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2007-06-13 平成19年第2回定例会(第3日) 名簿
2007-06-13 平成19年第2回定例会(第3日) 本文

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  1. みやき町議会 2007-06-13
    2007-06-13 平成19年第2回定例会(第3日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開議 ◯議長(大石安弘君)  おはようございます。第2回みやき町議会定例会3日目の会議、御出席ありがとうございます。全員出席です。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおりでございます。       日程第1 一般質問 2 ◯議長(大石安弘君)  日程第1.一般質問を行います。質問は会議規則に沿ってお願いいたします。  通告第4号、12番牛島重憲議員の御登壇をお願いします。12番牛島重憲議員。 3 ◯12番(牛島重憲君)  皆さんおはようございます。議席番号12番、牛島重憲です。さきに通告いたしておりました4項目を順に従って質問させていただきます。皆様には大変お疲れのところとは思いますが、御清聴いただければありがたく思っております。  さて、町長は就任以来、安定した住みよいまちづくりの礎を構築するとともに、行政責任者として施策実施を図られ、共感される手腕をもって役割と責任を十分に発揮され、期待どおりの成果を今日まで着実に積み重ねてこられたと高く評価いたしております。  その中にあって、私は今回の質問事項としている内容は、これからのみやき町として行政施行する上で整備しなければならないことだと考え、質問することにいたしました。町長としての御回答、見解、または執行部として今後の検討事項として協議いただけるものかどうかお伺いいたします。限られた質問時間でございますので、誠意ある御回答をお願いいたしておきます。  初めに、老朽化した北茂安中学校給食室の改築の施策はないのかを伺いいたします。  旧北茂安町においては、行政改革実行計画書に基づき、第3次総合計画には、平成22年までのマスタープランとしていたその内容において、このことは同じく旧中原町、三根町でも事情は同じだとは思いますけれども、当時自治省が出した行政改革推進のための指針の扱いは、合併時の協議確認として、基本的にはそれぞれの町の意向を尊重していくとした方針には変更はないと考えております。みやき町総合計画を策定され、実行プラン作成の段階にある今、旧町で策定し、議会に提示してきた行政改革実行計画書は今後どのような扱いをされるのか、重要な問題だと思っております。また、この行政改革実行計画書などは、みやき町としても参考にされ、取り上げられて、今後のみやき町の行政改革の施策に反映させていくべきだと考えていますが、町長の見解を求めます。  それで、そこの中にあります給食室の改築は、合併前には行政改革実行プランの一つとして取り上げられておりました。当時は、上峰町、北茂安町、三根町の3町は、三根町に建設計画予定給食センターに、できれば共同の建設を検討されましたが、建設合意に至らなかったと聞いております。  旧北茂安町では、補助事業として給食室の改築を含む中学校大規模改修費用に4億円の試算を明らかにしてきたところでありますが、あわせて庁舎建設計画実施に向けた中長期財政計画をもとに審議してきたわけですけれども、厳しい財政状況にあることなど実情認識を深くしたところでありました。その中にあって、給食センター共同建設を初めとする行財政改革を実行すべく模索してきたと私は思っております。また、1市5町合併協議が進められている情勢を受け、この事業の着手にいかなかったと思っております。  昨年、中原中学校では給食制を採用され、給食センター方式で対処されました。旧北茂安町は改革実行計画説明行政改革大綱の中でも、給食のあり方としてセンター方式を採用したいと述べております。  現在の給食センターは、中原中学校の給食を対象校に受け入れることによって、施設の機能、センターの能力許容に余裕はありませんと説明を受けておるが、そのような現状にあるかどうか事実確認をいたしたいと思っておりますので、御回答いただきたい。現在の中原小学校北茂安小学校北茂安中学校の給食制とした自校方式と称されるやり方を、今後も継続していく考えなのか、将来を見通した御回答をいただきたい。あわせて、現行どおりとするならば、給食施設の現状と、また改築計画に向けた施策の見通しについて明らかにしていただきたいと思っております。  2項目に、公民館図書室の充実に向けてお伺いをいたします。
     県は、教育佐賀として教育環境の整備、文化教育の振興を図ることを提唱していると聞いておりますが、みやき町の文化教育の振興の側面についてお尋ねしていきたいと思っております。  例えば、平成16年度決算を見ると、中原町立図書館図書購入費1,670千円、北茂安図書室図書購入費990千円、三根公民館図書230千円、合計2,990千円となりますが、17年度合併後の3カ所の図書購入費は総額1,990千円と、前年度対比1,000千円の減額になっております。18年度1,990千円の決算をいたしておる状況になっております。  私は公民館図書室は住民が図書に親しむ視聴覚教育の一環として手軽に来館、来室できる環境を充実させ、生涯学習を含めた住民生活のいやし施策として、─聴き取り不可─に向けたものとしてなくてはならない施策の内容であるべきだと思っております。この面から見ても、地区公民館図書室の拡充は、毎年ごと前向きに事業運営を図るべき事柄として、旧町におかれても公民館事業とともに位置づけを明確にされ、それぞれの事業計画実施を遂行し、目的達成を目指してきたところであります。法令外補助金団体、その他の補助団体の補助金交付金と性格を同一にした図書購入金を取り扱われているのではないかと疑いたくなる減額した図書費の動向が見受けられますが、いかがですか。町長のお考えをお聞かせください。  3町合併の際に、合併協議会確認事項として合併協定項目確認内容第40号議案として、社会教育、社会体育の扱いの項の中で、第6項「現在の中原町立公民館北茂安公民館図書室及び三根町農村環境改善センター図書室については、現行のとおり新町に引き継ぐ。ただし、運営については、合併までに調整する。」と確認したはずであります。その後に調整された運営基準のあり方等について確認事項があれば資料提出していただき、明らかにしていただきたいと思っております。  また、みやき町議会でも、地区公民館の活用の重要性に向けた議論を重ねてきました。公民館の扱いについても、合併協議会、議会確認にしてきたところであります。合併協定項目確認事項第40号、その第3項に「公民館については、次のとおりとする。」とあります。読み上げてみますと、1項「中原中央公民館、北茂安町公民館及び三根町農村環境改善センターについては、新町において地区公民館とする。」とあります。2項目には「公民館運営審議会については、新町において新たに設置する。委員の定数は10名以内とし、任期は2年とする。」、3「自治公民館建設補助事業については、新築、改築、増築及び修理を対象とし、補助金の額は、基準工事費又は実工事費のいずれか低い額の25%、400万円を限度とする。なお、補助対象工事費は50万円以上とし、土地購入費、造成費、備品購入費は対象外とする。」と確認されたと私は思っております。  平成17年3月議会に専決処分の承認を提案されました。138件の条例案の一括承認を求められてきましたが、その中に、みやき町公民館条例、名称及び位置、第2条、名称、みやき町公民館、位置、みやき町大字原古賀1043番地とあるが、このことについて、中原庁舎内に公民館が存在するのか、合併協議会確認事項の内容として記載、議論したという記録がありません。ほかに議論したと思われるものがあれば、明らかにしていただきたいし、みやき町立図書館条例公民館条例の整合性について、協議、説明が不十分ではなかったのかと、経緯を含めた回答をお願いいたします。  図書購入については、仮称ですが、図書購入選定委員会を設置し、広く町民の要望に対し、県と協議を行い、購入図書等の選定を円滑に実施することを目的として、公民館図書室の充実を図ることを考えた体制を設置すべきだというふうに思いますが、町長の見解を伺っておきたい。  3つ目に、郷土史資料館建設促進についてをお伺いいたします。  みやき町文化財保護条例を制定し、文化的価値観の高いものを保護していくことになっているが、郷土地域における生活様式の記録、資料の保存、郷土の特色ある歳時記録資料古代古墳遺跡発掘品などの整備をし、保存確認することは、みやき町の文化的価値観を高め、町民の文化教育の知的感覚、潜在能力のバロメーターとして問われるものではないのかなと思っております。  今、みやき町として生まれ変わったけれども、後世に地域の歴史的変革を資料館として残すことの重要性は、町長にはすべてのことで御承知だと思っております。  昨年、みやき町の郷土史同好会から要望書が提出されているふうに聞いておりますが、同好会としては、みやき町住民の皆さんから、今、家財を整理しているが、こんなものは要らないのかと申し入れが幾つもあっているというふうに聞き及んでおります。後世に伝えていくべき貴重なものであっても、保管、管理施設がなく、展示し、教育学習に役立てるべきではないかと思われる大切な貴重なものが、今なくなろうとしている現状にあります。みやき町郷土史資料館を設置することの重要性と緊急性をもって郷土史資料館建設に関する要望書が提出されていると思いますので、町長の英断をもって資料館建設の事業を推進していく考えをお持ちなのか、今後進めていく上では見通しがあれば見解を伺います。  最後に、北茂安中学校国旗掲揚ポールの増設についてお伺いいたします。  学校行事に町民が大勢集まる体育大会などに参加してみますと、率直にこれでいいのかと思われる校庭があった。それは、北茂安中学校の校庭に掲揚ポールが1本しかありません。その1本のポールに国旗、校旗が翻っていたことです。当時増設したらいかがですかと一般質問でも意見を述べてまいりましたが、このことに必要性は感じられたが、緊急性を持った内容ではないと判断されたかもしれません。  町長にお尋ねいたしますが、みやき町の7つの学校施設の中で、北茂安中学校三根東小学校掲揚ポールが1本のみです。他の学校施設では2ないし3本のポールが設置されております。国旗、町旗、校旗をこいのぼりのような光景にすることではなく、それぞれの旗が高く翻り、また、子供たちに町旗になじませることも大切ですねとの意見もあることなどを紹介して、ポールの増設について前向きに検討していただくことを御要望申し上げますので、御検討いただけるかどうか、町長の考えをお尋ねいたします。  これをもって一般質問の1回目を終わります。詳細についての質問は自席から行いますので、よろしくお願いをいたします。 4 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 5 ◯町長(末安伸之君)  おはようございます。4番、12番議員の御質問にお答えをいたします。  まず、1点目の老朽化した北茂安中学校給食室の改築の施策はないかというお尋ねをいただいております。  詳細については、教育委員会の方から答弁をいたしますが、私としては、結論としては、センター方式が望ましいと思っております。これは北茂安町での行政改革の大綱の中でも示されているということでありますけれども、実は合併協議に入る前、上峰町、三根町、北茂安町でセンター方式を共同で行うという協議がなされておりました。当時、中原町として中学校がまだ完全給食を実施しておりませんでしたので、将来に備えて具体的に協議を開始されたときは、中原町も協議に加えてほしいという申し入れをしてきたところでありました。しかし、その後、具体的に協議を、特に上峰、三根の方で協議をされておりましたが、1市3町の合併協議から3町だけでの合併協議の中で、この給食問題についても当然協議を重ねたところであります。よって、合併協議を開始した中で、三根の給食センターを建築するという話が旧三根町から上がりましたので、当然旧中原、北茂安町については待ってほしいという申し入れをさせていただきました。と申しますのは、将来的には中原校区、北茂安校区も含めて、施設の老朽化に伴う改築等の際は、当然、センター方式について検討を加えなければならない。とするならば、三根校区内だけの給食に対応する施設であってはならないということとから、建設については見送ってほしいという申し入れをいたしました。当面、三根校区の給食に対応するためには、現有施設がもう老朽化して耐えられないということでありましたので、それならばJA東部のほうに相談し、JA東部に旧全農の施設、食堂がありますので、それらの施設を改修することによって対応できないかという検討も加えてきたところであります。当時、数千万円で改築ができて、三根校区内の小・中学校の給食には対応できるという判断をしておりましたが、残念ながら申し入れを聞いていただけなく、三根については合併協議のさなかに建設をされたという経緯がございます。よって、当然新町になって、中原中学校における完全給食においても実施するという協議確認をしましたので、それをどこで実施するかと検討する中で、中原小学校での一部改築をし、中学校の給食を開始しようということで検討を加えておりました。できるならば、三根の給食センターでされないかということで再度検討を加えました結果、ぎりぎりのところで、中原中学校の生徒分については対応できるということの判断はしましたので、現在、中原中学校分については三根の給食センターのほうで対応しております。  しかしながら、今後、北茂安小・中、中原小学校、いずれかは施設の大規模の改修が生じるわけでありますが、その際に、私としては三根の給食センターのほうで一括給食できればという思いがありますが、現施設では対応が不可能であります。よって、その周辺に拡張し、それらに対応できるようなことも考えたんですが、周辺にはもう民家の分譲等もなされており、大変厳しい状況かというふうに考えております。できましたら、将来を見据えた建築をしていただいたならという思いをまだ持っているところであります。いずれにしても、将来それぞれ自校方式によって改築をするよりか、やはりセンター方式によって一括して給食を実施したほうがより効率的であるという判断をしているところでございます。  2点目の公民館図書室の充実に向けての御質問については、教育委員会のほうから答弁をさせていただきます。  3点目の郷土資料館建設促進についての御質問にお答えをいたします。  郷土資料館建設という要望が住民の皆さんにあるのは十分理解をしております。また、同時に、文化施設建設の要望の声も高まっております。結論から申し上げますと、みやき町では郷土資料館及び文化施設について、一元的な位置づけをし、現在検討中という段階にあります。具体的には、御承知のとおり、町財政は厳しい中でありますので、その中で特に箱物につきましては、優先順位を決定しながら取り組む必要があると考えております。  また一方で、施設の統廃合や分庁方式の見直し等も踏まえながら、余剰施設が今後できるようならば、そういったものについての再活用というものも当然検討課題になるかと考えております。  さらに申し上げれば、これも御承知のこととは存じますが、北茂安の東尾交差点改良工事等に伴いまして、北茂安公民館の今後の是非も検討していかなければなりません。一部残存する部分を有効活用するのか、新しく新築移転するか。また、新築移転するとすれば、どのような内容の建物とするか、郷土資料館及び公民館も含んだ文化施設等を新築するのか、さまざまな角度から検討する必要があると考えております。  また、郷土資料館という展示施設だけではなく、収蔵施設の問題もございます。文化財保護法によって、発掘調査によって出土した遺物類は、研究等に資するための国民共有の財産ということで、当該自治体によって整理、保管していくことが義務づけられております。その収蔵施設の検討をあわせて行うものも課題の一つだと考えております。  今後東尾交差点の改良工事に伴いまして、公民館の保障内容等が示されますので、その保障内容等を検討した中で、5年以内には一定の方向性を見出さなければならないと考えております。これから、議会の皆さんを含め、町民の各層の御意見、御意向等を踏まえながら、協議を開始しなければならないと思っているところであります。  また、みやき町の行政改革大綱の中に、公共施設の管理運営の見直しも指摘されておりますので、数多くある町内の施設についても、5年間を目途に施設の方向づけを検討しているところであります。つきましては、この施設検討等が統廃合を検討する目的だけではなく、施設の再活用もあわせて検討していく方針であり、その検討課題の中に、当然郷土資料館文化施設等も含んで考慮していくことで御理解をいただきたいと考えております。  4点目の、北茂安中学校国旗掲揚ポールの増設についてお答えをいたします。  まず、学校現場、いわゆる学校長の考え方、そして、教育委員会の意向を尊重しながら、増設の必要性があれば増設をさせていただきたいと思っております。まずは学校現場と教育委員会の意向を確認させていただきたいと思っております。  以上、1回目の御質問にお答えを終わります。 6 ◯議長(大石安弘君)  森園学校教育課長。 7 ◯学校教育課長(森園啓介君)  ただいま12番牛島議員の質問に対する回答の中で、現状の把握ということでのことに回答させていただきます。  北茂安中学校の現在の給食室は昭和55年に建築されたもので、今日まで約27年が経過し、老朽化をしております。この間、給食室の漏水防止工事や給食設備の増設など、施設の改善、改修、それから厨房備品の入れかえなどを行ってきたところでございます。  施設の面積は91.8平方メートルで、給食数は現在296食を調理しております。  去る5月18日に、鳥栖保健福祉事務所のほうから学校給食施設の立入検査がございました。その中で指摘事項がございましたが、1つは排気ダクトと、それからフードの改善、それから、返却食器と食材用の洗浄を行うシンクを共用しないこと、そういったことが指摘を受けております。それともう1つ、調理作業を行う場所と食器を洗浄する場所との区分を明確にすることというようなことなど指摘を受けておりますので、部分的に改善できるものについては対応してまいりたいと思います。  それから、先ほど給食センターの処理能力につきましては、先ほど町長からも答弁ございましたが、当初、三根につくりました給食センターにつきましては、設計で、処理能力ですね、1日800食を目標に建設をされたところでございます。17年の7月にスタートしたわけですが、その後、9月から中原中学校の給食も入りました。その時点で厨房備品の導入、それから配送車、それから電気工事等を行いまして、最終的には1,000食まで給食可能ということになりましたので、9月から中原中学校を実施しているところでございます。したがいまして、現在の機能の中では1,000食までが対応できるということになっております。  以上でございます。 8 ◯議長(大石安弘君)  牟田教育委員会事務局長。 9 ◯教育委員会事務局長(牟田泰子君)  それでは、12番牛島議員の2点目、公民館図書室の充実に向けてについて御回答申し上げます。  公民館図書室の充実に向けての1つ目、合併時図書室のあり方についての運営基準なる資料を明らかにするということ、それから、3つ目の仮称図書購入選定委員会の設置についてをまずお答えいたします。  合併協議調整内容につきましては、「現在の中原町立図書館、北茂安町公民館図書室及び三根町農村改善センター図書室については、現行のとおり新町に引き継ぐ。ただし、運営については、合併までに調整する。」となっておりましたので、その細部の調整内容、合併までに調整したものにつきましては、一応議員には資料の提出がありましたので、提出をいたしているところでございます。それの調整内容につきましては、開館時間、それから休館日、貸出範囲、貸出冊数、それから貸出期間、そのようなものを検討した中で、一応細部の調整についての中原町立図書館につきましては、休館日を12月29日から1月3日までということにしております。あとの分については現行どおりということになっております。  北茂安町公民館図書室及び三根町農村環境改善センター図書室につきましては、開館時間、貸出冊数以外は現行どおりということで、開館時間を午前9時から午後5時まで、それから、貸出冊数につきましては、以前が3冊までとなっておりましたので、6冊までということで調整をしているところでございます。  また、図書購入費等につきましては、平成17年度の図書費予算2,000千円が図書予算でございました。決算につきましては、1,990千円が決算となっておりましたけど、旧3町の前年度の予算の割合の比率で各部署の予算としたところでございます。  その内容につきましては、みやき町立図書館購入費が1,120千円、北茂安町公民館図書室購入費が660千円、それから、三根町公民館図書室購入費が220千円ということで予算化をしたところでございまして、北茂安町公民館につきましては、公民館で選定されまして、みやき町立図書館と重複分を外して選定したところでございます。また、18年度図書費につきましても、予算化は2,000千円でございました。ただ、同じ図書購入の重複を避けるために、中原町立図書館1カ所で購入するということにしております。  新刊本で1番に購入希望があるときにつきましては、公民館の所蔵場所とすることで決めております。みやき町立図書館の新刊本を含めて、蔵書の中から希望される本を2カ月間ごとに相互貸し出しの形で公民館図書室のほうにローテーションをしているというのが今の現状でございます。  19年度の図書費予算につきましても1,928千円の今予算を計上させていただきまして、これにつきましても、みやき町立図書館で一括購入して、同じ本の購入重複を避けるために今選定をしているところでございます。  また、続きまして、仮称図書購入選定委員会の設置についての質問にお答えいたします。  図書購入選定委員会につきましては、今みやき町立図書館資料収集ということで内規的に今委員会等で諮っておりますけど、この資料選定につきましては、利用者に接する職員全体で構成するみやき町図書館選定委員会であります。職員が全員で今選定をしているということでありまして、選定したリストを教育委員会、社会教育のほうに回覧いたしまして、課長等の決裁を受けているというのが今現状でございます。  現在、新刊図書が毎週金曜日に平均200冊前後が見計らいとして入荷しておりますので、その中から購入したい本を選定しているところでございます。平均的には1週間に30冊程度を購入しているというものでございます。選定されない本については、また業者に返品するという形でしているところでございます。  選定基準といたしましては、予約、リクエストの希望を利用者から聞いたり、書いてもらったりしておりますのをシステムをとっているところでございます。年間に約7万冊近くの新刊本が出版されていますので、毎日毎日出版してきておりますので、利用者の方にいち早く見ていただくというためには、今職員で選定委員会をしているというところでございます。  新刊以外につきましては、県内の他の図書館とまた相互貸借等で図書館から本を借りたりして、利用者の方に今お届けするシステムをしているところでございます。  以上が、今現在の図書館の購入費の現状であります。  続きまして、同じく公民館図書室の充実に向けての2番目でございます、みやき町公民館条例第2条の考えについてということでございます。  これにつきましても、みやき町公民館条例の第2条の考えについての質問にお答えします。  社会教育法第20条に「公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。」となっております。公民館は自立的な教育文化施設として、住民意思に密着しながら、みずからの各種の事業を行い、それを通して、住民の間に自主的な教育文化事業の発展することを目指すものであるため、各町公民館で特色ある活動を行ってきました。また、共同意識の高揚を図り、住民参画の新しい町づくりを推進するために、地域づくりの拠点としての公民館の役割も重要になってきております。  新町においても、旧3町住民のサービス低下にならないよう、地区公民館を設置し、地域、社会に密着した公民館活動を行うため、職員を配置し、その中で住民がひとしくサービスを受けられるよう努めることとし、合併協議会の協定項目の調整で、公民館については、中原町中央公民館、北茂安町公民館及び三根町農村環境改善センターについては、新町において地区公民館とするとなっておりました。公民館設置については、市町村が公民館を設置しようとするときは、条例で公民館の設置及び管理に関する事項を定めなければならないと社会教育法第24条に規定されておりまして、条例の規定をしているところでございます。  議員御指摘の第2条のみやき町公民館の位置につきましては、町全体を対象とし、町内にある他の3カ所の地区公民館や、また各地区にあります自治公民館等との相互の連絡、調整や公民館の活動支援等に当たり、中心的な役割や機能を果たしているところを中央館、中央公民館の位置づけとしておりますので、よってみやき町の公民館として社会教育課が配置している中原庁舎に位置づけをしているところでございます。  以上、簡単でございますけど、回答にさせていただきます。 10 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 11 ◯12番(牛島重憲君)  幾つかの質問をいたしましたので、回答漏れておるものもありますが、それはそれとして改めて質問しながら御回答いただきたいというふうに思いますが、その辺の関係、議長取り扱いよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  まず最初に申し上げました、行政改革推進のための指針ということで自治省が平成9年に各旧町のそれぞれに、担当者に、指針として行政改革大綱なり実施計画などを明らかにしなさいというふうに指導があったものについて、今後どう取り扱っていくのかという質問をいたしておりましたところ、町長は先ほど、北茂安における一つとしてみれば、行政改革実行の中でも調理の給食業務の合理化を検討する、その中で調理施設の集約、民間委託など、それから、センター方式にするというふうなことなどについては、北茂安の行政改革大綱並びに長期財政計画の中でも明らかにしておりましたので、私のほうとしてはその移行については、考え方としてはわかるわけですけれども、たまたま中原小学校が同じく自校方式ということで中原中学校だけが今回採用されました。どういったことの話をされているのかなということで資料提出を求めていたんですけど、中原においては行政改革の実施計画書はまだつくられていないというふうに報告を受けております。これから先、またいろんな形の中で検討されるだろうとは思いますので、このことについてはここに置きますけれども、やはりこの大綱的なものは、それぞれの実情に応じた行政改革を案件として出しながら議会に提示いたしたものと私は理解をいたしております。このことを今後どういうふうに踏まえていくのですかということをお尋ねしたかったけれども、その辺は─聴き取り不可─項的にお答えをいただきましたので、その辺でいいかどうか、2回目の回答で結構ですので、その辺をよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  その中で、確かに今、学校教育課長の森園課長から話がありましたように、平成18年3月に松信議員のほうから学校給食の関係等について、どうしてそうなっているんだ、できるならもう少し時期をおくらかしながらでもやってほしい、やるべきではなかったのかという趣旨の質問が行われたことについては、多くの議員承知のとおりだというふうに思っております。まさにそのとおりで、北茂安もやはり老朽化しているという形の中から何とかやってほしいと、やはり建て直さなきゃいかんよというお話を計画の中の段階でも出ておったわけですけれども、先ほど一般質問の中でも申し上げましたように、一つは財政上厳しさがある、それから庁舎をつくらないかん、合併もせにゃいかん、合併の際は駆け込み事業をやってはいけない、いろいろな部分があったところのそういったお話なども聞き及んでおりましたので、情勢上やむを得なしかなというふうには思っておりました。  今町長、これは、この老朽化した中学校の校舎について、老朽化した給食室の改築に向けての考え方については、自校センター方式でやっていきたいというふうな内容を回答いただきました。その中で、私としては、センター方式ということであれば、改めた、今から精査をし、どういった内容でいくのか。今、北茂安の場合でも南花園含めた、それから保育所の観点とも含めた給食ということを考えながらやっていかにゃいかんということで、うちの北茂安町一町では、センターの建設は無理だという判断のもとで、やっぱり3町、先ほどから申し上げましたように、三根町は建設の予定があるので、そこにかたしてほしいし、そういったもろもろを包含してほしい、そういう内容のもとであったのではないかと私は思っております。  今町長、センター方式でいきたいと思うということでしたので、しからば北茂安中学校の平成13年時点において、老朽化した給食室の改築について、議題に上げ、論議をしてきた経緯からするなら、この間日時的に経過をいたしております。先ほどの担当課長からの説明では、廃棄、それから、幾つかのものを指摘されましたというふうなことであって、実際問題としては、全体的な改築というふうな論議ではなしに、一部改築しながらやってほしいというふうな意向が保健所のほうから話があったと今御回答いただきましたので、そういったことについては、一部修正については、北茂安町においても昭和40年に給食室を開設し、また、平成3年に雨漏りを直したという程度ぐらいにしか、あとは内装の中のいろいろなものをやってきたということはありますけど、基本的に、今の状況に、児童の数によって、1人何平米という基準があるわけですけれども、例えば、北茂安の中学校を例にとると、120あらにゃいかんとが92平米しかないということで、狭いよと。しかしながら、この平成13年の場合は、私の計算では300有余の児童数がおったけれども、今少し少なくなっておると。先ほど、現在の北茂安の給食の関係は296食ですか、そういったことをつくっておるんだというふうに言われておりますけれども、学校長にお尋ねを、学校長の名前を言っては失礼ですけれども、学校にいろいろお聞きすると、下がっても270ぐらいが最低ピークになるんではないでしょうかねという話は聞きました。しかしながら、現状70人至るまで待つんではなし、現状の中の老朽化したという、平成13年に対応したものについて、今後どういうふうにしていくのかという回答について、私は求めておったわけですけれども、そういった内容は出てきておりませんので、そういったことをひとつお聞きいただければなというふうに思います。  平成18年3月にある議員が給食問題等の給食センターの関係で質問したということを紹介いたしましたけれども、確かに多くの問題を醸し出すような内容を、議事録を再度読んでみると、そういうふうになっておるわけですね。先ほど、課長が言うように、800ということでしたけれども、1,000食できるということになっているけれども、議会の中では800食しかできませんという回答をいただいております。1,000になっておるということでしたので、当時、合併時の人口、中原小・中学校は265ということで、800で1,000を超える状況になっていることは事実じゃないかなという感じはいたすわけですけれども、まあその小さなことを言っているわけじゃない。そうすると、中原小学校はどうされるのかなという感じも受けるわけですね。たまたま中原中学校は給食をやっていないということで、やっていきたいというのは平成18年の当初予算の給食施設改築に伴っての予算計上をされたときに説明を受けておりましたので、それはそれとして受けとめておきますけれども、そういった内容で具体的に老朽化しておるという行政改革の中で提供したものについては、今後どういったふうに進められていくのか。今言われるように、今後その事業についてはさらなる検討といろいろなものがありましょうけど、財政上大変厳しいものがあるというぐあいに聞いておりますので、そういったものも含まえたところの中で、再度町長としてセンター方式でいくという容等々と、北茂安中学校、小学校、それから自校方式でやっている中原小学校の対応等についてはどういった目標としながら、目的を持ちながら、そして、そういったものをどういった方に進めていくのについて、考え方があれば御回答をいただきたいというふうに思います。  それが第1項目の2回目というふうに私は思いますので、できればそういった回答をひとつよろしくお願いをいたします。 12 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 13 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えをいたします。  まず、平成13年7月9日に行政改革推進本部会議を開催されております、旧北茂安町で。この中に、ただいまの御質問の給食に関する事項で、8項目めに開館と公共施設の設置及び管理運営の合理化関係ということで、給食業務の合理化、小・中学校を初め、保育所、養護老人ホームで実施している給食業務について、施設の集約、民間委託、人材派遣等の可能性について検討委員会を設置し、一定の方向づけを行う。また、検討するに当たり、今後におけるデイ事業及び高齢世帯の配食サービスの給食業務についても着目するということが確かに掲げて議論がされております。しかしながら、それに伴う行動計画ということが示されておりません。検討委員会を設置されたのか、また、検討委員会の結論というのも引き継ぎを受けておりません。ただ、方向性についての会議をされたということだけはございますが、引き継ぎを受けて、まあ引き継ぎというか、具体的に行動計画を示されておりません。  よって、みやき町として、私としては将来的には老朽化した改築に要するコストと北茂安小・中、また中原小を含めて、トータル的な改築に要す費用と、それと新築し、センターを建設したほうが当然安価に済むということであれば、センター方式のほうが望ましいと。しかしながら、本来センター方式という、もう1カ所ありますので、本来ならそこの、今の三根の給食センターを1カ所に集約して、そこで対応するようにしたほうが一番ベターです。しかし、それらを予測した建設をされていませんので、新たにセンターを建設するしかないのではないかと思っております。それと並行して、新たに改築をするか、新築センターをつくるか、それよりも民間に委託したほうがより効率安価で、当然給食の質の確保が前提にありますけれども、給食の質に差がなければ、いずれか効率的な方法を選択しなければならないと思っております。センター方式が好ましいと思うが、民間委託のことについても検討を加える必要があるということで御理解をお願いしたいと思います。  以上です。 14 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 15 ◯12番(牛島重憲君)  3回目の給食センターの関係、今町長言われる、実行計画は確かにありませんでした。行政改革における実施計画案ということで検討の段階まで行き、その中で、先ほど言ったように、給食センターが建設されるという状況、合併をしなきゃならん、合併の際に、駆け込み事業は行わないというふうな話などなどがあるということなども含まえて私はやったのではないかと、目先が少なかったのではないかと推測するわけですけれども、今町長言われるように、実行計画しますという考え、実行は出ておりませんので、そういうふうに私が発言したとするなら、その辺は改めて訂正をいたします。  しかしながら、平成17年3月8日のみやき町の定例会議の中で、先ほど言われた議員の質問に対して、職務執行者の今井町長が北茂安における内容をちょっと踏まえられておるわけですけれども、行政改革検討委員会で民間委託となりましたと、そういうふうにするというふうに言われておりますというふうな方向性は確かに議論されています。三根町における実行計画書の中にも、給食等については、将来は民間委託されるということを書いてあるわけですね。それらを、私は今後どういうふうに踏襲されながら、新しいみやき町の中での行政改革の一つとして、行政改革の中に位置づけしながら話を進めていくのですかというのを問うていたわけですけれども、その辺は確かに町長言われるように、私のほうとしても、これが実行計画になったんじゃないかということで、どうするんだということを私は申し上げておったとするなら、大変申しわけなく思っています。そういう計画があったと。三根町にもそういった計画があったと。しかしながら、どうする、こういった自校方式のところについてはもう古いから、何とかしていただかなければならんのじゃないかということを私は申し上げておるわけですけれども、それらについての御回答がまだなかったと思いますけれども、方向性だけで結構です。3回目の回答としてお答えいただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 16 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 17 ◯町長(末安伸之君)  方向性についてお尋ねいただいておりますが、先ほど申し上げたように、合併協議に入る中で、申し合わせ事項で新規の計画、ましてや新規の事業には取り組まないという確認を首長間でしておりました。しかしながら、残念な、忠実にそれを履行したところもあれば、残念なところもありましたので、やはり将来を見据えた、先行投資をするならするでしていただきたかったなというのが実感であります。  物理的には、今の三根の給食センターにすべてを、全校の給食を集約して実施することは不可能です。先ほど申し上げたように、施設として。それならば、新しいセンターを建設するそれに要する費用と、先ほど申し上げたように改築に要する費用と、それらを比較検討しなければならないと思っております。それよりか、センターも直営でいくのか、公設民営でいくのか、または民設民営でいくのか、または周辺の、近隣の市町にある民間の給食センターのほうにすべて委託をするのか。それらを十分に検討を加えながら、やはり給食の質は当然保ちながら、効率のよい行財政運営をしていかなければならないという中で、どうしても民間のノウハウを活用したがいいのではないかという考え方に沿って検討を加えていきたいと考えているところであります。  北茂安のときに、保育所と養護老人ホーム、これを一つ集約したセンターという考え方も議論されたのではないかなと思っております。これも、私もひとつ検討したことあるんですけれども、どうしても老人、高齢者食と、また保育所とかの乳児食とか、小学校のまた児童食とか食の質が違うということもあって、1カ所で、センターで給食するには、部門を分けなければならないということもあるようであります。そういうことで、可能かどうかも含めて、今後の方向性はやはり検討を加えていかなければならないと思っているところであります。いずれにしましても、民間のノウハウを活用して、より効率的な行財政運営の中で質を保ちながら、給食の提供を行っていかなければならないと考えているところであります。  以上です。 18 ◯議長(大石安弘君)  お諮りします。ただいま12番牛島重憲議員の質問の途中ですが、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認め、休憩します。  なお、再開を10時45分とします。
                    午前10時32分 休憩                 午前10時45分 再開 20 ◯議長(大石安弘君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。  12番牛島重憲議員。 21 ◯12番(牛島重憲君)  なかなか3回の中で1項目についてお互いが意思疎通を図るまでの回答、質問というのはできないかというように思いますけれども、町長、さらに検討にしていくということを含むお話があったということで、私は2項目に入りたいというふうに思います。  まず2項目で、1つは現状の中での質問事項として私が上げておるのは、合併時の公民館のあり方についての「運営基準」なるものを資料に基づいてやってほしいということで、局長から、いや実は指標に基づいて見ると、開館の日時が違う、時間が違うということは決められましたということに報告がありました。それは当然、合併協議会の中での一つの事項としてあったことについては、当時私も合併協議会の協議員の一人として参加しましたので、そのことはわかっておるわけですけれども、私が大変失礼な言い方になるかもしれませんけれども、ちょっと現実なり、また回答いただいて結構ですけれども、北茂安公民館の中に図書室があった。三根も改善センターの中に図書室というのがあった。中原町だけが中原町立図書館という形の中であったわけです。おのずから、公民館法でいうやり方と、それから、図書館法に基づく町立図書館というのはおのずから正確も違うし、いろんな意味で制約もあるだろうし、内容もあったわけですから、そのことについてはとやかく言う気はありません。  ただ、私は北茂安における公民館の活動の中に意識はありません。公民館設置条例の中に事業として視聴覚教育の図書ということで北茂安は位置づけされておったんです。残念ながら、町立図書館ではございませんので、公民館図書室でありますので、当然こういったことになると。それから、三根町においても公民館設置条例は6項目あるわけですけれども、その中でもやはり視聴覚の図書ということでうたわれておると。中原町は図書の関係は公民館ではありませんので、ないのが当然かもしれません。  また逆に言えば、北茂安公民館設置条例等に伴って話を進めさせていただくと、公民館活動即、6項目ある中ですべてがやはり住民の意向等を踏まえたところでやっていこうということで取り扱われてきたということは、先ほども一般質問の中で申し上げたとおり。だから、公民館の合併のときにそういった話をし、北茂安公民館図書室、三根農村環境改善センターの図書、中原町立としながら、おのおのを位置づけしながらしっかりその辺は守っていこうという合併のときの約束事ではないでしょうかと申し上げているわけですね。  いろいろ財政状況は厳しいというようなことがあるんだがね。片方がよければ片方はいいよという状況じゃないと。あるとするなら今後の議会を踏まえた、住民の理解を得る中で変更していくことについては私はやぶさかではないと思うし、また、図書購入金が1,000千円減額になったことについても、いろいろ財政は厳しいんで、それは1,000千円減額したことについては教育問題をないがしろにしたわけではない。当然、町長としてはそういった回答をいただけるものと思っております。  しかしながら、今日みやき町におけるいろいろな住民の健康問題を含めて、福祉の問題を含めて、そういったものについては、公民館活動というものの充実を図らなきゃいかんということは、今日までのみやき町の議会の中でも議論されてきたというふうに思う。その辺の違いが、町立図書でやっているところと公民館の視聴覚教育の図書でやっているところでは、おのずから感覚が違うわけです。だから、私は運営基準というのはどういうことと決められましたかということでお話をしていったわけですけれども、先ほど回答いただきました。  開館期日等々については調整をしましたと。しかし、来年度からということで18年度の計画の内容の報告がありました。しかも、19年度はこういうふうに公民館図書室にある、その図書関係をどういうふうに位置づけし、充実をさせていくのかという議論については、回答はいただけなかったやに私は思います。あえて再度質問いたしますので、その辺のことについて、私は今後に向けた議論というのは当然やらにゃいかんと思っておりますので、あえて今までどおりやんなさいと言っているわけではありませんので、その辺はひとつおいとってください。  だから、やはり今後の問題等については、巡回方式、いろんな形がやられておるということは聞いております。新書図書購入をするためには、やはりそれを各町満遍なくやるということも財政上問題がありましょう。そういったことについても十分理解はするものの、現状においてどうしていくのかというのは、いろんな形の中で説明をしていくべき事柄ではなかったのかというふうに思っております。  そこで、関連する問題として、私は公民館設置の関係等について、合併協議会にどういうふうにしておったのかということで質問項目に上げておったわけですけれども、公民館ついては次のとおりとすると。第1回目の質問で言いましたので、時間がありませんので読み上げません。ただし、これだけは言っておきたいのは、中原中央公民館、北茂安町公民館及び三根町の農村環境改善センターについては、新町において地区公民館とするというふうになっておるわけね。このままでの公民館は公民館、いろんな公民館活動をやってほしいということになっております。  中原町の中原公民館設置条例第2条に、公民館の名称及び位置は次のとおりとするということで、中原中央公民館、位置は中原町大字原古賀1200番の1というふうに条例にうたっております。そのことが逆に言えば、みやき町公民館ということをつくられて1043番、この庁舎の敷地の中につくられておるというような状況になるわけです。担当からもらいまして、「公民館のはじめの第一歩」という章の中にも書いてある。公民館は公立公民館のことで、公民館類似は自治公民館のことですというふうに割とわかりやすく解説していただいたものをもらっております。だけど、局長のほうから社会教育法のことについて、第20条と24条を説明されました。そのとおりですから、重複しますので読み上げません。  しかしながら、現在みやき町の公民館設置条例の第2条には中原町原古賀の1043番に公民館があるようになっております、条例第2条で。そういった協議がなされたのかということを私はいろいろな方からお尋ねしていったわけですけれども、そういった議論というものは、余りいい返事はいただけませんでした。いろいろ時間が2年間経過しておりますので、お忘れになった方もいらっしゃるだろうし、あえて申し上げませんけれども、そういうふうになっている。しかし、私はこれが悪いと言っているわけじゃありません。やはりそういった状況というのは、私は先ほど局長が言いましたように、24条のことについて管理運営するということもありますので、市町村の教育委員会の事務ということで、第5条に公民館の設置及び管理に関することは教育委員会がやりなさいと書いてありますよね。それを受けた20条から24条までの条項の中でいろいろ扱い方は書いております。書いておりますけれども、名称と位置という形の中でしかこれも書いてありません。設置するために国、県は補助金を出しますというものを書いたのが、社会教育法第20条からずっとあります。そういったことで設置する場合の取り扱いとか、そういったものはありますけれども、事務は当然教育委員会の範疇ですよというのはあります。しからば逆に、みやき町における公民館条例第2条には1043番地になるところに公民館がありますというから、公民館はどこにありますかとお尋ねしているわけです。  業務上、所管の管轄としては教育委員会だろうということは私も理解いたしますし、当然のことだろうと思っています。しかしながら、設置をして、ここで補助金を使ってやったという記憶はございません。ちなみに、中原庁舎内に町立公民館がありますけれども、同じ平成13年5月に地方債を利用しながら町立図書館をつくられております。補助金も必要ですね。だから、それだけをやるのか。それなら、この庁舎の中でどこに公民館をつくられたのかということを私は内容的にいま少し不明瞭なところがあるので、説明をいただきたいということで私はあえてこの問題を提起したと。  これは、どっちが早いとかこうとかじゃない。北茂安の場合と、三根もそうだろうと思いますけれども、公民館の活動、事業を活発にやっていく、充実させていこう。よりよくいい住民の福祉、いろんな形の中でやっていこうといったことの中に、北茂安の場合は視聴覚教育の図書ということで位置づけしておるわけです。だからこそ、私はあえてこの問題の2つを併用して質問いたしておりますので、あえてこの辺について、時間もございませんので、ひとつ御回答いただければというふうに思います。  もう1つ、回答の時間がありませんので、私は条例の趣旨説明ができないとするなら、この辺については条例改正についてもやむなしというふうに考え方を持っておることもつけ加えて、御回答いただきたいというふうに思っております。  以上です。 22 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 23 ◯町長(末安伸之君)  私のほうから回答します。  この件については、合併協議の際に首長間で旧3町、いわゆる三根は農村改善センターという名称でしたけれども、この施設をどういう位置づけにするかという協議をしました。その中で、いずれみやき町としての中央公民館、みやき町中央公民館として設置することが望ましいということで意見の一致を見たところであります。  それについては、中原ももう数十年、北茂安も数十年、三根はもともと農村改善センターという機能、そういうことから、中央公民館を建設するまでは3地区にあるのを地区の公民館と定めて、その3つの機能を調整するために教育委員会内に位置を定めるべきだという協議をさせていただいたところでございます。いずれかの3地区の公民館を中央公民館として定めて、そこに位置をしたとしても、中央公民館としての機能は果たせませんので、新しい公民館を設置するまでは教育委員会内にその3つの連携と機能を調整するために公民館の事務を所管するところに位置を定めた経緯がございます。  以上でございます。 24 ◯議長(大石安弘君)  大坪教育長。 25 ◯教育長(大坪春美君)  では、補足をさせていただきますが、公民館の設置についてなんですが、まず、公民館というのは公立の公民館、これはみやき町で言えば中原公民館、それから、北茂安、三根公民館と3つが一応公立の公民館ですね。これに関しては市町村が設置をすると。そして、運営、維持管理については社会教育施設として取り組むのが公立の公民館ですね。  それから、もう1つは自治公民館、これは地区にあります。57区にあります。これについては、住民の皆さんが積み立てをしたりしながらお金を出し合って、そして、町の少し補助金を受けながら運営しているのが自治公民館だと思います。  その中で、ややもすると公民館といったら、やはり建物があって中央公民館だと思われがちだと思うんですが、その位置づけを合併時にはっきり述べていなかったという部分では、合併の中でもこれはまずかったかなと思っているんですが、佐賀市の中央公民館という位置づけはあるんですが、これも佐賀市役所の中にあって、建物はありません。それは生涯学習課が配置されて、そこで運営をされております。だから、局長が最初申しましたように、あくまで中央公民館というのはみやき町でもそれぞれ地区の公民館、自治公民館、そういった公民館との相互の連絡とか調整、あるいは活動支援とか、そういったものをやるのが一応中央公民館の役割だと思っておりますので、社会教育課で担当しておりますので御理解いただければと思います。  以上です。 26 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 27 ◯12番(牛島重憲君)  時間もございませんので、1つは回答を町長のほうから、条例をもう改正する─聴き取り不可─、今、町長が言われるのも教育長が言われるのも同じことなんですね。それは確かに、私も先ほど言ったように、社会教育法第5条に書いてあると、教育委員会がするということは。管理もせにゃいかんし、指導もせにゃいかんし、何でもせにゃいかんでしょう、当然のことだと。しかしながら、合併協議会のときの確認事項として議会に諮ったわけじゃなかですか。公民館はこういうふうにする、こういうふうにすると。それ議決をして合併したわけでしょう。その中で、そういった論議もされていないのに、今言われるように、公民館を建てるのは1町に1つなんですよ、確かにこの法律に基づいても。3町が合併したんだから、どこかにいっちょ集中的なものをつくらにゃいかんと、そんなものはない。建てようたってできるはずない。  そんならどういうふうにするかというのは、町長言われるように、総括していろいろするところが、地所が要るでしょう。そこら辺わかるというわけ。わかるけれども、条例第2条については、もうみやき町公民館として1043番に置くと書いてあるのは何でかと聞いているわけです。そんなことしてないじゃない。事務統括することについて反対しているわけじゃないんですよ。位置、名称ですよ。条例第2条、名称と位置になっていますよ。だから、機能は確かにそうです。教育委員会に反対しているわけじゃありません。だから、大いにやってもらわにゃいかん。  だから、そういったことをひとつ述べておるですけれども、そういったことではちょっと条例は不備ではないか、何か機会をもとにしながら、その辺のお互いがいろんな機会の中で納得していただくような機会をつくるならつくるという形の中で回答していただかなければ、私はただ単に意見を指摘しただけということになりますので、どういったふうにしていくのか、方向づけを出してください、もう時間がございませんので。 28 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 29 ◯町長(末安伸之君)  まず、物理的にその旧3町の公民館のいずれかを中央公民館として定めて、そこに館長初め職員の配置をすることを考えました。中心的な北茂安公民館がやはり地勢的には中心ですから、そこに中央公民館を機能として本当に果たせるかということを検討しました。その職員配置ができるかということも検討しました。あの事務スペースでは、職員配置はやはり不可能であると。そしてまた、中央公民館としての機能は果たせないという判断の中で、やはり佐賀市も行っているように、みやき町の公民館の位置は当面教育委員会内に置くと。そして、3地区を地区の公民館と定めて、その連携をとることでみやき町としての公民館機能を教育委員会内で行うということで協議をさせていただいた経緯があります。  いずれかは中央公民館を建設して、そのときに正式にその位置を変更することが必要だという考え方を持っているところでございます。  以上です。 30 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 31 ◯12番(牛島重憲君)  今言われることについては、思いは私と一緒だというふうに思います。ただ、どういうふうにあとの手続なり、いろいろなことを改正していくのかと。住民も、北茂安の町民、三根の町民、中原の町民がそういったことであればというふうなお互いの合意形成ができるような状況をつくり出すべきじゃないかということを言ったわけです。  それで、もう時間がございませんので先に進めさせていただきますが、郷土史の関係等については、今町長から御回答いただきましたとおり、やはり資料館としての設置については、箱物をつくるというのは、合併した後にそういった箱物をつくれという勇気を持って話していることもひとつ理解してください。  というのは、逆に言えば、みやき町3町、それぞれの地区の文化、歴史を持ちながら集まったみやき町の中で、やはりそういったいろいろな生活様式が違う、やっぱり三根と北茂安、中原はそれぞれ違うという歴史の中で、その資料なり、そういった記録なりの保存、管理をしていくというのは当然のことじゃないかという強い願望を持っていますので、若干まだ未知数ですけれども、今後の問題として取り扱いを若干触れられましたので、またの機会を見ながら、その議論については参加させていただきますけれども、ぜひ、これらについては先ほども申し上げましたように、町長の英断をもって箱物だからだめということではなしに、そういったものをやっぱりやっていくべきだということは、教育長、力添えをよろしく頼みながら3項目については終わりたいというふうに思います。何か御回答があれば、よろしく。あと7分で。 32 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 33 ◯町長(末安伸之君)  新しい郷土資料館を建設する考えは現時点ではございません。なぜならば、3庁舎ある庁舎を今後どういうふうに統合活用していくかということと、あわせて北茂安校区で今、東尾交差点改良に伴って5年以内にその新築をするか否かについての一定の方向性を見出さなければなりません。そのとき、新しい中央公民館としての機能をどのようにするか、行政機能を一部負荷させるか等についても議論を重ねていかなければなりません。その中で、職員数も減り、その施設の活用ということを考える中で、郷土資料館として十分活用できる施設も見込まれますので、現用施設を活用することも一つの郷土の財産の保管という考え方もございます。よって、今の施設の中で活用を考えていきたいと考えているところであります。  以上です。 34 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 35 ◯12番(牛島重憲君)  またの機会にさせていただきますので、第4項目に中学校ということでしておりますけれども、あとの調査の関係で我が北茂安出身、北茂安中学校だけかと思っておったら、三根東にもあったということでびっくりいたしましたけれども、早速三根東小学校の先生方にも、いろいろな方にもお尋ねいたしたんですけれども、やはり合併されてみやき町旗を上げるという機会はなかなか少ないと。だから、みやき町の子供たちにみやき町の町旗とはこういうものよというようになじませていくという機会は必要でしょうねというお話を聞きました。  町長の回答には、教育委員会と現場の学校の関係で、いろんな意見交換をする中でその方向性を見出したいということですので、その辺は教育長ぜひ北茂安中学校三根東小学校にそういった嫌な思いをさせないで、ぴしっと立てていただくようにひとつお願いをしておきたいというふうに思いますので、御回答があればよろしくお願いします。 36 ◯議長(大石安弘君)  大坪教育長。 37 ◯教育長(大坪春美君)  国旗掲揚台のことなんですが、私も重々、1本、2本、3本立っているところは把握をしておりました。でも、学校現場からそう要望が上がっておりませんでした。今後、また6月校長会を早速開きますので、また現場の意向を踏まえながら前向きに検討していきたいと思いますので、よろしいでしょうか。 38 ◯議長(大石安弘君)  12番牛島重憲議員。 39 ◯12番(牛島重憲君)  いろいろな質問をさせていただき、誠意ある回答をいただいたというふうに思っています。できなかったものについては、次回また質問させていただくことを添えていただき、私の質問をこれで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 40 ◯議長(大石安弘君)  以上をもちまして、通告第4号、12番牛島重憲議員一般質問を終わります。  通告第5号、5番佐藤尚吉議員の御登壇をお願いします。5番佐藤尚吉議員。 41 ◯5番(佐藤尚吉君)  皆さんこんにちは。議席番号5番の佐藤尚吉でございます。私は、さきに通告しております3項目について御質問いたします。町長を初め執行部におかれましては、明確でわかりやすい答弁をしていただくようにお願いいたします。  まず、1項目めに白石地区の産業廃棄物不法投棄事件のその後の経過についてお尋ねいたします。  この問題につきましては、3月議会で複数の議員が取り上げておられましたが、地元の皆さんの不安と憤りは今でも大変大きなものがあります。山に生木が生えたまま、ダンプ数百台の土砂を投げ捨て、それを掘って中に産業廃棄物を埋めるというむちゃくちゃなことをやっているわけです。一たんこのような状況がつくられると、被害を受けた方は泣き寝入りするしか方法はないのでしょうか。農業用のため池に流入した土砂については民間同士の問題だからと、行政としてはどうしようもないと言われたと被害者の方が話されていましたが、このような無法に対して毅然と対処するのが行政の本当のあり方ではないでしょうか。私も先日、改めて現場を見てきましたが、土砂の大部分は今でもそのまま放置してあります。ただ、一部掘り返したような形跡がありましたので、そのことについてお尋ねいたします。  県の指導によって一部搬出されているようでありますが、報道で700トンとも言われている不法投棄の産業廃棄物はいつまでに完全に撤去されるのか。また、途中で不法投棄をした業者や廃棄を委託した業者など、撤去する義務のある者が倒産するなど、無資力になったときはだれが最終的な責任を負うのか、御回答をお願いいたします。  2項目め、優良企業の町内への誘致について御質問いたします。  日本経済は順調に回復し、大企業は軒並み過去最高の好決算を記録しているという新聞やテレビの報道もありますが、我々の生活実感としては地域間格差は拡大する一方で、地域経済はますます減退して景気の回復どころか、どん底まで冷え込んでいるという印象があります。ただ一方で、韓国や中国に進出した企業の一部が現地の法制度の不備や知的財産権が奪われるおそれがあることなどから、再び国内に工場を立地する動きがあると伝えられています。九州北部は自動車産業の一大集積地となり、年間150万台もの生産規模が整いつつあり、また、近くの鳥栖や久留米も物流基地の拠点として大きな注目を集めるようになっています。  我が町も工場の立地条件としては決して他に引けをとるものではありません。三根や中原、そして、江口にも若干の企業の集積はありますが、雇用力のある新規の企業進出はここのところ余り耳にいたしません。我が町出身の若者が高校や大学を卒業すると、その大半が都会に出てしまうのはまことに寂しい限りです。また、そのことが高齢化に一層拍車をかけているという実態もあります。大変厳しい状況であることは理解いたしますが、この際、ぜひ優良企業の誘致に御協力をお願いいたします。町長の誠意ある御回答をお願いいたします。  3項目め、町道の整備及びその維持管理について御質問いたします。この問題につきましても3月議会で多くの議員から質問があったところでありますが、私は具体的な問題についてお尋ねをいたします。  江口体育館の北から三根カントリー管理棟を通って国道264号線に至る江口土井外線は、現在その他の町道という扱いになっておりますが、この道路は幅員も広く、264号線のバイパス的な機能もあって、交通量もかなり多くなっています。北茂安庁舎から江口体育館の手前を左折する道路は県道であることから定期的な整備や維持管理がなされていますが、その先に行った途端、舗装の傷みや老朽化が目につきます。今後とも一定の交通量が見込まれる箇所ですので、道路の格上げと整備の促進を図っていくべきだと考えますが、執行部の御答弁をお願いします。  以上をもちまして、私の質問を終わります。あとは自席から再質問させていただきます。 42 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 43 ◯町長(末安伸之君)  通告第5号、5番議員の御質問にお答えいたします。  まず、1点目の白石地区の産業廃棄物の不法投棄事件のその後の経過についての御質問でありますけれども、この事件につきましては3月議会の一般質問において御回答申し上げました。それ以降の経過について御報告をいたします。  今回、逮捕者についての捜査は、福岡、佐賀の両県警合同捜査本部において継続して進められております。また、現地においては県の指導における撤去作業が進められているところであります。これは大型重機のスケルトンバケットにおきまして、土砂と廃材をふるいにかけ、廃材を品目ごとに取り除き、搬出をしているものであります。不法投棄物がすべて撤去されるまで行政指導をされます。  また、今回の事件で不法投棄された廃棄物は、警察において試掘をされたときの確認によりますと、コンクリートのくずと木くず、金属くず、プラスチックのくずなどの建設廃材ばっかりであるということの報告を受けております。よって、一番懸念される、例えば廃酸とか廃アルカリとか重金属等の有害物質が不法投棄された形跡はないという報告を受けております。  県による土壌調査及び行政代執行は現時点においては行わないという考えとのことであります。しかしながら、議員御指摘のように、住民の皆さんの不安は十分解消できていないと思いますので、今後とも県と連携し、定期的な巡視を行うとともに、町としてできることは佐賀県等に対して申し入れを強くしていきながら完全撤去に向けて住民の皆さんが安心されるような対応をしていただくよう強く求めていきたいと思っております。  御質問でいつまでに撤去するか、また、だれが責任を持つかについては、担当課長のほうから補足をいたします。  2点目の優良企業の町内の誘致についての御質問にお答えします。  みやき町への企業誘致につきましては、先日、7番議員、また6番議員の中でも申し上げましたとおり、国土利用計画の土地利用計画におきましても、工業用地としての目標数値は将来のみやき町の姿を土地利用の指針として掲げております。きのう申し上げたように、三根校区においては三根西部工業団地の周辺の拡大、北茂安においては豆津工業団地周辺、それと舞子地区周辺、中原は今の日之出水道周辺とか、あとはミニ工業団地の周辺等、それをゾーニングとして掲げているところであります。  したがいまして、御質問の優良企業の町内への誘致につきましては、工業団地の開発計画を早急に実施することが必要と考えております。町民の雇用創出や若者の定住化を進めるには工業団地開発計画を早く進めるべきと思いますが、新たな団地を開発するためには地権者や地域の皆さんの協力が不可欠でありますので、議会終了後、御報告をさせていただき、その国土利用計画の中で、土地利用計画の中でゾーニングとして定めた中で、まずは三根工業団地周辺の拡大についての意向調査を開始していきたいと考えているところでございます。  いずれにしましても、今の情勢でいくと、やはり九州が自動車関連の生産拠点として今、各企業が注目をしておりますので、その中においては時期的に一番今、工業団地を開発する時期に来ているのではないかということを県の協議、また首都圏等との協議の中で感じたところでありますので、佐賀県としても全面的にバックアップするというお言葉をいただいておりますので、早速そのチャンスを逃さないようにまずは意向調査に入っていきたいと言われているところであります。  3点目の町道の整備及び維持管理についての御質問にお答えします。  これは、いわゆる江口橋から三根カントリーへの町道整備についての御質問と思いますが、まず町道江口杉土井線、延長が1,191メートル、その他の町道であります。1級から2級町道とは、町内の基幹的道路網を形成する道路として、町村合併以前より国土交通省に届けている道路であります。よって、現段階では1級、2級への見直しは大変難しいのではないかと考えております。この町道はバス路線でもあり、交通量も多いことから、歩道設置の要望が地区より上がっております。町道と並行して流れる県河川の干拓川は現在護岸工事がなされていない部分がありますので、護岸工事の要望を町と、そしてまた江口から鳥栖土木事務所に行っております。平成19年度は県の予算がつき、江口橋から下流に護岸工事が施工されるということを聞いております。町としましても、歩道設置にかかる工事を県工事にあわせて実施をしていきたいと考えているところであります。
     以上、1回目の御質問にお答えを終わります。 44 ◯議長(大石安弘君)  平位住民生活課長。 45 ◯住民生活課長(平位英二君)  5番議員の御質問の中で、町長答弁いたしました分につきましての補足をさせていただきます。  いつまでにだれが責任を持って処理を行うかといったことについてでございますが、先ほど町長答弁の中にもありましたように、現在捜査中でございます。そして、県におかれてはその業者に対しても指導なされているところでございまして、このことにつきましては、合同捜査本部の担当者、それから保健福祉事務所の担当者と協議を進めておりまして、そのときにも町のほうの申し入れといたしましては、やはり地域住民の方が困られているといったことを申し上げ、撤去に対して対応していただきたいということを申し上げておりますけれども、現時点においていつまで撤去するのか、そして、どのような方法で行うのかといったことについては明確な答弁を得ていないところでございますので、今後さらにこのことにつきましては、捜査本部並びに県の保健福祉事務所等に申し入れを行っていただき、そして、住民さんの不安を払拭するような形で進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 46 ◯議長(大石安弘君)  5番佐藤尚吉議員。 47 ◯5番(佐藤尚吉君)  まずは御答弁ありがとうございました。1項目の2回目の質問に移らせていただきます。  不法投棄の問題につきましては、町のすべての地域にわたって再発防止に努めるとともに、行政指導の経過の中について関係当局と十分協議をした上で、地元の皆さんや、直接被害を受けられた方に町としても説明すべきだと思いますが、どのようにされるおつもりか再度御答弁を求めるものであります。 48 ◯議長(大石安弘君)  平位住民生活課長。 49 ◯住民生活課長(平位英二君)  5番議員の再度の質問にお答えいたします。  対応等につきましては、先ほど町長の補足説明といった形で御回答させていただきましたけれども、その繰り返しになりますけれども、やはり地域住民さんの不安を払拭といった形で、私たちが対応できることについては責任を持って一生懸命、その点については対応していきたいというふうに考えております。  先ほども申し上げましたけれども、現在行っております合同捜査本部並びに鳥栖保健福祉事務所等々との協議を密にして、対応における情報収集に努め、完全撤去へ向けて県のほうへ強く働きかけ、要請をしていきたいというふうに考えております。  それから、再発防止についてでございますけれども、地区の区長さん、あるいは廃棄物指導監視員さん等とも連携を図り、不法投棄防止のパトロールの強化を図り、そして、広報等による罰則等の周知に努め、再発防止に努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 50 ◯議長(大石安弘君)  5番佐藤尚吉議員。 51 ◯5番(佐藤尚吉君)  これで1項目めの質問を終わりまして、2項目の2回目の質問に移らせていただきます。  企業誘致の件につきまして、具体的な質問をいたします。  江口体育館西側に国道264号線と江口土井外線に囲まれた約5ヘクタールの土地があります。交通の便もよく、工場立地の適地ではないかと思いますが、地域活性化の観点からも企業誘致の候補地の一つにされてはいかがでしょうか、町長の見解をお伺いいたします。 52 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 53 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  江口体育館西側の土地について、企業誘致の土地として開発する考えはないかという御質問ですが、御質問の件につきましては、過去数回、民間企業における工業団地開発計画がなされたと伺っております。しかしながら、土地所有者の問題、例えば、相続が困難なところや、用地買収に反対の方がおられて最終的にまとまらなかったということを聞き及んでおります。  みやき町としても、国土利用計画の中で将来の姿について、当該地につきましては住宅の開発誘導地区としてゾーニングを行っております。議員が御指摘のとおり、交通アクセスも非常によくて、むしろ周辺に住宅、民家がありますので、企業誘致も非常にいいところでありますが、それよりも住宅の開発を誘導したほうが一番ベターではないかということで、その土地利用計画の中で位置づけをさせていただいているところであります。  いずれにしましても、民間の活力に期待をしながら適切に誘導していきたいと考えておりますので、したがいまして、地元地権者の取りまとめとか、関係地区の合意形成に向けて地元出身の議員としてぜひお力添えいただければ大変幸いかと思っております。よろしくお願いします。 54 ◯議長(大石安弘君)  5番佐藤尚吉議員。 55 ◯5番(佐藤尚吉君)  3回目の質問に移らせていただきます。  インターネットなどIT化の進展によって、経済のグローバル化は私たちの目にも顕著になっています。佐賀はアジア大陸にも近く、我が町から佐賀空港へのアクセスもますます便利になりつつあります。今後、企業誘致を考える場合は国内の企業ばかりでなく、韓国や中国、台湾など、アジアの近隣諸国からの企業進出意欲の情報についても十分な調査と積極的な勧誘に努めるべきではないかと思いますが、このことを町長にお尋ねいたします。 56 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 57 ◯町長(末安伸之君)  大変適切な御質問をいただいております。  今後、企業誘致を考える際については、今議員が御質問のごとく、国内情勢ではなく、特にアジアの近隣諸国からの情報も必要ではないかというふうに思っております。九州経済圏の輸出額につきましては、5年連続の前年比プラス7兆円を突破し、過去最高になっているということであります。輸出国別では中国が非常に躍進をしております。アメリカを抜いて輸出額第1位となっておりまして、アジア向けの輸出が引き続き顕著な伸びを示しております。これは半導体等の電子部品や有機化合物が好調だったことに加え、特に自動車輸出が平成18年から始まったことによるものだと思われております。  みやき町としても、アジアに向けた物流拠点としての北部九州地域の優位性を十分に生かせるように佐賀県とも歩調を合わせ、アジア、特に中国等を視野に入れた優良企業の誘致に努めてまいりたいと考えております。よって、今回そのタイミングを逃さないように早急に地権者、地区等の意向調査に入りたいと考えているところであります。  以上です。 58 ◯議長(大石安弘君)  5番佐藤尚吉議員。 59 ◯5番(佐藤尚吉君)  3項目めに移らせていただきます。  道路につきましては町の道路計画全体とも関連いたしますが、使用頻度の高いところ、老朽化の激しいところなど、基準を定めて計画的に整備を進めるべきだと考えます。厳しい予算の中で新規路線はおろか、維持補修にさえ十分な予算を配分することは難しいかとは思いますが、道路は使えば必ず傷みます。町道の見直しと維持補修予算の確保に向けて事業部長の決意をお聞かせいただきまして、私の質問を終わります。 60 ◯議長(大石安弘君)  最所事業部長。 61 ◯事業部長(最所和美君)  ただいまの御質問の件でございますが、議員も御承知のとおり、町の事業につきましては、地区からの要望、これを18年度まとめております。この事業を毎年2億円ずつ実施しても10年程度かかるというような事業でございます。したがいまして、今年度から合併特例債等を利用して事業に取り組むよう予定をいたしております。そうしましても10年ほどかかるというようなことでございますが、事業部としましても、できるだけ住民の方の御期待に沿えるよう事業の推進を図ってまいりたいというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 62 ◯議長(大石安弘君)  以上をもちまして、通告第5号、5番佐藤尚吉議員の一般質問を終わります。  お諮りします。休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(大石安弘君)  異議なしと認め、休憩します。なお、再開を13時とします。                 午前11時36分 休憩                 午後1時   再開 64 ◯議長(大石安弘君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。  通告第6号、2番立石輝明議員の御登壇をお願いします。2番立石輝明議員。 65 ◯2番(立石輝明君)  通告第6号により、2番立石が一般質問を行います。私の質問は、大きくは2項目だけです。順を追って皆様のお手元に配付されている資料を読み上げていきます。  まず、1項目めは寒水川水辺公園の一般開放はいつになるか。質問の1とその背景ですけど、佐賀県の事業として平成17年2月、県と山田地区で協定書を交わした。その後、平成18年より工事着工となった寒水川水辺公園は、大雨などで河川工事が進まず、工期が大幅におくれているようだが、ことしの夏休み前までに一般開放ができるのかどうか。回答については計画に対する実績を述べてください。完工予定日は何年何月の予定のものが何年何月になる予定ですということです。  質問の2、河川の対岸、東側に残されている手つかずの箇所は、いつの完工予定なのか。これは1項目めです。  次に2項目めは、農地・水・環境保全向上対策事業への加入促進に全力投入をということです。  質問の1、平成19年度より国の施策としてスタートした農地・水・環境保全向上対策事業の加入率の実態はどうか。19年5月末までの加入状況を校区ごとにお知らせしてください。  質問の2、この制度の目的、ねらいを地区住民にどのように説明し、理解を求めているか。また、加入しない集落での最大の理由は何か。  質問の3、初めての事業なので戸惑いと困難は多々あると思うが、全集落加入できるよう全力を挙げてほしい。  以上でございます。 66 ◯議長(大石安弘君)  末安町長。 67 ◯町長(末安伸之君)  通告6号、2番議員の御質問にお答えをいたします。  まず、寒水川水辺公園の一般開放はいつになるかという御質問で2点いただいております。  1点目につきましての御回答ですが、ことし7月中旬には竣工予定であります。夏休み前に一般開放を実施される予定であります。  2点目の御質問ですが、河川の対岸(東)に残されている手つかずの箇所はいつの完工予定なのかという御質問であります。  工事施工上の都合上、平成19年度予算での工事施工を予定されておりまして、平成19年度中に工事完了をする予定ということであります。  2点目の農地・水・環境保全向上対策加入促進に関する質問については、事業部のほうから御回答を差し上げます。  以上でございます。 68 ◯議長(大石安弘君)  最所事業部長。 69 ◯事業部長(最所和美君)  立石議員の御質問にお答えいたします。  まず、この事業につきましては、国の施策として今年度から始まったわけでございますが、この事業推進につきましては、区長さんを初め関係者におかれては大変御努力をいただいております。また、議員各位におかれましても、地区からの問い合わせ等大変御配慮いただいておりますことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。町におきましても、職員一丸となって取り組んでいるところでございます。  そこで、御質問の農地・水・環境保全向上対策加入促進に全力投入をということで、1点目の加入率の実態はどうかということでございますが、この件につきましては、まずこの事業は農地や農業用水等の資源保全の必要性、また、農村集落の過疎化、高齢化、混住化の進行で集落機能が低下しております。その適切な保全管理が現在においては困難となってきている現状、また、農村の自然環境や景観の保全形成等の多面的機能の発揮をめぐる国民の要請、それから、ゆとりや安らぎといった国民の価値観の変化等の視点も踏まえて、この対策事業が始まったわけでございます。  3校区の地元に随時説明を行ってまいりまして、活動組織の立ち上げを推進してまいったわけでございますが、5月末で三根校区においては25地区で22の組織、北茂安校区におきましては19地区で13組織、中原校区におきましては13地区でございますが、4組織というようなことで、現在39の組織、それと、現在そのほかに3地区が事業計画を策定中でございます。この分につきましては、県の協議会のほうに承認申請されているところであります。  組織率で申し上げますと、校区ごとでございますが、三根校区では100%取り組むことができました。北茂安校区では白石、皿山地区、笹野地区を除く84%の状況でございます。中原校区では33%の組織率となっておりますが、事業計画を作成中の3つの活動組織ができ上がりますと58%になる見込みでございます。みやき町全体では、地区で申し上げますと57地区中48地区が加入されているというふうなことで、組織化されているというようなことで、84%の取り組み状況となっております。  次に、御質問の2点目でございます、この制度の目的、ねらいを地区住民にどのように説明し、理解を求めているか、また、加入しない集落での最大の理由は何かということと、3点目の全集落加入できるよう全力を挙げてほしいという御質問でございますが、この制度の目的、それから、ねらいにつきまして、地区住民にどのように説明して理解を求めているかということでございますが、活動組織のメンバーには農業者はもちろんのこと、地域住民、いわゆる非農家の住民の方もこの事業に参加していただくことが必須要件となっております。そういったことの説明、それと、この事業につきましては農地や農業用水路の資源保全、それに農村集落で農家、非農家の混住化が進み、農村環境の保全については農業者ばかりでは困難となってきております。そこで、地域住民、自治会、関係団体が幅広く参加した活動組織をつくり、農村の自然や環境などを守る地域共同活動を促し、薄れていた地域のつながりを取り戻すことが言われております。  そういった内容について御説明し、また、今日において参加されていない集落の最大の理由を申し上げますと、第1には農地がない団地、それから、農地面積が少ないために活動資金の交付金が少ないというのが挙げられております。第2には、全体戸数の割には農家戸数が少ないためになかなか話がまとまりにくいという点も挙げられております。この事業につきましては、最終的には8月まで県の協議会のほうに申請するというふうなことになっておりますので、まだ若干期間もございますので、町といたしましても全集落で取り組んでいただくよう再度関係地区に推進してまいりたいと考えております。  以上、1点目の御質問の答弁を終わります。 70 ◯議長(大石安弘君)  2番立石輝明議員。 71 ◯2番(立石輝明君)  それでは、第1の水辺公園の一般開放はいつになるかということに対して質問いたします。2番目の質問ですね。
     先ほど町長からは19年の7月の中旬竣工予定ということを聞いて、ちょっと私も安心をいたしました。けさ質問をする前にちょっと現場を見てまいりました。私としては、はてなという気はしましたけど、実際にそのようであれば、別になんということはございません。ただ、今の状況を見てみますと、非常に遅々として進まないといいますか、これが例えば、あと納期が1カ月ちょっとですけれども、であれば通常は業者さんが、例えばあずまやをつくる業者さんとか、グラウンドを整備する業者さんとか、そういう人たちがわんさかと集まって昼夜兼行でされるかなという気はしたんですけど、皆さんおっとりとして、大して重機も入っていないというような状況です。  約束は約束で、今回答がありましたので、それ以上言ってもどうもできない話でございます。その7月中旬に竣工ということで本当に私は安心しました。というのは、特に地元の住民の方、これの企画とかいろんな話し合いにかたっていただいた人たちは待ち焦がれて、まだなのかという感じでしたので、安心したところでございます。  結論のほかに、ちょっと私ごとを少しだけ述べさせてもらいます。  この事業の目的や、その背景は何かと申しますと、大きくは県民協働という発想です。協働というのは協力して働くという、その協働です。地域のことは地域で、地元住民の創意工夫を取り入れて運営すること、自主独立、自己責任となりますので非常に厳しいものです。3年前の話に戻りますけれども、佐賀県内で4カ所選定されたと聞いていますが、このみやき町山田地区がその第1号であり、完成も当然第1号となる予定です。古川知事が協定書にサインしましたので、完工式にも当然見えると思います。従来といいますか、従前の発想は、川で遊ぶのは危険だから禁止します。水遊びは川ではだめです、夏休みは学校のプールでという発想でしたけれども、それが少し変わって、今回の施設は自然の河川を利用して水を引き込んだ公園内のプールです。しかし、当然川遊びもできますので、水と親しむ、自然と触れ合うチャンスは幾らでもあります。  少し話は変わりますが、人生で一番光っているのは、私は純真無垢な少年時代であろうというのが持論です。童謡にもありますけれども、「ふるさと」という童謡があります。「ウサギ追いしかの山 小ブナ釣りしかの川」とか、ことわざにもよく聞いた話ですけれども、子供のころはよく学びよく遊べとありますが、私は少年時代の一時期、よく遊びよく遊べと、これが実行できたらいいかなと非常に思っています。この公園で子供たちがふるさとの山や川で遊んだ思い出を大きくなっても思い出せるように、また、大人には健康コースとか散策コースとしての利用が定着すれば、ふるさとに対する愛着心がわいて誇れる事業になると思います。  一番大変なのは、その後の維持管理でございます。非常に厳しい協定になっておりますので、これを早く立ち上げて地域振興といいますか、それの発信拠点にできたらいいなというふうに感じているものであります。  答弁は、今の話を聞いて何かあったら感想でもお願いをいたします。  以上、私の質問は2回目で終わります。以上です。 72 ◯議長(大石安弘君)  中島建設課長。 73 ◯建設課長(中島 識君)  立石議員の質問の中で、けさ見てきて本当に大丈夫だろうかというようなことでございますけれども、私も昨日行ってみまして、確かに完全にでき上がっていないのが子供の広場、それから駐車場ということで、あと道路の整備が当然必要になってくるわけですけれども、そういうようなことを考えてみますと、そのまま私もまた土木事務所に行って、本当に7月上旬で夏休み前に間に合うのかということで確かめに行きまして、よほどのことがない限りはもう大丈夫だということで言われております。  それと、やはり先ほど言われたように、ふるさとというようなことを考えてみますと、やはり親と子が水に親しみながら遊ぶ、いわゆる子供たちは水の広場で遊びながら、また親はそれを見ながら散策するというようなことを考えると、非常に山田地区での施設、誇れる施設ということになろうかと思います。これをぜひ地区の皆様方で管理していただき、かわいがっていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。  以上です。 74 ◯議長(大石安弘君)  2番立石輝明議員。 75 ◯2番(立石輝明君)  最後のお願いだけです。先ほど御回答がありました7月中旬の竣工予定ということをぜひとも必達で成し遂げていただきたいと思います。  以上です。  次の2項目めの2番目の質問に移りたいと思います。  農地・水・環境保全向上対策ということで、全体では84%、57集落のうち48%が加入する予定ですよということでした、結論はですね。中原校区が12分の7になる予定だということで、僕としては予定は余り聞くつもりはなかったんですけどね。19年の5月末までの加入状況をと、事実だけをお知らせしてくださいということでしたけど、事実だけでいきますと、12分の4集落が中原は協定が済みましたということで理解をしておきたいと思います。  この制度が余り進まない理由といいますか、これは中原町が一番進まなくて33%の実績ですね。最大の理由を言います。聞いてみたら、住宅の団地の人たちは農家と一緒になるというのがちょっと抵抗があると。それから、絶対的な集落の面積が少ないとか、戸数が少ないとか、まとめが非常に難しいとか、そういう話がありました。最終締め切りが僕はもう終わっていたかなと思っていたんですけれども、最後のどん詰まりはことしの8月が最終締め切りということで、はてなという気がしています。これの最終締め切りは、いつになっても最終なんです。延びれば延びるんですよね。当初は8月じゃなかったんだけれども、そういう気がしてなりません。この件については後でまた御回答をお願いしたいと思います。まずはそちらから行きましょうか。どうして8月の最終締め切りでも受け付けるんですかという質問に対する答えをお願いします。 76 ◯議長(大石安弘君)  森産業課長。 77 ◯産業課長(森 幸司君)  確かに議員がおっしゃるように、当初の説明では4月上旬が第1回の締め切りということになっておりました。それで、各市町からの要望もありまして、最終的には8月末に農政局まで書類を上げればいいというようなことで回答をもらっております。確かに、4月初めに申請書を上げれば交付金も当然早く来ると。4月末にお金が来る。しかし、8月末になれば、多分12月末ぐらいになるんじゃないかというふうなことで現在話を聞いております。 78 ◯議長(大石安弘君)  2番立石輝明議員。 79 ◯2番(立石輝明君)  先ほどの件、それはそれとしてよろしいので、しっかり頑張ってやっていただきたいと思います。  次の質問の3番目のところで2回目のところに行きたいと思います。  初めての事業なので戸惑いと困難は多々あると思うが、全集落加入できるように全力を挙げてほしいと書いておりますが、例えば、私どもの山田集落というのを1年前にこの事業をモデル的にやったもので、その問題点とか、いろんな障壁というのは体験しているので非常にわかっているんですよね。問題は、基本的には耕作面積がベースと、農地を守るというのが基礎の部分なんです。あとはつけ足しのようなものでございますので、耕作面積がベースとなった予算金額ということですので、みやき町の場合は本年度、19年度20,900千円の年間予算がついております。これは5年継続という制度でございますので、1億円となるんですね。だから、私は効果は必ず出るはずだと思います。だから、結果的には喜ばれるはずだと思っておりますので、町当局は全力を挙げてほしいと。  問題は、この事業をチャンスととらえるか、迷惑ととらえるか。これは集落のリーダーの理解力とやり遂げるという熱意だと思います。推進される担当部署である産業課では本当に加入率の目標値といいますか、何%というのをねらってあるのか。そこらあたりの御返答、御回答をお願いしたいと思います。  以上です。 80 ◯議長(大石安弘君)  立石議員に確認します。これは最後の質問になりますので、よろしいでしょうか。(「寂しいですね。いいじゃないでしょうか。手順は手順でございますので」と呼ぶ者あり)よろしいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)森産業課長。 81 ◯産業課長(森 幸司君)  何%を目標にしているかということですけれども、当然私たちといたしましても100%を目標としております。しかし、この事業は今現在、田植え前に各地区で作業をされております。その意見を聞いてみますと、確かにちょっと最初は戸惑ったと、しかし、やり始めてみたらみんな結構かなり協力的で、こっちもやろう、あっちもやろうと言って、そういうふうな活動計画がまた出てきたということで、非常に今地域のチームワークができてきたという話も聞いておりますので、今後とも推進をしてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 82 ◯議長(大石安弘君)  以上をもちまして、通告第6号、2番立石輝明議員の一般質問を終わります。  以上で本日の日程を全部終了いたしました。  本日はこれで散会します。                 午後1時26分 散会 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...