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06月24日-04号

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  1. 多久市議会 2003-06-24
    06月24日-04号


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    平成15年 6月 定例会       平成15年6月24日1.出席議員   議 長  武 冨 健 一           10 番  中 原   鎭   副議長  西 山 英 徳           11 番  田 中 英 行   2 番  中 島 國 孝           12 番  山 口 正 信   3 番  野 中 保 圀           13 番  角 田 一 彦   4 番  中 島 慶 子           14 番  田 原   昇   5 番  山 本 茂 雄           15 番  山 口 龍 樹   6 番  飯 守 康 洋           16 番  真 島 信 幸   7 番  興 梠 多津子           17 番  井 上   慧   8 番  古 賀 和 夫           18 番  石 井 順二郎   9 番  牛 島 和 廣           19 番  大 塚 正 直2.欠席議員    な   し3.本会議に出席した事務局職員   事 務 局 長  土 橋 哲 也   次長兼議事係長  野 中 信 広   書記       山 田 智 治4.地方自治法第121条により出席した者    市           長      横   尾   俊   彦    助役                 古   賀   正   義    収入役                田   中   勝   義    教育長                尾   形   善 次 郎    総務課長               藤   田   和   彦    税務課長               森   山   真   塩    財政課長               柴   田   藤   男    市民課長               中   原   博   秋    生活環境課長             木   島   武   彦    農林課長               田   中       榮    農業委員会事務局長          舩   山   正   秀    建設課長               小   園   敏   則    企画商工課長             牛   島   剛   勇    都市計画課長             兼   行       進    下水道課長              舩   津   忠   伸    人権・同和対策課長          中   島   重   吉    福祉健康課長             市   丸   正   文    教育次長               松   下   伸   廣    会計課長               本   島   和   典    水道課長               前   山       充    市立病院事務長            渕   上   哲   也    監査委員事務局長           樋   口   和   吉    恵光園長               草   場   藤   夫    生涯学習課長             松   尾   紀 久 江      ――――――――――――――――――――――――――――――       議  事  日  程    6月24日(火)10時開議 日程第1  市政一般に対する質問      ――――――――――――――――――――――――――――――          平成15年6月多久市議会定例会一般質問通告書┌───┬──────────┬────────────────────────────────┐│ 順番 │  議員名      │      質問要旨                       │├───┼──────────┼────────────────────────────────┤│   │          │ 1.学校教育                          ││   │          │   小中学校の統廃合について                  ││   │          │                                ││   │          │ 2.学校給食                          ││   │          │   午前中授業のみの場合の対応について             ││   │          │                                ││   │          │ 3.乳幼児医療費助成                      ││ 8  │  田 原   昇  │   歯科に係る医療以外の医療費の助成を4歳児未満まで      ││   │          │  延長ができないか                       ││   │          │                                ││   │          │ 4.嘱託員制度                         ││   │          │   嘱託員制度の見直し                     ││   │          │                                ││   │          │ 5.河川管理                          ││   │          │   市河川の管理について                    │└───┴──────────┴────────────────────────────────┘ 日程第2  議案に対する質疑   議案甲第20号 多久市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例   議案甲第21号 多久市税条例の一部を改正する条例   議案甲第22号 多久市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例   議案甲第23号 多久市手数料徴収条例の一部を改正する条例   議案甲第24号 多久市母子家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する条例   議案甲第25号 多久市農業集落排水施設条例   議案甲第26号 多久市農業集落排水事業分担金徴収条例   議案甲第27号 多久市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を          改正する条例   議案乙第27号 平成15年度多久市一般会計補正予算(第1号)   議案乙第28号 平成15年度多久市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)   議案乙第29号 平成15年度多久市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)   議案乙第30号 平成15年度多久市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案乙第31号 平成15年度多久市水道事業会計補正予算(第1号)   報告第1号  平成14年度多久市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について   報告第2号  平成14年度多久市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の          報告について   報告第3号  平成14年度多久市公共下水道事業特別会計継続費繰越計算書の報告に          ついて   報告第4号  平成14年度多久市土地開発公社事業報告及び決算について   報告第5号  平成15年度多久市土地開発公社事業計画及び予算について   報告第6号  平成14年度財団法人「孔子の里」事業報告及び決算について   報告第7号  平成15年度財団法人「孔子の里」事業計画及び予算について   報告第8号  平成14年度財団法人「多久市体育協会事業報告及び決算について   報告第9号  平成15年度財団法人「多久市体育協会事業計画及び予算について   報告第10号  平成14年度財団法人「多久市学校給食振興会」事業報告及び決算につ          いて   報告第11号  平成15年度財団法人「多久市学校給食振興会」事業計画及び予算につ          いて 日程第3  議案の委員会付託      ――――――――――――――――――――――――――――――                議 案 付 託 表    1 委員会に付託する議案     ┌─────────┬───────────────────┬────┐     │  委員会名    │   議案番号             │ 件 数│     ├─────────┼───────────────────┼────┤     │         │   議案甲第20号~議案甲第23号    │    │     │ 総務委員会    │                   │   5 │     │         │   議案甲第27号           │    │     ├─────────┼───────────────────┼────┤     │ 建設経済委員会  │   議案甲第25号~議案甲第26号    │   2 │     ├─────────┼───────────────────┼────┤     │ 文教厚生委員会  │   議案甲第24号           │   1 │     ├─────────┼───────────────────┼────┤     │ 予算特別委員会  │   議案乙第27号~議案乙第31号    │   5 │     └─────────┴───────────────────┴────┘    2 委員会付託を省略する議案     ┌─────────────────────────────┬────┐     │     議案番号                     │ 件 数│     ├─────────────────────────────┼────┤     │   報告第1号~報告第11号                │   11 │     └─────────────────────────────┴────┘      ――――――――――――――――――――――――――――――                 午前10時 開議 ○議長(武冨健一君)  ただいま出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の本会議を開きます。 △日程第1 市政一般に対する質問 ○議長(武冨健一君)  日程第1.市政一般に対する質問をきのうに引き続き行います。 田原昇君。 ◆14番(田原昇君) (登壇) おはようございます。14番議員田原でございます。通告に従い質問いたします。 本年3月市議会定例会市長演告の中で、市長は、 「地方分権一括法の施行から間もなく丸3年を迎えようとしており、地方自治は新しい時代を迎えようとしております。地方分権の理念であります「自己責任自己決定」の理念のもと、自治体のことはみずからが主体的に決定し、地域の実情に応じた行政を展開することにより、その地域にふさわしい創意と工夫に満ちたまちづくりを実施することが期待されております。市民と行政の協働により、知恵と手腕を発揮していかなければなりません。限られた財源と無限の人的資源を有効に活用し、市民の皆様の御理解と御協力のもと、真に必要とされる事務事業について効率的、効果的に実施し、多久市の活性化に努めたいと存じます。 少子・高齢化が一層顕著になるとともに、教育、情報化、国際化、環境など、市民ニーズの多様化・高度化が進む反面、市を取り巻く財政事情は厳しくなってきております。地方分権の進展や社会経済情勢の変化を改めて認識し、みずからの責任においてさらなる改革を進めるとともに、地方自治・新時代にふさわしい行政システムの構築を図り、市民との協働によるまちづくりを推進していきたいと思います。最少の経費で最大の効果を上げるため、地方自治運営基本原則に立ち、サービス精神経営感覚を持って事務の執行に当たらなければなりません。 多久市の目指すべき方向は、「住みたい美しいまち 多久」をつくることであります。そのためには、市民の暮らしの充実を基礎に、市民が愛情と誇りを持って生活ができる場と個性を築くことが重要であります。地方分権の時代には、市民と自治体の知恵と手腕で魅力あるまちづくりを推進していかなければなりません。市民サービスを向上させることはもちろんのこと、市民から信頼され、期待され、感謝される多久市を創造するため、全力で取り組んでまいります。」と述べられています。 そこで、1、学校教育小・中学校の統廃合について。2、学校給食午前中授業のみの場合の対応についての2点を教育長に伺います。 3、乳幼児医療費助成。昨日の興梠議員の質問と重複いたしますが、歯科に係る医療以外の医療費の助成を4歳児未満まで延長できないか。4、嘱託員制度嘱託員制度の見直し。5、河川管理、市河川の管理について。以上3点を市長に伺います。 ○議長(武冨健一君)  教育長。 ◎教育長(尾形善次郎君) (登壇) おはようございます。学校教育と学校給食についてお答えいたします。 学校教育小・中学校の統廃合についてということで、まずお答えします。 このことにつきましては、真島議員の方にもお答えしておりますが、児童・生徒数の減少や近年の財政状況の中では、学習指導のあり方や学校経費の効率化などについて検討することが必要であると思っております。しかし、現在の学校教育の中では、個性を伸ばし、ゆとりの中で生きる力を育む個性重視の教育が求められており、また、学校が持っている地域社会における教育や文化の役割も考慮し、これを実施するかどうかは慎重に検討する必要があると思っております。今後、地域の皆様の意見も参考にしながら、総合的に研究検討してまいりたいと考えております。 次に、学校給食につきまして、午前中授業のみの場合の対応についてお答えいたします。 学校給食の平成15年度の給食回数は、各学校とも年間 182回を計画しております。それについては、給食主任者会、校長会より意見を伺い、教育委員会が決定するものでありますが、日々の給食の実施については、学校よりあらかじめ出された実施届、変更する場合は学校側より変更届を提出してもらっております。それによって、学校給食センターにおいては給食の実施を行っております。 なお、実施していない日は、主に入学式、それから始業式、終業式、運動会(体育大会)、修学旅行、遠足、卒業式、保護者面談などの行事開催日となっております。 午前中授業のみの給食実施の場合ですが、あくまでも学校側からの計画に基づき、家庭訪問時などには学校給食を実施しております。その際、栄養基準量の確保、調理時間の確保、衛生的配慮等を行い、給食センターからの配送出発時間を早目に行っております。 御質問の始業式、終業式時などの学校給食実施については、現在の年間実施回数を超えることになりますので、現行の給食費では対応が困難になると思われます。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇) 田原議員のお尋ねにお答えいたします。 乳幼児医療費助成のことでございますが、現在では3歳未満児の医療費については保険医療機関に一月 300円を支払っていただければ済みます現物給付を実施しておりますし、また多久市単独で歯科医療につきましては、平成13年4月から就学前までを無料化し、実施をしております。これに加えて御質問の全疾患の医療費を4歳児未満まで引き上げて無料化することにつきましては、平成14年度実績から積算し予測をいたしますと、市単独の持ち出し部分がおよそ10,000千円ほどになることが考えられますので、現在の厳しい財政状況の中では慎重な検討が必要で、今のところは困難であろうと受けとめております。 4点目で嘱託員制度のお尋ねがございました。 現在、本市の嘱託員につきましては、各地区の住民の皆様から選出をされた 106名の方に嘱託員として委嘱をし、市の行政事務補完的役割を担っていただいております。 その業務内容につきましては、広範にわたり、時には市民の皆様の生命・財産の保全に関する重要な部分もあります。 例えば、幾つか例を申し上げますが、一つ目に、諸税申告書の配布や取りまとめ及び各種納入通知書の配布というのがあります。ただ、これは今税務の方で改定をしますので、近々変わってまいります。 二つ目に、広報及び市からの文書の配布をしていただいています。 三つ目に、各種調査報告書の配布や取りまとめをいただいています。 四つ目に、今雨期の季節でございますが、風水害等が発生した場合の被害報告の収集や報告をしていただいています。 五つ目には、環境衛生の指導及び防疫に関することをしていただいています。 六つ目に、市の所掌にかかわる各種募金取りまとめもお願いしています。 七つ目には、区域内の開発及び市が行う諸事業にかかわります連絡や取りまとめなどを務めていただいております。 嘱託員の方々は、各行政区において市の窓口ともなり、あるいは市民の声に対しまして迅速にこたえていただく市政の実現のためにも、その役割が重要であろうと認識をいたしております。現在、嘱託員の方々のおかげで市の補完的役割を担っていただき、感謝をいたしているところでございます。 また、現在の行政区を見てみますと、世帯数で見ますと、最大と最小の差が大きくございます。最大の行政区砂原区の場合は 465世帯あります。一方、最小の方ですと、行政区が二重でございまして、3世帯となっております。また、行政区そのものの機能が十分に果たしがたい地区もあるのではないかという意見も一部いただいております。これら行政区の見直し、例えば、区の統廃合ですとか、複数区の代表嘱託員制度ですとか、あるいは議員が申されております自治会制度的なもののやり方とか、いろんなことにつきまして調査を行い、住民の皆様へのサービスの面ですとか、あるいは行政の費用対効果ということを十分検討する必要がありますので、嘱託員会等との緊密な連携、連絡を図っていきたいと考えております。 五つ目に、市河川についてのお尋ねがございました。 多久市内の市河川としては、準用河川が77本あります。延長で4万 8,335メートルあります。また、普通河川が5本、延長いたしますと 736メートルございます。 準用河川は市が管理をし、普通河川につきましては地元にお願いいたしているところでありますが、災害復旧事業や補修のための原材料支給、地元による除草作業等河川愛護助成につきましては、すべての市河川を対象に行っております。 また、平成14年度での河川維持管理の実績といたしましては、赤松川のほか4河川のブロック積み底張り等修繕工事で 2,961千円、正院谷川ほか3河川のしゅんせつ工事で 997千円、市単独の災害復旧工事として平野川、高木川内川で 945千円。 また、河川愛護助成金として21件ございまして、 290千円の助成を行っております。 今後の維持管理につきましては、市河川としての機能を維持できるように、また引き続き努力をしていきたいと考えておりますが、御承知のとおり財政も厳しい状況でありますので、流域住民の皆様方と連携を強化しながら、除草作業清掃作業等につきましても、これまで以上の御協力をお願いせねばと感じているところでございます。 ○議長(武冨健一君)  田原昇君。 ◆14番(田原昇君)  2回目の質問をさせていただきます。 1回目の学校教育小・中学校の統廃合については、慎重に検討をしてという教育長の答弁でございます。そこで、財政課長の方に伺いたいと思いますけれども、今後の財政の見通しの中から、財政的な方面からの小・中学校の統廃合の件、そういう部分に関してはどうとらえておられるのか質問をしたいと思います。 それから、給食の件でございますけれども、本年は学校の登校日が 202日で、給食の日にちが 182日とお伺いしております。それで、私の方に御父兄の方から御相談がございまして、放課後児童なかよしクラブということの相談が参りました。5月1日現在で 294名の方がなかよしクラブの方に入っておられるわけですね。それで、小学1年生の方も入学式から、1年生の方は4月21日から給食が開始されておりますけれども、入学日から、言うならば4月20日までとなるわけでございますが、その間に土曜、日曜ございますけれども、その間もなかよしクラブで多分お残りになっていたんじゃないかなと思うわけです。そういうことで、その間は、御父兄の方は子供さんに弁当を持たせてという状況だと思います。それからまた、始業式が終わっても、終業式が終わっても、なかよしクラブの方は残っておられるわけですね。そういうことで、予算的に大体 212円ということで、本年は小学校の給食費が月 3,600円になっておると思いますけれども、その辺の部分で金額的にお考えになると、そこで行き詰まってしまいますもんですから、もしよろしければ、そういう御希望もございますもんですから、教育委員会としても保護者の方にアンケートをとるなり、どうか御検討をする余地はないのか、お伺いしたいと思います。 それで、嘱託員制度の見直しについてということで、嘱託員の方々が多岐にわたり、市の執行の代行として、また区民の方々のために一生懸命御奮闘されていることは十分存じております。また、そういう嘱託員の方々の中にも、ちょっと忙しゅうしてどがんしようもなかばいという御意見も聞いております。そういう中で、私の方は佐賀の自治会制度の方を一応勉強させていただいておりますけれども、ただし、その自治会制度が全面的に多久に合うのかというのは、それは全然合わないと思っているわけです。ただ、そこの長所を取り入れながら、どうにか改革できないのかということでございます。それで、広報物は、佐賀の場合は40ページまで、1部3円50銭ということで業者の方に委託されておるわけですね。業者の方から直接配布をされるということになっておるわけでございますけれども、そういう部分で、ある程度合理化できる部分は合理化して、嘱託員の方の仕事の量を減らすなり、または嘱託員制度を見直した中で自治会制度にするなり、そういう部分を含めて御検討できないかお伺いしたいと思います。 前後いたしましたけれども、乳幼児医療費助成に関しては、私の方にも資料いただきまして、大体うちの持ち出しが、ゼロ歳から3歳未満までが16,000千円ほどございます。これは県が5割、市が5割ということで、市の持ち出しが16,000千円ということで、1歳に換算すると、市長御答弁のように約10,000千円の持ち出しということになるわけです。それは十分承知しております。 ただ、そういう中で、私の方が小・中学校の統廃合をなぜ申し上げたのかと申しますと、小・中学校の統廃合の人員の推移を見ますと、平成21年には現在から約50名ぐらいの生徒の減になるんじゃないかなと思っているわけです。そういう中で、また財政的な負担も来るんじゃないかと思うわけです。 それともう一つは、児童に対する職員の数というのは非常にアンバランスでございます。北部小学校では、職員1人当たりに対して生徒数は18.2人ぐらいですね。ところが、一番低いのは南渓分校でございます。これは特例といたしまして、納所小は1人に対して 4.2人、約4倍半の差があるわけですが、そういう部分のバランスを考えていきますと、学校の維持管理というのは非常に難しいのかなと思いますけれども、そういう分を含めてやはり見直す時期が来ているんじゃないかなと思うわけです。それで、その中で少しでもお金が節約できれば、何とか少子化の方にお回しできないのか。3歳児未満の方に、1年延長の4歳児未満にしていただけないのかという考えでございます。 それから、河川管理につきましては、市民の方と当局でお話し合い、御協力をお願いしているということで御答弁いただきました。そういうことで、まだまだその部分では啓蒙不足じゃないのかなと思っているわけです。なぜかといいますと、必ず市河川に関しては、草の除去とか、いろんなものが言ってくるわけですね。やはりその辺の部分で、できましたら市で、例えば、きょうは多久市一斉の河川の日とか決めて、皆さんに御協力いただいてできるようにできないのかとか、そういう部分を含めて、やはり条例的にも多久市の河川をきれいにする条例とあります。これは浄化の方も入っているわけでございますけれども、それを含めて、やはりもっと市民の方に訴えられて、河川管理に御協力いただけるような体制ができないのか、その辺も含めて御質問いたします。 これで2回目の質問は終わります。 ○議長(武冨健一君)  教育次長。 ◎教育次長(松下伸廣君) (登壇) 田原議員の御質問にお答えいたします。 まず、議員おっしゃいましたが、確かに小・中学生の登校日というのは 202日か 201日と。一応、現在給食を 182回実施しております。昨年は 180回という形ですので、回数を2回ふやしております。ただ、今の1人当たりの給食費というものは、小学校が 3,600円ですか、中学校 4,300円と。この給食費では今のところ 182回が、例えば栄養基準量等々から言いまして、ちょっとぎりぎりのところということでございます。そういうことで、検討ができないかということでございますが、検討はしてみたいと思いますが、この分ふやすというのはちょっと難しいんじゃないかという気がいたしております。ただ、放課後の児童をその分だけ手当てするというのも、特別その方たちの分をつくるということになりますと、またありますので、検討はしてみますけど、難しいんじゃないかと思っております。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  財政課長。 ◎財政課長(柴田藤男君) (登壇) 田原議員の御質問にお答えします。 財政面から見た小・中学校の統廃合についてはどうかということでございますが、まず一つは、15年度当初予算の中で、小学校の管理運営費等につきまして御説明申し上げますと、小学校費の中では全体で 129,964千円あります。これを単純に7校で割りますと、1校当たり管理運営に18,566千円かかっております。また、中学校につきましては、95,884千円ですので、これを1校平均に直しますと、31,961千円ということになります。これが毎年学校の管理運営費ということでございます。 それからもう一つは、校舎、体育館、プール等の改築時期については、多額の費用が要することになっております。国庫補助や起債等で対応できますが、かなりの一般財源等を要しております。ちなみに、体育館一つをつくるのに約4億円ぐらい、それからプール建設については1億四、五千万円ぐらい、校舎については最近しておりませんが、面積によっては3億円から5億円ぐらいの経費がかかるんじゃないかというふうに思っております。 この統廃合については、多久市は過疎地域でありますので、もし統廃合で学校建設等が必要な場合は、国庫補助の補助残については過疎債が充当されることになりますので、一般財源の持ち出しはほとんどないようになるものと思っております。 またもう一つは、今交付税算定の中で、普通交付税の教育費で基準財政需要額の中での算定単位として、学校数、学級数、児童数及び多久市内の人口等が測定単位となっております。それで、統合によって学級数や学校数が減少すれば、普通交付税算定における基準財政需要額は減るということになります。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  総務課長。 ◎総務課長(藤田和彦君) (登壇) 田原議員の御質問にお答えします。 佐賀市の自治会制度について、私ども一応問い合わせをしまして尋ねました。 佐賀市につきましては、一応協議会というものがございまして、この運営費等についても会議研究等で事務局は一応市にあるというふうなことでありました。それから、小学校区単位で自治会を設けてあるということで、月1回、19校区がございまして、そこの中で会議をされていると。そういったところにも役員手当とか運営費等が支給、助成されているようでございます。 それと、自治会につきましては、 346自治会があるということで、こちらの方にも役員手当とか運営費等について助成がなされていると。それから、活動保険料とかもろもろの補助金等を60,000千円程度出されているというふうなことがあります。そういったところで、田原議員が申されましたように広報関係ですね、私どももそういった文書関係、郵送でできないものについては、文書発送が月2回ございますので、それに合わせて各課からの嘱託員にお願いする文書等を月2回しておるわけですが、そういった郵送できないものについては20キロ以上というものがあるわけでございますけれども、そういったものについては職員が直接嘱託員さんのところにお渡ししているというようなこともございます。そういったこともございますけれども、先ほど言われましたように、自治会制度嘱託員制度のいいところを取り合って研究したらどうかというふうなことでございますので、昭和41年からこの嘱託員制度があったわけでございますけれども、ちょうど考える時期に来ているのではないかというようなことで、私どもも小さな行政区、それから大きな行政区、小さくてもいろいろ不都合があると、また大きくてもいろいろと不都合があるというようなところも考えて、適正な行政区というのがどのくらいであるのかというようなことも、いろいろ考えながらしていかなくてはいけないと思っております。 しかしながら、この行政区というのは歴史的な背景がございまして、これまで培われてきた文化とか歴史とか、そういったことで成り立っているもんですから、十分に地域の皆さんとお話をしながら、嘱託員の皆さんとお話をしながら取り組んでいきたいということで思っております。 ○議長(武冨健一君)  建設課長。 ◎建設課長(小園敏則君) (登壇) 河川管理について啓蒙不足ではないかと、多久市で一斉に河川清掃日等を決めて、市民に対して訴えられたらどうかというふうな御提案がございましたけれども、それらを含めて今後検討していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(武冨健一君)  福祉健康課長
    福祉健康課長(市丸正文君) (登壇) 田原議員の質問に回答いたします。 少子化に絡めまして、学校統廃合の財源を回したらどうかという御意見だったと思いますが、統廃合につきましては、先ほどから無理だろうというようなことだったと思います。 ということで、今7市の所長会議の件で県の方にも要望するということで、きのうの市長の回答にもありましたので、それは動向を見ながらやっていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  田原昇君。 ◆14番(田原昇君)  3回目の質問をいたします。 小・中学校の統廃合については、過疎法が平成21年に時限立法でどうなるかということだと思うんですけれども、その以前には検討する時期が来ているんじゃないかなと思うわけです。ただ、私も統廃合を賛成する方ではございません。あくまでも児童・生徒を中心に、児童・生徒のために最大限に一番いい方法をお考えいただいて、それがかつ財政的にも一番軽減できる方法がございましたら、その方法をよろしく御検討をしていただきたいと思います。 それから、学校給食の件でございますけれども、小学校の場合、今1食当たり 212円の単価で運営されていると思います。ただ、そういうふうなニーズがあるわけです。だから、財政的にいきますと、それは多分不可能でしょう。 だから、私は次長にお伺いしたいんですけれども、そういうニーズがあるということでしたら、保護者の方々にアンケート調査をするなりなんかをして、そのニーズに対しての答えを出していくべきじゃないのかなと。ただ、今の予算の中でということじゃなくて、もしニーズがございましたら、その辺のところは、また財政的な措置いろんなものは当局の方でお考えいただかなきゃいけないんじゃないかと思うわけです。そういうことで、まずそういうふうなニーズ調査をされるのかどうかお伺いしたいと思います。 とにかく、皆さんはお帰りになったら母親もだれもいませんので、お弁当をということで、私たちの年代にすれば、弁当は当たり前じゃないかというのが大体の考えだと思うんです。ただ、今の若い人たちには合理的といいますか、そういうお考えがございます。できたら、むだと言ったらしかられますけれども、余分なものに対してはなるだけという部分もあるんじゃないかと思います。そういうことで、それがいいか悪いかというのはわかりませんけれども、そういうニーズがあるということで、もう一度御回答をお願いしたいと思います。 乳幼児医療費助成については、市長の方から各7市の所長が要請しておるというようなお話もきのうの回答の中で伺っております。また、私は市長の方からも直接古川知事の方に要望をしていただきたいなと思うわけです。そうしていただかないと、この人口減というのは、少子化というのはとまっていかないんじゃないかと。ただ、この少子化の問題は複雑な絡みがございますから、単にそれをしたからどうこうということじゃなくて、やはりきのうの御回答の中にもありましたように、一番問題は経済的なもので少子化なんだという回答を出されたと思います。そういうことで、その辺の部分も含めて御回答をお願いしたいと思います。 嘱託員制度に関しては、検討していただくということでございます。あくまでもこれも市民の方々に御不自由を来さないように、また市民の方を中心にお考えいただいて、御検討いただければと思います。 河川管理については、しっかり検討するということでございますので、その辺のところ、関連して市道の件も含めて、そういう部分を検討していただければと思います。 そういうことで、3回目の質問はこれで終わります。 ○議長(武冨健一君)  教育次長。 ◎教育次長(松下伸廣君) (登壇) お答えいたします。 先ほどアンケートでも実施してみたらどうかということでございます。全体的に、全児童の保護者等々がどういうニーズを持っているかということも含めまして、給食がない日等々の取り扱い、考え、その分のアンケートは実施してみたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君) (登壇) 乳幼児医療について、知事の方に要望もしてほしいということですが、機会を見て申し上げたいと思います。 あわせて、議員の皆様にお伝えしたいことがありまして、日本国はまことに不思議でございまして、少子化対策と言いながら、実は小児医療に関する、乳幼児医療に関する助成は全部自治体で負担しています。県が半分、市町村が半分でございます。国は1円も出していません。私どもが小児医療、乳幼児医療に関しまして、例えば、3歳児未満全疾患に対して出しているわけですね。積算して実績幾らと出ます。この分はカウントされまして、実は国保財政にペナルティーと言うと大げさなんですけど、その分余裕があるんですねということで減額で来ます。ですから、国としても少子化へどう対策をしていくのかということについては、十分勘案いただきたいということは市長会なりを通じて問題提起をしていきたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(武冨健一君)  田原昇君の質問は終わりました。 以上で市政一般に対する質問は終わりました。 ここで15分間休憩いたします。                午前10時37分 休憩                午前10時49分 再開 ○議長(武冨健一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第2 議案に対する質疑 ○議長(武冨健一君)  日程第2.議案に対する質疑を行います。 まず、議案甲第20号 多久市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案甲第21号 多久市税条例の一部を改正する条例及び議案甲第22号 多久市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例を議題といたします。 以上2議案は関連しておりますので、一括して質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、以上2議案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案甲第23号 多久市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案甲第24号 多久市母子家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案甲第25号 多久市農業集落排水施設条例及び議案甲第26号 多久市農業集落排水事業分担金徴収条例を議題といたします。 以上2議案は関連しておりますので、一括して質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、以上2議案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案甲第27号 多久市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案乙第27号 平成15年度多久市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑はありませんか。18番議員石井順二郎君。 ◆18番(石井順二郎君) (登壇) 平成15年度多久市補正予算の説明書の方でございますが、3件お尋ねをいたします。 一つは、20ページの緊急地域雇用特別事業費補助金が県支出金として23,504千円ついていますが、具体的にはどういうことなのかお尋ねをいたします。 それと、その下の教育費の方の県支出金ですが、不登校対策ネットワーク事業委託金というのが 1,405千円ついております。この内容について。 それと、23ページ、説明の欄の地域ウェブアクセシビリティ向上事業委託料と書いてございますが、ウェブアクセシビリティというのは、やっぱりこういうのを日本語で、横文字じゃなし、括弧してでも、たしか情報操作、そういう意味かなと思っておったんですが、その内容と、委託するのは具体的にはどういうことなのか。 それから、次のページの老人福祉費の方で組み替えがございますが、アクティビティ・介護予防事業委託料ということで 1,417千円、アクティビティとは自立とか活動とかという意味かなと思っているんですが、具体的内容等について、これはこういうことでどこに委託をするんだと、その辺の説明をよろしくお願いします。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  企画商工課長。 ◎企画商工課長(牛島剛勇君) (登壇) お答えいたします。 まず初めの20ページでございますが、県支出金、県補助金の5番で労働費県補助金23,504千円でございます。これにつきましては、佐賀県の緊急地域雇用特別事業費補助金でございます。厳しい雇用情勢を踏まえて、臨時応急の措置といたしまして、雇用・就業機会の創出を図るために、各地域の実情に応じた創意工夫に基づいた事業を実施する市町村に対しまして、補助金といたしまして10分の10を支出されるものでございます。これの具体的につきましては、支出の方でございますけれども、情報化推進に要する経費 5,648千円、観光地景観形成業務委託料 5,159千円、市有林環境整備事業委託料 4,551千円、図書資料データベース化事業委託料 8,146千円、全体といたしまして、雇用人数といたしまして 1,507日分の雇用増をもくろむものでございます。 それから、3番目の質問、23ページでございます。 地域ウェブアクセシビリティ向上事業委託料でございますが、横文字で非常に難しいのでございますけれども、これにつきましても、先ほどの地域活性化と申しますか、雇用対策の件でございます。事業といたしましては、インターネット関係でございますけれども、市のホームページ作成作業でございまして、アクセスするときのバリアフリー化とデザイン構成、作成等の費用でございます。 以上でございます。 ○議長(武冨健一君)  教育次長。 ◎教育次長(松下伸廣君) (登壇) お答えいたします。 20ページのちょうど真ん中の教育費委託金の不登校対策ネットワーク事業委託金とその内容についてという御質問でございますが、この事業につきましては、佐賀県教育委員会が最近不登校がふえているという形で、不登校児童・生徒の早期発見、あるいは早期対応というためのより一層の支援を行うために、適応指導教室等々を拠点に中核的機能を充実して、地域ぐるみといいますか、家庭、学校、それから地域と関係機関という形でネットワークの整備を図るための実践的な調査研究を15年度と16年度について行うということになっております。それで、平成15年度につきましては7月から3月までと、来年度はまた4月から委託期間ということになりますので、単年度ごとの2年間の調査研究という事業でございます。 調査研究の内容につきましては、不登校児童・生徒及びその保護者の方への支援のあり方、それから不登校問題に取り組む学校への効果的な支援のあり方、それと地域連携ですか、その役割分担のあり方等々を調査研究する事業でございまして、多久市におきましては多久地域ネットワークといいまして、多久、それから小城郡の4町が多久地域ネットワーク事業という形で取り組んでいくことになっております。多久においては、「恕ルーム」という教室がございますので、そこを拠点にしていきたいというふうに思っております。 それで、県からの委託額ですが、一応 1,405千円の委託金ということになります。 歳出で申し上げますと、32ページです。 今回、当初予算では、適応教室の指導員2名分の予算を報償費で組んでおりましたが、この事業をするために賃金に組みかえております。共済費の 305千円、それから賃金の分と、内訳としては 2,078千円でございます。それと、旅費が指導員の東京の研修旅費という形で組んでおります。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  福祉健康課長。 ◎福祉健康課長(市丸正文君) (登壇) お答えいたします。 25ページの介護予防・生活支援事業に要する経費の中で、アクティビティ・介護予防事業委託料というのは何かということでございますが、まずアクティビティのことにつきましては、活動というんですか、さっき議員がおっしゃいましたですが、この中身としましては、趣味創作活動というような事業をやるようにしております。 ということで、この予算的なものにつきましては、25ページの上の方に筋力向上トレーニング事業委託料とありますが、これが当初予算で 2,832千円あります。この 2,832千円から 1,416千円を減額いたしまして、アクティビティ・介護予防事業委託料の方に 1,417千円組みかえをしているところであります。この事業としましては、セットになっておりまして、筋力向上トレーニングとアクティビティ事業委託料ということで、家に閉じこもりがちな60歳以上の高齢者等に個別運動をして、趣味創作活動などの痴呆予防のサービスということで、特別養護老人ホーム「天寿荘」で委託をやってもらうようにしております。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  石井順二郎君。 ◆18番(石井順二郎君)  緊急地域雇用特別事業費補助金というのは、多久市の執行部の裁量で一番緊急必要度の高いところに使ってよろしいというふうに理解していいわけですね。 それと、不登校の対策のお話を聞いたんでございますが、対象の児童・生徒が今多久市内に何名おるのか、その辺の数字がわかりましたらお知らせいただきたいと思います。 それと、これは一般的に言われることでございますが、舌かむような横文字は書いてもよろしいんですが、こういうことを横文字で言えばこう言うと、そういうことで少しずつ我々もわかっていくわけですから、書いた本人もよくわからんようなことを言ってですね、これはもう少し丁寧な説明が私は必要じゃないかと。ほかの賢明な議員はおわかりだろうと思うんですが、私は全くわからんですね。きのうの晩、辞書を引いたら、こういうことを書いてあるから、こういうことかなという推測で物を言ったんでございますが、せっかく説明と書いてございますから、具体的にこういうことですと説明するのが、やはり説明の本当の説明じゃないかと思いますので、よろしくお願いします。 お尋ねは先ほど申しました2件について、おわかりでございましたらお願いいたします。 ○議長(武冨健一君)  企画商工課長。 ◎企画商工課長(牛島剛勇君)  ただいまの御質問にお答えしたいと思います。 初めに、佐賀県の緊急地域雇用特別事業費補助金についてでございますが、これにつきましては、先ほど御説明いたしましたように、支出につきまして、23ページにございますけれども、総務費、総務管理費、企画費の中に地域ウェブアクセシビリティ向上事業委託料ということでございます。 それから、もう一つ御説明いたしましたのは、29ページでございます。商工費の観光費です。この中に観光地景観形成業務委託料 5,159千円とございます。 それから、三つ目に申しましたのが、これは28ページになります。28ページの農林業費、林業費、造林事業費の中の市有林環境整備事業委託料 4,551千円。 それに一番最後の分が、35ページをごらんいただきたいと思います。35ページの教育費、社会教育費の中で、説明の中に図書資料データベース化事業委託料 8,146千円でございます。 これらにつきましては、県の事業補助金の要綱がございまして、その中で、市の方で申請をして、この補助金をいただくようになっております。補助率につきましても 100分の 100ということで非常にすばらしい補助金でございますので、できるだけ多くの補助金をいただくようなことでやっております。 それから、横文字が非常に難しいのがいろいろありますけれども、これにつきましては、その補助金の要綱の中に使われている言葉でございまして、そういったことでいろいろ難しいのが出てまいりますけれども、御了解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(武冨健一君)  教育次長。 ◎教育次長(松下伸廣君)  お答えいたします。 まず、私の説明が若干不足しておりまして、不登校対策ネットワーク事業につきましては、一応7市で地域ネットワーク事業は展開されることになっております。その中の一つとして、多久市を中心とする多久地区ネットワーク事業という形で取り組むことにいたしております。 それで、御質問の不登校の児童・生徒数ですけれども、不登校傾向にございます児童・生徒については、小学校で1名、それから中学校で11名、計12名の傾向にある児童・生徒がいらっしゃいます。その中で、適応教室「恕ルーム」の方に登校している児童・生徒は、小学校は1名と中学校が6名の計7名という状況でございます。 以上です。(「はい、了解しました」と呼ぶ者あり) ○議長(武冨健一君)  15番山口龍樹君。 ◆15番(山口龍樹君) (登壇) 一番最後に質問しゅうで思ったばってんが、だれも手挙げんごたっけんが、打ち切らるっぎいかんけん、ちょっと立ちました。 私が眼鏡の度数が合わんで小さい字が見えんかわからんけんが、ちょっと間違って読み上げたときは失礼します。 27ページ、ごみ処理費の中で、ここに委託料の29,000千円ですか、それからその下に、これは項目の19番目ですかね、一番下、これが58,983千円、技術開発助成金というのはどういう、上のはわかります。設計委託とか、そういうことであろうと。下のが技術開発助成金、どこにどうするのか、この辺をよく説明してください。 それから、その次が29ページ、これは先ほど緊急地域雇用特別事業費補助金、県からの補助金の中で、観光地景観形成業務委託料 5,000千円幾らですかね、これが出ておりますけれども、これは内容がどういうものであるのか、どこにこんなのをするのかということですね。 それからもう一つ、これも県の補助金の中にありました教育費、35ページやったですかね、これは大体事前に説明を聞きましたけれども、備品購入費を削って委託料に回しましたということと、機械を買うようにしておったけれども、補助適用にならなかったというふうなことを聞いておりますが、これは何人ぐらい雇用して、業者はシルバーセンターなのか、業者なのか、その辺の内容がわかったら聞かせていただきたいと思います。以上3項目。 ○議長(武冨健一君)  生活環境課長。 ◎生活環境課長(木島武彦君) (登壇) 技術開発助成金58,983千円に対する御質問でございますけれども、これにつきましては、平成12年度から三菱の菱電テクニカと、うちの方で最終処分場が満杯になったもんですから、その分を無害化処理という形でやっているものの継続の分でございます。あと残りが大体予測される数量として 366袋程度を7月いっぱいぐらいまでかかるんじゃないかなということで、7月の発生分まで含めて 366袋程度の処理を行うという形の中で、この分を計上させていただいております。 ○議長(武冨健一君)  企画商工課長。 ◎企画商工課長(牛島剛勇君) (登壇) お答えいたします。 29ページでございますが、商工費、項も商工費、3の観光費でございます。観光地景観形成業務委託料 5,159千円でございます。これは先ほどの歳入の20ページにございましたけれども、佐賀県の緊急地域雇用特別事業費補助金 100%で事業をするものでございます。市の観光地景観形成事業をするものでございまして、聖廟周辺でフラワーロードを整備し、観光客の増を図るものでございます。場所といたしましては、市立病院の東側市道を南へ参りますと、市道の聖堂・西ノ原線でございますか、三差路がございます。その南側が山の北斜面になっておりますけれども、この北斜面の市有地の部分にシバザクラを植える事業をいたしまして、春の中旬に咲くようなことで、春の聖廟には間に合わせるような事業でございます。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  教育次長。 ◎教育次長(松下伸廣君) (登壇) 35ページの体育施設費の備品購入費を減額して委託料に計上しているということの理由ですけれども、まず一つは、当初予算で昨年度野球場の改修をやっております。そういう形で、野球場、あるいは陸上競技場、それから庭球場等々の体育施設につきまして、当初はコミュニティー助成事業という、これは自治総合センターというところの助成事業があるわけですが、その事業を利用いたしまして、スポーツトラクターという機器を購入して芝管理等々をする予定にしておりました。 しかし、この事業では、一般事業という形で体育レクリエーション活動というのに該当するということで、一応申請をしておりましたけれども、これについては不採択になっております。そういう形で、スポーツトラクターの購入が難しいもんですから、夏の処理と冬季の管理という形で委託料に組んでおります。委託先につきましては、処理剤とか除草剤等の管理等がございますので、ある程度そういうことができる業者の方に委託していくという形になろうかと思っております。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  山口龍樹君。 ◆15番(山口龍樹君)  説明は大体わかりましたけれども、まずごみ処理場の問題、一口で言えば、これはれんがづくりですね。うちのロータリーのところにれんができてきておる、あれでしょう。(「そういうとの材料ですね、無害化したやつ……。いろんな使い方をされております。ここからよろしいですか」と呼ぶ者あり)いや、後からよか。我々が菱電社というところにれんがづくりに残灰をやっておるということは聞いております。これは年間どのくらいになるのか、それを後でちょっと。これに58,000千円と載っとるですね。それと、ここで初めのセンターの設計計画と書いてありますけれども、これがこのくらいで、ごみ処理場のことについては質問もあっておったですけれども、15億円から17億円、どのくらいか最終的にはわからんけれども、このぐらいだというふうなことを言っておられた。私は、あの中で言ってもよかったけれども、講演をしておったし、あんまり市民の皆さんを刺激しちゃいかんなということで遠慮したわけですけれども、こっちをするのはやむを得んかもわからん。しかし、きのう答弁の中でもあっておったように、小城郡が町会議員選挙、三日月町も選挙があるから、それをして話し合いをしましょうという市長の話もあっておったわけですね。その中で、うちが相談に行くときに何にも手に持たんで、こがんやっけんどがんですかと言うたっちゃ多久さんは信用されんと、今までどがしこ延ばしてきたですかというふうなことになりはせんかと。だから、地域でこの辺はよかよというところを私も二、三カ所聞いておる。それは執行部も聞いておると思う。そのぐらいのところはある程度手つけてからいかんと、多久は信用されんて言わるっとが落ちになりはせんか。そういうことで、私はこれと並行してするぐらいの気持ちはなからんといかんと。 それから、何か推進協議会ができておるけれども、これも区長会長から聞いたところでは、1回じゃい2回じゃいして、それから何もなかですもんねというふうなこと、それは選挙期間中やけん、議員になる者は選挙しよった。住民もしよったろう。執行部はそれはせんでよかやっか、どんどん進めてよかったろうと私は思う。その辺をどういうふうな手順を持ってしているのか、その辺をよく聞かせてくれんかな。 それと、私が一つ提案したいのは、佐賀が 300トンの炉をつくったと、 150トンぐらいしかまだ動かしよらん、今 120トンぐらいという話。しかし、それも条件があると。大和町からよそのとは入れちゃいかんですよという話もあったからできんですもんねと。それは議員同士の中で話したことですよ。そういうふうに聞いたわけ。そういうことだったけれども、炉が余っているというならば、年間1億円ぐらいやって、佐賀にお願いしますと頭下げに行ったらどうですかと私は思うわけよ。大和町もいかんなら――大和町も佐賀市と合併しゅうでしよっやっかと。合併しゅうでしよんないば、ひとつやりますというぐらいの気持ちを、こっちがお願いするなら頭下げる気持ちで、そのくらいの打診をしてはいいんじゃないかなと。例えば、10億円、5億円使ったにして、15年で広域になりましたとか、そういうこともむだ遣いじゃない。今から先こういうふうな財源の厳しい厳しいと言いながら、一方では、もうしょうがないですもんねと、これが行政のやることかんた。厳しいと言葉では言っても、しょうがなかと、自分たちの努力がどこにあるのか、もう少し皆さん方考えてくださいよ。その考え方を聞かせてください。これは市長の答弁をお願いします。ほかはいいです。 ○議長(武冨健一君)  市長。 ◎市長(横尾俊彦君)  細かい技術的なことは、後で担当課の方から補足させていただきますが、広域の協議と佐賀の協議のことについて少しお答えいたします。 広域協議につきましては、お二方の首長さんから、近く選挙があるので、その結果によっては広域合併の議論ですとか、こういった処理に関することですとか、いろいろ意見があるだろうから、それを踏まえたいので時間が欲しいとおっしゃいましたので、そのままの状況になっているというところが率直なところであります。県としても、県の広域化計画の中でぜひ協議をしてくださいということですので、我々も行って、協議のテーブルに着いています。その際には、前頼んでおって一回だめになったけん、また多久頼みますばいという話にはなかなかならないだろうと。恐らく一回仕切り直しだろうということで、お互い今テーブルに着いている状況ですので、今議員が御心配の件をきちっと踏まえながら協議に臨んでいるところでございます。 また、佐賀の件につきましては、内々の打診といいますか、公式な打診ではありませんが、意見交換の中ではそういったことも考えられるんじゃないかという話をしたことがあります。けれども、佐賀の処理場の場合は高木瀬地区にありまして、高木瀬地区に、地元に協約書が入っていまして、ここに地元のごみ、佐賀市のごみしか処理しないという約束が入っており、そのことが一つの線引きになっておりますので、先ほど御質問で引用された大和ですとか、ほかの自治体も一部打診された――打診というか、そういう意見交換をされたり、私もしたことありますけれども、そういった点が一つの課題として残っているということでございます。もろもろ含めまして、財政的にそういった、より広域的な処理を考えたらどうかということですけど、当然、私も考えておりまして、実は県の広域化計画をつくられる日から申し上げておるんですけれども、県がそこまで広域化を考えられるなら、最初から県が仲介されて、もっと促進をされる、汗をかいていただけないでしょうかということも県に申し上げたことがありますが、余り反応が当時はなかったです。ここに来て、佐賀の施設が立ち上がりましたので、この施設がどのように運用されるのかということについて、今御質問があったようなことを含め、周辺の御理解等が進めば、この問題も少しは進むのかなと。ただし、先ほどの協約書がありますので、その辺の理解等が進まないと、なかなか佐賀市としても具体的な検討は難しいんじゃないかなというふうな認識をいたしております。 ○議長(武冨健一君)  生活環境課長。 ◎生活環境課長(木島武彦君)  技術開発助成金の中で、開発されたものについてはれんがづくりなのかどうなのかというふうな御質問だったかと思いますけれども、これにつきましてはれんがづくりに含まれる材料を無害化処理してつくられているということで、あと用途としては、公共のコンクリートのU字溝とかブロックとか、そういうやつの中の資材とか、粒子の分は資材とか、あと有明粘土の土壌改良剤、軟弱土盤のところの土壌改良剤とか、それとか今一番おわかりなのは議員御指摘のとおり、れんがづくりという形の中で、販売元については市内ではユートクの方で出されておるようでございます。量につきましては、昔の焼却残渣の部分の持ち出しにつきましては、古い残渣というものが、いわゆる燃えかすですね、完全に燃えてなくて燃えかすの部分が大体4割から5割含まれておりまして、それを搬出しますので、大体その埋め立て灰については半量ぐらいが商品化されているんじゃないかなというふうに思っております。(「年間」と呼ぶ者あり)年間の量ですか。(「年間のここは58,000千円やろう。年間どのくらい」と呼ぶ者あり)これまで年間70,000千円から80,000千円ぐらいじゃなかったかなというふうに思っておりますけど、今年度につきましては、当初20,000千円ついておりますので、78,983千円という形になっております。ちなみに、今申しましたとおり、7月までの発生の主灰、飛灰の処理ということで計上させていただいておりますけれども、計画といたしましては、当初に御承認いただいております最終処分場の再整備という形を早急に行いまして、その後、新しい灰処理施設が完了するまでは、そこにフレコンパックで詰めたまま仮置きをしておきたいという使い方をやっておきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(武冨健一君)  山口龍樹君。 ◆15番(山口龍樹君)  今のは、残渣というのは以前からあったので、それを処分するのに70,000千円幾ら、80,000千円近い金がかかると、今から先はそうないと見ていいわけですね。それが1点。その時点でどのくらいになるのか。 それから、今市長も佐賀広域の中でという話も水面下では話していますよというふうなこと、我々も以前はそういうことを佐賀市内の議員同士で話したことも十分あるわけですよ、何回となく。我々はよかとさいと。しかし、大和がですねというふうな話もあったことは事実。だから、あそこも広域で合併するということならば、そこの中で話し合って、そして1億円ぐらい、そしたら、あんたんとこも少しは負担の軽うなるやっかんたというふうなことでも、うちがどのくらいの年間経費が要っているのか、投資せんでいいならば年間経費が要ったしこ全部やったっちゃようはなか。例えば、次に15億円投資するてなるでしょうが、これを、10年ぐらいで広域になるかもわからんという過程があるならば、1億円なら10億円で終わるやっかいと。ならば5億円はうちがもうけたいというふうなことで、これもうちの一般財源はなかけんが、起債でせんばいかんでしょう。起債ていうばってんが、将来これは返済していかんばいかんてことはころってしとることやっけんさ。それがどのくらいの償還率になってくるのか我々ではわからん。担当者はわかるかもわからんですけどね。だから、うちにもう来なくていいと、全部そちらでしてくいろという話し合いなら、私もこの話せんでいいですよ。しかし、きのう興梠議員が小型にせんですか、小型にせんですかという話、小型がいいのか、大型がいいのか、経済効率はどっちなのか、その辺は執行部が勉強してわかっておると思う。それから、地域の要望がこうあるのに対しては、単独ではできんとか、広域だったら地域の要望にある程度こたえられるとか、その辺はあると思う。だから、単独でうちができるなら、これが一番いいですよ。しかし、これはうちだけの問題じゃなくて、各自治体が大きな悩みを持って、今から自治体運営せんばいかん時代になっておるとやっけんが、その辺をお互いに話し合っていかなくちゃいかんじゃないかなというふうに思っております。 そういうことで、選挙が終わってからというふうなことですけれども、それは選挙の終わってすぐでん行くならば、よそがそういう、候補地を決めたところが大体小城郡4町であるならば、それに多久は乗ったが一番よかくさ、何ちゅうことなか。しかし、よそもちょっと今のところは、どこでん来てくださいというところがなかならば、うちがせんばいかんのかどうかということ。しかし、うちが単独であそこを改修して、4カ所ぐらいに県が指導してしますと、その前にまず広域でやってくださいというのが県の話でしょう。その後に県が4カ所ぐらい。これもはっきりいって何年後になるかわからんさ。県が一応プランを出したぐらいであって。だから、この辺は小城郡4町、多久でしっかり話していってもろうて、そしてむだな金は出さんでよかごとしましょうや。それを積算した数字があるかもわからん。年間どのくらい焼却場の人件費があり、燃料費があり、その辺のもろもろのあれがあると思うけれども、それがどのくらい入って、それを全部出したっちゃ私はよかと思う。2億円かかるなら2億円やってもどうあっかいと。2億円やるぎ、うちが10年ででくんない、それはうちが損することになるけんが、それはちょっと待ったよということもなるかもわからんし、そういうことで、その辺の私が話したことをわかる範囲でよかですから。 それから、あとはよかて言うたばってん、シバザクラというのは短かとやろう、ほうたごたっとね。あれでわーっていうて多久に来てくるっじゃろうかね。これは二、三日前ですね、あれはどこやったですか、テレビに出とったですよ。これは物すごく広かった。シバザクラの中に文字を書いて、色の違う品種を入れて、その自治体のあれを書いてあったですよ。あれは広かった。なかとよりましさ。私も何とかして人ば呼び込むごとせんかんたと一般質問でもしたように、やっぱり今から先は安らぎ、和み、いやしという言葉がはやりよる時代やけんね。私は、あそこはどっちかっていったら、上の方はツツジがどがんやろうかと思う。下の方はシバザクラでん道路沿いにざっとよか、上の方にツツジはどうだろうかというふうに私は考えますけど、これは専門的な立場でいいです。そういうことで、シバザクラばかりじゃなくて、それもできたらいいなというふうな考えでおりますので、その辺の考え、シバザクラ一本でいきますというのか、少し幅広く考えますというのか。 それからもう一つ、聖廟に行くところに、橋の手前にあった杉林を倒してあるね。あそこはうちの管轄でしてあるという話を聞いたばってん、あそこは何にしゅうで思うとっじゃい、その辺も話を聞かせてくれんかな。それはまだ課長が4月に来とっとやっけん、それは知らんかわからんばってんが。 それから、これは私も前言ったかしらんけれども、ヒマワリばお寺の裏のにきじゃなし、表のにき、ざあってしんさいて、もったいなか、だれも見らんごたっところにヒマワリば植えて、そして植えておりますていうふうなことじゃどがんしようもなか。我が懐の中に隠して、我が一人見よっごたっもんじゃ。その辺も次の段階ではどういうふうに思っているのか、ひとつ考えがあったら聞かせてください。 ○議長(武冨健一君)  生活環境課長。 ◎生活環境課長(木島武彦君)  技術開発助成金については、これで終了なのかというふうな御質問だったと思いますけれども、先ほども申しましたとおり、一応7月までの発生の主灰、飛灰の処理はこの中で計上しております。そういうことで、最終処分場の設計、もしくは入札までの仕様書作成等々の入札を明日行うように予定いたしております。これの設計等が大体期間として、今8社程度とっていますけれども、30日ぐらいかかるというふうな形になっております。私自身としてそんなにかかるのかなという感じがしとるもんで、実際落札があった時点の中で、この期間短縮というものについては再度協議をしたいと思っていますけれども、今各社から出ている必要期間というのが大体1カ月程度、30日間という形で出ております。そして、施行につきましては、お聞きしているのが大体2週間程度でできるだろうということで、大体8月の中旬ぐらいまで、盆過ぎぐらいまでには完了するんじゃないかなと思っております。そういう形で、7月までの発生主灰、飛灰を処理できれば、あと8月の半月分の処理の問題がありますけれども、これについては時期的なごみの量等々も変化がありますもんですから、それによって、当然、主灰、飛灰の量の変化もございます。しかし、今ある部分を全部持ち出しをすれば、完了までの間は場内の中で一時仮置きが可能じゃないかなというふうに思っております。だから、完了時期は、とにかく8月の中旬までをめどと、どんなに長くても8月の中旬までをめどという形の中で事務を進めてまいりたいというふうに原課としては思っているところでございます。 ○議長(武冨健一君)  企画商工課長。 ◎企画商工課長(牛島剛勇君)  御質問のシバザクラの件でございますけれども、中に文字を入れたり、それから上の方はツツジですか、こういったことにつきましても検討させていただきたいと思います。 シバザクラを選んだ理由といたしましては、この事業が緊急雇用を目的といたしておりまして、約201日間の雇用が生まれるわけでございます。それで、シバザクラを種まきから育成、そういったことを6カ月間ばかり時間をかけて、雇用のためのものでございまして、ツツジあたりでございますと、ちょっと時間的にも雇用的にも目的から……。やはりシバザクラのような種まきから育成まで長くかかるものが適当じゃないかということで選んでおります。 以上でございます。 ○議長(武冨健一君)  財政課長。 ◎財政課長(柴田藤男君)  山口議員のお尋ねになりました聖廟近くの土地の購入ですが、土地については、今財政課であります土地開発基金で14年度で購入をいたしております。面積とか金額等については覚えておりませんので、今は申し上げられませんけど、跡地については、初めは非常に遺跡があるだろうというふうなことで、地形を変えることについてはどうかなということで一つ思っております。今非公式でありますけど、多久町の中にはアンズ部会といいますか、そういう団体があるそうです。そちらにアンズでも植えていただいて、アンズの森とか、そういうことに持っていったらどうかなということで、今内々で話している状況です。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  12番山口正信君。 ◆12番(山口正信君) (登壇) 27ページの先ほど山口龍樹議員から質問ございましたように、技術開発助成金58,983千円が予算化されておりますけれども、これは長崎県でつくらせているとお聞きしていますが、どういった過程の中でそうなって、基本的にごみ焼却灰をれんがに再資源化する技術開発助成金事業ということでございますけれども、るる説明はいただきましたが、こういった中で、多久市の単独の市有地がたくさんあると思います。こうした中で、今担当課長の木島さんの方から、最終処分場が満杯になったということでございましたけれども、当時、去年あたり、私たち既存の焼却場の灰の処分地を見てきましたけれども、あと四、五年はもてるだろうという説明だったかと思います。こうした中で、今後58,000千円も幾らもですね、れんが化してつくった時点で費用対効果と申しますか、市有地を使う方法はないのかというのがまず1点です。 それから、同じ27ページでございますけれども、昨日、6月16日の全協の中でも論議がなされましたが、補償費の問題でございます、18,767千円。これに関連しておりますから、当時のメイプルタウンの北側の原口地区に建設を容認していただいたという過程の中で、先日も申し上げましたように、道路の舗装整備、側溝に要する経費ですね、整備された経費は幾らなのかということと、私は財政多難な多久市の補償費の問題を仰ぎ立てるもんじゃないということをまず前提に置いて質問いたしますけれども、先ほど山本議員からもあったように、1市5町で補てんすべきじゃないか、それから道路の問題、それからあと、もしこれが地すべり地帯ということで地権者が、地価が下落したということで損失問題が浮上してまいりますと、一体どういったことで補償問題が決着するかなということがございますから、以上の点についてよろしくお願いいたします。 ○議長(武冨健一君)  生活環境課長。 ◎生活環境課長(木島武彦君) (登壇) 技術開発助成金の関連という形の御質問の中で、以前、昨年ですか、議員さん現地に行かれたときに、今の施設は四、五年もてるというふうな説明があっていたということでございますけれども、あそこを完全に空にした状況の中で、あそこが大体5年ぐらいで満杯になったということでございます。そういう形の中で、多久市が市有地をたくさん持っておるので、そっちの方で何とかならんのかと、埋めることができんのかというのが御趣旨かと思いますけれども、これは特別の管理物でございます。そういうことで、焼却灰といえども、管理型の最終処分場を整備した中で管理型の場所でしか処理はできませんので、市有地があるからそこで簡単にという形のものにはまいらないかというふうに思っております。 それから、補償費の問題で、地すべり地帯で地価が下落した場合の補償問題ということでお尋ねになられましたけれども、このことについても不動産鑑定士並びに弁護士の先生等にもお尋ねしております。実際、調査結果報告書もお見せし、また市報等に掲載した文面もお持ちしながら、お見せしているわけでございますけれども、その中に表現されておりますとおり、大規模開発をすれば、それは誘発する可能性が高いと。今回の焼却場は10ヘクタール規模ということで、誘発する可能性がかなり高いですよという表現になっております。そういうことで、今度は当然それらを売却していく、資産を売却していくという過程の中においては、購入される方は当然その地質調査等を行われるわけで、その規模等によっては、そこら辺の判断というのはまた変わってくるだろうというふうなことで、これが直接地価等の下落につながるものではないんだということで、これは補償というものに対しての対処としてはおかしいんじゃないかというふうな見解がございました。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  山口正信君。 ◆12番(山口正信君)  技術開発関係につきましては、了解です。 あと、補償費に関する問題でございますけれども、これは当時の原口の建設を容認していただいたということの中での道路の整備、側溝に要する経費、どういった枠組みの中で予算をつけて、県の予算に何か文言を変えてなされている形跡があるようでございますけれども、どういった内容なのでしょうか。 あと、1市5町の問題は私が提言しましたけれども、補償については、先ほども言いましたように、これは原口のときも一緒でした。環境アセス、それから立地可能調査、これは人口割、平等割の中で積算されてした経緯がございます。その取り組みはできないものか。これは市町村合併も含めて、視野に入れた中でのこともございますから、一応こういった内容をどういったように分析されるか、よろしくお願いします。 ○議長(武冨健一君)  建設課長。 ◎建設課長(小園敏則君)  原口地区での市道の整備とか側溝の整備というふうな内容でございますけれども、直接関係はないと思うんですけれども、生活環境整備というふうなことで地元の方から要望書が出されておりまして、これが平成10年11月ということで、その中で市道の改良という要望がなされております。市道3本、それと水路整備として2カ所というふうな要望が出されておりまして、その中で、建設課の方で取り組んだ分が市道の2路線でございます。その分につきましては、市の単独で2路線合わせて約 2,670千円程度の予算というふうなことでしております。 以上でございます。 ○議長(武冨健一君)  農林課長。 ◎農林課長(田中榮君)  山口議員の質問に農林課が所管する事業についてお答えいたします。 今、建設課長が申しましたように、事業について、道路3、水路2というふうなことで要望されておりまして、その一つの今出川から公民館の裏に位置する水路でございますけど、これにつきましては、老朽化がひどく、漏水、また雨がひどく降れば公民館の裏が浸水するというようなことで、平成11年度事業で地方改善施設、下水排水路ですけど、その整備事業というようなことで事業を行っております。延長は 236.6メートル、45のU字溝を敷設して、事業費は12,000千円程度ということです。 それと、もう一つの水路につきましては、道路整備につきましては、林野庁所管の地域防災対策総合治山事業というふうなことで、県営で事業を行うわけでございますけど、これにつきましては、申川内・原口部落を流れる申川内川流域、それと相ノ浦地区を流れる西郷川流域、それと仁位所・宝蔵寺に関係する仁位所川水域というようなことで、面積 550ヘクタール、事業費が大体11億円、事業年度が平成13年度から大体5カ年計画で、平成13年度より事業を着手しております。平成13年度は相ノ浦地区に堰堤を2基つくっております。そういうふうなことで、平成14年度に原口地区に堰堤を1基つくり、その流末水路として原口区の東側の水路、向こうから要望があった水路につきまして、延長61メートルぐらいを整備されます。 それと、市道原口線でございますけど、これは市道原口線を廃止いたしまして、保安林の管理道として、延長 560メートル、幅4メートル、これは原口区から申川内地区に上った市道の交差点まででございます。それを58,000千円かけてつくっております。これにつきましては、それに附帯する治山堰堤6基をつくるため、そういう管理道を 1,800メートルつくるわけですけど、その一部として、その道路は改良しております。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  山口正信君。 ◆12番(山口正信君)  あと、補償問題について、先ほど言いましたように、あおり立てるもんじゃないということはございますけれども、――さんところの隣にいらっしゃいます――さんの件でございますが、てんびんにかければ余りにもかわいそうだなという感じもいたしますし、このたたき台というか、先ほど地権者補償相談記録というのをいただきましたけど、まだ解読しておりませんが、今後行政としては、補償問題についてはこれでいけると確信なされるものでしょうか。 ○議長(武冨健一君)  助役。 ◎助役(古賀正義君)  山口議員の御質問にお答えいたします。 まず、先ほどの建設課、農林課長の答弁の中で地区のいろんな治山事業とか、あるいは環境整備等についての道路改良とか、その辺の事業についての御質問あっておりましたが、答弁をいたしたとおりでございます。ただし、それはあくまでも日ごろ地域からの陳情、要望があっておりましたものを実現したということでございまして、直接ごみ処理場との関連はございません。ただ、もちろん人間ですから、行政もやはり地元からのそれだけの協力を得られるということは、感情的にはある程度優先順位はありますけれども、先に行ったということはあるかもしれません。 それから、今御質問の――さんの件でございますけれども、この補償問題の当初のときに、――さん、それから――さんのお二人については事業計画をされていたというようなことで、それを根拠にして今回の補償を算定させていただいておりますので、そういう面からいきますと、――さんの場合には、そのような計画は何もお持ちでなかったということで、今回の予定地の中止との関連は、影響はないだろうというようなことで、全部で11名さんですから、ほかの9名の皆さんと同じような取り扱いをさせていただいているわけでございます。 以上です。 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 昼食のため暫時休憩いたします。                午前11時54分 休憩                午後1時   再開 ○議長(武冨健一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案乙第28号 平成15年度多久市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案乙第29号 平成15年度多久市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案乙第30号 平成15年度多久市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案乙第31号 平成15年度多久市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第1号 平成14年度多久市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第2号 平成14年度多久市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第3号 平成14年度多久市公共下水道事業特別会計継続費繰越計算書の報告についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第4号 平成14年度多久市土地開発公社事業報告及び決算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第5号 平成15年度多久市土地開発公社事業計画及び予算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第6号 平成14年度財団法人「孔子の里」事業報告及び決算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第7号 平成15年度財団法人「孔子の里」事業計画及び予算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第8号 平成14年度財団法人「多久市体育協会事業報告及び決算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第9号 平成15年度財団法人「多久市体育協会事業計画及び予算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第10号 平成14年度財団法人「多久市学校給食振興会」事業報告及び決算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、報告第11号 平成15年度財団法人「多久市学校給食振興会」事業計画及び予算についてを議題といたします。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 以上で議案に対する質疑は終わりました。 △日程第3 議案の委員会付託 ○議長(武冨健一君)  日程第3.議案の委員会付託を行います。 議案甲第20号から議案甲第23号まで及び議案甲第27号の5件を総務委員会に、議案甲第25号及び議案甲第26号の2件を建設経済委員会に、議案甲第24号を文教厚生委員会にそれぞれ付託いたします。 お諮りいたします。議案乙第27号から議案乙第31号までの5件につきましては、各常任委員会からそれぞれ3名を選出願い、9名をもって構成する予算特別委員会を設置し、同委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  御異議なしと認めます。よって、以上5件は各常任委員会から選出された9名をもって構成する予算特別委員会を設置し、同委員会に付託することに決定いたしました。 予算特別委員を各常任委員会からそれぞれ3名を選出願い、あわせて正副委員長の互選をお願いします。 お諮りいたします。報告第1号から報告第11号までの11件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武冨健一君)  御異議なしと認めます。よって、以上11件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 暫時休憩します。                午後1時6分 休憩                午後1時16分 再開 ○議長(武冨健一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中、予算特別委員会の委員が選出されました。 総務委員会から真島信幸君、牛島和廣君、古賀和夫君、建設経済委員会から角田一彦君、田中英行君、山本茂雄君、文教厚生委員会から田原昇君、中島慶子君、興梠多津子君、以上の諸君を指名いたします。 なお、互選の結果、委員長に田原昇君、副委員長に牛島和廣君が選出されました。 付託議案につきましては、会期中よろしく御審議をお願いします。 以上で本日の議事日程は全部終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。                午後1時17分 散会...