨時福祉給付金の
経済対策分については1月末日現在で
給付対象者4,849名のうち、約90%に当たる4,347名分の
申請受け付けが完了し、総額65,205千円の給付金を支給しています。
次に、
健康増進子ども未来課について報告をします。
特定健診関係では、
特定保健指導を受けた方の
生活習慣改善の実施状況を評価するため、健診6カ月後の血液検査を1月に3日間実施しました。その結果、説明会を3月に予定しています。特定健診の結果から人工透析、脳出血、心筋梗塞などの
生活習慣病の重症化、リスクのある方を抽出し、予防指導の家庭訪問を実施しました。2月まで個別健診を実施し、受診率の低い40歳から50歳代の現役世代を中心に受診勧奨を行いました。平成29年度の特定健診受診者数は1,980名となる見込みです。
がん検診関係では、乳がんの追加検診を
北茂安保健センターにおいて2月18日の日曜日に実施し、35名が受診されました。
健康増進事業では、食生活からの
日常生活習慣病予防のため、
北茂安保健センターにおいて2月までに12名の方を対象に
栄養保健教室を年6回開催しました。今後、地域や家庭で食事からの
健康づくりに取り組まれることを期待しています。
介護予防のための
食生活改善講習会を12月から2月にかけて9回実施しました。健幸長寿を目的に
健幸長寿食育サポーターと地区住民と一緒にキクイモを素材とした
料理講習会を各公民館において10回開催し、健康と地域の
コミュニティを図りました。
母子保健事業では、2カ月児相談から3歳児までの各乳幼児健診と
乳幼児相談、家庭訪問などを随時行っています。
予防接種事業では、
高齢者インフルエンザ予防接種を1月末まで実施しました。
子ども子育ての
利用者支援事業では、業務の一部を
NPO法人心ゆるりに委託し、
保健センターと連携して実施しています。12月から1月末までに妊婦39名、産婦42名、乳児31名の相談を受けました。また、産後ケア事業では、母乳ケアに40名、産後デイサービスに12名の利用がありました。なお、当法人については、平成30年1月から
NPO法人き
ゃんどるハートと名称を変更されました。
不妊治療費の一部助成事業では、12月から2月まで3件交付決定を行いました。
がん患者かつら購入補助事業は、12月から2月まで1件の交付決定を行いました。
歯科保健事業では、みやき町歯と口腔の
健康づくり推進条例に基づき、20歳の歯科健診を実施し、12月から2月まで2名の方が受診されました。
民生委員や地域住民からの成人の方への相談対応について、
鳥栖保健福祉事務所の職員や
かかりつけ医療機関と連携し、訪問や
ケース会議等を12月から2月まで7ケース、延べ17回を行いました。
児童手当の2月分の支給実績は、延べ児童数1万1,437名、支払い額129,700千円となっています。
児童館の利用者は1月末現在で、乳幼児が4,681名、小学生1,265名、中学生11名、高校生1名、保護者3,725名の合計9,683名となっています。
2月20日に児童館運営委員会を開催しました。要保護、要支援児童に関する相談対応では、訪問や
ケース会議等を12月から1月にかけて17件、35回行いました。
平成30年度の町内3保育所の入所希望者数は、風の子保育園200名、さくらの杜保育園290名、三根みどり保育園193名と、合計で683名となっています。1月24日に入所判定委員会を開催しましたが、入所希望者が例年以上に殺到し、国の基準に基づく保育士の配置を最大限に確保したとしても、町内在住の方でも調整が必要なほど大変厳しい状況となりました。今後も保育所の入所希望者は増加の一途をたどると予想され、保育士等の確保のほか、特に預ける子供の低年齢化に対応できる新たな保育園の増設が必要となってきており、本町としてもこの取り組みに着手をしたところです。
次に、風の子保育園について報告をします。
1月16日に保育参観を行い、親子で楽しく制作をしたり、園児の日常の様子や給食を食べる様子を見ていただきました。2月2日、節分には赤鬼と青鬼に向って「鬼は外、福は内」と豆まきを楽しみました。2月14日に5歳児が人形劇「ブレーメンの音楽隊」を鑑賞しました。初めて見る人形劇に大喜びでした。2月20日に中原小学校の体験入学を行い、小学生と交流をしました。3月1日に3歳児、4歳児、5歳児による縄跳び大会を開催しました。3月2日にひな祭り会食で3歳児、4歳児、5歳児がホールで一緒に楽しく会食をしました。3月13日にお別れ遠足で5歳児がヤクルト工場の見学及び吉野ヶ里公園で楽しいひとときを過ごす計画です。3月24日土曜日に卒園式を開催します。ことしの卒園児は男子26名、女子18名の合計44名です。
次に、地域包括支援センターについて報告をします。
12月20日に第3回老人ホーム入所判定委員会を上峰町と合同で開催し、4名の判定を行いました。養護老人ホーム南花園の入所者の状況は、平成30年3月1日現在、定員70名で、入所者70名、そのうちみやき町の措置者は44名となっています。
12月21日、1月25日、2月22日に自立支援ケア会議を開催しました。この会議は、介護保険法の改正に伴い法的に位置づけられた会議であり、高齢者に対する支援の充実と社会基盤の整備を同時に図っていくことが目的とされています。
1月9日から2月13日にかけて、地域支え合いサポーター養成講座を開催し、子育ての支援を行うファミリーサポーター及び高齢者等の日常生活の支援を行う生活支援サポーターの養成を行いました。合計76名の受講者があり、今後、地域での困り事に対する支援を行っていただくこととしています。
1月21日に鳥栖・三養基地区在宅ネットワークとみやき町の共催で第2回市民公開講座をこすもす館で開催しました。基調講演では在宅医療の第一
人者である福岡市のにのさかクリニックの二ノ坂保喜院長より「いのちを受け止める町づくり~在宅ホスピスの現場から」の演題で講演をいただきました。また、講演終了後のシンポジウムでは、「一緒に考えよう、最後までイエ(家)ーイ」をテーマに二ノ坂院長を座長に、みやき町老人クラブ連合会会長、上峰町民生委員会・児童委員会協議会会長、基山町
健康づくり団体の代表、鳥栖広域介護保険課長、鳥栖・三養基地区在宅ネットワーク代表による在宅医療・介護を身近な問題として捉える重要性についての意見交換が行われました。
1月24日、2月14日、2月28日に第2回、第3回、第4回の老人保健福祉計画策定委員会を開催し、平成30年度から平成32年度まで3年間の、老人福祉事業の計画についての議論をされました。この計画に基づき、これまでの地域包括ケア実現のための方向性を継承しつつ、生涯活躍、健幸長寿に向けた地域の支え合い等の取り組みをさらに進めていきます。
2月2日、2月5日、2月8日にみんなで支え合う
地域づくりに向けての各校区勉強会を開催しました。3日間合計で257名もの参加者があり、今後進めていく支え合いの
まちづくりに向けてすばらしいスタートが切れたと考えています。
2月9日に今年度3回目の地域包括支援ネットワークの全体会議を開催しました。「みんなで支え合う
地域づくりに向けて。~今、なぜ助け合いが必要なのか~」をテーマに、公益財団法人さわやか福祉財団のさわやかインストラクターである伊藤もと子氏による講演会を開催しました。講演後は、参加者をグループに分けて、カード形式による助け合いの体験をしてもらい、支え合いのイメージをつかんでもらうきっかけとすることができました。
2月15日に居宅ケアマネネットワーク会議、3月9日に施設ケアマネネットワーク会議を開催し、各事業所の
介護支援専門員の連携と資質の向上を図りました。2月20日には、上峰町と合同で主任ケアマネジャー合同会議を開催し、来年度のケアマネネットワーク会議の事業内容を協議しました。
2月28日にものわすれ相談会を開催しました。認知症の早期発見、早期対応を目的として、物忘れのことで悩みのある本人や家族の相談を肥前精神医療センターの医師とともに受けました。今年度は6回開催し、認知症専門医の受診につながることができました。
3月18日に「健幸長寿の
まちづくりを目指して」と題し、一般の方を対象にした講演会を開催します。株式会社くまもと健康支援研究所代表の松尾洋氏を講師に生涯現役社会の実現に向けて、『「生きがい就労」という社会参加のカタチ』というテーマで、住民の方にみやき町の将来を見据えた高齢者施策の進むべき方向の共有化と高齢者を支える地域の支え合いの体制づくりを推進していくことを講演していただく予定です。
また、平成30年4月1日から介護保険法の改正に伴い、地域包括ケアシステム構築の必要性が生まれましたので、そのための官民連携として3月23日、MIKAWAYA21株式会社と三根町議場をコールセンターにし、御用聞き事業を始めるための連携協定を結ぶ予定です。
次に、事業部建設課について報告をします。
東寒水団地については、綾部・中原団地からの転居戸数が33戸となり、1月の広報等で新規入所者の募集を行い、2月末現在で20戸の新規入居者が決定し、60戸中53戸の入居が決定しています。今後も早期満室に向けて引き続き募集を行ってまいります。
定住促進住宅ひまわり館の募集状況については、2月末現在、3LDKは25戸中24戸が決定しており、2LDKについては20戸中11戸が決定し、空き室10戸に対して現在12戸の申し込みがあり、満室となる見込みです。
なお、東寒水団地及びひまわり館の落成式を3月25日日曜日に開催する予定です。
子育て住宅の募集状況につきましては、10戸中6戸が決定し、早期満室に向けて引き続き募集を行ってまいります。
みやき町営住宅等の指定管理者の導入につきましては、12月15日から1月31日までの指定管理者の募集を行い、2月16日にみやき町営住宅等指定管理者候補者選定委員会を開催し、指定管理候補者選定の選定を行い、候補者を決定し、本議会においてみやき町営住宅等の指定管理者の指定についての議案を上程しています。
次に、一般土木工事については、合併特例債を活用した道路の整備工事は、道路8件、町単独事業で28件、社会資本整備交付金事業で4件の工事発注を行い、今年度中の工事発注件数は、他課からの依頼分を含め工事86件、委託31件となりました。今年度予定していました工事については発注が完了し、現在工事中です。
次に、県事業の推進については、まず主要地方道北茂安三田川線の西尾橋工区は、現在、迂回路の盛り土工事が行われており、年度内に迂回路及び仮設橋を整備し、平成30年度より既存の西尾橋のかけかえ工事を行う予定となっています。また、中津隈橋工区は、今年度、迂回路の工事を発注予定で、平成30年度にかけて迂回路の整備を行い、その後、既存の中津隈橋のかけかえ工事を行う予定となっています。
県道神埼北茂安線については、平成30年1月15日に供用開始がなされ、供用開始後、町道原古賀田島線及び県道江口東尾線との交差点の信号機設置について、2月1日に佐賀県警本部及び鳥栖警察署、東部土木事務所、みやき町において交差点の信号機の位置等について現地立会を行い、信号機の早期設置に向けて協議を進めているところであります。
次に、
まちづくり課について報告をします。
空き家対策については、不良住宅審査委員会で不良住宅に認定された空き家を国の補助金を活用し、解体除去するため、2月末現在で4件の不良住宅除去費補助金の交付決定を行い、3件の解体除去が完了しています。また、空家等対策協議会については、2月28日第3回目の協議会を開催し、空家等対策計画を策定いたしました。来年度より本計画に基づき、空き家に関する対策を総合的かつ計画的に実施することとしています。
宅地分譲については、昨年度から分譲を開始した東尾区の分譲地4区画、新町区の分譲地8区画、東分区の分譲地15区画、合計27区画のうち2月末現在で25区画が申し込み済みとなっており、残りは東分区の2区画となっています。早期完売に向け、各種媒体によるPRを行うとともに、ハウスメーカー等に周知を行い、販売の促進を図ります。
中津隈東区の馬島病院跡地については、熊本市に本社を置く大手ハウスメーカーと3月2日に不動産売買契約を締結しました。現在、農地転用許可申請など宅地開発に向けての各種手続の準備中です。
企業誘致関連では、西寒水区に進出された株式会社JAさが富士町加工食品については、1月に工場が完成し、2月から操業を開始されています。また、白壁区に進出される株式会社ピックルスコーポレーションについては、3月20日に竣工式を予定されています。両社の進出により雇用の拡大や野菜の契約栽培など、町経済への波及効果が期待をされます。
中津隈工業団地については、平成29年7月に九州物流サービス株式会社に売却していたところですが、2月9日に事業所の建設工事に着手され、ことしの秋の操業開始に向け事業の推進を図られています。
第三セクターである株式会社リバーサイド三根については、平成30年4月からの新たな管理運営受託者として鳥栖市のG-stageと委託契約を締結しました。委託契約期間は2年間です。4月1日のリニューアルオープンに向け、現在準備中です。
次に、産業課について報告します。
平成29年産米の生産調整の実施状況は、生産数量目標面積1,154ヘクタールに対し主食用米作付面積が1,097ヘクタールで、57ヘクタール減となり、生産調整が達成されました。このことを受け、経営所得安定対策の米の直接支払交付金が平成29年12月末に国から申請者に対し交付されました。
また、麦、大豆等の生産性向上の取り組みや園芸作物の販売農家に対し、町独自でメニューを作成し、交付する産地交付金については、3月中の交付に向け事務手続を行っています。
平成30年度産米から国からの生産数量の目標の配分がなくなり、農業者が主体的に生産できるようになりますが、多くの都道府県と同様、佐賀県においても農業再生協議会を通じ、需要に応じた適切な主食用米の生産の目安を示すこととされ、本町においては生産数量1,148ヘクタールを配分するため、各生産組合を通して米の作付調整作業を進めています。
産地パワーアップ事業補助金を活用した事業の株式会社JAさが富士町加工食品によるカット野菜工場については、1月24日に竣工検査が終わり、補助金交付の手続を行っています。また、JAさがの三養基地区共同乾燥調製貯蔵施設についても、3月15日の完成を目指し工事が進んでいます。
緑の少年団の活動では、12月26日にこすもす館で門松づくりを実施しました。当日は団長含めて11名が参加し、九千部クラブの指導のもと、竹の特性を勉強しながら門松づくりを体験されました。
地区公園については、11月から12月にかけて全ての地区公園の遊具を検査しました。その結果を踏まえ、地元区長と連携を図りながら、危険度の高い遊具の修理を行っています。
次に、農業委員会について報告します。
平成29年度の農地の利用状況調査において、新たに遊休農地と判断された農地の所有者に対する今後の利用意向の調査を12月から行い、意向の確認と担い手農業者等の借り受けが可能な農地については、利用権の設定等の調整に取り組んでいます。
本年度の農業委員会における2月までの主な審議処理件数は、農地法第3条の所有権移転の許可決定が19件で対前年度同期比1件の増、農地法第4条及び第5条の農地転用に関する意見の具申が64件で対前年比10件の増、経営基盤強化促進法に基づく貸借権等の権利設定の意見決定が359件で対前年度比115件の減、農業振興地域整備計画変更の意見の具申が13件で対前年度比5件の減となっています。
次に、下水道課について報告します。
公共下水道事業の詳細設計に必要な地質調査業務委託を北茂安処理区、中原処理区でそれぞれ1件発注しています。
工事関係では、下水道汚水管築造工事を石貝区で2件、豆津区で1件、マンホールポンプ設置工事を石貝区で1件発注し、今年度予定している工事発注は全て終えています。また、舗装本復旧工事を中原石井区で1件、東尾千栗区で1件発注しています。今後も下水道汚水管工事が完了したところから順次、舗装本復旧工事を行います。
個人設置型浄化槽設置整備事業で、2月16日現在で5
人槽14基、7
人槽3基の合計17基の申請を受け付けています。
また、定住促進対策浄化槽設置費補助事業については、基本助成ありが17基、加算金助成のみが11基、合計で28基の申請を受け付けています。
市町村設置型浄化槽整備推進事業は、2月16日現在で5
人槽55基、7
人槽62基、10
人槽以上7基の合計124基が設置完了となっており、今年度の浄化槽設置見込み数は140基となっています。
また、既存浄化槽の寄附採納については、2月末現在で5
人槽16基、7
人槽53基、8
人槽以上16基の合計で85基となっています。今年度の寄附採納見込み数は89基となっています。
次に、教育委員会学校教育課について報告をします。
義務教育施設整備では予算を計上していた主な工事はおおむね完了しています。義務教育施設特別教室空調整備工事や三根東小学校舎南棟屋上防水工事等、幾つかの工事が現在も施工中ですが、年度内完了に向けて仕上げ段階に入っているところです。
また、学校給食運営のあり方検討委員会を11月30日から1月26日にかけて開催し、報告書を取りまとめたところです。
2月17日にみやき町教育の日として町内全
小・中学校で土曜日に授業参観を行い、多くの保護者や地域の皆さんに来校していただき、家庭、地域、学校の交流を深めました。新年度を目前に控え、児童・生徒の移動等の件数もふえ、就学にかかわる適切な相談に努めました。
本年度の卒業式を中学校では3月9日に挙行し、中原中学校64名、北茂安中学校86名、三根中学校54名の合計204名が卒業しました。また、小学校は3月16日を予定し、中原小学校57名、北茂安小学校87名、三根東小学校24名、三根西小学校28名の合計196名が卒業予定となっています。
平成30年度の入学式は、小学校4月12日、中学校4月11日に挙行します。現時点での入学予定者は、中原小学校69名、北茂安小学校81名、三根東小学校22名、三根西小学校32名の合計204名、中原中学校65名、北茂安中学校87名、三根中学校54名の合計206名です。前年度入学者と比較しますと、小学校では11名の減、中学校では増減なしという状況です。
平成30年度の学級編制は、中原小学校390名の17学級、北茂安小学校495名の20学級、三根東小学校148名の8学級、三根西小学校188名の10学級、合計1,221名の55学級となり、中学校では、中原中学校216名9学級、北茂安中学校250名9学級、三根中学校146名8学級、合計612名、26学級となる見込みです。
各学校関係では、新1年生の体験入学や校内研修会、教育主任会、幼保小連絡協議会等を開催し、新学期に向けた新たな取り組みや学校行事の調整など、教育全般にわたる研修に引き続き努めました。
また、11月9日に開催された佐賀県選考会で特選という成績をおさめた北茂安中学校が、平成30年1月20日と21日に東京で開催された第18回全国中学生創造ものづくり教育フェアの全国大会「あなたのためのおべんとう」コンクールに出場しました。
次に、社会教育課について報告します。
青少年関係事業では、後期の
放課後子供教室推進事業として中原風っ子元気スクール、茂安っ子いきいきスクール、三根わくわくスクールにおいて各種教室を開催し、延べ652名の参加があり、2月24日に閉校式を行いました。
成人関係事業では、第13回みやき町成人式を1月7日に新成人214
人の参加を得て開催しました。
教育事業では、人権に対する理解と認識を深めるための人権問題を考える研修会を1月23日に開催しました。また、公民館主催のみやき塾パソコン教室、生きがい講座などを開催し、2月20日現在、延べ714名の参加がありました。
文化財関係については、町内一円で確認調査を実施し、開発との調整を行っています。また、過去に実施した発掘調査の出土遺物整理作業及び報告書作成を行っています。
啓発事業では、歴史発見講座全8回が終了し、延べ513名の参加がありました。
社会体育関係では、昨年12月27日に天山リゾートスキー場でみやき町少年スポーツクラブ振興会スキー教室を開催し、3クラブから6年生3
人、5年生8
人の参加があり、本町では経験することのないスキーの体験と各クラブ間の交流、親睦を深めました。
県内各地を駆け抜ける第58回郡市対抗県内一周駅伝大会の三養基郡結団式が2月3日に開催され、役員、中学、高校生を含む選手総勢50名が参加しました。大会は2月16日から18日までの3日間で行われ、三養基郡チームはたすきが途切れることもなく、昨年と同じく7位という成績をおさめました。大会最終日には解団式が開催され、来年へのさらなる飛躍を誓ったところです。
2月25日に上峰町で第18回三養基郡スポーツレクリエーション祭が開催され、みやき町からはソフトバレーボールに3チーム19
人、アジャタ、スポーツ玉入れに2チーム、15
人の参加があり、各会場ともに大いに盛り上がりました。なお、屋外競技のグラウンドゴルフについては、雨天のため、残念ながら中止になりました。
施設改修では、豪雨時の排水対策として、中原総合センター水路整備を2カ年に分けて計画し、今年度分については2月上旬に完了しています。また、施設利用者の利便性の向上や施設の長寿命化を目的とした中原公園整備工事を進めており、3月下旬には竣工の予定です。今後もスポーツ、文化の向上発展に努め、一
人でも多くの町民の方が触れ合いと健康増進のために参加されるような企画を実施していきます。
以上をもちまして、所信表明及び行政報告を終わらせていただきます。
8 ◯議長(園田邦広君)
以上で町長の所信表明及び行政報告を終わります。
日程第5 議案の一括上程並びに大要説明
9 ◯議長(園田邦広君)
日程第5.議案の一括上程並びに大要説明を議題とします。
町長から議案が提出されておりますが、これは皆さんのお手元に配付されている議案一覧表のとおりです。
提案理由の説明を求めます。末安町長。
10 ◯町長(末安伸之君)
ただいまから平成30年第1回みやき
町議会定例会の提案説明を行います。
平成30年第1回定例会に次の議案を一括して提案いたします。
今回提案しております議案は、お手元にお配りしております議案第2号から議案第28号までの27件であります。どうかよろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。
なお、議案の提案大要につきましては、副町長より説明させます。
11 ◯議長(園田邦広君)
原野副町長。
12 ◯副町長(原野 茂君)
皆さんおはようございます。ただいま町長が提案いたしました議案の大要について御説明申し上げます。
今議会でお願いする議案は、関係条例の整理に関する条例の制定が1件、条例の一部改正に係るもの8件、指定管理者の指定に関するもの1件、町道の認定等に係るもの2件、補正予算に係るもの6件、当初予算に係るもの8件、人事案件に係るもの1件の合計27件をお願いしております。
それでは、議案番号順に御説明申し上げます。
議案第2号 みやき町税条例の一部を改正する条例については、地方税法施行規則の一部を改正する省令等が公布されたことに伴い、みやき町税条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。
改正内容につきましては、町条例の条ずれ等の整理を行うものでございます。
議案第3号 みやき町
国民健康保険税条例等の一部を改正する条例については、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、みやき町
国民健康保険税条例等の一部を改正する必要があるため、議会の議決をお願いするものでございます。
今回の改正では、3本の条例をお願いいたしております。改正内容につきましては、関係条文の整理等が主な内容となっております。
議案第4号 みやき町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、みやき町の社会教育業務の多岐多様化に伴い、社会教育指導員を配置するに当たり、公民館長がその職務を兼務する場合、みやき町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものでございます。
改正内容は、別表に月額192,200円を追加するものでございます。
議案第5号 みやき町企業誘致条例の一部を改正する条例については、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、みやき町企業誘致条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものでございます。
改正内容につきましては、条例中の法律名を改正するとともに、経過措置の規定を定めるものでございます。
議案第6号 みやき町企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例については、法律が公布されたことに伴い、みやき町企業立地促進等による産業集積の形成及び活性化に関する条例の準則を定める条例の一部改正でございますけれども、条例名及び条例中の法律名の改正でございます。
議案第7号 みやき町特別会計条例の一部を改正する条例については、
ふるさと寄附金事業の明確化、また健全な運営を図るため、みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計を設置することに伴い、みやき町特別会計条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものでございます。
提案理由は、
ふるさと寄附金の伸びに伴い、一般会計の予算規模も大幅に伸びているため、
ふるさと寄附金の受け入れや返礼品等の経費、また寄附金を利活用した事業を特別会計で行うことにより、事業の明確化と円滑な運営を図るための改正でございます。
議案第8号 みやき町
ふるさと寄附金基金条例の一部を改正する条例については、みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計を設置することに伴い、みやき町
ふるさと寄附金基金条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものでございます。
改正内容につきましては、基金の積み立てる額を「一般会計」から「みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計」で定めると改正するものでございます。
議案第9号 みやき町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、人事院等の給与改定に関する勧告に鑑み、管理職手当の支給額を定率から定額にすることに伴い、みやき町職員の給与に関する条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。
提案理由といたしましては、現在、定率で支給している管理職手当について、人事院勧告や県内市町村の動向に倣い、支給方法を定額制に変更し、管理職の能力、職務、職責、実績を的確に評価し、管理職手当に反映するための改正でございます。
議案第10号 機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例については、平成30年4月1日に実施する機構改革に伴い、関係条例を整理する必要があるため、議会の議決を求めるものでございます。
改正内容につきましては、近年の複雑、多様化に対する行政ニーズに対応するため、
企画調整課の再編、
健康増進子ども未来課の再編、地域協力課の創設を行うことにより、各種委員会条例等の課の名称の整理を行うものでございます。
議案第11号 みやき町営住宅等の指定管理者の指定については、みやき町営住宅等の指定管理者を指定するために、
地方自治法及びみやき町公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
提案理由といたしましては、5団地の管理を指定管理者に行わせるための条例の改正でございます。
議案第12号 町道の認定については、道路法第8条第1項の規定に基づき、町道を認定するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。
今回認定をお願いする路線は、三根校区の新町江見線でございます。
議案第13号 町道の路線変更については、道路法第10条第3項の規定に基づき、町道の路線を変更するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。
今回路線の変更を行うのは、中原校区の原古賀住宅12号線でございます。
議案第14号 平成29年度みやき
町一般会計補正予算(第7号)については、歳入歳出とも223,604千円を減額し、総額26,419,014千円とするものでございます。
補正予算の内容につきましては、下記の記載のとおりでございます。
また、繰越明許費として
交通安全施設整備事業、
まちづくり環境整備事業、消防施設整備事業の3事業をお願いしております。
また、地方債の補正では、
まちづくり環境整備事業債、公営住宅建設事業債など6事業に係る地方債の変更をお願いいたしております。
議案第15号 平成29年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、歳入歳出とも28,334千円を減額し、総額4,673,209千円とするものでございます。
主な内容といたしましては、歳入では国民健康保険財政に係る赤字解消のため、佐賀県国民健康保険広域化等支援基金貸付金の借り入れをお願いしているところでございます。
歳出では、各事業の執行状況の調整を行っております。
議案第16号 平成29年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第4号)については、歳入歳出とも12,806千円を減額し、総額を1,539,303千円とするものであります。
内容といたしましては、国庫補助金の追加内示等により事業費を計上するとともに、各事業の執行状況の見込みにより調整を行っております。
また、汚水幹線・管渠布設事業として繰越明許費をお願いしているところでございます。
議案第17号 平成29年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第3号)については、歳入歳出ともに38,540千円を減額し、総額31,486千円とする補正でございます。
議案第18号 平成29年度みやき町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出とも6,580千円を追加し、総額376,707千円とするものでございます。
補正内容につきましては、下記のとおりでございます。
議案第19号 平成29年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出とも38,255千円を追加し、総額を110,095千円とするものでございます。
補正内容は記載のとおりでございます。
続きまして、議案第20号から議案第27号までの各会計の当初予算の御説明をいたします。
議案第20号 平成30年度みやき町
一般会計予算については、総額13,071,382千円の予算計上をお願いしております。昨年度と比較しまして2,604,314千円、16.6%減となっております。
前年度からの減額の主な要因は、
ふるさと寄附金に係る歳入歳出を特別会計で実施することによる減が約18億円、綾部団地建てかえ事業の完了による減が約10億円、
防災センター・行政棟の事業費が約2億円の減となっております。
また、8ページには債務負担行為で地球温暖化防止実行計画に基づく公共施設LED化事業、12年間120,000千円をお願いしております。
9ページには、地方債の限度額として
まちづくり環境整備事業債、保健体育施設整備事業債など7事業、1,196,300千円を計上いたしております。
歳入歳出の費目は以下のとおりでございます。
主なものといたしましては、町税では昨年より減、続きまして款6の地方消費税交付金につきましては前年度より増となっております。
款の10.地方交付税では前年度と同額の36億円を計上いたしております。
あとは記載のとおりでございます。
主な歳出につきましては、先ほど町長の所信において一部述べられたこと、お手元にお配りしております主要事項一覧表をごらんいただくことで御説明を省略させていただきたいと思います。
議案第21号 平成30年度みやき町国民健康保険特別会計予算については、総額を4,084,698千円の予算計上をお願いしております。昨年度と比較いたしまして496,193千円、10.8%の減となっております。
歳入歳出の主な事項につきましては、記載のとおりでございます。
議案第22号 平成30年度みやき町下水道事業特別会計予算については、総額2,338,082千円の予算計上をお願いしております。昨年度と比較いたしまして639,452千円、37.6%の増となっております。
増の要因は、
公共下水道事業国庫補助金の増に伴う
公共下水道事業の新設改良の事業量の増によるものでございます。
また、4ページにおきましては、地方債で下水道事業債745,100千円の計上をお願いしているところでございます。
それぞれの款の説明につきましては、記載のとおりでございます。
続きまして、議案第23号 平成30年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計予算については、総額81,078千円の予算計上をお願いしております。昨年度と比較いたしまして417千円、0.5%の減となっております。
土井外工業団地に進出される企業からの要請による公共団地造成のための経費70,000千円を計上いたしております。
議案第24号 平成30年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算についてついては、総額72,010千円の予算を計上いたしております。昨年度と比較いたしまして3,226千円、4.7%の増となっております。
歳入ではグリーパークの基金からの繰入金と平成30年度までの交付金とされる鳥栖・三養基西部環境施設組合からの交付金20,000千円の計上となっております。
あと歳出については、通常経費でございます。
議案第25号 平成30年度みやき町
後期高齢者医療特別会計予算については、総額396,987千円の予算計上をお願いしております。昨年度と比較いたしまして28,983千円、7.9%の増となっております。
歳入歳出の主な款につきましては、記載のとおりでございます。
議案第26号 平成30年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計予算については、総額7,224千円の予算計上をお願いしております。昨年度と比較いたしまして20,328千円、73.8%の減となっております。
住宅用地開発の事業減による減額となっております。
議案第27号 平成30年度みやき町
ふるさと寄附金基金特別会計予算については、総額を10,202,300千円の予算計上をお願いしております。平成30年度から新たな特別会計を設けるものでございます。
歳入の主なものといたしましては、款の2.寄附金50億円を計上いたしております。
款3.繰入金では5,201,313千円を計上しております。
歳出では、
ふるさと寄附金事業費で5,201,313千円を計上し、
ふるさと寄附金事業費として3,139,450千円、
ふるさと寄附金利活用事業費に2,061,863千円としているところでございます。
諸支出金では5,000,987千円を計上し、
ふるさと寄附金基金に積み立てることといたしております。
なお、
ふるさと寄附金基金の残高見込みについては、平成30年度の当初予算編成後、平成30年度末の見込み額を37億円と見込んでおります。
議案第28号 みやき町監査委員の選任については、
地方自治法第196条第1項の規定により、監査委員を選任したいので、議会の同意を求めるものでございます。
以上、議案第2号から議案第28号までの27件となっておりますので、よろしく御審議賜りますようにお願い申し上げます。
13 ◯議長(園田邦広君)
以上で議案の一括上程並びに大要説明を終わります。
以上で本日の日程は全部終了しました。
本日の会議は、これをもちまして散会します。お疲れさまでした。
午前10時53分 散会
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