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2008-03-24 平成20年第1回定例会(第8日) 本文
2008-03-24 平成20年第1回定例会(第8日) 名簿

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  1. みやき町議会 2008-03-24
    2008-03-24 平成20年第1回定例会(第8日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長宮原宏典君)  おはようございます。第1回みやき町議会定例会19日目の会議、御出席ありがとうございます。  全員出席です。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元の日程表のとおりです。       日程第1 議案第22号から議案第30号の一括上程 2 ◯議長宮原宏典君)  日程第1.議案第22号から議案第30号までの9件、これを一括して上程いたします。       日程第2 常任委員長の報告 3 ◯議長宮原宏典君)  日程第2.常任委員長報告。  総務常任委員長の報告を求めます。牟田委員長。 4 ◯総務常任委員長牟田秀文君)  皆さんおはようございます。総務常任委員会に付託されました議案第22号、議案第28号、議案第29号を審査いたしましたので、読み上げさせていただき報告させていただきます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               総務常任委員会審査報告書  平成20年3月11日の第1回定例会本会議において、当委員会に付託されました下記議案に ついて、3月12日・13日・14日・17日の4日間にわたり審査しましたので、その結果を会議 規則第73条により報告書を提出します。 付託議案
     1.議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算分割付託分)について  2.議案第28号 平成20年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計予算について  3.議案第29号 平成20年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算につ    いて 1、採決の結果  1.議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算分割付託分)については、全員賛成    にて、本案を原案のとおり可決すべきものと決定しました。  2.議案第28号 平成20年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計予算については、全    員賛成にて、本案を原案のとおり可決すべきものと決定しました。  3.議案第29号 平成20年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算につ    いては、全員賛成にて、本案を原案のとおり可決すべきものと決定しました。 2、審査の結果及び所見  1.議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算分割付託分)について   1)歳入(款)1.町税(項)1.町民税(目)2.固定資産税滞納徴収については毎    年のように指摘されてきたが、年々増加傾向にあり、滞納繰越金については法的措置    を図られたし、またその対策として組織内に県税事務所に1年間出向した職員が帰庁    するので専門部署を設置し法的手段により徴収されたし。   2)歳出(款)16.財務収入(項)2.財産売払収入(目)1.不動産売払収入(節)1.    不動産売払収入頭出しの千円が計上されているが、土地開発公社所有地については    早期の買戻しをし有効活用を図ること。  2.議案第28号 平成20年度みやき町工業用取得造成事業特別会計予算について   1)早期に優良で雇用力のある企業に分譲誘致を図られたし。  3.議案第29号 平成20年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算につ    いて   1)(款)1.事業費(項)1.事業費(目)4.生活環境基盤整備事業費事業年次計    画を作成されたし。   2)開園に伴い安全のための事故防止対策に努める事。 以上総務常任委員会の審査結果報告といたします。                            平成20年3月17日                            みやき町議会総務常任委員会                             委員長  牟 田 秀 文                             委 員  大 石 安 弘                                  岡   廣 明                                  立 石 輝 明                                  牛 島 重 憲                                  古 賀 秀 實       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  以上、報告させていただきました。 5 ◯議長宮原宏典君)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。佐藤委員長。 6 ◯産業建設常任委員長佐藤尚吉君)  皆さんおはようございます。産業建設常任委員会審査報告書が配られておると思いますので、読み上げて御報告にかえさせていただきます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              産業建設常任委員会審査報告書  平成20年3月11日の第1回定例会本会議において、当委員会に付託された下記議案につい て、3月12日・13日・14日・17日の4日間にわたり審査しました。又、13日・14日現地視察 したその結果を会議規則第73条により報告書を提出します。 付託議案  1.議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算について  2.議案第26号 平成20年度みやき町公共下水道事業特別会計予算について  3.議案第27号 平成20年度みやき町農業集落排水事業特別会計予算について 採決の結果  1.議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算分割付託分について、全会一致をも    って原案どおり可決すべきものと決定しました。  2.議案第26号 平成20年度みやき町公共下水道事業特別会計予算について、全会一致を    もって原案どおり可決すべきものと決定しました。  3.議案第27号 平成20年度みやき町農業集落排水事業特別会計予算について、全会一致    をもって原案どおり可決すべきものと決定しました。 審査の結果  1.議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算分割付託分について以下の意見があ    りました。 (歳入)  1)(款)13.使用料及び手数料(項)1.使用料(目)5.土木使用料(節)1.住宅使   用料の徴収については、毎年指摘されていると思うが、入居に当り十分な調査、審議を   行い、入居を認めたのであれば徴収は、入居者に不公平にならない様に、滞納繰越分、   現年課税分とわず、徴収計画を作成し法的手段を踏まえ徴収されたい。   住宅使用料滞納対策として行政は、町条例・規則にのっとり対策を取るべし。悪質長期   滞納者においては、契約更新については、強い姿勢で検討すべき。又、優良納税者にお   いては、保証人を一名にするなど公平性を考え配慮すべきである。 (歳出)  1)(款)6.農林水産業費(項)1.農業費(目)6.土地改良費(節)19.負担金、補   助及び交付金については、総額2億7千2百万円が計上されている。その中26項目の説   明では、旧町のままの同様な事業に、補助金等で助成されている。1/4程度に集約し   た組織等視野に入れた合理化を検討されたい。その事によって金額は同額でも事業規模、   内容が変わり強化され、合併効果も出るものと思われる。  2)道路・水路事業が19年から合併特例債町単独事業事業計画がされている所であるが、   区から要望優先順位の高い所から工事計画が本年度より事業を展開されているところで   あるが、道路6、香田鳥ノ巣線・水路5、香田地区水路・水路10、簑原本村線は、一般   会計からではなく、グリーンパーク整備事業特別会計で取り組まれる様望むものである。  2.議案第26号 平成20年度みやき町公共下水道事業特別会計予算について  1)認可区域汚水幹線管梁工事中原処理区、北茂安処理区において、基本設計及び詳   細設計の中で工事が行われている。この工事が計画より非常に遅れていると聞く。予算   は組めるのに進捗率が悪いとの事。町民の望む早期下水道完備に応えて急いでほしい。  2)今年度は、分担金及び負担金が前年度比19%程度増える。18年度決算で収入未済額が、   100万円を超えている。又、考えられないが、使用料収入未済もある。そこで徴収に   ついては、他の町税に影響もあるので、特段の配慮をされたい。  3.議案第27号 平成20年度みやき町農業集落排水事業特別会計予算について  1)上地、高柳地区上地処理場と山田、香田、簑原地区簑原処理場との排水事業特別会   計予算である。加入率は、上地処理場地区で73%、簑原処理場地区で63%程度と聞く。   今年度予算は、一般会計から7千2百万円の繰入れとなっている。交付税措置で歳入が   あっても町財政から2千万円強の繰入れとなると思われる。加入率アップに特段の努力   を望む。 以上、産業建設常任委員会の審査結果報告といたします。                          平成20年3月17日                          みやき町議会産業建設常任委員会                            委員長   佐 藤 尚 吉                            副委員長  秋 吉 松 司                            委  員  園 田 邦 広                            委  員  鶴 田 修 三                            委  員  大 隈 正 徳
                               委  員  淺 川 京 子 みやき町議会議長 宮 原 宏 典 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  皆様の御賛同をよろしくお願いします。 7 ◯議長宮原宏典君)  続いて、文教福祉常任委員長の報告を求めます。田中委員長。 8 ◯文教福祉常任委員長田中俊彦君)  おはようございます。お手元に配付させていただいております文教福祉常任委員会審査報告書を読み上げ、報告させていただきます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              文教福祉常任委員会審査報告書  平成20年3月11日の第1回定例会本会議において、当文教福祉常任委員会に付託された下 記議案について、平成20年3月12日、13日、14日、17日の4日間にわたり審査しましたので、 その結果を会議規則第73条の規定により報告します。 1、付託議案  1)議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算分割付託分)について  2)議案第23号 平成20年度みやき町国民健康保険特別会計予算について  3)議案第24号 平成20年度みやき町老人保健特別会計予算について  4)議案第25号 平成20年度みやき町養護老人ホーム南花園特別会計予算について  5)議案第30号 平成20年度みやき町後期高齢者医療特別会計予算について                    記 1、採決の結果  1)議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算分割付託分)については、賛成多数に   て本案を原案通り可決すべきものと決定しました。  2)議案第23号 平成20年度みやき町国民健康保険特別会計予算については、賛成多数にて   本案を原案通り可決すべきものと決定しました。  3)議案第24号 平成20年度みやき町老人保健特別会計予算については、全員賛成にて本案   を原案通り可決すべきものと決定しました。  4)議案第25号 平成20年度みやき町養護老人ホーム南花園特別会計予算については、全員   賛成にて本案を原案通り可決すべきものと決定しました。  5)議案第30号 平成20年度みやき町後期高齢者医療特別会計予算については、賛成多数に   て本案を原案通り可決すべきものと決定しました。 2、審査の結果および所見  1)議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算付託分)の歳出において(款)民生費  (項)社会福祉費児童福祉費を合わせると23億7千8百万円は、予算総額の約25%にあ  たる。  予算執行にあたっては、町民サービスの適正に考慮し効果的に実行していただきたい。  1)(款)総務費(項)戸籍住民基本台帳費(目)戸籍住民基本台帳費(節)委託料は、住   民基本台帳カードが現在町民にとってのメリットが少ないのではと思われる。   今後、附加サービスの向上には費用対効果を踏まえ検討していただきたい。  2)(款)民生費(項)社会福祉費(目)障害者福祉費(節)扶助費は、さまざまな扶助費、   助成費などにて構成されているが、入所待ち在宅介護家庭に対する手当ての復活を検   討してほしい。  3)(款)衛生費(項)保健衛生費(目)予防費(節)報酬の非常勤嘱託は、保健師2名の   産休に対し非常勤雇用1名となっている。70歳以上の健(検)診受診料は平成19年度ま   での無料が、平成20年度より自己負担となり受診率の低下が危惧される。   総医療費抑制のためにも考慮すべきではないだろうか。  4)(款)教育費(項)中学校費(目)外国青年招致事業費(節)使用料および賃借料・負   担金、補助金および交付金は、ALTに対する家屋借り上げ料住宅補助金であるが、   町営住宅に空室があることから町営住宅への入居も検討されたし。  2)議案第23号 平成20年度みやき町国民健康保険特別会計予算は、制度変更にともない周   知徹底を図り検診の受診向上のためにも、町はチラシのみならず町民の方の理解を得る   ため努力していただきたい。  3)議案第30号 平成20年度みやき町後期高齢者医療特別会計予算は、現在町民の方に保険   料・医療給付の内容などについて理解されていないと思われる。4月からの実施にあた   っては、庁舎に相談窓口を設置するなどして疑問に的確に答えるべし。 以上、当委員会の審査の結果を報告します。                           平成20年3月17日                           文教福祉常任委員会                            委員長   田 中 俊 彦                            副委員長  益 田   清                            委  員  平 野 達 矢                            委  員  田 代 敏 光                            委  員  原 口 喜 典 みやき町議会議長 宮 原 宏 典 様       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  よろしくお願いいたします。 9 ◯議長宮原宏典君)  各常任委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を許します。質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長宮原宏典君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。       日程第3 議案第22号 11 ◯議長宮原宏典君)  日程第3.議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算について、討論、採決を行います。益田議員。 12 ◯17番(益田 清君)  議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算について審査した結果、反対討論をいたします。  平成20年度の町一般会計予算は9,501,045千円となっております。このうち、育英資金貸付制度実施のための基金の設置や妊婦検診無料化回数増道路側溝整備事業促進など、よい施策については、賛成であり反対するものでは当然ありません。しかし、平成19年度から始まっている、みやき町総合計画基本計画に基づく実施計画は結局示されておらず、町づくりのイメージは見えてきません。主要施策優先順位を明らかにして、20年度、21年度、22年度の財政計画(及び中期財政計画)を示し、住民にわかりやすく開かれた町政を求めます。平成20年度予算編成は、実施計画に基づくものではなく、町が一方的につくった集中改革アクションプランに基づいて編成されたものです。補助金カット、検診の個人負担増など、毎年190,000千円の一般財源の圧縮、26年度まで7年間で一般財源を1,350,000千円も縮減する方向性計画性を打ち出しております。  各施策の民間移譲、大幅な町職員の削減で、住民サービスの低下、負担増と80項目近くが検討中で後退を余儀なく進められようとしております。これでは町の展望は見えてきません。福祉バスの運行や就学前までの医療費無料化促進など、暮らしやすい町づくり人口増税収増を図る活動はできないものでしょうか。本町が今後、財政逼迫した状況に追い込まれている主な要因は、公共下水道事業の無理な計画にあります。一般財源の繰入額は160,000千円、20年から26年の7年間だけでも1,350,000千円を超える持ち出しが予定され、新規事業の選択の余地は全く見出せません。公共下水道事業はもちろん反対ではございませんが、このままいけば財政破綻は免れません。この繰出金は手法の変更、凍結など事業の見直しを図るべきではないでしょうか。鳥栖・三養基西部環境施設組合負担金は476,000千円にも膨らんでおります。さらなる雑費の増加による住民負担増には同意できません。  以上の問題点を指摘し、討論といたします。  以上です。 13 ◯議長宮原宏典君)  次に、賛成討論はありませんか。古賀議員。 14 ◯15番(古賀秀實君)  ただいま議題となっております議案第22号 平成20年度一般会計予算について、賛成の立場から討論に参加させていただきます。  平成20年度は、第1次総合計画実施計画の作成に当たり、合併で位置づけた主要施策の実行へ向け、着実な町づくりの対応が求められる予算と認識しておるところであります。平成20年度の一般会計当初予算総額は9,501,045千円となり、平成19年度当初予算に比べ4%、368,343千円の増となっております。この増の要因といたしましては、三根中学校校舎改築工事及び公的資金補償金免除繰り上げ償還によるものであり、これを除いて比較しますと、マイナス3.1%、266,035千円の減となっており、行革等の成果を反映した予算案になっておるところであります。  歳出の主なものについては、便利で暮らしよい町づくり基盤づくりの柱であります、町民が安心・安全な生活をするため、通路・水路の計画的な整備を進める町づくり環境整備事業費335,000千円を計上されているところであります。その他、柱といたしまして、快適・安全な生活環境づくり、魅力いっぱい活力づくり観光福祉町づくり、生き生き輝く人づくり、町民が進んで参加する協働町づくりなど第1次みやき町総合計画基本構想施策大綱に沿った積極予算であります。末安町政にとって最後の年度でもあり、20年度一般会計予算はそれにこたえた、きらりと光る施策を実施する予算であると期待をしておるところであります。  3月14日より4日間にわたりまして、各常任委員会において十分な審議を尽くされました。執行部からも詳細にわたり説明があり、その結果、委員長報告によって原案を可決すべきと決定したと報告があったところであります。よって、各常任委員会の認定を尊重するとともに、本予算が忠実に執行され、着実に実行に移されるよう期待をするものであります。  最後になりましたが、中島事務局長を初め9名の方々が退職されると聞いております。これまで長きにわたり町勢発展のため御尽力いただきましたことに対し、心から敬意をあらわしますとともに感謝を申し上げまして討論を終わらせていただきます。 15 ◯議長宮原宏典君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本案に対する各常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第22号 平成20年度みやき町一般会計予算については、各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 17 ◯議長宮原宏典君)  賛成多数。よって、議案第22号は可決されました。       日程第4 議案第23号 18 ◯議長宮原宏典君)
     日程第4.議案第23号 平成20年度みやき町国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。益田議員。 19 ◯17番(益田 清君)  議案第23号 平成20年度みやき町国民健康保険特別会計について反対討論をいたします。  日本共産党は、この議案について全然賛成ではないという立場からの意見を述べさせていただきます。  まず今回、国民健康保険税の医療分について税率の改正を見送ったことは高く評価するものでございます。20年度は国の法律改正で、1)65歳から74歳までの前期高齢者と位置づけ、年金からの天引きを強行したこと、2)70歳から74歳までの窓口負担を1割から2割に引き上げたこと、3)高額療養費が引き上げられ個人負担がふえたこと、4)保険税は医療分、介護分、後期高齢者支援分に分かれ、高齢者がふえるごとに後期高齢者支援分がふえ、保険税の引き上げが行われる仕組みになっていることなど、実施に当たってこのような点で同意できないという理由を述べさせていただきまして意見にかえさせていただきます。  以上です。 20 ◯議長宮原宏典君)  賛成討論はありませんか。古賀議員。 21 ◯15番(古賀秀實君)  ただいま反対討論がございましたけれども、17番議員は議会の尊敬する先輩でもありまして、特に福祉につきましてはベテラン議員であるにもかかわらず、国保制度についての認識の甘さに少々残念に思っているところでございます。  そもそもこの国民健康保険制度は、医療機関の窓口で被保険者証を出しますと、医療費の一部を負担するだけで診療にかかれる制度であります。運営主体は市町村となっており、その費用は国からの補助金、加入者が納める保険税、保険料によって賄われておりまして、本町は保険料方式から成り立っているところであります。  つまり、国保は日ごろから加入者同士によって支払い、病気やけがをしたときに備える助け合いの制度であります。医療費が年々ふえ続けていることは国民すべてが共通の認識をしているところでありまして、我がみやき町におきましても、1人当たりの療養諸費は、17年度、18年度におきましても、県下でトップであり、しかも、その医療費が増加しているのが現状であります。しかし、その中でも我が国が誇る国民皆保険制度は国民の命と健康を守る観点から続けていくことが求められているところでありまして、負担の平等、公平を図る点からも極めて重要なものであります。加入者にとっては保険料一部負担金が安いにこしたことはないのであります。しかし、一方、制度の維持という観点からは一般会計とは異なり、支出額に応じて収入額を確保しなければならないのが大きな特色であります。国民皆保険であり、目的税である点からも、保険料の徴収について被保険者全体の相互扶助で成り立つ保険制度であります。まずはこのことを理解してほしいのであります。  このような制度の中、我が町の19年度国保会計は50,000千円の不足が生じております。保険税の税率等の改正を行うべく国保運営協議会、文教福祉委員会に諮られまして検討した結果、20年度の保険税については、広域国保安定化基金より50,000千円借り入れることで据え置きにしたことは、被保険者の負担について町は格段の努力をされているところであります。  17番議員は国保事業に後期高齢者制度の導入に伴い、年金からの天引き、資格証明書の発行、負担割合、また常々一般会計からのルール外の繰り入れ額等を主張されておりますが、この制度をどのような水準に設定するかは社会保障制度をどうするかという問題でありまして、町単独で制度を変更することはできないのであります。この制度を変えるには、国会、あるいは国民全体で議論をしていかなければならない問題でありまして、みやき町の国保事業会計予算の場面で反対理由となるものではないということを強く申し上げまして、賛成討論といたします。 22 ◯議長宮原宏典君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本案に対する文教福祉常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第23号 平成20年度みやき町国民健康保険特別会計予算については、文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 24 ◯議長宮原宏典君)  賛成多数。よって、議案第23号は可決されました。       日程第5 議案第24号 25 ◯議長宮原宏典君)  日程第5.議案第24号 平成20年度みやき町老人保健特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本案に対する文教福祉常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第24号 平成20年度みやき町老人保健特別会計予算については、文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 27 ◯議長宮原宏典君)  全員賛成。よって、議案第24号は可決されました。       日程第6 議案第25号 28 ◯議長宮原宏典君)  日程第6.議案第25号 平成20年度みやき町養護老人ホーム南花園特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本案に対する文教福祉常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第25号 平成20年度みやき町養護老人ホーム南花園特別会計予算については、文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 30 ◯議長宮原宏典君)  全員賛成。よって、議案第25号は可決されました。       日程第7 議案第26号 31 ◯議長宮原宏典君)  日程第7.議案第26号 平成20年度みやき町公共下水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。討論ございませんか。益田議員。 32 ◯17番(益田 清君)  議案第26号 平成20年度みやき町公共下水道事業特別会計予算について、この公共事業には当然、反対ではございません。議案審議、一般質問を通じて結論として事業の見直しを訴えるものでございます。  公共下水道事業は、北茂安区、中原区処理面積510ヘクタール、総事業費214億円で工事が進められています。この費用は、国からの補助金約50%、地方債約45%、町費、受益者負担から成り立っております。地方債の借入金は、使用料と町費で返していきます。現在、一般会計の繰入金は、加入率75%と仮定して、試算では、18年、19年、20年で合計343,000千円となっております。しかし、実際は467,000千円にもなっており、126%増加して投入されております。二次認可区域終了予定まで15億円を超えることも予測され、今後、地方交付税が減額されていく中で、財政の破綻も予測されます。三根地区への着手を含めて、財政問題で住民に理解を求めつつ、事業の見直し、手法の変更など当初に当たって計画の再検討を求めるものでございます。  以上が意見といたします。  以上です。 33 ◯議長宮原宏典君)  賛成討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本件に対する産業建設常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第26号 平成20年度みやき町公共下水道事業特別会計予算については、産業建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 35 ◯議長宮原宏典君)  賛成多数。よって、議案第26号は可決されました。       日程第8 議案第27号 36 ◯議長宮原宏典君)  日程第8.議案第27号 平成20年度みやき町農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本件に対する産業建設常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第27号 平成20年度みやき町農業集落排水事業特別会計予算については、産業建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 38 ◯議長宮原宏典君)  全員賛成。よって、議案第27号は可決されました。       日程第9 議案第28号 39 ◯議長宮原宏典君)  日程第9.議案第28号 平成20年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本案に対する総務常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第28号 平成20年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計予算については、総務常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 41 ◯議長宮原宏典君)  全員賛成。よって、議案第28号は可決されました。       日程第10 議案第29号 42 ◯議長宮原宏典君)  日程第10.議案第29号 平成20年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。討論ございませんか。益田議員。 43 ◯17番(益田 清君)  平成20年度グリーンパーク特別会計予算、反対討論いたします。  ごみ処理場建設誘致に伴う迷惑料、毎年90,000千円の歳入となっております。13年度から31年度まで総額13億円で、20年度以降は640,000千円の歳入が見込まれています。この基金の使途については、当初から建設費の負担軽減のために生かしていくべきであること、公園建設は町民の皆さんの要望した施策ではなかったことなどで反対の意見を述べてきました。今回は、はぜ保存補助金560千円は賛成です。周辺地区地域振興として、水路・道路工事など残金310,000千円を充てていくことが予定されておりましたけれども、この使途計画につきましては、基金運営委員会などをつくり、オープンにしてソフト事業も含めて有効活用すべきであることを指摘して意見とさせていただきます。  以上です。
    44 ◯議長宮原宏典君)  賛成討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本案に対する総務常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第29号 平成20年度みやき町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算については、総務常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 46 ◯議長宮原宏典君)  賛成多数。よって、議案第29号は可決されました。       日程第11 議案第30号 47 ◯議長宮原宏典君)  日程第11.議案第30号 平成20年度みやき町後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。  これより討論を行います。討論ございませんか。淺川議員。 48 ◯13番(淺川京子君)  議案第30号 平成20年度みやき町後期高齢者医療特別会計予算について反対討論をいたします。私がどうしても同意できないその理由を、以下述べさせていただきます。  政府は2008年4月から75歳以上の高齢者を対象に、後期高齢者医療制度を創設するとともに70歳から74歳の窓口負担を2割に引き上げようとしております。新しい制度は専ら医療費削減を目的にしたもので、高齢者への過酷な負担と医療内容を制限することが大きな特徴です。  具体的には、1、現在、扶養家族となっていて、保険料を負担していない人も含め75歳以上のすべての高齢者から保険料を徴収する。2、年金から保険料を天引きする。3、保険料を払えない人からは保険証を取り上げ、医療を受けられなくする。4、受けられる医療を制限し、差別する別建て診療報酬を創設するなどです。これに対し、年寄りを厄介者扱いにする、その発想が頭にくる。高齢者を何で前期、後期と区切るのか、老人に対して失礼だ。後期高齢者医療制度の実施予定の4月1日を目前にして、高齢者の怒りが、今、噴き出しています。人口の約1割に当たる1,300万人を全く別の保険に切り離す世界でも例のない制度への不信任の声です。  特に、政府広報紙の高齢者医療制度のお知らせ3,600万部が新聞に折り込まれた翌21日には、厚生労働省の電話がほとんど話し中になり、「広報に、問い合わせ先は厚労省へと書いてあるのに対し、全く電話がつながらない」という怒りの声が新聞にも載っておりました。また、新聞には長生きを喜べない社会になっていいはずはないと見直しを求める社説や、有無も言わさずにあの世に早く行け組に編入される感じだ、14日付の朝日新聞などにはそういった投書が紹介されています。  今、怒りの声が全国で巻き起こり、制度の運営に当たる都道府県の広域連合からも緊急の見直し要求が出されています。2007年9月12日には、埼玉、千葉、東京、神奈川の後期高齢者広域連合長が舛添要一厚生労働大臣に提出した要望書、後期高齢者医療制度準備に対する緊急要望が、また2007年11月22日には、北海道の後期高齢者医療広域連合議会が政府に対して、制度移行により保険料負担が急増する被保険者への激変緩和措置及び適切な低所得者対策を講ずることなどを求める意見書を提出しています。同時に、都道府県知事に対し広域連合への十分な財政支援措置を講じること、後期高齢医療制度について、道民及び医療機関等への十分な周知を行うことなどを求めています。  私は、1、保健・検診事業への財政支援、2、制度の周知、3、システム事業費に見合った財政支援、4、国庫負担金等の速やかな交付、5、調整交付金の別枠交付、6、標準システム等の早期提示を要求します。特に、調整交付金の別枠交付については、療養給付に対する定率交付は12分の4を確保すること、広域連合からの所得の格差を調整する調整交付金は、国において別枠で調整額を確保することを求めます。  そもそも病気になりがちな高齢者の医療については、長年の社会貢献にふさわしく、国と企業が財政負担をし、高齢者が支払える範囲で十分な医療が受けられるようにすべきです。このことはヨーロッパ諸国では常識であり、高齢者に高負担と差別医療を押しつけている国はどこにもありません。日本は世界有数の長寿国として知られてきました。そして、これからますます顕著になる高齢化社会を前にして、この国の様子が少し変わってきていると思います。長寿を祝うどころか、お年寄りが生きにくくなっています。お金のない人は生きることすら許されない、それはすごく恐ろしい世の中で、とても悲しい社会です。長生きってだめでしょうか、長生きは悪ですか。高齢者に長生きして済みませんなんて言葉を私は言わせないでほしいと思います。長生きしてくれてありがとうと言える世の中に、医療に使う国の予算をふやし、高齢者、国民が安心して医療を受けられるようにすることではないでしょうか。一部凍結など小手先の対応ではなく、高齢者いじめの大改悪制度、後期高齢者医療制度は中止、撤回をすべきです。  以上、みやき町後期高齢者医療特別会計、最初の議案調定に当たり、同意できない理由を述べさせていただきました。  以上です。 49 ◯議長宮原宏典君)  賛成討論はございませんか。平野議員。 50 ◯14番(平野達矢君)  私は賛成の立場から討論をさせていただきます。  議案第30号 みやき町後期高齢者医療特別会計予算。さきの議案第3号でみやき町後期高齢者医療に関する条例の制定が賛成多数で可決をされました。私はこの75歳以上の高齢者、今、こうして生活ができていることに対しまして、大変感謝をしている階層の方々でございます。ただいま共産党の方が長生きはするなと、いろいろそういうふうに感じていらっしゃるということは、これは共産党の皆様方の考え方だからでしょうね。普通の人は大体いいほうに考えます。  まず、なぜ後期高齢者医療制度が制定されたのか。これは今、私が言いましたように、高齢者の方に、心身の特性に応じた医療を提供して、その医療費を国民全体で支える。みんなで老人を大事にして、そして、日本の今の長寿国をさらなる長寿国にしていこうというのがこの後期高齢者医療制度の大きな基本の考え方なんです。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  後期高齢者は、やはりいろいろな病気にかかります。機械も同じです、庁舎も同じです。使えば使うほど至るところに傷みが出てきます、ほころびが出てきます。そうしますと、やはり信頼あるお医者さんにかかって、安心・安全な治療を受けながら、このすばらしい日本の国で長く長く生活をしたい、これが高齢者の考え方ではなかろうかと私は老人になりかわりまして、その気持ちを共産党の皆さん方に述べたいと思います。しかしながら、今後、財政は大変逼迫した中で、そして若者も減る少子化の中で、どのようにこの方たちを見守って、そして支えていくのか、このために後期高齢者制度が創設をされたんです。(発言する者あり)どうか共産党の皆さん方も御理解をいただきまして、ぜひとも本案に賛成をされるように心からお祈りをいたしまして賛成討論といたします。 51 ◯議長宮原宏典君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長宮原宏典君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。本案に対する文教福祉常任委員長の報告は可決です。  お諮りします。議案第30号 平成20年度みやき町後期高齢者医療特別会計予算については、文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 53 ◯議長宮原宏典君)  賛成多数。よって、議案第30号は可決されました。       日程第12 閉会中の所管事務調査について 54 ◯議長宮原宏典君)  日程第12.閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。  お諮りします。みやき町議会会議規則第71条の規定により、お手元に配付の議会運営委員長及び総務、産業建設、文教福祉の各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長宮原宏典君)  異議なしと認めます。よって、議会運営委員長及び各常任委員長から申し出のとおり閉会中の所管事務調査することに決定いたしました。  以上で本日の日程を全部終了いたしました。  これをもちまして、平成20年第1回みやき町議会定例会を閉会いたします。                 午前10時32分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     平成  年  月  日           みやき町議会議長  宮 原 宏 典           みやき町議会議員  田 中 俊 彦           みやき町議会議員  立 石 輝 明 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...