伊万里市議会 > 2020-12-23 >
12月23日-07号

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  1. 伊万里市議会 2020-12-23
    12月23日-07号


    取得元: 伊万里市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    令和2年12月 定例会(第4回)          令和2年伊万里市議会会議録(第4回定例会)1.日 時  令和2年12月23日 午前10時00分開会2.出席した議員    1番  馬 場   繁         11番  前 田 邦 幸    2番  坂 本 繁 憲         12番  山 口 恭 寿    3番  加 藤 奈津実         13番  井 手   勲    4番  川 田 耕 一         14番  梶 山   太    5番  西 田 晃一郎         15番  松 尾 雅 宏    6番  山 口 常 人         16番  松 永 孝 三    7番  岩 﨑 義 弥         19番  樋 渡 雅 純    8番  中 山 光 義         20番  笠 原 義 久    9番  力 武 勝 範         21番  盛   泰 子    10番  前 田 敏 彦         3.欠席した議員    17番  前 田 久 年4.出席した事務局職員    局長  杵 嶋 尚 武5.地方自治法第121条による出席者の職氏名    市長                  深 浦 弘 信    副市長                 泉   秀 樹    総務部長                古 場   博    総合政策部長              東 嶋 陽 一    市民生活部長              中 野 大 成    健康福祉部長福祉事務所長)      桑 本 成 司    建設農林水産部長            溝 江 龍史朗    理事                  角 永 慎二郎    総務部副部長(総務課長)                        樋 口 哲 也    (選挙管理委員会事務局長)    総務部副部長(秘書課長)        岩 﨑 友 紀    総合政策部副部長(財政課長)      木 寺 克 郎    企画政策課長              松 本 公 貴    市民生活部副部長(まちづくり課長)   力 武 敏 朗    健康福祉部副部長(福祉課長)                        前 田 文 博    (子育て支援課長)    建設農林水産部副部長                        山 口 公 良    (都市政策課長)    会計管理者               力 武 浩 和    上下水道部長              力 武 健 一    上下水道部副部長(管理課長)      松 岡 猛 彦    教育長                 松 本   定    教育部長                多久島   功    教育副部長(教育総務課長)       梶 原 貴 英1.議事日程    第1 議会議案の上程    第2 議会議案提案理由説明    第3 議会議案に対する質疑    第4 常任委員会報告    第5 常任委員会報告に対する質疑    第6 特別委員会中間報告    第7 特別委員会中間報告に対する質疑    第8 議案の付議順序により討論及び採決    第9 閉会1.本日の会議に付した事件    日程第1 議会議案の上程     議会議案第2号 伊万里政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例             制定について    日程第2 議会議案提案理由説明    日程第3 議会議案に対する質疑    日程第4 常任委員会報告    日程第5 常任委員会に対する質疑    日程第6 特別委員会中間報告    日程第7 特別委員会中間報告に対する質疑    日程第8 議案の付議順序により討論及び採決    日程第9 閉会1.会議の顛末                (午前10時 開議) △日程第1 議会議案の上程 △日程第2 議会議案提案理由説明 ○議長(馬場繁)  おはようございます。定刻、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 ここで御報告します。 本日、新たに議会議案1件が提出されております。この取扱いについて議会運営委員会を開催していただき、協議されました結果、本日の日程に追加上程することに決定されております。 そこでお諮りいたします。議会議案1件の取扱いについては、議会運営委員会決定どおり、本日の日程に追加上程したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議会議案1件の取扱いについては議会運営委員会決定どおり本日の日程に追加上程いたします。 それでは、ただいま追加上程いたしました議会議案第2号を議題といたします。 議会議案の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。21番盛議員。 ◆21番(盛泰子) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━議会議案第2号    伊万里政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について      ─────────────────────────────提案理由  収支報告書等の提出について事務処理の適正化を図るため、この案を提出する。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第3 議会議案に対する質疑 △日程第4 常任委員会報告 ○議長(馬場繁)  議会議案について提案理由の説明が終わりましたので、これに対する質疑を行います。 議会議案第2号 伊万里政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について。どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議会議案第2号に対する質疑を終結いたします。 それでは、日程に従いまして各常任委員会の報告を求めます。 初めに、総務委員会中山委員長。 ◎総務委員長中山光義) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 総務委員会報告書 12月9日の本会議において付託されました、議案甲第70号 伊万里国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について議案甲第71号 伊万里地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する       法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例制       定について議案甲第76号 指定管理者の指定について(伊万里有田焼伝統産業会館議案甲第77号 指定管理者の指定について(伊万里東駅ビル及び伊万里市西駅ビル)議案甲第78号 指定管理者の指定について(中央駐車場、船屋町駐車場駅前駐車場、駅前       広場駐車場及び駅前東駐車場議案乙第36号 令和2年度伊万里一般会計補正予算(第11号)についてのうち        第1条 歳入 全款            歳出 第2款 総務費               (第1項 総務管理費                 第20目 協働のまちづくり推進費                  5 市民活動支援センター管理運営事業を除く)             〃  第7款 商工費             〃  第9款 消防費             〃  第12款 公債費             〃  第13款 諸支出金        第2条 繰越明許費        第3条 債務負担行為の補正        第4条 地方債の補正議案乙第39号 令和2年度伊万里市営駐車場特別会計補正予算(第2号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・庁舎管理事業庁舎別館トイレ改修について、多機能トイレについても設置を検討すること。(質疑)・指定管理者候補者選定委員会について・指定管理業務において事故が起きたときの責任分担について・留守家庭児童クラブ運営業務委託料における支援を要する児童対応支援員の配置につい て 以上報告いたします。  令和2年12月23日                               総務委員会                                   委員長 中 山 光 義伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、文教厚生委員会井手委員長。 ◎文教厚生委員長(井手勲) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                文教厚生委員会報告書 12月9日の本会議において付託されました、議案甲第69号 伊万里個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正       する条例制定について議案甲第72号 指定管理者の指定について(伊万里こどもハートフルセンターひまわり園議案甲第73号 指定管理者の指定について(伊万里老人福祉センター議案甲第74号 指定管理者の指定について(伊万里休日・夜間急患医療センター議案甲第82号 工事請負契約の締結について(大坪保育園コミュニティセンター複合施設       建築工事議案乙第36号 令和2年度伊万里一般会計補正予算(第11号)についてのうち        第1条 歳出 第3款 民生費               (第1項 社会福祉費                 第1目 社会福祉総務費                  14 国民健康保険特別会計繰出金                 第2目 国民年金取扱費                 第4目 高齢者福祉費                  15 後期高齢者医療特別会計繰出金を除く)             〃  第4款 衛生費             〃  第10款 教育費議案乙第38号 令和2年度伊万里介護保険特別会計補正予算(第3号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・市民図書館の第1駐車場改修については、障がい者が円滑に利用できるようピロティ内に 障がい者用駐車場を2台確保するよう努めること。・図書資料購入費については、例年より大幅に減額されている。利用者に新しい資料を提供 するためには、毎年度一定数の資料の入れ替えが必要であり、その購入に必要な予算の確 保に努めること。(質疑)・子ども子育て会議運営事業における子どもの貧困の実態を把握するためのアンケート調 査対象について・休日・夜間急患医療センター赤字補填について 以上報告いたします。  令和2年12月23日                               文教厚生委員会                                 委員長 井 手   勲伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、環境建設委員会松永委員長。 ◎環境建設委員長松永孝三) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                環境建設委員会報告書 12月9日の本会議において付託されました、議案甲第68号 伊万里後期高齢者医療に関する条例及び伊万里介護保険条例の一部を改       正する条例制定について議案甲第75号 指定管理者の指定について(伊万里夢耕房たきの議案甲第79号 路線の認定について議案甲第80号 路線の変更について議案甲第81号 路線の廃止について議案乙第36号 令和2年度伊万里一般会計補正予算(第11号)についてのうち        第1条 歳出 第2款 総務費                第1項 総務管理費                 第20目 協働のまちづくり推進費                  5 市民活動支援センター管理運営事業             〃  第3款 民生費                第1項 社会福祉費                 第1目 社会福祉総務費                  14 国民健康保険特別会計繰出金                 第2目 国民年金取扱費                 第4目 高齢者福祉費                  15 後期高齢者医療特別会計繰出金             〃  第6款 農林水産業費             〃  第8款 土木費議案乙第37号 令和2年度伊万里国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について議案乙第40号 令和2年度伊万里後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について議案乙第41号 令和2年度伊万里水道事業特別会計補正予算(第1号)について議案乙第42号 令和2年度伊万里工業用水道事業特別会計補正予算(第1号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・有害鳥獣対策事業について、イノシシ捕獲頭数が当初見込を大幅に超えた状況になって いる。市においては、捕獲従業者捕獲意欲が減退しないよう十分な予算を確保するよう 努めること。また、国、県に対して十分な予算措置を講じるよう働きかけること。(質疑)・有害鳥獣対策事業におけるイノシシ1頭あたりの捕獲報償金見込額について・市民活動支援センター管理運営事業における支障木伐採業務委託及び事務室間仕切壁等設 置工事の内容について 以上報告いたします。  令和2年12月23日                               環境建設委員会                                 委員長 松 永 孝 三伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  以上で各常任委員会の報告が終わりました。 これに対する質疑の通告がなされていますので、内容確認のため、しばらく休憩いたします。               (午前10時15分 休憩)               (午前10時20分 再開) △日程第5 常任委員会報告に対する質疑 ○議長(馬場繁)  会議を再開いたします。 それでは、各常任委員会の報告に対する質疑を行います。 まず、総務委員会報告について。どうぞ。9番力武議員。 ◆9番(力武勝範)  総務委員会報告議案乙第36号 令和2年度伊万里一般会計補正予算(第11号)の第3条 債務負担行為の補正についてお尋ねします。 この債務負担行為の補正については、議案質疑の中でも私が質問をして、限度額の明細を出していただきたいということで、その中でも特に留守家庭児童クラブ運営業務委託料について詳細をできたらというふうな形でお願いをしておったわけですけれども、今回、総務委員会でしっかりとした議論をするということでお聞きをして、質疑の中でも児童対応支援員の配置についてという報告がなされておるわけです。支援員の増員については、私の一般質問の中で限度額を増加して支援員を増やしていくということを執行部のほうから答弁をいただいたわけですけれども、これ以外に、今回、総務委員会留守家庭児童クラブ運営業務委託料について全体的にはどういうふうな質問があって、どういうふうな議論をされているのか、まずお尋ねをいたします。 ○議長(馬場繁)  中山委員長。 ◎総務委員長中山光義)  御説明いたします。 説明をする前に、皆さん方にも議案質疑の後に、留守家庭児童クラブ運営業務委託ということで、(資料を示す)この表が教育委員会のほうから各議員には配付をされたと思います。これに基づいて教育委員会のほうから説明があったところです。 主なものだけ説明をいたします。 まず、配置体制ということで説明がありました。これにつきましては、本年12月に立花第5児童クラブを新たに開設したと。そういう中で、クラブ数クラブ支援数主任支援員数支援員数が前回より各1ずつ増加しておりますというようなことでございました。それとまた、クラブを利用する児童の中に支援を要する児童が最近増加しているというようなことを踏まえて、市内の3ブロックに各1名ずつ、合計3名の支援員を増員していますよという説明でありました。 次に、経費でございます。経費につきましては、前回の3か年の総額3億6,740万4,000円から今回3か年の4億824万円、4,083万6,000円が増額になっているという説明でありました。 それとあわせまして、さっき力武議員からも言われましたように、決算委員会でも詳細について項目を出せないかという御質問があったということでございまして、そこの中については伊万里市の情報公開条例に基づいてやっておりますので、これ以上のことは出せませんという繰り返しの説明でありました。 それと、財政内訳につきまして説明がありました。また、変更内容についても説明があったところでございます。 変更内容については委託料として1,248万円の増額、その理由としては大きく3つあるということで、1点目が、支援員の給料を、職員によって現在の時給から40円から50円上げたということでございます。これは今まで県内でも下位にあった支援員の給料ですけれども、これについて少し見直しを図ったと。そういうことで、今後はたくさんの皆さんが応募してくれるんじゃないかなというようなことも考えていますということでございました。2点目に、3名の支援員を増員するための人件費を変更しましたと。そしてまた3点目に、立花第5児童クラブを開設したことにより運営費分を増額しましたという説明でありました。 そういう中で、各委員から御質問があったのを説明いたします。 支援を要する児童対応支援員配置は、市からの要望か、または委託先からの要望かというような質問がありました。これについては、支援員との意見交換会の中で、先ほど言いましたように対象となる子どもさんが増えていると。また、受託業者との打合せの中でそういう話があったということで、今回3名を増員しているところですというお話でした。 そして、その3名の増員を行ったときのその根拠、どうして3名としたのかというお話でございました。先ほど言いましたようにブロック別に分けて、A、B、Cそれぞれ1名ずつ配置をしていると。そして、支援を要する子どもさんが毎日通っているわけじゃないと。だから、お互いブロック別に調整をしながら対応するようにしているというお話でした。今後また不足があれば加配等も含めて検討をしていきたいというお話でありました。 それとあわせて、支援員の研修でございます。研修は充足しているのかというような御質問でありました。これにつきましては、定期的な意見、運営会議の中でも報告をされておりますし、要するに、支援員さんの待遇改善については市長の公約でもあったところであり、こういうことを踏まえて、昨今は県内でもそこそこの、支援員さんのそういう待遇改善を図られているところであって、研修も受けておられますよというお話でした。 支援員さんのそのほかの研修の話については、別に言及はあっておりません。 次に、算出根拠のより詳細な説明ということは、先ほど言いましたとおり情報公開のがあるので、これ以上出せないということでございます。 それとまた、債務負担行為限度額の過程、どういうふうにこの限度額を算出したのかというお話でありました。限度額の過程にあっては、事業委託事業者との運営会議を通じて出された意見を十分踏まえながら詰めてきましたと。また、市長との意見交換の場でもそういう意見を十分取り上げて、最終的に決定したところであるという説明でありました。また、算出根拠ですけれども、これにつきましては業者との協議の上で管理費をできるだけ抑えたということでございました。抑えてほしいということで何回も交渉をしてきたと。よって、経費において管理費を前回よりも抑えて計上させていただいていますと。できるだけ削減に努めてまいったところですという説明があったところです。 それと、限度額を増額するときはどういうやり方をするのかという御質問でありました。ここの中で、債務負担行為を上げたものについては長期継続契約に当たらないと、議会の議決を要するもので、あくまでも限度額ということで議決を受け、議決後、本契約、それから単年度契約、各年度の予算で計上して説明をすると。増額となった場合については、内容に応じて変更と追加で対応をしていきたいという説明でありました。 最後に、現在の申込み状況はどうなっているかということで御質問がありました。これについては、現在待機がやっぱりあるということで、現状では6つの児童クラブで定員をオーバーしていると、待機が発生をしていますというお話でありました。これについては、新たに施設をまた造ることはなかなか困難であるということで、各学校の空き教室を今調査しているということで、その空き教室を利用して待機が発生しないように今協議を進めていると、最終的には待機が発生しないように努力をしていきたいというお話でありました。 以上が大まかな質問と説明の内容であります。 以上です。 ○議長(馬場繁)  9番力武議員
    ◆9番(力武勝範)  かなり数値的なところにも踏み込んだ質問がなされて、本当によかったかなと思っております。 1つはですね、私も民営化になる前から支援員待遇改善をかなり訴えてきて、民営化になった後がかなり待遇改善がされてきて、本当に支援員の方々にとってはよかったのかなと。もう一つは、先ほどの特に支援を要する子どもたちに対する配慮も今回十分にされたということで、子どもたちにとっては本当にいい対策を取っていただいたなと。 ただ、もう一つ、私がこの前、一般質問の中で触れていなかったんですけれども、支援員をただ増やすだけではなくて、やっぱり職員のスキルアップ、研修というのがどうしても必要だと。前回の私の一般質問の中においても、配慮を要する子どもたちへの特別な研修が必要ではないか、それについてはやっぱり不足をしているということも認識をされていたわけですね。そこについて、もう少し踏み込んだ質問をしていただけたらなと思ったところです。これについては今後、来年度どういう事業者が委託を受けられるか、そちらのほうの対応を見守っていきたいと思っております。 今回、私、債務負担行為については明細をつけてしっかりとした議論をしてほしいというふうに申し上げたわけですけれども、もう一つ付け加えれば、これはやっぱりそれぞれの事業を実施する部署を所管する委員会に付託をされて、しっかりと議論されたほうがいいのかなと思って、これについては議会内部のことで、今後、議会運営委員会の中でも議論していただきたい、また、私どももしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。5番西田議員。 ◆5番(西田晃一郎)  私からは2点質問させていただきたいと思います。そのうちの通告していた2点目が留守家庭児童クラブについてですので、順番を入れ替えて質問させていただきます。 先ほど来、力武議員からもありましたとおり、留守家庭児童クラブ運営業務委託における支援を要する児童対応支援員の配置について質疑が行われておりますが、支援を要する児童対応支援員の専門性とか経験値、資格等の要件に関しても委員会の中で議論されたか、お尋ねいたします。 次2点目です。「庁舎管理事業庁舎別館トイレ改修について、多機能トイレについても設置をすること」と意見にありますが、具体的にどのような議論をされたのか、お尋ねいたします。 ○議長(馬場繁)  中山委員長。 ◎総務委員長中山光義)  先ほど2点質問がありました。 1点目は、支援を要する児童対応支援員の専門性、経験性、資格等についてどういう議論をしたかということでございます。これにつきましては踏み込んで議論はしておりません。要するに、研修は今まで以上に受けられているという御報告があったところであって、そこの中に意味するものがあるのかなと思っておりますが、踏み込んだことは議論をしておりません。 それともう一つ、トイレの話です。トイレについては、下の地籍調査課のところが業務が終了するというふうなことで、そこに、今、市民センターにある健康づくり課がそっちに入ってくるということであります。これは昨今のコロナ禍の中で、やっぱり頻繁に業務の打合せが必要だということで健康づくり課がそこに入ってきます。そうしたときに、長寿社会課、健康づくり課と女性の職員さんが多いということで、今のトイレではちょっと狭いと、また、コロナ禍の中で密になるという話で、そこの改修を図っていきたいという御説明でありました。 そうしたときに委員から提案がありまして、車椅子等で利用する体の不自由な方への対応のために、そういう多目的トイレ──多機能トイレをぜひ設置できないかという御提案でありました。当初、それを造れば高額な予算になるからなかなか難しいというお話でありました。たまたま昼休みの休憩を挟んで再開したところ、担当課から昼休みに協議をしましたということで御報告があったところです。そこについては、今度、コロナ禍の中で国の予算でコロナ対応の補正が組まれるだろうというお話で、このお金が伊万里市にも当然配分されますよと、されるでしょうというお話でございました、そうしたときに、まず当初、一般財源でトイレ改修については見込みで計上するけれども、国からそういう内示が出れば、要するに、コロナの3密解消のための項目に合致するので、そうしたときにはそういう多目的トイレも含めて検討をしていきたいという御説明でありました。ですから、前提要件としては、国の内示があってからそういうのも検討したいという御説明でありました。そういう中で、総務委員会はぜひ設置をしてほしいという意見を付記したところでございます。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、文教厚生委員会報告について。どうぞ。7番岩﨑議員。 ◆7番(岩﨑義弥)  休日・夜間急患医療センター赤字補填についてお尋ねします。 文教厚生委員会ではどのような質疑、回答、また議論があったのかをお尋ねします。 ○議長(馬場繁)  井手委員長。 ◎文教厚生委員長(井手勲)  お答えいたします。 赤字の補填について執行部からの説明は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により受診者数が減少したことから医療収入が大幅に減少し、赤字決算が見込まれます。このため、指定管理料1,227万4,000円を増額するものです。 休日・夜間急患医療センター利用者数を言いますと、平成30年度1,683人、令和元年度1,596人、令和2年度──見込みですけれども、638人、医療収入も極端に減少しています。平成30年度は1,232万円、令和元年度1,193万円、令和2年度──これも見込みですけれども、390万円というふうに激減しております。総支出額は、令和2年度が2,974万円の見込みです。この支出額については、ここ数年が3,000万円程度で推移していますので、この結果、令和元年度分184万円、令和2年度分1,043万4,000円、合計の1,227万4,000円を増額するものと説明がありました。 それと、質疑ですけれども、以前黒字が出たときの分の貯蓄とか繰越しとかいうものはないのかという質疑がありました。答弁としては、以前は業務委託をしていて黒字が出たときは返していただいておりました。指定管理者制度をしてから、ある程度黒字が出た部分をどうしたらよいかと相談があり、黒字分を積み立てして、医療備品の更新時に100万円程度の分であればこの積立金から支出をしていたということです。 しかし、この数年は休日・夜間急患医療センターはぎりぎりの状態で推移しており、休日・夜間急患医療センターは2年の契約でやっているので、赤字が出た場合には、協議の上、補填を行うという契約に変更しており、令和2年度の赤字補填を行うということになりましたという答弁でした。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、環境建設委員会報告について。どうぞ。5番西田議員。 ◆5番(西田晃一郎)  環境建設委員会の質疑として、市民活動支援センター管理運営事業における支障木伐採業務委託及び事務室間仕切り壁等設置工事の内容について質疑いたします。 この中で、質疑としてありますが、市民活動支援センターの中にある伊万里・有田障害者生活支援センターも含めた今回の工事等になっているのかという議論をされたかと思いますけれども、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(馬場繁)  松永委員長。 ◎環境建設委員長松永孝三)  西田議員の質疑についてお答えをいたします。 今回、一般会計補正予算の中で市民活動支援センター管理運営事業について、内容としましては、先ほど言われたように支障木の伐採と部屋の間仕切り等の設置工事に係る補正予算でございまして、委員会では、支障木伐採の工事内容についての確認と業者委託の発注や入札方法についても質疑がありまして、今回、西田議員お尋ねの市民活動支援センター、いわゆる市民交流プラザ内に伊万里・有田障害者生活支援センターもあるがということで、恐らく、まちづくり課が向こうのほうに移転して、混在してその施設に迷惑がかからないか、今までどおりの業務ができるかという御心配だろうと思っております。 委員会の中でも類似した質問がありまして、この市民交流プラザの運営につきましては平成20年から開始されておりまして、今までは市民ネットワークいまり、青年会議所さんに委託がされておりまして、年々、青年会議所の会員の減少といいますか、そういうことで、貸館業務とか夜間に市民団体の会議等が利用されるなど、そういう業務もされておりまして、夜間につきましてはシルバー人材センターに委託がされていたということでございます。 平成30年度から今年度までにつきましては市が直接運営をやっている。昼間の部分は、予約が入った分等、市が貸館業務や予約の受付をしていると。夜間については、今までどおりシルバー人材センターのほうで会議の予約等を行っているということでございます。 まちづくり課が向こうに行って直接管理するようになりますが、部屋の利用の混在ということについては何も支障がないように努めてやると。まちづくり課が向こうに行くことによって、まちづくりとか専門的な市民の活動団体の活動拠点として今後利用されて、それを支援するのにまちづくり課が全面的に支援をやっていくという説明がありまして、西田議員の御心配は今のところないと私たちは確認をしておるところです。 以上です。 △日程第6 特別委員会中間報告 ○議長(馬場繁)  ほかにはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で各常任委員会の報告に対する質疑を終結いたします。 次に、各特別委員会の中間報告を求めます。 まず、公共施設最適化調査特別委員会、樋渡委員長。 ◎公共施設最適化調査特別委員長(樋渡雅純) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           公共施設最適化調査特別委員会中間報告書 令和2年第2回定例会において設置されました本委員会は、11月18日及び12月10日に委員会を開催しましたので、その結果について報告します。1 財産になり得る資産及び売却物件等について 本市の所有する公共施設においては、今後進められる予防保全型管理そして、長寿命化、複合化、集約化等の整備には、多額の費用が算定されており、財源確保は大きな課題です。市が所有する売却可能な土地は約5万5,000㎡と選別されており、資産活用面から売却可能な土地建物の状況と売却実績について説明を受けました。売却物件としては旧市民病院跡地、旧波多川小学校跡地と今後、上伊万里用地ほか3件が予定されています。平成28年度から令和元年度の売却実績は約1億7,200万円となっており、売却額は公共施設整備基金に積立てられ、運用されてきていますが、既に売却可能な土地建物については限界に近づく状況にあるとの認識が示されました。新たな財源確保の手法が課題となっています。2 消防分署建て替えに係る協議内容について 消防施設の個別施設計画は伊万里・有田地区消防組合で作成、実施されますが、伊万里市内分署の改築、改修の費用は負担金として伊万里市の負担となり、影響が大きいことから、消防分署の老朽化の状況や費用、伊万里市の個別施設計画との財政面の調整について説明を受けました。 施設については、西分署で43年、東分署で41年、北分署で36年が経過し、事務所、車庫ともに老朽化が目立っていることに加え、職場環境の整備も視野に入れた改修の必要性も認識されています。建て替え費用については3~4億円程度見込まれる中、活用できる補助事業がない中での財源確保が課題となっています。 伊万里市の個別施設計画との財政調整については、大型建設事業が続くことから、消防組合に対し、分署の改築及び建て替えについては令和10年以降にお願いしたい旨の申し入れをされています。3 公立保育園民営化に伴う法人の選定等について 第1期計画の伊万里保育園、牧島保育園、南波多保育園の公募予定に対し、今回伊万里保育園が遅れていることについては、公募期間直前に地元区長会より要望書が提出され、それに対し文書での回答、区長会での説明を通して理解を得るため、後日の募集になっていること。また、この3園の第1期計画での民営化の変更は考えていない旨の説明がありました。 法人の選定については、公募型プロポーザル方式が実施され、牧島、南波多保育園への応募者がそれぞれ1法人であったため、公私連携保育法人としての適格性の審査となっています。審査項目には細かな事項を加え、総合評価点(775点)中60%に満たない場合は候補者としないとの基準を設けてあります。結果 牧島保育園に社会福祉法人明志会(山代町楠久津)567点/775点   南波多保育園に社会福祉法人伊万里福祉会(松島町)595点/775点が候補者として決定されました。 今後のスケジュールとしては、1月以降、法人との仮協定締結、市、法人、保護者で三者協議会設置。3月議会にて本協定締結議案、関係条例改正議案の上程、公私連携保育法人として指定、4月以降引継保育開始となります。4 市立学校規模適正化について 11月12日に開催された第2回協議会では、義務教育学校、東陵中学校の現状、複式学級を有する学校の現状の説明を受け、その後のグループ協議において、地域全体での学校の在り方についての検討の必要性等の意見も出されています。 滝野校については、第2回説明会で令和4年4月に滝野小学校は東山代小学校と、滝野中学校は国見中学校と同時に統合し、令和3年度を閉校準備期間とする事が了承されました。不安解消の手立てである統合先との交流、通学保障については十分な配慮が求められます。5 個別施設計画について 今年度末までの作成を目指すこの計画は、地区説明会を1月から開始し市民へ公表すると共に、2月にはパブリックコメントを行う予定です。委員会では作成の趣旨と6章からなる計画の構成について説明を受けました。6 主な質疑(質疑)・市の資産及び売却貸付可能な土地建物の現状と基金の確保について・消防施設の老朽化の状況と認識について・保育園の建て替えに係る財源について 以上報告します。  令和2年12月23日                            公共施設最適化調査特別委員会                            委員長 樋 渡 雅 純 伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、まちづくり調査特別委員会、加藤副委員長。 ◎まちづくり調査特別副委員長(加藤奈津実) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            まちづくり調査特別委員会中間報告書 令和2年第2回定例会において設置されました本委員会は、12月11日に委員会を開催し、10月21日、11月11日、同月16日及び12月11日に現地調査を行いましたので、報告します。1 各地区の情報収集について 前回の第3回定例会において、波多津・牧島・立花・大川・松浦・大川内・黒川の7地区での情報収集が終わったことを報告しました。その後10月から12月にかけて二里・東山代・大坪・南波多・伊万里・山代の6地区を訪問し、13地区全てのコミュニティセンターでの情報収集を終えました。2 情報収集を終えて 市から交付されている地域づくり交付金を活用し、13地区それぞれが地域の特色を活かした様々な事業に取り組まれていました。その中でも大坪地区の芋やそばを栽培して自主財源を生み出そうとする「大坪の夢プロジェクト事業」、南波多地区のタイワンツバメシジミの保護を目的とする「大野岳自然公園活用事業」、松浦地区の馬ノ頭井堰等の史跡を利用したフットパスを実施する「地域振興事業」など、地域資源を活かした取組みが各地で展開されています。 日常的な交通手段や買い物の支援など各地区で抱える問題は様々ですが、特に全ての地区に共通する喫緊の課題は、今後の事業を継続する人材・リーダーをどう確保していくかということでした。少子高齢化や時代の変化と共に地域の祭りや行事等への若者の参加が減少してきており、地域の将来を担う後継者が不足し、活動を維持継続していくことが困難になっています。 そのような状況下にあっても、二里地区の「検討委員会」、波多津地区の「はたつ令和の会」、山代地区の「山代を考える会」などの若者を中心とした新しい組織が立ち上がっており、自分たちの町は自分たちの手で守るという自主・自立に向けた新たな動きが始まっています。3 提案について 今回の情報収集において、定例のコミュニティセンター長会や区長会長会など、各地区のまちづくり運営に関わる方が参加する会議は行われているものの、その内容は事務連絡がほとんどであり、各地区相互の取組みについて情報交換する機会が少ないことが分かるとともに、他地区の取組みを参考にしたいという意欲も感じられましたので、まずは小規模な情報交換会や事例発表会等、情報共有する機会を設定することをまちづくり課に働きかけていきたいと考えています。 また、各地区においては、買い物弱者対策や自主財源の確保など、まちづくりにおける先進的な取組みを視察されていることから、視察報告会や合同視察研修を実施するなど、全市的な情報共有を働きかけていきたいと考えています。 以上報告します。  令和2年12月23日                              まちづくり調査特別委員会                              委員長 前 田 久 年伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  以上で各特別委員会の報告が終わりました。 これに対する質疑の通告がなされていますので、内容確認のため、しばらく休憩いたします。               (午前10時56分 休憩)               (午前11時   再開) △日程第7 特別委員会中間報告に対する質疑 ○議長(馬場繁)  会議を再開いたします。 それでは、各特別委員会の中間報告に対する質疑を行います。 まず、公共施設最適化調査特別委員会中間報告について。どうぞ。21番盛議員。 ◆21番(盛泰子)  お疲れさまです。頂いた報告書の1ページ目の下のほうに3番として、「公立保育園民営化に伴う法人の選定等について」というのがありますね。ここの一番最後の行から次のページにかけて、牧島保育園が楠久保育園を運営されている社会福祉法人に、それから、南波多保育園はみなみ保育園などを運営されている社会福祉法人に決定したということが書いてございます。そして、総合評価に対する点数もそれぞれ載っておりますし、これについては市のホームページでも公開されていることを確認しております。 私の計算に間違いがなければ、それぞれ総合評価の満点に対して73%、77%となっているのかなということが分かるわけですが、私はどちらの保育園も多くの取組をされ、大変すばらしい保育をしていらっしゃるということはよく存じ上げております。今後は議会にも説明責任が生じるようになるので、あえてお尋ねをしたいというふうに思うんですが、やはりこういう場合、より100%に近いほうが望ましいのではないかというふうに市民の方からお尋ねをされることもあるかもしれません。 そこで、この総合評価の詳細について、どのような議論や説明があったのかについてお尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(馬場繁)  樋渡委員長。 ◎公共施設最適化調査特別委員長(樋渡雅純)  先ほどありました、報告書に書かれていない部分で少し詳しくということなんですけれども、この選定については、いろんな選定の審査方法について、また、その基準等についての質問等もありまして、それに答えていただいております。 まず、総合評価点775点でありますけれども、今回、資料を頂きまして、主な審査項目として法人に関すること、それから保育所運営に関することという大きな項目の中に、具体的に評価事項ということで18項目ありまして、それについて5点とか10点とか具体的な配点をされまして、その中で評価をしていくという説明があったところです。減点方式ということじゃなくて、ある意味、実績があればしっかり加点していくということを捉えて評価されていると思っております。 この評価項目に関してどういう配点で出されているのかということに関しては、今後の3園がありますので、具体的にはその公表は差し控えたいという話がありました。 この基準60%に関しましても、特段根拠があるわけではありませんけれども、市としては合格ライン60%ということでやっていきたいという話がありました。市としては、法人の考えとか方針とか、そういうものをしっかり出してもらえばそれなりの評価をいただけるんじゃないかという話もありました。 今回、伊万里福祉会のほうが77%ということで、評価が若干高いんですけれども、これは複数経営されているという点が考慮されて、若干の高評価につながったんじゃないかという見解はいただきました。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、まちづくり調査特別委員会中間報告について。どうぞ。5番西田議員。 ◆5番(西田晃一郎)  まちづくり調査特別委員会の報告について、1点だけ確認という意味で質問させていただきます。 報告書の2番ですね、「情報収集を終えて」という文章の中段のほうですけれども、「日常的な交通手段や買い物の支援など各地区で抱える問題は様々ですが、特に全ての地区に共通する喫緊の課題は、今後の事業を継続する人材・リーダーをどう確保していくかということでした」とありますが、ここでいう人材やリーダーには、人、もの、ことなどを調整してつなぐ役割をするコーディネーター的存在も含まれているのでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(馬場繁)  加藤副委員長。 ◎まちづくり調査特別副委員長(加藤奈津実)  委員会の中で話された人材とリーダーについての御質問ですが、委員会の中の認識としては、リーダーとは地域の旗振り役であり、人を牽引していくような力のある方のことを指します。その脇を固める人材として、西田議員がおっしゃるような人、もの、ことなどを調整し、つなぐ役割をするコーディネーター的存在の方、現状はまちづくり運営協議会の事務局であったり、各地区にいらっしゃる支援職員さんが担っていらっしゃるのかなと思いますが、そういった人材は必要というふうに認識しております。 委員会の中で委員から、まちづくり運営協議会の会長や事務局を区長やセンター長が担っており、2年程度で人が代わってしまうので、継続性が保てないといった課題も指摘されましたので、リーダーやまちづくりを担う人材に関しては、西田議員がおっしゃるような役割に加えて地域に根差した継続性も必要と考えております。 以上です。 △日程第8 議案の付議順序により討論及び採決 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で各特別委員会の中間報告に対する質疑を終結いたします。 それでは、議案の付議順序に従いまして、これより討論及び採決を行います。 市長提出の全ての議案について討論の通告がなされておりませんので、討論を省略いたします。 それでは、これより採決を行います。 まず、議案甲第68号 伊万里後期高齢者医療に関する条例及び伊万里介護保険条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第68号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第69号 伊万里個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第69号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第70号 伊万里国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第70号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第71号 伊万里地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第71号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第72号 指定管理者の指定について(伊万里こどもハートフルセンターひまわり園)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第72号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第73号 指定管理者の指定について(伊万里老人福祉センター)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第73号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第74号 指定管理者の指定について(伊万里休日・夜間急患医療センター)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第74号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第75号 指定管理者の指定について(伊万里夢耕房たきの)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第75号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第76号 指定管理者の指定について(伊万里有田焼伝統産業会館)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第76号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第77号 指定管理者の指定について(伊万里東駅ビル及び伊万里市西駅ビル)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第77号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第78号 指定管理者の指定について(中央駐車場、船屋町駐車場駅前駐車場、駅前広場駐車場及び駅前東駐車場)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第78号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第79号 路線の認定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第79号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第80号 路線の変更について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第80号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第81号 路線の廃止について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第81号については原案のとおり可決されました。 次、議案甲第82号 工事請負契約の締結について(大坪保育園コミュニティセンター複合施設建築工事)、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第82号については原案のとおり可決されました。 次、議案乙第36号 令和2年度伊万里一般会計補正予算(第11号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    [注:12月4日P17議案乙第36号参照]    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第36号については原案のとおり可決されました。 次、議案乙第37号 令和2年度伊万里国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第37号については原案のとおり可決されました。 次、議案乙第38号 令和2年度伊万里介護保険特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第38号については原案のとおり可決されました。 次、議案乙第39号 令和2年度伊万里市営駐車場特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第39号については原案のとおり可決されました。 次、議案乙第40号 令和2年度伊万里後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第40号については原案のとおり可決されました。 次、議案乙第41号 令和2年度伊万里水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第41号については原案のとおり可決されました。 次、議案乙第42号 令和2年度伊万里工業用水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第42号については原案のとおり可決されました。 次に、議会議案について討論及び採決を行います。 議会議案第2号 伊万里政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議会議案第2号 伊万里政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号については原案のとおり可決されました。 以上で討論及び採決を終結いたします。 次に、お手元に配付しておりますとおり、各常任委員会並びに公共施設最適化調査特別委員会及びまちづくり調査特別委員会から、会議規則第65条の規定により継続審査の申出がなされております。 そこでお諮りいたします。各委員会からの申出のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各委員会からの申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りいたします。 本定例会におきまして議案が議決されましたが、議決事項についての字句、数字、その他単なる誤謬の整理を必要とするときは、会議規則第39条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他単なる誤謬の整理は議長に委任することに決定いたしました。 以上をもちまして今期定例会の日程を全て終了いたしましたが、ここで市長から発言の申出がなされておりますので、許可いたします。市長。 ◎市長(深浦弘信) (登壇) 令和2年伊万里市議会第4回定例会の終了に当たり、議長のお許しをいただきまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 先ほどは本議会に提案いたしておりました予算議案及びその他の議案について御承認を賜り、誠にありがとうございました。 この一年を振り返りますと新型コロナウイルス感染症抜きには語れない年となり、市民の皆様の命と健康、そして、地域経済を必ず守るとの強い気持ちとともに、全力で駆け抜けてきた一年でありました。 本市では、世界保健機構(WHO)が世界的大流行、いわゆるパンデミックを表明した直後の3月13日、庁内に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、感染拡大の状況を的確に判断しながら、公共施設の利用制限、市主催イベントの延期や中止、小・中学校の臨時休校などの対応を行ってまいりました。 また、4月20日には、市民の皆様の相談窓口として新型コロナウイルス感染症対策生活支援室を県内でもいち早く設置し、まずは市民1人当たり10万円の特別定額給付金の一日も早い給付に全力を傾注してきたところです。さらには、国の臨時交付金を活用した経済対策事業を段階的に取りまとめ、中小企業等の事業継続や伊万里ブランドを守るための緊急支援、子どもたちに学びを保障するオンライン学習の整備など、社会経済や教育に及ぼす影響を最小限にとどめる取組を最優先に実施してまいりました。 これらの事業に取り組むことができましたのも、専決処分を含めた補正予算の迅速な御承認、一般質問に当たっての執行部への御配慮など、議員皆様方の御支援と御協力のたまものであり、感謝の念に堪えないところであります。 来る令和3年は、私にとりまして市政運営1期目の仕上げの年を迎えることとなります。現状では、残念ながら新型コロナウイルス感染症の収束がなかなか見通せない厳しい年になることが予想されますが、この困難な時代にあっても輝かしい未来を切り開くための力強い歩みをさらに一歩確実に踏み出してまいりたいと考えております。 新たな学びやとして姿を現してきた伊万里中学校の改築工事をさらに進捗させるほか、ICT教育の充実を図り、「新しい学習様式」を導入しながら、次代を担う子どもたちの育成にさらに力を入れてまいります。 また、人口減少社会への対策については、本年9月に策定した第2期伊万里市まち・ひと・しごと創生総合戦略の取組を確実に推進しながら、新たな本市産業の牽引役として期待しておりますIT企業による地元雇用の促進をはじめ、伊万里東部工業団地への企業の誘致により若者や女性などの働く場の確保を図ってまいります。 伊万里市はこれまで、幾多の困難を乗り越え、発展の歴史を刻んでまいりました。私は市民の皆様と共に新型コロナウイルスという脅威を克服し、希望と活力に満ちた伊万里市づくりに邁進していく決意であります。 これから何かと慌ただしい年末年始を迎えますが、3密の回避など「新しい生活様式」を継続して実践し、市民一人一人が大切な地域の命を守る取組を進めていただくとともに、医療従事者や罹患者に対するいわれない誹謗中傷や差別的な行為は絶対に行わないよう、正確な情報に基づく冷静な対応を重ねてお願いいたします。 結びに、この一年間の議員皆様のお力添えに改めてお礼を申し上げますとともに、よき新年をお迎えになりますよう御祈念申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △日程第9 閉会 ○議長(馬場繁)  ありがとうございました。 本年最後の定例会を閉会するに当たり、議長として一言御挨拶申し上げます。 元号が平成から令和と変わって初めての正月を迎え、東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されるなど希望に満ちた一年となるはずでありました令和2年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、我が国でも4月には緊急事態宣言が発令され、社会活動や経済活動が著しく制限されることとなり、私たちの生活様式が一変してしまいました。宣言解除後も新型コロナウイルスは収まることなく感染拡大をしており、私たちは国が提唱する「新しい生活様式」にのっとり、拡大防止に努めなくてはならない状況にあります。 このような中、人々の命を救うため、ワクチンや治療薬がない苛酷な状況下にあって献身的に御尽力いただいています医療従事者の皆様には、伊万里市議会として心から敬意と感謝を申し上げます。 また、本市におきましても、市長をはじめ執行部の皆様が一丸となり、暗中模索しながらも感染症拡大防止に取り組み、市民の安全と生活を守るべくあらゆる努力を重ねられていることに対しお礼を申し上げます。 市議会におきましても、コロナ禍における議会の在り方を協議し、議場や委員会室の3密対策に取り組むとともに、独自の新型コロナウイルス感染症対応会議設置要綱及び新型コロナウイルス感染症対応マニュアルを策定し、これに基づいて行動することとしています。 また、令和2年度における各委員会の行政視察を全面的に中止とし、政務活動費での旅費費用は自粛するなど、現在取り得る限りの対策を講じてまいりました。しかしながら、しばらくの間は新型コロナウイルス感染症との闘いは続くものと思われます。議員の皆様におかれましては、このコロナ禍にあって、今できること、今しかできないこと、それぞれをお考えになり行動していただきたいと存じます。 そして、今年は当議会にとって大きな出来事がございました。17年半の長きにわたり伊万里市議会の議員として御活躍されました渡邊英洋議員の突然の御逝去であります。議長席の正面にあります18番の議席にそのお姿を見ることはかなわず、寂しさを禁じ得ません。改めて御冥福をお祈りいたします。 さて、今年は長く続いた安倍政権が幕を閉じ、新しく菅内閣が誕生しました。新内閣が掲げる重要施策の中に、行政改革の推進やデジタル庁の創設といった私たち地方自治体にも大きく関係する事項が盛り込まれています。今後、地方自治体の在り方が大きく変わることが予想される中、二元代表制の一翼を担う議会の果たす役割はますます重要になってくるものと考えております。これからも議会と執行部は適度な距離を保ちつつ、市民の安全・安心のために緊密に連携していく必要があると思います。 結びになりますが、議員の皆様、執行部の皆様、それから市民の皆様、新型コロナウイルスは依然として猛威を振るっております。健康には十分留意され御自愛ください。幸多き新年を迎えられますよう祈念いたしまして御挨拶といたします。 それでは、これをもちまして令和2年伊万里市議会第4回定例会を閉会いたします。               (午前11時32分 閉会) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するために署名する。  令和  年  月  日             伊万里市議会                 議 長  馬 場   繁                 議 員  盛   泰 子                 議 員  加 藤 奈津実...