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2007-09-19 平成19年第3回定例会(第6日) 名簿
2007-09-19 平成19年第3回定例会(第6日) 本文

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  1. みやき町議会 2007-09-19
    2007-09-19 平成19年第3回定例会(第6日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(大石安弘君)  第3回みやき町議会定例会6日目の会議、御出席ありがとうございます。全員出席です。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、本日配付しましたお手元の日程表のとおり進行いたします。       日程第1 議案第52号 2 ◯議長(大石安弘君)  日程第1.議案第52号 訴えの提起についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。最所事業部長。 3 ◯事業部長(最所和美君)  おはようございます。事業部のほうから議案第52号についてお願いいたします。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案第52号                 訴えの提起について  次のとおり法定外公共物地内の建物収去土地明渡し請求事件に関する訴えを提起する。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  1つとして、訴えの趣旨でございます。法定外公共物地内の建築物等の撤去及び土地の明け渡しを請求する。  2つとしまして、訴えの理由でございますが、法定外公共物の占有に関する紛争の解決を図るためでございます。  3つ目といたしまして、訴えの相手方でございますが、三養基郡みやき町大字簑原4275番地先、増田茂氏、増田ミツコ氏、有限会社増田建設代表取締役増田茂氏となっております。  4項目めといたしまして、訴えの対象物件でございますが、三養基郡みやき町大字簑原字目明谷4275番地先、法定外公共物の一部、木造かわらぶき平屋建てとなっております。
     5点目としまして、授権の事項でございますが、必要に応じて次の行為をすることができるということで、1つ、和解、2つ目に控訴、上告または取り下げ、3つといたしまして、その他請求の内容を実現するため必要な裁判上の行為でございます。  6点目でございますが、管轄裁判所につきましては、佐賀地方裁判所民事部となっております。  平成19年9月10日提出、みやき町長末安伸之。  提案理由でございますが、法定外公共物地内の建築物等の撤去及び土地の明け渡しを請求する事件について訴えを提起するため、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  この件につきましては、増田茂氏、増田ミツコ氏、有限会社増田建設を相手とし、平成19年7月24日に佐賀地方裁判所不動産仮処分命令申立書を提出いたしております。その内容としましては、1つとして、債務者らは、みやき町大字簑原字目明谷4275番地先の土地上、これは法定外公共物外でございますが、土地上に建築中の木造かわらぶき平屋建ての建築工事を続行してはならない。2つ目として、債務者は木造かわらぶき平屋建てに対し、譲渡及び質権、抵当権及び賃借権の設定その他一切の処分をしてはならない。3つ目として、債務者らは木造かわらぶき平屋建てに対する占有を他人に移転し、または占有名義を変更してはならないという内容の申し立てを行っております。これに基づきまして、8月10日に佐賀地方裁判所において、増田茂氏、増田ミツコ氏に対する審問が行われましたが、この日は病気を理由として両名は欠席されております。  その後、8月30日に、債務者ら、いわゆる増田茂氏、増田ミツコ氏らを代理人とする弁護士より、債務者らの時効取得を内容とした反論書が地方裁判所のほうに提出されております。同じく同日8月30日に、佐賀地方裁判所において仮処分決定が下されております。その内容につきましては、債権者の申し立てを相当と認め、建物の処分禁止を命じる部分については、建物の収去及びその敷地の明け渡し請求を保全するため、債権者に債務者らのため金1,500千円の担保を立てさせ、次のとおり決定するということで、主文といたしまして、債権者は上記建物について譲渡及び質権、抵当権及び賃借権の設定その他一切の処分をしてはならない。2つ目として、債務者らは上記建物に対する占有を他人に移転し、または占有名義を変更してはならないという内容の処分決定がなされております。したがいまして、直ちに8月31日で仮処分の執行申立書を佐賀地方裁判所のほうに提出しております。これは裁判所が処分を決定しただけでは効力が生じませんので、それを生じさせるために、執行申し立てを行っております。それに基づきまして、今月9月6日に、現地において当町の代理人弁護士立ち会いのもとに執行がなされております。したがいまして、仮処分により、建物の収去及びその敷地の明け渡し請求権を保全したところでございますので、今回、本訴を提訴するためにみやき町議会の議決をお願いするものでございます。どうぞよろしくお願いします。 4 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第52号 訴えの提起について、原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 7 ◯議長(大石安弘君)  全員賛成。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。       日程第2 議案第53号 8 ◯議長(大石安弘君)  日程第2.議案第53号 平成19年度みやき町一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。原野総務部長。 9 ◯総務部長(原野 茂君)  おはようございます。それでは、議案第53号 平成19年度みやき町一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          平成19年度みやき町一般会計補正予算(第2号) 平成19年度みやき町の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ26,315千円を追加し、歳入歳出予算の総額  を歳入歳出それぞれ9,169,781千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。                             平成19年9月10日 提出                             みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  それでは、歳入5ページのほうから御説明申し上げます。  歳入5ページでございます。  国庫支出金関係でございますが、国庫補助金として民生費国庫補助金、補正額16千円でございます。これにつきましては、障害者の程度区分を認定するための事務費補助金でございます。  同じく今度は県の支出金でございます。県補助金でございますが、民生費県補助金として3,510千円でございますけれども、これにつきましては、まず1点目が障害者自立支援法の施行の円滑化を図るための事務費等の補助金として206千円、同じく障害者自立支援対策として、就労意欲促進事業費補助金として607千円、同じく障害者自立支援法による制度改正の激変緩和措置として、通所サービス利用促進事業費補助金として2,697千円でございます。  同じく県補助金関係で農林水産業費県補助金でございますが、△の91千円でございます。これにつきましては、数量調整円滑化推進事業費補助金の額が確定をいたしましたので、調整をさせていただいております。この事務につきましては、減反関係の事務ということでございます。  続きまして、県支出金の委託金関係でございます。1の総務費県委託金921千円をお願いしております。これにつきましては、統計調査費県委託金で、就業構造基本調査費委託金及び全国物価統計調査費委託金ということで、指定統計調査が今度始まりますので、その予算を、委託金をお願いしておるところでございます。  2の民生費県委託金につきましては、34千円というようなことでございますけれども、これは障害者の実態及び福祉ニーズ調査業務を委託するための委託費というようことでございます。  それと、7の教育費県委託金ということで197千円、これにつきましては学校管理費県委託金でございますが、研究指定校として197千円の補正をお願いしております。これは北茂安小学校の研究経費でございます。  続きまして、次のページをお願いしたいと思います。  次のページ、6ページでございますが、寄附金でございます。教育費寄附金として500千円の補正をお願いしております。これにつきましては、企業からの寄附がありましたので、図書館の寄附金ということで歳入は計上させていただいております。  それから、繰入金でございますけれども、特別会計繰入金のうち、1の国民健康保険特別会計繰入金ということで、6,011千円でございます。これにつきましては、前年度の特別会計からの繰出金の精算というふうなことで、6,011千円でございます。  それから、款10の繰越金、今回13,305千円をお願いしているところでございます。補正後の繰越金額としては117,083千円ということになっております。  それから、雑入といたしまして、1,912千円をお願いしておりますけれども、この中といたしましては、町社会福祉協議会の前年度返還金が1,489千円、農地・水・環境保全向上対策事務費補助金として423千円というふうなことで雑入として計上させていただいております。  続きまして、歳出関係でございます。7ページのほうをお願いしたいと思いますが、歳出につきましても、一応総務部関係のみを私のほうから説明をさせていただきます。  まず、総務費の一般管理費でございます。285千円を計上いたしております。これにつきましては、防犯対策の一つとして、公用車を白黒に塗装し、青色警告灯を取りつけてパトロールを行うことによって、防犯の抑止力の効果を図るもので、そのため所要の経費をお願いしておるところでございます。需用費の269千円、これは修繕料でございますが、車の塗りかえの塗装というふうなことでございます。役務費につきましては、青色灯にするとき車の点検が必要でございますので、その手数料として16千円でございます。  5の財産管理費でございますが、990千円をお願いしております。これにつきましては、県道北茂安三田川線の道路改良とあわせまして、みやき町庁舎、北茂安庁舎の駐車場の整備を行い、住民のみやき町庁舎への利便性を図るための事業でございます。今回お願いしておりますのは、節の15.工事請負費でございますけれども、750千円でございます。750千円につきましては、みやき町庁舎駐車場の側溝のつけかえ等の工事、あるいは駐車場の整備等でございます。それで、23で補償、補填及び賠償金でございますが、240千円をお願いしております。これは民家の小屋の移転補償というようなことで、240千円をお願いしているところでございます。  続きまして、総務費の統計調査費でございます。先ほど歳入で申しましたように、統計調査費が今回来ておりますので、923千円というようなことで、内訳といたしましては、それぞれの報酬で統計調査員さんたち、あるいは指導員さんたちの報酬が811千円、需用費として消耗品関係でございます、83千円です。役務費としては切手代等を29千円お願いしていると、これにつきましては統計調査関係の所要の金額でございます。  以上、総務部関係でございます。 10 ◯議長(大石安弘君)  西牟田民生部長。 11 ◯民生部長(西牟田計弘君)  おはようございます。民生部関係についての予算について、歳出のほうから御説明を申し上げます。  7ページのほうをお願いいたします。7ページの一番下の枠でございますけれども、款の3.民生費ということで、項の1.社会福祉費、目の老人福祉費ということで、今回769千円の工事請負費をお願いいたしております。これにつきましては、来年度より後期高齢者の事業が始まりますので、庁舎のLANの整備を行いたいということで、保健課と3総合窓口分のLANの整備を行いたいということで、工事費をお願いいたしております。  続きまして、障害者福祉費といたしまして、消耗品で21千円お願いいたしております。  8ページをお願いいたします。  8ページの節の12.役務費ということで41千円、通信運搬費でございます。  13.委託料68千円ということで、その内訳といたしまして、障害認定区分調査委託料ということで、補助金の2分の1ついておりますけれども、調査を33千円で委託を考えております。続きまして、障害者調査委託金ということで、同じく35千円の委託を考えておりますので、予算をここに計上させていただいております。  18節.備品購入費ということで、パソコンの購入費を176千円計上させていただいております。これにつきましては、障害者自立支援法施行円滑化の特別支援事業ということで、県の基金事業を活用させていただいて、パソコンを導入させていただきたいということで、100%の補助でございます。  19節.負担金、補助及び交付金ということで、3,597千円を計上させていただいております。これにつきましては、通所サービス利用促進事業費補助金ということで、8事業所分17名分の予算ということでお願いをいたしております。  20節.扶助費ということで、810千円お願いいたしておりますけれども、これにつきましても、就労意欲促進事業給付費ということで、15名分を予定いたしております。4分の3の補助事業でございます。  続きまして、款の3.民生費、項の2.児童福祉費ということで、目の1.児童福祉総務費のほうをお願いいたします。節の23で償還金、利子及び割引料ということで、144千円お願いいたしておりますけれども、説明のほうに書いておりますとおり、保育所運営費国庫負担金返還金30千円、保育所運営費県費負担金返還金15千円、次世代育成支援対策県費交付金返還金87千円、保育対策等促進事業県費補助金返還金ということで12千円、ここについては精算ということで、今回前年の精算をここで計上させていただいております。  続きまして、9ページのほうをお願いいたします。  款の4.衛生費、項の1.保健衛生費、目の5の保健衛生施設費ということで、今回工事請負費で300千円お願いいたしておりますけれども、それにつきましては、公共下水道に取りつけるために、当初予算で142千円計上をさせていただいておりましたけれども、この分については、保健センターと南花園と社協の施設がございます施設でございますけれども、どうしても工事上、水かえの必要が生じてきますので、今回300千円の追加でお願いしておりますので、よろしく御審議方お願いいたします。  以上、民生部については終わります。 12 ◯議長(大石安弘君)  最所事業部長。 13 ◯事業部長(最所和美君)  9ページのほうをお願いしたいと思います。  中ほどでございますが、6款の農林水産業費、1項の農業費、3目の農業振興費でございます。今回の補正につきましては、先ほど歳入のほうで説明がございました農地・水・環境関係で423千円の追加、それから、数量調整円滑化事業の確定による補助金というふうなことで、減額の91千円いたしておりますので、それによる332千円の補正をお願いいたしております。内容としましては、8節の報償費といたしまして、減額の1,430千円、この分につきましては、制度改正によりまして、費目の組み替えをお願いしております。したがいまして、この分につきましては、19節の負担金、補助及び交付金のほうに1,361千円計上させていただいております。  従来、この金の流れにつきましては、町から生産組合へということであったわけでございますが、今回制度改正によりまして、町から水田協議会、それから生産組合ということで、金の流れが変わってまいりますので、そういったことで費目の組み替えをお願いしております。  それから、11節の需用費としましては131千円、消耗品費と燃料費でございます。  12節の役務費としまして20千円、18節の備品購入費といたしまして250千円でパソコンの購入をお願いしています。この分につきましては、農地・水用の地図情報を利用するために、そのデータを収集するために精度のよいものをというようなことでお願いいたしております。それから、先ほど申し上げました予算の組み替えで19節の負担金、補助及び交付金に1,361千円でございます。  次に、6目の土地改良費でございますが、10,692千円の補正をお願いしております。内容としましては、19節の負担金、補助及び交付金でございますが、1つは、県営かんがい排水事業の佐賀東部地区の償還助成金といたしまして4,986千円、2つ目には、同じ県営かんがい排水事業の三養基地区の償還助成というようなことで5,706千円お願いしています。この補助につきましては、当初予算で27,885千円計上しておったわけでございますが、今回お願いしておりますのは、当初予算で計上しておりました分の決定による増減関係と三根町の10%償還分の負担分をお願いしております。この県営かん排の事業につきましては、みやき町におきましては2つの事業が入ってきております。1つは、三根校区の井柳川以西については、佐賀東部地区の県営かんがい排水事業、それから、その以東につきましては、三養基地区のかんがい排水事業というようなことで2つ入ってきておるわけでございますが、1つは昭和52年に佐賀東部地区、昭和58年に三養基地区の工事が着手されています。しかしながら、同事業を実施していく中で、路線や工法の変更、物価の変動、そういったものによって計画変更の手続が必要となってきております。佐賀東部地区については平成16年5月から、三養基地区については、ことしの7月から計画変更の同意徴集説明会が行われているところでございます。この事業費の負担につきましては、国費で50%、県費で25%、地元で25%、地元の25%のうち5%につきましては、県のほうからのアオ取水の補助というようなことで、実質地元負担については20%になっているわけでございますが、この分につきましては、旧3町で異なっておりまして、旧中原町、旧北茂安町においては、この20%すべてを町が負担するということになっているわけでございますが、旧三根町に10%が町負担、10%が農家負担となっているわけでございます。この問題につきましては、合併協議会の中でも調整が困難であったために、新町に引き継ぐこととなり、今日に至っているわけでございますが、しかしながら、旧三根町の10%農家負担につきましては、三根校区内の土地改良区、三養基土地改良区、佐賀東部土地改良区及び鳥栖農林事務所より負担の見直しについての要望がなされております。このような情勢をかんがみまして、両かんがい排水事業の円滑な推進と、県営事業に対する農家負担の軽減を図るため、この10%の農家負担について今回補正をお願いするものでございます。  次に、8款の土木費、1項の土木管理費、1目の土木総務費でございます。補正額で630千円をお願いしております。節に参りまして、13節の委託料でございますが、これは行政訴訟の弁護委託料ということで630千円お願いしております。この件につきましては、先ほど議決いただきました本訴を提訴するに当たり、弁護士のほうに提訴着手金として支払う500千円の消費税ということで525千円、それから、仮処分につきましては、これも500千円の着手金であったわけでございますが、この分につきましては、予備費の中で充用させていただいております。そのほかに、先ほど経過の中で御説明いたしましたように、仮処分の保全を図るために、担保金として1,500千円、この分についても予備費の中から充用させていただいております。今回は本訴を提訴するに当たる着手金525千円と、それから仮処分の決定が出ましたので、その分につきましては、成功報酬としまして105千円、通常でありますと、着手金と同額ぐらい請求されるわけでございますが、この点につきましては、3点、3項目の仮処分を申し立てたわけでございますが、建築工事の中止につきましては、8月10日の審問の際に、裁判所の裁判官のほうから、ほぼ建物が完成している状況の中で、その中止をさせる必要性がないというようなことで、その分については取り下げをされております。したがいまして、弁護士のほうとしましても、その分につきましては勝ち取ることができなかったというようなことで、8割減の105千円というようなことで、両方合わせまして630千円、今回補正をお願いしているところでございます。どうぞよろしくお願いします。 14 ◯議長(大石安弘君)  牟田教育委員会事務局長。 15 ◯教育委員会事務局長(牟田泰子君)  それでは、教育委員会関係について御説明申し上げます。10ページをお願いいたします。  款10.教育費、項2.小学校費、目1.学校管理費といたしまして、1,969千円をお願いしております。これにつきましては、節15の工事請負費でございまして、北茂安小学校武道館下水道接続工事の配管施設及びマンホール設置に伴います掘削深さの変更等によります増額分の補正をお願いしているところでございます。  目2.教育振興費といたしまして、197千円を計上させていただいています。これにつきましては、先ほどのページ5ページの中で、教育費県委託金として197千円が増額になりましたので、北茂安小学校の算数の研究指定校による県より委託料増額による経費を計上させていただいているところでございます。内訳といたしましては、旅費の177千円、需用費といたしまして20千円を計上させていただいております。  目3.学校給食費といたしまして、節7.賃金といたしまして434千円を計上させていただいております。これにつきましては、調理員の病気休暇等及び休職に伴います学校給食調理員の補助といたしまして、臨時雇い賃金を計上させていただいているところでございます。  項5.社会教育費、目2.公民館費といたしまして、2,480千円を計上させていただいております。これの内訳といたしましては、13.委託料といたしまして、273千円でございます。これにつきましても、建築物定期報告書作成委託料でございまして、三根公民館の建築基準法第12条の規定による委託料でございます。作成の委託料としてお願いするものでございます。  15.工事請負費といたしまして、1,982千円を計上させていただいています。内訳として、中原公民館施設改修工事として1,365千円でございます。これにつきましても、2階のベランダ、手すり、支柱からのコンクリート剥離による落下防止のための改修工事でございます。  北茂安公民館施設改修工事といたしまして、617千円を計上させていただいています。これにつきましては、空調機改修、コンデンサーの取りかえ、煙突改修工事の工法の変更による増額分でございます。  19.負担金、補助及び交付金でございます。225千円を計上させていただいております。これにつきましては、自治公民館建設に対する補助金交付要綱第4条によりまして、西尾地区より西尾自治公民館建設補助金の申請がありましたので、同要綱の第3条に基づき、25%の補助金を計上させていただいている分でございます。公民館の改修といたしましては、外壁の塗装工事でございます。  3.図書館費といたしましては、財源振りかえで500千円をお願いしているところでございます。  項6.保健体育費でございます。目1の保健体育総務費といたしまして、1,162千円を計上しております。  19の負担金、補助及び交付金でございまして、九州及び全国競技大会出場補助金、出場者に対する補助金交付要綱によります第4条第2号による補助対象経費といたしまして、今回1,162千円の増額をお願いしているものでございます。  目2.体育施設費といたしまして、295千円でございます。11の需用費といたしまして、修繕料でございます。これにつきましては、中原公園の管理棟の落雷によるエアコンの修理、同じく中原公園の受電設備の落雷による修理の費用でございます。  以上、教育委員会関係について終わります。よろしく御審議くださいますようお願いします。 16 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。
     これより質疑を行います。質疑ございませんか。16番岡廣明議員。 17 ◯16番(岡 廣明君)  議案第53号 平成19年度みやき町一般会計補正予算(第2号)、3点ほどお尋ねをしたいと思います。  1点目が、歳出で7ページ、目5の財産管理費、節15.工事請負費並びに補償、補填及び賠償金ということで、今回みやき町の庁舎の駐車場整備に伴う工事並びに、それにかかわります水路等の工事とか移転補償ということで、今回990千円計上をされているわけでございますけれども、これにつきましては、いわゆる県道三田川北茂安線の東尾交差点改良に伴う分と、いわゆる私先ほど言いましたみやき庁舎の駐車場整備ということでございまして、いわゆる今回は、その庁舎の入り口の民家の移転ということで計上をされて、駐車場の整備を図ろうということで、補正予算で提案されておりますけれども、私は、この整備をするならば、同じく西側にあります、いわゆる消防署の格納庫並びに倉庫、これについても今回検討すべきではなかったと思うわけでございます。その件につきまして、執行部のお考えはどのように対応されておるのか、お尋ねをするものでございます。  それと、2点目は、歳入でページ6ページでございますけれども、款17.寄附金、目4.教育費寄附金ということで、今回、図書館の指定寄附として、ある企業から500千円いただいております。これを見ますと、歳出のほうでは補正的には上がっておりません。10ページでございますけれども、図書館費として、いわゆる財源の組み替えというような形で上がっておりまして、寄附があったから、もう図書購入費を落とすというような予算の計上の仕方だと思いますけれども、先方はあえて指定をして寄附をされておるわけでございますから、当然そこで補正額として歳出も上げるべきではないのかということを指摘したいと思いますし、また、執行部はなぜこのような予算の組み方をされたのか、その点についてお尋ねをいたします。  それともう1つは、3点目は、ページ10でございますけれども、款10の教育費、目2の公民館費で、いわゆる負担金、補助及び交付金の問題で、西尾自治公民館の建設補助金ということで225千円、今回補正が組まれております。これは平成18年度にも西尾公民館が656千円、多分補助が出されておったんじゃなかろうかと思っております。ですから、昨年度は多分下水道関係やったかなというように記憶をいたしておりますけれども、今回の内容についてお尋ねをしたいと思います。  以上です。 18 ◯議長(大石安弘君)  原野総務部長。 19 ◯総務部長(原野 茂君)  岡議員の1点目のみやき庁舎駐車場の西側の倉庫等の移転はどのような計画かというようなことでございますけれども、今回につきましては、とりあえず駐車場の民家のところを東側のほうに移していただき、今、岡議員が言われたところは現在まだ倉庫として格納庫なり、れんがづくりなりに書類が残ったりしておりますし、また、そういった中で、みやき庁舎の駐車場全体がどういった形で今後公民館との絡みで動くかもわかりませんので、今回はとりあえず民家のところを東側に移っていただくというようなことの計画でございました。 20 ◯議長(大石安弘君)  牟田教育委員会事務局長。 21 ◯教育委員会事務局長(牟田泰子君)  16番議員にお答えいたします。  まず、歳入の指定寄附でございますけど、業者からの500千円でございます。これにつきましても、毎年500千円の寄附を今のところしていただいておるところでございまして、今回、財源振りかえということにしておりますのは、当初予算のときにも財政等と話し合いをしております。その中で、一応予算的には当初予算のとき2,000千円を計上させていただいている中で、この500千円についても検討をさせていただいて、後で財源振りかえをさせていただくという流れの中で当初予算のとき話し合いをしているところでございます。  それと、10ページの公民館費の中の負担金、補助及び交付金でございますけど、西尾の自治公民館につきましては、先ほど議員がお話しされたように、平成18年度にトイレの改修工事で公共下水道関係のことで656,250円の補助をいたしております。今回につきましては、外壁を全部塗装されるということで、その工事といたしまして、予算的に896,700円の4分の1ということで今回計上させていただいているところでございます。 22 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 23 ◯総務課長(糸山英幸君)  岡議員の御質問の中での第1点目で、西側の格納庫及び倉庫の件についての補足をさせていただきます。  実は、平成18年度に庁舎の改修工事を行いました。そのときに庁舎改築検討委員会を開催させていただきまして、最終的にその検討会の意見の中で改修をさせていただいたわけでありますけれども、その検討会の中で、先ほど申し上げました赤れんがの倉庫となっているところにつきまして、年代的にも貴重な建物だから壊すことは待ってほしいというような意見もございましたので、そのままに今現状としてはなっております。しかしながら、先ほど部長が申し上げましたように、倉庫としても一部利用しておりますので、今どうのこうのするということではあっておりませんけれども、今後の問題としては他に方向性は見出していかなければいけないということでは思っております。  以上です。 24 ◯議長(大石安弘君)  16番岡廣明議員。 25 ◯16番(岡 廣明君)  ただいまの1点目の、いわゆるみやき庁舎の駐車場整備の件で総務部長、総務課長から答弁いただきました。私が言っているのは、いわゆる庁舎に向かって左側の建物を移転させるならば、右側の倉庫も壊したほうが見通しもよく、出入りがやりやすいわけなんですよね。ただ、総務部長のほうは倉庫として使っておりますと。倉庫は使う場所はいっぱいあると思うわけですよ。今の3庁舎には、あいているところがいっぱいあるわけですよ。そういう逃げ口な答弁は私は求めておりません。やはり建設的な意見を述べていただきたいと。どうせやるならば、一気にやったほうがいいんじゃないかと。  いわゆる交差点改良事業にも絡んでおりますし、私たちもみやき庁舎に行きますとき、大変あそこの出入り口については用心をして出入りをいたしております。ですから、やはりもう老朽化もいたしております。今後修繕費とか、いろいろな問題もかかってくると思います。そのれんが建ての貴重な建物であるということならば、町の無形文化財とかなんかにも指定すればいいわけなんですよ。そんなに貴重品であればですよ。ですけど、そういうことには全然タッチされていないとでしょう。ですから、含めて、その辺の駐車場を整備するならば、一気にやったほうが、いわゆるあと取り壊して舗装したりいろいろするならば、二重的な費用がかかるわけですね。ですから、やはり思い切った政策をやるべきではないかというふうに思いますけれども、再度御答弁をお願いいたします。  それともう1つ、指定寄附の件でございますけれども、教育委員会の事務局長から御答弁をいただきました。内容的にはおわかりをするところでございますけれども、やはり寄附が来なかった場合は、どういうふうに対処するか。いわゆる当初予算で寄附金を見込んで上げたというような御答弁ではなかったかと思いますけれども、今回改めて歳入として上がってきたわけでございますから、やはり当然歳出でして、中原図書館に図書を置くとか、いわゆる先方さんは毎年毎年500千円、500千円の寄附金を贈っていただいておるわけですから、極端に言えば、何々文庫というような名前をつけても私はいいと思うわけですよ。なら、今後も多分、指定寄附をしてこられるだろうと思います、企業がある限りはですね。ですから、あの予算の計上の仕方として、歳入があれば歳出で出すというのが原則ではないかと思うわけです。  以上です。 26 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 27 ◯町長(末安伸之君)  16番議員の御質問にお答えをいたします。  まず、みやき庁舎前の駐車場整備についての御質問でありますけれども、政策的な見解を求められておりますから、私のほうから答弁をさせていただきます。  御指摘のように、今回、次年度に具体的に駐車場整備に入りたいと思っているところでありますが、あわせて西側についての格納庫等を含み、整備についての検討も当然加えなければならないと思っております。その中で、先ほど総務課長が答弁申し上げましたように、赤れんがづくりについて非常に希少価値があるという北茂安校区の方々の御意見を踏まえて、具体的にその価値がどの程度あるかについては今後の課題であるということで、西側については整備の中では現時点では入れておりません。今回は政策的というか、交差点改良が長年の悲願でありましたので、これを推進することが1つ。それと2つ目、みやき庁舎、旧北茂安庁舎の入り口が非常に狭小であるということで、かねてから住民の方のいろんな御意見もいただいていました。今回、民家の方が、その今の現地に建てかえをされるということを聞きましたので、今後の交差点改良とあわせて、そして、さきの一般質問で申し上げましたように、東尾交差点がやはり北茂安校区の中心になりますので、将来の整備構想と兼ね合わせたところで全体の構想を策定したいと考えております。今回は建てかえに伴う緊急的な対応をさせていただいたというところでありますので、今の御意見につきましては、今後、将来みやき庁舎周辺のまた公民館移転等との検討会も今年度中に発足しますから、あわせてその問題についての対応も協議させていただきたいと考えているところであります。  以上でございます。 28 ◯議長(大石安弘君)  牟田教育委員会事務局長。 29 ◯教育委員会事務局長(牟田泰子君)  先ほどの指定寄附の件でございますけど、旧中原町のときは、先ほど議員のほうからも言われたように、日之出文庫という名目で図書館のほうに移転させていただいておりました。今回も毎年500千円していただいておりますので、当初予算のとき検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 30 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。17番益田清議員。 31 ◯17番(益田 清君)  平成19年度みやき町一般会計補正予算(第2号)ということで、2点ほど伺いたいというふうに思います。  1つは歳出の9ページ、今回、数量調整実績確認費というふうなことで、報償費が1,430千円減額になって、負担金、補助及び交付金、補助金が1,361千円、これが増額になっている。基本的には90千円ほど減額ということで、歳入のほうには提案されているわけでありますけれども、これは報償費と負担金、性格は違った中で、ただ単に予算組み替えだったのか、その意味が違ってきたものなのかどうかというのをお尋ねしたいというふうに思います。そして、この数量の積算根拠というのはどうなっているのかというふうなことをお尋ねしたいと思います。  それともう1つは、土地改良区のほうで10,692千円、県営かんがい排水事業佐賀東部地区償還助成金4,986千円、県営かんがい排水事業三養基地区償還助成金5,706千円ということで計上されております。今、麦の農協の仮渡金ということで、非常に所得が、収入が激減するということで農家は本当に苦しんでおりますけれども、こういうような補助というのは考慮されているかなというふうに思いますけれども、この金額の10%、かん排事業については三根につきましては工事費の10%につきましては農家負担ですよと。20%は地元負担のうちですね、10%が町、10%が農家負担ですよということで来られたというふうなことで、さきの回答が、説明がございましたけれども、この積算根拠というのがどうなっているのかということをお尋ねしたいというふうに思います。  そして、それぞれ今言われておりましたように、北茂安、中原は今のところゼロというふうなことでございますけれども、今年度は4月から見直すと、このかん排事業についての同意ということも説明されているところでございますけれども、この3地区の維持管理費というのはどうなっているのかということもあわせてお尋ねしたいというふうに思います。  以上です。 32 ◯議長(大石安弘君)  森産業課長。 33 ◯産業課長(森 幸司君)  最初に、数量円滑化調整の件ですけれども、これについては、今までは報償費として町から各生産組合、内容としましては転作の確認事務ですね、そういうものに直接生産組合にやっておりましたけれども、今回から制度が変わりまして、町のほうから地域の水田協議会のほうに補助金として渡しまして、そこから各生産組合へ補助金が行くということになっております。  この積算根拠ですけれども、農家の1戸当たり1千円程度ですね、みやき町全部で約1,430戸ほどあります。これに対しての1千円の程度の今回補助金ということになっております。  次に、県営かん排の関係ですけれども、まず、かん排の事業費割ですけれども、総事業費に対しまして、国費が50%、県費25%、それに先ほど事業部長申しておりましたように、5%のアオの助成ですね、地元が20%というふうになっております。  そして、維持管理費については、あくまでこれは事業費補助ですので、維持管理については、みやき土地改良区のほうで各農家負担ということで今現在、計画変更の折に説明に回っている次第です。  以上です。(発言する者あり) 34 ◯議長(大石安弘君)  最所事業部長。 35 ◯事業部長(最所和美君)  この事業の積算はどうなっているのかと、償還助成の積算はどうなっておるかということでございますが、この事業をするに当たって、公庫から借り入れをするわけでございます。その借り入れた金額について、25%分でございますので、5%についてはアオ取水の補助というようなことで県のほうから補助されるわけでございます。残る20%について、中原、それから北茂安校区におきましては、町のほうで既に予算を計上してきております。ただ、三根地区については、この20%分を借り入れたものからアオ取水分を差し引いた20%を町が10%、農家が10%、それぞれ積算して負担してきておったわけでございますが、この10%負担分について、今回県のほうで従来の10%に加えて償還助成の補助をするということで、肩を並べる形になるわけでございます。よろしいでしょうか。──済みません。  当初予算におきましては、みやきのかん排事業の分を申し上げますと、中原町分については6,118千円、それから北茂安については14,229千円、三根地区については7,537千円というふうなことで、27,884千円、当初予算で計上しておったわけでございます。今回は当初予算で計上した分が若干中原、北茂安分について決定額が少し減額になっております。したがいまして、今回の補正で中原分について533千円の減額、それから北茂安分について106千円の減額、それから三根分につきましては、今回10%をプラスしますので、6,345千円の増というふうなことで、それを集計しますと、今回補正でお願いしております5,706千円ということになるわけでございます。  以上でございます。 36 ◯議長(大石安弘君)  17番益田清議員。 37 ◯17番(益田 清君)  そうすると、三根の10%は、この工事費の農家負担というのは今後ゼロ%でいくということを確認していいんですかね。そうすると、北茂安も中原校区もすべてがゼロ%でいきますよということで確認してよろしいんですかね。  それともう1つは、そうすると維持管理費が、計画変更のときに説明に回っていると言われておりましたよね、先ほど。維持管理費はですね、特に東部線、西部線、かん排事業につきましては、中原につきましては非常に問題があるということで、この維持管理費、水代はもう払わんばいという声も出てきよると思うんですよ。多くは農家の方は、今もう借金ばかりと、払う金はないというふうなことで、今言った工事費についてはゼロ、維持管理費についてもゼロということでいいんでしょうか。ということであれば、工事は進んでいくと思うんですよね。今見直しの時期と言われておりましたので、どういうふうになっておるのかということを説明していただきたいというふうに思うんです。見直しというのを、大幅な見直しというふうなことで、そういうふうな流れになっているのか、それとも、この維持管理費については、これは集約はできないということで、まだなかなか計画変更の同意が得られないというふうな状況になっているのかという点について説明願いたいというふうに思います。 38 ◯議長(大石安弘君)  最所事業部長。 39 ◯事業部長(最所和美君)  これは県営かんがい排水事業の今回の補正でございますが、この補正を議決いただくということになりますと、三養基土地改良区につきましては平成45年度まで、それから、佐賀東部につきましては平成36年度までの償還がございますので、これを今後予算をお願いということに考えております。そういったことで、いわゆる農家負担につきましては、中原、三根、北茂安含めてゼロ%ということになるわけでございます。  それから、維持管理費については、これは県営かんがい排水事業の変更同意につきましては、これは県の農林事務所のほうでとるわけでございますが、これを当然土地改良区のほうにおろして、生産組合長さんあたりにお願いするわけでございますが、その際に、その施設の維持管理については、完成後には土地改良区のほうに引き継ぐということに書面上なっております。そういったことで、完成後の維持管理につきましては、三養基土地改良区のほうからそれぞれが農家のほうに説明するというふうなことで、同時に説明に回っているわけでございますので、この維持管理につきましては、農家のほうで負担していただくと、事業費については町のほうで償還につきましては、今回すべているという形になるわけでございますが、維持管理については土地改良区のほうでということで現在のところは考えております。 40 ◯議長(大石安弘君)  17番益田清議員。 41 ◯17番(益田 清君)  常識で考えても、工事はもうお金は要りませんよということ、工事終わってから維持管理費がかかりますよということでしても、それは農家にとっては大変困ってくるというふうに思いますので、そこら辺は同時変更だというふうに思うんですけれども、今、この計画変更の同意ですね、同意に回っているというふうなことでございますけれども、その点については説明されながら回っているというふうに思うんですよね。維持管理費はもう説明されているわけでしょう。だから、そこで計画変更ということもあり得るということですかね。同意が得られなければですよ。ことし7月、同意徴集に動いているということでしょう。だから、同意徴集ができなければ、変更もあり得るということでしょう、結局。だから、その点をまず確認して、私は産業委員会でもありますので、この点勉強させてください。その点の変更もあり得るということをですね、ちょっとそういう御答弁いただければ結構だというふうに思いますので、よろしくお願いします。 42 ◯議長(大石安弘君)  森産業課長。 43 ◯産業課長(森 幸司君)  県営かんがい排水事業の計画変更といいますのは、これは三養基地区でいいますと、昭和58年度に始まっております。長期にわたりまして、事業全体の総事業の計画の変更見直しを現在やっているということです。それに伴いまして、予定としては平成23年度の工事完了の予定になっております。この中で、維持管理費関係についても、今回、随時発生いたしますので、それに伴って維持管理費の説明を行っているという状況です。まずは計画変更があって、それに伴って維持管理費の説明ということになっております。  以上です。 44 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 45 ◯町長(末安伸之君)  補足させていただきます。  まず、工事代につきましては、先ほど申し上げましたように、特に合併しまして、三根校区内のクリーク等を見て、大変クリーク環境整備に多額の事業費を費やされておられました。クリークは、御承知のとおり、受益者だけではなくて、多面的な機能を有しておりますので、防災的な面もございますし、上流域からのさまざまな排水等も流れております。一部の方で、やはり受益を負担することについては、考え直す時期が来ているのではないかという中で、やはり多面的な機能を有する水田、公有水面等、クリーク等に対しては事業費については町で負担すべきという判断をし、ゼロということで考え方を整理させていただいているところであります。  ランニングコスト、いわゆる維持管理につきましては、御承知のとおり、現在は受益者、農家の方から維持管理費は直接はいただいておりません。その財源につきましては、水資源機構が今管理している部分につきましては──申しわけありません。筑後川大堰の建設の際に、福岡県から10億円の協力金が佐賀県に対して支払われております。それが利息を含みまして、約20億円近くなっておりましたので、それを財源として今維持管理負担をですね、正式には管理しているのが佐賀県筑後川佐賀東部地域推進協議会の中で管理しておりますので、維持管理については、それを財源として今充当しております。これが限りがありますから、見込みとしては二十数年、23年から25年間はこの財源をもって管理費に充てられるということでございますので、それ以降についてやはり幾らかの農家に負担が生じる見込みであります。  それと、県営かんがい排水事業関係で、いわゆるポンプアップ、ポンプの電気代については地区内の負担が生じてくるというふうに聞いております。  以上でございます。 46 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。14番平野達矢議員。 47 ◯14番(平野達矢君)  ただいま17番議員から質問がありましたけれども、この県営かん排の償還助成金と、大変難しい問題であろうと考えております。私は、かん排事業というのは圃場整備と一体となった整備だと基本的に考えております。そういう中で今回10,692千円というこの償還助成金が補正予算で上がってきましたけれども、これによって合併協議会の中で、なかなか話がつかなかったということで、今回までずっと延び延びになって、今回ここに上程をされまして、旧町の各土地改良が全部同じ農家負担がゼロということになると思いますけれども、これだけで本当に問題が済むのかどうかですね。  私も立場上、やはり今回の計画変更、特に東部線の部分においての計画変更、この部分において同意徴集をやっている中で、やはりこの部分を認めないと、なかなか三根地区の同意がとれないという実態。ですから、片や、やはり私としてはこれは認めざるを得ないというような考え方に傾いておりますけれども、こうなってきますと、旧町時代に合った圃場整備、この部分、圃場整備の工事については、やはり農家負担というのが旧3町おのおの違うわけですね。じゃ、この部分はどうなっていくのか。私は今、当初申しましたように、基本的に圃場整備とかん排は一体となったものと考えておりますので、その中で考えますと、圃場整備の工事費というものも、やはり旧3町同じ負担になすべきではなかろうかと考えます。これは私ばかりではなくて、やはり農家の皆さんが、多くの方がこの部分を言われます。現在、旧中原が12.5ですね、中原が今度はこの部分に関しては一番負担が多くなるという結果になるわけですね。このあたりを基本的に町長、将来にわたってどのように解決をされていくのか。そうしないと、農家の負担というのが皆平等にならないわけですね。旧中原の場合も、やはり圃場整備が遅くなりまして、反当たりの工事料というのが相当高くなりました。そういう部分において、やはり農家負担というのも大きくなっておりますし、それはそれとして、やはり旧3町は平等にとらえるということになってきますと、町長として将来どのようにこの部分を解決されていくのか。必ずこの部分は農家からいろいろ問題が出てくると思うんですよ。ですから、基本的に将来にわたってこういうふうにやっていくという指針をしっかりとここで言ってもらわないと、この部分においては大変判断が難しゅうございます。どのように考えられるのか、答弁を求めます。 48 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 49 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えをします。  県営補助事業のいわゆる補助率についての御質問でありますが、この問題をどう整理していくかについてのお尋ねに御回答申し上げます。
     まず、部長のほうから申し上げましたように、合併協議の際に、最終的に一番協議が困難であったのが、この土地改良の問題でございました。県営土地改良の事業費の補助の違い、15%が三根、10%が北茂安、7.5が中原と。この事業費の調整は、事業の同意を受けるに当たって農家から事業同意を受けていますので、事業同意を受ける前提条件としてこの事業費、補助率というのを示されております。よって、合併協議の際もこの事業費比率については見直すべきではないということで合意に達しております。新町におきましても、この事業費については、補助率については現状その差がありますけれども、これについては統一することについては困難というか、むしろ事業同意を受けた経緯を踏まえ、農家、受益者の皆さんに対して、行政がやはり責任を持っていかなければならないと思っております。将来にわたって現状の補助率のままいかざるを得ないということでございます。  それと、この事業費比率の見直しについて中身を精査しますと、補助金は確かに違うけれども、中原は確かに低いです:7.5。しかし、職員はすべて町費、町が持っておりました。その施設も庁舎を使っていました。三根校区は、最初は町職員も携わっておられましたが、やはり土地改良区の職員として受益者の方というか、農家の方が賦課金を持って、事務賦課金で運用をされております。北茂安においても、施設は土地改良の負担です。そういうさまざまな経費の対象とか違いましたので、一律に事業費比率だけを見て、その調整を図ることは極めて困難であるということも一つの協議の過程の中で議論したところでございます。よって、繰り返しになりますけど、事業費、補助率につきましては、見直すべきではないという判断をいたしているところであります。  それともう1つは、確かに県営かん排の三根校区に対する負担を町が行う際に当たって、さまざまな御意見がございました。事業費比率を見直すべきではないかと、統一をしてから県営かん排に対する負担をすべきではないかという御意見も委員会等でもございました。しかし、実際は補助率が土地改良の15%は確かに三根校区は大きいんですけれども、お一人お一人というか、農家1人当たり、反当当たりの受益者負担、いわゆる賦課金、著しく三根校区の方が比率、補助比率は高いけれども、負担は数倍高くなっております。その要因は先ほど申し上げたように、やはり多面的な機能を有するクリークが散在しておりましたので、これらとあわせて公有水面等の整備に対する事業費というか、膨大なものとなっております。それを農家の方に負担をしていただいておりました。これは先ほど申し上げたように、上流域に住む我々としても一つの責任等もありますし、みやき町全体として見た中で、その機能が多面的な機能を有し、これはやはり行政としての対応をすべきということで、先ほど申し上げたように、さまざまな2年間議論を経て、今回御理解をお願いしようとしているところでございます。  以上、御質問にお答えを終わります。 50 ◯議長(大石安弘君)  14番平野達矢議員。 51 ◯14番(平野達矢君)  私も、最初申しましたように、立場上、この件は進めていかなければならないという立場に現在あります。そういうことで、また中原が一時はかん排事業は中止しようということで来た経緯もあります。そういう中で、現在、計画変更をしまして、中原の部分も西部、東部と、東部線と両線をもって中原町もかん排事業を推進するという形によって現在進んでおる中で、この計画変更の同意をどうしても私も進めたいという考えでございます。一応は、やはり先ほどの町長の答弁の中で、いろいろなみやき町と、旧中原と三根校区の部分についての違い等を申されましたけれども、今度は逆に、やはり農家の方がいろいろ圃場整備の部分の農家負担について、正直言って、いろいろ言っておられます。そういう部分において、今度は逆に中原のほうが同意徴集はとれるのかどうかという不安もございます。ですから、そのあたりは、やはり本当に町長が中原の土地改良区の皆さん方に対して政治決着でこれを進めるということを断言していただかないと、片手落ちの決定になっていくのではなかろうかと思いますので、そのあたり町長はしっかりとした答弁をここでしていただきたい。  以上です。 52 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 53 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えをいたします。  まず、中原校区内のこの三養基土地改良区の問題ですが、県営かん排問題。私も十数年前就任しまして、すぐに皆さん脱退、いわゆる土地改良区からの脱退の意思をいただきました。多くの署名をいただいて。そのときに、理由としては上流域に位置する中原校区内に対しては、この県営かん排の水は要らないと、筑後川の水は一滴も要らないと。20年、30年の干ばつでもちゃんと耕作は行われたと、収穫もあったと。万が一でも今は共済の保険があると、さまざまな御意見がありました。それと一番問題になったのが、中原東部線の工事費が、やはり反当たり、他の校区に比べると高かったんです。どうして水が要らないと言っているところに受益者負担が高くて、水が要るというところよりかなぜ工事費が高いかとか、さまざまな御意見がございました。私も県当局に交渉、そしてまた、三養基土地改良区のほうにもその事情について説明を求めたところでありますけれども、負担ルールというのが既に決まっていまして、その土地改良区内の定款の変更をしない限りはルールは変えられない。定款を変更するには総代会ですか、たしか3分の2以上の同意がなければできないとか、極めて中原だけの土地改良区組合員さんが賛成したとしても、他校区のですね、逆に負担が高くなりますので、同意はされないだろうということで困難であるということから、一時凍結をしました。中原東部線については事業凍結ということで県にも明確に意思を伝えました。なぜならば、現計画では同意できないと、町として。一ノ瀬水路のところに水を筑後川より持っていっても、それを既設水路に落とし込むだけだから、実際水に本当に困っている鳥栖境とか東寒水、それの地域に対して水が供給できないじゃないですかと。もともとある寒水川の水路に落としても、そんなに水は余分に要りませんということで、県に対して中原町として事業推進には協力できないという姿勢を貫いてきました。そういう中で、事業が変更もあり、農業情勢も変わりつつありました。  七、八年ぐらい前の大干ばつのときに農家の方が早く今度は、一たん脱退をするという意思表示をいただいておりましたが、早く本事業を推進すべきというような要望等も逆にいただいてまいりました。そこで、関係地区の方に全員集まっていただきまして、その協議をし、そして、県の計画変更、いわゆる一ノ瀬水路に落とす、そして、大井手井堰を使いながら回すという、既設水路を中心とした計画から、分水口を多く設けていただいて、中原校区内隅々まで水が供給できるような設計変更を求めました。その結果、県のほうも御理解いただきまして、その設計変更を関係地区の皆さんで話し合ってつくっていただきました。ほぼ受益者の御要望どおりの数多くの分水口を設けながら、他校区に比較すると枝線というか、支線がたくさん入った、本当に水が隅々行き渡るような計画であります。これで関係者のすべての同意は得たものというふうに理解をしておりました。それはなぜか、町として水は農家の皆さんのためではなくて、年々やはり環境が変わり、保水力も落ちていく中で、寒水川を初め、みやき町内の公有水路の水位が落ちてきております。温暖化も進んでおります。そういう中で、水はやはり将来に対して必要であると、行政として必要であるという判断のもとでこの事業を推進しますということを中原の土地改良区の皆さんに伝え、この計画の推進について御理解をいただいて、現計画ができ上がっています。その中で一部、維持管理の問題、いわゆる県営かん排の電気代、ポンプの電気代の問題について、そこまで負担して要らないというところも確かにございました。その地区に対しても今、私どもも県当局と一緒になって御理解を求めるような話し合いを続けております。  長くなりますけれども、今既にあるため池で十分間に合っているというのが御理解いただけない主な理由です。しかし、このため池も恒久的ではありません。いずれか、20年、30年、現時点でも老朽化しています。老朽化したときの補修というのは受益者の皆さんでしていただかなければなりません。そして、そのときにはすべて町のほうとしては補助金等は国県補助を活用して支出できますけど、いずれにしても受益者の負担でため池の維持管理をしていただかなければなりません。それに比べるなら、長い目で見るなら、今県営かん排に同意というか、理解をされていたほうが私はベターであるんじゃないですかということで今地区の方ともお話をしているところであり、私は御理解をいただかなければならない事業であるし、長い目、子々孫々のことを考えるなら、理解をしていただくことが一番肝要であるというふうに考えておりますので、その意をもって今後県当局、また、三養基土地改良区とともに事業の推進、また計画変更に向けての同意徴集に当たっていかなければならないと考えているところであります。  以上です。 54 ◯議長(大石安弘君)  お諮りします。休憩いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認め、休憩します。なお、再開を11時10分とします。                 午前10時54分 休憩                 午前11時9分 再開 56 ◯議長(大石安弘君)  ただいまより再開いたします。  質疑ございませんか。9番宮原宏典議員。 57 ◯9番(宮原宏典君)  9ページの3目の土地改良費についてですが、先ほどから同僚議員もそれぞれに質問をされておりますので、私も簡単に質問しますけれども、ただいまの町長の答弁によりますと、旧町の土地改良の補助率については、それなりの見直しも考えもしなくて、利率としてはそのままで、現行でいくというようなお話で、それはそれとして私も理解をいたすところでございますけれども、ただ、この10%の補助ですね、今まで負担はされておったわけですけれども、これについて農林事務所からの要請と申しますか、要望と申しますか、これを町でもって、補助金でもってしなくては同意が得られないから、その辺についてというようなお話をちかっと、そういうふうなお話の内容だったと私はそのように理解をしながら質問しておりますけれども、そういうふうな旧町の補助率を見直さないということになれば、これについても今までどおりの方向でいいんじゃないかなと、私はそのように10%の問題については、この補助に対してはですね、今まで農家負担といいますか、そういうふうなことが当たり前じゃないかなという感じがいたします。  ただ、いろいろと町長も政治的な判断でもってされるということになってきますと、そこら辺も踏まえて、町長はそこら辺も説明を十分していただかなくては、先ほど中原の辺のことも申されておるように、そういう問題も生じてきやしないかという心配もいたしますので、そこら辺は十分気をつけて執行に当たっていただきたいと思うところでございますので、そこら辺について町長どういう判断をされるのか。 58 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 59 ◯町長(末安伸之君)  9番議員の御質問にお答えをいたします。  確かに県の当局からも、この三根校区内の受益者負担、10%の問題について、これが大きな同意徴集に向けて困難性が高いという協議は受けておりました。それともう1つが、これはみやき町区域じゃないですけれども、神埼市区域内に、みやき町内の方がいらっしゃいます。受益者が。それに対しての負担金の問題等もございましたし、県と協議する中で、県から同意徴集が困難だから町が10%見てくださいよ、そういう要請については受けられないということを申し上げました。それは県として努力をしてくださいと。町は町として、先ほど申し上げたように、多面的な機能を有しているという問題も含めて水というのが、私たちは水によって生命を維持しているわけであり、そしてまた、その水を、大切な水を治めていかなければなりません。治水対策も当然行政としても行っていかなければならないという中で、町は町としての判断で行いました。県は県としての努力をしてくださいという協議をする中で、最終的に、みやき町内で今大きな要望として上がっているのが道路と水路です。道路と水路、これについては、ほとんど補助対象とならないようなところばかりでありますので、合併した際に特例債というのを活用できるかという協議をして、県からまずその3校区内の平準化を図るという大義のもとでの計画書をつくることで協議に応じるということでありましたので、平成18年度、そのすべての計画書を各地区の要望書に基づいて行いました。その結果、総額が22億円、これを10カ年事業で行っていこうということで、各年2億円ずつ予算計上をしていくことにしました。そのうち水路だけ、主に三根校区内の農村総合整備事業とか土地改良事業等で取り残されたと言っては語弊があるかもしれませんけど、未整備区域については、ほとんど補助事業がありませんので、この特例債で対応できないかという協議をしているところであります。それが約7億円から8億円ぐらい、その水路整備だけでかかります。そして、県と協議をしまして、特例債対象にすべてをしてもらいたいと、水路を。それに加えて、もう1つ、特例債は御承知のとおり約66%ぐらいは後年度交付金で返ってきますが、あと三十四、五%は一般財源です。これを軽減することについて検討してもらえないかと、もう少し補助率のかさ上げとか、ほかの事業と組み合わせて、この負担を軽減できないかという協議をしておりましたら、特段の配慮をしていただきました。農政局とも協議をしていただいて。その結果、農村基盤整備促進事業というのと特例債を組み合わせると、ほぼ年間新たに三根校区内に対する10%の町負担が11,000千円、今予算計上しています。それと同額程度について10カ年は農村基盤整備促進事業と特例債を組み合わすことで、金額にすると約10,000千円から11,000千円程度かさ上げをしていただくことで、ほぼ協議が相調いました。このことによって、県の要請に対しても当然町としてもこたえなければならないという判断をしたところでありますし、本当は県の要請がある、ないにかかわらず、みやき町として3校区内の平準化を図るということが1つと、それと水を治めていかなければならないという行政責任のもとでの最終的な判断をさせていただいたところでございます。  以上です。 60 ◯議長(大石安弘君)  4番園田邦広議員。 61 ◯4番(園田邦広君)  同じく6目の土地改良費、19節の負担金、補助及び交付金10,692千円というようなことで計上されております。この件につきましては、今それぞれ議論されておりますが、私はちょっと違う方面からこの補助金は上程されたんではないのかなという気がしております。今の議論を聞いておりますと、このかん排事業が変更同意をお願いしておるというふうなことであって、もしこれができないならば云々というようなことでありますが、そもそものこの補助金といいますのは、合併協議会の中でも先ほどから町長説明をされましたように、一番問題のある議題ではなかったかなというふうに私も認識をしております。  そういうようなことで、今農業は大変な危機に立っておると思っております。1つは、後継者がなかなかできない。その理由としては農業に魅力がない。魅力がないということは利益がないから魅力がないというようなことであろうというふうに思っております。そして、いろいろなそういった負担があるために、なかなか後継者ができない。それともう1つは、今農業をやっておられる方が老齢化をしておられるというようなことであって、この補助金は今後も農業振興という立場からの補助でなければ、私はできないんではないかというふうに思っております。そういったもろもろを考えたときにですね。そうしたときに、先ほどから言っておられますように、かん排の計画変更をするために、この補助金を出さなければ同意はとれませんよというのは私はちょっとおかしいんではないかというふうに思っております。そういう意味でやはり今後の、これからの農業振興を考えた場合に、こういった農家負担というのを少しでも軽減をさせながら、やっぱり行政がお手伝いをしていくということが私は本筋じゃなからんばいかんというふうに思っております。  今、世界ではWTOの交渉が今中断をしておりますが、やがては再開をされると思いますが、こういったWTOの中でも関税が撤廃というようなことになれば、ますます日本の農業というのは大変な事態になるというふうに思いますので、そういったものからも今の農業を支えるためには、こういった補助をしなければならないというようなことでの上程であってほしいと私は思っております。今の議論を聞いておりますと、同意をもらわんばこの補助金は、補助金を出してくれんとできませんよというようなですね、主張にかかったような補助金の出し方は私はおかしいというふうに思っております。そういう点で、その私の意見と、今議論されてきたことの違いといいますか、そういったものの見解を町長、お尋ねします。 62 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 63 ◯町長(末安伸之君)  答弁が明確ではございませんでした。とにかく変更同意ができないから今回補正をお願いしているということではございません。当初の県の協議の中では、そういう言葉が県当局からございましたと、それに対しては明確に町としては対応しません、県で努力すべきということで、そういう返答しておりましたが、その協議の中で、町としては判断基準は1つは不公平の是正です。合併して同じ町民になっていただきながら、いつまでも調整が困難であったから、このままでいいのかというのが1つです。やはり早く同じ町民として公平性を保つのも行政の責任であるという判断をしたのが大きな理由です。それと2つ目は農業振興、やはり今、農家の所得も落ちていく中で、負担だけがふえているという現状にかんがみまして、これについても農業振興を図ることも必要であると。その1つとして、今回この三根校区の県営かん排の負担金問題についての見直しもすべきだろうという考え方に立ちました。それと3つ目、私としては大きな判断基準としては、やはり先ほど申し上げたように、事業費を見ますと、3校区違います。特に三根校区については先ほど申し上げたクリーク、公有水面の整備等に対する受益者負担も多くのしかかっております、負担されています。それらを考えますと、先ほど申し上げたように、多面的な機能を有しておりまして、先ほど申し上げた水を治める責任もあります。これを農家の皆さんにも担っていただいておりますので、行政としての責任も示すべきではないかという判断です。以上申し上げた3つの判断基準をもとに、今回予算をお願いしているということについての御理解をぜひともお願いを申し上げます。  以上です。 64 ◯議長(大石安弘君)  4番園田邦広君。 65 ◯4番(園田邦広君)  私は、この調整をしながら補助をしていくというのはやぶさかではありません。みやき町は合併して3年を迎えております。そういう中で、いつまでも調整しないでやっていくというのはおかしいといいますか、不公平な部分が続いておるというふうに思っております。  先ほどから申しましたように、そういった、これをしてくれないとこれができないというようなことの調整ではなくて、やはり本筋はきちんとしていただきたいというふうに思っております。そうしないと、合併協議会で残された調整部分というのはまだあるわけでしょう、残っているわけでしょう。すべては調整できていないと思います。そしたら、問題が出てこなければ調整しないのかというようなことになってくると思いますので、そういったことを含めながら、本筋をきちんとした上での調整をお願いしたいというふうに思います。  以上です。 66 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 67 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  先ほど申し上げましたように、判断基準は不公平の是正と農業振興と治水対策と環境対策という3点から判断をさせていただいたことを改めて答弁をさせていただきたいと思います。  それと、御指摘のように、合併前に42基本項目についてのすべての確認を踏まえて合併に至ったわけでありますけれども、詳細につきましては、1,200項目ぐらいの調整を必要とする事務がございます。それらのすべてが調整がまだできていない部分がございます。そういう調整を最低5年以内ですべてを調整するという目標を設定して、今その作業に努めているところでありますので、まだ調整できていない点につきましては、早急に調整できるように準備を進めていかなければならないということを強く、また職員のほうにも指示し、御期待にこたえるよう町政に携わっていきたいと思っております。  以上です。 68 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。12番牛島重憲議員。 69 ◯12番(牛島重憲君)  二、三点お尋ねしたい。  さきに岡議員のほうからも質問されましたので、重複する分については、できるだけ割愛して議論しないようにしたいと思いますので、その辺はよろしくお願いします。  1点目は、7ページの町有財産管理の関係ですけれども、さきの全員協議会の中で、今月の26日に町長のほうから地元説明会を行うことができましたと、計画しておりますという報告があったやに記憶いたしております。この全員協議会の中で提示していただきました事業概要と計画平面図というのがあるわけですけれども、この中で、全体的に1区間300メートル、そして、2区間で200メートルということで全体が500メートルの図じゃなくて、今回については、この絵図からいくと、平成19年事業費ということを出しながら、用地買収と家屋調査については、この図面からいくと、ちょうど役場の東わき、役場が入らない程度の図面になっております。この庁舎関係については駐車場の関係ということで、庁舎内の東わきの駐車場に、この絵図面に当たるかどうか、私は当たっていないとは思うけれども、この家が駐車場のほうに移転をする、そのための費用ということで今説明を受けておりますけれども、そして、家屋補償ということで240千円やられております。こういった事業が役場内の東尾交差点を中心にしたいろいろな問題等については、確かにいろいろ問題提起を今日までやってきたわけですけれども、なかなか解決する見通しが立たなかったわけです。今度は東尾交差点を改良することによって、こういった少しいろんな意味で開けてくるという言い方は大変失礼な言い方になるかもしれませんけれども、そういった状況が生み出すことについてはありがたいと思っております。  その中で、説明の中で、あそこは前川の利用をした計画もやっていきたいというふうな説明が全員協議会のほうでもお話がありました。一応26日の説明会では、この事業概要図と計画平面図ができたので説明をしますということでしたので、いいんですけれども、あと詳細設計等についてはどういうふうになっているかという見通しなどもわかれば、また、どういったことも、もう少し十分に説明ができる内容があれば説明をお願いしたいなというふうに思っておりますので、本来はこの家屋調査の関係については、平成19年度事業80,000千円の金の中には入っていないように思いますので、どうしてこれが先に行くのかというのがちょっとわかりませんでしたので、その辺をお尋ねしたいと思います。  あと1点は、岡議員のほうから大分貴重な御意見等も出ておりましたけれども、図書館の関係ですから10ページ、図書館費の中での500千円の扱い、私はやっぱり岡議員の指摘されておりましたように、みやき町図書館に2,000千円の図書費ということで、当初予算計上されました。多いのか少ないのかという議論はちょっと置いても、私は少ないという方向を持っております。この件については、さきの議会の中でも議論させていただきました。やはり充実したみやき町の図書館を建設していくということは、こつこつとやはりそういった事業を進めることによって、みやき町の図書館の充実を図ることができるんではないかという意味も含めて、前回に質問させていただいたわけですけれども、今回500千円、企業から特別に図書費ということでいただいたものを組み替えて、図書費を増額するという方をとらないというやり方は、そんなら図書館に、図書費の中で組み替えすることによって、一般財源に入れてしまうというふうな面が考えられないこともない。企業は図書費として活用してくださいという企業の思いをですね、町が一般財源に持っていくというのはいかがなものだろうかというふうに思います。やはり今までは日之出文庫という形の中でやってきていただいたということですので、結構なことだろうと思います。やはり名称を変えてでもやっていくべきじゃないかという岡議員の意見もありました。私もそのとおりだと思う。やはり町としては、みやき町図書館については2,000千円しか予算できないけれども、これでは少なかろうという企業の思いもあった500千円をですね、形上、一般財源に持っていくような形は、私はしてはいけないというふうに思います。  この補正予算の中で、どういうふうにこれから先、時間があればまた議論をさせていただくわけですけれども、できるなら、こういうことについては今後早急に何らかの形で整備をしていくぐらいの気持ちで対応のあるのかないのか、町長にお伺いをいたしたいというふうに思っております。  以上2点についてお尋ねいたします。 70 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 71 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  16番議員の御質問と同様に、12番議員からの御質問をいただいております。率直に申し上げまして、私も両議員の御指摘については適正であろうという考え方の中で、昨年、一般質問でもございましたように、やはり指定寄附、浄財を寄附していただいた皆さんの意思を十二分に尊重しながら対応していかなきゃなりませんので、さきの一般質問でもございました育英基金の創設とあわせて、そのような浄財の取り扱いについて、寄附をいただいた方々の意思を十二分に尊重するような方向を検討させていただきたいと思います。  以上です。 72 ◯議長(大石安弘君)  古賀財政課長。 73 ◯財政課長(古賀政彦君)  7ページの家屋補償、倉庫の補償でございますが、この件につきましては寺田氏が昨年から家の新築をしたいということで計画されておりまして、うちの交換で交渉しておりましたけど、ことし、早速新築したいということでございましたので、そういうことで今回の補正に上げさせていただきました。 74 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 75 ◯12番(牛島重憲君)  1つには、この庁舎の改築に伴う町有財産管理工事ということになっております。私は、この東尾交差点に伴う、改良工事に伴う三田川線の改良に伴い、寺田氏の家屋を東わきに移転する、形上はちょうど幅の分だけ移動するということだけですけれども、本来で言うならこの事業に対応するのかなと、そして何で240千円の家屋補償をやらにゃいかんのかなという感じはしないでもない。  もう1つお伺いをしておきたいのは、北茂安町時代から庁舎内における駐車場が物すごく少ないと思う。何らかの形で対応したいというのが庁舎建設がしなきゃならんという大きな問題等もあったわけです。しかしながら、そういったものについては置くにしても、現在はこのスペースが東わきにただ移動しただけで、大体本来で言う現在のみやき町本庁舎になっている、駐車場というものは大体どれくらいになるのかいと。やはりすることによって、スペース的に多くなる。であるなら、移転するについて、念願であった駐車場拡張に向けて一定の方向性が見えるのでという意味合いが、こじつけかどうかは知りませんけれども、何らかのしなければならないだろうと思っております。この事業概要図を見ても、寺田氏のところの関係等については特段私はですね、町長言われる東尾区のバス停を手前に持っていきたいという話がありましたので、これを持ってくるのかなと思い思い聞いておったわけですけれども、いずれにしても、かかわり合いないとは言い切りませんけれども、若干ちょっと違うんではないかなと。それと240千円の家屋補償金をやるということについては、ちょっといろいろあるんじゃないかなという感じがしましたので、その辺をお尋ねしておるところでございます。  それと、詳細設計については大体いつぐらいになるか、回答いただかなかったので、この辺はどういうふうになるのか、詳細設計について明らかにしてください。 76 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 77 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、ことし初めぐらいだったでしょうか、寺田さんが建てかえをされるというお話を聞きました。かねてから旧北茂安町のときに交渉されたということもお聞きをいたしておりました。それを踏まえまして、御相談にお伺いしました。町としては現在、西尾地区内にある消防倉庫、格納庫、あの南に町有地を保有していますので、こちらのほうと等価交換をしていただけませんかという御相談をまずさせていただきました。最初について御検討はいただきましたけれども、御家族で最終的に協議をされたところ、やはり生まれ育ったところに建てかえをしたいという返事がございました。  それともう1つ、東尾交差点改良に伴う全線の北茂安三田川線の計画の中で、当初示されたときに、東尾交差点の基本計画図を見ましたら、バス停がなくなっていたんですよ。どうしてバス停がなくなっているかと言いましたら、交差点改良で、そのバス停及び待避所をとれるスペースがないと。どこに行くかということで尋ねましたら、寺田ショップ、小学校の近く、著しく東のほうですね。ここに残地が生じるので、今の東尾交差点のバス停をそこに持っていくというような返事でした。物理的に考えて、小学校の前にもあるのに、すぐそこにどうして寺田ショップのところにバス停を持っていくか。長年、西尾地区、東尾地区初め、多くの北茂安校区の皆さんが役場とか利用するに当たって、なれ親しんだ利便性があるところを、あえて残地が生じるところになぜ持っていくかということで強く申し入れをいたしました。結論として、いや、そのバス停を設置する待避所とかスペースがありませんということでしたので、それならば町有地を一部提供してでも、バス停をぜひ交差点により近くに持ってきていただきたいという協議もさせていただきました。  もう1つ、最初示された計画では、松尾先生の病院のほうに接近するような計画でありました。これについて多分、第2次計画に入っておりましたが、交渉が困難であるのではないかということで、地元の区長さんたちに打診をしていただきましたところ、案の定、協力はやはり困難であるということで、また地権者等の関係者の理解が求められないから、県の事業をいつストップすると言われることも想定されました。そういうことで、将来を想定して事前に打診をしましたところ、松尾先生のお気持ちとは違いましたので、また県当局を交えて協議をしました結果、南のほうに道路の法線を少しずらすことで松尾先生のおおむねの理解をいただいたところであります。南に振ることで、より寺田さんところに接近をすると。ぎりぎりのところに。そして、さっき申し上げた、今現時点では、今の保有している町有地側にしておりますが、また今の寺田さんの家屋に一部かかる可能性等もございます。それも一つの理由です。結果的には年内に建てかえを現地にされるということでしたので、とりあえず、西尾の格納庫の前との交換が無理なら、東側の駐車場との交換でもぜひ応じていただきたいというお願いをしました。そのときに、家屋については応じると、小屋については今の小屋を利用するということでありました。小屋が現状のまま残すとなれば、土地の形状が不整形になります。そこだけが突出した格好になりますので、小屋については町が補償しますから、ぜひともこれも移転をしてもらいたいという協議をして、小屋だけについては、その木の部分の、金額で言うと240千円ですか、これを補償することで協議を調えたところでございます。  将来の、さきの議会で申し上げましたように、公民館の移転というか、はっきり言って移転しかないと思います。その跡地の今後の活用、そして、今のみやき庁舎の今後の活用というか、当然行政機能は残さなければなりませんので、その周辺を含む全体的な再整備、再開発の構想は定めて、将来にわたって今回の交差点改良の事業を契機として、みやき町の中での、北茂安校区の中での中心的な位置としての考え方は示さなければならないという責任を持っているところでございます。  以上が交渉等の経緯でございます。 78 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 79 ◯12番(牛島重憲君)  また1つ回答いただけなかったんで、なかなかでき上がっていない、詳細設計なり実施計画なりについては出ないんだろうと思いましたので、それは置いたにしても、今度は26日にそういった説明会を行うといったときに、この事業概要図なりこれでもって説明がされるだろうとは思うわけですね。そのときに、せっかく今町長、いろんな考え方、それから整備の中で、こういったことで東尾交差点改良に伴ういろんな中心地であるそういったものの活性化に向けた事業をやっていきたいということで大変ありがたく思っていますけれども、その中で、隣の──名前は申し上げませんけど、この絵図面でいくと、全部屋敷の中に点線が引いてあるわけ。そのとき、うちはどぎゃんなるねと言われたときに、逆にそれらを明らかにしておかんと、まずいんじゃないかと。ここはそぎゃんするて言いよんやんね、そいばってん、うちはどぎゃんなっとね、点線にずっと乗っかかっとっよと言われたときの回答などがどうするのかということを聞きたかったので、実施計画なり詳細設計というのはいつごろになるとねというお尋ねをしたわけですよ。今現在ないとするならそれでいいけれども、十分今度は移転しようという隣の人たちからの意見を尊重していただく、どういうふうに答えていただくかわかりませんけれども、そういった意味も含めてやっていただきたいということが最後に考え方を聞いておきたいなということです。  1つ町長のほうから図書の関係等について、育英関係の質問があっていたんでと、一般質問がありましたと、当然そうだろうと思うんですけれども、私は余りにも小さな話かもしれないけれども、企業から500千円、何がしの金といっても、やっぱり500千円を寄附してもらったので、図書を買うてくださいねと言って出したものをよそに使うというのは、ちょっといかがなものだろうかなと思うた。図書ば買うて、500千円でどんだけかと、向こうも少ないけれどもという意味も含めて町に寄附されているものをそういったことで使うということは、ぜひやめてほしい。やはり図書は図書としながら、年々年々増冊していく、ふえていくというので内容を充実した図書もつくってほしいという意味もあったんで、何か検討したいということですので、あわせて町長の考え方に反対という意味合いではありません。また、そういった意味合い、企業の思惑は思惑として率直に受けとめながら、行政をやっていただくということで、ひとつさらなる検討をお願いして、3回目の質問とします。
     以上です。 80 ◯議長(大石安弘君)  中島建設課長。 81 ◯建設課長(中島 識君)  12番牛島議員の質問にお答えしたいと思います。  先ほど申し上げられたように、9月26日に東尾交差点改良について、いわゆる関係者、また、地区の皆さん方をお呼びいたしまして、説明会をするようになっております。そういう中で、先ほど申し上げられたように、特に関係する部分については、いわゆる交差点、隅切り部分については、家屋がかかる方も当然いらっしゃるわけでございます。この方たちについては、既に今町長も一般質問の中で回答させていただいておりますけれども、やはりその方たちも御意見、それから、ある程度の希望というものもあるわけでございます。  そういう意味の中で御理解をいただくように、事前に話をさせていただいて、現在進んで、26日というような形の中で日程を設定させていただいております。  先ほどちょっと申し上げられたように、前川の付近については、いわゆる役場の前付近については、町長の念願によります憩いの場というのを当然つくらなければならないということで、バス停の関係ございますし、また、町民の憩いの場としても利用できるような施設をつくりたいというようなことで、そういう部分についても土地の提供をお願いするわけでございます。特に今年度80,000千円につきましては、稲刈りの農地の部分については御相談をさせていただきたいというような考え方で進んでおる状況でございます。  以上です。 82 ◯議長(大石安弘君)  大坪教育長。 83 ◯教育長(大坪春美君)  図書館の寄附行為のことなんですが、教育に携わる者としては、やはり図書館の充実のためには、ぜひ町との話し合いの中で進めていただきたいと思っているところです。特に学校教育におきましては、本を読む、見る、書く、理解をする、また、図書充実の中で家庭教育、地域教育、そういったものに図書館の役割というのは大きいものがあると思いますので、ぜひ図書館の充実に関しては、私の教育委員会の立場としても、充実を図る意味で、ぜひこの図書館の寄附に対しては、教育予算の中に上げていただきたいと願っております。  以上です。 84 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第53号 平成19年度みやき町一般会計補正予算(第2号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 87 ◯議長(大石安弘君)  全員賛成。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認め、休憩します。なお、再開を13時とします。                 午前11時51分 休憩                 午後1時   再開 89 ◯議長(大石安弘君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。       日程第3 議案第54号 90 ◯議長(大石安弘君)  日程第3.議案第54号 平成19年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。西牟田民生部長。 91 ◯民生部長(西牟田計弘君)  それでは、議案第54号について御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案第54号       平成19年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  平成19年度みやき町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところに よる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ87,848千円を追加し、歳入歳出予算の総額  を歳入歳出それぞれ3,958,210千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。                             平成19年9月10日提出                             みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  それでは、事項別明細書のほうで御説明申し上げます。5ページのほうをお願いいたします。  5ページのほうで歳入、款9.繰越金、項1.繰越金、目で1の療養給付費交付金繰越金、補正額49,259千円お願いいたしております。説明欄に書いておりますとおり、療養給付交付金繰越金として今回計上をさせていただいております。  同じく目の2.その他繰越金ということで、節1.その他繰越金で38,589千円の繰越金を計上させていただいております。  6ページのほうをお願いいたします。歳出のほうでございます。  款9.諸支出金、項1.償還金及び還付加算金、目3.償還金ということで、節の23節で償還金、利子及び割引料ということで、81,837千円の予算を計上させていただいております。これにつきましては、国庫支出金等の返還金でございます。これは前年度の精算が確定いたしましたので、国庫支出金の返還金ということで、ここに計上をさせていただいております。  款9.諸支出金、項2.繰出金ということで、目1.一般会計繰出金ということで、今回節のほうでお願いしております28節で繰出金といたしまして、6,011千円ということで計上させていただいております。これは前年度分の精算の返還金でございます。これは一般会計のほうに返還する分でございます。  以上、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議をお願いいたします。 92 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ございませんか。17番益田清議員。 93 ◯17番(益田 清君)  平成19年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算というようなことで、この歳出のほうの6ページの中で、今回、償還金と、そして、一般会計繰出金というふうな性質の内容になっておるわけです。国庫支出等の返還金というのは、これはわかりましたけれども、前年度分精算返還金ということで、町のほうへの繰出金というようなこと、この内容について説明願いたいというふうに思います。どうやって繰出金というのは出たものか、お尋ねするものです。 94 ◯議長(大石安弘君)  森保健課長。 95 ◯保健課長(森 要児君)  益田議員の御質問の中で、前年度精算分の返還金6,011千円でございます。この内容につきましてでございますが、一般会計のほうから繰り出してもらっておる分の中身、内容の中で、事務費相当分が3,353千円相当ございます。  それから、保健事業の分で健康づくりの地区推進関連の事業費関係でございますが、その返還相当が565千円相当でございます。  それから、出産育児一時金の繰り入れ分でございます。これにつきましては、3分の2相当を一般会計のほうから繰り入れをするようになっております。その分の精算が2,100千円というようなことでございまして、トータルいたしますと、6,011千円相当の返還金というふうな、一般会計への返還というようなことになっております。  以上でございます。 96 ◯議長(大石安弘君)  17番益田清議員。 97 ◯17番(益田 清君)  事務費ですね、3,353千円と健康づくりの560千円ということで、育児一時金ということについては、これはわかります。ちょっと事務費当初予算を組んでいて、その事務費が一般会計でやる部分で余ったというからお返ししますというふうな内容になっているのか、予算計上のときはシビアという形で計上されてくるものではないかなというふうに私ちょっと認識しておりますけれども、そして健康づくりについては、その健康づくりについての何か事業を行っていくというようなことで計画されたものをできなかったからお返しするというふうになっているのか、その内訳についてちょっと定かではありませんので、再度答弁願いたいというふうに思います。 98 ◯議長(大石安弘君)  森保健課長。 99 ◯保健課長(森 要児君)  事務費分関係につきましては、国保の事業を運営するに当たって、いろいろな予算が必要でございます。繰入額といたしましては、13,428千円相当を繰り入れしていただいております。それから、平成18年度の決算といたしまして、10,000千円相当を運営の事業費として決算が出ておるわけでございますので、その差額は先ほど1回目の回答の中で言いましたとおり、3,300千円相当が一般会計へ戻すというような形になっております。  それから、保健事業分につきましては、県のほうから若干交付金が出るわけでございます。繰り入れといたしましては、1,500千円相当を繰り入れをいたしてもらっております。それから決算といたしまして、939千円相当を平成18年度決算として額が出ておるわけでございます。その差額の565千円というようなことで、一部予算計上の中で執行できなかった予算残が出てきた分も当然この中には含まれておるわけでございます。 100 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。16番岡廣明議員。 101 ◯16番(岡 廣明君)  今回、国保で、いわゆる歳出のほうで一般会計繰出金ということで、合計の6,403千円という数字が出てきておりますけれども、国保会計の運営の仕方でお尋ねをしたいと思いますけれども、一般会計から繰り入れて、残ったらまた一般会計へ繰り出すというような形をとっておられるのが現実だと思います。そこで、民生部長、町長にお尋ねをしたいと思いますけれども、やはりそういう途中で一般会計から一時借りというようなことも出てくると思うわけなんですよね。ですから、そういうために国保の基金積み立て、いわゆる残った──残ったと言ったらちょっと語弊が出ますけれども、そういうものを国保基金積み立てというような形で取り組むお考えをお持ちか。  それと、県内でそういうふうに国保特別基金というようなものを積んでおられる市町村があれば、御回答をいただきたいと思います。  以上です。 102 ◯議長(大石安弘君)  西牟田民生部長。 103 ◯民生部長(西牟田計弘君)  ただいま岡議員の御質問にお答えいたします。  一般会計の今回の繰出金についてでございますけれども、先ほど森課長が申し上げましたように、当初の一般会計の繰出金につきましては、交付税算入分についての一般事務費が計算されております。そのルール分について、ルール分の基礎額について一般会計から国保会計へ繰り出しをいたしております。その分については、きちんと精算を毎年度やるというようなことで考えて、今まで計上させてきていただいております。  もう1点の国保に基金を積み立てないかということでございますけれども、今の基金、国民健康保険基金──基金を持っております。しかし、残がありませんけれども、それはあくまで国保の税の基金がですね、国保の中で運営費が浮いた分については、基金のほうに積み立てたいと考えておりますけれども(発言する者あり)済みません、答弁を間違えました。  本来は国保もそれだけ基金財源を持って運用すれば、余裕があってできると思いますけれども、今のところぎりぎりで運営がかなり厳しい状態でございます。実際の繰越金につきましては、精算した残りでいけば大体繰り越しの実額の残りは4,000千円程度しかございません。本来は近隣町村では、吉野ヶ里町は多分かなりの金額の国保の基金は持っていると思います。本来はそういう形で運営できれば幸いですけれども、今のところは厳しい運営をさせていただいておりますので、今はちょっと基金を積み立てる余裕の財源はございません。  以上でございます。 104 ◯議長(大石安弘君)  岩崎副町長。 105 ◯副町長(岩崎和憲君)
     岡議員のこういう繰り出しをするんじゃなくて、特会の中にという御趣旨なのか、一般会計のほうにという御趣旨なのかわかりませんが、一応、毎年度ですね、当初予算のときに医療受給者の数から見込みまして必要な医療費をはじいて、それに伴う国庫なりいろんな支払交付金からの財源、それから、ちゃんと交付税で措置された部分である一般会計の繰り出しということでやっております。そういう中で、この精算をしていく方式をとっております。いずれにしても、どこで乗っておこうとも、ちゃんと翌年度はまた一般会計で必要な繰出金は、これはもう、いわゆる一種の義務的経費として考えておりますので、先ほど民生部長申しましたように、現在のところ、こういう繰出金、前年度精算で余った部分を一般会計等において特別に基金としてカウントしてつなぐという意味は現在考えてはおりません。今後は、いわゆるまさしく言いましたように一種の義務的経費でございますから、ちゃんと当初において措置する義務は措置することといたしておりますが、何かのためにはそういうのも一つの案でございますし、他町の状況も見ながら、必要であれば研究をしていきたいと考えております。  以上です。 106 ◯議長(大石安弘君)  16番岡廣明議員。 107 ◯16番(岡 廣明君)  私が言っているのは、いわゆる医療費諸費関係を払われない月が出てきたりなんかして、いわゆる一般会計から一時借り、一借が出てくると思うわけですよね。そういうときの応対の仕方として、やはり基金とかなんか持っておけばいいんじゃないかなと思って質問をいたしているところでございます。  今のところ、みやき町も財源いっぱいの中からたらい回しされておるわけですね。数字的にはこういうふうな形で出てくるかもわかりません。事実は金がなかったりするときもあると思うわけですね。ですから、そういう意味において、今後基金を設けたらどうかというようなことをお尋ねしているわけです。  以上です。 108 ◯議長(大石安弘君)  西牟田民生部長。 109 ◯民生部長(西牟田計弘君)  ただいまの岡議員の御質問と、先ほど私の答弁した内容を若干説明不足でしたので、補足をさせていただきたいと思います。  今、岡議員言われたとおり、みやき町の中には国民健康保険の財政調整基金条例がございます。だから、金額が今残高はゼロということでお願いいたします。  それから、国民健康保険につきましては、先ほどから申し上げているように、本当は国民健康保険の基金があれば、基金運用で、繰り入れで運用できたほうが一番安定的に運営できるんじゃないかなと。一般会計につきましても財政調整基金で運用しているとおり、ある程度の基金のぜひ確保をしたいなということで考えておりますけれども、今現在、そこまでの余裕財源はございませんので、現在の預金額はゼロと、基金額はゼロということで御回答させていただきたいと思います。  以上でございます。 110 ◯議長(大石安弘君)  16番岡廣明議員。 111 ◯16番(岡 廣明君)  私が言ったのは、先ほどやはり条例が定めておられますから、そういうのを利用して、やはり国保運営がスムーズにいくように、いわゆる一借をしなくて済むような形で、今後検討していただきたいということを質問したわけです。  以上です。 112 ◯議長(大石安弘君)  西牟田民生部長。 113 ◯民生部長(西牟田計弘君)  岡議員のただいまの御質問でございますけれども、その国民健康保険も基金をなるだけできるような、運営上見直しをかけながら、なるべく基金のほうに積み立てができるような方法も検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 114 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第54号 平成19年度みやき町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 117 ◯議長(大石安弘君)  全員賛成。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。       日程第4 議案第55号 118 ◯議長(大石安弘君)  日程第4.議案第55号 平成19年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。最所事業部長。 119 ◯事業部長(最所和美君)  議案第55号をお願いいたします。  平成19年度みやき町農業集落排水特別会計補正予算(第1号)でございます。  1枚目の裏のほうでございますが、       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      平成19年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  平成19年度みやき町の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるとこ ろによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,310千円を追加し、歳入歳出予算の総額  を歳入歳出それぞれ96,300千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。                             平成19年9月10日 提出                             みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  歳入のほうでございますが、5ページのほうをお願いいたします。  2.歳入、5款.繰越金、1項.繰越金、1目.繰越金、補正額といたしまして、2,310千円をお願いしております。今回の補正で、前年度繰越金全部予算計上ということになるわけでございます。  次、歳出のほうでございますが、6ページのほうをお願いいたします。  3.歳出、1款.事業費、1項.事業費、1目.事業費でございます。補正額といたしまして900千円。節に参りまして、11節の需用費で900千円お願いしていますが、これは修繕料というようなことでお願いしています。この修繕料につきましては、当初予算で1,000千円の予算をお願いいたしておりましたが、簑原、それから高柳、上地の施設で既に修繕料として使用し、現在、予算残が140千円ほどしかございません。今後の予定としましては、簑原の施設については、中継ポンプのバッテリーの取りかえ、それから、高柳、上地の施設につきましては、汚泥の抜き取りポンプの取りかえ等が必要になってきております。そういったことで今回、修繕料を900千円お願いいたしているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 120 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 121 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第55号 平成19年度みやき町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 123 ◯議長(大石安弘君)  賛成多数。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。       日程第5 議案第57号 124 ◯議長(大石安弘君)  日程第5.議案第57号 物品売買契約の締結についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。原野総務部長。 125 ◯総務部長(原野 茂君)  それでは、議案第57号につきまして御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案第57号               物品売買契約の締結について  物品購入について、下記のとおり契約を締結したいので、みやき町議会の議決に付すべき 契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成17年みやき町条例第39号)第3条の規定に 基づき、議会の議決を求める。 1.契約の目的   小型動力ポンプ付積載車購入(3台) 2.契約の方法   指名競争入札による契約 3.契約金額    ¥14,576,245円           (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 ¥686,245円) 4.契約の相手方  住所 佐賀県佐賀市高木瀬町大字長瀬1965番地1           氏名 南里ポンプ株式会社           代表取締役 野 津 昌 彦   平成19年9月10日 提出                            みやき町長 末 安 伸 之 提案理由
     この議案は、みやき町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例 (平成17年みやき町条例第39号)第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものである。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  後ろのほうに仮物品売買契約書とその資料をつけておりますので、御参照いただきたいと思っております。  今回の契約につきましては、8月31日に7社により指名競争入札を行いました。9月3日に仮契約を締結させていただいております。今回3台の納入を契約しておりますが、配置につきましては、第3部、第5部、第6部であります。  以上、よろしくお願い申し上げます。 126 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ございませんか。16番岡廣明議員。 127 ◯16番(岡 廣明君)  議案第57号 物品売買契約の締結について、今回、小型動力ポンプの積載車の購入ということで、3台分の入札が行われております。この件で、入札による増減かもわかりませんけれども、前回は、平成18年度は14,323千円ということで、今回、約243千円ほどの違いが出ております。それは入札による増減とは思いますけれども、その最後に部品の一覧表が出ておりますけれども、前回の購入一覧と何か違っておって金額が違ったものかですね。それともう1つは、いわゆる一番最後の各単価をお知らせ願いたい。  それと、いわゆる仮物品売買契約書ということで、第5条「取替又は補修」ということで、「納入した物品が、24ケ月以内に甲の」、いわゆるみやき町の何らかの形で破損した場合とかいろいろなもろもろがうたってありますけれども、24カ月とは2年以内ということだと思います。そこで、現在3台購入されておりますけれども、その3台について何か第5条に当てはまることがあったものか、以上についてお尋ねをしたいと思います。 128 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 129 ◯総務課長(糸山英幸君)  16番議員の御質問の中で、前年度との比較であります。資料につけておりますように、装備品関係につきましては、前年と変わっておりません。そういうことから、入札での各業者での入札額の変更ということで理解をしております。  それと、単価につきましては、一つ一つ言ったほうがいいですかね。資料がよろしいですか。──それでは、議長のお許しをいただければ。(発言する者あり)  今、資料としては出せませんので、後ほど資料として一覧表を出させていただきたいと思いますけれども、なお、単価につきましては、落札業者の単価に基づいた見積もり、内訳書でないと出せませんので、というのは金額が入札額と合いませんので、それでよろしいでしょうか。入札額と合うような内訳書でないと、うちが見積もった予定価格の見積もりとは落札額が合いませんので、それでよろしいでしょうか。  それと、前年度の取りかえということですけれども、前年度分につきましては、今の段階では取りかえはあっておりません。  以上です。 130 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。11番大隈正徳議員。 131 ◯11番(大隈正徳君)  議案第57号 物品売買契約の締結についてということで、契約の方法としては指名競争入札による契約ということで、今7社ということでございまして、これが予定価格の何%で落札されたのかお尋ねしたいということで、その指名競争入札の7社についてわかれば、お教えいただきたいということでございます。  以上でございます。 132 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 133 ◯総務課長(糸山英幸君)  11番議員の御質問にお答えいたします。  落札率といたしましては、97.5%であります。  次に、入札額でありますけれども、先ほども部長が申し上げましたように、7社での入札を行っておりますので、順次申し上げていきたいと思います。倉重ポンプ14,550千円、筑邦トーハツ商会14,400千円、南里ポンプ13,890千円、松枝商会14,540千円、サガハツ14,460千円、大東14,994千円、エレメント14,700千円であります。  以上です。 134 ◯議長(大石安弘君)  11番大隈正徳議員。 135 ◯11番(大隈正徳君)  ただいま予定価格よりも落札率が97.5%ということでございますけれども、これについては1回で落ちたものかどうかですね。というのが、この小型動力ポンプの積載車というようなことですけれども、ほとんど随契みたいな特注品なんですよね。今、7社ずっと挙げられましたけれども、御存じのとおり、大体1社か2社ぐらいしかこの特注品は扱っていないんですよね。ですから、そういうところで談合等もあるのではないかということでお尋ねしているわけでございます。 136 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 137 ◯総務課長(糸山英幸君)  11番議員の御質問にお答えいたします。  まず、入札回数でありますけれども、1回であります。そしてまた、談合ということでありますけれども、私たちのところにつきましては、入札前には談合情報とかは一切あっておりませんので、あっていないと思っているところでございます。  なお、特注品が結構あるわけでありますけれども、見積もりを、仕様書といいますか、仕様書をつくっておるわけでございまして、資料のほうにも30項目について差し上げております。そのほかに、仕様書の中に39項目によって統一した考え方に基づいて入札をしていただいておりますので、当然入札に参加される方は用意できるという判断の中で入札をさせていただいたところであります。  以上です。 138 ◯議長(大石安弘君)  11番大隈正徳議員。 139 ◯11番(大隈正徳君)  そしたら、大体今7社で一応市場調査をされたのかどうか、その現況で決定されたと思いますので、そこら辺、町としての特注車での市場調査はどのようにされたのか、お答えいただきたいと思います。 140 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 141 ◯総務課長(糸山英幸君)  今、業者の入札の資格というものの質問ではないかと思っております。これにつきましては、資格一覧に基づいて資格を取っております。まず、名簿に上げておりますのが、10社の資格を調べまして、最終的には7社の指名を行ったわけでありますけれども、その審査内容といたしましては、7項目によって審査をしております。この7項目の中で、7項目とも適合業者につきまして指名をさせていただいたということでありまして、その7項目につきましては、今から申し上げますので、よろしくお願いいたします。  1点目が、当該業務に対する地理的条件、2といたしまして、業務についての技術的特性、3項目めに経営状況、4項目が誠実な行為の有無、5項目が信用度、6項目が手持ち業務量、7項目で実績であります。  以上です。 142 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。12番牛島重憲議員。 143 ◯12番(牛島重憲君)  聞き漏らした点があるかもしれませんので、その点については御説明なり御回答いただきたいと思います。  1つは、今回、3台の小型動力ポンプ付積載車を購入されるわけですけれども、前に3台購入しているわけですよね。前のときに、古いポンプはどうするのかという話があったときに一定の説明があったわけですけれども、三根のポンプ車と取りかえるとかという話があったやに記憶があるわけですけれども、これに対するまたいろいろな諸経費もかかってくるだろうと思いますけれども、結果的に、中原町のポンプよりも三根にあるポンプが悪いということであれば、これも早急にやらにゃいかん問題であると思います。そういったものをどういうふうにするのかということと、新しいポンプを買ったとき古いのを今度はどう取り扱うのか。というのは、この資料に書いてある「付属品・積載品・装備品とは次のとおりとする。」という、今回の15,000千円購入の中にこれはついておるものか、改めて買うものか、これを旧の物を代用していくのか、その辺のところをまた説明なかったように思うので、小さいところで30項目上がっておりますが、それぞれに説明するといういとまがなかったろうからなんですけれども、この関係等については旧を代用していくのか、改めて買うのか、それともついておるものか、その辺ちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。 144 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 145 ◯総務課長(糸山英幸君)  12番議員の御質問にお答えいたします。  第1点目ですけれども、前年が3台を購入しておりまして、その旧団には2台ずつあったわけです。といいますのは、12の団を6に行いましたので、各部に2台ずつあったわけでありますので、その分につきましては、先ほども議員から言われましたように、三根分団の古いポンプと積みかえを行っているところでございます。そして、この積みかえにつきましては、一応4台を積みかえを行いまして、1台を操法大会があるわけでありますけれども、それは何年に1回か回ってくるわけでありますけれども、操法大会のための準備として残していきたいということから、5台を保管しておきます。あとにつきましては、古いものから順次廃棄をしますけれども、古いものとして昭和56年に購入したものがありますので、そのものにつきましては廃棄をしていきたいと思っております。  それと、古いポンプの廃棄につきましては、先ほども仕様書の中で申し上げましたけれども、旧小型動力ポンプにつきましては、処分を含むということで入札を行っているところであります。  以上です。(発言する者あり)  答弁漏れがあったようですので、資料につけております30項目についてはすべてこの中に装備品として含まれております。  以上です。 146 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 147 ◯12番(牛島重憲君)  三根校区の関係で古い──古いというより私は、事、火災発生等があれば、早急にそれに対応できる、現在でも完璧に整備された消防車であると私は思っているんですね。もしそれが完璧にできない、古いところがありますというふうに認められるような発言があるなら、これに対する消防車はどう扱うのかという議論を改めてしなきゃならない問題ではないでしょうか。だから、そういったものがね、古いのを使うというのは何で私がお尋ねするのかというのは、北茂安もこの質問の中でも申し上げたように、3カ年かけて取りかえました。今回2カ年でするということについてもいろいろ議論をさせていただきましたので、そのことを申し上げるつもりはありませんけれども、いろいろな形の中でまだ使えるんじゃないかいと、高額なポンプ車購入については、やはりそういったものについては一挙にかえないで順次かえることによって町財政をやはり考慮していくべきじゃないのかという意見を申し述べた経緯がございます。しかし、今回2年で6台全部かえるということですから、中にはいいものもあるだろうし、悪いものもあるとは私も思います。しかし、これの悪いものは、今聞くところによると、全体的に操法訓練まで含めて5台三根に保管しておきますということですが、三根のは大体何台あるかと、どういうふうに調査されているのかという気がしたので、ちょっとお尋ねします。  できるなら早急に、完璧なものじゃないとするならその辺を早急に取りかえるべきじゃないかなと、あえて申し上げておきたい。そして、古いポンプについては、先ほど言われました契約の中で古いものは処分するこということでしたので、全部廃却されるというふうなことの説明のようでしたので、それはそれとして結構だろうと思いますけれども、どうされるのかなということです。6台のうち4台、使用するときは2台、1台は操法訓練で残すということで、1台は廃棄したということになるのかな、その辺をちょっと、また、数字的にあわせてちょっとわからないところがあるので、その辺を答えていただきたい。  それと、30項目ある項目、これをすべて新しいとに、新しい品物として附属品としてついておるというふうに理解していいわけですね。間違っておるようでしたらお答えいただきたい。  以上です。 148 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 149 ◯総務課長(糸山英幸君)  12番議員の御質問にお答えをいたします。  先ほど申し上げましたように、三根分団につきましては、4台の積みかえをすることで計画をしております。それと、1台ですね、1台を操法大会用に、これは消防団で保管ということで考えております。あとのものにつきましては、古いものですから廃棄をしていきたいと思っております。なお、三根の交換につきましては、当然、北茂安の分団の皆様にもお話をしております。そしてまた、三根の分団の方につきましても当然お話をして、先々のことを考えて、どこの部分を積みかえたほうがいいのかを検討していただいた結果で4台につきましては、昭和56年から58年の間に購入されたもの4台を積みかえをしていくということで消防団とのお話をしておるところでございます。  それと、今回2年間の中で6台を購入していくわけですけれども、この財源といたしましては、合併交付金の中で処理をさせていただいております。そうした関係から、その交付金の年限に基づきまして、2年間で購入したほうがいいという状況の中で、2年間で購入をさせていただいているということでありますので、交付金との関係の中で2年間で整備したいという計画を当初から持っておりましたので、2年間で購入させていただいたというところでございます。  以上です。(発言する者あり)装備品の中に、6番、小型動力ポンプ1基としております。そういうことから、新しいものを今回積載をしているということであります。  以上です。(発言する者あり)  なお、じゃ、ポンプはもったいないじゃないかという御質問ですけれども、この交付金の購入要領ですかね。要するに、ポンプが載っていないと消防車としては認められないという内容であります。そういうことから、車両だけの購入じゃ、その交付金は使えないということでありますので、そういうことでポンプも当然つけなければ、交付金の対象とはならないということであります。  以上です。 150 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 151 ◯12番(牛島重憲君)  最後になりましたので、ちょっとまだ理解し切れないところがあるんですけれども、三根の消防車には6台のうちですよ、悪いところを調査した結果、4台だけを取りかえますと。中原で使っていたものを今度は三根で使いますという説明ですね。1台は操法訓練用に消防のほうで保管してもらいますというけん、5台使うよと。問題は1台だけが処分したということですね、そういうふうになるわけですね。そういうふうになっているかどうかだけ事実を確認しているだけですから、それはそれでいいということになっておるわけですから、そのことをとやかく、ただ事実はどうなっているのかと聞いているだけの話ですから。  それからもう1つは、この30項目ある搭載品等については、今、合併交付金か何か使うときには搭載車、小型ポンプ付積載車についてはこういう備品がついておかにゃいかん、ついておかなければ補助金が出ないということだったので、それを全部つけてあります。6台とも全部つけましたということであるから。そうしたら、こういったものについて廃棄はどう処理をされたのかというのが第1回目に質問しておったと思うんだけれども、それに答えなかったんで、ああ、その辺がまだ回答いただいていないというふうに私は思うんですけれども、この備品全部同じようなものがあるのかないのか知りませんけれども、廃棄はどうしましたかと。ポンプ車だけ今4台だけ三根で使いますと、1台だけ操法訓練用に使いますと、違うのかな。(発言する者あり)違う、4台だけ使うと。(発言する者あり) 152 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 153 ◯総務課長(糸山英幸君)  廃棄数につきましては先ほど申し上げましたように、私、12台と申し上げましたけれども、前中原分団で12のポンプがあるというふうに言いましたけれども、済みません、11に訂正をお願いします。11部でありましたので、本部を入れて12部でありましたので、ちょっと勘違いしておりました。  そういうことから、11台の中で4部を積みかえいたしまして、1部を保管ですね。よって、6台を廃棄したいということで確認をさせていただきたいと思います。  それと、中原分団につきましては、ポンプ車じゃありません。可搬式をですね、リヤカー状のものに載せておりますので、車両としては当然ありませんので、そのリヤカー式の、運搬用のリヤカー式ですけれども、それから取り外しまして、三根分団の車両に積みかえを行うということでありますので、そういうことで御理解をお願いいたしたいと思います。  以上です。 154 ◯議長(大石安弘君)  4番園田邦広議員。 155 ◯4番(園田邦広君)  この物品売買契約の締結についてでありますが、今回、小型動力ポンプ付積載車購入ということで、3台提案をされております。これまで合併してから消防関係につきましては、消防施設及びこういった小型動力ポンプ積載車というようなものはずっと整備をされてきたところでありますが、今回3支部の分もということで提案をされておりますが、この購入の時期が、履行期限が平成20年3月20日までというようなことでなっておりますが、この締結が議決されれば契約をされるわけでしょうが、その後、予算を組み、導入されるということになっていこうと思いますが、大体いつごろ導入をされようと思っておられるのか、それをちょっとお尋ねします。
    156 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 157 ◯総務課長(糸山英幸君)  4番議員の御質問であります。この中で、契約書の中に納期限といたしましては、3月20日というふうになっておりますけれども、当然早目に履行していただくことで考えております。あくまでも、最遅期限を3月20日としております。それから、例えば、納車を受けました後に点検をしなければいけませんので、10日あれば、その修理といいますか、訂正あたりもできるんではないかなということで一応20日にしておりますけれども、格納庫の関係もございまして、当然格納庫ができた時点ではすぐにでも納車できるようにはお願いしたいと思っております。  以上です。 158 ◯議長(大石安弘君)  4番園田邦広議員。 159 ◯4番(園田邦広君)  当然格納庫の整理もしなければならないというふうに思っております。ですが、今のこの中原の消防につきましては、あと3台が切りかえがされておらないわけで、いわゆるそのポンプを載せておる自動車が、私ども夏季訓練、出初め式等にも出席をし、拝見をしておりますと、軽トラックに積んで消火には当たっておられるというようなことを聞きますものですから、これまではそういった火事等、または指導されたときに、いろいろな事故等に遭われなかったから幸いだったというふうに私は思っておりますが、もしそういった軽トラックに積んで、緊急時出動して事故等があった場合、これは緊急自動車として認められるのかということを私は非常に心配をしております。といいますのは、合併した平成17年の3月以降、総務常任委員会に私は所属しておりましたので、そのときにも厳しく言った経緯があります。これは糸山課長も多分覚えられておると思いますが、そのようなことをいつも常に思っておりますので、今回3月20日までという期限になっておりますけれども、一日でも早く、本来の姿で出動をしていくということでなければならないのではないかというふうに思いますので、この締結が終わり次第、一日でも早く導入を図り、団員の安全・安心というものをぜひ確保していただきたいというふうに思います。そうしなければ、今のままでもし火事等に出動されて事故が起こった場合、運転をされておる方、それから、それに同乗されておった方々は、そういった不利益をこうむるんではなかろうかというふうに心配しますので、その点よろしくお願いしておきます。  以上です。 160 ◯議長(大石安弘君)  糸山総務課長。 161 ◯総務課長(糸山英幸君)  4番議員の御質問にお答えいたします。  前回、個人の軽自動車に乗せて、ポンプについては運んでいるという状況の中で、事故があった場合どうかという御質問もいただいております。それにつきましては当然、消防活動中につきましては公務災害、あるいは福祉共済がありますので、それで対応できると思っております。  それと、ありがたいお言葉ありがとうございます。私たちといたしましては、早く積載車を納車いたしまして、消防団の活動を、より以上の活動をしていただくということが私たち一番の願いでありますので、一日も早く納車をしていきたいと思っております。  なお、先ほども申し上げましたように、今の格納庫にはこのポンプ積載車は入りませんので、よかったら格納庫ができた段階ですぐにでも納車できるように、格納庫の設置について早めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 162 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 164 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第57号 物品売買契約の締結について、原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 165 ◯議長(大石安弘君)  全員賛成。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 166 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認め、休憩します。なお、再開を14時10分とします。                 午後1時56分 休憩                 午後2時10分 再開 167 ◯議長(大石安弘君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。       日程第6 議案第58号 168 ◯議長(大石安弘君)  日程第6.議案第58号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。牟田教育委員会事務局長。 169 ◯教育委員会事務局長(牟田泰子君)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案第58号               工事請負契約の締結について  みやき町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成17年みや き町条例第39号)第2条の規定に基づき、次のとおり請負契約を締結することについて、議 会の議決を求める。                     記 1.契約の目的   みやき町立三根中学校校舎改築工事 2.契約の方法   指名競争入札による契約 3.契約金額    ¥1,118,775,000円─           (内消費税額 ¥53,275,000─) 4.契約の相手方  栗山・大島建設工事共同企業体       代表者 佐賀県鳥栖市立石町2066番地の2           株式会社 栗山建設           代表取締役 栗山 清規       構成員  佐賀県鳥栖市養父町38番地            株式会社 大島組            代表取締役 大島 弘三   平成19年9月14日 提出                            みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  提案理由でございます。  この議案はみやき町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  この工事につきましては、13日に入札を行いました。次のページに建設工事仮請負契約書の写しを添付しております。また、入札経過に関する資料及び工事の概要等についても別紙で添付しておりますので、御披見いただきたいと思います。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 170 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ございませんか。16番岡廣明議員。 171 ◯16番(岡 廣明君)  16番岡です。議案第58号 工事請負契約の締結についてということで、2点ほどお尋ねしたいと思います。  2ページに建設工事仮請負契約書ということで、7番目に請負代金額のうち解体工事に要する費用などということで該当なしというようなことでございますので、今回、三根中学校の校舎が改築されようとしておりますけれども、解体工事については一応別枠と、この中には入っておりませんというようなことと思いますけれども、その解体工事というのは、場所的には位置が違いますから、早急にする必要性はないと思いますけれども、解体工事としてはどの程度の金額を予定されておるものかですね。  それと、今回、一応入札の方法としましては、いわゆる佐賀県内に本店、または営業所を置いておるというようなことで入札がされております。しかも、A級以上。これは従来どおり。ただ、問題は、今回は佐賀県内というようなことで区域が広くなっております。そして、その中に本町に指名願を提出していることということでございますので、今回、何社ですかね、5社のJVということになっておりますけれども、これがいつみやき町の指名に提出されておるものか、その点についてお尋ねをしたいと思います。  仮にこの議案が議決された場合、いわゆる中学校校舎は改築に伴ういろいろな事業等が入ってくると思うわけですね。極端に言えば、電気設備とか、内装工事とか、警備とかですね、もろもろのものがそれに入ってくると思われます。その場合、今回は佐賀県内ということで県内の企業というようなことですけれども、やはり我々としましては、みやき町の企業の育成のためには、そういうもろもろの関連する事業等については、できる限り町内の企業を優先して入札された業者に指導していただきたい。工事はとったわ、しかし、いろいろな面は福岡県から連れてきたり、やはり町内の業者を使えば、そこに入った収益は町内にまた税金として入ってくるわけですから、そこら辺を今後町の執行部として、Aという会社を指定して言えば、企業独占とかいろいろな問題にかかわる問題が出てくると思いますけれども、こういう企業がありますよという程度だったら、私は問題ないんじゃないかと思います。そういう面について、これに関するいろいろな工事等については、みやき町の町内の企業を優先させていただきたいということについてお尋ねをしたいと思います。  以上です。 172 ◯議長(大石安弘君)  森園学校教育課長。 173 ◯学校教育課長(森園啓介君)  岡議員の質問の件で、解体工事についてはどうかということでございます。解体工事につきましては、体育館につきましては、今年度の予算の中で夏休みにもう解体を終わったところでございます。校舎の建設につきましては、体育館の南側に建設予定でございます。それで、体育館の建設の予定としては、この契約にございますように、来年の11月28日ということでございます。その工事が終わりまして、20年度、21年度に食い込むかもわかりませんが、その後に校舎の解体については予定をしているところでございます。  なお、予定の金額ということでございますが、当初、議員にことしの3月だったと思いますけど、全協の中で全体の事業費をお示しした部分がございます。その中では全体の体育館を含めた総工事の解体費としては、見込みでございますが、60,000千円ということで見込んでいるところでございます。  あとの入札の中身等については建設課のほうにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 174 ◯議長(大石安弘君)  中島建設課長。 175 ◯建設課長(中島 識君)  先ほど16番岡議員の質問でございますけれども、この入札に関しまして、この業者を指名した関係で、いつみやき町に指名願が出たかということで第1点目が出ております。これにつきましては、19年の3月1日から19年の3月31日、いわゆる19年度、20年度については、指名願をことし受け付けをしておりますので、それに基づいて指名をされた業者がここに入っているわけでございます。  また、2点目につきましては、当然、言われるように、町内企業、あるものについてはできるだけ優先させてもらえないかということでございます。これについては、当然私たちもそういうふうな考え方を持っておりますし、また、いろんな部門においても、当然、みやき町内の業者でできない部分もあろうかと思います。しかしながら、でき得る限り私たちもこの代表者の共同企業体のほうには指導をしていくつもりでございます。よろしくお願いします。 176 ◯議長(大石安弘君)  16番岡廣明議員。 177 ◯16番(岡 廣明君)  ただいま課長からるる答弁いただきまして、ありがとうございました。内容的にはわかりました。ただ、私が町内の企業に優先して、それのもろもろの関連する事業等は推進していただきたいというのは、今日までそれが行われていない。業者の方からいろいろな不満のお声をいただきます。福岡県から連れてきたりとかですね。ですから、そういう声が町内の企業の方にも上がっておりますから、できるだけそこら辺の単価的な問題とか、いろいろな問題も出てくるかもわかりませんけれども、こういう企業がございますというようなことで御紹介をしていただいて、取り組んでいただくことを切にお願いしたいと思います。  以上です。 178 ◯議長(大石安弘君)  中島建設課長。 179 ◯建設課長(中島 識君)  先ほど議員から言われるとおり、でき得る限り町内業者ができるものについては企業に話をしていくつもりでございます。 180 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。13番淺川京子議員。
    181 ◯13番(淺川京子君)  三根中学校の改築事業につきましては、旧三根町の財源的な資金計画の誤算というものがございましたし、全体的に今ここで配置図ということで議会のほうに配られておりますが、1階平面図、2階、3階平面図にしても、各教室の計画面積とか、どういう教室が1階、2階、3階にあるのかということの資料として、検討委員会のほうに提出されたようなものをやはり全議員にお配りすべきではないかなと思いますし、中学校改築事業における事業費及び財源の、先ほども出ておりましたが、解体工事が60,000千円ということでした。だから、そういった事業について、18年の5月に委員会のほうに出された資料、数字、その後から変化があるんであれば、やはり財源的なものの心配が、もう本当体育館と校舎さえできれば、もういいじゃないかみたいな声さえも出るような状況ですので、全体的な三根中学校改築事業にどこまでの計画、見込みをしてあるのかですね。現時点で何かそういった資料ができているんであれば、財源的なものに対してもやっぱり示すべきではないかなと思いますが、その点どうでしょう。 182 ◯議長(大石安弘君)  森園学校教育課長。 183 ◯学校教育課長(森園啓介君)  ただいま淺川議員の御質問でございますが、3月8日の時点で全協の中で全体の事業費といいますか、それに対する財源等についてもお知らせをしておったと思います。その中で校舎分につきましては、今回、今年度と来年度と継続事業という中で、予算的には計画的には1,232,586千円という中で、補助金につきましては全体事業として校舎の分ですが、1,232,586千円、それに補助金を、現在試算しているところで326,000千円、それから、合併特例債を860,000千円、それから、一般財源を45,000千円という中で試算をしております。  その全体的な事業費につきましては、大体19億円程度を見込んでおりますので、今後、外構工事、それから、先ほど話がございました解体工事、グラウンド整備と、そういった事業費の分が、それから備品もございます。備品ということで、総事業としては一応19億円ということの中で事業を行う予定としております。  以上でございます。  それから、校舎の概要といいますか、今回の建物の概要でございますが、面積につきましては、鉄筋コンクリート3階建てで、延べ面積が4,840平米でございます。屋根は片流れでございまして、色はグレーを基調とした建物でございます。建築面積につきましては、2,266平米でございます。  1階の建物の主な部分でございます。1階につきましては、面積が2,140平米でございまして、この中には事務室、校長室、それから職員室、保健室、スタジオ、それから、メディアセンターといいますか、これは図書室、それからパソコン教室を備えた部屋でございますが、メディアセンター、それから、多目的室、特別活動室、調理家庭科室、特別支援室と、そういったものを配置しております。管理棟を中心とした内容でございます。  2階につきましては、普通教室棟ということで普通教室を8クラス、それから、ワークスペース、作法室、進路室などを備えております。これの面積が1,393平米でございます。  3階でございますが、面積が1,307平米でございまして、この中には特別教室棟を一応主にしておりますが、生徒会室、それから美術室、技術室、それから被服・家庭科室、理科室2教室、それに音楽室というようなことで予定をしているところでございます。  なお、教室につきましては、平成19年の9月から平成20年の11月ということでございます。建物の特徴としては、明るく、見通しがよい、安全な教室ということで、各教室は段状に広がる屋外テラスを設けられております。  それから、交流を促す吹き抜けのメディアセンターですね。図書室、パソコン室。それから、木を多用した温かみある内容といったことと、多目的トイレを設置といった、そういったものでございます。  以上でございます。 184 ◯議長(大石安弘君)  13番淺川京子議員。 185 ◯13番(淺川京子君)  全協は3月9日だったですよね。3月9日に資料配られたですよね。(「8日だった」と呼ぶ者あり)8日でしたか。中学校の改築……(発言する者あり)それはいいです。  そしたら、結局、5月17日現在見込みで三根中学校施設整備委員会に提出された資料と財源というものは変わっていないというふうに確認しておいていいですよね。  それと、もう1つは、町長に対して施設整備委員会から10月12日付で答申が出た中で、プールの設置を要望するということで答申が出ておりました。その委員会の中では、将来的に建設するというような方向で用地だけの確保というようなことで委員会の中で説明があっておりました。それについても財政的な問題もいろいろあると思います。プール1つつくるのに簡単なお金ではございませんので。そういった意味で、この配置図の中でも体育館の横に建設予定地として空白にあけておられて、当面は何か違う方向に使われると思うのですが、その点についてはもう委員会の中でおっしゃったとおりの状況で確認をしておいてよろしいんでしょうか。 186 ◯議長(大石安弘君)  森園学校教育課長。 187 ◯学校教育課長(森園啓介君)  中学校のプールの問題につきましては、建設委員会の中でも話があったことと思いますし、将来的にはそういった建設の予定といいますか、場所的には確保していますけど、今回の三根中学校の校舎建築工事計画の中には入っていないということで、将来的にはそういうふうな確保をしておこうということでございます。  それから、予算ですが、3月8日に全協で全体の事業費を示したわけでございますが、その中で全く変わっていないかということでございますが、若干財源とか、補助金も実際補助対象部分とか、補助金の補助単価というものが変わっておりますので、若干の変更はあっていますけど、総枠的な19億円と、総事業費の中についてはその中で進めるということでございます。財源的には若干、補助金の分がふえたりという分がございますが、今、国からの内定をもらっておりますが、そういう中で若干変わる分はございますが、全体的にはそういった事業費で計画をしていくということでございます。 188 ◯議長(大石安弘君)  13番淺川京子議員。 189 ◯13番(淺川京子君)  そしたら、今、補助金は変化あるということでしたよね。合併特例債のほうではどういうふうなことになっていますか。 190 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 191 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、当初は引き継ぎ時点では、すべて特例債は活用して、一般財源はそう要らないという計画を引き継ぎました。しかし、県、国と協議する中で、平成17年度、義務教育施設等に対しては特例債は対象にならないということで、大きく事業計画の変更の検討を余儀なくされました。しかしながら、既に基本計画、設計等も終わっておりましたし、耐震の問題もあって、危険校舎であるということから、何とか財源を捻出して18年度から着工しなければならないという中で、国、県等に協議、要請、あらゆる角度で要望した結果、義務教育等施設に対しても特例債対象になるということが18年度から決定をいたしました。それを受けて事業に入ったわけでございますが、今お尋ねの点につきましては、入札減等も当然生じておりますし、改めてその事業費全体の財源構成等に対した一覧表を閉会後、議会の皆様に議長を通じて御提出をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それと、プールの問題につきましても、当初は建設する方向で検討を加えておりましたが、先ほど申し上げました財源のめどが立たないという中で、一たん将来的に建設できるような用地は確保しておこうということで方針を変更させていただきました。よって、今後につきましても、プールの設置に対する御要望等がどの程度強くなってくるか、また、あくまで財源、できるだけ財源が一般財源等を投入したくありませんので、今後につきましては、その時期がいつになるかは関係者というか、学校関係とも協議を進めていきながら、結論を見出していきたいと考えております。  いずれにしましても、財源構成等に対する詳細な説明資料を提出していただくことで御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 192 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。14番平野達矢議員。 193 ◯14番(平野達矢君)  14番平野です。ちょっとわかりませんので、数点お聞きしたいと思います。  今回、栗山・大島建設工事共同企業体ということでございますけれども、出資比率はどのようになっているのかですね。  それから、黒木建設、マツコー建設、中島建設の本社をわかれば教えていただきたい。  それから、構成員の資格要件として、アの(エ)に「警察当局から、町長に対し、暴力団員が実質的に経営を支配する建設業者」云々と書いてありますけれども、先ほど岡議員から、地元の業者を優先して使うようにお願いをしたいという質問がございましたけれども、本年度行われましたある工事の中で、一町民とその工事関係者との中でトラブルがありまして、これでここに書いてある暴力団員というような、そういうやからと申しますか、そういう方とのいろいろその町民とのいざこざというのがあったわけですね。あくまで町の仕事をしているということで、こういう方がいろいろなそういう問題に絡んでくるということになると、幾ら下請であっても私はあってはならないことだと思いました。最終的に話、決着はついたようでございますけれども、こういう問題が起こるようではいけませんので、そのあたりを特に下請関係の選定においては、特に元請業者には注意をしていただきたい。こういうやからの関係のところは、幾ら下請であっても使ってもらったら、あくまで構成員の資格要件ではなくて、下請の要件としても、こういう部分は文書でぴしっとやはりつくるべきではなかろうかと考えておりますので、その辺見解を伺います。  以上です。 194 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 195 ◯町長(末安伸之君)  まず、下請の選定についてでありますけれども、当然、入札会の折も町内の業者さんを優先に使うことについては常に申し上げております。そして、あわせて下請承認というのが、承認書を提出させていただきます。それで、町内にいらっしゃる業種なのに他地域の業者を使うことについては、そのことについて業者に確認をさせています。特殊な技術、技能を必要とする部分については、やむなく他町、他自治体の下請業者も認めているところであります。しかしながら、今回、大きな事業でありますので、以前この庁舎をつくった際も、商工会等を通じて下請の御推薦をいただいたものを請負業者のほうに示しまして、営業活動等もしていただきながら、庁舎建設に町内関係の方が数多く参加していただいたこともありますので、それについて商工会とも、きょう終わりまして協議して、町内で事業を営んでおられる方に対する御意向を確認することもしてみたいと思っております。あくまで個人的ではなくて、商工会等を通じて町のほうに下請等の推薦があった場合においては、町として元請に対しまして御推薦をしていきたいと考えているところでございます。  なかなか町内の方には仕事が来ないという話もよく聞きます。私どももやはり営業活動をしていただかないと推薦しにくいという点もありますので、その点について御遠慮なく御相談をいただいて、御相談をいただいたなら商工会のほうを通じて御推薦依頼をいただけませんかとか、そういうオープンな形で積極的に町内の方々の推薦をさせていただきたいと思っているところでございます。もし、町内の方でぜひこの中学校建設に関しまして参加したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひとも御連絡をいただいて、できましたら、商工会を通じて下請推薦の依頼をしていただければ大変ありがたいと思っております。どうかよろしくお願いをいたします。  それと、以前、町内の下水道関係の工事の際に、下請の業者関係の方と町民の方がトラブったということはお聞きしております。間接的にですね。どのような対応をしたかということが公式にはまだ伺っておりません。ただ、余りふさわしくない方が下請を請け負われたというようなことは、そのかかわった人たちからお聞きをしているところであります。その対応については、町としてまだ具体的には行っておりません。事実関係の確認を公式に行っていないという関係等もございます。  以上です。 196 ◯議長(大石安弘君)  中島建設課長。 197 ◯建設課長(中島 識君)  14番平野議員の御質問でございます。  まず、出資比率についてということでございまして、これは70%と30%でございます。  それから、企業体の中での業者のどこの住所かということでございます。まず、黒木建設株式会社については伊万里でございます。それから、株式会社マツコーにつきましては鳥栖市、それから、中島建設株式会社につきましては鹿島市ということで本社がなっております。  以上です。 198 ◯議長(大石安弘君)  14番平野達矢議員。 199 ◯14番(平野達矢君)  ただいま町長から答弁がございまして、まだ事実関係を確認していないということでございますけれども、そういう部分は早急に、あくまで町がお願いをした工事でもありますし、町民の方のことも考えれば、早急に事実関係を調査して、はっきりとすべきではなかろうかと考えます。そういうのをほったらかしにしますと、また、そういうのが起きる可能性というのもございますし、そのあたりは町長としてしっかりと早急に事実関係をして、その結論を出していただきたい。そういうやからが絡むような下請業者を使ってもらったら、住民が安心してその工事をさせることができないと思うんですよね。そのあたりを執行者としてしっかりとしていただきたいと思います。  ただいま本社と出資比率を言われまして、これは私はっきりわかりませんけれども、あくまで先に来る会社が代表者ということになりますね。次が構成員という格好ですね。はい、じゃ、いいです。 200 ◯議長(大石安弘君)  岩崎副町長。 201 ◯副町長(岩崎和憲君)  下請関係のことでございますが、まずはやっぱり町内の業者ということは何度もおっしゃいますとおり頑張っていきたいと思います。そういう中で構成員につきましてもそうですし、地域の方とトラブルを起こすようでは非常に困るということがございます。そういう中で、下請についても、町内と言いながらも、やっぱりそういう暴力団関係とか、不適切な、地域住民との融和が保てないような部分は外すような方向を何か研究しながら、もちろんその前に下請は町内と言いながら、元請の方にもそういう部分は十分注意をまずしていきたいと思います。  実際あった分については、早急に下水道課にも原因といいますか、事実を調査させまして、そして、今後の請負工事に支障のないように、地域住民が平和になるための下水道なり、道路工事でございますので、そこを間違えないようにしていきたいと考えております。 202 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 203 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 204 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第58号 工事請負契約の締結について、原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 205 ◯議長(大石安弘君)  全員賛成。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。       日程第7 議案第59号 206 ◯議長(大石安弘君)  日程第7.議案第59号 平成19年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明の前に、審議のための追加資料を配付したいと思いますが、よろしいでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕     〔資料配付〕 207 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明を求めます。原野総務部長。 208 ◯総務部長(原野 茂君)  それでは、議案第59号 平成19年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案第59号     平成19年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)  平成19年みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるとこ ろによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ248,948千円を追加し、歳入歳出予算の総
     額を歳入歳出それぞれ268,878千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算  の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 (一時借入金) 第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れ額の最高額は、  230,000千円と定める。                            平成19年9月18日 提出                            みやき町長 末 安 伸 之       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  それでは、歳入の5ページのほうをお開きいただきたいと思います。  まず、歳入、5ページでございますが、款の2.財産収入というふうなことで目の1で不動産売払収入で補正を240,480千円お願いしております。これは土地売り払い収入でございますけれども、これにつきましては香田工業団地、江口工業団地のそれぞれ1万5,000平米でございますけれども、それぞれの売り払い面積は同じ面積額で7,500平方メートルでございます。坪単価も同じく坪53千円ということで計上をさせていただいております。  3の繰越金でございますけれども、目の1.繰越金で3,168千円の補正をお願いしております。これは工業特会の前年度の繰越分の計上でございます。  続きまして、款4の諸収入でございます。1の雑入で5,300千円の補正をお願いしております。右側に書いてございますように、5,300千円、水路工事負担金というふうなことでございますけれども、これにつきましては鳥栖三養基西部環境施設組合からの雑入でございます。これは施設組合の18年度繰越分2,100千円と19年度予算3,200千円の合計5,300千円を受け入れております。  なお、水路工事の負担の経緯でございますけれども、平成18年7月に豪雨が起きまして、施設組合搬入道路の雨水排水が農地に流入し、水田の土砂等を流出させたと。そのままの状況だと、再度豪雨があった場合に、また発生するおそれがあると、そのような対策に対しての要請が組合のほうにありました。  また、地元地区から県道佐賀川久保鳥栖線の雨水排水整備の要望もあり、関係機関と協議され、今回、団地造成予定地の水路整備とつけかえ工事を行うということとなり、図面のとおり、土木事務所が行う分、施設組合が負担する分、また、造成工事とともにみやき町が造成工事を行う分というふうなことで、今回、この歳入につきましては5,300千円施設組合からの歳入というふうなことの経緯になっております。  それでは、歳出のほうをお願いしたいと思います。  工業用地取得造成分譲費というようなことで244,196千円をお願いしております。  その内訳でございますけれども、11の需用費120千円でございます。これは土地の購入者の契約書印紙代というふうなことで120千円をお願いしております。  それと、12の役務費でございますが、260千円。これは江口地区におきます開発行為の許可の手数料が260千円というようなことでございます。  13の委託料、これにつきましては1,500千円。それぞれの敷地内に処理不可能な難物が造成のときにあった場合に委託する可能性があるため、予算をお願いしております。  14の使用料及び賃借料でございますが、これは地区の公民館において事業説明等があった場合の借上料というふうなことでございます。  15の工事請負費でございます。合計で86,000千円でございますけれども、香田地区が49,000千円、側溝工事、L型工事、造成費というようなことでございます。また、江口地区にも同じく37,000千円をお願いしております。側溝の整備、L型排水管、道路拡幅といったことを予定いたしております。  17の公有財産購入費でございますけれども、143,796千円でございますが、香田地区におきましては8,300平方メートルの公有財産購入、江口地区におきましては8,516平方メートルの購入というようなことも予定をさせていただいております。  22の補償、補填及び賠償金でございます。12,500千円でございますけれども、これにつきましては江口地区の団地のところに民地がありますので、その移転費用というようなことで計上させていただいております。  それから、款の2.公債費でございます。利子の2,500千円をお願いしております。これにつきましては、償還金利子ということで一時借入金の利子でございますけれども、この特別会計繰越金、そう多くありませんので、資金運用上、借り入れが必要なときの利子というふうなことでお願いをいたしております。  それから、予備費といたしましては2,252千円で、それぞれ計上させていただいているところでございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 209 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ございませんか。16番岡廣明議員。 210 ◯16番(岡 廣明君)  議案第59号 平成19年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)ということで、今回、新たに新しい議案として提案されまして、資料をきのういただいたもんですから、ちょっと私も勉強不足のところもあるかと思いますけれども、大まかに2点ほど質疑させていただきたいと思っております。  というのが、きのう、私申しましたように、雑入で今回5,300千円の収入が上がっております。これについては先ほど総務部長のほうから提案理由の説明の中にもございましたように、水路工事の負担金ということで鳥栖三養基西部環境施設組合からのお金が入ってくるということでございます。この件について、この問題につきましては、昨年18年の7月、集中豪雨による被害によって農地に被害を与えたということですから、本来は災害復旧なんですよね。災害復旧。ですから、本来ならば一般会計で上げるべき問題と思うわけですよ。それが工業団地のほうに歳入として化けて入ってきた。災害復旧は早急に復旧するのが本来の目的だと思います。しかも、昨年度は田が植えてあったから復旧できないということで、稲刈り後、秋口には本来はするべきであったと思うわけなんです。それと、もう1つは、先ほど言われました県道川久保線、いわゆるそこの一部拡幅によっての道路雨水等が一遍に流れたというようなことで、災害に対する収入であって、私は、本来は工業団地はその後発生した問題ですから、今回は従来の水路をつけかえるということで多分組まれておると思うわけですね。ですから、そこら辺の取り扱い、いわゆる災害であれば、すぐ復旧するのが当然だと思うわけです。ですから、本来ならば一般会計で計上してするべき問題ではなかったかと思うわけでございます。  それと、今回の補正予算を見ますと、従来の工業団地造成事業等につきましては、土地購入費プラス造成工事費、それにかかわります登記料、測量代、今回は上がっておりませんけれども、水道、いわゆる工業用水を引くとか、水道を設備してやるとか、そういうもろもろが含まれたのが総合計の造成事業費だと思うわけですね。それに対して土地の売り払い収入は何ぼだというのを決めるのが妥当と思いますけれども、今回のやつはそういうもろもろを足しまして、歳出よりも土地の売り払い収入のほうが安いわけですよ。しかも、今回の補正予算、当初予算で5,000千円という計上があるわけですね。その5,000千円は測量委託料というような形になっておりますから、その分も当然加算してこんないかんと思うわけですよね。我々が全協の中で説明受けたのにはそういうもろもろも入っておりません。事業費の中にですね。いわゆる造成事業費の中に。そういうもろもろを足さなくて売り値がぽんと出てきた。私はそういう総事業費を足して当然売るのが建前と思うわけですね。ただ、塩漬け土地、眠っとったような土地を売るのだったら、早く売って、固定資産税なり、法人税なり取ったほうが有利でしょうから、そういう考えは多分あると思います。今回は業者が依頼されたから、わざわざその土地を買って造成して売るわけですから、その辺の私の考えが間違っておれば、御指摘をいただきたいと思いますし、なぜそういう造成事業費よりも土地売り払い収入が少ないものか、その点についてお尋ねをいたします。 211 ◯議長(大石安弘君)  前山企画課長。 212 ◯企画課長(前山秀敏君)  今回の香田工業団地並びに江口の工業団地についての歳入歳出関係について御説明をしたいと思います。  まず、歳入であります事業収入につきましては、先ほども部長から説明あっておりますように、面積的には7,500平米を分譲予定ということで、売り払い収入といたしましては坪53千円、122,400千円と、さらに雑入として、これも先ほどから上がっていますように、5,300千円を鳥栖三養基西部環境施設組合のほうから負担していただくようになっております。これについては、お手元の資料の図面をごらんになっていただくとわかりますように、18年の7月に当初被害を及ぼしたということで、この黄色のところが被害があったわけなんですが、そこの水路の復旧工事の分として2,100千円を計上されたわけです。それについては地元地権者及び関係者の方が現地踏査をされました結果、最終的にはこれぐらいのといいますか、復旧工事では将来的にまた同じような災害になるというようなことで、赤の破線部分についてつけかえをお願いしたいという要望が上がっております。そういうことで、工事については2カ年にわたるような工事になってしまいましたが、新たに19年度で3,200千円の水路のつけかえを予算化していただいたと。合計の5,300千円でこの水路については工事をするということになりました。そこで、地権者の皆さんから、せっかくならば企業誘致をと、最終的にたまたま企業からの引き合いがあっておりました関係で、この分について中原ミニ工業団地の拡大というようなことでの企業誘致を行っている状況です。  それから、測量費については当初予算のほうで5,000千円計上をいただいておりますので、その中で実施をさせていただいております。  それから、図面の一番下のほうになりますが、紫色といいますか、この分につきましては、現在、既存の水路、グリーンの水路ですね、が一部分ありますが、そのほかに土水路部分がありますので、これについては町費をもって施工するようにいたしております。  以上です。 213 ◯議長(大石安弘君)  お諮りします。暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 214 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認め、休憩します。                 午後3時9分 休憩                 午後3時48分 再開 215 ◯議長(大石安弘君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。  前山企画課長。 216 ◯企画課長(前山秀敏君)  まず、先ほどお渡ししました図面の関係についての説明をさせていただきます。  水路復旧工事の箇所ということで図面の説明をいたしますが、まず、真ん中のほうに道路部分が見えると思いますが、これは県道川久保線ということで御理解をしていただきたいと思います。  なお、右の上のほうに赤岸のバス停、鳥栖との境に当たります。  なお、赤岸バス停と書いておりますところに水色の矢印部分があろうかと思います。この部分が鳥栖三養基西部環境施設組合に行く専用道路と申しますか、そういう道路になっております。実はこの部分からの道路雨水といいますか、搬入口からの雨水によりまして、昨年7月の豪雨の折に川久保線を越えて水が下流域、水色で真っすぐ線が下のほうに来ておりますが、ちょうど黄色でくの字型で矢印があろうかと思います。その部分に流れ出まして、下流域の農地に被害を与えたということであります。  一応そういうふうなことで、これも水路復旧工事ということで18年度予算として2,100千円、環境施設組合のほうで予算化をされたわけです。その後、地権者及び関係者の皆さんが話をされて、ここだけの部分の復旧工事であれば、また下流域のほうには黄色部分からグリーン色の部分に従って農地に水が流れておる、その部分については特に土水路になっておりますので、また、新たな災害が発生する可能性があるというようなことで、これをまず、もとに戻りまして、上のほうから紺色の部分ですね、この部分については川久保線からの道路雨水の排水というのがありますので、この部分については県のほうで改修工事をしていただくように話をいたしております。  なお、赤の実線について県のほうで負担をしていただくということで図面的にはなっております。  それから、赤の点線ですね、これについてが黄色の部分にかわるものとして19年度新たに水路の布設がえ工事3,200千円、黄色の部分を赤の点線部分に置きかえたところで5,300千円を鳥栖三養基西部環境施設組合のほうから負担金としてお金をいただくということにしております。一応水路工事の見合い分ということでの考え方です。  それから、緑色の先のほうに紫色で矢印がありますが、この部分についてが現在、土水路というようなことで、これについても将来的には壊れるおそれがあるということで、今回の工事の中で水路部分について改修工事を行う、一緒に工事を行っていきたいと、そういうことでの図面のあらわし方にしております。  それでは、次に、資料について御説明をさせていただきます。  香田工業団地並びに江口の工業団地の取得造成分譲事業収支計画ということで、今回、2つの分譲につきましての歳入及び歳出関係について、これであらわしております。  面積といたしましては、香田、分譲予定面積が7,500平米、それから、公共用地等面積ということで道路、水路関係が800平米あります。それから、香田工業団地の関係について流して通して申し上げますと、歳入につきましては、事業収入といたしまして、土地の売り払いの収入120,240千円、坪53千円です。雑入として、先ほど申し上げました鳥栖三養基西部環境施設組合からの負担金5,300千円、合計の125,540千円が香田工業団地の歳入と。  それから、歳出関係につきましては、事業の支出ということで用地の購入費、地権者8名様いらっしゃいますが、現在のところ平米の9千円で交渉を行っております。これにつきましては、最終的にはもう少し我々のほうといたしましても頑張って地権者の御理解をいただくように努力をしたいと考えております。現在のところ、総額で74,700千円。造成工事につきましては、全体8,300平米の造成工事を行いますので、費用といたしまして49,000千円、委託料、これについては廃棄物の処理関係の委託料500千円、事務費で、これは印紙等とか、公民館の使用料で80千円、支出合計の124,280千円となっております。  歳入と歳出、比べますと、現在のところ1,260千円程度プラスという計算になっております。  それから、続いて、江口の工業団地、全体面積として8,500平米あります。その中で分譲予定面積が7,500平米、公共用地等の面積ということで、これも道路関係等で1,000平米、それから歳入関係につきましては、たまたま香田の工業団地と同じ単価になっておりますが、坪53千円、120,240千円、雑入はございませんで、歳入関係合わせて120,240千円となっております。  歳出関係につきましては、用地購入等ということで81,596千円、この中には補償費が12,500千円程度入っております。それから、造成工事8,500平米に対して37,000千円程度見込んでおります。委託料として、ここも同じく産業廃棄物の処理関係があるということで1,000千円程度予算を計上いたしております。それから、事務費につきましては印紙代、それから、ここにつきましては開発行為の県の申請手数料関係がありますので、320千円、合計の119,916千円。  歳入歳出比べますと、324千円のプラスということで計算をいたしております。  以上です。 217 ◯議長(大石安弘君)  岩崎副町長。 218 ◯副町長(岩崎和憲君)  先ほど課長はちょっとこの資料を説明いたしましたけど、質問に具体的にどうだったというとちょっと疑問でございます。補足をさせていただきます。  ただいま資料を配りましたように、内訳は今回の補正予算でこのようになっております。そういう意味では、形としては、各団地は収支はペイをいたしますけれども、岡議員おっしゃいますように、当初、私ども工業用地特会の中で繰越金の財源として5,000千円の、何かあればということで委託料を組ませていただいておりました。そのうち1,260千円につきまして、測量を急に実施せにゃいかんということで執行させていただきました。そういう意味で、組み替えの補正ではその分が理論上はその土地の代金に乗っていない状況になっております。岡議員おっしゃいますように、いわゆるかかった経費をそれで売るのが工業用地特会、これはもう収支の原則から当然だと思っております。ただ、先ほど説明しました中で、ここに公共用地面積ということで香田について言いますと、上のほうに道路、もう1つ東側に開発用地もあるということで道路をつくります。その分、一応町道として残したいと考えております。その部分が土地代で約7,000千円ほど、それから、工事費で10,000千円ほどかかるところでございます。そういう分を差し引いて、この124,280千円から、先ほど岡議員がおっしゃいました1,260千円の委託料を乗せて、それとまた一時借入金利子も半分1,250千円見て、それを乗せて、それから、今の道路部分を17,000千円差し引きまして、7,500平米で割らせていただくと、大体13,940円ぐらいの単価になります。いわゆる工事費は入れております。入れておりますけれども、それを差し引いた企業に売る面積だけで、布設工事は別だとして仮定をしますと、13,940円ぐらいになる。今回、企業には7,500除いた分を平場として7,500平米売りますが、16,030円程度でお願いをしておりますので、こういう公共用地として残す分をカウントすれば、ディスカウントすれば、それなりに収支はとれているといいますか。  ただ、御指摘のとおり、単価の算出として、現時点でかかった経費1,260千円を入れていないのは事実でございまして、それはもう今後改めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 219 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 220 ◯町長(末安伸之君)  本来は復旧工事は一般会計で対応すべきじゃないかという御質問にお答えします。  結論から言って、御指摘のとおりでございます。改めて御説明しますけれども、最初、この水色の部分について、いわゆる専用道路の開発に伴いまして、その流速、また、流入量が下流域の農地に甚大な被害を及ぼしました。この水色の部分は県道を下、土管でくぐっております。同じくその水色は今盛り土をしてありますので、盛り土の下を土管が排水機能として整備されています。しかし、開発に伴って流速とか、流入量が大きいために、ここが常時詰まって、赤土土砂で詰まって、これがあふれ出て、下流の水田を常時冠水する状態になっております。よって、この濃い青にバイパス的な機能を持たせるということで、これは組合で施工しております。ここまでをしておりましたが、それでもやはり開発に伴う雨水の排水処理がうまくできませんで、黄色の部分が常に雨の際は被害を与えていたというところであります。この部分について、当初、組合では黄色の部分まで災害復旧として施工するということで協議はしておりましたが、下流域からもいろんな御要望が出て、黄色の部分だけの水路整備では、今度、緑の下流域の水路が土水路ですから、受け切れないというような御要望等がございまして、上のほうに今の赤の点線、これに水路をつけかえてくれという御要望がありましたので、組合に再度協議をした結果、その時点では正直申し上げまして、企業進出の打診があっておりましたから、町としても黄色の部分を組合で復旧施工させたとしても、今度企業誘致する際にまた新たに北側に道路を敷設がえしなければならない。二重の経費がかかるということで、そこは正直言って、組合内部では企業誘致ということは余り言っておりませんけれども、むしろ、組合の災害復旧の負担で水路を一部してもらえば、結果的にはそういう形になりましたが、そういうことで組合の理解をいただいて、この5,300千円でこの点線部分まで行うことになりました。  なお、県のほうにも協議しまして、これは組合だけの専用道路の開発に伴うものではないと。県道の雨水処理も排水機能も、この水路で持っているということで、県のほうがこの赤い線の負担を19年度してくれるようになりました。以下の点線、赤の点線を組合が5,300千円でするところでございます。  そして、その下に緑色が土水路でございますが、その下にまた赤の線、これが工業団地の造成に伴って下流の水路を整備する必要があるという判断をして、ここは団地造成の中で一緒に取り組むこととしております。  このような区分のもとで復旧工事とあわせて工業団地の水路整備を行おうとしているところであります。  よって、本来は一般会計で対応すべきところでありますが、工業団地造成に伴う水路の整備も兼ねておりますので、今回、組合と協議しまして、この特別会計の中で受け入れることとし、そして、特別会計の中でこの水路整備を行うことで協議が相調ったところでございます。  以上です。 221 ◯議長(大石安弘君)  16番岡廣明議員。 222 ◯16番(岡 廣明君)  1点目の水路復旧工事等につきましては、ただいま説明を受けましてわかりました。やはり本来ならば18年の7月ですから、18年度の秋口には災害復旧するのが本当だったろうと私も思います。  今回、新しい図面をいただいたんですけれども、この赤の実線は県道鳥栖川久保線、その分は県が負担して工事をやるというようなことでございますし、できればこの県道に即しております赤の点線部分ですね、これも、ちょっと私、県道の側溝があるかなんか見ておりませんけれども、道路の雨水というものは当然あると思いますので、できればそこまで県との交渉を、今後、できればみやき町の負担が少ないように御検討をお願いしたいと思う次第でございます。  それと、また、改めて香田工業団地、江口工業団地取得造成分譲事業収支計画書といただいておりますけれども、この資料がまともな資料だと私は解釈しておりません。いわゆる当初予算の5,000千円の測量委託料が入っていない。委託料が500千円、1,000千円という、当初予算が5,000千円計上されていると思うわけですよね。その5,000千円が計上されておりません。ですから、資料を出すならば、当然、そこら辺の金額も入れて出さなければ、これは数字的には歳出よりも歳入が上回っておりますから、すばらしい資料です。現実はそうでないと思うわけですね。ですから、やはり資料を出すならば、ありのままの資料をいただきたい。  それと、今回、登記関係も絡んでくると思います、委託料の中にはですよ。それとか、やはり工場を誘致するならば、上水道なり工業用水なり、何らかのその辺の設備も加味してやらなければ実際はいけないと思うわけですね。ですから、また、それに対する事務費につきましても、80千円ぐらいで実質は事務費は私は本来ならばおさまらんじゃないかなと思うんですよね。ですから、そこら辺は今後、歳出の面には入札の問題で減額に生じるとか、いろんな面も出てくると思います。ですから、歳出の事業支出については、歳入を上回らないような数字で売却をしていただきたい。そうしなければ、新たに開発するやつを赤字まで出して造成して売る必要性はないと思うわけですね。塩漬け土地、いわゆる遊休地で遊んでいるような土地を今後売るようであれば、今までが寝ておりますから、そういう企業誘致をして税収なりで賄うといいますかね、将来取り戻すという考え方もあるかと思いますけど、その分については執行部としては十二分に気をつけて、予算の計上をお願いしたいと思いまして、私の質疑を終わります。 223 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 224 ◯町長(末安伸之君)  16番議員の御質問にお答えします。  当初5,000千円の予算を御承認いただいておりまして、現在、1,260千円執行いたしております。本来ならば、議員が御指摘のとおり、今回の特別会計の中でこれを含んだところで分譲すべきだというのが原則だと思います。よって、ただいま、公用地等の面積と工事費が合わせて37,000千円かかります。本来、町道として本当に専用道路なら、分譲等の単価に乗せるべきではないと思います。しかしながら、町道のまま、また残すのは香田地区においては、将来奥にまだ開発可能な土地がありますので、そういう対応できるように専用道路、町道としてここに残すことがベターであろうということで計画をさせていただきました。  将来的には川久保線に接続することも可能となりますので、将来、産業の振興を図る意味で、この道路というのは町道として残すべきであろうと。しかし、全部を町道として工事費、土地代を負担することも、原因は今回の企業進出に伴うことでの道路が主でありますので、その大部分は分譲単価に上乗せをさせていただきたいと。しかし、結果的には一部町も負担するということから、現在お示ししている収支計画では手出しが出るという状況になっておりますが、幸いに昨日、地権者の方との交渉がすべて相調いました。その中で、今、平米9千円、いわゆる反当9,000千円を上限として交渉してきましたが、幸いに反当8,500千円でもう内諾をいただきましたので、その差も約4,000千円生じます。よって、また今後工事等でも入札減等も出てきますので、最終的には収支が手出しがないように執行をさせていただきたいと思います。本来なら、手出しがないような収支計画書を示すべきでありましたけれども、先ほど申し上げましたように、公用地等で保有していく等も一部ございましたので、このような計画書にさせていただいておりますが、執行段階では公用地等も含みながら、手出しがないように執行させていただきたいと思います。  それと、当初でいただいておりまして1,260千円既に執行した部分につきましても、こちらの分譲単価の中で当然相殺をさせていただきたいというふうに考えております。
     いずれにしましても、まだ執行しておりませんので、契約がすべて相調い、入札終了後、いわゆる確定しましたら、改めてただいま申し上げましたようなことを執行させていただいたという御報告を書面にて御提出をさせていただくことで、ぜひ御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。  以上です。 225 ◯議長(大石安弘君)  10番秋吉松司議員。 226 ◯10番(秋吉松司君)  まず、議案第59号 平成19年度みやき町工業団地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。  まず、議案第56号を撤回し、再提案をされたことについてお尋ねをいたします。  議案撤回理由は、香田地区への企業進出に伴う工場造成関係の予算を提案しておりましたが、今回は江口地区に新たな企業が分譲申し込みを提出され、工業特別会計の事業内容及び予算額が大幅に変更となるため、議案第56号の撤回をお願いし、新たな議案として提案するためとなっております。  そこで、1つ、まずお尋ねをします。  この議会の第1日目に、全員協議会で香田、江口両工業団地の資料をもらい、両方の説明がありました。事業合計244,000千円程度であったと思います。この議案第56号は、片方の事業だけだったと思いますが、その一方を追加してもよかったんじゃないかと思います。執行部はその手順をされておりましたが、何で変更になったのか。議長が議会前にその説明をされたと思いますけれども、その後、暫時休憩して、そして変更になっております。この内容を、これは後で言いますけれども、町長はちょっとできないと思いますので、副町長、総務部長の話し合いはどういうふうで変更されたのか、まず、お尋ねをいたします。  それから、2番目に、予算編成及び提案についてであります。  予算を編成する権限は町長だけにあると思います。副町長そうでしょう。町長だけの専属とすると、こう149条、211条にはっきり載っております。その町長の権限。ですから、教育委員会とか、農業委員会とか、選挙管理委員会、監査委員会、これとか、議会のいろいろな点を全部町長のほうで予算を計上するということになっております。予算の編成もそういう条件がついております。それから、この予算の提案について、今度問題になりましたこの予算の提案についても、議会に対する予算の提案権は予算編成権と同様に町長に専属すると、これは法第221条に載っております。ですから、提案するということになれば、これは町長の権限で出てきておるわけです、追加予算でもなんでも。それをどういうふうにして変更になったのか。これ町長、ちょっと権限、権限と言ったので、副町長、総務部長、どういう理由で変更になったのか、まず、お尋ねをいたします。  以上、2点お願いします。 227 ◯議長(大石安弘君)  岩崎副町長。 228 ◯副町長(岩崎和憲君)  工業特会については御迷惑をおかけいたしました。  まず、この第56号議案として、私ども議会運営委員会が当初に、9月4日ですが、始まる前に予算編成をいたしまして、香田地区の企業に対応する香田地区の造成のみをお願いしておりました。そして、議会開会いたしまして、全協の中では、実は香田と、江口にもこういう話もあっております。当然、10日には、実は9月6日に江口のほうにも井上喜という企業が進出をしたいという分譲申し込みがありまして、御説明をいたしました。  そういう中で、私どもも安易にといいましょうか、一つの工場特会として香田地区に加えて江口地区の造成が約120,000千円程度入るということで議案の差しかえということでお願いしようといたしておりましたけれども、一部の議員、これは古賀委員長からもお話があったとおりでございますが、議案の提案が終わって、そして、補正額120,000千円余という補正額を明確にした議案の大要説明も終わっている中で、議案を単なる字句、文言の間違いで差しかえるのと違う、いわゆる事業内容として大きく変わって、追加的な要素が出ているじゃないかという御指摘等もあり、また、議運等で議論もいただきました中で、そのように妥当ではないということから、私どももそういう判断をいたしまして、まずは、しかしながら、この9月議会の日に江口に進出内定をしました企業についてもいち早く対応をして、早くみやき町の産業の活性化に寄与すべきであると。そういう意味では臨時議会等もということもありますけれども、せっかく議会も開かれる中で早くお願いをしてということで、まずは、議会の手続上としてそういう大要説明も終わっている中で差しかえは好ましくない、妥当じゃないという中で、まずは、56号、香田のみの議案を1回取り下げをさせていただいて、そして新たに江口地区を追加したあわせた議案として59号としてお願いしようということで、昨日の議運等にもお願いをしまして、認めさせていただいたということでございます。  おっしゃるとおり、もとより議案のそういう予算編成権であるとか、提案権は町長にございます。そういう意味から、ただ議会の議案の取り扱いとして議会運営委員会なり、議長等々にも協議、相談をさせていただきながら、その提案権という中で1回取り下げをさせていただいて、新たに提案をさせていただいたということでございます。  以上、御答弁とさせていただきます。 229 ◯議長(大石安弘君)  10番秋吉松司議員。 230 ◯10番(秋吉松司君)  今、説明で内容はわかりましたけれども、大きく変わると。もちろん変わっても、別に追加議案として提出されてもいいんじゃないですか。そういう定例議会に予算を2回出しちゃいかんというのはついておりませんよ。臨時議会開けば、まだいいとしても。そういうことをじたばたしてあるけん、今さっきも数字が合うの、合わんの、説明がされて、確かに5,300千円ですか、これはどうかと。説明をされれば、当然相手も出したところの了解済みというならば、議会がとやかく言うあれはないと思うんですよ。そして、まして工業団地なんかの特別会計は一般会計と違うでしょうが、はっきり。そういう点を含んで、やっぱりもう少しそういうルール、きのうも議長はどういう考えですかとまで言ったんですけど、そういう追及とかいろいろはしたいとは思いません。ただ、執行部がぴしゃっとしたそういう態度で提案していただきたいと。そうせんと、これは今後まだあると思うんですよ。今のこの工場団地なんかも次々と誘致してもらわなければならないと思いますので、そのたびに撤回、もとからやり直すとか、そういうことをしてもらったんじゃ議会はたまらんと思いますので、ひとつよろしくお願いします。いいです。 231 ◯議長(大石安弘君)  ほかに質疑ございませんか。9番宮原宏典議員。 232 ◯9番(宮原宏典君)  議案第59号についての中で江口工業団地について2点ほど質疑させていただきます。  執行部においては、財政力を増すために工業誘致を進めておられるのに対して異議はございませんけれども、今回の工業誘致については民有地を買収しての誘致でございまして、旧北茂安町時代においては、下水道事業をOD方式ということで初めからしたわけですが、それから、A2F方式になりまして、面積的に残地が残ったということで今回のような工場誘致になったかと思いますけれども、そういう折に、隣接地においては悪臭や土地の価格の評価が下水道処理場が建つことによって、価格の低下が生じるおそれがあるということで、価格保証とか、そういうような問題も起きとったことの記憶は持っております。  そういう中で、民有地を買収して誘致されていくわけですけれども、このまま変形的な工場誘致でなく、付近の農地を含めたところで工場誘致を考えなくてはならないんではないのかなというのが1つあります。  それと、道路拡張ということを説明の中で聞きましたが、それについてどのような拡張を、どこまで拡張されるのかというのを1つお伺いしたいと思います。  2点目については、この資料では民有地を買収して分譲してあるわけですが、少しわかりかねますので、私、土地改良の組合員でありまして、工場誘致の東側には農地がございます。この農地は町有地の中に排水と道路を(「江口と言わんとわからんもん」と呼ぶ者あり)江口の工場誘致です。ということで、そういうことが発生して、これはいろいろと工場誘致の工事に下水道の事業が入って町有地の中に道路と排水路が入っておることが判明したわけです。これについてはいろいろと町執行部と土地改良との話し合いもできているかと思います。そういう中において、今回はそういう明記した図面もついておりません。どういうふうな方向で排水と道路をつくられるのか、そういうものがございませんので、よければそこら辺についても御説明と明示をしていただきたいなと思っておるところでございます。  何分にも香田地区においても同じですけれども、議員はわかりませんので、そこら辺は詳しく資料をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。2点ほどお願いします。 233 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 234 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  1点目につきましては、民地を取得して、形としては変形的になる理由についてお尋ねだと思います。  これは御承知のとおり、処理場を建設する際に、その民地、民家を買収したいということで交渉をされております。それに基づいて、交渉相手の方もそのつもりで準備をしていたところ──聞いた話ですので、いつの日からか、その計画に入っていなかったと、外されていたということ。その計画が変わったということも公式には聞いていなかったとか、工事期間中、家屋の調査もされずに、柱、いろんなところにひずみが生じたとか、さまざまなことを私が就任して協議に見えられましたので、そして、記録をきちっととっておられまして、過去交渉された記録、双方確認された記録等もございました。よって、処理場建設された際における地価の下落に対しての補償は行う内容の旨の協議もなされておりました。結論から言うと、町は約束どおり履行してくれと。もし、民間に売買したときは土地の差額を補償してくれるだろうなというような交渉がありましたので、町としてはその対応は非常に難しいということをずっと申し上げてきたところでございます。  よって、この問題を整理する上では、私としては、残地を有効に活用しなければなりませんので、かねてから企業誘致をしたいという考え方を持っていました。企業誘致をする際に、この民地との過去の交渉、そしてまた、解決していない部分を含めて、企業が買収をしてくれれば非常にベターだなという考え方を持っておりましたので、さまざまな企業に対して担当課と一緒に営業活動等を続けていく中で、幸いに今回その申し込みがありましたので、会社に協議して、民地を含む土地の譲渡でということで会社のほうも理解示されましたので、このような土地になりました。  会社としては、正直言って、最初は、今現在示しています土地の面積の全部は、本当は最初は必要ないということでございました。半分から3分の2。しかし、みやき町としても3分の1ぐらい残されたとしても、あとの活用ができないということから、全部買っていただくこと、民地の部分も条件として提示をいたしました。その期間でちょっと時間が、親会社の三井物産の決裁を仰ぐのに時間を費やしたということで、9月6日になってやっとその申し込みがあったところでございます。  それと、土地改良との協議についても、かねてからここは土地改良から町が買っているという形になっています。今の耕作道路、道路として残っている部分も町が土地改良区から買った状態になっています。これに対して町が返還を求められています。16年の11月だったか、何月だったですかね、平成16年の11月26日付で土地改良区に対して余分に町が買っている、今道路として使われているところについては、不足相当面積について、いわゆる金銭で清算をしてほしいということで土地改良区のほうに申し入れされております。それに対して土地改良区のほうからは、不足面積、いわゆる町が、どちらが間違っていたのかわかりません、町が道路分まで含んだものを買って金銭を土地改良に払っていますので、しかし、実質はそこは道路機能として残してあります。この問題について、土地改良区からの返事が17年2月28日ですから、合併の前日に回答が来ております。道路分については、いわゆる面積、どこかの土地と交換することでお願いをしたいということです。道路の機能としては残してくださいという文書を出されております。これのやりとりがあって現在に至っております。  しかしながら、今回の工業団地造成に伴って調査をしましたが、解決、未解決の中で道路部分としては既に分筆されております。どのような経過に至って道路部分が分筆されたかについては調査はまだ十分できておりませんけれども、この図面を提出させていただいて御説明をさせてもらいたいと思います。  よって、道路としてはつけかえという形を考えております。図面を提出させていただいて御説明したほうがより御理解いただくものではないかと思っています。 235 ◯議長(大石安弘君)  お諮りします。暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 236 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認め、休憩します。                 午後4時34分 休憩                 午後4時46分 再開 237 ◯議長(大石安弘君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。  お諮りします。本日の会議時間は議事の都合により延長いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 238 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認めます。よって、本日の会議時間を延長いたします。  末安町長。 239 ◯町長(末安伸之君)  それでは、御質問に対して資料を提出させていただきましたので、資料に基づいて御説明をいたします。  まず、地番7124の2、これが現在町が所有している用地でございます。地目は既に宅地になっております。  その右側、7124の3、これが今御質問のあっている道路でございます。これは既に分筆をされております。町として町有地の中に分筆をされ、道路の機能として認められているというふうに私は判断しております。なお、地目は宅地のままでございます。  現在は、現道が7134の3、これが町有地と民地の間に現道があります。これを今回、民地も含んで工業団地造成しますので、この黄色から右のほうに茶色の部分です。このルートで道路をつけかえをしたいと考えております。そして、今回あわせてこの茶色の部分の道路の拡幅も将来的にはしなければならないと思っています。今回、特別会計の中で対応すべき範囲、そしてまた一般会計で対応する範囲を区分して、将来的にはこの道路整備をしなければならないと思っております。  それと、今回は民家までを道路の拡幅をする予定としております。さっき申し上げたように、その区分はまだ明確にしておりませんが、特会の中でやる区分と一般会計で行う部分とを区別して道路を整備したいと思っております。  なお、7124の2についての、これは道路として上がっている。これは下水道会計の中で対応していますので、道路として補助を受けている関係ありますので、町道として拡幅できるか等については、下水道のほうの事業の内容等を精査して判断をいたしたいと思っています。  それと、将来的には町道が東側、町道──済みません、路線名はちょっとはっきり今覚えておりませんけれども、南北の町道と接続するように今後は計画を将来的にはしなければならないと思っております。  以上、御質問にお答えを終わります。 240 ◯議長(大石安弘君)  9番宮原宏典議員。 241 ◯9番(宮原宏典君)  資料を提出いただきましたので、大体わかります。第1点については、先ほどから私はこういうような変形的な工場誘致じゃなくて、相手方も大変困るような変形ですので、ここら辺を一体的に工業団地として開発したらどうかなということでちょっと、それについてどうかなというのが1つありました。  それと、道路については今、町長の将来的には町道から町道に道を拡幅しながら工場誘致したお方についても交通の便によくなるような対応したいという気持ちはあるということでございましたので、それはそれとしてございますけれども、これについて私も町有地の中に排水と道路があったもんですから、これをどのような形で対処されるのかなというのが疑問でございましたので、質問させていただいたわけでございます。このような形でやるということになれば、私もそれでよくはないかという判断をいたしますので、今後ともよろしくお願いしたいと思っております。 242 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 243 ◯町長(末安伸之君)  おかげさまで、みやき町が合併しまして、今、金融機関とか不動産業の方とか、また、さまざまな情報発信をしている中で、みやき町に対する問い合わせがたくさんあっております。その中で我々も情報を入手しましたら、今、担当課と一緒になって直接営業活動を続けております。その関係で、土井外に3社、南島に1社、そして今回また香田地区に1社、江口地区に1社誘致するようになりました。今後についても幾つかまた打診があっておりますので、用地の確保が必要があると考えています。  よって、御質問のように、今後この江口工業団地の造成後新たにまた拡張する、拡大することも非常に可能性が強いと判断しております。よって、今回の造成工事とあわせて道路の管理道路としても兼ねて整備することにより、以下4661、7317等の民地に対して今後そのような工業団地の拡大、拡張についてまたお願いをすることもあり得るというふうに考えており、今回の江口工業団地についてもそれらを想定した計画にしたいと考えているところであります。  以上です。 244 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。12番牛島重憲議員。 245 ◯12番(牛島重憲君)  宮原議員のほうから、この工業用地取得造成の分譲の関係等について質問がありましたけれども、私のほうから二、三お尋ねしたいと思います。  1つは、全員協議会の中で説明がありました江口工業団地は約7,700平米ということで、工業団地を取得したいと。その前提として民地を購入したいと。当然そのかかった金額は幾らということだろうと思いますけれども、土地購入費ということで出ておるわけですね。大体取得価格の分を大まかに考えて74,700千円程度になるようではないかなと私は思っておりますが、間違っておったら──あっ、失礼しました。69,096千円ということになると思います。  工業団地を設置する前に民地を購入するという一つの前提ですけれども、それはいかがなものかなというふうには思っております。というのは、私なりに意見を述べさせてもらうと、先ほども宮原議員も指摘をされておりましたけれども、北茂安と中原と公共下水道推進協議会の話し合い等の中でお互い確認された問題と、その中でOD方式からA2F方式に変えたときのいきさつで、こういうことについては敷地内の緩衝緑地が十分に得られる。緩衝地帯がなくなる。国道からの景観が損なわれないなどなどの内容がかわったときの意見を述べながら、下水道の有利性なり今度の近隣住民との意見整理をしていきたいという観点においていろいろうわさが伝わってきました。  そのことを受けて西大島、中野になるわけですけれども、西大島地区との協定の中で、先ほどちょっと宮原議員のほうからも触れられておりましたように、土地を購入したら、うまく取得した場合について、そのことについて著しく変更があった場合についても、説明を行うことを協定書の中に結んでおる。私は、そのことをやっていることがどうのこうのじゃありません。私は、そういった状況の中で協定書、覚書を取り交わされた西大島地区について、この地区で工業団地にも売却するということによって今、井上喜と言われる工業誘致だ、町有地を購入しながら進出してくるということについての地元の関係等についてはどういった説明会が行われているかどうかについてお尋ねしておきたいと思います。  またそれから誘致箇所について私が心配するのは、公共下水道を設置をするに当たって計画から3年以上経過したというのは、地元住民との説明会なり条件が不備であったと、その調整するために時間がかかったわけであります。特にそういった意味から考えていくなら、この地で工業が進出してくることについては大変ありがたいことだと私も思います。しかしながら、何でこういうのを民地を買いながらそういうふうにしなきゃならなかったか。いろんな形の中で、それは町有地ですから、何を持ってこようが、それは民家の方々がいろいろとやかく言うことがあるかないかちょっと別として、いろいろ意見もあるだろうけれども、やはりそれらを今日までやってきた経緯からすれば、当然のこと地元の方、住民の方にそれを説明すべき事柄があるのではなかったのかというふうに思います。あえてこういった町長みずからが頑張っていただいて町有地を購入することができる運びになっておりますけれども、それが頓挫しないような意味からも含めて私は申し上げておるわけですね。ぜひそういった意味で地元の住民に対してどういう説明がなされてきたのか、その点もあわせてお尋ねをしておきたい。  それから、ちょっと若干説明を聞きながら、あらっと思ったのは、私のほうも旧北茂安町議会のときに議会の中で議案第65号ということで、申しわけないんですけれども、年度はちょっと私、書き加えるのを忘れておりましたので書いておりませんけれども、この中で土地開発基金財産という形の中であるわけですけれども、これは大体大まかに360平米ばかりあるというのが、今、町長から資料提出いただきました7124の3、これがそれに当たるのかというふうに思っております。このことについては分筆をしたという話があっておりますけれども、残念ながらそういったことについては今日までの中では聞いた記憶がございません。分筆されたということで執行部のほうで整理された分であれば、それは仕方ないにしても、私のほうとしては聞いた記憶がございません。というのは、後ほど何でそういうことになるのかということをお尋ねしますけれども、この関係等については、この7124の3の一番右側の線、この線が町有地だというふうになっています。しかしながら、その左側に7317、それから73までしか見えてないけど、耕作するためにどうしても農道が必要だということで、7134の3というのがそういったものがつくられたといえばつくられたかもしれませんけれども、町有地という中でそういった線は設けられておるというふうには聞いております。なお、その辺については大変難しい問題だと言いながら、今日までそれぞれに土地改良区の皆さんと御相談していただいたというふうに思います。  そういう意味で、平成17年の7月30日、今町長答えられたことについて、ちょっと私が異論申し上げておるのは、土地改良区の理事長さんとここの占有地として利用することについて合意に達したという説明を受けております。ということは、町有地だと。しかしながら、もう耕作者に対する農道というふうに利用せざるを得ない現状にマッチして使うことについては了解というふうに整理したというふうに聞いております。分筆してこれはどうだこうだというふうになっているというふうには聞いておりません。その辺が私が聞かなかったから聞いてないということでいろいろ言うわけじゃありませんけれども、その辺はしっかりと整理をしておかなければならない問題ではないかというふうに思いましたので、あえてこの辺を触れさせていただきます。  それと、最初に言われましたように7,700平米を売って、ここに7,700平米と書いてありますね。7,700平米を売って町有財産とするということになっているけれども、この全員協議会の資料の4ページには7,500平米というふうに、また平米数がちょっと違うね、200平米。こっちのほうには、いただいておる資料の中でも若干食い違っておるように思いますけれども、そして、こちらの書類には7,000幾らで土地売払金としての120,000千円が入りますというふうな説明を受けております。それらについて資料としての整合がちょっと成り立たないんじゃないかということで、そういったことと、農地が分筆されて、これが町有地になっておるとするなら、どういう意味か知らんけど、分筆されておるというふうに今話題になっているけれども、私のほうで平成17年7月30日、土地改良理事長と無償借地として当面整理するというふうに整理をいたしたと。文書も公開しているんだというふうな話をちょっと聞いておりましたので、そういったことがどうなっておるかについて改めてお尋ねいたします。2点についてお尋ねします。 246 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 247 ◯町長(末安伸之君)  順番に御質問にお答えします。  民地購入することについては問題があるのではないかという御質問でございますけれども、最初会社としては、半分から3分の2程度でいいということでありましたけれども、それでは町としてはあとの残地が非常に活用しにくいので、他のまた事業等も検討いただけないだろうかということで、親会社の三井物産とも協議をされて、当初の計画よりか他の事業も組み合わせて、それでは町が示された部分で事業を展開しましょうということで最終的に結論に至ったということでありますので、民地も必要ということで申し入れを受けております。  ただし、民地の交渉は、事前交渉はしておりますけれども、なかなか交渉の町の考え方と民地の方との見解が違っておりますので、交渉が非常に難航することも想定しております。この予算をいただいた枠内で交渉ができない場合については、民地を除く部分でのまた事業の変更をしていただくことも企業側と協議をしております。現時点では民地を含むところで事業を展開できるということでありますけれども、交渉の過程の中で民地と交渉が妥結しなかった場合においては町有地の範囲内で事業を変更することもあり得るということで御理解のほどをよろしくお願いいたします。  それと、まだ交渉が民地の方、予算をいただいていませんので、正式に民地の方との交渉が調っておりません。調った次第に地元住民、西大島地区に出向きまして事業の概要等についての説明をし、御理解をいただきたいと考えているところでございます。  まだ現時点では西大島地区に説明に行ける段階ではないと。1つは議会の御承認もいただいておりません。2つ目が民地との交渉がこの予算ではお願いした範囲においてできるかという見通しも立っておりませんので、その見通しが立った時点で西大島地区に事業説明にお伺いをしたいと考えております。  それと、道路関係につきましては、その経過について申し上げますが、平成8年の5月9日に土地改良法による換地処分がなされまして、今御提案しております用地が町の所有地となっております。そして、土地の一部を所管がえ、いわゆるこれは平成13年の3月に一部を下水道の特別会計に所管がえをされております。そして、平成14年の6月に土地の分筆をされております。下水道部分と土地開発基金とですね。それと、今御質問があった道路の部分、これは既に平成14年6月に分筆をされております。それから、平成16年の5月に北茂安町長から土地改良区理事長あてに東部非農用地土地代金の返還について、面積が不足していると。685.19平米不足しておりますと。よって、その代金3,644,827円の返還の請求を16年5月25日になされております。それに対して同年8月4日に土地改良区理事長から回答が来ております。理事会での審議の結果、不換地者からの徴収は不可能であると。よって、現況道路を公衆用道路として登記してほしいという回答が来ております。いわゆる町からの返還請求に対しての回答は避けられております。  それに対して、同年11月26日に不足面積について改めて町のほうから要求されています。いわゆる売買契約に基づく面積の確保、代替地からですね。もしくは、不足相当面積について金銭での精算を要求してあります。5月時点では金銭の返還を請求してありますが、11月26日では不足面積の確保ということですから、代替ということを意味していると思います。または、金銭での精算を要求してあります。それに対して回答が先ほど申し上げたように、合併前日の平成17年2月28日、これに対して金銭での解決ではなく、代替について解決をしたいということで回答をなされております。現時点で新町になって正式にこの件について協議はいたしておりません。
     また、今回の工業団地造成については、あらかじめ土地改良区のほうとも協議をしましたので、それに対して耕作道路として不可欠ですから、今、分筆している道路について公衆用道路としての存続をお願いしたいという要望書が来ております。過去の分筆されたという経過を見て、それとやはり耕作用道路として利用されている点、それと水路が既に布設をされている点、これを考えますと道路の機能としてはやはり存続をせざるを得ないだろうというふうに考えています。しかしながら、引き続き金銭での解決、もしくは代替地の確保について協議は継続をしていかなければならないというふうに判断をしているところでございます。  以上、御質問にお答えを終わります。 248 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 249 ◯12番(牛島重憲君)  私は、今町長からの御回答を聞きながら、西大島地区の関係等については土地購入等について正確に終わってないので、西大島地区に説明をまだいたしておりませんと。この議会の中で認知できれば、議会議決をとっていただければ、そのことについて説明をしていきたいということですので、それはそれとして説明していただくことについてはありがたく思いますし、ぜひやっておいてほしい。しかし、私が心配するのは、前もって申し上げたように、公共下水道設置に伴う3地区に対するいろいろ条件等について、なかなかうまくいかなかったという状況の中から、そういったことではなしに、前広にいま少し説明などやっていただければ、せっかく町長みずからがそういった努力していただいている向きがほごにされるような状況になったらまずいなということも含めて私は、地元説明会はどうされておるのか、またやっていただけるものかというのを前もってお尋ねしたところです。やっていただくということですので、私どもはそれで遅かった、早かったについてはまた地元の皆さんなりいろいろ後ほどまたお伺いすると思います。  ただ、私は、その中で江口工業団地ということで民家を既に購入した者としての、そしてそれを議会に7,700平米の約2,350坪を町有地として売却するという提案が適切かどうかについて私は一部問題を投げかけておるわけであります。いろいろこの名前を申し上げちゃいけん、ちょうどかぎのところの方々についてはいろいろ話があったというのは私も前々から聞き及んでおります。及んでおりますがだけに、このことについては何々でき上がりましたということで、私は本来、家屋移転まで含めた考え方を述べられておりますので、本来はこういったものについて仮契約でもして、例えばこのとおりできたとするなら、この土地について民有地については仮契約して一応の納得できたと。だから、これについてはあと議会の議決をしていただければ、変形と言われておりますこの町有地を売っていくことについて御了解いただきたいという提案であれば、私のほうも十分議論していく対象にはなるだろうと思っています。しかしながら、民有地を先に買う考えから先の町有地を売却していくことについては、私のほうとしては、やり方としてもちょっとおかしいのじゃないかなというふうに思っております。  そういったことについて今町長としては、いや、実情大体もう内容的にこれで御了解をいただきましたというふうな話を聞き及んでおりますので、そのとおりにしておきたいと思いますけれども、改めて再度申し上げますけれども、今出していただいた分筆については平成16年の何月に分筆されておるという話を今お聞きいたしましたけれども、その後分筆したということについては、先ほど言ったように私のほうとしては、資料を持っているのが平成13年までの資料しかございませんが、14年以降については私は持ち合わせておりません。  そういうことで、土地開発基金の財産としては、今言われているうち町有地だから土地改良に向かって、今農道として使っていらっしゃることについては土地改良に買っていただけないかというお話を今持ちかけておりますという話は聞いております。その後の解決は聞いておりませんでしたけれども。そういったことで、しかしながら、放置する前にできませんので、平成17年3月30日に占有地として土地改良に認めていこうという扱い方を整理をしたという話は聞き及びました。だから、そういったことになると、今書かれておる、資料もらった7134の3の一番左側の線からについては、あくまでも町有地だというふうに私のほうは理解をしておきたいと思いますが、その辺は間違いないかどうか改めていただきたい。  そして今度は、民有地を購入した暁に、これを線で書いてある以外に茶色で塗ってあるところを将来拡幅しながらこの道路をつなげていきたいという考え方について間違いないか、改めてお尋ねをしておきたいというふうに思います。  以上です。 250 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 251 ◯町長(末安伸之君)  実は、当初は下水道用地として取得をされておりました。しかし、処理方式が変わってこの残地が生じたわけです。しかし、町としてこの残地を所有しておくことは開発基金でやはり簿価的には52,000千円が、帳簿価格で52,000千円で購入されているわけですよ。これを有効に活用しなければならないという中で、先ほど申し上げましたように金融機関とか不動産、県、あらゆる手段で情報発信していく中で、やはりどうしても隣に処理場があるという関係でなかなか適地としては回答を見出すことができませんでした。  しかし、鳥栖市内で用地を物色されているという情報が入りましたので、早速会社のほうに福岡まで出向きまして交渉をした結果、この江口工業団地について最終的には申し入れを受けたところでございます。非常に短期間での交渉であったということと、それと企業のほうが急いであるという事情もございます。よって、10月中旬には遅くとも造成工事に着工しなければならない。そうすると、物理的に今民地の立ち退きということは新たに住居をやはり新築でつくられるとすれば間に合いません。その間、借家に対する補償もやっぱりしていかなければなりません。民地の今度代替地を探すように今求められておりますので、これについても非常に条件が限定されていますので、非常に代替地を探すのにも今苦労しております。しかし、近くに1つの候補地が見当たりましたので、その地権者の方との交渉にも入ったところであります。しかしながら、本来は仮契約、金額的にもある程度内諾をいただいて議会に御提案しなければならないところでありましたけれども、先ほど申し上げましたように、先方さん、進出しようとする事業が急を要すということもありますし、過去の下水道関係での交渉過程が非常にネックになっておりまして、民地の方との交渉もなかなかスムーズにいかなかったということで、金額の妥結まで至らなかったということであります。  最終的には、先週お会いまして、町が示す条件で譲渡していただかなければ、事業を変更して民地を残して町有地だけでも企業を誘致しますということを申し上げてきたところでございます。ですから、そういう流動的な要素がございますので、まだ西大島地区には最終的に御説明に上がれない状況です。予算の議決をいただき、民地との交渉の結果が出たら直ちに西大島地区に説明会に入らせていただきたいと思っております。  なお、確認のため御質問を再度いただいております。分筆しております7124の3については町有地でございます。地目は宅地でございます。道路につきましては道路を直線で現在現道あるのを民地が取得された場合においては、この茶色のほうに道路をつけかえをしたい。民地が取得されない場合については、現道のまま直線で残すことと考えているところでございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。 252 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 253 ◯12番(牛島重憲君)  1つは、町長、申しわけありませんけれども、全体的に公共下水道用地というのは、私の調べたところでは2万1,500平米ということになっておるはずで、全部下水道として土地開発公社から売ったわけじゃん。先ほどから何回となく申し上げますように、あくまでも町有地として土地開発公社に残地として残っておる分が大体7,000平米ぐらいあるんだというふうに私は記憶しておるわけですね。その関係で7,700とかというのはいかがなものかなと言うたら、いや、民地をどうも購入しての7,700だというから、提案の仕方としてはちょっとおかしいのではないかという私の一定の考え方を述べてみたわけなんです。そういったことで、町長の発言について私がいろいろ揚げ足を取るような発言になっているかもしれませんけど、そういったことになっているということだけは再度申し上げておきたい。  それからもう1つは、今言われている7124の3については町道だということについては町長考え方を述べていただきましたので、そうすると平成17年7月30日に土地改良の理事長さんと確認し合った占有道路としてこの道路を使っていくということについては継続していただけるものだというふうに理解してよございましょうか。再度あと2点だけ3回目の質問としておきます。 254 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 255 ◯町長(末安伸之君)  まず、結果的には、下水道用地としては区分をされております。現在、売り払い書というのがですね。平成8年に1万2,769平米を取得されています。換地処分に伴って。そのうち、平成13年に4,982平米を下水道特別会計に所管がえをされております。あと残りは、土地開発基金で保有をされております。しかし、交渉の過程が、当初は公共下水道用地として民地も含んだところで交渉されている記録がございます。それは町にもありますし、民地の方も詳細にわたる協議記録を保持されています。その中で記録を全部精査しますと、下水道用地として民地の方に交渉をされ、具体的な金額等も不動産鑑定額もその民家の鑑定もされております。そして、西大島地区との覚書に基づいて、もしこれをほかに譲渡した場合において差額は準じて補償しますという内容に協議確認書を交わされているんですよ。それからいきますと、私も弁護士とか法的な協議もしまして、将来この民地の方が第三者に売られたときに価格がもし下回った場合、その差額を町に補償を請求された場合においては約束ということをされているので、それは効力があるから、町としては非常に不利な条件じゃないですかというようなことのアドバイスもいただきました。そのことから踏まえると、この問題を解決するには工業団地を造成して、この民地を含む企業誘致をすることで解決を図ろうということを念頭に置いて、その誘致活動を努めてきたところでございます。  以上です。 256 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 257 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。10番秋吉議員。 258 ◯10番(秋吉松司君)  私は、これ失礼ですけれども、この議案第59号について賛成の立場から討論をさせていただきます。  この時間、相当長くいろいろの点で検討がなされたと思います。工業用地の開発は、これは非常に難しいと思います。担当の人たちは大変御苦労をかけておると思います。今こういう段階で出してもらって、これだけのいろいろのあれが出ると。これは大体のあれと思うんですよ。一般会計と違いますから、こういう詳しくする必要はあろうかと思うやつですけれども、そういうふうになっております。この優良企業を誘致するというようなことを、まず最優先で今の時代ならやっていただきたいと。工業用地の取得造成事業特別会計は、はっきり言って一般会計と違いますので、その辺はこの議会側もちゃんと心して当たらなければならないと思うんですよ。じゃないと、これは皆さんもきょう佐賀新聞を見られたでしょうけれども、佐賀県は再建団体に陥ると。そして、人件費も見直すと。職員さんたちの人件費等も減らすだけではやっていけないというような数字も上がっております。  みやき町も御存じのように合併のときはたしか13.幾らやったと思うんですよ、実質公債比率がですね。それをこのごろ見たやつでは、たしか16.幾らになっておるんですね。やったですね、副町長、頭かしげてもらいよっですけれども、16.2になったですね。隣の上峰町は21.6です。本当に税収はあるけれども、問題はあろうというやり方なんです、行政の。  こういう時期に工場を誘致して対応をするというのは、これは本当に最優先でやるべきじゃなかろうかと思うんです。じゃないと、職員さんたちを減らすか、まず給料を下げるか、こういうことをしなければならないというのは最低と思います。ですから、最初からいろいろありますから、一つ一つ補正、補正でやっていっていいと思うんです。まだ次から次工場が来ていただくとなれば、それの対応をしていかなければならないと思うんですよ。(「そうだ」と呼ぶ者あり)ということで、もうぜひこういう議案は上げていって、そして皆さんと一緒にいい町をつくるようにしていきたいというふうに思いますので、これで賛成討論を終わります。 259 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 260 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第59号 平成19年度みやき町工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 261 ◯議長(大石安弘君)  全員賛成。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。       日程第8 諮問第1号 262 ◯議長(大石安弘君)  日程第8.諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。西牟田民生部長。 263 ◯民生部長(西牟田計弘君)  それでは、諮問第1号について御説明申し上げます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 諮問第1号                  人権擁護委員候補者の推薦について  人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、議会の意見を求める。  住  所 三養基郡みやき町大字市武833番地8  氏  名 中 島 隆 子  生年月日 昭和17年2月14日   平成19年9月10日 提出                            みやき町長 末 安 伸 之 提案理由  人権擁護委員法第6条第3項の規定により、意見を求めるものである。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ということで、この人権擁護委員法第6条第3項については、その市町村の議会の意見を聞いて人権擁護委員の候補者を推薦しなければならないという規定になっておりますので、この提案をさせていただいております。  この中島隆子さんの経歴につきましては、次のページに掲載をしておりますので、御一読をお願いしたいと思います。  現在、平成17年の1月から人権擁護委員さんをしていただいております。これ任期が3年となっておりますので、本年の12月31日までの任期となっておりますので、ここで諮問いただいて承認いただければ、その後、法務大臣のほうに手続する関係で今議会にお願いしているところです。  あと人権擁護委員さんについては、全員で今みやき町といたしましては7名がいらっしゃいます。今回任期が中島隆子さんでございますので、よろしく御審議をお願いいたします。  以上です。 264 ◯議長(大石安弘君)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑ございませんか。16番岡廣明議員。 265 ◯16番(岡 廣明君)  1点だけお尋ねしたいと思います。  今回、人権擁護委員の候補の推薦ということで提案されまして、ただ、提案理由の説明の中では任期については説明がありましたからわかりました。任期3年ということでございます。本来ならば12月議会でかけてもよかったんではなかろうかと思いますね。ここに提案理由の中にはいわゆる任期とかなんかうたってないもんですから、実際私もわかりかねたわけですけれども、19年の12月31日ということであれば、本来ならば12月議会でもいいと思いますけれども、法務大臣等の申請があるということですから、そこら辺の日程的な問題が申請を何カ月かかるものか、その辺について、今後いろいろなこういう人事的な案件問題も出てくると思いますけれども、過去いわゆる任期等については議案の中で全然うたってないんですよね。ですから、我々もわかりませんでしたけれども、今後そこら辺について申請の期間がどのくらいかかるものかについて1点だけお伺いいたします。 266 ◯議長(大石安弘君)  西牟田民生部長。 267 ◯民生部長(西牟田計弘君)  岡議員の御質問にお答えいたします。  今、議員の質問については、法務大臣が最終的には委嘱する規定になっております。それで、私どもが今までの経験上からいきますと、やはり12月議会が大体20日前後ぐらいに終わるかと想定をいたしますと、なかなかそれでは厳しいと考え方で今回の議会でお願いしております。何カ月かかるかということで考えますと、大体私どもは3カ月前ぐらいには手続を済んでくださいという御指導を受けておりますので、その考え方から今回提案をさせていただいております。  以上でございます。 268 ◯議長(大石安弘君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 269 ◯議長(大石安弘君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 270 ◯議長(大石安弘君)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これより採決を行います。  お諮りいたします。採決は無記名投票により実施したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 271 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認めます。  ただいまより投票を行います。  議場閉鎖を命じます。
        〔議場閉鎖〕 272 ◯議長(大石安弘君)  ただいまの出席議員の数は17人です。  次に、会議規則第31条第2項により、開票立会人に5番佐藤尚吉議員、6番鶴田修三議員を指名します。  投票用紙を配付します。     〔投票用紙配付〕 273 ◯議長(大石安弘君)  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  規則第70条の規定により、本案に賛成の方は賛成として○、反対の方は反対×と記載してください。  なお、規則第80条の規定により賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなします。  投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 274 ◯議長(大石安弘君)  配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検してください。     〔投票箱点検〕 275 ◯議長(大石安弘君)  異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。1番田中議員から順次投票をお願いします。     〔投  票〕 276 ◯議長(大石安弘君)  投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277 ◯議長(大石安弘君)  投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  開票を行います。5番佐藤尚吉議員、6番鶴田修三議員、開票の立ち会いをお願いします。     〔開  票〕 278 ◯議長(大石安弘君)  投票の結果を報告します。  投票総数17票のうち、   有効投票  17票   無効投票  0票 であります。  有効投票のうち、   賛  成  17票   反  対  0票 です。  以上のとおり賛成多数であります。よって、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦は原案に適任者として同意されました。  議場閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕       日程第9 閉会中の所管事務調査について 279 ◯議長(大石安弘君)  日程第9.閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。  お諮りします。みやき町議会会議規則第71条の規定により、お手元に配付の議会運営委員長及び総務、産業建設、文教福祉の各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 280 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認めます。よって、議会運営委員長及び各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務調査することに決定しました。  以上で本日の日程を全部終了いたしました。  これをもちまして、平成19年第3回みやき町議会定例会を閉会いたします。長時間御苦労さまでした。                 午後5時40分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     平成  年  月  日           みやき町議会議長  大 石 安 弘           みやき町議会議員  牟 田 秀 文           みやき町議会議員  園 田 邦 広 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...