鳥栖市議会 > 2020-12-16 >
12月18日-07号

  • 憲法改正(/)
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  1. 鳥栖市議会 2020-12-16
    12月18日-07号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和2年12月 定例会1 出席議員の議席番号及び氏名  議長  森 山    林     11番  内 川  隆 則  1番  牧 瀬  昭 子     12番  中 村  直 人  2番  成 冨  牧 男     13番  尼 寺  省 悟  3番  伊 藤  克 也     14番  藤 田  昌 隆  4番  西 依  義 規     16番  飛 松  妙 子  5番  池 田  利 幸     17番  古 賀  和 仁  6番  竹 下  繁 己     18番  久保山  日出男  7番  樋 口  伸一郎     19番  齊 藤  正 治  8番  久保山  博 幸     20番  松 隈  清 之  9番  江 副  康 成     21番  小 石  弘 和  10番  中川原  豊 志2 欠席議員の議席番号及び氏名  なし3 説明のため出席した者の職氏名  市     長    橋 本  康 志   スポーツ文化部長   佐 藤  敦 美  副  市  長    横 尾  金 紹   市民環境部長     橋 本  有 功                        経済部長  総 務 部 長    野 田    寿   兼上下水道局長    松 隈  久 雄  企画政策部長     石 丸  健 一   建設部長       松 雪    努  健康福祉みらい部長  岩 橋  浩 一     教育長        天 野  昌 明   教育部長       白 水  隆 弘4 出席した議会事務局職員の職氏名  事務局長       橋 本  千 春   議事調査係主査    大 塚  隆 正  事務局次長  兼議事調査係長    横 尾  光 晴   議事調査係主任    古 賀  隆 介  議事調査係主査    武 田  隆 洋5 議事日程  日程第1 議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)                        〔各常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕  日程第2 議案甲第53号財産(学習用タブレット端末)の取得について                     〔総務文教常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕  日程第3 議案乙第34号令和2年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第1号)       議案乙第35号令和2年度鳥栖市下水道事業会計補正予算(第2号)       議案甲第49号鳥栖市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正             する条例       議案甲第50号鳥栖市公共下水道区域外流入受益者分担金に関する条例の一部を             改正する条例       議案甲第52号指定管理者の指定について                     〔建設経済常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕  日程第4 議案乙第32号令和2年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議案乙第33号令和2年度鳥栖市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議案乙第36号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)       議案甲第47号鳥栖市国民健康保険条例等の一部を改正する条例       議案甲第48号鳥栖市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例       議案甲第51号指定管理者の指定について                       〔厚生常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕  日程第5 意見書案第7号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書                            〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕  日程第6 意見書案第8号犯罪被害者支援の充実を求める意見書                            〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕  日程第7 意見書案第9号日本学術会議会員候補者6人の任命拒否の理由を明確にし              すみやかな任命を求める意見書                            〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕  日程第8 意見書案第10号非正規労働者の不合理な待遇格差の是正等を求める意見書                            〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕  日程第9 議会運営委員会の閉会中の継続審査の件                            令和2年12月16日 鳥栖市議会議長  森 山   林 様                           総務文教常任委員長                            中 村 直 人              総務文教常任委員会審査結果報告書 本委員会に付託された案件は、審査の結果下記のとおり決定したので、鳥栖市議会会議規則第77条の規定により報告いたします。                      記┌──────┬───────────────────────────┬──────┐│ 議案番号 │件名                         │ 審査結果 │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙31  │令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)      │ 原案可決 │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  甲53  │財産(学習用タブレット端末)の取得について      │   〃   │└──────┴───────────────────────────┴──────┘                            令和2年12月16日 鳥栖市議会議長  森 山   林 様                           建設経済常任委員長                            松 隈 清 之              建設経済常任委員会審査結果報告書 本委員会に付託された案件は、審査の結果下記のとおり決定したので、鳥栖市議会会議規則第77条の規定により報告いたします。                      記┌──────┬───────────────────────────┬──────┐│ 議案番号 │件名                         │ 審査結果 │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙31  │令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)      │ 原案可決 │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙34  │令和2年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第1号)    │   〃   │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙35  │令和2年度鳥栖市下水道事業会計補正予算(第2号)   │   〃   │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  甲49  │鳥栖市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一  │   〃   ││      │部改正する条例                   │      │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  甲50  │鳥栖市公共下水道区域外流入受益者分担金に関する条例  │   〃   ││      │の一部を改正する条例                 │      │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  甲52  │指定管理者の指定について               │   〃   │└──────┴───────────────────────────┴──────┘                            令和2年12月16日 鳥栖市議会議長  森 山   林 様                           厚生常任委員長                            江 副 康 成               厚生常任委員会審査結果報告書 本委員会に付託された案件は、審査の結果下記のとおり決定したので、鳥栖市議会会議規則第77条の規定により報告いたします。                      記┌──────┬───────────────────────────┬──────┐│ 議案番号 │件名                         │ 審査結果 │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙31  │令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)      │ 原案可決 │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙32  │令和2年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第   │   〃   ││      │3号)                        │      │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙33  │令和2年度鳥栖市後期高齢者医療特別会計補正予算    │   〃   ││      │(第2号)                      │      │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  乙36  │令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)      │   〃   │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  甲47  │鳥栖市国民健康保険条例等の一部を改正する条例     │   〃   │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  甲48  │鳥栖市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する   │   〃   ││      │条例                         │      │├──────┼───────────────────────────┼──────┤│  甲51  │指定管理者の指定について               │   〃   │└──────┴───────────────────────────┴──────┘  午前10時開議 ○議長(森山林)  これより本日の会議を開きます。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第1 議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号) ○議長(森山林)  日程第1、議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。 まず、総務文教常任委員長の審査報告を求めます。中村総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長(中村直人)  ただいま議題となりました、議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)中、当総務文教常任委員会に付託されました関係分について、その審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 寄附金のうち総務費寄附金につきましては、ふるさと「とす」応援寄附金2億円が補正されております。 繰入金につきましては、財政調整基金繰入金4,789万7,000円が減額補正されております。 次に、歳出について申し上げます。 まず、各費目において、人事異動等に伴い、給料、職員手当等及び共済費がそれぞれ補正されております。 総務費のうち一般管理費につきましては、ふるさと「とす」応援寄附金に係る謝礼品に要する経費等が補正されております。 企画費につきましては、営農環境整備事業補助金58万5,000円が補正されております。 また、特別定額給付金給付費が決算見込みに伴い減額補正されております。 教育費のうち学校事務管理費につきましては、小中学校において、検温体制の徹底により、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのサーマルカメラ導入経費及び新年度の特別支援学級増に伴う教室用備品の購入に要する経費等が補正されております。 小学校費の教育振興費につきましては、就学援助に係る新入学児童・生徒学用品費等として、131万5,000円が補正されております。 社会教育費の社会教育総務費につきましては、令和元年度子ども・子育て支援交付金の精算に伴う返還金321万3,000円が補正されております。 審査の過程において各委員から、個人番号カード交付事務費補助金に関し、個人番号カードの申請状況及び今後の活用方法について、ふるさと寄附金の増額理由について、財政調整基金繰入金の減額理由について、特別定額給付金に関し、給付率に関する他自治体との比較について、給付事務費について、未申請理由について、修学旅行キャンセル料等補助金に関し、今年度の修学旅行の実施、または中止の状況について、修学旅行の中止に伴う思い出づくりについて、サーマルカメラ購入に関し、気温等による計測値の誤差について、計測値が基準値を超えた場合の対応について、多人数測定と個別測定について、防犯カメラとしての活用について、令和元年度子ども・子育て支援交付金精算返還金の内容についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 当総務文教常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 さらに、議案外ではございますが、佐賀県競馬組合の状況について、新庁舎整備について、それぞれ報告を受けたところであります。 以上、御報告といたします。 ○議長(森山林)  次に、建設経済常任委員長の審査報告を求めます。松隈建設経済常任委員長松隈清之建設経済常任委員長 ただいま議題となっております、議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)中、当建設経済常任委員会に付託されました関係分につきまして、審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 初めに歳入について申し上げます。 使用料及び手数料のうち土木使用料につきましては、鳥栖駅東駐車場使用料650万円が、新鳥栖駅周辺駐車場使用料2,780万円がそれぞれ減額補正されております。 国庫支出金のうち災害復旧費国庫補助金につきましては、7月の豪雨に伴う災害復旧工事費に係る農林水産施設災害復旧費国庫補助金7,908万7,000円が計上されております。 諸収入のうち受託事業収入につきましては、7月の豪雨に伴う轟木排水機場等の操作受託料として71万2,000円が補正されております。 市債のうち農林水産業債につきましては、県営水利施設整備事業県営経営体育成基盤整備事業、それぞれ令和2年度事業費に係る農業債として2,870万円が補正されております。 災害復旧債につきましては、7月の豪雨に伴う災害復旧工事費に係る農林水産施設災害復旧債として910万円が、商工施設災害復旧債として90万円がそれぞれ補正されております。 次に、歳出について申し上げます。 まず各費目において、人事異動等に伴い、給料、職員手当等及び共済費がそれぞれ補正されております。 農林水産業費のうち農業生産基盤整備費につきましては、県営水利施設整備事業に係る負担金として250万円が、県営経営体育成基盤整備事業に係る負担金として5,425万円が、土地改良区が実施する基盤整備事業の事業費増に伴う補助金として106万8,000円がそれぞれ補正されております。 商工費のうち商工業振興費につきましては、緊急事業支援給付金給付事業及び事業継続応援給付金給付事業の決算見込みに伴い、負担金、補助及び交付金3億2,800万円が減額補正されております。 土木費のうち土木総務費につきましては、轟木排水機場等の操作に係る委託料として95万2,000円が補正されております。 道路維持費につきましては、道路補修材料の原材料費として50万円が補正されております。 公園管理費につきましては、市民公園大規模改修に係る設計委託料951万円が減額補正されております。 住宅管理費につきましては、市営住宅の修繕料として200万円が補正されております。 災害復旧費のうち農林水産施設災害復旧費につきましては、7月の豪雨により発生しました林道の災害復旧工事費として、現年発生公共災害復旧費に8,787万7,000円が、単独災害復旧費に397万1,000円がそれぞれ補正されております。 商工施設災害復旧費につきましては、7月の豪雨により発生しました杓子ヶ峰登山道の災害復旧工事費として、単独災害復旧費に90万円が補正されております。 次に、繰越明許費について申し上げます。 農林水産施設災害復旧事業9,384万8,000円につきましては、工事完了に必要な工期が年度内に確保できないため繰り越すものであります。 次に、債務負担行為の補正について申し上げます。 滞在型農園施設等に係る指定管理料につきましては、令和3年度から令和7年度まで、5年間の債務負担行為が設定されております。 審査の過程で各委員から、農林水産施設災害復旧費に関し、工事に係る期間の設定について、予算額の増額について、工事に係る市内業者の入札の見通しについて、新型コロナウイルス感染症に係る事業者支援に関し、今後の事業者支援について、3密対策支援事業の拡大について、事業者支援に係る税制改正の周知方法について、新業態スタート支援について、水閘門の定義、設置箇所及び操作の委託状況について、道路補修材料の原材料費に係る年度ごとの予算執行状況について、町区からの道路補修等に係る要望の対応状況等について、市民公園・園路駐車場等大規模改修基本設計・実施設計業務に関し、入札における不用額の要因について、適切な予定価格の設定について、入札参加業者について、ミニバスのバス停の名称及びバス停設置等委託業務の発注方法について、鳥栖駅東及び新鳥栖駅周辺駐車場に係る年間の管理委託料及び今後の使用料の見通しとその対策についてなどの質疑、要望があり、関係書類の提出を求めるとともに、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 以上、議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)中、当建設経済常任委員会関係分につきましては、現地調査を含め慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 また、議案外ではございますが、市民公園・園路駐車場等大規模改修基本設計・実施設計業務の概要について報告を受け、各委員から、改修工事中の利用の在り方について、出入り車両の動線について、前面道路の交通混雑対策について、体育館前広場のコンセプト及び整備内容について、遊具広場のトイレ休憩所の整備内容について、遊具広場の防犯対策及び安全対策について、設置遊具の内容について、バリアフリー対策について、概算事業費について、災害時における利用等についての質疑、意見があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところでございます。 以上、御報告といたします。 ○議長(森山林)  次に、厚生常任委員長の審査報告を求めます。江副厚生常任委員長江副康成厚生常任委員長 ただいま議題となっております、議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)中、当厚生常任委員会に付託されました関係分について、審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 初めに歳入について申し上げます。 市税につきましては、調定見込みにより、個人市民税2,000万円、固定資産税5,000万円、都市計画税1,000万円が補正されております。 また、法人市民税2億円、軽自動車税700万円、市たばこ税5,000万円が減額補正されております。 使用料及び手数料のうち教育使用料につきましては、市民プール使用料400万円が減額補正されております。 国庫支出金のうち民生費国庫負担金につきましては、障害者自立支援給付費負担金545万9,000円、児童手当費負担金70万3,000円が補正されております。 教育費国庫負担金につきましては、子育て支援施設等利用給付費負担金435万9,000円が補正されております。 民生費国庫補助金につきましては、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金38万3,000円、母子家庭自立支援事業補助金208万6,000円、保育対策総合支援事業費補助金720万円が補正されております。 衛生費国庫補助金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金60万円が計上されております。 民生費委託金につきましては、税制改正によるシステム改修により、年金生活者支援給付金支給業務市町村事務取扱交付金25万3,000円が補正されております。 県支出金のうち民生費県負担金につきましては、障害者自立支援給付費負担金272万9,000円が補正されております。 教育費県負担金につきましては、子育て支援施設等利用給付費負担金3万2,000円が補正されております。 民生費県補助金につきましては、民生委員児童委員活動費等交付金34万2,000円が補正されております。 諸収入のうち雑入につきましては、子どもの医療費返還金850万円が補正されております。 次に、歳出について申し上げます。 各費目において、人事異動などに伴う、給料、職員手当等及び共済費がそれぞれ補正されております。 総務費のうちまちづくり推進センター費につきましては、本通町公民館及び下野町公民館の改修工事に対し、自治公民館建設等補助金168万円が補正されております。 賦課徴収費につきましては、会計年度任用職員に係る報酬134万5,000円及び旅費3万3,000円が補正されております。 戸籍住民基本台帳費につきましては、会計年度任用職員に係る報酬52万8,000円及び旅費6,000円が補正されております。 民生費のうち社会福祉総務費につきましては、地域福祉計画策定に係る謝金7万2,000円、通信運搬費32万8,000円、調査委託料50万円が計上され、民生委員連絡協議会補助金16万円が補正、国民健康保険特別会計繰出金364万円が減額補正されております。 障害者福祉費につきましては、令和元年度国庫負担金等返還金1,881万円が補正されております。 老人福祉費につきましては、令和元年度県補助金返還金7万2,000円が計上されております。 後期高齢者医療費につきましては、後期高齢者医療特別会計繰出金192万円が補正されております。 児童福祉総務費につきましては、母子家庭自立支援事業費278万2,000円が補正、令和元年度国庫負担金等返還金211万3,000円が計上されております。 保育園費につきましては、保育所等ICT化推進事業に必要な経費として、通信運搬費6万2,000円、システム使用料40万3,000円、備品購入費213万5,000円が補正、保育所等業務効率化推進事業補助金885万円が計上されており、令和元年度国庫負担金等返還金1,544万9,000円が補正されております。 子育て世帯への臨時特別給付金給付費につきましては、新生児臨時特別給付金給付事業に必要な経費として、印刷製本費1万8,000円、通信運搬費13万1,000円、新生児臨時特別給付金3,250万円が計上されております。 生活保護総務費につきましては、令和元年度国庫負担金等返還金5,464万7,000円が補正されております。 国民年金費につきましては、税制改正に伴うシステム改修委託料25万3,000円が補正されております。 衛生費のうち予防費につきましては、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に伴う予防接種システム改修委託料60万円が計上、備品購入費49万5,000円が補正されております。 医療機関等臨時支援給付金給付費につきましては、新型コロナウイルス感染症に対する市内医療機関等への支援事業として、通信運搬費4万8,000円、医療機関等臨時支援給付金3,830万円が計上されております。 塵芥処理費につきましては、廃棄物特別処理委託料66万円が補正されております。 教育費のうち保健体育総務費につきましては、聖火リレー運営事業に必要な経費として、案内看板などの消耗品120万円、印刷費23万円、警備業務委託料781万円などが補正されております。 体力つくり運動推進事業費につきましては、ロードレース大会補助金200万円が減額補正されております。 体育施設費につきましては、市民プール関連として、光熱水費500万円、監視業務委託料1,400万円が減額補正され、市民球場改修工事費738万2,000円が補正されております。 次に、繰越明許について申し上げます。 聖火リレー運営事業924万円につきましては、令和3年度に実施するものの、今年度から事業着手が必要なため繰り越すものであります。 また、市民球場改修事業8,500万円につきましては、社会資本整備総合交付金を活用するもので、年度内の完成が困難であるため、繰り越すものでございます。 なお、社会福祉会館に係る指定管理料として、債務負担行為が設定されております。 審査の過程で各委員から、市税に関し、個人市民税の増額補正の理由について、法人市民税の減額補正の理由について、本年度の決算見込みについて、来年度の個人市民税の見込みについて、確定申告会場における新型コロナ対策への対応と、国及び県との連携について、自治公民館建設等補助金に関し、補助金申請の手続について、制度周知の方法と時期について、補助対象事業の内容の説明について、自主防災組織設立の申請方法と組織率について、補助対象自治会の考え方と補助限度額について、空調及び照明設備や防災備品への補助対応について、コミュニティ助成事業の補助対象について、地域福祉計画調査委託料に関し、委託先及びアンケート調査の内容について、策定時期について、地域福祉活動計画との関係について、民生委員連絡協議会補助金に関し、増額理由とその内容について、今後の考え方について、民生委員児童委員の状況について、民生委員連絡協議会の役割について、障害者自立支援給付費負担金の精算方法について、後期高齢者医療特別会計繰出金によるシステム改修に関し、所得情報システム改修の内容とこれまでの対応について、国庫補助金と改修経費の繰出金との差額への対応について、他市町のシステム改修費用について、後期高齢者の医療費負担割合の今後の見込みについて、新生児臨時特別給付金に関し、申請方法及び転入者への対応について、申請から給付までの手続の流れについて、保育所等ICT化推進事業に関し、ICT化の状況について、システムの内容と運用について、システム導入前の保育所の現状について、システムの導入経緯について、システムの選定方法について、システムによる行政との連携について、保護者への周知について、システムの情報管理について、新型コロナウイルスワクチン接種のシステム改修の内容について、医療機関等臨時支援給付金の対象と県内自治体の状況について、市民球場改修工事の進捗状況及び繰越しとなる工事の内容について、市民プールを開設しなかったことによる減額補正の内容について、聖火リレーが中止となった場合の対応と関連業務の発注時期についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 また、総括において委員から、各種事業推進の変更に伴う適時の説明について、保育所等ICT化推進事業に伴い、各保育所などとの一層の連携強化についての要望があったところであります。 なお、今回の自由討議では、可燃物コンテナの設置についてを議題といたしました。 可燃物コンテナ設置及びその設置場所の確保を求める声があることを確認するとともに、快適な市民生活に不可欠な、いわゆるごみ出しに係る現状や問題点及びその解決策についても様々な角度から委員間で意見交換を行いました。 これから、さらに本件につき実現可能性がある議論となるように、執行部の現状認識及び今後の施策を確認するため、執行部の協力を今後求めるとともに、引き続き、可燃物コンテナの設置やごみ収集行政サービスについて検討することで意見の一致を見たところでございます。 当厚生常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案乙第31号については、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、議案外ではございますが、第5期鳥栖市障害者福祉計画、第6期鳥栖市障害福祉計画、第2期鳥栖市障害児福祉計画及び第9期鳥栖市高齢者福祉計画の策定経過について、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の適用期間の延長についての報告を受けたところであります。 以上、御報告といたします。 ○議長(森山林)  ただいまの各常任委員長報告に対し、質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案に対する各常任委員長報告は可決であります。本案は各常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第31号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)は、各常任委員長報告のとおり可決することに決しました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第2 議案甲第53号財産(学習用タブレット端末)の取得について ○議長(森山林)  日程第2、議案甲第53号財産(学習用タブレット端末)の取得についてを議題といたします。 総務文教常任委員長の審査報告を求めます。中村総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長(中村直人)  ただいま議題となりました、議案甲第53号について、その審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 議案甲第53号財産(学習用タブレット端末)の取得についてにつきましては、先行導入分と合わせて、児童生徒が1人1台ずつ利用できる台数のタブレット端末を取得するための契約を締結しようとするものであります。 発注に当たっては、公募型プロポーザル方式により、去る11月24日のプレゼンテーション審査を経て、12月1日に株式会社内田洋行九州支店と2億7,085万5,024円で仮契約が締結されたとの説明を受けたところであります。 審査の過程において各委員から、タブレット端末に関し、将来の更新時における市の負担額について、臨時休業時と平常時の活用について、自宅への持ち帰りについてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 当総務文教常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、採決により可決することに決した次第であります。 以上、御報告といたします。 ○議長(森山林)  ただいまの委員長報告に対し質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議案甲第53号財産(学習用タブレット端末)の取得については委員長報告のとおり可決することに決しました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第3 議案乙第34号令和2年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第1号)      議案乙第35号令和2年度鳥栖市下水道事業会計補正予算(第2号)      議案甲第49号鳥栖市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例      議案甲第50号鳥栖市公共下水道区域外流入受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例      議案甲第52号指定管理者の指定について ○議長(森山林)  日程第3、議案乙第34号、第35号、議案甲第49号、第50号及び第52号、以上5議案を一括議題といたします。 建設経済常任委員長の審査報告を求めます。松隈建設経済常任委員長。 ◎建設経済常任委員長(松隈清之)  ただいま議題となりました、議案乙第34号及び議案乙第35号、並びに議案甲第49号、議案甲第50号及び議案甲第52号、以上5議案につきまして、審査の経過と結果の主なものを一括して御報告申し上げます。 まず、議案乙第34号令和2年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 収益的支出につきましては、人事異動等に伴う給与等の増により907万6,000円が補正されております。 資本的支出につきましては、人事異動等に伴い給与等376万3,000円が減額補正され、道路改良等に伴う配水管の布設等に要する費用として工事請負費2,330万円が補正されております。 審査の過程で委員から、市道、県道、国道の道路改良工事に伴う各配水管布設工事に関し、工事単価について、工期についての質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案乙第35号令和2年度鳥栖市下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 収益的収入につきましては、他会計補助金について2,225万1,000円が減額補正されております。 収益的支出につきましては、人事異動等に伴い給与等982万9,000円が減額補正されております。 また、非常時対応業務に要する経費として委託料55万円、受益者負担金前納報奨金の増加見込額として報償費119万6,000円がそれぞれ補正されております。 資本的収入につきましては、賦課保留解除等による賦課として、受益者負担金800万円、区域外流入を行う土地の所有者に対する賦課金として、受益者分担金186万6,000円がそれぞれ補正されております。 資本的支出につきましては、人事異動等に伴い給与等684万6,000円が減額補正されております。 審査の過程で各委員から、下水道事業の管渠関連委託料のうち非常時対応業務に関し、業務内容について、受託業者について、田代本町の区域外流入申請における下水道接続の方法についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案甲第49号鳥栖市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、地方税法の一部改正に準じ、特例基準割合の名称を延滞金特例基準割合に改め、規定を整理するものであります。 審査の過程で委員から、負担金の単価についての質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案甲第50号鳥栖市公共下水道区域外流入受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、地方税法の一部改正に準じ、特例基準割合の名称を延滞金特例基準割合に改め、規定を整理するものであります。 審査の過程で委員から、分担金の単価についての質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案甲第52号指定管理者の指定について申し上げます。 この議案は、鳥栖市地域休養施設及び鳥栖市滞在型農園施設の指定管理者として株式会社篠原建設を指定するものであります。 審査の過程で各委員から、指定管理者を非公募とする方針を決めた経緯と方針決定を行った時期について、指定管理者を非公募とする方針決定を行った会議の構成メンバーについて、指定管理者の公募、非公募を判断するモニタリングレポートの評価基準について、指定管理事業の決算における赤字の場合の対応と、指定管理料の算定方法について、指定管理事業に関する監査の実施状況について、指定管理者が設置している施設及び備品の有無と設置後の施設の管理についての質疑があり、関係資料の提出を求めるとともに、それぞれ執行部から説明を受けたところであります。 また、総括において各委員から、地域休養施設及び滞在型農園施設の指定管理者の指定に関し、鳥栖市のビジョンを踏まえ、当該施設の位置づけ及び在り方の検討について意見、要望があったところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、当建設経済常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案乙第34号及び議案乙第35号、並びに議案甲第49号、議案甲第50号及び議案甲第52号、以上5議案につきましては原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 また、議案外ではございますが、県道中原鳥栖線道路改良工事に伴う下水道管補強工事の工期変更について報告を受け、委員から、工期変更が決定した時期について質疑があったところでございます。 以上、御報告といたします。 ○議長(森山林)  ただいまの委員長報告に対し質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 まず、議案甲第52号指定管理者の指定について採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議案甲第52号指定管理者の指定については委員長報告のとおり可決することに決しました。 次に、議案乙第34号、第35号、議案甲第49号及び第50号、以上4議案について採決を行います。 4議案に対する委員長報告は可決であります。4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第34号令和2年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第1号)、議案乙第35号令和2年度鳥栖市下水道事業会計補正予算(第2号)、議案甲第49号鳥栖市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例及び議案甲第50号鳥栖市公共下水道区域外流入受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例、以上4議案は委員長報告のとおり可決することに決しました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第4 議案乙第32号令和2年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)      議案乙第33号令和2年度鳥栖市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議案乙第36号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)      議案甲第47号鳥栖市国民健康保険条例等の一部を改正する条例      議案甲第48号鳥栖市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例      議案甲第51号指定管理者の指定について ○議長(森山林)  日程第4、議案乙第32号、第33号、第36号、議案甲第47号、第48号及び第51号、以上6議案を一括議題といたします。 厚生常任委員長の審査報告を求めます。江副厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(江副康成)  ただいま議題となりました、議案乙第32号、議案乙第33号、議案乙第36号、議案甲第47号、議案甲第48号及び議案甲第51号、以上6議案について、一括してその審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 初めに、議案乙第32号令和2年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 令和元年度分精算に伴う保険給付費等交付金及び特別調整交付金の返還金、並びに人事異動等に伴う、給料、職員手当等及び共済費などについて、歳入、歳出とも5,332万9,000円が補正されております。 次に、議案乙第33号令和2年度鳥栖市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 税制改正に伴うシステム改修に要する経費といたしまして、歳入、歳出とも192万円が補正されております。 次に、議案乙第36号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)について申し上げます。 ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業に要する事務費給付金といたしまして、歳入、歳出とも4,315万4,000円が補正されております。 審査の過程において各委員から、給付対象者について、給付金の差押えについて、7月以降に独り親となった世帯への対応についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案甲第47号鳥栖市国民健康保険条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、国民健康保険税の軽減判定の算定の見直しを行うほか、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例を創設するものとなっております。 審査の過程において各委員から、低未利用土地等の譲渡所得に係る課税の特例に関し、低未利用土地の要件について、課税特例の内容について、低未利用土地以外の対応について、国保税への影響についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案甲第48号鳥栖市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、地方税法の一部改正により、後期高齢者医療保険料に係る延滞金の割合の特例に関する規定について、特例基準割合の名称を延滞金特例基準割合に改めるものとなっております。 次に、議案甲第51号指定管理者の指定について申し上げます。 この指定は、鳥栖市社会福祉会館に対する指定管理者の指定が令和3年3月31日に終了することに伴い、非公募により指定管理を行う施設及び指定管理者となる団体の指定を行うものであります。 審査の過程において各委員から、社会福祉協議会の役員の任期と選出方法について、指定管理制度に関し、指定管理の根拠について、方針決定機関について、指定管理に至るまでの経緯について、その他の社会福祉法人の指定管理についてなどの質疑があり、関係資料の提出を求めるとともに、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 当厚生常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案乙第32号、議案乙第33号、議案乙第36号、議案甲第47号、議案甲第48号及び議案甲第51号、以上6議案については、可決すべきものと決した次第であります。 以上、御報告といたします。 ○議長(森山林)  ただいまの委員長報告に対し質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 6議案に対する委員長報告は可決であります。6議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第32号令和2年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案乙第33号令和2年度鳥栖市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案乙第36号令和2年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)、議案甲第47号鳥栖市国民健康保険条例等の一部を改正する条例、議案甲第48号鳥栖市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例及び議案甲第51号指定管理者の指定について、以上6議案は委員長報告のとおり可決することに決しました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
    △日程第5 意見書案第7号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書 ○議長(森山林)  日程第5、意見書案第7号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。飛松議員。 ◆議員(飛松妙子)  皆様おはようございます。公明党の飛松妙子でございます。 ただいま議題となっております、意見書案第7号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書の提案理由を申し上げます。 日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである、体外受精で生まれた子供は5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かりました。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになります。 また、晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高となりました。 国においては、2004年度から年1回10万円を限度に助成を行う、特定不妊治療助成事業が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきました。また、不妊治療への保険適用もなされてきましたが、この保険適用の範囲は、不妊の原因調査など一部に限られています。 保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回当たり数十万円の費用がかかり、何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い現状があります。 厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めていますが、保険適用の拡大及び所得制限の撤廃も含めた助成制度の拡充は早急に解決しなければならない喫緊の課題であります。 よって、政府においては、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療に取り組むことができるよう早急に取り組むことを強く求めます。 1、不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適用の拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮すること。 具体的には、現在助成対象となっていない人工授精をはじめ、特定不妊治療である体外受精や顕微授精、さらには男性に対する治療についてもその対象として検討すること。 2、不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しながら、所得制限の撤廃や回数制限の緩和など、既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。 3つ、不妊治療と仕事の両立ができる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリングなど不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。 4つ、不育症への保険適用や事実婚への不妊治療の保険適用、助成についても検討すること。 以上、申し上げまして、意見書提案理由とさせていただきます。 皆様の御賛同よろしくお願い申し上げます。 ○議長(森山林)  これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案第7号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書は、原案のとおり可決することに決しました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第6 意見書案第8号犯罪被害者支援の充実を求める意見書 ○議長(森山林)  日程第6、意見書案第8号犯罪被害者支援の充実を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。池田議員。 ◆議員(池田利幸)  皆さんおはようございます。公明党の池田利幸でございます。 ただいま議題となっております、意見書案第8号犯罪被害者支援の充実を求める意見書について、提案理由を申し上げます。 2004年に犯罪被害者等基本法が成立し、犯罪被害者は個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利の主体であることが宣言され、犯罪被害者支援施策は一定の前進をいたしました。 しかしながら、犯罪被害者の多種多様なニーズに応えられるだけの整備はいまだ十分になされているとは言い難い状況でございます。 例えば、被害直後から、公費によって弁護士の支援を受ける制度や、国による損害の補償制度といった財政支援を必要とする施策は、いまだに実現されていない状況でございます。 また、犯罪被害者支援条例の制定や、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターの設置といった施策も、地域によっては大きな格差を残しております。 犯罪被害者の権利に対応して、国はたゆまず支援施策の充実を進めていく責務を負っており、犯罪被害者支援の充実を図るために、5点の事項を実施するよう強く求めるものでございます。 皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(森山林)  これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案第8号犯罪被害者支援の充実を求める意見書は原案のとおり可決することに決しました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第7 意見書案第9号日本学術会議会員候補者6人の任命拒否の理由を明確にしすみやかな任命を求める意見書 ○議長(森山林)  日程第7、意見書案第9号日本学術会議会員候補者6人の任命拒否の理由を明確にしすみやかな任命を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。成冨議員。 ◆議員(成冨牧男)  おはようございます。日本共産党議員団の成冨牧男です。 ただいま議題となりました、意見書案第9号日本学術会議会員候補者6人の任命拒否の理由を明確にしすみやかな任命を求める意見書について、提案理由を申し上げます。 菅義偉内閣総理大臣は、日本学術会議第25期会員任命に際し、同会議から推薦された105名の会員候補のうちの6名の任命を拒否しました。 この件に関し、日本学術会議は、1、任命しない理由の説明、2、6名の速やかな任命を要請し、これを支持する立場が学会、大学関係者だけでも延べ900名を超えて表明をされています。 また、多数の市民団体やマスコミからも任命拒否の不当性を批判する声が上がっています。 首相の人事権を口実とした今回の任命拒否は、戦前に学問の自由を弾圧した反省から、憲法に設けられた学問の自由や、日本学術会議法の推薦に基づいて任命するとの規定から逸脱しています。 従来、政府は首相の任命権は形式的なものであるとしてきました。内閣が、その法解釈を恣意的に変更することは違法であり、国会の権限をも侵すもので認めることはできません。 この間の国会審議等で、菅義偉内閣総理大臣は6名の任命拒否の理由を具体的に示すことなく、総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から判断、バランスや多様性を考慮など、抽象的な物言いを繰り返し、事前の調整がなかったと、日本学術会議への責任転嫁まで行いました。それらのこと自体が不当で説明責任を果たしていません。 日本学術会議の自律性、独立性を保つことは、多様な角度から真理を追求する学術研究を発展させ、社会全体が科学の成果を享受するために欠かせません。 今回の会員人事への介入は、政府による自由な学術研究の統制と異論を排除する社会をつくり出し、政府見解への忖度を国民に迫り、物言えぬ風潮を強めることになる暴挙と言わざるを得ません。 以上のことから、任命拒否の理由を明確にするとともに、会員候補者6名を速やかに任命することを強く求め提案理由といたします。 御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(森山林)  これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって、意見書案第9号日本学術会議会員候補者6人の任命拒否の理由を明確にしすみやかな任命を求める意見書は否決されました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第8 意見書案第10号非正規労働者の不合理な待遇格差の是正等を求める意見書 ○議長(森山林)  日程第8、意見書案第10号非正規労働者の不合理な待遇格差の是正等を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  皆さんおはようございます。社会民主党・小さな声の会、牧瀬昭子です。 ただいま議題となりました、意見書案第10号非正規労働者の不合理な待遇格差の是正等を求める意見書の提案理由を申し上げます。 2020年10月、最高裁判所は、正社員との待遇の格差是正を求める5件の訴訟について、各種手当や休暇については、企業側の差別的扱いの違法性を認めました。 一方、賞与、一時金と退職金については、待遇格差の内容次第では不合理とされることがあり得るとも述べてはいるものの、不合理とは認めませんでした。 非正規労働者は2,000万人を超え労働者の4割を占めており、男性雇用者の22%、女性雇用者の54%となっていますが、平均給与年額は正規のほぼ3分の1となっています。 基本給が低水準にあることに加え、一時金の有無も格差の大きな要因となっています。 コロナ禍の中で、非正規労働者は真っ先に解雇や雇い止めに遭うなど、雇用格差が浮き彫りになっています。 同一労働同一賃金は、今年4月から大企業に適用され、来年4月から中小企業も対象となりますが、10年、20年と、正社員に近い働き方をしても、一時金も退職金も出ないというのはあまりにも不合理と言わざるを得ません。 格差是正、均等待遇の実現は喫緊の課題であり、非正規労働者の待遇を改善することは、企業にとって人材の確保に資するとともに、個人消費の裾野を広げ、ひいては景気回復にもつながります。 よって、国会及び政府においては、同一労働同一賃金を進める観点から、非正規労働者が一時金や退職金を受け取ることができるようにするために、実効性ある法制度となるよう、下記の事項の実現を強く求めます。 以上、提案理由とさせていただきます。 皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(森山林)  これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより、討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって、意見書案第10号非正規労働者の不合理な待遇格差の是正等を求める意見書は否決されました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第9 議会運営委員会の閉会中の継続審査の件 ○議長(森山林)  日程第9、議会運営委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。 新たな議会運営委員会の構成に伴い、議会運営委員長から地方自治法第109条第3項に規定されている事項などについて、委員会条例第4条第3項に規定されている任期中、閉会中の継続審査の申出がなされております。 お諮りいたします。議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(森山林)  以上で本日の日程は終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を閉じ、令和2年12月定例会を閉会いたします。        閉議  午前11時4分        閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。          鳥栖市議会議長   森  山     林          鳥栖市議会議員   池  田  利  幸          鳥栖市議会議員   飛  松  妙  子...