みやき町議会 2008-03-24
2008-03-24 平成20年第1回定例会(第8日) 本文
委 員 淺 川 京 子
みやき
町議会議長 宮 原 宏 典 様
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様の御賛同をよろしくお願いします。
7
◯議長(
宮原宏典君)
続いて、
文教福祉常任委員長の報告を求めます。
田中委員長。
8
◯文教福祉常任委員長(
田中俊彦君)
おはようございます。お手元に配付させていただいております
文教福祉常任委員会審査報告書を読み上げ、報告させていただきます。
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文教福祉常任委員会審査報告書
平成20年3月11日の第1回
定例会本会議において、当
文教福祉常任委員会に付託された下
記議案について、平成20年3月12日、13日、14日、17日の4日間にわたり審査しましたので、
その結果を
会議規則第73条の規定により報告します。
1、
付託議案
1)
議案第22号 平成20年度みやき
町一般会計予算(
分割付託分)について
2)
議案第23号 平成20年度みやき
町国民健康保険特別会計予算について
3)
議案第24号 平成20年度みやき
町老人保健特別会計予算について
4)
議案第25号 平成20年度みやき
町養護老人ホーム南花園特別会計予算について
5)
議案第30号 平成20年度みやき
町後期高齢者医療特別会計予算について
記
1、採決の結果
1)
議案第22号 平成20年度みやき
町一般会計予算(
分割付託分)については、賛成多数に
て本案を原案通り可決すべきものと決定しました。
2)
議案第23号 平成20年度みやき
町国民健康保険特別会計予算については、賛成多数にて
本案を原案通り可決すべきものと決定しました。
3)
議案第24号 平成20年度みやき
町老人保健特別会計予算については、
全員賛成にて本案
を原案通り可決すべきものと決定しました。
4)
議案第25号 平成20年度みやき
町養護老人ホーム南花園特別会計予算については、全員
賛成にて本案を原案通り可決すべきものと決定しました。
5)
議案第30号 平成20年度みやき
町後期高齢者医療特別会計予算については、賛成多数に
て本案を原案通り可決すべきものと決定しました。
2、審査の結果および所見
1)
議案第22号 平成20年度みやき
町一般会計予算(
付託分)の歳出において(款)
民生費
(項)
社会福祉費と
児童福祉費を合わせると23億7千8百万円は、
予算総額の約25%にあ
たる。
予算執行にあたっては、
町民サービスの適正に考慮し効果的に実行していただきたい。
1)(款)
総務費(項)
戸籍住民基本台帳費(目)
戸籍住民基本台帳費(節)委託料は、住
民基本台帳カードが現在町民にとってのメリットが少ないのではと思われる。
今後、
附加サービスの向上には費用対効果を踏まえ検討していただきたい。
2)(款)
民生費(項)
社会福祉費(目)
障害者福祉費(節)
扶助費は、さまざまな
扶助費、
助成費などにて構成されているが、
入所待ちの
在宅介護家庭に対する手当ての復活を検
討してほしい。
3)(款)
衛生費(項)
保健衛生費(目)
予防費(節)報酬の
非常勤嘱託は、
保健師2名の
産休に対し
非常勤雇用1名となっている。70歳以上の健(検)診
受診料は平成19年度ま
での無料が、平成20年度より
自己負担となり
受診率の低下が危惧される。
総
医療費抑制のためにも考慮すべきではないだろうか。
4)(款)
教育費(項)
中学校費(目)
外国青年招致事業費(節)
使用料および
賃借料・負
担金、
補助金および
交付金は、ALTに対する
家屋借り上げ料・
住宅補助金であるが、
町営住宅に空室があることから
町営住宅への入居も検討されたし。
2)
議案第23号 平成20年度みやき
町国民健康保険特別会計予算は、
制度変更にともない周
知徹底を図り検診の
受診向上のためにも、町はチラシのみならず町民の方の理解を得る
ため努力していただきたい。
3)
議案第30号 平成20年度みやき
町後期高齢者医療特別会計予算は、現在町民の方に保険
料・
医療給付の内容などについて理解されていないと思われる。4月からの実施にあた
っては、庁舎に
相談窓口を設置するなどして疑問に的確に答えるべし。
以上、当
委員会の審査の結果を報告します。
平成20年3月17日
文教福祉常任委員会
委員長 田 中 俊 彦
副
委員長 益 田 清
委 員 平 野 達 矢
委 員 田 代 敏 光
委 員 原 口 喜 典
みやき
町議会議長 宮 原 宏 典 様
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
よろしくお願いいたします。
9
◯議長(
宮原宏典君)
各
常任委員長報告が終わりましたので、
委員長報告に対する質疑を許します。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10
◯議長(
宮原宏典君)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
日程第3
議案第22号
11
◯議長(
宮原宏典君)
日程第3.
議案第22号 平成20年度みやき
町一般会計予算について、討論、採決を行います。
益田議員。
12 ◯17番(益田 清君)
議案第22号 平成20年度みやき
町一般会計予算について審査した結果、
反対討論をいたします。
平成20年度の
町一般会計予算は9,501,045千円となっております。このうち、
育英資金貸付制度実施のための基金の設置や
妊婦検診の
無料化回数増、
道路側溝整備事業促進など、よい施策については、賛成であり反対するものでは当然ありません。しかし、平成19年度から始まっている、みやき
町総合計画基本計画に基づく
実施計画は結局示されておらず、
町づくりのイメージは見えてきません。
主要施策の
優先順位を明らかにして、20年度、21年度、22年度の
財政計画(及び
中期財政計画)を示し、住民にわかりやすく開かれた町政を求めます。平成20年度
予算編成は、
実施計画に基づくものではなく、町が一方的につくった
集中改革アクションプランに基づいて編成されたものです。
補助金カット、検診の
個人負担増など、毎年190,000千円の
一般財源の圧縮、26年度まで7年間で
一般財源を1,350,000千円も縮減する
方向性、
計画性を打ち出しております。
各施策の
民間移譲、大幅な
町職員の削減で、
住民サービスの低下、
負担増と80項目近くが検討中で後退を余儀なく進められようとしております。これでは町の展望は見えてきません。
福祉バスの運行や就学前までの
医療費無料化促進など、暮らしやすい
町づくりで
人口増と
税収増を図る活動はできないものでしょうか。本町が今後、財政逼迫した状況に追い込まれている主な要因は、
公共下水道事業の無理な計画にあります。
一般財源の繰入額は160,000千円、20年から26年の7年間だけでも1,350,000千円を超える持ち出しが予定され、
新規事業の選択の余地は全く見出せません。
公共下水道事業はもちろん反対ではございませんが、このままいけば
財政破綻は免れません。この
繰出金は手法の変更、凍結など事業の見直しを図るべきではないでしょうか。鳥栖・
三養基西部環境施設組合の
負担金は476,000千円にも膨らんでおります。さらなる雑費の増加による
住民負担増には同意できません。
以上の
問題点を指摘し、討論といたします。
以上です。
13
◯議長(
宮原宏典君)
次に、
賛成討論はありませんか。
古賀議員。
14 ◯15番(
古賀秀實君)
ただいま議題となっております
議案第22号 平成20年度
一般会計予算について、賛成の立場から討論に参加させていただきます。
平成20年度は、第1次
総合計画実施計画の作成に当たり、合併で位置づけた
主要施策の実行へ向け、着実な
町づくりの対応が求められる予算と認識しておるところであります。平成20年度の
一般会計当初
予算総額は9,501,045千円となり、平成19年度当初予算に比べ4%、368,343千円の増となっております。この増の要因といたしましては、
三根中学校校舎改築工事及び公的資金補償金免除繰り上げ償還によるものであり、これを除いて比較しますと、マイナス3.1%、266,035千円の減となっており、
行革等の成果を反映した
予算案になっておるところであります。
歳出の主なものについては、便利で暮らしよい
町づくりの
基盤づくりの柱であります、町民が安心・安全な生活をするため、通路・水路の計画的な整備を進める
町づくり環境整備事業費335,000千円を計上されているところであります。その他、柱といたしまして、快適・安全な
生活環境づくり、魅力いっぱい
活力づくり、
観光福祉の
町づくり、生き生き輝く
人づくり、町民が進んで参加する
協働町づくりなど第1次みやき
町総合計画基本構想の
施策大綱に沿った
積極予算であります。末安町政にとって最後の年度でもあり、20年度
一般会計予算はそれにこたえた、きらりと光る施策を実施する予算であると期待をしておるところであります。
3月14日より4日間にわたりまして、各
常任委員会において十分な審議を尽くされました。
執行部からも詳細にわたり説明があり、その結果、
委員長報告によって原案を可決すべきと決定したと報告があったところであります。よって、各
常任委員会の認定を尊重するとともに、本予算が忠実に執行され、着実に実行に移されるよう期待をするものであります。
最後になりましたが、
中島事務局長を初め9名の方々が退職されると聞いております。これまで長きにわたり
町勢発展のため御尽力いただきましたことに対し、心から敬意をあらわしますとともに感謝を申し上げまして討論を終わらせていただきます。
15
◯議長(
宮原宏典君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
16
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本案に対する各
常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第22号 平成20年度みやき
町一般会計予算については、各
常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
17
◯議長(
宮原宏典君)
賛成多数。よって、
議案第22号は可決されました。
日程第4
議案第23号
18
◯議長(
宮原宏典君)
日程第4.
議案第23号 平成20年度みやき
町国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。
益田議員。
19 ◯17番(益田 清君)
議案第23号 平成20年度みやき町国民健康保険特別会計について
反対討論をいたします。
日本共産党は、この
議案について全然賛成ではないという立場からの意見を述べさせていただきます。
まず今回、国民健康保険税の医療分について税率の改正を見送ったことは高く評価するものでございます。20年度は国の法律改正で、1)65歳から74歳までの前期高齢者と位置づけ、年金からの天引きを強行したこと、2)70歳から74歳までの窓口負担を1割から2割に引き上げたこと、3)高額療養費が引き上げられ個人負担がふえたこと、4)保険税は医療分、介護分、後期高齢者支援分に分かれ、高齢者がふえるごとに後期高齢者支援分がふえ、保険税の引き上げが行われる仕組みになっていることなど、実施に当たってこのような点で同意できないという理由を述べさせていただきまして意見にかえさせていただきます。
以上です。
20
◯議長(
宮原宏典君)
賛成討論はありませんか。
古賀議員。
21 ◯15番(
古賀秀實君)
ただいま
反対討論がございましたけれども、17番議員は議会の尊敬する先輩でもありまして、特に福祉につきましてはベテラン議員であるにもかかわらず、国保制度についての認識の甘さに少々残念に思っているところでございます。
そもそもこの国民健康保険制度は、医療機関の窓口で被保険者証を出しますと、医療費の一部を負担するだけで診療にかかれる制度であります。運営主体は市町村となっており、その費用は国からの
補助金、加入者が納める保険税、保険料によって賄われておりまして、本町は保険料方式から成り立っているところであります。
つまり、国保は日ごろから加入者同士によって支払い、病気やけがをしたときに備える助け合いの制度であります。医療費が年々ふえ続けていることは国民すべてが共通の認識をしているところでありまして、我がみやき町におきましても、1人当たりの療養諸費は、17年度、18年度におきましても、県下でトップであり、しかも、その医療費が増加しているのが現状であります。しかし、その中でも我が国が誇る国民皆保険制度は国民の命と健康を守る観点から続けていくことが求められているところでありまして、負担の平等、公平を図る点からも極めて重要なものであります。加入者にとっては保険料一部
負担金が安いにこしたことはないのであります。しかし、一方、制度の維持という観点からは
一般会計とは異なり、支出額に応じて収入額を確保しなければならないのが大きな特色であります。国民皆保険であり、目的税である点からも、保険料の徴収について被保険者全体の相互扶助で成り立つ保険制度であります。まずはこのことを理解してほしいのであります。
このような制度の中、我が町の19年度国保会計は50,000千円の不足が生じております。保険税の税率等の改正を行うべく国保運営協議会、文教福祉
委員会に諮られまして検討した結果、20年度の保険税については、広域国保安定化基金より50,000千円借り入れることで据え置きにしたことは、被保険者の負担について町は格段の努力をされているところであります。
17番議員は国保事業に後期高齢者制度の導入に伴い、年金からの天引き、資格証明書の発行、負担割合、また常々
一般会計からのルール外の繰り入れ額等を主張されておりますが、この制度をどのような水準に設定するかは社会保障制度をどうするかという問題でありまして、町単独で制度を変更することはできないのであります。この制度を変えるには、国会、あるいは国民全体で議論をしていかなければならない問題でありまして、みやき町の国保事業会計予算の場面で反対理由となるものではないということを強く申し上げまして、
賛成討論といたします。
22
◯議長(
宮原宏典君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
23
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本案に対する
文教福祉常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第23号 平成20年度みやき
町国民健康保険特別会計予算については、
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
24
◯議長(
宮原宏典君)
賛成多数。よって、
議案第23号は可決されました。
日程第5
議案第24号
25
◯議長(
宮原宏典君)
日程第5.
議案第24号 平成20年度みやき
町老人保健特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本案に対する
文教福祉常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第24号 平成20年度みやき
町老人保健特別会計予算については、
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
27
◯議長(
宮原宏典君)
全員賛成。よって、
議案第24号は可決されました。
日程第6
議案第25号
28
◯議長(
宮原宏典君)
日程第6.
議案第25号 平成20年度みやき
町養護老人ホーム南花園特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本案に対する
文教福祉常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第25号 平成20年度みやき
町養護老人ホーム南花園特別会計予算については、
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
30
◯議長(
宮原宏典君)
全員賛成。よって、
議案第25号は可決されました。
日程第7
議案第26号
31
◯議長(
宮原宏典君)
日程第7.
議案第26号 平成20年度みやき
町公共下水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。討論ございませんか。
益田議員。
32 ◯17番(益田 清君)
議案第26号 平成20年度みやき
町公共下水道事業特別会計予算について、この公共事業には当然、反対ではございません。
議案審議、一般質問を通じて結論として事業の見直しを訴えるものでございます。
公共下水道事業は、北茂安区、中原区処理面積510ヘクタール、総
事業費214億円で工事が進められています。この費用は、国からの
補助金約50%、地方債約45%、町費、受益者負担から成り立っております。地方債の借入金は、
使用料と町費で返していきます。現在、
一般会計の繰入金は、
加入率75%と仮定して、試算では、18年、19年、20年で合計343,000千円となっております。しかし、実際は467,000千円にもなっており、126%増加して投入されております。二次
認可区域終了予定まで15億円を超えることも予測され、今後、地方交付税が減額されていく中で、財政の破綻も予測されます。三根地区への着手を含めて、財政問題で住民に理解を求めつつ、事業の見直し、手法の変更など当初に当たって計画の再検討を求めるものでございます。
以上が意見といたします。
以上です。
33
◯議長(
宮原宏典君)
賛成討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本件に対する
産業建設常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第26号 平成20年度みやき
町公共下水道事業特別会計予算については、
産業建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
35
◯議長(
宮原宏典君)
賛成多数。よって、
議案第26号は可決されました。
日程第8
議案第27号
36
◯議長(
宮原宏典君)
日程第8.
議案第27号 平成20年度みやき
町農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本件に対する
産業建設常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第27号 平成20年度みやき
町農業集落排水事業特別会計予算については、
産業建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
38
◯議長(
宮原宏典君)
全員賛成。よって、
議案第27号は可決されました。
日程第9
議案第28号
39
◯議長(
宮原宏典君)
日程第9.
議案第28号 平成20年度みやき
町工業用地取得造成事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
40
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本案に対する
総務常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第28号 平成20年度みやき
町工業用地取得造成事業特別会計予算については、
総務常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
41
◯議長(
宮原宏典君)
全員賛成。よって、
議案第28号は可決されました。
日程第10
議案第29号
42
◯議長(
宮原宏典君)
日程第10.
議案第29号 平成20年度みやき
町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。討論ございませんか。
益田議員。
43 ◯17番(益田 清君)
平成20年度グリーンパーク特別会計予算、
反対討論いたします。
ごみ処理場建設誘致に伴う迷惑料、毎年90,000千円の歳入となっております。13年度から31年度まで総額13億円で、20年度以降は640,000千円の歳入が見込まれています。この基金の使途については、当初から建設費の負担軽減のために生かしていくべきであること、公園建設は町民の
皆さんの要望した施策ではなかったことなどで反対の意見を述べてきました。今回は、はぜ保存
補助金560千円は賛成です。周辺地区地域振興として、水路・道路工事など残金310,000千円を充てていくことが予定されておりましたけれども、この使途計画につきましては、基金運営
委員会などをつくり、オープンにしてソフト事業も含めて
有効活用すべきであることを指摘して意見とさせていただきます。
以上です。
44
◯議長(
宮原宏典君)
賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
45
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本案に対する
総務常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第29号 平成20年度みやき
町グリーンパーク推進整備事業基金特別会計予算については、
総務常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
46
◯議長(
宮原宏典君)
賛成多数。よって、
議案第29号は可決されました。
日程第11
議案第30号
47
◯議長(
宮原宏典君)
日程第11.
議案第30号 平成20年度みやき
町後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
これより討論を行います。討論ございませんか。淺川議員。
48 ◯13番(淺川京子君)
議案第30号 平成20年度みやき
町後期高齢者医療特別会計予算について
反対討論をいたします。私がどうしても同意できないその理由を、以下述べさせていただきます。
政府は2008年4月から75歳以上の高齢者を対象に、後期高齢者医療制度を創設するとともに70歳から74歳の窓口負担を2割に引き上げようとしております。新しい制度は専ら医療費削減を目的にしたもので、高齢者への過酷な負担と医療内容を制限することが大きな特徴です。
具体的には、1、現在、扶養家族となっていて、保険料を負担していない人も含め75歳以上のすべての高齢者から保険料を徴収する。2、年金から保険料を天引きする。3、保険料を払えない人からは保険証を取り上げ、医療を受けられなくする。4、受けられる医療を制限し、差別する別建て診療報酬を創設するなどです。これに対し、年寄りを厄介者扱いにする、その発想が頭にくる。高齢者を何で前期、後期と区切るのか、老人に対して失礼だ。後期高齢者医療制度の実施予定の4月1日を目前にして、高齢者の怒りが、今、噴き出しています。人口の約1割に当たる1,300万人を全く別の保険に切り離す世界でも例のない制度への不信任の声です。
特に、政府広報紙の高齢者医療制度のお知らせ3,600万部が新聞に折り込まれた翌21日には、厚生労働省の電話がほとんど話し中になり、「広報に、問い合わせ先は厚労省へと書いてあるのに対し、全く電話がつながらない」という怒りの声が新聞にも載っておりました。また、新聞には長生きを喜べない社会になっていいはずはないと見直しを求める社説や、有無も言わさずにあの世に早く行け組に編入される感じだ、14日付の朝日新聞などにはそういった投書が紹介されています。
今、怒りの声が全国で巻き起こり、制度の運営に当たる都道府県の広域連合からも緊急の見直し要求が出されています。2007年9月12日には、埼玉、千葉、東京、神奈川の後期高齢者広域連合長が舛添要一厚生労働大臣に提出した要望書、後期高齢者医療制度準備に対する緊急要望が、また2007年11月22日には、北海道の後期高齢者医療広域連合議会が政府に対して、制度移行により保険料負担が急増する被保険者への激変緩和措置及び適切な低所得者対策を講ずることなどを求める意見書を提出しています。同時に、都道府県知事に対し広域連合への十分な財政支援措置を講じること、後期高齢医療制度について、道民及び医療機関等への十分な周知を行うことなどを求めています。
私は、1、保健・検診事業への財政支援、2、制度の周知、3、システム
事業費に見合った財政支援、4、国庫
負担金等の速やかな交付、5、調整
交付金の別枠交付、6、標準システム等の早期提示を要求します。特に、調整
交付金の別枠交付については、療養給付に対する定率交付は12分の4を確保すること、広域連合からの所得の格差を調整する調整
交付金は、国において別枠で調整額を確保することを求めます。
そもそも病気になりがちな高齢者の医療については、長年の社会貢献にふさわしく、国と企業が財政負担をし、高齢者が支払える範囲で十分な医療が受けられるようにすべきです。このことはヨーロッパ諸国では常識であり、高齢者に高負担と差別医療を押しつけている国はどこにもありません。日本は世界有数の長寿国として知られてきました。そして、これからますます顕著になる高齢化社会を前にして、この国の様子が少し変わってきていると思います。長寿を祝うどころか、お年寄りが生きにくくなっています。お金のない人は生きることすら許されない、それはすごく恐ろしい世の中で、とても悲しい社会です。長生きってだめでしょうか、長生きは悪ですか。高齢者に長生きして済みませんなんて言葉を私は言わせないでほしいと思います。長生きしてくれてありがとうと言える世の中に、医療に使う国の予算をふやし、高齢者、国民が安心して医療を受けられるようにすることではないでしょうか。一部凍結など小手先の対応ではなく、高齢者いじめの大改悪制度、後期高齢者医療制度は中止、撤回をすべきです。
以上、みやき町後期高齢者医療特別会計、最初の
議案調定に当たり、同意できない理由を述べさせていただきました。
以上です。
49
◯議長(
宮原宏典君)
賛成討論はございませんか。平野議員。
50 ◯14番(平野達矢君)
私は賛成の立場から討論をさせていただきます。
議案第30号 みやき
町後期高齢者医療特別会計予算。さきの
議案第3号でみやき町後期高齢者医療に関する条例の制定が賛成多数で可決をされました。私はこの75歳以上の高齢者、今、こうして生活ができていることに対しまして、大変感謝をしている階層の方々でございます。ただいま共産党の方が長生きはするなと、いろいろそういうふうに感じていらっしゃるということは、これは共産党の皆様方の考え方だからでしょうね。普通の人は大体いいほうに考えます。
まず、なぜ後期高齢者医療制度が制定されたのか。これは今、私が言いましたように、高齢者の方に、心身の特性に応じた医療を提供して、その医療費を国民全体で支える。みんなで老人を大事にして、そして、日本の今の長寿国をさらなる長寿国にしていこうというのがこの後期高齢者医療制度の大きな基本の考え方なんです。(「そうだ」と呼ぶ者あり)
後期高齢者は、やはりいろいろな病気にかかります。機械も同じです、庁舎も同じです。使えば使うほど至るところに傷みが出てきます、ほころびが出てきます。そうしますと、やはり信頼あるお医者さんにかかって、安心・安全な治療を受けながら、このすばらしい日本の国で長く長く生活をしたい、これが高齢者の考え方ではなかろうかと私は老人になりかわりまして、その気持ちを共産党の
皆さん方に述べたいと思います。しかしながら、今後、財政は大変逼迫した中で、そして若者も減る少子化の中で、どのようにこの方たちを見守って、そして支えていくのか、このために後期高齢者制度が創設をされたんです。(発言する者あり)どうか共産党の
皆さん方も御理解をいただきまして、ぜひとも本案に賛成をされるように心からお祈りをいたしまして
賛成討論といたします。
51
◯議長(
宮原宏典君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
52
◯議長(
宮原宏典君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。本案に対する
文教福祉常任委員長の報告は可決です。
お諮りします。
議案第30号 平成20年度みやき
町後期高齢者医療特別会計予算については、
文教福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
53
◯議長(
宮原宏典君)
賛成多数。よって、
議案第30号は可決されました。
日程第12 閉会中の所管事務調査について
54
◯議長(
宮原宏典君)
日程第12.閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。
お諮りします。みやき町議会
会議規則第71条の規定により、お手元に配付の議会運営
委員長及び総務、産業建設、文教福祉の各
常任委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55
◯議長(
宮原宏典君)
異議なしと認めます。よって、議会運営
委員長及び各
常任委員長から申し出のとおり閉会中の所管事務調査することに決定いたしました。
以上で本日の日程を全部終了いたしました。
これをもちまして、平成20年第1回みやき
町議会定例会を閉会いたします。
午前10時32分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
平成 年 月 日
みやき
町議会議長 宮 原 宏 典
みやき町議会議員 田 中 俊 彦
みやき町議会議員 立 石 輝 明
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