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03月22日-05号

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  1. 多久市議会 2018-03-22
    03月22日-05号


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    最終取得日: 2021-04-29
    平成30年 3月 定例会       平成30年3月22日1.出席議員   議 長  山 本 茂 雄           8 番  樺 島 永二郎   副議長  野 北   悟           9 番  香 月 正 則   1 番  野 口 義 光           10 番  中 島 國 孝   3 番  中 島 慶 子           11 番  田 渕   厚   4 番  服 部 奈津美           12 番  角 田 一 彦   5 番  國 信 好 永           13 番  古 賀 公 彦   6 番  田 中 英 行           14 番  平 間 智 治   7 番  飯 守 康 洋           15 番  牛 島 和 廣2.欠席議員   な   し3.本会議に出席した事務局職員   事 務 局 長  南 里 靖 宏   次長兼庶務係長  田  義 隆   書     記  志 佐 秀 和4.地方自治法第121条により出席した者    市長                 横   尾   俊   彦    副市長                渕   上   哲   也    教育長                田   原   優   子    会計管理者(兼)会計課長        吉   田   弥   生    総合政策課長             田   代   信   一    総務課長               田   中   穂   積    情報課長               百   武   芳   和    防災安全課長             舩   津   公   雄    財政課長               古   賀   三   也    税務課長               江   打   邦   彦    市民生活課長             石   井   淳   二    広域クリーンセンター推進課長     小   野   浩   司    福祉課長               鳥   井       武    地域包括支援課長           川   田   祥   生    健康増進課長             川   浪   正   則    人権・同和対策課長          前   田   英   文    農林課長               山   田   邦   彦    商工観光課長             上   瀧   幾 久 生    建設課長               上   瀧   和   弘    都市計画課長             河   野   忠   敏    市立病院事務長            村   山   敏   郎    水道課長               小   川   義   隆    監査委員事務局長           松   尾       智    教育振興課長             陣   内   紀   朗    学校教育課長             南   里       豊      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        議  事  日  程    3月22日(木)10時開議 日程第1  議事日程の一部変更 日程第2  付託議案に対する委員長報告        総務文教委員長の報告        産業厚生委員長の報告        予算特別委員長の報告 日程第3  委員長報告に対する質疑        総務文教委員長報告に対する質疑        産業厚生委員長報告に対する質疑        予算特別委員長報告に対する質疑 日程第4  討論・採決 日程第5  追加議案の一括上程        議案乙第21号        諮問第1号 日程第6  提案理由の説明 日程第7  追加議案に対する質疑        議案乙第21号 平成29年度多久市一般会計補正予算(第10号)        諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について(諸江啓二) 日程第8  追加議案委員会付託 日程第9  討論・採決 日程第10  議会提出議案の上程        議案甲第14号 多久市議会議員定数条例の一部を改正する条例 日程第11  提案理由の説明 日程第12  討論・採決 日程第13  意見書の上程        意見書第1号 農林事業に係る予算措置の確保を求める意見書 日程第14  提案理由の説明 日程第15  討論・採決 日程第16  議決事件の字句及び数字等の整理       閉会      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                議 案 付 託 表   委員会付託を省略する議案   ┌─────────────────────────────────┬─────┐   │               議案番号              │ 件 数 │   ├─────────────────────────────────┼─────┤   │  議案甲第14号                         │     │   │  議案乙第21号                         │  4  │   │  諮問第1号                          │     │   │  意見書第1号                         │     │   └─────────────────────────────────┴─────┘      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 午前10時 開議 ○議長(山本茂雄君)  おはようございます。ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 議事日程の一部変更 ○議長(山本茂雄君)  日程第1.議事日程の一部変更を行います。 本日、追加提案されました議案等の取り扱いについて、議会運営委員会で御協議いただきましたように、本日の議事日程はお手元に配付しております日程表のとおり一部変更いたしましたので、御了承を願います。 皆さんにお知らせいたします。 本日は、市長の要請による全員協議会情報交換会を本議会終了後に開催いたしますので、申し添えておきます。 △日程第2 付託議案に対する委員長報告 ○議長(山本茂雄君)  日程第2.付託議案に対する委員長の審査報告を行います。 各委員会に付託いたしました議案を一括議題といたします。 これより各委員長の報告を求めます。 まず、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 ◎総務文教委員長(田渕厚君) (登壇) 皆さんおはようございます。それでは、総務文教委員会審査報告をいたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               総務文教委員会審査報告書 3月7日の本会議において、本委員会が付託を受けた5議案についての審査結果を報告いたします。 議案甲第2号 多久市公告式条例の一部を改正する条例 この議案は、公告式に係る事務の見直しを行うとともに、公示文の公告式について規定するため、多久市公告式条例の一部について改正するものです。 主な改正内容としては、公布等の事務手続きについて、地区公民館掲示場に掲示する規定を削除し、市役所の掲示場のみとするものと、告示及び公告の公示について新しく規定されています。 なお審査の過程で、条例等の公布については、市のホームページでも見られるようにするということでしたが、インターネットが使えない高齢者に配慮するよう意見がありました。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案甲第3号 多久市個人情報保護条例及び多久市特定個人情報保護条例の一部を改正す        る条例 この議案は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、多久市個人情報保護条例及び多久市特定個人情報保護条例の一部を改正するものです。 改正内容としては、個人情報の定義の明確化、要配慮個人情報の定義の追加及びそれに伴う所要の改正を行うものとなっています。 審査の結果、全会一致で本案を承認することに決定しました。 議案甲第4号 多久市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例 この議案は、民間における退職給付の支給の実情に鑑み改正された国家公務員退職手当法に準じて、多久市職員の退職手当について改正するものです。 改正内容としては、退職手当の基本額における調整率を100分の87から100分の83.7とし、平成30年4月1日より施行するよう改正されるものです。 審査の結果、全会一致で本案を承認することに決定しました。 議案甲第5号 多久市債権管理条例 この議案は、市の債権の管理に関する事務について必要な事項を定めることにより、事務の一層の適正化を図り、公正かつ円滑な行財政運営に資するため、新たに条例を制定するものです。 主な内容としては、市の債権を適正に管理するため台帳を整備すること、及び債務者の情報を事務の遂行に必要な限度で利用すること、並びに自力執行権のない「その他の債権」のうち、一定の要件のもとで放棄することができるものを規定し、放棄した債権については議会に報告すること等となっています。 なお審査の過程で、いつ頃具体的になるのか、もっと早く条例を整備していれば債権が増えずに済んだのではないか、債権管理に携わる職員の知識や経験が必要になるのではないか等の意見がありました。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおりに承認することに決定しました。 議案甲第10号 多久市過疎地域自立促進計画の変更について この議案は、平成28年度から平成32年度までの多久市過疎地域自立促進計画について変更するものであり、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により議会の議決を求めるものです。 変更内容としては、1点目は、南多久分団本部車庫新設のために「消防施設整備」を追加し、併せて、事業費を変更するものであり、2点目は、老人福祉センター機能温泉保養宿泊施設内への移転計画に伴い、「老人福祉センター整備事業」を削除するものです。3点目は、「納所交流センター」の空調設備整備に伴い、「社会教育施設整備事業」を追加し、併せて、事業費を計上するものとなっています。 審査の結果、全会一致で本案を承認することに決定しました。 以上のとおり報告いたします。 平成30年3月22日                               総務文教委員会                                   委員長 田 渕   厚多久市議会議長 山 本 茂 雄 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(山本茂雄君)  総務文教委員長の報告は終わりました。 次に、産業厚生委員長の報告を求めます。産業厚生委員長。 ◎産業厚生委員長(野口義光君) (登壇) おはようございます。産業厚生委員会審査報告を行います。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               産業厚生委員会審査報告書 3月7日の本会議において、本委員会が付託を受けた7議案についての審査結果を報告いたします。 議案甲第6号 多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 国民健康保険事業は、平成30年4月1日から都道府県が中心的な役割を担い、市町村とともにその運営を行うこととなります。 本議案は、この制度改正のための関係法令が整備されることに伴い、多久市国民健康保険税条例の一部を改正するものです。 主な改正点は、市町村に新たに「国民健康保険事業費納付金」の納付が業務付けられる仕組みとなることと、制度改正後は都道府県が提示する「標準保険税率」を参考に市町村で税率を定めることとなるため、標準保険税率準拠で税率改正するものです。 審査の中で、今回の税率改正が医療費と大きく関わりがあり、医療費適正化に取り組まなければいけないことは理解するので、市民の皆さんに周知する際は、より分かりやすく、丁寧な説明を行う必要があるとの意見がありました。 慎重に審査した結果、賛成多数で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案甲第7号 国民健康保険条例の一部を改正する条例 本議案は、議案甲第6号に同じく、国民健康保険制度改正による関係法令の整備に伴い、多久市国民健康保険条例の一部を改正するものです。 この制度改正により、都道府県と市町村の両者に国民健康保険条例が定められることになり、市町村条例は、その事務について規定したものとするため、所要の改正を行うものです。 また、制度改正に伴い、被保険者適用除外に係る取扱いについて、県内統一化を図るための改正も行われます。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案甲第8号 多久市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 本議案は、平成30年4月1日より高齢者の医療の確保に関する法律が改正されますので、多久市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正するものです。 国民健康保険の被保険者で、施設入所等による住所地特例の適用を受けている人が、後期高齢者医療制度に加入した場合の取り扱いについて法改正されますので、本条例の保険料を徴収すべき被保険者の規定について改正が行われます。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案甲第9号 多久市立都市公園条例の一部を改正する条例 本議案は、「都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法令の整備に関する政令」の施行に伴い、多久市立都市公園条例の一部を改正するものです。 これまで、都市公園の運動施設率の制限については、都市公園法施行令において100分の50を超えないように定められていましたが、改正により地方公共団体の条例で定めることとなったため、本条例に新しく追加するものです。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案甲第11号 字の区域の変更について 本議案は、平成25年度から平成30年度までの計画で実施している基盤整備促進事業大坪・中原地区の換地処分に伴い、字の区域を変更するもので、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案甲第12号 土地改良事業の施行について 国営筑後川下流土地改良事業によって造成された佐賀西部導水路多久揚水機場白石平野揚水機場佐賀西部導水路白石線山脚導水路及び白石導水路の6つの基幹施設については、土地改良事業計画を定め、関係自治体協力のもと、土地改良事業として維持管理及び機能保全を行っていく予定となっております。 本議案は、その土地改良事業計画を定めることについて、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものです。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案甲第13号 市道路線の認定について 本議案は、市道の認定(5路線、延長1千476.8メートル)を提案するものです。 具体的には、女山トンネル開通に伴う新規認定路線として山口平山線延長984メートル、多久市定住促進住宅団地中央公園東の造成による新規認定路線として浦山団地2号線延長142.3メートル、浦山団地3号線延長238.3メートル、浦山団地4号線延長44.3メートル、及び東多久駅北側の宅地開発による新規認定路線として東多久駅北団地3号線延長67.9メートルです。 今回の路線認定より、市全体の路線は700路線、総延長は32万6千950.8メートルとなります。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 以上のとおり報告いたします。 平成30年3月22日                               産業厚生委員会                                   委員長 野 口 義 光多久市議会議長 山 本 茂 雄 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(山本茂雄君)  産業厚生委員長の報告は終わりました。 次に、予算特別委員長の報告を求めます。予算特別委員長。 ◎予算特別委員長(古賀公彦君) (登壇) おはようございます。では、予算特別委員会審査報告をいたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               予算特別委員会審査報告書 3月7日の本会議において、本委員会が付託を受けた19議案についての審査結果を報告いたします。 議案乙第2号 平成30年度多久市一般会計予算 当初予算総額は、123億円で、対前年度比2億5千万円、2.0%の減となっています。 歳入予算の主なものは、市税が再開予定の温泉保養宿泊施設での入湯税540万円を含む、総額18億1千557万5千円、地方消費税交付金が3億1千万円、地方交付税普通交付税特別交付税を併せて40億円、国庫支出金が16億5千396万2千円、県支出金が8億4千505万1千円、繰入金が12億2千690万5千円、市債が広域クリーンセンター整備事業で3億5千10万円、マテリアルリサイクル施設整備事業で4億3千200万円など、合計14億2千680万円を予定されています。 歳出予算の主な新規事業として総務費では、ホームページをリニューアルするシステム更新事業公立病院統合検討に要する経費、民生費では、むつみ荘機能移転に伴う健康と生きがい活動事業、幼児の足の発達とその健康状態を測定し、健康改善や体力向上等を目的とした事業として足裏診断の委託経費、商工費では、平成30年に70回目を迎える多久山笠に対する助成事業、シェアリングエコノミー推進事業、土木費では、公共施設等適正管理推進事業都市計画マスタープラン策定事業、消防費では、南多久分団本部車庫新設事業、多久市ハザードマップ改訂版作成にかかる経費、教育費では、志田林三郎顕彰事業、「多久石器原産地遺跡群」の確認調査事業弓道場整備事業を計上されています。 なお、審査の過程で、特定空家については、行政代執行など強制力をもった対策をすべきとの意見、ふるさと応援寄附については、国から返礼品の価格について寄附額の3割までに抑えるよう指導がされているが、工夫しながら増額に努めるようとの意見等がありました。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案乙第3号 平成30年度多久市給与管理・物品調達特別会計予算 当初予算総額は、17億5千462万1千円で、対前年度比3千348万円、1.9%の増となっています。 慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案乙第4号 平成30年度多久市土地区画整理事業特別会計予算 当初予算総額は、3億4千408万1千円で、対前年度比1千551万9千円、4.7%の増となっており、平成29年度に引き続き整地工事、道路整備工事等の面整備を行うようになっています。 なお、審査の過程で、区画整理事業計画変更手続きを県と協議されているが、問題解決に向けての努力が不十分との意見等がありました。 慎重に審査した結果、賛成多数で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案乙第5号 平成30年度多久市公共下水道事業特別会計予算 当初予算総額は、5億6千467万2千円で、対前年度比5千229万5千円、8.5%の減となっており、多久原地区の一部と広域クリーンセンター周辺面整備工事を継続して行っていくようになっています。 なお、審査の過程で、浄化槽については、個人設置型から市で設置・管理する市町村設置型へ移行して欲しいという意見等がありましたが、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案乙第6号 平成30年度多久市農業集落排水事業特別会計予算 当初予算総額は、6千439万2千円で、対前年度比435万3千円、6.3%の減となっており、施設の機能強化事業計画に基づく費用対効果算定を行い、長寿命化対策を推進していくようになっています。 なお、審査の過程で、使用料の改定が行われたが、公共下水道の使用料と比較して同じぐらいの金額になっているのかという質問等がありましたが、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案乙第7号 平成30年度多久市宅地造成事業特別会計予算 当初予算総額は、1千8万8千円で、対前年度比863万9千円、46.1%の減となっており、平成29年度予算で実施している地質調査の結果を受け、次期住宅団地造成計画の実施に向けた取り組みを進めるようになっています。 議案乙第8号 平成30年度多久市国民健康保険事業特別会計予算 国民健康保険事業は、平成30年度より都道府県単位に広域化され、財政的にも都道府県単位で運営されることとなり、都道府県に特別会計が新設され、多くの予算が都道府県へ移管されます。 この制度改正により、当初予算総額は、29億1千62万3千円で、対前年度比5億805万円、14.9%の減となっています。 議案乙第9号 平成30年度多久市後期高齢者医療特別会計予算 当初予算総額は、2億5千698万2千円で、対前年度比1千651万4千円、6.9%の増となっています。 議案乙第10号 平成30年度多久市水道事業会計予算 事業概要は、給水戸数7千600戸、年間給水量164万立方メートル、一日平均給水量4千493立方メートルを計画され、主な事業として、従来の建設改良事業に加え、平成32年度に予定する水道事業統合に伴う建物等遊休資産の解体事業を計画されています。 予算第3条の収益的収支につきましては、収入総額5億8千333万円、支出総額6億9千837万7千円を見込まれており、収入額が支出額に対して不足する額1億1千504万7千円については、未処分利益剰余金で補填することとされております。 予算第4条の資本的収支は、収入総額1億4千982万円、支出総額3億2千483万8千円を見込まれており、収入額が支出額に対して不足する額1億7千501万8千円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額過年度分損益勘定留保資金で補填することとされております。 議案乙第11号 平成30年度多久市病院事業会計予算 業務予定量は、延べ入院患者数2万4千455人(1日当たり67人)、延べ外来患者数4万1千968人(1日当たり172人)を予定されております。 予算第3条の収益的収支の総額は、16億1千200万円です。 予算第4条の資本的収支については、収入総額4千368万円、支出総額8千653万5千円であり、収入額が支出額に対して不足する額4千285万5千円については、過年度分損益勘定留保資金で補填することとされております。 以上5議案については、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案乙第12号 平成29年度多久市一般会計補正予算(第9号) 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ4億7千532万1千円を減額し、予算の総額を、123億7千541万円とするもので、事業費の執行見込みによる減額が主な内容となっています。 繰越明許費は、中山間地域総合整備事業社会資本整備総合交付金事業の道路事業と都市公園事業学校ICT施設整備事業等10事業で、年度内に事業完了が見込めない事業費の一部を追加計上されており、定住促進事業は歳出予算で執行見込みにより減額補正を行ったため減額変更されています。 なお、審査の過程で、まちづくり交流センターに要する経費について、現在の予算額で十分な管理運営ができているのかという意見等がありましたが、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 議案乙第13号 平成29年度多久市給与管理・物品調達特別会計補正予算(第4号) 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ951万6千円を減額し、予算の総額を17億3千947万1千円とするものです。 議案乙第14号 平成29年度多久市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ452万1千円を減額し、予算の総額を3億2千268万円とするものです。 また、関係機関との協議のための日数が不足することから、工事費等の1千万円を繰越明許費として計上されています。 議案乙第15号 平成29年度多久市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ6千74万7千円を増額し、予算の総額を6億3千545万円とするものです。 主な内容については、歳入は、下水道費負担金及び使用料の増額と、補助事業費確定に伴う国庫補助金及び下水道事業債の増額です。 歳出は、補助事業費確定に伴う雨水排水路整備事業の工事請負費の増額です。 また、年度内に雨水排水路整備事業の完了が見込めないため6千150万円を繰越明許費として計上されています。 議案乙第16号 平成29年度多久市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ41万6千円を減額し、予算の総額を6千814万1千円とするものです。 議案乙第17号 平成29年度多久市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号) 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ1千551万7千円を減額し、予算の総額を35億6千235万4千円とするものです。 議案乙第18号 平成29年度多久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ426万4千円を増額し、予算の総額を2億4千510万2千円とするものです。 議案乙第19号 平成29年度多久市水道事業会計補正予算(第3号) 予算第3条の収益的収入については、収入・支出ともに339万6千円を減額し、予算の総額をそれぞれ5億7千696万9千円とするものです。 また、予算第4条の資本的収入については、企業債借入れの減額及び配水管布設工事に伴う消火栓の設置工事負担金の増額により、752万5千円を減額し、総額を1億847万6千円とするものです。 資本的支出については、配水管布設事業に伴う委託料及び工事請負費の減額、石綿管更新事業に伴う委託料の減額により、1千239万4千円を減額し、総額を2億4千749万4千円とするものです。 議案乙第20号 平成29年度多久市病院事業会計補正予算(第4号) 予算第3条の収益的収支については、収入・支出ともに15万4千円を減額し、予算の総額を16億7千285万4千円とするものです。 予算第4条資本的収入については、平成28年度に導入しました電子カルテ整備費用に係る補助金の計上等により、3千959万5千円増額し、総額を5千854万4千円とするものです。 資本的支出につきましては、医療機器整備事業等の確定、リース資産の元金償還額の確定により、381万3千円を減額し、総額を5千521万2千円とするものです。 以上8議案については、慎重に審査した結果、全会一致で本案を原案どおり承認することに決定しました。 以上のとおり報告いたします。 平成30年3月22日                               予算特別委員会                                   委員長 古 賀 公 彦多久市議会議長 山 本 茂 雄 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○議長(山本茂雄君)  予算特別委員長の報告は終わりました。 以上で各委員長の審査報告は終わりました。 △日程第3 委員長報告に対する質疑 ○議長(山本茂雄君)  日程第3.委員長報告に対する質疑を行います。 まず、総務文教委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、総務文教委員長報告に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、産業厚生委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、産業厚生委員長報告に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、予算特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、予算特別委員長報告に対する質疑はこれにて終結いたします。 以上で各委員長報告に対する質疑は終わりました。 △日程第4 討論・採決 ○議長(山本茂雄君)  日程第4.討論・採決を行います。 まず、産業厚生委員会に付託いたしました議案甲第6号 多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより討論に入ります。 討論の通告があっておりますので、発言を許します。服部奈津美君。 ◆4番(服部奈津美君) (登壇) おはようございます。議長の許可を得ましたので、議案甲第6号 多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対討論いたします。 平成30年4月1日から都道府県が中心的な役割を担い、市町村とともに国民健康保険の運営を行うこととなります。制度改正後には、市町村で必要とされる財源を確保するため、都道府県が提示する標準保険税率を参考に市町村で税率を定めることとなっています。 これまで多久市では、被保険者の負担が重くなり過ぎないようにさまざまな努力をしてこられました。そんな中でも、国保税は高過ぎる、払いたくても払えない、払うと約束したのに払えんやった、市役所に行かんばけど、どんどん行きづらくなる、現状でも大変なのに、これ以上上がったらやっていけないなどの声が上がっています。 国民健康保険は、なくてはならない命綱です。高過ぎて払えず病院に行けないなどあってはいけません。また、若い世代に定住してもらいたいとさまざまな努力をしている中、家賃や物価、光熱費、税金など、トータルで考えても田舎暮らしのほうが高くつくのでは、若い世代が定着するとは思えません。私自身、都心から多久市にやってきて一番驚いたのが、この国保税の高さでした。佐賀県内でも多久市は特に医療費が高く、健全な国保運営が難しい現状ではありますが、これ以上の負担を被保険者個人に負わせることには賛成できません。 今、社会保険などに加入して、病院にも余りかからず健康に働いている方も、いずれはみんな国保に加入することになります。ぜひ住民の皆さんにも御理解いただき、一般会計から繰り入れるなど、個人の負担がふえないように配慮していただきたいと思います。 また、引き続き医療費を下げる取り組みに力を入れていただくことをお願いして、私の発言を終わります。
    ○議長(山本茂雄君)  以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はございませんか。平間智治君。 ◆14番(平間智治君) (登壇) おはようございます。14番議員の平間智治です。 議案甲第6号 多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成討論を行います。 1点目は、国から持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令(平成29年政令第258号)が公布され、平成30年度から県が安定的な財政運営や効率的な事業の確保等の国保運営に中心的な役割を担い、制度を安定化するために政令に沿った改革を行ったことです。 2点目は、標準保険税率について、改定で考慮したことを2つ紹介します。 まず1つ目ですけれども、多久市は医療費の医療指数が高い。3カ年で県内第1位が続いています。それと、今まで税水準を基金繰り入れや法定外繰り入れにより、県内で中くらい程度に抑えていたことで標準保険税率が上がるが、今回、多久市が改定で、1点目、財政安定化繰り入れを見直しと、法定内事務費繰り入れの基準の明確化により、法定内繰り入れを前年度比約14,500千円ふやして仮係数算定時より改定率を下げ、標準税率算定に組み込む考慮をしました。 2点目として、総額における応割合、所得割合を50%に近づけることが理想でありますが、多久市における被保険者の所得や課税実態の分布を分析した結果、現行51%の場合、所得割被保険者の増額幅が大きかったので、増税感の緩和策として、平等割、均等割について現行51%を、改定後48%に調整する考慮をしました。 以上の理由で、多久市は現在赤字運営が続いている現状で、将来、持続可能な医療制度を構築するために、今回の制度改正に賛成をいたします。 ○議長(山本茂雄君)  ほかに討論はございませんか。田渕厚君。 ◆11番(田渕厚君) (登壇) 11番議員の田渕厚です。 議案甲第6号 多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成討論をいたします。 今回提案された多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令が公布され、平成30年4月1日から都道府県が中心的な役割を担い、市町村とともに国民健康保険の運営を行うに当たり、多久市国民健康保険税条例の一部を改正するものです。 今回の税率改正は、県の提示する標準保険税率の準拠の改正内容となっています。この標準保険税率により財源が確保され、医療適正化に向けた取り組みも引き続き可能となります。 今回の制度改正に当たって、国が平成30年度から1,700億円の追加財政支援を実施したこと、また、累積赤字を解消するためには、県からは借入金、市としては3年にわたり一般会計繰り入れを投入したことも評価します。 保険税額の増加は確かに被保険者にとって厳しいものでありますが、多久市の場合は医療費が高いこと、それを解消するために、今般の医療費増大の傾向抑制のためにも、また、これ以上の一般会計繰り入れが市民サービスの公平性の観点からも好ましいとは言えないと考えます。 以上の理由により、多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に賛成します。 ○議長(山本茂雄君)  ほかに討論はございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  次に、予算特別委員会に付託いたしました議案乙第4号 平成30年度多久市土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。 これより討論に入ります。 討論の通告があっておりますので、発言を許します。野北悟君。 ◆2番(野北悟君) (登壇) おはようございます。2番議員の野北です。 それでは、議案乙第4号 平成30年度多久市土地区画整理事業特別会計予算について、反対の立場で討論をします。 この会計内で多久駅周辺土地区画整理事業を行っております。この事業は、事業着手から既に20年以上経過しており、区域内の土地については、事業が終結しない状態では正式な土地登記が行えず、早期の事業終結は市にとって重要な課題です。しかし、駅東側の踏切移設に係る線路南側の接続道路については、地権者との移転補償について契約ができておらず、事業終結のめどが立っていない状況です。 この部分に係る予算については、平成26年度に予算計上され、平成27年度まで繰り越して計上されていましたが、平成28年度に事故繰越手続がとられぬまま、580,000千円余りの金額が決算終了まで宙に浮いた状況で、決算後、一般会計に繰り入れられました。その後は、この部分に関する予算は計上されておりません。 執行部の説明では、事業の早期終結のため、駅東側踏切施設に係る部分は別事業で行い、区画整理事業の区域変更について県と協議を行っていると説明していますが、予算が組まれなくなって2年余りたちますが、いまだに結論が出ていないのが現状です。仮に踏切の移設を別の事業で行うにしても、地権者との合意がなければ別の事業に指定しても進めることはできません。また、踏切移設について、線路の北側では県道と踏切の接続のために、平成27年度に予算計上し、28年度に繰り越しして1件の空き家の引き家も行っております。 当初予算は、その年度内に何を行うかの自治体の意思表示であり、予算計上がされないままでは交渉も行われません。市が本気で早期の事業終結を目指すならば、県との協議と並行して踏切移設に関する予算を計上し、事業終結に向けた最大の努力を行うべきだと考えます。 以上の理由をもって、本予算は予算措置が不十分なものとして反対いたします。 ○議長(山本茂雄君)  ほかに討論はございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  これをもちまして、討論を終了いたします。 これより議案甲第6号 多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の採決に入ります。 議案甲第6号 多久市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(山本茂雄君)  起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、議案乙第4号 平成30年度多久市土地区画整理事業特別会計予算の採決に入ります。 議案乙第4号 平成30年度多久市土地区画整理事業特別会計予算を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(山本茂雄君)  起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、総務文教委員会に付託いたしました議案甲第2号から議案甲第5号及び議案甲第10号の5件を一括して採決いたします。 以上5件に対する総務文教委員長報告は、いずれも原案可決であります。以上5件を総務文教委員長報告どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上5件は、いずれも原案どおり可決されました。 次に、産業厚生委員会に付託いたしました議案甲第7号から議案甲第9号及び議案甲第11号から議案甲第13号までの6件を一括して採決いたします。 以上6件に対する産業厚生委員長報告は、いずれも原案可決であります。以上6件を産業厚生委員長報告どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上6件は、いずれも原案どおり可決されました。 次に、予算特別委員会に付託いたしました議案乙第2号、議案乙第3号及び議案乙第5号から議案乙第20号までの18件を一括して採決いたします。 以上18件に対する予算特別委員長報告は、いずれも原案可決であります。以上18件を予算特別委員長報告どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上18件は、いずれも原案どおり可決されました。 以上で討論・採決は終わりました。 △日程第5 追加議案の一括上程 ○議長(山本茂雄君)  日程第5.追加議案の上程を行います。 本日、追加提出されました議案乙第21号 平成29年度多久市一般会計補正予算(第10号)及び諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを上程いたします。 △日程第6 提案理由の説明 ○議長(山本茂雄君)  日程第6.提案理由の説明を行います。 提案者の提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇) では、提案理由説明を行います。 まず、議案乙第21号であります。平成29年度多久市一般会計補正予算(第10号)でございます。 本議案は、平成29年度一般会計予算の、款)教育費、項)社会教育費の東原庠舎の維持管理に要する経費のうち、工事請負費の一部について繰越明許費として追加するものであります。 多久聖廟から東原庠舎までの参道につきましては、歩道と管理道に分離しておりますが、管理道は雨天時には滑りやすく、転倒や滑る事案も発生しているため、平成29年度当初予算において、その防止策として、管理道の舗装改修工事と歩道の手摺設置工事を計上しました。 管理道については2週間程度、歩道については3日程度で工事が終了する見込みでありましたため、観光客等の状況から2月以降の工事を予定し、2月27日の入札を経て、3月6日付けで工事請負契約を締結いたしました。 しかしながら、設置予定の手摺が受注生産であり、納品が1カ月半程度かかる事が判明し、3月31日までの完成が見込めなくなりました事から、繰越明許費の追加をお願いするものであります。 次に、諮問第1号であります。人権擁護委員候補者の推薦についてです。 現在、人権擁護委員として御活躍をいただいております西多久町板屋下区の福島末行氏が、平成30年6月30日をもって任期が満了となられます。 福島氏におかれましては、平成24年4月1日から6年3ケ月にわたり、人権擁護委員として御尽力をいただきました。この場をかりてお礼を申し上げます。 さまざまな問題が山積をするこの人権擁護の活動に御苦労いただきましたことに関し、改めて深甚の敬意を表するところでございます。 後任につきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市長が議会の意見を聞いて、人権擁護委員候補者を法務大臣に対し推薦することになっております。 つきましては、後任の人選について西多久町平古場区の諸江啓二氏を推薦いたしたく提案するものであります。 以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(山本茂雄君)  提案理由の説明は終わりました。 △日程第7 追加議案に対する質疑 ○議長(山本茂雄君)  日程第7.追加議案に対する質疑を行います。 まず、議案乙第21号 平成29年度多久市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 以上で追加議案に対する質疑は終わりました。 △日程第8 追加議案委員会付託 ○議長(山本茂雄君)  日程第8.追加議案委員会付託を行います。 お諮りいたします。議案乙第21号及び諮問第1号については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △日程第9 討論・採決 ○議長(山本茂雄君)  日程第9.討論・採決を行います。 お諮りいたします。議案乙第21号及び諮問第1号の2件については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、以上2件は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 まず、議案乙第21号 平成29年度多久市一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本案を原案どおり異議ない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は異議ない旨、答申することに決定いたしました。 以上で討論・採決は終わりました。 △日程第10 議会提出議案の上程 ○議長(山本茂雄君)  日程第10.議会提出議案の上程を行います。 本日、追加提出されました議案甲第14号 多久市議会議員定数条例の一部を改正する条例を上程いたします。 △日程第11 提案理由の説明 ○議長(山本茂雄君)  日程第11.提案理由の説明を行います。 提案者の提案理由の説明を求めます。中島慶子君。 ◆3番(中島慶子君) (登壇) 改めましておはようございます。 提案理由を説明いたします。 議案甲第14号 多久市議会議員定数条例の一部を改正する条例について。 今回の改正は、議員定数を現在の16名から15名へ変更するために多久市議会議員定数条例の一部について改正するものです。 多久市議会では、平成27年4月26日執行の多久市議会議員選挙が無投票であったことを受け、議会改革特別委員会を設置し、議会機能の充実強化及び議員定数の適正化等について検討を行いました。 平成28年12月に同特別委員会から議長に答申書が提出され、その資料をもとに、市内6ヶ所及び2団体と「議会改革に関する意見交換会」を実施し、住民の皆様の御意見を広くお聞きしました。 その後、平成29年12月に議員協議会を開催し、全議員で協議を行いました。 議員定数については、市の人口が減少していること、また、議員定数削減を求める市民の声があることなどから、2名を減じ、14名とする意見も出されましたが、市内各地区を取り巻く環境はそれぞれに異なり、地域性などを考えた場合に単純に人口だけでは判断すべきでないこと、また、削減する数によっては立候補する地域条件が厳しくなる恐れがあることなどから、1名減の15名へと議員定数を変更することに決定し、全議員による提案として提出いたします。 以上です。 ○議長(山本茂雄君)  提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。議案甲第14号は議員全員の提案ですので、質疑、委員会付託は省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、議案甲第14号は質疑、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △日程第12 討論・採決 ○議長(山本茂雄君)  日程第12.討論・採決を行います。 お諮りいたします。議案甲第14号については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 議案甲第14号 多久市議会議員定数条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 以上で討論・採決は終わりました。 △日程第13 意見書の上程 ○議長(山本茂雄君)  日程第13.意見書の上程を行います。 本日、追加提出されました意見書第1号 農林事業に係る予算措置の確保を求める意見書を上程いたします。 △日程第14 提案理由の説明 ○議長(山本茂雄君)  日程第14.提案理由の説明を行います。 提案者の提案理由の説明を求めます。野口義光君。 ◆1番(野口義光君) (登壇) 議会を代表して、案文を読み上げて提案理由とさせていただきます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          農林事業に係る予算措置の確保を求める意見書 多久市は佐賀県のほぼ中央に位置し、四方を山々に囲まれた緑豊かな盆地を形成している中山間地域にあります。この中山間地域特有の自然環境が色濃く残った生産基盤で農業が営まれております。耕地面積は約1,085haで、このうち水田が約80%を占め、水源の確保には昔から苦慮してきたところであります。 昨年を振り返りますと、隣接する福岡県でゲリラ豪雨が発生し、朝倉市を中心に甚大な被害が発生しております。逆に本市では大事に至らなかったものの、少雨による水不足に陥り、農家の皆様方から水稲の生育を心配する声が多くあがりました。これからも、深刻な干ばつやゲリラ豪雨が市内でも発生する可能性は論を待たず、それを懸念する農家の皆様方の声を数多く耳にします。 大雨対策につきましては、大雨の被害から農地を守る昭和37年に築造された岸川防災ダムの改修工事が、国県の関係者の皆様のご尽力により、平成29年度末に完了する見込みとなっております。 一方、干ばつ対策につきましては、昭和40年代の干ばつを契機に工事に着手した筑後川下流土地改良事業のうち、40年以上の時を経て羽佐間水道に注水する国営事業が、平成30年度末に完了する見込みとなっております。平成31年度には東多久町の一部の地域に、嘉瀬川からの補給水を供給できることとなります。 また、東多久町羽佐間からの道灌ため池までの路線は、平成26年度から県営事業で取り組んでおり、現在も佐賀県が工事を実施しております。県営事業の工期は、平成31年度完了予定となっておりますが、平成29年度末現在の進捗率は事業費ベースで約25%となっており、今後、予算の配分次第にはなりますが、3年程度の工期の延伸が見込まれています。 つきましては、農業用水の安定確保のためにも県営事業の早期完成が必要であることから、農林関係の予算確保に取り組んでいただきますよう強く要望いたします。 以上、地方自治法99条の規定により意見書を提出します。 平成30年3月22日                                 多 久 市 議 会内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様衆議院議長 大 島 理 森 様参議院議長 伊 達 忠 一 様財務大臣 麻 生 太 郎 様農林水産大臣 齋 藤   健 様      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以上、提案いたします。 ○議長(山本茂雄君)  提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。意見書第1号は、全議員による提案ですので、質疑、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、意見書第1号は質疑、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △日程第15 討論・採決 ○議長(山本茂雄君)  日程第15.討論・採決を行います。 お諮りいたします。意見書第1号については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、意見書第1号は討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 農林事業に係る予算措置の確保を求める意見書を原案どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、意見書第1号は原案どおり可決されました。 以上で討論・採決は終わりました。 △日程第16 議決事件の字句及び数字等の整理 ○議長(山本茂雄君)  日程第16.議決事件の字句及び数字等の整理についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会におきまして議案が議決されましたが、条項、字句、数字、その他の整理を必要とするときは、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本茂雄君)  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。 以上をもって、今期定例会における会期及び議事日程の全部を終了いたしましたので、平成30年3月多久市議会定例会を閉会いたします。                午前11時7分 閉会 上記のとおり会議の次第を記載し、ここに署名する。   平成  年  月  日            多久市議会議長  山 本 茂 雄            多久市議会議員  香 月 正 則            多久市議会議員  中 島 國 孝            会議録調製者                     南 里 靖 宏            議会事務局長...