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09月29日-06号

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  1. 多久市議会 2020-09-29
    09月29日-06号


    取得元: 多久市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    令和2年 9月 定例会       令和2年9月29日1.出席議員   議 長  山 本 茂 雄           7 番  田 中 英 行   副議長  中 島 慶 子           8 番  中 島 國 孝   1 番  飯 守 康 洋           9 番  平 間 智 治   3 番  田 渕   厚           10 番  香 月 正 則   4 番  樺 島 永二郎           12 番  牛 島 和 廣   5 番  國 信 好 永           13 番  古 賀 公 彦   6 番  野 北   悟           14 番  鷲 﨑 義 彦2.欠席議員   な   し3.本会議に出席した事務局職員   事 務 局 長  南 里 靖 宏   次長兼庶務係長  田 崎 義 隆   書     記  吉 田 充 子4.地方自治法第121条により出席した者    市長                 横   尾   俊   彦    副市長                荒   瀬   弘   之    教育長                田   原   優   子    会計管理者(兼)会計課長        田   代   健   二    総合政策課長             田   代   信   一    新公立病院整備課長          村   山   敏   郎    総務課長               田   中   穂   積    財政課長               陣   内   紀   朗    人権・同和対策課長          白   濱   直   子    教育振興課長             浅   川   昌   克       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議  事  日  程    9月29日(火)10時開議 日程第1  議事日程の一部変更 日程第2  付託議案に対する委員長報告        総務文教委員長の報告        産業厚生委員長の報告        予算特別委員長の報告        決算特別委員長の報告 日程第3  委員長報告に対する質疑        総務文教委員長報告に対する質疑        産業厚生委員長報告に対する質疑        予算特別委員長報告に対する質疑        決算特別委員長報告に対する質疑 日程第4  討論・採決 日程第5  追加議案の一括上程        議案甲第43号        諮問第2号及び諮問第3号 日程第6  提案理由の説明 日程第7  追加議案に対する質疑        議案甲第43号 多久市教育委員会委員の任命について(江打正敏)        諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について(尾形邦彦)        諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について(小野 茂) 日程第8  追加議案委員会付託 日程第9  討論・採決 日程第10  意見書の上程        意見書第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な               悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 日程第11  提案理由の説明 日程第12  討論・採決 日程第13  議決事件の字句及び数字等の整理       閉会      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                議 案 付 託 表   委員会付託を省略する議案   ┌─────────────────────────────────┬─────┐   │               議案番号              │ 件 数 │   ├─────────────────────────────────┼─────┤   │ 議案甲第43号                          │     │   │ 諮問第2号及び諮問第3号                    │  4  │   │ 意見書第3号                          │     │   └─────────────────────────────────┴─────┘      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 午前10時 開議 ○議長(山本茂雄君)  おはようございます。ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 なお、本日は本会議終了後、執行部からの報告がありますので、申し添えておきます。 △日程第1 議事日程の一部変更 ○議長(山本茂雄君)  日程第1.議事日程の一部変更を行います。 議会運営委員会において御協議いただきました本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり一部変更いたしましたので、御了承願います。 △日程第2 付託議案に対する委員長報告 ○議長(山本茂雄君)  日程第2.付託議案に対する委員長の審査報告を行います。 各委員会に付託いたしました議案を一括議題といたします。 これより各委員長の報告を求めます。 まず、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 ◎総務文教委員長(古賀公彦君) (登壇) おはようございます。では、総務文教委員会審査報告をいたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               総務文教委員会審査報告書 9月4日及び9月14日の本会議において、本委員会が付託を受けた議案甲第37号、議案甲第38号及び議案甲第40号から議案甲第42号までの5議案について、次のとおり決定したので多久市議会会議規則第110条の規定により報告します。 議案甲第37号 多久市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例 議案甲第38号 多久市税条例の一部を改正する条例 議案甲第40号 令和2年度多久弓道場建設工事外1件の請負契約締結について 議案甲第41号 財産の取得について 以上4議案について、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり可決すべきものと決定しました。 議案甲第42号 財産の取得について 審査の過程で、タブレットパソコンについては、損傷が多くなるようであれば保護フィルムを付ける等の対応を検討してほしいという意見や導入にあたって教職員に過多の負担増とならないように対応してほしいという意見がありました。 本議案についても、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上のとおり報告します。 令和2年9月29日                               総務文教委員会                                   委員長 古 賀 公 彦多久市議会議長 山 本 茂 雄 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(山本茂雄君)  総務文教委員長の報告は終わりました。 次に、産業厚生委員長の報告を求めます。産業厚生委員長。 ◎産業厚生委員長(平間智治君) (登壇) 皆様おはようございます。産業厚生委員会審査報告をいたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               産業厚生委員会審査報告書 9月4日の本会議において、本委員会が付託を受けた議案甲第39号について次のとおり決定したので多久市議会会議規則第110条の規定により報告します。 議案甲第39号 多久市手数料徴収条例の一部を改正する条例 本議案については、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上のとおり報告します。 令和2年9月29日                               産業厚生委員会                                   委員長 平 間 智 治多久市議会議長 山 本 茂 雄 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(山本茂雄君)  産業厚生委員長の報告は終わりました。 次に、予算特別委員長の報告を求めます。予算特別委員長。 ◎予算特別委員長(中島慶子君) (登壇) 改めましておはようございます。予算特別委員会審査報告をさせていただきます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               予算特別委員会審査報告書 9月4日の本会議において、本委員会が付託を受けた議案乙第40号から議案乙第43号までの4議案については、次のとおり決定したので多久市議会会議規則第110条の規定により報告します。 議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号) 審査の過程で、次のような意見がありました。 総務費では、新公立病院整備に要する経費で、測量及び地質調査の完了後に速やかに議会へ結果の報告、説明を行うこと。 また、マイナンバーカード利活用に要する経費で、JPQR導入に関しては、業者への説明会だけでなく、市民への周知、説明を行うこと。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業に要する経費で、消防団活動感染拡大防止対策事業として防火衣を購入予定だが、緊急時に素早く着用し出動できるようにすること。 また、社会教育関係感染拡大防止対策事業で購入予定のフェイスシールドを市民団体が主催する会議・イベント等に貸与し、感染拡大防止対策として有効活用してもらいたい。 商工費では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため企業訪問等ができない状況で、関連する経費を減額されているが代替え策を講じ、企業誘致活動を行ってもらいたい。 本議案については、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり可決すべきものと決定しました。 議案乙第41号 令和2年度多久公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 議案乙第42号 令和2年度多久国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案乙第43号 令和2年度多久後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 以上3議案についても、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり可決すべきものと決定しました。 以上のとおり報告します。 令和2年9月29日                               予算特別委員会                                   委員長 中 島 慶 子多久市議会議長 山 本 茂 雄 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(山本茂雄君)  予算特別委員長の報告は終わりました。 次に、決算特別委員長の報告を求めます。決算特別委員長。 ◎決算特別委員長(鷲﨑義彦君) (登壇) おはようございます。決算特別委員会審査報告をさせていただきます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               決算特別委員会審査報告書 9月4日の本会議において、本委員会が付託を受けた議案乙第29号から議案乙第38号までの10議案については、次のとおり決定したので、多久市議会会議規則第110条の規定により報告します。 なお、審査につきましては、地方自治法第233条第3項、第5項及び地方公営企業法第30条第4項、第6項の規定に基づく監査委員審査意見書主要施策資料を参考に、また、実施された事業についても抽出し、現地踏査を行い、審査しました。 議案乙第29号 令和元年度多久一般会計歳入歳出決算の認定について 予算の執行にあたっては、予算編成の目的に沿って執行されていることを認め、本案を原案どおり認定すべきものと決定しました。 なお、本委員会として、今後改善あるいは検討を求める事項について、次のとおり意見を取りまとめたので、十分考慮のうえ、今後の施策や予算案に反映するなど、適時適切な措置を講じられたい。 歳入では、 市税で不納欠損額が計上されているが、税の公平性の観点から、債権の回収になお一層努められたい。 歳出では、[民生費] 高齢者温泉保養宿泊施設送迎事業委託料に関連し、「彩り」についてバスの運行等も含め集客に努めること。[農林業費] カラス一斉駆除事業委託料について、さらに効果をあげられるよう取り組んでもらいたい。 また、北多久の水田農業を考える会で取り組まれている農業、農村振興のための法人化については、さらに連携を深め取り組むこと。[商工費] 多久市まちづくり交流センターあいぱれっと管理運営委託料については、施設利用について駐車場の利便性向上や、施設全体の活性化に向けて指定管理先である一般社団法人たく21と協議検討すること。[土木費] 道路の維持管理費について、予算を増額し除草、補修等に取り組むこと。[消防費] 正院谷ぼた山地質調査委託料で、ボーリング調査を行っており、その後に示された対策案では、消火に伴う経費について、関係機関と協議が行われているが、適切な対応により早期解決に努めてほしい。[教育費] コミュニティ・スクール事業については、成果を出せるように報償費だけでなく、活動費等を検討してほしい。 議案乙第30号 令和元年度多久市給与管理・物品調達特別会計歳入歳出決算の認定について 議案乙第31号 令和元年度多久土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案乙第32号 令和元年度多久公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案乙第33号 令和元年度多久農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案乙第34号 令和元年度多久宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案乙第35号 令和元年度多久国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案乙第36号 令和元年度多久後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 以上、特別会計7議案についても原案どおり認定すべきものと決定しました。 なお、本委員会として、今後改善あるいは検討を求める事項について、次のとおり意見を取りまとめたので、十分考慮のうえ、今後の予算案に反映するなど、適時適切な措置を講じられたい。 宅地造成事業特別会計について、今後の計画については、スピード感を持って取り組み、更なる人口減少対策として、力を入れてほしい。 議案乙第37号 令和元年度多久水道事業会計決算の認定について 議案乙第38号 令和元年度多久病院事業会計決算の認定について 以上、企業会計2議案についても原案どおり認定すべきものと決定しました。 なお、本委員会として、今後改善あるいは検討を求める事項について、次のとおり意見を取りまとめたので、十分考慮のうえ、今後の予算案に反映するなど、適時適切な措置を講じられたい。 水道事業会計については、佐賀西部広域水道企業団により、市内に残る石綿管更新について早期に行うこと。 最後に、旧緑が丘小学校解体工事、多久市野球場スコアボード改修工事南多久分団本部車庫新設工事、天山地区共同環境組合負担金クリーンヒル天山)、観光施設維持管理鬼ノ鼻山園地)の5箇所について現地踏査を行いました。 以上のとおり報告します。 令和2年9月29日                               決算特別委員会                                   委員長 鷲 﨑 義 彦多久市議会議長 山 本 茂 雄 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(山本茂雄君)  決算特別委員長報告は終わりました。 以上で各委員長の審査報告は終わりました。 ここで議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号)に対して、野北悟君外1名から修正の動議が提出されております。 提出者の提案理由の説明を求めます。野北悟君。 ◆6番(野北悟君) (登壇) おはようございます。それでは、議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号)に対する修正案について提案理由を述べさせていただきます。 市では新公立病院の建設計画が進んでいます。この計画については、多久市立病院小城市民病院、両院が建物の老朽化問題を抱えており、今後、建て替えの必要性がありますが、その際には病床数が70%にまで削減され、単独では医師の派遣を受けることが難しくなるという問題がありました。 平成27年に公立病院の統合を促進するために建設補助金を倍増する総務省通知が期限付で出されたことをきっかけに、両病院の統合に対する検討委員会が設置され、統合して新病院を建設することが望ましいとの答申がなされました。その後、候補地検討委員会が設置され、現在の候補地を適地としたことが報告され、現在に至っています。 今回の統合については、地域医療を守るための医師確保が一番大きな目的となっており、統合して新病院を建設することについては理解をしていますし、反対いたしません。しかし、現在の候補地については浸水想定区域内にあることから、多久市議会内部、多久市、小城市の両市民からも反対や疑問の声が出されていました。また、この地域は内水排水対策という大きな問題を抱えており、盛土を高くすることによっての周辺に及ぼす影響について詳しい調査を行ったとの報告もなされておりません。ほかにも産業厚生委員会では、新公立病院医療脆弱地を少しでも広くカバーし、かつ両市民の利便性を考え、203号線バイパスとのアクセスについて平成30年度末に申入れもしております。 今回の修正案の内容ですが、新公立病院整備に要する経費のうち、測量委託料15,961千円、地質調査委託料9,768千円及び開発支援委託料1,716千円を削除し、それぞれに関する財源の雑入の額を変更するものです。 最後になりますが、通常の年度予算で換算すると年間予算の半分以上をつぎ込む事業で、将来負担を伴います。多久市にとっては大変大きな事業であります。ここで一旦立ち止まり、建設予定地について小城市と再度協議ができないかとの思いで今回の修正案を提案いたしております。 以上です。 ○議長(山本茂雄君)  以上で修正案の提案理由説明は終わりました。 △日程第3 委員長報告に対する質疑 ○議長(山本茂雄君)  日程第3.委員長報告に対する質疑を行います。 まず、総務文教委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、総務文教委員長報告に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、産業厚生委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、産業厚生委員長報告に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、予算特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、予算特別委員長報告に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、決算特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、決算特別委員長報告に対する質疑はこれにて終結いたします。 以上で各委員長報告に対する質疑は終わりました。 次に、議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号)に対する修正案への質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号)に対する修正案への質疑はこれにて終結いたします。 △日程第4 討論・採決 ○議長(山本茂雄君)  日程第4.討論・採決を行います。 まず、総務文教委員会に付託いたしました議案甲第37号、議案甲第38号、議案甲第40号から議案甲第42号までの5件を議題といたします。 お諮りいたします。以上5件については討論の通告はあっておりませんので、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上5件は討論を省略し、直ちに採決することに決定しました。 以上5件に対する総務文教委員長報告は、いずれも原案可決であります。以上5件を総務文教委員長報告どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上5件はいずれも原案どおり可決されました。 次に、産業厚生委員会に付託いたしました議案甲第39号 多久市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 お諮りいたします。本案については討論の通告はあっておりませんので、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 本案に対する産業厚生委員長報告は、原案可決であります。本案を産業厚生委員長報告どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号)に対する修正案を議題といたします。 これより討論に入ります。 討論の通告があっておりますので、発言を許します。平間智治君。 ◆9番(平間智治君) (登壇) それでは、議案乙第40号に対する修正案に反対の立場で討論いたします。 修正案の内容は、新公立病院整備に要する経費の予算を一部削除し、少し時間をかけて議論すべきではないかとの内容でありました。 市立病院の経営改善や今後の在り方については、公立病院改革プランにより一定の方向性が示され、このプランに基づき改革を推進されているところであります。統合病院に係る今後のスケジュールについては、小城市、小城市議会へも同様の内容で説明されています。このスケジュールに沿って現在事業が進められており、仮に多久市議会の都合でこれを延期することになれば、小城市との協議や小城市議会との説明内容をほごにすることになり、今後の事業進捗に重大な影響を与えかねないことになります。また、共同で事業を進めてきた信頼関係を大きく損なうことになり、統合病院建設計画そのものを破談させることも考えられます。 4月8日に産業厚生委員会閉会中継続審査を開催し、市立病院の今後の在り方について執行部との意見交換を行った際に、委員より新病院候補地を変更することは可能ですかの質問に、副市長から、この候補地で小城市と合意したので、これまでの計画が白紙に戻ることになり、今後、再び病院の統合協議そのものが行えなくなると思います。今後、市単独新築する場合では病床数を減少しなくてはならないので、医師確保が難しくなり、国からの補助予算も難しくなります。また、今の市立病院を単独で継続した場合には改修工事、スプリンクラー設置などの工事が必要になり、市単独予算では厳しくなることが説明がありました。 現在の多久市の医療供給体制の継続に重大な影響を与えることになり、ひいては地域住民が医療を受ける場がなくなる可能性も考えられます。多久市、小城市民の方が心配されている豪雨災害については、国から対策として牛津川遊水地計画が公表されました。株式会社佐賀共栄銀行が新小城支店内に移転統合することなど、民間企業の転出により人口減少の加速化が心配されます。多久市の活性化のためにも、今回の計画は多久市内に統合の中核的な病院設置が実現できる千載一遇のチャンスだと考えます。そのため、この修正案については反対をいたします。 ○議長(山本茂雄君)  以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  ほかにないようですので、これをもちまして本案に対する討論を終了いたします。 次に、議案乙第40号に対する修正案の採決に入ります。 議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号)に対する修正案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(山本茂雄君)  起立少数と認めます。よって、議案乙第40号に対する修正案は否決されました。 次に、議案乙第40号の原案について賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(山本茂雄君)  起立多数と認めます。よって、議案乙第40号 令和2年度多久一般会計補正予算(第6号)は可決されました。 次に、予算特別委員会に付託いたしました議案乙第41号から議案乙第43号までの3件を議題といたします。 お諮りいたします。以上3件につきましては討論の通告はあっておりませんので、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上3件は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 以上3件に対する予算特別委員長報告は、いずれも原案可決であります。以上3件を予算特別委員長報告どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上3件はいずれも原案どおり可決されました。 次に、決算特別委員会に付託いたしました議案乙第29号から議案乙第38号までの10件を議題といたします。 お諮りいたします。以上10件については討論の通告はあっておりませんので、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上10件は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 以上10件に対する決算特別委員長報告は、いずれも原案認定であります。以上10件を決算特別委員長報告どおり認定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上10件はいずれも原案どおり認定されました。 次に、委員会付託を省略いたしました議案乙第39号 専決処分の承認について(令和2年度多久一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。 お諮りいたします。本案については討論の通告はあっておりませんので、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 本案を原案どおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり承認されました。 次に、意見書第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。本案については討論の通告はあっておりませんので、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 以上で討論・採決は終わりました。 △日程第5 追加議案の一括上程 ○議長(山本茂雄君)  日程第5.追加議案の一括上程を行います。 本日追加提出されました議案甲第43号、諮問第2号及び諮問第3号の3件を一括して上程いたします。 △日程第6 提案理由の説明 ○議長(山本茂雄君)  日程第6.提案理由の説明を行います。 提案者の提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇) では、提案理由説明を行います。 まず、議案甲第43号でございます。多久市教育委員会委員の任命についてです。 多久市教育委員会委員として任命しております江打正敏氏は本年9月30日をもって任期満了となります。 つきましては、引き続き教育委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により市議会の同意を得たく、御提案いたすものであります。 江打正敏氏は同志社大学法学部政治学科を卒業後、昭和42年4月から佐賀県職員として勤務され、平成13年7月に佐賀県立名護屋城博物館長を退職されるまで、34年にわたり県政に携わってこられました。また、県職員退職後は、平成19年5月から佐賀ユネスコ協会会長、平成29年4月から多久市老人クラブ連合会会長としても活動されています。平成16年10月からは多久市教育委員会委員に就任いただき、行政経験と見識、今まで培われた豊富な経験を発揮され、御活躍いただいております。特に、平成28年4月からは教育長職務代理者としてその重責を担われております。 今後、多久市の教育行政を推進するためにも、引き続き多久市教育委員会委員として御指導いただきたく、御提案いたすものであります。 なお、任期は令和6年9月30日までの4年間となります。 次に、諮問第2号、諮問第3号、いずれも人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 現在、人権擁護委員として御活躍いただいております多久町西の原区の尾形邦彦氏及び北多久町山犬原区の小野茂氏の任期が令和2年12月31日をもって満了となります。つきましては、引き続き両名を人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により御提案いたすものです。 尾形邦彦氏は永年にわたり教職に就かれ、その間、日本サッカー協会1級審判員としてスポーツの振興や青少年健全育成にも携わってこられました。平成24年1月からは人権擁護委員として人権活動に献身的に御尽力をいただいております。また、平成25年6月から令和元年5月まで佐賀県人権擁護委員連合会の子ども人権部会長を務められ、地域住民や県内人権擁護委員からの人望も厚く、人権擁護委員として適任者であり、これまでの経験等を考慮し、再度推薦したいと考えております。 また、小野茂氏は永年にわたり教職に就かれ、退職されてからは多久市家庭相談員として青少年健全育成にも携わってこられました。平成24年1月からは人権擁護委員として人権活動に献身的に御尽力をいただいております。また、平成24年4月から平成26年3月まで佐賀県人権擁護委員連合会の理事や佐賀県人権擁護委員協議会常務委員をされ、平成26年4月から平成28年3月まで佐賀県人権擁護委員協議会会長や佐賀県人権擁護委員連合会副会長をされ、平成30年4月からは佐賀県人権擁護委員連合会理事を務められるなど、地域住民や県内人権擁護委員の皆様からの人望も厚く、人権擁護委員として適任者であり、これまでの経験などを考慮し、再度推薦いたしたいと考えております。 以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  提案理由の説明は終わりました。 △日程第7 追加議案に対する質疑 ○議長(山本茂雄君)  日程第7.追加議案に対する質疑を行います。 まず、議案甲第43号 多久市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 以上で追加議案に対する質疑は終わりました。 △日程第8 追加議案委員会付託 ○議長(山本茂雄君)  日程第8.追加議案委員会付託を行います。 お諮りいたします。議案甲第43号、諮問第2号及び諮問第3号の3件は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、議案甲第43号、諮問第2号及び諮問第3号の3件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 △日程第9 討論・採決 ○議長(山本茂雄君)  日程第9.討論・採決を行います。 お諮りいたします。議案甲第43号、諮問第2号、諮問第3号の3件は討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、議案甲第43号、諮問第2号、諮問第3号の3件は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 まず、議案甲第43号 多久市教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案を原案どおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり同意されました。 次に、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本案を原案どおり異議ない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり異議ない旨、答申することに決定いたしました。 次に、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本案を原案どおり異議ない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり異議ない旨、答申することに決定いたしました。 以上で討論・採決は終わりました。 △日程第10 意見書の上程 ○議長(山本茂雄君)  日程第10.意見書の上程を行います。 本日追加提出されました意見書第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を上程いたします。 △日程第11 提案理由の説明 ○議長(山本茂雄君)  日程第11.提案理由の説明を行います。 提案者の提案理由の説明を求めます。古賀公彦君。 ◆13番(古賀公彦君) (登壇) では、議会を代表いたしまして、案文を読み上げて提案理由とさせていただきます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化       に対し地方税財源の確保を求める意見書           新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                    記1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(山本茂雄君)  提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。意見書第3号は全議員による提案ですので、質疑、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、意見書第3号は質疑、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △日程第12 討論・採決 ○議長(山本茂雄君)  日程第12.討論・採決を行います。 お諮りいたします。意見書第3号については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、意見書第3号は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 意見書第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を原案どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、意見書第3号は原案どおり可決されました。 以上で討論・採決は終わりました。 △日程第13 議決事件の字句及び数字等の整理 ○議長(山本茂雄君)  日程第13.議決事件の字句及び数字等の整理についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会におきまして議案が議決されましたが、条項、字句、数字その他の整理を必要とするときは、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。 以上をもって今期定例会における会期及び議事日程の全部を終了いたしましたので、令和2年9月多久市議会定例会を閉会いたします。御苦労さんでございました。                午前10時47分 閉会 上記のとおり会議の次第を記載し、ここに署名する。   令和  年  月  日            多久市議会議長  山 本 茂 雄            多久市議会議員  樺 島 永二郎            多久市議会議員  國 信 好 永            会議録調製者                     南 里 靖 宏            議会事務局長...