多久市議会 > 2019-03-18 >
平成31年 3月 定例会-03月18日−03号

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  1. 多久市議会 2019-03-18
    平成31年 3月 定例会-03月18日−03号


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    平成31年 3月 定例会 - 03月18日-03号 平成31年 3月 定例会 - 03月18日-03号 平成31年 3月 定例会        平成31年3月18日1.出席議員   議 長  山 本 茂 雄           8 番  樺 島 永二郎   副議長  野 北   悟           9 番  香 月 正 則   1 番  野 口 義 光           10 番  中 島 國 孝   3 番  中 島 慶 子           11 番  田 渕   厚   4 番  服 部 奈津美           12 番  角 田 一 彦   5 番  國 信 好 永           13 番  古 賀 公 彦   6 番  田 中 英 行           14 番  平 間 智 治   7 番  飯 守 康 洋           15 番  牛 島 和 廣2.欠席議員   な   し3.本会議に出席した事務局職員   事 務 局 長  南 里 靖 宏   次長兼議事係長  田 崎 義 隆   書     記  荒 巻 のぞみ4.地方自治法第121条により出席した者    市長                 横   尾   俊   彦    副市長                荒   瀬   弘   之    教育長                田   原   優   子    会計管理者(兼)会計課長        吉   田   弥   生    総合政策課長             田   代   信   一    総務課長               田   中   穂   積    情報課長               百   武   芳   和    防災安全課長             土   橋   善   久    財政課長               古   賀   三   也    税務課長               江   打   邦   彦    市民生活課長             石   井   淳   二    広域クリーンセンター推進課長     小   野   浩   司    福祉課長               鳥   井       武    地域包括支援課長           川   田   祥   生    健康増進課長             川   浪   正   則    人権・同和対策課長          増   本   哲   明    農林課長               山   田   邦   彦    商工観光課長             小   池   孝   司    建設課長               上   瀧   和   弘    都市計画課長             上   瀧   幾 久 生    市立病院事務長            村   山   敏   郎    水道課長               小   川   義   隆    監査委員事務局長           松   尾       智    教育振興課長             陣   内   紀   朗    学校教育課長             石   田   俊   二      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議  事  日  程    3月18日(月)10時開議 日程第1  市政一般に対する質問      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          平成31年3月多久市議会定例会一般質問通告書┌──┬─────────┬──────────────────────────┐│順番│   議員名   │         質問要旨             │├──┼─────────┼──────────────────────────┤│  │         │第4次多久市総合計画後期基本計画          ││  │         │ 第2章第2節 市民が主役-人が輝く文化・スポーツ交││  │         │ 流のまちづくり                  ││  │         │  1.生涯学習体制の充実と学習活動の推進     ││  │         │   ⑥ 市立図書館活動の充実について        ││ 1│飯 守 康 洋  │新図書館整備に関して                ││  │         │ (1) 目的について                 ││  │         │ (2) 目標について                 ││  │         │ (3) 方針について                 ││  │         │ (4) 財源について                 ││  │         │ (5) 財政計画について               ││  │         │ (6) 市長演告について               │├──┼─────────┼──────────────────────────┤│  │         │1 天山多久温泉TAQUAについて         ││  │         │ (1) 天山多久温泉TAQUAの利用状況はどうか   ││  │         │ (2) 初期の計画と現状の違いはどうか        ││  │         │ (3) (株)タクアの運営について助言はされているのか ││  │         │                          ││ 2│國 信 好 永  │2 多久駅周辺土地区画整理事業について       ││  │         │ (1) 土地区画整理事業は初期の計画どおりに進んでいな││  │         │  いのはどうしてか                ││  │         │ (2) 事業が計画より大幅に遅れているのはどうしてか ││  │         │ (3) 初期と現在までの事業費の増減はあるか     ││  │         │ (4) 今後の計画はどうか              │└──┴─────────┴──────────────────────────┘┌──┬─────────┬──────────────────────────┐│順番│   議員名   │         質問要旨             │├──┼─────────┼──────────────────────────┤│  │         │市立図書館建設について               ││ 3│中 島 國 孝  │ (1) 図書館建設への思いについて          ││  │         │ (2) 図書館建設の現在までの経過について      ││  │         │ (3) 建設予算について               │├──┼─────────┼──────────────────────────┤│  │         │1 空き家バンクのシステムについて         ││  │         │ (1) 登録から賃貸・売買までの流れは        ││  │         │ (2) 空き家バンクの運用とその体制は        ││  │         │ (3) 今後の課題は                 ││ 4│服 部 奈津美  │                          ││  │         │2 児童虐待について                ││  │         │ (1) 虐待をさせない環境づくりについて       ││  │         │ (2) 相談体制について               ││  │         │ (3) 学校や保育園などで気づいた際のリファー先は  │├──┼─────────┼──────────────────────────┤│  │         │1 市民の生活を支える地域公共交通について     ││  │         │ (1) 現状と課題について              ││ 5│野 北   悟  │ (2) 今後について                 ││  │         │                          ││  │         │2 公共施設の配置について             ││  │         │  まちづくりにおける公共施設の配置について    │└──┴─────────┴──────────────────────────┘      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  午前10時 開議 ○議長(山本茂雄君)  おはようございます。ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 市政一般に対する質問 ○議長(山本茂雄君)  日程第1.市政一般に対する質問を行います。  通告順に従って発言を許します。まず、飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君) (登壇)  おはようございます。7番議員の飯守康洋です。ただいま議長より発言の許可を得ましたので、通告しています事件について市長と教育長へ質問をいたします。  質問は一問一答でいたします。  現在の私たち多久市議会議員16名の任期は、来月、4月29日までです。したがいまして、私がこの場に登壇して市政一般に対する質問をできるのは、今期はこの日、このときだけです。  私は今期4年間、きょうで14回目の市政一般に対する質問をします。この4年間、私なりに地域の皆さんの声を聞き、調査等をしながら質問をしてきました。それで、この4年間の質問の総括として、私が特にここで最後に確認しておきたい事件について今回質問します。  多久市総合計画は、全ての分野における行財政運営の基本となる地方自治体の最上位計画であり、総合的かつ計画的な行政の運営を進めていくための指針となるものです。今後の多久市のまちづくりの方向性を示すものです。  そこで、第4次多久市総合計画後期基本計画、第2章第2節、市民が主役-人が輝く文化・スポーツ交流のまちづくり、1.生涯学習体制の充実と学習活動の推進、⑥市立図書館活動の充実について、「新たな図書館整備を検討し充実に努めます。」とあります。そこで、今回、最後になりますが、新図書館整備について質問をいたします。  まず、目的について教育長に質問します。 ○議長(山本茂雄君)
     教育長。 ◎教育長(田原優子君) (登壇)  新図書館整備の目的は、さまざまな年齢、世代の方々の学びの場、憩いの場、交流の拠点として整備することにより、定住促進や子育て支援など、多久市のまちづくり、人づくりに寄与するとともに、市民の生涯学習の拠点として整備することです。  近年における公立図書館は、全国的にも従来の図書館で行っておりました図書、資料等の貸し出しやレファレンスサービスなどの読書活動の推進に加え、学習スペースやインターネット専用スペース、幼児向けスペース、地域郷土資料コーナーの配置、市民生涯学習活動やボランティア活動の場の提供、また、利用者に長く滞在してもらうためのカフェ、飲食コーナーの設置や地域振興に寄与する新たな事業を行う図書館がふえてきております。例えば、古文書や英会話、読み語りなどの個性ある講座も展開されているところです。  また、図書館にはビジネス支援、産業、経済、医療、子育て支援や地域資料など、さまざまな分野の情報があります。そういうこともあって、例えば、佐賀市の生涯学習センターの図書コーナーでは、夜10時の閉館を御案内するまで熱心に資格を取得するための学習に取り組んでおられる方々がいらっしゃいます。県内あちこちでは、静かな環境、学習できるスペースを求めて、高校生らが熱心にわずかなスペースで勉強する姿も見受けられるところです。こういう環境を多久市でも保障したいと感じています。  このように、図書館サービスの充実を図ることで、地域課題の解決や地域振興、活性化など、さらなる多久市のまちづくり、人づくりに寄与するものと考えております。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  教育長の目的ということで最後ら辺に結びをされましたが、課題の解決とかまちづくりについてしたいということでございますが、この質問につきましては私も12月にしております。確かにいろいろありますが、今、教育長が申されましたが、やっぱり今の多久市にとって本当に必要な施設と思っておられるんでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  お答えいたします。  少子・高齢化による人口減少傾向にある多久市にとって、まちづくり、人づくりは重要で、かつ早急に取り組むべき課題と考えております。  図書館は単に本の閲覧、貸し出しを行うだけでなく、さまざまな人々が出会い、交流することで地域課題の解決や活性化につながると確信をしているところでございます。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  わかりました。  それで、市民の中にはスポーツが得意の方、動くのが得意の方、また、粛々と机を使って勉強するのが好きな方、いろいろな方がいらっしゃいますので、100%図書館が必要だということではないと思いますが、今、教育長が申されましたが、一つのそういう場所を保障したいという考えだと思っております。  それで、前回、教育長も話されておりましたが、サイレントマジョリティーというですか、物言わぬ大衆といいますか、そういう方もいらっしゃいますので、そこら辺を含めたところで今後のことも考えていただければと思っております。  1点目については終わります。  2点目、目標について教育長へ質問します。 ○議長(山本茂雄君)  教育長。 ◎教育長(田原優子君)  新図書館整備の目標とのお尋ねでございますが、市といたしましては、現在、慎重に今後の事業の進め方について検討を行っているところでございます。  現在の想定でございますが、新図書館建設に係る基本設計及び実施設計につきまして、市議会の御理解をいただき、2019年、平成31年度中に着手できればと考えているところです。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  済みません、ちょっと私、二千...... ○議長(山本茂雄君)  2019年。 ◆7番(飯守康洋君) 続  2019年ですね。(「平成31年」と呼ぶ者あり)ということは、来年か。そこら辺、議会のほうの理解を得ればという前置きでありますので、そういうことで私も期待をしておきます。  2点目は終わります。  3点目、方針について教育長へ質問します。 ○議長(山本茂雄君)  教育長。 ◎教育長(田原優子君)  新図書館整備事業を進めるに当たっては、その目的や必要性など、議員の皆様を初め、幅広く市民の皆様に御理解いただくことが重要と考えております。  今後とも、図書館建設に係る設計業務や建設工事の実施の際はもとより、開館後の運営においてもさまざまな御意見を取り入れて、見直しを行いながら進めてまいりたいと思います。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  見直しをしながらということでございますが、開館に向けて庁内でどういう取り組みをされていくのか、お願いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  お答えいたします。  庁内の取り組みという御質問ですが、建設候補地の検討につきましては、庁内に組織する市有地利活用対策会議において総合的に検討を行ってまいりました。検討の結果、交通アクセスの利便性や地域の人たちが集まりやすい場所として、多久北部運動広場を建設予定地としております。  また、先ほど教育長が申し上げましたが、まちづくりや人づくりが図書館建設の大きな目的でございますので、もちろん市全体で連携して取り組むこととなります。一例を申し上げますと、子育て支援などの分野では児童センターなどの公共施設との連携を図っていくということになると思います。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  庁内としては、土地の選定のときからの流れとして進めていくということと、いろいろな子育て支援等々との兼ね合いを見ながらしていくということでございます。  庁内ではそういうことだということですが、では、市民に対してといいますか、そこら辺に対しての取り組みが考えられていると思いますので、質問します。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  お答えいたします。  新図書館整備に係る構想や整備内容などにつきましては、早い時期に公表し、市民の皆様の御意見を参考にしながら新館建設に係る作業を進めていきたいと考えております。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  市民の方に向けては、私も前に言いましたが、市民の方のいろいろな考えがありますので、100%図書館がということではないと思いますが、やっぱりそういうニーズがあるということを認識していただきまして、丁寧に市民の方の同意を得られるように努力をというか、真摯にやっていってもらえればなと思います。  3点目については終わります。  4点目は、財源について、これは市長に質問します。 ○議長(山本茂雄君)  教育長やなか。 ◆7番(飯守康洋君) 続  ああ、そうか。ごめんなさい。間違えました。次が市長で、今度は教育長です。 ○議長(山本茂雄君)  教育長。 ◎教育長(田原優子君)  今回の新図書館整備の財源につきましては、過疎対策事業債を活用する予定です。  この過疎対策事業債につきましては、過疎地域自立促進計画に基づいて行う事業の財源とすることができ、その元利償還金の70%が普通交付税の基準財政需要額に算入されることとなっております。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  財源については過疎債を使わせていただくと。それで、7割が交付税で返ってくるということで、実際3割が多久市の自己負担といいますか、そういうことになるということであります。これは私が前回質問したときと変わっていないということでありますね。  それで、確かに財源を使うのですけれども、これはみんな市の税金でございますので、図書館をつくるといっても、やっぱりいろいろと問題がありますということでこういう状況になっておりますが、図書館をつくったときの費用対効果というのはどのように考えておられますか。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  お答えいたします。  図書館の費用対効果については、数値で示すことはなかなか難しいところでございますが、例えば、これまでも説明いたしておりますが、運営費が年間75,000千円かかるというふうにざっと試算をしているところでございますが、これを人口1万9,000人で割りますと、人口1人当たりにかかる年間経費は約4千円程度になります。仮に借りられた本の平均単価を1千円というふうに想定しますと、人口1人当たりの年間貸し出し冊数は4冊でその運営コストと同額になるというような試算ができます。県内図書館の年間1人当たりの貸し出し冊数が7冊弱ぐらいでございますので、そういう意味では十分にコストとしては見合うんじゃないかと思います。ほかに、図書館の利用による利便性のアップやレファレンスサービスによる状況などを考えると、十分に費用対効果が期待できるというふうに試算を行っているところでございます。  また、図書館サービスの向上、図書館主催事業の充実等により利用者の便益を増加することで、まちの活性化、交流人口の増加、子育て世代、高齢者など、全ての市民の方の憩い、交流の場づくりなど、さまざまな面での効果が期待できるというふうに考えております。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  確かに費用対効果につきましては、今、陣内課長が言われましたが、数字的には出ないと。でも、シビアなところで、私、1万9,000人で1人当たり4千円、そこら辺をちょっと初めて聞いておりますが、それぐらいといったら、4千円もかという話もございますので、それが高い安いとは言いませんが、本1冊が1千円とすれば4冊分ということで、そこら辺は費用対効果が出るのかなと。  それと、後段で言われました金額ばかりじゃなくて、やっぱりそこに図書館があるということでまちづくりにもなるし、憩いの場になって、子どもさんから先輩たちまで図書館に来て交流をし、活性化になると。私も思ったばかりでわくわくしますけれども、そういうところの費用対効果というのは確かに数字では出ませんが、やっぱり心の宝といいますか、多久市にとってはまちづくりに十分費用対効果が出るんじゃないかと思っております。特に、多久市は文教の里と言われておりますし、やっぱり私がいつも言っておるのが、今の図書館を見たら、どうしてもあれでいいのかなという基本的なことがあって質問をしておりますので、費用対効果についても、私もそういうところで数字にはあらわれないけれども、多久市民のための効果は十分あるということを思っております。  財源について終わります。  次、5番目、済みません、今度、財政計画について市長へ答弁をお願いします。
    ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  回答します。  財政計画についてのお尋ねということであります。  議員も引用されましたが、多久市では多久市総合計画に基づいて毎年度いろんな事業を展開していますが、その中で、今後5カ年間の歳入歳出のシミュレーションを行っています。これをもとに中期財政計画を作成して行政を運営しているところです。この計画においては、例えば、近年で見ますと、弓道場の建設や広域クリーンセンターの建設、また、関連いたしましてスポーツ・レクリエーション施設整備などの大型の事業とあわせまして、この新図書館整備事業につきましても基本設計及び実施設計などの費用に約1億円、また、図書館の本体の工事費として約7億円や、周囲のいわゆる外構などの工事費として約2億円程度、また、運営経費や維持管理費として、先ほど回答もありましたが、年間約75,000千円程度を見込んで、計画の中に含んで作成をしているところです。  この実施計画等につきましては、過疎計画とも連動いたしておりますので、県、国とも協議をしているところです。  今後、学校跡地跡施設対策事業や温泉保養宿泊施設再生事業等に係る起債の償還がふえることが予想されるところですが、図書館開館後の維持管理費につきましても市の財政負担とはなりますが、実施設計費や本体工事費につきましては過疎債の対象となります。全体の財政運営をしっかりと見据えながら、他の事業との調整等を行い、そのことにより図書館整備は可能と判断をしているところでございます。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  中期計画等々5年間ですね、私たちも情報交換会でも資料を見ておりますし、最後に市長が言われましたが、可能だということであります。  それで、少し財政指数について質問をしたいと思います。  財政指数の中で、経常収支比率が29年度が99.5%ということですが、99.5%というのは、ここ直近3年ぐらいでの変化はどういうふうになっていますかね。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  直近3年ということでお答えします。  言われたように、29年度が99.5%でございました。28年度が96.9%です。27年度が96.0%になっています。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  29年度が99.5%で、あとが96.9%と96%と。古賀財政課長、29年度が特別99.5%ということで上がっておりますけれども、この99.5%になった要因は何か考えておられますかね。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  今回、99.5%というふうに高くなった要因でございますけれども、歳入としましては、地方交付税のほうが前年度と比べると約170,000千円程度減額になっているという部分がございます。この地方交付税、普通交付税が減額になった要因もちょっと見ていたんですけれども、高齢者、75歳以上の人口が若干減ったとか、そういう要因もございますけれども、補正係数だとか単位費用が減額になってきている部分が大きな影響を与えているという状況でございます。  この補正係数、単位費用についてはちょっと市のほうでは正確には把握できませんので、その原因というのは把握できていませんけれども、この補正係数、単位費用というのは毎年見直しがされている部分でございますが、29年度については多久市に大きく影響したという状況がございます。  そのほか、歳出のほうでは、一番大きく伸びているのは扶助費が44,000千円程度の増になっている。そのほか、人件費、物件費等が伸びてきているということがございます。人件費につきましては、前年度と比較して定年退職者が1人多かったとか、そういう部分もございます。  そういうのが合わさって数字が高くなっているというふうに判断しているところです。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  説明を受けまして、大体わかりました。  それで、ほかにも財政指数では財政力指数というのもあると思いますが、これについては多久市が28年度が0.36、27年が0.36ということで上がっておりますが、この財政指数について、これは1に近いほうがいいと理解しておりますが、ここら辺の財政力指数についてもどういう捉え方をしておられるのか、お聞きします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  財政力指数でございます。29年度は、これは3カ年の平均になるんですけど、0.370ということでございます。この数値につきましては、正直、1が望ましいんですけど、1というのは普通交付税が交付されない団体でございます。全国でほとんどございません。ほとんどございませんというか、かなり少のうございます。その中でも0.3台というのは確かに低いほうではございますので、これが少しでもよくなるように、税収だとかが上がるように企業誘致であるとか定住の促進だとかを図っているところでございます。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  確かに1あるところはそうないということですけれども、もう一つ財政指数で指摘いただいておりましたが、実質公債費比率についても資料がありますが、そこら辺の数値についてお願いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  実質公債費比率につきましては、自治体の収入に対する負債の返済を示す割合でございますけれども、これは29年度で10.9%ということで、11%前後を推移しているわけでございますけれども、まず第1段階として、国や県の許可が必要となってくる数値というのが18%という数字がございます。それで、決して高い数字ではないというふうに認識をしています。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  今、私も財政指標についてちょっと話をさせてもらいましたが、ちょっと参考までに説明というか、私なりにといいますか、資料を読ませてもらいますが、経常収支比率というのは、例えば、普通の家庭でいったら毎月家庭で必要な費用、例えば、食費、子どもの養育費などですね、それが毎月の給料に対してどの程度を占めているかの数値と。また、財政力指数というのは、各家庭で1年間で必要とされる目安の費用に対してどの程度の給料が入ってくるかという数値と。また、実質公債費比率は、家庭のローン、子どものローンも含めたところで返済する額が家庭の収入に対してどのくらいかというようなことで理解しております。  それで、情報交換会の29年8月の資料でも、そういうことがあるので、多久市としては、みんなで目指そう値ということで、いろいろ数値が挙がっております。例えば、財政収支比率では目指そう値が平成31年度には92.8%、また、財政力指数では目指そう値が0.4、実質公債費比率が目指そう値で31年度が10.5%ということで挙げて、努力をされているということであります。  類似団体といいますか、類似団体というのが同じ団体規模の自治体ですけれども、そこでいきますと、やっぱりそれに比べればなかなか多久市のほうもそういい傾向じゃないということは数字であらわれておりますので、やっぱり厳しい財政だなというのはわかっております。  それで、今後、いろいろ話が飛びますが、多久市が今、公共施設の維持管理等々、ライフライン、また、インフラ整備等々の整備をしていかんばいかんと思っておりますが、それにこの図書館建設が圧迫になるのか、そこら辺どう考えておられるのか、質問します。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  先ほど市長のほうから中期財政計画についてお答えをしております。この中期財政計画には今後想定される支出面全てを含んだところで計画をしておりますので、その中で可能だというふうに判断をしているところです。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  大丈夫だと判断しているということであります。  今、大まかなところの財政の話をさせていただきましたが、確かに数値でいい状況じゃないけれども、いろいろ努力をしていけば何とか今の計画ができるということをわかりました。  私も思うとですが、確かにいろいろインフラ、ライフライン等々の整備をしていかんばいかんというのは重々わかっておりますが、でも、それがおもしになって何もできないということじゃないというのが今わかりました。というのが、やっぱりまちづくり、人づくりをしていくためには、家庭でも一緒ですけれども、何かは犠牲にして、借りるときは借りるということで夢を与えて生きていかんばいかんなと思っております。  そういうことで、もう一回財政課長に聞きますが、本当に数字だけ見れば厳しいところですけれども、そういう新しい建物、例えば、今からずっと図書館、あと弓道場とかありますけれども、そこら辺を含めたところで無理がない計画をしておりますというのを再度、もう一回確認いたします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  先ほどから申していますように、中期財政計画には現在想定される分を全て含んでいると。計画自体は確かに5年間で基金を大分使うという計画にはなっておりますけれども、5年前の計画と実績を見ても、結局、基金は崩さないどころか、ちょっと積めたと。これからの5年間が何も崩さなくていい、逆に積めるんだよということをお約束できるわけではございませんけれども、財源の確保等によって可能であるというふうに判断をしております。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  今、古賀課長の答弁を聞いて納得をしたところです。  それでは、次に行きますが、6点目の市長演告について、市長演告とはどのような位置づけであるのか、市長へ聞きたいと思います。それを含めたところで。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  回答いたします。  市長演告、「市長」と書いて、演説の「演」と告示の「告」と書きますけれども、これは一般には議会運営に関する申し合わせでも多久市の場合は整理をされているわけでございますけれども、まず、「演」のほうは市政の方針演説という意味合いがございますし、「告」のほうは行政報告、行政の諸情勢の報告という意味があるようです。これらを簡略用語として解釈されているように思っています。私が就任したときは既に市長演告というスタイルで多久市議会では定着をしておりますので、例えば、毎年の3月定例会におきましては、少し長い時間かかりますけれども、1年間の方針というふうなことと、いろんな事業を1年間することに関する方向性や考え方等についての御説明をさせていただいているという形になります。また、ほかの議会におきましても同じように、そのように1年間の方針という形の示しがされているところでございます。また──そこまででよろしいですかね、とりあえず。(「いいえ、後も続けてください」と呼ぶ者あり)いいですか。  多分、市長演告についてというお尋ねは、新図書館に関する演告で触れた部分についてのお尋ねと思っています。  新図書館構想につきましては、かねて大切なテーマとして掲げてまいりました。いろんな形で市民有志の方々からも御提案をいただいたり、必要性の話を聞いたりしましたので、過去にも努力をしてきましたが、諸般の財政等を見ながらこれまで運営に努めてきました。今回、昨年の12月議会でございますが、提案をさせていただいたのは、基本設計に係る分の提案をさせていただいたわけです。しかし、1人の差で、その提案自体は可決には至らなかったわけで、残念に受けとめているところですが、今後、このことを踏まえまして、進め方につきましても教育長からも回答がありましたが、慎重に検討しながら、できるだけ着実に進めることができるように努力をしていきたいと思っているところです。  演告でも述べておりますが、少し引用いたしますと、図書館は地域文化にとってもとても大切でございますし、お一人お一人の市民の皆さんの教養ということについても、涵養する意味ではとても大切な施設であります。一般には生涯学習ということでよく捉えられますが、教育長の答弁にもありましたが、定住における効果、あるいは子育てに関する支援、そしてさらに、キャリアアップといいまして、仕事とか就職とかいろんなことで資格を取得されるときに学ぶ場としても大切です。  また近年では、いろんな方々からも聞いていますが、あいぱれっとを初め、いろんなスペースで高校生や受験を控えたお子さんたちが友達と一緒に学んだり、一人で集中的に勉強しておられますけれども、そういったスペースもなかなか市内にないということで、図書館の中にそういったスペースを確保することは全国的にも一つの、トレンドと言うと大げさですけれども、そういう学習の場を設けて、図書を使いながら、あるいは自分で持ち込んだ書物を使いながら学ぶということが広がってきているようです。  これらのニーズがございますので、ぜひこういったものを整備していくことが、例えば、定住促進で多久を選ぶ場合に、子どもたちと、あるいは自分自身がそうやって学ぶ場があるんだな、いいなと思っていただけるのか、あるいはそういうのはないんですかと言われるのは結構大きな差になるなと思っておりますので、大切と思っています。  また、御心配いただいている財政面につきましても、今、幾つか質問をいただいたところです。市の中期計画にもこのことは書いていると申し上げましたが、主要事業として位置づけをし、また、このことについては、中期計画の中には北多久公民館等も含めた公民館の整備ということも念頭に置いているわけでございますが、財政負担軽減のための財源の確保、あるいは開館後の運営面についてもさまざまな工夫をするということが今後とも必要になると思っていますので、これらについてもしっかり検討して、堅実な財政運営をしながら当たっていきたいと思っています。  また、新しい図書館の建設につきましては、待ち望んでおられる方、また期待している方からもお声を聞いています。新図書館建設を応援してくださる多くの市民の皆さん、期待されている方々がおられますので、ぜひこれらの方々の期待に応えるように努力していかねばと思っています。  また、重ねてになりますが、市民の皆さんにとっては心の栄養といいますか、そういったものも、今後、人生100年時代、大切になるかなと改めて思っていることもございます。あわせて、議員も触れていただきましたが、文教の里としてもこういった文教施設は大変重要なものでございますので、しっかりとこのことに対応できるよう引き続き努力をしていきたいと考えているところです。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  演告については、私も演告というのを広辞苑で調べたら載っていなかったもんで、確認のために質問いたしました。  演告についてはそういうことで、方針と報告というようなところで、1年間の市長としての方向性、方針を話すということであります。  市長演告の中でもありますように、今、ここに私の手元にありますが、市長も「新図書館の整備にあたっては、人づくり、まちづくりの拠点、市民に親しまれる『楽習』拠点として、「知、憩い、交流」の場となる図書館づくりを目指して参ります」ということで演告にも書いてありますし、また、後段のほうでは「学びの拠点となる図書館整備は重要なテーマであると認識しています。今後も、よりよい整備について研究し、市民の皆様の期待に応える整備に向けて努力していきます」という演告もあっておりますので、私もそれで安心しております。  それで、これは多分、横尾市長が前の公約にも挙げてあった項目じゃないかと思っております。それは間違いないですかね。(「はい」と呼ぶ者あり)  それで、今、ソフト面といいますか、図書館のあり方等々の話をしましたが、最後にちょっと角度を変えますと、やっぱり図書館をつくるということで、一応建設という行為があります。そういう中で、やっぱり建物をつくるということでの経済効果というのも確かにあるんじゃないかと。それは物的なことですけれども、そこら辺も考えてもらえばなと。ちょっとこれは通告書には上げていなかったことですけれども、私も建設業界さんともお話をさせてもらいますけれども、やっぱりどうしても多久市としても公共事業については、今ずっと計画があっておりますし、建設業界の方も期待といいますか、やっぱり仕事がないとどうしても経営ができない。また、建設業ということでは、皆さんが多久市の雇用にもなるし、雇用の場にもなるし、いろいろ建材等々、材料等々もありますので、やっぱり経済効果もありますので、図書館建設、その内容もですけれども、そういうところの外的な効果もあるんじゃないかという私なりの考えを一応言っておきます。これは答弁は要りません。  それで、私、一番最初に言いましたが、今度、今期最後の質問で、次どうなるかわかりませんので話をさせてもらいますが、ここで市長に、演告でも書いてありますとおり、努力をして建設をしますということでありますが、そういう中で、最近、市長の今後のことについていろいろ話が出ておりますが、そこら辺については、それはもうあれとして多久市の行政にしっかりと取り組むということがあると思いますが、そこら辺はどうなのか、お聞かせください。 ○議長(山本茂雄君)  それは話される程度で。市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  回答いたします。
     図書館については、議員も触れていただいたような大変重要な施設と思っています。また、教育長、あるいは教育委員会との質疑応答を拝聴しながら感じたことですけど、集うとか憩うとか交流とかも挙げているんですけど、考えてみれば、図書館という施設のスペースの中には新しい知識、知恵に出会う、知に出会うというのがもちろんあると思いますし、もう一つは、そこに行くことによって新しいお友達や新しい人との出会いということもあるなと思うと同時に、もう一つ忘れてはならないのは、自分自身の新しい人生に出会う場になるかもしれないということです。  今、「まんぷく」がNHKドラマで放送されていますが、以前も言ったかもしれませんが、あの人は図書館でつくり方を勉強しているんですね。あるいはアメリカ等でも一般的にそうなんですけど、キャリアアップ、就職、新しい資格を取るときには図書館にみんな行って勉強するそうです。そういう役割、新しい自分の人生、あるいは年配の方にとっては新しい趣味を何かしてみたいなというときに本を開いて、ビデオを見て、ああ、こういうのをやってみたいなという入門がそこから始まるかもしれない。そういう意味からすると、知識や知恵、そして人、そして自分自身の新しい人生に出会うことのできる場所も図書館だなと改めて感じながら質疑を拝聴していました。  今後のことということでございますが、こういった重要なプロジェクトもございますので、しっかりと力を入れながら、そして、丁寧な分析、慎重な検討、そして、議会の皆様の御理解や市民の皆さんの御理解をいただきながら、よりよいものを整備していくことがとても大切と、私自身、今、感じているところです。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君。 ◆7番(飯守康洋君)  最後の質問には市長も答えんばいかんというようなところでございましたけれども、これ以上私も突っ込みませんが、どっちにしたってこれで終わりますが、議員の皆さん、今期が4月29日で終わりますので、またその後、機会があれば、ここにまた来ることができるかもしれませんが、そのときも継続審議として、図書館についてはずっと注視をしていきたいと思っております。演告等々にも書いてありますので、どうか市民の方に丁寧に説明をし、議員の方にも丁寧に説明をし、理解を得て、ぜひ実現ができるように決意でしてもらうように願って、私の質問を終わります。 ○議長(山本茂雄君)  飯守康洋君の質問は終わりました。  次に、國信好永君。 ◆5番(國信好永君) (登壇)  おはようございます。議席番号5番の國信好永です。多久市議会議員として平成最後の議会で質問できることを光栄に思っております。議長より発言の許可をいただきましたので、一般質問者9人の2番バッターとして、通告に従い、2項目7点について市長に併用方式で質問いたします。  1項目め、天山多久温泉TAQUAについて。  1点目、天山多久温泉TAQUAの利用状況はどうか。2点目、初期の計画と現状の違いはどうか。3点目、タクアの運営について助言はされているのか。  2項目め、多久駅周辺土地区画整理事業について。  1点目、土地区画整理事業は初期の計画どおりに進んでいないが、どうしてか。2点目、事業が計画より大幅におくれているが、どうしてか。3点目、初期と現在までの事業費の増減はあるか。4点目、今後の計画はどうか。  以上、1回目の質問を終わります。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇)  では、國信議員の御質問に回答していきます。  最初の1項目めはタクアについてでございます。  平成30年7月8日にオープンいたしました天山多久温泉TAQUAにつきましては、毎月利用状況の報告を受けているところです。その利用状況といたしましては、オープンから2月末までで9万3,445人の来場客があるようです。内訳といたしましては、市内温泉、プール利用者、交流スペース「彩り」利用者の合計が3万2,713人、市外温泉、プール利用者の合計が4万5,097人、宴会利用が6,302人、宿泊利用者が9,333人となっております。  平均いたしますと、月におよそ1万人以上の方の来場をいただいている状況で、最近では、海外からの宿泊客や、5月以降は修学旅行の予約も入っているということでございます。  2点目でございます。  1月に示された事業計画におきましては、多久市の観光客誘致につながるプランを立てておられまして、その中で動いてこられましたが、経営を続けていく上で、幾つかの変更されておられる点がございます。  変更につきましては、その都度、市とも協議の上、進められております。  その変更点といたしましては、4点ございます。  1つ目は、シェフの変更、交代。和食から洋食へシフトされています。  2点目は、プールの利用の変更です。10月からは土日、祝日、休日の利用となり、2月から8月までは休業されるものの、ゴールデンウイーク、10連休中につきましては営業を今検討されていると聞いています。  3点目は、日帰り温泉の営業時間の縮小です。  4点目が、物産館の利用については、現在検討中ということで承っています。  その時々で利用状況などを見て、経営上の問題をクリアすべく、変更をされているようでございます。  関連して3点目、運営についてということでございますが、天山多久温泉TAQUAの運営に関しましては、民間主導の経営ノウハウを生かして事業展開を行われております。  多久市としましては、タクアの集客増につながるように、多久市商工会、多久市観光協会とともに毎月定例会を実施し、市内のイベントなどの情報の提供や共有、また市民からの要望事項の伝達を行っているところです。  また、タクアの運営に関する協議を随時受け付けており、経営向上につながるよう協力をさせていただいています。  さらに、佐賀県観光連盟とも連携をし、佐賀県観光連盟におきましては、天山多久温泉TAQUAを新たな観光資源として、県外へ向けてPR発信をされております。先般も、全国的な旅行業者20社強だったと思いますが、エージェントの方を連れてタクアに宿泊し、懇談会もされ、その後、感想を聞きましたら、大変気に入っておられるということなのでルートに入れるように働きかけるということでございました。  次に大きな2点目、多久駅周辺土地区画整理事業についてのお尋ねをいただきましたので、順に回答します。  まず、計画どおりに進んでいないのはどうしてかということです。  多久駅周辺土地区画整理事業につきましては、JR唐津線を南側へ移設して、都市計画道路を初めとする公共施設を総合的に整備し、面的な居住環境の向上を図ることで、中心市街地の再生に貢献することを目的として始められたものであります。平成7年2月に土地区画整理法に基づく認可を受け、平成8年2月より工事に着手となりました。当初計画の時点では、平成20年度を事業完了としての計画でありましたが、その後、事業計画の変更において、例えば、資金計画の変更、そして、多久駅を南北に結びます自由通路をアンダーパス、下からくぐるのではなくて、線路の上に通していく、オーバーパスと申しますが、この構造への変更、水路位置の変更などを行う必要があり、それらに伴い、事業期間についても延長となりました。  事業期間は延長になりましたが、当初の計画の目的としての変更はなく、事業を進めているところでございます。  2点目に、おくれているのはどうしてかというお尋ねですが、今回答をいたしましたように、事業計画の見直しを行いながら、事業終息に向けて現在取り組んでいるところです。理由につきましては、先ほど説明したとおりでございます。  次に3点目は、事業費の増減はあるかというお尋ねです。  当初の事業費につきましては、9,976,000千円でございましたが、現在の事業費につきましては、10,227,000千円となっており、増額の251,000千円という状況です。主な要因といたしましては、先ほど申し上げました駅を線路の上、いわゆる橋上駅化するような形での設置と、それに伴う自由通路の整備、すなわち公共施設の構造や変更、また、消費税の上昇、人件費の上昇に伴うものが主な要因となっております。  最後4点目ですが、今後の計画というお尋ねです。  今後の計画につきましては、平成31年度に宅地の整地工事や道路の整備工事を行い、その後、換地計画の準備を行ってまいります。平成32年度には換地計画を行い、平成33年度以降には換地の処分、また、法務局への登記を終え、その後に清算業務を行っていく運びとなります。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  1回目の回答ありがとうございます。  2回目の質問に入ります。  タクアの件、観光会社が20社程度来られたということは期待しております。  1項目めについて、また質問いたします。  旧ゆうらくは13年前の2006年8月に閉鎖し、その後、施設運営会社、日中医療会が再開し、わずか半年で閉鎖し、親会社ともども倒産しました。2012年、クリーンセンター用地として多久市が78,840千円で買い取りました。  そこで、私は2013年9月の議会で、新設するごみ焼却炉の熱を利用してゆうらくを再開しましょうと提案したが、熱量不足と改修費が2,795,000千円、約28億円かかる、解体費用は407,000千円なので解体しますとのことで、私の提案は聞き入れてもらえませんでした。  それから、2年後の2015年12月、市長はゆうらくを改修し、再開したいと議会に提案されました。工事費は18億円とのこと。2年間でどうして10億円も安くなったのか、その時点で市長にただしました。私は、多久市にこのような大型施設がないので、できることは非常にうれしいが、経営が成り立つんですか、成り立たないと思うので私は反対しますと言ったこと、市長はお忘れじゃないでしょうね。  タクアの現況を市民は身近に肌で感じ、先行きの不安を感じています。この状況を市長はどのように感じておられますか、質問します。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  回答いたしますが、ヒアリングとは全く違う御質問をいただいているようなので、私からまず回答いたします。  このことについては、今回答いたしましたように、適宜、定例的な情報共有を行いながら、しっかりと経営が成り立つようにお互い意見交換をし、情報共有をして連携できるように図っているところです。  また御懸念の件につきましても、先方でもいろんな工夫をされているところですので、しっかりそのことが成り立つようにサポートも必要であるというふうに受けとめています。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  2017年12月3日の佐賀新聞の記事があります。集約して読み上げます。  「旧ゆうらくは2006年(平成18年)に閉館後、神奈川県のリラクセーション施設運営会社に売却。2007年3月に再開したものの、わずか半年で閉じた。多久市が2012年(平成24年)、競売物件として施設と敷地約10万5,000平方メートルを78,840千円で買収した。地元自治会から毎年のように施設の利活用を求める声が上がり、その間に市幹部が、嬉野市の温泉ホテルを立て直した支配人と懇意になり、旧ゆうらくの件を持ちかけた。決定打は、安倍政権が進める地方創生の総合戦略事業として改修費全額を、将来、国への返済が3割で済む過疎債で賄えること。2016年(平成28年)、3社が参加した公募型プロポーザルではホテルを立て直した支配人が在籍する長崎環境美化が10年間の貸借権を得た。ホテルを立て直した支配人が社長についたが、病気を理由に経営から離れた」、ちょっと長くなりますので途中を省きます。「「タクア」再生は、地域の雇用創出を名目に18億円の過疎債を充てている。運営会社が撤退して事業不履行となれば、真水(18億円)を国に返還しなければならない。財政力の乏しい多久市にはできない相談。」とあります。この記事は間違いありませんか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  記事がどこまで正確かどうかについては、記者の方に聞いていただいたほうがいいと思います。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  新聞にはそう書いてありますので、その新聞の内容を聞いております。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  温泉保養宿泊施設として利用しなかった場合は、過疎債の返還というのも考えられるのかなと思います。ただ、その事業者が仮に撤退されても、ほかの事業者を公募するなりして営業は続けていただくということで考えております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  課長が言われたとおりと思います。ただ私は、タクアの件だけで言っておりません。こういう施設ということで言っております。事業を不履行にできません。絶対にできません。何が何でも10年間やり通すべきです。市長以下、行政、議会、商工会、商工観光課、全て市民の皆さんとともに継続に努力すべきですよ。  市長、努力の覚悟はできていますよね。逃げられませんよ。いいですか。お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  その覚悟は当然できているから、このような事業を皆さんと一緒に進めさせていただいておるところですが、繰り返しになりますけど、ヒアリングで13項目にわたる質問をいただいているんですけど、今お尋ねの点はほとんど出ていないんですけど、何か特段の理由があるんでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  それは市長、勘違いですよ。私はしております。しております。(「項目に上がっていない」と呼ぶ者あり)項目になくても全部打ち合わせをしております。内容はこうですよとまで言っております。  次へ進めます。  3月末で支配人がやめるとも聞きましたが、これは事実ですか。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  回答いたします。  総支配人につきましては、3月末でやめられるというふうなところで聞いております。その後につきましては、ホテル業界でこれまで30年間の経験があられる三浦副支配人が総支配人ということで聞いております。
    ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  やめるという理由はどういうことでしょうか。今一番厳しいときにこういうことがあるということはちょっと解せませんが。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  やめられることにつきましては、個人的なことだと思いますので、私たちのほうではそこまではお話は聞いておりません。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  個人的なことで企業が大変にならないように努力をお願いします。  以前、市長は北九州のスペースワールド、長崎のハウステンボスへの外国からの客(インバウンド)効果を狙うと言われましたが、スペースワールドは一昨年末に閉鎖しました。  免税品店の開設は先送り、物産館は凍結と。キャッチフレーズの豪華なフランス料理は途中で和食に変わり、また洋食に変わったと聞きました。  3月14日の佐賀新聞のチラシに、タクアの食のプランが掲載されていました。市長はこれは見られたでしょうね。ここにあります。(チラシを示す)食事に関しても、洋食卓盛3,500円、4,500円、5,500円と、こういうふうに書いてあります。レストランなんかも書いてあります。  これから先、多久市としては何かできるものはございますか。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  多久市といたしましましては、タクアと多久市商工観光課、それと商工会、観光協会、こういったところで定例的な連絡情報交換等をさせてもらっております。こういった中で情報共有しながら、タクアがよりよく運営できるようなところでの情報提案等をやりながら進んでいきたいと思っております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  頑張ってください。お願いします。  タクアに入って広い玄関ホールがあります。ここに多久市の宣伝になるような孔子像のレプリカとか、孔子廟の絵馬などの多久市の宣伝になるものを展示できないかと思うんですが、いかがでしょう。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  今、議員の御提案いただきました多久の絵馬とか、そういったものを展示できないかというようなところですけれども、展示につきましては、あくまでもあそこはタクアという民間の事業所になりますので、こちらのほうから観光ポスターやチラシなど、多久のPRとなるようなものを展示できないかというようなところでお願いをいたしておりまして、天山カフェの横に配置されておりますところで展示をしていただいているところです。  また、多久市の物産につきましても、お土産コーナーの中で物販をしていただくようなところでのお願い、提案等はやっております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  この件も前にもお話ししたと思うんですが、もう開設して9カ月になるんですよ。初めのうちから私はこれを提案しております。また、住民の方も言っておられます。ですから、なるだけ早目に、多久市の宣伝になるような、多久市の建物ですから、宣伝になるようなものを急ぎ希望いたします。  物産館が凍結されておりますが、せめてホールで土日祝日ぐらいは時期に応じて、多久市の物産である、例えば、今だったら女山大根ですか、それとか桐岡ナス、シマウリなどの野菜、それからミカン、桃、納所ビワ、それにいつもあります日本酒、佐賀牛などの販売をしてはどうかと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  お土産の部分につきましては、現在、タクアのお土産品売り場の中で、蜂蜜やジャム、こういった地元の農産品の取り扱いについては行っているところです。多久市の農産物の取り扱いといたしましては、現在、タクアのシェフが地元農産品を使おうということで、地元の農家を訪問いたしまして、多久市産の野菜にこだわって料理の研究もされておりまして、提供を開始されているというような状況です。  先日、タクアで行われました地元の有志の方による多久酒蔵開きのイベントにおきましては、女山大根を使ったポタージュ等、趣向を凝らした料理等が提供され、評判もよかったということで聞いております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  そういうのを多久の宣伝のために、どんどん種類を変え、継続していっていただきたいと思っております。  開設の目的は、多久市の雇用の創出、市内経済の活性化、交流人口、観光人口の増加ということでしたが、それが進んでおりますか。  初めに、雇用の創出についてお尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  タクアの雇用についてですけれども、ハローワークにおきましてタクアの求人募集はされているような状況です。  ただ、全国的に働きたいという人が足りないという状況がありますので、なかなか多久市居住の方の応募が少ないというのが現状のようです。  現在、タクアの市内の雇用者につきましては50%を超えているというような状況ですので、多久市内の雇用者状況だけを見ますと、雇用の状況は少なくはないのかなと思っているところです。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  天山多久温泉TAQUAの事業計画書、市のほうからこんなのをいただいております。(資料を示す)これには、18ページに、雇用は、監理・営業部門13人、業務部50人、計63人とあります。  今回行政からいただいた資料によりますと──これを市のほうからいただいております。(資料を示す)2月末で、正規社員22名、非常勤職員38名、計60名。市内居住者は35名、58.3%とあります。市内居住者の数が少ないと思うんですが、多久市居住者の数としては、ちょっと私は不満であります。何か原因があってこの数字なのか。もうちょっとふやすことができるかどうか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  タクアにつきましては、従業員さんについては先ほど回答いたしましたように、常時募集を行っているというような状況です。ただ、日本全国的に見ましても、働きたいという方と求人の状況を見ますと、どうしても求人のほうが多いというような状況で、多久市の方をタクアのほうに募集するというようなところは、なかなかタクアだけの努力では今のところできないのかなというようなところで思っております。  ただ、タクアにつきましては、市内の雇用をしようというようなところで、頑張って雇用等はされて、求人等もされているような状況でして、先ほど言いましたように、タクアの雇用の率につきましては、市内居住者の雇用率については50%を超えているというような状況ですので、タクアについては雇用者はかなり多久市の方を雇用されているのかなということで思っております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  課長はそう言われますけど、これは多久のためにつくったんですよ。50%じゃ足りないと思います。努力をお願いします。  次に、市内経済の活性化についてどの程度活性化したかをお尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  市内の経済活性化ということで、数値的なところで把握はなかなか難しいところでございますけれども、タクアに来られた後に、市内の飲食店、それと小売店、そういったところに立ち寄られているというような状況もございます。こういったところから、多久市内の経済活性化にはつながっているというような状況だと考えております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  確かに数字をつかめと言われても難しいと思いますが、なるだけ活性化できるようにお客様を勧誘していただきたいと思います。  次に、交流人口、観光人口の増加の件は、どのようにどの程度ふえたか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  交流人口、観光人口の増加はどうかというようなところでの御質問でございます。  市長の最初の回答でもありましたように、2月末まででタクアの利用者が9万人を超えるというような状況で御利用されているところです。この分につきましては、多久市の観光客の増につながっておると考えております。また、日帰り温泉の方につきましても、市内の飲食店等に立ち寄っておられたり、宿泊の方につきましては、ゴルフパック等を利用されているというような状況も聞きますし、交流人口の増加につながっているのではないかなということで考えております。  また、今月24日、25日には、タクアホールにおいて、さきのオリンピック金メダリストの森末慎二さんの落語独演会というものを企画されております。こういったところで、タクアについても交流人口の増というものが期待されているところです。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  一遍にふやせということも無理かもしれませんが、1が2、2が3、3が4とふえるように努力をお願いします。  平成28年1月16日から佐賀空港は九州佐賀国際空港と名前が変わりました。昨年の利用者は77万6,000人、外国からの客(インバウンド)は36万人とのことです。ターゲット層のツアー客、個人・グループ客、外国人観光客、修学旅行客の状況がわかりましたら詳しくお願いします。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  タクアの事業計画に記載をされておりますターゲット層についてですけれども、外国人観光客につきましては、2月末までで616人の外国人の観光客がございます。特に、韓国から390人の来訪があっているようで、ゴルフパック等の人気があるというようなところで聞いております。  また、修学旅行につきましては、ことし5月以降、1年間におきまして、仮予約も含めまして約2,000人の予約が入っているというような状況でありますし、今後ふえていくことが期待できると思います。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  私がいただいた資料の中には、修学旅行はゼロなんですけど、そんなにふえておりますか。私がもらったもので、去年7月から2月までの統計と3月の予定は書いてありますが、そこに修学旅行は346人と、これは「仮に」と書いてあります。ちょっと答えとデータが違いますけど、どうでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)
     國信議員が求められました資料につきましては、実績値の数値を求められましたので、その数値を御提出させていただいております。  先ほど回答いたしました修学旅行の数値につきましては、昨年の営業から修学旅行客の営業活動をタクアのほうはされておりまして、この部分が実を結ぶのが、学校でいうと来年度、ことし4月以降の修学旅行を対象にされております。  それで、今私のほうが回答いたしましたのが、5月以降の修学旅行の予定者で、仮の予約も含めたところでの数字を申し上げたところです。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  ということは、4月、5月ということですから、ここにはまだデータが出ていないということですね。(「はい」と呼ぶ者あり)わかりました。  このデータによりますと、ツアー客も10月、11月、1月、2月で、合計が221人、ちょっと少ないですよね。個人とかグループ、この8カ月で6,496人、これはまあまあですか。外国人観光客は11月から、11、12、1、2と、少しずつふえておりますね。4カ月で616人。ここら辺はもっともっとふやしていくように努力していただきたいと思います。  じゃ、次の収支計画の欄で、先ほどお見せしました事業計画の中ですね、宿泊目標は年間4万2,840名とあります。これを計算しますと、1日に119名です。それで、金額は360,000千円と。  それで、日帰りの入浴、目標金額は40,000千円、入浴料の市外が750円、市内が350円。これを平均して500円としますと、1日に219名、それで年間40,000千円になりますが、私が時々利用するときには、この前の日曜日、雨の日だったですか、5時ごろ入ったときは7人でした。だから、この数字にはちょっと厳しいかなと思いますが、数値的にはちょっと、2月までしか書いてありませんね。2月が929人、ちょっと少ないように感じます。  レストラン、売店の売り上げ目標は年間90,000千円。となれば、365日で割れば1日246千円、ちょっとこれも厳しいような気がします。  以上、3点の現状は目標と比較してどうか。まだ少ないように感じますが、実際はどうかをお尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  今、議員が御質問いただきましたタクアが提出された事業計画に載っております事業の収支状況の目標値を聞かれているところです。  収支につきましては、オープンから2月末までの概算で、1年間の事業計画の現在65%程度ということで換算をいたしますと、宿泊とゲームセンターやカラオケなどの附帯売り上げが4割強というようなことで達成をされております。先ほど言いましたように、宿泊も4割強ですね。あと、日帰りの入浴とレストランの売店売り上げについては目標を達成していると報告を受けております。  事業計画については、3月の決算を見まして、収支の見直しを実施されるということですので、事業計画の変更に関しては多久市へ協議を行うように求めているような状況です。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  もう数をふやすしかないですから、努力をお願いします。  次に、交流スペース「彩り」の利用者は一月平均250名。むつみ荘時代には一月1,266名でした。「彩り」の利用者は、むつみ荘時の19.2%、大体2割ですね。これはどうしてか。交通アクセスの問題とか、お客様としての接待の問題とかがあるんじゃないかと思います。このままでは、かけた大きな費用が無駄になります。むつみ荘は移転しないほうがよかったのではないか。私は反対しましたけど、庁議で決めたということで移転してあります。高齢者のために何か打つ手がございますか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  福祉課長。 ◎福祉課長(鳥井武君)  お答えしたいと思います。  12月議会におきましてもお答えをしておりますけれども、タクアのほうに旧むつみ荘の機能等を移転させているところでございます。  直近の数字を引用して御回答させていただきますが、旧むつみ荘機能というのは、入浴の部分と、集会とかサークル活動ができる部屋の機能というのを2つ持っていました。昨年7月8日にタクアのほうが開業して、同時にこれらの機能というのも移転をしているところです。  市が発行しております、主に65歳以上の方を対象としました温泉保養宿泊施設利用証の利用者につきましては、タクア開業後8カ月で約2万1,140人御利用をいただいています。これは月平均に直しますと、約2,643人というふうになっています。移転後の月平均の利用者は、旧むつみ荘の月平均利用者1,250人と比較しますと、約2倍以上の方が御利用をしていただいているというふうに思っております。  現在、定期的な利用ということになりますと、囲碁ですとかオカリナ、それと、マージャンというようなサークルの方々、それと老人会ですとかミニ同窓会という形での御利用をしていただいている状況です。  今後、利用者の増につなげるような取り組みということでございますけれども、来年度、介護予防的な事業を若干計画しております。内容としましては、歌唱ですとか、体を動かすリズム体操といったようなのを使いながら、健康寿命の延伸を目指すような事業についての取り組みというのも計画をしています。  また、高齢者の無料の送迎につきましても、老人会の意向を伺いながら、運行方法について現在見直しを行うことで検討しているところでございます。  以上のように、利用者の増に向けました取り組みについては、関係機関、あるいはまた、運営事業者でありますタクアのほうとも継続して協議、検討を行っていきたいと思っております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  そこら辺はもっと努力していただかないといけないと思います。というのは、今数字を言われましたけど、65歳以上の方はお風呂を目的に来られる方もございます。純然たる元のむつみ荘としての機能は、今言いました2割弱です。ですから、ここら辺をもっと利用できるような方法を考えていただいて利用されるように努力をお願いします。  次に行きます。  県内外の利用者からは非常に評判がよかったプール、これは2月12日から夏休みまで休止。入浴時間は23時から21時までに短縮。行ったけど、もう閉まっていたとか、利用者からの不満をよく聞きます。  料理については、新聞チラシのように変わると思いますので利用しやすくなると期待しております。先ほど言いました、これですね。(チラシを示す)多久市の利用者は多分多くなるだろうと思います。いや、多くしないといけないんですよ。  ですから、今度、平成から次の時代に変わるために、4月末から5月にかけて10連休がございます。そのときに評判のいいプールを運営できないかということで商工観光課長にお話ししたところ、今そういうふうに進んでおりますという話でしたが、このチラシを見ますと、ここにスパ&プール営業、4月27日から5月6日までと。大人1,800円、子ども900円と書いてありますので、これを皆さんに周知してほしいんですよ、10日間。それにはどういうような周知方法がございますか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  プールの営業関係につきましては、タクアのほうからゴールデンウイークについても開けるようなところで検討したいということで、今、多久市のほうには協議をいただいているところです。この部分につきましては、協議の上、ゴールデンウイークはオープンするということになりますと、いろいろな形で広報宣伝等をやっていただきたいということで考えております。  多久市につきましても、そういったところで何らかの形で、ホームページとか、そういったところで周知についてはお知らせをするような形をとっていきたいと考えております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  課長、ちょっとこれを見られましたか。(チラシを示す)ここにはもう、しますと書いてあるんですよ。3月14日の折り込みです。これには、スパ&プール営業と書いてありますよ。だから、ここら辺は打ち合わせをよくしてください。そして、ホームページなり、そういうのでどんどん宣伝しないと、客は来ませんよ。せっかく開店しても、来なければ意味ないでしょう。  次に行きます。  平成31年3月の市長演告で、「市の地方創生戦略の主要事業である温泉保養宿泊施設再生整備につきましては、平成30年7月にTAQUAとして施設運営が開始され、事業目的にある雇用創出、交流人口・観光人口の増加、市内経済活性化に資する施設及び運営になるよう、運営事業者と連携充実に努めます」とありますが、具体的にはどういうような連携充実を考えておられますか。 ○議長(山本茂雄君)  商工観光課長。 ◎商工観光課長(小池孝司君)  その分につきましては、商工観光課、多久市商工会、多久市観光協会と、先ほど言いましたように、毎月定例会を開催し、タクアの知名度アップにつながるような連携充実に取り組んでいるところです。  先月末につきましては、佐賀県観光連盟が主催いたしました佐賀県観光施設等現地研修会に全国の旅行代理店が来られまして、タクアホールでのレセプションとタクアでの宿泊、蔵開きされたばかりの多久酒の振る舞い等が行われております。  多久市観光協会は、佐賀県観光連盟と連携し、各旅行代理店に対し、タクアのPRや多久市のPR活動を行い、観光客の増に取り組んでいるところです。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  課長ありがとうございます。市長演告ですので、市長の答弁をお願いします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  今回答いたしましたように、また、冒頭で私も回答しましたように、さまざまな団体、特に商工会、観光連盟、そして、特に市の観光協会と県の観光連盟になりますけれども、密に連携をしながら、いろんな情報を共有して、やれることをやっていくというふうなことで考えているところです。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  よろしくお願いします。  多久市は佐賀県の中央にあり、高速道路のインターチェンジもあるので、大学なり専門学校を誘致しましょうと10年前に私はこの定例会で提案しましたが、市長には受け入れてもらえませんでした。  タクアの総費用は約20億円。小城市に昨年4月に開校した西九州大学の総費用も約20億円。その20億円の中には、小城からの支援金は757,360千円となっております。  タクアの施設と大学と、どちらが多久のためになるでしょうか。過疎債を利用したといえども、真水の18億円を返還しないで済むように、10年間頑張ることです。市長にはどのような方針がございますか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  まず大学誘致について、過去にもお答えしましたが、重ねて回答いたします。  早稲田大学が、現在、唐津のほうに学校をつくっておられます。大学前の教育課程ですね。この動きがあるという情報をつかんだときに、私は早稲田大学本部へ行きまして、当時の総長さんにもお目にかかって、佐賀、あるいは唐津等で検討されているように聞いていますけれども、ちょうど佐賀県の中央部の多久というところから来ましたと。文教の里でもあり、こういう歴史がありますと。ぜひ進出についても検討の中に入れていただきたいということを直接、総長にもお話をし、大学関係の皆さんとも意見交換をさせていただいた経緯がございます。全く動いていないわけではないということはまずお伝えをしたいと思います。  また、今お話がありましたように、10年間しっかり頑張るべきだということですけど、全くそのとおりだと思っております。このことについては担当課長も回答いたしましたように、継続をして、あるいは事業者が仮にかわってもしっかりやっていくということを肝に銘じながら、関係機関と連携をし、また、関係者はそのような意識で今おりますので、しっかりとこの辺も努力をしていきたいと思っています。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  答弁ありがとうございます。私の記憶では、大学はつくってやって、どうぞと言わないと来れませんと、そういう余裕はございませんと言われたように記憶しております。  私は以前、タクアの集客施設として遊園地なりグランドゴルフ場など、タクアのオープンと同時に開設しましょうと提案しましたが、聞き入れてもらえなくて現状のようです。  現状は、集客施設としては隣にあるゴルフ場以外にはないように思います。タクアを盛り上げて10年間以上継続させるためには、何らかの施設が必要と私は思います。市長はどのように思われますか。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  これは議員の皆さんにも情報共有をその都度して諮っているところでございますけれども、周辺施設につきましては、民有地の獲得等もありましたので、さきの議会に議案を提案して議決いただいたので、それに基づいて、つい先日、地元のほうにも御説明申し上げて、新たな構想について着実な調査と推進ができるように今後図っていきたいということで地元にも説明をいたしました。そういった活動をしながら展開していきたいと思っています。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  あの施設のために用地を買収されるように決まりましたけど、その前の面積だけでもできたと思うんですよ。それをしていないと。地元の要望も非常にあったと聞いております。でも、今のところはできておりません。ですから、なるだけ集客ができるような、前もお話ししたと思います。グランドゴルフ場のツアーなんかも組めるようにすれば──小銭を持っているのはお年寄りなんですよ。だから、宿泊してグランドゴルフができるような方法はどうですかと以前にも言っておりました。  じゃ、次の2項目めに行きます。  以前の議会でもお尋ねしましたが、念のためにもう一度お尋ねします。  本来の目的は、駅周辺の活性化、特に駅北側に商店街をつくることが主な目的の一つだったと思いますが、現在は幾つかの商店なり郵便局はありますが、現状はすばらしい住宅街になっております。なぜ目的がこのように変わったのか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)
     都市計画課長。 ◎都市計画課長(上瀧幾久生君)  議員の御質問にお答えいたします。  都市計画事業は、公共施設を整備改善し、宅地の利用を増進することにより、健全な市街地を形成し、無駄のない土地利用を可能にするために行う基盤整備事業でございます。現在もその目的は変わっておりません。  商店街につきましては、以前と同様の店舗建築をお願いしてまいりましたが、地権者の高齢化、後継者不足などの理由により、このような形になっておるところでございます。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  ありがとうございます。  31年2月13日、計画変更認可申請を県に提出し、2月22日に計画変更の認可をいただいたと聞いております。認可の内訳はどのようになったのでしょうか。また、その設計変更の理由は何か、もう一度お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(上瀧幾久生君)  お答えをいたします。  平成31年2月13日に第6回の事業計画変更認可申請書を佐賀県に提出いたしまして、2月22日付で計画の変更認可を受けております。  変更の内容といたしましては、事業区域の変更、それに伴う残事業の施工計画の変更、施行期間の3年延長、さらに資金計画の変更であります。  変更の理由については、多久駅周辺土地区画整理事業は、区域内の事業が全て終わらないと土地の登記ができません。平成8年に本工事が始まってから既に23年経過しており、地権者から登記完了の要望が上がっているため、早期に土地の登記をする必要があると考えております。このような理由で事業区域を変更して、事業を早期に終わらせるために変更を行っております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  変更後に行わないといけないということは、これからは多分、換地の登記だと思います。該当者数はどのくらいございますか。 ○議長(山本茂雄君)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(上瀧幾久生君)  お答えをいたします。  最新の調査の数字では、権利者数は165人おられます。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  それを完了するのには時間的にはどのくらい必要でしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(上瀧幾久生君)  お答えをいたします。  換地登記の完了の時期につきましては、平成33年度末を完了の予定としております。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君。 ◆5番(國信好永君)  その換地を市民の方は首を長くしてお待ちと思いますので、なるだけ早くできるように努力をお願いします。  この計画がもう既に23年も経過しておりますね。ですから、早く完了して市民の方に安心していただくように努力をしていただきたいと思います。  これで私の質問を終わります。 ○議長(山本茂雄君)  國信好永君の質問は終わりました。  残された質問は午後1時から行うこととし、暫時休憩をいたします。                 午前11時45分 休憩                 午後0時59分 再開 ○議長(山本茂雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  市政一般に対する質問を行います。中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君) (登壇)  10番議員の中島國孝です。通告書に従い、図書館建設について質問いたします。  先ほど飯守議員より新図書館整備に関しての質問があり、多分重複するところが多々あると思いますが、答弁よろしくお願いいたします。  昨年12月議会において図書館建設事業に関する予算が否決されました。そこで、市民の皆様と一緒に今までの図書館建設への流れを確認するために質問いたしたいと思います。  それでは、質問いたします。  図書館建設への思いについて、市長、教育長へお聞きいたします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇)  中島國孝議員の御質問に回答します。  市長、教育長ということでしたので、まず私から先に回答させていただきます。  図書館ということでございます。先ほどの飯守議員への回答でも申し上げましたが、図書館は子どもの世代から高齢者、長寿者の皆さんの世代まで、そこに来られた方々が一つは新しい本や懐かしい本に出会い、新しい知識に出会うとともに、その人同士も出会いを得て、そして交流が広がっていく場にもなりますし、またお互いの新たな人生を先ほども見出すことができる機会を得るんではないかと申し上げましたが、まさにそのような広がりを可能とするすてきな空間と言うことができると思っています。  多久は多久市に孔子廟、多久聖廟がありますので、文教の里、学問の里として情報発信していますが、まさに文教の里にはこのような学びの館、図書館というものがとても大切でありますし、多くの方々が期待されていると感じているところであります。  市議会からは、さきの12月議会で財政面の心配もあって対応いただいたところですが、多久市におきましては、さまざまな問題につきましても、先ほど回答もいたしましたが、財政全体のやりくりを努めながら、市政発展のためにも努めていきたいというふうに思っています。定住に向けても関係いたしてきますし、子育てや、あるいは大人の生涯学習、生涯教育ということにもつながってくると思っています。  よりよい図書館を整備することに向けまして、文教の里、文教都市として標榜しておりますので、ぜひ多久市にふさわしい、多久らしい図書館の整備に向けて努力をしてまいりたいというふうに思っています。  思えば、子どもたちの学び、これはひょっとしたらお父さん、お母さんや御縁のある方が読んで聞かせることのできる読み聞かせから入ったり、あるいは絵本を初めて手にとって、文字は書かれていないけれども、絵を見ながら自分の夢を膨らませて、後ろや隣から聞こえてくるお父さんやお母さんや御家族や教えてくれる先生の声を聞きながら、いろんな想像をしながら、理解をして多分本に入っていくことがあるかと思います。少年、少女、いわゆる幼少期から就学期を考えていくと、そこをきっかけに今度は教科書とかいろんなもので文学とかいろんなものに触れて、もっと知りたい、よりよく知りたい、新しいことを知ったらおもしろいなということを気づくことが、またこの図書を利用する学びにつながっていくと思います。  また、一般の男子や女子、それぞれ学校教育を卒業して成人になっても、その後も生涯学習というのは当然あり得るわけですね。多くの方々が自分のスキルアップとか自分の生涯の学び、趣味の深まりのためにも図書を利用されることが多いと思います。  また一方では、市民の皆さん、住民の皆さんの学びの力というのは、地域創生、地方創生からいうならば、市民力、あるいは人材力ということにもつながる基盤になるんではないかなと私自身感じておりますので、ぜひ新たな図書館というものがそういう学び、人材力、地域力にもつながっていくということも含めて、よりよいものを目指していくことがとても大切というふうに思っているところです。 ○議長(山本茂雄君)  教育長。 ◎教育長(田原優子君) (登壇)  2006年から10年間で、全国の図書館利用者は1,000万人ふえています。さらに、調査から5年が過ぎていますので、もっともっとふえているだろうと推測をしております。なぜ人々が図書館にいざなわれているのか、理由としては幾らか考えられますから、幾らか述べてみます。  社会の変化により、学校を卒業したり、ある資格を持っているだけでは働き続けられるとは限らなくなった。そういう学び続ける社会になったことを生きていくためには資料を寄せて学ぶことのできる図書館にニーズが高いということ。  ネットからダウンロードできる電子書籍もメリットはとても大きいものがありますが、図書館では予期せぬ、思わぬ本や学ぶ人の姿と出会えること。  近年の図書館は書籍の数のみだけでなく、見せ方の工夫、光や風の取り入れ方の工夫など、設計に力を入れ、空間に工夫を施し、滞在できるつくりになり、癒される時間を過ごせること。  100年と長くなった私たちの人生において、知的刺激が満たされ、新たな自分を目指し、向上し続けられるヒントを得る場所であること。  学校で年間100冊以上の本を借りる子どもたちもいます。子どもたちの休日の過ごし方の選択肢をふやし、文化力を上げたいこと。  子育て中の御家族の余暇の過ごし方の選択肢をふやし、子育てのヒントになる出会いをもたらすことができることなどが挙げられます。  別の角度で追加いたしますと、1、2年生の学習力を詳しく分析してみますと、考える力、想像する力に若干の課題があります。幼い時期に多くのことに関心を寄せたり、多くの会話をしたり、知的刺激を受けることが脳を活性化させ、考える力や想像力がそのことによって育まれます。こういうことからも文化的施設という環境は多久市にとって必要だなと感じております。  これまでに過去いただいている市民の皆様からの御要望は、全国的なニーズと重なり、時代のニーズを映したものと捉えております。声高ではないけれども、静かに待ち望んでおられる多くの市民の皆様の御要望にお応えしたいと思っております。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  市長、教育長の思いはわかりました。  市長は、市長選挙のときにこの図書館建設の件を公約として、先ほど飯守議員が触れられましたけれども、これを掲げて当選されてこられたわけですよね。  それで、市民からのこの図書館建設に対しての選任についてはどのように考えておられるのか、質問いたします。市長は公約として掲げてこられましたので、それは市長に任せますよと、ちゃんとしてくださいよという声があって当選されたと思います。市民が認めて当選されたと思いますので、その点についてはどのように考えておられるのか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  回答いたします。  今期を担うに当たりましての市長選挙で掲げました、いろんな考え方、理念、ビジョン、政策みたいなのがございます。その中に私は想像、挑戦、変革というのを掲げて、3つのCを掲げました。これはクリエート、想像していくこと、チャレンジ、挑戦していくこと、そして変革、チェンジをしていくということでございますが、その幾つかの項目をその後に並べております政策項目の中にICT教育の推進、健康づくりの充実とともに、市民の楽習、これは楽しく習うと書きますけれども、市民の楽習拠点となる新図書館整備というものを掲げ、今期に取り組む主要な施策として掲げたところです。ですから、それは公約ということができると思います。  このことについては、演告でも触れましたが、人生100年時代というこの時代の状況の中にあって、学びとそれぞれの方々の自己実現ということはとても大切になりますので、これを支える拠点として新しい図書館の整備というものはとても重要な課題、またテーマであると認識をしています。  楽しく習うと書いた理由は、普通、学習というと学び習うと書きますけれども、みんなが自分のペースで楽しく、あるいはみんなと一緒にそれぞれの個性を出しながら楽しく習い合う、学び合うということをつなげて楽習と、楽しく習うと書いて楽習という字を使わせていただいています。このことをも掲げ、幾つかの項目をほかにも掲げていますが、それぞれ掲げて市長当選という手続を経て今日に至っておりますので、それぞれ信任をいただいて、そのこと一つ一つに精力的に頑張っていけよということで信任をいただいていると思って、そのことをしっかり捉え、その責任を果たすためにも前回予算案として提起をし、今後もそのような努力をしていきたいというふうに考えています。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  これも飯守議員が触れられましたけれども、公約に掲げて、現在まで建設ができなかった理由、なかなか進まなかった理由を質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  私は、一番最初に市長になったときに、こういった施設の必要性は強く感じていました。しかし、なかなか難しいなと思ったのは、財政事情を知ってからでした。いろんな大型事業も継続中でありましたし、ということで、まずは基金をつくろうということで、文教施設基金をつくったところです。これがおおよそたまってきたんですけど、今度は公民館等に大きな破損が生じて、これの急速な修復並びに整備も必要になりましたので、その対応を大きく破損した、例えば南多久公民館が大きく破損してしまいましたので、そういったことに使わせていただきました。
     その後は市の教育施策の中で小中一貫教育の推進、義務教育学校への展開というのがございましたが、これらに関しましてもいろいろ費用を要しますので、このことについて先に対応をさせていただいたところです。  今後の財政事情を考えたり、これまでの定住政策や子どもたちの学びや市民の皆さんの生涯学習等を考えると、やはり今の大変狭い部屋の中での図書室のような図書館ではなかなか不十分でありますし、またいろんな方々から期待もお聞きしましたので、今回、政策の項目に一つ掲げて、ぜひ推進していこうということを考えたところです。  また、さきの議員の質問で回答がありましたように、財政的にももちろん課題があって、全てが全て簡単に容易にやられるわけではございませんけれども、財政のやりくりをしながら、まずは立ち上げることをしっかり立ち上げて、そして運営面も工夫をしながらぜひやっていきたいということで今回掲げたところでございます。これら過去の大型事業等ございますので、これもまだ継続中でありましたが、これらを工夫しながら、財政的やりくりをしながら、今後はしっかり立ち上げていきたいというふうに考えております。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  基金と言われましたけれども、以前に教育基金をしているという話を聞いていましたが、その基金のことですよね。  それでは、教育長に今度お尋ねいたします。  教育長になられてから図書館整備の必要性、強く感じたのか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  教育長。 ◎教育長(田原優子君)  実は子どもが生まれてからとなりますので、もう30年以上になろうかと思いますが、そして横尾市長が選挙公約にも上げられましたので、大いに期待を持って待ったものです。というのが、若い親にとって1冊の絵本というのはたくさん見せてあげたいのに値段が高くて、そう簡単に買えなかったんです。図書館に通うことができたらいいなと思いながら、子どもが小さいときは、車に乗せてわざわざ佐賀まで通ったり、武雄ができてからは武雄に通ったりとか、ガソリン代をたくさん使ってから通っていましたので、ずっと市民の目線で欲しいなと、あれば助かるなという思いで過ごしてまいりました。  この職につきましてからは、責任を持って進めていく業務の一つと捉えております。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  それでは、2番目の図書館建設の現在までの経過について質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  教育長。 ◎教育長(田原優子君)  お答えいたします。  大正13年に高取伊好氏により西渓公園内に建設された図書館の寄贈を受け、多久村立図書館として開館した多久の図書館は、昭和29年の市制施行とともに、多久市立図書館として運営を行ってきました。その後、建物の老朽化に伴い、昭和55年に建設された多久市中央公民館へ移転併設され現在に至っております。  多久市立図書館は、開館後、今日まで図書館を取り巻く社会情勢の変化の中で、市民に愛され、利用される図書館を目指し、図書館資料の整備、サービスの充実に努めてきました。しかし、情報化の進展など社会情勢が大きく変化する中で、現在の図書館ではスペースや機能において十分な図書館サービス体制を確保できない現状にあります。  なお、これまでの間、平成13年3月の多久市民の図書館建設についての提言書、平成23年3月の北部小学校跡地・跡施設活用に関する提言書、平成28年12月の多久聖廟周辺整備地元推進委員会からの要望書、平成29年3月の多久市立図書館あり方検討懇話会の提言書、これは多久市立図書館の目指すものと書いてあります。市民を主体とした新図書館建設のあり方について検討されてきたり、御要望を頂戴してきましたが、現在まで新図書館の建設実現に至っていないことについては大変残念に思っているところです。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  平成13年3月の多久市民の図書館建設についての提言書と言われましたけれども、これはどういう内容だったのか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  お答えいたします。  平成13年3月に出されました多久市民の図書館建設についての提言書、これは多久市図書館建設懇話会というところから御提言をいただいたわけでございます。  その内容については、1つ、現図書館の状況の分析、2つ目に新図書館の意義と必要性、あわせて求める図書館像について御提言をいただいたものでございます。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  この提言書に対しての対応はどのようにされたか、質問します。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  当時、平成13年に出されましたので、庁内で検討を行ったところでございます。建設費や運営費、スケジュール等の検討を行ったところですが、当時の試算で約25億円、用地取得や建設費が、今の想定よりも大きかったというふうに思いますが、当時、多久駅周辺土地区画整理事業など、大規模な事業が進行中でもありましたし、ちょうどそのころに公立社会教育施設整備補助金という国庫補助金が図書館からなくなったところもありまして、財政面の検討を行った上で、先延ばしをせざるを得なかったということになったものでございます。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  それでは、平成29年3月の多久市立図書館のあり方検討懇話会の提言はどのようなものであったか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  お答えいたします。  29年3月の提言書については、平成13年に出された提言書から約16年たっておりますので、時代もその間の図書館サービス等も多様化してまいりました。そういうことを受けて新図書館の目指すべき目標、その目標を達成するための図書館づくり、本の数、図書館で行うサービス、必要なスペース等について考え方を御提言いただいたものでございます。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  2件の提言書をしっかりと参考にされて、30年12月議会に図書館建設へ向けた図書館事業に関する予算を計上されたと理解していいでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  教育振興課長。 ◎教育振興課長(陣内紀朗君)  29年3月の提言書に基づきまして、庁内で検討いたし、議会のほうに御提案したものでございます。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  わかりました。  それでは、3つ目の質問に入ります。  建設予算についての質問をいたします。 ○議長(山本茂雄君)  教育長。 ◎教育長(田原優子君)  お答えいたします。  新図書館の建設予算につきましては、情報交換会において説明させていただきましたように、まず新図書館建設にかかる初期費用として、県内外の同規模施設を参考として試算を行っております。  初期費用としては、図書館本体建設費、設計費のほか、システム導入費などを計上しており、総額で約780,000千円と試算しております。  このほか、敷地や進入路の造成、周辺緑地の整備、それらにかかる費用を別途2億円程度、合計で約980,000千円を見込んでおります。  また、建設後の運営費用につきましては、市直営なのか、一部業務委託なのか、全部委託なのかの3方式についてシミュレーションを行い、市直営の場合で年間約75,000千円、一部業務委託の場合は年間約74,000千円、全部委託の場合は年間約66,000千円を要する見込みです。  なお、新図書館整備費については、過疎対策事業費を活用し、その元利償還の70%が普通交付税の基準財政需要額に算入されることとなっています。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  初期費用総額で合わせて980,000千円、それと運営費用で年間66,000千円から75,000千円ぐらい要するということで、やはりこういう高額なお金がかかるということで、中期財政計画を立てて財政課は取り組んでこられたと思いますが、それでいいのでしょうか、そういう考えをされているということでいいのでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  情報交換会でも御説明しましたとおり、中期財政計画には図書館建設、その後の運営費まで含んだところで計画を立てているということで御説明を申し上げたところです。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  この中期財政計画では、30年から34年の5年間ですけれども、中期財政計画で計画期間の主な事業はどのようなものがあるか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  30年度からの計画になっておりますので、進めておりますマテリアルリサイクル施設の整備、あと図書館建設、北多久公民館の建設、弓道場の整備などを計画に入れております。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  これはみんな一応過疎債を利用するということでいいですか。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  図書館建設の財源につきましては、過疎債を予定しております。 ○議長(山本茂雄君)
     中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  これも飯守議員の質問で答弁がありましたが、財政的にも大丈夫ということで答弁がありましたが、これでいいでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  含めたところで計画を立てておりますので、可能であるというふうに考えております。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  経常収支比率の件は飯守議員のところで答弁されましたので、これはいいと思いますが、ほかに財政判断ですが、市財政の健全化判断比率について平成29年度より過去5年間はどのようになっておるか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  財政健全化比率でございます。  20年に制度化されまして、その後に公表なりをする必要があるという比率でございまして、4つの指数がございます。実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率と将来負担比率でございます。この数字は決算書の一番最後のページに載せまして、議員の皆様にも御報告をさせていただいているところでございますけれども、実質赤字比率と連結実質赤字比率、これは赤になったことがないということで、これまで数値が上がったことはございません。実質公債費比率につきましては、29年度は10.9%ということで飯守議員にもお答えをしていたと思いますけれども、28年度が11.4%、27年度が11.0%、26年度が11.5%、25年度が11.7%ということで、11%前後を推移しているということでございます。先ほど申しましたけれども、県の許可等が必要なのが18%からということになりますので、そんな高い数字にはなっていないというふうに認識をしているところでございます。  あと、将来負担比率でございます。これは将来の負担する分と、あと基金の状況とかによって判断する数字でございますけれども、過去5年間では平成26年度に一度0.3%という数字が出ております。ほかでは数字が上がってきておりません。基準は350%を超えるようだという指数でございますので、特にこの基金については多久市の場合、公害復旧施設基金という大きな基金がございますので、その影響だろうという御指摘もございますけれども、そこを考慮しなくてもそんなに高い数字にはならないものだというふうに認識をしています。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  実質赤字比率と連結実質赤字比率は黒字と、それと実質公債費比率もだんだん下がってきて健全化していると。これは市長、この件についてはどのようにお考えか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  毎年の予算編成におきまして、なるべく収入はかた目に考えておりますし、歳出につきましてもできるだけ節減をするように各課に、当初に財政課のほうから説明をして、それから予算編成作業に入ります。その後、冬にかけてそれぞれ各課から予算が上がってきますが、それを年を越しながら査定を行って予算編成を行います。これが例えば年度でいいますと、当初予算が確定をし、その後補正もありますけれども、年度内でそれぞれ執行していくわけですけれども、できるだけ残につきましては戻すように努力をしています。この戻すというのは、仮に残があった場合は、財政調整基金、減債基金等に戻すことができれば戻すようにとしているところです。これが日常のやりくりですけど、これに加えて、多久の場合は特別交付税、普通交付税という交付税を受けている団体です。約4割近く国からの、全ての自治体が同じような行政がきちんとできるようにという配慮のもとの財政確保機能の交付税でございますが、ここでも実は努力をしておりまして、多久市としての特殊財政事情や、このような必要性があるということは1月から2月にかけて私のほうで霞が関、総務省、財務省、関係省庁、また国でいいますと県選出の国会議員の先生や御縁のあるところに申し上げまして、説明をして、ぜひ御理解いただいて応援をいただきたいということをしているところです。  こういった1年間のいろんな動きの中で、財政のやりくりを努力して、そのことの一つの成果と言うと大げさですけれども、そのことによって少しでも余剰が出たら基金に積み上げて、次の年の補助事業を行う場合の自主財源に充てたり、あるいは新たな必要性があった場合の財政に充てていく、そういったことを財政当局とも慎重に協議をしながら進めているところでございます。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  市長は答弁で財政全体のやりくりをと言われております。図書館建設予算も財政のやりくりを考え準備されていくと思いますが、市長どうでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  まず、整備につきましては、先ほど教育長説明にありましたように、当初大きな構想等が過去にあっていますけれども、身の丈に合った部分と、その後の使い勝手のよさとか、あるいは時代とともに、この10年で大きく図書館の機能や期待される役割が進化しておりますので、これらに対応するものを取り込みながら基本設計をして、そこから市民の皆さんの御意見、議会の皆さんの御意見をより聞いて、より具体的に進化できればなと、新たに充実できればと考えているところでです。  そういった中にやりくりでということでございまして、まさにそういったやりくりを努めさせていただいているところです。建設につきましては、過去に説明もありましたけれども、過疎債を使うことによって実質的な多久市の負担を極力減らすことができますので、大きな負担なく整備ができるものと考えています。議会のほうで御心配いただいている維持管理費につきましても、今後いろんな工夫をしていかなければならないと思います。先ほどの教育委員会からの説明でも、市単独の場合よりは数百万円単位でコストがかからないだろうという見込みになっておりますので、こういったこともより詳細な調査をかけて、的確な運営ができるように努力をしていくことが何より重要だろうというふうに考えています。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  市長は文教の里、多久市にふさわしい図書館を建設し、一日も早く市民の皆様の御期待に応えたいと、教育長は癒される時間を過ごせる図書館建設で市民の皆様の要望に応えたいと言われております。建設に向けた委員会等の提言、要望、しっかり検討し、計画を立てておられると思います。建設予算もしっかり検討され、中期計画も立てられ、市財政的にも考えておられるみたいです。  市長、教育長は31年度に、先ほど図書館建設事業に取り組みたいと考えておられますが、市長はどのように考えておられるのか、質問いたします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  市議会で通告いただいた質問への回答、教育委員会所管の図書館につきましても、実はちゃんと事前に予算の面、あるいは計画の面、進捗についても市長執行部側と教育委員会幹部で密に情報連絡、また協議を行っておりますので、先ほどお答えがありましたようなスケジュール感を持っております。ぜひそういったことで進めることができるように議会の皆様への御理解を得るとともに、市民の皆様にも御理解や御支援をいただきながら進めていくことがとても重要だと改めて認識をしているところです。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君。 ◆10番(中島國孝君)  市民は期待しておりますので、早期の建設をよろしくお願いいたします。  これで質問を終わります。 ○議長(山本茂雄君)  中島國孝君の質問は終わりました。  次に、服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君) (登壇)  こんにちは。服部奈津美です。通告に従いまして、2項目について併用方式で質問いたします。  1項目め、空き家バンクのシステムについて、1点目、登録から賃貸・売買までの流れは、2点目、空き家対策の運用とその体制は、3点目、今後の課題は。  2項目め、児童虐待について。  昨年3月の東京都5歳女児虐待死事件、ことし1月の千葉県小4女児虐待死事件、そして2年前には多久市でも当時4歳の男児が虐待を受け亡くなっています。平成29年に児童相談所が対応した児童虐待は13万件を超え、死亡事例は年間50人を超えています。1週間に1人の子どもが虐待により亡くなっているということです。その中で、虐待の加害者の52%が実母であるという調査結果もあります。虐待を受けている子どもたちの命と健康を守るための施策や仕組みづくりは重要ですが、今回は虐待防止のスタートは家族への支援という観点から、虐待をさせない環境づくりについて質問をいたします。  昨年3月に5歳の女の子が亡くなった事件では、お願い、許してなどと書いたノートが見つかり、思わず目をそらしたくなるほどのショックを受けました。虐待をした親には怒りを感じましたし、絶対に許せないという気持ちにもなりましたが、この事件を受け、ツイッターなどのSNS上ではハッシュタグを使って児童虐待は人ごとじゃないという呼びかけが広がりました。その中には子育て経験のあるお母さんたちのつらい経験などが書かれています。  2016年にベビカムが発表した調査結果では、児童虐待のニュースを見聞きして他人事ではないと感じたことがありますかという問いに、71%のママがはいと答えています。実際に私もこのままでは虐待してしまうのではないかと恐怖することが何回もありました。虐待は絶対に許されないことであり、あってはいけないことですが、なぜ虐待をしてしまったのか、なぜ踏みとどまることができなかったのかと考えずにはいられません。  同じ調査で、何が児童虐待の原因になっていると感じますか、あなたの考えを教えてくださいという問いに一番多かったのが、周囲に相談相手、頼れる存在がいない、次いで家庭環境、親自身が虐待を受けていたことがあるという結果でした。このことからも、相談相手、頼れる存在がどれだけ重要なのかがわかりますし、お母さんたちが相談相手や頼れる存在を必要としているということがうかがえます。  このことを踏まえて、1点目、虐待をさせない環境づくりについて質問します。  今行っている取り組みで保護者を支援する、孤立させないなど虐待防止につながると考えられること、今後考えられること、市の考えを教えてください。  2点目、相談体制について。  悩みを抱えている保護者に対してどんな相談場所があるのか、教えてください。  3点目、学校や保育園などで気づいた際のリファー先はということですが、学校や保育園などで子どもや保護者が悩みを抱えていると感じたときや、つらそうにしているのを見つけたときに紹介できる専門機関などはありますか、お伺いいたします。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇)  服部議員の質問に回答いたします。  大きく2ついただきました。まず、最初の項目、空き家バンクについてでございます。  空き家等の所有者が所有する物件を空き家バンクへ登録したい旨の申し出があった場合、その賃貸とかの流れについてまず御説明をいたします。  まず、空き家等の所有者と市の両者が立ち会いのもとに、土地の状況及び建物の外装、そして内装の現状確認を行い、登録をいたします。次に、市におきまして、所有者より提出された物件情報や立ち会い時に聞き取りをしました情報を整理しまして、多久市ホームページの空き家バンクのページに掲載をいたします。また、直接市役所へ来庁された方の場合は、このような情報を台帳として公開をいたしております。  購入、賃貸の希望者から市に連絡がありました場合は、希望の物件をお伺いし、空き家バンクの利用申し込みをしていただきます。その後、市から空き家等の所有者、購入・賃貸希望者の双方の方へ、相手方、所有者には利用者の方を、利用者には所有者の方の、それぞれの情報及び今後は双方で御協議をいただく旨を郵送にて送ることとしています。  その後、双方の協議によりまして売買または賃貸の契約が成立しますと、所有者に空き家バンク登録の抹消申請をしていただいて手続をさらに進めていくことになります。  2点目、その運用と体制というお尋ねです。  まず、体制につきましては、1名が他の業務とあわせて担当いたしております。  運用につきましては、先ほど御説明いたしました登録から売買・賃貸に至るまでの流れ、使用希望者に対しての一連の流れを担当者が説明を行いまして、現地確認など複数名で行う業務は、係内の職員の応援も受けて対応しているところです。  なお、相談や問い合わせの対応につきましては他の職員でも対応できる体制をとっているところです。  3点目です。今後の課題は。  空き家バンクにつきましては、一定数の登録及び問い合わせをいただいております。しかし、市内の空き家件数から考えますと、登録されていない物件が多数ございますので、登録の件数をふやし、空き家の有効活用につなげることが今後の課題であると受けとめています。  次に、大きな2点目で児童虐待についてお尋ねをいただきました。  御自身の悲惨なニュースを受けとめとかも触れていただいたので、気持ちが伝わる御質問であったなと受けとめたところです。  多くの方と同じように、私自身も大変今回の事案は非常に痛ましくて、早く何とかできなかったものかと思ったところです。犠牲といいますか、被害者となった子どもたちが本当にかわいそうだなと思う気持ちでいっぱいです。  では、市として行っていること、取り組み等についてのお尋ねを順に回答していきます。  まず、妊娠期から子育て期につきまして、多久市では切れ目のない支援を行っているということを申し上げたいと思います。これから具体的に説明します。  まず、その一環としまして保健師が産後2カ月後に乳児家庭全戸訪問を行います。赤ちゃんの発育、発達の状況や栄養状況の確認、また予防接種、健診等の説明を行っています。また、母親については、心身の回復状況の確認や市のサービスなどの情報提供も行っているところです。そして、必要な場合には再度訪問をしたり、電話でのフォローも行って、継続した支援に努めています。そして、出産後4カ月後には健康推進員が乳児家庭全戸の訪問を行っております。ここでは身近な存在として母親の孤立感と不安感を解消するために、例えば、困ったことがあれば気軽に相談ができるように努めているところです。  さらに、市の保健センターで実施する乳幼児健診があるのは議員も御承知と思います。4カ月から6カ月児の健診、9カ月から11カ月児の健診、1歳半の健診、2歳半の健診、3歳半の健診をそれぞれ行っております。そこでは子どもさんたちの発育・発達の状況の確認や子育てについての悩みの相談などを受け付けています。健診の未受診の世帯につきましては、電話や訪問などを行い、発育や発達の状況の確認を行っております。  加えて、保育園、認定こども園を保健師が年に2回、2人体制で訪問しています。保育園、認定こども園を訪問した際には、実際に園児の一人一人を観察しながら、保健師が健診の場面で気になったことや、あるいは園生活の中で保育士が気になること、気づかれたことを情報共有いたします。そして、随時お互いに連絡をとりながら連携をとり、子育てに困り感のあるお母さん、母親が孤立しないように努めているところです。  さらに、多久市児童センターでの対応もございます。地域子育て支援拠点として子育て支援センターでんでんむしを設けておりますが、子育て中のお母さんが笑顔で安心してつながることができ、また子育てができるように経験豊かな専門の職員がしっかりとサポートをしているところです。  児童センターには児童厚生員が平日は3名、土日祝日は4名の体制で勤務をしています。子育て中のお母さんが、子どもを連れて遊びに来られても安心・安全にゆっくりと過ごせるよう配慮し、また必要に応じて相談や助言を行っているところです。特に受け付け時にはお母さん、子どもさんへの声かけを行い、児童厚生員の顔を覚えてもらえるように心かげているところです。同時にお母さんや子どもさんも覚えるようにしており、次第に来館されるときにはなるべく互いに名前を呼べるようにしているところです。いつでも気軽に話しかけることのできる雰囲気づくり、また相談しやすい体制をとっているところです。  次に、相談体制の2点目でございます。  虐待に係る通告や相談につきましては、福祉課、これは市役所です。また児童相談所、民生・児童委員、緊急の場合には警察が相談先となります。まず、子育て相談につきましては、就学前の児童を持つ保護者を対象とした育児全般、悩み事の相談で多久市児童センターあじさいの中の子育て支援センターと利用者支援事業で相談をすることができます。あじさいでの相談は火曜から日曜日の午前9時から17時までの受け付けとなっています。  次に、福祉課で行っている家庭児童相談があります。幼児から児童・生徒まで、養育や家庭内での問題、発育、心身の障害など、子どもに関する悩みについては、この福祉課で家庭児童相談を受け付けております。家庭児童相談は月曜日、水曜日、金曜日の午前9時から午後の16時までの受け付けとなっています。  さらに、電話による相談もあります。24時間体制の全国共通ダイヤル189番、これはいち早くの語呂からとっておる番号ですけど、この189番にかけますと、お近くの児童相談所につながるようになっておりますので、これも活用することが可能です。  最後3つ目、3点目の御質問です。  学校や保育園などで気づいた場合の対応、リファー先はというお尋ねです。  まず、学校からの気づきにつきましては、市の福祉課や市の教育委員会に連絡がされます。そして、相互に連携をとりながら、ケース会議を必要に応じて開催し、児童相談所、児童福祉施設、警察につなぐ場合もあります。さらに、状況に応じては病院等に紹介する場合もあります。  また、学校の保護者の相談窓口としましては、教育相談窓口があります。管理職、養護教諭、教育相談担当の教諭がそれぞれ相談を受けます。また、必要に応じて警察OBのスクールサポーター、臨床心理士のスクールカウンセラー、そして福祉についての専門資格を持っておられますスクールソーシャルワーカーなどにも相談を行うことができるようになっています。  そして、次に保育園からの気づきについてです。この場合は、市の健康増進課、児童相談所に連絡ができます。そして、相互にここも連携をとりながら、状況に応じてケース会議を開催し、子どもの安全に緊迫性があるときは警察に協力を求めることがあります。
     園児の保護者の相談窓口といたしましては、市福祉課の家庭児童相談、または児童センターのあじさいの子育て支援センター、あるいは利用者支援事業を利用して相談を行うことができますので、それぞれ必要に応じて利用をいただければと思っています。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  2回目の質問に入ります。  空き家バンク、登録から賃貸・売買までの流れはということですが、先ほど詳しく流れは教えていただきました。  そこで、空き家バンクの登録数と賃貸・売買の事例件数、賃貸・売買希望者の問い合わせ件数などはどうなっていますか、お願いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  お答えします。  制度を開始いたしました平成22年度から31年2月末までの期間の登録物件の総件数につきましてお答えします。  家屋で91件、土地のみの分で45件、合計136件となっております。次に、売買・賃貸の成約の数につきましては、家屋で72件、土地で16件、合計88件となっております。また、売買・賃貸の御希望される場合の問い合わせの件数につきましては、家屋が181件、土地が6件、合計187件となっております。  なお、現在の空き家バンクの登録数につきましては、家屋が25件、土地が29件、合計の54件となっております。この部分につきましては、先ほど登録数を申し上げましたけれども、この中で成約を行った後に再度登録をされた分6件が含まれておりますので、差し引き54件が現在登録をされているという状況でございます。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  数を聞きましても、登録件数は調べたら、佐賀県内の他市町と比べましても多久市は断トツで登録数が多いなと感じていたところだったので、改めて多いなというふうに感じたところでした。  それで、賃貸・売買を実際に行う際に、不動産業者の仲介が必要だと思いますが、そういった業者の紹介などは行っていらっしゃいますか。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  業者の仲介につきましては、具体的には紹介をするという形になっております。本市の空き家バンク制度につきましては、御希望者の方双方をお引き合わせするところまでというのがとり行っている業務でございます。その登録等のお問い合わせをいただいたときに、トラブルを防ぐためにも専門の不動産業者の登録をしてはどうですかということと、それから契約をされる場合等にもぜひその業者の方を御利用いただきたいということでお勧めをしております。また、具体的な不動産業者の紹介の方法につきましては、特定の方を御紹介するというのではなく、職業別の電話帳のほうで市内に登録されている方が、こういう方がいらっしゃいますということでの御案内をしております。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  特定の業者を紹介するというわけではなく、仲介をお勧めして、市内の業者を幾つか挙げられているという形ですね。  では、次の体制などについての項目に移りますが、最近、空き家バンクに登録されている方からお話を伺ったんですが、県外から移住を希望されている方から、物件購入の問い合わせが市に届いてから持ち主に連絡が行くのに1カ月ほどかかったため、持ち主の方が購入する方に連絡したのが遅くなってしまった、このため購入を考えていた方は自分には売りたくなかったのだと思い、ほかの物件に決めてしまったとおっしゃったそうです。物件の持ち主の方は既に県外に出られておりますが、家の管理のために定期的に電車で通って、風を通したり、掃除をされているそうです。そんな中で、速やかに連絡をとることができなかったことを大変残念に思っておられます。連絡が遅くなってしまった原因は何だったのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  実際に今御質問のあった部分につきましては、当該事案が1件ございます。この理由につきましては、一つの物件にお問い合わせが続けて2件問い合わせがあったということで、担当のほうが一括して処理をしたいということで、通常は1週間程度で登録者の方に御連絡できるものが3週間程度かかったということでの事案がございます。本来であれば、申請を受け付けた順に順次処理を迅速に進めるべきであったというふうに考えております。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  お話を聞いた方も大変もう本当に残念がっておられました。  そして、多久市の空き家バンクですね、先ほど紹介もあったように、佐賀県内の他市町に比べても多久市は断トツで登録数が多くなっています。これまで空き家バンクの活用に力を入れてこられたからだと思いますが、今後もどんどん空き家はふえていくと思いますし、先ほどもまだ空き家が実際にある件数には追いついていないというふうに御説明もありました。必要な人員の確保など管理体制、今後こういった事例が起こらないような対策はどう考えられていますか。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  管理体制、事故の発生防止ということでございます。  この人員体制につきまして、管理体制ということで部署内での調整を行いまして、必要な人員を確保できるように努めてまいりたいと考えております。  また、今後、事務の進捗管理を部署内で共有化し、複数の体制で速やかに処理できるような形での発生防止に努めてまいりたいということで考えております。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  持ち主の方だけでなく、せっかく県外から多久市に移住したいという方がいらっしゃったのを逃してしまったということもありますので、ぜひお願いしたいと思います。  次の3点目に移ります。  空き家バンクの多くは当事者同士での交渉、契約を行うこととなっており、専門業者への仲介を依頼することをお勧めするという形がほとんどで、多久市もこういう形になっています。  幾つかの市町、佐賀、神埼、唐津などでは、宅地建物取引業協会などの仲介業者と協定や委託をして連絡調整、案内相談、契約・交渉などを行ってもらう形をとっておられます。いずれにしても、空き家を所有される方は専門業者に依頼することになりますので、こういったことを今後考えられませんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  業者との連携ということなんですけれども、昨年度、不動産業の団体から連携の計画があるということでの説明を受けております。その説明を受けまして、他市の状況、先進事例等を調査いたしております。結果、判明したのが協定という形と委託という2つの形態の事例がございました。  まず、協定の場合には、費用は発生をせず──費用というのは、市と業者との費用ということです。その費用は発生せず取引の合意が、所有者と借りたい、買いたいという方との合意が調った後に契約を行うんですけれども、その前に協定団体のほうへ、誰か適当な不動産業者の方がいらっしゃいませんかという形でのあっせんを市が協会にお願いするという形態でなっておりました。  次に、委託という形態につきましての状況としては、委託先の団体が現地調査による間取り図の作成や空き家バンクに登録する際の物件所有者への説明などを行うことに加えまして、取引の合意の段階で仲介業者のあっせんも行うという形になっております。ただし、この委託につきましては、委託料として1件当たり50千円程度が当該市では予算化されております。  以上のような状況がございまして、多久市の形態、先ほど御説明をしたマッチングを行う形態ということで活用ができないかという検討を行いまして、協定という形では市の状態、今現在と何ら変わりはないということ、それから、委託の方式といたしましては、市の登録件数では非常に多額の予算、委託費が発生するということで、現在のところは連携の実施には至っていないという状況でございます。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  ぜひ今後どんどん、登録数は断トツで多いというところもありますし、力をせっかく入れておられるので、スムーズにそういったやりとりができるようにぜひお願いしたいと思います。  それと、今後の課題についての中の一つ、私が気づいたことなんですが、私も今、空き家バンクを通して物件を賃貸しているんですけれども、空き家バンクのホームページで、現在のホームページでの物件の紹介ですね、一覧がずらっと並んでいるんですけど、そこに書かれているのが住所と売買か賃貸かと、金額が書かれていて、その下の物件の概要というところをクリックして一つ一つデータをダウンロードして見る形になっています。物件の登録件数が多いので時間がかかるし、非常に見づらいなというふうに思いました。写真や間取りを最初のリストに張りつけるなどして、より利用しやすいように改善はできないでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  ホームページの表示の方法、改善ということです。こちらについては、先ほどから申し上げていますように、件数が何分多いということで一覧表形式という形を採用させていただいております。その一覧表の中から、御質問のように、PDFのファイルを1件1件開いてそれぞれ見ていくということで、画面が次から次に見比べられないというようなことで、非常に面倒というふうな御指摘でございます。この分につきましては、どういう形で改善というのははっきり申し上げられないんですけど、なるべく概要がイメージで見やすいような形での改善というのを今後、技術的な改善が、対応が必要だと思いますので、そういう部分を関係部署と協議をしながら、より見やすいような形での改善というのを心がけていきたいということで思っております。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  ぜひ使い勝手がいいように工夫していただけたらと思います。  では、次の項目の児童虐待について移ります。  虐待をさせない環境づくりについてですが、子育ては妊娠中も含め孤独を感じることが多くあります。私も子どもが生まれて半年から1年ほど余り外出もできないため、一日中赤ちゃんと2人だけで誰とも会話することなく過ごすことが多くありました。仕事を再開して、外に出て人とかかわることがどれだけ救いになるのかと実感したのを今でも覚えています。  保護者の孤立や孤独感を解消するには、一つに仲間づくりというのが考えられると思いますが、子育て支援の拠点であるあじさいでは、親子クッキングと工作のイベントなど行われていますが、こういうのもお母さん同士の出会いの場になると思うんですね。ですが、例えば託児スペースをつくって、どうしても子どもがいると、子どものことが気になってしまって、お母さん同士で交流を深めるというのが難しいという場合もありますので、託児スペースをつくって、保護者同士の座談会やワークショップなどの交流の場を設けることや、佐賀市でも行われていますが、パパサロンですね、お父さんの日、お母さんたちが自分でされているサークルなどの交流会など、仲間づくりを目的としたイベントは考えられませんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  福祉課長。 ◎福祉課長(鳥井武君)  お答えいたします。  児童センターのほうでは、毎週火曜日の午前中に未就学児の子どもさんと保護者を対象としましたにこにこサロンというのを開催しています。ここでは親と子の触れ合いの場の提供ですとか、子育て中のお母さんのリフレッシュをしていただくための親子で楽しめるようなレクリエーションとかダンスとか、お母さんを対象としましたヨガですとかおしゃべり会というのを行っております。  また、7月には夏祭り、12月には餅つきのイベントを行っている状況です。ここではお父さんのほうにも御参加いただけますので、あわせて交流会という形での検討をしていきたいというふうに思っているところです。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  ありがとうございます。いろんな取り組みを、このほかにも最近は共働きでお子さんをおじいちゃん、おばあちゃんに預けたりして、おじいちゃん、おばあちゃんが子どもたちの面倒を見るという家庭も大分多いと思いますので、おじいちゃん、おばあちゃんなどの交流というか、イベントを考えてもらうなど、いろいろ考えられると思いますので、ぜひよろしくお願いします。  それと、29年の4月から始まったファミリー・サポート・センターの主な援助内容の一つとして、映画鑑賞などのリフレッシュの預かりと挙げられていますが、実際に自分の娯楽のために子どもを預けることについてちゅうちょしたり、子どもへの罪悪感を抱いてしまう保護者は多いのではないでしょうか。人からどう思われるかということや、いい親にならなくてはというプレッシャーもあるかもしれません。だからこそ悩んだり苦しんだりされるのだと思います。ぜひそういった保護者にこそ、このサポートを利用していただきたいなと思いますが、そのためには地域の温かい見守りの意識と助けを求めること、リフレッシュをすることは恥ずかしいことでも悪いことでもないという環境が必要だと思っています。市民一人一人の協力は不可欠ですが、ファミリー・サポート・センターの周知と一緒にそういったことの啓発をお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  福祉課長。 ◎福祉課長(鳥井武君)  お答えしたいと思います。  ファミリー・サポート・センター事業につきましては、子育てをお手伝いしたい人、協力会員ですね。それと、子育てをお手伝いしてほしい人、利用会員が会員登録をして、送迎だとか一時預かりなどを行う事業でございます。  3月1日現在でいいますと、協力会員は27名、利用会員は65名、両方会員の方が5名いらっしゃって、合計97名の方でございます。  平成29年4月からその事業を開始し、今年度はちょうど2年目になるわけですけれども、援助活動はその間34件ありました。  また、今年度からの県の事業としまして、地域de子育てシェアエコ実証事業のモデル市として昨年10月から利用を開始しています。このサービスはスマートフォン等のアプリを利用しまして、子育ての相互援助活動のことなんですけれども、アズママ、エニタイムズ、キッズラインという3つの業者のアプリを利用しています。アズママというのは送迎だとか託児を友達同士で頼み合うアプリでございます。エニタイムズは家事代行ですとかさまざまな生活関連のサービスをつなげるアプリでございます。キッズラインはベビーシッターのようなサービスを通常の3分の1程度の値段で受けていただくことができるアプリであります。  ファミリー・サポート・センター事業と地域de子育てシェアエコ実証事業につきましては、引き続き広報活動としまして乳児健診ですとかPTAの総会、多久まつりなどでパンフレットの配布ですとか行政放送、市報、ホームページなどで事業の紹介などを行って、今後とも周知、啓発を行っていきたいというふうに思います。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  ありがとうございます。そういったイベントやこういったサポートなども参加してほしい人ほど、利用してほしい人ほどなかなか利用していただくのが難しいんじゃないかなというふうに感じます。ですが、行政としてはそういった環境づくりも含め、ぜひ努力を続けてほしいなというふうに思います。  次の2点目の相談体制について。  先ほど子育て支援センターのでんでんむし、火曜日から日曜日の10時から17時まで相談を受け付けておられるということでしたが、どういった方が相談に乗ってくださるのでしょうか。
    ○議長(山本茂雄君)  福祉課長。 ◎福祉課長(鳥井武君)  子育て支援センターのでんでんむしには、保育士または教員免許の資格を持った職員を配置しています。相談を受ける際は、必ず利用者支援事業の利用者支援専門員と2人体制で受け付けまして、解決を図るようにしているところでございます。利用者支援専門員は社会福祉士または保育士の資格を持っている者でございます。  相談内容によりまして、子育て支援センターでんでんむしで解決できない場合については、必要に応じまして福祉課ですとか健康増進課、教育委員会、佐賀県西部発達障害者支援センターなど関係機関などにつないでいって、問題の解決を図っているという状況でございます。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  さまざまな機関との連携を図ってというお話でしたが、その相談者によってはより適切な相談機関があると判断した場合には、より専門的な相談機関や適切な相談機関に引き継ぎを依頼することをリファーと言いますが、必要になってくると思います。ふだんからそういった相談機関や医療機関などのリファー先のつながりをつくっておくというのは非常に大事なことだと思っていますが、そのあたりはどうなっていますか。 ○議長(山本茂雄君)  福祉課長。 ◎福祉課長(鳥井武君)  多久市においては、児童虐待防止の支援体制といたしまして、多久市要保護児童対策地域協議会というのを設置しています。そこのメンバーは児童相談所、保健福祉事務所、小城警察署、多久市医師会、市内の義務教育学校、保育園、認定こども園、民生委員、PTA連合会、健康推進員というような組織の方が代表になっております。ですから、これらの方々の連携、それと情報共有を図るというのが前段でできておりますので、この専門性というところにおいては、そういう方々とのつながりを有効に利用して、その事例に沿った形での対応を図っていきたいというふうに思っています。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  ぜひよろしくお願いします。  そして、学校や保育園などで気づいたときのリファー先という質問に移りますが、先ほどソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどのお話がありましたが、ぜひ学校や保育園の先生方には相談機関の情報などを知っておいてほしいなというふうに思います。ふだん子どもや保護者とかかわりのある先生だからこそ、子どもや保護者のちょっとした様子の違い、いつもと違うなとか心配だなと気づくことはあると思います。そういうときにどこに相談するのか、どんな情報が提供できるのかということを先生たちにはぜひ知っておいてほしいなと思いますので、そういうことについて啓発していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(石田俊二君)  お答えいたします。  虐待をさせない環境づくりのために、学校の先生方には相談窓口の情報を知ってほしい、啓発をしていただきたいという質問でございます。教職員には共通理解のための取り組みとして、職員研修や生徒支援協議会で県からの資料や講習をもとに全体で共通理解を図っております。個々の事案については、校内ケース会議を随時行い、報告、連絡、相談の徹底を図っております。また、千葉県野田市の事案を受けて、文部科学省の通知を活用して、さらなる研修の強化を図るよう、再度学校に対して通知をしているところでございます。  また、教職員には気づきの目を養うことが課せられています。気づきの目というのは3つの変、子どもが変だぞ、保護者の様子がちょっとおかしいぞ、状況が変わっているぞという、この3つの変というのを気づくような目を養うことが課せられています。常にアンテナを張り、子どもや保護者の様子がいつもと違うな、心配だなと気づいたときにどこに相談するのがいいのか、どんな情報を提供できるのか、常に考え、支援体制や連携体制の充実を図っていきたいと思っております。 ○議長(山本茂雄君)  福祉課長。 ◎福祉課長(鳥井武君)  保育園の先生方の件でございますけれども、昨年12月に児童センターにおいて、保育園の施設長とファミリーサポート会員の皆様を対象に、児童相談所のほうから講師を招きまして、児童虐待防止の対策について研修を行ったところです。  また、ことしの2月には子どもの虐待防止ということでCAP研修につきましても同じように行って、虐待に対応する取り組みということを行っておりますし、今後も年度間においてはこういう研修を続けてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  3つの変、私も初めてこのことは聞きましたが、そういったことにはぜひ先生たちにも敏感に対応していただきたいと思います。  最後に、虐待する親は公的機関を避けるという記事を読みました。実際にさきに紹介した東京都5歳女児虐待死事件でも、児童相談所がうるさかったからという理由で香川県から東京に引っ越したというふうに供述しています。やましいことがあったからうるさいと感じたのかもしれません。しかし、公的機関は虐待をする親の敵になってはいけないと思います。もちろん、子どもの命と健康を守ることが最も優先するべきことです。子どもを虐待し、傷つけ、死なせてしまうことは絶対に許せませんし、あってはいけません。しかし、その背景には何があるのか、想像し、きちんと考える必要があると思っています。  例えば、生活に困って市役所などに納税の相談や保険のことなど、さまざまな理由で相談に訪れることがあるかもしれません。生活に困って市役所に赴くのは恥ずかしいという気持ちもあるでしょうし、勇気が要ることです。そんな思いをして相談に訪れて、例えば、たらい回しにされた、突き放された、相談しても無駄だと感じてしまったら、そこでつながりが途切れてしまいます。職員一人一人がその人に寄り添った心ある対応をふだんから心がけていただきたいと思いますし、困ったら市役所に相談しようと思える場所であってほしいというふうに思います。そのことを含め市長の考えをお願いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  児童虐待、大変重大な課題ですし、今も御質問幾つもいただいたように、体制をつくったり、あるいは一つ一つの事案をきちんとつなぐリファーをして、関係機関につないで、みんなで対応していくという極めて欠かせないことだと思っています。そういった意味でも、子どもたちのまずは命を守る、そして命に危害が及ぶことがなくても重大なけがとか、あるいはかなりの虐待という事案が日々のように報道されて胸が痛みますけれども、そういったことがないように、やはり親権者でいらっしゃる保護者の方にきちんとした指導をしていくことも欠かせないことだと思います。そういった意味では、ある面、必要な人ほど嫌がって来なくなるということが今紹介ありましたけど、時には地域の方や公的機関も厳しくなり過ぎることがあるかもしれませんけど、それは時に応じては必要なことだろうと思っています。そこで、はっと気づいていただくと、我に返って少し落ち着いた気持ちで対応いただく、そのことを促すことがまず大事かと思っています。  また、後段の質問の中で触れられました市役所を初め公的機関が的確に寄り添うということは欠かせないことだと思います。ともすると、忙しい時期にそういった方が仮に生活のこととか経済的な支援とか福祉とか子育てのことで御相談に来られたときに、十分に対応することができないと、小さな現象を見逃すことがあるかもしれません。ですから、これからは日々報道されている事案を我々も一つのきっかけとして、そういったことがあり得るということをどこかに感じながら、一つ一つの小さなところにも目を配らせて、そして気づきを持って異常があるかもしれないと思ったら、しまうことなく関係の専門の方と連携をして、早く手を打っていくことができるようにやっていかなければいけないと思います。  今回の事案をきっかけに、恐らく公的機関、いろんな意味で研修強化とかなると思いますが、我々市役所においても、こういった事案にはこういった気づきが必要だとかいうことを折を捉えて、的確に研修をしたり、特に子どもさんや親御さんと触れ合う機会のある場所、児童センター初めありますけれども、ぜひそういった研修もしていかねばならないと思っています。実際にそういった研修もやって効果があったということを児童センターでも聞いておりますが、こういったことの工夫も重ねていかなければならないと感じたところです。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君)  ぜひお願いいたしたいと思います。  子育ては本当につらいことばかりではありませんが、楽しいことばかりでもありません。虐待防止のスタートは取り締まることでも、虐待をしていないか見張ることでもなく、見守り、助け、そして素直に助けてほしいと言うこと、そしてそれを言える環境があるということだと思います。その環境をつくる一市民として、ともに尽力していただくことをお願いして、私の質問を終わります。 ○議長(山本茂雄君)  服部奈津美君の質問は終わりました。  ここで10分間休憩をいたします。                 午後2時23分 休憩                 午後2時34分 再開 ○議長(山本茂雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  市政一般に対する質問を行います。野北悟君。 ◆2番(野北悟君) (登壇)  議席番号2番野北です。それでは、通告に従いまして2項目、3点について質問をいたします。  まず1項目め、市民生活を支える公共交通についてです。  1点目、現状と課題について、どのように捉えているのか、お尋ねします。  2点目です。今後についての考えをお尋ねいたします。  2項目め、公共施設の配置について。  まちづくりにおける公共施設の配置についてですが、まちづくりにおいて公共施設をどこに配置するかは、人の流れやにぎわいをつくる上で重要だと考えますが、公共施設の新設、移転などについての考えをお尋ねいたします。  以上です。 ○議長(山本茂雄君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇)  野北議員の御質問に回答していきます。  まず最初に、地域公共交通1点目、現状と課題についてです。  本市の公共交通の現状としては、市外とつながるJR唐津線、地域間幹線系統の民間路線バス唐津佐賀線及び多久・武雄線がそれぞれ運行されており、市内を自家用有償運送によりますふれあいバスを中心に、加えてデマンド型のふれあいタクシーで補完をし、ほかには民間タクシーが運行されているところです。  公共交通利用者は、主に市外への通学・通勤、市内の日常生活における利用をされていると認識しています。  特に、市内におきましては免許不所持の高齢者の方も多く、人口減少・高齢化の進展、また、近年の運転免許証自主返納制度の進展に伴いまして、日常生活の移動手段の確保が必要な方のさらなる増加が想定をされるところです。これは全国的な傾向でもあります。  市民の日常生活機能を担う市役所、市立病院、大型商業施設、JR駅などの主要拠点につきましては、市内各地に点在しているため、これらの日常生活施設へのアクセス向上を念頭に、現状の交通手段の確保・維持にとどまらず、さらなる利便性向上が必要と認識をしています。  また、昨今のJR、民間路線バスの動きも注視をし、市内から市外への移動手段の確保、そして維持のため、関係機関と連携した適切な対応が必要だと考えています。  2点目、今後についてです。  市内を運行していますふれあいバス、また、ふれあいタクシーにつきましては、現行の基本的な運行形態への改正を平成26年に実施してから6年目になっております。  この間、利用者からの御意見、タクアの開業などに伴いまして、その都度、所要の一部改正を協議、実施し、利用者数も順調に増加をしているところです。  常に現状を検証し、さらなる利便性向上への検討を進めているところです。  また、JR及び民間路線バスにつきましては、事業者及び関係機関との連携や協議により運行を確保していきたいと考えています。  次に、大きな2点目、公共施設関係のお尋ねです。  御承知のとおり、公共施設につきましては、全国的にも老朽化対策ということが課題となっています。本市におきましてもこのことを受け、総務省の要請に基づく公共施設等総合管理計画を策定しています。この計画におきまして、公共施設等の管理に関する基本的な考え方と取り組み方針を定めています。  公共施設等は、まちの活性化やにぎわいの創出に欠かせないとする一方、ニーズの変化、老朽化、厳しい財政状況などから、公共サービスの提供を継続するため、施設の現況、利用状況、類似施設の配置状況などを勘案した上で、1つには、保有施設の縮減や規模の適正化、2つ目には、保有資産の長寿命化・機能維持を基本的な方針として掲げ、将来の財政負担を軽減・平準化するなどの対策を講じる方針としています。  また、この公共施設等総合管理計画の施設類型ごと、具体的な取り組みを示します個別施設計画の策定のため、現在、既存施設の劣化診断などに取り組んでいるところでございます。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  それでは、2回目の質問に移ります。  まず、現状と課題についてなんですが、利用者の声として、今現状の中でどういうことが多く上げられているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  利用者の声ということでございますけれども、まず、ほかの公共交通事業者が行う部分ではなく、市が行っているふれあいバス・タクシーについてということでお答えさせていただきます。  利用者の声といたしましては、やはり御利用される方が御高齢の方が非常に多いということもございまして、乗り継ぎの不便さとか、直通ではない、3路線でございますので、ちょっと目的地に行くのに時間がかかるというふうな部分。それから、高校生等の送迎をされる方からは、公共交通の運行と合わせたような時間どりができないかという部分。それから、ふれあいタクシーにつきましては、利用のしやすさというのが、乗り合い型という条件は外せませんけれども、運行回数の増加等は今年度改善をさせていただいたと。そのような状況が御利用者の声ということで考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今、市内の市が管理している部分のところについて、特化してちょっとお尋ねをしていきたいんですが、現状いろいろお話があるんですけれども、一番の問題点というのは何だと思っておられますか。まず解決していかなきゃいけないという部分は何だと思っているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  最も基本的な部分ということであれば、現在、御高齢で免許をお持ちでない、移動手段をほかにお持ちでない方、そういう方の利用についてどれだけのニーズを満たしていけるかと、そういう切り口での改善等をしていくのが取り組むべき部分の大きな部分かなということで考えております。 ○議長(山本茂雄君)
     野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今言われた中で、移動手段を持たない方への対応ということですが、その中で現状のバスの台数というのはどういうふうに捉えてあるのか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  現在、ふれあいバスにつきましては3台所有をして3路線で行っております。どの路線も始発から終点まで行けば片道1時間ちょっとの運行時間ということであります。  現在の状況で3路線をさらに延長する、または停車場所をふやすのにつきましては非常に厳しいような状況でございます。台数が多ければそこの部分についても改善が可能かなとは思うんですけれども、そこの台数につきましては、運行いただくところを昭和バスのほうにお願いしておりまして、そこでも人手の確保等は御苦労されているという状況がございますので、今のところの台数を単純にふやすというだけでは問題解決のうちの一部でしかないかなとは思っております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  それと、今は市内の市が管理している部分だったんですが、民間の公共交通機関ですね、バス、それからJRとの連携の話が出ていました。具体的に連携という形を今現状どのような形でやっているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  基本的には、公共交通の中で事業者が行っていらっしゃる部分につきましては、市外への移動ということ、それから、多久市で行っておりますふれあいバス、デマンド型のふれあいタクシーにつきましては、市内での移動ということでの切り分けを考えております。  したがいまして、先ほど利用者の声ということで、そこの連携の部分については実際にはできていないという状況でございます。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  あわせてなんですが、現状、民間の公共交通、バス路線、そしてJRに対して財政的な支援とか、そういうふうな形がどのように行われているのか、お尋ねいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  まず、バスの事業のことに関してでございます。  バスに関しましては、国の制度で、事業者のほうにも、多久市が行っておりますふれあいバスについても制度上、補填をいただいております。それから、バスの部分につきましては、基本的にはかかった経費と収入を差し引いた残りの部分については補助ということになっておりまして、事業者の昭和バスで運行していただいている唐津佐賀線、それから多久・武雄線につきましては、市のほうで沿線自治体もあわせて負担をしているということで事業者のほうに補助をしているという状況でございます。  JRについては、国から多久市がいただいている分で直接経費に対しての補助というのは特段ないという状況です。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  先ほどバス路線については、唐津佐賀線の部分で経費以上に、要するに赤字分の補填部分という形で、沿線の市町でそれぞれ負担割合をして出しているという話だったのかなと思っていますが、これは武雄への路線についてはどのようになっているのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  武雄への多久・武雄線につきましても、経費につきましては、収入は約半分ほど、その残りの半分については県や沿線自治体ということですので、多久市、それから武雄市がその距離延長に応じて補助を出して費用を負担しているという状況になっております。  ちなみに、29年度の実績といたしましては、経常的な経費として145,000千円ほどが事業者のほうで必要になってきていると。収益が83,000千円ほどございます。補助の対象となりますのが差し引き62,000千円ほど。62,000千円のうち46,000千円を国、県の補助、それから関連市町で、先ほど申し上げました沿線の部分が15,000千円ほどになっております。その15,000千円を多久市、武雄市で負担しておりますけれども、多久市の場合にはそのうちの3,450千円を負担しているという状況でございます。(143ページで訂正) ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  それでは、現状についてはわかりました。  次です。今後についてなんですが、先ほども言われたように、これから免許証の返納者というのは高齢化の進展とともにふえてくると思いますが、この方たちが実は今、家族やいろんな方たちから免許証を返さんかという話をされても、なかなか手放せない状況があります。これについてはどのようにお考えになっているのか、お尋ねをします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  この前の質問のほうで、最も改善すべきような問題点等のところでもお答えをしたとおり、交通手段を持たない方について、多久市の状況であれば、ほかの移動手段としては市内であればふれあいバスをお使いいただく、ふれあいタクシーをお使いいただくというようなことが最終的な手段となり得る。その中間といたしまして、自助、公助、共助という形での部分の自助や共助、共助の部分についての取り組みというのも、周辺の方々の御協力を得ながら行っていけるような施策ですね、そういう部分も必要かなとは思っております。  ちなみに、免許返納者につきましては、御指摘のとおり、27年からの市内の状況を見てみますと、小城署の調べでは27年が25名、28年は27名、29年については71名と、30年につきましては、歴年でございますので12月までに81名で、年々増加をしているということで、その対策についても必要かなという状況がより進んできているというふうな認識はしております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  年々そういう形でふえてきている。でも、その方たちのためにはやはりどうしても、その方たちが実際生活をしていく上で必要な移動の手段、要するに移動する時間ですよね、徒歩で行くとかなり時間がかかるけれども、車で行くとかなり短くなる。それによって生活圏が広がっていくという部分があります。その部分を考えていくと、今現状の路線でどうなのかと、これからやっぱり考えていかなきゃいけないと思うんですが、その辺についての今の考えをお尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  移動の方法と利便性を上げるためには、利用の時間も合理的に短縮して利便性を上げるべきというふうなお考えでの御質問と思います。  この部分につきましては、先ほどの説明の中で、3路線で片道約1時間程度が始発のバス停から終点までかかっているということで、これにつきましては、長時間を要している要因の中に、その3線とも主要な公共施設と、駅等も含めまして必ず一度は通るというような形での運行経路の部分をやっているということでございまして、その部分についての改善点等は常に考えております。実際に、平成26年からはこのような形での運行もしておりますけれども、それ以前については、昭和バスでの循環バス等から市独自での循環の方法、そういう部分もいろいろ試しながら現在の経路に至っているというふうな認識ではおります。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  それでは、路線を考えていく中で、今言われた重要な施設というのを、今、市でどのようなところを重要な施設として捉えてあるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  重要な施設という部分につきましては、まず、市の庁舎や市立病院、それから、お買い物ができる施設、各町の公民館、そういう部分が主な施設ということで、そういうところを経路の中に含めるような形での運行経路ということで現在は行っております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今、市の施設や公民館、市立病院とか買い物をするところという話があったんですが、この中で、例えば言われたような施設、実はある程度の地域に固まっている部分があるんじゃないかと思います。そうすると、そこの部分を循環させていく路線と、周辺から枝でつなぐ部分をやると、乗り継ぎや利便性というのはかなり向上してくるんじゃないかと思いますが、そのような計画、たしか私がまだ総務文教委員会に所属していたときに、坂出市かどこかに視察に行ったときに、市内を循環ルートで、枝でつなぐ部分があって、こういうルートを考えたらどうかという話を以前もしていたんですが、これについては内部でどういう検討をされたのか、今でも何か考えがあるのか、お尋ねをします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  路線のイメージとしては、循環する輪があって、それをつないでいく枝線があるというふうなイメージでの運行ということでの御質問と受けとめました。  この循環と枝線を組み合わせた経路体系につきましては、26年の改正を初め、最近ではタクアの開業時等に実際に担当課のほうで検討しております。その前提としては、先ほど申し上げた主な施設等を巡回するような形での循環というのが前提ではございました。そこの中で、循環線を採用するに至らなかった主な理由としましては、循環であれば必ず乗り継ぎが出てくるという部分に関しまして、御高齢の方の乗り継ぎが非常に御不便ではないかというような部分、乗り継ぎが複雑になるのではないかということ、それから、連結、連絡等の乗り合わせの待ち時間、そういうところも問題になっております。  御承知のように、ほとんどのバス停というのが露天にあるバス停で、公民館や病院等は雨宿りができるような部分の施設もございますけれども、ほとんどが露天にあるということで、待ち時間を、天気が悪ければどうなるのかというような乗りかえの懸念というのが大きな要因で採用に至っていないという状況でございます。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今、そういう計画があっても乗り継ぎの部分が不便でという話があったんですが、乗り継ぎの部分に関しては、例えば便数をふやす、要するにバスの台数をふやすということで対応できるんじゃないかと思っています。  先ほど、前の質問の答弁であったように、市役所があって、公民館があって、市立病院があって、買い物する施設があってという形でいくと、例えば市役所から多久駅に行って、市立病院に回って、今現在タクアがありまして、そちらのほうの高齢者の利用も多いのでタクアを回って、例えばフードウェイのところを通って、また市役所に戻る。このルートを片方で回すと時間的に結構かかるんですよね。これを両側に回すと半分の時間で行ける部分がありますね。15分ちょっとぐらいで半周回ってしまうんじゃないかと思うんですが、そういうふうな便を考えていくと、そこに枝をきちんと時間でつなげていけば、ある程度利便性が上がってきて皆さんの活動範囲が広くなってくるんじゃないかと思いますが、その辺についてはどのように考えられますか。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  私どものほうで当初検討した循環のラインというよりも、もう少し狭めた中で循環の頻度を上げれば連絡等もスムーズにいくんではないかという御指摘だと思います。  これにつきましては、決して循環線や枝線の方法論を今後検討しないというような形ではなく、市長の答弁の中にもございましたけれども、方法として、そのときそのときで有効な方法というのは状況によって若干異なってくるとは思うんですけれども、利便性の向上の検討というのは常に行っていきたいということで、循環線と枝線の組み合わせ等についても今後も検討の中に含めて利便性向上に努めていきたいということでは考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今、利便性の向上でいろいろ、その都度その都度みたいな話がありました。今の中では台数とかお金の部分を考えて、その上で今できる中でのそういう話をされるんですよ。このときにまず考えなきゃいけないのは、例えば、市民生活を支える上でどういうルートをつくってやればある程度高齢者も気兼ねなく移動ができるような環境ができるのか、理想の形をまず一度考えるべきだと思う。その形をつくった上で、そして、今現状の財源とか、いろんなものの中でどこまで落とし込んで実現できるかというのを考えるべきではないかと思うんですが、その理想の部分というのを考えたことがあるのかどうか、お尋ねをしたい。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  理想の部分という部分については、お言葉どおりの部分についての検討というのは実際のところ行っていないというか、理想というよりは、あるべき部分として現状にどう対応、より改善するかというような切り口での検討というのがこれまでの検討の切り口だったと思っております。  そこの部分につきまして、今後財源等よりも、求められる形をまずイメージして、それを実現する方法として財源等を考えていくべきというような御指摘だったと思います。これにつきましては、おっしゃる部分についてはごもっともな部分もありますので、とり得る中での状況に結果的にはならざるを得ないとは思いますけれども、そういう部分も含めた検討というのは内部で行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今いろいろ言われたんですけれども、まず本当に、例えば東多久のほうから来るとします。東多久駅から移動して、例えばタクアまで行く部分、市立病院に通う部分、それが大体30分以内で移動できるような形、そういうふうな形というのをまず基本形に考えて、それを実現するにはどういう形ができるのかとか、そういうことを考えた上でその後のことを落としていくべきかなと思うんですが、そういう考えというのは、計画、本当にやってみようというのはないのか、お尋ねをいたします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  ないのかということでございますけれども、これについては先ほどから申し上げておりますとおり、検討の中には含めて行っていくということでございます。しかし状況として、今後早急に行うかという部分に関しましては、26年、それから、タクアがオープンしてバス停をふやした部分、その中で一旦検討しているという整理をさせていただいておりますので、この部分につきましては、民間の公共交通機関や市民の方のいらっしゃる協議会等にも一旦お諮りをして、昨年、御了承いただいたということでございます。
     したがいまして、この後いつの時点で導入できるかという部分ではなく、有効な方法としてということでの研究を続けていきたいということで考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  市ではいろんな形でコンパクトシティ構想というのがありましたよね。コンパクトシティ構想というのは、僕が思っているのは、地図上の距離だけじゃなくて、結局、公共交通機関、いろんな方が移動できる時間の中でエリアを考えるべきじゃないかなというふうに思います。そうなってきて、公共交通でそういう形で回せる部分があれば、そうすると、コンパクトシティ構想の中での地域というのは若干広がってくる部分があるんじゃないかと思います。  先ほど言いました、私が言った路線ですよね。例えばあれだと、北多久町と、ほぼ多久町のところが巡回ルートという形になります。そのときに北多久町も、例えば市役所から多久駅の方向に行くまでの間に、北多久町は泉町も含めますと大体9,000人ぐらいの人口になるかと思うんですが、これは間違っていたら訂正をしていただきたいと思います。この中で多くの部分、かなりの部分がそこの近くに集中しているわけですね。多久町も、実は多久町は3,000人ぐらいの人口の中でも、市立病院とか公民館、あの周辺にかなりの確率で密集した形で集まっています。この部分は、やっぱり皆さんが住んでいる部分の多い中で回していく路線としてできるんじゃないかと思いますが、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  まず、先ほど申し上げられた数字、人口の部分については、おおよそそのような形での状況になっております。そういう人口の集中した部分を基本に据えた循環的なイメージでの運行ということにつきましては、効率としては非常に有望だというふうには考えております。多久市としても循環線と、あと枝線を周辺の部分で拾っていくようなイメージではあると思うんですけれども、今現在、コンパクトシティの構想については、確かに効率的な部分も含めて取り組んでいく必要があるという課題を持ってはおります。ただ反面、多久市の部分というのは、農地や山林が周辺に多く、そこに近い地区につきましては非常に御不便をおかけしているという認識もございます。ですので、そういう部分をどうフォローしていくかという部分について、公共交通の手段によらず、国のほうでも現在、ボランティアでの輸送、そういうものについても要件を緩和されている傾向にもございます。  したがいまして、そういう新たな手法も含めて、市民全体での公共交通の移動手段の部分についてはつくり上げていくべきではないかということで考えております。  したがいまして、御提案の部分については、十分に検討に値するということでは考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今、課長が言われたことに若干誤解があるのかなと私は思っています。実は、循環ルートのところで数多く回せれば、そこにつないでくる枝線も短い路線で便数をふやせるわけですよね。そこを考えると、かえって、今言われたような形の真っすぐ行くものより、離れた部分のところについてもかなり利便性が上がってくるんではないかと私自身は考えております。そこはやっぱりしっかり考えて議論していかなきゃいけないし、今現状を考えたら、もう早くしないと本当に間に合わないんですよ。今、高齢者がふえる中で、認知症とかいろんなことがあります。そのときに認知症予防の話の中でも多いのは、やはり外に出なくなったり、人との交流が少なくなった方というのが認知症が進みやすいという部分があります。そうすると、いろんなところに買い物に行ったりするような環境が整うと皆さん移動することがふえるんですよ。そうすると、やはり人との交流もふえてくる。外に出ていくときは着るものも注意しますし、女性だったら化粧とか、いろんなことにも注意する。そういうこと一つ一つがやはり高齢者が生き生き生きていける部分になるんじゃないかと思いますので、ぜひとも市内の公共交通の利便性というのはしっかり考えていかなきゃいけない課題だと思います。これについては早急にしっかり考えた中で、基本的にどういう形ができればある程度確保できるかというもの、そして、財源をどうしていくかということ、いろいろ考えていくべきかと思います。  財源について少し質問させていただきますが、現在、ふれあいバスについてはたしか一般財源からの支出になっていると思いますが、運賃収入とかとあわせて実際の支出がどれぐらいになっているのか、お尋ねをします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  ふれあいバスの29年度の例で申し上げます。  まず収入といたしましては、運賃収入でございますけれども、年間3,700千円ほどになっております。逆に経費といたしましては、業務の委託料等を含めまして、29年度は26,000千円ほどになっております。したがいまして、経費としては26,000千円かかって、収入としては3,700千円ほどということでございますので、その差額については先ほど申し上げました国、県の補助金と市の財源ということになっております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今、一般財源から出している部分がかなり多いというふうに思うんですが、実際に市側の負担はたしか26,000千円の経費のうち21,000千円ぐらいですかね。ちょっとそこも後で教えていただきたいんですが。  たしかこの公共交通の維持とかに関しては過疎のソフト事業の起債対象だったと思っているんですが、それをなぜ起債対象にしないのか、お尋ねをいたします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  公共交通につきましては、確かに過疎ソフトの対象事業でございます。過疎ソフトにつきましては、この事業をするから幾ら借りるというものではなくて、財政状況によって限度額が定められ、多久市は幾らまで借りられますよと、それを何の事業に充てて申請しますかということでなっていまして、申請時期というのが年度当初にございます。29年度は60,000千円を超える額でございますので、事務的な話になるんですが、60,000千円近くの金額がある事業であって、年度当初に事業費がある程度固まっているもの、そういうのを申請させてもらっています。具体的に言えばスクールバスで申請をしているということです。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  先ほど私の答弁の中で補足と訂正をさせていただきます。  まず、26,000千円の経費のうちに収入が3,700千円ほどということで運賃収入を申し上げました。国の補助金についても、その差額について負担をしているということですけれども、ちなみに、国の29年度の補助金については5,700千円ほどいただいております。したがいまして、大体17,000千円ほどが市の負担というふうになっております。  それから、前の質問での答弁になりますけれども、多久・武雄線の国の補助金と市の負担額についてはどの程度かという御質問についてお答えをいたしまして、私のほうが誤って唐津佐賀線の補助金の額を申し上げておりました。正式には、多久・武雄線の市の負担分については4,000千円、それから、国の補助金は4,500千円ほどとなっております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  先ほど財政課のほうから財源について、過疎のソフト事業の額が60,000千円ちょっとあって、それに見合った形でスクールバスを出しているという話でした。これは使い方としてちょっと考えなきゃいけないのは、何度も言いますけれども、スクールバスはもともと導入するときに地方交付税で算定されて、実際にかかる費用以上に地方交付税で入ってくるので、これについては市の負担はありませんという形で導入をしています。実際の話、多分実績では年間に約1億円程度算入されているんじゃないかと思いますが、それについてお答えをお願いします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  スクールバスは、学校統合のときにそういう御説明をしてきているところでございます。30年度でいいますと算入されている額が104,000千円程度でございます。運行管理の委託料として支出した分が63,000千円程度でございますので、超えている分についてはバスの更新費用まで含んでいるのかなというふうには考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  これは実は、お金の使い道で考えていかなきゃいけないのかなと思っています。今いろいろ言われた中で、実際にふれあいバスで使っている部分というのがバス3台分なんですよね。しかし、これは本当に地域の公共交通を支えようと思ったときには、もっと台数が必要で運行費用もかかるということになれば、当然、今のように一般財源から出している話ではなかなか増額というのはなってこないんですよ。しかし、実際に本当に必要なものとして考えれば、過疎の起債対象として考えて財源を組んでいけば、今までの図書館とかの話の流れと同じで、要するに台数をふやしたりと、本当に必要かどうかという形のお金の使い方でいけるんじゃないかと思うんですが、その辺についてはどのように考えているのか、お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  バスをふやした運行の形態につきましては、どの程度かければ、どの程度利便性が上がるかという検証がもちろん必要になってくると思います。  財源につきましても、先ほど申したように、幾ら借りられるというのが先に決まっています。もちろん、元利償還金の7割が交付税に算入されるので大変有効な財源だというふうに認識をしていますので、借りられる分、申請をしているという状況でございます。これを何に充てるかというのは、事務的にスクールバスに充てておりますけれども、歳入歳出の総額としては、これをふれあいバスに充てても変わらないと。問題は、バスをどうやって回せば一番有効なふれあいバスとなるのかという話であって、財源の話ではないんじゃないかなと思っています。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  私がこの財源の話を言ったのは、結局の話が、これはやっぱり一定枠での財源の分を確保するためにスクールバスを充てているという話なんだけれども、実際に使い道として考えるお金の使い方、それを考えたときに、本当に必要なところにお金が回っているのかどうかということを言いたい。だから、そういう形できちっと目的に合った申請の形で事業は考えるべきだということでこのことを話したというふうに御理解いただきたいと思います。それでは、ふれあいバスの件については、ぜひともしっかり考えていただきたいと思います。  それから、市外への交通手段についてなんですが、今JRについては便数が減ったような形になっています。かなりいろいろ不便なところも出ているんじゃないかなと思います。  バス路線も、現在は唐津佐賀線の路線確保の中にお金を出している部分はあるんですけれども、多久市の状況からいくと、路線的にいうと、東西のものについてはJRの部分を拡充させていくような形のものが必要なんじゃないかという部分、それから、今いろんな形で高齢者の方は医療機関に通われます。そのときに、市内に眼科とかいろいろそういうのがないので、市内にない診療科目の病院に通うときに、今どうしても南北の路線ですね、要は34号にどのような形でつないでいくかという部分が市内の中で非常に重要な部分だと考えているんですが、それについての市側の考えをお尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  まず、公共交通で多久市の状況の中でも市長が答弁いたしましたように、市外への手段としては、昭和バスが運行していただいている多久・武雄線、それから唐津佐賀線、それからJRで運行いただいている唐津線ということで、主にイメージとしては西から東、東から西への流れを受け持っていただいているというふうなことになっております。その他の部分については、最前から申し上げていますふれあいバスやふれあいタクシー等で補完をしているという形になっております。  御指摘のように、生活圏としては西から東の流れのみではなく、そこへつなぐ部分として北から南というような流れは確かに実態としてございますし、この分については、今現在は、申し上げているように、3路線でその部分については行っているというような状況でございます。ただ、これについても域内交通ということで市外への連絡についてはできていないという部分について、以前も別の議員のほうから御指摘をいただいておりまして、そこの部分についての課題としての認識はありつつも、対応方策としては出し得ていないというような状況でございまして、それについては循環線や順路等の改善を含めて検討していくべきということで考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  市外への部分については、本当にこの先、新幹線のフル規格とか、いろんな形のものがあります。新幹線のコースを考えていくと、やはりどうしても新幹線が通っている部分についてのアクセス、これは多久市にとっても非常に重要な部分になってくるんでないかと思います。その部分をきちっと考えて今のうちから対応していかないと、後々取り残されてしまう。今いろんな形で定住対策をとっていますけれども、やっぱりどうしても利便性が悪い、地図上の距離じゃないですよ、実際に移動するときの時間がかかってしまう。例えば車で移動する分にはいいけど、公共交通機関を利用しては本当に便利が悪いという形では、やはり定住を進める上での多久市の価値というのが出てこない。そうすると、多久市に住むだけの価値を上げるためには、公共交通をどのような形で維持していくか、どのような形で支援していったほうがいいのか、これはしっかり考えるべきだと思うんですが、その辺について再度お尋ねします。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  確かに御指摘のように、新幹線についてはまだ佐賀県及び市町としても統一された一定の方針を出し得ていないということで、国での路線、方法の変更等を検討されているというような状態ではございますけれども、人の流れとしては大きな部分があって、多久市の価値を上げるためにはやはりアクセスが必要だろうということでの御指摘についてはごもっともというふうに思っております。その部分については、どうしても多久市に幹線が通る予定はございませんので、域外への交通手段というふうになると思います。この部分についてどういう部分ができるかというのは、先ほど申し上げたように、まだ課題等にとどまっているという状況でございます。  ただ、公共交通の部分でそこを補えるかという部分に関して、全てが補完できるのではなく、そうでなければ、例えばタクシー等の移動に対しての支援とか、そういうような例というのも佐賀空港等で県がとっておられたりとかございます。その部分についても含めて市外へのアクセスで移動手段の確保についての検討を行っていきたいと考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今言っている南北の路線については、やっぱり子育てしている中でも、子どもさんが高校へ進学するときに、いろんな高校に通う選択肢として、例えば34号沿い、杵島商業があったり武雄高校があったり牛津高校があったりとなりますね。これは実は、JRで行くと非常に不便という部分があります。この部分をきちっとカバーしてやることによって、やはりそういう人たちが多久市にそのまま居ついてくれる、そういう部分が出てくるんじゃないかと思います。そこもしっかり考えて、ぜひとも早く検討して、早く結論を出して実行していただきたいなと。これは今までずっといろいろ話があっても実際は全然進んでいないんですよね。だから、そこはやっぱりどうしてもやらなきゃいけないことだとして、ぜひとも考えて行っていただきたいと思います。  次です。公共施設とまちづくりについてです。  先ほど私は巡回ルートの話をしました。多久市のような人口が少ないところで、しかし、面積的には結構大きい部分がありますよね。そういう部分で、市内のどこかににぎわいをつくろうというふうに考えていくと、やはり公共施設をどこに配置していくかというのは非常に大事だと思います。  先ほど路線の中で言われた重要な施設としての市立病院ですね。これは実は、今いろんな合併の話がある中、市立病院についてはスプリンクラーの関係で建てかえをするという方針が市としては決まっていると。現状の場所での建てかえというのはできないので、ほかの場所に移すしかないわけですね。そうすると、この跡地に何を持ってくるかということも非常に考えなきゃいけない部分と思いますが、その辺について今現状考えがあるのかどうか、お尋ねしたい。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。 ◎総合政策課長(田代信一君)  統合病院の件を当課で担当しておりますので、その部分としてお答えできる部分をお答えさせていただきます。  御指摘のように、スプリンクラーの改修を現在の入院を受け入れながら行うというのは非常に難しいのではないかという部分が大きな理由として、別の場所への建てかえが妥当だろうというふうなことでの状況にはなっております。  跡地の件に関しては、今現在、統合の可能性の協議を小城市と行っておりまして、その中で御承知のように、多久市のほうは3カ所の候補地等の部分も協議の俎上に上げているという状況でございます。そこの部分についての協議については、3月までに一定の方向性を出したいということで現在も鋭意小城市と協議を続けている状況ではございます。  そういう中で、建てかえ後の現在の市立病院の跡地について、検討というような正式な部分についてはいたしていないというのが現状だろう思っております。いろんな考え方等の意見交換というのは一部では行っているんですけれども、統合等の実現性も含めて、現地での部分も可能性としてある中で、跡地について正式に着手するという部分については、いろんな部分から行っていないという状況ではございます。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  今のところ跡地をどうするかということは考えていないという話なんですが、先ほど言ったように、循環ルートの中でコンパクトシティとしての移動時間の短縮を図れれば、その中でいろんな形の公共施設をどこに持っていくかという移動のやり方がいろいろ出てくると思うんですね。そういうふうにやって移動時間の短縮ができれば、例えば多久町、あの周辺に約3,000人が集中して住んでいますし、ちょうど市立病院の前というのは県道24号線と25号線が合流して通っていく場所で交通量もかなり多いところなんですね。そういうことを考えていくと、あそこは周りにも公民館があって、郵便局があって、JAの西渓支所があります。商業施設もありますよね。どうしても多久聖廟というのはあそこから動きませんから、近くにあります。そこを考えていって、歴史的な背景も考えると、今話があっている図書館をもしもつくるとしたら、例えば市立病院の跡地も候補に入れてもいいような形になってくるんじゃないかと。これはしっかりした交通の循環ルートの中でコンパクトシティという形で考えていけば、そういう考えも出てくるんではないかというふうに思います。  いろんな形で、過疎債というのはよく出てくるんですけれども、まちづくりということを考えていくときに、人の流れとかにぎわいをどこにつくっていってどうやるか。そして、過疎債というのは、過疎の地域に自由に使ってくださいという話のお金でもないんですよね。これは過疎地域自立促進特別措置法という法律の中でのものだということ。過疎の地域がこれからどうやって自立してそこでやっていくかという中でのものなんだから、その辺のいろんなことを考えながら、お金の使い方、そして公共の施設をどう配置していくか、どう集約していくか、ぜひとも検討していって今後進めていただきたいと思いますが、その辺についてのお考えをお聞かせください。 ○議長(山本茂雄君)  財政課長。 ◎財政課長(古賀三也君)  過疎債を使ったお金の使い方という部分についてでございます。もちろん自由に使っていいということではなくて、多久市が自立していくために必要なものをつくっていくために活用させていただいているというふうに認識をしているところです。  その中で、言われている図書館についても、定住される方にとってやっぱりこういう施設が欲しいというのは必ずあって、そういうものの中にも含まれているのかなとも思っていますし、この過疎債につきましてはなるべく有効に活用させていただいて、本当に多久市が自立できるようなことで財政的には考えております。 ○議長(山本茂雄君)  総合政策課長。
    ◎総合政策課長(田代信一君)  コンパクトシティというか、人口集中している部分についての振興が多久市の発展の核としての位置づけとして考えていくべきではないかというようなところでございます。  お考えについては、確かに人の集まりというのがにぎわいであったり、経済活動であったり、生活であったりということでありますので、そこへの投資というのは当然考えていく必要があるというふうには認識をしております。  コンパクトシティに関しては、先ほど若干申し上げましたけれども、多久市全体の状況を勘案して考えていくべきというのを片方では思っておりますが、その点についてはまだ現在も本格的な検討に至っていないという状況でございます。  今後ともそのような効率的な部分、それから、多久市全体を見渡した部分というのを含めた施策の立案が必要ではないかというふうに考えております。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君。 ◆2番(野北悟君)  人のにぎわいとかまちづくりは本当にしっかり考えて、本当に今、多久市のような過疎地域においては公共施設ほど多くの人間が集まるところってなかなかないんですよね。そこを考えたら、まちづくりの中で公共施設の配置をしっかり考えた上での施策を進めていただきたいということをお願いして、終わります。 ○議長(山本茂雄君)  野北悟君の質問は終わりました。  残された市政一般に対する質問は明日行うこととし、本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでございました。                 午後3時34分 散会...