伊万里市議会 > 2021-03-19 >
03月19日-07号

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  1. 伊万里市議会 2021-03-19
    03月19日-07号


    取得元: 伊万里市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    令和3年 3月 定例会(第1回)          令和3年伊万里市議会会議録(第1回定例会)1.日 時  令和3年3月19日 午前10時00分開会2.出席した議員    1番  馬 場   繁         11番  前 田 邦 幸    2番  坂 本 繁 憲         12番  山 口 恭 寿    3番  加 藤 奈津実         13番  井 手   勲    4番  川 田 耕 一         14番  梶 山   太    5番  西 田 晃一郎         15番  松 尾 雅 宏    6番  山 口 常 人         16番  松 永 孝 三    7番  岩 﨑 義 弥         17番  前 田 久 年    8番  中 山 光 義         19番  樋 渡 雅 純    9番  力 武 勝 範         20番  笠 原 義 久    10番  前 田 敏 彦         21番  盛   泰 子3.欠席した議員    な  し4.出席した事務局職員    局長  杵 嶋 尚 武5.地方自治法第121条による出席者の職氏名    市長                  深 浦 弘 信    副市長                 泉   秀 樹    総務部長                古 場   博    総合政策部長              東 嶋 陽 一    市民生活部長              中 野 大 成    健康福祉部長福祉事務所長)                        桑 本 成 司    (新型コロナウイルスワクチン接種準備室長)    建設農林水産部長            溝 江 龍史朗    理事                  角 永 慎二郎    総務部副部長(総務課長)                        樋 口 哲 也    (選挙管理委員会事務局長)    総務部副部長(秘書課長)        岩 﨑 友 紀    総合政策部副部長(財政課長)      木 寺 克 郎    企画政策課長              松 本 公 貴    市民生活部副部長(まちづくり課長)   力 武 敏 朗    健康福祉部副部長(福祉課長)                        前 田 文 博    (子育て支援課長)    建設農林水産部副部長                        山 口 公 良    (都市政策課長)    会計管理者               力 武 浩 和    上下水道部長              力 武 健 一    上下水道部副部長(管理課長)      松 岡 猛 彦    教育長                 松 本   定    教育部長                多久島   功    教育副部長(教育総務課長)       梶 原 貴 英1.議事日程    第1 意見書案の上程    第2 意見書案提案理由説明    第3 意見書案に対する質疑    第4 常任委員会報告    第5 常任委員会報告に対する質疑    第6 議会議案の上程    第7 議会議案の提案理由説明    第8 議会議案に対する質疑    第9 特別委員会報告    第10 特別委員会報告に対する質疑    第11 議案等の付議順序により討論及び採決    第12 閉会1.本日の会議に付した事件    日程第1 意見書案の上程     意見書案第1号 児童手当の特例給付の継続を求める意見書の提出について     意見書案第2号 信号機の整備に関する予算の拡充を求める意見書の提出につい             て    日程第2 意見書案提案理由説明    日程第3 意見書案に対する質疑    日程第4 常任委員会報告    日程第5 常任委員会報告に対する質疑    日程第6 議会議案の上程     議会議案第1号 修正案の提出について    日程第7 議会議案の提案理由説明    日程第8 議会議案に対する質疑    日程第9 特別委員会報告    日程第10 特別委員会報告に対する質疑    日程第11 議案等の付議順序により討論及び採決    日程第12 閉会1.会議の顛末                (午前10時 開議) △日程第1 意見書案の上程 △日程第2 意見書案提案理由説明 ○議長(馬場繁)  おはようございます。定刻、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 ここで御報告します。本日、新たに意見書案2件が提出されております。この取扱いについて議会運営委員会を開催していただき、協議されました結果、本日の日程に追加上程することに決定されております。 そこでお諮りいたします。意見書案2件の取扱いについては、議会運営委員会決定どおり、本日の日程に追加上程したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案2件を本日の日程に追加上程いたします。 それでは、ただいま追加上程いたしました意見書案2件を議題といたします。 意見書案の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。 まず、意見書案第1号 児童手当の特例給付の継続を求める意見書の提出について。3番加藤議員。 ◆3番(加藤奈津実) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━意見書案第1号        児童手当の特例給付の継続を求める意見書の提出について      ─────────────────────────────提案理由 児童手当の特例給付を廃止する児童手当関連法改正案が成立すれば、約61万人の 子どもに支給されていた児童手当が廃止となり、伊万里市においても現行の特例給付が 約150人の子どもに支給されているため、その一部が廃止されることとなる。  出生数は下降の一途をたどっており、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響によ り収入が減っている家庭も多い中児童手当の削減を行うことは、少子化対策を重点施策 として掲げ、安心して子どもを産み育てることのできる社会づくりを推し進める政府の方針 と大きく矛盾するものであるため、これまでどおりの児童手当の特例給付の継続を求め、意 見書を提出する。               (419ページで本文掲載)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次に、意見書案第2号 信号機の整備に関する予算の拡充を求める意見書の提出について。8番中山議員。 ◆8番(中山光義) (登壇) おはようございます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━意見書案第2号      信号機の整備に関する予算の拡充を求める意見書の提出について      ─────────────────────────────提案理由 信号機の整備については、市民の安全確保を図るため、継続して新規設置に対す  る要望を上げているが、予算等の理由によりなかなか進まない状況である。信号機の新  規設置を進めるためには、維持管理費の確保や老朽化した信号機の更新なども含めた総  合的な対策が必須であるため、新規設置を始めとする信号機の整備に関する予算の拡充  を求める意見書を提出する。               (421ページで本文掲載)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  意見書案について提案理由の説明が終わりましたので、ここでしばらく休憩いたします。               (午前10時4分 休憩)               (午前10時10分 再開) △日程第3 意見書案に対する質疑 ○議長(馬場繁)  会議を再開いたします。 先ほど提案がありました意見書案に対する質疑を行います。 まず、意見書案第1号 児童手当の特例給付の継続を求める意見書の提出について。どうぞ。14番梶山議員。 ◆14番(梶山太)  お尋ねをします。 意見書案に「伊万里市においても現行の特例給付が約150人の子どもに支給されているため、その一部が廃止されることとなる」と記載があります。現行というのは、所得の960万円を境に、それ以下が本則1万円、それ以上、960万円以上が特例給付で月額5,000円ということですよね。そうすると、見直し後、改正後になります。いいですか、960万円以下の人は変わりません。960万円以上1,200万円以下、これに特例給付がつきます。この1,200万円以上が全体の大体4%と言われておりますが、影響児童数が全国で61万人、財政効果額が、約ですが、370億円ということで試算がなされております。伊万里市において見直し後の1,200万円以上の所得が、共働きでもある1,200万円以上の所得がある人の数値はつかんでおられるでしょうか。そこをまず1点。 2点目、現行のまま、いわゆる960万円のほうですね、この2層のままでいくと待機児童解消、これは少子化に大きな問題を投げかけておる待機児童解消に財源が必要、この財源をどこからどう持ってくるのか。これは継続事業だと思いますので、非常に財源がたくさん必要だと思いますが、提案者のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 以上2点、質問します。 ○議長(馬場繁)  3番加藤議員。 ◆3番(加藤奈津実)  梶山議員の御質問にお答えいたします。 まず1点目、伊万里市において改正による特例給付支給者の数はという御質問ですけれども、令和元年度の支給実績に基づいてお答えしますと、梶山議員がおっしゃったとおり、現行の年収960万円以上に当てはまる方への支給は、令和元年度1,823か月分支給されており、単純に12か月で割ると151.9人、およそ152人分になります。この中で、改正案の年収1,200万円以上に当てはまる方がどれだけいるかとの御質問ですが、それについては今現在まだ国会において改正案が可決、成立したわけではございませんので、担当課にお尋ねいたしましたが、制度設計の詳細も曖昧なため、まだ正確に把握する段階ではないとの回答でした。ですので、このおよそ152人の一部という回答しか今の段階ではできかねますが、全く伊万里市の子どもたちに影響がないものではない、一部には確実に影響があるのは間違いありません。 次に2点目、現行のままであれば待機児童解消の財源はどう考えているのかとの御質問です。 私は国会議員ではございませんので、答える立場にはないということは重々承知した上で、私が調べてお答えできる範囲で考えを述べさせていただきたいと思います。 令和元年度の国における決算額を見てみましたら、109兆円の歳出予算現額に対して支出済額が101兆円、繰越額が6.5兆円、不用額が1.7兆円ありました。もちろん努力により支出を抑えられたものもあるかと思いますけれども、不用額が1.7兆円です。また、児童手当や育児休業給付金などの財源に充てられる少子化対策費の決算額は2.3兆円で、101兆円の全体支出に対して、計算はすぐできると思いますけれども、わずか2%でありました。また、国際的に見ても日本の少子化対策費、いわゆる家族関係支出はGDP比で約1.3%であり、OECD加盟国の中でも最低レベルにあります。家族関係支出のGDP比は出生率とおおむね比例いたします。政府は平成26年の経済財政諮問会議の報告において、これを2020年頃をめどに早期の倍増を目指すとしておりましたが、いまだ達成されていない現実があります。国の決算額を見ても、家族関係支出のGDP比を見ても、私がどこを削るべきとは申し上げる立場にございませんが、370億円を拠出するために少子化対策費を削って待機児童に充てるというのが私は適当とは到底考えられません。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、意見書案第1号に対する質疑を終結いたします。 次、意見書案第2号 信号機の整備に関する予算の拡充を求める意見書の提出について。どうぞ。9番力武議員。 ◆9番(力武勝範)  この信号機の整備に関する予算の拡充というのは本当に大事な要望かなということで、私はぜひ全議員にいろんな情報共有をして、全議員でこの要望をしていきたいという観点から、まず、伊万里市でいろんな行政区から要望が上がっておると思います。伊万里市に上げられている要望件数がどのくらいなのか、そのうちに、ここの表にありますように伊万里市からはほぼ毎年10件程度が県に上げられるということですので、伊万里市の全体の要望件数がどのくらい上がっているのかという数値ですね。 それともう一つは、できたら県に上がってきている要望、ここに数値としては県では令和元年度は新設の10基と改良が41基となっております。じゃ、県にどのくらい上がってきて10基、41基なのか、要はどのくらいの整備率なのか。 それともう一つは、分かれば教えていただきたいんですが、県の予算額がどのくらい今現在つけられているのか。やっぱりこれが少ないよねという認識を持って、伊万里市出身の県会議員とか、そういった方たちにも、ここにいらっしゃる議員全てが県会議員を通して県のほうに要望したら、すごくいい意見書になるかなと思いますので、できたらこういう情報を共有したいと思いますので、情報提供をお願いします。 ○議長(馬場繁)  8番中山議員。 ◆8番(中山光義)  力武議員の信号機の整備に関する意見書についての御質問であります。 まずもって、委員会で初めて、今回、委員会の意見書ということで出させていただきました。そういう中で、締切りに時間が制約される中で、まずもってつくろうということで出したわけでございます。まず、委員会の中での議論の内容についてお知らせをしたいというふうに思います。そこの中で、力武議員の質問に該当するものもあるし、私が言わなかったところについては議論がなかったと理解をしていただければなというふうに思います。 信号機の設置数、要望数についてはどうだという、もちろん御意見がありました。そういう中で、各地区から要望が上がってきたもののうち、交通量など一定要件を満たしたもので、危険度などを加点して点数化し、優先順位をつけていると。昨年度実績、要望9件、そのうち、皆さん御存じのとおり牧島小学校前の横断歩道に設置をされておりますと。これについても優先順位は1番でありましたという説明でありました。 そして、順位づけですが、この順位づけについては毎年2月に交対協の中に信号機設置委員会を設置し審議をしておりますと。そして、警察、公安委員会のほうに提出をしているところですという説明でありました。 平成27年に設置がありませんでしたけれども、それ以降は毎年どこかに信号機がついているということでございました。今年については残念ながら、県内の信号機の設置が増えてきて、要望が増えてきておりますので、どこかを廃止しないと増やせる状況ではありませんというふうなことでございます。 それとまた、道路改良をしたときには並行して信号機がつくはずなのに、なかなかつかないねというような意見も出ました。そして、信号機については市でつけるものもあるんですかという意見もありました。これについては、過去に支柱とか、そういうものについては市がつけたこともありますけれども、信号機そのものについてはあくまでも県、公安委員会の設置でございますということでありました。 そういう中で、市長会でも積極的に要望をされるようにというような委員からの御意見もありました。そういう中で、市長会で言うのが適当なのか、GM21で言うのが適当なのか、今後協議を進めていきたいということでありました。 総務委員会で議論をした後に、先ほど言いましたように、初めての委員会の意見書ということで、委員間討議を時間をかけてやったところでございます。でも、そこの中で、今、力武議員が言われたように、県の全体の予算枠とか云々については、ちょっと私たちも資料を持ち合わせていませんでしたので、回答できないわけでございますが、たまたまその後に県の交通安全課長(375ページで訂正)がお見えになりました。そこの中で、これは委員会で報告はしていませんが、そのさわりの一部だけは紹介します。県で一番今必要になっているのがその維持費だそうです。設置をすれば、もちろん維持費がかさんでくるということで、その維持も同じ予算枠の中でするんですよということで、今回の意見書にも書いていますように、その予算のさらなる拡充という言葉をまたつけ加えさせていただいたところであります。 それ以外については委員会の中で議論していませんので、ここで言うことはありません。 以上です。 ○議長(馬場繁)  9番力武議員。 ◆9番(力武勝範)  分かりました。せっかくですので、中山議員の地元の県会議員は副議長をなさっておられますので、親交があられると思いますので、ぜひ副議長のほうにしっかりと要望を、個人的にでもいいですので伝えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(馬場繁)  8番中山議員。
    ◆8番(中山光義)  その件に直接云々じゃありませんが、先ほど言いましたように、県の課長が言われるには、県議会のほうからも信号機の設置についてはいろいろ議論がなされて、そしてまた、附帯決議もされていますというような説明ではありました。 以上です。 △日程第4 常任委員会報告 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、意見書案第2号に対する質疑を終結いたします。 それでは、日程に従いまして各常任委員会の報告を求めます。 初めに、総務委員会中山委員長。 ◎総務委員長(中山光義) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 総務委員会報告書 3月4日の本会議において付託されました、議案甲第4号 伊万里市特別会計設置条例の一部を改正する条例制定について議案甲第16号 佐賀県市町総合事務組合規約の変更の協議について議案乙第2号 令和3年度伊万里市一般会計予算についてのうち        第1条 歳入 全款            歳出 全款中職員の人件費に係る部分             〃  第1款 議会費             〃  第2款 総務費               (第1項 総務管理費                 第8目 市民相談費                 第9目 公共交通費                 第10目 地籍調査費                 第12目 交通災害共済費                 第18目 国際交流推進費                 第20目 協働のまちづくり推進費                 第21目 市民センター費                第3項 戸籍住民基本台帳費を除く)             〃  第5款 労働費             〃  第7款 商工費               (第1項 商工費                 第2目 商工業振興費                   12 眉山ふるさと館管理運営事業を除く)             〃  第9款 消防費               (第1項 消防費                 第4目 水防費を除く)             〃  第12款 公債費             〃  第13款 諸支出金             〃  第14款 予備費        第2条 債務負担行為        第3条 地方債        第4条 一時借入金        第5条 歳出予算の流用議案乙第9号 令和3年度伊万里市一般会計補正予算(第1号)についてのうち        第1条 歳入 全款            歳出 第7款 商工費議案乙第10号 令和2年度伊万里市一般会計補正予算(第15号)についてのうち        第1条 歳入 全款            歳出 第2款 総務費               (第1項 総務管理費                 第9目 公共交通費                 第20目 協働のまちづくり推進費                 第21目 市民センター費を除く)             〃  第5款 労働費             〃  第7款 商工費             〃  第9款 消防費        第2条 継続費の補正        第3条 繰越明許費の補正        第4条 債務負担行為の補正        第5条 地方債の補正議案乙第13号 令和2年度伊万里市市営駐車場特別会計補正予算(第3号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・第6次総合計画後期基本計画策定等のため実施されるアンケートについては、調査の対象 や方法などを工夫し、回収率の更なる向上に努めること。(質疑)・消防団員数の推移と確保について・市民会館本館の解体における緞帳や陶板などの取扱について・緊急経済対策クーポン券発行事業について・自治大学校への職員派遣について・信号機の設置について 以上報告いたします。  令和3年3月19日                               総務委員会                                     委員長 中 山 光 義伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、文教厚生委員会井手委員長。 ◎文教厚生委員長(井手勲) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                文教厚生委員会報告書 3月4日の本会議において付託されました、議案甲第3号 伊万里市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定について議案甲第5号 伊万里市立保育園条例の一部を改正する条例制定について議案甲第7号 伊万里市介護保険条例の一部を改正する条例制定について議案甲第8号 伊万里市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定について議案甲第11号 特定事業契約締結の変更について(伊万里市学校給食センター整備事業)議案甲第12号 工事請負契約締結の変更について(松浦スポーツレクリエーション施設整       備工事)議案甲第13号 財産の無償譲渡について(牧島保育園園舎等)議案甲第14号 財産の無償譲渡について(南波多保育園園舎等)議案乙第2号 令和3年度伊万里市一般会計予算についてのうち        第1条 歳出 第3款 民生費               (第1項 社会福祉費                 第1目 社会福祉総務費                   13 犯罪被害者等支援事業                   14 国民健康保険特別会計繰出金                 第2目 国民年金取扱費                 第4目 高齢者福祉費                   12 後期高齢者医療特別会計繰出金                 第5目 社会福祉施設費を除く)             〃  第4款 衛生費                第1項 保健衛生費                 第1目 保健衛生総務費                  (18 伊万里・有田地区医療福祉組合運営負担金を                     除く)                 第2目 予防費                   1 予防接種事業                 第4目 健康増進費                第2項 清掃費                 第2目 塵芥処理費                   5 広域ごみ処理施設建設に係る地域振興事業             〃  第10款 教育費議案乙第4号 令和3年度伊万里市介護保険特別会計予算について議案乙第9号 令和3年度伊万里市一般会計補正予算(第1号)についてのうち        第1条 歳出 第10款 教育費議案乙第10号 令和2年度伊万里市一般会計補正予算(第15号)についてのうち        第1条 歳出 第3款 民生費               (第1項 社会福祉費                 第1目 社会福祉総務費                 第4目 高齢者福祉費                   15 後期高齢者医療特別会計繰出金                 第5目 社会福祉施設費を除く)             〃  第4款 衛生費                第1項 保健衛生費                (第1目 保健衛生総務費                   15 伊万里・有田地区医療福祉組合運営負担金                 第3目 環境衛生費を除く)                第2項 清掃費                 第2目 塵芥処理費                   5 広域ごみ処理施設建設に係る地域振興事業             〃  第10款 教育費議案乙第12号 令和2年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第4号)について 以上諸議案審査の結果、議案乙第2号については賛成多数、そのほかの議案については原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・小中学校のトイレの洋式化については、令和元年第2回定例会の委員会報告で意見を付し たが反映されていない。感染症拡大防止のためにも、早期に計画を作成し、トイレの整備 を進めること。・小災害り災者に対する見舞金等支給規則の一部改正による支給額の変更に関しては、概要 書に記載されておらず、議案説明会で説明がされていない。今後、規則の改正等が予算に 反映されるものについては、概要書等での説明を求める。・特別支援学校留守家庭児童クラブについて、現在入所できていない児童が入所できるよう、 専門の看護師の配置について、関係者と協議を進めること。・認知症高齢者等損害保険については、障害者(児)まで拡充するための検討を進めること。(質疑)・いじめ・教育相談事業のスクールカウンセラーについて・留守家庭児童クラブの待機児童対策について・伊万里市立保育園条例の改正に係る保育園の民営化について・伊万里市介護保険条例の改正による所得段階区分の変更について・伊万里福祉会運営費補助金の見直しについて 以上報告いたします。  令和3年3月19日                               文教厚生委員会                                   委員長 井 手   勲伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、環境建設委員会、松永委員長。 ◎環境建設委員長(松永孝三) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                環境建設委員会報告書 3月4日の本会議において付託されました、議案甲第2号 伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例制定について議案甲第6号 伊万里市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について議案甲第9号 伊万里市林業研修センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定       について議案甲第10号 伊万里市木工芸センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定に       ついて議案甲第15号 路線の変更について議案乙第2号 令和3年度伊万里市一般会計予算についてのうち        第1条 歳出 第2款 総務費                第1項 総務管理費                 第8目 市民相談費                 第9目 公共交通費                 第10目 地籍調査費                 第12目 交通災害共済費                 第18目 国際交流推進費                 第20目 協働のまちづくり推進費                 第21目 市民センター費                第3項 戸籍住民基本台帳費             〃  第3款 民生費                第1項 社会福祉費                 第1目 社会福祉総務費                   13 犯罪被害者等支援事業                   14 国民健康保険特別会計繰出金                 第2目 国民年金取扱費                 第4目 高齢者福祉費                   12 後期高齢者医療特別会計繰出金                 第5目 社会福祉施設費             〃  第4款 衛生費                第1項 保健衛生費                 第1目 保健衛生総務費                   18 伊万里・有田地区医療福祉組合運営負担金                 第2目 予防費                   2 狂犬病予防事業                 第3目 環境衛生費                第2項 清掃費                (第2目 塵芥処理費                   5 広域ごみ処理施設建設に係る地域振興事業を                     除く)             〃  第6款 農林水産業費             〃  第7款 商工費                第1項 商工費                 第2目 商工業振興費                   12 眉山ふるさと館管理運営事業             〃  第8款 土木費             〃  第9款 消防費                第1項 消防費                 第4目 水防費             〃  第11款 災害復旧費議案乙第3号 令和3年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について議案乙第5号 令和3年度伊万里市後期高齢者医療特別会計予算について議案乙第6号 令和3年度伊万里市水道事業特別会計予算について議案乙第7号 令和3年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について議案乙第8号 令和3年度伊万里市下水道事業特別会計予算について議案乙第9号 令和3年度伊万里市一般会計補正予算(第1号)についてのうち        第1条 歳出 第2款 総務費             〃  第6款 農林水産業費議案乙第10号 令和2年度伊万里市一般会計補正予算(第15号)についてのうち        第1条 歳出 第2款 総務費                第1項 総務管理費                 第9目 公共交通費                 第20目 協働のまちづくり推進費                 第21目 市民センター費             〃  第3款 民生費                第1項 社会福祉費                 第1目 社会福祉総務費                 第4目 高齢者福祉費                   15 後期高齢者医療特別会計繰出金                 第5目 社会福祉施設費             〃  第4款 衛生費                第1項 保健衛生費                 第1目 保健衛生総務費                   15 伊万里・有田地区医療福祉組合運営負担金                 第3目 環境衛生費                第2項 清掃費                 第2目 塵芥処理費                  (5 広域ごみ処理施設建設に係る地域振興事業を                     除く)             〃  第6款 農林水産業費             〃  第8款 土木費             〃  第11款 災害復旧費議案乙第11号 令和2年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について議案乙第14号 令和2年度伊万里市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)について議案乙第15号 令和2年度伊万里市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について 以上諸議案審査の結果、議案甲第2号及び議案甲第10号については賛成多数、そのほかの議案については原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・市営住宅管理事業について、本市の市営住宅は一部で既に耐用年数を経過しており、老朽 化が進んでいるところが存在する。このような住宅に継続して居住することは、入居者の 安全・安心を脅かすおそれがあるため、伊万里市公営住宅等長寿命化計画に基づき、改善 事業を実施し、建替事業や用途廃止についても着実に進めること。(質疑)・伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例制定について・水道未普及地域への今後の給水計画について・第4工業用水道の稼働状況について 以上報告いたします。  令和3年3月19日                               環境建設委員会                                   委員長 松 永 孝 三伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第5 常任委員会報告に対する質疑 ○議長(馬場繁)  以上で各常任委員会の報告が終わりました。これに対する質疑の通告がなされていますので、内容確認のため、しばらく休憩いたします。               (午前10時47分 休憩)               (午前10時54分 再開) ○議長(馬場繁)  会議を再開いたします。 中山委員長。 ◎総務委員長(中山光義)  ちょっと修正をさせていただきます。 先ほど信号機の設置に関する意見書の中で、佐賀県警察本部から見えた課長のことを、私、誤って交通安全課長と申しましたが、名刺で今確認したところ交通規制課長でしたので、修正をさせていただきます。 ○議長(馬場繁)  それでは、各常任委員会の報告に対する質疑を行います。 まず、総務委員会報告について。どうぞ。15番松尾議員。 ◆15番(松尾雅宏)  今回の当初予算の中で、市民会館の大ホールの解体という案件がございます。その前に、2月19日に全員協議会が開催をなされ、跡地利用についての説明が突如なされました。予算案件とは関係ございませんけれども、全員協議会で説明があったことについて、総務委員会でその案件について質疑があったのか、あったのであれば説明をいただきたいと思います。 ○議長(馬場繁)  中山委員長。 ◎総務委員長(中山光義)  お答えします。 今、質問されたのは、公共施設適正管理事業の中の市民会館の除却の分だというふうに思います。これについては質問がありました。その質問の内容については、伊万里保育園の移転とリンクしていないのかというような御質問、それと、跡地利用についてはどうするのかという質問でありました。そこの中で明確に、跡地に伊万里保育園が来るということが決定しているわけではないと、一つの案としてそれもあることはあるけれども、そこが今現在で決定しているわけではありませんと。今後その利用については、そこにあるいろいろな施設、4施設ありますが、そことの複合化とか、また、民間にいろいろなアイデアをいただきながら、そしてまた、市民の皆さんからのお声も聞きながら総合的に判断して今後のことについては考えていきたいと。あくまで、まずもって1億800万円の除却費が3年度でしなければ切れるということで、まず崩すということでございまして、私たちも現地調査をして、本当に雨漏りがひどいなとか老朽著しいなとかいう確認も併せてさせていただいたところであります。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。14番梶山議員。 ◆14番(梶山太)  私も同じく市民会館の件でお尋ねをします。 質疑の中に解体における緞帳や陶板などの取扱いについてと記載がなされております。これは現地視察にも行かれて、委員の皆さんで視察の現状を見て、先ほど報告もありましたが、しっかりと見てのことだと思います。非常にいい視点だと私も思います。このどんちょうと陶板についてどのような意見が交わされたのか、質疑がなされたのか、お尋ねをします。 ○議長(馬場繁)  中山委員長。 ◎総務委員長(中山光義)  先ほど言いましたように、市民会館については審査をする前に現地調査をしようということで、委員会初日に現地を見させていただきました。先ほどから言いますように、老朽しているなと、雨漏りしているなと、併せて市民会館の周囲の状況も確認をさせていただいたところです。そして、今まで何気なく中に入って通っていたところですが、みんながこれで終わりだなと、崩れるなというような思いもまた深めたところでありまして、そこで併せてどんちょうの話、そしてまた、今までは何気なく通っていたロビーのあの焼き物の陶板、焼き物の初めから出来上がりまでを記したあの焼き物、よくよく見ると、右のほうに製作者の名前とか、そして正面にあった市民会館の文字、これについても初めて知ったんですが、右側に製作者の名前が刻まれていました。 そういう中で、私も市民の皆さんから、特にどんちょうのトンテントンの模様については大変深い思いがあると、そういう市民団体もあるんですという声を聞いているところであり、それを質問もしました。執行部についても、もちろんその意見は私たちも聞いているということで、市民の皆さんの御意見に沿うかどうか分からないけれども、意見は意見として、また、広く市民の皆さんと相談しながら今後のことについては考えていきたいと。それがそのままの形で残すかどうかについては分からんけれども、考える必要があると。また、焼き物についても、果たしてこれがうまく外れるものだろうかということも考えないといけないということです。どんちょうについて、あれは800キロの重さです。これをどうするかというところもありますが、また委員からは、新たに予算を使ってそこを何かするというのはなかなか難しいよねという話も出たところです。ですから、今後、市の担当も市民の皆さんに寄り添って検討はもちろんしていきますよという回答でございました。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。5番西田議員。 ◆5番(西田晃一郎)  今回、質疑に消防団員数の推移と確保についてとありますが、この中でどのような議論がなされたかというのをお知らせください。 ○議長(馬場繁)  中山委員長。 ◎総務委員長(中山光義)  消防団の運営事業だと思うんですが、これについては一番初めに審議をした項目であり、大変長くかかりました。というのは、委員間討議も含めて、これを全部話せば30分ぐらいかかります。ですから、主なところだけを言いますが、特に大きく議論になったのは、消防団の新入団員の確保であります。その新入団員の確保がスムーズにできているのかという議論でした。それで、過去5年間の退団者と新入団員の推移表を後から提出をしていただきました。その表を見れば、見ただけで分かるように退団者のほうが断然多くて入ってくる人が少ない。そういう中で、執行部のほうにも今後どうするんですかという御質問です。 そういう中で、なるべくスムーズに新入団員が確保できるように頑張っていかないといけないと。しかし、そうしてもなかなか見つからないような場合には、今後、部の統合も視野にまた考えていく必要があるかもしれないと、これについては消防団の幹部の皆さんと今後協議を進めていきたいというようなお話でした。 それともう一点は、新入団員が入らない要因について、総務委員会は現役消防団員もおられます。今から消防団に入ろうと思っている女性の方もおられます。それとまた、昔、長く消防団におられた先輩もおられます。ですから、いろんな議論が出てきます。そういう中で、そういう要因があるのじゃないかという委員からの質問の中には、夏場の暑いときになぜ夏季訓練をしきゃいけないか、一番寒いときになぜ出初め式をしなきゃいけないか、そして、訓練も実態に合った訓練を取り入れるべきじゃないかとか、やっぱり今の人に合った消防団組織が必要じゃないかというような御意見もありました。 そういう中で、執行部からは、もちろん令和2年度はコロナでいろいろな事業、訓練が中止されたと、今後の計画については皆さんと意見交換をしながら取り組んでいきたいというような話でありました。 それで、その後、委員間討議もるるしたわけでございますが、私も初めて知ったわけですが、昔は年末警戒は7日やっていたそうです。今は3日ですかね。それが地域の一つのつながり、横のつながり、縦のつながりになっていたというような話も委員間討議の中で聞いたわけであります。出初めにしても、やっぱり1年の最初に士気を高める、安心・安全をやろうねという必要性もあるんじゃないかという議論、そして、夏の暑いときの訓練も、もちろんそれだからする必要があるという意見、しかし、若い人は若い人なりにまた違う意見もあるんですよという御意見もありました。 そういうことを結構長い間議論したということでございます。あとは説明すれば長くなりますので、主なところはこのくらいです。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありますか。9番力武議員。 ◆9番(力武勝範)  まず、緊急経済対策クーポン券発行事業、この質問をする前に、先日、私は議案質疑において、第1次のクーポン券発行事業における執行部が試算をされた経済対策9億6,000万円に対して、私が計算したら5億円程度しかならないというふうに疑問を呈しておりましたけれども、その後、担当者といろいろ話をした中で、執行部が試算されたのが、500円のクーポン券を使うには1,000円の消費が必要であるということ、1億円のクーポン券発行で2億円の消費が発生するということで、2億円で試算をして9億6,000万円になったということを算出したということですね。私の場合は、市場に市が税金として1億円供給をした、だから1億円が増えたことに対する経済効果は5億円弱ということで、これは試算の方式は同じであって、基準値が消費額とするのか、増加額とするのかということで、決して執行部の試算が間違っていたということじゃないということは、私がこの場で申し添えておかなければいけないなということを思ったところです。 それでは、質問ですけれども、このクーポン券発行事業が経済対策というより、単に私は国からの交付金を満遍なく行動自粛に対する見舞金的な考え方であれば、それでいいのかなと。ただ、交付金の資金使途が適切なのかということと、経済対策を前面に打ち出すなら、使用できる事業を市内の本店に限定したほうが伊万里市内の経済効果が上がるのではないかということで、これは委員会で十分議論をしてくださいということで投げかけておりましたので、委員会でどのような議論がされたのかをお尋ねいたします。 それともう一つ、自治大学の職員派遣について。 自治大学への職員派遣については、令和2年第4回定例会の一般質問で加藤議員が質問をされておりました。自治大学の3か月コース、これまでどおり手挙げ方式ではなく、選考という形で職員を派遣したいという回答があっておりました。これを聞いて、選考という形というのが、本来は、例えば、男女問わず、受講したいと思っている方が志望の動機や研修で得た知識をどう生かすかというレポートを提出していただいて、その中から選考するという方式もあるのではないかと思ったところです。では、今回、委員会において質疑がなされたということですけれども、どういう質問で、どういう議論がなされたのかをお尋ねいたします。 ○議長(馬場繁)  中山委員長。 ◎総務委員長(中山光義)  クーポン券の発行事業についてお答えします。 クーポン券については、力武議員がさきに質問されたということで、再度委員会でも質問がありました。1つにあったのは、市内の事業、要するに市内経営の事業に特化したほうがいいんじゃないかというようなこともあったと思いますが、これについては波多津、黒川、大川にAコープがあります。このAコープはもともと伊万里市農協直営でありましたけれども、今、福岡が本店であります。そういう中で、周辺部に行けば店舗もそう多くないと、地元の店舗ばかり、利用する場所が地元の企業ばかりになれば、そういうところは高齢者とかいろんな方がその券を使えなくなりますよということで、市民が広く使いやすくするためにもやはりそこは必要なんだという回答。 それともう一つは、例えば、お店に例えれば、そこに従事している人はほぼほぼ地元の人ですよと、その地元の人の雇用に対しての対策もこのクーポン券によって賄われるということでございました。 大きく言えばその2点が答弁でございました。 あと、自治大学についてでございます。 自治大学については、総務委員会の中に加藤議員がいまして、加藤議員の一般質問であったわけでございますけれども、それについてまた再度議論をしたところでありまして、自治大学への派遣は今どのくらいしているのかということで、毎年1名ずつぐらい派遣をしていますと、予算がたくさんあればたくさんやれるけれども、そうもいかないということで、今1名ずつぐらいやっていると。もちろん、派遣するに当たっては、数か月いなくなりますので、その部署の業務にも支障を来してくるというようなことでございました。 それと、本来、長期コース、3か月のコースしかなかったのを、女性が入校しやすいように自治大学のほうで短期コースも設置されていますと。これはあくまでも女性が入りやすいように、入校しやすいような措置でありますと。それと、伊万里市においては、いろいろなことを勘案すれば、入校するときにちょうど子育て世代の方々が入校するような場合が多いと。そうしたときに、いろいろなところで支障も出てくるかなという思いで、なるべくそういうことがないように配慮しているところであるというようなお話でありました。 それと、職員の職員研修受講希望に対する取組ですが、これについては毎年、異動希望書の中で職員がどういう研修を受けたいかという項目の中で把握をさせていただいていますと。そしてまた、今、自治大学の希望者が多いと。でも、選ぶほうからすれば、自治大学を卒業した後、係長等のポストに就いていただいて、大いに頑張っていただきたいという思いで選考していますということでありました。 でも、そういう中で、女性も長期入校を思っている方もいるんじゃないかと、ぜひ女性にもその門を開ける必要がありますよというような委員からの御質問でありましたけれども、そうした場合に、そしたら男性はどこのコースに行くんですかというような反対の御意見もあったところでございます。 いずれにしても、今のスタンス、考え方については、女性が長期コースに行ってはいけないということはないけれども、現状を維持していきたいと。今、自治大学に送っている選考基準といいますか、そういうのを今すぐどうだと、変えることはないというようなことでありました。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、文教厚生委員会報告について。どうぞ。7番岩﨑議員。 ◆7番(岩﨑義弥)  質疑に伊万里福祉会運営費補助金の見直しについてとありますけれども、委員会の中ではどのような内容が質疑されて、議論されたのか、お尋ねをします。 ○議長(馬場繁)  井手委員長。 ◎文教厚生委員長(井手勲)  お答えいたします。 伊万里福祉会の運営費の補助金の見直しについてどういう議論があったかということですので、お答えいたします。 執行部との議論の中では、伊万里福祉会の補助金が毎年増額計上されておるが、今後も伊万里福祉会だけに補助金を交付するのか、そろそろそういったのをやめるか、一律にしたほうがいいのではという意見がありました。それに対して執行部の見解は、伊万里福祉会は本来は公立で保育園を整備するところを市の要請を受けて、市の政策によって設立して保育園の運営をしていただいているという特殊な事情がありますということです。複数の園を運営される中で、本部の事務局が必要となってくるということから、専任の理事長分について補助をしておりました。補助金の額については随時見直しを行っているということです。近年は、その使途については、理事会と評議員会に要する経費として補助しておりますということです。安定した経営をするということは、伊万里市の保育行政を充実させていく中で必要不可欠な部分と考えており、本部経費については今後も補助金を交付するということで市が支援すべきだろうと考えているという答弁でございました。 それが終わりましてから、委員で委員間討議を行いました。その中で、この福祉会の補助というのはどのくらい前からやっておるかということですけれども、設立された昭和53年から、もう四十二、三年ですかね、たっているということです。もうそろそろ年数を区切って自立した運営にはできないかという意見もありました。それに対して、そこをなくせとは言い切れない、言うつもりはないという意見もありました。もし福祉会が保育園を引き受けないと言われたらどうするのかとか、引受手がなかったら困るのは伊万里市でありますよということで、そういう意見もありました。 それから、来年に意見をしようかと、公立保育園が民営化に完全になってから、大坪の1園は残してですけど、それからやろうかということになりまして、意見をするなら福祉会の話もきちんと聞いて、これがなくなったら運営できないと簡単に判断してどうこう言うべきではないという意見が、結論じゃないですけれども、そういうふうになりまして、今後、委員会の調査研究課題ではないだろうかということで、そういう意見がありました。 私の聞いた中では、福祉会の事務局があるおかげで、ほかの私立保育園の園長さんが役所に申請したり、国に申請しなければいけませんので、そういう事務手続関係も福祉会の事務局長さんが丁寧に親切にアドバイスしていただくので大変助かっておるということを言われました。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、環境建設委員会報告について。どうぞ。12番山口恭寿議員。 ◆12番(山口恭寿)  議案甲第2号 伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例制定についてなんですけれども、ここで問題になっているのは名前の変更のところだと思います。名前の変更については、私自身、やはり利用者の方が一番どういうふうに思っているのかというところが重要なところだと思っており、実際に委員会の中でその説明がどのようになされたのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(馬場繁)  松永委員長。 ◎環境建設委員長(松永孝三)  山口恭寿議員の質問にお答えいたします。 市民プラザを利用されている市民ネットワーク「いまり」をはじめとした市民活動団体へこのたびの条例改正についての周知はしたのかということでございまして、市民ネットワーク「いまり」に加入されている市民活動団体等は18団体あり、正会員が14団体、3条会員が3団体と、1個人が加入されております。利用されている方々の声や意見を反映させることも重要なことから、まちづくり課としては定期的に開催される市民ネットワーク「いまり」の理事会や交流会等へ職員が直接説明に出向き、まちづくり課が本年4月から本庁1階から市民活動支援センター内に移動する旨を説明したところ、市民活動支援センター内に移転することを心強く感じられ、大変喜んでいただいた、また、障害者生活支援センターの移転に伴い、市民交流プラザから市民活動支援センターという名称に変更することを市民ネットワーク「いまり」の理事長、役員に事前にお伝えしたところ、反対意見もなく、快く承諾していただいたという説明がありました。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。5番西田議員。 ◆5番(西田晃一郎)  関連しますけれども、質疑に伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例制定についてとあります。 このほかの説明のことについてもですけれども、そのほかどういった議論がなされたのか、お尋ねいたします。 ○議長(馬場繁)  松永委員長。 ◎環境建設委員長(松永孝三)  大きくは3点が議論になっておりまして、先ほど言った使用されている団体の周知についてと、その前に名称の変更について質疑がありました。 まちづくり課の説明では、3つの案を市民生活部内及び庁内関係部署と協議を重ね、例規審査委員会を経て、今回の条例制定に伴います名称変更について根本的な考え方が示されました。1つ目は、市民交流プラザという名称は変えずに障害者生活支援センターだけを削除するという案、これでは市民交流プラザの中に市民活動支援センターがあるという構図になり、2つの名称が混在することで結果的に市民や利用者に分かりにくくなる。2つ目に、市民活動支援センターと障害者生活支援センターを削除し市民交流プラザの名称のみ残す案、名称は一本化されますが、これでは自主的な市民活動を支援し、市民と行政の協働によるまちづくりを推進するという市民活動支援センターの存在そのものがぼやけてまいりまして、これもまた非常に分かりにくいとなる。3つ目に、市民交流プラザと障害者生活支援センターの両方を削除し、市民活動支援センターのみ残すというもので、今回の議会に提出されている案で、施設名とその施設の設置されている目的が明確に一致しており、市民や利用者に分かりやすいということからこの案を採用することとし、伊万里市民活動支援センターと決定したと。このように、政策、条例には市民への分かりやすさを最優先させることが大切であると、この名称についての決定に至る経緯が説明されました。 それから、移転後の市民活動支援センターについてのまちづくり課の取組ということで、4月からはまちづくり課が市民活動支援センターへ移転し、常駐することになります。市民ネットワーク「いまり」をはじめ、NPOや市民活動団体とは会議や研修会などで情報共有及び情報発信に努めていきますが、まちづくり課が同じ施設に移転することで、これまで以上に連携強化を図ることが可能となり、市民との協働によるまちづくりの総合拠点となると考えておるということで、力強い説明がありました。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で各常任委員会の報告に対する質疑を終結いたします。 ここでしばらく休憩いたします。               (午前11時26分 休憩)               (午前11時33分 再開) △日程第6 議会議案の上程 △日程第7 議会議案の提案理由説明 ○議長(馬場繁)  会議を再開します。 ここで、本日、盛議員外7名から、環境建設委員会に付託されております議案甲第2号伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例制定についてに対する修正の動議が提出されましたので、本修正案を議題といたします。 議案の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。 議会議案第1号 修正案の提出について。21番盛議員。 ◆21番(盛泰子) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━議会議案第1号                修正案の提出について      ─────────────────────────────提案理由 平成20年(2008年)にオープンした伊万里市民交流プラザは、「伊万里市民が主 役のまちづくり条例」に規定された「市民との協働」を推進するための施設であり、市 民ネットワークいまりに加入して、まちづくりに尽力されている団体などに活用されて いる。  この施設内にあった障害者生活支援センターが来年度から移転し、まちづくり課が移る ことから、「市民活動支援センター」の名称へ変更する旨の改正案が提出されている。  表題に施設の目的を明記することは是とするものの、市民との協働を具体化する市民活 動がますます盛んになることを期待し、「人が集まる場」との意味があり、かつ親しま れた「プラザ」の表記を残すと共に、「市民が主役のまちづくり条例」の趣旨に沿った 内容に修正するものである。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  本修正案の提案理由説明が終わりましたので、ここでしばらく休憩いたします。               (午前11時35分 休憩)               (午前11時45分 再開) △日程第8 議会議案に対する質疑 ○議長(馬場繁)  会議を再開します。 先ほど提案がありました修正案に対する質疑を行います。 議会議案第1号 修正案の提出について。どうぞ。17番前田久年議員。 ◆17番(前田久年)  質問させていただきます。 今回、執行部から改正案として提案をされております市民活動支援センターという施設の名称は、文字どおり、地域で市民活動を行う、またはこれから行おうとしているグループや個人が使用する施設であることをよく表した名称になっているなという思いをいたしております。そうした中、今回提出されている修正案では、施設の名称に伊万里市民活動推進プラザが提案されておるところであります。これは今回、市と違ってまた次なる名称が提案されているわけでございます。 そうした中、やはり皆さん方も御存じのとおり、何かが変わればいろいろ読み慣れた名前よねと、本当になぜこんな変わるのということがあるわけでございまして、この交流プラザもそういうようなことがあったんじゃないかなという思いもいたしております。そしてまた、御存じのとおり公民館からコミュニティセンターになりました。その中にも、やはり聞くと、何でと、横文字では呼びにくいよねということもお聞きいたしました。そうした中、今回こういうふうな名称が変わったということで、そこで質問をさせていただくところでございます。 先ほど質疑の中で環境建設委員長のほうから、この名称を変えることについては、執行部から理事長、そして役員に報告をされ、いいですよというような状況でお聞きしたということでお聞きしたところでございます。そうした中、やはりそういうような話をされてのこの提案じゃなかったかなと思いますので、ちょっとそういう中で私も質問させていただきます。 今回、修正案で、名称、そして変更、そして伊万里市民活動推進プラザについてはどのような方法で決められたのか、お伺いいたします。 ○議長(馬場繁)  21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  前田久年議員のお尋ねにお答えいたします。 どのような方法でということですので、何をお答えしたらいいのかなというふうに思いますが、やはりまずこの原案に対して疑問に思った人たちが集まりまして、そこで論点を出し合い、それから私たちの元に寄せられた改名について、名前を変えることについて寄せられたものを集めまして、そして、どういう形がいいのかということを議論いたしました。やはりこの施設は市民が主役のまちづくり条例に基づいて、市民との協働を具現化する建物として、場所として造られているわけですから、やっぱりそこに立ち戻る必要があるだろうと、まずそこから始めて、この修正案をずっと議論してつくったものでございます。 ○議長(馬場繁)  17番前田久年議員。 ◆17番(前田久年)  今、大変議論を重ねたということでございますが、それは議論はするでしょう。修正案という重さは大変御存じのとおりでございます。 そうした中、やっぱり何回となく議論を重ねたということでございますが、これはちょっと私の聞き間違いか、ちょっと聞き取りが悪かったかもしれないけど、これについては関係者とか役員さんとか、その人たちに報告とか、こんなふうに変えますよというような議論等はやっていらっしゃらないわけですね。 ○議長(馬場繁)  21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  この修正案を提出したメンバーからは、そのことについての意見をお聞きすると、お話をお聞きするということはなされております。 ○議長(馬場繁)  17番前田久年議員。 ◆17番(前田久年)  今後お聞きをするということですね、分かりました。 では、次に移ります。(発言する者あり)協議したということですね。ちょっとすみません。 ○議長(馬場繁)  21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  この修正案を出したメンバーがお聞きをする場を持っているということです。 ○議長(馬場繁)  17番前田久年議員。 ◆17番(前田久年)  何か聞きづらい、分かりました。後で会議録を見ていきます。 そうした中、今度、先ほど申しましたように、修正案をこういうふうに変えるということは、本当によくよく考えてのことだと思っておりまして、その中、この提案をされるに当たり、やっぱり議論をいろいろされて、先ほど誰としましたかですから、最終的に伊万里市民活動推進プラザの名称になったのか、お尋ねをいたします。 ○議長(馬場繁)  21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  当然ながら、いろいろな議論を重ねて、最終的にここに落ち着いたということでございます。私たちの提案にもあるように、市民活動推進プラザということで、市民が主役のまちづくり条例に立ち返りますと、もちろん支援を通じて最終的に目標としているところは推進なんですよね。ぜひこの言葉を、まさにこの施設の目的を明示するものとしては、こういうふうにしたほうがふさわしいという思いで、ここまで含めて修正をしたところでございます。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。12番山口恭寿議員。 ◆12番(山口恭寿)  今、先ほど前田久年議員の質問で、盛議員の答弁で、人が集ってこのプラザという名前にこだわるというような話だったんですけれども、当然こういった話であれば、私は環境建設委員会が所管する案件なので、そこを紹介する、そして環境建設委員会で話をもむべきだったというふうに思うんですけれども、なぜそういったことがなされなかったのか、盛議員、お答えしていただけますか。 ○議長(馬場繁)  21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  通告をいただいておりませんが、お答えをいたしますね。 ○議長(馬場繁)  いいですか。 ◆21番(盛泰子) 続 いや、どうですか、議長の御判断をお願いします。 ○議長(馬場繁)  それでは、答弁をお願いします。 ◆21番(盛泰子) 続 私たちとしては、やはり所管の委員会が結論を出す前に動くということは差し控えるべきだと。これはかつて、私の記憶に間違いがなければ、朝ごはん条例の修正をしたときも、まさに同じ状況だったというふうに思うんですよね。そういうこと、一言に尽きます。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。8番中山議員。 ◆8番(中山光義)  私、今日、朝3時から起きて、るる資料も見て、悩みに悩んでいます。今現在も悩んでいます。そういう意味で私は質問をします。今現在、まだ中立です。 1点目、議案質疑から今日まで、ここの中にもありますが、プラザにこだわっておられる。それは市民に親しまれた名前だからというようなことです。それも一つあるでしょう。それと、冒頭もプラザ、プラザというようなことですが、このプラザに思いをはせている人がどのくらいいるのかなというのを私は1つお聞きしたいなと。どのくらいの方に、ねえ、あなた、プラザがいいよねとか、どうする、プラザがいい、どっちがいいとか、そういう市民の思いというのをどういうふうに把握されているのか。 それともう一つ、市民活動支援という文言を活動推進に変更した理由について、再度質問をいたします。 それと、センターとプラザの違いは、直訳すると何になるのか、これはもちろん議論の中で議論されてきたと思うんです。要するに、今回の改正で名前に対する思い入れを外して、中立的な立場からすれば、今回の議案甲第2号については──中立的な立場ですよ、プラザが正解か、センターが正解か、直訳をすれば。そこについてはどうお考えか、お尋ねします。 ○議長(馬場繁)  21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  中山議員の御質問にお答えいたします。 まず、最初のプラザに固執する理由ということですね。確かに議案質疑のときに、私がそのことを申し上げておりますので、そういうふうに見えているのかなというふうに思いますが、この修正をするに当たって、全くフラットに戻して、そこから積み上げての結果がこの名称ということになります。固執しているわけではございません。 その内容としては、4点目におっしゃったプラザとセンターの意味ですよね。そこが一番大きい理由なんですけれども、プラザのほうは人が集まる広場ということです。それは提案理由にも書いております。そして、センターのほうは中枢機関、いろんな訳があると思いますけれども、中枢機関ということでございますので、ぜひいろんな団体の皆さんが集う場であるということを大事にしてほしいということで、センターではなくプラザという名前にしたところでございます。固執ではございません。 そして、どのくらいの方の思いかということですね。これはやはり数ではかることではないのではないかなと。実際にここでしっかり活動していらっしゃる方の中から、ましてや今度名前が変わるかもしれないということを御存じの方ばかりではないですよね。ですから、私たちに寄せられた声を大事にしたいと。皆さんも質問などでよく市民の声を大事にとおっしゃいますよね。まさに同じレベルのことというふうに思います。 それから、支援から推進に変えた理由ですね。これについては、先ほどの前田久年議員の質問に対してもお答えしましたけれども、市民が主役のまちづくり条例、これは私の記憶に間違いがなければ、伊万里市で初めてですます調でつくられ、しかも前文がついている条例ではなかったかというふうに思います。自治基本条例にも匹敵する、本当に大事にしていかなければいけない条例ですね。そこの前文の最後に、こんなふうにあります。「市民と市が協働して「市民が主役のまちづくり」を進めるために、私たちはこの条例を制定します。」、異論のある方は一人もいらっしゃらないというふうに思うんですが、やっぱり市民が主役のまちづくりを進めるという、その進めるということをまさにこのプラザの名前につけたいというのが私たちの思いでございます。 以上でよろしいでしょうか。 ○議長(馬場繁)  8番中山議員。 ◆8番(中山光義)  一つ一つに私も反論はしません。最後に自分の思いで、今から皆さんの意見を聞きながら最終的に私も討論をして、そこで自分の思いを言いたいというふうに思います。もちろん基本条例のその推進という言葉については、私も座長で基本条例をつくった一人ですので、十分分かっておるところでございます。いずれにしても、あとは皆さんの意見を聞きながら判断をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(馬場繁)  21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  先ほど前田久年議員の御質問の中にコミュニティセンターのことがちょっと触れられましたので、それについても説明をさせていただきたいと思います。 平成21年3月の議会に、それまで懸案だった大川公民館の建て替えについての国の補助金があったので、前倒ししてできることになったという御提案がありました。そのときに、私はコミュニティセンターという名前、これをこの補助金を使うからには縛られていかなければいけないのだろうかということを議案質疑でお尋ねいたしましたが、そのときに江頭元教育部長がこんなふうにおっしゃっています。当然ながら設置条例が必要だが、その名称はコミュニティセンターとせざるを得ないと思いますということで、以後、これが伊万里市のスタンダードになり、公民館から今コミュニティセンターに変わっているものだというふうに認識しているところでございます。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、本修正案に対する質疑を終結いたします。 ここでしばらく休憩いたします。                (午後0時 休憩)                (午後1時 再開) △日程第9 特別委員会報告 ○議長(馬場繁)  会議を再開します。 それでは、各特別委員会の報告を求めます。 まず、公共施設最適化調査特別委員会、樋渡委員長。 ◎公共施設最適化調査特別委員長(樋渡雅純) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            公共施設最適化調査特別委員会報告書 令和2年第2回定例会において設置されました本委員会は、令和3年2月15日及び3月5 日に委員会を開催しましたので、その結果について報告します。1 調査の経緯について  伊万里市では、高度成長期(1970年~1980年代)にかけて多くの施設が建設されており、 築30年以上を経過しているものは全体の約58%となっています。10年後には約82%に達する 厳しい状況にあり、老朽化対策は大きな行政課題となっています。伊万里市では平成29年3 月に「公共施設等総合管理計画」が策定され、維持管理に関しての方針を示すとともに、施 設データの一元化を進める「公共施設等管理システム」を導入し、施設の統廃合、長寿命化 のシミュレーションが明確になり個別施設計画に反映されています。  本委員会においては、昨年度に引き続き今年度7回の委員会を開催し、個別施設計画の進 捗状況や学校規模適正化の教育的視点からの方向性、公立保育園民営化の動き、また、財政 状況や資産状況の確認など執行部により説明を受け、協議を行ってきました。2 公立保育園民営化について  3月の委員会では、2月19日の全員協議会で説明があった伊万里保育園の民営化及びこれ まで協議してきた公立保育園の民営化に関して総括質疑を行いました。 第1次計画での民営化対象園で、後日の法人募集となっていた伊万里保育園については、  3月3日に募集説明会、並びに現地での説明会がなされ、2法人の参加があっています。今 後、質疑があった場合は、後日、質問内容、回答とも市のホームページで公表される予定で す。  伊万里保育園の引継保育については、すでに決定している牧島保育園、南波多保育園より 遅れて行われますが、引継保育の形態は法人により様々で、決定した法人と十分な協議がな されることになります。  また、市民会館本館解体とその跡地利用については、本館を解体して更地にしたときは有 効利用をしていく必要があり、案の1つとして伊万里保育園の移転候補地としての利用が提 案されたものであり、移転が決定したものでも、移転前提で公募しているものでもないこと、 市民会館の解体と保育園の移転候補地の案は一体的なものではないことを確認しました。3 伊万里市立学校規模適正化協議会について  今年度は3回の協議会が開催されており、第3回協議会では、大川町、松浦町、山代町、 牧島地区の区長会、学校運営協議会準備委員会での説明会の報告や、該当校の保護者からの 意見についても報告があっています。これまでの協議を踏まえ、一定の方向性を見いだして いくということで、老朽化が著しい大川小学校と松浦小学校については東陵中学校と統合し、 義務教育学校とする。牧島小学校については、複式学級が解消される可能性がゼロではない こと、伊万里小学校との校区の見直し等も含め検討するということで、統合は現時点では保 留とする。また、山代西小学校については、まずは山代東小学校と統合し、段階を踏んで山 代中学校と統合する方向で考えるという意見があったとの報告がありました。  来年度の第2回協議会(11月頃)で答申が出される予定となっています。4 公共施設等個別施設計画について  今委員会では3月2日に終了した伊万里市公共建築物個別施設計画のパブリックコメント の状況と、市長といまりを語ろう座談会(今後の公共施設の在り方について)及び10町・地 区での計画説明に対する意見について説明を受けました。パブリックコメントについては13 人、30件の意見が寄せられ、市民会館跡地利活用、保育園の民営化や市役所移転、国見台体 育館を含む体育施設に関することが寄せられています。  10町・地区での説明においては、中止された座談会に代わる意見交換会の開催の要望も多 く、今後、何らかの形で実施されることについて確認しました。  市民会館本館の除却については、通常、起債が借りられない除却についても9割の充当率 で借りることができ、費用負担の平準化を図ることができる優良債の制度期間が令和3年度 までの予定になっていることから、このタイミングでの除却になっています。市民会館本館 の跡地利用については、周辺施設の複合化の構想もあり、様々な手法を含め市民の意見を受 けて検討される予定です。  委員間の意見交換の中では、老人憩の家についての多くの意見があり、利用者や地域の関 心も高いことから、コミュニティセンターへの機能の移行や活用方法について、利用者や地 域との十分な協議と方向性を明示することの必要性について議員間で確認をしました。意見(1) 施設更新や長寿命化に係る費用算出の推計では、予防保全型の管理を行うことで、費用  の平準化がなされているが、特にこの5年間における費用は突出している。個別施設計  画の事業の確実な実施のため、各種施設整備の基金の安定的な確保に努められたい。(2) 公立保育園民営化の第2次計画に予定されている大川保育園、松浦保育園について今年  度実施した公募前取得意向調査によると、興味を示しているのは現在1法人である。再  度の周知と共に、運営等への懸念については丁寧に説明し、令和5年度には5園全てが  民営化できるよう努めること。 以上報告します。  令和3年3月19日                            公共施設最適化調査特別委員会委員長 樋 渡 雅 純伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、まちづくり調査特別委員会、前田久年委員長。 ◎まちづくり調査特別委員長(前田久年) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             まちづくり調査特別委員会報告書 令和2年第2回定例会において設置されました本委員会は、令和3年3月8日に委員会を開催しましたので、その結果について報告します。1 これまでの経過について 本委員会では、令和2年8月から12月にかけて市内13地区のコミュニティセンターを訪問し、情報収集を行いました。その結果、全ての地区において少子高齢化や地域の将来を担う後継者不足等の共通した課題を抱えているものの、互いの取組についての情報共有が不足しているということが分かりました。 その結果を踏まえ、まちづくり課に対し、各地区の取組についての情報交換会や事例発表会の開催及び視察報告会や合同視察研修の実施などを行い、全市的な情報共有の機会を設けるよう、令和2年12月28日付で提案書を提出しました。2 提案書への市の対応について 本委員会からの提案書を受け、まちづくり課において、今年度中に事例発表会を開催すべく企画検討が進められました。しかし、令和2年12月30日以降も継続して市内で新型コロナウイルス感染症患者が発生したこと、さらに、令和3年1月7日から東京をはじめとする一部地域において緊急事態宣言が発令されたことを鑑み、一堂に会しての開催について断念されました。オンラインでの開催も検討されましたが、環境を整えることが難しかったため、本委員会での情報収集において特に印象深かった市内2つの地域(大坪地区・二里地区)についての事例発表動画を収めたDVDを作成され、各地区に配布されました。 このDVDは、今後開催される区長会や協議会の折に視聴され、アンケートも実施される予定です。DVDと共に、各地区の取組を一冊にまとめた事例報告集も作成されました。 本委員会においても、このDVDを視聴し、まちづくり課との意見交換を行いました。その中で、これまで事務連絡が主であったコミュニティセンター長会において、意見交換の時間が設けられるようになったという報告も受けています。3 まとめ 現在、各地区においてそれぞれの地域の特性を活かした新しいまちづくりの取組が進められています。こうした取組を相互に情報共有し、お互いの良いところを知るだけでなく、苦労した点や改善を図った点を知る機会を設けることで、市全体のまちづくりの機運を高めていくことが、これまで以上に求められています。 今回のDVDを視聴してのアンケート結果を参考に、今後も各地区の情報共有の機会を定期的に継続して設けることを求めると共に、それによって市内各地区が切磋琢磨し、協力し合ってまちづくりの取組を進めていくことが本市を支えるものになると、一年間の活動を通して本委員会は結論付けます。 以上報告します。  令和3年3月19日                              まちづくり調査特別委員会委員長 前 田 久 年伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第10 特別委員会報告に対する質疑 ○議長(馬場繁)  以上で各特別委員会の報告が終わりました。 これに対する質疑の通告がなされていますので、これより各特別委員会に対する質疑を行います。 まず、公共施設最適化調査特別委員会報告について。どうぞ。15番松尾議員。 ◆15番(松尾雅宏)  先ほどの総務委員長への質問と同様ですけれども、1ページの下から6行目のところに、総務委員会からも答弁をいただきました、この移転は解体とは切り離したものであるというのをここに明記なされております。当然、特別委員会ですから、もっと深いところの議論があったと思うんですけれども、この冒頭に「案の1つとして伊万里保育園の移転候補地」と。案の一つということは、ほかにも何か案が、候補地が示されたのか、ここをお尋ねしたいということと、候補地検討委員会の設置を、今までも既に伊万里・牧島保育園の移転整備に係る候補地検討委員会、これは統合を含めたところだったんですけれども、2月7日、5か所提示をなされました。7月12日に絞り込みがありました。その次に、その意見の精査を深めて4月以降に再協議をするということで終わっています。 ですから、これはまだ継続をしておると思うんですけれども、このことで、例えば、委員の組み直しとか、新たな委員会の設置とか、こういうところまでの検討が、説明があったのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(馬場繁)  樋渡委員長。 ◎公共施設最適化調査特別委員長(樋渡雅純)  今、大体2点についての質問ではなかったのかなと思います。 特別委員会では、全協で説明がありました市民会館解体後の跡地利用についてということをテーマにして、質疑を中心に行ったところです。 案の一つとしてということで、ほかに何かというところではありますけれども、これについては委員会の中で候補地の一つとして書いてあるが、ほかに候補地が複数出てくる可能性があるのかという質問もあっていまして、そこにおいては、執行部からは過去において、先ほど示されたように民営、公営は別にして、まず、用地があるのかどうかという点で、大坪、伊万里については地元にお願いして、候補地の選定委員会を設立して検討させてもらったという、その経緯。 また、伊万里保育園についても、最終的に委員会の中で3つの候補地を出してもらったわけですけれども、買収経費、造成経費がかかるということで保留になったという、その経過の説明がありました。具体的に、先ほど言われましたように検討委員会のこれからについての説明はなかったところです。 市民会館の跡地を候補にしたいという案を持っているということで、選定された法人にどういう考えがあるのか、例えば、ほかに用地確保があり、そこに移転したいという可能性もあるということで、そこら辺まだ分からないところではありますけれども、費用をどう見ていくのかを考えると、できる限り遊休市有地のほうで対応させてもらえないかという市の考えを述べられました。一つの案として提示できればというのがあって、議会にそれを示しましたという説明でありました。 またほかには、民営化の対応について、ちょっと踏み込んだ、前のめりの姿勢があるんじゃないかなという質疑もあったんですけれども、執行部としては、社会福祉法人という非営利を基本とした法人ということで、基本的には余剰財源は持っていないという認識がありまして、伊万里保育園に関しては、できれば近隣のところで建て替えていただきたいということで、全く別のところに建てていただくことというのは、募集要項の中でも考慮しているところではないというふうな説明。 また、新たな土地購入によると市のほうにも応分の負担が出てくるということで、費用低減のためにもいろいろな対策を取る必要があると考えているということと、基本的に公立、私立問わず市の中で保育をやっていくと、保育行政の責任があるということで、今回、公立保育園を民間移譲することになるので、スムーズに民間移譲になるように進めさせていただいているというような話もありました。 また、建て替え跡地の問題を踏まえての説明であったり募集ということになっているのかという質疑に対しては、公募については今の施設をそのまま移管するという前提の下で行っていると。5年以内の中で建て替え、もしくは大規模改造を行っていただきたいということで、現在地での建て替えではなく近隣の中で移転される場合は、遊休市有地があれば相談に乗っていくという基本的な考えを持っているということで、現在、市民会館跡地の案を示されていますけれども、その移転を前提に公募しているわけではないという話を聞いたところです。 また、政策経営部に関しましても、同じように跡地利用についてということで考えを聞きましたけれども、政策経営部のほうからは、現在4施設ほかにあるわけですけれども、複合化ということで、今、計画に当然入れていると。市民会館本館を解体することは計画に入れているということで、その後の跡地活用については今のところまだ白紙状態と。複合施設を単純に4つくっつけたものではなく、エリア全体を使って活用していくと。いろんな機能を持ったものが造れないか考える必要があるという認識を示されました。 全体計画をある程度持った上で、今回、伊万里保育園も跡地の活用の案として入っているということもありますので、今後それも含めて検討していけたらという考えでありました。 意見の中にも書いてありますように、いろんな意見、いろんな構想を市民の方と練って、また、市民の方からも参加していただく機会をしっかりつくって考えていきたいと、そういう答弁でありました。 ○議長(馬場繁)  15番松尾議員。 ◆15番(松尾雅宏)  この保育園に限っては、執行部の方針はもちろん必要だと思うんですけれども、やっぱりさきの全員協議会に持ってこられたり、どう考えても伊万里市がそこに建てようという、移転しようという前のめりの方向が私たちには感じられます。 この中で、こういううわさも聞こえています。例えば、これは後もって執行部にはどなたがおっしゃったと教えますけれども、私の一方的な話じゃないということで教えますけれども、ここの文書の中にも、伊万里保育園が牧島保育園より引継ぎ──、この民営化が遅れていますというのは、伊万里町の区長会から民営化よりも公営でやってくださいという要望書が来たからだというふうに聞いたところです。そのことを、その代わりに町内に残すんだといううわささえ耳に入ってきます。決してそういう跡地を取引してはならない、あってはならないと思うものですから、こういううわさが出ること自体、事実はないでしょうけれども、そういううわさが出るということさえ私は懸念をするところです。 先ほどの委員長の説明にあったように、そういうものをもっともっと協議する、前回ありました候補地検討委員会というものをやっぱり設置して、市民に、関係区に分かるような、誰にでも分かるような候補地の協議を進めていただきというふうに思います。 先にですけれども、公立保育園等施設整備検討委員会で5回にわたり各種の関係者を入れて協議がなされ、この結果は民営化でいこうというふうな、移行すべきというふうな意見がまとめられています。ですから、民営化はそこにあるんです。そしてあと、保育園の移転先ですけれども、先だってまで、平成29年2月、平成29年7月に開催されたその委員会の委員の構成の見直し、そして新たな設置、そのいずれかしろ、候補地検討委員会を立ち上げて、フラットな状態でぜひしていただきたいと思っております。 執行部に質問するような形になっていますけれども、ぜひこのことを聞いておいて次に進めていただきたいと。私におっしゃった人は、そこにはあと重要な4施設があるだろうと、そこにはまずかろうというふうな意見も言われました。 特別委員会のほうでは十分に審議はなされておりますので、ここのまとめのところでも明記をなされていますから、ひとまず安心はしたところでございます。 以上です。終わります。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、まちづくり調査特別委員会報告について。どうぞ。5番西田議員。 ◆5番(西田晃一郎)  まちづくり調査特別委員会報告に質疑をさせていただきます。 今回2点お尋ねいたします。 まず1点目、報告の2番目の「提案書への市の対応について」の3段落目にあります「まちづくり課との意見交換を行いました。その中で、これまで事務連絡が主であったコミュニティセンター長会において、意見交換の時間が設けられるようになったという報告も受けています」とありますが、この意見交換では、どのようなテーマで意見交換がされて、どのような意見が出たかという報告の具体的なところをお知らせください。 2点目ですが、最後の「まとめ」の2段落目に「今回のDVDを視聴して」とあります。その語尾に「視聴してのアンケート結果を参考に、今後も各地区の情報共有の機会を定期的に継続して設けることを求めると共に、それによって市内各地区が切磋琢磨し、協力し合ってまちづくりの取組を進めていくことが本市を支えるものになると、一年間の活動を通して本委員会は結論付けます」と結んでありますが、では、これを実現させるために、この一連の機会を設け、各地区の活動を支えたり推進したりするのは誰なのかというのをお尋ねいたします。 ○議長(馬場繁)  前田委員長。 ◎まちづくり調査特別委員長(前田久年)  西田議員より2点質問を受けたところであります。 1点目の質問に答弁させていただきます。 西田議員のコミュニティセンター長会においての意見交換会のテーマはどのようなものかという御質問にお答えいたします。 報告書にございますとおり、これまではセンター長が毎月一堂に会するものの、事務的な連絡が主だったわけでありますが、しかしながら、特別委員会で各地区を訪問して以後、お互いの地区の取組や状況について話す時間が持たれるようになったとお聞きをしているところでございます。具体的なテーマを定めてのものではないと思われますが、これは本当に委員全員、喜ばしい効果が出たなと喜んでいるところでございます。 それと2点目、各地区の活動を支えたり推進したりするのは誰ですかという質問についてお答えさせていただきます。 これは西田議員も御存じのとおり、やはり各地区にはまちづくり運営協議会がございます。その協議会を中心とした住民の皆さん、そして地域支援員さんが一緒に推進をしていくものと思っております。そうした中、今後、やっぱり西田議員も若くもあるし、一緒にどんどん引っ張っていってくださいますようお願いするところでございます。 以上です。 △日程第11 議案等の付議順序により討論及び採決 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で各特別委員会の報告に対する質疑を終結いたします。 それでは、議案等の付議順序に従いまして、これより討論及び採決を行います。 なお、議案甲第3号から甲第20号まで及び議案乙第2号から乙第15号まで並びに諮問第1号については討論の通告がなされておりませんので、討論を省略いたします。 まず、議案甲第2号 伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例制定について。 本案については原案を一部修正する修正案の提案がありますので、まず、修正案についてお諮りいたします。 議会議案第1号 修正案の提出について、本修正案に対する討論はありませんか。16番松永議員。 ◆16番(松永孝三) (登壇) 私は伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例に対する修正案について反対の立場で討論をいたします。 委員会報告でいたしましたように、環境建設委員会では原案の伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例につきましては、慎重審査の結果、賛成多数で可決すべきものといたしました。 この議案は、ただただ、単に名称の変更について議論すべきではないと思います。議会議員の皆さん御承知のことと思いますが、伊万里市総合計画の基本構想の中で、まちづくりの目標「自立と協働のまちづくり」、「まちづくり団体や地域のまちづくり活動を支援し、市民活動に新たな担い手づくりに努めるなど、市民みずからが地域課題を解決する取組への支援に努めます」と記されております。 基本計画では重点政策2「市民主導型公民連携のまちづくり」とし、「人口減少や高齢化が進む中、地域住民が自発的に立ち上がり、地域交通の確保や高齢者の支援など、わがまちの課題を把握し解決を図る市民主導のまちづくり活動は、地域での暮らしの維持に不可欠な取組です。地域住民どうしの支え合いを促進するとともに、地域の課題の解決にスピード感を持って取り組むことができるよう、地域との対話を深め、現場で決定し、すぐに対応することができる体制づくりを進めます。取組にあたっては、地域のまちづくり団体やNPO法人などの活動を積極的に支援するとともに、みずから課題を発見し対応することができる職員を育成し、あらゆる機会を捉えて市民との対話を深めながら、市民からの意見やアイデアなどを施策に十分に反映させ実行していくなど市民との協働を進めます」。 取組方針としまして、「まちづくりの担い手の育成」の中で、「市民ネットワーク「いまり」の活動を強化することにより、市民活動支援センターを拠点とした市民活動団体への支援を強化します」と記載されています。 伊万里市総合計画策定条例の第3条では、「総合計画は、市の最上位の計画とし、市長が別に策定する個別の行政分野に関する計画の策定又は変更に当たっては、総合計画との整合を図らなければならない」。 そこで、支援の意味するものについて、市民活動支援センターにおける行政側の役割として、官民各種の補助事業や研修会、講習会などの情報の提供や、団体設立や運営に関する相談業務などを担っております。 一方、センターにおいて中心となって活動している市民ネットワーク「いまり」では、加入団体相互の情報交換のほか、補助事業などの活用の実績のある団体が新規に取り組みたい団体へのアドバイスを行ったり、加入団体がイベントを開催する際などには、各団体が自分たちのネットワークを生かしてイベントの周知を図ったり、人手不足の場合はほかの団体が準備を手伝うなど、お互いに支援をし合って活動を繰り広げております。 つまり、行政が市民活動団体に一方的に支援しているわけではなく、市民活動団体同士が手に手を取って協力し合いながら、支援し合っているわけであります。 支援という言葉に力のある者が力のない者に施すというイメージがあるから不適切であるというお考えではないかと発言を聞いて推察いたしております。支援とは、確かに力を貸して助けるという意味がありますが、先ほど活動の実情を述べましたとおり、行政と団体、また、団体同士がお互いに肩を組み、同じ目線で活動されることを考えれば、支援という言葉は決して不適切な使い方ではないと申し上げたいと思います。 以上、修正案に対する反対討論といたします。 ○議長(馬場繁)  反対討論がなされましたが、賛成討論はありませんか。5番西田議員。
    ◆5番(西田晃一郎) (登壇) こんにちは。私は議案甲第2号伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例に対する修正案に賛成討論をさせていただきます。 今回上程された議案の修正案に対し、まず、賛成を表明いたしますが、この議場の中を見渡してみますと、この中で平成20年4月の開所以来、伊万里市民交流プラザを公私ともに利用し続けているのは、唯一、私だけです。 また、平成20年11月に、伊万里市民交流プラザを拠点に、先ほど説明がありましたが、伊万里市内の市民活動団体のネットワーク化により、人、情報等の交流を通じ、地域の活性化を図るため設置された市民ネットワーク「いまり」に設立以来参加し続けているのも私だけです。(「それは違う」と呼ぶ者あり) 本来なら、市民ネットワーク「いまり」の交流会やイベント、認知症の人とその家族の会、通称ひまわり会の例会や行事等で活動を共にさせていただいた故渡邊議員がここにいらっしゃればもっと心強かったことでしょう。 さて、私は次の3つの理由から賛成いたします。 まず1点目です。 今回、伊万里・有田障害者生活支援センターの移転に伴い、伊万里市民交流プラザの機能が市民活動支援センターのみとなることを理由に名称の変更が行われると思います。しかしながら、障害者支援センターのスペースの後には病後児保育室すこやかが旧母子生活支援施設から移転してきます。つまり、伊万里市民交流プラザには、事実上、複数の施設が存在することとなり、名称を市民活動支援センターに変更する必要はないと考えます。 次に2点目です。 障害者生活支援センターが移転するにもかかわらず、その後の名称に市民活動支援センターと「支援センター」という言葉が表に出てしまうことで、障害者生活支援センターを利用する方々に誤解と混乱を招く可能性が高いと考えます。また、市内には市民センターやコミュニティセンターなど「センター」がつく施設が多く、間違いや勘違いを誘発する可能性が高いと考えております。 そして3点目です。 10年以上、伊万里市民交流プラザを拠点として、先ほど来、説明があったように、共に活動を続けてこられている市民ネットワーク「いまり」の加盟団体をはじめとする市民活動団体の方々の思いです。その思いは、伊万里市民交流プラザの施設にも名称にも愛着を持ち、これからもプラザを拠点に活動を続けていきたいという生の声からです。 先ほどの反対討論でもありましたとおり、総合計画の初めの市長の挨拶文の中に、「この計画を着実に推進し将来都市像を実現していくためには、市民に郷土への誇りや愛着心を高めていただけるような事業の展開を図りながら、地域や各種団体をはじめ市民と一体となった「オール伊万里」での取組が不可欠でありますので、市民の皆さまのご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします」とあります。 つまり、伊万里市の発展に必要な市民活動推進の中核を担う、今後ますます活躍が期待され、市民活動の幅、輪を広げるための一翼を担う市民ネットワーク「いまり」や市民活動をされている方々の伊万里市民交流プラザへの愛着を奪ってまで、名称を市民活動支援センターに変える必要があるのでしょうか。また、こうした中で郷土への誇りや愛着心を高めることができるのでしょうか。いま一度、市民の立場に立っているか、市民活動の担い手に寄り添っているか、考え直していただきますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。3番加藤議員。 ◆3番(加藤奈津実) (登壇) 私は修正案に賛成の立場で討論いたします。 本議案において市民活動の定義の根拠とされている伊万里市民が主役のまちづくり条例の第2条第3号を読みますと、市民活動とは「多くの市民の幸福を願って、市民によって自主的に行われる非営利の活動」とあります。また、この条例の目的は「市民の自主的な地域活動を促し、更に市民と市が協働して市民が望んでいるまちづくりを進め、本市の発展を図ること」とあります。 加えて、私がこの1年、まちづくり調査特別委員会において委員の皆さんとまちづくり課と共に市内13地区を回った中で、各地域の皆さんの活動と思い、そういった市民活動を応援し推進していきたいというまちづくり課の思いを十二分に感じてまいりました。恐らく原案の伊万里市民活動支援センターであっても、大きな支障が出るものではないでしょう。 しかしながら、自主的な市民活動の推進と本市の発展のため、また市民活動の根拠となる条例を鑑みましても、条例名は市民への目的の伝わりやすさを最優先とするのであればなおさらのこと、また、松永議員の総合計画との整合性のお話が出ました。総合計画のスピード感を持った市民との協働のまちづくりを進めるのであればなおさらのこと、修正案の伊万里市民活動推進プラザであるほうが、より施設の目的が市民に伝わりやすいと考えております。 「支援」という言葉にネガティブなイメージがあるから、前に出すべきではないという議論ではないかというお話がありましたけれども、それについては全くそうではないと考えておりまして、支援に未発達なものを支えていく、応援していくという意味があるのは事実でございまして、未発達な、これから育っていく市民活動に対しての支援はもちろん必要なことと提案者の私たちも考えております。 ですので、本修正案の中にも、第4条の(1)の中に「市民活動の育成及び支援に関する事業」という言葉はそのまま残しております。もちろん支援が必要なこれからの団体もたくさんあることも存じ上げております。ただ、この支援の先にある最終目的はまちづくり活動の推進であり、その目的をより分かりやすく市民に伝えるとするならば、今回の修正案の伊万里市民活動推進プラザであるほうがより適切と思っての修正案の提出でございます。 どうぞ皆様の御理解、後押しをいただけるよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。9番力武議員。 ◆9番(力武勝範) (登壇) 私も、議案甲第2号伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例に対する修正案について、賛成ということで一言言わせていただこうかなと思います。 まず、今いろいろ議論されているのは、施設の名称をどうするかということを議論されているのかなと思ったんですけれども、まず、私が執行部にいろいろ聞きに行ったときに、確かに3つの案を示されて、どれがいいか本当に考えて原案のとおり決めましたということを言われたときに、なるほどなということでそのときは感心をしました。 ただ、私、この本文の条例の中身をじっくりと見たときに、まず、第1条で「本市は、本市区域で自主的な市民活動を支援し、市民と行政との協働によるまちづくりを推進するため」、これを設置すると。 じゃ、これは何のために設置するのかと。支援するために設置するのか、推進するために設置するのかという疑問に陥りました。これを支援センターということにすれば支援が表に出ます。じゃ、支援が目的の条例になってくるのかなと。 第4条に目を落としてみますと、「設置の目的を達成するため、次に掲げる事業を行う」。1つが「市民活動の育成及び支援に関する事業」ということは、第1条が支援をすることを目的とすれば、こういうふうな形になります。市民活動を支援するために「市民活動の育成及び支援に関する事業」を行うと。また、市民活動を支援するために、(2)は「市民活動に関する情報の収集及び提供に関する事業」と。市民活動を支援するために育成の事業、市民活動を支援するために支援に関する事業、意味がなかなか通りにくいのかなと。本当にこれでいいのかなという疑問に陥ったところですね。 じゃ、これが協働のまちづくりを推進するためが本来の目的であるとすれば、まちづくりを推進するたに「市民活動の育成及び支援に関する事業」を行う。または、まちづくりを推進するために「市民活動に関する情報の収集及び提供に関する事業」を行う。これだったらスムーズに条文が通ると思います。 やはりこの条例というのは条文に即した条例名でないといけないというのが、私はそれが原則だと思います。本当にこの支援センターでこの条文のとおりの意味が通るのかなという疑問ですね。 それでもう一つ、プラザとセンターという、今、使い分けがされております。 これもですね、中山議員も言われましたけれども、センターというのは中心的役割を担う機関、大体特定の機関を一定の地域に集中させる機関というふうに表現をされております。片方で、プラザは主に公共の広場を表すときに使われる言葉ということで表現されております。 じゃ、実際、今の交流プラザがどういうふうなところなのか、支援が集中的に行われているところなのか。確かに、まちづくり課が移転すれば、支援・相談業務がそこに入ります。ただ、これは市の業務として行われることであって、この条例でうたわれているわけじゃないですもんね。実際、どういうふうな活動であそこの施設を使われているのかと聞いたときに、市民活動団体が自由に会議を行ったり、勉強をしたり、情報交換をしたり、情報提供をしたり、本当に自由に使われているところですよね。市民が、市民団体が集まるところというふうなことを考えれば、この改正案の市民活動推進センター、いや、プラザですね、これが本当にしっくりいくのかなということで、私はこの条文の中身を考えて精査をしたときに、市民活動支援センターとした場合に本当にこれが市民にとって理解できる条例になるのかと。中身をしっかりと検証して、中身に即した条例名にすることが、これは私は市としての責務があるのではないかということで、議会として間違ったところがあれば正していかなけりゃいけないということで、私はこの支援センターではなく支援プラザというのが、条文に即した中では適切な条例名かなということで考えております。(「推進プラザ」と呼ぶ者あり)推進プラザですね、申し訳ないです。そうですね、推進プラザというのが一番この条例の本文に即した名前だと思いますので、賛成ということで終わります。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。8番中山議員。 ◆8番(中山光義) (登壇) 私、先ほどの昼休みに、頭の中の整理と討論の整理をしました。そういう中で、討論の結論については結びに申します。 この案件については、市民活動支援センターから市民活動推進プラザに修正を求める提案であります。 「支援」という文言が果たして適当か。条文の中を見ますと、今回、支援が推進という表現に大きく変わっています。 この地方分権、地方創生の観点からしても、推進の表現が適当ではないかという思いもしますが、しかし、先ほどの松永環境建設委員長の委員会報告の答弁で執行部からの説明を初めて聞きました。3つの名称案から議論を深められ、最終的に今回提出された名称に決定されたとのことでありました。 この執行部のプロセスを思うときに、「支援」という言葉、表現の疑問は残るものの、執行部の強い思いも実際伝わってきたところであります。さすれば、本会議場が最終的な決定の場であるということは私は重々承知をしております。しかし、判断に悩んだときは委員会に付託をされ、慎重に審議をなされたわけでありますので、私はその結果を重んじたいという結論にいたしました。 そういう中で、本修正案に対しては反対の立場ということで私の討論を終わります。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。12番山口恭寿議員。 ◆12番(山口恭寿) (登壇) 私は修正案に対して反対の立場で異議を述べさせていただきます。 先ほどから伊万里市民交流プラザ、この名前への思い、そういった話もありました。そういう思いがあるなら、わざわざ変更する必要はないんじゃないかということであれば私も理解できます。でも、今回の市民活動推進プラザ、これは一体どなたが考えられた名称なんでしょうか。例えば、市民ネットワーク「いまり」の皆様でこの名前を考えたということであれば、私はそれは納得します。ただ、できれば、本来の形であれば、この市民ネットワーク「いまり」の方々が環境建設委員会に招致されて、そこで議論なされてこういう名前ができた、こういう流れが私は本来の姿ではないかなと。ただ、それすらなされていない状態でこういう修正案が出てくるのはどうかなと。 今回、私も環境建設委員会のほうで出された結論、これは正しかったんではないかと。もしそこに異論があるのであれば、そういう反対する団体さんがいらっしゃるのであれば、まずは環境建設委員会にそういう団体さんを紹介するべきなんじゃないかと。そして、そこで議論がなされて正しい答えを出す。本来であれば、そういう形で進めていただきたかったという思いで、今回はこの修正案に関しましては反対の意見を述べさせていただきます。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。本修正案に賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 賛成少数であります。よって、議会議案第1号の修正案は否決されました。 次、議案甲第2号 伊万里市民交流プラザ条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。本案に賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 賛成多数であります。よって、議案甲第2号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第3号 伊万里市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第3号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第4号 伊万里市特別会計設置条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第4号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第5号 伊万里市立保育園条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第5号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第6号 伊万里市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第6号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第7号 伊万里市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第7号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第8号 伊万里市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第8号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第9号 伊万里市林業研修センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第9号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第10号 伊万里市木工芸センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第10号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第11号 特定事業契約締結の変更について(伊万里市学校給食センター整備事業)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第11号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第12号 工事請負契約締結の変更について(松浦スポーツレクリエーション施設整備工事)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第12号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第13号 財産の無償譲渡について(牧島保育園園舎等)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第13号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第14号 財産の無償譲渡について(南波多保育園園舎等)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第14号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第15号 路線の変更について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第15号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第16号 佐賀県市町総合事務組合規約の変更の協議について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第16号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案甲第17号 伊万里市公平委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第17号については原案のとおり同意いたしました。 次、議案甲第18号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第18号については原案のとおり同意いたしました。 次、議案甲第19号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第19号については原案のとおり同意いたしました。 次、議案甲第20号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第20号については原案のとおり同意いたしました。 次、議案乙第2号 令和3年度伊万里市一般会計予算について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第2号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第3号 令和3年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第3号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第4号 令和3年度伊万里市介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第4号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第5号 令和3年度伊万里市後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第5号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第6号 令和3年度伊万里市水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第6号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第7号 令和3年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第7号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第8号 令和3年度伊万里市下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第8号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第9号 令和3年度伊万里市一般会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第9号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第10号 令和2年度伊万里市一般会計補正予算(第15号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第10号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第11号 令和2年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第11号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第12号 令和2年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第12号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第13号 令和2年度伊万里市市営駐車場特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第13号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第14号 令和2年度伊万里市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第14号については原案のとおり可決いたしました。 次、議案乙第15号 令和2年度伊万里市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第15号については原案のとおり可決いたしました。 次、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり異議ない旨答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については原案のとおり異議ない旨答申することに決定いたしました。 次、意見書案第1号 児童手当の特例給付の継続を求める意見書の提出について、本案に対する討論はありませんか。14番梶山議員。 ◆14番(梶山太) (登壇) 私はこの意見書案第1号に反対の立場で討論をします。 大きくは2点ございまして、1点目がこの意見書を出す時期の問題、2点目は私の午前中の質疑の中での財源の回答によるものであります。 まず、この児童手当の特例給付の改正方針が決定されましたのが、令和2年12月14日の全世代型社会保障検討会議においてであります。その後、様々な議論を重ねられ、令和3年2月2日に閣議決定がなされました。同じく令和3年2月8日の衆議院予算委員会においても質疑がなされております。 この意見書が昨年12月に出ておれば、私としても考えないことはなかった。しかし、閣議決定がなされ、今、既に動いている状態ではいかがなものかなと思っております。 それと、今回の特例給付の改正において生じる収入1,200万円以上は、全国において現在約61万人、また、その費用として約370億円──推計ですが、この部分はこれでも足りないわけです。待機児童解消のための保育所などの整備費用に使われますが、この約370億円でも全く足りない。所要推計額は約1,440億円。じゃ、残りはどうするのか。残りは経済界に協力を求め、事業主拠出金を充当させるということになっております。 政府は新子育て安心プランにのっとり、令和3年度から令和6年度までの4年間で約14万人分の保育の受皿を整備する方針となっております。この待機児童解消という少子化対策のための財源負担をお願いするという考え方は、令和2年5月に閣議決定されました少子化社会対策大綱に掲げられた理念にのっとるものであります。 今回の見直しに対する考え方として、消費税10%への引上げによる財源を活用した2兆円の新しい経済政策パッケージに基づき幼児教育・保育の無償化などを行っておるということ、さらに、不妊治療助成の拡充や新子育て安心プランの実施による、先ほども申しましたが、待機児童の解消などを行っていくことから子育て世代全体への支援を充実させているところでございます。 現在、子育て中であられる高所得の世帯に対しましても、自分の子どもを育てるだけでなく社会全体の子どもを育てるための負担をしてほしい、どんな子どもたちにも一隅を照らしてほしい、社会全体で、我々も含めて少子化問題に立ち向かっていくことだと私は理解をしております。 以上です。 ○議長(馬場繁)  反対討論がなされましたが、賛成討論はありませんか。3番加藤議員。 ◆3番(加藤奈津実) (登壇) 私は意見書案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、梶山議員がおっしゃった時期の問題ですが、12月の時点では、どこで収入を線引きするのか、その制度設計が曖昧な状態でありました。令和3年2月2日に閣議決定がなされ、その大まかな全容が見えてきたところであります。 しかしながら、意見書を提出する時期というものは、現行の既に施行されている法案についても意見書は出せるものであります。ですので、閣議決定がなされているから、もう回り始めているから意見書を出す時期がいかがなものかという意見に対しては、私は反論を申し上げたいと思います。 また次に、財源についてですが、先ほどの質疑でも申し上げましたとおり、日本の少子化対策費はまだまだ不足していると言わざるを得ません。そもそも全ての子どもたちの保護者は、既に収入に応じた税金を納めている納税者であり、本来であれば、保護者の収入額にかかわらず、子どもたちには平等に手当が支給されるべきと私は考えます。それであっても、現行の児童手当でも減額して支給されているにもかかわらず、また、意見書の中にも記載しておりますが、手当の支給にあって年少扶養控除も廃止されております。その中で、待機児童解消のためとはいえ、本当にここを削らなくてはいけないのでしょうか。 先日の一般質問の健康福祉部長の答弁でも、本市における昨年の年間出生数は371人であり、出生率は全国や県の平均よりは高いものの、5年前と比較したら119人も減少していました。 このように少子化の加速が日本全国で危機的状況の中、少子化対策費を拡充するならまだしも、直接給付の一部を削減して待機児童対策に充てるという今回の改正案は到底受け入れ難いものです。どうぞ皆様の御賛同を得られますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。7番岩﨑議員。 ◆7番(岩﨑義弥) (登壇) 私は賛成の立場で物を申したいと思います。 今、先ほど時期のことについて梶山議員のほうからありましたけれども、おかしいと思うことは、どの時期であっても声を上げてもいいんではないかと私は思っております。 そして、財源のことに関してでありますけれども、この待機児童問題というのは、私ども伊万里市のような小さな市はほとんど実感もありませんし、もちろん全体で解消していかなければいけない問題ということは分かってはいるんですけれども、やはりこの待機児童は解消が必要な地域の問題ですので、その都市部の自治体が負担するなど、そこを考えていただきたいなということが私の考えであります。 そのような声を届けるのも私たち議員、議会の大切な仕事ということで、賛成の立場で発言させていただきます。皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。12番山口恭寿議員。 ◆12番(山口恭寿) (登壇) 私はこの意見書に対して反対の意見で述べさせていただきます。 中身を読みました。中身に関しましては全くそのとおりで、中身に関して私は賛同いたします。 しかし、私は自由民主党員です。これが閣議決定前にこの意見書を出されて、そして提出するということであれば、それは私も賛同いたしました。しかし、時期が、既に閣議決定がなされています。実際に自民党員でこのように意見書に名前を載せて、それは自由ですけれども、本来こういうことをしたら、ほかの自治体の自民党の人たちはどういうふうに思われるでしょうか。そこを考えると、私は、できればこれは12月に出してほしかった。 ということで、今回のこの意見書に関しましては反対の意見で述べさせていただきます。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。21番盛議員。 ◆21番(盛泰子) (登壇) 私はこの意見書に対して賛成の立場で討論をいたしたいと思います。 先ほどから意見書を出す時期のことが問題として指摘されておりますけれども、地方自治法第99条で規定されている内容というのは、私たちに対して与えられた権利です。それを、閣議決定前だったらよかったとか、そういうふうに狭めるのは違うんではないかなと。むしろ、制度がおかしいということであれば、時期に関係なく、やはり地方からきちっと声を上げることが私たちの役割ではないかと。もちろん党の関係の話はあるかもしれませんけれども、やはり地方議員として、伊万里市議会の議員としてどう考えるかというところを考えるべきだというふうに思いました。 そして、この内容に関してですけれども、やはり子育て支援というのは子ども一人一人に平等であるべきだと、子どもを産む性として私はそのように思うところです。どうか御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。本案に賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 賛成多数であります。よって、意見書案第1号については原案のとおり可決されました。 次、意見書案第2号 信号機の整備に関する予算の拡充を求める意見書の提出について、本案に対する討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 △日程第12 閉会 ○議長(馬場繁)  討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第2号 信号機の整備に関する予算の拡充を求める意見書の提出について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号については原案のとおり可決いたしました。 なお、ただいま可決されました意見書については関係機関に送付することといたします。 以上で討論及び採決を終結いたします。 次に、お手元に配付しておりますとおり、各委員会から会議規則第65条の規定により継続審査の申出がなされております。 そこでお諮りいたします。各委員会からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各委員会からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りいたします。 本定例会におきまして議決されました議決事項についての字句、数字、その他単なる誤謬の整理を必要とするときは、会議規則第39条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他単なる誤謬の整理は議長に委任することに決定いたしました。 以上をもちまして今期定例会の日程を全て終了いたしましたので、令和3年伊万里市議会第1回定例会を閉会いたします。               (午後2時30分 閉会) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するために署名する。  令和  年  月  日             伊万里市議会                 議 長  馬 場   繁                 副議長  坂 本 繁 憲                 議 員  山 口 常 人                 議 員  岩 﨑 義 弥           児童手当の特例給付の継続を求める意見書 児童手当は現在、子ども1人につき月額1万円から1万5千円が支給されており、一定以上の所得がある世帯については、特例給付として子ども1人につき一律月額5千円に減額して支給されている。令和3年2月2日、この特例給付について所得を更に区分し、一部の高所得者世帯への特例給付を廃止する児童手当関連法改正案の閣議決定がなされ、政府は現在開会している第204回通常国会において成立を目指している。この改正案が成立すれば約61万人の子どもに支給されていた児童手当が廃止となり、伊万里市においても現行の特例給付が約150人の子どもに支給されているため、その一部が廃止されることとなる。廃止によって生まれる370億円の財源は待機児童の解消に充てるという政府の方針である。 しかしながら、児童手当を支給するにあたって、民主党政権下であった2010年の法改正により16歳未満の扶養家族の年少扶養控除が廃止されているため、既に累進課税制度により高額な税金を負担している高所得者世帯には控除も手当の支給も行われないこととなる。また、2019年には待機児童の解消を目的の一つとして消費税が8%から10%に引き上げられているため、更に特例給付を廃止して待機児童の解消を行うという政府の方針は甚だ受け入れ難いものである。 また、令和2年の出生数は87万人と過去最低を記録しており、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減っている家庭も多い中児童手当の削減を行うことは、少子化対策を重点施策として掲げ、安心して子どもを産み育てることのできる社会づくりを推し進める政府の方針と大きく矛盾するものだと考える。 以上の理由から、児童手当の特例給付の廃止を目的とした児童手当関連法改正案の検討を中止し、これまで通りの児童手当の特例給付の継続を求める。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。令和3年3月19日                                   伊万里市議会衆議院議長  様参議院議長  様内閣総理大臣 様総 務 大 臣 様財 務 大 臣 様厚生労働大臣 様         信号機の整備に関する予算の拡充を求める意見書 伊万里市内における信号機の設置については、毎年常に10か所程度の要望が出されている状況にある。 そこで伊万里市では、各要望箇所の事故件数、交通量、横断者数、交差点形状、設置上の問題点などについて調査、数値化し、伊万里警察署や道路管理者などで組織する選定委員会において優先順位を決めて県へ要望を上げているが、なかなか設置が進まない状況にあるのも事実である。 一方、「佐賀県交通安全実施計画」によれば、県内全体での令和元年度実績は、新設10基、改良41基であり、平成30年度の新設13基、改良66基に比べても、市町からの数多い要望に応えるには甚だ心もとない数字となっている。 信号機の整備については、危険箇所への新規設置はもとより、県が取り組まれている信号機の更新や合理化、高度化も必要かつ重要な観点であり、安全安心のために整備を待ち望む県民の期待へ応える意味でも、新規設置を始めとする信号機の総合的な整備に必要、十分な予算を確保されるよう要請する。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。令和3年3月19日                                  伊万里市議会                                        佐賀県知事 様佐賀県議会議長 様佐賀県公安委員会委員長 様...