鳥栖市議会 > 2022-04-10 >
06月16日-06号

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  1. 鳥栖市議会 2022-04-10
    06月16日-06号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年 6月 定例会1 出席議員議席番号及び氏名  議長 松隈清之     8番 樋口伸一郎     16番 西依義規  1番 野下泰弘     9番 江副康成      17番 飛松妙子  2番 田村弘子     10番 中川原豊志     18番 久保山日出男  3番 和田晴美     11番 中村直人      20番 齊藤正治  4番 永江ゆき     12番 尼寺省悟      21番 小石弘和  5番 牧瀬昭子     13番 成冨牧男      22番 森山林  6番 池田利幸     14番 藤田昌隆  7番 緒方俊之     15番 伊藤克也2 欠席議員議席番号及び氏名  なし3 説明のため出席した者の職氏名  市     長    橋 本  康 志   総務部次長       姉 川  勝 之  副  市  長    林    俊 子   企画政策部次長     向 井  道 宣  総 務 部 長    石 丸  健 一   健康福祉らい部次長  鹿 毛  晃 之  企画政策部長     松 雪    努   経済部次長       古 沢    修  健康福祉らい部長  古 賀  達 也   上下水道局次長     古 賀  和 教  スポーツ文化部長   佐 藤  敦 美   スポーツ振興課長    小 川  智 裕  市民環境部長     吉 田  忠 典   市民協働推進課長    原 祥    雄  経済部長  兼上下水道局長    宮 原    信   農林課長        楠    和 久  建設部長       福 原    茂   建設課長        三 澄  洋 文  総務部次長      緒 方    守   都市計画課長      槇    浩 喜  教育長        天 野  昌 明   教育総務課長      佐 藤  正 己  教育部長       小 栁  秀 和4 出席した議会事務局職員職氏名  事務局長       武 富  美津子   議事調査係主査     松 雪    望  事務局次長  兼庶務係長      西 木  純 子   議事調査係主任     古 賀  隆 介  議事調査係長     大 塚  隆 正5 議事日程  日程第1 議案乙第17号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第2号)                               〔質疑、各常任委員会付託〕  日程第2 議案甲第17号佐賀市町総合事務組合規約の変更について                              〔質疑総務常任委員会付託〕  日程第3 議案乙第18号令和4年度鳥栖下水道事業会計補正予算(第1号)                            〔質疑建設経済常任委員会付託〕  日程第4 議案甲第19号工事請負契約の締結について       議案乙第19号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第3号)                       〔提案理由説明質疑関係常任委員会付託〕  日程第5 請願第1号鳥栖市内JR無人駅(田代駅・肥前旭駅・肥前麓駅)トイレの閉鎖の            早期解消に関する請願                       〔趣旨説明質疑建設経済常任委員会付託〕  日程第6 休会の件6 傍聴者数  7人  午前10時開議 ○議長松隈清之)  本日の会議を開きます。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第1 議案乙第17号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第2号) ○議長松隈清之)  日程第1、議案乙第17号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより質疑を行います。 通告がございますので、順次発言を許します。 まず、樋口伸一郎議員の発言を許します。樋口議員。 ◆議員樋口伸一郎)  皆様、おはようございます。 ただいま議題となっております、議案乙第17号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第2号)に関しまして質疑をいたします。 予算関係議案書23ページ、款8土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費、節12委託料の、50戸連たん区域指定基礎調査委託料の330万円についてお尋ねをいたします。 これは、既存集落人口減少抑制地域コミュニティーの維持を図ることを目的に、佐賀県都市計画法施行条例に基づく区域指定、これを50戸連たん制度というふうに呼んでおり、皆様御承知のことと思いますが、50戸連たん制度の運用を行うことで、指定区域内での戸建て専用住宅の開発、建築等を可能とするものです。 本市では、この制度を導入しまして以降、平成30年に江島町が指定をなされている事例が1件実績としてあるだけです。 この制度は、町区からの手挙げ式、いわゆる、希望する町区が、住民の同意を基に申請を行うという制度で、現在、市内において養父町が手を挙げられている状況です。 ただ、これは決して使い勝手のよい制度とは言えず、様々な条件や、乗り越えないといけない壁も多くあり、今回の補正予算が上程されるまでにも、複数年にわたる長い養父町の御尽力、御努力と、そして、行政間の様々な調整等、そうした過程もありました。 当該エリアにおいては、当初、一部に青地が含まれることから、その調整に大変難儀され、その青地の調整については、いまだ不透明な部分もあることから、議会、議員の現在の認識としても、青地の調整が曖昧なまま、この50戸連たん区域指定を進めることができるのか、そうした疑問が残っているのも現状だと思います。 私は、これにつきまして、令和3年9月に一般質問を行い、この青地の調整を町区とともに進め、一刻も早く、当該エリア指定に向けて折り合いをつけていただくよう強く要望をいたしておりました。 したがって、委員会審査に入るに当たり、議会に対しても明確に御説明をいただいておかなければならない、必要なことを、順次、1つずつお尋ねをさせていただきます。 1つ目に、養父町との当該青地調整はどのようについたのか。 2つ目に、その調整の結果を養父町――当該町区は、納得をされているのか、以上2点。 これは、曖昧にではなく、分かりやすくはっきり明確にお答えをいただきますようにお願いをいたします。 以降の質疑質問席よりさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 ○議長松隈清之)  槇都市計画課長。 ◎都市計画課長槇浩喜)  おはようございます。 樋口議員の御質問お答えします。 50戸たん制度につきましては、都市計画法施行令及び佐賀県都市計画法施行条例において、優良な集団農地、その他長期にわたり農用地として保存すべき土地は、その区域に含むことができないこととされておりますことから、議員御指摘の農用地区域内のうち、いわゆる青地と呼ばれる農地につきましては、指定区域に含むことはできないものと認識いたしております。 当該農地における調整及び御理解の確認につきましては、養父町の区長様及び役員の方と、住民説明会開催調整を行い、令和4年4月10日に養父町公民館にて開催した50戸連たん制度の運用に向けての住民説明会においても説明をいたしております。 こうしたことから、養父町との青地の取扱いにつきましては、しっかり調整できているものと認識しております。 このような経緯で、翌4月11日付で、養父町から区域指定に向けた調査の申出書を御提出いただいていることから、住民の方々にも十分御理解をいただけているものと認識しております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長松隈清之)  樋口議員。 ◆議員樋口伸一郎)  御答弁ありがとうございます。 当該青地に関する養父町と行政間の調整はきちんとついている。 また、この調整の結果についても、町区のほうは、きちんと御理解をいただいているということですので、これについては理解ができました。 それでは次に、指定区域住民合意形成についてお伺いをさせていただきます。 委員会審査に当たり、住民の中には反対する住民もおられるのではないか。 という疑問の声があってもいけないというふうに思います。 また、町区においても、しっかりと、この経緯や、今後の流れについては、住民説明や、そして、合意についてもしっかり果たされてきているものと存じております。 そこで、この指定区域となる、当該エリア住民皆様合意形成合意状況については、議会に対してどのように御説明ができるのか、現段階でよろしいので、当局の御所見を伺います。 これについてもできれば明確にお答えいただきますようにお願いをいたします。 よろしくお願いします。 ○議長松隈清之)  槇都市計画課長。 ◎都市計画課長槇浩喜)  樋口議員の御質問お答えします。 住民の方々の、制度導入における合意の確認につきましては、令和4年4月10日に開催いたしました住民説明会の終了後、区長様が、説明会に御参加の方々に対し、制度導入の賛否について確認されたところ、様々な御意見があったものの、最終的には、満場一致で賛成であったと聞き及んでおります。 また、翌4月11日付で、区域指定に向けた調査の申出書を御提出いただいておりますことから、住民の方々の合意は得られているものと認識しております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長松隈清之)  樋口議員。 ◆議員樋口伸一郎)  お答えありがとうございます。 お答えでは、意見があったものの、最終的には、満場一致で賛成であったというふうなお答えですので、この合意形成についてもクリアができている。そういうふうに認識をさせていただきます。 採決の結果によっては、今後、この区域指定に向けて基礎調査が始まっていき、県との調整も進んでくることと思います。 そこで、最後のお尋ねですが、こうした今後の進捗状況は、間を空けて、次の段階へ事が進んでしまってから、その状況が変化したときだけではなく、しっかりと地元と連携しながら、時の現況の共有に努めていただくことが重要ではないかというふうに存じております。 したがいまして、今後佐賀県を含めた3者で事を進めるに当たりまして、その状況を、区長、住民に対しては、どのような機会にどのような形で行っていくのか、お答えお願いいたします。 よろしくお願いします。 ○議長松隈清之)  槇都市計画課長。 ◎都市計画課長槇浩喜)  樋口議員の御質問お答えします。 進捗状況の報告につきましては、区長様に対しては、今後実施いたします調査業務の進捗に応じて報告させていただくとともに、住民皆様に対しては、調査業務において現地調査をする際に、回覧等での周知や、指定区域案を作成した際での説明会開催などを予定いたしております。 50戸連たん区域指定に当たっては、地元住民皆様の御協力、御理解が不可欠でありますので、区長様及び住民皆様への進捗状況の報告を怠ることのないよう努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長松隈清之)  次に、飛松妙子議員の発言を許します。飛松議員。 ◆議員飛松妙子)  皆様おはようございます。公明党の飛松妙子でございます。 ただいま議題となっております、議案乙第17号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第2号)、予算書23ページ、主要事項説明書14ページ、款8土木費、項4都市計画費、目2公園管理費公園施設長寿命化事業3,300万円について、議案質疑をいたします。 先月、小学校に通う子供のいる保護者の方から、コロナ禍の中、子供たちの遊び場である公園遊具がある公園鳥栖市は少ない。 特に、幼児や低学年の子供を連れて行ける公園が、鳥栖市にないから、休みの日は、市外の公園に遊びに連れていく。 学校は授業が終わると、すぐに帰らないといけない。 学校では遊べない。 また、低学年は、自宅から半径200メートル以内で遊ぶようにと学校から言われていて、すぐ近くの公園遊具はない。 橋を渡って行ける公園には、ブランコがあるけど、200メーターの制限があるため、保護者が同伴でないと行くことができない。 結局、自宅前の道路で遊んでいますというお声でございました。 このたび、国スポ・全障スポ会場である市民公園が、大規模改修により、それに合わせ、遊具を更新されるという予定であるということを早速お伝えさせていただきましたところ、市民の皆様は大変に喜んでいただきました。 待ちに待っておられます。 そこで、1回目の質疑でございますが、1点目、事業の目的と内容について、どういう公園にしたいとお考えでしょうか。 女性の視点は取り入れられているのでしょうか、お尋ねをいたします。 2点目、来訪者及び子育て世代ニーズに合った遊具とは、どのような遊具でしょうか、お尋ねいたします。 3点目、公園利用者をどのように想定されておられるのでしょうか。 御答弁のほど、よろしくお願いいたします。 以降の質疑質問席でさせていただきます。 ○議長松隈清之)  槇都市計画課長。 ◎都市計画課長槇浩喜)  まず、1点目の事業の目的と内容につきましては、市内25か所の都市公園における利用者の安心安全の確保や、公園施設機能保全ライフサイクルコストの縮減を目的に、平成30年度に策定いたしました公園施設長寿命化計画に沿って、令和元年度より、老朽化した公園施設更新等を進めているところでございます。 今回の公園施設長寿命化事業につきましては、市民公園既存木製遊具老朽化に伴い、更新するものでございますが、本公園は、現在、令和6年開催予定国スポ・全障スポ会場であり、同時に、国の都市公園移動等円滑化整備ガイドラインに沿って、園路、駐車場等規模改修を進めていることから、それに合わせ、遊具を更新するものでございます。 また、安永田公園ベンチ改修につきまして、老朽化した木製ベンチ7基を更新するものでございます。 次に、女性の視点は取り入れられているのかとの御質問につきましては、ユニバーサルデザインを基本とし、子育て世代女性職員からの意見も取り入れ、進めているところでございます。 2点目の、来訪者及び子育て世代ニーズに合った遊具とは、との御質問につきましては、今回、市民公園に設置いたします遊具は、1歳から6歳までの未就学児を対象としたものであることや、幼児が自由に遊べるように、フェンスで囲んだ専用スペースを設置することなど、保護者目線からも、安心して遊ばせることができ、子育て世代が楽しめる空間となるよう考えているところでございます。 3点目の、公園利用者をどのように想定しているのかとの御質問につきましては、子育て世代利用者はもとより、文化・スポーツ施設を利用されている際の御家族の休憩や、遊びの場としての空間を整備していきたいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長松隈清之)  飛松議員
    議員飛松妙子)  ただいまの御答弁には、1歳から6歳までの未就学児を対象とした遊具や児童が自由に遊べるよう、フェンスで囲んだ専用スペースの設置など、保護者目線からも安心して遊ばせることができ、子育て世代が楽しめる空間となるよう考えているとの御答弁を頂きました。 担当課公園緑地係の方々、ヒアリングをさせていただき、この1歳から6歳までの未就学児を対象としていることへの強い思いを頂きました。 本当に、勉強もしていただき、ありがとうございます。 そしてまた、女性の視点を取り入れてるかっていう御質問をさせていただいたんですが、ここの部分はやっぱり、どちらかというと、お母様方公園に連れて行く機会が多いのではないかというところで質問させていただきました。 私は、平成31年3月の一般質問において、子育て世代お母様方のお声をお届けさせていただきました。 そのときに、鳥栖市は子育てしやすいまちではないと、子育てしやすいまちにしてほしい、幼児や低学年の子供を連れて行く場所がない、子供を公園や図書館など、連れて行ける場所を造ってほしい。 また、公園には、子供が外に飛び出さない柵を造っていただきたい。 遊具ベンチを備えて、ベンチの上に屋根を造って、自動販売機を置いていただけると、小さな子供たちを遊ばせて、お母さんはゆっくりできます、どんなに助かるでしょうというお声をお届けさせていただいて、あれから4年がたちましたが、お母様方の思いが届いたように感じます。 それでは、2回目の質疑ですが、主要事項説明書には、一部、インクルーシブ遊具設置とありました。 3点お伺いいたしますが、まず、インクルーシブ遊具とは、どのような遊具でしょうか。どのような方が利用されるのを想定されていますでしょうか。 また、2点目の、障害のある子供を持つ保護者の意見は反映をされているのでしょうか。 3点目に、なぜ市民公園インクルーシブ遊具を設置されるのでしょうか、お尋ねをいたします。 また、私が先ほどお母様のお声を紹介いたしましたが、滞在時間が、この遊具を遊ぶ場所で長くなれば、ここで飲食をしたり、休憩したり、考えられます。 この場所には、日陰の場所があり、手洗い場などがあり、家族が過ごしやすい環境に整備をされるのでしょうか、最後にお尋ねをいたします。 ○議長松隈清之)  槇都市計画課長。 ◎都市計画課長槇浩喜)  1点目のインクルーシブ遊具につきましては、障害の有無にかかわらず、誰もが楽しく安心して遊ぶことを目的に造られた遊具でございます。 2点目の、障害のある子を持つ保護者意見反映につきましては、直接御意見交換などは行っておりませんが、遊具を扱うメーカーは、様々な地域にて、保護者及び学校の先生方などからの意見を取り入れ、日々、遊具の進歩に取り組んでおられます。 そのような背景から、遊具メーカーからの情報及び提案を参考に、遊具選定などを行っております。 3点目の、なぜ市民公園インクルーシブ遊具を設置するのかとの御質問につきましては、本公園は、市を代表する文化・スポーツ施設の拠点であり、多くの市民、来訪者が訪れ、さきの御質問で答弁いたしました、バリアフリーを基本とした都市公園移動等円滑化整備ガイドラインに沿って、園路・駐車場等規模改修事業を行っており、同時に、遊具広場として再整備を行うことから、一部インクルーシブ遊具を設置するものでございます。 4点目の、家族が過ごしやすい環境に整備されるのかとの御質問につきましては、身障者用トイレ手洗い場、あずまややパーゴラ等設置予定であり、利用者が快適、安全に過ごせるよう整備に努めたいと考えているところでございます。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長松隈清之)  次に、牧瀬昭子議員の発言を許します。牧瀬議員。 ◆議員牧瀬昭子)  皆様おはようございます。彩りの会、牧瀬昭子です。 ただいま議題となりました、議案乙第17号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第2号)、予算説明書19ページ、款6農林水産業費、項1農業費、目5農業生産基盤整備費事業名多面的機能支払補助事業について質疑をさせていただきます。 6月14日の池田議員質問の中からも、この田んぼダムについての質問がありました。 対象となりますのは、原古賀町、田んぼダムの取組の面積は1,391アールということで、この事業について、永江議員とともに、田んぼダムの実施をされる方のところにお伺いしまして、原古賀町の中でどのように取り組まれるのか、その説明はどういうふうに行われているのかということについて、農業者の方に御質問をさせていただきました。 まず、おっしゃられたのが、あぜが壊れたときに、どういうふうな補償がなされるのかということについては、補償があるということは聞いているけれども、その中で、もし、植わっていたその稲が倒れてしまう、そして、それが腐ってしまったりして、田んぼの米が取れないとき、その補償はどうなっているのかというような質問を受けました。 そういうことについての質問に対して、市としてはどのように答えているのか、それについて質問させていただきたいと思います。 まず、1つ目に、事業実施者に対しての、そのデメリットの補償ということについて、お尋ねをさせていただきます。 以降の質問質問席からさせていただきます。 ○議長松隈清之)  楠農林課長。 ◎農林課長楠和久)  おはようございます。 答弁の前に一言御挨拶申し上げます。 農林課長の楠でございます。 誠心誠意職務に努めてまいりますので、皆様方の御指導御鞭撻よろしくお願いいたします。 それでは、答弁に入らせていただきます。 田んぼダムに取り組む際のデメリットとして考えられますのは、通常よりも多くの水を田んぼにためるため、田んぼの畦畔が損傷するおそれがございます。 田んぼダムに取り組んだことにより、田んぼが損傷した場合には、復旧に係る費用の農家負担分について、佐賀県田んぼダム推進事業により補償されることとなっております。 また、田んぼダムにつきましては、営農への支障が出ない範囲で実施していただく取組となっておりますので、農作物への減収については、補助の対象となっておりません。 以上、お答えといたします。 ○議長松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員牧瀬昭子)  デメリットの補償について、お答えいただきました。 田んぼについての農作物の減収についての補償というのはなされないということで、このことについて、農業者の方々が御存じなかったというようなお話でしたので、ぜひその辺りを含めて、代表者の方にもお伝えいただき、この事業自体は、新潟県をはじめ、佐賀県の中でも取組を推進していこうという事業になっていると思います。 鳥栖市の中でも、これから、どんどん広げていこうということであるのならば、その辺りのしっかりした説明が必要だと思うのですが、事業実施者説明を、現在どのように誰に行われているのか、質問させていただきます。 ○議長松隈清之)  楠農林課長。 ◎農林課長楠和久)  田んぼダムにつきましては、佐賀県田んぼダム推進事業対象地域が、浸水被害の軽減に寄与する上流域となっていることから、田んぼダムに取り組むことで、効果が得られると考えられる、上流域に位置する、多面的機能支払交付金活動組織の代表の方々に、調整板のサンプルや資料等により説明を行い、各組織において、取組への検討を行っていただいたところでございます。 田んぼダムの取組は、営農に支障がない範囲で、農家の方々の御協力により実施するものですので、田んぼダムの取組についての不安を少しでも解消していただけるよう、田んぼダム取組内容補助制度などについて、分かりやすく、丁寧な説明を行うなど、普及啓発に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長松隈清之)  質疑を終わります。 本案は各常任委員会に付託いたします。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第2 議案甲第17号佐賀市町総合事務組合規約の変更について ○議長松隈清之)  日程第2、議案甲第17号佐賀市町総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 本案は総務常任委員会に付託いたします。∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第3 議案乙第18号令和4年度鳥栖下水道事業会計補正予算(第1号) ○議長松隈清之)  日程第3、議案乙第18号令和4年度鳥栖下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 本案は建設経済常任委員会に付託いたします。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第4 議案甲第19号工事請負契約の締結について      議案乙第19号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第3号) ○議長松隈清之)  日程第4、議案甲第19号工事請負契約の締結について及び議案乙第19号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第3号)を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  おはようございます。 本日、ここに提案いたしました追加議案について、提案理由を申し上げます。 議案甲第19号につきましては、本市陸上競技場内の改修に係る工事請負契約を締結するものでございます。 この工事は、SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の開催に向け、陸上競技場の機能及び利便性を高めるため、トラックの舗装及びカーブの改修、並びに、フィールドの切下げ及び拡張を行うものでございます。 工事に当たりましては、去る5月26日に指名競争入札を行い、長谷川体育施設株式会社九州支店と3億470万円で仮契約を、去る5月30日に締結したところでございます。 次に、議案乙第19号令和4年度鳥栖一般会計補正予算(第3号)につきましては、国の原油価格、物価高騰等への総合緊急対策を受け、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業をはじめ、新型コロナウイルス感染症に係る施策として、歳入、歳出ともそれぞれ7億5,641万9,000円を補正いたしました。 既に提出をしております補正予算と合わせ、本年度の予算総額は341億1,365万円となります。 以下、補正予算の主なものについて申し上げます。 まず、総務費について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と、新たな生活様式への対応及び各種教室やイベント等への市民の参加機会の拡充と情報共有の充実を図るため、事業の実施状況等の動画配信に要する経費を計上いたしました。 次に、民生費について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、住民税非課税世帯及び子育て世帯等を支援することとし、臨時特別給付金を給付するため、所要の額を計上いたしました。 また、保育所等における物価高騰等による給食への影響に対応するため、所要の額を計上いたしました。 次に、衛生費について申し上げます。 新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、ワクチンの4回目接種に要する経費を補正いたしました。 次に、商工費について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けた地域経済の回復及び立て直しを図り、市内の消費喚起をさらに後押しするため、プレミアム付商品券発行事業に要する経費を補正いたしました。 また、観光イベントの開催に当たり、イベント出演者等の感染防止対策に要する経費の一部を助成することとし、所要の額を計上いたしました。 次に、教育費について申し上げます。 学校給食につきましては、物価高騰等による給食への影響に対応するため、所要の額を計上いたしました。 以上、補正予算の主なものについて申し上げました。 歳入といたしましては、国・県支出金7億5,641万9,000円を計上いたしました。 以上で提案理由の説明を終わりますが、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長松隈清之)  これより、質疑を行います。 通告がございますので、発言を許します。 西依義規議員の発言を許します。西依議員。 ◆議員(西依義規)  おはようございます。新風クラブの西依義規です。 ただいま議題となっております、議案甲第19号工事請負契約の締結について、質疑をさせていただきます。 議案その2の3ページを御覧ください。 契約の目的は、鳥栖市陸上競技場改修工事、契約の金額が3億470万円、契約の相手方は、長谷川体育施設株式会社九州支店、契約の方法が指名競争入札ということであります。 では、質問をいたします。 まず、この契約方法を指名競争入札にした理由をお聞かせください。 また、その指名に市内業者を除外し、体育施設専門の業者に限定し、指名した理由をお聞かせください。 また、発注方法を、分離・分割発注ではなく、一括発注にした理由をお聞かせください。 よろしくお願いします。 ○議長松隈清之)  小川スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(小川智裕)  おはようございます。 答弁に入ります前に、一言御挨拶申し上げます。 スポーツ振興課長の小川と申します。 誠心誠意努めてまいりますので、皆様方の御指導御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。 それでは、西依議員の御質問お答えいたします。 本市におきましては、国スポの会場となる市民体育館、市民球場、陸上競技場の施設改修を順次行っており、これまで実施した改修工事につきまして、工種及び等級による指名競争入札により発注を行ってまいりました。 このたびの陸上競技場改修工事につきましても、これまで実施してきた改修工事同様、指名競争入札により発注を行ったところでございます。 また、陸上競技場改修工事につきましては、指名した業者の中に市内の業者は入っておりません。 その理由といたしましては、他自治体における同規模施設の改修工事の実績を指名業者の選定要件としたための結果であり、市内業者を除外したということではございません。 次に、発注方式を、分離・分割方式でなく一括発注とした理由につきましては、今回の改修工事の内容が、既存のアンツーカー舗装を全天候舗装へ改修するだけでなく、トラックのカーブを緩やかにする改修及びそれに伴うフィールドの拡張、現在、トラック外にある競技施設のトラック内への移転など、全面的な改修となりますので、一旦全てを更地の状態にして、その後、各種施工を行うことから、現場の施工性も考慮すると、一体的な施工が必要であると考え、分離・分割による発注は厳しいと判断した次第でございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  疑問があるんで質疑をしているんですよね。 疑問を解いていただかないかん、ここで。 ただ、私がすいません、言い方が悪くて、市内業者を除外したということではございません......、結果そうなってるんで、聞いてるんですよ。 それで、あんまりここで言いたくないんですけど、今までのやり方と変わりませんとおっしゃってるんですけど、変わってる......、変わってませんか、これ。 市民体育館、市民球場と変わらず指名競争入札を行ってますって言いますけど、多分、その中身が違うんじゃないかなと思うんで。 はっきり......、分かりにくいような答弁をされても困ります。 あと、全ての分離・分割しなかった理由も、一括発注のメリット、デメリットと、分離・分割のメリット、デメリット、あると思うんですよ。 そこをしっかり、なぜ一括発注にしたかをもうちょっと言っていただけると、我々も分かるんですけど、今のままじゃ、ちょっと分かりにくいなと思いまして、次の質問をします。 日本陸上競技連盟の第4種の公認競技場の申請を検討されているということでございますけど、体育施設専門業者でないと認定の承認が受けにくいという話をお聞きしましたけど、それは本当でしょうか。 また、他の体育施設と違う契約方法――違うんです、地元業者が入ってない今回の方法――を取ったにもかかわらず、所管の委員会にそれを......、もちろん、予算は通りましたと。 だけど、入札とか契約の方法みたいなやつを前回と変えますんでっていうふうに、事前になぜ説明をしなかったか、その理由。 最後は、市内業者への外注、下請、そういったのが本当に行われるのか。 また、市内業者を、この長谷川体育さんが、これは市内業者でできませんもんねって言った場合の、なぜできないんだっていう、そういったことの理由などを、担当課としてどうチェックするのか教えてください。 ○議長松隈清之)  小川スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(小川智裕)  西依議員の御質問お答えいたします。 本市陸上競技場につきましては、工事完了後、日本陸連の4種ライトの更新認定を予定いたしております。 陸上競技場改修工事につきましては、体育施設専門業者かどうかにかかわらず、日本陸連の公認規定など、基準を満たせば認定を受けることは可能であると認識しております。 次に、契約方法に関する所管委員会の説明につきましては、発注方法の検討中であり、控えておりましたが、今回、何らかの形での御説明をすべきであったと深く反省いたしております。 最後に、市内業者への下請工事についてですが、今回の改修工事につきましては、特記仕様書におきまして、請負者は、下請契約を締結する場合には、当該下請契約の相手方を鳥栖市内に主たる営業所を有する者の中から優先して選定するよう努めることと明記しております。 このことを踏まえ、本改修工事の契約の相手方に対し、市内業者への発注をお願いするとともに、下請契約ができない場合の理由等についても把握に努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 △日程第5 請願第1号鳥栖市内JR無人駅(田代駅・肥前旭駅・肥前麓駅)トイレの閉鎖の早期解消に関する請願 ○議長松隈清之)  質疑を終わります。 議案乙第19号は各常任委員会に付託いたします。 議案甲第19号は文教厚生常任委員会に付託いたします。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 日程第5、請願第1号鳥栖市内JR無人駅(田代駅・肥前旭駅・肥前麓駅)トイレの閉鎖の早期解消に関する請願を議題といたします。 紹介議員趣旨説明を求めます。江副議員。 ◆議員江副康成)  ただいま議題となっております、請願第1号鳥栖市内JR無人駅(田代駅・肥前旭駅・肥前麓駅)トイレの閉鎖の早期解消に関する請願についてですが、御手元に配付の請願者からの請願の趣意書を読み上げ、紹介議員として趣旨説明を行いたいと思います。 請願の趣意書。 鳥栖市区長連合会会長山口重昭。 今回提出しました請願につきまして、その趣意を申し上げます。 令和4年1月にJR九州から突然2月28日をもって駅トイレを閉鎖するとの貼紙がなされ、駅利用者はもちろん、地域住民も全く知りませんでした。 まず旭地区区長会から鳥栖市長へ要望書が出されました。 令和4年3月1日開催の鳥栖市区長連合会正副会長会において、初めて担当課からの報告を聞き、私たちも事態の深刻さを知ったところでした。 説明によると、JR九州から令和3年11月8日に鳥栖市内のJR3駅のトイレ鳥栖市による維持管理の検討を依頼されたが、同年12月24日に鳥栖市としては受けないことを回答したとの報告があった。 驚くことに、トイレの閉鎖については、市役所内部の情報とするようJR九州から求められたため、住民へのトイレ閉鎖の情報は知らされていなかった。 地域住民の意見を伝えるため、令和4年3月17日、鳥栖市区長連合会から鳥栖市長にトイレの存続、あるいは公共トイレの設置についての要望書を提出し、また同日付けで、鳥栖市議会議長トイレの存続、あるいは公共トイレの設置実現のため力添えをお願いする要望書を提出いたしました。 鳥栖市議会として、早速建設経済常任委員会に付託の上、鳥栖市で管理すべきとの報告を受け、この問題の解決が図れるものと考えていました。 しかしながら、今日に至っても解決の気配が見えない状況であります。 地域住民の不安、不便解消のため、また鉄道のまちとして発展してきた鳥栖市の中で、鉄道駅の果たしてきた役割、今後の地域発展の核となる鉄道駅としての役割を果たす上で、トイレは不可欠であります。 この実現のため、鳥栖市議会のご理解を賜りたく、各地区区長会長総意のもと請願を提出するものであります。 何とぞ、ご採択いただき、一日も早い解決を願うものであります。 以上が請願者からの趣意書であります。 地域住民、市民及び議会の、この問題に対する思いは一つであります。 しかし、鳥栖市から、その解決に向けた基本的考え方もお示しされておりません。 そこに、いまだ未解決の問題があるのであれば、共に考えていただきたい。 そして、一日も早い解決を、ただただ願う請願であることを申し添えて、趣旨説明を終わりたいと思います。 ○議長松隈清之)  これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 本請願は建設経済常任委員会に付託いたします。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第6 休会の件 ○議長松隈清之)  日程第6、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。明日6月17日、20日及び21日、以上3日間は、委員会審査等のため、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、以上3日間は休会とすることに決しました。 なお、6月18日及び19日は市の休日のため休会となります。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽議長松隈清之)  以上で本日の日程は終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。  午前10時47分散会...