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2015-09-16 平成27年第3回定例会(第6日) 名簿
2015-09-16 平成27年第3回定例会(第6日) 本文

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  1. みやき町議会 2015-09-16
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    取得元: みやき町議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(平野達矢君)  おはようございます。平成27年第3回みやき町議会定例会10日目の会議、御出席ありがとうございます。  全員出席です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付しています日程表のとおりであります。       日程第1 議案第57号 2 ◯議長(平野達矢君)  日程第1.議案第57号 平成27年度みやき町一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。寺田総務部長。 3 ◯総務部長(寺田 晃君)  皆さん、おはようございます。それでは、議案第57号について御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案第57号          平成27年度みやき町一般会計補正予算(第4号)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  それでは、1ページをお開きいただきたいと思います。  表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          平成27年度みやき町一般会計補正予算(第4号)  平成27年度みやき町の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
     (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,327,376千円を追加し、歳入歳出予算の  総額を歳入歳出それぞれ14,841,466千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (継続費) 第2条 地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額は、「第2  表 継続費」による。  (地方債の補正) 第3条 地方債の追加及び変更は「第3表 地方債補正」による。                         平成27年9月7日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  それでは、5ページをお願いいたします。  第2表において継続費の設定をお願いしています。  款9.消防費、項1.消防費、事業名、防災センター・行政棟整備事業、総額1,546,067千円、年割額は27年から29年までそれぞれ記載のとおりとなっております。この総額の内訳といたしまして、平成27年度から平成29年度までの本体工事に係る建築工事費及び解体等の関連工事費として1,410,442千円、それから3年間の施工管理委託料として17,941千円、それと平成27年度、平成28年度に支払う用地及び補償費として117,684千円、合計で1,546,067千円となっております。今後、この年割額に基づく各年度の予算につきましては、それぞれの年度で歳出予算をお願いするというものになっております。  6ページをお願いいたします。  第3表 地方債補正です。  地方債の追加につきましては、まず起債の目的として、四季彩の丘みやき施設整備事業債、限度額24,300千円をお願いしております。これは、四季彩の丘みやきの住居棟などの施設整備や敷地内の安全対策工事に係る起債で、合併特例債となっております。  次に、合併振興基金造成事業債ですが、限度額1,721,100千円をお願いしております。これは、議案第49号で御説明いたしましたけれども、合併特例債事業で整備を行った設備等の更新や維持管理費の財源とするための合併振興基金造成に係る起債でございます。合併特例債となっております。  起債の方法、利率、償還の方法については、記入のとおりとなっております。  次に、地方債の変更です。  起債の目的として、防災センター・行政棟整備事業債は60,000千円を追加し、限度額を379,600千円としております。これは、建設工事費あるいは用地費等の変更によるもので、合併特例債となっております。  社会教育施設整備事業債は11,100千円を追加し、限度額を107,700千円としております。これは、働く婦人の家機能強化工事及び勤労青少年ホーム機能強化工事実施設計委託に伴う変更によるもので、合併特例債となっております。  保健体育施設整備事業債は2,900千円を追加し、限度額を245,500千円としております。これは、中原武道館改修工事実施設計委託に伴う変更によるもので、合併特例債でございます。  臨時財政対策債は9,691千円を追加し、限度額を429,691千円としております。これは、額の確定による変更ということになっております。  いずれも、起債の方法、利率、償還の方法について変更はありません。  それでは、予算書の9ページをお願いいたします。  歳入でございます。  款9.地方特例交付金、102千円の増額です。住宅取得控除による減収補填分の交付決定に伴う増額補正となっております。  款10.地方交付税、64,567千円の増額です。27年度の交付税交付決定に伴う補正となっております。  款13.使用料及び手数料、77千円の増額です。  項1.使用料、75千円の増額ですが、産前産後サポート事業に係る四季彩の丘みやきの施設使用料を計上いたしております。  項の2.手数料、目1.総務手数料、2千円の費目予算ですけれども、証明等手数料条例の一部改正で御説明がありましたとおり、通知カード及び個人番号カードの再交付手数料を費目予算として計上いたしております。  10ページをお願いいたします。  款14.国庫支出金、7,420千円の増額でございます。  項1.国庫負担金、目1.民生費国庫負担金、500千円の増額です。保育所運営負担金ですけれども、平成26年度の精算追加交付となっております。  項の2.国庫補助金、6,648千円の増額です。  目1.総務費国庫補助金、805千円の増額ですが、通知カード、個人カード関連の委任事務補助金となっております。  目の2.民生費国庫補助金、1,164千円の増額です。子育て世帯臨時特例給付交付金の平成26年度精算追加交付が45千円、新規事業である産前産後サポート事業として利用者支援事業補助金1,119千円を計上いたしております。  目の3.衛生費国庫補助金、1,484千円の増額です。これも新規の事業として産前産後サポート事業のうち、妊娠出産包括支援事業補助金を計上いたしております。  目の4.土木費国庫補助金、3,195千円の増額です。28年1月から施行する定住促進奨励金の交付に伴う社会資本整備総合交付金を計上いたしております。  項の3.国庫委託金、272千円の増額ですけれども、目の3.土木費国庫委託金として筑後川堤防管理委託金の増額を計上いたしております。労務単価の変更によるものとなっております。  次に、款の15.県支出金、3,137千円の増額となっております。  11ページをお願いいたします。  項の1.県負担金、444千円の増額です。  目1.民生費県負担金、250千円の増額ですが、これにつきましても保育所運営負担金の平成26年度精算追加交付となっております。  目2.衛生費県負担金、194千円の増額ですが、給付額の改定による増額となっております。  項の2.県補助金、2,693千円の増額です。  目2.民生費県補助金、1,119千円の増額ですが、これも産前産後サポート事業として利用者支援事業補助金を計上いたしているところです。  目の3.衛生費県補助金ですけれども、1,574千円の増額ですが、本年度の設置見込みの増加による浄化槽設置整備事業補助金となっております。  款の17.寄附金、201,600千円の増額をお願いしております。  項の1.寄附金、目2.総務費寄附金、201,100千円の増額ですけれども、このうち、ふるさと寄附金を2億円、地方創生寄附金を1,100千円計上いたしております。  ふるさと寄附金につきましては、補正後の金額が3億円というようなことでお願いをしております。8月末現在の申し込み件数が3,833件、申し込み金額が130,261千円となっておりまして、今後の寄附見込みに応じました補正をお願いするものでございます。  また、地方創生寄附金につきましては、2件の寄附実績によるものとなっております。  目の4.総務費寄附金、500千円の増額をお願いしております。これは、町内企業からの寄附であり、これを財源として図書の充実を図ることとしております。  款18.繰入金、131,015千円の増額をお願いしております。  12ページをお願いいたします。  項1.特別会計繰入金、2,106千円の増額ですけれども、目1.国民健康保険特別会計繰入金、627千円の増額ですが、国民健康保険特別会計決算に伴う精算となっております。  目7.後期高齢者医療特別会計繰入金、1,479千円の増額も同じような理由で精算になっております。  款の2.基金繰入金、128,909千円の増額となっております。  目1.財政調整基金繰入金、9,670千円の増額ですけれども、財源調整によるものです。  目の8.庁舎建設基金繰入金、3,225千円の増額ですが、防災センター・行政棟整備事業に充当するもので、補正後の金額は20,054千円ということになっております。  それから、目14.定住総合対策基金繰入金、22,269千円の増額ですけれども、住宅用地取得造成事業特別会計への繰出金に充当をするものとなっております。  目15.こども未来基金繰入金、2,607千円の増額です。産前産後サポート事業に充当するものとなっております。  目17.ふるさと寄附金基金繰入金、91,138千円の増額です。ふるさと寄附金事業に係る返礼品、手数料等のほか、ふるさと寄附金事業の目的に沿った事業に充当するものとなっております。  13ページをお願いいたします。  款の19.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金、65,606千円の増額をお願いしております。平成26年度の決算に伴う繰越金のうち、繰越明許費繰越財源107,986千円を控除した実質収支額について既決予算と調整をし、計上いたしております。繰越金の補正後の予算額は記載のとおり210,540千円となっております。  款の20.諸収入、項の5.雑入、目3.雑入で24,761千円の増額ですけれども、内訳は説明欄に記載のとおり、南花園指定管理委託料及び介護保険事業運営負担金の実績に伴う前年度の精算になっております。  款の21.町債、1,829,091千円の増額をお願いしております。  項1.町債、目1.総務債、1,745,400千円の増額ですが、四季彩の丘みやきの施設整備事業へ充当するものが24,300千円、また合併振興基金造成事業として1,721,100千円をお願いしているところです。  14ページをお願いいたします。  目の6.消防債、60,000千円の増額です。防災センター・行政棟整備事業に充当するものとなっております。  目の7.教育債、14,000千円の増額です。説明欄に記載の事業に充当するものです。  目の10.臨時財政対策債、9,691千円の増額になっておりますが、額の確定によるものとなっております。  次に、歳出ですけれども、15ページをお願いいたします。  総務部関係の歳出について御説明を申し上げます。  款の2.総務費、117,851千円の増額をお願いしております。  項1.総務管理費、114,767千円、目1.一般管理費、105,087千円の増額となっておりますが、節の8.報償費50,233千円、節11.需用費50千円、節12.役務費24,720千円の、それぞれの増額につきましては、ふるさと寄附金の増加に伴う返礼品、手数料等などの関連経費の増額となっております。  節13.委託料926千円をお願いしておりますけれども、四季彩の丘みやきで10月から産前産後サポート事業を実施いたしますが、施設のバリアフリー化や防火設備等の整備に伴います設計・用途変更申請等の業務委託料となっております。  節15.工事請負費では、四季彩の丘みやきの施設改修工事として24,755千円をお願いしております。これは、施設内の安全対策工事や産前産後サポート事業に使用する住居等の改修工事等となっております。また、そのほかに地区要望に基づく防犯灯設置改修工事として4,364千円をお願いしております。  節18.備品購入費として、マイナンバー制度に伴い使用する公印の購入費として39千円を計上いたしております。  16ページをお願いいたします。  目6.企画費、6,292千円をお願いしております。これは、オリーブ推進事業に必要な経費といたしまして消耗品、それから九州オリーブ普及協会に依頼するアドバイザー委託料、苗木1,000本に係る経費等をお願いするものとなっております。  目の7.情報管理費、3,388千円の増額です。節14.使用料及び賃借料では、健康管理システムの新規導入を含む基幹系システムの利用料として2,896千円、それから節18.備品購入費では、パソコンの入れかえ経費として10台分の492千円をお願いしております。  項の2.徴税費、目2.賦課徴収費、142千円の増額ですけれども、軽自動車税のグリーン化特例による軽減課税及び新規検査から13年を経過した後の重課税が制度化されておりますけれども、その対象となる軽自動車約1万台の情報サービス提供料として計上をいたしているところです。  次に、総務部関係につきましては20ページをお願いいたします。  20ページの款9.消防費、項1.消防費、目5.防災センター・行政棟建設費ですけれども、63,225千円の増額をお願いしております。防災センター・行政棟整備事業については、第2表の継続費で継続費の設定をお願いしておりますけれども、節13.委託料及び節15.工事請負費につきましては、それぞれ年割額に基づく経費をお願いしております。27年度分の施工管理委託料として3,024千円、それから工事請負費といたしまして1億円を計上いたしておりますけれども、この1億円につきましては、財務規則第95条の規定による前払い金の限度額が1億円となっておりますので、その分を計上いたしているところです。  21ページをお願いいたします。  節17.公有財産購入費、17,787千円の減額及び節22.補償補てん及び賠償金、22,012千円の減額につきましては、庁舎北側の宅地の公有財産購入費及び補償金となっておりますけれども、本年度は部分払いをいたします。そして、家屋解体後の平成28年度に残額の支払いを行う予定をしておりますので、今回減額する分は28年度に改めて予算計上させていただき、家屋解体後に支払う予定としております。  それから、22ページをお願いいたします。  款13.諸支出金、2,068,071千円をお願いしております。  項の1.基金費、目1.財政調整基金費、55,271千円の増額です。今回の積立額は、地方財政法第7条第1項の規定に基づき、実質収支額の2分の1相当額を積み立てることとしており、当初予算計上分と合わせまして調整をし、補正をお願いしているところでございます。  目11.ふるさと寄附金基金費、目18.地方創生基金費につきましては、それぞれ基金の趣旨に基づき、歳入予算と同額を計上いたしております。  目19.合併振興基金費につきましては、新町建設計画の財政計画に基づく額を積み立てることとし、積立額の95%に合併特例債を充当しております。  以上で歳入及び総務部関係の歳出につきまして説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。 4 ◯議長(平野達矢君)  城野民生部長。 5 ◯民生部長(城野 幸君)  おはようございます。
     続きまして、民生部関係の補正予算について御説明申し上げます。  16ページをお願いいたします。  16ページの一番下の段でございます。款の2.総務費、項の3.戸籍住民基本台帳費、目の1.戸籍住民基本台帳費でございます。補正額2,942千円であります。全体的なことを申し上げますと、通知カード及び個人番号カードに係る作成に係る経費でございます。  まず、節の9の旅費、120千円につきましては、平成27年10月4日現在での住民基本台帳のデータを持参するものの旅費でございます。  それから、節の18、2,789千円でございますけれども、通知カード及び個人カードに住所変更に伴う印字をするためのカードプリンター3台分でございます。3台分というのは3庁舎ということで御理解をいただきたいと思います。  17ページをお願いいたします。  款の3.民生費、項の1.社会福祉費、目の1.社会福祉総務費、補正額2,269千円であります。昨年実施いたしました臨時福祉給付金の給付補助金の精算に伴う返還金でございます。  目の4.老人福祉費、補正額1,855千円でございますけれども、社会福祉協議会から派遣職員1名分の人件費であり、一般質問の中で答弁しておりましたように、相談業務に対応するための介護支援専門員の増員分でございます。  目の5.障害者福祉費、補正額11,146千円でございます。これにつきましては、説明欄にありますように、自立支援給付費県費負担金返還金から最後の障害者医療費国庫負担金返還金まで、昨年度の実績に伴う精算でございます。精算することの返還金でございます。  18ページをお願いいたします。  目の1.児童福祉総務費、補正額1,733千円でございます。これにつきましても、説明欄にあります子育て世代臨時特例給付金給付補助金返還金から放課後児童健全育成事業費補助金返還まで、昨年度の実績に基づく精算金の返還でございます。  目の2.児童措置費、45千円の補正でございます。これにつきましても、児童手当国庫負担金返還金から最後の未熟児養育医療費等国庫負担金返還金まで、昨年度の実績に基づく精算金でございます。  款の4.衛生費、項の1.保健衛生費、目の2.予防費、補正額259千円であります。予防接種被害者給付金であります。従来、1名の方が予防接種の給付を受けられておりましたけれども、新たに認定された方が1名おられます関係で、その方の分の給付金であります。  目の3.母子衛生費、補正額6,329千円、産前産後ケア事業、利用者支援事業及び産前産後のケア事業に係る予算であります。NPO法人心ゆるりに委託する13節、3,051千円と18節.備品購入費3,278千円であります。備品につきましては、みやき町の施設でございますので、みやき町のほうで購入して、無償で貸与するということでございます。  以上、議案第57号、民生部に係る歳出補正予算についての説明を終わります。よろしく御審議をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 6 ◯議長(平野達矢君)  服部事業部長。 7 ◯事業部長(服部 洋君)  おはようございます。  続きまして、事業部関係の歳出予算につきまして御説明申し上げます。  19ページをお願いいたします。  款4.衛生費、項1.保健衛生費、目4.環境衛生費で補正額6,722千円の増額でございます。  節19.負担金補助及び交付金、内訳といたしまして、浄化槽設置整備事業補助金として当初40基を予定しておりましたけれども、申請の増加によりまして、今回12基の追加分でございます。4,722千円でございます。  それと、定住促進対策浄化槽設置補助金、いわゆる上乗せ補助でございます。これにつきましても当初50基を予定しておりましたけれども、申請の増加によりまして10基の追加、200千円掛けるの10基ということで2,000千円を増額補正させていただいております。  同じく19ページ、款6.農林水産業費、項1.農業費、目6.土地改良費、補正額9,718千円の増額でございます。  節15.工事請負費6,718千円、これは高柳地区認定農道中原56号の舗装工事の分でございます。  節19.負担金補助及び交付金、補正額3,000千円、土地改良施設維持管理適正化事業補助金でありまして、三根西、三根東水路のしゅんせつ工事による補助金でございます。  同じく19ページ、款8.土木費、項2.道路橋りょう費、目2.道路橋りょう新設改良費、節19.負担金補助及び交付金で、補正額4,795千円の増額でございます。地区要望がありました生活道路補助金、3路線分の計上でございます。  項3.河川費、目1.河川総務費、節13.委託料、補正額272千円の増額でございます。筑後川堤防管理委託に係る労務単価のアップによるものでございます。  20ページをお願いいたします。  項4.都市計画費、目2.定住促進対策費、補正額30,943千円の増額でございます。  節15.工事請負費1,574千円、これにつきましては、旧フラワーパーク宅地分譲地内の公園に、地区要望によりまして遊具を設置するものでございます。  節19.負担金補助及び交付金7,100千円、平成28年1月1日以降に町内に住居新築または町内の住居を取得され、3年以上定住された方に支援する定住・移住奨励金でございます。新築転入30世帯、新築転居10世帯分を見込んでおりまして、1年目は補助金の2分の1を交付し、残り2分の1は3年以上定住された方に交付することとなっております。今回の補正につきましては、1年目分を計上しておるところでございます。  節28.繰出金22,269千円、住宅用地取得造成事業特別会計への繰出金でございます。  同じく20ページ、目3.公共下水道費、補正額18,639千円の減額であります。公共下水道事業特別会計繰出金14,524千円の減額、農業集落排水事業特別会計繰出金4,115千円の減額、それぞれの特別会計の平成26年度決算による繰越金の確定に伴い、繰出金の減額調整によるものであります。  以上で事業部関係の補正の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 8 ◯議長(平野達矢君)  藤光教育委員会事務局長。 9 ◯教育委員会事務局長(藤光雄造君)  続きまして、教育委員会関係の補正予算について御説明申し上げます。  21ページをお願いいたします。  款の10.教育費でございます。全体で20,782千円の増額補正をお願いしているところでございます。  内訳といたしまして、項の2.小学校費、目の3.学校給食費、節7.賃金、1,254千円の増額補正をお願いしております。これは、人事異動により正規職員の調理員が1名減となったため、それを補うための1名分の臨時雇い賃金をお願いしているところでございます。  次に、項の5.社会教育費、目の1.社会教育総務費、節23.償還金利子及び割引料、46千円の増額補正をお願いしています。これは、平成26年度放課後子ども教室推進事業費補助金の精算による返還金をお願いしているところでございます。  次に、項の5.社会教育費、目の2.公民館費、節19.負担金補助及び交付金、4,000千円の増額補正をお願いしております。これは、石井地区から自治公民館建設費補助金の要望書が提出されたことによるものでございます。  次に、項の5.社会教育費、目の3.図書館費、節18.備品購入費、500千円の増額補正をお願いしております。これは、歳入で説明いたしました町内企業からの教育費寄附金500千円を充当し、図書の購入をお願いするものでございます。  22ページをお願いいたします。  続きまして、項の5.社会教育費、目の5.社会教育等施設費、11,848千円の増額補正でございます。  内訳といたしまして、13節.委託料、3,028千円の増額補正でございます。これは来年度工事を予定しております勤労青少年ホーム機能強化工事の実施設計委託料をお願いしているところでございます。  15節.工事請負費、8,820千円の増額補正でございます。これは、働く婦人の家機能強化工事の外構工事、空調設備、外壁工事の追加分として増額補正をお願いしているものでございます。  次に、項の6.保健体育費、目の2.体育施設費、3,134千円の増額補正でございます。これは、来年度工事を予定しております中原武道館改修工事の実施設計委託料をお願いしているところでございます。  以上、歳出の教育委員会関係でございます。よろしくお願い申し上げます。 10 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。5番中尾純子議員。 11 ◯5番(中尾純子君)  おはようございます。  3の歳出になります。16ページ、款の総務費で、項の総務管理費ですね。企画の中に、企画費として原材料費ということで4,320千円の、これはオリーブの苗木を、先ほど部長おっしゃいましたけど、1,000本購入するということなんですけれども、このオリーブの木に関して、今現在、どういったところでされて、その苗木を植えられているところが何カ所あるのかということですね。その中に、みやき町は1,000本ということですけれども、これが多いのか、少ないのか。  それともう1つは、これは全協の中でしたけど、小学校とか中学校に、要は、みやき町の公共の施設に植えるということを町長はおっしゃいました。これで本当にいいのかどうかということで、まずお尋ねしたいんですけど。  よろしくお願いいたします。 12 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 13 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、オリーブの植栽については、九州北部を中心に、オリーブ協会の、たしか全協のとき、パンフレットというか、その中でも示されていますので、御参考願います。  近くでは吉野ヶ里町がもう民間レベルでされております。民間レベルでは、たくさんの方がされているということを聞いていますし、ほとんどが九州オリーブ普及協会の指導のもとに、地球市民の会という方々の、ボランティア関係の方とともに、その活動を行っておられるということです。  自治体ベースでは、鹿児島県の日置市というのが、これは自治体が直接、鹿児島銀行と提携して、聞くところによると、大規模に今もうされているということです。それと、荒尾市については市の助成金をされて、補助制度も設けておられるということでございます。  なお、民間レベルでは天草のほうに、九電関係の資本が入った九電工というのがありますけど、これはもう地元の生産者と契約して、搾油から販売から、そういう流通までを全てされております。  本町においては、今、「健幸長寿のまち」宣言して、総合医療施設とか薬科大学とかいうものを創生メニューに位置づけするようにしておりますけれども、ハードだけでは地方創生の理念に合致しないと、町民全てが同じ目的の中で、健幸ということをテーマにして取り組むことが求められています。その中で、今まで家庭や地域の中で薬木、薬草というのがたくさんあり、それらを先人たちが、先祖が植栽してくれたものを今、私たちがその恩恵を受けているわけです。そういうものをもう一度、みやき町として、免疫力を高めるような取り組みを行うことで、健幸長寿の町としてふさわしい住民の取り組みにつなげていきたい。  その一端の中で、あくまでオリーブの植栽については一つの入り口であり、目的でありません。手段として、今、スーパービタミンEが多く含まれるオリーブとか米油とかエゴマ油というのが動脈硬化やがんの抑制、または糖尿病、さまざまな病気に対する免疫効果があるということは、もう認知されていますので、それについて、まず若い人からでも人気を博していますオリーブという苗木を植栽していきながら、先ほど申し上げたような、できれば一村一品なるものを、何か特色のあるですね、薬木、薬草の栽培をし、健幸長寿の町としての取り組みとともに、ある意味では6次化産業、ビジネス化できるものがないのかということをまずやっていきたいと。  よって、ふるさと納税とか地方創生基金ということを設けさせていただき、健康と命と文化という取り組み、オリーブの植栽について御理解、賛同いただいた方が既にもう寄附をしていただいていますので、その浄財の一部を活用して、事業として推進していこうというものであります。  生産に今後結びつけていくには、まずは町の公園とか、グリーンパーク公園とか中原公園、改善センターありますが、それと下水道敷地、そういう余剰地内にまず、学校施設を含めて植栽していきながら、今後、オリーブ委員会なるものを組織して、生産意欲のある方々もともに研究をしていきながら、そして先ほど申し上げたように、6次産業化に少しでもつながっていけばいいというふうにも考えていますので、目的としては「健幸長寿のまち」宣言にふさわしい、町民協働で取り組むさまざまな健康推進に関しての一つの手法であるということを御理解いただきながら、そしてまた、山間部とかの荒廃する果樹園等に対して、新たな産業化ができないか、そのことによって高齢者のビジネスモデルにならないかということも念頭に置きながら、まずは試行的に植栽をしていきたいと考えているところでございます。  以上です。 14 ◯議長(平野達矢君)  5番中尾純子議員。 15 ◯5番(中尾純子君)  私も、このオリーブについては、ちょっとインターネットで調べました。オリーブ栽培、武雄って出したら、オリーブ協会というのが、ぱっと出てきたんですよ。その中に、今、町長がおっしゃったように、いろんな九州各県でなさっているっていう、そういったのも全部取り入れられています。  これを読みましたときに、やはり、町長、手段であるということでしたんですけど、その後、試験的にというか、まずはということで言われました。そのときに私は、オリーブの木、オリーブが悪いということを言っているわけじゃありません。オリーブのこの木に対して、アドバイザーも含めて5,000千円近く、ここに入っているわけですけれども、ほかのところを見ましたら、武雄市については100%、市が負担するということで、これは老人クラブに委託をしているということで、最終的には、将来的には果樹収入等がこのクラブの運営費に充当できれば一挙両得と考えているということですね。現在では、建設会社が中心となって400本ほど植えているということが書かれています。  また、太良のほうにおいては、農業委員会が中心となって栽培を検討しているということで、農業委員の方たちが検討している、試験的にですけれども、30本程度しているということです。  それから、鏡山、唐津のほうにありますけれども、これは農業組合がミカンの転換作物として今現在、検討中ということも書かれてあるわけなんですね。  数にこだわっているわけじゃないですけどね、まず本当に、これを長い目で、長期的に、健康づくりの、健康のためのまちづくりをするためのソフトの面ということで考えられるにしても、まず、本当に、どういったところでやったらいいか、公共施設にとおっしゃいましたけど、その維持管理、そういった部分、そして、この九州オリーブ協会のを見ましたら、九州というのは気候的にもとてもいいということも書かれてありますし、それに害虫にも強い、気候的にもいいよということを書かれています。  しかし、今現在、日本でオリーブがどれだけ自給率があるとかといったら、オリーブは0.03%、生産……(発言する者あり)うん、自給です。自給率が0.03%ということで大変少ない。私たち、私もそうですけど、私もオリーブは使っております。やっぱり、それは体にいいということで使っていますけど、そのオリーブの苗木というのが、今度は国産のとイタリア産のがあるわけですね。ほとんどがイタリアを使われているということで、うきはとかになりましたら国産の苗木を使っているということなんですけれども、国産とイタリア産の苗木によっても微妙に、原料、原材料として若干変わってくるというのもあるでしょうし。  私は何を言いたいかといったら、まず試作的に、町長は最終的には6次産業までいくと言うけれども、今、このみやき町というのはお米が普及しています。そして、トマトもあります。そういった方たちのことを鑑みたときに、これを例えば、米よりもいいですよっていうことでオリーブにしたときの後のことを考えたりしたとき、そこまで考えていらっしゃるかということと、それともう1つは、やはりこれは結局、今現在、畑が使われていない放棄地、吉野ヶ里なんかはそういうふうに書いてありました。山間部のほうの、結局、使われてない畑に今植えているというようなことを書いてありましたので、もう少し概要をしっかりと、そしてまた内容的にも密にやっていかなければ、途中で失敗するんじゃないかなと、それを私は思っているわけです。  ですから、言っているわけなんですけれども、最終的に6次産業までやるにしても、維持管理、誰がするのか。武雄のように老人クラブの方たちがされると、はっきりした名目があればいいですけど、そうじゃなかったときに、ただただ拡散していって、後どうするのって。小学校、中学校に行って苗木を植えて、それを子供たちに実をとらせる。でも、それは逆に言ったら、先生たち、子供たちの学習の面でも負担になります。  そういったことをどこまでされるのかということも考えていただきたいということで、私はこの質問をさせていただきました。別に、これに対して、ここに出されているわけですからね。でも、私は、本数の部分で言った場合、1,000本ということですけど、ちょっとそれは多いんじゃないかと思います。(発言する者あり)1,000本でしょう。1,000本ですよね。この1,000本というのが多いんじゃないかなと私は思うわけですよ。  ほかの市はね、みやき町は1,000本、でも、ほかのところが400本とか、あるいは農業委員会の場合は30本から始めているということですから、もう少しね、漠然とした部分で数字を出すんじゃなくて、しっかりとした数字で出してほしいと思います。行く行くは、やはりオリーブというものを発展させて、そしてそれで、この町が潤う、健康づくりにもいいという形になっていけば、私はそれが一番と思いますけどね。そのあたりのことは考えていらっしゃるかどうか。なぜ、最初から1,000本というのが出てきたのかね。 16 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 17 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  漠然とした御提案しているわけではございません。ある程度、将来的な予測と、需要、供給も含めてですね。それとリスク、生産者にリスクを負わせてはならない。反当収入が米の2.4倍とかといいますが、実際本当にそうかどうもですね。いきなり生産者にお勧めすることはできませんので、まず公共施設に、公共下水道とか香田のグリーンパーク、まだ植栽スペース、たくさんあるんですよ。そこに植栽をするというイメージで、オリーブの苗木を植えられるところに植えていこうと。  小・中学校についても意向調査をしています。オリーブの木を植えられるところはありませんかという調査をしています。それぞれ、植栽スペースがあるということで、学校としても記念植樹とか、またはオリーブの実がなったときは給食とか学習用に活用してみたいというような御意向もありましたので、ああ、それなら学校のほうにもということで。別に押しつけているわけではございません。  それと、漠然として400とか1,000とか、それは御質問が漠然としていることであって。1,000本という根拠は、香田グリーンパーク公園、公共下水道周辺、学校施設、改善センター、さまざまな余剰地、土地改良余剰地とか、または農地・水・環境保全事業でクリーク面の、今、3面側溝した間がまだ法定外公共物でたくさん残っていますので、そういうところにも植えていただこうということと、四季彩の丘ですね。そういう公共、公益的な用地、敷地等について、1,000本では十分足りるという判断でありますし、それと、生産意欲のある方々が今実際いらっしゃいます。もうちょっと待っとかんですかということで、ミカン山が廃園していますので、何とかしたいということで、オリーブを植えたいという方がいらっしゃいます。それと、トマト、アスパラ、イチゴをつくっておられる方も、もうある程度、これ以上の管理が大変だそうなんですよ。トマト、アスパラ、イチゴ、毎日。やったことあられるかと思いますけれども、その管理が大変だということで、オリーブに転換をしたいという方もいらっしゃいます。  しかし、本当に、米より収益がいいかどうか、やってみないとわからないのは、まず、その土壌に合うかどうかですね。それと、排水的な機能が満たされているか。そういういろいろなものもありまして、国内では180種類というのがあるそうです。イタリア産とか、もともとは国内でも外来種の樹木はありますよ。それが苗木になって、全部、苗木を外国から持ってきているわけじゃないですよ。苗木は全部、接ぎ木したり、挿し木かな、国内で育苗しているんです。もとをたどれば、ただ、それは外国ということであって。そういうのを国内、たくさんありますよ。苗木は国内で、挿し木かされたものが植樹して。  実際、オリーブというのは、その土地に合うまで3年か5年かかるそうなんですよ。結果的に実が一定収量できるには、土になれるのが3年から5年ということです。その間、いきなり生産の方に、いいですよ、植えましょうということでしたとしても、リスクが伴うわけじゃないですか。本当に計画どおり実がとれるか、とれないか。とれなかった場合は損失を与えることになりますから、まずは公共施設で、財源もふるさと納税とかでいただいたのが、それでいただいている分がありますので、それを活用してやってみようということですよ。  その浄財を寄附された方が、(発言する者あり)いや、詳しく、漠然とした御質問ですから、詳細に答弁をさせていただいておりますので。  そして、管理についても、香田グリーンパーク公園は既に管理を香田地区に委託しているんですよ。その範疇で、樹木の管理としてしていただくこともしています。下水道周辺は、担当課とか臨時職員が既に管理しているんですよ。こすもす周辺とか、公共施設は、今の維持管理の範疇で、そのオリーブの木の維持管理もできるということで、まずはそこからやってみようということです。リスク、ないじゃないですか。維持管理も含めて。  そういうことをやりながら、本当に6次化できるかどうかを生産者の意欲のある方々とともに研究をしていこうということでのスタートでありますので、スタートでより慎重に、そして生産意欲のある方に負担をかけないように、失敗がないようにということで今回お願いしているのが最善の策ということで御理解のほど、お願いを申し上げます。 18 ◯議長(平野達矢君)  議員の皆様にお願いします。一般質問ではありませんので、あくまで補正予算でありますので、数字に関する本質について質問をしていただくようにお願いをいたします。  5番中尾純子議員。
    19 ◯5番(中尾純子君)  質疑ですので、3回までさせていただきます。  このオリーブですけれども、どうなのかわからない、3年、5年たたないとわからない、だからこそ公共のところにまずはということで、ちゃんと維持管理もできるって言われていますけれども、あるところでは、町では、シルバー人材センターの方がその維持管理をされて、その方たちが雇用のためにも、収入にも役立っているということも、これに書かれてありました。  私は、漠然と言ったのは、公共施設にやると、で1,000本。でも、私は、公共施設に出すからといって、それが1,000本なからんとあかんのかいなと、そういうふうに思ってしまうわけですよ。  先ほど、香田のパークのことを言われましたけど、まずはそこから始めていってもいいんじゃないですか。私は、金銭面でどうこうとか、オリーブが悪いとか言っているわけじゃなくて、町長が6次産業まで考えていらっしゃる、それなら本当に長期的にオリーブというものに対して、みやき町の本当に木になるようにということで考えていらっしゃるんだったら、私はまずもって町長が、ふるさと納税なり、要は税金は後の、税金ではありますけどね、それは使わずにして、その中からふるさと基金の中からしますよということであるならば、そういったもので、まずは試作的にやられてもいいんじゃないかということを私は言っているだけです。(発言する者あり)だから、試作でしょう。だから、それを1,000本という部分においてもね、まず、グリーンパーク香田だけでもいいんじゃないですかということを、ただ言っているわけです。  これが漠然ということであるならば、私は本当に、長い目で見たとき、今までいろんなことをされたかもしれないですけど、それがどうなったかということもね、ちゃんと反省の上で、そして、していただきたいと思います。  以上です。 20 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 21 ◯町長(末安伸之君)  我々も1,000本というのは計算の上ですよ。さっき言ったように、公共施設とか公益的な余剰地とかあって、また生産意欲のある方に試験的に植えてもらうこともあって、本当言うと、みやき町で1万本ぐらいの生産ができれば、安定した、きちっとした市場というのが買い取りになるという、採算ベースに乗るには1万本と言われています。そこには、やはり公共だけではできませんので、あとは生産意欲のある方々にリスクを最小にしながら生産になっていけばということで、試行的にあくまでやるんですよ。  試行的にやる範囲が、中尾議員はグリーンパークだけでいいと、我々は目標は1万本ということに向かって、あとできるところが1,000本あるということをしているわけですから。議論を余り、そこだけにしたほうがいい、400がいいとかいう議論は、余り、こういう、してもですね。やりながら、さっき言ったように生産、今やっている維持管理の中でやるということですよ。老人クラブと何々委託した、負担を負わせるわけじゃないですから。実がすぐなるわけでもないし。今やっている維持管理の中で、農地・水とか含めて、住民のそういう活動の中でまずやっていくということですから、これが一番最良だと思うんですよ。  以上です。 22 ◯議長(平野達矢君)  ほかに質疑ありませんか。15番益田清議員。 23 ◯15番(益田 清君)  平成27年度みやき町一般会計補正予算(第4号)ということで、私も質問いたします。  16ページ、ただいまのオリーブの問題で、非常に健康にいいということで、6次産業、ぜひとも目指したいというようなことで、私もこのオリーブに、そのものについては異議は申しません。いいことだというふうに思いますけれどもですね。  ただいまの質疑のように、苗木代が、1,000本ということで、1本4,320円になりますかね。というようなことで、この4,320円というのは、インターネットなどを見ますと、商品が到着してから6カ月以内に枯れた場合、補償しますということで、枯れた場合の補償費もこれに含まれておられますかということを伺いたいというふうに思います。  さらに、この1本1本の管理が大変じゃなかろうかと思うんですよ。堆肥ということで、完熟の腐葉土をすき込んだ土に有機石灰をまぜて土づくりをして植えると。そして、年4回の肥料を与えて、害虫に注意しなけりゃいかんということで、オリーブアナアキゾウムシということで、定期的に薬剤を散布すると。そして、穴に虫がいると棒でかき出すという作業も必要だと。健全なオリーブの木を育てるためには。このような非常に手間が要るわけですよ。  ですから、先ほど言ったように、1,000本というのは、そこら辺をどのような陣容で、それができるのかなと。役場の職員がやるんですかね。役場の職員がそのことを応援すると、手伝うというようなことになると、大変な作業だというふうに思うし。  また、1本1本植えるに当たっては、かなり間隔を置いて植えにゃいかんということで、果たして1,000本というのはどこまでの範囲でできるのかなと。漠然とこれはしています、1,000本というのはね。  ですから、町長が言われるように、土壌に合うかどうかということで、いろいろ種類があるということで。そうすると、やっぱり土壌に合うようなところに試験的に植える、そして、それが可能かどうかというような、やはり、そういった段取りをやらないと、これはなかなか大変でなかろうかなと。私は今の質疑ではそういうふうに思いましたけれども、そのようなオリーブ1本1本の手当てをする、健全に育てるための手当てをする、どのような対策、陣容でやられるのかですよ。  5メートル間隔に植えにゃいかんというわけです、1本1本。そうすると、(発言する者あり)いやいや、そうじゃない。  ですので、そのことを心配していますので、質疑させてください。 24 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 25 ◯町長(末安伸之君)  御心配されるのは当然だと思います。なぜならば、今、民間ベースでされているのは、苗木を買って、自主的にされた結果、土壌に合わないとか、またオリーブも相性があるそうです。2本以上植えないと実がならないということだそうで、その相性が合う木同士かということもですね。成功しているところもありますが、成功していないところもあるのは、いきなり民間で生産を始めて、そのリスクをですね、とか、あと、適正な管理ができない。だから、なかなか点的な広がりしかないんですよ。  ここ、オリーブ協会といろいろな、ほとんど北部九州はオリーブ協会がそういう普及指導をしていますので、そういう指導いただくために週2回来ていただきます。そして、今度、アピール枠で採用した職員を一応、そこ専任で。そこで、まず地元の方々の協力を得て、それと地球市民の会というボランティアグループが協力をするということで、そういうことで植栽したり、管理とかについては既に吉野ヶ里も多くのボランティアの中で植栽したり、管理したり、そういう方々の御協力も得るようにしています。  1,000本というのは、普及協会といろいろ勉強、協議を重ねながら行った結果でありますので。  あと、本来は苗木が7千円ぐらいします、一般で買えば。しかし、これを4千円というふうにしているのは、消毒込みです。施肥込みです。全てそういうものを込んで、運搬賃込みで、行政が主体的に行うについては、かなり安価にお譲りしますということです。あとの施肥とか消毒とか、植えるときの植え方とかも全面的に、このアドバイザー契約する九州オリーブ協会のほうから週2回来て、適切な指導をいただくということでございますので、まず論ずるよりやってみてというか、専門家と協議しながら1,000本ということがスタートでは妥当であるということでお願いしていますので、それを素人でいろいろ議論しても前進はあり得ないと思います。  以上です。 26 ◯議長(平野達矢君)  15番益田清議員。 27 ◯15番(益田 清君)  私は、ほかに質問がありました、まだ。  いずれにしても、今、どういうふうな段取りを、この1,000本の維持管理をやるのかというのが、しっかりとした答弁というのは、ちょっと曖昧かなというふうに思います。やることに意義があるというようなことでございましょうけれども、ちょっと疑問符です。  次に行きます。  19ページ、土地改良施設維持管理適正化事業補助金ということで、3,000千円ということで三根の西、東のしゅんせつ工事を言われました。この適正化事業ということで、この補助金ということで、大体、全体の経費、予算はどのぐらいになっているのかということです。  この適正化事業については、これは説明がこれまでなかったのじゃなかかなというふうに思いますので、このことについてお尋ねしたいと思います。  それと20ページの、みやき町防災センター・行政棟新築工事ということで、今度は1億円というようなことで前払い金の限度額を計上されておられますけれども、これは、この間の常総市のですね、常総市でつかりました。災害対策本部が、庁舎がですね、市庁舎がですね。これはハザードマップどおりになったわけですよ。ハザードマップどおりになりました。それで、ごうごうたる批判が市民から上がってきておるわけでございますけれども、この浸水に対する安全な防災センターということで、これは、この間、質問しましたけれども、かさ上げのイメージ、かさ上げ、地盤面をどのようにかさ上げするのかということで、詳細設計がもう出ているというふうに思いますので、どのように、どのぐらいの高さでかさ上げ、グラウンドレベルなるのかですね。  また、分電盤やコンセントはフロアラインから引き上げると、1メートル50センチ以上の高さにするというようなことも言われておりました。さらに、受電設備や非常用発電機は屋上に設置するというふうに言われました。これは機能しなかったというようなことでしょうけどね。駐車場は全く機能しないと。水につかってですね。というようなことを、まざまざと見せつけられたわけでございますけれども、今度の詳細設計の中でどのようにされておられるのか、伺いたいというふうに思います。 28 ◯議長(平野達矢君)  大塚産業課長。 29 ◯産業課長(大塚三虎年君)  益田議員の、土地改良維持管理適正化事業の質問についてお答えをしたいと思います。  この土地改良維持管理適正化事業につきましては、旧町時代から各土地改良区で設置されました水路、制水門、ポンプ水管橋等の維持管理を定期的に行っておる事業でございます。  本町におきましても、合併後、平成18年度に補助金の交付要綱を制定いたしまして、現在まで幾度となく土地改良の維持管理適正化事業を行ってきております。  今回、補正に上げました事由といたしまして、三根の土地改良区で3本の適正化事業を行う予定にしております。  まず1つ目が、旧三根西土地改良区でありました地区の水路、新町地区でございますけれども、その新町地区の2本ということで、13,000千円の水路の泥土揚げと水草のしゅんせつ及びその後ののり面整形事業でございます。補助率といたしまして、旧三根西土地改良区分ということで13,000千円の補助率、町といたしまして20%をするようになっておりますので、新町の2本で2,600千円。  それからもう1つ、旧三根東土地改良区の適正化事業分といたしまして、本分地区で1路線で、事業費は2,000千円ということで、その2,000千円のうちの20%ということで400千円、計の、合わせまして3,000千円の町の補助金ということで計上をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 30 ◯議長(平野達矢君)  寺田総務部長。 31 ◯総務部長(寺田 晃君)  防災センター・行政棟の地盤高についての御質問ですけれども、まず、本町のハザードマップにつきましては、150年に一度の水害に備えてということで、ちょうど議員もおっしゃっていますように、みやき町庁舎周辺については50センチ未満の冠水というような表示が出ております。それが1点。  それからもう1点、昭和28年水害ですけれども、その水害の際に、庁舎周辺の大正からある家の方にお伺いをしますと、現在の庁舎南が100メートル程度のところまで水が来たと、そこまで船で来た覚えがあると、ただ、役場自体はつかっていないというようなお話も聞いております。そのときの水位が標高6.2メートルの水位だったというようなことで、筑後川工事事務所のほうからも聞いております。  そういったところで、現在の敷地そのものの計画高につきましては6.7メートル、28水の高さから50センチ上げまして6.7メートル、それと建物自体の高さにつきましては、それプラスの10センチということで、建物の高さについては6.8メートルを現在計画しているところです。  それから、当然、議員もおっしゃいましたように、OA関係の設備等については、防災センターというような機能を持たせておりますので、そういう水害に耐え得るような高さのところに設置をする予定にしております。  ただ、今、手元に詳しい資料を持っておりませんけれども、当然、その対策をとった上で、電気設備等については水害に遭わないようなところに設置をするというような設計になっていると思っております。  以上です。 32 ◯議長(平野達矢君)  15番益田清議員。 33 ◯15番(益田 清君)  ちょっとこれは、この適正化事業というのは、私は、県の土改連との関係で、この適正化事業というのはやられているのじゃなかろうかなというふうに思いましたので、質問したところなんですよね。5年間でという計画でですね。拠出金を、これは町が出すんですかね。そして、1割は地元、土地改良区の負担というふうに私はちょっと理解しておったんですよ。  ですから、これは、そういうことから言いますと、国と県と土改連ということで、これは歳入はどうなっているのかなと、この歳入、一生懸命、歳入として上がってきておりませんからね。歳入。補正の歳入は出てきていませんから、どのような仕組みになっているのかなというのが1点。  そして、今言った20%というのが、これは20%というのは結局、土地改良区が負担すると、地元のということでしょうかね。その地元の土地改良区が負担するというのは、農家が負担するということでしょうか。そのことをちょっと御答弁願いたいというふうに思います。  そして、この仕組みそのものは、恐らく毎年、負担、拠出金はされていると思いますので、この件につきましても、よければ説明をお願いしたいというふうに思います。  そして、今、庁舎の問題で、平成21年度、ハザードマップが作成されて、これが生かせなかったということなんです。うちも平成21年にできております、これは。常総市も平成21年に出されておる、これがつくられております。そして、各戸に配られている。ところが、これを生かせなかったために重大な被害が起こったということなんですよね。  そういうことで、今回、こういった問題、想定外と、記録的な豪雨というのも今後考えられる。昭和28年の災害は、つかっていないということなんだけれども、これはハザードマップに忠実にあるべきではないかというふうに思いますけれども、この浸水の深さ50センチの2倍の数値を確保しますということで、膝上、グラウンド、地盤面ですね、地盤面は、ハザードマップの大体つかる膝、50センチの2倍の数値を確保しますということで、これはそういう設計会社の提案だったと思うんですよね。  そして、先ほども言いましたとおり、分電盤やコンセント、そして受電設備、非常用の発電機、屋上に上げる。これは常総市なんかは完全につかってしまった。そして、駐車場は自衛隊の方たち、そして救援する職員の車は全部つかって動けないという状況がまざまざテレビから映し出されておりましたけれども、そういうことで、非常用の発電機が使えない、水浸しになったということでございました。  このことについて、どういうふうな設計なんですかと、提案されるなら、そんくらいのことはさ、確信持って、思いますやなくて、答えられるじゃないでしょうかね。このような重大な全国的には事件が起こりながら、安閑としているんじゃなかろうか。  ですので、それは思いますやなくて、どういうふうにされているのかというのを明確に答えるべきじゃないでしょうかね。 34 ◯議長(平野達矢君)  お諮りします。質問途中でありますが、休憩したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(平野達矢君)  異議なしと認め、休憩します。                 午前10時50分 休憩                 午前11時5分 再開 36 ◯議長(平野達矢君)  休憩中の本会議を再開します。  執行部の答弁を求めます。大塚産業課長。 37 ◯産業課長(大塚三虎年君)  益田議員の質問にお答えをいたします。  そもそも土地改良施設維持管理適正化事業につきましては、1つの事業を5年間に分けまして、土地改良区が土地改良区分の負担を積み立てることに始まります。5年間の中で、その事業を実施する年度に、国が30%、県が30%、町がそのうちの20%を土地改良区のほうに補助をいたしまして事業を行うこととなっております。  その内容につきましては、補助金の要綱が18年度に制定されておりまして、そこの中で町の負担を20%ということで定めて現在までやってきている事業でございます。今回行います3,000千円につきましても、土地改良区が事業主体になって、泥土のしゅんせつと水草の除去を行われますので、その事業費の20%が町の補助分ということで土地改良区のほうに補助をすることとしております。  以上です。 38 ◯議長(平野達矢君)  寺田総務部長。 39 ◯総務部長(寺田 晃君)  先ほどの災害時の電気関係のお話ですけれども、当然、防災センターは防災機能を持っておりますので、非常用発電機なり配電盤、キュービクル等については屋上に設置をするようになっております。  ただ、私が詳細を把握していないと申し上げましたのは、例えばOAフロア、行政機能も持っておりますので、当然OAフロアを敷設するところがあります。そうした場合に、床のコンセント等について、恐らく通常の場合は床下のほうにコンセントがあるのではないかというふうに思っておりますが、あと非常用発電機のコンセントをどの程度の高さに持ってきているのかというのをちょっと把握しておりませんので、先ほどのような答弁となっております。それにつきましては今後、常総市の今回の災害の検証等も今後なされていこうかと思いますので、反映できる部分があれば、施工の段階で反映していきたいというふうに考えております。  以上です。 40 ◯議長(平野達矢君)  ほかに質疑ありませんか。12番松信彰文議員。 41 ◯12番(松信彰文君)  私は5ページの防災センター・行政棟整備事業、継続費の1,546,067千円、これは27年度、28年度、29年度にわたって工事を行っていかれるということで、この件に関しましては、今年7月8日の全員協議会において、総務部長のほうから防災センター・行政棟整備事業についてということで貴重な資料をいただいております。その中で事業費総計、これが1,991,458,846円ということで計上されております。  この問題について、第1期工事が本体建築工事及び外構工事、平成28年1月から13カ月程度ということですから、29年の1月ぐらいまでということですかね。そうすると第2期が29年4月から6カ月程度、第3期が平成32年4月以降に着工予定ということになっております。いつごろ完成をして、いわゆる竣工式といいますか、オープン式は、大体いつごろになる予定なのか、この点について今わかっておればお願い申し上げます。
     それで、あとの小さな問題については、また今後3回の質疑の中でお伺いをしていきます。  それとオリーブ問題等について町長にお聞きしたいのは、町長は「健幸長寿のまち」宣言ということを今月の議会の当初に宣言をされるんだということで議会で発表されました。そして、本町としては、今、地方創生事業で薬科大学、あるいは久留米の医療機関におけるB&Gセンターの利活用を拡大していくことによって、町民の健康と病気予防ですね、こういうものに力を入れていくんだということをおっしゃっております。  このオリーブの植栽についても、いわゆるこの地方創生に結びつけるための事業計画なのか、いわゆるアンテナ事業といいますか、そういうふうなものの位置づけと我々議会としては捉えていいのかどうか、その点について、まず1回目で御質問を申し上げます。  それから、地方創生の寄附ですね。総務部長、地方創生の寄附、2件あったということですね、1,100千円ですか、この内容等について誰から幾らもらったのかということについて御報告を、以前の議会の私の質問に対して、それは公表できますよということでございましたので、誰から幾ら御寄附があったのか、御答弁をお願いします。  まず、以上の点について御質問申し上げます。 42 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 43 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  オリーブの事業については、ふるさと創生の戦略の一環として位置づけて、それからハード的な事業にという連関性というか、いわゆる統合医療とか、薬科大とか、そういうものに当然、連関するためにも、オリーブ事業という推進の中で、もう一度健幸という命と文化を町民全ての皆さんで取り組み、考えていこうという入り口でありますので、一つの手法ですから、そういう当然、連関性を持たせて地方創生に位置づけをしていきたいと思います。  それと、地方創生交付金について、これはこういう個人名を挙げることは、本人の了解なく公式の場で述べさせていただくことは控えさせていただきたいと思います。それは個人の意に反して、ふるさと納税でも名前を公表していいですかと確認をとっているんですよ。公表しないでほしいという人もたくさんいらっしゃるんですよ。地方創生でも本人に確認をとらないと。だから、それはあくまで本人の意思で公表していいものか、いけないものか、それは確認をとらないと私の職権とかでそれは問題があるんではないでしょうか。  以上です。 44 ◯議長(平野達矢君)  寺田総務部長。 45 ◯総務部長(寺田 晃君)  防災センター・行政棟の竣工式のおおむねの時期ということでお尋ねですけれども、今現在、南側について造成工事を行っておりまして、この工事を大体本年12月いっぱいをめどに造成工事を終わる予定です。その後、12月定例会において本体工事の契約議案をお願いしたいと思っています。それが大体工期といたしましては13カ月、29年1月いっぱいを目途に工期としては考えております。ここができますと、今の現庁舎の南側に新しい建物ができるということになります。  ただし、まだ北側の造成工事、第2期工事が残りますので、その竣工式の時点は南の庁舎が全てでき上がった段階で行くのか、それから北側の駐車場整備がきちっと終わった後、正式にその竣工式とするのか。  第3期工事がもう1カ所残ります。それは今、宅地が建っているところですね、あそこが宅地解体後に整備を行いますので、その部分が第3期工事として残ります。  ですから、今の構想ですけれども、第2期工事が終わる29年度9月か10月ぐらいに竣工式かなというふうに思っております。  以上です。(「完成……」と呼ぶ者あり)はい。  29年の2期工事が終わってからですね、北側駐車場整備が終わって、外観として一体的に整備ができたかなと思える時期というのが29年9月末と思いますので、それぐらいなのかなというふうに思っています。(発言する者あり)  それから、済みません。答弁漏れましたけれども、実際の執務につきましては、29年1月で建物本体が完成しますので、29年度に入りましては、新しい庁舎で執務は行っていただきたいというふうに考えております。  以上です。 46 ◯議長(平野達矢君)  12番松信彰文議員。 47 ◯12番(松信彰文君)  大工事になるということで、執務をしながら工事を進めていくということを伺っておりますので、事故等がないようにお願いをしたい。そして、執務は本体完成の29年1月ぐらいからもう新館で仕事はしますよと。しかし、竣工式については現在のところ、29年9月末ぐらいを予定しておると、こういうことで理解してよろしいですかね。  私は決められたことにどうだこうだと言うつもりはありませんが、本体が完成して29年1月から仕事を始められるということであれば、竣工式も若干もう少し早められたどうかなというような気がいたします。  何はともあれ、27年、28年、29年の大工事で執務をしながらということでございますので、よろしくお願いをしておきます。  それと、オリーブの件ですが、これは町長が地方創生に絡めてアンテナ事業としてやっているんだということでございますので、私はこれ以上、この数字についていろいろ言うつもりはありませんが、そういう趣旨であるならば、やはりさが段階チャレンジ交付金事業というものも佐賀県で用意した事業もあったわけですね。それと、いわゆる意欲のある生産者を早目に結集をして、そして団体をつくっていただいて、そこに県やら国やら町やらの補助金を集積して、そして耕作放棄地、あるいは余剰地、そういうところに集積をして植えていただいて、そして来るべき収穫あるいは六次産業という形に持っていかれるべきではなかったかというふうに思っているわけです。  大体、行政がこういうものに取り組んで成功した例は余りありません。大牟田のネーブルランドとか、それからあっちこっち今まで例はあるわけですよ。ですけれども、役場の職員たちが消毒したり、収穫したりということはなかなか難しゅうございます。お仕事がお忙しいですから、そして土日はお休みになるわけですから。ですから、私は町長の考え方そのものをやゆするわけではございませんが、やり方、ハウツーの部分において、若干拙速ではなかったかというふうに思っておるということでございます。  賛成はしますよ、賛成はします、議案についても。しかし、これは二、三年後、四、五年後に明らかな結果が出るんですよ。公共施設に30本、40本、50本植えた。収穫するとき、全部手分けして収穫して、集荷して、出荷しなけりゃならないんですよ。そういう非効率的なことで六次産業まで行くのかということを私はなかなかではないか。町長のリーダーシップと指導力でやってみられて、成功されたらよかったなと、うまくいかなかったときは残念だったなと、しかし、私は議会では賛成しましたと、こういうことを正直に私は町民の方に申し上げたいというふうに思っております。  それと寄附金の2件の問題については、私は地方創生に対して寄附をしていただくと、みやき町の将来に対して賛助の意向をお金によって発表していただいたということであれば、秘密にせずに私たちも一緒にお礼を申し上げたいと思うんですよ、ありがとうございますと。しかし、そういう発表をしないということになれば、誰が寄附してもらったかわからないじゃないですか。本人が寄附をされるときに、これは匿名にしてくださいとわざわざ申し込まれたら、それは私も聞く必要はありませんが、何もなしに寄附をされて、そして、基金ができたと、そして今回初めて2人の方から寄附があったということであれば、その奇特な方は誰ですかと議会の席でお伺いをして、執行部、議会ともどもにその方々に敬意をあらわすというのは当然の姿勢じゃないんですか。  以上の点について、2回目の質問をいたします。 48 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 49 ◯町長(末安伸之君)  オリーブの事業推進については、御理解いただいているものかなと喜んでいいものか、心配していいものかわからないような御質問でありましたけど、(「心配する」と呼ぶ者あり)だから、心配されるなら、いきなり早く組織化して生産をやるということは、これはむしろ御発言とちょっと違うんじゃないでしょうか。慎重にやろうとしているんですよ。(発言する者あり)だから、そこには行く行く行きますよ。いきなり外郭団体をつくって、はい、やりましょう、もうスペースとれますよということ、それが拙速じゃないですか。まずは一緒に委員会というものをつくって、生産意欲のある方たちと一緒に植えたり、手入れを公共施設にしながら、そしてもっと勉強して生産意欲のある方が別組織をつくる。そこは振興協会ですよ。別組織をつくって、それから生産に入っていくようなプロセスがあるわけですよね。いきなり組織をつくって、さあやりましょうのほうがよっぽど拙速ではないかなと思います。より慎重にやっているつもりですので、より慎重かつスピーディーに次のステップに、段階に移れるようにやっていますので、ぜひよろしければ御理解を少ししていただければやりがいがますます出てきますので、よろしくお願いします。  それと寄附の件については、機関として正式なルールのもとで公表しているとか、そういう手続でしたら相手の意思の確認とかもしますけど、この場で質問されたからと固有名詞を出して、皆さんもやはり名前を出してほしくないときもある、匿名希望とかもありますし、ふるさと納税も二、三割以上は公表しないでほしいという人もいらっしゃいます。公表されたことによる弊害というか、いろいろまた他の寄附をお願いに来られるということで公表しないでほしいという方もいらっしゃいます。おたくの自治体だけはお世話になったとか、いろいろみやき町を応援したいとか、しかし、公表はしないでほしい。なぜなら、ほかからそういうお願いがあったときに非常に対応に困るとか、いろんな事情があられますので、それを相手の意に反して公表することは、あってはならないと思います。  以上です。 50 ◯議長(平野達矢君)  12番松信彰文議員。 51 ◯12番(松信彰文君)  3回目です。  まず、防災センター・行政棟、これのいわゆる今から建設が始まっていくわけですね。私は先日もお願いしておりましたけれども、町民みんなが、町内建設業者みんなが手をたたいて喜び合えるような入札の制度のもとにみやき町方式を確立していただきたい。このことを声を大にしてお願いをいたしておきます。  やり方はいろいろあると思います。金額あるいは施工の種類、そういうものについて慎重に検討をしていただいて、町内事業者、町内産業振興、そして、町民誰が見ても、ああ、立派な建物ができたなというような形になるような工事の進め方、入札の仕方等について副町長の御努力を心から希望して、この件についての質問を終わります。  それから、オリーブ等につきましては、もう町長との考え方の違いということで、もう私も済ませたいと思います。ただ、気持ちは町長に失敗してもらいたくないなと、ここまで頑張ってきて、たかがオリーブと言っちゃなんですけれども、そういうことでマイナス点がついたんでは、町長支持派の松信として擁護の仕方が足りなかったなという後悔が後に起こらないように、私としてはもう少し時間をかけて町長とお話し合いをしながら、こっちの方策がよかばい、いやあ、そっちがよかばいというような審議をいま少し重ねつつ、このオリーブの問題について取り組んでいただきたかったなというふうに思うということでございます。  3番目につきましては、町長、情報公開の時代でございます。まず隠そうという態度は、行政のリーダーとしていかがなものかというふうに私は思います。これは寄附者から公表を差し控えてくださいということであれば、私はこっそり担当のところに行って、誰と誰やったかいと、それは担当者は、いや、それは答えられませんと言うかもしれんですよ。ですけれども、私はそこまではやりたいと。しかし、最初から寄附者が匿名でお願いしますと言う以前の段階で公表しないということを前提に発言をされるというのは、一町のリーダーとしていかがなものかと。しかも、議会に対してですよ。ですから、その点について、私はこの2点目、3点目については町長と若干考え方が違うなという気持ちがいたしております。  ただ、私が思いますのは、事実はいつかは明らかになります。そのときは、いわゆる事隠しても、事実というものはどこからか明らかになっていくわけでございます。その先の先まで見越して立派な行政運営をやっていただきたいというふうに希望して、私の質問を終わります。答弁は要りません。 52 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 53 ◯町長(末安伸之君)  最後の情報公開についてですが、何を御心配されているか教えてください。そういう便宜を図るとか、ブラック的な企業とか、そういう御心配をされているのか。なぜ、その公表を強く求められるのか。(発言する者あり)情報公開して相手、(「匿名にしてくださいとおっしゃったならもういいですよ」と呼ぶ者あり)はい、そうですよ。(発言する者あり)それをなぜ担当のところまで行って執拗に聞かれるのか。だから、向こうが逆にわかりませんね。(「それはお礼を言いたいだけ」と呼ぶ者あり)いや、お礼は私も再三言っていますから。  議会というのは機関決定されたことが議会の権利行使ですよ。そこを少し御理解ください。1人の議員が言ったから全てをということでは、それを意に沿わなかったからといって議会軽視とか、そういうことにイコール、つながらないと思いますので、今後ゆっくり、どうしてこのように求められるか、少し個別的にも理由を教えていただければ、またその対応について検討を加えたいと思います。  以上です。 54 ◯議長(平野達矢君)  ほかに質疑ありませんか。  14番岡廣明議員。 55 ◯14番(岡 廣明君)  議案第57号 平成27年度みやき町一般会計補正予算(第4号)について質疑を行いたいと思います。  まず、1点目は歳入で款18.繰入金、目のふるさと寄附金基金繰入金、今回、91,138千円が繰り入れられております。この件について歳出は何に向けられたか、お尋ねをしたいと思います。  それともう1つは、これに関連いたしまして、15ページの歳出のほうで総務費の一般管理費の中で報償費として、ふるさと寄附金謝礼金として50,233千円、需用費50千円、役務費24,720千円ということで、おのおの寄附金の謝礼とか、返礼品の配送料、寄附金のいわゆる決済代行手数料というもろもろのやつが上げられております。この中で、極端に言えば、こういうもろもろ並びに今回職員配置が女性活躍推進担当ですかね、女性活躍推進担当ということで4名の配置がなされております。それとパンフレットとか旅費とか、もろもろ組んで実質本当に残る金、基金として入れられる金が何ぼになるか、わかれば御回答をいただきたいと思います。  それともう1つは20ページ、これは土木費で都市計画費、定住促進対策費ということで、工事請負費として旧フラワーパーク宅地分譲敷地内に公園遊具整備工事を行うということで、今回1,574千円の予算が計上されておりますけれども、具体的な内容等を説明お願いしたいと思います。  それともう1つ、22ページ、教育費でございますけれども、目の社会教育等施設費で今回、来年度等々をにらんで、いわゆる工事請負関係の実施設計委託料というものが勤労青少年ホーム並びに中原武道館の設計委託料が組まれております。多分、基本設計は終わって、実施設計の段階に最終的に入られると思われますけれども、現実、設計はどういうふうな形で入札をされておられるのか、その点についてお尋ねしたいと思います。  それともう1つは、先ほど12番議員から地方創生寄附金ということで質問があっておりましたけれども、今回1,000千円以上寄附した場合は、みやき町表彰規程で、感謝状もしくは記念品を贈るということが条例で定められておると思います。今回、その1,000千円以上の方についてはどういうふうなお考えを持っておられるのか、表彰規程に基づけば、表彰をせねばならないわけなんですよ、感謝状もしくは記念品を贈るとなっておりますから。ですから、その点について、どういうお考えを持っておられますか。  以上、質疑をいたします。 56 ◯議長(平野達矢君)  弓まちづくり課長。 57 ◯まちづくり課長(弓 博文君)  岡廣明議員の御質問でございます。旧フラワーパークのところに宅地分譲をしたところに公園の遊具整備の工事について、どのようなものをつけるのかという御質問でございます。  まず、平成24年度にマイホーム情報不動産株式会社のほうに売却をいたしまして、その後、一部公園、196平米ほど公園がございますけれども、そこのところに地区と、そこに住まれる住民の方が子育て世代ですので、公園における遊具を設置してほしいという要望書が出されました。それにつきまして、区と住民の方と調整を図りまして、具体的なその内容といたしましては、子供さんが遊べる滑り台、あとは飛行機の形をした乗り物、あと低い鉄棒、そういったものをつけていただきたいという要望がございましたので、地区と住民の方と協議をいたしまして、そのような遊具をつける予定で予算計上させていただいておるところでございます。  以上です。 58 ◯議長(平野達矢君)  東内企画調整課長。 59 ◯企画調整課長(東内康成君)  ふるさと寄附金基金繰入金の91,138千円の使い道ですけれども、今回、ふるさと寄附金で、先ほど15ページの報償費、需用費、役務費の合計が75,003千円、これにふるさと寄附金を充当させていただいております。ですから、ふるさと寄附金に係るシステムの代行手数料とか、送料の経費、そのほかに今回防犯灯整備として4,364千円、オリーブの推進事業に6,292千円と定住対策として5,479千円を充当させていただいています。合計で91,138千円。その後、残高については、ちょっと資料として持っておりません。  以上でございます。 60 ◯議長(平野達矢君)  原野副町長。 61 ◯副町長(原野 茂君)  岡廣明議員の地方創生基金の表彰の件でございますけど、当然、今度秋の町民祭においては表彰という規程がございます。それで私たちといたしましては、その表彰の対象者であることには間違いないと思いますけど、一応私たち足を運びまして、表彰を受けられるかどうかの確認は、やはりしていくべきものと思っております。私が推進をしていく中で、印象としては表彰という気持ちはほとんどあられないような感じがいたします。先ほど町長が言いましたように、みやき町に寄附したことが仮に公になれば、うちも、うちもというようなことがあるような感じも、私自身が利用者の方にお会いした中でありましたので、一応確認をとらせていただくということで進めていきたいと思っております。 62 ◯議長(平野達矢君)  藤光教育委員会事務局長。 63 ◯教育委員会事務局長(藤光雄造君)  中原武道館と青少年ホームの実施設計の委託料の件でございますけれども、これからその設計の入札等を行っていくことになります。それにつきましては、建設課のほうで入札等の事務を行っていただきますので、こちらのほうでやっていくということになります。  それと、この基本設計ができているのかということでございますけれども、基本設計につきましては設計等はやっておりません。この金額を出すにつきましては、ある程度の概略の見積もりをいたしまして、それによって設計の金額を歩掛表から持ってきて計上をさせていただいているということでございます。  以上でございます。 64 ◯議長(平野達矢君)  14番岡廣明議員。 65 ◯14番(岡 廣明君)  今回、歳入91,138千円、これの歳出の区分、間違いですね、間違い。なぜならば、いわゆる規則でうたってあるでしょう。ふるさと寄附金が来たやつは、こういうやつしか使えませんと決めとるわけですよ。何でこういうとに使うんですか。いわゆる事業の種類、健康増進及び体力向上に関する事業、未来を担う子供の教育及び少子化対策に関する事業、高齢者の生活を支援する地域づくりに関する事業、自然環境並びに地域間景観の保全に活用する事業、伝統芸能並びに地域文化の伝承に関する事業、特産品の育成、地域産業に関する事業。  ですから、もともとこういうとに寄附した人も、寄附を依頼する場合に7項目決めて寄附をお願いしとるわけでしょう。あなたは何に寄附していただけますか。  これは条例も1つ間違いがありますよ。いわゆる規則は6項目書いてありますけれども、ふるさと寄附金の申込書は7項目あります。1項目規則に追加されていない。いわゆる寄附をもらう場合、7項目書いてあるんですよ。しかし、規則は6項目しか書いていない。やはり、その辺はもう少し執行部としても、提案する以上は事前に調査をしていただきたい。  それと、回答が出ていないと思いますけれども、今回、27年度は新たに補正で2億円組んで、3億円基金を積み立てたいというようなことで頑張っておられます。私は非常にこの点については高く評価をしたいと思います。しかしながら、今、女性活躍推進担当等々、いわゆるこういう業者を頼んで、いろいろな品物を返還されております。そのもろもろを引いた場合、このふるさと寄附金として何ぼ実質基金と言ったら失礼でございますけれども、人件費から、返礼品から、業者に頼んだ委託料から何もかんも引いて、本当に何ぼ残るかと計算したことがありますか。広告費から何もかんも引いた。やはり、その辺、実質、本当にメリットがあるか、デメリットか、やはり計算する必要性があるんではないかと思いますけど、答弁を求めます。  それともう1つは、教育委員会の設計委託料の件でございますけれども、私が一番心配するのは、みやき町に一級建築士という人が多分1人しかいないんじゃないかと思うんですよ。ですから、どういう形で見積もり、相見積もりとかなんかとっておられるかですよ。ただ、1人だから、もうその人にお任せしますよという形の中で、いわゆる一級建築の場合はいっているものかね。いや、私はよそからも相見積もりをとっておりますという形の中で実施設計が本当に組まれていくものか。ただ、登録が1名だから、もうこの人にお任せしますという形に進んでいないかと。もう極端に言えば、設計業者というのは、事業費の8%、大体8%が目標でしょう。だから、それで本当にいいか、その辺を今後どういうふうに対応されるのか、お尋ねいたします。  以上です。 66 ◯議長(平野達矢君)  東内企画調整課長。 67 ◯企画調整課長(東内康成君)  予算ベースでですけれども、今年度補正後で3億円になっていますけれども、134,000千円程度繰り入れをしていますので、プラスとして165,000千円程度が残という形になっております。
     今回繰り入れをする目的といたしましては、その他みやき町がいつまでも光輝き、さらなる発展に寄与するために必要と判断する事業ということで、そういう事業で繰り入れをさせていただいております。  以上です。 68 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 69 ◯町長(末安伸之君)  ちょっと補足します。  まずは、ふるさと納税が過剰化しているというか、返礼が金の手裏剣とか、牛1頭とか、そういうのがいろいろマスコミも過剰な返礼は控えるようにという総務省の通達が来ています。その過剰というのは、寄附金に対して5割以上とか、そういうところもあります。私の近くの自治体でもあります。やはり、品物でいうと返礼率が高いところに納税額が多いというところもあります。しかし、ある一定のルールは守っていかなきゃならないと思っていますので、今、指示しているのは返礼は3割以内としています。あと業務一括代行の手数料とか通信費、人件費等を入れた中でも、実質約6割は基金として積み立てができるようにするように指示をしているところであります。それは徹底しますので、また返礼率商品を特別に上げるときもあるかもしれませんが、基本的には返礼は3割以内。納税額により率が変わりますから、1億円に対してのあとの人件費率とか、また10,000千円じゃ違いますので、先ほど基本的に申し上げて6割近くは基金に積み立てられるように、その方針で携わっていただきたいということを指示しているところであります。  以上です。 70 ◯議長(平野達矢君)  小柳建設課長。 71 ◯建設課長(小柳 剛君)  先ほど岡廣明議員が言われました実施設計の委託料のことでございますけれども、実施設計の委託料の算定につきましては、概算工事費をもとに県の建設工事委託業務設計基準というのがありますので、それをもとに委託設計業務の金額を算出しているところでございます。それをもとに、指名審査委員会を行いまして、指名業者を決め、指名競争入札によって委託業者を決定しているところです。  あと実施設計の中身につきましては、建築設計業者、設計事務所が3社以上の見積もりをとりまして、その中から適正価格を出す。または県において基準になっている基礎単価というのがございます、営繕単価というのがですね。その中にある分につきましては、それを積算根拠として使用していくと。そして、そこにない分については3社以上の見積もりをとった中から平均価格を算定して設計単価としているところでございます。  以上でございます。 72 ◯議長(平野達矢君)  14番岡廣明議員。 73 ◯14番(岡 廣明君)  るる答弁いただきました。1点目は基金の繰り入れの問題ですけれども、やはり、申込書で一応もらって、それを振り分けて使うということで当初からされているわけですから、そういう方向で使って予算の関係も組んでいただきたい。  それと先ほど申しましたごと、みやき町寄附金基金条例施行規則の中の第3条に、事業の種類には第6項目までしかございません。申込書は7項目まであります。規則が1項目抜けている。7項目めは、その他のみやき町がいつまでも光輝き、さらなる発展に寄与するために必要と判断する事業という項目がいっちょ抜けております。ですから、こういうともやはり見直し等もやるべきではなかったんではないかなと思っております。  それと、先ほど町長から答弁いただきまして、大体一口5千円以上の寄附金をいただいているわけでございます。ですから、金額の多い人、少ない人、いろいろおられると思います。大体3割程度というようなことでございますけれども、わかりました。特に、政府のほうは、なるだけ過密にならないようにというような指導通達も来ているんではなかろうかと思っております。  特に、佐賀県では玄海町とか、伊万里市とか、小城市ですかね、この辺はやはり地元の特産物等々がありますから、かなりの金額を集められて、大変すばらしい自治体であると思っております。みやき町は幸い特産物というものも限られた製品しかございませんので、大変苦労されているということはわかりますけれども、やはり、それなりに町内の特産物をPRする。やはり人間というものは、この人からはこればもらうと、極端に言えば、末安町長は毎年、ちょっと言うなら米ばくんしゃる。そうすると、米買わんでよかとか、そういうふうになってくる可能性があると思うんですよね。ですから、寄附される方も、あそこに寄附すれば毎年これをもらえるから買わんでいいですよというような方法もあるんではなかろうかと思っております。  上峰町が今回急に伸びた。何で伸びたかというと九州産の蜂蜜と佐賀牛を贈ったということで、1カ月間で900件で20,000千円、上峰町は今度ふえたというふうなことも報道されておりましたし、本当に過密にならんように。うちも4名の女性職員が配置されて頑張っておられます。その点についてはいろいろ申しませんけれども、やはり、余り過密にならないように。企業だったらいいですよ、1人当たりのノルマが決まりますからね、頑張ってもらわにゃいかん。ですから、やはり、うちはあくまでもサービス業ですから、そういうふうにならないようにお願いしたいと思います。  それと、実施設計の件ですけれども、建設課長から答弁いただきました。私が心配しているのは建築設計士が少ないわけですよね。大きい金額、いわゆる建物、箱物の大きいやつ、何億円とか何十億円とかするやつは、それは競争入札とかいろいろでされると思いますけれども、やはりそこら辺と言うたら失礼でございますけれども、施設等々の改修工事等で実施設計する場合は、どうしても1社しか頼るところなかわけでしょう。相見積もりとかとられますか。(発言する者あり)まだ質問中。  ですから、その辺はあくまでも町内の業者を育成する上においても、ふやしていかにゃいかんと思うんですよ。そうしないと、やはり偏りがちになるとも考えられますので、今後、地元のそういう、なかなか少ないと思いますけれども、私は何名かおられると思うんですよ、町内に。ですから、やっぱりそういう人たちの町としても参加しませんかというような働きかけも必要ではないかと思いますけれども、あわせて答弁を求め、私の質疑を終わります。 74 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 75 ◯町長(末安伸之君)  ふるさと納税で、お隣のまちが開始されて、若干みやき町も影響はあります。今まで順調に毎月百数十万円納税があったのが一気にダウンしています。というのは、同じ店の商品で、返礼率がみやき町は3割以内としていますけど、5割超えているんですよ。同じお店の品物で、向こうは半分以上ある。それははっきり言うて、総務省の通達とは違うような返礼率で、既に少し問題になりつつあります。各自治体からいろいろクレームが来たりしていると。それで、ちょっとまたいろんな情報もあって、少し適切な納税の趣旨に応じたことをされたほうがいいのではないかというアドバイスはしたいと思っているところでございます。  よって、本町も同じお店の、同じ商品が2割も差があるもんですから、やっぱり誰でも、こちらのほうがその関係でかなり落ちています。しかし、だからといってこちらが5割にすると、そういう競争的なことをやっていたら、ルールというのはルール、通達は通達でありますので、今のところ、うちの担当も非常に困っています。みやき町の商品開発したものが困っていますけど、ちょっと今のところ冷静に対応するように。  それで、担当だけじゃなくて来月から毎月1日ぐらいにふるさと納税に関する調整会議を部内で行いたい、担当ばかりに負荷がかかっていますので、組織として、このルールの中で趣旨に御賛同いただいた方に対する対応とかも含めて、組織としての対応をしていくことで担当に偏らない形にしていきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 76 ◯議長(平野達矢君)  寺田総務部長。 77 ◯総務部長(寺田 晃君)  規則のみやき町が光輝くという項目の欠落については、御指摘大変ありがとうございました。早速、規則の整備については行いたいと思います。  また、御寄附をされた方のそういった趣旨に基づきまして、今後も使途についてはやっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 78 ◯議長(平野達矢君)  末安町長。 79 ◯町長(末安伸之君)  ふるさと納税については、いろいろ特定というか、例えば、今後また規則でメニューがふえていく可能性がありますので、そのときはまたよろしくお願いします。こういう目的なら寄附をしてもいいという方もいらっしゃいますので、寄附の意向に応じた規則を整備することもあります。そのときはよろしくお願いします。 80 ◯議長(平野達矢君)  小柳建設課長。 81 ◯建設課長(小柳 剛君)  見積もり徴収のことを言われているのかと思います。それにつきましては、言われるとおり、ただいまのところ、1社しかいただいていないところでございますけれども、今後言われますように、2社、3社とか、見積もりをとりながらやってまいりたいと考えております。  以上でございます。 82 ◯議長(平野達矢君)  お諮りします。  休憩したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(平野達矢君)  異議なしと認め、休憩します。                 午前11時59分 休憩                 午後1時   再開 84 ◯議長(平野達矢君)  休憩中の本会議を再開します。  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。15番益田清議員。 86 ◯15番(益田 清君)  平成27年度みやき町一般会計補正予算(第4号)ということで、私は反対の意見を述べたいというふうに思います。  この上げられた補正につきましては、福祉や暮らし、介護、公民館建設にかかわる予算などは賛成です。しかし、防災センター・行政棟新築事業、27年度から29年度、1,546,067千円を計上しております。その賛否が問われているというふうに思います。  私は、この建設につきまして十分検討すべきだと、建設すべきではないと主張してきました。  なぜかと申しますと、1)平成25年大水害を言われますけれども、1950年、平成25年から65年も経ております。温暖化、あっ、済みません、平成28年度です。28年度大水害から(発言する者あり)ごめんなさい。昭和28年の大水害から63年も経過しております。温暖化で大変な気象状況の変化で被害が出されているわけでございます。  気象庁は、先日も予想を超える豪雨についてどこにでも起こり得るとして、ハザードマップを確認くださいということを呼びかけました。みやき町洪水ハザードマップは、現地点、現庁舎は浸水地帯の中に存在するということです。11日に茨城県常総市では、想定外の記録的な豪雨により河川の氾濫で災害対策本部が浸水し、機能が果たせませんでした。予期せぬことを前提に再考すべきではなかったでしょうか。  2)また、防災センターの真下には、現庁舎の真下には規模の大きな地震を起こす活断層が走っております。災害のおそれが将来存在するのではないでしょうか。  本庁舎につきましては、東棟、東側の棟は現在、東部水道企業団の事務所として対応しておりますけれども、契約終了後は庁舎として活用すべきです。また、合併特例債の活用といいますが、交付税そのものは着実に縮減しております。暮らし、福祉サービス、少しでも応えていく、財源に充てていくべきではないでしょうか。  私は、これまでもこの4つの問題について提起してきたところでございます。今回、総額の建設費が出ておりますので、これには同意できないということで討論にかえさせていただきます。 87 ◯議長(平野達矢君)  ほかに討論ありませんか。13番古賀秀實議員。 88 ◯13番(古賀秀實君)  まずは今回の補正予算、これは町民の安心、それと成長のため、また、国、県の交付金を活用し、町のあすへの成長のための予算であります。特に今回の補正におきましては、新規としての予算、通年事業の追加として組まれた予算でありまして、町民生活の安心、安全を向上させるための重要な補正予算でもあります。  15番議員は防災センター・行政棟について反対、反対とされておりますが、他市町を例にとって、我が町の現在地につくることは危険であり、つくるべきではないと主張されておりますけれども、議会としても幾度となく全協の中で、また、防災センター・行政棟施設整備委員会においても慎重審議し、現在地の建設に同意をしたところであります。  15番議員は当初から反対され、反対のための反対であり、理解に苦しむところであります。自分の考え、意に沿わないからといって反対され、否決になった場合、他の事業ができない、すなわち町民の皆さんが望まれている安心・安全、幸せが停止し、経済対策が実施できないことを理解の上、御判断をお願いし、賛成討論とさせていただきます。 89 ◯議長(平野達矢君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第57号 平成27年度みやき町一般会計補正予算(第4号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 91 ◯議長(平野達矢君)  賛成多数です。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。       日程第2 議案第58号 92 ◯議長(平野達矢君)  日程第2.議案第58号 平成27年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。城野民生部長。 93 ◯民生部長(城野 幸君)  お疲れさまでございます。  続きまして、議案第58号につきまして御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案第58号       平成27年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  表紙をおめくりください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       平成27年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  平成27年度みやき町の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところに
    よる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ521千円を減額し、歳入歳出予算の総額  を歳入歳出それぞれ4,710,536千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                          平成27年9月7日 提出                            みやき町長 末 安 伸之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  5ページをお願いいたします。  2.歳入。  款3.国庫支出金、項1.国庫負担金、目3.特定健康診査等負担金、補正額81千円であります。特定健康診査等の負担金、前年度の実績に伴う精算であります。  款の6.県支出金、目の2.特定健康診査等負担金、補正額259千円であります。これにつきましても、前年度実績に伴う精算金でございます。  款の7.共同事業交付金、目の2.保険財政共同安定化事業交付金、補正額859千円の減額であります。保険財政共同安定化事業の交付金でございますけれども、前年度繰上充用金に充当しておりました額の確定による減額でございます。  款の10.繰越金、次のページでございますけれども、目の2項目につきましては、それぞれ繰越金がなかったための減額であります。  7ページ、歳出をお願いいたします。  3.歳出。  款の3.後期高齢者支援金等、目の1.後期高齢者支援金、補正額591千円、節19.負担金補助及び交付金でございます。後期高齢者支援金591千円でございます。27年度の支払い額の確定によるものでございます。  款の4.前期高齢者納付金等、目の1.前期高齢者納付金、補正額56千円。56千円につきましても、27年度の支払い額の確定によるものでございます。  款の8.保健事業費、目の1.特定健康診査等事業費、補正額はありませんが、歳入にありました国、県からの特定健康診査等負担金の国県支出金340千円がありますので、その財源充当ということになります。  8ページをお願いいたします。  款の11.諸支出金、目の3.償還金、補正額3,535千円でございます。これにつきましても、国県支出金の返還金でございます。  目の1.一般会計繰出金627千円の補正であります。繰出金として前年度分の精算の返還金、それから保健事業費国保被保険者分の241千円について繰り出すものでございます。一般会計への繰り出しでございます。  款の12.予備費、目の1.予備費4,471千円の減額でございます。これは予算調整のための減額であります。  最後に款の13.前年度繰上充用金、目の1.前年度繰上充用金859千円の減額でございます。これにつきましては、節の22.補償補てん及び賠償金の中の補填金として、前年度繰上充用金の859千円の減額であります。繰り上げの決定によるものでございます。  以上、議案第58号 みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。よろしく御審議いただきますようにお願いいたします。 94 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第58号 平成27年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 97 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。       日程第3 議案第59号 98 ◯議長(平野達矢君)  日程第3.議案第59号 平成27年度みやき町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。服部事業部長。 99 ◯事業部長(服部 洋君)  続きまして、議案第59号 平成27年度みやき町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       平成27年度みやき町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)  平成27年度みやき町の公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところ による。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ319,700千円を追加し、歳入歳出予算の総  額を歳入歳出それぞれ1,727,475千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (地方債の補正) 第2条 地方債の追加及び変更は「第2表 地方債補正」による。                         平成27年9月7日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  3ページをお願いいたします。  第2表 地方債補正でございます。  起債の目的といたしましては、公共下水道事業債ということでございます。  限度額といたしまして、補正前479,400千円が補正後630,900千円ということになっております。  起債の方法、利率、償還の方法については、補正前と同じでございます。  4ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。  1.総括、歳入でございます。  款3.国庫支出金、補正前の額482,050千円、補正額159,850千円の増、計の641,900千円。  款6.繰入金、補正前の額292,170千円、補正額14,524千円の減、計の277,646千円。  款7.繰越金、補正前の額1,000千円、補正額22,874千円、計の23,874千円。  款の9.町債、補正前の額479,400千円、補正額151,500千円の増、計の630,900千円でございます。  歳入合計、補正前の額1,407,775千円、補正額319,700千円の増、計1,727,475千円でございます。  6ページをお願いいたします。  2.歳入でございます。  款3.国庫支出金、項1.国庫補助金、目1.国庫補助金、補正額159,850千円の増で、公共下水道事業分といたしまして127,268千円、特定環境保全公共下水道事業分といたしまして32,582千円、それぞれ増額でございます。これは、国への要望額に対して増額での内示があったことによるものでございます。  款6.繰入金、項1.一般会計繰入金、目1.一般会計繰入金14,524千円の減でございます。  款7.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金22,874千円、これにつきましては平成26年度からの繰越金でございます。  款9.町債、項1.町債、目1.下水道事業債151,500千円の増で、公共下水道事業分といたしまして120,300千円、特定環境保全公共下水道事業分といたしまして31,200千円のそれぞれの増でございます。  7ページをお願いいたします。  歳出でございます。  款1.下水道事業費、項1.下水道事業費、目2.新設改良費、補正額319,700千円の増であります。汚水幹線管渠布設に係る工事請負費でございます。  第2次認可区域の完了と現在発注しております第3次認可区域の基本詳細設計が完了した部分から第3次認可区域の前倒し工事として事業の推進を図っていきたいと考えております。ただ、事業の一部につきましては繰り越し事業となることも考えられるところでございます。  以上、平成27年度みやき町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 100 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第59号 平成27年度みやき町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 103 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
          日程第4 議案第60号 104 ◯議長(平野達矢君)  日程第4.議案第60号 平成27年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。服部事業部長。 105 ◯事業部長(服部 洋君)  続きまして、議案第60号 平成27年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      平成27年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  平成27年度みやき町の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるとこ ろによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出  予算補正」による。                         平成27年9月7日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  2ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。  1.総括、歳入でございます。  款5.繰入金、補正前の額88,774千円、補正額4,115千円の減、計84,659千円。  款6.繰越金、補正前の額1千円、補正額4,115千円の増、計の4,116千円でございます。  歳入合計、補正前の額106,731千円、補正額ゼロ、計106,731千円。  これは、平成26年度みやき町農業集落排水事業特別会計の決算に伴う繰越金の確定による一般会計繰入金の調整でございます。  以上、平成27年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 106 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第60号 平成27年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 109 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。       日程第5 議案第61号 110 ◯議長(平野達矢君)  議案第61号 平成27年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。寺田総務部長。 111 ◯総務部長(寺田 晃君)  議案第61号 平成27年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  表紙をお開きください。  申しわけございません。表題部分に「平成7年度」となっております。「平成27年度」の誤りでございます。大変申しわけございません。御訂正方をお願いします。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  平成27年度みやき町のグリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)は、 次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ477千円を追加し、歳入歳出予算の総額を  歳入歳出それぞれ20,729千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         平成27年9月7日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  それでは、5ページをお願いいたします。  今回の補正につきましては、歳入といたしまして、前年度決算に伴う繰越金477千円を計上いたしております。  次に、6ページをお願いいたします。  歳出につきましては、その477千円をそのまま基金積立金としてグリーンパーク推進整備事業基金積立金に積み立てをお願いするものとなっております。  以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 112 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第61号 平成27年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 115 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。       日程第6 議案第62号 116 ◯議長(平野達矢君)  日程第6.議案第62号 平成27年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。城野民生部長。 117 ◯民生部長(城野 幸君)  続きまして、議案第62号について御説明申し上げます。  議案第62号 平成27年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、表紙をおめくりください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       平成27年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  平成27年度みやき町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところ による。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,763千円を追加し、歳入歳出予算の総額  を歳入歳出それぞれ352,991千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         平成27年9月7日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  5ページをお願いいたします。  5ページ、2.歳入。  款の5.繰越金、目の1.繰越金、補正額2,763千円でございます。26年度決算額による繰り越しであります。
     6ページをお願いいたします。  6ページ、3.歳出。  款の2.後期高齢者医療広域連合納付金、目の1.後期高齢者医療広域連合納付金、補正額1,284千円でございます。19節の負担金として、保険料等の納付金1,284千円の補正であります。27年度の確定額によるものでございます。  款の3.諸支出金、目の1.一般会計繰出金1,479千円でございます。節の28.繰出金として、前年度分の精算返還金として一般会計への繰り出し1,479千円でございます。  以上、議案第62号 平成27年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議いただきますようにお願いいたします。 118 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第62号 平成27年度みやき町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 121 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。       日程第7 議案第63号 122 ◯議長(平野達矢君)  日程第7.議案第63号 平成27年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。服部事業部長。 123 ◯事業部長(服部 洋君)  続きまして、議案第63号 平成27年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。  表紙をお開きください。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     平成27年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)  平成27年度みやき町の住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定める ところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ22,777千円を追加し、歳入歳出予算の総額  を歳入歳出それぞれ100,843千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。                         平成27年9月7日 提出                           みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  3ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細でございます。  1.歳入でございます。  款2.繰入金、補正前の額78,063千円、補正額22,269千円の増、計100,332千円。  款3.繰越金、補正前の額1千円、補正額508千円、計の509千円。  歳入合計、補正前の額78,066千円、補正額22,777千円の増、計100,843千円でございます。  5ページをお願いいたします。  2.歳入でございます。  款2.繰入金、項1.一般会計繰入金、目1.一般会計繰入金22,269千円の増でございます。  款3.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金508千円、平成26年度からの繰越金でございます。  6ページをお願いいたします。  歳出でございます。  款1.住宅用地取得造成分譲費、項1.住宅用地取得造成分譲費、目1.住宅用地取得造成分譲費、補正額22,777千円の増であります。  節15.工事請負費6,739千円、これにつきましては、佐賀銀行北茂安支店北側分譲造成工事に係る工事費であります。分譲地区画を5区画予定しておるところでございます。  節の17.公有財産購入費16,038千円、土地購入費といたしまして2筆を予定しており、1筆の地目は畑、もう1筆は宅地でございます。2筆の合計面積1,746.47平米、買収単価は平米当たり9千円程度を予定しておるところでございます。  以上、平成27年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 124 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。議案第63号 平成27年度みやき町住宅用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 127 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。       日程第8 発議第3号 128 ◯議長(平野達矢君)  日程第8.発議第3号 みやき町議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。大石安弘議会運営委員会委員長。 129 ◯議会運営委員長(大石安弘君)  提出者であります議会運営委員会委員長の大石安弘でございます。私から発議第3号の説明をいたします。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発議第3号         みやき町議会会議規則の一部を改正する規則について  みやき町議会会議規則の一部を次のように改正したいのでみやき町議会会議規則第14条第 2項の規定により提出します。   平成27年9月7日 提出                           提出者 みやき町議会運営委員会                               委員長 大 石 安 弘 みやき町議会議長 平 野 達 矢 様 提案理由  議会における欠席の届け出の取り扱いに関して、社会情勢などを勘案し、出産の場合の欠 席の届け出について新たに規定することについて、みやき町議会会議規則の一部を改正する 必要があるため。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  1枚めくっていただきたいと思います。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           みやき町議会会議規則の一部を改正する規則  みやき町議会会議規則(平成17年みやき町議会規則第1号)の一部を次のように改正する。  第2条に次の1項を加える。 2 議員が出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出 することができる。  附 則  この規則は、公布の日から施行する。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  3枚目は新旧対照表を載せております。
     なお、参考までに補足しておきますが、対象となる議員につきましては、あくまでも出産する議員本人が対象となります。配偶者等は対象となりません。  また、欠席日数につきましては、議員については労働基準法は適用されませんが、欠席の日数を検討するに当たりまして、労働基準法第65条(産前産後)の規定は一つの目安になろうかと考えます。  どうかよろしく御審議くださいますようお願いします。 130 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第3号 みやき町議会会議規則の一部を改正する規則について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 133 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。       日程第9 発議第4号 134 ◯議長(平野達矢君)  日程第9.発議第4号 義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。園田邦広議員。 135 ◯10番(園田邦広君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発議第4号                                 平成27年9月7日 みやき町議会議長 平 野 達 矢 様                              提出者 みやき町議会議員                                   園 田 邦 広                              賛成者 みやき町議会議員                                   田 中 俊 彦                                   益 田   清                                   古 賀 秀 實                                   岡   友 清          義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書について  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  内容については、読み上げて説明といたします。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書  子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが 憲法上保障されています。しかし、教育予算について、GDPに占める教育費の割合は、 OECD加盟国(28カ国)の中で日本は最下位となっています。また、三位一体改革により、 義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政 を圧迫しています。  将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子どもたちへの教育は極めて重要であり、未来 への先行投資として、子どもや若者の学びを切れ目なく支援し、人材育成・創出から雇用・ 就業の拡大につなげる必要があります。  35人以下学級について、平成23年4月に義務標準法が改正され(新義務標準法)小学校1 学年の基礎定数化がはかられたものの、小学校2学年については加配措置に留まっています。  日本は、OECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒 数が多くなっています。一人ひとりの子どもに丁寧な対応を行うためには、1クラスの学級 規模を引き下げる必要があります。文部科学省が実施した「今後の学級編制及び教職員定数 に関する国民からの意見募集」では、約6割が「小中高校の望ましい学級規模」として、26 人から30人を挙げています。新しい学習指導要領が本格的に始まり、授業時数や指導内容が 増加する一方、不登校・いじめ等、障害のある児童生徒など、生徒指導面の課題が深刻化し、 特別な支援を必要とする子どもが顕著に増えています。このような中で、地方が独自に実施 する少人数学級は高く評価されています。  よって、政府におかれましては、下記の事項について実現されるように要望いたします。                     記 1.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の堅持ととも  に国負担割合を2分の1に復元すること。 2.OECD諸国並みのゆたかな教育環境を整備するため、少人数学級を推進すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年9月16日                                 佐賀県みやき町議会 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 衆議院議長  大 島 理 森 様 参議院議長  山 崎 正 昭 様 総務大臣   高 市 早 苗 様 財務大臣   麻 生 太 郎 様 文部科学大臣 下 村 博 文 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  以上でございます。よろしくお願いします。 136 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第4号 義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 139 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、発議第4号は原案のとおり可決されました。       日程第10 発議第5号 140 ◯議長(平野達矢君)  日程第10.発議第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。園田邦広議員。 141 ◯10番(園田邦広君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発議第5号                                 平成27年9月7日 みやき町議会議長 平 野 達 矢 様                              提出者 みやき町議会議員                                   園 田 邦 広
                                 賛成者 みやき町議会議員                                   田 中 俊 彦                                   益 田   清                                   古 賀 秀 實                                   岡   友 清           地方財政の充実・強化を求める意見書について  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  読み上げて説明とします。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             地方財政の充実・強化を求める意見書  地方自治体は、子育て支援、医療、介護などの社会保障、被災地の復興、環境対策、地域 交通の維持など、果たす役割が拡大するなかで、人口減少対策を含む地方版総合戦略の策定 など、新たな政策課題に直面している。  このため、2016年度の政府予算、地方財政の検討にあたっては、歳入・歳出を的確に見積 り、人的サービスをはじめとした社会保障予算の充実、地方財政の確立をめざすことが必要 である。  よって、国会及び政府に対し、以下の事項の実現を求める。                     記 1.社会保障、被災地復興、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自  治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。 2.子ども・子育て新制度、地域医療構想の策定、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮  者自立支援制度、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニー  ズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保と地方財政措置を的確に行うこと。 3.復興交付金、震災復興特別交付税などの復興に係る財源措置については、復興集中期間  終了後の2016年度以降も継続すること。また、2015年度の国勢調査を踏まえ、人口急減・  急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税算定のあり方を検討  すること。 4.法人実効税率の見直し、自動車取得税の廃止など各種税制の廃止、減税を検討する際に  は、自治体財政に与える影響を十分検証した上で、代替財源の確保をはじめ、財政運営に  支障が生じることがないよう対応を図ること。また、償却資産にかかる固定資産税やゴル  フ場利用税については、市町村の財政運営に不可欠な税であるため、現行制度を堅持する  こと。 5.地方財政計画に計上されている「歳出特別枠」及び「まち・ひと・しごと創生事業費」  については、自治体の財政運営に不可欠な財源となっていることから、現行水準を確保す  ること。また、これらの財源措置について、臨時・一時的な財源から恒久的財源へと転換  を図るため、社会保障、環境対策、地域交通対策など、経常的に必要な経費に振り替える  こと。 6.地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了  を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を  講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年9月16日                                 佐賀県みやき町議会 内閣総理大臣            安 倍 晋 三 様 衆議院議長             大 島 理 森 様 参議院議長             山 崎 正 昭 様 内閣官房長官            菅   義 偉 様 総務大臣              高 市 早 苗 様 財務大臣              麻 生 太 郎 様 内閣府特命担当大臣(経済財政政策) 甘 利   明 様 経済産業大臣            宮 沢 洋 一 様 地方創生担当大臣          石 破   茂 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  以上でございます。よろしくお願いします。 142 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 145 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、発議第5号は原案のとおり可決されました。       日程第11 発議第6号 146 ◯議長(平野達矢君)  日程第11.発議第6号 農業の持続的発展等に向けた農政重要課題に関する意見書についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。田中満子議員。 147 ◯6番(田中満子君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         農業の持続的発展に向けた農業重要課題に関する意見書  本町農業は、これまで農畜産物の生産振興と国民への安全・安心な農畜産物の安定供給に 努めているが、昨今、こうした取り組みを脅かす農政上の重要課題が多数存在している。  一つ目はTPP交渉であり、大筋合意には至っていないものの、交渉内容の情報開示は行 われないままであり、今後、急展開も予想され予断を許さない状況が続いている。  二つ目は水田農業政策であり、新たな農業・農村政策の実行元年において、米は民間在庫 の過去最高水準到達見通しと、相対価格の過去最低水準への下落、さらには本県作柄の不作 基調等、再生産可能な所得の確保すら厳しい状況になっている。  三つ目は農協改革であり、政府は平成26年6月24日に改訂した農林水産業・地域の活力創 造プランにおいて、農協制度の見直しを強く求めているが、その内容はこれまでJAが果た してきている農業振興と地域振興の機能低下、さらには農業者への多大な影響が懸念される。  これらの情勢・課題を鑑み、本町の基幹産業である農業の持続的発展と豊かで暮らしやす い地域社会の実現に向けて、下記の事項を強く要望する。                     記 1.TPP交渉   TPPの交渉分野は、農業生産はもとより、参加国の諸制度・仕組みを変え、食料・く  らし・いのちに大きな影響を与え、国民生活を一変させる危険があるにもかかわらず、政  府は秘密保持契約を根拠に交渉内容に関する情報開示を行っていない。   将来に禍根を残さないためにも、政府は米国の圧力に屈することなく国会決議の実現に  向け、不退転の決意をもって粘り強く交渉すること。 2.水田農業政策  (1)平成26年産米価格下落に伴う稲作経営に係る影響を十分精査のうえ、実効性のある当  面の資金繰り対策を講じること。  (2)米は国民の主食であり、食糧法の趣旨に沿って、主要食糧の受給と価格の安定を図り、
     担い手が経営展望を描けるよう、現行の対策の見直しや米価下落が与える影響を十分検証  し、再生産が可能な所得を確保しうる中長期的な施策を早急に講じること。 3.農協改革  (1)総合事業によるJA事業の展開について   本町の農業振興と地域振興に寄与するために、JA組織の営農経済・信用(貯金・貸出  等)・共済・生活福祉など多様な事業を合わせ行う総合事業によるサービスが有効不可欠  であることから、一方的な事業方式・法人形態の転換等を強制しないこと。 (2)JAの准組合員の事業利用制限について   JAの准組合員は地域農業や地域経済の発展をともに支える農家組合員のパートナーで  ある。我が国の「地方創生」を実現し、また、JAの地域インフラ機能を維持するため、  JAの准組合員に対する事業利用制限を行わないこと。 (3)「新たな中央会制度」の農協法上の位置づけの明確化について   JA中央会組織は、農業や地域の特性を踏まえたJAの事業・経営に係る課題解決や支  援展開を目的に、代表機能、総合調整機能、経営相談、監査機能に事業の絞り込みを  図った「新たな中央会」として見直すこととしたが、これらの機能を十分に発揮するた  めに「新たな中央会制度」も引き続き農協法上の位置づけを行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年9月16日                                 佐賀県みやき町議会 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 衆議院議長  大 島 理 森 様 参議院議長  山 崎 正 昭 様 農林水産大臣 林   芳 正 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  大変申しわけありません。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みやき町議会議長 平 野 達 矢 様                              提出者 みやき町議会議員                                   田 中 満 子                              賛成者 みやき町議会議員                                   牟 田 秀 文                                   本 村 鶴 夫                                   宮 原 宏 典                                   松 信 彰 文      農業の持続的発展等に向けた農政重要課題に関する意見書について  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  よろしくお願いします。御無礼しました。 148 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 149 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第6号 農業の持続的発展等に向けた農政重要課題に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 151 ◯議長(平野達矢君)  全員賛成です。よって、発議第6号は原案のとおり可決されました。       日程第12 発議第7号 152 ◯議長(平野達矢君)  日程第12.発議第7号 TPP交渉に関する意見書についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。中尾純子議員。 153 ◯5番(中尾純子君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発議第7号                                 平成27年9月7日 みやき町議会議長 平 野 達 矢 様                              提出者 みやき町議会議員                                   中 尾 純 子                              賛成者 みやき町議会議員                                   益 田   清             TPP交渉に関する意見書について  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  意見書を読み上げて説明とさせていただきます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               TPP交渉に関する意見書  7月28日からハワイで開催されたTPP閣僚会合は、大枠合意に至らず閉幕しました。日 米両政府はTPP全体の妥結を狙っており、今後の交渉の行方は不透明です。  一方で日米2国間協議は大きく進展し、米国産米・豪州産米合わせて8万トンの「特別輸 入枠」の設定をはじめ、牛肉の関税を15年かけて38.5%から9%まで引き下げ、豚肉の関税 1キロ当たり最大482円から10年後には50円前後まで引き下げ、麦の事実上のマークアップ を45%削減、米国、オーストラリア、ニュージーランドにバター・脱脂粉乳の輸入枠を設定、 甘味資源作物の輸入拡大につながる措置を検討など農産品重要5品目すべてで、日本側の譲 歩が報道されています。  いずれも米や牛・豚肉などを重要品目として「除外・又は再協議」を求めた国会決議に違 反していることは明白であり、重大な譲歩提案を公表し、ただちに撤回すべきです。  一方で、米国議会に出されたTPA法案は、従来のTPA法案と違って、交渉が妥結して も事実上議会が修正を求める権限が盛り込まれており、仮に交渉が合意しても再譲歩がせま られる可能性があります。さらに交渉参加国にとって受け入れがたい「為替条項」も含まれ ています。  国会決議から逸脱した重要品目の大幅譲歩が明らかになった以上、TPP交渉の撤退を決 断するしかありません。  以上の趣旨から、下記の事項について要望します。                     記 1.日米2国間協議での合意内容を公表し、国会決議に違反する合意は撤回すること。 2.TPP交渉に関する国会決議を順守し、守れない場合は、交渉から撤退すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年9月16日                                 佐賀県みやき町議会 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 衆議院議長  大 島 理 森 様 参議院議長  山 崎 正 昭 様 農林水産大臣 林   芳 正 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     以上です。よろしくお願いいたします。 154 ◯議長(平野達矢君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 155 ◯議長(平野達矢君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ありませんか。13番古賀秀實議員。 156 ◯13番(古賀秀實君)  発議第7号 TPP交渉に関する意見書について。撤回、撤退は時期尚早であるということを申し上げまして、反対の立場から討論に参加させていただきます。  本意見書の冒頭に示されております、7月28日からハワイで開催されたTPP閣僚会議は、大枠合意に至らず閉幕したところであります。日本やカナダなどは9月中の開催を望んでおりましたが、TPAが数週間以内に成立しなければTPP交渉妥結は18年度までずれ込むと言われているところであり、意見書のとおり、行方は不透明であります。  また、2国間協議においても、措置を検討中であり、合意内容を公表する段階ではないのであります。  さらに、TPPを締結すれば日本農業が壊滅するおそれがあるような指摘でございますけれども、そうならないために政府は食と農林漁業の再生推進本部を設置し、あわせて民間企業の経営者や農業団体の幹部、学識経験者等で構成する実現会議を開催し、慎重審議をされてきたところでもあります。  このような議論を重ね、農家のための真の農業政策を打ち出そうとする現政権の強い意思のあらわれを評価するものであります。  また、交渉が日本の意に反した場合、撤回、撤退は国会の最終決定であります。今回のこの意見書は、組織としての意見なのか、みやき町議会を代表しての提案なのか、判断に苦しむところであります。  さきの発議第6号、田中満子議員から提出されました可能性のある要望については賛成をいたしましたが、この発議第7号は、交渉が締結したかのような過剰判断である意見書には賛成できないということを申し上げまして、反対討論といたします。 157 ◯議長(平野達矢君)  ほかに討論ありませんか。15番益田清議員。 158 ◯15番(益田 清君)  TPP交渉に関する意見書については、これは賛成します。  記に書いてありますように、「TPP交渉に関する国会決議を順守し、守れない場合は、交渉から撤退すること。」というふうなことを明示してしております。  現在、ここに書いてある5品目ですね、例えば、米について言いますと、現在、ミニマムアクセスで84万トンを外国、特にアメリカから購入しております。さらに今回8万トンということで、今の状況では、もうみやき町の農業は守れません。家族農業、家族経営は立ち行かなくなります。  地方創生、段じゃないというふうに思います。私は暮らしを守るためにも、今の農業を守るためにも、このTPPからの交渉撤退、これを強く望むものでございます。  以上です。 159 ◯議長(平野達矢君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯議長(平野達矢君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りします。発議第7号 TPP交渉に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 161 ◯議長(平野達矢君)  賛成少数です。よって、発議第7号は否決されました。       日程第13 議員派遣について 162 ◯議長(平野達矢君)  日程第13.議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。みやき町議会会議規則第129条の規定により、お手元に配付の調査研修に議員を派遣することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯議長(平野達矢君)  異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、調査研修に議員を派遣することに決定しました。       日程第14 閉会中の所管事務調査について 164 ◯議長(平野達矢君)  日程第14.閉会中の所管事務調査についてを議題とします。  お諮りします。みやき町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付の議会運営委員長及び総務文教、産業建設、民生福祉の各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 165 ◯議長(平野達矢君)  異議なしと認めます。よって、議会運営委員長及び各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに決定しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  これをもちまして、平成27年第3回みやき町議会定例会を閉会します。長期間お疲れさまでございました。                 午後2時11分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     平成  年  月  日           みやき町議会議長  平 野 達 矢           みやき町議会議員  田 中 満 子           みやき町議会議員  大 石 安 弘 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...