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2016-12-09 平成28年第4回定例会(第3日) 名簿
2016-12-09 平成28年第4回定例会(第3日) 本文

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  1. みやき町議会 2016-12-09
    2016-12-09 平成28年第4回定例会(第3日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(松信彰文君)  おはようございます。平成28年第4回みやき町議会定例会4日目の会議、御出席ありがとうございます。  ただいまの出席議員は13名です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付しております日程表のとおりであります。       日程第1 一般質問 2 ◯議長(松信彰文君)  日程第1.一般質問を行います。  通告第5号、8番牟田秀文議員一般質問を許可します。牟田議員。 3 ◯8番(牟田秀文君)  皆さんおはようございます。通告5号、議席番号8番、牟田秀文でございます。通告により、一般質問を行います。  質問事項は2項目です。まず、1項目め、四季彩の丘みやきの安全管理について、2項目め、防犯灯施設整備について。  まず、1項目めの四季彩の丘みやきについてでありますが、先月の11月5日15時ごろ、四季彩の丘みやきの南側より、外で遊んでいた子供が十四、五メートル下の中門辺まで落下され、救急車及びドクターヘリを要請されたと聞くが、この四季彩の丘みやきは、子育ての拠点であって、あってはならない事故と思いますが、どのような事故で発生したか、事故状況をお知らせください。また、町の対応はどのようにされたのか、また、今後の安全対策をどのように考えておられるのかをお伺いいたします。  以上で1回目の質問を終わり、なお、2回目以降は自席より質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 4 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 5 ◯企画調整課長(弓 博文君)  おはようございます。牟田議員の御質問に答弁いたします。  まず、四季彩の丘みやきの事故の現況はどうだったかという御質問でございます。  おっしゃるとおり、先月5日の土曜日午後3時ごろ、民間団体が主催するイベントに親子で参加された折に、町外の小学生、4年生の女の子がテラス南側より滑り落ちたという事故が発生しております。女の子は顔をすりむいて痛いと泣いておりましたが、遊んで走り回っているときに滑り落ちたと周りにいた子供たちが言ったということでしたが、実際はどうやって滑り落ちたかはわからないという状況でございました。すぐに救急車を呼んで対応をいたしましたが、救急隊員の判断で、滑り落ちたところが高かったので、脊椎損傷等のおそれがあるのじゃないかということでドクターヘリを要請されておるところです。ドクターヘリ着陸ポイントにつきましては指定された場所になっておりますので、今回の件は、みやき町北茂安ふれあい広場に要請されております。しかしながら、ドクターヘリに駐機していた医師より、ヘリではなく救急車での陸送で問題ないと判断されましたので、再び救急車により久留米市内の病院に搬送されたということでございます。
     次に、2つ目の御質問で、町の対応はどのようにしたかということでございます。  事故後すぐに報告を受けましたので、対応の準備をしておりましたが、搬送先の病院での診察の結果、用心のために一晩入院して経過を見るということになりましたので、翌日曜日の午前中に現場を確認いたしまして、その後病院のほうへ面会に行きました。本人と御家族の方にお会いしてお見舞いを申し上げましたが、本人は頬の上をすりむいてガーゼを手当てされていたという状況でした。今後の経過を見るということで一晩入院されたので、その後退院をするということで後日自宅のほうに伺っております。  今後の安全対策についてはという御質問でございます。  事故後、安全対策について緊急の協議を行いまして、危険箇所の再点検を実施しました。現在は注意喚起やロープを張るなどの応急処置安全対策を講じております。また、今議会での安全対策に関する補正予算を計上させていただいておりますので、予算の議決をいただいた折には、早急に安全対策工事を実施したいと考えております。どうぞ御理解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 6 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 7 ◯8番(牟田秀文君)  それでは、2回目の質問をさせていただきます。  私もこの事案は町民の方からお聞きしまして知り得たことでございますけれども、この四季彩の丘みやきは、多くの樹木やきれいな草花に囲まれて四季折々のきれいな草花が根づく施設、すばらしい景観で幅広い世代の人が憩う施設で、ことしの12月10日は、「外で元気に遊ぼう!冒険遊び場」、これは小学生未満家族同伴で、竹パン体験、それから段ボール草スキーなども大人気で、四季彩の丘みやきのホームページに載っておりますけれども、また、12月23日、24日には「小学生!冬休み特別企画!!学ぼう寺子屋」、開催等行われますけれども、この四季彩の丘みやきには、婚活、それから結婚式の披露宴、それから産前産後のサポート、それから子育て支援と、まさしく子育ての拠点であります。そして、そういうもろもろの催しにはたくさんの子供が元気よく来ているわけでございます。そういった場で今回の事件で、私も現場を見て驚きました。     〔プロジェクターにより説明〕  これが、真ん中のところが中門ですね。そしてその次、この一番上のテラスから下に15メートルぐらいありますけれども、そこから今回転んで落ちているというようなことでございます。そして、今回、現場の方が救急車を要請されて、救急車が来てから現場を見て、救急救命士も一緒に来られて、そして現場を見られて驚かれて、これは大変ということでドクターヘリを要請されたわけでございます。ドクターヘリは本町の指定する場所で、今回はみやき町北茂安ふれあい広場であったというような話をお聞きし、ドクターヘリに乗機した医師により、ヘリではなく救急車での搬送も問題ないということで、今回、久留米市内の病院に運ばれたということですね。私はこれが1つあれなのは、北茂安ふれあい広場は、ここを緊急着陸ヘリポートにしてあるそのものも私は問題だと思うんですよ。今まではみやき町北茂安ふれあい広場だったのが、今、次のところを見せてください。みやキッズパークってなっているんでしょう。ここです。今、ここがみやキッズパークといって、今、大型遊具とか、健康器具とか、こういったところを今つくられているわけですよね。こういうところに緊急着陸ヘリポートが果たしていいものかというのが私の今回の一番疑問なんですよね。そして、緊急ヘリの着陸はみやき町に何カ所あるのか。当然ここも入っていたから今回ここに着陸されたと思うんですけれども、こういう子供の広場に緊急着陸させるそのものも、今、北茂安ふれあい広場のときはよかったけれども、これはやっぱり県に早急に、ここじゃなくて、違う、今、防災センターもいろいろあるですね。うち防災拠点で北茂安にできているから緊急着陸とかは必ず必要と思うんですよ。だから、みやキッズパークをこのようにして、子供の広場をしているところに緊急ヘリを着けさせたそのものも私は問題があるんじゃないか、そして、みやき町に何カ所あるのかをお伺いします。  それから、今回、四季彩の丘みやきから緊急ヘリを要請されて、北茂安ふれあい広場まで行かれているんですよね。距離的にあそこまで4キロ500ぐらいかな、そして、久留米大学病院までは5キロないんですよね。そしてわざわざそこにドクターヘリを、北茂安ふれあい広場まで呼ばれて一分一秒を争うときに、果たしてこれが、私も消防署にも尋ねてみました。それはもうあなたが言うとおりと。そして、私たちも救急車のあの人たちにも指導するべきところはあるんじゃないかなというような、ドクターヘリは、みやき町の北茂安ふれあい広場まで行く間にはもう久留米大学病院に着くんですよね。そういうときに何でという疑問も一つあるわけですよ。そうすると、今までは平成25年に佐賀県にドクターヘリがつくられたというか、できました。それまでは久留米大学病院から来ていたんですよね。そして、佐賀県が25年にドクターヘリができたから、もう福岡県からは佐賀県のほうに来れないというような取り決めがあるらしいんですよね。だから、その辺は消防署に聞いたところ、やっぱり上のほうで、佐賀県、福岡県同士で話し合って、ここの佐賀県の東部地区はわざわざ佐賀市から来てドクターヘリ佐賀大学医学部附属病院に運ぶより、やっぱり久留米大学病院に駐機されている、そこからドクターヘリが来て連れていってもらったほうが一分一秒を争うときには必要じゃないかというようなこともぜひお願いしたい。  それから、町の対応は今後経過を見るということで一晩入院されて退院された、後日自宅に伺われたということで、後日自宅に行かれた、その女子の経過は、その後はどうなったのか、お伺いいたします。  また、今後の安全対策は、現在、注意喚起やロープを張られております。このようにロープを張られております。そして、早急に安全対策工事を実施されたいということですけれども、四季彩の丘みやきの景観を損なわないように、せっかく昨年も110,000千円かな、そういった工事でいろんな工事、今回もやっぱり下の部分の木を切った後、木が腐れているから下に擁壁をつくってというような、それを含んだ中での4,600千円、今回予算を組んであるようですけれども、やっぱりここまで金かけてしているなら、外からの景観と内からの景観も景観はあるわけですよね。だから、外からの景観も損なわないような、せっかく結婚式の後の披露宴とかいろんな子供たちが来るから、そこら辺まで加味してから、今回、予算の有効活用をお願いしたいと思います。  2回目は以上ですけれども、答弁をお願いします。 8 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 9 ◯企画調整課長(弓 博文君)  2回目の牟田議員の御質問に答弁いたします。  まず、指摘がございましたけれども、四季彩の丘みやきには、土曜、日曜も、開館はしていないんですけれども、いろんなイベント等を活用するために実際オープンしているときもございます。その中で、年間数千人の方がみやき町の四季彩の丘みやきにお越しいただいてみやき町のよさを実感されています。その中で、おっしゃった婚活支援、結婚式もございました。それと子育てもその拠点になっておりますので、安全管理については十分に注意を払いながら行ってきたところでございます。  それで、みやき町が26年、27年と改修工事を行いまして、安全面には十分に注意してきたことでございますけれども、今回このような事故があったということで、おっしゃるとおり、景観を損なわない安全対策をということでございますので、その分は十分含みおきして対応したいということで思っております。  それと、ドクターヘリ指定場所というのが何カ所あるかという御質問でございます。  これは、町内今のところ5カ所(97ページで訂正)、中原公園、それと北茂安ふれあい広場、それと三根運動場三根東小学校三根西小学校ということで現在指定をされております。そういった意見がございましたので、今後そのようなことを踏まえながら検討するなり、何らかの協議が必要になってくるかなというふうに思っております。  ただ、駐機する場合、ヘリコプターが着陸する場合には、そのポイントにおいて、例えば消防車が出動して粉塵の、それを出ないような放水をしたりとか、十分に周囲の安全管理をした後でないとヘリコプターは着陸しませんので、そこについては専門の方のほうで十分安全対策はとられていると思っております。  それと、町の対応ということでございましたので、それにつきましては、実際女の子と家族の方とお会いして自宅のほうにお伺いさせていただきました。その後、文書等の処理についても説明した分をやっておりますが、直接こちらのほうには連絡はあっておりません。その後、報告によりますと、同じようなイベントで親子そろって元気に参加されたということを聞いております。  以上でございます。 10 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 11 ◯総務課長高尾政伸君)  8番議員のドクターヘリに関する御質問に回答をいたします。  まず、ドクターヘリの概要について若干説明をさせていただきたいと思います。  ドクターヘリにつきましては、平成14年2月から久留米大学が主体となりまして福岡県のほうで運航がされております。その後、平成15年9月からはドクターヘリがない佐賀県全域でも福岡県のドクターヘリ運航対象エリアということで出動がなされております。また、平成21年度には、長崎県でも運航が開始されております。  先ほど議員も御指摘のように、26年1月には佐賀県でもドクターヘリの運航が開始をされているところでございます。その後、平成26年12月には、福岡県、佐賀県ドクターヘリ相互応援に係る基本協定というものが締結をされておりまして、現在、佐賀県内では、福岡県、長崎県、佐賀県の3県での連携した運用が行われているところでございます。  平成27年度のドクターヘリによります佐賀県内への出動というものを調べてみますと、525回となっておりまして、そのうち、みやき町への出動は9回となっているところでございます。  議員の御質問でございますけれども、まず、避難の指定箇所については、先ほど企画調整課長が申しましたように、町内5カ所(97ページで訂正)が指定をされているところでございます。  それから、2番目の北茂安ふれあい広場への着陸は危険というふうな御指摘でございます。  ドクターヘリにつきましては、119番通報によりまして、まず、救急車の要請時に通報の内容で救急隊のほうがドクターヘリの要否を判断するという場合と、救急隊の現場到着後に救急隊が患者の状況を確認してから後に要請する場合がございます。  今回の11月5日の事故では、先ほどの企画調整課長の答弁にありましたように、救急隊が患者の状況等を確認した後にドクターヘリを要請したものであります。つまり、消防署は、ドクターヘリを要請するとともに、ヘリの着陸場所を確保するために最も近い着陸指定場所の管理者に連絡をとり着陸の同意を求めるとともに、着陸場所安全確保のため、着陸地点に消防隊が先乗りし、安全確保措置をとるようになっております。  今回の事例でも、着陸地点付近の皆さんを安全な場所まで遠ざけるとともに、飛散物質等の確認を行っております。よって、十分な危険回避の措置を行った上での着陸となっております。  議員の御指摘で、これまでの北茂安ふれあい広場から大型遊具ができたために、子供たちがたくさん集まったりして二次災害につながる可能性があるという御指摘でございますけれども、今年度の大型遊具建設によりまして、北茂安ふれあい広場内の広場というものの面積が減少をしております。ただ、ドクターヘリの着陸には、数値的には離着陸時の高度上昇確保スペースを除けば直径7メートルのスペースがあれば着陸可能というふうになっております。北茂安ふれあい広場は全体で約1万平米ございましたが、今年度の大型遊具設置によりまして、約500平方メートルが大型遊具設置場所として使用をされているところでございますが、現在、フラットな形で残っている敷地面積は約3,000平米以上あると思われます。また、先ほど申しましたように、ヘリの着陸につきましては、消防署による十分な危険回避措置が行われた上で着陸をされますので、ドクターヘリ着陸指定場所として不的確であるという考えは現在いたしておりません。しかしながら、議員御指摘のとおり、施設利用者の増加、着陸範囲の減少という事実もございますので、北茂安校区内のドクターヘリ着陸場所について、北茂安ふれあい広場以外にも適地を指定すべきであると考えておりまして、関係機関との協議を進めていきたいというふうに思っているところでございます。ほかの校区につきましては、運動広場とか学校とか、そういったものを指定しておりますので、それと同様の形で指定場所の追加というものを考えていきたいというふうに思っておるところでございます。  それから、北茂安ふれあい広場については、佐賀のドクターヘリよりも久留米のほうが近いという御指摘でございます。なぜ久留米大学病院でなくて佐賀のドクターヘリを呼んだのかという御質問でございます。  ドクターヘリの運航につきましては、県の事業ということでございまして、平成26年1月の佐賀県ドクターヘリ運航開始に伴いまして、佐賀県のドクターヘリを優先することとなっております。先ほど申し上げました福岡県、佐賀県ドクターヘリ相互応援に係る基本協定によりまして、佐賀県のドクターヘリが出動中の場合については福岡県のドクターヘリの運航を依頼することができることとなっております。佐賀県は佐賀大学附属病院好生館交互で運用をされておりますけれども、佐賀よりも久留米大学病院が近いという御意見でございます。おっしゃるとおりでございますけれども、ドクターヘリ巡航速度というものにつきましては、時速200キロから250キロとなっております。離着陸時の時間を別としますと、佐賀大学附属病院から北茂安ふれあい広場までの約17キロを約5分で到着できるという計算になります。また、久留米大学病院から北茂安ふれあい広場の約5キロは約2分となりまして両者では約3分の差が出るという計算になりますが、先ほども申しましたように、ドクターヘリの運航は県の事業ということでございますので、佐賀県のドクターヘリを優先することとなっているところでございます。  以上でございます。 12 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 13 ◯8番(牟田秀文君)  ありがとうございました。町内のドクターヘリの駐機場5カ所ということですけれども、私がきのう消防署にお伺いしたのは、北茂安小学校とか北茂安中学校も入っているようにお聞きしたんですけれども、現在入っていないということですね。そしたら、私もわざわざこういうみやキッズパークというような遊園地をつくっているところに、直径7メートルだから、誘導するからじゃなくて、もう少し考えるべきじゃないですか。前の広場のままならいいですよ。せっかく子育てするならみやき町であそこに遊具施設をつくられています。今たくさんの子供、親子連れで来られているんですよね。そのときに、その人たちにのいてくださいと、今、言い方はそうなんですよね。ところが、やっぱり今後も、今、みやき町防災センターをつくっているからって、何か緊急のときには、あの近辺にどうしても着陸ヘリポートはつくらないとだめなんですよね。ああいうところに行こうじゃなくて小学校とか、私は当然そう思いますよ。その辺をどんなふうに考えておられるのか。  そして、現在、子供に直接は会っていない、親御さんと最終的には話されたんですか。そして、その治療代とかなんとかはどんなふうにされるんですか。みやき町の保険か何かでされるんですか。その点はどんなふうになっているんですか。  それと、安全対策には具体的にどのように考えているんですか。擬木を設置とかいろいろ聞いておりますけれども、こういうことは二度と起きないように安全対策をやってもらいたい。最終的に町長、どのように考えているんですか。あんな立派な遊具施設をつくられて、子供たちまで遊びに、物心をわかっている人ばっかりならいいですよ。ヘリコプターが来たからといって、五、六人の方が誘導に来られるかもしれませんけれども、そういう遊具施設をつくっておるところにそういう着陸ヘリポートの指定というのは、私はいかがなものかと思いますけれども、もう3回目ですから、その辺はどのように考えておられるのか。そして、安全対策には最終的にどのように考えておられるのか。そして、子供のその後はどうなって、治療費とかはどのようになっているのかを最後にお伺いいたします。 14 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 15 ◯企画調整課長(弓 博文君)  私どもに関する分の御質問について御答弁させていただきます。  まず、本人とその後どうなったかということで、先ほどの答弁で、後日、自宅のほうにお伺いしました。実際いらっしゃらなかったので、あと、電話等をしたんですけれども、不在でございましたので、その後、先ほどおっしゃいました保険関係関係書類等について郵送のほうでお送りさせていただいております。それは確実に本人様の御家族の方は受け取りになられておりますので、今現在連絡を待っているという状況でございます。  それと、おっしゃいました景観についての擬木というお話が出ました。  景観につきましては、十分配慮した形で今後対策を進めてまいりたいということでございまして、危険箇所の再点検をいたしたところ、南側のほうの擁壁等、それと、フェンス等を追加で危険箇所と我々が判断したところでさせていただくことで今回予算にさせていただいております。何分にも景観に合うような形を今後させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 16 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 17 ◯総務課長高尾政伸君)  済みません、先ほどドクターヘリ着陸指定場所というものを町内の5カ所というふうなことで申し上げておりますけれども、その後ちょっと追加があっておりまして、確認がとれておりませんでした。申しわけございません。現在、12カ所ということで、町内の7つの小・中学校、それから中原公園の多目的広場、それから、今言われている町民の北茂安ふれあい広場、それから三根運動場、北茂安運動場、三養基高校というものが指定をされておりますので、手持ちの資料が古い資料でお話をしておりました。申しわけございません。12カ所ということになっております。  それから、北茂安ふれあい広場、危険な場所ということで、何でそういったところに着陸されたのかという再度の御指摘でございます。  先ほども申しましたように、消防隊は着陸場所の安全の確保のため、着陸地点に先乗りし、安全確保措置をとった上で着陸をさせております。  当日のお話ですけれども、私ちょっと遠方におりましたので、消防署からドクターヘリの出動の連絡を受けまして、施設担当課長に現場確認を依頼したところでございます。現場確認の結果では、敷地全体の封鎖がされている、立入禁止となっていると。それから、児童クラブの児童、それから遊具利用者は、消防隊が建物の中に誘導をしていたと。また、敷地の入り口、遊具付近、しげやす児童クラブ等の要所要所に、安全確保を行うため消防団員が6人程度いたと。それから消防隊員が、敷地周り、周辺道路を巡回し、安全確保の継続を確認していたと。  以上のような報告を受けております。当時の現場は消防隊員による十分な安全確保措置が行われた状態での着陸というふうに認識をいたしているところでございます。  指定場所については、先ほど12カ所と訂正をさせていただいたわけですけれども、学校とかそのようなものにつきましては、各種イベントが行われたりとかすることがございます。よって、消防隊が先乗りをしまして、現場の状況等を確認しながら、最も安全な着陸ができる場所ということで選択をしているというふうな状況でございます。  今年度もかなりの出動があっておりますけれども、農村環境改善センターや三養基高校のグラウンド、それから、小学校グラウンドとかに実際着陸をしております。消防隊が先乗りして安全を確認した上での着陸ということになっております。  以上でございます。 18 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 19 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、四季彩の丘みやきにおける児童の事故につきましては、報告を担当課から受けましてすぐ指示しましたのが、病院に直行することと。その報告も直ちに受けまして、大事に至らなかったという報告を受けました。その日のうちに、まず入院に至らないということで家庭に帰られましたので、家庭のほうを訪問するように指示をしました。その後についても、逐次連絡等をとりながら家族の皆さんとの情報を共有して対応することと。万が一、後遺症とか、また多少すり傷、負傷もされているということがありましたので、その後の治療費とか、医療機関への受診状況等、それらを的確に把握し対応することと指示をしたところであり、それについて担当部局のほうで対応をしております。  2点目に、恒久対策の前に応急対策を早急にやれということで現在しておりますが、恒久対策として今回議会に予算をお願いしておりますので、議決をいただき次第、直ちにその恒久対策を講じていきたいと思っています。  そのほかに、全敷地の再点検をするように指示をして、やはり危険箇所の的確な把握に努めることを指示したところでございます。  2点目についてでございます。  ヘリポートについては、防災計画の中での臨時ヘリポートは、小・中学校グラウンドとか北茂安ふれあい広場、そして、北茂安運動場(江口グラウンド)も入っていますので、北茂安校区においては、防災計画の中では3カ所といたしているところでございます。  北茂安ふれあい広場については、指定場所ということでしておりますけど、いずれにしましても、担当部局も的確に引き継ぎ等が十二分になされていないというふうに感じておりますし、今回、私としては防災センター・行政棟の整備にあわせて南のほうも買収しまして、拡幅とあわせて防災道路という位置づけのもとに、小学校が臨時ヘリポートということは知っておりましたので、そこに迅速に、大型車両等も含めて、救急車も含めて利用できるようにということで、あえて防災道路という名のもとで整備をしているところでありますので、小・中学校のグラウンドは、当然、ヘリポートとして使用できるという判断をしております。しかしながら、関係機関と、または担当部局との、もう一度、ヘリポート指定等につきまして早急に確認をさせますので、そして、確認をさせた上で的確にそのヘリポートの離着陸ができるだけ事故、事件発生等の近くに離発着できるような場所を複数確保しながら、なおかつ安全性の高い指定をしていきたいと思っています。よって、北茂安ふれあい広場については、これから利用者等もふえてきますので、できるだけ違った場所を優先的にできないか、緊急の際については、北茂安ふれあい広場も活用せざるを得ないときもありますけれども、もっと安全性の高い場所を優先的に臨時ヘリポートの指定等につきまして、関係機関と早急に、もう年内というか、来週でも協議をさせたいと思っております。  以上です。 20 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 21 ◯8番(牟田秀文君)  まずはありがとうございました。一般質問の答弁に5カ所でしたと、こっちから言ったら、いや12カ所でしたと、そういう答弁はやめてくださいよ。そのために事前に通告しているわけでしょう。何がおかしいんですか。私が知ったところでも8カ所ぐらいきのう聞いているんですよ。だから、やっぱり一般質問の答弁はその場で変えるようなことはやめてください。  じゃ、2項目めに入りたいと思います。  防犯灯施設整備についてお伺いいたします。  町では、夜間の安全性の確保と犯罪を未然に防止するため、児童・生徒の通学路や住民の生活道路に防犯灯のLED化工事を実施し、平成27年度は93,466千円、決算額、平成28年度には122,200千円契約額で工事が進んでいますが、そこで、2点ほどお伺いいたします。この防犯灯の維持管理はどのようになっているのか。また、今年度整備しておられる防犯カメラの設置箇所はどのような箇所で何カ所なのかをお伺いするものでございます。 22 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 23 ◯総務課長高尾政伸君)  8番議員の防犯灯施設整備という御質問にお答えをいたします。  まず1点目の防犯灯の維持管理はどうなっているかという御質問でございます。  町内の防犯灯については、平成28年11月現在で町内全域で2,951基を管理いたしております。また、地区要望に基づきます新設、改修の実施とあわせまして、昨年度と今年度の2カ年におきまして、防犯灯のLED化工事を実施しております。既存防犯灯の取りかえとともに、中学生、高校生等の通学路で通行生徒数が多い集落間道路への新設というものを行っておりますので、今年度末の防犯灯LED化工事の完了時点の町内全域の管理基数につきましては、約3,000基に及ぶものではないかと想定をいたしております。  また、現在実施をしております防犯灯LED化工事のメリットにつきましては、消費電力の低さはもちろんですけれども、使用電球の明るさで従来の防犯灯が20ワット、40ワットの白熱球を使用しておりましたけれども、LED化工事で50ワット相当の白昼色のLED電球を使用することということで、明るくはっきりとあたりが見えるようになってきております。  それから、メリットとしましては、使用電球の寿命というものも挙げられると思います。電球の想定寿命は、従来の電球は平均で二、三年ということでございましたけれども、LED電球の寿命は約10年と試算をしておりまして、四、五倍は長く使用できるんではないかと考えているところでございます。  なお、中高生の通学路となっております通行量の多い集落間道路に設置する防犯灯につきましては、防犯灯設置箇所に電柱や電線がない箇所もございます。そのような箇所につきましては、地権者の方々の御理解をいただきまして鋼管ポールで電線を引くことができ、約30メートルから40メートルの間隔で新たに支柱を連設して防犯灯を取りつけさせていただいているところでございます。特に冬場の中学校下校時間帯等の防犯対策に効果を上げているというふうな認識をいたしております。  御質問の防犯灯の維持管理につきましては、現在、防犯灯本体及び鋼管ポール支柱の設置等の維持管理に加えまして、防犯灯の電気料の支払いを町が行っております。また、各行政区の区長には、防犯灯の電球交換や防犯灯の異常等の連絡をお願いしているところでございます。  この防犯灯の維持管理の区分につきましては、みやき町が合併した時点で旧町間での維持管理区分が異なっておりましたので、合併当時の区長協議会におきまして、現在の維持管理区分を定めさせていただいた経緯によりまして現在に至っているところでございます。  防犯灯の維持管理にかかります経費について説明させていただきますと、平成26年度、27年度の決算金額を申し上げさせていただきますと、電気料金につきましては、平成26年度が約11,500千円と設置基数は2,636基でございました。それから、27年度は約10,700千円ということで管理基数2,829基ということになります。  それから、修繕料についてでございます。修繕料につきましては、平成26年度が約2,000千円、42件でございます。平成27年度も同様に、2,000千円の39件となっております。
     それから、工事請負費でございます。町単独分でございますけれども、平成26年度が約13,000千円、70件、それから平成27年度が約6,000千円の54件となっておりまして、平成27年度決算では、約19,000千円を維持管理に係る経費として執行を行っているところでございます。  また、防犯灯のLED化事業、27年度、28年度で実施をしております。それにつきましては、平成27年度が約93,000千円、それから、平成28年度が約122,000千円という契約を現在行っているところでございます。  平成26年度の電気料金と平成27年度の電気料金を比較しますと約750千円の減額となっておりまして、平成27年度のLED化工事の効果が出ていると考えております。また、今年度におきましても、平成27年度4月から11月の電気料金約7,400千円に対しまして、28年度の同期間の電気料金が約5,100千円と、約2,300千円の減額となっておりまして、平成28年度決算では電気料金の総額が約9,000千円程度となる見込みでございます。平成26年度と比較しますと、防犯灯の数は約300基増加しますけれども、電気料金は2,500千円程度減額となって、実質的に約30%の軽減ができるものではないかというふうな推測をいたしているところでございます。  次に、今年度整備している防犯カメラの設置場所という御質問でございます。1点目で回答をしましたように、昨年度と今年度で防犯灯LED化工事を行っております。  事業目的については、安全・安心な町づくりの推進ということで、この一環としまして、今年度の防犯灯LED化工事にあわせまして、防犯カメラ約60台を町内の公共施設に設置するようにいたしております。  この防犯カメラ設置の経緯といたしましては、平成26年度に中原駅前駐輪場整備工事を行いまして、その中で駅東西の駐輪場に防犯カメラを各1基、計2基設置をしておりますが、警察の確認によりますと、設置前と比較すると、駐輪場からの自転車盗難件数や駅前の女子中学生に対する声かけ事案件数が減少しているという報告も受けておりまして、防犯対策に大きな成果を上げているものと考えております。  さらに、みやき町合併後、夜間に町内公共施設の水道蛇口の取り外し盗難、それから自動販売機破壊と、そのようなものが複数回数多く発生をしておりますので、防犯カメラの設置を行うことで、このような犯罪発生の抑止効果、それから、施設利用者に対する車上荒らし等の犯罪被害防止に効果を上げるものと考えております。そのため、今年度設置する防犯カメラの設置台数及び設置箇所については、町内各小・中学校や社会教育、社会体育施設はもとより、中原庁舎、南花園、各校区の児童クラブ、それから、町営の公園の屋外トイレや駐車場等を管理する役場部署との協議を行いまして、不特定多数の利用者があると思われる公共施設で防犯カメラの未設置の34施設に対して1台から3台の設置の着手を現在しているところでございます。  回答は以上でございます。 24 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 25 ◯8番(牟田秀文君)  この防犯灯は、夜間不特定多数の人が通行する生活道路、また、暗くて通行に支障のあるような場所、防犯上不安のある場所に設置され、設置場所は状況に応じて電柱に共架したものとか専用の鋼管ポールに取りつけたものがありますけれども、維持管理は先ほど答弁されたように、中学校の通学道路となっている通行生徒が多い集落間の道路への新設も今現在行っているわけですね。  もう一つのあれを見せてください。     〔プロジェクターにより説明〕  地域の生活道路など、地区内の設置箇所の電球の取りかえ、地区内は区長たちが今取りかえておられるけれども、通学路間ですね。あのような、今新設されている箇所、これが自分たちの部落間内の電球取りかえ、また、工事の場合は地区の区長でもいいと。しかしながら、通学路間、区から外れたところ、ここまではもうどうしてもそれはできないということで、行政でというようなことを言われているんですよね。区長会の中でも多分こういう問題は出ていると思いますよ。その点をどのように考えておられるのか。区間外ですね。子供たちが通学する集落間の電灯ですね、それはどこ、今、区長に見てくれ、いや区長じゃだめとか、今、区長の仕事も物すごく多くて、区長になり手がないわけですよ。こういうのを押しかければ、なおさら区の区長がもうやりたくないというようなことを聞かれるわけですよ。だから、こういうところはやっぱり町が管理すべきだと思います。  そして、この故障をした際の鋼管ポールの番号、これが小さい。これが鋼管ポールの番号なんですよ。電球が切れたら報告が来るとき。電球の切れるのは夜しかわからんわけですから、こんな小さなポールをどこどこは電球が切れていますからお知らせしますて、40メートル間にずっとして三千何基つけておるのに、こんなのでわかるわけなかでしょうもん。もう少し大きいのを私はつけるべき。よそのをインターネットで調べても、やっぱりもっと大きい。昼の電球がつけっぱなしみたいなときはこれでいいかもわからんけど、電球切れは夜暗いときにしかわからんわけですよ。そんなところに、40センチぐらいの高さのところにちょっと張ってある。青パトの人に聞いたばってん、そういうポールは番号はついとっとねというような感じですよ。おたくたちも、多分、ポールに番号がついているということは、ほとんど議員の方もわかっていないはずですよ。もう少し大きいのを取りつけるべきと思いますけれども、それはどんなふうに考えておられるのか。  また、LED電球の平均耐用年数は今聞きましたし、四、五十メートル間隔で設置されていると。照明度、路上面で何ルクスぐらいの明かりなのかをお知らせください。  またそして、防犯灯カメラの設置箇所、これは町内60台ということで、この各校区の公共施設に今回60カ所ということですけれども、映像管理はどこでされるわけですか。一括で遠隔操作でされるわけですか、それとも、1カ所1カ所で映像管理をされるわけですか。その点ちょっとお聞かせください。  そして、こういうのを今度は各地区の公民館でつける場合の補助か何かはあるわけですか。というのが、今、公民館内にパソコンを置いたりファックスを置いたりしてあるところがあるんですよ。これは、東尾区の公民館内で盗難があっているんですよ。だから、こういうのをやっぱり私の部落ももちろんそういうのを置いております。こういうのをつけるとしたときには補助か何かあるわけですか。それをお聞きいたします。 26 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 27 ◯総務課長高尾政伸君)  8番議員、2回目の御質問にお答えをいたします。  まず、集落間に設置する防犯灯についての御質問でございます。それの効果について、維持管理についての御質問でございます。  1回目の答弁におきまして、昨年度と今年度で施工をいたしております防犯灯のLED化工事でも、集落間を結ぶ主要通学路の防犯灯の新設を行っております。  例えば中原校区では、山田と中原区を結ぶ県道早良停車場線及び原古賀と東寒水を結ぶ町道原古賀東寒水線、それから北茂安校区では、白石区と江口区を結ぶ町道白石西大島線及びそれから枝分かれして、市原区から豆津区を結ぶ東尾市原線、三根校区では、東分区から南里ケ里区までの国道264号に対して防犯灯の新規設置や増設を行っております。これらの区間における行政区については防犯灯数が増加するという結果になります。また、今回の防犯灯、LED化工事での新設に限らず、既設の防犯灯においても、例えば中津隈東区から田島区までや本分区から納江区までなど、住戸の張りついていない集落間防犯灯がある箇所はございます。このような箇所につきまして、今年度の区長会におきまして、そこの維持管理についての問題提起がなされておるところでございまして、それにつきましては、各区長によって意見が若干異なるような意見もあったところでございます。各区で管理すべきという意見もあれば、やっぱり集落間なので町でというふうな御意見もあっております。もちろん町でも防犯灯LED化工事での新設区域につきましては、世帯数は少ないけれども、管轄する区域が広いという業績もあります。将来的に電球取りかえ費用の負担が行政区に大きくかかるということがあるかもしれないことはちょっと理解をしているところではございます。現在は、平成27年、28年度で町内のLED化工事を実施しておりまして、地元の要望等によりまして、設置箇所の変更等が発生をいたしておりますので、今年度の防犯灯LED化工事が完了をした段階で防犯灯全体を一つの管理台帳を作成しまして、先ほど述べました既設防犯灯の集落間の区域も含めまして、町と行政区との維持管理区分について、行政区の負担が課題とならないように、再度、区長協議会との協議を行わせていただきまして、適切な維持管理方法を決定していきたいというふうに考えているところでございます。  それから、2点目の御質問でございます。LEDが何ルクスかという御質問でございます。  ルクスという御質問でございますけれども、光の明るさをあらわす単位で、昔ワットとかいうのを使っておりましたけれども、今はルーメン、それからルクスというふうな言い方をするようになってきております。議員御指摘のルクスについては、光に当てられた面の明るさということで、防犯灯がありまして、それが下に当たれば道路の明るさということで、ルクスはちょっと非常に現場の状況によって数値が変わっていきますので、電灯の照度をあらわす場合はルーメンというものを使っております。それにつきましては、約10倍ということでございますので、LED50ワットと申しましたけれども、約500から600ルーメンというふうな指数になるというふうに認識をいたしております。  それから、3点目の御質問でございます。防犯カメラの映像管理はどこでやるのかという御質問でございます。  今回整備しております防犯カメラにつきましては、防犯カメラの映像を保存いたします。保存につきましては、防犯カメラの下のほうに箱みたいなものを設置しますので、そこの中にハードディスクというものが設置されまして、その中に映像を記録するというような仕組みのカメラを設置いたします。それについては、そこから線で飛ばして見るとか、そこまでの仕組みはつくっておりません。後日映像を見るという場合については、それを再生する液晶画面というものをそこのハードディスクに設置しまして映像を確認するというような方式のカメラを導入することといたしております。  それから、各地区の公民館に防犯カメラを設置した場合の補助の制度があるかということでございますが、現在のところ、そういった補助の制度はございません。公民館につきましては、公民館の建設に対する補助、上限4,000千円の補助制度がありますけれども、それについては、建築本体ということになるかと思いますので、現在の補助制度ではそのような補助は設定がないというふうなことでございます。  以上でございます。 28 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 29 ◯8番(牟田秀文君)  もう3回ですね。町民の長い間求められた防犯灯、またこども議会とかでも、もう暗いから早く防犯灯をつけてくれということが求められていましたけれども、来年3月でいよいよ防犯灯の設置も終わるわけでしょう。全体的に210,000千円ぐらいの金で今年度の120,000千円も来年の3月で防犯灯の設置を終わるということでございますけれども、もうこれは大変、町民の方も喜んでおられます。もうこれは本当、子供たちの長年の夢でもございました。ただ、今、集落間の問題を区長会で考えていくというようなことですけれども、やっぱり早急に、先ほども言ったとおり、今現在、区長たちもずっと苦になるわけですよ。先ほど私、鋼管ポールの札をもっと大きくしてくれというようなことも述べましたけれども、それは答弁をされておられませんよね。ちゃんと聞いてから答弁してくださいよ、一番大事なことを私は言っているんですよ。そういうことで、早急に区長会ともされて、集落間はやっぱり行政がやるべきだと私は思います。先ほどの答弁を求めて、私の一般質問を終わります。 30 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 31 ◯総務課長高尾政伸君)  1点答弁漏れがありました。申しわけございませんでした。  鋼管ポールについているシールということでございまして、あれは商標登録のシールということで、業者のほうが商標登録のシールを張っているだけということでございます。場所とか実際の防犯灯の位置につきましては、管理台帳を作成すると申し上げましたけれども、その中に地図をつけて番号とかをわかるような形で、各区長、役場のほうですけど、そういった情報を共有できる仕組みをつくっていきたいというふうに思っております。  それから、集落間の防犯灯の維持管理ということで、区長は大変と、確かに大変だと思います。行政でやるべきということでございますけれども、先ほどの答弁の中でも申し上げましたように、区長によってお考えが若干相違している部分もございますので、そのような意見を拝聴しながら、区長協議会、区長会等の中でお話をさせていただきまして、行政区に過大な負担をかけないような維持管理方法を検討していくということで考えております。  以上でございます。 32 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして、通告第5号、8番牟田秀文議員一般質問を終わります。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認め、休憩いたします。                 午前10時34分 休憩                 午前10時50分 再開 34 ◯議長(松信彰文君)  休憩中の本会議を再開します。  通告第6号、1番岡友清議員の一般質問を許可します。岡友清議員。 35 ◯1番(岡 友清君)  おはようございます。議席番号1番、岡友清です。通告6号によりまして、質問いたします。  1項目め、国道264号江見交差点について、2項目め、オリーブ植栽後のこれからの取り組みについて、お尋ねをいたします。  1項目め、国道264号江見交差点の久留米方面からの、朝の通勤時間帯、上峰町方面への右折が非常に困難になっています。右折車線の設置はありますが、佐賀方面から久留米方面へ向かわれる通勤者の方の車が急いでいるため、赤信号でも突っ込んでこられ、右折が二、三台しかできないような状況に陥っております。  また、右折車線が混雑している場合は、本分橋より右折され、三根庁舎の前に迂回をされており、本分橋から右折された場合に川沿いの道路が幅員が狭いためにまたそこで混雑をしているような状況が発生しております。  朝の通勤時間帯ですので、多少の混雑は仕方のないことかもわかりませんが、ほかの地域に比べますと、大変な気がしております。  そこで、右折の矢印信号なり、時間差の信号設置ができないかということをお尋ねしたいと思います。  2回目、2項目めにつきましては、自席のほうから行いたいと思います。よろしくお願いいたします。 36 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 37 ◯総務課長高尾政伸君)  1番議員の国道264号江見交差点に関する御質問にお答えいたします。  国道264号沿いの江見地区の交差点は、東側のJAのガソリンスタンド付近の三根庁舎南交差点と西側の佐賀共栄銀行付近の江見交差点の2つの交差点があります。今回、御質問の通勤時間帯に久留米方面からの右折が困難であるとの御指摘の交差点は、東側の三根庁舎南交差点に当たるかと存じます。この交差点は昭和61年12月に県道坊所城島線の改良工事により、国道の北側が開通し、また、平成16年3月には交差点の改良が行われ、国道264号と県道坊所城島線の国道から北側だけが開通した三差路での供用が開始をされていたところでございます。  平成24年4月には、国道の南側の改良が進みまして、東西南北の四差路の交差点となって現在に至っております。  国道264号は、新町区、六田区付近及び佐賀市から神埼市千代田町までの区間において道路改良工事が進み、車道幅員も広くなり、大型車両の通行も容易となったため、交差点改良以前と比べ、自動車交通量も格段に増加をいたしております。  また、近年、町が推進する定住総合対策による国道264号沿いにおける集合住宅の建設や、分譲住宅開発に伴う定住人口の増加、さらに三根みどり保育園開園に伴う保育園児の送迎の車の往来などにより、特に朝の通勤時間帯の三根庁舎南交差点の交通量は近年、急激に増加したものと推測をいたしているところでございます。  今回御質問の久留米方面から上峰方面への右折ラインの渋滞緩和につきましては、御質問で述べられたとおり、現在の信号機に右折可の矢印表示の信号の取りつけ改良を行うことは渋滞緩和につながる有効な手だてであると考えられます。  しかしながら、議員御存じのとおり、現在の信号機の設置管理については、佐賀県警本部及び佐賀県公安委員会において行われることとなりますため、町としては鳥栖警察署を通じて信号機に関する要望書の提出を行い、県警本部等の判断を受けるものとなります。そのため、今回の御質問の通告を受けまして、三根庁舎南交差点への右折可の矢印表示の設置につきまして、鳥栖警察署交通課に確認を行ったところでございます。確認の結果、既設信号機の改良要望ということであれば、交通量調査等を行い、その結果を添えて要望書を提出されるのは問題ないと、そのような説明をいただいているところでございます。  よって、議員の御指摘を受けまして、地元区長とも協議を行い、要望書の提出に向けた準備を開始したいと考えているところでございます。  以上でございます。 38 ◯議長(松信彰文君)  岡友清議員。 39 ◯1番(岡 友清君)  写真をお願いします。     〔プロジェクターにより説明〕  これが右折をして久留米方面から来た車が右折をして上峰に行っている状況です。非常に二、三台しか行けないような状況が朝の通勤時間帯については発生をしております。非常に県境といいますか、三根が県境に接しているために久留米市あたりから天建寺橋、それから下田大橋等を渡って通勤をされている方が非常に激増しているような状況です。  これが久留米方面から佐賀方面に向かう写真ですけれども、左側がガソリンスタンドになります。やっぱり今言われたように、答弁の中で言われたように、佐賀共栄銀行の前の信号と三根庁舎の南側の信号が同時に青になるために、久留米方面へ向かう通勤者の方が非常に混雑をしております。  同時に青になるために、非常に久留米方面へ向かう車が多いということで、なかなか右折が難しいような状況です。264号についても非常に最近交通量が物すごく激増をしております、朝、夕含めてですね。久留米方面へ向かわれる抜け道とまではいかないにしても、ほとんどの方が佐賀方面から久留米方面へ行かれる方は264号を通行されて久留米方面へ向かわれるような状況が発生をしております。先ほども言いましたように、下田大橋の開通によりまして、南北道路の交通量が非常に多くなっています。また、上峰、吉野ヶ里方面へ向かう通勤客も激増をしておるような状況です。角には三根みどり保育園がありまして、送迎の保護者の方も非常に大変な状況が発生をしています。そこで、できましたら早急な解決をお願いしたいと思います。 40 ◯議長(松信彰文君)  高尾総務課長。 41 ◯総務課長高尾政伸君)  1番議員、2回目の御質問でございます。早急な三根庁舎南交差点の対策をということでございます。  先ほど述べましたとおり、信号機の改良の要望書提出に当たって、鳥栖警察署交通課という担当課に確認をいたしております。要望書を出すのを提出されるのは問題ないという説明をいただいてはおりますけれども、問題提起として2つのことを交通課のほうで挙げられております。  まず1点目の問題が、矢印信号の設置は24時間の交通量の結果に基づき設置の可否が判断されるということで、特定の時間帯だけの渋滞緩和のためでは認められない場合があるということでございました。  それから、2点目につきましては、西側の佐賀共栄銀行付近の江見の交差点信号機との待機時間調整と設置区間距離の短さが支障になるのではないかという懸念を示されております。特に、地元の住民の方が利用されます江見交差点に及ぼす待機時間で、後々地元の住民の方から苦情が出る可能性はないかというような問題提起がなされているところでございます。  現在、警察に信号機の新設や改良に係ります要望書の提出を行う場合は、信号機の支柱の設置用地、それから、歩行者の待機場所の確保と、そういった当該交差点に係ります交通量調査の結果の添付、そのようなものを求められております。  今回御質問の三根庁舎南交差点の渋滞緩和対策としましては、既設信号機に追加で矢印信号を取りつけるという形であるため、交通量調査の結果が必要となるわけでございます。  今現在、町で把握できます交通量といたしましては、最近、矢印信号を追加取りつけされました北茂安校区の千栗交差点との交通量の差について、それぞれの交差点での交通量調査は実施は行っておりませんけれども、これらの交差点を通ります路線別の交通量ということで佐賀県が調査、発表されております道路交通センサスというものの県道北茂安三田川線のみやき庁舎前と国道264号の北茂安浄水場前の12時間調査の結果によりまして、昭和63年から現在発表されております平成22年度までの数値を参考までに御報告をさせていただきたいと思います。  昭和63年度は、県道北茂安三田川線千栗交差点は1万135台、それから、国道264号につきましては9,411台と、それから、平成6年度は北茂安三田川線は1万2,595台、国道264号は1万2,220台、それから、平成17年度、北茂安三田川線は1万4,451台、国道264号は1万4,295台、平成22年度、最近の数字では、直近の数字では、北茂安三田川線は1万2,593台、国道264号は1万3,568台と、そのような結果が出ております。1日だけの調査結果ではございますけれども、昭和63年度では県道北茂安三田川線が約700台多いという結果でございましたけれども、平成17年度はその差が150台まで縮まり、平成22年度では逆に国道264号が約950台多いという結果になっております。  また、2回目の御質問で述べられました三根庁舎南交差点右折してからの路線、県道坊所城島線の上峰町付近におきましても、昭和63年度4,203台、平成6年度5,889台、平成17年度8,001台、平成22年度7,949台と、昭和63年から現在と比べますと約2倍近くに交通量がふえているということで、国道も南北の県道についても格段に交通量がふえているという状況でございます。  以上のようなことから、12時間の交通量等から見ますと、鳥栖警察署の問題提起の1点目の交通量的な問題は解決はできるのではないかというような推測をいたしているところではございますけれども、問題提起2点目につきましての地元地区への確認というものが必要と考えられるところでございます。  町といたしましては、交通渋滞の緩和につきましても、定住対策の一環ということで捉えております。今後、信号機改良の要望書提出のため、地元の区長との協議を行いまして、右折ラインの渋滞緩和のための要望書提出について取り組みをなさっていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 42 ◯議長(松信彰文君)  岡友清議員。 43 ◯1番(岡 友清君)
     できるだけ渋滞緩和ができるようによろしくお願いをしたいと思います。  では、2項目めのオリーブ植栽の今後の取り組みについてお尋ねをしたいと思います。  27年度、みやき町でもオリーブの植栽が行われております。これから6次化に向けまして、対応についてお尋ねをしたいと思います。  先日、地方創生特別委員会で鹿児島県の日置市に研修に行ってまいりました。みやき町でも27年度、28年度において地方創生の加速化交付金にて25,000千円のうち国庫補助金24,091千円ということで、オリーブプロジェクトを実施されております。  日置市では大々的に取り組まれており、市の職員2名をオリーブ栽培のメッカであります小豆島に半年間派遣をされて、勉強に生かされています。みやき町も、これらを踏まえて、本気を出していただいて、これから先どのようにされていくかをお尋ねしたいと思います。  まず、写真をよろしくお願いします。     〔プロジェクターにより説明〕  これが日置市に植えてあるオリーブの木が大きくなった、もうこれ3年前ぐらいだと思いますけれども、植えられて、少し大き目の苗を植えられていると思いますけれども、状況です。  これがオリーブの圃場に設置されていた看板です。日置市につきましては、2万本の植栽をされているということでした。野村グループ、野村証券グループですね、それと鹿児島銀行とタイアップされて、鹿児島オリーブ株式会社ということで、店舗にも行ってまいりましたけれども、頑張っていらっしゃるということです。  これが圃場で、こういうのが市内に何カ所かあるみたいです。もう大分大きくなって、6次化に向けて頑張っていらっしゃいました。  これが商品化されたオリーブオイルですけれども、今のところはまだ搾油といいますか、オリーブ油をとれないものですから、スペインとかイタリアから原料を、オリーブオイルを輸入されて、鹿児島日置市のほうで瓶詰をされて販売されているような状況でございます。  これらのことを踏まえて、我がみやき町においても、本気を出して頑張っていただきたいと思いますけれども、そこら辺についてお尋ねをしたいと思います。 44 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 45 ◯企画調整課長(弓 博文君)  岡友清議員の御質問に御答弁いたしたいと思います。  おっしゃるとおり、九州各地で日置市を訪問されたということでございますが、ほかに荒尾市とか、福岡県久山町とか新宮町とか、県内でいきますと唐津市とか、そういうのはオリーブの試験的栽培ということでされていると思います。今後、本町のオリーブの植栽についてどのように考えているかという御質問でございます。まず、本町におきましては、健康をキーワードに、平成27年9月に「健幸長寿のまち」宣言を行っております。日本が世界一の長寿大国になったのは、医療の進歩だけでなく、和食を中心としたバランスのとれた食生活が病気の予防につながっているとも言われております。最近では、和食離れが進み、認知症を初め、心臓病、動脈硬化、糖尿病など、生活習慣病が増加の傾向にあります。世界保健機構の調べでは、オリーブオイルを摂取する習慣がある地中海沿岸では、このような生活習慣病の罹患率が低いという報告もなされております。  平成27年度の活動実績としましては、オリーブ研究会を立ち上げ、主に公共施設周辺に約700本の植樹を行っております。平成28年度は、おっしゃられたとおり、国の地方創生第2弾の加速化推進交付金の分で幸せのオリーブプロジェクトが採択を受けておりますので、その分で公共施設等、または希望者でございますが、一般家庭等に配付いたし、1,400本、トータルの約2,100本、現在植樹をしているところでございます。  当面、地域コミュニティーを活性化していくことを目標に、将来はオリーブ事業が6次産業化できるように継続できる支援策の検討を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 46 ◯議長(松信彰文君)  岡友清議員。 47 ◯1番(岡 友清君)  オリーブの国内生産量につきましては、かなり少量であると聞いています。安心・安全な生産を目指し、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。よければ、町長から最後にオリーブ植栽に向けての本気度といいますか、御意見の一端をお尋ねして終わりたいと思います。よろしくお願いします。 48 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 49 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  日置市の市長ももう20何年来の友人でありますので、かねてからその実証試験等については情報をいただいていたところでありまして、私も小豆島のほうにも行きまして、さらに九州管内でも特に北部九州のほうでも先進的に取り組んでおられるところ等もございますし、個人の生産者でネット通信販売で既にされている方もいらっしゃいます。そういう研究等調査を行っていく上で、本町の将来の6次化に向けて、大変有効なオリーブ構想というのは策になるという確信のもとで今試行的に行っておりますので、現在は2,100本ぐらいです。あと面積というか、作付というか、植栽をしていただくところを今後また募集していきたいと。生産意欲のある方々と継続して、この構想についての御協力をいただきたいと思っております。これについても、佐賀銀行も非常に高い関心を持っていますので、佐賀銀行とさらに連携をとれるようなこと、また、民間も参入意欲のあるところ等とも連携をとりながら、行く行くは民間ベースで商業ベースに持っていただけるまでにできるだけ早い時期に持っていきたいと考えておりますので、まずは今2,100本がどのぐらいの管理維持、そしてまた、搾油した場合どのぐらいの量が搾油でき、それが市場供給できるかどうかの品質的な問題等も踏まえながら、価格の市場調査等もしながら、できるだけ近い将来に6次化できるように、そのことによって町民の皆さんの健康保持増進並びにそれが少しでも所得向上につながることで農業の振興とあわせて健幸長寿のまちづくりの大きな施策の柱にしていきたいと考えております。  以上です。 50 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして、通告第6号、1番岡友清議員の一般質問を終わります。  通告第7号、12番平野達矢議員の一般質問を許可します。平野達矢議員。 51 ◯12番(平野達矢君)  通告7号によります12番自由民主党の平野達矢でございます。私は今回、4項目を通告いたしております。的確なる答弁を求めたいと思います。  まず1項目め、中原公園南側に新しい進入路と、それから駐車場の新設を考えられないかということを質問いたします。  これまで私、何度となく中原公園に関しましては一般質問をしてまいりましたけれども、旧中原町の時代に上峰と共同でつくった中原公園でございます。合併をいたしまして、現状の利用状況を見てみますと、相当の利用がふえてきております。  そうした中で、町の南部、特に北茂安校区からの進入が非常に不便であると。今、北東に駐車場と進入路がございます。そうした中で、町南部からの利用者に不便をかけているのではないかと感じているところでございます。また、非常に利用状況が向上をしてきまして、その中で駐車場が常に不足をしております。周囲の道路、それから民地に駐車をされて、民地の方が困っておられると、そういう状況が土曜、日曜は特に発生をしている状況でございます。  また、東南に位置します、いわゆる公園ですね、遊び場が駐車場から見まして死角になります。そういうところで、やはりどうしても親御さんと一緒に遊びに来た子供たちは親御さんの監視が行き届くと思いますけれども、子供たちだけで遊んでいる場合、どうしても死角になる公園になっております。  そういうところも含めまして、いわゆる中津隈橋のほうから町道を北上してまいりまして、そのまま真っすぐ進入ができるような形に考えられないのか、そしてまた、南部に駐車場の新設をできないかと。これは現状の駐車場不足、それから利便性を考えた場合にぜひとも実現しなければならないんじゃないかなと、このように考えております。執行部の英断を望みたいと、このように考えております。前を向いた答弁を求めたいと思います。  以上、1項目めの質問を終わります。 52 ◯議長(松信彰文君)  城野社会教育課長。 53 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  12番議員からの1項目の質問、中原公園南側に進入路と駐車場の新設をの1、町南部地区の町民の利便性確保に及び子供広場の死角解消をとの御質問に対してお答えします。  中原公園の概要から申し上げますと、昭和62年に野球場、63年に多目的広場、そして平成3年には野球場に照明施設を整備しました。毎年数多くの方々が利用されております。また、芝生広場や遊具等もあり、スポーツ競技以外の利用者からも親しまれております。  ちなみに、昨年度は施設の予約件数の集計で見ると、野球場、多目的広場、合わせて約850回、延べ3万1,000人の利用があっております。  駐車場につきましては、議員おっしゃるとおり、公園北東の位置にあり、全部で138台が駐車可能です。最も人が集まるイベントである町民体育大会の際は、隣接する企業敷地を駐車場として借用し、対応しております。また、野球やサッカーなど大規模な大会を開催する場合、現在の駐車場台数では駐車し切れないという事例も年に数回発生しております。  しかし、平日やその他、通常の一般利用の場合については、現在の駐車場でおおむね対応できていると認識しているところでございます。  また、子供の遊び場である遊具につきましては、公園南東部にあります。現在、コンビネーション遊具とブランコがあり、ふぐあい等があればその都度修繕を行ってきました。しかし、設置後、長い年月が経過しており、老朽化している箇所も見られますので、合併特例債を活用した整備計画の中で、新規遊具への更新も検討していきたいと考えております。  子供の遊び場の死角解消という点に関しましては、公園内には高木、低木など、さまざまな数多くの樹木等があります。利用者の安全面を考え、樹木の枝落としや除草など、視界を確保できるような定期的な作業も行っているところでございます。  また、今年度、公園南側の周遊道路の舗装を予定しております。これは昨年度、公園東側の外周道が舗装され、今年度は南側から西側に抜ける周遊道路が舗装されることで、公園外周が全て整備され、散歩やジョギングなどの多くの方々が利用されることを期待しております。  このことにより、公園遊具付近も人が行き交い、人の目に触れることも格段に多くなると思われ、事案の改善に大きく寄与するものと考えます。さらに現状では、駐車場付近から遊具のある公園南東部、そして公園の西側までフェンスに囲まれており、これは不審者等の公園内進入への抑止の一助になっていると思います。  これらのことを包括に考えますと、人が多く集まり、施設を利用してもらうことが安全面においても効果を発揮するものと考えておりますので、今後も町内外の多くの方々が施設を利用していただけるような適切な管理に努めていきたいと思っております。  以上でございます。 54 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 55 ◯12番(平野達矢君)  ただいまの答弁を聞きまして、いわゆる執行部の考え方と利用者の方との考え方に少々乖離があると考えます。  あそこで遊ばせる御父兄の意見から出てきたことです。駐車場に車をとめて、確かに南部のほうからはフェンスがありますから、進入車の遮断はできております。しかし、子供が遊んでいるときに、車のところまでも戻れないというわけですね。これは父兄からの申し出です。ですから、常に車のところから見える状況、御父兄はその部分をやはり死角と捉えられるわけですね。ですから、南部に車をとめれば、車のところに帰ったときにも常に見ることができるという考え方です。あなた方執行部としては、あくまで入るところがないから逆にいいだろうと考えますけれども、父兄はそうは見ていないんですよ。  以前、ずっと来ておられた方たちに聞いてみますと、ほかのところに行くというわけですね、ほかの公園に。それはなぜかというと、今言った理由からなんですよ。だから全然違うわけですね。  ですから、利用者の声をやっぱり聞くべきだと考えます。そうしたところから、私は死角をなくすためという質問をしたわけです。これは利用者の声ですから。  それともう一つは、今回、周遊道路の舗装が南から西のほうまで今年度内にされると思うんですけれども、いわゆる南部から来られた方はぐるっと一周回らんと入れんわけですよね。そのあたりを考えると、やっぱり私はどうしても南から真っすぐ直で入れるような形を考えるべきではないだろうかと。そして、一緒にその周囲に駐車場を、余計はあれでしょうけれども、10台か20台ぐらいの駐車場は設けるべきだと。私はいいですよ、北から入りますから。けれども、北茂安の方たちが一番不便じゃないかなと考えております。  ですから、そういうところを考えた中で、課長の考え方もありましょうけれども、利用者はそういうふうに考えます。ですから、そこをもう一度整理をした中で、どのように考えられるのか、答弁を求めます。 56 ◯議長(松信彰文君)  城野社会教育課長。 57 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  議員からの2回目の御質問にお答えします。  利用者の声、子供の安全を踏まえて考えてくれという御意見だったと思います。  確かに、公園南側に進入路、また駐車場を設けますと、議員が言われるとおり、町南部の町民の方々でなく、遊具を利用される方にとっては公園自体がより使いやすいものと思われます。また、安全・安心も確保されてくると思っております。  駐車場の整備に関しては、大きなイベント開催時の混雑解消が完全になくなるわけではありませんが、混雑が幾らかは緩和されることと思います。  いずれにしても、進入路や駐車場の整備を行うとすれば、用地の取得ということも想定され、地権者との協力も必要となってきますので、総合的に勘案しながら、整備すべきかどうかの検討を始めさせていただきたいと考えております。  以上であります。 58 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 59 ◯12番(平野達矢君)  期待をするところでございます。  いわゆる南部からの進入路を完成と同時に、できれば現状の北側の進入口も、やはり夜間施錠ということをぜひとも同時に施工をしていただきたい。そうしないと、今までも夜間にあの駐車場で車が燃えたり、現実にいろいろあっております。深夜も車がとまっております。  どういうことがあるかもわかりませんし、やはり夜間施錠というのは、これはこの次の質問の事項にも関連してきますけれども、やはり施設の管理というのをしっかりとしていただきたいなと。それはやはり子育てにも影響をしてきます。  ですから、そのあたりしっかりとしていただきたい。できれば町長の考えになってくると思いますので、町長、できればたまには答弁をしてください。 60 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 61 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  中原公園については、旧町時代からも町の中心部から上峰境ということで、上峰の都市公園法に基づいて、名義を変えないと整備できなかったという経緯の中で、位置的にも適地、ちょうど土地があったということもあったんでしょうけど、その当時から遠いということもありますけれども、不審者と思われる方も多く見受けられたということで、今度のボートピア立地の際もいろいろな御心配をされましたので、それについては防犯カメラの設置とか、防犯灯の増設とか、あとはまたボートピアの方々のガードマンの巡回とか、そういう対策をしてきましたが、まだまだ十分とは言えないと思います。ごみ等の散乱も見受けられますし、清掃についてはグラウンドゴルフとか、少年サッカーの方々に委託をして、日々の使用された後に周辺の清掃をしていただいていますので、大分よくなったかと思います。  しかし、特に今、御指摘があった南側についての利用の不便というのは、どうしても北側に駐車場がありますので、利用される方々からは遠いという声も聞きますし、さっきおっしゃったように車にもちょっと戻れないというような声も私も実際聞いております。  よって、その公園の利便性の向上を図る意味と、死角的になっていますので、現在、樹木はかなり伐採して視界をよくしたつもりですけれども、まだまだ十分とは言えません。  よって、今、担当部局が申しましたように、総合的に勘案して、検討を加えてもらうように教育委員会に指示をしていきたいと思います。その検討次第では整備することもあり得ますし、もうしばらく時間をいただいて、検討させていただくこともあり得るかもしれませんが、いずれにしましても、まずは所管している教育委員会のほうの見解を早急に求めていきたいと考えます。  以上です。 62 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 63 ◯12番(平野達矢君)  それでは、2項目めに入ります。  中原体育館の進入路整備と全施設の適正な管理をということで、これも多くの議員の同僚の皆さん方が何回となく質問をずっとされてきておりますけれども、なかなか改善ができない。現状の進入路を見ますと、斜めに入っているわけですね。その中で、一番私がもう危惧しておるのが、とっこい子育て広場と広場の南側ですね。とっこい子育て広場の子供たちが、やはり外で遊ぶときに、あそこが車道になっているということで、非常に危険性があるということです。  これは私からの提言なんですけれども、できればあそこの進入路を閉鎖して、そして武道館の北側に進入路を新設できないか。そうすることによって、現状の進入路のところは全部、例えば水路から東側は駐車場にするとか、そういう形で新設ができないか。そして、それによってまた夜間の施錠というのも可能になるんじゃないかなと考えているところでございます。  これも長年、やはり夜間の施錠をと、もう中原町時代から言ってきていますけれども、なかなかこれもできない。ですから、そのあたり、やっぱりしっかりと議会で質問をされたらどうなっていくのか、何回言ってもできんようじゃ、そいじゃいかんと思うわけですよ。中原町時代から、既にもう合併してからももう10年越した、それでもまだならん。やっぱり子供たちが遊ぶ部分を、道路敷があるということは、やっぱり非常に危険ではないかなということで、できれば武道館の北側ということを検討してみる必要があるんじゃないかと考えますので、執行部のお考えを伺います。 64 ◯議長(松信彰文君)  城野社会教育課長。 65 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  議員からの2項目の御質問、中原体育館の進入路整備と全施設の適正な管理をの1)現進入路のつけかえの検討を考慮すべきではとの御質問に対してお答えします。
     中原体育館のある中原総合センター内には、体育館を初め、武道館、勤労青少年ホーム、働く婦人の家、保健センター、テニスコート、風の館など、さまざまな施設があり、毎日多くの方が利用されております。  このセンター内へは、歩行者に限れば、北側は勤労青少年ホームと保健センターの間から、西側は体育館と青少年ホームの間、また働く婦人の家南にそれぞれ通路を確保しておりますので、数カ所から入ることができますが、車両の進入道については施設東側の県道からの1カ所のみとなっております。  現進入路のつけかえを検討した場合、センター周辺の地形やセンター内施設の配置を考慮しますと、現状と同じく東側から進入の位置を風の館と武道館の間に新たに進入道路を設ける以外に手段がないと考えております。  ただし、この場合におきましては、武道館利用者への安全配慮が必要となってきます。また、現在行っております武道館改修工事において、主に小・中学生の利用を想定した駐輪場の設置を玄関東側に予定しております。  このような状況を総合的に考えますと、現在、進入道路を今後も利用する方法が最善ではないかと判断しているところでございます。  中原総合センターは複合的なエリアであり、多くの利用者があることから、施設関係者、利用者の意見も聞きながら、昨年度までにセンター入り口に注意喚起のための徐行を促す看板の設置や、路面表示などを行ってきております。今後もセンター内歩行者の安全の確保に努めるとともに、社会教育、体育施設の管理運営、利用者にとってよりよいサービスの提供を行っていきたいと考えております。  次に、2)夜間閉鎖できるようにすべきと思うがについてお答えします。  現在、中原総合センター入り口につきましては、門扉等の設備はなく、終日、夜間においても車両等の進入が可能となっております。ほか校区の現状としましては、北茂安体育館等には敷地入り口に両開き、改善センター及び三根体育館等敷地入り口にはスライド式と、いずれも施錠可能な門扉などを設置しております。  中原総合センター入り口におきましても、門扉などを設置すれば夜間や休日などの施設利用時間外の車両の排除が可能となり、総合センター敷地内の安全は格段に向上すると思われます。ただし、散歩などでセンター内を利用される方もいらっしゃると思いますので、歩行者の利便性を確保し、かつ車両の通行制限ができるような形にすべきと考えております。  このような点を考慮し、センター内の安全の確保、また施設利用者の利便性の向上のため、総合な対策を考えたいと思っております。  ちなみにですけど、門扉につきましては、来年度で施設周辺の洪水対策の水路整備に向けて準備をしております。それに合わせて門扉の設置、門扉なり手段を考えながら設置をしていきたいと思っております。  以上であります。 66 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 67 ◯12番(平野達矢君)  今の答弁では、現進入路をずっと使うという答弁であったと思いますけれども、私が一番やはり気にかけるのは、とっこい子育て広場の子供たちですよね。  やっぱり風の館のほうが、いわゆる芝生地になっていますから、あそこにどうしても子供たちが行きたがるんですよ。ですから、あそこはできるだけ車を通さないような形がいいんじゃないかなと考えているわけですよ。  要は、駐車場、確かに青少年ホームと働く婦人の家と体育館と、利用度というのは北のほうがあると思います。だけれども、今回の先ほどの答弁では、武道館の北側に駐輪場を設置するということでございますけれども、私はできるだけ、その駐輪場はほかの場所に移してでも、やっぱりもうちょっととっこい子育て広場の子供たちを守ることが私は先じゃないかなと考えます。  できれば風の館と武道館の合い中を東から入って、現在、水路がありますけれども、あそこから北はもう全部駐車場にしてもいいわけですよね。そして、歩行者は今の駐車場のところから入るという形になると、全部があそこは歩行者が通るような格好になりますから、子供たちも安心してあそこを行き来できるんですよね。とにかく現場に行って見てみらんとわからんとですよ。デスクワークでだめだということ。私は常にもうあそこを通るたびに思います。ここが一番危険だと私は思いますので、そのあたり、子供たちのためにもう一度お考えいただけないかと考えます。駐輪場を移転してでも、私は進入路は変更をするのがベターだと考えますので、そのあたりもう一回、検討の余地をお願いしたいと考えます。  答弁を求めます。 68 ◯議長(松信彰文君)  城野社会教育課長。 69 ◯社会教育課長(城野恵亮君)  風の館と武道館の間に新たに進入道路を設けるという提案、御意見がありましたけど、確かに私も何度となくあの現場に行って確認しております。  確かに車両進入道としての幅員は確保できると思います。ただ、駐輪場を含めて武道館の玄関と現在、整備している駐車場との車道が近接するための新たなリスクを考えたとき、また風の館が丘陵となっております。それで、敷地へ進入する際に死角となると私たちは判断しております。この辺の弊害を考えますと、私たちは現在の進入道路を利用し、以前から安全対策にも対処しているところでありますが、今後も歩行者、とっこい子育て広場の子供たちのさらなる安全面を確保しながら、現状で頑張っていきたいと思います。  以上であります。 70 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 71 ◯12番(平野達矢君)  それでは、3項目めに移ります。  町内の公道、生活道の舗装状況と非舗装道整備への取り組みについて質問をいたします。  町内に公の道路、町道、里道も含めましてありますけれども、相当の率で舗装率が上がってまいりました。だけれども、まだ未舗装の部分が町内の至るところに見られます。私はやはり、みやき町、本当に住んでよかったというような町づくり、今、町長を先頭に一生懸命、議会も協力しながらやっていますけれども、私はやはり町の発展というのは、私は不便なところからすべきであると考えています。  なぜこういうことを言うかというと、私は日本の政治家の中で一番好きな政治家は田中角栄です。中学を出て、そして総理大臣まで上り詰め、そして、彼のいわゆる日本列島改造論で今の日本があります。彼が考えたことが今、着々とその完成へ向けて、高速道路も同じ、鉄道網も同じです。全部、田中角栄が考えたことです。  今、地方創生といいますけれども、これも当初、日本のどこの島嶼部においてでも、十分な生活ができるというところから、中学出の総理大臣が考えたことです。東大でも考えつかないことをやはりやったという彼を偉大な政治家として私は崇拝するわけでございますけれども、そういう部分を考えたとき、今、本町のいわゆる道路行政は、やはり生活道、私道、そういう部分において、補助制度はございますけれども、自己負担がかかってまいります。  そういう部分というのをできるだけ、完全なる私道であれば、これはもう仕方ないですけれども、やはりそこのところはある程度公道と見立てた形で、やはり舗装をしていく、同じ町民で同じく税金を納めている、そういう状況の中で、自分の通るところは負担をしないと舗装がしてもらえないというのは、私は理不尽であると考えます。  そういうところをまず調査をしてあるのかどうか、どれくらいの幅員、そして距離、わかれば教えていただきたい。そして、そういうところもやはり着実に舗装をしていく。確かに子育ても大事です。しかし、ハード面もやはりそれなりにしていくべきであろうと私は考えますので、現時点での未舗装部分とか、そういうのを把握してあるのか。していなければ、やはり今後、調査をしながら把握をして、それを順次舗装をしていく。そして、できるだけ受益者負担という部分を発生させないような形、それはやはり平等ということですよね。誰でも同じ舗装道路を通りたいです。ですから、そのあたりを差別することなく、私は全域に舗装というのは自己負担なしでできるような形を私は望むんです。  ですから、そのあたりどのような現状なのか、質問をいたします。 72 ◯議長(松信彰文君)  小柳建設課長。 73 ◯建設課長(小柳 剛君)  12番議員の御質問でございますけれども、町内の公道、生活道路の舗装状況と非舗装道の整備への取り組みということでございますけれども、現在、町内の町道以外の生活道路及び法定外道路につきましては、平成13年から16年にかけて、国有財産の譲与契約を行い、町へ譲与されたものであり、舗装、未舗装の状況については把握ができていないのが現状でございます。  町道以外の公道の中で、生活道路の舗装についても町で調査は行ってはおりませんけれども、補助金の交付に関しましては、現在、定例区長会で案内をし、申請があった箇所については町の補助金交付要綱に基づき、随時、補助金の交付を行っております。  直近の5年間における補助金の交付件数、並びに舗装延長としましては36件、1,872.9メートルとなっております。法定外の道路を含む生活道路の現状の把握については、現状、把握がなかなか難しいところではございますけれども、今後、地区等の協力を得ながら、現状把握に向け、協議、調整を行ってまいりたいと思います。  また、町道につきましては、平成28年4月1日現在の調査で、総延長275キロメートルに対し、未舗装延長は約2キロメートル、未舗装率としましては0.7%となっております。  しかし、未舗装の延長の内訳につきましては、昨年度、整備を行いました香田吉原線等の整備が完了しているものについての計上がなされていないため、現時点での未舗装延長につきましては、約1.1キロメートル、未舗装率0.4%となっております。  町道の未舗装部分につきましては、地区からの要望があった箇所について、順次整備を行っているところでございます。現在の町道の未舗装部分、整備予定箇所といたしましては、高柳地区の南西付近にあります原古賀三本桜の一部と東寒水の春光園南付近にあります東寒水南浦線の一部、また本議会において町道認定を上程しております(仮称)町道大手木水通線など、新規認定道路の未舗装部分を含めたところで、平成29年度から随時、整備をしてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 74 ◯議長(松信彰文君)  大塚産業課長。 75 ◯産業課長(大塚三虎年君)  12番平野議員の質問についてお答えをいたしたいと思います。  現在、産業課について、農道に関します舗装の計画につきましては、以前から一般質問の中で御回答申し上げてきたところでございます。その経過についてお答えをいたしたいと思います。  農道の管理につきましては、町が管理する農道といたしまして、維持管理条例を制定いたしまして、起点、終点が道路法に基づく道路に接続をし、幅員がおおむね4メートル以上の農道を町が管理する農道ということで指定をしております。  この認定農道につきまして、合併当時、三根校区につきましては、ほぼ完了をいたしていたところでございますが、中原、北茂安校区につきましては、平均8割程度の舗装ということでございましたので、これを標準化するため、平成21年、各土地改良区から聞き取り調査を行いまして、要望のあった路線につきまして、そこの中で認定農業に該当する路線を選定いたしまして、中原校区で10路線、北茂安校区で21路線の合計31路線を整備するということで決定をし、そこの中で合併特例債を活用いたしまして、事業費183,000千円程度をかけ、平成26年度までに31路線の整備を完了したところでございます。  完了しました事前の整備状況でございますけれども、農道から町道への格下げ等もございまして、実際のところ、正確な距離数はわかっておりませんが、一定要件以上の農道で、中原校区で実延長1万7,000メートル程度ございまして、舗装済みにつきましては1万6,000メートル程度できたところでございます。舗装率につきましては、94%に上っております。  次に、北茂安校区でございますけれども、実延長で3万2,000メートル程度ございまして、舗装につきましては、3万1,000メートルできたということで、舗装率につきましては97%になっているところでございます。  議員御質問の非舗装農道の整備について、必要ではないかとの質問にお答えします。  3校区の認定農道の舗装につきましては、先ほど申しました計画どおり実施しているのではないかと思っておりましたが、平成27年度で1路線、250メートル未舗装が判明し、舗装を行ったところでございます。  町が管理する認定農道の未舗装について、中原、北茂安の各土地改良区と再確認を行いまして、未施工分があればその原因を調査し、その施工について特例債の活用が可能であれば活用し、できなければ27年度と同様、一般財源での対応しかないと考えているところでございます。  認定農道に該当しない4メートル未満の農道舗装につきましては、今後、各土地改良区と協議をいたしまして、例えば、多面的機能支払交付金の中の長寿命化の部分の補助金を有効に活用していただきまして、現在、三根校区につきましては、保全会の広域化を行い、農道の舗装や水路の木柵化を広域で実施をされているところでございます。  そこの中で、農道につきましては三根西で740メートル、三根東で650メートルの農道の舗装がされているところでございます。その他の施工方法といたしましては、地元負担が水路と同様、伴うこととなりますが、基盤整備促進事業等の国や県の補助事業を活用していくことについても、土地改良区地区と協議、検討していかなければならないと考えているところでございます。  以上でございます。 76 ◯議長(松信彰文君)  お諮りします。質疑途中でございますが、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認め、休憩します。                 午前11時58分 休憩                 午後1時   再開 78 ◯議長(松信彰文君)  休憩中の本会議を再開します。平野議員。 79 ◯12番(平野達矢君)  道路に関しては、建設課長、並びに産業課長に本当に前向きな答弁をいただきました。ありがとうございました。田中角栄に勝るとも劣らん末安町長ですから、ぜひとも町民の期待に応えるように、私が今、質問した部分においては、特に前向きに取り組んでいただきたいと心からお願いをしまして、次に移ります。  東部水道企業団の現状と将来の展望ということで、佐賀県東部2市4町で構成されております一部事務組合東部水道企業団でございますけれども、用水と給水の両方をやっている企業団というのは非常に少ないと思います。そういう意味においては、東部水道企業団の存在意義というのは非常に大きなものがあると考えております。  東部水道企業団が、いわゆる企業長がずっとブログを出しておりますので、ずっと読ませてもらっておりますけれども、これから将来、人口減少によって、水の消費というのもそれにつれて減っていくものと思います。  そうした中で、今後のこの企業団のあり方、特に財政面についてどのようになっていくのかという部分に不安がございます。なかなかその企業団の中身というのが我々に入ってこないという部分におきまして、企業団の議員であります末安町長におかれましては、常にその議会に参加をされて、いろいろ御審議をいただいておると思っております。  企業長のブログを読みますと、東部水道企業団は50年先までまず大丈夫であるということで書いてありますけれども、本当にこれからやはり施設の更新、この部分というのが、本管の更新ということになると莫大なお金がかかると思います。恐らく桁が違うというような企業長のブログの中でのあれですけれども、このあたりを現実にどのように審議をいただいておるのか、そのあたりを非常に我々50年先はこの世にいないと予想をしております。将来のことですけれども、やはり水は絶対なくてはならないもので、常識的に水道の蛇口をひねれば水は常に出ておるという感覚であらなければならないと思っております。  そうした中で、やはり大きな財政支出を伴う施設の更新、これが現状の東部水道企業団の財政状況は非常に良好でございます。しかしながら、本当に企業長のブログだけで信頼していいものかという部分がございます。なかなか中身、非常に濃いもので難しいんですけれども、町長は現状、東部水道企業団の議会の中で感じることをお話しをいただければと。そして、これから先、やはり本町の負担というものがどのようになっているのか。そして、これがいわゆる町の財政計画の中に現状でちゃんと示すことができるのかどうかですね。できないならできないでいいです。大変難しいと考えますけれども、やはり財政計画というものは、10年ではできない部分もございます。なかなか難しいとは思いますけれども、回答できる範囲で結構でございます。将来へ向けての不安材料を1つでも少なくしながら、子供や孫たちにみやき町の町づくりをして伝えていかなければならないという基本的な考え方の中で、この水道行政に対して私の理解を少しでも深めておきたいということで、大ざっぱな質問になりますけれども、トータル的なところで答弁願えればと思います。  以上です。 80 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 81 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えをいたします。  まず、東部水道企業団の現状と将来の展望ということでございますが、現状では、このエリア内というか、構成内につきましては、新規の住宅、アパート建設など等によりまして、給水戸数は順調に伸びていると、そういうことでございますが、しかし、企業団の将来計画である50年計画及び平成29年から37年度までの財政計画におきましては、近年の実績から一般家庭用の水量の伸びが従来の計画を当然、下回っています。人口が全国的に減っていますので、将来については有収水量も減少するという計画に今、変更をされております。  現在が11万5,400人ぐらいです。これに対して、平成80年度については7万2,300人程度、37.31%が減少になるという見込みをされているところでございますので、当面対応できる現在としては、順調に給水戸数は伸びて伸長しておりますけれども、遠い先というか、平成80年度ぐらいになりますと当然人口が減りますから、今後の社会経済情勢を注視しながら正確な計画というのはローリングというか、見直しをしながら、適正な財政計画というのを社会情勢に合わせて策定していくべきだろうと考えております。  以上です。 82 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 83 ◯12番(平野達矢君)  なかなか将来の予想というのは非常に難しいと私も考えるところでございます。  ほかの一部事務組合でも同じですけれども、また本町の例えば保育園とか、民間委託という形をやっています。  将来、やはり企業団の合併とか、そういう部分というのも、それから民間委託という、民間手法による財政の健全化、そして、いわゆる個人負担、それから自治体負担を減少させるというようなことというのは、今後もやはり考えていかなければならないんじゃないかなと。その一つの手法として、先ほど申しましたように民間委託と、それから企業団の合併ですね。いずれどのようになっていくのかわかりませんけれども、例えば、佐賀県内の企業団の合併とか、また他県との合併、県境を越えた合併とか、そういう部分というのも必要になってくるんじゃないかな。それからもう一つは、有収水量の減少というのは、やはり世界気候の変化に応じて、例えば筑後川はどこでも各河川の水量の減少というのは、恐らく確実なものになっていくんじゃないかなと。そうしたところでのそういう計画等も現時点で論じられておるのかどうか、そういう部分もお伺いをしたいと思います。  以上です。 84 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 85 ◯町長(末安伸之君)  将来の予測とかを含めまして、50年計画の中での財政改革等含めまして、組合議会の中ではそういう議論というのは、いまだあっておりません。あくまで議案の審議が中心ですので、全員協議会等でもそのような開催もされておりませんので、その他の中で企業長のほうからそういうお話が少しあったのは記憶しておりますが、正式に今、議会で御質問いただいているような詳細な内容等につきましては、議論はいまだいたしていないところでございます。  今、御指摘がありましたように、将来的には有収水量が減るというのは、全国的に人口が減りますし、当然、予測されることでありますので、本来なら水道企業団については企業会計ですから、独立した会計として、当然、市町村の責務でもありますけれども、会計そのものについては収益性のある運営を行っても当然いいわけですから、そのためにはローコストというか、行財政改革というのは必要不可欠だろうと思われます。  その一環として、次の施設の更新の際も合わせまして、合併というか、水道企業を運営しているところの効率よい財政運営を目指す意味では、統合というのも当然、念頭に置かなければなりませんし、その意味では、官民連携のもとで民間のノウハウとか、そういうものを導入したほうがいいという考えは持っております。  既にそういうPFI手法によって、民間に実質運営させているところもあるようなことも聞きますので、十二分にその先進例等を調査、研究等をしながら、将来における衛生的な飲料水を供給するという責務の中で、より構成自治体内の負担が受益者負担を含めて行政の一般財源の投じる額を安価にするような方策については、研究、検討を今からしても遅くはないと考えております。
    86 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして、通告第7号、12番平野達矢議員の一般質問を終わります。  通告第8号、4番本村鶴夫議員の一般質問を許可します。本村議員。 87 ◯4番(本村鶴夫君)  皆さんお疲れさまでございます。通告8号、議席番号4番、本村です。通告により質問いたします。今回は大きく2項目を質問したいと思っております。  1項目めに、定住促進住宅(PFI)と分譲住宅の計画について、2項目めに、三根校区内にある国有地についてお尋ねいたしたいと思っております。  まず、1項目めの定住促進住宅及び分譲住宅についてお尋ねします。  町では、平成24年度にまちづくり課を新設し、定住促進に取り組まれており、特に住宅施策に関しては、さまざまな事業を展開されております。その一環として、PFI手法による定住促進住宅については、三根校区において苺館、トマト館、オリーブ館と整備をされ、入居率も高く、定住促進に大きく寄与しており、ここ近年、三根庁舎周辺は本当に活性化したなというようなことを実感しているところであります。  また、宅地分譲についても、官民連携により整備をされておりますが、大変好評のようであります。  そこでお尋ねしますが、1)三根校区、北茂安校区、中原校区において、今後、定住促進住宅及び分譲住宅についての計画があれば、それぞれ校区ごとにお願いしたいと思っております。  また、三根校区における優良田園住宅の計画も進んでいると思いますが、どのくらいの規模なのかお尋ねします。  2回目及び次項目の質問は、自席よりさせていただきます。 88 ◯議長(松信彰文君)  福島まちづくり課長。 89 ◯まちづくり課長(福島隆二君)  4番本村議員の1項目めの定住促進住宅(PFI)と分譲住宅の計画についての御質問にお答えします。  まず1点目の三根校区、北茂安校区、中原校区(みやき町内)に今後の計画があれば、校区ごとにお願いしたいとの御質問ですが、PFI手法による定住促進住宅の地域優良賃貸住宅に関しましては、三根校区において過去の人口減少が著しかったことから、集中的に整備を行ってきたところであります。その実績といたしましては、全部で5棟、107戸を今までに整備し、現在、約300名の方が入居をされております。入居率に関しましても、ほぼ100%で推移をしておりまして、大変好評を博しているところであります。  今後の地域優良賃貸住宅の整備計画に関しましては、中原校区や北茂安校区におきましても多くの要望がございますので、バランスよく3校区内に子育て世帯を中心にした中堅所得者向けの住宅の整備をしていきたいという中で、今回、原古賀地区において計画しております地域優良賃貸住宅の整備事業について、10月に実施方針案の公表、説明会を行いまして、今月の2日にPFI事業として選定をし、公表を行ったところであります。その計画内容といたしましては、2LDKを20戸、3LDKを25戸、合計の45戸の整備を計画しており、平成30年4月のオープンを目途に事業の推進を図ってまいりたいと考えております。  それ以外の今後の計画といたしましては、まず、中原校区におきましては、仮称中原三根線に関し、中原アスタラビスタから板部交差点までを整備することで地権者交渉を行い、平成31年度までに事業を完了する予定となっております。ついては、それと並行して新たな市街化形成を図りたいと考えているところであり、それに先駆けて、今回、中原アスタラビスタの南側付近の町道の整備用地として土地を御提供いただいた余剰地について定住対策用地として協力していただくというようなことでありましたので、現在、農振除外の申請を行っているところであります。  また、綾部地区、原古賀地区境の町道沿いに道路整備とあわせて宅地分譲開発を計画しているところであり、こちらも現在農振除外の申請を行っているところであります。  さらに、三養基高校西側の県有地について、県から売却に関しての打診があっておりますので、定住対策の用地として活用できるか否かについて、現在、検討を加えており、県と協議中であります。  ほかにも中原駅西側踏切の北側において、官民連携による住宅開発を計画しているところであります。  次に、北茂安校区における今後の事業計画といたしましては、オリーブタウン東尾の隣接地及び町道板部江口線の沿線沿い並びにケーズデンキ出店予定地の西側において宅地分譲等の開発を計画しているところであり、現在、農振除外等の手続を進めているところであります。  また、白壁の餃子の王将の西側に、民間事業者において60区画程度の住宅開発が計画されており、農振除外の手続が完了しているところでございます。  今後、町と開発者の役割分担等について協議を進めてまいります。  さらに、構想段階ではありますが、中津隈工業団地の東側において、約4ヘクタールほどまとまった土地を土地バンクに登録をしていただいております。当該用地は学校やバス停にも近く、住宅地として適地と思われますので、新たな住宅団地として今後民間開発の誘導を図ってまいりたいというふうに考えているところでもあります。  また現在、防災センター行政棟の整備が進捗中でありますが、それにあわせて防災道路の用地交渉の中で残地の取り扱いに関して、住宅用地として活用できないかというような検討を行っているところでもあります。  それから、PFI手法による定住促進住宅の整備に関しては、こすもす館周辺においての開発を構想中であります。  最後に、三根校区における今後の事業計画につきましては、新町区のコンビニエンスストア西側において、町が8区画、民間事業者が12区画、合計の20区画を、また、東分区のフラワーパーク跡地において15区画の整備を今年度末の完成に向けて事業の推進を図っています。  また、大坂間、和泉地区において優良田園住宅の整備を民間事業者が計画されているところであります。  さらに、江見地区周辺において現在、空き家、空き地等が数多く点在していることから、住環境の悪化が懸念されるとともに、防犯、防災対策が求められているところでもあります。そうしたことから、それらの問題を解消するために、空き家、空き地等の土地を活用し、戸建ての地域優良賃貸住宅を整備できないかというようなことを現在計画しているところであります。  このように、今後も官民連携により、安価で質の高い、また、多様なニーズに対応した住宅を供給し、さらなる定住の促進を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、2点目の優良田園住宅の計画も進んでいると思うが、どれくらいの規模なのかという御質問ですが、まず、優良田園住宅とは、農山村地域、都市の郊外その他の良好な自然的環境を形成する地域に所在する1戸建ての住宅で、敷地面積が300平米以上、建ぺい率が30%以下、容積率が50%以下で3階建て以下の住宅をいいます。これは優良田園住宅の建設の促進に関する法律に基づくものでありまして、本法律は、平成10年4月10日、議員立法として第142国会において成立、同年の4月15日に施行されたところであります。本法律は、国民が健康的でゆとりのある生活を送ることができるよう、農山村地域等において優良な住宅の建設を促進することを目的としたものであります。  通常、第1種農地の分譲住宅開発につきましては、農地転用は認められておりませんが、本法律に基づく優良田園住宅建設計画の認定を受けた場合は、公益性が高いと認められる事業として農地転用許可が可能というふうになっております。そのようなことから、本町における豊かな田園環境と調和した魅力ある住環境の形成と田園住宅の促進誘導を図るため、平成26年の1月にみやき町優良田園住宅の建設の促進に関する基本方針を策定し、事業の推進を図ってきたところでございます。  優良田園住宅の建設計画につきましては、平成27年に募集を行いましたところ、熊本市のハウスメーカーから認定申請書が提出されましたので、佐賀県及び農林水産省などの関係機関と十分な協議を重ねた結果、平成28年1月に協議が調い、平成28年2月に建設計画の認定を行ったところでございます。  その認定しました建設計画の内容といたしましては、まず、場所につきましては、新町のコンビニエンスストアから約300メートル南側の新大橋を渡ったところでございます。面積は全体で6,300平米程度で、住宅戸数は13戸を計画されております。  以上でございます。 90 ◯議長(松信彰文君)  本村議員。 91 ◯4番(本村鶴夫君)  1回目の御答弁ありがとうございました。  今後も各校区ごとにいろんな事業計画があるようですが、江見地区周辺において、空き家、空き地等の土地の活用をし、戸建ての賃貸住宅を計画しているというようなことだったと思いますが、具体的に場所はどのあたりを検討されているのか、お尋ねいたします。  また、優良田園住宅については、13戸を計画しているということでしたが、今後の予定についてわかるようであれば、御説明を願いたいと思います。 92 ◯議長(松信彰文君)  福島まちづくり課長。 93 ◯まちづくり課長(福島隆二君)  2回目の御質問にお答えします。  まず、江見地区周辺における空き家、空き地等を活用した戸建ての賃貸住宅について、具体的な場所はどのあたりを検討しているのかということだったと思いますけれども、現段階では、まず第1段目の候補地として三根庁舎の南側にありますJAのガソリンスタンドの東側の町有地、それと、新両国橋から約100メートル西側の切通川沿いにあります町有地、それから、本分地区にあります馬島病院跡地の町有地などについて現在検討を行っているところであります。具体的な方向性が定まりましたら、定住対策特別委員会等において協議をお願いする予定をしておりますので、どうぞよろしくお願いします。  次に、優良田園住宅の今後の予定はというような御質問だったと思いますけれども、今後の予定といたしましては、今月中に地権者と開発業者において土地売買契約が締結されるというふうに聞いております。その後、農地転用及び開発許可の許可申請を提出され、それらの手続が完了いたしましたら、造成工事に着手されることになろうかと思います。よって、手続関係がスムーズにいきましたら、来年から工事に着手され、事業の推進が図られるものと思っております。こちらにつきましても、進捗状況等につきましては、定住対策特別委員会等においてお知らせをしてまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 94 ◯議長(松信彰文君)  本村議員。 95 ◯4番(本村鶴夫君)  なかなか御丁寧な答弁ありがとうございました。ぜひ今後とも、まちづくり課におきましては、さらなる定住の促進を図っていただきますようお願いをしておきます。  それでは、次の質問に移ります。  三根校区内にある国有地についてでありますが、いろんな話し合いがされたと思っております。坂口の公民館なんかでもいろんな説明会があったとか聞いておりましたけれども、これまでの経緯を説明してもらいたいと思っております。たびたび私も議会定例会において質問をしてまいりました。坂口地区国有地(観音高良)について、図面をタブレットに載せておりますので、見ていただきたいと思います。     〔プロジェクターにより説明〕  国が筑後川のショートカットを行い、もとの堤体部分であった白地の土地について、これまで長年、国が管理することなく地区に管理させ放置した土地であり、耕作者に無償で払い下げてもおかしくない土地であるが、法律上、有償での払い下げしかないと説明を受けて、筑後川河川事務所や財務事務所へ要望活動をされていると聞いたが、その後の経過はどうなっているか。  それと、2)で、この観音高良の今後の計画があるのかないのかということで、経過や国の意向はわかりましたが、現在、当該地が約4万平米存在するということで、町が坂口地区へとっておられる対策及び今後の計画はあるのでしょうか、質問させていただきます。 96 ◯議長(松信彰文君)  大塚産業課長。 97 ◯産業課長(大塚三虎年君)  4番の本村議員の質問事項でございます2項目め、三根校区内にある国有地についての1)いろんな話し合いがされたと思うが、これまでの経過を説明してもらいたいと。それともう一つ、2番目として、国有地(観音高良)の今後の計画はあるのかないのかという御質問にお答えをしていきたいと思います。  まず、御質問の中の三根地区内の坂口観音高良の国有地の払い下げにつきましては、平成25年度から、先ほど申されましたとおり、本村議員を含めた議員より御質問を受け、回答をさせていただいたところであります。  そもそも坂口観音高良の国有地につきましては、筑後川のショートカット工事により、昭和51年3月に現在の河川堤防が完成をいたしまして、旧堤防地が廃堤用地となりまして、河川敷でもない白地の土地約4ヘクタールの土地が残された状態となりましたが、河川敷でもない空白の土地であったということでございまして、国土交通省筑後川河川事務所におきましても、管理を行わず放置され、草木が繁茂した土地となったことから、坂口地区が畑として利用するため、昭和60年ごろ地区で整備が行われまして、筑後川河川事務所にかわりまして坂口地区の農業者が農地として管理、耕作されてこられたということで聞き及んでおります。  そもそもこうなった背景といたしましては、平成25年6月に国土交通省筑後川河川事務所が財務事務所へ当該地を移管し、当該地の処分を行うために、同地区に耕作者の調査依頼が町のほうにあったところでございます。それで、平成26年1月、耕作者を集めて廃堤用地の処分までのスケジュールや、当該地の権利権限等の説明等がなされました。その後、当該地の耕作を平成28年3月31日までにやめ、当該地を返還する同意書を平成26年3月31日付で締結がされたところでございました。それから、平成26年5月に坂口地区観音高良協議会というものが設立されまして、それから返還には応じるが、みやき町で取得をし、その後、活用は地区住民の要望に最大限応じることとする要望書が提出されまして、これに応じまして、平成26年6月、町や坂口地区観音高良協議会役員で筑後川河川事務所へみやき町未来農業プロジェクト構想を添えて利用の継続要望協議を行ったところでございます。  それから、平成26年11月から12月で筑後川河川事務所により、当該地の調査測量が行われまして、その結果、農地として約4万1,000平方メートル、町道用の用地といたしまして、7,000平方メートル、水路といたしまして、300平方メートルあることがわかったところでございます。  平成27年1月、町と筑後川河川事務所とで佐賀財務事務所へ、先ほどと同じようにみやき町未来農業プロジェクト構想を添えて、利用の継続と払い下げ等の要望活動を行いました。その後、平成27年11月4日に末安町長と坂口地区観音高良協議会役員で筑後川河川事務所と、11月30日に同じく末安町長と坂口地区観音高良協議会の役員で佐賀財務事務所へ使用期間の延長と全面積の占用化、または安価な払い下げの要望活動を行いましたけれども、使用期間の延長については理解を得られたところでございますが、全面積、または安価な価格での払い下げはいまだ理解を得られておりません。  現在は、町が期限つきで国土交通省九州地方整備局より占用許可をいただきまして、坂口地区観音高良協議会で農地として現在作物の作付を行い、利用がされているところでございます。  それから、続きまして、2)の国有地(観音高良)の今後の計画はあるのかないのかという御質問にお答えをいたします。  先ほど1回目の質問の中で回答いたしましたように、末安町長や坂口観音高良協議会役員で筑後川河川事務所や佐賀財務事務所等へ再三の要望活動を行った結果、28年3月23日付で九州地方整備局より、当該地をふるさと創生体験農業試験地として、平成31年3月31日までを条件に町が全面積占用許可をいただきまして、平成28年4月1日付で坂口地区観音高良協議会と31年の3月31日までの適正管理、さらに期日までには全員耕作を中止していただきまして、雑物の撤去を行い、更地に戻し、返還することを条件とする確約書の締結を行い、現在、耕作による管理がされているところでございます。  国の国有地処分のスケジュールといたしましては、筑後川河川事務所は平成31年4月からの分筆登記を行いまして、国土交通省と河川事務所の間で廃川協議を行い、本省より許可、それから、10カ月の告示期間を経まして、佐賀財務事務所へ引き継ぐこととなっているようでございます。この当該地を佐賀財務事務所へ引き継ぐ際、農地では入札することができないため、現況を更地に戻し、農地以外での地目で登記をされるそうでございます。農地以外の町道用地として町が必要な土地につきましては、あらかじめ筑後川河川事務所と協議を行い、引き継ぎ地より除くこととなっているところでございます。  佐賀財務事務所に移管後につきましては、みやき町を含む地方公共団体へ要望調査を3カ月間行いまして、要望がございましたら、通常2カ月間、財務事務所内で審査を行いますが、当該地が4ヘクタールと広大でございます関係上、事前に国有財産審議会で地方公共団体の取得の計画について審議をなされ、その後、2年以内の売却のことでございます。価格につきましても、先ほど申しましたとおり、このまま畑として地区への使用継続や、町が当該地を全面積占用することもできず、農地としての払い下げを受けることができないため、不動産鑑定士による鑑定価格となっているところでございまして、当該地はあくまでも国有地でございますので、占用期限の平成31年の3月31日まで、観音高良協議会の耕作による管理を行ってもらいながら、国と安価な価格による払い下げ要望活動を継続して行っていく必要があると考えているところでございます。  町といたしましては、現在、あくまでも地方創生の中でみやき町未来農業プロジェクト構想としての位置づけ等について、今、調査研究を行っているところでございます。  以上でございます。 98 ◯議長(松信彰文君)  本村議員。 99 ◯4番(本村鶴夫君)  御答弁ありがとうございました。なかなか思うようにはならないと思っております。でも、ああいうところが入札になって、変な業者でも来たら大変かなと思っておりますけれども、私自身、この坂口国有地の観音高良については、国の施策による筑後川のショートカットにより、坂口地区の分断を招き、また、もとの堤体部分であった白地の土地、国有地について、これまで長年国が管理することなく地区に管理させ、放置してきたにもかかわらず、耕作者にも無償で払い下げてもおかしくない土地であるが、法律上、有償での払い下げは無責任であると考えるところであります。これまで町長を初め、坂口地区観音高良協議会の御苦労には敬意をあらわすものでありますが、今後も坂口住民のため、どうなるかわかりませんが、引き続き私たちも議会としても支援を行っていき、要望活動の継続をお願いしたいと思っております。本当に御説明ありがとうございました。答弁は要りません。  これで私の一般質問を終わります。 100 ◯議長(松信彰文君)  以上をもちまして、通告第8号、4番本村鶴夫議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議は、これをもちまして散会いたします。お疲れさまでございました。                 午後1時41分 散会 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...