また、8月4日には
白石町議会の議長、副議長と
議会改革特別委員会の委員の
皆さん外総勢12名が
議員定数削減についての研修で見えられました。議長、副議長、各
常任委員会委員長及び元
議会改革特別委員長で応対し、
議員定数削減に至った経緯などを説明し、
議会改革について
意見交換を行いました。
8月20日に開催された
佐賀県知事・
市町議会議長懇話会に出席しました。この懇話会で知事に対して、国道264
号道路改良事業及び
豆津橋交差点渋滞緩和対策について、早期の
整備要請と抜本的な対策の要望を行いました。
次に、
地方自治法第235条の2の規定により、平成26年5月から7月までのみやき
町一般会計、
特別会計に関する
出納状況について
監査委員から各会計の収入支出について検査した結果、計数的に正確である旨の通知がありました。
なお、お手元に7月末の
出納状況資料を配付していますので、御参照ください。
以上で諸般の報告を終わります。
日程第4
町長行政報告
6 ◯議長(
平野達矢君)
日程第4.町長の
行政報告を求めます。末安町長。
7 ◯町長(末安伸之君)
皆さんおはようございます。
本年6月
定例議会後、今日までの町行政の
執行状況につきまして、各
行政事務担当課の順に従い、報告をいたします。
まず、
総務部関係、総務課について報告をいたします。
7月2日から3日の早朝にかけての
集中豪雨では、
広域基幹林道九千部山横断線で林道の崩壊による災害が発生したほか、冠水による幹線道路の通行どめ箇所が5カ所、
ため池越水防止及び民家への流水防止のための
土のう積みが3カ所及び小規模の傾斜地の崩壊などの災害が発生をいたしました。この
集中豪雨の警戒においては、25年度に整備した
防災行政無線を活用し、大雨警戒とともに小・中学校の休校情報を繰り返し放送しました。また、携帯電話のメールを使用した
エリアメールによる
緊急情報伝達も行いました。
7月8日の台風8号接近による警戒においては、いち早く
災害警戒本部を設置し、情報の収集や
防災関係機関との連携を密にし、台風災害に備えました。各校区に
自主避難所を開設し、明るいうちの避難を
防災行政無線及び
エリアメールにより呼びかけ、さらに、町広報車により
避難所設置の広報を実施しました。その結果、
自主避難所である中原校区働く婦人の家に5世帯6人、北茂安校区こすもす館に8世帯9人、
三根校区農村環境改善センターには12世帯13人、町全体では25世帯28人が
自主避難をされました。
今回の
集中豪雨及び台風の被害は大きなものではありませんでしたが、全国的に見られるような
ゲリラ豪雨被害も想定をしながら、
防災対策の強化とともに防災意識の向上に努めることとしています。
次に、
消防関係ですが、7月13日に団員243名参加のもと
消防団夏季訓練を実施しました。
8月7日に
消防委員会を開催し、消火栓・
消防水槽要望箇所11カ所の現地踏査を実施しました。
9月7日には
本町中原庁舎を中心に、鳥栖・
三養基地区消防総合訓練が行われました。
本町消防団員約100名及び
消防自動車5台が参加し、鳥栖・
三養基消防事務組合や近隣市町の
消防団等を合わせて、全体で約150名、
消防車両等15台、
ドクターヘリ1台により火災防御、
地震災害対策訓練を行いました。
平成26年度
職員採用試験の
申し込み総数は、
一般事務が42名で、今年度新たに募集した民間枠は、消防・防災に2名、
まちづくりに2名、建築に2名、合計6名となっており、合わせて48名の応募がありました。
一般事務及び民間枠とも、県の統一試験として9月21日に1次試験が実施をされます。
次に、
防災センター・
行政棟整備事業について報告をします。
7月1日付で
基本設計及び
実施設計業務を契約締結し、業務を推進しているところです。
測量調査業務についても、8月4日付で契約締結し、起業地及び
起業地周辺の
測量業務を実施しています。10月以降には
地質調査業務を実施する予定です。
8月21日に、第1回
防災センター・
行政棟施設整備委員会を開催し、事業の経緯や
進捗状況を報告し、今後の
計画推進等について御協議いただきました。
第2回目の委員会を9月下旬に開催する予定です。
8月25日月曜には
西尾地区で、8月26日火曜は
東尾地区で、それぞれ
地元地区説明会を開催しました。
9月25日木曜日には、みやき町全体の
住民説明会を、こすもす館で開催することとしています。
今後は、佐賀県への
事業認定申請、
開発行為の許可申請、農地に関する法的手続を進めると同時に、
関係地権者との交渉を進めていくこととしています。
また、本定例会に関連予算を計上しておりますので、御審議いただきますようお願いを申し上げます。
次に、
企画調整課について報告をいたします。
ふるさと寄附金の件数と寄附金の累計は、7月末現在で207件、総額14,388千円です。
6月12日に、みやき
町主要事項の概要版を発行しました。
6月26日に、みやき
町観光協会総会を開催し、今年度の観光振興に向けた
取り組み方針等について決定しました。
7月1日に、
経済センサス基礎調査と
商業統計調査を実施しました。
7月11日に、
こどもまつり実行委員会等と
車座懇談会を開催し、
子育て支援に関する
地域活性化についての懇談を行いました。
7月23日には副市町長による鳥栖・
三養基地域の将来の
在り方検討委員会が開催され、今後のスケジュールや
地域連携について協議が行われました。
7月30日に、みやき町名木・
景勝審査委員会を開催し、平成26年度に2件の新規登録を行い、合計で67件の登録となりました。
四季彩の丘みやきでは、毎週木曜日の
ママカフェや夏休みを利用した
子ども寺子屋、浮立面の作品展示、
料理教室、
婚活パーティーなどを行いました。
8月25日に、平成25年度
県道神埼北茂安線整備促進期成会総会を開催しました。
次に、税務課について報告します。
6月上旬に
町県民税の
普通徴収分の
納税通知書を発送し、6月中旬から7月上旬にかけて、
国民健康保険税の
普通徴収分及び
特別徴収分の
納税通知書を発送しました。
また、8月に平成26年度分の
軽自動車税未納者について、早期納付を促すために、
納税催告書を送付しました。
税に関心を持ってもらうため、
租税教育推進協議会による租税教室を今年度も町内4小学校で開催する予定です。なお、そのうち2校では、税務課の職員が講師を務めることになっています。
固定資産税評価関係では、平成27年度評価がえに向けた作業を遅滞なく行っています。また、新築・増築された家屋評価については、
評価担当者が研修会に参加し、
評価技術向上に努めるようにしています。
次に、
徴収強化対策室について報告します。
平成26年度
滞納繰越分の7月末までの
徴収状況について報告します。
町民税、
固定資産税及び
軽自動車税を合わせた3税の
滞納繰り越し分の収納額は、16,752千円です。徴収率は10.81%で昨年同期に比べ、率で2.5%増加しています。
国民健康保険税の
滞納繰り越し分の収納額は、18,602千円です。徴収率は8.42%と、昨年同期に比べ、率で2.55%増加しています。
また、佐賀県
滞納整理推進機構における7月末までの
徴収実績は、8,481千円となっています。今後も租税の公平性を保つためにも、一層徴収の強化を図って、徴収率の向上に努めます。
次に、
民生部保健課について報告します。
7月29日に、第2回みやき
町健康づくり推進員会議を開催しました。また、第1回みやき
町国民健康保険運営協議会を8月6日に開催しました。
9月1日より、みやき
町国民健康保険脳ドック検査費用助成事業の
受け付けを開始しました。
後期高齢者医療制度では、平成26年4月1日現在における被保険者数3,952人に、確定賦課後の
保険料額決定通知書を7月11日に送付しました。
次に、
住民窓口課について報告します。
住民基本台帳関係では、5月1日から7月末までの転入届が124件、転出届142件となっています。
戸籍関係では、
届書受理件数は183件です。出生が42件、死亡69件、婚姻23件、その他49件となっています。
次に、
環境福祉課について報告します。
環境衛生関係につきましては、6月1日に県内一斉美化活動を実施し、各地区で取り組みをしていただきました。2,600名の参加をいただき、5.5トンのごみを回収しました。
次に、
福祉関係については、7月1日から
臨時福祉給付金の
申請受け付けを始めました。8月末現在で
給付対象者5,054名のうち、おおむね71%に当たる3,603名の方の
申請受け付けが完了し、総額47,250千円の給付金を支給しております。
また、
障害者総合支援法に基づく
地域生活支援事業として、
手話奉仕員養成講座を7月1日から開設しました。現在21名の方が聴覚障害をお持ちの方の
社会生活における自立を支援するために、半年間にわたって手話を学んでいただいております。
次に、
健康増進子ども未来課について報告します。
7月17日に、
健康づくり推進協議会を開催しました。5月から7月にかけて、特定健診とがん検診、結核検診の集団健診を実施し、特定健診の結果説明会を行い、
生活習慣改善に向けた個別指導を行いました。なお、集団健診を受けられなかった方を対象に、9月下旬に
北茂安保健センターで健診を実施する予定です。特定健診の集団健診が完了した後は、個別健診として県内の
指定医療機関で10月から来年の2月までの間受診できます。
また、今年度から
肝炎ウイルス検査の
対象年齢を下げ、30歳から受診できるようになりました。
母子保健事業では、乳幼児健診、わくわく広場、育児教室、家庭訪問などを行い、6月に町内全ての幼稚園、保育園で
歯科保健教室を実施しました。
平成25年度から開始した2歳6カ月
児歯ッピーフッ素事業は5月と8月に実施し、75人に歯科健診、
保健指導を行いました。
なお、平成24年度から開始した
不妊治療費の一部
助成事業は、2件の交付決定を行いました。
予防接種事業では、平成25年度から開始した
妊娠安心風しん予防接種事業を現在22名の方が受けられています。
自殺対策緊急強化事業では、こすもす館において
健康づくり地区推進員の
ゲートキーパー入門講座を行いました。
食育推進では、さくらの杜保育園、
筑水幼稚園、ママの
料理教室で食育指導を行い、また夏休みには、各
保健センターで小学生を対象に親と子の
料理教室を実施しました。7月から8月には地区の公民館において、
骨粗しょう症予防の
食生活改善講習会を20回実施しました。
次に、
子育て世帯臨時特例給付金の
受け付けを7月1日より開始しました。8月末現在で
給付対象者は1,344名のうち、おおむね75.6%にある1,017名の方の
申請受け付けが完了し、総額20,260千円の給付金を支給しました。
また、児童手当については、6月13日に、2月分から5月分の支払いを行いました。対象の
延べ児童数は1万1,096人、
支払い金額は125,720千円です。
子育て支援サロン建設工事については、8月8日に入札を行い、8月14日に着工しました。平成27年2月27日完成予定です。
平成27年度から子ども・
子育て支援事業がスタートします。子ども・
子育て支援事業計画を作成するために、7月18日と8月8日に子ども・
子育て会議を開催しました。
次に、
地域包括支援センターについて報告します。
6月26日、今年度1回目の
地域包括支援ネットワーク全体会議を開催しました。
地域包括支援センターからみやき町の高齢者の現状について説明した後、
緊急通報システムや
GPS機器の現状と今後についての説明及び
鳥栖警察署生活安全課長を講師として「管内の
所在不明者の実情について」と題しての講演を行いました。
地域包括ケアシステムの構築を目指し、保健、福祉、医療の専門職、
ボランティア等の
住民活動などを含めた地域の
ネットワークづくりを推進するため、
関係機関の参加をいただき連携を図りました。
7月23日からいきいき健康塾を実施しています。週1回、全12回、1クール20人で前期4クールを実施し、後期2クールを予定しています。この事業は、
基本チェックリストにおいて
介護予防や
生活習慣改善の必要がある二次
予防事業対象者に対して、運動器の向上、栄養改善、口腔機能の向上について、毎回ポイントとなるテーマを決めて、要
介護状態になることをできる限り防止し、自立した
日常生活を営むことができるよう支援するものです。また、
広報活動としては、昨年度の認知症に続き、今年度は
ロコモ予防ミニ講座として、要
介護状態になることを少しでも防げるように、ロコモティブシンドロームについて広報誌に掲載し、啓発活動を行っています。
次に、
風の子保育園について報告します。
7月4日は5歳児が
在宅介護支援センター夢の里を慰問し、歌遊びやお遊戯をして楽しく過ごしました。
7月7日に、
七夕まつりで願い事を書いた短冊やいろいろの飾りを皆で飾りつけをしました。
7月22日には
風の子合唱団が来園し、園児と一緒に歌ったりして交流をしました。
7月に
鳥栖商業高校生4名、8月には
三養基高校3年生14名のインターシップと
中原中学校の2年生7名の
職場体験活動の受け入れを行いました。9月1日現在、187名の園児を保育しています。
次に、
事業部建設課について報告します。
まず、今年度
発注工事の件数については、8月末までに他課からの
依頼工事13件を含め44件を発注しました。今後、未発注分も施工時期を考慮しながら、随時発注していく予定です。また、
仮称中原三根線については、
県道以北の河川にかかる橋梁部分の設計及び
地質調査の委託を発注し、橋梁取りつけ部の
用地買収面積を確定し、今後、
用地交渉に向けた事務を進めていく予定です。また、
県道以南につきましては、10月までには
改良工事の発注を行う予定です。
次に、
国土調査については、地籍測量の業務委託を発注し、現在、
現地立ち会いを行っています。
次に、みやき町が事務局となっている
筑後川水系合同期成会総会を7月11日に、
筑後川堤防県道整備促進期成会総会については、8月22日に開催をし、河川改修の
整備促進、
筑後川堤防県道の
整備促進に係る
事業計画及び予算が承認されたところです。
次に、県事業の推進でございますが、7月31日に
県道北茂安三田川線推進協議会が開催され、
鳥栖土木事務所より、東尾、西尾橋、
中津隈橋各工区の今年度の
事業計画の報告がありました。東尾工区でございますが、今年度完了に向けて本線の改良、
舗装工事が進められています。
次に、
西尾橋工区ですが、
道路計画についての地元了解を得られたことから、今年度より
用地買収、工事に着手される予定です。また、
中津隈橋工区についても、
事業計画についての同意を得られたことから、
用地測量、買収に入りたいとのことです。
次に、
県道神埼北茂安線については、
中津隈江迎工区では、未
買収地権者との
用地交渉を進め、8月18日に
土地売買契約が締結されました。なお、この件に関する議案を本議会に提出しておりますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。
次に、
まちづくり課について報告します。
三根庁舎南東用地定住促進住宅、
ティアラみねトマト館については、6月23日に
建築工事に着工し、現在は基礎型枠の脱枠作業中です。
入居者の募集については、6月1日から8月31日までを第1次
募集期間と定め、
入居者募集を実施しております。1次
募集期間中の
応募者数は17名でした。今後、
所得基準等の審査を行い、10月下旬には、入居者の第1次決定を行いたいと考えています。入居開始までに満室になるよう、SPCと連絡を密にしながら幅広い
入居者募集の活動を行っていきたいと考えています。
なお、
定住総合対策のさらなる進捗を目指すために、新たな
定住促進住宅用地の選定作業に取りかかっています。用地の状況、立地環境などを総合的に検討して方針を決定し、議会に報告をいたしたいと考えております。
住宅用地造成事業特別会計にかかわる町営の
宅地分譲用地、
エンゼルコート新町については、順調に分譲が進み、3区画については
土地売買契約、
土地代金の受領、土地の
所有権移転が完了しています。残る2区画については、
土地購入申込書が提出され、契約に向けた準備を行っているところです。5区画全て完売という状況になっています。また、3区画については、既に
住宅建築に着工されているところです。
エンゼルコート新町の完売を受けまして、新たな町営の
宅地分譲用地の準備に入るための予算を今議会にお願いしています。
丸三テニスコート跡地の石貝地区
定住促進住宅事業については、
三養基西部土地開発公社による
現地測量が終了し、その成果をもとに
定住促進基本計画の策定を行っているところです。間もなく、
基本計画の内容について議会に報告できると考えています。
コミュニティバスの運行については、地区から要望があっていた、
北茂安線に新たに2つのバス停を新設する件について、6月25日に、みやき
町地域公共交通協議会等を開催し御承認をいただきましたので、
関係機関との協議を行い、10月より
運行ルートを変更することとしています。今後もさらなる
利便性向上のため、運行形態、ルート、ダイヤの改正を検討していくことにしています。
空き家対策については、過去2回、区長にお願いした
空き家状況調査をもとに現状把握を行い、対策を講じてきましたが、年々増加する空き家の状況に鑑み、平成26年度に再度、区長にお願いして空き家の調査を行っています。この調査結果をもとに、改めて
不良住宅の
認定業務を行っているところです。
次に、
子育て支援事業について報告します。
三根庁舎に開設したティアラへの
来場者数は8月末現在で開設以来延べ9,920名の利用があっています。また、
子育て支援情報誌ミヤコ第4号を6月下旬に発行しました。今年度も
四半期ごとの年4回の発行を予定しており、
子育て支援に関する情報を町民の皆さんへ提供することにしています。
婚活支援事業については、
婚活登録制度の
登録者数は8月末現在で80名となっています。
登録者同士のお見合いについては33回実施しています。7月21日には四季彩の丘みやきにおいて、
婚活ヘアメイクと題したイベントを実施したところです。今後も
パーティーや
セミナー等を開催することにより、
婚活支援に努めていきます。
三養基西部土地開発公社で実施しています
中原工業団地開発事業については、
現地測量、
文化財確認調査の進捗に合わせて造成の
設計作業等を実施しています。また
開発行為、農振除外などの手続も並行して行っているところであり、今年中に
用地買収や
造成工事等の
開発経費について議会に報告する予定で進めているところです。
次に、産業課について報告します。
初めに、
農政関係について申し上げます。
まず、
水田農業関係ですが、7月下旬より8月上旬まで、みやき
町農業再生協議会で決められた平成26年産米の
生産目標数量に即した水稲作付の確認及び転作作物の作付確認を実施し、交付金の
支払い事務作業を行っているところです。
次に、
農作物被害防止対策では、前期の
有害鳥獣共同駆除を7月13日から8月3日まで猟友会にお願いし、実施したところです。
また、イノシシの
被害防止対策事業として、捕獲を4月1日より10月31日まで同じく猟友会に依頼して取り組んでいただいているところです。
次に、
土地改良区関係については、三根東、三根西、
土井外坂口土地改良区の
合併予備契約書調印式が8月12日に行われました。
8月末に各
土地改良区において
臨時総代会及び総会が開催され、合併についての承認、議決を得られましたので、平成27年4月1日から
三根土地改良区としてスタートする予定です。
次に、7月2日未明から3日にかけての
豪雨災害により、甚大な被害が発生しました。その中で、特に
北茂安小学校西側の
土地改良区の
幹線用排水路の制水門に上流より流れてきた水草等が制水門に詰まり、排水が不能となり、水田、農道、水路の区別がつかず、あたり一面が湖化している状況でした。現場は、広範囲にわたって冠水しており、今後も雨がやまず水量がふえる危険があり、緊急に安全確保と冠水拡大を防止することが必要と判断をいたしました。町の対応としては、
法定外公共物であり、現場の状況や今後の降雨量を判断すると、災害が著しく拡大するおそれがあるため、緊急避難的に制水門の浮き草撤去する必要があり、撤去したところです。
次に、商工について報告します。
緑の少年団につきましては、8月7日に佐賀市の
北山東部小学校体育館で佐賀県緑の
少年団探検学習会が開催され町内3校から団長、団員17名が参加し、森林や自然での
体験活動、県内の少年団の
活動状況について研修を行い、自然や緑の大切さを体感することができたと思っています。
次に、下水道課について報告します。
工事関係につきましては、平成25年度から繰越事業分について、下水道汚水管築造工事を原古賀地区で1カ所、中津隈西地区で1カ所を発注しています。
平成26年度事業分については、施設整備として水処理設備4系列増設工事及び土壌脱臭床増設工事を発注し、下水道汚水管築造工事として原古賀地区で1カ所、石貝地区で2カ所を8月に発注したところです。残事業の管渠工事及び舗装本復旧工事については、随時発注を予定しています。今後、下水道管渠工事を行う地域については、
住民説明会を開催し、工事に対する御理解、御協力をお願いしながら、早期完了と安全に配慮した工事を進めます。
委託関係については、平成28年度より下水道事業を行うための認可区域拡大申請に係る
事業計画の変更業務のほか、水処理設備工事4系列の工事等に関する施工管理業務委託を行い、早期完成に向け取り組んでいるところです。
合併浄化槽設置整備補助事業につきましては、8月末現在で5人槽21基、7人槽17基、合計38基の申請を
受け付けています。三根校区の汚水処理に関しましては、具体的に事業の進捗を図るため、これまでの整備手法として位置づけていた集合処理から個別処理へ変更することにしており、下水道等推進協議会に諮り正式承認を得るため、現在準備をしているところです。
平成28年度から市町村設置型浄化槽整備推進事業の実施、着工に向けて、現在、市町村設置型浄化槽整備に関する実施方針案について検討中です。全体
事業計画や実施方法、PFI方式による特定事業として位置づけなど明確にしたいと考えています。今月12月ごろまでには、実施方針案を固めて、関係事業者へも周知を図るため、PFI事業者向け研修会を開催する予定をしています。また、今年度末までには、より具体的な募集要項等についても決定し、その内容を町ホームページ等で公表する予定をしています。
次に、教育委員会学校教育課について報告します。
最初に、学校教育課の業務関係ですが、当初予算で計上していました北茂安中学校の希望坂の
舗装工事、
中原中学校のグラウンドの給水工事、駐輪場擁壁工事については夏休みに工事を完了しています。一方、小・中学校の屋外、体育館トイレのユニバーサルデザイン化を図るため、洋式化工事については9月末の完了、中原小学校の体育館防水工事については、10月中旬の完了に向けて工事を進めています。
また、7月1日から施行となりました
いじめ・体罰等問題対策委員会については、委員の人選を完了するとともに、小学校、中学校においては、学校
いじめ防止基本方針の策定や学校
いじめ・体罰等対策委員会設置を指導し、策定業務等に取り組んでいるところです。
平成27年度に入学する児童・生徒を対象とした就学相談会を5月27日と7月31日の2回開催し、延べ11名の相談者がありました。
次に、各学校関係についてですが、教職員関係では、夏季休業期間中における研修会へ積極的に参加していただきました。
また、7月に開催された佐賀県中学校総合体育大会の結果、
中原中学校の柔道個人、北茂安中学校の水泳、空手、陸上、三根中学校の水泳で優秀な成績をおさめ、8月に開催されました九州中学校体育大会に出場をしました。
一方、2学期の実施に向けて、夏季休業中を利用して各学校の施設整備の点検、修繕等を実施しました。
次に、社会教育課関係について報告をします。
社会教育担当では、子供クラブスーパーキックベースボール県大会が8月23日に有田町で開催され、みやき町から町代表として姫方子どもクラブが参加し、健闘むなしく1勝1敗の成績で予選敗退に終わりました。
青少年健全育成地区懇談会が中原校区13地区、北茂安校区7地区、三根校区1地区で実施され、夏休みの生活、通学路などについて活発な
意見交換がなされました。
公民館事業については、夏休み期間中に夏休み子ども教室として、中原校区では、紙ヒコーキ教室など、北茂安校区では、親と子の
料理教室など、三根校区では、さおり織りの教室などを開催し、各校区合わせて延べ254人の参加がありました。
放課後児童健全育成事業の夏休み期間中の受け入れについては、各校区児童クラブ4カ所で376人を受け入れ、そのうち4年生以上につきましては、112人の児童を受け入れました。
文化財関係事業については、開発に伴う埋蔵文化財の確認調査を実施しています。また、平成25年度に発掘調査を実施しました山田遺跡の整理作業を実施しています。
啓発事業として、歴史講座を毎月1回開催しています。
次に、社会体育関係について報告します。
第10回分館対抗女子ミニバレーボール校区大会を6月29日に、決勝大会を7月6日に開催し、2日間延べ34チーム、479名の参加があり、2日間とも熱戦が繰り広げられました。
少年スポーツに関しましては、7月25日から29日までの5日間、ドイツスポーツ少年団の9名がみやき町に滞在し、三根中学校でのディスカッション、歓迎レセプションなどさまざまな交流活動を行いました。
また、みやき町少年スポーツクラブ振興会野外活動講演会を8月25日、26日、国立夜須高原青少年自然の家で開催し、4クラブ26名の参加がありました。
9月12日には、一般成人を対象としたナイタースーパーキックベースボール大会を開催する予定です。
町民体育大会については、各校区実行委員会において協議を重ね、プログラム等を決定し、10月12日開催予定で準備を進めています。
B&G海洋センターでは、8月1日に太良町で開催されたB&G佐賀県連絡協議会主催のクリーンフェスティバルイン太良に町内の小学生14人の参加を得て、研修を行ってきました。
以上をもちまして、
行政報告を終わらせていただきます。どうかよろしくお願いを申し上げます。
8 ◯議長(
平野達矢君)
以上で
町長行政報告を終わります。
日程第5 議案の一括上程並びに大要説明
9 ◯議長(
平野達矢君)
日程第5.議案の一括上程並びに大要説明を議題とします。
町長から議案が提出されておりますが、これは皆さんに配付されている議案一覧表のとおりであります。
提案理由の説明を求めます。末安町長。
10 ◯町長(末安伸之君)
ただいまから平成26年第3回みやき
町議会定例会の提案説明を行います。
平成26年第3回定例会に、次の議案を一括して提案をいたします。
今回提案しております議案は、お手元にお配りいたしております認定第1号から諮問第5号までの29件であります。どうかよろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。
なお、議案の提案大要につきましては、副町長より説明をさせます。
11 ◯議長(
平野達矢君)
原野副町長。
12 ◯副町長(原野 茂君)
皆さんおはようございます。ただいま町長が説明しました大要につきまして説明申し上げます。
お手元に配っております説明書のほうをごらんいただきたいと思います。
今回お願いしております議案につきましては、平成25年度の歳入歳出決算認定にかかわるもの8件、条例の制定をするもの4件、条例の一部改正について7件、町道の認定に関するもの1件、補正予算に関するもの7件、諮問に関するもの2件、合計29件をお願いいたしております。
それでは、議案番号順に御説明申し上げます。
認定第1号から認定第8号までの議案につきましては、一般会計、国民健康保険
特別会計、公共下水道事業
特別会計、農業集落排水事業
特別会計、工業用地取得造成事業
特別会計、グリーンパーク推進整備事業基金
特別会計、後期高齢者医療
特別会計、住宅用地取得造成事業
特別会計の8会計の平成25年度歳入歳出決算について、
地方自治法第233条第3項の規定により、議会の認定に付し、承認をお願いするものでございます。
歳入総額、歳出総額、歳入歳出差引残額、実質収支額、繰越額は、それぞれ各会計、以下のとおりでございます。
認定第1号では、翌年度へ繰り越すべき金額が277,783千円となっております。
認定第2号では、国民健康保険
特別会計でございますけれども、歳入歳出差引不足額が85,326,548円となったため、翌年度歳入繰り上げ充用金として同額で歳入不足を補填いたしております。
認定第3号 公共事業
特別会計につきましては、翌年度へ繰り越すべき金額が、28,357千円となっております。
認定第4号 農業集落排水事業につきましては、歳入歳出残額が3,088,778円となっております。
認定第5号 工業用地取得造成事業
特別会計につきましては、歳入歳出差引残額が22,010,072円となっております。
認定第6号 グリーンパーク推進整備事業基金
特別会計につきましては、歳入歳出差引残額は167,262円となっております。
認定第7号 後期高齢者医療
特別会計につきましては、歳入歳出差引残額が3,997,471円となっているところでございます。
認定第8号 住宅用地取得造成事業
特別会計につきましては、歳入歳出差引残額が3,225,875円となっているところでございます。
続きまして、議案第40号 みやき町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定については、子ども・
子育て支援法等の関連3法が平成27年4月から本格実施になることを踏まえ、定数20人以上の施設において、共通の給付を行うために、運営に関する基準を定める条例が必要でありますので、条例制定をお願いするものでございます。
議案第41号 みやき町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例についても、子ども・
子育て支援法等の関連3法が平成27年4月から本格実施することを踏まえ、定数19人以下の家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業の運営に関する基準を定める必要がありますので、条例の制定をお願いするものでございます。
議案第42号 みやき町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例についても、これまでは放課後児童クラブの運営については、国の事業としての基準を示しているのは、放課後児童クラブガイドライン、また、国庫補助基準ではございましたけれども、これらは多様な形で運営されてきました。今後は、新たな基準を定めることで、全体的な質の向上を図ることが必要となったため、放課後児童クラブの具体的な機能、役割について放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が省令で定められました。このことを踏まえて、みやき町においても条例を定める必要がありますので、条例制定をお願いするものでございます。
議案第43号 みやき町学校法人の助成に関する条例の制定につきましては、みやき町内の社会福祉法人に対する助成と同様に、学校法人である私立幼稚園等に助成をすることにより、施設や設備の充実、また、町の
子育て支援を充実させることになり、幼児教育等の向上を図るために条例の制定をお願いするものでございます。
議案第44号 みやき町税条例等の一部を改正する条例については、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、みやき町税条例等の一部の改正をお願いするものでございます。
今回の改正の主な内容は、1つ、法人住民税法人税割の税率の引き下げでございます。12.3から9.7%。また、法人住民税の税率引き下げ相当分につきましては、地方法人税4.4%を国税として創設し、地方交付税の財源を確保することとなっておるところでございます。
次に、
軽自動車税の税率の引き上げとなっております。引き上げ率は1.25倍から1.5倍の範囲となっており、最低税率が2千円引き上げられるものでございます。
3番目に、軽自動車に係る経年車重課の導入となっております。グリーン化を進める観点から、最初の点検から13年を経過した軽四輪車等については、おおむね20%の重課を導入するものとなっているところでございます。
議案第45号から47号につきましては、町長、副町長、教育長の給料月額及び議会議員の報酬月額の改正が必要となるため、条例の一部改正をお願いするものでございます。
なお、改定率につきましては、特別職報酬等審議会の答申を踏まえた率となっているところでございます。
議案第48号 みやき町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、みやき町の議員報酬及び特別職三役の給料が改定されたことに鑑み、みやき町特別職の職員で非常勤のものの報酬の改正が必要となったため、条例の一部の改正をお願いするものでございます。
議案第49号 みやき町保育所保育実施条例の一部を改正する条例については、子ども・
子育て支援法施行規則が施行され、児童福祉法施行令第27条の規定による保育所の入所基準の政令委任が削られたことに伴い、条例の一部改正をお願いするものでございます。
議案第50号 みやき町北茂安B&G海洋センター条例の一部を改正する条例については、多様化する町民ニーズへの柔軟かつ迅速な対応や効率的で効果的な住民サービスを提供するため、北茂安B&G海洋センターの管理運営を指定管理者により行わせるため、条例の一部改正をお願いするものでございます。
議案第51号 町道の認定については、下記のとおり6本をお願いしております。
東大島一本谷線、中津隈三本杉線、東分二本松線、土井内八本杉1号線、新村一本松線、新村五本松4号線でございます。
議案第52号 平成26年度みやき
町一般会計補正予算(第3号)については、歳入歳出とも389,922千円を追加し、11,732,616千円となっております。
今回の主な補正の歳入では、国庫支出金17,569千円、県支出金12,349千円、繰入金31,114千円の減、繰越金153,024千円でございます。諸収入が30,594千円、町債207,000千円でございます。
また、歳出の主なものでは、議会議員の報酬及び町長、副町長、教育長の給料並びに区長報酬を初めとする非常勤特別職の報酬の補正をお願いしております。
新規事業といたしましては、合併10周年のあゆみ企画広告料として540千円、四季彩の丘みやき施設整備工事等128,096千円、養護老人ホーム南花園指定管理者委託料15,000千円、小規模多機能型居宅介護事業所
防災対策緊急整備費補助金3,358千円、法改正に伴います肺炎球菌等個別予防接種医師委託料14,734千円。
通常事業の追加補正として、
防災センター・行政棟建設に伴う家屋補償費として75,000千円、防犯灯設置改修工事として7,785千円、社会保障・税番号制度システム対応委託料として11,065千円、光ケーブル移設工事3,839千円、道路台帳作成委託料16,107千円、
まちづくり道路
改良工事6,300千円、農林災害復旧工事費10,000千円、財政調整基金積立金88,900千円。
また、それぞれの費目にわたり全年度事業の実績に伴います返還金を計上し、予算の調整を行ったところでございます。
議案第53号 平成26年度みやき町国民健康保険
特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出とも21,635千円を追加し、4,084,468千円としております。
補正予算の概要といたしましては、歳入では主に国・県等の前年度分の精算をお願いしております。また、歳出では、精算に伴う財源更正や国庫支出金等返還金、前年度繰り上げ充用金の確定による減額をお願いしているところでございます。
歳入の主なものとして、療養給付費等交付金24,536千円、共同事業交付金3,322千円の減。
歳出の主なものとして、諸支出金32,384千円、前年度繰り上げ充用金3,322千円の減でございます。
議案第54号 平成26年度みやき町公共下水道事業
特別会計補正予算(第1号)については、9千円を追加し、1,412,685千円としております。繰越金の確定に伴う一般会計繰入金の減額と非常勤特別職報酬等の増額をお願いしているところでございます。
議案第55号 平成26年度みやき町農業集落排水事業
特別会計補正予算(第1号)については、総額は変わりませんが、決算に伴う繰越金の確定に伴い、調整をお願いしているところでございます。
議案第56号 平成26年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金
特別会計補正予算(第1号)でございますが、166千円を追加し、20,368千円をお願いしているところでございます。
補正予算の概要といたしましては、歳入では決算確定に伴う繰越金を計上し、歳出では基金積立金としてお願いをしているところでございます。
議案第57号 平成26年度みやき町後期高齢者医療
特別会計補正予算(第1号)でございますが、3,996千円の追加をお願いし、345,268千円としております。
補正予算の概要といたしましては、歳入では決算確定に伴う繰越金を計上し、歳出では保険料等納付金及び一般会計への精算返還金の計上をお願いしているところでございます。
議案第58号 平成26年度みやき町住宅用地取得造成事業
特別会計補正予算(第1号)ですが、486千円を追加し、46,350千円としております。
補正予算の概要といたしましては、歳入では決算確定に伴う繰越金を計上し、一般会計繰入金を減額いたしているところでございます。歳出では、測量に伴う委託料の計上をお願いしております。
諮問第4号、5号につきましては、人権擁護委員の推薦のお願いでございます。2名の方が平成26年12月31日をもって委嘱期間満了となられますので、今議会において承認をお願いするものでございます。