伊万里市議会 > 2019-12-19 >
12月19日-07号

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  1. 伊万里市議会 2019-12-19
    12月19日-07号


    取得元: 伊万里市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    令和元年12月 定例会(第4回)          令和元年伊万里市議会会議録(第4回定例会)1.日 時  令和元年12月19日 午前10時00分開会2.出席した議員    1番  馬 場   繁         12番  山 口 恭 寿    2番  坂 本 繁 憲         13番  井 手   勲    3番  加 藤 奈津実         14番  梶 山   太    4番  川 田 耕 一         15番  松 尾 雅 宏    5番  西 田 晃一郎         16番  松 永 孝 三    6番  山 口 常 人         17番  前 田 久 年    7番  岩 﨑 義 弥         18番  渡 邊 英 洋    8番  中 山 光 義         19番  樋 渡 雅 純    9番  力 武 勝 範         20番  笠 原 義 久    10番  前 田 敏 彦         21番  盛   泰 子    11番  前 田 邦 幸3.欠席した議員    な  し4.出席した事務局職員    局長  杵 嶋 尚 武5.地方自治法第121条による出席者職氏名    市長                  深 浦 弘 信    副市長                 泉   秀 樹    総務部長                古 場   博    政策経営部長              山 邉 賢 一    市民部長福祉事務所長)        桑 本 成 司    産業部長                力 武 健 一    建設部長                橋 口 民 男    理事                  角 永 慎二郎    総務部副部長                        樋 口 哲 也    (総務課長)(防災危機管理課長)    総務部副部長(秘書課長)        岩 﨑 友 紀    政策経営部副部長(財政課長)      木 寺 克 郎    企画政策課長              松 本 公 貴    市民部副部長(子育て支援課長)     前 田 文 博    産業部副部長(観光戦略課長)      力 武 敏 朗    建設部副部長(道路河川課長)      溝 江 龍史朗    会計管理者               多久島   功    上下水道部長              中 里 憲 二    上下水道部副部長(管理課長)      松 岡 猛 彦    教育長                 松 本   定    教育部長                中 野 大 成    教育副部長               力 武 浩 和    教育副部長(教育総務課長)       梶 原 貴 英1.議事日程    第1 常任委員会報告    第2 常任委員会報告に対する質疑    第3 特別委員会中間報告    第4 特別委員会中間報告に対する質疑    第5 議案の付議順序により討論及び採決    第6 閉会1.本日の会議に付した事件    日程第1 常任委員会報告    日程第2 常任委員会報告に対する質疑    日程第3 特別委員会中間報告    日程第4 特別委員会中間報告に対する質疑    日程第5 議案の付議順序により討論及び採決    日程第6 閉会1.会議の顛末                (午前10時 開議) △日程第1 常任委員会報告 ○議長(馬場繁)  おはようございます。定刻、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 日程に従いまして各常任委員会の報告を求めます。 初めに、総務委員会中山委員長。 ◎総務委員長中山光義) (登壇) おはようございます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 総務委員会報告書 12月5日の本会議において付託されました、議案甲第47号 伊万里一般職任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例制定につい       て議案甲第48号 伊万里自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例制       定について議案甲第49号 伊万里コミュニティセンター設置条例制定について議案甲第50号 伊万里市部設置条例の一部を改正する条例制定について議案甲第51号 伊万里特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につい       て議案甲第52号 伊万里市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について議案甲第53号 伊万里市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する       条例制定について議案甲第54号 伊万里市民センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定       について議案甲第56号 伊万里消防団条例の一部を改正する条例制定について議案乙第39号 令和元年度伊万里一般会計補正予算(第4号)についてのうち        第1条 歳入 全款            歳出 第1款 議会費             〃  第2款 総務費             〃  第9款 消防費             〃  第12款 公債費             〃  第13款 諸支出金        第2条 継続費の補正        第3条 地方債の補正 以上諸議案審査の結果、議案甲第50号を除く諸議案について、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。議案甲第50号については、別紙修正案のとおり修正し、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・伊万里自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例及び伊万里市コ ミュニティセンター設置条例について、今後の状況を検証するとともに、その結果を議 会に報告すること。・パブリックコメント意見募集について、条例名の表題では内容が分かりにくいことから、 表題に内容を具体的に記すなど分かりやすい表記に改めること。(質疑)・伊万里自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例における面積規 制、関係住民の範囲及び関係法令との関係について・市民会館を維持する場合の費用負担及び市民センターの今後の改修について・消防団員定数算定に関する根拠について 以上報告いたします。  令和元年12月19日                               総務委員会                                   委員長 中 山 光 義伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ なお、修正案について報告します。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(別紙)        伊万里市部設置条例の一部を改正する条例に対する修正案 議案甲第50号伊万里市部設置条例の一部を改正する条例の一部を次のとおり修正する。 第3条市民部の項に4号を加える改正規定中「市民協働」を「市民との協働」に改める。提案理由 「市民との協働」の表現については、伊万里市では県内に先立ち平成5年(1993 年)ごろから使用され、市民が主役のまちづくり条例第1条(目的)に明記している。 また、今定例会で提案されている伊万里コミュニティセンター設置条例にも「市民と の協働」が使用されており、その意義を明確にするため、文言の整合性を図る必要があ り、この案を提出する。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○議長馬場繁) 次、文教厚生委員会井手委員長。 ◎文教厚生委員長井手勲) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                文教厚生委員会報告書 12月5日の本会議において付託されました、議案甲第57号 伊万里公民館設置条例の一部を改正する条例制定について議案乙第39号 令和元年度伊万里一般会計補正予算(第4号)についてのうち        第1条 歳出 第3款 民生費             〃  第4款 衛生費               (第1項 保健衛生費                 第3目 環境衛生費                  8 浄化槽設置促進事業を除く)             〃  第10款 教育費議案乙第40号 令和元年度伊万里国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について議案乙第41号 令和元年度伊万里介護保険特別会計補正予算(第3号)について議案乙第42号 令和元年度伊万里後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・腰岳黒曜石シンポジウム開催については、市民に広く周知を行うこと。(質疑)・風しん第5期定期予防接種抗体検査受診者への対応について・障害児通所支援利用状況について・子どもの医療費増加理由について・史跡大川内鍋島窯跡学術調査に係る国庫補助金について 以上報告いたします。  令和元年12月19日                               文教厚生委員会                                 委員長 井 手   勲伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、産業建設委員会松永委員長。 ◎産業建設委員長松永孝三) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                産業建設委員会報告書 12月5日の本会議において付託されました、議案甲第55号 伊万里市営住宅条例の一部を改正する条例制定について議案甲第58号 武雄市長による路線認定の承諾について議案乙第39号 令和元年度伊万里一般会計補正予算(第4号)についてのうち        第1条 歳出 第4款 衛生費                第1項 保健衛生費                 第3目 環境衛生費                  8 浄化槽設置促進事業             〃  第6款 農林水産業費             〃  第7款 商工費             〃  第8款 土木費議案乙第43号 令和元年度伊万里水道事業特別会計補正予算(第2号)について議案乙第44号 令和元年度伊万里工業用水道事業特別会計補正予算(第2号)について議案乙第45号 令和元年度伊万里下水道事業特別会計補正予算(第1号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・市道改良事業及び交通安全施設整備事業については、国の補助事業をより一層活用するた めにも予算の確保に努めること。(質疑)・浄化槽設置促進事業補助対象要件について・大川梨選果場南波多梨選果場の統合によるメリットについて・肥育素牛生産拡大支援事業で導入しているIoT機器の効果について 以上報告いたします。  令和元年12月19日                               産業建設委員会                                 委員長 松 永 孝 三伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  以上で各常任委員会の報告が終わりました。 これに対する質疑の通告がなされていますので、内容確認のため、しばらく休憩いたします。               (午前10時11分 休憩)               (午前10時12分 再開) △日程第2 常任委員会報告に対する質疑 ○議長(馬場繁)  会議を再開いたします。 それでは、各常任委員会に対する質疑を行います。 まず、総務委員会報告について。どうぞ。12番山口議員。 ◆12番(山口恭寿)  総務委員長にお聞きします。 議案甲第54号についてです。 この議案は市民会館ホール廃止についての案件になっておりますけれども、市民会館ホール廃止についてはパブリックコメントが市のほうに寄せられております。そのパブリックコメントの中身について総務委員会の中で議論はあったのでしょうか。 それとあと、この大ホールの改修に関しては2億6,300万円かかるというふうに執行部のほうから話が出ていますけれども、その内訳について議論があったのかどうか、お聞きします。 以上です。 ○議長(馬場繁)  総務委員長。 ◎総務委員長中山光義)  山口議員の質問にお答えします。 先ほどありました議案甲第54号 伊万里市民センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、いわゆるこれは市民会館ホールの廃止に伴う条例案でございます。そういう中で、総務委員会パブリックコメントパブコメの内容についてどう議論したかということでございますが、このパブコメの内容につきましては、先般の議案説明会、また議案質疑でもお話があったところでありますので、踏み込んでパブコメの内容について言及は各委員からはありませんでした。 ただ、先ほど私が読み上げました意見の中にもありましたように、パブコメの表題について、伊万里市民センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例というふうになっているということで、そこの中に市民会館ホールの廃止という言葉が出てこないと、市民にわかりにくいんじゃないかという委員からの指摘があり、執行部からも今後検討をし、課題として取り組んでいきたいというような回答があったところでございます。 それと、2点目の2億6,000万円の内訳についてでございますが、これにつきましても、先日の議案質疑等であったわけでありまして、今後、市民会館を改修するとした場合にどのくらいの費用が必要かという委員からの意見、市民センターについてもどのくらい必要かという意見、そこの中で、大まかな数字として2億6,000万円の費用が、改修費がかかりますというような執行部からの回答でありました。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにございませんか。9番力武議員。 ◆9番(力武勝範)  総務委員長にお伺いをいたします。 私は同じ会派に属しているので、情報共有はできているんですけれども、あえて議員間の情報共有、もう一つは、市民への情報提供という意味で質問をいたします。 まず、1点目が伊万里自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例制定について、意見として今後の状況を検証する、そして、質疑としては面積規制関係住民の範囲というふうな報告がなされていたわけですけれども、具体的にどのような質疑を行われたのか、もう少し詳しくお示しをしていただきたいと思います。 それと、もう一点が先ほどの伊万里市民センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、これは年度当初から市長が市民会館ホールを廃止するというのを公表はされてきておられます。その中で市民から、例えば、廃止をしないで存続をしてほしいというような要望とか意見が市のほうに寄せられていたのか、そういうところの聞き取りが委員会でなされていたのかをお伺いします。 ○議長(馬場繁)  総務委員長。 ◎総務委員長中山光義)  力武議員の質問にお答えをします。 まずもって議案甲第48号 伊万里自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例制定についての御質問だったというふうに思います。 2点ありましたですね。今後の状況を検証するという先ほど私が読んだ意見の中のことだというふうに思います。それと、面積規制関係住民の範囲について報告があったのか、これについても質疑の中で出てきた分だというふうに思います。 まず、今後の状況を検証するというのは具体的にどのような質疑かというようなことですが、これを一口で説明するのはなかなか難しいというふうに思いますので、総務委員会で議論した内容を全てここでお話ししながら、その過程があっての今後の検証、また、議会に報告するということになりますので、若干説明をしたいというふうに思います。 先ほど言いましたように、本条例制定については、頭にあるのが再生可能エネルギー伊万里市は否定するものじゃないと。要するに再生可能エネルギーを推進しながら、なおかつ自然環境を守っていこうという条例の制定だという説明、趣旨であります。そういう中で、第3条の「関係住民等」というところでございますが、これにつきましては今質問があっていませんでしたけれども、一応全部お話をして本題に移りたいと思います。 もう少し関係住民については門戸を広げなくていいのかと、行政区で区切っていいのかというような質問もあったわけです。よそでは半径幾らとか、そういう距離規定もありますよという質問でありました。それに対しては、行政区外の人が意見を出すことを妨げるものではないと。どこかで条文的に線引きをしないといけないというような執行部の回答であったわけです。 それと次に、第16条関係ですが、事業者維持管理及び報告の義務について、事業者が所在不明となった場合の対応はどのようにするのかと。他市では所在不明となった場合の条項があるのではないかというような話でした。これについても後々出てきますけれども、今回の条例の上位法になります国の法律ですが、FIT法というのがあるそうです。FIT法の説明はなされました。要するに経済産業省に認定を申請して、経済産業省が認定する。そういう中で、FIT法が条例より上ですから、いろんな分野で網をかけると、規制をかけると。例えば、遵守しなかった場合には認定の取り消しとか、そういうのがこのFIT法の中に盛り込まれていますというような答弁で、先ほど言いました事業者維持管理及び報告の義務についてもFIT法で規制をかけることができますと。 それとまた、先般、そして、先ほど力武議員からありました面積規制の問題です。面積規制については1,000平米以上、また高さ15メートルというのがありますが、これについて面積規制を撤廃したほうがいいんじゃないかという意見もありました。要するに950平米とか、小さいものがどんどん乱立するんじゃないかという意見がありました。そういう中で、先ほど言いましたように、市としては再生可能エネルギー発電の推進も図りつつ、自然環境を守る必要があると。一定面積での区切りは必要であると考えていると。特に、1,000平米にこだわった理由としては、大規模な土地開発の申請が1,000平米で区切られていると。そこで事業把握が容易にできるという点が挙げられたところです。また、1,000平米未満についても、先ほど言いましたようにFIT法で規制がかかるから、今のところ1,000平米で区切りたいというような話でありました。 また、なぜこの時期に条例制定が必要なのかという質問もありました。これについては、全国的にいろいろと問題が発生している。また、本市での設置数も増加をしているというようなことで、今日の自然災害が頻発することを勘案すれば規制が必要であるというような答弁であったところです。 また、第17条関係の事業の廃止については、事業の廃止に伴う問題対応はどうするのかと、指導方法はどうするのかということで、関係法令に基づき適正に対応し、FIT法で対応ができるんじゃないかという答弁でございました。 また、さらには第15条の同意の制限、行政区が同意した場合、市長が不同意とすることは可能なのかという質問もありました。それに対しては、各事案で判断することになると。要するに想定の質問には答えることができないと、総合的に判断をすることになるでしょうという答弁でした。 また、第15条関係において、同意の判断基準を要綱などで定めることはできないかという質問もあったわけですが、市として地区の判断に踏み込むことは難しいというような回答でした。 それと、第14条の同意、第3項でございますが、市長は必要に応じてと。この必要に応じては何を指すのかというような質問があったわけです。これについては、基本的には先ほど言いましたように、再生可能エネルギー発電事業を推進する立場であり、よって、必要に応じて判断をしますということです。 それと、このFIT法に基づく対応について、今後、国、県に通報、連絡はどうするのかという質問もありました。これについては、今後、積極的にそういう体制を構築していこうと考えているというようなことでありまして、先ほど御質問がありました今後の状況を検証ということで、具体的にどうなのかということでありますが、今、総務委員会でのやりとりを紹介したわけですけれども、面積規制についても、また、区割りについても問題があるのも事実であります。そういう中で、今後、条例化されたのがまず第一歩でありますので、条例制定後、これを執行部は検証して、なおかつ、それを議会のほうに報告をしてくださいというようなことで、今後の状況を検証するとともに、議会に報告することということで議会への報告義務委員会としても付したところであります。 具体的にはどのような質疑が行われたのかということでありますので、今後の検証をするというのはそういう観点に立ったものであります。 また、面積規制関係住民の範囲についての質疑は、今、私が申し上げたとおりであります。 それと、2点目の市民会館ホールの廃止について市民からどのような意見があったのか、委員会での聞き取りはしたのかという御質問ですが、パブコメが実施されております。その内容については先ほど私が説明したとおりでありますので、あえてそれ以上に言及して総務委員会で質疑があったというのはありません。 以上です。 ○議長(馬場繁)  9番力武議員。 ◆9番(力武勝範)  先ほどるる説明をしていただきました。私が一番知りたかったのが、議案質疑でも述べたとおり、関係住民の範囲という、そこの捉え方。行政区内というふうな形であれば、例えば、これは議案質疑のときに重複をするんですけれども、AとBのちょうど境のところに事業区域があったときに、Bの行政区に何も説明はしなくても、Aの行政区の住民に説明すれば事足りるというふうな条文になっているのではないかという考え方ですね。先ほど広く住民に説明することを妨げるものではないということであれば、逆に、積極的に業者のほうから近隣のBの地区にも説明をしてくださいと言うことができるということであれば、今後の状況を検証しながら状況を見守っていったらいいのかなと理解をしたところです。 もう一つは、市民会館の大ホールにつきましては、やはり市民からのいろんな意見があれば、そういうのを積極的に少数意見でも取り入れていかなければいけないと思うんですけれども、やはり高額な金額が必要であるということであれば、費用対効果とか、そういった両方の面から検討をして、適切な対応をしていくのが市としての、また、議会としても責務かなと感じたところです。 以上です。終わります。 △日程第3 特別委員会中間報告
    ○議長(馬場繁)  答弁はよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、文教厚生委員会報告について。どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、産業建設委員会報告について。どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で各常任委員会の報告に対する質疑を終結いたします。 次に、特別委員会の中間報告を求めます。 まず、公共施設最適化調査特別委員会、樋渡委員長。 ◎公共施設最適化調査特別委員長(樋渡雅純) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           公共施設最適化調査特別委員会中間報告書 令和元年第2回定例会において設置されました本委員会は、10月21日及び12月6日に委員会を開催しましたので、その結果について報告します。1.市道について  市道の路線数は1,803路線、延長が950kmあり、日常的な管理は、監督員、道路補修員 の8名で、簡易的な補修や支障木の撤去作業などの対応をしており、そのほか、補修員 で対応できない補修などに関しては市内の工事業者に発注をしています。市道の拡幅・ 改良・補修の要望は、例年200件弱ほど寄せられ、そのほか、舗装の陥没などの通報が年 間300件ほど寄せられています。その中で、平成30年度は、危険性、緊急性の高い141路 線について補修や側溝整備、局部改良などを行っています。  今後の見通しとしては、新たな宅地開発や国、県の新規道路整備による旧道の市道移 管などにより、市道の延長は伸びていくと考えられます。多くの市道が整備されてから 長期間経過しており、特に舗装などの劣化が顕著になっていますので、適正管理を行う ためには、十分な予算の確保が必要な状況にあります。2.橋梁の長寿命化計画等について  市が管理する橋梁は747橋あり、老朽化が著しい橋梁は補修が必要となります。平成26 年度から5年に1回の点検が義務付けられ、平成30年度までに全ての橋梁の点検が終了 し、今年度から2回目の点検を実施しているところです。  橋梁長寿命化修繕計画については、橋梁補修を予防的に実施することで、ライフサイ クルコストの縮減を図る目的で、平成26年3月に266橋について策定され、この計画に基 づき補修工事を実施しています。今年度は全橋梁の747橋について新たに長寿命化計画の 策定を進めています。  橋梁の直営点検は、年間100から120橋を点検しており、道路河川課の職員のみでは不 足するため、建設部の他の課の技術職員に振り分けて行っています。必要な技術職員の 確保については、市の採用に対し応募者が少なく、必要な人員確保ができていない状況 です。計画的な維持管理を行うためには、十分な予算の確保はもちろんのこと、技術職 員の確保が必要な状況です。3.市営住宅の長寿命化計画等について  市営住宅については、平成30年度末時点で市内9団地、712戸を管理しており、9月末 時点での入居戸数は551戸、入居者数は1,154人で、全体の4割強が単身世帯となってい ます。  市営住宅の抱える課題としては、1つ目が耐用年数を経過した住宅の対応で、木造、 準耐火構造のコンクリートブロック造りの住宅は、全て耐用年数を経過しており、全体 の約4割となっています。2つ目は効率的な市営住宅の維持管理を行うことで、ストッ ク数の適正化により、ライフサイクルコストの縮減を図る必要があります。3つ目は市 営住宅の居住性を向上することで、入居者の約3割が65歳以上の高齢者であり、手すり の設置、入居者に配慮した温熱環境を確保するための改修工事を行う必要があります。 4つ目は多様なニーズに対応した住宅の供給が必要ということで、高齢者、障がい者、 低所得者、一人親世帯などセーフティネットとしての供給が必要となっています。4つ の課題を踏まえ、平成30年3月に伊万里市公営住宅等長寿命化計画の改訂版を作成され、 計画期間を2018年からの10年間とし、5年ごとに見直すものとされています。  今後の実施方針としては勝田市営住宅、立花市営住宅の128戸を立花市営住宅敷地内に 集約建替えの計画ですが、まだ財政状況の見通しが立っていない状況です。  また、久原市営住宅、楠久第二市営住宅については用途廃止をし、改善や当面維持管 理とされた住宅については、改善プログラムを立て、交付金等を活用して長寿命化改善 に取り組む予定です。4.伊万里市立学校規模適正化協議会について  市立学校の規模適正化については、これまでに2回協議会を開催し、児童生徒数の推 移、学校の適正規模、「滝野校の教育を考える会」の報告、大学教授による講演、及び 諮問事項についての協議などを行いました。第2回協議会の意見としては、滝野小学校 は東山代小学校と滝野中学校は国見中学校と統合する方向で協議を進める。市・教育委 員会としての方向性を示してほしい。統合した場合の通学手段はどうなるのかというの があがっています。伊万里市の方針については、第3回協議会に向けて、まちづくりの 視点も踏まえ、庁内で検討しています。5.公立保育園等施設整備検討委員会について  公立保育園等施設整備については、これまで2回の検討委員会が開催され、施設の概 要や公立及び私立保育園の見学、現状と課題の洗い出しを行いました。現時点での課題 として、未就学児の人口減少とそれに伴う園児数の減少、保育士不足、市中心部施設へ の入園申し込みの集中、公立保育園の老朽化、保育施設の建物、設備において公立と民 間との間での差の拡大があげられています。第3回検討委員会以降は、公立保育園のあ り方についていろいろなメニューを提示し、検討委員会において幅広い意見を聴取した うえで、整備基本計画の素案の検討を行う予定です。6.公共施設等管理システムのデータ入力状況報告について  公共施設等管理システムを10月1日に導入し、施設の基本情報や概要、根拠法令、施 設毎の情報などの入力作業を進めています。その中で、建物の部位、部位の材質、改修 工事の履歴などの入力に時間を要しており、設計書等を確認しながらの作業が今後進め られます。この入力が完了すれば、長寿命化シミュレーションなどの資料が作成でき、 これをもとに今後の保全計画や長寿命化計画を作成する予定です。7.組織機構改革について  組織機構改革により、令和2年度に公共施設マネジメント課と施設営繕課が新設され る予定です。公共施設マネジメント課は施設類型ごとの個別施設計画を令和2年度中に 策定し、その後の住民説明会の開催に取り組んでいく予定です。また、施設営繕課は市 長部局、教育委員会、それぞれに所管してきた営繕業務を一括して管理し、公共施設等 管理システムの運用や技術的な支援を行い、両課一体となってファシリティマネジメン トの推進を図ることとしています。8.主な意見及び質疑(意見)・公共施設等管理システムへのデータ入力については、担当課と十分に連携し、迅速に入力 を完了し、次の段階の個別施設計画や地域との調整等に進めるよう努めること。・市立学校規模適正化については、市としての方向性を早期に提示できるよう努めること。(質疑)・滝野校の教育を考える会で実施されたアンケート調査結果について・公立保育園等の簡易劣化調査の内容について・市営住宅の集約建替の計画について 以上報告いたします。  令和元年12月19日                            公共施設最適化調査特別委員会                            委員長 樋 渡 雅 純 伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(馬場繁)  次、まちづくり・観光振興特別委員会、松尾委員長。 ◎まちづくり・観光振興特別委員長(松尾雅宏) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           まちづくり・観光振興特別委員会中間報告書 令和元年第2回定例会において設置されました本委員会は12月9日に委員会を開催しましたので、その結果について報告します。1.まちづくりの取り組みについて  それぞれの地域が抱える課題について各地区・町ごとに話し合う座談会が開催され活 発な協議が行われています。座談会が開催された地域からは、様々な反応があっていま す。当初は「何のために集められたかわからない」という意見も聞かれましたが、実際 に開催した後は「こういった話し合いの場も必要」という肯定的な意見も聞かれます。 また「これまでは話題に上がってもきちんと話し合う場が無かった」という声や、座談 会のメンバーとして各行政区から若者を推薦してもらったことで、まちづくりに必要な 人材の発掘に繋がったという地域もあります。  協議を重ねて、今後、地域をどうするかという新たな地域づくりに向けた取り組みの 方向性とアウトラインをつくるとともに、話し合いの場を通じて個人や各種団体、企業 など参加者間のつながりの醸成が求められています。2.観光の取り組みについて (1)観光PR事業  令和元年度の旅行会社等への営業活動については、11月末時点で69社に対して行われ ました。重点活動であるクルーズ船の誘致では、当初8月に予定されていたが豪雨で中 止となっていた日本クルーズ客船株式会社への営業活動が11月27日に改めて行われまし た。その他、福岡で12月5日に開催された瀬戸内クルーズセミナーin博多に出席し、 ここでも日本クルーズ客船株式会社との個別相談が行われました。 (2)伊万里ブランド販売促進事業  8月29日から3日間、岩田屋本館の地下1階の食品売り場でJA伊万里が初めて取り 組む「伊万里フェア」が開催され、市の職員も従事しサポートを行いました。伊万里梨、 シャインマスカット、巨峰等が販売されたが伊万里梨の認知度がかなり高く、同じ売り 場にあった他産地の梨やぶどうを上回る魅力があることが再確認できました。  9月にヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで開催された伊万里フェアで は、フェアの期間中にホテルのレストラン等で提供される対象メニューに233人の方から オーダーがありました。またイベント参加者の土産品用としてホテル側から風鈴500個の 注文がありました。  11月17日に西鉄グランドホテル創立50周年の記念イベントとして開催された帝国ホテ ル東京メインダイニング「レ セゾン」の料理長と西鉄グランドホテル名誉総料理長に よるプレミアムディナーショーの食材に積極的な営業活動の結果、伊万里牛と伊万里ね ぎが採用されました。 (3)観光振興団体支援事業  市観光協会は10月2日に酒類販売業の免許を取得し、観光協会内において伊万里で製 造された酒類の販売を開始しました。また、観光パンフレットを始め各種のイベントや 祭り、ホテルや飲食店などの情報を1冊のファイルにまとめた観光情報ファイルを作成、 配布し、現在、約30の店舗等で活用されています。今年度中に、あと50か所への配布が 予定されています。  7月26日から10月31日まで佐賀市、唐津市、嬉野市及び伊万里市の11の飲食店が参加 して人気テレビアニメ「ゾンビランドサガ」とのフードコラボが実施されました。伊万 里市からの参加はドライブイン鳥のみで、しかもコラボメニューの価格も一番高かった にもかかわらず、売上は632万円(約3,000セット)に達し、今回のフードコラボの総売 上の半分を占めています。 (4)祭り開催支援事業  10月26日、27日の2日間いまり秋祭りが開催され10万人の人出がありました。今年は NPO法人伊万里のおくんち振興会からの提案で、今まで別々だった「いまり秋祭り」 のポスターと「トンテントン」のポスターを1枚のポスターに統合し、ツイッターで人 気声優による伊万里のPRを行うなど情報発信に努めるとともに、JRウォークをいま り秋祭りと同時開催にするなど誘客が図られました。いまり秋祭りのスペシャルイベン トとして市営中央駐車場で今年も開催された「伊万里牛喰道楽」の売り上げは前年度比 でプラス21%となりました。  11月16日に開催されたサイゲームスプレゼンツ伊万里湾大花火2019では前年比で2万 人増の12万人の人出がありました。今年は読売旅行広島支店が宿泊ありのバスツアーを 企画するなど伊万里湾大花火の認知度が高まっており、開催前後の市内のホテルはほぼ 満室となりました。大花火当日はテレビアニメ「ゾンビランドサガ」の楽曲に合わせた コラボ花火や北部九州最大となる3尺玉、5方向からの打ち上げなど、伊万里湾という 海上ならではのスケールの大きな花火をたくさんの人が楽しまれました。一方、渋滞緩 和を図るため、今年は久原会場の駐車場を撤廃するとともに、七ツ島工業団地入口では 警察の協力による点滅信号及び警察官の手信号を実施したことにより渋滞を緩和するこ とができました。 (5)市内の宿泊施設の動向  今年度から市内の宿泊施設の1つが宿泊を取りやめたため、市内の宿泊施設の部屋数 の合計は71室減の529室となっていましたが、新たなホテルが12月3日に立花町でオープ ンし、伊万里町でも12月下旬にオープンの予定となっています。この2つの新たなホテ ルの部屋数を合わせると82室となり、その結果、市内の宿泊施設の部屋数の合計は611室 となります。また立花町でオープンしたホテルの1階にはカフェもあり、伊万里牛を 使った料理も提供されています。3.主な意見及び質疑(意見)・公民館とコミュニティセンターの違い、そして公民館のコミュニティセンター化の目的に ついて、市民にわかりやすく説明すること。(質疑)・まちづくりの取組状況について・クルーズ船の誘致等における県や他市との連携について・観光PRにおけるテレビや新聞などメディアの活用について 以上報告いたします。  令和元年12月19日                           まちづくり・観光振興特別委員会                           委員長 松 尾 雅 宏  伊万里市議会議長 馬 場   繁 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第4 特別委員会中間報告に対する質疑 △日程第5 議案の付議順序により討論及び採決 ○議長(馬場繁)  以上で各特別委員会の報告が終わりました。 これに対する質疑の通告はなされておりませんので、質疑を終結いたします。 それでは、議案の付議順序に従いまして、これより討論及び採決を行います。 なお、議案甲第50号については総務委員会修正案があり、議案甲第54号については討論の通告がなされております。 議案甲第50号及び議案甲第54号を除く議案については討論の通告がなされておりませんので、討論を省略いたします。 まず、議案甲第47号 伊万里一般職任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例制定について。 これより採決は押しボタン式投票により行います。 本案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第47号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第48号 伊万里自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第48号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第49号 伊万里コミュニティセンター設置条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第49号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第50号 伊万里市部設置条例の一部を改正する条例制定について。 本案については原案の一部を修正する総務委員会修正案がありましたので、まず、委員会修正案についてお諮りいたします。 議案甲第50号伊万里市部設置条例の一部を改正する条例に対する修正案について討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第50号の修正案については可決されました。 次に、議案甲第50号のただいま修正議決した部分を除く原案について討論及び採決を行います。 議案甲第50号 伊万里市部設置条例の一部を改正する条例制定について、修正議決した部分を除く原案について討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第50号の修正議決した部分を除く原案については可決されました。 次、議案甲第51号 伊万里特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第51号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第52号 伊万里市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第52号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第53号 伊万里市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第53号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第54号 伊万里市民センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。 討論の通告がなされております。11番前田邦幸議員。 ◆11番(前田邦幸) (登壇) 11番前田邦幸でございます。議案甲第54号に対して反対の討論を行います。 議案甲第54号の提案理由に「市民会館ホールを廃止するとともに」と書いてありますので、それに対して反対をいたします。 私は9月議会の一般質問でも、市民会館の大ホールの廃止には反対であるということを言ってまいりました。やはり先人の方々が文化都市伊万里を目指すために市民会館を建てられたと私は思っております。市民会館は昭和46年に建設され、当初は収容人数が1,200人の建物として建設されました。25年がたち、老朽化のため平成8年から9年にかけて大改修をされ、舞台の間口16メートル、奥行き10メートル、高さ6.5メートルになり、収容人数が若干減り、今現在では1,007名になっております。まだまだ耐震強度もあり、20年、25年もつ建物であります。 市民センターの大ホールで一元化はできるというお話でございますけれども、昔から大は小を兼ねると言いますけれども、私は大きい施設を小さい施設に集約するのはなかなか難しいかと思っております。1,000人規模のイベントは、歌謡ショーやのど自慢では1,000人は集まるでしょうけれども、余り記憶にないと9月議会で市長が言われました。考えてみますと、市民団体の方が浪漫大学を主催され、1,000人以上の会員を募集されて、一年間を通して文化講演をされていた実績もあります。やはり伊万里市民が本物の喜劇であったり、芝居であったり、オペラ、歌舞伎、プロの演奏家が行う音楽会など、本物を聞き、見て、体で感じることが子どもたちにも必要かと私は考えております。そういったものを主催するには、やはり1,000人規模の施設がなければ運営ができないと考えております。 まだまだ使える市民会館の大ホールを、お金がないから廃止というのはちょっと残念かなと思います。文化を顕彰し、この伊万里が文化都市伊万里というものを目指すためには、そういった施設が私は大事かなと考えております。 それに、まだまだ市民の声が届いていないとも思っております。パブリックコメントのことも先ほど言われましたけれども、なかなか開けない状況もあったようです。そのパブリックコメントの中身に対しても、なかなか開けなかったというものも書いてあったのを知っております。もう少し市民の声を聞きながら結果を出していただきたいと思っております。もう少し市民の文化人の皆さんの意見を集約しながら、急がなくてもいいんではないかなと思っております。 そういうことを思っておりますので、今回の条例に対して反対の理由を述べて、反対討論をいたします。 終わります。 ○議長(馬場繁)  反対討論がなされましたが、賛成討論はありませんか。8番中山議員。 ◆8番(中山光義) (登壇) 今、前田邦幸議員から反対討論がありました。前田邦幸議員は、皆さん御存じのとおり、私と同じいまり新風会であります。ですけれども、前田邦幸議員の思いということで反対討論をされたということで、私はそこに言及することはないわけでありまして、私は総務委員会委員長の立場で賛成討論をさせていただきたい、したいというふうに思います。 議案甲第54号 伊万里市民センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について賛成の立場で討論を行います。 本条例は、いわゆる市民会館ホール廃止に伴う条例案でありますが、この条例案につきましては、さきの全員協議会で説明をされ、また、議案質疑でも質問がなされたところであります。本議案の付託を受けました総務委員会といたしましても、慎重に審議、議員間討議を交わしたところであります。老朽化著しい市民会館ホールを運営した場合、改修費用として今後2億6,000万円程度が必要であり、また、市民センターの音響、屋根、床等の改修費用にも1億2,000万円程度が必要である旨、執行部から説明を受けたところであります。 皆さん御存じのとおり、本市におきましては、公共施設のあり方に対する最適化協議が進められているところであります。これはいわゆる老朽小・中学校、保育園等の問題、市営住宅等の更新を初め、市道の維持管理の問題、さらには老朽水道管の更新問題等々、伊万里市におきまして今後厳しい財政運営が強いられることは明白であり、ファシリティマネジメントの観点から、両施設をこのまま運営することは困難であるとの判断に総務委員会としても至ったところであります。 先ほど前田邦幸議員からありましたように、市民会館ホールがこれまで市民の文化面での発信の施設であったということは十分に理解をしているところであります。公共施設の最適化、ファシリティマネジメントの観点から、さらなる市民福祉の向上を目指すためには、市民会館ホールの維持に多額の予算を充てることは問題であり、廃止に伴う条例改正やむなしとの判断から、総務委員会全会一致の賛成を見たところであります。 よって、本条例案に対し、賛成の立場としての討論といたします。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。21番盛議員。 ◆21番(盛泰子) (登壇) 私も議案甲第54号に対して賛成の意見を申し上げたいと思います。 ただいま総務委員長のほうから具体的に申し述べられましたので、それ以外の部分でお話ししたいと思います。 確かに前田邦幸議員がおっしゃるように、あるものをなくすのは誰でも抵抗があります。ほかに伊万里市としてすべきことが何もないのであれば、私も恐らく反対するというふうに思います。ただ、今回は苦渋の選択であった、その理由を幾つか申し述べたいと思います。 確かに市民会館では数々の文化行事もされて、私も楽しませていただきました。そういう関係の皆さんからの声も届いております。しかし、平成30年のホール改修後、ホールが暗くなったというふうに感じたことは、前田邦幸議員、ありませんでしたでしょうか。私は後から気づいて、これはLEDの照明にすべきだったと、そのとき気づかなかったのは大変痛恨のきわみで、今感じているところでございます。 一方、市民センターはまだ新しいという思い込みが皆さんの中にあると思います。今回示されている改修に要する経費の1億2,000万円は、先ほど委員長がおっしゃいましたように、音響や屋根など大きなもののみであります。例えば、女性のトイレ、ほとんどが和式です。この洋式化など、まだ積算されていない部分が多数あるということも総務委員会で説明がありました。前田邦幸議員が一般質問でおっしゃったように、小学校とか保育園のトイレの洋式化とか、あるいは保育園の整備、また、公民館の整備など、課題は山積しているわけですね。こういう中で、今回のことはやむを得ないという総務委員会の苦渋の判断でございました。どうか皆さんの賛同をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。12番山口議員。 ◆12番(山口恭寿) (登壇) 議案甲第54号 伊万里市民センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、私は反対の立場から発言させていただきます。 この問題は、今決めなければいけないことなんでしょうか。我々議会は来年2月、市民の皆様との意見交換会を予定しております。そこで我々議会として、この問題について市民の皆様の意見を頂戴して、そこから判断しても遅くはないのではないでしょうか。 今回、伊万里市ではこの問題に関してパブリックコメントのほうを募集しております。そのパブリックコメントの中でも、反対の意見が多かったというふうに聞いております。我々はもう少し市民の皆様の声を聞く必要があるんではないでしょうか。 そういった意味から、私は今回の条例制定については反対の立場をとらせていただきます。 以上です。 △日程第6 閉会 ○議長(馬場繁)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成多数であります。よって、議案甲第54号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第55号 伊万里市営住宅条例の一部を改正する条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第55号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第56号 伊万里消防団条例の一部を改正する条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第56号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第57号 伊万里公民館設置条例の一部を改正する条例制定について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第57号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第58号 武雄市長による路線認定の承諾について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第58号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第39号 令和元年度伊万里一般会計補正予算(第4号)について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第39号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第40号 令和元年度伊万里国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第40号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第41号 令和元年度伊万里介護保険特別会計補正予算(第3号)について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第41号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第42号 令和元年度伊万里後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第42号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第43号 令和元年度伊万里水道事業特別会計補正予算(第2号)について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第43号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第44号 令和元年度伊万里工業用水道事業特別会計補正予算(第2号)について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第44号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第45号 令和元年度伊万里下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。 これより採決を行います。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第45号は原案のとおり可決されました。 次に、お手元に配付しておりますとおり、各常任委員会並びに公共施設最適化調査特別委員会及びまちづくり・観光振興特別委員会から会議規則第65条の規定により継続審査の申し出がなされております。 そこで、お諮りいたします。各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 次に、議員派遣についてお諮りいたします。 会議規則第117条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、議員派遣の件について御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 なお、この際、お諮りいたします。ただいま議決した議決事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の件のとおり派遣することとし、変更する場合には議長に一任することに決定しました。 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りいたします。 本定例会におきまして議案が議決されましたが、議決事項についての字句、数字、その他単なる誤謬の整理を必要とするときは、会議規則第39条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他単なる誤謬の整理は議長に委任することに決定いたしました。 以上をもちまして今定例会の日程を全て終了しましたが、ここで市長から発言の申し出がなされておりますので、許可いたします。市長。 ◎市長(深浦弘信) (登壇) 令和元年伊万里市議会第4回定例会の終了に当たり、議長のお許しをいただきまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 先ほどは本議会に提案いたしました予算議案及びその他の議案について御承認を賜り、まことにありがとうございました。 この一年、「人がいきいきと活躍する 幸せ実感のまち 伊万里」の実現に向け、市政の各分野において事業を進めることができましたことは、議員皆様のお力添えのたまものであり、重ねて厚く御礼申し上げます。 顧みますと、本年は昭和、平成という激動の時代を経て、新元号、令和の時代が始まり、本市においても市制施行65周年という節目の年を迎え、新たな時代への期待が高まる一年でありました。 本市を取り巻く社会環境等が大きく変化する中、議員の皆様にも熱心な御議論をいただきながら、将来向かうべきまちづくりの指針となる第6次伊万里市総合計画を策定したところであり、人口減少社会に対応するための人づくり、まちづくり、しごとづくり等を重点施策として、計画に基づき事業を展開しております。特に、本年は人づくりについて、留守家庭児童クラブの開設時間の延長など、子育て支援の取り組みを拡充したほか、小・中学校の全ての普通教室にエアコンを設置いたしました。また、ICT企業の御支援により、市内の小学6年生全員を対象にプログラミング教室を実施するなど、子どもの教育環境の充実に努めたところでございます。 さて、来る令和2年については、新たな時代に適応するための進化を図る変革の年と位置づけ、今議会で御審議いただきましたとおり、市の機構組織について、昭和48年の部制施行以来となる大規模な改革に取り組みます。これまで変わらなかったものを変えることは困難を伴い、大きなエネルギーを必要とするものであります。しかし、新時代を迎えた今、まさに本市の進化のチャンスであるとの強い思いから、果敢に挑戦することを決意したものでありまして、議員の皆様の御理解を賜り、大変心強く感じており、心から感謝いたします。 そのほかにも来年3月には松浦町で造成を進めております伊万里東部工業団地が完成予定であり、残り数室となったビジネス支援オフィスとあわせ、企業誘致をさらに進め、若者や女性の定住促進に不可欠な雇用の場の確保に取り組んでいくこととしております。さらに、人づくりについては、伊万里中学校の改築工事やICT教育の充実を図るなど、未来を切り開く子どもたちへの投資として引き続き力を入れていきたいと考えております。 今後とも、ことし世界を沸かせたラグビーワールドカップの日本代表のように、市民の皆様、議員の皆様とともに、それぞれのポジションで役割を果たしながら、「ONE TEAM」として令和の時代の新たな課題にも力強くスクラムを組んで果敢に挑戦し、突破していきたいと考えておりますので、引き続き御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びに、この一年間の議員皆様のお力添えに改めてお礼を申し上げますとともに、よき新年をお迎えになりますよう御祈念申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(馬場繁)  ありがとうございました。 本年最後の定例会を閉会するに当たり、議長として一言御挨拶申し上げます。 本年4月に執行されました伊万里市議会議員選挙において21名の議員が誕生し、そして、5月1日には元号が平成から令和へと変わり、新しい時代の幕あけとなりました。市議会も新たな議員体制となり、5月の臨時会において、不肖私、議長の要職を拝命し、7カ月が経過しました。この間、議員の皆様並びに市長を初め、執行部の皆様の御協力により大過なく議会運営ができましたことに衷心よりお礼を申し上げます。 これからの時代、人口減少とともに、本市を取り巻く社会環境が急速に変化する中で、二元代表制の一翼を担う市議会の果たす役割はますます重要になってくるものと考えております。ことし話題になった言葉に贈られる新語・流行語大賞にラグビーワールドカップ日本代表のスローガンである「ONE TEAM」が選ばれました。これは若手やベテラン、多国籍の選手で編成したチームが全員の力を一つにして快進撃を行ったことが国民の皆さんに感動を与えたものであります。議員もそれぞれの背景や立場が違い、考え方や意見には多様性があってしかるべきであります。しかし、議会という組織としては、このラグビーチームと同様、「ONE TEAM」になって、議会の基本を定める規範である伊万里市議会基本条例をもとに市民に対する議会報告会や意見交換会の開催、その他市民との対話を通し、議会への関心を高めていただくとともに、信頼される市議会を目指してまいりたいと思っております。 この一年間、それぞれ議会としての活動をしてきましたが、これからも議会はとまることなく前へ進みたいと思います。 結びになりますが、議員の皆様、執行部の皆様並びに市民の皆様、年の瀬を迎えるに当たり御自愛していただき、幸多き新年を迎えられますようお祈り申し上げまして、御挨拶といたします。 それでは、これをもちまして令和元年伊万里市議会第4回定例会を閉会いたします。               (午前11時29分 閉会) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するために署名する。  令和  年  月  日             伊万里市議会                 議 長  馬 場   繁                 議 員  力 武 勝 範                 議 員  前 田 敏 彦...