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2016-09-16 平成28年第3回定例会(第6日) 名簿
2016-09-16 平成28年第3回定例会(第6日) 本文

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  1. みやき町議会 2016-09-16
    2016-09-16 平成28年第3回定例会(第6日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(松信彰文君)  おはようございます。平成28年第3回みやき町議会定例会11日目の会議、御出席ありがとうございます。全員出席です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付しております日程表のとおりであります。       日程第1 議案第43号 2 ◯議長(松信彰文君)  日程第1.議案第43号 平成28年度みやき町一般会計補正予算(第3号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。本村総務部長。 3 ◯総務部長(本村国彦君)  皆さんおはようございます。それでは、議案第43号について御説明申し上げます。表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          平成28年度みやき町一般会計補正予算(第3号)  平成28年度みやき町の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ509,770千円を追加し、歳入歳出予算の総  額を歳入歳出それぞれ14,793,834千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (継続費) 第2条 地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額は、「第2
     表 継続費」による。 (地方債の補正) 第3条 地方債の変更は「第3表 地方債補正」による。                         平成28年9月6日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  それでは、5ページをお願いいたします。  第2表 継続費の設定をお願いしております。  款8.土木費、項5.住宅費、事業名、綾部団地建てかえ事業、総額1,073,315千円、年割額はそれぞれ記載のとおりでございます。  総額の内訳は、平成28年度から平成29年度までの住宅本体工事費となっております。年割額に基づく各年度の予算については、それぞれの年度で歳出予算の議決をお願いすることになります。  6ページをお願いいたします。  第3表 地方債補正です。地方債の変更につきましては、起債の目的は公営住宅建設事業債で55,000千円を追加し、限度額を159,400千円としております。これは綾部団地建てかえ工事費の補正によるもので、起債の方法、利率、償還の方法については、変更はございません。  それでは、9ページをお願いいたします。  歳入でございます。款14.国庫支出金、項1.国庫負担金、目1.民生費国庫負担金、節2.障害福祉費国庫負担金653千円の増額でございます。障害児通所等給付費負担金ですが、前年度の精算による追加交付でございます。  同じく節3.児童福祉費国庫負担金19,379千円の増額です。子どものための教育・保育給付費負担金でございますが、前年度の精算による追加交付となっております。  項2.国庫補助金、目2.民生費国庫補助金、節2.児童福祉費国庫補助金1,461千円の増額ですが、保育対策総合支援事業費補助金を計上いたしております。この事業は、保育業務支援システム導入に対し補助することにより、保育士の業務負担の軽減を図る事業でございます。補助申請のあった2保育園に対する補助金を計上いたしております。  同じく節3.老人福祉費国庫補助金648千円でございますが、地域介護・福祉空間整備推進交付金の計上でございます。介護従事者の負担軽減のための介護用ロボット、いわゆるマッスルスーツでございますが、導入に対する補助事業です。申請のあった1施設に対する補助金をお願いいたしております。  目4.土木費国庫補助金45,000千円をお願いしております。綾部団地建てかえ事業に係る建設工事費の国庫補助金です。  項3.国庫委託金、目3.土木費国庫委託金511千円を計上しております。筑後川堤防管理委託について、労務単価等の改定による増額でございます。  10ページをお願いいたします。  款15.県支出金、項1.県負担金、目1.民生費県負担金、節2.障害福祉費県負担金326千円で、障害児通所等給付費負担金について、前年度の精算に伴う追加交付でございます。  同じく、節3.児童福祉費県負担金11,789千円の増です。子どもの教育・福祉給付費負担金について、前年度の精算に伴う追加交付でございます。  款16.財産収入、項1.財産運用収入、目2.財産貸付収入1,860千円の増額をお願いしております。三根保健センターを佐賀県農業協同組合に貸し付けることとしており、貸し付けに係る収入を計上いたしております。  款17.寄附金、項1.寄附金、目2.総務費寄附金1,135千円の増額ですが、2件の地方創生寄附金を計上いたしております。  目4.教育費寄附金500千円の増額をお願いしております。これは町内企業からの寄附であり、これを財源として図書の充実を図ることとしております。  11ページをお願いします。  款18.繰入金、項1.特別会計繰入金、目1.国民健康保険特別会計繰入金1,821千円の増額ですが、前年度、国民健康保険特別会計決算に伴う精算でございます。  目7.後期高齢者医療特別会計繰入金1,393千円の増額ですが、前年度、後期高齢者医療特別会計決算に伴う精算となっております。  目8.住宅用地取得造成事業特別会計繰入金82,277千円の増額です。分譲用地の土地売り払い収入及び前年度繰越金の確定に伴う増額となっております。  項2.基金繰入金、目1.財政調整基金繰入金59,423千円の減額ですが、財源調整によるものとなっております。  目14.定住総合対策基金繰入金25,307千円の増額ですが、住宅用地取得造成事業特別会計への繰出金に充当するものでございます。  目17.ふるさと寄附金基金繰入金68,720千円の増額です。ふるさと寄附金事業に係る返礼品のほか、ふるさと寄附金の目的に沿った事業に充当するものとしております。  12ページをお願いいたします。  款19.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金226,062千円の増額をお願いいたしております。前年度の決算に伴う繰越金のうち、繰越明許費を控除した額364,764千円について、既決予算分と調整を行い、計上いたしております。  款20.諸収入、項5.雑入、目3.雑入25,351千円の増額です。南花園指定管理委託料及び介護保険事業運営負担金の実績に伴う精算金となっております。  款21.町債、項1.町債、目5.土木債55,000千円の増額です。綾部団地建てかえ事業へ充当することといたしております。  次に、歳出ですが、13ページをお願いいたします。  総務部関係の歳出について御説明いたします。  款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費62,365千円は、ふるさと寄附金事業費に係る増額です。  内訳でございますが、節8.報償費56,435千円は、返礼品を充実するための必要経費といたしまして、節12.役務費5,184千円は、関東、関西への新聞広告の拡充に係る広告宣伝費として、節14.使用料及び賃貸料746千円の増額は、町情報を発信するためのPR書類と封入機の借上料としてそれぞれ増額をお願いしているところでございます。  次に、目6.企画費、節9.旅費、特別旅費として980千円をお願いしております。これは地方創生事業の推進のための情報収集、先進的な事例等の調査、研究のための旅費をお願いいたしております。  節13.委託料として2,292千円の増額をお願いしております。町のキャラクター着ぐるみの製作委託として1,292千円及び地方創生事業の一環といたしまして、メディカルコミュニティセンター用地の調査委託料といたしまして1,000千円を計上いたしております。  節19.負担金補助及び交付金3,600千円をお願いいたしております。これは地方創生事業として6次産業化を視野に入れた健康づくりに資する植物の栽培を目的とした一木一草チャレンジ補助金としてお願いするもので、モデル地区4地区に対する補助金を計上いたしております。  16ページをお願いいたします。  款7.商工費、項1.商工費、目1.商工総務費825千円の減額でございます。毎年、三根校区で開催されている県境フェスティバルに対する補助金でございますが、本年度は中止となったため、減額するものでございます。  18ページをお願いいたします。  款13.諸支出金、項1.基金費、目1.財政調整基金費132,383千円の増額です。今回の積み立て額は、地方財政法第7条第1項の規定に基づき、実質収支額の2分の1を積み立てるもので、当初予算計上分と調整いたしまして補正をお願いしております。  目5.まちづくり振興基金費290千円の増額です。前年度自動販売機売り上げに係る寄附金、基金利息及び充当事業の精算による増額でございます。  目7.教育施設整備基金費1,512千円の増額、目8.庁舎建設整備基金費1,619千円の増額、19ページをお願いします。目11.ふるさと寄附金基金費78,433千円の増額及び目12.こども未来基金費313千円の増額は、いずれも前年度充当事業の精算による増額をお願いしているところでございます。  目16.定住総合対策基金費82,277千円の増額をお願いしております。これは、住宅用地取得造成事業特別会計における土地売り払い収入及び繰越金の確定に伴う繰入金相当額を積み立てるものでございます。  目18.地方創生基金費2,035千円の増額をお願いしております。地方創生事業に資するための寄附金を基金に積み立てることといたしております。  以上で歳入及び総務部関係の歳出につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 4 ◯議長(松信彰文君)  井手民生部長。 5 ◯民生部長(井手康幸君)  おはようございます。では、続きまして、民生部関係の補正予算について御説明申し上げます。  歳出でございますが、13ページの下段のほうをお願いいたします。  款3.民生費、全体で補正額17,103千円の増額補正をお願いするものでございます。  まず、項1.社会福祉費でございますが、14ページの上段のほうをお願いいたします。  目1.社会福祉総務費、補正額422千円の増額でございます。節23の償還金でございますが、これは平成27年度臨時福祉給付金の事業費及び事務費の精算による国庫補助金の返還金でございます。  次に、目4.老人福祉費、補正額2,943千円の増額でございます。節7の賃金及び節13の委託料につきましては、新予防給付ケアマネジメント作成業務に関するものでございますが、昨年度まで行っておりました事業者委託の大部分を28年度は臨時職員で対応する予定でございましたが、今日まで有資格者の確保ができていないことから、事業所への委託をふやすとともに、賃金のうち、未執行分を減額するものでございます。  次の節15の工事請負費926千円につきましては、養護老人ホーム南花園職員の夜間宿直時の介護負担の軽減を図るために、寮母室から死角となるところにカメラを設置するものでございます。  また、節19の補助金648千円は、介護従事者の負担軽減を図るための介護ロボット購入費に助成を行うもので、購入助成の希望がありました民間の介護施設に補助を行うものでございます。  次に、目5.障害者福祉費の補正額7,723千円の増額でございますが、説明欄にありますように、自立支援給付費県費負担金返還金から障害者医療費国庫負担金返還金まで、平成27年度の給付実績に伴う精算返還金でございます。  次の項の2.児童福祉費でございますが、15ページの上段のほうをお願いいたします。補正額3,869千円の増額でございます。  節19.補助金1,950千円につきましては、町内2カ所の私立保育園の保育士の事務負担を軽減し、園児との時間を充実させるための保育業務支援システム導入に関する補助金でございます。  節23.償還金1,919千円につきましては、平成27年度事業費の給付実績に伴う精算返還金でございます。  次の目2.児童措置費、補正額218千円につきましても、平成27年度事業の精算に伴う補助金の返還金でございます。  次の目4.保育園費、補正額1,928千円につきましては、風の子保育園におきましても、保育業務支援システムを導入することにより、保育士の事務負担を軽減し、園児との時間を充実させるために、業務委託料とパソコンの購入費の計上をお願いするものでございます。  次に、15ページの下段の款4.衛生費、全体で補正額2,316千円の減額補正をお願いするものでございます。  まず、項1.保健衛生費でございますが、目3.母子衛生費の補正額1,600千円の増額でございます。これは四季彩の丘みやきで行っております産前産後サポートステーション事業を促進するために、運営費に対して補助を行うものでございます。  次に、16ページの上段をお願いいたします。  項の2.清掃費でございますが、目1.清掃総務費、補正額3,916千円の減額でございます。これは神埼市及び吉野ヶ里町が新たに加わる次期ごみ処理施設建設の広域化に伴い、当初1市2町で積算しておりました次期ごみ処理施設事業計画負担金について、2市3町による積算見直しが行われたことにより、平成28年度の組合負担金にスケールメリットが発生したものでございます。  以上、議案第43号、民生部にかかわる歳出補正予算についての説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 6 ◯議長(松信彰文君)  服部事業部長。 7 ◯事業部長(服部 洋君)  おはようございます。続きまして、事業部関係の歳出予算について御説明いたします。16ページをお願いいたします。  款8.土木費、項3.河川費、目1.河川総務費、節13.委託料で、補正額511千円の増額であります。これは、筑後川堤防管理委託料に係る労務単価のアップと傷害保険料の加算によるものであります。  項4.都市計画費、17ページをお願いいたします。目2.定住促進対策費、補正額25,307千円の増額であります。  節28.繰出金、住宅用地取得造成事業特別会計への繰出金をお願いしております。  目3.公共下水道費、補正額5,651千円の減額であります。  節28.繰出金、下水道事業特別会計繰出金5,651千円の減額で、特別会計の平成27年度決算による繰越金の確定に伴い、繰出金の減額調整によるものでございます。  項5.住宅費、目1.住宅管理費、補正額101,760千円の増額であります。  節12.役務費1,760千円の増額で、綾部団地建てかえ事業による建築確認申請等手数料でございます。  節15.工事請負費、補正額1億円の増額で、これも綾部団地建てかえ工事の分でございまして、2カ年の継続費に係る本年度分を計上させていただいております。工事前払金限度額を計上しております。建てかえの概要につきましては、3階建て、4階建て、5階建ての3棟で、部屋につきましては2LDK36戸、3LDK24戸、合計60戸の建設でございます。  以上で事業部関係の補正の説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 8 ◯議長(松信彰文君)  牛島教育委員会事務局長。 9 ◯教育委員会事務局長(牛島敏和君)  おはようございます。続きまして、教育費関係の補正予算について御説明を申し上げます。17ページ、下段のほうをお願いいたします。  款10.教育費全体で5,782千円の増額補正をお願いしているところでございます。  項の5.社会教育費全体では4,582千円の増額補正をお願いしております。  内訳といたしましては、目3.図書館費、節18.備品購入費で500千円の増額補正をお願いしております。これは総務部長のほうから歳入で御説明いたしました日之出水道機器株式会社様からの教育寄附金500千円を充当し、図書館、図書室の図書購入経費をお願いするものでございます。  目の5.社会教育等施設費4,082千円の増額補正をお願いしております。これは健幸長寿のまちづくりの一環として、食育サポーターの活動等が活性化されることに伴いまして、活動拠点を農村環境改善センターに移行することに伴いまして、調理実習室の改修や調理用備品、器具等の整備等に係る経費をお願いをしているところでございます。  内訳といたしましては、節11.需用費、消耗品費690千円でございます。これは農村環境改善センター調理実習室内の調理用の器具、食器等の購入に伴う消耗品費等でございます。  節15.工事請負費2,452千円をお願いしております。これは農村環境改善センター調理実習室の改修に伴い、建築、電気、衛生器具、給水給湯、配水、ガス等の設備工事等に係る経費をお願いいたしております。  18ページのほうをお願いいたします。  節18.備品購入費940千円でございます。これは農村環境改善センター調理実習室内の調理実習用器具の整備に伴う経費をお願いしているところでございます。  項の6.保健体育費、目2.体育施設費で1,200千円の増額補正をお願いしているところでございます。
     内訳といたしましては、節11.需用費、修繕料500千円でございます。これは当初見込んでおりましたB&G海洋センターの施設整備修繕料等の不足による増額をお願いをいたしております。  節13.委託料700千円でございます。これは平成27年度から実施しておりますB&G海洋センターの指定管理者制度について、指定管理1年目の管理運営実績に応じて、指定管理委託料の見直しをお願いするものでございます。指定管理者による今後のさらなる施設利用の活性化と管理運営業務の効率化及び施設運営の安定化を図るためにお願いをするものでございます。  以上、議案第43号、一般会計補正予算(第3号)につきまして、教育費の関係についての御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 10 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。中尾純子議員。 11 ◯5番(中尾純子君)  おはようございます。10ページになりますが、財産収入の中の財産貸付収入という中に財産貸付収入、三根保健センターに1,860千円というのが載っております。これは先ほどお話がありましたけれども、三根保健センターのほうをJAに貸し付けされるということで、全協でお話は伺いましたけれども、私はこのJAがこの三根保健センターに入ってくるということは、JAということで看板を当然立てられますよね、JA側で。そのほかに今現在、保健センターという看板もございますよね。それも残されるわけですよね。2つの看板がそこにつくということになるんですけれども、全くJAと保健センターという、整合性が見つからないというか、全く何もないよねという気持ちがあるんですよね。  何でここにJAが来るようになられたかということを見ましたら、JAが、新しく建てかえるのにどこがいいだろうかというところからの話だということをお聞きしましたんですけれども、そのときに私はもうちょっと考えてもよかったんじゃないかなと。これは貸し付けは25年間ですか、25年なんですかね、それだけ貸し付けされるということで、その1,860千円というのはその後、これが耐用年数というか、当然、古くなっていくわけですから、そのときに解体費として使われるというようなことを全協のほうで話は聞きました。でも、私はJAは自分たちで探してらっしゃったんだから、以前のことを思い出しましたが、東部水道企業団とあんまり変わらない部分があるなという感じがしたんですよね。  そこで、私は保健センターというのも、維持するという意味でいくならば、私はここをアスレチッククラブとかそういった形に持ってきてもよかったんじゃないかなと、そういうふうに改善されてもよかったんじゃないかなと思うんです。JAはJAで探せばよかったわけですから。最終的には20年、30年たったときに、結局はなくすということでしょう。そしたら、逆に言ったら、思い切ってここを全てJAに買ってもらってもよかったんじゃないかなというのもひとつ考えます。だから、保健センターというのとJAという看板の表向きの中で、その保健センターが機能するその中においては、食改善の皆さんたちがここでいろいろ料理をされるかもしれませんけれども、もう改善センターのほうに調理室を改修という形になります。そしたら、そちらのほうで食育サポーターも含めて食改善の皆さんたちもそちらでする。調理室はたくさんあってもいいとは思いますけれども、どうもそのあたりの整合性がよくわからないもんですから、お聞きしたいと思います。お願いします。 12 ◯議長(松信彰文君)  古賀健康増進子ども未来課長。 13 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)  おはようございます。先ほどの御質問でございますけれども、保健センターのまず機能ということでございますけれども、そのことに対して御回答申したいと思います。  現在、みやき町におきましては、保健センター条例によりまして3カ所の設置をしております。その保健センターで行う事業につきましては、施行規則におきまして規定をしております。その事業につきましては保健指導及び相談、集団健診、栄養指導、健康教育、予防接種、その他町民の健康に関する事業として6項目を定めております。現在、三根保健センターにおきまして実施しております事業につきましては、保健指導及び相談、集団健診といたしまして三根校区の特定健診やその後の説明会を実施して、また、栄養指導といたしまして、食生活改善推進協議会において御利用をいただいております。健康教育、予防接種、その他町民の健康に関する事業等といたしまして、社会福祉協議会によります子育て、また、その保護者の支援等に御利用をいただいております。  今回、JA様に賃借することによりまして、特定健診について別の場所で行うことと調整をしておりますけれども、そのほかにつきましては、これまで同様の御利用としていただくこととしておりますので、保健センターとしての機能は続くものと考えております。  あと、調理室の御質問でございますけれども、現在、三根保健センターの調理室のシンクの台数につきましては、やはり今回、健幸長寿のまちづくりということで、健幸長寿サポーターが活動の事業を拡大するに伴いまして、どうしても狭いということで改善センターの調理室のほうが広うございますので、そちらのほうを拠点として活用させていただきたいということで今回提案をさせていただいているものでございます。  以上でございます。 14 ◯議長(松信彰文君)  中尾議員。 15 ◯5番(中尾純子君)  先ほどの古賀課長がお話しされましたけれども、集団健診等とかもされていますよね、当然。この集団健診等というのは、今回からは改善センターのほうでされるような話を聞いております。食改善のほうも当然、当然ということはないですけど、食改善の皆さんたち、食育サポーターの皆さんたちは、今までこの保健センター、三根保健センターでなさっていたわけですけれども、どうしても使い勝手が悪いということで、改善センターのほうに調理室はちゃんと改修をされるということになると、ある意味、保健センターとしての機能の中で2つぐらいはなくなっていくということになりますよね。この中、使われるかもしれません。そしてまた、子育てサポーターというか、子育ての基本として、今現在、三根庁舎にもございますけれども、ティアラがございますけれども、そのほかにその中で自由に遊べる場があるかどうかということを考えたときに、畳の部分をフロアにされるわけですよね、板にされるわけですけど、そうなった場合に、ゆっくりする部分というのはなかなかないと思うんですよ。そういった中で、本当に保健センターという機能を考えるんだったらば、そこに子供たちが遊べるような、子供たちも大人も遊べるようなアスレチック的なそういった施設を置いてもいいんじゃないかなと私は考えるわけですよね。そうなってきたときに、どうしてもJAと保健センターと2つあるというのが、当然とはなかなか言いがたい部分があります。私はそこら辺のことを考えたときに、JAが土地を探している、どこがいいだろうかといったときに、すぐ行政側がそれに飛びつくというのもいかがなものかなと。かえって私は保健センターを保健センターとしての機能をきちんと持っていてほしかったなと思います。  もう1つ言うならば、中原校区における保健センター、この保健センターと、いまだに名前はついておりますけれども、中身というのはほとんどどういうふうになっているのか、先ほど言われましたように食改の方と、あとは老人クラブ、それととっこい子育て広場という形になるわけですけど、微妙に集団健診というのもそこでなさっているかどうか、あそこじゃできないでしょうね、中原のほうではね。そういったことを考えたときに、もう少し整合性を持たせて、そして中原校区のほうは理解はしますけど、今回の三根校区についての保健センターというのが、私はどうしても解せないんですね。そういった意味で、これに対してはちょっと考えます。  以上です。 16 ◯議長(松信彰文君)  答弁ありますか。古賀健康増進子ども未来課長。 17 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)  現在、三根保健センターの和室でございますけれども、そこで子育てサロンということで御利用されてあると。その分で、支障がないだろうかという御質問でございますけれども、JAに賃借の申し出をいただいたときに、まず検討したのが、現在の利用状況について支障がないだろうかという件につきまして御検討をいたしております。  御質問にありましたとおり、現在、三根保健センターを子育てサロンとして社会福祉協議会のほうが御利用をしていただいております。その方と今後のことにつきまして、協議をしております。それで、今後支障のないように調整をしているわけでございます。  それで、町の使用許可申請を提出していただくことによりまして、これまで同様の御利用をいただけるようにと考えております。町が主として管理するということで駐車場等を含めまして御利用者に混乱等が生じないように使用許可を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 18 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 19 ◯8番(牟田秀文君)  13ページの款の2.総務費、目の6.企画費、節の13の委託料のメディカルコミュニティセンター用地調査委託料についてちょっとお伺いいたしますけれども、これは多分、B&Gプールの裏の辺の調査というか、地権者等の調査と思いますけれども、面積はどのくらいの面積を調査されるのか、ちょっとお伺いします。 20 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 21 ◯企画調整課長(弓 博文君)  おはようございます。牟田議員の御質問でございますメディカルコミュニティセンター用地の調査委託料ということで1,000千円今回お願いしているところでございますが、それにつきましては、地方創生の第3弾の事業ということで、内閣のほうに申請をしておりまして、先日、やっと承認をいただいたところでございます。それをもちまして、質問につきましては、面積がどのくらいあるかということでございまして、今のところ、こちらのほうで検討しているところが、全部で面積は約1万4,400平米ということで考えているところです。13筆ございますが、1万4,400平米ということで検討しているところでございます。  以上でございます。 22 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 23 ◯8番(牟田秀文君)  4,000坪ぐらいですかね。そうすると、B&Gの裏のほうの運動広場から向こうの全体というようなことなのでしょう、多分。そしたら、この事業計画はいつぐらいから、どのような計画になっているのか、お知らせください。 24 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 25 ◯企画調整課長(弓 博文君)  確かにB&G周辺の1,000千円今回出させていただいておりますけれども、当然、我々のほうでできる調査については、当然、職員で対応いたしまして、あと複雑なところが幾つかございますので、そういうところにつきましては、専門の先生方にお願いするところで今回出させていただいております。  今後の計画ということでございますので、一応我々どもとしては、今年度末までに実施方針案、募集要項等を作成いたしまして、平成29年度から実際、メディカルコミュニティの事業に進めていきたいというふうに思っております。  それと、地方創生の事業になりますけれども、これにつきましても、企業版ふるさと納税がございますが、ちょっと我々が目的としておりました内容と若干ニュアンスが違っておりますので、我々もこれから勉強させていただいて、29年度でみやき町に合う事業計画を再度見直しをいたしまして、内閣のほうに事業の変更等も含めて申請を再び行っていきたいというふうに思っております。  以上です。 26 ◯議長(松信彰文君)  牟田議員。 27 ◯8番(牟田秀文君)  用地の調査をするからには、ある程度のことは事業は決まっていると思いますけれども、どんな事業がされるのか、B&Gの建てかえも1つと聞いておりましたけれども、それから天神会とか、温泉施設とかいろいろ聞いていますけれども、具体的にはどういう事業がそこに来る、用地を呼ぼうとしているのか、そのための地質調査と思いますけれども、その辺を町長、お聞かせください。 28 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 29 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、今回補正でお願いしている用地調査委託料の主たる場所につきましては、今ちょうど農産物直売所がございます。それから、南北に帯状に県有地もありますけど、その間にまた帯状に民地が介在しています。そこが一番、権利者の調査が、職員では非常に複雑になっているということから、専門家に委託をして、相続とか含めて交渉がスムーズにできるように委託をしたいと考えております。  ほかの大きなところについては、複雑ではないところについては直接、町のほうが交渉を行いますけれども、特に今回お願いしているのは、帯状のところの水路に大体沿って民地が介在していますので、その調査が主ということで御理解のほどお願い申し上げます。  それから、いつからかということでございますけれども、かねてから久留米市内の医療法人と東洋医学と西洋医学をあわせ持つ統合医療ということで、もう数年前から検討を重ねてきておりましたが、地方創生という新たな制度の中で取り組みができないかということで慎重に協議をしてきた中で、その間、さまざまな分野から参画希望というか、意思表示がなされまして、今、試行的にB&Gの前にスポーツジム、NPOに来ていただいています。それと、西側敷地内に鳥栖市内の医療法人が訪問看護ステーションということで、今、事業の運営をされています。それについては、天神会とともに新たな施設ができたら参画したいという意思のもとに、あらかじめ今、試行的に来ていただいております。  それと、大手コンビニが調剤薬局と連携して既に医療モールの中でそういう健康事業に取り組んでいます。それをぜひ、みやき町のこのメディカルコミュニティの中で参画をしたいという意思表示をいただいていますので、これにつきましては、連携協定をする運びで今、その調整をしていますので、具体的になりましたら、大手コンビニエンス、または調剤関係について、事業所について御説明を議会の全協の中でさせていただきたいと思っています。  そのほかに、DHCと連携協定を結びましたので、DHCの直営店というのが筑後から久留米、佐賀東部についてもありませんので、ぜひ、みやき町内に直営店の誘致を図りたいということで協議等もしておりますので、また具体的に決まりましたら御報告をしたいと。その中で、一時的に町内に直営店を誘致して、また、この統合医療施設ができましたら、その施設の中でさまざまなサプリメント等の補助食品の健康相談、いわゆる処方箋じゃありませんけど、その人に適した医療スタッフ等が適切にアドバイスをしたりとか、そのようなことも先ほど申し上げた大手コンビニエンスと調剤薬局と連携した中での健康事業を取り組みたいというふうに考えておりますし、それと、周辺に温泉を掘削してもいいというような検討をしていただいているところ等もありますので、そのほかに幾つかいろいろ御提案あっていますが、正式に今年度、募集要項を定めまして、公募をしたいと思います。このメディカルコミュニティ構想についての事業参画希望者をまず募集しまして、その選定を経て内定をし、来年度からその構想についての調整を参画希望者と町で調整をして、適正な配置、適正な施設の規模、または用地についてはどのように対応するかということ等も含めまして、来年度その調整をしていきながら、ある程度基本構想的なものを見出して、基本設計まで来年度着手できればいいのかなと思っております。  いずれにしましても、地方創生のメニュー、承認をいただきましたので、その整合性等を図りながら、事業の推進を図っていきたいと考えているところでございます。  なお、医療法人につきましては、現在御提案いただいているのは、B&Gプールに北側に隣接して整形の診療科目を開設して、そこにOT、PTを配置してリハビリを行い、私どもとしては健常者プールに併設して治療用プールをつくっていただきながら、負荷のかからない、陸上リハビリでは負担がある方々を水中リハビリをすることで可動域障害の改善を図るような診療の科目というのを設けたいということを申されていますので、私もちょうど願いとするところであります。  それに加えまして、同一建物の中にアロマ、ヨガ、鍼灸といった東洋医学的な免疫を高めるようなそういう治療等も天神会、医療法人のほうで実施をしたいという御意向等もありますので、先ほど申し上げました大手コンビニの健康事業、また、DHCの健康事業等を含めまして、トータル的な統合医療という形で、または、地方創生のCCRC、日本版、高齢者のUターンとかさまざまな世代がその周辺で活躍、または活動できるようなところ等も含めて並行して検討をしていきたい。町の財政持ち出しは限りなく少なくして、民間の資本等を活用しながら、この構想の実現に期して準備をしていきたいと考えているところでございます。  以上です。(発言する者あり)  B&Gにつきましては、現在の利用状況等を鑑みますと、新たに建てかえるのが好ましいのか、また、今、機能を強化するための改修がいいのか、来年にまた検討をしていきたいと。改めて建てかえるとなれば、事業費がかさみますので、B&Gを建てかえるとなれば、これは民間資本というのは活用しにくいわけですから、町費をもって建てかえなきゃなりませんので、その財政出動というのが大きな町財政に負担になるとなれば、必要最小限の改修にとどめていかなければならないと考えております。  以上です。 30 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 31 ◯14番(岡 廣明君)  5ページの継続費、いわゆる綾部団地建てかえ事業ということで、平成28年度に1億円、平成29年度に973,315千円ですか、それとまた関連して、6ページの地方債の補正ということで、今回59,000千円追加し、159,400千円ということで追加補正をされております。この件について、いわゆる財政的な計画ですね、どういうふうになっておるのか、その辺についてお尋ねしたいと思います。いわゆる今回綾部団地、それと中原県営団地、あわせて旧希望の家跡地の中に建設されるということで5階建て、4階建て、3階建て、いわゆる2LDK、3LDKで合計60戸という計画で進められておると思います。その中で実際、総工費が幾らかかるものか、全然我々にはわからないわけですよね。いわゆる一部ずつでずっと予算的に上がってきておりますので、単年度単年度で上がってきておりますので、そこら辺を含めて説明をお願いしたいと思います。いわゆる全体的な総工費がわからなくて金額が先走っているというような感じを受けますので、いわゆる用地費につきましても、先般の全協の中では、みやき西部土地開発公社から先行投資したいと、28年度あれして29年度に買い戻しますよということで、平米単価が当時は24,700円でしたかね、そうしますと、大体面積が1万785平米程度だったと思いますので、約2億数千万円、土地代だけでもかかるわけですね。そうなりますと、土地代が本当にあくまでも県が提示した金額だと思いますけれども、路線価格かなんか、その辺わかりませんけれども、交渉に入った段階ではもっと下がるというようなお話等々も聞いておりましたので、最終的な土地の価格が何ぼになったものか、極端に言えば、平米当たり半分になったか、その辺の説明はあってないわけですよね。ですから、その辺を含めて、いわゆる用地費が幾らであるとか、それから、文化財調査を行うとか、いわゆる地質調査ですか、地盤調査を行うとかいろいろな問題が絡んでくると思うわけです。そしてまた設計委託料とか、そうして新たに今回、本体工事費というような形の中で上がってきておりますけれども、今回1,073,315千円ですか、これは本体工事費というようなことでございますので、もろもろ含めると、それからまた外構工事等々も入ってくると思うわけですよ。だから、おのずとして、そういう金額は積み合わせて幾らというような形になると思いますけれども、一向にその辺の説明等々があっておりませんので、その点について答弁を求めます。 32 ◯議長(松信彰文君)  小柳建設課長。 33 ◯建設課長(小柳 剛君)  岡廣明議員の中で、まず、全体の事業費ということでございますけれども、建設費等に関しては、今現在、今回継続費で上げさせていただいております工事の分が本体の建設工事ということで1,073,314千円ということで継続費で上げさせていただいております。あと、建設費に関しましては、現在、まだ外構工事及び集会所等をどうするかということを検討を重ねているところでございまして、まだ全体の分が出ては、正式な分が出ているわけではございませんけれども、外構工事、集会所等の検討をした中で、大体概算と本体を合わせて12億円程度ではないだろうかということで今、計画を進めているところでございます。  あと、土地につきましては、先ほど申されましたとおり、6月の議会の中で上げさせていただいているのが24,700円ということでさせていただいておるところでございますけれど、現在、今、県のほうと協議をした中で、まだ協議中ではございますけど、平米の約10千円程度ということで協議を行っているところでございます。全体で先ほど言われましたように、面積が1万と700ちょっとでございますので、1億ちょっとぐらいの購入費になるのではないかということで現在、協議を進めているところでございます。  あと、旧県営住宅中原団地の関係ということでございまして、先ほど言われたように、町といたしましても、綾部住宅が管理戸数58戸、中原が管理戸数としては8戸でございますけれども、計画当時で綾部団地の入居者戸数が51戸、それと中原団地が6戸、現在で45戸と6戸というような状態になっておりますので、その分で合わせまして、60戸で計画をしているところでございます。  あと、全体での委託料を含めた中での事業費ということでございますけれども、現在、まだ地質調査等、ボーリング調査をやっておりませんので、くい等の検討がまだちょっとできていない状況で、全体事業費がその辺でちょっと変わってくる分もありますので、管理委託等についてがちょっとまだ現在はじいてないところでございますので、その分がどのくらいになるか、まだわからないということでございます。  以上でございます。 34 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 35 ◯14番(岡 廣明君)  綾部住宅の建てかえ、それは私は拒めません。拒めませんけど、やはり資金計画がなくて、やはり総合的な計画だけしても、やはり先立つものがなければ先に進まんじゃないですか。ですから、やはり全体的に何ぼ金額がかかりますよと。先ほど私が言いましたように、まず用地費が来て、文化財調査が来て、地質調査というのはつきものなんですよね。極端に言えば、かなりパイルを打たにゃいかん。結構な費用と思うんですよ、あれだけでも。地質調査だけでもですよ。ですから、やっぱりそういうもろもろの金額を積み重ねて、総工費、今、小柳課長では12億円程度というようなことでございますけれども、土地代だけでもちょっと計算しても1億円ちょっとですよ。2億円から1億円に下がったということで、当初は2億幾らというようなお話を聞いておりましたので、理解はいたしましたけれども、やはりそういうもろもろの調査、設計委託料だけでもやっぱり70,000千円か80,000千円ぐらいかかるっちゃないですか。50,000千円ですか。そうしますと、12億円はもうとっくに過ぎたと思うんですよ。ですから、やはり小まめにやっぱりそこら辺の計画を立てて、議会には提案していただきたい。やっぱりその都度その都度で我々は総工費が本当は幾らかかるかわからん状態では、やっぱり賛成しがたいところも出てくると思いますので、今後その辺を綿密に計画されて、提案をお願いしたいと思います。  以上です。 36 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 37 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  大変済みません、私どもの配慮が足りませんで。このことにつきましては、全員協議会を10月でも、また別の案件等もございますので、詳細について、綾部住宅の建てかえ計画等につきまして、財源の構成等を示しまして、事業の御説明をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いします。  なお、あわせまして、今、住宅関係が非常に空き室が五十幾つになっております。平均20千円としても、年間一千数百万円が家賃収入が入ってこないという現状等もありますし、老朽化等に伴うさまざまな問い合わせというか、そういうクレーム等もふえてきていますし、休日を問わず、夜間等でも職員の対応というのが非常に多くなってきております。  そういうこと等を含めまして、綾部住宅の建てかえの計画を機に、指定管理者導入についてもあわせて検討をさせておりますので、その考え方について議会の皆さんに御相談をすべき時期が来たのではないかなということを思っておりますので、綾部住宅の建てかえとあわせまして、今後の管理についての御説明というか、御相談もさせていただきたいと考えております。  以上です。(「議長、休憩」「休憩」と呼ぶ者あり) 38 ◯議長(松信彰文君)  ほかにいいですか。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 39 ◯議長(松信彰文君)
     異議なしと認め、休憩をいたします。                 午前10時36分 休憩                 午前10時50分 再開 40 ◯議長(松信彰文君)  休憩中の本会議を再開します。  ほかに質疑はありませんか。古賀通議員。 41 ◯9番(古賀 通君)  13ページ、2款.総務費、目1の一般管理費、6.企画費で、この中で一般管理費の補正の62,365千円。ここで節12の役務費5,184千円。これについて、広告宣伝費というふうになっておりますけれども、もちろん当初予算においても、ふるさと創生のそれなりに拡大するために組んであったと思いますが、今回、新たに補正として関西、関東へのPRというようなことで説明がありました。このPRは、それぞれヤフーか、あるいは楽天、そういうようなルートで宣伝もしてあるでしょうし、ホームページもあります。再度、今回これに計上されたということについて説明を求めます。また、その業者選定、内容について説明をお願いします。  それから、同じ13ページの6.企画費の一木一草チャレンジ補助金、これについては、アイデアの結果、なかなか、それぞれ興味は持っているけど、どういうものだろうかということで、町民の皆様にはまだ浸透していない。一部にはそれぞれ、オリーブ、キクイモとか、あるいはほかにあると思いますが、先ほどの説明においてはモデルとして4区が指定されたと。で、今回3,600千円の補正がついております。この地区とその内容、そしてその後の処理方法ですね。それが、成果が出た後のどういうふうな処理をされるかということですね。そして、6次産品につなぐということでしょうから、その辺の説明をお願いします。  それともう1つは、次のページの14ページ、款3の目4.老人福祉費、節13の委託料2,617千円。この委託料について、新予防給付ケアマネジメント作成業務委託料、この2,617千円については、職員で一時はしようという案があったそうでございますが、結局それができなくて、再度またそういう機関に委託するということでしょうが、その辺の計画性、流れが非常にずさんじゃないかと思います。説明を求めます。 42 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 43 ◯企画調整課長(弓 博文君)  古賀通議員の御質問に御答弁させていただきます。  まず、第1問の御質問でございます。13ページの一般管理費の中の役務費5,184千円の広告宣伝費でございます。これにつきましては、まずその前にふるさと納税の現況をちょっと簡単に御説明いたします。  昨日現在で、ふるさと寄附、全国のお客様からいただきました御寄附は321,974千円でございます。これは、先ほど行政報告の中で町長のほうから、8月末の会期前には3億円に達しておりませんでしたが、もうきのう現在で既に320,000千円を超えております。昨年の同期と比べて約2倍の推移でふえておりますけれども、これはあくまでも今後伸びるという可能性は確定しておりません。そのことで、今回、みやき町としても、昨年は951,000千円ということで、全国で1,718団体がございますが、その中でほとんどふるさと納税をされておりまして、全国で第30位の寄附金を全国のお客様からいただいております。隣の町は第9位、そのほかに佐賀県内では、参考に申し上げますと、16位に小城市、21位に玄海町、25位に伊万里市、27位に嬉野市で、我が本町は第30位ということで、非常に全国でも特化したふるさと納税の推進に邁進している佐賀県でございますが、ちなみにもう1つ申し上げますと、茨城県境町と調印式をさせていただきますけれども、境町においては全国第33位という数字が調査の結果、報道をされております。  このような中、みやき町としても、本町としても、どうしてもこれから競争が激しくなる中で、例えば、本日の新聞によりますと、佐賀市とか武雄市、嬉野市とか、そういうのが載っておりました。特に武雄市なんかは特産品を佐賀県全体に広げて、武雄市のふるさと納税の品物として、お客様のほうに提供したいという記事が載っておりました。それと、佐賀市、鳥栖市におきましては、先日の報道では唯一佐賀県で収支がマイナスになっているということで報道されておりまして、これも今議会のほうで議員のほうから御質問がされております。その中で、佐賀市、鳥栖市は、今後、見直しをして力を入れていくという答弁をされておりますので、さらなる激化を予想される中で、今回、ふるさと納税の返礼品等も含めて報償費も予算を上げさせていただいておりますけれども、役務費の広告宣伝費につきましては、関西、関東方面への新聞広告を大体12回程度打つということで今検討をさせて、今回上げさせていただきました。  というのも、ことしの6月には135,000千円ほどお客様からいただきまして、佐賀県で唯一、6月月間でみやき町は1位をとりました。その効果といたしまして、関東方面への新聞広告が非常に絶大であるという判断をいたしましたので、このような結果で今回計上させていただくということでしております。大体新聞広告をした後は数倍程度の全国の皆様から御寄附をいただいておりますので、非常にその効果は十分あるんじゃないかというふうに思っております。  広告の紙面とか大きさによって金額は変わってきますけれども、大体400千円ほどを見込んで12回ほどさせていただければということで検討をしているところです。我々も単純に400千円ということでございますが、新聞広告代理店とかと交渉しながら、安くできる分についてはそれを行いまして、例えば、270千円とか200千円台で行うような努力はしておりますので、今回そういった意味を含めて、これからの年末に向けて肉の高騰もございますので、そういった面を含めて、さらなる充実を図るために、第1の目標としては、当初予算で計上しております5億円の収入見込み、ふるさと寄附の見込みをどうしても達成したいということと、第2の目標としましては、昨年951,446千円いただいておりますので、これを何とかクリアしたいということ。それと、第3の目標としましては、それをさらに上回る全国のお客様からみやき町を応援していただける御寄附をいただきたいというふうに思っておりますので、品物の数も348品、十分にそろえておりますので、さらなる寄附に関して邁進をしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。(発言する者あり)  済みません、あと御質問ございました一木一草の件でございます。  この件につきましては、全員協議会のほうでも御説明をさせていただきまして、その後、4地区のほうから申し入れ、申請が出されております。1地区は東尾地区でソバの作成、持丸区のキクイモ、東大島地区のキクイモ、それと姫方地区、ブルーヒメの会からブルーベリーを一応申請で上げられております。今現在、会期中ではございますが、ヒアリング等を含めながら今月中には決定をさせていただきたいというふうに思っておりますので、それと販路につきましても、佐賀県とも協議をしながら、できるだけそういった販路に導けるような形で協議をさせていただいて、なるべく独立した形で、二年、三年後には独立した形でやっていただきたいというふうにこちらの趣旨もございますので、その方向で進めさせていただいております。  以上でございます。(発言する者あり)  6次産業化に向けても、県とも協議をいたしまして、なるべく販路の拡大についても今後協議をしてさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 44 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 45 ◯町長(末安伸之君)  ちょっと補足します。  一木一草運動については、あくまで将来の6次化に向けてのモデル地区ということで、初期的な支援は行いますが、あとは独立採算というか、収益性をやっぱり上げていかないとなりませんので、これが今回モデル的に行って、ある程度事業着手して、来年か、二、三年は状況を見ながら、収益性の可能性がないという判断がなされましたら、その作物や果物、そういう品種の変更とかも含めながら検討していかなければならないと思っていますので、半恒久的にずっと支援を同一地区に行っていくという考えはありません。あくまで独立採算、収益性が確保できるような産業化としての自立を支援していくという考え方でございます。  以上です。 46 ◯議長(松信彰文君)  吉村地域包括支援センター所長。 47 ◯地域包括支援センター所長(吉村秀夫君)  古賀通議員の新予防給付ケアマネジメント作成業務委託料の件について説明をいたします。  ケアプランの内容充実を図るため、居宅介護支援事業所への委託件数を減らし、かわりに地域包括支援センターにおいて直接作成するケアプランの件数をふやすことができるよう、介護支援専門員2名の募集を町広報紙、ハローワーク等を通じて行っておりました。しかしながら、いまだ応募がないため、居宅介護支援事業所への業務委託を継続する必要があり、業務委託料が不足する見込みであるため、増額の要求をするものであります。  なお、ハローワークの情報によると、多くの事業所で介護支援専門員の募集があっており、採用に向けてかなり厳しい状況ではありますが、介護支援専門員の試験が12月に行われ、1月以降に応募の可能性もあるため、募集はこのままさせていただきたいと思い、増額の要求をしているところでございます。  以上でございます。 48 ◯議長(松信彰文君)  古賀通議員。 49 ◯9番(古賀 通君)  先ほどのふるさと納税ということで、全国30位ということで、大変このランクに入っているということだけでも、みやき町としては非常に鼻が高いわけですね。まして友好都市関係を結ぶ境町は33位ということで、あんまり変わらんところですね。そういうようにそうこうしているようでございます。  ホームページとか、あるいはヤフー、楽天とのその辺の契約もあったと思うけれども、その広告よりも新聞広告がそれだけ効果が絶大、先ほどの説明では2倍ぐらいになったということですが、そうですかね。新聞広告がそんなに、そのときだけだと思うけれども。現在は、こういうふうにほかの業界とのコラボというか、例えば、一流ホテルとのガイド、パンフレットを載せるとか、またJTBのルートを使ってそういうふうな広告宣伝をしているということで、それなりの成果も上がっているようでございますので、その他の方法も考えたらどうかと思います。  それから、先ほどの一木一草。結局、それぞれ4地区のキクイモ、あるいはソバ、そういうものについて指定されて活動助成金を交付するということで、その成果、6次産品に至るまでの成果は、先ほどの町長の答弁によりますと、あくまでも独立採算ということですよね。それと、その集荷する処理は、企画調整課長の話だと県と協議しているということでしょう。それを集めて、ある程度処理せにゃいかん。処理して、また個別販売せにゃ、やっぱりそれだけ収益は上がらないわけですから、その辺はもっと的確な精査が必要じゃないかと思います。  それから、この期間、収益が上がるまで2年、3年、5年、6年、それらもある程度検証する必要があるというふうに思うんですよ。確かに、これもチャレンジ補助金というようにチャレンジですよね。もうチャレンジそのものでございます。そういう新しい分野に踏み込むことも大変重要だと思いますので。  それと、3問目の地域包括支援センター所長の説明によると、介護支援専門員の不足ということで、これも従来ずっと言われております。報酬の安さ、長時間労働、あるいは専門性の責任ということで。ハローワークで2名募集したということであるが、それこそみやき町の専門職として採用を、そういう枠を設けてあるかどうかですね。大変福祉業界については人材が厳しいということで、3Kというか、過労、汚い、長時間というようなイメージが非常に悪いわけですね。その点についてもう一度説明をお願いします。  以上です。 50 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 51 ◯企画調整課長(弓 博文君)  古賀通議員の2回目の御質問でございます。  広告宣伝につきましては、当然サイトにも、現在、楽天とサイネックス、ANAとか、そういった形で7社ほど、一応そういった協定といいますか、サイトをしております。今回の分は新聞広告ということで、先ほど申し上げました関東、関西地方、これにピンポイントでお客様に寄附をしていただこうということで考えておるところでございます。  それともう1つの、例えば、これからはインターネットを活用したヤフー広告とか、それからPRの動画とか、そういうのを含めたところで、ふるさと振興協会とも協議しながら進めてまいりたいと思います。  それともう1つ、済みません、県と協議と申しましたけれども、県のほうからそれについて御指示を仰いだりとか、そういったところで御協議をいただいているところでございます。  以上でございます。 52 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 53 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  一木一草については、モデル地区で、今ブルーベリーについてはもう市場に乗っていますので、各直売所とか健康温泉施設等でも地産地消ということで、とれたてのブルーベリーというのが結構高値で取引というか、されています。十分市場の供給には合うと思っています。それと、ソバについては、もう既にハルソバを東尾地区が栽培されて、それも製品化して、乾麺として市場にもう流通しています。そのようなこと、キクイモについてはこれからということで、非常にキクイモの効果というのは血糖値を下げるとかいうふうに注目されていますし、熊本は生産が非常にもう流通に乗っていますので、そのことを踏まえて、DHCとも地産地消型のサプリメントの原料の生産地となって連携していくということも今検討しておりますので、そういうことを含めまして検討して、市場ベースに乗る品質の確保ですね。それと価格もですけど、それと何よりも安定した供給ができるか、そういうものを1回してみて、その見通し、可能性があるかないかということを今モデル的に行おうということをしているところでございます。市場に乗りにくい、または安定した栽培がしにくい、病気が入ったり、また土壌、土質と合わないとか、そういうものを行っていきながら、新たな6次化に向けて、または地域のコミュニティの醸成並びに高齢者の方の生きがいとか、そういうものにつながればということで、まずモデル的に行っていきたいと考えています。  それと、ふるさと納税については、もう競争が激化しています。今、全国で上位にあるところは、返礼率が原則100%といううたい文句をしているところもあります。店頭価格です。全国で1位です。自治体に残るお金はありませんが、そこの自治体は雇用が40人創出できたと。自治体がいただくんじゃなくて、それを地域産業に還元することによって雇用創出ができたということで、非常に返礼率が高ければ高いほど全国のやっぱりランクが上に行っているようです。本町は返礼率を3割で通して960,000千円というのは、非常に成績としてはすばらしいです。しかし、返礼率3割では、品物によってはもう競争できないようになってきました。特に佐賀牛とか、米とか。そのことで、今、返礼率を品目によっては4割ぐらい上げています。これを限りなく5割とか7割まで上げる考えはありません。近くの県内では、いきなり率の高い返礼率でスタートされましたので、一気に追い越されましたけれども、そういう返礼率で競争しようという考えはありません。おかげで、みやき町の場合は100千円以上の高額納税者が多いんですよ。昨年の960,000千円のうち、4億円、半分近くは100千円以上の高額納税者です。あるところは10万件というのがあります。うちは、去年は3万件に満たなかったですね。4分の1の寄附件数ですけれども、金額は2分の1ぐらいということで、高額の方々というのは、品物の返礼率よりか、その町がどういうふうに納税したものを生かして事業をしているかと、そういうのをつぶさに見られています。本町が掲げる事業が非常にいいということで、大変さまざまなコメントを付して寄附をいただく高額納税者が非常に多いということは、リピート率が高いというふうに踏んでいます。その方々に対するいろいろな町の情報の提供とか、そういうことを行いながら、リピート率を高い水準で、人と人のきずなとか、そういうものを大切に、ふるさと納税の推進を行っていきたいと考えています。  しかし、6月に1カ月だけで1億円超えました。6月1カ月で、普通は20,000千円ぐらいしかなかったんですけど、いきなり1億円になりました。県内で1位です。6月末現在で、県内でトータルで2位です。それは、6月の1億円が大きな支えです。これを分析しますと、首都圏を中心に新聞広告をしたことが大きな効果があったという、もうこれしか考えられないんですよ。そういうことを含めまして、年末に向けて新たな戦略として首都圏を中心に新聞広告を打ってみようと。今、サイト系も、たくさんのサイトと今契約をして取り組んでいますが、正直言って昨年よりかアクセス件数は減ってきています。それはなぜかというのは、全国の自治体が全部サイトに加入しましたので、何も手を打たないなら、1,700番目ぐらいになったらほとんど来ませんから、常に新着情報とか、そういう発信をすることによって、アクセス、ページビューというか、ふやすことによって納税が件数もふえてくるというのがもうデータ的に出ていますので、各自治体、大手広告会社に全部委託しているところがあります。数千万円という広告費を払ってですね。それは、その自治体はやっぱり全国で上位に来ています。手を打たないところは、もうランクがかなり下がっていますが、さっき言ったように、業務代行をしたり、盛んに広告宣伝費を使っている自治体はやっぱり伸びてきています。本町においても、職員だけでの努力では、競争、恒久財源としての確保は非常に厳しいという中で、ふるさと振興協会に業務を委託して、その中で、やはり専門的な知識、経験のある方に一部委託をするとか、そのような方法をとりながら、恒久財源としてふるさと納税の、ある意味では財源確保を図っていきながら、みやき町のPRをしていきたいと考えているところでございます。  以上です。 54 ◯議長(松信彰文君)  吉村地域包括支援センター所長。 55 ◯地域包括支援センター所長(吉村秀夫君)  先ほどの新予防給付ケアマネジメント作成業務委託料の件についてお答えいたします。  本町で採用しているケアマネジャーの条件なんですけれども、月20日間勤務で、9時から17時までの勤務で月額187,900円という嘱託職員という位置づけでございます。現在、5名の嘱託職員で、ケアマネジャーで対応しているところですけれども、2名ふやすことによって、現在、相談業務等がふえている状況でありますので、それと委託分についても包括のほうで再度チェックをしているということで、その分、3職種のほうでチェックをしているんですけれども、直接うちが、包括職員が上がってきた分をすることによって、そのチェックの部分が少し業務的に少なくて済むということから、時間を相談業務に回せるというふうに考えて2名募集したところでございます。現在、ハローワークのほうで、鳥栖市のハローワークの管内で確認しましたところ、6社が募集しております。そういう状況なものですから、大変厳しい状況ではありますけれども、今後とも引き続き募集をし、来年度に向けては少し条件等を考えながら対応していきたいと考えております。  以上でございます。 56 ◯議長(松信彰文君)  宮原議員。 57 ◯11番(宮原宏典君)  13ページ、歳出のほうの款.総務費、6.企画費の節の負担金補助及び交付金の中で、一木一草チャレンジ補助金ということで、今、古賀通議員のほうから質問あっておりましたので、大体のところわかりました。ということですけれども、一木一草というのが突然出てきまして、それがどういうものかということで前の全協でもお聞きし、大体のところ、意味合いとしてはわかったところなんですが、このチャレンジ交付金というのは、地方創生のチャレンジ交付金から6次産業の発展のため、振興のためということで、こういう補助金等を企画されたと思いますが、先ほどからこのことについてはモデルとして今しておるということでございますけれども、これから先、各団体、それから個人としてこういうことが申し込まれてきた場合、補助金として対応されていくのか、その辺をひとつお伺いしておきたいと思います。 58 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 59 ◯企画調整課長(弓 博文君)  宮原議員の御質問でございます。  一木一草の補助金につきまして、今後どのようなことがあるかということでございまして、今回、4つの地区が申し込まれまして、今現在、そのヒアリングをさせていただいている最中でございます。今後、モデル地区ということで、とりあえず今の4地区を中心とした事業の内容を見て、今後の進捗、その他の事業等の経過を見ながら、ほかの団体とか、個人が出た場合は検討をするといいますか、当初は団体のほうで、個人ではなく団体で補助対象にしておりましたので、そちらのほうとして考えております。個人では今のところ考えておりませんので、今後、ほかの団体が出てきた場合は状況を見ながら検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 60 ◯議長(松信彰文君)  宮原議員。 61 ◯11番(宮原宏典君)  個人としては考えていないと。団体として考えておるということでございますけれども、いわゆる今後の農業の産業の発展、みやき町を発展させるためには、6次産業に力を入れなくちゃならんと思うわけですよ。そのためには、企画調整課でできるかということですよ。やはりこれは産業課のほうで徹底的に検討して立ち向かわないと、6次産業というものは恐らく成り立っていかんじゃないかと、私はそう思いますので、今後どういうふうな方向性を持っておるのかをお聞きしておきたいと思います。 62 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 63 ◯企画調整課長(弓 博文君)  2回目の宮原議員の御質問でございます。  今後につきましては、企画調整課じゃなく産業課のほうで取り組むべきではないかという御質問でございます。確かにおっしゃるとおり、そういった考え方も当然ございますし、我々としましてはモデル地区の募集ということで、地方創生の一環として、昨年、「健幸長寿のまち」宣言をしておりますので、あくまでも地方創生の一環として今回モデル地区を募集いたしまして、今後の動向を見ながら関係部署、庁内の協議をさせていただければと思っています。  以上でございます。 64 ◯議長(松信彰文君)  益田議員。 65 ◯15番(益田 清君)  平成28年度みやき町一般会計補正予算(第3号)ということで、幾つかお尋ねしたいと思います。  1つは、10ページ、三根保健センターの財産貸付収入でございます。1,860千円計上されております。この件につきましては、三根保健センター賃借の申し入れについてということで、全協のほうで唐突に出されてこられたのではないかというふうに思います。三根保健センターのセンターそのものは、やはり町民の税金で建てて、そして健康増進という立場から旧三根町時代は運営されてきたというふうに思います。私はそういう生かし方が必要ではなかったのかなというふうに思ったところなんです。そのことについて、住民特定健診をどうしますかと。従来、ここでやっておりましたよね。ところが、委員会のほうではどこでやるのかというのはまだ定かでなかったという問題がありました。ですから、住民の健康増進の問題について、ここを生かしていくという考えは持っておられなかったのかと、そもそも執行部の話し合いの中で。そのことについて、どういうふうに協議されてきたものなのかをお尋ねしたいというふうに思います。  それと13ページ、先ほどふるさと寄附金謝礼ということで56,435千円、返礼品として計上されているわけでございますけれども、この内容で、区分の14.使用料及び賃借料について、書類封入機借上料746千円というふうに書いてあります。計上されておられますけれども、これは来年2月15日から確定申告が始まって、そしてこの寄附についてはマイナンバーの確認が必要だと伺っております。それで、本人かどうかの確認の作業が必要だというふうなことを伺っていたわけです。その作業の書類の封入の借り上げ料なのか、そのことについて伺いたいというふうに思います。相当の件数が上がって、マイナンバーとの突き合わせ、本人かどうかの確認と。その人の税金をまけるかどうかという判定というのが非常に複雑になったというふうに、確認がですね、ちょっと伺ったものですから、そのことに関連する予算なのかということをちょっと伺っておきたいというふうに思います。  そして、その下の企画費のメディカルコミュニティセンター用地調査委託料ということで1,000千円組まれておりますけれども、これは先ほどの質問では地方創生でも承認していただいたというふうなことを言われたですかね。そうすると、地方創生のメディカルコミュニティセンターのそのものの計画というものは提示せにゃいかんでしょう。提示されたと思うんですよ。だから、そのことの提示内容について、やはり示していただきたいというふうに思うわけですよ。その文書について、また計画について。そうしないと、非常にわかりにくい。先ほども言います1,000千円については、土地の家屋調査のほうに委託される予算なのかですね。これは何の予算なのかがちょっとわからないというふうに思いますので、その点お答え願いたいというふうに思います。  それと、17ページの住宅管理費の中で、綾部団地建替工事が1億円組まれております。この中で、先ほど私のちょっと聞き間違いかと思いますけれども、土地開発公社の債務負担のほうで1平米24,700円だったというふうなことを言われましたかね。そして、土地の面積は1万785平米と言われましたかね。これが単純に掛け合わせますと269,190千円になりますもんね。先ほど今のは1億円ほどになったというふうに言われませんでしたかね。どこでそれが決まったのか、私どもは報告を、これはあくまでも24,700円ということで聞いたというふうに思いますけれども、どのような計画で半分になったのか。ちょっとそのいきさつがよくわかりませんので、お尋ねしたいというふうに思います。  それと、今、その上の手数料、建築確認申請等手数料は1,760千円かかっております。これは高いんじゃないかなと思うんですよ。高いんじゃないんですかと。どういう基準で決められておられるのかですね。そして、確認申請等と書いてあるから、等がわかりませんけれども、何が必要なのかですね。確認申請に必要な書類とは何が必要なのか。何で聞きますかというと、先ほど57戸、公営住宅のあきがあって、また60戸つくるということですからね。ここで、もう決まってしまうのかなというふうに私はちょっと思いましたので、どういう書類を作成されておられるのか。これは、作成されているからこの値段になっていると思いますので、その点での御報告を願いたいというふうに思います。  以上です。 66 ◯議長(松信彰文君)
     古賀健康増進子ども未来課長。 67 ◯健康増進子ども未来課長(古賀元司君)  御質問でございます三根保健センターの特定健診をどこでやるのか、検討されなかったのかということでございますけれども、まずJAへの賃借の申し出をいただいた際に対しまして、利用状況について検討をしております。ということで、三根保健センターにおきましては、今の健康増進事業、あるいは栄養指導とか調理、それにつきましては従来どおり町のほうで貸し出しをこれからも行っていきますので、そのまま保健センターの機能はあるわけでございます。また、特定健診につきましては、JAのほうに貸し出しをいたしますので、当然健診はもうするスペースがなくなりますので、別の場所で行うということで調整をやっております。近くの場所といいますと、改善センターがございますので、今、委託している健診機関がございます。そちらのほうに、そこでできるかどうかの確認は行っておるところでございます。  以上でございます。 68 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 69 ◯企画調整課長(弓 博文君)  益田議員の御質問に答弁させていただきます。  まず、リース料の746千円ですね。こちらにつきましては、これからふえる封入作業等を手作業で行うには非常に労力がかかりますので、今回、機械を導入させていただいて、機械でそういった形のお客様に対するお礼状とか、そういうのを封入させる作業でございます。  それと、これにつきましては、今回出させていただいておりますけれども、種類につきましては3種類、4種類と数種類入れることが可能でございますので、これにつきまして今回出させていただいております。昨年が、平成27年度が約2万3,000人の方から御寄附を全国のお客様からいただいております。ことしもそれを期待しておりますので、それ以上の期待も含めて、今回、人力よりも封入機を入れたほうが、作業の効率的、それと経費的にも非常に安価になると判断したところで今回出させていただいております。  それと、メディカルコミュニティセンターの1,000千円の調査費につきましては、先ほど申し上げましたとおり、地方創生の第3弾の事業のほうで申請を内閣府にいたしておりまして、先日、議会の会期中ではございますが、その承認をいただいているところです。これにつきましては、計画として上げておりますので、5年間をめどに計画を出しております。ただ、あくまでも計画でございまして、先ほど申し上げましたとおり、何分にもふるさと納税の企業版のほうが、我々が目的としておりました内容とちょっとニュアンスが違っていたもんですから、今後、29年度以降にも計画の変更、見直しを行いまして、再度、内閣府のほうに申請等を計上させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 70 ◯議長(松信彰文君)  小柳建設課長。 71 ◯建設課長(小柳 剛君)  まず、土地代についてということでございますけれども、土地代については6月の議会のときに債務負担行為を起こさせていただいたわけでございますけれども、その時点での県との協議の中で、まだ単価はちょっと未定であるということでございましたので、町で路線価において24,700円ということで計上させていただいているところでございます。そして、その後に県と協議をしていく中で、県が不動産鑑定を行いまして、現在のところ協議の中では平米の10千円程度ということで県のほうから回答をいただいているところでございます。それで、10千円の1万700平米程度で約1億円ということで回答をさせていただいております。また、土地代につきましては、現在、県と協議をさせていただく中で、減額申請の協議等も行わせていただいているところでございます。それで、まだ実際の額が10千円より安くなることも出てくるかと思っております。最高で今のところ平米の10千円ということで考えております。  それから、確認申請の件でございますけれども、確認申請手数料につきましては、その内訳についてですけれども、建築確認申請手数料といたしまして242千円、それから構造計算適合性判定手数料といたしまして570千円と、住宅性能評価手数料といたしまして948千円を計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 72 ◯議長(松信彰文君)  益田議員。 73 ◯15番(益田 清君)  ふるさと寄附金の謝礼について、マイナンバーとの関係はどちらのほう、マイナンバーとの関係ですね。今、いろいろと大変だというふうな声を伺っております。今言ったように、2万3,000件、寄附控除を受けられると。その控除に当たって、本人との確認ですね。マイナンバーを通して本人の確認をやるわけなんだけれども、本人でない、そういうことも往々にしてあるわけです。その確認作業が大変だというふうなことで、どういうふうなそのことについては手続をされているものなのかということを伺ったところでございますので、その手続との関係で、この借上料と関係ないということですね。そうすると、まだほかに予算が出てくるのかなと、今後、その確認作業の。そのことについてお尋ねでございます。  それともう1つは、メディカルコミュニティセンター用地調査委託料ということで、これだけ認められたということですかね。全体の計画が認められたということなのでしょうか。それがよくわからないわけですよ。これだけ交付金が来るのかなと、ちょっと私考えたもんですから、あと全体がどうなのかということを明らかにしていただかなければ困りますよということをお願いしているところです。  それともう1つは、今、綾部団地の建てかえ工事ということで、60戸ということで建築確認申請というのをなされるわけですね。なされるわけでしょう。建築確認書というのは、仕様書が要るし、設計図が要るし、見取り図が要るし、耐震構造の積算根拠も要るし、適合性の判定機関にこれを送付して判定していただく委託料だというふうに思うんですよね。ですから、私が言いたいのは、もう何で議会のほうに出せないのかということですよ。建設費、具体的に。建設費というのが総額12億円と言われましたかね。だから、何でそれが明らかにならないのかなと。何でこういう予算だけ明らかになって、中身はないのかなと。明細がわからないのかな。ちょっと質疑からそれを疑問に思いましたので質問しているわけですけれども、ぜひ早急にこういう重要なことは上げていただきたいと。  そして、今、60戸建てると言っておりましたけれども、57戸のあきがあるということですので、そこら辺はどのようにこれはなるんですかね。60戸ちゃんと建てられるものなのか、そこら辺もあわせて確認したいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 74 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 75 ◯企画調整課長(弓 博文君)  2回目の御質問でございます。  先ほど封入機の件ですね、マイナンバーの話が出ておりまして、マイナンバーにつきましては厳重に職員が確認をいたしまして保管しております。今回、封入機につきましては、先ほど申し上げましたお礼状とか、あとは申請書、そういった寄附受納書とか、そういうのを封入する際に、今回、リースで機械を導入したいということで計上させていただいております。  それと、もう1つ、地方創生のメディカルコミュニティセンターの件ですけれども、地方創生ということでお話を申し上げました。これは、先ほど申し上げましたように、内閣府から認定を受けております。今回の調査費につきましては、補助とか、そういうのは関係ございません。今後、計画につきましては、申請を出している部分について認定を受けましたので、議会の皆様のほうに認定を受けた資料につきましては御提示、前回、益田議員も言われていましたとおり、認定を受けて、受けた分を今回御提示するようなことで進めさせております。  以上でございます。 76 ◯議長(松信彰文君)  小柳建設課長。 77 ◯建設課長(小柳 剛君)  益田議員の御質問の中で、住宅の建設費ということでございますけど、実際、今、実施設計で積算を行っているところで、正式な数字ではございませんけれども、先ほど申しましたように建設費として12億円。それから、測量設計委託費といたしまして、実施設計及び監理委託、ボーリング調査費を含めまして約50,000千円。それから、先ほど申しました土地代として1億円でございます。また、財源の内訳といたしましては、建設費及び測量調査設計委託等につきましては、国費45%、あと国費の補助裏について起債100%となっております。土地代につきましては、国費50%、裏も起債で100%起債ということで、土地代を1億円としまして全体で1,350,000千円で、国費612,500千円、裏、起債分が737,500千円というようなことで考えているところでございます。  住宅の建てかえについてでございますけれども、現在、五十何戸というあきがあるということでの今後の綾部住宅の建てかえについてでございますけれども、住宅の建てかえにつきましては、みやき町公営住宅等長寿命化計画の中で、綾部団地及び中原団地については建てかえということで考え、計画がなされております。また、今回の建てかえですけれども、綾部団地についてが、実際、入居者が当時51戸、そして中原団地についてが6戸ということで計の57戸を見込んで60戸での建てかえを計画しているところでございまして、また57戸程度のあきがあるということではございますけれども、今回の分は綾部及び中原団地の老朽化に伴う建てかえということで、住宅の戸数をふやすということではございませんので、その辺を御理解いただきたいと思っております。  以上でございます。 78 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 79 ◯町長(末安伸之君)  約57室の空き家についての対策については、数年前までは予約というか、あくのを待っておられる状況でした。しかし、ここ数年で著しく空き室がふえていることについて調査をしましたが、近隣の市町も公営住宅は空き室が急にふえてきているんですよ。これの原因はなぜかということで、1つは条件が、みやき町内に在住もしくは勤務する者とかいう条件が、空き室がふえてきていることにも関係があるのではないかというのが1点。それで2点目、入居資格審査会というのは、ある一定たまってから、今まで年に2回ぐらいしかしていませんでしたけど、聞きますと、ちょっと待てないということで、入居を申し込もうと思ったが、申し込まなかったということも今聞きましたので、入居資格審査会を随時開催できるようにやっぱりしなければならない。一人でもあったら、そのニーズにお応えするように今後していかないと、3カ月後、半年後といっても、その間お待ちになれないという方もいらっしゃるみたいですので、条件緩和についてと入居資格審査会の開催を随時すること。それと、入居募集についてが広報とホームページですので、十分な媒体とは言えません。特定優良賃貸住宅が短期間で満室になっているのは、目的会社が、例えば、ハウスメイトとか、広範囲にわたる入居の広告とか、そういうものをもって、今、短期間で満室になりましたけど、それと先ほど申し上げましたように、休日、夜間を問わず、今いろいろな問い合わせ、苦情等も出ていますので、十分に職員だけでは対応できていないような状況等でございますので、あわせて空き室の解消、そして入居されている方々に対するアフターサービス等を含めまして、公営住宅のあり方検討委員会というのを10月1日付で設置したいと考えています。従来の今までの管理運営がいいのか、また指定管理がいいのか等を含めまして、空き室の問題の解消を含めた適正な公営住宅のあり方についての検討委員会を10月1日付で発足しますので、追ってあり方検討委員会等の内容につきましては全員協議会でもまた御報告をさせていただきたいと思います。  それと、メディカルコミュニティセンターの地方創生の採択の内容についてですが、交付金が新たに来るということではありません。企業版ふるさと納税、損金扱い、6割が企業に認められたということです。しかし、さきの議会でも申し上げましたように、地方創生というものが大きな夢を自治体も私たちも抱きましたが、実際、ふたをあけていくたびに、各省庁からのそれぞれの出向者によって創生本部の人員構成がなされていますので、それぞれの省庁の立場で検討されているのではないかというふうに思います。なぜなら企業版ふるさと納税は、採択を受けたら寄附をいただいて、それを基金として造成して、ある事業目的の金額に積み立てが達して、それを活用できると思っていましたが、あらかじめ寄附申し込みをもらいなさい。そして、もらった範囲内の事業を町の一般財源でしなさい。例えば、10,000千円の寄附申し込みを、予約書をもらったら、町が10,000千円の事業をしなさい。事業をしてからじゃないと寄附はもらえませんという、大変、どなたが考えられたかわかりませんけれども、現実とは全く乖離したような条件になってきている。当初からそのような説明は一切受けていません。現実的には、一度に単年度に私たちが事業の目的とする数億円というお金を果たして寄附していただく企業があるかというと、それは大変厳しいのではないかと思いますので、このことについてはさらに創生本部の考え方ももう一度確認しながら、できるだけ採択をせっかくいただきましたので、企業のほうにも御相談等をしながら、メディカルコミュニティセンターの構想についての理解をいただくような企業、スポンサー等について協力を今後求めていきたいと考えておりますが、大変期待するような、最初期待したのと現実は非常に変わってきたということだけは御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 80 ◯議長(松信彰文君)  益田議員。 81 ◯15番(益田 清君)  今、13ページのふるさと寄附金の謝礼については、これは本人かどうかの確認というのは、免許証か何かの写しを送付したり、また健康保険などの写しを送付するなど、そういった確認作業というのは必要なのかどうかですね。大事な問題だと思うんですよ。その点での控除における確認作業の問題について伺いたいというふうに思います。  それと、綾部団地の建てかえ工事ということなんだけれども、現実的には、果たして今何軒住んでおられるのかわかりませんが、そこに移られるものなのかですね。ほとんどの方は家賃が高くなるので、5年間緩和措置があると思うんだけれども、別のところに行かれる可能性もあるわけですよね。だから、入居が、60戸建てて、果たして埋まるものかなと疑問なんですよ。今、何戸あるから何戸つくらにゃいかんという考えではなくて、町の経営の問題を言っているわけです。ですから、そういった調査というのはされているものなのかですね。果たしてここに移られるのか。家賃が25千円、30千円になっていく可能性があるわけですよね。そして、年金そこそこで生活されておられる方がそこに確実に移られるのかというのはちょっとわからんわけですよね。だから、何軒の人が今移られるということで確認されているものなのかですね。  そして、PFIも含めて住宅を建てていきますけれども、果たして公的なこういった施設戸数がさらにあいてこないのかなという不安を感じるわけです。ですから、この問題については、60戸ということで確定というふうに果たしてなるのかなと思いましたので質問しているわけですよ。そこら辺も含めたところで、ちゃんと計算上やられているかなというふうに思いましたので、その点での確認をしたいというふうに思いますので、もう60戸でこれは絶対行きますよということなのか、再度確認させてください。  以上です。 82 ◯議長(松信彰文君)  弓企画調整課長。 83 ◯企画調整課長(弓 博文君)  3回目の御質問に御答弁させていただきます。  先ほどから出ております機械のリースにつきましては、礼状、受納証明書、そういったものを封入する作業に当たらせていただきます。  マイナンバーにつきましては、個人様が出された分につきましては、うちの協会のほうで職員が確認をいたしまして、厳重に保管をしているところでございます。  以上でございます。 84 ◯議長(松信彰文君)  小柳建設課長。 85 ◯建設課長(小柳 剛君)  綾部団地の建てかえの戸数ということでございますけれども、実質、現在、入居者の分については57戸ということでございますけれども、綾部団地の管理戸数としましては58戸、中原団地の8戸で、66戸が管理戸数というところでございます。その中で、実際、入居者が57戸程度ということで、60戸でちょっと計画をさせていただいているところでございます。また、先日の大石議員の一般質問の中でも、県営住宅の入居者に対して町営住宅への意向調査等を行いたいということで答弁をさせていただいていたところでございますし、またある程度住宅の設計が上がった時点で、入居者等について説明会を行う中で調査をさせていただいていきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 86 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 87 ◯町長(末安伸之君)  課長が申しましたように、60戸は建てかえですので、それは供給戸数としては確保しなければいけないと思います。空き室の問題は別として、住宅ニーズはあるんですよ。住宅困窮者と、いわゆる158千円未満の方はまずいらっしゃるけど、入りたくても入れないというのが、みやき町在住ではない、みやき町の事業所に勤務していない、出身ではない、そういう方たちです。だから、条件緩和すれば空き室はなくなると思います。それと、さっき言った資格審査を、お一人でも申し込みがあったら随時行っていくことによってニーズにお応えをしなければなりませんので、従来どおり資格審査が3カ月先、半年先ですよと言っても、その方の住宅ニーズには合致しない点がありますので、それらを条件の緩和と迅速に資格審査を行うことと、それと広範囲にわたる入居者の募集が可能になるような管理のあり方。さっき申し上げたように、従来の管理のあり方がいいのか、または指定管理者等を含んで委託をする方向とか、いろいろな管理方法がありますので、いずれにしましても、そのあり方について10月1日をもって検討会を発足して、その状況を議会の皆さんにも御報告し、適正な管理のあり方、そして空き室の解消についての対策を講じていきたいと考えております。  以上です。 88 ◯議長(松信彰文君)  ほかに質疑ありませんか。平野議員。 89 ◯12番(平野達矢君)  2点ほどお伺いをいたします。  まず、12ページの雑入です。養護老人ホーム南花園指定管理委託料精算金10,294千円。この精算金なんですけれども、いわゆる南花園を指定管理ということで社協にお願いをしているわけでございますけれども、現在、南花園の定員が70名になっております。現状は50名弱がずっと続いてきております。いわゆる国の補助金が70人と定員50名ということになりますと、50名のほうが1人当たりの補助金が高くなるわけですね。そうしますと、実際70名で入っているのと、70名定員で現在50名を切っている状況で、その決算を見てみますと、約10,000千円強の逆に損失が出ております。定員を、いわゆる今70名から50名定員にすると、10,000千円強の補助金が余計来るようになるわけですよね、計算上。ですから、そのあたりが、これはずっと70名定員で今まで来ておりました。何年このまま70名で来たのか、私はよく存じておりませんけれども、早目に50名にしておけば、相当のお金が来ていたと思うんですよ。その件に関しては町長もわかっておられると思います。これが、いわゆる指定管理の金額にも影響してくるんじゃないかと思うわけですよ。年間10,000千円。例えば、10年間していったら、もう1億円、本来は余計補助金をもらえたわけですよね。それがただ単に70名でずっと今まで来ていた。それで、実質は50名以下、ほとんどずっと48名、49名、そのあたりでずっと実質入居者は来ているわけですよね。ですから、そのあたりを現時点でどうなったのか。そして、28年度、29年度、今後どのようになっていくのかですね。ここに響いてくるわけですよね。指定管理の契約料が、10,000千円浮くということで、これを下げることができるわけですよ。ですから、そこは現状どうなっておるのか、お伺いをいたします。  それから、先ほどからの、いわゆる綾部住宅の建てかえですね。それこそ57戸ですかね、今、空き室があるという中で60戸建てなければならない。今回の予算計上のあり方には、私はこうしなくちゃならないと考えております。なぜかというと、やはり県から住宅用地を6割引で譲ってもらうような形になっております。もう本当にいいことですよね。なかなかできないことだと思います。ここで議会も否決をしよったら、これが今度、県がどう出てくるかわからんわけですよ。ですから、これはどうしても通しながら、この土地は確保をしなければならないと考えております。  ただ、あくまで建てかえということで、いわゆる58戸と、それから県営のあそこ、6戸やったですかね、その分ですから、あくまで60戸建てかえをしなければならないという今までの公営住宅法、これで恐らく建てかえは旧住宅の数だけ建てかえなければならないというような、そういうふうになっていたと思います。そういうところから、先ほどの町長の答弁も、あくまで60戸建てかえという形が来たと思います。しかしながら、全国的に人口減少がする中で、そういう形で本当にいいのか、今の法律がね。そしたら、ますますどこでも空き室に全部なってしまうわけですよ。そして、あと維持管理にお金を使うというような、そういう法がまかり通ること自体が私はおかしいと思うんですよ。ですから、逆に言えば、今後、あくまでこの予算は通しながら、あくまで予算ですから、予算の執行というのは60戸じゃなくても、例えば、実質これからの人口減少を考えれば40戸が妥当であるということであれば、40戸建てかえをするということ、これが本来のあり方ではなかろうかと思うわけですよ。だから、このあたりがやっぱりしっかりと本省との交渉にも当たらなければならないと思うんですよ。60戸壊すから、もう耐用年数を過ぎたから60戸新築をせねばならないという、今そういう時代じゃないわけですよ。どこでも極端に減っていますよね。ですから、それはしっかりとやっぱり担当は本省と話をしながら、それは県の建築住宅課としっかり話をしながら、実際、これからしっかりとした、それで住民が満足する町営住宅を40戸つくったほうが一番バランスがとれますと、こういうことをやっぱり私は唱えていくべきだと思うんですよ。  ですから、あくまで予算はこれで、60戸の予算で結構ですけれども、予算執行に当たっては、これからしっかりとあり方検討委員会と、それから産業建設委員会、そして全協の中でもしっかりとそこを話をして、そして本来、何棟建てるべきなのか。そして、あの場所を見たときに、5階建てが妥当なのか。住環境、あのすばらしい景観、一般質問でも誰か議員出されましたけれども、すばらしい景観です。ですから、そこに低層階の、逆に若い方は、今、住宅の率も低いですから新築をずっとされていますよね。本来、新築がいいと思っているわけですよ、一戸建てがね。ですから、できるだけお年寄りには、維持費がかかる5階建てとか、そういう問題じゃなくて、低層階のゆったりとした住宅をつくるべきじゃなかろうかと。ですから、60戸をつくるとにあの面積が要るというならば、そこにゆったりと40戸つくったほうが逆にいいんじゃないかと思うわけです。これはもう私の考えです。ですから、そういうのをみんなでやっぱりしっかりと検討して、そして本来つくるべき住宅政策をするべきだと。そしたら、絶対将来喜んでもらえるんじゃないかと私は考えますので、そのあたりどのように考えられるか、見解を伺います。 90 ◯議長(松信彰文君)  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認め、休憩します。                 午後0時3分 休憩                 午後1時   再開 92 ◯議長(松信彰文君)  休憩中の本会議を再開します。  執行部の答弁を求めます。小柳建設課長。 93 ◯建設課長(小柳 剛君)  12番平野議員の御質問でございますけれども、綾部住宅の建てかえにつきましては、平成24年3月に策定いたしました、みやき町公営住宅等長寿命化計画の中で一度説明を行ったところでございます。その際にも、当時の全員協議会等の中で、老朽化ゆえに建てかえという内容で説明をさせていただいているところでございます。  そのみやき町公営住宅等長寿命化計画につきまして、平成27年3月には、みやき町綾部団地建てかえ基本計画を策定いたしました。その際にも、綾部団地の現状や建てかえをする際の建てかえの候補地や建てかえ戸数についても、当時の全員協議会の中で議論していただいたところでございます。  また、公営住宅建てかえ事業の要件につきましては、公営住宅法の中で、公営住宅建てかえ事業により新たに整備すべき公営住宅の戸数が当該事業により除却すべき公営住宅の戸数ということで基本的に決まっているところでございます。その中で、今回の綾部住宅及び中原団地の管理戸数が66戸ということで、県と協議をした中で、66戸じゃなく、その当時に空きがあったということで60戸ということで計画をさせていただいているところでございます。今回の住宅の建設につきましては、その中で協議をしたということで御理解をいただきたいと思っております。  また、今後、この長寿命化計画の中で団地の建てかえというのが現在、第2石貝団地、もとの県営団地と天建寺団地の建てかえ等を長寿命化計画の中で計画しておりますので、今後その計画の中で、公営住宅法等についても県と協議を行いながら、戸数等について検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 94 ◯議長(松信彰文君)  吉村地域包括支援センター所長。 95 ◯地域包括支援センター所長(吉村秀夫君)  平野議員の質問の南花園の定数の減についてお答えしたいと思います。  定数の減につきましては、県のほうに確認したところ、老人保健福祉計画のほうにのせる必要があるということでお答えをいただいているところでございます。  そういうことで、双方向で動いていたところなんですけれども、平均入所者数につきましては、平成26年度が49.41人、平成27年度が50.25人、平成28年度は、年度途中でございますが50.66人と増加傾向にあります。  これに関しましては、4月に発生した熊本地震の影響からか問い合わせが多くあっており、特に町内のひとり暮らしの高齢者からの問い合わせが多くあっており、そういうことから、入所者数が増加傾向にあるという状況にあるところでございます。  現在、入所者は9月1日現在で53名でありますが、9月に判定委員会を行い、4名がまた入所する予定というふうになっており、定員の件につきましては、もう少し見合わせたいと考えているところでございます。  以上でございます。
    96 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 97 ◯12番(平野達矢君)  南花園につきましては、当時、1年前やったですかね、決算書を見させていただきまして、その中で判明をしたわけです。常に定員と実数との入所者数等は、やはりそのあたり補助金との絡みがありますので、常に把握しながら現況を見て判断するようにしていただきたいと思います。答弁は要りません。  住宅につきましては、公営住宅法というのは、あくまでその現数分を建てかえというのが基本になっております。それはわかっております。だけれども、1回目の質問で申しましたように、現状がそういう状況ではないように変わってきていると、じゃ、法律もそのように変えるべきだと私は思うわけですよね。  それと、やっぱり住民の意向というのも聞いていかなければならない。そういう中から、その住民の要望に合うような形と、それから、町としても将来のいろいろ財政計画ともすり合わせをしながらしていかなければならないと思うわけですよ。やっぱり建物にはどうしても維持管理費というのがずっとついて回ります。特に5階建てになると、2階建てよりも5階建てというと維持管理というのは、やはり余計率的にはかかっていくんじゃなかろうかと考えます。特にエレベーターなんかつければ、常に管理費というのが出てまいりますので、そのあたりも。  それと、やっぱり高齢者が入居をするという率が高くなると思うんですよね。そうしますと、どうしてもエレベーターがついていても上層階というのは嫌がられるんですよね。例えば、いろいろ災害があった場合、そういうときでも、救助をするとか避難をするとかいうときも、どうしても低層階のほうがスムーズな救助活動なんかはできやすいんじゃないかなと思います。そういうことも踏まえますと、余地があれば、できるだけ低層階でつくったほうがいいんじゃないかなと思います。  例をとりますと、もう何年なりますかね、もう相当前になりますけれども、西寒水の住宅を144戸、住宅の払い下げをしました。このときも全国で初めてで、こういう大量の払い下げはまかりならんということで、本省にも相当交渉いたしまして、末安町長、頑張っていただきました。144戸と全国でも類を見ない大量の一括払い下げということでですね。ですから、そういうふうに住民がそれを望んでおるなら、それに応えるのが政治であるということを考えれば、そういうふうに払い下げをするべきだったと思って、その当時、結構、単価は高かったんですけれども、今、逆に下がっていますけれども、いろいろあったんですけれども、その当時は皆さん喜んでいただきました。  そういうこともありますので、また、建てかえにおきましても、やっぱりそのあたりいろいろ考えながら、周辺の環境というのも、やはり5階建てということになると、相当あの辺の環境というのは変わるんじゃないかなと思います。土地が1万平米の中で、どのような配置、日当たりとか、いろいろ環境ですね、そういうものも考えながら配置、一度は私たちも全協で説明を受けましたけれども、できれば低層階で、そして、本当に60戸建てるのが妥当なのかどうかというのは、今後、町長が言いました委員会を10月1日で立ち上げをするということでございますので、そういう中でも議論を闘わせながら、そして、一番ベストな結論を出すべきじゃなかろうか、それが将来に禍根を残さない計画になるんじゃないかなと考えておりますので、町長、できれば答弁を求めます。 98 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 99 ◯町長(末安伸之君)  御質問の趣旨については十分私自身も理解できますので、今後の公営住宅の管理のあり方等を踏まえまして、次期、天建寺の建てかえ計画も策定しなければならない時期でございますので、議員の御質問の趣旨を踏まえて検討を加えさせていただきたいと思います。  以上です。 100 ◯議長(松信彰文君)  平野議員。 101 ◯12番(平野達矢君)  最後に1点だけ。住宅ですね、委員会、また全協等で話をしながら、今回のこの予算は、私はこれは認めるべきだと基本的に考えております。そうした中で、今後の状況がどのように変わっていくのかという部分には、常に目を向けながら、そのときにこの予算執行するのが妥当かどうかというのも、しっかりと検証すべきではなかろうかと思いますので、そのときは、この予算の執行停止という部分も頭の隅に置いておいていただきたいなと、その中で、議会としっかりと話をしながら結論を導いていくべきだと考えますので、町長、答弁をお願いします。 102 ◯議長(松信彰文君)  末安町長。 103 ◯町長(末安伸之君)  おっしゃるとおりでございますので、そのような御意見等を踏まえながら、今後の計画、または管理について努めていきたいと考えます。  以上です。 104 ◯議長(松信彰文君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論はありませんか。益田議員。 106 ◯15番(益田 清君)  私は、この旧三根の保健センターの賃借につきましては、賃借先にありきということではなかったかなというふうに思います。先ほど質問したように、健康維持・増進ということで保健センターはそれぞれの旧町でつくっているわけでございます。ですから、今、2,000件を超える介護についての相談、ふえてきているというふうなことを指摘してきたわけでございますけれども、定住促進のためにも、このセンターを残すべきではないかなという意見を持っておりました。  なぜかと申しますと、今、認知症が462万人、そして、認知症になるおそれがある人が400万人ということで、4人に1人、今後ですね、考えられる中で、今、総合的に介護、福祉、健康、医療などを支える施策と施設、こういうものが問題になっているわけですよ。神埼でもサブ包括支援センターということで、旧町ではそういう形で残されて運用されているというふうに思います。ですから、やはりそういう視点、そういう検討をされたのかなという質問もしたところでございますけれども、今回、そういう形で賃借されるということでございます。  それと、今回、金融機関をそこに設置するということで、大変私は心配しておりました。全協の中でも指摘していたところでございます。そして、施設全体の管理については町がするということでございますので、相当これはリスクが大きいのではないかなというふうな指摘もしておりました。  よって、やはり賃借については、慎重に対応すべきではなかったのかなという意見を持っておりますので、この点、同意できないと、反対の意見を述べたいというふうに思います。  以上です。 107 ◯議長(松信彰文君)  ほかに討論ありませんか。古賀秀實議員。 108 ◯13番(古賀秀實君)  ただいま反対の討論がございましたので、私は賛成の立場から討論に参加させていただきます。  まず、この本予算につきましては、現下の厳しい経済、雇用におきまして、今後の歳入歳出見込みの精査を行いながら編成されたものであると確信するものであります。  国の交付金を活用しながら、町内景気の下支えに資するために、町単公共事業を追加するとともに、財政調整基金、ふるさと寄附金基金、定住総合対策基金、また、地方創生基金等を積み増しながら、厳しい町財政状況においても、景気雇用対策に積極的に取り組んだ補正予算であると思うのであります。  私たち町議会は、町政の推進に大きな責任を負う者として、町民のために現状を直視し、現実的な対応をしていかなければならないのであります。特に先ほど申されました財産貸し付けの三根保健センターにおいてもしかり、町内経済の活性化、町民生活の安定には今回の補正予算は必要不可欠であり、全ての町民が望むものであります。  また、この補正予算が成立の暁には、私からのお願いでございますけれども、執行部におかれましては、効率的かつ速やかな事業の実施を要望し、賛成するものであります。  以上。 109 ◯議長(松信彰文君)  ほかに討論ありませんか。岡廣明議員。 110 ◯14番(岡 廣明君)  本来ならば修正動議という考えを持っておりましたけれども、時間的な余裕もいとまがなかったんですから、今回は反対の立場で討論させていただきたいと思います。  私も、財産貸付収入、いわゆる今回、三根保健センターの土地、建物を賃貸借ということで、佐賀県農業協同組合に貸し付けするということで、1,860千円予算が計上されております。私も、やはり町民の血税を注ぎ、地域住民の健康増進、疾病予防対策推進を図るために建設された建物だと思っております。古賀課長が言われましたように、集団健診、保健指導及び相談、栄養指導、食改善を含み、健康教室、予防接種など、多くの事業が今日まで行われた施設だと思っております。  私も平成28年、今度の第1回の定例議会で一般質問をさせていただきました。JAさがの方針は、三根保健センターを南茂安、三川支所の合同支所として利用したいという話があったようでございますけれども、私が質問したときには、会場を見せてくれというようなことで、具体的にそういう話はあっておりませんと、執行部の曖昧な答弁等々もあっております。ですから、私は大変遺憾に思っているところでございます。農協自体は10月に契約して、もう11月から改修工事に入るという計画が、もう昨年度から決定しているわけなんですよ。それを、議会に今日まで疎かにされて、議会とのかかわりが不透明であったという点については、私としては、ただ遺憾に思っているところでございます。  特にこの貸し付けをすることによって、みやき町の食改善協議会ですか、要望書まで出されておりますね。今日まで三根校区の食改善で50名ほどの方があそこを利用されて、食味、そういうのを配膳された後、皆さんと一緒に食事されて、憩いの場の一つでもあったわけなんですね。それが今日、農協に貸すために、新たに農村環境改善センターに調理実習室の改修工事2,425千円及び実習用器具購入費940千円、そのほか消耗品で約4,082千円の追加予算も今回計上されております。  この予算上も、本来ならば民生部の中で食改善関係ですから組まなければなりませんけれども、施設の関係上、教育委員会の予算で計上されております。ですから、教育委員会の予算は膨れ上がります。しかし、実質の管理運営は民生部のほうで行われると思いますので、その点については異議はございませんけれども、教育委員会の予算的には上がるということも、施設上、教育委員会の予算で組まなければならない、こういう問題につきましても私は大変遺憾だなと思っております。  それと、JAさがは、人員削減と支所の再編のために2つの支所を合併させるということで、しかも、南茂安支所、中原支所は今日、築46年、三川支所は築47年、北茂安支所は築48年と、もう建てかえ時期に来ておるんですよ。ですから、そういう建てかえをしなくて新たに、もうそういう費用を使わなくて、どこかあれば借りましょうというのが、たまたま三根の保健センターであったと思われるわけでございます。  そういうことで、三根の保健センターにいたしましても、平成8年の3月に完成して、築丸20年を経過いたしております。今回、JAに賃貸契約期間は28年の10月1日から平成53年の9月30日までの25年間、四半世紀です。25年間は、その間、町は維持管理をせねばなりません。今日、今までの各施設、大体築20年から22年になれば改修工事を行っている。ですから、保健センターもここ二、三年のうちには改修工事せんならいかんです、町としては。ずっと今までいろいろな施設は改修工事をやっております。大体築20年から22年においてですね。ですから、そういう改修工事等の時期にもなりますし、大変な維持費がみやき町としては絡むわけでございますので、それとまた、11月には畳の部屋を改修して土間を打つというふうにし、また、農協の事務室関係も壁を壊すとか、いろいろな工事を11月から農協そのものはかかっていくわけなんですよね。  そうしますと、これが25年後、条例の第6条、原状回復義務、使用者は保健センターの使用を終了したとき、直ちに原状に回復して返還しなければならないというようなことになっております。今、築20年、25年後は築45年です。本当に25年間、45年後、それまでもてるかということです、建物自体が。やはりそうなれば、私は賃貸ではなくて売却するべきではなかったかなと思うわけでございます。町民の健康づくりと賃貸借づくりに対して、本当にどちらが大切か、町民の健康づくりを優先するべき問題ではなかったかなと思うわけでございます。  ですから、今回の三根保健センターの機能がなくなることは、健康づくりの拠点としてはないですよということであれば、その辺は土地、建物を処分するのが先決だったのではなかろうかと思っておりますので、この辺を含めて、土地、建物の収入に対してのみ反対して、討論にかえさせていただきます。  以上です。 111 ◯議長(松信彰文君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第43号 平成28年度みやき町一般会計補正予算(第3号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 113 ◯議長(松信彰文君)  賛成多数です。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。       日程第2 議案第44号 114 ◯議長(松信彰文君)  日程第2.議案第44号 平成28年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。井手民生部長。 115 ◯民生部長(井手康幸君)  それでは、議案第44号について御説明申し上げます。  まず、表紙をおめくりください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       平成28年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  平成28年度みやき町の国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところに よる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ360千円を減額し、歳入歳出予算の総額 を歳入歳出それぞれ4,857,903千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算 の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         平成28年9月6日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  次、5ページをお願いいたします。  2.歳入でございます。  款3.国庫支出金、項1.国庫負担金、目3.特定健康診査等負担金、補正額659千円の増額でございます。これは、平成27年度に実施した特定健診の受診者数及び特定保健指導者数の実績による精算を行ったことによる国費の追加交付でございます。  款6.県支出金、項1.県負担金、目2.特定健康診査等負担金、補正額605千円の増額でございます。これにつきましても、国費と同様、平成27年度特定健診の受診者及び特定健康指導者数の実績に伴う県負担金の追加交付でございます。  次の款7.共同事業交付金、項1.共同事業交付金、目2.保険財政共同安定化事業交付金、補正額1,622千円の減額でございます。これにつきましては、平成27年度繰上充用金が確定したことにより、その財源とした保険財政共同安定化事業交付金を減額するものでございます。  次に、款10.繰越金、項1.繰越金でございますが、6ページの上段のほうをお願いいたします。  目1.療養給付費交付金繰越金、補正額1千円の減額でございます。これにつきましては、退職者医療給付費の繰越金がなかったことによる減額でございます。  次の目2.その他繰越金、補正額1千円の減額でございます。これにつきましては、退職者医療給付費以外の繰越金がなかったことによる減額でございます。  続きまして、歳出でございます。  7ページをお願いいたします。  3.歳出。  款3.後期高齢者支援金等、項1.後期高齢者支援金等、目1.後期高齢者支援金、補正額218千円の増額でございます。節19.負担金補助及び交付金でございますが、平成28年度後期高齢者支援金の納付額が決定したことによる増額でございます。  次に、款4.前期高齢者納付金等、項1.前期高齢者納付金等、目1.前期高齢者納付金、補正額75千円の増額でございます。節19.負担金補助及び交付金でございますが、平成28年度前期高齢者納付金の納付額が決定したことによる増額でございます。  次に、款6.介護納付金、項1.介護納付金、目1.介護納付金、補正額1,902千円の減額でございます。節19.負担金補助及び交付金でございますが、平成28年度介護納付金の納付額が決定したことによる減額でございます。
     次に、8ページの中段のほうをお願いいたします。  款11.諸支出金、項2.繰出金、目1.一般会計繰出金、補正額1,821千円の増額でございます。節28.繰出金でございますが、前年度事務費等精算返還金642千円と保健事業費国保被保険者分1,179千円でございます。  次に、款12.予備費、項1.予備費、目1.予備費、補正額1,050千円の増額でございますが、これは財源調整として計上するものでございます。  最後に、款13.前年度繰上充用金、項1.前年度繰上充用金、目1.前年度繰上充用金、補正額1,622千円の減額でございますが、これは平成28年6月定例会において186,823千円補正の専決処分を承認いただいておりましたが、平成27年度国保特会の決算により1,622千円が不用となったために減額するものでございます。  以上、議案第44号 平成28年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 116 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第44号 平成28年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 119 ◯議長(松信彰文君)  全員賛成です。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。       日程第3 議案第45号 120 ◯議長(松信彰文君)  日程第3.議案第45号 平成28年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。服部事業部長。 121 ◯事業部長(服部 洋君)  続きまして、議案第45号 平成28年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明をいたします。  表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        平成28年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)  平成28年度みやき町の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ47,076千円を追加し、歳入歳出予算の総額 を歳入歳出それぞれ1,201,775千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算 の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         平成28年9月6日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  5ページをお願いいたします。  2.歳入でございます。  款2.使用料及び手数料、項1.使用料、目1.使用料、補正額12,587千円の増額で、本年度から実施しております市町村設置型浄化槽の寄附基数が当初見込みより増加したことによる使用料の増額補正であります。  款3.国庫支出金、項1.国庫補助金、目1.国庫補助金、補正額2,742千円の増額で、個人設置型浄化槽事業分として、当初予定基数の20基分が8月末で既に設置申請があっており、今回22基の追加補正をお願いするものでございます。補助率は3分の1であります。  款4.県支出金、項1.県補助金、目1.県補助金、補正額2,742千円の増額で、国庫補助金と同額であります。補助率は同じく3分の1であります。  款6.繰入金、項1.一般会計繰入金、目1.一般会計繰入金5,651千円の減額でございます。  6ページをお願いいたします。  款7.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金、34,656千円の増額で、平成28年度からの繰越金でございます。今年度から下水道事業特別会計を新設したことにより、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、市町村設置型浄化槽特別会計の繰越確定額を合計したものでございます。  7ページをお願いいたします。  3.歳出でございます。  款2.事業費、項3.市町村設置型浄化槽事業費、目1.維持管理費、補正額34,448千円の増額であり、節13.委託料、維持管理委託料15,175千円、浄化槽清掃、汚泥運搬業務委託料19,273千円の増額であります。これは歳入で申し上げました浄化槽の寄附の基数が当初の見込みより増加したことによるもので、今年度450基の寄附を見込んでおります。  項4.個人設置型浄化槽事業費、目1.一般管理費、補正額12,628千円の増額で、節19.負担金補助及び交付金、個人設置による浄化槽補助金、5人槽で14基、7人槽で6基、10人槽2基、合計22基分として8,228千円、定住促進対策浄化槽設置補助金、いわゆる上乗せ補助として1基当たり200千円の22基分、4,400千円を計上しております。  なお、22基の算定根拠といたしまして、中原校区、北茂安校区の過去10年間の平均設置基数より当初予算で計上しておりました基数20基分を差し引いた基数でございます。  以上、平成28年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 122 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第45号 平成28年度みやき町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 125 ◯議長(松信彰文君)  全員賛成です。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。       日程第4 議案第46号 126 ◯議長(松信彰文君)  日程第4.議案第46号 平成28年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。本村総務部長。 127 ◯総務部長(本村国彦君)  それでは、議案第46号について御説明申し上げます。  表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   平成28年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)  平成28年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)は、次 に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出 予算補正」による。                         平成28年9月6日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  3ページをお願いします。  今回の補正につきましては、歳入のみの補正となっております。  款2.繰入金、項1.基金繰入金、目1.グリーンパーク推進整備事業基金繰入金を105千円減額しております。  款3.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金105千円は、前年度繰越金でございます。  今回の補正予算は、決算に伴う繰越金を計上いたしまして、基金繰入金を減額した予算となっております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いします。 128 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。
     これより採決を行います。  お諮りします。議案第46号 平成28年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 131 ◯議長(松信彰文君)  全員賛成です。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。       日程第5 議案第47号 132 ◯議長(松信彰文君)  日程第5.議案第47号 平成28年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。井手民生部長。 133 ◯民生部長(井手康幸君)  それでは、議案第47号について御説明申し上げます。  表紙をおめくりください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       平成28年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  平成28年度みやき町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところ による。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,044千円を追加し、歳入歳出予算の総額 を歳入歳出それぞれ359,073千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算 の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         平成28年9月6日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  5ページをお願いいたします。  2.歳入でございます。  款5.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金、補正額2,044千円の増額でございます。これにつきましては、平成27年度決算による繰り越しでございます。  続きまして、歳出でございます。  6ページのほうをお願いいたします。  3.歳出。  款2.後期高齢者医療広域連合納付金、項1.後期高齢者医療広域連合納付金、目1.後期高齢者医療広域連合納付金、補正額651千円の増額でございます。節19.負担金補助及び交付金の補正でございますが、前年度に賦課した保険料のうち、4月及び5月の入金分につきましては、広域連合へ翌年度納付となっていることから、27年度賦課分を今年度に繰り越して、その分を今回補正予算として計上するものでございます。  次の款3.諸支出金、項2.繰出金、目1.一般会計繰出金、補正額1,393千円の増額でございます。節28.繰出金でございますが、平成27年度分の精算返還金として一般会計へ繰り出すものでございます。  以上、議案第47号 平成28年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 134 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第47号 平成28年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 137 ◯議長(松信彰文君)  全員賛成です。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。       日程第6 議案第48号 138 ◯議長(松信彰文君)  日程第6.議案第48号 平成28年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。服部事業部長。 139 ◯事業部長(服部 洋君)  続きまして、議案第48号 平成28年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。  表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     平成28年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)  平成28年度みやき町の住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定める ところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ107,584千円を追加し、歳入歳出予算の総 額を歳入歳出それぞれ203,299千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算 の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         平成28年9月6日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  5ページをお願いいたします。  歳入でございます。  款1.財産収入、項1.財産収入、目1.不動産売払収入、81,490千円の増額でございます。平成27年度に造成しましたオリーブタウン東尾、オリーブタウン新町1、2については分譲開始を行っており、契約済み、商談中の販売額を土地売払収入として増額しております。3分譲地19区画のうち、16区画分を計上しております。  款2.繰入金、項1.一般会計繰入金、目1.一般会計繰入金25,307千円の増額でございます。  款3.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金787千円、平成27年度からの繰越金でございます。  6ページをお願いいたします。  歳出でございます。  款1.住宅用地取得造成分譲費、項1.住宅用地取得造成分譲費、目1.住宅用地取得造成分譲費、補正額25,307千円の増額であります。今回、オリーブタウン東尾の東側を宅地分譲するための予算を計上しております。分譲地については4区画を予定しております。  節13.委託料、1,620千円の増額でございます。事前測量、造成後の分筆測量に係る費用でございます。  節15.工事請負費、11,265千円の増額で、分譲造成工事に係る工事費でございます。  節17.公有財産購入費、9,466千円の増額で、土地購入費といたしまして2筆を予定しております。地目はどちらも田でございます。面積1,043平米、買収単価については、坪当たり30千円を予定しております。  節19.負担金補助及び交付金2,956千円の増額で、上水道の配水管布設工事に係る負担金でございます。  款2.諸支出金、項1.繰出金、目1.一般会計繰出金、82,277千円の増額で、土地売払収入と平成27年度の繰越分を一般会計へ繰り出すものでございます。  以上、平成28年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 140 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。岡廣明議員。 141 ◯14番(岡 廣明君)  議案第48号 平成28年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)ということでございます。  ちょっと、私、わかりかねることがございますので、お尋ねしたいと思いますけれども、今回の予算の編成に当たって、歳入で一般会計繰入金、これは定住総合対策の基金から取り崩されて、25,307千円、この特別会計に入れられておるわけですね。歳出のほうで一般会計繰出金82,277千円、これはおかしいんじゃないですか。極端に言えば、繰り入れなくても繰出金は出ておるわけですよ。いわゆる基金を取り崩さなくても、土地売払収入と、先ほど説明がございましたように、繰越金で逆に82,277千円を今度一般会計に戻すわけですよ。そうしますと、本来はこの繰り出し、いわゆる会計に戻すとと、会計に基金を崩してこちらに入れた、差額が82,277千円から25,307千円引けば、56,970千円は一般会計に繰り出されるわけですよ。あくまでも基金を取り崩さなくてよかったんじゃないですか。  ですから、この予算編成上、なぜこういうふうになったのかお尋ねします。 142 ◯議長(松信彰文君)  福島まちづくり課長。 143 ◯まちづくり課長(福島隆二君)  岡廣明議員の質問にお答えいたします。  一般会計からの繰入金と、それとまた、住宅特会からの繰出金があると、それについてという質問だったと思います。  今回は、それを一般会計から繰り入れと繰り出しですね、住宅特会は繰り出し、それを相殺するというような方法も確かにありました。一応今回、関係課とも協議の結果、その事業ごとに明確にしておこうということで、まず、一般会計から繰り入れる分ですね、住宅特会に繰り入れる25,307千円、これについては、今回、東尾を第2弾として開発を計画しておりますけれども、それに関連経費の分を繰り入れるということと、逆に住宅特会から一般会計へ繰り出す分82,277千円、これに関しましては、27年度に行いましたオリーブタウン東尾と新町の分の、今、16区画分を契約とかしておりますけれども、その分の歳入と繰越金、その分は、一旦それは住宅特会から繰り出すということで、事業ごとにそれぞれ明確にしたところで予算の計上をさせていただいているところであります。  以上です。 144 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 145 ◯14番(岡 廣明君)  今、課長の説明の中でわからんでもないですけれども、特別会計は1本しかないわけなんですよ。事業ごとの会計やなかわけですよ。あくまでもみやき町住宅用地取得造成事業、特会は1本しかないです。今の課長の答弁だったら、事業ごとにしたからこうなりましたと、しかし、我々はこれの補正予算の第1号しかわからないわけですよね。事業ごとの特会はないですから。ですから、それはまとめられてもよかったんじゃないですか。特別会計は1本ですから。  ですから、わざわざ入れて、入れた分よりも余分に今度また結局一般会計に戻さんないかん。帳簿上はやっぱりおかしいと思うんですよね。ですから、その辺の、私は予算編成上のことはわかりかねますけれども、我々がちょっと一目見た場合、何で基金を取り崩してまで特会に入れて、また、それ以上に余っとるわけですから、崩した以上に。ですから、こういう予算の編成しなくてよかったんじゃないかなと思ったもんですから質問させていただきました。
    146 ◯議長(松信彰文君)  原野副町長。 147 ◯副町長(原野 茂君)  岡廣明議員の御質疑に回答させていただきます。  いつも岡廣明議員とは歳入歳出の相殺、あるいは二重計上でいろいろと膨れ上がるとの御意見を過去いただいておりますけど、今回、先ほど課長が申しましたように、それぞれの地区の、先ほど新町とか東尾とかいろいろあった中で、ある程度の我々としても明確な収支のめどを立てた中での予算計上のほうが、後々ずっと皆さん引き継いでいきますので、それのほうがベターではないかというようなことで、内部で検討した結果でございますので、御了解いただきたいと思います。 148 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 149 ◯14番(岡 廣明君)  副町長の説明でわかりました。わかりましたけれども、やはり特別会計というのは1本しかないから、説明の欄とかなんかでうたって、こうこうですよと、そうせんば、結局、予算がただ膨らむだけですよ。仕事はせんでも予算は膨らんだというような形になりますから、その辺は、やはり備考の欄かなんかの中でしていただくか、提案理由の説明の中で説明をいただくとか、そういう形で、結局はただ予算が行ったり来たりしているだけですから、帳簿上は。ですから、その辺も御検討のほどをお願いいたします。  以上です。 150 ◯議長(松信彰文君)  原野副町長。 151 ◯副町長(原野 茂君)  この住宅用地の予算につきましては、先ほど言われましたように、備考欄にこういったどこどこの分といった明細を若干書きながら進めていきたいと思います。あくまでも、執行部といたしましては、こういったやり方のほうがわかりやすいのではなかろうかと思いますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 152 ◯議長(松信彰文君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 154 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第48号 平成28年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 155 ◯議長(松信彰文君)  全員賛成です。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 156 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認め、休憩いたします。                 午後1時58分 休憩                 午後2時15分 再開 157 ◯議長(松信彰文君)  休憩中の本会議を再開します。       日程第7 諮問第2号 158 ◯議長(松信彰文君)  日程第7.諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。井手民生部長。 159 ◯民生部長(井手康幸君)  それでは、諮問第2号について御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 諮問第2号             人権擁護委員候補者の推薦について  人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、議会の意見を求める。  住  所 佐賀県三養基郡みやき町大字西島197番地  氏  名 酒 井  隆 司  生年月日 昭和38年5月31日   平成28年9月6日提出                           みやき町長  末 安 伸 之 提案理由  人権擁護委員の任期が平成28年12月31日をもって満了するため、人権擁護委員法(昭和24 年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものである。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  酒井様につきましては、前任者の大石清美様が平成28年12月31日で任期満了となられますので、その後任としての諮問でございます。  信任されますと、平成29年1月1日から平成31年12月31日までの3カ年間が任期となり、町長が法務大臣に対し推薦し、法務大臣が委嘱することとなります。  次のページをお願いいたします。  酒井様の略歴でございます。住所、氏名、生年月日につきましては、先ほど御案内いたしましたので省略させていただきますが、年齢につきましては、1月1日が就任の基準日でございますので、平成29年1月1日現在の年齢で記載しております。  なお、最終学歴、職歴その他の経歴及び賞罰につきましては記載のとおりでございます。  以上、諮問第2号について説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 160 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。人事案件ですので、御配慮の上、質疑をお願いします。  質疑ありませんか。岡廣明議員。 161 ◯14番(岡 廣明君)  1点だけお尋ねしたいと思います。  提案理由の説明の中に任期の問題がうたってあります。28年の12月31日をもって満了とするためということですけれども、現在9月でございますので、あと3カ月ほどの余裕期間がありますけれども、法務大臣の委嘱というような形と思いますので、結局それを要するために今回定例議会でかけられるわけですか。本来は12月議会でかけても問題なかったんじゃないかなと思いますけれども、そのとき提案理由の説明の中に、そういう説明がなかったものですから、9月議会でかけられる理由についてお尋ねするものです。 162 ◯議長(松信彰文君)  寺崎住民窓口課長。 163 ◯住民窓口課長(寺崎三十二君)  先ほど任期関係というか、12月まで任期があるということでの岡廣明議員の質問ですけれども、一応、佐賀の地方法務局に対して、事前に町のほうから報告をする必要がありますので、事前に今回、9月議会に諮問をお願いしたところでございます。  以上です。 164 ◯議長(松信彰文君)  岡廣明議員。 165 ◯14番(岡 廣明君)  この人事案件について、いわゆる満期がいろいろ変わってくると思いますけれども、原則として、どのくらいの時間が費やされるものか。極端に言えば、先ほど言われました佐賀県の地方かなんかに行って、法務省かなんかに行って委嘱がなされるという形ですけれども、ほかのいろいろな委員についても、そういう形の中で結局、委嘱状等が来ていると思いますけれども、その要する期間が、大体主に何カ月かかっているものか。今までの提案がばらばら、ばらばらと言うたら語弊がありますけれども、極端に言えば12月の議会でも間に合う可能性もあると思いますし、ですから、要する期間がどのくらいあればいいものか、わかる範囲で結構ですので答弁を求めます。 166 ◯議長(松信彰文君)  寺崎住民窓口課長。 167 ◯住民窓口課長(寺崎三十二君)  期間については、規定というか、そういったことはありませんけれども、一応、佐賀地方法務局のほうで、県内の人権擁護委員の推薦状況を取りまとめてということですので、期間の定め等はございませんが、二月程度期間を要するということで、今回9月議会において諮問の提案をさせていただいたということでございます。  以上です。 168 ◯議長(松信彰文君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終結します。  これより討論、採決を行います。  お諮りします。本件につきましては、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 170 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認めます。  採決は投票で行います。  議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 171 ◯議長(松信彰文君)  ただいまの出席議員は15名です。会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に7番大石安弘議員、8番牟田秀文議員を指名します。  投票用紙を配付します。     〔投票用紙配付〕 172 ◯議長(松信彰文君)
     配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯議長(松信彰文君)  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。本件に賛成の方は○、反対の方は×と記載をお願いします。  なお、会議規則第84条の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなします。  投票箱を点検してください。     〔投票箱点検〕 174 ◯議長(松信彰文君)  異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。1番岡友清議員から順次投票をお願いいたします。     〔投  票〕 175 ◯議長(松信彰文君)  投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 176 ◯議長(松信彰文君)  投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  開票を行います。7番大石安弘議員、8番牟田秀文議員、開票の立ち会いをお願いします。     〔開  票〕 177 ◯議長(松信彰文君)  投票の結果を報告します。  投票総数 14票  うち、   有効投票 14票  有効投票のうち、   賛 成 14票   反 対 0票  以上のとおり、全員賛成です。よって、諮問第2号は原案のとおり同意することに決定しました。  議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕       日程第8 発議第1号 178 ◯議長(松信彰文君)  日程第8.発議第1号 義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。古賀通議員。 179 ◯9番(古賀 通君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発議第1号  みやき町議会議長  松 信 彰 文 様                              提出者 みやき町議会議員                                   古 賀   通                              賛成者 みやき町議会議員                                   古 賀 秀 實                                   本 村 鶴 夫                                   大 石 安 弘          義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書について  上記の議案を、別紙とおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書  日本は、OECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒 数が多くなっています。また、障害者差別解消法の施行にともなう障害のある子どもたちへ の合理的配慮への対応、外国につながる子どもたちへの支援、いじめ・不登校などの課題な ど、学校をとりまく状況は複雑化、困難化しており、学校に求められる役割は拡大していま す。また、学習指導要領により、授業時数や指導内容が増加しています。こうしたことの解 決にむけて、少人数教育の推進を含む計画的な教職員定数改善が必要です。  しかしながら、第7次教職員定数改善計画の完成後10年もの間、国による改善計画のない 状況が続いています。自治体が見通しを持って安定的に教職員を配置するためには、国段階 での国庫負担に裏づけされた定数改善計画の策定が必要です。一人ひとりの子どもたちへの きめ細かな対応や学びの質を高めるための教育環境を実現するためには、教職員定数改善が 不可欠です。  義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が 2分の1から3分の1に引き下げられました。いくつかの自治体においては、厳しい財政状 況の中、独自財源による定数措置が行われていますが、国の施策として定数改善にむけた財 源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲 法上の要請です。  子どもの学ぶ意欲・主体的なとりくみを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条 件整備が不可欠です。こうした観点から、平成29年度政府予算編成において下記事項が実現 されるよう、地方自治法第99条の規定にもとづき国の関係機関へ意見書を提出いたします。                     記 1.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の国負担割合  を2分の1に復元すること。 2.子どもたちの教育環境改善のために、少人数学級の推進を含む計画的な教職員定数改善  を推進すること。 平成28年9月16日                                 佐賀県みやき町議会 内閣総理大臣  安 倍 晋 三 様 衆議院議長   大 島 理 森 様 参議院議長   伊 達 忠 一 様 総務大臣    高 市 早 苗 様 財務大臣    麻 生 太 郎 様 文部科学大臣  松 野 博 一 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  以上です。 180 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 181 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 182 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第1号 義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 183 ◯議長(松信彰文君)  全員賛成です。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。       日程第9 発議第2号 184 ◯議長(松信彰文君)  日程第9.発議第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書についてを議題とします。
     提出者の提案理由の説明を求めます。古賀通議員。 185 ◯9番(古賀 通君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発議第2号 みやき町議会議長  松 信 彰 文 様                             提出者  みやき町議会議員                                   古 賀   通                             賛成者  みやき町議会議員                                   古 賀 秀 實                                   本 村 鶴 夫                                   大 石 安 弘           地方財政の充実・強化を求める意見書について 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             地方財政の充実・強化を求める意見書  地方自治体は、子育て支援、医療、介護などの社会保障、被災地の復興、環境対策、地域 交通の維持など、果たす役割が拡大する中で、人口減少対策を含む地方版総合戦略の策定・ 実行など、新たな政策課題に直面している。  一方、地方公務員をはじめ、人材が減少する中で、新たなニーズへの対応が困難となって おり、公共サービスを担う人材確保を進めるとともに、これに見合う地方財政の確立をめざ す必要がある。  このような中、社会保障と地方財政を重点分野とした歳出削減に向けた議論がなされてい る。特に、今年度から開始された「トップランナー方式」の導入に当たっては、地方の行政 コストの差が歳出削減努力以外の要素によるところが大きいことを考慮すべきと考える。  本来、必要な公共サービスを提供するため、財源面でサポートするのが財政の役割である。 しかし、財政健全化目標を達成するためだけに、不可欠なサービスが削減されれば、本末転 倒であり、国民生活と地域経済に疲弊をもたらすことは明らかである。  このため、2017年度の政府予算、地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積 もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実、地方財政の確立をめざすことが必要であ る。  よって、国会及び政府に対し、以下の事項の実現を求める。                     記 1 社会保障、被災地復興、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自  治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。 2 子ども・子育て新制度、地域医療構想の策定、地域包括ケアシステム、生活困窮者自立  支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対  応と人材を確保するための社会保障予算の確保と地方財政措置を的確に行うこと。 3 地方交付税における「トップランナー方式」については、算定や他の業務への導入の検  討に際して、地方の行政コストの差は、人口や地理的条件など、歳出削減努力以外の要  素によるところが大きく、一律の行政コスト比較にはなじまないことに十分留意するこ  と。 4 復興交付金、震災復興特別交付税などの復興に係る財源措置については、復興集中期間  終了後の2016年度以降も継続すること。また、2015年の国勢調査を踏まえた人口急減・  急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税算定のあり方を引  き続き検討すること。 5 地域間の財源偏在性の是正のため、地方偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税か  ら地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること。   同時に、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証  した上で、代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることがないよう対応を図  ること。 6 地方財政計画に計上されている「歳出特別枠」、「重点課題対応分」及び「まち・ひ  と・しごと創生事業費」については、自治体の財政運営に不可欠な財源となっているこ  とから、現行水準を確保すること。また、これらの財源措置について、臨時・一時的な  財源から恒久的財源へと転換を図るため、社会保障、環境対策、地域交通対策など、経  常的に必要な経費に振り替えること。 7 地方交付税の財源保障機能・財源調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了  を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策  を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 平成28年9月16日                                 佐賀県みやき町議会 内閣総理大臣    安 倍 晋 三 様 衆議院議長     大 島 理 森 様 参議院議長     伊 達 忠 一 様 財務大臣      麻 生 太 郎 様 総務大臣      高 市 早 苗 様 経済産業大臣    世 耕 弘 成 様 内閣官房長官    菅   義 偉 様 内閣府特命担当大臣 石 原 伸 晃 様 (経済財政政策) 内閣府特命担当大臣 山 本 幸 三 様 (地方創生)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  以上です。 186 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 187 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 189 ◯議長(松信彰文君)  全員賛成です。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。       日程第10 発議第3号 190 ◯議長(松信彰文君)  日程第10.発議第3号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。中尾純子議員。 191 ◯5番(中尾純子君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発議第3号 みやき町議会議長  松 信 彰 文 様                             提出者  みやき町議会議員                                   中 尾 純 子                             賛成者  みやき町議会議員
                                      益 田   清       臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書について 上記の議案を、別紙とおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書  安倍政権は、臨時国会でTPP協定を批准させようとしていますが、参議院選挙で農業を 基幹とする選挙区において、野党統一候補が勝利したことに見られるように、TPP反対の 国民の意思は明らかです。  先の通常国会では、交渉過程を示した資料はタイトルと日付以外はすべて黒塗りで、国民 の説明も情報公開も十分ではありませんでした。  その不十分な情報の下での審議ですら、1)TPP協定には関税の撤廃・削減をしない「除 外」規定が一切存在しないこと、2)付属書で、日本だけが農産物輸出大国5カ国との間で更 なる関税撤廃に向けた見直し協議を特別に義務付けられていること、3)一切手を付けさせな かったという155の細目も、品目で見れば「無償」のものはただの一つもないという事実を、 石原TPP担当相と森山農相は、認めざるを得ませんでした。  これらの内容が「農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保で きないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること」とした国会決議に違反している ことは明らかです。  また、TPP12カ国で国内手続きが完了している国はひとつもありません。特にTPP協 定の発効にはアメリカの批准が必須ですが、アメリカの動向は、両大統領候補がTPP反対 を表明するなど、ますます混迷を深めており、TPPの発効自体、危ぶまれています。この ような中で日本が先んじて批准すべきではありません。  以上の趣旨に基づき、下記の事項について求めます。                     記 1.臨時国会でTPP協定の批准は行わないこと。 平成28年9月16日                                 佐賀県みやき町議会 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 衆議院議長  大 島 理 森 様 参議院議長  伊 達 忠 一 様 農林水産大臣 山 本 有 二 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  以上です。よろしくお願いしておきます。 192 ◯議長(松信彰文君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 193 ◯議長(松信彰文君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。益田議員。 194 ◯15番(益田 清君)  臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書ということでございます。この問題は、前回も意見書を上げられていますけれども、私は賛成の意見を述べたところでございます。  なぜかと申しますと、農産物などを含めて関税を撤廃していこうという流れでございます。今でもミニマムアクセス米で77万トンを外国からお米が輸入されていますけれども、それに新たに8万トンを追加輸入しようという流れでございます。今、生産者米価は大幅に引き下げられ、農家はやっていけないという状況がございます。そういう状況の中で、さらなる米価の引き下げが予定されるわけでございます。倒産のおそれもあるということを指摘しなければなりません。  穀物自給率は日本は36%と言われておりますけれども、これが10%台へどんどん低下させられていくだろうと言われております。胃袋を外国に頼る亡国の道だと指摘しなければなりません。何よりも防腐剤など、農薬の規制を緩める、撤廃する流れ。また、がんを誘発すると言われる成長ホルモン剤の薬を使った牛肉の輸入が進められてまいります。私は、こういうことについては許されない流れだというふうに思います。  JA佐賀中央会は、最大約275億円減少すると、その影響額の試算を出しております。みやき町の農業は、さらに荒廃していかざるを得ないのではないかというふうに思います。ですから、この批准については、十二分に国会で論議しなければいけない。そういう意味で、この意見書については賛成という立場を表明しておきたいというふうに思います。  以上です。 195 ◯議長(松信彰文君)  ほかに討論ありませんか。古賀秀實議員。 196 ◯13番(古賀秀實君)  今回提出されましたこの意見書について中身を見ていますと、何か違和感を感じました。また、委員会において慎重な審議が行われることなく提出をされたことに不信感を抱くものでありまして、この意見書については反対するものであります。  我が国は、環太平洋パートナーシップ協定に関しまして、平成25年3月に参加を表明、同年7月から11カ国との交渉に参加してきたところであります。同交渉は、平成27年10月5日、米国アトランタにおける関係会合において大筋合意に達したところでもあります。平成28年2月4日、ニュージーランドにおきまして開催されましたTPP署名式において、TPP協定が署名されたことは既に承知のはずであります。  TPPは、21世紀のアジア太平洋に自由で公正な一つの経済圏を構築する挑戦的な試みでもあります。人口8億人という巨大市場が創出され、物の関税の削減、撤廃だけではなく、サービス、投資の自由化を進めるものであります。TPPがもたらす効果は、これまで海外展開に踏み切れなかった地方の中堅、中小企業にこそ幅広く及ぶものであります。要するに技術力を持った我が国の中堅、中小企業がいながらにしての海外展開をし、8億人の市場へ打って出ることを政府が全力で後押しするというものであります。TPPの効果は、海外展開にとどまらず、貿易投資が促進されまして、新たな商品やサービスを提供するさまざまな分野で構築されるものであります。このことによりまして、国内の産業拠点への投資、高付加価値が進み、生産性を向上させることで、我が国の実質GDPを押し上げることが期待できるのであります。  一方で、大筋合意以降、国民、地方公共団体、関係団体等からの懸念と不安の声が寄せられているのも事実であります。今後とも合意内容を丁寧に説明するとともに、TPPの影響に関する国民の不安を払拭しなければならないのは当然であります。特に、農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう努めていかなければならないのは絶対条件であります。  さらに、農林水産業全体として、成長産業としての力強い農林水産業をつくり上げるため、万全の施策を講じていかなければならないのであります。本政策大綱は、TPPの効果を真に我が国の経済再生、地方創生に直結させるために必要な政策及びTPPの影響に関する国民の不安を払拭する政策の目標を明らかにするものと確信するものであります。TPPの効果を最大限に生かす政策は、いわば国家百年の計として、中長期的な視点も含め批准していくことが必要不可欠であることを申し上げまして、本意見書に反対するものであります。  以上です。 197 ◯議長(松信彰文君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 198 ◯議長(松信彰文君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第3号 臨時国会でTPP協定を批准しないことを求める意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 199 ◯議長(松信彰文君)  賛成少数です。よって、発議第3号は否決されました。       日程第11 議員派遣について 200 ◯議長(松信彰文君)  日程第11.議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。みやき町議会会議規則第129条の規定により、お手元に配付の調査研修に議員を派遣することとしたいと思いますが、9月6日時点で未定となっていました産業建設常任委員会行政視察研修の目的は、産業の状況及び諸問題と横田農場の取り組みについてに、場所は茨城県竜ケ崎市及び境町に決まりましたので、申し添えます。  以上のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 201 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、調査研修に議員を派遣することに決定しました。       日程第12 閉会中の所管事務調査について 202 ◯議長(松信彰文君)  日程第12.閉会中の所管事務調査についてを議題とします。  お諮りします。みやき町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付の議会運営委員会委員長及び総務文教、産業建設、民生福祉の各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 203 ◯議長(松信彰文君)  異議なしと認めます。よって、議会運営委員長及び各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに決定しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  これをもちまして、平成28年第3回みやき町議会定例会を閉会します。長い間お疲れさまでした。                 午後2時54分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     平成  年  月  日           みやき町議会議長  松 信 彰 文           みやき町議会議員  本 村 鶴 夫           みやき町議会議員  中 尾 純 子 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...