令和 4年 9月 定例会(第3回) 令和4年
唐津市議会会議録(定例会)その8 第3回1 日 時 令和4年9月26日 午前10時00分開議
於唐津市議会議事堂議場2 出席した議員 1番 笹 山 茂 成 2番 青 木 茂 3番 宮 原 辰 海 4番 久 保 美 樹 5番 井 上 裕 文 6番 大宮路 美奈子 7番 伊 藤 一 之 9番 原 雄一郎 10番 古 藤 宏 治 11番 吉 村 慎一郎 12番 江 里 孝 男 13番 中 村 健 一 14番 岡 部 高 広 15番 山 下 壽 次 16番 伊 藤 泰 彦 17番 黒 木 初 18番 浦 田 関 夫 19番 水 上 勝 義 20番 大 西 康 之 21番 石 﨑 俊 治 22番 進 藤 健 介 23番 熊 本 大 成 25番 楢 﨑 三千夫 26番 宮 本 悦 子 27番 中 川 幸 次 28番 白 水 敬 一3
地方自治法第121条による出席者の職氏名 市 長 峰 達 郎 副 市 長 脇 山 秀 明 副 市 長 脇 山 行 人 教 育 長 栗 原 宣 康
ボートレース企業局長 櫻 庭 佳 輝 政 策 部 長 堀 田 信 総 務 部 長 濵 口 智 財 務 部 長 草 野 陽 地 域 交 流 部 長 江 頭 雅 彦 市 民 環 境 部 長 緒 方 俊 寿 保 健 福 祉 部 長 田 中 寿 幸 農 林 水 産 部 長 奈 良 茂 経 済 部 長 青 山 泰 三 都 市 整 備 部 長 宗 田 匡 央 ス ポ ー ツ 局 長 伊 藤 浩 消 防 長 青 山 幸 生 会 計 管 理 者 小 形 圭 一 上 下 水 道 局 長 白 水 英 樹 教 育 部 長 草 場 忠 治 総 務 課 長 近 藤 達 士4 出席した
事務局職員 議 会 事 務 局 長 林 山 弘 美
議会事務局副局 長 岡 田 和 幸 午前10時00分 開議
○議長(笹山茂成君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 事務局長に本日提出されている議案等について報告をさせます。
◎
議会事務局長(林山弘美君) 報告いたします。 本日、議案第82号、令和3年度唐津市
一般会計歳入歳出決算から議案第94号、令和3年度唐津市
モーターボート競走事業会計の
利益処分及び決算までの
決算関連議案13件。報告第12号、令和3年度唐津市
一般会計継続費精算報告についてから報告第15号、放棄した債権の報告についてまでの報告4件。議案第95号、令和4年度唐津市
一般会計補正予算の
追加補正予算議案1件。以上、
市長提出議案等18件が提出されております。また、監査報告1件並びに令和4年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検・
評価報告書が提出されております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 監査報告及び令和4年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検・
評価報告書並びにその他の諸般の報告は、お手元に配付しておりますので、御覧願います。 議事日程の追加についてお諮りいたします。 本日の日程は、
決算関連議案等の
提案理由説明、
委員長報告、討論、採決となっておりますが、追加の
補正予算議案1件が提出されましたので、
議会運営委員会に諮りました結果、
決算関連議案等及び追加の
補正予算議案の
提案理由説明の後、追加の
補正予算議案の議案質疑を行い、
委員長報告、討論、採決を行うことにしたいと思います。 このように議事日程に追加し、審議することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(笹山茂成君) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたように、議事日程に追加することに決しました。 議事日程に従い、これより追加議案の提案理由の説明を行います。 議案第82号から議案第95号まで、並びに報告第12号から報告第15号まで、以上18件を一括付議します。 執行部の提案理由の説明を求めます。
小形会計管理者。 (
会計管理者 小形圭一君登壇)
◎
会計管理者(小形圭一君) 本日提出いたしました議案第82号から89号までの8議案につきましてご説明申し上げます。 議案集の第5をお願いいたします。 議案第82号、令和3年度唐津市
一般会計歳入歳出決算でございます。 6ページをお願いいたします。
一般会計の
予算総額は944億535万8,252円となっております。 歳入の調定額は941億3,802万7,563円、
収入済額は875億3,625万5,270円で、調定額に対します
収入済額の割合は93.0%となっております。
不納欠損額は5,467万6,986円で、その内訳は、市税、負担金、諸収入等でございます。 また、
収入未済額は65億4,709万5,307円で、その内訳は、市税が2億8,699万9,002円、
継続費逓次繰越事業等の繰越事業に係る未
収入特定財源の57億4,456万6,709円がその主なものでございます。 次に、歳出でございます。 12ページをお願いいたします。
支出済額は854億1,046万7,843円で、その予算現額に対します
支出済額の割合は90.5%となっております。 また、翌
年度繰越額は63億7,832万7,026円で、その内訳は、継続費の新
庁舎整備事業費6億332万8,854円、
繰越明許費の
佐賀牛産地確立拠点施設整備事業補助金9億7,000万円、令和3年
災害土木施設復旧費9億1,628万2,000円がその主なものでございます。 14ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額は21億2,578万7,427円となりますが、この額から翌年度へ繰り越すべき財源であります6億3,376万317円を差し引きました額14億9,202万7,110円が令和3年度
一般会計の
実質収支額でございます。
実質収支額から
財政調整基金に8億円を繰り入れまして、剰余金6億9,202万7,110円で決算をいたしております。 続きまして、議案第83号、令和3年度唐津市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算でございます。 16ページをお願いいたします。本会計の
予算総額は156億7,281万3,000円で、歳入の調定額は161億1,921万766円、
収入済額は157億9,722万6,995円となっております。
不納欠損額は3,115万8,424円で、
国民健康保険税3,111万1,489円がその主なものでございます。 また、
収入未済額は2億9,082万5,347円で、
国民健康保険税の2億7,284万3,792円がその主なものでございます。 次に、歳出でございます。 20ページお願いいたします。
支出済額は153億8,808万2,225円でございます。 22ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の4億914万4,770円で決算をいたしております。 次に、議案第84号、令和3年度唐津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でございます。 24ページをお願いいたします。本会計の
予算総額は16億7,203万4,000円で、歳入の調定額は16億6,946万7,472円、
収入済額は16億6,033万7,643円となっております。
不納欠損額は
後期高齢者医療保険料の142万3,498円でございます。 また、
収入未済額は、
後期高齢者医療保険料の770万6,331円でございます。 次に、歳出でございます。 26ページをお願いいたします。
支出済額は16億5,751万8,043円でございます。 28ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の281万9,600円で決算をいたしております。 次に、議案第85号、令和3年度唐津市
介護保険特別会計歳入歳出決算でございます。 30ページをお願いいたします。本会計の
予算総額は137億2,936万7,000円で、歳入の調定額は136億8,787万8,845円、
収入済額は136億590万4,878円となっております。
不納欠損額は、
介護保険料の2,313万1,497円でございます。 また、
収入未済額は5,884万2,470円で、
介護保険料の5,327万5,677円がその主なものでございます。 次に、歳出でございます。 32ページをお願いいたします。
支出済額は131億3,931万8,358円でございます。 34ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の4億6,658万6,520円で決算をいたしております。 次に、議案第86号、令和3年度唐津市
養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算でございます。 36ページをお願いいたします。本会計の
予算総額は1億6,110万9,000円で、歳入の調定額は1億5,174万5,260円、
収入済額も同額となっております。 次に、歳出でございます。 38ページをお願いいたします。
支出済額は1億5,174万5,260円でございます。 40ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともにゼロ円で決算をいたしております。 次に、議案第87号、令和3年度唐津市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算でございます。 42ページをお願いいたします。本会計の
予算総額は3,977万8,000円で、歳入の調定額は3,356万1,692円、
収入済額は3,355万6,103円となっております。
収入未済額は、
介護給付費収入の5,589円でございます。 次に、歳出でございます。 44ページをお願いいたします。
支出済額は3,355万6,103円でございます。 46ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともにゼロ円で決算をいたしております。 次に、議案第88号、令和3年度唐津市
観光施設特別会計歳入歳出決算でございます。 48ページをお願いいたします。本会計の
予算総額は1,554万3,000円で、歳入の調定額は1,249万5,598円、
収入済額も同額となっております。 次に、歳出でございます。 50ページをお願いいたします。
支出済額は1,223万378円でございます。 52ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の26万5,220円で決算をいたしております。 次に、議案第89号、令和3年度唐津市
有線テレビ事業特別会計歳入歳出決算でございます。 54ページをお願いいたします。本会計の
予算総額は6億420万2,000円で、歳入の調定額は6億3,735万5,722円、
収入済額は6億500万7,787円となっております。
不納欠損額は
有線テレビジョン使用料の54万8,520円でございます。 また、
収入未済額は3,179万9,415円となっておりますが、その内訳は、
有線テレビジョン負担金76万7,260円と
有線テレビジョン使用料3,103万2,155円でございます。 次に、歳出でございます。 56ページをお願いいたします。
支出済額は5億7,254万3,333円でございます。 58ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の3,246万4,454円で決算をいたしております。 以上、ご説明申し上げました令和3年度各会計の決算の詳細につきましては、60ページ以降に
歳入歳出決算事項別明細書を、336ページから339ページには実質収支に関する調書を、また、342ページ以降には財産に関する調書に添付いたしております。 なお、以上8会計の決算に対します監査委員の唐津市
歳入歳出決算及び
基金運用状況審査意見書を議案集第11で、
主要施策成果説明書を議案集第6でお手元に配付いたしております。 以上で
一般会計、並びに
特別会計決算議案の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君)
白水上下水道局長。 (
上下水道局長 白水英樹君登壇)
◎
上下水道局長(白水英樹君)
上下水道局所管の決算関連の3議案についてご説明申し上げます。 議案集第12をお願いいたします。 まず、議案第90号、令和3年度唐津市
水道事業会計の
利益処分及び決算につきましてご説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。
決算報告書(1)の
収益的収入及び支出で、全て税込みでございます。 まず、収入につきまして、決算額は33億7,619万9,811円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は27億8,446万8,021円となっております。 3ページをお願いいたします。続きまして、(2)の
資本的収入及び支出で、同じく全て税込みでございます。 まず、収入につきまして、決算額は9億7,006万4,537円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は21億7,002万5,575円となっております。 また、翌年度に繰り越しました額は1億4,782万9,000円となっております。 なお、収入から支出を差し引きました不足額11億9,996万1,038円につきましては、欄外に記載いたしておりますが、
損益勘定留保資金等で補填いたしております。 次に、5ページをお願いいたします。
損益計算書で、全て税抜きでございます。 1、
営業収益及び3、
営業外収益の収益の合計31億1,707万1,199円から、2、営業費用、4、
営業外費用及び6、
特別損失の費用の合計26億1,281万5,088円を差し引きました5億425万6,111円が当年度純利益となっております。その他未
処分利益剰余金変動額1億8,500万3,066円を加えました6億8,925万9,177円が当年度未
処分利益剰余金となっております。 次に、
利益剰余金の処分についてご説明いたします。 7ページをお願いいたします。下段の
剰余金処分計算書(案)でございますが、当年度の未
処分利益剰余金6億8,925万9,177円全額を
建設改良積立金として積み立てるものでございます。 そのほか、9ページ以降に令和3年度の
貸借対照表及び
決算関係の附属書類をお示しいたしております。 続きまして、議案第91号、令和3年度唐津市
工業用水道事業会計決算についてご説明申し上げます。 46ページをお願いいたします。
決算報告書(1)の
収益的収入及び支出で全て税込みでございますが、まず収入につきまして、決算額は9,454万6,882円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は1億360万4,151円となっております。 48ページをお願いいたします。続きまして、(2)の
資本的収入及び支出でございますが、収入額につきましてはございませんでした。 支出につきまして、
税込み決算額は2,130万4,800円となっておりますので、全額を欄外に記載いたしておりますが、
損益勘定留保資金等で補填いたしております。 次に、50ページお願いいたします。
損益計算書で、全て税抜きでございます。 1、
営業収益及び3、
営業外収益の収益の合計8,891万95円から2、営業費用の9,990万4,160円を差し引きました1,099万4,069円が当年度の純損失となっております。これによりまして、前年度
繰越欠損金を合わせました15億3,700万1,460円が当年度未
処理欠損金となっております。 次に、52ページをお願いいたします。下段の
欠損金処理計算書でございますが、当年度未
処理欠損金を翌年度に繰り越すものでございます。 そのほか、54ページ以降に令和3年度の
貸借対照表及び
決算関係の附属書類をお示しいたしております。 続きまして、議案第92号、令和3年度唐津市
下水道事業会計決算についてご説明申し上げます。 67ページお願いいたします。
決算報告書(1)の
収益的収入及び支出で、全て税込みでございます。 まず、収入につきまして、決算額は43億522万1,115円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は48億6,194万2,380円となっております。 69ページお願いいたします。続きまして、(2)の
資本的収入及び支出で、同じく全て税込みでございます。 まず、収入につきまして、決算額は36億1,558万9,775円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は44億8,900万8,563円となっております。 また、翌年度に繰り越しました額は3億4,955万6,600円となっております。 なお、収入から支出を差し引きました不足額8億7,341万8,788円につきましては、欄外に記載しておりますが、
損益勘定留保資金等で補填いたしております。 次に、71ページお願いいたします。
損益計算書で、全て税抜きでございます。 1、
営業収益及び3、
営業外収益の収益の合計41億3,038万4,763円から2、営業費用、4、
営業外費用及び6、
特別損失の費用の合計47億3,492万7,237円を差し引きました6億454万2,474円が当年度の純損失となっております。これによりまして、前年度
繰越欠損金と合わせました19億7,812万2,932円が当年度未
処理欠損金となっております。 次に、73ページお願いいたします。下段の
欠損金処理計算書でございますが、当年度未
処理欠損金を翌年度に繰り越すものでございます。 そのほか、75ページ以降に令和3年度の
貸借対照表及び
決算関係の附属書類をお示しいたしております。 なお、監査委員の
公営企業会計決算審査意見書を議案集第15でお手元に配付いたしております。 以上で
上下水道局所管の議案につきまして、説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定、ご認定を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(笹山茂成君)
田中保健福祉部長。 (
保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎
保健福祉部長(田中寿幸君)
保健福祉部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第13をお願いいたします。 議案第93号、令和3年度唐津市
市民病院きたはた
事業会計決算につきましてご説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。(1)の
収益的収入及び支出でございますが、まず収入ですが、
税込み決算額の合計は6億4,916万574円となっております。 次に、支出では、
税込み決算額の合計は6億1,471万1,020円となっております。 続きまして、(2)の
資本的収入及び支出でございますが、まず収入ですが、
税込み決算額の合計は1,818万9,000円となっております。 次に、支出では、
税込み決算額の合計は5,918万7,441円となっております。 なお、
資本的収入及び支出の決算額での不足額4,099万8,441円につきましては、
過年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。 3ページをお願いいたします。
損益計算書でございますが、医業収益、
医業外収益及び特別利益の
収入合計額から、医業費用、
医業外費用及び
特別損失の支出額を差し引きました3,079万9,549円が当年度の純利益となっております。 また、純利益の額と前年度
繰越利益剰余金の3億4,902万8,040円を合わせました当年度の未
処分利益剰余金は3億7,982万7,589円となり、全額翌年度に繰り越すことといたしております。 そのほか、4ページ以降に
剰余金計算書、
貸借対照表及び
決算関係の附属書類をお示しいたしております。 なお、監査委員の
決算審査意見書を議案集第15でお手元に配付いたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君)
櫻庭ボートレース企業局長。 (
ボートレース企業局長 櫻庭佳輝君登壇)
◎
ボートレース企業局長(櫻庭佳輝君)
ボートレース企業局所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第14をお願いいたします。 議案第94号、令和3年度唐津市
モーターボート競走事業会計の
利益処分及び決算についてご説明申し上げます。 1ページをお開きください。まず、決算の概要についてご説明いたします。 令和3年度唐津市
モーターボート競走事業決算報告書(1)の
収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、
予算総額870億3,966万円に対しまして、
税込み決算額は815億400万8,529円となっております。 次に、支出につきましては、
予算総額804億4,229万3,000円に対しまして、
税込み決算額は751億2,443万7,549円となっております。 3ページをお開きください。(2)の
資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては、
予算総額441万2,000円に対しまして、
税込み決算額は339万9,000円となっております。 次に、支出につきましては、
予算総額33億8,727万3,450円に対しまして、
税込み決算額は29億7,061万3,959円、また翌年度への繰越額が1億4,135万円となっております。 なお、収入から支出を差し引きました不足額29億6,721万4,959円につきましては、3ページ及び4ページ欄外にお示しいたしておりますとおり、
消費税資本的収支調整額、
建設改良積立金及び
過年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。 次に、5ページをお開きください。令和3年度唐津市
モーターボート競走事業損益計算書でございますが、まず収益は、
営業収益814億5,445万9,666円、
営業外収益4,680万6,089円を合計で815億126万5,755円となっております。 次に、費用は、営業費用738億4,589万6,828円、
営業外費用10億8,660万7,965円、
特別損失4億5,549万6,918円の合計で753億8,800万1,711円となっております。この収益から費用を差し引いた額61億1,326万4,044円が当年度の純利益となっております。 この純利益に前年度
繰越利益剰余金11億584万9,994円、その他未
処分利益剰余金変動額26億5,889万8,573円を加えました98億7,801万2,611円が当年度未
処分利益剰余金となっております。 次に、
利益剰余金の処分についてご説明いたします。 6ページをお開きください。下段の令和3年度唐津市
モーターボート競走事業剰余金処分計算書(案)についてでございますが、当年度未
処分利益剰余金98億7,801万2,611円のうち30億円を
建設改良積立金へ、1億円を
利益積立金へ積み立て、30億円を
一般会計へ操り出し、26億5,889万8,573円は
自己資本金へ組み入れることとし、残額の11億1,911万4,038円を
繰越利益剰余金といたしております。 そのほか、8ページ以降に令和3年度の
貸借対照表及び
決算関係の附属書類をお示しいたしております。 なお、議案集第15として、監査委員の
決算審査意見書を配付いたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定及びご認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君) 草野財務部長。 (財務部長 草野 陽君登壇)
◎財務部長(草野陽君) 財務部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集の第4をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。報告第12号、令和3年度唐津市
一般会計継続費精算報告についてご説明申し上げます。
一般会計継続費に係る継続年度が終了いたしましたので、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告をするものでございます。 次のページをお願いいたします。浜崎駅南北線外2路線道路改良費でございます。これは令和元年度から令和3年度までの3カ年の継続事業として実施したものでございます。 計の欄を御覧ください。全体計画の年割額11億5,808万9,000円に対しまして、実績の
支出済額が10億4,601万9,569円となっておりまして、年割額と
支出済額との差1億1,206万9,431円につきましては、九州旅客鉄道株式会社に対する負担金の減等によるものでございます。 次に、竹木場公民館移転改築事業費でございますが、これは令和2年度から令和3年度までの2カ年の継続事業として実施したものでございます。 計の欄を御覧ください。全体計画の年割額3億5,226万3,000円に対しまして、実績の
支出済額が3億2,345万800円となっておりまして、年割額と
支出済額との差2,881万2,200円につきましては、工事請負費の入札減等によるものでございます。 3ページをお願いいたします。報告第13号、令和3年度唐津市
モーターボート競走事業会計継続費精算報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。ボートレースからつ仮設スタンド設置事業でございます。これは平成29年度から令和3年度までの5カ年の継続事業として実施したものでございます。 計の欄を御覧ください。全体計画の年割額2億5,361万4,000円に対しまして、実績の
支出済額が2億3,766万3,720円となっておりまして、年割額と
支出済額との差1,595万280円につきましては、工事請負費の入札減等によるものでございます。 次に、ボートレースからつスタンド等改修事業でございます。これは令和元年度から令和3年度までの3カ年の継続事業として実施したものでございます。 計の欄を御覧ください。全体計画の年割額54億1,000万円に対しまして、実績の
支出済額が53億7,418万900円となっておりまして、年割額と
支出済額との差3,581万9,100円につきましては、工事請負費の入札減等によるものでございます。 5ページをお願いいたします。報告第14号、令和3年度唐津市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてご説明申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものでございます。 次のページをお願いいたします。実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、いずれも黒字でございましたので、赤字比率は生じておりません。実質公債費比率につきましては11.7%でございまして、早期健全化基準25%の範囲内の数値でございました。将来負担比率につきましても115.2%で、基準の350%を下回っております。 また、資金不足比率につきましては、公営企業等に係る会計が対象となるものでございますが、各会計とも資金不足は生じていない状況でございます。 なお、議案集第16として、監査委員の健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書をお手元に配付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 7ページをお願いいたします。報告第15号、放棄した債権の報告についてご説明申し上げます。 唐津市債権の管理に関する条例第14条第1項の規定により、次の債権を放棄いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 放棄した債権につきましては、初めに、唐津市同和地区中小企業振興資金貸付金、放棄した債権は5件、金額1,721万7,083円。放棄した理由は、条例第14条第1項第6号に規定する消滅時効に係る時効期間の満了によるものでございます。 次に、観光関連分野雇用創出事業業務委託料返還金、放棄した債権は1件、金額は99万2,940円でございます。放棄した理由は、条例第14条第1項第3号に規定する債務者である法人の解散を知り債権の申出を行った結果、無資力、かつ、資力の回復は困難で弁済の見込みがなかったものでございます。 以上が報告の説明でございます。 続きまして、本日提案いたしました補正予算についてご説明申し上げます。 議案集の第18をお願いいたします。 なお、今回の補正予算につきましては、物価高騰対策及び災害復旧対応といった予算を追加いたしておりまして、先に、ご審議、ご決定を賜りたくお願いするものでございます。 1ページをお開き願います。議案第95号、令和4年度唐津市
一般会計補正予算についてでございますが、第1条、歳入歳出予算の総額759億5,069万6,000円に今回の補正額5,782万5,000円を追加し、予算の総額を760億852万1,000円とするものでございます。 第2条で、地方債の補正を定めております。 次のページをお願いいたします。第1表は、歳入歳出予算補正の款項区分ごとの補正状況でございます。詳細につきましては、別冊の補正予算に関する説明書でご説明をさせていただきます。 4ページをお願いいたします。第2表は、地方債補正でございますが、補正前の限度額70億735万3,000円に、今回の補正に伴います起債額を変更いたしまして、限度額を70億1,015万3,000円とするものでございます。 次に、議案集第19の補正予算に関する説明書をお願いいたします。 1ページをお開き願います。1ページから3ページにかけましては、
一般会計補正予算の総括でございます。 歳入の款別補正状況と、歳出では、補正状況及び財源内訳を示しております。 4ページをお願いいたします。歳入の分担金及び負担金から市債までは、歳出の特定財源としてそれぞれ計上をいたしております。 6ページをお願いいたします。歳出でございますが、農林水産業費の肥料等価格高騰緊急対策事業補助金につきましては、肥料及び緑肥種子価格高騰の影響により経営が圧迫されている農業者に対し購入費の一部を補助するものでございます。 災害復旧費の令和4年災害農地・農業用施設復旧費につきましては、令和4年8月の大雨により被災した農地・農業用施設等の復旧を図るものでございます。 以上で、財務部所管の報告及び議案につきまして説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君) 以上で、追加議案の提案理由の説明を終わります。 議事日程に従い、議案質疑を行います。 追加議案の議案第95号を付議します。 ご質疑ございませんか。吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 11番、志政会、吉村慎一郎です。議案質疑をいたします。 議案第95号、令和4年度唐津市
一般会計補正予算中、農林水産業費の肥料等価格高騰緊急対策事業補助金、災害復旧費の令和4年災害農地・農業用施設復旧費、以上、2項目について議案質疑をいたします。 1回目の質疑ですが、農林水産業費の肥料等価格高騰緊急対策事業補助金について、世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に加え、ロシアによるウクライナ侵攻等の影響により、化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇し、肥料価格が急騰しております。 そのような中、肥料及び緑肥種子価格の高騰の影響で、経営コストが増大している農業者に対し、購入費の一部を補助することで営農等の継続を図るものとありますが、肥料価格の高騰は本年7月頃から報道等がなされてきておりますが、具体的にどのくらい高騰しているのかお伺いします。 次に、令和4年災害農地・農業用施設復旧費についてお伺いします。 令和4年8月の大雨により被災した農地、農業用施設の復旧を行うものとありますが、8月豪雨による災害の状況について、農地、農業用施設の災害件数及び災害額についてお伺いします。 以上、1回目の質疑といたします。
○議長(笹山茂成君) 奈良農林水産部長。 (農林水産部長 奈良 茂君登壇)
◎農林水産部長(奈良茂君) 吉村議員のご質疑にお答えいたします。 まず、肥料等価格高騰緊急対策事業補助金の中で、具体的にどれくらい高騰しているのかという質問に対してでございますが、肥料価格の推移につきましてはJA全農が公表しております化学肥料に使用される成分ごとの前期と今期を比較したデータにてお答えいたします。 窒素質の尿素約1.7倍から2倍、硫安が約1.5倍、リン酸約1.3倍、塩化カリ約1.8倍となっております。 次に、価格が大幅に上昇しているものにカバークロップとして使用される緑肥作物の種子がございます。本市において、環境保全型農業のカバークロップで、最も普及しているものがレンゲでございますが、種苗販売店への聞き取りによりますと、レンゲの種子は前年比で約1.7倍になっているという状況でございます。 次に、令和4年災害農地・農業用施設災害復旧費について、災害件数及び被害額ということでございましたが、災害の状況でございますが、農地の災害が7件、農作業道路や農業用水路などの農業用施設の災害が5件、合計12件でございました。 地区別に申しますと、肥前地区が10件、鎮西地区1件、七山地区1件でございます。また、被害額については、農地が約1,200万円、農業用施設が約1,400円、合計で2,600万円となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) それでは、肥料等価格高騰緊急対策事業補助金について、再質疑をいたします。 先ほどの答弁では、肥料が約1.7倍から約1.8倍、それから緑肥作物の種子は約1.7倍の値上がりということで説明がありました。 次に、この事業を創設された経緯についてお伺いします。