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03月24日-07号

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  1. 伊万里市議会 2017-03-24
    03月24日-07号


    取得元: 伊万里市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    平成29年 3月 定例会(第1回)          平成29年伊万里市議会会議録(第1回定例会)1.日 時  平成29年3月24日 午前10時00分開会2.出席した議員    1番  盛   泰 子         13番  馬 場   繁    2番  多久島   繁         14番  副 島   明    3番  岩 﨑 義 弥         15番  梶 山   太    4番  中 山 光 義         16番  山 口 恭 寿    5番  坂 本 繁 憲         17番  船 津 賢 次    6番  前 田 邦 幸         18番  松 尾 雅 宏    7番  力 武 勝 範         19番  松 永 孝 三    8番  弘 川 貴 紀         20番  前 田 久 年    9番  前 田 敏 彦         21番  草 野   譲    10番  東   真 生         22番  渡 邊 英 洋    11番  井 手   勲         23番  樋 渡 雅 純    12番  香 月 孝 夫         24番  笠 原 義 久3.欠席した議員    な  し4.出席した事務局職員    局長  丸 田 俊 道5.地方自治法第121条による出席者の職氏名    市長                  塚 部 芳 和    副市長                 江 頭 興 宣    総務部長                古 賀 恭 二    政策経営部長              佐 藤 弘 康    市民部長福祉事務所長)        深 江 俊 文    産業部長                力 武 健 一    建設部長                香 月 庄 司    理事                  吉 原 伴 彦    総務部副部長(総務課長)                        古 場   博    (防災危機管理課長)    総務部副部長(契約監理課長)      前 田   稔    政策経営部副部長(まちづくり課長)   力 武 浩 和    企画政策課長              東 嶋 陽 一    財政課長                岩 﨑 友 紀    市民部副部長(人権・同和対策課長)   山  淳 一    産業部副部長(農山漁村整備課長)    中 島   智    建設部副部長(地籍調査課長)      木 戸 正 弘    会計管理者               前 田 隆 博    水道部長水道事業管理者職務代理者)  吉 永 康 雄    水道部副部長(工務課長)        中 里 憲 二    教育長                 森   哲 也    教育部長                緒 方 俊 夫    教育副部長(生涯学習課長)       中 里   昭1.議事日程    第1 議会議案の上程    第2 議会議案提案理由説明    第3 議会議案に対する質疑    第4 常任委員会報告    第5 常任委員会報告に対する質疑    第6 特別委員会報告    第7 特別委員会報告に対する質疑    第8 議案等の付議順序により討論、採決    第9 閉会1.本日の会議に付した事件    日程第1 議会議案の上程     議会議案第2号 伊万里市議会基本条例制定について    日程第2 議会議案提案理由説明    日程第3 議会議案に対する質疑    日程第4 常任委員会報告    日程第5 常任委員会報告に対する質疑    日程第6 特別委員会報告    日程第7 特別委員会報告に対する質疑    日程第8 議案等の付議順序により討論、採決    日程第9 閉会1.会議の顛末                (午前10時 開議) △日程第1 議会議案の上程 △日程第2 議会議案提案理由説明 ○議長(盛泰子)  おはようございます。定刻、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 ここで御報告します。岩﨑議員から13日の一般質問における発言の一部を取り消したい旨の申し出がありました。これを許可することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、岩﨑議員からの発言の一部取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。 また、本日、新たに議会議案1件が提出されております。この取り扱いについて議会運営委員会を開催していただき、協議されました結果、本日の日程に追加上程することに決定されております。 そこで、お諮りいたします。議会議案1件の取り扱いについては、議会運営委員会決定どおり、本日の日程に追加上程いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議会議案1件を本日の日程に追加上程いたします。 それでは、ただいま追加上程いたしました議会議案第2号の1件を議題といたします。 議会議案の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。 議会議案第2号 伊万里市議会基本条例制定について。14番副島議員。 ◆14番(副島明) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━議会議案第2号             伊万里市議会基本条例制定について 伊万里市議会基本条例を別紙のとおり制定するものとする。      ─────────────────────────────提案理由 議会の基本理念や議員の責務及び議会の役割を明らかにするとともに議会の基本的事項を定めることにより市民の負託に応え、もって市民福祉の増進に寄与することを目的とした議会基本条例を制定したいので、この案を提出する。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第3 議会議案に対する質疑 △日程第4 常任委員会報告 ○議長(盛泰子)  議会議案提案理由の説明が終わりましたので、これに対する質疑を行います。 議会議案第2号 伊万里市議会基本条例制定について。どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議会議案第2号に対する質疑を終結いたします。 それでは、日程に従いまして各常任委員会の報告を求めます。 初めに、総務委員会松尾委員長。 ◎総務委員長(松尾雅宏) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 総務委員会報告書 3月6日の本会議において付託されました、議案甲第3号 伊万里市税条例等の一部を改正する条例制定について議案甲第4号 伊万里市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び伊万里市職員の育児休       業等に関する条例の一部を改正する条例制定について議案甲第5号 伊万里市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定について議案甲第10号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度伊万里市一般会計補正予       算(第10号))議案乙第1号 平成29年度伊万里市一般会計予算についてのうち        第1条 歳入 全款            歳出 第1款 議会費             〃  第2款 総務費               (第1項 総務管理費のうち                 第8目 地籍調査費を除く)             〃  第8款 土木費                第1項 土木管理費                 第1目 土木総務費                   3 国道整備促進事業                   4 西九州自動車道整備促進事業                第4項 港湾費                 第1目 港湾管理費                   1 港湾関連施設管理事業             〃  第9款 消防費               (第1項 消防費のうち                 第4目 水防費を除く)             〃  第12款 公債費             〃  第13款 諸支出金             〃  第14款 予備費        第2条 継続費        第3条 債務負担行為        第4条 地方債        第5条 一時借入金        第6条 歳出予算流用議案乙第11号 平成28年度伊万里市一般会計補正予算(第11号)についてのうち        第1条 歳入 全款            歳出 第2款 総務費             〃  第8款 土木費                第4項 港湾費             〃  第9款 消防費             〃  第13款 諸支出金        第2条 継続費の補正        第3条 繰越明許費        第4条 地方債の補正 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・職員の時間外勤務が増加傾向にある。職員の健康面を考慮し、職員体制の見直しを含めた各種対策により時間外勤務の削減を図る必要がある。・移住・定住促進事業における支援員について、事業を積極的にサポートするとともに地域おこし協力隊員が活動しやすいよう援助できる人選に努められたい。・ふるさと応援寄附募集事業の返礼品について、伊万里牛は格付けA5ランクにこだわらず、幅広い商品構成を検討し、これまで以上の寄附金の増加に努められたい。(質疑)・消防団事務取り扱いについて・防犯灯設置促進事業における地区からの要望について・広報紙発行事業における「広報伊万里」と「市役所だより」の一本化について・バス交通支援事業地域交通対策について・自衛官募集事務について 以上報告いたします。  平成29年3月24日                               総務委員会                                    委員長 松 尾 雅 宏伊万里市議会議長 盛   泰 子 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(盛泰子)  次、文教厚生委員会梶山委員長。 ◎文教厚生委員長(梶山太) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                文教厚生委員会報告書 3月6日の本会議において付託されました、議案甲第1号 伊万里市犯罪被害者等支援条例制定について議案甲第6号 伊万里市留守家庭児童クラブ条例の一部を改正する条例制定について議案甲第7号 伊万里市介護保険条例の一部を改正する条例制定について議案乙第1号 平成29年度伊万里市一般会計予算についてのうち        第1条 歳出 第3款 民生費             〃  第4款 衛生費               (第1項 保健衛生費                 第3目 環境衛生費のうち                   8 浄化槽設置促進事業を除く)             〃  第10款 教育費議案乙第2号 平成29年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について議案乙第3号 平成29年度伊万里市介護保険特別会計予算について議案乙第8号 平成29年度伊万里市後期高齢者医療特別会計予算について議案乙第11号 平成28年度伊万里市一般会計補正予算(第11号)についてのうち        第1条 歳出 第3款 民生費             〃  第4款 衛生費             〃  第10款 教育費議案乙第12号 平成28年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について議案乙第15号 平成28年度伊万里市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり議案乙第1号については賛成多数、その外の議案については全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・犯罪被害者等支援条例における相談業務及び各種申請手続きについて、具体的な支援体制及び対応策を明確に示すとともに、制度の十分な周知・広報に努めること。・小・中学校トイレ改修においては、トイレ洋式化における全体的な方針を定め、計画的に改修を進めること。・小・中学校要保護・準要保護児童生徒就学援助費のうち新入学用品費において、要保護者への支給額増額に併せて準要保護者への支給額見直しの検討を求める。(質疑)・子育て世代包括支援センターにおける5歳児相談の体制及び支援内容について・特別支援児童生徒サポート事業における支援員の確保について・小学校プール運営の民間委託の効果及び今後の計画について・学校給食センター調理業務委託における入札結果について・国保健康マイレージ事業導入の経緯及び効果について 以上報告いたします。  平成29年3月24日                               文教厚生委員会                                  委員長 梶 山   太伊万里市議会議長 盛   泰 子 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(盛泰子)  次、産業建設委員会香月委員長。 ◎産業建設委員長香月孝夫) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                産業建設委員会報告書 3月6日の本会議において付託されました、議案甲第2号 伊万里市ビジネス支援オフィス条例制定について議案甲第8号 伊万里市空き家等適正管理に関する条例の一部を改正する条例制定につい       て議案甲第9号 伊万里市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正す       る条例制定について議案乙第1号 平成29年度伊万里市一般会計予算についてのうち        第1条 歳出 第2款 総務費                第1項 総務管理費                 第8目 地籍調査費             〃  第4款 衛生費                第1項 保健衛生費                 第3目 環境衛生費                   8 浄化槽設置促進事業             〃  第5款 労働費             〃  第6款 農林水産業費             〃  第7款 商工費             〃  第8款 土木費               (第1項 土木管理費                 第1目 土木総務費のうち                   3 国道整備促進事業                   4 西九州自動車道整備促進事業                第4項 港湾費                 第1目 港湾管理費のうち                   1 港湾関連施設管理事業を除く)             〃  第9款 消防費                第1項 消防費                 第4目 水防費             〃  第11款 災害復旧費議案乙第4号 平成29年度伊万里市立花台地開発事業特別会計予算について議案乙第5号 平成29年度伊万里市公共下水道事業特別会計予算について議案乙第6号 平成29年度伊万里市農業集落排水事業特別会計予算について議案乙第7号 平成29年度伊万里市市営駐車場特別会計予算について議案乙第9号 平成29年度伊万里市水道事業特別会計予算について議案乙第10号 平成29年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について議案乙第11号 平成28年度伊万里市一般会計補正予算(第11号)についてのうち        第1条 歳出 第6款 農林水産業費             〃  第7款 商工費             〃  第8款 土木費               (第4項 港湾費を除く)             〃  第11款 災害復旧費議案乙第13号 平成28年度伊万里市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について議案乙第14号 平成28年度伊万里市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について議案乙第16号 平成28年度伊万里市水道事業特別会計補正予算(第1号)について 以上諸議案審査の結果、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 なお、付託議案に対しての主な意見及び質疑は以下のとおりです。(意見)・空き家等の適正な管理について、更なる改善を図るために、国に対し実効性のある法律の改正を要望されたい。(質疑)・有害鳥獣駆除対策においてのドローンの活用について・さが創生オフィススペース創出事業のPRについて・観光大使の活用について・合併浄化槽設置状況について・橋りょう点検用ドローンの活用方法について・水道施設の未普及地区について 以上報告いたします。  平成29年3月24日                               産業建設委員会                                  委員長 香 月 孝 夫伊万里市議会議長 盛   泰 子 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(盛泰子)  ただいまの委員長報告に対し、質問通告がなされておりますので、内容確認のため、ここでしばらく休憩いたします。               (午前10時22分 休憩)               (午前10時35分 再開) △日程第5 常任委員会報告に対する質疑 △日程第6 特別委員会報告 ○議長(盛泰子)  会議を再開いたします。 それでは、各常任委員会の報告に対する質疑を行います。 まず、総務委員会報告について。どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、文教厚生委員会報告について。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、産業建設委員会報告について。13番馬場議員。 ◆13番(馬場繁)  産業建設委員長にちょっとお尋ねします。 報告書の中で意見がついているわけですが、「空き家等の適正な管理について、更なる改善を図るために、国に対し実効性のある法律の改正を要望されたい」ということで、この中で、法律改正を求める内容として、「実効性のある法律」という表現があります。このことについて議論はどのようになされたんでしょうか。 ○議長(盛泰子)  香月委員長。 ◎産業建設委員長香月孝夫)  馬場議員の実効性のある法律について御回答いたします。 産業建設委員会のほうでは、この件に関しまして、解体というんですか、そこにたどり着くまでに、やはりいろんな中で調査をするに当たって、市では限界がある部分がございましたので、その辺のところでスムーズな形を求めるような取り組みについて議論をしていただきたいというお話をいたしました。
    ○議長(盛泰子)  よろしいですか。馬場議員。 ◆13番(馬場繁)  そうですね、この法というのは、空家等対策の推進に関する特別措置法だと思うんですね。26年11月に制定されているものであります。基本的には法というのは国がつくって、その実行においては、当然、地方自治体、条例で法律の範囲を超えない中でつくる必要がございます。ただ、その中で、実際に今、限界があるとか、ちょっと抽象的な表現であるんですが、そしたら、その限界というのは、現在、市においてそういう事例といいますか、どうしても今の法の中では条例の動きができないということは何か事例的にあってのことでしょうか。 ○議長(盛泰子)  産業建設委員会委員長。 ◎産業建設委員長香月孝夫)  御回答いたします。 具体的には、現在のところはまだございません。ただ、今後、この特措法がスムーズに図られる中で、スムーズに進むように取り組んでいただきたいというところからでございます。 △日程第7 特別委員会報告に対する質疑 ○議長(盛泰子)  よろしいですか。(「わかりました」と呼ぶ者あり) ほかにありませんね。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で各常任委員会の報告に対する質疑を終結いたします。 次に、各特別委員会の報告を求めます。 まず、地方創生調査特別委員会渡邊委員長。 ◎地方創生調査特別委員長(渡邊英洋) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              地方創生調査特別委員会報告書 平成28年第2回定例会において設置されました本委員会は、3月8日に委員会を開催しましたので、その結果について報告します。1 地方創生取り組みについて (1) 伊万里市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進    総合戦略の具体的な実行計画であるアクションプランの確認及び事業追加について   の検討を行うため、1月30日に「活気あふれるまちづくり部会」と「行きたいまちづ   くり部会」が開催された。    本市における平成29年度のスケジュールについては、7月に開催予定推進部会及   び8月開催予定推進委員会、10月以降開催予定本部会議において、それぞれアク   ションプラン総合戦略等の検証と事業追加等の見直しが行われることとなっている。 (2) 地方創生に関する交付金について    地方創生拠点整備交付金については、未来への投資につながる施設整備等を行うこ   とにより、地域による安定した雇用創出、地方への新しいひとの流れ、まちの活性化   などを目的とした事業に対し交付される。この交付金を活用した波多津町コミュニ   ティセンター建設は、平成29年度に繰り越しての事業実施が計画されており、9,160   万4千円の交付決定を受けたとの報告があった。2 西九州自動車道の整備について  平成29年度の唐津伊万里道路南波多谷口ICから伊万里東IC(仮称)間の進捗につい ては、開通必要額として14~17億円程度が見込まれており、平成29年度内の開通に向け て改良工、橋りょう上部工、舗装工などの工事が予定されている。伊万里道路の開通時 期については、完成に向けた円滑な事業実施環境が整った段階での確定を予定されてお り、引き続き用地買収や調査設計が行われる。伊万里松浦道路については設計が完了し、 3月13、14、15日に東山代町と山代町で住民説明会が開催された。3 港湾の整備等について  臨港道路七ツ島線の整備については、平成30年代前半の完成予定に向けて事業が進めら れており、平成29年度の事業計画として3~9億円程度が見込まれている。  平成28年の伊万里港のコンテナ貨物(実入り)取扱状況については、輸出入合わせて昨 年より3,802TEU増の34,318TEUとなり過去最高の取扱量となっている。輸入品目と しては家具・家具装備品が31%を占め最も多く、輸出においてはロール紙が61%を占め ている。4 企業誘致について (1) 企業誘致活動について    平成28年度の企業訪問・来訪による立地勧奨は、126社に対し延べ229回実施されて   いる。首都圏のIT企業に対し、「PORTO3316IMARI」の新たなしごと   創りプロジェクトへの参画要請や伊万里市へのサテライトオフィスの開設要請、更に   は一部業務等の移転による進出要請などの立地勧奨活動を重点的に展開している。ま   た、2月8日、9日に事務系企業3社に対し、今年度4回目となる市長によるトップ   セールスが実施されている。 (2) 工業団地について    七ツ島工業団地におけるバイオマス発電事業計画については、2月3日に株式会社   伊万里グリーンパワーより、伊万里商工会議所会員及び地元黒川町に対して説明会が   開催された。平成29年秋口の着工を予定されており、現在は、現地調査が完了しプラ   ント設備の設計が進められている。    伊万里東部(松浦地区)工業団地(仮称)の整備については、現地調査において埋   蔵文化財の存在が確認され、記録保存のための発掘調査が予定されている。 (3) オフィス系企業の誘致について   (1) さが創生オフィススペース創出事業     1月24日に県へ既設物件改修事業補助金の交付申請を行い、1月30日に交付決定    している。また、今議会において4月1日からの運用に向け「伊万里市ビジネス支援オフィス条例」を上程されている。   (2) 次世代人材育成によるクラウド型企業誘致事業     「PORTO3316IMARI」を拠点として、新たなビジネスの創造や人材    育成に向けた各種プロジェクトが進められている。昨年の12月以降も、女性を    ターゲットとした人材育成講座など8つのプロジェクトに取り組まれた。5 主な意見及び質疑(意見)・地方創生に関する交付金が新たに創設される際に速やかな対応ができるよう、地元や関係団体の活動を把握するだけでなく、地方創生にかかる取り組みの先行事例等を各公民館へ紹介するなど、より一層地域の活動促進が図られるよう求める。(質疑)・まち・ひと・しごと創生総合戦略推進部会の協議内容について・西九州自動車道整備の進捗について・伊万里港の輸出、輸入状況について・「PORTO3316IMARI」の今後の活動について・伊万里のいい職説明会の成果について 以上、報告いたします。  平成29年3月24日                               地方創生調査特別委員会                               委員長 渡 邊 英 洋伊万里市議会議長 盛   泰 子 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(盛泰子)  次、防災・環境施設対策調査特別委員会、前田久年委員長。 ◎防災・環境施設対策調査特別委員長(前田久年) (登壇)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           防災・環境施設対策調査特別委員会報告書 平成28年第2回定例会において設置されました本委員会は、1月16日、30日及び3月7日に委員会を開催しましたので、その結果について報告します。1.さが西部クリーンセンターについて (1) 平成29年佐賀県西部広域環境組合議会第1回定例会について    2月23日に第1回定例会が開催され、予算議案2件が全会一致で可決されたとの報   告があった。その中で、平成28年度補正予算のうち歳入では、本格稼働初年度という   ことで当初に見込めなかった直接搬入手数料及び売電や有価金属等の収入見込を計上   したことにより合計1億2,719万4千円の増額となっており、歳出では、ごみ搬入実   績が当初計画より増えたことにより包括的運転等委託料が5,228万2千円の増額と   なっている。また、平成29年度当初予算では、総額は平成28年度当初より4,989万4   千円の増額となったが、手数料収入や諸収入を当初から見込んだこと等により構成市   町負担金は減額となっている。 (2) さが西部クリーンセンターの稼働状況について    1月末までの搬入ごみの総量に占める伊万里市の搬入量の割合は約24.9%と人口比   に近い割合となっており、そのうち直接搬入では伊万里市が約34.8%を占めている。   また、売電収益は4月から1月末で約8,500万円、有価金属等の売却益は約1,300万円   となっており、どちらも見込みどおり推移している。施設管理において、現在まで大   きな問題はなく正常運転しているとの報告を受けた。2.防災対策について (1) 防災訓練について    12月18日に、防災マップを活用した住民避難訓練や地区独自の防災訓練が市内3町   の各行政区で実施され、併せて市内全域で緊急速報メールの受信訓練等による情報伝   達訓練が行われた。また、同日、黒川町で実施された市防災訓練では、住民79人と防   災関係者75人の参加により、非常炊き出し訓練、避難行動要支援者避難訓練等のほか、   今回初めて被災者台帳システム入力訓練が行われ、併せて民間業者の協力を得てド   ローンによる映像伝送の実証実験が実施された。 (2) 防災行政無線施設整備事業について    災害時の情報伝達を目的として、今年度から3年間で市全域に整備している防災行   政無線整備事業において、施設整備費の入札減による補正に併せて、事業費の年割額   変更が今定例会に提案されている。今年度の事業進捗に合わせて、事業量及び市の財   政負担を考慮し3年間の年割額を変更するもので、財源については、これまでと同じ   起債を利用するため市の財政負担増は発生しないとの説明であった。受信機器等の製   造の遅れにより整備計画に若干の遅れがあるが、事業は予定どおり30年度に完了見込   みとのことである。 (3) 玄海原子力発電所3、4号機再稼働に係る対応について    玄海原発3、4号機の再稼働に向けた新規制基準適合性審査においては、1月18日   に原子炉設置変更許可が出され、現在、工事計画認可及び保安規定変更認可手続きが   行われており、並行して地元同意手続きが進められている。    玄海原発再稼働に向けた手続きが進む中で、議会の対応について協議した1月17日   の全員協議会の中で、第一に本委員会において市の対応状況を確認すべきとの意見を   受けて、30日、市の対応について説明を受けた。市は、現時点では避難道路等の整備   などの施設要望は行わないとのことであったが、県の再稼働同意判断に際して市民の   意見を十分に考慮してほしいという点において意見の一致を確認し、2月1日、議長   に対し、市と議会が一体となって早急に市内での住民説明会の開催と市民の意見を考   慮することを県に要請するよう提案   行った。3.災害時における議会の対応について   これまで、市執行部との意見交換や2回の先進地視察、講演会への参加などを行い、  他市議会事例を参考にして、災害時における議会、議員の役割について委員間で議論し  共有を図ってきた。その結果として、議会の災害対応指針等を策定する上で必要な論点  を整理し、別紙「災害時における議会の対応に関する報告書」にまとめた。大規模災害  発生時には、議会は市を支援し、議会として迅速かつ適切な対応をするために、議会及  び議員の災害対応指針を定めておくことが必要である。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここで別紙で報告させていただきます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    平成29年第1回定例会 防災・環境施設対策調査特別委員会報告書 別紙         「災害時における議会の対応」に関する調査報告書1.調査の概要   近年、全国で、風水害や土砂災害、東日本大震災や熊本地震などの大規模な自然災害  が発生し、各地に甚大な被害をもたらしている。   本市においても、過去に幾度となく豪雨被害が発生しており、現在、市内の496箇所  が土砂災害警戒区域に指定されている。さらに、市域のほとんどが玄海原子力発電所の  30キロ圏内にあり、原子力災害発生の危険性を有している。   一方で議会は、二元代表制のもと、市の重要な政策、計画、事業等を決定し、その事  務執行を監視するとともに、地域の実情に根差した市の政策形成に向けた働きかけを行  うなどの役割を担っている。他方、災害対応においては、市は災害対策基本法に基づき  地域防災計画を策定し、災害時に災害対策本部を設置するなどして救助や復旧に即応す  る義務を有しているが、議会には法令上の定めがない。そのようななかで、現在、全国  の市議会において、未曾有の大災害をもたらした平成23年の東日本大震災や平成28年の  熊本地震の経験を踏まえ、災害時の対応について様々な取り組みが徐々に広がってきて  いる。   伊万里市議会においても、災害発生時に執行機関を支援し、迅速かつ適切な対応をす  るために、平時において対応の指針を定めておくことが必要である。2.これまでの調査研究   平成28年6月に設置された本委員会は、「災害時における議会の対応」について付託  を受け、以下のとおり災害時における議会及び議員の役割、責務について調査研究を  行ってきた。   平成28年7月 大分市議会視察          (調査事項:議会の災害時対応(議会BCP等)について)     〃  8月 審議の進め方、審議内容について協議     〃  9月 執行部から「伊万里市地域防災計画」について説明          執行機関及び議会の役割、連携について意見交換、協議     〃  11月 四市(鹿島市・武雄市・多久市・嬉野市)合同          議会議員政策形成セミナー(嬉野市)に参加          (演題:「災害対策における議会の役割」講師:新川達郎氏)     〃   〃  嬉野市議会視察          (調査事項:災害時における議会の役割について)     〃  12月 議会基本条例素案との整合性整理、論点整理   平成29年1月 論点整理、最終報告内容の協議(2回開催)     〃  3月 まとめ(最終報告書案の協議、決定)3.目指すべき方向性   以上の調査研究の結果、執行機関が災害対応及び応急活動を迅速かつ円滑に実施でき  るよう必要な支援・協力を行うために、あらかじめ議会及び議員の災害時における対  応指針を策定しておく必要があるとの結論に至った。その指針策定に向けた第一段階  として、今回、次のとおり4つの項目及びその他意見を整理した。 (1) 指針の対象とする災害の定義    指針の対象とする災害の規模は、市災害対策本部が設置された災害(※)(以下、   「大規模災害」という)とする。    市災害警戒本部設置以前の小規模の災害では、各議員が自らの判断により災害対応   を行っても平常時の議会機能は保つことができると思われ、統一の対応基準は不要で   あるが、大規模災害では、正常な市政及び議会運営ができない可能性があるため、そ   の場合に備えて対応指針を設ける必要がある。    ※災害対策本部設置基準・・・以下①②③その他市長が必要と認める場合     ①風水害:甚大な被害が発生又は発生する恐れがある場合     ②地震・津波:震度6弱以上の地震発生又は大津波警報発令     ③原子力:緊急事態宣言が発出又は県が災害対策本部を設置 (2) 災害時における議会の対応    大規模災害発生時に議会が行う最優先すべき役割は、情報収集・共有・発信である。   発災直後の情報収集・発信においては、議員各々の対応では現場に混乱を招くという   課題があり、議長に一元化すべきである。議長は、大規模災害が発生した時には速や   かに議会事務局に登庁し、議員からの情報を収集・整理し、議会事務局を経由して市   災害対策本部に情報を提供する。また、収集、把握した災害情報を会派または議員に   対し的確に提供する。さらに、議長は、災害対応時に起こる諸問題の解決を図るため、   必要に応じて市議会災害対策本部等の組織を設置し、市の災害対策支援にあたること   が必要である。    また、議会には、議事機関としての役割と執行機関の監視機関としての役割がある。   発災直後は、執行機関は被害拡大防止、被災者の救命・救助・生活支援を速やかに実   施する必要があるため、市長専決処分となる議案が多くなると想定されるが、市災害   対策本部が行う予防・応急対策が一段落し、執行機関の資料作成・説明が物理的に可   となる時期には、なるべく早く議会の機能を回復させる必要がある。 (3) 災害時における議員の対応    大規模災害の発生時には、議員は、第一に自らの安否及び所在を明らかにして連絡   体制を確保することが必要である。その後の議員の行動においては、発災直後は、災   害による交通途絶等を想定し、早期の全議員の参集規定は設けず、議員は地域におけ   る活動を優先すべきである。その際の議員の役割は、地域における被災状況や被災者   のニーズ等を集約し、議会事務局を通して情報提供するとともに、地域の一員として   避難所支援などの共助の取り組みが円滑に行われるよう、できる限り地域で支援活動   をすることである。    市の予防・応急対策が一段落し、被災住民の生活が一定の落ち着きを見せた後に、   議長の招集に応じて議会に参集し、地域支援を継続しながら議会活動を行う。 (4) 災害対応組織の体制、役割    大規模災害時には、市が集約した災害情報や必要な対策を議員が共有し、議員が収   集した情報を伝達するために、議会側の窓口を一本化する必要がある。議会として、   その情報を整理して共有・発信するとともに、救援、復興・復旧の各段階において意   思決定機関としての役割を可能な限り果たすために、被災状況等に応じて議長をトッ   プとした市議会災害対策本部等を設置することが有効である。なお、その本部への議   員の参集は、議長、副議長、議会運営委員会委員長の順で行い、初動期は議員が地域   の支援活動に専念できるよう、参集範囲は最小限にとどめるべきである。    また、議会事務局は、市の地域防災計画における配備体制に組み込まれているが、   大規模災害時において、議会としての災害対応を迅速・円滑に進めるためには、事務   局職員は議会の事務的なサポートに専念する体制をとるべきである。その中で議会事   務局長は、市災害対策本部の会議等に出席して情報の収集にあたり議長に伝達すると   ともに、市災害対策本部へ議会で収集し一元化した情報の提供を行う。議会事務局職   員について、市議会災害対策本部等の事務に従事することができるよう、執行部への   働きかけを行う必要がある。(その他意見)・議長は、会議を総理する立場にあるものの、議会は合議制であり、議員を指揮命令する立場にないことから、災害対策のための会議体は設けず、全員協議会や代表者会議等の既存の組織で対応する方がよいという意見もあった。・議会及び議員の災害時対応を詳細に決める場合には、発災からの時間経過に沿って、初動期(発災後概ね24時間以内)、中期(発災後概ね1週間後)、後期(発災後概ね1週間経過後)に分けて考える必要がある。・大規模災害時に、いかに議決、監視、提案等の議会の機能を維持するかという点において、議会BCP(業務継続計画)策定は有効である。 以上をもって、本委員会の標記調査の最終報告とする。なお、災害時対応指針策定については、本委員会の最終報告を基に、平成29年度においても調査が継続されることを望む。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以上です。 それでは、主な意見及び質疑に移らせていただきます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━4.主な意見及び質疑(意見)・防災行政無線施設整備事業において、早めの事業進捗を図るとともに、整備状況について各地区に十分な周知を行うこと。(質疑)・ごみ処理施設包括的運転等委託料の増額の理由について・災害対応協定におけるドローンの利活用について・防災行政無線施設整備工事の進捗状況について・防災行政無線施設整備費の年割額変更の理由及び影響について 以上報告いたします。  平成29年3月24日                          防災・環境施設対策調査特別委員会                          委員長 前 田 久 年   伊万里市議会議長 盛   泰 子 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第8 議案等の付議順序により討論、採決 ○議長(盛泰子)  以上で各特別委員会の報告が終わりました。 通告はなされておりませんが、各特別委員会の報告について質疑のある方はいらっしゃいますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないようですので、特別委員会報告に対する質疑を終結いたします。 討論、採決に入る前に、ここで10分間をめどにしばらく休憩いたします。               (午前11時12分 休憩)               (午前11時20分 再開) ○議長(盛泰子)  会議を再開いたします。 それでは、議案等の付議順序に従いまして、これより討論及び採決を行います。 まず、議案甲第1号 伊万里市犯罪被害者等支援条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決は押しボタン式投票により行います。 本案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第1号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第2号 伊万里市ビジネス支援オフィス条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第2号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第3号 伊万里市税条例等の一部を改正する条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第3号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第4号 伊万里市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び伊万里市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第4号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第5号 伊万里市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。  賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第5号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第6号 伊万里市留守家庭児童クラブ条例の一部を改正する条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第6号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第7号 伊万里市介護保険条例の一部を改正する条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第7号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第8号 伊万里市空き家等適正管理に関する条例の一部を改正する条例制定 について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第8号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第9号 伊万里市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第9号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第10号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度伊万里市一般会計補正予算(第10号))。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第10号は原案のとおり可決されました。 次、議案甲第11号 伊万里市公平委員会委員の選任について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結します。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第11号は原案のとおり同意されました。 次、議案甲第12号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第12号は原案のとおり同意されました。 次、議案甲第13号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第13号は原案のとおり同意されました。 次、議案甲第14号 伊万里市固定資産評価審査委員会委員の選任について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案甲第14号は原案のとおり同意されました。 次、議案乙第1号 平成29年度伊万里市一般会計予算について。討論はありませんか。17番船津議員。 ◆17番(船津賢次) (登壇) 日本共産党の船津です。議案乙第1号 平成29年度伊万里市一般会計予算について反対討論を行います。 予算書169ページの同和地区活動費補助金についてです。前年度と同額の847万5千円が計上されています。これは第1に、他の団体の補助金、例えば、老人クラブ連合会補助金、これが310万8千円などと比べても、余りにも高額な補助金額となっていることであります。第2に、公平公正な行政という点から見て、到底容認できるものではないということ。第3に、同和対策事業は平成14年度以降、特別対策から一般対策に移行することになっていることです。平成13年の総務省大臣官房地域改善対策室の文書では、特別対策をなお続けていくことは差別解消に必ずしも有効ではないと指摘しています。 以上、3つの点からこの予算に反対です。 以上、反対の理由を述べて、反対討論といたします。 ○議長(盛泰子)  賛成の討論はありませんか。10番東議員。 ◆10番(東真生) (登壇) 私は議案乙第1号 平成29年度伊万里市一般会計予算について賛成の立場から討論を行います。 船津議員のほうから民生費、社会福祉費の同和研修参加促進・地区活動支援事業に関する予算について反対討論がありました。運動団体は問題解決に向けた行政の補完的役割の考えから、会員の学習機会や交流機会等を担っていることは間違いない事実です。補助金の使途の大部分は全国や九州規模での研修会の参加費に充てられており、このことにつきましては、会員の方みずからも人権問題を正しく理解した上で活動する必要があるということや、会員の行動を通じて市民の人権問題や同和問題に対する教育、啓発に寄与するものとして支援をなされているものと考えております。 船津議員のお考えは大変理解できるところではございますが、旅費の見直しなどを県内関係市で協議し、運動団体の佐賀県連に申し入れをされている状況など考えれば、補助金の削減に向け努力をされている状況でもあります。この議案を否決することになれば、ほかの事業にも大きな支障が出てまいりますので、私としてはこの議案に賛成いたします。 以上です。 ○議長(盛泰子)  ほかに討論はありますか。15番梶山議員。 ◆15番(梶山太) (登壇) 15番梶山でございます。私は議案乙第1号 平成29年度伊万里市一般会計予算について賛成の立場から討論をさせていただきます。 今、船津議員の反対しておられる同和地区活動費補助金につきましては、確かにおっしゃるとおり、前年度と同額となっております。しかし、先ほど東議員が申し述べましたとおり、今、運動団体と協議がなされているということで説明を受けております。また、関連した事業費の中で、非常勤隣保館長報酬につきましては、前年度予算と比較をいたしまして大幅な減となっております。これを鑑みますれば、我々委員会の声、もちろんその委員会に所属しておられる船津委員の声もしっかり届いていると思います。 急激な改革は改悪にしかならず、目の前の差別を放置することは、みずからも差別に加担することとなるの言葉を今我々は全員でかみしめるべきではないでしょうか。ゆえに、今回はこの予算案をもってよしとすべきと考えます。 以上で賛成討論を終わります。 ○議長(盛泰子)  ほかに討論はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 反対、賛成の討論がありましたので、これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 表決漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で投票を終了いたします。 賛成多数であります。よって、議案乙第1号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第2号 平成29年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第2号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第3号 平成29年度伊万里市介護保険特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第3号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第4号 平成29年度伊万里市立花台地開発事業特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第4号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第5号 平成29年度伊万里市公共下水道事業特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第5号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第6号 平成29年度伊万里市農業集落排水事業特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第6号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第7号 平成29年度伊万里市市営駐車場特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第7号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第8号 平成29年度伊万里市後期高齢者医療特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第8号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第9号 平成29年度伊万里市水道事業特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第9号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第10号 平成29年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第10号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第11号 平成28年度伊万里市一般会計補正予算(第11号)について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第11号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第12号 平成28年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第12号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第13号 平成28年度伊万里市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第13号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第14号 平成28年度伊万里市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第14号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第15号 平成28年度伊万里市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第15号は原案のとおり可決されました。 次、議案乙第16号 平成28年度伊万里市水道事業特別会計補正予算(第1号)について。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、議案乙第16号は原案のとおり可決されました。 次に、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦については討論を省略いたします。 これより採決をいたします。 原案のとおり異議ない旨、答申することに賛否の投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成全員であります。よって、諮問第1号は原案のとおり異議ない旨、答申することに決定いたしました。 次に、議会議案について討論、採決を行います。 議会議案第2号 伊万里市議会基本条例制定について。討論はありませんか。17番船津議員。 ◆17番(船津賢次) (登壇) 日本共産党の船津です。反対討論を行います。 議会議案第2号 伊万里市議会基本条例制定についてに対する反対討論を行います。 議会基本条例の第1号は、2006年の北海道栗山町議会でした。その後、地方分権や地域主権改革等に呼応する形で全国に広がり、佐賀県内でも6市6町で制定されております。だから、伊万里市議会でもということではないと思いますけれども、私はその必要性はないと考えます。 反対の理由を簡潔に述べます。 1つ、どこの議会の基本条例を見ても、若干の言葉遣いの違いはあっても、ほぼ同じです。そこで、最初に指摘したいのは、基本条例を制定した議会が、その前と比べて大きく変化した、住民から見て、いい議会になったと評価されるような変化が生まれたかという検証が必要だと思います。県内6市6町の共産党の議員がいる議会を聞いたところ、特別の変化はない。また、議員が勉強して議員提出議案をふやすことがうたわれておりますけれども、そういう事例はほとんどないと聞いております。 次に指摘したいのは、屋上屋を重ねるような条例がなぜ必要かということです。市民参加及び市民との連携という第5条は、委員会条例や会議規則で詳しく規定されています。政務活動費に関しては、既に交付に関する条例及びその施行規則で規定してあるのに、なぜ第22条で規定しなければならないのでしょうか。こういうように、全24条から成る議会基本条例ですが、そのほとんどは地方自治法や既存の条例や規則でうたわれております。こういう基本条例がなぜ必要なのでしょうか。 3点目に指摘したいのは、「市民と意見を交換する議会報告会等を開催し、広く市民の声を聴くこととする。」とされている第6条についてです。その言葉の限りでは立派なことだと思います。ところが、県内の基本条例を制定している6市6町議会を見ると、議会報告会なるものは、市町の広報紙のように議決された条例や予算を紹介するだけで、議員個々の意見は言うことができないと言われております。 4点目に、第3条第1号、第11条第3項、第12条及び第13条についてです。議員間における討議を通じて合意形成を図る、言論の府であることを認識し、議員間相互の自由な討議などが強調されております。私は議員同士で議論をするためにではなく、市長と市政運営について大いに議論するために議会に来ています。これが議会や議員の主たる任務、主たる責任ではないでしょうか。また、主義主張が異なる議員同士で話し合っても、合意できるものとできないものがあります。さらには、どういう形式で議員同士の自由な討議を行うのでしょうか。議員だけの全員協議会をたびたび開くのでしょうか。 最後に、第7条第3項の問題です。一般質問の場合、質問の趣旨や内容は事前に通告しているはずで、執行部側も事前に聞き取りをしているはずです。趣旨や内容がわからないような質問はすべきではありません。市長等が質問の内容を理解できないことがあれば、議長や委員長に答弁整理のために休憩をお願いすれば済むはずです。地方自治法第121条では、市長等は議長や委員長の要請で議会の審議に必要な説明のために本会議や委員会に出席することとされています。市長等は議員と議論するために出席しているのではありません。これは二元代表制を保障する最大のポイントではないでしょうか。いかなる理由にせよ、市長等に反問を許せば議会の自殺行為となり、二元代表制をみずから否定することになります。本条例案の前文にあるように、二元代表制のもとで市長との健全な緊張関係を保ち、議会の向上を図り、しっかりと議会の責任を果たそうというのなら、市長等の反問は絶対に許されるものではないと考えます。そして、法第121条に違反しかねない問題だと思います。 違法の懸念としてもう一点指摘しておきますが、条例案第5条第2項で会議は原則公開とうたわれています。しかし、地方自治法第115条は「議会の会議は、これを公開する。」とされています。「原則」という言葉がつけば、非公開もあるということです。これは秘密会とは異なります。したがって、地方自治法に違反するのではないかという懸念です。 まだいろいろありますけれども、以上の指摘にとどめたいと思います。既存の法令で事足りるし、地方自治法違反が懸念される問題を含んだ本条例案を第23条では議会の基本を定める規範とするような条例案には賛成しかねると重ねて申し上げて、反対討論といたします。 ○議長(盛泰子)  賛成の討論はありませんか。4番中山議員。 ◆4番(中山光義) (登壇) 今、船津議員から本条例案に反対の立場で討論がありました。私が予定していた以上に反対討論をるる言われましたので、私もそこに一つ一つ準備をしていないわけでございますが、基本的に基本条例は何のためにあるかといえば、基本となすことは全て大体同じなんです。それを理念化したのが基本条例であるわけであります。要するに他の市町とほとんど骨格は変わらない、これは当然なことです。変われば基本理念が違うということでありますので、まさしく変わるほうがおかしいんです。変わらない理念を淡々と理念として条例化したのが、この基本条例です。 そして、先ほど言われたように、全国どこでも同じだよ、でも、条例をつくってでもなかなか実行されていないというような話でありました。まさしくそれもあるかもしれません。でも、私たちがここにつくったのは、今からこれを実行していこうとしてつくったのであって、実行しないような気持ちでつくったわけではありません。ですから、今、船津議員が言われたのは全く当たりません。 それともう一点は、憲法違反、条例違反じゃないかという件ですけれども、これについては、当初、作業部会でるる議論をしました。いろんな先生の御意見を賜れば、憲法違反じゃないということであります。この詳細については、今、ここで私も申し上げるべき資料を持ち合わせませんけれども、基本的には憲法違反には該当しません。 そういう中で、私はこの件については、議会運営委員会においても議長から諮問を受け、先進地の視察を行ってきたところであります。この基本条例は、議会のあり方、議員活動の基本をなす、いわば基本理念であります。先ほど私が申し上げたとおりです。そういう中でこの基本条例の目的は何かといえば、市民の社会福祉の増進と信頼される議会を目指すことであります。要するに市民との協働、情報公開、議会報告会、請願、陳情による意見の陳述、議員間討議であります。 また、先ほど反問権について反対の意見がありました。この反問権は、ややもすれば、今、議員が御指摘の反問権になるおそれもあります。しかし、作業部会ではそういうふうにならないように、あえて反問権が反論権にはならないように、質問の趣旨、内容の確認に限定した反問権とするということで反問権をうたわせていただいているところです。ですから、これについても、今、議員の御指摘の反対の意見にはならないというふうに私は思っております。 こういうことを全て全体会議で皆さんに報告をして、皆さんから了承を得たものと私は思っております。 それと、この本条例には最終的に見直し規定を入れています。この見直し規定は何のためにあるかといえば、今、るる言われたように、問題点を逐次検証しようと、そして、悪いところは直していこうというのが見直し規定です。ですから、問題があれば、そこのところで見直しをすればいいというふうに私は考えているところです。 要するにこういう議会の基本理念を定めた条例に対して、反対であるということ自体が私は非常に理解に苦しむところであります。これはさきのパブリックコメントでも市民の皆さんからは反対の意見は全然寄せられていませんでした。そういう反対をすること自体が私は市民の共感を得るものじゃないというふうに考えております。 そういう意味で、この基本条例はまさしく皆さんでつくり上げた伊万里市議会の基本理念を規定した条例であると確信をしています。 以上で私の賛成討論といたします。 △日程第9 閉会 ○議長(盛泰子)  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 賛否について投票ボタンを押してください。    〔押しボタン式投票〕 以上で投票を終了いたします。 賛成22人は多数であります。よって、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、お手元に配付しておりますとおり、各委員会から会議規則第65条の規定により継続審査の申し出がなされております。 そこで、お諮りいたします。各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 次に、議決事件の字句及び数字等の整理についてお諮りいたします。 本定例会におきまして議決されました議決事項についての字句、数字、その他単なる誤謬の整理を必要とするときは、会議規則第39条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他単なる誤謬の整理は議長に委任することに決定いたしました。 以上をもちまして今期定例会の日程を全て終了いたしましたので、平成29年伊万里市議会第1回定例会を閉会いたします。               (午後0時7分 閉会) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するために署名する。  平成  年  月  日             伊万里市議会                 議 長  盛   泰 子                 副議長  多久島   繁                 議 員  渡 邊 英 洋                 議 員  樋 渡 雅 純...